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アドベンチャーランナーの尾藤朋美が21日、自身のインスタグラムを更新。【動画】「ラクダおっきい!」美女ランナー・尾藤朋美、サハラマラソンに出場!ラクダとの2Sムービーにファン驚愕サハラ砂漠で開催された「Trans Sahara Marathon 2025」に出場し、50kmのレースで女子トップ、総合2位という快挙を達成したことを報告した。尾藤はレース前、緊張から3時間半しか眠れなかったものの、スタート前に流れた曲がまさかの「waka waka」だったことがスイッチに。「モロッコのスーパー速い選手についていき、ギアを上げ過ぎるくらい上げた結果、最後まで逃げ切ることができた」と興奮気味に振り返った。さらに、2週間で世界を1周半し、2回準優勝という驚異の成績を残したことにも言及。「もっとロングレースだったら勝てるかも?」とポジティブに締めくくった。 この投稿をInstagramで見る TOMOMI BITOH(@tomomi_challenger)がシェアした投稿 ファンからは「準優勝おめでとう!しかも最終日トップ!」「奇跡のwaka wakaで最高の走り!」など祝福の声が多数寄せられている。
2025年02月21日サハラ砂漠250kmマラソン35回大会女子総合2位、プロランナーの尾藤朋美が20日、自身のインスタグラムを更新した。【動画】「ラクダおっきい!」美女ランナー・尾藤朋美、サハラマラソンに出場!ラクダとの2Sムービーにファン驚愕モロッコのサハラ砂漠で開催されている「Trans Sahara Marathon」に出場し、3日目のレースを終えたことを報告した。この日、尾藤は32kmを走破し、4時間7分で女子2位・総合5位という好成績を記録。総合順位では3位につけており、「最後まで絶対に諦めない!ラスト1日全力で駆け抜けます!」と熱い決意を綴った。さらに、最終日は48kmの長丁場となるが、「I’ll be my best✊」と、自身の限界に挑む姿勢を見せた。 この投稿をInstagramで見る TOMOMI BITOH(@tomomi_challenger)がシェアした投稿 この投稿には多くの応援が寄せられ、「朋ちゃん頑張れーカッコいいよ✨」「砂漠を連日走るなんて半端ない!胸が熱くなる」「ラスト1日、ケガせずに頑張って」といった熱いメッセージが続々と届いている。壮絶なレースのフィナーレに向け、尾藤の挑戦は続く。
2025年02月18日ウルトラマラソンランナーの尾藤朋美が7日、自身のインスタグラムを更新。【動画】「一時帰国はわずか4日!」ウルトラランナー尾藤朋美、多忙スケジュールにファン驚き**「World Marathon Challenge 777」**を完走し、7日間で7つの大陸を走破する過酷なレースを、5日19時間7分という驚異的な記録で達成したことを報告した。さらに、最終レースのマイアミでは見事優勝を飾り、圧巻のフィニッシュを見せた。 この投稿をInstagramで見る Merrell Test Lab(@merrelltestlab)がシェアした投稿 ファンや関係者からは「笑顔で7大陸走り抜けた結果、しっかりWORLD RECORD感動しました!」「走って移動して時差も気温差もある中、信じられない偉業」「ともみスマイルかわいい」と、驚きと称賛の声が続々と寄せられている。
2025年02月07日ウルトラマラソンランナーの尾藤朋美が4日、自身のインスタグラムを更新。【画像】「南極へ、いざ出発!」ウルトラマラソンランナー尾藤朋美、7大陸マラソン挑戦のため飛行機に乗り込む「Day4 Dubai ⌚️3:14:26 ←This race best updateoverall 2nd / women’s 2nd (訳:4日目ドバイ3時間14分26秒で自己ベストを更新総合2位/女子2位)」と綴り、自身が写った写真数枚をアップした。見事自己ベスト更新の嬉しい報告となり、残すところ3大陸となった次戦以降の成績にファンの期待も高まるばかりのようだ。 この投稿をInstagramで見る TOMOMI BITOH(@tomomi_challenger)がシェアした投稿 この投稿には多くのいいねの他、「ヨーロッパ上陸ですね‼️めっちゃ素敵な笑顔✨powerもらえました‼️」といったコメントが寄せられている。
2025年02月04日ウルトラマラソンランナーの尾藤朋美が25日、自身のインスタグラムを更新。【画像】尾藤朋美、7大陸マラソン挑戦へカウントダウン開始!「#7marathons7continents7days」への挑戦を目前に控え、南アフリカ・ケープタウンでのトレーニングの様子を報告した。「ガンプ鈴木と3日間一緒に走った」と語り、高速道路を先導車付きで走る特別な体験を振り返った。雄大な景色の中でのランニングに、「南アフリカの壮大な景色を楽しめてとても幸せ」と喜びを綴った。投稿では、1月31日から始まる7大陸マラソンのスケジュールも公開。南極からスタートし、アフリカ、オーストラリア、アジア、ヨーロッパ、南米、北米を7日間で走り切る壮大な挑戦に期待が高まる。尾藤のチャレンジ精神が多くの人々を鼓舞している。 この投稿をInstagramで見る TOMOMI BITOH(@tomomi_challenger)がシェアした投稿 ファンからは「ガンプさんと走る朋美さん」「初めて大興寺でお会いした日を思い出しました❤️」とエールが寄せられている。
2025年01月25日全国無料放送のBS12 トゥエルビ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:降籏邦義)は、笑福亭鶴瓶さんと阿川佐和子さんがMCを務めるトークバラエティ「鶴瓶ちゃんとサワコちゃん~昭和の大先輩とおかしな2人~」を放送しております。第23回目は9月2日(月)よる9時00分~尾藤イサオさんをゲストに迎えて放送いたします。笑福亭鶴瓶師匠尾藤イサオさん阿川佐和子さん1.「鶴瓶ちゃんとサワコちゃん~昭和の大先輩とおかしな2人~」番組概要笑福亭鶴瓶と阿川佐和子がダブルMCとして初タッグ!芸能界でも大御所クラスの笑福亭鶴瓶(芸歴52年)と阿川佐和子(芸歴40年)。芸能界随一の聞き上手で引き出し上手な2人がMCとなり、そんな2人を「鶴瓶ちゃん」「サワコちゃん」と呼ぶような昭和の大先輩をゲストに迎える。鶴瓶&阿川のコンビが大先輩ゲストに恐縮しながらも、他では見せないゲストの素顔に迫る大人のためのトークバラエティ。2.「鶴瓶ちゃんとサワコちゃん~昭和の大先輩とおかしな2人~」#23 について第23回のゲストは、御年80歳!"和製エルヴィス・プレスリー"と称された歌手・尾藤イサオさん。元々は曲芸師だった尾藤さんが歌手を目指したきっかけ、人生の転機とも言える「日劇ウエスタンカーニバル」との出会い、名曲「あしたのジョー」の歌詞にまつわる裏話など大公開!そして、80歳を感じさせない歌やダンスに曲芸も披露!!一方、「デビュー当時はロカビリーで頑張って、今はリハビリ(ー)で頑張っている」という、80歳らしい渾身の「ロカビリー/リハビリー」ギャグも…!?お楽しみに!【ゲスト】尾藤イサオ■番宣映像: ■番組HP: 3.放送スケジュール#23 9月2日(月)よる9時00分~9時55分 【ゲスト】尾藤イサオ#24 10月7日(月)よる9時00分~9時55分 【総集編②】#25 10月14日(月)よる9時00分~9時55分 【ゲスト】堺正章#26 10月21日(月)よる9時00分~9時55分 【ゲスト】舘ひろし11月に放送される#27以降のゲストもお楽しみに!歌・ダンス・曲芸・笑顔!満載の23話若い頃に黄斑変性症を患った尾藤さん。見やすい位置を一緒に探します!終始笑顔溢れる収録でした!■BS12 トゥエルビについて■三井物産(株)100%出資の24時間全国無料のBS放送局です。スポーツ中継や大人の趣味教養など、上質なエンタテインメント番組を総合編成でお送りしています。視聴方法は、BS+12ボタン、または3桁番号222チャンネルです。BS12 | BS無料放送ならBS12 トゥエルビ : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年08月30日全国無料放送のBS12 トゥエルビ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:降籏邦義)は、「船越英一郎の昭和再生ファクトリー」を毎週木曜よる9時~放送しています。5月16日(木)放送は、ゲストに歌手・尾藤イサオを迎え、昭和の名作漫画『あしたのジョー』のモデルとなった町を訪ねます。1.「船越英一郎の昭和再生ファクトリー」とはみなさんにとって昭和はどんな時代でしたか?この番組は<昭和の思い出のアイテム>や<昭和の思い出の場所>、<昭和の思い出の人>を振り返り、古き良き昭和という時代を記憶と共に再生させる「昭和」×「令和」融合のノスタルジックリアル番組です。■番組HP: 船越英一郎の昭和再生ファクトリー | バラエティ番組 | BS無料放送ならBS12(トゥエルビ) : 出演者船越英一郎1960年生まれ。湯河原町出身。1982年に俳優デビューしたのち「外科医 鳩村周五郎」「箱根湯河原温泉交番シリーズ」など民放全局の2時間ドラマに出演し、【2時間ドラマの帝王】の異名を持つ。また、近年はNHK「赤ひげ」TX「十津川警部の事件簿」などで主演を務め、CMやバラエティなどでも活躍中。映画、漫画、歌謡曲など昭和のサブカルチャー好きとしても知られている。阪田マリン2000年12月22日生まれの23歳。昭和カルチャーが大好きで“ネオ昭和”と命名し、ファッションやカルチャーを発信中。現在も数々の番組や企業からのオファーが殺到中!SNSでの総フォロワーは約30万人。ネオ昭和プロジェクト”ザ・ブラックキャンディーズ”としても活動中。6月に初の写真集「今って昭和99年ですよね?」を発売。2.番組内容第18回:5月16日(木)よる9時~ゲスト:尾藤イサオ、ちばてつや(特別ゲスト)、なぎら健壱「立て、立つんだジョー」「燃えたよ… 真っ白に…燃え尽きた」など数々の名台詞を世に残した昭和漫画界の名作『あしたのジョー』。寺山修司や三島由紀夫など時代を牽引した知識人たちも熱狂したボクシング漫画の金字塔であり、アニメ化や実写化など、現在も多くの日本人に心に残る唯一無二の存在。今夜は、そんな『あしたのジョー』の世界観を再生。ゲストにアニメ『あしたのジョー』の主題歌を歌い、今なおステージに立ち続ける歌手・尾藤イサオを迎え、漫画やアニメなどの舞台となった街を訪れ、矢吹丈や力石徹、丹下段平への思いを綴ります。そして『あしたのジョー』生みの親、ちばてつや先生が登場。約50年ぶりの再会、様々な秘話が明かされます!また、人気コーナー「なぎら健壱の昭和探訪」は東京・上野を散策!3.放送スケジュール毎週木曜よる9時00分~9時55分■BS12 トゥエルビについて■三井物産(株)100%出資の24時間全国無料のBS放送局です。スポーツ中継や大人の趣味教養など、上質なエンターテインメント番組を総合編成でお送りしています。視聴方法は、BS+12ボタン、または3桁番号222チャンネルです。BS12 | BS無料放送ならBS12 トゥエルビ : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年05月10日中尾ミエが、2024年2月9日(金) から12日(月・祝) にかけて東京・有楽町のI’M A SHOW(アイマショウ)にてライブイベント『中尾ミエ 77th birthday live No Time At All〜人生もっともっと楽しまなくちゃ〜』を開催することを発表した。数々の代表曲を持ち、1963年には歌手として初めてエランドール賞の新人賞を受賞。60年以上にわたって第一線に立ち続ける中尾ミエは、現在77歳。