連続テレビ小説第110作目となる、伊藤沙莉主演「虎に翼」の語りを、尾野真千子が担当することが分かった。本作は、日本初の女性弁護士・三淵嘉子をモデルとした、極上のリーガルエンターテインメント。見合い結婚を勧める母親を振り切り、女性に法律を教える日本で唯一の学校への入学、やがて日本初の女性弁護士となる猪爪寅子を伊藤さんが演じるほか、石田ゆり子、岡部たかし、仲野太賀、桜井ユキ、平岩紙、岩田剛典、戸塚純貴、松山ケンイチ、小林薫らが出演する。今回本作で“語り”を担当することが決定した尾野さんは「仲良しの伊藤沙莉だから、慣れ親しんだ朝ドラだからと舐めておりました。マイクの前に立った瞬間、緊張して文字が歪みました。が、それぞれの事、人に寄り添いながら楽しく声を言葉を伝えて参ります!」とコメント。そして伊藤さんは「この作品の語りは、真千子さんだからこそ最高の贅沢なものになると思います。真千子さんと知ってからは、語りや心の声がより近く心強いものとなり、演じる上でもとても支えとなっています」と語っている。連続テレビ小説「虎に翼」は4月1日(月)よりNHKにて放送開始(※全26週/130回)。(シネマカフェ編集部)
2024年01月19日中島健人(Sexy Zone)×堤真一の初タッグで贈る映画『おまえの罪を自白しろ』に、池田エライザ、山崎育三郎、尾野真千子が出演していることが明らかに。「B’z」の主題歌「Dark Rainbow」の歌唱パート初解禁となる最新予告映像も公開された。監督、歌手としても活動する池田さんが演じるのは、宇田清治郎(堤さん)の長女で、愛する娘を誘拐されてしまう母親・麻由美。自身初となる母親役で、新たな魅力をみせる。また、“ミュージカル界のプリンス”山崎さんが、誘拐事件の犯人を追う刑事・平尾宣樹、連続テレビ小説「花子とアン」で注目を集めた中島歩が、宇田家の長男で県議会議員の揚一朗を演じる。さらに、清治郎の政治疑惑を追求する報道記者・神谷美咲役で、『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』に出演した美波、宇田家を支える選挙ボランティア・寺中初美役で尾野さんも出演する。映像では、犯人の要求が“罪の自白”という前代未聞の誘拐事件に立ち上がる若き議員秘書・晄司(中島さん)を筆頭に、数々の疑惑を抱える国会議員の父・清治郎、娘を誘拐され助けを懇願する母・麻由美、捜査に圧力をかけられ憤る刑事・平尾、鋭く清治郎の不正に迫る記者・神谷、そして権力に固執する永田町の住人たちと、登場人物それぞれの思惑が交錯する。そして主題歌「Dark Rainbow」で一気に疾走感溢れる展開へ。特報映像では、イントロのみしか聴くことが出来なかったが、今回は歌唱パートが初解禁。「吹き飛ばしてやりましょう意地悪な黒い雲を」から始まる力強くキレ味抜群のサビとともに、命のタイムリミットが迫る中、晄司は罪を暴き、巨悪に挑む。さらに、「あなたらなら何を守る」と問いかける歌詞とともに、晄司の覚悟が映し出される。また、晄司が国会議事堂の前に佇む、映画化発表時のビジュアルがデザインされたムビチケカードが、7月28日(金)より一部を除く全国の上映劇場・WEB通販にて販売される。キャストコメント■池田エライザ初めての母親役、それも娘が誘拐されるという役どころでしたが、水田組は役者が芝居に集中できる空気づくりを大切にしていて、立ち止まることなく役に入ることができました。私の役目はとにかく娘に愛情を注ぐことだと思い、役に臨みました。完成作はアトラクションに乗っている気分になるほど、大迫力のエンターテインメントでありつつ、登場人物それぞれの背景が丁寧に描かれており、きっとそれぞれ誰かに共感できると思います。本当に集中してのめり込める作品になっているので、是非映画館で一緒に目撃してもらえたら嬉しいです。■山崎育三郎豪華キャストの皆さんとの作品作りは、忘れることの出来ない時間となりました。正義感が強く、真犯人逮捕に向けて、あらゆる手を使い走り回る孤高の刑事・平尾を演じます。「おまえの罪を自白しろ」身代金ではなく、罪の自白を求める犯人という、今までにはない壮大なタイムリミットサスペンス。是非劇場でご覧ください。『おまえの罪を自白しろ』は10月20日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:おまえの罪を自白しろ 2023年10月20日より公開(C)2023「おまえの罪を自白しろ」製作委員会
2023年07月24日株式会社FJネクストホールディングス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:永井 敦)は、尾野真千子さんを起用したCMの最新作について、同社が番組提供する「第151回全英オープンゴルフ」(2023年7月20日(木)から開幕・同日放送)より全国で順次放映を開始いたします。また、尾野真千子さんが出演しているTVCM(尾野さんと「ドライブ」篇・尾野さんと「エントランス」篇)の特別版をYouTubeで限定公開いたします。なお、この度公開する特別版は、TVCMではお届けできなかった未公開シーンが含まれた映像です。■CM最新作 尾野さんと「タクシー」篇(30秒)尾野さんと「タクシー」篇■「タクシー」篇(30秒)<CMストーリー>夜の街を走るタクシー車内。「最近妻とケンカばっかりで」と、結婚生活の愚痴をこぼす乗客を乗せて運転する、ドライバーの尾野真千子さん。昔を懐かしんでいる乗客に、「思い出大事にしちゃってます?」と問いかける尾野さん。奥様を代弁し一喝する尾野さんに、口ごもる乗客。その「奥様の考え」とは…?■尾野さんと「ドライブ」篇 特別版<CMストーリー>【TVCM本編】ドライブに出かけた先で休憩中の夫婦。マンションを購入した同僚の話しを持ち出し、妻を説得してどうしてもマンション購入の夢を叶えたい夫。しかし妻である尾野真千子さんは、「うちはうち!」と一刀両断する。購入しないのではなく、購入するとしたら「住む」以外に目的があるというのだが…。果たして夫は納得するのか!?【特別版】その後の車内の様子へ。これまでの空気とは、うってかわり、仲睦まじい夫婦の掛け合いが始まる。尾野さんと「ドライブ」篇 特別版■尾野さんと「エントランス」篇 特別版<CMストーリー>【TVCM本編】昼下がりのガーラマンション。暗い顔をして帰ってきた住人の女性(傳谷英里香さん)を迎える、管理人の尾野真千子さん。失恋で旅に出ようかと悲しんでいる傳谷さんに、尾野さんが提案した意外な旅先とは!?尾野さんの言葉を胸に、次の恋に向けて、自分の部屋に帰っていく傳谷さんでした。【特別版】傳谷さんを勇気づけようと尾野さんは、これまたある意外なものを手渡そうとしていた。彼女の反応は!?尾野さんと「エントランス」篇 特別版●CMキャスト尾野真千子(おの まちこ)さん尾野真千子さん1981年11月4日 奈良県出身。1997年の映画「萌の朱雀」で主演デビュー。2007年に出演した「殯(もがり)の森」が第60回カンヌ国際映画祭グランプリを獲得。以降も数々の作品に出演し、その圧倒的な存在感と演技力で注目を集める。映画「茜色に焼かれる」(2021年公開・石井裕也監督)では主演をつとめ数々の主演女優賞を受賞。映画「渇水」(2023年6月2日より全国公開・高橋正弥監督)が上映中。― 主な受賞歴 ―●2023年 『ハケンアニメ!』第46回日本アカデミー賞 優秀助演女優賞●2022年『20歳のソウル』 『千夜一夜』 『サバカンSABAKAN』第47回報知映画賞 助演女優賞●2021年 『茜色に焼かれる』<主演>第13回TAMA映画賞 最優秀女優賞第43回ヨコハマ映画祭 主演女優賞第76回毎日映画コンクール 女優主演賞第95回キネマ旬報ベスト・テン 主演女優賞他●2012年 NHK朝の連続テレビ小説『カーネーション』<主演>第37回エランドール賞 新人賞第21回橋田賞 新人賞●2007年『殯の森』<主演>カンヌ国際映画祭グランプリ受賞株式会社FJネクストホールディングス当社グループは1980年の創業以来、「都市住空間への挑戦と創造を通して、豊かな社会づくりに貢献していく。」という理念のもと、「ガーラマンションシリーズ」を通じ、単身者の生活を支える良質な住空間、ならびに収益性の高い資産の提供、そして、地域や社会と一体となり、都市住空間の創造の一端を担うという社会的な意義のもと、持続的な成長を遂げてまいりました。今後も新たな価値を創造することに挑戦し続け、人々の夢のある生活を実現することができる環境を提供し、未来へつながる豊かな社会づくりに貢献してまいります。【代表取締役社長】永井 敦【売上高】 846億円(2023年3月期・連結)【本社所在地】 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー10F●製作スタッフクリエイティブディレクター:山本雅治(株式会社電通東日本)コピーライター :高石幸典(株式会社電通東日本)プロデューサー :森山貴史(株式会社モリヤマレコード)プロダクションマネージャー:矢坂香菜(株式会社モリヤマレコード)ディレクター :原田陽介カメラ :鎌苅洋一スタイリスト :伊藤佐智子ヘアメイク :山内聖子●CM概要○CM最新作タイトル:尾野さんと「タクシー」篇出演 :尾野真千子放映開始:「第151回全英オープンゴルフ」(2023年7月20日(木)開幕・同日放送開始(テレビ朝日系列))より、全国オンエア○特別版CMタイトル:尾野さんと「ドライブ」篇 特別版、尾野さんと「エントランス」篇 特別版出演 :尾野真千子、傳谷英里香(尾野さんと「エントランス」篇 特別版)配信 :YouTube FJネクスト公式チャンネルにて 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月18日株式会社FJネクストホールディングス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:永井 敦)は、尾野真千子さんを起用したCMの最新作を2023年4月6日より全国で放映開始いたします。■CMストーリー<尾野さんと「ドライブ」篇(30秒)>ドライブに出かけた先で休憩中の夫婦。マンションを購入した同僚の話しを持ち出し、妻を説得してどうしてもマンション購入の夢を叶えたい夫。しかし妻である尾野真千子さんは、「うちはうち!」と一刀両断する。購入しないのではなく、購入するとしたら「住む」以外に目的があるというのだが…。果たして夫は納得するのか!?尾野さんと「ドライブ」篇■尾野真千子さん出演のCMシリーズ 過去4作品尾野真千子さん出演のCMシリーズ過去4作品※専用ページ: ■CMキャスト尾野真千子(おの まちこ)さん尾野真千子さん1981年11月4日 奈良県出身。1997年の映画「萌の朱雀」で主演デビュー。2007年に出演した「殯(もがり)の森」が第60回カンヌ国際映画祭グランプリを獲得。以降も数々の作品に出演し、その圧倒的な存在感と演技力で注目を集める。映画「茜色に焼かれる」(2021年公開・石井裕也監督)では主演をつとめ数々の主演女優賞を受賞。最新ドラマ「グレースの履歴」(2023年3月19日よりNHKBSプレミアムドラマ・BS4Kにて毎週日曜22時~全8回)が現在放映中。― 主な受賞歴 ―●2023年 『ハケンアニメ!』