「本選びのプロ」がとっておきの情報を教えてくれる連載『まなびの本棚』第7回です。もうすぐ夏休み。海にプールにと、楽しい思い出をつくるために今から計画を立てているご家庭も多いのではないでしょうか。時間がたっぷりある夏休みこそ、外で遊ぶだけではなく集中して本を読む時間をつくりましょう。旅行のときには、目的地に着くまで読書をするのもいいですね。この連載では、日販図書館選書センターで選ばれた本のランキング、そして選書のプロ・コンシェルジュによるコラムをご紹介します。きっと子どもの本選びのお役に立つはずです。選書センターについて、詳しくはこちらをお読みください→図書館司書や教育関係者が足繁く通う『日販図書館選書センター』って知ってる?今月の人気図書ランキング1位あめだまペク ヒナ 著長谷川 義史 翻訳ブロンズ新社2位ひなにんぎょうができるまで人形の東宝 監修田村 孝介 写真ひさかたチャイルド3位世界一おもしろい国旗の本ロバート・G.フレッソン河出書房新社4位ふしぎ駄菓子屋 銭天堂 11廣嶋 玲子 著jyajya 絵偕成社5位調べる学習百科 ひろって調べる 落ち葉のずかん安田 守 著・写真中川 重年 監修岩崎書店(※2019年5月集計)大人気シリーズ『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』の第11作目が4位にランクイン。幸運な人だけが見つけられる不思議な駄菓子屋“銭天堂”が舞台の物語です。小学生に大人気のこのシリーズ、親子でハマっている人も多いそう。第5位の『落ち葉のずかん』は調べ学習にぴったり。学校の校庭やいつも行く公園など、子どもたちの身近に見られる落ち葉について、深く学ぶことができます。落ち葉に関わって生きる生物についても解説しているので、自然の不思議にまつわる一歩進んだ学習につながるでしょう。コンシェルコラム"本選びのプロ"選書センターコンシェルジュのおすすめの本ひとりの夢見る少女は、いかにして世界初のプログラマーになったのかプログラミング教育の必修化にともない、「プログラミング」というワードがトレンドとなって久しい昨今。今回ご紹介するのは、世界初のプログラマーとされる女性の物語です。産業革命の時代、人間の代わりに計算をする「解析機関(コンピューターの原型)」の構想がありました。その解析機関を動かす計算式(プログラム)を考案したのが、イギリスのエイダ・ラブレスでした。コンピューターが発明されるずっと昔、蒸気機関が活躍していた時代にそのような計算法を考案しただけでも驚くべきことですが、エイダはプログラムが計算だけではなく、いずれは絵や音楽といったアートまでも生み出せると考えていたのでした。その結果は、現代の私たちの暮らしを見れば明らかです。少女の頃のエイダは、空を飛ぶ機械の馬を作りたいと夢見ていました。その豊かな想像力はどのように育まれ、開花したのでしょうか?コンピューターが好きなお子さんにも、夢を見るのが好きなお子さんにもおすすめの1冊です。『世界でさいしょのプログラマー エイダ・ラブレスものがたり』フィオナ・ロビンソン 作せな あいこ 訳評論社
2019年06月26日「本選びのプロ」がとっておきの情報を教えてくれる連載『まなびの本棚』第6回です。少しずつ夏の訪れを感じ始めるこの時期、子どもたちにとっては楽しいイベントが盛りだくさんですね。外で遊ぶ機会も増える時期ですが、自然の中で感じた「なぜ?」は家に持ち帰って、親子で一緒に答えを探してみましょう。図鑑や本を活用すれば、子どもの学びはさらに深まっていきます。この連載では、日販図書館選書センターで選ばれた本のランキング、そして選書のプロ・コンシェルジュによるコラムをご紹介します。きっと子どもの本選びのお役に立つはずです。選書センターについて、詳しくはこちらをお読みください→図書館司書や教育関係者が足繁く通う『日販図書館選書センター』って知ってる?今月の人気図書ランキング1位世界一おもしろい国旗の本ロバート・G.フレッソン河出書房新社2位ひなにんぎょうができるまで人形の東宝 監修田村 孝介 写真ひさかたチャイルド3位イニエスタ スペインの天才サッカー選手マッツ・オールドフィールド 著KADOKAWA4位あめだまペク ヒナ 著長谷川 義史 翻訳ブロンズ新社5位チコちゃんに叱られる海老 克哉 文オオシカ ケンイチ 絵文溪堂(※2019年4月集計)1位の『世界一おもしろい国旗の本』は、美しいイラストと文章で国旗の歴史を丁寧に紹介しているので、調べ学習にぴったりです。リビングに置いておけば、テレビでニュースやスポーツの試合を観るときに役立つでしょう。2位の『ひなにんぎょうができるまで』は、新しい切り口のひな祭りの絵本です。ひな人形が製作される過程を通して、日本文化への興味がわいてくるはず。そして5位は、子どもたちに大人気のチコちゃんの“エピソード・ゼロ”が描かれた絵本です。好奇心旺盛でなんでも知っているチコちゃんの誕生秘話がここに!コンシェルコラム"本選びのプロ"選書センターコンシェルジュのおすすめの本小学校の英語教育改革目前!はじめての英語本にぴったりの1冊いよいよ新学期が始まり、何もかも新しくなってウキウキしますね。そんななか、学習指導要領も新しくなります。小学校では来年度から、中学校では再来年度から全面実施となります。新学習指導要領には「小学校の英語教育の改革」が記載されています。英語の科目では、現在5、6年生が学んでいる「外国語活動」が3、4年生で導入され、5、6年生では「英語」が正式な教科として扱われるようになります。そこで今回は『ゆかいなアルファベットだいずかん』(偕成社)をご紹介します。かわいいイラストで、AからZまでのアルファベットを紹介しているのですが、その紹介方法がとってもユニーク。たとえば「Z」は「ZOO(動物園)」のページなのですが、その中で動物園にまつわるAからZで始まる言葉も一緒に掲載しているのです。同じページの中で、「E」はエレファント、「T」はタイガーといったように、AからZすべてを紹介しています。ほかにも「鳥」「昆虫」「洋服」などをテーマとしたページがあり、いろいろな言葉を探すうちに英語に親しむことができるので、はじめての英語本にもぴったり。さがし絵本としても使える工夫がされているので、何度も楽しめるところもポイントです。『ゆかいなアルファベットだいずかん』アラン・サンダース 作高津 由紀子 訳外山 節子 監修偕成社
2019年05月31日「山形プリン」は、地元の食材を使用したプリンを提供する山形初のプリン専門店。看板メニューとなるのは、“賞味期限10分”とうたわれる「生プリン」。地元で朝採れされた“紅花たまご”や山形県産牛乳のフレッシュな美味しさをそのまま味わってもらいたい!という想いから、プリンを生で提供するこのメニューに辿り着いた。連日朝早くから列ができ、午前中には完売してしまうという「生プリン」に、2019年4月3日(水)より、春の新作「生プリン 夜桜」が仲間入り。季節を感じさせる桜の風味をつけた生プリンは、見た目も春を感じさせる淡いピンク色に変身。1つ1つ手作りした繊細な商品の為、1日の販売数量は限定20食となっている。なお店内には、手土産にもぴったりな瓶詰めのプリンも販売している。素材そのままの味わいを楽しめる“プレーン”、山形を象徴する“さくらんぼ”をはじめ、山形県産のりんごやいちごを使用した季節限定フレーバーなどを購入することが可能だ。どれも山形の自然の恵みがたっぷりと詰まった一品なので、近くに立ち寄った際には、是非その新鮮な美味しさを堪能してみてほしい。【詳細】プリン専門店「山形プリン」住所:山形県上山市葉山4-33定休日:火曜日TEL:023-665-1955駐車場:4台(無料)<メニュー例>・山形生プリン 800円+税・山形プリン(プレーン) 380円+税・さくらんぼプリン 430円+税・りんごプリン 430円+税<期間限定>・いちごプリン 450円+税<期間限定>■「生プリン 夜桜」<期間限定>発売日:2019年4月3日(水)~
