東京フィルハーモニー交響楽団6月定期公演に、同団桂冠指揮者・尾高忠明が登場する。プログラムには、2021年に急逝した実兄で作曲家の尾高惇忠作品と、今年に生誕150年のアニヴァーサリーを迎えたラフマニノフ作品が並べられる、ふたりの作曲家の若き日の名作が楽しめる趣向だ。冒頭で演奏される尾高惇忠の『イマージュ』は、作曲家・尾高惇忠のオーケストラ処女作にして、その初演を作曲者の実弟・尾高忠明指揮する東京フィルが担い、1982年に「尾高賞」を受賞したという、尾高忠明にとってもオーケストラにとっても思い出深い作品だ。一方のラフマニノフ作品は、ピアノ協奏曲史上にその名を残す名作「ピアノ協奏曲第2番」と、初演時に大変な酷評を受け、その後ラフマニノフをスランプに陥らせた曰く付きの作品「交響曲第1番」が用意され。作曲者ラフマニノフのアニバーサリーイヤーを彩る貴重な時間を体験できそうだ。そして注目は、「ピアノ協奏曲第2番」で尾高忠明と共演するソリスト亀井聖矢だ。2022年に開催された「ロン・ティボー国際コンクールピアノ部門」で第1位・評論家賞・聴衆賞に輝き、国内外で高い人気を誇る亀井はまさにクラシック界期待の超新星。巨匠尾高忠明との共演がどのような化学反応を起こすのか興味津々。尾高忠明は今回の公演について以下のようなメッセージを寄せている。「オーケストラの作品の処女作というのはその本人が非常に出ます。それが、短い時間に凝縮されている。ラフマニノフと兄貴(尾高惇忠)がいかに苦労して最初の曲/最初の交響曲を書いたか。ここで改めて一緒に演奏することによって、その2曲の新しさ、いわゆるニューウェーブを感じていただきたいと思います」一方、ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」の独奏ピアノを担う亀井聖矢のコメントも興味深い。「アニヴァーサリーの記念すべき年に、最も大好きな作曲家の一人であるラフマニノフの傑作を演奏できるということで、私のラフマニノフ愛をすべてぶつけて演奏したい。ラフマニノフの持つエモーショナルなメロディや重厚なハーモニーをぜひ会場で、生で、一緒にお楽しみいただけたら嬉しいです」今回の公演は東京都内3会場で開催予定。この貴重な機会を聴き逃すことなかれ。6月23日(金)19:00東京オペラシティコンサートホール6月25日(日)15:00Bunkamura オーチャードホール6月27日(火)19:00サントリーホール指揮:尾高忠明(桂冠指揮者)ピアノ:亀井聖矢(2022年ロン=ティボー国際音楽コンクール優勝)コンサートマスター:近藤薫尾高惇忠:オーケストラのための『イマージュ』ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ラフマニノフ:交響曲第1番
2023年06月07日ロンドンを拠点に活躍する作曲家、藤倉大のオーケストラ作品「尺八協奏曲」が第70回尾高賞を受賞した。「尾高賞」は、NHK交響楽団の前身・日本交響楽団専任指揮者で作曲家でもあった尾高尚忠氏(1911-1951)の功績をたたえ、すぐれた邦人作曲家によるオーケストラ作品を顕彰するために設けられた作曲賞。藤倉は「secret forest for ensemble」(2009年)、「Rare Gravity for orchestra」(2015年)、「Glorious Clouds」(2019年)に続き4作目の受賞となる。今回の受賞作品「尺八協奏曲」は、フランス国立ブルターニュ管弦楽団による委嘱で作曲され、2022年4月28日にフランスのレンヌ市にて世界初演が行われた。今年6月27日(火)に東京オペラシティ コンサートホールで開催されるNHK交響楽団「Music Tomorrow 2023」 でも演奏される。NHK交響楽団「Music Tomorrow 2023」6月27日(火) 19時開演東京オペラシティ コンサートホール藤倉 大/尺八協奏曲(2021)一柳 慧/ヴァイオリンと三味線のための二重協奏曲(2021)スルンカ/スーパーオーガニズム(世界初演)指揮:ライアン・ウィグルスワース尺八:藤原道山ヴァイオリン:金川真弓三味線:本條秀慈郎●藤倉大(作曲)(C)Yuko Moriyama otocoto大阪生まれ。