日本初演となるミュージカル『The View Upstairs -君が見た、あの日-』が2022年2月1日から日本青年館ホール(東京都新宿区)ほかで開幕した。米ニューオリンズに実在した「アップステアーズ・ラウンジ」という同性愛者クラブで1973年に実際に起きた放火事件を題材に、ブロードウェイの新進気鋭の若手作家、マックス・ヴァーノンが作・作詞・作曲を手掛けた本作。2017年に米オフブロードウェイで初演され、今回が日本初演となる。平間壮一開幕を前に行われた記者会見。物語の主人公で、現代から突然1973年にタイムスリップしてしまうデザイナーのウェス役を演じる平間壮一は「無事に初日が開けられることが本当に嬉しく思っております。みんなで作りながら頑張って稽古した作品。大事にしていきたいなと思います」と挨拶。小関裕太突然現れたウェスに興味を持ち、次第に惹かれていく若い男娼パトリック役を演じる小関裕太は「このような時期に幕が上がることを本当に嬉しく思います。約1年前、本作の出演の話をいただいて、その間いろいろな作品をやっていく中でも、この作品に向かってきたと言える作品です。役を生きれるように頑張りたいと思います」と意気込んだ。東山義久稽古を通じて印象が変わった共演者はいるかという問いに、平間は東山義久の名前を挙げ「“リーダー”と呼ばれているので、しっかりされているイメージでしたが、可愛らしい一面があるし、みんなを笑わせてくれる」などと回答。一方の小関は岡幸二郎の名前を挙げて「素敵なものをたくさん知っているから、小包装になっている差し入れをしてくださって。京都から取り寄せた大福が......」と話し、岡から「人間性を褒めてよ」と突っ込まれていた。岡幸二郎初日が32歳の誕生日となった平間だが「あまり誕生日ということは意識していない」と話し、「今までやったことがないような作品で、受け取ってくれる方次第で全然変わっていくはず。バーに来て2時間を過ごしてもらう、ただその空間を見てもらう感じです。『これってどういう意味だろう?』とたくさん思うこともあるかもしれないけれど、間違いも正解もないです。人間はみんな踏ん張って生きているからこそ、素敵な生き物なんだと思っていただけたら」と観客に呼びかけた。ミュージカル『The View Upstairs』より物語の舞台は、まだ同性愛が罪であった70年代。昼は建設作業員、夜はラテン系のドラァグクイーンとしてパフォーマンスをしている者、女性と結婚して子どももいるゲイ、受け入れられることに飢えた孤独なホームレス......。出てくるのは、いわば社会から“はみ出した”人たち。それぞれ事情があり、葛藤しながらも、アップステアーズ・ラウンジに集い、ひたむきに生きている。最後の結末は苦しいものではあるが、誰かを愛し、自分と向き合うことの大切さを教えられた気がする。ミュージカル『The View Upstairs』よりミュージカル『The View Upstairs』よりミュージカル『The View Upstairs』よりミュージカル『The View Upstairs』よりミュージカル『The View Upstairs』より上演時間は2時間15分(休憩なし)。演出・翻訳・訳詞・振付は市川洋二郎。その他の出演者は、畠中洋、JKim、阪本奨悟、関谷春子、大村俊介(SHUN)、大嶺巧。東京公演は2月13日(日)まで。大阪公演は24日(木)〜27日(日)、森ノ宮ピロティホール。取材・文・撮影:五月女菜穂
2022年02月02日竹内涼真主演、極限のゾンビサバイバルの新エピソードとなる「君と世界が終わる日に 特別編」が、2月25日の「金曜ロードショー」にて放送。この度、そのメインビジュアルとともにPR動画が解禁となった。メインビジュアルは、燃え盛る炎をバックに主人公・響(竹内涼真)とヒロイン・来美(中条あやみ)、そして特別編のゲストである五十嵐(小関裕太)と看護師の亜希(長濱ねる)の4人の姿があるものの、想い合う2組の男女の過酷な運命を予感させるもの。また、公開されたPR映像では、人間をゾンビに変えてしまうゴーレムウイルスに感染してしまった恋人・来美のために治療薬を求めて、竹内さん演じる主人公・響と結月(横溝菜帆)が訪れた整命大学附属病院を舞台に、そこに取り残された世界の崩壊をいまだ知らない生存者の医師、五十嵐と看護師の亜希、そして須賀健太、夙川アトム、小野ゆり子、松角洋平、大津広次、淡路幸誠らの生き残りをかけた戦いが描かれる。閉鎖された環境下で逃げ惑う生存者たち、噛まれたら終わりの絶望的状況下で生まれる新たな緊迫と疑念、逃げ場のない極限状態でむき出しになる人間の本性…。さらなる地上波の限界に挑むハイクオリティなゾンビ表現や、パワーアップしたアクションシーンも注目を集めそうだ。金曜ロードショー「君と世界が終わる日に 特別編」は2月25日(金)21時~日本テレビにて放送。Season1(全10話)・Season2(全6話)はHuluにて独占配信中。(text:cinemacafe.net)
2022年01月29日アイドルグループ・Kis-My-Ft2(北山宏光、横尾渉、二階堂高嗣、玉森裕太、宮田俊哉、藤ヶ谷太輔、千賀健永)が出演する『キスマイどきどきーん! presents しゃべくるキス夜』(毎週水曜18:00〜、全3話)が26日より、dTVにて配信される。同番組の舞台は、都心の真ん中に佇む高級旅館・星のや東京の一室。旅先の夜のようにベッドの上でパジャマを着て、リラックスしながら7人だけの空間で語り合う。トークのテーマは、それぞれが他のメンバーと語りたい事。テーマが書かれたカードを順番に出していき、トークを展開していく。千賀が出したカード「メンバーにキュンとすること」では、玉森はあるメンバーに対し、背が小さいところにキュンとして「かわいい」と思っている事を告白。そのほかにも「将来住みたい場所」「カード派? 現金派?」などさまざまなトークカードが出され、同世代ならではのあるあるネタなどを熱く語り合う。さらに、キスマイにゆかりのある豪華スペシャルゲストも各回にサプライズ登場する。
2022年01月21日2月1日(火)より東京・日本青年館ホール、2月24日(木)より大阪・森ノ宮ピロティーホールにてミュージカル『The View Upstairs-君が見た、あの日-』が上演される。本作品は、ニューオーリンズに実在した「アップステアーズ・ラウンジ」という同性愛者クラブで1973年に実際に起きた米国史上に残る同性愛者に対する事件のひとつ、“アップステアーズ・ラウンジ放火事件”を題材に、ブロードウェイ新進気鋭の若手作家、マックス・ヴァーノンが作・作詞・作曲を手がけたミュージカルで、日本初上演。公演に向けてキャストスタッフが一丸となって全力投球している稽古場の様子を取材した。1月某日。今日は宣伝用楽曲映像撮影(「此処がきっとパラダイス」、「未来は最高!」、「こんな風な」)と通し稽古が行われる。感染対策には特に気を使い、消毒や換気、検温、アクリル板設置など万全な体制の稽古場。筆者も前日のPCR検査陰性をクリアして稽古場取材に臨んだ。しかし、対策は完璧でも稽古場にはものものしさはなく、和やかな雰囲気。稽古開始に備えてストレッチをする俳優たちは、マスク越しながらもリラックスした笑顔であろうことが伺える。その和やかさは演出・翻訳・訳詞・振付の市川洋二郎によるところが大きいのかもしれない。イギリス・アメリカで演出家として活躍する市川はキャストと共にテーブルワークでのディスカッションやフィジカルなワークショップを重ね、作品についての理解を深めてきた。LGBTQコミュニティとしての結束が必要な作品で、キャストたちも稽古を通じて積極的に意見を交換しながら一体感を高めたのだ。市川洋二郎稽古場は本番同様の動きができるように、舞台美術もしっかり揃えられている。今回の日本版が本作初の非英語圏での上演となる。作・作詞・作曲のMax Vernon が市川と密に話し合って、アメリカの文化やLGBTQコミュニティにあまり馴染みがない日本の観客にも理解しやすいように内容をアップデートして、2022年版の『The View Upstairs』になるという。楽曲映像撮影に続き、いよいよ通し稽古が始まった。冒頭はアップステアーズ・ラウンジの専属ピアニスト、バディ(畠中洋)の登場から。ステージ中央に配置されたピアノに愛おしそうに触れたのち弾き語りを始めると、1973年のニューオーリンズ、アップステアーズ・ラウンジに集う人々が姿を現す(「此処がきっとパラダイス」)。1973年当時はまだ同性愛が罪であった時代、はみ出し者たちはゲイバーなどの同性愛クラブに集まっていた。中でもアップステアーズ・ラウンジはあらゆる人種を受け入れる多様性のある場所。封印された過去から呼び覚まされた人々がビビッドに存在感を示す姿が実に印象的で、これから始まるミュージカルへの期待を高める。現代を生きる若きファッションデザイナーのウェス(平間壮一)はニューオーリンズで廃墟と化した建物を購入するが、クスリでハイになった彼は「アップステアーズ・ラウンジ」にタイムスリップしてしまう。スマートフォンもインターネットもない70年代に生きる人たちと現代人のウェスとのちぐはぐなやり取りは笑いを誘う場面も。世間からはみ出した彼らのコミュニティにある絆の深さが、自意識過剰で不安を抱えるウェスの心を解かしていく……。70年代の彼らに向かってウェスが歌う「未来は最高!」は、ポジティブさとアイロニーが入り混じる。平間は繊細に役柄にアプローチして、平間ならではのカラーをキャラクターに加えていく。ウェスと恋に落ちるパトリック(小関裕太)。小関は複雑な過去を持つパトリックのピュアな輝きを表現。ときに反発し、ときに支え合いながら心を重ねる二人が歌う切なくも美しいデュエット「こんな風な」はあたたかい響きを備える。平間壮一小関裕太この作品の大きな見どころは、アップステアーズ・ラウンジに集う一人一人のキャラクターが際立ち、イキイキとした存在感を放っているということだ。ラテン系ドラァグクイーンのフレディ(阪本奨悟)によるショーはキラキラした輝きに溢れている。阪本がチャーミングに歌い踊る姿は必見!また、経験豊富でコミュニティのメンター的存在であるウィリー(岡幸二郎)が見せる、一分の隙もない身のこなしとエレガントな佇まいは圧巻だ。ウィリーによる一人語りのシーンには稽古場中の視線が集中した。女性と結婚し子供もいる“クローゼット”のゲイであるバディ(畠中洋)が抱く複雑な心境やフレディの母でシングルマザーのイネズ(JKim)のあたたかく包み込む愛情など、それぞれのドラマや関係性が濃密に立ち上がる。異彩を放つのは、コミュニティの中で孤立するデール(東山義久)。デールが歌う「孤独の闇」は魂の叫びのよう。クールでスタイリッシュなパフォーマンスに定評がある東山が孤独なデール役で新境地を拓きそうだ。岡幸二郎東山義久登場人物たちは台詞や歌がない場面でもステージ上(=アップステアーズ・ラウンジの店内)にほとんど出ずっぱりなのも、注目点の一つ。他のキャラクターの歌や台詞にリアクションを取ったり、あるいはあえて無視したりするなど、アップステアーズ・ラウンジの「客」として実にリアリティがある。彼らの佇まいには、キャストたちの間に長い稽古期間を経て培ってきた本物の絆も反映しているのだろう。日本初演の『The View Upstairs』。お客様はノリの良いパフォーマンスに手拍子で応えるのも、ウェスとパトリックの繊細なラブストーリーに心を揺らすのもいいだろう。人と物理的に距離を取らなければいけない今の時期だが、はみ出し者たちが「我が家」と呼ぶアップステアーズ・ラウンジでの精神的に密な繋がりが羨ましく感じられるかもしれない。場面が進むにつれ、アップステアーズ・ラウンジに集う彼らに共感し、いつの間にか自分もこのコミュニティの一員になったような気持ちを覚えるのではないだろうか。やがてアップステアーズ・ラウンジの秘密が明かされる「その時」が来るが……、結末はぜひ劇場で確かめてほしい。平間壮一・小関裕太取材・文 :大原 薫撮影:飯山福子
2022年01月21日俳優・小関裕太が、2022年4月始まりのカレンダー「Måne」(モーネ)を発売。小関さんの好きなモノにあふれたアトリエをのぞき見できる、色鮮やかな作品となっている。『曇天に笑う』『春待つ僕ら』などに出演し、近年では、「来世ではちゃんとします2」や「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」への出演も話題となった小関さん。今回のカレンダーのタイトル「Måne」は、北欧で「月」を意味する。カレンダーの中で小関さんが実際に描いているアート作品とも重なり、月の満ち欠けの美しさや月に纏わる音楽や諺からヒントを得て描き、このカレンダーのタイトルになったそう。また今回は、大きく「アトリエ」と「家」2つのパートで構成。アトリエパートでは、秘密基地のような小関さんの好きなモノであふれているアトリエで、絵を描いたり、写真を撮ったりと、趣味の時間を楽しむ写真が満載。一方の家パートでは、ソファでくつろぎながらギターを弾いたり、犬と遊んだり、リラックスした小関さんの素の部分を垣間見つつ、一緒に暮らしているかのような写真が収録されている。本作について小関さんは「僕は写真を撮ったり、楽器を奏でたり、絵を描いたりと…自分の頭の中にある空想に色を付け、外に表し出すということが凄く好きで、普段のリラックス方法になっています。そんな僕の趣味が部屋いっぱい広がったアトリエに、皆様にも遊びに来てもらえたらなという思いで製作しました。写真には、実際の自分の部屋で使われている物が沢山写っています。カメラから絵具から小物まで、隅々に普段の匂いが感じていただけるのではないでしょうか」とコメントしている。仕様は、A5サイズの卓上カレンダータイプ。価格は2,700円(税込)。なお、カレンダーの発売を記念して、3月12日(土)、13日(日)の2日間、HMV&BOOKS SHIBUYAにて、対面式特典会の開催も決定している。小関裕太 2022-2023年カレンダー「Måne」はA!SMARTにて予約受付中。(cinemacafe.net)
