世界的ロックアーティストKISSの貴重なアイテムを展示する『KISS EXPO TOKYO 2016 ~地獄の博覧会~』が世界に先駆けて2016年10月13日(木)から31日(月)までラフォーレミュージアム原宿で開催されます。KISSの大ファンも、実はよく知らないという人も、楽しめること間違いなし!とメンバーお墨付きのこの博覧会。気合を入れて、あるいは気軽に、足を運んでみましょう。博覧会の展示内容とショップ、メイクコーナーも●展示とショップKISSメンバーの全面協力のもと開催される本博覧会。展示内容はもちろん豪華です。デビュー当時の手書きポスターや壊れたギター、KISSが受賞したトロフィー、メンバーが着用した衣装の再現なども展示されます。会場内にはバンドセットが組まれた「KISSミニステージ」で記念写真を撮れるとのこと。見て、体験して、楽しさが詰まった会場を満喫しましょう。楽しくなったら欲しくなるのがおみやげです。会場内には「KISS EXPO TOKYO2016 オフィシャルグッズショップ」も開設され、なんとここでしか買えないグッズも販売されます。●展示内容とショップの詳細●KISSメイクコーナー最終日の10月31日はハロウィンです。これに関連して、会場では各日先着20名にKISSメイクを体験するコーナーが設けられます。おそらく友人からも誰!?と驚かれるであろうレベルの大変身で、普段は経験できないほどの視線を一身に浴びてみませんか?メンバーからのコメント動画まだいまいちピンとこないという方におすすめなのがメンバーからのコメント動す。2016年9月2日時点で2本が公開されています。博覧会に対する情熱と、この博覧会を楽しんでほしい!という気持ちが伝わってきて、KISSと博覧会への距離が縮まること間違いなしです。●KISS EXPO TOKYO 2016 〜メンバーからSpecialコメント〜 第1弾●KISS EXPO TOKYO 2016 ~メンバーからSpecialコメント~ 第2弾_①イベント詳細イベント名:KISS EXPO TOKYO 2016 ~地獄の博覧会~期間:2016年10月13日(木)~10月31日(月)時間:11:00~21:00会場:ラフォーレミュージアム原宿チケット(一般):1,600円公式サイト:
2016年09月07日10月1日(土)~12月14日(水)の期間中、横浜美術館で企画展『BODY/PLAY/POLITICS』が開催されます。国内外の現代美術作家6名によるグループ展示で、「身体が生み出すさまざまなイメージ」をモチーフにした作品が登場予定です。出展するアーティストと作品概要参加アーティストは6名。「人間の身体、集団としての行動、歴史の中でつくりあげられた身体のイメージ」をモチーフにした作品は、詩的であったり、ユーモラスであったり。6名それぞれの視点で「身体」について考えられる展示です。アーティストと作品概要をまとめました。インカ・ショニバレMBE1962年イギリス生まれ。ナイジェリアで育ち、現在はロンドン在住。アフリカ現代美術を代表する作家として知られています。作品は大航海時代から現代にいたる、アフリカとヨーロッパの関係を表現。アフリカ風のろうけつ染めによる生地を素材に用います。イー・イラン1971年マレーシア生まれ。写真による作品が多く、綿密な歴史的・社会的検証に定評あり。今回の企画展には、映像インスタレーションを出品。「ポンティアナック」と呼ばれる、東南アジアの民間伝承に出てくる女性の幽霊がモチーフです。アピチャッポン・ウィーラセタクン1970年タイ生まれ。映画監督、脚本家として日本でも注目を集めています。日本初公開のビデオ・インスタレーションを披露する予定です。ウダム・チャン・グエン1971年ベトナム生まれ。彫刻、映像、ダンスパフォーマンスなど表現方法は多岐にわたります。今回出品するのは映像インスタレーション。オートバイを使い、身体をイメージした映像を作り上げています。石川竜一1984年沖縄生まれ。第40回木村伊兵衛写真賞を受賞した、いま注目の写真家。沖縄や県外各地で撮影されたポートレートや風景の新シリーズを発表します。田村友一郎1977年富山生まれ。写真、映画、インスタレーション、パフォーマンスと縦横無尽に活躍する現代美術家。近代ボディビルディングの歴史を下敷きに、新作の映像インスタレーションを制作、発表します。●パートナープロジェクト「横浜ダンスコレクション2017」にも注目同じく『BODY/PLAY/POLITICS』をテーマに開催されるパートナープロジェクト、「横浜ダンスコレクション2017」も要チェックです。日本初演、アイサ・ホクソンの「HOST-fantasy and reality」は社会の主流とは違う環境にある身体がテーマ。演出家の多田淳之介は『BODY/PLAY/POLITICS』のテーマに沿った、新作ダンスを世界初披露します。ダンサーが肉体で表現する『BODY/PLAY/POLITICS』を鑑賞しましょう。企画展とあわせて鑑賞すれば、より深く味わえますよ。会期中はライブ・パフォーマンスや、ダンスのワークショップも開催予定。『BODY/PLAY/POLITICS』で芸術の秋を満喫しませんか?■イベント概要名称:『BODY/PLAY/POLITICS』会期:2016年10月1日(土)~12月14日(水)時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)※10月28日(金)は20:30分まで(入館は20:00まで)会場:横浜美術館所在地:神奈川県横浜市西区みなとみらい3丁目4番1号休館日:毎週木曜日、11月4日(金)※11月3日(木)は無料開館公式サイト:<横浜ダンスコレクション2017 『BODY/PLAY/POLITICS』>会期:2017年1月26日(木)~2月19日(日)会場:横浜赤レンガ倉庫1号館および屋外広場、横浜にぎわい座のげシャーレ、急な坂スタジオなど問合せ:横浜赤レンガ倉庫1号館電話番号:045-211-1515公式サイト:
2016年09月05日東京国立博物館で特別展「禅―心をかたちに―」が、2016年10月18日(火)から11月27日(日)まで開催されます。臨済宗・黄檗宗(おうばくしゅう)の源流に位置する高僧、臨済義玄(りんざいぎげん)禅師の1150年遠諱と、日本臨済宗中興の祖・白隠慧鶴(はくいんえかく)禅師の250年遠諱を記念して行われる展覧会です。全国から選りすぐりの寺宝が集結し、禅宗にまつわる代表的な名品が楽しめます。また、 講演会や坐禅会、禅語を書写する写禅語などのイベントも充実。身体全体で禅を体感してみませんか。禅を知る!「禅 ―心をかたちに―」が東京国立博物館で開催東京国立博物館で2016年10月18日(火)からスタートする特別展「禅 ―心をかたちに―」は、臨済宗・黄檗宗(おうばくしゅう)の源流に位置する高僧、臨済義玄(りんざいぎげん)禅師の1150年遠諱と、日本臨済宗中興の祖・白隠慧鶴(はくいんえかく)禅師の250年遠諱を記念して開催される特別展です。●禅の歴史禅の教えは約1500年前、菩提達磨(ぼだいだるま)大師によってインドから中国へ伝わり、臨済義玄によって広がった後、やがて日本に伝えられました。中世には武家をはじめ、天皇家や公家の帰依を受け、日本の社会と文化に大きな影響を及ぼします。江戸時代に入ると白隠慧鶴禅師をはじめとした高僧らにより民衆へ普及。現代においても禅は多くの人々の心の支えとなっており、欧米でも「ZEN」の思想は大いに注目を集めています。「禅 -心をかたちに-」では臨済・黄檗両宗十五派の全面的な協力により、各本山や末寺、塔頭(たっちゅう)に伝わる高僧の肖像や墨蹟、仏像、絵 画、工芸など多彩な名宝の数々が集合。禅僧たちの足跡や禅宗の教えが日本文化に対し果たしてきた役割が紹介されます。日本の美意識に深く根付いた禅宗文化を様々な角度から紹介!展覧会は「第一章 禅宗の成立」、「第二章 臨済禅の導入と展開」、「第三章 戦国武将と近世の高僧」、「第四章 禅の仏たち」、「第五章 禅文化の広がり」の全5章から構成されます。展示品は国宝22件、重要文化財102件など計240件です。特定の経典を持たず師の心から弟子の心へと受け継がれてきた禅宗は、心のなかの仏性を見出して、直感的な悟りの境地へ至るという考え方です。理想化された超越的存在としての仏像よりも、歴史上実在した生身の祖師・先師たちの人間味あふれる姿を「かたち」として遺し伝え、茶の湯、漢詩や水墨画を中心とした文芸、建築様式や庭園の造作などにも深く関わりました。「禅 ―心をかたちに―」では、そんな日本の美意識にも深く根を下ろした禅宗文化を振り返り、様々な角度から紹介されます。特別展「禅―心をかたちに―」の見どころについて●戦国武将を支えた禅僧や、武将の茶道具を紹介織田有楽斎像 古㵎慈稽賛 狩野山楽筆 江戸時代 元和8年(1622)京都・正伝永源院蔵 通期展示日々生死を分ける決断を迫られた戦国武将たちの心を鍛え、ブレーンとして活躍したのが禅僧です。快川紹喜(かいせんじょうき)や沢彦宗恩(たくげんそうおん)など、中国の政治思想・歴史・文学に関する学識を活かし陰で戦国武将を支えた禅僧たちに焦点を当てています。肖像画や遺品を中心とした展示です。また、 今回の展覧会では唐物荘厳の時代から戦国の世を経て、侘茶が浸透するまでの様子をたどります。この転換期を象徴する人物として、織田信長の弟で茶人としても知られる織田有楽にも着目。激動の時代を経て、今日まで大切に伝えられてきた名品の数々を間近で見られる絶好のチャンスです。●禅寺の障壁画が集合!日本の絵画史を代表する画家たちの作品重要文化財 南禅寺本坊小方丈障壁画のうち群虎図 狩野探幽筆 江戸時代 17世紀 京都・南禅寺蔵通期展示(場面替えあり、この場面の展示期間は10/18~11/6展示)禅寺特有の建物といえば、方丈には山水・花鳥・人物などの障壁画が描かれました。時代をリードする絵師たちはそこで腕を競い合い、新時代の様式を生み出します。本展にはそんな日本の絵画史の象徴とも言える禅寺の障壁画が一堂に集結。狩野元信や狩野山楽、長谷川等伯、海北友松、狩野探幽、伊藤若冲、池大雅らが描いた各時代を彩る作品が楽しめます。●白隠慧鶴(はくいんえかく)の禅画「慧可断臂図(えかだんぴず)」が初公開!日本における臨済宗中興の祖・江戸中期の禅僧・白隠慧鶴(はくいんえかく)の禅画が、大分県臼杵市の臨済宗妙心寺派見星寺(けんしょうじ)で新たに見つかりました。こちらも本展で公開されます。「慧可断臂図(えかだんぴず)」は禅画ではよく取り上げられる画題の1つです。初祖・達磨(だるま)に慧可(えか)が入門を請うため、自らの左腕を切り落として覚悟の意を示す場面が表現されています。この禅画は腕を切り落とす直前の、刀を構える姿が描かれている非常に異色の作品です。●禅の心を体験できるイベントも充実!会期中は禅の文化や歴史などを、禅宗の僧侶がわかりやすく語る「禅トーク」や、禅院に伝わる茶道の原点「四ツ頭」(よつがしら)」の再現、実演と解説、坐禅会などのイベントも多数開催されます。 目で耳で身体で、直に禅の心を体感できますよ。詳細は随時、公式サイトで発表されますので、ぜひチェックしてみてください。イベント詳細名称:臨済禅師1150年・白隠禅師250年遠諱記念 特別展「禅-心をかたちに-」会場:東京国立博物館住所:東京都台東区上野公園13-9アクセス:JR上野駅公園口・鶯谷駅南口から徒歩約10分会期:2016年10月18日(火) ~11月27日(日)開催時間:9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)※ただし、会期中の金曜日および10月22日(土)、11月3日(木・祝)、5日(土)は20:00まで開館休館日:月曜日料金:一般1600円(1400円/1300円)、大学生1200円(1000円/900円)、高校生900円(700円/600円)※中学生以下無料、 ()内は前売り/20名以上の団体料金※障がい者とその介護者1名は無料(入館の際に障がい者手帳などを提示)公式サイト:
2016年09月05日『ファンタジーアートの巨匠 内尾和正の世界展~人の心に棲む竜が語りかける譚歌~』が2016年9月22日(木)から25日(日)まで横浜赤レンガ倉庫にて開催されます。映画版『ファイナルファンタジー』やソーシャルゲーム『神撃のバハムート』など多数のイラストを手掛け、デジタルペインティングを用いて独自のファンタジー世界を描き出す内尾和正氏作品の展示会です。現実と夢がすり替わったかのような錯覚を覚える美しい作品の数々。ここでしか踏み込めない美しい世界に、ぜひこの機会に飛び込んでみましょう!内尾和正氏と展示会について内尾和正氏は日本や海外で高く評価を受けるイラストレーターです。その作品は一言でいえばファンタジック。例えば見たこともないような光輝く草花の生える森から、美しい中世の上空に幻想的な乗り物が飛んでいる作品もあります。ファンタジーアートと聞いてピンと来ない人も、心惹かれるものを感じたら勇気を出して飛び込んで下さい。そこにはただひたすら普段目にすることのできない美しい世界が広がっています。ロールプレイングゲームなどで氏の作品を見たことがある、という方もこの展示会は必見です。会場には全長3mを超えるような大型作品も展示されているため、普段目にするディスプレイとは比べ物にならない繊細なファンタジー世界と出会うことができます。展示作品数も約60点と見ごたえ抜群です。より深くファンタジーアートの世界に触れる!ライブペインティング&トークショー●ライブペインティング&トークショー今回の展示会ではライブペインティングとトークショーも開催されます。内尾和正氏の世界に心惹かれた方は、ぜひライブペインティングとトークショーにも参加して氏の世界の深淵を覗いてみてください。日時:9月25日(日)14:00~料金:無料●作家来場予定内尾和正氏の世界をもっとよく知りたいけれどライブペインティング&トークショーの時間は都合が合わない、という方はぜひ作家来場時間に合わせて会場に行ってみましょう。ライブペインティング&トークショーとは違った形で、内尾和正氏の世界に触れられるかもしれません。作家来場時間(予定)9月24日(土)13:00~9月25日(日)12:00~イベント詳細イベント名:『ファンタジーアートの巨匠 内尾和正の世界展~人の心に棲む竜が語りかける譚歌~』会期:2016年9月22日(木)~25日(日)時間:11:00~19:00 ※22日(木)は13:00開場、25日(日)は17:00閉場会場:横浜赤レンガ倉庫1号館 2階 スペースA・B 住所:神奈川県横浜市中区新港1-1-1入場料:無料
2016年09月03日8月も終わり、だんだん秋の気配を感じるこの頃。「芸術の秋」を感じにお出かけしませんか?体感型のインスタレーションから、しっぽりと古美術を堪能できる展覧会まで、センスがアップしそうなイベントが盛り沢山です。この季節にピッタリのおすすめ8選をご紹介します。気になるイベントがたくさん!「芸術の秋」を堪能しよう●ピクサー アドベンチャー 「もしも」から始まる、冒険の世界(ラフォーレミュージアム原宿)ピクサー映画の世界に飛び込んでみませんか?「もしも、知らない間におもちゃが動き出していたら…」そんな「もしも」から生まれた、ファンでなくとも存分に楽しめる展覧会です。限定グッズも可愛いものばかりなので、チェックしたいですね。●「teamLab: Transcending Boundaries」(GYRE(ジャイル))「チーム・ラボ」の個展が表参道で開催中です。真っ暗な会場にはいると…鑑賞者に花が咲き乱れ、幻想的な世界に圧倒されます。「白い服」で行くとより楽しめること間違いなしですよ。●Space in Ginza─銀座の中の宇宙(METoA Ginza(メトア ギンザ))今年の春にオープンした東急プラザ銀座の「METoA Ginza(メトア ギンザ)」で、「Space in Ginza-銀座の中の宇宙」が開催中です。最新のテクノロジーとアートがコラボしたアート作品はダイナミック!神秘的で雄大な宇宙の世界が楽しめます。●トーマス・ルフ展(東京国立近代美術館)トーマス・ルフ 《Porträt (P. Stadtbäumer)》 1988年©Thomas Ruff / VG Bild-Kunst, Bonn 2016C-print 210×165cmドイツの写真家「トーマス・ルフ」の本格的回顧展が、ついに開催です。世界初公開となる最新作の「press++」など、18シリーズ・約125点の作品が一堂に会します。写真の魅力を再構築したユニークな彼の世界観を存分に堪能しませんか。●宇宙と芸術展:かぐや姫、ダ・ヴィンチ、チームラボ(森美術館)レオナルド・ダヴィンチにダーウィン…貴重な史料を間近に見ることができます。人類が宇宙に到達するまでの軌跡は、まさに「宇宙の入り口」。最後を締めくくるのは「チーム・ラボ」によるインスタレーションです。●博物館でアジアの旅(東京国立博物館 東洋館)東京国立博物館 東洋館で開催中の「博物館でアジアの旅」は、今年で3回目を迎えます。上海博物館と国立博物館のコラボレーションによる特別展示となっており、中国美術屈指の名品が勢ぞろいします。●ダリ展(国立新美術館)サルバドール・ダリ 《奇妙なものたち》 1935年頃、40.5×50.0 cm、板に油彩、コラージュ、ガラ=サルバドール・ダリ財団蔵Collection of the Fundació Gala-Salvador Dalí, Figueres© Salvador Dalí, Fundació Gala-Salvador Dalí, JASPAR, Japan, 2016.スペインの画家「サルバドール・ダリ」の回顧展「ダリ展」も見逃せません。絵画や彫刻の創作以外にも、宝飾品や映画の制作、舞台装置、衣装のデザイン、挿絵、など、さまざまなジャンルで活躍したダリの魅力をたっぷり堪能しましょう。●ビアトリクス・ポター™ 生誕150周年 ピーターラビット™展(Bunkamura ザ・ミュージアム)ピーターラビットの作者、ビアトリクス・ポターの生誕150周年を記念して「ピーターラビット展」が開催中です。日本初公開の貴重な原画など、ファンならずとも一見の価値ありですね。どれもこれも、「芸術の秋」にピッタリの気になるイベントばかりです。こんどのお休みに、お出かけしてみてはいかがでしょうか。
2016年09月03日陶芸家の河井寛次郎にフォーカスした展覧会「没後50年 河井寛次郎展 ~過去が咲いてゐる今、未来の蕾で一杯な今~」が、9月15日から10月23日まで美術館「えき」KYOTOで開催される。河井寛次郎は、「日本民藝美術館設立趣意書」の起草に参加して柳宗悦や濱田庄司と民芸運動を推進し、多くの工芸家を牽引した陶芸家。1921年の初個展以来、高度な技術を駆使した中国や朝鮮古陶磁の手法に基づいた作品で好評を博していたものの、次第に自らの作陶の在り方に疑問を抱き、柳宗悦と親交を結ぶとそれまでの作風を一変し、実用を重んじた力強い作品を生み出していった。また、戦後は色鮮やかな釉薬を用いた重厚で変化にとんだ独自の作風を確立する一方で実用にとらわれない、自らの内面から湧き出る自由で独創的な造形表現を展開し、その卓抜した芸術性は没後50年を迎える今なお国内外で高い評価を受けている。同展では、京都の旧宅であった河井寛次郎記念館に所蔵されていた作品を中心に、陶芸や木彫や書、調度類など約150点にも及ぶ作品を紹介。作品を通して、河井寛次郎の仕事の全貌とその深い精神世界を辿っていく。また、会期中は関連イベントなども開催される予定だ。【イベント情報】「没後50年 河井寛次郎展 ~過去が咲いてゐる今、未来の蕾で一杯な今~」会場:美術館「えき」KYOTO住所:京都府京都市下京区東塩小路街657会期:9月15日~10月23日時間:10:00~20:00(入館は閉館の30分前まで)料金:一般900円、高大生700円、小中学生500円会期中無休
2016年09月02日「トーマス・ルフ展」が東京国立近代美術館 1階の企画展ギャラリーで開催されています。期間は2016年8月30日から11月13日までです。待望されていた日本国内初の個展を、asoview!編集部員が取材してきました。トーマス・ルフって?トーマス・ルフは、1958年ドイツ生まれの写真家です。アンドレアス・グルスキーやトーマス・シュトゥルートらとともに、デュッセルドルフ芸術アカデミーでベルント&ヒラ・ベッヒャー夫妻に学んだ「ベッヒャー派」として、現代の写真表現をリードしてきた存在です。さあ、世界が注目する写真家の世界観を堪能しましょうルフ作品は1990年代から日本の美術館やギャラリーで紹介されてきましたが、美術館で開催される本格的な回顧展は今回が初となります。東京会場では約125点、12月から開催される金沢会場では約160点の作品が展示されます。初期作品から最新作まで、トーマス・ルフの世界を存分に堪能できる大注目の展覧会です。会場は東京国立近代美術館の1F企画展ギャラリーです。では、早速行ってみましょう。美術館の入り口を入ると、すぐ右が企画展ギャラリーです。音声ガイドの貸し出しは、このカウンターでできます。●評価を高めた「Porträts(ポートレート)」ギャラリーに入ると、まず目にとまるのは大きな人物の写真です。自分の身長よりも大きい写真…インパクトに驚きます。縦は210cmで横は165cmもあるそう。これは、トーマス・ルフの評価を高めたきっかけである「ポートレート」という作品です。一見ありふれた証明写真のようにも見えるポートレートですが、巨大なサイズに引伸ばされた作品の前に立つと、そうした印象は一変します。まじめな表情で写真におさまっている様子は、カメラの背後にある権力の存在を感じさせます。写真と現実、被写体と写真家、写真とそれを観る人。写真をめぐるさまざまな関係性に問いを投げかける作品です。●初期作品「Interieurs」トーマス・ルフがデュッセルドルフ芸術アカデミにー在学していたときの作品です。4x5インチ判の大型カメラを手に入れたルフは、ベルント・ベッヒャー教授に椅子を撮影する課題を与えられたことをきっかけに、生活空間としての室内というテーマに関心を持ちます。