板谷由夏が主演を務める「ブラックファミリア~新堂家の復讐~」第7話が、11月16日(木)23時59分より放送される。本作は、不審死を遂げた女子高生の母親とその家族が、娘の死の真相を追うため、様々な姿になりすまし近づき復讐していく、完全オリジナルのミステリー作品。「ブラックスキャンダル」「ブラックリベンジ」に続く“ブラック”シリーズ第3弾となっている。板谷さん演じる新堂一葉は、優しく思いやりがあり、自分のことよりも常に家族のことを一番に考えている専業主婦。芯が強く、一度始めたことは最後までやり切る精神力を持ち、娘の死をきっかけに死の真相解明と復讐を誓う。そして、一葉の夫・航輔役に山中崇、一葉と航輔の長女・沙奈役に渡邉理佐、次女・梨里杏役に星乃夢奈、一葉の弟・五十嵐優磨役で森崎ウィンが出演する。さらに、新堂家のライバルとなる早乙女家に平山祐介、筒井真理子、塩野瑛久、瀧七海、小野武彦が出演するほか、週刊星流の記者・芹沢歩夢を少路勇介、人気イケメン俳優・伊志嶺和也を長妻怜央(7ORDER)、芸能事務所社長・釘抜美嘉をしゅはまはるみ、梨里杏の担任だった高校教師・高瀬卓郎をカトウシンスケがそれぞれ演じる。第7話あらすじ一葉(板谷由夏)を秋生(平山祐介)が抱き寄せようとしたその時、麗美(筒井真理子)が現れた。彼女の後ろには、航輔(山中崇)が控えていた。復讐はもうやめようと航輔が必死に訴えても、一葉の心には届かない。一葉は、梨里杏(星乃夢奈)を殺された怒りと憎しみに囚われていた。一葉とのすれ違いに苦悩する航輔。姉夫婦の異変に気付いていた優磨(森崎ウィン)は、航輔を励まし「早乙女家のことは俺に任せてください」と告げる。そんな中、沙奈(渡邉理佐)は倫太郎(塩野瑛久)の協力を得て、芸能事務所社長・釘抜(しゅはまはるみ)が主催する会合に潜り込む。その会は、実業家や投資家の男たちに若い女優を引き合わせるという目的で開かれていた。沙奈は女優志望のフリをして釘抜に近付き、事務所に入れてほしいと頼むが、釘抜は沙奈に、所属させるかどうかは幹部3人との面接によって決まると告げる。面接官は、梨里杏が選ばれた東京ヴィーナスオーディションの面接官と同じで、その1人は秋生だった。沙奈は釘抜に懇願し、面接の約束を取り付ける。一方、一葉は麗美に呼び出される。一葉と話がしたいという麗美の狙いは何なのか?一葉はいぶかしみつつ、麗美と一対一で向き合う覚悟をする。秋生は、秘書の稲田(中村加弥乃)に命じて葵(瀧七海)の動向を調べさせていた。稲田は秋生に、葵がパクという人物と交流していることを報告する。優磨はパクとして、葵と直接会う約束をしていた。麗美と対峙する一葉、秋生に接触を図る沙奈、葵に会いに行く優磨。そして、復讐が家族に災いをもたらすのではないかと恐れながらも、止めることのできない航輔。新堂家の復讐は、新たな局面を迎える!「ブラックファミリア~新堂家の復讐~」は毎週木曜日23時59分より読売テレビ・日本テレビ系にて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年11月16日みなかみ町は、旧「一葉亭(旧ひがきホテル)」の対象施設を宿泊や飲食等の観光施設として活用する事業者の選定に係る公募を行います。今般、公募型プロポーザル方式による旧「一葉亭」を活用する事業者選定の一環として、参加意向のある民間事業者を対象として行う現地見学会の参加申込の受付を令和5年10月18日(水)より開始します。■公募の趣旨水上温泉街では、高度経済成長期の社員旅行・団体旅行のブームに合わせて大型温泉旅館、ホテルなどが続々と開業し、「関東の奥座敷」として隆盛を極めました。しかし、個人旅行へとニーズが移行し、そうした大型施設の宿泊客も減少したことで、ホテル・旅館の廃墟化が課題となっています。みなかみ町では、地元住民、企業・団体等と共に地域課題解決型のまちづくりを進める「地域共創プロジェクト」を推進しており、2021年9月に、東京大学大学院工学系研究科、株式会社群馬銀行、株式会社オープンハウスグループと「産官学金」包括連携協定を締結しました。その一環として水上温泉街の廃墟再生に取り組んでおり、大規模な廃墟と化した旧「一葉亭(旧ひがきホテル)」を中心に温泉街全体の活性化を目指す取組を進めており、その拠点となる旧「一葉亭」の対象施設を宿泊や飲食等の観光施設として活用する事業者の選定に係る公募を行います。旧「一葉亭」(一部解体時に撮影)■旧「一葉亭」とは旧「一葉亭(旧ひがきホテル)」は、1948年に創業し、客室120室・収容人員650名を誇り、大宴会場や様々な施設を有する水上温泉地区有数のホテルとして知られていました。しかし、バブル崩壊後は、団体客が減少するなどし、1995年には大規模改修を実施したものの客数の減少は続き、スキー客の減少も重なったことで、経営状態が悪化しました。その後、何度かの再生支援も試みられましたが、2019年に閉業することとなりました。建物は、本館、別館、新館、エネルギーセンター、従業員寮などに分かれ、建物面積の合計は、約5,400坪。敷地西側に商店街、東側に利根川、南側に町営駐車場、温泉公園があり、敷地の北方には谷川岳の眺望が広がる立地となっています。1960年頃の様子■公募型プロポーザルの実施方針予定する公募の対象施設や活用方法、スケジュールなどは、みなかみ町のホームページをご覧ください。旧「一葉亭」を活用する事業者の選定に係る公募について(みなかみ町ホームページ) ■現地見学会について日時 :令和5年11月1日(水)~11月22日(水)注)事前の申込が必要です。申込期間:令和5年10月18日(水)~10月31日(火)注)期間内の平日での開催となります。対象者:旧「一葉亭」を活用する意向のある民間事業者対象建物:旧「一葉亭」本館、新本館、第一別館、第二別館、エネルギーセンター注)内覧できない施設もございます。申込方法:「現地見学会への参加申込書」にて、メールやFAXでお申込みください。「現地見学会への参加申込書」は、以下のホームページからダウンロードすることができます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月18日「映画のまち調布で、演劇ももっとお得に!」まず面白く、確かなテーマで!をモットーに全国で公演を続ける芸優座が地元調布市で贈る、樋口一葉その奇跡の物語劇団芸優座『後のこと知りたや~一葉物語~』が2023年4月22日 (土) ~2023年4月23日 (日)に調布市文化会館たづくり くすのきホール(東京都調布市小島町2-33-1)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ 映画のまち調布で、演劇ももっとお得に!一葉の生涯と名作「大つごもり」を贈る短くも駆け抜けた樋口一葉 その激動の生涯、「奇跡の14ヵ月」の裏で起きていたこととは……親がわりの伯父が、病と貧しさにあえいでいることに心を痛めているお峰。高利貸しから借りた金の返済期限が迫り苦しむ伯父を見かね、奉公先からの給金の前借を安請け合いしてしまう。お屋敷の奥様に何とか前借の約束を取り付け、一安心のお峰だったのだが……大晦日、伯父を思い、苦しむお峰が犯してしまった過ちを繊細に描いた「大つごもり」一葉はこの作品を執筆した2年後、わずか24歳で亡くなった。 女でありながら家長として、貧しさや苦しい恋を耐え忍び、小説という一つの光明を見出した一葉。次々に名作を生み出す彼女に訪れていた悲しみとは。そして、激動の時代に懸命に生き抜いた彼女が伝えたかったこととは……劇中劇「大つごもり」と共に贈る、樋口一葉その奇跡の物語。調布市とタッグを組んで「映画のまち調布で、演劇ももっとお得に!」をテーマに市民特別割引など、演劇をもっと気軽にもっと身近に楽しめる!そんな舞台をお届けします。劇団芸優座劇団芸優座は「青少年だからこそ最高の演劇を」という理念のもと、1976年に新宿四谷で創設。以来、文化庁の主催・助成公演、全国のホール・会館をはじめとする公立文化施設の自主事業、教育委員会・小中高校の芸術鑑賞教育等で数多くの公演を実施。「演劇は、まずおもしろく、確かなテーマで観客と共に創造する」をモットーに全国各地で精力的に活動を続けています。公演概要劇団芸優座『後のこと知りたや~一葉物語~』公演期間:2023年4月22日 (土) ~2023年4月23日 (日)会場:調布市文化会館たづくり くすのきホール(東京都調布市小島町2-33-1)■出演者鈴木弘子、川口勝也、池田文則、前澤まや、西田廉義、亜槍奈美、百瀬豊、田中強悟、江口つかさ、山際光次、山田悦子、北村光沙、貞方友香里、紺谷洋平、松本和也、鷹野裕美、川崎綾香、横田明日香■スタッフ劇中劇原作:樋口一葉演出:平塚仁郎脚本:村田里絵舞台監督:南幸男照明:高橋康孝音響:丸橋真樹美術:M.Yスタジオ総合舞台衣装:野村キク企画:劇団芸優座春公演制作部■公演スケジュール4月22日(土)18:00開場/18:30開演4月23日(日)13:30開場/14:00開演※開場は、開演の30分前です。