リカちゃん発のブランド「LiccA(リカ)」とコラボレーションしたアイウェア「ルームルーム ラブズ リカ」が、2016年7月22日(金)より「オプティックパリミキ(OPTIQUE PARIS MIKI)」系列店舗にて発売される。「LiccA(リカ)」は、大人の女性が楽しめることをコンセプトに誕生したリカちゃんのブランド。今回のコラボレーションでは、レトロな千鳥格子柄やパール調のカラーリング、ローズ柄などをフレームのデザインに採用し、リカちゃんの世界観を大人かわいく表現した。4種類の型・柄があり、それぞれ4色の計16種類で展開。オリジナルデザインのメガネクロス製ソフトケースが付属する。【詳細】 ルームルーム ラブズ リカ発売日:2016年7月22日(金)販売店:全国のオプティックパリミキ(OPTIQUE PARIS MIKI)系列店舗価格:9,800円(税込)種類:全4型16種付属品:メガネクロス製ソフトケース
2016年06月20日「リカちゃん」×「ウェディング」をテーマにした特別展「リカちゃんが夢見るウェディング Licca's Sweet Wedding」が、神奈川・横浜人形の家で開催される。期間は2016年7月10日(日)まで。ウェディングをイメージした会場には、ウェディングドレスや白無垢姿のリカちゃんをはじめ、歴代の作品200体以上が展示される。6月5日(日)までの期間限定で展示される「ファンシー ダイヤモンド・リカちゃん」は、計881個、総カラット数51.433カラットのダイヤモンドを身にまとった世界一豪華なリカちゃん。衣装の細かいディテールや、1億円相当というゴージャスさにうっとりさせられるはず。また横浜地域限定のシリーズ、「横浜元町リカちゃん」も用意される。横浜元町が誇る「キタムラ」、「フクゾー」、「ミハマ」、「スタージュエリー」、「ポンパドウル」、「近沢レース店」の有名6大ブランドが豪華競演した、元町ブランドづくめのスペシャルなリカちゃんシリーズだ。さらにプレイランドも設置され、着せ替えやハウス遊び、ドールのヘアアレンジを自由に楽しむことができる。懐かしいものから最新のものまで、世代を超えて愛され続けているリカちゃんが集結するイベント。是非チェックしてみて。【開催概要】リカちゃんが夢見るウェディング Licca's Sweet Wedding開催期間:2016年4月29日(金)~2016年7月10日(日)時間:9:30~17:00(最終入館16:30) 会場:横浜人形の家 3階企画展示室住所:神奈川県横浜市中区山下町18番地TEL:045-671-9361観覧料:大人(高校生以上) 400円(税込)小人(中学生・小学生) 300円(税込)※別途入館料大人400円・小人200円が必要。協力:株式会社タカラトミー、一般財団法人日本玩具文化財団、株式会社ヒューモニー
2016年05月15日「リカちゃん」を“振り回され女子代表”としてプロモーションを展開資生堂は、「ときどき敏感肌」に振り回されない毎日を提供する、スキンケア・メーキャップの総合ブランド「d プログラム」の“振り回され女子代表”として「リカちゃん」をキャラクターとして起用、プロモーションを展開する。「d プログラム」は、肌あれをくり返しがちな「ときどき敏感肌」に、「dXd」(defense・守るXdevelop・育む)をブランド共通の設計とし、肌を守り、美肌バリア機能を整えて育み、いつ見られてもきれいな素肌に導く。肌状態に合わせて選べる4つのプログラムが用意され、それぞれに対応する成分を配合し、最適な保湿バランスを保つ。30代のOL、リカを通しブランドメッセージを発信「リカちゃん」が演じる役は、大手化粧品会社の販促部で働く30代のOL、リカ。仕事に恋愛、子育てや自分の年齢、いろいろなストレスに、ついつい振り回されてしまう日々を、「OLリカの振り回されダイアリー」として「d プログラム」公式SNSで紹介。恋や仕事などのストレスに振り回されたり、急な肌あれをくり返す女性に、「さよなら、『ときどき敏感肌』」というブランドメッセージを発信していくという。今回は、「リカちゃん」だけでなく、子育てやエイジングの悩みに振り回される女性として、リカちゃんのママ「織江さん」も登場予定となっている。また、「d プログラム」では、さまざまなストレスに、ついつい振り回されてしまった“あなたの振り回されエピソード”を募集(4月21日~5月31日)している。(画像はプレスリリースより)【参考】・資生堂プレスリリース(PRTIMES)
2016年04月24日資生堂のブランド「dプログラム」はこのほど、幅広い世代で人気の「リカちゃん」を"振り回され女子代表"のキャラクターとして起用したことを発表した。「リカちゃん」は1967年に誕生した着せ替え人形。常に時代の流行を取り入れているのが特徴で、親子二世代・三世代にわたり親しんでいる人も多い。おもちゃだけではなく、リカちゃんとともに成長した大人の女性に向け、ドールを中心に雑貨、服飾など新たな商品も展開している。このほど同ブランドは、恋や仕事などのストレスに振り回される"振り回され女子代表"キャラクターとしてリカちゃんを起用。子どもの頃の憧れであり、女性としての自分を投影する存在であるリカちゃんだからこそ、多くの女性の悩みを理解し、振り回され女子を上手に表現できるとして起用に至ったという。今回のプロモーションでは、リカちゃんは大手化粧品会社の販促部で働く30代のOLという設定。中堅社員として責任ある仕事を任される一方、上司や後輩、販売員、営業、研究員、取引先などさまざまな人に振り回される毎日だという。ニキビや肌荒れに悩むリカちゃんの姿にも注目とのこと。また、リカちゃんだけではなく、子育てやエイジングの悩みに振り回される女性として、リカちゃんのママ「織江さん」も登場する予定だという。同プロモーションでは現在、恋や仕事、子育てや年齢、急に繰り返し起きる肌あれといったさまざまなストレスに振り回されたエピソードを募集している。応募者の中から抽選で、dプログラムの化粧品がセットになった「肌あれに振り回されないセット」をプレゼントする。応募はSNSプロモーション支援サービス「モニプラ」で、5月31日まで受け付ける(Twitter応募限定)。優秀エピソードは8月下旬以降、dプログラムの公式SNS上「OLリカの振り回されダイアリー」で 「OLリカ」が再現し紹介する。