第46回日本アカデミー賞 優秀助演女優賞●2022年『20歳のソウル』 『千夜一夜』 『サバカンSABAKAN』第47回報知映画賞助演女優賞●2021年 『茜色に焼かれる』<主演>第13回TAMA映画賞 最優秀女優賞第43回ヨコハマ映画祭 主演女優賞第76回毎日映画コンクール 女優主演賞第95回キネマ旬報ベスト・テン 主演女優賞他●2012年 NHK朝の連続テレビ小説『カーネーション』<主演>第37回エランドール賞 新人賞第21回橋田賞 新人賞●2007年『殯の森』<主演>カンヌ国際映画祭グランプリ受賞株式会社FJネクストホールディングス当社グループは1980年の創業以来、「都市住空間への挑戦と創造を通して、豊かな社会づくりに貢献していく。」という理念のもと、「ガーラマンションシリーズ」を通じ、単身者の生活を支える良質な住空間、ならびに収益性の高い資産の提供、そして、地域や社会と一体となり、都市住空間の創造の一端を担うという社会的な意義のもと、持続的な成長を遂げてまいりました。今後も新たな価値を創造することに挑戦し続け、人々の夢のある生活を実現することができる環境を提供し、未来へつながる豊かな社会づくりに貢献してまいります。代表取締役社長:永井 敦売上高 :822億円(2022年3月期・連結)本社所在地 :東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー10F■製作スタッフクリエイティブディレクター:山本雅治(株式会社電通東日本)コピーライター :高石幸典(株式会社電通東日本)プロデューサー :森山貴史(株式会社モリヤマレコード)プロダクションマネージャー:矢坂香菜(株式会社モリヤマレコード)ディレクター :原田陽介カメラ :鎌苅洋一スタイリスト :伊藤佐智子ヘアメイク :山内聖子■CM概要タイトル:尾野さんと「ドライブ」篇出演 :尾野真千子放映開始:「2023マスターズゴルフ」(2023年4月6日(木)放送(TBS系列))より、全国オンエア 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月30日生田斗真が主演する、真の絆とは何かを問いかけ、観る者を生への希望で照らし出す珠玉のヒューマンドラマ『渇水』に門脇麦、磯村勇斗、尾野真千子らが出演していることが明らかに。特報映像とティザービジュアルも公開された。生田さん演じる市の水道局に勤める岩切俊作が出会う、2人きりで家に取り残された幼い姉妹の母親・小出有希を門脇さん。姉妹役は姉・恵子を山崎七海、妹・久美子を柚穂という、オーディションで選ばれた2人が演じる。岩切の同僚で停水に回る木田拓次を磯村さん。岩切の妻で、息子を連れ実家に帰ったきり戻ってこない和美を尾野さん。水道料金滞納者の一人、伏見役で宮藤官九郎、水道局料金課の佐々木課長役で池田成志も出演。本編映像初公開となる特報映像では、水不足の深刻化を伝えるニュースの音声とともに、岩切と木田が滞納者を訪れ、水道を停めて回る停水執行の様子を映し出す。そんな中、岩切が出会ったのは幼い姉妹。県内全域で給水制限が発令される中、最後のライフラインである水道を停めてしまってもいいのか。姉妹の真っすぐな瞳に葛藤を覚えながらも、規則に従う。そして映像のラストでは、「このままじゃダメなんだよ」と叫ぶ岩切の姿が収められている。なお劇中音楽は、「NUMBER GIRL」や「ZAZEN BOYS」の向井秀徳が手掛ける。<キャストコメント>・門脇麦母親の役というだけでまだ想像がつかない部分も多く、その役を遠く感じるものですが、さらにさらに遠い、私には理解が困難な役を皆様に支えていただきながら自分なりに手繰り寄せて演じました。きっと今もどこかに存在する姉妹のお話です。聞き飽きた綺麗事かもしれませんが、優しい世の中になってほしいと、演じながら改めて強く願う作品でした。・磯村勇斗脚本をいただいて読んだときに、この作品に参加したいと強く思いました。水道局員を軸に、僕たちのライフラインである「水道水」を通して社会問題に切り込み、そこで出会う人々の葛藤に、僕は惹かれました。人の心も渇いていく世の中で、何か生きる希望を届けられたらと思います。・尾野真千子とても気持ちが歯痒くなる映画です。台本を読んだ時それぞれの気持ちがチクリチクリと刺さってポロポロと泣きました。観てくださった人の心にも刺さりますように。・山崎七海オーディションが決まった時は本当にびっくりしました。何度もオーディションを重ねて小出恵子を知っていくうちに、どんどんこの役が好きになっていって。なので参加出来た事が嬉しさでいっぱいでした。岩切との出会いで姉妹が変わっていく、普通の姉妹とは違うけどどんな時でも助け合って生きていく姉妹を見てもらいたいです!・柚穂この作品は初めての長期間の撮影でしたが、現場の人や出演者の人がとても優しく仲良くしてくれたので、自然に「久美子」になることが出来ました。私にはお姉ちゃんがいないので、本当にお姉ちゃんが出来たみたいで嬉しかったです。ぜひ「渇水」をたくさんの人に観てもらいたいです。・宮藤官九郎「最初に水道を止められる役は宮藤さんしかいないと思ってた」と力説された時には戸惑いましたが、高橋監督には数々の現場でずいぶん助けられましたので、俺でよければ水道止めて下さいと快諾しました。とても切なく過酷な物語ですが、社会の理不尽を描くだけでは終わらない希望の光が見えた気がしました。公開おめでとうございます。・池田成志天候不順な時に天候不順な題材を撮るって、ホント世の中ままならないよなぁとか思いながら撮影に臨みました。短い期間の撮影でしたが、何か明確なようで、明確ではないものを演じる、難しさみたいなものを感じました。映画経験をもっと積みたいです。かなり結構前から知ってる斗真君と、初めて仕事したのも嬉しかったです。『渇水』は6月2日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:渇水 2023年全国にて公開予定©2022『渇水』製作委員会
2023年02月27日株式会社FJネクストホールディングス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:永井 敦)は、尾野真千子さんを起用したCMの最新作を2023年2月17日より全国で放映開始いたします。■CMストーリー<尾野さんと「エントランス」篇(30秒)>昼下がりのガーラマンション。暗い顔をして帰ってきた住人の女性(傳谷英里香さん)を迎える、管理人の尾野真千子さん。失恋で旅に出ようかと悲しんでいる傳谷さんに、尾野さんが提案した意外な旅先とは!?尾野さんの言葉を胸に、次の恋に向けて、自分の部屋に帰っていく傳谷さんでした。尾野さんと「エントランス」篇1尾野さんと「エントランス」篇2■尾野真千子さん出演のCMシリーズ 全3作品<尾野さんと「天気」篇>2021年8月より放映尾野さんと「天気」篇<尾野さんと「答えと問い」篇>2021年8月より放映尾野さんと「答えと問い」篇<尾野さんと「釣り」篇>2022年4月より放映尾野さんと「釣り」篇※専用ページ: ■CMキャスト尾野真千子(おの まちこ)さん尾野真千子さん1981年11月4日 奈良県出身。1997年の映画「萌の朱雀」で主演デビュー。2007年に出演した「殯(もがり)の森」が第60回カンヌ国際映画祭グランプリを獲得し、以降も数々の女優賞を受賞。その圧倒的な存在感と演技力で注目を集める。映画「茜色に焼かれる」(2021年公開・石井裕也監督)では主演をつとめ、最新ドラマ「グレースの履歴」(2023年3月19日よりNHKBSプレミアムドラマ・BS4Kにて毎週日曜22時~全8回)の放送も控えている。<主な受賞歴>・2023年『ハケンアニメ!』第46回日本アカデミー賞 優秀助演女優賞・2022年『20歳のソウル』『千夜一夜』『サバカンSABAKAN』第47回報知映画賞助演女優賞・2021年『茜色に焼かれる』<主演>第13回TAMA映画賞 最優秀女優賞第43回ヨコハマ映画祭 主演女優賞第76回毎日映画コンクール 女優主演賞第95回キネマ旬報ベスト・テン 主演女優賞 他・2012年 NHK朝の連続テレビ小説『カーネーション』<主演>第37回エランドール賞 新人賞第21回橋田賞 新人賞・2007年『殯の森』<主演>カンヌ国際映画祭グランプリ受賞■株式会社FJネクストホールディングス当社グループは1980年の創業以来、「都市住空間への挑戦と創造を通して、豊かな社会づくりに貢献していく。」という理念のもと、「ガーラマンションシリーズ」を通じ、単身者の生活を支える良質な住空間、ならびに収益性の高い資産の提供、そして、地域や社会と一体となり、都市住空間の創造の一端を担うという社会的な意義のもと、持続的な成長を遂げてまいりました。今後も新たな価値を創造することに挑戦し続け、人々の夢のある生活を実現することができる環境を提供し、未来へつながる豊かな社会づくりに貢献してまいります。代表取締役社長:永井 敦売上高 :822億円(2022年3月期・連結)本社所在地 :東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー10F■製作スタッフクリエイティブディレクター:山本雅治(株式会社電通東日本)コピーライター :高石幸典(株式会社電通東日本)プロデューサー :森山貴史(株式会社モリヤマレコード)プロダクションマネージャー:矢坂香菜(株式会社モリヤマレコード)ディレクター :原田陽介カメラ :鎌苅洋一スタイリスト :伊藤佐智子ヘアメイク :山内聖子■CM概要タイトル:尾野さんと「エントランス」篇出演 :尾野真千子、傳谷英里香放映開始:「ザワつく!金曜日」(2023年2月17日(金)放送(テレビ朝日系列))より、全国オンエア 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年02月17日滝藤賢一と尾野真千子が夫婦役で共演するドラマ「グレースの履歴」の制作開始が発表された。妻を突然の事故で亡くした希久夫にのこされたものは、妻の愛車「グレース」。日常から遠く離れた場所ばかりカーナビ履歴に残されていたことを知り、妻の不貞を疑った希久夫は、謎を解くため履歴をたどる旅に出る。往年の名女優グレース・ケリーと伝説のエンジニアのエピソードを乗せて、人々に引き継がれていく名車の存在は、希久夫の人生に意外な展開を及ぼしていく。藤沢、松本、近江八幡、尾道、松山…希久夫は、行く先々で封印してきた自身の過去を掘り起こし、妻の抱えていた想いにも触れていくことに――。本作は、「京都人の密かな愉しみ」「ライジング若冲 天才 かく覚醒せり」の源孝志が原作、脚本、演出を担当する、日本の美しい風景を舞台に、夫の心の旅路を妻の愛車でたどるロードムービー。希久夫役の滝藤さんは、原作と出会ったときの衝撃をふり返り、「心を抉られ、何日も仕事が手につかず放心状態になるほどでした」と語る。また、妻・美奈子役の尾野さんについては「何度も共演させていただいているので、信頼しかありません。彼女が私の力を存分に引き出してくれると信じて疑いません!」と話し、「おい!滝藤!お前、他人任せだな!と思いましたよね?ふふふ、、実は、私が演じる希久夫は悪気なく受け身で生きてきた男なので、私も『グレースの履歴』では、ひたすら受けに徹し、皆様に身を委ね、いつもの何かやりたくなってしまう衝動を封印して臨みたいと思っているのです。しかし、我慢できるかなぁ…、不安だなぁ…」ともコメント。一方の尾野さんは「滝藤賢一さんと初めての夫婦役。どんな滝藤さんと出会えるか楽しみです。妻として、魅力的に、たくさんの履歴を遺せるように、皆さんの心にも残る妻役を演じられるように頑張りたいと思います!」と意気込みを述べている。プレミアムドラマ「グレースの履歴」は2023年3月19日より毎週日曜日22時~BSプレミアム・BS4Kにて放送(全8回)。(cinemacafe.net)