■チケット料金前売:3,000円当日:3,500円調布市民割引前売:1,500円U-18割引:1,500円(全席自由・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年04月05日作曲家・ピアニストの伊澤一葉によるプラネタリウムライブツアー「LIVE in the DARK tour w/伊澤一葉」が、2023年5月19日(金)にプラネタリウム天空、6月17日(土)に福岡市科学館ドームシアターにて開催される。暗闇の中で音楽とプラネタリウムを楽しむ「LIVE in the DARK」プラネタリウムが映し出す圧倒的にリアルな星空と、良質な音楽を同時に鑑賞するコニカミノルタプラネタリウムの人気プログラム「LIVE in the DARK」。暗闇に身をまかせながら、輝く星々と美しい音楽を楽しむ、新しい形の音楽ライブエンターテインメントだ。伊澤一葉による人気公演が再び今回は、自身のソロワークだけではなく、東京事変とthe HIATUSのメンバーとしても活躍する伊澤一葉にフィーチャー。2022年の開催時には早々にチケットがソールドアウトした人気公演が再び行われる。星空、音楽、そして映像がシンクロするプラネタリウムライブ。伊澤が奏でる美しくも攻撃的、激しくも刹那的な音楽とともに、非日常的なプラネタリウム体験を楽しんでみてはいかがだろう。開催概要「LIVE in the DARK tour w/伊澤一葉」■東京公演日程:2023年5月19日(金)時間:1st Stage 18:30開演(18:00開場) / 2nd Stage 20:30開演(20:00開場)料金:一般シート 6,700円/三日月シート 16,000円(※2名掛け・各公演3席限定)※三日月シートは、1枚のチケット料金に大人2名分の鑑賞料金を含む。出演:伊澤一葉場所:コニカミノルタプラネタリウム天空 in 東京スカイツリータウン■福岡公演日程:2023年6月17日(土)時間:1st Stage 17:00開演(16:30開場) / 2nd Stage 19:00開演(18:30開場)料金:一般シート 6,700円/一般シートB 5,000円※「一般シートB」はプラネタリウム機器の真後ろのエリアのため、星空・ドーム演出が見やすい一方、ステージ(アーティスト)が見えづらい席となる。出演:伊澤一葉場所:福岡市科学館6階 ドームシアター(プラネタリウム)<チケット販売について>■ticket board先行受付(抽選)期間:2023年2月19日(日)10:00〜2月26日(日)23:59※ticket board先行受付では福岡公演の「一般シートB」の受付はない。■一般販売(先着)期間:2023年3月11日(土)12:00〜※チケットに関する詳細は公式WEBサイトより。
2023年02月20日2023年5月19日(金)に東京(プラネタリウム天空)、6月17日(土)に福岡(福岡市科学館ドームシアター)の2都市を巡る『LIVE in the DARK tour w/伊澤一葉』を開催します。東京・福岡を巡る『LIVE in the DARK tour w/伊澤一葉』昨年開催した東京と福岡の同公演のチケットは早々にソールドアウトを記録し大きな反響を呼んだ伊澤一葉を迎え、セットリスト・演出も新たに今年も『LIVE in the DARK』の開催が決定しました。東京事変、the HIATUSのメンバーとしても活動し、ソロワークでも他とは一線を画す刺激的な作品を数多く発表し続ける伊澤一葉。伊澤が奏でる美しくも攻撃的、激しくも刹那的な音楽と共に、非日常のプラネタリウムライブをお楽しみください。▼特設サイト 『LIVE in the DARK』とはプラネタリウムでしか体験できない、音楽と星空、そして暗闇が共鳴する全く新しい音楽エンターテインメント。星々がひしめく暗闇の中、耳を澄ませてみると、日常生活では感じることができなかった、微かな音の“表情”をしっかりと感じることができるはずです。全天周映像演出は数多くのライブ演出を手掛ける、ビジュアルデザインスタジオ“HERE.”が担当し、星空、音楽、そして映像がシンクロする、ここでしか体感できないプラネタリウムライブを実現します。●チケット販売に関して●■ticket board先行受付(抽選)2023年2月19日(日)10時00分~2月26日(日)23時59分の期間、電子チケットシステム「ticket board」にて先行受付(抽選)を行います。尚、本先行受付はticket boardにご登録いただければどなた様でもご応募いただけます。 ※ticket board先行受付では福岡公演の「一般シートB」の受付はありません。■一般販売(先着)2023年3月11日(土)12:00~下記『LIVE in the DARK』特設サイトを通じ、電子チケットシステム「ticket board」にて一般販売を行います。 ※ticket board先行受付、一般販売いずれの場合も『LIVE in the DARK』特設サイトに記載されている注意事項を必ずご確認の上お申込みください。※ticket boardをご利用いただくために会員登録(無料)が必要です。※ticket boardに記載の応募規定(枚数/席種等)及び、申込に際しての注意事項をご確認の上ご応募下さい。●『LIVE in the DARK tour w/伊澤一葉』東京公演イベント概要●出演:伊澤一葉日程:2023年5月19日(金)時間:1st Stage 18:30開演(18:00開場) / 2nd Stage 20:30開演(20:00開場)料金:一般シート:6,700円(税込) / 三日月シート:16,000円(税込) ※2名掛け・各公演3席限定※三日月シートは1枚のチケット料金に大人2名様分の鑑賞料金を含んでいます。場所:コニカミノルタプラネタリウム天空 in 東京スカイツリータウン(R)●『LIVE in the DARK tour w/伊澤一葉』福岡公演イベント概要●出演:伊澤一葉日程:2023年6月17日(土)時間:1st Stage 17:00開演(16:30開場) / 2nd Stage 19:00開演(18:30開場)料金:一般シート:6,700円(税込) / 一般シートB:5,000円(税込)※一般シートBはプラネタリウム機器の真後ろのエリアのためステージ(アーティスト)が見えづらいお席です。場所:福岡市科学館6階 ドームシアター(プラネタリウム)※約1時間の公演予定です。※イベントの性質上、小学生以下のお客様はご入場いただけません。※イベント終了後は速やかなご帰宅をお願いいたします。【感染症対策及び、イベントに関する注意事項】※本公演は新型コロナウイルスを含む感染症防止対策を徹底し全席販売にて実施いたします。※ご来場及び公演中のマスク着用は必須とさせていただきます(フェイスシールドのみ着用のお客様はご入場いただけません)※会場内での会話は控えていただき、公演中の歓声や掛け声、指笛などは固くお断りいたします(拍手や手拍子などでの応援をお願いします)※本イベントはプラネタリウム施設で星空、映像、音楽をお楽しみいただくイベントです。演出の都合上又は、ドームの座席配置の関係でステージ(アーティスト)が見えにくい場合がございます。※中央後方のお席はプラネタリウム機器の関係でステージが見えにくくなっておりますが、星空・ドーム演出は一番見やすいエリアとなっております。本イベントは感染症対策の観点、及びプラネタリウムという会場の特性上、様々な制限を設けさせていただいております。下記「特設サイト」に記載されている注意事項を必ずご確認の上、チケット購入/来場をして下さい。●伊澤一葉 プロフィール●Compose / Arrange / keyboard / vocal …and more東京事変、the HIATUS鍵盤奏者。作曲家として楽曲提供、サウンドプロデュースを多数手がけ、幅広く様々なアーティストのサポートミュージシャンとしても活動している。自身のバンドあっぱではVocalも務める。独特の世界観と共感性を併せ持つハイブリッドな音楽家は、ファンのみならず多くのミュージシャンをも魅了する存在。【オフィシャルサイト 】●株式会社HERE.(ヒア)●代表土井昌徳。プロジェクションマッピングやVR360°ドームパノラマ映像の制作に特化した少数精鋭のビジュアルデザインスタジオ。プロジェクションマッピングでは、百貨店の常設やホテル、アーティストのライブ等、大規模案件の実績も多数。時代を捉えた演出と高い技術に裏付けられた良質なコンテンツ提供に定評がある。また、次世代のVR ドームシアター向け素材販売サイト「Shout!360」も運営、動画制作に役立つTipsも連載中。【Shout!360詳細 www.shout360.xyz】 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年02月17日女性たちが実際にやっている、身近なエコ活動をご紹介。72回目は、ecocoメンバーの尾谷萌さん。