2022年12月5日、集英社『週刊少年ジャンプ』のTwitterアカウントが『お詫びと訂正』を掲載しました。なんでも、同日発売した『週刊少年ジャンプ新年1号』の掲載内容に誤りがあったのだとか。誤りがあったのは、マポロ3号先生の目次コメントでした。該当ページでは、同号に掲載された作品と、それぞれの作家による自由なひと言コメントが掲載されています。しかし、編集部の校了ミスによって、マポロ3号先生のひと言欄に、過去の別作家のコメントが掲載されてしまったのだとか。実際の目次コメント別作家のコメントが誤って掲載されたそこで、『週刊少年ジャンプ』編集部は、Twitterに正しいマポロ3号先生のコメントをお詫びとともに訂正する形で掲載したのです。その投稿がこちら。【お詫びと訂正】 pic.twitter.com/dAKIR4Wo0B — 少年ジャンプ編集部 (@jump_henshubu) December 4, 2022 12月5日(月)発売の「週刊少年ジャンプ新年1号」の目次ページにて、マポロ3号先生の目次コメントが掲載されるべき欄に、編集部の校了ミスにより誤って2022年45号の肥田野健太郎先生の目次コメントが再掲載されてしまいました。マポロ3号先生の正しい目次コメントは以下の通りです。コイルの質感が超良いしデカヌチャン超かわいいしレアコイルの質感超良い~~<3号>訂正してお詫び申し上げます。@jump_henshubuーより引用訂正・謝罪文と、正しいコメントとの落差が激しい…!正しいコメントに登場するコイル、デカヌチャン、レアコイルとは、人気ゲーム『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクターです。マポロ3号先生は、同年11月18日に発売された、『ポケットモンスタースカーレット・バイオレット』に夢中なのでしょう。同編集部がお詫びと訂正をTwitterに投稿したところ、あまりの文面の落差に大きな注目が集まり、6万件以上もの『いいね』が寄せられました。マポロ3号先生は、何気なく同ゲームにメロメロになっているひと言コメントを提出したはず…。しかし、思わぬ形で多くの人の笑いを誘ったのでした。【ネットの声】・マポロ3号先生がさらし上げられているみたいで、めちゃくちゃ面白い。・文面の落差がすごいな!シュールすぎてウケる。・かわいそうだけど爆笑してしまった!・マポロ3号先生のこと、もっと好きになったよ。マポロ3号先生は、『週刊少年ジャンプ』にてピアノを巡る天才たちの物語『PPPPPP(ピピピピピピ)』を連載中です。気になった人は、これを機にチェックしてみてはいかがですか。[文・構成/grape編集部]
2022年12月05日くしゃみをしている人に対し、英語圏の人々が『Bless you!(お大事に)』と声をかけることがあります。諸説ありますが、くしゃみをした人の魂が、鼻から抜けていってしまうとかつて考えられていたため、名残としてこうした声かけが存在しているようです。日本の場合、くしゃみをしている人を目にすると、花粉症を患っていることや体調を崩しているのではないかと心配しますよね。くまだまさしが目にしたダウン症の少年お笑いタレントの、くまだまさしさんがくしゃみをした時の出来事を紹介します。夕方、車から降りたくまださんがくしゃみをすると、近くにいた1人の少年に「大丈夫ですか」と声をかけられました。くまださんによると、その少年はダウン症を抱えていたといいます。「大丈夫」と答えたくまださんに対し、少年は「風邪に気を付けてください」と返しました。その少年はくまださんに声をかける前、駐車場の縁石ブロックが真っ直ぐになるよう、直していたとのこと。くまださんの妻は一連の少年の行動を、「几帳面で、優しい子だね」と見ていたそうです。少年の行動を思い出したくまださんは、「本当に5秒くらいの出来事でしたが、嬉しいひと時でした」と振り返っています。今、フッとその子の事を思い出し込み上げてしまいました本当にたった5秒くらいでしたが、嬉しいひと時でした。その子はもしかしたら近所の学校に通ってて、よくこの道を通ってるかもです!?今度会ったら話しかけて『ありがとうね』と伝えます!!あと缶ジュースおごらせていただきます(^_-)— くまだまさし (@kumadamasashi) October 24, 2022 くまださんが出会った少年とのエピソードに対し、心が温かくなったという人からのコメントが相次ぎました。・くしゃみをした人に「大丈夫ですか」なんて、心配していてもなかなかいえないですよね。心が優しいんだなと思いました。・コロナ禍でギスギスした世の中、少年の優しさに心が和みました。ブロックも直してくれたことで、誰かがケガをする可能性を減らせたのではないでしょうか。・無償の優しさに触れると、自分も周囲に親切にしたいと思います。社会は、人同士の助け合いで成り立っています。少年がくまださんの体調を気遣ったり、縁石ブロックを直そうとしたりしていたことは、周囲を助けるきっかけとなっていることでしょう。くまださんが目にした少年の行動を、私たちも大切にしたいですね。投稿全文はこちら夕方、車庫で車を降りた時に『クシャん』とクシャミが出ました。そしたらクシャミ終わり瞬間に『大丈夫ですかー?』といきなり声をかけられました。15歳くらいのダウン症の男の子でした。『大丈夫よー』と言うと、その子が『風邪気をつけてくださいねー』と言ってくれました— くまだまさし (@kumadamasashi) October 24, 2022 『ありがとうね〜』と僕が言うと、その子は右手をカッコ良く上げてましたその子は僕に話しかけるちょと前に、駐車場の縁石ブロックも真っ直ぐに直してました。一連のその子の行動を見てた奥さんが『几帳面な子なのかね?優しい子だね』と言ってました。優しく声かけてくれてありがとうね〜(^_-) pic.twitter.com/SKvOBwMWjO — くまだまさし (@kumadamasashi) October 24, 2022 今、フッとその子の事を思い出し込み上げてしまいました本当にたった5秒くらいでしたが、嬉しいひと時でした。その子はもしかしたら近所の学校に通ってて、よくこの道を通ってるかもです!?今度会ったら話しかけて『ありがとうね』と伝えます!!あと缶ジュースおごらせていただきます(^_-)— くまだまさし (@kumadamasashi) October 24, 2022 [文・構成/grape編集部]
2022年10月25日お菓子の『きのこたけのこ戦争』や、カップ麺の『きつねとたぬきの大戦争』など、どちらがよりおいしく、優れているかをめぐる戦いは、これまで幾度となく起きています。そしてまた1つ、新たな戦いの火ぶたが切って落とされました…!争いのきっかけとなったのは、漫画家の樫村ケイ(@ningyou5)さんがTwitterに投稿した創作漫画『セレブランチ』。漫画の中でとりあげられているのは、飲食店のマクドナルドとモスバーガーでした。漫画です。 pic.twitter.com/zOsLXsnoXQ — 樫村ケイ (@ningyou5) October 16, 2022 どちらも私たちにとって身近な飲食店であり、ハンバーガーがメインの商品であることなど、類似点は多いマクドナルドとモスバーガー。だからこそ、樫村さんの漫画は、マクドナルド派とモスバーガー派の両派閥を刺激するには十分な内容でした…!漫画を読んだ人からは、自分の派閥の魅力をアピールする声はもちろん、ほかのハンバーガーショップをおすすめるコメントも寄せられるなど、大いににぎわっています。・上級国民がモスバーガーを選ぶなら、フレッシュネスバーガーを選ぶ私は超上級国民だ!・味も質も値段も、マクドナルドの遥か上を行くモスバーガー。・いくらモスバーガーでも、マクドナルドのポテトには勝てないだろ!両派閥とも、熱い思いをもっているからこそ、白熱する論争。マクドナルドとモスバーガーをめぐるこの論争も、決して決着はつかないのでしょう…![文・構成/grape編集部]
2022年10月17日●久々ダンスで「少年隊のバック以来」の正確さを求められた坂本昌行、長野博、井ノ原快彦からなる3人組ユニット、“トニセン”こと20th Centuryが10月17日に新曲「水曜日」を配信リリース。ミュージックビデオ(MV)で久々のダンスに挑み、ジャケット写真では80年代の王道アイドルに扮した3人にインタビューし、本作にまつわるエピソードや音楽への思い、ライブ活動への意欲を聞いた。第3弾配信シングルとなる「水曜日」は、トニセンが出演する「ニベアメン アクティブエイジシリーズ」のCMソングで、ロックバンド・ミツメが楽曲を提供。繰り返されるギターのリフとリズムに絡み合うように歌うメロディが心地よいサウンドに、1週間の真ん中である「水曜日」のちょっとした気怠さと、 それを乗り越えて週の後半に向かって改めて進んでいこうという歌詞を乗せた、トニセンらしい優しいメッセージソングだ。――ミツメさんとのタッグはどのような経緯で決まったのでしょうか。井ノ原:それぞれ気になっているアーティストさんを出し合っている中で、ミツメさんいいよねという話に。できるだけ若い人たちとやりたいというのは3人の中にもあって、曲に関してだけではなくてスタッフワークも、20代・30代の人とやる機会が増えました。坂本:逆に昔聴いていたものが今新しいという風潮もあるし、僕らにとって馴染みのある楽曲が若い方のフィルターを通すとこういう形になるのだと。頑張らない楽しさが聴いていて落ち着ける、そういう楽曲なのではないかなと思います。井ノ原:長野くんの歌い出しで始まるのがいいんだよ、ね!長野:ねって(笑)坂本:そうねって言っていいと思うよ!井ノ原:柔らかいところから入ってくれるから。――歌詞の好きなフレーズを教えてください。井ノ原:僕は「どんな月曜日だったの」と問いかけている感じが好きかな。月曜日は憂鬱だという人が多いと思うので、そこを乗り越えてやっと水曜日まで来たけどまだ半分じゃないかって思うから、木曜日からも楽しめるような曲がほしいというオファーをしたら、まさに「水曜日」という曲に。MVも水曜日だけ踊るというテーマで。ここが頂点すぎると下がってしまうので、できるだけなだらかな上がりすぎない音楽で、月曜日からちゃんと聞いてあげるというのが寄り添っている感じでいいなと思いました。坂本:僕は一番最後ですね。「二度と同じ日はない 今日」ってなかなか言えない言葉。当たり前だけど、今日という日は、嫌なことでも楽しいことでも貴重なんだなと。それをさらっと最後に持ってくるのが素敵だなと思いました。また明日も頑張れそうだなって。井ノ原:重みがありますね。長野さんは?長野:「水曜日」というタイトルがいいなと。個人的なことですが、実家が自営業で水曜日が定休日なので、水曜日は僕の中で特別だったんです。どこか出かけるかもしれないとか。生まれたときからそうだったから、水曜日というワードがしっくりきます。――MVでは久々のダンスを披露されています。シュールでクセになる振り付けが印象的ですが、このダンスはどのように生まれたのでしょうか。井ノ原:CRE8BOY(クリエイトボーイ)さんに振り付けしてもらったのですが、せっかく久々に踊るんだったらインパクトあったほうがいいよね、ということでああいう風に。水曜日だけ踊る人たちということで、踊りはけっこう厳しかったです。長野:シンプルで簡単に見えるかもしれないですけど、実はキレだったり微妙な角度が細かかったので、グッと集中してやった感じでした。坂本:角度や目線を正確にやってくださいって、そう言われたのは少年隊のバック以来だったので、新鮮でした。井ノ原:懐かしいね! 確かに(笑)坂本:振りとしてはキャッチーでしたが、けっこう真剣にやっていました。――3人で“水曜日ポーズ”をする場面も。