演歌歌手の小林幸子が17日に自身のアメブロを更新。ウイルス性気管支炎になり沢山届いた品を公開した。7日のブログで、小林は自身について「10日ほど前から、ウイルス性気管支炎になり」と明かし「声が全然出ない状況でした」と告白。「喉は完全復活していませんが。体はとっても元気なんです!!」と述べつつ「60年歌ってきて初めてのこと」だといい「しっかり直してきますので、もうちょっと待っててね!!」(原文ママ)とつづっていた。この日は、ウイルス性気管支炎になったことを公表してすぐにファン達から沢山ののど飴が届いたことを写真とともに報告。「ありがとうね」と感謝を述べ「ずっと毎日舐めてたので、もうかなり少なくなっちゃってる」と明かした。続けて、前日に病院を訪れたことを報告し、医師から「95%治ってます!!」と言われたことを説明。「安心した」と安堵した様子で述べ「これからもケアしながら、過ごします!さあ今日は、DJのレッスン」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年04月18日歌手・小林幸子(70)が、28日に行われる『ニコニコ超会議2024』内の「超踊ってみた」ブースに登場する。その際、ギャルファッションに身を包んで「さちぴ☆」として、ボカロ楽曲を中心とするDJパフォーマンスや生歌唱を披露する。「ラスボス」の愛称で親しまれ、これまでニコニコ超会議でさまざまな豪華衣装と熱いパフォーマンスを披露してきた小林が、今年は「ギャル」に。今回のテーマの「ギャル」は、1990年代から2000年代前半の平成ギャルブームから約20年の時を経て、Z世代を中心に再燃しており、Y2K(=Year2000)と言われる厚底ブーツやルーズソックスなど当時大流行したアイテムを取り入れたファッションのほか、TikTokではパラパラの動画投稿も増加するなど広く盛り上がりを見せている。また、昨今のギャルブームはファッション以外にギャル特有の“マインド”も注目され、「前向きな姿勢」「人に振り回されない」「嫌なことがあってもクヨクヨしない」などポジティブな姿勢が、疫病・天災・不景気など複雑な社会を生きる若年層に共感を呼び、心の面でもギャルへの憧れが生まれている。小林はこれまで、「日本にニコニコを届ける」をコンセプトに、ニコニコの各イベントで巨大衣装での歌唱のみならず、プロレスラー、ヘヴィメタル、サウナの支配人など、さまざまな衣装とパフォーマンスを披露し、日本全国に笑顔と元気を届けてきた。常に明るくポジティブな姿勢のまさに“マインドギャル”な小林が、今回「ギャル界のラスボス・さちぴ☆」として「超踊ってみた」ブース登場し、ボカロ楽曲のDJパフォーマンスや生歌唱をするほか、ゲストとしてギャル雑誌「egg」のモデルや、ギャルファッションに身を包んだ踊り手も登場し、楽曲に合わせてパラパラを披露していく。■小林幸子これまでニコニコ超会議では、いろんなことにチャレンジしてまいりましたが、今年は小林幸子芸能生活60周年でございますので、さらにパワーアップしてみんなと一緒に楽しみたいと思っております。今回のビジュアルどうでしょうか、かわいいでしょ?え、怖い?私も最初できあがってから見てびっくりしましたけれども(笑)、評判いいですよ、かわいいと思います。リアクションちゃんとかわいいって言ってね!それでは当日、生で皆さんに会えるのを楽しみにしております!
2024年04月11日演歌歌手の小林幸子が9日に自身のアメブロを更新。ものまねタレントのコロッケからの差し入れを公開した。7日のブログで、同日に開催されたコロッケ主催の能登半島地震復興チャリティーイベント『コロッケ遊園地 in 熊本!! 笑顔ある未来へ』に出演したことを報告していた小林はこの日、コロッケから差し入れがあったことを明かし「ちくわサラダ?だったかな ちくわの中に、ポテトサラダが入っていて揚げられています」と紹介した。続けて「熊本の皆さんには、当たり前の食べ物で、おべんとうのヒライさんの定番商品だとか」と述べ「ポテサラが入ってることで、子どもが食べやすそう」とコメント。「本当ならビールを頂きたいところだけど、我慢しました」とつづり、差し入れされた品を食べる自身の写真を公開した。また「熊本空港が凄い!!」と述べ、出発するまでの時間を満喫したことを説明。「地震の被害に遭い、昨年新しくなった空港!充実しすぎ」とコメントし「フードコートもお土産屋さんもおしゃれ お寿司屋さん、ラーメン屋さん、クラフトビールの店、馬肉の店などなど、沢山あります」と空港内の様子を明かした。また「今回発見して、美味しかったのが」と述べ、五木屋本舗『手づくり油揚げかりふわ』と「からし蓮根味のポップコーン」を紹介。「両方お土産にも最適」だといい「おいしかった~!!!!熊本空港、ぜひ行ってみてー」と呼びかけ、ブログを締めくくった。
2024年04月10日演歌歌手の小林幸子が7日に自身のアメブロを更新。ウイルス性気管支炎で声が全然出なかったことを明かした。この日、小林は自身について「10日ほど前から、ウイルス性気管支炎になり」と明かし「声が全然出ない状況でした」と告白。「ここ数日で少しずつ復活して」と述べ、同日に開催されたものまねタレントのコロッケ主催の能登半島地震復興チャリティーイベント『コロッケ遊園地 in 熊本!! 笑顔ある未来へ』に出演したことを報告し「約2週間ぶりになんとか歌うことができました」とつづった。続けて「喉は完全復活していませんが。体はとっても元気なんです!!」と述べつつ「明日のクリスタもお休みさせて頂きます。ごめんなさい」と謝罪。「60年歌ってきて初めてのこと」だといい「しっかり直してきますので、もうちょっと待っててね!!」(原文ママ)と呼びかけた。最後に「今日のイベントは、コロッケちゃんの故郷熊本、そして能登を応援するイベントで」と説明し「なんとか2曲だけど、歌えてよかった」と安堵した様子でコメント。「コロッケちゃん、そしてくまモン、ありがとう」と感謝を述べ「今度は、もっと沢山歌いに行きますね」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年04月08日WOWOWで放送・配信中の『連続ドラマW 坂の上の赤い屋根』の撮影現場を、原作者の真梨幸子が訪問した。“イヤミスの名手”とも呼ばれる真梨の同名小説をWOWOWが連続ドラマ化。18年前に起きた凄惨な「女子高生両親殺害事件」を小説にしようとする編集者・橋本(桐谷健太)や新人作家・沙奈(倉科カナ)たちが、取材をする中で事件に秘められた真実に近づいていく。真梨が訪問したのは、橋本の自宅での重要シーンの撮影日。自作の映像化を目の当たりにした撮影現場では、主人公の部屋に貼られている事件の資料など細部にまでわたる丁寧な作りこみや瞳の奥に何かを秘めた橋本を演じる桐谷の熱演に終始興奮の様子。また、実際に完成した本編を観て太鼓判を押す熱いコメントも寄せた。3月17日(日) 放送の第3話では、「小説を書く沙奈の正体は“女子高生両親殺害事件の彩也子”」という疑惑が浮上。一方で、「女子高生両親殺害事件」の主犯格として服役中の大渕秀行(橋本良亮)と、その大渕と獄中結婚した法廷画家の礼子(蓮佛美沙子)の物語が進行していく。併せて、最終話までの今後の注目シーンの場面写真も一部初公開された。『連続ドラマW 坂の上の赤い屋根』■原作者:真梨幸子 コメント・撮影現場の様子をご覧になって撮影中、橋本の部屋という設定の現場にお邪魔しました。まず目を引いたのが、壁に貼ってある資料の数々です。週刊誌や新聞の切り抜きだったり、メモだったり。その内容があまりに緻密で、「画面にはほとんど映らないであろう小道具にまでこんなにこだわっているなんて」と驚きつつ、この作品の成功を確信しました。まさに、神は細部に宿る。ディティールにこだわった作品は勝利する……という言葉通りの現場でした。小道具だけではなく、役者さんたちのこだわりにも感嘆いたしました。役に合わせて減量なさった方、そして、増やした方。桐谷さんは、後者でした。桐谷さんといえば細マッチョなイメージだったのですが、現場でお会いした桐谷さんは恰幅がよく、「あ、橋本がいる!」と足がすくむ思いでした。桐谷健太というキラキラなオーラを消し去り、橋本がまとう負のオーラを見事に再現されていました。その数カ月後、完成披露試写会で再びお会いすることになったのですが、そこにいたのは、細マッチョなキラキラな桐谷さん。いやー、つくづく凄い役者さんだな……と、感服いたしました。・今後の見どころなど視聴者の皆様へのメッセージ原作のどんでん返しを、映像でどのように表現されるのかとても楽しみでした。結果は、期待以上のものでした。思わず、1話から再視聴してしまうほど。なるほど、いたるところに伏線がありました。さりげないセリフ、仕草、小道具、すべてに意味がありました。ルビンの壺のごとく、それまでそうだと思っていたものがすべて逆転する快感。視聴者のみなさまにもぜひ、味わってほしいと思います。二度見は必至です!■主演:桐谷健太 コメント真梨先生と初めてお逢いしたのは、僕が演じた橋本が住む部屋の撮影の日でした。真梨先生とお逢いして、お話した時の印象は、『坂の上の赤い屋根』という作品を書かれたとは思えないほど、穏やかで明るい方だなぁと思ったことです。だからこそ作品の登場人物の心の闇がトグロを巻いていることに共感や興味を抱きました。誰にだって光と闇があり、人の数だけ真実がある。改めてそう感じた1日でした。ストーリーが進むほどに登場人物たちの黒い渦が強くうねり、ぶつかり合い、拡がり、観ている人の心にまで浸透するような作品になっています。人の数、それ以上に真実があるので、物語と共に登場人物の印象や共感性も変わっていくはずです。あなたがどの真実を選び獲るのか、楽しみにしています。<番組情報>WOWOW『連続ドラマW 坂の上の赤い屋根』毎週日曜午後10時 【WOWOWプライム】【WOWOW4K】にて放送中【WOWOWオンデマンド】第1話無料配信中出演:桐谷健太倉科カナ橋本良亮床嶋佳子工藤美桜七五三掛龍也西村元貴/宮崎美子渡辺真起子蓮佛美沙子斉藤由貴原作:真梨幸子『坂の上の赤い屋根』(徳間文庫)監督:村上正典(『フジコ』第32回ATP賞テレビグランプリ 特別賞・非放送系コンテンツ部門)脚本:吉川菜美(『連続ドラマW 湊かなえ ポイズンドーター・ホーリーマザー』)音楽:やまだ豊、南方裕里衣プロデューサー:村松亜樹(WOWOW)、橋本芙美(共同テレビ)、関本純一(共同テレビ)制作協力:共同テレビ製作著作:WOWOW公式サイト:真梨幸子・原作「連続ドラマW5人のジュンコ」:
