ananフェムケア連載「Femcare File」。今回のテーマは、人に言えない尿モレの悩み。“尿モレ=高齢の人に起こること”というのは大きな間違い。anan世代でも実は悩んでいる人が多い、尿モレについて考えます。近年、生理に関する悩みは語られる機会が増えたものの、尿モレなど、よりデリケートな悩みは、なかなか周囲に話せないという人が多いのでは?精神的なストレスなどによっても引き起こされる場合があり、20~30代の女性でも意外に悩んでいる人が多い尿モレ。ユーザーの声から、そんな“困った”に着目し、吸水ショーツの技術を応用。尿モレに特化したショーツを開発したメーカーの担当者に、尿モレと前向きに付き合うためにできることを伺いました。Q. 尿モレの経験はありますか?たまにある…28%、数回ある…36%、一度もない…36%「頻繁にある」と答えた人はいなかったものの、尿モレの経験があると答えた人は6割以上。20~30代でも尿モレにヒヤッとした経験がある人は意外に多く、決して“めずらしい”ことではないよう。Q. たまにあると答えた方に質問です。どんなときに尿モレをしますか?1位…せきやくしゃみをしたとき、2位…急いでトイレを済ませたとき、3位…大笑いしたときせきや大笑いをしたときなど予期せぬタイミングでの尿モレを経験した人が多い。急いでトイレを済ませ、十分に尿が出切っていなかったための“ちょびモレ”も…。Q. たまにあると答えた方に質問です。どんな尿モレ対策をしていますか?対策なし…57%、尿モレパッド…29%、おりものシートを代用…10%、その他…4%半数以上が「頻繁ではないし、少量のため、特に対策はしてない」と回答。しかし尿モレをしてしまった日は不快感が続き、替えのショーツを買ったという人も多数。Q. 出産経験のある方に質問です。産前産後に尿モレを経験しましたか?はい…58%、いいえ…42%骨盤底筋が緩み、尿モレが起こることが多い産前産後。約6割が尿モレを経験したと回答。その際、尿モレパッドの交換が面倒だったという声が多く集まりました。20~30代のanan総研メンバー150名にアンケート。尿モレは年齢にかかわらず、誰にでも起こりうること。女性の尿モレの主な原因は、出産や加齢によって骨盤底筋が緩むこと。ですが、子宮筋腫や卵巣腫瘍などで膀胱が圧迫されて尿をためにくくなるケースや、精神的なストレスが尿モレにつながることもあります。つまり、尿モレは年齢問わず、誰にでも起こりうることといえます。尿モレで困っている場合は、通常、泌尿器科を受診しますが、先述のように婦人科系の病気が隠れていることもあるので、解決しない場合は婦人科を受診しましょう。また、トイレに行った際の残尿があると、チョロチョロ出てきて「これって尿モレ!?」と感じることもあるので、あわてずしっかりと尿を出し切ることも非常に大切です。髙橋怜奈さん産婦人科医。東邦大学医療センター大橋病院に在籍。診療の傍ら、SNSやYouTubeなどで医療情報を広く発信。元プロボクサーでもある。おすすめ解決アイテムはコレ!BLAST Inc.『Nagi comfy』吸水面と身生地にアンモニア消臭効果のある生地を使用し、尿モレ対策に特化したショーツ。自宅で簡単にお手入れができ、消臭効果が長く持続するのも嬉しい。気分が上がる華やかなレースミッドライズと、おへそまわりまでしっかりカバーするシンプルなハイウエストを用意。レースミッドライズは1枚で約55ml、ハイウエストは約40mlの吸水量があり、一日中はいていても安心かつ快適。見た目もシンプルで、使いやすい。レースミッドライズ(ブラック、キャメルブラウン)各¥7,920ハイウエスト(ブラック、セルリアンブルー)各¥7,480それぞれS~XLサイズを展開。(BLAST Inc.info@blast.jp.net)商品の魅力をメーカー担当者に深掘り!日本の吸水ショーツのパイオニア的存在として知られる「Nagi」から尿モレ対策に特化したショーツ「Nagi comfy」が誕生。発売開始半年にして「モレを気にせず快適に過ごせる」と話題を呼んでいる。「2021年、Nagiの商品アップデートのためのアンケートで、吸水ショーツを尿モレ用に使っている人が意外と多いことがわかったんです。大きな驚きでした」(COO・下條友里さん)尿モレは更年期や年を重ねることでなると考えがちだが、実は若い世代も無縁ではない。「開発期間中にSNSで約2500人にアンケートをしたところ、47%の方が『尿モレに悩んだことがある』と回答。『原因がわからない』という方も一定数いました。モレやニオイを気にしている方々が、前向きに日々を送れるように…という思いで、開発を始めたんです」しかし、開発の過程で生理用の吸水ショーツとは違う壁にぶつかってしまったそう…。「私たちは、ユーザーの方々の悩みに応える商品を作ることを重視しているのですが、尿モレについてはライナーを取り換える回数やモレの量といった情報を得るのに苦労しました。『もしかしたら私だけかも』という思いから言い出しづらく、オープンに話せるようになってきた生理の悩みとは質が異なるものだと実感したんです」詳細な調査の結果、尿モレの悩みの9割が5ml以下のいわゆる“ちょこっとモレ”であることが判明。吸水ショーツで培った技術を活かし、より尿モレに特化した構造を追求した。「また、尿特有のニオイを防ぐことにも注力しました。吸水ショーツにも防臭機能はありますが、経血と尿のアンモニア臭はまったく別。尿の消臭に特化したものを開発するべく、試作品にアンモニア水を垂らして社内でも実験を繰り返しました」いくつかサンプルを試した結果、2時間後のアンモニア臭を93%消臭できる生地を吸水面と身生地に採用。さらに、吸水面の中に使用している防臭シートが、ニオイの原因となる菌の増殖を抑制してくれるので、ニオイを気にせず過ごせる。ユーザーからは、「尿モレパッドはかさばるので持ち歩きが大変だったけれど、Nagi comfyをはいておけば安心」という声が多く寄せられているそう。「主に生理期間中のみ使う吸水ショーツと違い、Nagi comfyは毎日使うケースもあるため、『おしゃれも楽しみたい』という方に向けて、華やかなレースをあしらったレースミッドライズを。日常生活でもホールドされた安心感が好みの方にはおへそまわりまでカバーするハイウエストを用意。ニーズに合わせて様々な方に使っていただけるようにしました」SNSやメールなどでユーザーから日々、様々な意見が寄せられており、今後もアップデートを続けていく予定だ。「尿モレ対策に限らず、ご意見やお悩みを、ぜひお寄せいただきたいです。Nagi comfyがユーザーの方々の声から誕生したように、お悩みに応える商品を生み出し、日本の女性たちをこれからもエンパワーメントしていきたいです」※『anan』2022年9月28日号より。写真・安田光優イラスト・REDFISH取材、文・音部美穂(by anan編集部)
2022年09月25日腎臓や尿管、膀胱に結石と呼ばれる石ができる病気である尿路結石症。特に働き盛りの男性に発症しやすいといわれており、私の夫もそのひとりです。今回は、若いころから尿路結石症を繰り返していた夫が、再び尿管結石に苦しみ、手術をする事態になってしまった体験談をご紹介します。★関連記事:「ぬあぁーッ!」深夜に夫がおなかが痛いと叫びだした!?その原因とは #ババアは健康になりたい 1また…石が落ちてきた!私の夫は20歳より尿路結石症を繰り返し、開腹手術まで体験している尿路結石症のエキスパート。普段から「石製造マシーン」と自称していたので、今回症状が出たときも、またか! という感じで、あまり心配はせず見守ることに。腹痛に苦しむ夫に「大丈夫? 病院へ行く?」と提案しますが「対処法はわかってる。いつもと同じ感じだから大丈夫だ」と豪語する夫。これまでも繰り返し経験している病気なだけに、本人に任せればいいか……と、それ以上強く受診を勧めることはしませんでした。尿路結石症は、腎臓で作られた結石が、尿管と呼ばれる細い管に下りてくることで、突然の激しい腰痛や腹痛(せん痛発作という周期的に反復する痛み)、血尿といった典型的な症状が表れるそうです。小さい結石であれば尿とともに排出され症状が軽快するため、夫は自然に出るのを待とうとしたようです。しかし、まだ石は出てこない尿管結石による痛みは夜間や早朝に発生しやすく、3~4時間続くケースが多いといわれているそうです。夫ももれなく毎晩襲ってくるせん痛発作にもだえ苦しんでいましたが「まだ耐えられる! じきに出てくるよ」と、病院を受診する素振りは見せませんでした。その後も「本人がそう言うなら大丈夫か……」と、トイレから漏れ聞こえる夫のうなり声を聞きながら、病院受診を再び勧めることはしませんでした。ところが数日後、夫の病状は悪化し、痛みは1日中続くように。普段より水分を多くとるなど、夫なりの対処法を実践していましたが、一向に結石が出てくる気配はありません。「こんなに長く放置していいのだろうか……」と、本人の大丈夫との言葉をうのみにしていた私もだんだんと心配になってきました。「でも熱は出てないし、深刻な状態ではなさそうだから大丈夫かな?」と、思った矢先、トイレから出てきた夫を見て驚愕(きょうがく)! 血尿が止まらず顔面は蒼白(そうはく)、今にも倒れるのではないかという状態まで病状は悪くなっていました。即入院が決定し手術!さすがに病院を受診するべきだと思い、フラフラの夫を連れ近所の泌尿器科クリニックへ行きました。夫の状態を診た先生は、すぐに大きな病院を受診したほうが良いと判断。紹介状を持って総合病院へ受診した結果、即入院となりました。入院した時は微熱程度で、重症化はしてないだろうと思っていましたが、腎盂腎炎(じんうじんえん)になる一歩手前の状態だと告げられ衝撃を受ける結果に。結石は1cm以上の大きなもので、自然に排出されるサイズではありませんでした。翌日には手術をすることになり、急展開の事態にただただ驚くばかり。主治医からも「どうしてここまで放置したんですか!? 取り返しのつかない事態になっていたかもしれないですよ!」と、夫婦でお叱りを受けるはめに……。夫も、いつものものだと尿路結石症を軽視して対処したことを猛反省していました。手術は尿道から細いカメラを入れて結石を砕く、内視鏡手術でした。開腹する手術までに至らなかったことが不幸中の幸いです。術後の経過は良好で、入院して3日後には無事退院、普段の生活に戻ることができました。クリニックを受診したその日のうちに紹介状をもらい、即入院、そして翌日には手術。と、目まぐるしい数日間でしたが、それよりも最悪の事態を免れることができてホッとしたことを今も覚えています。20歳で発症し、今回の出来事が起こったときの夫は44歳。20年以上も付き合っている病気のため、結石ができやすい体質だと慣れが出ていたように思います。繰り返し経験してきた結石による痛みも、悪い意味で耐性がつき、今回のように限界まで我慢する事態へとつながる結果になってしまいました。夫は「結石が再発しないよう気を付けているつもりだったけど、なおざりになっていた。これからは軽く考えないようにするよ」と、改めて尿路結石症と向き合うようになりました。私自身も、症状が出たらまずは受診を促すよう心がけていこうと決心。今回の出来事は、今までの健康に関する考え方を夫婦で見つめ直すきっかけにもなり、忘れられないエピソードになりました。まとめ慣れている病気だからと本人任せにしていた今回の尿路結石症。「大丈夫」という夫の言葉をうのみにし、病院への受診を促さなかったことを後悔する結果になりました。新婚時代なら心配をしてもっと早く声をかけていたかも、と思う節も。さらに状態が悪化し、取り返しのつかない状況になっていたら……と考えるだけでも背筋が凍る思いです。今後は尿路結石症だけでなく、体調不良のときは早めの受診を促すなど、妻としてできることをしていきたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。著者/ささきなみ(37歳)体力の衰えを感じ、年齢に抗うなにかを始めようと摸索中のアラフォーです。趣味はキャンプ。自然の中で飲むお酒を楽しみに日々を頑張っています。健康や夫婦生活についてなど、アラフォー世代の気になる体験談を執筆中です。
2022年09月16日9月9日(金)、ベビーカレンダーは公式YouTubeチャンネルにて、ちょっと気になる雑学ネタを集めて解説する動画シリーズ「ちょこっと雑学」を公開しました。思わず人に話したくなるような、今さら人に聞けないような、そんなネタをピックアップして紹介しているので、お仕事や家事・育児の合間にぜひチェックしてみてくださいね! アソコがしまるようになる…!?本編では、ちょこっと雑学シリーズのNEWキャラクターが、気になるあんなことやこんなことをわかりやすく解説しています。 今回のテーマは、腟の乾燥や尿漏れをケアする「モナリザタッチ」。 女性は、早い人で30代から次のような症状に悩むことが増える傾向にあります。・陰部のかゆみ・性交時の痛み・産後の尿漏れなど これは、年齢を重ねることで女性ホルモンが減ってしまうことが原因。腟の乾燥やにおいなどの不快な症状に悩まされるだけでなく、腟のゆるみや尿漏れなどを引き起こす腟萎縮が始まるのです。 「たしかに、年齢とともに尿漏れや腟のゆるみが気になってきたかも……」 そんな人は、女性の腟のエイジングケアが叶う「モナリザタッチ」に注目! 腟がしまるようになったり、濡れやすくなったりするモナリザタッチの秘密を知りたい人は、ぜひ動画をチェックしてみてくださいね! ベビーカレンダーでは、さまざまな出産にフォーカスしたドキュメンタリーシリーズや、赤ちゃんとママの1日に密着したルーティン動画も公開中!