2022年01月17日実在した同性愛者クラブで1973年に実際に起きた放火事件を題材に、2017年にオフブロードウェイで初演後、世界各国で上演されたミュージカル『The View Upstairs-君が見た、あの日-』が日本初上陸する。2018年にはオーストラリア、シドニーで初海外プロダクションが開幕し、2019年にはロンドン版も上演された本作の演出を手がけるのは、日英米で活躍の場をひろげる英国在住の市川洋二郎。本作で現代からタイムスリップする主人公・ウェスを演じる平間壮一、ウェスに惹かれていく男娼パトリックを演じる小関裕太に話を聞いた。「裕太はなにをやっていても愛されるキャラクター」(平間)──おふたりが『The View Upstairs-君が見た、あの日-』で楽しみにされていることを教えてください。平間初共演の方が多いので、そこがまず楽しみです。そして久しぶりに先輩方に囲まれることになるので、嬉しさもあり、緊張もありって感じですね。──先輩たちと一緒だとどんなところがうれしいですか?平間こういうやり方があるんだ、って盗めるものが多い現場になると思うので、そこはやっぱり楽しみです。小関それで言うと僕は今回、久々に一番年下です。18歳の時の初主演舞台『FROGS』以降は自分が主演でもあまり肩ひじ張らないようになりましたが、やっぱり他のメンバーより年齢が上だとどこか「ピシッといなきゃ」「現場を見ていなきゃ」と思うところがありました。だけど今回は、役柄的にも、年齢的にも、のびのびとやらせてもらえたらいいなという楽しみがあります。──おふたりは事務所の先輩と後輩でもありますが、俳優としてお互いのどんなところが素敵だと感じていますか?小関パワー。平間惹きつける魅力。小関うれしい。平間俺、裕太を嫌いって人に会ったことないよ。小関そうかな。「なんか嫌われているかも」って思うことはありますよ?平間あっはっは!まじ?ないなあ。俺は好きなタイプだからかな。ちゃんと自分を持ってる人だし、嫌なところもないですよ。相手に合わせることもできるけど、大人になって、嫌なものを嫌だと言えるようになったから、より付き合いやすいなと思う。小関うれしいな。平間俺は、悪役を演じるにしろ、いい人を演じるにしろ、愛されるキャラであるべきだと思っているんです。ディズニー作品が悪役も愛されるみたいに。でもそこって、本人が根っから持っている雰囲気が大事な部分だと思うから。そういう意味で裕太はなにをやっていても愛されるキャラクターです。しょうもない男の役をやったとしても、「でもしょうがないよね」ってふうに持っていける。そこが俳優としての魅力でもあるんじゃないかなと思います。「壮一さんのパワーっていつも身体に対して真っ直ぐ」(小関)──小関さんがおっしゃっていた平間さんの「パワー」というのは?小関壮一さんの出演舞台を観させていただいていると、スコーンと強さが抜けていると感じるんですよ。それがカッコいい。僕は人の息とか声とかが図形みたいに見えるのですが、壮一さんのパワーっていつも身体に対して真っ直ぐに見える。そういう意味で、すごく強いものを持っていらっしゃるなと思います。そこがすごくいいなあって。──付き合いの長い、事務所の先輩でもありますね小関壮一さんとは小学5年生の時に初めてお会いして、それからずっと「5つ上のお兄ちゃん」的な存在です。笑顔が素敵で言葉がすごくやさしい。人に届く言葉をちゃんとチョイスされるで、10代の時に「ハンサムライブ」でご一緒していた時は、お客様に対して感謝の想いを届ける言葉が素敵だなと思っていました。真似したいけど、僕にはボキャブラリーが足りないからできないやって気持ちでしたね。──そのボキャブラリーはどこから生まれているのですか?平間思ったまま言っちゃうから、あまり考えていないかも(笑)。でも僕は、恥ずかしいようなことも口に出しちゃう。あまり言葉に関して「恥ずかしい」って思わないんですよ。逆に隠したり偽ったりするほうが恥ずかしくなっちゃう。そういう意味ではお芝居は向いてないと思う小関ええ?平間だってお芝居って嘘だから。究極に嘘がうまい人たちが集まって、用意されたものを本当かのように演じている。時々、「俺、演じちゃってるわ!」って恥ずかしくなる瞬間がある。──こんなにたくさん舞台に出演されていてもですか?平間全然慣れないです。今回も、台本4ページ目くらいでもう恥ずかしかった(笑)。「うわ~俺、これやるんだ!」って。小関僕はあまり「嘘」って思ったことがないかもしれない。平間そこが純粋なんだよね~。小関(笑)。「彼の信じている“本当”ってこうなんだ」と思って台本を読んでいて、そこを疑問視していないんだと思います。──小関さんは、今回平間さんに舞台に関して聞いておきたいことはありますか?小関本番期間中に楽屋に置いておくべきものはありますか?平間俺ね、ミニマリストなのよ。小関ああ~。なるべく置かないんですね。平間置かない。初舞台なんて、ペンシル1本だったもん。「なにやるつもり?」って怒られたから(笑)。そこから始まって、今もこだわっていることはないね。小関加湿器とかもやらないですか?平間やんない、やんない。なんならコロナ禍になる前は人の楽屋にいることのほうが多かったし(笑)。小関そうなんだ!平間だから今はきついよ。一人で楽屋で悶々とするから。この舞台はふたりでつくっていきます!平間・小関(笑)稽古場はカオスになりそう──作品について、市川洋二郎さん(演出・翻訳・訳詞・振付)とはなにかお話しされましたか?平間僕は一度だけお会いして、ボイストレーニングをしました。裕太も?小関会ったのはそうですね。ただ僕は時々連絡を取っています。市川さんはイギリス在住で、向こうでこの作品も観劇されていますし、すごく勉強されている方なので。歴史の話だったり、70年代のファッションだったり、美意識だったり、わからないことはどんどん聞いています。──具体的にどんなことを聞いていますか?小関当時はどのくらいメイクができていたのかとか、そういうことですね。チークなんて塗ってゲイだとバレたら指さされて差別される時代だから、本当は美しくなりたいと思っている人も、リップくらいだと教えてくださいました。でもドラァグクイーンはいたので、そういう人たちはメイクしていたみたい、とか。──平間さんはボイトレを一緒にされたのですか?平間そうです。僕は歌に苦手意識があるのですが、市川さんに新しい方法を教わったんですよ。身体のツボみたいなところを押しながら声を出してみたり、「君はここに力が入ってるよ」と教えてくださったりして面白かったです。新しいなにかが見つかるかもとも思いましたし。……でも今気付いたんですけど、市川さんすごいですね?──というのは?平間だって振付まで……。小関え、振付もなんですか!平間そう。演出も翻訳も訳詞もやってるのにきつくない!?だけど心強いね。日本にいるメンバーだけだとわからないようなことがわかる方がいてくださるのは心強いなと思います。──共演者の皆さんも楽しみな方が多いですね平間稽古場がカオスになりそうな気がする。小関先輩方、どんなアプローチをされるんでしょうね。平間ほんとだよね。本当に濃い方しかいないから。──おふたりとも初共演の方が多いですよね。平間なのでちょっと今、俺と裕太の目標を決めますね。小関お!平間畠中洋さんと仲良くなろう!小関シャイな方なんですか?平間撮影の時になんとなくそういう感じがして。だから「にいちゃん」って呼べるくらい仲良くなりたい。小関いいですね!30歳上の先輩ではありますが。平間それでも兄弟くらいの距離感でいけるようになろうよ!小関そうしましょう!アップステアーズ・ラウンジは“はみ出し者”たちが唯一心を開ける場所──この作品は、実在した同性愛者クラブで、同性愛がまだ罪とされていた1973年に実際に起きた放火事件を題材にしています。作品のベースとなった出来事はどう思われましたか?小関当時の火事の記事を読んだり、実際の火災現場の写真を見て、抉られるような思いでした。火事にまつわるエピソードも、当時の同性愛に対しての考え方も、押しつぶされるような気持ちになりました。平間これは劇中ではあまり描かれてはいないんですけど、今すごく思っているのは、当時の“はみ出し者”である登場人物たちが唯一心を開いて、失礼なことも言い合える、下ネタも言えるし、好きな口調で話せる、みたいな場所がこのアップステアーズ・ラウンジだったんじゃないかなということ。一歩外に出るとそれができない世界だったんだと思うし、本当はそこが表現したいんじゃないかなと、俺の中では思っています。そのぶんラウンジの中で起きていることは、何も知らずに観ると少しびっくりするような下品な言葉などあるかもしれないんですけど、ここがその人たちにとっての居場所なんだってまず理解してもらえると、わかりやすいんじゃないかと思う。そういう場所って誰にでもあるから。そういうたった一つの場所がこんなひどいことになるっていうところも含め、いろんなテーマが入った作品だと思いました。──その中で、現代からタイムスリップする主人公・ウェス役を平間さん、ウェスに惹かれていく男娼パトリック役を小関さんが演じますが、そのことはどう思われていますか。小関僕、実は最初は、お兄ちゃん的な壮一さんと一緒にこの作品をやる、しかも恋仲になる役って聞いて、戸惑いと恥ずかしさはありました。平間でも俺たちふたりは、同じ事務所でちっちゃい頃から知っていて、分かち合える部分が既にたくさんある。そこが役として醸し出されればいいんじゃないかなと思ってる。そういう俺たちだからこそ、表現できるものがあるはず。小関そうかも。そういう視点で挑んだらここにしかない面白みが生まれそう。平間でも初日のことを考えると、今はまだ怖いな。小関稽古も1か月半以上ありますから!平間そうだね。楽曲もとにかく良いので。がんばります!★おまけの質問★Q:俳優として転機になった作品は?平間俺は地球ゴージャスの『LOVE BUGS』(’16年)と『RENT』(’15、’17、’20年)あたりです。自分にとっての第二章なんです。アンサンブルから役がつくまでがんばるのが第一章、そこから役が付いてから主役をやるまでがんばる、っていうところからが第二章。だから次は第三章ですよね。それをどこに持っていくかは、これから考えていきます。小関僕は『ごめんね青春!』(’14年)というドラマです。トランスジェンダーの役を演じました。今でもいつもその時の自分を超えようとしている作品です。自分のライバルは、あの時の自分だなと思っています。ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント平間壮一さん、小関裕太さんのサイン入りチェキを1名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!取材・文:中川實穗撮影:源賀津己ヘアメイク:Emiy(エミー)スタイリスト:吉本知嗣
2021年12月20日ブログ『現実逃避は前向きに。』で注目ドラマの感想をつづる、malcoさんによる新連載。水曜ドラマ『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』の見どころを紹介していきます。人生の選択に迫られた時、迷い、悩んで、後ろ髪を引かれるような思いで決断をする。そんな時が誰にでもあると思います。クライマックスを迎えた第9話。ユキコ(杉咲花)と森生(杉野遥亮)の人生のターニングポイントが描かれました。それぞれの想いアルバイトでの働きを評価され、正社員になるチャンスが訪れた森生でしたが、赴任先として告げられたのは鹿児島県。鹿児島県まで、飛行機で2時間。車で17時間。その距離は、ユキコと森生にとってあまりに遠いと感じられました。弱視のユキコが鹿児島県まで行くのは簡単なことではないと、ここまで本作を見てきた視聴者には想像に難くないでしょう。しかし2人ならば、どうにか乗り越えられるのではないかと思ったのですが…。この距離に耐えられなかったのは、森生の方でした。獅子王(鈴木伸之)から正社員登用の話を聞き、考える猶予をもらったにも関わらず、すぐに「行かない」という答えを出してしまいました。理由は、ユキコの側にいたいから。ユキコは、森生の気持ちを嬉しいと思う反面、「いつか後悔するのではないか」「自分が重荷になっているのではないか」と不安を抱えてしまいます。そんな中、ユキコにも転機が。緋山(小関裕太)から連絡が入り、飲食関係の会社に見学に行けることになりました。しかし、会社見学で仕事内容が事務職になると聞き、気を落としてしまいます。「広い意味では食に携われる。必要とされるのは幸せなこと」だと緋山からアドバイス受け、自分を納得させようとするユキコ。そして「誰かに必要とされる幸せを、森生にも味わって欲しい」と考えるようになります。そんな時に、ユキコはアルバイト先の『BBバーガー』で茶尾(古川雄大)がアルバイトから正社員に抜擢されたと聞きます。店長として働いて、この仕事が天職だと思えるようになったという茶尾の話に、ユキコは森生を重ねずにはいれらなかったでしょう。悩んでいる時ほど誰かの何気ない話やアドバイスが、一種のお告げのように聞こえてしまうことはあるもの。緋山と茶尾の言葉が、ユキコには「森生の背中を押せ」と言っているように感じられたのかもしれません。一方、森生から正社員の話を断られた獅子王もまた、悩んでいました。森生が心のどこかで「行きたいと思っているのではないか」と感じていた獅子王でしたが、森生の背中を押してやることができません。何故なら、森生が遠くへ行ってしまうと、側で見守れなくなってしまうから。しかし森生がいつか後悔するのではと、ユキコと同様に複雑な思いの獅子王。それぞれに悩みと不安を抱える中、ユキコと森生はさらにすれ違っていくのでした。ユキコの決断森生の気持ちは終始一貫していました。『ユキコの側にいたい』ただそれだけです。しかし、ユキコの気持ちは複雑でした。どうするのが最善の道なのか、森生の幸せのために多くのことを考え、悩んだに違いありません。そんなユキコに「俺のことなんてどうだっていいんスよ。ユキコさんの人生の方が大事なんで」と話す森生。森生のことを大切に思っているからこそ、ユキコはこの言葉に大きく動揺したようでした。一方の森生が気になっていたのは緋山の存在。調理に携わる仕事を諦めると決めたユキコが、緋山の影響を受けていると感じていました。2人で雪の話をしながら、互いのモノローグが交互に入るシーンが切なかったです。どうしてそれを、ちゃんと言葉にしないのか。お互いが想い合っているのに。そんな、もどかしい気持ちで見ていた視聴者も多かったのではないでしょうか。目が見えても見えなくても、結局人は他人の心の中を見ることは出来ないのだと、痛感させられるシーンでした。互いの気持ちが分からず、心に距離を感じ始めたユキコと森生。そんなある日、森生に最大のピンチが訪れます。緋山がユキコを抱きしめ、好きだと告げたのです。ユキコが緋山に影響されていると感じていた最中、この場面を見てしまった森生。何というタイミング!筆者としては、なぜ森生が昼間のオフィス街をフラついているのかと、口惜しい気持ちでした。そこで「俺のユキコさんに触るな!」とでも言って、2人の間に割って入ってくれればいいものを、森生は目を逸らしてその場を立ち去りました。この行動に、森生の自信のなさと戸惑いが感じられました。「もしかして…」ユキコにそんな疑念を抱いてしまったのかもしれません。ユキコは緋山の告白をすぐに断り、同時に「もし、この先どうなったとしても、私は黒川が好きなんだ」と、不穏な言葉を残しました。この時にはもう決断していたのでしょうか。この直後、ユキコは森生に電話をして2人は会うことに。「私たち、別れよう」ユキコの別れの言葉は虚しいほどにそっけないものでした。緋山との関係を勘繰る森生に、何も語ろうとせず立ち去るユキコ。それは彼女の強い決意の現れだったのか、それとも、話をすれば涙が出てしまいそうだったからなのか。森生と別れたあと、ユキコは泣き崩れました。決断をしたユキコ自身、苦しくて堪らなかったでしょう。後悔も迷いも残っていたかもしれません。様々な人の想いが交錯し、悩み、疑い、思い遣り、そのひとつひとつがパズルのピースのように組み合わさり、ユキコはこの決断に至ったのだと感じました。それがどんな未来につながるのかまだ解らないけれど、必ず意味があると筆者は思っています。そして、森生が彼自身の人生を、自分の足で立って生きるために、必要な何かを得てくれることを期待しています。泣いても笑っても、次が最終回。これまで多くの幸せと笑いを与えてくれた本作だけに、きっと最後は笑顔で終わらせてくれると信じて、希望を胸に待ちたいと思います。恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜/日本テレビ系で毎週水曜・夜10時~放送『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』のドラマコラムはこちらから[文・構成/grape編集部]