15歳で単身渡英しベンジャミンらに師事。数々の作曲賞を受賞、国際的な委嘱を手掛ける。15年にシャンゼリゼ劇場、ローザンヌ歌劇場、リール歌劇場の共同委嘱によるオペラ《ソラリス》を世界初演。19年に尾高賞、文化庁芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。20年にオペラ《アルマゲドンの夢》を新国立劇場で世界初演。数々の音楽誌において、その年のオペラ上演におけるベストに選出された。近年の活動は多岐に渡り、リモート演奏のための作品の発表や、テレビ番組の作曲依頼も多数。録音はソニー・ミュージックジャパンインターナショナルや自身が主宰するMinabel Recordsから、楽譜はリコルディ・ベルリンから出版されている。
2023年02月17日「君の膵臓をたべたい」の住野よるの第5作目であり“今まで出した本の中で一番自信がある最高傑作”と語る小説の映画化『青くて痛くて脆い』。この度、W主演の吉沢亮と杉咲花に続き、新たに追加キャストが発表、特報映像とポスタービジュアルも到着した。今回出演が明らかになったのは、いま最も旬で一癖も二癖もある俳優たち。楓のバイト仲間で、楓(吉沢さん)と秋好(杉咲さん)が創ったサークル“モアイ”を潰す手助けをする前川董介役に、連続テレビ小説「ひよっこ」、「ゆうべはお楽しみでしたね」の岡山天音。董介のゼミの後輩でモアイの幽霊部員・本田朝美(ポン)役を、「この世界の片隅に」「病室で念仏を唱えないでください」の松本穂香。モアイの幹部、天野巧(テン)役を『ちはやふる』シリーズの清水尋也。楓と秋好がモアイの活動をしていたときに知り合った、不登校の少女・西山瑞希役を『天気の子』のヒロインとしても注目度上昇中の若手女優森七菜。楓のバイトの後輩で、モアイに加入する川原理沙役をモデルの茅島みずき。西山瑞希の学校の担任、大橋役を名バイプレイヤーの光石研。外部者としてモアイを支援し、その発展に寄与する脇坂役を、「知らなくていいコト」の尾高由一郎役が大きな話題となった柄本佑が演じる。そんな追加キャストたちもチラりと登場する、今回到着した映像では、吉沢さん演じる人付き合いが苦手な楓が、涙を流すシーンからスタート。そして「世界は変えられる」などと、純粋で明るい太陽のような笑顔を見せる秋好の姿が印象的に映し出される。そして「彼女はもう、この世界にいないけど」というセリフから一転、サスペンスフルな映像に変わる。さらに本作の主題歌が、4人組のロックバンド「BLUE ENCOUNT」の「ユメミグサ」に決定したことも明らかに。原作小説のテーマソングとして彼らの「もっと光を」が使用されていたが、原作者の希望により、映画でも担当することになった。「BLUE ENCOUNT」田邊駿一は、「僕らの新曲、『ユメミグサ』。この作品を彩るためだけに作った曲ではありません。僕から登場人物たちに宛てた手紙のような存在です。住野先生、原作ファンの方々、そして映画で初めてこの世界に出会うことになるみなさんに捧げます」とコメントしている。『青くて痛くて脆い』は8月28日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:青くて痛くて脆い 2020年8月28日より全国東宝系にて公開©2020「青くて痛くて脆い」製作委員会
2020年04月15日吉高由里子、柄本佑、重岡大毅らが出演する「知らなくていいコト」が3月11日の放送で最終回を迎えた。ケイトと尾高のバッグハグからのキスと不倫の“決着”に視聴者から「切ない」の声が。そして“闇落ち”した野中のその後にも多くの反応が寄せられている。自分が不倫の末に生まれ、しかも父親が30年前に起きた無差別殺人犯“乃十阿徹(のとあとおる)”だと世間に知られてしまう真壁ケイトに吉高さん。ケイトに振られ今は妻と子がいる身ながらケイトと再び関係を深めてしまう尾高由一郎に柄本さん。ケイトが乃十阿の娘だと知り婚約破棄、さらにケイトの秘密を他誌に売ってしまう中春樹に重岡さん。野中と交際していたがいまでは避けている小泉愛花に関水渚。ケイトが所属する「週刊イースト」編集長・岩谷進に佐々木蔵之介。正妻の息子をかばうため殺人犯として生き続ける乃十阿徹に小林薫といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。