全国に展開しているKALDIで購入できるエコな商品をご紹介します。KALDIで購入できるエコな商品10選【最近やってるecoなこと】vol. 72みなさんがよく利用している「カルディコーヒーファーム」には、エコ視点の商品もあります。使いやすいお気に入りのショップでどのようなエコアイテムを購入しているのか、尾谷さんに聞いてみました。尾谷さんカルディはショッピングモールの中によく入っているので、お買い物の途中でふらっと立ち寄ります。コーヒーやお茶の種類も豊富なので、いつもと違うテイストのお茶やコーヒーが飲みたいときなどに買いに行くことが多いです。子どもができてから、子どもが大きくなった時の環境が気になるようになりました。子どものためにも、将来少しでも暮らしやすい世界になるように今からできることをしたいなと思っています。そのために、よく行くカルディでもエコに関わる商品を選ぶようになりました。ーー今回、尾谷さんがKALDIで購入したエコな商品アイテムをご紹介します。左上から時計回りに、〈カルディ〉フェアトレードチョコレート(80%・70%・オレンジピール)各¥185、〈ダイズラボ〉大豆のお肉ミンチタイプ¥375、〈もへじ〉大豆ミートと香味野菜のトマトソース¥298、〈もへじ〉大豆ミートの豆乳汁なし坦々麺ソース¥298、〈光食品〉有機ゆず唐辛子HOTソース¥354、〈アルチェネロ〉有機エキストラヴァージンオリーブオイルフルッタート¥1,198、〈カルディ〉オーガニックプレミアム(有機デカフェエチオピアモカ/有機プレミアムブレンド)¥130と¥100ーーそれぞれの感想を聞きました。〈カルディ〉フェアトレードチョコレートオレンジピールのチョコレートオレンジの爽やかな香りと、甘すぎない感じが美味しかったです。家事や育児の合間に食べるとリフレッシュできます。80%ビターな味わいのチョコレートで一粒でも満足感が高いので、食前や育児の合間の間食時に食べたくなります。70%甘さ控えめでカカオの香りがしっかりしてて、こちらは食後のデザートとして食べたい。〈カルディ〉オーガニックプレミアム(有機デカフェエチオピアモカ)苦味が少なくてすごく飲みやすいコーヒーです。今まで飲んだデカフェのコーヒーの中でも上位に入るくらい美味しい。〈カルディ〉オーガニックプレミアム(有機プレミアムブレンド)3つの豆を使ったコーヒーで香ばしい香りでスッキリと飲めます。〈もへじ〉大豆ミートと香味野菜のトマトソース言われなければ大豆だと気づかないくらいちゃんとお肉感があります。脂っこくないし、大豆なのでカラダにも良いし、たくさん食べてても罪悪感がないのが良い。これもリピートしたいなと思いました。〈もへじ〉大豆ミートの豆乳汁なし坦々麺ソース同じシリーズのミートソース同様、言われなければ大豆だと気づかないくらいお肉感があって美味しいです。〈アルチェネロ〉有機エキストラヴァージンオリーブオイルフルッタートかけた瞬間から香りが広がり、今まで使っていたオリーブオイルとの違いに驚きます。癖がなく、パスタにかけて食べましたが美味しかったです。〈光食品〉有機ゆず唐辛子HOTソース食べた瞬間、ゆずの香りがふわっと広がってさらに食欲をそそります。爽やかな辛さがあって、どんな料理にも合いそう。〈ダイズラボ〉大豆のお肉ミンチタイプいつもお肉でつくる料理をこちらの大豆ミートで代用してみたのですが、夫は何も違和感に気づかずお肉だと思って食べていたようで「美味しい、美味しい」と話していました。ーーいかがでしたか?全国にあるKALDIで購入できるエコな商品は実はたくさんあります。気軽に購入できるのもKALDIの良さ。ぜひお手に取ってみてくださいね。〈KALDIとは〉コーヒーと輸入食品のワンダーショップ「カルディコーヒーファーム」。(※1)全国に400店舗以上展開していて、世界各国の食材や珍しい商品が揃っています。毎回楽しい発見があるバラエティに富んだショップです。尾谷 萌会社員、35歳、東京都出身今子どもの絵本選びにハマっています。図書館で大量に借りてきたり、本屋で子どもが好きそうな本を見つけるのが楽しいです。ecoco代表平野絢子エコをテーマとし全国の女性を集めた団体「ecoco」を立ち上げ、身近にできるエコ活動、エコを通した地域活性とウーマンエンパワーメントを推進している。また岡山県の観光特使として東京を拠点に行き来するデュアルライフを行いながら、せとうちの農園や市場、工場などに自ら足を運び、創り手の‟想い”を伝えるため、商品開発、営業、PRなどを企業と一緒に行っている。文・平野絢子 イラスト・宮本志保
2022年11月16日女性たちが実際にやっている、身近なエコ活動をご紹介。66回目は、ecocoメンバーの尾谷萌さん。今回は実際なくても困らなかったもののキッチン編をご紹介します。節約にもなる!実はなくてもよかったアイテムキッチン編【最近やってるecoなこと】vol. 66最近はミニマリストも増え、暮らしをシンプルにし、モノを増やさない方も増えてきましたね。ecocoのメンバーにキッチンに関して「買ったけれどなくてもよかったもの」について、アンケートをとりました。まずは尾谷さんの例から紹介します。水切りかご尾谷さん水切りは、吸水マットにしています。洗濯ができるので衛生的にも良いし、場所を取らないので見た目もスッキリして良いですよ。オーブンレンジ尾谷さんオーブンの代わりに魚焼きグリルを利用しています。グラタンなども作れるし、オーブンの場所を確保しなくて良いので、キッチンもスッキリです。ーー私もグリルで魚を焼くだけでなく、ドリアやパン、お餅なども焼いています。コロッケなどの揚げ物のお惣菜を購入した際も、グリルで温め直すと、レンジよりも衣がカリッとして美味しいですよ。他にもメンバーに聞いた「キッチンまわりで、なくてもよかったもの」をご紹介します。調理家電炊飯器土鍋で代用しています。作り方も意外と簡単で、ふっくら炊けて美味しいです。電子レンジ蒸し器、湯せんで代用できます。ソーダストリーム作っても炭酸が抜けやすい気がするので、結局炭酸水を買ってしまいます。ハンドミキサー・ミキサーハンドブレンダーで代用しています。離乳食やスープなどもこれ一つで作れるので万能器具です。ホームベーカリー流行った時に購入しましたが、結局使っていないです。キッチン関連のグッズやかん小さな鍋や電気ケトルで代用しています。ボウルお皿で代用しています。バター入れ切れてるバターを購入して、使わなくなりました。食器来客用の食器、ポイントを集めてもらう食器、結婚式の引き出物でもらう食器は、あまり使うことも少なく宝の持ち腐れ。菜箸普通のお箸で代用しています。まな板カッティングボードで代用しています。見た目も可愛く、お皿にもなります。しゃもじやフライ返し木べらで代用しています。三角コーナー場所もとるので、使い捨てができるビニールや新聞紙などで代用しています。水切りネットも必要ないですよ。食材小麦粉・片栗粉さつまいも粉一つで代用できます。ドレッシング賞味期限が切れて、使い切れないこともあるので、ドレッシングはオリーブオイル×塩など、自分で作ることが多いです。キッチンには便利な調理家電がたくさんありますが、今まで当たり前に必要だと思っていたものでも、意外となくても代用できるものがあることに驚きました。ひとつひとつ見直して整理すると、実は使っていないものがあったり、他のもので代用ができたりするものもあるので、キッチンもスッキリします。ぜひ見直してみてくださいね。尾谷 萌34歳・会社員・東京都出身最近「大人の塗り絵」を始めました。子どもの塗り絵と比べて格段に難しく、ひとつの塗り絵を塗り上げるのに数日かかることも。育児が忙しくて、なかなか自分の時間が作れないので、隙間時間に楽しんでいます。(C)Paweena Saeung / EyeEm/Getty Images文・平野絢子 イラスト・宮本志保
2022年10月05日現在、新宿・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAにて上演中のこまつ座『頭痛肩こり樋口一葉』。演出の栗山民也が初日を迎えて「もう何度も出会ってきたはずの劇が、そのたびにその時の時代の空気感で違って見えてきます」と言うように、こまつ座の旗揚げ作品として上演を重ねる本作は、いまの現代を生きる人々の目にはどう映るのか。観劇のみでも十分楽しめる本作だが、様々な視点から作品を読み解く場としてスペシャルトークショーが開催される。8月18日(木)13:00終演後は、麻上洋子名義で声優としても活躍し、現在では講談師としても活動中の一龍斎春水氏。21日(日)13:00終演後には、文芸評論家としてメディアでも活躍の明治大学文学部教授の伊藤氏貴氏が登壇予定だ。「奇跡の14カ月」といわれる短い期間に多くの名作を残した天才女流作家・樋口一葉の新たな魅力をみつける貴重な機会になるだろう。◆こまつ座『頭痛肩こり樋口一葉』スペシャルトークショー◆8月18日(木)13:00公演後一龍斎春水(麻上洋子)氏 (講談師・声優)声優として麻上洋子名義で活躍し「宇宙戦艦ヤマト」森雪役など多数。現在は講談師としても活躍半井桃水の元へ「闇桜」を届ける所から始まる「樋口一葉伝」を創作。8月21日(日)13:00公演後伊藤氏貴 氏 (明治大学文学部教授)大学で教壇に立つほかに、新聞での連載や高校生直木賞の企画など多岐に活動。「お金に嫌われた一葉でなければ、歴史に残る名作は生まれなかった」という視点から、貧困という環境ゆえに生まれた一葉の名作を読み解く。※スペシャルトークショーは、≪今こそ劇場へ行こう≫キャンペーンの一環として、開催日以外の『頭痛肩こり樋口一葉』、7月の『紙屋町さくらホテル』のチケットをお持ちの方も参加可能。