2024年03月16日歌手の小柳ルミ子が24日に自身のアメブロを更新。ライブに来てくれた演歌歌手の小林幸子との2ショットを公開した。この日、小柳は「歌謡界全盛だった昭和の時代を共に歩んで来た仲良しの小林幸っちゃん」と述べ「お忙しい中LIVEに来て下さいました」と小林が自身のライブに来てくれたことを報告。「本番中 私の真正面に座ってた幸っちゃんとまぁ~漫才の様にお喋りして私も楽しかった」とライブ中の様子を振り返り「お客様も爆笑」だったことを明かした。続けて、自身について「今回を含め4回骨折をした」といい「その内3回は幸っちゃんと会ってるのよ」と説明。「1stage幸っちゃんが花束を持って登壇して下さいました」と花束を持ってステージに上がる小林の姿を公開し「幸っちゃんの愛のあるお話に私泣きそうになりました」と感激した様子でコメントした。また「これからもお互いに助け合いながら労わり合いながら頑張りましょうね」と呼びかけ、小林との2ショットを公開。「幸っちゃん大好きだよ」と述べ「本当に有難うございました 又お食事行きましょうね」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「素敵なお仲間ですね」「胸が熱くなりました」「強い絆で結ばれてるんですね」などのコメントが寄せられている。
2024年01月25日ラジオアプリ「GERA」内で配信中の番組『ぴあ presents クリープハイプ尾崎世界観とラランド ニシダのダブルスタンダード』の初イベント『#尾崎ニシダラジオ in 下北沢』が、3月12日(火) に東京・北沢タウンホールにて開催されることが決定した。本番組では、小説家としての一面もある尾崎世界観と芸人・ニシダが文学について掘り下げ、その周りにあるコンテンツについてトークを展開。テーマごとにリスナーからメールを募る通常回のほか、『PIA MUSIC COMPLEX 2023』での公開収録回や本屋でのロケ回もお送りしている。イベントでは、番組の公開収録以外にも芸人ゲストのネタ披露、パーソナリティ2人とゲストを交えたトークなどの企画を予定。ゲストは後日発表される。チケットは、本日より番組最速先行を受付中だ。<イベント情報>『#尾崎ニシダラジオ in 下北沢』3月12日(火) 東京・北沢タウンホール18:00 開場 / 19:00 開演出演:尾崎世界観 / ラランド ニシダゲスト:後日発表【チケット料金】指定席:3,500円(税込)■番組最速先行1月24日(水) 23:59まで■一般発売2月10日(土) 12:00()
2024年01月16日【中編】小林幸子圧巻の“ラスボス衣装“のきっかけは「あがり症対策」だったより続く天才少女と呼ばれた10歳での鮮烈デビュー、見る者すべてを圧倒するド派手な衣装で“大晦日の風物詩”となった時代を経て、近年ではインターネットの世界で新境地を切り拓き、いまや親子3世代から幅広く支持される歌手・小林幸子さん(70)。古希を迎え、2024年にはデビュー60周年を控える。長年、出場を続けた『NHK紅白歌合戦』では、ド派手な衣装が話題をさらい、いつしか彼女の歌と大掛かりな豪華衣装は年末の風物詩にもなった。26歳で初出場して以来、33年連続で出場してきたが、’12年の大晦日。NHKホールに小林さんの姿はなかった。その年、小林さんの事務所スタッフ2人が退社すると、小林さんへのバッシング報道が相次いだ。イメージが大きく毀損したなかでの紅白“落選”だった。そのとき抱いた率直な思いを聞きたかった。「悲しかったのか、悔しかったのか、また絶対出てやるなのか、二度と出てやるもんかなのか、どんな感情に?」と記者が問うと、にっこりほほ笑み、こう言った。「それ全部。そのときの気持ちに全部入ってます。それぐらい、一言では表現できない気持ちだった」大きなショックを受けたことは間違いないだろう。そして、打ちひしがれた彼女を支えたのが、前年に結ばれた8歳年下の夫・明男さんだった。だが、バッシング報道のなかには「騒動の元凶は夫」と言わんばかりの記事もあった。「主人は本当に戦友。彼がいなかったら私、ちょっと精神的に参ってたかもしれない。彼ひとりが悪い人みたいな書き方もされていたのに彼、『真実は一つ、時間がたてば必ずわかってもらえる』と、泰然としてるんです。そんな主人がいてくれて、どれほど救われたか」小林さんが「とにかく明るい人」と言う夫・明男さんは再生医療に関わる事業を手掛けている。「若いころ、苦労したからかとても自立していて。夫は料理などの家事を自分がすることをまったくいとわないんです。そして、とても優しいの。先日、歯痛で私の頰が腫れたときは、夜中に湿布を買いに走ってくれたんですよ」なにより、歌手・小林幸子のいちばんの理解者でもある。「私が新しいことを始めようとすると、誰よりも喜んでくれて。『面白いねぇ』って応援してくれます」紅白の連続出場が途絶えた小林さんが見つけた“新境地”はインターネットの世界。踏み込む勇気をくれたのも、明男さんだった。「ニコニコ動画からの出演依頼が来たとき私、躊躇したんです。なにしろ、インターネットといちばん遠い世界で生きてきましたから。そんなとき、主人が教えてくれた言葉に、私はハッとしたんです」このとき、明男さんが伝えたのが「思い込みを捨て、思いつきを拾う」という言葉だった。「主人が手掛ける再生医療は、従来の医療の常識との闘いなんだそうです。柔軟にものごとを捉えないことには前に進めない世界。主人に教えられたその言葉を聞いて、私も思ったんです。つまらない思い込みを捨てられたら、新しい自分が見つかるんじゃないかって」果たして一歩を踏み出した小林さんは「ラスボス」という新しい自分を手に入れた。ボカロ曲を歌い、子どもたちから「サチリン」と呼ばれるようにもなった。最近ではYouTubeで自らのチャンネルを開設し、「YouTuBBA!!(ユーチューババア)」を自称している。窮地を脱し、前を向いて新境地を切り拓いた背景には、愛する夫の支えがあった。そしてーー。「私ね、雑草みたいな生命力があるんです。悔しさをバネにできるんです。悔しさほど、すごいエネルギーを与えてくれるもの、ないです。でもそのエネルギーを『もう一度紅白に』なんてことに使う気はありません。目指してるのは、もうそんなところじゃないから」ちなみに、今年の大晦日、小林さんはどう過ごす予定なのか。「大晦日?ラスベガスです(笑)」23年11月に開催したコンサートのステージでは、観客との間にこんなやりとりがあった。「来年で芸能生活60年。この先、どれぐらい歌っていけるかわかりませんが、せめてあと5年……」ここで客席から「もっと!」と声が上がる。「うれしいじゃございませんか、それじゃ、あと10年ーー」今度は「まだまだ!」の声。「うわ、うれしい。わかりました、私、決めました。あと50年は歌ってまいります!」 デビュー60周年の節目の年も、歌手・小林幸子は進化を続けていく。
2023年12月31日歌手・小林幸子さん(70)のデビューはわずか10歳のとき。デビュー曲は20万枚を売り上げ、「天才少女歌手」ともてはやされるなど、歌手人生は上々の滑り出しだった。しかし、その後は不遇の時代も経験。デビューから『NHK紅白歌合戦』に初出場をはたすまでの奮闘を振り返ってもらった。小林幸子さんは’53年、新潟で精肉店を営む両親のもと、3姉妹の末っ子として生まれた。歌手デビューのきっかけは9歳のとき。父親が娘の名前で勝手に、素人のど自慢番組に応募していたのだ。その番組で見事勝ち抜き、大会の審査員長を務めていた“昭和の大作曲家”古賀政男から声がかかった。これが、小林さんの芸能人生の出発点だった。「もし、9歳の自分にいまの私が声をかけるなら?『ここから、いろいろ大変だよ』かな(苦笑)。でも『けっこう楽しいぞ』って付け加えるかもしれませんね」’64年、10歳になった小林さんは単身上京。同年6月にリリースした古賀作曲のデビュー曲『ウソツキ鴎』は大ヒットを記録。しかし、人気は長く続かなかった。小林さんは「2曲目以降はまったく売れずで」とこぼす。いっぽう、小林さんのデビューと同じ6月、実家が惨事におそわれる。新潟地震が発生したのだ。「幸い家族もお店も被害は少なく無事でした。でも、本当に大変になるのは、そのあと。復興の名のもと、大きなスーパーマーケットがどんどん進出してきたんです。うちみたいな小さな商店のお客さん、みんな持っていかれちゃって」やがて、父母は店をたたみ上京することを決意。東京で改めて家族5人の暮らしがスタートした。しかし、父は新しい仕事をなかなか見つけられず、気付けば末娘が一家の大黒柱に。このとき、小林さんはまだ15歳。「家族の生活費を稼ぐため、私は年齢を18歳と偽って、全国のキャバレーを回り、歌いました」嫌な思いを毎晩のように味わった。舞台で歌っていると「引っ込め」「歌はいいから酌をしろ」と酔客の心ない言葉が飛んだ。ビールを掛けられたこともある。「一生懸命、歌ってたら『うるさい!』と怒鳴られたりね(苦笑)。でも、嫌なことばかりでもないんです。ときにはチップをいただいたり、『レコード100枚買ってやる』なんて気前のいいお客さんも」忘れられない光景がある。「大きなお店になると、託児所が併設されていて。そう、お子さんのいるホステスさんが少なくないの。彼女たち、酔っ払ったお客さんを見送ったあと『ごめんね、遅くなって』と泣いて待つ子どものもとに駆け寄ってーー。これ、思い出すたび、なぜか涙が出てくるの。いつの時代も、生きてくため必死に頑張るお母さん、いるんですよ」目元を拭いながら、小林さんは続ける。「そうやって苦労して、生きる女性たちの人生を垣間見られたことが、もしかしたら私の歌に、深みを与えてくれたかもしれないと思ってるんです。それに、その時代、演歌だけじゃ食べていけなくて。いろんなジャンルの歌を歌いました。そんな経験も、いまの私の中で生きていると思うんです」ヒット曲には恵まれないまま25歳に。そして、’78年の大晦日。彼女の姿は伊豆の温泉街にあった。このとき、小林さんは「これで最後」と思っていたシングルのレコーディングも済ませていた。年が明けて’79年の1月。新春ショーを続ける小林さんのもとに、当時の所属事務所のスタッフから1本の電話が入る。告げられたのは、にわかには信じ難い言葉だった。「さっちゃんの曲が、有線でリクエスト1位になってるらしいよ!」早速、教えられた関西の有線放送の事業所に電話を入れた。「すみません、いま、そちらでリクエスト1位の曲はなんですか?」電話に出た女性は「少しお待ちください」と言うと、何やら紙の資料をめくる音が聞こえてきた。そして、数秒後……。「ああ、『おもいで酒』ですね」小林さんが「これで最後」と覚悟を決めてリリースしたばかりのシングル、そのB面の曲名だった。それでも、まだ信じられない。「あの、歌ってるのは誰ですか?」 「えーっと、小林幸子ですね」小林さんは「思わず、受話器を二度見しましたよ」と振り返った。次第に全国的にリクエストが増えていき、レコードが売れ始めた。すると、今度はテレビ。これまで見るばかりだった人気の歌番組から、出演オファーが届くように。「15年、まったく売れない間は神様っていないって思ってたけど、やっぱりいたんだ、私のことちゃんと見ててくれてたんだ、そう思いました」最終的に『おもいで酒』は200万枚のメガヒットを記録。この年、小林さんは第21回日本レコード大賞で最優秀歌唱賞を受賞し、念願だった紅白歌合戦に初出場を果たす。「このときの紅組司会は水前寺清子さん。水前寺さんと私は同期、デビューが同じ’64年なんです」同期の司会者は、小林さんをこう言って紹介した。「さっちゃんは、紅白はずっと見るものだと思ってきました。でも、違います。今夜、初出場歌手として立派に歌います。頑張り屋のさっちゃんに、どうか拍手を!」頭を深々と下げた小林さん。鳴り響く万雷の拍手が聞こえてくる。「それで顔を上げたら1階席、2階席、3階席……NHKホール全体のお客さんが『おめでとう!』と。あの光景は忘れられません」26歳で初出場して以来、紅白には33年連続で出場。見る者を圧倒する。ド派手な衣装は年末の風物詩ともなった。古希を迎えた今でも、ボーカロイド曲に果敢にチャレンジするなど活動の幅を広げ、「ラスボス」「サチリン」のニックネームで若い世代からも支持を集めている。「まだまだ歌っていないジャンルもあると思っていて。常々思ってるのは『時間が足りないな』ってことなんです」歌手・小林幸子の進化はまだまだ止まらない。【中編】小林幸子圧巻の“ラスボス衣装“のきっかけは「あがり症対策」だったへ続く