2022年09月14日40代後半くらいからでしょうか、尿のキレが悪くなったと感じるようになりました。しっかり拭いても、下着に少しシミが付いてしまうのです。尿漏れまではいかないし、いつもではないのですが、下着のシミが不快で気になっていました。シミ予防のため、使い捨てのおりものシートを使う日が多くなり、それが今では毎日に。毎日着けるのは不経済だし、肌トラブルも心配でした。そんなとき、布ナプキンの存在を思い出したのです。★関連記事:40代以降に急増!頻尿・尿漏れは老化でなく病気?受診しないとダメ?【泌尿器科専門医】下着のシミ予防に布ナプキンが良い!?布ナプキンとは、使い捨てではなく布でできた生理用ナプキンのことです。布を何層か重ねて作られています。前に友だちが使い捨てのナプキンでデリケートゾーンがかぶれたことがあったけれど、布ナプキンにしたらかぶれなくなったと言っていたので、なんとなく興味がありました。それでも、生理のときに使って洗うことを考えるとハードルが高く、気にはなるけれど使用するまでには至りませんでした。それが尿のキレが悪く、下着のシミが気になるようになったとき、シミ予防のために布ナプキンを使ったらどうかと思いつきました。生理と違って、尿のシミだけなら洗うのも簡単だし、洗って何度も使えるならリーズナブルだと思ったのです。それに布ナプキンはオーガニックコットンガーゼなど肌にやさしい布を使用していることが多く、通気性も良くて、毎日着けても肌トラブルが回避されるのではと思いました。布ナプキンにも多い日、普通の日などの種類が布ナプキンについて調べてみると、いろいろな種類があることがわかりました。生理の多い日用、普通の日用。そして、軽い日用や、おりもの用など。重ねてある布の枚数が違ったり、防水シートが入っていたりするのです。また、形や大きさも用途によってさまざま。私は下着のシミを予防するためなので、2〜3枚重ねの比較的薄いものから試してみました。いかにも生理用ナプキンという形(生理用ナプキンの羽付きみたいな形)では洗濯して干すとき恥ずかしいと思い、ひし形に近いものにしました。おりものの汚れや、少しの尿のシミは薄い布ナプキンで大丈夫ですが、やはり量があると下着に滲み出てしまいます。次に4枚重ねの少し厚いものにしてみました。今度は着け心地が少しゴワゴワしますが、滲み出るのはだいぶマシになりました。厚い物でもふんわり着け心地が良い物もあるようです。本当にたくさん種類があるので自分の好みのものを探すのも楽しいです。私はお風呂で手洗いしていますが、洗濯ネットに入れて洗濯機で洗っているという人もいます。洗濯機で洗ってもすぐに傷むことはないようです。布ナプキンにポケットが付いていて、そこにカイロを入れて温めるというものもあります。使った友だちの話ではじんわり温まり、冷え性が改善されたとのことでした。私も今後チャレンジしたいと思っています。布ナプキンは値段もデザインもさまざま布ナプキンは生協などの通販でも見かけますし、ネットで布ナプキンと検索すれば、たくさんの通販サイトがあります。天然コットンなど素材にとことんこだわった物やデザインがかわいい物など、見ていてどれにしようか本当に迷います。私はフリマアプリで探しました。手作りの布ナプキンだと正直品質はどうなの?と思いましたが、たくさんの方が出品されていて、値段も質もさまざまでした。いくつか買い求めましたがどれも値段相応であり、満足のいく品物でした。かなりリーズナブルな物もありました。まとめ私も布ナプキンはずっと気にはなっていたけれど、使ったことはありませんでした。でも実際使ってみて、使い捨てに比べて洗うという作業が少し面倒ではありますが、天然素材の布ナプキンは通気性も良く、着け心地がいいですし、かわいいデザインの物を使うと気分も上がります。更年期で気分が暗くなりがちなときに、毎日使うものに気をつかうことで前向きな気持ちにもなれました。肌にも環境にもお財布にもやさしい布ナプキンをこれからも使い続けていこうと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。著者/山川 結希子(50歳)大学生二人の母。閉経間近の更年期真っ只中! 心も体も不調を日々感じまくっていますが、人生100年を見据えて、ただいま生きがいを模索しています♪
2022年09月11日私はもともとトイレに行ってもすんなり用を足すタイプだったのですが、ある日突然、排尿に違和感を覚えるように。真っ先に尿に関係する臓器の病気を疑いましたが、よく調べてみると違う臓器の異常だったのです……。今回は、私が41歳のころに体験した病気・手術の詳細を紹介します。★関連記事:「あれ?」意外な症状がきっかけで子宮筋腫が判明!受診の決め手となった症状とは【体験談】トイレに行くのが苦痛に…当時、私は友人と同じタイミングでトイレに行っても、必ず自分のほうが早く終わっていました。健康そのものだと思っていたある日、排尿の際に何か引っかかるような感覚が。尿を出したいのに出が悪く、満足に出ない……。そして、残尿感まで……。今まで排尿時に違和感を覚えたことはなかったので、明らかな異常でした。さらに、トイレに行くと1番に出てきていた私がなかなか出てこなくなったため、友人は私を心配するように。気をつかうし、次第にトイレに行くことがストレスになりました。これは膀胱炎かな? いや、もしかしたら腎臓が悪いのか!? と不安な気持ちは増す一方です。モヤモヤした日が続き、怖くなったため病院を受診することを決意しました。どこの病院に行くべきなのか、何科を受診したらよいのかなど、何もわからなかったので、とにかくネットで検索! 「膀胱に違和感何科」などと調べると出てくるのは最悪のパターンばかり……。ネットは便利ですが、知りたくない情報まで入ってきてしまうのが嫌でした。 検査はまとめて1カ所で済ませたかったため、大きめの総合病院を予約し、受診日まで不安な日々を過ごしました。セカンドオピニオンで検査を繰り返して…意を決して予約した総合病院へ。膀胱や腎臓を診てもらうのは泌尿器科・腎臓内科とのこと。予約してから受診日を迎えるまではドキドキしていましたが、このころには「今まで感じていたストレスの原因がわかる!」と少し吹っ切れた気持ちすらありました。が、血液検査、尿検査の結果、膀胱や腎臓には特に問題は見つからず。症状が治まっていけば納得したのですが、その後も一向に治まる気配はありません。ここまで悩んでようやく病院に行ったのに異常なしだなんて、喜んで良いのかわかりません。このまま症状が治らずに時間がたったら……さらに悪化して大手術・長期入院になるのでは!? とモヤモヤは募るばかり。そこから違う病院をいくつか渡り歩き、セカンドオピニオンを繰り返しました。膀胱や腎臓に異常がないのなら、もしかしたら違う内臓が原因かも? と思い、婦人科を受診。なんと、そこで原因が判明しました! 巨大な子宮筋腫が見つかったのです。実はもともと子宮筋腫持ちでしたが、初めてわかったときは筋腫が小さく、経過観察でした。そこから定期的に検査をしていればよかったのですが……忙しさを理由に婦人科系の検診に行っておらず、病気の判明が遅れたというわけです。当時経過観察だった筋腫は予想以上に大きくなっており、かなり膀胱を圧迫しているとのこと。筋腫の大きさは取り出してみないとわからないが、このままでは他の臓器に影響を及ぼしてしまうので、手術したほうがいいと言われてしまいました。ただし、筋腫が大き過ぎるので、薬で少し小さくしてから2カ月後に切除が望ましいとのこと。今まで検査を怠っていたことを反省……。手術は夏季休暇を利用しておこなうことにしました。術後の筋腫、見たいけど見たくない…!手術は全身麻酔。麻酔がすぐに効いたので、緊張したのもつかの間。眠りについた次の瞬間、起こされたときにはすでに手術が終わっていました。まだ意識が完全に戻っていないためぼんやりしていると、担当医師から「手術は成功しましたよ」と告げられひと安心。すると、「これが摘出された筋腫です」と術後の筋腫を差し出されたのです! 自分を苦しめた筋腫がどんなものなのか見たいけど、体の中のものを実際に見るのが怖い……そう思いつつも見てみると、そこには予想を遥かに上回る分量の筋腫が!なんと、大きなりんごほどの大きさだったのです。こんなに大きな筋腫が自分の体の中にあったなんて……驚きです。そりゃあ尿管を圧迫するだろう、と今まで感じていた排尿の異常も納得できたのでした。まとめ意外な理由で子宮筋腫が判明した私。排尿の異常は膀胱炎や腎臓のせいだと思い込んでいましたが、まさか泌尿器科の専門外である子宮筋腫が原因だとは……。それと同時に、症状が出たころにはすでに進行している病気なのだなと怖くなったのを覚えています。この件をきっかけに、経過観察と言われても、定期的な検査で体の状況を把握しておくことが大切だと痛感しました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。イラスト/マメ美著者/よしだ れい(43歳)産まれたばかりの娘の育児を楽しみながら頑張っているアラフォーママ。年齢に負けないよう体力づくりに奮闘している毎日です。ジャンルを問わず、さまざまな体験談を執筆しています。
2022年09月10日閉経後の女性に見られる病気の1つである「尿路結石症」。腎臓にできた結石が尿管などの尿の通り道を通過することで、激痛をもたらす病気です。どうして閉経後の女性の罹患率が高いのか。泌尿器科医の窪田徹矢先生にお伺いしました。教えてくれたのは…監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。★関連記事:突然の激痛に二度となりたくない人が続出する尿路結石症。ついやりがちな発症のリスクとは【医師監修】どうして閉経後にリスクが上がるのか閉経によるエストロゲンの減少尿路結石症の主な原因は暴飲暴食や運動不足といった生活習慣の乱れです。しかし、体内のホルモンの分泌が減ることでも尿路結石症になるといわれています。尿路結石症の罹患は男女比が2:1と男性に多い病気。男性は食生活が乱れがちな30〜44歳の罹患率が最も高いのに対し、女性は閉経を迎える40〜50代に多い病気とされています。なぜ、男女間で罹患する年齢差があるのでしょうか。「女性ホルモンであるエストロゲンは、尿中のシュウ酸を減らす働きがあります。結石の種類で代表的なのがシュウ酸カルシウムなので、エストロゲンの分泌が活発なうちは結石ができにくい状態です。そのため、エストロゲンが減少すると結石ができやすくなり、尿路結石症に罹患する可能性が高まります。ですから更年期に入り閉経を迎えた女性は、同年代の男性に比べて尿路結石症の発症リスクが高くなっています」(窪田先生)男性ホルモンと尿路結石症の関係女性ホルモンであるエストロゲンが尿路結石症のリスクを下げるのとは反対に、男性ホルモンであるテストステロンは尿路結石症の発症と大きく関わっています。「尿路結石症の結石は、シュウ酸カルシウムやリン酸カルシウムなどの塊です。テストステロンにはシュウ酸を増やす作用があり、シュウ酸は結石の成分になります。シュウ酸が体内に増えれば増えるほど、シュウ酸が体内に吸収されてしまい結石ができてしまうのです。特に筋肉質な人は男性ホルモンを多く分泌しているので、尿路結石症になりやすいとされています」(窪田先生)男性更年期などでテストステロンの分泌が減ってしまったという人は、尿路結石症のリスクは下がります。ホルモン注射などで男性ホルモンを足したとしても、正常値の範囲内であれば問題ないそうです。40代から増えるあの症状も尿路結石症?尿路結石症は痛みが先にやってくる!尿路結石症の症状の1つに「頻尿」があります。40代を過ぎると、骨盤底筋の緩みや過活動膀胱による頻尿に悩まされる人も多いですよね。尿路結石症と過活動膀胱などによる頻尿には大きな違いがあります。尿路結石症による頻尿は、結石が膀胱の中やその周辺を刺激することで起こります。それよりも先に、結石が腎臓から尿管までの尿の通り道である尿路を通過するので激痛が発症します。過活動膀胱などによる頻尿は慢性的なものであり、痛みを伴いません。何だか最近トイレに行く回数が増えたな……と思うだけにとどまります。激痛で救急車を呼ぶ人もいるくらい尿路結石症とは急性的な病気です。なので、頻尿になったら尿路結石症だということはありません。まとめホルモンの分泌が減ると、心身にさまざまな変化が起こりますよね。尿路結石症もその変化の1つ。ただ、ホルモンの分泌が減っても尿路結石症の予防策はあります。まだまだ長い人生、健康に過ごしていきたいですね。取材・文/ウーマンカレンダー編集室著者/監修/窪田 徹矢 先生くぼたクリニック松戸五香院長。獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。