2022年08月31日俳優の草なぎ剛、女優の尾野真千子らが10日、都内で行われた映画『サバカン SABAKAN』(8月19日公開)の完成披露舞台挨拶に出席した。本作は、1980年代の夏の長崎を舞台に、“イルカを見るため”に冒険に出る2人の少年、久田孝明(番家一路)と竹本健次(原田琥之佑)のひと夏を描いた物語。撮影は、2021年8月から9月にかけて、長崎県を中心に実施。主演の番家も、共演の竹本も、本作が映画デビューとなる。舞台挨拶には、竹本役の原田、久田の母・良子役の尾野、久田の父・広重役の竹原ピストル、大人になった久田役の草なぎ、金沢知樹監督が出席。番家も登壇予定だったが、新型コロナウイルス陽性のため欠席した。草なぎは、長崎での撮影について「2日間でしたかね。真千子ちゃんと会えるかなと思ったんですけど、お帰りになられた後で。真千子ちゃんとは2回夫婦役をしているので、竹原さんにはちょっと嫉妬心を抱きながら」と話して笑いを誘い、「番家くんと原田くんはひと月くらい長崎に滞在して、みんな日焼けして真っ黒で、すごくいいチーム感ができていて、途中から入ったんですけど、景色もよくて、すごい素敵なところで撮影できて楽しかったです」と語った。小学生時代に戻れたら何がしたいかというトークも展開。尾野は「戻りたくない。勉強したくないもん!」と言うも、「戻れるなら、あのとき捨ててしまった牛乳を飲んでおけばよかったな」と身長のために牛乳を飲めばよかったと話した。すると草なぎは「コンパクトな感じが魅力的ですよ。伸びていたら印象違うもん。真千子ちゃんって呼べなくなる。真千子さんって」と言い、尾野は「真千子ちゃんって言いたいだけ!」とツッコミ。息の合った掛け合いを見せた。また、草なぎは小学生時代に戻りたいか聞かれると、「どっちでもいい」と答え、「今が一番いいっていうのが幸せですよね。でも80年代はよかったと思う。今にない輝いたものがたくさんあったような気がして。でもそれは心がけひとつで変わると思うし」と語っていた。
2022年08月10日女優の風吹ジュン、尾野真千子が出演する、日本マクドナルドの新CM「ピクルスのリレー」編が9日より放送される。新CMで描かれるのは、爽やかな夏の日差しが差し込む縁側で、ピクルスを起点としてつながる親・子・孫への“愛のリレー”。幼少期に多くの人が経験し自分が親になっても対峙する“子どもの好き嫌い”がテーマだ。なお、風吹と尾野は過去にスペシャルドラマでの親子役共演経験があり、今回22年ぶりの親子役共演となった。○■風吹ジュン、尾野真千子インタビュー――今回、風吹さんと尾野さんの22年ぶりの親子役共演ということで、親子役再共演でのお互いの印象を教えてください。風吹:お姉さんになっちゃって。(22年前の共演時、尾野さんは)10代だったのね。昔もかわいいけど、今もかわいい! 変わらないです、ほとんど。でも中身はきっと……(変わっているのかしら?)尾野:ジュンさんこそね。風吹:私は成長しない。決めてるの(笑)。尾野:なんとも言えない(笑)。ははは。(風吹さんの印象について)変わらないと言ったら失礼かもしれないけど、かわいらしい感じのお母さん。それはもう20年前から思ってました。こんなお母さんいいなって。久しぶりに会ったら泣きそうになりました。風吹:色々過去の思い出がワーッと溢れて、エモーショナルね。―― 「ピクルス(愛)のリレー」がCMのテーマとなっています。お二人が“次世代へリレーしたいもの”はなんですか?風吹:私は色々あるけど、料理教室。実は10代の人から70代の人までのグループを作って料理のクラスをしてるの。私が幹事をやってるんですけど、若い人に(料理を)つなげたいのね。尾野:料理については、私は親から受け継がれたいと思っている最中というか。親が作る料理とかって自分ではなかなか出せない味なので、早いうちにそれを受け継ぎたいな、できるかなという心配もあります。風吹:できます! 間に合います! どんどんやってください!――CM内では幼少期によくある好き嫌いがきっかけとなり、親から子への愛のリレーが展開されています。お二人が幼少期に好きだったものや苦手だったものはありますか?尾野:しいたけ! 嫌い(だった)!風吹:ははは。私は全部嫌いだった。尾野:え〜!風吹:私本当、乳製品で育ったの。(自分の幼少期に)マクドナルドがあったらよかったな〜!二人:ははは。尾野:私は、しいたけ嫌いだったけど好きになりました。生の野菜とかも嫌いだったのに、大人になったら逆に生の方が好きになったり。風吹:成長したのね〜。――CM撮影中、チェキでお互いのオフショットを撮影されていたかと思いますが、お二人の「ベストオフショット」を教えてください。尾野:私はこれ。3人(風吹さん・尾野さん・子役のゆうなちゃん)の影の写真。風吹:私は……ありました! (尾野さんとゆうなちゃんの写真を指して)ジャジャーン! 永遠の美女二人。――最後にCMをご覧になる皆さんにメッセージをお願いします。風吹:とっても良い映像ができたと思います。お天気にも恵まれて。 そして(マクドナルドのハンバーガーを)何個食べたか(笑)。幸せな時間でした。皆さんも是非、マクドナルドを食べて幸せになってください。尾野:親子のリレー。こんな素敵なことがCMとして受け継がれていったらいいなって思いました。 (このCMも)マクドナルドの歴史のように残るといいなと思います。是非ご覧くださいませ。
2022年08月09日『ひとよ』『おらおらでひとりいぐも』などの名優・田中裕子を主演に迎えた『千夜、一夜』にて、尾野真千子、ダンカン、安藤政信ら日本映画界屈指の実力派俳優陣の追加キャストが発表となり、併せてメインビジュアルと30秒予告が解禁された。本作は「失踪者リスト」から着想を得て、その事象に興味を持ったドキュメンタリー出身の久保田直監督が青木研次のオリジナル脚本により映画化。日本映画界を代表する名優・田中裕子が、夫の帰りを待ち続けるひとりの女性の強さや脆さを繊細に体現する。この度、物語に深みをもたらす実力派俳優陣の追加キャストが明らかに。田中さん演じる登美子とは対照的な女性・奈美を熱演するのは尾野真千子。登美子に想いを寄せる漁師の春男をダンカン、失踪した奈美の夫・洋司を安藤政信が演じる。併せて解禁された30秒予告は、「日本の年間行方不明者数、約8万人」という衝撃的なナレーションで幕を開ける。舞台は北の離島の美しい港町。登美子(田中裕子)は理由も分からず突然姿を消した夫の帰りを30年間待ち続けている。登美子に想いを寄せる漁師の春男(ダンカン)が「心配だから面倒を見させてくれよ」と言い寄るも、登美子は突き放し、その気持ちに応える様子はない。そんな登美子のもとに、2年前に失踪した夫・洋司(安藤政信)を探す奈美(尾野真千子)が現れる。奈美は自分のなかで折り合いをつけ、前に進むために「夫がいなくなった理由が欲しい」のだという。そして、夫の背中を追う登美子、奈美が扉を開けた先に立っている男性の後ろ姿、海へ入っていく登美子を追う春男など、印象的なシーンが次々と映し出されていく。「人はどれだけ愛した人のことを解っているのか」というナレーションが入り、最後は登美子が空を見上げる表情を捉えたシーンで締めくくられる。併せて解禁されたビジュアルでは、登美子が海辺の桟橋に座り、最愛の人の帰りを待ちながらどこか遠くを見つめている写真に、「帰ってこない理由なんかないと思ってたけど、帰ってくる理由もないのかもしれない」という、予告映像にもある劇中の登美子の台詞が添えられている。そして、尾野さん、ダンカンさん、安藤さんらの場面写真も配され、複雑な人間の感情と本質をあぶり出すドラマを想起させるビジュアルとなった。『千夜、一夜』は10月7日(金)よりテアトル新宿、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:千夜、一夜 2022年10月7日よりテアトル新宿、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開(C)2022 映画『千夜、一夜』製作委員会
2022年07月17日女優の尾野真千子が8日、都内で行われた映画『ミニオンズ フィーバー』(7月15日公開)の日本語吹替版完成会見に、笑福亭鶴瓶、市村正親とともに出席した。「ミニオンズ」シリーズ最新作となる本作では、1970年代を舞台にグルーとミニオン最大の謎である始まりの物語を描く。『怪盗グルーの月泥棒』(2010)から主人公グルーの声を務めてきた鶴瓶が続投。新キャストとして、グルーが憧れる最強悪党チーム ヴィシャス・シックスの元リーダー、ワイルド・ナックルズ役を市村正親、ヴィシャス・シックスの女リーダー、ベル・ボトム役を尾野真千子が務めた。尾野は「家族、姪っ子、甥っ子たちが『ミニオンズ』が大好きで、私も大好きで、この作品に関われたことを本当にうれしく思っています。幸せです」と笑顔でコメント。「世界的に有名な作品で、一番喜ぶだろうなと頭に浮かんだのが姪っ子、甥っ子たち。この子たちに私がこういう仕事をやっているんだよって言えることが……やっと胸張れるやんって。家族孝行、姪っ子甥っ子孝行できるなと。いつもいっぱい助けてもらっているのでうれしかったです」と喜びを語った。タイトルにかけて“この夏フィーバーしたいこと”についてもトーク。尾野が「近くに畑を借りて畑をしたいなと。あと、バドミントンやキックボクシングしたい」と話すと、鶴瓶は「キックボクシングだけはせんほうがええよ。それ以上強くなったら。畑だけにしたほうがいい」と笑いながらストップをかけていた。