対象となったのは、友人たちや故郷の家族、親戚などの暮らす、身近な環境としての室内。家具の配置などには一切手を加えず、その場の光源だけで、ありのままに、客観的に撮影することで、部屋とそこに暮らす人々をめぐる何かを浮かび上がらせようとしました。フラシュなども一切使わず、自然のまま撮影された風景。近くでじっくり観察してみると、なんだか不思議な感じがします。●少年時代からの宇宙への関心を背景とする「Cassini」と「ma.r.s.」●「Cassini」NASA(アメリカ航空宇宙局)などが1997年に打ち上げた宇宙探査船cassiniが撮影した土星と、その衛星の画像を素材にした作品です。ときに抽象的、幾何学的なデザインのようにも見える天体のイメージは、インターネット上で公開されている画像の色彩やトーンを操作することで生み出されたものです。●「ma.r.s.」「ma.r.s.」もまたNASAの探査船が撮影した画像を素材とする作品です。2006年以来火星を周回する探査船のカメラは、火星の表面のさまざまな情報を地球に送り続けています。ルフはその画像情報の角度や色彩をデジタル処理で加工することで、このはるか彼方で火星を見つづけるレンズを通じた「風景写真」の可能性を探りました。●インターネット時代の視覚・情報空間を問う「nudes」「jpeg」●「nudes」1990年代半ば、インターネットの急速な普及はヌード写真の流通にも大きな変化をもたらします。当時、デジタル画像の探求に取り組み始めていたルフは、ネット上に氾濫するポルノサイトから画像を入手し、作品を制作しました。色調を変えたり、極端にぼかしたりと、コンピュータによるマニピュレーションを徹底的に行うことで、そのヌードの構図がわずかに認識できる程度まで加工していきました。確かに。よく見るとヌード写真の輪郭が見えてきます。一見なんてことのないぼやけた写真が、さまざまな表情を見せます。●「jpeg」シリーズ名のjpegとはデジタル画像の圧縮方式のひとつで、現在、全世界で使用されもっとも標準的なフォーマットの名称です。圧縮率を高めすぎるとブロックノイズが発生し、画面がモザイク状になってしまうというこの画像フォーマットの特性を用いて、画像の構造そのものを視覚化しています。離れて見ると滑らかな写真のように見え、近づいて見ると、画像の構成要素が明らかになります。本展が世界初公開となる作品も!ある新聞社のプレス写真アーカイヴを入手したことから着想された「press++」シリーズ。かつてのメディア空間で使用されていた紙焼写真と、それにともなう文字情報を素材に生まれた最新作です。今回は、読売新聞社から提供されたプレス写真を素材とした世界初公開となる作品も展示されています。世界初公開なんて、すごい。ワクワクしながら、いよいよ対面です。画像と文字・記号がデジタル化されて同一平面上に置かれ、さらに巨大なサイズに引き伸ばされることで、イメージが情報化していくプロセスそのものが露わになります。展覧会には、他にもまだまだ見逃せない作品がたくさん。全18シリーズ、東京会場では約125点が展示されています。展覧会の限定グッズも見逃せない展覧会を堪能したあとは、限定グッズもチェックしてみましょう。インパクト抜群のTシャツに…エコバッグもありますよ。センス抜群の絵葉書もたくさん!写真と解説を網羅した、図録も気になります。どれにしようか迷ってしまいますね。東京国立近代美術館のアクセスはこちら「東京国立近代美術館」は、東京メトロ東西線竹橋駅 1b出口より徒歩3分ほどの場所にあります。地上へ出たらすぐ右に曲がり、内堀通りを横断しましょう。そのまま真っすぐ進むと、右手に「東京国立近代美術館」があります。到着です。私たちの身近にあり、何気なく見ている「写真」を新たな視点で再構築した「トーマス・ルフ展」は、ファンならずとも見応えたっぷりです。日本初の回顧展が開催されるこの機会に、お出かけしてみてはいかがでしょう。新たな写真の魅力を発見できるかもしれません。イベント詳細イベント名:トーマス・ルフ展会場: 東京国立近代美術館 1F企画展ギャラリー所在地:東京都千代田区北の丸公園3-1会期: 2016年8月30日(火)〜11月13日(日)開館時間:10:00〜17:00 毎週金曜日は午後8時まで※入館は閉館の30分前まで休館日:月曜日※ただし9月19日、10月10日は開館し、9月20日(火)、10月11日(火)は休館。観覧料:一般1,600円(前売1,400円)、大学生1,200円(前売1,000円)、高校生800円(前売600円)※中学生以下無料展覧会公式サイト:東京国立近代美術館公式サイト:
2016年09月01日東京・渋谷のBunkamura Galleryで、昨年に引き続き2回目となるアンティークの展覧会「Graceful Antiques 美しき西洋アンティークへの誘い」が、9月8日から9月14日まで開催される。アンティークは、元々暮らしの一部として扱われてきたもの。100年もの時を越え、人から人へと流れていく普遍的な魅力を持ち、時には希少価値のある高級なものへと変貌を遂げる。しかしながら、肌身離さず常に体の一部として活躍する時計やアクセサリー、何気ない日々の食事を彩る食器や心を和ませるアート作品などのアンティークは、私たちの生活に遜色なく馴染み、今現在の私たちの生活の中にも調和している。また、大量生産、大量消費社会といった環境問題や社会問題が意識として根付き始めている現在においては特に、アンティークの持つ「モノを大切にする」「次世代に受け継いでいく」といったメッセージは、重要なキーワードとなっている。本展では、「アンティークと暮らし」をテーマに掲げ、高級感漂うアンティークのエミール・ガレやドーム兄弟、ヴィンテージ時計はもちろんのこと、今すぐ家庭で使用出来るスプーンや手芸用品として利用出来るレースなどを多岐にわたりセレクト。買い付けを行っているバイヤーと直接話せることも本展の特徴だ。会期中には、各出店者がアンティークの魅力を凝縮したトークを展開する「ミニ講座」も実施される予定。詳細はBunkamura Galleryのオフィシャルサイトで確認出来る。【イベント情報】「Graceful Antiques 美しき西洋アンティークへの誘い」会場:Bunkamura Gallery住所:東京都渋谷区道玄坂2-24-1 Bunkamura 1階会期:9月8日~9月14日時間:10:00~19:30入場無料会期中無休「ミニ講座」会場:Bunkamura Gallery開催日:9月9日、12日、13日開催時間:各日14:00~(30分程度を予定)※12日のみ15:00~も開催内容:9日「フランス銀製品の魅力と刻印。アンティークボタンを簡単にピンブローチにする方法」12日「オールドバカラと現行品の魅力。ロイヤルコペンハーゲンのアンティーク陶磁器について」「Barbotine陶器について」13日「ヴィンテージウオッチの取り扱い方法など」※事前予約不要※内容変更の場合あり出店予定:(店名/商品ジャンル)アトリエ421/フランスアンティーク版画、ヴィンテージポスターアンティーク エバーランド/テーブルウェア、陶磁器、銀器オルキデ/ジュエリー、銀器、ボタン、ハーフドールオーフラワー・アンティーク/オールドバカラ、陶磁器CO-(コー)/アンティーク・ヴィンテージボタンスプートニクプラス/フランス・東欧中欧アンティーク雑貨・テディベア銀座アンティーク・アイ/ジュエリー、陶板・絵皿、ガレ・ドームソレイマン/レディースアンティーク・ヴィンテージウォッチブルーキュラソーフランス/レース、手芸用品、ポストカードランジュドメゾン/フランスアンティーク工芸品、陶磁器
2016年08月31日東京都文京区の東京ドームシティ内にある宇宙ミュージアムTeNQ(テンキュー)で、2周年特別企画展として映画「君の名は。」×TeNQ 『新海誠が描く宙(ソラ)展』が開催されています。期間は11月6日(日)まで。絵コンテやキャラクターなどの設定資料集が特別公開されます。映画ファンや新海誠監督ファンは必見です。宇宙ミュージアムTeNQ2周年記念。映画「君の名は。」とコラボレーション宇宙ミュージアムTeNQは2014年に開業し、2周年を迎えました。見どころは直径11mの穴が開いた大型の円形高解像度シアター「シアター宙(ソラ)」や、人々が宇宙へ想いを馳せてきた古代から現代までの記憶と記録を最新のプロジェクションマッピング技術でたどる「はじまりの部屋」など、いろいろな視点で宇宙についての好奇心を刺激するミュージアムとして大人気のスポットです。2周年特別企画展として開催中の『新海誠が描く宙(ソラ)展』は、国内外から注目を集めるアニメーション監督・新海誠氏とのコラボレーションイベントです。会場には8月26日(金)より公開される最新作「君の名は。」の絵コンテや設定資料が展示され、新海監督自らが宇宙への思いを語るオリジナルインタビュー映像も公開されます。●映画に登場する美しい風景、その製作過程を紹介今回の展示では「君の名は。」の設定資料や作画資料のほか、新海監督の作品に登場する繊細で美しい宇宙や空の風景描写が完成するまでの製作過程も紹介されています。アニメに登場するシーンのロケーション写真や監督のイメージボードが、実際に美しい映像へと仕上がるまでの過程を紹介する展示は必見です。●「彗星」の謎と魅力に迫る。会場では映画「君の名は。」に登場する「彗星」をテーマに、実際の彗星の謎と魅力に迫ります。解説は国立天文台副台長・渡部潤一氏と東京大学准教授・宮本英昭氏です。そのほかにも、新海監督のこれまでの作品「ほしのこえ」や「秒速5センチメートル」に登場する宇宙に関わるトピックスを、宇宙ミュージアムTeNQならではの視点でさまざまに解説してくれます。イベント情報名称:TeNQ2周年特別企画展 映画「君の名は。」×TeNQ 『新海誠が描く宙(ソラ)展』期間:2016年7月1日(金)~11月6日(日)会場:東京都文京区後楽1-3-61 東京ドームシティ内黄色いビル6F 宇宙ミュージアムTeNQアクセス:水道橋駅から徒歩約9分営業時間:平日11:00~21:00(最終入館 20:00)土日祝・特定日10:00~21:00(最終入館 20:00)料金:一般1,800円、大学生・高校生・専門学校生1,500円、中学生・小学生・未就学児(4歳以上)・シニア(65歳以上)1,200円※4歳未満入館不可公式ページ:
2016年08月31日ドイツの写真家「トーマス・ルフ」の日本初の本格的回顧展が東京と石川で開催されます。期間は東京国立近代美術館が8月30日(火)~11月13日(日)まで、金沢21世紀美術館は12月10日(土)~2017年3月12日(日)までです。初期作品の「Interieurs(室内)」や「Porträts(ポートレート)」、最新作の「press++」など、18シリーズ・約125点の作品が一堂に会します。世界初公開となる作品も展示予定。現代の写真表現をリードするトーマス・ルフのユニークな世界観を存分に満喫できるまたとないチャンスです。トーマス・ルフ 《Porträt (P. Stadtbäumer)》 1988年©Thomas Ruff / VG Bild-Kunst, Bonn 2016C-print 210×165cm写真家トーマス・ルフとは?トーマス・ルフは1958年生まれ、ドイツ出身の写真家です。アンゼルム・キーファーやゲルハルト・リヒターなどを輩出した名門デュッセルドルフ美術アカデミーに入学し、ベルント&ヒラ・ベッヒャー夫妻に学んだ「ベッヒャー派」として、写真への新しいアプローチを展開してきました。初期に発表した高さ約2メートルにもなる巨大なポートレート作品で注目されて以降、建築や都市風景、ヌード、天体など様々なテーマの作品発表し、世界中の美術館やギャラリーで個展を開催。有名美術館がこぞってコレクションに加えるほど、現代の代表的な写真家の1人として知られています。近年は自身で撮影を行なわずに、インターネット上で収集した画像を再構築した作品シリーズを制作。その斬新な写真表現で、多くのアートファンの支持を集めています。トーマス・ルフ展の見どころをご紹介!トーマス・ルフ 《cassini 10》 2009年©Thomas Ruff / VG Bild-Kunst, Bonn 2016C-print 98.5×108.5cm今回の展覧会はルフにとって日本初の本格的な回顧展です。初期作品である「Interieurs」や、さまざまな人物の顔写真を高さ2メートル以上の大判サイズに引き伸ばした話題作「Porträts」、少年時代から続く宇宙への関心を背景にした「cassini」や「ma.r.s.」、インターネット時代の視覚・情報空間を問う「nudes」や「jpeg」など、全18シリーズ・約125点が展示されます。トーマス・ルフ 《Substrat 31 III》 2007年©Thomas Ruff / VG Bild-Kunst, Bonn 2016186×268cmC-printほかにも、日本の漫画やアニメから取り込んだ画像に、原形がわからなくなるまでデジタル加工を繰り返した「Substrate」、デジタル画像の特性に注目した「jpeg」なども登場。写真の既成概念そのものが覆ること間違いありません。トーマス・ルフ 《jpeg ny01》 2004年©Thomas Ruff / VG Bild-Kunst, Bonn 2016256×188cmC-printまた、今回の展覧会では作品選択や展示構成にトーマス・ルフ自身も参加します。作家の全面的な協力を得て開催されるのもトーマス・ルフ展のポイントです。未発表の新作を含む世界観の全貌を楽しんでみてください。●最新作「press++」シリーズに注目!世界初公開となる作品も展示「press++」は、ある新聞社のプレス写真アーカイヴを入手したことから着想されたシリーズです。かつてのメディア空間で使用されていた紙焼写真と、それにともなう文字情報を素材に生まれました。今回の回顧展では、読売新聞社から提供されたプレス写真を使った世界初公開作品も発表予されます。同展は2016年12月10日(土)から2017年3月12日(日)まで、石川・金沢21世紀美術館にも巡回予定です。こちらの会場には、約160点の作品が展示が予定されています。「トーマス・ルフ展」詳細会場:東京国立近代美術館住所:東京都千代田区北の丸公園3-1アクセス:東京メトロ東西線竹橋駅1b出口から徒歩約3分会期:2016年8月30日(火)~11月13日(日)開催時間:10:00~17:00※毎週金曜日は20:00まで、入館は閉館の30分前まで休館日:月曜日 ※9月19日(月)、10月10日(月)は開館し、9月20日(火)、10月11日(火)は休館料金:一般1,600円、大学生1,200円、高校生800円、中学生以下無料東京国立近代美術館公式サイト:会場:金沢21世紀美術館住所:石川県金沢市広坂1-2-1アクセス:JR金沢駅バスターミナル東口7番乗り場から約20分、「広坂・21世紀美術館(石浦神社前)」下車、徒歩すぐ会期:2016年12月10日(土)~2017年3月12日(日)開催時間:10:00~18:00※毎週金・土曜日は20:00まで、入館は閉館の30分前まで休館日:月曜日 ※1月2日(月)、1月9日(月)は開館し、12月29日(木)~1月1日(日)、1月10日(火)は休館料金:一般1,000円、大学生800円、小中高生400円金沢21世紀美術館公式サイト:トーマス・ルフ展特設サイト:作品すべて© Thomas Ruff / VG Bild-Kunst, Bonn 2016
2016年08月29日スウェーデン出身のテキスタイル・切り絵作家のアグネータ・フロックの大規模展「北欧から届いたファンタジー 切り絵作家 アグネータ・フロックの世界展」が開催されます。会場は東京都世田谷区の玉川髙島屋ショッピングセンターです。日程は2016年10月22日(土)から11月3日(木)までの13日間。北欧の深い精神性を受け継ぐアグネータの独創的なファンタジーな作品と暮らしの魅力に迫る、芸術の秋にぴったりのイベントです。テキスタイル、切り絵作家・アグネータ・フロックをご紹介アグネータ・フロックは、スウェーデン・イェテボリー生まれのテキスタイル作家。その作品はストックホルム国立美術館といった名だたる美術館に収蔵されており、世界的に名の知れたアーティストです。切り絵作家としても活動しており、北欧の自然や伝統的な物語に育まれた独創的でファンタジー溢れる切り絵の世界を表現し続けています。日本では2004年から2年間に渡り、NHK放送の「おしゃれ工房」に作品を連載。さらに2011年には、NHKBSプレミアムで「ハイビジョン特集アグネータと魔法の切り絵」が放送され、大きな反響を呼びました。展覧会のみどころ今回の展覧会は、テレビや雑誌で彼女を知り“生の作品を見てみたい”という反響の声の大きさから開催が決定しました。会場は秋の芸術イベントに力を入れている玉川髙島屋ショッピングセンターです。展示作品数は約120点。関東初の大規模展です。東京展では切り絵作品約100点を軸に、他会場で好評だったテキスタイル作品の展示がさらに充実した内容になります。ゴブラン織りやパッチワーク、刺繍などに加え、東京展特別出品のタペストリー作品「山の上で」も登場する予定です。展示会は主に3つのコーナーで構成され、切り絵やテキスタイルなどの色彩溢れる作品が展示されます。注目はストックホルム郊外にある、温もり溢れる自宅コーディネートの再現展示です。切り絵で彩られたアグネータ流コーディネートは要チェックですよ。また、切り絵モチーフのグッズや書籍、北欧雑貨などの販売やリトグラフなどオリジナル作品の展示即売も行われます。●アグネータ作品の魅力とは?アグネータ・フロックは幼少期、父親の仕事の関係でアフリカや東南アジアなど遠い異国の地での生活を体験しています。故郷スウェーデンでは目にしたことのない、原色に満ちた異国の文化に強く影響を受けました。そのため、スウェーデンの民話がモチーフのファンタジックな作品はもちろん、アフリカや東南アジアを連想させるようなエキゾチックで力強い作品も数多く制作しています。中には日本の万葉集をモチーフにした和歌の世界を表現した作品もあり、北欧スタイルの伝統の枠にとらわれない独自の表現様式や世界観で、多くの人を魅了してやみません。なお東京会場では、2016年10月22日(土)・24日(月)にアグネータ本人によるギャラリー・トークが開催される予定です。アグネータ・フロックをより深く知りたい方は、ぜひ足を運んでみてください。イベント詳細名称:北欧から届いたファンタジー 切り絵作家 アグネータ・フロックの世界展会場:玉川髙島屋S・C 西館1F アレーナホール住所:東京都世田谷区玉川3-17-1アクセス:東急田園都市線・東急大井町線二子玉川駅西口から徒歩約2分開催期間:2016年10月22日(土)~11月3日(木)開場時間:10:00~20:00(最終日は18:00まで)※入場は閉場の30分前まで入場料:一般700円、高校生・中学生500円玉川髙島屋S・C公式サイト:
2016年08月29日東京都港区にあるグランドハイアット東京では、10月1日(土)より、マリー・アントワネットのレシピを再現したアフタヌーンティーや、伝統的なレシピをアレンジしたディナーが登場。10月26日には50名限定の、マリー・アントワネットの世界観を楽しめる一夜限りのディナーパーティーも開催されます。マリー・アントワネットの世界をイメージした特別メニューグランドハイアット東京の2階にあるオールデイ ダイニング「フレンチキッチン」では、森アーツギャラリーで今秋開催される『ヴェルサイユ宮殿《監修》マリー・アントワネット展』に合わせて、マリー・アントワネットが食したといわれる秘伝のレシピを再現したメニューが提供されます。マリー・アントワネットのように優雅で華やかなひと時を楽しめる、特別な企画です。●「マリー・アントワネット アフタヌーンティー」アフタヌーンティーでは、マカロン、フィナンシェ、ストロベリーケーキ、日替わりケーキのスイーツアイテム 4 種、フィンガーサンドイッチ、キッシュ、スモークサーモンなどを、セイボリーアイテム4 種とともに楽しむことができます。デザートの一部には、マリー・アントワネットが食したと言われている秘伝のレシピを特別に提供してもらい、当時の味を再現したスイーツが登場します。さらにセットの紅茶には、ヴェルサイユ宮殿の王の菜園でも摘み採られていた林檎とバラをつかったセイロンティーに香りづけした紅茶「オリジナル マリー・アントワネット ティー」が用意されています。●マリー・アントワネットをイメージした華やかなスペシャルディナーコース「マリー・アントワネットスペシャルコース」では、マリー・アントワネットをイメージして、フランスの伝統的なレシピを現代風にアレンジしたメニューが提供されます。ロブスターやフォアグラ、国産牛のフィレ肉をルビーグレープフルーツやパープルスイートポテトなど、彩り豊かな食材とともに使い、華やかなマリー・アントワネットの世界観を再現しています。マリー・アントワネットの世界観を楽しめる一夜限りのディナーパーティーを開催10月26日には50名限定のディナーパーティー「マリー・アントワネット特別ディナー」も開催されます。ホテル2 階イベントスペース「ドローイングルーム」にて、マリー・アントワネットが食したといわれる秘伝のレシピで作られたデザートや紅茶が楽しめる特別なパーティーでは、ギフトとして『マリー・アントワネット展』観覧券や、「オリジナル マリー・アントワネット ティー」も用意されます。会場では展覧会に合わせて出版された『美術品でたどる マリー・アントワネットの生涯』(NHK出版)を執筆した作家、中野京子氏もゲストスピーカーとして登場し、マリー・アントワネットの魅力を語ります。イベント情報名称:マリー・アントワネットをイメージしたスペシャルメニュー住所:東京都港区六本木6-10-3グランドハイアット東京フレンチキッチン(2階オールデイダイニング)電話番号:03-4333-8781(フレンチキッチン直通)公式サイト:マリー・アントワネット アフタヌーンティー提供期間:2016年10月1日(土)~2017年2月28日(火)※クリスマス期間、年末年始は除く提供時間:14:30(土・日・祝 15:00)~17:30料金:3000円(税・サービス料別)マリー・アントワネット スペシャルメニュー提供期間:2016年10月1日(土)~2017年2月28日(火)※クリスマス期間、年末年始は除く提供時間:18:00~21:30料金:12000円(税・サービス料別)マリー・アントワネット特別ディナー日時:2016年10月26日(水)19:00~21:10(受付開始18:30)会場:グランドハイアット東京2階「ドローイングルーム」料金:20,000円(税・サービス料込)募集人数:50名様ドレスコード:サムシングローズ(バラをイメージしたアイテムを身に着けての来場)申込み:公式 Web サイト オンラインショップより申込み
