2020年1月17日公開の映画『mellow』の完成披露舞台あいさつが10日、都内で行われ、田中圭、岡崎紗絵、志田彩良、松木エレナ、今泉力哉監督が出席した。『パンとバスと2度目のハツコイ』や『愛がなんだ』などを手掛けた今泉力哉監督が、今最も勢いのある俳優・田中圭と初タッグを組んだ本作。若手女優の注目株・岡崎紗絵をヒロインに、街で一番オシャレな花屋と廃業寸前のラーメン店を舞台にして、様々な恋愛模様や不器用な片思いたちの物語が繰り広げられる。主演の田中は初めて台本を読んだ印象として「すごく面白かったんですよ。僕ら全員が経験したことがあるようなお話なんですけど、みんなが見過ごすような小さい気持ちだとか、そういうものをすごく大事に寄せ集めている感じでした」と絶賛し、「本当に本がすごかったので、なるべく僕は現場で監督の言うことを忠実にやろうと思いました」と話した。田中は劇中で穏やかに暮らすオシャレな花屋の店主を演じている。「今までお花に興味がないと言ったら変ですけど、撮影がアップする度にお花をもらっても欲しい人にあげたり行きつけのお店に渡したりしていましたが、母が亡くなってから母の仏壇に供えるようになりました。母の仏壇にお花を置く時に初めて花束とかをお花屋さんに行って1本1本選んだりとか、誰かを思いながら花を作ることを体感していました。お花と向き合って(本作が)すぐだったので、"おっ!"という感覚はありましたね」と本作との不思議な縁を感じた様子だった。ヒロインの岡崎は、父親から代替わりして廃業寸前のラーメン店を営む女店主役。「ラーメン屋さんの店主は初めてだったので、着る衣装も新鮮だったし、見た目より難しくて、ラーメンの麺を茹でてザルに入れるところも簡単そうに見えて難しかったですね。ザルも意外に重く、工程もたくさんあって、やってみると全然違うというか、学ぶことが多かったです」と苦戦したという。また、初めて共演した田中について「初日からフランクに優しくしていただいて、現場に入ったらリラックス出来ました。田中さんのお陰だと思います。本当にありがとうございました」と感謝しきりだった。映画『mellow』は、2020年1月17日より全国公開。
2019年12月11日恋愛映画の旗手・今泉力哉監督と、いま最も勢いのある俳優・田中圭が初タッグを組み、不器用な片想いの物語を描く映画『mellow』より、観る人の心揺さぶる本予告編が公開された。今回到着した映像は、田中さん演じる独身で彼女なし、恋人は花という花屋の店長・夏目誠一が、お客さんに花を見繕うところからスタート。そして温かな映像の中、「叶わないと思って伝えない“想い”」「たとえ旦那がいても伝えたい“想い”」など、次々と登場する人物が持つ様々な“片想い”が展開。さらに、本作のヒロインで廃業寸前のラーメン屋を営む女店主・木帆(岡崎紗絵)とのやり取りにも注目。木帆のことは「別に好きじゃないよ」と言いながら、木帆から「この店たたもうと思っている」と聞いた夏目の表情の意味、そして夏目の本当の想いも気になるところ。映像後半からは、主題歌である並木瑠璃の「花になる」が物語に寄り添うように流れている。また、11月22日(金)には夏目誠一と木帆の写真で構成されたオリジナル特製ポストカード付きムビチケカードの発売も決定した。『mellow』は2020年1月17日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:mellow 2020年1月17日より新宿バルト9、イオンシネマ シアタス調布ほか全国にて公開©2020「mellow」製作委員会
2019年11月20日戦前から戦中、そして戦後と激動の時代を駆け抜けたブギの女王、笠置シヅ子の半生を生演奏の歌と芝居で描いていく『SIZUKO! QUEEN OF BOOGIE ~ハイヒールとつけまつげ~』。「SIZUKO!QUEEN OF BOOGIE ~ハイヒールとつけまつげ~」チケット情報マキノノゾミ脚本、白井晃・豊田めぐみ共同演出で、主演の笠置シヅ子を演じるのは、演歌のみならず、アメリカの『SXSW』や国内のロックフェスにも出演する神野美伽。芝居は山内圭哉や星田英利、福本雄樹、鈴木杏樹と実力派が脇を固め、バンドは小原孝(ピアノ)が音楽監督を担い、ASA-CHANG(ドラム)、Satoshi Gogo(ギター)、MUSIC UNLIMITED ORCHESTRA(ホーンセクション)と、これ以上ない布陣だ。全19曲、全曲服部作品を生演奏、しかもほぼフルコーラスで歌唱。そこに芝居も加わり…と、底知れない厚みと深さが期待される本作。時代を追った笠置の歌からは歌謡曲の変遷も辿れるという一面も併せ持つ。「神野美伽と言えば演歌歌手」という印象も強いと思われるが、ジャズやロックなど、ここ数年、さまざまなジャンルの表現に挑んできた。「このお話をいただいたとき、4、5年でやってきたことがとても役に立ったと思います。“どれが神野さんですか?”と問われたら、“全部自分です”と答えられます。芝居の中で歌うという音楽劇は初めてですが、楽しみです」。コンサートさながらの構成で、14歳から67歳までの笠置シヅ子を変幻自在の声色で演じる。「なかには音源が何ひとつ残されていない楽曲もありました。服部良一先生が笠置さんのために書かれたある意味での反戦歌で、笠置さんが歌っていたらしいと云われていたのですが。それをある日、本公演スタッフが譜面を見つけてきたんです。鉛筆書きで、譜面も茶色くなっていて…。その楽曲も本作の大きな軸になっています」。今、なぜ笠置シヅ子なのか。「笠置シヅ子さんという歌手と、服部良一さんという音楽家を通して今の時代に伝えたいメッセージがたくさんあります。それは、こういう歴史があったんだということ。自分の中から沸いてくるエネルギーをがむしゃらに表現すること。そういうものが今の時代には欠けていると感じて」と神野。だからこそ、「この作品によってエネルギーをチャージして、明日からの活力にしてもらいたい」との思いを込める。サブタイトルの「ハイヒールとつけまつげ」は笠置を象徴するアイテム。昨年末に両足の手術をした神野は、この作品に照準を合わせてリハビリに励み、クラシックバレエも始めた。「真っ直ぐきれいに歩く練習もしていますが、自分の引き出しがひとつ、増えた気がします。きちんとしたことを教わった上でステージを動くことで、今後、自分のコンサートも変わっていくだろうと思います」。『SIZUKO! QUEEN OF BOOGIE ~ハイヒールとつけまつげ~』は11月23日(土・祝)から12月1日(日)まで、COOL JAPAN PARK OSAKATTホールで上演。チケット発売中。取材・文:岩本
2019年11月14日花屋とラーメン屋を舞台にした田中圭主演映画『mellow』から、ポスタービジュアルが解禁となった。今泉力哉監督のオリジナルストーリーとなっている本作は、監督が得意とするキャラクター描写やクスッと笑えるセリフのやりとり、そしてじわりと胸に響くストーリー展開はそのままに、滑稽さやカッコ悪さも含めて、包み隠さず「恋愛」を描きだした群像劇。田中さんを中心にキャラクターそれぞれの物語が交差し、様々な恋愛模様が描かれていく。今回完成したポスタービジュアルは、『パンとバスと2度目のハツコイ』でもタッグを組んだ松本弦人がアートディレクターを担当。白地に黒の文字とシンプルなポスターには、田中さんをはじめヒロイン役の岡崎紗絵ら登場人物たちの姿が。葉っぱをモチーフに登場人物たちの絡み合う展開が表現されており、監督もこだわり抜いたデザインに仕上がっている。さらに、チラシデザインも完成しており、物語の可笑しみと暖かさが伝わるデザインになっているという。近日、公式サイトで発表される公開劇場にて、チラシ設置がスタートするようだ。『mellow』は2020年1月17日(金)より新宿バルト9、イオンシネマ シアタス調布ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2019年10月16日田中圭主演、映画『mellow(メロウ)』が2020年1月17日(金)に公開。今泉力哉監督によるオリジナル恋愛映画映画『mellow』は、『愛がなんだ』『アイネクライネナハトムジーク』といった恋愛映画を手掛けてきた今泉力哉監督によるオリジナルラブストーリー。街で一番オシャレな花屋と“廃業寸前”のラーメン屋を舞台に、不器用な男女の様々な片想いをユーモアを交えながら描いていく。キャスト主演に田中圭主演に抜擢されたのは、『おっさんずラブ』やTVドラマ『あなたの番です』で一躍注目を集めた田中圭。今泉作品初出演となる田中は、独身、彼女無し、好きな花の仕事をして、穏やかに暮らしているオシャレ花屋の店主・夏目誠一を演じる。ヒロインに岡崎紗絵またヒロインを務めるのは、TVドラマ『パーフェクトワールド』に出演した若手女優・岡崎紗絵。物語では、父親から代替わりし今では廃業寸前のラーメン屋を営む女店主・木帆役を熱演する。その他キャストさらにメインキャラクターとなる女子中学生役には、志田彩良、松木エレナといったフレッシュな顔ぶれが揃う。その他、白鳥玉季、SUMIRE、山下健二郎、小市慢太郎らが脇を固める。【詳細】映画『mellow(メロウ)』公開日:2020年1月17日(金)監督・脚本:今泉力哉出演:田中圭、岡崎紗絵、志田彩良、松木エレナ、白鳥玉季、SUMIRE、山下健二郎(友情出演)(三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)、ともさかりえ、小市慢太郎主題歌:並木瑠璃「花になる」配給:関西テレビ放送 ポニーキャニオン■ムビチケ情報ムビチケ発売日:2019年11月22日(金)全国劇場にて販売特典:オリジナル特製ポストカード付き※販売劇場は公式サイトに掲載。※特典は数量限定。