2022年06月08日辻村深月さんによる原作小説『ハケンアニメ!』が、anan連載から10年を経てついに実写映画化!ここでは、スタジオえっじのプロデューサー・有科香屋子を演じる、尾野真千子さんのインタビューをお届けします。尾野真千子さん演じる有科香屋子は、スランプに陥り作品を作れずにいた王子千晴を口説き落とし、表舞台に引っ張り出したプロデューサー。「プロデューサー役でよかったと思いましたよ。みんなが絵を描いたりCGをやったり、手に職的ないろんな技術を芝居でやらなきゃいけない中、指示したり、謝ったりするだけですから。あっちだったら大変だったなと思って」そう言ってアハハと笑う。「香屋子が素敵なのは、スタッフを信頼してちゃんとその人たちに頭が下げられるところ。自分はプロデューサーという立場なわけだから、現場に対して『じゃあお願いね』くらいでもいいのかもしれない。でも、実際に手を動かす側からしたら、それってなんかちょっと腹立つじゃないですか。でも香屋子は、ちゃんとその人たちを信頼して尊敬の念を持っていて、だからこそ『お願いします』って深々と頭を下げられる。仕事相手に対して、ちゃんと敬意を持てるって素敵ですよね」しかも、ワガママな王子の気まぐれに振り回されながらも、彼の起用に懐疑的な上層部から監督を守る気概の持ち主でもある。「それはやっぱり、香屋子自身が王子に対して憧れを持っているっていうことが大きいんでしょうね。だからきっと、振り回されて当たり前、みたいな感覚もあったんじゃないですか。そういう人だとわかって仕事をお願いしているわけですし。ただ、あれだけやりたい放題やられたら、プロデューサーという立場では腹が立ったりするんですよ。それでも彼の作品に心酔しているからこそ、どうにかしたいと思う。王子を演じている(中村)倫也くん自身の、あの雰囲気というか、お芝居のせいもあると思います。何を思っての行動なのか、表情なのか、発言なのか、掴めないからこそ興味が湧く。そんな俳優さんですよね」そんな香屋子と王子には、ラストで驚きの展開が用意されている。「まー、シビれました。今回の撮影で、一番グッときたシーンといったらそこかな(笑)。ただそのとき私、お腹がとてもすいていて、結構シーンとしていた中での現場だったのに、尋常じゃないくらいお腹がぐぉーんって鳴ってめちゃめちゃ恥ずかしかったです」今回、尾野さんの登場シーンは、ほとんどが中村さんとの絡みだけれど、そんな中プライベートで香屋子と(斎藤)瞳が偶然鉢合わせるシーンが挟み込まれる。『リデル』のプロデューサーと『サバク』の監督。ハケンを争うライバル同士ながら、お互いの仕事に対するリスペクトを感じる、微笑ましい場面だ。「なぜかわからないけれど、瞳とのシーンは台本を読んだときからずっと気になっていたんですよね。1対1の場面だから、一見対決のようだけれど、お互いにリング外だから仕事のときに見せる顔と少し違う。そんな状況で、ふたりがちゃんと話をするところだからかもしれないです。撮影でも、とくに気合が入っていた気がします。吉岡(里帆)さんは、普段テレビや映画で見てイメージしていたより、フットワークの軽さというか、気づいたら近くにいるようなサバサバした雰囲気を持っていて。お芝居も素敵ですし、一緒にいて不思議な心地よさがある方でした」気取らず、壁を作らず、サバサバした…といえば、まさに尾野さん自身もそんな人では!?「私の場合、ズカズカ入っていって、気づいたらじゃなく、すでにいるってタイプですから。心地いい系じゃないやつです(笑)」自身のことをそんなふうに茶化してみせるが、今回の吉岡さんしかり、中村さんしかり、尾野さんを慕う共演者は多い。「それは声がデカいからじゃないですかね。いいことも悪いこともすぐに口に出しちゃうの。それも、みんなが聞こえる場所で。昔はもの静かでひと言もしゃべらない子だったのが、今はしゃべらずにいられない子になっていますし」そう変わっていったのは、ここまでのキャリアと立場の変化から。「自分が主役の現場なのに、今日は機嫌が悪いからしゃべりたくない、とか言ってられないじゃないですか。自分の機嫌の良し悪しを出すのは、プライベートの場だけでいいですよ。だって仕事だし、現場ではなるべく居心地いいようにって思っています。それは共演者とか周りとかじゃなく、自分が一番楽しくいるための方法なんですよね。ただ、現場でイラついたぶん、帰りの車の中では愚痴が止まらないってことはありますよ。それを聞くマネージャーは迷惑でしょうけど(笑)」尾野さんの仕事のモチベーションは、好きな気持ちとやりがい。「好きじゃなかったら無理だと思います。楽しくなかったら、そもそもやってなかったと思うし。ここまで続けてこられたのは、やりがい…つまり自分がやってきたことに対しての評価ですよね。もちろん、いい評価であれば嬉しいけれど、悪い評価だって、誰からも何も言われず、見てもらえてないのかもと思うより全然いい。その評価が、次の仕事のドアを開ける原動力になっている気がします」一時期、仕事を続けることに疑問を抱いたこともあったそう。「ちょうど20年やったときくらいかな。すでにテレビや映画に出させてもらえるようになった後で、評価もいただいていたんですけれど、何か壁にぶち当たったのか、この仕事をやっていていいんだろうかって思っちゃったんですよね。だから、事務所の人と話し合って、自主映画を作ってみたんです。自分のやりたいものを形にしたくて。いろんな場所に行って、いろんな人と出会って、カメラマンとか照明さんとかの仕事を身近で見たり話したりして。そのときに、自分がこの世界にいることをおごっていたというか、当たり前に思いすぎていたんだってハッとしたんです。人に何かをしてもらうことが当たり前になっていたことに気づいて、そこからちょっと気持ちが変わって。自分のペースでお仕事をさせてもらうようになって、また仕事が楽しくなったんですよね。なんでこの仕事が好きなのか、原点の気持ちに戻るって大事だなって思いました」最後にこの質問を。人生を変えた作品は何ですか?「全部です。毎回ね、変えてくれるの、いろんな意味で。気持ちが少し変わったり、洋服を変えてみたくなったり。そういうのって、この仕事をするうえで、すごく大事だと思っているんです。たしかに朝ドラっていうものは大きかったし、目に見えて仕事の量は変わったかもしれない。でも私の中では毎回、どんどん自分を変えられるから、毎回ワクワクが止まらない、みたいな感じなんです」映画『ハケンアニメ!』新人アニメ監督・斎藤瞳を吉岡里帆、彼女を振り回すプロデューサー・行城理を柄本佑、天才監督・王子千晴を中村倫也、王子に振り回されるプロデューサー・有科香屋子を尾野真千子が演じる。この2組、覇権を取るのはどっち!?監督/吉野耕平脚本/政池洋佑出演/吉岡里帆、中村倫也、柄本佑、尾野真千子ほか5月20日より全国公開。©2022 映画「ハケンアニメ!」製作委員会おの・まちこ1981年11月4日生まれ、奈良県出身。’97年の映画『萌の朱雀』でデビュー。吹き替えを担当した『ミニオンズフィーバー』が7月15日公開。映画『こちらあみ子』が7月に、『サバカンSABAKAN』が8月に公開予定。ワンピース¥49,500(RUMCHE/BRAND NEWS TEL:03・3797・3673)フラットシューズ¥26,400(CAMPER TEL:03・5412・1844)その他はスタイリスト私物※『anan』2022年5月18日号より。写真・MELON(TRON)スタイリスト・江森明日佳(BRUCKE)ヘア&メイク・山内聖子インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2022年05月16日株式会社FJネクストホールディングス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:永井 敦)は、尾野 真千子さんを起用したCMの最新作を2022年4月7日より全国で放映開始いたします。●CMストーリーある街に長く住む女性(尾野 真千子さん)。物知りだが、ちょっとシニカルで謎めいた彼女の元には、駆け込み寺のように色々な人が集まってくる。尾野さんと「釣り」篇(30秒)人々の憩いの場である釣り堀。尾野さんと並ぶ常連と思しき男性。静まった水面、「今日も釣れてないですね」と男性が話しかける。そして、尾野さんが説いた言葉とは。尾野さんと「釣り」篇 1尾野さんと「釣り」篇 2●尾野 真千子さん出演のCMシリーズ(2021年8月より放映)尾野さんと「天気」篇尾野さんと「答えと問い」篇※専用ページ → ●CMキャスト尾野 真千子(おの まちこ)さん尾野 真千子(おの まちこ)さん1981年11月4日 奈良県出身。1997年の映画「萌の朱雀」で主演デビュー。2007年に出演した「殯(もがり)の森」が第60回カンヌ国際映画祭グランプリを獲得し、以降も数々の女優賞を受賞。その圧倒的な存在感と演技力で注目を集める。映画「茜色に焼かれる」(2021年公開・石井 裕也監督)では主演を務め、最新映画「ハケンアニメ!」(2022年5月20日公開予定・吉野 耕平監督)、「こちらあみ子」(2022年7月8日公開予定・森井 勇佑監督)ほか多数の公開待機作を控えている。―主な受賞歴―2021年 『茜色に焼かれる』第13回TAMA映画賞 最優秀女優賞第34回山路ふみ子映画賞 女優賞第43回ヨコハマ映画祭 主演女優賞第76回毎日映画コンクール 女優主演賞第95回キネマ旬報ベスト・テン 主演女優賞おおさかシネマフェスティバル2022 主演女優賞2017年 『ナミヤ雑貨店の奇蹟』第41回日本アカデミー賞 優秀助演女優賞2013年 『そして父になる』カンヌ国際映画祭 審査員賞受賞作品第37回日本アカデミー賞 優秀主演女優賞●株式会社FJネクストホールディングス当社グループは1980年の創業以来、「都市住空間への挑戦と想像を通して、豊かな社会づくりに貢献していく。」という理念のもと、「ガーラマンションシリーズ」を通じ、単身者の生活を支える良質な住空間、ならびに収益性の高い資産の提供、そして、地域や社会と一体となり、都市住空間の創造の一端を担うという社会的な意義のもと、持続的な成長を遂げてまいりました。今後も新たな価値を創造することに挑戦し続け、人々の夢のある生活を実現することができる環境を提供し、未来へつながる豊かな社会づくりに貢献してまいります。代表取締役社長:永井 敦売上高 :729億円(2021年3月期・連結)本社所在地 :東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー10F●製作スタッフクリエイティブディレクター:山本 雅治(株式会社電通東日本)コピーライター :高石 幸典(株式会社電通東日本)プロデューサー :森山 貴史(株式会社オニオン)プロダクションマネージャー:趙 沖昊(株式会社オニオン)ディレクター:田中 嗣久カメラ :市橋 織江スタイリスト:柚木 一樹ヘアメイク :稲垣 亮弐音楽 :緑川 徹●CM概要タイトル:尾野さんと「釣り」篇出演 :尾野 真千子放映開始:「2022マスターズ」(2022年4月7日(木)開幕・同日放送開始(TBS系列))より、全国オンエア 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月06日井上真央と尾野真千子が姉妹役を演じる、BS松竹東急開局記念特別企画ドラマスペシャル「夜のあぐら~姉と弟と私~」が4月9日(土)に放送。2人の弟役の村上虹郎をはじめ、そのほかのメインキャストが発表された。本作は、父親の死に直面した主人公が、遺産相続をめぐる騒ぎに巻き込まれる中で、家族という“繋がり”を再発見し、不器用ながらも前を向いて生きていこうとするヒューマンストーリー。主人公・秋子を井上さん、そして秋子の姉・春子を尾野さんが演じる。生きていくことに冷めているようで、でも実は家族を大切に思っている弟・雪雄役にはNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」での好演が話題となった村上虹郎。井上さん、尾野さんとの軽妙な掛け合いには要注目。そして、家族を振り回しながらマイペースに生きてきた父親役には岸部一徳、父のいまの“愛人”・ミドリさん役には南果歩、主人公たちの実の母親役には手塚理美と、様々な世代の実力派が顔を揃えた。キャスト陣からコメント到着【村上虹郎】脚本を読ませて頂いた段階で、兄弟構成や家庭環境はかなり違えども雪雄との親和性は高いなと感じました。実際現場に行ってみてもそれは変わらずで、無理なくやれた感じがしてます。やはり末っ子なので自分がこうである!こうありたい!の前に一筋縄ではいかない姉たちや家族たちがまずそこに存在してこその、アンサーとしての雪雄、みたいなところもあって、面白かったですね。