2022年08月15日腎臓にできた結石が尿管などの尿の通り道である尿路を通ることで、突発的な激痛を引き起こす病気である「尿路結石症」。その痛みに耐えきれず、救急車を呼んで病院へ行く人もいます。「二度と尿路結石症にはなりたくない!」という人も多い病気ですが、予防法はあるのか。泌尿器科医の窪田徹矢先生にお伺いしました。教えてくれたのは…監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。★関連記事:石が出てくる!? おなかに激痛をもたらす病気「尿路結石症」とは一体【医師監修】こんな人は尿路結石症に要注意!暴飲暴食は控えて適度な運動を尿路結石症は男女ともに発症するリスクのある病気。男性は女性の2倍ほど尿路結石症に罹患しています。男性の中でも特に発症しやすい年齢は30〜44歳の壮年期とされています。しかし、40代、50代になっても発症する人は多くいます。「発症の原因は水分不足、乱れた食生活、運動不足など生活習慣と密接に関係しています。尿路結石症になった患者のうち、約40%が肥満傾向にあり、生活習慣病を抱える人の発症リスクは高くなっています。壮年期の男性は働き盛りで、宴会や会食の機会が多くあります。そのため、暴飲暴食、過度なアルコールの摂取などにより食生活が乱れてしまうことも。女性も同じく、つい食べ過ぎたり飲み過ぎたりすることはあまりよくありません。女性の罹患率が男性の半分であるとはいえ、尿路結石症を発症するリスクはあります。また、近年はコロナ禍で飲み会などの機会は減ったものの、今度はステイホームなどで外出することが少なくなったことで運動不足になりやすくなっています。食事だけではなく、適度な運動も尿路結石症の予防になります」(窪田先生)尿路結石症の予防法は?水分摂取とバランスの取れた食事が大切生活習慣と大きく関係する尿路結石症の予防には健康的な生活が大切です。では、健康的な生活とは一体どのようなものなのでしょうか。「まず、尿路結石症を予防するにはとにかく水分が大切です。できれば1日2リットルは飲んでください。一気に飲むのではなく、こまめに飲むこと。それから、冷やした水でも構いませんが、体が冷えてしまうのでなるべく常温の水を摂取したほうが良いでしょう」(窪田先生)お茶でも良いのでしょうか?「麦茶などカフェインの入っていないお茶なら構いません。ですが、やはり水が1番です。1日に2リットル以上の水を飲めば、尿路結石症の再発リスクは60%下げることができるといわれています」(窪田先生)食事についてはいかがですか?「脂肪、塩分、糖分のとり過ぎは良くありません。また肉や魚など、動物性たんぱく質の多い食品は控えたほうが良いですね。動物性たんぱく質は尿が酸性に傾きやすく尿路結石症のリスクを高めます。では、野菜ばかりを食べればいいかというと、そうではありません。野菜は尿をアルカリ性にしてしまいます。動物性たんぱく質も野菜もどちらもバランス良く食べることが大切です。また結石がカルシウムで構成されていることからカルシウムを取らないほうがいいと思う方もいますが、シュウ酸と一緒に摂取すれば逆に尿路結石症の予防になります。シュウ酸を多く含む食品は尿路結石症の発症リスクを高めますが、カルシウムと合わせれば問題ありません。例えば、・コーヒーに牛乳を入れる・ほうれん草とちりめんじゃこを混ぜる・たけのこにかつお節をのせるこのように、食事内容を工夫すれば食べられるものはたくさんあります」(窪田先生)食事に気を付ける、とは言っても…食事内容に気を付けるとは言っても、あれもダメ、これもダメとなってしまうと食事が苦痛に思えてしまうことも……。毎日のことなので、どうせならおいしく楽しく食事をしたいですよね。「何でも偏って食べるのがダメなのであって、バランスの取れた食事であれば何を食べても構いません。アルコールもプリン体が入っていて尿酸が高くなるので過剰に摂取するのはよくはありませんが、適度な量であればアルコールと同じくらいの分量の水をチェイサーとして飲めば問題ありません」(窪田先生)クエン酸も予防に良いともいわれていますよね。「病院では尿路結石症の患者さんに、クエン酸の薬を処方します。クエン酸はレモンやオレンジ、グレープフルーツなどの果物に多く含まれています。ですが、これらの果物には尿路結石症の発症リスクを高めるシュウ酸が含まれています。食べ過ぎてしまうと今度はシュウ酸を摂取してしまうことになるので、サプリでクエン酸そのものをとるようにしたほうが良いですね」(窪田先生)まとめ食事や運動といった基本的な生活習慣を正すことが尿路結石症の予防に大きく貢献します。きちんとした生活は他の病気の発症リスクも下げることができるので、今一度自身の生活習慣を見直しておきたいですね。取材・文/ウーマンカレンダー編集室著者/監修/窪田 徹矢 先生くぼたクリニック松戸五香院長。獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。
2022年08月08日前触れもなく突然おなかに激痛が走り、救急車を呼んで病院へ行く人も多いという「尿路結石症」。男性に多いイメージがありますが、患者の男女比は2:1と、実は女性にも多く見られる病気です。閉経後の女性に見られる病気の1つである「尿路結石症」とは一体どのようなものなのか。泌尿器科医の窪田徹矢先生に教えていただきました。教えてくれたのは…監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。★関連記事:「ぬあぁーッ!」深夜に夫がおなかが痛いと叫びだした!?その原因とは #ババアは健康になりたい 1尿路結石症とは?尿管に石が詰まってしまう病気尿路結石症とは、腎臓(右腎・左腎)から尿道までの尿路に結石ができる病気のこと。結石はシュウ酸カルシウムやリン酸カルシウムなどの塊で、形状はギザギザとした形をしています。その結石が、腎臓から膀胱の方へと下りて尿路をふさぐことで痛みをもたらします。結石が腎臓から膀胱へとつながる尿管という細い管を通るとき、脇腹や腰、背中に強い痛みを感じることになります。腎臓から尿管、膀胱、尿道と尿が通る道のことを尿路と言い、結石はそのすべてを通過するため、尿路結石症という病名になっています。尿路結石症の主な原因は、以下の4つが挙げられます。・水分不足・高カロリー、高脂質な食生活・運動不足・内分泌異常「水分不足は尿の濃度が上がり、尿路結石症のリスクが高くなります。尿酸値などが高くなると、尿酸結石という結石ができることもあります。内分泌異常というのはホルモン分泌の異常のことです。甲状腺などのホルモンの分泌が過剰になったり不足してしまったりすることも尿路結石症の原因の1つ。閉経後の女性はエストロゲンの分泌量が減ってしまうので、尿路結石症になってしまうということもあります。また、尿路結石症は生活習慣と密接に関係しています。尿路結石症の患者さんの約40%が肥満で、糖尿病や痛風などの生活習慣病のある方がなりやすい病気になっています」(窪田先生)では、尿路結石症は生活習慣病の一種なのでしょうか?「いいえ、生活習慣病ではありません。ただ暴飲暴食をしたり、糖質を多く摂取したりということが生活習慣病の原因になるのですが、そういう生活習慣をしていると尿路結石症になりやすいということです」(窪田先生)尿路結石症の症状は?突然おなかに激痛を感じる尿路結石症の結石はギザギザとした形状をしているため、結石が尿管を通る際、どのような症状が起こるのかというと……。「基本的には尿によって結石が押し出されてきます。背中側に腎臓があり、そこから前側の膀胱に向かって尿路があるため、・腰や下腹部への突発的な痛み・痛みに付随した吐き気、倦怠感がよく見られます。突発的な痛みは夜間〜早朝にかけて発生することが多く、その原因は睡眠中の水分不足にあります。また、結石が感染結石などで炎症や細菌感染を起こしている場合は発熱することもあります。この他にも頻尿や残尿感などがよく見られる症状です。結石による尿管の損傷で血尿が出たり、結石が尿管に詰まって尿が排出されず、腎臓が腫れてしまうといったような腎臓へ影響を及ぼしたりする場合もあります」(窪田先生)突発的な痛みよりも先に尿路結石症だと疑えるような症状はありますか?「先行して発熱したり、血尿が出たりする場合もありますが……やはり激しい痛みを感じて受診される方が多いですね」(窪田先生)手術の可能性も!? 治療法は?結石の大きさによって治療法が違う尿路結石症による激痛に、救急車を呼ぶ方も多いそう。では、尿路結石症はどのような治療をおこなうのでしょうか。「治療法は結石のある場所や、大きさなどで変わってきます。言い出すとキリがないのですが……大体3つに分けられます。まずは薬ですね。よく薬で結石を溶かせますか?と聞かれるのですが、それができると尿管も溶けちゃうんですよね。予防的な観点で言えば結石をできにくくする薬はありますが、それは前立腺肥大など別の病気を治すための薬だったりします。なので、結石の排出を促す薬を処方することが多いです。手術は、体外衝撃波による砕石と内視鏡によるレーザーでの砕石があります。体外衝撃波による砕石は大きい石を細かくしてあとは排出を待つだけの手術です。麻酔も使わず、1時間くらいで処置が終わります。内視鏡によるレーザーでの砕石は全身か下半身の麻酔が必要ですが、10〜15分で処置も終わり石を完全に取り切れるようになっています。現在は内視鏡での手術が主流になっていますね。手術をするかどうかは結石の大きさで決まります。5mm以下なら排出できますが、10mm以上なら手術になります。5〜10mmの間なら薬を飲みつつ、様子を見ますね」(窪田先生)どのくらいの期間で結石は排出されるのでしょうか?「人それぞれですね。1日で出る方もいますし、何カ月も出ない方もいます。ただ、結石が出ないと尿管が詰まって腎臓が腫れてしまっている状態が続くので、腎臓が悪くなる可能性があります。3カ月くらい出なければ、手術したほうがいいと思います」(窪田先生)尿路結石症の市販薬はないのでしょうか?「市販薬はありません。結石が自然と流れて排出されることはありますが、体内で溶けて勝手に消えたりすることもありません。」(窪田先生)まとめ「もう二度となりたくない!」と言う患者さんがいるほどの激痛をもたらす尿路結石症。激痛の他にもさまざまな症状があります。最近ちょっと太ってきたかも、暴飲暴食をしてしまっている、と心当たりのある方は生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか?取材・文/ウーマンカレンダー編集室著者/監修/窪田 徹矢 先生くぼたクリニック松戸五香院長。獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。
2022年08月03日アラフォーに片足を突っ込み始めたババアさんのマンガを紹介します。ババアさんの夫が尿路結石を再発してから3カ月。なかなか結石が排出されず、おなかの激痛や医療費に悩む日々……。そんなある日、「大変や!」とババアさんの夫が見せてきたものとは!?★関連記事:「お弁当食べれんかった…」夫が勤務中、おなかに激痛が走った! #ババアは健康になりたい 7尿路結石を再発し、激痛に苦しんだ日から約3カ月。夫が慌ただしくしており、何かあったのかと思っていると食卓の上に何かを置きました。ゴツゴツとした形の物で、その正体は結石でした。大きさはたった7mmでしたが、細い尿管を通っていることを思うと相当痛かっただろうな〜と納得。夫は愛着が芽生えたのか写真を撮ったりしていました。排出された結石を回収できたので、病院に持参しました。成分を解析し、今後の対策に役立てるそうです。今回のことを受け、私たちは改めて食生活を見直しました。それに加え、医療保険もチェック! 結石が排出されずに手術したらどうなるのか、給付金や入院日額は出るのかなどを見直す機会にもなりました。3カ月間とはいえ、生活の質にも大きく影響を及ぼす病気だと実感したので、今後も対策は怠らないようにしたいと思いました。ところで夫よ、食卓の上に結石を置かないでくれますかね!?ー--------------長く悩まされた尿路結石からようやく解放されたババアさんの夫。家族の病気は生活の質を変えるそうなので、自分自身も病気にならないよう気を付けたいですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。★関連記事:「あの人絶対…」ドヤ顔で悪口を言う同僚に対して私は… #看護師でシングルマザーな私の話 25★関連記事:「謎のロジック発動で爆食!」退院後にひたすら食べまくった結果… #大腸がんらしい 67★関連記事:「えっ、200m!?」幼なじみから届いた勘違いLINEは衝撃の内容で… #熟女系 55著者/ババア5歳児を育てている主婦。管理栄養士として働きながら、健康、育児、料理、ファッションなどなどについて漫画とブログを更新中。
2022年07月30日アラフォーに片足を突っ込み始めたババアさんのマンガを紹介します。ババアさんの夫が深夜に尿路結石を再発した日から2カ月。結石の大きさが6mmだったことから、薬を飲んで自然に結石が排出されるのを待つことになっていましたが、なかなか排出されず……。★関連記事:「強くなったな…」尿路結石を再発した夫がたくましくなった理由とは #ババア、健康になりたい 5夫が尿路結石を再発してから2カ月がたちました。夫は3週間ごとに結石が今どの辺りにあるのか見る検査と尿検査をおこなうために通院を続けています。結石は少しずつ動いてはいるみたいで、薬を飲みながら排出されるのを待っている状態です。結石の動きによっては鈍痛に悩まされる日もあるようで……。ただ、それよりも夫の精神を削っていたのが医療費! 特別高いわけではないのですが、倹約家の夫にとって3800円の出費は涙が出るほどの大金なのです。というのも、夫がお小づかいを使うのは虎テレという月額680円の野球の試合を見られるオンデマンドサービスのみ。夫にとって、1回の通院で虎テレ5カ月分を支払っているということは破産ものらしいです。このままだと夫の心が死んでしまうので、早く出てくれ! と祈る日々です。ー--------------夫が苦しんでいるのを近くで見ていたババアさんは、自分も尿路結石にならないようこまめな水分補給を意識するようになったそうです。閉経後は尿路結石発生のリスクが高まるので気を付けたいですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。★関連記事:「ひたすらぐりぐり」股関節の痛みをなくすためにツボを押しまくったところ… #大腸がんらしい 61★関連記事:「ス、スケキヨさん!?」夕方の駅でありえない光景を目にした熟女は思わず… #熟女系 54★関連記事:「寝ちゃう? でも…」娘に言った手前簡単に怠けるわけにはいかず #キレイな40代になりたい 15著者/ババア5歳児を育てている主婦。管理栄養士として働きながら、健康、育児、料理、ファッションなどなどについて漫画とブログを更新中。
2022年07月16日アラフォーに片足を突っ込み始めたババアさんのマンガを紹介します。尿路結石を再発し、薬での治療を開始したババアさんの夫。また再発しないためにも対策を強化しました。翌週、再診に行ったババアさんの夫は……。★関連記事:「ず~んって痛いな…」尿路結石を再発した夫の生活を振り返ってみると… #ババアは健康になりたい 4再発した尿路結石の治療のために病院へ行った夫。どうだったのかと聞くと、結石の大きさは6mmで薬を飲んで自然に排出されるのを待つことになったそう。結石の大きさが10mmを超えていたら治療費に10万円かかるかも、と言われたそうで……。夫は節約家なのでその金額を聞いて驚くのかと思いきや、「不幸中の幸いやったわ!」と笑っていました。以前病院に行った時は医療費が7000円かかったと泣いていたのに……。その姿を見ていると、なんだか強くたくましくなったなと思ってしまいました(笑)。夫は日によって痛みを感じることもあり、痛み止めを飲む日もあります。早く結石が出てきてくれるといいんですけど、そのときの痛みを思うとつらそうです。尿路結石は女性にもリスクがある病気なので、私も気を付けないといけないなと思います。ー--------------尿路結石は老若男女問わず誰でもなる可能性がある病気です。手術になる可能性もあるので、気を付けておきたいですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。【窪田先生からのアドバイス】結石の摘出方法は衝撃波で石を砕いて排出させる方法と、内視鏡で取り除く方法の2種類になります。現在は内視鏡での摘出手術が主流になっています。★関連記事:「脳が活性化しそう」クイズ形式で楽しい! 芸能関係に弱い父と熟女の会話 #熟女系 53★関連記事:「太っても対して困らない」ダイエット沼落ち後に気付いた衝撃の事実 #キレイな40代になりたい 14★関連記事:「痛すぎて意識飛ぶー!」いよいよ退院が見えてきたかもと思ったけれど #大腸がんらしい 58著者/ババア5歳児を育てている主婦。管理栄養士として働きながら、健康、育児、料理、ファッションなどなどについて漫画とブログを更新中。
