フィンランドの伝統的織物リュイユの色彩表現に迫る展覧会「リュイユ―フィンランドのテキスタイル:トゥオマス・ソパネン・コレクション」をご紹介します。リュイユとはフィンランドの毛脚の長い織物のこと。その歴史は古く、1000年以上前にはバイキングたちが船で使用していたという歴史もあるほど。湾岸地域で使われていたリュイユは、内陸の裕福な農民たちへと伝わり、その後、教会や一般家庭でも使われるようになった。世界の織物の中でもとりわけリュイユは、敷物やラグ、ソファのカバー、タペストリーなどデザインや用途を時代に合わせて変化させながら、長年にわたって受け継がれてきたことが特徴。けれど伝統工芸としてのリュイユは、18世紀末~19世紀中頃に最盛期を迎えたのち、産業革命以後その勢いは失われていった。そんなリュイユの転機となったのが1900年のパリ万博。フィンランドがまだロシア帝国の支配下にあった当時、画家アクセリ・ガッレン=カッレラがデザインを手がけたリュイユ《炎》がフィンランド館を彩り、ロシアからの独立を視野に入れた民族の芸術運動の一翼を担うことに。その動きは世界から注目された。以後リュイユは現代の生活にもマッチした新しいデザインを生み出し、’50年代にはミラノ・トリエンナーレで数多くの賞を受賞するなど、ガラスや陶芸と同様にフィンランドを代表するデザインのひとつとして評価を高めていった。現在では、デザイナーと織り手の協業に加え、作家自らが手がけた作品も多く、造形や素材もますます多様化が進んでいる。本展には、リュイユの個人所蔵家として著名なトゥオマス・ソパネン・コレクションが日本に初上陸。主に1950年代以降に手がけられた重要な作品約40点を展示する。なかにはエヴァ・ブルンメルや、ウフラ=ベアタ・シンベリ=アールストロム、リトヴァ・プオティラなど、リュイユが国際的な評価を得た時期に活躍したデザイナーの代表作も。作品はすべて手織りのもの。特に色彩の美にこだわって集約されているため、一本一本の色糸が点描のように組み合わさった美しいテキスタイルは、まるで北欧の風景を描いた絵画のよう。細部を見て初めてわかる精密な仕事にも圧倒されるはずだ。アイノ・カヤニエミ《おとぎの国》 2015年 トゥオマス・ソパネン・コレクション緻密な線の作品で知られる作家カヤニエミの鳥の羽をモチーフにした作品。エヴァ・ブルンメル《聖霊降臨祭のたきび》 1956年 トゥオマス・ソパネン・コレクション砂時計をアレンジしたデザイン。砂時計は限られた時間を真面目に生きるという意味で婚礼時などによく用いられた。ウフラ=ベアタ・シンベリ=アールストロム《採れたての作物》 1972年 トゥオマス・ソパネン・コレクション糸を使い分けて微妙な色の変化を表現したリュイユの魅力を凝縮したような作品。アクセリ・ガッレン=カッレラ《炎》 1899年(デザイン)/1983年(再制作) トゥオマス・ソパネン・コレクション曲線的で左右非対称のモチーフを配した革新的なデザインは、ベンチ用のラグとして作られた。メリッサ・サンマルヴァーラ《紅葉》 2020年 トゥオマス・ソパネン・コレクション質感の異なる素材を組み合わせた、不定形なフォルムが印象的な現代の作品。イルマ・クッカスヤルヴィ《ファサード》 1986年 トゥオマス・ソパネン・コレクション新しいテキスタイル・アートに取り組む作家クッカスヤルヴィの立体感のある作品。リュイユ―フィンランドのテキスタイル:トゥオマス・ソパネン・コレクション京都国立近代美術館京都府京都市左京区岡崎円勝寺町26‐11月28日(土)~4月16日(日)10時~18時(2/3、2/10、4/14を除く金曜は~20時、入館は閉館の30分前まで)月曜休一般430円ほかTEL:075・761・4111※『anan』2023年2月1日号より。文・山田貴美子Photo:Katja Hagelstam(by anan編集部)
2023年01月30日展覧会「田村セツコ展 85歳、少女を描き続ける永遠の少女」が、東京・弥生美術館にて、2023年3月26日(日)まで開催される。田村セツコのおちゃめな世界田村セツコは、1958年のデビューから65年を迎え、85歳になった2023年の今でも、“カワイイ”の体現者として活躍し続けるイラストレーターでありエッセイストだ。近年では、“すてきなおばあさん”としても注目を集めている。イラスト原画200点やグッズ、立体作品など展示展覧会「田村セツコ展85歳、少女を描き続ける永遠の少女」では、これまでセツコが手掛けてきた作品のグッズや童話挿絵を集めた「少女の部屋」、エッセイ・近年のコラージュ作品を中心とした「おばあさんの部屋」の2つのコンセプトのもと、作品を展示。2室の展示を通して、進化し続ける永遠の少女・田村セツコの魅力を紹介する。ロングセラー『おちゃめなふたご』など名作物語の挿絵ヒット&ロングセラー『おちゃめなふたご』や『あしながおじさん』など、名作物語の挿絵を多数描いてきたセツコ。ロングセラー作品は、時が経つことで異なる媒体に同じ物語を描くこともあるため、本展は、デビュー初期から近年の作品が同時に並ぶ貴重な機会となっている。また、会場では、カラーイラストはもちろん、モノクロイラストも展示。印刷では表現しきれない鉛筆の温かみにも注目だ。自由でうららか&冒険好きな“おばあさん”にフォーカス少女時代からおちゃめな心を持ち続け、日々のどんなことも冒険と捉え前向きに歩み続けたセツコ。そんなセツコが自ら展示をプロデュースする2階展示室「おばあさんの部屋」では、伸びやかで自由な発想に満ちたコラージュ作品や、日常の些細な物事を綴ったイラスト・エッセイを鑑賞することができる。オリジナルグッズや限定ドリンクメニューもなお、会場では展覧会限定のオリジナルグッズを販売するほか、併設カフェ「港や」にて限定ドリンクメニューも提供する。【詳細】展覧会「田村セツコ展85歳、少女を描き続ける永遠の少女」会期:2023年1月6日(金)~3月26日(日)会場:弥生美術館 1階~2階住所:東京都文京区弥生2-4-3休館日:月曜日(1月9日(月・祝)は開館)、1月10日(火)開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)料金:一般 1,000円、大高生 900円、中小生 500円※竹久夢二美術館にて同時開催される「夢二が描いた 心ときめく花と暮らし」と2館合わせて鑑賞可能。※会期・休館日・開催時間は変更になる場合あり。【問い合わせ先】弥生美術館TEL:03-3812-0012
2023年01月30日展覧会「開館10周年記念 横尾忠則展 満満腹腹満腹」が、神戸の横尾忠則現代美術館にて2023年1月28日(土)から5月7日(日)まで開催される。横尾忠則“過去の展覧会”を約260点の作品と共に振り返る展覧会「開館10周年記念 横尾忠則展 満満腹腹満腹」は、横尾忠則現代美術館の開館10周年を記念し、これまでに開催した企画展をダイジェストで振り返る展覧会。2012年11月に開催された、横尾忠則現代美術館の開館記念展「反反復復反復」のセルフ・パロディーでもある本展は、限られた展示空間にて、過去に開催された約30本の展覧会を詰め込み、年代順に紹介する。ジャンルごとに過去の展覧会を分類本展では、これまでの展覧会を年代別に紹介するが、各展覧会はそれぞれ“技法・造形”“モチーフ・シリーズ”“アーカイブ”“美術館コスプレ”といった傾向ごとに分類することができる。まず、制作の手法や技法、造形的な特徴に着目した展覧会には、横尾自身の発案だという開館記念展「反反復復反復」や、「横尾忠則展 枠と水平線と・・・ グラフィック・ワークを超えて」「横尾さんのパレット」などが挙げられる。2022年8月に開催された「横尾さんのパレット」では、作品の特徴である鮮やかな色彩で彩られた歴代の代表シリーズを含む作品を、そのテーマや様式にとらわれずに色で分類。作品を展示する壁も各色に配色するなど、文字通り“色の分類”が為されていた。また“美術館コスプレ”と称した、美術館が他の施設に化ける傾向にある展覧会にも注目。該当するのは、「どうぶつ図鑑」や「兵庫県立横尾救急病院展」「横尾忠則の恐怖の館」など。「恐怖の館」は、美術館をお化け屋敷化したもので、会場に向かうエレベーターを血まみれにしたりと、作品や空間そのものを通して、芸術と恐怖の関連性について触れることができる。さらに、“アーカイブ”にジャンル分けした「大涅槃展」では、収集魔として知られる横尾が集めた涅槃像コレクション約600点を展示したほか、“モチーフ・シリーズ”ものとして横尾の代表的なポートレートシリーズである「奇縁まんだら」「文豪シリーズ」などの作品を鑑賞することができる「HANGA JUNGLE」や「開館10周年記念 Forward to the Past 横尾忠則 寒山拾得への道」などの展覧会もピックアップされる。【詳細】展覧会「横尾忠則展満満腹腹満腹」会期:2023年1月28日(土)~5月7日(日)会場:横尾忠則現代美術館住所:兵庫県神戸市灘区原田通3-8-30開館時間:10:00〜18:00(入場は閉館30分前まで)休館日:月曜日観覧料:一般 700円(550円)、大学生 550円(400円)、70歳以上 350円(250円)、 高校生以下 無料※( )内は20名以上の団体割引料金※障がい者は各観覧料金(ただし70歳以上は一般料金)の75%割引、介護者1名は無料※割引対象者は、証明できるものを持参のうえ、会期中美術館窓口で入場券を購入※予定は変更となる場合あり(最新情報は美術館ウェブサイトにて確認のこと)【問い合わせ先】横尾忠則現代美術館TEL:078-855-5607 (総合案内)
2023年01月19日愛媛県西予市立美術館 ギャラリーしろかわ(以下 ギャラリーしろかわ)では、第28回全国「かまぼこ板の絵」展覧会に向け、2023年2月1日(水)から4月20日(木)まで、かまぼこ板に描いた絵を募集しています。応募作品は、2023年7月15日(土)から2024年1月14(日)までギャラリーしろかわにて開催する、第28回全国「かまぼこ板の絵」展覧会において全て展示します。チラシ表面■開催の背景ギャラリーしろかわは、1993年に愛媛県南予地域初の自治体(旧城川町、現在は西予市)美術館として開館。翌年に企画展で、ギャラリートークをした折笠勝之氏(洋画家)が「絵はいつでも誰でも、なんにでも描ける」とかまぼこ板に描いた油絵をプレゼントしたことがきっかけとなり、ギャラリーしろかわ職員がアイデアを出してかまぼこ板を使った絵を全国から募集する展覧会を開始しました。1995年から全国「かまぼこ板の絵」展覧会を開催し2023年で、28回目となります。毎年、国内外から1万点近くの応募があり、その年の応募作品すべてを7月中旬から開催する全国「かまぼこ板の絵」展覧会にて展示します。■応募要項材料 :かまぼこ板、どこの産地のものでも可1作品、かまぼこ板100枚以内最大面積1平方メートルまで可応募資格 :プロ・アマ問わず、誰でも応募可(未発表作品に限る)題・テーマ:自由応募方法 :一人何作品でもかまいません。1作品ごとに「かまぼこ板」の裏に直接、次の9項目をマジックやボールペン等で明記してください。『(1)絵の題 (2)郵便番号 (3)住所 (4)氏名(フリガナ)(5)年齢、及び学生の場合は学校名と学年 (6)電話番号(7)返却の有無 (8)作品の向き(上下) (9)撮影の可または不可』(注意)今回から、来館者が展示会場内を自由に撮影できるよう調整中です。自身の応募作品の撮影を許可しない場合は、撮影不可と明記してください。応募先 :〒797-1717 愛媛県西予市城川町下相680西予市立美術館 ギャラリーしろかわ第28回全国「かまぼこ板の絵」展覧会 係応募締切 :2023年4月20日(木)(当日消印有効)※応募作品は、一切の権利を西予市が有し、返却しません(ただし、入選作品以外については応募時に返却希望の申し入れがあり、切手を貼った返送用封筒等を同封された方のみお返しします)。※返却希望されない入賞作品以外の作品については、概ね10年間保管活用します。※展示のため、作品裏面に吊金具の設置等、一部加工する場合があります。ご了承下さい。■展覧会概要審査員 :名誉審査員 中村時広(愛媛県知事)審査員長 車だん吉(タレント)審査員 折笠勝之(洋画家)、神山恭昭(絵日記作家)、伊東正次(日本画家)、夏井いつき(俳人)入賞数/賞:大賞1点/30万円、優秀賞10点/5万円、ジュニア大賞1点/図書券2万円分、中・高生大賞1点/図書券4万円分、優良賞40点/1万円、奨励賞100点/南予名産宇和島かまぼこ詰合せ、特別賞 合計40点※歴代大賞受賞者の方は、招待作家とさせていただきます。主催 :愛媛県西予市主管 :西予市立美術館 ギャラリーしろかわ後援 :日本郵便株式会社四国支社、愛媛県、愛媛県教育委員会、愛媛県市長会、愛媛県町村会、坂井市(福井県)、公益財団法人丸岡文化財団(福井県)、公益財団法人愛媛県文化振興財団、愛媛新聞社、NHK松山放送局、南海放送、テレビ愛媛、FM愛媛、あいテレビ、愛媛朝日テレビ、愛媛CATV、愛媛県農業協同組合中央会、愛媛県森林組合連合会、伊予銀行、愛媛銀行、愛媛信用金庫、宇和島信用金庫、コープえひめ、宇和島蒲鉾協同組合、伊予蒲鉾、大一ガス、ポストのある風景フォトコンテスト実行委員会、東宇和農業協同組合、「小さな親切」運動愛媛県本部、西予市議会、西予市森林組合、西予市商工会、西予市文化協会、西予CATV、四国西予ジオパーク推進協議会■主管概要館名 : 西予市立美術館 ギャラリーしろかわ(せいよしりつびじゅつかん ぎゃらりーしろかわ)所在地: 〒797-1717 愛媛県西予市城川町下相680番地営業 : 9:00~17:00(毎週火曜日休館、祝日の場合はその翌日)入館料: 一般420円、高校・大学生310円、小・中学生100円(20人以上の団体は2割引)代表者: 市長 管家一夫、館長 小田原誠開館 : 1993年7月30日床面積: 1041.2平方メートル収蔵品: 横山大観、片岡球子、マリー・ローランサン、北村西望、ミロ、ロダンほか500点以上URL : 【本イベントに関するお客様からのお問い合わせ先】西予市立美術館 ギャラリーしろかわTel : 0894-82-1001Fax : 0894-82-0756E-Mail: s-gallery@city.seiyo.ehime.