2023年12月31日【前編】小林幸子10歳で歌手デビュー、不遇の15年を経てつかんだダブルミリオンから続く天才少女と呼ばれた10歳での鮮烈デビュー、見る者すべてを圧倒するド派手な衣装で“大晦日の風物詩”となった時代を経て、近年ではインターネットの世界で新境地を切り拓き、いまや親子3世代から幅広く支持される歌手に。先日、古希を迎え、2024年には歌手活動60周年の節目を控える今もなお、貪欲に新しいスタイルを模索し、ステージで躍動し続ける小林幸子さん。79年、『おもいで酒』のヒットをきっかけに『NHK紅白歌合戦』初出場をはたすと、以降も『もしかしてPARTII』『雪椿』などヒットを連発。紅白の出場も続いた。「最初の紅白は、白いドレスでした。『二度と出られないかも』、そう思って歌ったワンコーラス目は落ち着いて歌えたのに『また来年もここで歌いたい』、そう思った瞬間、極度に緊張してしまい、自分でもちゃんと歌えてるのかわからなくなった。元来、あがり症なんです」’80年はブルーのドレスで『とまり木』を、緊張したまま歌った。’81年は『迷い鳥』。翼が広がるような衣装を纏っていた。「パーッと羽を広げたら、審査員の方が手をたたいて喜んでくれるのが見えた。その瞬間、スーッと緊張が解けるのがわかったんです。平常心に戻れた。それで『あ、この手があるんだ』と思ったんです」翌年以降、小林さんは「クレオパトラ」や「十二単」など、どんどん衣装に凝るように。そう、最初は自分の緊張を和らげるための豪華衣装だったのだ。「そんなとき、亡くなられた市川猿翁さん(当時は三代目猿之助)のスーパー歌舞伎を拝見して。あまりの素晴らしさに私、ダメもとで猿翁さんを訪ねて『コスチュームデザイナーの方を紹介してください』とお願いしたんです。そうしたら、拍子抜けするぐらい快く『いいですよ』って。そこからです、衣装がどんどん大仕掛けになっていくのは。最初のころはね、それでもまだ歩けたんですよ(笑)。それが、徐々に歩けなくなって、背負うようになって、高いところに登るようになって。NHKホールのステージいっぱいっていうのもあった、あれはおかしかったな(笑)」最近では、このド派手衣装が「ゲームに出てくるボスキャラのよう」であることから「ラスボスとよばれたり、ボーカロイド曲を歌い上げることで小学生から「サチリン」と呼ばれるなど、若い世代からも支持を集めている。デビュー60周年を前に、なお歌へのチャレンジ精神が衰えることはない。「ボカロ曲ってね、そもそもは人間が歌うようにできてないんです。突然3オクターブも音程が上下したり、ノーブレスで何十小節も歌わないといけなかったり。でも、機械が歌えて私が歌えないのは悔しいから、頑張って歌ってますけどね(笑)。でも、60年も歌ってきたのに、まだまだ歌っていないジャンルもあると思っていて。常々思ってるのは『時間が足りないな』ってことなんです」はつらつと語る小林さんだが、ド派手衣装を長年着用してきた“ツケ”に悩まされてもいる。 「頸椎がダメなんです。頭にかぶるパーツが重たいんです。それを装着して、昼夜2回の1カ月公演なんてことを続けてきたので。頸椎の3番目のところが潰れてしまってるんですって」それでも、「私、仕事断らないから」と笑う小林さんのスケジュールは、『おもいで酒』が大ヒットしていたころと同じぐらい、仕事の予定で埋まっている。「これだけは自慢だから書いておいてください。私、自分の体調不良で仕事をキャンセルしたこと、60年間でいっぺんもないんです」歌手・小林幸子は2024年もステージで躍動し続ける。【後編】小林幸子デビュー60周年むかえる“ラスボス“の「大晦日の予定」へ続く
2023年12月31日・情報量が多すぎる!・読む前から面白いって分かる。・最後は『マツケン』と『ラスボス』が直接対決…?・まったく意味が分からないけど読んでみたい。2023年12月18日、株式会社秋田書店が発表した新刊の情報に、そんな声が寄せられています。話題となっているのは、俳優の松平健さんが主人公の漫画『マツケンクエスト~異世界召喚されたマツケン、サンバで魔王を成敗致す~』と、歌手の小林幸子さんが主人公の漫画『異世界小林幸子~ラスボス降臨!~』です。両作品は、2024年4月8日に同時発売するとのこと。芸能界一を競うド派手なパフォーマンスで知られる、松平さんと小林さんが主人公の漫画とは、どんな壮大なストーリーなのでしょうか…。両作品の内容を一部、ご紹介します!マツケンクエスト~異世界召喚されたマツケン、サンバで魔王を成敗致す~『マツケンクエスト~異世界召喚されたマツケン、サンバで魔王を成敗致す~』は、少年向けコミック誌『月刊少年チャンピオン』にて連載されています。本作は、『マツケン』こと、松平さんが金色の勇者となって、平和を取り戻すために、異世界で大バトルを繰り広げるという内容です。舞台の最中、突然光に包まれたマツケンが目を覚ますと、そこは異世界でした…!マツケンを召喚した勇者アルティスとともに、魔王を倒す冒険が始まります。異世界小林幸子〜ラスボス降臨!〜『異世界小林幸子~ラスボス降臨!~』は、魔王として崇められてしまった『ラスボス』こと、歌手の小林さんが、勇者に滅ぼされた世界を豪華衣装と歌で再建するというファンタジーテイストの作品です。同作品は、少女漫画雑誌『月刊ミステリーボニータ』とウェブ配信サイト『マンガクロス』にて好評連載中!勇者に攻め入られた魔王城。魔物たちが全滅の危機に瀕する中で、突然、魔王の封印が解けて、ラスボス小林幸子が降臨したのです!魔王として崇められた、ラスボス小林幸子は、勇者に滅ぼされた世界を豪華衣装と歌で再建しようと奮闘します。松平健さんは2024年にデビュー50周年を迎え、小林幸子さんは同年にデビュー60周年を迎えます。芸能界の大御所でもある2人が、異世界で一体どんな活躍を見せるのか…気になりますね!『マツケンクエスト~異世界召喚されたマツケン、サンバで魔王を成敗致す~』『異世界小林幸子〜ラスボス降臨!〜』発売日:2024年4月8日(月曜日)に両作品同時発売。定価:税込759円全国の書店、コンビニエンスストアにて販売。[文・構成/grape編集部]
2023年12月21日昭和女子大学(学長 金尾朗:東京都世田谷区)図書館は、所蔵品から精選したコレクション展『尾崎紅葉と泉鏡花』を2024年2月7日まで開催しています。今年は、尾崎紅葉(慶応3・1867-明治36・1903)没後120年、その門人泉鏡花(明治6・1873-昭和14・1939)生誕150年にあたります。二人の文豪は、性格や作品の世界は対照的でありながら、弟子への慈愛と師への敬慕によって深く結ばれていました。本展では、これまで近代文庫が収集に努めてきた書画幅、短冊、書簡等の自筆資料を中心に、資料を精選し、その生涯と作品、同時代の諸相について紹介します。昭和女子大学図書館コレクション展『尾崎紅葉と泉鏡花』【場所】昭和女子大学図書館コミュニティルーム( 東京都世田谷区太子堂1-7-57 )【入館料】無料【期間】開催中 ~ 2月7日(水 ) 9:00 - 17:00《 休展日 》日曜・祝日、年末年始 2023年12月21日(木)~2024年1月9日(火)詳細は、昭和女子大学図書館ウェブサイトでご確認ください。 【主な展示資料】尾崎紅葉・ 女 [訳稿]モーパッサン著・ 電報送達紙ホリセイシ宛 ヲサキ泉鏡花・ [書簡] 長谷川時雨宛 泉鏡太郎筆・ 印譜本件に関する取材のお申し込み先昭和女子大学広報部03-3411-6597 / kouhou@swu.ac.jp 昭和女子大学ホームページ 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年12月06日2023年12月5日、歌手の小林幸子さんが、自身のInstagramで70歳の誕生日を迎えたことを報告。デビュー当時の写真を公開し、話題を呼んでいます!小林幸子が、約60年前のデビュー当時の写真を公開自身の誕生日である同日、多くの祝福の声を受けて感謝の想いをつづった、小林さん。「10歳でデビューしたさっちゃんが、本日古希のお誕生日も迎えちゃいました」と、デビュー当時を振り返り、若かりし頃の貴重なショットを公開しています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 小林幸子(@kobayashi_sachiko_5884)がシェアした投稿 1、2枚目に投稿されたのは、約60年前のデビュー当時と思われる白黒写真。あどけなさが残る表情が、とてもかわいらしいですね。そして、3枚目には70歳を迎えた現在の小林さんが!『奇跡の70歳』と書かれたうちわを手に笑顔を見せており、70歳とは思えない若々しさを感じます。小林さんといえば、年末の歌番組『NHK紅白歌合戦』で見せる、奇抜で派手な衣装が印象的。近年では、その圧倒的なオーラから『ラスボス』と称され、若い世代からも支持されています。2024年には、デビュー60周年を迎える小林さん。「まだまだ、元気に走りまーす」とパワフルに意気込みました。投稿には、多くのファンから祝福の声などが上がっています!・昔の写真、かわいすぎてキュンキュンします!今も変わらず素敵で尊敬です。・まさに、奇跡の70歳!!お誕生日、おめでとうございます!・同世代の幸子さん、頑張って!記念の年になりますように。デビューから60年近く経った今も、さまざまなことに挑戦し世代を問わず愛され続けている、小林さん。古希を迎え、さらにパワーアップした姿を見せてくれることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年12月06日1992年に26歳の若さで急逝した、歌手の尾崎豊さん。10代でデビューして以来、若者を中心に幅広い層から爆発的な人気を誇り、魂のこもった楽曲と歌声は社会現象を巻き起こしました。亡くなってもなお、多くの人の心と楽曲の中で生き続ける尾崎さんは、2023年12月1日でデビュー40周年。記念すべき40周年の節目を前に、株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントはYouTubeである企画を開始しました。40周年を記念し、尾崎豊のMVがYoutubeで公開!同年11月3日、同社はYouTubeチャンネルで、尾崎さんの代表曲である『15の夜』のMVを公開。