2022年08月18日24歳の若さで夭逝した明治の女流作家、樋口一葉とその家族や知人たち、6人の女性の切実な生きざまを明るく切なく描き出した井上ひさしの傑作評伝劇が再登場する。こまつ座の旗揚げ公演として1984年に初演され、幾度も再演を重ねた人気作は、2013年に栗山民也の新演出を迎えてさらにパワーアップ。栗山演出で3度目の上演となる今回は、貫地谷しほり、増子倭文江、熊谷真実、香寿たつき、瀬戸さおり、若村麻由美の、独自の個性と実力を携えた面々が結集し、あの世とこの世、その境界線の物語を鮮やかに綴る。初めて樋口一葉役に挑む貫地谷しほりと、2013年公演より一葉と心を交わす幽霊・花螢役を担っている若村麻由美に、稽古の感触、作品への思いを語ってもらった。花螢を演じるのは今回が最後・・・?――本作の上演は6年ぶり。夏子(樋口一葉)役の貫地谷さんは初参加、花螢役の若村さんは3回目の出演になりますね。貫地谷井上ひさしさんの作品はこれまでに二度やらせていただいたことがありますが、こまつ座公演は初めてです。ちょうど6年前に栗山さんと別の舞台のお仕事をしていた時に、次に演出されるこの作品のことを「面白いんだぞ〜」って自慢されていたんですよ(笑)。それに参加出来ることが本当に嬉しくて、今回はすごく楽しみにしていました。若村私は、もう一度井上ひさしさんの台詞を発することが出来る、もう一度花螢をやるチャンスが来た、うれしい!という気持ちと、正直すごく体力を必要とするので(笑)今回が最後かな、という気持ちがあります。私のお芝居経験の中では唯一と言ってもいい喜劇的な役で、とても大切にしてやってきたので、もう一度新たにチャレンジしたいなと。再演に向かうというよりは、今の自分が一から扉を開ける、そんな気持ちでやりたいなと思っています。――お稽古が始まって、あらためて感じる作品の印象や発見などはいかがですか?貫地谷本読みをやった時に、若村さんと熊谷真美さんは三度目ということで、すでに役が出来上がっている!と感じましたね。皆で読むとさらに、こんなに面白い話なんだ〜とあらためて思いましたし。若村さんがおっしゃるように、若村さんも熊谷さんも、今回初めてやるかのように真摯にトライしていらして、その姿勢がすごく素敵だなと感じました。……と同時に、身が引き締まる思いも(笑)。樋口一葉のことを調べてみると、とても貧乏で、日々の暮らしが切実に大変だったことを知りまして。面白おかしく感じられる台詞の裏にそのような生活苦があった、と栗山さんにお話を伺って、面白いけれど難しいな……というのが今の実感です。樋口一葉没後120年記念 東宝・こまつ座提携特別公演『頭痛肩こり樋口一葉』(2016年)より、前列右から)若村麻由美、永作博美、愛華みれ後列右から)熊谷真実、深谷美歩、三田和代若村おかげさまで6年も経つと、いろいろと忘れていて(笑)。そうだったっけ?みたいなことだらけで、かえってよかったなと思っています。なぞるみたいなことはしたくないし、演出家が、以前とは違う動きをつけてくださっている部分もあるので。人間の……ま、花螢は幽霊ですけど(笑)、人間の心理からの動き、生きている真実からの台詞を、栗山さんはひとり一人の役に対して細かく演出してくださいます。心から尊敬できる大好きな演出家です。樋口一葉は、タフな人じゃないと出来ない――花螢は、木村光一さん演出による1984年の初演から、長く同役を務めていらした新橋耐子さんの印象が強く、新橋さんご自身も非常にこの役を大切になさっていたと伺っています。若村さんは見事に引き継がれて、確実にご自身の花螢を息づかせていらっしゃいますね。若村新橋さんの花螢を2回拝見したことがあるんです。まさか自分にお話をいただく日がくるとは思わず大笑いして観ていましたが、のちにお話をいただいた時は本当にびっくりしましたね。まず思ったのが、あのようには出来ない!と。でもこまつ座さんからのお話では、栗山さんの演出で、メンバーも一新して新しい『頭痛肩こり〜』を作ろうとしていたけど、花螢が見つからず、ずっと上演出来なかったそうで……。貫地谷へえ〜!そうだったんですね。若村で、栗山さんが「何で思いつかなかったんだろう。いたよ、いた!」と。それで私に連絡をくださったそうなんです。その経緯を聞いて、何だかもうありがた過ぎて……。私にとっては恐ろしい挑戦でしたけれど、“いつか井上ひさしさんの作品をやらせていただきたい”と願っていたので最初にお声がけいただいたものがそういう経緯だったら、もうこれは清水の舞台から飛び降りるつもりでやらせていただくべきだ、そう思って挑みました。いざやってみたら、やっぱり役も、作品自体もものすごく手強いですね。1回目、小泉今日子さんが夏子役の時は、もう毎回必死!今日子さん始めメンバーにとても助けていただきました。2回目の永作博美さんの時は、1回目と同じメンバーの中に永作さんおひとりだけが新しく入られて、永作さんも大変タフな方で、また新しいものがそこに生まれて……。右から永作博美、若村麻由美/樋口一葉没後120年記念 東宝・こまつ座提携特別公演『頭痛肩こり樋口一葉』(2016年)より左から永作博美、若村麻由美/樋口一葉没後120年記念 東宝・こまつ座提携特別公演『頭痛肩こり樋口一葉』(2016年)より実は初回に、新橋さんがご覧になられて、楽屋に起こしになったんです。私はもう、わああ〜どうしよう!って(笑)。そうしたら「艶やかでした。お続けなさい」とおっしゃってくださって……。その時は胸がいっぱいで何も考えられなかったんですけど、続けるなかでもっと分かるものがある、という思いで言ってくださったのかなと。先輩の言葉はすごく支えになっています。それで今回です。おそらく貫地谷さんもタフな方だと思っています(笑)。樋口一葉は、タフな人じゃないと出来ないな、というのが私の勝手な印象ですね。若くして貧しい暮らしの中で、女性の自立が難しい世の中に対して、食べるため、生きるため、小説で戦いを挑んでいって……。私は夏子にしか見えない幽霊で、つねに死というものを考え続けている夏子の、心の内を引き受けている役どころでもあるので、夏子役を演じる人にものすごく愛情が湧くんです(笑)。幸せの代償として必死に生きる――おふたりともに以前にも栗山演出を経験されていますが、今、稽古場で実感されていることを教えてください。貫地谷私、栗山さんに「ちょっと一葉にしては元気過ぎるよ。やっぱり文学者なんだからね」って言われました。元気過ぎるらしいです(笑)。でもちょっとだけ入り口が見えたような気がしていますね。若村さん演じる花螢が出て来ることによって、夏子は自分の本当の気持ちを喋ることが出来るんだな、って。栗山さんのお話は、ほかの人に向けた言葉でも全部がヒントになるので、聞き逃さないようにしたいと思っています。若村若い頃から井上ひさしさんとお仕事をご一緒されていたからでしょうか、栗山さんの中に揺るぎのない作品の核があるんですよね。だから栗山さんから出て来る言葉が、すべて「そうだな!」と思えることばかりで。この舞台、演出的にすごく緻密な計算のうえに成り立っているテクニカルな作品なんです。オーケストラのスコアみたいに見えてくることもあって、音符の重なりがうまくいくと、とても心地よく観ていただける……といような感じで、ただ単に心情が描ければ伝わるというものでもなくて……。貫地谷そう、そうなんですよね〜本当に!ただ気持ちがあればいいわけじゃなく、もっと“見せる”構造になっているというか。若村たぶん演じる側の客観性ですよね。世阿弥の言うところの“離見の見”でしょうか。自分自身がやりながらも全体像が見えていて、いかにアンサンブルが上手くいっているかを理解しながら、心情に基づいて言葉を発する……熱量ですね。井上さんの作品はどれもそういう構造になっているように思います。こまつ座さんの違う作品を観に行くと、人間を深く描いた戯曲に感動するし、それを役者たちが真摯に演じていることにまた感動するんです。自分もそうありたいな、と思うんですね。貫地谷栗山さんが「井上さんは、“幸せの代償として必死に生きる”ということを書いているんだよ」とおっしゃっていて、まさに、必死に食らいついてやっていくしかないのかなと思っています。若村貫地谷さんは、もうすでに夏子、樋口一葉ですよ。今回は貫地谷さんがなさると聞いた時に、なるほど〜とすごく納得しました。楽しみですし、何の心配もない。不器用な私のほうがきっと迷惑をかけると……。貫地谷いやいや、いつもそうおっしゃいますけど(笑)、そんなこと絶対ないですよ!