2022年07月10日無事に2人目を出産して病室でひと安心……と思いきや大量出血!? しかしそれは緩みに緩んだ骨盤底筋のせいで起こった盛大な尿漏れだったのです。1人目の比じゃなかった、私が経験した当時の尿漏れ事情とその後の対策をお伝えします。大量出血? シーツを汚した原因は尿漏れ2人目の産後2日目、まだまだ悪露が残っているなかドロッと大量に出血したような嫌な感覚がしました。下着やパジャマはもちろんベッドまで汚してしまい、かなり焦りました。 しかし、なんとそれは多少血は混ざっていたものの、出血ではなく尿! なんと排尿時の感覚がわからないほど、筋肉が緩んでしまっていたのです。1人目のときは多少トイレが近くなったかな?と思うくらいだったため、私にとっては衝撃的な出来事でした。 トイレを我慢できない!その後は少しでも我慢するとトイレが間に合わない!という状態だとわかり、赤ちゃんを残して1日に何度もトイレへ行くことに……。部屋ごとにトイレのある産院で本当によかったと実感しました。 とても情けない思いで助産師さんに話をしましたが、産後の尿漏れはよくあることらしく、自分だけではなかったことにホッとしました。しかしこのままではいけないと感じ、助産師さんに対策を教えてもらいました。 尿漏れ対策は日々の積み重ねが大切私が続けられた対策は2つ。日常的に腟に力を入れること、産後5日目ごろからはあお向けで膝を立てて腰を上げる体操をおこなうことです。赤ちゃんと一緒に横になりながら、授乳しながら……など、とにかく回数をこなすのがポイントで、慣れてきたら1回ずつの時間を延ばしていくと効果的なんだそうです。 産後6カ月がたった今では、トイレの間隔は少し短いものの、尿漏れすることはなくなりました! 妊娠中だけでなく、産後まで尿漏れに悩むなんてショックでした。しかし、産後ママなら多くの方が通る道なので、あまり気にしすぎず、地道に体操などで改善していくといいそうです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/sawawa監修/助産師 松田玲子著者:小林夏希4歳と1歳の二児の母。フリーライターとして育児・インテリア・住宅関係の媒体を中心に記事執筆をおこなう。
2022年06月13日夫に先立たれた妻が財産を相続した際、その一部申告漏れを指摘されるというケースが増えている。正しい認識で、先々のペナルティの発生を防ごうーー。「税務署から連絡を受けたときはびっくりしました。まさか自分が追徴課税を支払うことになるだなんて……」そう肩を落とすのは首都圏近郊に住むA子さん(70代)。A子さんは、夫の死後2年ほど経過してから税務調査を受け、その結果なんと数百万円のペナルティを科せられたという。夫は長年にわたり商売を営んでいた。夫が病いに倒れてから店をたたみ、夫名義の不動産をすべて処分。そのお金を夫と折半し、手元に所有していた。夫の死後、相続税の申告を税理士に依頼したとき、「預金通帳以外のお金は申告しなくてもいいのだろう」と考え、“へそくり”のことを伝えていなかった。押入れに保管していた多額のへそくりが、ペナルティの対象になったのだ。「タンス預金自体が悪いのではなく、問題なのは手持ちの現金まで税務署はわかるはずがないと、タンスの引出しやクローゼットの奥にしまってある現金について申告をしないことです。これは相続税を『過少申告』したことになります。配偶者が相続した課税遺産総額は『1億6000万円』もしくは『配偶者の法定相続分相当額』のうち、どちらか多い金額までは相続税が課せられないといったルールがあります。ところが、A子さんのケースは相続税を過少申告した『仮装隠ぺい行為』にあたる可能性があります。仮装隠ぺい行為と認定されると、配偶者の相続税の優遇措置が受けられなくなります。“へそくり”についても、すべて申告する必要があります」そう指摘するのは、税理士で円満相続税理士法人代表の橘慶太さん。橘さんはこれまで5000人以上の相続相談に乗り、手続きのサポートをするなかで、税務署に“狙い撃ち”される家族を見てきた。「結婚後、長年専業主婦をしていて、なおかつ実家の親から大きな遺産を相続したわけでもない。そういう妻の預金通帳に数千万円ものお金がある場合、『専業主婦だった妻の通帳に多額の預金があるのはおかしい』と疑われて調べられるのです。相続財産は夫が亡くなったときに残っていた『夫名義の財産』だと思う人も多いでしょうが、専業主婦の妻の通帳にあるお金は元をたどると『夫が稼いだお金』で構成されています。そのようなお金のことを『名義預金』といい、実際には夫の財産として相続財産に含める形で相続税を計算します」じつは、私たちの財産は、毎年の確定申告や給与の源泉徴収票をもとに「国税総合管理」(KSK)という国のシステムによっておおよそ把握されている。差額があると、「どこかに隠しているのではないか」と疑いの目を向けられるのだという。相続税の修正申告というと、「書類の不備」などを指摘されることをイメージするかもしれないが、相続税を申告しなかった人の財産もこのシステムで把握できるようになっていると橘さんは言う。「自分の預貯金が相続税の対象になるということは、まったく知りませんでした……」ため息をつくのは、首都圏在住のB子さん(80)だ。やはり相続税の申告漏れを指摘され、約100万円の追徴課税を支払うことになってしまったという。「申告漏れ」はB子さん名義の預金だった。「いきなり100万円と言われてショックでした。私の相続分には『配偶者の税額の軽減』が適用されたので相続税はかかりませんでしたが、2人の子どもたちの分には相続税が発生してしまいました」(B子さん)■夫からのプレゼントが対象になることもB子さんは生活費として夫からもらったお金の残りをコツコツ貯めて“へそくり”にしていた。このほかにも、20年ほど前に夫が定年した際に退職金の一部を預かっていた。「退職金を分けて、一部を妻の口座に入れるケースをよく見かけますが、妻へのプレゼントであれば年110万円を超えると『贈与税』が発生します。一時的に預かっているだけ、ということであっても、元をたどると夫が稼いだお金なので、相続財産に含めなければなりません」(橘さん)■「制度を知らなくて」は税務署には通用しない近年、税務署は相続税の申告書を提出しなかったB子さんのような「無申告者への税務調査」を積極的に行っているという。「不慣れだったので計算ミスをしてしまった、制度を知らなかった、という人に対しても税務署は容赦しません。’20年7月~’21年6月に税務調査を受けた家庭の85.3%が修正することになり、申告ミス等で、追加で課税される1件あたりの追徴課税額は943万円にもなりました」追徴課税の“ターゲット”になる財産は、預金のほかにもある。へそくりを使い株や投資信託など妻の名義で購入した金融資産も、元をたどって夫のお金であれば、相続財産に含めなければならない。このほかに、夫が保険料を支払っていた生命保険金、金やプラチナなどの貴金属類も相続財産になるため注意が必要だ。■追徴課税の“ターゲット”になりやすい財産【預金】妻名義の銀行口座のお金、タンス預金は、元をたどると夫の収入から成り立つので相続財産に含める。【不動産】自宅は「小規模宅地の特例等」が適用されれば相続税は8割減になるが、ほかに投資用の不動産がある、借地権付きの土地に建物を立てているなどのケースは要注意。【生命保険金】夫が保険料を支払っていたら、名義は妻でも受け取った生命保険金は相続財産に含める可能性が(※500万円×法定相続人の人数の分は非課税)。【株・投資信託】妻の名義で株や投資信託を保有していても、購入資金が夫のお金であれば、相続財産に含める可能性も。【金・プラチナ】夫から妻へのプレゼント、あるいは妻の自分へのごほうびであっても、購入資金が夫のお金であれば、相続財産に含める可能性が。「うちの財産はたいしたことはないから」と安易に判断せず、相続税が発生するかどうか、わからない場合は税務署や相続に詳しい専門家にきちんと相談しよう。相続で大切な資産を減らしてしまうことのないよう、親や自分のへそくりについて、正しい申告を心がけたい。
2022年06月09日「1日8回以上トイレに行く」「いつもなんだか残尿感がある」は、“膀胱の衰え”のサイン。60歳以上の約8割が抱えている尿の悩みを、簡単トレーニングで予防&改善しよう!「コロナ禍の自粛生活や運動不足による筋力の低下が原因で、尿トラブルを起こすリスクが増加しています」こう語るのは、順天堂大学医学部泌尿器外科学講座特任准教授の河野春奈先生だ。くしゃみやせきをしたときにヒヤッとする、夜間トイレに起きてしまうなど、尿に関する悩みを抱える女性は少なくない。「尿トラブルの主な症状は、尿漏れと頻尿です。日本排尿機能学会の調査では、60歳以上の約8割が何らかの尿トラブルを抱えていると報告されています」(河野先生・以下同)次のチェックリストに1つでも当てはまるという人は要注意だ。【“膀胱の老化”チェックリスト】□ 1日に8回以上トイレに行く□ 寝ている間に1回以上トイレに行く□ 家事などで水に触れたり、水の音を聞くと尿意が湧く□ 急にトイレに行きたくなり、駆け込むことがある□ くしゃみやせきをしたときにヒヤッとしたことがある□ トイレに行っても残尿感があるそもそも尿漏れや頻尿はなぜ引き起こされるのか?その原因は大きく2つあるという。ひとつ目は「膀胱まわりの筋力の衰え」。「膀胱は、尿をためておく臓器ですが、そのまわりの筋肉によって膀胱を水風船のように膨らませたり、縮めたりして排尿を調節しています。ところが加齢や運動不足によって筋力が低下すると、膀胱が膨らみにくくなり、ためられる尿の量が減ってしまうのです」更年期以降はホルモンバランスの変化も大きく影響してくるそう。「更年期や閉経を迎えると、筋肉や血管をしなやかにする働きがある女性ホルモン『エストロゲン』が減少し、膀胱が衰えるスピードが加速してしまいます」もうひとつの原因が、「骨盤底筋の緩み」。「膀胱や直腸などを骨盤の底でハンモックのように支えている筋肉を『骨盤底筋』といい、尿漏れを防ぐなどの重要な役割を担っています。本来、骨盤底筋は排尿や排便のときだけ緩むのですが、筋力が低下すると、つねに緩んでいる状態に。すると、おなかに少し力を入れただけで尿が漏れてしまうのです」骨盤底筋は、排便時のいきみや内臓脂肪の重さによっても緩みが悪化するため、便秘や肥満の人も注意が必要だ。■“トイレを我慢すると、膀胱炎になる”はウソ!?一方、間違った認識で“膀胱の衰え”を招いてしまうケースも。「50代以上の人には“オシッコを我慢すると膀胱炎になる”と教えられた人が多くいます。しかし適切な尿量がたまる前に排尿を繰り返すと膀胱が膨らまず、そのままの大きさで硬くなってしまいます」こうした原因によって引き起こされる尿トラブルだが、“たかが”と甘く見てはいけないと河野先生は警鐘を鳴らす。「尿が近いと、映画や舞台もトイレが気になって楽しめません。買い物や旅行先でもお手洗いを探して行動しなければならず、煩わしさも出てきます。外出を控えることで運動不足になったり、人と関わる機会が減ることで、認知症やフレイルになるリスクの増加も懸念されます。また、排尿のため夜間に起きてしまうと睡眠の質を下げる原因に。尿トラブルを年齢のせいにして放置すると、確実に生活の質(QOL)が低下してしまうのです」■肛門、膣、尿道を同時にキュッと締めよう!そこで尿漏れや頻尿を防ぐ“膀胱トレーニング”を河野先生に教えてもらった。【毎日の習慣に取り入れたい!膀胱トレーニング3】〈1〉お尻の穴キュットレーニング足を肩幅に開いて背すじを伸ばす。肛門、膣、尿道をキュッと5秒間締めて、5秒間緩めるを10回繰り返す。1日30~50回行おう。〈2〉お尻の穴締めウオーキング背すじを伸ばして、大股で速歩きを意識する。肛門をギュッと締めて、お尻に緊張感をもたせながら、1日20~30分間を目安に歩こう。〈3〉目つぶりスクワットイスやテーブルをつかみ、目をつぶり、深い呼吸を意識してゆっくり腰を下ろす。ひざは120度以上曲げず、1日20~30回行おう。「ポイントは、肛門、膣、尿道の3つの穴を同時に締めること。座る場合は、イスに深く腰掛け足を肩幅に開き、背すじを伸ばした状態でキュッと締めましょう。電車に乗ったときなどに立って行ってもOK。このとき腹筋に力が入ってしまうと骨盤底筋を圧迫する原因になってしまうため、おなかに力は入れずに行ってください」高齢者でも尿トラブルがない人は、日ごろからよく歩いたり、テニスやヨガなどの運動をしているそうだ。「とくに下半身を動かすことで全身の血流がよくなり、膀胱がしなやかに若返ります。スクワットは目を閉じて行うことで自律神経が整い、血液の循環をアップさせる効果があるのです」膀胱を若く保つためには、トレーニングを習慣化することが不可欠だという。「膀胱や骨盤底筋は、何歳からでも鍛えることができます。ただ、トレーニングをやめるとたちまち衰えてしまうので、日常的に取り入れましょう。患者さんには天気予報を見るときに行うことをすすめています」運動に加えて、食生活や、生活習慣にも意識を向けることを忘れてはいけない。「38~40度のぬるめのお風呂で下半身を温めると、冷えが解消することで血液の循環がよくなり、膀胱のしなやかさを保つ効果があります。また大豆製品に含まれる『イソフラボン』は、血管や筋肉をしなやかにする女性ホルモンと似た働きをするため、積極的に取ってください」膀胱トレーニングと正しい生活を習慣化して、悩める尿漏れ、頻尿を予防&改善しよう!
