現在上映中の映画『ゴールデンカムイ』より、山崎賢人のアクション練習映像が公開された。山崎さんが演じているのは、日露戦争でめざましい武功をあげ、その闘いぶりから“不死身の杉元”と呼ばれる元軍人・杉元佐一。今作では元軍人の杉元を演じるに当たり、約10kg体重を増量。真冬の川に飛び込むシーンや深夜の氷点下の中、馬そりに引きずられるシーンをスタントなしで演じた。そんな彼の努力が垣間見えるアクションの練習映像が公開。空手や日本の武道に基づいた動きや、軍事練習にも励み、インタビューにて「模擬銃を買って、家でも銃を手に馴染ませるようにした」と語っていた通り、役作りに真摯に取り組んだ様子が映し出されている。また、馬そり上での二階堂役の柳俊太郎と激しいアクションを繰り広げるなど、練習ながらも手に汗握る映像となっている。なお本映像は、『キングダム』「今際の国のアリス」シリーズなどでもタッグを組んできたアクション監督・下村勇二自らが編集を担当している。2月13日までの公開25日間で観客動員数142万人、興行収入20.8億円を突破した本作。アクションが存分に堪能できる4DXは、明日16日(金)上映がスタートとなる。4DXでは、壮絶な二〇三高地をよりリアルに、猛き動物たちの強さをより近くに、大迫力のアクションシーンを最大級に体感することができる。『ゴールデンカムイ』は全国にて公開中。※山崎賢人の「崎」は、正しくは「たつさき」(シネマカフェ編集部)■関連作品:ゴールデンカムイ 2024年1月19日より全国にて公開©2024映画「ゴールデンカムイ」製作委員会
2024年02月15日俳優・山崎賢人の自身8作目となるカレンダー「山崎賢人カレンダー2024」が、12月19日(火)発売。この度、その撮影の裏側を撮り収めたメイキング映像が公開された。今年は、7月に主演映画『キングダム 運命の炎』が公開され、今年公開された邦画実写映画興行収入No.1を獲得。来年は、シリーズ第4弾となる最新作『キングダム 大将軍の帰還』をはじめ、『ゴールデンカムイ』、『陰陽師0』など次々と主演作が公開を控える山崎さん。来年のカレンダーは、山崎賢人×モノクロームがテーマ。企画段階から山崎さんが打ち合わせに参加し、撮影コンセプト、スタイリング、シチュエーション、さらに、写真セレクトや全体の構成に至るまで、全体的なクリエイティブ面にも携わり、自身のアイディアを詰め込んだこだわりの一冊となっている。写真自体をモノクロで撮影しており、スタイリングは、スパンコール、スウェード、ファー、レザー、ニットなど素材感にこだわった衣装をセレクト。29歳リアルな等身大の魅力を余すことなく切り取った。クールでアンニュイな色気を纏った表情や、スタイリッシュでエレガント、かつアダルティなオーラを醸し出す大人な雰囲気、エモーショナルでアーティスティックなセンスが際立つ目を引くカレンダービジュアルに対し、今回公開された映像では、ナチュラルな彩りのある現実世界とクールなモノクロの世界の2つが交差する中で表現される、山崎さんの直感的で繊細な表情や自然体で飾らないありのままの姿が収められている。また発売を記念して、発売当日から12月31日(日)まで、東京 HMV&BOOKS SHIBUYA、大阪 HMV&BOOKS SHINSAIBASHIでカレンダーの特設コーナーが展開。同2店舗では、購入者対象特典として、会場限定オリジナルポストカードがプレゼント。ビジュアルに使用されたカットは、幻想的な青みが漂う空をバックに繊細な眼差しで佇む姿が印象的な一枚だ。「山崎賢人カレンダー2024」発売日:2023年12月19日(火)価 格:2,750円(本体2,500円+税)サイズ:B5サイズ リング式卓上タイプページ数:13ページ(表紙1枚+カレンダー12ページ)ISBN:978-4-910528-41-0発行:SDP※山崎賢人の「崎」は、正しくは「たつさき」(シネマカフェ編集部)
2023年12月19日ミュージシャンの山崎まさよし(51)が10月23日、水戸で行われた公演のチケット払い戻しを行うと発表した。そんななか、ネットでは当日の山崎の“異様さ”に心配する声が相次いでいる。21日、水戸市民会館 グロービスホールで『YAMAZAKI MASAYOSHI“ONE KNIGHT STAND TOUR 2023”』を行った山崎。この公演について23日、山崎の公式サイトで所属事務所「株式会社オフィスオーガスタ」は《当初予定していた内容と異なる公演となりましたため、ご希望のお客さまにおかれましては、チケット払い戻しの対応をさせていただきます》とし、《この度は、みなさまにご迷惑とご心配をお掛けしましたこと、深くお詫び申し上げます》と謝罪した。“当初予定していた内容と異なる公演”とは、どういうことか。実はこのライブ、終演直後からSNSで物議を醸していたのだ。「一部X(旧Twitter)アカウントによると、この日のライブは歌よりもトークをメインにした構成でした。ところが山崎さんのトークにたどたどしい部分があったため、ライブが進むにつれてヤジが飛ぶこととなり、なかには『もっと歌ってほしい。そうでなければお金を返して』と涙ながらに訴えるお客の姿が……。実際、途中退席するお客もいたといいます。結局、山崎さんが歌ったのは2時間で8曲。ただ公演中、山崎さんが『歌うことは体力的に疲れる』などと漏らす場面もあったそうです」(音楽関係者)これまで精力的にライブをこなしてきた山崎の「歌うことは疲れる」発言――。『ONE KNIGHT STAND TOUR 2023』でも10か所を巡る予定となっているが、そんな山崎に起こった“異変”に、Xでは山崎を心配する声がこう上がっている。《山崎まさよしのライブの件、私は10年来のファンクラブの会員ですが、山崎まさよしが「ライブがしんどい」とか言うタイプでないことをよく知ってるだけに今回のことは意外、というか心配です》《山崎まさよし普通に心配だよ、大丈夫かな…》《山崎まさよしさんのライブの話題が物議を醸してるようだけど、どこか体調が悪いんじゃ。体調というより心がお疲れとか。人間だもの》
2023年10月24日亜細亜の骨(代表:山崎理恵子)主催、『ミラクルライフ歌舞伎町』が2023年10月20日 (金) ~2023年10月25日 (水)にサンモールスタジオ(東京都新宿区新宿1丁目19-10サンモール第3M-B1)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて2023年9月2日(土)10:00より発売中です。カンフェティにて2023年9月2日(土)10:00よりチケット発売中 公式ホームページ Twitter 新宿歌舞伎町の老人介護ホーム「ミラクルライフ歌舞伎町」。戦中戦後、大正~令和といくつもの時代を生き抜いた老人たちが余生を穏やかに楽しく過ごしている。なかでもひときわ存在感を放つシンコーは、台湾華僑のトランスジェンダーお婆ちゃん。歌舞伎町が賑わい始めた時代、歌声喫茶を切り盛りしていた彼女はいまも皆からシンコーママと呼ばれ親しまれている。昭和12年、台湾・嘉義から兄と共に日本の地に降り立った少年、陳新高。彼が歌舞伎町に根を張りシンコー(新高)ママとなったキセキを辿る。<歌舞伎町に生きた台湾華僑~タイワニーズ~の物語を掘り起こす>亜細亜の骨は、これまで台湾社会の状況を背景とした台湾の作家リン・モンホワン(林孟寰)の作品を主に上演してきましたが、日本人ライターによる書籍『台湾人 の歌舞伎町-新宿、もう一つの戦後史』(稲葉佳子、青池憲司共著/紀伊國屋書店)、『タイワニーズ-故 郷喪失者の物語-』(野嶋剛著/小学館)と出会い、戦後日本を舞台に、新宿歌舞伎町の復興を担った台湾華僑の人々、日本の中の台湾人を描きたいと考えました。立案から 1 年半をかけて、台湾のリン氏と亜細亜の骨でリモートミーティングを繰り返しながら書下ろした作品です。戦後の激動する日本で逞しく生きてきた台湾華僑の人々のストーリーに焦点を当てることで、前向きで元気だった昭和の熱量を舞台からお届けしたいと思っています。<多彩なメンバーで創りあげる日本×台湾コラボレーション>日本に統治された歴史も台湾人の DNA の一部だという台湾の作家リン・モンホワン、台湾華僑二世として生まれ、70年代の歌舞伎町で青春時代を送った辛正仁をドラマトゥルクに迎え、20代から北京・香港・台湾などで演劇活動を行ってきた亜細亜の骨・主宰 E-RUN(山﨑理恵子)が演出します。キャストには、台湾の演劇界で活躍するウー・ジンイー(呉静依)とチョウ・チュンポン(周浚鵬)、日本からは演劇企画集団 Jr.5の奥田努、Studio Life の緒方和也、ダンサーの田路紅瑠美、江古田のガールズ・WAHAHA本舗等の舞台を中心に脚本、演出家としても各方面で活躍する山崎洋平が出演のほか演出補を務めます。舞台美術はオペラから小劇場まで色彩感あふれる世界観を作り出す池田ともゆき、振付は蜷川幸雄やジョン・ケアードの振付経験も持つ広崎うらん、また宣伝映像をPFFグランプリ2021に輝いた映画監督東盛あいかが担当します。同じ空間で呼吸し、ぶつかりあいながら作り上げる日台協働作業での新作舞台にご期待下さい。演出・代表E-RUN(山﨑理恵子)のコメントリン・モンホワンが歌舞伎町の台湾人を描きたいと言ったのが2019年秋でした。まさかその後に世界がパンデミックに陥るとは!!でも私はコロナの間もその網の目をくぐって(!?)台湾とのコラボをし続けて来ました。1989年に初めて台湾に行った時から私は台湾がそして台湾の人が大好きです。なぜこんなに惹かれるのだろうか?何故彼らと一緒に創りたくなるのだろうか?この作品を通じて、日本人がなんでこんなに台湾好きなのかが解明できればいいなと思いつつ、創作に取り組んでいます!団体概要2017年1月に出発した演劇ユニット。90年代より中国・北京にて演劇活動を行ってきた山崎理恵子が代表。「演劇でアジアをつなぐ」を理念に、アジア間のアートコラボレーションを促進するプラットホームの役割を果たしている。2022年4月に一般社団法人となる。これまでは大人の観客層に作品を届けていたが、影絵芝居の創作をきっかけに、幅広い世代に届く作品作りを目指し始める。