2016年04月22日地元、友情、恋愛、結婚……とさまざまな“居場所”について語ってきた作家・山内マリコさんのインタビューもあっという間に最終回。今回は、いよいよ家族というやっかいな“居場所”について考えます。そしてSNS全盛の時代、誰もが複数の所属先や依存先を使い分けていますが、マリコさんはこの“つながり至上主義”とも言える昨今の風潮に異議をとなえます。果たして、おひとりさまが行き着く“居場所”はどこにあるのでしょうか?第一回インタビュー<地元を出て親友と出会えた経験が恋愛よりも自分を救ってくれた>第二回インタビュー<結婚するなら“彼氏”ではなく“親友”と思える相手がいい>はこちらから“結婚/家族はいいものだ”という考えは社会からの押し付け――恋愛に向いてない人もいれば、結婚に向いてない人もいると思うのですが、結婚が“絶対しなければいけないもの”ではなくなったことで、かえって自分がどうしたいのか選択・判断する材料がなくて迷っている人も多いような気がします。山内マリコ(以下、山内):私も結婚しろと親からプレッシャーをかけられたことはなくて、逆に自分一人で「どうにかしなきゃ」と焦ってた時期がありました。選択肢があるのはいいことだけど、答えの出ない悩みが増えるということでもあるから、キツいです。昔の映画なんかを観ていると、みんなベルトコンベアに乗せられているかのように異性を紹介されて、結婚して子どもを産んでいきますからね。それが幸せかはともかく、自分で考えなくていいという意味では、楽だったかもしれない。――以前、鈴木涼美さんにインタビューしたときにも、同じようなことをおっしゃっていました。人生の選択肢が増えたせいで、その道を選んだ責任を個人が問われるようになってしまった、と。今はまだ、「結婚しないのは自由だよ、でもそのせいで損したり困ったりしても君の責任だよ」と言われているような状況だと思うんです。そんな空気のなか、結婚せずにおひとりさまでいることを選べるかと言われたら、すごく勇気がいると思います。山内:その勇気がなくて、私は「彼氏欲しい!誰か紹介して!」と言いまくってましたからね。おひとりさまの道を行くぞと腹を決められたら、そんなことは言わずに済んだけど。結婚の形って時代によって変わって当然だけど、根強い昭和モデルが現状に全然マッチしなくなったことが問題かなぁと思います。みんながみんな結婚して家庭を持つわけじゃなくなった時代なんだから、国がどんどんそれに適応していくべき。――いまだに結婚を前提とした社会の仕組みや制度は多いですよね。山内:これまでの日本は、家事や子育てや介護などの“人をケアする役割”を、家庭に押しつけてきたんですよね。妻や母親といった女の人に、それを無給で担わせてきた。同じ仕事なのに、家族以外の人に頼めば給料が発生する仕事を、タダでしてもらってきた。結婚してなくても困らない社会にするためには、そこを変えなきゃと思います。――家庭を持たないと生きていくのが不利で不便になってしまうのも、おひとりさまにとっては生きづらい要因ですね。山内:『家族という病』(幻冬舎)という本も出ましたけど、検挙された殺人事件のうち、約半数は親族間で起きているんですよね。しかも、年々その割合は増えている。だから、「家族はいいものだ」「家族は仲良くあるべき」という押し付けも危険だと思います。家族と仲がいい人はどんどん大事にすればいいけど、「うちの家族はダメだ!一緒にいたらおかしくなる!」と思えば、遠慮なく逃げていい。そして家族から離れておひとりさまを選択しても、セーフティーネットがしっかりしてるから安心、というふうになればいいんですけどね。――会社だけ、家庭だけに押し込められ、追いつめられないようにするために、最近では「逃げ道をいくつか作って、依存先は分散させた方がいい」といった考え方が提唱されるようになりましたが、それについてはどう思いますか?山内:所属先や取引先をひとつにしないっていう意味なら賛成です。定年退職後の男性は、ちょっと気の毒なくらい人生のリスタートを迫られているし、専業主婦も実はリスクが高い。昭和モデルって男女がすごく偏っているから、そこのバランスを探るのは大事なことです。ひとつの仕事がダメになったときに経済的に困らないようにするため、複数の仕事を持つとか、そういうのはいいと思う。ただ、“依存先”と言われると、「ん?」と引っかかりますね。――と、言うと?山内:自分の精神バランスをいい状態でキープするために、人やコミュニティを使い分けるみたいな考えは、あんまり好きじゃない。いざというとき、孤立しないようにいろんなコミュニティにちょこちょこ顔を出す、みたいなやり方は、性格的に苦手なんです。1人の人と仲を深め合うのは好きだけど、大勢とそこそこ仲良くするのってあんまり得意じゃないので。人間関係を自分本位にコントロールしようとする人には、抵抗があるし、警戒します。1:1の関係が向いているなら居場所をたくさん持つ必要はない――居場所を複数持つ必要はないということですか?山内:私、友達に対してもそうなんですよ。すごく仲の良い親友が、別の人とも同じくらい仲良くしていたらちょっと嫌だなって思っちゃう。心が狭いのかもしれない(笑)。今はいろんなSNSを使い分けて別々のコミュニティに所属するのが当たり前なのかもしれないけど、私はポケベル世代なので(笑)。そんなにいろんな人に心開けないし、そんなにいろんな人と気が合うはずもないんで。しかも、ネットではそれが全部見えちゃうじゃないですか。Twitter上で知り合った人が、あっちにもこっちにも話しかけて仲良くなっていくのを見ると、なんか冷めてしまう。クラスで私が最初に声をかけた子が、いつの間にか私をすっ飛ばして人気者グループに割り込んで仲良くなっていくのを見ちゃった気分というか。やっぱり心が狭いんですかね(笑)。――1人の相手と濃密な関係を築きたいタイプなんですね。山内:昔から人間関係のキャパシティがものすごく狭いから、そのときどきで仲良くしている人が本当に1人とかしかいなくて、グループで仲良くっていうのができなかったんです。単純に、性格的に1対1の関係の方が私にとっては居心地がいいから、結婚も性に合っているのかも。――とはいえ、1人の人間の中にも多面性がありますよね。平野啓一郎さんが提唱した「分人化」(表面的な「キャラ」や「仮面」ではなく、「人格」と呼べるレベルで人間にはいくつかの顔があり、相手によってそれを使い分けているという考え方)のように、たとえば夫婦という関係性を維持するために夫に見せられない一面を、親友や別の人との関係で発散したい、という人もいるのではないでしょうか?山内:それってただの浮気じゃん(笑)。別の人が同性の友達だったらいいけど、そうでないパターンの方が多い気がする。リスクヘッジ、みたいなご大層なこと言っておきながら、結局ただのズブズブな不倫してそうな感じ。「分人」って、自分探しで答えの出なかった挫折感を抱えた世代への慰め、鎮魂、みたいな側面は好きなのですが、あんまりラジカルに人格を使い分けられたら困りますよ。私は、その人としかできない話をするような関係は、すごくいいと思うんです。その人とでしか達せない深みに行けるような関係性は、大いにアリだと思います。苦手なのは、それほど深い話ができるわけでもない人と、孤立したくないからと、だらだら一緒にいること。――入れ替え可能な人と浅く付き合っていても仕方ない、と。山内:私は信頼する相手には自分を全部丸出しにするので、1人で充分足りるんですよね。やっぱり親友と出会って、腹の底まで見せ合えるような付き合いをしたっていうのが大きくて、そのおかげで夫に対してもそういう付き合いができるようになった。親友と出会う前は、心の開き方とか、腹の底まで見せる付き合いとか、あんまりわからなかった。人に心を開くには訓練が必要で、それをせずにいきなり結婚してたら、夫にいいところを見せようとしたり、思ってもいない性格の良さそうな発言をしたり、無理してたと思います。親友との蜜月のおかげで、人と深く付き合う方法みたいなものを、知らず知らずのうちに学んでたってことですね。