振り返ってみると、今までに出逢ってこなかったタイプの作品かもしれないです。そういう点と、ユニークな先輩方のキャラクターたちが面白いのは間違いないです。【岸部一徳】野尻(克己)監督のとても良い脚本、久しぶりに一緒に演ってみたい人たちとの仕事でした。開局記念のスペシャルドラマとして良い作品を完成して欲しいです。新しい局として、松竹らしい、内容のある良いドラマづくりに繋がる事を期待しています。【南果歩】脚本を一読した後に残った爽快感を、大事にしたいと思いました。家族の思いや視点が、それぞれバラバラに見えても、不意に心通う瞬間があり、それが今の家族の有り様だとも感じました。この家族はそれぞれに悩みを抱えてはいるのですが、どこかユーモラスでもあるところがとても好きです。現代の向田邦子ドラマとなる期待を持って、ミドリさんになりたいと思います。素晴らしいキャスト、スタッフがじっくりと作り上げたドラマです。きっといろんな世代の方々に共鳴していただけると思います。ご期待ください。【手塚理美】「秋子の母」頂いた台本の役名にはそう記されている、、、名前は何処にもない。最初は、そうなのね、、、と、思い、撮影を重ねる毎に、そうだったのね、、、と、なり。そして、、、そうであって良かった、、、となり、、、撮影が終わった今は、、、「秋子の母」を演じる事が出来て静かに嬉しいと思っております。参加させて頂く事が出来て感謝であります。この度、BS松竹東急開局記念特別企画ドラマスペシャル「夜のあぐら」に出演させて頂く事になりました。家族とは?繋がりとは?この作品を通じて、ご一緒したキャストの皆様は私の愛おしい家族となりました。どうぞ、放送を楽しみにしていて下さいませ。開局記念特別企画ドラマスペシャル「夜のあぐら~姉と弟と私~」は4月9日(土)21時~BS松竹東急にて放送。(text:cinemacafe.net)
2022年03月10日「第76回毎日映画コンクール」の表彰式が15日、都内で行われ、各賞を受賞した佐藤健、尾野真千子、清原果耶、片山友希、宮本信子らが登場した。今年で76回目を迎える同賞は、毎日新聞社とスポーツニッポン新聞社などが主催している映画賞。1935年に創設された「全日本映画コンクール」を前進に、第2次世界大戦を経て1946年に現在の「毎日映画コンクール」がスタートした。以降、時代の変化とともに選考方法や賞の区分を変えながら、作品、俳優、映画スタッフ、アニメーション、ドキュメンタリーなど幅広い分野において顕彰を続け、映画業界はもちろん、映画ファンからも高い支持を集めている。男優主演賞には『護られなかった者たちへ』で主演を務めた佐藤健が選ばれた。「改めて素晴らしい映画に携わらせていただいたという思いで、お声を掛けてくださったことに感謝したいし、現場でも自分自身の力はちっぽけで、支えられた皆さんに本当に感謝したいです」と共演者やスタッフに感謝の言葉を口にした佐藤。本作は、震災から生活保護にとデリケートなテーマを扱っており、役作りについては「自分が頑張ったというより空気に身を委ねました。震災当時の学校を再現してくださったりして美術さんのお力をお借りし、その空気に身を任せて撮影していたという感じです」と振り返り、「コロナ禍ということもあって普段のように一緒にご飯を食べることもありませんでした。阿部寛さんとの共演を楽しみにしていましたが、挨拶ぐらいで話す機会もなく、本当ならもっと話したかったなと思っていました。また別の機会に今回の皆さんとはご一緒したいと思います」と共演した阿部らとの再会を臨んでいた。女優主演賞には『茜色に焼かれる』 の尾野真千子が受賞。『茜色に焼かれる』からは尾野をはじめ、和田庵と片山友希が新人賞にも選ばれた。「頑張った結果ですね。本当にもがいたんですよ。ここにいないキャストはもちろん、スタッフさんや監督さんみんながもがいて苦しみ、色んなことを考えながら絞り出したような毎日を過ごしてお芝居をしました。その結果がこうやって繋がり、2人の自信とか色んなことが出たんだろうと思います。本当に母のようにうれしいです」と自身の受賞はもちろん、和田と片山の受賞を喜んだ。尾野の演技を間近で見た片山は「本番が始まる直前に尾野さんはいっぱい喋られていて笑顔だったんですが、スタートすると号泣されてすごいな~と思いました。私は気持ちを自分の中で考えないと撮影ができないことが多くて、切り替えのすごさは今まで出会ったことがない女優さんだと思ったしシンプルに格好良いと思いました」と絶賛し、「目指す女優さんは尾野さん? おこがましいですよね。尾野さんに憧れてますって簡単に言ってはいけない人だなと思ったので言えません」と恐縮しきり。すると尾野が「いや、もう黙っていて欲しいです」と笑いを誘っていた。なお、各賞の受賞者は、以下の通り。○■受賞一覧日本映画大賞:『ドライブ・マイ・カー』(濱口竜介監督)日本映画優秀賞:『すばらしき世界』(西川美和監督)外国映画ベストワン賞:『ノマドランド』(クロエ・ジャオ監督)(ウォルト・ディズニー・ジャパン 目黒敦)男優主演賞:佐藤健『護られなかった者たちへ』女優主演賞:尾野真千子『茜色に焼かれる』男優助演賞:仲野太賀『すばらしき世界』女優助演賞:清原果耶『護られなかった者たちへ』スポニチグランプリ新人賞(男性):和田庵『茜色に焼かれる』スポニチグランプリ新人賞(女性):片山友希『茜色に焼かれる』監督賞:濱口竜介『ドライブ・マイ・カー』脚本賞:吉田恵輔『空白』撮影賞:笠松則通『すばらしき世界』美術賞:原田哲男『燃えよ剣』音楽賞:林正樹『すばらしき世界』録音賞:浦田和治『孤狼の血 LEVEL2』アニメーション映画賞:『岬のマヨイガ』(川面真也監督)大藤信郎賞:『プックラポッタと森の時間』(八代健志監督)ドキュメンタリー映画賞:『水俣曼荼羅』(原一男監督)TSUTAYA 映画ファン賞・日本映画部門:『るろうに剣心 最終章 The Final』(大友啓史監督)TSUTAYA 映画ファン賞・外国映画部門:『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(東宝東和 山﨑俊)田中絹代賞:宮本信子特別賞:岩波ホール(エキプ・ド・シネマの活動)(岩波ホール 岩波律子)
2022年02月16日千葉県船橋市立船橋高校に代々受け継がれている応援曲「市船soul」を作曲した浅野大義さんと、吹奏楽部の絆が生んだ奇跡を辿った映画『20歳のソウル』にて、尾野真千子が主人公の母親役を務めることが決定。併せて、コメントが解禁された。生前、市船の吹奏楽部員だった大義さんは、野球部を応援する曲を作りたいと「市船soul」を作曲。市船を勝利へ導く神応援曲として仲間たちを勇気づけ、やがて病に侵された彼自身にも生きる力を与える曲になった。20歳でこの世を去った大義さんの告別式には、吹奏楽部顧問・高橋健一先生の呼びかけのもと、164名もの市船吹奏楽部OBが集まり、1日だけのブラスバンドを結成。「市船soul」を演奏し、大義さんを送り出した。その後その出来事を大義さんの母・桂子さんが朝日新聞に投稿。記事を読んだ中井由梨子氏が桂子さんに直接取材をし小説にしたことで、今回の映画化に繋がった。主人公・大義さんを演じる神尾楓珠と顧問・高橋先生役の佐藤浩市の出演がすでに発表されていた本作。大義さんの青春を支え、また息子の闘病を最期まで明るく勇気づけた母・浅野桂子役を演じた尾野さんは「やはり実在する母というのはとてもやりにくいものです。ですが、とてもやりがいを感じました。本当の話に失礼のないように、当時を思い出して辛くさせるだろうとわかっていましたが家族の方に当時の事を質問し、撮影に挑みました。おかげさまで息子を全力で愛し、物語に向き合う事ができたように思います」とコメント。また原作者であり、本作の脚本も担当した中井氏は「尾野真千子さんが桂子さんの役をお引き受けくださったと聞いたときは、朗らかな明るい笑顔と笑い声、そして何よりさっぱりとした気丈な雰囲気が、桂子さんと強く共通していると感じました。撮影現場で尾野さんと今回の役についてお話させていただいた時、『どのシーンを読んでも涙が出てくる』と仰っていました。その言葉通り、尾野さんはスクリーンの中で、笑顔の下に常に涙を湛えている桂子さんの繊細さを丁寧に汲み取りながら存在してくださいました」とコメントを寄せている。『20歳のソウル』は2022年全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:20歳のソウル 2022年全国にて公開予定©2022「20歳のソウル」製作委員会
2021年09月16日女優の尾野真千子が出演する、エフ・ジェー・ネクストの新CM「尾野さんと『天気』編」、「尾野さんと『答えと問い』編」が19日より放送される。尾野が今回のCMで演じるのは、ある街に長く住む女性。物知りだが、ちょっとシニカルで謎めいた彼女の元には、駆け込み寺のように色々な人が集まってくる。「尾野さんと『天気』編」は、ある晴れた日の公園が舞台。尾野に「今日はいい天気ですね」と話しかける会社員の男性は、晴れやかな尾野と対照的に、自分の人生は土砂降り続きだと語る。そんな男性に、尾野が送った言葉とは……。また、「尾野さんと『答えと問い』編」の舞台は、風が心地よい土手。事務員の女性(傳谷英里香)が尾野の元に近づき「今日は答えが欲しくて」と深い悩みを抱えた様子で相談する。そんな彼女に、尾野が告げた答えとは……。
2021年08月18日菅野美穂、高畑充希、尾野真千子の豪華競演で贈る『明日の食卓』。この度、本作より3人の母親たちに注目した3種類のスポット映像、場面写真が解禁された。菅野さん演じる留美子は息子を育てながら仕事復帰を目指そうとするが、今度は夫が仕事を失ってしまい、息子にも「俺たちが嫌いなら、捨てちゃえばいいだろう!」と言われてしまう。徐々に息子に冷たい視線をぶつけてしまう留美子が絶叫する姿で映像は幕を閉じる。金銭的に苦しくも、仲睦まじい家庭を築く高畑さん演じる加奈。しかし、リストラで家計が苦しくなり、その焦りから加奈も「なんで分かってくれへんの」と息子を激しく追い詰めてしまう――。一方、一見何も問題ないように見える、尾野さん演じる“あすみ”の石橋家。だが、徐々に柴崎風雅演じる息子・優への不信感がつのり、優が「つまんねえ!」と吐き捨てる姿にあすみは驚愕する。最後は「誰か助けてー!」という優の叫び声とともに映像は終わる。それぞれ、息子を愛していたはずなのに、歯車が狂ってしまう様子が収められており、「他人事に思えない」それぞれの母親の奮闘が描かれている。また、併せて解禁された場面写真では、初日舞台挨拶で話題となった、部屋に置かれたビニールプールを前に留美子が呆然と立ち尽くす様子のほか、菅野さんが絶賛する、高畑さん演じる加奈が手際良くクリーニング店で働く姿が。息子・優を押さえつける夫の太一を止めようとする様子が写し出された、尾野さん演じるあすみは、さらにママ友の山口紗弥加演じる若杉に言い寄られる姿も。この3人の母親と、息子ユウに何が起きてしまうのか、ますます気になる場面写真となっている。『明日の食卓』は全国にて公開中。WOWOWオンデマンド、auスマートパスプレミアム、TELASAにて6月11日(金)より配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:明日の食卓 2021年5月28日より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開(C)2021「明日の食卓」製作委員会
