V6の岡田准一主演の映画『永遠の0』が、第38回日本アカデミー賞で11部門において優秀賞を受賞した記念として、全国14劇場で凱旋上映を行うことが、このほど発表された。本作は2013年12月に公開され、興行収入は87.6億円を記録。第38回日本アカデミー賞では、作品賞、主演男優賞、助演男優賞など主要部門を含む11部門にて優秀賞を受賞。さらに主演の岡田は、一般投票によって選ばれる話題賞にも選ばれている。同作は、累計280万部を突破した作家・百田尚樹の同名小説を原作に、岡田をはじめ、三浦春馬、井上真央らが出演し、『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズなどで知られる山崎貴監督がメガホンを取った。太平洋戦争時、"悪魔のゼロ"と呼ばれアメリカ軍を震え上がらせさせたパイロット・宮部久蔵(岡田准一)。天才的な技術を持ちながらも、誰よりも生きて帰ることを望んでいたことから"臆病者"とも呼ばれていた。26歳の青年・佐伯健太郎(三浦春馬)は、戦死した宮部が実の祖父と知り、彼をとりまく謎を究明していくうちに、ある驚愕の事実にたどり着く。上映は、東京・品川プリンスシネマ(2月28~3月13日)、大阪・TOHOシネマズ梅田(2月28~3月6日)、愛知・TOHOシネマズ名古屋ベイシティ(2月28~3月6日)、ほか全国14劇場にて行われる。
2015年02月23日染谷将太を主演に、“日本マンガ史上最高傑作”といわれた人気マンガを実写映画化した『寄生獣』二部作。『完結編』が4月に公開となるが、このほど本作の予告編が解禁!さらに、前編となる『寄生獣』のBlu-ray&DVDが、4月29日(水)に緊急発売されることが決定した。キャストは、主演の染谷将太をはじめ、深津絵里、阿部サダヲ、橋本愛、浅野忠信ら、日本映画界を代表する豪華実力派俳優の競演が集結し、監督・VFXは、第38回日本アカデミー賞11部門で「優秀賞」を受賞した『永遠の0』などで知られる山崎貴が務めている。昨年11月末に公開された前編『寄生獣』は、国内映画ランキング初登場第1位を獲得。これまでに観客動員153万人、興行収入19.7億円(※2月8日時点)を記録した。今回お披露目となったのは、バレンタインデーの2月14日(土)より全国の劇場で上映中の『完結編』の予告編映像。本作では、人類はついに寄生生物(パラサイト)との闘いを決意。SAT(特殊急襲部隊)による寄生生物殲滅作戦が開始される。その一方、前作ではヴェールに包まれていた、“パラサイトネットワーク”の幹部たちが動き出す。ずば抜けた知能でパラサイトを統率し母性にも目覚め始めた田宮(深津絵里)、市長となり表舞台に進出する広川(北村一輝)、そして最強の戦闘能力を誇る後藤(浅野忠信)。特に、戦闘モードとなった“最強のパラサイト”後藤のバトルシーンは必見だ。さらに、寄生生物の核心に迫るジャーナリスト・倉森(大森南朋)、暴走気味の異様なパラサイト・三木(ピエール瀧)、特殊能力を持つ殺人鬼・浦上(新井浩文)ら、本作から登場するキャラクターも気になるところ。また、本作の公開に併せて緊急発売となった『寄生獣』Blu-ray&DVDの豪華版には、過酷な撮影現場を追ったメイキング映像や、昨年、クロージング作品として上映された東京国際映画祭での密着映像、スピンオフショートムービー『ミギーの世界を教えて』が収録されるとのことだ。『寄生獣 完結編』は4月25日(水)より全国東宝系にて公開。『寄生獣』Blu-ray&DVDは4月29日(水)より発売。※レンタルも同日スタート(text:cinemacafe.net)■関連作品:寄生獣 2014年11月29日より全国東宝系にて公開(C) 映画「寄生獣」製作委員会
2015年02月16日昨年11月に公開され、大ヒットを記録した染谷将太主演の映画『寄生獣』のブルーレイとDVDが4月29日(水)に発売されることが決定。シリーズの最終作『寄生獣完結編』の予告編が明日から全国の劇場で上映開始されることもあわせて発表になった。その他の写真本作は、岩明均の人気コミックを『ALWAYS三丁目の夕日』シリーズの山崎貴監督が2部作で実写化するエンターテインメント作品。人間に寄生して脳を乗っ取り、他の人間を捕食する寄生生物=パラサイトが出現した世界を舞台に、高校生・泉新一(染谷)と、彼の脳を奪うことに失敗し、右手に寄生したパラサイト“ミギー”(阿部サダヲ)との奇妙な友情と戦いが描かれる。ブルーレイとDVDはそれぞれ豪華版と通常版が発売され、豪華版にはメイキング映像やスピンオフショートムービー『ミギーの世界を教えて』など特典映像が多数収録される。明日から全国の映画館で上映される『…完結編』の予告編には、寄生生物(パラサイト)と戦うために立ち上がった人間たちの姿や、母性にめざめた田宮(深津絵里)や圧倒的な戦闘能力を誇る後藤(浅野忠信)らパラサイトネットワークの幹部たちが登場。主人公・新一とミギーが壮絶な運命に立ち向かうことを予感させる場面や、大森南朋、ピエール瀧、新井浩文ら『…完結編』から出演する新キャストも登場する。『寄生獣』ブルーレイ&DVD 4月29日(水)発売発売元:講談社/バップ販売元:東宝『寄生獣完結編』4月25日(土)全国東宝系にてロードショー
2015年02月13日現在公開中の映画『寄生獣』「ミギークリスマス」イベントが18日、東京・渋谷のPARCO スペイン坂広場で行われ、染谷将太、橋本愛、山崎貴監督、アントニオ猪木が出席した。11月29日に公開初日を迎え、週末興行ランキングで堂々初登場1位を獲得し、観客動員数も100万人越え目前の映画『寄生獣』。その御礼イベントに、クリスマスも間近ということで、ミギーとクリスマスを合わせた"ミギークリスマス"イベントが渋谷のPARCO スペイン坂広場で行われた。サンタクロースの帽子を被って登場した主演の染谷は「さっき愛ちゃんに帽子が似合わないと爆笑されました」と明かしつつ、「僕も劇場で見に行きましたが、たくさんのお客さんが入っていて皆さんエキサイトしてくれて嬉しかったです」と大ヒットに感謝の言葉。橋本も「個人的に長さが魅力的ですよ。2時間までなくて、気軽に楽しめるんじゃないかと思うし、その分アクションシーンは日本で一番面白いぐらいすごいから100万人じゃ足りないですよ」と一般客にアピール。また、残り僅かとなったクリスマスの予定について尋ねられ、染谷が「最近寒いですから温泉に浸かりたいです!」と回答したのに対し、橋本は「チキンぐらいは食べたいと思います。ケーキはほぼ毎日食べているので、クリスマスだからというのはありません。鶏肉を食べたいです」と話していた。また、この日はイベント途中からスペシャルゲストとしてアントニオ猪木が登壇。右手にミギーの手袋をしながら、おなじみの「1、2、3、ダー!」を染谷や橋本たちと行い、行き交う人々を驚かせた。初めてアントニオ猪木に会ったという橋本は「右手に寄生してくださって感激です。本当にこんなに近くでお見受けできて光栄です」と感激しきりだった。
2014年12月19日染谷将太を主演に、“日本マンガ史上最高傑作”といわれた人気マンガを実写映画化した『寄生獣』。まもなく観客動員数100万人を達成する本作が、大ヒットを記念して12月18日(木)に渋谷のPARCOスペイン坂広場にてクリスマス直前イベントを開催。主演の染谷さんを始め、共演の橋本愛、監督の山崎貴、そしてスペシャルゲストとしてアントニオ猪木が登壇し、道行く人々は大きな歓声をあげた。前後編の2部作で描かれる、『寄生獣』シリーズ。人間の脳を乗っ取り、人間を捕食する“パラサイト”が飛来したことをきっかけに巻き起こる壮絶な物語。原作では、パラサイトは徐々に人間社会で脅威的な存在となり、やがてパラサイトと人間との争いが始まる。そんな中、右腕だけパラサイトに寄生され、パラサイトと人間の中立的な存在となった主人公・新一(と彼の右腕のパラサイト“ミギー”)が様々な困難を乗り越えてパラサイトに立ち向かっていく姿が描かれる――。12月も中盤に差し掛かり、日が落ちた渋谷の気温は6度…イベントに登壇した染谷さんらも、ブルブルと身を震わせながら登場した。クリスマスにちなんで、3人はサンタ帽をかぶっての登場となったが、染谷さんは「さっき『あまりにも似合わない』って(橋本)愛ちゃんに爆笑されました」と苦笑する。一方、同じくサンタ帽に真っ赤なワンピースを合わせたファッションで登場した橋本さんは、山崎監督から「すっごく似合ってる。ずっとそれで生きていったらいいよ」と冗談めかされると、「やめてください…(いま)頑張ってますから」とこちらも苦笑を浮かべていた。そんな3人に負けず劣らず…いや、3人を凌駕するインパクトで登場したのが、新一の右腕に寄生するパラサイト“ミギー”。「フォルムだけ見れば、クリスマスツリー型です」という山崎監督からのお墨付きもあってか、この日はクリスマスツリーさながらに飾りを巻きつけての登場となった。イベント中には、“ミギーのイルミネーション点灯式”という斬新な企画も行われ、ミギーがピカピカと輝く体を揺らすと、染谷さんは「お前もがんばってんだな…」と戦友の勇姿(?)に称えていた。そんな寒空の下、和気藹々とトークが繰り広げられたが、突如おなじみの入場曲と共に猪木さんが入場!登壇早々に「元気ですか~!」と気合いの雄叫びをあげると、会場は大盛り上がりとなった。染谷さんら『寄生獣』メンバーは、猪木さんとは初対面。橋本さんは「こんなに近くでお見受けできて光栄です。大きいですね」と喜びを語っていた。そして4人で「1、2、3、ダ~!」と拳を突き上げると、会場は再び大きな歓声が上がった。最後に、まもなく年末年始とあって「来年の抱負」をそれぞれが発表。染谷さんは「来年は『完結編』がありますからね。もはやそれが抱負です」と語り、橋本さんは「来年19歳になるので、最後の10代を楽しみたいという心持ちです」と笑顔を浮かべていた。『寄生獣』は公開中、『寄生獣 完結編』は2015年4月25日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:寄生獣 2014年11月29日より全国東宝系にて公開(C) 映画「寄生獣」製作委員会