井ノ原:現場のみんなゲラゲラ笑って、監督にも調子に乗せられてやった感じで、楽しかったです(笑)●カツラをつけて80年代の王道アイドルに「ずっと笑っていた」――ジャケット写真は、80年代テイストの王道アイドルに扮し、バスタブではしゃいでいる姿を捉えたものに。井ノ原:とにかくずっと笑っていました(笑)。僕らが見ていた先輩アイドルをモチーフにしているので、僕らがずっと見ていた感じです。今見てもあの時代はかわいかったんだなと思うし、そういう方たちをみんなで見て「これ再現できたらいいね」って。長野:カツラをつけたのはジャケットでは初めてです。井ノ原:スタッフさんみんなが意見し合う感じで、「やっぱトニセンはこれしかないっしょ!」って、衣装も遊んでくれて。ただ、水を使ったのでリーダー(坂本)は寒かったと言っていました(笑)坂本:寒いんですよ(笑)。撮影終わったあとずっと(クーラーの効いた屋内ではなく)外にいました。――皆さんが大切にし続けているアイドル意識、アイドルらしさがありましたら教えてください。井ノ原:時代とともにそういうものは変わっていくけれど、僕らが素敵だなと思っていた人たちの美しさは不変だから、そういうものに憧れていた時代の僕たちみたいなのを再現したらいいんじゃないかというところから始まったのですが、今後も楽しみにしていただけたらと思います。――80年代のアイドルに扮して目覚めたことはありますか?井ノ原:カツラ!カツラの技術が上がっているなと。あと坂本くんのロン毛はなかなかいいんじゃないかなと思いました。坂本:昔の新御三家や御三家の方はすごいんだなと。かっこいいし、かわいいし、素敵なんだなって改めて感じました。フレッシュさや清らかさが輝かしいなと思っていて、それがうまく再現できていたらうれしいです。井ノ原:リスペクトがない感じのモノマネにはしたくなかったので、お笑いにはならないように気をつけました。僕らが見ていた“かっこいい”を再現したかったので、ゲラゲラ笑いながらやっていましたけど、ふざけた笑いではなく、やばいことになってきたぜ! という空気感でした。長野くんのポージングの多さにみんなが「最高だよ」って腹抱えて笑って。長野くんは水を得た魚のようでした(笑)長野:やり切る! 照れていたらダメなので。――歌詞に「大人になることがやけに 不安だったのにいつの間にか楽しいくらい」というフレーズがありますが、今の年齢になったからこそ楽しめるようになったことはありますか?長野:少し視野が広がりますよね。柔軟になって、何でもやってみようかとか。ゆっくりになるし、頑張らないで自分のペースが守れるなと思います。坂本:周りを見られるようになって、今まで当たり前と思っていたことが当たり前じゃないと気づき、そう感じると感謝が生まれてきます。取材をしていただくのもうれしいですし、このスケジュールのを立てる方がいて、仕切る方がいて、衣装を手配する方がいて、よく考えるとすごく大変だなと。本当に感謝ですね。取材や撮影はなるべく皆さんが笑顔でいてもらえたらうれしいなと思いながらやっています。井ノ原:そういったスタッフワークは僕たち一つもできないから、やってくれる周りの人がいるというのはありがたいですね。(年齢が上がると)できなくなることも増えますが、それに憂いはなく、むしろこんなことできるようになったというのが日々あって、それが僕は楽しいです。●「自由に楽しく音楽をやっている」原点のライブへの思いも――トニセンとして今年活動を再開するにあたっていろいろな楽曲を集めているとおっしゃっていましたが、「水曜日」もその中の一曲ということでしょうか。井ノ原:そうです。「これ今歌いたい」ということもできるからとても贅沢なやり方だと思います。以前はリリースやタイアップが決まって、曲が決まって、自分たちが今これだよなということよりも、みんなはどうなの? ということが多かった。物でほしいという人もいるからその欲望も満たせるような計画は立てつつですが、いい意味で選べる贅沢さがあります。――今年入ってから5月、8月、10月とハイペースでリリースしていますが、今どういうスタンスで音楽をやられているのか教えてください。井ノ原:普通は来月リリースしますっていうところから始まると思いますが、自由に楽しく音楽をやっています。歌いたいというモードになったときにこの気持ちがもったいないからできるだけ継続してできることってなんだろうということで配信を始めましたが、それを使わせてもらっています。坂本:いい意味でそれぞれがゼロベースでスタートできているのが大きいと思っています。これいいよね、これ楽しいねっていうことからスタートしているので、自然とその道に行って導かれて楽曲ができてリリースするという感じです。長野:このペースでリリースするのは僕たち的には初めてだし、そういった意味では違う動き、ペースで発信ができているのかなと。頑張るのではなく自然に楽しみながらやれています。――音楽を届けることを楽しんでいる自分たちを見てもらいたいという思いも?井ノ原:そうですね。自由で楽しいというのは一番大事にしています。――ライブ活動への意欲や抱負もお聞かせください。井ノ原:楽曲があってライブをやらないというのはもったいない。何のために曲をやっているのかって、結局僕らはライブ。トニセンでライブやろうってなったときが僕らの原点で、トニセンってなんだろうっていったらやっぱりライブだと思うので、いずれそういう発表ができたらいいなと思っています。坂本:そうですね。やるやらないという選択肢は基本的になく、タイミングが来たらやるでしょうし、前向きにやりたいという気持ちはあります。ただ、自分たちがやりたくて楽しんでそれを形にするという僕ららしさは絶対忘れちゃいけないなと。とはいえ、だいたい会館的なところでライブをやることが多いですけど、1回ドームを目指してもいいかなと。井ノ原:いやいや考えたことないでしょ!坂本:いろいろドームを調べたら静岡の天城ドームとか、大きなドームではなくてそういうドームもあるから、それをドームツアーと謳ってもいいんじゃないかなって。井ノ原:ちゃんと調べているというのが面白い(笑)。丸ければいいんだよね。小さめのドームツアーいいですね! “5小ドームツアー”やりたい!長野:ライブは好きなのでドームツアーやりたいです。“5小ドームツアー”ってうちの事務所誰もやってないじゃないですか? 誰もやってないようなことって楽しいし、そんなような発想で3人ならではのことが形になったらいいなと思います。■20th Century(通称:トニセン)坂本昌行(1971年7月24日生まれ、東京都出身)、長野博(1972年10月9日生まれ、神奈川県出身)、井ノ原快彦(1976年5月17日生まれ、東京都出身)で結成されたユニット。1997年にアルバム『ROAD』でCDデビュー。2022年5月23日に配信第1弾シングル「夢の島セレナーデ」、8月1日に第2弾「風に預けて」、10月17日に第3弾「水曜日」をリリース。1996年4月にスタートしたラジオ番組『S.I.N NEXT GENERATION』は現在27年目。
2022年10月17日アイドルグループ『少年隊』のリーダーとして活躍していた、俳優の錦織一清さん。2022年9月28日、錦織さんは自身のウェブサイトを通して、一部のファンから迷惑行為の被害を受けていることを明かしました。最近、一部ファンの方による錦織一清及び関係者へのプライベートエリアでの追跡行為や常識を逸脱した出待ち行為、移動車両に乗り込もうとしてくる等プライバシーを著しく侵害する行為がいくつか確認されており、警察に通報・相談をする事態となっております。また、Fanicon内トークDMにおいても1日に何十回もメッセージを送る、会ってほしい、近くにいる等の文言やユーザー自身の個人情報を送る等の度を過ぎたものも見受けられます。錦織一清ウェブサイトーより引用一部のファンによる迷惑行為を受けて、警察に通報や相談を行っているといいます。また、同日には錦織さんのTwitterアカウントを、近々閉鎖することも発表されました。行きすぎたファンの行為により、錦織さんが被害を受けているだけでなく、Twitter上での交流をも失う結果となったことに、多くのコメントが上がっています。・こんなことをする人がいるだなんて、1人のファンとしてショックで、許せないです。・Twitterアカウントの閉鎖は、相当悩んで決めたことだと思います…。今までありがとうございました。・物騒な世の中になってしまったのだと感じました。ファンとして申し訳ない気持ちです。Twitterアカウントが閉鎖される前、「今まで警察ざたで大変でした。いつか刺されるかもしれない」とツイートしていた錦織さん。一部の人たちによる行きすぎた行為は、錦織さんを精神的に追い詰めているようです。ファンとの交流の場であったTwitterアカウントが閉鎖されることも、悲しい結果といえます。応援したい1人のファンであるなら、芸能人本人や周囲に迷惑をかけないことを心掛けたいものです。[文・構成/grape編集部]
2022年09月29日阿部寛主演、内田英治原案・脚本・監督作『異動辞令は音楽隊!』より演奏シーンを切り取った本編映像が公開された。犯罪捜査一筋30年の鬼刑事が突然警察音楽隊へ異動辞令を命じられることからはじまる本作は、主演の阿部さんはじめ、キャスト陣が猛特訓の末に挑んだ本格的な演奏シーンも見どころの一つ。この度公開されたのは、そんな警察音楽隊の駅前の犯罪撲滅キャンペーンでの演奏シーンを捉えた本編映像。手拍子と広岡(渋川清彦)の軽快なパーカッションから演奏が始まると、成瀬(阿部寛)が叩くドラムへと、ダイナミックなカメラワークで移動していく。音楽隊のメンバーである来島春子(清野菜名)や国沢正志(板橋駿谷)の姿も映し出されるなか、坂本祥太(磯村勇斗)ら刑事課の面々が「意外に上手いな」とこぼす一幕も。北村裕司(高杉真宙)のソロパートも映し出されるが、実は当初この寄りショットはなかったという。高杉さんのサックスの腕前が格段に成長していたため、急遽抜くことになったのだ。本映像で演奏されていた楽曲は、吹奏楽を経験した人なら誰もが耳にしたことがあるであろうジャズ・フュージョンバンド「T-SQUARE」の「宝島」。お祭りのような軽妙なリズムで盛り上がるこの楽曲は、初めはバラバラだった警察音楽隊が徐々に演奏を楽しめるようになってきた過程を表現している。そして驚くべきは、本作での演奏シーンにおいて演技の吹き替えが一切使用されていないということだ。撮影前、内田監督は出演者に、「音楽映画ですので、『ミッドナイトスワン』のバレエと同じように、演奏シーンの演技の吹替はなしで」とお願いしたそう。阿部さんは、ドラムも太鼓も触ったことすらないという状態からのスタートだったため、練習用のゴムパッドから始めた。1日3時間もの基礎練習を1週間以上行った後、本物のドラムが叩けるスタジオでの本格的なレッスンが始まった。また、イメージトレーニングも大事だという指導を受けた阿部さんは、練習の合間に日本や海外のプロドラマーの動画を見ていた中で、没入しながら叩くタイプのドラマーが気に入り、バディ・リッチという有名なドラマーに刺激を受けたそう。身体全体の動きも含めて“見せる”叩き方を研究し、大ヒット映画『セッション』にも影響を受けたという。そんな出演者陣の努力の甲斐あり、クランクイン直前で行われた全体練習では、音楽担当の小林洋平に「どれだけ大変なことか、よくわかるので思わず涙が出ました」と言わしめるほどまでの完成度となった。そんなキャスト、スタッフの本気度が詰まった演奏シーンは必見となっている。『異動辞令は音楽隊!』は8月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:異動辞令は音楽隊! 2022年8月26日より全国にて公開©2022 『異動辞令は音楽隊!』製作委員会