乃十阿が息子をかばった可能性を知ったケイトは、ドイツで乃十阿の息子に会うが、幼い子供をあやすその姿を見て事件のことを言い出せず帰国。岩谷は帰国したケイトに事件の真相についての手記を書くよう再度説得するが、ケイトは乃十阿が人生をかけて守ろうとした秘密を暴き、その息子の人生を狂わせる記事を発表することに抵抗する。すると岩谷は「ケイトがイヤなら俺が書く」と特別班を編成。30年前の事件の真相を取材、証拠を集める。数日後、会議室に呼ばれたケイトは、新しい証拠と共に、母・杏南(秋吉久美子)と自分の存在も事件に無関係ではなかったと思わせる証言について聞く。結局ケイトは自分で記事を書くことを選択するが、上層部からストップがかかり記事はお蔵入りしてしまう…というのが今回のあらすじ。尾高から結婚しようと言われるも、「子どもを見捨てないで欲しい。子どもを手放さないで」と再び尾高を振るケイト。そんなケイトを尾高が後ろから抱きしめてそのままキスをする…「これが袖くるですね」「後ろからチューしてる」などの声とともに、「こんなに苦しくて切ないラブストーリーないよ」「これで終わりって切ない」など“切ない”の声がタイムラインにあふれる。そして“闇落ち”ぶりが話題になった野中だが、編集部を辞めた3年後、ベストセラー作家として成功。“闇落ちTシャツ”でTV出演するその姿に「私が心配することなかったな!」「野中が最後全部持っていったな」「闇に落ちた野中がハッピーになり、ほかの人たちが闇落ちみたいな心に黒いものが溜まる」などの反応が続々と投稿されている。(笠緒)
2020年03月12日吉高由里子が加害者の娘となった週刊誌記者を演じるお仕事系ヒューマンドラマ「知らなくていいコト」の9話が3月4日放送。柄本佑演じる尾高の“ウィスパーボイス”に注目が集まっている。自分の父が30年前に起きた無差別殺人犯“乃十阿徹(のとあとおる)”だということが世間に公表されてしまう週刊誌記者・真壁ケイトに吉高さん。ケイトの“元カレ”で、彼女が乃十阿の娘だと知りながらプロポーズするも振られ、現在は妻帯者だが再びケイトと不倫関係になってしまう尾高由一郎に柄本さん。尾高の後にケイトと交際するが乃十阿の娘だと知りプロポーズを撤回。さらにケイトの素性をリークしてしまう野中春樹に重岡さん。野中と交際する同僚の小泉愛花に関水渚。ケイトを支える「週刊イースト」編集長・岩谷進に佐々木蔵之介。服役、出所して静かに暮らしていた乃十阿徹に小林薫といった俳優陣が出演する本作。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。乃十阿のもとに取材陣が押し寄せ、尾高は乃十阿を自分のスタジオにかくまう。尾高からそのことを知らされたケイトは乃十阿と対面する…。そして乃十阿の弁護士は乃十阿が息子をかばうために事件の犯人となった可能性を示唆。一方、野中はケイトの自宅に押し掛けるなどますます荒れていき、小泉からも振られてしまう…というのが9話のストーリー。小泉から「真壁さんの彼氏として見てた野中さんは素敵だったけど、自分の彼になってみたらそうでもなくなった」と言われ、酔ってケイトの自宅に土足で押し掛け嘔吐し、自分の感情をぶつけるだけぶつけていくなど、ますます加速する野中の“クズっぷり”に「野中クズすぎてまじウケる」「ウザっぷりが予想を超えてきた」などといった反応が上がる一方、「まじで最低やけどなんか可愛い」「サイテーだけどかわいいなおい」と、振り切った姿に“可愛い”と感じる視聴者も。そんな野中とは対照的に、ケイトに対し乃十阿ともう1度話すよう促す尾高には「尾高さんの話し方本当穏やかで優しい」「声の出し方、色気ヤバい」「ボソボソ声がたまらない」と、その“ウィスパーボイス”に魅了された視聴者からの声が殺到中だ。(笠緒)