2014年12月18日染谷将太主演の映画『寄生獣』と、大手企業5社(ぐるなび、テレビショッピンング研究所、トヨタ自動車、東日本旅客鉄道、三井不動産レジデンシャル)とのコラボCMが放送されることが決定した。本作は、岩明均の人気コミックを『ALWAYS三丁目の夕日』シリーズの山崎貴監督が2部作で実写化するエンターテインメント作品。人間に寄生して脳を乗っ取り、他の人間を捕食する寄生生物=パラサイトが出現した世界を舞台に、高校生・泉新一(染谷)と、彼の脳を奪うことに失敗し、右手に寄生したパラサイト“ミギー”(阿部サダヲ)との奇妙な友情と戦いが描かれる。その他の写真劇中でミギーは、新一の右手に寄生しながら人間世界の仕組みを学んでいくが、コラボCMは、その物語にシンクロし、スピンオフのような世界観を展開する内容となる。制作は、サントリーオランジーナ『ムッシュはつらいよ』、三井不動産レジデンシャル『タイムスリップ!堀部安兵衛』などのCMを手がけたクリエーティブ・ディレクターの高崎卓馬氏(電通)が担当するほか、映画『寄生獣』のスタッフらも参加し、新一とミギーの新たな映像が撮りおろされる。これまでにも人気キャラクター・ふなっしーや、主題歌を手がけたBUMP OF CHICKENのミュージックビデオ、そして公開初日に行われたイベントでは観客に“寄生”してきたミギー。クリエーティブ・ディレクターの高崎氏は「こんな変なコマーシャルは作ったこともないし、見たこともありません。ミギーという素晴らしい存在があってこその企画。非常に楽しみながら作らせていただきました。ミギーは、ふなっしーの次の愛されキャラになるんじゃないかと確信してます」とコメントを寄せている。各社のコラボCMは、12月31日(水)まで、日本テレビをはじめとしたCM枠で放送される。『寄生獣』公開中『寄生獣完結編』2015年4月25日(土)全国東宝系にてロードショー
2014年12月08日人気ロックバンドのBUMP OF CHICKENが12月5日、都内で自身のドキュメンタリー映画『BUMP OF CHICKEN“WILLPOLIS 2014”劇場版』の公開記念トークショーを行った。4人にとってデビュー以来、初のトークショーでボーカル&ギターの藤原基央は「マイクを持たない手をどこに置いたらいいか…」と戸惑いも。ベースの直井由文は「ホームなので暖かいですね。みんな僕らの仲間ですから」とファンの熱気に笑顔を見せた。公開記念トークショーその他の写真バンドが2014年4月から7月にかけて敢行し、全20公演で約25万人を動員したライブツアー『WILLPOLIS 2014』を映像化。ツアーファイナルとなったバンド初の東京ドーム単独公演までに密着したドキュメンタリーパートと、ツアーOPアニメーション完全版となる短編アニメ「WILLPOLIS」の2部構成になっており、トークイベントにはアニメパートを手がけた山崎貴監督(『永遠の0』『寄生獣』)も駆けつけた。藤原は「最初は『我々が映画?』という感じで、他人事にしか思えなくて。でも、山崎監督をはじめ多くの支えによって実現できたツアーを、『こういうふうにできたよ』って皆さんに観てもらうことができる作品になった」と感激した様子。ドラムの升秀夫は「映画ですけど、ライブ感のあるものになったんじゃないかと思います」と手応えを示した。また、ギターの増川弘明は「お客さんが手に取ってうれしくなるってことを考えた」とこだわりの劇場限定グッズについて語った。現在公開中の『寄生獣』をはじめ、過去にたびたびBUMP OF CHICKENとタッグを組んできた山崎監督は、「BUMPが言っているんだからやりたいと思った」と今回のコラボレーションを述懐。「常に新しいことに挑戦し、成長しているけど、等身大な部分にブレがない」と彼らの魅力を語った。映画は同日より2週間限定で公開中。来年2月4日にはDVD/ブルーレイ『BUMP OF CHICKEN WILLPOLIS 2014』がリリースされる。『BUMP OF CHICKEN“WILLPOLIS 2014“劇場版』公開中取材・文・写真:内田 涼
2014年12月06日人気ロックバンド「BUMP OF CHICKEN」のライヴツアーを追いかけた映像作品『BUMP OF CHICKEN “WILLPOLIS 2014”劇場版』の公開を記念し、メンバーの藤原基央、増川弘明、直井由文、升秀夫とアニメーションパートを製作した山崎貴監督がトークショーを行なった。全20公演で約25万人を動員し、最終日には初の東京ドーム単独公演を行なった「WILLPOLIS2014」の模様を映像作品化。山崎監督はツアーのオープニングを飾る映像をアニメーションで制作しており、このモーションキャプチャーのモデルを松坂桃李や杏が行い、声優としても参加している。映画が終わると拍手が沸き起こり、さらに場内に彼らの曲が流れると客席からは自然発生的に手拍子が起こる。「BUMP OF CHICKEN」は公開中の映画で山崎監督作『寄生獣』でも主題歌を担当しており、同作が東京国際映画祭のクロージングで上映された際にも山崎監督と共に舞台挨拶に登壇したが、この日はその時よりはややリラックスして臨んだよう?特にこの日の観客は100%「BUMP」ファンということもあって、直井さんは客席を見渡し「全部、仲間ですから。あったかいです」とファンにはなんとも嬉しい言葉を発する。藤原さんは、今回の映画化について初めて聞いたとき「他人事でした(笑)。映画を我々が…?誰が見に来るんですか?という感じで」と語るが、この場に立って「いま、みなさんの顔を見て嬉しいです。みなさんの支えがあって実現できたツアーであり『こういう風に出来ました』と観てもらえる作品になりました」と喜びを口にした。この日は、松坂さんから映画の公開を祝福する映像メッセージも。松坂さんと杏さんが参加した撮影の様子について、直井さんは「(モーションキャプチャーのために)全身タイツの桃李くんは、モジモジくんなんですけど(笑)、杏さんと桃李くんが並んでるとカッコいいんです。それを見て『僕もやりたい』とは言えなかった…」と語り、笑いを誘う。また、コメントの中で松坂さんからは「山崎監督と『BUMP』は似ていると思う。穏やかな空気感が共通している」という言葉も聞かれた。山崎監督と「BUMP」の付き合いは長いが、山崎監督曰く「遊び仲間」。今回のオファーに関しても藤原さんは「焼肉屋でオープニングをどうしようか話し合ってて、『山崎監督にお願いしたらどうだろう?』となって、そこに来てもらった。生オファーです。ムチャぶりですね」とふり返る。山崎監督は「(焼肉屋に行くと)全部食べ尽くされてて、ナムルしかなかった」と笑いつつ「『BUMP』が言ってんだからやりたいと思った」と明かす。監督は長年見続けてきた彼らの変化ついて尋ねられると「特にない(笑)。いや、ずっといい感じです。もちろん進化もしてるし、常に新しい挑戦もしてるけど、等身大の彼らは変わらないしブレてない」と語った。メンバーにとって、単なるライヴとしてではなく、観客の様子を見ることが出来るという点でも、この映像作品は貴重なものになったよう。藤原さんは「常にステージの上からしか見られないので、始まる前にこういう感じで来て並んでくれているのかとか、会場の雰囲気を見られて嬉しかったし、嬉しい光景があった」とニッコリ。升さんも「メンバーを見ると、ひとつのものを作る仲間という思いが込み上げてくるけど、それはお客さんも同じ。『仲間たちよ!』という男クサイ思いが湧いてきます」と思いを口にした。最後に藤原さんは「いつもみなさんに支えてもらっていろんなことをやって来れました。今回、あんなに素敵なツアーを回れた証拠となる映像が出来て嬉しいです」と語り、会場は温かい拍手に包まれた。『BUMP OF CHICKEN “WILLPOLIS 2014”劇場版』は2週間限定で公開中。(text:cinemacafe.net)