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年01月18日「リュイユ」とは、フィンランドの伝統ある織物の名称で、寝具や壁掛け、敷物などとして生活を彩ってきたテキスタイルのこと。そのリュイユの歴史を概観する日本初の展覧会が、京都国立近代美術館で、2023年1月28日(土)から4月 16日(日)まで開催される。今回紹介されるトゥオマス・ソパネン・コレクションは、フィンランド国立博物館と並び称される著名なリュイユ・コレクション。同展は、その所蔵品の中から、18世紀から現代までの作品約40点を厳選し、リュイユの歴史をたどる試みとなる。16世紀から寝具として身近にあったリュイユの歴史の転換期となったのは、1900年のパリ万博だったという。ロシア支配下のフィンランドが初めて独立したパビリオンを設けたこの万博で、画家アクセリ・ガッレン=カッレラがデザインした斬新な作品《炎》が、ナショナル・ロマンティシズムの一端を担い、リュイユが国家のアイデンティティを表す織物と見なされるようになったのだ。1917年にロシアから独立したフィンランドは、1950年代頃から、シンプルで美しく、機能的なデザインのプロダクトで国際的な評価を高めていく。ガラスや陶芸と並び、リュイユもその「フィンランド・デザイン」の一翼として、数々の国際展で受賞を重ねた。同展では、特に1950年代以降に国際的に活躍したデザイナーたちの代表作が多数並ぶのも見どころとなっている。色彩の豊かさや織り手の手技を間近で感じられるのも、大きな魅力だ。色の異なる1本1本の糸を織り合わせることで、まるで点描画のように多彩な階調の柔らかな色面が生まれるのが、リュイユの特色のひとつ。また、すべて手織りで制作された出品作からは、1879年の設立以来、伝統的な技術や装飾模様を守りつつ、新たなデザインの織物化にも取り組んできた「フィンランド手工芸友の会」の職人の真摯な仕事ぶりも見てとれる。写真では伝わらない微妙な色の階調と手技を、ぜひ会場で実見したい。ウフラ = ベアタ ・ シンベリ = アールストロム 《採れたての作物》 1972 年 トゥオマス ・ ソパネン ・ コレクション Photo: Katja Hagelstamイルマ ・ クッカスヤルヴィ 《ファサード》 1986 年 トゥオマス ・ ソパネン ・ コレクションPhoto: Katja Hagelstamリトヴァ ・ プオティラ 《赤い塔》 1960 年 トゥオマス ・ ソパネン ・ コレクションPhoto: Katja Hagelstamアイノ ・ カヤニエミ 《おとぎの国》 2015 年 トゥオマス ・ ソパネン ・ コレクションPhoto: Katja Hagelstamメリッサ ・ サンマルヴァーラ 《紅葉》 2020 年 トゥオマス ・ ソパネン ・ コレクションPhoto: Katja Hagelstam<開催情報>『リュイユ―フィンランドのテキスタイル:トゥオマス・ソパネン・コレクション』会期:2023年1月28日(土)~4月16日(日)会場:京都国立近代美術館4F コレクション・ギャラリー時間:10:00~18:00、金曜(2月3日・10日、4月14日除く)は20:00まで(入場は閉館30分前まで)休館日:月曜料金:一般430円、大学130円※金曜は夜間開館割引あり公式サイト:
2023年01月10日展覧会の中止が相次いだ20年、21年を経て、再び多くの展覧会を見ることができるようになった2022年。さらに2023年もバラエティに富んだ展覧会が続々と開催される予定だ。ここでは、今年注目すべき展覧会のなかから、「日本美術」を中心に「ファッション」「建築」「現代美術」をテーマにした展覧会をピックアップして紹介します。※新型コロナウイルスの影響などにより、各展覧会の会期等が変更になる可能性があります。詳細は各展覧会の公式HPなどでご確認下さい。日本美術の分野では、画家の個性が際立つ展覧会が目白押しだ。まず最初に紹介するのは、修繕工事のため23年4月より長期休館に入る三菱一号館美術館で開催される『芳幾・芳年― 国芳門下の2大ライバル』(2月25日〜4月9日、北九州市立美術館7月8日~8月27日)。幕末を代表する浮世絵師、歌川国芳に学んだ兄弟弟子であり、良きライバルだった落合芳幾と月岡芳年。芳幾は明治に導入された新しいメディア「新聞」を舞台に新聞錦絵を描くようになり、一方の芳年は、国芳から継承した武者絵を展開し、歴史的主題の浮世絵を開拓していった。同展では、30歳前後で明治維新を迎え、“最後の浮世絵師”と呼ばれる世代の二人の作品を紹介しながら、激動の時代に彼らがいかに浮世絵の生き残りを図っていったのか探っていく。高橋由一《鮭》重要文化財1877(明治10)年頃東京藝術大学蔵2022年は「国宝」を特集した展覧会が話題を呼んだが、2023年は「重要文化財」に焦点を当てた展覧会が開催される。東京国立近代美術館の『重要文化財の秘密』(3月17日~5月14日)では、高橋由一の《鮭》や、萬鉄五郎の《裸体美人》など、明治以降に制作され、重要文化財に指定された作品のみで構成される。しかし、重文に指定された作品のなかには発表当時は物議をかもした「問題作」だったものも多かったという。なぜ、問題作は「名品」と呼ばれるようになったのか?作品の魅力とともに、私たちの価値観の変遷にも迫っていく。北野恒富《五月雨》1938年、大阪中之島美術館大阪中之島美術館で開催後、東京へと巡回する『大阪の日本画』(大阪中之島美術館 1月21日〜4月2日、東京ステーションギャラリー 4月15日〜6月11日)は、近代大阪の日本画が会期中150余点も勢ぞろいする史上初の展覧会だ。北野恒富や島成園、菅楯彦や矢野橋村など、50名を超える大阪の画家たちの作品は、伝統や格式にとらわれず、自由でのびのびとした表現のものばかり。東京とも京都とも異なる、個性的な芸術や文化が育った都市・大阪生まれの日本画の魅力を浮き彫りにしながら、「大阪画壇」についても紐解いていく。甲斐荘楠音《幻覚(踊る女)》1920年頃、京都国立近代美術館一度見たら忘れられない強烈な妖艶さを漂わせる人物画で知られる“京都画壇の異才”甲斐荘楠音(かいのしょうただおと)の実に四半世紀ぶりとなる大回顧展も大きな注目を集めそうだ。『甲斐荘楠音の全貌』(京都国立近代美術館 2月11日〜4月9日、東京ステーションギャラリー 7月1日〜8月27日)では、大正期から昭和期の京都画壇で活躍した、その画業についてのみならず、戦前に映画界へ転身を果たした映画人・演劇人としての甲斐荘についても光を当て紹介。近年発見された甲斐荘が手掛けた時代劇衣裳なども展示し、ジャンルを超えて鮮烈な個性を放ったその生涯を展観する。重要文化財《五百羅漢図》吉山明兆筆南北朝時代・至徳3年(1386)京都・東福寺蔵(中央)第1号幅※展示期間東京会場:3月7日(火)〜3月27日(月)京都会場:10月7日(土)〜10月22日(日)(右)第20号幅※展示期間東京会場:3月28日(火)〜4月16日(日)京都会場:10月24日(火)〜11月5日(日)(左)第40号幅※展示期間東京会場:4月18日(火)〜5月7日(日)京都会場:11月21日(火)〜12月3日(日)毎年、日本各地の古刹の名品を紹介する展覧会が開催されているが、今年は、鎌倉時代前期、円爾(えんに)によって開山され、京都五山のひとつに数えられる禅寺のひとつ、東福寺に注目だ。東京国立博物館で開催される特別展『東福寺』(3月7日~5月7日、京都国立博物館10月7日~12月3日)では、「画聖」とあがめられた絵仏師・明兆(みんちょう)の大作《五百羅漢図(ごひゃくらかんず)》の現存する全47幅を修理後初公開(会期中展示替えあり)するほか、巨大伽藍にふさわしい特大サイズの仏像や書画類の優品など、東福寺の寺宝約200件を紹介。大陸から日本に禅宗文化がどのようにもたらされ、花開いていったのかをじっくりと紐解いていく。そして、「いま」を如実に映し出す、現代アートやファッション、建築の展覧会も忘れてはいけない。ヤン・ヘギュ展示風景「ヘギュ・ヤン:コーン・オブ・コンサーン」マニラ現代美術デザイン美術館2020年撮影:アット・マキュランガン※参考図版『ワールド・クラスルーム:現代アートの国語・算数・理科・社会』(森美術館 4月19日〜9月24日)は、知らなかった世界、見たことのなかった世界に触れるきっかけを作る展覧会。物事の見方や観点が複数化した現在、現代アートはもはや「美術」や「図画工作」の枠には収まりきらない存在となっている。この展覧会では、国語・算数・理科・社会などの学校の教科を現代アートの入口に設定。現代アートへの新しいアプローチの仕方も提案してくれる。また、展覧会では、展示作品の約半分が森美術館の収蔵品であることも注目ポイントだ。昨年もパリの一流メゾンを紹介する展覧会がいくつか開催されたが、2023年に登場するのは『イヴ・サンローラン展』(国立新美術館 9月20日〜12月11日)だ。イヴ・サンローランはわずか21歳でクリスチャン・ディオール(DIOR)のデザイナーに就任し、その後、自身のブランドを発表。以降「モードの帝王」として君臨し続けた。彼の没後日本初となる大回顧展では、イヴ・サンローラン自身によるルック110体のほかアクセサリー、ドローイング、写真などを一堂に紹介。ジャンプスーツやサファリルック、そして画家・モンドリアンの作品にインスパイアされたカクテルドレスなど、多様な文化や歴史から刺激を受けながら生み出された彼のクリエイションをたっぷり見られるのが嬉しい。《リトル・アイランド》2021年ニューヨーク撮影:ティモシー・シェンク建築のジャンルでは、『ヘザウィック・スタジオ展:共感する建築』(東京シティビュー 3月17日〜6月4日)に注目したい。ヘザウィック・スタジオは1994年にロンドンで設立され、世界各地で革新的なプロジェクトを手掛けている今、世界で最も注目されているデザイン集団のひとつだ。2023年竣工予定の「麻布台ヒルズ/低層部」の設計など、日本でも活躍が著しい彼らの展覧会では、《上海万博英国館》や、《グーグル・ベイ・ビュー》など、主要プロジェクト28件を一挙に公開。さらに彼らが手掛け50年ぶりにデザインがリニューアルされたロンドンの2階建てバスの高さ4mを超える原寸大模型(部分)が東京シティビューの吹き抜け空間をいかして展示される予定だ。この記事で紹介した以外にも、さまざまな展覧会や芸術祭が全国各地で開催される。2023年も展覧会巡りを存分に楽しみたい。文:浦島茂世
2023年01月02日海外からやってくる西洋美術の名品から、日本、東洋の古美術、そして現代美術にいたるまで、2023年もバラエティ豊かな展覧会が続々と開催されます。ここでは、今年注目すべき展覧会のなかから、「西洋美術」をテーマにした展覧会をピックアップして紹介します。※新型コロナウイルスの影響などにより、各展覧会の会期等は変更になる可能性があります。詳細は各展覧会の公式HPなどでご確認下さい。ジャン=オノレ・フラゴナール《かんぬき》1777-1778年頃パリ、ルーヴル美術館Photo © RMN-Grand Palais (musée du Louvre) / Michel Urtado / distributed by AMF-DNPartcom今年は、パリ、ロンドンを代表する美術館から名品の数々が来日。まず、3月に国立新美術館で開催される『ルーヴル美術館展愛を描く』(3月1日~6月12日、京都市京セラ美術館6月27日~9月24日)は、パリのルーヴル美術館が所蔵する16世紀から19世紀半ばまでの絵画のなかで「愛」がどのように描かれていたのかについて迫っていくもの。26年ぶりに来日するフラゴナールの《かんぬき》や、ジェラールの《アモルとプシュケ》など愛にあふれた名品74点を通して、古代の時代から現代に至るまでの「愛」の表現を紐解いていく。ジョセフ・マロード・ウィリアム・ターナー《湖に沈む夕日》1840頃テート美術館蔵Photo:Tate一方、イギリスにあるテート美術館からは、「光」をテーマに作品を厳選。『テート美術館展 光 ― ターナー、印象派から現代へ』(国立新美術館 7月12日~10月2日、大阪中之島美術館10月26日~2024年1月14日)では、異なる時代、異なる地域で制作された約120点の作品で、18世紀末から現代まで約200年の間に「光」の表現がどのように変遷していったのかをたどっていく。コンスタブルやターナーなど英国を代表する画家はもちろん、印象派の画家たち、人気のハンマースホイ、さらにはオラファー・エリアソン、ジェームズ・タレルなど現代アーティストまで。多様な光の表現が、互いに呼応するようなこれまでにない会場構成になるという。エゴン・シーレ《ほおずきの実のある自画像》1912年レオポルド美術館蔵Leopold Museum, Vienna美術館の名品展はもちろんのこと、2023年は画家の個展や回顧展も充実。1月からスタートする『レオポルド美術館エゴン・シーレ展ウィーンが生んだ若き天才』(東京都美術館、1月26日~4月9日)は、最年少でウィーンの美術学校に入学し、独自の表現を模索しながらもわずか28年でその生涯を閉じた画家、エゴン・シーレの回顧展。世界有数のシーレコレクションで知られるウィーンのレオポルド美術館の作品を中心に、クリムトやココシュカなどウィーンで活躍した同時代の作品とともに画家の生涯と作品を振り返る。