2022年08月25日「救急隊に食事の時間を!」2022年7月26日、さいたま市消防局が、Twitterで投稿したこんな『お願い』が、大きな反響を呼んでいます。投稿文には、救急隊の切実な現状と訴えがつづられていました。救急出場が続くと、救急隊が消防署に帰れない時があります。そんな時は、救急隊がコンビニ等で飲食物を購入し食事をすることがありますので、ご理解をお願いいたします。【救急隊に食事の時間を!】救急出場が続くと、救急隊が消防署に帰れない時があります。そんな時は、出場できる体制を取りつつ、救急隊がコンビニ等で飲食物を購入し食事をする事がありますので、ご理解をお願い致します。 #さいたま市消防局 #救急隊 pic.twitter.com/dIT1Q8ikuS — さいたま市消防局 (@Saitama_Shobo) July 26, 2022 夏場は、熱中症で救急搬送される人が多くいます。その上、新型コロナウイルス感染症の拡大なども影響し、救急隊は十分な休憩時間がないほど、多忙な状況のようです。当然のことながら、救急隊員だって食事や水分補給が必要です。時間を短縮し、救急車で最寄りのコンビニエンスストアなどに寄ることもあります。しかし、それを見て「なぜ救急隊員がコンビニに寄っているんだ」「さぼっているのか」など心ないクレームを付けられるケースがあるのでしょう。Twitterの投稿には、温かな応援の声がたくさん寄せられていました。・当然!救急隊員はロボットじゃない。思いやりのないクレームは悲しい…。・遠慮なくコンビニに寄って!もし救急隊員に会ったら、アイスコーヒーをおごりたい。・暑い中、ご苦労さまです。少しでも涼んで、栄養をしっかり取ってください。・堂々とコンビニでもどこでも寄って、しっかり休憩してほしい。本当にいつもありがとう。救急隊員の必死の頑張りがあるからこそ、多くの命が救われています。もし、休憩しているところを見かけたら、心の中でそっと感謝の気持ちを伝えたいですね。[文・構成/grape編集部]
2022年07月27日アメリカの学校では毎年の進級時に、『イヤーブック』というアルバムを制作します。そのイヤーブックには寄せ書きのページがあり、クラスメートからのメッセージは心温まる記念になります。ところが、ある少年にとっては、この寄せ書きが悲しい思い出となってしまったのです。寄せ書きにメッセージをもらえなかった少年コロラド州に住むカサンドラ・リダーさんは、Facebookに1枚の写真を投稿しました。それは、息子さんであるブロディくんのイヤーブックの寄せ書き。ブロディくんは、多くのクラスメートに「メッセージを書いてほしい」とお願いしたにもかかわらず、2人の生徒と2人の先生からしか書いてもらえなかったのです。空白が目立つページには、ブロディくん自身が「もっと友達ができるといいね」と書き込んでいます。カサンドラさんは「かわいそうな息子。私の心は打ち砕かれました」とコメントを添えて、写真を投稿したのです。投稿があのハリウッドスターの目に留まり?海外メディア『Washington Post』によると、ブロディくんは過去2年間、なかなか友達を作ることができず、学校でいじめられていたのだそう。それでも彼は勇気を出して、クラスメートたちに寄せ書きをもらおうとしたのでしょう。しかし、この投稿がきっかけで、ブロディくんの状況は一変することになります。投稿が瞬く間に拡散されて、ブロディくんへの励ましの声が殺到。数日後には同じ学校の上級生たちが彼のクラスにやってきて、寄せ書きを書いてくれたのです。すると、この出来事がメディアに取り上げられ、さらに多くの人に知れ渡ることに。その結果、なんと俳優のポール・ラッドが「ブロディくんと話したい!」と、電話をかけてきたのです!この会話だけでもブロディくんを笑顔にしたポールですが、彼の優しさはそれだけではありません。彼は後日、自身が主演を務めた映画『アントマン』のマスクをブロディくんに送りました。プレゼントに添えられたポールの直筆のカードには、こんなメッセージが書かれていました。親愛なるブロディへ先日はきみと話せて嬉しかったよ。たとえつらい時でも、「いつかはきっとよくなる」と覚えていることは大事だよ。きみを愛していて、きみのことを最高にクールだと思っているたくさんの人たちがいる。僕もその1人だ!これからきみが成し遂げていく素晴らしいことを見届けるのが待ちきれないよ!きみの友達ポールよりCassandra Cooperーより引用(和訳)このポールからのプレゼントに、ブロディくんもカサンドラさんも大感激!投稿には「感動して泣いた」「ポール・ラッドは優しすぎる」「ブロディくん、よかったね」などの声が上がっています。カサンドラさんのFacebookにはその後も、ブロディくん宛てに届いたたくさんの手紙やプレゼント、笑顔のブロディくんの写真が投稿されています。ハリウッドスターのポールを始め、数えきれない人達から温かい励ましを受け取ったブロディくん。これから彼はきっとその励ましを自信に変えて、力強く人生を歩んでいくことでしょう![文・構成/grape編集部]
2022年07月26日阿部寛が、捜査一課から警察音楽隊に突然異動させられる刑事を演じる『異動辞令は音楽隊!』。この度、“鬼刑事”役の阿部さんに振り回される部下を演じた、磯村勇斗の新たな場面写真が解禁となった。磯村さんが演じる坂本祥太は捜査一課の巡査部長で、阿部さん演じる成瀬司の部下。犯罪捜査一筋30年で、違法すれすれの捜査もいとわない成瀬に対して敬意も持ちつつも、その対応に苦慮している、という役どころ。解禁された場面写真では、成瀬に強張った表情で対峙する姿や、成瀬と共に捜査へ向かう様子、重苦しい雰囲気の捜査会議のなか、ひとり新聞を広げ横柄な態度をとる成瀬の隣で、真剣な表情を浮かべている姿などが捉えられている。動きの大きな成瀬を、一歩離れたところからじっと見つめる坂本の目線は、観客の目線とも重なる。そんな坂本役に、凛とした立ち姿が美しく、強い眼差しが観る者の心に刺さる磯村さんが選ばれた。その存在感を絶賛するプロデューサーは、「磯村さんの真摯に役に向き合う姿勢が、悩める優秀な後輩刑事像にマッチすると考えてオファーしました。そして内田(英治)監督の演出による彼を、映画ファンなら誰もが見たいだろうと思いました」と語る。内田監督作品への初参加を果たし、阿部さんとはドラマ「まだ結婚できない男」以来、二度目の共演となった磯村さんは、「妥協を許さない内田監督と、それに優しく寄り添ってくださった阿部寛さんに感謝しかありません」と撮影をふり返っている。『異動辞令は音楽隊!』は8月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:異動辞令は音楽隊! 2022年8月26日より全国にて公開©2022 『異動辞令は音楽隊!』製作委員会
2022年07月13日舞台『少年たち あの空を見上げて』が、9月11日から10月13日にかけて東京・新橋演舞場で上演されることが決定した。1969年の初演以来、多くのファンの感動を呼び上演が重ねられてきた本作は、それぞれ様々な事情を抱える少年たちが少年刑務所からの脱獄を決意する物語。2010年に大阪松竹座・日生劇場で復活後、Kis-My-Ft2、A.B.C-Z、ジャニーズWEST、SixTONES、Snow ManらもジャニーズJr.時代に出演していたことから、当シリーズは“若手の登竜門”的存在となっている。昨年に引き続き新橋演舞場で上演される今回は、昨年と同じくHiHi Jetsと美 少年が主演を務め、『海の上のピアニスト』や『シェイクスピア物語〜真実の愛〜』など大作の主演が続く内博貴も出演する。美 少年<公演情報>新橋演舞場9-10月『少年たち あの空を見上げて』9月11日(日) ~10月13日(木) 東京・新橋演舞場Eternal Producer:ジャニー喜多川演出:滝沢秀明【出演】HiHi Jets / ジャニーズJr.髙橋優斗 井上瑞稀 橋本涼 猪狩蒼弥 作間龍斗美 少年 / ジャニーズJr.岩﨑大昇 佐藤龍我 那須雄登 浮所飛貴 藤井直樹 金指一世内博貴松竹公式サイト:※6月22日(水) 12:00公開
2022年06月22日ジャニーズJr.のアイドルグループ・のHiHi Jetsと美 少年が主演を務める舞台『少年たち あの空を見上げて』が、9月11日から東京・新橋演舞場で上演される。1969年から上演されていた”少年たち”シリーズを、2010年に大阪松竹座と日生劇場で復活させた同作。ジャニーズJr.時代のKis-My-Ft2、A.B.C-Z、ジャニーズWEST、SixTONES、Snow Manらが出演し、少年刑務所を舞台に、対立する“青”と“赤”の房の少年たちが、いがみ合いながらも、「自由は、塀の外にある」という一つの思いを胸に刑務所から脱獄する姿を描いている。昨年、新橋演舞場での初上演を成功させたHiHi Jetsと美 少年が、引き続き主演を務めるほか、さらに『海の上のピアニスト』や『シェイクスピア物語〜真実の愛〜』など大作での主演が続く内博貴も出演。演出は滝沢秀明氏が手掛ける。
2022年06月22日野球ファンにとって、憧れの選手のプレーを目の前で見られることは、何よりの喜びでしょう。しかし、楽しみにしていた試合の日時が、ほかの大事な用事と重なってしまうこともあり得ます。大好きな選手と写真を撮りたい!2022年5月2日、メジャーリーグベースボールの『シカゴ・ホワイトソックス』対『ロサンゼルス・エンゼルス』の試合が行われました。会場はホワイトソックスの本拠地、シカゴのギャランティード・レート・フィールド。この日の試合中継をしていたカメラが、観客席にいた、ある親子の姿をとらえました。2人はホワイトソックスのユニフォームを着て、手書きのサインを掲げていたのです。マイク・トラウト選手とセルフィーを撮るために、学校をサボりました。この日の試合はデーゲーム。学校がある時間です。なんと男の子は、エンゼルスのスター選手であるマイク・トラウト選手と写真が撮りたくて、学校をサボったのです。すると、そのサインに気付いたトラウト選手が…!Hope the principal doesn't see this #GoHalos | @Angels pic.twitter.com/eGrMqwaELF — Bally Sports West (@BallySportWest) May 2, 2022 男の子はトラウト選手と、2ショットを撮ることに大成功!この通り、最高の1枚が撮れました。学校を休んでまで、試合を見に来た甲斐がありましたね。Thanks Mike!!!! My other son there too pic.twitter.com/cfE4otAcUC — Michael Lafin (@michael_lafin) May 2, 2022 エンゼルスの試合中継をしているテレビ局『Bally Sports West』が、「校長先生がこれを見ないといいね」と動画を投稿。また、この出来事は複数のメディアでも紹介され、トラウト選手に称賛の声が上がりました。・トラウト選手が、ファンを大事にする人だということが分かる。・マイク・トラウトは本当にいいヤツだ!・この子がうらやましい!願いが叶ってよかったね。相手チームのユニフォームを着ていても、すべてのファンを大切にするサービス精神を見せたトラウト選手。高い技術力はもちろん、そんな優しい人柄も、チームの垣根を超えて彼が愛される理由に違いありません![文・構成/grape編集部]