この楽曲は尾崎さんのデビュー曲であり、自身の家出の経験を元にした楽曲です。尾崎さんは少年の複雑な想いや、青春時代の美しさを真っ直ぐに歌い上げ、多くの人の心をつかみました。公開されたMVには、大勢の観客の前でギターを抱え、高らかに歌い上げる尾崎さんの姿が映っています。「青春時代は、尾崎さんの楽曲とともにあった」という人は少なくありません。動画は公開されるやいなや、多くの人に再生され、「いつ聴いても、本当に素晴らしい歌声だ」「魂が震えた」といった声が寄せられています。同社によると、今後も尾崎さんの楽曲のMVを順次公開予定とのこと。令和の時代でも、尾崎さんの歌声はたくさんの人の心に響くことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年11月04日毎年、10月末になると日本でもハロウィンにちなんだイベントが開催されます。本来ハロウィンは、子供が近隣の家を訪ねてお菓子をもらう行事。しかし昨今の日本では、繁華街や会場で仮装をする、お祭りとして定着しています。小林幸子、ハロウィンイベントで『鬼滅の刃』コスプレを披露2023年10月28~29日、東京都豊島区は、区や観光協会が共催した上で『池袋ハロウィンコスプレフェス2023』を開催。池袋東口エリアに、さまざまなコスプレをした『コスプレイヤー』が集い、マナーを守った上でハロウィンを楽しむ国内最大級のコスプレイベントです。2023年のアンバサダーには、歌手の小林幸子さんが就任。なんと、同月28日のイベントに参加し、人気漫画『鬼滅の刃』のコスプレ姿で登場しました!小林さんがふんしたのは、敵キャラクターである鬼舞辻無惨(きぶつじ・むざん)。黒い和服に身を包み、ポーズを決める姿からは、凄まじい『強敵のオーラ』が出ています!これまで、年末の歌番組『NHK紅白歌合戦』(NHK)で、どんなに奇抜で派手な衣装も着こなし、圧倒的なオーラから視聴者に『ラスボス』と評されてきた小林さん。このキャラクターのコスプレを選んだ理由について、小林さんはイベントで「自身が『ラスボス』と呼ばれることから、『ラスボス』の鬼舞辻無惨を選んだ」と明かしています。全身から強さがあふれ出る、小林さんのふんする鬼舞辻無惨。そのクオリティとユーモアあふれるキャラクターチョイスを、多くの人が絶賛しています!・いや、本物かな?黒い着物を見事に着こなしていて、さすがは小林さんだわ。・年末だけでなく、コスプレイベントでも『ラスボス』になっちゃったか…。・生で見たけど、本当にかっこよかった。オーラがすごいわ。同月現在、69歳の小林さん。何歳になってもいろいろなことに挑戦し、全力で楽しむ姿に、たくさんの人が笑顔になったようです![文・構成/grape編集部]
2023年10月29日尾崎豊のデビューアルバム『十七歳の地図』が、アナログレコードで復刻されることが決定。併せて、生前最後となる全国ツアー『BIRTH TOUR』の模様を収めたライブ映像作品『もうひとつのリアリティ LIVE+DOCUMENTARY』のBlu-ray化が発表された。26歳の若さでこの世を去った尾崎は、1983年12月1日にシングル『15の夜』、アルバム『十七歳の地図』でレコードデビューを果たし、今年でデビュー40周年を迎える。12月1日(金) に発売される『十七歳の地図』のアナログレコードは、2023年最新カッティングの音源を使用。ジャケットにはデビュー時の「帯」も付属する。そして、同日リリースされるBlu-ray『もうひとつのリアリティ LIVE+DOCUMENTARY』は、2004年にDVDとして発表された、生前最後の全国ツアーの模様とインタビュー映像を収録した映像作品。Amazon Prime Videoでは国内のダウンロードおよびレンタル配信、iTunesでは一部地域を除く全世界でダウンロード配信リリースされる予定だ。また、2013年にリリースされたベストアルバム『ALL TIME BEST』が、デビュー前の尾崎のカットを使用したスペシャルスリーブ仕様として11月30日(木) より販売。さらに、『BIRTH TOUR』より「I LOVE YOU」のライブ映像が12月1日(金) 正午にYouTube公開、加えて「15の夜」「I LOVE YOU」「卒業」「Forget-me-not」のMVが11月3日(金・祝) よりYouTubeで順次公開されることが発表となった。<リリース情報>尾崎豊 デビューアルバム『十七歳の地図』アナログレコード12月1日(金) リリース完全生産限定盤:4,400円(税込)尾崎豊『十七歳の地図』アナログレコード ジャケット尾崎豊 Blu-ray『もうひとつのリアリティ LIVE+DOCUMENTARY』12月1日(金) リリース価格:6,500円(税込)尾崎豊『もうひとつのリアリティ LIVE+DOCUMENTARY』ジャケット※本作は2004年に発売されたDVDをBlu-ray化した作品です。尾崎豊 ベストアルバム『ALL TIME BEST』(デビュー40周年スペシャルスリーブ仕様)11月30日(木) 発売開始尾崎豊『ALL TIME BEST』(デビュー40周年スペシャルスリーブ仕様)※本作は2013年に発売されたベストアルバムと収録内容は同じです。公式サイト: Music Labels Inc.
2023年10月27日ポッドキャスト番組『ぴあ presents クリープハイプ尾崎世界観とラランド ニシダのダブルスタンダード』が、9月30日(土)・10月1日(日) 東京・新木場 若洲公園で開催される『PIA MUSIC COMPLEX 2023』にて、公開収録されることが決定した。『ダブルスタンダード』は、小説家としての一面もある尾崎世界観と芸人のニシダが文学について掘り下げ、その周りにあるコンテンツを語り合う番組。公開収録を行うのは今回が初で、10月1日にトリを飾るクリープハイプの後に同会場の「STAR STAGE」にて収録予定。同イベントのチケットを持っている人は誰でも観覧可能となっている。クリープハイプのライブを終えた直後の尾崎世界観と初めてフェス会場に足を運ぶというニシダが、どのようなトークを繰り広げるのか。期待の高まるイベントとなっている。『PIA MUSIC COMPLEX 2023』のチケットは現在発売中。『PIA MUSIC COMPLEX 2023』10月1日(日) タイムテーブル<番組情報>『ぴあ presents クリープハイプ尾崎世界観とラランド ニシダのダブルスタンダード』配信日:毎月隔週火曜日 18:00更新番組Twitter:<イベント情報>『PIA MUSIC COMPLEX 2023』9月30日(土)・10月1日(日) 東京・新木場若洲公園OPEN 9:30 / START 11:30【出演アーティスト】(50音順)■9月30日(土)『PIA MUSIC COMPLEX 2023』9月30日(土) 出演アーティスト打首獄門同好会 / 岡崎体育 / 神はサイコロを振らない / Galileo Galilei / KUZIRA / Creepy Nuts / サバシスター / (sic)boy / ハルカミライ / FOMARE / 04 Limited Sazabys / マルシィ / ヤバイTシャツ屋さん / ヤングスキニー / yutori / WurtS■10月1日(日)『PIA MUSIC COMPLEX 2023』10月1日(日) 出演アーティストindigo la End / KANA-BOON / キュウソネコカミ / クリープハイプ / Kroi / Kenta Dedachi / Chilli Beans. / This is LAST / tonun / BLUE ENCOUNT / Penthouse / マハラージャン / moon drop / UNISON SQUARE GARDEN / 礼賛 / Lucky Kilimanjaro【チケット料金】1日券:12,000円(税込)2日通し券:23,000円(税込)チケットはこちら:()オフィシャルサイト:
2023年09月19日クリープハイプの尾崎世界観による弾き語りイベント『尾崎世界観の日 特別篇 2023』が、11月21日(火) にかつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホールで開催されることが決定した。『尾崎世界観の日』は、昨年は上野恩賜公園野外ステージ、2021年には“全国ツアー”として各地を回るなど、定期的に開催されている恒例イベント。今回は尾崎の地元でもある葛飾で初めて行われる予定で、ゲストは後日発表となる。クリープハイプの有料会員サイト「太客倶楽部」では、本日9月15日(金) 19時よりチケット先行を受付中。<ライブ情報>『尾崎世界観の日 特別篇 2023』11月21日(火) かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール詳細はこちら:<配信情報>クリープハイプ「I」配信中配信リンク:クリープハイプ 太客倶楽部10周年記念ツアー『ふとした』10月7日(土) 愛知・Zepp Nagoya10月9日(月・祝) 大阪・Zepp OsakaBayside10月12日(木) 愛知・DIAMOND HALL10月15日(日) 東京・東京ガーデンシアター10月18日(水) 東京・Zepp Haneda10月21日(土) 福岡・Zepp Fukuoka10月22日(日) 広島・BLUE LIVE HIROSHIMA10月25日(水) 大阪・なんばHatch10月28日(土) 宮城・仙台GIGS11月3日(金・祝) 北海道・札幌PENNY LANE 2411月4日(土) 北海道・札幌PENNY LANE 24詳細はこちら:関連リンク公式サイトチャンネル