2014年12月05日「微妙なラインを狙う」。それは山崎貴監督が自身の映画作りのスタンスについて染谷将太に語った言葉だという。「誰もが楽しめる映画にしなくちゃいけないけど、その中にちゃんと『含ませたい』――」。染谷さんは山崎監督の発言の真意をこう説明する。エンターテイメント性とテーマ性のせめぎ合いの先に生まれる感動。それが『永遠の0』『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズなどを単なる興行的な大ヒットで終わらせない、心に残る作品にしてきた山崎監督の映画作りの極意と言えそうだ。もちろん監督が狙う“微妙なライン”がリアリティや感動を持ちうるかは、俳優陣の演技に依るところが大きい。映画『寄生獣』において、主演という立場でその重責を担ったのが染谷将太。そして、彼が演じた物語の中で移ろい、徐々に変化していく主人公の輪郭を浮き彫りにする“リトマス試験紙”とも言える立場のヒロインを演じたのが橋本愛だ。原作は「伝説的」という枕詞が決して大げさではない岩明均の人気漫画。長く映画化の権利がハリウッドのスタジオに保持されていたこと、そして、それが実現に至らなかったことからも原作の魅力、そして映像化の難しさがうかがえる。突然、社会に入り込んできた、人間の脳に寄生し人間を食料にして生きる謎の生物たち。新一は間一髪、脳を奪われるのを回避するが右手に寄生されてしまう。“ミギー”を自称するこの奇妙な“侵略者”と共存しつつ、社会に潜む寄生生物たちと戦うことに…。連載が開始されたのは染谷さん、橋本さんが生まれる以前のこと。当然、2人とも連載当時の“熱”など知る由もないのだが、今回のオファーを受けて原作を読んで、文字通り、世代を超えて愛される理由を実感したようだ。染谷さんは言う。「人が食べられてしまうという作品は、ゾンビものなども含めたくさんありますけど、面白いと思ったのは根源にしっかりしたテーマが根付いているところと、ごく日常のレベルで誰しもが経験するような人間の関係性の中に寄生生物(パラサイト)が混ざり込んでいるという部分。首から上だけが寄生されていて、一見、普通の人間のようで、人が人を食べているように見えるというのも、ビジュアルとテーマが合っていて、よくできているなと思いました」。予告編映像でも、原作の冒頭と同様に「人間の数が半分になったら、燃やされる森の数も半分で済むのだろうか?」「人間の数が100分の1になったら、垂れ流される毒も100分の1になるのだろうか?」という独白が挿入されるが、橋本さんは、矛盾や愚かさを抱えて生きる人類の側面を描いている部分に言及する。「人間が愚かだという部分、そして、それを許容した人間賛歌として描いている二面性があって、こうしたテーマを、壮大なエンターテイメントの中に落とし込んでいて、すごいことを言ってるなと思いました」。それは、映画の中にもしっかりと刻み込まれている。橋本さんは、5割ほどCGが入った状態のラッシュ映像を目にしたときの衝撃を口にする。「まだ未完成の状態だったんですが、こっちはどうしても新一くんの心情に寄りながら観ているので、パラサイトの側を“悪者”と感じるんですが、随所でパラサイトの行動や言葉で自分が揺らいでいき『そうかもしれない…』と思わされて、同じところに留まり続けることが出来なかったんです」。右手に寄生する“ミギー”との共存、すなわち人間とパラサイトが混じり合った状態で生きる中で、肉体だけでなく精神的にも変化していく新一。人間臭さを見せたかと思えば、観る者がゾッとするような言動を見せることも。染谷さんは「その部分は全体を通じても重要で繊細なところだった」と述懐する。「自分の中で軸として大事にしていたのは“怒り”と“哀しみ”。この2つの感情からの衝動で生まれる行動が多かったので、これはしっかりと持ち続けようと。逆に変化していく部分は、シーンごとにどの程度のさじ加減で見せるのか?狂気のようなものを出すならどれくらい出すのか?やり過ぎれば主人公の新一が魅力的ではなくなるので、慎重に話し合いながら探り探り作り上げていきました」。一方、橋本さんが演じた里美は新一の幼なじみであり、新一の変化に最も敏感に反応する人間のひとり。新一とのシーンが中心となったが、どのような点に意識して里美を演じたのか?「この映画の中で、平穏なシーンは冒頭の2シーンくらいしかなくて、後はどんどん、おかしくなっていくんです(笑)。だから、そこで2人の平穏な日常と関係性を分かりやすく伝えることを意識しました。里美は終始、人間としての愛情、人間特有の感情を持ち続けている人物で、監督はそこをすごく大切にしてくださり『そこは生々しくきちんと見せたい』と言ってくださったので、その言葉に付いていこうと思いました。難しくて行き詰っても、監督があきらめずに求め続けてくださいました」。そして、なんと言っても本作の大きなカギを握るのは、豪華キャスト陣が演じるパラサイトの存在と新一と彼らの対峙。今回の前編だけでも、深津絵里、東出昌大、池内万作らがパラサイトとして登場し、さらに後編でも浅野忠信ら錚々たる顔ぶれが待ち構えている。2人が撮影時、もしくは完成した作品を観て、最も恐怖を覚えたパラサイトは誰?そんな問いに染谷さんは頭を悩ませつつ、深津さん演じる田宮良子を挙げた。「今回一番、深く関わったのが田宮だったんですが、パラサイトだから表情がないんですが、なんて言うか…怖いんですよね(苦笑)。パラサイトの中にもパラサイトなりの感情がうごめいていて、それを深津さんは完璧に作り上げてそこに立っていて、表情が変わらないのに腹の内が何となく見えてくるようで…。ただ、深津さんだけでなく、それぞれ個性があって違うんですよ。あんなに優しいお母さんだった余(貴美子)さんが、同じ人が演じていると思えないくらい怖くなったり、東出くんのパラサイトも気持ち悪いし(笑)!僕は一人ずつと対峙しバトルする役だったので、飽きなかったですね。“今日のパラサイト”という感じで、みなさん魅力的でした(笑)」。そして、橋本さんからはこの問いの答えの中で、奇しくも冒頭に山崎監督の言葉として染谷さんが語ってくれた“微妙なライン”という言葉を思わせる単語が口をついた。「完成した映画を観て、一番ゾッとしたのが北村(一輝/広川=パラサイトのネットワークの首謀者で、市長選に出馬する)さんが演説をしているシーン。壇上のカットをひと目見ただけでヤバい!って思いました。まさに“曖昧なライン”が見えてくるようで、感動すら覚えました」。キャスト陣とスタッフが原作から受け継ぎ、果敢に挑戦し作り上げた“微妙で曖昧な”ライン――。現代の観客がどのように受け止めるのかが楽しみだ。(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:寄生獣 2014年11月29日より全国東宝系にて公開(C) 映画「寄生獣」製作委員会
2014年12月03日2014年の音楽シーンをふり返るタワーレコードの年間チャート「2014 ベストセラーズ」で、実写映画『寄生獣』の主題歌を手がけ、また初のドキュメンタリー映画も限定上映されるなど、活躍著しい「BUMP OF CHICKEN」が、3月に発売された「RAY」で年間邦楽アルバムチャート第1位を獲得。また、洋楽アルバムは『怪盗グル―のミニオン危機一発』の挿入歌として世界的に大ヒットした「ハッピー」を含むファレル・ウィリアムスの「GIRL」、そして映画サントラ部門と映像の洋画部門では、「ありのままで」の流行語を生み出し記録的ヒットとなった『アナと雪の女王』、同邦画部門では宮崎駿監督の“引退作”となったスタジオ・ジブリの『風立ちぬ』が第1位を獲得した。幅広い世代から支持を集めるロックバンド「BUMP OF CHICKEN」だが、今年は3年3か月ぶりとなるオリジナル・アルバム「RAY」を発売。ライブツアー“WILLPOLIS 2014”を成功させ、現在公開中の話題作『寄生獣』の主題歌「パレード」を書き下ろし、旧知の仲である同作の山崎貴監督が手がけた“WILLPOLIS”ツアーオープニングの3DCGアニメーション映像とツアーの裏側に追ったドキュメンタリーの2部構成からなる『BUMP OF CHICKEN“WILLPOLIS 2014”劇場版』が12月5日(金)より2週間限定上映されるなど、幅広い活動を行ってきた。今回のタワーレコードの年間チャート邦楽アルバム1位に際し、「『RAY』1位、嬉しいです!やった!タワーレコードは我々にとって大変身近なお店で、昔からお世話になってきました。『RAY』発売時にも、愛情溢れる店頭展開を全国色々なお店でしていただき、メンバー一同深く感動しました。いつも本当にありがとうございます。これからも僕達なりの最高の音楽を届けていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします」と、喜びのコメントを寄せている。