ナミビア・グルートフォンテイン出身のスーパーモデル、ベハティ・プリンスルーと、女優の山田優が9日、都内で行われた「『SK-II 輝く日へのワンボトル』チャレンジ スペシャル動画公開イベント」に出席した。同キャンペーンは、ベハティに加え、韓国の人気歌手グループ・少女時代メンバーのスヨン、中国の人気女優リー・チンの3人が、それぞれに待ち受ける"輝く大切な日"に向けた彼女たちの肌と心の変化の軌跡(チャレンジ)を映像に記録し、紹介するというもの。また、その様子は彼女たちのリアルなストーリーとして、それぞれのSNSで順次公開されている。そんな動画の公開に合わせて来日したベハティと初対面した山田は、同ブランドの化粧水を初めて使った際の感想を尋ねられると「今年に入って使い始めたんですけど、使い心地がいいなと感じたことをよく覚えています」と話し、お気に入りの使い方を聞かれると「私は数回、化粧水を塗って、乾かして、塗って…と3回くらい化粧水をたっぷりたっぷり含ませます。あとは夏になったので、冷蔵庫で冷やして、冷たいものをしみ込ませたりしています」と明かした。また、これから1カ月チャレンジを行うという会場に詰めかけた女性と、日本全国の女性に向けてコメントを求められると、山田は「素顔が綺麗だったりすると、自分にも自信が持てたり、前向きになったりするので、1カ月チャレンジすると肌がどんどん変わっていくと思うので、それを感じて、自分で挑戦したいことだったり、夢に向かって走り続けていただければなと思います」とメッセージを送った。
2017年08月09日ナチスに追われたユダヤ人の少女が、子どもたちだけでスイス国境を目指した実話から生まれた『少女ファニーと運命の旅』が8月11日(金・祝)より公開される。このほど、本作で映画初主演を果たしたファニー役のレオニー・スーショーと監督のローラ・ドワイヨン、そして映画のモデルとなった実際のファニー本人のインタビューを含む特別映像が、シネマカフェに到着した。1943年、ナチスドイツの脅威はヨーロッパに広がり、フランスもその支配下にあった。13歳のユダヤ人の少女ファニーは幼い2人の妹と共に、協力者たちが秘かに運営する児童施設に匿われていた。ファニーの楽しみは検閲の目をくぐって届く母からの手紙と、夜、ベッドの中で父からもらったカメラのファインダーを覗いて楽しかった日々を思い出すこと。だが、ある日、心ない密告者の通報により、子どもたちは別の施設に移らなくてはならなくなる。やっと落ち着いたと思ったのも束の間、その施設にもナチスの手が迫り…。ファニーたちは列車を使って移動するが、ドイツ兵による厳しい取り締まりのせいで引率者とはぐれてしまう。見知らぬ駅で取り残される9人の子どもたち。リーダーを託されたファニーは、バラバラになりかける子どもたちの心を1つにし、いくつもの窮地を勇気と知恵で乗り越え、ひたすらスイスの国境を目指す――。戦時下、両親と引き離された子どもたちの、純粋で、必死に生きようとする前向きな姿が観る者の心を打つ本作。今回解禁となったは、その聡明さと勇気で幼い子どもたちを鼓舞し、時には1人涙を流す繊細さを秘めた少女ファニーを演じたレオニーのインタビューから始まる。「私が演じた13歳のユダヤ系の女の子はスイスに逃げるの。フランスがナチスに占領されたからよ。ファニーには2人の妹ジョルジェットとエリカがいる」と、役柄を説明するレオニー。彼女の堂々とした演技は、とても映画初出演とは思えない。「この物語を子どもの視点で語るのが大事だと思ったわ」と本作について語っている。また、彼女のモデルとなった“実在”のファニー・ベン=アミは、劇中で描かれた決死の逃避行について、「私にとっては“反抗”だった。理不尽な状況で大人たちに対して怒りを抱えてた。怒りは消えなかったわ。“私もほかの子たちも捕まるものですか”“逃げてみせる”と思ってた」と当時の心境に触れる。「映画は本とは違う。大事なのは何よりも“伝えること”よ。私の言いたいことが伝わればうれしいわ。自分が英雄だと言いたいわけじゃないの。悲劇が2度と起きないよう本質の部分を語りたい」と自身の強い思いを語った。ローラ・ドワイヨン監督も「共同脚本のアン・ペイレニャと原作を基に書いていった。ファニー・ベン=アミにテルアビブで話も聞いたわ。彼女は話を聞かせてくれて自身の体験を私に託してくれた」とふり返りながら、「私は物語を再構成し実在しない人物も加えた。細かな逸話も組み込んだわ。ほかの人の体験談も本作には含まれているの」とも明かしている。『少女ファニーと運命の旅』は8月11日(金・祝)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:少女ファニーと運命の旅 2017年8月11日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開(C) ORIGAMI FILMS / BEE FILMS / DAVIS FILMS / SCOPE PICTURES / FRANCE 2 CINEMA / CINEMA RHONE-ALPES / CE QUI ME MEUT - 2015
2017年08月07日12人の女性たちの生き方を、12星座になぞらえて紹介していくショートクロスストーリー『12星座 女たちの人生』。 キャリア、恋愛、不倫、育児……。男性とはまた異なる、色とりどりの生活の中で彼女たちは自己実現を果たしていく。 この物語を読み進めていく中で、自身の星座に与えられた“宿命”のようなものを感じられるのではないでしょうか。文・脇田尚揮【12星座 女たちの人生】第125話 ~牡羊座-11~―――バンのハンドルを握る。私はどちらかというと、他の女性と比較して気持ちの切り替えが早い方だ。職業柄、そうじゃないと務まらないこともあるし。だけど、私だって女だ。いざこれからって時に、彼氏からあんなことを留守電で伝えられると、気持ちが挫かれる……。「先輩、収録が終わったら、打ち上げしましょう! パーッと」私の不穏な空気を察してか、如月が気を遣ってくれる。はぁ……。後輩に気を遣わせるなんて、私、TVウーマンとして失格だわ……。『そうね! 焼肉食べよ! 木田さんあたりを誘って、全部奢ってもらっちゃう!』気合いを入れなおして、精一杯の強がりを見せた。新宿は、夜中でも明るい。車をコインパーキングに停めて、“さゆりさん”の待つネットカフェへ向かう。ネットカフェの店長さんに、アポイントは取ってあるから安心ではあるけど……。どうして彼女はネットカフェを待ち合わせ場所に選んだのだろう。その答えは、彼女に会うとすぐに分かった。ネットカフェのブースに入ると、今しがたメイクを落としたのか、“すっぴん”姿の女性がいた。そして、そこにはメイク道具やらハンガーにかかった服やらが所狭しと並べられていた。一瞬、普通の家の、女の子の部屋に足を踏み入れたかのような錯覚に陥った。「どうも~」『初めまして。ご連絡させて頂いた竹内です。よろしくお願い致します』名刺を差し出す。さゆりさんは、少しぽっちゃりしているけど、出るとこ出ている、いわゆる“オトコ好き”する体型で、顔は童顔だった。「顔出しNGなんで、よろしくお願いしますね~」まだどこかあどけなさの残る彼女は、そう言ってタバコを吸い始めた。部屋が狭いため、如月にカメラを渡してもらうよう促す。この部屋に3人はムリだろう。自分でカメラをまわしながらのインタビュー形式に切り替える。『今回、“貧困女子”というテーマのドキュメンタリーにご協力下さり、有難うございます。早速なんですが、さゆりさんは今、どういった生活をされてるんですか?』“紋切り型”だが、まずは質問を振ってみる。「あたしは“ウリ”しながら生活してるよ」“ウリ”……つまり、売春ってことか……。「だから、365日毎日セックス漬けってワケ」どこか遠くを見ながら、乾いた声でアハハと笑う彼女。『家は持たないんですか? ご家族は?』「ああ、ママがいるよ。でも、家には帰りたくないの。かと言って、私の収入じゃ、どこも借りられないからここに“住んでる”の」『どうして、家に帰りたくないの?』そう訊ねると、彼女は一瞬曇った表情になり、「ん……ママが私とAVに出ろって言うから……」驚くようなことを口にした。「ママはAV嬢やってるの。パパに捨てられてから。で、昔私が19の時に一緒にAVに出たのね。私は嫌だったけど、ママがどうしてもって言うから」『……』「それが、私の初体験で……。私、高校を中退してから、働かないで家にいたから、断れなかったのよ。生活苦しいって知ってたし」何も言えなかった。19歳で母親に頼まれて、裸姿を世間に晒されるなんて、どんな気持ちだろう……。想像を絶する現実を突きつけられた気分だ。「で、結構売れたらしくって、そのAV。ママがまた一緒に出ようってしつこいの。だから家を出て“ウリ”しながらネカフェで生活してるのよ」『1日の売上はどれくらいなんですか?』「う~ん、お金持ってる人とかは、一回5万くれたりもするけど、平均で2万ってとこかな。ホテル代は相手にもってもらって。ただ、“ヤリパク”されることもあって、あれだけはカンベンだわ。まぁ、本当にお金に困ったら、避妊なしで3万とかもらうこともできるけど……、でも病気とか妊娠怖いし」さゆりさんはやたらと饒舌だ。きっと孤独で、寂しくて、人に話すことで自分を正当化したいのだろう。“私は間違っていない”そう誰かに認めてもらいたいのかもしれない。それから30分ほど、彼女の仕事内容や生活のこと、そして生い立ちについてインタビューした。話の途中、彼女がポツリと呟いた、「おうちに帰りたい」という言葉に、胸が痛んだ。謝礼を渡し、如月とネットカフェを出る。―――二人とも無言のまま、バンを会社まで走らせる。私は平凡ながら、幸せな少女時代を過ごしてきた。人生は時として避けられない出来事が待ち受けていたりもする。でも、それが多感な時期に起こったとしたら―――。“歪み”が生じても仕方ないのかもしれない。社内は人の気配がない。私も如月も、疲弊しきっている。続きは、後日ってところかな。『お疲れさま。良い画が撮れたね。取材はあと1件だっけ。編集しながらやっていこうか』「はい、そうですね~。明日の夜までには、今日分を終わらせときます~」意外とタフなヤツ。頼もしいわ。『じゃあ、今日は解散。また明日の夕方にね』「はい、先輩もゆっくり休んでくださいね」そう言って、私たちは別れた。ひとりになると、裕也のことが急に気になり始める。スマホを確認してみても、裕也からの連絡はあれからない。寝ている運転手を起こし、私はタクシーに乗り家へと急ぐ。帰宅してドアを開けると、知らない女と裕也が裸で寝ていた―――。【今回の主役】竹内美恵 牡羊座32歳 駆け出しディレクター熊本県から状況し、都内でADとして下積みの後、最近ディレクターに。年下の男(吉井祐也・劇団員)と3年近く同棲をしている。性格は姐御肌で面倒見がよく、思いついたらすぐ行動するタイプ。反面、深く物事を考えることが苦手でその場の勢いで物事を決めてしまうきらいがある。かなりワガママだが、テレビ局内での信頼はあつい。(C) Graphs / PIXTA(ピクスタ)(C) Vikulin / Shutterstock
2017年07月25日記念すべき20作目となる『劇場版ポケットモンスター キミにきめた!』の完成披露試写会が7月2日(日)に開催され、声優を務めた松本梨香、本郷奏多、佐藤栞里、山寺宏一、古田新太、中川翔子、湯山邦彦監督が舞台挨拶に登壇。登壇陣の20年前の写真が披露された。登壇陣は全員、浴衣で登場!本郷さんは映画を待ち望んだ子どもたちを前に「日ごろからこういう陽の当たる作品をやってないので、子どもたちのキラキラした眼を見て違和感が…」と苦笑。古田さんも「場違いですね。すごく居心地が悪いです。こんなおじさんがいて申し訳ない(苦笑)」と自虐気味に語り、会場は笑いに包まれる。会場は20年前にはまだ生まれてもいなかった子どもたちが多く足を運んだが、この日は、登壇陣の20年前の写真を公開!本郷さんは6歳の頃のローラーブレードで遊んでいるかわいらしい写真を持参。「熱心にアニメを見ていたころです」と語り、この頃の自分に「20年後にサトシと一緒に冒険できるぜって声をかけてあげたら喜ぶと思います」と笑顔で語っていた。隣の中川さんは、6歳の本郷さんに「カワイイ!お年玉あげてぇ!」と大興奮。佐藤さんは、現在のショートカットとは異なる髪の長い少女時代の写真、松本さんは『ポケモン』が始まったころのライブイベントでの写真、山寺さんは「おはスタ」開始当初の写真を公開し、会場からは笑いや歓声が上がる。中川さんは「『ポケモン』のオリジナル漫画を描いていた」頃の写真を公開したが「この後、中学に行って、友達ができずに苦労する」と苦笑。「それでも、私には『ポケモン』があった」と『ポケモン』の存在に救われたと告白。あの頃の自分に対して、「『生きよ!』と言いたい。生きていれば大人になって友達ができるから」と力強く声をかけた。そして、最も驚きを与えたのが、古田さんの若かりし頃の写真。いまよりはだいぶやせているうえに金髪のロン毛という姿に共演陣からは「誰?」「かっこいい!」と声が上がる。