ビートルズと忌野清志郎に焦点を当てた展覧会「ONTEN〜LOVE&ROCK ビートルズ×忌野清志郎〜」が、2018年2月10日(土)から4月8日(日)まで、ATC(大阪南港)特設会場ITM2Fにて開催される。日英のキング・オブ・ロックに焦点を当てた合同展本展では、ビートルズ展「Ladies and Gentlemen... THE Beatles」と、「ロックスター忌野清志郎展」、日英それぞれのキング・オブ・ロックに関する展覧会を、2つに分けられた会場内で同時開催する。ザ・ビートルズの貴重な展示作品400点が集結ビートルズ展「Ladies and Gentlemen... THE Beatles」には、アメリカ・グラミー・ミュージアムが保有する、ザ・ビートルズの貴重な展示作品400点以上が一堂に集結。これらの多くは、1964年から1966年中期に行われたアメリカツアーに関するもので、どれも日本では公開される事のなかった貴重な品々だ。展示品は、1965年にニューヨークのシェイ・スタジアム公演で着用されたポール・マッカートニーのステージコートや、1964年〜1966年の北米コンサートにおける開催地毎のチケット、写真や楽器など様々。ビートルズ時代のエルヴィス・プレスリーのギターや、ジェームス・ブラウンのステージ衣装など、ビートルズにゆかりのあるアーティストの品々も多数展示される。「アビイ・ロード」で撮影しようまた、会場にはアルバム「アビイ・ロード」のジャケットで使用された横断歩道をプリントしたフォトパネルが設置されるほか、リンゴ・スターが実演する3種類のリズムで学ぶドラムレッスン、イエローサブマリンのカラオケBOXなど体験型の展示も用意されている。ミュージシャン・絵描き・サイクリスト、3つの清志郎の顔に迫る同時開催となる「ロックスター忌野清志郎展」では、2009年に惜しまれつつこの世を去ったミュージシャン・忌野清志郎のギターやOrange製のアンプなどの楽器類、代名詞とも言える特徴とも言えるド派手でカラフルなステージ衣装など、忌野清志郎にまつわる様々な品々を展示。また、絵描き・忌野清志郎に迫る、自画像などの絵画も多数登場。中でも、タワーレコード新宿店オープンを記念して描かれた9mの大作はファン必見だ。さらに、サイクリストとしての忌野清志郎にもフィーチャー。オレンジ号と言われる自転車やヘルメット、サングラスなどの付属品一式を含めた展示など、“イマーノワールド”を余す事なく堪能出来る構成となっている。開催概要「ONTEN 〜LOVE&ROCK ビートルズ×忌野清志郎〜」開催期間:2018年2月10日(土)〜4月8日(日)時間:11:00〜20:00 ※入場は閉館の30分前まで休館日:会期中無休会場:ATC(大阪南港) 特設会場ITM2F住所:大阪市住之江区南港北2丁目1-10入場料:■ビートルズ展・忌野清志郎展 二展示会共通券前売り 大人 2,600円/学生 1,800円、当日 大人 3,300円/学生 2,200円■ビートルズ展前売り 大人 1,800円/学生 1,300円、当日 大人 2,200円/学生 1,500円■忌野清志郎展前売り 大人 1,500円/学生 1,000円、当日 大人 1,800円/学生 1,200円※小学生以下無料※チケット発売に関する情報は公式WEBサイト(より。チケットの問い合わせ : 楽天チケット(050-5817-9070)
2018年02月11日ユイマ ナカザト(YUIMA NAKAZATO)と東レは、展覧会「YUIMA NAKAZATO Exhibition - HARMONIZE -」を、東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデンの21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3にて開催する。会期は2018年2月21日(水)から2月25日(日)まで。ユイマ ナカザトとはユイマ ナカザトは、最新のテクノロジーとクラフトマンシップを融合させたものづくりを提案するデザイナー。2016年7月に日本人として史上2人目、森英恵以来12年ぶりにパリ・オートクチュール・ファッションウィーク公式デザイナーに選ばれ、コレクションを発表。2018年春夏コレクションでは4度目の参加を果たした。今回の展覧会「YUIMA NAKAZATO Exhibition - HARMONIZE -」では、2018年1月22日(月)にパリ・オートクチュール・ファッションウィークで発表された最新コレクションを紹介する。誰もがオートクチュールを体験できる新製法さらに、ユイマ ナカザトが独自開発した、誰もがオートクチュールを体験できるようになる生産システムのインスタレーションも展示。実演も行われ、画期的な製法を体感することができる。ユニットと呼ばれるパーツを組み合わせるこの製法を用いると、縫製をせずに衣服を作り上げることが可能になり、衣服のデザイン・サイズ・素材を自由に組み替えることができるようになる。東レのエコスエードを採用したプロダクトまた会場には、東レの「ウルトラスエード PX(Ultrasuede PX)」を使用したアイテムも登場。東レが最新の繊維技術を駆使して生み出したスエード調の人工レザー「ウルトラスエード PX」は、植物由来の原料を部分的に使用したエコロジカルな素材だ。最先端のテクノロジーによる高機能素材と、ユイマ ナカザトのクラフトマンシップが調和したオリジナリティー溢れるアイテムを目にすることができる。【詳細】「YUIMA NAKAZATO Exhibition - HARMONIZE -」会期:2018年2月21日(水)~2018年2月25日(日)開館時間:10:00〜19:00会場:21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3住所:東京都港区赤坂 9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデンTEL:03-3475-2121入場料:無料
2018年02月05日横尾忠則が描く"死後の世界"をテーマにした展覧会「横尾忠則の冥土旅行」が、神戸・横尾忠則現代美術館にて、2018年2月24日(土)から5月6日(日)まで開催される。横尾忠則がグラフィックデザイナー時代から現在にいたるまで、一貫して関心を持ち続けてきた"死後の世界"。「横尾忠則の冥土旅行」は、"死の側から生を見る"ことで自らの生き方を見つめてきた彼のまなざしを、追体験することができる展覧会だ。ダンテ『神曲』をイメージしたヌード写真1970年に雑誌『平凡パンチ』誌上で発表したヌード写真は、横尾の愛読書である西洋文学の傑作・ダンテの『神曲』をイメージした作品。『神曲』は、主人公ダンテが、生きながらにしてあの世へ迷い込み、地獄・煉獄・天国をめぐる物語だ。横尾はこのイメージを、19人の裸の女性たちが森や湖、建設中の山荘、砂利道、和室など富士山麓を舞台に繰り広げる様々な場面に投影し、ユートピア的風景を映し出した。展覧会では、その他にも『神曲』から影響を受けた絵画を展示する。死と生が共存する「赤」のシリーズ1996年に端を発する「赤」の絵画シリーズは、横尾が少年時代に見た空襲で染まった真っ赤な夜空を原風景としつつ、輝く星々や蛍の光、生まれ落ちる赤子といった生のモチーフを散りばめ、死と生が表裏一体であることを示唆している。会場には赤のシリーズを中心に、横尾作品に欠かせない「赤」を使用した1980年代から2000年代までの絵画、約40点が登場する。展覧会ではその他にも、人物の後姿をモチーフとした作品群や、最新作となる女性のポートレートを描いた絵画シリーズなどが展示される。最新作をモチーフにしたワークショップもまた3月24日(土)には、最新作に登場する女性像をモチーフにしたワークショップを開催。キャベツや蛙、髑髏やトイレットペーパーで顔が覆われた女性をイメージした仮面を作り、「○○の女」に変身して肖像写真を撮影する。さらに3月10日(土)、4月7日(土)、4月21日(日)には、学芸員によるキュレーターズ・トークも実施される。【詳細】兵庫県政150周年記念事業 開館5周年記念展「横尾忠則の冥土旅行」期間:2018年2月24日(土)~5月6日(日)開館時間:10:00~18:00(金・土曜日は20:00) ※入場は閉館の30分前まで休館日:月曜日 ※4月30日(月・振休)は開館、5月1日(火)は休館場所:横尾忠則現代美術館住所:兵庫県神戸市灘区原田通3-8-30TEL:078-855-5607(総合案内)観覧料:一般700(550)円、大学生550(400)円、70歳以上350(250)円、高校生以下無料※( )内は20名以上の団体および前売料金、ただし70歳以上は前売はなし。※前売券は2月23日(金)までローソンチケット(Lコード:54364)および楽天レジャーチケットで一般、大学生のみ販売。※ローソンチケットおよび楽天レジャーチケットは当日券(一般、大学生のみ)も販売。 ※障がい者(70歳以上除く)は各観覧料金の半額、その介護者(1名)は無料。※割引を受ける人は証明できるものを持参の上、会期中美術館窓口で入場券を購入。■ワークショップ「○○の女 ーヨコオ流・仮面変身術」講師:横尾忠則現代美術館スタッフ日時:3月24日(土) 13:30~16:00会場:横尾忠則現代美術館 オープンスタジオ定員:20名参加費:無料申込:美術館ホームページの申込フォームより受付。応募者多数の場合は抽選。申込締切:3月10日(土)■キュレーターズ・トーク講師:横尾忠則現代美術館学芸員日時:3月10日(土)、4月7日(土)、21日(日) 14:00~14:45会場:オープンスタジオ参加費:無料 ※要展覧会チケット