2019年09月16日田中圭が『愛がなんだ』の今泉力哉監督のもと主演する恋愛群像エンターテインメント『mellow(メロウ)』が、2020年1月17日(金)に公開決定。花屋を演じる田中さんの“花ラッピング”映像が解禁となった。俳優として長いキャリアを持つ実力派として知られ、2018年の連続ドラマ「おっさんずラブ」での大ブレイク、2019年1月から異例の2クール連続ドラマ「あなたの番です」での好演もあり、いま最も勢いのある俳優・田中圭。本作で演じるのは、独身、彼女なし、好きな花の仕事をして、穏やかに暮らしているオシャレ花屋の店主・夏目誠一。ヒロインには、ドラマ「パーフェクトワールド」で見せたナチュラルな演技が記憶に新しい注目の若手女優・岡崎紗絵を迎える。演じるのは、父親から代替わりし、いまでは廃業寸前のラーメン屋を営む女店主・木帆。そのほか、ピュアな女子中学生役に、これまでの今泉作品でも起用され、透明感のある演技が魅力の志田彩良、本作が映画初出演となる松木エレナらのフレッシュな演技にも注目。さらに「凪のお暇」の白鳥玉季や、SUMIRE、山下健二郎らが個性的なキャラクターを演じて脇を固め、ともさかりえ、小市慢太郎の演技が物語に深みを与える。監督・脚本は、深川麻衣主演『パンとバスと2度目のハツコイ』で恋愛こじらせ女子の恋模様を描いて多くの若者に支持を得て、4月公開の『愛がなんだ』では連日満席、立ち見が続出し公開館が拡大される大ヒット。9月20日(9月13日宮城県先行)に公開が控える伊坂幸太郎原作、三浦春馬、多部未華子出演の『アイネクライネナハトムジーク』にも期待がよせられる今泉力哉。恋愛映画の旗手と呼ばれる今泉監督と田中さんとの初タッグに期待が高まる中、街で一番オシャレな花屋と廃業寸前のラーメン屋を舞台に様々な恋愛模様が描かれていく、まさに今泉ワールド全開の“不器用な片想いたちの物語”となっている。この度、解禁となった特報映像では、花屋の中でバラを一輪一輪、丁寧にラッピングする田中さんの静寂のシーンに、“不器用な片想いたちの物語。”というコピー。そこから一転、新星・並木瑠璃の主題歌「花になる」が響き、“その想い、この花とまれ”という、まっすぐなメッセージが。さらに、女性たちが次々に愛を告白するシーンがテンポよく続き、最後に田中さんの温かい笑顔に心癒やされる映像となっている。田中圭、今泉監督は「それこそ存在がmellow」今泉監督とは初タッグで、お会いした時に独特の空気感を感じ、それこそ存在がmellowでした。台本を読んで、本当にmellowだと思いましたし、花屋とラーメン屋で繰り広げられる人間模様、人が人を想う気持ちの愛しさ、登場するキャラクター。なんだか全部がmellowでした。オリジナルなので、やり甲斐がありましたし、撮影スケジュールは全然mellowではありませんでしたが、流れている空気感はずっとmellowでした。みなさんにも、僕がmellowを連発する理由が伝わると思うので、是非見に来てください!岡崎紗絵「『愛がなんだ』が大好きで何度も観に行った」今泉監督の『愛がなんだ』が大好きで何度も観に行った作品だったので、今回ご一緒させて頂ける事になって本当に嬉しかったです。実際に撮影をしてみて、セリフや仕草や間の取り方など、日常を切り取って積み重ねているようで今泉監督はリアルを大切にされているなと思いました。私が演じる木帆は優しさの中に芯があってまっすぐな女性です。そんな木帆に同じ目線で寄り添ってくれる夏目さんと関わっていく中で、木帆自身も成長していきます。人と人との関わり方、愛の形、私たちの日常を優しい時間の流れで感じることの出来る映画になっていると思いますので是非沢山の方に観て頂きたいです。監督・脚本:今泉力哉「好き勝手に書いたら、やっぱり片想い祭りに」田中圭さんの安定感と遊び心、岡崎紗絵さんの明るさとひたむきさに頼って、オリジナル脚本の恋愛映画を撮らせていただきました。好き勝手に書いたら、どうしてでしょう、やっぱり片想い祭りになってしまいました。お洒落な花屋の店主・夏目誠一とその周辺の人々のたくさんの実らない恋。それでも一切暗くなることなく、いっそ美しく面白おかしな物語になっていったのは、やはりこの映画の真ん中に田中圭さんがいたからだと思います。「誠一おじさんはどうして男なのに花屋になったの?」花屋の男とラーメン屋の女。アイデア段階ではこんなにモテる予定じゃなかったんだけどなあ、夏目誠一。田中圭を筆頭に登場人物、全員かわいい映画です。あ、怒られるかな。ぜひ、お楽しみください。『mellow』は2020年1月17日(金)新宿バルト9、イオンシネマ シアタス調布ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年09月13日俳優の田中圭が、映画『mellow』(2020年1月17日公開)に主演することが13日、明らかになった。ヒロインには岡崎紗絵が決定した。同作は恋愛映画の旗手、今泉力哉によるオリジナル映画。独身・彼女なしで穏やかに暮らしているオシャレ花屋の店主・夏目誠一(田中)と、父親から代替わりし今では廃業寸前のラーメン屋を営む女店主・木帆(岡崎)の恋愛模様が描かれていく、不器用な片想いたちの物語となっている。物語の主要キャラクターとして、ピュアな女子中学生役に志田彩良、松木エレナらのフレッシュな演技が光り、白鳥玉季、SUMIRE、山下健二郎(友情出演)らが、個性的なキャラクターを演じてしっかりと脇を固め、ともさかりえ、小市慢太郎の演技が物語に深みを与える。主題歌は新星・並木瑠璃の「花になる」に決定した。この度、特報映像も公開。花屋の中で花を一輪一輪ラッピング作業をする田中圭の静寂のシーンに”不器用な片想いたちの物語。”というコピーが入る。さらに並木瑠璃の主題歌が響き、女性が次々に愛を告白するシーンがテンポよく続く。○田中圭 コメント今泉監督とは初タッグで、お会いした時に独特の空気感を感じ、それこそ存在がmellowでした。台本を読んで、本当にmellowだと思いましたし、花屋とラーメン屋で繰り広げられる人間模様、人が人を想う気持ちの愛しさ、登場するキャラクター。なんだか全部がmellowでした。オリジナルなので、やり甲斐がありましたし、撮影スケジュールは全然mellowではありませんでしたが、流れている空気感はずっとmellowでした。みなさんにも、僕がmellowを連発する理由が伝わると思うので、是非見に来てください!○岡崎紗絵 コメント今泉監督の『愛がなんだ』が大好きで何度も観に行った作品だったので、今回ご一緒させて頂ける事になって本当に嬉しかったです。実際に撮影をしてみて、セリフや仕草や間の取り方など、日常を切り取って積み重ねているようで今泉監督はリアルを大切にされているなと思いました。私が演じる木帆は優しさの中に芯があってまっすぐな女性です。そんな木帆に同じ目線で寄り添ってくれる夏目さんと関わっていく中で、木帆自身も成長していきます。人と人との関わり方、愛の形、私たちの日常を優しい時間の流れで感じることの出来る映画になっていると思いますので是非沢山の方に観て頂きたいです。○監督・脚本 今泉力哉コメント田中圭さんの安定感と遊び心、岡崎紗絵さんの明るさとひたむきさに頼って、オリジナル脚本の恋愛映画を撮らせていただきました。好き勝手に書いたら、どうしてでしょう、やっぱり片想い祭りになってしまいました。お洒落な花屋の店主・夏目誠一とその周辺の人々のたくさんの実らない恋。それでも一切暗くなることなく、いっそ美しく面白おかしな物語になっていったのは、やはりこの映画の真ん中に田中圭さんがいたからだと思います。「誠一おじさんはどうして男なのに花屋になったの?」花屋の男とラーメン屋の女。アイデア段階ではこんなにモテる予定じゃなかったんだけどなあ、夏目誠一。田中圭を筆頭に登場人物、全員かわいい映画です。あ、怒られるかな。ぜひ、お楽しみください。
2019年09月13日「台本を読むと、そういや長塚、こんなこと書いてたなって懐かしくなって、楽しなってくるんですよ」と山内圭哉さん。NHK連続テレビ小説『あさが来た』やドラマ『獣になれない私たち』など、近年、映像作品に活躍の場を広げている。その戯曲とは、「30代の頃、しょっちゅう一緒に芝居を作っていた」長塚圭史さんが13年前に書いた『アジアの女』。大災害で壊滅した町に住み続ける兄妹と、彼らを取り巻く人々を描いた物語だ。「演劇の醍醐味がふんだんにある作品。稽古で生まれるものを大事にしたい」「3.11よりも前にこれを書いていたと思うと、すごい想像力ですよね。ただ、今回の演出家は吉田鋼太郎さんやし、長塚の顔を浮かべずに鋼太郎さんの稽古場で生まれるもんを大事にしたいと思てるんです」その吉田さんとも、10数年前に長塚さんを介して知り合った仲だ。「長塚に紹介されてお会いした数年後、飲み屋で偶然一緒になった時に、『余計なことせんでも舞台で食べていけるから舞台をやれ』って言ってくださって視界が開けたんです。そうやって、いつも自分の人生の重要なところに鋼太郎さんがいる。初めて共演した時には、本読みの段階から常に120%でくる鋼太郎さんと毎日対峙して稽古してるうち、自分の芝居が上手(うま)なってるのがわかって震えました。俳優としても演出家としても信頼されるのは、そういうとこなんちゃうかと思います」主演は石原さとみさん。その印象は、「自分のやりたいことがはっきりしていて、理想をちゃんと持った芯の強い人」。なんと今作の企画には石原さん自身も参加したとか。「人間って、どんなに悲しくても面白いことに遭遇したら笑いたなる。長塚の戯曲には、そういうことがふんだんに書かれているんです。でもそれは、稽古場で時間を過ごさないと見つけられないもの。それこそが演劇の醍醐味でもあるんで、一緒に見つけていけたらと思てます」『アジアの女』大災害で壊滅した町で、半壊の家に住み続けている兄(山内)と妹(石原)。そんななか、元編集者の兄を訪ねて、作家(吉田)がやってくる。彼は「自分に物語を書かせろ」と迫ってくるが…。9月6日(金)~29日(日)渋谷・Bunkamura シアターコクーン作/長塚圭史演出/吉田鋼太郎出演/石原さとみ、山内圭哉、矢本悠馬、水口早香、吉田鋼太郎S席9800円(税込み)当日券ありホリプロチケットセンター TEL:03・3490・4949やまうち・たかや1971年10月31日生まれ。大阪府出身。劇団新感線など人気劇団の舞台に数多く客演するほか、近年は映像作品にも数多く出演。出演映画『引っ越し大名!』が公開中。※『anan』2019年9月11日号より。写真・土佐麻理子インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2019年09月08日城島茂、国分太一、松岡昌宏、長瀬智也の「TOKIO」メンバーがゲストとトークで盛り上がるフジテレビ系「TOKIOカケル」。8月21日(水)今夜放送回は、ゲストに女優の石原さとみと俳優の佐藤二朗を迎え、人気の“生まれて初めて聞かれました”などの企画で盛り上がる。