古田さんは「当時は金髪ロン毛でできる役しかやらなかった」ととんがっていた時代を述懐しつつ「ちゃんとおじさんになったから、今回、ボンジイの役ができたので良かったです」と笑顔を浮かべていた。『劇場版ポケットモンスター キミにきめた!』は7月15日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2017年07月02日「守ってもらうだけのお姫さまじゃない。自分の意志を持ったキャラクターだから、大好きなの」。凛とした眼差しで情熱的に語るのは、『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』で新ヒロインに抜擢されたカヤ・スコデラリオ。劇中では、ジョニー・デップを相手に堂々たる演技を披露し、外見の美しさはもちろん、内面からあふれ出るオーラがまぶしいほどに輝く。大ヒットシリーズの鍵となる役柄を手にし、世界中から注目を集める女性となったカヤ。一体、その“美の秘密”とは何なのか?本作は、孤高の海賊ジャック・スパロウの最恐の敵、サラザールが解き放たれ、様々な運命が交差するなか、ジャックが激しい決戦に身を投じる姿を描くエンターテインメント映画。カヤは、決戦の重要アイテムとなる伝説の秘宝“ポセイドンの槍”の謎に挑む天文学者・カリーナを演じている。シリーズへの参加に「とても特別な経験よ」と心を込めるカヤ。何よりも彼女を喜ばせたのは、カリーナが「ただ守ってもらうだけのお姫さまではない」ということだ。「監督からは『守ってもらうだけのお姫さまといった役ではないよ』という言葉をもらって。自分の意志をきちんと持ったキャラクターだと聞いて、とてもうれしかった」というように、カリーナは世間から“魔女”とレッテルを貼られながらも、科学者としての不屈の精神を失わない聡明な女性。「自分がやるべきことに集中していて、アイデンティティを持っている女性。でも自分自身を模索している部分もあって、今回の冒険は彼女が自らを見つける道のりでもある。その過程を演じることにとてもワクワクした」。飄々としたジャックと負けん気の強いカリーナは、対照的な性格ゆえにぶつかり合うこともしばしば。ジョニーとの共演では「ジョニーはすごく優しい心を持っていて、温かい人。おどけて周囲を笑わせることもできる素晴らしい人よ。“ジョニー・デップ”というと、頭のなかで神のようにイメージを作り上げてしまっていたけれど、ものすごく温かい、一人の人間なんだってわかった」とスターの本当の人柄に触れた。しかしながら「初めてジャック・スパロウの衣装を着たジョニーが目の前に現れたときは、やっぱりそのスター性にやられちゃったの(笑)。思っていた以上に、本シリーズがとジャックが自分の子ども時代に大きく関わっている存在なんだと思った」と少女時代から見ていた映画の世界が、目の前に現れたことに驚きを隠せなかったそう。まっすぐに相手を見つめ、しっかりと想いを伝えるカヤ。知的さにあふれる姿がカリーナとピタリと重なる。「カリーナのまっすぐに突き進むところは、私も共通して持っている部分。あらゆるものに情熱があって、とりわけ仕事への情熱を持っている。そこも私と同じ。きちんとゴールを設定して、そこに届こうとするためにはどんな努力も厭わないわ」と女優としての夢を叶えるために、力強く邁進している。1992年生まれの25歳。カヤが女優への一歩を踏み出したのは、2007年のこと。TVドラマ「Skins」(原題)シリーズでデビューを果たした。「女優を目指し始めた頃の私に会えるとしたら、『女優業は思ったより大変よ』と声をかけたいわ。それと同時に『想像しているよりはるかに、あなたはこの仕事を愛するようになるわよ』ってね」とニッコリ。「自分が成長したなと思うのは、19歳の時。初めてアメリカの映画に出演するために、4週間ロスに滞在することになって。一人で自立した生活をすることを学んだわ。その後『メイズ・ランナー』という私にとって初めての大作へ出演があって、映画業界の色々なことを学んだ。作品や経験を重ねるごとに、仕事への情熱も増えてきたと思う」。モデルとしても活躍する美貌を持つが、美の秘訣は「何と言っても保湿。お水はいつも飲んでるわ。保水剤も大事」とお茶目に水をゴクゴクと飲んで見せる。では内面から輝く秘訣は?「とにかく一緒にいて気持ちのよい人と過ごすこと。学生時代からの友達が多くて、彼らと話すときはノーメイクで、日常のとりとめもない話をするわ。愛犬と散歩する時間も大事。それといまは子どもがいるので、彼とあまり離れないでいられる仕事選びが必要。大切で守りたいものがいることが、私の原動力よ」。(text:Orie Narita/photo:Nahoko Suzuki)■関連作品:パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊 2017年7月1日より全国にて公開(C) 2017 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved
2017年06月30日ナチスの追跡を逃れ、フランスからスイスの国境を目指す13歳の少女の決してあきらめない旅を描く、フランス・ベルギー合作映画『少女ファニーと運命の旅』。この度、本作の予告編が公開され、勇気の旅を続けた少女ファニーのモデルとなった実在のファニー・ベン=アミからコメントも到着した。1943年、ナチスドイツの脅威はヨーロッパに広がり、フランスもその支配下にあった。勝気さを内に秘めた13歳のユダヤ人の少女ファニーは、幼い2人の妹と共に協力者たちがひそかに運営する児童施設に匿われていた。ファニーの楽しみは、検閲の目をくぐって届く母からの手紙と、夜中にベッドの中で父からもらったカメラのファインダーを覗いて楽しかった日々を思い出すことだ。ある日、心無い密告者の通報により、子どもたちは別の協力者の施設に移らなくてはならなくなる。やっと落ち着いたと思ったのも束の間、その施設にもナチスの手が…。ファニーたちは列車を使って移動するが、ドイツ兵による厳しい取り締まりのせいで引率者とはぐれてしまう。見知らぬ駅で取り残される9人の子どもたち、いつの間にかリーダー役となったファニーは、バラバラになりかける子どもたちの心を一つにし、いくつもの窮地を勇気と知恵で乗り越え、ひたすらスイスの骨棘を目指す。しかし、追手は彼らのすぐそばまで迫っていた――。本作は、ファニー・ベン=アミの自伝に基づく実話で、純粋で前向きな子どもたちの姿が、観る者の心を打つ勇気と感動の物語だ。監督は、『ポネット』のジャック・ドワイヨンを父に持ち、女優で歌手のルー・ドワイヨンが異母姉妹のローラ・ドワイヨン。キャストには、レオニー・スーショー、セシル・ドゥ・フランス、ステファン・ドゥ・グルート、ライアン・ブロディらが名を連ねている。公開された予告編は、ファニーが母親に手紙を書くシーンからスタート。平穏な日々も束の間、ラジオからドイツ軍が来るというニュースが流れ、一変する。自らの危険を顧みず、子どもたちを守ろうとする大人たちの姿、リーダーになったファニーの不安な気持ちが伝わる予告編となっている。本作の主人公・ファニーのモデルとなったファニー・ベン=アミさんは、「当時の時勢や実際の出来事をうまく反映していますね。映画としてとてもよくできた作品だと感じましたし、監督は私の心情をよく捉えてくれていると思っています」と映画について話し、またこのような体験をする子どもたちが2度と出ないようにするためには、「戦争を始める前に、一番の被害者となる子どもについてよく考えるべきですね。結局、大人の決断によって、最も苦しめられるのは彼らなのですから」と体験者としての想いを語っている。『少女ファニーと運命の旅』は8月11日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年06月20日「東野圭吾作品史上最も泣ける感動作」として高い支持を得ている同名小説を、「Hey! Say! JUMP」山田涼介主演で映画化する『ナミヤ雑貨店の奇蹟』。この度、尾野真千子、門脇麦、成海璃子ら豪華キャスト陣に続き、小林薫、鈴木梨央、山下リオ、手塚とおる、PANTA、吉行和子と新たに追加キャストが発表された。2012年。幼なじみの敦也、翔太、幸平の3人は、悪事を働いて1軒の廃屋に忍び込む。そこはかつて悩み相談を受けることで知られていた「ナミヤ雑貨店」だった。いまはもう廃業しており、自分たち以外誰もいないはずだったが、突然シャッターの郵便口から手紙が落ちてくる。なんとその手紙は、32年前に書かれた悩み相談だった…。敦也たちは戸惑いながらも、当時の店主・浪矢雄治に代わって返事を書く。次第に明らかになっていく雑貨店の秘密と、相談者たちと敦也たちの共通点。彼らがこの雑貨店に忍び込んだのは偶然ではなかったのか?そして、敦也たちがある人物からの“最後の手紙”を受け取ったとき、彼らの運命が大きく動きだす。隠された繋がりの謎が明らかになるとき、思いもよらない感動と衝撃のラストが待ち受ける――。主人公・敦也役を山田さんが演じるほか、ナミヤ雑貨店の店主・浪矢雄治役を西田敏行、物語の鍵を握る田村晴美役を尾野さん、敦也と同じ養護施設で育った翔太役を村上虹郎、敦也の幼なじみ3人組の1人、幸平役を寛一郎、雄治の昔の恋人・皆月暁子役を成海さん、世代を超えて引き継がれている歌を歌う人気シンガー・セリ役を門脇さん、ナミヤ雑貨店に相談する松岡克郎役を林遣都、浪矢雄治の息子として雄治のことをそっと支える浪矢貴之役を荻原聖人ら、注目の若手俳優から実力を備えた豪華俳優たちが出演している本作。そして今回、物語をさらに魅力的に、そして感動的に彩るキャストが決定。魚屋の跡を継ごうとせず、ミュージシャンを目指す息子を厳しくも背中を押す松岡健夫役に、『東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~』や「深夜食堂」などに出演する小林さん。門脇さん演じる物語の軸となる、世代を超えて引き継がれている歌を歌う人気シンガー・セリの少女時代役に、子役の領域を越えた抜群の演技力で見る者を引き付ける鈴木さん。母親の死と自分の出自に対して悩み、つらい過去を抱える映子役に、連続テレビ小説「あまちゃん」や『シャニダールの花』などドラマ・映画・CMと幅広く活躍する山下さん。さらに、施設の運営費を不正に使用している疑いがある「丸光園」の現園長・刈谷役に、「半沢直樹」や現在放送中の「小さな巨人」など、出演作では確実に印象を強く残す手塚さん。先代から続く「丸光園」の元園長・皆月良和役に、「頭脳警察」のメンバーとして活動する傍ら、『カムイ外伝』『眼球の夢』『沈黙-サイレンス-』などにも出演するPANTAさん。尾野さん演じる晴美の大叔母で、晴美の世話を見てきた田村秀代役に、『東京家族』『家族はつらいよ』シリーズなど数々の作品に出演、日本を代表する女優の吉行さんが演じる。今回のキャスティングについて本作のプロデューサーは、「小林薫さんについては、監督たってのご希望でドラマ撮影中の大変お忙しい中でしたがご調整いただき、頑固一徹ながらも息子を思う昭和の優しい親父を見事に演じていただきました。鈴木梨央ちゃんは天才歌手の幼少期で演技は勿論、歌声についても説得力が欲しかったので、天才子役というよりもすでに立派な女優さんといえる梨央ちゃんにお願いしました。素晴らしいお芝居と歌声で改めて底知れぬ才能だと思いました。山下リオさんの役どころは物語の中盤で必ずお客さんの気持ちをグッと掴みたいところでの登場になります。門脇麦さんとのお芝居は必見です」と話し、「手塚さんはこの物語唯一の悪役という設定でしたが、監督がそんな彼でも何か原因があったと考えていらっしゃって作品をよく観ていただくと、その移り変わりが見られると思います。PANTAさんは成海璃子さんの演じる暁子役の弟という設定でご本人も『璃子ちゃんの弟だ』と喜ばれていました(笑)。林遣都くんとギターを弾くお芝居していただいているので、音楽ファンの方には 嬉しいシーンになっていると思います」とも明かす。さらに、「吉行和子さんの役は、監督から『大女優でお願いします』とかなりのムチャ振りされた役どころです。吉行さんは『夏美のホタル』で廣木組を経験されていたこともあり、オファーさせていただきました」とそれぞれキャスティング理由や見どころをコメントしている。『ナミヤ雑貨店の奇蹟』は9月23日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年06月16日本年度、アジア人俳優として初めてアカデミー賞名誉賞を受賞したジャッキー・チェンが、『ポリス・ストーリー/レジェンド』のディン・シェン監督と組んで贈る最新作『レイルロード・タイガー』。本作には、ジャッキーの敵役として日本から池内博之が大抜擢されたことも話題を呼んでいるが、ジャッキー率いる鉄道強盗集団“レイルロード・タイガース”の一員として、大人気K-POPグループ「EXO」の元メンバー、ファン・ズータオも出演する。このほど、彼の新場面写真とともに、ジャッキーとの共演や撮影について語るコメントがシネマカフェに到着した。1940年代の鉄道を舞台に、ジャッキーの新たなアクションをユーモア満載に描き、中国では日本円にして100億円を超える大ヒットを記録している本作。