――心を開ける相手は1人いれば充分ってことですか?山内:私の場合はね。仕事じゃないんだから、人間関係をマルチタスクでやっていこうと思ったらキリがないし、逆に気が休まらない。友達のうち、本当に胸襟を開いた付き合いができていると思える相手って、片手で収まる人数だけど、それでも「多いな、ありがたいな」と思います。でもその人たちと、毎日メールしてるわけじゃない。何年も会ってない人もいます。なので、今のレギュラーメンバーは夫、という感じですかね。人脈が豊富な方が偉いという“つながり至上主義”の風潮はしんどい――最近は“コミュ力無双”というか、SNSとかでたくさんつながってる人の方が偉いみたいな風潮があって、疲れることもありますね。山内:それってなんか地元に帰ったみたい。地元ってそういう人いない?異常に人脈が豊富な人が、偉いオーラを出してる(笑)。携帯にどれだけ登録してあるかでランク付けしようとしてくる感じ。「友達100人できるかな」っていう昭和の強迫観念に、ツールがちょうどフィットしたんでしょうね。人数が露骨に可視化されるし。私も昔はTwitterでツイートしまくっていたけど、だんだんフェードアウトしてきました。Twitter上で知り合った人たちの飲み会に、私だけ撤退して参加しない、なんてこともある(笑)。コミュニティが大きくなりすぎると、居心地が悪くなって抜けちゃうんですよ。Facebookもやってないし、mixiもパスワード忘れてログインできないけど、今くらいがちょうどいいかも。人間が安定した関係を築ける仲間の数は150人が限界だっていう“ダンバー数”という考え方があるけど、私のダンバー数は、もっと定義がシビアなので、数も少なくて充分です。――つながりすぎはよくない、と。山内:楽しければいいけど、窮屈だなぁ、面倒くさいなぁと感じたら、やめた方がいい。やめて本でも読む方が、よっぽど自分のためになると思います。“つながり至上主義”に振り回されてるのは若い人が多いと思うので、なおさら。sacaiのデザイナーの阿部千登勢さんがインタビューで言っていたんですけど、結婚・出産をしたあとにブランドを立ち上げて、子育てしながらどうやって両立させたんですか、という質問に、「私、友達に一切時間を使っていないの」ってあっさり答えていたんです。仕事上で仲良くする人はいるけど、純粋な意味での友達には時間を割かなかったんだって。――そういう割り切り方もあるんですね。山内:私は“友情至上主義”を標榜してきましたけど、実際は、仕事と主婦業でてんてこまいで、最近は友達とろくに電話する時間もないんです。それぞれの環境も変わって、「寂しいなぁ」と思うこともあったんですけど、阿部さんのインタビューを読んで、逆にすっとしました。その時々の状況で、変わっていってもいいんだなぁって。――人間関係におけるマルチタスクやリスクヘッジは、かえって維持や管理が面倒くさかったりしますもんね。山内:いい友達がたくさんいるのは素晴らしいけど、どうもそう簡単にはいかない世の中になってるのでね。昔は、孤独や寂しさを豊かに埋めるためのものとして小説や映画や音楽があって、その世界の中に自分と近い人を探したり、孤独を分かち合えるようなものを見つけたりしていたけど、今はそのためのツールが、すべて誰かとのコミュニケーションとか関係性を通したものになってる。それってとても疲れるし、しんどいと思います。やればやるほど、落ち着かないんじゃないかな。無理に誰かとつながろうとせず、一人でいられる強さを持ってる方が、はるかにかっこいいですよ。――おひとりさまにも心強いアドバイスをありがとうございました!(了)Text/福田フクスケ(プロフィール)山内マリコ(やまうち・まりこ)1980年、富山県生まれ。2008年「女による女のためのR-18文学賞」読者賞を受賞。主な著書に『ここは退屈迎えに来て』『アズミ・ハルコは行方不明』『さみしくなったら名前を呼んで』(いずれも幻冬舎)、『パリ行ったことないの』(CCCメディアハウス)、『かわいい結婚』(講談社)など。『anan』(マガジンハウス)『TV.Bros』(東京ニュース通信社)など連載も多数持つ。8月17日に最新小説集『東京23話』(ポプラ社)が発売。
2015年08月28日前回、恋愛よりも親友との出会いの方が人生にとって豊かな経験だったと語ってくれた作家の山内マリコさん。そんなマリコさんが、今の旦那さんと結婚したいと思えたのには、意外な方の助言があったようです。一方で、実際の結婚生活を営む上ではさまざまなジレンマも感じているようで、その葛藤が『かわいい結婚』(講談社)という小説にも反映されています。さて、マリコさんが思う“結婚相手の条件”とは……?対等なつもりでも気付くと夫の専属トレーナーに……――山内さんはご結婚されていて、現在は夫婦での生活が大きな“居場所”になっていると思います。今の旦那さんとはどういう経緯で結婚されたんですか?山内マリコ(以下、山内):付き合って2年くらいは別々に住んでいて、3年目に震災が起きたのをきっかけに同棲を始めました。どっちも地方出身だったから、肝心なとき近くに頼れる人がいないと怖いなと思って、「セーフティネットとして同棲しましょう!」と。それからさらに3年一緒に住んで、とりあえず籍だけ入れようと昨年結婚しました。――交際→同棲→結婚とフェーズが移行する過程で、やはり自分の“居場所”や役割が変わったという実感はありますか?山内:変わりましたね。交際の段階では超フリーダムでしたが、同棲始めたあたりで友達に割ける時間が圧倒的に少なくなってきて、結婚した今は、夫の専属トレーナーみたいな状態です。――結果にコミットしなきゃいけない、と。山内:ホントそんな感じ(笑)。もちろん自分が望んでしたことなんだけど、結婚するとなんだかんだで女の人に課せられる役割が重くて大変ですね。ゴキブリが出たら殺してくれるし、いるだけでセコムのような安心感はあるけど、基本は私がお世話係みたいになってて。家事分担の理想は5:5だけど、気が付くと8:2くらいになってるし。腹立たしいです。ごはんの好みもうるさいし、言わないと風呂に入らないし。大きなゴールデンレトリバーが抱きついてきてるような、重い荷物を背負っている感じがしますね。――大型犬と一緒(笑)。山内:犬だと思えばギリ可愛いから許せるかなぁ?という感じで(笑)。まあ、夫が家事をがんばっている時期と、サボっている時期によって、私の心のバランスもだいぶ変わってくるんですけどね。あまりにも夫がなってない時期は、腹をくくって一人で生きていくと思えたらどんなに楽でどんなに自由だろう……って考えたりもします。ないものねだりですね。“妻の役割”を果たしていない自分に後ろめたさを感じてしまう――でも、旦那さんは決して保守的な考えの持ち主というわけではなく、家事を分担してやることもお2人で了解して決めているんですよね?山内:ええ。夫は決してオラオラしてないし、亭主関白でもないし。生活費も折半しているので、別に養ってもらってるわけじゃないし。だから家事分担は5:5であるべきなんです!それでも、気が付くと怠けているから、私が自然とお世話係になってしまっている。