2018年01月30日JR東京駅丸の内 北口ドーム内にある東京ステーションギャラリーでは、世界的建築家である隈研吾の展覧会「くまのもの 隈研吾とささやく物質、かたる物質」を3月3日から5月6日まで開催。古今東西の思想に精通し、「負ける建築」「自然な建築」などの理念を実践してきた、約30年に及ぶプロジェクトの集大成として展観する。Great (Bamboo) Wall 2002 Photo: Satoshi Asakawa隈研吾が仕事を通じて対話を重ねてきた素材に着目し、建築設計やプロダクトデザインなどの蓄積を時系列ではなく、主要なマテリアル(竹、木、紙、石、土など)ごとに分類・整理することで、“もの”という観点から概観を試みる。“もの”の開放によって、人の感覚や意識、環境を媒介する建築の可能性に迫る。浮庵(フアン) 2007 Photo: Kengo Kuma & Associates模型、モックアップ(実物素材による原寸大の部分模型)、映像や素材サンプルなどの展示を通じて、多角的に隈研吾の仕事を紹介するとともに、隈研吾が考えるこれからの物質と人間の関わり方の未来像を提示。竹の特性を生かした新作のパビリオンや、バルーンと極度に薄い布による茶室「浮庵(フアン)」他、過去に制作された空間体験を楽しめるパビリオンも複数登場する。なお、展示室は一部を除きほぼすべてを撮影可能。ここだけの空間をシェアすることができ、触れることのできる素材も一部展示される。東京ステーションギャラリーにおいて、建築関連の展覧会は「東京駅 100年の記憶」展以来およそ3年ぶり、建築家の個展としては「前川國男建築展」以来じつに12年ぶりとなる。貴重なこの機会に訪れてみては。【展覧会情報】くまのもの 隈研吾とささやく物質、かたる物質会期:3月3日~5月6日会場:東京ステーションギャラリー住所:東京都千代田区丸の内1-9-1休館日:4月30日をのぞく月曜日開館時間:10:00~18:00(金曜日は20:00まで開館、入館は閉館の30分前まで)料金:一般1,100円 高校・大学生900円 中学生以下無料
2018年01月16日東京・渋谷にあるギャラリースペースCASE TOKYOでは、写真家・鈴木理策の展覧会「Water Mirror」を1月20日から2月24日まで開催する。© Risaku Suzuki, Courtesy of Taka Ishii Gallery鈴木理策は1987年に東京綜合写真専門学校研究科修了後、写真による創作活動を始める。1998年に故郷の熊野をテーマに初の写真集『KUMANO』を出版し、2000年『PILES OF TIME』で第25回木村伊兵衛写真賞を受賞。2006年より東京藝術大学美術学部先端芸術表現科にて教鞭をとる。作品は、サンフランシスコ現代美術館、ヒューストン美術館、東京国立近代美術館、東京都写真美術館等に収蔵されている。展覧会では、昨年日本芸術写真協会と刊行した鈴木理策の作品集『Water Mirror』に焦点を当て、オリジナルプリントの鮮やかな色調が印刷によってどのように再現されたのか明らかにする試み。作品集はライフワークともいえる熊野での撮影の他、南仏のサント・ヴィクトワール山、セザンヌのアトリエ、桜、雪の作品群に続く、水面を主題とするシリーズ「水鏡」46点を収録。なお、1月27日の17時には鈴木理策と作品集のデザインを手掛けた田中義久によるトークイベントも開催される。【展覧会情報】Water Mirror会期:1月20日~2月24日会場:CASE TOKYO住所:東京都渋谷区渋谷2-17-3 渋谷アイビスビルB1時間:11:00~19:00休館日:月曜日、日曜日、祝祭日【書籍情報】『Water Mirror』出版社:CASE Publishingハードカバー/112ページ、作品46点/260×330mm発刊:2017年デザイン:田中義久
2018年01月10日展覧会「資生堂アートハウス名品展 開館40周年記念 後期 洋画・現代美術・陶芸・金工・ガラス」が、静岡・資生堂アートハウスにて開催される。会期は2018年1月16日(火)から4月1日(日)まで。資生堂アートハウスは、資生堂(SHISEIDO)の芸術への理解と共感、「美しい生活文化の創造」という企業理念を体現した美術館だ。美術館の開館40周年を記念した今回の展覧会では、日本画と漆芸などを展示した前期展に引き続き、東京・銀座の資生堂ギャラリーを会場に1947年から現在まで断続的に催している「椿会美術展」と、1975年から1995年に渡り開催した「現代工藝展」の出品作を中心に、洋画、陶芸、ガラス工芸、金工、現代美術など約80点を紹介する。洋画からは梅原龍三郎の「薔薇圖」、現代美術からは舟越桂の「唐突な山」、工芸からは岩田久利の「硝子大鉢 牡丹」などを楽しむことができる。また2018年1月26日(金)、2月23日(金)、3月23日(金)には、学芸員によるギャラリートークが実施される。【概要】展覧会「資生堂アートハウス名品展 開館40周年記念 後期 洋画・現代美術・陶芸・金工・ガラス」会期:2018年1月16日(火)~4月1日(日)※月曜休館(月曜祝日の場合その翌日)開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)場所:資生堂アートハウス(静岡県掛川市下俣751-1)TEL:0537-23-6122入場料:無料■関連企画「学芸員によるギャラリートーク」日時:2018年1月26日(金)、2月23日(金)、3月23日(金)時間:14:00~14:30参加費:無料申込み:不要
2018年01月08日展覧会「夢幻×無限~エッシャー、ダリ、福田繁雄~」が、福島・諸橋近代美術館にて開催される。会期は2018年4月20日(金)から6月24日(日)まで。エッシャー・ダリ・福田繁雄が描く奇妙な世界展覧会では、「だまし絵(トロンプ・ルイユ)」の旗手であり“視覚の魔術師”とも呼ばれる版画家マウリッツ・コルネリス・エッシャー、シュルレアリスムを代表する画家サルバドール・ダリ、「日本のエッシャー」の異名を持つグラフィックデザイナー福田繁雄の3者の作品を紹介する。エッシャーの代表作『滝』や、諸橋近代美術館が所有するダリの『アン・ウッドワード夫人の肖像』、福田繁雄のトリックアート『SHIGEO FUKUDA』などを通じ、夢幻と無限を表現した奇妙な世界を味わうことができる。また、会期中は様々なワークショップも実施される予定だ。パメーラ・ジュン・クルック展もさらに、続く2018年7月8日(日)から10月21日(日)には「Dear Ms.Crook ~パメーラ・ジューン・クルック展~」が開催される。英国の現代芸術家パメーラ・ジューン・クルックは、ダリに次ぐ諸橋近代美術館の主要コレクション。イギリスのプログレッシブ・ロックバンド「キング・クリムゾン」のCDジャケットに数多く登場する彼女の作品、「作品の世界を鑑賞者に解放したい」との思いから、額縁まで描くのが特徴だ。新しく収蔵された動物シリーズ4点をはじめ、独創的な作品の数々を堪能することができる。【詳細】■「夢幻×無限 ~エッシャー、ダリ、福田繁雄~」会期:2018年4月20日(金)~6月24日(日)■「Dear Ms.Crook ~パメーラ・ジューン・クルック展~」会期:2018年7月8日(日)~10月21日(日)※展覧会名および展示内容は変更になる場合あり。場所:諸橋近代美術館住所:福島県北塩原村大字桧原字剣ヶ峯1093番23開館時間:9:30〜17:30 (入館は閉館の30分前まで。)観覧料:一般 950円、高校・大学生 500円、中学生以下 無料※20名以上の団体料金は各50円引き。※障がい者手帳等の提示で、付添者1名まで無料。※教育施設対象の観覧料免除制度あり。要事前申し込み。【問い合わせ先】諸橋近代美術館TEL:0241-37-1088
2018年01月07日展覧会「竹久夢二と雑誌の世界 ― 明治・大正・昭和の魅惑のメディア ―」が、東京の竹久夢二美術館にて2018年1月3日(水)から3月25日(日)まで開催される。竹久夢二は、雑誌『中学世界』への投稿をきっかけに画家の道へと進み、生涯にわたって約180タイトル、2,200冊以上もの雑誌の絵を手掛けた。「竹久夢二と雑誌の世界 ― 明治・大正・昭和の魅惑のメディア ―」では、竹久夢二の仕事の主軸ともいえる雑誌を中心に、明治末期から昭和初期にかけての作品約300点を展示する。少女雑誌『新少女』や、高級婦人雑誌『婦人グラフ』に見られる少女絵や美人画、文芸誌『若草』に寄せた、モダンで洗練された表紙絵などをはじめ、子ども絵・デザイン・詩・文章など竹久夢二の表現する表情豊かな世界観を、存分に堪能することができる。社会状況を反映し、新たな雑誌が続々と刊行された時代に、活躍を見せた竹久夢二。明治末の作品では墨描き木版刷りだったイラストは、昭和初期にはモダンデザインへと広がっていく。郷愁の漂う雰囲気はそのままに、表現方法の変遷を辿るのも面白い。また、時代を跨いだ作品たちは、発売当時の時代背景や、印刷技術・出版業界の発展していく様子を映し出す。時代ごとの社会状況を感じ取れる点も本展の魅力となっている。また、竹久夢二の新発見屏風「投扇興」を、展覧会と同時に、金沢に続いて東京で初めて公開する。扇で遊ぶ優雅な夢二式美人が描かれた大作だ。【開催概要】竹久夢二と雑誌の世界 ― 明治・大正・昭和の魅惑のメディア ―会期:2018年1月3日(水)〜3月25日(日)休館日:月曜日 ※1月8日(月・祝)開館、翌9日(火)休館、2月12日(月・祝)開館、翌13日(火)休館 会場:竹久夢二美術館住所:東京都文京区弥生2−4-2 TEL:03−5689−0462開館時間:10:00~17:00※入館は16:30まで入館料:一般 900円/大・高生 800円/中・小生 400円※弥生美術館と二館併せて観覧可。※20名以上の団体は100円割引。
2018年01月07日展覧会「ヨーロピアン・モード」が、東京・新宿の文化学園服飾博物館で開催。会期は、2018年3月11日(日)から5月11日(金)まで。「ヨーロピアン・モード」では、宮廷が流行を生み出した18世紀のロココ時代から、若者や大衆が流行の担い手になった20世紀末までの約250年の女性モードの変遷を、当時の社会背景と共に紹介。2017年開催時は「黒」のドレスや装飾品にスポットを当てたが、今回はシャンソン歌手「越路吹雪」のドレスにフォーカス。日本語歌詞のシャンソン歌手として20世紀に活躍した彼女の舞台衣装であった、イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)やニナ リッチ(NINA RICCI)などのオートクチュールドレスを約20点展示する。【詳細】展覧会「ヨーロピアン・モード」会期:2018年3月11日(日)~5月11日(金)休館日:日曜日、祝日 ※3月11日(日)は開館会場:文化学園服飾博物館住所:東京都渋谷区代々木3-22-7 新宿文化クイントビル入館料:一般 500円、大高生 300円、小中生 200円※障がい者とその付添者1名は無料。※3月17日(土)13:30より、ギャラリートークが開催。当日12:30より受付開始。受付順30名限定。【問い合わせ先】文化学園服飾博物館TEL:03-3299-2387