2019年04月06日「本選びのプロ」がとっておきの情報を教えてくれる連載『まなびの本棚』第4回です。新しい年を迎えてようやく落ち着いてきたこの時期。しかし一方で、入園や入学の心配や次の学年に上がる準備で緊張感が高まる時期でもあります。そんなときこそ、ぜひ親子で一緒に「読書時間」を楽しみませんか?今のお子さんよりも少し上の年齢を対象にした本を一緒に読んで、ワクワクドキドキの気持ちを味わってみるのもいいですね。今回ご紹介する本も、お子さんが物事を多角的な視点で見るきっかけにつながるものばかりですので、ぜひご参考にしてください。この連載では、日販図書館選書センターで選ばれた本のランキング、そして選書のプロ・コンシェルジュによるコラムをご紹介します。きっとお子さんの本選びのお役に立つはずです。選書センターについて、詳しくはこちらをお読みください→図書館司書や教育関係者が足繁く通う『日販図書館選書センター』って知ってる?人気図書ランキング1位みずとはなんじゃ?かこさとし 作・鈴木まもる 絵小峰書店2位みえるとかみえないとかヨシタケシンスケ/伊藤亜紗アリス館3位またまたねえ、どれがいい?ジョン・バーニンガム 作評論社4位天皇と元号の大研究 日本の歴史と伝統を知ろう(楽しい調べ学習シリーズ)高森 明勅 監修PHP研究所5位失敗図鑑いろは出版 編著いろは出版(※2018年11月26日~12月27日に集計)今回のランキングでは、選書センター2周年期間に選ばれた図書を紹介しています。1位の『みずとはなんじゃ?』は、かこさとしさんが手がけた最後の絵本です。私たちの生活に欠かせない水の不思議な性質を知ることで、科学への関心を高めるきっかけになるかもしれません。2位の『みえるとかみえないとか』は、視覚障害がある人の世界を通して「普通ってなに?」と問いかける絵本。「みんな一緒」で共感して安心することもときには必要ですが、「自分とは少し違う」ことを楽しいと感じる心を育てることも大事ですね。コンシェルコラム"本選びのプロ"選書センターコンシェルジュのおすすめの本先住民族アイヌの歴史や文化がよくわかる!QRコード付きで音声も。アイヌの文化については、小学校の社会(5・6年)や国語(6年)、中学校の社会(1年)、国語(2年)にて学習します。また、週刊ヤングジャンプで連載中の『ゴールデンカムイ』(野田サトル)のアニメの影響もあり、アイヌについての関心が高まっています。小・中学校の学習においては、地理、歴史、人権の切り口から触れる機会が多い話題ですが、類書は少ないのが現状です。先住民族アイヌの文化を正しく知るため、衣・食・住や歴史をイラストや写真でやさしく解説されている本書では、QRコードで楽器の音やアイヌ語の音声を聞くこともできます。ここで本書より、豆知識をご紹介。私たちが日常的に使っている「トナカイ」や「シシャモ」という言葉、実はもともとアイヌ語なんです。このようなことを知ると、アイヌがより身近に感じますよね。『アイヌ もっと知りたい!くらしや歴史』北原 モコットゥナシ/蓑島栄紀 監修岩崎書店
2019年02月19日「本選びのプロ」がとっておきの情報を教えてくれる連載『まなびの本棚』第3回です。寒さが本格的になり、子どもたちも家にこもる時間が増えてきたのではないでしょうか。家で過ごす時間が増えたら読書を習慣づけるチャンスです!これまで時間がなくて読めなかった本や、時間があるときに読もうと思っていた少し難しい本に挑戦することで、子どもが自分自身と向き合うきっかけになります。この連載では、日販図書館選書センターで選ばれた本のランキング、そして選書のプロ・コンシェルジュによるコラムをご紹介します。きっと子どもの本選びのお役に立つはずです。選書センターについて、詳しくはこちらをお読みください→図書館司書や教育関係者が足繁く通う『日販図書館選書センター』って知ってる?2018年人気図書ランキング1位鳥獣戯画を読みとく五味文彦 監修岩崎書店2位学校プールのヤゴのなぞ星輝行少年写真新聞社3位失敗図鑑いろは出版編著いろは出版4位鉱物・宝石のひみつ松原聰岩崎書店5位辞書びきえほんもののはじまり陰山英男ひかりのくに(※2018年4月1日~11月30日累計)近ごろは空前の図鑑ブームですが、中でも3位にランクインした『失敗図鑑』は、立派な偉人たちの失敗を知ることで元気と勇気をもらえると評判です。しかも、ココ・シャネルやベーブ・ルース、徳川慶喜といった歴史上の人物だけではなく、いきものや発明品にまつわる失敗など、計320個ものさまざまなエピソードがつまっているので、読み応えも抜群!子どもが壁にぶつかったとき、失敗をして落ち込んだとき、親御さんからの励ましの言葉にプラスして、この図鑑をめくってみましょう。きっと「この失敗は成功するために必要なんだ!」と前に進む力になるはずです。コンシェルコラム"本選びのプロ"選書センターコンシェルジュのおすすめの本あの有名な物語が裁判のテーマに。視点を変えると昔話の印象がガラリと変わる!非現実的な昔話を法律の観点から読み解く……というこれまでにない斬新なテーマで、子どもたちだけではなく大人たちの間でも話題になったNHK Eテレの番組『昔話法廷』。今回は、この番組を本にしたシリーズの第2弾をご紹介します。たとえば『3匹のこぶた』では、オオカミは最後に鍋で煮込まれてしまいますよね。しかしこの法廷では、それは子ぶたたちの計画的犯行ではないかと疑われてしまうのです。果たして子ぶたたちは殺人罪に問われてしまうのか?それとも正当防衛で無罪になるのか?視点の面白さもさることながら、「なぜオオカミが入るほどの鍋があったのか」という鋭い指摘に、これまでまったく意識せずに読んでいた昔話の中に潜んでいる「謎」や「気づき」がどんどん明らかになっていきます。「もしかして……」と、大人でも考えさせられる内容なので、親子で一緒に読んだあとに意見を出し合ってみてもいいかもしれませんね。子どもたちが裁判員裁判について考えるきっかけになる図書としてもおすすめです。『昔話法廷 Season2』オカモト 國ヒコ金の星社
2018年12月29日ホテル雅叙園東京は、「百段雛まつり 青森・秋田・山形ひな紀行」を2019年1月18日(金)から3月10日(日)まで開催する。「百段雛まつり 青森・秋田・山形ひな紀行」は、過去9回にわたって開催され、延べ55万人を超える来場者数を記録する都内最大級の雛人形展。会期中は、ホテル雅叙園東京館内にある東京都指定有形文化財「百段階段」に、日本各地の歴史ある雛人形が集結する。第10回目となる今回は、青森・秋田・山形をテーマに、3県8地域より約1,000点の名品を揃える。旧家に伝わる優麗な古今雛から、高さ2メートルを越える圧巻の段飾り、手のひらにおさまる極小の雛道具まで、珠玉の雛人形が一堂に会する。関東初公開となる、旧弘前藩主津軽家の「蝋色笹唐草御紋付雛道具」は、普段は青森・弘前市立博物館に所蔵されている雛道具。全てを並べると全長16メートルにも及び、大名家の姫君の華やかな生活を彷彿とさせるような、婚礼調度の数々が揃う。その他、日本三大つるし飾りの一つに数えられる、山形・酒田の「傘福」を雛人形とともに飾った賑やかな演出や、秋田・由利本荘から出展される、黒漆に牡丹唐草の金蒔絵を施した、450個もの極小雛道具などを展示。展示会場である絢爛豪華な文化財と、貴重な雛人形がコラボレーションした、優雅な世界観を堪能できる。【詳細】百段雛まつり 青森・秋田・山形ひな紀行開催期間:2019年1月18日(金)~3月10日(日) ※会期中無休開催時間:10:00~17:00(最終入館16:30)会場:ホテル雅叙園東京住所:東京都目黒区下目黒1-8-1入場料:当日 1,500円、前売 1,200円(館内前売は1,000円、1月17日(木)まで販売)、学生 800円 ※要学生証呈示、小学生以下無料※セブンチケット(セブンコード069865)限定で中川政七商店の東北限定商品「東北ふきん」と入場券がセットになった、グッズ付チケット 1,500円を販売(なくなり次第終了)。※展示品保護のため撮影不可、「漁樵の間」のみ撮影可能【問い合わせ先】イベント企画TEL:03-5434-3140(10:00~18:00)