公演概要『ミラクルライフ歌舞伎町』公演期間:2023年10月20日 (金) ~2023年10月25日 (水)会場:サンモールスタジオ(東京都新宿区新宿1丁目19-10サンモール第3M-B1)■出演者奥田努山崎洋平緒方和也チョウ・チュンポン(周浚鵬/台湾)ウー・ジンイー(呉静依/台湾)田路紅瑠美■スタッフ作:リン・モンホワン(林孟寰/台湾)翻訳:山崎理恵子ドラマトゥルク:辛正仁(台湾)構成・演出:E-RUN演出補:山崎洋平舞台美術:池田ともゆき振付:広崎うらん照明:横原由祐音響:島猛衣裳:竹内陽子演出助手:ジーナ・リー(李品萱/台湾)舞台監督:倉本徹宣伝写真:横田敦史宣伝美術:大嶽典子宣伝映像:東盛あいか制作:イビケイコ/斎藤努制作助手:大嶽典子企画・製作:一般社団法人亜細亜の骨共催:宅故事創作(台湾)助成:公益財団法人東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京/財團法人國家文化藝術基金會(台湾)後援:台北駐日経済文化代表処台湾文化センター/一般財団法人台湾協会/東京台湾の会/新宿区協力:歌声喫茶ともしび■公演スケジュール10/20(金)19:30☆10/21(土)13:30 /18:30★☆10/22(日)13:30 /18:30☆10/23(月)14:00★/19:0010/24(火)14:00 /19:0010/25(水)14:00☆=前半夜割★=アフターイベント※アフターイベントはゲストを招いてのトークとなります。ゲスト10/21(土)18:30辛正仁氏(ドラマトゥルク)10/23(月)14:00簡憲幸氏(東京台湾の会)聞き手・司会:E-RUN※受付開始は開演の40分前、開場は開演の30分前。※上演時間:約1時間30分(休憩なし)■チケット料金(全席自由・税込)前売:5,500円 (☆前半夜割:4,500円)※未就学児童入場不可※入場整理番号の発行はございません。ご来場順でのご入場となります。■新宿在住、在学の中高生50名をご招待致します。9/30より亜細亜の骨特設サイトにて受付開始。詳しくはサイトをご確認下さい。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年09月22日展覧会「映画監督 山崎貴の世界」が、長野・松本市美術館で2023年7月15日(土)から10月29日(日)まで開催される。映画監督・山崎貴の作品を紹介山崎貴は、2000年に『ジュブナイル』で監督デビューを果たした、長野県松本市出身の映画監督。CGによる高度なビジュアルを駆使した映像表現、“VFX(ビジュアル・エフェクツ/視覚効果)”の第一人者と言われている人物だ。2005年に発表した映画『ALWAYS 三丁目の夕日』では、東京タワーの建設や東京オリンピックが行われた昭和30年代をVFXで表現し、第29回日本アカデミー賞最優秀作品賞・監督賞をはじめ、13部門中12部門を受賞。多方面から話題を集めた。その後も『SPACE BATTLESHIP ヤマト』『永遠の0』『DESTINY 鎌倉ものがたり』などにおいて、CG合成とは思えない緻密な映像で多くの人々を魅了。共同監督を務めた『STAND BY ME ドラえもん』では、3DCGアニメーションの分野でも高い評価を獲得した。デビュー作~最新作まで「映画監督 山崎貴の世界」は、そんな山崎貴のデビュー作から最新作までを紹介する展覧会。『ジュブナイル』や『永遠の0』の絵コンテ、『アルキメデスの大戦』のために作った平山案戦艦の模型をはじめ、デザイン画、出演者の衣裳、実物大のセット、VFXの制作過程、完成映像などを通じて、山崎貴がつくりあげてきた映像の魅力に迫る。【詳細】展覧会「映画監督 山崎貴の世界」期間:2023年7月15日(土)~10月29日(日)※月曜休館(祝日の場合翌平日)、ただし8月中は無休会場:松本市美術館 企画展示室住所:長野県松本市中央4-2-22開館時間:9:00~17:00(入場は16:30まで)観覧料:大人1,300円、大学高校生900円前売券:大人1,100円、大学高校生700円※20名以上の団体は200円引き。※大学高校生は、観覧当日、学生証の呈示が必要。※本展観覧券では松本市美術館3階コレクション展示室と記念展示室は鑑賞できない。別途、コレクション展示の観覧券が必要。※前売券の取り扱いは7月14日(金)まで。【問い合わせ先】松本市美術館TEL:0263-39-7400
2023年07月10日俳優の山崎賢人が出演する、明治「ザバス MILK PROTEIN」シリーズの新CM「運動したら、ザバス。」編が19日より放送される。新CMは、「ザバスが運動時のみんなのマストアイテムになってほしい」という思いを込めた『運動したら、ザバス。』というキーメッセージとともに、山崎がランニングや腹筋トレーニング後にザバスを飲むシーンが映し出される。腹筋シーンでは、身体をひねりながらの腹筋トレーニング・ツイストサイクリングへのチャレンジに最初は苦戦を強いられるも、トレーナーのレクチャーを受け、「ちょっと頑張ってみます!」と意気込む山崎。改めて撮影が始まると、完璧なフォームで力強いトレーニング姿を見せた。○■山崎賢人インタビュー――撮影を終えた率直な感想をお聞かせください。前回のCMは、自宅でのトレーニング内容が腕立て伏せだったのですが、今回はツイストの腹筋だったので大変でした。CMの短い秒数の中に収まるように、スピードを速くする必要があり難しかったですが、楽しかったです!――今回のCMには、『運動したらザバス』というメッセージがあります。山崎さんがこの夏ザバスを飲む前にしたい運動はなんでしょうか。基本的にカラダを動かしたり、スポーツをしたりどんなときでも飲みたいのですが、運動をしなくても普通に生活しているだけで、たんぱく質は中々不足しがちなので、いつでも飲みたいですね。自分は作品でアクションをしたりするので、撮影の後だったり、普段からウエイトトレーニングもしているので、その直後にザバスを飲みたいと思います。――夏に向けたカラダづくりで山崎さんが意識していることはありますか。夏バテしたり、食欲が落ちちゃったりしがちだと思うんですけど、「ザバス MILK PROTEIN」はドリンクタイプなので飲みやすいと思います。どんなときでもきちんとたんぱく質をプロテインで補給して夏を乗り過ごしたいなと思います。夏は薄着になり、筋肉やカラダがよく見えると思うので、ちゃんと鍛えて、ガンガン飲んでいきたいと思います。――CMの最後には山崎さんが振り向きざまに「さあ、あなたも」と語りかけるシーンがありました。実際にどのような方々に今回の『運動したら、ザバス』というメッセージをおすすめしたいでしょうか。運動しているすべてのみなさんに、飲んでいただきたいです。今年の夏は『運動したら、ザバス。』ですね。――最後にCMをご覧になる視聴者の皆様に一言お願いいたします。みなさんこんにちは、山崎賢人です。僕が出演する新しいCMがスタートします。夏に向けたカラダづくりには、『運動したら、ザバス。』CM内でのトレーニング姿にもぜひご注目ください!
2023年06月19日俳優の山崎育三郎が、ミュージカル『トッツィー』の主演を務めることが31日、明らかになった。同作は、ダスティン・ホフマン主演で1982年に公開された映画『トッツィー』のミュージカル化作。売れない中年男優が知恵を巡らせて女装したところ、一躍大人気スターになってしまうというアメリカン・ジョークたっぷりの大ヒット映画が、時と場所を現代のブロードウェイの舞台に置き換えたミュージカル・コメディとして生まれ変わり、2019年のトニー賞ミュージカル部門で計11部門にノミネートされ、最優秀脚本賞および最優秀主演男優賞に輝いた。音楽・歌詞のデヴィッド・ヤズベック、脚本のロバート・ホーン、演出のスコット・エリス、振付:デニス・ジョーンズといった、現代のブロードウェイで活躍する、超一流の作家とクリエイティブが集結して作られたミュージカルが、日本初上陸を果たす。主演の山崎は、演技へのこだわりと熱意は人一倍だが、演出家やスタッフと揉めてしまう俳優のマイケル・ドーシーを演じる。女性になりきって”ドロシー・マイケルズ”と名乗り、ミュージカルのオーディションを受けたところ、一躍人気スターになってしまうという役どころだ。同作について、山崎は「またひとつ大きな挑戦が始まると思いワクワクしました。これまで出演したミュージカル作品の中で、最も音域が広く、マイケルとドロシーの演じ分けも役者としてのやりがいを感じます。特にドロシーになってからの楽曲は、女性のソプラノの音域が必要になるので、数年前から女性キーを出すためのヴォイストレーニングを始め、オーディションでは英語の歌詞で挑みました」と準備を重ねていたという。実際に役になりきっての撮影では「撮影現場には男性スタッフさんが沢山いらっしゃるんですけど、男性の目線がいつもと違うといいますか。自分を見る目が凄い(笑)。なんだかこの格好をするとすごく自信が持てて、胸を張ってステージに立てそうな、なんだか開放的な気持ちになれました。そこにドロシーになるヒントを感じましたね」と新たな視点もあったそうで、「40代の色っぽい女性、少しふくよかな身体のラインも衣裳デザインチームに表現していただきました。赤いドレスが、また情熱的な気持ちにさせます」と語った。また、作品のテーマについては「ミュージカル・コメディなので、とにかく笑えて、見終わったあと本当に楽しかった! 幸せ! 最高のミュージカルを観た!という気持ちになれると思います。それに加えて、現代の多様性、いろんな形がある中で、人を受け入れること、みんなそれぞれ様々な形があるということ、そして年齢に関係なく自分が一歩踏み出せばいつからだって変われる、新しい自分に出会える、そういう大きなテーマがあります。素晴らしい脚本、演出、音楽、振付、衣裳、セット、これぞブロードウェイミュージカル! ミュージカルの醍醐味が全てが詰まった作品です」と表す山崎。「2024年1月、ドロシーが皆さまをメロメロにします。最高の年のスタートを一緒にきりましょう。ミュージカル『トッツィー』、劇場でお待ちしております。Chu!」とアピールした。東京公演は2024年1月に日生劇場で行われ、2024年2・3月に大阪・名古屋・福岡・岡山での上演も予定している。
2023年05月31日これなんて読むの!?と驚くような難読漢字や、よく使うのに意外と読めない常識漢字…あなたも漢字クイズにレッツトライ!「努努」はなんて読む?「努」は、努力や、努める(つとめる)など、よく使う身近な漢字ですよね。しかし、これが2つあわさった熟語はあまり見かけない方が多いかもしれません。いったい、「努努」はなんと読むのでしょうか?正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。正解は…正解は「ゆめゆめ」でした!努(ゆめ)は、意味や感情を強める効果があります。意味は、2つあるので例文とあわせてご紹介!1つ目は後に禁止の語を伴って、「決して」「断じて」と意味する場合。「努努、忘れるな」(決して忘れないで)のように使います。2つ目は後に打ち消しの語を伴って、「少しも」「まったく」と意味する場合。こちらは、「努努、記憶がない」(まったく記憶がない)というように用いることができますよ。みなさんは分かりましたか?家族や友だちにも、「知ってる?」と聞いて自慢してみて!あわせて読みたい🌈【内奥】はなんて読む?「ないおく」とは読みません!