2021年12月13日弱視の盲学生・ユキコ(杉咲花)と、不良少年だけど純粋な少年・森生(杉野遥亮)の恋愛模様を描く、日本テレビ系で放送中のテレビドラマ『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』。ラブコメ作品ではあるものの、主人公のユキコが抱える『弱視』というハンディキャップを通して描かれる現代社会や、周囲の人間との関係性など、社会的な要素でも観る人の心をつかんでいます。『恋です!』ホームに転落したのは…白杖を持った若者が駅のホームから転落し、ユキコの盲学校の友人である青野(細田佳央太)ではないかと、視聴者の間に不安が広がった『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』第8話。ユキコと空(田辺桃子)が病院へ駆けつけると、ベッドで横になっていたのは、青野…ではなく森生だったことが第9話では明らかに。なぜ、森生が入院することになったのかは放送で確認するとして、第9話では、足を骨折した森生のため、身の回りの世話をしようと奮闘するユキコの姿が描かれます。しかし、思うように森生の力になれず、さらには松葉杖をついた森生とではいつものように歩調が合わさせられず、人知れず落ち込むユキコ。そんな中、森生に、獅子王(鈴木伸之)を通じて正社員になるチャンスが訪れます。一方のユキコにも、就職支援をしていた緋山(小関裕太)を通じて、希望していた飲食関係の会社がユキコに興味を示しているという連絡が。何度もすれ違い、しかし少しずつ心を通わしてきた2人に訪れた、最大の大ピンチ。人生の岐路に立たされる2人が導き出した答えとは…。2人の今後が気になる第9話は、2021年12月8日放送予定です。恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜/日本テレビ系で毎週水曜・夜10時~放送『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』のドラマコラムはこちらから[文・構成/grape編集部]
2021年12月08日ブログ『現実逃避は前向きに。』で注目ドラマの感想をつづる、malcoさんによる新連載。水曜ドラマ『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』の見どころを紹介していきます。基本的に、森生(杉野遥亮)は自己肯定感が低いと感じていました。「俺なんか」と自らを卑下するような言葉を使ったり、何かにつけて遠慮がちな言動をすることがあり、気になっていました。「母親に捨てられた」という意識がそうさせているのかもしれません。第8話では、そんな森生の前にユキコ(杉咲花)の幼馴染で初恋の相手でもある緋山(小関裕太)が現れます。ライバルの出現に敵意を燃やす森生でしたが、あまりにもデキる男・緋山のハイスペック攻撃に、コテンパンにされてしまうのでした。森生の自信喪失盲学校の職業支援の講師としてユキコと再会した緋山は、笑顔を見せるたびに『キラーン』と効果音が入るほどの爽やかさ。いつもどんな人にでも優しく、気配り上手で、周囲の女性たちを虜にしていきます。さらに、障害者支援を仕事にしているだけあって視覚障害者の事情に詳しく、ユキコたちへのフォローも完璧。森生は緋山を敵視します。そんな中、ユキコは地域で開催されるクリスマスマーケットに出店する茜(ファーストサマーウイカ)の手伝いをすることになります。緋山も参加すると聞き、手伝いを名乗り出る森生。このクリスマスマーケットの手伝いで、森生は緋山と張り合おうと頑張りますが、全く敵いません。料理では緋山の手際の良さを見せつけられ、森生が荷物を運ぼうとすれば、荷台を用意していた緋山が全て運んでしまい、森生がユキコたちにカイロを渡せば、緋山がストーブを持って来てみんなを喜ばせ…そんな具合に、緋山のスマートさを見せつけられてばかり。空回り、引け目を感じていく森生の表情のひとつひとつが、切なくてたまりませんでした。だからこそ、そんな彼に筆者は言ってあげたい。確かに緋山はデキる男ですが、人間の長所というのは「何かが出来る、出来ない」ということだけで決まるのではありません。森生には森生の良さがあるのだと。何より、森生という男は愛されキャラなのです。逆に、緋山のような完璧な人が、森生のような可愛らしい愛されキャラになるのは難しいでしょう。何ひとつ、森生が負けたことにはならないと思うのですが…。しかし、森生は勝手に焦りを感じ、それに追い討ちをかけるように緋山は高圧的な宣戦布告をするのでした。ユキコと森生が与え合うもの「黒川くんとユキコ、合わないんじゃないかな。ユキコは普通の人を選んだ方がいい」と、緋山は、森生を非難しました。自分の意思で不良の道を歩んだ森生は、自分のせいで目が悪くなったわけではないユキコとは、生きづらさの意味が違うと言うのです。続けて緋山は、自らがユキコを幸せにしたいと森生に宣戦布告をします。このシーンの緋山は、これまで視聴者に与えてきた印象とは異なり、いささか尊大な態度に見えました。これまでのユキコと森生を見守ってきた視聴者からすれば、緋山の『普通』という言葉の使い方には反発を覚えます。森生を「普通ではない」と一蹴する緋山は、色眼鏡で他人を見る人間なのではないかと、そんな不安も抱きました。緋山の辛辣な批判に落ち込んだ森生でしたが、最終的にユキコの言葉によって救われます。緋山に負けじと、免許を取り、勉強をしてユキコの役に立ちたいと言い出した森生を、ユキコは自宅に招き、森生がクリスマスマーケットで食べ損ねたと言っていたメニュー『ナポリタンドッグ』を振る舞います。そして、森生への想いを語りました。一人でバスにも乗れなかったし、洋服も買いに行けなかったし、アルバイトなんてできるわけないと思っていた自分が、それらをできるようになったのは、森生がいたからなのだと。今の森生が好きなのだとユキコに伝えられたことで、森生は自信を取り戻し、前向きになれたようでした。森生の一生懸命さと真摯さは、人の勇気に火を灯す力があると思います。視聴者は、森生に背中を押されて前を向くユキコをずっと見て来ました。今回も、食に関する仕事を諦めていたというユキコに森生がエールを送り、改めて彼はユキコにとって必要な存在なのだと示されました気がします。「俺なんか」であった森生には、弱視というハンデにも負けず様々なことに挑戦するユキコが、自分よりも強い人間に見えるのでしょう。だからこそ尊敬し、恋人になった今でも『さん』付けをして敬語で話してしまう。しかしこのところ、森生は自分を卑下するような言動が減ったと、筆者は思っていました。そして、この第8話では、緋山からどんなに差を見せつけられて自信を失っても、森生は「俺なんか」と言いませんでした。これは森生がユキコと付き合っていく中で、彼女の言葉や思いを受けて、着実に自己肯定感が高まっているからではないでしょうか。森生というのは、非常によく考えられた一貫性のあるキャラクターだと感じます。弱視のユキコが積極的に社会と関わるためには、緋山のようなサポートももちろん必要でしょう。しかし、森生が支えているのは『障害者のユキコ』ではなく『恋人のユキコ』。森生だからこそできる『励まし』が、彼女の原動力になっているのは明白です。ユキコの背中を押して勇気や強さを与える森生と、森生の良さを認めて自信を与えるユキコ。お互いに支え合い、二人でいるから成長できる関係が、微笑ましく、羨ましくも映りました。今回のことを乗り越えて、これからも並んで歩く二人の未来を信じたいところですが…。次回以降も、ユキコの就職に向けてまだまだ緋山が活躍しそうな予感がします。また、ラストでは青野が駅のホームで転落事故を起こしたような描写もあり、彼の安否も気になるところ。第9話も絶対に見逃せません。恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜/日本テレビ系で毎週水曜・夜10時~放送『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』のドラマコラムはこちらから[文・構成/grape編集部]
2021年12月08日杉咲花、杉野遥亮共演の「恋です!」第8話が12月1日放送。ユキコの初恋相手・緋山の登場に「負けるな森生!」「応援しながら見てた」など森生への声援の声が上がる。一方ラストで細田佳央太演じる青野に訪れた“危機”に心配の声も上がっている。WEB連載で閲覧数累計2,000万PVを突破したうおやまの「ヤンキー君と白杖ガール」をドラマ化。勝ち気だけど恋には臆病な盲学校生と、喧嘩上等だけど根は純粋なヤンキーが運命的に出会ったことから始まる、笑って泣けて時々ハッとする新世代ラブコメディとなる本作。“色がうっすらわかる”“ルーペを使えば大きい字を認識できる”程度の弱視で外出時は白杖が必要な赤座ユキコを杉咲さんが演じるほか、顔に傷があり地元で恐れられるヤンキーだったが、純粋な性格でユキコとともに自分も変わっていく黒川森生には杉野さん。森生に“想い”を抱いており、自分が店長をしているレンタルビデオ屋で森生とともに働く金沢獅子王には鈴木伸之。そんな獅子王が好きだったが彼の本心を知り、“推し”にすることを決めたユキコの姉・赤座イズミには奈緒。また紫村空役で田辺桃子、青野陽太役で細田さん、橙野ハチ子役で生見愛瑠、ファーストサマーウイカ、古川雄大、岸谷五朗らも共演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。ユキコの初恋の人、緋山(小関裕太)が就職支援の講師として盲学校にやってくる。ユキコに親しげな態度で接する緋山に森生は嫉妬を覚える。放課後、卒業後の進路が見えないユキコと空はもっと話を聞こうと緋山をいつもの喫茶店に連れてくるが、そこには森生たちもいて、森生と緋山は再び顔を合わせることに。喫茶店でユキコと空は茜から地域イベントのクリスマスマーケットの手伝いを頼まれる。迷惑をかけるのではと二の足を踏むユキコたちだが、自分も手伝うという緋山に背中を押され参加することに。それを見ていた森生たちも参加する。緋山の“ハイスペック”ぶりに圧倒される森生だが、緋山がユキコに想いがあることを匂わせる発言をしたことで、さらに嫉妬と怒りが沸き上がり…というのが8話のストーリー。緋山は森生に対し、視覚障害のユキコと不良の道を選んだことによる“自己責任”で顔に傷を負った森生とでは「生きづらさの意味が違う」と発言。森生とユキコは合わないと告げたうえで、ユキコは「普通の人を選んだほうがいい」と言い放つ…。緋山の発言に「緋山くん、障がいを持ってる方に対しては凄く寛容で知識もあるのに、森生みたいに自分で世界を狭めた人への攻撃半端ないな..」「ユキコのことを大事に思ってる緋山くんだからこそ、普通を決めつける人であって欲しくなかった」などの声が上がる一方、「緋山くん、宣戦布告なんや!強敵すぎるやん 負けるな森生!!」「ひたすら森生の味方して応援しながら見てた」と、森生への声援も。そんな中ラストでは青野が駅のホームから転落したことを示唆する展開に…「青野くん無事だよね?」「なんだか不穏な展開が見え隠れしてて見るのが辛い…」「最後が衝撃で、ほんわかしてた気持ちが吹っ飛んでった」など、放送後には青野の無事を祈る声も多数SNSに投稿されている。(笠緒)
2021年12月02日弱視の盲学生・ユキコ(杉咲花)と、不良少年だけど純粋な少年・森生(杉野遥亮)の恋愛模様を描く、日本テレビ系で放送中のテレビドラマ『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』。ラブコメ作品ではあるものの、主人公のユキコが抱える『弱視』というハンディキャップを通して描かれる現代社会や、周囲の人間との関係性など、社会的な要素でも観る人の心をつかんでいます。森生に恋のライバルが出現!?森生に恋のライバルが出現し、これまた視聴者をやきもきさせそうな予感がする『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』第8話。そのライバルとは、ユキコの初恋の相手・緋山(小関裕太)。さわやかでイケメン、リーダーシップもあり、さらに障がい者支援にも熱心な緋山に森生は完敗してしまいます。ユキコからは、「付き合ってたわけでもないから全然気にしないで」とフォローがあるも、緋山の存在を気にせずにはいられない森生。ユキコと空(田辺桃子)、そして緋山が、地域イベントのクリスマスマーケットに出店する茜(ファーストサマーウイカ)の手伝いをすることを知り、森生は友人たちを巻き込み、自らも手伝いに名乗りをあげます。対抗心を燃やす森生ですが、クリスマスマーケットでは、緋山の完璧超人ぶりを見せつけられる形に。さらには、緋山がユキコへの好意をちらつかせ、最強のライバルの出現に森生はどう立ち向かうのでしょうか…!最終回を目前に、新たな展開に進む『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』第8話は、2021年12月1日、放送予定です。恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜/日本テレビ系で毎週水曜・夜10時~放送『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』のドラマコラムはこちらから[文・構成/grape編集部]