自身の喜寿を記念した本ライブでは、デビュー曲「可愛いベイビー」から伝説の音楽番組『シャボン玉ホリデー』で披露した楽曲、また公演タイトルにもなっている2019年、2022年に出演したミュージカル『ピピン』の「No Time At All」など、自身の芸能生活の軌跡をたどるセットリストと、中尾が2015年~19年に主演・プロデュースを手掛けたかつてのスター(中尾ミエ)とデイサービスに集まってくる多彩な高齢者たちが繰り広げるコメディミュージカル『ザ・デイサービス・ショウ』からのナンバーの数々を尾藤イサオ、正司花江、モト冬樹、光枝明彦と共に披露する。■中尾ミエ メッセージいつの間にか77歳になってしまいました。同年代の仲間が沢山いるのですが、なかなか出かける場所がありません。たまにはお洒落をして、羽目を外して楽しめる場所を作りたいと思っていました。このライブが皆さんにとってそんな場所になれば、と思います。どうぞ、お友達を誘って、一日楽しいひと時をお過ごしください。<公演情報>『中尾ミエ 77th birthday live No Time At All〜人生もっともっと楽しまなくちゃ〜』■2024年2月9日(金) 18:00 開演2月10日(土) 12:00 開演 / 17:00 開演2月11日(日) 12:00 開演2月12日(月・祝) 12:00 開演会場:東京・I’M A SHOW (アイマショウ)※開場は各開演の60分前出演:中尾ミエゲスト:尾藤イサオ、正司花江、モト冬樹、光枝明彦※尾藤イサオは、2月12日のみ出演なし作・音楽:山口健一郎歌唱曲:「可愛いベイビー」「片想い」「No Time At All あっという間に」、ミュージカル『ザ・デイサービス・ショウ』より 他【チケット料金】全席指定:10,000円(税込)※入場時、別途ドリンク代600円※5歳未満入場不可※チケットは一人1枚必要です。チケットはこちら:
2023年10月14日舞台『BACK BEAT』のフォトコールが東京芸術劇場 プレイハウスで25日に行われ、戸塚祥太(A.B.C-Z)、加藤和樹、辰巳雄大(ふぉ〜ゆ〜)、JUON(FUZZY CONTROL)、上口耕平、夏子、鈴木壮麻、尾藤イサオ、石丸さち子(翻訳・演出)が取材に応じた。同作は20世紀を代表する伝説のロックバンド・ビートルズが、もともと5人編成のバンドだったという、同バンド創成期のハンブルク時代を描いた、1994年公開の伝記映画『BACKBEAT』をイアン・ソフトリー監督自身が舞台化した作品。戸塚はビートルズ結成時のベーシストで、画家としても才能を発揮しながらメジャーデビュー目前の1962年に21歳で夭折したスチュアート・サトクリフを演じ、加藤はジョン・レノン、JUONはポール・マッカートニー、辰巳はジョージ・ハリスン、上口はピート・ベストを演じる。初日を前に戸塚は「準備万端です。バッチリです」と自信を見せ、「僕たち、スタッフさんから『ビートルズのみなさん』って呼ばれるんですよ。すごい気分が良くてなりきらせていただいています」と語る。辰巳も「令和のビートルズです」と新たなキャッチコピーを作っていた。「最初は絶望からスタートしていたといっても過言ではない」(戸塚)、「学生バンドかなみたいな」(加藤)というバンド演奏だが、今は戸塚も「不思議な感覚があったかもしれないですけど、今はこのスタイルに完全にフィットしている」という。上口が「初めての会話が音だった」と振り返ると、戸塚も「詩人だわ」と感心していた。「全国を回ってみなさんにみていただきたい」とライブツアーも希望した辰巳だが、「ほぼ弾けない状態から始まって。本当に最初に石丸さんの前で披露した時に『お前、まじか』という。目の奥が『本当に、ジョージ・ハリスンをやるのか』って」と苦笑。全員不安を抱えていたものの、できなさで言えば「トップ」と石丸に言われた辰巳は、「トップです!!」と訴える。しかし努力を重ねバンドとして成長したメンバーに、石丸は「すっごい努力でした。バンド同士でグルーヴを産んでからが、早かったですね。観客にビートルズを伝える架け橋なので、架け橋は立派に務めている」と太鼓判を押した。加藤は「毎回がライブで、20曲くらい生演奏なので、何が起こるかわからない。弦が切れたり演奏を間違ったり、ご愛嬌で許してもらって、このステージでしか味わえないので、体感してもらいたい」とメッセージ。戸塚も「とにかくロックに始まり、一時も速度を落とさずに最後の最後まで駆け抜けていきたいと思います」と意気込んだ。
2019年05月25日舞台『BACK BEAT』の製作発表が東京・新宿LOFTで15日に行われ、戸塚祥太(A.B.C-Z)、加藤和樹、辰巳雄大(ふぉ〜ゆ〜)、JUON(FUZZY CONTROL)、上口耕平、夏子、鈴木壮麻、尾藤イサオ、石丸さち子(翻訳・演出)が登場した。同作は20世紀を代表する伝説のロックバンド・ビートルズが、もともと5人編成のバンドだったという、同バンド創成期のハンブルク時代を描いた、1994年公開の伝記映画『BACKBEAT』をイアン・ソフトリー監督自身が舞台化した作品。戸塚はビートルズ結成時のベーシストで、画家としても才能を発揮しながらメジャーデビュー目前の1962年に21歳で夭折したスチュアート・サトクリフを演じ、加藤はジョン・レノン、JUONはポール・マッカートニー、辰巳はジョージ・ハリスン、上口はピート・ベストを演じる。暗転したステージに現れた5人は、まずジョン・レノン役の加藤がボーカルをとった「ロックン・ロール・ミュージック」、そして戸塚がボーカルを務め「ラブミー・テンダー」を披露。この演奏に、ビートルズの初来日武道館公演に出演した尾藤も「武道館でビートルズが一番最初にやった曲」と喜び、「これがかっこいいんですよ、グーです!」と絶賛した。戸塚も「バンドのマジックを初体験してしまった。自分の中に新しい命が生まれたみたいな。すっごい楽しかったです」と振り返り、加藤は「出る前もずっと一緒にバンドをやってきたかのような空気感で、みんなで気合い入れして歌って、俺たちバンドなんだなと思いました。稽古も重ねてきているにも関わらず、初めて一つになった瞬間だなと思いました。ここからさらにバンドのグルーヴを高めていきたいと思いました」と充実した気持ちを表した。劇中では20曲を披露するため、初心者の辰巳は現在1日8時間練習しているという。同じくドラムを始めたばかりの上口に加え、ふだんギターを弾いている戸塚がベースに、右利きのJUONが左手でピックを持ってギターに、など挑戦することばかり。今回の演奏では弦が切れるハプニングもあったJUONは「家でやったりして不安だなと思ってても、一緒に練習してると、さっきまで弾けてなかったのに弾けるようになっちゃう」と仲間と一緒に演奏することの喜びを表した。また上口は「ドラムの席って最高の特等席だなって改めて思いました。お客さんの反応も見れて、メンバーのテンションも見れて。いつもより走ってんぞ、とかわかりつつ」と笑顔に。グループでの仕事にベースを持ち込んでいいのか迷っているという戸塚は、A.B.C-Zでもバンドをやっては……という提案に、「塚ちゃん、楽器弾けるかなあ? 新しい一面をグループでも見せられたらいいですね」と新たな可能性を示した。このメンバーでのライブの可能性について聞かれると、辰巳は「やりたいですね」と意欲十分。加藤のライブに乱入したい、という希望には加藤が「そんなサプライズはウェルカムですけど、いいんですか? 逆に」と戸惑う。さらにCD化もどうか、というレポーターの提案に、辰巳は「僕、まだ個人的にCDも出してない。ふぉ〜ゆ〜っていうんですけど。ここが先か! メンバーごめんね!」と謝っていた。
2019年04月15日アイドルグループ・A.B.C-Zの戸塚祥太と、俳優の加藤和樹が、舞台『BACKBEAT』に出演することが30日、明らかになった。同作は20世紀を代表する伝説のロックバンド・ビートルズが、もともと5人編成のバンドだったという、同バンド創成期のハンブルク時代を描いた、1994年公開の伝記映画『BACKBEAT』をイアン・ソフトリー監督自身が舞台化した作品。ビートルズ結成時のベーシストで、画家としても才能を発揮しながらメジャーデビュー目前の1962年に21歳で夭折したスチュアート・サトクリフ(戸塚)にスポットを当て、学生時代からの親友であり彼を敬愛していたジョン・レノン(加藤)、ポール・マッカートニー(JUON)、ジョージ・ハリスン(辰巳雄大)、ピート・ベスト(上口耕平)、そしてハンブルクでの運命的な出会いにより恋人となる写真家のアストリッド・キルヒヘル(夏子)ら、若者たちの揺れ動く心をストレートプレイで、初期ビートルズのサウンドに乗せて描き出す。翻訳・演出はオリジナルミュージカルの作・演出などにも高い評価を得ている石丸さち子が手掛ける。音楽は、自身のアーティスト活動と並行して様々なアーティストへの楽曲提供を行い、また石丸によるオリジナルミュージカル『ボクが死んだ日はハレ』の音楽を担い好評を博した森大輔が手掛ける。さらに鍛治直人、田村良太、西川大貴、工藤広夢、鈴木壮麻、そして1966年にビートルズが初来日公演を行った際に前座を務め、彼らの生の演奏を体感している尾藤イサオと、確かな実力と個性豊かなキャストが集結。東京公演は東京芸術劇場 プレイハウスにて5月25日~6月9日、兵庫公演は兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールにて6月12日~6月16日、愛知公演は刈谷市総合文化センター アイリス 大ホールにて6月19日、神奈川公演はやまと芸術文化ホール メインホールにて6月22日。○戸塚祥太 コメントジョン・レノンの親友であり、ジョンが認めた男、サトクリフを演じることができると知った時は嬉しすぎて、「やった! やったぞ!」と何度も心の中で叫びました。The Beatles関連の作品ということで、沢山の方の大切な記憶や体験、愛おしい楽曲群を汚すことなく、自分に与えられた役割を全うしたいと思います。改めてThe Beatlesの音楽に触れると、中学1年生の時に兄が持っていたベストアルバム「1」を、CDがボロボロになるまで聴いたことをふと思い出しました。訳もなく眠れない夜に寄り添ってくれた音楽を、今度は自分が演奏する番になり、不思議な縁を感じていますが、彼らの音楽をしっかり学んで演奏したいです。僕が演じるサトクリフは、みなさんが知っている世界最高のバンド、ジョン、ポール、ジョージ、リンゴのゴールデンメンバーに、「もともと居た」人間です。訳あってThe Beatlesからは離脱しますが、芸術の才能がズバ抜けていて、バンドではベースを担当。演じるにあたり、かなりハードルは高いですが、ROCK and ROLLで今までの自分を壊して、新しい自分、仲間、作品に出会い、それを1人でも多くの方と共有したいです。最高のBACKBEATを奏でるので是非劇場に遊びに来てください。もしよろしければ、Twist and Shoutしちゃってください!○加藤和樹 コメント世界的なバンドで、存在を知らない人はいないThe Beatles。彼らの結成初期の物語である今作に出演するということは音楽に携わる身として、役者として大変光栄なことでもあり、プレッシャーでもあります。しかし、信頼する石丸さち子さん演出の元、個性的で素敵なメンバーたちと唯一無二の作品にできるよう、持てる全てをかけて臨みたいと思います。今のこの時代に、彼らの音楽が、生き様が我々に伝えてくれるものを皆さまに届けられるよう頑張ります。○石丸さち子(翻訳・演出) コメント自分に似た者など、理解できる者など、どこにもいない! と感じる青春の孤独。だからこそ、選ばれた者たちがひとたび出会うと、友情はほとばしるように生まれます。スチュアートは魂の叫びを絵筆に託し、複雑な生い立ちのジョンはロックに夢中になっていました。この二人が運命的に出会い、芸術とロックと愛と友情に揺れて荒ぶる時代を、ライブ演奏とともに描きます。本作は、未来を渇望する若者の繊細な心理を炙り出すストレートプレイですが、音楽は止まることがありません、だってBeatlesの物語ですから。
