Indeed Japan株式会社は、3月8日(金)の「国際女性デー」を前に「女性の就労環境と将来の予想についての調査」を11カ国で実施しました。その結果、日本で働く女性の8割以上(81.0%)が「(自国に)男女賃金格差がある」と感じていることが明らかとなりました。日本で働く女性の4割以上が「賃金・給与が十分に支払われていない」と感じているIndeedは、女性が就労環境で直面する不平等と活躍の機会を明らかにするため、11カ国(オーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、インド、イタリア、日本、オランダ、シンガポール、イギリス、アメリカ)の18歳以上の有職女性計14,677名を対象に調査を行いました。日本では、有職女性1,506名を対象としています。調査によると、日本で働く女性の4割以上(44.2%)が、賃金・給与が「十分に支払われていない」と感じていることがわかりました。特に非管理職(課長職よりも下の役職)の正社員女性(791名)で「賃金・給与が十分に支払われていない」と感じている割合が高く、半数以上(52.6%)にのぼります。他10カ国と比較すると、給与に対して「わからない」と答えた日本人が多い点も気になります。また、日本で働く女性の8割以上(81.0%)が「(自国に)男女賃金格差がある」と感じていることも明らかに。日本に男女賃金格差があると感じている働く女性(1,219名)のうち約6割(58.0%)は、今後5年間で賃金格差が解消する「可能性が低い」と考えており、「可能性が高い」と考える人の約5.5倍となっています。その一方、役職が高いほど、将来的な男女賃金格差解消への期待が高まる傾向があることもわかりました。日本で働く女性の約4割(41.7%)が「女性よりも男性の方が簡単に昇進できる」と感じており、「今後5〜10年で女性管理職が増える」と思う割合は3割以下(27.8%)という結果に。一方、役職が高いほど、女性管理職増加に対する期待が高まる傾向があり、「今後5〜10年間で女性管理職が増える」と思う割合は、課長職以上の役職(98名)では4割以上にのぼることもわかりました。一日の中でも仕事をしている時間は長く、人生の重要な要素です。今の仕事や職場に自分は満足しているのか、自分の頑張りで不満足な部分がカバーできるかを冷静に見つめ、不満が大きい、改善されないと感じるなら転職を考えるのもアリ。まずは、冷静に客観的に、自分と仕事を見つめなおしてみませんか。(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)出典:プレスリリース
2024年03月13日障がいのある方が絵を描くことを仕事としている就労継続支援B型iroasobiでは、この度障がいのあるアーティストたちによる初の「絵の展示会2023」を令和5年11月22日より開催いたします。この機会にぜひiroasobiの活動を広く知っていただきたいと存じます。【「障がいのあるアーティストたちによる絵の展示会2023」概要】主催 :就労継続支援B型iroasobi(株式会社ティーサービス)連絡先 :054-654-3516(榊原 太田 吉澤)静岡市駿河区曲金6-11-19展示会タイトル:障がいのあるiroasobiアーティストたちによる絵の展示会2023展示会開催日 :令和5年11月22日(水曜)~11月25日(土曜)11:00~16:00展示会開催会場:ギャラリー悠静岡市葵区鷹匠2-6-17【就労継続支援B型iroasobiのご紹介】●事業所紹介iroasobiは障がいがある方が絵を描くことを仕事とする就労継続支援B型の事業所です。お題として出されたテーマや、その時に自分が描きたいと思ったものを思い思いに絵で表現をしています。描いた絵は、タオルハンカチに刺しゅうをして商品として販売しています。そのため、所属している利用者様は、iroasobiブランドの“タオルハンカチアーティスト”として活躍しています。作業中の様子●アーティスト(ご利用者様)現在、32名のアーティスト(ご利用者様)が所属しています。(精神障がい24名 知的障がい8名)iroasobiの仕事である絵を描く作業は、静かな環境にて個々で取り組め、コミュニケーションを主としません。そのため心に不安を抱えている方の居場所として選ばれ結果多くの精神障がいの方が所属しているのが特徴です。実際に作業中はイヤホンで外の音を遮断している方もいらっしゃいます。また、在宅支援も取り入れており、家から出ることが困難な引きこもりの方や公共の交通機関を使うことを苦手とする方なども利用しています。感じたまま自分らしく表現をすることができる絵は、障がいの有無関係なくできるためアーティストたちは生き生きと活動をされています。<年齢や男女比>男性9人(20代4人、30代4人、40代1人)女性23人(20代11人、30代8人、40代4人)<通所と在宅>在宅23人/通所9人●タオルハンカチiroasobiが作っているハンドタオルは、アーティストが描いた絵の雰囲気をそのままに、タオルハンカチに刺しゅうしています。ハンカチを収めているケースにはアーティストが描いた絵も入れ“絵を楽しむ”ことを大事にしています。タオルハンカチ●会社紹介<株式会社ティーサービス>iroasobiの他、多機能こころ彩(就労A型・B型)と就労継続支援B型まめったいを運営しています。こころ彩やまめったいの施設外就労先には、「本格讃岐うどん こころ彩」があり、飲食店の厨房やフロア、シフォンケーキ製造(うどん粉シフォン)部門でたくさんのご利用者様が活躍しています。iroasobiのタオルハンカチは飲食店のこころ彩で販売しています。「本格讃岐うどん こころ彩」静岡市駿河区高松2576本格讃岐うどん こころ彩の販売コーナータオルハンカチ【絵の展示会2023】●初の展示会開催<開催の理由>設立(令和3年5月)当初より、アーティストの作品をたくさんの方に見ていただきたいと思っておりました。より多くの方に見てもらうことで絵を描いているアーティストたちが、やっている仕事を誇りにおもい、モチベーションの向上や仕事の継続につながると考えました。所属のアーティストのご家族や知人だけでなく、今まで障がい者に触れてこなかった人にも活動や成果をみていただきたいとおもいます。また今回の展示会を通じて普段の活動を知っていただくきっかけになってほしいとおもいます。●アーティストたちの声今まで一生懸命作品制作に取り組んできたので、その成果をたくさんの方に見てもらえると嬉しいです。絵そのものを展示し販売することは初めてなので、新しい自分の可能性を見つけられそうでモチベーションが上がります。今から展示会の開催がとても楽しみです。作業中の様子●展示会と普段の制作活動iroasobiはタオルハンカチに刺しゅうされるデザインを描くことが普段の業務です。描く題材やテイスト書き方は自由ですが、絵には制限もあります。例えば、刺しゅうでは細かい表現が難しい、背景を自由に描くことができない、色の種類もあまりに多いのは難しい、などです。今回は、「タオルハンカチへの刺しゅう」という制限を取っ払い、アーティストが描きたかったことを表現してもらいました。<タオルハンカチ 一部紹介>タオルハンカチ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年11月17日軽度知的障害や発達障害など一見すると障害者と分かりにくい社員へのハラスメント対策の1つとして「就労パスポート」の利用を事業主の努力義務とすべきか否か?SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするICTスタートアップのPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)は当社が運営・開発する社会デザインプラットフォームSurfvoteで、「『就労パスポート』の利用を事業主の努力義務とすべきか?」というイシュー(課題)を8月16日に発行しました。このイシューは公認心理士、精神保健福祉士として活躍し、メンタルシンクタンクの副社長も務めるSurfvoteオーサーの舟木彩乃氏によって問題提起されました。10月31日まで投票を受け付けています。 問題提起いただいたオーサー 舟木彩乃氏博士(ヒューマン・ケア科学)筑波大院博士課程修了。専門領域:心理、福祉、キャリア、保健、虐待、引きこもりなど。 企業や病院、議員秘書などを経て、現在、メンタルシンクタンク(筑波大学発ベンチャー)副社長。公認心理師、精神保健福祉士、第1種衛生管理者、キャリアコンサルタントなどを保有。職場、学校、家庭問題などのカウンセリングやコンサルティングで約一万人の相談に対応。中央官庁のメンタルヘルス対策にも携わる。原著論文に「国会議員秘書のストレスに関する研究」等。Yahoo!ニュース個人オーサーとして記事、コメントを発信中。著書『「首尾一貫感覚」で逆境に強い自分を作る方法』(河出書房新社)など。Surfvoteとは?当社が提供するSNS「Surfvote」は社会にあるさまざまな課題を問題提起し、それについて誰もが簡単に意見を投票できるサービスです。Surfvoteでは「イシュー」と呼ばれる各テーマ(課題)に対して複数の選択肢から自分の意見を投票できます。また他のユーザーのコメントを見たり、評価(いいね)したりすることもできます。イシューは当社編集部だけでなく大学の先生やさまざまな分野の専門家にも執筆のご協力をいただき発行しています。投票結果はイシューの内容に応じて、適宜関係省庁や政治家へ提出し報告を行なっています。各イシューで投票・コメントしていただいた1人1人の意見を大切に扱い、社会を前進させるために寄与したいと考えています。 Polimill株式会社Polimill株式会社は目的特化型SNS【Surfvote】を運営・提供するICTスタートアップ企業です。Surfvoteは社会課題に特化し、ユーザーがあらゆるテーマについて自分の意見を投票できるだけでなく、他のユーザーの意見を傾聴できるサービスです。地方公共団体版のSurfvoteも拡充中で自治体と連携し住民による住みやすい街づくりを促進します。あらゆる人がルール作りに参加し、価値観の変化やテクノロジーの進化に合わせた柔軟でスピーディーな制度改革ができるような社会を、SNSとテクノロジーで実現させます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年08月17日就労継続支援B型事業所レザーランドさんとのコラボで制作した「姫革しおり」就労継続支援B型事業所レザーランドさんとのコラボで「姫革しおり」制作株式会社ペンコム(本社:兵庫県明石市、代表:増田幸美)は、2013年12月に株式会社インプレスのパートナーとして、兵庫県明石市に出版社を誕生させることができました。