ホリプロタレントスカウトキャラバン出身、『シン・ゴジラ』で日本アカデミー賞優秀助演女優賞に輝いたほか、「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」や「アンナチュラル」「高嶺の花」、そして放送中の「Heaven? ~ご苦楽レストラン~」などで立て続けに主演。そのヒロイン像が同世代を中心に幅広い支持を受ける石原さん。「勇者ヨシヒコ」シリーズをはじめ「スーパーサラリーマン左江内氏」「今日から俺は!!」などのドラマや、『銀魂』『斉木楠雄のΨ難』など福田雄一監督作でみせる独特の演技が強いインパクトを与える一方、「JIN-仁-」「過保護のカホコ」などでは違う表情もみせる個性と実力を併せ持つ唯一無二の存在である佐藤さん。今回は2人とともに、TOKIOメンバーが考え抜いた、いままで聞かれたことがないであろう質問をぶつけていく本番組お馴染みの“生まれて初めて聞かれました”をオンエア。また、夜の23時に東京23区の女性たちは何をしているのかを調べるこちらも人気の「23区23時のオンナたち」は豊島区編をお届けする。今回のゲスト、石原さんと佐藤さんはこの9月、それぞれ舞台に出演。石原さんが主演を務める「アジアの女」は長塚圭史が2006年に執筆した戯曲を、長塚氏の盟友・吉田鋼太郎の演出で舞台化。山内圭哉と石原さんが兄妹役で出演するほか、吉田さん自身も作家役で共演。さらに矢本悠馬、水口早香も出演、大災害によって壊滅した町で半壊した家に住み続ける兄と妹の物語が繰り広げられる。佐藤さんは三谷幸喜作、演出による「愛と哀しみのシャーロック・ホームズ」に出演。同作はタイトルの通りシャーロック・ホームズとワトソンが最初の事件に遭遇するまでの数か月を描くもので、柿澤勇人がシャーロック・ホームズ役で主演。佐藤さんはホームズのバディとなるジョン・H・ワトソン役で出演し、広瀬アリス、八木亜希子らも共演する。舞台「アジアの女」は9月6日(金)~29日(日)、Bunkamuraシアターコクーンにて上演。舞台「愛と哀しみのシャーロック・ホームズ」は9月1日(日)~9月29日(日)、世田谷パブリックシアターで上演。「TOKIOカケル」は8月21日(水)23時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2019年08月21日長塚圭史の作・演出により2006年に上演された『アジアの女』。本作が吉田鋼太郎の演出・出演で新たに甦る。そこで吉田とともに、出演者のひとりである山内圭哉に話を聞いた。【チケット情報はこちら】ふたりの初共演作となった『悪魔の唄』(2005年)を始め、これまでも多くの長塚作品に参加してきた吉田と山内。吉田は「分かりづらい、容赦ない、観たあとの酒がまずい(笑)。でもそこが好き」と独特の切り口で長塚作品を語る。一方山内は、「今も子供のように演劇を扱っているというか、演劇を自由なものとして無邪気に遊んでいる。そこはホンマに面白いなと思います」と、長塚と親交の深い山内ならではの視点でその魅力を話す。物語の舞台は大災害が起きたアジアのどこかの国。半壊した家に住み続ける晃郎(山内)と麻希子(石原さとみ)兄妹のもと、書けない作家・一ノ瀬(吉田)が訪ねて来る。吉田が「この芝居を語る時、3.11のことを無視はできない」と話すように、舞台上の景色に東日本大震災を重ねる観客も多いだろう。書かれた当時は震災前だが、長塚はそこに何を見ていたのか。「この物語に登場するのは明らかに未来のない、死ぬしかないような人たち。つまり世界は終わっているのに、彼らの日常はそれほど変わっていない、そんな不条理さがあって」とは吉田。すると山内も「だから変にリアルに思える瞬間があるんですよね。圧倒的な虚しさが常に敷かれている中であっても、実際に生きていくってそういうことなのかな」と推察。さらに吉田は、「結果そこに希望を見出すかどうかは、演出する人間によってどちらでもいいのかもしれません」と思案の表情を浮かべた。実力派のふたりにとっても大きな難題をはらんだ作品だが、演出も担う吉田が本作を選んだ1番の理由とは?「石原さとみちゃんとやるからには、彼女がとんでもなく活躍出来るホンがいいと思ったんです。しかもザ・ヒロインではない、今まで彼女がやったことがないような役。その点『アジアの女』の麻希子はいかようにも出来る役ですし、何しろ僕は圭史のファンですから。1度圭史ワールドというものをつくってみたい、そんな希望があったんです」と笑う。そんな吉田の演出を受けることを、誰よりも望んでいたのが山内。「鋼太郎さんの劇団(AUN)に出してくれってお願いしたこともあるくらい。僕ら世代にとってはホンマにおってありがたい先輩ですし、ひとつひとつを大事に、稽古に臨んでいけたらと思います」と意気込みを見せた。公演は9月6日(金)から29日(日)まで、東京・シアターコクーンにて。取材・文:野上瑠美子
2019年08月16日大阪市の淀川文化創造館シアターセブンにて、今泉力哉監督の過去作を上映する「今泉力哉監督 特集」が、6月29日(土)より開催されることが分かった。現在上映中の岸井ゆきの主演『愛がなんだ』に続き、三浦春馬主演『アイネクライネナハトムジーク』が9月に公開を控える“恋愛映画の名手”今泉監督。今回シアターセブンでは、監督の過去作より、“特別ではない人々”の愛や関係性に迫る作品群をスクリーン上映!代表作『サッドティー』をはじめ、韓国のアイドルグループ「NU’EST」のメンバーが出演する『知らない、ふたり』、福島と東京を舞台にした群像劇『退屈な日々にさようならを』、「乃木坂46」脱退後の深川麻衣初主演映画『パンとバスと2度目のハツコイ』の長編4作品を日替わり上映。さらに、「今泉監督セレクト」として、今泉監督が本特集に合わせて選んだ短編3作品『TUESDAYGIRL』『微温(ぬるま)』『最低』をまとめて観れるプログラムも用意されている。<今泉力哉監督コメント>微温(ぬるま)は、"のろま"の語源らしい。最低、サッド、知らない、退屈。。。ネガティブワードのオンパレード。映画「愛がなんだ」をきっかけに今までの私の映画がこうして見てもらえること。とても嬉しいです。パンとバス、そして、アイネクライネナハトムジーク(ちいさな夜の音楽)まで。どれもこれも大好きな映画。ちなみにTUESDAYGIRLはナンバガのあの歌からつけたタイトルです。火曜日の記憶。「今泉力哉監督 特集」は6月29日(土)~シアターセブンにて開催。(cinemacafe.net)
2019年06月24日現在、NYのフォーダム大学に留学中の小室圭さん。過去には、弁護士を目指すか聞かれ「今後、いろいろと考えを巡らせていこうと思います」と報道陣に語っていた。皇室担当記者は不安を口にする。「小室さんの代理人が取材に答えているように、現時点で弁護士資格取得という目標が変わっていないことは間違いないでしょう。ただ、これまで小室さんの目標は、バイオリニスト、アナウンサー、銀行マン、そして国際弁護士と、何度も変わっているのです。もしかすると小室さんは、将来設計を先延ばしにすることで、新たなる目標に手を伸ばそうとしているのかもしれません。それは“宮家の殿下”ではないかという声もあります」御代替わりを機に、政界でも皇室に関わる動きがあった。女性宮家や女性・女系天皇について、野党が相次いで議論を呼びかけたのだ。現行の皇室典範では、結婚される女性皇族は皇室を離れることになっており、皇族数の減少が重大な課題となっている。女性宮家は、女性皇族が結婚後も宮家の当主として皇室に残り、皇族として活動できるようにする制度だ。今年4月に時事通信が行った世論調査では、女性宮家への賛成が69.7%。菅官房長官が「先延ばしにできない重大な課題」と語るなど、安倍政権もこの問題に取り組む姿勢を見せ始めている。しかし皇室担当記者によると、女性宮家創設は、小室さんの“野望”への扉を開いてしまいかねないというのだ。「問題となるのは、女性皇族の夫となる男性の身分です。女性宮家が創設される前に結婚すれば、眞子さまが皇室を離れることになり、小室さんは一般人のままです。しかしこの制度が創設されれば、眞子さまの夫として、小室さんが皇族になる可能性が高いのです」参考になるのが、小泉政権下の’06年に有識者会議がまとめた報告書だ。そこでは女性皇族の配偶者も《皇族の身分を有することとする必要がある》と結論付けられている。「悠仁さまのご誕生によって法案提出は見送られましたが、当時の新聞各紙の社説も、この報告書を支持しました。今後の議論の指針になるはずです」(政治部記者)元宮内庁職員で皇室ジャーナリストの山下晋司さんもこう語る。「小泉政権の方針は、現行の制度から性別の差をなくすもので、国民にも理解しやすいものでした。その方針のとおり皇室典範が改正された後に、眞子内親王殿下と小室さんが結婚すれば、小室さんは皇族となり、当主の皇族費の半額である1,525万円が支給されることになるでしょう。呼称は“眞子内親王配圭殿下”でしょうか。メディアは“圭殿下”や“圭さま”と報じることになるでしょうね」一方、皇室に詳しい京都産業大学名誉教授の所功さんは、女性宮家容認後への懸念を口にする。「女性宮家が認められれば、女性皇族は配偶者とともにご公務にお出ましになるでしょう。配偶者になる方がもし、国民に望ましい人柄と認められなかった場合、いかがなものかといった声が上がることもありうると思います」女性宮家創設で、小室さんが皇族となるシナリオが現実となるのか――。前出の山下さんは言う。「眞子内親王殿下の婚約内定は、皇籍を離脱し小室家に嫁ぐ前提で裁可されたものです。女性・女系天皇が容認され、小室さんが皇室に入るとなれば当然、皇室会議の議決が必要でしょう」金銭トラブルや留学の行方など、多数の課題を抱えている小室さん。皇室会議の場で皇族としての資質を問われることになれば、むしろ結婚が遠のく可能性もある。女性宮家創設で、小室さんの“野望”が叶うのか、それとも眞子さまとの結婚さえも届かぬ夢となってしまうのか――。
