「エヴァンゲリオン」シリーズの生みの親である映像作家・庵野秀明が代表を務める映像企画・製作会社、株式会社カラーは、2016年5月に創立10周年を迎えました。それを記念して、株式会社カラー初の企画展覧会「株式会社カラー10 周年記念展~過去(これまで)のエヴァと、未来(これから)のエヴァ。そして現在(いま)のスタジオカラー。~」が、ラフォーレミュージアム原宿にて開催されます。期間は2016年11月23日(祝・水)~11月30日(水)の8日間です。「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」の製作会社が創立 10 周年を記念して“初”の展覧会を開催展覧会では、初展示を含む「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズの原画や設定資料、庵野秀明が脚本・総監督を務めた「シン・ゴジラ」の雛型 3 種が展示されます。さらに、株式会社カラー取締役でもある漫画家・安野モヨコが展示会のために描き下ろした作品を、スタジオカラーがアニメーション化して上映します。また、2016 年 9 月に期間限定で公開された宇多田ヒカル「桜流し(ヱヴァ:Q バージョン)」のミュージックビデオの特別上映、短編アニメーションシリーズ「日本アニメ(ーター)見本市」の原画・資料の展示など、約 300 点が展示されます。●初展示を含む「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズの原画や設定資料展示2007年公開の第1部『:序』、2009年公開の第2部『:破』、2012年公開の第3部『:Q』から初公開を含む合計約160点の原画や設定資料が展示されます。また、宣伝物などに使用されたイラストの原画も初展示されます。●大ヒットロングラン上映中!「シン・ゴジラ」の第2形態、第3形態、第4形態の雛型を展示!庵野秀明が脚本・総監督を務めた映画『シン・ゴジラ』の第2形態・第3形態・第4形態の雛型を展示。3形態揃っての展示は初となります。●カラーが行う文化事業に関する資料の展示カラーでは、アニメーションと特撮の文化を保全し、次世代に継承するための事業も行っています。アニメーションの原画や背景画や設定資料、特撮のミニチュアや小道具やデザイン画など、制作物や関連資料を保存し、整理、体系化を進めています。傷んだものは修復・復元し、可能なものはデジタル技術によるバックアップも施します。各社御協力のもと、その貴重な資料の一部が展示されます。●安野モヨコのコミックエッセイ『監督不行届』番外編を、スタジオカラーがアニメーション化し上映庵野秀明の妻でありカラー取締役でもある漫画家・安野モヨコのコミックエッセイ『監督不行届』。その番外編となる新作エピソードを安野本人が描き下ろし、スタジオカラーがアニメーション化して展覧会にて上映します。株式会社カラー創立から現在まで 10 年のあゆみが綴られた内容となっています。また、その貴重な原稿も展示されます。●期間限定で公開された、宇多田ヒカル「桜流し(ヱヴァ:Qバージョン)」のミュージックビデオを特別上映2016年9月、期間限定で公開された「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」のテーマソング「桜流し」のヱヴァ:Qバージョンのミュージックビデオが特別上映されます。展覧会を楽しむとともに、株式会社カラーの今日までのあゆみと、その目指す未来について思いを馳せてみてはいかがでしょうか。【開催概要】株式会社カラー10 周年記念展~過去(これまで)のエヴァと、未来(これから)のエヴァ。そして現在(いま)のスタジオカラー会場:ラフォーレミュージアム原宿(東京都渋谷区神宮前1丁目11−6 ラフォーレ原宿6階)期間:2016年11月23日(祝・水)~11月30日(水)の計8日間時間:11:00~21:00 (最終入場は20:00)※場内の混在状況によっては入場が制限れる場合がありますURL:料金:500円 (税込)当日券購入方法:11月23日(祝・水)よりラフォーレミュージアム会場入り口での販売問い合わせ先:03-6712-7839 株式会社カラー10年記念展事務局(平日 10:00~18:00)※10月31日(月)から開設となります。
2016年10月27日アンリアレイジ(ANREALAGE)が、2017年春夏コレクションの新作展示会に、400人限定で一般客を招待。2016年10月30日(日)に青山にて開催される。パリで発表された今コレクションのテーマは「サイレンス」。なかでも、サウンドやAR技術を駆使した実験的な試みは印象的だ。モノクロームで統一されたルックに合わせられた黒い帯のようなものを、iPhoneやiPadを通してみると、洋服の模様が浮かび上がるというユニークな演出は、観客に強いインパクトを与えた。展示会では、このARとサウンドの演出も用意。触覚だけでなく聴覚や様々な感覚を通して、服を感じる体験ができる。このユニークな機会にぜひ応募してみてはいかがだろうか。【開催概要】アンリアレイジ 2017年春夏 新作展示会日程:2016年10月30日(日)時間:開場 11:00 / 終了 19:00会場:青山スタジオ住所:東京都渋谷区神宮前3-3-9 青山スタジオビル■応募方法期間:2016年10月15日(土)12:00~10月22日(土)12:00応募ページ:※時間外の応募は不可※先着400名限定。※先着順にて各時間帯、指定人数に達し次第締め切り。※応募1回につき、1名まで入場可能。※複数回応募した場合は、そのうち最初の1回のみを有効とする。※招待状の発送はなし。予約確認メールをプリントアウトして持参すること。※尚、入場希望者多数の場合、入場を断る場合もあり。
2016年10月17日村上亮太、村上千明による親子デュオブランドのリョウタ ムラカミ(RYOTA MURAKAMI)と、元CGデザイナーで靴職人の片岡弘生によるヒロキ カタオカ(HIROKI KATAOKA)の合同展示会「RYOTA MURAKAMI & HIROKI KATAOKA 2017S/S COLLECTION」が、10月21日から26日まで表参道ヒルズ同潤館3階の表参道 ロケットで開催される。新人デザイナーの登竜門として名高い欧州最大のファッションコンクール「ITS(International Talent Support)」にて14年ARTWORK FINALISTSに選出されたRYOTA MURAKAMI。現在はファッションデザイナーの坂部三樹郎と山縣良和がプロデュースする新感覚の若手ブランド集団「東京ニューエイジ」でも活躍している。HIROKI KATAOKAも、「ITS」にて15年ARTWORK AWARDの受賞経験を持つ他、CGデザイナーから靴職人に転職した異色のキャリアで注目を浴びている。同展では、RYOTA MURAKAMI初となるウィメンズコレクションを含めた最新コレクションを受注することができる他、アーカイブ作品や商品化されなかったサンプルアイテムを特別価格で販売する。HIROKI KATAOKAは、15年に発表したCharactor Deformationシリーズから、オタクカルチャーとストリートの融合に挑戦したファーストコレクション「encount」の受注会を開催する。その他、オリジナルバッグ、バルムング(BALMUNG)とコラボレーションしたシューズなどもラインアップする。【展示会情報】「RYOTA MURAKAMI & HIROKI KATAOKA 2017S/S COLLECTION」会場:表参道 ROCKET住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ同潤館3階会期:10月21日~26日時間:11:00~21:00入場無料
2016年10月16日日本で唯一のCMFデザイン展示会「CMF DESIGN EXHIBITION 青フェス Vol.6」が東京・南青山で10月23日から25日まで開催される。CMFとは、Color(色)、Material(素材)、Finish(仕上げ)の頭文字で、様々な製品の“表面材”を構成する3つの要素。CMFデザインは、これまでバラバラに考えられていた3つの要素を総合的にデザインするもので、私たちがモノを見る時、一番始めに目に入る「表面」のデザインとなる。優れたCMFデザインは、私たちに直感的に「いいな」と思わせる、まさに私たちの心を動かすデザインといえる。今回で6回目となる青フェスでは、日本のものづくりを活性化することを目的に、CMFデザインを通して優れた技術や素材を紹介する。CMFデザインの魅力的なサンプルが展示される他、デザインサンプルの販売コーナーでは、気に入ったサンプルをその場で購入できる。参加企業は、株式会社エムエスエー、株式会社真工社、トーヨーカラー株式会社、東レプラスチック精工株式会社、株式会社東洋レーベルなど。【イベント情報】CMF DESIGN EXHIBITION 青フェス Vol.6会場:LIGHT BOX STUDIO AOYAMA住所:東京都港区南青山5-16-7会期:10月23日12:00~19:0010月24日11:00~20:0010月25日11:00~20:00レセプションパーティー:10月24日18:00~20:00