2016年08月29日ピクサーの世界を体感できる展覧会「ピクサー アドベンチャー「もしも」から始まる、冒険の世界」が、原宿のラフォーレミュージアムで8月27日から9月25日まで開催されます。ピクサーの世界に入り込んだような体験ができる展示を、asoview!編集部員がいち早く体感してきました!多くの人々を魅了するピクサーの世界「もしも、知らない間におもちゃが動き出していたら」「もしも、人間を怖がらせるモンスターの世界があったら」…ピクサーの世界は、人間の世界、現実とと隣り合わせの「もしも」の発想からできています。今回の展覧会は、そんな発想からうまれた「トイ・ストーリー」「モンスターズ・インク」「ファインディング・ニモ」「カーズ」の4作品について、作品の世界観を体感できるような展示が行われます。●会場はラフォーレミュージアム展覧会の会場はラフォーレ原宿6階のラフォーレミュージアムです。エレベーターは5階までしかいきません。5階からは階段でミュージアムにアクセスします。冒険のはじまりです!写真撮影もOK!ワクワクするピクサーの世界●トイ・ストーリー「もしも」あなたの知らないうちに、オモチャたちが動き出していたら。「トイ・ストーリー」の展示は今回の展覧会の中で最も大きいエリアです。昨年公開20周年を迎えてなお人気が衰えない、「トイ・ストーリー」の世界を振り返る冒険へと出発しましょう。まず目に入るのは、アンディの部屋のスクラップブック。バズやウッディの絵、家族の写真などがぎっしり貼ってあります。よく見ると謎のカタカナポスターも…電池やクレヨンなども落ちています。トイ・ストーリーのエリアでは、キャラクターの世界がすべてスクラップブック風にあらわされています。ウッディは名セリフをしゃべっているので、聞き逃さずに!バズは等身大だとなんだか不思議な感じです。キャラクターの展示ごとに、「トリビアクイズ」があります。展示を見れば見つけられるものも、マニアでないとわからないものも?大人も子どもも思わず夢中になってしまいそうです。●モンスターズ・インク「もしも」人間を怖がらせるモンスターの世界があったら。「トイ・ストーリー」の世界とはがらりと変わって、薄暗い「モンスターズ・インク」の世界へ。モンスターズ・インクのヘルメットをかぶって記念撮影!ヘルメット、なかなか頑丈です。マイクとサリーと一緒に記念撮影も!サリー、なかなかの迫力です。本当にあらわれたらやっぱりちょっと怖いかも?カメレオンのようなランドール。6種類のブロックのうち、1つを持ち上げると…ランドールの色が瞬時に変わりました!これは面白い!●ファインディング・ニモ「もしも」1匹の小さなサカナが息子を探す大冒険へと出発したら。「ファインディング・ニモ」のエリアでは、自分たちがニモになった気分で写真を撮れます。ニモが捕まった網の中に入ってみたり…ホホジロザメのブルースと迫力ある写真を撮ったり。口の中もしっかりできているので、ぜひ中をのぞいてみてください。ナイジェルのくちばしに入って、大空を飛ぶシーンの再現もできます。恐ろしい子ども、ダーラの水槽のゾーンも…これは恐怖!●カーズ「もしも」クルマたちだけの世界があったら。カーズの舞台となったルート66で、カーズとその仲間たちと一緒に写真撮影!各キャラクターの名セリフも聞こえてきて、カーズの世界を堪能できます。全部欲しい!?ここだけのオリジナルグッズピクサーファンなら絶対見逃せない、グッズコーナー。今回の「ピクサー アドベンチャー」オリジナルのグッズが多数登場します。ちょっとレトロな絵柄のトートバッグは、普段からガンガン使えそう。キャラクターがぎっしり描かれたウォールキャンバスは、東京会場限定アイテムです。コレクターはチェック!コインケースやポーチも、今まであまり見たことのないデザイン。全部欲しくなってしまいます。●ラフォーレ館内のショップでも連動したグッズを販売!この展覧会限定グッズのほか、ラフォーレ館内の各ショップでも「ピクサー アドベンチャー」と連動して、「PIXER ADVENTURE 開催記念 Disney・PIXAR 2016A/W COLLECTION | Laforet HARAJUKU」が展開されます。普段着られそうな服やアクセサリーのほか、インパクト大!のアイテムまで、合計50以上のアイテムが揃います。気になって館内をじっくり見てしまいそうです。●オリジナルショッピングバッグをゲット「PIXER ADVENTURE 開催記念 Disney・PIXAR 2016A/W COLLECTION | Laforet HARAJUKU」対象商品、およびピクサー アドベンチャーギフトショップでお買い物をした人には、先着でオリジナルショッピングバッグに商品を入れて渡してくれます。●スタンプラリー開催「PIXER ADVENTURE 開催記念 Disney・PIXAR 2016A/W COLLECTION | Laforet HARAJUKU」対象商品を購入した人には、税込1,000円ごとにスタンプカードに押印してくれます。1スタンプでクリアファイル、5スタンプで「ファインディング・ドリー」オリジナルノートがプレゼントされます。数に限りがあるので、ファンは早めの購入が吉です!イベント詳細名称:ピクサー アドベンチャー 「もしも」から始まる、冒険の世界会場:ラフォーレミュージアム原宿(ラフォーレ原宿6階)開催期間:2016年8月27日(土)~2016年9月25日(日)会期中無休開館時間:11:00~21:00(最終入場20:30)入場料:一般(中学生以上)1,200円、子ども(小学生以下~4歳まで)600円※3歳以下無料
2016年08月27日2016 年9月14日(水)から9月19日(月・祝)までの6日間、東京都中央区の松屋銀座で「プラントハンター 西畠清順 世界の植物文様展」が開催されます。数千種類の植物を収集する、現代のプラントハンターであり、「そら植物園」代表の西畠清順(にしはたせいじゅん)氏からのメッセージ展です。植物の枝葉や幹の文様の面白さを実感建築物やファッション、食器、インテリアなど、私たちの生活の中には植物の枝葉や幹の文様が色々なモチーフとして使用されています。同展では、古くから存在する植物と人との深い関わりを振り返りながら、植物が持つ形の美しさと奥深さを西畠清順氏自ら伝えてくれます。展示作品は希少なコレクションから厳選した植物です。また展覧会の為に西畠清順氏自らプロデュースした植物文様を活かした枯山水(かれさんすい)が会期限定で展示されます。植物の文様の魅力を存分に楽しめる絶好の機会です。ぜひお友達や家族で出かけてみませんか。展示内容(予定)●1.植物文様へのいざない純粋に模様がユニークで魅力的な植物が展示されます。●2.写真展示西畠清順氏が集めた植物を撮り続けているカメラマン・塚田直寛氏の作品の一部を展示。植物本来のフォルムや美しさを鑑賞できます。●3.樹木の幹の文様特色のある樹肌を長方形の額縁で区切り並べて展示されます。注目は模様の美しさです。●4.科目別文様植物模様の美しさが際立つ植物を、市松模様に配したインスタレーションで見られます。●5.枯山水西畠清順氏自らが、多肉植物たちをあしらった枯山水をプロデュースしています。日本古来の美意識とユニークな植物たちのコラボレーションを楽しめます。展覧会開催記念 プラントハンター・西畠清順氏トークイベント展覧会初日の9月14日(水)には、開催記念のトークイベントが開催される予定です。身近にありながらも普段なかなか注目する機会がない「植物文様の美しさ」を改めて楽しんでみませんか。プラントハンター・西畠清順氏自らの言葉で展覧会の見どころを語ってくれます。日時:2016年9月14日(水) 14:00~会場:銀座フェニックスプラザ 2階フェニックスホール(全席指定 120 席)申し込み方法:全国のローソンでトークイベント参加券販売中価格:税込2,000 円(展覧会入場券付き)西畠清順氏について1980年生まれの西畠清順氏は、幕末から150年以上も続く花と植木の卸問屋「株式会社 花宇」の5代目です。日本全国・世界数十カ国を旅しながら収集・生産している植物は数千種類にも及びます。保存する植物素材で国内外を問わず年間2,000件超の案件に対応。その選択眼は高い評価を得ています。2012年1月にひとの心に植物を植える「そら植物園」をスタートしました。企業・団体・個人と植物を使用したプロジェクトを多数進行中です。アーティストや華道界との親交も深く植物の魅力を各方面に広めるべく様々な活動を行っています。主な著書は「プラントハンター 命を懸けて花を追う」や、「教えてくれたのは、植物でした」(徳間書店)、「そらみみ植物園」「はつみみ植物園」(東京書籍)などです。イベント詳細名称:プラントハンター 西畠清順 世界の植物文様展会場:松屋銀座8階 イベントスクエア住所:東京都中央区銀座3-6-1会期:2016 年9月14日(水)~9月19日(月・祝) ※会期中無休開催時間:10:00~20:00 ※入場は閉場の30分前まで、最終日は17時閉場入場料金:一般800円(600円)、高大生600円(400円)、小中学生400円 ※( )内は前売料金前売券:ローソン・セブンイレブン・パスマーケットで2016年9月13日(火)まで販売中トークイベントチケット:全国のローソンにて9月14日12:00まで販売中 価格2,000円(税込・入場券付)電話番号:03-3567-1211(松屋銀座 大代表)公式サイト: ※9月8日(木)公開予定