2023年09月15日●マダム・レオタ声優は自慢近年“ラスボス”と称され、幅広い世代から愛されている歌手の小林幸子。ディズニーランドの人気アトラクション“ホーンテッドマンション”を実写映画化した『ホーンテッドマンション』(9月1日公開)では、水晶玉の女マダム・レオタの吹替声優を務めた。来年には芸能生活60周年を迎えるが、第一線でパワフルに活躍し続けられる秘訣とは――。マダム・レオタ役の感想や自身のモットーについて話を聞いた。○■「甥っ子と姪っ子の子供に早く言いたくて仕方がない!」東京ディズニーランドとアメリカのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートでアトラクション「ホーンテッドマンション」を体験したことがあるという小林は、マダム・レオタ役のオファーをとても喜んだという。「アトラクションで最初に目につくのがマダム・レオタ。水晶玉の中にいて、『うわ~!』とびっくりさせられたマダム・レオタの吹替えを私がやるなんて、お話をもらったときはすごくうれしかったですし、ぜひやらせてくださいとお受けしました」アフレコでは、マダム・レオタを演じるジェイミー・リー・カーティスの声を参考にしつつ、日本語でどう演じたらいいか模索したそうで、「重みのある声を心がけ、そして霊媒師という特殊な声の出し方を日本語でどんな風に演じたらいいか自分なりに勉強しました」と説明する。小林は、マダム・レオタとして冒頭のナレーションも担当している。「映画の最初のナレーションは初めてだったので緊張しました。最初の声ってすごく印象に残るもので、それを私がやらせてもらうなんて。どうしようと思い、家でたくさん『ようこそ』と練習し、いろんな声を録音して監督に選んでもらおうと思いましたが、『幸子さん、そのままでお願いします』と言われたので、普段の声とは違いますが、自分が思うマダム・レオタでやらせていただきました」また、今回吹替えを務めて声優の凄みを改めて感じたと言い、「私もいろいろな声を使い分けられるようになれたら」と話した。そして、マダム・レオタ役がどんな経験になったか尋ねると、「自慢です!」と満面の笑みを見せる。「うちの甥っ子と姪っ子の子供に早く言いたくて仕方がない! ディズニー映画の声優をやらせてもらったことはありますが、『ホーンテッドマンション』という作品、そしてマダム・レオタという鍵を握っているキャラクターだからこそ、特に自慢したくなります」○■“ラスボス”愛称に喜び「面白がってくれたら」レジェンド感のあるマダム・レオタ役は、“ラスボス”と称されている小林にとても合っているが、そもそも“ラスボス”という愛称は、『紅白歌合戦』のド派手衣装がゲームのラスボスに似ていることからからネット界ではかなり前から呼ばれていたらしい。そして10年前にニコニコ動画の番組に出演した際に「ラスボス」というコメントが相次ぎ、MCに「ラスボスと呼んでいいですか?」と聞かれてOKしたことで公認となり、若い人たちを中心に呼ぶようになったという。「びっくりしました。『ラスボス』って意味がわからないなと思いながら『どうぞ』とOKしたんです。番組が終わってからマネージャーに『ラスボスって何?』と聞いたら、『知らないでOKしたんですか!?』と驚かれて。教えてもらったら悪いヤツだって(笑)。でもOKしちゃったし、ある種のニックネームですから」そこから「ラスボス」という愛称が一気に広がった。「広がるのが早くてびっくりしました。歩いていたら『ラスボスだ!』『ラスボスが歩いている!』と言われたり。そりゃ歩くわよ(笑)。でもみんなが面白がってくれるならそれでいいんです」“ラスボス”イメージから舞い込んでくる仕事もあり、今年4月に行われたディズニーのコンサートでは、『リトル・マーメイド』のヴィラン・アースラの楽曲を歌唱した。「恐る恐る『ラスボスお願いします』とオファーをいただいたのがアースラで、『面白いからやらせてください』とお受けしました。アースラの歌を歌いましたが、自分とは全く違うものに憑依できてすごく楽しかったです。悪役もどこかかわいいところがあって、何か理由があって悪くなってしまったという、ディズニー映画ではそういうところも描くので素敵ですよね」イベントに登場するたびに「ラスボス降臨」と話題を呼んでいるが、みんなから「ラスボス」と面白がって呼ばれることを本人も喜んでいる。「面白がるって一番素敵なことで、それはつまり好奇心なんです。すべてそこから始まると思うので、そうやって楽しんでもらえているのはとてもうれしいです」●演歌歌手の枠を超えて活躍○■ニコニコ動画とボカロ曲との出会いが転機に現在69歳で、来年には芸能生活デビュー60周年を迎える小林。第一線でパワフルに活躍し続ける秘訣を尋ねると、「面白がること」だと回答。生きていく上で大切にしているモットーも「面白がること」だと話した。「子供の頃から面白がっていた気がします」とブレないモットーのようだが、ニコニコ動画に出演するようになってからさらに、何でも面白がる大切さを感じるようになったという。「私は演歌の歌手という形でやってきて、演歌の歌手はこうでなきゃいけないというルールみたいなものが知らないうちにたくさん決まってしまい、ここで生きていていいのかなと思う時期がありましたが、10年ぐらい前にニコニコ動画と出会ってから変わりました。思い込みは捨てようと。思い込みを捨てると、どんなことでも面白くなってくるんです」ニコニコ動画との関わりの中で、特にボカロ曲との出会いが大きかったそうで、枠を取っ払って何でも挑戦しようと思う転機になったと振り返る。「こんな歌があるのだとびっくりしました。ボカロ曲を歌うようになって、『千本桜』をカバーした時すごく話題になり、『紅白』でも『千本桜』を歌わせてもらいました。『千本桜』は初音ミクではなく小林幸子の歌だと思っている人もいるみたいで。もちろん、私の曲ではないですが、私の大切な宝物になりました。私たちは時代の空気を知らないうちに吸っていて、その空気に抗わずに受け入れてやっていくことも大事だなと。そうしないとつまらなくなってしまうと思うんです」新しいことに挑戦する楽しさが「わかっちゃいました!」とほほ笑む小林。今ではどんなオファーも積極的に受けるようにしているそうで、「ディズニーさんからめちゃくちゃ悪役の声優のお話をいただいたらやりますよ!」と悪役にも意欲的だ。そして、「演歌の歌手としてこうでなきゃいけないという囲いが外れたら全然違う視野が見えてきました。同じ歌の世界でも全然違う世界が見られて、今の時代ってこんな風になっているんだなと思うことがたくさんあります」と新しい世界を楽しんでいる。ボカロ曲は自分との戦いにもなっているそうで、「どうにもならないぐらいの早口言葉みたいな歌がたくさんあって、挑戦しているとだんだん自分との戦いになるんです。『機械が歌えてなんで私が歌えないんだ』と(笑)。そんなことで切磋琢磨しているのも面白いなと思っています」と語る。若者たちから「幸子さんって演歌もうまいですね」と言われたこともあるそうで、「『演歌も』って(笑)。『ありがとう』と言いましたが、いろんなコメントがあって面白いですね」と驚きのエピソードも明かしてくれた。○■「小林幸子というジャンルを作っていきたい」常に進化を続けている小林だが、「変えないほうがいいところもたくさんある」と言い、「演歌はもちろん大好きで今も歌っていますし、演歌で小林幸子のファンになってくださった方もいるわけですから、演歌はずっと歌っていきます」と変わらぬ演歌への思いを語る。続けて、「演歌も歌いつつ、ジャズを歌ったり、ボカロ曲を歌ったり、これからもいろんなことをやっていけたら」と幅広い活動に意欲を見せ、「小林幸子というジャンルを作っていきたい」と力を込めた。そして、何事においても「根底にあるのは人間愛」だと言い、『ホーンテッドマンション』も人間愛を感じられる作品だと太鼓判を押す。本作は、壮大だけど少し不気味な館に引っ越してきた母と息子が、不可解なことが続く館の謎を解明するために、幽霊を信じない心霊写真家や調子が良すぎる神父らとともに奮闘する物語。館には999人のゴーストたちが住み、数々のトリックが仕掛けられており、不気味な体験を通して館に隠された悲劇的な真実に気づいていく。小林は「出てくるゴーストたちもみんなそれぞれの人生を選んで生きてきていると感じ、私も先祖を大事にしなくちゃいけないなと思いました。ただ怖いだけではなく、ワクワクして笑った最後は感動します。そして、アトラクションに出てくる伸びる部屋なども表現され、アトラクション感覚で楽しめる作品です」とアピール。「ゴーストがみんな最後はかわいいのよ!」と熱く語っていた。■小林幸子1953年12月5日生まれ、新潟県出身。1964年に10歳でデビュー。1979年、「おもいで酒」が200万枚突破の大ヒットとなり、日本レコード大賞最優秀歌唱賞をはじめ数々の音楽賞に輝く。同年、『NHK紅白歌合戦』に初出場、以来34回出場。近年はYouTubeチャンネル「小林幸子はYouTuBBA!!」にも力を入れ、「ラスボス」と称され若い世代やネットユーザーからも人気を集めている。2006年に紺綬褒章、2013年に新潟県民栄誉賞、2020年に文化庁長官表彰を受賞。2024年に芸能生活60周年を迎える。
2023年08月30日『パイレーツ・オブ・カリビアン』『ジャングル・クルーズ』のディズニー映画最新作『ホーンテッドマンション』の吹替声優が発表され、小林幸子がマダム・レオタ役を務めることが分かった。“呪われた館”の謎に挑む心霊エキスパート4人の吹替声優に、片岡愛之助、土屋アンナ、八代拓、温水洋一が決定し、先日のジャパンプレミアでも個性的なキャラクターの集結が話題となった本作。この度マダム・レオタ役が発表された小林さんは、「やった!と思いました。私は『ホーンテッドマンション』の大ファンで、もちろんアトラクションも必ず行って、それがまさか自分が実写版のマダム・レオタをやれるようになるとは思わなかったんで、もう飛び跳ねました」と喜びを語り、「トーンが大事だと思うので、一生懸命練習して自分で録って、違うかな?違うかな?って10通りくらい声を変えて練習しました」とアフレコに向けて練習を重ねたことを明かした。マダム・レオタのキャラクターについては、「実はとっても可愛い女性なんだと思います。霊媒師としてのキャリア、それは絶対に負けないというものを持っていながら、でもお母さん的な気持ちで(心霊エキスパートたちを)応援してあげている」と魅力を教えてくれた。マダム・レオタまた、小林さんも大ファンだと言うアトラクション“ホーンテッドマンション”の好きな部分を聞かれると、「(どこまでも続く)廊下!そこから(館の中が)迷路になっていくところ。あれは(映画の中でも)、あのままでしたね!迫力があって、すごい面白かったです」とお気に入りのポイントが、劇中で完全再現されて登場したことを興奮気味に語った。さらに、本作が元ディズニーランドキャストだったジャスティン・シミエン監督の「アトラクションを映画化したい」という夢が叶った作品でもあることにちなみ、自身の叶えたい夢を質問されると、「ウォルト・ディズニーの誕生日と一緒なんです私。12月5日なんです。私は日本で演歌や色んな歌を歌わせてもらってますが、歌を通して、ウォルト・ディズニーのように夢を皆さんに差し上げることができたら、それが最後までの夢ですね」と話した。小林さん演じるマダム・レオタがホーンテッドマンションの謎にどのように関わっているのか、注目必至だ。そしてこの度、小林さんが吹替声優を務めるキャラクター、マダム・レオタ風に変身する特別映像が到着。映像は、メイク室でメイク中の小林さんの様子から始まる。いつもより濃いメイクに戸惑う小林さんに、メイクさんは「大丈夫です」の一点張り。しかし、気がつくと顔色もヘアスタイルも青くなり、まるでマダム・レオタのような風貌に…。驚愕する小林さんに声優決定が告げられる、という、本作さながらのユーモア溢れる映像となっている。併せて、吹替声優たちのイメージ画像に水晶玉の中に入ったマダム・レオタ風の小林さんのイメージ画像も解禁。吹替声優に小林さんが加わり、さらに個性豊かなメンバーになった吹替版に、期待が高まる。『ホーンテッドマンション』は9月1日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年08月30日歌手の小林幸子が、ディズニー映画最新作『ホーンテッドマンション』(9月1日公開)で、水晶玉の女マダム・レオタ役の吹替声優を務めていることが30日、発表された。