2016年10月10日展示会「ピーターラビットの世界展」が北海道・札幌三越で2016年9月21日(水)より開催される。本展示会はこれを皮切りに、順次全国を巡回予定だ。ピーターラビットの生みの親である絵本作家、ビアトリクス・ポターの生誕150周年を記念して開催される「ピーターラビットの世界展」。彼女の魅力はもちろん、縁の地である英国・湖水地方やベストセラーとなった『ピーターラビットのおはなし』シリーズにまつわるエピソードを紹介する。会場ではピーターラビットの私家版レプリカ、貴重な初版本などの資料を紹介。また、ポターが亡くなった後も数多く出版され続けている書籍やヴィンテージグッズ、様々なアーティストや日本の伝統工芸とのコラボレーションアイテムの展示も。昔から現在まで、ポターの様々な一面を感じれる展示会となっている。また、会場では期間限定ショップがオープン。150周年記念商品や先行発売商品、オリジナルグッズなどファン必見の充実したラインナップで商品を展開している。【開催概要】~札幌三越リモデルオープン1周年~ビアトリクス・ポター(TM)生誕150周年記念 ピーターラビット(TM)の世界展会期:2016年9月21日(水)~10月3日(月)時間:10:00~19:00 ※最終日は18:00閉場。入場は閉場の30分前まで。会場:札幌三越 本館10階催事場住所:北海道札幌市中央区南1条西3-8入場料:一般・大学生700円、高校・中学生500円(税込・小学生以下無料)※エムアイカード、クレオクラブ・アイカード、エムアイ友の会カード、三越伊勢丹ホールディングス株主、ご優待カード、障害者手帳の提示でと2名まで無料。
2016年09月19日東京・上野の国立科学博物館で、2016年11月1日(火)から2017年2月19日(日)の期間中、特別展「世界遺産ラスコー展~クロマニョン人が残した洞窟壁画~」が開催されます。2万年前の洞窟壁画を中心に、クロマニョン人の秘密に迫る展示内容となっています。クロマニョン人がどんな姿だったのか、またどんな暮らしをしていたのか、あなたもその真実に触れてみませんか?ラスコーの洞窟壁画とは?ラスコーの洞窟はフランス南西部、ドルドーニュ県郊外にあります。もともと一帯は19世紀にはじまった発掘調査で旧石器時代の遺跡が多いことがわかっていました。1940年、地元の少年たちが洞窟内の壁画を発見。これが「ラスコーの洞窟壁画」です。壁画が描かれたのは推定2万年前、クロマニョン人によるものと考えられます。壁画は躍動感あふれる動物たちの彩色画が中心です。フランスやスペインを中心にクロマニョン人の壁画は300ほど残っていますが、ラスコーの洞窟壁画は質と保存の良さともに別格のすばらしさだといわれます。1979年、ラスコーの洞窟を含む一帯が世界遺産に登録されました。●「ラスコー展」の見どころ3つ●実物大の洞窟壁画を精密に復元!現在、ラスコーの洞窟壁画は保護のため、研究者ですら入ることを許されていません。「ラスコー展」では、洞窟壁画の中でも傑作が並び特徴的な技法で描かれた「身廊」の壁画群、そして最も謎が深い「井戸の場面」の絵が再現されます。アーティストたちの手による地道な作業と、最先端の技術で精密に復元された迫力満点の壁画が登場します。2万年の時を経て国立科学博物館に現れた、ラスコーの洞窟壁画を間近で眺めてみましょう。●道具や作品から「芸術のはじまり」を感じよう《ランプ》ラスコー洞窟遺跡(フランス)出土、約 2 万年前、赤色砂岩製フランス国立考古学博物館(サン=ジェルマン=アン=レー)所蔵[フランス国立先史博物館(レゼジー)寄託]人類の進化の過程で、「旧人」といわれるネアンデルタール人などの時代には、文化や芸術の要素が見つかっていません。それが「新人」のクロマニョン人の登場で大きく変わります。クロマニョン人は洞窟壁画のほか、彫刻作品や日常の道具、画材まで残しました。フランスにある2つの国立博物館が「ラスコー展」のために収蔵品の数々を特別出品し、人類の「芸術のはじまり」を感じられる展示になっています。《体をなめるバイソン》ラ・マドレーヌ岩陰遺跡(フランス)出土、マドレーヌ文化(約2万年から1万4500年前)、トナカイ角製フランス国立考古学博物館(サン=ジェルマン=アン=レー)所蔵[フランス国立先史博物館(レゼジー)寄託]トナカイの角から生み出されたバイソンの彫刻、石を削って作ったランプ、「ヴィーナス」と呼ばれる女性像などが展示されます。●等身大のクロマニョン人に会える!?古代人類の復元が専門の芸術家が、研究上の解釈をもとにクロマニョン人を等身大で制作。その姿は、現代の人類とほとんど変わりません。身に付けている衣服や手にした道具からも当時の暮らしが伝わってきますよ。約45,000年前から15,000年前まで活動したというクロマニョン人たちは、衣服を着て工夫を凝らした道具を持ち、芸術を楽しんでいました。「ラスコー展」に訪れれば、クロマニョン人や後期旧石器時代を近しく感じられるかもしれません。東京での開催後は、2017年3月25日(土)から5月28日(日)に宮城・東北歴史博物館、2017年7月11日(火)から9月3日(日)は福岡・九州国立博物館の予定で巡回します!展示詳細特別展:「世界遺産ラスコー展~クロマニョン人が残した洞窟壁画~」会期:2016年11月1日(火)~2017年2月19日(日)会場:国立科学博物館住所:東京都台東区上野公園7-20開館時間:9:00~17:00 ※金曜日は20:00まで。入館時間は各閉館30分前まで休館日:毎週月曜日、12月28日(水)~1月1日(日)、1月10日(火)※ただし12月26日(月)、1月2日(月)、1月9日(月)、2月13日(月)は開館公式サイト:
2016年09月19日『ファンタジーアートの巨匠 内尾和正の世界展~人の心に棲む竜が語りかける譚歌~』が2016年9月22日(木)から25日(日)まで横浜赤レンガ倉庫にて開催されます。映画版『ファイナルファンタジー』やソーシャルゲーム『神撃のバハムート』など多数のイラストを手掛け、デジタルペインティングを用いて独自のファンタジー世界を描き出す内尾和正氏作品の展示会です。現実と夢がすり替わったかのような錯覚を覚える美しい作品の数々。ここでしか踏み込めない美しい世界に、ぜひこの機会に飛び込んでみましょう!内尾和正氏と展示会について内尾和正氏は日本や海外で高く評価を受けるイラストレーターです。その作品は一言でいえばファンタジック。例えば見たこともないような光輝く草花の生える森から、美しい中世の上空に幻想的な乗り物が飛んでいる作品もあります。ファンタジーアートと聞いてピンと来ない人も、心惹かれるものを感じたら勇気を出して飛び込んで下さい。そこにはただひたすら普段目にすることのできない美しい世界が広がっています。ロールプレイングゲームなどで氏の作品を見たことがある、という方もこの展示会は必見です。会場には全長3mを超えるような大型作品も展示されているため、普段目にするディスプレイとは比べ物にならない繊細なファンタジー世界と出会うことができます。展示作品数も約60点と見ごたえ抜群です。より深くファンタジーアートの世界に触れる!ライブペインティング&トークショー●ライブペインティング&トークショー今回の展示会ではライブペインティングとトークショーも開催されます。内尾和正氏の世界に心惹かれた方は、ぜひライブペインティングとトークショーにも参加して氏の世界の深淵を覗いてみてください。日時:9月25日(日)14:00~料金:無料●作家来場予定内尾和正氏の世界をもっとよく知りたいけれどライブペインティング&トークショーの時間は都合が合わない、という方はぜひ作家来場時間に合わせて会場に行ってみましょう。ライブペインティング&トークショーとは違った形で、内尾和正氏の世界に触れられるかもしれません。作家来場時間(予定)9月24日(土)13:00~9月25日(日)12:00~イベント詳細イベント名:『ファンタジーアートの巨匠 内尾和正の世界展~人の心に棲む竜が語りかける譚歌~』会期:2016年9月22日(木)~25日(日)時間:11:00~19:00 ※22日(木)は13:00開場、25日(日)は17:00閉場会場:横浜赤レンガ倉庫1号館 2階 スペースA・B 住所:神奈川県横浜市中区新港1-1-1入場料:無料