おかげさまで今年、出版10周年を迎えます。記念事業として、障害がある人の就労を支援するB型事業所「レザーランド」(姫路市)さんとのコラボ企画をスタートさせました。「レザーランド」では、姫路の地場産でもある天然皮革を使用して、手縫いにこだわり、ひと目ひと目を丁寧に縫い上げた鞄や小物製品を作っています。ペンコムではその端材を生かして 「姫革グッズ」を作っていきます。第1弾は「姫革しおり」です。端材の形をそのまま生かした「姫革しおり」は、世界に一つだけのオリジナル。「姫革」の素材の良さと、かたちの面白さをお楽しみいただけると思います。同事業所代表の西本さんは、「いつも身近にあって何にするか困ってた革たちに役目を与えてもらえてうれしい」と話しています。ペンコムの「姫革しおり」は非売品で、Pencom Online SHOPにて、ペンコムの書籍をご購入頂いた方に、お礼の気持ちを込めて進呈しています。▶レザーランド(就労継続支援B型)〒670-0811姫路市野里442-1電話079-280-2626Instagram ▶ペンコムショップ(Pencom Online SHOP) お問い合わせ先ペンコム〒674−0877兵庫県明石市人丸町2番20号Eメール: office@pencom.co.jp 電話078−914−0391ウェブ 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年03月15日大阪市を中心に福祉事業を運営している株式会社シーアイ・パートナーズが、令和5年2月、電設資材大手商社の株式会社日本電商とコラボした就労支援施設「すたぁりっとワーク千里電商校」を、大阪府池田市(吹田市は出張所として)開所しました。すたぁりっとワーク千里電商校当施設は、これまでの就労支援とは一線を画し、企業の中で企業とともに作る施設をコンセプトに、これまで課題の多かったリアルな学びの不足や、就労後の職場定着率の低さを解決に取組むモデルとなります。企業連携している本事業モデルを、「特定企業型職業訓練校」と呼称してサービス提供しています。大学や専門学校、さらには訓練校では、広く学びを得る反面、企業ですぐに使えるスキルを身に付けることが難しいため、就職後は企業に合わせて学び直しが必要になりますが、この「特定企業型職業訓練校」では、実際の仕事が訓練であり学びとなります。普段の挨拶やコミュニケーションもリアルな企業で実施することで、今自分がどのくらいのスキルがあり、働くために何を身に付けたら良いかがタイムリーに把握できます。また、就職後も環境の変化がなく、支援者も近くに常駐しているので、安心して就職することができます。企業側にとっては、働けることが分かってから雇用を促進することができ、雇用後も支援者が同一敷地内にいるため、企業と事業所が共に連携し続けることが可能です。企業マッチングや雇用定着の精度は各段に高くなります。「すたぁりっとワーク千里電商校」については、就労移行支援事業と就労継続支援B型事業の多機能となり、メインは就労移行となります。なぜならば、企業側はしっかり働ける方を増やし、雇用創出をしたいという意向だからです。現在、雇用されている聴覚障がいのスタッフの方は年収500万という実績もあり、活躍できる方に沢山チャンスを作っていくための事業所にしたいと願ってます。ただ、就労移行の利用期間をすでに使い切ってしまいそうな方や、フルでの通所に若干不安のある方向けに対応できるよう就労継続支援B型との多機能にしています。仕事内容は多岐にわたりますが、令和5年2月時点では、習得しやすく、対価が得られやすいピッキングから開始しています。訓練期間中は基礎を覚え、実際の業務において一定水準を超えた時点から工賃を得られるようになっています。(時給換算600円)その後、直接雇用に進み、キャリアを重ねて作業内容も広がっていきます。ピッキング以外にも、荷受けや入荷資材の開梱、整理、棚入や検品、発送といったお仕事もスキルに合わせて習得可能となり、他にもPCを使った業務、CADも準備検討しており、今後も作業の内容を充実していきます。本来、企業が人材を必要とするのは、本業を伸ばすことにあり、そこで働く人々は企業と一体となったチームであるべきだと考えています。そして、人々の成長は企業の成長へと繋がり、共に喜びを分かち合える働き方ができるようになってほしいと願い、この事業を同法人は促進しています。■すたぁりっとワーク千里電商校大阪府吹田市津雲台7-1D-118TEL : 050-3091-3817サイトURL : care-base内: 児童・障がい・介護福祉プラットフォームcare-base[ケアベース] 全国事業所ブログはこちら ユーザー登録はこちら 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月07日パラビジネスプロデュース事業を行う一般社団法人障害者就労支援ネットワークP&P(所在地:千葉県柏市/代表理事:奥岳 洋子)が事業運営する『おりづるガチャ』は、3年ぶりに開催される成田祇園祭に合わせて、成田空港温泉 空の湯にて三栄メンテナンス株式会社出資の『おりづるガチャ(成田4号機)』を設置したことをお知らせします。障がい者の収入アップを目的としたプロジェクトとして設置運営されている『おりづるガチャ』は、今回初めての地域企業とのコラボレーションを行い『おりづるガチャプロジェクト応援機種』として7月8日から運用を開始します。おりづるガチャ成田空港温泉 空の湯 おりづるガチャ■概要『地域企業協賛型おりづるガチャ』は、地域協賛型モデルとして観光客をはじめ、地域の皆さまにも楽しみながら社会貢献につながる「循環」を生み出します。カプセルトイの中に、プロジェクト賛同企業が提供する「当日その場ですぐにご使用いただけるクーポン券」等を同封いたします。お得感とエンターテイメント性を高めるビジネスモデル(当社呼称:ガチャモデル)です。『地域企業協賛型おりづるガチャ』の収益は、通常の『おりづるガチャプロジェクト』同様、同一地域内での設置拡大の資金として活用されます。企業と地域と共に障がい者の就労支援の拡大を目指します。■コラボレーションについてのコメント・成田空港温泉 空の湯様(三栄メンテナンス株式会社)長引く新型コロナウイルス感染症の出口がようやく見えてきた中で、各地域では地域活性化のために尽力している方がたくさんおられます。地域の皆さまの疲れを癒し、心が和むツールとして『おりづるガチャ』を活用していきたいです。・一般社団法人障害者就労支援ネットワークP&P地域の皆さまからの応援を、障がい者の皆さんが受け取れる土壌が作りたいです。その応援が【働きがい】につながるように展開したいと考えます。障がい者自身の「自分も地域社会の一員である」という実感が、地域共生社会の構築に寄与すると考え、引き続き地域共生活動を推進してまいります。■おりづるガチャについて*障害福祉の課題障がい者の収入の地域格差・事業所格差が顕在化しています。障害福祉業界では県や、国からの助成金・補助金など交付されても収益化できる事業を持てるか否かで閉鎖に追い込まれる事業所も多く、行き場を失う障がい者も多くなっています。*障がい者の就労支援が置き去りにされている大半の事業所の収益源は「内職作業」です。時給計算すると時給18円の事業所も存在します。さらに新型コロナウイルス感染症が長引いている影響により、頼みの綱であった内職作業も激減しました。これらの現状を打開するため、今回の新型コロナウイルス感染症の流行を教訓に、障がい者や福祉事業所が自分たちの力で、地域と共に、収益を生み出せるビジネスモデルとして『おりづるガチャプロジェクト』を立案しました。おりづるガチャ説明画像■『地域企業協賛型おりづるガチャ』について障がい者の収入アップを目的にインバウンド観光客向けとして開発された「おりづるガチャ」。地域の企業様に賛同(設置協力、協賛)をいただくことで、地域住人にもメリットを生み出し、地域を巻き込んで循環、活性化しながら共生活動を行うプロジェクト応援機種。地域企業協賛型おりづるガチャ■成田空港温泉 空の湯について総合ビルメンテナンス事業を行う三栄メンテナンス株式会社が運営する温浴施設。航空機の離着陸が見られる源泉かけ流し天然温泉の露天風呂に加えて、レストラン、マッサージ、理容、レンタル自転車、ゴルフスタジオを備え、地域住民、空港および周辺従業員や、航空旅客の方々へ「憩いの場」を提供することを目的として建設。名称 :成田空港温泉 空の湯所在地:千葉県山武郡芝山町香山新田27-1■法人概要法人名 : 一般社団法人障害者就労支援ネットワークP&P代表者 : 代表理事 奥岳 洋子所在地 : 〒277-0033 千葉県柏市増尾7丁目19番34号設立 : 2020年4月事業内容: パラビジネスプロデュース事業URL : ■一般社団法人障害者就労支援ネットワークP&Pについて障がい者の工賃向上を目指し「障害福祉の商社」として福祉生産品のプロデュースを行う。第6回ちば起業家ビジネスプラン・コンペティションで千葉県知事賞受賞。千葉県創設「ちばSDGsパートナー」登録企業。■パラビジネスについて障がい者がスポーツで生きがいを感じるパラ(もう一つの)スポーツがあるならば、障がい者が働くことで生きがいを感じるパラ(もう一つの)ビジネスがあっても良いと考え、日本初の「パラビジネス」を提唱しています。障がい者の働きがいも経済成長も 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年07月08日障害福祉サービス、就労支援事業を行う株式会社manaby(本社 宮城県仙台市、代表取締役 岡﨑衛、以下マナビー)は、2022年3月1日、大阪梅田に就労移行支援「manaby大阪梅田事業所」を開設しました。背景manaby(マナビー)は、在宅就労を実現するためのITスキルを在宅で学ぶこともできる※就労移行支援事業所です。就労移行支援事業所は、働くことに障害がある方の就労までの道のりをサポートする役割があります。障害の特性から通勤や人混みが苦手な方も多く、得意なスキルを活かして自分らしく力を発揮しながら働くことができる在宅就労・テレワークは、マナビー利用者からも多くの希望の声が聞かれます。マナビーでは2016年の創業以来、eラーニングでITスキル教育を提供し、マナビーの訓練を経て就職された方の約5人に1人が、テレワークで活躍されています。