若村本当なんですよ〜。これまでも皆に助けられてやって来ているので、今回も早めに白状したほうがいいと思って(笑)。花螢がちょっと夏子に頼っているところがあるように、私も貫地谷さんに頼らせてもらって、すでに支えられている感がありますから。いいマスクを紹介してくれたり(笑)。貫地谷ああ〜、稽古で息が苦しくならないように(笑)。――座組の雰囲気の良さが伝わります(笑)。樋口一葉と彼女を取り巻く女性たちが懸命に生き抜くさまに、今回も存分に笑い、涙することになりそうです。今回集結した6名のキャスト。上段左から)増子倭文江、貫地谷しほり、瀬戸さおり下段左から)熊谷真実、若村麻由美、香寿たつき貫地谷今現在、本当に時代の変換期に来ていると感じるなかで、樋口一葉という人はとても早い段階で、なぜ女性は内助の功を求められるのか、なぜ男性と同等に働けないのか、といった疑問を抱いているんですね。まさに今、一葉が思い描いていた世界が開かれようとしている、その面白さも感じます。一葉は二十歳から小説を書き始めて、その時すでに一家を背負って、自分が頑張らなければ皆が死んでしまうかもしれないと思っていて。いろんな意味で死と隣り合わせな人だったんですよね。私は今年37歳になりますけど、二十歳の時なんて本当に子供だったなと。今こうして稽古を重ねて、彼女の生き様を私なりに受け止めて来ているので、明治の時代に樋口一葉はこんなことを考えていたんだ、ということを伝えられたらいいなと思っています。若村この女6人の物語には、人生で起こりうるあらゆる辛いことがたくさん詰まっているんですよね。それを笑いと涙で描けていることが、すごい。私、最後のシーンが大好きで……。貫地谷ああ〜私もです!若村毎回、ラストシーンでそれまでの苦労が報われる気がするんです(笑)。生きていくことはすごく大変だけど、よし、頑張ろう!って思わせてくれる。私たちはこうして先人から何かを受け取り、今生きていて、次の人に何かを渡していくんだなって。本当にいろいろなことを考えさせてくれる、いい作品です。最後に救われた気になるのは、やっぱり人間讃歌だからなのかなと思いますね。取材・文=上野紀子<公演情報>こまつ座第143回公演『頭痛肩こり樋口一葉』2022年8月5日(金)~2022年8月28日(日)会場:東京・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA東京公演後、大阪、岡山、東京多摩公演あり。チケット情報:
2022年08月01日劇団こまつ座作品のなかでも、長年にわたり人気を博している名作『頭痛肩こり樋口一葉』が2022年8月5日(金)より東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAで上演される。作家・劇作家の井上ひさしが座付作家として立ち上げ、『父と暮せば』『母と暮せば』『木の上の軍隊』のこまつ座「戦後 命の三部作」と言われる作品など井上ひさしに関係する舞台を専門に作り続けているこまつ座。本作は劇団の旗揚げ公演のために井上ひさしが書き上げ1984年に初演され、音楽劇としての魅力と女性6人の人生模様の切実さが観客の共感を呼んだ。22歳の若さで、自分自身に「法通妙心信女」という戒名をつけていた樋口一葉。井上ひさしは、この事実にこそ一葉の文学を解読する鍵があると次のように語っている。「あなた(樋口一葉)は生きながら死んでいたのですね。だからこそこの世がよく見えたのでしょう。つまり月はこの世とあの世の通い路。彼岸と此岸を連結する穴。その穴からあなたはこの現世を観察していたのです」。井上ひさしはこの“戒名事件”を劇の原動力として作品を書き上げたという。この「死」から「生」を見つめる物語を、前回、その存在感で舞台を彩った若村麻由美、熊谷真実のほか、新たに樋口一葉役にこまつ座初出演となる貫地谷しほりが決定。さらに、増子倭文江、香寿たつき、瀬戸さおりを迎え、栗山民也の演出で、樋口一葉生誕150周年となる2022年、6年ぶりの再演となる。「にごりえ」「たけくらべ」など樋口一葉の作品が全編に散りばめられる中で展開される、樋口一葉(夏子)と幽霊・花螢のユーモラスな交友、そしてたくましく生きる明治の女性たちの姿を主軸に描かれる、井上ひさし版樋口一葉像。近代化を推し進めたしわ寄せが女性にのしかかっていた明治時代に、筆の力をもって社会に挑んだ一葉から、頑張るすべての人へエールをおくる。東京公演終了後、9月には大阪、岡山と各地での上演も決定している。<キャスト&スタッフコメント>【栗山民也(演出)】また、会える私ごとですが、いろんな作品でいろんな稽古場に通い詰めていると、その作品ごとにいろんな時代や世界との、ワクワクする出会いが必ずあります。その熱い好奇心のために、ついつい多忙な毎日になってしまうのです。この作品の3度目の上演が今回決まった時一番に思ったことは、またあの人達に会うことができるということでした。そして決まったようにどこからかあの子供たちの無邪気な盆唄が聞こえ、屈託のない女たちのおしゃべりが賑やかに響いてくるのです。一つの家の皆の思いの積もった場所に、生者も死者も集い、しばしの時間をくつろぐ。こんな日本の大事な習慣に習い、わたしも亡くした大切な人とともに、この劇の鎮魂の時間を過ごそうと思っています。この劇はめちゃくちゃ面白いとともに、誰もが忘れてしまったいくつもの大事な記憶に必ず気づかされます。新しいメンバーが加わりました。また違った色彩と温度の新たな劇になるでしょう。皆で必死に探します。【樋口夏子(一葉)役:貫地谷しほり】今回このお話をいただいて嬉しくて飛び上がりました。何故なら以前演出家の栗山さんの別の舞台に出演していた時に「次は何をやられるんですか?」とお聞きしたら「頭痛肩こり樋口一葉だよ。面白いよ〜」と。「良いなぁ」と羨ましがったのが7年前。覚えていてくださったのかどうなのかは分かりませんが、また栗山さんの演出を受ける機会を頂けたこと、そして井上ひさしさんの世界に入っていけること、素晴らしい先輩方と同じ時間を過ごせることに今からワクワクが止まりません。井上ひさしさんの作品は『泣き虫なまいき石川啄木』『もとの黙阿弥』以来3度目になります。井上作品を愛している栗山さんの演出に食らいついて、精一杯生きたいと思います!【樋口多喜役:増子倭文江】2012年『闇に咲く花』から10年。本当に久しぶりにこまつ座の舞台に立ちます。『頭痛肩こり樋口一葉』は私の憧れの芝居。こまつ座の旗揚げ作品だし何度も何度も再演されて来た名作です。お話を頂いた瞬間シュッと背筋が伸びましたし嬉しかったです。女性だけの芝居ですが出て来る女たちがまあ逞しくて陽気。貧しいし不幸だし複雑な因縁に絡まれながら生きてるのになぜか明るいし面白い。死んでもなぜか生命力に溢れてる。やっぱり女って強いんだなぁってつくづく思います。井上先生の台詞はプレッシャーではありますがなにやら楽しげな共演者の方々。今からワクワクしています。【中野八重役:熊谷真実】まさか、また演じることができるなんて思っていませんでした。八重という役は一葉の同級生で、一時は幸せな結婚をしたにもかかわらず、冷たい夫の仕打ちで、最後は女郎に身を貶すという役柄です。最初台本をいただいた時、この大役をこなせるか不安でした、八重さんの台詞には樋口一葉さんの小説の中の主人公のセリフがたくさん出てきます。樋口一葉が描いた小説の中の主人公を繋ぎ合わせたかのような人物が八重さんなんですね。その重責。笑今回また八重さんと向き合えるなんて。栗山さんに沢山ダメ出ししていただきます。出演者の皆様も若村さん以外初めての方ばかり。きっと素晴らしい舞台になる事間違いありません、今から楽しみです!乞うご期待!【稲葉鑛役: 香寿たつき】こまつ座井上ひさし先生の作品に出演させて頂けます事、本当に念願が叶い嬉しさでいっぱいです。『頭痛肩こり樋口一葉』この作品が、こまつ座さんの旗揚げ作品だったと言う事、恥ずかしながら初めて知りました。そんな記念作品に、稲葉鑛という素敵な女性の役を演じさせて頂ける事、本当に幸せです。又、栗山民也さんの演出を受けさせて頂ける事、どんな魔法をかけてくださり、明治時代を力強く生き抜いた女性に、自分自身がどう変われるのか、とっても楽しみです。他の出演者の方々と一丸となって、観に来てくださる方々の期待に応えられるよう精一杯がんばります。どうぞよろしくお願い致します。【樋口邦子役:瀬戸さおり】今回『頭痛肩こり樋口一葉』に出演させていただけますこと、心から感謝しております。2020年『きらめく星座』で初めて井上ひさし先生の作品に出演させていただき、奇跡のような日々を皆さんと過ごし、また井上先生の描く人物を演じたい!と願っていたので、本当にうれしく思っております。『頭痛肩こり樋口一葉』はこまつ座さんの旗揚げ公演でもあり、今も皆さまに愛され続けている作品です。これまでこまつ座さんが大切に作り上げてきたこの作品を、尊敬する栗山民也さんを始め、魅力的なキャストの皆さん、スタッフの方々と、丁寧に作っていけたらと思っています。【花螢役:若村麻由美】天才 井上ひさしさんが生んだ、一葉の死想が引き寄せた幽霊「花螢」は、喜劇性もある難しい役です。生前の恨みを晴らそうと恨みの元を辿るうち、恨みの連鎖を断ち切る境地に至る。栗山民也さんが初演出の時「幽霊らしくない、生き生きとした幽霊を」と仰った通り、お人好しで早合点で縦横無尽に走り巡る演出は、これまでで一番体力的にハードな作品となりました。観た方から仕掛けはどうなってるの?とよく聞かれましたが、何もありません。全て自力!大好きな役ではありますが今回が最後かも…と覚悟して努めます。劇中歌もつい歌いたくなる名曲ばかり 。大好きなラストシーンは、明るくあたたかく笑いと涙で今を生きる人を励ましてくれます。魅力いっぱいの名作に三度も参加させていただけることをとても幸せに思います。公演概要こまつ座第143 回公演『頭痛肩こり樋口一葉 』作:井上ひさし演出:栗山民也【東京公演】2022年8月5日(金)~2022年8月28日(日) 紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA【全国公演】2022年9月2日(金)~11日(日) 大阪・新歌舞伎座2022年9月1日(火)岡山・津山文化センターチケットに関するお問い合せこまつ座TEL03-3862-5941