2021年11月30日アイドルグループ・Kis-My-Ft2の玉森裕太が出演する、ネイチャーラボ・ラボンの新CM「なんの香り?って聞いたら…」編が、1日より放送される。新CMでは、“ワタシのカレはシャレシャレシャレボン”というカタコトの日本語のボーカルに合わせて、玉森演じるこだわりの強いカレの洗濯シーンを彼女目線で描いている。真剣な表情でジーンズのシワを一生懸命伸ばしたり、帽子は被って型くずれしないようにしたりと、洗濯物を丁寧に干す玉森。部屋に広がる香りについて聞かれるとさりげなく答えるなど、日常感あふれる何気ないやりとりが印象的な内容になっている。ランドリールームで洗濯物を干すシーンの撮影では、玉森が「大切な洋服はハンガーを下から通すのは常識です」と自身のこだわりを明かす場面も。洗濯好きという玉森の手際の良さにも注目だ。■玉森裕太インタビュー――CM撮影を終えての感想を教えてください。本当に色々なシチュエーションがあったので、結構ハードな一日だったんですが、このCMを見てくださった方がラボンを手に取って、「あ、マネしたいな」だったり、「こんな生活いいな」だったりを感じ取ってもらえたらいいなと思いながら、頑張って撮影しました。――シャレボンシリーズのCM撮影で印象に残っていることは?いつも通りシャレボンを使って洗濯をしようと思って、こう出して(洗剤が)なかった時のショックな気持ちと、ちょっとした絶望感というか「なんでないの!」みたいな感じが、やっていて楽しかったですね。「(こういうシーン)あるある」と思いながらも、実際に演技でできているのも楽しいなと思いましたし、結構印象に残っていますね。――シャレボンにこだわる“カレ”を演じていますが、玉森さんが、「これがないと生きていけない!」ものを教えてください。僕は大体何がなくても生きていけそうな気がしているんですけど……毎日友達とオンラインゲームをしているんですよ。家にいるのが好きっていうのもあるんですが、オンラインゲームができなくなったら、ちょっとシュンですね。――今回シャレボンにブルーミングブルーの香りが仲間入りしました。ラボン愛用者の皆さんに向けてコメントをお願いします。僕はすごくウッディな香りが好きで、(ブルーミングブルーの香りを)嗅いだ瞬間に「あ!」と思いました。いざ使ってみると、洗っている時もいい匂いだし、干している時も部屋中すごく素敵な香りになるし、乾いた後も素敵な香りだし、何度も楽しめるのでぜひお手に取っていただきたいです。――CMの見どころなど、視聴者の皆さんにメッセージをお願いいたします。彼女とのラボンのある日常生活を、色んなシチュエーションで撮影したので、新しい一面だったり、リアルなのでそういうのを楽しんで見ていただけたらいいなと思います。
2021年11月01日橘ケンチ(EXILE/EXILE THE SECOND)が白糸酒造とコラボした日本酒『5013橘』が11月20日(土)に決定した。また製作に中務裕太(GENERATIONS)が参加したこと、発売を記念した先行提供と「〈橘〉×越前福井フェア2021秋」の開催も発表されている。これらは橘が監修に関わった日本酒マンガ『あらばしり』単行本第1巻リリース記念イベントの場で発表されたもの。イベントには、帯につけられた応募券により抽選で選ばれた幸運な30名がオンラインで参加した。会では著者・タクミユウと橘から作品誕生秘話や打ち合わせ方法、それぞれのお気に入りのキャラといった貴重なエピソードが明かされ、発売前にしてパッケージも未完成の『5013橘』もここで披露。そして橘から呼び込まれる形で、単行本第1巻付属のスペシャルフォトブックで『あらばしり』に関わった中務がサプライズ登場し、コラボ日本酒製作への参加を報告した。さらに裏ラベルにあるQRコードから視聴できる期間限定のEXCLUSIVE MOVIEで、作業シーンの映像や橘ケンチと中務裕太のスペシャル対談、白糸酒造・田中克典杜氏とのクロストークも堪能できるという。『5013橘』は白糸酒造の盟友・福岡の住吉酒販、千葉を本拠に東京でも展開するIMADEYAという東西2酒販会社の各系列店における先行販売予定。さらに今季は白糸酒造の各特約店での展開を順次実施する。11月15日(月)からのLDH kitchenの運営する居酒屋三盃にて行われる先行提供、新作リリースに合わせた食フェア「〈橘〉×越前福井フェア2021秋」の開催にも期待だ。また橘は長野・宮坂醸造が11月20日(土)に主催する『新酒祭』へのオンラインでの参加も決定している。日本酒に関するニュースでこの秋を彩ってくれるであろう彼の動向に引き続き注目したい。<橘ケンチ・コメント>3シーズン目の今季は白糸酒造さんでは使ったことのなかった白麹による酒造りに挑戦させていただきました。杜氏の田中さんにも初の65%以外としてかなりのトライでしたとおっしゃっていただく中、50%精米も快諾してくださいました。完成した『5013橘』は『田中六五』のよさを残しつつ個人的に好きな酸もいい具合にまとまりながら、オリジナルとまた違った膨らみや複雑さを持った酒質にできたと思います。今作の造りには、同じく日本酒好きであるGENERATIONSの中務裕太も参加。新しい世代で裕太のような存在が生まれてくれたおかげで、EXILE TRIBEとして日本酒カルチャーを広く深く発信できるとてもいい機会にできたと思います。最後になりますが、近年のコロナ禍を経てXmasやお正月も家で過ごされる方が多いかと思います。また、行動制限が緩和されていく中、引き続き対策を講じながらになりますが、LDH kitchenの運営する居酒屋三盃で食のフェアも企画しています。さらに、QRコードを読み込むことで観られる期間限定のEXCLUSIVE MOVIEは今回も健在でここにも裕太が出演してくれていたりと、多くの可能性を秘めたこの『5013橘』をきっかけとして、日本酒本来の魅力やお酒が広げる多彩なシーンを楽しんでいただけたら嬉しいです。<中務裕太・コメント>今回福岡県の白糸酒造さんにおいてケンチさんとともに初の造りを経験させていただいたんですが、文字通り初めてのことばかりで本当に緊張しました。実際に現場に行かせていただいて目の当たりにした蔵人さんたちの仕事ぶりは、まさにTHE職人といった感じでひとつひとつの作業に感動しました。初めは怖い方たちなのかと思っていましたが、とても気さくで優しい方ばかりでお会いできて嬉しかったです。こうして酒造りに参加させていただいたことで日本酒の味わい方にも変化が生まれて、これまで以上にお酒の背景を事前に調べたりしてから飲むようになったと思います。また、先日でき上がったばかりの『5013橘』をケンチさんと一緒に飲ませていただいたんですが、とてもスッキリしていて新しい日本酒に出会ったなという感覚を持ちました。非常に飲みやすいので、まだ日本酒を飲んだことのないみなさんにもぜひとも飲んでいただきたいです。あとは、ケンチさんがこんな素敵な活動をされていたことをもっと早く知りたかったと後悔していると同時に、壮大な夢ではありますが将来2人で蔵を作ってその2人の蔵で日本酒造りをしてみたいです。そして、個人的にもいつか自分の『中務』の文字が入った日本酒を造った暁にはいろんな方に飲んでみて欲しいと思っています。■リリース情報橘ケンチ(EXILE)×白糸酒造(福岡県)コラボ日本酒『5013橘』11月20日(土)販売開始予定形態:ボックス仕様企画:QRコードを介して視聴できる期間限定のEXCLUSIVE MOVIE対応先行取扱酒販店1(福岡):住吉酒販系列各店(公式HP) 先行取扱酒販店2(東京):IMADEYA系列各店(公式HP) 取扱酒販店3(その他):2021年11月20日(土)以降全国の白糸酒造特約各店でも順次展開予定内容量:720ml酒販店店頭価格:3,500円(税抜)予定飲食店提供価格:未定(各飲食店の規定に準ずる)※価格や開始時期他変更の可能性がありますので予めご了承ください。※販売店舗含む詳細は各酒販店の公式HP等をご覧ください。■イベント情報居酒屋三盃presents『5013橘』先行提供及び「〈橘〉×越前福井フェア2021秋」11月15日(月)~終了未定(LDH kitchen公式Instagram等にて随時発信)LDH kitchen公式Instagram: 店舗公式HP: ※食材の完売等により食フェアのメニュー等変更の可能性がありますので予めご了承ください。※諸般の事情を考慮して実施及び詳細等変更の可能性がありますので予めご了承ください。
2021年10月23日新型コロナウィルス(COVID-19)の影響で、苦境に立たされるクリエイター、制作者、俳優を支援する映画製作プロジェクト『DIVOC-12』。12人の監督が計12作品をオムニバス形式で描くという、挑戦的かつ心躍るこの作品群が、2021年10月1日より全国公開される。今日は、閉館間際のミニシアターを訪れた中学生カケルが、女性スタッフ・ユメミから波乱万丈の人生を聞かされる、『ユメミの半生』(上田慎一郎監督)に出演の松本穂香、小関裕太に話を聞いた。コロナ禍での撮影を経て「公開できるだけでありがたい!」──コロナ禍での映画製作プロジェクトの作品ということで、普段の撮影とは心持ちが違いましたか?松本穂香(以下、松本)正直、撮影しているときはいつもと変わらず。特別な気持ちを持っていたということはありませんでした。ただ、今は撮影時からだいぶ状況が変わったので、そんな中で作品公開ができることがありがたいです。まだこの先どうなるか分からない、コロナの終わりが見えない状況ですが、少しでも多くの人に見ていただけたらいいですね。また、見ている間は明るい気分になれる映画なので、深く重くとらえず、純粋に楽しんでいただきたいです。小関裕太(以下、小関)僕は家にこもっているときに、何らかの作品に俳優として関わりたいとか、物づくりをしたいとか、色々とずっともどかしかったんです。なのでそのタイミングで同じ思いを抱えた方々と、今回のプロジェクトに参加させてもらい、撮影中はとても嬉しかったです。──芸能界では特にお仕事がお休みになることが多かったですし、関係者は不安だったり悔しかったりの時間もあったでしょうから、喜びもひとしおだったんですね。小関この映画を通して、収益が次につながるとか、撮影環境をよりよい方向にするためにお金が流れていくとか、物理的に未来が切り開かれていくということを強く意識しました。また、感覚的に僕個人がこれを目指したいとか、真似したいとかという勉強になった部分も多く、勇気ももらいました。色んな方向に、映画のエネルギーが流れていくプロジェクトですね。──小関さん自身が今まで我慢していた分、やる気が爆発した、意識が向上した、そしていつも以上に学びも増えた、ということでしょうか。小関さっき監督が舞台挨拶で言った言葉を借りると、「渇望してたのかな」って思います。乾いた心や体に、やる気がみなぎって参加したのが『DIVOC-12』。今までだって、役をいただくということは簡単ではなかったんですけど、1つの作品が終わったら次の作品をいただいて、その場で腕を伸ばして羽を伸ばしてやるっていうのが当たり前になっていました。それが当たり前じゃなくなってしまった今、何か1つ違うベクトルをこのプロジェクトで得たかなと思います。アクションシーンで身体はバキバキ、ぜひ映画館でご確認を──『ユメミの半生』はエンターティンメントとしてとても楽しく、普段のお2人とはまた違った魅力が発揮されていると感じました。松本ありがとうございます。作品自体は3日間くらいで撮らせてもらったんですが、アクションを含めあんなに色んな経験を1つの作品でさせてもらったのは、初めてでした。短い時間で七変化できて、大きく成長できたかもと思いました。──アクションシーンはいかがでした?松本衣装合わせの日にアクション指導みたいなものがあって、練習もしていたのですが、撮影最終日は身体がバキバキに。普段の運動不足がたたったんでしょうね。でもちょっと頑張りました!小関撮影初日に「筋肉痛だ~」って言ってたの覚える。松本そう多分、初日に一緒にアクションを撮ったんだよね。──普段の演技とは、また違った遣り甲斐がありそうですね。松本「とにかくやってみよう」という意気込みは持っていました。できるか分からないけど、取り敢えず練習したし!みたいな。勢いとも言いますが。──普段はあまり運動をされないんですね。松本そうですね、私は文系というか文化系で生きてきました(笑)──小関さんはいかがでした?小関感触で言うと、役者としてと言うよりは、この脚本についてになるんですが……。現在、ミニシアターが閉じていくっていうニュースが、少しずつ増えてきているというのが日本の状況です。僕はミニシアターが好きだし、自分が関わった作品が流れたこともあって、その感動があるからこそ思い入れも人一倍あります。ミニシアターに行ったことがないという方も多いかもしれないですが、独自の魅力があると信じています。──個性豊かなミニシアターで出会った作品に、予想もしないような感動をもらった経験、映画ファンならきっとあります。小関でも今なんて大きな映画館すら行くことが難しく、今の10代や小さな子供たちはより映画館で映画を見る経験が乏しくなっています。そんな中で、なくなりつつあるミニシアターを守るために、技術を作ろうというのが『DIVOC-12』のテーマなので、これを見て「映画館って素敵なものなんだ」「久々に行きたい、行ってみたいな」なんて感想を、見た人が持ってくれたらいいなと願っています。幸せな映画館の思い出は一生もの、得た経験は宝ものに──お2人は初めて映画館で見た作品を、覚えていらっしゃいますか?松本私は正直あまり記憶がないんですけど、幼稚園の時に『とっとこハム太郎』を見たのが最初かな?小関似合う、イメージできる(笑)世代も同じだし。松本多分、入り口はそんな感じです。あと小関くんが「新聞の販売所から映画の招待券をもらった」と言っていたんですが、私も小さいとき映画招待券をもらって、親と見に行った記憶があります。小関先ほどの舞台挨拶で、クーポンのような映画の無料招待券を新聞販売所からもらったというのを、話したんです。僕はそれで幼稚園のときに『ハリーポッター』を見ました。割と鮮明な記憶で、それが多分初めて映画館で見た映画です。──初めて行った映画館自体は覚えていますか?松本本当に正直言うと、映画館はぜんぜん覚えていないんです。ただパンフレット買ってもらって嬉しかった、帰り道は映画の余韻を感じていたなどの、楽しかった記憶はあります。映画を見るって、ちょっとワクワクする特別な出来事でした。──映画を見たあとの、感情が揺さぶられたあとの満足感。