2020年03月05日3月1日(日)放送の日本テレビ系「おしゃれイズム」に俳優の柄本佑がゲスト出演。放送中の「知らなくていいコト」のカメラマン・尾高役で多くの視聴者がその魅力のとりこになっている柄本さんの、謎多きプライベートに迫る。2003年、主演作『美しい夏キリシマ』で映画デビューを飾ると、弟の柄本時生と結成した演劇ユニットでも活動。2015年には連続テレビ小説「あさが来た」などで注目されると『きみの鳥はうたえる』や『素敵なダイナマイトスキャンダル』での演技が評価され、数多くの映画賞を受賞。『ねことじいちゃん』『居眠り磐音』『アルキメデスの大戦』『火口のふたり』など立て続けに公開作がヒットした昨年に続き、今年に入ると妻夫木聡、夏帆らと共演した『Red』に、吉高由里子、重岡大毅らと共演中の「知らなくていいコト」では、新たな魅力を発揮している柄本さん。そんな柄本さんは芸能界の仲間たちと“芸能界食べ歩き部”を結成しているそうで、メンバーの人気女性タレント、個性派俳優がスタジオにサプライズ登場し、意外な一面を暴露。憧れはあの“人気ユーチューバー”、意外な交遊関係も明かされるほか、“夕食は○○だけ”など変わった食のスタイルや自宅の膨大なDVDコレクションも紹介。さらに柄本さんが“いま結婚したいアイドル”とは!?人気イケメン俳優が告発した“柄本佑は大の嘘つき”の理由とは?柄本さんの謎多きプライベートにも迫っていく。柄本さんが出演中のドラマ「知らなくていいコト」は毎週水曜22時~日本テレビ系で好評放送中。吉高さんが母の死をきっかけに自分の父が30年前に逮捕された無差別殺人犯・乃十阿徹であることを知る週刊誌記者の真壁ケイト役で出演。ケイトの元カレで、ケイトの父親のことを知っていた尾高由一郎を柄本さんが演じ、ケイトの父のことを他誌にリークする“クズ元カレ”野中春樹に重岡大毅。さらに佐々木蔵之介、小林薫らも共演する。「おしゃれイズム」は3月1日(日)22時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2020年03月01日吉高由里子が殺人犯の娘という秘密を背負った週刊誌記者を演じる「知らなくていいコト」の8話が2月26日放送。ついに殺人犯の娘であることが公になったケイト。今回はそんなケイトを支える岩谷編集長と、クズっぷりが加速する野中に視聴者の注目が集まっている。母の不倫で殺人犯の娘として生まれたことを知った「週刊イースト」週刊誌記者の真壁ケイトに吉高さん。ケイトの元カレで今は妻子ある身だがケイトと再び深い関係となる尾高由一郎に柄本佑。ケイトと付き合っていたが殺人犯の娘と知りプロポーズを撤回、さらに他誌にケイトの秘密を売る野中春樹に重岡大毅。ケイトが所属する「週刊イースト」編集長の岩谷進に佐々木蔵之介。ケイトの父で殺人犯として服役、出所して今は静かに暮らす乃十阿徹に小林薫といったキャストが出演する本作。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。情報提供者に恨まれ編集部で刺されてしまったケイト。ケイトをかばった尾高も背中を刺されてしまう。その様子を見て嫉妬、編集部で孤立感を感じた野中はほかの雑誌記者にケイトの秘密をリークする。マスコミに騒がれたことで上層部からケイトを異動させるよう圧をかけられた岩谷は、上の要求を突っぱねるためケイトに右トップを取らせようと、与党議員・梅沢の金庫番だった男・相田の自殺でうやむやになったワイロ疑惑について追わせる。岩谷は梅沢の資金管理団体の帳簿が3か月分消えたという情報を掴んでいた。ケイトは襲撃事件のトラウマを抱えながらも消えた帳簿探しに奔走するが、相田の妻・依子(遠藤久美子)は頑なに取材を拒否。その翌日、ついにケイトが乃十阿の娘だという記事が他誌に掲載される…というのが今回のストーリー。ケイトが乃十阿の娘だと知っても「そうか、わかった」とだけ答え、編集部全員を前に「ここに書いてあることは本当だ。しかし我々の仕事は何も変わらない。大事なのは何も変わらないという姿勢だ」と力強く宣言。「仕事でこんな話は吹き飛ばせ」とケイトに檄を飛ばし、尾高との関係にも「自分の望む人生を手に入れろ」と“エール”を送る岩谷編集長に「編集長みたいな上司がいい」「最高な上司すぎない??号泣」「なんで編集長こんな良い人なの??惚れる」など感激した視聴者からのメッセージが続々。一方、ケイトや尾高におびえ、四つん這いで編集部を這いまわったあげく、自分を殴った尾高に「不倫がバレたらもっとひどいことになる」と逆に脅しをかけながら泣きわめく野中の姿に「完全にイカれちゃってる」「もうしんどさが限界突破しとんやな」などの声が殺到。野中を演じる重岡さんにも「演技が最高怖さとおもしろさ兼ね合わせてる笑」「あの演技はすごい」など、その“怪演”ぶりを讃える声が寄せられている。(笠緒)