ジャッキーVS“日本人将校”役の池内さんのアクションも見どころとなるほか、中国の大ヒットドラマで一躍ブレイクしたワン・カイ、2015年台湾興行収入No.1の『私の少女時代-Our Times-』のワン・ダールー、ジャッキー・チェンの息子であるジェイシー・チェンも兄弟役として出演する。そんな本作で、ジャッキー演じるマー・ユェンが率いる“レイルロード・タイガース”のメンバー、ダーハイを演じているのが、元「EXO」の“タオ”として人気を博したファン・ズータオ。このたび到着した彼の場面写真は、まず、劇中に何度か登場する歌唱シーンのワンカット。ファン演じるダーハイはあくまで普通の町男であり、劇中では歌唱力をあえて“控えめ”に歌っているのがポイント。そのため、レイルロードタイガースのメンバーたちから音程についてのツッコミが入る(!?)シーンは必見。現在は中国で自身の事務所を立ち上げ、ソロで活躍している彼の歌声には注目だ。また、ダーハイは列車によじ登ることが得意という設定で、劇中では何度も実際に走る列車に飛び乗ったり、よじ登ったりと、見事な身のこなしを見せている。日頃から格闘技を習っており、自身の楽曲では見事なダンスも披露している彼のアクションシーンも見逃せない。そしてジャッキーとの2ショット写真は、物語終盤のシーン。レイルロードタイガースの努力も虚しく、 橋の爆破あと一歩というところで大勢の敵に追い詰められ、成す術もない状況に。どうやって橋を爆破するのか!?というクライマックス目前のカット。 マーとダーハイの緊迫した表情からも分かるように、彼らのミッションの成功を祈るしかない1枚となっている。本作への出演に「とても満足しているし、光栄に思っています」と語るファン。「この映画で初めて大役を演じました。撮影が始まったころはうまくできないんじゃないかと心配で、少し不安でした。でも、段々と共演者やスタッフのことがわかってきて、演じるキャラクターにも入り込めるようになりました。それからは、リラックスして心地良く役を演じられるようになりました」と言う。緊張や不安を感じるのは無理もない。「以前は、普通の人の手の届かない大スターだと思っていました」とジャッキーとの撮影をふり返る彼は、「いまは叔父さんのような気がします。とても思いやりのある人です。撮影が終わると、しょっちゅう餃子をふるまってくれます。みんなに力を与えてくれる。僕がとても疲れたと思ったとき、彼に話しかけると、また元気を取り戻すことができるのです。ジャッキーとの共演はとても幸せだし、笑いにあふれています」と明かす。撮影終盤では、「兄弟、気をつけて」というセリフを言う際、「突然とても悲しくなった」と言う。「撮影が終わりに近づいていたし、チームを離れたくないと思ったから」と語り、劇中のチーム同様の絆が生まれていた様子だ。また、劇中のアクションについては「僕は以前から格闘技を訓練していたので大丈夫でした。身のこなしも軽いし」と語るが、「一番難しかったのは、天候でした」とファン。「雪が降っていても、列車に登らなくてはならず、僕の指は寒さでしびれていました。でも、何とか乗り越えることができました」と、撮影での苦労を語る。日本のファンが気に入ると思うところは、「物語は情熱があって愉快です。観客に喜びをもたらしてくれる映画です」と明言。そして、日本のファンに、「僕は“ダーハイ”というキャラクターを演じています。彼は仕立屋で、レイルロード・タイガースのメンバーです。列車によじ登るのがとてもうまいんです。皆さん、映画館で『レイルロード・タイガー』を観てくださいね!」とメッセージを贈る。ちなみに、ジャッキーの映画ではお馴染みのエンドロールのNGシーン集では、茶目っ気たっぷりなファンのNGシーンも。楽しげな撮影現場の様子をうかがい知ることができそうだ。『レイルロード・タイガー』は6月16日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年06月10日「ブーブー、ブーブー。私、人間ですねん」でおなじみの酒井藍(30)が、吉本新喜劇の座長就任することとなった。30歳での就任は99年に現在の座長制度が決まって以来最年少。吉本新喜劇58年の歴史で初めての女性座長だ。身長160センチに体重108キロ。スリーサイズがオール110というポッチャリキャラで愛される新座長の素顔に迫ったーー。 奈良県磯城郡に生まれ育った酒井。「身長は他のコと変わらなかったけど、幅はだいぶ違っていました」と振り返るように、当時からその存在感は際立っていたようだ。酒井が言う。 「実は、保育園のころから吉本新喜劇に入りたいと思っていました。面白いし、楽しそうやし、何より団員さんがみんなカッコよく見えたんです。テレビを見ながら『このブラウン管突き破って新喜劇やっている中に入りたい!』と思うほどでした(笑)」 新喜劇に恋い焦がれる少女時代だったが、いっぽうで柔道にも打ち込んでいた。 「2人の妹が勝ち気なのに私だけおっとりしていたので、両親が柔道を習わせたんです。小学5年生から20歳くらいまで約10年間続けました。でも私、めっちゃ弱くて……。高校時代は副キャプテンでしたが、女子が2人しかいないのでやらされたようなもの。負けても笑っているなど、両親の思うように強くは育ちませんでした(笑)。ただ、柔道は礼に始まり礼に終わる縦社会。先輩との接し方を学べたのは大きかったと思います」 高校卒業を控え、酒井は本格的に新喜劇入りを目指すことに。だが、そこでも苦難の道のりが待ち受けていた。 「両親に『吉本に入りたいから養成所のNSCを受けたい!』と伝えたんです。でも両親は『何言うとんねん、絶対にあかん!』と速攻で却下……。とはいえ、大学に行ったら新喜劇への道が遠のいてしまう。そこで考えた末、働くことにしました」 両親が安心するからという理由で選んだのは公務員。1年間専門学校に通った後、奈良県警に事務職で就職した。しかし、事務職とはいえ県警職員。訓練は壮絶だった。 「警察学校に1カ月入らされたんです。毎朝6時から運動場に整列した後で走らされるのですが、重たい盾みたいなのを持っての訓練は最悪。『私は事務やのに、なんで!?』と心の中で叫びながら、走っていました。だから当時はずっと『新喜劇に入りたい、新喜劇に入りたい』と、自分でも病気かなと思うくらい紙に書いていましたね(笑)」 呪文のように新喜劇入団への夢を書き続け、新団員募集の情報を「獲物を狙う虎のように」漁る日々。県警に勤めた期間は1年半だったが、これも今につながったという。 「警察も柔道と同じ縦社会。新人が朝早く出勤して掃除をすませ、先輩が来たらお茶を入れるのが当たり前でした。新喜劇でもいちばん下が雑用を担当するんです。でも私は柔道部や県警職員時代があったから何の迷いもなくこなすことができました」
2017年06月09日ナチスドイツ支配下のフランスからスイスの国境を目指し、勇気の旅を続けた少女の実話から生まれたフランス・ベルギー合作映画『FANNY’S JOURNEY』が、邦題を『少女ファニーと運命の旅』として8月11日(金)より公開されることが決定した。1943年、ナチスドイツの脅威はヨーロッパ中に広がり、フランスもその支配下にあった。勝ち気さを内に秘めた13歳のユダヤ人の少女ファニーは幼い2人の妹と共に、協力者たちが秘かに運営する児童施設に匿われていた。ファニーの楽しみは、検閲の目をくぐって届く母からの手紙と、夜中にベッドの中で父からもらったカメラのファインダーを覗いて楽しかった日々を思い出すこと。だが、ある日、心ない密告者の通報により、子どもたちは別の協力者の施設に移らなくてはならなくなる。やっと落ち着いたと思ったのも束の間、その施設にもナチスの手が…。ファニーたちは列車を使って移動するが、ドイツ兵による厳しい取り締まりのせいで引率者とはぐれてしまう。見知らぬ駅で取り残された9人の子どもたち。いつの間にか彼らのリーダー役となったファニーは、バラバラになりかける子どもたちの心を1つにし、いくつもの窮地を勇気と知恵で乗り越え、ひたすらスイスの国境を目指す。しかし、追っ手は彼らのすぐそばまで迫っていた――。ナチスの追跡を逃れ、フランスからスイスの国境を目指す13歳の少女の決してあきらめない旅を描く本作は、ファニー・ベン=アミの自伝に基づく実話。純粋で前向きな子どもたちの姿が、観る者の心を打つ勇気と感動の物語だ。「フランス映画祭2017」で来日する予定の映画監督ジャック・ドワイヨンを父に持ち、女優で歌手のルー・ドワイヨンが異母姉妹、夫は『スパニッシュ・アパートメント』など青春3部作で知られるセドリック・クラピッシュという女性監督ローラ・ドワイヨンがメガホンをとった。キャストには、レオニー・スーショー、セシル・ドゥ・フランス、ステファン・ドゥ・グルート、ライアン・ブロディらが名を連ねている。『少女ファニーと運命の旅』は8月11日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年05月18日累計発行部数3,500万部越えの伝説的少女マンガが、台湾で12年ぶりにドラマ化された「イタズラなKiss~Miss In Kiss」。そのDVDリリースが決定し、主演2人の日本語吹き替えを「イタキス」といえばこの2人というべき、声優の水樹奈々と平川大輔がそれぞれ務めることが分かった。1990年代に別冊マーガレットで長期連載された多田かおる原作の「イタズラなKiss」、通称「イタキス」。その魅力は、なんといっても最高に“恋のドキドキ”を味わえるキャラクター&ストーリー。日本での初ドラマ化から20年。台湾・韓国なども併せて、本作は実に8度目の映像化、台湾では12年ぶり2度目のドラマ化となる。2005年に映像化された台湾版は、その年の視聴率第1位を記録。主演を務めたジョセフ・チェン(入江直樹の役)&アリエル・リン(相原琴子の役)&ジローことワン・ドンチェン(池沢金之助の役)の3人を、一躍スターダムにのし上げた。「イタキス」がそこまでアジア中で愛される理由は、ポジティブでめげないヒロイン・相原琴子と、元祖にして最高のツンデレ男子、IQ200の天才・入江直樹のカップル。琴子の不器用ながらも真っ直ぐな恋の奮闘や、直樹の素晴らしきツンデレぶりに、気がづくと私たちは何度も“入江くん”に恋をして、琴子と同じようにドキドキしてしまうのだ。今回、少女マンガ史上最強のツンデレ王子様・入江直樹、本作では江植樹を演じるのは、『私の少女時代-OUR TIMES-』で注目を集めた台湾の新星ディノ・リー。また、琴子にあたる向月琴を演じる“台湾のまゆゆ”ことウー・シンティと、“金ちゃん”にあたる金支柱を演じる “シンデレラボーイ”アダム・ゴンは、華流のネクストブレイクともいわれる注目株。そして、本作に収録される日本語吹き替えで、2005年の最初の台湾ドラマ「イタズラなKiss~惡作劇之吻~」はもちろん、アニメ版、韓国版と、長年に渡り琴子&直樹を演じている大人気声優の水樹さんと平川さんのコンビが復活。水樹さんは2005年のCDドラマから参加しており、平川さんは前回の台湾ドラマからの参加となり、「イタキス」の世界に欠かせない2人が帰ってくる。「イタズラなKiss~Miss In Kiss」DVD-BOX1は6月23日(金)より発売、レンタルは8月2日(水)よりスタート。(text:cinemacafe.net)
2017年05月06日少女時代やSHINee、注目の新人SEVENTEENにNCT127まで! 3月28日から4月1日まで韓国・ソウルの東大門デザインプラザで行われたソウルファッションウィークに来場した豪華韓流スターを一挙にお届け。ライブのときとは一味違う、最新ファッションに身を包んだ新鮮な姿をお楽しみください! ■韓国エンタメ情報&オリジナルインタビュー満載!『K☆STAR LOVERS』記事一覧■女性自身韓流Twitterアカウント
2017年04月25日北海道札幌市で結成された5人組ロックバンド、最終少女ひかさがツアー「GEKOKUJO!-2017巣立ち-」のファイナルとなる6月23日(金)北海道・札幌Sound Lab mole公演をもって、解散することを発表した。【チケット情報はこちら】解散の発表にあわせ、ボーカルの但野正和が公式サイトでコメントを公開。さらにラストシングル「ディアマイフレンド」をツアー会場限定で販売することを発表している。最終少女ひかさは2013年に結成。昨年4月に1stアルバムをリリースし、今年の3月にはミニアルバムを発表。同作を携えて、5月14日(日)大阪・Shangri-Laより初の全国ツアー「GEKOKUJO!-2017巣立ち-」の開催を発表していた。ツアーのチケットは発売中。■最終少女ひかさ全国ツアー「GEKOKUJO! -2017巣立ち-」5月14日(日)Shangri-La(大阪府)5月16日(火)TOONICE(香川県)5月17日(水)広島Cave-Be(広島県)5月19日(金)Public Space 四次元(福岡県)6月9日(金)UNIT(東京都)6月11日(日)CLUB ROCK’N’ROLL(愛知県)6月23日(金)mole(北海道)