創立100周年を迎えるウォルト・ディズニー・カンパニーが、ディズニーランドの人気アトラクション“ホーンテッドマンション”を実写映画化。“恐怖”と“笑い”のハイブリッドを映画館で体験できる。先日、 “呪われた館”の謎に挑む心霊エキスパート4人の吹替声優に、片岡愛之助、土屋アンナ、八代拓、温水洋一が決定したが、このたびアトラクションでも人気のキャラクターで、物語のカギを握る水晶玉の女マダム・レオタ役の吹替声優を小林幸子が務めていることが発表された。マダム・レオタ役について小林は、「やった! と思いました。私は『ホーンテッドマンション』の大ファンで、もちろんアトラクションも必ず行って、それがまさか自分が実写版のマダム・レオタをやれるようになるとは思わなかったんで、もう飛び跳ねました」と喜びを語り、「トーンが大事だと思うので、一生懸命練習して自分で録って、違うかな? 違うかな? って10通りくらい声を変えて練習しました」とアフレコに向けて練習を重ねたことを明かした。マダム・レオタのキャラクターについては、「実はとっても可愛い女性なんだと思います。霊媒師としてのキャリア、それは絶対に負けないというものを持っていながら、でもお母さん的な気持ちで(心霊エキスパートたちを)応援してあげている」と魅力を説明。また、アトラクション“ホーンテッドマンション”の好きな部分を聞かれると、「(どこまでも続く)廊下! そこから(館の中が)迷路になっていくところ。あれは(映画の中でも)、あのままでしたね! 迫力があって、すごい面白かったです」と、お気に入りのポイントが劇中で完全再現されて登場したことを興奮気味に語った。さらに、本作が元ディズニーランドキャストだったジャスティン・シミエン監督の「アトラクションを映画化したい」という夢が叶った作品でもあることにちなみ、自身の叶えたい夢を質問されると、「ウォルト・ディズニーの誕生日と一緒なんです私。12月5日なんです。私は日本で演歌や色んな歌を歌わせてもらってますが、歌を通して、ウォルト・ディズニーのように夢を皆さんに差し上げることができたら、それが最後までの夢ですね」と話した。また、小林がマダム・レオタ風に変身する特別映像も公開された。映像は、メイク室でメイク中の小林の様子から始まる。いつもより濃いメイクに戸惑う小林に、メイクアップアーティストは「大丈夫です」の一点張り。しかし、気が付くと顔色もヘアスタイルも青くなり、まるでマダム・レオタのような風貌に変身しており、驚愕する小林に声優決定が告げられるという、映画『ホーンテッドマンション』さながらのユーモア溢れる映像。あわせて、吹替声優たちのイメージ画像に水晶玉の中に入ったマダム・レオタ風の小林のイメージ画像も公開された。(C)2023 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2023年08月30日クリープハイプの尾崎世界観とラランドのニシダがパーソナリティを務めるポッドキャスト番組「ぴあpresents 尾崎世界観とラランド ニシダの『ダブルスタンダード』」が、5月30日(火) よりスタートすることが決定した。番組では、小説家としての一面もある尾崎と芸人イチの本の虫であるニシダが文学について掘り下げ、その周りにあるコンテンツを語り合う。そのほか、リスナーが日常生活で出会った“言葉”を募集するコーナー「この一節が愛おしい」や、純文学にありそうなタイトルを募り、2人がそのストーリーを想像する「タイトルまでは決まってる」などの企画も展開。不定期で芸人ゲストも招く予定だ。『ダブルスタンダード』は、ラジオアプリ「GERA」内で配信。「GERA」は、若手お笑い芸人をパーソナリティの中心として、2020年4月よりサービスを開始しており、現在約30番組を配信している。<番組情報>「ぴあpresentsクリープハイプ尾崎世界観とラランド ニシダの『ダブルスタンダード』」5月30日(火) スタート、毎月隔週火曜日18:00更新番組Twitter:
2023年05月29日萩原利久とトリンドル玲奈による新感覚の禁断グルメラブストーリー「月読くんの禁断お夜食」に、浅香航大、尾崎匠海(INI)、樋口日奈が出演する。ストイックに完璧を求めすぎるあまり“食”に興味を失ってしまったカリスマ・パーソナルトレーナーが、料理上手なナゾ多き年下男子と運命的に出会い、“禁断の夜食”を振る舞ってもらうことで食の楽しさを思い出し、癒されていく本作。主人公のナゾ多き料理上手のクール年下男子・月読悠河を萩原さん、月読の禁断の夜食に心癒されていく、ストイックなパーソナルトレーナー・御神そよぎ役をトリンドルさんが演じる。そんな彼らを支え、物語を華やかに彩る、魅惑の共演者が解禁された。浅香航大、トリンドル玲奈と「わた婚」以来の共演月読の兄である朝日奈大河を演じるのは浅香航大。2011年に「花ざかりの君たちへ~イケメン☆パラダイス2011」で連続ドラマデビューを飾って以降は、ドラマ、映画、舞台にと引っ張りだこに。直近も映画『サイド バイ サイド 隣にいる人』(4月14日公開)が待機中、また、舞台「アンナ・カレーニナ」が上演中と破竹の勢いとなっている。そんな浅香さんが扮する朝日奈は、やり手の若手実業家で、いくつもの海外事業の日本進出案件を手掛けてきた人物。月読とは兄弟だが、幼い頃に両親が離婚し、朝日奈は親元を離れ、月読は母親に引き取られたため、姓が異なるという複雑な背景を持つ。浅香航大この朝日奈の印象を浅香さんは「独特の雰囲気があり、いわゆるやり手の青年ではあるのですが、その内側に隠されたミステリアスなものを持った人物」と分析。「外から見れば普通でも、少しいびつな部分がある」と語り、「そこも含めて、面白く表現できれば」と意気込んでいる。月読役の萩原さんとは初共演だが「初めましてから始めて、フレッシュな関係性が作れたら」と、共演を楽しみにしている様子。一方のトリンドルさんとは、「私たち結婚しました2」(ABEMA)で夫婦役に扮したが、“モキュメンタリー(=フィクションをドキュメンタリー映像のように見せかけて演出する表現)”であったことから「ドラマとはまた少し違ったアプロ―チでしたので、こういった作品で、ご一緒するのは楽しみ」と、また違った可能性に期待を語った。「月読はライバルとしては手ごわい相手」と尾崎匠海オーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」から誕生したグローバルボーイズグループ「INI」のメンバー・尾崎匠海が演じるのが穂波司。そよぎの後輩で、彼女に恋心とも呼べる憧れを抱くパーソナルトレーナー。尾崎さんは俳優としても多くのドラマや舞台で活躍し個性を発揮、それらで培った確かな演技スキルを武器に、本作が全国ネットドラマへの初出演となる。今回、原作コミックを読んだ際の月読に抱いたイメージを尋ねると、尾崎さんは「月読のミステリアスな部分に惹かれました。料理が上手という側面もすごくうらやましく思います」と絶賛。だからこそ「僕が演じる穂波司は、そよぎに憧れを持っている役柄ですので、月読は恋のライバルとなっていくのですが、なかなか手ごわい相手ですよね(笑)」と、すでにライバル心を燃やしている様子。萩原さんとは初共演になるが、「萩原さんは、現時点ではまだお会いできていませんので、月読と同じく、すごくミステリアスです(笑)。今後お話しさせていただいて、コミュニケーションをとっていくのがとても楽しみです!」と胸躍らせ、「今回は《禁断のお夜食》ということですので、まさに、胃袋と心を同時につかめたらと思っています(笑)」とアピールした。一方、そよぎの同僚でトレーナーの卵である沢村有沙役を演じるのが樋口日奈。2021年に「教場II」に出演し、「乃木坂46」を卒業後、2023年にはドラマ「かりあげクン」(BS松竹東急)、「往生際の意味を知れ!」(MBS)と役者として躍進中。「料理に関しては、自分でもぜひマネしてみたい!」と、楽しみにしている様子。演じる沢村有沙については「裏表のない明るい性格で、仕事にも愛情をもって頑張っていますし、プライベートも全力投球。でも、先輩からの誘いをデートがあるからと断るあたり、自分の意思をきちんと言える、かなり一本芯の通っている今どきの子」と細やかに深掘り。また今回、萩原さんとトリンドルさんに関して「本当に、原作のキャラクターと演じられるお2人のイメージがピッタリすぎて、私自身ドラマがとても楽しみなんです(笑)」と一視聴者としても期待を込め、「時には自分を甘やかしてもいいんだよといった、土曜の夜の癒しになれば」と語っていた。土曜ナイトドラマ「月読つくよみくんの禁断お夜食」は4月、毎週土曜23時30分~テレビ朝日系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2023年03月07日歌手の小林幸子が4日、東京・国立代々木競技場 第一体育館で開催された「第36回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2023 SPRING/SUMMER」に出演した。今年70周年を迎えるファッションセンター「しまむら」のステージに、今年70歳を迎える“同い年”の小林がシークレット登場。ド派手な衣装と髪飾りで観客の前に立つと、驚きとどよめきが会場いっぱいに広がった。小林はNHK紅白歌合戦でも披露したボカロ曲「千本桜」を熱唱すると、「今年で芸能生活59年目を迎えました。みんなのお母さんより上よ? でもとってもうれしいです」と笑顔で語った。また、「しまむらファンなら知っている」というしまむらの社歌をワンフレーズ歌唱して盛り上げた。TGCは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年から年2回開催している国内最大規模のファッションイベント。人気モデルが出演するファッションショーをはじめ、アーティストによる音楽ライブ、旬なゲストが登場するスペシャルステージなど、多彩なコンテンツを展開している。今回のテーマは、新時代を意味する「NEW EPOCH」。変化を続けながら時代とともに進化を目指し、唯一無二のTGCを創造していきたいという思いが込められている。撮影:蔦野裕
2023年03月05日anoが、クリープハイプの尾崎世界観が作詞作曲を手がけた新曲「普変」を10月12日に配信リリースすることが決定した。anoは、タレント、女優、モデルとマルチに活躍する「あの」が、2020年9月にスタートさせたソロプロジェクト。先日、TVアニメ『チェンソーマン』のエンディングテーマの1曲として、新曲「ちゅ、多様性。」が大抜擢され話題を呼んだ。あのと尾崎世界観は、ラジオ番組『尾崎世界観の悩みの羽』での対談や、読むクリープハイプ、あの初写真集でのコメント寄稿など、これまで親交のあったふたりだが、音楽でのコラボーレーションは今回が初。尾崎世界観唯一無二のメロディラインに、「普通じゃないことが普通」というano自身が学生生活や社会の感覚に馴染めず苦しんだ過去を通して、同じ悩みを抱える人へ捧ぐ応援歌になっている。<リリース情報>ano「普変」10月12日(水) 配信リリースano「普変」ジャケット関連リンクオフィシャルサイト::::