2020年02月27日放送中のドラマ『恋はつづくよどこまでも』(TBS系)に出演している毎熊克哉(32)に注目が集まっている。同ドラマで毎熊は、優しく穏やかな医師・来生晃一を演じている。共演の“超ドS”な医師・天堂演じる佐藤健(30)とは対照的に、いつも笑顔で優しい演技が視聴者を惹きつけている。毎熊といえば18年に『北の桜守』や『万引き家族』はじめ、13本もの映画に出演するほどの活躍ぶりを見せている。また2月21日より始まったモナコ国際映画祭では、主演を務めた『いざなぎ暮れた。』でベストアクター賞を受賞したばかり。そんな毎熊は同ドラマでラブコメに初挑戦するにあたって、本誌にこう明かしていた。「オファーをいただいたときは、“自分で大丈夫ですか?”という思いとうれしさが入り交じっていました。これまで泥臭い役が多かったので」同クールで毎熊と双璧を成す人気を誇っているのが、ドラマ『知らなくていいコト』(日本テレビ系)に出演中の柄本佑(33)だ。同作で柄本は、吉高由里子(31)演じる真壁ケイトの元カレ・尾高由一郎を熱演。尾高の物腰の柔らかさや、ケイトを命懸けで守るといった演技に魅了される視聴者が絶えない。「毎熊さんも柄本さんも、どちらかと言うとゴールデン帯のドラマではなく、映画などを中心に活躍してきた演技力に定評のある個性派俳優というイメージが強かった。佐藤さんや吉沢亮さん(26)といった“王道イケメン”ではなかった2人だけに、ドラマ内で見せる“穏やかさ”や“セクシーさ”といったギャップに『カッコいい』と魅了される女性視聴者が急増しています」(テレビ誌ライター)毎熊と柄本による“個性派俳優ブーム”がTwitterでも巻き起こっている。《『知らなくていいコト』の尾高さんの柄本佑だったり、『恋は続くよどこまでも』の来生先生の毎熊克哉だったり、正統派イケメン扱いではなかった方々に、“カッコいい”の芝居をされると、イケメンよりグッときません?》《火曜日は佐藤健と毎熊克哉に、水曜日は柄本佑に全女は支配される》《今期のイチオシは知らなくていいコトの尾高さん(柄本佑)と恋つづの来生先生(毎熊克哉)ですね》
2020年02月26日「その瞬間、現場は凍りつきました。吉高さんが起き上がると、柄本さんたちがすぐ異変に気づいて……。対応に追われるなか、『彼女がいないと、撮影は続けられないよ』と心配の声も上がっていました」(ドラマ関係者)現在放送中のドラマ『知らなくていいコト』(日本テレビ系)で、主演をつとめている吉高由里子(31)。週刊誌記者という役どころを熱演し、視聴者から好評を博している。2月19日放送の第7話は、吉高扮する主人公・真壁ケイトが刺されるという衝撃の展開だった。逆恨みした三倉茉奈(33)演じる桜庭和美に襲われ、床に倒れこむケイト。さらに和美が追い打ちをかけようとしたとき、柄本佑(33)扮する尾高由一郎が身を挺して守る――。そんな迫真のシーンは大きな話題を呼んだ。だが実は、このシーンの裏で現場騒然の事態が起きていたのだ。「この日、吉高さんの演技はいつも以上に鬼気迫るものがありました。刺されるシーンでも勢いよく倒れたのですが、床に頭を強く打ちつけてしまって。さらに、鼻から血が出てきたんです……。脳へのダメージを心配して、撮影は中止に。吉高さんはスタジオから救急車に乗り、病院へと搬送されていきました」(前出・ドラマ関係者)撮影当初から吉高は、このドラマに並々ならぬ熱意を見せていたという。「吉高さんは『このドラマは絶対にヒットさせたい』と言って、役作りにもこだわっていました。週刊誌記者が不規則な生活を送っていると聞いて、あえて寝不足になったこともあったそうです。“問題のシーン”でも、三倉さんに対して『思いっきりぶつかってきてくださいね!』と自ら提案していたのですが……」(テレビ局関係者)そんな熱い役者魂が、“流血騒動”へとつながってしまったようだ。ただ幸いにも、大事には至らなかったという。「吉高さんが病院で検査を受けたところ、特に内出血などは見つからなかったそうです。翌日には『ご心配おかけしました!』と言って笑顔で復帰したため、みんなが胸をなでおろしていました。彼女は主演としてスタッフやエキストラと積極的にコミュニケーションをとり、若い共演者にも『緊張してない?』と話しかけてくれています。おかげで、現場の士気もますます上がっていますね」(前出・テレビ局関係者)ドラマは、間もなく佳境を迎える。復帰した吉高の熱演によって、ますます盛り上がりそうだ。「女性自身」2020年3月10日号 掲載