2023年04月01日山崎賢人と土屋太鳳がW主演を務めるNetflixシリーズ『今際の国のアリス』シーズン2の配信記念イベントが23日、都内で行われ、山崎、土屋、三吉彩花、桜田通、朝比奈彩、恒松祐里、磯村勇斗、青柳翔、仲里依紗、佐藤信介監督が登壇した。昨日22日に配信開始となった本作は、2020年12月に配信され世界的に大ヒットした『今際の国のアリス』の続編。元の世界に帰るために“今際の国”の謎を追いかけるアリス(山崎)とウサギ(土屋)が黒幕と出会い、前作を上回る難易度の“げぇむ”に挑んでいく。山崎は「やっと配信になったんだなとすごくうれしく思っています」と喜び、「撮影は1年前なので、それだけ時間をかけて作り上げたシーズン2が、シーズン1もすごい反響いただいて、今回どのように広がっていくのかワクワクしています」と語った。また、演じたアリスの強みについて「アリスはゲームが好きなので、生死をかけた今際の国での“げぇむ”も、ゲームとして置き換えて考えるというのが根本にあると思うので、“げぇむ”を作った人の視点になったら、敵の視点になったらとか考えるのはアリスならではなのかなと思いますし、大切な仲間を失ってしまったり、新たな大切な存在を守りたいというのも強みなのかなと思います」と述べ、自身との共通点を聞かれると、「はい、似ています。大切な人を守りたいなとは思いますね」と照れながら答えた。
2022年12月23日山崎賢人主演の日曜劇場「アトムの童」が、11月20日(日)放送の第6話より第二章がスタート。山崎努、麻生祐未、加藤ローサが出演することが分かった。本作は、若き天才ゲーム開発者が巨大資本に立ち向かい、周囲との関わりの中で成長していく姿を描く、脚本家・神森万里江による完全オリジナルストーリー。本日11月13日(日)より放送された第5話では、那由他(山崎さん)たちが生み出した「ゲッチャリロボ」がアジア最大のゲームアワードでベストワン賞を受賞。アトム玩具のメンバー全員で喜ぶのも束の間、最大の敵である興津晃彦(オダギリジョー)率いる「SAGAS」にアトム玩具が買収される…という衝撃の結末となった。第6話から突入する第二章の物語では、那由他たちが新たなゲーム開発に乗り出し、そこに大きく関わっていく人物役で山崎努さん、麻生さん、加藤さんが出演する。那由他たちがゲームの新たな可能性を探っていく第二章。興津との因縁の対決は政界や異業種を巻き込んでスケール感を増し、さらにゲーム業界の勢力図に大きな変化ももたらすことになる。日曜劇場「アトムの童」は毎週日曜21時~TBS系にて放送中。※山崎賢人、山崎努の崎は、正しくは「たつざき」(text:cinemacafe.net)
2022年11月13日≪演技について。19歳で俳優を志し、以来多事ありでした。が、今86歳を前にして、本当に演技することが楽しい、と思う。これまで自分を守っていた「憶病」が殆どなくなり、発想が自由になった≫10月20日、山崎努(85)がTwitterに“演技論”を投稿した。今年4月にTwitterアカウントを開設したばかりだが、この呟きは大きな反響を呼び、10月24日時点で7.1万いいねを記録している。黒澤明監督の映画『天国と地獄』(’63年)で注目を浴び、半世紀近くにわたって第一線で活躍し続けてきた山崎。そんな山崎の60年以上の経験や思いが込められたツイートに、コメントが集まっている。《カッコ良すぎる。 私も86歳まで生きてこの言葉を振り返りたい。》《ここまで含蓄ある言葉に出会ったの久々、辿り着けるかなこんな風に》《単純に憧れてはいけないと思いつつ、やっぱり仰ぎ見てしまう。この境地にたどり着ける役者さんが、いったい何人ぐらいいるんだろう。私には逆立ちしてもたどり着けない場所だけれど、その境地を想像しただけで鳥肌が立つ。》今年4月からスタートした山下智久(37)が主演する連続ドラマ『正直不動産』(NHK)では、第1話と最終話でゲストとして出演。しかし、実は’19年5月公開の映画『長いお別れ』への出演以降、2年以上も表舞台から遠ざかっていた時期があったのだ。休業状態だった背景には、妻である黛ひかるさん(82)への“老老介助”があったという。その現場を、本誌は昨年6月に目撃していた。築約30年の、石段を積み重ねた自宅近くで、訪問介護のヘルパーと思しき女性に付き添われながらゆっくりと歩くひかるさん。そして、そのすぐ後ろには、杖をつきながら優しく妻を見守る山崎の姿があった。「一昨年に、山崎さんの奥さまが自宅の階段で足を踏み外して、骨折してしまったそうです。これまでと同じように家事ができなくなったこともあって、訪問介護を依頼するように。山崎さんは家事を奥さまに任せることが多かったですが、家事だけでなく、奥さまを献身的に支えていたといいます」(山崎をよく知る近隣住民の女性)山崎は、冒頭のツイートをこんな風に締めくくっている。≪楽しい。よかった。ここまで身体、アタマが壊れなくてよかった、正直な感想です≫60年を超える俳優人生、さらに妻の老老介助を経て新たな境地にたどり着いた山崎の演技がますます楽しみだ。
2022年10月24日「朝早くからのロケでしたが、緊張した面持ちで臨んでいました」(テレビ局関係者)放送中のドラマ『正直不動産』(NHK)で主演を務めている山下智久(37)。連ドラに出演するのは’19年の主演ドラマ『インハンド』(TBS系)以来。しかし冒頭の緊張は3年ぶりの連ドラ主演が理由ではないようだ。「山下さんは第1話のゲストとして出演した山崎努さん(85)との演技に硬くなっていたようです。’12年のドラマ『最高の人生の終り方』(TBS系)以来、10年ぶりの共演で、山崎さんに『成長した姿を見てもらいたい』と考えていたそうですよ」(制作関係者)カメラが止まると、2人の仲むつまじげな様子が目撃されている。「立ち上がろうとする山崎さんに山下さんが手を貸したり肩を支えたりしていて、まるで親子のようでしたよ。話すときは山崎さんの口元に山下さんが耳を近づけて真剣に聞いていました」(前出・制作関係者)2人の出会いは’06年。山下にとって初めての単独主演作『クロサギ』(TBS系)でのことだ。「山下さんは共演する前から山崎さんを尊敬していたそうです。一方で山崎さんは、初めのうちはあえて話しかけず、役者としての表現力を見定めていたそうです」(芸能関係者)2人は作品を通じ、徐々に距離を縮めていったという。「『セリフにとらわれる役者はバカ俳優だ!セリフの裏にあるものを感じながら言葉を発しろ』と演技論を説くなど、山崎さんは時に厳しく育てていきました。山下さんのがむしゃらに取り組む姿勢を見て、次第に俳優として認めるようになったそうです」(前出・芸能関係者)以降も2人の交流は続いていく。「山崎さんは12月生まれなのですが、そのタイミングで山下さんが『クロサギ』のメンバーを集めて誕生日会を開いていたそうです。コロナ禍前まで10年以上続く恒例行事だったと聞いています」(前出・テレビ局関係者)山下には山崎と会うときの“必須アイテム”があるようだ。「山崎さんの自宅に招かれることもあるそうですが、山下さんは会話をすべて録音しています。『そのときにはわからないことでも何年かたつと理解できるから』と、ボイスレコーダーを回すといいます」(前出・テレビ局関係者)『正直不動産』の第1話放送前には、山崎がTwitterを更新。《今回カメラの前で立派な男になったことを確認》と山下を讃えた。これに対し山下は、《今僕が演技の仕事をできているのは努さんのおかげです。こんな事を言って頂けて感無量です》と感謝の言葉を綴った。初共演から16年。「バカ俳優」の檄が山下を大きく変えていた。※山崎努の崎はたつさきが正式表記
2022年04月27日大ヒット漫画原作の実写化映画の続編『キングダム2 遥かなる大地へ』より新キャストが解禁。麃公を豊川悦司が演じるほか、小澤征悦、高橋努、渋川清彦の出演が発表された。本作は、中国春秋戦国時代を舞台に、後に秦の始皇帝となる若き王・嬴政と天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信の活躍を描く壮大なスペクタクルロマン「キングダム」(原泰久/集英社)の実写映画化。2019年に公開され大ヒットとなった前作の続編となる。1月1日には最新ティザー映像が解禁され、ストーリーは“蛇甘平原”が描かれること、キーパーソンである羌瘣を演じる清野菜名、信・羌瘣とともに運命共同体となる“伍”のメンバーのキャスト(岡山天音・三浦貴大・濱津隆之)がすでに発表され、大きな注目を集めている。そして、秦国の最前線に居続ける変わり者と言われているが、六将にも引けを取らない力を持つ大将軍である麃公(ヒョウコウ)を豊川悦司が演じることが分かった。麃公は主人公・信の初陣での総大将となる。些細な戦の変化も見逃さず、戦を炎に例えて表現し、その匂いをかぎ取って本能で動く独特の感性を持つ麃公は、豪胆さと、圧倒的な行動力で、無謀ともとれる激しい合戦を繰り広げる。本作への出演について、豊川さんは「佐藤監督のもと、キングダムの世界にどっぷりと浸ってきた。大感謝。大満足。想像以上に1を超えた2が、あなたの目の前に繰り広げられるでしょう。キングダム、恐るべし!」とコメントを寄せた。さらに、豊川さんについてプロデューサー・松橋真三は「野獣のような眼光と、巨大な鎧を着こなす大きな体躯、そして大将軍としての存在感、説得力。それを考えると、豊川悦司さんしか思い浮かばず、ご出演のお願いをしました」とキャスティングの経緯を明かす。そして、馬に乗り、荒野を駆ける姿を見た監督・佐藤信介は「本能に任せて全軍を指揮しつつも、どこかユーモラスなキャラクターが、一挙手一投足のうちに浮かび上がって来て、本作の大黒柱となるキャラクターの創造に、ひたすら興奮しました」と語っている。さらに、敵国となる魏国の総大将で、魏国が誇る魏火龍七師の一人であり、戦の天才と言われる呉慶(ゴケイ)を小澤征悦が、呉慶軍の副将であり、軍師も兼任している宮元(キュウゲン)を高橋努が、麃公軍所属の千人将で、信の初陣の上官となる縛虎申(バクコシン)を渋川清彦が演じることも決定。一歩兵として戦場に繰り出し、まさに「大将軍」の一歩を踏み出した信、そして彼が出逢うことになる偉大なる将軍たちが、どのように物語に絡んでくるのか?今後の情報にも注目だ。■豊川悦司(麃公役)コメントキングダムが、強者役者をキャスティングしまくってるという噂が走った。なんかドキドキした。俺に声がかかるのか、かからないのか。強がりしててもなんか気になる。で、この大役をいただきました。