「山田邦子」について知りたいことや今話題の「山田邦子」についての記事をチェック! (1/2)
タレントの山田邦子(64)が、26日放送のMBSテレビ『痛快!明石家電視台』(毎週土曜後3:00~※関西ローカル)に出演し、大好きな“大物芸能人”とのエピソードを語った。今年で番組放送35周年を迎えることを記念し、1991年から2014年まで23年間続いた名物企画「なにをきくねん」が復活。観覧者からのさまざまな質問にゲストの山田が答えた。質問は観覧者だけかと思えば、スタジオにいる蛍原徹も名乗りをあげた。蛍原は芸能界にいて「群を抜いてすごいなあというのが、あの方」と、明石家さんまの方向に手を差し出す。番組ロケで数十人分の食事の支払いをさんまが行ってるというエピソードを披露し「これはかっこよすぎる」と称賛した。その上で「かっこいいと思う芸能人」を質問した。山田が答える前に、さんまが「邦ちゃんは、たけしさんやねん」と回答。山田も同意し「もうたけしさんはしょうがないですね。事務所も一緒でしたし、大好きな人」とビートたけし(78)に対する思いを熱弁した。さらに、テレビ番組の収録で自分が先に終わると、たけしの車に勝手に乗り込むこともしていたと言う。その後、車のドアを開けたたけしが「なんだ、このやろう!」と驚き、山田を追い出すのが何度もあったそう。それでも「そんなことで怯んでたら、何も起こらないから」とこたえない山田は「コンクリみたいなところに背負い投げをされたことも2回くらいある」と明かし、驚きと爆笑を誘った。また、「たけしさんが、軍団も全部養うわけだから、小料理屋を東京で持ったこともあって。そこに入り浸っていた」と言い、たけしが朝からのロケを控え、その小料理屋で仮眠した際には「チャンス!“チュー”って」と寝ているたけしにキスをしたことを告白。起きたたけしからは「馬鹿野郎」と怒鳴られたことを笑顔で振り返った。
2025年04月30日優れた脚本作家に贈られる第43回向田邦子賞の受賞者発表が23日、都内で行われ、ABCテレビ・テレビ朝日系連続ドラマ『マイダイアリー』を手掛けた脚本家の兵藤るり氏(28)が選出された。20代での受賞は史上初という。同作は俳優の清原果耶が主演を務め、社会人1年目の主人公が日々の些細な出来事をきっかけに大学時代を振り返る形で描く青春群像劇。2024年10月20日から12月22日まで放送された。これまで同賞は大森寿美男氏(第19回)、大森美香氏(第23回)の33歳での受賞が最年少だったが、今回兵頭氏が大きく記録を塗り替えた。受賞を受け「こんな若造がもらうなんてと思う方はたくさんいらっしゃると思うんですけれども、受賞の連絡をいただきまして、今日だけは胸を張ろうと思ってここに来ました」と率直な心境を明かした。続けて「どうしてそう思えたかというと、この賞は自分のためにもらうのではなくて、放送終了後に、私のSNSに温かいコメントを残してくださった方々ですとか、最後まで私の本を信じて演じきってくれた役者の方々、そしてスタッフの方々、その全員に対して、自分たちの目は間違ってないんだということを証明するためにもらうんだと思えたからだと思います」と語った。受賞理由について選考委員の岡田恵和氏は「満場一致で決めさせていただきました。マイダイアリーーというドラマは、日常をお丁寧に、それから鋭い角度で描かれていて、審査員一同、向田邦子賞にふさわしいと」と評した。兵頭氏1996年12月9日生まれ、東京都出身。お茶の水女子大学理学部数学科を4年生で中退し、東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻脚本領域に進む。2020年『就活生日記』(NHK 総合)で脚本家デビュー。主なテレビドラマ作品は、『恋に無駄口』(テレビ朝日=ABCテレビ制作・橋本夏氏、大歳倫弘氏と共同脚本)『それでも愛を誓いますか?』(テレビ朝日=ABCテレビ制作・鈴木史子氏、川|原杏奈氏と共同脚本)、夜ドラ『わたしの一番最悪なともだち』(NHK総合)など。選考委員は、大森寿美男氏、岡田恵和氏、大森美香氏、井上由美子氏、坂元裕二氏が務めた。
2025年04月23日川栄李奈主演の新日曜ドラマ「ダメマネ! ―ダメなタレント、マネジメントします―」の第1話が放送され、山田涼介がサプライズ出演した。山田が演じたのは、TOYOプロダクションが誇るスーパースター・真田祐士役。着ぐるみから顔をのぞかせファンからの大歓声を浴びるシーンでは、真田の人気ぶりをリアルに表現。また、スターの自分を軽くあしらう美和(川栄李奈)とのコミカルな掛け合いも披露した。さらに、Ryosuke Yamadaの最新アルバム「RED」に収録された「花のように」が挿入歌として使用され、楽曲はドラマの重要なシーンを盛り上げた。第1話では、美和が五味(竹中直人)を説得する様子を見つめる真田の姿をとらえたシーンで印象的な余韻を残している。なぜか美和を気にかけ、何かを尋ねようとして言葉を飲み込んだ真田は、いったい美和に何を言おうとしたのか…? 今後の2人の関係性にもぜひ注目してほしい。第2話では、態度が悪い新人俳優・沙紀(富田望生)が登場し、美和の怒りが爆発する。美和のマネージャー人生における転機となるエピソードが描かれる予定だ。“あるヒミツ”を抱える難役を、実力派俳優の富田が演じる。「3年A組 -今から皆さんは、人質です-」以来、約6年ぶりの共演となる川栄と“心に響く”本気の演技バトルを展開する。「ダメマネ! ―ダメなタレント、マネジメントします―」は毎週日曜日22時30分~日本テレビにて放送。(シネマカフェ編集部)
2025年04月21日MBSテレビ『痛快!明石家電視台』(毎週土曜後3:00~※関西ローカル)は26日放送回で、名物企画「なにをきくねん」が復活する。山田邦子、なにわ男子の大西流星がゲストに登場し、観覧者からの質問に答える。今年で番組放送35周年を迎えることを記念し、1991年から2014年まで23年間続いた名物企画「なにをきくねん」が復活する。一般観覧者50人がゲストに質問をする、このコーナー。観覧者が自分が似ていると思う有名人の名前を書いた、回転する「お名前ボード」も当時のスタイルそのまま。MCの明石家さんまが気になった“有名人”を指し、指名された観覧者は自身のエピソードを披露。その後、ゲストに対して疑問に思っていることや教えてほしいことなどを質問する。今回のゲストは山田と大西。観覧者50人がBGMにのせてダンスで盛り上げ、「邦ちゃ~ん!」という大歓声を挙げると、山田は「東京はこんなのないから」と満面の笑みになる。大西には、なにわ男子の曲に合わせて観覧者がダンス。アイドルソングに合わせた振り付けを披露するが、さんまからは「この振り付けは難しい」とダメ出し。大西は「かわいい~」と大喜びで拍手を送る。