2020年02月25日吉高由里子が殺人犯の娘を演じる水曜ドラマ「知らなくていいコト」の7話が2月19日放送。不倫を追う側にも関わらず尾高と不倫関係となったケイト。2人の“身長差”と、“闇堕ち”した野中への怒りがSNSに殺到している。本作で吉高さんが演じる真壁ケイトは、映画評論家だった母の死をきっかけに自分の父が無差別殺人犯“乃十阿徹(のとあとおる)”であることを知り、彼氏で同僚の野中春樹からプロポーズを撤回されてしまう。そして乃十阿のことを知ろうとする過程で、元カレで今は妻子がいるカメラマンの尾高由一郎と再び接近していく…という本作。尾高由一郎役に柄本佑。野中春樹役に重岡大毅。ケイトの母・真壁杏南に秋吉久美子。ケイトの父・乃十阿徹に小林薫。ケイトが勤務する「週刊イースト」編集長・岩谷進に佐々木蔵之介。春樹と付き合うことになった同僚の小泉愛花に関水渚といったキャストが出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。“一線”を超え不倫関係となったケイトと尾高。翌日、ケイトは高熱を出した黒川(山内圭哉)に代わりデスク代理となるが、マネージャーの恫喝を記事にされた演歌歌手(小沢真珠)が殴り込んできたり、校了前日にも関わらず右トップを飾る予定だった政治記事の告発者が突然掲載の撤回を要求しスクープ記事が飛ぶピンチに。さらに前回、人気棋士・桜庭洋介の不倫ネタをタレこんだ妻の和美(三倉茉奈)が、記事が出たことで逆に夫が家に戻らなくなったことを恨み編集部に潜入。ケイトを刃物で襲撃。それをかばった尾高も刺され搬送されてしまう…というのが今回のストーリー。冒頭、一夜を共にしたケイトが尾高の背中に抱きつき「罰が当たっても時々私と一緒にいて」とささやく…「尾高さんの背中ぁぁぁぁ」「ベストな身長差!!たまらん!」「すっぽり収まっちゃってる体格差良くないですか」などの声が上がる。ケイトと尾高が禁断の愛に突き進む一方、騒ぎになった編集部のなかで居場所を無くしたと感じた野中は、編集部襲撃事件を取材に来た他誌の記者にケイトが乃十阿の娘であることを教えてしまう…というラストだった。放送後には「ほんまにまじで最悪なんですけど」「「疎外感からなのか、嫉妬からなのか、わからないけど野中、最低」「元カノが元カレと仲良さそうにしてるの見た男の嫉妬の末路」など怒りが収まらない視聴者からの投稿がSNSに殺到している。(笠緒)
2020年02月19日吉高由里子主演、柄本佑、重岡大毅らが出演する「知らなくていいコト」の6話が2月12日放送。不倫ネタを追うケイトだが、自分も元カレ・尾高と再び接近して…柄本さん演じる尾高の“一線越えキス”に視聴者が騒然としている。吉高さん演じる週刊誌記者の真壁ケイトは、母の死をきっかけに自分の父が30年前に逮捕された無差別殺人犯・乃十阿徹であることを知る。これまで秘密を暴く側だったケイトだが“自らが殺人犯の娘かもしれない”という事実に直面。交際相手で同僚の春樹からプロポーズを撤回され、元カレで妻帯者となっている尾高と再び近づき始める…というのがこれまでの展開。ケイトの悩みを優しく受け止める“元カレ”尾高由一郎には柄本さん。ケイトへのプロポーズ撤回する“年下彼氏”野中春樹に重岡さん。ケイトが所属する「週刊イースト」編集長の岩谷進に佐々木蔵之介。ケイトの父・乃十阿徹に小林薫。春樹と付き合うことになった同僚の編集部員・小泉愛花に関水渚といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。乃十阿に自分が娘であることを告げたケイトだが、乃十阿からホースで水をかけられる。そんな中、ケイトは実力派人気棋士・桜庭洋介(田村健太郎)の妻・和美(三倉茉奈)から、夫が女優の吉澤文香(佐津川愛美)と不倫しているとタレコミを受け、編集部では桜庭と吉澤の行動を追いかける。2人は将棋の棋譜を使った暗号でやり取りをしていて、ケイトは高校時代に将棋部主将だった春樹に棋譜の解読を頼む…というのが今回の展開。