また障害者雇用においては定着率が低いことが課題のひとつですが、マナビーから在宅就労をされた方の6か月定着率は約97.3%と、多くの方が仕事を続けることができています。(2021年10月時点)マナビーでは利用者一人ひとりに合った働き方の探究に寄り添い、それぞれが自分らしく働き、企業や社会に貢献していくことを目指し、地域機関と連携して包括的に支援しています。今回開設する「大阪梅田事業所」は大阪府内2か所目の事業所となります。近隣で障害や自分らしさと向き合い働きたいと頑張る方、社会復帰に向けて頑張る方に向けて、いち早くマナビーの支援をお届けして参ります。※通所困難で在宅訓練の妥当性が自治体に認められた場合manaby 大阪梅田事業所 概要所在地:大阪府大阪市北区梅田1-2-2 大阪駅前第二ビル15Fアクセス:JR東西線「北新地」、地下鉄四ツ橋線「西梅田」から徒歩1分(駅直結)JR各線「大阪」から徒歩4分、阪神各線「梅田」から徒歩3分、阪急各線「梅田」から徒歩8分営業時間:月-土 9:00〜18:00(日祝休み)訓練時間:月-土 10:00〜15:00 (事業所のスケジュールにより変更あり)就労移行支援 manaby | 就労支援 manaby マナビー : 就労移行支援とは就労移行支援とは、就労を希望する65歳未満の障害のある方に対して、生産活動や職場体験などの機会の提供や、就労に必要な知識・能力の向上のための訓練、および、就労に関する相談や支援を行う活動のことです。就労移行支援事業所は、国からの認可を受けて運営している障害福祉サービスを行う団体です。障害のある方の就労までの道のりをサポートする役割があり、身体障害、知的障害、精神障害、発達障害や難病の方も利用できます。障害者手帳をお持ちでない場合も、医師からの診断書や自治体の判断によって利用可能です。就労移行支援の課題とmanabyの特長就労移行支援の現場においては、就職しやすそうな人が優先されたり、希望とは関係なく就職先が選ばれたりと、効率が重視されてしまう場合があります。その結果、社会復帰できたとしても「人間関係が大変」「通勤が大変」といった理由から長続きしないケースが多いのが現状です。そんな状況を変えたいという想いから、manabyは生まれました。「在宅就労」という働き方に繋がる専門スキルが身につくよう、集団での学びではなく、一人ひとりのペースに合わせて能力を高められるeラーニングシステムを独自開発。在宅での訓練も可能にしました。またスキル訓練をシステムで行うことで、支援員が利用者と向き合う時間を多く取れることも特長の一つです。manabyではダイアローグを取り入れており、利用者は支援員との対話を通して「自分らしさ」や「自分らしい働き方」について考えを深めながら職場復帰、就職に向けた準備に取り組みます。株式会社manabyについて【本社】宮城県仙台市宮城野区榴岡1-6-30ディーグランツ仙台ビル5F【事業内容】障害者総合支援法に基づく就労移行支援事業「manaby」障害者総合支援法に基づく就労継続支援 B 型事業「manaby CREATORS」一般向け e-learning+カウンセリング事業「manaby WORKS」人材紹介事業(有料職業紹介サービス 04‒ユ‒300216)【受賞歴】2015「第3回ダイムラー・日本財団スタートアップ基金ビジネスプランコンテスト」グランプリ受賞2017「Forbes JAPAN Rising Star Award 2018」25社選出「東北アクセラレーター2017」共感賞受賞(主催:仙台市、株式会社ゼロワンブースター)2018「第21回七十七ニュービジネス助成金」受賞2019「仙台未来創造企業」認定2020「地域未来牽引企業」選定「J-Startup TOHOKU」選定「Work Story Award 2020」受賞「X-Tech Innovation 2020」協賛企業賞 受賞 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年03月01日障害福祉サービス、就労支援事業を行う株式会社manaby(本社 宮城県仙台市、代表取締役 岡﨑衛、以下マナビー)は、2022年1月、大宮に就労移行支援「manaby大宮事業所」を開設しました。背景manaby(マナビー)は、在宅就労を実現するためのITスキルを在宅で学ぶこともできる※就労移行支援事業所です。テレワークは障害のある方にとっても可能性を広げることができる働き方です。障害の特性から通勤や人混みが苦手な方も多く、得意なスキルを活かして自分らしく力を発揮しながら働くことができる在宅就労・テレワークは、マナビー利用者からも多くの希望の声が聞かれます。そして実際マナビーの訓練を経て就職された方の約5人に1人が、テレワークで活躍されています。また障害者雇用においては定着率が低いことが課題のひとつですが、マナビーから在宅就労をされた方の6か月定着率は約97.3%と、多くの方が仕事を続けることができています。(2021年10月時点)マナビーでは利用者一人ひとりに合った働き方の探究に寄り添い、それぞれが自分らしく働き、企業や社会に貢献していくことを目指し、地域機関と連携して包括的に支援しています。今回開設する「大宮事業所」は埼玉県内初の事業所となります。近隣で利用をお待ちいただいていた方、またこれまで支援が届かなかった方に、いち早くマナビーの支援をお届けして参ります。※通所困難で在宅訓練の妥当性が自治体に認められた場合manaby 大宮事業所 概要所在地:埼玉県さいたま市大宮区高鼻町1-40-1 PRSビル6Fアクセス:JR「大宮駅」東口より徒歩10分営業時間:月-土 9:00〜17:00(日祝休み)訓練時間:平日 10:00〜15:00 土曜 10:00〜13:00(事業所のスケジュールにより変更あり)大宮事業所 | 就労支援 manaby マナビー : 就労移行支援とは就労移行支援とは、就労を希望する65歳未満の障害のある方に対して、生産活動や職場体験などの機会の提供や、就労に必要な知識・能力の向上のための訓練、および、就労に関する相談や支援を行う活動のことです。就労移行支援事業所は、国からの認可を受けて運営している障害福祉サービスを行う団体です。障害をお持ちの方の就労までの道のりをサポートする役割があり、身体障害、知的障害、精神障害、発達障害や難病の方も利用できます。障害者手帳をお持ちでない場合も、医師からの診断書や自治体の判断によって利用可能です。就労移行支援の課題就労移行支援の現場においては、就職しやすそうな人が優先されたり、希望とは関係なく就職先が選ばれたりと、効率が重視されてしまう場合があります。その結果、社会復帰できたとしても、「人間関係が大変」「通勤が大変」といった理由から長続きしないケースが多いのが現状です。そんな状況を変えたいという想いから、manabyは生まれました。「在宅就労」という働き方に繋がる専門スキルが身につくよう、集団での学びではなく、一人ひとりのペースに合わせて能力を高められるeラーニングシステムを独自開発。在宅での訓練も可能にしました。全国24か所の事業所にて、自分らしく働くための包括的な支援に取り組んでいます。株式会社manabyについて【本社】宮城県仙台市宮城野区榴岡1-6-30ディーグランツ仙台ビル5F【事業内容】障害者総合支援法に基づく就労移行支援事業「manaby」障害者総合支援法に基づく就労継続支援 B 型事業「manaby CREATORS」一般向け e-learning+カウンセリング事業「manaby WORKS」人材紹介事業(有料職業紹介サービス 04‒ユ‒300216)【受賞歴】2015「第3回ダイムラー・日本財団スタートアップ基金ビジネスプランコンテスト」グランプリ受賞2017「Forbes JAPAN Rising Star Award 2018」25社選出「東北アクセラレーター2017」共感賞受賞(主催:仙台市、株式会社ゼロワンブースター)2018「第21回七十七ニュービジネス助成金」受賞2019「仙台未来創造企業」認定2020「地域未来牽引企業」選定「J-Startup TOHOKU」選定「Work Story Award 2020」受賞「X-Tech Innovation 2020」協賛企業賞 受賞 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年01月05日障害福祉サービス、就労支援事業を行う株式会社manaby(本社 宮城県仙台市、代表取締役 岡﨑衛、以下マナビー)は、2021年11月1日、新横浜に就労移行支援「manaby新横浜駅前事業所」を開設します。背景manaby(マナビー)は、在宅就労を実現するためのITスキルを在宅で学ぶこともできる※就労移行支援事業所です。新型コロナウイルス感染症の影響で普及したテレワークですが、障害のある方にとっても可能性を広げることができる働き方です。障害の特性から通勤や人混みが苦手な方も多く、得意なスキルを活かして自分らしく力を発揮しながら働くことができる在宅就労・テレワークは、マナビー利用者からも多くの希望の声が聞かれます。そして実際マナビーの訓練を経て就職された方の約5人に1人が、テレワークで活躍されています。また障害者雇用においては定着率が低いことが課題のひとつですが、マナビーから在宅就労をされた方の6か月定着率は約97.3%と、多くの方が仕事を続けることができています。(2021年10月時点)マナビーでは利用者一人ひとりに合った働き方の探究に寄り添い、それぞれが自分らしく働き、企業や社会に貢献していくことを目指し、地域機関と連携して包括的に支援しています。今回開設する「新横浜駅前事業所」は神奈川県内7つ目の拠点となります。横浜市近隣で利用をお待ちいただいていた方、またこれまで支援が届かなかった方に、いち早くマナビーの支援をお届けして参ります。※通所困難で在宅訓練の妥当性が自治体に認められた場合manaby 新横浜駅前事業所 概要所在地:神奈川県横浜市港北区新横浜2-2-3新横浜第一竹生ビル303アクセス:JR「新横浜駅」北口より徒歩6分、地下鉄ブルーライン「新横浜駅」8番出口より徒歩6分営業時間:月-土 9:00〜18:00(日祝休み)訓練時間:月-土 10:00〜15:00(事業所のスケジュールにより変更あり)就労移行支援とは就労移行支援とは、就労を希望する65歳未満の障害のある方に対して、生産活動や職場体験などの機会の提供や、就労に必要な知識・能力の向上のための訓練、および、就労に関する相談や支援を行う活動のことです。