2025年04月21日お笑いタレントの山田邦子が28日に自身のアメブロを更新。最悪だった人間ドックの結果を報告した。この日、山田は「人間ドッグの結果最悪」というタイトルでブログを更新。「どうしよう先日の大腸カメラも胃カメラも大丈夫だったのに」と述べ「その前に受けた人間ドッグの結果が届いたら……………ほぼ判定D?!」(原文ママ)と人間ドックの結果を報告した。続けて「え?マジ?最悪」と肩を落とした様子でコメント。「聖路加に戻ろうか………な、や、む」と述べ「明日考えます」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「心配です」「お大事になさってください」「お忙しいと思いますが身体が第一です!」などのコメントが寄せられている。
2025年03月28日お笑いタレントの山田邦子が3月1日に自身のアメブロを更新。80歳で亡くなったフリーアナウンサーでタレントのみのもんたさんの訃報を受け追悼した。この日、山田は「みのさんが………逝ってしまった。ご冥福をお祈りいたします」と追悼。みのもんたさんについて「奥様が亡くなられてからずーっとかなり寂しそうだった」といい「逗子・鎌倉などでお会いしてもかつての黒光りするような粋で豪快な感じはなく、1人じゃ1本飲めないから一緒に飲んでよ、って白ワインをあけてくれたりした」と振り返った。続けて「仕事もたくさんご一緒させていただいた」と述べ、みのもんたさんの人柄について「キレが良くて、番組の回しが上手く客いじりも適当のように見えてあたたかみがあった」と説明。最後に「お疲れ様でした。寂しいです。もう一回会いたかった」とコメントし、ブログを締めくくった。
2025年03月01日お笑いタレントの山田邦子が16日に自身のアメブロを更新。自宅に段ボール2箱分届いたものを公開した。この日、山田は「家に帰るとだいたい毎日何かしらお届け物が届いています」と切り出し「今日は……青森県から JA津軽みらい様からりんご2箱」と報告。段ボール箱の中には赤りんごと青りんごが入っていたことを明かし、りんごにかじりつく自身の姿を公開した。続けて「早速切って食べたらどちらも超美味しい!」と写真とともに述べ、他の料理については「クリームチーズとトリュフオイルあえ・小鉢はセロリの胡椒醤油炒め」と説明。最後に「本日はCDも完売しました。明日もがんばります」とコメントし、頂き物について「各地いろいろ季節のものを、その土地のものをありがとうございます」と感謝をつづり、ブログを締めくくった。
2025年02月16日実写映画『山田くんとLv999の恋をする』より、作間龍斗が演じる山田くんの場面写真が公開された。本作は、マンガアプリ「GANMA!」にて連載中の同名作品が原作。10~20代をはじめ幅広い層から支持を受け、2023年にはTVアニメ化され、さらにファンが急増した。作間が演じる山田くんは、失恋した女子大生・茜(山下美月)が出会うプロゲーマー。とにかくモテまくるのに、恋愛には興味ゼロ。茜が明るく話かけても、不愛想な返事しかしない超塩対応だったが、ふとした瞬間に無自覚な優しさをみせる最強のギャップ男子。元カレを見返そうと、ゲームのイベントに参加するも玉砕した茜が、山田を連れて居酒屋へ。うなだれる茜を前に山田は、「興味ないっすね、恋愛とか」と無表情でドリンクを飲む。その後、姿を消した山田は、店に戻ってきて「とりあえず座ってもらっていいですか」と茜に絆創膏をはってあげる優しさを見せる。また、プロゲーマーの山田は、進学校に通う現役高校生でもる。予備校で同級生たちと勉強する姿も公開された。山田を演じる作間は、「コタツがない家」の深堀順基役や大河ドラマ「どうする家康」の豊臣秀頼役で鮮烈な印象を残し、『ヴィレッジ』では存在感を放つ演技をみせ、『うちの弟どもがすみません』ではクールな長男役を演じた。今回の山田役でも、漫画から飛び出してきたかと思うほどのハマり役となっている。『山田くんとLv999の恋をする』は3月28日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:山田くんとLv999の恋をする 2025年3月28日より公開©ましろ/COMICSMART INC. ©2025『山田くんと Lv999 の恋をする』製作委員会
2025年02月09日元プロレスラーの小橋建太が1日、Ⅹを更新した。【画像】元プロレスラーの小橋建太、小島聡とのツーショットに「爽やかさ満点の50代だ!」と笑顔「山田邦子さんと「GRAND SWORD」で入場しリングアナウンサー生活35年の木原おやじに花を渡しました。木原おやじは、僕と同い年です。」と綴り、2枚の写真をアップ。ちなみに京都府出身の小橋は、1967年3月27日生まれで今年で58歳になる。そして、同じくリングに上がった山田邦子は今年で65歳と写真を見る限り、3人で1番若く見えるのは山田と思うのは、気のせいだろうか…。山田邦子さんと「GRAND SWORD」で入場しリングアナウンサー生活35年の木原おやじに花を渡しました。木原おやじは、僕と同い年です。 #山田邦子 #木原オヤジ pic.twitter.com/v9ksM7jV09 — 小橋建太 (KENTA KOBASHI) (@FortuneKK0327) February 1, 2025 この投稿にファンからは「邦子さんも来ていただいたのですね。嬉しですね」「小橋さんの方が若い」といったコメントが寄せられている。
2025年02月02日俳優の山田裕貴が8日、自身のインスタグラムを更新。【画像】山田裕貴、エビス”燻”新CM公開!注目すべきは「飲んだ後の顔」「#山田裕貴ANN 」「今夜もよろしくお願いします!」と綴り、1枚の写真をアップ。写真には、収録前と思われる山田本人の姿が写し出されている。 この投稿をInstagramで見る 山田裕貴 YUKI YAMADA 야마다 유키(@00_yuki_y)がシェアした投稿 この投稿にファンからは、たくさんの反響が寄せられている。