2016年09月03日2016年9月14日(水)から9月20日(火)まで、猫とアートをテーマにした展示会「ねこ休み美術館」が東京、大阪、札幌の順に開催されます。SNSで人気のスター猫の写真が多数登場!限定グッズの販売も予定されています。猫とアートの出会いや、素敵なコラボを観に行きませんか?「ねこ休み美術館」のコンセプト展示会のベースになるのは、SNSで話題の猫クリエイターたちが2015年から開催している合同写真展「ねこ休み展」です。ねこ休み美術館では、ねこ休み展から生まれた新たな世界観が繰り広げられます。共通するテーマは「美術館」。だれもが知っている名画にスター猫が登場します。「スター猫の晩餐(大型)」を目玉に、数々の作品が展示される予定です。●参加アーティストと作品牧野直樹 ()2013年に保護した猫「ふーちゃん」の写真が評判になり、Twitterのフォロワーが8万人超。いつも困り顔のふーちゃんが、本展ではモノクロ作品で登場します。ちょっと大人のふーちゃんに出会えるかもしれません。瀬戸にゃん ちさ (Twitter:@ccchisa76)「無重力猫」としてTwitter上で一躍有名になった「ミルコ」。バレリーナやアスリートのようなジャンプをとらえた写真が話題です。本展でも躍動感あふれる空中アート作品が発表されます。あおいとり ()写真集「ねこだって鼻提灯くらいできるもん。」(青菁社)、「島ねこぽん」(青菁社)で注目されているサラリーマン猫写真家です。猫の目線に焦点を当て、「キャッツアイ」をテーマにした作品を本展で披露してくれます。灯さかす ()ねこのような生物「ましまろう」の生みの親です。もちもちほっぺのましまろう特設ブースで、名画をモチーフにした作品展示や限定グッズ販売が行われます。ほかにもアップルココ や 空木、ネズミイロのネコとバニラ 、 野良猫散歩、te.bu.re 、 Yoko Kataokaなど多数のアーティストが参加予定です。●作品以外にも見どころアリ!●有名声優がナレーションを担当有名な声優が人気猫や作品の解説を担当します。詳細はのちほど公式サイトで発表されますので、チェックしてみてください。●オリジナルアプリを配布オリジナルアプリは入場券に印刷されたコードでダウンロードできます。アプリで利用できるオリジナルフレームで、館内の撮影とSNSへの投稿をしてみましょう。●「ねこ休み展」×「チョーヒカル」再び8月下旬まで東京で開催された合同写真展ねこ休み展では、「水が飲めない掛け流し猫」こと「なごむ」と、ペインティングアーテイストのチョーヒカルがコラボし、6mにもおよぶ超巨大壁画を披露しました。ねこ休み美術館では、なごむと一緒に暮らすきなこにスポットが当たります。チョーヒカルがきなこをどう表現するのか注目です。ねこ休み美術館は9月14日(水)から9月20日(火)の期間中、東京の大丸東京店で開催されます。その後10月に大阪の大丸ミュージアム梅田、12月に札幌の大丸札幌店を巡回。猫好き、動物好き、写真好きの方は足を運んでみてください。■イベント概要名称:ねこ休み美術館【東京】開催期間:2016年9月14日(水)~9月20日(火) ※会期中無休会場:大丸東京店 11階 催事場開催時間:10:00~20:00 (最終入場19:30)※初日のみ12:00オープン※会期中の木・金曜日は21:00まで(最終入場20:30)※最終日は18:00まで(最終入場17:30)所在地:東京都千代田区丸の内1-9-1料金:一般600円、中学生以下無料【大阪】開催期間:2016年10月5日(水)~10月10日(月) ※会期中無休会場:大丸ミュージアム<梅田>大丸梅田店15階開催時間:10:00~20:00 (最終入場19:30)※最終日は18:00まで(最終入場17:30)所在地:大阪府大阪市北区梅田3-1-1料金:一般600円、中学生以下無料【札幌】開催期間:2016年12月17日(土)~2017年1月3日(火) ※会期中無休会場:大丸札幌店 7階ホール開催時間:10:00~20:00 (最終入場19:30)※最終日は17:00まで(最終入場16:30)所在地:北海道札幌市中央区北5条西4-7料金:一般500円、中学生以下無料※公式サイト:
2016年09月02日大阪文化館・天保山で「恐竜博2016」が開催されます。日程は2016年9月17日(土)から2017年1月9日(月祝)までです。史上最大の肉食恐竜スピノサウルスと、ティラノサウルスの二大肉食恐竜との競演や、パラサウロロフスとカスモサウルスの赤ちゃんの全身格化石など、現在の最先端とも言える恐竜研究の成果が一堂に集まります。また、東京会場同様「謎解きミュージアム」や「ナイトミュージアム」も実施。ファミリーでのお出かけにぴったりですよ。この秋、「恐竜博2016」が大阪に上陸!今年6月、東京・国立科学博物館で50万人を動員し注目を集めた特別展「恐竜博2016」が大阪に上陸します。開催期間は2016年9月17日(土)から2017年1月9日(月祝)までです。史上最も巨大に進化した二大肉食恐竜・スピノサウルスとティラノサウルスを軸に、世界中から新発見の恐竜が勢揃い。子供から大人まで年齢・性別を問わず、多くの人々を虜にする夢と驚きに満ちた恐竜の世界が体感できます。展示のみどころをご紹介!●日本初上陸!史上最大の肉食恐竜・スピノサウルススピノサウルスの全身復元骨格(正面)Courtesy of The University of Chicagoスピノサウルスは1912年に発見されていながらも、長年謎に包まれていた史上最大の肉食恐竜です。第2次大戦中のの1944年に標本が焼失してしまい、それ以来研究が進まずにいました。しかし2008年に新たな化石が発見され、2014年には「水中に進出していたようだ」という恐竜の定義を変える新仮説も発表されます。70年もの長い空白期間を経て驚きの姿が今、少しずつ明らかになりつつある注目の恐竜です。今回は全長約15mおよぶ巨大なスピノサウルスの全身復元骨格が登場します。スピノサウルス研究の最前線に触れられるまたとないチャンスです。●二大肉食恐竜、ティラノサウルスとスピノサウルスが夢の競演!ティラノサウルス「スコッティ」の全身復元骨格Courtesy of The Royal Saskatchewan Museum恐竜の中で特に人気の高いティラノサウルスの全身復元骨格「スコッティ」も、カナダから初来日します。異なる時代・大陸に生き、異なる進化を遂げ、肉食恐竜として大型化を極めた二種の夢の競演です。スコッティはティラノサウルスの貴重な全身復元骨格のひとつで、全長は約12mとこれまで発掘されたティラノサウルスの中でも最大級の大きさを誇ります。二大肉食恐竜の迫力に圧倒されること間違いありませんよ。●赤ちゃん化石も初来日!カスモサウルスの赤ちゃん実物化石所蔵:アルバータ大学(カナダ)Photographed by John Ulan, © University ofAlberta, Faculty of Science.(UALVP52163)カスモサウルスとパラサウロロフスの貴重な赤ちゃん化石の全身骨格も登場します。これらは世界でまだ1体ずつしか発見されていません。大人の標本と合わせて展示され、恐竜の成長や恐竜同士のコミュニケーションなどの最新研究について紹介されます。大人と子どもとで異なるパラサウロロフスの鳴き声を聞き比べてみてください。●近年発見された驚きの新種恐竜も展示!クリンダドロメウス復元画illustrated by Andrey Atuchinまた、約10種類の恐竜の展示物が日本で初めて登場します。見どころは新種の羽毛恐竜・クリンダドロメウスや、植物をすりつぶす形の歯を持つ獣脚類恐竜・チレサウルスなど。従来の仮説を覆す可能性を持つ驚きの新種恐竜の化石標本(複製)や、全身復元骨格が展示されます。「謎解きミュージアム」、「ナイトミュージアム」も開催予定!さらに閉館後のお楽しみもに注目です。宝探しイベントを手がける「タカラッシュ!」と恐竜博 2016がコラボした謎解きイベント「謎解きミュージアム」や、暗くなった会場を懐中電灯で照らしながら探検する夜の特別イベント「ナイトミュージアム」が開催されます。いずれも各回定員300名までです。興味のある方は、お早めにチケットを確保してくださいね。イベント詳細名称:恐竜博2016会場:大阪文化館・天保山(海遊館となり)住所:大阪府大阪市港区海岸通1-5-10アクセス:大阪港駅から徒歩約10分会期:2016年9月17日(土)~2017年1月9日(月祝) 開館時間:10:00~17:00 ※入館は閉館の30分前まで休館日:無休料金:入場料:一般1,500円、大学生1,000円、小・中・高校生800円公式サイト:関連イベント名称:謎解きミュージアム in 恐竜博2016大阪開催日程:2016年10月1日(土)、8日(土)、9日(日)、14日(金)、29日(土)開催時間:18:00~20:00※最終入場は19:00料金:一般2,600円、大学生・高校生2,200円、中・小学生1,800円 名称:恐竜博2016 大阪でナイトミュージアム開催日程:2016年10月22日(土)、11月4日(金)、11月25日(金)、12月3日(土)開催時間:17:30~20:00※最終入場は19:30料金:一般 1,700円、大学生・高校生 1,200円、中・小学生 1,000円