就労移行支援事業所は、国からの認可を受けて運営している障害福祉サービスを行う団体です。障害をお持ちの方の就労までの道のりをサポートする役割があり、身体障害、知的障害、精神障害、発達障害や難病の方も利用できます。障害者手帳をお持ちでない場合も、医師からの診断書や自治体の判断によって利用可能です。就労移行支援の課題就労移行支援の現場においては、就職しやすそうな人が優先されたり、希望とは関係なく就職先が選ばれたりと、効率が重視されてしまう場合があります。その結果、社会復帰できたとしても、「人間関係が大変」「通勤が大変」といった理由から長続きしないケースが多いのが現状です。そんな状況を変えたいという想いから、manabyは生まれました。「在宅就労」という働き方に繋がる専門スキルが身につくよう、集団での学びではなく、一人ひとりのペースに合わせて能力を高められるeラーニングシステムを独自開発。在宅での訓練も可能にしました。全国24か所の事業所にて、自分らしく働くための包括的な支援に取り組んでいます。株式会社manabyについて【本社】宮城県仙台市宮城野区榴岡1-6-30ディーグランツ仙台ビル5F【事業内容】障害者総合支援法に基づく就労移行支援事業「manaby」障害者総合支援法に基づく就労継続支援 B 型事業「manaby CREATORS」一般向け e-learning+カウンセリング事業「manaby WORKS」人材紹介事業(有料職業紹介サービス 04‒ユ‒300216)【受賞歴】2015「第3回ダイムラー・日本財団スタートアップ基金ビジネスプランコンテスト」グランプリ受賞2017「Forbes JAPAN Rising Star Award 2018」25社選出「東北アクセラレーター2017」共感賞受賞(主催:仙台市、株式会社ゼロワンブースター)2018「第21回七十七ニュービジネス助成金」受賞2019「仙台未来創造企業」認定2020「地域未来牽引企業」選定「J-Startup TOHOKU」選定「Work Story Award 2020」受賞「X-Tech Innovation 2020」協賛企業賞 受賞 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年11月01日障がい者の就労移行支援サービスを行う「DEPARTURE」を展開する株式会社在宅支援総合ケアーサービス(代表:依田 和孝、本社:千葉県千葉市稲毛区)では、新型コロナウイルス感染症を理由に一時的に通所者が減少しましたが、Zoomによる遠隔サポートを推し進めた結果、自宅に居ながら支援を受けることが可能になったと好評で、遠隔サポート利用者が2019年度比80%増となりました。ZOOMとリアルの2本柱が好評【Zoomとリアルの2本柱での就労支援が好評】新型コロナウイルス感染症発生当初は、当事業所も休止状態となり、電話による安否確認など限られた支援しか行えない状況となっていました。事業所再開後もコロナに対する恐怖心や、三密を避ける動きから、通所を控える利用者が急増してしまい、多くの利用者が引きこもり状態に陥ってしまいました。そんな中でZoomによる遠隔サポートを推し進めた結果、自宅に居ながら安心して支援を受けることが可能になったと好評で、現在では来所は制限しているものの、午前中は来所対応、午後はZoomでの利用という形で通常通りの支援ができるようになり、当事業所は5名の就職者を送り出すことができました(全国平均では1事業所3名程度)。【コロナ影響を鑑み、厚労省から就労移行支援1年延期の通達も】「就労移行支援」とは、期限が2年で、その期間内に就労できなかった場合は条件を満たせばさらに1年延期できるシステムです。コロナの影響により十分な就労の実施や就職活動の継続が困難であった場合はさらに最大1年の延期という指示が、厚生労働省から通達されています。テレワークなど、今後多様な働き方が急速に進むことが予測され、支援の内容としてZoomという多くの事業所で使われる遠隔のシステムを就労移行支援の中で使用していくことは、利用者にとっても有効なシステムとなると考えられます。【就労移行支援 DEPARTURE詳細】障がいのある方を対象に、企業への就職に必要な就労トレーニングを行う福祉サービスです。最大2年間を学校のように通う通所型で、初歩的なPC操作から、書類作成や面接対策などを経て、就職の準備をしていきます。また支援員と相談しながらコミュニケーション能力向上を目指し、体調面でも各個人を配慮しながら学んでいくことができます。他の就労移行にはないPC指導のスペシャリストがおり、PCの資格検定試験を開催したり、資格研修を行ったり、事務作業に必要なテクニックや資格を取得することが出来ることが最大の特徴です。卒業生には、医療・介護・福祉・保育サービスを行うグループ会社への就職も紹介しています。【今後の展開】新型コロナウイルス感染症による影響は、今後も増加し続けていくことが予測されます。当社では感染対策も実施しつつ、変化する社会に対応した支援を実施していきます。本件に関するより詳しい内容をご希望でしたら、当社ではマスコミの方の取材お申し込みを随時受け付けておりますので、是非お問い合わせください。【会社概要】名称 : 株式会社在宅支援総合ケアーサービス所在地: 〒263-0043 千葉県千葉市稲毛区小仲台6-5-11URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年08月31日前回のあらすじ娘が18歳の時に学校主体で開催された、保護者向けの障害年金説明会をきっかけに、申請のための準備を少しずつ進めようと考えた私。役所の窓口の方にもまだ早いと驚かれましたが、少し早めに過去の記録を引っ張り出し、保護者が作成できる書類の記入に取り掛かることにしました。早めに準備ができる書類『病歴・就労状況等申立書』は障害年金を申請する際に必要な書類の一つです。医療機関に記載を依頼する診断書などには有効期限がありますが、これは請求者(本人や保護者)が作成する書類なので早めに準備しておくことができます。私は隙間時間に少しずつ作成していきました。Upload By 荒木まち子どこで区切るか『病歴・就労状況等申立書』の最初の欄は発病から初診までの間(先天性疾患は出生時から初診まで)の状況を、それ以降は期間を3〜5年に区切って書くので、私は娘の経過を、1.出生時~初診まで(娘の場合は0~2歳)2.未就園の期間3.幼稚園の期間4.小学校(低学年)5.小学校(高学年)6.中学校7.高校8.就職後に分けて書くことにしました。娘の場合、一枚では欄が足りなかったので『病歴・就労状況等申立書(続紙)』を使用しました。Upload By 荒木まち子状況記入欄に何を書くか状況記入欄には、(受診していた期間は)通院期間、受診回数、入院期間、治療経過、医師から指示された事項、転医・受診中止の理由、日常生活状況、就労状況などを書くのですが、私はそれらの他に・初診まで…親が感じていた困り事(視線が合わない。抱くとのけぞって嫌がる。手をつなぐのを嫌がる。発語が遅い。)など・就学まで…療育センタ―受診の経緯、療育内容、幼稚園での様子・学生時代…障害由来の学校での困り感、学校でのいじめの様子、感情コントロールの困難さ、支援機関との連携について・就職後…新たな環境に対する不安の強さ、精神的に不安定な様子、職場で行われている配慮などを記入しました。Upload By 荒木まち子当初「なんてサイズが大きいんだろう!」と思っていた『病歴・就労状況等申立書』用紙は、娘の20年間の困りごとで、みるみる埋まっていきました。それは「よくまあこれだけのことがあったものだ」と我ながら感心するほどで、最終的には枠内に書ききれず、割愛するエピソードがでるほどでした。手書きかPC作成か申請書類作成は手書きでも大丈夫ですが、『病歴・就労状況等申立書』と『病歴・就労状況等申立書(続紙)』は日本年金機構のHPからダウンロードすることができるので、私はエクセルで作成をしました。ここで注意しなければならないのは『病歴・就労状況等申立書』と『病歴・就労状況等申立書(続紙)』では裏面が違うということです。Upload By 荒木まち子Upload By 荒木まち子『病歴・就労状況等申立書』と『病歴・就労状況等申立書(続紙)』は、A3サイズで両面印刷をした後に、裏面の請求者署名欄に本人署名(または捺印)をする必要があります。(見本の赤丸で囲った部分)「自発的」の意味合い『病歴・就労状況等申立書』裏面には『日常生活状況』を4段階(※)の中から選ぶ項目があります。(見本の黄色枠で囲った部分)※「1」→自発的にできた「2」→自発的にできたが援助が必要だった「3」→自発的にできないが援助があればできた「4」→できなかったこの“自発的”には“すべてを自分一人で”という意味合いがあるということを知り、<着替え>の項目では一人で着替えられたとしても“自分で季節にあった服を選ぶこと”ができていなければ「1」にはならない、<食事>の項目でも食卓に出されたものを自分で食べることはできても“一人で暮らした時に栄養のバランスを考えた食事を取ること”ができなければ「1」にはならないなどの点も気をつけなければならないと思いました。なので本人が「自分でできている!」と思っていても、申立書の記入時には注意が必要です。参考になった勉強会学校での障害年金申請説明会から1年ほど経ったころ、娘が余暇支援やショートステイで利用している地域活動ホームで、保護者向けの勉強会がありました。講師は「親なきあと」相談室を主宰する、行政書士、社会保険労務士、ご自身も障害児の親でもある渡部伸さんでした。障害のある人の「親なきあと」についてのお話は、・暮らし方やお金に関すること・医療費、信託制度、成年後見人制度について・相談先や実際の事例など多岐にわたる内容でした。なかでも障害年金についてのお話は、ちょうど『病歴・就労状況等申立書』を作成していた私にとって、とても参考になる内容でした。親なきあと相談室|渡部行政書士事務所親目線は一味違う!日本年金機構(年金事務所)の方の説明会も勉強になりましたが、やはり親目線ももちあわせた先生からのお話は格別で、・『病歴・就労状況等申立書』には具体的なエピソードを書くと良い(書ききれない場合は別紙添付も可)・障害年金申請が通らなかった場合には審査請求、再審査請求などができる・働いている場合は職場からの意見書も有効など、前回の説明会では知りえなかったことを学ぶことができました。(勉強会を企画してくれた地域活動ホームに感謝、感謝です!)続く...