マリー・ローランサン《ニコル・グルーと二人の娘、ブノワットとマリオン》 1922年油彩/キャンヴァスマリー・ローランサン美術館 © Musée Marie Laurencin4月より長期休館に入るBunkamuraザ・ミュージアムで開催される、休館前最後の展覧会となるのが『マリー・ローランサンとモード』(2月14日〜4月9日、京都市京セラ美術館4月16日~6月11日、名古屋市美術館6月24日~9月3日)だ。同展は、1920年代のパリを自由奔放に生きた画家マリー・ローランサンと、彼女と同じく1883年に生まれたファッションデザイナー、ココ・シャネルの二人の活躍を軸に、当時のパリの芸術界を俯瞰する展覧会。淡く、柔らかい色彩で美を追求したローランサンと、男性用の布地やスポーツウェアなどを女性服に取り込み、斬新な服を作り続けたシャネルの作品に加え、彼女たちをとりまいたポール・ポワレやマドレーヌ・ヴィオネ、ジャン・コクトーやマン・レイなど時代を牽引したデザイナーやアーティストらの作品も合わせて紹介される。アンリ・マティス 《赤いキュロットのオダリスク》 1921年 ポンピドゥー・センター/国立近代美術館Centre Pompidou, Paris, Musée national d’art moderne-Centre de création industrielle世界最大級のマティス・コレクションを誇るポンピドゥー・センターの協力を得て、4月より開催されるのは、東京都美術館の『マティス展』(4月27日~8月20日)。「野獣」と揶揄されたほど強烈な色彩の初期の油絵から、大胆なフォルムの切り紙絵、彼の晩年の傑作といわれるヴァンスの「ロザリオ大聖堂」に関する資料にいたるまで、ポンピドゥー・センターが所蔵する各時代の代表的な作品を手がかりに、常に革新を求め続けた巨匠アンリ・マティスの足跡を紹介する。60年以上にわたって現代美術シーンを牽引し、今なお精力的に活動を続けるデイヴィッド・ホックニーの大規模個展も見逃せない。東京都現代美術館で開催される『デイヴィッド・ホックニー展』(7月15日〜11月5日)では、アメリカ西海岸の明るい情景を描いた初期の代表作から、iPadを使って描いた近作、ロックダウン中に描いた全長90メートルに及ぶ新作など、100点以上の作品を紹介し、ホックニーのこれまでの道のりを辿っていく。フランティセック・クプカ《赤い背景のエチュード》1919年頃石橋財団アーティゾン美術館蔵美術の歴史のなかで、20世紀前半のキュビスム、そして抽象絵画の出現は、ルネサンス期と同じくらい衝撃的な表現の転換点だった。『ABSTRACTION抽象絵画の覚醒と展開セザンヌ、フォーヴィスム、キュビスムから現代へ』(アーティゾン美術館 6月3日〜8月20日)は、抽象絵画が生まれ、発展する道程を展観していく大規模な展覧会。マネやセザンヌら印象派の画家たちが種を巻き、マティスらのフォーヴィスム、ピカソやポロックが作り上げたキュビスムを経て、現代に花開いた抽象絵画を、アーティゾン美術館の3フロア全てを使って丹念にたどっていく。ロベール・ドローネー《パリ市》 1910-1912年ポンピドゥーセンター(1936年国家購入)Centre Pompidou, Paris, Musée national d’art moderne - Centre de création industrielle© Centre Pompidou, MNAM-CCI/Georges Meguerditchian/Dist. RMN-GP『パリ ポンピドゥーセンターキュビスム展—美の革命ピカソ、ブラックからドローネー、シャガールへ』(国立西洋美術館 10月3日〜2024年1月28日、京都市京セラ美術館2024年3月20日〜7月7日)は、フランスのポンピドゥーセンターが所蔵する名品を中心に、キュビスムがどのように展開し、どのような影響を与えたのかを紐解いていくもの。本格的なキュビスム展は、日本ではなんと約50年ぶり。ものの形を幾何学的にとらえ、多視点で組み合わせる表現手法で知られ、20世紀以降の美術を革命的に変えたキュビスム。生みの親であるピカソとブラックをはじめ、ドローネーやシャガールなど、主要作家およそ40名による約130点によって、この美術運動を丁寧に検証していく。クロード・モネ 《ポール=ドモワの洞窟》 1886年 油彩/カンヴァス 茨城県近代美術館また、19世紀後半から20世紀にかけて多くの画家たちが訪れ、描いたフランスのブルターニュ地方に焦点を当てた展覧会も開催される。国立西洋美術館の『憧憬の地 ブルターニュ―モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷』(3月18日〜6月11日)では、同館の「松方コレクション」をはじめ、国内美術館や個人コレクションからブルターニュを表した作品約160点を厳選。画家たちがブルターニュ地方に何を求め、描いていたのかを紹介する。2023年は、「久々」な展覧会が多く、エゴン・シーレの展覧会は30年ぶり、マティスの大回顧展は国内で20年ぶり、デイヴィッド・ホックニーの大規模個展は27年ぶり。そしてキュビスムの本格的な展覧会は、なんと47年ぶりだそう。今年も、アート作品との一期一会を存分に楽しもう。文:浦島茂世
2023年01月01日デビュー50周年を迎えた松任谷由実の魅力を体感できる展覧会『YUMING MUSEUM(ユーミン・ミュージアム)』が、東京シティビュー(六本木ヒルズ森タワー52階)にて開催中。同展では、ユーミン自身のコレクションや、貴重な資料や映像、ステージ衣装、直筆のメモなど、“ミュージアム”と呼ぶにふさわしく過去最大規模で展示物を公開。譜面やメモなどの複製100点以上をちりばめたエントランスから始まり、コンサートで着用した衣装29点や、コンサートツアーで実際に使われたセット、荒井由実時代から現在に至るまでの作詞・作曲に関わる膨大な直筆資料など、貴重な資料が並ぶ。八王子で生まれ育ったユーミンの10代から荒井由実時代までの原点となる部屋も再現され、夜抜けするときに実際に使っていたというウィッグも展示されている。また、同展では、松任谷由実が自ら音声ガイドを担当しており、各展示物のエピソードを交えたユーミンの案内で会場を巡ることができる。さらに、1972年のデビューシングルに収録されている「空と海の輝きに向けて」を10代の頃のユーミンが歌った特別なデモ音源も試聴可能だ。シンガーソングライター、そしてひとりの人間としてのユーミンの魅力があふれた特別な展覧会『YUMING MUSEUM(ユーミン・ミュージアム)』は、2月26日(日) まで。■松任谷由実 コメント展覧会は今までにやったことの無い、新たなメディア。この展覧会を一番楽しみにしていたのは、他ならぬ私自身です。みなさまがどう思ってくれるのか楽しみです。東京を抱きしめられるこの場所で、活動と半生を味わっていただけます。一人の女の子がユーミンになって、そしてあり続けるというドキュメントを熱く感じてください。<開催情報>『YUMING MUSEUM』(ユーミン・ミュージアム)会期:2022年12月8日(木)~2023年2月26日(日) ※会期中無休会場:東京シティビュー時間:10:00~22:00(最終入館21:00)通常券一般2,500円、高校・大学生1,700円、4歳~中学生1,200円、 シニア(65歳以上)2,200円●ユーミンが初めて作詞作曲した「そのまま」の書き下ろしの歌詞と譜面(複製/非売品)をセットにしたプレミアムチケット限定発売中(なくなり次第終了)料金:通常券3,700円展覧会公式サイト:
2023年01月01日ステンドグラスアーティスト・ひらのまりの展覧会「GRATITUDE ステンドグラスが織りなす『こころを満たす喫茶展』 by ひらのまり」が、2022年12月28日(水)から2023年1月17日(火)までの期間、大丸梅田店にて開催される。ステンドグラスアーティスト・ひらのまりの展覧会が大丸梅田店でガラスの断片をつなぎ合わせることで成り立つステンドグラスに独自の「間」を加え、新たなステンドグラスアートの境地を表現しているステンドグラスアーティスト、ひらのまり。作品制作のきっかけになったという、喫茶店のショーケースに並ぶサンプル品をモチーフにした作品は、その代表作として知られている。レトロな喫茶メニューをモチーフにしたステンドグラスたとえば「ゼリーポンチ〜喫茶ソワレ〜」は、京都にある昭和23年創業の人気喫茶店「喫茶ソワレ」で実際に提供されている名物メニュー「ゼリーポンチ」をモチーフにした作品。ソーダの中で光を受けて輝くカラフルな5色のゼリーを、キューブ型のステンドグラスで表現している。このほか、レトロな喫茶プリンを思わせる「Pudding」、クラシックなクリームソーダをモチーフにした「Cream soda」、たっぷりとメープルシロップのかかった「Pancake」など、レトロな喫茶店の定番メニューをモチーフにした作品を中心に展示する。非売品の作品パーツが手に入る作品ガチャまた、1月2日(月・振休)から6日(金)までの期間は、館内で開催される「大開運日5DAYS 福ガチャ!」に関連した企画「ひらのまり×喫茶ソワレの作品パーツ(非売品)のガチャ」を実施。「ゼリーポンチ〜喫茶ソワレ〜」を構成するゼリーのパーツ1つがランダムに入った、限定16個の特別な“アートガチャ”となっている。開催概要「GRATITUDE ステンドグラスが織りなす『こころを満たす喫茶展』 by ひらのまり」開催期間:2022年12月28日(水)〜2023年1月17日(火)会場:大丸梅田店11F 「アート ギャラリー ウメダ(ART GALLERY UMEDA)」<作家来場予定日>2022年12月28日(水)、29日(木)、31日(土)2023年1月2日(月・振休)〜4日(水)、7日(土)〜11日(水)、14日(土)~17日(火)※来場予定日は変更になる場合あり。時間によっては不在の場合あり。「ひらのまり×喫茶ソワレの作品パーツ(非売品)のガチャ」開催日:2023年1月2日(月・振休)〜 ※なくなり次第終了料金:1回10,000円(現金のみ) ※限定16個のみ。
2022年12月30日展覧会「日本の切り絵 7人のミューズ」が、横浜のそごう美術館にて、2023年2月4日(土)から3月19日(日)まで開催される。日本を代表する女性切り絵作家7人の作品約100点以上を展示「切り絵」とは、はさみやナイフで紙を切り抜いて、貼ることによって人物や風景などの絵を描いていく技法のひとつ。切り絵という言葉が生まれたのは昭和40年代とも言われるが、古来より神前での儀式のために使われてきた歴史ある文化だ。展覧会「日本の切り絵 7人のミューズ」では、日本を代表する女性切り絵作家7人、蒼山日菜、SouMa、筑紫ゆうな、福井利佐、切り剣Masayo、松原真紀、そして柳沢京子らが参加。総数約100点を超える作品の展示を通して、作家それぞれの持ち味を目の当たりにすることができる。松原真紀は、郷里である福岡の八女手漉き和紙にこだわり、1枚の紙から季節の草花や動物を作り出す作風。《メイさんの日》の草花で構成された羊の体の繊細さに注目だ。また、日本古来の渋紙を用いた切り絵作家の第1人者・柳沢京子による《ギュー、して。「母子像より」》や、切り剣Masayoの全て繋がった1枚の紙から生み出される生き物をテーマにした作品《昴然(孔雀)》など、細部に至るまで繊細で個性的な作品を紹介する。【詳細】展覧会「日本の切り絵 7人のミューズ」会期:2023年2月4日(土)~3月19日(日)会場:そごう美術館住所:神奈川県横浜市西区高島2-18-1 そごう横浜店 6階開館時間:10:00〜20:00(2月16日(木)は19:00閉館)※入館は閉館30分前まで※そごう横浜店の営業時間に準じて変更となる場合あり※会期中無休観覧料:一般 1,200円(1,000円)、大学・高校生 1,000円(800円)、中学生以下 無料※( )内は前売料金※クラブ・オン/ミレニアムカード、クラブ・オン/ミレニアム アプリ、セブンカード・プラス、セブンカードの所持者は、カード提示により( )内の料金で入館可※前売券は、2023年2月3日(金)まで、そごう美術館または公式オンラインサイト、セブンチケット、ローソンチケット、イープラス、チケットぴあにて販売※展覧会・イベントの中止や延期、一部内容が変更となる場合あり(最新情報は、そごう横浜店・そごう美術館ホームページを確認のこと)■参加アーティスト蒼山日菜、SouMa、筑紫ゆうな、福井利佐、切り剣Masayo、松原真紀、柳沢京子【問い合わせ先】そごう美術館TEL:045-465-5515