あまりにもなってないと、「今月は家賃を払いません」とストを起こします(笑)。ただ、夫は勤め人で夜しか家にいなくて、私は一日中家で仕事をしているので、こっちの分が悪いんですよね。「これからは自分の洗濯物は自分で洗え!」と宣言しても、やってないと気になっちゃって、結局私が洗ってる。――私も以前、友人とルームシェアをしていたからわかるんですが、家事の分担って事前にきちんと決めていても、結局は衛生観念が低い方が得をするんですよね。山内:そうなのそうなの!(笑)気にならないもん勝ちなんだよね。気になるからやっちゃうんだけど、そうすると自分の時間が奪われたっていうストレスがすごい積もるんです。本当は、自由時間はすべて、本を読んだり映画を見たり、といったことに使いたいのに。(c)『かわいい結婚』(講談社)でも、別居婚や週末婚を選択するほど合理的に割り切ることはできなくて。こんな状況が一生続くのかな……とやりきれない気持ちになって書いたのが、『かわいい結婚』(講談社)という小説です(笑)。――ひょっとすると山内さんの中にも、心のどこかで「私がやらなきゃ」という役割を背負ってしまっている部分があるのかもしれませんね。山内:良妻賢母教育の呪いですよね。私たちの世代は親がたいてい専業主婦で、身の回りのことを全部お世話されて育ってきたから。自分がしてもらったのと同じように私もお世話してあげなくちゃ、と刷り込まれている部分は大きいかも。――“同棲”から“結婚”になっても、生活自体は変わらないと思うのですが、意識の上で変わったことはありましたか?山内:以前よりも、「もっと実家に顔を出そうよ」とか「お母さんに電話した?」とか、うるさく言うようになりました。放っておくと男の人って、親のことを完全スルーで生きてしまうので。夫の家族のことはすごい好きだし仲もいいんですけど、夫に皿を洗わせていると、夫のお母さんに悪いなあ……みたいな気持ちもちょっとあるんですよね。根本には、昭和の価値観が染み込んでるので。――旦那さんとはフェアな関係でありたいのに、一方では内面化してしまった“妻の役割”みたいなものに縛られ、後ろめたさを感じている自分もいる。そうして結局お世話してしまう自分にもまたいらだってしまう……引き裂かれた悩みですね。山内:ええ、今後の大きな創作テーマです(笑)。そういえば何年か前、『クローズアップ現代』で、「なぜ中高年女性が山登りにはまるのか」という特集をやっていたんです。そこでゲストの女性が、「家で皿洗いをずっとやっていると、たとえ夫が手伝ってくれてもそのやり方が気に入らなかったりして、小さなことでイライラしたりくよくよしてしまう自分が嫌になる。そういう日常の些細なもやもやをすべて忘れさせて解き放ってくれるから、山に惹きつけられるんだ」と言っていて、「超わかる!」と思った。ああ、これは私も10年20年経ったら、山行くなって(笑)。腹を割って話せる関係でないと結婚は難しい――同棲生活を経てご結婚された山内さんですが、「結婚って本当にした方がいいの?」「この人と結婚して大丈夫?」「もっといい人に出会えるのでは?」などと考えていくと、結婚するかどうしようか、なかなか決断に踏み切れない人も多いと思います。山内さんが結婚を決断された決め手はなんだったんですか?山内:実は、きっかけはジェーン・スーさんなんです。2014年の夏に、雑誌『TV Bros.』(東京ニュース通信社)でスーさんに誌上相談したときに、「こういう彼氏と同棲してるんですけど、このまま同棲でもいい気がするし、結婚するか決められないんです」って。で、東京では新しい友達もそんなにいないし、彼氏が一番親しくしている人だって言ったら、「なら、今のマリコさんには、彼氏が親友なんだよ」ってスーさんに言われて。その瞬間、彼氏だと思うとこの先どうしようともやもやするけど、同じ人を親友だと思って見てみたら、「ずっと一緒にいられるかも!」とポジティブな気持ちになれたんです。親友だったら、結婚しちゃってもいいかもなって。――“彼氏”とは結婚できないけど、“親友”となら結婚できると思えた、その違いはなんですか?山内:恋愛って、相手と腹割って話せなくないですか?腹の底を見せずに一種のまやかしを演じるのが恋愛だから、長続きさせるにはすごくエネルギーが必要だし。利害関係や支配関係が絡んで、フェアな関係でいるのは難しいと思うんです。恋愛感情をベースに結婚したら、それこそ夫に嫌われないように奴隷みたく家事をする生活になってしまう。関係性が恋愛ベースだと、より好きな方が負けだから、パワーバランスがすごくいびつで、不平等なんですよね。でもその点、友情はフェア!腹を割って話せる“親友”だと思えば、文句も意見も言えるなと、一気に結婚が「アリ」になりました。――対等であるためには“親友”にならないといけない、と。山内:夫のことは男性としても人間としても大好きだし、もちろん恋愛感情もあるけど、だからと言って機嫌とったりおもねったりはせず、バンバン主張します。彼にとっては耳の痛いことも(笑)。だから、あくまでも、気分的にはマブダチです。マブダチだと思ってからは、ケンカしてもすぐ仲直りするようになりました。前はいちいち「別れる!」とか言ってたのに。――最近さまざまな方に取材やインタビューをしていて、みなさんおっしゃるのは「恋愛感情と結婚生活は矛盾するもので、両立は難しい」という話。親友として成り立つ関係の人と結婚するのがいいという意見は、いろんな方から聞きます。山内:出発点は恋愛感情だけど、途中から友情という新たなフェーズに入って、腹を割れる関係性にならないと結婚は難しいですよね。その関係性だって流動的なものだから、毎日毎日きちんと会話をしてメンテナンスしていかなきゃいけないし。それと、恋愛にはどうしても「相手から性的に承認されることで自分の価値を確認する」みたいな側面があるけど、その欲望にはキリがないし、やり続けるのはしんどいから、自己承認をベースにするような関係は、どこかでやめた方がいい。若いうちはそんなこと言われても、「ハァ?」って感じだと思いますけど。――次回「心を開ける相手がいれば、無理して“居場所”を増やす必要はない」に続きますText/福田フクスケ(プロフィール)山内マリコ(やまうち・まりこ)1980年、富山県生まれ。2008年「女による女のためのR-18文学賞」読者賞を受賞。主な著書に『ここは退屈迎えに来て』『アズミ・ハルコは行方不明』『さみしくなったら名前を呼んで』(いずれも幻冬舎)、『パリ行ったことないの』(CCCメディアハウス)、『かわいい結婚』(講談社)など。『anan』(マガジンハウス)『TV.Bros』(東京ニュース通信社)など連載も多数持つ。8月17日に最新小説集『東京23話』(ポプラ社)が発売。