わかります。小関エンディングロールが終わった後に、なんかスンッて終わるじゃないですか。そのスンッの後にパッと暖色の明かりがつくと、大体みんな無言で立ちますよね?僕、あの瞬間が何とも言えず好きなんです。──まさに後味が残った瞬間と言いますか。小関あの空間では、誰も感想を話さないですよね。「面白かったね」とか言わなくて、出口そばでポップコーンの空き箱なんかを捨てた後に、「感動したね」「面白かったね、次どうする?」とか言うんですけど……あのスンッ、からのみんなでコトコトコトコトって席を立つ瞬間が、映画館らしいな~って。松本息だけ漏れる感じ?小関そうそう。「はぁ~」ってみんなするでしょ、やっぱり気を張ってたんだなあと思うし、面白いなとも思う。──確かにあそこまでが映画を見る醍醐味かもしれない。小関映画、映画館に限らないんですけど、作品を見終わった後って1つ人生経験が増えて、見る前より一歩踏み出せるってことがある気がします。人生観すら変わる可能性があるし。みんなで一斉に経験が1つ増えたっていう瞬間が魅力的に見えるし、面白いです。今だからこそ大切にしたいこと、そしてユメミ俳優の夢見は?──コロナ禍において、出来ないことが増え、みんなで共有すること・ものも減ってしまいました。それでもお2人が失くしたくないもの、大切にしていることがあれば教えてください。松本たくさんあるんですが、まず出会った人たちのことは、ずっと大切にしていきたいです。すごく漠然としていますが、ご縁みたいなものはおろそかにしたくないです。お芝居をしていくうえでも、重要だと思っています。──人と人とのつながりですね。松本小関くんともそうですが、やっぱり1回つながったものは、大切にしないといけないなと。小関ちょっと上手く当てはまる言葉が見つからないんですが、僕は、敢えて言うなら緊張感かな。最終的には、お芝居をするのも、人とこうして対面で話すのも、脱力をしていきたいんですけど、なあなあにやるっていう脱力は嫌ですね。芯みたいなものは失いたくないです。──肩の力を抜く、ということでしょうか。小関うーん、もともとガチガチに頑張ってしまう方で、それを何とか崩してきたんですが、崩しすぎて伝わらないこともあって。塩梅ってすごい難しいです。最近は脱力ばっかりしつつも、緊張感を完全になくしたくはないなと思います。──バランスが大事ですね。ただ大人になるにしたがって。難しいかもしれない。小関人に寄りますね。大人になればなるほど、責任感も出て緊張する人もいれば、慣れていって脱力して仕切る人もいる。大事な過程を諦めて何もやらない人もいる……自分は、信じているものは失くしたくないなって思います。──それでは最後の質問です。お2人、夢って見ますか?小関僕、最近は追われる夢ばっかみます。悪魔みたいな人にいっつも殺されそうになる。松本えー、大変そう……。私も変な夢みるなあ。二股かけられる夢とか。小関悪い夢じゃん!松本この前は夢の中で、ウォンバットみたいな、ネズミみたいな動物に襲われそうになりました(笑)──お2人とも、意外と夢見が悪い(笑)その分、現実ではキラキラ輝いて素敵な作品を作っているから、プラマイゼロでしょうか?ありがとうございました!ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント松本穂香さん、小関裕太さんのサイン入りポラを1名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!撮影/奥田耕平、取材・文/中尾巴、ヘアメイク/(松本穂香)倉田明美(THYMON Inc.)、(小関裕太)佐々木麻里子、スタイリング/(松本穂香)李靖華、(小関裕太)吉本知嗣
2021年10月08日平間壮一と小関裕太が恋人役で共演し、アメリカで起きた実際の事件を基にした、人との絆の意味を問う儚きミュージカル「The View Upstairs-君が見た、あの日-」より、メインビジュアルが公開された。ニューオリンズに実在した「アップステアーズ・ラウンジ」という同性愛者クラブで1973年に実際に起きた米国史上に残る同性愛者に対する事件のひとつ、“アップステアーズ・ラウンジ放火事件”を題材に、ブロードウェイ新進気鋭の若手作家、マックス・ヴァーノンが作・作詞・作曲を手掛けたミュージカルが、2022年、日本初上演を迎える。ビジュアルでは、平間さんが演じる、現代から突然1973年にタイムスリップしてしまう若きデザイナーのウェスと、小関さんが演じるウェスに興味を持ち、惹かれていく男娼パトリックをはじめ、キャストたちが集結。写真家レスリー・キーが撮影した平間さんと小関さんのツーショットは、恋する想いを秘めた親密なショットを表現。魅惑的なビジュアルが完成した。なお、東京公演のチケット一般発売日は12月4日(土)10時~、大阪公演のチケット一般発売日は来年1月8日(土)10時~となっている。▼作・作詞・作曲:Max Vernonコメント現在のデジタル社会の中で、人と出会うのにバーに行く必要はありません。しかし、1973年当時、アメリカの多くの地域では同性愛者であることが違法であり非常に危険であったため、「アップステアーズラウンジ」のようなバーは、彼らが自分のコミュニティを見つけられる唯一の場所でした。私はこのミュージカルをクィア・コミュニティを称えたい、様々な世代の観客がそれについて会話して欲しいという思いで作りました。この50年間で、私たちの世界は良くも悪くもどのように変化したのでしょうか?どうすれば、歴史から学んだことを、世界に美しさと生命力を取り戻すためのインスピレーションにすることができるでしょうか?これまで『The View Upstairs』は世界中の20以上のプロダクションで上演されてきましたが、初めての翻訳版が日本で上演されることになり、とても光栄に思っています。私は5年間日本語を学び、和歌山県新宮市にホームステイをしていたこともあるので、個人的にも非常に嬉しいです。あなたがどんな人間であっても、私たちの「アップステアーズラウンジ」はあなたを歓迎します。私のアートとこのストーリーを皆さんと共有できる機会を頂き、本当に感謝しています。▼演出・翻訳・訳詞・振付:市川洋二郎コメント憎しみを超えるのは、愛の力。人の歴史は、憎しみの歴史。常に誰かが誰かを傷付けてきました。けれど、その憎しみの連鎖を超えられる力も、きっと人間は持っているはず。この演目は、70年代に実際に起こったヘイトクライムを題材に、人が自分らしく生きることの美しさと、愛し愛されることの尊さを描いた作品です。皆様の心に少しでも愛と勇気の炎を灯せるよう、大切に演出・翻訳させていただきます。舞台の上で繰り広げられる一瞬一瞬に魂を込めて、紡ぎ出す台詞と歌詞の一言一言に言霊を託して。ご来場、心よりお待ちしております。ミュージカル「The View Upstairs-君が見た、あの日-」は2022年2月1日(火)~13日(日)日本青年館ホールにて、2月24日(木)~27日(日)森ノ宮ピロティホールにて上演。(cinemacafe.net)
2021年10月07日ミュージカル『The View UpStairs-君が見た、あの日-』が、2022年2月1日(火)から2月13日(日)まで東京・日本青年館で、2月24日(木)から2月27日(日)まで大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演される。平間壮一や小関裕太らが出演する。未解決事件“アップステアーズ・ラウンジ放火事件”を元にしたミュージカル『The View UpStairs-君が見た、あの日-』は、ニューオリンズにある同性愛者クラブ「アップステアーズ・ラウンジ」で1973年に実際に起きた未解決事件“アップステアーズ・ラウンジ放火事件”をベースにしたミュージカル作品。2017年にアメリカのオフ・ブロードウェイで初演され、2018年にはオーストラリア・シドニーで、2019年にはイギリス・ロンドンで上演された。そんな米国史上に残る未解決事件を元にした『The View UpStairs-君が見た、あの日-』が、日英米で演出家として活躍する市川洋二郎の演出・翻訳・訳詞・振付のもと日本初演を迎えることに。平間壮一&小関裕太らが出演物語の主人公で現代から突然1973年にタイムスリップしてしまう、若きデザイナー・ウェス役には、本格ミュージカルや舞台で活躍する平間壮一を起用。突如現れたウェスに興味を持ち、次第に惹かれていく若い男娼・パトリック役は、ミュージカル『四月は君の嘘』の主演を控える小関裕太が演じる。その他、畠中洋、JKim、阪本奨悟、東山義久、岡幸二郎、関谷春子、大村俊介、大嶺巧といった舞台を中心に活躍する個性豊かな俳優が勢揃いする。キャストビジュアルを写真家レスリー・キーが撮り下ろしなお、キャストビジュアルは、写真家のレスリー・キーが担当。平間と小関のツーショット撮影では、恋するふたりの繊細な世界が表現されている。『The View UpStairs-君が見た、あの日-』あらすじ現代を生きる若きファッションデザイナー:ウェス(平間壮一)は、ニューオーリンズのフレンチクォーターにある廃墟と化した建物を購入する。クスリでハイになった彼が窓にかかるボロボロのカーテンを引き剥がすと、その瞬間、 活気に満ちた70年代のゲイバー「アップステアーズ・ラウンジ」にタイムスリップしてしまう。そこは、まだ同性愛が罪であった時代に強い絆で結ばれた“はみ出し者” たちの拠り所であった。様々な事情を抱えた彼等と触れ合い、時に厳しい 70 年代の現実を体感する中で、人と人の絆の意味を学んでいくウェス。パトリック(小関裕太)という青年との間にも、ささやかな恋が芽生えていく。だが、やがて「アップステアーズ」の秘密が明かされる「その時」が訪れるのだった…。公演概要『The View Upstairs-君と見た、あの日-』脚本・作詞・作曲:Max Vernon演出・翻訳・訳詞・振付:市川洋二郎出演:平間壮一、小関裕太、畠中洋、JKim、阪本奨悟、関谷春子、大村俊介(SHUN)、大嶺巧、東山義久、岡幸二郎■東京公演公演期間:2022年2月1日(火)~2月13日(日)会場:日本青年館ホール住所:東京都新宿区霞ヶ丘町4-1チケット料金:S席 11,800円、A席 8,500円、B席 6,000円(全席指定)※未就学児は入場できない。チケット一般発売日:2021年12月4日(土)10:00~チケット取扱プレイガイド:・チケットぴあ:公式サイト、セブン-イレブン店内マルチコピー機で直接販売(Pコード: 509-077)・イープラス:公式サイト、ファミリーマート店内Famiポートで直接販売・ローソンチケット:公式サイト、ローソン・ミニストップ店頭Loppiで直接販売(Lコード:32657)・チケットスペース:TEL 03-3234-9999 (オペレーター対応)、公式サイト■大阪公演公演日:2022年2月24日(木)~2月27日(日)会場:森ノ宮ピロティホール住所:大阪府大阪市中央区森ノ宮中央1-17-5チケット料金:10,000円(全席指定)※未就学児は入場できない。チケット一般発売日:2022年1月8日(土)10:00~チケット取扱プレイガイド:・チケットぴあ:公式サイト(Pコード:509-058)、セブン-イレブン店内マルチコピー機で直接販売・イープラス:公式サイト、ファミリーマート店内Famiポートで直接販売・ローソンチケット:公式サイト(Lコード:51574)、ローソン・ミニストップ店頭Loppiで直接販売・CNプレイガイド:公式サイト・森ノ宮ピロティホール:窓口販売のみ(11:00~17:00/定休:火曜)※一般発売日は10:00~販売■注意事項・営利目的の転売禁止。・必要に応じて保健所等の公的機関へ氏名及び連絡先を提供する場合がある。【問い合わせ先】■東京公演チケットスペースTEL:03-3234-9999■大阪公演キョードーインフォメーションTEL:0570-200-888 (11:00~16:00/日曜・祝日は休業)
2021年09月25日原田知世さん主演のテレビドラマ『スナック キズツキ』(テレビ東京系)の追加キャストが、2021年9月17日に発表されました。『スナック キズツキ』キャストに個性派俳優が勢ぞろい原作は、漫画『僕の姉ちゃん』で知られる、益田ミリさんの同名漫画。傷付いた人がたどり着く、一風変わった架空の店『スナックキズツキ』を舞台にした、オムニバスストーリーです。今回発表された追加キャストは、俳優の成海璃子さんやお笑いコンビ『ドランクドラゴン』の塚地武雅さん、さらにはミュージシャンや俳優としても活躍する浜野謙太さんをはじめとした、個性豊かな5名。第1話で『スナックキズツキ』を訪れるのは成海璃子さん、そして、その周囲の人物として平岩紙さん、塚地武雅さん、小関裕太さんが登場します。どんな関係性なのかも気になるところですが、話が進むと、彼らもまた『スナックキズツキ』に客として訪れるため、見逃せません。成海璃子 コメント:コールセンターのオペレーター・中田優美役特別ドラマティックな展開はないのですが、とても共感できる内容で、想像力を掻き立てられる本だな、と思いました。私が演じた中田という役は気を遣って自分の気持ちをなかなか言えないところがある役で、そういう思いを抱えている方は現代にも多いと思うので、共感していただけるよう、細やかに表現できればなと思いました。トウコさんは必要以上にお客さんを気にかけたりしない、あの距離感がとても素敵です。私自身とても気にしやすい性格なので、日々いろんなことを感じてしまうのですが、言葉にしなくても一緒にモヤモヤを発散できる、あのスナックに行ってみたいですね。特別なことではなく、日々の生活の中 にあるちょっとした心の傷を癒してくれるドラマです。毎話いろんなキャラクターもでてきますので、きっと幅広い世代の方に共感していただけると思います。是非楽しみにしていてください。平岩紙コメント:総菜屋の店員・安達よしみ役最近、ご縁を頂いております益田ミリさんの原作、そして15年ぶりになる筧監督とご一緒させて頂ける事、とっても嬉しかったです。スナック キズツキは夢の中にあるお店かのようです。もう一度行こうとしたら、辿り着けないような、偶然行き着くと、ホッと、あたためてくれるような、心に絆創膏が必要な人が出会えるお店。原田さんが演じられる店主トウコさんに出会える日をドキドキしながら心待ちにしております。私の演じる安達さんは、ごくごく普通の、一生懸命働いて、自立している女性です。 仕事場では頼まれ事も断れない、いい人。だけど悶々と溜まるストレスもあり、見えない相手に、ついついあたって自己嫌悪に陥ってしまう、素直に生きたいものだと何度も反省している人。深呼吸が必要です。脚本自体が、とても面白くて、バトンパスのように毎話毎話、少し心が疲れている登場人物が現れます。