2020年01月07日多様な経験を、支援に生かそう。福祉の仕事の基礎知識を得られ、複数の事業所と出会えるイベントを開催Upload By LITALICOキャリアLITALICOはこれまで、発達が気になる子どもの支援や、障害のある方の就職支援を通して、4万人以上の方に関わってきました。その中で感じたのは、支援する「人」の想いで、関わる人の可能性がひろがるということ。そして、支援する「人」が幸せでいることが、関わる人の幸せにつながるということ。だから私たちは、この業界で支援する「人」を増やし、想いがあって、多様な経験のある人に、この業界に関わり続けてほしいと思っています。もっと自分らしく働ける場所、困難のあるひとへのサポートが自分自身の幸せにつながる場所を見つけませんか?2019年2月に新たにオープンした、発達ナビの姉妹サイト「LITALICOキャリア」は、障害福祉・児童福祉分野に特化した求人サービス。ここでは、支援の仕事に新しく挑戦したい方、またこれから福祉業界に就職したい学生の方向けなど、「LITALICOキャリア」が開催するさまざまなイベント情報をご紹介します。【5・6月開催】LITALICOキャリア イベントラインナップUpload By LITALICOキャリア障害のある方の「働く」を支援する仕事って?LITALICOキャリアしごとフェスタ<イベント内容>・就労支援事業を展開する法人のブースを多数出展・就労支援の仕事についてゼロからわかる「まるわかりセミナー」/就職活動のコツがわかるセミナーなど、複数のセミナーを実施・業界専門のキャリアアドバイザーによる相談コーナーUpload By LITALICOキャリア発達が気になる子どもを支援する仕事って?LITALICOキャリアしごとフェスタ<イベント内容>・発達支援事業を展開する法人のブースを多数出展・発達支援の仕事についてゼロからわかる「まるわかりセミナー」/就職活動のコツがわかるセミナーなど、複数のセミナーを実施・業界専門のキャリアアドバイザーによる相談コーナーUpload By LITALICOキャリア【2020卒対象】フクシに興味のある学生大集合!LITALICOキャリアしごとフェスタ<イベント内容>・就労支援・発達支援事業を展開する法人のブースを多数出展・これで安心!福祉の就活まるわかり塾・新卒3年目以内の職員が語る!福祉のしごとのリアル・業界専門のキャリアアドバイザーによる相談コーナーUpload By LITALICOキャリア<イベント内容>・個別支援計画の考え方を知る/自分が実現していきたい支援や貢献について考えるワークショップ・児発管・サビ管として働く参加者同士でざっくばらんにお話しできる座談会・業界専門のキャリアアドバイザーに相談できるおしごと個別相談会「自分らしく働く」を考えるきっかけに発達が気になる子どもの「できた!」という笑顔を増やす。働くことに困難がある人の「働く喜び」を一緒に分かち合う。「LITALICO」キャリアで開催するイベントのテーマである発達支援・就労支援はそんな魅力ある仕事だと考えています。各イベントが「自分らしく働くとは?」を、一緒に考えられる機会になればと思います。みなさまのご来場をお待ちしております!▼LITALICOキャリアのサイトはこちら▼
2019年05月11日障害のある方の就職をサポートする「就労移行支援事業所」を知っていますか?Upload By 発達ナビニュース就労移行支援事業所とは、障害のある方の就職をサポートする通所型の福祉サービスです。18歳以上65歳未満の身体障害、知的障害、精神障害の他に発達障害や難病の方も対象とし、手帳の有無にかかわらず、医師の診断や自治体の判断など就職に困難が認められる方が利用できます。サービス内容は事業所によって異なりますが、仕事に関する知識やスキルアップと就職活動のサポート、就職後も長く働き続けられるよう職場への定着支援も行っています。また、一定の条件を満たす場合、4年生大学のほか、短期大学、大学院、高等専門学校を含む在学者も就労移支援事業所の利用が認められる場合があります。例えば、このような悩みはありませんか?・「自分に合う仕事が分からない」・「働くことに不安がある」・「障害を開示して、働くかどうか悩んでいる」・「働ける場所があるかどうか、不安」などこのような時は「就労移行支援事業所」という選択肢があります。LITALICOワークスでは、このような悩みを解決するためには何が必要なのかを一緒に考え、そのひとりの「働きたい」をサポートしています。LITALICOワークスは北海道から沖縄まで全国74拠点に就労移行支援事業所があり、これまで累計6,000名以上の方の就職をサポートしてきました。企業への求人開拓も積極的に行ない、職種や職域も広がってきています。また、就職後の定着支援にも力を入れ、就職後も86.1%の方が働き続けています。見学・相談は随時受付中 |LITALICOワークスUpload By 発達ナビニュースUpload By 発達ナビニュース「就労移行支援事業所」について詳しく知りたい方、まずプログラム体験会へ参加してみませんか?Upload By 発達ナビニュースこのたび、より「就労移行支援事業所」について詳しく知りたい方のために、特別にプログラム体験会を開催します。就労移行支援は18歳~64歳までが主な対象となりますが、このプログラム体験会では、18歳になる前から地域の福祉サービスや支援を知っていただく機会として、年齢設定を「17歳~」にしています。高校や特別支援学校高等部卒業後の進路を検討している親子にもおすすめです。体験会は本人だけでなく、家族や支援者の方も一緒に参加できます。ぜひこの機会に「就労移行支援事業所」の内容を体験してみてください!Upload By 発達ナビニュース■東京都LITALICOワークス蒲田(蒲田駅5分 / 京急蒲田駅10分)企業に障害を伝える就職活動の進め方3/24(日)12:00~15:00合理的な配慮を得て働くための職場マッチングや企業連携について説明します。LITALICOワークス秋葉原(秋葉原駅5分 / 岩本町駅2分)就職活動プログラム「働くとは?」3/30(土)13:00~15:00これから働き始めるために「働くとはどういうことか」「何のために働くのか」を考えるプログラムです。■神奈川県LITALICOワークス川崎(川崎駅6分 / 京急川崎駅6分)すごろくコミュニケーション3/21(木)9:00~12:00すごろくゲームを通して楽しくコミュニケーション力を養うプログラムです。LITALICOワークス横浜西口(横浜駅5分)質問なんて怖くない!3/30(土)9:00~12:00質問することに苦手意識や不安のある方へ、座学・ロールプレイからポイントを紹介します。■埼玉県LITALICOワークス大宮(大宮駅6分)障害者雇用の動向と対策3/9(土)15:00~17:00障害者雇用の現状や対策、企業が求める人材ポイントを紹介します。LITALICOワークス大宮(大宮駅6分)当事者講演会「ピアトーク」3/23(土)12:30~14:30聴覚障害のあるスタッフが、障害や仕事について講演します。トークタイムも設けています。■北海道LITALICOワークス新さっぽろ(新さっぽろ駅1分 / 新札幌駅3分)休憩上手になろう3/16(土)10:10~11:30疲れのサインを意識し体調管理をしながら働くために、上手に休憩をとる方法を考えます。LITALICOワークス新さっぽろ(新さっぽろ駅1分 / 新札幌駅3分)質問なんて怖くない!3/23(土)10:10~11:30質問することに苦手意識や不安のある方へ、座学・ロールプレイからポイントを紹介します。LITALICOワークス札幌大通(大通駅3分)すごろくコミュニケーション3/16(土)10:25~11:30すごろくゲームを通して楽しくコミュニケーション力を養うプログラムです。LITALICOワークス札幌大通(大通駅3分)自己理解プログラム「認知特性編」3/30(土)10:25~11:30視覚優位・聴覚優位について学び、周りに求める配慮や自身ができる工夫を考えます。■大阪府LITALICOワークス大阪梅田(梅田駅5分 / 大阪駅8分)オープン就労とクローズ就労3/9(土)13:00~15:00障害を企業に開示して働く場合と、非開示にする場合のメリットデメリットを事例を通して考えます。LITALICOワークス大阪心斎橋(心斎橋駅6分 / 長堀橋駅3分)あがり症のメカニズムと対処法3/16(土)10:00~12:00「緊張してうまく話せない」といった緊張場面を脳のメカニズムから説明し、対処方法を紹介します。■京都府LITALICOワークス京都駅前(京都駅10分)話しかけるタイミングをはかる3/9(土)9:00~12:00周囲とより良い関係づくりができるように「話しかけるタイミングを計る方法」を学びます。LITALICOワークス四条河原町(河原町駅3分 / 祇園四条駅7分)ソーシャルスキルトレーニング3/30(土)9:00~12:00場面に応じたコミュニケーションや表現について、参加者で意見を出し合いロールプレイを行います。■広島県LITALICOワークス広島紙屋町(本通電停7分 / 紙屋町電停4分 / 立町電停1分 / 八丁堀電停4分)就職活動の進め方3/9(土)14:00~16:00就職活動の全体像がイメージできるよう自己分析や企業研究、書類作成の方法を説明します。LITALICOワークス広島(広島駅5分)就職活動の進め方3/16(土)14:00~16:00就職活動の全体像がイメージできるよう自己分析や企業研究、書類作成の方法を説明します。■福岡県LITALICOワークス博多(祇園駅2分)困りごとに対する対策を学ぼう3/9(土)9:00~12:00職場で起こるかもしれない「さまざまな困惑場面」をいくつか想像しておくことで事前対策を学びます。【対象】17歳~64歳の発達の気になるご本人様、就職を目指す障害や難病のある方を対象※ご家族や支援機関の方の同伴も可能です【参加費】無料【申込方法】下記のリンクからフォームに入力をしてお申し込み下さい。各プログラムは定員10組となります。申込が随時締め切られる可能性がありますので、予めご了承ください。【お問い合わせ】0120-951-712(受付時間 平日10:00〜17:00)※LITALICOワークスの説明会・セミナーのお申し込みフォームに遷移します。ワークス全国一覧|障害者就労移行支援事業所見学・相談も随時受付中|LITALICOワークス就労移行支援とは?