2017年12月25日“現代の春画・妖怪画”として称される、伝説の絵師・佐伯俊男の国内最大規模の展覧会『雲然』が、2018年1月20日(土)から2月24日(土)まで東京・NANZUKAにて開催される。佐伯俊男はエロス、ユーモア、ホラーを織り交ぜた独特の作品で魅了する画家。寺山修司、澁澤龍彦らの賞賛を呼び、1970年に平凡パンチにてデビュー。同年に処女作品集『佐伯俊男画集』を発表後、原画展をパリで開催。ジョン・レノンとオノ・ヨーコのアルバム「サムタイム・イン・ニューヨーク・シティ」に使用されるなど、瞬く間に国際的なアーティストへと成長した。しかしながら、佐伯の人生には悲劇的な一面も。パリで行った展覧会終了後には全作品が盗難に遭うなど、様々な災難も乗り越えてきた。そんな佐伯が描くのは、“現代の春画・妖怪画”とも呼べるブラックユーモアとエロスの世界観を持ち合わせた作品の数々。どの作品もあらゆる性的タブーを露にし、内面をえぐるような刺激的な仕掛けに満ちている。過去最大規模の展覧会となる『雲然』には、70年代から80年にかけて佐伯が描いたオリジナル作品を中心に、新作も発表。会場には彩色を加えた巨大な壁画も登場予定だ。【イベント詳細】佐伯俊男『雲然』開催期間:2018年1月20日(土)~2月24日(土)会場:NANZUKA住所:東京都渋谷区渋谷2-17-3
2017年12月22日画家オディロン・ルドンの展覧会「ルドン―秘密の花園」展が、2018年2月8日(木)から5月20日(日)まで、東京・丸の内の三菱一号館美術館で開催される。花や植物を描いたルドン作品に焦点を当てた世界初の大規模展クロード・モネ(1840-1926)をはじめとする印象派の画家たちと同世代でありながら、彼らとは異なる幻想的な内面世界に目を向けた特異な画業で人々を魅了してきた、画家オディロン・ルドン(1840-1916年)。本展はルドンが描いた絵画の中でも花や植物に焦点を当てた、世界で初の展覧会となる。見どころは最大級のパステル画《グラン・ブーケ》を含む装飾画展覧会の最大の見どころのひとつは、フランス・ブルゴーニュ地方に居を構えた美術愛好家のドムシー男爵が、ルドンに注文した城館の食堂の装飾画だ。装飾画は完成後にドムシー城に秘蔵、三菱一号館美術館所蔵の最大級のパステル画《グラン・ブーケ (大きな花束)》を除く15点は食堂の壁から取り外され、1988年にはフランスの“相続税の美術品による物納”制度により国家所有に帰し、現在はオルセー美術館の所蔵となっている。ドムシー男爵の城を飾った装飾画シリーズが一堂に会するのは日本初残された《グラン・ブーケ》は制作後110年目にあたる2011年3月、パリで開催されたルドン展にて初公開されるなど、今日まで三菱一号館美術館の所蔵品として幾度か披露されてきたが、前述のオルセー美術館所蔵の15点と合わせて、ドムシー城の食堂を飾ったルドンの装飾画が一堂に会すのは日本初の機会となる。海外の主要美術館から作品が集結そのほか、世界有数のルドンコレクションとして名高い岐阜県美術館をはじめとする国内の美術館、またオルセー美術館、ボルドー美術館、プティ・パレ美術館(パリ)、ニューヨーク近代美術館[MoMA]などの海外の主要美術館から、植物をモチーフにした作品が集結。およそ90点にのぼる作品の数々が展示される。開催概要「ルドン―秘密の花園」展開催期間:2018年2月8日(木)〜5月20日(日)開館時間:10:00〜18:00 ※入館は閉館の30分前まで(祝日を除く金曜、第2水曜、会期最終週平日は21:00まで)休館日:月曜日(但し、祝日の場合、5/14とトークフリーデーの2/26、3/26は開館)<チケット>■当日券価格:一般 1,700円/高校・大学生 1,000円/小・中学生 500円■前売券価格:一般 1,500円販売期間1:2017年11月1日(水)〜2018年2月7日(水)場所:ローソンチケット、チケットぴあ、セブンチケット<セブンコード:059-639>、イープラス、ちけっとぽーと関東各店、三菱一号館美術館チケット購入サイトWEBKET販売期間2:2017年11月1日(水)〜2018年1月8日(月・祝)場所:Store1894(三菱一号館美術館内・休業日は美術館に準ずる)※ちけっとぽーと、Store1894では絵柄入りのチケットを販売。■アフター5女子割価格:第2水曜17時以降/当日券・一般(女性のみ)1,000円【問い合わせ先】TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
2017年12月15日Foggy Forest | 1992 | Showa Kinen Park, Tachikawa, Japan (Permanent Installation) Photo: Shigeo Ogawa銀座メゾンエルメス フォーラムにて12月22日から、霧のアーティストとして国際的に活躍する中谷芙二子とその父・宇吉郎の展覧会「グリーンランド」 中谷芙二子+宇吉郎展が開催される。アーティストの中谷芙二子は1933年札幌生まれ。初期の絵画制作を経て、1966年にニューヨークで結成された芸術と科学の協働を理念とした実験グループ「E.A.T.(Experiments in Art and Technology)」に参加。1970年の大阪万博にて人工霧による『霧の彫刻』を発表して以降、“霧のアーティスト”として名を馳せ、世界各地で人工霧を用いた環境彫刻、公園、インスタレーション、パフォーマンスなどを手掛けている。父の中谷宇吉郎は、雪氷学の基礎を築いた日本を代表する実験物理学者。1932年から雪の結晶の研究を開始し、1936年に世界で初めて人工的に雪の結晶をつくることに成功した。「雪は天から送られた手紙である」「氷のことは氷に聞かないと分からない」といった言葉でも知られており、科学の真理を大自然との協働作業の中に見出した彼の姿勢は、霧を媒体とした芸術表現を試みる娘・芙二子に強く影響を与え続けている。今回の展覧会では、晩年の宇吉郎が雪氷研究に打ち込んだ地「グリーンランド」をタイトルに掲げ、銀座メゾンエルメスのガラスブロックを氷の大地に見立てた室内での“霧の実験”に挑む。会場では中谷芙二子の新作『Glacial Fogfall』を始め、時を隔てて撮影されたグリーンランドや日本各地での写真など、二つの才能と好奇心あふれるチャレンジ精神が交錯した作品の数々を展示。常に変化していく自然や環境を観察・記録し、再生する過程そのものを大きな営みとして捉えた2人による、世代を跨ぐ対話を楽しむことができるはずだ。【展覧会情報】「グリーンランド」 中谷芙二子+宇吉郎展会期:12月22日〜2018年3月4日会場:銀座メゾンエルメス フォーラム住所:東京都中央区銀座 5-4-1 8F時間:月〜土曜 11:00〜20:00(最終入場19:30)、日曜 11:00〜19:00 (最終入場18:30)不定休 ※エルメス銀座店の営業時間に準ずる入場無料
2017年12月01日フランスの写真家ウジェーヌ・アジェ(Eugène Atget)の影響力と現代に受け継がれるスピリットを紐解く展覧会「TOP Collection アジェのインスピレーション ひきつがれる精神」が12月2日から、東京都写真美術館にて開催される。「近代写真の父」とも称されるウジェーヌ・アジェは、19世紀末から20世紀初頭にかけて、パリとその周辺を捉えた写真家。41歳の時から30年間にわたって、歴史的建造物や古い街並み、店先や看板、庭園、路上で働く人々など、8,000枚以上の写真を撮影し、近代化が進み消えゆく運命にあった「古きパリ」を体系的に記録。その作品は当初、アジェが生計を立てるために画家や建築家、公共機関への「資料」として販売していたが、アメリカ人写真家のマン・レイ(Man Ray)と助手のベレニス・アボット(Berenice Abbott)らによって見出され、晩年から没後に高い評価を得るようになった。本展では、ウジェーヌ・アジェが後世の写真表現にどのような影響を与えたかについて、同館所蔵の作品と写真集などの資料から多角的に考察。アジェ自身の作品と同時代の写真表現、さらに20世紀から現代にかけて活躍する写真家たちの際立った作品を中心に比較することで、その輪郭を浮び上がらせていく。アジェに憧憬を抱き、手本としてきた写真家たちは後を絶たないが、彼らがアジェの写真に見出したものは一体何だったのか。現実を写す「パリの記録者」でありながら、現実を超える世界を表現したとして、世界中の芸術家たちに多大な影響を与え続ける、その謎多き写真家の正体に迫る。会場には、同館の多彩なコレクションから厳選されたアジェのスピリットを受け継ぐさまざまな作家の作品を展示。 マン・レイ、ベレニス・アボットを始め、美しい風景写真で知られるシャルル・マルヴィル(Charles Marville)や、アルフレッド・スティーグリッツ(Alfred Stieglitz)、荒木経惟、森山大道、深瀬昌久ら12作家の作品、約155点が一堂に会する他、写真評論家の横江文憲や写真史家の金子隆一を招いたトークイベントも開催される予定。【展覧会情報】「TOP Collection アジェのインスピレーション ひきつがれる精神」会期:12月2日〜2018年1月28日会場:東京都写真美術館 3階展示室住所:東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内時間:10:00〜18:00(木・金曜は20:00まで)※2018年1月2日~3日は11:00〜18:00(入館は閉館30分前まで)休館日:毎週月曜日※月曜日が祝日の場合は開館、翌平日が休館、12月29日~2018年1月1日観覧料:一般 600円、学生 500円、中高生・65歳以上 400円※第3水曜日は65歳以上無料、1月2日は無料