2018年12月16日本日は、東北生まれの筆者に馴染みがある食材を使ったカレーです。なんと、山形牛×庄内豚という夢の組み合わせ!!!どんなカレーなのか、実食する前に想像してみましょうか。■想像しようまずは、パッケージ裏面の説明を読んでみましょう。左上の説明を読むと、「ブイヨン、バター、トマトベースなどでじっくり煮込んだカレーソースで(以下略)」と記載があります。深みのある味なのでしょうか、またじっくり煮込んだということから、お肉は柔らかくなっているのではと想像できます。もっと細かく見てみましょう。原材料で珍しいものは、野菜・果実に、にんにくと生姜が含まれていることでしょうか。それだけで食欲が湧いてきます。豚肉・牛肉はもちろん山形産ですね。どんな大きさなのか、どれくらい入っているのか考えるとよだれが出てきます。それでは期待も十分に高まったので、実食に入りましょう!■人はこれを“ほぐれる”と言う盛りつけた際の写真は撮り忘れてしまったので(汗)、簡単に文章で説明します。ルーの色は、普通の一般的なカレーと変わらない茶色。香りはほんのりとスパイシーなにおいが鼻をくすぐります。がしかし、具全体を見ると、少し残念な光景が……なんと、今まで食べた肉推しのレトルトカレーに比べて、肉が小さいんです。今まで食べたカレーに比べると4分の1以下の大きさで、普通のカレーと大差ありません。これは外れか……と肩を落としながら、スプーンを口に運び終えると……。……肉が溶けた?これを“ほぐれる”というのでしょうか。筆者が想像する、じっくり煮込んだお肉よりもはるかに柔らかく、自然と目を見開いて口元が緩みました。他の肉はどうだと思い、また一片すくって口に運ぶと……、この肉も幸せを運ぶ柔らかさでした。その勢いで、あっという間に完食してしまいました。牛肉と豚肉の区別がつかないまま終わってしまいました(笑)ルー自体にはほんのりと甘みがあり、その中でもスパイシーな味わいがありました。辛さは控えめなので、辛い食べものが苦手な筆者でも美味しくいただくことができましたよ!■総評味★★★★☆辛さ★★☆☆☆肉の区別のつきやすさ・大きさ★☆☆☆☆量は控えめでしたが、とにかくお肉のインパクトが強かったです。焼肉で言うとすれば、食べ放題じゃないと満足できない!という人よりは、「少量でもいいから美味しいお肉を食べたい」という人向けだと思います。お肉にこだわったレトルトカレーをお探しの方、ぜひ食べてみてくださいね!【画像】※ ぎりし/Currytion【筆者略歴】ぎりし
2018年12月14日「本選びのプロ」がとっておきの情報を教えてくれる連載『まなびの本棚』第2回です。長かった夏も終わり、すっかり秋も深まってきました。食欲の秋、スポーツの秋、そしてなんといっても読書の秋!みなさんはどんな本を読んでいますか?読書欲が高まるこの時期に、ぜひたくさんの本を読みたいですね。この連載では、日販図書館選書センターで選ばれた本のランキング、そして選書のプロ・コンシェルジュによるコラムをご紹介します。きっと子どもの本選びのお役に立つはずです。選書センターについて、詳しくはこちらをご覧ください→図書館司書や教育関係者が足繁く通う『日販図書館選書センター』って知ってる?今月の人気図書ランキング1位ギネス世界記録2019クレイグ・グレンディ角川アスキー総合研2位鳥獣戯画を読みとく五味文彦 監修岩崎書店3位虫のしわざ探偵団新開孝少年写真新聞社4位鉱物・宝石のひみつ松原聰岩崎書店5位車いすの図鑑高橋儀平金の星社(※このランキングは2018年10月に集計したものです)2位は先月に続き『鳥獣戯画を読みとく』がランクイン。「日本最古の漫画」とも称される鳥獣戯画は、知れば知るほど奥深く、不思議な絵巻です。3位の『虫のしわざ探偵団』は、自然の中で見かける変なモノ=「虫のしわざ」の謎を解き明かすユニークな設定を、たっぷりの写真とわかりやすい解説で紹介しています。コンシェルコラム"本選びのプロ"選書センターコンシェルジュのおすすめの本ひみつの計画の果てにある恐怖子どもの心に刻まれる平和の意味今回は選書センターの常設フェア「YA」の棚から、2018年上半期ランキング絵本部門第10位に選ばれた注目の翻訳絵本をご紹介します。砂漠の小さな町の学校が閉鎖され、跡地に建てられた研究所。アメリカ政府によって、優秀な科学者たちが秘密の発明を完成させるために集められます。タイトルとキレイな絵から、ワクワクするようなストーリーが想像できますが、読み進めるうちに、何やら不穏な空気に胸がザワザワ。そして、最後に訪れる恐怖。絵も文章もない、真っ黒な見開きページで物語は終わります。この“計画”が、この“秘密”が何だったのか明らかになったとき、みなさんは何を思うのでしょうか。大人も子どもも、著者・訳者のあとがきまで読んで考えてもらいたい一冊です。『この計画はひみつです』ジョナ・ウィンター 文/ジャネット・ウィンター 絵さくま ゆみこ 訳鈴木出版
2018年11月24日資生堂パーラーより「山形県 岡田果樹園産 ラ・フランスのパフェ」「山形県産 ラ・フランスのパフェ」が登場。2018年11月1日(木)から11月30日(金)の期間限定で、「山形県 岡田果樹園産 ラ・フランスのパフェ」は銀座本店 サロン・ド・カフェ、「山形県産 ラ・フランスのパフェ」は日本橋店、横浜髙島屋店、横浜そごう店、ラゾーナ川崎店にて販売される。山形県 岡田果樹園産 ラ・フランスのパフェ銀座本店 サロン・ド・カフェ限定での提供となる「山形県 岡田果樹園産 ラ・フランスのパフェ」は、とろけるような上品な甘さが口いっぱいに広がる山形県東根市岡田果樹園にて収穫されたラ・フランスを使用したパフェ。メープルアイスクリームとアールグレイゼリーの相性が良く、キャラメルソースのコクとメープルシュガーの軽やかな甘みのバランスも絶妙。別添えのプラリネソースをかけて味の変化を楽しむのもおすすめだ。山形県産 ラ・フランスのパフェ「山形県産 ラ・フランスのパフェ」は「山形県 岡田果樹園産 ラ・フランスのパフェ」とは違ったアレンジを施した一品。フレッシュのラ・フランスをワインのコンポート、ソルベ、ソースに仕立て、香りと甘さが引き立つようミルクアイスクリームと合わせられた。また、チョコクランチやシナモンの効いたシュトロイゼルの食感もポイント。最後まで飽きることなく、ラ・フランスの豊かな風味を堪能することが出来る。【詳細】資生堂パーラー「ラ・フランスのパフェ」提供期間:2018年11月1日(木)~11月30日(金)メニュー詳細:山形県 岡田果樹園産 ラ・フランスのパフェ 1,980円(税込)販売店舗:資生堂パーラー 銀座本店 サロン・ド・カフェ山形県産 ラ・フランスのパフェ 1,728円(税込)販売店舗:日本橋店/横浜髙島屋店/横浜そごう店/ラゾーナ川崎店<店舗情報>■銀座本店 サロン・ド・カフェ住所:東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル3階営業時間:火~土 11:30~21:00(L.O.20:30)、日・祝 11:30~20:00(L.O.19:30)定休日:月曜(祝日の場合は営業)TEL:03-5537-6231(予約不可)■日本橋店住所:東京都中央区日本橋2-4-1 日本橋髙島屋S.C.本館8階営業時間:11:00~22:00(フード L.O.21:15/デザート・ドリンク L.O.21:30)定休日:百貨店に準ずるTEL:03-3246-5288■横浜髙島屋店住所:神奈川県横浜市西区南幸1-6-31 高島横浜店6階営業時間:10:00~20:00(L.O.19:15)定休日:百貨店に準ずるTEL:045-311-5111(代)■横浜そごう店住所:神奈川県横浜市西区高島2-18-1 そごう横浜店2階営業時間:10:00~20:00(L.O.19:15)定休日:百貨店に準ずるTEL:045-465-5733■サロン・ド・カフェ ラゾーナ川崎店住所:神奈川県川崎市幸区堀川町72-1 ラゾーナ川崎プラザ2階営業時間:10:00~21:00(L.O.20:30/軽食・サンドウィッチ L.O.20:15)定休日:無休(施設に準ずる)TEL:044-874-8593