2022年12月26日池野恋の人気漫画『ときめきトゥナイト』初の大型展覧会「ときめきトゥナイト展」が全国巡回。2023年7月19日(水)から8月7日(月)まで新宿高島屋で、10月11日(水)から10月30日(月)まで京都高島屋で開催される。“不朽のラブコメ漫画”『ときめきトゥナイト』とは?少女漫画雑誌『りぼん』での連載開始から2022年で40周年を迎える『ときめきトゥナイト』は、池野恋による不朽のラブコメディ漫画。吸血鬼の父、狼女の母を持つ蘭世(ランゼ)をはじめ、なるみ、愛良(あいら)といった3人の主人公が登場する3部構成の物語だ。2022年現在は、漫画雑誌『クッキー』にて、『ときめきトゥナイト』に続く続編『ときめきトゥナイト それから』が連載されている。初の大型展覧会で直筆原画やふろくカットなど原画300点以上「ときめきトゥナイト展」では、「記憶の扉」をテーマに、蘭世、なるみ、愛良の歴代3人のヒロインが活躍する3部作を中心に、『真壁俊の事情』をはじめとする番外編、現代の蘭世を描く『ときめきトゥナイトそれから』を含め、『ときめきトゥナイト』シリーズを網羅する。会場で展示される原画は、“ときめく”名シーンの肉筆原画から、カラーイラスト、連載当時のふろくカットなど圧巻の300点以上。また、今回の「ときめきトゥナイト展」のために池野恋が特別に描きおろした初公開のイラストはファン必見だ。真壁くんのときめきシーンを体験!?漫画の世界に浸れるフォトスポットも要チェック。真壁くんのときめきシーンを再現したフォトスポットでは、来場者自らが蘭世になりきれる。また、一番逢いたい人のもとにテレポートできる不思議な池「想いヶ池」が再現されており、池の中をのぞき込むと“運命の相手”の姿が水面に映し出される。レトロでかわいいグッズも会場では、多彩なグッズも販売。1986年「りぼん」11月号のふろくの一部を再現した「ふろく風レターセット<蘭世着せかえレターセット>」、真壁くんの印象的なシーンを集めた「毎日真壁くんカレンダー」、レトロポップな絵柄がかわいい「ドロップ缶」、蘭世・なるみ・愛良・ヨーコ犬をモチーフにした豆皿などが揃う。特典付き前売券を販売また、新宿髙島屋での展覧会では、事前日時予約が可能な前売券や、特典付き前売券を販売。特典付き前売券は、蘭世や真壁俊など登場キャラクターたちを描いたB6クリアファイル付きで、数量限定となっている。なお、京都髙島屋のチケット情報は後日発表。【詳細】ときめきトゥナイト展会期/場所:・2023年7月19日(水)~8月7日(月)/新宿高島屋 11階特設会場(東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-2)時間:10:30~18:30(19:30閉場)※最終日8月7日(月)は17:00まで(18:00閉場)。・2023年10月11日(水)~10月30日(月)/京都高島屋 7階グランドホール(京都府京都市下京区四条通河原町西入真町52)※京都高島屋での開催終了後以降、全国巡回を予定。時間:10:00~18:00(19:00閉場)※最終日10月30日(月)は16:00まで(17:00閉場)。入場料:・前売券 / 当日券 一般 1,200円、大学・高校生 1,000円、中学生以下 無料・特典付き前売券 一般 1,400円、大学・高校生 1,200円※前売券が完売していない⽇時に限り、会場で当日券の販売を予定。ただし、来場時に予定枚数が終了している場合あり。※新宿髙島屋での展覧会のみ、入場の事前日時予約ができる前売券をイープラスにて5月20日(土)10:00~販売。※中学生以下、障がい者手帳・デジタル障がい者手帳所持者ならびに同伴者1名は入場無料。※安全のため、小学生以下の子どもは必ず保護者同伴で入場すること。※特典グッズは、開催期間中、展覧会会場にて引換。チケット紛失時・開催期間終了後の引換対応は不可。※特典付き前売券の会場での販売なし。※特典画像はイメージ。実物と異なる場合あり。【問い合わせ先】・新宿高島屋TEL:03-5361-1111(代表)・京都高島屋TEL:075-221-8811(代表)
2022年12月23日日本歯磨工業会は、「歯みがきで心と体を健やかに」を目指すためのお口のケアのコツや歯みがきグッズの選び方・使い方などを親しみやすく楽しくご紹介する歯みがき情報サイト「みがこうネット」を全面リニューアルし、12月20日(火)に公開します。お口の健康情報を14のコーナーに再編しデザインを一新「みがこうネット」では、毎年新たな情報を加えて充実化させてきた様々なお口の健康情報を14のコーナーに再編し、画像も増やして探しやすく見やすいデザインに一新しました。子育て、働く世代、シニアなど年代別のお口のケア、歯間ブラシや洗口液の選び方や使い方、子どもが喜んで歯をみがくようになると評判の「歯みがき電話」、アニメ、クイズ、おかず・おやつレシピなど、楽しくためになる多彩な情報が埋もれずに見渡せるよう配置しました。また、お口の健康について生活者の関心が高く検索されることの多い「だ液」「口臭」「むし歯」「歯周病」などのキーワードで知りたい情報を探せるようにしました。さらに、パソコン、スマートフォンなど、閲覧する端末の画面サイズに応じて、文字、画像のサイズやレイアウトを自動調整して見やすく表示するレスポンシブWebデザインを採用しています。「みがこうネット」は、今後も、お口のケアのコツや、お口の健康が心身の健康にどう寄与するかなどの健康情報を、クイズやイラスト募集などの参加型キャンペーンなども交えながら、楽しくわかりやすく発信してまいります。14のコーナーの概要紹介・年代別お口のケアのコツ:とっておきの歯みがきのコツを年代別に厳選して楽しく紹介・歯みがきグッズ選び方・使い方:ハミガキ・ハブラシ・洗口剤・歯間清掃用具を解説・パパ・ママ・キッズ歯育て講座:妊婦と0才~12才の子どもの歯みがきを先輩ママが伝授・みがかない子に「歯みがき電話」:お子さまの歯みがきを楽しく応援する娯楽ツール・お口の健康「シニア講座」:シニア世代の歯と口に起こることやお手入れのコツを紹介・アニメ「がんばれ!みがく君」:ビジネスマンみがく君と同僚の楽しい歯みがきドラマ・むし歯予防「フッ素講座」:むし歯予防に効果のあるフッ素の安全性や効果を解説・歯みがきクイズ:何度でも挑戦して答えていくことで歯みがきの物知り博士になれる・歯医者さんに行こう!:予防歯科、ホワイトニング、矯正、インプラントなどを紹介・紙で工作「歯みがきカレンダー」:立体工作のカレンダーで毎日の歯みがきをチェック・人に教えたくなるお口の健康豆知識:だ液、口臭、むし歯、歴史、雑学知識を紹介・おかず・おやつレシピ:かむ食感や栄養がテーマの簡単クッキングレシピ集・はみがきQ&A:ハミガキに関するよくあるご質問への一問一答集・キャンペーン:プレゼントなどがもらえる年2回実施の参加型キャンペーンを紹介◆キーワードで探すインターネット検索で「みがこうネット」に来訪する方の多くの方が入力するキーワードを中心に「だ液」「口臭」「むし歯」「歯周病」「シニア」「子ども」「おとな」の7つのキーワードでコンテンツを探せるようにしています。(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2022年12月22日展覧会「ますむらひろしの銀河鉄道の夜―前編」が、2023年1月28日(土)から3月26日(日)まで八王子市夢美術館にて開催される。ますむらひろしの展覧会 - 宮沢賢治『銀河鉄道の夜』を漫画化「ますむらひろしの銀河鉄道の夜―前編」は、宮沢賢治の名作『銀河鉄道の夜』を漫画化し、『銀河鉄道の夜・四次稿編』として世に送り出した漫画家・ますむらひろしの生原稿や創作資料などを紹介する展覧会だ。『銀河鉄道の夜・四次稿編』の漫画生原稿や資料が集結『銀河鉄道の夜・四次稿編』は、宮沢賢治が紡ぐ独特のファンタジーと、ますむらひろしの描く猫のキャラクターが交差し、昇華された、美しくも切ない世界観が魅力の漫画。展覧会「ますむらひろしの銀河鉄道の夜―前編」では、『銀河鉄道の夜・四次稿編』既刊全4巻のうち第1巻、第2巻にフォーカスし、ますむらひろしが描いた漫画生原稿やメモ、ラフスケッチ、資料などを展示する。表情豊かなキャラクター達の姿や、緻密に描き込まれたファンタジックな世界観に注目だ。【詳細】ますむらひろしの銀河鉄道の夜―前編会期:2023年1月28日(土)~3月26日(日)会場:八王子市夢美術館住所:東京都八王子市八日町8-1 ビュータワー八王子2F時間:10:00~19:00(入館は閉館30分前まで)休館日:月曜日観覧料:一般 700円、学生・65歳以上 350円、中学生以下無料【問い合わせ先】八王子市夢美術館TEL:042-621-6777
2022年12月19日PUI PUI モルカーの展覧会「PUI PUI モルカー展DRIVING SCHOOL」が、2022年12月29日(木)から2023年1月16日(月)まで、池袋パルコにて開催される。“モルカーのドライビングスクールに入校できる?!”展示会“モルモットが車になった世界”を舞台に、癒し系の車・モルカーが活躍するパペットアニメ『PUI PUI モルカー』。「PUI PUI モルカー展DRIVING SCHOOL」は、そんな人気作品の新シリーズ「DRIVING SCHOOL」編にフィーチャーした展覧会だ。コンセプトは、来場者が“モルカーのドライビングスクールに入校できる?!”という、作品ファンにとって夢のようなもの。展示内容は、ドライビングスクールに入校したような作品・資料を揃えており、アニメ内でモルカーたちが過去に起こしてしまった事故から、その危険性を訴えるジオラマや、オリジナル交通標識の展示、モルカー運転講習の上映などを実施。入校から卒業まで、モルカーワールド全開の世界観を楽しむことができる。入場者特典また展示会の有料入場者の人には、モルカーをデザインしたナンバープレート風ステッカーもプレゼント。全20種からランダムで配布されるので、どのモルカーがもらえるかは行ってみてからのお楽しみだ。オリジナルグッズもさらに展示会開催を記念したオリジナルグッズも販売へ。マザーズバッグやTシャツ、フーディ、文房具など、幅広いバリエーションを揃えている。【詳細】PUI PUI モルカー展DRIVING SCHOOL会期:2022年12月29日(木)~2023年1月16日(月) 11:00~21:00※入場は閉場の30分前まで。最終日は18:00閉場。※12月31日(土)は11:00~19:00、1月1日(日)は休館、1月2日(月)・3日(火)は11:00~20:00会場:池袋パルコ 本館7F・PARCO FACTORY住所:東京都豊島区南池袋1-28-2入場料:500円(ナンバープレート風ステッカー付。全20種ランダム) ※未就学児無料※営業日時の変更、入場者数の制限及び休業となる場合あり。来場の際は池袋パルコの営業日時を要確認。※企画内容は予告なく変更になる可能性あり。■巡回展スケジュール仙台パルコ:2023年1月20日(金)~2月5日(日)/心斎橋パルコ:2023年2月10日(金)~2月27日(月)/広島パルコ:2023年3月3日(金)~3月21日(火祝)/福岡パルコ:2023年4月7日(金)~4月23日(日)
2022年12月17日有名なデイジーマークとともに世界にその名を知られる『マリー・クワント』。今年92歳を迎えたファッションデザイナーの功績をたどる展覧会「マリー・クワント展」がロンドンからやってくる。「大人たちと同じ服は着ない」、革新者の宣言。伝統と階級にしばられた英国社会で若者が初めて自由を謳歌した1960年代。ビートルズやローリング・ストーンズが相次いでデビュー、ミニスカートをはいた女の子が闊歩し、細身のスーツに身を包んだモッズがスクーターを乗り回す。“スウィンギング・ロンドン”と呼ばれるムーブメントの真っただ中にいたのが、マリー・クワントその人だ。今回の展覧会で特筆すべきは1950~’70年代までのアーカイブを幅広く見られること。会場には、大学の美術専攻を卒業後、ロンドンにブティック『バザー』をオープンした当初のアイテムに始まり、紳士服や制服をソースにした新しい英国トラッドというべき一連のシリーズが並ぶ。「コール・ヒーバー(石炭担ぎ)」と名付けられたアンサンブルをまとった当時のスーパーモデル、ジーン・シュリンプトンのファッションフォトは最高にキュートだ。そしてミニスカート旋風。会場に並ぶさまざまな「ミニ」を見ていると、大人たちが眉をひそめる中、女の子たちのファッションを楽しみたい気持ちが炸裂、一大トレンドが生まれた当時の様子が伝わってくる。ファッショナブルであることがパリのオートクチュールを着ることだった時代に、《誰にでも手が届くおしゃれな服を作ること、それがファッションの使命》と言い切ったマリー。後に世界的な拡大路線へ舵を切るのもそうした信条の表れのはず。大英帝国勲章受勲の際には、自身が手がけたジャージー素材のミニドレスで式典に挑んだ。慣習に迎合せず、自分を貫く姿に憧れる女性も多かったとか。そんな生き方の部分にも共感できそうだ。脚は見せるためにある!?カラフルだったりレース模様だったり、さまざまなタイツをデザインし、ミニ&タイツが一つのスタイルに。ツイッギーというアイコンが生まれ、ミニスカートは世界的な流行へ。マリー・クワントのタイツと靴1965年ごろImagecourtesy Mary Quant Archive/ Victoria and Albert Museum, Londonベストとショートパンツのアンサンブルを着るツイッギー1966年©Photograph Terence Donovan, courtesy Terence Donovan Archive. The Sunday Times, 23 October 1966“スウィンギング・ロンドン”を牽引。ロンドンが最先端だった。人気モデルのパティ・ボイドとローリング・ストーンズの1ショット。ドレス「ミス・マフェット」を着るパティ・ボイドとローリングストーンズ1964年Photograph by John French©John French / Victoria and Albert Museum, Londonファッションは皆のもの。左・ビートルズがかぶり一躍人気となったベレー帽をカラフルに展開。マリー・クワントのカンゴール製ベレー帽の広告1967年Image courtesy of The Advertising Archives右・『ジンジャー・グループ』はオレンジやイエローを中心にコーディネートしやすいアイテムを揃え、支持を集めた。ジンジャー・グループのために作られたピナフォア「スノッブ」とストライプのアンサンブルを着るロス・ワトキンスとポーリン・ストーン1963年©John French / Victoria and Albert Museum, LondonWho’s Mary Quant?1930年、イギリス・ロンドン生まれ。英国を代表するファッションデザイナー。自身の名を冠するブランドは、洋服、下着、コスメ、インテリアまでグローバルに展開。マリー・クワントと、ヘアスタイリングを担当していたヴィダル・サスーン1964年©Ronald Dumont/Daily Express/Hulton Archive/Getty Images「マリー・クワント展」Bunkamura ザ・ミュージアム東京都渋谷区道玄坂2‐24‐1開催中~2023年1月29日(日)10時~18時(金・土曜は~21時。入館は閉館の30分前まで)12/6、1/1休一般1700円ほかTEL:050・5541・8600(ハローダイヤル)※オンラインによる事前予約可※『anan』2022年12月7日号より。文・松本あかね(by anan編集部)