2017年11月23日アニメーション監督、新海誠さんの商業デビュー15周年を記念して開かれる展覧会『新海誠展』が六本木の国立新美術館ではじまりました。このプレスプレビューに、新海監督と俳優の神木隆之介さんが登場!お二人のトークと展示風景をあわせてお届けします。原画&映像がいっぱい!【女子的アートナビ】vol. 90『国立新美術館開館10周年新海誠展 「ほしのこえ」から「君の名は。」まで』では、新海誠さんの15年にわたる映像制作の軌跡を絵コンテや作画、映像などの展示物約1000点で紹介。リアルで美しすぎる数々の映像がどうやって生み出されたのか、その舞台裏も知ることができるファン待望の展覧会です。2002年に短編アニメーション『ほしのこえ』でデビュー以来、すれ違う男女のせつなくも美しい物語を描いてきた新海監督。その作品は日本のみならず世界でも高く評価されています。同展は静岡と長野を巡回して東京会場での開催となりましたが、“国立” の美術館で現役アニメーション映画監督の展覧会が開かれるのははじめてとのこと。ぜひ会場では展示の仕方にも注目してみてください。新海監督×神木隆之介さん登場!展覧会の開幕前日に開かれたプレスプレビューでは、新海監督と俳優の神木隆之介さんが出席。まずは展示室入り口でフォトセッションが行われました。神木さんは新海作品の大ファン。映画『君の名は。』では主人公・立花瀧役を演じ、今回の展覧会では音声ガイドも担当されています。会場ではMCも交えてお二人のトークセッションが行われましたので、その一部をご紹介します。――映画『君の名は。』の中で登場した国立新美術館でご自身の展覧会が開かれることについて、監督はどう思われましたか?新海監督映画では、国立新美術館をデート場所として描いたのですが、東京の象徴として圧倒されるような建築物があって、高校生のデートとしては少しだけ敷居が高いような場所として、ここを選びました。(主人公の)瀧君のキャラクターを描くために選んだのですが、まさかこの場所で『君の名は。』を含めた過去作品を展示していただける機会があるなんて、想像すらしていませんでした。すごく光栄だと思います。同時に、日本の中でアニメーション映画の受け取られ方というのも少し変わってきたのかなと。こんなところで展示していただけるなんて、アニメーション映画をずっと作ってきた先輩方の流れのなか、その末端に僕たちの作品もあるのかなと思っています。神木さん、興奮しすぎて…――いち早く展示をご覧になった神木さん、第一印象で「わっ!」となった展示はありましたか?神木さん入ってすぐ「わっ!」てなりましたね(笑)。どこまで言っていいのかわからないのですけど、すごく迫力のあるものがあるんです。監督の作品は、風景の絵とかが写真のように美しくて、最初に作品を見させていただいたときは写真なんじゃないかなと思っていたくらいでした。だけどこの展覧会でいろいろ見させていただいて、一本一本、手で描いていらっしゃるのだなと実感しました。本当に、語りつくせないです。展示の様子を熱く語ってくれた神木さん、トークの途中「あれ、質問は何でしたっけ?」とMCに聞き直す場面もあり、「興奮しすぎて、まとまりがつかなくなってすみません!」と感動さめやらぬ様子でした。そんな感想を聞いて、新海監督も「神木君が、一本一本線が引かれていると思ってくださったのが僕もうれしいですし、スタッフもとても喜ぶと思います」とうれしそうにコメント。さらに、「アニメーションの絵は平均して1カット4秒ぐらいしか映画の画面に映らないのですが、今回の展示は立ち止まってじっくりと見ることもできますし、その成り立ちも一枚一枚見ることができます。僕が描いているというよりスタッフが心血を注いでやってくれているものですので、彼ら200人、300人の映画作りの戦いの軌跡をここで感じていただければとてもうれしいなと思います」と語っていました。神木さんと一緒に見られる!?神木さんが興奮したという展示会場は、どんなふうになっているのでしょう?実際に入ってみたいと思います。この展覧会に行ったら、音声ガイドはマスト。ぜひ入り口でガイド機を借りてみてください。神木さんが先ほどのトークセッションで「(音声ガイドが)みなさんのお供になれたらいいな」と語っていましたが、このガイドを聞きながら展示を見ていると、彼と一緒に作品を見ているような、二人でデートしているような気分になれちゃいます!展示はオープニングムービーからはじまり、第1章「ほしのこえ」から第6章「君の名は。」へと続き、最後はクロージングムービーで終わる構成になっています。「雲のむこう、約束の場所」、「秒速5センチメートル」、「星を追う子ども」、「言の葉の庭」など歴代作品も登場。コアなファンにはたまらない内容です。もちろん、新海監督の作品世界を最初から味わうことができるので、初心者の方でも大丈夫。展覧会を見てから映画を見てみるのもいいと思います。(展覧会開催期間中に、新海誠監督作品の特別上映会も予定されています。詳しくは公式サイトをチェックしてみてください)神木さんが感動されていた “手描きの線” が見られる絵コンテや作画も本当にすばらしいですし、映像の展示や音楽による演出もあるので、あらゆる角度から作品を楽しむことができます。特に、第6章「君の名は。」をご覧になるときは、ぜひ音声ガイドをじっくりと聞いてみてください。瀧君を演じたときの “秘話” なども語られていますよ。瀧君の声で解説を聴きながら作品を見られるなんて、本当に贅沢。感動すること間違いなしです!新海ワールドにたっぷりひたれる展覧会は12月18日まで。どうぞお見逃しなく!Information会期:~12月18日(日)休館日:火曜日時間:10:00 ~ 18:00(金・土曜日は20:00まで)入場は閉館の30分前まで会場:国立新美術館企画展示室 2E料金:一般 1,600円/大学生1,200円/高校生 800円/中学生以下無料
2017年11月22日ブルガリ(BVLGARI)が、展覧会「ブルガリセルペンティフォーム アート ジュエリー デザイン」を六本木ヒルズにて開催。会期は、2017年11月25日(土)から12月25日(月)まで。ブルガリを象徴する蛇のモチーフ「セルペンティ」。誘惑・再生・変容のシンボルである蛇は、何世紀にもわたって神話や伝説に登場し、人々を不思議な力で魅了してきた。ブルガリは、そんな魅惑的な魔力を持つ蛇を美しいゴールドや宝石で表現。数々のブレスレットやウォッチを生み出している。本展では、ブルガリを語るには切り離せない「セルペンティ」に焦点を当てる。世界中の蛇にまつわるジュエリー、デザインやアート作品を展示。その”刺激的”な展示内容を通し、いかに蛇が現代のアート、 デザインや写真において、多くの作家たちにインスピレーションを与えてきたかを紐解いてゆく。まずは、写真の展示で幕をあける。 ヘルムート・ニュートンやロバート・メイプルソープ、さらに操上和美による蛇を捉えた作品が、天井や壁にまで巧みに飾られ、独創的なオーラが空間を満たしてゆく。さらに、コンテンポラリーアートのセクションでは、ニキ・ド・サンファルやキース・へリングによる遊び心ある作品と、天明屋尚の反逆児のような鋭さを持つ日本画を並置。この大胆な展示構成で、東西間の刺激的な対話を紡ぎ出してゆく。また、ブルガリともコラボレーションを果たした「ジョジョの奇妙な冒険」の作者・荒木飛呂彦による作品も注目だ。もちろんブルガリの美しいジュエリーたちも見ることができる。展示では、トゥボガス技法による初期の様式的な作品から、ゴールドのうろこやマルチカラーのエナメルを施したより写実的な作品まで幅広く紹介。豪華な作品を通して、「セルペンティ」がいかに進化を遂げてきたかに迫る。また開催中、展覧会会場内にブルガリのカフェも特別に登場。 ドリンクと共に特別フレーバーのチョコレートなどを楽しめる。【詳細】「ブルガリセルペンティフォーム アート ジュエリー デザイン」会期:2017年11月25日(土)〜12月25日(月)会場:六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー住所:東京都港区六本木6-10-1展望台入場料: 一般 1,800円 / 高校・大学生 1,200円 / 4歳~中学生 600円 / シニア(65歳以上) 1,500円開館時間:10:00〜23:00 (最終入館22:30) ※金・土・休前日は25:00(最終入館24:00)まで【問い合わせ先】 六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー TEL:03-6406-6652 (10:00~20:00)
2017年11月17日写真家・森山大道の展覧会「DAIDO MORIYAMA ANOTHER COUNTRY IN NEW YORK」が、2017年11月30日(木)から12月6日(水)まで、GINZA SIX 5階のアールグロリュー ギャラリーオブトーキョー(Artglorieux GALLERY OF TOKYO)にて開催される。「DAIDO MORIYAMA ANOTHER COUNTRY IN NEW YORK」では、森山大道が1971年にニューヨークを訪れた際に撮影した写真「ANOTHER COUNTRY IN NEW YORK」シリーズを、約20点展示する。森山が約1ヶ月間ニューヨークに滞在し、ストリートシーンを2,000枚以上撮影して生み出された作品たちだ。本展では、森山のフィルターを通して写し出された花屋やブルックリンブリッジなどのニューヨークの風景を、シルクスクリーンによるキャンバス作品として展示する。【詳細】DAIDO MORIYAMA ANOTHER COUNTRY IN NEW YORK会期:2017年11月30日(木)~12月6日(水)場所:GINZA SIX 5階 アールグロリュー ギャラリーオブトーキョー住所:東京都中央区銀座6-10-1※最終日は18:00閉場