2022年05月11日5月23日よりNetflixで独占配信がスタートする『攻殻機動隊』シリーズ最新作『攻殻機動隊 SAC_2045』のオリジナルサウンドトラック『攻殻機動隊 SAC_2045 O.S.T.2』が、6月22日に発売されることが決定した。サウンドトラックには、シーズン2のために新たに制作されたBGMと「Don’t Break Me Down」含む挿入歌3曲を収録予定。シーズン1と同様に『METAL GEAR SOLID』シリーズなどの音楽を担当し、フィルムスコアリングによるオーケストラやエレクトロニック・ミュージックを融合させた音楽で数々の映画、ゲーム音楽を手がけてる日本とロサンゼルスを拠点とした作曲家ユニット戸田信子×陣内一真が音楽を手がけている。左から陣内一真、戸田信子挿入歌「Don’t Break Me Down」は、『攻殻機動隊 S.A.C.』シリーズにおいて菅野よう子による劇伴音楽のボーカルを務めたScott Matthewが歌唱を担当。他2曲の挿入歌については「Find Me」を沖縄出身のエレクトロニカアーティストCaroline Lufkin、「2+2=n」は『NieR』シリーズをはじめ多数のゲーム、TVCMやドラマ、映画などで活躍するEmi Evansが歌唱を担当している。<リリース情報>『攻殻機動隊 SAC_2045 O.S.T.2』2022年6月22日(水) リリースアーティスト:戸田信子 × 陣内一真価格:3,080円(税込)※特殊ジャケット仕様【収録内容】『攻殻機動隊 SAC_2045』シーズン2のために新たに制作された珠玉のBGMと『攻殻機動隊S.A.C.』シリーズにおいて、菅野よう子による劇伴音楽のボーカルを務めたScott Matthewが歌う「Don’t Break Me Down」のほかにCaroline Lufkinが歌う「Find Me」、Emi Evansが歌う「2+2=n」などの挿入歌3曲を収録。【CD購入者特典】オリジナルステッカー※先着でのプレゼントとなります戸田信子 × 陣内一真 公式サイト:<作品情報>Netflixシリーズ『攻殻機動隊 SAC_2045』シーズン25月23日(月) よりNetflixで独占配信Netflixシリーズ『攻殻機動隊 SAC_2045』シーズン2 メインビジュアル (C)士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会【メインキャスト】草薙素子:田中敦子荒巻大輔:中 博史バトー:大塚明夫トグサ:山寺宏一イシカワ:仲野 裕サイトー:大川 透パズ:小野塚貴志ボーマ:山口太郎タチコマ:玉川砂記子江崎プリン:潘めぐみスタンダード:津田健次郎ジョン・スミス:曽世海司久利須・大友・帝都:喜山茂雄シマムラタカシ:林原めぐみ『攻殻機動隊 SAC_2045』シーズン2 予告編作品公式サイト:作品公式Twitter:作品公式Facebook:作品公式Instagram:
2022年04月20日一般社団法人 日本損害保険協会(会長:舩曵 真一郎)は、第19回「小学生のぼうさい探検隊マップコンクール」の作品募集を開始しました。「ぼうさい探検隊」とは、(1)まちなかを探検、(2)マップを作成、(3)グループごとに発表する、実践的な防災・安全教育プログラムです。子どもの安全教育に役立つことに加え、地域コミュニティの強化にもつながります。「第3次学校安全の推進に関する計画の策定について(答申)」(令和4年2月7日・中央教育審議会)においても、安全マップの作成が、「安全で安心な社会づくりに貢献する意識を高めることを目指した教育手法」の例であることや、「安全教育を効果的に実施するためには、体験活動を通じた学びやデジタル技術を活用した学びが有効」といった内容が記載されています。本コンクールでは、手軽にデジタル安全マップが作れる「まち探検アプリ」を搭載したオリジナルタブレットを無料で貸し出ししており、「デジタル技術を活用した学び」にあたってもご活用いただくことが可能です。作品の応募締切は、2022年11月4日(金)必着です。模造紙等で作成したマップの写真データを提出いただく、または、「まち探検アプリ」で作成したマップのデータをご提出いただくことでご応募いただけます。なお、マップのご応募やタブレットの貸出にあたっては、事前に参加申込をお願いします(参加申込フォーム: )。ご不明点な点等ございましたら、マップコンクール事務局(TEL:03-6625-7424、平日10:00~18:00)までお気軽にお問い合わせください。デジタルマップの一例模造紙マップの一例<「まち探検アプリ」の概要>・事前に準備が必要な地図や模造紙等が不要になります。・探検中、地図上の安全な地点や危険な地点ごとに写真をデータで取り込めるほか、コメントを音声や文字で入力できます。・グループごとに作成したマップを発表できる「発表会モード」も搭載し、参加メンバー間で複数のマップを簡単に共有できます。※タブレットの使用方法などが簡単に分かる操作ガイド動画は、「ぼうさい探検隊」の特設サイトからご覧いただけます( )。タブレット操作児童 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月07日三鷹の森ジブリ美術館では、5月28日(土)より新企画展示「未来少年コナン」展を開催する。宮崎駿監督の初監督作品である連続テレビアニメーションシリーズ「未来少年コナン」。アレグサンダー・ケイの「残された人びと」を原作に、1978年4月からNHKにて放送された。宮崎監督の作品の特徴の一つに、“見終わったとき、前よりちょっぴり元気になっている自分がいる点”があげられる。想像力の産物がもたらした荒唐無稽な世界の中で、見ている自分が物語の主人公になりきり、思う存分に動き回った気分になる漫画映画こそが、宮崎監督作品の原点であり、根本を成すものだと思われる。「未来少年コナン」には、その様相が最も強く表れている。来月より開催される今回の展示会では、全26話の中に描かれた“漫画映画の魅力”を、2つの展示室にてストーリーや登場する機械類、創作過程で描かれた設定資料やイメージボードなどを用いて紐解いていくという。企画展示「未来少年コナン」展は5月28日(土)~2023年5月まで三鷹の森ジブリ美術館にて開催予定。(cinemacafe.net)
2022年04月05日内田英治監督がYouTubeで目にした警察音楽隊のフラッシュモブ演奏から着想を得た、オリジナル脚本で描かれる爽快なヒューマンドラマ『異動辞令は音楽隊!』より、特報映像とティザービジュアルが公開された。阿部寛主演で贈る本作は、コンプライアンスを問われるこの時代に、犯人検挙には手段を選ばない警部補・成瀬司の行き過ぎた捜査の結果、最前線の刑事から広報課内の音楽隊への異動辞令という青天の霹靂から始まる物語。映像初解禁となる特報映像では、30年間現場一筋の鬼刑事・成瀬司(阿部さん)のコンプライアンスを無視した過激な捜査、同僚刑事の胸ぐらに掴みかかる気性の荒さがたたり、突然、異動が言い渡されるところからスタート。しかしそこにいたのは、覇気のない音楽隊員たち。そして、成瀬に命じられたのは、打楽器。いままでと違う環境で、完全に場違いな成瀬のどうにも腑に落ちていない表情が、どこか可笑しくも、これから迎えるであろう人生の大転換に、大きく物語が動き出す予感を感じさせる。映像では、音楽隊の同僚となるトランペット奏者・来島春子(清野菜名)、捜査一課の部下である若手刑事・坂本祥太(磯村勇斗)、サックス奏者・北村裕司(高杉真宙)らの姿も映し出されている。さらに、成瀬が私服刑事姿のコワモテな風貌でドラムスティックを握るティザービジュアルも合わせて公開された。『異動辞令は音楽隊!』は8月26日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:異動辞令は音楽隊! 2022年8月26日より全国にて公開©2022 『異動辞令は音楽隊!』製作委員会
2022年03月30日2021年6月、米フロリダ州で武装した12歳の少年と14歳の少女が警官と銃撃戦を繰り広げた。当時、全米で大いに耳目を集めたこの事件の裁判が少年裁判所で行われ、少年は有罪も無罪も認めない”不抗争の答弁”により刑が確定した。地元テレビ局WESH2などが伝えている。現在13歳になっている少年は、昨年6月に当時14歳だった少女と養護施設を脱走。ボルーシャ郡の民家に不法侵入した上に立てこもり、駆けつけた警官にショットガンとAK-47(アサルトライフルの一種)を発砲。35分間にも及ぶ銃撃戦に発展した。Mirrorによると、ショットガンを持っていた少女が腕と胸に銃弾を受けたことで少年が投降し、2人は確保されたという。事件直後、ボルーシャ郡のマイク・チットウッド保安官は、「(最初に駆けつけた)保安官代理は事態を収拾するためにあらゆる手を尽くしましたが、12歳と14歳の子どもたちに危うく殺されるところでした。言葉がありません。12歳と14歳が警察を相手にしていいと考えるなんて、私たちはどこで何を間違ってしまったのでしょう」とメディアに対してコメントしている。裁判では保安官代理の一人が出廷し、少年に対して「君を許す。君は広い心を持っていて、これから長い人生が待っている。私は毎日、君のために祈ろう」と語りかけたとWESH2は報じている。少年は警官の殺人未遂、強盗、器物損壊で起訴され、“不抗争の答弁”により刑が確定。少年矯正施設に収容されるが、21歳の誕生日までには出所できる見込みだという。共犯の少女は現在15歳。成年として起訴されたため、今も係争中だ。
2022年03月25日●『ウエスト・サイド・ストーリー』への愛を語るスティーブン・スピルバーグ監督によるミュージカル映画『ウエスト・サイド・ストーリー』が2月11日より公開される。このたび、俳優の東山紀之が本作への愛を語る特別映像&コメントが公開された。『ロミオとジュリオット』をモチーフにした伝説のミュージカル『ウエストサイド物語』をスピルバーグ監督が念願の映画化。社会の分断を乗り越えようとした“禁断の愛”の物語を、数々の名曲とダイナミックなダンスとともに描いた。先日発表された第79回ゴールデングローブ賞では、作品賞・主演女優賞・助演女優賞の主要部門で最多3冠を獲得し、アカデミー賞最有力候補として注目されている。このたび、この物語を“自身の原点”と語るほど本作へ強い愛を持つ東山紀之が出演するCM映像が公開された。全3編にわたる映像ではそれぞれ「何度も泣きそうになった」、「最高傑作のミュージカル」、「世界が変わると思います」と、本作への溢れだす思いを語っている。さらに「『ウエスト・サイド・ストーリー』がなければ、今のジャニーズ事務所も存在していなかったかもしれません。そのファッションから、音楽、ダンス、作品のスピリットまで、『ウエスト・サイド・ストーリー』はその後の日本のエンターテインメントの基盤になったと思う」など、作品の様々な魅力を余すことなく語るインタビューコメントが到着した。15歳の頃にビデオで見た『ウエスト・サイド物語』でこの物語と出会い、当時まるで“恋に落ちた”かのように心を動かされたと語る東山。ジャニーズを代表するアイドルになる過程において常に自身の基盤ともなるこの物語を繰り替えし鑑賞しており、2004年には少年隊のミュージカルで主人公トニーを演じた。公開されたCM映像は全3篇。「泣きそう編」では、トニーとマリアの出会いや葛藤など“禁断の愛”の断片が不朽の名曲「Tonight」の音楽とともに映し出され、「こうやって人間って恋に落ちるんだなって。何度も泣きそうになりました」と、本作で描かれる“愛”について東山が語る。「踊りたかった編」では、「前作が持っている良さをさらに活かしてパワーアップさせた。今まで観たミュージカルの中でも、最高傑作だと思います」と本作のダンスナンバーを絶賛するとともに「中に入って踊りたかったです」と思いを募らせる。そして「世界が変わる編」では、「この感動を言葉にするのは大変だなと・・何百回も観るでしょうね。これ(指パッチン)で世界が変わる気がします」と、『ウエスト・サイド・ストーリー』の物語を深く愛する東山ならではの言葉を語っている。過去にトニーを演じた経験もあり、この物語に深い思い入れを持つ東山は一足先に鑑賞した本作について「一度は手を携えた人たちの分断が、今この世界のあちこちで起こっています。もっと相手のことを知るべきですし、再び手を取り合うことが可能なのではないか。この映画から、そんなメッセージを改めて受け取りました」と、改めて本作から感じた深いメッセージを語る。