2022年06月06日40歳以上の女性の約4割が経験したことがあるといわれる「尿漏れ」。尿漏れといってもさまざまな理由がありますが、中でも、くしゃみをしたり、大笑いしたり、ジャンプしたりしたときの尿漏れは「腹圧性尿失禁」と呼ばれています。この「腹圧性尿失禁」がなぜ起きるのか、改善するためにはどうすれば良いのか、泌尿器科医の窪田徹矢先生に聞きました。教えてくれたのは…監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。腹圧性尿失禁はなぜ起きる?骨盤底筋の緩みと膀胱硬化が主な原因腹圧性尿失禁はなぜ起きるなのでしょうか。「大きな原因は2つあります。まずは、骨盤底筋の緩みです。骨盤底筋とは、尿道、膣、肛門の周りを囲む筋肉の集まりで、ハンモックのように下から膀胱と尿道を支えています。本来は、くしゃみなどで腹圧がかかっても骨盤底筋が膀胱と尿道を支えることで尿が漏れるのを防いでいるのですが、更年期に女性ホルモンのエストロゲンが減少すると、潤いや弾力が落ちて筋肉量も減少します。骨盤底筋もエストロゲンが減ることで緩み、尿道がうまく締められなくなって尿漏れが引き起こされるのです。特にエストロゲンの減少が本格化する、閉経後の50代から緩みが加速します。40代から尿漏れが起きる人は、出産ダメージが大きな要因です」(窪田先生)膀胱が硬くなることも要因「もう1つ、エストロゲンが減ることで膀胱の組織が硬くなり、動きも衰えることも要因です。膀胱の弾力性や活性が落ちると、尿をためることができず、漏れやすくなります」(窪田先生)。骨盤底筋の緩みは改善できる?骨盤底筋体操が効果的!骨盤底筋の緩みに対しては、どのようにアプローチすれば良いのでしょうか。「効果的なのは、骨盤底筋体操です。腹筋に力を入れず、呼吸しながらリラックスし、肛門と腟をキュッと締めます。基本的なおこない方は以下のとおりです。ラクな姿勢になり、尿道・肛門・腟をきゅっと締めたり、緩めたりし、これを2~3回繰り返します。次は、ゆっくりぎゅうっと締め、3秒間ほど静止します。その後、ゆっくり緩めます。これを2~3回繰り返します。引き締める時間を少しずつ延ばしていきます。1回5分間程度から始めて、10分~20分まで、だんだん増やしていきます。クリニックでも尿漏れの方には骨盤底筋体操を指導します。ただ、継続できる人は本当に少ないです。毎日続けないと効果が薄いのですが……」(窪田先生)。トイレのあとの“肛門締め”だけでもOKそこで、骨盤底筋体操は毎日できなくても、“肛門締め”をしてほしいと窪田先生は言います。「トイレで用を足したあと、5~10秒、肛門と腟をきゅっと締めます。これだけでも効果はあります。大切なのは日常化することです!」(窪田先生)。膀胱硬化は改善できる?糖質が多い食生活を見直して「クリニックでは、甘い物や糖質を控えた食事を心がけるよう指導しています。膀胱硬化は動脈硬化と同じ原理。動脈硬化の患者さんには甘い物や糖質を抑えた食事指導がされます。これらの食事は血流を悪化させ、血管を硬くする作用があるからです。また、肥満や冷えにも注意が必要です。肥満も冷えも、体の血流を悪くする要因となります。太り過ぎに気を付け、体を冷やさないようにして、血行を良くする生活を心がけるようアドバイスしています」(窪田先生)。まとめ私も40代半ばごろから、くしゃみをするとちょい漏れすることが多くなってきた1人です。命に関わることではないけれど、やっぱり気持ちがブルーになります。体全身のたるみや緩みを実感する今日このごろですが、トイレで肛門締め、早速始めてみたいと思います!取材・文/岩崎みどり(49歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重顎が悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。著者/監修/窪田 徹矢 先生くぼたクリニック松戸五香院長。獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。
2022年05月19日30代前半で妊娠し、初めて経験した尿漏れ。そこから始まった、ふとした瞬間の「ハッ」との闘いの日々。妊娠中だからだろうと思っていたのに、産後も続く、続く……。収まるどころか、年齢とともに回数や量が増え、焦る日々。さまざまな対策の末、ついにたどり着いた方法を紹介します。40代から加速した尿漏れとの戦いの日々30代で妊娠するまでは経験のなかった尿漏れ。妊娠中によくあるトラブルとして聞いていたので、恥ずかしさはあったものの、特に気にしていませんでした。が、しかし、期待していた産後も一向に改善することはなく、むしろ年齢とともに「ハッ」とすることが増える始末。咳をした瞬間、つまずいた瞬間、荷物を持ち上げた瞬間、縄跳びをした瞬間……。40代に差し掛かるころには、ダッシュをするたびに「ああぁー」となるように。ひどくなるばかりの尿漏れに、どうにかしなければ!と、真っ先に取り掛かったのが腟トレでした。妊娠時に尿漏れについて相談した助産師さんによると、尿漏れは骨盤底筋の緩みが原因ということで、そこを鍛えようとしたのです。ただ、1つ問題が。YouTubeの動画のまねをしていても、果たして目的のところが本当に鍛えられているかどうか、正直よくわからない……。1カ月ほど頑張ってみたものの、結局、目に見えた効果は得られませんでした。そんな中で、たまたま知ったのが医療用シリコンを使った腟や骨盤底筋を鍛えられるというインナーボール。最初は迷いましたが、余りに尿漏れがひどく、ついに購入することにしたのです。ついに手にした秘密の特訓道具…ネットで調べていくと、ひと口にインナーボールといってもいろいろな商品がありましたが、どれも材質や形に共通性があるように思いました。私が選んだのは、SVAKOMの「Nova Ball」(6,050円)。医療用のソフトシリコン採用で完全防水。レベル別に3つ入っています。3つのボールは、ピンポン玉大のボールに細長いひもがついている形で、それぞれ重さと形が違います。レベルが上がるごとに、ボールの直径が小さくなって落ちないようにするのが難しくなり、重量が重くなります。また、1番レベルが低いものはボールが1つで、他はボールが2つつながっているような形。ボールについているひもには、引っ張り出すための輪がついています。ビビッドな色あいで、手触りはサラサラ。手に持つと、1番レベルが低いものでも意外にずっしりした重みがあり、揺らしてみると、中で丸い重りのようなものがグルグル動くのが感じられます。目安として1日に10~30分ほど装着するようです。入れるときには、ジェルなどを使ったほうが痛みがないということ。また、寝転んだり椅子に座ったりして、リラックスした状態で入れるのがポイントだそうです。1週間装着したら落ちないように!家族に見られるかもしれないことを考慮し、私は装着したり外して洗ったりはすべてトイレでおこなうことに。しっかり準備をして早速装着してみましたが……。まず、入れるとき。思ったよりも大きいので、しっかりジェルを塗っておかないと少し痛みを感じます。直径が1番大きいところを通り越せば、後はするんと奥まで進み、中に納まった感じがします。しかし、骨盤底筋が緩み切ってしまっている私。1番レベルが低いものでさえ、ちょっと動くと落ちてしまう! トイレから立ち上がっただけで、ずるっと出てきてしまうのです……。そこで、最初は寝ながら使ってみることに。トイレで装着し、落ちないように手で押さえながら部屋まで行き、寝転がって30分間装着。これを1週間続けてみたところ、トイレから立ち上がったときにすぐに落ちて来ることが減ったのです!装着しているときは、痛みはありませんが、何かが入っている感じはあります。そして、少し動くと、腟の中でボールのようなものがグルグル回っている感じがします。別に痛いわけでもなく、静かにしているとわかる程度です。まとめ尿漏れの解消を目指して、インナーボールを使い始めて約3カ月。以前に比べ、尿意が我慢できるようになったり、走行時の尿漏れの頻度が減ったり、少しですが尿漏れ改善に効果を感じています。また、装着時はインナーボールが出ていかないよう意識するので、自然とどこをどう締めれば良いのかがわかるように。腟トレを始めた当初は腟を締められているかどうかわからなかったのですが、今はインナーボールを入れていないときにも意識して締めることができるようになったのも大きな収穫です。正直、入れたり出したり洗ったりと手間はかかりますが、それ以上に効果を実感できたので、しばらくトレーニングを続けたいです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事内の価格表記は、すべて消費税込みの価格です。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。イラスト/塩り著者/おおさわ (40歳)長野県在住。低体温&極度冷え症脱出めざして、温活に夢中。
2022年05月16日月経中に経血が漏れて下着や洋服を汚してしまった経験はありませんか。特に就寝時は漏れに気づきにくく、布団まで汚れてしまうことも…。そこで、老舗寝具メーカーの西川から登場した、通常の生理用品(ナプキン・ショーツ・吸水ショーツなど)やシーツにプラスワンすることで、横漏れやズレ漏れによる衣類や寝具への付着を防いでくれるアイテムをご紹介します。布団の西川から登場した斬新なフェムケアアイテム!老舗寝具メーカーの西川から、生理用品と併用して経血漏れから寝具や衣類を守り、月経中の女性の不安を軽くするフェムケア用品『まもら騎士(まもらナイト)』の3アイテムが発売。全国のドラッグストアをはじめ、西川公式オンラインショップやAmazonなどで購入できます。まもら騎士 生理用オーバーシーツシーツや敷きパッドの上に敷く、オーバーシーツ。ベッドや敷き布団に巻き込んで使え、腰から膝まで広範囲に対応して経血漏れから寝具を守ってくれます。コンパクトで折りたためるので、旅行やお泊まりでの時にも使用でき、小さく薄手だから着脱が簡単。洗濯ネットを使用して洗濯機で洗えます。いつものパジャマや寝具にプラスするだけで、どんな寝相をしても寝具への漏れが気になりません。漏らさないことを目指したアイテムが多い中、漏れても洗濯のストレスを軽減してくれるシーツです。まもら騎士 生理用オーバーシーツネイビー 70cm×165cm ¥2,178※シングルサイズ用/30cm以上の厚さのマットレスには巻き込めない場合がございます。まもら騎士 生理用オーバーパンツサニタリーショーツの上に履くオーバーパンツは、昼夜問わず、経血漏れから衣類や寝具を守る安心設計です。短いタイプなので、ズボンやスカートの下に着用可能。パジャマの下に履けば、どんな寝相をしても漏れが気になりません。まもら騎士 生理用オーバーパンツブラック M(87〜95cm)・L(92〜100cm) 各¥3,278まもら騎士 生理用オーバーレギンスこちらもサニタリーショーツの上に履くタイプのオーバーレギンスで、昼夜問わず、経血漏れから衣類や寝具を守ってくれます。ボトムの下はもちろん、ヨガやストレッチ時にもおすすめ。パジャマとして着用することもできます。まもら騎士 生理用オーバーレギンスブラック M(87〜95cm)・L(92〜100cm) 各¥4,378最新のフェムケア用品でストレス軽減!月経中に気になる経血漏れをカバーしてくれるフェムケア用品をご紹介しました。どんな時でも安心して過ごせるように、気になるアイテムを上手に取り入れてみてください。【参考】西川 公式サイト文・三谷真美
2022年05月14日1日に何度もトイレに行きたくなる「頻尿」や、くしゃみやジャンプしたときに尿が漏れる「尿漏れ」。ともに40代以降から増える排尿の悩みです。加齢や老化のせい、そんなことで受診なんて……とやり過ごしていませんか。数多くの頻尿や尿漏れの症例を見てきた泌尿器科専門医の窪田徹矢先生に、泌尿器科の診察や治療のこと、そして受診の目安について聞きました。教えてくれたのは…監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。40代からなぜ頻尿と尿漏れが増える?骨盤底筋の緩みが原因頻尿や尿漏れは40代以降から増えてくるといいますがなぜなのでしょうか。「まず、大きな原因は骨盤底筋の緩みです。骨盤底筋とは、尿道、腟、肛門の周りを囲む筋肉の集まりで、ハンモックのように下から臓器を支えています。更年期に女性ホルモンのエストロゲンが減少すると、潤いや弾力が落ちて筋肉量も減少します。骨盤底筋もエストロゲンが減ることで緩み、臓器をしっかり支えられなくなります。排尿を司る臓器が安定しないことで頻尿や尿漏れが引き起こされるのです。特にエストロゲンの減少が本格化する、閉経後の50代は顕著です。40代から頻尿や尿漏れが起きる人は出産ダメージも大きな要因です」(窪田先生)。膀胱が硬くなることも要因「もう1つ、エストロゲンが減ることで膀胱の組織が硬くなり、動きも衰えることも要因です。膀胱の弾力性や活性が落ちると、尿をためることができず、ちょっとたまるとトイレに行きたくなります。これを過活動膀胱といい、年を重ねるごとに症状が重くなっていきます」(窪田先生)。受診の目安は?老化と諦めず、少しでも悩んでいるなら早めに受診を頻尿や尿漏れの症状があっても、老化や加齢だから仕方ない、と諦めている人がとても多いと窪田先生は言います。「頻尿の定義は昼に1日8回以上、夜間頻尿は一晩で1回以上にトイレに行く、となっていますが、少しでも悩んでいるなら受診どき、と言えます。もちろん生活習慣を改善したり、セルフケアを始めるのはとても良いことです。ただ、専門医なら一人ひとりの症状に合わせたアドバイスができます。薬で良くなることも多いので、早く改善できる可能性が高いです」(窪田先生)。そして、受診するならなるべく早めが良いと窪田先生は言います。「症状が軽いうちは改善する可能性が高いですが、重症化してしまうと手術が必要、または手の施しようがない、ということもあります。恥ずかしからずに専門医に相談してほしいですね」(窪田先生)。治療はどのようにする?薬と低周波治療を併用とはいえ、泌尿器科はこれまで受診したことがない、という女性も多いでしょう。どんな診察や治療がおこなわれるのでしょうか。「基本的には問診で排尿の様子を伺い、尿検査をおこないます。必要に応じてエコーで残尿検査をおこなうこともあります。婦人科のように下着を脱いで検査するようなことはほとんどありません※。治療は薬と、症状に合わせて干渉低周波治療をおこないます。頻尿には膀胱をやわらかくする薬、尿漏れには骨盤底筋を強化する薬を処方します。干渉低周波治療とは、簡単に言うと腰周りに電気を流して筋肉を強化する治療です。骨盤底筋を鍛える体操も指導するのですが、毎日継続できる人はごくわずかであるため、取り入れています。最初の3週間は週2回、その後は2週間に1回のペースで、保険適用内で受けることが可能です」(窪田先生)。※検査の結果がんの可能性がある場合は、膀胱内を調べる内視鏡検査(膀胱鏡検査)をおこなうことはある。まとめ頻尿や尿漏れは命に直接関わるものではないものの、生活の質を著しく下げてしまう残念な症状。しかも周囲の人には相談しにくいので、モヤモヤしている人も多いでしょう。そんなときは専門医に相談して、改善のサポートをしてもらってはいかがでしょうか。ひとりで試行錯誤するよりも改善する可能性が高く、早道だといえます。取材・文/岩崎みどり(49歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重顎が悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。著者/監修/窪田 徹矢 先生くぼたクリニック松戸五香院長。獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。