2019年01月30日長い泰平の後、開国するか否かで揺れ始めた江戸時代末期の江戸近郊の農村を舞台に、時代の波に翻弄されるひとりの浪人と人々の姿を、池松壮亮、蒼井優らの共演で描いた『斬、』(11月24日より渋谷・ユーロスペースほか全国順次公開)。本作の監督、脚本、撮影、編集、製作を手掛けているのは、世界各国に熱狂的なファンを持つ塚本晋也だ。自身初の時代劇となった本作において、池松演じる杢之進を江戸、京都の動乱へと誘う浪人・澤村次郎左衛門も演じる塚本監督に、映画制作への思いをきいた。――『斬、』は長年温めていた企画だそうですね。あっという間だったので、自分としてはあまり長い期間温めていたという意識がないのですが、いざ数えてみると構想20年以上にはなりますね。――「いつか時代劇を撮りたい」と思われたのは、黒澤明監督の影響ですか?確かに、黒澤監督の『七人の侍』や『用心棒』は、高校生の頃に観て憧れましたね。『椿三十郎』のラストにすごい殺陣のシーンがあるんですけれど、それを友だちと一緒に真似したりして。あとは、大学時代にテレビで観た勝新太郎さんの『新・座頭市』に対する想いが強いです。でも、一番原初的なものとしては、中学生の時に観た市川崑監督の『股旅』かもしれない。いわゆるカッコいいチャンバラシーンは全然出てこなくて、萩原健一さん、尾藤イサオさん、小倉一郎さん扮する刀もロクに使えない3人が、しょうもない渡世人となって旅をする青春映画がすごく好きだったんです。――試写会で『斬、』を見た方から、「『鉄男』以降、塚本監督はずっと鉄に対する愛を持ち続けている」と指摘されていましたね。確かにその通りで、「鉄と人との関わりには変わりがない」ということに自分でも気づきました。とはいえ、普段僕が映画を作るときは、あまり理屈では考えていなくて、ほとんど感覚的に作っています。「こういうことを言うために、こういう筋にしよう」というものではなく、自分にとって一手一手が嘘にならないように、筋を書いていくという感じなんです。『斬、』に関しては「一本の刀をグーッと食い入るように見つめてしまう若い浪人の映画にしよう」という、一つの考えだけが最初に浮かびました。そこから「どうして彼は刀をそんなに過剰に見つめるのか?」という風に、段々と自分で紐解いていく。つまり「全て紐解き終わった時」こそが、映画が完成する瞬間なんです。――なるほど、とても興味深いです。ちょうど『野火』が終わった頃に「刀を過剰に見つめる浪人の姿」と「時代への不安感」がピュッと一緒くたになって、ボロっと作品に結実したものが『斬、』なんです。ストーリーも自然と頭に浮かんできて、言いたいことが中にスポッと入ったので、それ以上あまり膨らまさないようにして、原石のまま表に出したという感じですね。――これまでの作品と『斬、』の作り方に、何か違いはありますか?基本的には、僕の場合は一作一作、作品ごとに異なりますね。プロの脚本家の方のように決まった順序が無いので、漠然としたものを切り崩していくような作業になるんです。――『斬、』というタイトルがスクリーンに出てくる様子が、刀のようでゾクゾクしました。まさにあれは刀をイメージしているのですが、実は最初『一』というタイトルにしようかとも思っていたくらいなんですよ。でもいくら刀に見えるといっても、『一』だけじゃ意味がよくわからないし、物事の始まりみたいな前向き感が出てしまうかなという懸念もあって。どちらかというと陰惨な感じにしたかったんですよね。「ざん」なら、音からもなんとなく「残酷」な雰囲気も伝わりますし、刀で「斬る」という意味にもなるし。シンプルかつ響きの良いタイトル、ということで『斬、』になりました。――だからこそ、一画目が重要だったわけですね。そうですね。「一」への想いです。――ちなみに「、」の示す意味とは?「。」だと終わってしまうので、あえて「、」にしたんです。――句点ではなく、読点ということですね。僕としては「斬った後どうなるのか」みたいなことを表しているつもりだったんですが、「斬って出てくる血にも見えるし、涙にも見える」というようなことをスタッフが言っていて、「でしょ!」って(笑)。――ははは(笑)。それにしても、塚本作品にはこれまでも印象的なタイトルが多いですね。最初からタイトルが決まっている場合は良いんですが、いつまでも決まらない場合は見苦しいタイトルになりますね。――例えば……?『東京フィスト』なんて、「そりゃないだろう」っていまでも時々思うくらい(笑)。実を言うと『鉄男』もなかなか決まらなかった。――えぇ!? そうなんですね。『鉄男』に決まった理由とは?「皆に愛されるために名前で読んでもらえるようにしよう!」って。――いまや、世界中で愛される名前になったと考えると感慨深いですね。逆にすぐに決まったタイトルは?『六月の蛇』なんかはタイトルありきという感じで、自分としても納得がいくタイトルであると言えますね。あとは『BULLET BALLET バレット・バレエ』も気に入っています。「弾丸がバレエをする」という意味なんですが、UとAだけが違っていて、ちょっとフランス語風の響きでね。第2候補は「弾丸ダンス」だったんですが(笑)。――なるほど(笑)。そのタイトルからは、また違った作品が生まれそうですね。塚本作品といえば石川忠さんによる音楽も欠かせませんが、『斬、』の音楽は石川さんが亡くなられた後に、監督が自ら石川さんの過去の素材のなかから選んで編集されたそうですね。そうですね。石川さんが亡くなられたのがあまりに突然だったので、正直気持ちの収拾がつかないところもあったのですが、『斬、』の仕上げの期間、石川さんと長い対話が出来たような気がしています。これまで僕の映画に使用した石川さんの曲はもちろん、未発表の音源も石川さんの奥様からいただいて全部聴かせてもらったので、鎮魂的な意味あいの時間にもなりました。――本作では池松壮亮さんが主演を務められていますが、キャスティングのきっかけは?僕の中ではまさに池松さんありきで考えていたのですが、ビックリするようなタイミングで池松さんの事務所からお声がけいただいて、「これは何かの思し召しだ」と思って「今やるべきでしょ!」と走りだしたんです。――まさに相思相愛だったわけですね。確かに相思相愛というのも珍しいですが、タイミングが合うというのが奇跡的なことだったと思います。――ちなみに監督が「出て欲しい」と思う俳優さんとは?演技の型が決まっている俳優さんだと、ちょっと難しいかもしれないですね。いかようにも変化できるというか、透明感がある感じの俳優さんだったり、あるいは演技が上手いとか上手くないとか以前に、存在感がぷ~んと匂い立ってくるような俳優さんだったりすることが多いです。――なるほど。そういった意味では、本作にも出演されている中村達也さんは、まさに存在感の塊といえますね。中村さんには『バレット・バレエ』の時に初めて出ていただいたんですが、もちろん演技は見たことがなかったので、まさに「存在感のみ」ですね。打ち合わせにも現場にも必ずオートバイでいらっしゃるので、最初はちょっと怖かったですね(笑)。二人ともシャイな面があるので『バレット・バレエ』の撮影時はほとんど日常会話を交わすことはなかったのですが、いまではお互い年を重ねてアホみたいな会話もするようになりました。――『野火』では、中村さん自ら死体役も務められたとか……。人手が足りないシーンでは、自らすすんで入ってくださって。決して頼んだわけではないのですが、撮っていたら「あれ? 中村さんまで入ってる」という感じでしたね(笑)。――『斬、』の中でも「なんで村人たちは俺らを見て逃げるんだ」というようなセリフがあって、思わず「いや、そりゃ逃げるでしょ!」と突っ込まずにはいられませんでした。そう。ずいぶん大味なギャグなんですけどね(笑)。――『野火』の時は監督ご自身が「演じたくて演じたわけではない」という発言もされていましたが、『斬、』の澤村役は最初からご自分で演じようと思われていたんですか?『斬、』のプロットは大分前から作っていたので、「この役は自分かな」と思っていたんです。僕の映画においては、『鉄男』の頃から主人公のことを執拗に追いかけ回すストーカーみたいな役は、僕がずっとやってきたものですから(笑)。『野火』とはまた違う後味を残す映画にしたいと思いました。『野火』はひたすらに戦場の恐ろしさをお客さんに差し出して、ひたすらにいやだなあ、と思ってもらおうと思ったんですね。「斬、」では澤村のヒロイックな行動に胸にすくような思いをする面もある。その「いけいけ」と思っているお客さんの鼻先にいつの間にか刃が迫ってきているような映画にしたかったんです。――まさか、撮影時に「ぎっくり腰」を患っていたとは思えぬほどの、見事な殺陣さばきでした。殺陣の練習の最中、軽い竹光でよいシーンなのに、重い木刀を振り回していたら、「ピキッ」てなってしまったんですね。とはいえ、最悪の状態までには至らなかったので、おそるおそるやっていたという感じです。――『斬、』では、蒼井優さんの魅力も最大限に引き出されていると感じました。もともと1作品ごとに異なる面を見せて下さる女優さんではありますが、今回は1本の映画の中に「蒼井優のすべて」がつまっているような気がしたんです。きっと蒼井さんが台本を読まれたときに、「一人の人間としての整合性を求められてるわけではないんだな」と解釈されて、ご自身のなかで「いろんな女性を体現しよう」という演技プランがあったんだと思うんです。――塚本監督が演出されたというわけではないんですね。まぁ、そういった気持ちを込めて脚本を書いたというのはありますが、特に具体的な演出はしていないですね。とはいえ、3分の2くらいまで撮り終えたあとに「え!? そういうつもりだったの?」ということになるとお互い大変なので、さすがに一回だけ通し稽古はするんですが(笑)。大体の意思疎通をはかったら、あとは現場のお楽しみに取っておく、という感じですね。――過去のインタビューを拝見していて驚いたのが、塚本監督の記憶力の良さなんです。小学校時代のエピソードが克明に記されていて。あ、あれはね、小学生の時に日記を書いていたからなんです。日記を書くこと自体が記憶に残りやすくなりますし、時々見返すとその当時の感覚に戻れるんですよね。本当に小学校の時の気分はもちろん、香りまで匂い立ってくるんです。「俺は、スプライトが好きだ」みたいなことが書いてあるんですが(笑)。誰かに見せるためではなく、自分の心の叫びなんです。――その日記帳は、いまだに門外不出なんですか? どこかで企画展示したりする予定もなく……?断捨離をしているので、あるときに、ごく簡単な文にワード化して本体は処分してしまいました。ワードの文は自分が見れば記憶の引き出しを開けるようになっていますが、他の人が見てもチンプンカンプンなもので。――でもご自身で日記を辿ると、思春期の衝動がよみがえるわけですね。中学生の時の混沌とした想いとか、急に自分が悪役みたいになってクラスのみんなに波紋を投げかけていたときの不安定な精神状態なんかが、書いてあるので、タイムワープする感じですね(笑)。――新たに脚本を書くときに日記を読み返したりすることも?自分にとっての映画作りは「整理すること」だと思っているんです。身の回りにあるぐちゃぐちゃになっているものを整理しているうちに、いまどうしても自分が作るべきものが「プリッ」と1本出てくる感じなんです。新たに映画を作り始める時は、いろんなものが整理されていて。だから何かを作り始める前には、いらない本を処分して必要なものを浮き彫りにして、その時の気持ちに合うように並べて、創作ノート全部にひととおり目を通してやり忘れていることがないかを確かめてから始めます。――昨今の日本の映画界においては、「原作モノ」がほとんど占めているという状況に成りつつありますが、塚本監督はオリジナルに対して強いこだわりをお持ちですよね。自分の中にあるわけのわからないものを、ものすごくわけのわかる形にするのが自主映画の醍醐味でもあるんです。オリジナルというのは、自分が抱えるモヤモヤしたものが、自分の問題だけではないんじゃないかと考えて、時代的なものと連関するのかどうかを探ったり、手繰り寄せたりしながら、徐々に形にしていく作業でもありますね。『野火』の場合は「素晴らしい原作に近づきたい」という気持ちで映画を作っていたので、他の作品とはかなりアプローチの方法が違うんですが、「自分の得意技を出す」という部分だけは共通していましたね。――塚本監督は常々「映画はお金を出している人のもの」とコメントされていますね。高校生くらいの時から「最終的にはお金を出している人が全て決められるものだ」と自然と感じていましたから。自分の作りたい映画を撮るためには、自分でお金を集めてくるのが一番手っ取り早いんです。プレゼンテーションが上手い人なら違うんでしょうけど。そういう人は相手の喜ぶポイントをしっかり押さえたりして。僕は自分の思いのたけを全部喋っちゃうからダメなんだな、といま気づきました。どっきりカメラみたいなことは、自分には絶対できないんです。「本当はこんな映画なのに……」と「嘘の時間」をずっとやり続けることは、僕にはとうてい無理ですね。最初から「こういう魂胆で作ってます!」って正直に言っちゃうから、「うわぁ、それは困る!」ということになってしまって、なかなか企画が成立しないんです……。――塚本監督は、嘘が付けないタイプなんですね。どちらかというと「後でガッカリされるくらいなら、最初から全部見せておいた方がいい」という感じですかね(笑)。(C)SHINYA TSUKAMOTO/KAIJYU THEATER