就職試験に受かった気分。トヨエツじゃねー!という声もあるでしょうが、佐藤監督のもと、キングダムの世界にどっぷりと浸ってきた。大感謝。大満足。想像以上に1を超えた2が、あなたの目の前に繰り広げられるでしょう。キングダム、恐るべし!■松橋真三(プロデューサー)コメント麃公将軍とは、百戦錬磨で戦場を生き抜いてきた秦国最強の大将軍のひとりであり、原作でも大人気のキャラクターです。その野獣のような眼光と、巨大な鎧を着こなす大きな体躯、そして大将軍としての存在感、説得力。それをを考えると、豊川悦司さんしか思い浮かばず、ご出演のお願いをしました。豊川さんの演じる本能型将軍の最高峰・麃公将軍の勇姿とその感動を、主人公の信が間近で感じるように、観客の皆さまにも劇場の大スクリーンで感じていただきたいと思います。■佐藤信介(監督)コメント麃公という本能で動く将軍を、豊川悦司さんに演じていただくに際し、まずはビジュアルづくりを一緒になって、細かく作り込んでいきました。髪、髭、眉毛、鎧。全てを本当に細かく。ビジュアル作りが、キャラクター作りの始まりでした。撮影では、本能に任せて全軍を指揮しつつも、どこかユーモラスなキャラクターが、一挙手一投足のうちに浮かび上がって来て、本作の大黒柱となるキャラクターの創造に、ひたすら興奮しました。『キングダム2 遥かなる大地へ』は夏、公開予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:キングダム2 遥かなる大地へ 2022年夏、公開予定(C)原泰久/集英社 (C)2022 映画「キングダム」製作委員会
2022年03月08日俳優の山崎育三郎が4月22日から開催する全国ツアー「山崎育三郎 LIVE TOUR 2022 -ROUTE 36-」のメインビジュアルが26日、公開された。自身5度目の全国ツアーとなる今回は、4月22日の神奈川・相模女子大学グリーンホール公演を皮切りに、7月3日の東京国際フォーラム ホールA公演まで過去最大規模の全17都市18公演で開催予定。ツアーサブタイトルの「ROUTE 36」は、山崎がこれまで歩んできた道のりを辿るという意味が込められており、ダンス、芝居の要素を取り入れたストーリー仕立てでミュージカルのようにオリジナル楽曲、ミュージカル楽曲を届ける。物語を紡ぐストーリーテラーとして人形劇俳優の平常(たいら じょう)が出演。今回公開されたメインビジュアルでは、揺るぎない信念を貫き、夢や目標を達成させるといった意味を持つ「ターコイズグリーン」をテーマカラーに、今ツアーにかける山崎の思いを表現している。
2022年02月26日俳優の山崎育三郎が、2022年4月22日から5度目の全国ツアー「山崎育三郎 LIVE TOUR 2022 -ROUTE 36-」を開催することが11日、わかった。同ツアーは、2022年4月22日の神奈川・相模女子大学グリーンホール公演を皮切りに、7月3日の東京国際フォーラム ホールA公演まで過去最大規模の全17都市18公演を行う。ツアーサブタイトルの「ROUTE 36」は、山崎がこれまで歩んできた道のりを辿るという意味が込められており、オリジナル楽曲、ミュージカル楽曲ほか、ダンス、芝居の要素を取り入れた山崎のベスト盤ツアーとなる。公式ファンクラブサイトでは、11日よりチケット先行予約をスタートする。■山崎育三郎インタビュー――過去最大規模の全国ツアーで初めて開催する地域もあります。5回目のツアー開催に向けて、楽しみにされていること、意気込みを聞かせてください。来年2022年は寅年で年男、36歳を迎えます。1998年12歳でミュージカルデビュー、2010年24歳のとき帝国劇場で初主演、寅年が人生の大きな分岐点となってきました。2022年36歳を迎え、ここで一度立ち止まってこれまでの人生を振り返り、集大成となるコンサートをお届けします。そして、今回過去最大規模の全国ツアーとなるので、会場で皆さんに直接歌を届けられる事がとても嬉しいです。36歳山崎育三郎の全てが詰まった作品になると思います。――2021年を振り返ってみて、どのような1年になりましたか?2021年は、挑むことを恐れず前へ前へ突き進むことが出来ました。連続ドラマ、ミュージカル、CDリリース、フルオーケストラ全国ツアー、大河ドラマ、映画、番組MC、新作舞台、そして、全国高等学校野球選手権大会開会式での歌唱。ジャンルを越えた様々な表現の場を与えて頂き、常に大きな壁と向き合いながらも、一つ一つ大切に挑むことが出来ました。とくに憧れの甲子園の舞台に歌手として立てた事は一生の宝です。――2022年は、どのような年にしたいですか?今、目の前にあるものに全力で集中して挑む。それだけです。――ROUTE 36というサブタイトルについて教えてください。今回は、僕が歩んできたこれまでの道のりを、絶大な信頼を寄せる宗本康兵さん率いる豪華バンドメンバー、そしてパフォーマーにはミュージカル俳優の仲間達、歌、ダンス、芝居、まさにミュージカル要素満載でお届けする、エンターテインメントコンサートになります。――会場に足を運ぶ方に向けて、最後にメッセージをお願いします。ジャンルを越えた様々な作品を通して出会った皆さんと直接会いたい。僕にとってLiveは、等身大の自分の想いを直接伝えられる唯一の場所です。今回のステージは、歌手であり役者である僕が作り上げる集大成の作品「ROUTE 36」。2022年のコンサートも新たなサプライズをお届けします。こんな時代だからこそ直接伝えたい想いがあります。是非会場でお待ちしています。
2021年12月11日俳優・山崎賢人の6作目となるカレンダー『山崎賢人カレンダー2022』(11月12日発売 SDP 2,750円)の会場限定特典ポストカードが27日、公開された。同作の発売を記念して、11月12日から東京・SHIBUYA TSUTAYAと大阪・TSUTAYA EBISUBASHIに特設コーナーを設置。会場で対象商品を2,500円以上購入すると、特典ポストカードが贈呈される。同特典は眼鏡姿が印象的なカットを使用しており、すでに公開されている特典カットとはまた違った雰囲気を楽しめる。また、今回のカレンダーのために山崎本人が描き下ろした、オリジナルイラストがプリントされたTシャツの発売も決定した。(C)SDP
2021年09月27日俳優の山崎賢人が、11月12日に自身6作目となるカレンダー『山崎賢人カレンダー2022』(SDP 2,750円)を発売する。山崎本人がプロデュースを手掛け、企画段階から参加し、スタッフと打合せを重ねて撮影に挑んだ今作。とあるテーマに基づき、全ページが異なるシチュエーションと衣装で構成されたカレンダーに。被写体の内面をありのままに写し出す人物撮影を得意とする写真家、ティム・ギャロ氏と、山崎のアイデアが融合して完成した。今回、写真集発売の発表とあわせて、表紙カット&特典カット3点が公開。表紙カットは、飾らないナチュラルな表情を捉え、透明感のある1枚となっている。そして、特典カットは、レザーのライダースに身を包んだカットやタトゥーアートを施したカット、素に近い表情を見せているカットなど、普段見ることのできない様々な表情が切り取られ、見応えのあるものに仕上がっている。また購入特典として、STARDUST SHOPPERS、楽天ブックス、HMV&BOOKS online/HMV店舗/ローソン店頭Loppiで、それぞれ絵柄の異なるポストカードが封入される制作スタッフも「本人のアイデアが詰まった本作を、まずは謎解き感覚で楽しんでほしい」と語るなど、山崎がこだわった今回のカレンダーのコンセプトとは一体何なのかに注目だ。(C)SDP
2021年09月03日「これまで1年に数本ペースで映画やドラマに出演していた山崎さんですが、ここ2年は全く出演作がない状態です。コロナ禍もあるとは思いますが出演オファーを受けていないといい、一部では体調不良を心配する声もあります」こう語るのは、かつて一緒に仕事をしたという映画関係者。黒澤明監督の映画『天国と地獄』(’63年)で注目を浴び、半世紀近くにわたって第一線で活躍し続けてきた名優・山崎努(84)。そんな山崎だが、’19年5月公開の映画『長いお別れ』への出演を最後に表舞台から遠ざかってしまっているのだ。事実上の俳優休業状態となっている山崎は、昨年9月に大きな喪失も経験している。『長いお別れ』で共演した竹内結子さん(享年40)が急逝したのだ。「映画で山崎さんはアルツハイマー型認知症に侵される父を、竹内さんは戸惑いながらも父と向き合っていく娘を演じました。リハーサルでの山崎さんの演技に涙するなど、竹内さんは彼をとても尊敬し、本番以外でも山崎さんのことをとても気遣っていたそうです。5年前にも別の映画で共演しており、竹内さんを実の娘のようにかわいがっていた山崎さんだけに突然の死には大きなショックを受けていたと聞いています」(前出・映画関係者)山崎は共演時を振り返りながら、竹内さんをこうしのんでいる。《クランクアップを迎えたとき、先に撮影を終えた彼女(竹内)が僕のところまでわざわざ来て『お世話になりました』と言ってくれたのを昨日のことのように思い出します(中略)不幸な出来事が続いていますが、もしかしたら誰もが追い詰められ、紙一重の状況にあるのかもしれないね》(『週刊文春』’20年10月8日)■山崎の自宅を尋ねると訪問介護の自転車が…’18年9月には同年5月公開の映画『モリのいる場所』で初共演した樹木希林さん(享年75)、そして“娘”が。相次ぐ名女優たちの死は山崎に多大な心痛を与えたことだろう。果たして、山崎はこのまま俳優業をフェードアウトしてしまうのだろうか。真相を確かめるべく、都内にある山崎の自宅を訪れた。築約30年の、石段を積み重ねた豪邸の玄関前に停まっていたのは、訪問介護ステーションの自転車。やはり介護が必要なほど体調を崩しているのか――。しかし、山崎をよく知る近隣住民の女性に話を聞くと意外な答えが返ってきた。「実は昨年、山崎さんの奥さまが自宅の階段で足を踏み外して、骨折してしまったんです。今までどおりに家事ができなくなったこともあり、訪問介護を頼んで、身の回りの世話をしてもらうようになったそうです。これまでは家事を任せることが多かった山崎さんも骨折後は積極的にするようになったといいます。結婚して離れて暮らす2人の娘さんも定期的に両親の様子を見に来ていると聞いています」介護を受けていたのは、山崎ではなく妻の黛ひかるさん(82)だというのだ。2人の出会いは約60年前にさかのぼる。