2022年10月03日起業家の尾崎美紀氏(崎はたつさき)が2代目バチェロレッテを務める、Amazon Prime Video『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン2のキービジュアルと新予告映像「彼女の鎧」編が、22日に公開された。才色兼備の独身女性(バチェロレッテ)が主役となり、多数の男性候補の中から未来の結婚相手を選び抜く同番組。2020年にシーズン1が配信され、約2年ぶりとなる最新作が7月7日から配信される。今回、公開された新予告映像「彼女の鎧」編では、尾崎氏が今回の旅のテーマを「鎧を脱ぐ」ことと掲げ、真実の愛を見つける旅に込めた思いを告白。周囲に弱さを見せられず恋愛でも“鎧”をまとってきたという悩みを吐露する中、「結婚相手が欲しい」と決意を固め、自身の幸せと真摯に向き合っていく様子が映し出される。「ギリギリの瞬間まで悩み切りたい」と臨む尾崎氏は、旅の結末でどのような決断を下すのか。あわせて公開になったキービジュアルでは、あたり一面に咲くバラと個性豊かな男性陣に囲まれ、1本のバラを手に持った尾崎氏が真剣な表情で振り向く姿を捉えている。同番組は、7月7日(22:00)に第1話から第3話の配信を開始し、7月28日まで毎週木曜22時に順次配信される。
2022年06月22日起業家の尾崎美紀氏(崎はたつさき)が、Amazon Prime Video『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン2の2代目バチェロレッテに選ばれたことが9日、明らかになった。才色兼備の独身女性(バチェロレッテ)が主役となり、多数の男性候補の中から未来の結婚相手を選び抜く同番組。2020年にシーズン1が配信され、約2年ぶりとなる最新作が7月7日から配信される。今回、2代目バチェロレッテに選ばれた尾崎氏は、愛知県名古屋市出身の28歳。大学卒業とともに起業し、コスメブランドと美容メディア運営を行う会社を設立した。わずか2年で年商15億円を達成し、経済誌『Forbes』が発表した「Forbes 30 Under 30 Asia」で“世界を変える30歳未満の30名”の起業家に選出されたカリスマ経営者だ。今回公開されたインタビュー映像で尾崎氏は、「(経営する会社が軌道に乗り)やっと自分の幸せを考える時間ができた」と参加に至るまでの思いを話したほか、過去の恋愛についても「モテてきました(笑)。でも好きな人からモテないと意味ないので、自分がいいなと思う人からモテたい」と語った。また、理想のタイプは「私のことを好きでいてくれる人。見た目では選ばないようにしてます」と明かした。同番組は、7月7日(22:00)に第1話から第3話の配信を開始し、7月28日まで毎週木曜22時に順次配信される。コメントは以下の通り。■尾崎美紀こんなに自分と向き合って恋愛だけに没頭したのは起業して以来、久しぶりのことです。男性メンバー達それぞれとの出会いを大切にし、“幸せになること”を最後まで諦めずに、旅をやり切れたらいいなと思っています。仕事を日本に置いて、1人の女性として真剣に愛に向き合っている私の旅を通して、何か感じていただけるものがあれば嬉しいです。ぜひたくさんの方に楽しんでいただけますように。
2022年06月09日気になるあの人の美容話。今回は、クリープハイプのフロントマンで、小説やエッセイなど紡ぐ言葉で異彩を放つ尾崎世界観さん。香りは、記憶を呼び覚まし、相手への想いを知る手がかりにもなる。「香水は中学生の頃につけていました。当時、手軽に薬局で買えた1000円もしないもので、みんな同じ匂いでしたね(笑)。今日はいろんな香水を嗅がせてもらいながら、昔の記憶が蘇ってきました。子供の頃デパートの1階の化粧品売り場の匂いが好きだったなとか、ちょっとだけバイトしてたラブホテルのこととか」同じコレクションから違う種類をつけ、二人だけの香りを楽しむスタイルを伝えると、関心を引いたよう。「匂いを紙(=ムエット)につけて嗅いだ時と、実際に肌につけて自分の匂いと混ざった時の匂いが違ったり、香水は奥が深いですね。分量を間違えて一線を越えてしまうのが恥ずかしくて、つける勇気がないんですけど、香水を使いこなせる人は魅力的です。つけすぎちゃった人も、それはそれでかわいいんですけど」五感を刺激する匂いは表現活動にも大きな意味が。「匂いには敏感なほうで、作品にもすごく反映させています。香りはつけている人の目印になるし、匂いは相手への気持ちを知る手がかりに。その人のことが好きな時は、つけている香水やその人自身の匂いも好きだけれど、ある瞬間から急に嫌な匂いになったりして面白いですよね」Fragrance DataA左から、ソルティー アンバー コロン、クリスタル キャンピオン コロン、アクア レモン コロン 30ml 各¥9,240(ジョー マローン ロンドン TEL:0570・003・770)Bグッチブルーム オードトワレ 100ml¥14,850(ブルーベル・ジャパン TEL:0120・005・130)Cロードゥ イッセイ イラストレーション バイ ケヴィン リュックベール オードトワレ 100ml¥9,570Dロードゥ イッセイ プール オム イラストレーション バイ ケヴィン リュックベール オードトワレ 125ml¥8,470(ISSEY MIYAKE PARFUMS TEL:0120・110・664)「Aはすっと真っすぐに香りが届きます。特にソルティー アンバーが官能的で好きです。クリスタル キャンピオンは、自然のおいしい空気感がします。Bは甘い香りがクセになる。つけすぎてしまいそうで要注意ですね(笑)。CとDは、体が反応する刺激的な香り。一回突き放されるんだけど、そのぶん助走がついて奥深くに入ってきます」Ozaki’s Beauty Rules1、洗顔フォームで洗い化粧水をつける。「少し前に洗顔フォームをいただいたのを機に使い始めました。それまでは、気を使いすぎるのもよくないと思いボディソープで洗っていたんです。化粧水は1年ほど前からつけています。今までは肌が乾燥していると言われても気にならなかったけれど、ちゃんとしたほうが調子がいいです」2、酷使する喉は鍼とコルギでケア。商売道具ともいえる喉のケアも欠かさない。「ライブ前は必ず、鍼を打ってもらいます。それと、コルギで背中や首をほぐしてもらったら、声の響き方が変わって歌いやすくなります。歌うことに、顔やその周りの骨格が関係することに最近気づきました。美容と歌は無関係じゃないんですね」3、仕事によって睡眠時間の量を変える。「歌詞を書く時は、締め切りまで5時間しかなくても、1~2時間寝て頭が働く状態にします。歌詞は分量だけなら10分で書ける。そこから削り出して質を高めていく作業なので、眠気を感じるとダメなんです。逆にライブ前は寝足りなくて、疲れや緊張がほどよく残っているほうがいいです」おざき・せかいかんミュージシャン、小説家。1984年11月9日生まれ、東京都出身。2012年、クリープハイプとしてメジャーデビュー。’21年、「母影」(新潮社)が芥川賞候補作に選出。歌詞集『私語と』(河出書房新社)が発売中。ジャケット¥94,600(DRESSEDUNDRESSED/DRESSEDUNDRESSED TEL:03・6379・1214)シャツ¥36,300(OLD JOE/OLDJOE FLAGSHIP STORE TEL:03・5738・7292)※『anan』2022年5月25日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・入山浩章ヘア&メイク・谷本 慧取材、文・小泉咲子
2022年05月21日「OZAKI30 LAST STAGE 尾崎豊展」福岡実行委員会は、「OZAKI30 LAST STAGE 尾崎豊展」を、UNITEDLAB(ユナイテッドラボ:福岡市中央区大名)にて、2022年4月29日(金・祝)から5月15日(日)まで開催いたします。尾崎豊展 (C)Teruhisa Tajima,Isotope1992年4月25日。日本のロックシーンを代表するシンガーソングライター尾崎豊が26歳の若さでこの世を去りました。彼が生前に発表した作品は全部で71曲。自らの心の奥底に潜む感情や社会の矛盾などを綴った歌詞、力強さと繊細さを兼ね備えた歌声、骨太で親しみやすいサウンドメイクが多くの人々に愛され、なかでも「15の夜」、「I LOVE YOU」、「卒業」、「シェリー」といった名曲の数々は、昭和・平成・令和と3つの時代を飛び越えて歌い継がれています。尾崎とは一体どういう人間だったのか、尾崎が歩んできた26年の道のりは何だったのか、そして尾崎を失ってから人々は尾崎とどう向き合ってきたのか。「ひとつの区切り」として開催する本展は、没後30年を機に、尾崎の歩いた道、尾崎と歩いた道、これから尾崎と歩く道を見つめ直し、語り合うために企画されました。会場では生前愛用した楽器や創作ノート、学習机をはじめ、プライベート写真、レコーディング用の楽譜、ステージで使用したセットリストといった貴重な資料を多数展示。さらにライブ映像やパーソナルスタジオの再現なども加え、日本が生んだ唯一無二のシンガーソングライターの実像に迫ります。ただいま全国巡回中の本展は、東京、静岡会場での開催に続き、3か所目となる福岡会場にて、唯一無二、希代のミュージシャンが見た風景、歩んだ歴史、紡いだ言葉、名曲を生み出し、熱狂的なパフォーマンスを支えた楽器等の愛用の品々など、尾崎豊の魂とその根源に触れられる貴重な資料をご覧いただけるほか、会場となる昨年オープンしたばかりの最新ライブハウス「UNITEDLAB」(ユナイテッドラボ)だからこそ実現できる、魅せる、体感させる特別演出をお楽しみいただけます。■福岡会場みどころ1. 圧倒的な臨場感を体感できるライブステージ演出400インチLEDビジョン※画像はイメージです。実際のステージに設置された大迫力の400インチLEDビジョンで、当時の尾崎豊ステージを最前列でご体感いただけます。2. 福岡会場先行販売グッズ会場では、「CHARA FINE グラフ」や「オルゴール高級機」など、多数のオリジナルグッズを販売します。中でも注目のアイテムは、尾崎豊のアルバムのアートワークを担当してきた福岡県出身の田島照久氏が今回のためにデザインした、福岡会場より初登場の「OZAKI30 オリジナルピクチャーピック3点セット」(専用台紙付)。福岡会場から先行販売する商品など、見逃せないアイテムが満載です。CHARA FINE グラフ福岡会場先行販売「OZAKI30 オリジナルピクチャーピック3点セット」(専用台紙付)福岡会場先行販売「OZAKI30 オリジナルピクチャーピック3点セット」(専用台紙付)3. 福岡展限定記念品福岡会場では「福岡展限定ピック付き入場券」を、数量限定で販売します。福岡展オリジナルデザインのピックは、福岡会場でしか手に入れることができない記念品です。また、ご来場の皆様に「福岡展開催記念オリジナルステッカー」をプレゼントします。