2018年11月03日居酒屋メニューも豊富な取り揃え! 本格寿司屋寿司が食べたくなったら、東京・青山にある「寿司居酒屋 八兵衛 南青山店」がおすすめ。フグやハモ、鶏、牛などを使った創作料理も豊富に取り揃えています。本格的な寿司が食べられるとあって、カウンター席はお寿司屋さんそのもの。目の前で職人が寿司を握る姿を楽しめます。テーブル席も30席あるので、仲間とゆっくり食事できるお店です。寿司と山形牛が楽しめる系列店は都内に5店舗青山本店以外に、六本木店・恵比寿店・西麻布店・上野店がある「八兵衛」。どの店舗でも、本格的なお寿司とA5ランクの山形牛が食べられるのが魅力です。鮮魚と牛以外にも、秋田の比内鶏、徳島の阿波尾鶏、千葉のアワビなど産地から直接買い付けを行うほどの素材へのこだわりがあります。旬の魚の握りやコース料理とともに創作料理も満足できるお店です。うに・中トロなど新鮮なネタを「特上握り」で板前が次々と目の前で握ってくれるお寿司の数々。人気は、「特上握り」。ウニや中トロなど7巻の握りと玉子、巻き寿司を一度に堪能できるメニューです。新鮮さと味はさすが本格寿司屋。そのほか、A5ランクの山形牛の握りなども好評。日本酒などのアルコールとも絶妙に合い、箸が進みます。もちろん、刺身の盛り合わせもあるので、酒の肴に注文しましょう。A5ランクの牛を炙りで「山形牛炙り刺し」系列店で毎月5、6頭買い付け、直送されてくる山形牛。3~5週間吊るすことで、うまみがギュッと凝縮されます。握りでもいただけますが、「山形牛炙り刺し」(1,280円)もおすすめです。薬味の香りとピリッと感がちょうどいいアクセントになっている一品。その他、「牛ステーキ」(2,800円)もお寿司屋さんでありながら食べられるのが、このお店の魅力です。料理にマッチ! ワインソムリエが厳選するワインワインソムリエの店長が料理に合うお酒を選んでくれるのもこちらのお店の魅力です。今まで、「お寿司には日本酒」と思っていた人も、お寿司×ワインのペアリングの虜になるかも。地下1Fにある系列店のワインバーで購入したワインを飲むことも可能。フランス・イタリア・アメリカと産地も豊富なので、あなた好みの一本が見つかるはずです。東京メトロ各線「表参道駅」A4出口から徒歩2分とアクセスも便利。お寿司と山形牛、ワインを「寿司居酒屋 八兵衛 南青山店」で堪能しましょう。お寿司×ワインの新しい組み合わせに気づけるかもしれません。スポット情報スポット名:寿司居酒屋八兵衛 南青山店住所:東京都港区南青山3-15-13 1F電話番号:03-3405-7677
2017年12月03日スタイリッシュな空間はおしゃれなのに居心地抜群東京・馬喰町にある「フクモリ」。自然の光が差す開放感ある店内は、温もりを感じられ居心地も抜群。ゆったり寛げるソファ席、一人でも複数人でも利用しやすいテーブル席が用意されています。おしゃれながら気を張ることなく、ゆったりとした時間を過ごせそうです。オープンキッチンから流れてくる美味しそうな香りも食欲をそそります。外からは店内の様子も見ることができるので、初めての人でも利用しやすいでしょう。食を通じながらプレスルームとして山形の魅力を発信この店は、ランチ・カフェ・夜メニューともに充実。3日前までに予約すれば3名以上利用できるコース料理もあるので、飲み会にも最適です。山形の素材の味と共に、お酒も心ゆくまで楽しめるのも大きな特徴。もちろん、お酒も山形の日本酒や果実酒が豊富に取り揃えられています。プレスルームとして、山形の魅力を伝えたいという思いが詰まったカフェであり、定食屋なのです。肉汁たっぷり! ジューシーな味わいの山形牛ハンバーグおすすめメニューのひとつが柔らかくジューシーな「山形牛ハンバーグ」です。山形牛を100%使用したハンバーグは、脂の甘みが絶妙! ハンバーグにナイフを入れた時にしたたる肉汁は、旨味がぎゅっと詰まっている証です。単品メニューの他に、コース料理の一品でも「山形牛ハンバーグ」が堪能出来ます。山形特産のだだちゃ豆を使用した上品スイーツも人気デザートまで山形の味を堪能したいという方におすすめなのが「だだ茶豆のロールケーキ」です。山形県にあるオーガニックレストランの絶品スイーツを、この店で味わえます。口の中に広がる上品な甘みと、もっちりとしたスポンジの食感がやみつきになります。一息ついてリフレッシュしたいカフェタイムに食べて欲しい一品です。自宅で山形の魅力を楽しめるオンラインショップも今回紹介したメニューの他にも、山形の味がたっぷり楽しめるのが「フクモリ」です。山形名物の玉こんにゃくや、郷土料理のだしも堪能出来ます。オンラインショップも営業しているので自宅でも山形の特産を味わえます。食品だけではなく、可愛らしい雑貨類も取り扱っているので、新しい山形の魅力を発見出来るかもしれません。お店はJR総武線「馬喰町駅」出口2から徒歩3分、都営新宿線「馬喰横山駅」出口2から徒歩2分の場所にあります。ほっと一息つきたい時、おしゃれなカフェ定食屋で山形の優しい味わいを堪能してみませんか?スポット情報スポット名:フクモリ住所:東京都千代田区東神田1-2-10 泰岳ビル 1F電話番号:03-5829-9987
2017年10月06日女の一人飲みにもオススメな隠れ家「山塞」ふらりと一人で訪れる女性も多いという「山塞」は、山菜一筋50年。これも山菜?というあなたの常識を美味しく覆してくれます。春から夏だけの味覚と思われがちですが、実はほぼ通年さまざまな味を楽しめるというから驚き。素材はすべて山形からの直送で、多いときは15種類もの山菜を堪能できます。カウンター、テーブル席、個室(7~20名)があるので、一人でも大勢でも。秋の収穫後に河原で楽しむ山形名物「芋煮」ご主人の故郷である山形では、秋の稲刈り後に大勢の人が集まって河原で「サトイモ」を大鍋で煮る「芋煮」が風物詩。とろとろのサトイモはホッとする醤油味。心にもお腹にも優しい人気メニューです。800円。ぷるぷる新食感! 手で練った海藻100%の「えご」これは、何?…最初はみんなが驚くその正体は、何と海藻。えご草という海藻を30分以上丁寧に手で練り続けるその作り方は、羊羹と同じだそう。山形では冠婚葬祭には欠かせない一皿。ぷるんぷるんの食感を酢味噌でいただけば、口の中に優しい春が訪れます。500円。山菜との相性抜群! 山形の新酒「花羽陽」日本酒通でなくても、このフルーティな味は誰もを魅了するはず。爽やかな後味についお代わりしたくなるのは、花羽陽という名の新酒。春までの期間限定のお楽しみです。500ml 1,600円。取材・文/伊集院尚子スポット情報スポット名:山塞住所:東京都新宿区矢来町82電話番号:03-6228-1348
2017年03月03日山形県には、「だし」という郷土料理があります。夏野菜をたっぷり使ったさわやかな味わいで、夏バテ気味でも食べやすいのが特徴です。最近では都心のスーパーでも市販品が見られるようになりましたが、簡単に作れるので挑戦してみませんか?野菜を切ってめんつゆと混ぜるだけだしは細かく切った野菜を醤油ベースのタレに漬けたもので、即席漬けの一種ともいわれます。ナスやキュウリと、みょうがやシソなどの香味野菜を使うのが一般的。味付けは家庭によって異なりますが、めんつゆを使えば手軽に作ることができます。まずはナスとキュウリをカットし、30分ほど塩水につけてアク抜きをしましょう。大きさの目安は0.5~1センチ角くらい。ゴロッとした食感を楽しみたいなら大きめに、薬味などに使う場合は小さくカットしたほうがいいでしょう。アクが抜けたらしっかり水を切り、細かく切ったみょうがとシソを混ぜます。野菜の量はお好みでOK。ボウルやタッパーのサイズに合わせて調整しましょう。続いてめんつゆを注ぎます。野菜から水分が出るので、薄めずに使うのがポイント。めんつゆの分量は野菜がひたひたにはならない程度、キュウリとナスを1本ずつ使うなら、40~50ccくらいが適量。最後に納豆昆布(がごめ昆布)をひとつまみ加え、冷蔵庫で1時間ほど寝かせれば完成です。納豆昆布が生み出すネバネバが特徴的。さらにオクラをプラスして食感を楽しむレシピもあります。冷蔵庫で2、3日は保存できますが、容器から取り出すたびに空気にふれて傷んでしまうので、その日に食べる分だけを作った方がいいでしょう。洋風メニューにもアレンジ可能このだしは、ごはんのお供にぴったり。納豆との相性もよく、ネバネバの相乗効果により、スタミナアップが期待できます。豆腐にトッピングしたり、そうめんのつゆに入れたり、薬味代わりにも使えます。その場合は、ネギやしょうがをプラスするのがおすすめ。豚肉の冷しゃぶにのせてもおいしくいただけます。少し酸味が出てきたら、パスタの具に活用してみては? 豚肉やツナなどと一緒に炒めれば、この酸味がアクセントに。ネバネバは健在で、めんにもよくからみます。だしは蒸し暑くなる盆地で生まれた料理。体を冷やす作用がある夏野菜と、食欲を増進させる香味野菜を組み合わせることで、夏の暑さを乗り切っていたのでしょう。この知恵を借りて、夏バテ知らずの日々を送りたいものですね。