2022年05月13日40代を過ぎてから夜、トイレに何度も行きたくなって睡眠不足……ということはありませんか。いわゆる「夜間頻尿」にはいくつか原因があり、老化や加齢のせいだけではないといいます。そこで、泌尿器科専門医の窪田徹矢先生に夜間頻尿の原因と対策について聞きました。教えてくれたのは…監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。夜間トイレに何度も起きるのは病気?一晩に一回以上トイレのために起きる=夜間頻尿どれくらい、夜トイレに行くと夜間頻尿となるのでしょうか。「学会の定義では一晩に一回以上トイレのために起きることを夜間頻尿としています。ただ、実際のところは3回以上夜に起きる方が受診されるケースが多いですね。夜間頻尿は命に直接関わる病気ではありませんが、睡眠障害につながります。睡眠は心身の回復、記憶の定着、免疫機能を強化する働きがあります。 睡眠が妨げられると日中の活動へ支障を来し、心身の健康に影響します。また、睡眠障害の症状から事故につながったり、生活習慣病やうつ病のリスクが高くなったりと良いことがありません」(窪田先生)。夜間頻尿になる原因は?「多尿」「膀胱機能の低下」「不眠」が主な原因夜間頻尿はなぜ起きるのでしょうか。窪田先生によれば、原因は大きく3つあると言います。「夜間頻尿の原因は大きく3つあります。多尿膀胱機能の低下不眠まず「多尿」ですが、尿の量が多いということです。つまり、夜に尿が出やすくなる水分摂取をしているということです。具体的には、夜遅くまで水分を多量に摂取している、利尿作用の高い飲み物を飲んでいる、といったことが挙げられます。次に「膀胱機能の低下」ですが、女性ホルモンであるエストロゲンが減ると膀胱の組織は硬くなり、血流が悪くなることで動きも衰えます。膀胱の弾力性や活性が落ちると、尿をためることができず、ちょっとたまるとトイレに行きたくなってしまうのです。最後に「不眠」ですが、これは心の状態と深く関係しています。ストレスや心配事があって眠れないでいるうちに、トイレに行きたくなるというものです」(窪田先生)。効果的なセルフケアは?まずは水分コントロールから!3つの原因のうち、まず取り組みやすいのは水分摂取の見直しでしょう。どんな点に気を付ければ良いのでしょうか。「気を付けたい飲み物は3種類。以下を含む飲み物は利尿作用が高いので注意が必要です。カフェインアルコールカリウムカフェインは、コーヒーやお茶に含まれていますね。コーヒーを1日に何杯も飲むという方もいらっしゃいますが、頻尿の場合は16時までに、とアドバイスしています。アルコールは、ウイスキーや焼酎など純度の高いもののほうが利尿作用が高いです。これらを飲むときは同量の水を飲むと利尿作用が抑えられます。カリウムを含む飲み物とは、オレンジジュースや野菜ジュースなどかんきつ系飲料です。また、キンキンに冷えたアルコールは下腹部を冷やし、血行を悪くしてしまいます。血行が悪いと排尿を司る膀胱などの機能が鈍くなってしまいます。お湯割りなど、体を温める飲み物を積極的に飲むと良いでしょう」(窪田先生)。糖質を抑えた食事やストレス回避も大切「膀胱機能の低下」や「不眠」についてはどのように対策すれば良いでしょうか。「膀胱機能低下については、甘い物や糖質をとり過ぎないよう指導しています。甘い物や糖質を多くとり過ぎると、血管を硬くするためです。また、肥満も頻尿の原因になりますから、糖質を抑えた食事はとても大切です。不眠についてはストレス回避を心がけるよう指導しています。場合によっては環境を変える勇気も必要です」(窪田先生)。まとめ窪田先生によれば、女性に人気の生絞りグレープフルーツサワーは、頻尿まっしぐらの飲み物だそう。アルコールにカリウム、冷え冷えと、頻尿の条件が3拍子そろっています。とってもおいしいですが、40代以降になったら、控えめにしたほうが良さそうです!取材・文/岩崎みどり(49歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重あごが悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。著者/監修/窪田徹矢先生くぼたクリニック松戸五香院長。獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。
2022年05月05日40代になって、「骨盤底筋」という言葉が気になるようになりました。大きなくしゃみをしたときに「もしかしたら尿漏れ?」とヒヤッとすることも理由の1つですが、私の場合、より怖かったのが将来的に「子宮脱」「膀胱脱」が起きないか……ということ。高齢者に多いというこの症状をできる限り避けたい、そのためにはどうすれば良いのかと考えるようになりました。骨盤底筋用のアプリを使ってみた以前に聞いた話ですが、昔の日本女性は和式トイレを使っていたことで腹圧がかかるため、骨盤底筋の負担が大きく、高齢になってから子宮脱や膀胱脱になる方が多かったとか。私は和式トイレの経験は少ないですが、子宮脱や膀胱脱(子宮や膀胱が下がって体内から出てしまう症状)は高齢になってから発生すると知って怖くなり、今は大丈夫でも将来に備えたいと思うようになりました。まず簡単にできる方法として、骨盤底筋を鍛えるというアプリをスマホにいくつかダウンロードしました。画面に表示される画像のリズムやタイマーに合わせて腟を締めたり緩めたりして、骨盤底筋を鍛えるというもの。3つほどのアプリを順番に試したのですが、長続きしたものはありませんでした。それぞれのアプリは毎日継続できるように記録をつけられたり、日によってリズムが変わったりなど、さまざまに工夫がされていたのですが、私にとってはスマホを見ながら腟を締めたり緩めたりするという活動そのものが単調に感じられ、どれも継続できなかったのです。ヨガで骨盤底筋を鍛える試みも次に、オンラインで受けているヨガやピラティスのレッスンの際、なるべく骨盤底筋を意識して呼吸をするよう心がけてみました。一緒にレッスンを受けていた友人がヨガの先生に、骨盤底筋を意識する動きを質問しているのを聞いて、「そうか、ヨガの際に呼吸と合わせて、骨盤底筋を締めたり緩めたりすれば良いんだ!」と思ったのがきっかけです。ただ、ヨガの際の骨盤底筋の動きは思ったより難しく、通常のヨガの動きは「息を吸って筋肉を締める、息を吐いて筋肉を緩める」のですが、骨盤底筋に力を入れる動きは逆で、「吸って緩める、吐いて締める」のだとヨガの先生に教わりました。この通常とは逆の動きになかなか体がついていかず、頭で考えて動きが止まる……ということが増えてしまったのです。結果、私の場合はヨガをしながら骨盤底筋を鍛えるのはハードルが高いと諦めました。月経カップの使用で骨盤底筋を意識最後に試したのは、月経カップです。入手してからしばらくは使用する勇気がなく、2カ月ほどは使わずに放置していた月経カップ。ある日、ついに使ってみようと決心してから手元のリーフレットなどを熟読した際に、「月経カップの使用により骨盤底筋を意識できる」というコラムがありました。月経カップの使用により生理の不快感が軽減できるだけでなく、骨盤底筋を意識することもできるなんて!と、背中を押された気になりました。実際に使ってみると、たしかに月経カップを腟内に入れて過ごしている間や、腟内から取り出すとき、半ば無意識に骨盤底筋に力を入れています。これなら無理なく骨盤底筋を意識して過ごせるというのは、月経カップ使用の思わぬ副産物の1つでした。まとめ私の場合は、「骨盤底筋を鍛えよう!」と気合いを入れて運動するよりも、月にわずか数日でも、常に骨盤底筋を意識した時間を持つほうが、無理なく取り入れられる行動でした。実際にこれで骨盤底筋にどれだけ効果があるのかは未知数ですが、毎月のことなので細く長く続けていこうと思っています。いつかもう少し子育てに余裕ができたら、アプリやヨガでの骨盤底筋運動も復活できるかもしれません。そのときまでは焦らずに、月経カップ使用中に骨盤底筋を意識する時間を、継続していこうと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。イラスト/サトウユカ著者/まっちゃ (45歳)40歳で再び独身に戻った、バツ2シングルマザー。30代まではボディラインにも肌にも自信あり。40代初期はプロポーションを褒められたり、そこそこモテたりでいい気になっていたが、40代半ばになり加齢の現実を徐々に目の当たりにしている最中。
2022年05月03日「尿もれ」は、実は多くの女性が抱えている悩みです。特に40代以降の女性に増えてきます。大正製薬株式会社[本社:東京都豊島区社長:上原 茂](以下、当社)が運用する健康情報サイト「大正健康ナビ( )では、「尿漏れ改善!骨盤底筋トレーニング」と題して、女性医療クリニックLUNAグループ理事長 関口由紀先生解説のもと、全3編の動画を配信しています。なぜ尿もれが起きてしまうのか、どうしたら改善できるのか、その原因とセルフケアの方法を詳しく解説します。また、尿もれ改善に効果的なセルフケア「骨盤底筋トレーニング」の正しいやり方を、理学療法士が実演します。大正健康ナビは、生活者の日常生活に寄り添い、「人生100年時代をサポートする健康情報発信基地」として、みなさまの健康の維持・増進にお役立ていただけるサイト運営を目指しております。当社は、これからも健康と美を願う生活者に納得していただける優れた医薬品・健康関連商品、情報及びサービスを、社会から支持される方法で創造・提供することにより、社会へ貢献してまいります。【新着動画の『尿漏れ改善!「骨盤底筋トレーニング」』全3編のご案内】▼解説編 女性の尿もれの原因とセルフケア (動画再生時間:9分04秒)▼セルフケア編1 尿もれ改善!骨盤底筋トレーニング 「基本の立ち&座り」 (動画再生時間:9分12秒)▼セルフケア編2 尿もれ改善!骨盤底筋トレーニング 「仰向け&四つばい」 (動画再生時間:5分51秒)【監修者プロフィール】女性医療クリニックLUNAグループ理事長関口由紀 先生(せきぐち・ゆき)山形大学医学部卒業、横浜市立大学大学院医学部泌尿器病態学修了。医学博士。2005年横浜元町女性医療クリニック・LUNA開設。理事長として世界標準の女性医療と、女性たちによる自助的な医療の実践を目指している。■ご参考●大正健康ナビ 大正健康ナビでは、お悩みの原因、症状、対策や予防法などをご紹介しています。いろいろな疑問に専門家が分かりやすくお答えしています。●Twitter「大正セルフケア」 健康お役立ち情報、商品情報、キャンペーン・イベント情報などを楽しくお届けする大正製薬の公式アカウントです。【大正健康ナビ】尿もれ改善! 骨盤底筋トレーニング.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年05月02日ペットライン株式会社(所在地:岐阜県多治見市、代表取締役社長:朝見 恭裕、以下 ペットライン)は、下部尿路の健康ケアフード「メディファス アドバンス 2種の尿石ケア」の発売に伴い、2022年5月1日(日)より、猫の尿石についての勉強・検定型「猫の尿石検定キャンペーン」を実施いたします。キャンペーンURL: 商品URL : 猫の尿石検定 タイトルロゴ猫の尿石には種類があることを知っていましたか?「猫の尿石検定」はすべての猫の健康と長生きを願い、尿石に対する正しい知識習得を応援するために、目からウロコの新常識を盛り込んだWEBコンテンツです。検定は全部で5問。4問以上正解で検定合格となります。今なら検定の結果ページをTwitterでシェアした方111名様に抽選で、猫にもオーナーにも嬉しいステキな賞品をプレゼントするキャンペーンを実施中です。大切な愛猫のために、正しく楽しく学んで全問正解を目指しましょう。■キャンペーンについて【キャンペーン名称】猫の尿石検定キャンペーン【キャンペーン概要】「猫の尿石検定」特設サイトから検定を受験後、検定結果ページのシェアボタンより、Twitterへアクセス。キャンペーンハッシュタグ「#猫の尿石検定」をつけて結果のツイートと、キャンペーン公式Twitterアカウント( @nyoseki_kentei )をフォローいただいた方の中から抽選で111名様に賞品をプレゼントいたします。【応募期間】2022年5月1日(日)10:00から2022年7月31日(日)23:59まで【賞品】特賞:フランスペット ペットインテリア 4点セット 抽選で1名様・PE-10 キャットタワー ベッド セミダブル・PE-04 キャットタワーパーテーション・PE-05 ねこハウス まり・PE-03 ペットハウス ヘキサ3個セット特賞A賞:猫用自動トイレ 抽選で10名様A賞B賞:メディファス アドバンス 2種の尿石ケア 子ねこから10歳まで避妊・去勢後のケア チキン&フィッシュ味1年分(1.25kg×18袋)&ヨード卵・光 1年分(6個パック引換券×61枚分)抽選で100名様B賞※応募時に賞品はお選びいただけません。※賞品のカラー・デザイン・サイズはお選びいただけません。※事前の通知なく賞品の内容・仕様・デザインに変更が生じる場合がございます。予めご了承ください。※検定結果(合否)に関わらず応募は可能です。※合格、不合格によって各賞品の当選口数が異なります。※何度でも応募は出来いただけますが、同一アカウントからの複数応募は1応募となります。(合格、不合格両方投稿いただいた場合も、全件抽選対象となりますが、賞品の進呈はお1人様1点となります。)【応募方法】(1) 「猫の尿石検定」特設サイトから検定を受験(2) 検定結果ページのシェアボタンより、Twitterへアクセスし、検定結果に「#猫の尿石検定」と「#合格」または#不合格」をつけてツイート(3) キャンペーン公式Twitterアカウント( @nyoseki_kentei )をフォロー【当選発表】当選された方には公式Twitterアカウント( @nyoseki_kentei )よりDMでご連絡いたします。キャンペーンサイトはこちら ■会社概要社名 :ペットライン株式会社本社所在地:岐阜県多治見市大針町657-1創立 :昭和42年7月19日代表 :代表取締役社長 朝見 恭裕事業内容 :ペットフード、ペット関連商品の製造販売■商品概要メディファス アドバンス 2種の尿石ケア大切な、小さな家族のために進化した、下部尿路の健康維持フード「メディファス アドバンス」から新登場。猫の尿石で大半を占める「シュウ酸カルシウム尿石」と「ストルバイト尿石」の2種類の尿石を同時にケアすることで、ほとんどの尿石から愛猫を守ります。子ねこから10歳まで避妊去勢後のケア1歳からチキン&フィッシュ味1歳からフィッシュ味詳しくはこちら 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年05月02日使い捨てタイプの生理用ナプキンで、漏れや蒸れ、臭いに悩んだことのある人は多いはず。そこで、月経中のストレスを軽減してくれる、業界トップクラス吸水量のサニタリーショーツをご紹介します。フェムテックブランド『アルディ』から、吸水型サニタリーショーツが発売!女性を応援するフェムテックブランド『ALDY(アルディ)』から、業界トップクラス吸水量のサニタリーショーツ「フルガード吸水型ショーツ」が発売。漏れない、蒸れない、臭わない、快適さを1日キープしてくれる超吸水型ランジェリーです。吸水型サニタリーショーツとは、ショーツ自体が水分を吸収してくれる、次世代のランジェリー。長時間の移動を伴う旅行や、忙しいスケジュールにおいても、心地よい暮らしをサポート。また、海洋プラスチックゴミとして5番目に多いのがパンティライナーなどの女性用用品と言われていて、布素材の吸水型サニタリーショーツは繰り返し使用ができるため、プラスチックゴミの削減につながり、環境を守る面でも期待されているアイテムです。「フルガード吸水型ショーツ」の特徴は3つ!1. 股部分が二重のW防水設計で、横漏れをガードし、水分を漏らさない!独自のモレない構造で業界トップクラスの吸水量160ml(※1)を実現。5層の吸水体が、長時間の会議や、スポーツの時でも、漏れの心配なく過ごせるようサポート。2. 肌への接着面が減り、蒸れやベタつきが軽減!表面に凹凸のある生地を採用することで、肌への接触面を軽減し、ベタつきを抑制。吸水層への空気の通り道を確保するので、通気性がアップし、蒸れも軽減。これによって、綿100%の生地と比べ、約11倍の吸水効率になり、ベタつかずサラサラと快適に過ごせます。3.吸水体の全体に消臭性素材、または制菌素材を使用!繰り返しの洗濯(※2)でも99%の菌を減少させることができ(※3)、臭い・衛生管理もバッチリです。また、肌触りが良いオーガニックコットンを表生地に使用しています。サイズ展開は、「S」(82-90cm)、「M」(87-95cm)、「L」(92-100cm)の3種。楽天市場やAmazonなどのECサイトで購入することができます。※1 公的検査機関にて測定※2 繰り返しの洗濯試験(10 回洗濯)※3 公的検査機関にて測定、吸水体の2層目に使用している資材の試験【試験方法:JIS1902:2015 菌液吸収法】、すべての菌 を制菌するわけではありませんお手入れは、軽く手洗いし、洗濯機で洗うだけ!1. ぬるま湯に20分ほど浸し、汚れが出なくなるまで、手で押し出すように優しくもみ洗いする。汚れが落ちにくい場合は、重曹や洗剤を溶かした水での漬け置きがおすすめ。生地のダメージを軽減するため、強くこすらないようにしましょう。2. 洗濯機で洗う。ほかの衣類と一緒でもOKデリケートな素材なので、洗濯ネットの使用を推奨。色移りの可能性があるため、淡色と一緒に洗うのは控えましょう。3. 日陰で吊り干し、自然乾燥させる。乾燥したら、お手入れ完了。乾燥機の使用は控えてください。ALDY フルガード吸水型ショーツネイビー S(82-90)、M(87-95)、L(92-100) 1枚 ¥6,050、3枚セット ¥15,180憂鬱な月経期間を快適に!サニタリーショーツでは難しいといわれるデザインと吸水量の両立&フィット感も重視した、超吸水型ランジェリーをご紹介しました。背面や側面に繊細なレースをあしらった可愛いデザインのショーツで、月経期間を少しでも前向きに過ごしましょう!【参考】I-ne公式サイト文・三谷真美