2024年10月08日山田涼介が9月12日に自身のインスタグラムを更新した。【画像】山田涼介「ビリスク」クランクアップで“初めての先生役”への想いを綴る「学ぶ事も沢山ありました」「ONOFF」と綴り、最新ショットを公開した。自身のショットを披露。 この投稿をInstagramで見る Ryosuke Yamada(@ryosuke_yamada059)がシェアした投稿 ファンからは多くのいいねが寄せられた。
2024年09月12日YouTubeに動画を投稿すると大バズり、M-1グランプリで審査員を務めると日本中で物議を醸す。現役バリバリのレジェンド女芸人・山田邦子。短大を卒業してすぐ『オレたちひょうきん族』に抜擢されて以降、常に笑いを楽しみ続けてきた。その一方で、芸能界で苦楽を共にした仲間たちが次々と他界。彼らの遺志を受け継ぎ、後輩たちにも笑いを伝えていく。天国の彼らを笑顔にするため――。(全2回・後編)■一世を風靡した“邦ちゃんブーム”が終了邦ちゃんにとって苦い思い出が残った番組終了直後から、追い打ちをかけるようにレギュラー番組は視聴率が取れなくなった。「ブームが終わったということでしょうね。そりゃあ、そうですよ。裏番組にも出演するような状態でしたから。あんなに出すぎていたら、飽きられて当然です」同時にバッシング報道も目立つようになり、身に覚えのない不倫報道に見舞われることもあった。「ハワイロケの手配をしてくれたりした知人男性ですね。それでハワイまで取材に来たのが、レポーターの井上公造。仲がよかったから“偉いね、ハワイまで来て”という気持ちで、直撃する彼に『バカじゃないの。お前、モテないだろう』って答えたんです」しかし、その罵倒ぶりが報じられ“山田邦子は何様だ”と強烈なバッシング。8年続いたNHKの好きなタレント調査女性好感度1位の座も、’97年には6位、’98年には14位と、急落したのだった。「世の中では“山田邦子は終わった”と言われましたが、私には自信がありました。その後、NHKの好感度調査は組織票が支配するようになり、廃止に。8年連続第1位の記録は生涯抜かれることはなくなりました。私はよいスタッフや友達に恵まれ、妙な団体にも何も所属していないし、このままいい芸をしていれば、またいつかブームが来るって思っていました。それに、忙しすぎてできていなかったことができるようになるって、前向きに捉えられたんです」車の免許を取り、家族旅行にも行った。現在は名取となり、弟子も取っている長唄を習い始めたのも、この時期だ。「忙しかったときは、恋愛もボロボロ。冬の寒い時季に失恋し、道端で泣き崩れて、偶然通りかかった行きつけの寿司店の若いコがコートをかけてくれたことも。あれは恥ずかしかった(笑)」だが恋愛する時間が確保でき、’00年にはテレビの制作会社社長の男性と結婚した。「ちょうど40歳で、2000年とキリがよかったから、なんとなく。それに私よりだいぶ年上だから、早く死ぬって思っていたんです。でも、超健康オタクで、今でも元気。失敗しましたね(笑)」こんな毒を吐いているが、’07年に乳がんが発覚したとき、夫は精神的な支えになったはずだ。「たけしさんの健康番組で乳がん特集をするので出演して、偶然、見つかったんです。最初はがんの知識がないから“死ぬんだろうな”って、出演ビデオテープや衣装など、トラック2台分整理したほど。でも、たけしさんに報告に行って『大当たり賞だな』って言ってもらうと、明るい気持ちに切り替わっていきました」幸いにしてがんは早期。たけしの番組に出演していた名医に診てもらい、入院期間も1週間ほどで仕事も休まずに済んだ。まさに番組出演が命を救ったのだ。治療が一段落すると、がんの講演会を行ったり、がんの知識と理解を深めるためにスター混声合唱団やNPO法人を設立した。「がんになって、180度とまではいかないけど、強くなれたし、その分人に優しくなれました。困っている人がいたら支えになりたいって思えるようになったのは、私も人から支えられたからでしょう」がんをわがことのように心配してくれたのは、事務所の後輩の上島竜兵さんだった。「竜ちゃんはすごく優しくて、がんに関しても、私が大丈夫だって言っているのに、『大丈夫?』って電話してきて、ご飯をごちそうしてくれるんですね。まさか竜ちゃんが先に逝ってしまうとは……」このところ、かつて番組を盛り上げてくれた仲間が立て続けに亡くなり、いかに影響を与えてくれたのかを実感するという。「渡辺徹は、俳優からバラエティ番組に進出して初めての仕事が私の番組で。最初は何もできなくてジャマだったけど、半年もしないうちに、ボケる私に無言でビンタをできるくらいに成長。俳優バカで、亡くなるぎりぎりまで舞台に穴をあけずにやり切る。そのプロ根性に影響を受けました」笑福亭笑瓶さんは、邦ちゃんのほとんどのレギュラー番組で共演していた。「ずっと一緒で、現場から自宅まで、笑瓶ちゃんの車で送ってもらうこともあったから、週刊誌に《ベンツに乗る謎のおかっぱ男性と熱愛》と報じられたり(笑)」笑瓶さんは誰にでも優しく、スタジオの隅にぽつんと一人でいる人を見つけると「どうした、大丈夫か?」と声をかけていた。「私の機嫌が悪くて楽屋でふて寝していると『もうすぐ、本番やで』って入ってきて、『今日はメークの笑ちゃんや』と私の顔にメークを始めるんです。それがおかしくて思わず笑ってしまうと、『じゃあ、立とうか』ってスタジオに連れ出してくれて。笑瓶ちゃんのような優しさは、私には欠けていたから、学ぶものが多かった。だからお葬式で“必ず天国に行くんだよ”ってお別れしたんです」たけしやタモリら先輩や、仲間に助けられて、今の邦ちゃんができあがったのだ。■芸能界で44年、いまだ変わらないもの「鶴ちゃん(片岡鶴太郎)や(寺門)ジモンは『太田プロに戻ってこい』って言ってくれるんだけどーー。戻りません!」邦ちゃんは、キッパリと迷いのない笑顔で語る。’19年、長年修業を積んだ長唄杵勝会の名取の襲名披露の際、誰も太田プロのスタッフが出席しなかったことがきっかけで、事務所から独立したと報じられた。「たしかに、あれは残念なこと。でも、太田プロでお世話になった社長が代わったこともあったから、短大時代、自分一人で活動していた原点に立ち返るタイミングだとも思ったんですね」半年ほどフリーランスとして活動し、今は縁あってスポーツアスリートのマネジメント会社に所属しているが、芸能プロとは違い、かなり自由度も高い。「YouTubeチャンネルを開設して、鬼越トマホークとコラボ動画をアップする機会にも恵まれたんです。