2017年11月16日カプセルトイ「コップのフチ子」の5周年を記念した展覧会「あなただけのフチ子展」が、12月1日から18日まで池袋パルコ本館のパルコミュージアムにて開催される。2012年7月、何の前触れもなく、この世に舞い降りたコップのフチの天使こと「コップのフチ子」は、発売後1週間で10万個以上を出荷するも即完売。追加生産も追いつかずオークションにて超プレミア価格で売り買いをされるほど日本中を熱狂させ、シリーズ累計1,500種類、総累計2,000万個を売り上げたカプセルトイ。本展は、元祖インスタ映え女王と称されるフチ子の名に恥じぬよう、これまで登場した総勢1,500種以上のフチ子をオール展示、原案者タナカカツキによる本邦初公開の原画や、遊園地のコーヒーカップをフチ子サイズで再現したゆめカワモニュメント、コップのフチに引っかかっているように見える写真が撮れる「フチッコアート」コーナーといった、様々な”インスタ映え”を展開する。先行発売商品として、ナンバリングシリーズ最新作「コップのフチ子6」(300円)が、前作から1年半以上の歳月を経て登場。さらに、フチ子の5周年記念書籍『コップのフチ子 オール百科』(1,600円)も発売。この書籍では、これまで語られていない制作陣のインタビューや田中圭一氏による人気漫画「うつヌケ」とのコラボレーションが収録される。他にも、周年シリーズではお馴染みのミニカプセル仕様の「5周年のフチ子」全3種(各500円)や、顔、カバン、体、足の組み合わせで1,296通りのスタイルで楽しむことができる「着せ替えのフチ子」各全6種類(各200円)が限定商品として発売されるなど、盛り沢山の内容で5年分の感謝を伝える。【展覧会情報】あなただけのフチ子展会期:12月1日〜12月18日会場:池袋パルコ本館7F「PARCO MUSEUM(パルコミュージアム)」住所:東京都豊島区南池袋 1-28-2時間:10:00〜21:00(12月15日~17日は21:30閉場、18日は18:00閉場、入場は閉場の30分前まで)入場料:一般500円 学生400円 小学生以下無料
2017年11月14日写真家・瀧本幹也の展覧会「CROSSOVER」が、2018年2月23日(金)から3月14日(水)までラフォーレミュージアム原宿にて開催される。瀧本幹也は、広告写真、グラフィック、コマーシャルフィルム、映画撮影など幅広い分野で活躍する写真家。福山雅治主演の大河ドラマ『龍馬伝(2009年)』のほか、コマーシャルでは満島ひかりとチーターが共演した「カロリーメイト(2014年)」や、宇多田ヒカルが出演した「サントリー天然水(2017年)」などを手掛けたことで有名だ。2013年から開始した映画の撮影でも、『そして父になる』で第66回カンヌ国際映画祭コンペティション部門審査員賞を、『海街diary』で第39回日本アカデミー賞最優秀撮影賞を受賞するなどして注目を集めている。作品にはグラフィカルな構成力があり、見る人に強い印象を与えるスケール感が特徴。瀧本幹也展「CROSSOVER」では、広告、作品、CM、映画の4ジャンルをクロスオーバーする瀧本幹也の活動の全貌が、約400点の作品展示によって紹介される。また会期中には、映画『三度目の殺人』や『そして父になる』、『海街diary』の監督で瀧本と親交のある是枝裕和をゲストに招いたトークイベントや、瀧本自らがナビゲーターとなり、展示作品にまつわるエピソードなどを解説しながら来場者と会場をまわるギャラリーツアーの開催、最新作品集の販売も予定されている。【詳細】瀧本幹也展「CROSSOVER」会期:2018年2月23日(金)~3月14日(水)時間:11:00~21:00会場:ラフォーレミュージアム原宿住所:東京都渋谷区神宮前1丁目11番6号ラフォーレ原宿6階入場料:無料■是枝裕和を招いたトークイベント日時:2018年2月24日(土) 19:00~20:30出演:是枝裕和(映画監督・テレビディレクター)、瀧本幹也■瀧本自らナビゲーターを担うギャラリーツアー日時:2018年3月10日(土) 19:00~20:00出演:瀧本幹也※両イベントの詳細・参加方法はラフォーレ原宿ホームページにて。■作品集 瀧本幹也 CROSSOVER予価:7,000円+税【問い合わせ先】ラフォーレ原宿03-3475-0411
2017年11月14日写真家、瀧本幹也による初の大型展覧会「CROSSOVER」が、ラフォーレミュージアム原宿で2018年2月23日から3月14日まで開催される。そして父になる(2013)広告写真やCM、映画など第一線で活躍し続け、スケール感のある作品でクリエイターを魅了する瀧本幹也は、1998年からキャリアをスタート。自身の作品制作活動をはじめ、広告写真、グラフィック、エディトリアルワーク、コマーシャルフィルム、映画など幅広い分野の撮影で活躍している。主な作品として、Mr.ChildrenのCDアルバム「HOME」(2007年)、「SUPERMARKET FANTASY」(2008年)のジャケット写真や、満島ひかりとチーターの共演で話題となった「カロリーメイト」(2014年)、宇多田ヒカルが6年ぶりにCM出演したことでも知られる「サントリー天然水」(2017年)、NHK 大河ドラマ「真田丸」のビジュアルなど。その活躍は多岐に渡る。写真はもとより、2013年から取組み始めた映画の撮影でも、『そして父になる』(2013年)で第66回カンヌ国際映画祭コンペティション部門審査員賞を、『海街 diary』(2015年)で第39回日本アカデミー賞最優秀撮影賞を受賞。瀧本幹也の作品は、そのグラフィカルな構成力で、見る人々に強い印象を与える。今回の展示では、作品、広告、CM、映画の4ジャンルをクロスオーバーする瀧本幹也の活動の全貌を公開。さらに、会期中はイベント開催や本展に合わせて刊行される作品集の販売も予定している。 【イベント情報】瀧本幹也「CROSSOVER」会期:2018年2月23日~3月14日時間:11:00~21:00会場:ラフォーレミュージアム原宿住所:東京都渋谷区神宮前1丁目11番6号 ラフォーレ原宿6階入場料無料
2017年11月13日先日8歳の息子と、とある展覧会に行きました。「作品にさわらないでください」という注意事項を十分言い聞かせたつもりでしたが、展示物がどうなっているのか気になって思わず手がでてしまうわが子。「ダメだよ」といいながらもその気持ち、わからなくもなかったり…。子どもの「さわりたい」という欲求を満たしてやりたい! ということで今回は「さわってもいい」おでかけ先をリサーチ。家族みんなが楽しめる3スポットをご紹介しましょう!■大迫力! ホンモノと同じ感動を「大塚国際美術館」「大塚国際美術館」は徳島県鳴門市にある、展示品がすべてレプリカの美術館です。レプリカだと、本物の迫力はないんじゃ…なんて感じる人もいるかもしれませんが、この美術館のすごいのは「陶板」によって本物の価値を忠実に再現しているところにあります。陶板は、陶器の大きな板に絵を転写する技術のこと。大塚美術館の展示作品はさらにオリジナルに忠実な色彩・大きさで再現されているので、通常、年月とともに劣化してしまう作品もこの手法で複製することで、本来の姿を永久に残すことができるといいます。有名な西洋名画1,000点あまりが展示され、手でふれながら鑑賞でき、本物と同じ迫力、臨場感を間近で感じられるのはここならでは! 通常のガイドツアーのほか、ゴッホの「ヒマワリ」や「フランダースの犬」にでてくるルーベンスの作品などアニメや漫画に登場する名画を案内するキッズツアーも。作品のサイズ感、描かれている表情、しぐさなどいつもと違った角度から名画を存分に堪能できそうです。1階のレストランでは阿波黒毛和牛、レンコン、金時芋など徳島の食材を使った「最後の晩餐」(1800円/税込)、地下2階にある軽食が楽しめるカフェでは10月より季節限定メニューとなっている「ムンクのどら焼きセット」(600円/税込)など名画にちなんだメニューもあり、食と芸術のコラボを楽しむこともできるようです。 ・大塚国際美術館 ■小さな手にキュン! カワウソと手つなぎ体験「伊勢シーパラダイス」三重県伊勢市にある「伊勢シーパラダイス」は距離感ゼロをテーマにした水族館。ここではさまざまな海の生き物たちが芸を披露してくれ、ぺたっと手にふれられたり、頭や体をなでなでさせてくれたり、エサをあげることができたりといった体験ができるそう。なかでも上手に二本足で立つ姿にキュンとくるカワウソのブースでは、ガラス越しに短いパイプが通されて外とつながるようになっており、そこからカワウソと握手ができるんです!「意外と握力が強い」なんて口コミもあり生き物と直にふれあう驚きや発見がありそう。遠くから見るだけの水族館とは違う体験が得られるはずです。「全長3mの大きなトドはよく見るとかわいい顔をしている」「牙とひげが特徴的なセイウチは、好奇心旺盛でスタッフと遊ぶのが大好き」「臆病とされるゴマフアザラシも、ここの子たちは人を気にしないで館内をうろうろ…」など公式サイトには愛嬌たっぷりの動物たちの様子が紹介されていて「スタッフみんな、ここの子たちが大好きなんだろうなぁ…」と家族愛のようなものを感じてしまいました。見てまわるのに疲れたときは「海底ごろりんホール」へ。ここではソファに座りながら、ごろごろ転がることができ、小さなお子さんもホッとひと息つける空間になっています。目の前には園でいちばん大きな回遊水槽やテーブル型水槽があるので、まるで海底にいるような気分でくつろげます。うとうとして、うっかり寝てしまわないようにご注意を!(笑) ・伊勢シーパラダイス ■想像を超える、未知の世界へ「深海の不思議展」「変な形の生き物が好き」という友人の子どもに、今すぐ教えてあげたい! と思ったのが「深海の不思議展」。この展覧会は栃木県宇都宮市にある大谷資料館で11月23日(木)~26日(日)までの4日間という期間限定で開催されます。大谷資料館はもとは石の採掘場だった場所で、今は地下博物館として利用しているそう。コンサートや結婚式、映画やドラマの撮影地としてもよく使われているそうですが、今回はその地下空間が深海のテーマパークに様変わり!公式ツイッターによれば、ダンゴムシやフナムシの仲間で深海生物のなかでもファンの多いオオグソクムシや、水深90~200mの岩礁に生息するナヌカザメなどの参加を予定しているそうです。深海って自分の目で見たことのある人ってほとんどいないのではないでしょうか。大きな水圧のかかった静かで暗い世界に住む生き物たちの形態は、奇妙でグロテスク。でも、とってもユニークで不思議なものが多いですよね。そんな生き物たちを間近で見ることができて、さらにこの手でさわれるなんて、好きな人にとってはこのうえない貴重な体験…。深海生物に詳しくないママやパパも「なんだかすごいのが見られそうだ」とドキドキしてきますね! ・深海の不思議展 いかがでしたか? 子どもの「さわりたい!」という素直な気持ちを叶えてくれるスポットをご紹介しました。なかには「私(オレ)もさわりたい!」と好奇心を刺激されるママやパパもいるはず! 家族のおでかけ先候補として、ぜひ参考にしてみてください。