2人の不倫を暴くもモヤモヤした想いを抱いたままのケイトは、尾高のスタジオへ。そこで尾高から「俺の心の中にいつもケイトがいる。ケイトを想わない日がない」と“告白”されるケイト。ケイトも付き合っていた頃の感じが今も続いている気がすると答えるが、尾高は「踏みとどまろう」とそれに返す。すでに妻子もいる尾高の“不倫NG”宣言に「踏みとどまるところが最高にかっこいい」などのコメントが投稿されるのだが、その直後、尾高はいきなりケイトにキス。尾高の自制すると見せかけての“一線越えキス”に「踏みとどまろうからのキス!」「踏みとどまってないやん!!思わず声出たわ」「最後のキスシーンがすごすぎて余韻やばし」「これは鼻血!!ほっぺ真っ赤っか!!」などタイムラインが騒然となっている。(笠緒)
2020年02月13日吉高由里子が出生に秘密を抱えた週刊誌記者を演じる水曜ドラマ「知らなくていいコト」の3話が1月22日放送。春樹と尾高、ケイトの父親が殺人犯だと知った2人の“初対決”に多くの視聴者が注目。さらにダンサー役で出演した大貫勇輔にも多くの声が寄せられている。「家売るオンナ」シリーズの大石静がオリジナル脚本を手がけ、吉高さん演じる週刊誌記者・真壁ケイトが記者として、自分自身を取り戻すべく人として成長していく姿を描いていくお仕事系ヒューマンドラマとなる本作。母の死をきっかけに自分の父親が殺人犯だと知った真壁ケイトに吉高さん。ケイトの“元カレ”でいまは動物カメラマンをしている尾高由一郎に柄本佑。ケイトの父が殺人犯だと知りプロポーズを撤回する“年下彼氏”野中春樹に重岡大毅。「週刊イースト」編集長の岩谷進に佐々木蔵之介。映画評論家だったケイトの母・真壁杏南に秋吉久美子。ケイトの父だとされる殺人犯・乃十阿徹に小林薫といったキャストが出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。週刊イーストでは年末年始合併号で国民的な人気を誇る天才ダンサー“タツミーヌ”こと河原巽(大貫勇輔)の才能に迫る特集企画を担当することになる。早速取材に出るケイトだが急遽取材中止の連絡が入る。ネット上で10年前のタツミーヌが老人に向かって暴言を放つ動画が拡散され、編集長の岩谷は記事の路線を変更して取材続行を指示する。ネットの後追いで10年前の出来事を掘り返すことに反対するケイトだが、仕方なく本人直撃を狙うケイトだが、タツミーヌ叩きの報道が過熱、本人は沈黙を貫いたまま消息を絶つ。行方不明になったタツミーヌを探して、ケイトはかつてタツミーヌがアルバイトをしていた店で意外な真相へと繋がる証言を聞く…。一方、編集部には尾高が年末の挨拶に現れる。春樹は乃十阿のことを聞き出そうと尾高を屋上に呼び出す。尾高に対し、ケイトと別れた理由が乃十阿にあるのでは?と問い正す春樹に対し「お前、最低だな」と返す尾高。その姿に「「お前、最低だな」の時の顔がカッコいい!」「声のトーンが優しくてかっこいいなぁ」「知らなくていいコトの柄本佑の色気よ。なんやとてもかっこよく見える」などの声が続々と寄せられている。またゲスト出演した大貫さんにも「躍動感と美しさを兼ね備えたダンスに見とれた」「どんなんやったらそんな体動くん!?」「立ち振る舞いすげえ 全部綺麗」など、そのダンスに魅了されたという声が殺到している。(笠緒)
2020年01月22日吉高由里子が親の秘密に翻弄されるお仕事系ヒューマンドラマ「知らなくていいコト」の2話が1月15日放送。重岡大毅演じる春樹の“視線”と“豹変”に多くの視聴者が注目、数多くの反応が寄せられている。吉高さん演じる主人公の真壁ケイトは週刊誌記者としてスクープを追う日々を送っていたが、ある日、母で映画評論家、映画字幕の第一人者・杏南が死亡。遺品から見つかった指輪の送り主を調べると、それは30年前に逮捕された無差別殺人犯・乃十阿徹だった。“自らが殺人犯の娘かもしれない”という事実に直面するなか、ケイトの交際相手で同僚の春樹から「誰の子どもでも関係ない」とプロポーズされ勇気づけられるケイトだが、その後春樹から突如プロポーズを撤回されてしまう…。吉高さんのほかケイトの“年下彼氏”野中春樹に「ジャニーズWEST」重岡さん。ケイトの“元カレ”で元同僚、いまは動物カメラマンをしている尾高由一郎に柄本佑。