「’62年のドラマでの共演をきっかけに山崎さんは当時タカラジェンヌだったひかるさんとの交際を始め、翌年に結婚。結婚式では、共演したドラマの脚本を務めた石原慎太郎さんが仲人を務めました。山崎さんが公の場でひかるさんについて話すことはほとんどありませんが、友人には『百点満点の奥さんです』とよく自慢していたそうです」(テレビ局関係者)本誌は山崎のひかるさんへの“老老介助”の現場を目撃した。雨上がりの晴天に包まれた6月下旬の夕暮れ。自宅近くで、訪問介護のヘルパーと思しき女性に付き添われながらゆっくりと歩くひかるさん。そして、そのすぐ後ろには、つえをつきながら優しく妻を見守る山崎の姿があった――。夫の介助のかいもあって、ひかるさんは、元気な姿を取り戻しつつあるという。■老老介助の陰にあった妻との“約束”「ひかるさんもかなり回復し、最近では山崎さんと早朝に散歩している姿をよく見かけますよ。この前会ったときは『毎日元気にしています』と話していました」(別の近隣住民)バラエティ番組などに出演することなく、演じることを生きがいにしてきた山崎。そんな彼が俳優を休業してまで妻を介助する陰にはかつて交わした2人の“約束”があるという。結婚の翌年、ひかるさんはインタビューでこう語っている。《二人の約束は、一、ムリなことを言わない。二、相手のコンディションを考えて助け合う。この二つを、その場、その問題で解決して行けばいいのではないでしょうか》(『週刊女性』’64年9月16日号)山崎の知人は言う。「ひかるさんは交際中に宝塚歌劇団を退団し、結婚後しばらくは不遇の時代が続いた山崎さんを懸命に支えました。山崎さんはそのことを今でも感謝しているそうです。ひかるさんの一大事を受けて“今度は自分が約束を果たす番”という思いでいるのでしょう」そして、山崎は決して引退するわけではなさそうだ。「コロナ禍とひかるさんの骨折があって今は休業状態ですが、よきオファーがあればまた仕事をする心づもりでいると聞いています」(前出・知人)半世紀以上連れ添った妻の介助を経験している山崎の演技は、より円熟味を増すことだろう。
2021年07月01日山崎育三郎が、6月15日の東京 Bunkamura オーチャードホールを皮切りにコンサートツアー『billboard classics 山崎育三郎Premium Symphonic Concert Tour 2021 -SFIDA-』をスタートさせた。今回のツアーで山崎はフルオーケストラとのコラボレーションコンサートに初挑戦しており、初日公演ではオリジナル楽曲やミュージカル楽曲、ドラマで披露した楽曲などを流れるように披露していき、会場は観客からの拍手で沸き上がった。ステージ上のMCでは、新曲「誰が為」を8月にリリースすることが発表された。同曲は、あらゆるスポーツや吹奏楽など頑張る学生に向けたエールソングで、森山直太朗氏の作詞共作者でもある詩人の御徒町凧氏が作詞を担当している。さらに、山崎と昨年の甲子園出場が決まっていたにも関わらず、新型コロナウィルスの影響で中止になり試合が出来なくなってしまった元高校球児が対談を行った際のリアルな言葉も取り入れられている。<リリース情報>山崎育三郎「誰が為」2021年8月リリース作詞:御徒町凧作曲:宗本康兵<ツアー情報>billboard classics 山崎育三郎Premium Symphonic Concert Tour 2021 -SFIDA-※終了分は割愛【名古屋】愛知県芸術劇場 大ホール7月4日(日) 開場 16:00 / 開演 17:00【福岡】福岡サンパレス ホテル&ホール7月8日(木) 開場 17:30 / 開演 18:30【西宮】兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホール8月7日(土) 開場 16:00 / 開演 17:008月8日(日) 開場 13:00 / 開演 14:00【札幌】札幌文化芸術劇場 hitaru8月19日(木) 開場 17:30 / 開演 18:30【東京】東京芸術劇場 コンサートホール9月2日(木) 開場 17:30 / 開演 18:309月3日(金) 開場 17:30 / 開演 18:30公演HP:関連リンク山崎育三郎 オフィシャルサイト:山崎育三郎 ユニバーサルミュージックサイト:山崎育三郎 Instagram:山崎育三郎 Twitter:山崎育三郎 オフィシャルFC Twitter:山崎育三郎 ファンクラブサイト:山崎育三郎 TikTok:
2021年06月16日自分らしく生きること。それは、とてもシンプルで、とても難しいこと。だけど、私たちがもっとハッピーに生きていくために、自分らしさは欠かせない。そんな“自分らしく生きること”の大切さを、とびきりポップに、どこまでもキュートに教えてくれるのがミュージカル『ジェイミー』だ。主人公は、16歳の高校生・ジェイミー。彼には、ドラァグクイーンになるという夢があった。その第一歩として、高校のプロムに本来の“自分らしい”服装で参加しようと決意するが、その行く手には様々な偏見や迫害が待ち構えていた。演劇の本場・イギリスで大ヒットしたミュージカルが日本初上陸。確かな実力とフレッシュさを兼ね備えたメンバーで華やかにお届けする。そこで今回は、ジェイミーのクラスメイト・サイ役の小西詠斗にインタビュー。「歌もダンスもまだまだで…」と恐縮する小西にとって、本作は大きなステップアップの場となりそうだ。初めてお芝居をしたときは、自分には無理だと思いました――台本を読ませてもらいましたが、「普通」ってなんだろうということを改めて考えさせられました。そうですね。僕もこのお仕事を始めるときに周りから物珍しげな目で見られたので、ジェイミーの気持ちは共感できるところがあります。――物珍しげな目で見られたとは?僕は地元が広島なんですけど、芸能の仕事をする人が周りにいないので、理解してくれる人がなかなかいなくて。そういう周りの目を気にして、自分らしくいられなかった時期はありました。――「あいつ、芸能人になるらしいぜ」みたいな目が?まだ高校生なんで、人と違うことをする人に対してみんな過剰に反応するんだと思います。それで、いろいろ言われたこともありました。今となっては応援してくれる人の方が多いんですけど、あのときはとても不安で絶望していました(笑)。――ジェイミー自身も夢へと突き進む道の中で浮き沈みを経験します。小西さんも芸能の仕事を始めて挫折を感じたときはありますか?たくさんあります。僕、できないことが多いので。お芝居も、歌も、最初から思い通りにできたことは一度もなくて。練習してもなかなかできないし、自分にはセンスがないのかなと悩む時期もありました。――それは具体的にいつ頃ですか?初めてお芝居をしたのが広島の小劇場だったんですけど。、お芝居が上手にできず、これは自分には絶対無理だと思いました。――何ができなかったんでしょうか?全部です。(笑)台詞は棒読みですし、相手の台詞も聞けていないですし、会話をするという意味が理解できていなかったです。その時の映像があるんですけど、ひどいですね、本当に。でもそこから1年くらいして、もう一度、同じシリーズの舞台に今度は東京の方で出させていただいて。そのときに家で何度も台本を読んで、ここをこうしたらいいんじゃないか、ああしたらいいんじゃないかってすごく考えて。それを稽古場に持っていったら、少しずつ演出家の方に評価してもらえることが増えてきました。本当に普通のことなんです。台詞がナチュラルに話せるようになったとか。動きに感情が感じられるようになったとか。お芝居をしたらきっと誰でもできるような、普通のことなんですけど、何もできない僕には少しでもできるようになったことがうれしかったです。そこからですね、お芝居を仕事にできたらすごく幸せなんだろうなって前を向けるようになったのは。ちゃんと俳優をやりたいって思えるようになりました。ジェイミーの歌声を聴きながら、僕もこんなふうに歌えたらと思った――そんな小西さんですが、今年に入ってからは「地縛少年花子くん-The Musical-」、ミュージカル「黒執事」〜寄宿学校の秘密〜とミュージカルが続いていますね。まだまだ全然実力が足りていないですけど、今、歌うことがすごく楽しくて。これからたくさん練習して、うまくなりたいですし、自信を持って出られるようになったらいいなと思っています。――歌に関しては、どんなレッスンをしているんですか?ミュージカルが2作続いたので、その期間中はよく歌唱指導の先生にトレーニングをしていただきました。難しいのが、歌で気持ちを届けること。僕の場合、気持ちを入れすぎると、たっぷり歌いすぎちゃって、リズムとかが壊れてしまうんですよ。喋るように、ひとつひとつアクセントをつけながら歌うのも大変で。そのあたりが今の課題ですね。――『ジェイミー』の歌稽古はいかがですか?まだ僕は1回しか参加できていないんですけど、ノリノリの曲があって楽しかったです。オープニングからものすごく盛り上がる曲で、教室で騒いでいるような感じの楽曲なんですけど。、歌っているときも、本当にみんなとわちゃわちゃしている感じでした(笑)。――みなさんの歌声を聴いた感想はいかがですか?ジェイミー役の森崎ウィンさんと髙橋颯さんの歌声が本当に素敵なんです。高音が綺麗で。僕は高い音も低い音もうまく出せないので、こんなふうに歌えたら気持ちいいだろうなと思いながら見ていました。――今回はさらにダンスも加わります。僕、ダンスも苦手なんですよ(笑)。今回の現場はきっと稽古中からかなり苦労することになるだろうなと思います。でもその分、勉強することも多いだろうし、少しでも多くのものを得られる現場にしたいです。立石俊樹くんからは歌の基礎を教えてもらいました――ひとつひとつ作品を重ね、着々と経験を積んでいっている様子がうかがえます。俳優としてはどういう方向を目指していきたいですか?今、歌が上手な方への憧れがすごく強くて。上手な方を身近で見てきた分、いつかは自分ももっと上手に歌えるようになったらいいなと思っています。――歌に関して影響を与えた人といえば?ミュージカル「黒執事」でご一緒した立石俊樹くんです。歌に関していろんなことを教えていただきました。黒執事で、ちょっと僕自身も変われたのかなと思っています。――どんなことを教えてもらったんですか?台詞のように歌ってみるといいよとか。リズムを頭の中でカウントしておくといいよとかです。あと、僕は暗い曲だと感情が暗くなってしまって、声まで沈んでしまうので、暗い曲でも口角をあげてみるといいよとか。