2016年08月25日東京・六本木のスヌーピーミュージアムが、第2回目となる展覧会「もういちど、はじめましてスヌーピー。」を、2016年10月8日(土)から2017年4月9日(日)まで開催する。本展では「世界で最も有名なビーグル犬」として親しまれるスヌーピ—の魅力を、作者のチャールズ M. シュルツがスヌーピーを思いついた誕生秘話から、約50年間の間に外見のみならず内面的にも大きな変遷を遂げていく様子まで、日本初公開を含む原画約80点と映像で紹介する。ファッションプレスでは、中でもおすすめスポットや見どころを紹介。約 400 のスヌーピーの姿が描かれた、日本初公開を含む原画約80点プレーリドックの真似をするスヌーピーや、70年代の若者になりきった「ジョー・クール」、パイロットに扮した「フライング・エース」、「弁護士」など、多様に変身するスヌーピーの原画は日本初公開作品。貴重なスケッチと合わせて、チェックしたい。お面を付けて人を驚かすスヌーピーなど、ハロウィンらしいエピソードの原画も展示されている。約100体のぬいぐるみをつかった“シャンデリアアート”現代アーティストのキム ソンへが手掛けたシャンデリアやソファ「SOOO MANY SNOOPY!!!」は、大小様々なスヌーピーのぬいぐるみを使用した迫力のあるアート作品。ふわふわのソファや椅子には、よく見るとチャリーブラウンやウッドストックの姿も。映像展示前回はなかった映像展示。会場の入口付近の「ホール」には、キャラクターたちがTRICK OR TREATを楽しむハロウィンのエピソードが流れていたり、さらに進んだ「シアター」では、50年に及ぶ変化や進化を表したアニメーション作品を上映していたり。子犬から大人に成長するスヌーピーの貴重な姿が見られる。他にも、気まぐれな影絵のスヌーピーが会場に出現し、巨大なスクリーンには「ハッピーダンス」を披露するスヌーピーの姿が。飛び跳ねたり、蹴ったりして喜びを表現する姿がとっても愛らしい。ショップ&カフェではハロウィングッズやメニューが登場ショップ「BROWN’S STORE」はハロウィンの雰囲気に一変。漫画の一コマが描かれたTシャツやマグカップ、カリフォルニアのバッグブランド「BAGGU」とのコラボレーションによるエコバッグなどは今回初登場だ。まるでスヌーピーのような、ふわふわの手触りのバッグやポーチは毎日持ち歩きたくなりそう。ライナスが愛する水色の「安心毛布」に由来したカフェ「Cafe Blanket」では、チョコチップクッキーを使ったミルクセーキ「ハッピーダンス」やかぼちゃ、キャラメルソースを使用した「グレートパンプキン」を提供。さらに、かぼちゃペーストをのせて食べるパンケーキ「ウェルカム・グレート・パンプキン」など、今の季節だけのハロウィンメニューが登場する。他にも、クリスマスのオーナメントなどユニークなアイテムを展示するヴィンテージグッズのコーナーや、かぼちゃ畑をイメージした空間の犬小屋で眠るスヌーピーの巨大フィギュアなど、おすすめの撮影スポットが満載だ。【開催概要】展覧会「もういちど、はじめましてスヌーピー。」開催期間:2016年10月8日(土)〜2017年4月9日(日)時間:10:00〜20:00(入場は19:30まで)会場:スヌーピーミュージアム住所:東京都港区六本木 5-6-20アクセス:東京メトロ六本木駅より徒歩7分、麻布十番駅より徒歩10分入館料:・日時指定前売券 一般 1,800円、大学生 1,200円、中高生 800円、4歳〜小学生 400円・ 当日券 一般 2,000円、大学生 1,400円、中高生 1,000円、4歳〜小学生 600円※前売券は2016年8月22日(月)よりローソンチケットで販売。※当日券は前売券の販売状況に余裕がある場合にミュージアムで販売。※入館時間は、10:00、12:00、14:00、16:00、18:00の計5回。※上記は入館開始時間で、入れ替え制ではない。※滞在時間の制限はなし。※予約時間に遅刻した場合、当日に限り追加料金なしで入館可能。※未使用の前売券は、当日券の販売がある場合に限りプラス200円で利用可能。
2016年08月22日展覧会「ルソー、フジタ、写真家アジェのパリ―境界線への視線」が、2016年9月10日(土)から2017年3月3日(金)までポーラ美術館で開催される。かつて壁や防塁に囲まれていた城砦都市パリ。20世紀初頭には、都市の周縁に移民や貧困者が住み着き、次第に街が拡張されていった。本展では、その都市拡張のダイナミズムを映し出した画家や写真家にスポットライトを当て、それぞれの作家のもつ都市の境界線への視線を、約120点の作品によって検証する。第1章で紹介するのは19世紀から20世紀、パリの人口が劇的に増加し、都市の様相も変化し始めた時代。街の風景を鋭くとらえたアンリ・ルソー、そして彼を敬愛したパブロ・ピカソの作品を展観する。第2章では、「乳白色の下地」で独自のスタイルを確立したレオナール・フジタ(藤田嗣治)の絵画を揃える。超境者の1人である彼が、パリ郊外を表現した風景が並ぶ。そして、第3章では、19世紀の古き良き時代の姿を丹念に記録した近代写真の先駆者ウジェーヌ・アジェの写真を、ルソーやシュルレアリストのデ・キリコの作品と共に展示する。続く第4章で目にするのは、郊外の風景に向かい続けたのはモーリス・ユトリロの絵画。ひなびた漆喰壁をそのまま画布に移したような独特の作品からは、今までの画家とは一風変わった世界観が味わえる。最終第5章では、特にフジタが手仕事に勤しむ自画像や子供たちをテーマに描いた作品とともに、“パリの境界線”にまつわるテーマに沿って展示を繰り広げる。【開催概要】展覧会「ルソー、フジタ、写真家アジェのパリ―境界線への視線」開催期間:2016年9月10日(土)~2017年3月3日(金)開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)開催場所:ポーラ美術館住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285TEL:0460-84-2111(代表)入館料:大人 1,800(1,500)円、シニア(65歳以上) 1,600(1,500)円、大学・高校生 1,300(1,100)円、中学・小学生 700(500)円※料金は税込み。※()内は15名以上の団体料金。※中学・小学生の入場は土曜日無料。※中学・小学生が授業の一環として観覧する場合は、引率教員等の入場料は無料。
2016年08月05日14名のアーティストによる動物作品が集結する展覧会「生きとし生けるもの」が、7月24日から11月29日まで静岡県にあるヴァンジ彫刻庭園美術館にて開催される。大切な家族や友として、生命を脅かす危険な敵として、人知を超えた聖なる神やその使いとして、いつでも人とともにあり続けた“動物”。同展では、淺井裕介、Eatable of Many Ordersの新居幸治、高木正勝、西島大介、ミロコマチコ、三沢厚彦ら多様な領域で表現活動を行う14名のアーティストが、“動物”と“生命”をテーマに制作した作品の数々を展示。絵画、彫刻、写真、映像、マンガ、詩などアーティストの想像力が生み出す作品が、美術館と庭園の空間を活かして展示される。多彩な作品を通して、人間社会の規範や固定観念を解きほぐし、現代の多様な動物と人間の関係を見つめ直す機会となっている。会期中には、シンポジウムやトークイベントなども開催。8月13日の18時からは、世界的に活躍する音楽家・映像作家の高木正勝が一夜限りのコンサートを実施。10月30日の12時30分から17時までは、展覧会参加作家の活動や作品に まつわる声に耳を傾け、様々な芸術の表現から現代の人と動物の関係を考えるシンポジウムが行われる予定だ。その他、子どもと大人も楽しめるワークショップも開催。幼児から小学生を対象とした動物のお面を作るワークショップや、白線素材を使って三島市内に動物と植物の地上絵を作るワークショップ、大人を対象とした木彫のワークショップなどが行われる。また、14年にヴァンジ彫刻庭園美術館での「イケムラレイコ PIOON」展に関連して行われた東日本復興支援チャリティプロジェクト「PIOON プロジェクト2016」も、地域と協力しながら展覧会会期中に開催される。【イベント情報】「生きとし生けるもの」会場:ヴァンジ彫刻庭園美術館住所:静岡県長泉町東野クレマチスの丘347-1会期:7月24日~11月29日時間: 10:00~18:00(9・10月は17:00まで、11月は16:30まで、入館は閉館の30分まで)料金:7~10月は大人1,200円、高大生800円、小中学生500円、11月は大人1,000円、高大生500円、中学生以下無料休館日:水曜日(祝日の場合は翌日休)(c)Manabu Miyazaki
2016年07月25日ロックバンド「KISS」メンバー所蔵のメモラビリアを公開する世界初の展覧会「KISS EXPO TOKYO 2016~地獄の博覧会~」がラフォーレミュージアム原宿にて開催される。期間は、2016年10月13日(木)から10月31日(月)まで。本展は、KISSメンバー全面協力の公式プロジェクトとして発足。メンバー所蔵のメモラビリアなど貴重なアイテム約100点を揃え、今もなお第一線を走り続ける彼らの42年間に及ぶ活動の歴史辿る。展示内容は、1977年初来日時のピーター・クリスが着用したスタッフ・スカジャン、1979年のDYNASTY-のポール・スタンレー着用衣装、メンバーが使用した数々の楽器など。さらには、デビュー当時のメンバー手描きポスターに至るまで、ファン必見のアイテムが勢ぞろいする。また、展示だけでなく体感できるのも本展の見どころ。ボーカルであるジーン・シモンズの自宅ミュージアムや、本邦初となるポール・スタンレーの自宅アトリエを360度VR体験コーナーで公開。メンバーが使用した楽器に触れられるステージセットなど、ファンのみならず来訪者全員が楽しめるコンテンツとなっている。そのほか、1日先着20名限定で、アイコンとしても親しまれているKISSのメイク体験が行われる。M・A・Cの化粧品による本格メイクを体感してから、ハロウィンに向かってみるのもいいだろう。なお、会期初日10月13日(木)に行われる特別内覧会にはジーン・シモンズも登場。特別内覧会付き VIPチケット当選者のみが参加可能だ。彼自身が展示物の紹介をしてくれるだけでなく、記念撮影やサイン会も実施され、夢のような時間を過ごすことができる。【開催概要】「KISS EXPO TOKYO 2016 ~地獄の博覧会~」期間:2016年10月13日(木)~10月31日(月)会場:ラフォーレミュージアム原宿住所:東京都渋谷区神宮前1-11-6 ラフォーレ原宿 6階料金:・特別内覧会付き VIPチケット 100,000円※10月13日(木)のみの限定特別チケット※1人1枚につき、購入者の本人のみが1人のみ入場可。・プレミアムチケット 5,000円 ※KISS EXPO TOKYO 2016限定仕様オリジナルトートバック付き・一般チケット 1,600円・学生割引チケット 1,000円 ※中学・高校生が対象※価格はすべて税込。※特別内覧会付き VIPチケットとプレミアムチケットは、7月22日(金)18:00より27日(水)23:59までの応募者の中から抽選。※小学生以下、入場無料。大学生・専門学生は一般チケット扱い。【問い合わせ先】(株)ソニー・ミュージックコミュニケーションズ「KISS EXPO TOKYO 2016」運営係住所:新宿区市谷田町1-4