2022年02月22日東京事変の新曲「ふつうとは」が、2022年2月4日(金)に配信リリース。NHKみんなのうたで、2022年2月から3月にかけて放送される。東京事変、NHKみんなのうたに書き下ろした新曲「ふつうとは」グループ初となるオールタイム・ベストアルバムCD『総合』を、2021年12月22日(水)に発売する東京事変。アルバムに先駆けて配信された新曲「仏だけ徒歩」も話題だ。そんな東京事変が、新曲「ふつうとは」を、2022年2月から3月にかけて放送されるNHKみんなのうたのために書き下ろし。東京事変がNHKみんなのうたに登場するのは初めてのことだ。作詞は椎名林檎、作曲は伊澤一葉が手がけており、普通とは、いったいなんなのか?自然であるとは?を問いかける一曲に仕上がっている。【詳細】東京事変 新曲「ふつうとは」配信日:2022年2月4日(金)M1. ふつうとはM2. ふつうとは -Minnano Karaoke-うた:東京事変作詞:椎名林檎作曲:伊澤一葉アニメーション:西郡勲※NHKみんなのうた 2022年2-3月放送。初回放送:2月1日(火)E テレ8:55~ NHKプラス一週間見逃し配信あり
2021年12月04日特設展「作家の愛用品」が、山梨県立文学館で開催。会期は2021年4月24日(土)から6月20日(日)まで。特設展「作家の愛用品」は、作家が執筆や日常生活、趣味などで愛用した品々にフォーカスした展覧会。日本を代表する作家たちの愛用品を、エピソードや作品と共に紹介する。展示物には、芥川龍之介の財布や太宰治のノート、樋口一葉の髪飾りといった、貴重な物品の数々がラインナップ。飯田蛇笏の句会用の硯や、小説家でありギタリストでもあった深沢七郎のギターなども展示され、当時の作家たちの生活や趣向を身近に感じる事が出来る貴重な機会となる。中でも、太宰治のノート「創作年表」は必見。出版社からの依頼を記し、甲府空襲の際に持ち出して避難したという太宰本人にとっても大切な一冊となっており、今回は太宰が使用した灰皿と共に展示される。【詳細】山梨県立文学館 特設展「作家の愛用品」会期:2021年4月24日(土)~6月20日(日)時間:9:00~17:00会場:山梨県立文学館 展示室C住所:山梨県甲府市貢川1-5-35休館日:月曜日(5月3日は開館)、5月6日(木)観覧料:一般 330円、大学生 220円※常設店観覧料で観覧可能。※高校生以下、65歳以上(健康保険証等持参)は無料。
2021年04月05日東京事変の新曲「緑酒(りょくしゅ)」が配信リリースされる。東京事変の新曲「緑酒」ワールドビジネスサテライトのエンディングテーマ曲に電撃的な“再生”による音楽界へのカムバック、ビジネス系のニュース番組を思わせるアーティスト写真と共にリリースしたEP『ニュース』、最新の実演映像を収めた映像作品『2O2O.7.24閏vision 特番ニュースフラッシュ』と、何かと“ニュース”に所縁のある東京事変。目下フルアルバム制作中の彼らが今回リリースする「緑酒」は、大江麻理子がメインキャスターを務めるテレビ東京系のニュース番組「WBSワールドビジネスサテライト」の番組リニューアルに向けて書き下ろされた楽曲。作詞・椎名林檎、作曲・伊澤一葉で贈る新たなアンサンブルは、3月29日(月)にリニューアル初回放送を迎える同番組のエンディングにて初披露された。美酒佳肴を囲むミュージックビデオミュージックビデオでは、三々午後集ったメンバーが支度を整え、美酒佳肴を囲んでいる。盃を交わす晴れやかな表情、クライマックスの演奏シーンに加え、ドラムス刄田綴色が舞う「石見神楽」など見所が満載となっている。なお、監督は、東京事変のミュージックビデオやライブの映像演出の殆どを手掛ける児玉裕一が担当した。東京事変コメント ※原文は縦書きリニューアルされるという番組の大事な節目に、テーマ曲をご注文くださりありがとうございます。書き下ろしに当たり、大江麻理子氏からいただいたお便りの心強さと言ったら。大いに鼓舞していただき思い切り取り組むことができました。我々現役世代の肩に伸し掛かる重みを分かち合いたい。とにかくそれだけです。時世代へバトンを渡すまでに解決して置くべき課題が山積みの昨今、日本のみならず世界中が騒がしい。本プログラムのニーズたるや、さぞ切実なことでしょう。日々不条理へ立ち向かっては、疲弊し切ってお帰りになり、おやすみ前に、這々の体でこの番組をご覧になる大人の皆さまを想像しております。遠くない将来、緑酒の盃を交わす瞬間を迎えられるよう我々も努めます、共に凛と参りましょう。どんなときも愛を込めて。東京事変2021。作品情報東京事変 デジタル ニューシングル「緑酒」配信リリース日:2021年3月30日(火)作詞:椎名林檎作曲:伊澤一葉編曲:東京事変
2021年03月29日『今さら聞けないメイクの基本 ~50代からきれいになる~』開催概要2019年9月18日(水)、朝日カルチャー新宿教室 9号教室(新宿住友ビル10階)において、『今さら聞けないメイクの基本 ~50代からきれいになる~』が開催される。一葉化粧塾代表を務める尾谷一葉がメイクの基本を分かりやすく解説。今の自分を愉しむメイクを身に付けることができる。開催時間は13:30から15:30まで。受講料は朝日カルチャーセンター会員が3,240円(税込み)、一般が3,888円(税込み)。「夏休み割キャンペーン」を利用すると、会員は2,700円(税込み)、一般は3,348円(税込み)で受講することができる。持ち物は筆記用具のみ。問い合わせ及び申し込みは、朝日カルチャーセンター新宿教室(電話番号:03-3344-1941)まで。50代以降のメイク初心者から支持を集める尾谷一葉尾谷一葉は、1996年に資生堂美容技術専門学校を卒業。資生堂美容室において、美容師、美容部員の経験を積んだ後、1998年に独立。一葉化粧塾の代表を務め、美容師、メイクアドバイザーとして活躍している。化粧品の販売やあっせんをせず、メイクを習ったことがない人に基本から丁寧に教えるスタイルが、50代以降のメイク初心者を中心に支持されている。(画像は一葉化粧塾のメイクレッスンより)【参考】※朝日カルチャーセンター 朝日JTB・交流文化塾※一葉化粧塾のメイクレッスン
2019年08月15日犬や猫と暮らしながら、子育てをしているママをご紹介する「いぬねこ うちのこ。」。第17回目は1歳の男の子、ラブラドールリトリバーと暮らすりーこさんです。恒例の1ヶ月写真。大きなラブラドールリトリバーのバウと、小さな一葉(かずは)くんとの対比がかわいらしい写真が満載の、りーこさんのインスタグラム。1ヶ月ごとに並んで撮る写真を見ていると、一緒に成長を見守っている気持ちになります。そんなりーこさんにうちのこのベストショット、犬と暮らしながらする子育てについて、お話を伺いました。りーこさん プロフィール専業主婦。一葉を抱っこしながらバウのお散歩に行き、そこで空や月を見るのが楽しみ。季節を楽しむように、家のインテリアを少し変えるのが好き。家でゆっくりお茶するのが好き(今は夜中にしかできませんが)。日中仕事でいない主人のために、バウがパピーの頃から動画や写真を撮り、どこでも見られるようにとインスタグラムを始めました。小学生の頃、紀州犬ミミを。大学生の頃ラブラドールのナウティと一緒に過ごしました。Instagram: @bow0726 ■愛すべき「うちのこ」たちをご紹介!・一葉(かずは) 1歳・バウ 2歳11ヶ月 ラブラドールレトリバー 一葉は産まれたときから髪の毛が黒々。後ろの襟足はまっすぐで、伸びるのが遅い。女の子によく間違えられます。バウのことが大好きで、見るとよく笑います。バウは葉っぱが大好き。風がある日はおもちゃを咥えながら、舞っている葉っぱを追いかけて集めています。全体的にミルクティーの様な色。