2017年11月11日イギリスの伝説的ロックバンド「ビートルズ」の展覧会、「Ladies and Gentlemen... THE BEATLES!」が東京・有楽町で開催。開催期間は2017年11月18日(土)から2018年1月28日(日)まで。1962年の「ビートルズ」のデビューから55年を迎える2017年に開催される本展は、米国外で初となるグラミーミュージアム公認の「ビートルズ」展覧会。過去、「ビートルズ」の展覧会は国内で幾度となく行われてきたが、今回はグラミーミュージアムが保有する貴重な展示物、約400点が一堂に会する。展示物の大半は、デビューから1966年の日本武道館公演までの4年間における、日本初公開の超希少なもの。ビートルズメンバーの愛用楽器や、衣装、秘蔵写真など、ここでしか見られないものが多数展示される。また、体験型の展示コーナーもあり、ビートルズ世代だけでなく、幅広い世代が楽しめるようなコンテンツも準備。ファミリーで足を運ぶのもおすすめだ。メンバーのポール・マッカートニーとリンゴ・スターは、現在でも精力的に音楽活動を行う現役のミュージシャン。世界的人気アーティストのカニエ・ウェストとポールのコラボレーションによる楽曲のリリースは記憶に新しい。そんなデビューから現在まで、世界の音楽シーンを牽引してきたアーティストの歴史をこの機会に是非辿ってみて。【詳細】「Ladies and Gentlemen... THE BEATLES!」開催期間:2017年11月18日(土)~2018年1月28日(日)開催時間:11:00~20:00 ※入場は閉館の30分前まで休館日:2017年12月30日(土)~2018年1月2日(火)会場:有楽町インフォス住所:東京都千代田区丸の内3-8-3料金:・前売り引換券一般 1,800円、学生 1,300円(小学生以下無料)・当日券一般 2,200円、学生 1,500円(小学生以下無料)※購入は楽天サイト他展示内容:展示物400点以上、ビートルズメンバーの愛用楽器やビートルズにゆかりのある有名アーティストの楽器など。その他、衣装、秘蔵写真、グッズ販売ほか。体験ブース:タッチパネル、ビートルズファンの部屋、リンゴのドラムレッスン、ヒストリーブース
2017年11月10日アンリアレイジ(ANREALAGE)による“光”をテーマにした展覧会「A LIGHT UN LIGHT」が11月9日から26日まで、東京・池袋PARCOのパルコミュージアムにて開催される。アンリアレイジは、デザイナーの森永邦彦が2003年に設立。デビュー以来、「服を通じて、日常(A REAL) と非日常(UN REAL)への気づきを同時に喚起する」というテーマに取り組んでおり、「神は細部に宿る」という信念のもとに作られた色鮮やかで精巧なパッチワークや身体のラインに捉われない独創的なシルエット、異分野や先端のテクノロジーを積極的に取り入れた斬新なデザインが特徴。現在、パリコレクションで発表を行い、国内外50店舗で取り扱われている。本展覧会では、2014年にコレクション発表の場をパリに移して以降の「SHADOW」「LIGHT」「REFLECT」、そして最新コレクション「POWER」 の4つにフォーカスし、本来、洋服にとって避けるべき存在である“光”と密接にかかわり、その既成概念を揺さぶるべく向き合ってきたブランドの“格闘”の記録を紐解いていく。また、本展のインタラクションデザインを担当したアーティスト・デザイナー・エンジニアで構成されるクリエーター集団のライゾマティクスリサーチと、サウンドディレクションを担当したサカナクションの山口一郎、NFの青山翔太郎とのコラボレーション作品も展示する。さらに会場では、本展覧会の開催を記念して出版される書籍『A LIGHT UN LIGHT』(2,000円/PARCO出版)を11月30日の一般発売に先駆けて先行発売。デザイナー・森永邦彦の思考と気鋭の写真家・奥山由之の感性が呼応した同書は164ページにわたり、アンリアレイジの実像に迫る貴重な瞬間を収めたものだ。なお、本展覧会は東京での開催を皮切りに、2018年にロサンゼルスでの開催が決定しており、その後も世界各都市に巡回する予定となっている。【展覧会情報】ANREALAGE EXHIBITION “A LIGHT UN LIGHT”会期:11月9日~26日会場:PARCO MUSEUM住所:東京都豊島区南池袋1-28-2 池袋PARCO 本館7F時間:10:00~21:00(最終日は18:00閉場)※入場は閉場の30分前まで料金:一般500円、学生400円、小学生以下無料
2017年11月05日アンリアレイジ(ANREALAGE)の展覧会「A LIGHT UN LIGHT」が、新作のプリズムを追加して、2018年5月18日(金)から6月10日(日)までの期間、名古屋パルコ 西館のパルコギャラリーにて巡回展を開催する。なお、サカナクションの山口一郎とライゾマティクスリサーチも参加している。「服を通じて、 日常(A REAL)と非日常(UN REAL)への気づきを同時に喚起する」というテーマに取り組んできたアンリアレイジが贈る「A LIGHT UN LIGHT」。同展は、池袋パルコにて2017年11月に開催された。その際は、“光”をテーマに、パリデビューを飾った「SHADOW」、続く「LIGHT」と「REFLECT」、そして「POWER」、4つのコレクションを展開。ファッション史が紡いできたストーリーを根底から刷新する、アンリアレイジならではのアイディアを紹介した。そして、今回はそこに最新コレクションとして2018年2月にパリにて発表した「PRISM」を加えて開催。本来は洋服にとって避けるべき存在である“光”をあえて結びつけ、その概念を揺らすべく戦ってきたデザイナーの森永邦彦の思考を展示品から探っていく。本展のインタラクションデザインにはアーティスト、デザイナー、エンジニアからなる集団「ライゾマティクスリサーチ」を起用。さらに、サウンドディレクションにはこれまでも幾度となくアンリアレイジの作品と関わってきたサカナクションの山口一郎、彼とともに2018年春夏コレクション「POWER」では共同ディレクションをしたNFの青山翔太郎を迎える。また、池袋開催時も販売された書籍『A LIGHT UN LIGHT』を出版。デザイナー・森永邦彦の紡ぐ言葉と、写真家・奥山由之の写真を1冊にした同書では、光と影でファッションを変えたアンリアレイジの実像を描いている。【詳細】ANREALAGE EXHIBITION “A LIGHT UN LIGHT”会場:パルコギャラリー住所:名古屋市中区栄3-29-1 名古屋パルコ 西館6F期間:2018年5月18日(金)~6月10日(日)時間:10:00~21:00 最終日は18:00閉場 / 入場は閉場の30分前まで入場料:一般 500円 学生 400円 小学生以下無料インタラクションデザイン:ライゾマティクスリサーチサウンドディレクション:山口一郎(sakanaction/NF) / 青山翔太郎(NF)アートディレクション:武藤将也(NO DESIGN)■書籍『A LIGHT UN LIGHT』詳細価格:2,000円+税著者:アンリアレイジ写真:奥山由之発行:PARCO出版仕様:B6判・並製・164ページ
2017年10月30日展覧会「ミャオ族の刺繍と暮らし展」が、2017年11月11日(土)から12月10日(日)まで、東京・三軒茶屋にある生活工房にて開催される。入場は無料。ミャオ族(苗族)は、中国西南部の貴州省に多く暮らす民族。山々に囲まれた土地につくった棚田で、稲作を中心にして暮らしている。ミャオ族は美しい民族衣装が知られており、糸を紡いだり、織ったり、染めたり、繊細な刺繍を施したりと、農耕の合間を縫って衣装を制作し、その技術を母から娘へと伝え継いできた。隙間がないほど念入りに施される刺繍は、世界的にもこれほど細かく施す民族はいないと評されるほど。そのモチーフには意味があり、例えば蝶はミャオ族の始祖、龍は五穀豊穣の象徴、唐辛子の花は子だくさんと、文字を持たない民族の信仰や精神性を伝えるための役割も担っている。「ミャオ族の刺繍と暮らし展」には、愛知県・苗族刺繍博物館収蔵の1000点を超える貴重なミャオ族の資料のなかから、約60点の衣装を展示するほか、現地の様子を捉えた映像資料も公開する。子どものための衣装を紹介する「ミャオ族の子どもの世界」と、「ミャオ族の1年と民族衣装」の2つが主なテーマだ。精巧な刺繍はもちろん、藍染めやろうけつ染め、卵白を用いてピカピカにした布など、バリエーション豊かな方法で作られた鮮やかな布地も見所。また、トークイベントやワークショップといった関連イベントも企画されている。なお、本展は、暮らしとデザインをテーマに、私たちの日常を見つめ直すための企画を展開する「公益財団法人せたがや文化財団 生活工房」が、世界の山岳地に住む人々の暮らしを紹介するプログラム「クライム・エブリ・マウンテン」の第1弾として開催される。【詳細】クライム・エブリ・マウンテン vol.1「ミャオ族の刺繍と暮らし展」会期:2017年11月11日(土)~12月10日(日)時間:11:00~19:00休み:月曜日会場:生活工房ギャラリー/ワークショップルームB住所:東京都世田谷区太子堂4-1-1 キャロットタワー3・4階アクセス:東急田園都市線・世田谷線「三軒茶屋」駅料金:無料 ※関連イベントは有料TEL:03-5432-1543