2017年04月24日28日、韓国・ソウルの東大門で開かれた『HEAR SEOUL FASHION WEEK F/W 2017』にSEVENTEENのエスクプス、ウォヌ、バーノン、ミンギュが来場。ミンギュはモデルとして同ブランドのランウェイを歩いた。 フォトセッションでは多くの報道陣が駆け付け、ミンギュがランウェイを歩いた際にも多くのフラッシュが光り、デセドル(売れっ子アイドル)の人気を証明させた。 ミンギュはベレー帽にコートを合わせたフォーマルなスタイルから、カジュアルなスタイリングまで完璧に着こなし、モデル顔負けのウォーキングを披露した。 この日は、このほかにもKARA出身のニコル、少女時代のソヒョン、T-ARAのヒョミンらが来場した。ソウルファッションウィークは4月1日まで開催される。
2017年03月28日モデルのローラさんがテレビで過去を赤裸々に告白し、注目を集めていますね。日本で生まれた後、バングラデシュで数年暮らし、7歳の時に父・兄と共に日本に戻ったローラさんは、かなり過酷な幼少期を過ごしたそうです。◆苦労人の美少女がたどった道当時は裕福ではなかったうえ、日本語を全く話せず、父親の再婚相手である中国人の母親とも、学校の友達ともコミュニケーションを取れなかったのだとか。新しい母親と言葉が通じず、自宅にいるときも緊張していたという少女時代のローラさん。しかも団地の部屋には義母の子どもたちや両親も住んでいて、なんと8人暮らし!天真爛漫な彼女が、それほどまでに苦労をしてきたなんて…とびっくりしてしまいます。そんなローラさんがモデルデビューしたのは16歳のとき。現在26歳の彼女は芸能界に入って以降、どのような人生を歩んできたのでしょうか。テレビでもお馴染みの人気占い師“銀座の母”こと横田淑惠さんが監修するモバイルサイト『不幸撃退!銀座の母』で過去、現在、そしてこれからを占ってみようと思います。◆銀座の母の占いで過去をチェックローラさんは1990年3月30日生まれ。サイトに彼女の情報を登録し、「運気・運命」を予言するコーナーで彼女の人生を紐解いてみると…【8~17歳】まず、17歳までの10年は、ローラさんにとって「自分のためより人のためって時期」だったそう。両親が共働きだったので、幼い弟妹の面倒を見るのは彼女の役目。高校生の頃にはアルバイトして家計を助け、モデルとなってからも、ギャラのほとんどは父親に渡していたそうです。まさに“銀座の母”の言う通りという感じですね。【18~27歳】27歳までの10年は「自分自身と向き合う期間」。また、「芸術面で活躍できる時期でもある」とのこと。モデル業の傍ら、歌手や女優としても活躍しているローラさんは、自分のすべきことをちゃんと見極めていたようです。それでは、モデルデビューした16歳当時からの運勢の詳細を観ていきましょう。◆ローラの10年~その光と影【16歳ごろ】“いい流れがあるよ!うれしいことが多いときだね。あんたのことを支えてくれる人もいる。いいかい?大事なのは、軽々しい行動はしないこと!一つ一つの行動は慎重に丁寧にすんだよ!”渋谷でスカウトされ、双子の兄と共にモデルの仕事を始めたローラさん。実はかなり真面目な性格だと言われる彼女は、家族のサポートのもと、たとえ小さな仕事でも真摯に取り組んでいたことでしょう。それでは、ブレイクのきっかけとなった『しゃべくり007』に出演した頃は…?【20歳ごろ】“ちょっと面倒に巻き込まれそうだね。あとは、あんたに競争心を抱く人も出てくんの。大事なのは自分のリズムを守ること!振り回されないように、ちゃーんと自分を持つんだよ!”有名になった分、彼女にライバル意識を燃やす相手が増えてきた時期だったのかも。翌2011年には「タレント番組出演本数ランキング」のブレイクタレント部門で4位を記録。そして歌手デビューも果たしました。【21歳ごろ】“精神的な疲れがある時期だね。あと一歩のところで思うようにいかない。大事な人と衝突しちゃうって流れがあんの。「ああしたい、こうしたい」って求めすぎない!そのほうが穏やかに過ごせるよ。”マイペースなイメージの彼女ですが、メディアへの露出が急増したこの時期は、かなり苦労をしたようですね。そんな中、2012年には、くりぃむしちゅー有田哲平さんとの熱愛報道が!【22歳ごろ】“気をつけな!平穏無事ってのは難しい年だからね。誰かの失敗のとばっちりを受けたり。あんた自身が軽はずみなことをして損することだってある。守りに徹する!これが上手に過ごしてくコツだな。”実際にお付き合いしていたのかどうかは定かではありませんが、ちょっとした行動からスキャンダルが出やすい時期ではあったようです。そして受難は続きます。2013年、彼女の父親が療養費詐取の疑いで国際手配され、2014年には逮捕…。【23歳ごろ】争い事に気をつけな!身内の中でゴタゴタが起こる場合もある。ライバルがあんたを邪魔しようとすることもあるね。自分が守るべきもの、大切にするものは何か。しっかり考えれば大丈夫だよ。文字通り、身内にゴタゴタが起きていました。パパ、問題児すぎでしょ…あの頃はなんだか気の毒でしたよね。そういった苦しい時期を経て、2016年にはハリウッドに進出し『バイオハザード: ザ・ファイナル』に出演!【26歳ごろ】なんだかんだ言って、これでよかったってなる年だな。まぁ、ちょっと目上とのゴタゴタもある。でも、礼儀と尊敬を忘れなければ関係はよくなるよ。あと、投資にもいいときだよ!2016年には三代目 J Soul Brothersの登坂広臣さんとの熱愛報道も。確かにゴタゴタしてましたね。そして今年の3月、ローラさんは27歳になります。【27歳ごろ】ちょっと覚悟が必要だよ。「どうしようもないな」っていう問題が起こる場合がある年なの。思わぬ災難とか、別れとかな。ジタバタしないで流れを見守るんだよ。だんだん心が落ち着くから。これ以上の災難って…。いったい何が起こるのでしょうか!?でも、そこを乗り越えれば【28歳ごろ】ものに恵まれる一年【29歳ごろ】大発展の一年【31歳ごろ】うれしいことが続く【33歳ごろ】運気の追い風が吹いてくるなど、この先、良いことはたくさんあるみたいですよ。恋愛とか結婚という方面でもうれしい報告を聞けたりするのでしょうか?幼い頃から苦労が多かった分、今後は笑顔の絶えないステキな日々が続きますように!◆当たりすぎ!? “銀座の母”の占いところで“銀座の母”といえば、先日『中居正広の金曜日のスマたちへ』で梅沢富美男さんを占っていたのをご覧になった方も多いのでは?初めは「占いなんて…」と言っていた梅沢さんが、結婚の時期や過去の恋愛事情、かかりやすい病気などを次々に言い当てられ、最後は「すごいね、全部当てたよ」と驚嘆していたのが印象的でしたよね。「テレビで嘘をつかない」と公言する梅沢さんに「たいしたババアだ」と言わしめた“銀座の母”。今回のローラさんの占い結果を見ても、的中率高すぎ!と変な汗をかいてしまいます。こんなに当たるなら、自分のことや好きな人との相性を占わないと損かも!日々、タラレバ言ってなかなか前に進めずにいるあなたも、「もっと幸せになりたい」と願っているあなたも、自分の過去や現在を見つめ直し、より良い未来を作るために“銀座の母”の占いを試してみてはいかがでしょうか。監修者紹介横田淑惠銀座で40年の鑑定実績を誇る日本屈指の占い師。四柱推命、手相、人相、九星、姓名判断、十二支占いなど、様々な占術に精通している。路上での小さな鑑定から始まり、口コミからあれよあれよという間に大行列ができるほどの人気に。現在は銀座の一等地にオフィスを構える。『ぴったんこカン・カン』『中居正広の金曜日のスマたちへ』『火曜曲!』『ニュースの森』など、メディア出演実績も多数。占い師としての実力はもちろん、歯に衣着せぬキャラクターが注目をされ、数々のTV番組に出演し話題となる。二度の結婚、夫の借金、夜逃げ、離婚、など数々の苦難の経験から、「人生のどん底を知り、そこからはい上がった自分だからこそ、一人でも多くの悩める人々を救えるはず」と考え、人々の悩みを聞き続けている。モバイルサイト不幸撃退!銀座の母
2017年02月18日「私は自分の容姿に関して本当に適当なの。あまりにも何もしないから、周りから叱られて、たまにフェイシャルエステに行くくらい。それでも1年に1回とか」 そう語るのは、隔週連載『中山秀征の語り合いたい人』第75回のゲスト・女優の三田佳子さん(75)。明るく朗らかな笑顔で「今日はよろしくねー!」と颯爽とスタジオ入りした三田さん。革ジャンにロングスカート、高めのヒールのブーティーという若々しいファッションもとってもお似合い。エイジレスな魅力たっぷりの三田さんと中山が語り合いました。 中山「プロフィールを拝見したのですが、三田さんは現在75歳。驚異的な若さですね!今日はあらためて三田さんの女優になったきっかけを伺いたいと思います」 三田「女優になるきっかけは、中学生のときに森繁久彌さんの娘役でラジオに出演したこと。もう60年以上も前の話だから、詳細は省くわね。そんなところまで話していたら、夜が明けちゃうから(笑)。ラジオ全盛の時代からテレビが出てきて、まずNHKが試験放送を始めて、そこで女学生AやBなどをやっていました。『こんにちは』と言うだけでも緊張して、言葉が出てこなかったんですよ。『あ、自分の番なんだ、しゃべらなきゃ』となると、台詞が出てこなくて」 中山「三田さんにもそういう時代があったんですねー!」 三田「そのうちテレビも民放ができて、そういう道を進むことになった。森繁先生にはとてもお世話になって、『佳子、今度は正月のこういう番組に出なさい』って、次の役を用意してくださって。そんななか、コマーシャルガールをやることになったんです」 中山「当時のコマーシャルは生放送ですよね。いわゆる“生コマ”というものですね?」 三田「そうそう。私は相変わらずで、『トチリの佳子ちゃん』って呼ばれていたの。今でも忘れないのは、旭化成の新製品『カシミロン』のコマーシャル。30秒なり90秒なり、製品の説明をしないといけないのに、全然台詞が出てこない。スタジオでは、ターリーという大きなランプがついたらカメラが回って始まるんだけど、私は『電波に乗って、全国に私の姿が流れていくんだ』という事象のほうに興味を持ってしまって、真っ白になっちゃって……」 中山「それはダメですね(笑)」 三田「逆にそれがかわいかったのよー(笑)。『あ、カシミアタッチのカシミロン。うふふ、あ、あの……』ってニッコリ笑って、バタバタして90秒経過。コマーシャルにならないから、やめさせるしかないということになったんだけど、視聴者が『明日はどこまで言えるか楽しみ』と逆に人気が出て、全国から『あのコをやめさせないで』という投書が殺到したんですって」 中山「それで、続けられたんですね」 三田「そのあと『週刊サンケイ』でのコマーシャルガールの特集企画があって、その表紙を飾ったことでスカウトが来て、高校卒業後に東映に入社したんです」
2017年02月18日ティム・バートン監督の傑作映画をミュージカル化した舞台『ビッグ・フィッシュ』が2月7日、東京・日生劇場で開幕した。2013年にブロードウェイで大ヒットした作品で、日本では今回が初上演。前日の6日には、川平慈英、浦井健治ら出演者が意気込みを語るとともに、最終舞台稽古が報道陣に公開された。ミュージカル『ビッグ・フィッシュ』チケット情報自らの体験談を現実にはありえないほど大げさに盛って語る父親エドワードと、その奇想天外な話を聞いて育った息子ウィル。ウィルは大人になるにつれ父の話が作り話にしか思えなくなり、父子の間には隙間が生まれてしまうのだが……。少しすれ違ってしまっているけれど解りあいたい父と息子のもどかしい現実と、エドワードが語る奇想天外な物語――子どもの頃、魔女に死の様子を予言された話、巨人との友情、サーカスで最愛の女性と出会った話などなど――、イマジネーションの世界とリアルな家族の物語が交互に語られ、めくるめく世界に観客を誘う。その行き来を違和感なく描き出す力があるミュージカルという手法、そして実力派揃いのキャスト陣がしっかりと家族の絆を表現することで、ティム・バートン監督映画に負けない、ファンタジックで心あたたまる素敵な作品が誕生した。中でもやはり主演の川平慈英が、エドワードそのものといった魅力を振りまいている。大ボラのような物語をくしゃくしゃの笑顔で得意げに話す姿はチャーミングで、その憎めなさに、いつの間にか観客も彼を好きになってしまうに違いない。現実的な息子・ウィルを演じる浦井健治も、生来の純真さと優しさがそこかしこから溢れていて魅力的。またエドワードの妻・サンドラ役の霧矢大夢はアメリカ娘らしいキュートな少女時代から、病を得た夫を優しく見守る晩年までを見事に演じ、ウィルに寄り添う妻・ジョセフィーンの赤根那奈の聡明さも、家族をしっかり支えている。さらに少年時代のウィルを演じる鈴木福(りょうたとWキャスト)がその愛らしさと純粋さで、家族愛の基盤を強く築いた。ほかにもエドワードの語る物語の登場人物に扮する藤井隆、ROLLY、J Kim、深水元基、鈴木蘭々らが個性的かつ魅力的な不思議なキャラクターになり、夢のような世界を紡ぐ。視覚的にも美しく、見ごたえのある舞台作品だ。会見で川平が「思っていた以上にゴージャスな舞台になりました。申し訳ないのですがお客さんよりも僕が一番楽しんじゃおうかなという気分。楽しんでいる僕たちを見て、お客さんの心が温まってくれれば、こんな嬉しいことはない」と語ったが、その言葉どおり、舞台上から幸せな空気が客席に流れこみ、劇場空間全体を、ポジティブで温かい空気が包む。「劇場に来て、座席に座ってくだされば、この『ビッグ・フィッシュ』チームが幸せに誘います」と川平。寒い2月、ぜひ『ビック・フィッシュ』で優しく温かい気持ちになってみては。公演は2017年2月28日(火)まで同劇場にて。チケットは発売中。