2022年12月05日展覧会「ナガノ展~ちいかわ、ナガノのくま、ナガノ作品の原画が大集合!~」が、松屋銀座 8階イベントスクエアにて、2022年12月7日(水)から12月25日(日)まで開催される。その後、大阪、札幌、京都、仙台、名古屋等に巡回予定。ちいかわ、ナガノのくまの生みの親ナガノは、『なんか小さくてかわいいやつ』通称「ちいかわ」や、ナガノのくまを生み出したイラストレーター。アナログらしい柔らかな線画や繊細なタッチ、かわいいだけではない楽しくてちょっぴり切ない物語が魅力で、男女問わず幅広い層から愛されている。ナガノ作品の原画&ラフスケッチなど200点超を展示展覧会「ナガノ展~ちいかわ、ナガノのくま、ナガノ作品の原画が大集合!~」では、著者ナガノ自身が選んだ原画200点以上を展示。下書きやラフスケッチなど貴重な未公開原稿の公開に加え、ナガノによる原画への直筆コメントも紹介する。展示会場には、作品の中に入り込めるようなフォトスポットが出現。また、出口の「報酬コーナー」では、「ちいかわ」に登場する「鎧さん」から、報酬カードがもらえるなど楽しい仕掛けが盛り沢山の展覧会となっている。オリジナルグッズ販売もグッズコーナーでは展覧会オリジナルグッズも販売。「ちいかわ」と仲間たちが描かれたスクエア缶入りクッキーやナガノフレンズブック型ルームライト、ナガノのくまぬいぐるみなどを取り揃える。【詳細】展覧会「ナガノ展~ちいかわ、ナガノのくま、ナガノ作品の原画が大集合!~」会期:2022年12月7日(水)~12月25日(日) ※チケットは完売会場:松屋銀座 8階イベントスクエア住所:東京都中央区銀座3-6-1TEL:03-3567-1211(松屋大代表)開場時間:10:00~20:00※12月11日(日)は19:30まで、12月17日(土)、22日(木)~24日(土)は20:30閉場。最終日は17:00閉場。※入場は閉場の30分前まで。※全日日時指定制。※営業日・開場時間は変更になる可能性あり。※混雑の際は、入場を待つ場合や整理券を配布する場合あり。※巡回展の会期・会場情報などについては、後日展覧会公式サイトで告知。
2022年12月04日展覧会「ヨシタケシンスケ展かもしれない」が、松坂屋名古屋店内の坂屋美術館にて、2022年12月10日(土)から2023年1月15日(日)まで開催される。ヨシタケシンスケ初の大規模個展ヨシタケシンスケは、頭のなかに広がる果てしない妄想やアイデア、クスッと笑える人のクセやしぐさ、世界の真理をつくようなものの見方を細いペン先で表現し、多くの人々を惹きつけている絵本作家。絵本出版以前よりイラストレーターや造形作家としても活躍してきた。2013年には初の絵本『りんごかもしれない』を出版し、そのほか『もう ぬげない』『りゆうがあります』『おしっこちょっぴりもれたろう』など、数多くの賞を受賞している。ヨシタケ初の大規模個展となる「ヨシタケシンスケ展かもしれない」では、作家の発想の源であるスケッチや絵本原画に加えて、本展のためにヨシタケが考案した立体物や愛蔵コレクションなど約400点以上を展示。発想の豊かさが持ち味のヨシタケの世界観に浸ることができる。“発想源”のスケッチ約2,000枚を展示絵本作家デビュー以前より描きためてきた1万枚を超える膨大なスケッチの中から、約2,000枚を複製し公開。妄想やアイデアにあふれ、世界の見方が詰まったヨシタケの頭の中を覗き見できる。絵本の世界を体感できる仕掛け&約400点以上の作品また、デビュー作『りんごかもしれない』をはじめ、『つまんない つまんない』『なつみはなんにでもなれる』など約20作の人気絵本の原画や構想段階のアイデアスケッチなどを紹介。加えて、ヨシタケのアイデアによって、作品の世界に入り込んだような体験展示も用意する。大人も子どもも体と心を動かして楽しめるのが魅力だ。さらに、学生時代の立体作品や、アトリエに保管されていた貴重な私物コレクションなど約400点以上の作品も展示。独自の世界観や創造力などを垣間見れるような作品が並ぶ。巾着やトートバッグなどオリジナルグッズもなお、会場ではヨシタケの絵本に登場するキャラクターをモチーフにしたオリジナルグッズが勢揃い。「甘いもので頭がいっぱい巾着」や「ミニトート おしっこちょっぴりもれたろう 緑」などを取り揃える。【詳細】展覧会「ヨシタケシンスケ展かもしれない」期間:2022年12月10日(土)~2023年1月15日(日)※1月1日(日・祝)は休館日場所:松坂屋名古屋店 南館 7階 松坂屋美術館住所:愛知県名古屋市中区栄3-16-1時間:10:00~18:00※入館は閉館30分前まで入館料:一般 1,000円(800円)、高・大生 700円(500円)、小・中生 400円(300円)※未就学児は無料 ※( )内は前売・優待料金
2022年12月01日展覧会「ソール・ライターの原点ニューヨークの色」が、東京・渋谷ヒカリエのヒカリエホールにて、2023年7月8日(土)から8月23日(水)まで開催される。ソール・ライター、その創作と色彩感覚ソール・ライターは、1923年アメリカのピッツバーグに生まれた写真家だ。1950〜60年代のニューヨークをモノクロのスナップ写真で捉えるとともに、『ハーパーズ・バザー』のファッション写真を手がけたライターは、のちに「カラー写真のパイオニア」としても活躍。50代で表舞台から姿を消したものの、80代となった2006年、初の写真集『Early Color』を刊行してふたたび注目を集めることになった。2013年にライターがこの世を去ったとき、その作品の大半は未整理であったものの、翌年よりアーカイブをデータベース化するプロジェクトがスタート、ライターの業績の全貌を詳らかにすることが試みられている。展覧会「ソール・ライターの原点ニューヨークの色」では、新たに発掘された作品による大規模なカラースライド・プロジェクション、未公開のモノクロ写真、そして絵画など400点以上の作品を通して、ライターの創作と色彩感覚に光をあててゆく。50〜60年代、モノクロのスナップ写真など画家を志していたライターは、1946年、当時芸術の新たな中心地となりつつあったニューヨークに移住。この地で若く意欲的な芸術家と交流するなか、写真の表現媒体としての可能性を認識し、写真に取り組むようになる。本展では、1950〜60年代に撮影されたモノクロの写真作品を紹介。未発表のスナップ写真に加えて、アンディ・ウォーホルやジョン・ケージ、ユージン・スミスなど、当時交流のあったアーティストのポートレートを展示する。自身の美意識を発揮したファッション写真ニューヨークの若いアーティストの多くと同じく経済的な問題を抱えていたライターは、自身の写真技術を活かし、1958年より『ハーパーズ・バザー』誌のカメラマンを務めるようになった。当時、カラー写真は商業的な用途で用いられる場合が多く、美術表現としては軽んじられていたものの、ライターはそうした偏見を持たず、自身の美意識を発揮したのだった。会場では、50〜60年代にかけてライターが手がけたファッション写真を目にすることができる。ソール・ライターの色彩感覚本展では、「カラー写真のパイオニア」とも称されるライターが示した、卓越した色彩感覚にも着目。代表作『Early Color』のカラー写真を投影して紹介するとともに、世間から隠遁したのち、日記を綴るように描き続けた絵画作品も展示する。展覧会概要展覧会「ソール・ライターの原点ニューヨークの色」会期:2023年7月8日(土)〜8月23日(水)会場:ヒカリエホール ホールA住所:東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ 9F開場時間:11:00〜20:00(入場は19:30まで)休館日:決まり次第告知観覧料:一般 当1,800円(1,600円)、高校・大学生 1,000円(800円)、小・中学生 700円(500円)、未就学児 無料※( )内は前売料金※障がい者手帳の提示者本人および付添者1名は半額【問い合わせ先】TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
2022年11月28日人気漫画『美少女戦士セーラームーン』連載30周年を記念した大展覧会「美少女戦士セーラームーン ミュージアム」Vol3の展示が、2022年11月12日(土)から12月30日(金)まで、六本木ミュージアムにて開催される。ついに最終期!「美少女戦士セーラームーン ミュージアム」Vol3「美少女戦士セーラームーン ミュージアム」は、『美少女戦士セーラームーン』の30年間の軌跡を辿る展覧会。原作者の武内直子が描き下ろした新作イラストや、初展示を含むカラー原画など、貴重な作品の数々を鑑賞することができる。”100点以上”の歴代付録を集めた新展示コーナーVol1・Vol2と3期間に分けて開催している本展は、最後の会期となるVol3を11月12日(土)よりスタート。Vol3では、漫画雑誌『なかよし』で展開された『美少女戦士セーラームーン』の歴代全付録、総数100点以上を一堂に集めた、新コーナーを設置する。全付録が集結し公開されるのは、今回が初めてとなる。未公開作品を含むカラー原画を展示また、セーラー・クリスタル・ギャラリーで現在展示中のカラー原画は全て入れ替わり、最終回が掲載された『なかよし』の表紙の原画など、原作第5部を中心としたカラー原画30点を展示。加えて、完結後20年以上にわたって描かれた作品の中から、未発表作品を含めた30点以上を展示する予定で、『美少女戦士セーラームーン』の世界観を思う存分堪能することができる。クリスマススイーツなど新作カフェメニューVol3の開催にあわせて、「美少女戦士セーラームーン ミュージアム カフェ」では新メニューが登場。クリスマスツリーをイメージした3段仕立ての「クリスマスパンケーキ」や、セーラームーンのシルエットを焼き印であしらったチーズメルトマフィン、タキシード仮面のセリフをのせたドリンク「名台詞ラテアート」など、ファン心をくすぐる品々を取り揃えている。ジ アレイとのコラボタピオカドリンクもさらに、台湾発の本格派ティーストア「ジ アレイ(THE ALLEY)」とコラボレーションしたテイクアウト用のタピオカドリンクもお目見え。優しい甘さのバナナとパンプキンのハーモニーを楽しめるドリンクや、月野うさぎの前世であるプリンセス・セレニティをイメージした、レアチーズケーキのような味わいのドリンクなどを用意する。【詳細】「美少女戦士セーラームーン ミュージアム」Vol3会期:2022年11月12日(土)~12月30日(金)場所:六本木ミュージアム住所:東京都港区六本木5-6-20時間:10:00~18:00(最終入場 17:30)※土日祝は、10:00~20:00(最終入場 19:30)※12月26日(月)~12月30日(金)は10:00~20:00料金:・前売 一般 2,000円、中学・高校生 1,200円、小学生 600円・当日 一般 2,200円、中学・高校生 1,400円、小学生 800円※日時指定制。前売券はイープラスにて販売。当日券はイープラスまたはミュージアムの窓口にて館内の滞留人数に余裕がある場合のみ販売。※発表した内容は一部変更になる場合あり。■美少女戦士セーラームーン ミュージアム カフェ場所:六本木ミュージアム内 特設カフェ営業時間:11:00~20:00(L.O.19:00)メニュー例:クリスマスパンケーキ 1,650円チーズメルトマフィン 1,850円名台詞ラテアート 770円・テイクアウトドリンククリスマス・タピオカ・バナナパンプキン 780円プリンセス・セレニティ・チーズクリーム・ヨーグル 780円※カフェの利用にはミュージアムのチケットが必要※メニューのデザインおよび仕様、価格、販売開始日、販売方法などは予告なく変更する場合あり※予告なく販売数に制限を設ける場合あり