2019年03月04日障害のある方の「働く」を応援する、LITALICO仕事ナビがオープン!Upload By 鈴木悠平(発達ナビ編集長)働くことに障害のある方と、就労支援事業所(就労移行支援事業所・就労継続支援A型事業所・就労継続支援B型事業所)を繋ぐ情報サイト、「LITALICO仕事ナビ」が、2018年3月26日にサービスを開始しました。LITALICO仕事ナビでは、全国の就労支援事業所の情報を分かりやすく掲載するほか、障害のある方が受けられる支援の利用方法や就職に向けた実践的なノウハウを紹介する専門家監修記事や、就職者インタビュー・企業インタビューといったコンテンツを幅広く発信していきます。障害のある方一人ひとりが、自分のニーズに合った事業所を選ぶことができる情報プラットフォームをつくることで、誰もが自分らしく働くことのできる社会の実現を目指します。Upload By 鈴木悠平(発達ナビ編集長)障害がある方の「働く」を取り巻く社会の課題は?LITALICO仕事ナビ、サービス開始の背景そもそも、障害のある方の「働く」を取り巻く状況はどのような状況なのでしょうか。また、就労移行支援をはじめとした、障害のある方の「働く」を支援する事業所の運営状況は、現在どのような課題があるのでしょうか。この記事では、「LITALICO仕事ナビ」のサービス開始の背景となる社会課題や、運営スタッフの思いをご紹介します。Upload By 鈴木悠平(発達ナビ編集長)運営スタッフ プロフィール:鈴木悠平(写真左)2014年に新卒として株式会社LITALICOに入社。LITALICOジュニアの指導員として、発達が気になるお子さんや保護者の方々の学習・生活支援を経験したのち、LITALICO研究所の立ち上げ・事務局長を担当。現在は国内最大級の発達障害ポータルサイト「LITALICO発達ナビ」編集長としてコンテンツ制作を統括するほか、LITALICO仕事ナビ創刊編集長としてコンテンツの企画・制作を推進。昆野祐太(写真中央)2012年に新卒として株式会社LITALICOに入社。「LIALICOワークス」支援員として、障害のある方一人ひとりの就労・定着の支援を経験したのち、延べ4センターでのセンター長・新規開設を担当する。現在は、LITALICO仕事ナビの地域連携担当として、全国各地の就労支援事業所を訪問。勝俣友紀子(写真右)2016年に新卒として株式会社LITALICOに入社。子育てメディアConobie(コノビー)の企画営業職を経て、2017年よりLITALICOワークスの新規センター開設チームへ。主にご利用検討者さまの初回相談面談(年間300名ほど)と地域連携(関係機関訪問、セミナー講師)等を担当。障害のある方の就職者数は年々増えており、昨年は47万人以上が民間企業に雇用され、13年連続で過去最高を更新しています※1。また、今年は4月に障害者雇用促進法が改正され、企業の障害者法定雇用率が現行の2.0%から2.2%に引き上げられるなど、障害のある方の雇用に対する企業の関心も、年を追うごとに高まっていると言えるでしょう。株式会社LITALICOは、就職を目指す障害のある方のための就労移行支援事業所「LITALICOワークス」を全国で運営しており、これまでに5,000名以上が企業への就職を果たしています。こうした障害のある方の「働きたい」を支援するのが、障害者総合支援法に定められた就労系障害福祉サービス(就労移行支援事業・就労継続支援A型事業・就労継続支援B型事業)です。これらの事業所は2016年10月時点で全国に17,000近くあり、3年前と比べて約 1.4 倍に増加しています※1。ところが、障害のある方の就労・雇用への関心の高まりや、障害のある方を支援する事業所数の増大にもかかわらず、実際に就職を目指す障害のある当事者にとっては、必要な情報が十分に届いていない、自分にあった支援にたどり着くことが難しい、という課題が残っています。※1 厚生労働省「平成28年 障害者雇用状況の集計結果」よりUpload By 鈴木悠平(発達ナビ編集長)LITALICO仕事ナビが昨年12月に就労支援事業所を探したことのある方(877 名)を対象に実施した調査では、就労支援事業所を探すにあたり困ったこととして、8割以上(81.4%)の方が、「自分にふさわしい事業所の探し方がわからなかった」の項目に「(非常によく/まあ)あてはまる」と回答しました。※2また、就労支援事業所をどのように探したかという問いに対して、「パソコン(PC)で検索した」の項目に 「(非常によく/まあ)あてはまる」と回答した方が最も多く、6割以上(64.5%)に上っています。※2しかし、就労支援事業所としては、インターネットでの情報発信には費用や手間がかかることや、現利用者への支援で手一杯になってしまうなど、新しい利用者を集めるための活動が難しい状況にある場合も少なくないようです。厚生労働省の調査によると、就労移行支援事業所の7割弱は定員に達していないというデータもあります。※3就労支援事業所は、それぞれが特色のあるサービスを提供しているものの、利用を希望する方にとって、どの事業所が自分に合った事業所かを探す手段に乏しいのが現状と言えるでしょう。※2 LITALICOプレスルーム掲載、LITALICO仕事ナビ実施の調査より※3 厚生労働省 「平成 28 年 社会福祉施設等調査の概況」よりプレスルーム: 働くことに障害のある方と就労支援事業所をマッチングする情報サイト「LITALICO仕事ナビ」を2018年3月開始Upload By 鈴木悠平(発達ナビ編集長)昆野「私はこれまで、LITALICOワークスの複数のセンターで就労支援に携わるなかで、さまざまな特色ある魅力的な事業所さんと繋がってきました。障害のある方の就労に向けたニーズや、必要とする情報や支援の性質は一人ひとり異なります。LITALICOワークスに限らず、お住まいの地域にあるさまざまな就労支援事業所を比較検討し、ご自分に合った支援に繋がってほしいという思いがありました。ですが、障害のある方も、そもそもどうやって就労支援事業所を探して良いのかわからなかったり、事業所の運営者さんたちも、日々の支援と、地域への情報発信をなかなか両立することが難しいという課題もあるようです。今回、LITALICO仕事ナビのオープンに先立ち、さまざまな事業所さんと意見交換をさせていただいていますが、インターネットでわかりやすく、多くの当事者に情報を届けていくことの重要性は、多くの方が実感しておられました。LITALICO仕事ナビを通して、多くの事業所さんに、事業所の特色や、支援に対する想い、プログラムの内容などを発信していただきたいと思っています。」Upload By 鈴木悠平(発達ナビ編集長)勝俣「LITALICOワークスの新規拠点開設担当として、各地で障害のある方向けの就職相談会を行うなかで、忘れられない一言があります。精神障害のある当事者の方に、就労移行支援サービスについてご説明した際、「あと1年早く、こんな支援制度があることを知りたかった。そうすれば私の人生はもっと変わっていただろうに…」と言われたんです。その方は、精神障害によって以前の仕事を辞め、病院での治療を受けたのちにご自身で就職活動を始められたそうです。しかし、ご自分の障害について企業にどう説明すれば良いか、ご自分の症状や体調に合わせて働けるにはどのような仕事・企業を選べばよいかといった、障害のある方の就職活動におけるノウハウを持たれないなか、なかなか内定を得ることができませんでした。一年間、就職活動を続けるなかで、貯金もだんだんと減っていき、また一緒に暮らすご家族の健康状態にも変化があり…と、再就職に向けた"溜め"がなくなっていくなかで、就職に対して希望が持てない状態に陥ってしまっていたのです。障害のある方が就労に至る方法はさまざまですが、ご自分の環境や願いにあった選択をするためにも、適切な「情報」を得ることや、就職活動に伴走する「支援者」に繋がることは、とても重要だと感じています。あの日お会いした方のように、情報や支援に繋がることが出来ず困っている方は全国にもっとたくさんいるのではないか…こうした状況をなんとかしたいという思いから、LITALICO仕事ナビの立ち上げに携わっています。」LITALICO仕事ナビのサービス概要「LITALICO仕事ナビ」は、働くことに障害のある方と、障害のある方の「働きたい」を支援する就労支援事業所双方の課題を解決するプラットフォームです。障害があり、仕事を探しているユーザーの方々は、LITALICO仕事ナビ上で多くの事業所情報を閲覧・比較することができ、現利用者の障害種別や施設運営のこだわりポイント、就職者実績などを調べることで、ご自分の状況に最適な就労支援事業所を選んでいただきやすくなります。また、障害のある人の「働きたい」を支援する、就労支援事業所の方々は、LITALICO仕事ナビ上で自身の事業所紹介ページを設けることができます。ページ運営や問い合わせ管理をLITALICO仕事ナビ上で一括して対応することが可能となり、事業所を探す新規利用者の方々への情報発信に必要な時間や費用を減らし、現在の利用者の方々への支援に一層注力できる環境を提供します。LITALICO仕事ナビのサービスを通して、障害のある方、就労支援事業所双方のお悩みを解決し、一人ひとりが自分らしく働ける社会の実現を目指します。Upload By 鈴木悠平(発達ナビ編集長)撮影: Junichi Takahashi