それで鬼越の金ちゃんは『オレらは邦子組の若頭』と言ってくれて、若手芸人も紹介してくれるように。ご飯に誘って輪を広げています」かつて、たけしやタモリに憧れ、サポートされた思いがあるからだろう、邦ちゃんは次世代を“おぶって”、お笑いのバトンを引き継ごうとしている。「せっかく知り合えた後輩たちをまとめて、盛り上げていきたい。私は子供に恵まれなかったけど、育てる楽しみは後輩で十分。とくに関東の芸人は、吉本芸人と違って小屋(劇場)を持っていないから、お互いが知り合うきっかけが少ないんです。今後はYouTubeでコラボするだけじゃなくて、ライブを主催するのも面白いかも。私はね、生涯、お笑い好きなおばちゃんなんですよ」そう語ると、邦ちゃんのスマホから電話の着信音が鳴りだした。「もしもーし。え、そうなの。今から?大丈夫だけど、金貸してくれとかは言うなよ!いいよ、じゃあこれから行くよ」どうやら、電話の主に、アポなしで呼び出されたみたいだ。「噂をすれば、鬼越の金ちゃんからでした。テレビ収録中で、突然、出てくれって言われて。まったく!きっとこれから何かやらされるんですよ」その言葉とは裏腹に、後輩たちからの出演依頼を笑顔で語り、邦ちゃんは次の現場へと向かっていったーー。
2024年02月18日YouTubeに動画を投稿すると大バズり、M-1グランプリで審査員を務めると日本中で物議を醸す。現役バリバリのレジェンド女芸人・山田邦子。短大を卒業してすぐ『オレたちひょうきん族』に抜擢されて以降、常に笑いを楽しみ続けてきた。その一方で、芸能界で苦楽を共にした仲間たちが次々と他界。彼らの遺志を受け継ぎ、後輩たちにも笑いを伝えていく。天国の彼らを笑顔にするためーー。(全2回・前編)「右手に見えますのが、東京タワー。高さは333メートルで、スカイツリーはムサシ(634メートル)となりま〜す」取材現場に姿を現した邦ちゃんは、背後に大きく見える東京タワーをバックに、さっそく往年のバスガイドネタを彷彿とさせるトークを披露。テレビで見るとおり、サービス精神が旺盛だった。このところテレビで何か発言をするたびにインターネット上で話題になる邦ちゃん。’20年2月にYouTubeを開始すると、『山田邦子が選ぶ怖かった芸能人ランキング!』という動画は210万回再生される“大バズり”。注目を集める邦ちゃんだが、なかでも反響が大きいのはM-1での審査だ。「M-1の審査員は、放送の1〜2カ月くらい前から誰が選ばれるのか予想が始まり、『山田邦子だったら嫌だな』って書き込まれる。で、放送1週間前に審査員が発表されると『辞退しろ』と本格化していくんですね。最初にM-1審査員を務めた前回は、3月くらいまで誹謗中傷が続いていたんだけど、2回目の今回は少し減ったみたい。私のことをまったく知らない世代にとっては“トンチンカンなおばちゃん”って受け止められていたみたいだけど、この1年間でいろいろ調べてみたら、案外面白くて、お笑いに詳しいってわかってくれたのかもしれませんね」にっこりと笑う様子からも、多くの誹謗中傷を軽く受け流せているのが伝わる。「だって年だもん。これが二十歳そこそこならショックを受けただろうけど。本来、お笑いなんて面白いか面白くないかのどちらかなんだけど、細かく点数をつけて競い合い、視聴者も含め論評したりするのがM-1グランプリ。そういう特別な番組だから、審査員へのプレッシャーも覚悟の上です」とはいえ、今回の生放送では番組終了3秒前に、最終決戦で一票も獲得できなかったさや香に対し「最後のネタは、全然、よくなかった」とイジったことが、最下位コンビを救った一言と話題に。「今振り返ると、あそこで今田(耕司)君が私に振ったのは“邦子さんがしゃべっている途中で切れちゃえばいい”って、ちょっとイジワルな思いがあったからかも(笑)。でも今田君が振る、私がイジる、さや香が怒る、会場が笑うって、よくきれいにまとまりましたね。長年、MCをやってきて、出演者をフォローしきれず“悪かったね”って反省することも数々あったけど、みんなが楽しい思いでいられるように心がけてきました。だからこそ、ファーストラウンドですごい面白いネタを披露したのに、最終決戦で一票も入らずお葬式のような立ち位置だったさや香が目に入ったんでしょうね」あの“3秒”に込められた“邦ちゃん砲”の芸人愛は、44年に及ぶ芸能生活でゆっくり熟成されたものなのだというーー。■小学校4年生の移動教室、夜の出し物でみんなを爆笑の渦に巻き込むダジャレを邦ちゃんこと、山田邦子は’60年6月13日に東京の下町・荒川区に生まれた。建設会社のサラリーマンだった父には、下町特有の見栄っ張りなところがあって、カラーテレビを近所でいち早く導入した。「豪華ゲストが出演し、トークやコントまで楽しめる『ルーシー・ショー』という番組に影響を受けていましたね。マットレスを丸めてソファに見立て、母に頼んでカーテンで作ってもらったワンピースを着て、マネしていました」邦ちゃんが、本格的に“笑い”に目覚めたのは小学4年のとき。「日光を訪れた移動教室で、夜、出し物でショートコントを披露。妖怪に呼び止められて『なにか用かい』とやり取りするシーンに、みんなが大笑いしてくれたのが快感だったんです」自信を深めた邦ちゃん。中・高を過ごした私立女子校では、クラスメートとコンビを組んで、天地真理や郷ひろみ、都はるみのモノマネ漫才でみんなを笑わせた。「クラスの人気者で、校内では私を隠し撮りしたブロマイドが出回りました。まるでスター気取りでしたね」短大進学後は、近くの早稲田大学にある寄席演芸研究会に入会。「出たがりが多くて、テレビ局のスタッフが『ネタを3分できる人』と探しに来るんですね」数々の素人参加番組でバスガイドネタなどを披露。短大卒業を控えた二十歳のときには、テレビ局のプロデューサーの目にとまった。「それがネタ番組じゃなくて、ドラマでびっくり。『野々村病院物語』という、宇津井健さんや夏目雅子さんが出演する作品でした」ところが、ドラマ撮影開始は短大卒業後の3月。すでに父親の縁故で建設会社への就職が決まっていたので、邦ちゃんは困った。「ドラマに出たいって言うと、父は激怒して口も利いてくれなくなったんです」ここで邦ちゃんは、同ドラマに出演していた関口宏に目をつけた。実は立教大学の水泳部の指導者でもあった邦ちゃんの父は、関口の父・佐野周二さんの後輩であり、同大卒の関口とも面識が。「関口さんに父を説得してほしいとお願いしたら、私たち親子が見たこともないような薄い肉を出してくれる、高級しゃぶしゃぶ店に招待してくれたんです。