2016年09月02日ジュエリーの展示販売会「New Jewelry NEXT」が東京・目黒にて2016年9月2日(金)から4日(日)にかけて開催される。New Jewelryはジャンルやカテゴリーを問わず新しくクリエイティブなジュエリーを紹介する展示販売会で、2010年に開催された第1回目から年々来場者数や売上げを拡大している。参加するジュエリー作家やデザイナーが訪問者と交流し、作品のコンセプトやこだわりを直接伝える事ができるということが大きな特徴だ。今回開催の「New Jewelry NEXT」は新たなクリエーションを発信するフレッシュなジュエリーブランドを中心に展示。会場で初お披露目となるニューカマーや、新しい感性のジュエリーなど全国から35のブランドが集まり華やかに会場を彩る。本記事では出展する35のブランドから一部をピックアップして紹介。カフカ(:CAFCA)概念をデザインするように、機能性を生かしたミニマムな物作りが特徴のブランド。K18をメインにほとんどの作品が一つ一つ職人の加工により作られている。ループアンドボックス(LOOP&BOX)平面と線から展開される最小限の表現と個性が、人の形にいかに溶け込むかを追求するブランド「ループアンドボックス」。素材とモチーフを限定してグラフィック・アールデコ・建築デザイン・モダニズムの要素をデザイナーなりの解釈でジュエリーに加える。ウランジュエリーワークス(Uran jewelry works)色褪せないデザインやあらゆるシーンへの適合を信念としたウランジュエリーワークス。ただ身につけるだけではなくそこに会話が生まれるジュエリーを提案する。使わない時は美しい佇まいで、使うと心地良い「用と美」を兼ね備えたデザインを追求。【開催概要】New Jewelry NEXT会期:2016年9月2日(金) 16:00〜20:00 ※レセプションパーティー3日(土) 11:00〜20:00、4日(日) 11:00〜19:00場所:CLASKA 8F住所:東京都目黒区中央町1-3-18TEL:03-5773-9667出展ブランド:アキュート・アクセント、アイサトウ、アサミフジカワ、オーロラグラス、ビーチー トレジャーズ、ビサイ、カフカ、ダナエ、ディール、ハリ、ハリオランプファクトリー、ヒストリエ、カノエ、キトナ、クダナ、クメナオ、ライン、リトルリドル、ループアンドボックス、リュール、ルクス、マビ、マメロン、マトリ、ムレシ、ラミコ、サイデザイン、セイス、エスアールエス、スミイロ、スニ、スゥス、ティンク、ユーム、ウラン ジュエリー ワークス
2016年09月01日フレッシュなジュエリーブランドを中心としたジュエリーの展示販売会「New Jewelry NEXT」が、9月2日から4日まで東京・目黒のCLASKA The 8th Galleryにて開催される。10年より始動した「New Jewelry」ではこれまで、ジャンルやカテゴリーを問わず、新しくクリエイティブなジュエリーを一般の来場者に向けて紹介してきた。今回開催される「New Jewelry NEXT」でも、新たなクリエーションを発信するフレッシュなジュエリーブランドを中心に、今回が初お披露目となるニューカマーや、可能性に満ちた新しいジュエリーなど、ジャンルにこだわらず様々なジュエリーが紹介される。K18をメインにひとつひとつ職人の加工により作られたジュエリーを展開するカフカ(CAFCA)や、三つ編み少女を囲む世界のイメージをテーマとするキトナ(kitona)、普遍・革新・印象のバランスを模索しつつジュエリー制作を行うループアンドボックス(LOOP&BOX)、“記憶を持つジュエリー”をコンセプトに手作りでしか表現できないジュエリーを制作するムレシ(Muresi)、“用と美”を兼ね備えたデザインを追求するウランジュエリーワークス(Uran jewelry works)など35のブランドのジュエリーが展開される。【詳細情報】「New Jewelry NEXT」会場:CLASKA The 8th Gallery住所:東京都目黒区中央町1-3-18 CLASKA 8F会期:9月2日~9月4日時間:2日は16:00~20:00※レセプションパーティー、3日は11:00~20:00、4日は11:00~19:00入場無料
2016年08月30日「文化庁メディア芸術祭20周年企画展―変える力」が、東京・千代田区のアーツ千代田 3331をメイン会場に開催されます。日程は2016年10月15日(土)から11月6日(日)までです。企画展は変化をキーワードに、アートやエンターテインメント、アニメーション、マンガなどの歴代受賞作品の展示や上映が予定されています。文化庁メディア芸術祭の歴史を一挙に振り返り、20年にわたる文化やテクノロジーの変化、流れを体感できる貴重な機会です。入場は無料。気軽に足を運んでみてください。文化庁メディア芸術祭の20周年を記念した企画展が開催!アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門からなる公募展「文化庁メディア芸術祭」。その20周年を記念した企画展「文化庁メディア芸術祭20周年企画展―変える力」が、2016年10月15日(土)から11月6日(日)までの23日間にわたって開催されます。会場は東京千代田区のアーツ千代田 3331です。「変化」をキーワードに、歴代審査員4人を監修者に迎え歴代の受賞・審査委員会推薦作品の展示や上映などを実施。変化・改革し続けるメディア芸術の多様な表現が紹介されます。「ドラゴンクエスト」、「ジョジョリオン」、「つみきのいえ」!お馴染みの作品が大集合第 17 回 マンガ部門 大賞 『ジョジョリオン ―ジョジョの奇妙な冒険 Part8―』 荒木 飛呂彦©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/SHUEISHA本展では歴代の受賞・審査委員会推薦作品から厳選された、多様な映像作品が登場します。第12回のアニメーション部門・大賞を受賞した加藤久仁生「つみきのいえ」をはじめ、第15回 アニメーション部門・優秀賞の山村浩二「マイブリッジの糸」などが上映される予定です。マンガ部門の監修は東京工芸大学教授の伊藤剛氏が担当します。第17回マンガ部門・大賞作品の荒木飛呂彦「ジョジョリオン -ジョジョの奇妙な冒険Part8-」、第10回マンガ部門・優秀賞を受賞したよしながふみ「大奥」など、受賞作品全巻を自由に閲覧できるマンガライブラリーも設置予定です。また、第4回デジタルアート部門・大賞を受賞した国民的人気ゲーム「ドラゴンクエストⅦ~エデンの戦士たち~」も展示されます。第4回 デジタルアート(インタラクティブ)部門 大賞『ドラゴンクエスト VII ~エデンの戦士たち~』『ドラゴンクエスト VII』 開発チーム(代表:堀井 雄二(シナリオ & ゲームデザイン)/すぎやま こういち(音楽)/鳥山 明(キャラクターデザイン)/山名 学(メインプログラム)/眞島 真太郎(アートディレクション))© 2000 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/HEART BEAT/ARTEPIAZZA/SQUARE ENIX All Rights Reserved.ほかにも歴代受賞者が出演するトークイベントやパフォーマンス、ワークショップなども実施されます。20年にわたるメディア芸術の軌跡を楽しみましょう。なおプログラムの詳細は決定次第、公式サイトにて発表されます。興味がある方はチェックしてみてくださいね。●「New Style New Artist - アーティストたちの新たな流儀」の開催が決定!20周年企画展の一環として、サテライト会場であるNTTインターコミュニケーション・センターで「New Style New Artist - アーティストたちの新たな流儀」の開催が決定しました。アート、デザイン、エンターテインメントを自由に行き来し、時にはクライアントワークを、時にはアート領域での表現活動をする、近年のメディアアーティストたちの作品群をピックアップして紹介。また、個人ではなく仲間たちとプロダクションを設立し活動しているのも大きな特徴となっています。出展予定者は、以下の通りです。1. WOW(1997/2009)2. plaplax(2004/1997 近森基として受賞)3. ライゾマティクス(2006/2007)4. takram(2006/2008)※()内は、設立年/メディア芸術祭初入選などさらに例年通り「平成28年度[第20回]文化庁メディア芸術祭」も実施されます。応募締切は9月9日(金)日本時間18:00必着です。審査結果は2017年3月中旬に発表予定です。こちらもチェックしてみてください。イベント詳細名称:文化庁メディア芸術祭20周年企画展―変える力会場:【メイン会場】アーツ千代田 3331(東京都千代田区外神田6-11-14) 【サテライト会場】NTTインターコミュニケーション・センター [ICC](東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー4階)、UDX THEATER、国立新美術館など会期:2016年10月15日(土)~11月6日(日)アーツ千代田 3331開場時間:11:00~19:00※入場は閉場の30分前までNTTインターコミュニケーション・センター開場時間:11:00~18:00 ※入場は閉館の30分前まで閉館日:メイン会場は会期中無休※開館時間、休館日は会場によって異なります。入場料:無料※一部のイベントは有料公式サイト:
2016年08月27日アメリカのハードロックバンド、KISSの貴重なアイテムの数々を展示する世界初となる博覧会「KISS EXPO TOKYO 2016~地獄の博覧会~」が10月13日(木)から31日(月)まで、東京・ラフォーレミュージアム原宿での開催が発表された。【チケット情報はこちら】アルバムの総売り上げは1億枚を超え、名実ともに世界を代表するロックバンドKISS。2015年にはももクロとのコラボシングルを発表するなど、親日家としても知られている。そんなKISSの40年に及ぶキャリアの中で初となる同博覧会では、メンバーが所蔵していた衣装や楽器などファン必見の秘蔵アイテムの展示、彼らのアイコンとしても親しまれている KISS メイク体験や、メンバーが使用した楽器に触れられるステージセット、さらに会場内に360度VR体験コーナーを設置。ロサンゼルスのポール・スタンレー宅にあるアトリエや、KISS ミュージアムと化しているジーン・シモンズの自宅オフィスをバーチャル体験する事ができる。また、同博覧会オリジナルグッズの販売も行われる。開催初日となる10月13日(木)にはメンバーのジーン・シモンズが来場。ジーン・シモンズ自らが本博覧会を案内する特別内覧会を実施。特別内覧会ではジーン・シモンズによる案内のほか、記念撮影、サイン会、質問を受け付けるトークイベントなどが行われる。一般チケット、学生割引チケットは現在発売中。また、特別内覧会付きVIPチケット、オリジナルトートバッグ付きプレミアムチケットは7月27日(水)23時59分まで特別受付(抽選)を実施中。■「KISS EXPO TOKYO 2016 ~地獄の博覧会~」会期・時間:10月13日(木)~10月31日(月)11:00~21:00※13 日初日のみ開場時間が変更となります。詳しくはHPにて。※入場は開始30分前より整列が可能。最終受付は20:00 まで。会場:ラフォーレミュージアム原宿(東京都)料金:【特別内覧会付き VIP チケット】100,000円(税込)※10月13日(木)のみの限定特別チケット【プレミアムチケット】5,000円(税込)※KISS EXPO TOKYO 2016 限定仕様オリジナルトートバック付き【一般チケット】1,600円(税込)【学生割引チケット】1,000円(税込)※学生割引チケットは中学・高校生が対象※特別内覧会付き VIP チケット、プレミアムチケットは特別受付にご応募いただいた方の中から抽選で選ばれた方のみがご購入いただけるチケットです。期間を過ぎてからのご応募はできませんので、ご了承ください。※小学生以下、入場無料。大学生・専門学生は一般チケットでのご入場となります。
2016年07月22日写真家のホンマタカシの特別展示が、7月17日から11月6日まで香川県丸亀市にある丸亀市猪熊弦一郎現代美術館の展示室Aにて開催中。同展示では、香川出身の画家・猪熊弦一郎がデザインした三越の包装紙「華ひらく」をモチーフにした、ホンマタカシによる新作「三越包装紙」を紹介。東京と香川の街中で「華ひらく」を撮影した同作は、もともとはテレビ番組で即興的に生まれたもの。今年の春、瀬戸内国際芸術祭とのコラボレーションイベントのために新たに撮り下ろされた。お馴染みの三越包装紙が、三越本店のある東京日本橋や猪熊弦一郎の故郷である香川県の街中に突如あらわれ、意外なものがつぎつぎと“贈りもの”になっていくというグラフィティーアートのようなこれらの写真と、実際の包装紙を組み合わせたインスタレーションが、猪熊作品が並ぶ常設展示室の中にまさに“落書き”のように登場する。【イベント情報】「特別展示 ホンマタカシ《三越包装紙》」会場:丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 展示室A住所:香川県丸亀市浜町80-1会期:7月17日~11月6日時間:10:00~18:00(8月27日は21:00まで、入館は閉館の30分前まで)料金:一般300円、大学生200円、高校生以下または18歳未満、丸亀市在住の65歳以上は無料会期中無休
2016年07月22日こんにちは、ROBE編集長のAzuです。気まぐれ連載のはずだった《水曜のケセラセラ》、GWも懲りずに続けます。前回はいくらファッション好きでも苦手な色形ってあるよね、という話で無理やり花畑に行きました。今回はファッション業界・デザイン業界を騒がしているあの問題を、幼少期の記憶と絡めて。どうぞよろしくお願いします。 私が小学生だったころ、ジュニアブランドブームが巻き起こりました。ブームを築きあげたのは「メゾピアノ」や「エンジェルブルー」「ポンポネット」など、ナルミヤインターナショナルが展開するブランドたち。他にも「ベティーズブルー」や「3年2組」「ラブラビ」など、たくさんのジュニアブランドが小中学生向けファッション誌とともに勢いをつけていた時代でした。同世代女子はきっと記憶にあるかと思います。(ちなみに一時期勢いを失っていたナルミヤさんですが、今再びECで力を取り戻しているそう。子供は成長が早いからすぐ着られなくなってしまう分購買サイクルが早いので、簡単に購入できるECが伸びているんだとか。あと、返品対応の良さ!)私はというと例に漏れずガーリーな世界観のメゾピアノにどハマりしていた「メゾラー」の一人。もちろん小学生の頃は自分のお小遣いだけでは服を買えず、全国模試でいい点数を取ってご褒美を狙ったり、コツコツお年玉を貯めたりして「憧れのメゾピアノ」を着ていました。 さて、幼少期において社会の闇に直面する瞬間は、突如としてやってくる。「メゾ派」の私がお気に入りのデニムミニスカをプリプリいわせながら、合わせる服を求めに近所のスーパーへ出かけた時のこと。「あれ...見たことあるぞ?」一体のトルソーが着ていたトップスを見た時、衝撃が走りました。「これ、メゾピアノの服と全く同じデザインでは...!!!」趣味といえば雑誌、カタログ(写真は自宅にあったメゾピアノ2003AWのもの。今見ても超可愛い。)、ブランドHPを眺めることだった私は、その「スーパーのトップス」がメゾピアノの新作に酷似していることを一瞬で見破りました。色も柄もシルエットも本当にそっくりそのまま。違うところといえば、ロゴとキャラクターの部分だけです。小学生ながら「これはいけないことだぞ!」と、とても悲しくやるせない気持ちに。自分が大好きなブランドの服、一生懸命頑張ってやっと手に入る服が、1/3の価格で売られてるんですから。デザインがほぼ同じと言えど、これはメゾの服ではない!なぜメゾぶってるんだこいつは!と、怒り心頭。 でも、その時私は思い出したのです。「そういえば、図画工作の授業で隣の子の絵、パクったわ」と。当時はここまでで考えが止まっていたけど、今思い返すと「スーパーのトップス」と「授業で描いた絵」で行われたパクリの違いはなんだろう?と考えさせる出来事でした。メゾのパクリはNGで、絵のパクリはOK?デザインを盗用したことで利益が発生する/しない?他人の目に触れる機会が多い/少ない?NGの境界線ってどこだろうか。街中では有名ブランドのデザインを真似し過ぎている「っぽい服」が平気で並んでいます。「流行」という言葉の力が強い業界なので、NGの境界線が曖昧なのは事実。実際、私が知っている限りでも、売れているデザイナーズブランドのディテールをそっくり真似して、自社のオリジナル商品として半値で売ったりするセレクトショップなどもあります。これって、「いま流行の形だから」では済まないよと思う。様々なブランドのデザイナーと話す機会もあって、生み出す苦労を知っている分、余計腹が立ちます。もし私がパクった絵で市のコンクールに入選していたら、パクられた本人はやりきれない気持ちだったでしょう。彼女にデザイン力はあっても、画力はなかったのだから。(その節はごめんなさい。)同様に、小さなブランドの場合デザイン力はあってもたくさん生産する経済力やビジネス力がないのだから、一度アイデアを取られてしまえば大きな企業に勝てるわけがないのです。この問題は買う方も考えなければいけません。もちろん「可愛いから買う!」でいいのだけど、じゃあそれはどんなイメージで作られたのかな?とか、オリジナルを見つけた時にそのブランドのことを調べるとか、「根っこ」のとこまで考えるべきだなと思う。ちょっと考えるだけでいいんです。それが作り手への敬意であるし、着ているもののルーツを知ることで、それに込められた表現が自分に返ってきやすくなると思うからです。(だいたい、野菜や果物の生産者の名前や生産地にはこだわるのに着てるものに対してはそれがどこ出身かなんて気にしないってのがおかしな話なんだ!と常々思っている。)(ベティーズブルーの雨の日限定ショッパー。当時は斜めがけのビニールバッグがショッパーとして定番でした。ショッパー収集癖があります。)では、よく聞くオマージュとパクリの違いって何なのか。一つは元の作品に対して敬意があるかないか、だと思います。ただ単に「こいつをパクったら売れそうだぞ!」とか、「ギリギリのラインでいい感じに仕上げよう」とか下心がある作品は、なんとなくその汚さが滲み出るんですよね。敬意を表したオマージュの素敵な例が、この前訪れた「旅するルイヴィトン展」で見つけたこちらの作品たち。3つとも、似ていますよね。真ん中の小さなトランクは2015-16秋冬、両端が1930年に作られたトランクです。どれもぱきっと対角線に走る太いラインが印象的。全ての作品が同じルイヴィトンという歴史あるメゾンの中で作られたものなので、そもそもパクリかそうじゃないかという議論ではないんですけど、ここでは違うクリエイターが一つのアイデアを元に作った作品、という意味でオマージュの例としてあげさせていただきます。元となるイメージを今の時代に合うように再解釈して作ったもの、それもオマージュと言える一つのポイントなのかな。それにしても最新作のモダンっぷりったら。このサイズですよサイズ。おにぎり入れたい。こんなことを考えたのも、先日5/1に放送された情熱大陸で話題になった弁護士・水野祐さんの対談(The FLAGより)を拝見したからです。スナイデルなど大人気ブランドを展開するマッシュホールディングス社長・近藤さんとのリアルな事件を絡めたトークは必見。明日から、パクリもんパトロールに出てきます。ではでは、また来週か再来週。Text. Azu Satoh