2017年02月08日CHICCA(キッカ)は、2017年スプリングコレクションを2017年1月18日(水)より発売する。テーマは「ハートバタフライ」。パステルカラーや蝶のモチーフ、宝石のようなきらめきなど夢いっぱいの要素を詰め込んで、少女時代の宝箱を開けたかのような心躍る春メイクを提案する。ハートバタフライが舞う限定アイシャドウセットCHICCAを代表するアイテムの一つ、アイシャドウセット「キッカ ミスティック パウダーアイシャドウ」からは、ハートを2つ並べて蝶に見立てた可愛らしいデザインの新色&限定色がラインナップ。透明感と艶を与えるライトカラーと自然な陰影をつくるシェードカラーは、付属のブラシで左右に動かす‟ワイパー塗り”をするだけで、グラデーションアイが完成する。オススメは限定色「EX33」。パレット右には、偏光パールをあしらった爽やかなミントグリーンと締め色のダークカーキをセットにした。ミントグリーンは上まぶたの一体感を生み、よりアイシャドウの印象を強めてくれる効果も。一方左のライトカラーはピンクベージュをセレクト。下まぶたに纏えばフェミニンな目元を叶えてくれる。イキイキとした血色感を与えるクリームチーク‟体温チーク”の愛称で親しまれるクリームチーク「キッカ フローレスグロウ フラッシュブラッシュ」は、より使いやすいテクスチャーとなって登場。チークもベースメイクの一つとして考えるキッカの考えのもと設計されたアイテムは、素肌になじみクリアに発色。つけすぎたと思っても、上からファンデーションを重ねて調整することが可能なので、テクニックいらずで血色頬が手に入る。専用スポンジの広い面にチークをのせたら、頬骨の一番高いところから外側に向かってスタンプのように塗布。目の下、ほうれい線に向けて、普段よりも広範囲に薄くのせ、その上から自分の好みの位置にレイヤードすれば、さりげないイキイキ感を纏うことができる。‟水紅”の新色は春らしいパステルオレンジ2016年に誕生した「キッカ メスメリック ウェットリップオイル」には、新たにパステルオレンジが仲間入り。肌色問わず似合う新色は、自然に濡れた艶をもたらし、唇を乾燥からガードしてくれる。グロスより薄膜とほんのりにじみでるような色づきは‟水紅”と呼びたくなるほどみずみずしい唇を叶えてくれる。【アイテム詳細】CHICCA(キッカ) 2017年スプリングコレクション発売日:2017年1月18日(水)・フローレスグロウ フラッシュブラッシュ パウダー 全2色 各3,000円+税<新商品>・フローレスグロウ フラッシュブラッシュ全2色 各3,000円+税<新商品>・ミスティック パウダーアイシャドウ 全3種 各5,500円+税<新色・限定色>・ニュアンスカラーリッド 全1色 2,800円+税・メスメリック ウェットリップオイル 全1色 3,200円+税<新色>・メスメリック リップラインスティック 全1色 2,800円+税<新色>・メスメリック リップスティック 全2色 各3,800円+税<新色>・メスメリック グロスオン 全1色 2,800円+税<新色>・ミスティック ソフトペンシルアイライナー 全1色 3,000円+税<新色>【問い合わせ】カネボウ化粧品TEL:0120-518-520(フリーダイヤル)
2016年12月24日吉祥寺に2017年初春、映画を通して“出会える場”をコンセプトにした映画館&カフェ「ココロヲ・動かす・映画館○」がオープン。台湾の大ヒット映画『私の少女時代 -Our Times-』、東京国際映画祭の受賞作などを上映する予定だ。本劇場は、3階建ての建物に3スクリーンを有し、1階は一般的な映画館として約70席を完備。2階はカフェスタイルで飲食しながら映画やライブを楽しむことができる約70席、3階はVRシアターや映画に関連した展示やイベントを開催するスペースとなる。ラインナップは、運営する「ココロヲ・動かす・映画社○」の配給作品をはじめ、ロードショー作品も多数予定。配給作品では、現在公開中の台湾映画『私の少女時代 -Our Times-』、2015年の東京国際映画祭でグランプリ&最優秀女優賞を受賞したブラジル映画『ニーゼと光のアトリエ』。2017年には、「ダウントン・アビー」のジェシカ・ブラウン・フィンドレイや「SHERLOCK/シャーロック」のアンドリュー・スコット出演の英国映画『マイ ビューティフル ガーデン』、『十戒』『鳥』などに携わってきた夫婦のドキュメンタリー『Harold and Lillian: A Hollywood Love Story』(原題)、フランス映画『Courted』(原題)などの公開が決定。今年の東京国際映画祭で観客賞と最優秀男優賞を獲得し、話題を呼んだフィリピン映画『ダイ・ビューティフル』の配給権も獲得している。設備は、10月に閉館した「広島シネツイン」の35mmフィルム用上映機器とDCPをもらい受けて使用。「広島シネツイン」で座り心地がいいと評判だった両肘かけつきシートを設置する。また、料金体系には課金制を導入。映画開始30分までは無料、1時間以内800円、以降は1,500円というシステムとなる。吉祥寺の“ホームタウン・シアター”となるべく注目を集めている新たな映画館は、Facebookで「いいね」を押した方に劇場情報やオープン後の事前予約サービスなどを行うという。部分的なプレオープンは1月末から2月に予定。「ココロヲ・動かす・映画館○」は2017年初春、吉祥寺駅近くにオープン。(text:cinemacafe.net)
2016年12月18日台湾で2015年興行収入No.1を記録した、現在公開中の映画『私の少女時代-OUR TIMES-』。この度、本作の日本語吹き替え版の公開が決定し、豊崎愛生、杉田智和、水樹奈々、浪川大輔ら豪華声優陣が集結していることが分かった。仕事も恋愛も空回りのOLリン・チェンシン。ある日、ラジオから聞こえてきたのはかつてのアイドル、アンディ・ラウの歌だった。あの頃、片想いをしていたイケメン優等生オウヤン、恋のライバルを蹴落とす味方をしてくれたワイルドな不良生徒タイユィ。90年代、何もかも輝いていた高校時代が一気に蘇る。忘れかけていた純粋な恋と友情を思い出したチェンシンを待っていたものとは――?アンディ・ラウがエグゼクティブ・プロデューサーとして参加し、特別出演。また、本作をきっかけに大ブレイクした注目女優ビビアン・ソンと、次世代イケメン俳優ダレン・ワンに加え、人気グループ「F4」のジェリー・イェンも特別出演を果たしている。今回本作の日本語吹き替えを担当するのは、多岐にわたる活躍を見せる大人気声優たち。ビビアン演じるリン・チェンシン役には、「けいおん!」(平沢唯役)の豊崎さん、ダレン演じるシュウ・タイユィ役に「銀魂」(坂田銀時役)、「涼宮ハルヒの憂鬱」(キョン役)の杉田さん、デヴィ・チェン演じるタオ・ミン役には、声優だけでなく歌手としても大活躍の水樹さん、そしてディノ・リー演じるオウヤン・フェイワン役に、「ルパン三世」シリーズ(石川五右ェ門役)「DAYS」などアニメ作品はもちろん、ジャスティン・ティンバーレイクやレオナルド・ディカプリオなどの洋画吹き替えも多く担当する浪川さんが決定。豊崎さんは「青春時代の淡い思い出を辿りながら、大切な恋物語が綴られていく、素敵なお話」と作品について語り、「笑ったり、泣いたり、怒ったり、悩んだり、くるくると表情が変わる、魅力たっぷりの真心(チェンシン)ちゃん。少女漫画のような心地よいテンポの脚本と、真心役のビビアンさんのキュートなお芝居に声をあてていくのはとっても楽しかったです」とコメント。また、吹き替え版が先行上映された「仙台国際ココロヲ・動かす・映画祭」では、これまで台湾映画を観たことがなかったという若者たちも「すごく入り込めて感動した!」と号泣。熱い声があがっていたほどだ。まだ本作を観ていない、もしくはもう一度観たいという方は、ぜひ実力派声優陣が贈る日本語吹き替え版も観てみて。『私の少女時代-OUR TIMES-』は全国にて公開中。※吹き替え版は12月3日(土)より新宿武蔵野館ほかにて公開。(cinemacafe.net)
2016年12月02日歌手や俳優・女優、タレントたちが仮想結婚をし、本当の夫婦さながらに新婚生活を送る韓国の人気仮想結婚バラエティ「私たち結婚しました」。映像配信サービス「dTV」では、本日12月1日(木)より、人気バンド「CNBLUE」のリーダー&ボーカリストでドラマ「美男ですね」などでも知られるジョン・ヨンファと、「少女時代」の末っ子ソヒョンという、いまなお高い人気を誇るカップルを先行配信することになった。今回配信する「ジョン・ヨンファ(CNBLUE)とソヒョン(少女時代)の私たち結婚しました」は、2010年2月から2011年4月まで、韓国のMBCテレビで放送された。やんちゃでいたずらっ子のヨンファと、優等生で恋愛経験がなく男性への接し方がわからないソヒョンのカップルは、その初々しさとラブラブ度が視聴者の心を掴み、“ヨンソカップル“の愛称で親しまれ、放送が終了して5年以上が経ったいまもなお、韓国のみならず、日本でも絶大な人気を集めている。本作はこれまでDVD化されておらず、MBCオンデマンドと一部の有料放送でのみ視聴することができたが、このたび、dTVでの先行配信が決定。全話日本語字幕付きで、スマホ、タブレット、パソコン、テレビと、好みのデバイスで視聴できる。また、スマホとタブレットはダウンロード機能にも対応しており、あらかじめダウンロードしておけば、電波の届かない場所での視聴も可能となっている。そのほか、dTVでは現在、「EXO」シウミン主演「恋はチャレンジ!~ドジョンに惚れる~」、「SUPER JUNIOR」キュヒョン主演「ラブ・コントロール~恋すると死んでしまう彼女ボンスン~」も独占配信中。また、dTVの11月の韓国ドラマ視聴ランキングで1位になったチソン主演の「キルミー・ヒールミー」や、チョ・インソン&コン・ヒョジン、そして「EXO」メンバーで俳優としても活躍中のD.O.(ディオ)が出演し、話題となった「大丈夫、愛だ」など、人気アーティストたちの出演作から、胸キュン必須のラブコメディなど、韓国ドラマ300本以上を配信中。1話から最終話まで揃っているので、イッキ見にもおすすめだ。「ジョン・ヨンファ(CNBLUE)とソヒョン(少女時代)の私たち結婚しました」は12月1日(木)よりdTVにて配信中。(text:cinemacafe.net)
2016年12月01日『ハリー・ポッター』のJ.K.ローリング原作による新シリーズの映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(11月23日公開)のジャパンプレミアが21日、東京・六本木ヒルズアリーナで開催。来日したエディ・レッドメイン、キャサリン・ウォーターストン、アリソン・スドル、 ダン・フォグラー、デイビッド・イェーツ監督、デイビッド・ヘイマンプロデューサー、『ファンタビ』宣伝大使のDAIGOらが登壇した。まずは日本語吹替版で主人公ニュートの声を担当する宮野真守をはじめ、豪華な日本人ゲストがレッドカーペットに登場し、会場のボルテージがアップ。続いて光を灯す呪文「ルーモス(光よ)」の掛け声で会場が光に包まれ、エディ・レッドメインはじめ来日キャストやスタッフ陣が現れた。魔法動物学者ニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)と、魔法のトランクから逃げ出した魔法動物(ビースト)たちとの冒険を描く本作。ステージでは、『ファンタビ』宣伝大使のDAIGOが最初に登壇し「この映画は僕にとって"FBM"です。"ファンタスティック・ベスト・ムービー"ですから」と言うと会場から拍手が起こり、続いてDAIGOが持ってきたニュートのトランクからエディが飛び出すという演出に会場が沸く。エディは「コンニチハ」と元気に日本語であいさつをし、会場のファンの心をわしづかみに。「日本にはJ.K.ローリングや『ハリー・ポッター』のファンがたくさんいると聞いてます。僕たち出演者も『ハリー・ポッター』の大ファンですが、映画を観た後は『ファンタスティック・ビースト』のファンになってください」とアピールした。キャサリン・ウォーターストンも「トーキョー大スキ」と日本語であいさつし、「本当に献身的に作品を作りました」と笑顔を見せる。アリソン・スドルは「私は少女時代から日本に来るのが夢でしたが叶いました」と大はしゃぎ。ダン・フォグラーも愛嬌たっぷりに「東京ってすごいね。僕は今回、宝くじに当たったような気分です」と上機嫌に語った。最後に、DAIGOがエディに「日本のみなさんにかけたい魔法は何ですか?」と尋ねると、エディは「ニュートのトランクは実は中が広いんです。みなさんから温かい歓迎を受けたので、全員をトランクに入れて持ち帰りたいです」と言うと、会場から黄色い歓声が沸き起こり、DAIGOも「ファンタスティック!」と大喜びだった。