2014 ベストセラーズ<邦楽総合アルバム>1位BUMP OF CHICKEN 「RAY」2位嵐 「THE DIGITALIAN」3位関ジャニ∞ 「関ジャニズム」4位安室奈美恵 「Ballada」5位東方神起 「TREE」6位MAN WITH A MISSION 「Tales of Purefly」7位BABYMETAL 「BABYMETAL」8位AKB48 「次の足跡」9位Kis-My-Ft2 「Kis-My-Journey」10位福山雅治 「HUMAN」<邦楽 各ジャンル>【邦楽シングル】 1位AKB48「ラブラドール・レトリバー」【J-INDIES】 1位銀杏BOYZ「光のなかに立っていてね」【アニソン・シンガー/声優】 1位水樹奈々「SUPERNAL LIBERTY」【アニメ主題歌】 1位キング・クリームソーダ「ゲラゲラポーのうた」【ドラマCD】 1位 「DIABOLIC LOVERS ドS吸血CD VERSUS II シリーズ」<洋楽 総合アルバム TOP20>1位Pharrell Williams 「G I R L」2位One Direction 「Midnight Memories」3位Ariana Grande 「My Everything」4位Coldplay 「Ghost Stories」5位Taylor Swift 「1989」6位Linkin Park 「The Hunting Party」7位Ariana Grande 「Yours Truly」8位Michael Jackson 「XSCAPE」9位Maroon 5 「V」10位 Avicii 「TRUE」【JAZZ TOP20】 1位上原ひろみ ザ・トリオ・プロジェクト「ALIVE」【CLASSICAL(輸入盤)】1位アルゲリッチ(ピアノ)、アバド(指揮)、モーツァルト管弦楽団「モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番、同第25番」【K-POP アルバム】 1位EXO「Overdose : 2nd Mini Album」【サウンドトラック】 1位 『アナと雪の女王』<映像>【MUSIC DVD TOP10】 1位嵐「ARASHI アラフェス’13 NATIONAL STADIUM 2013」【邦画】 1位 『風立ちぬ』【洋画】 1位 『アナと雪の女王』【お笑い】 1位 「モヤモヤさまぁ~ず2 DVD-BOX(VOL.20、VOL.21)」【KIDS/FAMILY】 1位 『怪盗グル―のミニオン危機一発』(text:cinemacafe.net)
2014年12月02日人間に寄生するパラサイトと人類の戦いを描く『寄生獣』の初日舞台あいさつが11月29日に都内で行われ、染谷将太、深津絵里、橋本愛、東出昌大、余貴美子、山崎貴監督が出席した。登壇者のなかで、唯一パラサイトに寄生されない“人間”役の橋本は「私も顔が割れてみたかった。ぜひ映像特典で」と山崎監督にアピールしていた。『寄生獣』舞台挨拶その他の写真人間の脳に寄生し、他の人間たちを捕食する“パラサイト”の脅威を描き、発行部数1300万部を突破する岩明均氏の人気コミックを2部作で完全実写化した。主人公の泉新一(染谷)と、新一の脳の乗っ取りに失敗し、彼の右腕に住み着くことになったパラサイトのミギーの奇妙な共生が、“人類VSパラサイト”の壮絶な戦いに波紋をもたらす。主演の染谷は「長い長い戦いだったので、こうして皆さんに作品を届けることができて嬉しい。5カ月間の撮影は、目に見えないミギーを相手に孤独な戦いだった」と感無量の面持ち。パラサイトを演じる深津と東出は、「やり過ぎるとつまらないので、さじ加減を監督と相談した。ただ歩くのも難しい」(深津)、「表情と台詞が伴っていないので、大変だった」(東出)と苦労を語った。主人公の母親を演じる余が「早く続きが観たいと思っている」と話すと、染谷らも来年4月公開の『寄生獣完結編』に期待感。一方、山崎監督は「完結編のCGが全然出来あがっていないので、ドキドキしている」と焦りの表情を浮かべたが、「次はもっとすごいことになっています!」と宣言し、場内を沸かせた。『寄生獣』公開中『寄生獣完結編』2015年4月25日(土)全国東宝系にてロードショー取材・文・写真:内田 涼
2014年11月29日映画『寄生獣』が11月29日(土)に公開を迎え、主演の染谷将太を始め、深津絵里、橋本愛、東出昌大、余貴美子、山崎貴監督が初回上映後の舞台挨拶に揃って登壇した。1990年代に大きな話題を呼んだ人気漫画を実写化。謎の生物に人々が“寄生”され、喰われていく中で、右手を寄生生物に乗っ取られて共存するハメになった主人公・新一が、彼を消そうとする寄生生物たちと戦いを繰り広げる。染谷さんは公開を迎え「本当に長い戦いだったので、みなさんにお見せできて幸せです」と感慨深げ。約5か月におよぶ撮影で全国を巡ったが、新一の右腕に寄生する“ミギー”はCGのため「孤独な戦いだった」とも。それでも、撮影を通じて右手を使った演技が求められ「終わったときは晴れ晴れとして『やっと取れた』という感じで軽くなったんですが、その途端に“ミギー・ロス”になりました、かわいいので。ネットで(ミギーの)おもちゃを買い占めたりしました」と明かし、笑いを誘う。山崎監督はホッとしたのも束の間、『完結編』となる後編が来年の公開となるが「まだCG全然できてない」と苦笑い。おめでたい公開初日の席で登壇陣から「(本作を)見終わって『早く後編を見せろ』と思った」(染谷さん)、「(自身が演じた田宮は後編で)さらに顔が割れていると思います!」(深津さん)などと、後編の完成をせっつかれていた。橋本さんは、この登壇陣の中で唯一、寄生されていない人間だが「私も顔が割れてみたかった」と明かし、「特典映像とかで(笑)!」と本編すらまだまだ作業が山積みの監督にお願い!余さんは染谷さんの母親を演じたが、親子役はこれが二度目とのことで「(手で腰あたりの高さを指しつつ)こんなに小さい頃から知ってるけど、相変わらず不敵な笑みを浮かべていました」と指摘し笑いを誘う。偶然だが余さんは、橋本さん、東出さんとも親子を演じた経験があり「そう言えば、何を考えているか分からない感じがみんな、パラサイトにピッタリ!人間離れしてるところがある」と劇中で寄生されていない橋本さんまでひっくるめて、全員“パラサイト”扱いし、会場は笑いに包まれた。観客、そしてキャスト陣の『完結編』への期待を一身に背負う山崎監督は改めて「大変です」と苦笑しつつも、「もっとすごいことになります!染谷も深津さんもエライ目に遭います」とニヤリ。会場は期待を込めた温かい拍手に包まれた。『寄生獣』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:寄生獣 2014年11月29日より全国東宝系にて公開(C) 映画「寄生獣」製作委員会
2014年11月29日エポックメーキングともいえる岩明均の傑作コミックが、ついに映画になった。SFアクション『寄生獣』だ。手掛けるのはVFXの申し子、山崎貴率いる白組と、こちらも期待がかかる。映画版は2部作で公開。前編公開を前に、主人公の新一役の染谷将太とヒロイン里美役の橋本愛がインタビューに応じた。その他の写真謎の寄生生物(パラサイト)が襲来。人間の脳に寄生し、次々と人間を捕食し始めた。高校生の新一を襲ったパラサイトは失敗し、脳ではなく彼の右腕に寄生。ミギーと名乗り新一と共存することになるが、他のパラサイトたちは人間を淘汰しようとしていく。「人が食べられるジャンルとしてゾンビものとかいろいろあると思うんですが、『寄生獣』には根底にしっかりとしたテーマが根付いている。かつ、至って普通の日常の中にパラサイトが混ざり込んでくるところがおもしろい。首から上だけなので、人が人を食べているように見えるビジュアルもテーマに合っていると思うんです。人が人を蝕んでいくというか」と染谷。新一は人間ではあるが、右腕を寄生され、パラサイトのミギーと共存。里美は新一の変化を感じるようになる。「里美は不安を覚えるし、心配になったり悲しみを感じたりします。ちょっと距離が離れる瞬間もある。でも彼を理解したいという気持ち、基盤が里美にはある。心掛けていたのは、ずっと信じ続けること。最後まで彼の理解者でありたいと思い続けました」(橋本)。山崎貴というヒットメーカーによって送り出される本作。これまでにも山崎監督作に出演してきた染谷はその変化についても口にした。「監督が微妙なラインを狙いたいと言っていたんです。誰しもが楽しめる映画で、誰しもが感動できるものにしなくちゃいけないけれど、その中でちょっとした曖昧さや含みも持たせて行きたいと。作品によって狙うところは違いますけど、『三丁目の夕日』シリーズをやらせてもらっていたときにはなかった言葉だと思いました。『寄生獣』はこれまでと全然違うテーマの作品なので、黒い山崎貴も見られると思います(笑)」。『寄生獣』11月29日(土)全国東宝系にてロードショー『寄生獣完結編』2015年4月25日(土)全国東宝系にてロードショー
2014年11月27日「月刊アフタヌーン」(講談社)にて連載、“日本マンガ史上最高傑作”といわれ、世界中に熱狂的なファンを持つ大人気コミックを最旬俳優・染谷将太を主演に迎えて贈る『寄生獣』が11月29日(土)より公開となる。それに先駆けて日本テレビでは、11月27日(木)に映画『寄生獣』本編を冒頭から一部放送することが決定した。人間の脳を乗っ取り、人間を捕食する“パラサイト”が飛来したことをきっかけに巻き起こる壮絶な物語。原作では、パラサイトは徐々に人間社会で脅威的な存在となり、やがてパラサイトと人間との争いが始まる。そんな中、右腕だけパラサイトのミギーに寄生された、主人公・新一が種の存続をかけて奮闘する姿を描く。監督・VFXには、2013年公開実写映画No.1ヒット作『永遠の0』『STAND BY MEドラえもん』など、大ヒット作を手がけるいま最も注目の監督・山崎貴。本作には、主演の染谷さんを始め、深津絵里、阿部サダヲ、橋本愛、東出昌大、浅野忠信ら、日本映画界を代表する豪華実力派俳優陣が集結している。今回、「映画を、いち早く多くの人に観せたい」と考えた映画製作サイドは、日本テレビで公開直前スペシャルとして、11月24日(月)から4夜連続で「カウントダウン寄生獣」(毎晩24時54分~)を放送している。その最終日となる11月27日(木)に放送枠を35分枠に拡大し、映画『寄生獣』の冒頭から10分以上放送するというのだ。これを聞いた山崎監督は、「え、マジですか?ほんとにそんなにやっちゃうんですか?そりゃまあ、気持ちも分からなく無いですけど、もったいないなぁ。偉い人たちがそう決めたのならしょうがないですね。大盤振る舞いです」とコメント。さらに「できればカップルで見てくれるといいなぁ」と語る山崎監督は、「そんで女子が『きゃーっ』ってなって、男子そこで『俺がついてるから大丈夫だ』ですよ。『でも、これ超面白くね?』ですよ。そんで翌日は映画デートですよ」と“妄想”が広がり…「あるいは付き合う前の微妙な時期のカップル未満の2人、これまたLINEかなんかで連絡ですよ。『今日寄生獣の冒頭結構テレビでやるらしいよ』『えーみるみる』『これマジ怖いんですけど』『でも超面白そうじゃね?』『えーでもこわくて一人じゃ観れない』『じゃ、なんなら一緒に行く?』ですよ。段々ばからしくなってきました(笑)楽しんでください」と男女で見ることをおすすめした。『寄生獣』は11月29日(土)より全国東宝系にて公開。『寄生獣 完結編』は2015年4月25日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:寄生獣 2014年11月29日より全国東宝系にて公開(C) 映画「寄生獣」製作委員会