2015年08月20日地方在住の女性が感じる退屈や閉塞感を描いた『ここは退屈迎えに来て』(幻冬舎)で一躍注目を集めた作家の山内マリコさん。8月17日には、擬人化した東京23区が自分語りをするユニークな小説集『東京23話』(ポプラ社)が刊行されます。そんな山内さんに、地元と東京、恋愛と結婚、家族、そして友情……と、ライフステージによって移り変わる女性の“居場所”のあり方について、全3回にわたってお伺いしました。地元のマジョリティの感覚からズレていた負い目があった――山内マリコさんの作品に登場する女性たちは、しばしば“東京との距離感”“地元への違和感”を常に抱き、自分の居場所を決めかねているように見えるのですが、その微妙な感情はどこに由来するのでしょうか?山内マリコ(以下、山内):私の場合は、単純にそこまで気の合う人が周りにいなかったのが大きいかも。仲のよい友達はいるんだけど、私以上に都会志向だったし、高校時代に付き合った人と結婚を考えるとかも、ありえなかった。「この人と離れたくないから地元に残りたい」みたいな出会いをしなかったぶん、地元を離れて一度リセットするのは、織り込み済みって考えていた気がします。大学を卒業した後のことなんてその時点では考えてなかったけど、たった4年の間にどんどん地元の街なかが寂れちゃって、4年生になったときに、地元に戻ろうとは思えなかったです。もう少し自由な空気を吸っていたい!って感じで。――寂れていく街を目の当たりにすると、確かに未来や希望は感じにくいですよね。山内:もう目に見えて寂れてましたからね。地元にいた頃よりも、明らかに店とか減ってるし。郊外には大型店がどんどん進出して買い物に困ることはないんだけど、飽きるんです。街自体が単調にできてるから、行動がどうしてもパターン化してくるというか。それが苦にならない人にとっては快適だし、まったく気にならない人もいるんだろうけど。地元は富山市なんですけど、戦争でかなり焼けてしまって、作り直しているから、歴史から分断されちゃったようなところがあるんですよね。車優先のつくりになっていて、生活するにはすごく便利なんだけど、その代わり単調で、情緒がない。それで十分居心地がいいと思っている人もたくさんいるけど、私はそうじゃなかった。ものの考え方とか、何が好きかとかも、大多数の人からはズレていたし、話の合う人も少なくて。そういうはみ出し者が、自然と地元を出るんです(笑)。居場所に“しがらみ”が生まれるのは地元もネットも同じ――地方にいても情報はどんどん入ってくるし、東京との文化資本の差を感じている人もいる一方で、地元にあるもので十分満足できる、いわゆる“マイルドヤンキー”みたいな人もいると思うんですが、その違いは何だと思いますか?山内:それ、私もわからないんですよね。私の兄が、同じDNAで同じように育ったはずなのに、どこで何をどうしたらこんなに違ってくるのかっていうくらいタイプが違うんですよ。確実に言えるのは、地元で堅実にやってる兄みたいな人の方が、マジョリティってこと!東京で地方出身者の人と話すと、それが逆転して、都会で仕事が楽しくて結婚とか後回しにしてる女子が主流、みたいになるんですけどね。でも地元基準では、私の方がおかしいんだ、ズレてるんだと、忘れないようにしなきゃいけないという(笑)。マイルドヤンキーを東京目線で批判的に見たりするのは、すごく傲慢だとも思っていて。地元になじんで楽しくやっている大多数の人たちの人生を否定する気はないし、あくまでも、私はそこでうまくやれなかったという負い目があるんです。――そういう人たちにとって、大きな“居場所”の役割を果たしてきたのがインターネットですよね。SNSなどの普及によって、地元でははみ出し者だと思っていた人も、ネットには同じ気持ちの人がたくさんいるんだと連帯できるようになった恩恵ははかりしれないと思います。山内:そうですね、私の場合はちょうどmixi全盛の時代で、映画の感想を書くと全然知らない人から感想がきたり、趣味が縁になってどんどんつながっていくのがすごく楽しかった。でも、その喜びってほんの一瞬で、すぐに面倒くさいしがらみになっていっちゃうんですよね。Twitterもそう。始めたばかりの頃は楽しくて無邪気にやっていたのに、すぐに「あ、この人めんどくさい」みたいな人が出てくるし、新しい出会いのツールのはずが、しがらみだらけの使い方をしてたりして、「なんだかなぁ~」って気持ちになる。――閉塞感から解き放たれていたはずのオンラインのつながりにも、必ずしがらみが発生しちゃいますよね……。山内:東浩紀さんの『弱いつながり』(幻冬舎)という本にも、ネット上のつながりの方がむしろ強固でしがらみが強い、といったことが書かれていました。“つながり至上主義”みたいになっているところを、いかに自分がちょうどいいと思える距離感で付き合うかはすごく大事。SNSもいいけど、近所の人にニッコリあいさつする方が、精神衛生的にはかなり健全ですから。“恋愛”による自己承認より縛り付けない“友情”に救われた――自己承認を得られる“居場所”というと、特に女の人はどうしても恋愛に走りがちだと思うのですが、山内さんは、恋愛よりもシスターフッド的な女性同士の友情を、小説では描きたいとおっしゃっていますよね。山内:バブルの頃から脈々と続く恋愛至上主義に毒されていると、「どれだけドラマチックな恋愛をしたか」が自分の価値、みたいな考えになりがちですよね。特に若い女の子は、恋愛を通して自分を承認してもらったり、自己を確立させようとするんだけど、そんな恋愛をさせてくれるほど、男の人も都合よくできてない。恋愛を否定する気はさらさらないけど、私の場合は、恋愛よりも女友達と味わった経験の方が全然楽しかったし、自分のためになったし、救われたんですよね。だから、それを書きたいという気持ちがあります。もし最高の大恋愛を経験していれば、その素晴らしさを説得力満点で書けたのかもしれないけど、してないし(笑)!でも、それを「人として劣っている」とか「女として可哀想」なんて、思う必要はないんです。――もしかすると、マイルドヤンキーのように地縁でつながった地元仲間との友情を大切にする人たちも、それと同じ感覚なのかもしれませんね。山内:たしかにそうかも。ただ私の場合、気の合う大事な親友と出会えたのは大学時代で、「その子とずっとそこにいるわけじゃない」という、流動的な関係性だからこそよかったと思っているんです。当時は、同じ大学に通って、住んでいる部屋も徒歩1分くらいの距離で、寝るとき以外はずっと一緒に過ごしていました。それこそ家族みたいに濃密な関係で、このまま離れたくない、この関係がないと生きていけないと思っていたんですが、卒業したら別々の場所で、自分の人生をはじめなくちゃいけない。結局、一緒にいたのは3年くらいでしたが、その3年間で十分大事なことは分かち合えた。離れてから、お互いがそれぞれの人生に飛び立って行けた。ずっと一緒にいたら、きっとお互いを縛り付けて、苦しくなってたと思います。――“居場所”は流動的に変わっていく方が健全だということでしょうか?山内:気が向いたらパァーッと別の土地に移って、そこでゼロから生活するっていうのが好きなんですね。関係性どころか、物理的にもその方が性に合っていて、「夢はマイホーム!」みたいな志向も一切ないです。ただそれって、地元に実家があって、そこでしっかり根が張られているからこそ、思えることなのかも。そのときの縁やタイミングで出会う人や“居場所”は変わる――そういえば最近、女子会やルームシェアといった女性同士のシスターフッド的な友情を描いた作品って多い気がします。漫画でいうと東村アキコさんの『東京タラレバ娘』(講談社)とか、鳥飼茜さんの『地獄のガールフレンド』(祥伝社)とか。