また「そのメッセージを最高の歌とダンスというエンターテインメントで届けることが、いかに正しいかも教えてもらった気がします」と語った。さらに、「“愛することの美しさ”を感じ取り、“愛に対する思い”をもう一度考えてほしいですね。僕には世界を変えられないかもしれないけれど、若者たちが柔軟な発想で変える気がするんです」と、今を生きる若い世代に向けて熱いメッセージを送った。●東山紀之コメント全文――改めて本作を御覧になっていかがでしたか?一度は手を携えた人たちの分断が、今この世界のあちこちで起こっています。もっと相手のことを知るべきですし、再び手を取り合うことが可能ではないか。この映画から、そんなメッセージを改めて受け取りました。そして、そのメッセージを最高の歌とダンスというエンターテインメントで届けることが、いかに正しいかも教えてもらった気がします。――以前「『ウエスト・サイド・ストーリー』は僕の原点」とおっしゃっていましたが、この物語との“出会い”はどのようなものだったのでしょうか?僕らの先輩のジャニーズが、野球の練習が雨で中止になって観に行ったのが、1961年の『ウエスト・サイド物語』で、その話は伝説として残っていました。15歳の頃、(ジャニーズ事務所の)合宿所で僕はその VHS ビデオを観たわけです。ジャニーズの先輩たちと同じように、心が動いちゃいました。文字どおり“恋に落ちた”ようなものです。面白い作品を何度も繰り返し観て、そのたびに楽しむ子供と同じ感覚でした。一切セリフのないオープニングナンバーから引き込まれ、ジョージ・チャキリスが脚を上げるあのダンスをみんなでマネするわけです。そうやって考えれば、『ウエスト・サイド・ストーリー』がなければ、今のジャニーズ事務所も存在していなかったかもしれません。そのファッションから、音楽、ダンス、作品のスピリットまで、『ウエスト・サイド・ストーリー』はその後の日本のエンターテインメントの基盤になったと思います。――2004年に少年隊のミュージカルでトニー役を演じたことは、東山さんの役者人生において何か影響を与えましたか?僕の人生の中であれだけ真剣に取り組んだ作品はなかったでしょう。日本でなかなか演じるチャンスのない『ウエスト・サイド・ストーリー』ですから、まさに真剣勝負でした。ジャニーズ事務所にいてミュージカルを頑張ってきたことが実を結んだのです。社会的な背景を理解し、メンタルから役に入るメソッドは、世界中で『ウエスト・サイド・ストーリー』を演じたキャストが受けたものであり、その一員になれたことがうれしかったです。――本作を通して、今の10代から20代の方々や特にジャニーズ事務所に所属してる後輩達に何を感じ取って欲しいですか?東山さんが本作を通して伝えたいメッセージがあれば教えてください。愛することの美しさ、でしょうか。物語のラストで愛は永遠になるのですが、そこから愛に対する思いをもう一度考えてほしいですね。――この作品を観ることで、若い観客にダンス、エンターテインメントとして、また作品としてどう受け取ってほしいですか。(SNS などで)世界はつながっているので、ダンスの高度なテクニックもみんなすぐにできるんです。今の若い人たちの方が理解が早くて、おそらくこの映画を観て、みんなで意見を言い合うんじゃないでしょうか。僕には世界を変えらないかもしれないけれど、若者たちが柔軟な発想で変える気がするんです。『ウエスト・サイド・ストーリー』を観たら、分断がいけないという、本質的な何かに気づくはず。「こうなっちゃいけないから、僕らは何をすべきか」。『ウエスト・サイド・ストーリー』は、そこを訴えていると思います。(C)2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2022年01月31日エンタメの“今”を切り取った、男子のみの歌劇団の舞台裏。町田 粥さんによる、コミック『吉祥寺少年歌劇』をご紹介します。タイトルから「宝塚」を連想するが、こちらは男子のみの歌劇団。高倍率を突破した選ばれし少年たちが夢を追う、付属音楽学校の物語だ。「私自身、宝塚歌劇が好きで、音楽学校時代も含めたストーリーに熱いものを感じるんです。そこに男子のギムナジウム的な要素が合体したら面白いだろうなというアイデアが以前からあって。国内にいくつかある歌劇団のひとつという設定で男女を逆転させることで、創作にも幅が生まれると思いました」歌が得意な主人公の進藤瑞穂は、地元で観た吉祥寺歌劇団の公演に感動して、その勢いで入学。男役をやりたい一心でこの世界に飛び込んだものの、娘役が向いていると判定を下され、出鼻をくじかれてしまう。「時代的には減っていく考え方かもしれませんが、舞台に立つ人は特に、生まれ持ったものである程度決まってしまうシビアさがあると思うんです。10代でそういったシビアさに直面して、振り分けられたらどうなるんだろうと想像しました」そんな瑞穂と運命的に出会うのが、ある意味、彼よりもずっと早く人生を振り分けられてしまっている、主席候補の白井寿。歌舞伎の女形の役者である父を持つ白井は、いわば娘役のサラブレッド。だからこそ、娘役を男役の引き立て役としか見なしていない瑞穂のことを、冷たくあしらってしまう。「男性が演じる女性として、歌舞伎はイメージしやすいですよね。白井は昔の少女マンガの王子様みたいな華のあるキャラクターですが、彼も伝統的な歌舞伎の家系と、自分がやりたい道で葛藤を抱いています」ほかにも、オタクとしてこの世界を誰よりも敬愛しているからこそ、理想とかけ離れている自分に劣等感を抱いてしまうサワや、入学以前は自分を特別な人間と思っていたものの、才能に埋もれて苛立つカジなど、仲間たちの苦悩も立体的に描かれていく。日々の厳しい稽古や規律を重んじる集団生活を経て、少年たちは成長していくのだが、後半、新型コロナウイルスによって世の中が陥った現実を彷彿とさせる展開も。「やっぱり連載中、コロナ禍というのはずっとついて回りましたし、劇場に行きたくても行けない歯がゆさがありました。役者さんたちの気持ちを代弁するつもりはなかったけれど、胸にぽっかり穴が空いた感覚を描き留めておきたかったんです」エンタメの力を信じ、救われた経験のある人なら、きっと胸を打つフィナーレ。フィクションとリアルが溶け合う演出に、拍手を送りたい。『吉祥寺少年歌劇』男子のみで構成される「吉祥寺少年歌劇」。華やかな舞台に立つことを夢見て、音楽学校で切磋琢磨する少年たちの群像劇。一冊にドラマが詰まっている!祥伝社1012円©町田粥/祥伝社フィールコミックスまちだ・かゆ著書に『マキとマミ~上司が衰退ジャンルのオタ仲間だった話~』。『フィール・ヤング』にて「発達障害なわたしたち」が連載スタート。※『anan』2021年12月29日‐2022年1月5日合併号より。写真・中島慶子インタビュー、文・兵藤育子(by anan編集部)
2022年01月06日1980年にアメリカで活動を開始した、ボランティア団体『メイク・ア・ウィッシュ(make-a-wish)』。重い病気と闘っている子供たちの夢を叶え、生きる力や病気と闘う勇気を持ってもらうことを願って設立されました。これまでに多くの子供たちの「ディズニーランドに行きたい」「大好きな有名人に会いたい」などといった、さまざまな願いを叶えています。病気と闘う13歳の少年の願いとは2021年9月、ミシシッピ州に住む13歳のエイブラハムくんは、『メイク・ア・ウィッシュ』で夢を叶える権利を手に入れます。海外メディア『The Indian Express』によると、エイブラハムくんは2020年に血液の病気である、再生不良性貧血と診断されました。その後、骨髄移植手術を受けて、無事に成功。そしてこのたび、『メイク・ア・ウィッシュ』が彼の夢を叶えてくれることになったのですが、エイブラハムくんが願ったのは、テーマパークへ行くことでも、スターに会うことでもありませんでした。彼の願いはホームレスの人たちに食事を提供したいというものだったのです。こうして地元の人たちの協力を得て、エイブラハムくんは80食分の食事をホームレスの人たちに配りました。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 View this post on Instagram A post shared by Make-A-Wish Mississippi (@makeawishms) エイブラハムくんの母親は息子の願いを聞いた時、思わず「本当に?たくさんのことができるのよ。あなた、ゲーム機は欲しくないの?」と聞き返したのだとか。息子にいつでも「寄付することの大切さを教えてきた」という父親も、とても喜んだということです。このエイブラハムくんの利他的な行動には、称賛の声が上がっています。また、ホームレスの人たちへの食事の提供は、来年まで毎月続けられるそうです。『メイク・ア・ウィッシュ』で大きな夢を叶えられる権利を、ホームレスの人たちのために使ったエイブラハムくん。「誰かを喜ばせることが自分にとっての幸せ」という、13歳の少年の美しい心は、私たちに大切なことを教えてくれた気がします。[文・構成/grape編集部]
2021年11月22日『ベニスに死す』で主人公を破滅に導く少年タジオを演じて時代の寵児となったビョルン・アンドレセンの衝撃の真実を描いたドキュメンタリー『The Most Beautiful Boy in the World』。今年1月28日~2月3日に開催されたサンダンス映画祭でプレミア上映され話題となった本作が、邦題『世界で一番美しい少年』として12月17日(金)より日本公開されることが決定した。巨匠ルキノ・ヴィスコンティ監督作『ベニスに死す』(71)で主人公を破滅に導く少年タジオに抜擢された、当時15歳のビョルン・アンドレセン。同作は1971年カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され<25周年記念賞>を受賞、日本公開されると、1972年の「キネマ旬報ベスト・テン第1位」に選出。観る者の目を釘付けにする圧倒的な存在感で同作を強く牽引したアンドレセンは、来日してCM出演などの芸能活動も行い、日本のカルチャーに大きな影響を及ぼした。劇中、マンガ「ベルサイユのばら」の作者・池田理代子氏が語るのは、彼が主人公“オスカル”のモデルであったという事実。そして50年後、かつての伝説のアイコンは、日本でも大ヒットしたアリ・アスター監督作『ミッドサマー』(19)でホルガ村の老人ダン役を演じたことでも話題となった。映画『ベニスに死す』公開から50年の時を経てアンデルセンが語るのは、巨匠ヴィスコンティとの出会い、“世界一の美少年、タジオ”を探すために壮大な規模で行われたオーディションや映画撮影の裏側、カンヌの華やかな狂騒から来日時の熱狂まで、豊富なアーカイブ映像が浮き彫りにする傑作の裏側。“世界で一番美しい少年”と呼ばれた彼が見た天国と地獄が、いま明かされる。今回解禁となる日本版ポスターは、『ベニスに死す』出演のためにヴィスコンティ監督のオーディションを受けた際のアンデルセンのこちらを射るような鋭い瞳の写真が大胆に使用された。本作は、オスロ・ピックス映画祭、クリーブランド国際映画祭、セドナ国際映画祭などで上映され、「突然の名声が人生をどのように左右するのか真摯に伝える唯一無二のドキュメンタリー」(Vogue)、「人間の美しさは、人間力にあると教えてくれる」(Screen Daily)と評価されたほか、GuardianやTimes UKなどがハイスコアを付けている。『世界で一番美しい少年』は12月17日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ベニスに死す 2011年10月1日より銀座テアトルシネマにて公開DEATH IN VENICE © 1971 Alfa Cinematografica S.r.l.Renewed 1999 Warner Bros., a division of Time Warner Entertainment Company, L.P. All Rights Reserved.世界で一番美しい少年 2021年12月17日よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほか全国にて公開© Mantaray Film AB, Sveriges Television AB, ZDF/ARTE, Jonas Gardell Produktion, 2021