歌に関しては、本当に何にもできないので、基本的なことをたくさん教えていただきました。――ミュージカル「黒執事」という大きな作品をやり遂げて、身についたものはなんですか。舞台と映像のお芝居はまったく違うんだということを再確認できました。舞台ならではのお芝居だったり、効果的な見せ方だったり。舞台も映像も両方しっかりやっていきたいと思っているので、ミュージカル「黒執事」で学んだことをまた次の現場で活かせるようにしたいです。1日じゅうゲームをしていることも普通にあります――ジェイミーは、これは曲げられないというポリシーを持っていますよね。小西さんにとって、これだけは譲れないと言えるくらい好きなものってなんですか。あるんですかね…。すごく好きなもの…?(と、真面目に考える)――たとえば、これをやっていると元気になれるものとか?あ!それだとゲームですね。最近は『モンハン』をずっとやっています。以前共演させていただいた方やご近所さんと、夜、電話をしながら「ひと狩り行くか」って(笑)。――最長で何時間くらいプレイした経験がありますか?次の日も休みだったりすると延々やってしまいます。1日ずっとゲームしていることとか普通にありますね(笑)。やりすぎないように気をつけてはいるんですけど…。――すごい(笑)。あと、ジェイミーはおめかしするのが大好きですが、小西さんのファッションのこだわりは?昔は結構ゴチャゴチャしたものが好きだったんですけど。最近はきれいめシンプルなシャツが好きで。だいぶ格好が大人しくなっちゃいました(笑)。――ゴチャゴチャしたものが好きだったのはなぜだと思いますか?なぜでしょう?人と同じが嫌だったのかな?そんな気持ちがあった気がします。――では、そこからシンプルな服装を好むようになった心境の変化を分析すると?大人になりたいという気持ちが大きかったかもしれないです。あとは、1年経つと、去年着ていた服とか「これ、なんで着てたんだ?」と思うことが多くて。そういうのをやめようと思って、自然と長く着られるシンプルなものを選ぶようになったのかもしれません。――今、21歳、大人になったと思いますか?いやあ…(笑)。もっと年齢に追いつかないと、と思います。――大人になるには何が足りないと思いますか?全然しっかりしていないので、とりあえずしっかりしたいです。休みの日はずっと寝ちゃいますし。よくないです、本当。――では、もっと大人になるためにしたいことは?本を読みたいです。今まであまり読んでこなかったので、読まなきゃと思っていて。今は山崎努さんの『俳優のノート』を読んでいます。難しくてよくわからないことも結構あるんですけど、勉強になります。大人になるのとは、ちょっと関係ないかもしれないですけど(照)。ミュージカル『ジェイミー』チケットの購入はこちらから小西詠斗さんのサイン入りチェキを2名様に!ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=d0709627-4b78-4226-9c3e-5022da439f91&contentTypeId=2) すると、この記事内に応募ボタンがあります。撮影/友野雄、取材・文/横川良明、衣装協力/FACTOTUM、VISION STREET、WEAR
2021年05月25日PARCO PRODUCE 2021『ピサロ』の初日前会見が14日に東京・PARCO劇場で行われ、渡辺謙、宮沢氷魚が取材に応じた。『ピサロ(原題:ザ・ロイヤル・ハント・オブ・ザ・サン)』は、16世紀、167人の寄せ集めの兵を率いて、2,400万人のインカ帝国を征服した、成り上がりのスペイン将軍・ピサロの物語。『アマデウス』『エクウス』などで、トニー賞最優秀作品賞、ニューヨーク劇作批評家賞など数多くの賞を受賞した英国を代表する劇作家ピーター・シェーファーによる傑作戯曲で、1985年に行われた日本初演では山崎努がピサロ、当時まだ無名だった渡辺謙がインカ帝国の王・アタウアルパを演じた。昨年、渡辺は自身に「俳優を一生の仕事とする」覚悟を決めさせる1本となった本戯曲にタイトルロールとして帰還し、PARCO劇場オープニング・シリーズ第一弾公演として華々しく開幕する予定だったが、コロナ禍により初日を延期。さらに45回予定のところ、わずか10回の上演となった。今回はアンコール公演であり、渡辺ら出演者は「リベンジ公演」と呼んでいるという。渡辺は昨年の中止について「落ち着いてゆっくりお芝居を楽しみましょうという空気じゃない中で10回の公演をやっていました。パルコも休館せざるを得なくなり、『お客様の安全も考えたら、演劇を出来る状態ではないのかもしれない』ということで公演の中止を決めました」と振り返る。「僕の中でシャッターを下ろして止まってた感じだったんですけど、今年この稽古がもう1回始まるという中で、懐かしいメンバーと合って、読み合わせをしたときに、本当に時計が動き始めた感じがしたんです。そのくらい、時計が止まっていたんだ、秒針が止まっていたんだということに気がつきました」としみじみと語った。宮沢も「去年中止が決まった日に、謙さんが『また会いましょう』という言葉をかけてくれて、これはもう間違いなくやるんだなと、どこかで信じられた。やらないわけがないと思っていたので、中止になってすごく悔しい思いであったり、その思いをどこにぶつけていいかわからない瞬間もあったんですけど、その時の言葉を思い出すととても前向きになれる自分がいました」と感謝する。この1年を経て、宮沢が「同じ役を演じても全然違う景色が見えてきたり、自分の成長も少しですけども感じられる瞬間があって、僕個人として少し成長できた姿を皆さんにお届けできるのはとても光栄に思っております」と心境を表すと、渡辺は「かなり成長しています」と太鼓判を推した。36年前に自身が演じたアタウアルパを今回演じる宮沢について、改めて渡辺は「この衣装を見ていただいたらわかると思うんですけど、ある種超越してるわけなんです、神という存在なので。それでパフォーマンスをするのは非常にハードルが高いことだと、僕も36年前に自覚はしていたので、相当大変だったと思います」と慮る。一方で「去年1回やっているので、今年はもうそこありきの状態から始められる。彼としてはさらに何かいろんなことを考えられるいい稽古場だったと思っています」とも明かす。また、「外出するのもはばかられるような時勢の中で、演劇をご覧いただくことに、ある意味非常に胸を痛めるわけですけども、それでもやっぱり僕たちは届けたいものがあるんだという思いを強くこのカンパニー全員で持っています」と渡辺。「大変なことはよく存じ上げておりますので、くれぐれも養生しながら劇場に足を運んでいただきたいですし、くれぐれも感染にならないようにご用心していただければと思っています。しっかり届けていこうと思っています」と意気込んだ。
2021年05月14日5月15日(土)よりアンコール公演が予定されている、渡辺謙主演、宮沢氷魚共演の舞台「ピサロ」より、稽古場の様子を写した写真が公開された。昨年3月、PARCO劇場オープニング・シリーズ第1弾公演として開幕する予定だった本作は、コロナ禍により初日を延期、さらに45回予定のところ、わずか10回の上演となってしまった。そこで観劇が叶わなかった多くの人々のリクエストに応えて、今回アンコール公演が行われる。本作は、16世紀、167人の寄せ集めの兵を率いて2400万人のインカ帝国を征服した、成り上がりのスペインの将軍ピサロの物語。日本初演は36年前の1985年PARCO劇場。山崎努がピサロを、渡辺さんがインカ帝国の王・アタウアルパを演じた。そして今回、自身に「俳優を一生の仕事とする」覚悟を決めさせる一本となった本戯曲に、渡辺さんがタイトルロールとして帰還。ピサロに対峙する太陽の子・インカ王アタウアルパは、宮沢さんが務める。公演に向けて感染予防対策を講じ、一丸となって全力投球中の稽古場から到着した写真では、並々ならぬ熱量が感じられるようだ。公演が止まってしまったとき、すぐさまリベンジ公演をやろうと声を上げたのは、主演の渡辺さん。その願いが実現して4月、大階段のセットが組まれた稽古場に、総勢29名のキャストが結集。初演をともに立ち上げたメンバーに加え、一部新顔も迎えての再始動。演出のウィル・タケット、演出助手兼振付のシドニー・アファンデル=フィリップスの姿もあった。この日の稽古は、戦いによる大殺戮が繰り広げられた一幕のラスト、その鮮烈な余韻を残しての二幕頭からスタート。回想する老マルティン(外山誠二)が見つめる中、おぞましい光景を見たことに打ちひしがれ、嘔吐する小姓マルティン(大鶴佐助)。副隊長デ・ソト(栗原英雄)がそんな彼を励ますところに、ピサロの一喝が刺さる。渡辺さんの険しい眼光、雷鳴のような一声に稽古場中の息が止まった瞬間、タケットが立ち上がって芝居を止め、一気に緊張が解かれ、穏やかに指示する。そして、囚われの身となったアタウアルパとして、大階段の上に座っていた宮沢さんが降りて来て、そのやりとりを集中して聞く姿がなんとも印象的。さらに、ピサロが初めてアタウアルパと対話するシーンの稽古へと続き、黄金よりも太陽の子アタウアルパに惹かれ始めているピサロの心の動きを、鋭利な視線を放って豪気に、かつ俊敏に、多彩な表現で魅せていく。そして宮沢さんが醸し出す肝の据わった安定感には驚きを隠せない。初演で見せた神々しく透明感あるその姿に、さらに太い芯が備わったように感じられた。「ピサロ」あらすじ西暦1531年。齢60を超えた粗野な成り上がりの将軍ピサロは、彼の人生の最後の遠征となるインカ征服への準備を始めた。集まった兵士は一攫千金を夢見る平民たち。そんな傭兵を含む167名を率いて、ピサロはペルー征服へと出発。6週間をかけ、森をぬけ、2週間かけてアンデスを超える過酷な行軍の末に、数千人のインディオを虐殺し、自らを太陽の子と謳うインカの王アタウアルパを生け捕りにする。ピサロは、アタウアルパを釈放する代償として莫大な黄金を要求。そして、莫大な黄金を手にしたピサロとスペイン人たちは――。PARCO PRODUCE 2021「ピサロ」は5月15日(土)~6月6日(日)PARCO劇場にて上演。(cinemacafe.net)