2016年06月10日東京都・二子玉川の静嘉堂文庫美術館は、同館の修理した仏像や仏画を展示する「よみがえる仏の美~修理完成披露によせて~」を開催する。会期は4月23日~6月5日(月曜休館)。開館時間は10:00~16:30(入館は16:00まで)。入館料は一般1,000円、大高生700円、中学生以下無料。同展は、運慶作かと話題の仏像「木造十二神将立像」のうちの4軀をはじめ、修理を終えた仏画が初披露されるもの。東洋の文化財は、繊細な美しさと引き換えに、さまざまな損傷を受けやすい脆弱さをはらんでいるという。同館は、守り伝えられてきた貴重な所蔵品をよりよい形で後世に引き継ぐために作品の修理事業にも力を入れており、同展では作業の際に使用する材料や道具がともに展示され、修理過程をよりわかりやすく観ることができる。また、伊藤若冲「釈迦三尊像」(京都・相国寺蔵)の原画としても知られる伝 張思恭「文殊・普賢菩薩像」など、仏教美術の名品も合わせて展示される。そのほか、関連プログラムとして、講演会「十二神将像のひみつ—浄瑠璃寺伝来の一具と運慶—」が4月30日13:30~、「文化財修理の現状~静嘉堂絵画の修理から~」が5月14日13:30~開催される。両日とも開館時より整理券配布、先着120名。また、学芸員による列品解説が5月7日11:00~、5月21日11:00~、6月2日14:00~開催される。
2016年03月14日ビスポークランジェリーのブランド・チヨノ アン(Chiyono Anne)が、 初のプレタポルテコレクションを発表。そのファーストコレクションの展示会が3月12日、13日の2日間、東京・青山のGALLERY MUVEIL(ギャラリー ミュベール、東京都港区南青山5-12-24 シャトー南青山B1F)で開かれている。ビスポークラインのコンセプトはそのままに、より手が届きやすい価格のランジェリーやルームウェア、小物を取り揃える。すべて着心地が良く上質な素材を使い、すべて自社のアトリエでハンドメイドで製作されている。2016年春夏コレクションは、現代を生きる3人の女性をイメージした3つのシリーズから構成。クールなモードを愛する「イーヴィ(Evy)」 をイメージしたシリーズは、黒サテンとフランス製ストレッチレースを基調にしたエッジの効いたデザインが魅力。スポーティでボーイッシュな「メイ(May)」のシリーズは、ダッグエッグ(=ペールブルー)のイギリス製シルクサテンや日本製のレースを使って可愛らしく仕上げられている。自分らしいセンスを大切にする「ルル(Lou Lou)」のシリーズは、ピンクベージュのイギリス製シルクサテンや日本製のオリジナル刺繍レースを使い、ヴィンテージの雰囲気の中に現代的な遊び心も取り入れている。デザイナーの、イェガー千代乃アンは、 アメリカ人の父と日本人の母のもと、東京で生まれ、ロンドンとNYで育った。幼い頃からクラシックバレエを習い、アートやファッショなどから刺激を受けながら育ち。ロンドン大学SOAS、早稲田大学で学ぶ。イギリスのデ・モントフォート大学院でビスポークによるランジェリーデザインの研究で修士号を取得後、ロンドンのサヴィル・ロウセで英国の伝統的なテーラリング技術を習得。同時にアートやインテリアデザインなど、ホリスティックデザインの研究も続け、自身のブランドをスタートした。彼女が目指すのは、肌に付けるランジェリーから女性の意識を高めること。「ランジェリーに体を合わせるのでなく、個人の体に合わせてランジェリーを創る」をブランドコンセプトに、単なる下着ではなく、その人独自の魅力を引き出すようなランジェリーを目指す。外から見えないものだからこそ、女性自身のコアの部分に影響を与える、というのが千代乃さんならではの哲学。見せるためではなく、自分のためのランジェリーとして、高いクラフトマンシップによって生み出されるコレクションは、感度の高い女性達を魅了している。
2016年03月12日立川ブラインド工業は、染織作品の展示会「『タナツハタメラ』染織展~着物とタペストリーを中心とした染織作品~~」を開催することを発表した。会期は2月26日~3月3日 10:00~18:00(2月29日は休館、最終日は15:00まで)。会場は東京都・新橋のタチカワブラインド銀座スペース オッテ(タチカワブラインド銀座ショールーム地下1F)。入場無料。同展は、京都造形芸術大学 美術科 染織コースを通信教育で卒業した「タナツハタメラの会」のメンバー13名が、綴れ織、絣織、型染めなどの伝統的技法で制作した作品展。染織作品の着物・浴衣7点、タペストリー6点が展示される。2014年に開催した作品展「染織八人展」に続く、2回目の作品展となる。また、出展する「タナツハタメラの会」のメンバーは、京都造形芸術大学の染織コースを卒業した13名で構成される。年齢や出身はさまざまで作品の方向性も異なるが、それぞれの異なる環境の中で作品を作り続けていくことを、自らの人生の指針と考えながら活動しているということだ。なお、同会のメンバーは、大日方明美氏、金戸潤子氏、川畑恵美子氏、社本靖子氏、杉田伊津子氏、前田良子氏、松井高太郎氏、松島尋子氏、満田由美子氏、村田佳子氏、安江容子氏、横山倫子氏、渡部翔子氏。
2016年02月09日日本のストリートスタイルフォトグラファー、シトウレイの国内初となる大規模展示会「シトウレイ・ファッションフォト エキシビション ―表参道と私。今までの10年とこれからの10年―」が2月29日まで開催中。表参道ヒルズ内にある改装中店舗の仮囲い壁面に計約150点の作品を展示する。同展では、表参道に縁のある、各界で活躍中の著名人約20名に協力を仰ぎ、シトウレイが写真を撮り下ろし。撮り下ろした著名人は音楽プロデューサーの藤原ヒロシ、アートディレクターの藤本やすし、アーティストの館鼻則孝、フラワーアーティストの越智康貴、ファッションジャーナリストのマスイユウなどで、表参道ヒルズ館内および近隣エリアで撮影したスナップ写真を改装中店舗の仮囲い壁面に掲示する。また、撮影時に行った、表参道やファッションに関するインタビューも写真とともに見ることができる。このほか、世界的なファッショニスタのニック・ウースター、ファッションジャーナリストのミーシャ・ジャネット、シンガー兼DJ兼デザイナーのマドモアゼル・ユリアなど、これまでにシトウレイが撮影したアーカイブ作品も展示される。【イベント情報】「シトウレイ・ファッションフォト エキシビション ―表参道と私。今までの10年とこれからの10年―」会場:表参道ヒルズ館内各所住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10会期:1月13日~2月29日(※一部3月中旬まで)時間:11:00~23:00(※施設営業時間に準ずる)料金:無料
2016年01月15日2016年1月13日から15日まで、東京ビッグサイトにて開催されている自動車技術の展示会「オートモーティブ ワールド2016」にて、ON Semiconductorの日本法人であるオン・セミコンダクターは自社製品を組み合わせたソリューションの紹介を行っている。例えば、自動車向けCMOSイメージセンサと複数のLEDを一括制御可能なドライバICを組み合わせたスマートヘッドライトソリューションは、対向車の存在を意識せずにハイビームでの運転を実現できる、というもの。従来、ハイビームの状態は対向車に当たれば、運転に支障をきたす可能性などがあるため、対向車が居る状態では止める必要があった。同ソリューションを用いると、イメージセンサが対向車を検知し、複数のLEDの中から、対向車の位置部分のみをインテリジェントに点灯させず、それを細かく制御することで、近づきつつある対向車に常にハイビームが当たらないようにする、というものとなっている。この肝となる12ピクセルのLEDを制御する「NCV78247」は現在、開発品としているが、2016年中の出荷が予定されており、数年程度で実際の自動車にも搭載される可能性がある。またこのほか、0.9mm角のパッシブセンサを用いたシートへの応用デモも参考出品としてデモ展示されている。これは、温度、湿度、圧力、信号強度を検知可能かつエナジーハーベストでの駆動が可能な小型チップを用いて、アンテナ経由で送信されている電波から電力を得るといったパッシブタイプのセンサの活用例。最近の自動車は大衆車レベルでも、シートに圧力センサを仕込み、搭乗者だと判断された場合はシートベルトの着用をチェックし、シートベルトが着用されていなければアラートが鳴るなどの仕組みが採用されているが、座席にかかる圧力のみの場合、それが荷物であった場合であっても、誤作動を起こす場合があった。同デモの場合、背もたれ部に湿度センサを配置することで、人であるのか、荷物であるのかを識別することが可能なため、そうした誤作動を防ぐことができる。また、電源不要なため、製造の簡便さなども売りになるとしているが、送受信のためのアンテナを狭い自動車内のどこにどうやって設置するか、といった問題や、ノイズ耐性をどの程度考えるか、といった問題も考えられることから、そうした課題を自動車メーカーなどのパートナーといかに解決していくかが、今後の普及の鍵を握りそうだ。