2016年11月21日台湾で2015年No.1ヒットとなり、その後、アジア各国でメガヒットとなった『私の少女時代-Our Times-』が、いよいよ日本上陸。90年代ノスタルジーを織り交ぜた、懐かしくも新しい、この台湾青春ラブストーリーでヒロインを務めた、若手女優ビビアン・ソンのインタビュー&メイキング映像がシネマカフェに到着した。空回り気味の、どこにでもいる平凡なOLの林真心(リン・チェンシン)。彼女が何もかも嫌になったある夜、ラジオから流れるアンディ・ラウの歌声を聞いたとき、純粋で夢にひたむきだった、“少女時代”の輝かしくもほろ苦い想い出の数々がよみがえる。大スターのアンディ・ラウと結婚することを夢見ていた高校時代、学校一の王子様と、学校一のワルとの狭間で揺れた彼女の恋は、高校最後の夏にドラマチックな最高潮を迎えたが…。アンディ・ラウがエグゼクティブ・プロデューサーとして参加し、特別出演。また、本作をきっかけに大ブレイクした注目女優ビビアン・ソンと、次世代イケメン俳優ダレン・ワンに加え、人気グループ「F4」のジェリー・イェンも特別出演を果たしている。さらに、主題歌「小幸運」は、本作の大ヒットとともに大旋風を巻き起こしYouTubeで台湾・中国語楽曲史上初の“再生回数1億回”突破の快挙を達成した。アジア中の女性が、ラストに待ち受ける“胸キュンサプライズ”に涙したという本作。主演を務めたビビアン・ソンは、台湾のアカデミー賞といわれる「金馬奬」で主演女優賞にノミネート、上海映画批評家協会賞では主演女優賞を受賞しており、一躍、将来期待の新鋭女優のひとりとなった。ビビアンは、最初は冴えないドジばかりの女子高生だったが、恋にときめくにつれて、愛らしくイメチェンしていく主人公を見事に体現。本作の大ヒットとともにアジア各国で人気となっていった彼女の魅力は、今回の映像にもよく現れている。映像では、「自分は恋愛に奥手なのですが、主人公のリン・チェンシンは違います」と語るビビアン。映画前半の冴えないドジばかりの女子高生姿になった際には、「このだらしない姿になってから、カメラマンさんも話しかけてくれなくなった~」「実の父も私だって気づかなかった」というほど、役になりきっていたという。撮影で本人が一番大変だったと語るのは、外気温が12度という中、プールに潜るシーン。初めて水に入るシーンでは冷たさのあまり号泣してしまったと話す彼女は、クランクアップ時には監督と泣きながら抱き合う姿も見せていた。また、本作の大きな見どころは、チェンシンが映画前半のダサイ女子高生姿から一転、恋にときめくにつれて、美しく愛らしくイメチェンする姿。さながら現代版の『マイ・フェア・レディ』ともいえるほどの豹変ぶりだ。「『私の少女時代』は、ひとりの平凡な女の子の平凡じゃない日常を物語るの」とビビアンが語るように、イケてない女子高生姿から、ドラマチックに大変身するビビアンの魅力が、アジア中にインパクトを与えたことが伝わる特別映像となっている。『私の少女時代-Our Times-』は11月26日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月19日ヒップホップユニット電波少女が、“電波少女的ヒッチハイクの旅”47都道府県ストリートライブTOURと題した企画を行うことが決定した。【チケット情報はこちら】この企画は、11月11日(金)に北海道・時計台を出発、ヒッチハイクで移動し47都道府県全県にてストリートライブを行いながら、2017年1月31日(火)までに地元宮崎にゴールできればメジャーデビューが決定するという企画。この企画にはゴールのほかにも、ストリートライブの観客やヒッチハイクで乗せてくれた人など、旅で出会った人と友達になり1000人を目指す「LINEで友達1000人できるかな!?」、毎日必ずLINELIVEにてストリートライブやヒッチハイクの移動模様を生配信するといったミッションがある。また、食事・宿泊等生活に必要とされるお金はストリートライブでの稼ぎのみ。リスナーやファンからの移動協力は禁止。個人携帯電話と個人SNSなどは禁止というルールがある。支給される持ち物は寝袋、音響機材、筆記用具、地図、携帯電話1台のみ。道中の模様は随時LINELIVEで生配信され、YouTubeではダイジェスト版が投稿される。なぜこんな企画を敢行する事になったのか、など詳細はオフィシャルホームページに掲載された動画でご確認を。さらに、この企画発表と同タイミングで2017年2月4日(土)に東京・Shibuya WWWにてワンマンライブの開催も発表された。ヒッチハイク企画の結末がすべてわかるワンマンライブとなりそうだ。現在、チケットぴあではオフィシャルHP先行を実施中。受付は11月13日(日)午後11時59分まで。■電波少女ワンマンライブ“サライ”~電波少女的ヒッチハイクの旅完~日程:2017年2月4日(土)開場 17:00 / 開演18:00会場:Shibuya WWW(東京都)料金:前売り3,500円(ドリンク代別)
2016年11月02日現在、六本木ヒルズ森タワー52階で「ヴェルサイユ宮殿《監修》マリー・アントワネット展美術品が語るフランス王妃の真実」が開催されています。フランスだけでなくウィーンの美術館からも、肖像画をはじめ貴重な美術品約200点を集め、その波乱の生涯を辿ります。いま注目の展覧会を、さっそくアソビュー編集部員が取材してきました!見どころをご紹介!はじめに、展覧会のみどころをご紹介します。1つめは、とにかく豪華なファッション。時代のファッションリーダーでもあったアントワネットの、斬新できらびやかな衣装にご注目ください。2つめは、室内空間の再現。実際に使われれた家具などで浴室や居室を再現しています。アントワネットがおくった日常生活をリアルに感じられますよ。3つめは、スウェーデン貴族 フェルセンとの暗号ラブレター。今年1月に解読されたばかりの、貴重な資料です。暗号で交わされた愛のメッセージは必見ですよ。200点の美術品でたどる、波乱の一生それではさっそく、展覧会の会場へ!会場内に入ると、高級感あふれる真紅の壁があらわれます。ぐっとマリー・アントワネットの世界に引き込まれます。●14歳で政略結婚。そして異国の王太子妃へ第一章では、オーストリア皇女からフランス王太子妃となるまでの少女時代の様子を肖像画でみていきます。こちらの絵は、教科書でも見たことのある「1755年の皇帝一家の肖像」。子沢山で知られたオーストリア大公マリア・テレジア夫妻と12人の子どもたちの様子が描かれています。真ん中のゆりかごにちょこんと座っているのが、末娘であるマリー・アントワネットです。こちらも有名な肖像画。フランスへの嫁入り直前と推測される絵です。チェンバロを弾く姿が優雅ですね。この後1770年4月、アントワネットは14歳でウィーンを離れ、フランスへ嫁ぎます。オーストリア・フランス間の和平強化のための、政略結婚でした。続く第2章では、華やかな王家の結婚を伝える美術品が登場します。この大きなテーブル飾りは、1770年5月におこなわれた結婚式の祝宴で使われたものです。トルコブルーの大理石やブロンズが光る、豪華な作りですね。若く美しいアントワネットの評判はたちまちフランス中に広がり、大勢の民衆がヴェルサイユ宮殿に押し寄せ、その結婚を祝ったと言われています。●フランス王妃 マリー・アントワネットの誕生1775年、ルイ15世が天然痘で逝去するとルイ16世が即位、アントワネットはフランス王妃となりました。写真の左が、夫でありフランス国王となった19歳のルイ16世です。右のアントワネットもこのときまだ18歳。ルイ16世の王としての初めての言葉は「神よ守り給え、このように若くして国を治める私たちを!」だったと言われています。パリの華やかなファッションに魅了されたアントワネットは、たちまちドレスや装飾品の虜となります。フランス貴族のファッションリーダーとして、ダチョウの羽をつかったアクセサリーや派手なデザインのドレス、高く結い上げた髪型など、次々とあたらしいファッションで注目を集めました。そんな王妃の散財ぶりに、国民からの不満は、じわじわと高まっていくのでした。●豪華な家具や装飾品へのこだわりが、国家財政をさらなる危機にヴェルサイユをはじめとする宮殿の装飾に執着したアントワネット。莫大なお金をつぎこみ、当時の流行にあった家具調度品を揃えていきました。当時フランスがアメリカ独立戦争に介入したことで国家財政が厳しくなっていたにもかかわらず、王妃の散財は加速するばかりだったといいます。寝台の上掛けには、国王ルイとマリー・アントワネットの頭文字であるLLMAが入っています。アントワネットがとくに好んだ花柄の壁布。これもゴージャスなデザインですね。●王妃のプチアパルトマンを再現した空間王妃の浴室と居室は、実際に使われた家具を用いて、再現されています。これは浴室。白いふわふわのドレスを着ているのがアントワネットです。お付きの方の服装もかわいい…!壁紙のデザインや、家具の配色にセンスを感じますね。浴槽の蛇口ですらブロンドで、こんなにゴージャス。すごい…。東京駅のプロジェクションマッピングなどを手がけるNAKEDによる、図書室の再現も必見です。設計図をもとに、バーチャルリアリティで再現しており、図書館のなかにいるような感覚を味わえます。窓から宮殿の庭に出ていったりする演出もあり、とってもリアルですよ。アントワネットが過ごしたとされる居室は、グリーンを貴重とした空間になっています。寝台や、ナイトテーブルなど、リアルな生活を感じることができます。写真中央、奥にある寝台の脚部には、アントワネットがこよなく愛したとされるエジプト女性の人物像が施されています。さらに奥に進むと、王妃が好んだ食器が展示されています。ズラリと並ぶセーヴル食器のなかには、日本風デザインのものも。このお皿は、伊万里焼から着想を得たものと考えられています。日本の食器を好んだ母、マリア・テレジアに贈ったものだそうです。お母さん想いなんですね。1774年に、王妃がルイ16世によって与えられた「プチ・トリアノン」の様子もうかがえます。形式ばった宮廷生活を嫌ったアントワネットは、この私的な離宮の敷地内に池や田舎風の離宮を作らせ、牧歌的な暮らしを夢みました。ふたりの子どもとともに描かれたマリーの顔は、おだやかなお母さんそのもの。派手な暮らしばかりが伝えられるアントワネットですが、実は子煩悩な母親でもあったそう。とくに息子であるルイ・シャルルのことは「愛のキャベツ」と呼んで溺愛したそうです。かたくるしい宮廷から抜け出してごく親しい友人を招き、オペラや舞踏会を開き、大胆なファッションを楽しんだようです。しかし楽しい時間もつかのま。いよいよ革命が始まります。●国民の不満が爆発。フランス革命、そして悲劇の結末へいよいよ悲劇のエンドロールへと向かいます。国民の不満爆発のきっかけとなった大スキャンダル「首飾り事件」が起こります。アントワネットは詐欺の被害者でありながら、国民の信頼を失う結果になってしまいました。この頃には、国王と王妃を批判する風刺画がよく描かれるようになりました。国王はヤギにたとえられ、アントワネットは虎の体にメドューサの顔で描かれています。双頭の怪物であり、互いに身動きがとれない状態をたとえています。ひどい食糧危機への不満が爆発し、ヴェルサイユへ向かう女性たちの絵も見られます。遊興庁の建物に招集された国民議会に、パンを要求したと言われています。そして、バスティーユ監獄が占領されます。王権の象徴であったこの建物はたちまち民衆に包囲され、監獄司令官のド・ローネの首は槍に突き刺された状態で街中を引きずり回されました。この事件が王権崩壊の引き金になったと言われています。この頃王妃がスウェーデン公フェルセンとかわした秘密の恋文が残されています。黒塗りになっている部分は、今年2016年1月になってはじめて解読され、ふたりが親密な仲にあったことが明らかになりました。女性らしいやわらかい文字で、情熱的な愛の言葉が書かれています。ヴェルサイユを追われ、チュイルリー宮殿で過ごしていた王家が襲われたのは、1792年8月10日のこと。多くの犠牲者をだしたこの事件により、いよいよ王政は終焉を迎えます。事件の3日後には、国王一家はタンプル塔に投獄されてしまいました。暗く、ずっしりとした雲が空を覆う様子が、一家の悲惨な結末を表しているようです。塔のなかでも、国王はのちのルイ17世となる王太子の教育に熱心だったといわれています。ゲームや数学、そして書き方の練習をしていた記録が残されています。王太子の習字帖には「国民に愛される、国民に愛される…」と書かれています。1792年12月以降、家族と引き離されていたルイ16世は、1793年1月21日に断頭台へのぼります。そして1793年10月16日、ついにアントワネットも死刑執行の日を迎えます。16日、死の直前となった午前4時に、義理の妹に書かれた遺書が残っています。紙にびっしりと、小さな文字で悲痛な思いがつづられています。タンプル塔で暮らしていた時の肌着が、そのまま残されています。この頃には下着の洗濯にも自由が許されず、10日に1回程度だったと言われています。死刑当日に履いていたとされる靴も展示されていました。あれほどファッションを愛し、豪華絢爛なドレスに身を包んで暮らした彼女が最期に身に付けたのは、白の質素なチュニックでした。群がる民衆たちの好奇と憎悪にみちた表情とは対照的に、さいごまで気品を失わず静かに死に向かう王妃の姿が印象的です。贅の限りをつくした華やかな宮廷生活から、時代の波にのまれ、監獄、そして断頭台へ。波乱にみちたひとりの女性の一生を、ぜひご覧ください。■イベント詳細名称ヴェルサイユ宮殿《監修》マリー・アントワネット展美術品が語るフランス王妃の真実開催期間2016年10月25日(火)~2017年2月26日(日)開催場所森アーツセンターギャラリー〒106-6150 東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー52階開館時間10:00~20:00(ただし火曜日は17:00まで)※入館は閉館の30分前まで観覧料一般・・・当日1800円前売/団体1600円高校・大学生…当日1200円前売/団体1000円小・中学生…当日600円前売/団体400円※小学生未満は入館無料※団体料金は15名以上で適用。添乗員1名まで無料※障がい者手帳を持っている方と介助者(1名まで)は、当日観覧料が一般900円、高校・大学生600円、小・中学生300円お問い合わせ03-5777-8600公式HP