2014年11月25日映画『寄生獣』×ふなっしーのコラボレーションイベントが、11月20日に東商ホールで開催され、染谷将太、山崎貴監督、『寄生獣』に登場する寄生生物のミギー(着ぐるみ)、ゆるキャラのふなっしーが登壇した。岩明均の同名人気コミックを、『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズや『永遠の0』(2013年)の山崎監督が、二部作として実写化した『寄生獣』。空から飛来した謎の生物に右手を寄生された少年・新一(染谷将太)の数奇な運命を描く。登場したふなっしーは、「映画見たら、右手から生えてきたなっしー。みぎっしーだと思うなっしー」と、右手の寄生生物を元気いっぱいに見せ、会場は大爆笑。ふなっしーがミギーとコミュニケーションをとると、山崎監督は「キャラクター同士の友情が芽生えています」と感心した。ふなっしーは、『寄生獣』の原作の大ファンでもあるようで「原作が大好きで、見た感想がやべえー!原作に忠実なのに、スリリングな作品になってる!」と大絶賛。さらに「染谷さんの役柄が良かったなっしー」と称えると、染谷は「普通にほめてもらいました」と笑顔を見せる。また、次回作の完結編はもうすでに撮影が終了していると聞いたふなっしーは「ふなっしーの出番なっしー? チキショー!」と雄叫びを上げ、山崎監督たちも大ウケ。ふなっしーは、ミギーについて「最初どぎつい感じがしたけど、見慣れると徐々にかわいくなってくるなっしー。毛の生えてない感じがいいなっしー」と、かなり気に入った様子。そこで、ふなっしーは、ミギーに人気者になれるというお決まりのフレーズを提案。染谷たちと共に、「寄生汁、ぷっしゃー!」という掛け声で、イベントを締めくくった。『寄生獣』は11月29日(土)より全国公開。
2014年11月21日国民的人気を誇るキャラクターのふなっしーが11月20日(木)、都内で行われた『寄生獣』の公開直前イベントに登場。「映画を観ていたら、こいつが生えてきたなっしー」と、“寄生”された右手を見せながら、「寄生汁ブシャー!!」と大興奮で飛びはねていた。累計発行部数1,100万部を突破する岩明均の人気コミックを2部作で完全実写化。人間の脳を乗っ取り、人間を捕食する“パラサイト(寄生獣)”と人類の壮絶なバトルを軸に、右腕だけパラサイトに寄生され、パラサイトと人間の中立的な存在となった主人公・新一(と彼の右腕のパラサイト“ミギー”)の冒険とサバイバルを描く。イベントにはふなっしーに加えて、映画の主演を務める染谷将太と、相棒・ミギーの着ぐるみ、そしてメガホンをとった山崎貴監督が登場。終始ハイテンションなふなっしーに、3人(?)ともタジタジだった。ふなっしーは原作の大ファンだと言い、「原作に忠実かつスリリングな展開なっしー。さすがは山崎監督なっしー!」と映画にお墨付き。「お互いに感化し合う様子を、見事に表現しているなっしー」と染谷さんの演技も大絶賛していた。さらに、来年公開される『寄生獣 完結編』への“出演”にも意欲を見せたが、これには山崎監督から「もう、撮り終わってるし」と出番は“なし”の非情な通告。演技を褒めたばかりの染谷さんからも、「映画みたいに、ふなっしーがパカッと割れたら、人間が出てくるとか?」とデリケートな部分に切り込まれ、ガクッと肩を落としていた。やはり染谷さんは相棒・ミギーのほうが息が合うようで、「こう見るとスイートでかわいいですよね。くちびるも色っぽい」とミギーの魅力をコメント。当のミギーは照れくさそうに、体を揺らしていた。映画『寄生獣』は11月29日(土)より全国東宝系にて公開。『寄生獣完結編』は2015年4月25日(土)に公開される。(text:cinemacafe.net)■関連作品:寄生獣 2014年11月29日より全国東宝系にて公開(C) 映画「寄生獣」製作委員会
2014年11月20日伝説的コミックを実写映画化した『寄生獣』と、人気のゆるキャラ・ふなっしーとのコラボイベントが11月20日に都内で行われた。主演の染谷将太、山崎貴監督、最重要キャラである“ミギー”とともに登場したふなっしーは、「映画を観ていたら、これが生えてきたなっしー。ふなっしーに寄生したから“みぎっしー”なっしー。寄生汁ブシャー!!!」と大はしゃぎだった。その他の写真人間の脳に寄生し、他の人間たちを捕食する“パラサイト”の脅威を描き、発行部数1100万部を突破する岩明均氏の人気漫画を2部作で完全実写化した。脳の乗っ取りに失敗し、主人公・泉新一(染谷)の右腕に住み着くことになったパラサイトのミギー。彼らの奇妙な“共闘”が“人類VSパラサイト”の戦いに波紋をもたらす。原作の大ファンだというふなっしーは、「原作に忠実かつスリリング。観ながら『ヤベー』と叫んでしまったなっしー。さすが山崎監督なっしー」と作品に太鼓判。すかさず、来年公開される『寄生獣完結編』への出演に色気を見せたが、「もう完結編、撮り終わってるし」(山崎監督)、「ふなっしーがパカッと割れたら、人間が出てくるんですか?」(染谷)とつれない返事。出番“なし”の結論に、ふなっしーは落ち込む素振りを見せていた。一方、ふなっしーのハイテンションに終始押され気味だったミギーは、染谷から「こんな見た目だけど、スイートでかわいい。くちびるも色っぽい」と褒められると、照れた様子でモジモジ。ふなっしーからも「最初はどぎつい印象だったけど、よく見ると毛が生えていない感じが素敵なっしー」とお墨付きを得ていた。『寄生獣』11月29日(土)全国東宝系にてロードショー『寄生獣完結編』2015年4月25日(土)全国東宝系にてロードショー取材・文・写真:内田 涼
2014年11月20日ロックバンド、BUMP OF CHICKENのライブツアー“WILLPOLIS 2014”の模様を収録したブレーレイ&DVDのリリースに先駆けて、『BUMP OF CHICKEN“WILLPOLIS 2014”劇場版』が12月5日(金)より2週間限定上映される。公開初日は、メンバーらが登壇するスペシャルトークショーがTOHOシネマズ 六本木ヒルズで開催される。その他の写真『BUMP OF CHICKEN“WILLPOLIS 2014”劇場版』は、バンドが今年4月から7月にかけて行ったライブツアー“WIILPOLIS 2014”を追ったドキュメンタリー。彼らのMVを手掛けてきた番場秀一が監督を務め、メンバーの本音や素顔をとらえた記録映像と、『寄生獣』の山崎貴監督が手がけたツアー・オープニング・アニメーションの完全版『WIILPOLIS』を同時上映する。なおブレーレイ&DVD『BUMP OF CHICKEN WILLPOLIS 2014』は、来年2月4日(水)にリリースされる。TOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われる公開記念スペシャルトークショーには、メンバー(藤原基央、増川弘明、直井由文、升秀夫)と、山崎監督、番場監督が登壇する。チケットは、11月22日(土)0時(21日(金)24時)より一般発売が開始される。『BUMP OF CHICKEN“WILLPOLIS 2014”劇場版』公開記念スペシャルトークショー12月5日(金)会場:TOHOシネマズ 六本木ヒルズ16:25の回上映後/19:45の回上映前登壇者(予定):BUMP OF CHICKEN、山崎貴監督、番場秀一監督(19:45の回のみ登壇)料金:2500円(税込)※特別興行のため、前売券・割引券等の使用不可チケット発売:11月22日(土)0:00より(21日(金)24:00より)