2021年10月22日オーストラリアのビクトリア州で暮らすデイブ・ギャンブルさんは、息子のティムくんと一緒にスーパーマーケット『コールズ』に買い物に行きました。親子がお菓子売り場を通りかかると、ちょうど店員の男性がビスケットを陳列していたといいます。ビスケットが大好物のティムくんは、その店員さんに近付いて、仕事の様子を興味しんしんで見物。すると、そんなティムくんの視線に気付いた店員のシェーンさんは手を止めて、商品をティムくんに見せながら、「陳列をやってみたいかい?」と聞きました。ティムくんは自閉症をもっていて、言葉でのコミュニケーションがうまくできません。しかし、シェーンさんは彼が手伝いたがっているのが分かったのでしょう。こうして2人は5分ほど、一緒にビスケットを棚に並べました。ティムくんはとても楽しそうだったといいます。さらにその10分後、デイブさんとティムくんが別の売り場にいたところ、シェーンさんがやってきました。そしてティムくんに「さっきは手伝ってくれてありがとう。素晴らしい助っ人だったよ」といい、ご褒美にチョコレートを渡したのです。Hey Coles! Shout out to this amazing team member from this morning at your Cardinia Lakes store! When my non verbal,...Posted by Dave Gamble on Thursday, September 9, 2021Hey Coles! Shout out to this amazing team member from this morning at your Cardinia Lakes store! When my non verbal,...Posted by Dave Gamble on Thursday, September 9, 2021写真のティムくんの笑顔を見れば、彼がどんなに嬉しかったかは一目りょう然ですね。シェーンさんの優しさに感激したデイブさんは、「あなたのお店の素晴らしいスタッフに感謝を伝えたい!」とこの出来事を『コールズ』のFacebookに投稿。コメント欄には「ハートが温かくなった」「なんて思いやりのある店員さんだ」など、シェーンさんへの称賛の声が上がっています。デイブさんたちが来店した日は、ビクトリア州は新型コロナウイルス対策のロックダウン中で、ティムくんも外に出て人と接する機会が少なかったのだそう。そんな時だからこそ、シェーンさんとの触れ合いによってティムくんはとても幸せな気持ちになれたようです。シェーンさんにとってはほんの5分ほどのやりとりでも、ティムくんはきっとこの日のことをずっと忘れないでしょうね。[文・構成/grape編集部]
2021年09月27日アメリカのメジャーリーグベースボールの試合では、ホームランボールやファウルボールを持ち帰ることができます。球場では飛んできたボールをキャッチしようと、グローブをはめて試合を観戦するファンが大勢いるほど、ボールを欲しがる人は多いのです。10歳のアーロン・プレスリーくんは、フィラデルフィア・フィリーズの大ファン。アーロンくんは、2021年9月に行われたフィリーズの試合を父親と一緒に観ていました。すると彼の座席のほうへ、ファウルボールが飛んできたのです。ボールを手に入れた少年が向かったのは…?ファウルボールはアーロンくんのすぐそばに落ち、彼はすかさずそのボールを拾いあげました。「捕ったよ!」というように、嬉しそうにボールを頭上に掲げ、父親とハイタッチをするアーロンくん。ところがその直後、彼はボールを持ってどこかへ向かって行きます。何が起きたのかはこちらをご覧ください。guess it really is the city of brotherly love pic.twitter.com/Qft68ht5c8 — Cut4 (@Cut4) September 16, 2021 実はアーロンくんがボールを拾った時、すぐ近くに座っていた7歳のエマちゃんも、ボールに手を伸ばしていました。ところがタッチの差でアーロンくんが拾い、エマちゃんは泣き始めます。そんな彼女に気付いたアーロンくんは、ためらうことなくエマちゃんにボールを譲ってあげたのです。このシーンを見ていた試合の解説者は「なんていい奴だ」と感心し、動画にはアーロンくんに称賛の声が殺到しました。・思いやりのある少年だ。フィリーズは、彼にバットをプレゼントしてほしいよ。・感動して涙が出た。彼は素晴らしい紳士に成長しそう。・彼のお父さんの誇らしそうな表情もいいね。この話には続きがあります。海外メディア『CBS Philly』によると、エマちゃんはアーロンくんにお礼をいって、2人は一緒に記念写真を撮ったのだそう。また、フィリーズのスタッフがアーロンくんを見つけて、彼に別のボールをプレゼントしました。さらにエマちゃんの両親はアーロンくんに、フィリーズのグッズを購入できるギフトカードをプレゼントしたということです。試合を観戦中に、運よくファウルボールやホームランボールをキャッチできる確率はとても低いでしょう。そんな貴重なチャンスに恵まれたにもかかわらず、エマちゃんにボールを譲った心優しいアーロンくん。きっとエマちゃんにとってこのボールは、一生の宝物になるはずです。[文・構成/grape編集部]
2021年09月24日野球が好きな子供たちにとって、プロ野球選手たちは憧れのスターです。そんなスターたちのプレーを目の前で見られる機会は、子供たちにとって特別なことのはず。アメリカのテネシー州に住むランドン・ハリソンくんは、野球チーム『サンディエゴ・パドレス(以下、パドレス)』の大ファンです。そこで2021年7月19日、ランドンくんの父親は息子の10歳の誕生日プレゼントとして、パドレスの試合を見に行くことにします。この日はアトランタでパドレスの試合が行われる予定でした。ランドンくんの自宅からスタジアムまでは車で3時間半もかかりますが、彼は期待に胸を躍らせながら会場へと向かいました。ところがあいにく、この日の試合は雨天のため延期になってしまったのです。ダルビッシュ有、少年に驚きの神対応楽しみにしていた試合が延期になってがっかりするランドンくん。しかしそんな彼に思わぬサプライズが起きます。パドレスで活躍しているダルビッシュ有選手が、試合を見に来たファンの前に姿を現したのです。そこでランドンくんはダルビッシュ選手から、ボールにサインをしてもらうことができました。Landon & his dad made the 3.5 hour trip from Tennessee, where he lives. But the game was postponed due to rain, which would bum any kid out. However, one player stood outside to sign autographs in the rain: Yu Darvish. Landon was thrilled when he got a ball signed. pic.twitter.com/HtPHNSxz1i — Annie Heilbrunn (@annieheilbrunn) September 8, 2021 大喜びのランドンくんは母親に「試合が中止になったのは残念だけど、もし雨が降らなかったらダルビッシュ選手にボールにサインをしてもらうことなんて絶対になかったよ!」と話しました。感激した母親はダルビッシュ選手のSNSにコメントし、彼の親切な行いに感謝を伝えました。すると、そのコメントに気付いたダルビッシュ選手本人が母親に返信をしたのです。そこには球場でファンにサインをした理由について、「もしかすると両親と約束をして、何か月も前から今日の試合を楽しみにしていた子供たちがいるかもしれない。だからファンに会って交流することで彼らの思い出になればと思った」とつづられていました。それだけではありません。なんとダルビッシュ選手は、後日行われたパドレスの試合にランドンくんと父親を招待。パドレスの本拠地であるサンディエゴまでの飛行機代やホテル代など、すべての費用を全額負担したのです。さらに試合当日はランドンくんに自身のサイン入りのグッズや、チームメイトのフェルナンド・タティス・ジュニア選手のサイン入りユニフォームなどをプレゼント。ランドンくんは「僕の人生で最高の日」と大感激していました。Landon came to Petco Park earlier this week, courtesy of Darvish, and saw his Padres play. He got to chat in the dugout with Darvish before the game. Yu gave him signed cleats, a glove and an autographed Tatis jersey. Landon said it was the best day of his life. pic.twitter.com/G1bgNQFWll — Annie Heilbrunn (@annieheilbrunn) September 8, 2021 この出来事をスポーツライターのアニー・ハイルブランさんが紹介すると、多くのメディアでも取り上げられ、ダルビッシュ選手の優しさに称賛の声が上がりました。・なんて素晴らしい男なんだ。プロ野球選手の中にこんな人がいるなんて嬉しいよ。・感動して泣いた。ダルビッシュのことが大好きになったよ!・彼のような人がもっと増えたら、この世界はよりよくなると思う。試合が中止になり、雨の中を出て行ってファンのためにサインをしてあげるだけでも優しいのに、さらにファンの親子を試合に招待するなんて、ダルビッシュ選手の思いやりに驚かされます。野球選手としてはもちろんのこと、人柄の素晴らしさも証明したダルビッシュ選手。ランドンくんはこの日のことを、きっと一生忘れないでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年09月19日『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 4Kリマスター版』の公開を記念して、4組のアーティストが参加した「攻殻機動隊」トリビュートビジュアルが公開された。1989年に士郎正宗により発表されたコミック『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』(講談社KCデラックス刊)を原作に、1995年に公開され、世界中のクリエイターに影響を与えてきた押井守監督作品『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』が、観る者を新たな映画体験へ誘うハイクオリティな映像で、9月17日(金)からスクリーンに再び登場。4Kリマスターによる圧倒的な情報量の映像を、IMAX社が特許を持つ映像処理技術で音響、明度、コントラストなど細部にいたるまで高い精度で調整することで、他の劇場ではけっして味わえない画期的な映画体験を可能にした。本作の公開を記念したこの企画は『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』を愛するアーティストたちが集い、『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』のメインビジュアルをモチーフに、ビジュアルを制作するもの。 AC部、omao、つくみず、Bustaskillと言う4組のアーティストがそれぞれのアプローチで表現したビジュアルをぜひご覧いただきたい。また、これら4つのトリビュートビジュアルを配したトリビュートビジュアルB2ポスター等が当たるプレゼントキャンペーンも開催される。<『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 4Kリマスター版』半券プレゼントキャンペーン>応募期間に『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 4Kリマスター版』IMAX、または『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 4Kリマスター版』を鑑賞したいずれかの半券1枚の写真をキャンペーンハッシュタグをつけてTwitter投稿、合わせてキャンペーン実施アカウント(@VSTORAGE)をフォローで応募完了。抽選でトリビュートビジュアルB2ポスター(右画像)などが当たる。詳細はこちら: 『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 4Kリマスター版』IMAX9月17日(金)より公開『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊4Kリマスター版』10月1日(金)より公開