2019年05月15日Hey! Say! JUMPの中島裕翔が27日、東京グローブ座で行われた舞台『WILD(ワイルド)』の公開ゲネプロに登場し、共演の太田緑ロランス、斉藤直樹とともに取材に応じた。同作は2016年にイギリス・ロンドンで上演された英国気鋭の劇作家マイク・バートレットによる社会派戯曲の日本初演。主人公アンドリューが、モスクワのホテルの一室に身を潜めていると、見知らぬ男と女が訪ねてくる。次第に、アンドリューはこの世界のすべてが不確かであることに気がついていく。アメリカ国家安全保障局(NSA)の元局員エドワード・スノーデンの事件に着想を得て書かれた。初ストレートプレイ、初主演となった中島は「全部が新鮮です。ジャニーズの舞台はどちらかといえばショーで、映像の仕事の方が経験としては多いですし、役への向き合い方も、さらに詰めていく感じで。もっともっとアドバンスして、ベースが出来上がった上でフリーになる、面白い感覚です」と気持ちを表す。中島の印象について聞かれた太田は、耳をふさぐ中島を「いいことしか言わないから!」となだめ、「今日、トップアイドルだったんだって思い出しました。稽古を通して役者仲間になっていて。今日、みなさんの(カメラの)シャッター音で『この方は……』」と笑顔に。さらに「一言で、タフ。すごく素直で柔軟でセンスもいいし、演出の小川(絵梨子)さんのおっしゃることを掴むのも早いし、自分に落とすのも早いし、本当に尊敬してます」と宣言通り絶賛した。太田は"タフ"という点について「たぶん、すごいお忙しいと思うんですけど、疲れを見せない。しかも本当に謙虚でいらっしゃるし、変な先入観もないし、タフガイ」と説明。また斉藤も「最初の印象通りで、さわやかで好青年なんだろうなと思ったら、その通り」と語る。稽古場は和やかで、小川が頼んだハンバーガーを食べながら台本読みを行なったこともあったというが、中島は「『他ではないよ』と言われたので、この瞬間を存分に楽しもうと思いました」と振り返った。Hey! Say! JUMPのメンバーも舞台が続いており、中島は「高木雄也が、(八乙女)光くんとグローブ座でやってて(『薔薇と白鳥』)知ってるから、本番までのカウントダウンをしてくるんですよ。『あと3日じゃん』とか! やめてよそう言うこというの、緊張しているんだから!」と抗議。「むこうだって稽古があって、セリフすごい大変そうなんですよ。でもプレッシャーかけてくるので、どういう方法でプレッシャー返していこうかな」と企む。また、楽屋のれんについては「加藤シゲアキ先輩に頼みました。シゲくんからも『心を込めて作らせてもらいました』とメールが来て」と、主演映画『ピンクとグレー』の原作者である加藤にお願いしたという。「『俺でいいの!? 他にもいっぱいいろんな役者さんいるじゃん』と言われて、僕は『シゲくんがいい』と言ったら、『わかった、じゃあ、作らせていただきます』と、謙虚な方で。届くのが楽しみです。いろいろメッセージが込められてるみたいなので」とやりとりを明かした。加藤に舞台のことも相談していたという中島は「シゲくんとの共通の知り合いの、山内圭哉さんにもご相談して、『大丈夫だと思うけど』と、軽く言われて。ぽーんと押されて、一蹴してくれてよかったです」と語る。メンバーの薮宏太からは「差し入れ、何がいい?」と聞かれているが「何も答えてないです。高木くんは薮くんにワインを送ったみたいで。でも僕は集中したいから、お酒とかいらないと思って。違うものにしてもらおうかな? のど飴とか」と思案していた。
2019年04月28日石原さとみ主演の舞台『アジアの女』が、2019年9月6日(金)から9月26日(日)まで、東京・渋谷Bunkamuraシアターコクーンにて上演。演出は吉田鋼太郎が務める。「おっさんずラブ」の吉田鋼太郎が演出ドラマ「おっさんずラブ」の俳優・吉田鋼太郎が、盟友・長塚圭史の戯曲を演出。これまで演者として長塚圭史の作品に携わってきた吉田鋼太郎が自ら、2006年に長塚が書いた戯曲を立体化していく。主演・石原さとみ主演は、映画『忍びの国』『シン・ゴジラ』の石原さとみ。4年ぶりの舞台となった、2018年上演の「密やかな結晶」では、東京・富山・大阪・福岡など全国をまわって公演を行った。舞台『アジアの女』では、酒浸りで家から出ない兄と二人暮らしの妹・麻希子を演じる。大災害によって壊滅した町で、半壊した家に住み続ける、石原さとみ演じる麻希子とその兄・晃郎。かつて編集者として活躍していた兄も、今ではその姿を想像できないほど自堕落な生活を送っている。精神を病んでいた麻希子であったが、次第に回復し「ボランティア」と称した売春組織元締めの鳥居と出会うことで、新しい生活を始めることに。純粋さと狂気のハザマの生活の中で、ついに家を出る決心をした麻希子の先に待つものとは…。吉田鋼太郎も出演兄・晃郎役には、ドラマ「獣になれない私たち」映画『空母いぶき』の山内圭哉。編集者だった頃から晃郎と関係のある、書けない作家一ノ瀬役は、演出・吉田鋼太郎が自ら担当する。麻希子の生活を変えるきっかけとなる、売春組織元締めの鳥居役には水口早香。そして、家を出る事が出来ない晃郎、麻希子を見守る巡査・村田役には、『映画 賭ケグルイ』の矢本悠馬が選ばれている。あらすじ大災害によって壊滅した町で半壊した家に住み続ける兄と妹。兄、晃郎は酒浸りとなったが、かつて精神を病んでいた妹、麻希子はむしろ回復しつつある。書けない作家一ノ瀬が現れ、元編集者の兄に「物語を書かせろ」と迫る。麻希子に思いを寄せる巡査の村田は、家を出ない兄妹の世話を焼き見守っている。純粋さと狂気のハザマにいる麻希子。麻希子は「ボランティア」と称した売春組織元締めの鳥居の誘いに乗り、生活のため働きだす。ついに家を出る麻希子、出る事が出来ない晃郎、麻希子をモデルにした物語を書き出す一ノ瀬・・・作品情報舞台『アジアの女』期間:2019年9月6日(金)~9月26日(日)会場:Bunkamuraシアターコクーン住所:東京都渋谷区道玄坂2丁目24-1チケット料金(全席指定):S席=9,800円、A席=7,800円、コクーンシート=6,500円※すべて税込み。チケット一般発売日:6月1日(土)抽選先行予約は4月27日(土)10:00~5月6日(月・祝)23:59※チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット、Bunkamuraチケットセンターの各プレイガイドでもチケット取り扱い予定。作:長塚圭史演出:吉田鋼太郎出演:石原さとみ、山内圭哉、矢本悠馬、水口早香、吉田鋼太郎【問い合わせ先】ホリプロチケットセンターTEL:03-3490-4949(平日10:00~18:00/土10:00~13:00/日祝・休)
2019年04月19日9月上演の石原さとみ主演舞台「アジアの女」から、全キャストによるキービジュアルが公開された。大災害によって壊滅した町で半壊した家に住み続ける兄と妹。兄・晃郎(山内圭哉)は酒浸りとなったが、かつて精神を病んでいた妹・麻希子(石原さとみ)はむしろ回復しつつある。書けない作家一ノ瀬(吉田鋼太郎)が現れ、元編集者の兄に「物語を書かせろ」と迫る。麻希子に思いを寄せる巡査の村田(矢本悠馬)は、家を出ない兄妹の世話を焼き見守っている。純粋さと狂気のハザマにいる麻希子。麻希子は「ボランティア」と称した売春組織元締めの鳥居(水口早香)の誘いに乗り、生活のため働きだす。ついに家を出る麻希子、出ることが出来ない晃郎、麻希子をモデルにした物語を書き出す一ノ瀬…。本作は、長塚圭史が2006年に執筆した戯曲を、盟友・吉田鋼太郎が演出し、石原さとみを主演に迎え、初の座組みが実現。山内圭哉と石原さんが兄妹役で出演し、吉田さんが作家役、ほかにも矢本悠馬、水口早香が出演する。今回到着したキービジュアルでは、出演者5人全員が集結。ビジュアルテーマは「退廃的な世界にある神聖な場所」。ドレスをまとった石原さんを囲むように、4人の共演者たちがポーズをとっている。また、まとっているドレスは女の精神の危うさを表現。人間のもろいの心を揶揄するようなガラスの破片と、それをつなぎとめる屈強な金属との不均衡さが、作品世界を感じさせる。なお、本舞台のチケットは4月27日(土)から抽選先行予約が、一般発売日は6月1日(土)より始まる。舞台「アジアの女」は9月6日(金)~29日(日)Bunkamuraシアターコクーン(東京・渋谷)にて上演。(cinemacafe.net)
2019年04月16日2019年9月に、石原さとみさん主演舞台『アジアの女』の公演が決定。長塚圭史さん作、吉田鋼太郎さん演出・出演による舞台で、夢のコラボレーションが実現し話題です。全キャストのキービジュアルも解禁。出演者や見どころなど、公演概要をまとめてご紹介します。舞台『アジアの女』の見どころ吉田鋼太郎さんが、盟友でもある長塚圭史さんの2006年に書いた戯曲を演出し、主演に石原さとみさんを迎えた本作。石原さとみさんは、これまでにない役柄に挑戦。吉田鋼太郎さんとの初共演にも期待が高まります。また、アートディレクションは現代装飾家・デザイナーとして活動する京森康平さん、衣装・美術はファッションブランドFUGAHUMの山本亜須香さんが手がけます。舞台『アジアの女』キービジュアル出演者5人全員による、物語からインスパイアされたキービジュアルで、 テーマは「退廃的な世界にある神聖な場所」。ひとり神聖な存在である女と、女との関係の中で混沌とした世界を見据えている4人の人物が入り混じった世界を表現。ドレスは女の精神の危うさを表現し、人間のもろさを揶揄するようなガラスの破片と、それをつなぎとめる屈強な金属との不均衡さが作品世界を感じさせます。舞台『アジアの女』キャスト詳細石原さとみ/麻希子役・コメント「この舞台に出たい、このセリフを言いたい、このお芝居を勉強したい、この空気を味わいたい、という完全に欲の塊の作品です」「お客様に沢山の想像と深読みを楽しんでもらえるような空気や時間になりますように。がんばります!」石原さんは今回、4人の出演者との共演で絶対に成長できると確信しており、ワクワクした気持ちが伝わってきます。・プロフィール2002年ホリプロタレントスカウトキャラバンにてグランプリを受賞。映画『わたしのグランパ』でデビューし第27回日本アカデミー賞新人俳優賞などを受賞。7月にTBS系列のドラマ『Heaven?~ご苦楽レストラン~』で主演を務める。・主な出演作品『シン・ゴジラ』『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』『アンナチュラル』『高嶺の花』吉田鋼太郎/一ノ瀬役・コメント「石原さとみという稀有な才能を持った女優を筆頭に素晴らしい俳優陣と仕事が出来ることがとても楽しみであり、また、重責であるとも感じております」吉田さんの演出によって、ドラマや映画とは違う石原さんの一面が見られそうで楽しみです。