ドラマ『問題のあるレストラン』も、女性だけのコミュニティを作ってレストランを営む話でしたし。山内:見てた見てた!大好きなドラマでした。『地獄のガールフレンド』もついこの間読んだばかりです。『アナ雪』あたりからちょっとしたブームですよね。世界的にそういう流れみたいで、アメリカでも恋愛映画を成立させるのは難しいらしいです。――山内さんにとって理想的なシスターフッドを描いた作品って、他に何かありますか?山内:『SEX and the CITY』が、今のこの流れの源流じゃないかな。それこそ大学を卒業して親友と離れた当時は、丸一年ひたすら『SATC』をくり返し見て、彼女たちのことを勝手に友達だと思っていました(笑)。――ただ、『問題のあるレストラン』も最後はレストランがつぶれてしまったように、楽園のようなコミュニティも永遠には続かなくて、やはり流動的な関係として描かれることが多いですね。山内:人と人が出会うタイミングって、奇跡みたいなもので、その奇跡が永久に続くことはないってことでしょうかね。それこそ私、まだ若くて心がスポンジみたいに柔らかい状態の頃に、親友と思える子と出会って、仲を深め合えたけど、今はもう人間として成型の段階でかなり固まってきてて(笑)、最後にヤスリをかけるような時期だから。もしも今、彼女と出会っても、そこまでの関係にはなれなかった気もします。やっぱり、引き寄せ合うタイミングが重要なんですよね。――そのときの自分のライフステージによっても、出会いたい人、出会うべき人は変わっていくし、“居場所”も変わっていいってことですよね。山内:うん、変わりますね。たぶん私、今はもうそんなに大きく価値観を揺さぶられるような人とは、かえって出会いたくないかもしれない。今そんな出会いがあっても、面倒くさくなって「ちょっと忙しいんで」とシャットアウトしてしまうかも(笑)。――次回「結婚するなら“彼氏”ではなく“親友”と思える相手がいい」に続きます。Text/福田フクスケ(プロフィール)山内マリコ(やまうち・まりこ)1980年、富山県生まれ。2008年「女による女のためのR-18文学賞」読者賞を受賞。主な著書に『ここは退屈迎えに来て』『アズミ・ハルコは行方不明』『さみしくなったら名前を呼んで』(いずれも幻冬舎)、『パリ行ったことないの』(CCCメディアハウス)、『かわいい結婚』(講談社)など。『anan』(マガジンハウス)『TV.Bros』(東京ニュース通信社)など連載も多数持つ。8月17日に最新小説集『東京23話』(ポプラ社)が発売。
2015年08月14日ルミネが運営する「ルミネ池袋」は、26日~8月2日、タカラトミーとの共同企画により、同店とリカちゃんのタイアップキャンペーン「LUMINE IKEBUKURO meets LiccA」開催する。○『LiccA』が館内放送に登場同キャンペーンで展開する『LiccA(リカ)』は、大人の女性のために誕生したファッショナブルでスタイリッシュ、そしてフェミニンな新しいリカちゃん。その大人向けドールが、公式ショッピングサイト「タカラトミーモール」にて6月から販売予約を開始したことをうけ展開するもの。コラボ期間中、同館の館内放送に『LiccA』が登場し、キャンペーン中の情報や見どころを1時間に1回のペースで告知する。期間中、館内B1ショーケースでは『LiccA』が4つの限定ファッションショップ(アーバンリサーチ、カージュ、スナイデル、ドット&ストライプス チャイルドウーマン)で買い物をしている様子を再現したディスプレーを展開。同館5F「ラ・メゾン アンソレイユターブル」では、『LiccA』の世界観が楽しめる期間限定スペシャルコラボカフェ「LiccA CAFE」を実施する。同カフェでは『LiccA』のツイッターやインスタグラムの写真や洋服を展示し、まるで『LiccA』の部屋にいるかのような空間を演出。店内装飾の他にも、『LiccA』をモチーフにオリジナルピックも展開する。また、『LiccA』が大好きな苺を使ったメニューを考案し、「ボンジュール※ LiccA’s赤いベリーとヨーグルトのタルト」や「ボンソワール※ LiccA’sいちごと生チョコレートのタルト」など、ケーキ2種類とドリンク1種類を限定メニューとして提供する。(※は八分音符マーク)さらに、リカちゃんの身長を再現した等身大リカちゃんパネルを各所に設置。限定5ショップ(アーバンリサーチ、カージュ、スナイデル、ドット&ストライプス チャイルドウーマン、ラ・メゾン アンソレイユターブル)では、ショップ近くにパネルを置き、パネルについているQRコードからそれぞれの限定ショップで買い物やカフェを楽しむリカちゃんの限定スマホ壁紙がダウンロードできる。開催期間は6月26日~8月2日。対象ショップは東京都豊島区・ルミネ池袋。営業時間はショッピング11時~21時30分、レストラン11時~23時。※(C)TOMY
2015年06月23日6月13日(土)、お笑い芸人の極楽とんぼ・山本圭壱と、元広島カープの投手で現在はプロ野球解説者として活動する山内泰幸が、広島市内のスポーツバーでトークショーを開催する。復帰後初のメディア登場が、広島カープ公認ファンブック「WE LOVE CARP 2015」内での金本知憲氏との対談となるなど、再開後もカープ愛あふれる活動が続いている山本圭壱。今回のトーク相手は、変則的なフォームと快刀乱麻のピッチングで今でもファンにも愛される山内泰幸とあり、突っ込んだカープ語りになることは必至だ。前評判に反し苦しい序盤戦となった今シーズンについてはもちろんのこと、山内泰幸が活躍した2000年前後のチームについてもたっぷり話を聞くことができそうだ。山内泰幸と山本圭壱の「だってカープが好きなんだもん」は6月13日(土)、LOUID SPORDEにて開催。チケットは好評発売中。
2015年06月04日大塚商会は6月1日、中堅・中小企業の事業継続計画(BCP)や災害対策(DR)のための「たよれーる Azureサイトリカバリーサービス」の提供を開始した。価格は初期費用15万円、月額14,900円(いずれも税別)。「たよれーる Azureサイトリカバリーサービス」は、仮想マシンの複製(レプリケーション)、有事の際の切り替え(フェールオーバー)、復旧後の切り戻し(フェールバック)を運用代行する。サービス利用に必要な各種作業は全て大塚商会が行う。同サービスでは、日本マイクロソフトのクラウドサービス「Microsoft Azure」を利用することで、初期投資額や運用コストを抑えている。顧客の仮想マシンをMicrosoft Azure上に常時複製し、確実に複製されているかを大塚商会の監視センターで監視。災害などの影響で顧客が通常使用しているサーバ(複製元)が停止した場合は、顧客から同社コールセンターへの連絡によって複製されている仮想マシンへの切り替え作業を実施するため、遅延なく事業を継続できる。また、認証サービスにより、複製されている仮想マシンへ安全に接続できる。複製元サーバの復旧後の切り戻し作業も同社エンジニアが行う。