2021年09月16日HiHi Jetsと美 少年が主演を務める『少年たち 君にこの歌を』が、9月5日に開幕。前日に行われたゲネプロと初日前会見の様子をレポートする。1969年の初演以降、上演のたびに進化を遂げてきた『少年たち』シリーズは、少年刑務所の入所者らによる友情が描かれるエンタテインメント作品。2010年に復活してからKis-My-Ft2、A.B.C-Z、ジャニーズWEST、SixTONES、Snow ManのメンバーらがジャニーズJr.時代に出演していたことから“若手の登竜門”的な演目として位置づけられ、2019年には故・ジャニー喜多川が製作総指揮を務めた映画も公開された。シリーズ史上初めて東京・新橋演舞場で上演される今回はEternal Producerとしてジャニー氏、そして演出に滝沢秀明がクレジットされた。オープニングを飾ったのは、新曲の「Over Again」。さまざまな事情を抱えて罪を犯し、青(HiHi Jets)と赤(美 少年)の2つの房に収監されていた“少年たち”は作業着をまとい、激しいロックチューンに乗せたダンスで客席を圧倒する。鬱屈した想いに身を任せるように、互いの房をライバル視しては日夜ケンカに明け暮れる彼ら。入所の顛末や犯罪に手を染めたことへの罪悪感、脱獄を決意するまでの経緯はグループの垣根を超えた説得力ある演技で展開された。ゲネプロ後に実施された初日前会見には、HiHi Jetsの高橋優斗、井上瑞稀、橋本涼、猪狩蒼弥、作間龍斗、美 少年の岩崎大昇、佐藤龍我、那須雄登、浮所飛貴、藤井直樹、金指一世の11人が参加。代表して高橋が「全員で2部のショータイムまで通したのは初めてでしたが、ワクワクしました」「早くみなさんにお届けしたい」とゲネプロを終えた手応えを口にした。新橋演舞場での主演に、井上も「これまで『滝沢歌舞伎』出演で立っていましたが、座長として劇場入りすると責任感も変わりますし、身が引き締まりますね」と背筋を伸ばす。これまで『少年たち』を経験したジャニーズ事務所の先輩グループは、CDデビューを果たしていることが多い。「非常に縁起のいい作品ですよね」とリポーターから水を向けられると、岩﨑は「劇場入りして『いよいよデビュー決まりだな』って」と満面の笑みで悪ノリ。隣の浮所がすかさず「まだ決まってませんから!」と訂正を入れると、その後も「気持ち先走りすぎ」「(本作が)成功してから言ってくれる?」「コイツ(岩﨑)だけ!」と10人から次々に総ツッコミが入った。製作発表から話題だったのが、キャストの肉体美をアピールする『少年たち』名物の“桶ダンス”。入所者たちの集団入浴シーンで、桶ひとつで局部を隠しながら舞い踊る伝統パフォーマンスだ。かつてこれに臨んだA.B.C-Zの河合郁人から「ジャニーさんの強いこだわりで生まれた」と誕生の経緯を聞いた高橋は「世代を超えて受け継がれているのは嬉しい」「僕たちも全力で取り組んで後輩にやらせたい」と伝統の担い手を自負した。ミラーボールが回る薄灯の中で行われた桶ダンスを指して、リポーターから「(局部を)隠し切れていませんでしたよ?」と指摘された猪狩は慌てつつ、しまいには「ポロリもあるよ!」と冗談めかす。高橋は「お前これでニュースの見出しが『ポロリあるよ』だったら最悪だわ!」と冷静に叱り、場内の爆笑をさらった。今回の新たな見どころとして挙がったのが、後半30分のSHOW TIMEで繰り広げられる「Crash Beat」だ。各キャストが打ち鳴らす太鼓を目がけて、ステージ上から一筋の水が降り注ぐ趣向のパフォーマンスは演出を手がける滝沢の“肝入り”らしく、高橋は「これができなきゃ芝居させない、と滝沢さんが……」と苦笑いしながら証言。「ジャニーさんでいう桶ダンスの位置づけかもしれないね」という言葉に、新たな伝統誕生を予感させた。上演時間は約120分(休憩なし)。公演は9月27日(月)まで。取材・文:岡山朋代
2021年09月06日住んでいた場所は違っても、年齢が近ければ「そうそう!わかる」って盛り上がれるのが、青春時代に心を奪われたアイドルの話。各界で活躍する同世代の女性と一緒に、“あのころ”を振り返ってみましょう――。「今回の取材で少年隊のことを語ろうと、東山(紀之)さんに連絡してみたら『その当時、思ったままを話してね。よろしく』とお返事いただいて。今でも年に一度くらい、メールで挨拶していますが、昔から変わらず接してくださる、本当に素敵な方です」そう語るのは、千堂あきほさん(52)。20代のころ、『東京ラブストーリー』(’91年)や『振り返れば奴がいる』(’93年・ともにフジテレビ系)など、数々のドラマで活躍した千堂さんだが、高校までは芸能界にまったく興味を持っていなかったそう。「小学生のころから体育会系女子で、町内で運動会があれば優勝したし、リレーの選手にも選ばれていました。その勢いで中学時代は陸上部に所属して、大会とかで忙しかったので、テレビはほとんど見ていなかったですね」 松田聖子や中森明菜など’80年代アイドルの曲は、4歳上の姉がかけているのを、隣で聴く程度だったという。「でも、関西育ちなのでお笑いは身近な存在でした。土曜の午後は吉本新喜劇をテレビで見ていたし、部活がない休日、友達と行った映画館が混んでいると、『じゃあ、次の回まで吉本でも見て待ってる?』って、劇場に向かったりしていました。ドリフターズさんも大好きだったんですが、祖母と一緒に暮らしていたから、土曜8時は『暴れん坊将軍』(’78~’02年・テレビ朝日系)で、『8時だョ!全員集合』(’69~’85年・TBS系)はCMの間だけ見ていました」■その場のノリでオーディションに応募中学卒業後は、県立高校の演劇科へ進学した。「芸能コースではありましたけど、舞台論や演劇史などを学んで幼稚園の先生になり、子どもが楽しく表現できる場を作るのが、将来の夢だったんです」だが、クラスメートは本気で芸能界を目指している人ばかり。入学当初は気後れしたという。「みんな『私が一番』『私を見て』というタイプで、いつも『劇団○○座に受かるには?』とか『○○のオーディション、どうする?』という話をしていて……。自分とはまったく違う人の集まりだと思っていました」そんな友達に囲まれていたこともあり、“その場のノリ”で、一緒に撮った写真を、雑誌に掲載されていた『ロッテ CMアイドルはキミだ!』というオーディションに応募することに。「受かるなんて思っていなかったのに『審査に通ったので、歌を歌いにきてください』と電話があったんです。親は『高校卒業後の進路を考える大事な時期に!』と言いつつも、『まあ、今しかできない貴重な体験だ』と、最終的に参加させてくれたんですね」だが、急に「歌いにきてください」と言われても、アイドルの曲はほとんどわからない。そこで姉の部屋に入り、偶然、手に取ったカセットテープに入っていた中森明菜の『ジプシー・クイーン』(’86年)を、オーディションで披露することにした。「歌のレッスンもしていなかったし、自分でうまいと思ったこともなかったのですが、なぜか参加者300人くらいのなかの10人に選ばれて、東京の本選に出ることに。父が同行してくれたんですが、東京観光の気分だったものだから、ディズニーランドに行ったこと、帰りの新幹線の食堂車でご飯を食べたことくらいしか覚えていません(笑)」オーディションではグランプリこそ逃したものの、その後、芸能プロダクションの社長がスカウトのために、何度も実家を訪れた。「高校卒業後は短大に進むつもりでした。でも、父からは『短大に行ったつもりで、2年だけ勉強してみればいい。だめならそれから短大に進めばいいじゃないか』と言われて」■マネージャーに少年隊のサインをねだったけど…卒業式を終え、すぐに上京して、事務所の電話番から始めた千堂さん。さっそく衝撃を受けたのは、先輩の女性アイドルに同行した歌番組の、生放送ならではの現場の熱気だったという。「テレビの画面を通して見るのとはまったく違うものでした。まず圧巻だったのが、たくさんの売れっ子たちが一堂に集結している様子。その舞台裏にはヘアメークさん、スタイリストさん、照明さんなど、プロフェッショナルな人たちが大勢いて、1人のアイドルを作り上げている。“こんなすごい世界があるんだ!”って」まったく芸能界に興味がなかった千堂さんだが、その熱量に心を動かされた。「ちょうど少年隊がいろいろな歌番組に引っ張りだこだったころで、『仮面舞踏会』(’85年)や『君だけに』(’87年)、『ABC』(’87年)なども目の前で見たのですが、あまりのカッコよさに、ものすごく感動しました。歌もいいんですが、なんといってもジャニーズのタレントのなかでも抜きん出ていたダンス。体育会系の私としては、アクロバティックな動きや、派手なマイクパフォーマンスに目を奪われてしまったんです」まだデビュー前の新人らしく、『ニッキ、カッコいい!サイン欲しい』と、自身のマネージャーにねだってしまったという。「“ジャニーズに強い”といわれていたマネージャーさんを介しても、いただけたのは数カ月後で、しかも直筆ではなく印刷されたもの。それだけサインを頼まれる枚数が多かったんでしょうね」千堂さんは’90年に歌手デビュー。憧れの少年隊・東山と共演したのはドラマ『ザ・シェフ』(’95年・日本テレビ系)だった。「ジャニーズのタレントさんと共演することはステータスで、私よりも事務所関係者のほうが興奮していました。私も東山さんは雲の上の人のような存在で近づき難いのかなと思っていたし、いっぽうでは“きゃーきゃー言われすぎて、勘違いしているかも”なんて思ってたりしたんです(笑)。でも実際にお会いしてみると、そんなふうに思っていた自分が恥ずかしくなるくらい、すごく気配り、目配り、心配りができて、決して努力をまわりに見せない人。多くのことを学びました」千堂さんの活躍は、10代後半に間近で見た“’80年代のキラキラした芸能界”からの刺激が糧となっていた。