それで父も『宏が言うなら』って、私の芸能活動を認めてくれたんです。後年、関口さんから、何年も前に亡くなった父の電話番号を『邦子、そろそろ登録を消してもいいかな』と聞かれたんですね。多分、私の知らないところで、父は関口さんにずっと『娘のことを頼む』って言ってくれていたんでしょうね。若い私は父の優しさまで想像が至りませんでした」芸能活動に専念し始めた邦ちゃんは、ドラマと並行してバラエティ番組にも出演し、初のレコード『邦子のかわい子ぶりっ子(バスガイド篇)』をリリース。「ドラマ撮影が終わるころ、バスガイドネタを見たフジテレビのスタッフに食事に誘われ、ステーキをおごってもらって。その席で『10月から“ひょうきん族”をやるから、出ないか』って言われて、肉を食べちゃった後だから『出ます!』って答えたんです」大手芸能プロを紹介してもらったが、“ひょうきん族”に出るなら、ビートたけしが所属していた太田プロがいいだろうと考えた。「所属の女性タレントが男性ともめたり、結婚して辞めたりしていたものだから、社長からは『女性は面倒臭い』って言われたんですよ。でも、私のことをお姫様のように扱って、ケーキをぶつけられたり、泥の中を泳ぐような仕事はNGを出してくれていたみたい」ここでも知らないうちに守られていた邦ちゃんは、“ひょうきん族”への出演を機に“唯一、天下を取った女性ピン芸人”へと急成長していくのだった。■尊敬する先輩・たけしから貰った助言「“ひょうきん族”の放送1回目から、ニュースをパロディにする『ひょうきんニュース』というコーナーをさんまちゃんと持つことができたし、『ひょうきんベストテン』のコーナーは、私が得意とするモノマネが披露できました」たけしは、同じ事務所とはいえ、邦ちゃんに頻繁にアドバイスをすることはなかったが、だからこそ、より鮮明に覚えていることがあるという。「私はピン芸人だったし、ドラマにも出演していたから、自分の出番が終わったら、邪魔をせずに目立たないようにしていたんです。するとたけしさんが珍しく『お笑いはドラマと違うから、人と被ったとしても、アハハでも、ウフフでもいいから前に出ろ』と言ってくれたんです。そのアドバイスどおりにすると、司会の仕事が次々に舞い込むようになりました」そして’89年10月、“ひょうきん族”が最終回を迎えた数日後に、『邦ちゃんのやまだかつてないテレビ』がスタート。ピーク時にはレギュラー番組は14本を数えた。「高熱で倒れそうになっても、マネージャーは『着替えなさい。家で寝ていてもギャラは出ない。倒れるなら現場で倒れろ。ギャラも出るし病院にも連れていってもらえる』って、今なら問題になりそうな仕事ぶり(笑)」多忙だったが、プライベートでは濃密な時間を過ごした。「自宅のすぐ近くのジャズバーは、内田裕也さんや松田優作さん、原田芳雄さんも常連。タモリさんがコルネットを吹くと、山下洋輔さんがピアノを弾きだしてセッションが始まるんですね。飲めもしなかったバーボンを覚えて、酔っぱらってね。気がついたら、私より背が低いタモリさんが、おぶって送ってくれていたんですね。あるとき、帰宅したら鍵が開いていたことがあって“部屋に誰かいるかも”と思い、ジャズバーに行って、そこにいたタモリさんに見てもらったんです。単なる私の鍵のかけ忘れだったんだけど」ハードな日々でも、そんな先輩の優しさが癒しとなり、邦ちゃんに活力を与えた。「“やまかつ”の現場に行くのもワクワク。スタート当初は千ちゃん(大江千里)が盛り上げてくれました。センスが抜群で、ちょっとしたやり取りから曲を作ってくれて、それがヒットするんです」次に番組で注目されたのは『愛は勝つ』がヒットしたKANさん。「KANちゃんはすごく品がよくて、音楽に真面目。『愛は勝つ』の替え歌が流行ったので番組でも取り上げようと思ったんだけど、自分の曲がイジられるのが嫌だったみたいでNGに」KANさんの次は、大事MANブラザーズバンドが番組からヒット曲を飛ばした。こうしてヒット曲が出るたびに、新たなアーティストが注目され、何事もなかったかのように大江やKANさんが番組から姿を消していった。「私は現場が楽しくて、次の人が出ると前の人が切られている状況に気づきませんでした」使い捨てのような番組方針に“あんまりだ。変なことになる”と危機感を抱き、共演している渡辺徹さんや森末慎二に相談した。「2人からは『オレらはずっと前から気づいていた』と言われてショックで……。楽しいことをやっているのに、悲しい思いをする人がいるなんておかしい。それですぐに番組を降板したんです」こうした決断ができたのも、仲間を思う優しさがあったからだが、いまだに反省点があるという。「あのときは正義感で後先考えずにバッサリ辞めてしまったけど、番組に関わっていたスタッフは100人近くいました。親の介護をしたり、新婚さんもいたはずだから、その人の生活にも責任を持つべきでした」【後編】山田邦子「自信があった」レギュラー14本が続々終了も前向きだったわけへ続く
2024年02月18日優れた脚本作家に贈られる「向田邦子賞」の第41回贈賞式が、昨日5月23日、帝国ホテルにて行われた。今回の受賞者は4月4日に行われた選考会で、三谷幸喜に決定。受賞作は、2022年に放送された大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。式では、三谷さんが「選考委員の方々と一緒に僕が並んでいると、誰が受賞者かわからないような雰囲気で申し訳ないというか、フレッシュな感じが一切ないこの雰囲気…。本当にすみません。本当にうれしいです。ありがとうございます。向田邦子さんは、僕にとって憧れであり目標です。毎回本を書くときは、必ず向田さんのシナリオを読み返して、どうすれば向田さんに近づくことができるのかということを考えながらいつも書いてます」と受賞の喜びを語った。さらに、選考経過の説明や、大石静選考委員より賞状の授与などが行われた。そして、「鎌倉殿の13人」で主演を務めた小栗旬がお祝いのスピーチを行った。「とにかく毎週新しい台本が上がってくるのが楽しみで、どんなお話になっていくんだろう、僕が演じる義時という役はどんな行動をとらせてもらえるんだろうと、本当に楽しみにできる約1年4ヶ月の撮影期間でした」とふり返った小栗さんは、「役者としてこんなに役者冥利に尽きる現場はないなと思いましたし、それも本当に一人でひたすら折れることなくここまで書き続けてくださった三谷さんのお仕事というのは、素晴らしいものだなと思っております。