2015年06月02日ANAグループは2015年2月1日より、客室乗務員、地上旅客係員、ラウンジスタッフの制服を一斉にリニューアルすることを記念して、「ANAオリジナル CAリカちゃん」を1月1日より発売する。なお、インターネット販売は先行して12月25日より発売する。ANAグループの新制服は「挑戦」「変化」をコンセプトにデザインされており、同グループ初となる外国人デザイナーのプラバル・グルン氏が、ANAのコーポレートカラーであるブルーラインを大胆に取り入れた。実物を忠実に再現したオリジナル「リカちゃん」は、機内販売とインターネット販売(ANA ショッピング A-style)の2種類の商品を用意する。機内販売のリカちゃんは、爽やかなショートボブとCA風のメイクを施した。同グループが運航する国内線・国際線で、2015年 1月1日より、国内線は5,000円(税込)、国際線は4,600円(免税)で発売する。インターネット販売のリカちゃんは、エプロンやブラウスなどの着せ替えアイテム17点をそろえたフルセット仕様。バック、キャリーカートなどの小物類もそろっている。12月25日より、8,800円(税込・送料別)で発売する。それぞれ売り切れ次第、販売終了となる。(c)TOMY
2014年12月22日インターネット等によるグリーティングカードや、慶弔関連ギフト等の通信販売事業を行うヒューモニーは10月17日、ドレスもメークも新しくデザインした「リカちゃん電報」をVERY CARDにて販売する。価格は5,775円。同商品は、同社とおもちゃなどの製造・販売を行うタカラトミーがコラボレーションし、2007年に初めて発売。現在までに約3万人に利用され、結婚にまつわる思い出シーンの数々を演出している。今年のコンセプトは、「オトナ・スィート」。リカちゃんは、幅広いユーザーの祝福シーンを演出できるように、大人っぽい優雅なラインが人気の「ロングトレーンのドレス」を身にまとっている。また、バッグには、新婦の幸せを願うおまじないとして知られるサムシングブルーをあしらっているという。さらに、髪にはかれんさを演出する、大きな白いリボンを飾った。パールをイメージしたアクセサリーは、リカちゃんの清らかなかわいさをアピールしている。なお、リカちゃんからのお祝いメッセージも印字されており、受け取った人がより幸せな気持ちになってもらえるよう工夫が施されているとのこと。©TOMY【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月07日タカラトミーと東京学芸大こども未来研究所は、共同研究プロジェクト「リカちゃんごっこ遊びラボ」を発足し、「リカちゃん」人形による「ごっこ遊び」の子どもの発達への影響や効果の調査・研究を実施。子どもの発達において中間報告を発表した。このプロジェクトでは、「女児のごっご遊びへの参与観察調査(定性調査)」、「母親インタビュー調査(定性調査)」、「小学校高学年女子への振り返り調査(定量調査)」など、さまざまな手法を通じて調査・検証調査・検証を行っている。今回の調査では、子どもの発達段階における「自己認識、他者認識能力の獲得」「他者との関係性構築能力・社会性の獲得」「なりたい自分像・将来像の獲得」において、リカちゃん人形を使った「ごっこ遊び」が効果をもたらすことが検証された。今回検証されたのは、以下のような内容。「自己認識、他者認識能力の獲得」については、リカちゃん遊びが、子どもの自他認識の発達段階のすべてにかかわり、各発達段階に応じた能力の獲得に効果をもたらすこと。各過程において、大人が言葉を介在させることが重要であること。「なりきり遊び」「役割遊び」などが言葉の習得によってできるようになることで、言語習得を促進すること。「他者との関係性構築能力・社会性の獲得」では、リカちゃん遊びによって、子どもは社会の基本的ルールを覚え、自分をコントロールすることを学ぶこと。5歳位からできるようになる「役割遊び」では、文脈を理解して演じることが必要で、この行為が社会性を構築する基盤を育てること。「なりたい自分像・将来像の獲得」では、リカちゃん遊びが、夢と現実が重なる中であこがれを人形の世界に抱き、理想の自分像を形成することを助けること。世代を超えた「リカちゃん文化」の形成が安心感を生み出していること。調査結果の中間報告は「タカラトミー内の調査報告ページ」から詳しく閲覧できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月11日リカちゃんが肌の悩みを解決しちゃいますっ資生堂「dプログラム」は、現代生活ならではの環境によって、睡眠不足やストレス、食生活の乱れなどから来る肌スランプに対応。「ライフスタイル敏感肌」と名付けて、こうした女性の肌の悩みに応じるアイテムを多数販売し、敏感肌ブランドシェアNo.1を誇ってきた。(2009.4~2011.3 インテージSRI敏感肌スキンケア市場ブランド別金額市場ランキング調べ)その「dプログラム」が、タカラトミーの“リカちゃん”とコラボレーション。肌コンディションをうまく保てない現代女性のために、パソコンや電話、Facebookなどで相談に応じるオリジナル・コンテンツ「リカちゃん肌スランプコール」を21日から提供開始した。利用料は無料で、ただし電話の場合は別途通話料金(ナビダイヤル)がかかるという。dプログラムのブランドサイト内、「リカちゃん肌スランプコール」へアクセスすると、肌のタイプチェックがはじまり、結果に応じたリカちゃんが画面に登場。あなたに遭った美肌アドバイスに加え、居住地を伝えると、その地域ならではの話題で会話してくれたりするそうだ。血液型や星座占いなどの内容も含まれるという。また、電話で言葉を発すると、それを認識してパソコン画面の映像が変化していくなど、本当にリカちゃんとテレビ電話をしているような連動性も。電話はかける時間などによっても受け答えが変わるそうなので、何度も楽しめてしまうそうだ。隠しコマンドも…楽しみながらキレイになって!さらにリカちゃんの質問に対し、ある回答をすると、え?と思うようなリカちゃんのダジャレや反応が特別に楽しめる“隠しコマンド”も用意されているそうで、見つけてみたくなること必至!なおFacebookを利用しているユーザーであれば、居住地や星座などのプロフィール情報は自動で取得してあらかじめ会話内に取り込むことが可能だそうだ。ちょっと童心に帰って、でも大人っぽくもなったリカちゃんと楽しみながらキレイを目指す…そんな楽しみ方も悪くない。なお、dプログラムでは2006年にユーザーの声を反映して誕生させた「エイジングケアプログラム」をさらに発展させリニューアル。年齢を重ねるうちに、深刻になる肌トラブル、敏感になってしまう肌といった大人の敏感肌として、“年齢敏感肌”という肌タイプを提唱。そこをターゲットにしたアイテムを展開している。こちらも21日から登場なので、ぜひチェックを。元の記事を読む