2022年11月24日西岸良平画業50周年記念展実行委員会は、『三丁目の夕日』や『鎌倉ものがたり』をはじめ、名作を生み出し続ける西岸良平先生の画業50周年を記念して、大規模展覧会「三丁目の夕日と鎌倉ものがたり ~昭和レトロとSFミステリー~」を11月18日(金)より、東京スカイツリータウン・ソラマチ(R) 5階 「スペース634」にて開催します。昭和の懐かしさを感じさせる素朴な絵柄と、SFミステリー漫画の名手として名高い西岸良平先生。本展覧会では、映像化もされた『三丁目の夕日』、『鎌倉ものがたり』を中心に、これまで発表された短編作品の原画展示をはじめ、西岸先生の愛用品や、昭和の街並みを感じさせるライスカレーの匂い、作中に登場するキャラクター・猫王と一緒に撮影できるフォトスポットなど西岸良平の世界観をお楽しみいただけます。物販コーナーでは貴重な直筆サイン入り複製原画をはじめ、オリジナル商品の販売や、レトロ雑貨やプロマイド写真など昭和にまつわる商品を取り扱う店舗が出店する「夕日町商店街」を併設します。また、開催に先立ち実施された関係者向け内覧会での様子を公開します。<西岸良平画業50周年記念展 三丁目の夕日と鎌倉ものがたり ~昭和レトロとSFミステリー~> <チケット販売ページ> ■西岸良平画業50周年記念展「三丁目の夕日と鎌倉ものがたり ~昭和レトロとSFミステリー~」【開催概要】催事名:西岸良平画業50周年記念展 三丁目の夕日と鎌倉ものがたり ~昭和レトロとSFミステリー~会期:2022年11月18日(金)~11月27日(日)会場:東京ソラマチ(R) 5階 スペース634住所:東京都墨田区押上1-1-2 東京スカイツリータウン・ソラマチ5階「スペース634」入場時間:10:00~20:00(最終入場は閉場の30分前まで) ※最終日は18時閉場入場料金:前売券 大人1,300円 子供(小中高生)700円当日券 大人1,500円 子供(小中高生)900円・公式サイト: ・公式Twitter:@saiganryohei_50( )・お問い合わせ先:西岸良平画業50周年記念展事務局TEL:03-6260-4818(平日10:00-17:00) ※会期中のみ土日祝も対応・主催:西岸良平画業50周年記念展実行委員会・協力:小学館/双葉社【物販情報】西岸良平画業50周年記念展オリジナルグッズ、直筆サイン入り複製原画、書籍ほかレトロ雑貨をはじめとした懐かしい商品を取りそろえた出展店舗が集う「夕日町商店街」を併設。※物販スペースはどなたでもご覧いただけます。■夕日町商店街出店店舗※一部店舗は、期間限定の出店です。・昭和レトロ雑貨『小熊山雑貨店』・昭和ビンテージ洋品店『スミックス』『すみれ』・ビンテージラジカセ『DESIGN UNDERGROUND』・プロマイド写真『浅草マルベル堂』※27日(日)のみ出張プロマイド撮影実施・ホーロー風ミニプレート制作『D-CAN金澤』※11月19日(土)・20日(日)のみ出店■情報の掲載及び画像掲載の際は、下記のコピーライトの記載をお願いいたします。(C)西岸良平/小学館 (C)西岸良平/双葉社■会場の様子開催に先立ち実施された関係者向け内覧会での様子を公開します。貴重なネームと原画の比較展示や、昭和の家電・玩具などがご覧いただけます。物販コーナーでは、オリジナルグッズのほか、先着で貴重な西岸先生直筆サイン入り複製原画の販売を行います。■エントランス■西岸先生の部屋展示は、西岸良平先生の紹介から始まります。壁には50周年を迎えファンの皆様へ向けた西岸先生からのメッセージが皆様をお出迎えします。ガラスショーケースには先生が所蔵する鉄道模型や蓄音器、懐中時計やステレオカメラなど、物語にインスピレーションを与えた品々が展示されています。■三丁目の夕日原画ギャラリー夕焼けを思わせるオレンジ色の壁と、影で描かれた街並みがノスタルジックな「三丁目の夕日 夕焼けの詩」コーナー。まず目に飛び込んでくるのは、物語に出てくる架空の街「夕日町三丁目」の巨大イラスト。古き良き、作品世界を思い出させてくれます。続いて、本作の創作のプロセスに迫る「比較展示」コーナーが登場。ネーム(著者直筆)、原画、雑誌・単行本掲載と、漫画が出来上がっていく過程を楽しむことができます。貴重なカバーイラストの複製原画展示も見逃せません。■三丁目の夕日ワールド~夕日町三丁目~ここでは、昭和の夕暮れどきを連想させる「ライスカレー」の匂いを巨大イラストとともに楽しめるコーナーも。ぜひボタンをポチッと押して、鼻を近づけてみてください。また、鈴木トモエが家の前でサンマを焼くイラストにも仕掛けが。横の覗き穴を見てみると……? さらに、昭和の玩具や家電が展示されています。登場人物たちが作中でどのように使用していたか、原稿と併せてご覧ください。当時の街頭テレビを想起させるコーナーで、夕日町三丁目の人々と一緒に映像を眺めてみてはいかがでしょうか。ほかにも、懐かしのダイハツ・ミゼットに乗った鈴木則文と一平と一緒に写真が撮れるフォトスポットも用意されています。■鎌倉ものがたり原画ギャラリー暗い青色の壁に、海から顔を覗かせる妖怪の姿が描かれています。ここからは「鎌倉ものがたり」の展示が始まります。こちらのコーナーでも、鎌倉ものがたりの比較展示やカバーイラストの複製原画展示を楽しむことができます。一色先生と亜紀子の仲睦まじい様子や、ひょうきんな妖怪たちの姿に思わず頬が緩みます。■鎌倉探訪こちらでは、作品の舞台となった鎌倉の「江ノ電」の鉄道模型やジオラマ模型が並んでおり、鉄道ファンも楽しめる展示コーナーとなっています。西岸先生が紫綬褒章を受章した際の「鎌倉ものがたり号」のパネルにもご注目ください。また、一色先生と亜紀子の横に並んだり、鎌倉の猫の総大将「猫王」の隣に座って記念写真が撮れるフォトスポットも用意されています。■SFミステリー原画ギャラリーさらに、西岸先生がこれまで発表してきた、心温まるノスタルジックな作品の数々が見られるギャラリーも。特に、単行本未収録の幻の読み切り作品「ラドン」の原画を一話分まるごと展示したコーナーは必見です。他にも「ヒッパルコスの海」「地球最後の日」「たんぽぽさんの詩」など、さまざまな名作の原画や、タペストリーの展示を楽しめます。■実写映画コーナー展示のラストは、大好評を博した実写映画「ALWAYS 三丁目の夕日」と「DESTINY 鎌倉ものがたり」のコーナーです。胸を熱くさせる予告映像集を見られるほか、映画ポスター、映画グッズなどが展示されています。また、両作品の映画監督を務めた山崎貴監督が、本展示会に寄せた直筆サイン入りコメントも読むことができます。■夕日町商店街(物販コーナー)「夕日町商店街」と題した物販コーナーでは、「三丁目の夕日」と「鎌倉ものがたり」の単行本や、ポストカード、マグカップ、クリアファイルなどオリジナルグッズのほか、今流行りの「昭和レトロ」グッズの数々が販売されています。昭和ビンテージのファッションアイテムや、昭和の大スターたちのプロマイドや木製パネル、ビンテージラジカセなど、昭和レトロマニアにもたまらない物販コーナーとなっています。さらに、西岸先生の直筆サイン入り複製原画も販売。ここでしか購入できない貴重な原画なので、お見逃しなく。■プロフィール■西岸良平1972年、立教大学在学中、「夢野平四郎の青春」で第8回ビッグコミック賞佳作第一席に入選。9月、同作品で本格的に漫画家デビューを果たす。その後「三丁目の夕日」を発表。1984年2月「鎌倉ものがたり」をWeekly漫画アクション(小社刊)にて開始。同作品で2009年、第38回 日本漫画家協会賞・大賞を受賞。2010年春の叙勲で紫綬褒章を受章。2022年9月、画業50周年。郷愁的な時代の風俗だけではなく、人間の普遍的な生き方や生活をテーマとして多くの読者の共感を得る。ほのぼのとしたメルヘンチックな世界は他の追随を許さない。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月18日展覧会「柚木沙弥郎 life・LIFE展」が、京都の美術館「えき」KYOTOにて、2022年11月11(金)から12月25日(日)まで開催される。染色家・柚木沙弥郎の“くらし&人生”を感じる展覧会柚木沙弥郎は、2022年に100歳を迎えた現在も現役で活動する染色家・アーティストだ。染色のほか、版画、人形、絵本などさまざまな作品を制作・発表。国内の公立美術館のみならず、フランス国立ギメ東洋美術館でも展覧会を開催するなど国内外で評価されている。「柚木沙弥郎 life・LIFE展」では、“くらし”と“人生”をテーマに、柚木が1990年代から手掛けるカラフルで愉快な絵本作品の原画約80点や、紙粘土と布で作られた人形、型染めで布に模様を大胆に染めた色とりどりの染色作品約30点を展示する。“ワクワク楽しい”展覧会限定グッズも本展では、柚木の作品にちなんだグッズを多数展開。A3変形型の判型で作られた大きな作品集は、広巾布の長さが2~3メートルほどもある染色作品をはじめ、愉快な絵本の原画、紙粘土と布で作られた人形の図版を収めた図録。今回キュレーションを務めた林綾野による柚木のインタビュー「心を形で残す」も収録し、大充実の特製アートブックだ。“イヌ”と“スケボー”ワンポイントのトレーナー日本製Tシャツの先駆けとなる「色丸首」を開発したTシャツメーカー、久米繊維工業とコラボレートしたトレーナーも登場。柚木によって描き下ろされた“イヌ”と“スケボー”の絵柄をワンポイントとした、染み込みプリントのヴィンテージ風に仕上げた。マグやポストカードなどもまた、長崎の波佐見町でつくられた白山陶器による別注豆皿やマグ、染色作品や絵本の原画を採用したポストカード、マスキングテープなど見て楽しいカラフルなグッズが多彩に展開される。【詳細】柚木沙弥郎 life・LIFE展会期:2022年11月11日(金)~12月25日(日)会場:美術館「えき」KYOTO住所:京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町 ジェイアール京都伊勢丹7階隣接開館時間:10:00~19:30(入館は閉館30分前まで)入館料:一般 900円、高・大学生 700円、小・中学生 500円※障害者手帳の提示者と同伴者1名は、当日料金より各200円割引。※作品展示やイベント内容は変更、または中止になる場合あり(最新情報は美術館ホームページにて確認のこと)グッズ:・展覧会図録『柚木沙弥郎 life・LIFE展』5,500円※図録表紙は4種類。数量に限りある商品あり。※図録には京都展で展示のない作品も収録されている。・KYOTOピンバッチ 880円・ポストカード(11種) 各165円<展覧会限定>・大判ポストカード(8種) 各220円<展覧会限定>・白山陶器 life・LIFE豆皿(4種) 各2,200円<展覧会限定>・白山陶器 life・LIFEマグ(2種) 各4,950円<展覧会限定>・マスキングテープ(2種)各825円<展覧会限定>・Life・LIFEカスタムタイル(12種) 各880円<展覧会限定>・くるみボタンブローチ(10種) 各1,320円・久米繊維工業 life・LIFE トレーナー(2種/M・L) 各6,600円<展覧会限定>・久米繊維工業 life・LIFE Tシャツ(4種/S・M・L) 各4,950円<展覧会限定>※数量限定商品があるため、品切れの場合あり。※本展は写真撮影が可能。・撮影には注意事項あり。会場内の掲示を確認のこと。・混雑時などは撮影を制限する場合あり。・状況により中止の場合あり。【問い合わせ先】TEL:075-352-1111 (ジェイアール京都伊勢丹・大代表)
2022年11月14日タイドラマの展覧会『GMMTV EXHIBITION in JAPAN 22-23』が、12月から2023年春にかけて大阪(心斎橋)、仙台、博多、名古屋、東京(渋谷)の5都市で開催される。2021年に日本初開催されたGMMTVタイドラマの展覧会第2弾となる今回は、2021年以降にタイで放送されたドラマ作品、そして2022年8月27日・28日に開催された来日フェスイベントをピックアップ。ドラマで実際に使用された小道具や着用された衣装を楽しめる展覧会を予定している。会期の前後半では衣装の展示替えも行い、展覧会限定のオリジナルグッズも販売される。大阪・hmv museum 心斎橋会場は12月10日~2023年1月9日で、前売券の販売が本日よりスタート。入場料は前売券1,500円、当日券1,700円。入場特典として「展覧会オリジナル下敷き」が1枚プレゼントされる(全15種/ランダム/非売品、数に限りあり)。
2022年11月14日展覧会「ポスターでみる映画史 Part 4 恐怖映画の世界」が、2022年12月13日(火)から2023年3月26日(日)まで東京の国立映画アーカイブにて開催される。約120点の資料から見る恐怖映画の系譜展覧会シリーズ「ポスターでみる映画史」の第4回となる「恐怖映画の世界」は、国立映画アーカイブのコレクションを中心に、映画が誕生して間もない頃から現在に至るまで、連綿と生み出され続けてきた恐怖映画のポスターに焦点を当てた展覧会。多岐にわたる恐怖映画の系譜を、特徴的なビジュアルや惹句によって人々を引きつけてやまない約120点の宣伝資料によって紹介する。『カリガリ博士』から『呪怨』などのJホラーまで会場内で展示されるのは、長きにわたり多くの人々を魅了し続けてきた「恐怖」を題材とした映画ポスター。恐怖映画で扱われる内容や題材は時代とともに変遷していき、初めてスクリーンに現れた怪人や怪物たちの姿は観る者に衝撃を与え、恐怖映画の世界に引き込んだ。まず初めに、『カリガリ博士』(1919年、日本公開1921年、ロベルト・ヴィーネ監督)といった古典のポスターなどを取り上げる。映画芸術や技術の進歩により映画が描く恐怖は、怪人などの外面的恐怖から『サイコ』(1960年、日本公開同年、アルフレッド・ヒッチコック監督)などの人間の心の奥底に潜む闇や狂気などの内面的なものを描くサイコホラーへと移行。また、ドラキュラやフランケンシュタインなどの怪人・怪物映画のリメイクに基づくゴシックホラーも隆盛を極めた。1950年代から1980年代にかけては、目に見えないもの、得体のしれないものの恐怖を描いた『ジョーズ』(1975年、日本公開同年、スティーヴン・スピルバーグ監督)や『ゾンビ』(1978年、日本公開1979年、ジョージ・A・ロメロ監督)などのパニック映画が数多く制作された。その後、『サスペリア』(1977年、日本公開同年、ダリオ・アルジェント監督)といった、人知を超えた超常現象や際立った残酷描写を中心とするオカルトやスプラッターといったジャンルが確立。本展では、時代ごとに流行した、各恐怖映画のジャンルを象徴するポスターを多数鑑賞できる。“怪談”や“ミステリもの”などの日本の恐怖映画日本に古くから伝わる怪談に根差した映画や、透明人間をはじめとする変身人間の特撮恐怖映画、『犬神家の一族』(1976 年、市川崑監督)といった怪奇・ミステリ文学の映像化など日本の恐怖映画のポスターも豊富に展示。さらに、1990年代に高橋洋や黒沢清らによって生み出された「Jホラー」の作品群も、最新作に至るまで幅広く展示する。アジアの恐怖映画&欧米の新恐怖映画日本だけでなく、アジア各国では古来より民話や怪奇譚などに着目した恐怖映画を製作してきた。また、近年『ミッドサマー』(2019年、日本公開2020年、アリ・アスター監督)で話題を呼んだアリ・アスターといった新世代の監督たちによる欧米産恐怖映画や、アジアの恐怖映画のポスターを特別コーナーにて紹介する。聴覚で楽しむ恐怖映画の世界古今東西の恐怖映画の音楽を聴けるのも本展の見どころ。ポスターなどの視覚情報だけでなく、聴覚面からも恐怖映画を追体験できるため、どっぷりと恐怖の世界に浸ることが可能だ。【詳細】「ポスターでみる映画史 Part 4 恐怖映画の世界」開催期間:2022年12月13日(火)~2023年3月26日(日)休室日:月曜日および12月27日(火)~1月3日(火)場所:国立映画アーカイブ 展示室(7階)住所:東京都中央区京橋3-7-6開室時間:11:00~18:30(入室は18:00まで)※1月27日(金)と2月24日(金)は、開室時間を20:00まで延長(入室は19:30まで)観覧料:一般 250円(200円)/大学生 130円(60円)※65歳以上・高校生以下及び18歳未満、障害者(付添者は原則1名まで)、国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズは無料※料金は常設の「日本映画の歴史」の入場料を含む。※( )内は20名以上の団体料金。※学生、65歳以上、障害者、キャンパスメンバーズはそれぞれ入室の際、証明できるものの提示が必要。※国立映画アーカイブの上映観覧券(オンラインチケット「購入確認メール」、またはQRコードのプリントアウト)を提示すると、1回に限り団体料金を適用。【問い合わせ先】TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