2018年11月17日美しいプロポーションとバレエで鍛えた柔軟な肢体を、73歳になってもキープし続ける金井克子。Theレビュー『カーテンコールをもう一度!2018』(9月5〜7日、東京・EXシアター六本木にて)では、往年の名曲とダンスで、まぶしい青春を再現する。出演者はほかに、レビュー出身の前田美波里、本作のプロデューサーも務める中尾ミエ、ロカビリー界のレジェンド・尾藤イサオら。彼女たちの、年齢をまったく感じさせない“いつまでも現役”ぶりには脱帽だ。「(前田)ビバちゃんと(中尾)ミエちゃんと私を合わせると200歳を超しちゃうんですけど、みんな昔からずっと歌って踊ってるのよ、飽きもしないで(笑)」(金井・以下同)舞台は、今は廃墟となった伝説のレストラン・シアター。金井、前田、中尾の3人は、レビューショーの聖地であるこの地を再建してほしいと、依頼される。「前半は若い時代を振り返るトーク、後半は私たちが現代に現れるつくりで、懐かしい’60〜’70年代のヒット曲を披露します」本作は、昨年好評を受けた公演の再演だ。「再演になったらどうしよう、体力はもつのかしら……って感じでしたけど、これが最後かもしれないから挑戦してみよう、と。足をきれいに高く上げるためにせっせとジムに通って……そんな年齢になってしまいました(笑)。だけど、今だからこそ懐かしい仲間たちと往年の名曲を楽しめますね」これまでの仕事漬けで多忙だった人生を振り返って、金井自身が“あの思い出を、あの気持ちをもう一度”と焦がれるのは……。「30年ぐらい前にパキスタンで挙げた結婚式!主人はジープでサハラ砂漠を旅するような人で、いとこが住んでいるパキスタンでの挙式を選びました。私はお姫様みたいにゴージャスなサリーを着せてもらって、彼は白いターバンを巻いた王子様としてゾウに乗って私を迎えにやって来たの。まわりではロマたちが踊っていて。新婚旅行を兼ねてインドやネパールも旅しました。当時はバタバタと忙しかったけれど、今、改めて客観的に自分の結婚式を眺めて楽しめたら素敵よね」結婚願望はなかった当時の金井だが、一般男性と縁があって夫婦になり幸せな日々を送っている。オフのときは、大阪の自宅で“普通の主婦の生活”を送っているそうだ。「車でスーパーへ買い物に行くときもあるんだけど、ふだんはママチャリで(笑)」
2018年09月03日松下奈緒が“女子力ゼロの独身女性教師”を演じるドラマ「早子先生、結婚するって本当ですか?」が6月16日(木)今夜の放送で最終回を迎える。本作は実話をもとにした内容が親近感を感じさせると女性を中心に共感と人気を集めた、ブログで連載の4コマエッセイ漫画が原作。連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」も話題を呼んだ松下さんがショートカットにイメチェンして、体育会系の小学校教師・立木早子役を熱演。早子が同僚教師の久我山ミカ(貫地谷しほり)、成増梅子(佐藤仁美)、千駄木廉太郎(八嶋智人)、ミカの友人でOLの羽村舞(舞羽美海)らと「婚活同盟」を結成。“自分が本当に好きな人”を見つけるべく奔走するというヒューマンドラマが展開した。また早子の父親・立木辰志を尾藤イサオが、母親・尚子を松坂慶子が演じ、同僚教師役として山内圭哉、田野倉雄太、田中圭らも出演。元AKB48の川栄李奈が早子の妹・風子として“人妻”役に挑むことも話題となった。最終回は早子の元に獣医の三田凪太郎(吉岡秀隆)が訪ねて来るが、妊娠中の風子が破水。早子は気を遣って帰ろうとする凪太郎に勇気をふりしぼって「逢いたかったんです…」と告げ、凪太郎はその思いを受けとめる。早子は子どものころに好きだった給食の話や初めて見た映画の話など、話題を探しながらふたりだけの時を過ごす。そんななか辰志が心臓疾患で緊急手術を受けることに。凪太郎が辰志の見舞いに来てくれたことを知って早子はお礼のメールをする。その際早子は、凪太郎が来週にまた海外に行ってしまうことを知る…というストーリー。今夜の最終回にはスペシャルゲストも登場。ミカが合コンで出会う十条慎介を歌舞伎俳優・尾上松也が演じる。尾上さんはフジテレビ連続ドラマへの出演は今回が初となる。慎介は京都在住。ミカが出席する外資系のスーツが似合う男性ばかりの合コンに、祖父と行ったというリンゴ園のリンゴを持って遅れて登場する。ひとりだけ普段着で合コン参加者全員にお土産として紙に包まれたリンゴを渡すのだが、ミカのリンゴを包んだ紙だけに連絡先が書いてあり、その後慎介はミカと一緒に食事に行くが、そこで慎介は「例えば結婚をしてもいまの仕事は続けますか?」とミカに問う…早子と同時にミカの恋の行方にも注目だ。「早子先生、結婚するって本当ですか?」は6月16日(木)22時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2016年06月16日俳優の平岡祐太が、フジテレビ系ドラマ『早子先生、結婚するって本当ですか?』(毎週木曜22:00~22:54)の6月2日の第7話からゲスト出演することが26日、明らかになった。このドラマは、主演の松下奈緒演じる、女子力ゼロの独身で実家暮らしの女性教師・立木早子が、運命の結婚相手を見つけようと奔走する姿を描くもの。平岡は、銀行の営業マン・香川優介役を演じる。香川は、早子が住んでいる地域を担当しているため、早子の父・辰志(尾藤イサオ)や母・尚子(松坂慶子)とは顔見知り。香川はある日、早子と同僚のミカ(貫地谷しほり)がメークの練習をしているときに、いきなり香川が訪れるが、香川がミカの学生時代の先輩だったことが判明し、これを機に、2人は思い出に浸りながら、デートすることになる。平岡は貫地谷との共演について、「最初に一緒だった作品が10年以上も前になり、撮影合間に当時の思い出話や近況、短い時間の中で昔に戻ったように話ができて、素直にうれしかった」と感想。そうした2人の関係が「今回の役には生きてくるのではないかと思っています」とも語っている。
2016年05月26日松下奈緒扮する“独身で実家暮らしの女性教師”が、運命の結婚相手を見つけるべく奔走するドラマ「早子先生、結婚するって本当ですか?」。この度、6月2日(木)放送の第7話から、平岡祐太がゲスト出演することが分かった。物語は、小学校教師・立木早子(松下奈緒)が、ひとりの人間として、ひとりの女性として「結婚とは」、「家族とは」、そして「人生とは」をつかんでいく、笑って泣けるヒューマンドラマ。早子の同僚教師の久我山ミカ(貫地谷しほり)、成増梅子(佐藤仁美)、千駄木廉太郎(八嶋智人)、ミカの友人でOLの羽村舞(舞羽美海)らが、“自分が本当に好きな人”を見つけるべく奔走していくストーリーだ。そして今回新たにゲストとして加わることとなった平岡さんが演じるのは、銀行員の香川優介。多摩銀行の営業マンで、早子の住んでいる地域を担当しているため、早子の父・辰志(尾藤イサオ)や母・尚子(松坂慶子)とは顔見知りの関係。ある日、早子の家で早子とミカがメイクの練習をしているときに、いきなり香川が訪れる。なんと偶然にも、香川はミカの学生時代の先輩だったのだ。この運命の再会を機に、ミカと香川は、懐かしい思い出に浸りながら、2人でデートをすることに…。フジテレビ連続ドラマでは、「ディア・シスター」「テディ・ゴー!」とコンスタントに出演している平岡さん。ドラマ、映画と幅広く出演し、爽やかな印象でさまざまな役を演じてきたが、今回の役については「一生懸命に仕事をしているのだけど、30代の会社での板挟み感があり、次のステージに行きたいのになかなか行けない」「お笑いが好きなので、家ではよくバラエティーを見ていると思う」と独自の香川優介像を語った。また撮影では、「貫地谷さんと同じシーンで絡みがあったことがうれしい」と話した平岡さん。「最初に一緒だった作品が10年以上も前になり、撮影合間に当時の思い出話や近況、短い時間の中で昔に戻ったように話ができて、素直にうれしかった」と続けた。さらに、異性との出会いや結婚に関して「出会いも突然訪れるのだと思っています。出会うタイミングもありますが、相手を好きだと思う気持ちには素直でいたいです。結婚は好きな人としたいです」とコメントした。香川の登場で一体どのような恋模様が展開されていくのか。果たして、香川はミカの運命の人になっていくのだろうか!?「早子先生、結婚するって本当ですか?」は毎週木曜日22時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2016年05月26日●私、意外としっかりしてるんです!(笑)松下奈緒が、結婚に向かって傷つきながら奮闘する姿を描くフジテレビ系ドラマ『早子先生、結婚するって本当ですか?』(毎週木曜22:00~22:54)がスタートした。トレードマークだったロングヘアーを30cm切り、天真爛漫(らんまん)な三枚目という、これまでのイメージを覆す役柄で話題だが、新境地に挑むのは、その妹役を演じる川栄李奈も同じだ。AKB48時代に"おバカ"イメージが定着していた川栄だが、今作で演じるのは、しっかり者の人妻というキャラクター。今回のインタビューでは、この役柄の影響もあってか、すっかり"女優"としての顔を見せている――。――今回、しっかり者という役柄のオファーを聞いた時の心境はいかがでしたか?松下さんが演じるお姉ちゃんを支えるしっかりした妹という設定なのですが、私には実際にお姉ちゃんがいて、結構私の方がしっかりしているタイプなので、すごく似てるなと思いました。――実際のお姉さんはどんな方なのですか?お姉ちゃんは家のことをなんにもしなくて、本当に基本怠けてるんですよ(笑)。私は何年も前からひとり暮らしをして、自分のことは自分でやっているので、そういうところは早子さんとそっくりだなと思いました。――お姉さんはひとり暮らしですか?いえ、実家です。だから早子さんと全く一緒です!(笑)――全く同じ環境なんですね(笑)。そうすると演技にも入りやすいのでは。そうですね。松下さんも実際に実家暮らしで、妹さんの方がしっかりしてると言っていたので、お互いがすごく似ていて、やりやすいですね。――その松下さんの印象はいかがですか?今までお会いしたことがなくて、テレビで見る限りではものしずかなしっとりとしたイメージがあったので、松下さんが早子先生をやると聞いて、意外だなと思ったんです。でも、会ってみたら意外と"早子先生"で、女!って感じじゃなくて、本当にサバサバしている方でした。