2022年03月21日ダイエットを開始して数カ月。Nintendo Switchのゲームでおこなう筋トレやダンスが習慣となり、体重もわずかずつですが減少しました。開始前は、ダイエットで得られるものは整った体型と、目標達成による自信かな?と予想していましたが、思わぬ副産物がありました。それは尿漏れ改善。ふと気が付けば、最近気が緩んだときの「しまった!」がありません。ダイエットのための運動が尿漏れ改善にも一役買ったのでは? と思われる体験談です。40代になり尿漏れの症状が悪化30代のころ帝王切開で出産し、傷の痛みでおなかに力を入れられない時期が数カ月続きました。最初に尿漏れについて意識したのはそのころだったと思います。くしゃみをしたときなどにチョロッと漏れる尿。恥ずかしいと思いながらも、頻度はそこまで多くなく、子どもの面倒を見ながら自分のことにかまう余裕はありませんでした。帝王切開の傷が癒えるのと平行して改善したこともあり、放置したまま40代に。ところが40代になると、週に2〜3回と、見過ごせない頻度で尿漏れをしてしまうようになったのです。咳やくしゃみをしたとき、子どもと縄跳びをするとき、排尿を我慢した状態で笑ったときなどが危険なタイミング。困ってはいたものの、恥ずかしくて誰かに相談することなく処理していました。しかし、30代のころのように改善する気配はなく、気のせいか漏れる量も多くなったような気もします。特に生理前が頻回だったので、早めに生理用ナプキンを装着してしのいでいました。「尿漏れパッドを使ったらいよいよ初老だ」という自分の中の妙なボーダーラインを越えたくなかったのです。ダイエットで運動を続けると症状が軽減ダイエットを始めたばかりのころは、運動中もたまに尿漏れすることがありました。特にダンスでジャンプをしたタイミングなどに多く、必ずトイレに行ってから運動をしていました。尿漏れすることを折り込み済みで生活をしている時点ですでに初老のボーダーは越えているような気もしますが、慣れというのは怖いものです。そうやってゆるゆると尿漏れとの付き合いを続けていたのですが、ふとここ数カ月、生理の前にナプキンを使っていないことに気が付きました。ダイエットを開始して7カ月になりますが、思い返せばここ3カ月ほど、運動する前にトイレに行くことを意識していません。ダイエットを開始したこと以外に普段の生活スタイルは変わっていないので、「ダイエットメニューの中に、尿漏れ改善に効果のある運動が含まれていたのでは?」と思ったのです。下半身の筋トレが尿漏れに効いた?体の中でも大きい筋肉を鍛えるとダイエット効果が上がると聞いたことがあったので、私は下半身の筋トレを重点的におこなっています。頻度は週に2〜3回。特にスクワットは、使う筋肉ごとに広げる足の幅が違うので、毎回メニューに加えています。そのほか、内ももを鍛えるメニューや、腹筋を使うメニューに重点を置いて運動してきました。この運動が効いたと明確に言えるものはありませんが、尿漏れには骨盤底筋の筋肉を鍛えるのが有効と聞いたことがあるので、総合的な筋力アップが尿漏れ改善に役立ったのではないかと考えています。肩幅以上に足を広げておこなうワイドスクワットをするときには、自然とおしりの穴に力も入りますし、もともと尿漏れに気を付けて運動していたので、常におしりに緊張感はあったように思います。鴨がネギを背負ってくるとはまさにこのこと。ダイエットのために始めた運動が、尿漏れの悩みを解決してくれました。まとめダイエットのための運動は、痩せる以外にも良い影響があるのかも知れません。もともと運動が苦手な私。減量さえできれば運動を続けるつもりはなかったのですが、少し気持ちが変わってきました。運動を継続すれば体型も維持できますし、尿漏れにおびえる毎日を過ごすことを思えば、多少のつらさは我慢できます。専門家に聞いたわけではないので、ダイエット目的の運動で尿漏れを改善できたという証拠はありませんが、私が運動を始めてから快適な毎日を送れるようになったのは間違いありません。尿漏れと運動を秤にかけて、私は運動を継続する道を選びました。一度で二度おいしい運動、しんどいなと思う日もありますが、「少しだけ頑張ろう!」と自分で自分を励ましています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著者/もこもこぺん(41歳)夫と小学生になる息子の3人暮らし。近居の義父母から家庭菜園で取れたおいしい野菜や、おかずのおすそ分けをいただくうちに肥大化。一向に体重の変わらない夫を恨めしく見つめる日々。
2022年03月16日もうすぐ8歳になる長男。語彙(ごい)や文字に関しての能力が高い一方で、いまだに夜尿があります。初めての子だったので、大変でもなんでもとにかく一生懸命に子育てしてきましたが、2、3、4人目を育てるなかで「あれ、やっぱり第1子は凸凹があるかも」と感じるようになりました。生活に支障があるほどではないけれど、時折感じる凸凹感。周りの子との関わりで気を付けていることをお話ししたいと思います。 言語能力が高い長男は話し始めたのはわりと早く、母子健康手帳の記録には1歳2カ月で「わんわん いた」「ぶーぶ あっちいった」などと2語文を話したという記録があります。 また本が大好きで、日常の会話でも小難しい単語や表現を使って会話するので、しばしば周りの大人から驚かれてきました。幼稚園児で漢字も少し読め、小学校中学年くらいのボリュームのある本を読み聞かせたり、ひとりで読んだりしていました。 手先が不器用一方、長男は手先が不器用なのか、3歳ごろまでは全然絵が描けませんでした。どの絵を見ても丸がぐるぐる描いてあるだけで、幼稚園の作品展示で周りの子の絵を見てびっくり! ただ絵に興味がないのかも、と本人に絵が描けていないなどとは言わないようにしていました。 幼稚園の先生も絵の端っこに「○○が△△しているところ」などと説明書きをしてくれたり、このときの製作の様子を伝えてくれたりしたので、長男が頑張っていた過程をほめてあげることができました。 夜尿が弟よりも続いている長男の昼のおむつが卒業したのは3歳になる少し前だったのですが、夜のおむつはもうすぐ8歳になる今もまだとれていません。 小児科にも下の子の受診時にさりげなく聞いてみたりしましたが、夜の水分を控えるくらいでもう少し様子を見て、と言われています。すでにおむつが取れている5歳の弟には「お兄ちゃんのことをばかにしちゃだめだよ」と言ってあります。 落ち着きがなく強制されるのが嫌長男は落ち着きがなく、1、2歳のお散歩のときはハーネスを付けていたこともあります。ハーネスを付けさせるのは賛否が分かれるようですが、多動児にとっては命綱になることもあり、子どもの命を守るためのものとして販売されています。私がなぜ長男にハーネスを付けていたのかと言うと、どうしても手をつないでくれないうえに、いきなり走り出して道路に飛び出してしまうことがあったからでした。 また、幼稚園でのお遊戯は拒否するし、行事の集合写真も必ず補助の先生がつきっきりで写っていました。ごはん中に立ち歩いてしまうのは今でもなかなか直りませんし、歯磨きの嫌がり方もほかの子と比べると強いです。それでも少しずつ落ち着いてきたように思います。 第1子の発達に凸凹はあるのですが、私は「人と比べない」「“普通”を求めない」ことが大事かなと思っています。幸いなことに、夫も両親も義両親も教育や障害の専門知識があるので心強いです! これからも子どもたちそれぞれの良いところ、得意なところを伸ばして、自信をつけさせてあげたいなと思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 監修/助産師REIKO著者:小林まり3男1女の母。元小学校教員。夫は土日出勤、出張も多いNPO職員。育児の大変さを実感しながらもコツをつかみ始めてきたところ。自身の経験を中心に執筆している。
2022年03月11日20代からおりものシートを愛用していた私がアラフォーになり、尿漏れを初めて経験。そのときはまだ妊娠も出産もしていなかったのに、です。おりものだけでなく、尿漏れ対策もできるシートにしたものの、今度は肌のかぶれに悩むように……。最終的に布製のシートに出合い、快適生活を手に入れるまでの体験談を紹介します。アラフォーになり、尿漏れ問題発生私はおりものシートが必要なくらいの量のおりものが出るため、20代からアラフォーの現在まで毎日シートを使用してきました。20代で最初に試した商品は、小林製薬の「サラサーティコットン100」です。過去に生理用ナプキンで肌がかぶれたことがあったため、“天然コットン100%の表面シート”という言葉に惹かれました。においが気になる時期は、小林製薬「サラサーティSARA・LI・E」のナチュラルリネンやホワイトブーケなどの香り付きを試しました。どちらかを装着するという毎日を送っていたアラフォーのある日、椅子から立ち上がった瞬間にじわっとした感覚が。トイレで確認すると、濡れ具合やにおいから明らかに尿漏れでした。驚いたものの、その後は尿漏れしてもすぐにシートを交換できる状態だったため、しばらくそれで様子を見ていました。ところが、初めての尿漏れから1週間。外出先での尿漏れが続くように。すぐにシートを交換できず、その不快感や周りににおうのではないかという不安から、これはもうおりものシートではダメだと思いました。おりもの・尿漏れ・消臭機能付きライナーとの出合い愛用のおりものシートに代わり、おりものと尿漏れを吸収でき、そして消臭機能付きのものを探すことにしました。そしてテレビCMで見た尿漏れ対策のパンティライナーを試すことにしました。パットサイズが14.5cm、17.5cm、19cmの3種類あり、14.5cmは無香料とフローラルソープの2種類が選べました。うれしいことに私の望みである、おりもの対策と尿漏れ対策が同時にでき、さらに消臭機能付きです。自分の尿漏れの量を把握していなかったため、初めて購入する際はサイズ選びに困りました。14.5cmと17.5cmのものを両方使ってみた結果、17.5cmは少し大きいと感じて、おりものシートの着け心地に近い14.5cmを使うことにしました。布製パンティライナーを試してみたおりもの・尿漏れ用パンティライナーの使用を始めて数年、パンティライナーに触れる部分がかぶれるようになりました。このころ妊娠・出産をしたことも関係しているかもしれませんが、原因はわかりません。かぶれによる不快感から何度も椅子に座り直したり、仕事に集中できなくなったりしてきたころ、SNSで初めての生理準備BOX「READY BOX」で布製パンティライナーを知り、試してみました。布製の生理用ナプキンの存在は知っていましたが、布製のパンティライナーがあることに驚きました。私が使い始めた布製パンティライナーは綿100%で、生理用の羽根つきナプキンの羽根の部分にスナップボタンがあり、下着と一体化させて使用します。この方法で今のところ布製パンティライナーがずれたことはありません。使用後の処理は、入浴時にさっと洗い洗濯機に入れるだけと、簡単。浸け置き洗いを覚悟していた私には驚きでした。繰り返し使えるので買い置きいらずでストックスペースが空くといううれしいメリットも。また、布製パンティライナーに替えてから肌がかぶれることもなくなりました。まとめアラフォーで尿漏れを経験し、それまでおりものシートから、おりもの・尿漏れ対応のパンティライナーを毎日愛用。その後、これまでのパンティライナーの使用が難しいなと感じたときに、布製パンティライナーと出合いました。使用後の洗濯は浸け置きすることなくさっと水洗いして洗濯機に入れるだけの手軽さ。布製パンティライナーに替えたことで買い忘れの心配からも解放され、快適なパンティライナー生活を手に入れることができました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)【駒形先生からのアドバイス】更年期は、主に膀胱の弾力性の低下、女性ホルモンのエストロゲンが減少することによる骨盤底筋の脆弱化、体重の増加といった3つのことから尿漏れしやすくなります。エストロゲンの減少は止められませんが腟を鍛えることで尿漏れを緩和することができます。骨盤底筋運動の一種である「腟トレ」をぜひおこなってほしいと思います。毎日続けて見ましょう。まずは、フェイスタオルを1枚用意します。①フェイスタオルを縦半分に折って横の端からくるくると巻きます。②服の上から①の巻いたタオルを会陰(股)に当てて、椅子に座ります。③タオルが当たる部分を意識しながら、タオルを挟むように意識して、会陰にクッと力を入れます。著者/えすたなか子供と2人暮らしの働くママです。季節の移りかわりを年中行事で子どもと楽しんでいます。