2021年06月04日映画『茜色に焼かれる』に出演する、尾野真千子さんにお話を伺いました!「石井(裕也)監督とは以前もご一緒したことがあるんですけど、すごい人だなと再認識しました。作品への愛や思いがすごく強い。悪い意味じゃなく、重いくらい。それって、私たちにとってすごくありがたいし、気持ちがいいことです」そんな石井監督がコロナ禍を経験して書き下ろした最新作で尾野真千子さんが演じるのは、田中良子。7年前に交通事故で命を奪われた夫への賠償金を受け取らず、花屋のバイトと夜の仕事を掛け持ちしながら、中学生の一人息子・純平を育てている。理不尽なことだらけの世の中で、もがきながらも懸命に生きているシングルマザーだ。「脚本を読んで、何がなんでもやりたいと思いました。この作品の最後の台詞が言いたくて。その台詞が本当に言えるのか、そのときにはどんな気持ちでいるのか。全然わからなかったんですけど、“この台詞を絶対言いたいな”と思いました」良子のその魂の叫びは、本編でお確かめいただくとして、実は良子はかつて演劇に傾倒していたという経歴の持ち主。オープニングで画面の隅に映し出される「田中良子は芝居が得意だ」というフレーズが、ずっと意味を持ち続ける。「良子は自分が生きていくために、息子を育てるために、必要な嘘をついて、自分の気持ちとは逆の顔をしながら、がむしゃらに頑張っている。脚本のお芝居が上手だということを軸に演じてましたね。“あっ、上手いんだ。頑張らなきゃ”みたいな。その芝居の上手い下手についても、“それはちょっとやりすぎの『上手い』です”とか、監督からはいろんな注文がありました(笑)」生きるためにお芝居をする一方で、お金で苦労をすることになっても自分の信念は貫こうとする。そんな良子の生き様は、結果、和田庵さんが演じる純平をとびきりの「いい男」に育てることに。純平世代の女の子たちには、まだその魅力はわからないだろうけれど、大人女子なら胸アツ確実の「いい男」ぶりです。「すごいかわいいでしょ(笑)。和田くんが息子でよかったなと思いましたよ。現場に対する向き合い方を見ていても、本当にかわいくて、守ってあげたくなるんですよね。この子なら、ちゃんと正面から愛をぶつけられるかもという感覚を持ちましたし、この子がいいお芝居ができるといいなとか、いろんなことを考えました」理不尽な世の中で愛と希望を信じさせてくれる良子と純平。そのリアルな空気感がスクリーンにあふれている理由、納得です。『茜色に焼かれる』理不尽な世の中を懸命に生きる母と息子に、次々と試練が。監督・脚本・編集/石井裕也出演/尾野真千子、和田庵、片山友希、オダギリジョー、永瀬正敏ほか全国公開中。©2021『茜色に焼かれる』フィルムパートナーズおの・まちこ1981年生まれ、奈良県出身。’97年に河瀨直美監督の『萌の朱雀』で映画主演デビュー。NHK連続テレビ小説『カーネーション』(’11年)のヒロインを演じて国民的人気を得る。出演した瀬々敬久監督の映画『明日の食卓』が5月28日公開予定。シャツ¥31,900(オットダム/ストックマン TEL:03・3796・6851)ピアスはスタイリスト私物※『anan』2021年6月2日号より。写真・魵澤和之(まきうらオフィス)スタイリスト・伊藤真弓(BRUCKE)ヘア&メイク・稲垣亮弐(マロンブランド)インタビュー、文・杉谷伸子(by anan編集部)
2021年05月29日菅野美穂、高畑充希、尾野真千子が、同じ“石橋ユウ”という名前の小学5年生の息子を育てる母たちを演じる映画『明日の食卓』より、3人の役どころを紹介する特別映像「3人の女優 渾身のキャラクター編」が到着した。今回の映像では、本編映像に加えて、菅野さん、高畑さん、尾野さんの3人のインタビューとメイキングも収録。そして本編からは、母親たちが葛藤する姿も新たに公開されている。菅野さん演じるフリーライターの留美子は、復帰したばかりの仕事や、やんちゃ盛りの息子たちの育児と、とにかく必死。映像では、パワフルに向き合っている様子が映し出されており、演じた菅野さんは「必死な人」とそのキャラクターについて説明。そして「育児をしている立場だと、どういうところに息が詰まって、どういうところに自分の喜びを感じるのか、というのが想像しやすく、すごく共感するところが沢山ある役でした」と語る。また、息子のために健気に頑張る姿が印象的な、シングルマザーの加奈を演じたのは、高畑さん。「学はないけど、頭は悪くない人」と分析する高畑さんは、「できた人だな、と思います」と印象明かす。辛い顔を見せずに、笑顔で頑張る姿が母としての責任感の強さを引き立てつつ、一方で孤独感も象徴している。最後に、専業主婦のあすみを演じた尾野さんは「すごく難しかった」とふり返り、「正解のことをやっているつもりだったのですが、子供目線のト書きとかを見ていると、“ダメなんだ”って、色々なことを気づかされる役、に感じました」と語っている。『明日の食卓』は5月28日(金)より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:明日の食卓 2021年5月28日より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開(C)2021「明日の食卓」製作委員会
2021年05月26日尾野真千子が、哀しみと怒りを心に秘めながらも、わが子への愛を抱えて気丈に振る舞う母を演じている『茜色に焼かれる』。この度、尾野さん演じる良子が、静かな闘志を燃やし真っ赤な口紅を塗り直すシーンの本編映像が到着した。今回解禁となったのは、赤を纏い覚悟を決めた尾野さん演じる田中良子の向かう先が気になる本編映像。勝負に出るときは必ず“赤”を身に付けるという良子。赤いワンピースに身を包み、公衆トイレの鏡で真っ赤な口紅を塗り直して静かに闘志をたぎらせている。ただごとではない雰囲気を感じ取り、心配して後をついてきた息子の純平(和田庵)を「ここ女性用だから。入ってきちゃ駄目でしょ! そういうルールでしょ!?」と寄せ付けず、トイレの前で立ちすくむ純平。良子は「悪いけど、お母さんとかなんだってのは、一旦忘れさせて。私の問題だから」と凄みのある声で告げると、純平を残し公衆トイレを出ていってしまう。全身に赤を纏い、怒りを押し殺した表情の良子が向かった先とは――。尾野さん演じる良子の鬼気迫る姿に、目を離すことができないシーンとなっている。映画『茜色に焼かれる』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:茜色に焼かれる 2021年5月21日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2021『茜色に焼かれる』フィルムパートナーズ
2021年05月24日尾野真千子が主演する、もがきながらも懸命に生きようとする“母の生き方”を捉えた圧倒的な物語『茜色に焼かれる』。この度、石井裕也監督や、オダギリジョー、永瀬正敏ら共演者が主演・尾野さんの魅力について語るコメントが到着した。本作で主人公・田中良子を演じた尾野さんについて、石井監督は「田中良子役には尾野真千子さんしか考えられませんでした。芝居を本気でやることの崇高さ、俳優がうなされるほど考えて見せる芝居の熱量、その素晴らしさ。たとえば、普段の会話のときよりも、夢中になって芝居をしている尾野さんに僕は『尾野真千子』を感じます」と熱量たぎるコメント。「その芝居に真実が見えてくる。誠実にお芝居をしている人の姿は『祈り』のように見えるときがあります。こちらが引くくらいに演じる役を信じようとする。尾野さんのそんな姿は、僕にとってはそのまま希望につながるものでした」と、その演技にかける想いの強さを絶賛した。息子・純平役を演じた和田庵は、「撮影前、尾野さんには怖い人というイメージがあったけれど、実際はそんなことはなくて優しくて明るくて面白い人でした。本当の親子のように接してくださって、僕も自然に演技ができました」と感謝の意を示す。良子の同僚ケイ役を演じた片山友希は「撮影中は尾野さんの明るさには救われました」と語る。「すごく包容力のある方で、共演のプレッシャーみたいなものを全然、感じさせないんです。きっと尾野さんは私ができるまで待ってくれたんだと思います。すごくありがたかったです。尾野さん、メチャクチャかっこいいです。尾野さんみたいになりたい」と尊敬の念を口にする。交通事故で命を落とす夫・陽一役を演じたオダギリさんも「もし陽一の存在が作品を通じて強く感じられているとしたら、それは尾野さんの表現力のおかげです。当たり前のことですが、それはもう尾野さんの底力ですし、そのすごさ、ですね」と、その演技力に感謝を表する。そして風俗店の店長・中村役を演じた永瀬さんは「尾野さんはいろんなものに立ち向かっていました。それでいて、現場ではみんなを包み込んでいた。良子さんのように『まあ頑張りましょう』という感じで現場をハグされていましたね」とコメント。「コロナ禍という特別な状況下で作品を作っているという部分を含めて、とても見事で立派な主演の姿だったと思います。時に明るく、時に締めて。この作品をちゃんと背負っている感じがありました」と称賛を惜しまない。『茜色に焼かれる』は5月21日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:茜色に焼かれる 2021年5月21日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2021『茜色に焼かれる』フィルムパートナーズ
2021年05月17日尾野真千子が厳しい社会を生き抜く母親を驚くべき存在感で体現した主演映画『茜色に焼かれる』のメイキング写真が公開された。本作は、いまの世相に正面から対峙し、もがきながらも懸命に生きようとする“母の生き方”を捉えた圧倒的な愛と希望の物語。コロナ禍での撮影となった本作。到着したメイキング写真では、キャストやスタッフが万全の体制で撮影に挑んだ様子が写し出されている。『舟を編む』『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』などを手掛け、今回、人間の内面に鋭く向き合った石井裕也監督は「感染リスクを下げるため、まずは現場に出入りする人間を極端に削減しようとした」と撮影をふり返り、「スタッフはもちろん少人数体制で、エキストラもここぞという場面しか呼んでいないので、ただでさえ少ないスタッフが何度も何度もエキストラ出演している。あるスタッフは多分5シーンぐらい出演している」と苦労を明かした。そして「日に日に感染者や亡くなられる方が増えていくのを見ていて、事務所に“新しい仕事はちょっとできないです。今やっている仕事も考えさせてください”と伝えていました」と仕事をセーブしていたと語る主演の尾野さんだが、そんなときに今回の台本を受け取ったそうで「読んでみたら、いろんなものが押し寄せてきて、これはやらないとアカンな、と。女優を休んでいる場合じゃない、やりたい!もしこの作品で何かが起こっても後悔しないんじゃないかって。死ぬ気で頑張ります、と監督にも伝えました。それは冗談でもなくて、本気の“死んでもいいから頑張ります”でした」と並ならぬ覚悟があったと話している。『茜色に焼かれる』は5月21日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:茜色に焼かれる 2021年5月21日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2021『茜色に焼かれる』フィルムパートナーズ