2016年08月19日東北芸術工科大学が主催する地域密着型の現代芸術祭「みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ2016」が、山形県山形市中心市街地及び、都内の書店にて9月3日から25日まで開催される。第2回となる今回の「山形ビエンナーレ」では、アストリッド・リンドグレーン記念文学賞を日本人で初めて受賞した絵本作家の荒井良二芸術監督のもと、国の重要文化財である文翔館をはじめとした市内各所の歴史的建造物やリノベーション物件を主な会場に、“山は語る”をキーワードにした様々な企画を実施。14年に行われた第1回と同様に、アーティストと市民による共同制作プログラムを軸に、アートはもちろん、文学やファッション、食、音楽など様々な分野の体験アートプログラムが用意されている。会期中は各会場にて、朗読会や古本市、ブックカフェなどを展開し、“本”をツールにして街と人、人と人がゆるやかにつながる場や機会を創出。また、街歩きのガイドブックを兼ねたナカムラクニオ責任編集の小説集『ブックトープ山形』や、“野生動物”をテーマにミロコマチコと市民が制作した立体絵本『あっちの目、こっちの目』など、クリエイターが市民とともに山形をじっくり取材して制作した絵本の数々も登場する。その他、ミュージシャンとアーティストが即興セッションを繰り広げるライブも見所のひとつ。国の重要文化財である文翔館の議場ホール(旧県議事堂)をはじめ、図書館や旧温泉施設、元養蚕試験場などユニークな施設を会場に、週末ごとに音楽・アート・ダンスのパフォーマンスを上演する。また、“食をつくる人”によるプログラムも実施。江戸時代から続く和菓子の老舗・乃し梅本舗佐藤屋の八代目である佐藤慎太郎と、山伏の坂本大三郎が創作する「みちのおくの芸術祭」の行事菓子のふるまいや、人が自然を食べるためにおこなうシンプルな行為“煮たり、炊いたり”を中心に、山形の素材をワンプレートで表現する食堂・nitakiなどによるグルメ、東京渋谷の人気連ストラン「Pignon」のオーナーシェフ吉川倫平による、厳選した山形の素材を使った「作って・食べる」食のワークショップなどが登場する。会期中は、「山形ビエンナーレ」を旅するツアープログラムも多数開催。イラストレーターの平澤まりこによるバスツアー「YAMAGATA TRAVEL BUREAU 2016」では、山の自然や信仰、風土と食、地域のデザインなど、山形独自の文化・人・モ ノ・コトに触れることのできる貴重な体験が目白押しとなっている。主な会場は、文翔館、洗心庵、とんがりビル、遊学館、山形県立図書館、山形まなび館、旧西村写真館、七日町御殿堰、BOTA coffee、ギャラリー絵遊・蔵ダイマス、やまがた藝術学舎、東北芸術工科大学、丸八やたら漬旅籠町立呑処、乃し梅本舗佐藤屋本店、クアハウス碁点旧大浴場、新庄市エコロジーガーデン・原蚕の蚕の杜、東京・荻窪のカフェ6次元、東京・銀座の森岡書店など。
2016年08月07日いつの頃からか夏の風物詩的レシピとしておなじみになった山形県の郷土料理「だし」。今ではスーパーで調理済みのものが売られていたりもしますが、ありあわせの材料で簡単に作れるものなので、家庭で、お好みの味にアレンジしながら作ってみましょう。今回ご紹介する「だし」は、わりあいとさっぱりめ。本場山形では、オクラ以外に昆布や納豆昆布、めかぶなどを入れ、粘り気たっぷりに作ることも多いので、ネバネバ派の方はぜひそちらにもチャレンジを!冷奴のほか、温かいご飯にかけたり、素麺などのつけダレに加えても◎な、万能おかずです。山形のだしのせ冷奴調理時間10分+漬ける時間レシピ制作:フードコーディネーター 山下 和美<材料 作りやすい量>ナス 1本キュウリ 1本オクラ 4本ミョウガ 1個大葉 5枚ショウガ 1/2片薄口しょうゆ 大さじ2顆粒だしの素 小さじ1豆腐 1/2丁<下準備>・ナスはヘタを切り落とし、5mm角に切る。水にさらしてザルに上げ、水気をきる。・キュウリは端を切り落とし、5mm角に切る。・オクラは分量外の塩で板ずりし、熱湯でサッとゆでる。色が鮮やかになったら水に取り、粗熱が取れたら水気をきる。ヘタを切り落として長さ2~3mmの輪切りにする。・ミョウガは粗みじん切りにする。・大葉は軸を切り落として細切りにし、水に放って水気を絞る。・ショウガは皮をむいてせん切りにする。<作り方>1、ボウルに薄口しょうゆ、顆粒だしの素を入れて混ぜ溶かし、ナス、キュウリ、オクラ、ミョウガ、大葉、ショウガを加えて混ぜ合わせる。2、冷蔵庫で1時間ほど冷やし、器に盛った豆腐にお好みの量をのせる。密閉容器に入れて、冷蔵庫で2~3日保存可能です。一度にたっぷり多めに作っておいてもよいですね!
2016年07月09日一年に一度の山形ワインのお祭り「山形ヴァンダジェ 2016」が、今年も3月6日(日)に東京都港区にある都内最大のキッチンスタジオ「hueplus」で開催される。2013年からスタートした本イベントは、今年で4回目を迎える。"ヴァンダジェ”は、フランス語でワインを指す「ヴァン」に山形弁で「だぜ」を指す「ダジェ」を足した造語。”収穫”を意味する「ヴァンダンジュ」の響きともかけており、自分がつくった自慢のワインを自由に飲んでもらいたい!という、造り手の想いが込められている。日本ワインに注目が集まっている昨今。昨年はチケットが完売するなど、ワインに詳しくなくても、気軽に参加できる人気イベントだ。イベント当日は、日本有数のワイン産地である山形の12のワイナリーが参加し、山形の風土が生み出したワインと地元食材を楽しみながら、生産者と自由に交流できるほか、山形の伝統野菜などが購入できるマルシェもオープンする。ワイナリーは、東北で一番古い酒井ワイナリーや、フランスのワイン雑誌にも掲載され、洞爺湖サミットでも供されたワインを醸造するタケダワイナリーなど、個性派ぞろい。料理は、山形イタリアン「アル・ケッチャーノ」、自家製ハムが東京でも評判の「イル・コテキーノ」、東京・三宿の名ブーランジェリー「シニフィアン・シニフィエ」、料理研究家の植松良枝氏、元「GLACIEL」シェフパティシエの江森宏之氏による、山形の恵みを使った、クールダウンできるスイーツなどを用意するほか、今年は、話題の出張料理人、岸本恵理子氏も参加。山形伝統食材を使った料理が振る舞われる予定だ。イベントは、1部(11時半~14時)、2部(15時半~18時)の2部構成となっており、各回定員は200名。チケット料金は、7,000円(フードチケット、グラス、オリジナルグラスホルダーつき)。チケットは事前購入が必要。定員になり次第、販売終了となる。週末のお出かけスポットとしてぜひチェックしてみて。(text:cinemacafe.net)
2016年02月22日山形県新庄市は2月9日、無料通信アプリ「LINE」を利用した子育て相談のサービスを開始した。市によれば、自治体が「LINE」で個別に相談にのるサービスを行うのは、全国で始めてとのこと。利用可能な時間帯は午前10時~午後6時となっている(水曜日、年末年始を除く)。○相談の垣根を低くしたい今回のサービスは、新庄市の「地域子育て支援センター」が運営するもの。同センターのアカウントを友達に追加すると、保育士資格を持つスタッフが「トーク」のやりとりを通じて子育ての相談にのってくれる。なぜこのようなサービスを行おうと考えたのか。担当者によれば、「核家族化が進み、周囲に相談できる人が少なくなっている中で、相談の垣根を低くしたかった」とのことだ。さらに、同市が実施した「新庄市まちづくり市民アンケート調査」(平成27年度)によれば、約7割の人が「子育ての相談・支援体制の充実が重要」と回答。一方で満足度については約2割にとどまっていて、対応が急務だった。同市はこれまでも、3歳児健診時や児童センターなどへの訪問、それに電話でのやりとりを通じて子育ての相談に応じてきた。しかし「足を運んで」もらうことが、相談にたどり着くまでのハードルになっていた。同市はSNSの活用で、そのハードルが解消できると考えたのだ。○情報発信やイベント参加呼びかけもしかし、数あるSNSの中でなぜ「LINE」のアプリを選んだのか。それは、多くの子育て世帯が利用していることに加え、同じタイムライン上で「公開したい情報」の提供と、「非公開」のやりとりが両方できるからだという。市では相談サービスに加え、センターが開催する子育て関連のイベント情報なども発信していく予定とのことだ。一方で、「LINE」上の相談のやりとりだけで、子育ての悩みは解決されるのかという疑問も残る。この問いについては「『LINE』での相談を、次のアクションにつなげる運用をしたい」と語った。やりとりの中で心配な点があれば、電話番号を伝えて電話での相談に切り替えることも検討している。本人が望めば、もちろん対面での相談につなげいくこともできる。最終的には「育児の講習など、イベントの参加につなげたい」と担当者は語った。子育て中の悩みやつらさはあっても、「相談しに行くほどのことではない」と思ってしまうこともあるのではないだろうか。今回のサービスがそのような小さなSOSを捉え、支援につなげていけるような取り組みになることを願いたい。