・プロフィール1997年に劇団AUNを旗揚げ。蜷川幸雄演出のシェイクスピア作品に多数出演。読売演劇大賞優秀男優賞、紀伊国屋演劇賞個人賞、芸術選奨文部科学大臣賞受賞。・主な出演作品『ヘンリー四世』『東京センチメンタル』『おっさんずラブ』『グッドワイフ』山内圭哉/晃郎役・コメント「元はと言えば鋼太郎さんと自分を引き合わせてくれたのは長塚でした。幸せな公演です。大事に丁寧に演じたいと思います。劇場へお越し下さい」山内さんは吉田さんと共演して以来、常に吉田さんと芝居をしたいと思うようになり、今回二つ返事で出演をOKしたとのことです。・プロフィール中島らもが主宰する劇団リリパットアーミーを経て、2001年より「Piper」に参加。現在、劇団☆新感線『偽義経冥界歌』に出演中。・主な出演作品『民王』『あさが来た』『HOPE〜期待ゼロの新入社員〜』『獣になれない私たち』矢本悠馬/村田役・コメント「俳優を始めて8年目、駆け出しの頃とても小さな役で舞台には出演したことはありますが、精神的に今回の作品は、舞台初挑戦というつもりで挑みたいと思ってます」最近の出演作ではコミカルな役の印象が強いですが、矢本さんが吉田さんと石原さんとどのような化学変化を起こすか楽しみです。・プロフィール2003年、映画『ぼくんち』で子役としてデビュー。2011年より大人計画に研究生として参加し、2012年に研究生と共に「劇団こまつな」を旗揚げ。・主な出演作品『ちはやふる』『君の膵臓をたべたい』『半分、青い。』『今日から俺は!!』水口早香/鳥居役「稽古初日には緊張も興奮もしていると思いますが、思い切り飛び込むつもりで、今の自分の全てを尽くしたいと思います。」憧れの俳優の方々と共演される、水口さんの演技にも注目です。・プロフィール小劇場を中心に多数の作品に出演。東京芸術祭2018『野外劇 三文オペラ』でのパフォーマンスで注目を集めた。舞台『アジアの女』あらすじ『アジアの女』は絶望の果てに、どうしたら無力な自分や愚かな社会に期待できるのか、全ての愚か者たちに期待し紡いだ戯曲。劇中の大地震は関東大震災がモチーフになっています。“大災害によって壊滅した町で半壊した家に住み続ける兄と妹。兄、晃郎(山内圭哉)は酒浸りとなったが、かつて精神を病んでいた妹、麻希子(石原さとみ)はむしろ回復しつつある。書けない作家一ノ瀬(吉田鋼太郎)が現れ、元編集者の兄に「物語を書かせろ」と迫る。麻希子に思いを寄せる巡査の村田(矢本悠馬)は、家を出ない兄妹の世話を焼き見守っている。純粋さと狂気のハザマにいる麻希子。麻希子は「ボランティア」と称した売春組織元締めの鳥居(水口早香)の誘いに乗り、生活のため働きだす。ついに家を出る麻希子、出る事が出来ない晃郎、麻希子をモデルにした物語を書き出す一ノ瀬・・・”出典:舞台『アジアの女』公演概要タイトルアジアの女日程2019年9月6日(金)~9月29日(日)※東京公演のみキャスト石原さとみ山内圭哉矢本悠馬水口早香吉田鋼太郎スタッフ作:長塚圭史演出:吉田鋼太郎美術:秋山光洋照明:原田 保音響:角張正雄衣裳:早川すみれヘアメイク:大和田一美演出助手:井上尊晶技術監督:福澤諭志舞台監督:川除 学会場Bunkamuraシアターコクーンチケット販売【抽選先行】2019年4月27(土)~5月6日(日)【一般発売】2019年6月1(土)料金S席:9,800円A席:7,800円コクーンシート:6,500円イベント情報イベント名:舞台『アジアの女』催行期間:2019年09月06日 〜 2019年09月29日住所:東京都渋谷区道玄坂2丁目24−1Bunkamuraシアターコクーン電話番号:03-3490-4949
2019年04月15日映画化もされた「ここは退屈迎えに来て」「アズミ・ハルコは行方不明」などで地方に生きる女子のリアリティを描き続けてきた作家・山内マリコが、東京の異なる階級に生きる女性たちの葛藤を描いた長編小説「あのこは貴族」の映画化が決定した。東京生まれ東京育ち、家族からよい相手との結婚を望まれ、その教えを信じて生きてきた箱入り娘の華子は、20代半ばにして婚約者に別れを告げられ人生の岐路に立たされた。焦って始めた婚活が長引きうんざりしていた矢先、ついに理想的な相手、弁護士・幸一郎と出逢う。一方、地方出身の美紀は、慶応大学を中退し一時期水商売を経験しながらも、どうにか生き抜き、現在は都内のIT企業で働いていた。水商売時代からの腐れ縁である幸一郎に伴ってパーティーに出席し、そこで知り合った女性に誘われて向かった先で、思いがけない出逢いを果たす。生まれも育ちも全く違う2人が巡り逢い、互いの世界に触れたとき、その先には――。監督・脚本を務めるのは、マンネリカップルが妊娠をきっかけに互いの背景や関係を見つめ直す初監督オリジナル長編作品『グッド・ストライプス』で新藤兼人賞金賞を受賞した岨手由貴子。その『グッド・ストライプス』を観たという山内氏は「シンパシーとともにものすごい才能を感じました。こういう作品をもっと観たいんだよ!と心から思いました。以来ずっと次回作を待ち望んでいた彼女の新作が観られることに、一ファンとしてとても喜んでいます」とコメント。また岨手監督は「収入、容姿、出自で住み分けされ、同じ場所にいてもそれぞれが違う世界を生きる、特異なマナーが存在する街。そこで生きるある世代のレクイエムとして、また2019年の東京の記録として、この映画を作り上げたいと思っています」と意気込みを語っている。なお、キャストや公開時期などは現時点では未発表となっている。(cinemacafe.net)
2019年04月10日2月28日(木)今夜放送の「VS嵐」は、舞台「偽義経冥界歌」から生田斗真、りょう、中山優馬、藤原さくら、粟根まこと、早乙女友貴が参戦。人気のコンビ「チョコレートプラネット」をプラスワンゲストに加えた「嵐」チームと熱戦を繰り広げる。今回舞台「偽義経冥界歌」チームとして参戦するのは『彼らが本気で編むときは、』や『先生!、、、好きになってもいいですか?』など多彩な作品で演技力を発揮、放送中の大河ドラマ「いだてん」も好評の生田さん。「コード・ブルー」シリーズや朝ドラ「まれ」などのドラマから『GOEMON』や『さや侍』といった映画まで幅広く出演するりょうさん。「Endless SHOCK」や「DREAM BOYS」などの舞台を中心に活躍、「ぴんとこな」や『曇天に笑う』など映像作品でも知られる中山さん。2015年にメジャーデビュー、アーティストとしての活動とともに、月9「ラヴソング」での演技で女優としても注目された藤原さん。「劇団☆新感線」出身、「髑髏城の七人」などの舞台だけでなく『シン・ゴジラ』などの映画にも出演する粟根さん。兄・早乙女太一の舞台で経験を積み劇団EXILEの「刀舞鬼 -KABUKI-」やつかこうへい作の「新・幕末純情伝」などで知られる早乙女さんといった面々。この舞台「偽義経冥界歌」チームがいま話題の「チョコレートプラネット」の2人が加勢した「嵐」チームと今夜対戦。今回は対戦チームにちなんで流れてくる的をアーチェリーで射抜く特別対決「矢の嵐」を実施する。豪華なセットを前に「こんなセットまで作っていただいて結果を残さないわけにはいかない」と意気込む生田さんだが、「嵐」チームの二宮和也が驚異のプレーを披露する展開に…果たして結果はいかに!?今回ゲストで登場する生田さんらが出演する舞台「偽義経冥界歌」は、源義経の新たな伝説を描く「劇団☆新感線」3年ぶりの完全新作。源義経(みなもとのよしつね)を生田さんが演じるほか、黄泉津(よもつ)の方にりょうさん、奥華次郎泰衡(おうがのじろうやすひら)に中山さん、静歌(しずか)に藤原さん、源頼朝(みなもとのよりとも)に粟根さん、遮那王牛若(しゃなおううしわか)に早乙女さん、さらに山内圭哉、三宅弘城、橋本さとしらも共演する。舞台「偽義経冥界歌」は3月8日(金)から大坂・フェスティバルホールで開演、その後金沢、長野、東京、福岡を1年以上かけて巡る。「VS嵐」は2月28日(木)今夜19時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2019年02月28日田中圭(34)主演による「田中圭24時間テレビ」(AbemaTV)が12月15日から16日にかけて放送。同番組で田中は、映画「カメラを止めるな」に出演したどんぐり(58)とのキスを披露し話題を呼んでいる。同番組はドラマ「くちびるWANTED」を24時間生放送で収録し、作りあげていくという挑戦的な作品。ドラマのストーリーは「田中圭とキスした女性に1億円」という情報が拡散されたことで、田中の唇があらゆる女性から狙われるというものだ。2人のキスシーンは、どんぐりが「1億円でアンタの唇買うわ。記念にキスしてもらえますか?なんちゃってね!」と叫んだことがキッカケ。「こんなもんいらねえよ!」と怒った田中は、どんぐりの顔を力強く両手で引き寄せると勢いよくキスした。Twitterでは、その強引なキスを喜ぶ声が上がっている。《田中圭のがっつりのキス マジでカッコ良かった》《キレて声がワントーン低くなって真顔でキスするの最高にどストライクで自分の新たな境地を開拓してしまった》《怒った田中圭からの強引なキスは大好物です》また「田中圭24時間テレビ」は映画「カメラを止めるな」でおなじみの上田慎一郎(34)が監督を務めている。さらに生放送でドラマを作り上げていくというスタイルや、どんぐりを筆頭に「カメ止め」俳優陣の出演もあったことから「カメ止め」ファンからも同ドラマは支持されていた。《いろんな俳優さんの素の部分見れて楽しかった カメ止め的なドラマ、面白かったわ!》《カメ止め要素も強くてまったく飽きなかった》《圭くんも「ポン!」やってたしポン!のご本人も登場!カメ止め見といてよかった》「『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)でスターダムを駆け上がった田中さんと、興行収入30億円を記録した『カメラを止めるな』。まさに『18年だからこそ!』という2組の共演は、たくさんの視聴者を惹きつけました」(テレビ局関係者)各スポーツ紙によると「田中圭24時間テレビ」の放送終了後、囲み取材に田中は登場。「実はチューしたかったゲストは?」との質問に、「それはもう、どんぐりさんです」と明かしたというが――。またキスでの共演もあるかもしれない!