――橋本芙美プロデューサーが川栄さんの起用に際して「周りを精神面で支えてくれそうな強さと大人っぽさを常々感じていました」とコメントしていましたが、自覚されている部分はありますか?私、結構だらしなさそうに見られることが多いんですけど、意外としっかりしてるんです!(笑)――AKB48の時も先輩を支えたり、後輩から慕われることは多かったのですか?後輩がすごく好きで、よく一緒にふざけてたりしたんですけど、やるときはちゃんとやるっていうことを心がけていましたね。――『めちゃイケ』の学力テストの影響もあって、まだ世間に"おバカキャラ"のイメージがある中で、今回「しっかり者」というキャラクターを演じることに、プレッシャーはなかったですか?ん~特になんともなかったですね(笑)。でも、私って顔が薄い方で、松下さんは濃いじゃないですか。だから姉妹なのにだいぶ似てないぞって思ってしまいました(笑)。実際に会うと、心の面では本当にお姉ちゃんみたいに接してますね。●初めての人妻役も「自分はまだガキ」――初めての"人妻"役ということで、左手の薬指に結婚指輪をはめてらっしゃいますね。自分の想像やテレビなどから既婚者役を参考にしていると聞きましたが、具体的にどのようなところを参考にしていますか?あんまり何かを見てガッツリ参考にするということではなくて、ドラマが好きなので、いろんな作品を見て雰囲気を吸収するような感じですね。今回は脚本でも、旦那の話をよくしているので、自然と人妻の役に入っていけます。――結婚がテーマの今回のドラマに参加して、ご自身の結婚へのイメージはどうですか?セリフでも言ってますが、大変だなぁという感じです(笑)。でも、このドラマのお母さん(松坂慶子)とお父さん(尾藤イサオ)を見ていると、とってもほんわかしている家族なので、楽しそうだなとも思います。――川栄さんは今21歳ですよね。何歳で結婚したいという願望はありますか?30までにはしたいです。――その心は?子供が好きなので、それくらいまでに結婚して、早く子供を作りたいです。――実際に人妻役を演じてみて、結婚への意欲はわきましたか?私、自分の中で心が17歳くらいで止まってるんですよ。だから、年下の方が気が合いますし、公園とかで遊んだりもするので、自分まだガキだなって思ってます(笑)――となると、第1話でお父さんとお母さんが記念写真を撮っている時、早子が"三十路の涙"を流して、それを見た妹の風子が「まだ20代の私には流せない涙だな~」とからかう場面がありましたが、実際の川栄さんにも、まだグッと来るものはないですか?ないです(笑)。本当にセリフのままで、何の涙!?って感じです。そのうち三十路になったら分かるようになるのかもしれませんが…。――舞台『AZUMI 幕末編』で、演出の岡村俊一さんから「演劇では日本一」と称賛されるなど、川栄さんの演技力を評価する声が多く上がっていますが、そうした評価を受けていかがですか?いえいえ全然です。まだまだです。――今作でAKB48卒業後初めての民放連続ドラマレギュラー、そしてNHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』にも出演され、順調に女優業を歩んでいるように見えます。いろんな撮影をさせてもらって、すごく楽しくって、うれしいですね。大変というよりも楽しい方が大きいです。――何が楽しいですか?お芝居をするのがもともと好きだったので、それができているのが楽しいですね。撮影の雰囲気とか、いろんな方とおしゃべりするのも楽しいです!――女優さんを目指してAKB48を卒業されたわけですが、女優を志す何かきっかけはあったのですか?全然何にもなく、普通にAKBに入ってからお芝居の仕事をさせてもらって、楽しいなと思うようになったんです。――AKB時代のアイドルをしながらのお芝居と、女優業一本となった現在。環境はだいぶ変わりましたよね。全然違いますね! 今はすごく集中できます。AKBの時は、ドラマに出てもそれが終わったら次の日にコンサートのリハがあったりとかすごい大変だったんですけど、今はドラマの撮影だけなので、気持ちに余裕もありますね。――時間的な余裕もできましたか?そうですね。ありますね。――この4月クールの連続ドラマでは、元AKB48の前田敦子さんが主演を務めたり、現役メンバーの島崎遥香さんもレギュラー出演していたりと、活躍されていますよね。女優として活躍されている元/現メンバーと、お芝居についてお話されたりするのですか?そういうのはないですね、全く。でも、ぱるる(島崎遥香)さんとは「今度出るんだ」みたいな話はしました。――同志の演技を見て、感化されることはありますか?見ている時はメンバーとは思わずに見ているんです。だから純粋に面白いなと思って見てますね。――目標にしている女優さんはいらっしゃいますか?ずっと満島ひかりさんが好きで、ずっと目標にしています。――どういった部分で目標にされているのですか?いろんな役をやっていて、どれも全部ハマってるし、『ど根性ガエル』では声の出演もやってて、いろんなことができる方だなと思ってます。共演させてもらった時も、普段はすごく明るいのに、お芝居になるとガラッと変わって存在感もあって、すてきだなと思います。――いろいろお話を聞かせていただき、ありがとうございました。最後に、視聴者の皆さんへドラマの見どころをお願いします。結婚されている方も、していない方も、見て楽しめると思いますし、すごく楽しい、面白いシーンもたくさんあります。笑って泣けるストーリーになっていると思うので、楽しんで見てほしいなと思います。私と松下さんのシーンも、姉妹ってこういう感じなんだなっていうのが伝わってくると思うので、ぜひご覧ください。■プロフィール川栄李奈(かわえい・りな)1995年2月12日生まれ。2015年8月にAKB48を卒業後、エイベックス・ヴァンガード(株)へ移籍。女優業をメインに活動の幅を広げ、2016年4月からはNHK朝の連続ドラマ『とと姉ちゃん』、フジテレビ『早子先生、結婚するって本当ですか?』にレギュラー出演を果たす。現在21歳。
2016年04月28日昨年女優デビュー10周年、今年音楽家としても10周年を迎えた松下奈緒が、初のショートカット姿になったことでも話題の「早子先生、結婚するって本当ですか?」が、今夜21日(木)放送開始となる。連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」が話題を呼び、「ディア・シスター」 以来2年ぶりの主演となった松下さんが今回挑むのは、体育会系教師役で“女子力ゼロの独身女”立木早子。幅広い年代を引きつけ、「お嫁さんにしたいNo.1」とも言われる松下さんが、現代女性の実状を織り交ぜながら「結婚に向かう女性」を好演していく。本作は、実話をもとに飾り気がなく親近感が沸く内容が女性を中心に共感と人気を集めた、ブログで連載の4コマエッセイ漫画が原作。恋愛要素だけではなく、一人の人間として、一人の女性として「結婚とは」「家族とは」そして「人生とは」をつかんでいく、笑って泣けるヒューマンドラマ。早子の性格はマイペースでサバサバ。周囲の意見にきちんと耳を貸すが、最後は自分なりの答えを出す芯のある性格で、子供たちの前では、おおらかな心の広い先生…と、一見突っ込みどころのない女性のように見えるが、実は、食べることが大好きで酒豪な体育会系。趣味は筋トレ、子供たちにせがまれると、全然似てもいない“イナバウアー”を自信満々に披露したりするかわいらしさも併せ持つ、どこか憎めない天真爛漫な3枚目キャラ。恋愛に関しても無頓着なタイプで、結婚に対して「好きな人と、いつかはしたい」という思いはあるものの、積極的に結婚に向け、何かをしているわけでもなく、焦っているわけでもない。しかし、気づけば34歳…。実家暮らしで両親とは仲が良く、学校へ行けばかわいい生徒たちに囲まれてそれなりに幸せ。なのに時々ふとさみしくなるのはなぜだろう?そんな早子は、結婚に興味がない素振りを見せていた両親が、居間の引き出しにお見合い写真を隠しているのを、ある日見つけてしまう。そして、父(尾藤イサオ)が倒れ入院。命に別状はないものの、早子は実家の豆腐屋をたたむことを両親に提案。しかし翌日の早朝、早子は、父親のいない店先で、慣れない手つきで豆腐の仕込みをしている母(松坂慶子)の姿を見る。長年寄り添い、信頼し合い固い絆で結ばれた夫婦の形を目の当たりにし、いよいよ結婚を本気で考え始めるのだ。そして早子は、同僚の女性教諭3人と「婚活同盟」を結成。独身の先輩男性教諭もその同盟に参加したり、慣れないながらも「お見合い」「合コン」「年下との恋の予感」など、「結婚」に向けて一歩を踏み出し、奮闘していく――。そして主演の松下さんを支える共演者たちにも個性あふれる俳優陣がそろい踏みしている。早子の父親・立木辰志役に尾藤イサオ、母親・尚子役に松坂慶子。早子と「婚活同盟」を組むことになるメンバーの同僚教師で、女子力が高く気が強い久我山ミカ役に貫地谷しほり、いつもネガティブ思考な音楽教師・成増梅子役に佐藤仁美、独身の先輩男性教師・千駄木廉太郎役に 八嶋智人。同僚教師に、山内圭哉と田野倉雄太、川栄李奈、田中圭らも出演し、一波乱も二波乱もありそうな面々が勢ぞろいしている。4月5日に行われた制作会見で、役作りのために30cm以上髪を切ったことについて松下さんは「15年ぶりに髪の毛を切りました。イメチェンというか、自分の中で変わりたいと思ったのとドラマの時期が重なりました」と話し、さらにショートカットに憧れもあったと明かした。また、役について松下さんは「裸で踊ったり、どこか3枚目寄りなところがあって、初めて演じる役柄」であることや、共演の八嶋さんは「回を重ねていくとポロリもあるはず」と大胆発言も。今までにない“松下奈緒”の姿が見られるとあって、第1話がどのように幕を開けるのか楽しみだ。「早子先生、結婚するって本当ですか?」は4月21日(木)22時~フジテレビテレビにて放送開始。(cinemacafe.net)
2016年04月21日●早子先生、全裸で踊るって本当ですか?女優の松下奈緒が、婚活を通してさまざまな幸せを見つけていく34歳独身女性を演じる、フジテレビ系連続ドラマ『早子先生、結婚するって本当ですか?』(毎週木曜22:00~22:54)が、1日(第1話は~23:09)に、初回放送を迎える。髪を約30センチカットし、女優になってから初めてというショートカット姿を披露する松下。今作では、いまだ結婚を意識していない小学校教師・立木早子を演じる。性格は天真爛漫(らんまん)、どこか憎めない三枚目キャラで、恋愛に関して無頓着。結婚についても焦ってはおらず、ただ最近、少しさみしさも感じ始めたという、両親と自宅で共暮らしをしている34歳の独身女性だ。松下にとって、非常にチャレンジングな作品となっており、まずその1つが、前述した髪型。もう1つは、早子の自宅での暮らしぶりにある。自宅での早子は飾り気のないグレーのジャージを愛用しているが、そのスタイルで床にあぐらをかき、ビールを缶から直飲みして、テレビにツッコミを入れつつ大爆笑。さらには全裸(!)で踊るといったシーンも登場するのだ。第1話は、小学校の教室で、早子が生徒の子どもたちに囲まれ、指で鼻の穴を広げられるなど、にぎやかな描写から始まる。その後は「イナバウアー」や「コマネチ」のあまりに似ていないモノマネを披露。早子の生活は、子どもたちや同僚、愛らしい両親との掛け合いなど、愛すべきものに囲まれた幸せのなかにあった。だがある日、早子が帰宅すると、父・辰志(尾藤イサオ)、母・尚子(松坂慶子)の姿がない。辰志が病院に運ばれてしまったのだ。やがて早子は、しっかり者の妹・風子(川栄李奈)から、両親がひそかに「早子に結婚してほしい」と願っていたことを聞かされ、この幸せが永遠に続くものではないことに今更ながら気付き、学校の同僚たちと婚活を始める――。さて、問題の早子の"裸踊り"だが、これはドラマ開始から約23分後に到来する。自宅に両親がいないことをあらためて確認した早子は、その開放感でテンションがMAXに。バスタオルを裸体に巻いただけの姿で風呂から上がってくる早子。