※「福岡展限定ピック付き入場券」は数量限定のため、無くなり次第販売を終了します。福岡展限定ピック開催記念オリジナルステッカー4. フォトスポット開設フォトスポットコーナーを開設しました。ご来場の記念にぜひ尾崎豊さんの巨大パネル前で撮影をお楽しみください。撮影用でギターもご準備しています。※展示会場内、SHOPコーナーは撮影禁止です。※フォトスポットコーナーは撮影できます。フォトスポットコーナー■展示内容と主な出展品1. 初期作品の数々を書き上げた学習机。その曲を作曲したピアノ。歌詞や日々の想いを書き溜めた多数のノート。ギター、ブルースハープ、財布や手帳といったプライベートアイテムも多数展示。「初期作品の数々を書き上げた学習机」「初期作品の数々を書き上げた学習机」「初期作品の数々を書き上げた学習机」「歌詞や日々の想いを書き溜めた多数のノート」「歌詞や日々の想いを書き溜めた多数のノート」「歌詞や日々の想いを書き溜めた多数のノート」Photo by Hiroshi Iwasaki「歌詞や日々の想いを書き溜めた多数のノート」2. 新たに、当時のレコーディングで使われた数々の資料や本人直筆の楽譜、歌詞の録音に使われた手書きメモの入った歌詞カード、ラストコンサートツアーとなったBirthツアーでステージモニターに貼られたセットリスト等も展示。最後のプライベートスタジオも再現します。「ともに闘い、パフォーマンスを支えたギター」Gibson ES-175Fender Telecaster YellowPhoto by Hiroshi IwasakiFender Telecaster YellowPhoto by Teruhisa Tajima3. 写真展示は、生きていた証しでもある「ライブ」に着目し、各コンサートツアーで記録された様々な場面を、未公開作品を含む合計100点以上の規模で余すことなく伝えます。「コンサートツアーで記録されたライブ写真」1985年 代々木オリンピックプールPhoto by Teruhisa Tajima1988年 東京ドームPhoto by Teruhisa Tajima1991年 名古屋国際会議場センチュリーホール コンサートツアーで記録されたライブ写真Photo by Teruhisa Tajima■ソニー・ミュージックより関連企画のお知らせ尾崎豊、生前最後の全国ツアー初出音源を収録したライブアルバム『LAST TOUR AROUND JAPAN YUTAKA OZAKI』好評発売中1991年に開催された、生前最後の全国ツアー『TOUR 1991 BIRTH』と、アリーナツアー『TOUR 1991 BIRTH ARENA TOUR 約束の日 THE DAY』の全56公演の中からベストテイクをセレクションしたCD2枚組。代表曲をほぼ完全網羅して収録。【初回生産限定盤】SRCL-12085~12086/5,500円(税込)[CD2枚組]※初回生産限定盤のみ、3方背スリーブ+フォトブック付豪華仕様【通常盤】SRCL-12088~12089/4,500円(税込)[CD2枚組]収録予定曲:「十七歳の地図」、「僕が僕であるために」、「卒業」、「I LOVE YOU」、「シェリー」、「15の夜」…and more!公式Twitter @official_ozaki 【展覧会開催概要】■展覧会名 :『OZAKI30 LAST STAGE 尾崎豊展』福岡会場■会期 :2022年4月29日(金・祝)~5月15日(日)■会場 :UNITEDLAB(ユナイテッドラボ)福岡市中央区大名1-3-36■開場時間 :10:00~19:00(最終入場は閉場の30分前まで)※最終日は17:00閉場■主催 :「OZAKI30 LAST STAGE 尾崎豊展」福岡実行委員会(シーズライブ/エフエム福岡)■後援 :福岡県、福岡市、CROSS FM、サガテレビ■企画制作 :「OZAKI30 LAST STAGE 尾崎豊展」実行委員会(朝日新聞社、松屋)■会場協力 :UNITEDLAB(ユナイテッドラボ)■協力 :ソニー・ミュージックレーベルズ、CCCメディアハウス、グッドグッドカンパニー■特別協力 :アイソトープ、カリントファクトリー■入場料・福岡展限定ピック付き入場券一般(大学生以上) 2,000円/中高生 1,000円/グッズ付き入場券 3,200円※福岡展限定オリジナルピック付き※数量限定の販売のため、無くなり次第通常入場券のみの販売となります。※グッズは『OZAKI30 LAST STAGE 尾崎豊展 オリジナル8cmシングルCD風アクリルスタンド』になります。・通常入場券一般(大学生以上) 2,000円/中高生 1,000円/小学生 500円/グッズ付き入場券 3,200円・音声ガイド 800円(※別途入場券が必要です)※未就学児無料。小学生以下は、保護者同伴でご入場ください。※ご来場前に必ず福岡会場公式サイトの注意事項をご確認ください。※混雑状況によっては、待ち時間や入場規制を行う場合がございます。※再入場はできません。※ベビーカーでのご入場はできません。グッズ付きチケットのグッズ『OZAKI30 LAST STAGE 尾崎豊展 オリジナル8cmシングルCD風アクリルスタンド』■チケット取扱い:3月12日(土)~5月15日(日)まで発売。チケットはローソンチケット(Lコード:88866)にて発売中・全国ローソン・ミニストップ設置のLoppi・インターネット予約: ※グッズ付きチケットのグッズは『OZAKI30 LAST STAGE 尾崎豊展 オリジナル8cmシングルCD風アクリルスタンド』になります。※グッズは引換券と交換で、会期中会場でのみお渡しします。※表示価格はすべて税込です。■会場:UNITEDLAB(ユナイテッドラボ) 福岡県福岡市中央区大名1-3-36会場アクセスはこちら 地下鉄空港線 天神駅 徒歩約11分、赤坂駅 徒歩約5分、西鉄福岡天神駅 徒歩約8分※お車でお越しの方は、近隣の駐車場をご利用ください。■公式サイト: 福岡会場公式サイト: Twitter : Facebook : Instagram : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月28日クリープハイプのフロントマンで、小説でも高い評価を得ている尾崎世界観さん。新刊『私語と』は、インディーズ時代から約20年間綴ってきた歌詞をまとめた“歌詞集”。歌詞に関しては、自信を持って読み返せました。「4月18日がメジャーデビュー記念日なのですが、毎年ファンの方のツイートで『今年は何周年なんだ』と知るんです。さすがに10周年くらいはちゃんとしなきゃと思い、歌詞集を作ってみたいとお願いしました。音とセットになった歌詞を、一度客観視してそこから音を取り外し、言葉だけを本の中に入れたらどうなるか、すごく興味があったんです。テーマごとに分けようとも考えたんですけど、実際選んでみると、作り手としての感覚が邪魔になってしまい、最終的にはリリース順でまとめました」一冊の本として読んでもらいたい。その想いがセレクトの基準に。「音に寄っている歌詞は全部外しました。メロディを助けるために書いている言葉というものがあって、それは全然悪いことじゃないんですけど、本にした時に弱いと感じたんです。音がなくてもリズムのある歌詞を選ぼうと心掛けたら、必然的に小説を書き始めた後の歌詞が多くなりました。音のない中で文章を書くようになったことで、前ほど音に引っ張られなくなった歌詞は、縦書きにした時の印象もよかったです」自作を読み返し、書き直したくはならなかったのだろうか。「小説やエッセイは読み返すのがきつくて、すぐに書き直したくなります。でも、歌詞については自信を持って読み返せました。歌詞以外の作曲やアレンジ、小説やエッセイ、テレビでの立ち居振る舞いなどは常に足りていないので、もっと勉強しなければならないと思っているんですけど、歌詞に関してはこれで成立している、大丈夫だと思える。作詞という、とても大事なお守りのような表現を持っているので、テーマを出し尽くした、もう書けないと諦めそうになってもどうにか書き続けてこられたし、本にまとめたからといって区切りがついたわけでもないですね」今回、帯と「はじめに」「おわりに」を歌詞として書き下ろした。「帯」では「(誰かの)帯だけで一冊作れるくらい書かせていただいた」という自分への皮肉がたっぷり。「はじめに」では、歌から言葉を切り離す作業を綴った。「まず曲を作って、そこに言葉を流していくという順番が染みついていて、歌詞から書く作業は本当に時間がかかりました。音がないと際限なく言葉を選べるから、途方に暮れてしまう。『おわりに』は、まだ曲をつけている最中なんです……。作曲と作詞の順番を変えるとこんなにも難しいんだと改めて実感しました」尾崎さんとananとの縁は約10年前に発表された「身も蓋もない水槽」が始まり。リリース時は「××××」だった部分を歌詞集では……「『anan』にさせていただきました!満員電車でギターを背負い、邪魔者扱いされている自分とはかけ離れた世界だと感じられた中吊り広告に、その怒りがぶつかってできた曲なんですけど。当時は雑誌名を書いたら怒られると思い、伏せ字にしたんです。この曲があるし、もう絶対に出してもらえないと思っていた『anan』に、定期的に出していただき、セックス特集でも原稿を書かせていただいて、もう伏せなくても大丈夫かなって(笑)」言葉遊びをふんだんに取り入れる尾崎さんの作詞スタイルは、本作のタイトル『私語と』にも表れている。“私”を“語”る“仕事”ぶりを自身はどう感じているのだろう。「あれもこれも、色んな仕事をしていて下品だと思います。ディスコグラフィーを見てもなんか汚いなあって(笑)。でも、そうしてブレるのが自分らしい。この10年で、そう思えるようになりましたね。自分を語ることが仕事になるなんて、すごく恵まれています。だから、極力すべてを語るのが、音とともに聴いてくれる方や本を読んでくれる方へのマナーだと思うんです」『私語と』 インディーズ時代を含む楽曲群から、75曲の歌詞を自身で選んだ。装丁は、共に仕事をしてきたデザイナーの寄藤文平さん。「自分にはここまでそぎ落とす勇気はないですね。さすが文平さん」河出書房新社1870円おざき・せかいかん1984年11月9日生まれ、東京都出身。2012年、クリープハイプとしてメジャーデビュー。’16年、小説『祐介』(文藝春秋)を発表。’21年、『母影』(新潮社)が芥川賞候補作に選出。現在、『セブンルール』(関西テレビ/フジテレビ系)に出演中。ビンテージのシャツ¥8,800Tシャツ¥3,800(共にFRONT11201)ビンテージのスラックス¥18,700(放課後の思い出)スニーカー¥9,900(CONVERSE/コンバースインフォメーションセンター TEL:0120・819・217)ベルトはスタイリスト私物※『anan』2022年4月27日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・入山浩章ヘア&メイク・谷本 彗インタビュー、文・小泉咲子(by anan編集部)
2022年04月25日