2016年07月24日展覧会「恋する現代アート」が、7月24日から11月23日まで、長野・軽井沢のセゾン現代美術館で開催される。恋愛は、人類最古の叙事詩と言われる『ギルガメッシュ叙事詩』や、日本で平安時代に生まれた世界最古の小説『源氏物語』など、昔から存在する文学作品に登場する。そして、現代美術作品においても数多くの作家が恋愛をテーマに、また、恋愛からインスピレーションを得た作品を創作してきた。本展では恋愛の要素を中心に、「好きな人に切ないまでに深く想いを寄せること」だけでなく、「昔の場所や事物に思いをはせること」という広義の恋からも着想を得ながら、恋愛にまつわる作品や恋愛を彷彿とさせる作品が主観的に展示される。出展作家には、アンディ・ウォーホルと共にアメリカン・ポップ・アートの旗手として知られるロイ・リキテンスタインや、ニュー・ペインティングの代表的な作家で、近年は『バスキア』や『潜水服は蝶の夢を見る』など映画監督としての活動で知られるジュリアン・シュナーベルの他、A.R.ペンク、篠原有司男、エルズワース・ケリー、ロバート・ロンゴ、宇佐美圭司、箱嶋泰美、小林正人らが名を連ねる。軽井沢の森の中で作品に「恋」をして、一見難しそうな現代アートがいかに簡単で面白いかを感じてみては?【イベント情報】「恋する現代アート」会場:一般財団法人セゾン現代美術館住所:長野県北佐久郡軽井沢町長倉芹ヶ沢2140会期:7月24日~11月23日時間:10:00~18:00(11月は17:00閉館)※最終入館は閉館30分前料金:一般1000円、大高生700円、中小生300円休館日:木曜日(9月22日、11月3日は開館)但し8月は無休
2016年07月23日展覧会「恋する現代アート」が、7月24日から11月23日まで、長野・軽井沢のセゾン現代美術館で開催される。恋愛は、人類最古の叙事詩と言われる『ギルガメッシュ叙事詩』や、日本で平安時代に生まれた世界最古の小説『源氏物語』など、昔から存在する文学作品に登場する。そして、現代美術作品においても数多くの作家が恋愛をテーマに、また、恋愛からインスピレーションを得た作品を創作してきた。本展では恋愛の要素を中心に、「好きな人に切ないまでに深く想いを寄せること」だけでなく、「昔の場所や事物に思いをはせること」という広義の恋からも着想を得ながら、恋愛にまつわる作品や恋愛を彷彿とさせる作品が主観的に展示される。出展作家には、アンディ・ウォーホルと共にアメリカン・ポップ・アートの旗手として知られるロイ・リキテンスタインや、ニュー・ペインティングの代表的な作家で、近年は『バスキア』や『潜水服は蝶の夢を見る』など映画監督としての活動で知られるジュリアン・シュナーベルの他、A.R.ペンク、篠原有司男、エルズワース・ケリー、ロバート・ロンゴ、宇佐美圭司、箱嶋泰美、小林正人らが名を連ねる。軽井沢の森の中で作品に「恋」をして、一見難しそうな現代アートがいかに簡単で面白いかを感じてみては?【イベント情報】「恋する現代アート」会場:一般財団法人セゾン現代美術館住所:長野県北佐久郡軽井沢町長倉芹ヶ沢2140会期:7月24日~11月23日時間:10:00~18:00(11月は17:00閉館)※最終入館は閉館30分前料金:一般1000円、大高生700円、中小生300円休館日:木曜日(但し8月は無休)
2016年07月20日プラントハンター西畠清順の展覧会「ウルトラ植物博覧会2016 西畠清順と愉快な植物たち」が、2016年8月4日(木)から9月25日(日)まで、東京・銀座のポーラ ミュージアム アネックスで開催される。2015年に好評を得た同名の展覧会に続く、第2回目の開催となる本展。世界中を飛び回り、年間240トン以上の植物を仕入れるプラントハンター西畠が、今回も展覧会のために様々な希少植物をセレクト。会場構成を担当するSIMPLICITY代表の緒方慎一郎が手がけた空間に、陶芸家・内田鋼一が作り出す器と西畠の植物とのコラボレーション作品が展示される。また、ポーラ銀座ビル1階のウインドウでも、西畠清順が主宰し植物を用いた様々なプロジェクトを展開する「そら植物園」の植物を展示。さらに、2階のHIGASHIYA GINZAでは内田鋼一の器に植えられた植物を期間限定・数量限定で販売する。【開催概要】ウルトラ植物博覧会2016 西畠清順と愉快な植物たち会期:2016年8月4日(木)〜9月25日(日) 53日間※会期中無休開館時間:11:00〜20:00(入場は閉館の30分前まで)入場料:無料会場:ポーラ ミュージアム アネックス住所:東京都中央区銀座 1-7-7 ポーラ銀座ビル 3階アクセス:東京メトロ 銀座一丁目駅7番出口すぐ
2016年07月15日未来の家を探求するプロジェクト「HOUSE VISION」による展覧会「HOUSE VISION 2016 TOKYO EXIHIBITION」が、7月30日から8月28日まで、東京・お台場の青海駅(ゆりかもめ線)前、特設会場で開催される。>>レポート「隈研吾、藤本壮介、長谷川豪らが原寸大で具現化した“未来の家”。この夏注目のHOUSE VISION!」はこちらから!HOUSE VISIONは、日本人の暮らし方を具体的に提示するためにつくられた情報発信と研究のプラットフォーム。建築家、研究者、多様な企業、行政との対話を重ね、活動の成果を共有し発展させていくために、シンポジウムや研究会、展覧会を開催している。本展では、「CO-DIVIDUAL 分かれてつながる/離れてあつまる」をテーマに、15社の企業と13人(ユニット)の建築家、クリエイターが、技術と創造性を掛け合わせコラボレートした13のエキシビションハウスを展示。集団の中の個、個の集合の形が問い直されていく今、暮らしに合致した充足感を実現するための「家」が公開される。展覧会ディレクターは、HOUSE VISIONの発起人でもあるデザイナー、武蔵野美術大学教授の原研哉。企画コーディネートは、建築家の土谷貞雄。会場構成は、新国立競技場の設計にも携わる建築家、東京大学教授の隈研吾が手掛ける。会場では、都市と農村の二拠点居住を構想する無印良品と建築家アトリエ・ワンによる「棚田オフィス」をはじめ、三越伊勢丹と建築家の谷尻誠と吉田愛が、仕事で移動が常態となったような人々、すなわち“ニュー・ノマド”を対象とした「遊動の家」、賃貸住宅の再定義を掲げた大東建託と建築家の藤本壮介による「賃貸住宅タワー」、展示会場を構成する10.5cm角の杉材を数十倍に拡大したような凸版印刷と原デザイン研究所による「木目の家」などが展示される。会場内では、住まいや暮らしに関する書籍や、各エキシビションハウスに関連した書籍などを販売する代官山蔦屋書店や、同書店2階のラウンジ・Anjinのキッチンカーなどが登場する。なお、会期中には、トークイベントが毎日開催される。詳細は、随時、オフィシャルサイトやfacebook、twitterで発表されるという。【イベント情報】「HOUSE VISION 2016 TOKYO EXIHIBITION」会場:お台場・青海駅前 特設会場住所:東京都江東区青海2-1会期:7月30日~8月28日時間:11:00~20:00(入場受付時間19:30まで)料金:(入場料金)一般1,800円、学生1,500円、一般3回券4,500、学生3回券3,500円(前売りチケット)一般1,500円、学生1,300円、一般3回券4,000、学生3回券3,000円
2016年07月10日展覧会「Regard Intense -日常と花に向けられた16人の視座と視界-」が、7月8日から18日まで東京・恵比寿のALにて開催される。同展では、永きにわたり写真の被写体となってきた、“日常”と“花”という写真家の資質と美意識が反映される格好の被写体とも言えるふたつのテーマをもとに、16人の写真家が撮影した写真作品を展示。タイトルにもなっている「Regard Intense(=しっかり視る)」という課題の下、ワークショップで偶然出会った16人の写真家が、「Regard Intense」という集合作品を創り上げた。観覧者は、キャリアも撮影スタイルも全く異なる写真家たちのピュアーな眼差しを通して、そこに写されている“この世に実在した或る出来事”に向き合い、自身の人生の時間で体験してきたリアルな感情と重ね合わせてシンクロさせることで、撮る者の想いを共有することができる。参加した写真家は、藤田安代、石下理栄、石坂博司、金川信江、丸山杏子、毛利厚子、森田友希、村上由香里、七海麻子、坂本しの、佐藤素子、関谷恵、新家加奈、田中紘子、竹谷恵子、渡辺実花ら16名。また、詳しいイベント情報は公式ページ()とイベントページ()にて公開する。【イベント情報】「Regard Intense -日常と花に向けられた16人の視座と視界-」会場:AL住所:東京都渋谷区恵比寿南3-7-17会期:7月8日~18日時間:12:00~19:00(7月8日は16:00開場)
2016年07月05日展覧会「角川映画の40年」が東京国立近代美術館フィルムセンターで開催される。期間は、2016年7月26日(火)から10月30日(日)まで。“映画は、映画会社が作るもの”という常識を覆した「角川映画」。出版社の角川書店を母体に創始され、以来、40年にわたって日本映画の先陣を切る存在であり続けている。第1章から4章で構成される本展覧会は、その足どりを当時の華やかな宣伝資料など約180点を通じて振り返る。第1章では、『犬神家の一族』で表舞台に登場し、横溝正史の原作もベストセラーに押し上げた「角川映画」の始まりを紹介。森村誠一や高木彬光といったミステリー作家や松田優作ら新スターにも光を当てる。続く第2章では、『野性の証明』でデビューを飾った薬師丸ひろ子の人気と共にアイドル映画路線に活路を見出した、その軌跡を追う。『セーラー服と機関銃』を発表し、さらには『時をかける少女』の原田知世、渡辺典子などのアイドル女優を輩出するなど、多大な功績を残している。第3章では、アニメーション映画製作やその後の劇映画の流れを明らかにする。平井和正原作の『幻魔大戦』以降、一路線として確立したアニメーション分野。その後の『キャバレー』でみせたミュージカル映画への挑戦、壮大な戦国絵巻『天と地と』への取り組みにもフォーカスする。そして、最終第4章では、『失楽園』や『リング』など数々の話題作を紹介しながら現代への歩みを辿る。思い出深い作品と再会を果たすとともに、現代の日本映画を再考するきっかけとなることだろう。なお、角川シネマ新宿ほか全国では2016年7月30日(土)から9月2日(金)までの期間、「角川映画祭」も開催される。展覧会と共に、大スクリーンで映画の世界を堪能してみて。【開催概要】角川映画の40年会期:2016年7月26日(火)~10月30日(日)休館日:月曜日および9月5日(月)~9日(金)開室時間:11:00~18:30(入室は18:00まで)会場:東京国立近代美術館フィルムセンター 展示室(7階)住所:東京都中央区京橋3-7-6料金:一般 210円(100円) 大学生・シニア 70円(40円)※高校生以下及び18歳未満、障害者(付添者は原則1名まで)、MOMAT パスポート持参者、キャンパスメンバーズは無料(証明書提示)。※料金は常設の「NFC コレクションでみる 日本映画の歴史」の入場料を含む。※()内は20名以上の団体料金。※フィルムセンターの上映企画の閲覧者は当日に限り、半券の提示で団体料金適用。【問い合わせ先】東京国立近代美術館TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