2018年03月26日就労移行支援とは?出典 : 就労移行支援は障害者総合支援法に基づいた障害福祉サービスです。就労を希望している障害・難病がある方に対して、働くために必要な知識・能力を身につけるトレーニングや、その人に合った職場探しのサポート、就労後の職場定着までのアフターケアを行います。就労移行支援の利用者は、就労移行支援事業所に通所してサービスを利用します。事業所は2015年2月現在、全国2952ヶ所に所在しています。社会福祉法人、NPO法人、民間企業が経営主体となっており、事業所ごとにサービス内容や雰囲気は様々です。就労移行支援の利用対象と利用期間は?出典 : 就労移行支援サービスを利用するきっかけは様々です。特別支援学校や大学を卒業した後に初めての就労に向けて利用する方や、障害や病気のためにこれまで働いていた職場を退職することとなり、就労移行支援を通して再び新しい仕事に就こうとする方もいらっしゃいます。就労移行支援では利用できる年齢や条件、原則の利用期間が定められており、サービスを受けるためには条件を満たしていることが求められます。就労移行支援サービスを利用したい場合、下記の3つの条件を満たしている方が対象になります。①身体・知的・精神障害や難病のある方②企業等での就労または開業を希望する方で、就労が可能と見込まれる方③原則18歳以上から65歳未満の方また障害者手帳を持っていない方でも、障害福祉サービス受給資格および医師の意見書等があれば、自治体の判断により利用可能な場合があります。※市区町村によって異なるので、お住まいの市区町村の障害福祉担当窓口に問い合わせてみてください。就労移行支援の利用期間は原則2年間以内となっています。この2年の間に、職業訓練や職場探しなどのサポートを受けて就労を目指していくことが、この制度の原則です。ただし、必要性が認められれば、最大12カ月の更新が可能です。就労移行支援ではどんなことをするの?出典 : 就労移行支援サービスは「職業訓練」・「職場探し」・「職場への定着支援」の3つの役割を担い、就労を希望する方の一連の就労活動をサポートします。Upload By 発達障害のキホン一般企業等への就職に向けて、事業所内や企業に通いながら就労に必要な知識・能力の向上を図ります。プログラム内容や、得意としている就職支援の種別は事業所ごとに異なるため、自分に合ったプログラムを実施しているかどうかを事業所選びの段階で調べる必要があります。参考としていくつかのサービス内容の例をまとめました。(例)・ビジネスマナー、挨拶、身なり等の習慣づけ・コミュニケーショントレーニング・パソコントレーニング(Officeソフトのスキル向上・基本情報処理)・基礎学習(読み・書き・計算等)・個人の適性に合わせた能力開発訓練・職場見学・実習などプログラム内容は、個々人で立てられた支援計画の目標や進捗状況に応じて変わってきます。また、事業所内での訓練だけでなく、職場訪問や実習等による外部での訓練機会との組み合わせで支援が行われます。就労移行支援では、利用者の適正に合った職場探しをサポートします。ただし、就労移行支援事業所が直接、職業紹介を行うことは制度上できません。そのため、主にハローワークや障害者就業・生活支援センター、障害者職業センター等と連携し、本人にとって最適な職場を見つけるサポートを行うことが、主な役割となります。就労移行支援事業では、原則として就職後6ヶ月間の職場定着支援を行います。企業や就労した本人と定期的に面談し、それぞれの相談などに対応します。6ヶ月間かけて徐々に介入度合を下げていき、最終的には、企業と就労した本人が自立して働き続けられるようにサポートすることが目的です。就労移行支援のメリットと注意点は?出典 : 働くことを目指す障害のある方にとって、就労移行支援サービスは上記のように様々な支援を受けられるメリットがあります。障害があることを明かさないまま自力で就労活動をしたいなど、就労に向けて身につけたいスキルがあるなどの利用者本人の希望と、事業所が提供するプログラムや支援方針が合わないケースもあります。そのため、就労移行支援のメリットと注意点を踏まえた上で、自分の希望に合った事業所選びをすることをおすすめします。就労移行支援サービスは職業訓練・職場探し・職場への定着支援などの一連のプロセスをサポートしてくれるサービスです。障害があるかどうかに関わらず、就労活動を一人で行うことは孤独や様々な困難が生じます。専門的なスタッフの就労移行支援を受けることには、以下のように様々なメリットがあると言えるでしょう。・職業訓練で就労に必要な知識・能力を身につけることができる・事業所に通うことで社会性を身につけることができる・障害があることを明かして、適切な配慮を受けながら就職活動ができる・ハローワークなどと連携して、自分のスキルや障害特性に合った職業を紹介してくれる・事業所で真面目に取り組んでいた様子が企業に伝わりやすい・就職後、職場への定着支援を実施してくれる・仲間ができる参考までに、実際に利用したことがある方や就労移行支援に詳しい方々の体験談をまとめてみました。就労移行支援に通うメリット・就職するにあたっての訓練ができる(特に就労経験が乏しい人にはおすすめ)・履歴書や職歴書の添削や面接練習の指導(ハロワでもやってもらえるが、普段の訓練の様子を見てもらっている移行支援のほうが、より細かな指導が可能)・毎日出かける場所の確保、人との交流もできる・各種情報が手に入る精神障碍者だと公開して求職するなら、就労移行支援施設は有効かもしれません。履歴書等とは別に、障害症状の補足やら、施設利用実績(病欠・遅刻等を含め)を作成してくれる事もありますから。就労移行支援サービスを受けられるのは、就職を目指す、障害や難病のある方が対象です。しかし、就職活動をするに当たって、自身の障害を明かすことに抵抗がある方もいます。また、障害者雇用枠での求人条件が自分のスキルや目標とマッチしない場合もあります。従って、就労移行支援を使って就職活動をする際には、自身の障害をオープンにするかどうか、どの求人枠に応募するかなど、事業所のスタッフとよく話し合いながら進めることが大切です。また、就労移行支援事業所ごとに支援の方針や実施プログラムの内容、スタッフや利用者の雰囲気も異なるため、自分に合ったサービスを受けられるとは限りません。事前にその事業所の特徴をよく見極めて利用を決めることが重要です。周りのモチベーションが違いすぎます。週に一度来るかこないかの人や、デイケアのような仲良く話ができるようなコミュニケーションを取れるように来てるみたいな人が居ます。昨日も些細なことで他の障害の利用者が怒り出しトラブルになりまして。正直精神的に参っています。私は就労移行に半年近く通ってますが、やることはパソコンのタイピングなどの単純作業や、内職や外の企業からとってきた作業などの軽作業、事業所の掃除、SST(教えられることは挨拶の練習や癇癪をおこさない、上司に怒られたときいいわけをしないなど小学生レベル)などやることはくだらないことばかりで利用者に与えられるお金はほぼゼロ。半年も通ってるのに就活はさせてもらえず、就活をしたいといってもなにかと理由をつけてあしらわれるのが現状。就労移行とは名ばかりだと思います。就労移行支援事業所はどう選んだらいいの?出典 : 就労移行支援事業所は、全国に2952ヶ所(2015年2月現在)で開所されており、サービスの実施内容や施設の雰囲気も事業所ごとに異なります。そのため、就労移行支援事業所を利用するにあたって、本人に合った事業所を選ぶのはひと苦労です。発達ナビQ&Aにも下記の質問が寄せられていました。「27歳女です。現在無職、3ヶ月ほど経ちました。前職は障害をオープンにしていましたが、「働けるような状態ではない」と言われ、退職しました。就労移行支援、あるいはそれに準ずるものを受けたいと考えているのですが、調べてみてもあまりにも多くて、選び方がわかりません。この歳でこれ以上の失敗できないと考えると行動に移すのにも勇気が要ります。周りに頼れる人もいませんし……貯金もほとんどなく、焦りだけでどうにかなりそうです。」自分に合った事業所を選ぶために、事業所選択の前にいくつか考えておくべきポイントがあります。自分の目的や事業所の実績・雰囲気など、重視すべきポイントを整理した上で、市区町村の窓口へ相談し、事業所への見学・体験を行うと良いでしょう。自分に合った仕事に就くためにも、就労移行支援事業所選びは大切なプロセスになってきますので、慎重に考えることをおすすめします。以下では、自分に合った事業所を選ぶためのポイントと、実際に事業所を選ぶまでの見学・申請プロセスを紹介します。就労移行支援事業所を選ぶ上では、以下のポイントを参考に、就職を目指す本人の意思や理想と、実際に選ぶ環境とをすり合わせることが大切です。①事業所のプログラム内容は自分の目的に合っているか就労移行支援を利用する上で、本人が伸ばしていきたいスキルなどの目的と、事業所が実施しているプログラムの内容が合っているかどうかの見極めが大切になってきます。職業訓練や定着支援のプログラムの内容を確認することに加えて、見学・体験を行うことをおすすめします。②これまでの就労実績就労移行支援事業所の就労実績を確認し、本人が希望する職種への実績があるかなど加味して考えることをおすすめします。③事業所の雰囲気は合っているか事業所ごとにスタッフや利用者の雰囲気もさまざまです。就労に向けた訓練に集中できる環境かどうか、また人間関係が良好に築けるかなど、見学や体験を通して事業所の雰囲気を見極めることが大切です。自分に合った就労移行支援事業所を見つけるためには、実際に見学・体験に行ってみることが一番です。スムーズに事業所を見つけられるよう、下記を参考に行動することをおすすめします。①お住まいの市区町村の窓口へ相談お住まいの市区町村の障害福祉担当窓口または「障害者就業・生活支援センター」で就労移行支援事業所の紹介を行っています。まずはそこで就労移行支援サービスを利用したい旨をお伝えください。地域によって事業所数は異なるため、情報収集も兼ねて相談に行ってみることをおすすめします。