その中でも顔と耳、背中が少し濃い茶色。背中からお尻にかけて、ウェーブが入っています。いつもの公園♪バウとの出会いはペットショップでした。別れが辛すぎるのを知っているので、迎えるつもりはありませんでしたが、気になって1カ月ほど毎週見に行きました。あるとき、姿が見えなくなりお店に聞いたところ、他店に移動したと知り、心配になって移動先まで連絡。迎えることにしました。バウに会った人は、バウを見て「バウちゃんは、いつも楽しそうねー♪」と言ってくれます。バスの警備のおじさんには、幸せを振りまく「幸せ犬」とも言ってもらっています。そしてバウ自身、近所に大好きな人がいっぱい、大好きなお友達もたくさんいます。【ママに質問!】 1:愛犬とは、いつから一緒に暮らしていますか?子どもが産まれる前から一緒です。ベビーベットに赤ちゃんを置いたら、その周りをワンワン鳴いて一周しました。無理に赤ちゃんを近づけたりせず、バウのペースで受け入れてくれるのを待ちました。初めての沐浴が気になる。匂いを嗅いだりはしていましたが、一葉と一緒のお布団にバウが来て寝たのは3ヶ月過ぎた頃からです。それまではバウ中心の生活でしたが、赤ちゃんが泣けば、遊んでいても途中で赤ちゃんを見に行きますし、バウが遊びたいとき、一緒にいて欲しいときに、以前の様にしてあげられないこともよくあります。だからバウには「バウの事大好きだよ」「いつもありがとう」「ごめんね」と、事あるごとに言っています。お昼寝風景。バウが「遊ぼう!」、寝るときに「いい子いい子して!」などでそばに来たときは、できるだけ対応しています。また、お散歩はバウの大事な時間なので、できるだけバウが満足できるように、行きたい所・やりたいことを尊重するようにしています。【ママに質問!】2:お子さんが愛犬と一緒に暮らす上で気をつけていることはありますか?お風呂待ち。バウがちゃんと、赤ちゃんを受け入れてくれるかが一番心配でした。またバウは寝るときも私たちと一緒なので、毛など衛生面を心配しました。3ヶ月ほど経つと、バウが赤ちゃんにどんどん慣れて行き、少しずつですが一緒に寝たり、泣いているのを気にしなかったり、自分のペースで生活できるようになりました。今では以前のように、昼間はほとんどのんびりと寝て生活しています。ママの枕お借りしまーす。赤ちゃんに慣れた分、二人の距離が近くなり、匂いを嗅いだり舐めたりしてしまうので、「顔を舐めるのはいけないよ」と言って顔(特に口)は舐めさせない様にしています。また毛がよく抜ける犬種なので、口の中に入らない様に、絵本やおしゃぶりにも付かないように、よくコロコロをするようにしています。【ママに質問!】3:犬と一緒に暮らすことで、お子さんにどんな影響があると思いますか?何してるの?産まれたときから一緒にいるので変化は分かりませんが、バウに興味があるようで、動くと目で追い、最近ではずり這いもできるようになったので、寝ている姿を見つけては足を触ったり耳を触ったりしに行きます。また、一緒に「バウちゃん待て待て~」と追いかけたり、「バウちゃんどこかな~」と遊ぶとよく笑います。ごはんを食べているのを見ると、自分も口をもぐもぐしたりして同じような感覚でいるのかな、と思います。バウのお散歩で、1日1回は外に出ます。外の空気や景色に触れることはもちろん、外に出ると、バウのご近所の知り合いの方々やお散歩仲間がたくさんいるので、一葉はバウの弟として声をかけていただき、いろいろな世代の人と出会うことも、とても良い刺激になっていると思います。【ママに質問!】4:愛犬と暮らすために、家族と決めているルールはありますか? 笑顔になる一枚。ふたりを「穏やかに育てよう!」と決めています。衛生面では赤ちゃんの顔は舐めさせない。生活面では、どちらかが赤ちゃんを見ているときはどちらかがバウを見るという風に、夫婦で分担をしています。最近はバウも一葉の方にくるので、分担するよりも家族四人で一緒にいることが多くなりました。【ママに質問!】5:犬と暮らしながら子育てをすることのメリットは、ズバリ何でしょうか?日常の1枚。私にとっては、心の支え。赤ちゃんと二人きりの生活ではなく、バウがいるということが私の心の支えになっています。一葉にとっては、将来かけがえのない兄弟、友達となると思っています。また、バウとのお散歩中に近所のたくさんの人と知り合いになりました。お年寄りから小学生、警備のおじさん、和菓子屋のおばさんなど、バウがいなければ知り合うことはなかった人たちです。今は一葉を抱っこし、バウと散歩していると、その方々が必ずバウと一葉に声をかけてくれます。近所の方々に、二人の成長を一緒に見守っていただける安心感があります。【ママに質問!】犬と暮らしたい! と考えているママさんに伝えたいこと足に触れた記念写真。赤ちゃんと犬との暮らし。私たちの場合は、思い描いていた和やかなものとはかけ離れたものでした。出産後、病院から退院して初めてバウに会ったとき、バウはショックを受けていた様で、私にあまり近づきませんでした。大好きな足の間に来たのは、それから一週間後でした。バウと自分との距離が遠くなり、悲しい思いをさせていることに心がとても痛み、バウに気を使い、一葉に気を使いでどっちつかず。どうやって二人との生活を両立できるのか、とても悩みました。また、つわり中のお散歩、退院後のお散歩も、サポートがなければとても一人ではできるものではありません(私がお散歩できるまで、実家にしばらくお世話になりました)。犬がいたらとても楽しく豊かな生活になるのは間違いないのですが、迎える家の環境、生活、タイミングを考えて、「犬が幸せに過ごせる! 犬を幸せにする!」という思いで、家族として迎えてあげてほしいです。▼愛すべき「うちのこ」たちに伝えたい! ママからのメッセージ「いてくれるだけで幸せ。みんなで家族だよ」ママよりりーこさん、ありがとうございました!大阪北部で発生した地震で被害にあわれたみなさまに、心からお見舞いを申し上げます。また、地震に驚いて家から逃げ出してしまい、迷子になってしまった犬猫ちゃんたちが、一日でも早くご家族のもとに戻ってくることを切に願っております。ウーマンエキサイト「いぬねこ うちのこ。」編集部災害対策記事まとめ:
2018年06月27日「私は真理ちゃんなんかより、もっとすごい作家になっていたかもしれないよ」。作家・林真理子さん(63)の母・みよ治さん(享年101)は、そう漏らしたという。作家になれなかった母の、作家になった娘への、どれほどの思いが込められているだろうか。だが、2人は、生き方において“よきライバル”だったに違いない――。 「母が亡くなって1カ月たったんですけど、なんだか実感がなくて。うちの弟とも『どうしてだろうね』と、話しているんですけど……」 そう林真理子さんは現在の心境を語る。これまで、エッセイのみならず、インタビューなどでも、母と娘のさまざまなエピソードは幾度となく披露されてきた。みよ治さんをモデルにした小説『本を読む女』もある。林さんにとって、かけがえのない、敬愛する母だった。 みよ治さんは大正4(1915)年9月1日、山梨市で生まれた。実家は「清水屋」という菓子店で、7人きょうだいの6番目。尋常小学校5年のとき、児童文学誌『赤い鳥』に、「猿芝居」と題した作文が掲載され、学校どころか、県をあげて評判となる。「第二の樋口一葉」とまでうたわれた才女だった。 「文学少女だった母は、3年制の女子大で文学をやりたかったんです。作家になりたかったという夢もあって」(林さん・以下同) 女に教育は必要ないとされた時代、「女子大はアカの巣だから」と、女学校の校長に反対され、大学を断念。だが山梨で女学校を出た後、東京の、現在の女子大に相当する女子専門学校(女専)に進学する。当時の山梨では希有なことだった。 「母が通ったのは、今の東京家政学院大学です。千代田区三番町にあり、エレベーターもあって、『源氏物語大成』を編纂した池田亀鑑先生や東京女子医学専門学校を創設した吉岡彌生先生など、すばらしい先生方もいて、すごくいい学校だったようです」 卒業後は福島県相馬の中村女学校(相馬高校の前身)で教師になり、その後、同郷の知人で、出版社・旺文社を起こした赤尾好夫氏を頼って、上京する。当時の彼女の口癖は、「結婚なんて嫌さ」。旺文社の事務員になったみよ治さんは、自立したキャリアウーマンの草分けだった。 「ただ、30歳近くて未婚の女の人なんて、当時はもう変人のような扱いで。母は、結局、赤尾さんの勧めで、父と、お見合い結婚したんです」 父・林孝之輔さんは、見合い当時は銀行勤務だったが、満州の国策会社に入れば、2度目の徴兵は回避できるという噂を信じ、結婚まもない昭和19(’44)年、夫婦で満州に渡る。だが、満州に渡って半年で2度目の赤紙が来た。 「出征した父は、その後9年間も行方しれずになるんです」 終戦は山梨で迎えた。 「終戦後すぐ、母は上京して、赤尾邸に住み込みました。赤尾さんは、アメリカの偉い人たちを招いてパーティを開き、母も楽しくやっていたようです。しかも、姉妹のような仲のよかった赤尾さんの妹さんは、すごいお金持ちの奥様で、人脈も広くて。