2021年05月15日第161回芥川賞を「むらさきのスカートの女」で受賞した今村夏子のデビュー作「こちらあみ子」が実写映画化。井浦新、尾野真千子が主人公・あみ子の両親役を演じることが決定した。「こちらあみ子」は第26回太宰治賞と第24回三島由紀夫賞をW受賞した、芥川賞作家・今村夏子のデビュー作。2021年7月に原作の舞台でもある広島オールロケにてクランクイン予定となっており、主人公・あみ子役をはじめ、あみ子の好きなのり君、同級生の坊主頭、あみ子のお兄ちゃんの孝太など、子どもたちの主要キャストはなるべく自然体で純粋さや素直さを表現するべく、演技経験の有無を問わずオーディションにて選考している。監督・脚本は、主に『まほろ駅前狂騒曲』『セトウツミ』『光』『日日是好日』などの大森立嗣監督をはじめ、日本映画界を牽引する監督たちの現場で助監督を務めた森井勇佑。自身が映画化を熱望していた本作品で監督デビューを果たす。さらに、いつも家族を見守るあみ子の父役に井浦新、書道教室の先生で、お腹には赤ちゃんがいる母役に尾野真千子が決定。実力派の2人が、オーディションで選ばれる子どもたちと共に本作の繊細で色彩豊かな世界観を創り上げる。なお、本作の製作応援を目的としたクラウドファンディング(MOTION GALLERY)も実施。森井監督は柔らかなリズムを持つ広島弁にも惚れ込み、作者・今村さんの出身地であり、原作の舞台でもある広島で撮影することを目指している。森井監督とスタッフに縁のある大森立嗣監督、野尻克己監督、今泉力哉監督からも応援コメントが到着した。本作で監督デビュー、森井勇佑監督コメント僕がHi8のビデオカメラで遊び始めたのは、中学1年生の頃でした。友達3人くらいと「男プロダクション」と名乗り、高校を卒業するまで30本ほど遊びで映画を撮りまくりました。たいていの友達はカメラの前に立つだけで恥ずかしくて笑ってしまいます。でもそんな中でなぜか、ほとんど笑わずカメラ前で堂々と立っていられるヤツがいました。そいつはぶっきらぼうで、ときどき奇行もするので、学校では浮いた存在でした。でも映画に出るのはすごく好きだったようで、「次は何をとるんや」「映画はとらんのか」としょっちゅう催促されました。今思えば、そういうヤツだったからこそ、存在が面白く、僕らも映画を撮りつづけたのだと思います。「こちらあみ子」をはじめて読んだ時、僕はあみ子のことを友達のように感じました。あみ子は面白いヤツです。その面白さをみんなに伝えたい。それは僕が中学生のときに思ったことと、きっと地続きなんだと思います。それ以来、この小説を映画にしたいと強く思い続けてきました。あみ子という存在は、映画で撮るべきだと思ったのです。「こちらあみ子」が初監督作品になることは、自分にとっては必然的なことだと感じています。覚悟を持って挑みます。と同時に、最高に嬉しいです。ワクワクして仕方がありません。縁ある大森立嗣監督や今泉力哉監督から応援コメントも大森立嗣監督森井は僕の映画の助監督をやっていて、映画を支えてくれていました。映画が本当に好きで、彼は映画に救われているように僕には見えました。映画監督になったら、今度は映画を、救ってください。自分のことはさておいて、映画に携わる人や、観客に向けて、愛を注いでください。だけど、その前に皆様からの応援が必要なようです。次は彼が映画を通して皆様に愛を降り注ぎます。野尻克己監督森井勇佑は映画を愛するとても純粋な私の後輩だ。純粋な後輩が天才作家、今村夏子のデビュー作で監督デビューする。純粋と天才の掛け算。デビュー作とデビュー作の掛け算。誰からも歓迎される映画がこの世に出るに違いない。余談だが、私の人生を賭けたデビュー作の助監督を森井に三度頼んだが三度断られた。この間、断った理由を聞くとヘラヘラ笑って「覚えていません」と言われた。そういう憎めない人間だ。そういう憎めない人間の人生を賭けた監督デビュー作。誰からも愛される映画がこの世に出るに違いない。今泉力哉監督小説「こちらあみ子」が映画になると聞いた。見たいです。監督は同じ原作者である今村夏子さんの映画『星の子』で助監督を務めていた森井勇佑さん。撮影を、私が何度もご一緒した岩永洋さんが担当すると聞いた。おふたりは日本映画学校時代からの知り合いらしい。広島での主演オーディションの情報を聞き、わくわくした。すでに本気でいい映画にしようという気持ちが見える。クラウドファンディングの成功を影ながら祈っております。多くの人が支援してくださいますように。『こちらあみ子』第2回目のオーディションは5月下旬にロケ地広島にて開催予定。7月、広島オールロケにてクランクイン予定。(text:cinemacafe.net)
2021年05月11日俳優の井浦新、尾野真千子が、映画『こちらあみ子』に出演することが11日、明らかになった。同作は『むらさきのスカートの女』で第161回芥川賞を受賞した今村夏子のデビュー作で、第26回太宰治賞、第24回三島由紀夫賞をW受賞した同名小説の実写映画化作。ちょっと風変わりな女の子・あみ子の純粋で素直な行動を通し、奇妙で滑稽で、でもどこか愛おしい人間たちのありさまを生き生きと描く。本作は2021年7月に原作の舞台でもある広島オールロケにてクランクインを予定。主人公、あみ子役をはじめ、あみ子の好きなのり君、同級生の坊主頭、あみ子のお兄ちゃんの孝太など、子どもたちの主要キャストは純粋さや素直さをなるべく自然体で表現するべく、演技経験の有無を問わずオーディションにて選考しており、第2回目のオーディションは5月下旬にロケ地・広島にて開催を予定している。監督・脚本は、主に大森立嗣監督をはじめ、日本映画界を牽引する監督たちの現場で助監督を務めた森井勇佑。自身が映画化を熱望していたこの作品で監督デビューを果たす。今回明らかになったのは、いつも家族を見守る父役の井浦新と、書道教室の先生でお腹には赤ちゃんがいる母役の尾野真千子。日本映画界を牽引する実力派の2人が、オーディションで選ばれる子どもたちと共に本作の繊細で色彩豊かな世界観を創り上げる。また、今作の製作応援を目的としたクラウドファンディング(MOTION GALLERY)の実施も決定した。○森井勇佑監督 コメント僕がHi8のビデオカメラで遊び始めたのは、中学1年生の頃でした。友達3人くらいと『男プロダクション』と名乗り、高校を卒業するまで30本ほど遊びで映画を撮りまくりました。たいていの友達はカメラの前に立つだけで恥ずかしくて笑ってしまいます。でもそんな中でなぜか、ほとんど笑わずカメラ前で堂々と立っていられるヤツがいました。そいつはぶっきらぼうで、ときどき奇行もするので、学校では浮いた存在でした。でも映画に出るのはすごく好きだったようで、「次は何をとるんや」「映画はとらんのか」としょっちゅう催促されました。今思えば、そういうヤツだったからこそ、存在が面白く、僕らも映画を撮りつづけたのだと思います。『こちらあみ子』をはじめて読んだ時、僕はあみ子のことを友達のように感じました。あみ子は面白いヤツです。その面白さをみんなに伝えたい。それは僕が中学生のときに思ったことと、きっと地続きなんだと思います。それ以来、この小説を映画にしたいと強く思い続けてきました。あみ子という存在は、映画で撮るべきだと思ったのです。『こちらあみ子』が初監督作品になることは、自分にとっては必然的なことだと感じています。覚悟を持って挑みます。と同時に、最高に嬉しいです。ワクワクして仕方がありません。○大森立嗣監督 応援コメント森井は僕の映画の助監督をやっていて、映画を支えてくれていました。映画が本当に好きで、彼は映画に救われているように僕には見えました。映画監督になったら、今度は映画を、救ってください。自分のことはさておいて、映画に携わる人や、観客に向けて、愛を注いでください。だけど、その前に皆様からの応援が必要なようです。次は彼が映画を通して皆様に愛を降り注ぎます。○野尻克己監督 応援コメント森井勇佑は映画を愛するとても純粋な私の後輩だ。純粋な後輩が天才作家、今村夏子のデビュー作で監督デビューする。純粋と天才の掛け算。デビュー作とデビュー作の掛け算。誰からも歓迎される映画がこの世に出るに違いない。余談だが、私の人生を賭けたデビュー作の助監督を森井に三度頼んだが三度断られた。この間、断った理由を聞くとヘラヘラ笑って「覚えていません」と言われた。そういう憎めない人間だ。そういう憎めない人間の人生を賭けた監督デビュー作。誰からも愛される映画がこの世に出るに違いない。○今泉力哉監督 応援コメント小説『こちらあみ子』が映画になると聞いた。見たいです。監督は同じ原作者である今村夏子さんの映画「星の子」で助監督を務めていた森井勇佑さん。撮影を、私が何度もご一緒した岩永洋さんが担当すると聞いた。おふたりは日本映画学校時代からの知り合いらしい。広島での主演オーディションの情報を聞き、わくわくした。すでに本気でいい映画にしようという気持ちが見える。クラウドファンディングの成功を影ながら祈っております。多くの人が支援してくださいますように。
2021年05月11日菅野美穂、高畑充希、尾野真千子が母親たちを演じ、椰月美智子の2016年出版の同名小説を原作に瀬々敬久監督が映画化した『明日の食卓』。この度、三者三様の“母親”像に注目の場面写真が解禁された。神奈川県在住の仕事復帰を目指す43歳のフリーライターの石橋留美子(菅野美穂)、大阪府在住の30歳のシングルマザーで息子を愛情深く育てながら懸命に生きる石橋加奈(高畑充希)、静岡県で優しい夫と自慢の優等生の息子に囲まれ幸せそうに暮らす36歳の専業主婦の石橋あすみ(尾野真千子)、同じ「ユウ」という名前の小学5年生の10歳の息子を育てる“3人の母親”たちの三者三様に懸命に生きる姿が切り取られている。2人の息子を持つ留美子は、慌しい朝に息子たちを学校へと送り出す一方、息子である悠宇は暗い部屋で耳を閉し何かに怯えているようで、この一家に降りかかる問題を予感させる。また、生活費を切り詰めながら懸命に暮らす加奈が、息子に真剣な表情で向き合い、そして小さな体で息子をしっかりと抱きしめる姿からは、2人の温かくも厳しい日常が伝わってくる。さらに一見優雅な暮らしを送るように見えるあすみだが、息子・優を不安げな表情で見つめ、さらには1人呆然と立ち尽くす姿も写し出されており、果たして彼女に何が起こるのか…降りかかる事件を予感させる。ワンオペ育児や困窮するシングルマザーなど、「こんなはずじゃなかった」と理想と現実の狭間で揺れ、息子への愛憎を行ったり来たりする母親たち。そんな母親の機微を感じとる息子たちとの間で、すれ違っていく思い…。それぞれの母親の姿は、どこか「見たことがある」ようで決して他人事ではないリアルさを感じさせることだろう。『明日の食卓』は5月28日(金)より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開。6月11日(金)よりWOWOWオンデマンド、auスマートパスプレミアム、TELASAにて配信。(text:cinemacafe.net)■関連作品:明日の食卓 2021年5月28日より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開(C)2021「明日の食卓」製作委員会