2016年02月09日山形県朝日町、電車の駅もなく決してアクセスが良いとは言えない場所がいま注目を集めています! 名産のりんご、ワイン、自然、民泊…、山形県朝日町の魅力の秘密に迫ります。自然溢れる、山形県朝日町「山形県朝日町」といわれてもピンと来る人は多くないかもしれません。山形県のほぼ中央にある人口およそ7400人の町。町の中心部を日本三大急流と言われる最上川が南北21kmにわたって流れ、また町の76%ほどが国立公園をはじめとする山林やブナ原生林などで占められいます。豊かな土壌と寒暖の激しい気候は、果樹や作物の栽培に適した土地だといわれ、特にりんごの栽培とワイン作りには定評があります。しかし海外から人を呼ぶという意味では東京からも遠く、あまり条件は良いとは言えません。そんな中、朝日町ではある試みが多角的に行われていました。1人の青年の体験が、世界への扉を開く今回はりんごの産地としても有名なフランスのノルマンディーからの視察団に同行取材をしました。そもそも朝日町とノルマンディーとのつながりは、一人のフランスの青年が偶然町で行われたイベントに参加したことにありました。その時の町ぐるみのおもてなしと自然の豊かさ、りんごの美味しさに感激した青年は、フランスのパリに帰り友人知人に話をしたところ、「行きたい! 」という人たちがあっという間に集まったことが発端でした。そこからは毎年公式行事としてノルマンディー地方を中心としたメンバーによるフランスとの国際文化交流行事が開始され、今年で3回目を迎えました。すべてのきっかけはたった一人の「話したくなるような感激」でした。ありのままの日本が知りたい今回のフランス視察団の心を最も打ったのは、朝日町の「飾らないおもてなし」でした。民泊(民家に宿泊すること)またはファームステイでのありのままの生活体験、手作りの歓迎、そして言葉が伝わる、伝わらないに関係なく笑顔で迎えてくれる気持ちが大きかったようです。一緒にりんご農家で民泊をした、パリ市観光計画企画室を定年退職して今回ツアーに参加したニコル・プボーさんによると 「私たちが知りたい日本のすべてがここにありました。ホテルや旅館といったよそ行きの空間ではなく、本当に人が生活する空間に入ることができました。今回私たちは京都、大阪、東京も見ました、ほかの地域で少し過剰なおもてなしも受けました。しかし、朝日町での体験や出会いに勝るものはありませんでした。このような温かなおもてなしは一生忘れないと思います。ここに来なければ見られない景色や出会えない人達がいます。あ、それと日本人女性は本当によく働くことにも驚きました! 例えば朝食の種類や手際は私たちフランス人には真似できないわね! 今回の体験はインターネットやガイドブックでは感じることはできません。そして観光のあり方の参考にもなりました。フランスに戻ったらこの旅のことをたくさんの友達に話すわ! 」飾らない「おもてなし」とは何だったのか?朝日町で行われた二泊三日のおもてなしは、自然体で手作り。子供たちが受け継ぐ和合豊年和太鼓の演奏や地元のミュージシャンによる演奏。新しくできたばかりの道の駅では、りんごを食べて育った豚のポークバーガーやアイスクリーム。夜はそれぞれの民泊先で過ごす夕食と家族の時間。翌日はブナ林のトレッキング、りんごもぎ体験、芋煮会、りんご温泉、夜は朝日町の名産のワイン、焼きそばなど、B級グルメの数々で懇親会などなど。すべては和やかで温かい。もちろん準備はしっかりと行った上での「ありのままのおもてなし」。しかし、町で過ごす中、とてもポジティブな自信も感じられました。地域のブランディングの効果また朝日町は地元のブランディングにも力を入れている。人気のブランド戦略の専門家、村尾隆介氏には2年間のプロジェクトで朝日町に暮らしてもらい、「朝日町丸ごとブランド化」の目標の元、数々の新しいブランド戦略、無料の勉強会など町民のモチベーションを高めて来ていました。その結果、町民全員が「ポジティブな自信」を持ったプレイヤーになったのではないかと強く感じました。そして地元では当たり前のことが外国人には新鮮な驚きにつながります。フランス視察団はりんご農家でりんごもぎ体験のほか、その生産方法などにも自国との大きな違いを感じたようです。中でも最も驚いていたのが「玉まわし」というりんごを一個ずつ太陽に当たるように日陰になっている面を表に出す作業。りんご一つ一つにこれだけ根気良く手を掛けるということ、食べた時の瑞々しさ、バランスの良い甘さと酸味、そしてサクッとした歯ごたえに感激の声が上がっていました。駅もない、バスも少ない、観光客には不便な場所だけれども、その不便さを超えた温かさや心が通ったおもてなしがありました。これからも地方の挑戦から目が離せません。
2015年12月26日ゼンリンは12月9日、山形県と観光振興や空家対策の推進等に関して連携協定を締結したと発表した。この協定は、ゼンリンと山形県がそれぞれ有する資源を有効に活用し、地域の活性化や安全安心な地域社会の構築を図ることを目的としている。今回の協定では具体的に、以下の4つを行う。1.ゼンリンが持つノウハウに県の視点や保有している情報を入れ、利用者にとってよりわかりやすいドライブマップを作成し、観光振興に寄与するわかりやすいドライブマップなどの作成。2.全国の「道の駅」情報を有するゼンリンから、山形県へ全国各地の優良な「道の駅」の事例を提供。また、「やまがた『道の駅』車旅案内」を継続発行し、「道の駅」を拠点とした周遊観光を促進。3.道路の開通情報、交差点標識情報などをタイムリーに情報共有し、地図配信までの期間を短縮、カーナビなどの地図利用者の利便性向上を図る。4.住宅地図制作で培った現地調査や空家の判断基準のノウハウを、県・市町村の空家担当者に提供し、実態把握を推進。ゼンリンで今後、成長が見込まれる観光分野における位置情報ビジネスの拡大を目指し、「道の駅」を題材としたフリーペーパーの企画・発行や、急増する訪日外国人観光客に向けた多言語地図の提供、情報発信端末としてのデジタルサイネージを活用したソリューションなど、観光客の誘致や回遊性の向上に取り組む自治体や企業を支援するビジネスを推進していくという。
2015年12月10日山形県山形市の山形ビッグウイング国際交流広場で11月7日~8日、「山形らーめんフェスタ2015」が開催される。○地元・山形のおいしいラーメンが集結同イベントでは、山形県内のラーメン店が自慢の「オリジナルらーめん」を来場者に提供する。酒田市・花鳥風月より「辛みそ海老ワンタン麺」、米沢市・つけ麺 心心の「濃厚魚介豚骨」、高畠町・塩結びより「鯛中華」、上山市・力麺 中村の「あぶりニンニクラーメン」などが出店する。開催時間は7日が10時30分から20時30分、8日は10時30分から16時まで。販売価格は、ハーフらーめんが1杯550円(当日券は1杯600円)となる。なお、トッピングは各店にて清算となる。