キズツキを後にする時は、ぽわんと、たんぽぽが咲いたような、あたたかさがあります。全話カラーが違うので、私も、拝見するのを楽しみにしています。皆様も是非です。塚地武雅コメント:広告代理店社員・佐藤悟志役不思議だけど雰囲気のあるお店ってあるじゃないですか?「スナック キズツキ」は、その究極版だなと。感傷的になることも多い暮らしの中で、家族や友人に支えてもらうこともあるし、誰にも構われなくない時もある。その中間のような雰囲気のお店と店主。トウコは何者なの?とも思える素敵なお話だなと思いました。僕自身も癒されたいなと。本を読ませて頂いて、佐藤悟志=僕。じゃないですか?と。これはもう当て書きですよ。僕が僕のこと書いたっけ?と思うような私生活に近すぎる内容。共感しまくりです。なので佐藤はトウコに僕は原田知世さんに癒やしてもらいます。笑今回は演じずありのままの僕自身をお見せできるかと。なのである意味迫真の演技となることでしょう。笑ただキズツいたことの発散方法がなかなか大変な役ですので、そこにも注目していただければ。 全力で発散しています!人は誰でも傷ついて生きてる気がします。 太ってるなー。おっさんだな。オタクだな。一生独身だよ。とか言われることありませんか?…あっ、全部自分のこと!スナックキズツキを見て皆さんも疲れや傷を癒やして明日の活力にしていただければ。トウコ…魅力的です!小関裕太コメント:佐藤の部下・瀧井潤役この原作を読んだときに、ホッとひと息休まるような温かい物語だったので、一人の読者として自分も肩の力を抜いてもらいました。僕はこの作品に出てくる傷ついた人のひとりを演じます。何気ない日常の中での「少しの我慢」「少しの気遣い」って、小さな針が風船に刺さったように、心をしぼめていきますよね。しかも気づかないうちに。そんな傷を癒してくれるスナックキズツキに、皆様も出逢ってみてはいかがでしょうか。浜野謙太コメント:酒の宅配業者・こぐま屋役原作にはいないキャラクターということなんですが、この豪華キャストの中に、そして!原田知世さんと共演させてもらえる幸せを思うと、本当にねじ込んでもらえてありがとうございますと思います。エンターテイメントさえ合理的にマーケティング的に作られる昨今で、生きづらさ、ぼんやりとしたツラさをしっかりと描くことは本当に大切なことだとおもいます。脚本は、人物たちが少しづつ繋がっているというのも面白くてダーっと読めてしまいました。なるべく日常の風景、なんでもないけど愛おしい、街の一部、あたかも街の活気の一部として原田さんをほっこりさせられればいいなと思います。原田さんのことだけ考えようと思います。出演者が皆さん素敵で実力派の方々なので1話1話が味わい深いものになるんじゃないかなとおもいます。深夜に力を抜いてみんなで原田知世さんに癒されましょう!『スナック キズツキ』主題歌は清 竜人また、同作の主題歌には、地上波連続ドラマ、初タイアップとなる清 竜人さんが務めます。『人はみな、傷つきながら、傷つけながら生きてる』という同作のテーマを重視して書き下ろした曲『コンサートホール』がオープニングテーマに決定しました。清 竜人コメント愛されず愛さずに、傷付けられず傷付けずに、生きていけたらと考える夜には、知らない誰かが作ったあの歌を歌いたい。知らない誰かが作ったギターを奏でたい。知らない誰かが作った酒を飲んでいたい。知らない誰かが作った煙草を吸っていたい。知らない誰かが作った月を眺めていたい。私と世界の関係は、そのくらいが丁度良いのだと、結い上げた髪を解いて、乱れた心を誤魔化すのさ。Good night, Today. See you tomorrow.キャスト、主題歌と個性派がそろったテレビ東京の新ドラマ『スナックキズツキ』は、2021年10月8日の金曜日、深夜0時12分からスタートです。[文・構成/grape編集部]
2021年09月17日アイドルグループ・Kis-My-Ft2の玉森裕太が主演を務める映画『レインツリーの国』(15)が、dTVで独占配信スタートした。有川ひろ氏の同名小説を実写映画化した同作。主人公の向坂伸行(玉森)は、高校時代に大好きだった『フェアリーゲーム』という本について何気なくネットを検索していたところ、「レインツリーの国」というブログを見つける。そこに書いてある感想に共鳴し、管理人のひとみ(西内まりや)にメールを送る伸行。すると数日後、奇跡的にひとみから返信が届き、パソコンを通じて2人はメールをやり取りする仲に。伸行は、ひとみに「直接会いたい」と伝えるが、彼女はどうしても会えないと言う。頑なに会うのを拒む彼女には、伸行に言い出せない秘密があった……。伸行を演じるのは、幅広い作品で役者としての実力を示してきた玉森。関西弁のノリをばっちり体現しつつ、実直ゆえに時に空気が読めずに突っ走る伸行を愛嬌たっぷりに演じている。管理人の「ひとみ」こと人見利香を演じる西内は、同作が実写映画初出演。まっすぐな伸行に惹かれながらも、公にしたくない秘密を抱えるというヒロイン像に注目だ。
2021年09月14日日本上演のミュージカル「イン・ザ・ハイツ」主演で高評価を得た平間壮一と、舞台やドラマなどで多彩な活躍を見せる小関裕太が共演、1973年に実際に起きたゲイクラブ“アップステアーズ・ラウンジ放火事件”を基にしたミュージカル「The View Upstairs-君が見た、あの日-」に出演することが決定した。本作は、ニューオリンズにある「アップステアーズ・ラウンジ」で実際に起きた未解決事件を基に、ブロードウェイ新進気鋭の若手作家、マックス・ヴァーノン作・作詞・作曲を手掛けたミュージカル。米国史上に残るゲイクラブに対する事件の1つを題材にした本作は、2017年にアメリカ、オフブロードウェイで初演、その後世界各地で上演された。2018年にはオーストラリア、シドニーで初海外プロダクションが開幕、2019年にはロンドン版も上演され、そしてついに日本初演を迎える。現代のニューオリンズから突然1973年にタイムスリップしてしまう、若きデザイナーの主人公ウェス役には、「RENT」や「ロミオ&ジュリエット」など本格ミュージカルや舞台にも出演、今春上演のミュージカル「イン・ザ・ハイツ」では主演を果たした平間壮一。突如現れたウェスに興味を持ち、次第に惹かれていく若い男娼パトリック役には、舞台「モンティ・パイソンのSPAMALOT」でロビン卿役、ドラマ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」や情報番組「王様のブランチ」のレポーター、来年はミュージカル「四月は君の嘘」の主演も控え、幅広く活躍する小関裕太。小関裕太女性と結婚して子どももいる“クローゼット”のゲイ・バディを演じるのは、映画『塔の上のラプンツェル』『シンデレラ』など数多くのディズニー映画で卓越した声を響かせ、また本年はミュージカル「October Sky遠い空の向こうに」、来年は舞台「CROSS ROAD~悪魔のヴァイオリニスト パガニーニ~」の出演が控え、俳優だけでなく声優としても活躍する畠中洋。フレディの母親でシングルマザーのイネズ役を演じるのは、劇団四季入団後「キャッツ」「ライオンキング」などでメインキャストを務め、退団後、韓国で上演された舞台「CHICAGO」に出演。本年は舞台「SHOW TIME」でも圧巻の歌唱力を披露し、女優・歌手としても歌声で魅了し続けるJKim。昼は建設作業員、夜はラテン系ドラァグクイーンのオーロラとしてパフォーマンスをしているフレディ役には、ミュージカル「テニスの王子様」や大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」に出演、シンガーソングライターとしても活動し、映画・ドラマの主題歌・挿入歌を担当。さらに、俳優としてもミュージカル「刀剣乱舞」に出演するなど、幅広く活躍する注目アーティストの阪本奨悟。受け入れられることに飢えた孤独な男娼でホームレスのデール役は、自らを中心とするEntertainment Unit「DIAMOND☆DOGS」を始動、舞台構成・総合演出も手掛け、東宝ミュージカル「レ・ミゼラブル」などに出演。本年も舞台「ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-」Rule the Stageに出演するなど、多方面に活動の幅を広げている東山義久。経験豊富でゲイバーの皆のメンターのような存在の黒人男性ウィリー役には、舞台はグランドミュージカルから2.5次元まで、コンサートはクラッシックホールからライブハウスまで、舞台や配信の企画構成や後進の指導にも余念がない、「アグレッシブ」を体現する岡幸二郎。共演には関谷春子、大村俊介(SHUN)、大嶺巧ら歌・ダンスの実力を兼ね備えた俳優たちが結集、また演出は訳詞・翻訳の評価も高く、日英米で演出家としても活躍をひろげている英国在住の市川洋二郎が務める。平間壮一コメント広い世界で色々な価値観と触れ合って自分の居場所を探している。たくさんの人に認められてどこにいても怖いことなんてない世界にいきたいと思ってるのかもしれない。そうやって過ごしていくのも大事だけど振り返ったら自分の小さな世界に入り込んでくれた人達がいてありのままの自分を認めてくれて、怖くない世界があるよ。そんなこともテーマに持ちながらウェスとともに旅をして、出逢い、生きたいと思っています。小関裕太コメント1973年、実際に起こった火災事件を元に描かれたストーリー。この作品が持つメッセージ・パワーが強く、そして楽曲の色鮮やかな旋律が素敵で、出演には即答でYESでした。しかしこの作品を出演者として作り上げるに当たって、様々なアプローチ方法が思い浮かび、自分の考えだけだと偏ってしまうと思ったので、沢山の人に相談しながら進んでいます。「多様性」「芸術を取り戻す」。今だからこそ届けたい作品です。是非ご期待ください。「The View Upstairs-君と見た、あの日-」は2022年2月、【東京公演】日本青年館ホール、【大阪公演】森ノ宮ピロティホールにて上演。(text:cinemacafe.net)
2021年09月10日世界中に影響を与えている「COVID-19」をひっくり返したい、というテーマで始まったプロジェクト『DIVOC-12』から、松本穂香や小関裕太、清野菜名らが登場する“感触”というテーマで制作する上田慎一郎監督チームの予告映像が解禁となった。12人の監督が紡ぐ、完全オリジナルストーリーからなる12本の作品から、今回解禁となったのは上田監督チーム4作分の予告映像。まず、上田監督の『ユメミの半生』は、「聞いてみる?わたしの半生」とユメミ(松本穂香)が閉館を待つ映画館に足を運んだ映画監督志望の少年・カケル(石川春翔)に話しかけると、ユメミのまるで映画のような壮絶な半生が語られる。上田慎一郎監督『ユメミの半生』白黒の映像からカラーに変わり、ユメミとユメミの初恋の人・テツオ(小関裕太)のロマンチックなラブシーンが描かれ、次第には地球の命運を賭けた壮絶な戦いが映し出されており、上田監督の映画愛が凝縮された究極のエンターテインメント作品に仕上がっている。また、ユメミとカケルが出会う映画館は池袋シネマ・ロサで撮影され、上田監督のミニシアター愛も作品の中で感じることができる。続けて、ふくだみゆき監督作品『魔女のニーナ』。イギリスから来た見習い魔女のニーナ(安藤ニコ)が魔法を使ってティーセットを出した姿を、家出少女のめぐ(おーちゃん)が木陰から「今のどうやったの?」とニーナに尋ねる様子が映し出される。クラシックミュージカルのように歌に合わせて踊りながら魔法を披露するニーナとめぐとの冒険が描かれ、1人前になりたい2人の成長物語となっている。ミュージカルシーンの歌唱を、世界中のミュージカルに参加するしらたまなが担当しており、ダンス、歌と本格的なミュージカルを堪能できる仕上がり。ふくだみゆき監督『魔女のニーナ』そして、中元雄監督作品の『死霊軍団 怒りのDIY』は、ホームセンターでゾンビに襲われ絶体絶命の危機にさらされているバイトのサイトー(高橋文哉)を助けるべく、サングラスをかけ武器を装備した先輩のマリ(清野菜名)が「パーティーはお開きよ!」と決め台詞で登場するインパクトあるシーンから始まる。カンフーアクションを操り次々とゾンビを血祭りにあげていくマリの勇ましさ、中元監督のゾンビ映画愛、そして何よりも清野さんのブルース・リー顔負けのアクションを堪能できそう。中元雄監督『死霊軍団 怒りのDIY』最後にエバンズ未夜子監督作品『あこがれマガジン』は、「変な映画?」と問いかける友達のミオ(横田真悠)に「鏡の中の女の子の話」とアイドルのナオ(小川紗良)が微笑みながら答える様子が映し出される。可愛くもどこか不穏な音楽にのせて、ミオの言葉を強く否定をするナオやなぜかアイドル姿のミオがテレビで歌っている様子が流れるなど、不思議な空気感に包まれている。夢か現実か、何者かになりたい少女の気づきの物語となっている。エバンズ未夜子監督『あこがれマガジン』また、各作品の場面カットも到着した。見つめ合うユメミ(松本穂香)とテツオ(小関裕太)に、見習い魔法・ニーナ(安藤ニコ)と家出少女・めぐ(おーちゃん)が魔法をかけるカット。さらに、サングラスをかけ白いタンクトップを着て武器を装備した勇ましいマリ(清野菜名)の姿や、喫茶店で向かい合って話すナオ(小川紗良)とミオ(横田真悠)のカットなど、それぞれ全く違う“感触”をまとったエンターテインメント作品ばかり。上田監督は、“感触”というテーマについて、「コロナ禍って“感触”が失われていた時期だったと思ったんです。人に触れるということもそうですし、音楽とか演劇とか映画館で映画を見るという生でエンターテイメントを味わうという“感触”も失われていた時期でした。それをテーマに、“感触”とは何なのか”“感触が失われた時期は一体どういうことだったのか”というのを探せたらいいなと思っています」と語る。「あまり限定的なテーマにするといけないなと思っていて、一言に感触と言っても、チーム4人の監督の感触が違うという意味もありますし、コロナ関係なく時代的にデジタル化が進んでいて、本が電子書籍になったり、音楽はCDではなくサブスクで聞いたりしていますよね。モノの感触がどんどん無くなっている時代だと思うので、そのような意味でもチーム4人それぞれが“感触”を見つけて、それを探す映画になればいいんじゃないかと思いました」とコメントしている。『DIVOC-12』は10月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:DIVOC-12 2021年10月1日より全国にて公開©2021 Sony Pictures Entertainment (Japan) Inc.