2014年11月19日TANAKAホールディングスは11月4日、田中貴金属グループの製造事業を展開する田中貴金属工業が、スパークプラグの外側電極材として、白金合金とニッケルをクラッド(異種金属接合)したチップを発表した。自動車エンジンなどに用いられるスパークプラグの放電部となる電極には、長寿命化を図るために白金合金チップが使われている。従来製品はチップ全体が白金合金の無垢材だったが、同製品はクラッド技術を活用することで、放電に寄与する部分にだけ白金合金を使用し、放電に寄与しない部分を電極の台座と同じニッケルで構成することができる。これにより、従来製品と同じパフォーマンスを有しながら、材料コストを最大で5割削減することができる。開発にあたっては、2010年から大阪大学 マテリアル生産科学専攻の藤本公三教授、福本信次准教授と共同で、接合のプロセスウィンドウや、生産ラインでの接合モニタ因子などの接合条件についての研究を行い、同接合方法の実用性を確認してきたという。なお、2015年1月よりサンプル出荷を開始する。また、同製品はバリエーションとしてテープ形状でクラッド材を提供することも可能であり、顧客のプラグ設計と生産プロセスに合わせた製品形状、サイズに対応するとしている。
2014年11月05日10月30日(木)、現在開催中の第27回東京国際映画祭にて、クロージング作品『寄生獣』のワールドプレミアが行われ、主演の染谷将太、深津絵里、橋本愛、東出昌大、山崎貴監督、さらに主題歌「パレード」を書き下ろしたロックバンド「BUMP OF CHICKEN」のメンバーが舞台挨拶に登壇した。累計1,200万部を超える岩明均の大ヒットコミックを、2部作で実写映画化した本作。人間に寄生し、捕食する謎の生物“パラサイト”に襲撃されたものの、危うく脳の乗っ取りを免れた高校生の新一(染谷さん)が、右腕に寄生したパラサイトのミギー(阿部サダヲさん)と共に、彼らを敵と見なすパラサイトたちと戦いを繰り広げていく…。『ALWAYS 続・三丁目の夕日』の主題歌も手がけ、山崎監督とは旧知の仲の「BUMP OF CHICKEN」。映画の舞台挨拶に登壇するのは初めてとあって、ボーカルの藤原基央は「手汗がすごいです…」と打ち明け、会場を笑いに包んだ。そんな彼らだが、主題歌のオファーを受けた時のことを「原作は僕たちが10代の頃から語り合った作品だったし、監督の大ファンだったので、主題歌のオファーをいただいた時はビックリしましたけど、すごく嬉しかったです」とふり返ると、「でも、時間足りるのかな…と思いました」と切羽詰まった状況だったことを告白。山崎監督は、その時のことを「いろいろと政治的なやりとりを超えてBUMPにお願いしたかったので、交渉事などがあって本当にギリギリな状況になってしまったんです。しかもいろいろなプロジェクトを抱えているところだったのに、無理やり友達枠でやっていただいて。本当にすみません」と明かしつつ、「でも、あの時間でよくここまでカッコいい曲を書いていただいたなと思います」と感謝。「すごい状況の中で、それでもがむしゃらに走っている新一の姿が浮かぶ曲。疾走感が半端なくて、『パート1』から『パート2』への橋渡しという意味でもすごくいい仕事をしてくれたと思います。何よりカッコよくて、頼んで良かったなと思いました」と手放しで褒めちぎり、その苦労をねぎらっていた。映画『寄生獣』は11月29日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月31日11月29日公開の映画『寄生獣』の完成報告会見が30日、東京・六本木ヒルズで行われ、主演の染谷将太をはじめ、深津絵里、橋本愛、東出昌大、山崎貴監督が出席した。第27回東京国際映画祭のクロージング上映作品でもある本作は、1990年より『月刊アフタヌーン』(講談社刊)で連載され、単行本が累計1200万部を突破して世界中に熱狂的なファンを持つ岩明均の同名漫画が原作。ハリウッドが原作権を獲得したものの映画化されず、"手の出せない原作"としてお蔵入りとなっていたが、『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズや『永遠の0』などを手掛けた山崎貴監督の手により待望の映画化となった。本作の映画化が念願だったという山崎監督は「VFXの仕事を始めた頃からいつか映画されたらスタッフとして参加したいと思っていた作品。監督できてとても喜びを感じています。大事に大事にこのメンバーと丁寧に時間を掛けて作りました」と感慨深げ。その監督から望まれて主人公の高校生、泉新一を演じた染谷は「ミギーと感動的なシーンの芝居をした時、感極まった監督に『ミギーが見えました!』って言ったら、『頭大丈夫か?』と言われましたよ。見えるぐらいのやり取りが出来たような気になったんです!」とエピソードを。「本当に長い長い道のりで、ミギーとともに歩んできました。自分もミギーと出会って、涙が出そうになりました。僕も楽しめましたので、たくさんの方に楽しんで欲しいです」とアピールした。この日登場した深津と橋本の女性陣も、染谷や東出と同様に山崎監督からの出演オファーを受けたという。顔面が割れるパラサイト女教師の田宮良子を演じた深津は「(顔面が割れることへの)抵抗は全くなかったです。むしろ『もっと割れろ!』と思いましたね。人間って欲があって嫌ですよね(笑)」と女優魂も。一方の橋本は「新一くんとの日常のシーンが多かったんですが、戦いのシーンを見た時に『こんなことやってるんだ!』と興奮しました。1人のお客さんとしての気分になったし、あれだけエンターテイメントに徹しているのに重いものが残っていて、凄いと思いました」と山崎監督の手腕を絶賛していた。映画『寄生獣』は、11月29日より全国公開。
2014年10月31日10月30日(木)、第27回東京国際映画祭にてクロージング作品『寄生獣』の完成報告会見が行われ、主演の染谷将太、深津絵里、橋本愛、東出昌大、山崎貴監督が登壇した。原作は、人間に寄生し、支配と捕食を行うパラサイトとの共生と戦いを描いた、累計1200万部の売上を誇る岩明均の大人気コミック。パラサイトの襲撃を受けながら、脳だけは乗っ取りから免れた高校生・新一(染谷さん)と、新一の右腕に寄生したパラサイトのミギー(声:阿部サダヲ)が、さまざまなパラサイトたちと遭遇し、戦う姿を描く。「VFXの仕事を始めた時から、いつかVFXを担当したいと思っていた作品で、まさか監督を務めることになるとは」と、長年にわたる念願が叶った喜びを語り、感無量の面持ちを浮かべた山崎監督。一度はハリウッドが映画化権を獲得した経緯などをふり返り、「アメリカに嫁に行ったものと思っていたものが戻ってくることになって、だったら自分のところに嫁に来てほしいと思った」と、本作への熱い想いと執念を感じさせた。だがその一方で、劇中でパラサイトの寄生によって“顔が割れる”ことになる深津さんにオファーをするのは「怒られるんじゃないかと思って、言いづらかった」と告白。これに対し、深津さんは、顔が割れた自分の映像を観た時のことを「抵抗はありませんでした。気持ち悪かったですが、欲が出てしまって、『もっと割れろ』と思ってしまいました」と述懐し、笑いを巻き起こした。さらに、右手を乗っ取ったミギーがCGで描かれるため、ミギーとのやりとりをパントマイムのように演じた染谷さんは「阿部さんがアクション・キャプチャーで魅力的なミギーを作ってくれたので、ミギーが自分を魅力的に見せてくれるし、僕もミギーを魅力的に見せられるようにと思って演じました」と語り、「長い道のりだったけど、(完成した映画で)ミギーに出会えて涙が出そうでした」と喜びを語った。そして、「あっという間に終わってしまって、早く完結編を見せろと思いました」と、完結編への期待ものぞかせ、「ミギーが右手にいるのは世界で自分だけなので自慢なんですけど、ちょっと顔も割れたいです…」と茶目っ気たっぷりに語り会場を沸かせていた。映画『寄生獣』は11月29日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月30日伝説的コミックを実写映画化した『寄生獣』の主題歌に、人気ロックバンドBUMP OF CHICKENが本作のために書き下ろした新曲『パレード』が起用されることが10月30日に明らかになった。同日、第27回東京国際映画祭のクロージング作品として、本作が東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズでワールド・プレミア上映され、主演の染谷将太、共演する深津絵里、橋本愛、東出昌大、山崎貴監督が記者会見に臨んだ。その他の写真過去に『ALWAYS 続・三丁目の夕日』『ALWAYS 三丁目の夕日’64』でも、山崎監督とタッグを組んだBUMP OF CHICKEN。今回は山崎監督からの熱烈オファーを受け、メンバーの藤原基央が「衝撃の『前編』を締めくくり、感動の『完結編』を予感させ繋げていけるような楽曲」というテーマのもと、新曲を書き下ろした。山崎監督は「ヒリヒリした映画にしたかったし、バンプがもつ本流である“生々しさ”を出してもらえればと思った。彼らには『ALWAYS』の時にも助けられたし、今回も映画に寄り添いつつ、楽曲が別の角度から照射し、作品そのものを立体的にしてくれた」と楽曲の出来ばえに大満足の様子だった。累計発行部数1100万部を突破する岩明均氏の人気漫画を2部作で完全実写化。パラサイトと呼ばれる謎の寄生生物が、突如人類を襲撃し、人間の脳を乗っ取ることで、肉体を操り、他の人間たちを捕食し始める。両者の戦いが激化する中、あるパラサイトが主人公・泉新一(染谷)に寄生するが、脳の乗っ取りに失敗し、仕方なく新一の右腕に住み着くことに。新一に“ミギー”と名付けられ、彼らの奇妙な共同生活が始まる。「原作と映画に流れるのは、『人類とは何か』という哲学的なテーマ。3.11以後の日本でこそ語られるべきテーマで、運命を感じている。自分にとっても念願の企画だった」と山崎監督。染谷は「エンターテインメントとして純粋に楽しめたし、早く完結編を見せろという気分になりました」と完成したばかりの本編に興奮しきりだった。『寄生獣』11月29日(土)全国東宝系にてロードショー『寄生獣完結編』2015年4月25日(土)全国東宝系にてロードショー取材・文・写真:内田 涼