2015年11月05日奥山メリヤスは、山形県寒河江市に拠点を構えるニットメーカー。創業は1951年で、様々なブランドにニットのOEM生産を長く請け負ってきた。そんな“縁の下の力持ち”だった同社が、自社ニットブランド「バトナー(BATONER)」を立ち上げたのは2013年のこと。ブランドをけん引するのは、同社の三代目の奥山幸平氏である。バトナーというブランド名は「バトンを継ぐ者」という意味で、先人たちが築いてきたニットの技術を未来に引き継いでいくという思いが込められている。もともと家業を継ぐつもりはまったくなかったという同氏。「周りのニット会社がどんどん廃業していくし、いつも大変そうにしている親父の背中も見ていた。とても将来があるとは思えなかった」と当時を振り返る。しかし、東京でファッション関連のOEM会社に就職し、洋服作りの楽しさに夢中になっていた頃、「帰ってきて手伝ってほしい」というSOSが実家から送られてきた。「それから10年、ニット作りの奥深さにハマり、気づいたらニット生産におけるすべての工程をマスターしていた」その確かな技術と生産背景をもとに、スタートしたバトナーは、地方発信の産地ブランドにありがちな不完全さとは無縁である。奥山氏は幼少時から洋服が大好きであり、東京での修業時代にブランド設立のノウハウやセンスを学んでいた。だから、最初から製品はもちろん、ブランドロゴ、ルックブックなどのすべてが洗練されていたのである。当然、工場直結だから、商品のツラにたいする価格は驚くほど安くなる。結果として、立ち上げからわずか6シーズンで、三越伊勢丹、ユナイテッドアローズ、阪急、シップスなどの大手百貨店、セレクトショップの口座を開拓。最近はショールームなどに営業代行を委託するケースも多いが、コネクションゼロの状態から奥山氏と営業の岩田氏の二人でコツコツ開拓してきたのだという。バトナーのニットは、シンプルだけど奥が深い。毎シーズン欠かさずにラインナップしている片畦編みのニットは、胸元の富士山のような切り替えと立体的な編み目が特徴。ざっくりしたノルディックセーターは、毎日足を運ぶ染工場とのやりとりで素材の持つ特徴を最大限に引き出したものである。伊勢丹でも取り扱いのあるカシミヤ100%のミドルゲージのケーブルセーターは、ケーブルの編み目がより立体的に出るように機械を調整して製作している。デザインに合わせて原料から仕込んでいるから、デザインと糸とのマッチングも完璧に近い。各ショップでリピーターが続出しているというのにも頷ける完成度の高さだ。今後は海外進出も視野に入れている。「まずはパリでメンズを見せることから始めたみたい」と話す奥山氏。洋服を良く知る玄人であればあるほど驚く、かれのクリエーション、工場の技術は、きっと世界を静かに驚かせてくれるに違いない。■取材・文/増田海治郎(ファッションジャーナリスト)
2015年10月13日全国各地で様々な夏祭りが行われているが、その中でも「東北四大祭り」は知名度も華やかさも全国屈指の夏祭り。この祭りに合わせて東北旅行を考えている人もいるだろう。そこで今回、今年の「東北四大祭り」のスケジュールをまとめて紹介しよう。○始まりは闇夜に光る「青森ねぶた祭」「東北四大祭り」は「青森ねぶた祭」(青森県青森市)から始まる。青森県青森市の青森駅・青森県庁周辺を会場に、8月2日~7日の5日間、武者などをかたどった人型の山車燈籠を引いて街を練り歩く。1980年には重要無形民俗文化財に指定され、毎年延べ300万人以上の観光客が訪れるという。3日の19時10分から21時まで、15台の「子どもねぶた」と15台の「大型ねぶた」が街を練り歩くほか、4日から6日の19時10分から21時には、20台の「大型ねぶた」が運行する予定。6日には「ねぶた大賞」など各賞が発表される。さらに7日の13時から15時まで20台の「大型ねぶた」が運行されるほか、19時15分から21時ごろまでは約1万1,000発の花火を打ち上げる「第61回青森花火大会」を行い、受賞したねぶたなど6台が青森港を進む「ねぶた海上運行」で祭りはフィナーレを迎える。○最大12mの竿燈を掲げる「秋田竿燈(かんとう)まつり」本日の8月3日から6日までは、「秋田竿燈まつり」(秋田県秋田市)が行われる。竿燈大通りなどを会場にして、最大12mにもおよぶ竿燈全体を稲穂に46個、または24個が連なる提灯を米俵に見立て、額・腰・肩などに乗せて豊作を祈る。3日~6日にはメインイベントの「夜本番」が行われ、各日18時50分には竿燈入場、19時25分から20時35分に竿燈演技、20時35分からは「ふれあいの時間」として写真撮影や竿燈体験なども行われる。また、4日~6日の9時20分から15時20分まで、「エリアなかいちにぎわい広場」で「昼竿燈」も開催する。さらに関連イベントとして、10時から17時まで秋田駅西口側のアゴラ広場において、ミニチュア竿燈と幼若の竿燈で竿燈体験ができるコーナーや、市役所会場および中央会場で「竿燈屋台村」、大町イベント広場では「ご当地グルメフェスティバル」など、多彩なイベントも用意されている。○花笠を手にした踊り手が練り歩く「山形花笠まつり」続いては、8月5日~7日からの「山形花笠まつり」(山形県山形市)。十日町・本町・七日町などが会場となり、華やかに彩られた山車を先頭にスゲ笠に赤い花飾りをつけた花笠を手にした踊り手たちが「花笠音頭」にあわせて街を練り歩く。「山形まなび館」近辺から18時30分ごろに先頭集団がスタートし、21時30分頃、市役所付近の花笠アーチに最終集団が到達する予定。また、市役所前では18時10分から18時30分まで「輪踊りコーナー」が行われるほか、20時30分から21時30分にはパレード最後尾にて「飛び入りコーナー」も用意している。どちらも参加は自由になっている。○最後は色鮮やかな「仙台七夕まつり」そして最後は、8月6日~8日に行われる「仙台七夕まつり」(宮城県仙台市)。仙台市内中心部および周辺商店街など町中に色鮮やかな七夕飾りが装飾され、毎年200万人を超える観光客が訪れるという。飾り付けは8月6日~8日の10時~22時(8日のみ~21時)を予定しており、各日の10時~21時には勾当台公園市民広場を会場としたおまつり広場でステージイベントを行うほか、仙台グルメなども提供する。また、各日の18時~21時には、仙台藩祖伊達政宗を祀る霊廟・瑞鳳殿にて参道百段や本殿周囲を竹灯篭で灯す「瑞鳳殿七夕ナイト」を行う。さらに、祭り前日の5日19時~20時30分(予定)には、仙台西公園付近一帯(予定)にて約1万6,000発を打ち上げる「仙台七夕花火祭」も開催する。
2015年08月03日山形県山形市の十日町・本町・七日町などで8月5日~7日、山形県の夏の風物詩「第53回 山形花笠まつり」が開催される。○威勢のいい掛け声と花笠太鼓が響く同祭りでは華やかに彩られた山車を先頭に、スゲ笠に赤い花飾りをつけた花笠を手にした踊り手たちが「花笠音頭」にあわせて街を練り歩く。「山形まなび館」近辺から18時30分ごろに先頭集団がスタートし、21時30分頃、市役所付近の花笠アーチに最終集団が到達する予定。また、市役所前では18時10分から18時30分まで「輪踊りコーナー」が行われるほか、20時30分から21時30分にはパレード最後尾にて「飛び入りコーナー」も用意している。どちらも参加は自由とのこと。さらに、5日には歌手の葵ひろ子さんや池田美保さんなど、6日はタレントの加藤紀子さんやお笑い芸人のロケット団、7日はグラビアアイドルの橋本マナミさんや演歌歌手の北見恭子さんなど、多彩なゲストも登場する。画像提供/山形県花笠協議会
2015年07月27日セイワコミュニケーションズの関連会社で飲食・物販事業等を行うセイワラボはこのほど、高円寺純情商店街に山形県・飯豊町のアンテナショップ「高円寺純情コミュニティーカフェ&ショップ IIDE」をグランドオープンした。○まちのえんがわ+もりのはたけ同店は、昼がショップ兼ランチカフェ、夜はバーとして営業。また、地域の人々がコミュニティスペースとして活用できるよう、8月末オープン予定で2階を全面改装中。バス・トイレ付きの3階を宿泊施設とする計画もあるという。契約畜産農場から直接仕入れたブランド和牛(米沢牛、飯豊牛)と、山形県の特産米「はえぬき」(食味ランキング・特A受賞)を使った「特製米沢牛丼」と「特製いいで田中牛丼」を提供。また、若乃井酒造の日本酒、こくわワイン、どぶろくなどの酒類も用意する。さらに、産地直送の旬の野菜や果物、加工品など特産品の物販も行う。主なメニューと価格は、「特製米沢牛丼」(味噌汁、新香付)が1,480円、「特製いいで田中牛丼」が1,080円(同)。「純情スペシャルブレンド(さわやこおふぃ焙煎豆使用)」が500円、「糸より玉露」400円、「柿ようかんセット」800円、「百合根大納言セット」700円、「くるみ入りゆべしセット」700円、「まきばのカフェ・オレ(飯豊町放牧牛乳使用)」が600円など。バーメニューの一例は、「特別純米酒 夏宝」が600円、「無濾過生原酒 若乃井」600円、「純米にごり 白宝」650円、「高円寺純情ワンカップ」500円、「柿のお酒」600円、「焼き米沢牛(2枚)」1,000円、「漬物(3種)」が500円などとなる。営業時間は、10時30分から22時30分まで。ランチタイムは11時30分から14時、カフェタイムは14時45分から17時、バータイムは17時30分から22時30分まで。席数は、カウンター7席・テーブル4席で合計11席。年中無休で、バータイムは不定休としている。※価格はすべて税込。