2021年05月06日今年デビュー25周年を迎えた山崎まさよしが、12月18日に企画アルバム『山崎×CM』を配信限定リリースすることを発表した。今作は2018年にリリースされ好評を博した、過去の映画タイアップ曲をまとめたアルバム『山崎×映画』の続編にあたるもので、今まで山崎が担当したCMタイアップ曲の中からセレクト。併せて公開されたジャケット写真もシリーズを踏襲したデザインに仕上がっている。収録曲は、現在『ロマンシング サガ リ・ユニバース』 2nd Anniversary Campaign TV CM『ロマサガRS ロマサガファンに。篇』に山崎本人が出演し話題となっている代表曲「One more time, One more chance」や、デビュー曲「月明かりに照らされて」「アドレナリン」「回想電車」など全7曲。25年間のCMタイアップ曲を振り返る内容となっている。また、最新EP『ONE DAY』収録曲「Updraft」がオーディオテクニカ『Power of Sound Project』企業ブランドCMソングに決定。スキマスイッチ大橋卓弥、秦 基博がゲストコーラスとして参加したスペシャルアレンジ版「Updraft (Power of Sound ver.)」として今回のアルバムで初音源化される。リリース情報山崎まさよし『山崎×CM』2020年12月18日(金) 配信スタートDL価格:バンドル917円、単曲255円配信リンク:※12月18日 00:00より有効【収録曲】1. 月明かりに照らされて ※<セゾン>カードインターナショナル TV-CFイメージソング(1995年)2. アドレナリン ※株式会社イシダ CMソング(1997年)3. ガムシャラ バタフライ ※日産「パルサー」 TVCMソング(1997年)4. Flowers ※日本ペイント「日本ペイントの部屋」篇CMソング(2020年)5. 回想電車 ※近畿日本鉄道『語りたくなる、伊勢志摩。』CMソング(2019年)6. Updraft (Power of Sound ver.) ※オーディオテクニカ『Power of Sound Project』企業ブランドCMソング(2020年)7. One more time, One more chance ※日清食品 どん兵衛『どんぎつねがいない篇』CMソング(2017年)、『ロマンシング サガ リ・ユニバース』 2nd Anniversary Campaign TV CM『ロマサガRS ロマサガファンに。篇』CMソング(2020年)ライブ情報『山崎まさよし Live Online “ONE KNIGHT STAND 2020″』※バースデー配信ライブ12月23日(水) 20:00スタートチケット情報はコチラ:『J-WAVE TOKYO GUITAR JAMBOREE 2020 RETURNS supported by 奥村組』両国国技館12月27日(日) 12:30開場 / 14:00開演(20:00頃終演予定)W / 森山直太朗、スガ シカオ、ハナレグミ、橋本絵莉子、竹内アンナ、樽木栄一郎、真心ブラザーズ(全8組・順不同)関連リンクオフィシャルサイト:オフィシャル Youtube チャンネル:オフィシャル Instagram:オフィシャル Twitter: MUSIC オフィシャルサイト:
2020年12月13日俳優の山崎賢人が27日に発売する『山崎賢人2021年カレンダー』(KADOKAWA 2,500円税別)の、オリジナルグッズ画像と購入者対象限定ポストカードの絵柄が公開された。本作のテーマは“自然”で、水、火、空、植物等の自然要素をモチーフにした撮影やナチュラルな表情をとらえたカットまで、多彩な山崎賢人が詰まった卓上リングタイプのカレンダー。このたび、発売を記念してトートバッグ(1,500円税別。グレー・白の2色展開)とマスクケース(1,300円税別)の制作が発表され、マスクケースには目を閉じた山崎に虹がかかったような、儚さや透明感を感じられるカットが使用されている。全国5都市9店舗にて、特設コーナーの設置も決定。対象商品2,500円(税別)以上の購入者に、タワーレコードではひまわりを腰に刺したカット、TSUTAYAでは白いシャツでこちらを見つめるカットと、絵柄が異なる限定ポストカードが進呈される。
2020年11月04日漫画家として活躍するカレー沢薫さんの連載コラム「アクマの辞典」このコラムは、ア行からワ行まで、女や恋愛に関する様々なワードをカレー沢さん独自の視点で解釈していきます。女の本性をあぶりだす新しい言葉の定義をとくとご覧あれ!■第61回アクマの辞典ア行【オ】➤「重い」(おもい)今回のテーマはあ行から「重い」である。体重の話ではない。確かに世の中には、物理的に重く、体積的に広い人が好み、といった人もいる。そういう方のために体重100キロ以上の淑女を揃えた、婚活パーティが秘密裏に開催されたりもしているようだが、エレベーターに1回3人ぐらいしかの乗せられないため、なかなか会場入りが終わらないという。ちなみに気合の入ったデブ専男性でも100キロあたりの女がボーダーでそれ以上だとキツと感じるらしい。このキツいとは、好みから外れるとかいう意味ではなく、むしろイイネなのだが、100キロ以上を超えると移動に支障が出てくる場合が多く、デートも満足にできなくなるといった意味でキツイのだそうだ。つまり「下半身(性的じゃない意味で)が強い動けるデブ」になれば、一部の層から熱烈にモテるかもしれないということだ。3ケタの大台を超えている人は中途半端なダイエットなどやめて、膝を鍛えたほうが良い。今回はそういう重さではなく、精神的な「重さ」の話である。昔から「重い女は男に嫌われる」と言われている。しかし、世の中には、女が自分の気に入らない行動を取った時に「重い」とか「お前のそういうところが嫌なんだ」と、あたかもそれが欠点かのように責めて支配しようと男もいるので注意が必要だ。もちろん、男が気に入らないことをすると「私を大事にしてくれてない」とさらに漠然としたことを言って、手こずらせてくる女もいる。では「重い」と言われる行動とは何か、というと第一に「束縛」だそうだ。いつどこで何をしていたか全て把握するだけで飽き足らず、コイツとは会うな、など行動を管理しようとするタイプは「重い」と言われる。他にもネガティブな発言が多いのも「重い」と思われるようだ。確かに、赤の他人がネガティブな発言ばかりしていたら「暗くていいなあ!好き!」と、映画『刑務所の中』の山崎努のように逆に元気になれるだろう。だが、家族や恋人がネガティブ発言ばかりしてくる場合、それを励まし続けるのは正直面倒だし、励ましミッションに失敗した時に送られてくる死をほのめかすLINEに逐一対処しなければいけないのも疲れる。しかも相手の希死念慮は、なぜか仕事中や午前2時など明らかに「試される時間帯」に起こるのである。だが、常に自由でいさせてくれて、俺の前ではいつも元気で明るく振る舞ってほしいなんていうのもわがままであり、それは結局、重い女が嫌なのではなく、俺に都合の悪い女が嫌、ということだ。よって、相手の行動を全て把握制限し、左内股にお互いの名前を彫り、右にはこれから生まれてくるであろう二人の子どもの名前を彫ろうなどという提案もしていないのに「お前重いんだよ」と言われた場合は、ただ俺の思い通りに動けと言っているにすぎない場合もあるので真に受ける必要はない。そもそも、物理的重さにも好みがあるように、精神的重さにも好みはあるのだ。世の中には束縛すら「愛されている」と感じ、放任されると不安になってしまうタイプもいるだろう。「重いんだよ」と言われたら、相性が悪かったと思って、内股タトゥー案をイイネと言ってくれる相手を探すというのも手である。--------------------------■ア行【ア】➤「あいみょん」(あいみょん)…腐せば老害と言われ、好きと言ったら媚びていると言われる、中年以上が触れづらいゾーン【イ】➤「陰キャ」(いんきゃ)…陰キャは、陽キャに陰キャ呼ばわりされるのがちょっと嬉しかったりする【ウ】➤「映り込み」(うつりこみ)…飯を二人分映りこませるのは彼氏アピールではなく、本当に二人前食う女もいるということを覚えておいてほしい【エ】➤「エモい」(えもい)…褒め言葉ではなく「よくわからない」という意味【オ】➤「重い」(おもい)…逆に自分の積載量が少ないのが悪いというケースもある**************************プロフィールカレー沢薫漫画家、コラムニスト。1982年生まれ。2009年に『クレムリン』(講談社)で漫画家デビューを飾る。秀逸な言語感覚で繰り広げられる切れ味鋭い世界観が人気。こよなく猫を愛し、猫が登場する作品も多数。『ひとりでしにたい』 (モーニング KC)『ひとりでしにたい』 (モーニング KC)も発売中。
2020年07月05日歌手の山崎まさよしが、7月12日20時から無料生配信ライブ『山崎まさよしLive Online ~Thanksa million~supported by uP!!!』を開催する。エンタメサイト・uP!!!とAugusta Campは、コラボ配信企画を実施。その第1弾として、今年で22年目を迎える野外ライブイベント「Augusta Camp」で特に人気の高い6年分の過去ライブ映像を、7月6日から11日まで「uP!!!特別ダイジェスト版」として1日1本無料配信する。また、第2弾は、今年9月にデビュー25周年を迎える山崎が「たくさんの感謝の気持ちを込めて」ライブを生配信。これを記念して、「山崎まさよしサイン入りグッズ」がauスマートパスプレミアム会員の中から抽選で3名にプレゼントされる。各映像は、auスマートパスプレミアム会員、またはauIDを無料作成するとuP!!!にて視聴可能。山崎は、YouTubeにアップされたティザー映像を通じて、「約4カ月半ぶりのライブとなりますので楽しみです」と喜びを伝え、「ぜひご覧ください」と呼びかけている。