2022年11月14日ミントデザインズ(mintdesigns)の20周年を記念した展覧会「ミントデザインズ大百科:Mintpedia」が、名古屋パルコにて、2022年12月3日(土)から18日(日)まで開催される。東京でも開催された巡回展だ。ミントデザインズ、20年の軌跡を紹介勝井北斗と八木奈央によって設立されたミントデザインズは、「流行」ではなく「プロダクトデザイン」の視点から衣服を捉え、日常生活を豊かにするファッションの可能性を探ってきた。大胆で鮮やかな色使いやポップなモチーフを採用したテキスタイルなど、独自のアイコンを打ち出したコレクションを展開するばかりでなく、ファッションにとどまらないミッションワークにも携わっている。「ミントデザインズ大百科:Mintpedia」展では、百科事典をめくるように、20年間にわたるミントデザインズの軌跡を紹介。これまでに手がけてきた40シーズンのコレクションを、年代・テーマ別に紹介する映像コンテンツをはじめ、コレクションルックや130種類以上ものグラフィックテキスタイルを展示する。また、会期中には期間限定ストアもオープン。ブランドの20周年を記念した版画を限定販売するほか、アーカイブテキスタイルを使ったバッグなどのオリジナルグッズ、一点もののサンプルなども取り揃える。展覧会概要ミントデザインズ20周年記念展覧会「ミントデザインズ大百科:Mintpedia」会期:2022年12月3日(土)〜18日(日)会場:パルコギャラリー(名古屋)住所:愛知県名古屋市中区栄3-29-1 名古屋パルコ 西館 6F開場時間:11:00〜20:00(最終日は18:00閉場)※入場はいずれも閉場30分前まで入場料:500円※小学生以下無料【問い合わせ先】名古屋パルコTEL:052-264-8111
2022年11月13日2022年醍醐寺鶴田一郎秋期特別展実行委員会は、醍醐寺で開催中の展覧会「醍醐寺霊宝館秋期特別展 鶴田一郎 ~ミューズ達の祈り~」によせて描かれた150号にもなる大作「醍醐櫻曼荼羅(だいごさくらまんだら)」に世界安寧への願いを込め、現代の祈りの表現の一形として後世に残し伝えていくためのプロジェクトを、応援購入サービスMakuakeにて11月4日(金)に開始しました。MakuakeページURL: 醍醐櫻曼荼羅本プロジェクトにご応募の方に、本展覧会でしか手に入らない限定のリターンをご用意しております。一部返礼品には鶴田一郎の作家サイン入りでお届けいたします。おひとりでも多くのご賛同・ご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。秋の醍醐寺鶴田一郎は1987年~11年間ノエビア化粧品広告に起用されCMアートの先駆者として人々を魅了しました。鶴田の美人画の根源は仏画や琳派がベースにあり、最大の特徴である切れ長の目や流麗な指の表情などは仏像を手本に描かれています。日本人のアイデンティティをもとに、琳派、仏教美術、浮世絵の「美人画」など、日本独自の美意識に傾倒。その中でアールデコのヨーロッパ的要素と日本的要素が融合し嫋やかで華やかな「鶴田流美人画」が誕生しました。鶴田一郎とミューズ【鶴田一郎よりメッセージ】醍醐寺といえば桜、醍醐の花見に代表されるイメージが私にもありました。京都にアトリエを移して間もない頃、夜桜の拝観に招かれました。その時、一番印象に残ったのは醍醐寺を象徴するような大きくて荘厳なたたずまいの一本の桜の古木でした。数年後の台風で残念なことに、その桜も大きな被害を受けてしまいました。今回、醍醐寺での展覧会のお話をいただき、醍醐寺に因んだ絵を描こうと思った時に、その桜の古木が想い出されたのです。私が想像したのは、多くの人々が桜を愛で慈しむ心の中で仏の御手に懐かれた桜の古木は、満開と咲き誇り、銀河とともに宇宙の果てまで広がるように復活するのです。人の心、人の想いは全宇宙と繋がっているのです。私は、人が人である所以は創造する力(想像する力)があることだと思っています。世界の調和・平和を想い、一緒に宇宙への祈りに参加をしていただきたい、より多くの方の意志が集まることが仏の意志が集まる事に繋がると思っています。「醍醐櫻曼荼羅」に祈りを込め寄贈をさせていただきたいと願っております。醍醐寺霊宝館秋期特別展【プロジェクト概要】プロジェクト名: アートの力で醍醐寺を後世に。鶴田一郎による特別展覧会を開催、絵画奉納プロジェクト期間 : 2022年11月4日(金)~2022年12月30日(金)支援サイト : Instagram : 【リターンについて】○5,000円(税込)奉納応援プラン:鶴田一郎ポストカードセット(8枚入り)、醍醐寺パンフレット・お礼状○10,000円(税込)鶴田一郎 図録「鶴田一郎~ミューズ達の祈り~」:図録「鶴田一郎~ミューズ達の祈り~」、春の醍醐寺拝観招待券(Makuake限定)、お礼状○30,000円(税込)鶴田一郎アートカレンダー2023年版と限定御朱印帳:鶴田一郎アートカレンダー2023年版、春の醍醐寺拝観招待券(Makuake限定)、お礼状 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月10日日本一高いビル「あべのハルカス」16階の「あべのハルカス美術館」では、日本美術や西洋美術、現代アートなど多彩な展覧会を開催しています。2023年度は4月22日(土)から6月18日(日)まで「恐ろしいほど美しい 幕末土佐の天才絵師絵金」を開催予定です。(既報のとおり。詳細は別紙参照)上記の展覧会に続き、7月1日(土)から9月3日(日)まで「超絶技巧、未来へ! 明治工芸とそのDNA」、9月16日(土)から11月12日(日)まで「安野光雅展」の開催が新たに決定しましたのでお知らせいたします。今後もより魅力的な都市型美術館として多くのお客様にお越しいただけるよう運営してまいります。「超絶技巧、未来へ! 明治工芸とそのDNA」会 期 :2023年7月1日(土)~2023年9月3日(日)共 催:MBSテレビ開催趣旨:2019年に当館で開催し、多くの観客を魅了した「驚異の超絶技巧!明治工芸から現代 アートへ」。本展はそれをさらに発展させ、明治工芸のDNAを継承しつつ多様な素材と技法を駆使して、新たな領域に挑む現代作家の新作を中心に紹介します。進化し続ける作家たちが繰り出す驚きと感動の超絶技巧を、明治工芸の逸品とあわせて、今回もぜひご体感ください。「安野光雅展」会 期 :2023年9月16日(土)~2023年11月12日(日)共 催:朝日新聞社、関西テレビ放送開催趣旨:島根県津和野町に生まれた安野光雅(1926―2020)は、半世紀以上にわたり画家、絵本作家、装丁家として多彩な活躍を続けました。その独創的な作品は国内外の高い人気 を得ています。本展では、絵本のデビュー作『ふしぎなえ』から、近年の大作『繪本三國志』まで、やさしく、美しく、ユーモアと不思議にあふれた安野ワールドを紹介します。別紙: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月02日星野道夫の展覧会「悠久の時を旅する」が、東京・恵比寿の東京都写真美術館にて2022年11月19日(土)から2023年1月22日(日)まで開催される。星野道夫、24年間の撮影の軌跡星野道夫は、極北の大地アラスカを拠点に活動し、自然と動物、美しい文章で人々を魅了している写真家。「自然と人との関わり」を追い求め数々の写真を残し、取材中に事故で亡くなってから25年を経てもなお、多くの人々から愛されている。展覧会「悠久の時を旅する」では、20歳の時に初めて足を踏み入れたアラスカの村の記録から、亡くなる直前まで撮影していたロシアのカムチャツカ半島までの写真を展示するほか、貴重な資料を交えながら、旅の途中で急逝した星野道夫の足跡を辿る。対談や講演会などの関連イベントもまた、期間中は関連イベントも開催。星野道夫事務所代表の星野直子と第40回土門拳賞を受賞した写真家大竹英洋による対談イベント「アラスカとの出会いを通して」と、星野直子による記念講演会「悠久の時を旅する 星野道夫が見続けた風景をたどって」が東京都写真美術館1階ホールにて行われる。さらに、星野道夫に多大な影響を受けてきた音楽家haruka nakamuraによるピアノ演奏イベントも。写真の投影と共に即興的なピアノ演奏、そしてスペシャルゲストの本田慶一郎による星野道夫の言葉の朗読を楽しめる。【詳細】星野道夫「悠久の時を旅する」開催期間:2022年11月19日(土)~2023年1月22日(日)場所:東京都写真美術館 地下1階展示室住所:東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内時間:10:00~18:00(木・金は20:00まで)※入館は閉館時間30分前まで休館日:毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合は開館し、翌平日休館)、年末年始(12月29日(木)~1月1日(日)、1月4日(水))※12月28日(水)、1月2日(月)、1月3日(火)は臨時開館観覧料:一般 1,000円(800円)、学生 800円(640円)、中高生・65歳以上 600円(480円)※()内は東京都写真美術館の映画観賞券提示者、各種カード会員、目黒区在住者(住まいの住所が分かるものをチケット販売カウンターにて提示)割引。※小学生以下、都内在住・在学の中学生および障害者とその介護者(2名まで)は無料。※各種割引の併用は不可。※事業は諸搬の事情により変更する場合あり。※会場混雑時には入場を待つ場合あり。※オンラインによる日時指定予約を推奨。■対談イベント「アラスカとの出会いを通して」開催日:2022年11月20日(日)時間:14:00~15:30開場:13:30~会場:東京都写真美術館1階ホール定員:160名(要事前申込)料金:無料■記念講演会「悠久の時を旅する 星野道夫が見続けた風景をたどって」開催日:2022年12月3日(土)、2023年1月7日(土)時間:各日 14:00~15:30開場:13:30~会場:東京都写真美術館1階ホール定員:170名(要事前申込)料金:無料※応募者多数の場合は抽選。※申込は一人に付き1回のみ。重複して各イベントへの申込は不可。※グループ(2名以上)での応募不可。※イベント参加には本展の観覧券が必要。※イベントは状況により中止の場合あり。※メディア取材や広報用SNS撮影で参加者の顔が映り込む可能性あり。【関連イベントへの申込方法】2022年11月20日(日)、12月3日(土)、2023年1月7日(土)に開催されるイベントへの参加には、「往復はがき」または「WEBフォーム」からの申込が必要。詳しくは星野道夫公式サイトまたはクレヴィスホームページを要確認。応募締切り:2022年10月31日(月)17:00まで■旅をする音楽 星野道夫×haruka nakamura supported by PLAY EARTH KIDSTM開催日:2022年12月27日(火)時間:①15:00~16:00 ②18:30~19:30開場:①14:30~ ②18:00~会場:東京都写真美術館1階ホール定員:190名(要事前申込)料金:4,800円※展覧会の招待券付き。発売日:11月21日(月)10:00~※定員に達し次第申込受付を終了。※イベントは状況により中止になる場合あり。※メディア取材や広報用SNS撮影で参加者の顔が映り込む可能性あり。※詳細はharuka nakamuraオフィシャルサイトを要確認。