2016年10月30日●山田孝之の言葉で終わりを実感2010年にスタートした『闇金ウシジマくん』実写シリーズが、ドラマ『闇金ウシジマくん Season3』(7月18日~9月19日MBS・TBSほか)を経て、『闇金ウシジマくん Part3』(公開中)、『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』(公開中)の2部作連続公開でフィナーレを迎える。山田孝之演じる丑嶋馨のライバルで、闇金融・ライノーローンの女経営者を怪演する女優・高橋メアリージュン(28)。『Part2』(14年)で誕生したオリジナルキャラをオーディションで勝ち取り、ドMの部下・村井(マキタスポーツ)をど突き回しながらの取り立てはシリーズでもすっかりおなじみだ。しかし……。完結してしまえば、もうあの狂ったような金切り声を聞くこともない。短期インタビュー連載「高橋メアリージュンと犀原茜」の第2回では、高橋と共にさらにその魅力の根源を探っていく。○債務者にナメられたくない――前回お会いしたのは6月下旬でした。「終わった気がしない」とおっしゃっていましたが、心境の変化はありますか。先日、『ザ・ファイナル』の初号試写に行ったのですが、観終わったら山田孝之さん、綾野剛さん、やべきょうすけさんがいて。同じタイミングでご覧になってたみたいで、みなさん、試写室の外に集まっていました。そこで、山田さんが「お疲れ様でした」「次はまた別の作品でご一緒できれば」と私にも話し掛けて下さって。――さすがに「終わり」を感じますね(笑)。まさにその通りで(笑)。そこで「本当に終わるんだ」と実感しました。急に寂しくなったというか、犀原茜の気持ちが本当に分かったというか。犀原は丑嶋に対しての怒りや憎しみが、生きるパワーになっていました。私にとっての山田さんも、役者として特別な存在というか。丑嶋はライバル的な存在だったので、プライベートでもあまり話さないようにしていました。実はそういう存在、私にとっては珍しいことで。演じる時と切り替える方もいますが、山田さんは徹底していて。私もそういう方がすごくやりやすかったので、私にとっては特別な存在でした。――どんな役柄でもその距離感は心掛けていらっしゃるんですか。もともと仲が良い方はあまり変わりませんが(笑)、今回のような距離感がある役だと自然に。演じやすくなるというものありますが、犀原であれば「債務者にナメられたくない」という思いと、「本当に怯えてほしい」という思いと(笑)。そして、優しい一面は悟られたくない。そういう印象が、ちょっとのことで変わってしまったらもったいないなと思うんです。――以前は役に入り込みすぎるとおっしゃっていましたね。今回はドラマ、映画と続き、演じる期間が長期でした。ほかの役を演じれば切り替わると思っていますが、やっぱり大声出すシーンでは「あっ。犀原が出てしまってる」と思うことも(笑)。例えば、『リアル鬼ごっこ』(15年)で1シーンだけやらせていただいた時も。犀原ファンの方から「一瞬、犀原茜が見えた!」と言ってくださったことがありました(笑)。○"犀原茜あるある"とは――そういえば、ドラマで犀原茜が登場すると……もう我慢できなくて笑ってしまうんです。『Part2』ではとても恐ろしかったのですが……。それ、うれしいです(笑)。――ドラマでは、債務者の口にアジフライを無理矢理押し込むシーンが印象的でした。アジフライは思ったよりも柔らかかったので、そこが唯一の救いというか。すごく硬い揚げ物だと、痛そうじゃないですか? 口のサイドとか。でも、柔らかかったので思いっきり突っ込むことができました。相手の方にはこんな気持ちを直接伝えることはありませんが、ケガをさせてしまうのはよくないので。「犀原茜」あるある。実は演じる側としてもそういう怖さがあります。このシーンでは、監督から「ここで思いっきりやってみて」みたいな感じに言われて、村井に急きょビンタすることにもなって。マキタさんも「いいよ」みたいな気軽なノリ。村井にビンタするのは初めてだったと思います。本当にガチでやりました(笑)。●周囲の意外な声「エロス感じる」「蹴られたい」――犀原さんってちょっと危険を伴うゲームが好きですよね。そうなんです。『Part3』でおもちゃのギロチンで大根を切ってチンピラを脅すシーンがあるんですが、あれ、本当に切れるんです。だから何度も何度も練習しました(笑)。そのまま腕を切ってしまったら、大変なことになりますから。―― 前回のインタビューでおっしゃっていたとおり、JPに思いっきり一味唐辛子をかけていましたね。あれは本物なんですか?本物です。だから、カットがかかるとJPはむせていました。――アドリブだったんですよね? なぜそんなことを。やっぱり、ドサッと辛いものを乗せて食べさせたいなと思って。そのままちょっとずつかけても時間がかかっちゃうので、蓋を取ってしまいました。ファミレスのシーンでは確か……折り紙を切ってましたね。たぶん台本には無かったかと。――折り紙で何を作っていたんですか。たぶん、何かを切りたかっただけです(笑)。――ドラマではハサミを愛用しているみたいでしたね。「時々持ち歩いている」という設定です。たまに持ち歩いていなかったりもするので、債務者の家にあるハサミを使わせていただくこともあります。○撮影終了後でも監督と意見交換――今回の取材を通して、犀原茜の魅力の根源が見つかればと。ずっと考えていたんですが、うまく説明できなくて。何がファンの心に刺さっていると思いますか。犀原を好きと言ってくださる方が多くて、私自身すごく不思議でした。よく言われるのが「汚い食べ方が萌える」とか。威圧感とか怖さにつながるようなことは意識していなくて、「すごく変わっている人」を演じているつもりなんです。笑ってもらえるのが、実は正解な気がします。あとは「エロスを感じる」とか……これも全く気にしていなかったこと。あとは「蹴られたい」とか(笑)。――共演者の方は犀原茜をどのように思っているのでしょうか。「面白いね」とはよく言われます。綾野さんは「キレッキレだね」と(笑)。ドラマに出演させていただいたこともあって、街で声をかけてくださることも増えたんですが、やっぱりみなさんどこか怯えていて(笑)。話しかけてくださる時に、「プライベート中に本当にすみません」とすっごく謝られるんです(笑)。別の役ではこんなことありませんでした。――山口雅俊監督が2016年9月1日に「夜にふとひらめき高橋メアリージュンに連絡。犀原茜のキャラクターについて再確認」とツイートしていました。この時期はすでに撮影を終えていたと思いますが、どのようなやりとりだったのでしょうか。すごく短い電話でしたが、裏ストーリー的な部分の確認でした。実はドラマにはもう1人監督がいて、山口監督の演出ではない回があったんです。この時にお話したのは、犀原茜がJPにハサミを投げて顔面スレスレで柱に突き刺さるシーン。山口監督から言われたのは「あれは実際に突き刺そうとしてないよね?」。刺すつもりがなくて、刺さってしまうのが犀原。グサッと刺さらずに落ちるような「無造作さ」が犀原の怖さ。「だからあれはたまたま突き刺さったことにしよう」と(笑)。――不思議な会話ですね(笑)。撮影を終えているのに、その認識は一致させておきたいものなんですか。そうですね。監督も「この話を誰かにしたかったけど、メアリーにしか分からんなと思って。だから、俺ら2人の中では一致させておこう」と。――監督と役者の関係で、そういうことはよくあるものなんですか。私は初めてです。海外の役者さんはそんな感じと聞いていたので、すごく良いことだと思います。質問があれば、すぐに監督と連絡をとれる状態。それができていて、楽しいです。●犀原茜と再会できることを願って……○"涙の味"でつながる――山口監督は物語において、ゲーテの「涙とともにパンを食べたものでなければ人生の味はわからない」を重視なさっています。高橋さんには「涙のご飯」の経験はありますか。泣きながらご飯食べたことはあります。つらいことがあった時に食べたり、つらいのを我慢していて食べたものがすごくおいしくて、それが感情に響いて泣いちゃったとか。おいしさに温かみを感じて泣いちゃったりとか。最近はあまりないですが……『るろうに剣心』(14年)の時とか。――だからこそ犀原の気持ちになることができた。そうですね。過去を振り返ってみると、「涙の味がするご飯」が自然と浮かんできます。『Part2』で実際に演じるまで犀原のことは全然分からなかったんですけど、「涙の味」と監督から聞いて、そこからすべてがつながったというか。「これで茜になれる」と思いました。○2人で創り上げた役柄――山口監督はどんな方ですか?変わっている方だと思います(笑)。天才は変人と紙一重と言いますが、そういうところはあると思います。ご近所なのでたまに道ですれ違うんですけど、「不思議な人が歩いて来たな」と思ったらだいたい監督です(笑)。――ますます気になります! 実は犀原茜のことでお話をうかがおうと密かに思っていまして。してほしいです!感覚的に似ているところがある……と言っていいのかわかりませんが、感覚的に教えてくださるのですごくつかみやすいです。――犀原茜は2人で創り上げたもの?そう言っていいのであれば。監督に助けていただいたところがすごく多いですけど。――そんな犀原の少女時代を、『ザ・ファイナル』では玉城ティナさんが演じています。すごく不思議な気持ちになりました。「茜はこういうところがあるんだ!」「新発見!」と驚いたり。女の子っぽい一面があったのも意外でした。茜で常に意識していたのは、立ち方や歩き方。女性的な雰囲気を意識的に排除していました。でも、玉城さんの茜からはすごく「女の子」が伝わってきました。人生で大切な人が亡くなって、きっとそこで変わってしまったんですね……。○さらば、犀原茜――撮影を終えての打ち上げは?昨年、撮影が終わった後にありました。山田さんが「お疲れ様です。ようやく話せるね」と。綾野さんは、2人が全く話さないから驚いていたそうです。――個人的には山田さんと恋愛もので共演してほしいです。想像もつきませんね! どんなふうになるんでしょう(笑)。――さて、そろそろお時間です。犀原茜、もう2度と演じることはありません。さびしい(笑)。『ザ・ファイナル』まで観て、シリーズがついに完結します。『Part3』だけを観て、『ザ・ファイナル』を観ないのはすごくもったいない! ぜひ『ザ・ファイナル』まで見届けてください。犀原茜の過去だけでなく、それぞれのキャラクターの背景も明らかになります。――本当に終わるんですかね。リターンズ(笑)?あるといいですね!■プロフィール>高橋メアリージュン1987年11月8日生まれ。滋賀県出身。2004年からファッション誌『CanCam』(小学館)の専属モデルとして活躍。2012年に同誌を卒業し、同年のNHK連続テレビ小説『純と愛』の狩野マリヤ役に抜てきされ、女優デビュー。『闇金ウシジマくん Part2』(14年)、『るろうに剣心 京都大火編 / 伝説の最期編』(14年)、『キカイダー REBOOT』(14年)、『リアル鬼ごっこ』(15年)、『ヒロイン失格』(15年)、『みんな! エスパーだよ!』(15年)、『復讐したい』(16年)、『シマウマ』(16年)、『ホーンテッド・キャンパス』(16年)などの映画に出演。