そんなすてきな『鎌倉殿の13人』を作っていただきまして、どうもありがとうございました。そして本日は受賞おめでとうございます」と締めくくった。また、出演者の新垣結衣、菅田将暉、小池栄子、生田斗真、佐藤浩市、大泉洋ら豪華ドラマキャスト陣が集結。「三谷さんの描く世界に関わることができて、本当にうれしく思います。このたびはおめでとうございます」(新垣さん)、「また、呼んでもらえるように頑張ります。本当におめでとうございます」(菅田さん)、「三谷さん、このたびは本当におめでとうございます。三谷さんのおかげで1年半、とても楽しい時間を過ごせました」(小池さん)、「三谷さんおめでとうございます。源仲章というとてもイヤミな役をいただきました。おかげさまで、日本国中で『うっとうしかったです』『イライラしました』という声をたくさんいただきました。これほど冥利に尽きることはございません」(生田さん)、「やっぱり三谷さんの物の見方、感じ方、大河でこれをやりたいと思ったということ、すごいなと思いました。本当におめでとうございます」(佐藤さん)、「三谷さんと一緒にお仕事できると思っていなかったので、今、何本も仕事させてもらえるようになって、夢のような出来事ではあります」(大泉さん)と受賞を称えた。贈賞式にはほかにも、坂口健太郎、瀬戸康史、梶原善、菊地凛子、山本耕史、中川大志、佐藤B作、草笛光子が登壇した。(cinemacafe.net)
2023年05月24日2児の母親であり、お笑いタレントの山田花子さんが2023年4月10日にブログを更新。小学校入学をむかえた次男が、長男とそろって初登校する様子を報告しました。山田花子の次男、お兄ちゃんと初登校の日この日は、次男が初めてランドセルを背負って登校する日とのこと。朝から念入りに、ランドセルを背負う練習をしていたそうで、気合十分の様子がうかがえますね。登校が待ちきれないのか、「早く行こうよ~」と長男を急かす次男に、山田さんも「まだ早いよ」とコメントしました。一方、着替えずにくつろぐ長男には、「お兄ちゃんは、余裕やね」と頼もしく感じた様子の山田さん。2人そろって仲よく登校する姿に「まぶしい光景だわ」と感激しつつ、送り出しました。山田さんは、これから毎日2人同時に登校することに対して「なんて楽なんやろ~」と荷が下りた様子。最後にこうつづり、明るく締めくくっています。母は、子供の成長が寂しい時もあるけど…楽になることも増えてくる!でも、家事は減らないわ〜山田花子オフィシャルブログーより引用子供が小学校に入学するまでは、自分の時間がなかなかとれないという人も多いでしょう。成長につれて手がかからなくなることは、嬉しくもありますが、どこかさびしい気持ちもありますよね。子供の成長への山田さんのリアルな心境に、共感の声が集まりました!・子供の成長は嬉しい反面、さびしさもありますね。・子供が大きくなれば、嫌でもゆっくりと朝ご飯を食べる日が来ますよー。でも、確かに家事は全く減らない…。・2人で登校する姿は、感慨深いことでしょう。お笑いタレントと両立しながら家事と子育てをしてきた山田さん。毎日忙しく大変な日々を過ごしてきた分、次男の小学校入学は感慨深かったようです。時にはさびしさを感じながらも、山田さんらしく明るく朗らかに2人の成長を見守っていくことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年04月13日2023年2月22日、落語家でタレントの笑福亭笑瓶さんが66歳の若さで亡くなり、悼む声が上がっています。同月27日、都内で葬儀、告別式が行われ、師匠である笑福亭鶴瓶さんをはじめとする、約200人の人々が参列しました。式には、笑瓶さんと同じ太田プロダクションに所属するタレントの山田邦子さんも参列。笑瓶さんととても仲がよかったという、山田さん。「すごく悲しい」「早すぎる」と心のうちを明かし、最後の対面では「しょうちゃん、天国に行け」と声をかけたそうです。また、報道陣に「最後にかけたい言葉は」と問われた山田さんは、このように答えています。最後にかけたい言葉については「しょうちゃん…天国いけ!絶対天国…天国いけ!わたし葬式で初めて、なんか待っててねって思った。天国…わたしはいけるか分からないけど、行ったらまた仲良くしてね」と涙をこぼしながら、何度も言葉を振り絞るように話した。サンケイスポーツーより引用あまりにも早すぎる笑瓶さんの逝去に、多くのファンが衝撃を受けました。山田さんをはじめとする、深い絆があった友人たちのショックは計り知れないでしょう。山田さんが涙ながらに語った言葉に、ネットからはさまざまな声が寄せられています。・最近、いろいろなコンテンツで親しんできた芸能人たちの訃報が多くて悲しい。山田さんのように、交友関係にあった人はとてもつらいだろうな。・本当にさびしいです。山田さんのいうとおり、天国に行ってほしい。安らかに眠ってください。・幼い頃からテレビ番組で笑わせてくれていた人が亡くなるのが、こんなにつらいとは思わなかった。さびしいよ。山田さんが願う通り、笑瓶さんはきっと天国に行くでしょう。笑瓶さんのご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2023年02月28日1月下旬の夕暮れ、東京都内のオフィス街をド派手なファッションで闊歩していたのは山田邦子(62)だ。ヒョウ柄をベースに、ヘビ柄の生地などパッチワークした個性的なコートを着込み、茶髪の髪色も相まって、その姿はまるで女豹のよう。街中でも目立ちまくっていたのだが、オーラに圧倒されたのか話しかける人はいなかった。昨年末に放送された『M-1グランプリ』では、“西の女帝”上沼恵美子(67)の後任という形で新審査員になったことで話題を集めた山田。「昭和から平成にかけて山田ほどの人気を誇った女性タレントはいませんでした。テレビをつければいつも“邦ちゃん”がそこにいて、好感度ランキングでは8年連続で1位。『唯一の天下を取った女性芸人』とも称される彼女以外に上沼の後継者は務まらなかったかもしれません」(プロダクション関係者)一時は露出がかなり減っていた時期もあったが、業界内では“今年再ブレイクしそうなタレント”の1人とも目されているという。地下鉄の改札口に消えていった山田。真似できない圧倒的存在感で“やまだかつてない”再ブレイクなるか?