2022年10月21日美術展覧会を行う任意団体BLESSING-BRIDGE [ブレッシングブリッジ](所在地:大分県別府市、代表:長坂樹璃)は、GARYU EXHIBITION 2022 IN BEPPU「龍!龍!龍!~展覧会がパワースポットに~」を大分県別府市の富士屋一也百ギャラリーにて、2022年10月26日(水)~11月4日(金)に開催します。イベント詳細: GARYU EXHIBITION_ビジュアル01■GARYU EXHIBITION 2022 IN BEPPU「龍!龍!龍!~展覧会がパワースポットに~」開催の背景日本全国の龍神神社や龍神が潜むパワースポットへの旅で撮影してきた神々しく美しいアーカイブ写真と、これまでの活動を通じて出会った龍神を描くアーティストや書家による作品とのコラボレーション展覧会を行います。土地の力の強い別府温泉地にて、市内に唯一残る明治の登録有形文化財の会場をパワースポットに変えます。■GARYU EXHIBITION 2022 IN BEPPU「龍!龍!龍!~展覧会がパワースポットに~」について2021年東京での開催に続く、第2回目の開催。前回は約350名の方が来場されました。今回は、前回を上回る、龍にまつわる美しい写真・パワフルな絵・コミカルな絵など、約120点の作品を会場に展示します。展覧会に訪れ、パワーあふれる龍神のエネルギーをリアルに感じていただくと、ほっとリラックスでき、パワーチャージできます。龍神に興味のある方はもちろん、最近お疲れの方、お悩みのある方、頭の中がモヤモヤされている方などのご参加もお待ちしています。■開催概要イベント名: GARYU EXHIBITION 2022 IN BEPPU「龍!龍!龍!~展覧会がパワースポットに~」開催日 : 10月26日(水)~11月4日(金)休み : 10月31日(月)、11月1日(火)開催時間 : 10:00~17:00(最終入場 16:30)※初日10月26日 14:00~17:00※最終日11月4日(金) 10:00~15:00会場 : 富士屋 一也百ギャラリー(〒874-0046 大分県別府市鉄輪上1組) アクセス : <飛行機>大分空港→(空港特急バス「エアライナー」)→別府国際観光港 下車 タクシー10分<電車>JR別府駅→タクシー20分(西口)すぱっと号 →鉄輪 下車 徒歩5分(東口)大分交通バス→鉄輪 終点 徒歩2分<自動車>高速道路 別府IC→鉄輪温泉方面 10分国道10号線→九州横断道路→鉄輪温泉 ※駐車場 40台分あります<バス>福岡より 高速バス「とよのくに」天神バスセンタ→鉄輪口 鉄輪口 下車 徒歩7分<フェリー>別府国際観光港 または、別府国際観光港フェリーさんふらわあ前下車 タクシー10分入場費 : <前売りチケット> 3,000円(税込)、<当日チケット>3,000円(税込)※1ドリンクサービス、龍のヒーリング(我龍つなぎ)、龍神カードリーディング、龍イラストプレゼント付き※龍のヒーリング(我龍つなぎ)は、1日最大12名様までの施術となります。確実に龍のヒーリング(我龍つなぎ)を受けたい方は、前売りチケットをご購入いただき、日時指定をお願いします。<大分住民チケット>大分県民当日チケット 500円(税込) ※1ドリンクサービス付き※当日、会場受付にて購入できます。定員 : コロナ対策のため、会場状況により人数制限させていただく場合があります。主催 : BLESSING-BRIDGE申込方法 : 前売りチケットは、下記URLよりお買い求めください。チケット販売サイト: <内容>「つながる人すべてを、自由にする」というビジョンを掲げ活動している、龍神をテーマにしたブランド「GARYU」。GARYU EXHIBITION 2022 IN BEPPU「龍!龍!龍!~展覧会がパワースポットに~」は、GARYUと龍神をテーマとして活動しているアーティストとのコラボレーション展覧会になります。龍にまつわる美しい写真・パワフルな絵・コミカルな絵など、約120点(写真 約20点、書画 約3点、絵画 約100点)の作品を、別府市内に唯一残る明治の登録有形文化財の会場に、一同に展示します。来場いただくお客様が、パワーあふれる龍神のエネルギーをリアルに感じ、ほっとリラックスしたり、パワーチャージできる、パワースポットのような展覧会です。<アーティスト>写真:GARYU(SHO、JURI)2021GARYU EXHIBITION書家:シンシンシンシン作品画家:アチデルアチデル作品また上記の展示に加えて、今回の目玉企画として、下記のサービスを提供いたします。(1) 1ドリンクサービス歴史を感じさせられる富士屋一也百カフェのこだわりのコーヒー、紅茶などの飲み物を1杯サービスいたします。(2) 龍のヒーリング(我龍つなぎ)お客さまの龍神さまのエネルギーをお客さまの身体におろす施術(我龍つなぎ)をいたします。龍神からのサポートをよりパワフルに受けたい方におすすめです。所要時間:約20分(3) 龍神オラクルカードリーディングGARYのオリジナル オラクルカードによるカード占い。先行きの展望が知りたい方や、具体的なお悩みのある方におすすめです。所要時間:約10~20分(4) 龍神イラスト プレゼントアーティストが描いたキュートでコミカルな龍神のイラストの中から、お気に入りの龍のイラストをお持ち帰りいただけます。(5) 推し龍 お絵描きセッション(10月28日(金)、29日(土)、30日(日)限定)アーティストがお客さまの龍神を霊視して、それをイラストとして表現します。所要時間:約10~15分 ※別途費用がかかります。■会社概要商号 : 任意団体 BLESSING-BRIDGE代表者 : 会長 長坂樹璃所在地 : 〒874-0919 大分県別府市石垣東3-2-3-403設立 : 2021年1月事業内容: 広告デザイン制作、プロデュースの受託業務/アート作品制作、販売/美術展覧会、文化交流イベント、マルシェ等の企画立案、運営および受託業務/雑貨や衣料品の製造、販売資本金 : 100万円URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月11日森の中の小さな美術館ギャラリーしろかわ(所在地:愛媛県西予市)では、平成7年に始まった全国「かまぼこ板の絵」展覧会も27回目となりました。今回のテーマは「感動でつなぐ、未来へつなぐ。」です。全都道府県及び海外(インドネシア・モンゴル・フランス)から届いた、応募者数6,402人が描いた6,148作品(板の枚数11,065枚)全てを展示し、令和4年12月4日(日曜日)まで開催します。1枚のかまぼこ板をキャンバスとし小さなスペースに凝縮された絵。その日本一小さなキャンバスから湧き出てくる心揺さぶる感動、込められた想いを皆さんとともに未来へつないでいきたいと願っています。ぜひご覧ください。チラシチラシ(裏面)■展覧会概要展覧会名:第27回全国「かまぼこ板の絵」展覧会期間 :令和4年7月23日(土曜日)~令和4年12月4日(日曜日)時間 :09:00~17:00(受付は16:30まで)休館 :毎週火曜日(祝日の場合は翌日が休館)主催 :愛媛県西予市主管 :西予市立美術館 ギャラリーしろかわ後援 :日本郵便株式会社四国支社、愛媛県、愛媛県教育委員会、愛媛県市長会、愛媛県町村会、坂井市(福井県)、公益財団法人丸岡文化財団(福井県)、公益財団法人愛媛県文化振興財団、愛媛新聞社、NHK松山放送局、南海放送、テレビ愛媛、FM愛媛、あいテレビ、愛媛朝日テレビ、愛媛CATV、愛媛県農業協同組合中央会、愛媛県森林組合連合会、伊予銀行、愛媛銀行、愛媛信用金庫、宇和島信用金庫、コープえひめ、宇和島蒲鉾協同組合、伊予蒲鉾、大一ガス、ポストのある風景フォトコンテスト実行委員会、東宇和農業協同組合、「小さな親切」運動愛媛県本部、西予市議会、西予市森林組合、西予市商工会、西予市文化協会、西予CATV、四国西予ジオパーク推進協議会■審査員のご紹介(敬称略)審査員長 車 だん吉(タレント)審査員 折笠 勝之(洋画家)、神山 恭昭(絵日記作家)伊東 正次(日本画家)、夏井 いつき(俳人)■主管概要館名 : 西予市立美術館 ギャラリーしろかわ(せいよしりつびじゅつかん ぎゃらりーしろかわ)所在地: 〒797-1717 愛媛県西予市城川町下相680番地営業 : 09:00~17:00(毎週火曜日休館、祝日の場合はその翌日)入館料: 一般420円、高校・大学生310円、小・中学生100円(20人以上の団体は2割引)代表者: 市長 管家 一夫、館長 小田原 誠開館 : 1993年7月30日床面積: 1041.2平方メートル収蔵品: 横山 大観、片岡 球子、マリー・ローランサン、北村 西望、ミロ、ロダンほか500点以上URL : 【本イベントに関するお客様からのお問い合わせ先】西予市立美術館 ギャラリーしろかわTel : 0894-82-1001Fax : 0894-82-0756E-Mail: s-gallery@city.seiyo.ehime.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月11日展覧会「アニメージュとジブリ展」が、2023年1月3日(火)から1月23日(月)までの期間、松屋銀座8階イベントスクエアで再開催される。展覧会「アニメージュとジブリ展」松屋銀座で開催1978年5⽉26⽇に創刊した『アニメージュ』は、それ以前は決して脚光を浴びることのなかった、業界内部の作家や制作に関わる⼈々をクローズアップした、⽇本初の本格的商業アニメ雑誌・⽉刊。宮崎駿による連載作品『⾵の⾕のナウシカ』のアニメーション映画化でスタジオジブリ設⽴のきっかけにもなった本誌は、創刊44周年を迎えた今も、アニメとファンをつなぐ橋渡し役だ。スタジオジブリの原点を振り返る本展では、『アニメージュ』の1978年創刊当時から80年代までの歴史に焦点を当てる。まだアニメという言葉さえ一般的ではなかった時代から、『機動戦士ガンダム』の大ヒットともに飛躍するブーム期。そして、後に2代目編集長となる現・スタジオジブリの鈴木敏夫が、高畑勲・宮崎駿の両監督を見出し、『風の谷のナウシカ』が誕生、『天空の城ラピュタ』に向けてスタジオジブリ創設となっていく道のりを辿る。展示・物販内容をアップデート全国6会場の巡回を経て行われる本展では、全体の構成を見直し、紹介する作品数を増やすなど展示・物販内容をアップデート。例えば、展示作品は『風の谷のナウシカ』『天空の城ラピュタ』だけでなく、その後のジブリ作品である『となりのトトロ』のイメージボードや背景美術画、『魔女の宅急便』のキャラクター画も追加で紹介する。さらに、『風の谷のナウシカ』造形コーナーでは、映画の世界観を体感できる会場演出を用意。また、エントランスにはキービジュアルのネコバスのフォトスポットを設置し、場内にも『アニメージュ』の表紙に入り込んだかのような写真撮影を楽しめるフォトスポットが登場する。展覧会オリジナルグッズなど販売会場では、「アニメージュとジブリ展」オリジナルグッズをはじめ、ネコバスのキービジュアル商品や三鷹の森ジブリ美術館のコラボアイテム、スタジオジブリの映画23作品のポスター、上映当時の復刻パンフレットなどを販売。『となりのトトロ』や『天空の城ラピュタ』などの、キャラクターや名シーンをフィーチャーしたフリーカップや豆皿をはじめ、『天空の城ラピュタ』モチーフの刺し子トートバッグや、劇中に登場する「要石」などが展開される。徳島県の藍師・染師 BUAISOUとコラボ、藍染グッズも松屋銀座1階から7階までの吹き抜け空間では、徳島県の藍師・染師 BUAISOUとコラボレーションした、「アニメージュとジブリ展」の巨大藍染暖簾のインスタレーションを2022年12月26日(月)から2023年1月24日(火)まで実施。また、「アニメージュとジブリ展」物販コーナーでは、BUAISOUのコラボレーションによる藍染のバンダナや手ぬぐいなどのグッズも販売される。「アニメージュとジブリ展」コラボカフェメニューもまた、「アニメージュとジブリ展」の開催を記念して、松屋銀座8階レストランシティ内「MGカフェ」ではコラボレーションメニューを提供する。ネコバスをモチーフに、たまごをのせた「元気になれそうなオムカレー」や、海苔をトッピングすると“まっくろくろすけ”が現れる「いなりとトロロ丼」などユニークでチャーミングなメニューが勢揃い。『魔女の宅急便』のキキを彷彿させる「グミチョコパンケーキ」などのスイーツや、物語の世界観を表現したドリンクにも注目だ。開催概要アニメージュとジブリ展開催期間:2023年1月3日(火)〜1月23日(月)会場:松屋銀座8階イベントスクエア開場時間:10:00〜20:00≪日時指定制≫※1月9日(祝・月)、15日(日)、22日(日)は19:30まで。※最終日は17:00閉場、入場は閉場の30分前まで。入場料:[前売]一般 1,300円/高校生 800円/中学生 600円/小学生 400円[当日]一般 1,500円/高校生 1,000円/中学生 800円/小学生 600円※1月3日(火)以降は、全日程、当日料金となる。なお、前売時に完売した場合は当日券の販売は行わない。販売スケジュール:[前売]2022年11月12日(土)10:00~[当日]2023年1月3日(火)0:00~ 各日、各入場開始時間まで※先着順。チケット発売:アソビュー!※展覧会チケット詳細は、アソビューウェブサイトに記載。■グッズ例・フリーカップ 各1,540円・豆皿 各1,320円・アデリアグラス 各1,320円・一重刺し子トートバッグ 天空の城ラピュタ 11,000円・要石 41,800円※購入制限を設ける可能性あり。■コラボレーションメニュー期間:2022年12月28日(水)~2023年1月23日(月)場所:松屋銀座8階レストランシティ内「MGカフェ」営業時間:10:30~22:00 ※ラストオーダー 21:00※12月31日(土) 10:30~18:00 ※ラストオーダー 17:00※1月1日(日) 定休日※1月2日(月) 10:30~20:00 ※ラストオーダー19:00※1月9日(祝月)、15日(日)、22日(日) 10:30~21:30 ※ラストオーダー 20:30※来店状況により、開店時間を早める場合あり。※席の利用は、注文の品が揃ってから30分まで。メニュー例:・天空のカフェモカフロート 1,210円・グミチョコパンケーキ 1,540円・元気になれそうなオムカレー(サラダ付) 1,540円【問い合わせ先】松屋銀座TEL:03-3567-1211(⼤代表)
2022年10月10日