2018年12月17日俳優の田中圭が24時間にわたり生出演、吉田鋼太郎、眞島秀和ら親交の深い俳優をはじめ豪華ゲストも集結したAbemaTVの「田中圭24時間テレビ」が12月15日から16日にわたり放送された。「24時間でドラマを作る」というテーマで行われた本番組、SNSはどんな反応を示したのか?本番組は田中さんが24時間にわたる生放送中の間、様々なゲストと共にドラマを1本作る「24時間耐久ドラマ制作」に挑戦するというもの。ドラマは「くちびるWANTED」というタイトルで「田中圭とキスした女性には1億円」という情報がネットで広まり田中さんの唇が様々な女性から狙われるというストーリー。田中さんがタイトルを間違えるハプニングで始まった放送は、大ヒットドラマ「おっさんずラブ」で共演した鋼太郎さんが登場、田中さんと鋼太郎さんの共演シーンに視聴者から「部長とはるたんにしか見えなかった」「吉田鋼太郎をおじさん呼びする田中圭くそくそくそ可愛すぎ」「吉田鋼太郎さんのアドリブにどんどん返していく田中圭もすごい」などの反応が寄せられる。またドラマ本編で「おっさんずラブ」のBGMが流れたことに「部長の曲ーーー激笑」「やばい!おと!おとが、おっさんずラブのやつ」と歓喜の声も。同じく「おっさんずラブ」で共演した眞島さんが登場、熱い“抱擁”シーンが放送されると「仲良しハグが見られて心拍数がドーーーンと上がりました」「田中圭を抱きしめて優しくとんとんってするの好き」「眞島さん、声も見た目も包容力も好き」などSNSは再び大きく沸きあがる。こちらも同作で共演した伊藤修子はシャワーを浴びて半裸の田中さんを“急襲”。田中さんの肉体美に「田中圭の裸刺激が強すぎ」「すごい、、筋肉すげえよはるたん」「ここのシーンだけ5万回くらい再生したい」といったツイートが続々と上がる。そのほかに田中さんを催眠術にかける謎の俳優・ロドリゲス役で出演した満島真之介の“怪演”に「面白いを超えた」「振り切れてるなぁ」などの声が上がっていたほか、田中さんのマネージャー役を演じた吉田羊とのエチュードにも「本当に観ていて楽しかった」「吉田羊さんの「中二かよ!!」最高でした」といった反応が寄せられていた。16日21時でいったん生放送は終了し、21時からはドラマ本編がオンエアされ全てのプログラムが終了。「田中圭24時間テレビ観てファンになった」「必ず田中圭を好きになる番組」「本当に刺激的で面白かった」など今回の企画を讃える声がいまも続々とネットに上がり続けている。(笠緒)
2018年12月17日新垣結衣、松田龍平、田中圭、黒木華、菊地凛子が共演した「獣になれない私たち」が12月12日の第10話でフィナーレを迎えた。余韻溢れるラストシーンに視聴者から感動の声が集まっている。仕事と恋愛の両方で心も身体もすり減らせてきた深海晶に新垣さん、兄のために不正に手を貸してしまった毒舌エリート会計士・根元恒星に松田さん、晶の元恋人・花井京谷に田中さん、京谷の自宅に4年引きこもり続けた元カノ・長門朱里に黒木さん、恒星の元恋人で今はネットゲーム企業の社長夫人となった橘呉羽に菊地さんといったキャストを迎え、「逃げ恥」の野木亜紀子が脚本を手がけ新垣さんと4度目のタッグを組んだ本作。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。前回のラストで勤務先の社長・九十九(山内圭哉)に決死の抗議をするも猛反撃で意気消沈した晶と、粉飾決算への加担をやめたいと頼むが抜け出せなかった恒星。2人は5tapで話し合おうとするが、そこに朱里を探していた京谷が来たり、晶を心配した松任谷(伊藤沙莉)と上野(犬飼貴丈)がやって来るなど、なかなか話は進まず、そこに呉羽からも電話が。なんと呉羽は不倫騒動について謝罪会見をするのだと言う。おとなしい服で謝罪会見の臨んだ呉羽だが途中からいつもの姿に。それを見てほっとしたような笑顔になる晶たち。そして晶も出社し九十九にきっぱりと自分の想いを告げると退職届を提出。恒星も不正の告発を決意する…というストーリー。ラストは5tapの2周年パーティーで“丸くなった”九十九らツクモの社員たちが仲良くするさま、海外で幸せに過ごす呉羽とカイジ、合コンに精を出す京谷、教会で手をつなぐ晶と恒星、それぞれのハッピーエンドが描かれた。「何度見返しても飽きない最終回」「ほっこりしててとても良かった」「よかった。いいドラマ見れて」「キャストが完璧だったー。余韻に浸ってる」など全員が幸せそうに見える終わり方に多くの視聴者から好反応が寄せられている。ラスト、晶と恒星が教会で鐘が鳴るのを待つなか、鐘が動くも音は聞こえず、でも2人は手をつなぐ…というシーンには「鐘は鳴らなかったように思う。何か特別な出来事は起きないけど、二人は自然に結ばれた。そんなラスト」というツイートもあれば、反対に「きちんと鐘が鳴ってよかった」という投稿も。見る者それぞれに委ねられたラストシーンに「最高やった~。余韻!!」「余韻が半端ない」などの声が数多く集まっている。(笠緒)
2018年12月13日新垣結衣&松田龍平のW主演、脚本・野木亜紀子で贈る、本音と本能にフタして生きる大人たちのラブ(かもしれない)ストーリー「獣になれない私たち」。本日12月12日(水)の最終回放送を前に、新垣さん、松田さんが高級ホテルの一室で揃ってクランクアップを迎えたことが分かった。新垣さんが「常に笑顔」で「仕事は完璧」、誰からも好かれる愛され女・深海晶を、松田さんが「世渡り上手」で「人当たりがよい」が、誰のことも信用しない敏腕会計士・根元恒星を演じ、それぞれがそんな自分から脱却して“獣になる”(?)様を描く本作。そんな2人が揃ってクランクアップを迎えたのは、都内某所にある高級ホテルの一室!最終話の重要なシーンの撮影が終わったところで、演出の水田伸生から花束を手渡された。■新垣結衣、社長が怖くて「もうセリフも覚えたくない」ときも松田さんは撮影現場をふり返り、「本当に色々と楽しかったです。(ビアバー)5tapもそうですし、(自分が演じた)恒星の事務所だったり、色々思い出深い場所がたくさんあります。撮影中は、皆さんの作品にかける熱意と笑顔に癒されました」とコメント。続いて、新垣さんは役に入り込んだゆえの苦労を激白。「晶という役が想像以上に最初のころはしんどくて、もうセリフも覚えたくないなとか、(九十九社長に)怒られたくないなとか、怒鳴られたくないなとか思っていた」と明かしたが、「最終話を撮りはじめたころから、あと2、3話やってもいいんじゃないかなと(笑)。もうちょっと晶を通して色々な人と関わりたいなって思っている自分がいて、すごく幸せなことだなと思いました」と語った。■気になる最終話あらすじは…九十九(山内圭哉)の社員を大切にしない仕事のやり方に抗議をしたところ、逆に「お前がいなくても会社はどうにでもなる。辞めればいい」と言われてしまいショックをうけた晶(新垣結衣)。一方、家族を救うために始めた粉飾決算への加担を「もうやめさせてくれ」と頭を下げて頼むも、抜け出せなかった恒星(松田龍平)。傷ついた心のまま一夜を共にした2人は、あの夜のお互いの気持ちが分からずモヤモヤしていた。5tapでちゃんと向き合って話そうとした晶と恒星だったが、会社を休んだ晶を心配した松任谷(伊藤沙莉)と上野(犬飼貴丈)がやって来たり、京谷(田中圭)が訪ねて来たりと大混乱!落ち着いてようやく本音で話そうとした2人に、今度は呉羽(菊地凛子)から着信が。収束しない過去の男性関係でのバッシング記事やネットでの悪評によって、これ以上、夫のカイジに迷惑をかけないため呉羽はある大きな決断をする。その一部始終を見届けた晶と恒星だったが、“獣になれず”に生きてきた2人が最後に自分自身で選ぶ人生は…!?なお、最終話でも放送後30分限定のスペシャルプレゼントクイズを実施。12月12日(水)正午ごろ、番組公式HPにUPされる「けもなれクイズ」の動画をチェック、放送をリアルタイムで視聴し、放送終了後30分間だけ番組公式HPに開設される特設ページでクイズに答えると、正解者全員に新垣さんと松田さんが最終回・最後のシーンのロケ地で撮影したレアなスペシャルオフショット画像がプレゼントされるという。「獣になれない私たち」最終話は12月12日(水)22時より日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2018年12月12日俳優・田中圭が24時間生出演する「AbemaTV」の特別番組「田中圭24時間テレビ」が12月15日(土)に放送。この度、24時間の生放送内で共にドラマづくりに挑戦する第1弾キャストとして今田耕司、川栄李奈、山田裕貴、吉田鋼太郎、吉田羊という豪華な顔ぶれが決定した。本作は「AbemaTV」史上初、田中さんが本人役として出演し、24時間の生放送の間に様々な方をゲストに迎えながら1本のドラマをつくりあげていく“24時間耐久ドラマ制作”番組。企画・演出を手掛けるのは「芸人交換日記」「僕だってヒーローになりたかった」など、過去に田中さん主演の舞台を一緒に作り上げてきた放送作家の鈴木おさむ。さらにドラマ部分では、鈴木氏とともに「海月姫」「東京タラレバ娘」の漫画家・東村アキコが共同脚本を担当。今回、そのドラマに参加する第1弾キャストが発表された。■ドラマ「くちびるウォンテッド」あらすじ2018年、さらなるブレイクをはたした俳優・田中圭。ある日、そんな彼の唇に、何者かによってなんと1億円の懸賞金がかけられた!「田中圭とキスした女性には1億円」。その情報はネットでまたたく間に拡散され、俳優・田中圭の唇は様々な女性から色々な形で狙われることになり、最悪の日を過ごすことに…。果たして、田中圭は無事に唇を守り通すことができるのか?番組生放送中に総勢何名のキャストが出演し、それぞれのキャストの方たちが「何役」で「どのシーン」に登場するのかは、田中さん本人には当日そのシーンで出会うまで告知されないという。今回出演が発表された今田さん、川栄さん、山田さん、吉田鋼太郎さん、吉田羊さんのキャストたちには、それぞれ出演するドラマ部分に関連性のあるキーワードが書かれているので、想像を巡らせてみてほしい。■田中圭からコメント到着「絶対楽しいじゃないですか!」嬉しすぎる!!僕も何度か拝見しておりますが、今田さんは(鈴木)おさむさんと舞台をやり続けている方で、僕がおさむさんとやった二本も見に来てくださっていて、そして差し入れが毎回ものすごく美味しくて。毎回争奪戦になっていました。いつか一緒にお芝居がしたいと思っていたので、今回おさむさんの企画でご一緒できることが楽しみで仕方ありません!!川栄ちゃんは、夏のドラマ(「健康で文化的な最低限度の生活」)ではほぼ絡むことができず物足りなかったので、今回はしっかりと演じられるので、ものすごく楽しみです。山田裕貴くんは、素直で真面目で可愛い後輩なので、頭も良いし気を遣いすぎなところもありますが、熱が凄いので、一緒にやれることにワクワクしています。吉田羊さんはご一緒した時に、とってもまっすぐな大人の女性のイメージが強く、なので怒られるのではないかと若干ビビってますが、胸を借りるつもりで思いっきり楽しみたいです。そしてでました。吉田鋼太郎様。吉田鋼太郎様には、一人で、すっごい長台詞を言ってもらい、ただただ目の前でそれを感動して聞いていたいです。先輩、宜しくお願いします!!とにかく、ご一緒できることが楽しみな方々しかおらず、初のチャレンジですが、心強さしかありません!きちんと皆様を迎え入れられるように、また一つ気合い入れてお待ちしております!!皆さまも楽しみにしていてください!というか、絶対楽しいじゃないですか!これ!うわーと言った感じです。皆さま、絶対見てくださいね!「田中圭24時間テレビ」は12月15日(金)21時~AbemaTVにて生放送。(text:cinemacafe.net)