2017年10月28日展覧会「モネ それからの100年」が横浜美術館で開催。会期は2018年7月14日(土)から9月24日(月・祝)まで。印象派を代表する画家、クロード・モネは、風景をひたすら見つめ繰り返し絵画を描き続けた。モネの芸術のもつ独創性、創作上の関心はまた、今日の作家たちにもさまざまな形で引き継がれている。本展では、モネの初期から晩年までの絵画、日本初公開含む約30点を公開。さらに、ロスコ、フランシス、リキテンスタインなど20世紀アートを率いてきた後世代の約30作家の作品だけでなく、版画・写真・映像など幅広い分野の現代アートも多数展示する。一堂に会するこれら作品を通して、両者の時代を超えた結びつきを紹介する。両者を引き合わせることで見えてくるのは、現代アートにも見える彼の作品とのつながり。色彩の鮮やかさ、描線、フレームを越えて拡張していくような画面、風景のなかに没入していく眼差しなど、モネの作品のうちにある特質が時代を越えて現代アートと接続される。そうすることで、「印象派の巨匠」「モダンアートの先駆者」といった従来の肩書を超える、モネの芸術の豊かさと奥深さ、その普遍的な魅力が見えてくるだろう。【詳細】モネ それからの100年会期:2018年7月14日(土)~9月24日(月・祝)休館日:木曜日(8月16日は開館)開館時間:10:00〜18:00※ただし9月14日(金)、15日(土)は20:30まで(入館は閉館の30分前まで)会場:横浜美術館住所:神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1観覧料:一般1,600(1,400/1,500)円、大学・高校生1,200(1,000/1,100)円、中学生600(400/500)円※小学生以下無料。※65歳以上の当日料金は1,500円(要証明書、美術館券売所でのみ販売)※( )内は前売/有料20名以上の団体料金(美術館券売所でのみ販売。要事前予約)※毎週土曜日は高校生以下無料(要生徒手帳、学生証)※障がい者手帳持参者と介護者1名は無料※前売券の発売情報などは公式サイトにて随時発表※観覧当日に限り本展のチケットで「横浜美術館コレクション展」も観覧可【問い合わせ先】横浜美術館TEL:045-221-0300
2017年10月19日展覧会「吉岡徳仁 光とガラス」が、東京ミッドタウンの21_21DESIGN SIGHT ギャラリー3にて2017年11月2日(木)から13日(月)まで開催される。吉岡徳仁はデザイン・アート・建築など、幅広い領域において自由な着想と実験的なテクノロジーによる作品を生み出してきたアーティスト。これまで自然と人間の関係性に着目し、 光がもたらす感覚を追求し、独自の手法で作品を表現してきた。本展では、光を表現する最も近い素材として「ガラス」を使用した作品に迫る。代表作であるガラスのベンチ「Water Block」をはじめ、建築プロジェクト「ガラスの茶室 – 光庵」、クリスタルプリズムで生み出された建築「虹の教会 – Rainbow Church」の映像を展示。さらに、新作として紹介されるのは、ガラスの塊から生み出されたイッセイ ミヤケ ウオッチ(ISSEY MIYAKE WATCH)の「ガラスの時計」。自然の光を受けて輝きを放つ、オブジェのようなウォッチだ。このほか、Dom Pérignon Art Projectで発表された「Prism」、虹の建築の模型などを見ることができる。「ガラス」により生み出される光の世界を堪能してみては。【詳細】吉岡徳仁 光とガラス会期:2017年11月2日(木)〜13日(月)会場:21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3住所:東京都港区赤坂9−7−6 東京ミッドタウン・ガーデン内開館時間:無休入場料:無料
2017年10月14日週刊少年ジャンプの世界がいまここに熱いストーリー展開、誰もが憧れを抱く英雄たち。日本のみならず世界を魅了する「週刊少年ジャンプ」創刊50周年を記念し、創刊時〜1980年代の同誌を彩る名作が大集結します。「創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展VOL.1 創刊~1980年代 伝説のはじまり」は、六本木・森アーツセンターギャラリーで10月15日(日)まで開催中です。『DRAGON BALL』や『こちら葛飾区亀有公園前派出所』など、伝説的な作品をフィーチャーした会場には、原画や貴重な資料が多数展示されています。さらにジャンプ展公式ショップのオリジナルグッズや、カフェとのコラボメニューはファン垂涎まちがいなしです。光り輝く不朽の名作が時を越えて降臨入口をくぐればシアターゾーンがお出迎え。歴史を遡り、気づけばそこは1968年のジャンプ創刊当初の世界に。記念すべき第一号を筆頭に、続々とジャンプの名作が蘇ります。作品体感ゾーンは『シティーハンター』、『キャプテン翼』、『聖闘士星矢』など、今なお愛される名作を全身で味わうことのできるゾーン。『キン肉マン』コーナーではあの名シーンが大迫力の立体化、熱狂的なファンを生み出した『北斗の拳』コーナーでは音・映像・立体で名シーンを完全再現するなど、作品ごとの世界観に包まれる空間となっています。そして生ける伝説、鳥山明先生の作品も満を持して登場します。『DRAGON BALL』、『Dr.スランプ』の貴重な原画や資料を一挙大公開。夢中で読んだあの日の感動が、今ここに蘇ります!集え! 名作コラボバーガーたち!「週刊少年ジャンプ展VOL.1」とコラボして、同階にあるミュージアムカフェ「THE SUN」では、バーガー祭りを開催中。展示で紹介されている名作をモチーフに、作品にちなんだ最強バーガーが続々登場します。『シティハンター』をイメージした「100tのハムカツ&エッグバーガー」は、作品中に出てくるサンドウィッチをイメージしたハンバーガー。バンズは香の100tハンマーがモチーフ。たまごサラダとハムカツがサンドされたバーガーの前には、合言葉「XYZ」が。原作ファンも思わず唸る趣向の一品です。『DRAGON BALL』の「亀仙流のフィッシュバーガー」は、第一話で悟空が尻尾で釣った魚を見立てた、ボリューム抜群のフィッシュバーガーです。気になるのはバーガーの前に置かれた四星球。中に何が入っているかは注文してのお楽しみ!他にも原画集結ゾーンや物販ゾーンなど、ボリュームたっぷりの展覧会。マンガ界の歴史を築き上げた、週刊少年ジャンプのすべてがここに。取材・文/おゝしろ実結©2017 Go Nagai / Dynamic Production ©BUICHI TERASAWA/A-GIRL RIGHTS ©池沢さとし ©今泉伸二 ©江口寿史©小畑健 ©貝塚ひろし ©鏡丈二・金井たつお ©梶原一騎・井上コオ ©小林よしのり ©コンタロウ ©新沢基栄 ©ちばあきお ©次原隆二/NSP 1982 ©寺島優・小谷憲一 ©遠崎史朗・中島徳博/太田出版 ©とりいかずよし ©中沢啓治 ©にわのまこと ©平松伸二 ©武論尊・原哲夫/NSP 1983 ©北条司/NSP 1981 ©北条司/NSP 1985 ©星野之宣 ©巻来功士 ©諸星大二郎 ©山川惣治・川崎のぼる ©ゆでたまご ©吉沢やすみ/オフィス安井 ©秋本治・アトリエびーだま/集英社 ©荒木飛呂彦&LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社 ©江川達也/集英社 ©えんどコイチ/集英社 ©桂正和/集英社 ©牛次郎・リュウプロ/集英社 ©車田正美/集英社 ©佐藤正/集英社 ©三条陸・稲田浩司/集英社 ©SQUARE ENIX ©高橋陽一/集英社 ©高橋よしひろ/集英社 ©徳弘正也/集英社 ©鳥山明/集英社 ©バードスタジオ/集英社 ©萩原一至/集英社 ©武論尊・平松伸二/集英社 ©宮下あきら/集英社 ©本宮ひろ志/集英社 ©森田まさのり/集英社イベント情報イベント名:創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展VOL.1創刊〜1980年代、伝説のはじまり催行期間:2017年07月18日 〜 2017年10月15日住所:森アーツセンターギャラリー(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階)電話番号:03-5777-8600
2017年10月10日池袋のパルコミュージアムは、円谷プロダクション特撮番組「ウルトラセブン」と70人の人気クリエイターがコラボレーションした展覧会「70 CREATORS’ SEVEN」を2017年10月19日(木)から11月5日(日)まで開催する。「ウルトラセブン」放送開始50年を記念して行われる今回の展示では、70人の人気クリエイターが各々の「ウルトラセブン」への思いをオマージュ作品で表現。平面から立体、映像など多様な表現方法で作品を制作している。田名網敬一は、カラフルなイラストで「ウルトラセブン」の世界を描き、ポップなアート作品に仕上げている。サイケデリックなフォントで書いた歴代の怪獣達の名前が「ウルトラセブン」を囲う、ポスター風の作品は伊藤桂司が手掛けたものだ。また、片桐仁や天野喜孝、みうらじゅん、しりあがり寿など豪華なクリエイター陣の様々な作品が集結する。会場では、展覧会と連動した書籍『70 CREATORS’ SEVEN』が先行販売される他、クリエイター作品とコラボレーションした限定グッズも販売される。【詳細】ウルトラセブン放送開始50年特別企画展「70 CREATORS’ SEVEN」日時:2017年10月19日(木)~11月5日(日) 10:00~21:00(入場は閉場30分前まで※最終日は18:00閉場)会場:パルコミュージアム(池袋パルコ本館7F)住所:東京都豊島区南池袋1-28-2入場料:一般500円/学生400円/小学生以下無料■参加クリエイター朝倉世界一、姉川たく、天野喜孝、荒井良二、石黒亜矢子、伊藤桂司、今井トゥーンズ、上田三根子、牛木匡憲、瓜生太郎、エンライトメント、岡村優太、小田隆、開田裕治、影山徹、片桐仁、上條淳士、河村康輔、北沢夕芸、木村タカヒロ、倉科昌高、くるはらきみ、げみ、サイトウユウスケ、逆柱いみり、佐藤ブライアン勝彦、七戸優、澁谷忠臣、ジュン・オソン、しりあがり寿、スージー甘金、スカイエマ、須川まきこ、五月女ケイ子、高橋キンタロー、タカヤマトシアキ、田名網敬一、谷口広樹、谷田一郎、中村哲也、中谷日出、薙野たかひろ、西川伸司、秦直也、早川モトヒロ、早瀬マサト、羽山淳一、東泉一郎、ヒグチユウコ、福田利之、牧かほり、まるやまあさみ、みうらじゅん、水沢そら、水野健一郎、ミック・イタヤ、村上裕二、本秀康、矢吹申彦、山田雨月、やまだたかひろ、横井孝二、横田守、横山裕一、米澤稔&兵藤聡司、HAMADARAKA、IC4DESIGN、KYOTARO、RUKKIT、tupera tupera■関連グッズ例書籍『70 CREATORS’ SEVEN』価格:3,700円+税監修:高橋キンタロー発行:玄光社仕様:A4ワイド判・上製/160ページ