ケイトの母・杏南に秋吉久美子。ケイトや春樹が働いている「週刊イースト」の編集長・岩谷進に佐々木蔵之介。さらに“謎の男”として小林薫といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。次週のネタとして“DNA婚活”について調べるよう振られ、事前にDNAを調べた上で相性のいい相手を紹介してくれるという結婚相談所が開催する婚活パーティーを取材するケイトは、“親の経験が子どもに遺伝する”という研究結果を知り「乃十阿のDNAが私の中に生きている…」と精神的に落ち込む。そんななか、編集部で2人きりになった春樹から冷たい視線を向けられ「私が人殺しだとでも思ってるの。それって差別じゃない?」と感情を抑えられなくなってしまう…というのが今回のストーリー。ケイトに対し恐怖とも憎しみともつかない強い視線を向ける春樹…その表情に「冷たい視線、ゾクっときた」「背筋が凍った、なにあの目つき…」など恐怖を覚える視聴者が続出。一方、ケイトに対する態度を突如豹変させた春樹の行動に対し「豹変ぶりが腑に落ちないのでなんか裏があると思いたい」「私は野中くんがそんなに悪い子じゃないと信じてる」「態度の変化が極端なんだよなぁ被害者の遺族とか知り合いとかじゃないと繋がらないくらい」など疑問の声も噴出中だ。また今回、ケイトの“元カレ”尾高が、乃十阿の娘だと知りながらケイトにプロポーズしていたことも判明。そんな尾高には「尾高さんの株が爆上がり」「完全に尾高さんに心持ってかれました」という声が集まっている。(笠緒)
2020年01月16日吉高由里子が週刊誌記者を演じるお仕事系ヒューマンドラマ「知らなくていいコト」が1月8日から放送開始。タイトルに秘められた意味と、“知らなくていいこと”を知ってしまった主人公に対する重岡大毅演じる春樹の行動に多くの視聴者からの声が寄せられている。本作は週刊誌編集部を舞台に、現代社会の時事性の高いトピックスを扱いながら1話完結で展開。吉高さん演じる真壁ケイトが記者としてだけではなく、自分自身を取り戻すべく人として成長していく姿を描いていく。吉高さんのほかケイトの“元カレ”の動物カメラマン・尾高由一郎役で柄本佑。「週刊イースト」編集部連載班所属でケイトの“年下彼氏”野中春樹役で「ジャニーズWEST」重岡大毅。ケイトの母で映画評論家、映画字幕の第一人者・真壁杏南役に秋吉久美子。「週刊イースト」編集長の岩谷進役で佐々木蔵之介といったキャスト。“謎の男”として小林薫も出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。1話ではTV出演の直後、ケイトの母・杏南がクモ膜下出血で搬送。亡くなる直前杏南はケイトの父はキアヌ・リーブスと言い遺す。遺品にはその証拠とも思える写真やメッセージも残されておりケイトは驚く。さらに遺品の中に指輪を発見したケイトが送り主を調べると、指輪の送り主が30年前の無差別殺人犯“乃十阿徹(のとあとおる)”であることが判明。自らが殺人犯の子どもであることに衝撃を受けるケイトに春樹は「誰の子どもでも関係ない」とプロポーズする。一方、“元カレ”のカメラマン・尾高はケイトが徹の子どもであることを知っている様子だった。さらにいったんプロポーズした春樹から「結婚はやっぱり無理だ」と言われてしまう…というストーリーが描かれた。時には他人の明かされたくない過去を暴く週刊誌記者が知った“自分の過去”…「うわぁ...事実だとしたらキツイな」「それは知らなくていいことだわ」「ホンマに知らなくていいコトやった」など、本作のタイトルに秘められた意味に多くの視聴者が共感の声を上げる。そして自分が殺人犯の子どもであることを知りショックを受けるケイトに対し、唐突にプロポーズするもその後“撤回”する春樹と彼を演じる重岡さんにも多くの反応が集まっている。プロポーズの翌朝、寝ぐせ姿を見せた春樹には「春樹くん寝癖可愛いな~」「寝癖尊い~!」「寝癖つきの重岡くん最高」などの反応が続出したが、ラストでプロポーズを撤回すると「重岡くん(の役)それはあまりにも辛いわ」「振り方がなんかリアル」「自分本位になっちゃう所とか人間味ありすぎ」といった声でタイムラインが埋め尽くされる事態になっている。(笠緒)
2020年01月09日