2018年12月05日新垣結衣と松田龍平がW主演を務め、田中圭、菊地凛子、黒木華らが共演する「獣になれない私たち」の第8話が11月28日オンエア。菊池さん演じる呉羽の夫・橘カイジの正体に衝撃が巻き起こるとともに、ラストでみせた松田さんの“涙”に多くの感動が巻き起こっている。「逃げ恥」の脚本家・野木亜紀子と新垣結衣が4度目のタッグを組んで、現代に生きる人々のリアルに徹底的にこだわった本作。ECサイト制作会社勤務、全方位に神経をすり減らして生きる深海晶を新垣さんが、世渡り上手な毒舌会計士・根元恒星を松田さんがそれぞれ演じるほか、晶の恋人だったが前回別れを告げられた京谷に田中さん、恒星の元恋人だが今はネットゲーム企業の社長を結婚した橘呉羽に菊地さん、京谷の元カノ・朱里に黒木さんといったキャストが共演。そのほか犬飼貴丈、伊藤沙莉ら注目キャストも出演している。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。社員たちの不満が噴出するなかで弱気になったツクモ・クリエイト・ジャパン社長の九十九(山内圭哉)は、晶からのスタッフ増員提案を受け入れるが、採用面談に現れたのはまさかの朱里(黒木さん)。気まずそうに知り合いだと話す晶だったが九十九は逆に採用を決めてしまう。一方恒星の兄・陽太(安井順平)が見つかるが、兄は窃盗で警察に捕まっていた。処分が決まるまで自分の事務所に連れてくるが、目を離した隙に陽太が事務所から逃走してしまう…というのが8話のストーリー。今回、これまで謎に包まれていた橘カイジがついに画面に登場、カイジ役は「ずん」の飯尾和樹だったが、このキャスティングに「まさかのずん飯尾さんとは」「自分の中の橘カイジのイメージ崩れた(笑)」など衝撃を受けた視聴者からの声が多数タイムラインに流れる。また松田さん演じる恒星の実家が解体され、その報告を受けた恒星が静かに涙するシーンには「松田龍平が泣くシーン良すぎた」「バスのシーンの松田龍平すごすぎて見入った」「松田龍平の泣く演技すごくいい」「まるで1つの映画を観たかのような余韻」「歴史に残る松田龍平のワンシーン」などの声が殺到中。さらに「バスの中の横顔のシーン、優作さんにそっくりでゾワっとした」と父・優作さんを思い出したという声も寄せられている。(笠緒)
2018年11月28日2019年3月から2020年4月まで全国各地で上演される2019年劇団☆新感線39(サンキュー)興行・春公演 いのうえ歌舞伎『偽義経冥界歌(にせよしつねめいかいにうたう)』の製作発表記者会見が行われ、脚本の中島かずき、演出のいのうえひでのり、主演の生田斗真、りょう、中山優馬、藤原さくら、粟根まこと、山内圭哉、早乙女友貴、橋本じゅん(大阪・石川・長野公演に出演)、三宅弘城(東京・福岡公演に出演)、橋本さとしが登壇した。2019年 劇団☆新感線39興行・春公演 いのうえ歌舞伎『偽義経冥界歌』チケット情報本作は劇団☆新感線の3年ぶり本公演となり、旗揚げ39周年を記念した「39興行」の第一弾。“いのうえ歌舞伎”としては『乱鶯』(’16年)以来の新作で、中島かずきによるゼロベースからの完全新作は『蒼の乱』(’14年)以来になるという。会見では中島が「いつもの新感線らしい賑やかな芝居になります。生田くんは普段は抑えた役や受けの芝居をすることが多いので、今回は図抜けた明るさを持つキャラクターを演じてもらえたら」と語り、いのうえも「内容はザ・新感線です。斗真はいのうえ歌舞伎には初登場なので思いっきり暴れてもらいたい。“チャンバラ版アベンジャーズ”というような怒涛の展開です」と本作について紹介した。新感線は4度目の参加となる生田は「2年前に『Vamp Bamboo Burn~ヴァン!バン!バーン!~』(’16年)に出演したときに、いのうえさんから『次は斗真で歌舞伎をやりたい。斗真のために考えている企画があるから一緒にやらないか』とお話しいただきました。今回は39興行ということなので、皆さんにたくさんのサンキューを届けます!」と笑顔。新感線は昨年から二度目の参加のりょうは「新感線さんの作品は楽しくて、また出演したいとアピールしていました。その夢がこんなに早く実現してうれしいです。いのうえ歌舞伎は殺陣とアクション満載で役者にとっては体力勝負ですが、最後まで楽しんで面白い作品を届けられたら」、中山は「斗真くんの弟役を演じさせていただきます。今回、出させていただくと決まったときは緊張のほうが大きかったですが、精一杯楽しみながら自分の役をまっとうしたいと思います」、今作が初舞台となる藤原は「新感線の舞台はずっとお客さんとして観ていたので、そこに立てることを幸せに思います」とそれぞれ語った。橋本さとしは「新感線を退団した頃、占い師からあなたの人生のピークは53・54歳って言われたんですよ。来年、僕53歳なので。僕ひとりの男の人生のピークをぜひ見届けていただきたい!」と明かし会見を盛り上げた。公演は、2019年3月8日(金)に大阪・フェスティバルホールで開幕後、石川、長野を巡演。夏秋公演を挟み、2020年2月から再び東京、福岡で上演される。大阪・石川・長野公演のチケットは1月27日(日)一般発売。12月12日(水)23:59まで石川・長野公演の抽選先行を受付中。取材・文:中川實穗
2018年11月27日『劇団☆新感線』の旗揚げ39周年を記念して、2019年3月より「偽義経冥界歌」が上演されることが発表されました。全国5都市を巡る本公演は、主演の生田斗真さんをはじめ豪華キャストが勢揃い。話題の作品の最新情報をご紹介します。舞台「偽義経冥界歌」2019年3月に上演開始2019年3月より『劇団☆新感線』が旗揚げ39周年にあたる“サンキュー興行”を敢行することを発表。 春公演の演目「偽義経冥界歌」が上演されます。本作は、源平時代の実話をもとにした時代劇。誤って源義経を死なせてしまった奥華玄九郎国衡役を生田斗真さんが演じます。『劇団☆新感線』とは?『劇団☆新感線』は、1980年に大阪芸術大学舞台芸術学科の四回生を中心としたメンバーで旗揚げされた日本の劇団です。俳優・古田新太さんなど、テレビドラマなどでも馴染み深い俳優陣が多数所属しています。「偽義経冥界歌」に華やかなキャストが勢揃い藤原さくらさん本作は舞台初出演となるシンガーソングライターの藤原さくらさんの出演が決定。現世と冥界を繋ぐ不思議ば力を持つ歌を歌う静歌役を演じます。中山優馬さん生田斗真さん演じる主人公の弟役・奥華次郎泰衡は中山優馬さんが演じます。世界三大テレビ祭とも称されるバンフ・ワールド・メディア・フェスティバルでは、出演ドラマがロッキー賞のDramaSeries: Non-English Language部⾨を受賞した中山さん。実力派の演技に注目が集まります。「偽義経冥界歌」公演詳細日程・2019年3月8日~3月21日:大阪府 フェスティバルホール・2019年4月2日~4月7日:石川県 金沢歌劇座・2019年4月18日~4月21日:長野県 まつもと市民芸術館・2020年2月上演予定:東京都 TBS赤坂ACTシアター・2020年4月上演予定:福岡県 博多座チケット料金・S席13,800円・A席11,500円・B席9,500円(全席指定・税込)チケット情報※東京・福岡公演については順次発表予定スタッフ作:中島かずき演出:いのうえひでのり出演者生田斗真りょう中山優馬藤原さくら粟根まこと山内圭哉早乙女友貴など問い合わせ先「偽義経冥界歌」を見に行こう毎公演、チケット争奪戦になる『劇団☆新感線』の公演。旗揚げ39周年を㊗する記念すべき公演にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。イベント情報イベント名:偽義経冥界歌(大阪公演)催行期間:2019年03月08日 〜 2019年03月21日住所:〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島2丁目3−18イベント情報イベント名:偽義経冥界歌(石川公演)催行期間:2019年04月02日 〜 2019年04月07日住所:〒920-0993 石川県金沢市下本多町6番丁27番地イベント情報イベント名:偽義経冥界歌(長野公演)催行期間:2019年04月18日 〜 2019年04月21日住所:〒390-0815 長野県松本市深志3丁目10−1
2018年10月29日俳優の生田斗真が、劇団☆新感線 いのうえ歌舞伎『偽義経冥界歌(にせよしつねめいかいにうたう)』に主演することが29日、明らかになった。同作は、劇団☆新感線3年ぶりの本公演で、かつ劇団旗揚げ39周年の"サンキュー公演"第1弾。奥州・奥華一族の元にかくまわれていた遮那王牛若を死なせてしまったために、牛若の代わりとなり"源九郎義経"として生きることになった奥華玄九郎国衡(生田)が、偽りの身分を盾にしつつ、常にポジティブシンキングと機転とで数々の苦難を軽々と乗り越えていく。2017年春から2018年大晦日まで約2年間、客席が360°回転するというアジア初の劇場・IHIステージアラウンド東京(豊洲)でのロングラン公演を行っていた同劇団だが、今回は久しぶりに「回転しなくなる」公演に。いのうえ歌舞伎は2016年の『乱鶯』以来、劇団の座付き作家・中島かずきによるゼロベースからの完全新作は2014年の『蒼の乱』以来となる。"奥州三代"と"義経黄金伝説"をベースにしながら、冥界というファンタジー要素も盛り込み、笑いたっぷり、殺陣、アクション満載の王道エンターテインメントとなる同作。奥華の巫女長で義経(玄九郎)の義理の母・黄泉津の方役にりょう、義経(玄九郎)の弟・奥華次郎泰衡役に、新感線初参加となる中山優馬、現世と冥界を繋ぐ不思議な力を持つ大陸渡りの歌歌い・静歌役に初舞台となるシンガーソングライター・藤原さくらが決定した。さらに常陸坊海尊役は、5回目の新感線出演となる"準劇団員"山内圭哉、遮那王牛若役は『蒼の乱』以来2度目の参加となる早乙女友貴、武蔵坊弁慶役はダブルキャストで橋本じゅん(大阪・金沢・松本公演)、三宅弘城(東京・福岡公演)が演じる。『メタルマクベス』disc1(2018年)で退団以来21年ぶりに劇団公演に参加した橋本さとしも、生田・中山の父親約である奥華秀衡役で出演。源頼朝役の粟根まことを始めとする、劇団員らが舞台を彩る。大阪公演はフェスティバルホールにて2019年3月8日~21日、金沢公演は金沢歌劇座4月2日~7日、松本公演はまつもと市民芸術館にて4月18日~21日。さらに2020年2月の東京公演(TBS赤坂ACTシアター)、2020年4月の福岡公演(博多座)を予定している。○中島かずき コメントいのうえ歌舞伎の完全新作、ゼロベースからの書き下ろしという意味では『蒼の乱』以来、そして鎌倉時代の物語を書くのはこれが初めてになります。今回モチーフに使ったのは、奥州藤原三代と源義経との関わりです、この物語では"奥州奥華(おうが)"と書き換えていますが。奥州の人たちは蝦夷の末裔なので、今回は僕が長年書き続けている北関東から東北を舞台にしている作品群『阿弖流為』『蒼の乱』『髑髏城の七人』『吉原御免状』の間を埋める作品だったりもします。