2023年02月01日●出産はやはり大変「それより怖いものは何もないという気が」モデルで女優、そして母親として子育てにも奮闘している山田優。公私共に充実しているに違いない山田は、年を重ねるごとに、より一層輝きを放つ。そんな山田のモットーは「いつも素直に自分らしくいること」だと言う。肩肘張らず、常に自然体な印象を受ける山田にインタビューし、仕事と子育ての両方について話を聞いた。9月3日に開催された「第35回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2022 AUTUMN/WINTER」(TGC)では、颯爽とランウェイを歩き、スポットライトを浴びた山田。「衣装とメイクをまとい、ステージに立つと、勝手に仕事のスイッチが入ります。TGCに参加するのは3年半ぶりでしたが、会場の熱気や見にきてくれた方々の熱い視線を久しぶりに体感できてすごく楽しかったし、気持ちよく歩かせていただきました」と笑顔を見せる。変わらぬ抜群のスタイルで観客を魅了したが、体型をキープする秘訣を尋ねると「毎日少しでもストレッチをやるとか、お風呂上がりにマッサージを欠かさずやるぐらいで、あとは“ながら運動”です。掃除しながら、ごはんを作りながら、足上げをしてみるとか。基本的に、毎日続けられないことはあまりしません」と、無理のない範囲で体を動かしているようだ。今年38歳になった山田。ファッションについては「30代後半になってからのほうが、いろんな挑戦ができるようになりました。例えば今まで苦手だった薄いパステルカラーの服も着るようになったし、どんどんファッションを楽しめるようになってきた感じです」と語る。モデル、女優として活躍しながら、今は子育てに主軸を置いた生活を送っている。そんな山田に、子育てで大切にしていることを尋ねると「子供たちの個性を伸ばすこと」だと明かしてくれた。「子どもがやりたいと言ったことは、とりあえずやらせてあげたいと思います。もちろんちゃんとダメなことはダメだと言ったり、怒ったりもすることもありますが、そういう時も、なぜダメだったのかという理由をきちんと言い聞かせて、必ずその日のうちに解決するようにします。次の日に引きずりたくないので」母になってからの変化についても聞くと「やはり自分自身が子供たちを守っていかないといけないと自覚するようになりました」と語る。「あとは出産ってやはり大変だなと。私の出産は何もかも軽いほうだったとはいえ、1人の体からもう1人の人間が出てくるという神秘的なことですし、それより怖いものは何もないという気がします。だからこそ、自分自身も強くなれたし、成長できたと思っています」そして、「元々の性格もあると思いますが、あまり考えず、のびのびと育てていければいいやと思いながらやっています。基本的には楽しみたいし、また、大変な時は『大変だ』と口に出し、みんなに支えられているなかでお仕事ができていると思っています」と周りの人々に心から感謝する。●モットーは「どんな時でもプラス思考に考えていくこと」今後、やってみたいことについて尋ねると「今はそんなにバリバリとお仕事ができる感じではないので、落ち着いたら、頑張っていきたいです。お芝居もまたやりたいし、モデルの仕事でも、カッコイイ撮影や面白いことができたらいいなと思いながら探しています」と力強く答えた。そんな山田が仕事をするうえでのマイルールを尋ねると「その日の自分をちゃんと100%出し切ること」だとキッパリ。「中途半端で終わらせたくないし、妥協はしたくないです。そういう風にしないと、あとから『やり残した』と気持ち悪くなるから」と、何事においても次の日にしこりを残さないようにしているそうだ。ちなみに、今回のTGCのテーマは「GOING MY RUNWAY」、すなわち“私らしさ”だったが、山田が常に大切にしている信条は「どんな時でもプラス思考に考えていくこと」だという。「生きていくうえで、もちろん嫌なこともたくさんあります。私だってこういうことって好きじゃないなとか、この仕事は気が進まないなと思うこともありますが、そういった要素もすべてプラスに変えていけたらいいなと。例えばこの仕事をやれば、この人に会えるからラッキー! と思うとか、ちょっと考え方をプラスに変えるだけで、いい方向に進むのかなと。そうやって日々を過ごせていけたらいいなと思っています」山田からあふれでる美しさは、外見だけではなく、内からあふれ出ているものなのだと改めて実感。今後も、たくさんの経験を経て、心身ともに磨かれていく山田優に期待せずにはいられない。■山田優1984年7月5日生まれ、沖縄県出身のモデル、女優。ファッション誌『CanCam』の専属モデルを務めた後、女優としても活動の幅を拡大。主な出演ドラマは『ショコラ』(08~09)、『崖っぷちのエリー~この世でいちばん大事な「カネ」の話~』(10)、『VISION-殺しが見える女-』(12)など、主な出演映画は『The焼肉ムービー プルコギ』(07)、『劇場版 カンナさん大成功です!』(09)や『新宿スワン』シリーズなど。
2022年09月16日向田邦子の最高傑作「阿修羅のごとく」が、この秋舞台化されることが決定。物語の中心となる四人姉妹役は、小泉今日子、小林聡美、安藤玉恵、夏帆が務める。とある日、三女・滝子の話したいことがあるという連絡により、四姉妹が集まることに。数日前、70才を迎える父親が愛人らしき人物といるところを目撃した滝子は、興信所に父の身辺調査を依頼したのだ。四人は、母親に知られることなく父に浮気を解消してもらうための作戦を練る。そんな姉妹だが、実は自身の生活にもそれぞれ悩みを抱えていた。長女・綱子は仕事先の妻子ある男性と不倫関係、次女・巻子は夫の浮気の予感にもやもやした日々を過ごし、三女・滝子はその堅い潔癖さで男との出会いもなく、四女・咲子はボクサーの彼との不安定な生活に疲弊していた。ままならない現実をあたふたと、それぞれの業を抱えて正直に生きようとする四姉妹の闘いの日々は続く、阿修羅のごとく…。1979年のドラマ放送当時、和田勉の斬新な演出と加藤治子、八千草薫、いしだあゆみ、風吹ジュンの共演で視聴者に鮮烈な印象を残し、再放送の度にファンを増やしていった名作「阿修羅のごとく」。2003年には映画リメイク、2004年、2013年には商業演劇として舞台化。今回の舞台は、向田さんのセリフをほぼそのままに、シーンと登場人物を大幅にカットし、“四姉妹のバトル”に焦点を当てた物語となっている。奔放に生きようとする長女・綱子役には、向田作品との縁が深い小泉今日子。平和に、堅実に生きようとする次女・巻子役を、主演映画『ツユクサ』が公開中の小林聡美。女らしさを秘めつつも不器用に生きる三女・滝子役を「阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし」の好演も記憶に新しい安藤玉恵。自由にそして必死に生きる四女・咲子役は、『海街diary』の夏帆が務める。ほかにも、三女に父親の身辺調査を依頼される探偵、恋人・勝又と四女の恋人・陣内を岩井秀人。長女の不倫相手・貞治と次女の夫・鷹男を山崎一と、それぞれ2役を演じ分ける。