2021年08月30日住んでいた場所は違っても、年齢が近ければ「そうそう!わかる」って盛り上がれるのが、青春時代に心を奪われたアイドルの話。活躍する同世代の女性と一緒に、‘80年代を振り返ってみましょう――。「少年隊が『仮面舞踏会』でデビューしたとき、3人ともバク転、バク宙ができ、マイクを投げてキャッチをするなど、今のキンプリ(King&Prince)の源流ともなるアクロバティックなパフォーマンスが圧巻でした」そう話すのは世代・トレンド評論家の牛窪恵さん(53)。錦織一清(ニッキ)、東山紀之(ヒガシ)、植草克秀(カッちゃん)の3人のキャラが、絶妙な組み合わせだったという。「ヒガシは冷静であまりしゃべらない王子様キャラ。踊りもシャープで、A型らしい真面目でストイックなタイプに見えます。カッちゃんはいじられキャラで、少し抜けたところが魅力。レーシングカートが趣味という男性的な部分もあり、ダンスはシャープなヒガシと対照的に、力強い。リーダーのニッキは器用で、つっこみもうまい。演技力も評価されており、テレビドラマの出演も多数ありますよね」ライブでは曲の合間のトークも評価が高かったという。「さだまさしさんや谷村新司さんのトーク力は有名ですが、10分以上もの間、観客を楽しませられるアイドルは貴重な存在でした。ファンの方々いわく、トークにも毎回、黄金パターンのようなものがあり、そこだけでも見る価値があったといいます」舞台で映えるのは、少年隊が早い時期からミュージカルで経験を積んでいたからでもあるだろう。「ミュージカル『PLAYZONE』(プレゾン)はデビュー翌年の’86年に始まり、毎年夏に30から50公演も行われていました。’07年夏には900公演を超え、’09年にジャニーズの後輩に引き継がれたのです」もちろん、歌のほうでも『デカメロン伝説』(’86年)、『ダイヤモンド・アイズ』(’86年)とヒットを連発。デビュー3年目の’87年、『君だけに』で、さらに新たな魅力が引き出されたという。「3人が向かい合い、指を鳴らしてリズムをとる導入部が印象的で、大人の男性を前面に出した“聴かせるバラード”。歌詞も大人向けの内容で、アイドルファンの年齢層をグッと上まで広げました」’80年代後期には、ヒガシが“しょうゆ顔”の代名詞に。「サーフィンブームもあり、日焼け肌も多く力強い印象の“ソース顔”が人気でしたが、時代の移り変わりとともに、ヒガシのようなシュッとしたあっさり顔が注目を集めるようになりました。海外からも“ジャパンビューティ”と評されるようになったのです」
2021年08月30日《激動の時代の中を生き、ジャニーズという存在を支え続けてきたメリーさん。ありがとうございました。天国でジャニーさんに会えたらいいね!また一緒にお酒飲みましょう!!》そう追悼した嵐の松本潤(37)。ジャニーズ事務所名誉会長の藤島メリー泰子さん(享年93)が8月14日、肺炎のため亡くなった。弟・ジャニー喜多川氏(享年87)とともに1962年の創業からジャニーズを支えてきたメリーさん。「晩年は病院暮らしでしたが、最近まで食欲旺盛でお元気でした。現在は所属事務所内に祭壇が設けられ、手を合わせられるようになっています」(音楽関係者)40年以上の交流があるというプロデューサーの石井ふく子さん(94)は、こう彼女を悼んだ。「とてもマメな人でお手紙をよくいただきました。彼女はパソコンも使えてメールも送れるのですが、自筆で書いたメッセージをFAXしてくれるのです。『自筆のほうが気持ちが伝わるから』とーー。’19年9月に東京ドームでジャニーさんのお別れ会が開催されました。終了後にお悔やみを申し上げると、私の手を握って『私のことを頼むわね』と。一瞬、何を言っているのかわからなかったので、『何か頼み事?』と聞き返すと、『心配なのよ』と……。自分のこれからの天命のことだったのでしょうか。彼女らしくない弱気な発言が強く印象に残っています」メリーさんは事務所初の所属タレントである“ジャニーズ”の衣装製作を手伝ってきたのを契機に、’70〜’80年代はフォーリーブス、たのきんトリオを育成してきた。「事務所の初期のファンイベントでは、ファンに自宅から懐中電灯を持参してもらって応援。それが現在のペンライト応援の元祖になったんです」(メリーさんの知人)■「タレントと心の通った運命共同体でありたい」メリーさん自身、45年前の本誌に、自分の信条をこう語っている。《いつも夢中で生きてきたので自分の生き方などという大それたものはありません。ただ、母としては子供に缶詰からそのまま取り出して食べさせるような手抜きはしたくない。夫がどんなに遅く人を連れて来ようが大歓迎したい。マネージャーとしてはタレントと心の通った運命共同体でありたい》前出の音楽関係者は言う。「メリーさんの指導大原則は“タレントである以前に、人間としてきちんとしていることが大事”ということでした。マナーや礼儀に厳しく、社会のルールを身をもって経験させてきました。また、ふだんからメリーさんが口を酸っぱくして教えていたのは『親を大切にしなさい』ということ。だから売れたタレントは両親に家を建てることが多かったのです」たのきんが超売れっ子時代、メリーさんは取材でこう語っている。《3人とも学校に行くときは電車やバスで通ってます。誰から見ても『いい子だな』と言われるような、普通の常識を備えた男の子でいてほしいんです》(『週刊文春』1980年11月6日号)ジャニーズ事務所はたのきん後も光GENJI、少年隊、TOKIOら人気グループを次々に輩出。メリーさんは彼らのマネジメントの傍ら、衣装も手作りしていたと別の音楽関係者は話す。「当時はスタイリストに頼まず、メリーさんが少年隊の衣装を作っていました。コンサートなどで使う、後ろにチャックがついていてすぐに脱げる“早替え”の衣装を考えたのがメリーさん。“よく眠れない”と悩んでいた堂本剛さんには手作りの甚平を渡していたこともありました」そんな“よき母”も所属タレントを叱るときは厳しかったという。「ジャニーさんは“タレントとしてどうあるべきか”というプロデューサー的な視点から助言していた一方で、メリーさんはよくない生活態度が見られたタレントを頻繁に呼び出し、説教していました。個人が何かをやらかしても所属グループ全体として話し合いを持ちメンバーに責任感を持たせるのです」(前出・メリーさんの知人)■国立競技場の前で、嵐のためにメリーさんは…数々の所属タレントの中で近年、メリーさんの思い入れが特に強かったのが、愛娘で現在は事務所の代表取締役でもある藤島ジュリー景子氏(55)と手掛けた嵐だ。「国立競技場での嵐のコンサートの日、屋外で露天商が売っている非正規グッズを見るなり、片っ端から取り上げ『私がジャニーズのメリーよ!』とたんかを切ったこともあります」(テレビ局関係者)だが、デビューしてすぐに大ブレークしたわけではなかった。デビュー当初、櫻井翔(39)はアイドルと慶應の高校生という二足のわらじで注目を浴びていた。「茶髪にピアス、カラコンなど今で言う“チャラい”感じの時期がありました。あるとき、彼のへそピアスが明らかになると、メリーさんの堪忍袋の緒が切れた。“親からもらった体でしょう。いいかげんにしなさい”と雷を落とし、彼も猛省してやめたことがありました」(前出・音楽関係者)櫻井はメリーさんの死を悼み、こうコメントを寄せている。《20歳を過ぎた頃には、お酒の飲み方を教わりました。“どのように生きるか”を教えて頂きました》前出の音楽関係者は、米国の最高級ワインを愛したメリーさんの飲酒に関する考え方がよくわかるエピソードを教えてくれた。「普通“飲みすぎるな”とか“酒はやめろ”と言うと思うんですが、メリーさんは“お酒をあまり飲まないのもよくない”というようなことをよく言っていました。つまり、あまりお酒を飲まないのも“人付合いのうえでよくない”ということなんです。酒席で仕事が決まったりすることもあるビジネスマナーを語っていたのです」■タレントには常々、「学業優先で」タレントの学歴についてもメリーさんはこんな考えを持っていた。「普通、まだ学生のタレントがロケと学校の授業がかぶったりすると、ロケのほうを優先することが多いのですが、メリーさんは“学校最優先で”と常々言っていました。櫻井くんは大卒ジャニーズの先駆けですが、そういったメリーさんの方針もあり、安心して仕事と学業を両立することができました。そのため、櫻井くん以降、NEWSの小山慶一郎くんや加藤シゲアキくんなど“大卒アイドル”がジャニーズから次々と生まれました」(前出・音楽関係者)大野智(40)もまたメリーさんに気に入られていた一人だ。「まだ若い大野くんがドラマ出演中に日焼けしてシーンのつながりが不自然になったことがあり、メリーさんが怒ったんです。それまでも彼は趣味の釣りに行くと日焼けをして帰ってくることが多く、後先考えない行動にマネージャーやドラマの制作陣からやんわり注意されていましたが、本人は気にすることはなかった。でもメリーさんは面と向かって“制作の方にも視聴者にも迷惑をかけるから日焼けは絶対ダメ!”と叱責。以来、大野くんはきちんと日焼け止めを塗るようになったそうです」(前出・音楽関係者)メリーさんの愛ある叱声が、嵐を国民的アイドルへと導いていく。松本は追悼コメントで思い出をこう振り返っている。《今思い浮かぶのは2014年。嵐が15周年の時、ハワイで一緒に過ごす事ができた数日間です》節目での直々の叱咤激励が、今の松本を築き上げたのだろう。■受賞スピーチした二宮に“ダメ出し”したことも二宮和也(38)は’16年に映画『母と暮せば』で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞。その受賞スピーチ後、メリーさんからの“ダメ出し”があったという。「二宮さんは壇上でジャニーさんやメリーさんに感謝の思いを語りました。でもメリーさんは“監督や製作陣へのねぎらいの言葉がなかった”ことにあきれ、後日彼を呼び出し『感謝の言葉が足りない!』と叱ったそうです」(映画関係者)そして’19年、嵐は不動の国民的アイドルとして晴れ舞台へーー。「メリーさんは夫・藤島泰輔氏が上皇陛下の初等科からのご学友だったということもあって、皇室へは深い敬愛の念を抱いていました。学習院女子中等科・高等科の同窓会組織『常磐会』の幹部とも交流があり、手塩にかけた嵐が、’19年11月、天皇陛下の即位をお祝いする『国民祭典』で奉祝曲を披露したときは誇らしかったことでしょう」(前出・メリーさんの知人)東京五輪では櫻井とともに相葉雅紀(38)がNHKのスペシャルナビゲーターを務めた。世界にはばたく“日本代表グループ”となった嵐を見届け、天国へ旅立ったメリーさん。彼女の“人としての教え”は教え子たちに脈々と受け継がれていくだろう。
2021年08月25日お笑いコンビ・雨上がり決死隊(蛍原徹、宮迫博之)が17日、吉本興業公式YouTubeチャンネルとABEMAにて「アメトーーク 特別編 雨上がり決死隊解散報告会」を配信し、解散を発表した。報告会は『アメトー―ク!』のセットで実施。宮迫は「2年ぶり。やばいっすね。どんな顔して出てきたらいいのかな」と話し出し、「2年前に闇営業騒動ということで、僕がついた嘘でとんでもない方々にご迷惑をおかけして、こういう状況になって、ご迷惑をおかけした皆さん本当にすみませんでした」と言葉を詰まらせながら謝罪した。そして、蛍原が「皆さんに2人から報告したいことがあります。本日をもちましてコンビを解散致します」と解散を発表。2人で頭を下げた。経緯について、蛍原は「僕的に宮迫さんに対する気持ちが、ちょっとずつズレが生じてきたかなと思います。なんとか2人で復帰したいと思っていましたが、宮迫さんがYouTubeをやり始めたくらいから、僕と宮迫さんの価値観・方向性(のズレ)がどうも大きくなってきた気がします。複雑な気持ちが続いていました」と説明。「雨上がり決死隊という屋号をはずしてしまったほうがみんなすっきりと進むんじゃないかなということで気持ちがそっちのほうにいきました。それで宮迫さんに今年4月に会っていただき、僕の方から解散しようと切り出しました」と明かした。雨上がり決死隊は1989年に結成。テレビ朝日系バラエティ番組『アメトー―ク!』などで人気に。2019年に宮迫の闇営業問題が発覚し、宮迫は吉本興業から契約を解除され、コンビは活動休止状態になっていた。(C)テレビ朝日
2021年08月17日