2016年10月26日山田孝之が演じるアウトローの金融屋・ウシジマを主人公に、金と欲望に翻弄される人々の転落人生をハードかつコミカルなタッチで描く、社会派エンターテインメント「闇金ウシジマくん」。まもなく、映画『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』で、シリーズは惜しまれつつもグランドフィナーレを迎える。思い返せば、これまでの過去作には、菅田将暉、窪田正孝、門脇麦、林遣都、大島優子ら、いま日本映画界で大活躍を見せる錚々たる若手俳優たちが数多く出演し、新たな“若手俳優の登竜門”とも呼ばれるほどに。そこで、現在公開中の『闇金ウシジマくん Part3』、10月22日(土)から公開の『ザ・ファイナル』に出演する、今後ネクストブレイク必至の若手俳優たちに注目した。2012年、深夜ドラマのヒットを受けて映画化が決まった『Part1』では、当時、大人気アイドルグループ「AKB48」のセンターだった大島さんが、正統派ヒロインとはまるで違う、母親の借金を肩代わりして堕ちていくフリーター・未來役に体当たりで挑み、女優として躍進。その後、宮沢りえ主演『紙の月』で日本アカデミー賞優秀助演女優賞などを受賞した。また、未來の幼馴染み・小川役を演じていたのが林さんだ。2014年の『Part2』では、カウカウファイナンスの軍資金を狙う無職のヤンキー・加賀マサル役で菅田さん、ナンバー1になって底辺層の生活から抜け出そうとする新人ホスト・神咲麗役で窪田さん、麗の夢を応援するために体を売り始める高校中退のフリーター・藤枝彩香役で門脇さんが出演。現在は3人とも、数多くの映像作品に引っ張りだこ、人気実力ともに認められる若手俳優として認知されている。ちなみに、彩香をストーカーする役で、『ディストラクション・ベイビーズ』が絶賛されている柳楽優弥も出演していた。そして今回、公開中の『Part3』では、ネット長者・天生翔(浜野謙太)が主宰する「誰でも稼げる」という塾のナンバー2・清栄真実役で山田裕貴、キャバクラ通いで借金まみれの加茂(藤森慎吾)に興味を持ち、つけ回す怪しい男・獏木役で矢野聖人が出演。戦隊モノ出身の山田さんは、今年『HiGH&LOW THE MOVIE』『ふきげんな過去』『青空エール』など幅広いヒット作に出演、2017年には村上虹郎主演『二度めの夏、二度と会えない君』などが控えている。また、蜷川幸雄の舞台「身毒丸」出身の矢野さんは、ドラマ「リーガル・ハイ」などでもお馴染み、「IQ246~華麗なる事件簿~」にも出演中だが、本作ではパッと見、彼とは気づかないほどの変貌ぶりだ。変貌ぶりといえば、『ザ・ファイナル』には、ウシジマの最凶最悪のライバル・鰐戸三兄弟の三男・三蔵役で間宮祥太朗がまさかの姿で登場!さらに、鰐戸三兄弟が取り仕切る「誠愛の家」(住人たちに借金を負わせ、過酷な労働に従事させてピンハネする「貧困ビジネス」)の住人・甲本役で太賀、ウシジマの宿敵の1人、高橋メアリージュン扮する犀原茜の少女時代を演じる玉城ティナらが顔を揃える。間宮さんは、『ライチ☆光クラブ』の美少年ジャイボ役や、波瑠主演ドラマ「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」での猟奇殺人犯の傍ら、『高台家の人々』にも出演するなど、その振り幅の広さでも注目を集めている。13歳から芸能界で活躍する太賀さんは、今年「ゆとりですがなにか」「仰げば尊し」で好演を見せ、『淵に立つ』『アズミ・ハルコは行方不明』と出演作が続く。カリスマモデルとして知られる玉城さんもまた、今年『オオカミ少女と黒王子』『貞子vs伽椰子』と話題作に次々出演してきた。それぞれ、本作ではいままで演じたことのない個性的なキャラクターに挑んだ彼ら。『闇金ウシジマくん』を足がかりに、さらに羽ばたいていく今後にも注目していきたい。『闇金ウシジマくん Prt3』は全国にて公開中、『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』は10月22日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月19日『アリス・イン・ワンダーランド』『チャーリーとチョコレート工場』など、常に世界中を魅了するヒットメーカー、ティム・バートン監督の待望の最新作『ミス・ぺレグリンと奇妙なこどもたち』。日本に先駆けて9月30日(金)に公開された全米では初登場1位を獲得、全世界でも大ヒットとなっている本作の日本公開日が、2017年2月3日(金)に決定。さらに、悪役を演じたサミュエル・L・ジャクソンからのメッセージ付きの予告映像が解禁となった!フロリダで生まれ育ったジェイクは、周囲になじめない孤独な少年。そんな彼の唯一の理解者である祖父が、謎めいた死を遂げた。祖父の遺言に従って小さな島を訪れたジェイクは、森の奥で古めかしい屋敷を発見。そこには、美しくも厳格なミス・ペレグリンと空中浮遊能力を持った少女や、いたずら好きな透明人間の男の子、常に一緒に行動する無口な双子、後頭部に鋭い歯を持つキュートな女の子など、まさに“キミョかわいい”(=奇妙でかわいい)少年少女たちが住んでいた。やがて彼らと心を通わせ、夢のような時間を過ごしたジェイクは、自らに宿ったある“力”に気づき、屋敷に迫る恐るべき脅威に立ち向かっていく――。全米で300万部以上を売り上げている、ランサム・リグズによる大ベストセラー児童小説(「ハヤブサが守る家」)を原作にした本作。ティム・バートン監督作品としては、初登場1位を獲得した7作目の作品となった。そしてついに、その“ティム・バートン史上、最も奇妙な”世界の予告編が日本にも到着。サミュエル・L・ジャクソンからの「奇妙で夢のような魔法の世界へあなたをお連れします」という日本のファンへ向けてのメッセージからはじまる映像は、“ハリウッドの魔法使い”バートン監督が、まったく新しいワンダーランドへと誘うかのよう。“奇妙なこどもたち”の保護者ミス・ペレグリンを演じるのは、『ダーク・シャドウ』『300<スリーハンドレッド> ~帝国の進撃~』など、現在までに変幻自在の演技を見せてきた女優エヴァ・グリーン。主人公ジェイクを演じるのは、『ヒューゴの不思議な発明』『エンダーのゲーム』から1歩成長を遂げた、次世代の英国男子エイサ・バターフィールド。また、『マレフィセント』でマレフィセントの幼少期を演じ、日本でも“可愛すぎる!”と話題を集め、『ターザン:REBORN』ではジェーンの少女時代を演じていたエラ・パーネルが、浮遊能力を持った美少女エマを演じるなど、注目の若手キャストの活躍にも要注目。さらに、本作の悪役を演じる名優サミュエルの強烈なビジュアルも話題だ。バートン監督が新たに描く、独創的かつミステリアスなファンタジーワールドは、人と“ちょっと違う”ことはステキなことで、「どんなに奇妙でも、ありのままの自分でいること」の大切さを教えてくれる、ユニークで素敵な世界。その個性をワン・アンド・オンリーの輝きに変える、“キミョかわいい”こどもたちの姿に、愛おしさを覚えずにはいられない。『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』は2017年2月3日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月19日湊かなえさんのベストセラー小説『少女』が映画化された。舞台は女子高。17歳の少女たちがストーリーをつなぐ。主人公の由紀は、イジメを受けている親友・敦子をモチーフに小説を書きはじめる。そんななか、転校生が発した「死体って見たことある?」というひと言をきっかけに、死とは何か、死を知りたいという願望に少女たちは囚われていく…。そんな主人公・由紀を演じる本田翼さんにお話しを伺いました!***「出演が決まった時に初めて原作の小説を手にしたのですが、面白くてあっという間に読み終わりました。自分は敦子役だろうと思って読んでいたのですが、由紀のほうだと聞いてびっくり。由紀は思春期特有のどうにもならない苛立ちや、常に何かに対してフラストレーションを持っていて、突然本をビリビリに破ったり、制服のまま突然海に飛び込んだり…衝動的にやりたくなっても、普通の人ならやらないことをやってしまう女の子なんです」思春期の複雑な気持ちや行動が、規律の厳しいお嬢様学校や、女子だけという環境により、ますます狂気を帯びて表現されている本作。役作りも一筋縄ではいかなかったよう。「三島(有紀子)監督は、女子高生に取材をして実際に行われているイジメの方法を取り入れるなどリアルを追求していました。そんな監督からは、『イジメられている敦子が弱く見えるけれど、じつは由紀の方がもろいんだよ』と言われました。そのもろさを隠すために、由紀は鋭い目つきを向けたり、低くぶっきらぼうなトーンで話したりするんでしょうね。撮影期間中は愛知県のホテルに缶詰めだったのですが、深夜に撮影から戻るとシャワーを浴びて寝るだけというハードな現場でした。だから素に戻る時間はほとんどなくて、ホテルの部屋では由紀が抜け切らずに少し荒れていたと思います。たとえばシャンプーボトルをガシガシと勢いよくプッシュしたり(笑)。前向きな役というのも、自分と違うので演じるのが難しそうだなと思っていたけれど、笑わない、暗い、重い由紀を演じるのは精神的につらくて。でもそれだけに、クランクアップした時の達成感は大きかった」そんな本田さんは、どんな女子高生だったのか?「一匹狼でした(笑)。お昼を一緒に食べる友達はいたけど、食べ終わるとすぐに一人で図書館に行って、夢中で漫画を読んでいるような。私自身が女子同士で群れるのが苦手だったから、女子の団体行動とか、親友の女の子と常に一緒にいるという環境は余計に未知数でしたね」この作品が発信するメッセージは何なのか、いつも考えてしまうと言う本田さん。「監督は、揺れるカーテンなど、映像にとてもこだわって撮影をしていましたね。出来上がった作品を初めて観た時、そういった演出が生きて、狂気が美しく繊細に描かれていると思いました。ミステリーの要素が目立ちますが、メインは青春、そしてその中にある友情。最初は由紀になって、次は敦子になって観てみると面白いかもしれません」◇ほんだ・つばさ1992年生まれ。14歳でモデルデビュー、20歳で女優デビューを果たす。昨年は月9ドラマ『恋仲』でヒロインに抜擢。10月より連ドラに出演中、12月公開の映画もあり。ニット¥16,500(ルプコ/シアンPR TEL:03・6662・5525)帽子¥13,000(メゾン バース/シアンPR)◇人間の奥底にある闇をテーマに、日常に潜む狂気を描いたヒューマンミステリー『少女』は、全国ロードショー公開中。原作/湊かなえ監督/三島有紀子出演/本田翼、山本美月、稲垣吾郎ほか(C)2016「少女」製作委員会※『anan』2016年10月19日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・本間園子ヘア&メイク・犬木 愛文・若山あや
2016年10月15日「Acid Black Cherry」のアルバムを原作とした、広瀬アリス主演映画『L-エル-』。この度、本作のポスタービジュアルが解禁された。“色のない街”で生まれ、両親に愛情を注がれて幸せに育った少女エル(広瀬アリス)。ところが両親の突然の事故死により、エルの人生は一変していくこととなる。悲しみに打ちひしがれる幼きエルを得意の絵で元気づけたのが、幼なじみの絵描きの少年オヴェス(古川雄輝)だった。エルとオヴェスは互いを励ましあいながら生きてきたが、成人したエルは“ある選択”を迫られ、突然消え去るように故郷から去っていき、2人は離れ離れになる。誰かを信じては裏切られ、また誰かを信じては傷つけられ、襲い掛かる運命に翻弄されながら波乱の人生を懸命に生きたエル。そして遠い故郷からエルを想い続けたオヴェス。2人の生涯を綴った壮大な物語が“真実の愛”とは何かを描き出す――。映画の原作となる「L-エル-」は、波乱の人生を送った一人の女性“エル”の「愛」をテーマに、孤独で壮絶な人生を綴った物語と「Acid Black Cherry」の音楽が絡み合う壮大なコンセプトアルバム。総計20万枚以上の驚異的なセールスを記録した本アルバムは、昨夏には物語部分が書籍化され5刷されるなど、ミュージックシーンにあって異例の展開をみせてきた。映像化は困難と思われていた本作に挑戦するのは、多くのアーティストのMVを手掛ける下山天監督。独創的な世界観を、VFXを多用したファンタジックなビジュアルと、生々しい演出でリアルに実現している。またキャストには、広瀬さんが少女時代から老いゆく姿までのエルを演じ、オヴェス役に古川雄輝。さらに、高橋メアリージュン、平岡祐太、成田凌、弥尋、古畑星夏らが脇を固める。このほど解禁されたポスタービジュアルは、「欲しかったのは、愛。」というコピーと共に、散った赤い薔薇の花びらの上に横たわり、憂いを帯びたミステリアスな瞳でこちらを見つめるエルや、2人が出会った“色のない街”を背景に、優しいまなざしで遠くを見つめるオヴェスが写し出されている。さらにその下には、エルの人生に大きく影響を及ぼす人物たちの姿も。エルという一人の女性の孤独で壮絶な人生、そしてそのエルを愛し続けるオヴェスの一途な姿、想いを表現したドラマティックなビジュアルに仕上がっている。『L-エル-』は11月25日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年10月14日