2014年10月30日第27回東京国際映画祭が23日、開幕し、東京・六本木ヒルズアリーナに敷かれたレッドカーペットに、上映作品の監督・出演者をはじめ、アイドルグループの嵐、女優の中谷美紀、安倍晋三内閣総理大臣など多彩なゲストが登場した。先頭を切って現れたのは、同映画祭のスペシャルアンバサダーを務める嵐の5人。サプライズ登場に大歓声が響く中、手を振りながら笑顔でレッドカーペットを歩き、ステージに登壇した。そして、松本潤が「映画が好きな方はもちろん、ふだん映画をあまり見ないという方にも、すてきな出会いを用意してお待ちしてます」と呼びかけ、櫻井翔はそれを英語に訳してアピール。続いて、大野智が「本日より開幕します!」と宣言し、華やかに幕を開けた。その後、フェスティバル・ミューズの中谷美紀が黒いロングドレスで登場。ステージでは「多くのお客さまがいらしていただいて。本当に映画が好きでいてくださっているんだなと思い、うれしい」と感激を示した。また、ドラえもんや、くるみ割りキティ、ウルトラマンなどキャラクターたちも会場を盛り上げ、『花宵道中』主演の安達祐実はおいらん姿、『紙の月』主演の宮沢りえはセクシードレスで、カーペットに華を添えた。クロージング作品の『寄生獣』からは、山崎貴監督、染谷将太、深津絵里、橋本愛、そして、ミギーが登場。オープニング作品の『ベイマックス』からは、日本語吹き替え声優を務めた菅野美穂、小泉孝太郎、製作総指揮のジョン・ラセター氏、ドン・ホール&クリス・ウィリアムズ監督らが、ベイマックスと共に登場した。ラストを飾ったのは、安倍晋三内閣総理大臣。『寄生獣』『ベイマックス』の出演者・監督らと共にステージに上がり、「すごい熱気ですね。この熱気を感じると今年もスタートしたなと思います」と開幕を喜んだ。また、敵に立ち向かうというストーリーの『ベイマックス』にちなみ、「孝太郎さんのお父さん(小泉純一郎氏)は、そういうタイプでございました。どう行動するか予測しにくい方だった」と昔を思い返し、小泉(孝太郎)と握手を交わした。第27回東京国際映画祭は、10月23日~31日の9日間にわたって、六本木ヒルズをメイン会場に開催。「コンペティション部門」をはじめ、国内外の作品約300本が上映され、出演者による舞台あいさつなどイベントも連日行われる。撮影:蔦野裕
2014年10月23日第27回東京国際映画祭が10月23日に東京・六本木ヒルズで開幕。オープニング作品『ベイマックス』を引っさげ来日したジョン・ラセター、日本語吹替えキャストの菅野美穂と小泉孝太郎、クロージング作品『寄生獣』の山崎貴監督、染谷将太、深津絵里、橋本愛、フェスティバル・ミューズの中谷美紀、スペシャル・アンバサダーに就任した人気グループ嵐らが駆けつけたファンの歓声を浴びていた。その他の写真今年は同映画祭のトレードマークであったグリーンカーペットが、レッドカーペットに改められ、最高賞の名称も東京サクラグランプリから“東京グランプリ”に変更されるなど、新たな方向性の模索が始まった。その主軸が日本のカルチャーを世界に発信する“アニメシフト”のプログラム構成だ。映画祭の先陣を切る『ベイマックス』はディズニー・アニメーション・スタジオの最新作。日本文化へのオマージュを捧げた冒険アドベンチャーは、同スタジオ史上初として日本がワールドプレミアの地に選ばれた。また、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』を手がける庵野秀明氏のキャリアを総括する特集上映『庵野秀明の世界』も大きな目玉企画だ。特別招待作品には『アップルシード アルファ』『劇場版 進撃の巨人前編~紅蓮の弓矢~』、押井守監督の最新実写作『GARM WARS The Last Druid』、押井氏が総監督を務める『THE NEXT GENERATION パトレイバー/エピソード10:暴走!赤いレイバー』などが並ぶ。ディレクター・ジェネラルを務める椎名保氏は「国内外のクリエイターが東京を目指し出品し、国内外での評価とビジネス的成功をもたらし、映画祭のブランド力を上げる」ことを目標に掲げており、アニメーションへの注力にも積極的だ。それだけに今回の成否は、今後の東京国際映画祭にとって重要なターニングポイントとなりそうだ。期間中はコンペティション、特別招待作品など自主企画と提携企画を含めた約250本、ワールドプレミア32本、インターナショナルプレミア3本が上映される。第27回東京国際映画祭10月23日(木)から31日(金)まで会場:六本木ヒルズ(港区)、TOHOシネマズ 日本橋(中央区)ほか取材・文・写真:内田 涼
2014年10月23日幅広い世代から熱狂的人気を獲得している日本のロックバンド「BUMP OF CHICKEN」の初のドキュメンタリー映画が2週間限定で公開することが決定。さらに『永遠の0』『寄生獣』の山崎貴監督が手掛けたツアーオープニングアニメーション完全版である短編映画『WILLPOLIS』も同時上映することが分かった。今年4月から7月にかけて行ったライブツアー“WILLPOLIS 2014”を映像化した本作。2014年3月に発売した7枚目のアルバム「RAY」の発表直後に行われたツアーは、全20公演でおよそ25万人を動員。最終日にはバンド初となる東京ドーム単独公演を行い、山崎貴や蜷川実花、チームラボ、AR三兄弟など各ジャンルのトップクリエイターたちが演出チームとしてそれぞれ参加したことでも注目を浴びていた。今回発表されたのは、2015年2月に発売を予定している本ツアーのBlu-ray&DVDのリリースに先駆け、新たに編集された劇場用ドキュメンタリー映画。ツアーを追ったドキュメンタリーと、ツアーオープニングアニメーション映像の2部構成になっている。ドキュメンタリーパートを担当したのは、彼らのMVを数多く手掛けてきた番場秀一。そしてツアーオープニングアニメーション映像を山崎監督が担当する。3DCGアニメーションの短編映画『WILLPOLIS』は、架空の街“WILLPOLIS”を探す一人の少年の壮大な旅を描いた冒険物語。声優には、松坂桃李、杏、水田わさび、山寺宏一、平幹二朗ら豪華俳優陣を起用している。『WILLPOLIS』を手がけた山崎監督は「『BUMP OF CHICKEN』とのコラボレーションはいつも禅問答みたいなんです。たとえばこの短編映画を制作する発端になったミーティングでは、ツアータイトルとして思いついた“WILLPOLIS”とはどういう街なのか、そしてどういう人たちが住んでいるのか、なんてことはあまり具体的には話してくれなかった。でも彼らの心のうちで表現したいことは分かるように話してくれる。それがすごく面白いですね。4 人の思い描いていることを具現化するのが、僕の仕事なんです」とコメント。声優を務める松坂さんは「『BUMP OF CHICKEN』のみなさんの中で3年前から始まった“WILLPOLIS”という概念を表現する作品に自分が出られた喜びを、いま強く感じています。監督から絵コンテをいただいたときから、自分が寝る前に想像するような、ワクワクする物語になるだろうなと感じていて。自分の中で勝手にキャラクターの仮設定を作ったりして、現場に臨みました」と語った。役柄については「主人公の“モーリ”を演じるにあたっては、パフォーマンスキャプチャ用のスーツとヘッドカメラを着けたのですが、初めての経験でとても面白かったです。ですがメンバーみなさんが同じスタジオにいて観ていたので、最初はすごく緊張しました(笑)。完成した短編映画『WILLPOLIS』を観ると、確かに自分が演じたキャラクターなんだけれど、自分とは別の存在としてちゃんと命が宿っているように見えて、すごく不思議でもあり、感動もしました」と仕上がりに満足の様子だ。豪華キャスト&スタッフが手がける本作に「BUMP OF CHICKEN」のメンバーは、「2014年、僕たちはライブツアーをしました。全国各地で最高のお客さんたちに迎えて頂き、最高のツアーになりました。その模様を番場監督がドキュメンタリーにしてくれました。山崎監督がつくったライブのオープニングムービーの完全版も上映します。みなさんに見て欲しいです」とコメントを寄せている。『BUMP OF CHICKEN“WILLPOLIS 2014”劇場版』は12月5日(金)より2週間限定上映。 LIVE DVD&Blu-ray『BUMP OF CHICKEN「WILLPOLIS 2014」』は2015年2月4日(水)より発売。(text:cinemacafe.net)