突如「ヒャッホー!」という喜びの奇声とともに、バスタオルをオープン! 全裸で手拍子、歌い踊り始めたかと思うと、ちょっとテキトーなムーンウォークを披露し…!?このはっちゃけぶりは、直前のシーンで服を着て登場する、とにかく明るい安村(早子の同僚のダメ彼氏・木の下役)のお株を奪いかねない思い切りの良さ。同ドラマの制作発表で、共演の八嶋智人が「回を重ねていくとポロリもあるはず」と冗談めかして話していたが、誰もがそんな"イジり"をしたくなってしまうほど、才女、良妻賢母といった松下の役がらのイメージは今回、良い意味で払しょくされている。まさに新生・松下奈緒の誕生の瞬間なのだ。●早子先生、夜でも朝ドラ出演者がいっぱいって本当ですか?脇を固める共演者にも触れておきたい。学校の同僚では、結婚願望も女子力も高い同僚・久我山ミカ役を貫地谷しほり、腐れ縁の彼がいるネガティブ思考の成増梅子役に佐藤仁美、合コンにいそしむ千駄木廉太郎役に八嶋智人。また、甘えん坊だが根はやさしい港草介役に間宮祥太朗、早子にお見合いを勧めてくる本郷潤吉役に山内圭哉、保健の先生・秋川莉々役に小芝風花、新婚の神田和夫役を田野倉雄太、ミカの友人で独身OLの羽村舞を舞羽美海が好演している。ここまで紹介して、お気づきの方も多数いらっしゃるだろう。そう、今作の出演者は、NHK連続テレビ小説(朝ドラ)経験者が非常に多いのだ。ざっと挙げるだけでも、松下(『ゲゲゲの女房』)、貫地谷(『ちりとてちん』)ら主演クラスをはじめとして、佐藤(『あすか』『ファイト』『おひさま』)、八嶋(『マッサン』)、山内(『はっさい先生』『あさが来た』)、小芝(『あさが来た』)、舞羽(『あさが来た』)、川栄(『とと姉ちゃん』)、尾藤(『はっさい先生』『すずらん』)、松坂(『ゲゲゲの女房』『あさが来た』)……なんとも爽やかな布陣である。その結果、メタレベルでは、早子の合コンシーンで、松下、貫地谷、舞羽の3人の朝ドラ女優が列席しているなど、男性諸君には夢のような状況も登場。これら画面の華やかさも、木曜夜の癒やしになるのではないか。原作は立木早子の人気ウェブ4コマ。脚本は『みにくいアヒルの子』『ホタルノヒカリ』の水橋文美江。監督は『ようこそ、わが家へ』『Dr.コトー診療所』の中江功ほか。劇中の音楽は牧歌的であたたかく、山下達郎と竹内まりやのデュエットによる劇中歌「Let It Be Me」が感動シーンをやさしく彩っていく。このドラマは正直、地味だ。だが、地味で普通の何気ない日常の中にこそ、リアリティのある幸せが潜み、心からわずかにこぼれ出したような、そんな小さな幸せが見る人の心を大きく揺さぶる。chayが歌う主題歌「それでしあわせ」も同様で、まさに本作の象徴的な楽曲。木曜の夜、疲れがたまり始めた心に、週の残りを乗り切る力を与えてくれる、一服の清涼剤的なドラマにもなりそう。第1話の最後には、早子の初めてのお見合い相手が登場。意外な人物が演じているのだが、その正体が誰なのかは、ドラマを見てのお楽しみだ。
2016年04月21日松下奈緒が“女子力ゼロの独身女性教師”を演じるドラマ「早子先生、結婚するって本当ですか?」が4月よりフジテレビにて放送スタートする。この度、本作に元「AKB48」の川栄李奈が松下さん演じる主人公・立木早子の妹として出演することが明らかになった。早子(松下奈緒)は、マイペースでサバサバ。周囲の意見にきちんと耳を貸すが、最後は自分なりの答えを出す芯のある性格で、子供たちの前では、おおらかな心の広い先生、と一見突っ込みどころのない女性のように見えるが、実は、食べることが大好きで酒豪な体育会系で趣味は筋トレ。どこか憎めない天真爛漫な3枚目キャラ。恋愛に関しても無頓着なタイプで、結婚に対して「好きな人と、いつかはしたい」という思いはあるものの、積極的に結婚に向け何かをしているわけでもなく、焦っているわけでもない。そんな中、父の入院をきっかけに、いよいよ結婚を本気で考え始める。そして早子は同僚の女性教諭3人と「婚活同盟」を結成。慣れないながらも「お見合い」「合コン」「年下との恋の予感」など、「結婚」に向けて一歩を踏み出し、奮闘していく…。原作は、ブログにて連載をスタートされた4コマエッセイ漫画。実話をもとに、飾り気がなく親近感が沸く内容が女性を中心に共感と人気を集めている。恋愛要素だけではなく、一人の人間として、一人の女性として「結婚とは」「家族とは」そして「人生とは」をつかんでいく、笑って泣けるヒューマンドラマだ。キャストには、主演の松下さんをはじめ、早子の父・辰志役に尾藤イサオ、母・尚子役に松坂慶子、そのほか貫地谷しほり、佐藤仁美、八嶋智人、山内圭哉、田野倉雄太らが顔を揃えた。そして今回決定した川栄さんが演じるのは、早子の妹・守山風子。風子は、学生時代に長くつき合っていた彼と結婚を意識していたが、就職を機にお互い環境が変わり、すれ違い破局。落ち込んでいる時に会社の先輩と出会い、数か月で結婚し、現在は夫と名古屋に住んでいる。夫と何かあるごとに実家に帰り愚痴っているが、早子からすると癒される妹であり、結婚に関しては良きアドバイザー。実家に住んでいないのに、早子より実家のことを知りつくし、料理や家事もきちんとこなせるしっかり者という役どころだ。今回初の“人妻”役、そして「AKB48」卒業後初の民放連続ドラマレギュラー出演となる川栄さんは、「自分の想像やテレビなど見て参考にしたことを元に演じていきたいです。しっかりした性格の妹役なので、早子さんを支えられるような存在になっていけたらいいなと思います」と意気込みを語り、また「今回このような個性豊かな役者さんたちとご一緒できて本当に光栄です。1話からおもしろいシーンがたくさんありますので、結婚している人も結婚していない人もたくさんの方々に見ていただきたいです」とメッセージを寄せた。川栄さんの起用についてプロデューサーの橋本芙美は、「川栄さんを普段テレビで見ていて、かわいい方だなと思いながら、周りを精神面で支えてくれそうな強さと大人っぽさを常々感じていました。そんな川栄さんが、一見おっとりしていそうで実は世話好きでしっかり者という、先に結婚した妹・風子の役どころにぴったりだと思い、オファーさせていただきました」と語った。初主演舞台「AZUMI 幕末編」をはじめ、声優や連続テレビ小説「とと姉ちゃん」、<a href="">『デスノート 2016』</a>など、続々と活動の幅を広げている川栄さん。今回、初挑戦となる既婚者役をどう演じるのか、いつもとは違う新たな一面が期待できそうだ。「早子先生、結婚するって本当ですか?」は4月14日(木)22時~フジテレビにて放送開始。(cinemacafe.net)
2016年03月29日松下奈緒が初のショートカットで“女子力ゼロの独身女性教師”の主人公に挑む4月期放送のドラマ「早子先生、結婚するって本当ですか?」。この度、新たなキャストとして小芝風花が出演すること明らかとなった。早子(松下奈緒)は、マイペースでサバサバ。周囲の意見にきちんと耳を貸すが、最後は自分なりの答えを出す芯のある性格で、子供たちの前では、おおらかな心の広い先生、と一見突っ込みどころのない女性のように見えるが、実は、食べることが大好きで酒豪な体育会系。趣味は筋トレ。どこか憎めない天真爛漫な3枚目キャラ。恋愛に関しても無頓着なタイプで、結婚に対して「好きな人と、いつかはしたい」という思いはあるものの、積極的に結婚に向け何かをしているわけでもなく、焦っているわけでもない。そんな中、父の入院をきっかけに、いよいよ結婚を本気で考え始める。そして早子は同僚の女性教諭3人と「婚活同盟」を結成。慣れないながらも「お見合い」「合コン」「年下との恋の予感」など、「結婚」に向けて一歩を踏み出し、奮闘していく…。原作は、2009年からブログにて連載をスタートされた四コマエッセイ漫画。実話をもとに、飾り気がなく親近感が沸く内容が女性を中心に共感と人気を集め、計3冊書籍化となっている。初めてのドラマ化となる本作は、恋愛要素だけではなく、一人の人間として、一人の女性として「結婚とは」「家族とは」そして「人生とは」をつかんでいく、笑って泣けるヒューマンドラマだ。出演には、主演の松下さんをはじめ、早子の父・辰志役に尾藤イサオ、母・尚子役に松坂慶子、早子と婚活同盟を組むことになるメンバーの同僚教師役に貫地谷しほりと佐藤仁美、先輩男性教師役に八嶋智人、そのほか同僚教師役で山内圭哉、 田野倉雄太などが顔を揃えている。そして、この度新たに出演が決定したのは、実写版『魔女の宅急便』の主人公・キキ役や、『ガールズ・ステップ』の小芝さん。本作は、「息もできない夏」以来約3年半ぶりのフジテレビ連ドラ出演となる。本作で彼女が演じるのは、新任として早子たちの小学校にやってくる小学校の保健の先生・秋川莉々役。幼い見た目のため、子どもたちからは慕われやすい反面、高学年の生徒からはからかわれたりもするという役どころだ。今回初の教師役に挑戦する小芝さんは「気合が入っています。監督には最初『まだ小学生の役、空いてるよ』と言われたのですが…(笑)。役でメガネをかけるのは初めてですし、少しオトナっぽく見えるようにしていきたいです。そして新任の先生なので、憧れていたこの職業につけた喜びも表現していきたいです」と意気込みを語っている。小芝さん演じる秋川は、一見おとなしそうで控えめに見えるが、実は計画的で結婚願望が非常に高く、特に自身の結婚に関しては緻密な予定年表を作成しているなどかなりの本気モードという役どころ。ただ、一旦恋に落ちてしまうと計算通りには行動できない乙女な一面もあり、年が近い同僚教師との恋の予感もありそう。教師役初挑戦の小芝さんの、新たな魅力に期待できそうだ。「早子先生、結婚するって本当ですか?」は4月、毎週木曜日22時~放送予定。(cinemacafe.net)
2016年03月15日実話を基にしたエッセイ漫画「早子先生、結婚するって本当ですか?」を、4月よりフジテレビの22時「木曜劇場」にてドラマ化することが決定。主演に松下奈緒、共演に貫地谷しほり、佐藤仁美、八嶋智人らが出演することが明らかになった。早子は、マイペースでサバサバ。周囲の意見にきちんと耳を貸すが、最後は自分なりの答えを出す芯のある性格で、子どもたちの前では、おおらかな心の広い先生、と一見突っ込みどころのない女性のように見えるが、実は、食べることが大好きで酒豪な体育会系。趣味は筋トレ。どこか憎めない天真爛漫な3枚目キャラ。恋愛に関しても無頓着なタイプで、結婚に対して「好きな人と、いつかはしたい」という思いはあるものの、積極的に結婚に向け何かをしているわけでもなく、焦っているわけでもない。実家暮らしで両親とは仲が良く、学校へ行けばかわいい生徒たちに囲まれてそれなりに幸せ。なのに時々ふとさみしくなるのはなぜだろう?ある日、早子の結婚に興味ないそぶりを見せていた両親が、居間の引き出しにお見合い写真を隠しているのを見つけてしまう。そんな中、父が倒れ入院。命に別状はないものの早子は実家の豆腐屋をたたむことを両親に提案。しかし翌日の早朝、早子は父親のいない店先で慣れない手つきで豆腐の仕込みをしている母の姿を見る。長年寄り添い信頼し合い固い絆で結ばれた夫婦の形を目の当たりにし、いよいよ結婚を本気で考え始める。そして早子は同僚の女性教諭3人と「婚活同盟」を結成。独身の先輩男性教諭もその同盟に参加したり、慣れないながらも「お見合い」「合コン」「年下との恋の予感」など、「結婚」に向けて一歩を踏み出し、奮闘していく…。原作は、2009年からブログにて連載をスタートされた4コマエッセイ漫画。飾り気がなく親近感が沸く内容が女性を中心に共感と人気を集め、計3冊書籍化。ドラマは、その3冊を元に初めてのドラマ化となった。恋愛要素だけではなく、一人の人間として、一人の女性として「結婚とは」「家族とは」そして「人生とは」をつかんでいく、笑って泣けるヒューマンドラマだ。主人公・立木早子を演じるのは、「ディア・シスター」以来2年ぶりの主演となった松下さん。今回は体育会系教師役で、現代女性の実状を織り交ぜながら“結婚に向かう女性”を好演している。