2016年01月14日三越伊勢丹ホールディングスは1月22日からフランス・パリで開催されるファッション小物の国際展示会、プルミエールクラス(PREMIERE CLASSE)に初出展する。今回、三越伊勢丹がプルミエールクラス出展するのは、婦人靴。ファセッタズム(FACETASM)やニューニュー(newneu.)など、注目のファッションブランドと協業したシューズや、東レ、クラレの最先端技術で開発された人工皮革素材を使用したシューズなどを展示する。婦人靴の担当バイヤーは、プルミエールクラスに出展するにあたり「11年から自社プライベートブランドでは、川上に遡り一から事業者と婦人靴製作に取り組んできた。5年間試行錯誤を重ねる中で、日本国内に留まらずイタリアやスペインなどの作り手との関係が構築され、靴づくりのノウハウも蓄積されてきた。このタイミングでデザインや作りはもちろん、履きやすさにも拘ったメイド・イン・ジャパンの靴を世界のバイヤー達に見てもらいたい」と意気込む。昨年10月の東京コレクションで、一足早く同社との協業で製作したシューズでランウエイに臨んだファセッタズム(FACETASM)とは、「ルックを完成させる上で欠かせないシューズでも、納得がいくクオリティのアイテムを作りたい。また、東京から新しい足元のスタイルを提案したい」という思いが共鳴し、16AWでも協業を継続していくという。その他、TOKYO新人デザイナーファッション大賞のプロ部門の審査に合格した優れたデザイナーたちで構成される「CREATOR’S TOKYO」のブランドとも靴づくりを行うという。また、東レやクラレの人口皮革を使った商品開発について前述のバイヤーは、「お客さまにいつも新しい商品を提案したいと考えた時、高い技術力をベースに開発された人工皮革は、風合いが革に近づいている点や、防水性、防汚性に優れている。靴に適した機能を備えていることに魅力を感じた。人工皮革という次世代の素材を使うことで、これからの未来を見据えた提案になれば」とコメントする。年間約6万足のシューズを販売する伊勢丹婦人靴プライベートブランド。伊勢丹婦人靴では昨年からはOEM業もスタートさせ、16年にはADOグループ約5店舗への商品卸もはじめるという。自社で商品開発を行うメリットについて「ネットワークが広がったこともあり、業界のセオリーから逸脱していたとしても、フレキシブルにお客さまの要望に応えた靴づくりが出来ること。靴づくりに必要な知見を社内にも蓄積することが出来ること」を担当者は挙げる。顧客の声、デザイナーたちの声に応えながら成長した三越伊勢丹の婦人靴。次なる一手に注目したい。
2016年01月13日2015年12月16日から18日、マイクロエレクトロニクス製造サプライチェーンの国際展示会「SEMICON Japan 2015」が東京ビッグサイトにて開催されている。今年の出展企業数は732(共同出展社を含む)で、前年から7社増となっている。本稿では、会場内でひときわ注目を集めていた「ミニマルファブ技術研究組合」ブースの様子をレポートする。SEMICON Japanへの出展は今年で6回目だという同組合は、産業技術総合研究所が設立し、平成24年度経済産業省関連予算「革新的製造プロセス技術開発(ミニマルファブ)」の採択を受けて2012年度から2014年度までの3年間、国家プロジェクトとして研究開発を実施してきた。平成27年度からは自主的に研究開発体制を維持しながら運営しており、ハーフインチウェハを製造基板単位とした新たな半導体製造生産システムの実現を目指している。ミニマルファブの特徴は、一般的な半導体ウェハに比べて圧倒的に小さいハーフインチウェハを用いて、半導体を1個ずつ生産できるという点。電源は各装置ともにAC100Vを用いており、各装置の内部を局所的にクリーン化しているため、クリーンルームが不要となる。装置は共通のプラットフォームを用いており、ライン構成やレイアウト変更を簡単に行うことが可能で、多品種少量および変種変量生産を効率化できる。ブースの説明員によると、ロットあたり1万個以下で製造したい顧客を想定しているという。2年前にPMOSトランジスタ、昨年はCMOSトランジスタを会場で試作していた同組合だが、今回は3日間の会期中でリングオシレータの製造を実現するというデモンストレーションを行っている。
2015年12月16日イデーは、 ワイヤーアーティスト・山田一成氏の作品を集めた展示会「Kazunari Yamada Wire Works Exhibition」を開催することを発表した。会期は12月3日~12月25日。会場は東京都・自由が丘のイデーショップ 自由が丘店。観覧無料。同展は、オリジナル家具やインテリア雑貨を販売する同ショップが、さまざまなクラフトを月替わりでフィーチャーする企画「IDEE CRAFTS」の第4弾として、福岡を拠点に活動を行うワイヤーアーティスト・山田一成氏によるワイヤーオブジェを一同に展示する作品展。見る角度や時間、場所によってさまざまに表情を変えるワイヤー製の動物たちは、繊細でどこか愛嬌があり、この時期には部屋に飾ることや、大切な方へのクリスマスギフトとしてもお薦めとのこと。なお、山田一成氏は福岡県在住のワイヤーアーティスト。自分のイラストを立体にしてみたいという思いつきから、ワイヤーでのオブジェ制作をはじめる。年1~2回のペースで福岡や東京で作品展を開催。デザイン事務所 lucy design代表。
2015年12月03日フロントウイング10周年記念作品の「グリザイア」シリーズおよび15周年作品の「果つることなき未来ヨリ」の資料展示会が愛知県名古屋市のジーストア名古屋2階 WonderGOO名古屋大須店"GOOst(グースタ)"にて現在開催されている資料展示会では、美麗原画など数々の貴重な資料やキャラクターの衣装などを展示。さらに、キャラクターの等身大パネルと記念撮影をすることもできる。また、会期中の12月6日(日)には、フロントウイング代表の山川竜一郎氏による「『果つることなき未来ヨリ』&『グリザイア』トークショー」も開催されるので、こちらも注目しておきたい・イベント限定グッズや先行販売品など多数取り揃えられた本展示会は、2015年12月20日(日)までの開催予定となっている。入場料は無料。なお、2016年の年明けには「ジーストア大阪ANNEX」での開催も予定されているのでこちらもチェックしておきたい。各詳細については、ジーストアの公式サイトにて。(C)Frontwing
2015年11月25日ジュエリーの展示販売会「New Jewelry 2015」が3331 Arts Chiyodaで12月4日より開催される。同イベントは「見て、買って、作って、体感する」というコンセプトのもと、クリエイターと購入者が直接交流できる販売イベント。今年はジュエリーのみならず、服飾雑貨、食まで幅広く出展するのも特徴で、敷居が高いと思われがちなジュエリーイベントにあってカップルや子連れでも気軽に来場できるイベントとなっている。今回は過去最大規模の100ブランドが勢ぞろい。かぎ針を使用した刺繍アクセサリーのMoko Kobayashiや、糸編み制作のfua accessory、磁気ジュエリーのjanuka、立体的で大ぶりなデザインを展開するLamieといったブランドの他、服飾雑貨ブランドのcharm、CRAFT AID、飲食ブランドfood + things、移動レストランあゆみ食堂までが出店する。また、これまでの「New Jewelry」で人気を博した「クソバッジ」の他、「ETSUSHI」や「INSTANT JEWEL」など、遊び心満載のブランドを集めた「お楽しみゾーン」を用意。「INSTANT JEWEL」のデザイナー・大友学によるワークショップでは、好きなアクセサリーに様々な形や色のプラスチックパーツを好きなだけ組み合わせて、自分だけのオリジナルインスタント・ジュエルを作ることができる。【イベント情報】「New Jewelry 2015」会場:3331 Arts Chiyoda メインギャラリー住所:東京都千代田区外神田6-11-14会期12月4日~12月6日(※4日はレセプションパーティー)時間:4日は16:00~20:00、5日は11:00~20:00、6日は11:00~19:00入場料無料
2015年11月19日ミナ ペルホネン(mina perhonen)とアトリエシムラの着物のコラボレーションによる展示会「シムラの着物ミナの帯」が、11月20日から23日まで東京・南青山のTOBICHIにて開催される。同展では、人間国宝である染織家の志村ふくみと、その長女である志村洋子の監修による6点の着物を出展。今回の着物は、工房で染められた糸で織られたものとなっている。合わせて、ミナ ペルホネンのデザイナーである皆川 明が用意した多数のテキスタイルデザインの中からアトリエシムラが厳選した5点のテキスタイルで仕立てた帯も展示販売される。なお、価格は、着物が45万円から、帯が10万円から。その他、メイン会場の3軒隣にあるTOBICHIの常設ショップ内では11月20日の15時から17時、及び11月21日から23日の11時から12時、16時から17時まで、アトリエシムラによる「仮仕立てライブ」を開催。糸が染められ裂(きれ)になり、着物のかたちになっていく様をじっくりと観覧することが出来る。また、アトリエシムラのコーナーも設けられ、手織りストールや小裂(こぎれ)の額装、書籍、ポストカードなどが販売される。なお、11月20日の12時から13時、21日の10時から11時、18時から19時、22日の10時から11時、18時から19時に実施されるアトリエのスタッフによる着物の見立てサービスと、20日18時の、志村ふくみ、志村洋子、糸井重里によるトークショー、23日19時の糸井重里と皆川明によるトークショーは満員につき申込受付は終了している。【イベント情報】「シムラの着物ミナの帯」会場:TOBICHI 2住所:東京都港区南青山4-28-26会期:11月20日~23日時間:11:00~18:00(20日は13:00~17:00)