2020年06月29日俳優の山崎育三郎が、ストリーミングサービスを利用した生配信ライブ『山崎育三郎 Special Live “YOU & I” 〜 ねぇ、僕だよ? みんなのプリンス 〜』を開催することが26日、明らかになった。現在放送中の連続テレビ小説『エール』(NHK総合 月曜~土曜8:00〜)では、オペラ「ドン・ジョバンニ」や「故郷」を美声で披露するプリンス・佐藤久志役を熱演、今夏スタートのドラマ『私たちはどうかしている』(日本テレビ系 毎週水曜22:00〜)では、ミステリアスな多喜川薫役を演じる山崎。新型コロナウイルスの影響により、主演予定だったミュージカル『エリザベート』公演も中止となってしまったが、7月18日日に初の生配信ライブを開催する。マチネ(15:00〜)とソワレ(19:00〜)で内容を変え、“エール”を込めたライブを届けるという。チケット代は各2,500円(税込)で、オフィシャルファンクラブ会員限定で撮りおろしの「特典ライブフォト」と「動画メッセージ」が見れる特設ページも公開される。○山崎育三郎 コメント今回の新型コロナウイルスの影響で、僕自身もミュージカル、コンサート、ディナーショー、イベント、様々なエンターテインメントが次々と中止になり、ステージ上で歌を歌う機会を多く失いました。どうにか今の状況の中で歌を届けたいという思いから、初めて生配信でのライブをやらせて頂くことになりました。ピアニストには多彩なアレンジと繊細かつドラマティックな演奏スタイルを持つ、宗本康兵さんによるグランドピアノでの生演奏。セットリストには、出演ミュージカル作品の楽曲、ディズニー楽曲、オリジナル楽曲、更に今回は朝ドラ『エール』が放送休止期間に入ってしまうため、佐藤久志がドラマで歌っている楽曲など、幅広い音楽を届けたいと思います。オンライン上で、皆さんからのコメントを読み上げ、リクエストに応えて即興で歌うシーンも考えています。
2020年06月26日福田雄一と大泉洋のタッグで映画化される『新解釈・三國志』。この度、本作にムロツヨシ、橋本さとし、高橋努が参戦することが分かり、あわせて特別映像が公開された。誰もが一度は目や耳にしたことがある『三國志』とは、今からおよそ1800年前、西暦約200年の中国・後漢の時代を舞台に、魏、呉、蜀の3国が中国の覇権を巡り群雄割拠していた史実をまとめた書物の名称だ。この『三國志』の中には、魏の曹操、呉の孫権、蜀の劉備をはじめ、中華統一を目指す、一癖も二癖もある個性豊かな武将が登場し戦うことから、日本でも小説や漫画、そしてゲームなど多くのコンテンツが作られ、親しまれてきた。しかし、この『三國志』で語られる逸話の中には、現実味にかける話や解き明かされていない謎も数多く存在し、読み手によってこれまでさまざまな解釈がされてもきた。ヒットメーカーの福田の手によって映画化される本作は、オリジナル脚本の『新解釈・三國志』ということで、大きな注目が集まっている。「劉備玄徳を大泉さんがやらないんだったら、これはもう全然やる必要のないものだという感覚でした」と福田監督に言わしめた大泉が、福田監督と初タッグを組む本作だが、そんな本作への参戦が発表されたのが、ムロと橋本と高橋。いずれも、映画やドラマに欠かせないバイプレイヤーだ。ムロが演じるのは、稀代の天才軍師として名高い諸葛亮孔明。蜀のために采配を振い、明晰な判断力と予見力で敵を翻弄し、戦場に神算を描く“カリスマ軍師”だ。そして、橋本が演じるのは、大泉演じる劉備と共に“桃園の誓い”で義兄弟となる誓いを結び、仁義に生きる豪傑・関羽。さらに、高橋が演じるのは、超怪力の猛将・張飛だ。果たして、歴史に名を残した英雄たちは、本当はどんな人物像だったのだろうか。ボヤキ続ける劉備と共に蜀を盛り立て、“ワンチーム”で覇権争いを戦い抜く彼らの動向に注目だ。そして、三(さん)國志を描く本作は、毎月3(さん)日に、この群雄割拠の戦いに参(さん)戦するメンバーと、撮影現場での特別映像が発表・公開されることが明らかに。毎月3日に発表される情報にも注目だ。今回公開された特別映像には、あまり緊張感の感じられない“ゆるい”撮影現場での、キャスト・スタッフの楽しげな様子が収められている。ムロ、橋本、高橋のコメントは下記。■ムロツヨシ「ムロくんの役は諸葛亮孔明です」と福田監督に言われました。「本気ですか?」と聞きました。「本気、大丈夫、劉備役を大泉洋さんがやるから」と答えがきました。「肩に力入れまくってガチガチの投球フォームで全力投球します」とお応えしました。「うん、普通に投げて」と返ってきました。こんな時代にお届けしたい喜劇。みんなで映画館で笑おう。笑いに来てください。笑ってください。だから皆さん、それまで、どうか、笑っていてください。■橋本さとしいよいよ『新解釈・三國志』上映ですか!思い返せば、福田さんが演出していたミュージカルの稽古中に呼び出され、ダメ出しでも食らうのかと思ってビビっていたら、「三國志の関羽やりますぅ?」「あ、やりますぅ」という感じでいただいた役……が、関羽って三國志で唯一神格化されてる武将ではないですか!これは気合いを入れなくてはと鼻息も荒く現場に入りましたよ。はい。ところがピリピリ感は皆無。ワンカットごとに監督の笑い声が響く。そこに大泉さんのゆるい空気感が相まってなかなか居心地のいい現場でした。まあ、福田さんは他力本願……いや失礼!福田さんはスタッフにも役者にも絶対的な信頼を寄せていて、各々が最高の仕事をするのをガハガハ笑って見ているという感じ。まるでニコニコしたジャイアン!まさにプロフェッショナルな福田組でした。■高橋努念願の福田組は狙っていくとウケないし、全然駄目だと思ったらオッケー出るし、分からないけど監督笑ってるし、三國志だから現場は遠いし、だけど中国じゃないし、役がデブの設定だし、肉襦袢は暑いし、装備は重厚だし、顔じゅう毛がモジャモジャだし、指と手にもモジャモジャつけるし、それでアクションやるの大変だし、馬に乗るの難しいし、初日から長台詞を長兄(劉備)と兄者(関羽)と合わせて言わなきゃいけないし、全然合わないし、でも監督オッケー出すし、めっちゃ笑ってるし、長兄はずっとグチグチ言ってるし、兄者は変なリアクション唐突にするし、皆さんの芝居に笑い堪えるの必死だし、監督めっちゃ笑ってるし、その笑い声聞こえてくるし、今回の自分のスタンスをムロ君に相談したら皆にバラされて恥ずかしいし、いやぁ、実に楽しかった。『新解釈・三國志』12月11日(金)より全国公開
2020年04月03日又吉直樹の初の恋愛小説を、山崎賢人主演で実写化する『劇場』。この度、人生初のひげを生やしたという山崎さんのこれまでに見たことのない表情も覗ける、初解禁となる特報映像が到着した。原作は、又吉さんが芥川賞受賞作品となった「火花」より前に書き始めていた、作家の原点とも言える恋愛小説「劇場」。劇作家を目指す主人公・永田と、彼に恋をして必死に支えようとする沙希の7年間の恋が描かれている。今回到着した映像では、山崎さん演じる演劇の世界で夢見る永田と、松岡茉優演じる彼を支える沙希、恋人同士の2人が自転車に乗る仲睦まじいシーンからはじまる。しかし、夢を追いかける中で厳しい現実に打ちのめされていく永田と、支えながらも葛藤していく沙希は徐々にすれ違っていってしまう。また、沙希の涙ながらの「ごめんね」や、永田の涙する場面もあり、不器用で切なすぎる2人の恋愛模様が覗けるようだ。『劇場』は4月17日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:劇場 2020年4月17日より全国にて公開
2020年01月16日第11回TAMA映画賞授賞式が11月17日(日)、中央大学多摩キャンバスクレセントホールにて開催され、最優秀女優賞を受賞した蒼井優と前田敦子が登壇。蒼井さんは結婚、前田さんは出産と2019年、新たなスタートを切ったが、女優業に向けての熱い思いを吐露した。■蒼井さん「新しい一歩を踏み出す時期にこういう賞をいただけたことは光栄」TAMA映画賞は、明日への元気を与えてくれる・夢をみせてくれる活力溢れる<いきのいい>作品・監督・俳優を、映画ファンの立場から感謝をこめて表彰するもの。蒼井さんは『長いお別れ』『宮本から君へ』『斬、』において、多岐にわたる役柄を演じ分け、観客の脳裏に鮮烈に焼き付けたという評価で最優秀女優賞を受賞した。どの作品も非常に勉強になった現場だと語った蒼井さんだったが、なかでも「塚本晋也監督とご一緒した『斬、』の現場では、ものづくりの美しさを身体の底から体感させてただきました」とかけがえのない経験ができたことに感謝を述べていた。さらに蒼井さんは、塚本監督から得たことを胸に映画作りに励んでいくことを誓うと「新しい一歩を踏み出す時期に、こういう賞をいただけたことは非常に光栄でした。ある種の叱咤激励だと思って、これからも真面目に取り組みたいです」と今後の更なる飛躍を誓っていた。また『長いお別れ』で共演した名優・山崎努さんとの現場も味わい深いものであったと述べると「ご共演してまた好きになっちゃいました」と笑顔を見せる。続けて「画面に映らないようなシーンでも、アドリブを入れるんです。あれだけのキャリアを持つ方でも、常に挑戦する姿を目の当たりにすると、自分ももっと大胆に挑戦しなければいけないなと学ばせていただきました」と語っていた。■前田さん「映画の世界には夢が詰まっている」一方の前田さんは、主演を務めた『旅のおわり世界のはじまり』で演じた女性像が、前田さんの女優としての資質・魅力にシンクロして、稀有な存在感を放ったということでの受賞となった。2019年を振り返った前田さんは「これまでで一番映画に参加させていただいた年」と定義づけると「やっぱり映画の世界は夢が詰まっていると感じました。やればやるほどワクワクするんです」としみじみ語る。さらに前田さんは「映画の世界にいる方々のひさむきさが尊敬できるんです」と述べると「まだどういうペースでやっていけるのかは決めてはいませんが、またガッツリと映画の世界に携われる日がくるといいなと思っています」と未来に思いを馳せると「これからもしっかりと毎日ひたむきに過ごしていきたいです」と抱負を語っていた。第11回TAMA映画賞受賞作品、受賞者●『嵐電』 (鈴木卓爾監督、及びスタッフ・キャスト一同)●『長いお別れ』(中野量太監督、及びスタッフ・キャスト一同)●新海誠監督、及びスタッフ・キャスト一同 (『天気の子』)●藤井道人監督、及びスタッフ・キャスト一同 (『新聞記者』)●山崎努 (『長いお別れ』)●井浦新 (『嵐電』『こはく』『赤い雪 Red Snow』『止められるか、俺たちを』『宮本から君へ』ほか)●蒼井優 (『長いお別れ』『宮本から君へ』『斬、』『ある船頭の話』『海獣の子供』)●前田敦子 (『旅のおわり世界のはじまり』『葬式の名人』『町田くんの世界』ほか)●山戸結希監督 (『ホットギミックガールミーツボーイ』『21世紀の女の子』)●奥山大史監督 (『僕はイエス様が嫌い』)●成田凌 (『愛がなんだ』『チワワちゃん』『さよならくちびる』『人間失格太宰治と3人の女』『翔んで埼玉』ほか)●清水尋也 (『ホットギミックガールミーツボーイ』『パラレルワールド・ラブストーリー』『貞子』)●岸井ゆきの (『愛がなんだ』『ここは退屈迎えに来て』『ゲキ×シネ「髑髏城の七人」Season風』)●シム・ウンギョン (『新聞記者』)(text:cinemacafe.net)
2019年11月17日