2021年09月07日フジテレビ連続ドラマ「推しの王子様」で主人公の相手役・五十嵐航に抜擢され、注目を集める渡邊圭祐と、テレビ東京で放送中の連続ドラマ「来世ではちゃんとします2」「ハコヅメ ~たたかう!交番女子~」でも話題の小関裕太。この2人が出演している仙台放送の番組「あらあらかしこ」内の特別企画「圭祐&裕太 ふたり旅in宮城」のDVD発売日が9月25日(土)に決定、さらに発売を記念して2人のトークライブが生配信で行われることも決まった。DVDは初回限定版(PHOTO BOOK+DVD)と通常版(DVD+封入ポスター)の2種類。初回限定版はPHOTO BOOKに旅の写真を全52ページに収め、写真集のような仕様になっており、旅先での2人の様子を存分に収録。通常版には、渡邊さん、小関さんが映像を観ながら旅の思い出を語るオーディオコメンタリー、また封入特典として2SHOTポスター付き。初回限定版及び通常版DVDには番組で放送された本編に加えて未公開映像(車内トーク編)、メイキング映像を収録。今回の旅の裏側を“覗き見”できる映像が収録された豪華仕様のDVDとなっている。「圭祐&裕太ふたり旅in宮城」DVD発売記念オンライントークライブは9月25日(土)(1)13:00開演(2)15:30開演初回限定版PHOTOBOOK+DVD「KEISUKE&YUTA FUTARI-TABI IN MIYAGI」(税込価格:4,950円)、通常版DVD「KEISUKE&YUTA FUTARI-TABI IN MIYAGI」オーディオコメンタリー&ポスター付き(税込価格3,850円)は9月25日(土)より発売。(text:cinemacafe.net)
2021年08月21日戸田恵梨香と永野芽郁がW主演する「ハコヅメ」の5話が8月18日放送。消防士の武田役で出演した小関裕太に「キュンキュンとまらん」「生きる希望ができました」の声が上がるとともに、戸田さん演じる藤とその同期たちにも「最強」の反応が送られている。永野さん演じる新人警官と戸田さん演じる元エース刑事が交番で凸凹ペアを組むことに。2人を通して、身近なようで意外と知らないお巡りさんのリアルな日常を笑いあり、涙ありで描いていく交番エンターテインメントとなる本作。出演は「警察官にさえなれば一生安泰」という安易な考えから警察官になった川合麻依を永野さんが演じ、警察学校を首席で卒業したほど優秀な元エース刑事の藤聖子を戸田さんがそれぞれ演じるほか、藤と川合が勤務する町山交番の所長“ハコ長”の伊賀崎秀一にムロツヨシ。藤と警察学校の同期だった源誠二に三浦翔平。源のバディ、山田武志に山田裕貴。牧高美和に西野七瀬。捜査一係の係長の北条保に平山祐介。副署長の吉野正義に千原せいじといった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。5話では「彼氏が欲しい」と交番で叫ぶほど、恋愛を満喫する同世代を羨む川合に、藤のつてで合コンのチャンスが巡ってくる。警察官であることを隠して合コンに臨む2人だが、隣の席からどこかで聞いた声が。なんと同じ店で源と山田も合コンしていた。お互いの会話に心の中でツッコミを入れながら両者の合コンは進むのだが、結局招集がかかってしまう。その翌日、町山交番に高齢の男性・三宅(小野武彦)が現れる。DVを受けたという三宅だが、話を聞くとどうも認知症のようで…。その後火災の通報を受けた藤と川合は現場に急行。寝不足の川合はふらついて座り込んでしまうが、そこに現れたのは消火を終えたイケメン消防士・武田(小関裕太)。川合をお姫様抱っこで救急車に運ぶ武田の姿に、恋に落ちる川合…というストーリーが展開。「小関裕太くんが出てきてキュンキュンとまらん」「小関裕太くん、全然知らなくて完全初見だったけど、かなり好きかも...」「武田さんに小関裕太くんを起用してくださった方ありがとうございました、生きる希望ができました」など、小関さんの出演にタイムラインが沸き上がる。初デートまでこぎつけた川合だが、その朝、再会した三宅と妻の様子が気になり、三宅の家に向かう…。デートが流れてしまった川合を励ます一同だが、山田から見せられた武田のSNSには、いろんな女性との画像の数々が…「まさかの小関くん女たらしダメ男で吹いたwww」「まさかの武田くんチャラ男オチでしたがそれはまたそれで面白い」など、武田の“素顔”にも数多くの反応が。そして今回のエピソードで、これまで写真でしか登場してこなかった藤の同期、桃木(臼田あさ美)、松島(大西礼芳)が登場。2人を引き連れ川合のもとに現れる藤と同期2人の姿に「ハコヅメの藤さんと同期の登場シーンかっこ良すぎる笑」「藤さんの同期女子会(チンピラ大奥)顔面偏差値バグってる」「藤さんたち同期の美しさと存在感が最強」などの反応も多数SNSに上がっている。(笠緒)
2021年08月19日現在、特別編が放送中のドラマ「ハコヅメ ~たたかう!交番女子~」が、8月18日(水)に第5話を放送することが決定した。本作は、永野芽郁演じる天然新人・川合、戸田恵梨香演じるワケあり元エース刑事・藤という凸凹交番女子ペアを通して、身近なようで意外と知らないお巡りさんの笑いあり涙ありのリアルな日常を描く。7月28日(水)の第4話放送後、8月4日(水)から2週に渡り、“特別編”が放送されている本作。そして今回、本編放送再開が決定。最新話の第5話は、相変わらず公務に追われる川合が、意外にも藤のつてで警察官であることを隠し、人生初の合コンへ。しかし、同じ店で別の合コン中の源(三浦翔平)&と山田(山田裕貴)と鉢合わせてしまう。さらには、2人を警察官ならではのアクシデントが襲う。そんな翌日、町山交番に、妻から襲われそうになったと男性(小野武彦)がやってくる。そこで藤は異変を感じ…。一方で、寝不足の川合は、突然めまいに襲われたところ、消防士の武田(小関裕太)が現れ、川合を抱きかかえ、救急車に運んでくれ――。第2章のスタートとも言える今回。交番女子ペアが、仕事に恋に(!?)これまで以上にヒートアップしていく。「ハコヅメ ~たたかう!交番女子~」は毎週水曜日22時~日本テレビにて放送中。(cinemacafe.net)
2021年08月11日ミュージカル『四月は君の嘘』が2022年5月7日(土)から5月29日(日)まで東京・日生劇場で上演され、6月から7月にかけて全国ツアー公演が行われる。小関裕太や木村達成、生田絵梨花が主演を務める。東京公演の一般前売チケットは、2022年3月5日(土)より発売スタート。新川直司の漫画『四月は君の嘘』ミュージカル化『四月は君の嘘』は、新川直司が2011年から2015年にかけて講談社・月刊少年マガジンにて連載し、2012年度マンガ大賞ノミネート、2013年講談社漫画賞少年部門を受賞した人気漫画。単なる青春ラブストーリーではなく、普遍的な人間愛や音楽の魅力を綴った作品で、若き音楽家の卵たちが大切な人との出会いと別れを通して、その才能を開花させていく姿が描かれている。2014年にはフジテレビ「ノイタミナ」枠にてテレビアニメ化、2016年には広瀬すずと山﨑賢人のW主演により実写映画化され、大ヒットを記録した。小関裕太&木村達成&生田絵梨花が出演そんな『四月は君の嘘』がついにミュージカル化されることに。キャストには、数々の映像・舞台での主演に続き、東宝ミュージカル初出演となる小関裕太や、ミュージカル『プロデューサーズ』『ジャック・ザ・リッパー』と話題作への出演が続く木村達成、ミュージカル『モーツァルト!』などで第44回菊田一夫演劇賞を受賞し、名作ミュージカル『レ・ミゼラブル』でエポニーヌ役を務めている生田絵梨花が名を連ねる。有馬公生(小関裕太/木村達成 Wキャスト)母の死をきっかけにピアノが弾けなくなった元天才少年。演奏に集中すると音が聴こえなくなるハンデを抱える。宮園かをり(生田絵梨花)圧倒的な個性を持つヴァイオリニスト。公生を再び音楽の世界に連れ戻そうとする。澤部椿(唯月ふうか)公生の幼馴染で、ソフトボール部の主砲。止まってしまった公生の時間を再び動かすために、かをりを手助けする。渡亮太(水田航生/寺西拓人 Wキャスト)公生、椿とは幼いころからの友達で、サッカー部の部長。女子に好かれる人気者で、かをりから好意を寄せられる。楽曲は“ミュージカル界の巨匠”フランク・ワイルドホーン楽曲は、『ジキル&ハイド』『笑う男The Eternal Love -永遠の愛-』『デスノートTHE MUSICAL』など人気作品を手掛けてきたミュージカル界の巨匠、フランク・ワイルドホーンが担当。訳詞と演出は、ミュージカル『キューティ・ブロンド』『笑う男The Eternal Love -永遠の愛-』などをヒットに導いた上田一豪が、脚本は、ジブリ映画『かぐや姫の物語』や『メアリと魔女の花』の共同脚本でも知られる坂口理子が務める。ミュージカル『四月は君の嘘』ストーリーかつて指導者であった母から厳しい指導を受け、正確無比な演奏で数々のピアノコンクールで優勝した神童・有馬公生(ありまこうせい)は、母の死をきっかけにピアノの音が聴こえなくなり、コンクールはおろかピアノに向き合うことからも遠ざかってしまう。母の死から数年後の4月。高校生になった公生は幼なじみの澤部椿(さわべつばき)を通じ、同い年のヴァイオリニスト・宮園かをり(みやぞのかをり)と出会う。ヴァイオリンコンクールでかをりの圧倒的かつ自由な演奏を聴き、公生の世界は、再びカラフルに色付き始める。かをりは、好意を寄せる渡亮太(わたりりょうた)との仲を椿に取り持ってもらい、渡と椿の幼なじみである公生とも行動を共にするようになる。やがて公生はかをりに好意を抱くようになるが、親友である渡に気を遣ってしまい想いを伝えることができない。そして椿はそんな公生のかをりへの恋心に気付き、また自身に芽生えた公生への恋心に思い悩む。公生のことを“友人A”と呼びぞんざいに扱いつつも、自分のコンクールのピアノ伴奏を命じるなど、何かにつけて公生を音楽の世界に連れ戻そうするかをりと、どんどんかをりに惹かれていく公生。しかし、公生が再び音楽の道に戻ろうとした矢先、かをりに大きな秘密があることを知る……。作品詳細ミュージカル『四月は君の嘘』原作:新川直司(講談社「月刊少年マガジン」)脚本:坂口理子作詞・作曲:フランク・ワイルドホーン作詞:トレイシー・ミラー/カーリー・ロビン・グリーン編曲:ジェイソン・ハウランド訳詞・演出:上田一豪キャスト:小関裕太、木村達成、生田絵梨花、唯月ふうか、水田航生・寺西拓人、未来優希、原慎一郎、ひのあらた、三木麻衣子、飯塚萌木、石井千賀、片岡芽衣、柴田実奈、杉浦奎介、須田拓未、高瀬雄史、千歳ふみ、角田萌夏、露詰茉悠、中野太一、中村 翼、松村桜李、元榮菜摘、山﨑感音、山野靖博、ユーリック武蔵、吉井乃歌、吉岡花絵※小関裕太と木村達成、水田航生と寺西拓人はWキャスト■公演情報<東京公演>上演期間:2022年5月7日(土)~5月29日(日)会場:日生劇場一般前売開始:2022年3月5日(土)チケット問い合わせ先:TEL 03-3201-7777<全国ツアー公演>上演期間:2021年6月~7月※詳細は公式HPを要確認
2021年07月31日2020年7月に開幕目前で全公演中止となったミュージカル『四月は君の嘘』が2022年5月、メインキャスト6名全員が再集結し、日生劇場にて上演されることが決定した。原作は2011〜2015年に講談社・月刊少年マガジンにて連載され、2012年度マンガ大賞ノミネート、2013年講談社漫画賞少年部門受賞、その後2014年~2015年にはフジテレビ「ノイタミナ」枠にてTVアニメ化、2016年には実写映画としても大ヒットを記録するなど、多くの人を惹きつけてやまない新川直司の傑作コミック。単なる青春ラブストーリーではなく、音楽に引き合わされた若き音楽家の卵たちが、大切な人との出会いと別れを通してその才能を開花させていく、普遍的な人間愛と音楽の魅力が詰め込まれた作品だ。ミュージカルとしてその魅力を更なる高みへと誘うのは、『ジキル&ハイド』『笑う男The EternalLove -永遠の愛-』『デスノートTHE MUSICAL』を手掛けるミュージカル界の巨匠、フランク・ワイルドホーン全曲書下ろしによる楽曲で、ワイルドホーンの関わった日本上演ミュージカルとしては本公演が記念すべき20作目となる。そして、訳詞と演出を手掛けるのはミュージカル『キューティ・ブロンド』、ワイルドホーンが音楽を手掛けた『笑う男The Eternal Love -永遠の愛-』を大ヒットに導いた上田一豪。脚本にはジブリ映画『かぐや姫の物語』、『メアリと魔女の花』の共同脚本でも知られる坂口理子という日本の豪華スタッフ陣が加わり、物語をさらに深化させる。出演者には、ミュージカル界の将来を担う若き才能が集結。元天才ピアニスト・有馬公生役には数々の映像・舞台での主演に続き今回東宝ミュージカル初出演となる小関裕太と、ミュージカル『プロデューサーズ』『ジャック・ザ・リッパー』と話題作への出演が続く木村達成がWキャストにて出演決定圧倒的個性を持つヴァイオリニスト・宮園かをり役にはミュージカル『モーツァルト!』などの好演により第44回菊田一夫演劇賞を受賞し、現在『レ・ミゼラブル』で好演中の生田絵梨花。公生と幼馴染の女子高生・澤部椿役には、『レ・ミゼラブル』や『屋根の上のヴァイオリン弾き』など大作ミュージカルでの活躍が目覚ましい唯月ふうか。公生と椿の友人・渡亮太役には、ストレートプレイからミュージカルまで幅広く存在感を示す水田航生と、舞台を中心に活躍の場を広げ今年11月には『マイ・フェア・レディ』への出演が控える寺西拓人がWキャストで出演。公演中止となってからの2年間、それぞれに研鑽を積み、更なる成長を遂げた6人を再度迎え、東宝・フジテレビジョンが満を持して贈る世界初演ミュージカルに期待してほしい。【公演情報】ミュージカル『四月は君の嘘』開催日:2022年5月7日(土)~5月29日(日)会場:日生劇場※2022年6~7月 全国ツアー公演あり※来春一般前売開始予定チケットお問合せ:東宝テレザーブ(03-3201-7777)HP:
2021年07月21日『新聞記者』藤井道人監督、『カメラを止めるな!』上田慎一郎監督、『幼な子われらに生まれ』三島有紀子監督の3人と、一般公募より選ばれた新人監督含めた9名が集い、12本の物語を作りあげる映画製作プロジェクト『DIVOC-12』。この度、“感触”というテーマを掲げる上田監督チームに集うキャスト陣が解禁、併せて各作品のタイトルも解禁となった。今回明らかになったチームを導く上田監督作品のタイトルは『ユメミの半生』。主演にはNHK連続テレビ小説「ひよっこ」や、日曜劇場「この世界の片隅に」に出演、確かな演技力で最近では声優にも挑戦している松本穂香。共演にはNHK連続テレビ小説「半分、青い。」で話題になり、映画『ライアー×ライアー』や現在放送中のドラマ「ラブコメの掟~こじらせ女子と年下男子~」で年下男子を演じている若手俳優・小関裕太。ふくだみゆき監督の作品タイトルは『魔女のニーナ』。オーディションにて本作の主演を見事掴み取ったのは、映画『一度死んでみた』やドラマ「知ってるワイフ」など数々の話題作に出演する安藤ニコ。また共演には、YouTubeチャンネル「HIMAWARIちゃんねる」で260万人以上のチャンネル登録者数を誇る、家族YouTuberのおーちゃんに決定した。続けて、中元雄監督による作品は『死霊軍団 怒りのDIY』。主演を務めるのは、「半分、青い。」「今日から俺は!!」などに多数出演、ドラマや映画、舞台、CMでも引っ張りだこでありながら、ときに激しいアクションシーンを披露している清野菜名。共演には、若手俳優の登竜門である仮面ライダーシリーズ「仮面ライダーゼロワン」で主演を務め、「先生を消す方程式。」「着飾る恋には理由があって」などで知られる高橋文哉。そして、一般公募から選ばれたエバンズ未夜子監督の作品タイトルは『あこがれマガジン』。本作のW主演を務めるのはNHK連続テレビ小説「まんぷく」や映画『ビューティフルドリーマー』に主演、さらに映画監督、執筆家としてマルチな才能を発揮する小川紗良。雑誌「non-no」の専属モデルとして活躍しながら、ドラマや映画など女優としての活躍も注目される横田真悠。コロナ禍で人と触れ合いぬくもりを感じる機会が減った今、“感触”をテーマに掲げる上田監督チームが何を伝えてくれるのか、期待が高まる。上田慎一郎監督『ユメミの半生』【松本穂香 コメント】今も大変な状況が続くなか、行き場のない思いに、やるせなさを感じている方も多いと思います。そんな状況下、このようなプロジェクトに参加させて頂いたことで、いまの自分の気持ちを見つめ直すキッカケにもなりました。今だからこそ、純粋に楽しめる映画をお届け出来れば嬉しいなと思っています。【小関裕太 コメント】このプロジェクトにお声掛けいただき、そしてその一員になることができ非常に嬉しいです。映画はその時代時代に、作られる意味を持って生まれているんだと思いながらいつも撮影に挑んでます。僕が今回参加させていただいた『ユメミの半生』は、観終わった後に夢や希望がもらえる作品。この時代、今僕自身が映画に欲しているテーマでした。約10分というこの短い世界の中に凝縮された様々な想いが、誰かの明日に繋がりますように。ふくだみゆき監督『魔女のニーナ』【安藤ニコ コメント】観終わった後に思わず鼻歌を歌ったり、踊って帰りたくなる様なとても明るくて楽しい作品になっていると思います。短い撮影期間だったにも関わらず、おーちゃんやスタッフさんと撮影の合間に話したり遊んだりと明るい現場でした。泊まりがけの撮影だった為、ふくだ監督と作品やお芝居についてお話させて頂く時間も多く、貴重な経験をさせて頂きました。二人の少女の愛らしい友情と、成長する姿に是非注目して頂きたいです。【おーちゃん(HIMAWARIちゃんねる) コメント】初めて映画に出ました。とっても緊張したけど、ニコちゃんとたくさんお話し出来たしふくだ監督も優しくて、演技が上手に出来るようにいっぱい教えてくれて楽しかったです。ありがとうございます。また映画に出たいです。いろんな人にこの映画を見て欲しいです。とっても楽しくて感動する映画です。ぜひ見てください。中元雄監督『死霊軍団 怒りのDIY』【清野菜名 コメント】昨年から作品の中止や延期によって悔しい思いをした方々が沢山いらした事と思います。私もその中の一人です。そんな中でも必死に日本映画界を盛り上げようと全力で前を向いている皆さんの熱い思いに胸を打たれ、この度『DIVOC-12』に参加させていただきました。短い撮影期間ではありましたが、私にとってこの二日間はかけがえの無い宝物です。時間を忘れるほど無我夢中で撮影をしました。ブルース・リーをこよなく愛す中元監督作品を楽しみにしていてください!【高橋文哉 コメント】こんにちは、高橋文哉です!『DIVOC-12』上田慎一郎監督チームの中元組に参加させて頂きました。撮影現場では、主演の清野さん、スタッフの皆様が明るく振る舞ってくださり、すごくリラックスして楽しくお芝居させて頂きました。このようなご時世の中で、皆様に笑顔をお届けできる作品となっていると思いますので、是非ご覧下さい!エバンズ未夜子監督『あこがれマガジン』【小川紗良 コメント】19歳にしてプロのスタッフに囲まれて映画を作れることに羨ましさを感じつつ、どこか学生時代を思い出すような懐かしさもある現場でした。エバンズ監督の思い描く不思議な世界観を、不思議で片付けずに、どうにか理解しようとみんなで歩み寄りながら作っていました。私自身もどんな仕上がりになっているか想像がつかないので、楽しみです。【横田真悠 コメント】エバンズ組に参加させて頂きました横田真悠です。小川紗良ちゃんと1年半ぶりの共演ということで、安心感がありましたし、とってもワクワクしながら取り組むことができました。衣装やメイクがレトロに仕上がっているので、懐かしいと感じる方もいらっしゃると思いますし、同世代の方にはどこかエモさを感じてもらえるような作品になっているので、そこに注目していただけると嬉しいです!『DIVOC-12』は2021年秋、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:DIVOC-12 2021年公開予定
2021年06月08日アイドルグループ・Kis-My-Ft2の玉森裕太が出演するサンヨー食品のWEB動画「6月のひとてま荘」(120秒)が、1日にサッポロ一番のブランドサイトで公開された。玉森と藤ヶ谷太輔が、下町にある一軒家のシェアハウスから季節にあわせたレシピを届ける「今月のひとてま荘」。今月は、この季節にぴったりの「レモンの冷やし塩らーめん」を玉森が紹介する。「じめじめして、食欲わかないな……」と憂鬱な気分で梅雨を過ごしていた玉森が、「あ、そうだ!」と季節の悩みを吹き飛ばすレシピをひらめき、キッチンへ向かうというストーリー。動画では、玉森自ら麺をゆで、調理のポイントを解説する姿や、完成した料理を「おいしい!」と味わう笑顔を収めた。食後には「じめじめした梅雨でもすっきりするなぁ」と大満足で愛犬と散歩へ出かける、元気いっぱいの玉森に注目だ。
2021年06月01日山田孝之と賀来賢人が出演し、福田雄一が演出を手掛けたミュージカル「モンティ・パイソンのSPAMALOT」のドキュメンタリー映像が5月31日(月)~6月6日(日)まで、Theatreliveにて配信されることが決定した。本作は、“コメディ界のビートルズ”と称されるイギリスの人気コメディ・グループ「モンティ・パイソン」の大ヒット映画『モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル』(1975年公開)を基に作られたミュージカル作品。ドキュメンタリー映像では、ポスター撮影から大千穐楽までの241日をふり返っている。初めて衣装を着たときの様子から、あの奇跡の歌声が生まれた瞬間など、余すところなくまとめられている。また、山田さん扮するアーサー王とパッツィ(矢本悠馬)が出番前に毎回行なっていた“とある儀式”や、ニッの騎士や吉田(賀来さん)の大掛かりな変身の様子など、本邦初公開の貴重映像も見逃せない。そして、キャストからのコメントやインタビュー、座長・山田さんの公演中のとある1日にも密着している。視聴チケットは、5月27日(木)まで現在先行販売中。一般販売は5月28日(金)0時からスタートする。さらに、公演パンフレット未収録の写真を収めた豪華ビジュアルブックの販売も決定。付録として、配信版ドキュメンタリー映像の全編収録に加え、上演期間中のアフターイベントの模様など、配信版では見られない映像も格納された特典DVD映像が付いてくる。DVDでは小関裕太&三浦宏規&長谷川忍(シソンヌ)による副音声の解説も必聴だ。ミュージカル「モンティ・パイソンのSPAMALOT」のドキュメンタリー映像は5月31日(月)10時~6月6日(日)23時59分Theatreliveにて配信。ドキュメンタリーDVD付ビジュアルブックは5月28日(金)12時~6月10日(木)23時59分先行販売、以降は通常販売。(cinemacafe.net)
2021年05月26日アミューズの若手俳優によるファン感謝祭「Amuse Presents SUPER HANDSOME LIVE 2021 “OVER THERAINBOW”」が9日、東京・TOKYO DOME CITY HALLで開幕した。通称“ハンサムライブ”と呼ばれる本イベントは、アミューズの若手俳優たちが歌、ダンス、ミュージカルなど年によってさまざまな形で“ファンに直接感謝を伝える”ためのイベント。歴代出演者には佐藤健、三浦春馬さん、賀来賢人、神木隆之介、吉沢亮らが名を連ね、今年で16年目を迎えた。会場、そして配信でハンサムメンバーが新アルバム「TEAM HANDSOME COLLECTION『GET IT BACK!』」(2020年12月23日発売)の楽曲も含む23曲をパフォーマンスしファンを魅了した。今年はドラマ『知ってるワイフ』、『来世ではちゃんとします』の小関裕太、ミュージカル『スリル・ミー』の松岡広大、ミュージカル『デスノート THE MUSICAL』の甲斐翔真、ドラマ『恋はつづくよどこまでも』の渡邊圭祐、映画『ジオラマボーイ・パノラマガール』の鈴木仁ら14人が参加。ミュージカル『ポーの一族』で注目を集めた新原泰佑、『騎士竜戦隊リュウソウジャー』の兵頭功海も、新人ハンサムとして初参加を果たした。公演では四季をテーマに、VTRとライブパフォーマンスが繰り広げられた。中盤には、メンバーが4つのチームに分かれ、練習を重ねてきたユニット曲も披露。石賀和輝、小関、藤原大祐のマイクチームによるマイクパフォーマンス曲「ねぇ神様お願い」、甲斐をボーカルに、鈴木、細田佳央太、渡邊が楽器演奏に挑んだハンサム初のバンド曲「SEIZE THE DAY」、富田健太郎、福崎那由他、兵頭によるラップ曲「強走」、太田将熙、新原、松岡のダンス曲「Dress Up」が生披露された。さらにメンバーがリモートで作詞した「GET IT BACK!」や、ライブ定番曲となった「Festival Night」「親孝行!!!」で会場を盛り上げた。さらに終盤には、公演ごとにメンバーと曲が異なるシャッフルコーナーも用意。初回公演では石賀、兵頭、藤原、松岡がセクシーな楽曲「Secret kiss」を披露した。ゲームコーナーでは4チームに分かれて「つないでダンスゲーム」を実施。8カウントずつ振りを作ってつないでいく同ゲームにて、兵頭はアクロバットの技であるロンダート、新原はブレイクダンスのフリーズを決めるなど、初回公演では新人ハンサムが大活躍することとなった。この回は富田、兵頭、福崎のラップチームが敗北し、罰ゲームの“全力ぶりっ子”ポーズを披露するはめに。感染防止のため会場では声援が禁止され、ファンは拍手やブレスライトでメンバーを応援した。さらに初回公演のMCコーナーでは藤原が配信視聴者の呼び名を「えっつー(※閲覧者)」と決め、画面の向こうに呼びかける場面も。ゲームコーナーでは、ダンス対決に使う楽曲を視聴者がリアルタイム投票によって選ぶという、現地に行けないファンでも参加できるシステムが用意された。また、配信限定で発売されるオリジナルグッズも発売中、配信ライブでは、全国どこからでもハンサムに参加できる。初回公演アンコールでの最後の挨拶では、甲斐が「今こうやって見ている景色がいかにすごいか実感しました。あたりまえだった日常が今は非日常になってしまって、1年前から考えて『GET IT BACK!』という曲を作りました。そこにすべてが詰まっています」と、松岡が「エンタテインメントが不要不急だと言われてしまったこともありましたが、確実に必要ですね、僕たちの生活には!」と熱い思いを語る。小関は「正直、いっぱいいっぱいで昨日のリハーサル中に頭が真っ暗になっちゃって……でも『GET IT BACK!』を歌っている最中に、もっと笑顔にならなきゃと思わされました。皆さんと一緒に過ごすことがモチベーションになってようやく笑えるようになりました」と打ち明けた。「Amuse Presents SUPER HANDSOME LIVE 2021 “OVER THE RAINBOW”」は4月11日まで開催中。各種オンラインチケットも販売されている。○「Amuse Presents SUPER HANDSOME LIVE 2021 “OVER THE RAINBOW”」概要■会場TOKYO DOME CITY HALL■日程4月9日(金)13:30~、19:00~4月10日(土)12:30~、18:00~4月11日(日)12:30~、18:00~■出演者チーム・ハンサム! 2021石賀和輝/太田将熙/甲斐翔真/小関裕太/鈴木仁/富田健太郎/兵頭功海/新原泰佑/福崎那由他/藤原大祐/細田佳央太/松岡広大/溝口琢矢/渡邊圭祐※溝口琢矢:4月9日(金)19:00 公演、4月11日(日)18:00公演のみ出演
2021年04月10日栗山千明が主演を務める「ラブコメの掟~こじらせ女子と年下男子~」が4月7日深夜オンエア。視聴者からは栗山さんの“裏の顔”に「私を見ているよう」など共感の声が続出。共演の小関裕太には「可愛すぎる」「国民の後輩」といった反応も送られている。電子コミック編集部で働く綺麗でスタイル抜群、仕事も優秀な百戦錬磨風パーフェクトウーマンで、彼氏いない歴15年の九条瑠璃を栗山さんが、見た目も中身も百戦錬磨なのに振られ続けてきたという後輩・真宮亮を小関さんがそれぞれ演じる、“嘘から始まるラブコメドラマ”となる本作。少女漫画に囲まれて過ごす姉・瑠璃の素顔に呆れつつも支える頼れる弟の九条惇太には草川拓弥。瑠璃の働く電子コミック出版社の親会社の役員、立花エリカに堀田茜。亮の兄で貿易関係の会社の社長を務めるエリートの真宮賢治に吉沢悠といった顔ぶれも出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。パーフェクトな外見と言動から恋愛経験豊富と思われてきた瑠璃だが、実は15年前の大学時代に彼氏が一瞬いただけの恋愛ド素人だった。そんな瑠璃が職場の後輩である亮から突然、飲みに誘われる。“恋愛ド素人である裏の顔がバレて脅されるのでは?”と戦々恐々の瑠璃に、亮は「俺、好きな人がいるんです。なんとか彼女を振り向かせたいんですけど…」と恋愛相談を持ち掛けてくる。「誰と付き合っても3か月以上続かない」と打ち明ける亮に「あなたがまだ本当の出会いをしていないだけよ」とドヤ顔で答える瑠璃だが、このセリフもすべて少女漫画から得た知識。自分の“裏の顔”がバレてないことに安心した瑠璃は、どんどん酒をあおり…飲みすぎた瑠璃が翌朝目を覚ますと隣には亮の姿が。目覚めた亮は瑠璃に「俺と付き合ってください。昨日はオッケーしてくれましたけど」と告げる。お試しで付き合って自分の悪い部分を直して欲しいという亮に、心の中で“無理無理!”と繰り返しながらも「いいわ」と答えてしまう瑠璃だった…というのが1話のストーリー。会社では“パーフェクトウーマン”だが、その“裏の顔”は“こたつ、ジャージ、お酒、二次元”をこよなく愛する…そんな瑠璃に「水ドラ25の栗山千明が私を見ているようだ」「ちゃんちゃんこ着て、酒飲みながらスルメ食べてる栗山千明さま最高です」「栗山千明のドラマ、自分を見てるみたいで怖いんだけど」などの声が続々。また小関さんには「小関裕太くん可愛すぎる…めっちゃわんこ」「どのシーンの裕太くんも最強すぎる」「国民の後輩 : 小関裕太さん」などの投稿が。倉木麻衣のテーマ曲「Can you feel my heart」にも「早くフルで聴きたい」「めっちゃ素敵ですね」などの反応が寄せられている。(笠緒)
2021年04月08日