連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」で人気を博し、昨年女優デビュー10周年、今年音楽家としても10周年を迎えた松下さん、今回の出演に関しては「キャラクター一人一人の胸の内や、セリフ、思いがとてもナチュラルで素直に描かれていたので、この台本が導いてくれると思いました。 私も早子と同様、子どもの頃、大人になれば誰でも結婚するものだと思っていました。 いまの仕事や環境に満足していて、でも“結婚”というものには少し遠いところにいる。 そんな早子にとても共感できました」と語った。また、今回役作りのために髪を30cm以上切り、いままでで最も短い髪型に変身したことについては「デビューして以来ずっとロングヘアーだったので、未だにショートカットの自分に見慣れません(笑)。ずっとショートにしたいなとは思っていましたが、なかなかチャンスがなくて。 この作品で、早子同様、何か自分も変わりたいなと思い短くしました」と明かした。さらに「この作品は恋愛ドラマでもあり、家族ドラマでもあり、お仕事ドラマでもあるいろんな要素が詰まったものになると思います。結婚したい気持ち1000%の同僚、本当は結婚して欲しいと思っている両親、 恋愛はしても結婚には結びつかない人、誰もがある年齢になれば結婚できると思っている人。様々なキャラクターに共感してもらえると嬉しいです」とアピールした。そして共演者たちも個性あふれる俳優陣が揃った。真面目でどこかお茶目な早子の父・辰志役に尾藤イサオ、母・尚子役に松坂慶子、早子と婚活同盟を組むことになるメンバーの同僚教師で、女子力が高く気が強い久我山ミカ役に、フジテレビドラマには4年ぶりのレギュラー出演となる貫地谷さん、いつもネガティブ思考な音楽教師・成増梅子役にドラマやバラエティー番組で幅広く活躍中の佐藤さん、結婚願望が強く、真面目で几帳面な独身の先輩男性教師・千駄木廉太郎役に八嶋さん、そのほか同僚教師役で山内圭哉、田野倉雄太などが出演している。今回「愛という名のもとに」「ひとつ屋根の下」など90年代の数々の名作から「Dr.コトー診療所」シリーズ、「ようこそ、わが家へ」、『冷静と情熱のあいだ』の中江功監督が演出にあたり、松下さんとは「花の鎖」2度目の顔合わせとなった。中江監督の見る者の想像力を膨らませ、作品に引き込んで心をつかんではなさない絶妙な演出と、松下さんのすがすがしい表現力が、一体どんな作品を紡ぎ出していくのだろうか。「早子先生、結婚するって本当ですか?」は4月期、毎週木曜日22時~放送予定。(cinemacafe.net)
2016年03月07日故・森田芳光監督の伝説的劇場デビュー作『の・ようなもの』の35年後を、松山ケンイチや北川景子、伊藤克信、尾藤イサオ、でんでんといった森田作品ゆかりの豪華キャストにより映画化した『の・ようなもの のようなもの』。本作から、“落語家”松山さんが師匠の娘役の北川さんが見守る中、一席を披露する本編シーンが到着した。マジメすぎる落語家“のようなもの”出船亭志ん田(松山ケンイチ)。師匠の自宅に住み込み修行中だが、全然パッとしない。同居している師匠の箱入り娘“のようなもの”、夕美に秘かな想いを寄せているが、いつもイジられっぱなし。ある日、志ん田は師匠から、かつて一門にいた兄弟子・志ん魚(伊藤克信)を復帰させるため探し出すように命じられる。しかし、ようやく見つけ出した志ん魚は、もう二度と落語はやらないと誓い、のんびりと暮らしていた。彼の心を動かすべく、何もかも真逆な2人の共同生活が始まるが…。『の・ようなもの』以降、森田作品を助監督として支え続けた杉山泰一が、“人間ってやっぱり面白い!”という森田監督が追求したテーマを踏襲しつつ、メガホンを取った本作。今回届いた映像では、松山さん扮する生真面目なばかりでサエない落語家・志ん田が、銭湯寄席で「初天神」を披露している。観客の中には、志ん田がひそかに想いを寄せる夕美役を演じた北川さんや、近所の主婦に扮した内海桂子師匠がおり、楽しそうに見守っているが…。だが、その志ん田の落語は、夕美から「相変わらず、下手くそだね」とのキツいダメ出しをくらうことに。志ん魚も交え3人でアイスをほおばるが、志ん田は志ん魚の落語に「杓子定規がぽきっと折れたんです」と影響を受けたことを打ち明ける。皆、何かになりたくてでもなりきれない、まさに“の・ようなもの”たちだらけの現代。前向きに明日に向って生きていく楽しさや素晴らしさを、志ん田と志ん魚の関係から改めて気づかされる“脱力系”青春映画を、本映像からご覧あれ。『の・ようなもの のようなもの』は新宿ピカデリーほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:の・ようなもの のようなもの 2016年1月16日より新宿ピカデリーほか全国にて公開2016,日本,松竹
2016年01月24日公開初日を迎えた映画『の・ようなもの のようなもの』の初日舞台あいさつが16日、東京・新宿ピカデリーで行われ、松山ケンイチ、北川景子、伊藤克信、尾藤イサオ、野村宏伸、杉山泰一監督が出席した。DAIGOとの結婚発表から初めての公の場となった北川景子の登場とあって、多くの報道陣が詰め掛けたこの日の舞台あいさつ。キャスト陣や杉山監督からの祝福はなかったものの、最後に故・森田芳光氏夫人でもある三沢和子プロデューサーからの手紙で「DIO! どうぞ、いつまでも、お幸せに」とDAIGO語で祝いの言葉を受けた北川は「ありがとうございます」と感謝し、「(2006年に公開された森田芳光監督作品の)『間宮兄弟』のオーディションで監督と三沢さんとお会いして今日までいられました。オーディションの時は映画の素人でもあった私を拾ってくれたのが監督と三沢さん。本当に温かくて、分け隔てなく接していただき、温かい監督だと思いました」と当時を振り返った。また、「今回の映画も監督の好きな種類の笑いが詰め込まれている映画だと思うし、この様子を監督が見てくれていると思うので客席が一杯で本当に嬉しいです。森田さんのことを忘れてほしくないので、この映画をたくさんご覧になってください」と恩師を偲んだ。35年前に公開された森田監督の劇場デビュー作『の・ようなもの』の35年後を描いた本作。古き良き下町・東京の谷中を舞台に、生真面目でさえない落語家・志ん田(松山ケンイチ)が、落語を捨てて気楽に生きる兄弟子の志ん魚(伊藤克信)と出会ったことで、悩みながらも生きる楽しさを知っていく。北川は、志ん田を振り回しながらも優しく見守るヒロイン役を演じている。森田監督の遺作となった『僕達急行 A列車で行こう』に出演した松山は「当時は森田さんの人間を見る視線や感性に付いて行くので必死でした。今回は杉山監督の元で演技をしましたが、森田監督に見られている感覚があり、あの時に感じた『次はないぞ』という感覚を持ちながら出来た気がします」と熱く語っていた。
2016年01月17日結婚を発表した北川景子が1月16日(土)、『の・ようなもの のようなもの』の舞台挨拶に登壇。故・森田芳光監督の妻で森田組のプロデューサーを務めてきた三沢和子の祝福の手紙に「胸がいっぱいです」と感激。涙…のようなものは見せず、笑顔で作品を送り出した。森田監督の商業映画デビュー作で35年前に公開された『の・ようなもの』の続編として森田組のスタッフやなじみのキャストが集結した本作。悩める落語家の人生探しを描き出す。舞台挨拶には主演の松山ケンイチ、35年前の前作に続く出演となる伊藤克信、尾藤イサオ、野村宏伸、杉山泰一監督も登壇した。舞台挨拶ではキャスト陣、監督が本作や過去の森田組参加時の思い出などを語ったが、最後にサプライズで、三沢プロデューサーから松山さん、北川さんに宛てて書かれた手紙が司会者によって読み上げられた。松山さんは『椿三十郎』で初めて森田組に参加し、遺作となった『僕達急行 A列車で行こう』では瑛太と共に主演を務めた。また、妻の小雪も森田監督のオリジナル脚本による『私出すわ』で主演を務めており、夫婦で森田組と深い縁を持つ。三沢プロデューサーは森田監督が「『男たちの大和』を見て『すごい役者を見つけた』と言っていた」と明かし、松山夫婦を「親戚の若いカップルのようなもの」と表現し「いつまでも幸せな家庭を築いてください」という言葉を送る。これに対し松山さんは「森田監督と『ここはこうしたら』ともめたかった!そこまでいけなかった…」と悔しそうに語り「まだまだチャンスはあるなんて思っちゃダメ。次がない可能性もあるから『いま、ぶつかれよ』って思った」と漏らす。また、三沢プロデューサーは手紙で北川さんの結婚を祝福!「DIO――どうぞ、いつまでもお幸せに!」とDAI語で祝いの言葉を伝え「そして森田からは『北川、よかったな』」と森田監督の思いを代弁した。北川さんは「初日なので最後まで笑顔でと思ったけど、ちょっと胸がいっぱいです」と感激の面持ち。「今日も、この様子を見てくださっていると思います」と満員の観客で埋まった客席を嬉しそうに見渡していた。『の・ようなもの のようなもの』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:の・ようなもの のようなもの 2016年1月16日より新宿ピカデリーほか全国にて公開2016,日本,松竹
2016年01月16日2011年12月20日の急逝から、早4年。故・森田芳光監督の伝説の幕開けとなった劇場デビュー作『の・ようなもの』の35年後を、森田作品ゆかりの松山ケンイチ、北川景子ら豪華キャストとスタッフにより完全オリジナルストーリーで描く『の・ようなもの のようなもの』。このほど、森田組でおなじみのキャストや生前の監督と親交のあった各界の著名人から、 “ひと言コメント”ではおさまり切らない、もはや“寄せ書き、の・ようなもの”が続々と到着した。生真面目でさえない落語家・出船亭志ん田と、師匠の娘であるヒロイン・夕美、かつて一門にいた兄弟子・志ん魚など、人間味あふれる人々の不器用ながらも懸命に生きる姿を、『の・ようなもの』へのオマージュもたっぷりに、ふんわり温かく映し出していく本作。森田監督が一貫して追求した「人間ってやっぱり面白い!」というテーマを踏襲し、本作を作り上げたのは、『の・ようなもの』以降、森田作品を助監督として支え続けた杉山泰一。主演を、森田監督の遺作『僕達急行A 列車で行こう』の松山ケンイチ、ヒロインを『間宮兄弟』で森田監督に見出された北川景子が務め、そして『の・ようなもの』と同じ役で伊藤克信が登場。同作の尾藤イサオ、でんでんらも顔を揃えるほか、森田作品ゆかりの超・豪華キャストも「まさか」の役どころで登場する。そして今回、そんな森田監督と親交のあった各界著名人からも、映画の感想コメントを超えた熱い思いが続々と寄せられている。<森田監督ゆかりの著名人コメント>■高田文夫(放送作家)あの森田芳光と、まばゆいおかしな青春が私の銀幕高座に帰ってきた。 我々の人生のようなもののオチはどこなの?教えてくれよ、なぁモリタ…。■秋吉久美子(女優)いやぁ、良かった、グッときた。消えた落語家の弟子、志ん魚(伊藤克信)を現弟子(志ん田)が探す。その道筋が、もう落語だ。『の・ようなもの』の伊藤克信は、役者ではなかった。そして、『の・ようなもの のようなもの』の伊藤克信は、もっとすごいもの、人間のまま、出演してしまう。人間とは人の間と各、と誰かがいう。人間とは、人生の間か?とこの映画で思った。軽く楽しい独特の人情映画?のようで、とても深く壮絶な『の・ようなもの のようなもの』。■貫地谷しほり(女優)あの世界の・ような、また新たな違う世界のような。優しくて可愛くて強い人たちが居ました。バランスを取ることばかり考えず、思いやり片手に、自分の人生を、自分らしく、思い切り。■吉田大八(映画監督)年々、人生なんかより落語のほうが好きになっていくので、そしてもっとそういう人が増えてくれたほうが何かと有り難いので、志ん魚さんにまた会えて幸せです。■ライムスター宇多丸(ラッパー/ラジオパーソナリティ)30数年という、現実の年月を経たキャラクターたちとの驚くべき再会。そして、次世代への軽やかなバトかなバトンタッチ……これはまさしく、モリタ映画版『フォースの覚醒』だ!■犬山紙子さん(エッセイスト)ポンコツだしこじらせてるしバカだし人に迷惑かけるけど、人生楽しくってやめられないそんな自分にピッタリの映画。■津田寛治(俳優)晴れの日も雨の日も風の日も森田監督が貫き通してきた雰囲気がここにある。自分は監督“のようなもの”だといった杉山監督が、この作品の監督として森田監督を必死に迎えようとしていることに気づいた瞬間、号泣してしまった。なりふり構わず森田芳光を愛する人が、ここにもいる。『の・ようなもの のようなもの』は2016年1月16日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:の・ようなもの のようなもの 2016年1月16日より新宿ピカデリーほか全国にて公開2016,日本,松竹