2017年10月06日ビジュアルコミニケーション事業を展開する株式会社アマナが、日本のアートフォトをリードする若手写真家の支援と育成を目指し、2013年より本展覧会を企画。第5回目となる今年は、昨年に続きアムステルダム、パリ、東京の3都市で本展を開催し、各地の写真フェスティバルなどとも連携、「ポストトゥルース時代のポートレイト」とテーマを掲げ、現代の写真表現の先端を追求します。今年は、IMA メディアプロジェクトが選出した計6名が参加。自身のアイデンティティと現代社会と対峙する菅野恒平、アノニマスなポートレイトを通して環境と人との関係性を考察する矢島陽介、写真の持つ真実性を映像によって問いかける白井晴幸の3名は、LUMIX GH5を用いた撮り下ろし作品を発表します。さらに上田順平、平澤賢治、山谷佑介も加わり、現代におけるポートレイトを作家の眼差しを通して探っていきます。それぞれの個性が立ち現れる実験的なインスタレーションによって、写真の可能性はさらに拡張されるでしょう。日本の若手作家6名が、写真とは何かを問いかける、挑戦的かつ瑞々しい写真表現の展示会となりました。平澤賢治 サーモグラフィーカメラを用い、国内外で幅広い活躍をしている平澤賢治。本展で展示する「PLAY FACE」は、被写体の心や魂を、動きや変化のプロセスをサーモグラフィーカメラで写し出すことによって表現しています。また「FIGURE」は同じくサーモグラフィーカメラを使用しながらも、その温度数値をそのまま画面に用い、対照的な画面作りによって普遍性や不変性を追求しています。(c)Kenji HirasawaJo Phipps, London, 2017菅野恒平自身のアイデンティティと現代社会との対峙をテーマに制作しています。本展では作家個人を構成するデモ、スカートを履いた男性のポートレイト、福島という3つの要素をテーマに、撮り下ろした作品を発表。ごく個人的な感情を純化していくことで、普遍的なイメージへと昇華しています。(c)Kohey KannoA male in a skirt2017白井晴幸 映像と写真を駆使し、現実と非現実、実在と不実在の境を巧妙に表現する白井晴幸の「invisible man」は、かつて実在し、絶滅してしまった部族をモデルに、造形された部族との遭遇を記録しています。演劇を専攻していた作者ならではの、綿密な舞台設定によるユーモアと創意に富んだ作品です。(c)Haruyuki Shiraiinvisible man2017上田 順平「Picture of my life」は、両親の相次ぐ自死という悲劇的な経験から生まれています。画家であった上田の父が残した絵画、家族アルバムなどの写真と、上田自身が撮影した写真を組み合わせることで、それらの作品群は愛や死に向き合うプロセスそのものになっています。この作品を元に手製で制作し、発売後1カ月で完売となった作品集の普及版が、7月にイタリアの出版社CEIBAから刊行されました。(c)Junpei UedaFather’s Paint Second sonFrom “Picture of My Life2017矢島 陽介「anonymous work」シリーズは、後ろ姿の人物像というモチーフを使い、背景のプリントは天地が正しいとは限らず、また人物のポーズにも意味はありません。どこかチグハグで奥行きのない空間を生み出すことによって、かねてよりテーマにしている、環境と人の関係性に横たわるズレや違和感を表現しています。その作品の世界観には、郊外の生活が孕む疎外感と匿名性が漂います。 (c)Yosuke Yajimaanonymous works2017山谷佑介 山谷はこの数年で父親になってから家の周りで過ごす時間が長くなったと自覚し、東京郊外の住宅地を赤外線カメラによって撮影するようになりました。ぼんやりと白く浮かび上がる、無機質なコンクリートで覆われた建物、細々とのびる草木。深夜の住宅街に漂う、自己と他者との圧倒的な隔たりの中で、「見ること」と「見られること」がより強く意識され、山谷が新しいリアリティに直面して感じた混乱や現実感の喪失が描き出されています。(c)Yusuke YamataniInto the Light #0052017「LUMIX MEETS BEYOND2020」展示会概要期間:2017年10月5日(木)~15日(日)時間:11:00-19:00(初日は17:00閉廊)会場:IMA Gallery〒140-0002 東京都品川区東品川2-2-43 T33ビル1Fお問合せ:TEL.03-3740-0303(IMA gallery)出展作家: 平澤賢治 / 菅野恒平 / 白井晴幸 / 上田順平 / 矢島陽介 / 山谷佑介主 催: 株式会社アマナ /IMA メディアプロジェクト特別協賛: パナソニック株式会社入場料: 無料
2017年10月04日MoMA デザインストア(MoMA DESIGN STORE)は、表参道店のオープン10周年を記念して、2017年10月中旬より、ニューヨーク近代美術館の展覧会と連動したスピンオフ商品や、限定商品を、順次発売する。ニューヨーク近代美術館「ITEMS: IS FASHION MODERN?」展スピンオフアイテムニューヨーク近代美術館では、2017年10月1日(日)から2018年1月28日(日)まで、「ITEMS: IS FASHION MODERN?」展を実施。111点の衣服とアクセサリーを展示し、歴史の中でファッションが及ぼした影響や、関連する事項に関して、アイテムを軸に紐解いていく展覧会だ。MoMA デザインストアは、「ITEMS: IS FASHION MODERN?」展のスピンオフアイテムとしてニューヨークで限定開発された商品を販売する。ニューエラ 59FIFTYニューエラ(New Era)の「59FIFTY」ベースボールキャップのMoMA限定版が登場する。「59FIFTY」は、メジャーリーグ ベースボールの公式オンフィールド キャップに採用されているデザイン。今回は、オリジナルのウール生地を使用し、サイドにはMoMAのロゴを、反対側にはニューエラとMLBの刺繍を施している。マルニ、メアリー カトランズ、リック・オウエンスのスカーフ20世紀の間、女性のアクセサリーが簡素化されていく中で、広く普及したアイテムはシルクスカーフだった。用途に合わせて幅広い使い方のできるアイテムであるシルクスカーフに着目し、マルニ(MARNI)、メアリー カトランズ(Mary Katrantzou)、リック・オウエンス(Rick Owens)と限定スカーフを制作。マルニは色鮮やかで華やかなパターンを描き、メアリー カトランズは万華鏡のようなスペクタクルな模様をプリント。リック・オウエンスは、イタリア人未来派タイアート(THAYAHT)作の、左右対称の像を描いている。三者三様のスカーフは各50枚限定にて、販売される。レイバン アビエーターレイバン(Ray-Ban)からは、「レイバン アビエーター」サングラスのMoMA限定モデルが登場。アメリカ軍用に鋳造されたオリジナルモデルに忠実な、100%のUVプロテクション提供用に開発されたドロップ型のクリスタルレンズを施し、つる部分にMoMAのロゴをプリント。限定50個発売する。スウォッチ 腕時計スウォッチ(Swatch)は、1983年のオリジナルデザインをベースにした、ホワイトとブラックのシンプルな限定ウォッチを販売。スイスの職人技を生かした、お手頃価格な高精度ウォッチを作ることで名高いスウォッチは、普遍的な製品の再発明として、また伝統的工業の再活性として評価されてきた歴史を持つ。その他、チャンピオン(Champion)のフーディーやアルモー リュックス(Armor-Lux)のブレトンシャツも限定モデルにて販売。また、アーティスト奈良美智の作品をプリントしたスケートボードの限定販売や、サルバドール・ダリをモチーフにした時計の先行販売も行う。詳細MoMA デザインストア 表参道オープン10周年 限定アイテム発売時期:10月中旬以降場所:MoMA デザインストア 表参道住所:東京都渋谷区神宮前5-10-1 GYRE 3F■アイテム詳細「ニューヨーク近代美術館スピンオフ商品」・ニューエラ キャップ 6,000円+税・マルニ シルクスカーフ 48,000円+税 ※50枚限定・メアリー カトランズ シルクスカーフ 45,000円+税 ※50枚限定・リック・オウエンス シルクスカーフ 60,000円+税 ※50枚限定・レイバン サングラス28,000円+税※50個限定・チャンピオン フーディー 9,000円+税・スウォッチ 腕時計 各8,500円+税・アルモー リュックス ブレトンシャツ 12,000円+税「MoMA限定商品」・Skateboard Nara Green Dress Girl / Skateboard Nara Girl on top of skull各26,000円+税・Lumiosf Booklamp Richard Woods 37,000円+税・DALI CUCKOO CLOCK Antonio Farina, 2012 35,800円+税 ※MoMA先行販売※価格は全て予定価格【問い合わせ先】MoMA デザインストア 表参道TEL:03-5468-5801※営業時間:11:00~20:00
2017年09月28日