義経が藤原秀衡を頼って奥州に逃げ込んでいた史実をもとにしていて、加えて義経にはもともと替え玉説もありますからね。生田斗真くんで"偽義経"というところがミソで、考えついた時には「これだ、イケる!」と思いました。基本的にキャラクターは全部あてがきですが、斗真くんにあてがきするのはこれが初めて。振り切っちゃったほうがそれゆえの悲しさ、健気さが出るはずなので、彼が新感線に対して想ってくれている気持ちに応えたくて、腕によりをかけました。ここまで書いて怒られないか? と思いつつも(笑)、僕なりに斗真くんの良さを活かして書いたつもりです。○いのうえひでのり コメント回はまず斗真くんありきで、初めてのいのうえ歌舞伎の主役でと考えた時に、これまではチャラいキャラクターのほうが多かったので、もうちょっと真面目にというかがっつりと時代劇に取り組んでもらおうと思ったんです。彼の場合は芝居の基本をウチの劇団で身につけたようなところがあって、"準劇団員"いわゆる"新感線TRIBE"の中ではメイン役者のひとりでもありますから(笑)。脱ステージアラウンド第1弾の主役としても、とても力強い存在。どちらかというと"受け"の芝居をすることが多いようですが、今回は珍しくその逆、ツッコミまたはボケの芝居を楽しんでもらえることと思います。そして僕としてはとにかく観客席を回すことを考えなくていいので、そういった意味では久しぶりに通常業務に戻る感覚もありますね。とはいえ、今回の台本もこれまた大変で、ある意味"義経伝説"であり、『リメンバー・ミー』でもあり、主役を張れるくらいの個性派たちがゾロゾロ出てくるので『アベンジャーズ』でもあり(笑)。『偽義経』のはずなのに? と思われるでしょうが、観ればきっと「ああ~、そういうことか!」と納得していただけるのではないかと思います。○生田斗真 コメント劇団☆新感線には『Vamp Bamboo Burn~ヴァン! バン! バーン!~』以来、3年ぶり4回目の参加になります。実は、いのうえ歌舞伎に主演という形で出させていただくのも、中島さんの書き下ろしに出させていただくのも初めてなんです。源義経の偽物の役どころになりますが、歴史上の人物を描きながらも僕が属するチームのパートは意外と自由にやれそうだとも思っていて。あまり型にハマり過ぎず、舞台上で縦横無尽に飛び回りたいですね。それにしても、基本的に新感線のみなさんとご一緒するときはちょっと頭の弱いキャラクターになることが非常に多くて(笑)。今回もどうやら正義感に溢れた、憎めないおバカちゃん的な役になりそうです。そしてたっぷりと立ち回りがあり、歌があって、ほんの少しのラブがある、いかにも新感線らしい作品になるんじゃないかと予想します。本格的な時代劇なので着ているものが重かったり暑かったりしますが、お客様にはこちらが苦労すれば苦労する分、楽しんでいただけるはずですからね。今回も大いに苦労をして、大いにヒイヒイ言いながら、がんばりたいと思っています。
2018年10月29日新垣結衣と松田龍平がW主演で贈るドラマ「獣になれない私たち」(けもなれ)が先週、放送開始となり、仕事にも恋にも問題を抱えながら“常に笑顔で心をすり減らす”新垣さん演じる主人公に、多くの働き女子から共感の声が止まらない!明日10月17日(水)に放送される第2話では、そんな新垣さん決死の反撃(!?)がはじまり、“毒舌男”松田さんや“恋人”田中圭との関係に悶絶する視聴者が続出することになりそうだ。「逃げるは恥だが役に立つ」「掟上今日子の備忘録」などの脚本家・野木亜紀子と新垣さんが4度目のタッグを組んだ本作。初回放送は、ECサイト制作会社に勤務する晶(新垣さん)が、社長である九十九(山内圭哉)からのパワハラ指令や、同僚の松任谷(伊藤沙莉)や上野(犬飼貴丈)のミスに振り回され、笑顔で完璧に仕事をこなす一方で実は身も心もすり減らしている姿、恋人・京谷(田中さん)との問題にも思い悩む姿がリアルに描かれ、視聴者からの共感と共に大きな反響を呼んだ。そんな中、行きつけのクラフトビールバーで出会った毒舌男、会計士の恒星(松田さん)と本音で会話するシーンもあり、今後2人がどういう関係になっていくのか、先が読めない展開も注目を集めている。さらにラストシーンでは、晶が革ジャンにサングラスとイメージを一新するような“戦闘的”なファッションに身を包み、九十九に仕事内容の改善を突きつけるシーンがコミカルに描かれ、放送後は次週からの晶の反撃に期待を寄せる声も多数上がっていた。■気になる第2話、“恋人”田中圭との関係に暗雲?年下男子からの告白も!?明日放送の第2話では、晶と恋人の京谷との出会いを描いた回想シーンや、元カノ・朱里(黒木華)との問題を解決できずにいる京谷に対して「他の人、好きになりたい」と漏らしてしまう晶の気持ちが描かれるシーンなど、思わず胸キュンしてしまうような甘く切ないラブの要素も満載となっている様子。そして、「恋に落ちた瞬間、鐘の音が聴こえるらしい」という呉羽(菊地凛子)の話に首をかしげる晶と恒星が急接近!?その上、突然、晶に「好きになってもいいですか?」と問いかけるダメダメな“年下男子”の同僚・上野の告白など、第2話では大人たちの“ラブかもしれない”ストーリーが加速していきそうだ。第2話・あらすじすべての仕事を1人でこなしていることに業を煮やした晶は、社長の九十九に業務分担の改善要求書を突きつけ、決死の抵抗を開始。一方、恒星は初対面の会社社長・勝俣(八嶋智人)から、粉飾した税務申告書類に判を押してくれと頼まれていた。その晩、クラフトビールバー・5tapで出くわした晶と恒星。呉羽の話題になり、「呉羽は恋に落ちた瞬間、鐘の音が聴こえるらしい」と話す恒星。一目惚れをしたことがない晶は、どんな音かと首をかしげるが、それがわからないのは恒星も同じだった。翌朝、有給休暇中の晶は、同僚の上野が大事な契約書を持ったまま無断欠勤していることを知り、急遽、上野のアパートを訪ねることになるが、そこで「好きになってもいいですか?」と思わぬ発言をされることに!また、恋人の京谷と一緒に元職場仲間のBBQに参加した晶。周りから結婚のことなどに触れられ、笑顔ながらに京谷のことをかばっていたが、ついに本音を漏らしてしまい…。「獣になれない私たち」は毎週水曜日22時~日本テレビ系にて放送中。(text:cinemacafe.net)
2018年10月16日早いもので、今年がデビュー18年目。“演歌界の貴公子”として多くのファンに愛される山内惠介が、10月に福岡、愛知、北海道、大阪、東京の5大都市でツアー(以上、日程順)を開催する。10月25日(木)のファイナル公演の会場は、東京国際フォーラム・ホールA。約5000席の同会場で彼が公演を行うのは、昨年に続いて2度目になる。【チケット情報はこちら】「スケールの大きな歌声を届けられるからこそ、ファンひとりひとりのために歌いたい。2階席の最後方でもはっきりわかる色やデザインの衣装を選んだり、MCを少しゆっくり目にしゃべったりなど、工夫を色々と考えています」今回は、通常6人のバックバンドを倍にした12人のゴージャスな編成。第1部の演目には、松任谷由実、宇多田ヒカル、DREAMS COME TRUE、尾崎豊など、多彩な歌手のカバーが並ぶ。「好きな音楽のジャンルが多いほど人生は豊かになるという持論から、様々な時代を彩った名曲を選びました。それらのイメージを大切にしたいので、歌い方はオリジナルになるべく忠実にするつもりです」各々の選曲理由を尋ねると、次のような答えが。「僕はジブリ映画の大ファンで、『ひこうき雲』が主題歌になった『風立ちぬ』のサウンドトラックを、楽屋の支度中にいつも流しているんです。また、2017年に松任谷さんのラジオ番組に初出演した時にもかけていただいた“特別な1曲”ということもあり、今回選びました。宇多田さんはおそれ多いですが僕と同い年なので、ジャンルは違えど一緒に“今”を頑張ろうという想いで選曲。吉田さんの曲を歌うのは今回が初ですが、演歌のコブシが楽譜にならないのと同じような独特の歌い回しが多く、その難しさと吉田さんの凄さが改めてよくわかりました。そして尾崎さん。僕には9歳上の兄がいて、その影響で尾崎さんの曲をよくカラオケで歌うんです。聴いた方々が、尾崎さんとは違うけれどいいねとおっしゃるので、お楽しみに(笑)」そして第2部は、ほぼすべて山内のオリジナル。折しも10月10日(水)に、2001年のデビュー曲『霧情』から、2018年の最新ヒット曲『さらせ冬の嵐』までの全シングルを収めた『The BEST 18 Singles(ザ・ベストオハコシングルス)』がリリースされ、その収録曲が数多く歌われるというから嬉しい。「全シングルを改めて聴き直してみると、録音を重ねる度に楽曲のクオリティが着実に高まっていることに喜びを感じます。特に転機だったのが30歳になった時。自分はもう若くないのだから、ここから心機一転、性根を入れ直して頑張ろうと思えたことで、逆に若返ることができました。それから5年を経た自分の“今”をひとりでも多くの方にお届けできれば幸いです。あと、“ある1曲”で、東京国際フォーラムの大空間ならではの特別な演出を考えていますので、こちらもご期待ください!」取材・文:渡辺謙太郎(音楽ジャーナリスト)
2018年10月05日「ナインティナイン」の2人が司会を務める「ぐるぐるナインティナイン」。前回の放送で「ゴチになります!」新メンバーとして俳優の田中圭が参加することが発表されたが、9月20日(木)今夜はついに田中さんがゴチ“初陣”。果たして初戦の戦果は!?今年2月に亡くなった大杉漣さんの自腹を引き継ぐ「ゴチ」新メンバーが発表されるということで大きな注目を集めた前回。ホワイトタイガーのマスク姿で登場し謎を振りまきつつもその正体が明かされると「毎回圭くん見れるの楽しみ」など多くの視聴者から喝采を浴びた。それから1週間を経て今夜から正式にレギュラーとして「ゴチバトル」に参戦する田中さん。ゴチメンバーも驚愕した田中さんの“初もぐもぐ”に“謎の変な動き”をお見逃しなく。さらに中島健人と岡村隆史の即興ダンスバトルに、前回から引き続きVIPチャレンジャーとして参戦する指原莉乃が初めて明かす“(秘)クセ”にも注目。また「ルーレットクッキング」にはSNSで自慢の料理を披露するモデルの滝沢カレンが初参戦。辛口審査員からの“酷評”に滝沢さんの反応は!?春クールに放送された「おっさんずラブ」はTwitterで世界トレンド1位になるなど大ヒット。先日まで放送された「健康で文化的な最低限度の生活」も好評のうちに終了し、俳優として大ブレイクを果たした田中さんが、この秋挑むのが「獣になれない私たち」。大ヒットドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の脚本家・ 野木亜紀子と新垣結衣が再びタッグを組むことでも注目される同作。新垣さんが仕事に恋に悩む“等身大の現代女性”深海晶を、松田龍平が“世渡り上手な毒舌男”根元恒星をW主演で演じる。田中さんは新垣さん演じる深海晶の恋人で大手デベロッパー勤務の優しい保身的な男、花井京谷役で出演する。「獣になれない私たち」は10月10日より毎週水曜日22時~日本テレビ系にて放送開始(初回10分拡大)。「ぐるぐるナインティナイン」は9月20日(木)19時~日本テレビ系にて放送。(笠緒)
2018年09月20日