2015年12月07日4年前に急逝した森田芳光監督のデビュー作『の・ようなもの』の続編として監督ゆかりのスタッフ、キャストで製作した『の・ようなもの のようなもの』が10月29日(木)に東京国際映画祭でお披露目。松山ケンイチ、北川景子、伊藤克信、杉山泰一監督が舞台挨拶に登壇した。『の・ようなもの」から35年の時を経て製作された本作。生真面目でサエない落語家の志ん田(しんでん)が落語を捨てて気ままに生きる兄弟子の志ん魚(しんとと)との出会いをきっかけに、自分らしくを生きる術を知っていくさまを描く。松山さんが演じた志ん田は、森田監督の遺作『僕達急行 A列車で行こう』で松山さんが演じた役を作品の枠を超えてベースにしている。松山さんは「台本では“志ん田”としか書いてないんですが、衣裳合わせに行ったら、どこかで見た衣裳があって…(笑)。でも、現場に入ったら、(過去の森田作品の)いろんな役を引きずっている人ばかりで『こういうことか!』とこれもひとつのオマージュ、ラブレターかと感動しました」と語る。北川さんが演じたのは役も名前も全くそのまま、北川さんにとっては記念すべき映画初出演作となった『間宮兄弟』で演じた夕美!「台本を読んで“夕美”とあって『そういうことなんだ!』と森田組のシャレなんだと思ってフィッティング(衣裳合わせ)に行ったら、10年前と同じ衣裳がありました」と嬉しそうに振り返る。伊藤さんは35年前の『の・ようなもの』で演じた志ん魚の35年後をそのまま演じているが「35年経っての続編というのが普通はあり得ないしビックリしました。尾藤イサオ、でんでんなど、全員が生きていたからこそ!一人でも亡くなってたらなかったと思うので、長生きに感謝です」と語った。杉山監督は35年前からずっと森田作品の助監督を務めてきたが、最初に今回の話を聞いた時「尻込みしました」と明かす。それでも「森田監督ならこんな時に何て言うか?黒澤明監督のリメイク(『椿三十郎』)をやるくらいだから、自分の作品の続編くらい『やっちゃえ!』と言うだろうと、居直って撮ってみようと決意しました」と明かした。志ん田が北川さん演じる師匠の娘・夕美に背中を叩かれつつ…という恋模様のようなもの(?)が展開するが、松山さんは「『サウスバウンド』で監督と景子ちゃんと3人で舞台挨拶した時、次は『(松山さんと北川さんの)2人でラブストーリーを撮りたい』と言ってて、それがこういう形で実現したのかな?」としみじみ。北川さんも感慨深げにうなずいていた。『の・ようなもの のようなもの』は1月16日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:の・ようなもの のようなもの 2016年1月16日より新宿ピカデリーほか全国にて公開2016,日本,松竹
2015年10月29日女優の北川景子が、松山ケンイチ主演の映画『の・ようなもののようなもの』(仮題)でヒロインを務めることが17日、明らかになった。同映画は、森田芳光監督のデビュー作『の・ようなもの』(1981年)の続編で、2011年12月に急逝した森田監督を慕う旧知のスタッフとキャストが結集して練り上げた企画。東京の下町を舞台に落語家のようなもの、二つ目(真打になる前のタマゴ)の青春を綴った『の・ようなもの』のその後を描いている。まだ二つ目にもなれていない落語家"の・ようなもの"である出船亭志ん田(松山ケンイチ)は、師匠・出船亭志ん米(尾藤イサオ)の自宅に寄宿して、日々修行に精進。ある日志ん田は、師匠の志ん米に頼まれ、以前この一門に在籍したいた志ん魚(伊藤克信)を探し出す羽目になる。『の・ようなもの』で助監督、『僕達急行A列車で行こう』などで監督補を務めた杉山泰一氏がメガホンを取り、森田監督の遺作となった『僕達急行A列車で行こう』(2012年)でも主役を演じた松山ケンイチが主演を務める。一方の北川が演じるのは、志ん米の一人娘・夕美。北川は『間宮兄妹』(2006年)でスクリーンデビューを飾って以降、森田作品への参加を熱望し続けてきた。松山と共に『サウスバウンド』(2007年)に出演。"チョイ役"でも出たいと『わたし出すわ』(2009年)に特別出演するなど、本作には渾身の思いで挑んだ。映画はすでにクランクアップし、年内の完成を予定。撮影を終え、北川は「杉山組だけど、森田組そのものというか、"また戻ってきた"という感じがしました」と振り返り、「映画のデビューの時に、森田監督の現場を体感できたことは、すごく大きかったと思います」と語る。「『間宮兄弟』のクランクアップの時に、森田さんが『女優をやめないでくださいね』って言ってくださったことがあって、これまでやめようかなと思った時もあったんですけど、その一言が最後の勇気になって、辞めずに続けられているので、その言葉がすごく胸に残っています。映像にこだわってやってこれたのは森田さんのおかげだと思っています」と恩師にメッセージ。「亡くなった時は、前触れもなかったですし、ショックというか、ビックリしました、嘘かなと最初思いました」と当時の心境を明かした。そして、「このチームと出会えたのは(「間宮兄弟」の時の)夕美という役がきっかけだったので、みんなが、『あ、夕美が帰ってきたな』って楽しくなれるような、面影を沢山残した役にしたいなと思っていました」と役柄への思いを語り、「森田さんはいつも、口を片方だけあげて笑ってくれていたんですが、だからそうやって笑ってもらえるようにしたいなというのが、一番強い思いかもしれません。(森田監督が)亡くなった時は心が折れそうになったんですけど、悲しんでいるだけではよくないですから、なるべく森田さんのやってた事を継承できるように、松山さんも含めてですけど、我々で頑張っていきたいと思っています」と意気込みを見せた。杉山監督は企画がスタートした時を振り返り、「相手役のヒロインには、下町育ちで言いたいことをズバッと言う師匠の娘には、『間宮兄弟』の夕美がピッタリだと北川景子さんをイメージして脚本作りをお願いしました」とコメント。「初日からまさしく、ちょっと大人になった、あの時のやんちゃな夕美を全力でかましてくれました。普段の彼女は一見クールでおとなしい印象ですが、一旦芝居に入ると、わき目も振らず猪突猛進でぶつかってくる情熱家で、むしろ現場では抑える芝居をお願いしていた事が多かった気がします」と撮影の様子を語った。
2014年10月17日多くの映画人、映画ファンに惜しまれながら2011年12月に急逝した森田芳光監督。そんな森田監督の死からもうすぐ3年が経とうとしている。そんな中、先日発表された1本の映画が、ファンの間で話題を呼んでいる。彼を慕う旧知のスタッフ・キャストが再集結し、主演に松山ケンイチを迎え、森田監督デビュー作『の・ようなもの』(’81)のその後を描くオリジナル作品『の・ようなもののようなもの』(仮題)。このほど本作のヒロイン役で、森田監督を恩師と慕う女優・北川景子が出演していることが発表され、北川さんからおよそ1000文字にもおよぶ長文コメントが到着した。本作の舞台は、現代の東京の下町。落語家一門の出船亭に入門した志ん田(しんでん/演:松山ケンイチ)は、師匠の志ん米(しんこめ/演:尾藤イサオ)に頼まれ、以前この一門に在籍していた志ん魚(しんとと/伊藤克信)を探し出す羽目になる。実はこの一門を財政的に支えてきたスポンサーの女会長は、クリクリした目玉が大好きという理由で志ん魚を贔屓にしており、志ん米師匠は彼女のご機嫌を取るため、志ん魚をもう一度高座に引っ張りだそうという考えだ。志ん魚を探し回る志ん田。師匠の弟弟子の志ん水(しんすい/演:でんでん)や、昔の門下生たちを訪ね、手がかりを集めようとするが、まったく上手くいかず――。森田監督作『間宮兄弟』(’06)でスクリーンデビューを飾って以降、松山ケンイチと共に出演した『サウスバウンド』(’07)、チョイ役でも出たいと『わたし出すわ』(’09)に特別出演と、森田監督に熱く尊敬の念を抱いていた北川さん。森田監督が亡くなった際、葬儀ならびに告別式の場で人目をはばからず号泣し、各メディアが大きく報じていたことも記憶に残っている人も多いだろう。そんな北川さんは本作では、志ん米師匠のひとり娘・夕美役を演じることとなる。今回の出演には並々ならぬ想いがあったようで、渾身の想いで撮影に臨んだとのこと。今回届いた長文コメントは、その片鱗を感じさせるものとなっている。<北川景子/コメント全文>「『間宮兄弟』という映画でスクリーンデビューさせて頂いていて、その時からほとんどのスタッフの皆さんが変わっていなくて、杉山組(※本作の監督・杉山泰一)だけど、森田組そのものというか、“また戻ってきた”という感じがしました。『間宮兄弟』の合格をもらった時に、『の・ようなもの』のビデオテープを渡されて、何度も見ていたので、そのオリジナルの作品のキャストの皆さんが集結する現場を見た時は、感動して鳥肌が立ちました。映画のデビューの時に、森田監督の現場を体感できたことは、すごく大きかったと思います。『間宮兄弟』のクランクアップの時に、森田さんが『女優をやめないでくださいね』って言ってくださったことがあって、これまでやめようかなと思った時もあったんですけど、その一言が最後の勇気になって、辞めずに続けられているので、その言葉がすごく胸に残っています。映像にこだわってやってこれたのは、森田さんのおかげだと思っています。亡くなった時は、前触れもなかったですし、ショックというか、ビックリしました、嘘かなと最初思いました。今回、声をかけて頂いたことはすごく嬉しいし光栄でした。錚々たる面々の女優さんが森田さんとご一緒されている中で、今回松山さんの相手役にと言って頂けたのは、ラッキーでしかないというか、自分で良かったのかなというのはちょっと思いますけど、でも嬉しかったです。このチームと出会えたのは(『間宮兄弟』の時の)夕美という役がきっかけだったので、みんなが、『あ、夕美が帰ってきたな』って楽しくなれるような、面影を沢山残した役にしたいなと思っていました。すごく純真で、天真爛漫で、明るくてパワフルっていうのが夕美のいいところだと思うので、そういうところは年をとっても変わらないところかなと思ったので、『間宮兄弟』の時のまま、きちんと残しつつ演じようとしました。夕美という役はすごく自分にとっても思い入れの強い役でもあるんです。森田さんはいつも、口を片方だけあげて笑ってくれていたんですが、だからそうやって笑ってもらえるようにしたいなというのが、一番強い思いかもしれません。亡くなった時は心が折れそうになったんですけど、悲しんでるだけではよくないですから、なるべく森田さんのやってた事を継承できるように、松山さんも含めてですけど、我々で頑張っていきたいと思ってます」。「私」ではなく、最後の「我々」という言葉は、まさに森田組の一員であることの証だろう。その決意と共に、どんな役を演じてみせるのか?続報に注目があつまりそうだ。『の・ようなもののようなもの』(仮題)は2015年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月17日