2015年07月24日松屋フーズはこのほど、牛めし・カレー・定食・その他丼の「松屋」で「プレミアム山形だし牛めし」を発売した。○「山形だし」を、定番の「牛めし」にトッピング同商品は、きゅうり、なす、みょうが、ねぎ、青しそ、昆布などを細かくきざみ、醤油などであえた「山形だし」を松屋の定番「牛めし」にトッピング。夏野菜のフレッシュ感、薬味のうまみがほどよく広がった山形だしと牛めしの相性は抜群だという。「山形だし」は一度に何種類もの野菜を摂ることができ、栄養バランスに優れているとのこと。また、化学調味料、人工甘味料、合成着色料、合成保存料を使用していない。さらに今年は「山形だし冷やっこ」や「山形だし単品」も用意した。価格(税込)は、「プレミアム山形だし牛めし(並)」が530円。「同 (ミニ)」は480円。「同 (大盛)」は670円。「同 (特盛)」は780円。「山形だし冷やっこ」は180円。「山形だし(単品)」は150円。「プレミアム牛めし」未販売店舗では、価格が異なる。また、「山形だし冷やっこ」を除き、持ち帰り可能。持ち帰りの場合、みそ汁は別途60円となる。
2015年07月06日NECパーソナルコンピュータ製のノートPC「NEC LaVie Direct HZ」と「NEC LaVie Direct NS(e)」が、山形県米沢市の「ふるさと納税」返礼品として再度提供されることが、このたびわかった。米沢市では、すでに返礼品の申し込みを受け付けており、どちらのモデルも用意した限定200台に達し次第、受付を終了する。米沢市は、NECブランドのノートPC発祥地であり、現在も国内生産拠点であるNECパーソナルコンピュータ米沢事業場(米沢工場)がある。「NEC LaVie Direct HZ」と「NEC LaVie Direct NS(e)」は、2015年4月にもそれぞれ限定100台で、米沢市の「ふるさと納税」返礼品に選ばれた。このときには1日で申し込みが締め切られるほど好評だったという。今回は第2弾として、それぞれ限定数を200台に拡大し、申し込みを受け付ける。「LaVie Direct HZ」は世界最軽量をうたう13.3型の2-in-1 PCで、今回ラインナップされるのは、Intel Core i7-5500U / 8GBメモリ / 256GB SATA SSDを搭載した重量779gのタッチ非対応モデル。350,000円以上の寄付で申し込むことができる。一方の「LaVie Direct NS(e)」は、A4ノートPCシリーズ「LaVie Note Standard」のうち、機能を絞った15.6型スタンダードPC。主な仕様はCPUがIntel Celeron 3205U、ストレージが500GB HDD、メモリが4GBなど。こちらは150,000円以上の寄付で申し込みが可能となる。
2015年05月20日山形カシオのダイビング向け水中トランシーバー「Logosease」(ロゴシーズ)が、東京都・上野の国立科学博物館で開催される「山形から未来を照らすサイエンス - 見る・聞く・感じるイノベーション -」にお目見えする。会期は2015年5月2日(土)~同年5月6日(水)の9時~18時(入館は閉館の30分前まで)、会場は国立科学博物館の日本館1階企画展示室、入場料は一般・大学生が620円(20名以上の団体は310円、高校生以下と65歳以上は無料)となっている。Logoseaseは、レジャーで使用する一般的なダイビング器材と干渉しないケーブルレス構造の水中トランシーバー。超音波・骨伝導・音声処理・防水といった技術を用い、水中で呼吸するレギュレーターをくわえたまま、水中での会話を実現できる。本体は水中マスクに装着するポケットサイズ。ラインナップはいくつかあるが、多機能な「アドヴァンスドモデル」の大きさは89.0×41.0×44.8mm、重さは約107gだ。耐水圧は55m、使用温度は0℃~40℃、水中での最大通信距離は50m~100m(水中の透明度や障害物などによって変わる)。電源の内蔵バッテリーはUSB充電方式で、駆動時間は約3時間(うち10%が送信時間の場合)。Logoseaseの開発にあたっては、地域の産学連携として、山形カシオと山形大学および東北芸術工科大学が協力し、2013年1月に商品化。今回の企画展は、山形大学が取り組む最先端の科学技術を、小中学生にも分かりやすく解説するものだ。Logoseaseは山形大学の研究成果のひとつとして紹介され、小学5年生の女の子がダイビングに挑戦する映像や、実際のダイビングで使う器材を展示する。
2015年04月18日レノボは4月13日、NECパーソナルコンピュータ米沢事業場で生産されたノートPC「ThinkPad X1 Carbon」「ThinkPad X250」が、山形県米沢市ふるさと応援寄附金(ふるさと納税)の返礼品として採用されたと発表した。「ThinkPad X1 Carbon」は、14.0型 WQHD マルチタッチ液晶搭載のカーボン素材を使用した堅牢かつ軽量なノートPCで、PCIeSSDを搭載したハイスペック・プレミアムモデル。「ThinkPad X250」は、携帯性と堅牢性を兼ね備えた12.5型の薄型かつ軽量のノートPCで、1TBのHDDを搭載している。同社は2015年2月より、についてNECパーソナルコンピュータ米沢事業場で「ThinkPad X1 Carbon」および「ThinkPad X250」の2機種の生産を開始した。対象商品は各100台の限定数で、返礼品申し込みは、同日より米沢市にて受け付けを開始する。
2015年04月14日山形県・鶴岡市立加茂水族館(クラゲドリーム館)にアザラシの赤ちゃんが誕生した。誕生日は3月9日。母親の名前はコノミで父親はコロ。赤ちゃんの名前は未定で、決まるまでの間は「ちびこのみ」の愛称が使われる。○新館で初めてのアザラシの出産鶴岡市立加茂水族館は2014年にクラゲドリーム館としてリニューアルオープンした水族館。新館でのアザラシ出産は初めてのこととなる。アザラシの赤ちゃん「ちびこのみ」の正式な名前は性別が確認でき次第、名前の募集が行われる。アザラシの赤ちゃんは同館内アザラシプールで見学可能。アザラシプール観覧スペースには軽食販売店もあり、カフェスペースで軽食をとりながらアザラシたちの姿が観覧できる。同館住所は山形県鶴岡市今泉字大久保657-1。開館時間は通常9:00~17:00まで。年中無休。入館料は一般(高校生以上)1,000円、小・中学生500円、幼児(未就学児)は無料。詳細は公式サイトを参照のこと。
2015年03月16日山形県のワイナリー全12社が東京に集結するワインイベント「山形ヴァンダジェ」が、建築家・長坂常氏が手がけた食専門のスタジオ「hue plus」を会場に、3月8日(日)に開催する。「山形ヴァンダジェ」は、フランス語でワインを指す「ヴァン」に山形弁で「だぜ」を指す「ダジェ」を足した造語。“収穫”を意味する「ヴァンダンジュ」の響きともかけており、自分がつくった自慢のワインを自由に飲んでもらいたいという、造り手の想いが込められている。山形県は、山梨県、長野県、北海道に次ぐワインの産地。国産ワインコンクールでも多くの銘柄が入賞しており、ワインジャーナリストの間でも山形ワインの評価は高い。2013年からスタートした本イベントは、今年で3回目を迎える。山形県内にある12ワイナリーの作り手が自慢のワインを持ちより、来場者に直接振る舞うほか、山形県にゆかりのシェフや料理家などが集い、地元食材を使った一日限定メニューなどを提供。ワインの飲み比べにはじまり、山形の食を味わい尽くして、その魅力を体験できる一日となる。山形の魅力を広く発信する地元愛に溢れる「アル・ケッチャーノ」奥田シェフや、自家製ハムが東京でも評判の「イル・コテキーノ」佐竹シェフ、東京・三宿の名ブーランジェリー「シニフィアン・シニフィエ」なども参加し、地元食材を使った一日限定メニューは必食。また今年新たに加わった「蔵王ウッディファーム&ワイナリー」のワインもいち早く味わうことができる。気に入ったワインは、イベント会場併設のショップコーナーで購入可能だ。また、山形の伝統野菜などが購入できる“マルシェ”もオープンする。定員は、1部(11時半~14時)/2部(15時半~18時)で各200名。チケット料金は、ひとり7,000円(フードチケット、グラス、オリジナルグラスホルダー付き)。春先の週末に、グルメなひと時を過ごしてみはいかが?(text:Miwa Ogata)
2015年02月13日