2015年11月18日日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)は11月18日より20日までの期間、神奈川県横浜市のパシフィコ横浜にて開催されている組み込み技術に関する展示会「Embedded Technology 2015(ET 2015)/IoT Technology 2015」において、日本初公開となるIEC 61000-4-6認証取得済み静電容量方式タッチセンスソリューションなどの展示を行っている。同ソリューションは、同社の低消費電力マイコンMSP430シリーズとして提供される「MSP430FR2633」を用いることで実現されるもの。99ドル(参考価格)で提供される「『MSP-CAPT-FR2633』CapTIvateマイコン開発キット」には、同マイコンのほか、3枚のセンサボードも同梱されており、それらを使って、さまざまなセンサソリューションの開発を行うことができる。その特長はというと、一般的な静電容量式タッチセンサソリューションの場合、ノイズによる誤作動がよく起きる点が課題だが、IEC 61000-4-6認証を取得していることでもわかるとおり、高ノイズ状態でも誤作動を引き起こさず稼働することが可能な点にある。また、感度も他社ソリューションよりも広く、センサボードの上に厚さ60mmのガラス板、もしくは厚さ25mmのプラスチック板を置いても、センサが誤作動せずに反応することも可能。レーダーセンサ(プロキシミティセンサ)であれば、最大300mm程度までの距離に対応するほか、スライダーも1000ポイントまで刻むことが可能だという。また、待ち受け電流も最小1ボタンあたり0.9μAと低消費電力性も特徴となっているほか、4ポートを同時にスキャンすることが可能なため、右から左へ移動している、といったプロキシミティセンサを用いた3Dスキャニングも実現することができる。このほか、同社ブースでは11月18日に発表したばかりSub-1GHzワイヤレスマイコン「SimpleLink Sub-1GHz 『CC1310』」の開発ボードならびにパートナーによる搭載モジュールの展示も行っている。SimpleLink製品としては、すでにBluetoothやZigBee、6LoWPANなどに対応したマイコンが提供されているが、今回Sub-1GHz帯対応製品を追加することで、適用用途の拡大が期待されることとなる。同マイコンは3つの機能ブロック(インタフェース部を含むと4つ)に分けられ、それぞれ個別のプロセッサコアで処理が実効される。ユーザーからの命令の処理を行うメインCPUにはARM Cortex-M3を採用しているほか、ソフトウェア無線部はCortex-M0を、そしてセンサコントロール部には独自の16ビットコアをそれぞれ採用している。チップそのものは1ダイだが、機能を分散させているのは、チップの低消費電力化を図るためだという。実際にセンサ機器などの場合、常時スリープと稼働を継続的に繰り返すのはセンサコントロール部だけであり、ほかの部分はセンサコントロール部が何かを感知した後に立ち上がれば電力の消費を抑えることができる、という考えから、こうした構成が採用されたとする。また、オプションとしてDC/DCコンバータ機能を搭載したほか、プロセスも65nmを採用することで、低消費電力化が図られており、センサコントロール部の消費電力は8.2μA/MHzとバッテリの長寿命化を図ることを可能としている。すでにSMKおよびテレパワーがCC1310搭載モジュールの開発を進めており、SMKのモジュールについては認証も取得済みだという。
2015年11月18日日本アルテラは11月18日より20日までの期間、神奈川県横浜市のパシフィコ横浜にて開催されている組み込み技術に関する展示会「Embedded Technology 2015(ET 2015)/IoT Technology 2015」において、自社のFPGAの紹介などを行っている。パート―ナー各社との展示としては、各社のボードの展示のほか、実際にそうしたボードを搭載したクモ型ロボット(Spider Robot)とスマートフォン(スマホ)を連動させたデモを行っている。これは、台湾TerasicがAlteraのSoC FPGA「Cyclone V SE 5CSEMA4U23C6N」を搭載し、Arduino Expansion Headerを備えるなどの特徴を有する評価・教育用ボード「DE0-Nano-SoC」を用いて、スマホの画面上に表示されたコントローラを操作して、ロボットをコントロールするというもの。1チップで、すべてのコントロールを実現している点が特徴といえる。また、同社ブースではFPGAとOpen CLの組み合わせによるニューラルネットワーク(CNN)システムのデモやArria 10に到来されている28Gbpsのトランシーバのアイパターンのデモなども展示している。データレートが28Gbpsという割には、かなり広いアイパターンが実現されており、これに関しては、トランシーバ技術のノウハウの蓄積やソフトウェア側の改良が進んだことも要因としていた。なお、同社の最新世代かつハイエンド製品となる「Stratix 10」の実チップも展示されている。こちらはIntelのEMIBテクノロジーが適用された製品だた、チップ上でも、それが適用されている様子が見て取れるものとなっている。
2015年11月18日吉祥寺のジュエリーアトリエショップ「福永宝飾店」は、日本におけるインド細密画の第一人者インサーフ・アリ氏の展示販売会「インサーフ・アリのインド細密画展」を開催する。会期は10月30日(金)~11月9日(※会期中は無休)。営業時間は11:00~19:00(※最終日は16時まで)。入場無料。インサーフ・アリ氏は、幼少よりインド細密画を修行し、現在は日本で宝石商のかたわら絵筆を握っている画家。インド細密画の絵の具の原料にはルビーやサファイアなどの鉱物の粉末が使用されており、その色彩の豊かさや鮮やかさなどは、まさに「描かれた宝石」と呼ばれるにふさわしいものとなっているとのこと。なお、インド細密画は15世紀から19世紀を最盛期として、インド各地で描かれた絵画。リスの尻尾から作る極細の絵筆を使って、小さなものは数センチ四方、大きくてもA4サイズ程度のキャンバスに緻密に描かれ、キャンバスも紙だけにとどまらず、象牙(現在では入手不可)や大理石、革なども用いられる。ヒンドゥー文化圏で描かれた「ラージプト絵画」や、イスラム文化圏で描かれた「ムガール絵画」など、文化や描かれた土地によって画法やモチーフなどが異なる。インサーフ氏は「ムガール絵画」の流れを汲む作風で、主に花鳥風月、宮廷の生活、神話のワンシーンなどを描くことが多いということだ。
2015年10月13日子どもから大人まで、多くのファンを持つ絵本作家・五味太郎の翻訳絵本を集めた展示会イベント「海外出版の愉しみ」がギャラリー ル ベイン(港区西麻布)で10月18日まで開催中です。「きんぎょがにげた」「まどから おくりもの」「あいうえおばけだぞ」など、これまでに350タイトル以上にもの絵本を描き上げた五味太郎さん。なんとそのうち100タイトルあまりは、海外25カ国以上で翻訳されており、これからさらに多くの作品が出版されようとしています。今回、表紙の原画の展示だけでなく、作家の江國香織さんとの対談も10月15日(木)に予定されているそう。また、「ごく個人的な展覧会ですので、とくにトークの予定がない日でも、夕方あたりには会場に居るようにいたしますので、直接お目にかかれると思います」と、五味太郎さんに会えるチャンスも。もしかしたらあなたの思い出の一冊の原画がみられるかもしれません。ぜひ足を運んでみては。海外出版の愉しみ会期:2015年10月6日(火)~10月18日(日)会場:ギャラリー ル ベイン [GALLERY le bain]住所:東京都港区西麻布3-16-28時間:11:00~19:00(最終日10月18日(日)は16:00まで)入場無料<五味太郎プロフィール>1945年東京生まれ。桑沢デザイン研究所卒。1973年『みち』(福音館書店)発刊以降、絵本を中心に400冊近い作品を発表。『かくしたのだあれ』『たべたのだあれ』でサンケイ児童出版文化賞、『仔牛の春』でボローニャ国際絵本原画展賞、『言葉図鑑(全10巻)』でライプツィヒ世界でもっとも美しい本コンクール賞など受賞。
2015年10月13日