2021年04月19日菅野美穂が10年ぶりに映画主演、高畑充希、尾野真千子と“母親”役を演じる映画『明日の食卓』。この豪華女優陣が魅せる、魂を揺さぶる本予告映像が解禁された。神奈川県在住の仕事復帰を目指す43歳のフリーライターの石橋留美子(菅野美穂)、大阪府在住の30歳のシングルマザーで息子を愛情深く育てながら懸命に生きる石橋加奈(高畑充希)、静岡県で優しい夫と自慢の優等生の息子に囲まれ幸せそうに暮らす36歳の専業主婦の石橋あすみ(尾野真千子)。解禁となった本予告映像では、同じ「ユウ」という名前の10歳の息子を育てる、この3人の母親たち三者三様の“石橋家”の平和な日常が描かれていく。しかし、「ある日、ひとりのユウ君が母親に殺された――」という衝撃の言葉と共に急展開へ。子育てや家事に非協力的な夫に対し「協力し合おうって思えないの?」と問い詰める留美子の姿や、加奈に対し「僕のことはもう嫌いなんや!」と叫ぶ息子・勇(阿久津慶人)、そして「僕はいい子じゃない!お母さんもいいお母さんじゃない!」と取り乱す、あすみの息子・優(柴崎楓雅)を捉えたカットなど、それぞれのリアルなやりとりが映し出されていき、3つの石橋家がたどり着く運命は、私たち観る者の運命そのものかもしれないというメッセージを投げかける。また、主題歌は、瀬々敬久監督の『菊とギロチン』で大杉栄を演じた、ミュージシャンでもある小木戸利光が実弟の小木戸寛と組むバンド「tokyo blue weeps」の「Motherland」。2012年リリースのEPに収録されている「dear grandma」を瀬々監督が気に入り、本作のためにアレンジを加え、本編が終わった後に続く“明日”への望みをつなぐ。併せて解禁となった本ビジュアルでは、菅野さん、高畑さん、尾野さんが演じる3人の母親たちが見る者を覗き込むような構図となっており、一見、光に包まれた幸せな雰囲気に見えるものの、中央には「息子を殺したのは、私ですか―?」という衝撃のコピーが添えられている。それぞれが子育てに奮闘しながらも、息子を心から愛する幸せな家庭を築いていたはずだったのに、どこで歯車が狂ってしまったのか…。瀬々監督は、決して他人事ではないリアリティあるサスペンスを紡ぎだした。『明日の食卓』は5月28日(金)より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:明日の食卓 2021年5月28日より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開(C)2021「明日の食卓」製作委員会
2021年04月09日尾野真千子主演、『舟を編む』『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』『町田くんの世界』の石井裕也監督最新作となる『茜色に焼かれる』から、ポスタービジュアルと場面写真が解禁された。多難の時代に逆風を受けながらも、自身の信念の中でたくましく生きる母親・田中良子を演じるのは、尾野真千子。『ヤクザと家族 The Family』『明日の食卓』と出演作の公開が続く、実力派女優の尾野さんが厳しい社会を生き抜く母親を圧倒的な存在感で体現。13歳の息子・純平には『ミックス。』でも存在感を出した次世代の注目株・和田庵。その純平が憧れを抱く良子の同僚・ケイには『あの頃。』の新進女優・片山友希、そして交通事故で命を落とす夫・陽一をオダギリジョー、良子とケイを見守る風俗店の店長を永瀬正敏が演じている。解禁されたポスタービジュアルでは、夕焼けの中、自転車に乗る親子の後ろ姿と、明日への希望を携えながら力強く微笑む尾野さん演じる母親・良子の姿が切り取られている。「悪い冗談みたいなことばかり起きるこの世界で、母ちゃんも、僕も、生きて、生きる。」というコピーが並び、次から次へと押し寄せてくる難題に対して、哀しみと怒りを心に秘めながらも前向きに生きる良子の姿を通したメッセージを予感させるポスタービジュアルが完成した。また、場面写真も、中学生の息子・純平をひとりで育てる良子の姿、経営していたカフェはコロナ禍で破綻し、夜の仕事と花屋のバイトを掛け持ちする姿など、たくましく生きる彼女の姿が印象的なものとなっている。『茜色に焼かれる』は5月21日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:茜色に焼かれる 2021年5月21日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2021『茜色に焼かれる』フィルムパートナーズ
2021年04月05日尾野真千子主演、石井裕也監督の最新映画『茜色に焼かれる』から、尾野さんがたくましく生きる母親を熱演する予告映像とイメージビジュアルが解禁となった。尾野さん演じる主人公・田中良子の13歳の息子・純平を演じるのは『ミックス。』でも存在感を出した次世代の注目株・和田庵。その純平が憧れを抱く良子の同僚・ケイには『あの頃。』の新進女優・片山友希、そして、交通事故で命を落とす夫・陽一をオダギリジョー、良子とケイを見守る風俗店の店長を永瀬正敏が演じる。この度解禁となった予告映像は、尾野さんが「田中良子です」と力強く名乗るシーンから始まる。倒産したカフェの営業再開を目指しつつも、新たなパート先でのきつい仕事や義父の介護など、様々な問題が押し寄せてくる。家計簿をみた同僚のケイには「こんな真っ赤でどうして平気でいられるんですか?」と尋ねられ、ギリギリの生活に追われている良子の姿を映し出す。永瀬さん演じる店長から「取り返しつかないほどボロボロなのに、なんで生きようとするのよ?」と問われた良子。もがきながらも懸命に生きてきた良子は、ついに心にためた本音を吐き出す。「そんなのわかりませんよって話でしょ!」。息子の純平もケイも、ときに泣きながら必死に日々を過ごす中で、ついに良子の感情が爆発する。傷つきながらも、信念を貫き、たくましく生きる良子の姿を通して、今日を生きる私たちにも問いかける予告映像となった。『茜色に焼かれる』は5月21日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:茜色に焼かれる 2021年5月21日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2021『茜色に焼かれる』フィルムパートナーズ
2021年03月23日『舟を編む』や『町田くんの世界』『生きちゃった』などの石井裕也監督が尾野真千子を主演に迎えた最新作『茜色に焼かれる』が、5月21日(金)に公開決定。和田庵、片山友希、オダギリジョー、永瀬正敏が共演する。圧倒的な存在感で尾野真千子が魅せる!この世界には、誰のためにあるのか分からないルールと、悪い冗談みたいなことばかりがあふれている。誰もが自身を偽り、まるで仮面の生活を強いられているかのように。そんな、まさに弱者ほど生きにくいこの時代に翻弄されている1組の母子がいた。哀しみと怒りを心に秘めながらも、わが子への溢れんばかりの愛を抱えて気丈に振る舞う母。その母を気遣って日々の屈辱を耐え過ごす中学生の息子。果たして、彼女たちが最後の最後まで絶対に手放さなかったものとは?もがきながらも懸命に生きようとするその勇気と美しさ。社会のゆがみが表面化している現代だからこそ生まれた、激しくも深い魂の軌跡。今日を生きる私たち自身の物語が誕生する。石井裕也監督が現代に放つ人間賛歌あえていまの世相に正面から対峙することで、人間の内面に鋭く向き合ったのは、『舟を編む』『バンクーバーの朝日』『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』『生きちゃった』、さらに初めて韓国の映画スタッフとチームを組んだ『アジアの天使』(2021年公開予定)など、毎年のように質の高い作品で映画界を牽引する石井裕也監督。傷つきながらも、自身の信念の中でたくましく生きる主人公の母親・良子の姿を通して、観るものに時に衝撃を、時に温もりを与え、これまでのどの作品よりも自由にして、どこまでも優しい世界を作り上げた。多難の時代に逆風を受けながらも前向きに歩もうとする母親・田中良子を演じるのは、尾野真千子。河瀬直美監督の『萌の朱雀』で映画主演デビュー、その後も『クライマーズ・ハイ』『そして父になる』『ナミヤ雑貨店の奇蹟』など多くの代表作を持ち、さらに2020年は『ヤクザと家族 The Family』『明日の食卓』と出演作の公開が続く尾野さんが、厳しい社会を生き抜く母親を驚くべき存在感で体現。尾野さんは「私は、この度、どうにもやりにくいこの世の中で、映画の登場人物達が戦うように私ももがき、あがき、力の限り戦ってみました。どうぞごらんください」とコメントする。共演陣にはフレッシュかつ充実の面々が集結13歳の息子・純平を演じるのは『ミックス。』(17)でも存在感を出した次世代の注目株・和田庵。その純平が憧れを抱く良子の同僚・ケイには『あの頃。』(21)の新進女優・片山友希、そして交通事故で命を落とす良子の夫・陽一をオダギリジョー、良子とケイを見守る風俗店の店長を永瀬正敏が演じ、それぞれ確かな人間力を見せる。和田さんは「監督の良い映画を作りたいという強い想いが現場全体に伝わり、僕も拙いながら『このチームの一員として良い作品を作りたい』と意欲が湧きました」と頼もしくコメント。尾野さんと演じた親子の姿は「皆さんにとって、きっと忘れられない作品になると信じています」と語る。ケイ役の片山さんは、完成した作品に触れ「映画ってかっこいい! 映画を作ってる人達ってかっこいい! まだまだ私の熱は冷めません!」と熱く語り、「今になって監督は私を信じてくれたんだと気づき涙が出ました」とふり返る。さらにオダギリさんは、「一生懸命に生きることって、何よりも大事だと思う。そして時には、闘うことも必要だ。自分の為にも。大切な人の為にも」と思いを込めてコメント。永瀬さんは「石井裕也監督の世界に触れさせていただきたい、、、その想いだけでした。素晴らしい体験、感謝しています」と石井監督とのタッグに触れる。その石井監督は、「とても生きづらさを感じています。率直に言ってとても苦しいです。悩んでいるし、迷っています。明らかに世界全体がボロボロになっているのに、そうではないフリをしていることに疲れ果てています。コロナ禍の2020年夏、しばらく映画はいいやと思っていた矢先、突然どうしても撮りたい映画を思いついてしまいました」と本作の始まりを語る。描き出したのは母親についての物語であり、「我が子への溢れんばかりの愛を抱えて、圧倒的に力強く笑う母の姿。それは今ここに自分が存在していることを肯定し、勇気づけてくれるのではないかと思いました」と明かし、「尾野真千子さんがその身体と存在の全てを賭して見事に『愛と希望』を体現しています。尾野さんの迫力とエネルギーに心地よく圧倒される映画になっている」と自信を込めている。『茜色に焼かれる』は5月21日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2021年02月26日