②いくつかの気になった事業所に見学・体験に行く目星をつけたいくつかの事業所に問い合わせて、見学または体験に行くことができます。就労移行事業所は、事業所ごとに方針や実施内容・雰囲気等が異なります。目標とする就労形態や職種、伸ばしたいスキル等に応じて、自分に合った事業所を探しましょう。③事業所を決めたら市区町村の窓口に申請に行く就労移行支援事業所を決めたら、お住まいの市区町村の障害福祉担当窓口で利用申請を申し込むことができます。申請が承諾され手続きが完了すれば事業所に通うことができます。利用申請はお住まいの市区町村の障害福祉担当窓口にて行うことができます。実際にサービスの利用許可が出るのは申請から約1ヶ月程度と言われています。①市区町村の窓口に申請し、所定の用紙に項目を記入し提出する②認定調査員が本人や家族に対して聞き取り調査を行い障害支援区分の認定を行う③認定されたらサービスの利用意向聴取を受ける④サービス等利用計画案の作成(マイプラン作成)⑤個別支援計画が作成され計画に沿ったサービスを受けることができる就労移行支援の利用料金はどうなっているの?出典 : 就労移行支援サービスは、前年度の所得額に応じて利用月額料金が変わってきます。世帯ごとの利用料金の変化はありますが、ほとんどの方が低料金で利用していることが特徴です。就労移行支援サービスの利用額は世帯ごとの前年度所得に応じて、利用月額が0円に免除される場合と、1割の自己負担が発生する場合があります。世帯の範囲は利用される本人と配偶者を差しており、本人と配偶者の前年度所得を参考に負担額を決定します。親の所得は本人の前年度所得には換算されません。月額負担料金の目安として、下記を参考にしてください。・生活保護受給世帯…0円・市町村民税非課税世帯…0円・前年度所得約300万円以上~約600万円以下の方…9,300円・前年度所得約600万円以上…37,200円ただし、就労移行支援事業所に通う交通費や食費、その他就労にかかる費用は基本的には自己負担になります。事業所によって交通費等が支給している場合もありますので詳しくは各事業所にご確認ください。厚生労働省「障害者の利用者負担」就労移行支援だけではない!就労継続支援とは?出典 : 就労移行支援を利用したけれども就労に繋がらなかった場合は、就労継続支援サービスを利用することによって、福祉事業所で仕事をすることができます。就労移行支援を利用したが企業への一般就労に結びつかなった等の理由があり、ある程度の支援があれば就労することができる方を対象としたサービスです。施設と利用者で雇用契約を結び、働くことができます。就労移行支援や就労継続支援A型の利用経験がありますが、年齢や体力の面で雇用が困難な方を対象としたサービスです。施設との雇用契約は結びませんが、生産性にこだわらず自分のペースで働くことができます。まとめ出典 : 就労移行支援は2006年に障害者自立支援法に基づくサービスとしてスタートしました。就労移行支援を含め、就労系障害福祉サービスから一般就労に繋がった方は、約10年間で4倍以上に増加したと言われています。それに伴い企業の障害者雇用率も増加しています。これまで説明してきた通り、一口に就労移行支援といっても事業所ごとにプログラムは様々です。また、障害をオープンにして就職活動をするか、障害者雇用枠での求人に応募するかどうかなど、就職活動の方向性についても注意が必要です。就職に向けて様々なサポートを受けられることは就労移行支援の大きなメリットですが、何より大切なのは、就労を希望するご本人の意向に合わせた就職活動をしていくことです。事業所ごとのプログラムやスタッフの様子などをよく見た上で、ご自分に合った就労移行支援事業所を探してみましょう。厚生労働省「障害福祉サービスの利用について」厚生労働省「就労移行支援について」厚生労働省「障害者の方への施策」厚生労働省「精神障害者に対する医療の提供を確保するための指針等に関する検討会」ワークス(就労支援サービス)
2016年08月22日ジャストシステムは、子どもがいる20代~40代の女性560名を対象に「母親の就労に関するアンケート」を実施した。調査期間は1月28日~30日。専業主婦を対象に、1年後の就労形態について、現時点での希望を尋ねたところ、47.2%が何らかのかたちで「1年後には就労したい」と考えていることがわかった。就労形態については、「会社・組織に所属し、時間や曜日限定で就労したい」(32.7%)が最も多く、続いて「会社・組織に所属し、フルタイムで就労」(7.4%)、「会社・組織に所属し、在宅で就労」(2.9%)、「家族や友人知人を手伝って、就労」(2.3%)、「フリーランスで業務を請け負い、就労」(1.3%)、「起業し、経営者として就労」(0.6%)となっている。1年後に就労したいと回答した人に、新しく仕事に就く上で、心配や不安なことを聞くと、最も多い回答は「自分のスキル・知識」(47.3%)で、2位の「子どもの病気・ケガ」(44.5%)を上回った。3位は「仕事と家事のバランス」(43.8%)だった。新しく仕事をするうえで利用したいサービスについて尋ねると、「病児・病後児シッター(小学生以上も利用可)」が34.2%で最も多かった。次いで「学校や自宅などへの送迎付き子ども向け教室」(28.1%)、「学校や自宅などへの送迎付き学習塾」(17.1%)となっている。現在就労中の母親にも、仕事と育児を両立していくうえで利用したいと考えるサービスを尋ねたところ、家事負担を軽減するサービスの利用意欲が高いことが分かった。「家事代行サービス」は就労中の母親の13.3%が利用したいと考えるのに対し、専業主婦は6.2%、「食事の宅配サービス」は就労中の母親は11.6%が利用したいのに対し、専業主婦は9.6%だった。
2015年02月12日障がい者における障害年金請求代行業者であるステラコンサルティングは5日、精神疾患や身体障がい等で通常就労が困難な人の社会復帰を促進させることを目的とした在宅ワークのマッチングサイト、「Handwork CAFE」の本格運用を開始した。同社は民間企業や一般顧客から、主に在宅で行うことのできる業務(Web関連制作、名刺やチラシなどPOPデザイン、点字刻印、ブログカスタマイズ、データ入力等)を同サイトを通じて受託し、その業務を登録者に委託する。委託する業務は、直接の就労よりも負荷の軽いものとし、専属の担当が登録者の業務進捗を管理することで、社会復帰の足がかりにしていくとのこと。また、登録者に対し、日常生活に関する助言なども提供するという。その一環として、同社のグループ会社である、社会保険労務士事務所ステラコンサルティングの社会保障制度活用に関する助言相談・情報提供サービスを無料で提供することが決定している。業務を発注する企業に対しては、助成金情報など、障がい者就労に関する支援策の提案や、手続きの代行サービス、ホームページ等での「Handwork CAFE」ロゴの利用許可などの、付加価値を提供する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月14日がん患者の就労と家計に関する実態とはアクサ生命保険株式会社は、がん患者の就労・雇用の実態に関する調査・研究を行うキャンサー・サバイバーズ・リクルーティング・プロジェクトと共同で、「がん患者の就労と家計に関する実態調査」を実施した。個人事業主は72%が休廃業29日に発表した同調査の結果によると、がんになった後、依願退職や解雇、廃業などで仕事を継続できなくなったという人が回答者の21%に上っていることがわかった。さらに個人事業主では72%が休業や廃業、業務縮小などを経験するなどの仕事への影響の大きさが明らかとなった。年収は平均36%減少なお、収入の平均減少率は、年収の36%に及んでいる。そのため、58%の人は生活を切り詰め、子どもの進路や進学を変更したり、住宅取得を断念したという回答もあったという。「がん」にかかってしまったら、収入や家族の生活の心配をせずに治療に専念したいところ。政府による補助など、支援制度の確立が望まれる。
2010年11月03日がんと生活の調査アクサ生命と、がん患者の就労や雇用に関する調査・研究を行う「キャンサー・サバイバーズ・リクルーティング・プロジェクト」は、共同で「がん患者の就労と家計に関する実態調査」を行い、10月29日に結果を公表した。これは、がん患者の就労状況と、それが生活に及ぼす影響を調査したもので、本年6月~7月にアンケート形式にて実施された。回答数は全国のがん患者855名。※画像はイメージ5つの課題今回の調査の結果、大きく分けて5つのことが明らかとなった。1番目は「仕事への影響」で、がんのために依願退職や廃業など、仕事を続けられなくなった人が21%にのぼった。さらに休職・休業中が9%、職場で配置転換となった人が6%。2番目は「がん罹患による収入の変化」で、収入が減少したとの回答が67%にのぼり、かつ平均年収減少率は36%という明白な数字が示された。3番目は「個人事業主への影響」の項目で、がんのために休業や業務縮小、代替わりなど「事業が影響を受けた」と回答した個人事業主は、72%となった。生活と治療方針4番目は「生活への影響」で、がんのために生活を切り詰めていると回答した人が58%、さらに子供の進路等の変更が4%、住宅取得を断念が3%、配偶者が働き始めたの回答が3%など、がんの罹患が非常に多くの面で、生活に影響を与えていることが伺えた。5番目は「就労状況の変化による治療方法への影響」で、治療方法が変わらないとした人が90%、治療法の変更や中止をした人が9%となった。これについて調査では「生活費を切り詰めて治療費を捻出していることが推察される」としている。全体を通して、がんは健康上の問題だけでなく、深刻な生活上の問題も伴うことを訴える結果となった。
2010年11月01日