2016年07月03日展覧会「若冲と蕪村 江戸時代の画家たち」が箱根・岡田美術館にて2016年9月5日(月)から12月18日(日)まで開催される。「若冲と蕪村 江戸時代の画家たち」は、江戸時代の中期に活躍した伊藤若冲と与謝蕪村の生誕300年を祝う特別展。鮮やかな色使い、緻密な描写を得意とした若冲。俳人ならではの詩情豊かな山水人物画を得意とした蕪村。本展では、約40作品の展示を行う。見どころは、東京都美術館で開催された若冲展において初公開された「孔雀鳳凰図」。昭和8年、重要美術品に認定されたのち行方が知れず、83年ぶりに発見されて話題となった。富貴の花とされる牡丹に囲まれて岩上に立つ白い孔雀と、翼を広げ旭日を見上げる鳳凰が描かれている。着色の艶やかな花鳥画や、墨の濃淡、にじみや擦れ、筆致の変化を生かし、ユーモアも盛り込んだ作風の水墨画など、当館が収蔵する若冲の作品すべてを一堂に展示。蕪村の作品は、いずれも中国の画題を扱ったみずみずしい画帖や掛け軸などの作品4点を揃える。当時の中国文化への憧憬を色濃く示し、俳句だけではない蕪村の魅力を伝える。また、2人が活躍した時代の京都画壇の画家たちである、円山応挙、池大雅、長沢蘆雪、曾我蕭白などの作品を写実・写意・奇想の3つのテーマで紹介する。当時は絵画史上「旧風刷新」の時代と称され、個性的な画家たちを輩出し、伝統や格式を超えた新しい画風の作品が生み出された。それぞれが独自の画風を確立し、今もなお近世絵画史に名を残す彼らの作品に触れてみてはいかがだろうか。なお、ミュージアムショップでは「若冲孔雀鳳凰図チョコレート」を10月1日(土)より発売。83年ぶりに再発見され話題となった伊藤若冲の「孔雀鳳凰図」の世界観を、優美な色彩で表現している。フレーバーは、ミックスベリー×ピスタチオ、クリームチーズ×小豆など。和と洋の食材を使った新感覚の味わいだ。なお、価格は税込みで2,600円となっている。【開催概要】―生誕300年を祝う― 若冲と蕪村 江戸時代の画家たち会期:2016年9月5日(月)〜12月18日(日)※休館日なし。会場:岡田美術館住所:神奈川県足柄下郡箱根町小涌谷493-1開館時間:9:00〜17:00※入館は16:30まで。入館料:一般・大学生 2,800円、小中高生 1,800円
2016年06月30日建築家の安藤忠雄による展覧会「TADAO ANDO Drawing, Photograph, Maquette」が、8月28日まで東京・銀座のAKIO NAGASAWA Galleryにて開催されている。同展では、「光の教会」「住吉の長屋」「直島プロジェクト」といった、安藤忠雄の手掛けた日本での建築の中でも代表的な7つのプロジェクトにフォーカス。会場では、これらの思考の痕跡を感じさせるドローイング作品や、自作を自身で撮影した写真作品などを展示する。また、1/20スケールの「光の教会」や1/10スケールの「住吉の長屋」など、鉄筋やコンクリートといった実際の建築物と同じ技法で制作された模型作品も展示されている。【イベント情報】「TADAO ANDO Drawing, Photograph, Maquette」会場:AKIO NAGASAWA Gallery住所:東京都中央区銀座4-9-5 銀昭ビル6階会期:6月24日~8月28日時間:11:00~19:00休廊日:月・火曜日、8月8日~16日入場無料
2016年06月26日縄文Tシャツの展覧会「JOMO-T2016“縄文×T-Shirts”展」を、原宿のキャットストリートに面するバンクギャラリーにて開催。期間は2016年6月23日(木)から26日(日)まで。2010年に原宿ラフォーレミュージアムで開催した「JOMO-T展」のラインナップより、俳優の浅野忠信や井浦新、片桐仁をはじめとする52組のJOMO-Tをピックアップ。新作7組を追加した計59点の展示販売を行う。また、「リアル縄文土器展」と「ARTs of JOMON展」を同時開催。「リアル縄文土器展」では、新潟県津南町の火焔型土器をはじめとする縄文土器5点と石棒1点、福島県西会津町からさわれる土器片3点を展示する。そして、「ARTs of JOMON展」では、縄文の価値観に共感する現代アーティストが手がけた縄文アート作品を披露。縄文×ファッション×アートを融合させる、いまだかつてない展覧会だ。【開催概要】展覧会「JOMO-T2016“縄文×T-Shirts”展」会期:2016年6月23日(木)~26日(日)場所:BANK GALLERY住所:東京都渋谷区神宮前6-14-5入場料:無料■JOMO-T参加アーティスト浅野忠信、井浦新、伊藤桂司、猪風来×KAZ、IMAONE、VIX、EYE、大塚いちお、片桐仁、金理有、小林武人、小林千幌、坂巻善徳 a.k.a. sense、塩川いづみ、渋谷忠臣、Jun Inoue、白根ゆたんぽ、ソエジマヤスフミ+原健一郎、高橋昂也、多田玲子、土屋亮真、常田朝子、、林 登志也・安藤北斗/we+、PUNK DRUNKERS、Hogalee/mashcomix、majio、松の木タクヤ、箕輪麻紀子、宮澤ナツ他。
2016年06月24日今年、誕生40周年に当たるオサムグッズ。初の本格的な展覧会となる「オサムグッズの原田治展」が、7月1日から9月25日まで、東京・根津の弥生美術館で開催される。「オサムグッズ」は、イラストレーター原田治のイラストをあしらったファンシーグッズ。文具や陶器、布製品など多種多様なアイテムがあり、1980年代後半には年商20億円、年間販売個数500万個を誇った。とりわけ「スクールバッグ」は当時の女子高生が持っていた“80年代ガールズカルチャー”を象徴するアイテムだ。さらに、原田治のイラストは、1984年から約20年にわたり「ミスタードーナツ」のプレミアムとして起用され、全国的な知名度を獲得。老若男女に愛される存在になった。初公開の資料や原画も多数公開される本展では、約1,000点に及ぶ懐かしのオサムグッズを一挙展示。日本一のオサムグッズ・コレクターで、吉祥寺にある絵本プロダクション「トムズボックス」を主宰する土井章史の秘蔵コレクションも公開される。アメリカン・ポップアートへのオマージュも垣間見られる本展のポスターやチラシ、公式ロゴは、今回の展覧会のために原田治が自らデザインしたものだ。なお、会期中には、会場限定グッズの販売をはじめ、原田治を迎えたサイン会やトムズボックスの土井章史によるギャラリートークなどが開催される。スケジュールやイベントの詳細は、弥生美術館の公式サイトで確認出来る。【イベント情報】「オサムグッズの原田治展」会場:弥生美術館 1階~2階会場住所:東京都文京区弥生2-4-3会期:7月1日~9月25日時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)同時開催:弥生美術館3階会場「高畠華宵展」竹久夢二美術館「竹久夢二とモダン都市東京展 夢二のいた街、描いた街」料金:一般900円、大高生800円、中小生400円休館日:月曜日(7月18日、9月19、20日は開館)、7月19日
2016年06月17日展覧会「GUNDAM PRODUCT ART 機動戦士ガンダム THE ORIGIN 展」が東京・松屋銀座で開催される。会期は、2016年8月3日(水)から8月22日(月)まで。『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』は、1979年にTV放送された伝説的アニメ『機動戦士ガンダム』のアニメーションディレクターとキャラクターデザインを務めた安彦良和が、同作をコミカライズした漫画作品。親しみある繊細なタッチで、新たな解釈とともに描き出されており、全24巻で累計1000万部を超す大ヒットを記録した。また、アニメ『THE ORIGIN』は、2014年に発表されたガンダム35周年記念作品。安彦良和を総監督に迎え、2015年には第1話「青い瞳のキャスバル」を上映した。「シャア・セイラ編」は2016年秋に最終話がイベント上映され完結するが、2017年には「ルウム編」が始動し、『THE ORIGIN』の継続が決定。これら作品に通ずる3DCGを採用したメカニックなシーンは、“新しいガンダム”として話題を集めている。同展は、37年間進化し続けるガンダムアニメーションの制作プロセスと、ガンダムならではの手描きクオリティの魅力が紹介される本格的なアート展。安彦良和による漫画原画にはじまり、設定資料、アニメ原画、背景画、3DCGなど、アニメ『THE ORIGIN』の制作過程が、オリジナルの資料や映像で一挙に紹介される。また、オリジナルグッズも多数販売される。中には、開催記念のガンプラ「GUNDAM PRODUCT ART 限定(1種)」や「イベント限定(4種)」、 アパレル、雑貨、複製原画などが揃う。 【詳細】「GUNDAM PRODUCT ART 機動戦士ガンダム THE ORIGIN」展会期:2016年8月3日(水)~8月22日(月)※会期中無休時間:10:00~20:00(入場は閉場の30分前まで、最終日は17時閉場)会場:松屋銀座8階イベントスクエア住所:東京都中央区銀座3-6-1【問い合わせ先】松屋銀座TEL:03-3567-1211(大代表)© 創通・サンライズ
2016年06月13日展覧会「片岡鶴太郎 ×コシノヒロコ× 荻野綱久 -森羅万象-」が、KH ギャラリー銀座で開催される。会期は2016年6月17日(金)から7月18日(祝・月)まで。ヒロコ コシノ(HIROKO KOSHINO)のデザイナー・コシノヒロコが、自身のアート作品を発表する場として2012年にオープンしたKH ギャラリー銀座。ファッション・絵画・ライフスタイルの分野まで幅広く活動し、多様な形で展開する彼女の作品世界を季節ごとに紹介している。そんな会場を舞台に、本展ではコシノヒロコの新作を含む5点、片岡鶴太郎の未発表絵画2点を発表。また、荻野綱久の約15点の作品は全国で初の披露となる。コシノヒロコは自然が持つ生命力をテーマに、生涯を通して制作活動に取り組む。四季折々の自然を、創造の源にした作品が並ぶ。俳優として活躍する一方で、画家として真摯に制作を続けている片岡鶴太郎。作品から感じられる自然への温かいまなざしと豊かな色彩は、多くの人々を惹きつける。片岡の息子である荻野綱久は、父の薦めで音楽から絵画へと表現の幅を広げてきた。そのシンボリックな幻想世界は、音楽と相互に関わりながら展開される。長年の経験を誇る片岡とコシノが彩る空間に、荻野の若い感性を加え、創り上げられた展覧会。是非足を運んでみてはいかがだろうか。【開催概要】片岡鶴太郎 ×コシノヒロコ× 荻野綱久 -森羅万象-会期:2016年6月17日(金)〜7月18日(祝・月)※会期中無休。会場:KH ギャラリー銀座住所:東京都中央区銀座4-3-13 和光並木通ビルB1F開館時間:10:30〜19:00入場料:無料TEL:03-5159-6877
2016年06月11日