2022年02月28日45歳ごろから始まった尿漏れ。50歳になった今も解決はしていませんが、たとえ漏れても漏れなくても、毎日尿漏れパッドを使うことで日常を送っています。尿漏れが起こったきっかけと、尿漏れによって運動するのもおっくうになった経験をお話しします。最初の尿漏れはくしゃみから始まった末っ子を産んだのは私が42歳のとき。その数年後から悩まされている症状があります。お恥ずかしいのですが……「尿漏れ」です。最初は、くしゃみをするときにいきんだ瞬間、尿漏れがありました。量としては多くはないのですが、若いママ友たちと公園で子どもたちの遊ぶ様子を見ているときだったので、理由をつけて急いで帰宅し、下着を取り換えました。出産後に尿漏れになる人が多いともうわさで聞いていたので、あまり深くは考えず、そのうち治るだろうと思っていました。しかし尿漏れは治まる気配がなく、その後何度もくしゃみのときにちょろっと、そして大声で笑ったときもちょろっと漏れるのです。セーフとアウトもそのとき次第。しばらくはおりものシートをつけて「ないよりはまし」としていました。漏れの不安から運動ができなくなったこのまま尿漏れ対策をしないでいると大変なことになると思ったのは、ダイエットを兼ねて子どもと近所をランニングしようというときでした。ランニングしていると軽く尿漏れしてしまうのです。またあるとき、家の前で子どもと縄跳びをすることになりました。「何回跳べるか競争しよう!」と子どもと一緒に跳び始めた瞬間にも尿漏れしてしまったのです。「着地した瞬間に漏れてしまうのなら、もう運動なんて何もできなくなるじゃない!」。そのとき自分のなかの「若さ」が失われてしまったような衝撃を感じました。恥ずかしくて友だちにも相談できないし、どうしよう……。なぜ尿漏れするのか知りたくて、ネットで尿漏れの原因を調べてみると、骨盤底筋の筋力低下と書いてありました。検索結果の中にトレーニング方法も見つけられたので定期的におこなってみましたが、それでも私の場合は尿漏れがなくなるわけではないなと感じました。尿漏れパッドのおかげで不安が解消尿漏れするたびに家に帰って下着を取り換えることはできないと判断した私は、ナプキンのような尿漏れパッドを購入して、いざというときの尿漏れに対応することにしました。まさか自分が自分のために尿漏れパッドを買う日が来るとは思っていなかったので、最初は買うことが恥ずかしかったです。しかし、今売られている尿漏れパッドは生理用品ともあまり違いがないようなパッケージで、とてもよく水分を吸収してくれます! たちまち私の頼れる相棒になってくれました。尿漏れパッドは15cc用、30cc用、50cc用……などと受け止められる水分の量が違っています。自分ではどのくらいの量を漏らしたか「何cc」という単位でわかるはずもなかったので50cc用のパッドからつけ始め、もう少し薄くても大丈夫だと思ったので30cc用にし、最近は15cc用をお守り代わりに毎日使っています。まとめ尿漏れパッドを使い始めてから、「多少漏れることがあってもパッドが受け止めてくれるから大丈夫」とゆったり構えながら日々を送ることができるように。突然出るくしゃみにも、もう不安は感じません。また生理が始まっても、尿漏れパッドを毎日着けていれば下着が汚れることもなくなり、良いことずくめです。ただ、いくら尿漏れパッドを着けていても、尿漏れの心配があると、なかなかスポーツには前向きになれません。このまま体を動かさなくなるとより一層老いてしまうような気もするし、パッドを着けながらスポーツは定期的にしたほうが良いのだろうな……。そんなふうに感じながら、日常を送っている今日このごろです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)【駒形先生からのアドバイス】更年期は、主に膀胱の弾力性の低下、女性ホルモンのエストロゲンが減少することによる骨盤底筋の脆弱化、体重の増加といった3つのことから尿漏れしやすくなります。エストロゲンの減少は止められませんが腟を鍛えることで尿漏れを緩和することができます。骨盤底筋運動の一種である「腟トレ」をぜひおこなってほしいと思います。毎日続けてみましょう。まずは、フェイスタオルを1枚用意します。①フェイスタオルを縦半分に折って横の端からくるくると巻きます。②服の上から①の巻いたタオルを会陰(股)に当てて、椅子に座ります。③タオルが当たる部分を意識しながら、タオルを挟むように意識して、会陰にクッと力を入れます。イラスト/サトウユカ著者/みやまこ(49歳)夫と小学生2人、物忘れがひどくなりつつある実母との生活。高齢で産んだ子どもはまだまだ手がかかる、母は毎日同じことを聞いてくる、夫は「かまってちゃん」でてんやわんやのワンオペ状態。最近めっきり疲れやすいし、作業効率も落ちてきているし、目はしょぼしょぼで白髪もしっかり。家族に隠れてお菓子を食べながらサスペンスドラマを見ているときだけが唯一の休息。
2022年02月23日イラストレーター&漫画家のフカザワナオコさんは、アラフィフ女子の日常についてマンガにされています。思わず共感したり、笑ってしまうマンガばかり。今回は尿漏れについてのお話。最近、ふとしたときにちょぴっと漏れちゃうことが増えてきて……。★前回:「ちょっぴり切ない…!」気になるアプリのモニターに応募しようとするもまさかの… #アラフィフの日常 56こんにちは、フカザワナオコです。年齢を重ねてくると、体のあちこちに起こる不調が気になってきますよね。そんないろいろな不調のなかでも、尿漏れが気になってる方、案外いるんじゃないでしょうか。ことがことだけにちょっと言いにくいけれど、誰にでも起こりうることなのかなーと。私もここ最近特に気になってきて、普段から使用していたおりものシートを吸水効果の高いものに変えたりしています。36話目でも描いたけれど、昔に比べてガスがよく出るようになって、それは肛門括約筋の筋力が加齢とともに低下しているのが原因と知り、ひどくショックを受けたのですが、肛門周りがそんな感じなら、そりゃ尿漏れだってするかもしれない。ちょっと調べてみたら、尿漏れの原因は骨盤底筋という筋肉が加齢で弱ってしまって、膀胱を支えられなくなり、尿道が開いてしまうということなのだそうです。うーん、やっぱり筋力低下が原因なのかー!とりあえず何かできることはないかなと思い、下半身用のトレーニング器具をネットで買い、仕事中内股に挟んで下半身を鍛えたりしているんですが、今のところ効果のほどは不明。でも、何もしないよりはきっと良いって信じたい~。ネットでいろいろ調べると、膝を立ててあお向けに寝て、尿道、肛門、腟をぎゅっと締めたり緩めたりして骨盤底筋を鍛える「骨盤底筋体操」なるものもあるみたいで、それも最近始めてみました。筋力低下の事実にショックを受けているばかりじゃなく、セルフケアもどんどんして自分なりに対策していけたらいいなぁ。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック院長)【天神先生からのアドバイス】肛門括約筋が弱いと、ガスが出るよりも、便が漏れやすくなります。ガスがよく出るのは、便秘や腸の動きが悪いときのほうが多いと思います。著者/フカザワ ナオコ(48歳)イラストレーター&漫画家。コミックエッセイを主に描いている。2021年9月8日に新刊『40代が、こんなにしんどいなんて聞いてなかった』(1430円/幻冬舎)が発売。絵日記ブログ「ひとこま作者」を日々更新中。 Instagram:@fukazawanaoko1973
2022年02月21日39歳で膀胱炎や腎盂腎炎などの病気になって、30代に比べてトイレが近くなりました。時にはくしゃみをするだけで漏れてしまうこともあり、尿漏れパッドを使うことも増えてきました。尿失禁(軽失禁)をする年齢でもないのにな……と思っていましたが、過活動膀胱ではないか?と疑われた経験談を紹介します。軽い尿失禁がたまに起きる膀胱炎や腎盂腎炎になって完治をしてから、トイレに行く間隔が短くなったような気がしていました。膀胱炎が再発しないように、トイレに行く間隔は短くするように意識はしていました。そのため、トイレの間隔が短くなっても仕方がなかったのですが、それにしても頻繁にトイレが近いのかなという感覚を感じるようになりました。そして、トイレが近くなったことと関係があるのかわかりませんが、生理中におなかの痛みを感じると軽い尿失禁をしたり、くしゃみや咳をすると漏れたりするようになりました。大した量ではありませんが、今までそのようなことがなかったのでちょっとショックを受けました。尿失禁は頻繁ではなかったし、生理中に多く、生理が終わると尿失禁なども起きなかったので、深く考えることはありませんでした。40代だからあり得ることなのかもしれないと思うようにして、病院などには行かず。結局、気を付けていたのですが、膀胱炎を再発したため病院へ行くことになりました。膀胱炎から過活動膀胱へ膀胱炎は頻繁になっていたので、薬を処方してもらえば落ち着くものだと安心していました。そのときに、いつもは気にしていない尿失禁について相談をしたのですが、医師から「過活動膀胱かもしれない」と告げられることに。膀胱が過敏状態になっていると過活動膀胱になる可能性が高く、私の場合も膀胱炎などを繰り返したことによって過敏状態になっている可能性があるということでした。膀胱炎の治療をするために過活動膀胱の薬を処方されませんでしたが、水分コントロールや骨盤底筋の訓練など必要とのことで説明を受けることにしました。膀胱炎であることで、できるだけ尿の排出で菌を出さなくてはいけないために、膀胱炎が落ち着いた時点で検査などを受けるほうが良いだろうということでした。膀胱炎から過活動膀胱になりやすいため、過活動膀胱になることは仕方のないことであるという話でしたが、膀胱炎のつもりで病院に行ったのに違う症状を発見されるとは思ってもみなかったので驚きました。次の章では、過活動膀胱の検査を受けてみた結果についてお伝えします。過活動膀胱の検査を受けてみる膀胱炎が治まり、トイレの頻度も落ち着いたとき、過活動膀胱の検査を受けてみることにしました。正直トイレの頻度も尿失禁も落ち着いていたので、大丈夫ではないかと思っていました。しかし繰り返していたときもあり、またくしゃみなどで尿失禁をするのも嫌なので、調べておくことは必要だろうと判断しての検査でした。泌尿器科での検査で、検査自体は面倒なものではなかったのですが、意外と泌尿器科に通う人が多いことに驚きました。全員が全員過活動膀胱ではないのはわかっていても、泌尿器科の悩みを持つ人が多いということを知りました。それで、なんとなくホッとし、安心した気持ちで検査を終了。結果的には過活動膀胱との確定診断は受けませんでしたが、可能性はあるということでした。現時点で治療の必要はなく、女性の場合には軽い尿失禁は誰にでも起こる可能性があるものなので、深く考えることはないし、気になる場合にはまた相談に来ると良いでしょうとのこと。過活動膀胱ではありませんでしたが、膀胱炎が起きればまた過活動膀胱のような症状が起きかねないというのが現在の私の症状だということでした。まとめ過活動膀胱は特に女性に多い症状であり、膀胱炎や結石がある場合には発症しやすい症状のようです。知り合いなどに話をすると同じような症状で悩んでいる人も多いので、ありがちな病気なのかなと思いました。今回は過活動膀胱ではありませんでしたが、いつ私自身が過活動膀胱と診断されるかわかりません。繰り返すことの多い膀胱炎などにも気を付けながら、生活することが必要になりそうです。また同じような症状が起きたらすぐに病院に相談したいと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)著者/サトミオリ(45歳)小学生男子2人に振り回されながら毎日大騒ぎの育児。子どもたちに振り回されているせいか、年齢のせいなのか、次々と体の不調が出てきている。一つずつ完治をさせながらも、年になったなぁと凹んだりしていている。
2022年01月31日ナプキンやパッドをつけなくても、ショーツ自体が水分を吸収してくれる「吸水ショーツ」。今年に入って、GUやユニクロ、3COINSが1,000円台で購入できる吸水ショーツを発売すると、完売店舗が続出した。「女性の“憂鬱な日”をより快適にしたい、そんな思いで吸水ショーツを開発しました」そう語るのは、日本の吸水ショーツ開発のパイオニア、株式会社Be-A Japan広報の武市奈々子さん。同社の吸水ショーツ“ベア シグネチャー ショーツ”は昨年7月に販売を開始してからすでに7万枚を売り上げる大人気商品だ。この吸水ショーツはどのような仕組みなのか?「弊社の商品は吸水性や防水性のある布を複数枚重ねて作製しています。多い日の平均量が30~50ミリリットルといわれるなか、弊社の商品はその約3倍の量を吸水できるんです」さらに、洗って繰り返し使うことができるのもポイント。「汚れた際のお手入れの方法は、水がきれいになるまで3~4回もみ洗いしてから、洗濯機へ入れるだけ。血液汚れが付着している場合は、お湯は使わないようにしてください」更年期の不規則な生理周期や、軽い尿漏れに備えて、常にナプキンやパッドをつけているのは面倒なうえ、かぶれの原因にもなる。そんな中、ショーツだけで過ごせるのはメリットが大きそうだ。とはいえ、本当に吸水力があるのか、漏れないのか、吸水した際どのような肌触りなのか不安に感じる人も多いだろう。そこで本誌では、5種類の吸水ショーツについて、最大吸水量と水分を含んだ際のはき心地を調査。その結果を次のページから紹介する。■どこまで漏れない?履き心地は?5品を実験【Be-A】「ベア シグネチャー ショーツ 02」7,590円/XS~3L〈吸水量(メーカー表示)〉:約120ml〈臭い対策 (メーカー表示)〉:抗菌・防臭加工〈内側の構造〉:股部分の横幅が広く腰部分までしっかりカバーした吸水面〈はき心地〉:肌に触れる部分は柔らかく、伸縮性がありはきやすい〈実験時の最大吸水量〉:140ml〈吸収スピードとぬれ感〉:吸収スピードがとても速くサラサラの肌触りが続く〈使った感想〉:圧倒的な機能性。吸水スピードが速く、さらっとした肌触りが長時間持続し快適にはける。吸水量も断トツで、安心感のある1枚【Nagi】「full」6,600円/XS~XL〈吸水量(メーカー表示)〉:約105ml〈臭い対策 (メーカー表示)〉:Ag(銀)配合制菌加工〈内側の構造〉:おしりの上部までしっかりと覆った吸水面〈はき心地〉:吸水部分の厚みが薄く、伸縮性が高いためはき心地がよい〈実験時の最大吸水量〉:105ml〈吸収スピードとぬれ感〉:吸水スピードが速い。ぬれ感は少しあるが不快感はない〈使った感想〉:高い吸水力とおしりをすっぽり包み込む抜群のはき心地がやみつきに。色や形の展開が豊富で、デザインも重視したい人におすすめ【UNIQLO】「エアリズム吸水サニタリーショーツ」1,990円/XS~3XL〈吸水量(メーカー表示)〉:約30~40ml〈臭い対策 (メーカー表示)〉:抗菌防臭機能〈内側の構造〉:吸水面はおしりの割れ目まで。防水シートは腰部分までカバー〈はき心地〉:周囲の生地はエアリズム素材で肌触りがよい〈実験時の最大吸水量〉:50ml〈吸収スピードとぬれ感〉:吸水スピードはやや速い。ぬれ感は少しある〈使った感想〉:クロッチ部分の厚みが薄く、普通のショーツと変わらないはき心地。防水生地がおしりの上部まであるので生理の夜の漏れ防止にも【GU】「トリプルガードショーツ(ハイウエストボクサー)」1,990円/XS~3XL〈吸水量(メーカー表示)〉:約15~20ml〈臭い対策 (メーカー表示)〉:抗菌防臭機能〈内側の構造〉:吸水面・防水素材はおしりの割れ目ぐらいまででコンパクト〈はき心地〉:本体部分の生地は綿95%使用で、優しい肌触り〈実験時の最大吸水量〉:25ml〈吸収スピードとぬれ感〉:吸水スピードはやや速い。ぬれ感は少しある〈使った感想〉:ふだん使いでも快適な綿素材。低価格だが、吸水スピードが速く不快感は少ない。軽い尿漏れや不正出血対策にふだんから役立ちそう【3COINS】「吸水型 サニタリーショーツ」1,320円/M・L〈吸水量(メーカー表示)〉:約25ml〈臭い対策 (メーカー表示)〉:抗菌加工生地〈内側の構造〉:吸水面・防水素材はおしりの割れ目ぐらいまででコンパクト〈はき心地〉:伸縮性がある厚めの生地で、水着のようにぴったりフィット〈実験時の最大吸水量〉:25ml〈吸収スピードとぬれ感〉:水分が広がって吸水される。ややぬれ感がある〈使った感想〉:はいた際のフィット感がよく、横漏れの心配が少なそう。スタイリッシュではきやすいデザインのため、まずは試してみたい人におすすめ■使用目的によって商品を選んで実験では、吸水スピードにこそ差はあるものの、クロッチ部分に水を垂らすと、どれもぐんぐんと吸水。メーカー表示の吸水量までは、漏れ出るものはなかった。50代に多い不正出血、急な生理開始への備え、ふだん3~10ミリリットル程度の吸水ライナーを使っている人の軽失禁対策には、低価格帯の商品でも十分に対応できそうだ。もちろん、パッドなどと併用しても、ショーツ自体が吸水するので通常のショーツより安心感をもって過ごすことができるだろう。気になるはき心地だが、どの商品も最大吸水量の半分ほどまでは、吸水後もはいているうちに違和感は消えていった。ただし、最大吸水量に近づくと、表面のぺたぺたした感覚や、トイレではきなおす際のひんやり感が気になるように。吸水量が限界を迎えると、吸水面の横側や、表面の布に水分がしみ出したりした。出血や尿の量は個人差があるため、自身の状況に合わせて、複数の種類を組み合わせて使うのも手。自分にぴったりのショーツを探してみて!
2021年12月27日