2011年09月23日なんと、気になるお相手は…世代を超えて愛される「リカちゃん」。長年にわたり、子どもたちから着せ替え人形として親しまれていることはもちろん、大人女子からの支持も強く、時代のファッションをも彩ってきた。そんなリカちゃんがついに結婚するというのだ。…というのも、これはCMの話。エステーによる防虫剤「ムシューダ」の新CMに出演し、その中で結婚式を挙げるという。こうなるとお相手が気になるところだが、なんと相手はCMキャラクター・ムッシュ熊雄の兄・熊真呂!CMはシリーズ形式をとり、そのなかでデートを楽しむ2人や結婚式の様子、さらに新婚家庭の様子まで描かれるという。タカラトミーとエステーのコラボ第1弾CMの「ムシューダねえさん!?」篇では、デート中に靴下の虫喰いに気付いたリカちゃんが、熊真呂に「あなた、虫喰っちゃった」と話しかけるもの。電信柱の陰から、こっそりとその様子を心配げに見ていた熊雄が、おもわず「ねえさん!?」と声をあげてしまうとか。続く第2弾が「かおりムシューダ涙の結婚式」篇。結婚式に参列したエステー社長・鈴木氏のスピーチに、リカちゃんが感動して涙するというストーリー。門出を祝うスピーチのシュールな(?)オチにもぜひ期待してほしい。そして第3弾は「かおりムシューダグランドピアノ」篇で、新婚生活を送る2人が、リカちゃんのピアノ演奏に合わせて歌うもの。新居に遊びに来た熊雄も登場する。この企画、もちろんリカちゃんのタカラトミーとエステーのコラボレーションによって実現したもので、キャラクター展開を遂げるリカちゃんのスタイルにエステー担当者が感銘を受けてアプローチ。今回のCMとなったのだそう。タカラトミー側も積極協力で、第2弾の結婚式篇では、同社副社長の佐藤氏も熊雄の横に参列するなど、細かい演出が。これらCMシリーズは19日から全国オンエアとなっている。ぜひ全篇を楽しみたい。元の記事を読む
2011年09月19日ヒット舞台をスクリーン上映するゲキシネ『蛮幽鬼』の初日舞台挨拶が10月2日(土)、東京・新宿区の新宿バルト9で行われ、主演の上川隆也、共演の山内圭哉がトークショーを行った。昨年9月〜11月に東京、大阪で上演された「劇団☆新感線」の舞台で、アレクサンドル・デュマの「モンテ・クリスト伯」をモチーフに無実の罪で幽閉されていた監獄島から脱走した男・伊達土門(上川さん)の復讐を描く物語。山内さんはMCを務め、冒頭、上川さんの「取材の方もいらっしゃっていて…」の言葉に思わず「今日、内野さんは来ませんよ」と本作とは関係ない、W不倫と飲酒運転疑惑の渦中にある、俳優仲間の名を口走り、上川さんから「止め!」と一喝されて苦笑い。一方で、観客から事前に寄せられた質問に回答する場面も。謎の殺し屋を演じた堺雅人との共演の感想について、山内さんは「(堺さんは学生時代)体育が2やったんですって。リー・リンチェイ(=ジェット・リー)みたいな役なのに。最初の本読みの日、真っ青になっていましたよ」。上川さんも「ひとつ公演が終わるたびに、必ず堺とお風呂に入っていた堺の全てを知る男として君臨していますが…」と前振りし、「だんだんマッチョになっていくんです。いわゆる細マッチョです。モヤモヤと想像してください、堺の穏やかな顔の下にマッチョな体ですよ」と暴露合戦。満場の女性ファンを悩ましい気持ちに誘った。『蛮幽鬼』は新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:蛮幽鬼 2010年10月2日より新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国にて公開© 2010 松竹、ヴィレッヂ■関連記事:『蛮幽鬼』上川隆也×稲森いずみ舞台に立つ“覚悟”と舞台裏の意外な“素顔”ゲキ×シネ『蛮幽鬼』で堺雅人の魅力的な“ギャップ”が際立つ!アンケート結果発表「マークスの山」に高良健吾!高山ロケにベテラン俳優陣は恨み節迫力の映像と音で演劇を堪能せよ!『蛮幽鬼』特別試写会に40組80名様ご招待「殺陣の振り付けを一度で覚えちゃう」上川隆也早乙女太一を大絶賛
2010年10月02日精神科医の香山リカが9月13日(月)、東京・渋谷区のレストラン「COPON NORP」で行われた映画『メッセージそして、愛が残る』のカップル限定試写会の上映後のトークショーに出席。観客約30人からの質問に答える形で“夫婦愛指南”を行った。作品は、人の死を予見する不思議な能力に触れ、自分の死期が近いことを知ったネイサン(ロマン・デュリス)が、疎遠にしていた妻と娘との時間を持つ中で愛することの大切さを再認識していく物語。香山さんは、職業柄の探究心が疼いたのか鑑賞後の観客に「自分の死期って知りたいですか?」と尋ねつつ、「私は今年で半世紀生きまして、この歳になるとせっかくなら死期を知ってやるべきことをやりたい。いろんな人に会いに行きたいですね。初めての人ではなく、これまにで会ってきた人たち。こんなにたくさんの人に支えられてきたんだ、とか考えたい」としみじみした調子で感想を語った。劇中で妻への愛を再認識するネイサンを引き合いに、夫婦愛を保つコツについて「一時の沸騰した感情だけで離婚したり家を出たりするわけだけど、その人がいなかったら?と、過去、未来と長い目で見てふり返ってみたりすると、嫌で嫌でしょうがない夫が少し輝いて見えたりするかも。駅でやりあっているカップル見ていると、ああ恥ずかしいって思うでしょ?人のことだと分かるんですよね」と思考法をアドバイス。「一種類の愛情の形に縛られなくても。愛情のパターン、関係性が変わってもいいと思えれば。男と女だけでなく、趣味友とか」と男女間における柔軟さの必要性も訴えた。観客からの「永く愛し、愛される秘訣は?」の質問には「無償、万能の愛を求めちゃいけない。どんなときも味方してくれる、何をしても受け入れてくれる、寄り添ってくれる、なんて実は一番難しいし、現実的にムリ。求め過ぎない、要求水準を高くしないことが大事。相手も人間で限界があるんだから。相手にも自分にも欠点がある、それを知ることです」と専門医らしくキッパリ。「人生観が変わるような恋愛経験は?」と自身の体験を聞かれ「うーん、そんなに私…」と一瞬ひるんだが、恋愛観の変化を赤裸々に語るひと幕も。「年齢によって恋愛に求めるモノが違う。変わってきます。若いときは自分の好みに合っていないと嫌とか問題外とかあったけど、いまはルックスとかじゃないってつくづく思うし、親の介護の話ができるとか『昔、こんなことがあったね』、『あったあった』とか話せたりすると楽しい」。締めで司会者から「後悔しない人生のためのコツは?」と聞かれ、「えっ!?」と驚きながらも、「こうなったら成功とか失敗とか決めつけない。しかもそれを人間が決めることは傲慢」とさばさば答えていた。映画『メッセージそして、愛が残る』は9月25日(土)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:メッセージそして、愛が残る 2010年9月25日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開© 2008 FIDELITE FILMS - AFTERWARDS PRODUCTION INC - AKKORD FILM PRODUKTION - WILD BUNCH - M6 FILMS■関連記事:香山リカトークショー付き『メッセージ』カップル限定試写会に15組30名様ご招待ロマン・デュリスが大人の苦悩を演じ上げる!『メッセージ』予告編を独占先行配信
2010年09月13日