あのまま東京で暮らしていたら、母は自分で会社を起こしたかもしれないし、作家になっていたかもしれません」 しかし、みよ治さんには試練が待っていた。長兄が結核で亡くなり、山梨に呼び戻されたのだ。 「仕方なく山梨に戻った母は、伯母と一緒に、兄の子ども3人を育てていく。そのとき、菓子店の間口を借りて、自分の蔵書を売るところから、林書房を始めるんです。東京の神田まで、かつぎ屋をやって、本を仕入れて満員列車で帰ってくる。昭和23(’48)年ごろかな。太宰治の『斜陽』を、電車を待ちながらホームで読んで泣いたと、話していました」 その下りは『本を読む女』のエンディングになっている。 「母は、『本当はこんなところにいるべきじゃない』と、終始、言っていました。じゃあ、“いるべき場所”ってどこなんだろうって思っていたのが、私の妄想、創作の原点。つまり、私の原点には、母の“こんなはずじゃなかった人生”があったんです」 その妄想が、後に小説家として花開くことになる。昭和57(’82)年11月、林さんはエッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』で、作家デビュー。4年後、「最終便に間に合えば」「京都まで」で、直木賞を受賞する。このとき、みよ治さんはこんな手紙を娘に送っている。 《真理ちゃんのおかげで、幸福です。よく頑張ったわね。ありがとう》 「私がいま、自由に楽しく生きていることは、母のために、母ができなかった人生の第2ラウンドを、私が闘っている感じがあるのかもしれません。あんなに頭のいい人だったのに、戦前の価値観や道徳が母を縛ってしまった。時代が違うとはいえ、それはやっぱりかわいそうだったなと思います」
2017年08月19日小説家・樋口一葉(1872~1896)の井上ひさし評伝劇『頭痛肩こり樋口一葉』が、8月5日に開幕した。舞台『頭痛肩こり樋口一葉』チケット情報1984年の初演以来、上演回数は755回を数える井上の名戯曲を、今回は樋口一葉没後120年記念として上演。樋口一葉を永作博美が演じ、一葉を取り巻く女性たちとして三田和代、熊谷真実、愛華みれ、深谷美歩、若村麻由美が2013年に続いて出演する。5000円札にまでなった偉大な小説家・樋口一葉だが、道のりは真っ直ぐではなかった。舞台で描かれるのは、父や兄に先立たれ、樋口家の戸主となり、小説で身をたてる以外に道はないと奮闘する一葉19歳から24歳の死後2年まで。盆の樋口家の様子を通してみせていく。「♪ぼんぼん盆の16日に地獄の釜の蓋があく」と、軽快な歌で幕が開いた。6人の女性がお盆のたびに樋口家に集い、近況を報告であーだこーだと笑って泣いて、不幸もあれど毎年賑やか。舞台の上では、幽霊役の若村がワイヤーで吊られているかのようにスーッと動き、三田や愛華は下ネタで大笑い。以前、永作が本作について「女は生きてても死んでも元気」と話したが、本当に観ているだけで元気が出てくる賑やかさで楽しい。しかし、三田演じる一葉の母は明るく社交的だが「世が世であれば」「まさかこんな時代になるとは」という言葉を度々口にし、過ぎ去った時代への無意識な執着が、娘の恋を妨げ、借金を増やしてしまう。熊谷演じる小学校の先生も、愛華演じる“世が世ならお姫様”も、夫により身分を落とすが、そこに抵抗する術がない。そんな時代の話なのだ。永作演じる一葉も、戸主として、貧しさに苦しみ、恋を捨て、家族のために七転八倒している。盆にその愚痴を話す様には愛らしさがあり、話を聞く女性たちも明るく受け流す。だが、ふと一葉が舞台上に一人になると、そのたびに突然ポカッと暗闇が開いたように世の中への憤りや絶望が見えるのだ。その暗闇がこの作品をただの楽しい作品にはせず、“それでもたくましく生きる美しさ”を感じさせてくれる。深谷のみせるラストシーンは本当に美しく、もともとは井上ひさしが「女性が活躍する時代のために」と書き下ろした戯曲だそうだが、今の時代、すべての人に届く作品だと感じた。8月25日(木)まで東京・シアタークリエにて。9月に兵庫、新潟、宮城、山形、滋賀、長崎、愛知で上演。取材・文:中川實穗
2016年08月10日井上ひさしの傑作戯曲『頭痛肩こり樋口一葉』(東宝・こまつ座提携特別公演)が、新たに永作博美を主演に迎え今夏、上演される。5月25日、永作をはじめ出演者が舞台扮装姿で登壇した製作発表会見が行われた。舞台『頭痛肩こり樋口一葉』チケット情報『たけくらべ』『大つごもり』等の作品を残し、24歳の若さで亡くなった女流作家・樋口一葉。本作は男性中心だった明治という時代に、貧しさに苦しみ、恋を捨て、一家の主として筆一本で母と妹を守った一葉と、彼女をとりまく女性たちのたくましい姿を、井上ならではのユニークな視線で描いた評伝劇だ。井上の娘である井上麻矢こまつ座代表は「こまつ座にとっては、1984年の旗揚げ作品であり、その後何回も再演を重ねている大切な作品です。今回もこれ以上ないほど素敵な女優陣が集まった。女性のみならず、男性にも見ていただいて、生きる勇気を受け取ってほしい」と話す。永作のほか、三田和代、熊谷真実、愛華みれ、深谷美歩、若村麻由美は2013年公演に続いての出演となるが、「今日、楽屋で初めて皆さんとお会いしましたが、皆さん本当にずっと喋っている(笑)。賑やかでびっくりしました。私は新入りとして参加しますが、安心して楽しくできそう」と永作。一葉と言えば五千円札でもおなじみだが「(この作品が決まってから)五千円札は使いたくなくなりました(笑)。身近に感じてしまって…。最近、財布の中に五千円札がたまりがちです。でも一葉の人生をぞごんじない方も多いので、彼女が右往左往しながら必死に生きる姿を感じて欲しい」とも語った。なお会見では、一葉の母・多喜役の三田が今年芸能生活50周年を迎えたことを、共演者が祝うサプライズも。ケーキと花束を贈られた三田は、喜びつつ「気がついたら50年経っていました(笑)。とにかく井上ひさし先生に出会えたことが私の中で大きな宝。そして長く所属した劇団(四季)を離れて初めて出た舞台が、(樋口一葉の原作で)蜷川幸雄さん演出の『にごり江』でした。井上先生とも一葉とも、長い付き合いです」と、本作との縁を語り、「まだ舞台に立てていることを、本当に嬉しく思います」と感謝の言葉を話していた。公演は8月5日(金)から25日(木)まで、東京・シアタークリエにて。チケットは6月4日(土)に一般発売を開始する。東京公演ののち、9月に兵庫、新潟、宮城、山形、滋賀、長崎、愛知でも上演される。
2016年05月26日2016年4月より放送開始予定のTVアニメ『文豪ストレイドッグス』より、梶井基次郎(cv. 羽多野渉)、樋口一葉(cv. 瀬戸麻沙美)、泉鏡花(cv. 諸星すみれ)のキャラクターアニメ立ち絵ビジュアルが公開された。○TVアニメ『文豪ストレイドッグス』登場キャラクター紹介■梶井基次郎 (cv. 羽多野渉) 能力名:檸檬爆弾(レモネード)ポート・マフィアの構成員。丸善ビル爆破事件で指名手配されている爆弾魔。「死」を「究極の科学」と豪語する狂科学者である。■樋口一葉 (cv. 瀬戸麻沙美)利発で、パンツスタイルの美しい女性。ポート・マフィアの首領直轄の遊撃隊に属し、武闘組織「黒蜥蜴」を動かす権限を持つ。上司である芥川を「先輩」と呼び、慕っている。■泉鏡花 (cv. 諸星すみれ) 能力名:夜叉白雪おとなしい和装の少女。だが、その正体はポート・マフィアの構成員。殺戮の異能を持ち、組織に拾われて暗殺者として育てられた。なお、12月25日には中原中也のビジュアルが公開予定となっている。○「Anime Japan 2016」内にて『文豪ストレイドッグス』のスペシャルステージが決定2016年3月26日(土)、27日(日)に東京ビッグサイトにて開催される「Anime Japan 2016」のイベント会場内にて、『文豪ストレイドッグス』のステージイベントが決定。開催日は27日(日)で、中島敦役の上村祐翔や太宰治役の宮野真守らが出演予定となっている。ステージ観覧などの詳細は、「AnimeJapan2016」公式サイトをチェックしてほしい。○『文豪ストレイドッグス』×「FITS」のコラボフレグランスが12月22日より世界最速先行受注開始『文豪ストレイドッグス』×「FITS」の完全限定生産コラボフレグランスが12月22日(火)よりAmazonにて世界最速受注を開始しているので、こちらも注目しておきたい。■コラボフレグランス第1弾「中島敦」フレッシュなグリーンアップルとペア、キウイがみずみずしく、ミドルの花々が広がる華やかで柔らかいフルーティー調の香り。それと同時に中島敦のようなしっかりとした骨格も併せ持ち、お人好しで優しくも、意志を感じる一面を表現した香り。■コラボフレグランス第1弾「太宰治」アップルやレモンがはじけ、トップノートからは明るい印象を受けるが、次第に落ち着きある甘さが広がり、ラストの印象を残したままいつの間にか消えている。太宰治のようなつかみどころのないミステリアスな一面を表現した香り。(C)2016 朝霧カフカ・春河35/KADOKAWA/文豪ストレイドッグス製作委員会
2015年12月22日