2014年10月22日ロックバンド・BUMP OF CHICKEN初の映画『BUMP OF CHICKEN"WILLPOLIS 2014"劇場版』が12月5日より2週間限定で公開されることが22日、明らかになった。同映画は、2014年4月から7月にかけて行われたライブツアー"WILLPOLIS 2014"を追ったドキュメンタリーと、ツアーオープニングアニメーション映像完全版の2部構成。2月に発売するBlu-ray&DVDのリリースに先駆けたドキュメンタリー映画となっている。ライブツアー"WILLPOLIS 2014"は、2014年3月に発売した7枚目のアルバム『RAY』の発表直後に行われ、全20公演でおよそ25万人を動員した。バンド初となる最終日の東京ドーム単独公演には、山崎貴監督や蜷川実花、チームラボ、AR 三兄弟など各ジャンルのトップクリエイターたちが演出チームとして参加し、ライブを盛り上げた。ドキュメンタリーパートを担当したのは、BUMP OF CHICKENのミュージックビデオを数多く手がけてきた番場秀一監督。気心知れた間柄だからこそカメラに収められた、メンバーたちの本音や素顔を捉えている。ツアーオープニングアニメーションを手がけたのは、映画『寄生獣』(11月29日公開)や『永遠の0』(2013年)、『STAND BY ME ドラえもん』(2014年)の山崎貴監督。オープニングアニメーション完全版の短編映画『WILLPOLIS』も同時上映する。架空の街「WILLPOLIS」を探す1人の少年の壮大な旅を描いた冒険物語で、松坂桃李、杏ら豪華俳優陣が声優に起用された3DCGアニメーションとなっている。BUMP OF CHICKENのメンバーは「2014年、僕たちはライブツアーをしました。全国各地で最高のお客さんたちに迎えていただき、最高のツアーになりました」とあらためて報告すると共に、「その模様を番場監督がドキュメンタリーにしてくれました。山崎監督がつくったライブのオープニングムービーの完全版も上映します。皆さんに見てほしいです」と本作に込めた思いを語った。一方、短編映画『WILLPOLIS』で主人公のモーリを演じた松坂は、「パフォーマンスキャプチャ用のスーツとヘッドカメラを着けたのですが、初めての経験でとても面白かったです。ですがメンバー皆さんが同じスタジオにいて観ていたので、最初はすごく緊張しました(笑)」と現場を振り返り、「完成した短編映画『WILLPOLIS』を見ると、確かに自分が演じたキャラクターなんだけれど、自分とは別の存在としてちゃんと命が宿っているように見えて、すごく不思議でもあり、感動もしました」と充実感をうかがわせる。また、山崎貴監督は「BUMP OF CHICKENとのコラボレーションはいつも禅問答みたいなんです」と語り、「普段の僕の仕事ではいろんな人にわかってもらえやすいような作品を作っていると思うんですけれど、BUMP OF CHICKENとのコラボレーションはバンドの流儀にのっとった、一元的に捉えられる作品ではないものにしたい、といつも感じます」とコラボレーションへの思いを寄せている。(C)TOY’S FACTORY / LONGFELLOW
2014年10月22日映画『永遠の0(ゼロ)』が12月21日(土)に公開初日を迎え、主演の岡田准一、三浦春馬、井上真央、原作者の百田尚樹、山崎貴監督が舞台挨拶に登壇し、約900名もの観客にスタンディングオベーションで迎えられた。原作は、刊行から7年で470万部突破の大ベストセラー。「原作がこれだけ読まれているのは、時代に求められているから」と語った岡田さんは、「苦しい役でした。山崎監督が本当に神がかっていて、『どうしようかな?』と思うことがあると、自分から言わなくてもアドバイスしてくれる。心を読まれていると思うほど心が通じていて、監督についてこれてよかったです」と山崎監督に感謝。さらに、井上さんも「私は(撮影期間の)最初と最後に撮影があったので、時間を置いてからまた現場に行ったのですが、監督たちが神がかった感じでした」と、山崎監督始め撮影現場の鬼気迫る様子を明かすと、この日、客席で映画を観ていたという百田さんも、「これが7回目の鑑賞でした。試写室は小さいですから、大画面で観て本当に感動しました。最高の映画でした。山崎監督は日本一の監督です!」と山崎監督を大絶賛した。それに対し、山崎監督は「僕が原作を読んだ頃はまだ文庫になる前でそんなに売れていなかったのに、映画をやらせていただくことが決まってからどんどん売れてプレッシャーに。エラいものに手を出してしまったと思いました(笑)。脚本を書き始めたのが2012年のクランクインの1年前なので、ここまで長かったです」と、笑って回想。三浦さんが「どんどん成長していく健太郎を演じていて、すごく頼もしかったし、気持ち良かった。自分が今ここにいる意味を知りたくなるようなパワーが込められた映画なので、僕と同じ世代の人にこそ観てほしい」と力強く語りかけると、岡田さんも「時代を積み重ねた愛のある作品。劇場で愛を体験してほしい」と笑顔で呼びかけた。なお、2014年のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」で岡田さんが、2015年の大河ドラマ「花燃えゆ」で井上さんがそれぞれ主演を務めることから、来年の抱負を聞かれた岡田さんが「井上さんにいいパスが出せれば」と語ると、井上さんが「いいパスではなく、そこそこのパスをいただければ。いいパスだとプレッシャーがかかってしまうので(笑)」と返す一幕も。大河主演俳優のエール交換に会場は拍手と笑いに包まれていた。『永遠の0(ゼロ)』は全国東宝系にて公開中。(小島弥央(cinema名義))■関連作品:永遠の0 2013年12月21日より全国東宝系にて公開(C) 2013「永遠の0」製作委員会
2013年12月21日「V6」の岡田准一が主演する感動巨編『永遠の0』の完成披露試写会が2日、東京・有楽町の東京国際フォーラムで行われ、岡田をはじめ、三浦春馬、井上真央、濱田岳、新井浩文、染谷将太、三浦貴大、上田竜也、山崎貴監督が舞台あいさつに立った。岡田は「命を削りながら、大切に撮影した作品。たくさんの愛が詰まっている」と胸を張り、駆けつけたファン5000人に作品をアピールしていた。その他の画像原作は現在までに累計発行部数400万部を突破している百田尚樹氏の同名小説。特攻により戦死した天才パイロット・宮部久蔵(岡田)の60年間封印された真実が、現代を生きる孫の健太郎(三浦春馬)によってひも解かれる。岡田が演じるのは天才零戦パイロットでありながら、“海軍一の臆病者”と呼ばれた謎多き男という役どころで「当時を生きた方々に認めていただきたいという気持ちもあり、しんどい役ではありました」と振り返り、「壮大な愛を受け継いでいく物語。皆さんにとっても大事な作品になれば」と語りかけた。片や、現代を生きる青年を好演した三浦は「すごく刺激を受けた」と、橋爪功、平幹二朗、今年5月に亡くなった夏八木勲らベテラン勢との共演に感激しきり。4年前に他界した祖父は、戦時中に多くの仲間を失ったと明かし「自分のルーツに触れる機会にもなった」としみじみ。久蔵の妻・松乃を演じる井上は「戦争ものを敬遠される方もいると思うが、誰かを大切に思う気持ちは、時代を超えて共感できる。ぜひ女性にも観ていただければ」と話した。人気コミック「寄生獣」の映画化でも話題を集める山崎監督は、「悔しいほどに感動して泣いてしまった。ぜひ映画化という形で“対抗”したかった」と原作との出会いを述懐。2012年夏、猛暑の中で撮影に臨んだスタッフ、キャストの労をねぎらっていた。『永遠の0』12月21日(土)、全国東宝系ロードショー
2013年12月03日岡田准一(V6)が12月2日(月)、主演作『永遠の0(ゼロ)』の完成披露試写会に出席。共演した染谷将太を「可愛くてしょうがない」と評し、「撮影中『この映画は、君にかかっているよ』と追い込むと、いいリアクションをしてくれた」とデレデレだった。百田尚樹の同名ベストセラーを映画化。現代を生きる青年が、誰よりも「生きて帰りたい」と願いながらも戦場に赴き、いまの自分と同じ年で特攻に散った祖父の人生について調べ上げていくさま、60年の時を超えて明かされる深い“愛”を壮大なスケールで描き出す。東京・有楽町の東京国際フォーラムで開催された完成披露試写会には、5,000人のファンが駆けつけ、岡田さんや染谷さんを始め、出席した三浦春馬、井上真央、濱田岳、新井浩文、染谷将太、三浦貴大、上田竜也、山崎貴監督に熱い声援を送った。岡田さんは“帝国海軍一の臆病者”と称された天才零戦パイロット・宮部久蔵を演じ、「しんどい役でした。当時を知っていらっしゃる方に認めてもらいたいという思いがあったので」と胸中を告白。その分、本作への思いは格別で「壮大な愛の物語。現場が命を削りながら、大切に撮りあげた作品なので、みなさんにとっても大事な作品になれば」と期待を寄せていた。現代を生きる青年役の三浦さんは、戦時下に生きた自身の祖父のエピソードを披露しながら「自分のルーツに触れるきっかけになった」と感慨深げ。また、田中泯、橋爪功、今年5月に亡くなった夏八木勲さんらと共演し、「素晴らしいキャリアを積み上げたみなさんのお姿に、刺激を受けました」としみじみ語った。また、井上さんは久蔵の妻・松乃を演じており「誰かを大切に思う気持ちは、時代を超えて共感できる部分。愛に包まれた絆を感じられる作品なので、ぜひ女性にも観ていただければ」とアピールしていた。『永遠の0』は12月21日(土)より全国東宝系にて公開。(内田涼(cinema名義))■関連作品:永遠の0 2013年12月21日より全国東宝系にて公開(C) 2013「永遠の0」製作委員会
2013年12月02日