なお、演出は女優・木野花。脚色は『十二人の死にたい子どもたち』『アイ・アム まきもと』の脚本を手掛ける劇作家で演出家の倉持裕。劇場は、四方向に客席を設置し、ステージを囲む形で観るセンターステージ形式となっており、姉妹たちの生々しい戦いに立ち会うような臨場感ある空間作りを目指す。また合わせて公開されたビジュアルは、写真の周りに大宮エリーによる、女優たちそれぞれをイメージして描いた華やかな色彩の花の絵画とコラボ。姉妹のプリミティブな美しさと力強さを際立たせている。<キャスト・スタッフコメント>●木野花(演出)ドラマ「阿修羅のごとく」はリアルタイムで観ていました。お茶の間という枠を超えて、日常を揺さぶられた感じで衝撃でした。“阿修羅”は誰の中にも潜んでいると意識したのもその時です。ドラマの中で役者達が、一歩も引かずに火花を散らしている。その気にさせる何かがこの作品にはある。それを覗いてみたい。怖いもの知らずで今回乗ってみようと覚悟しました。そして心強いことに、この挑戦に打って付けの怖いもの知らずの顔ぶれが揃いました。一筋縄ではいかない魅力を秘めつつ癒される、最強の四人姉妹。こんな姉妹が観たかった! 遠慮なく体当たりでぶつかっていこうと思っています。何が飛び出すかしかと見届けて頂きたい。●小泉今日子大好きな向田邦子作品を舞台で演じることができるなんて!生きててよかったです。信頼している俳優たち、尊敬している演出家とともに作り上げることができるなんて!生きててよかったです。私は3人姉妹の末っ子として育ちましたが、今回は長女役。長女の立場から3人の妹たちを眺めたとき、どんな思いが心に生まれるのか。敏感に心を研ぎ澄まして稽古に臨みたいと思っています。●小林聡美もはや伝説といっていい向田邦子の「阿修羅のごとく」を、木野花さんの演出で、小泉さん、安藤さん、夏帆さんという素晴らしい俳優のかたがたと作り上げる時間を想像するだけで、気絶しそうです。40年以上前に書かれ、これまでも何度となく映画や演劇となった作品ですが、今、この世界観をどうやって表現していくことになるのか、楽しみです。●安藤玉恵「木野さんの演出で、向田作品の舞台で、阿修羅のごとく、四姉妹のお話で…」最後まで話を聞かずに「やりたいです!!」と言った記憶があります。その日から興奮しちゃって、向田さんのエッセーをめくる指にも気持ちが入ってしまっています。今まで黙っているのがツラかった(笑)。真夏の稽古、熱くなりそうです。●夏帆数年ぶりの舞台で今からとてもそわそわしています。この作品のお話をいただいたときに、これは絶対にやりたい...!と胸が高鳴って、また舞台の世界に飛び込んでみようと、覚悟を決めました。稽古に向けて、きりりとリズムカルな向田さんの言葉たちとどう向き合っていこうかと想像する日々はとても楽しいです。初舞台のときにとてもお世話になった木野花さんの演出のもと、頼もしい先輩方の背中を追いながら、精一杯がんばります。●岩井秀人ど偉い俳優さんたちと一緒に出ることになったなあと、感慨に耽っております。思えば引きこもり時代に見ていたのが「やっぱり猫が好き」でして、小林聡美さんの演技だか遊んでるんだか分からない自由すぎる挙動に目を回しておりました。やがて「俳優になってみたい」と引きこもりから脱出して30年ほど経ち、こんな場に呼ばれるとは。共演者の皆さま、軒並み「どうやってるんだか分からない」人たちばかりで、俳優フェチとしては稽古見学だけで済ませたい心持ちですが、めちゃくちゃ楽しもうと思っております。●山崎一出演が決定してとても嬉しかったですね。だって、このメンバーで向田邦子さんの「阿修羅のごとく」をやるんですよ!笑 しかも演出が木野花さんですからね。今からワクワクしてます。台本を読んで感じたのは出てくるキャラクター全員が愛おしいく感じたこと。観に来てくださるお客様もきっとそう感じてくれると思います。そうなるように、頑張ります!モチロンプロデュース「阿修羅のごとく」は9月9日(金)~10月2日(日)シアタートラムにて上演。※兵庫公演予定あり(cinemacafe.net)
2022年05月10日映画『燃えよ剣』(10月15日公開)の完成披露イベントが9日に都内で行われ、岡田准一、柴咲コウ、鈴木亮平、山田涼介、尾上右近、山田裕貴、伊藤英明、原田眞人監督が登場した。同作は岡田演じる土方歳三を主人公に、新選組志士たちの人生と激動の幕末を描く。『関ヶ原』(17)、『日本のいちばん長い日』(15)などで知られる原田眞人監督が、司馬遼太郎の同名小説を原作にメガホンを握り、新選組局長・近藤勇を鈴木亮平、美しき剣士・沖田総司をHey! Say! JUMP・山田涼介が演じる。新撰組を演じての苦労を聞かれると、岡田は「メンバーが本当の隊士のようにチームワークが良くて、誰かが悩んでたら鈴木くんが食事に連れてくとか」と振り返り、鈴木は「局長ですから」とニヤリ。岡田は「新撰組が成り上がっていく中で、山田(涼介)くん演じる沖田はフラットでずっと変わらないということも心がけて距離を取ってくれたんだろうし、本当にその場にいる人たちのような空気感が現場でも作れていた。原田監督の"場作り"というのがすごくある現場で、助けられて演じることができました」と感謝した。原田監督が岡田について「弱く見せなきゃいけないところを苦労してた」と指摘すると、岡田は「最近すごい強いみたいなこと言ってるけど、そんなことないですよ」と苦笑し、鈴木は「強いですよ、岡田さん。我々みんな知ってますよ!」とツッコむ。岡田はアクションも付けていたが、山田涼介は「急遽決まった3人で手合わせをするというシーンがあって、岡田さんとたまたまサウナで一緒になったら、サウナで一生懸命考えられてたので、大変なんだなと思いました」と明かした。サウナでは裸で山田に「ちょっと手を貸して!」と言いながら動きを考えていたというが、岡田は「それも鈴木くんが悪いんですよ」と、鈴木が岡田&山田涼介のシーンを見て「俺もやりたい」と言ったことから生まれたシーンであることを説明。鈴木は「うらやましかったんですよ。土方と沖田がずっと仲良しそうで、じゃれ合うような組み手してるのを見て。結果、裸で考えることになったんですね」と苦笑する。そのシーンは予告映像にも採用されており、原田監督は「近藤局長からのそういう意見が出たら、採用しないわけにはいかない。3人の関係性があれで生きるなと思ったので好きなシーンです」と喜んでいた。最後に「最近一番熱く燃え上がったこと」を聞かれた岡田は、「今日ですね。W山田がそろった……」と答え、山田涼介&山田裕貴から「そこですか!?」と驚かれる。岡田は「2人はどういう感じで話してるの? 個人的には燃えてる」と発言し、山田裕貴が「ゲームの話とか……」、山田涼介が「裕貴くんとは呼んでます」と説明し、連絡先も交換していることがわかると、岡田は「聞けて良かったです」と満足そうにしていた。
2021年09月09日「寂しいお別れですけど、やっぱり立派な方って背負っていくんだなって。お別れしないほうが本当はいいけど。コロナっていうことがあって、みんなに『気を引き締めて!こういうふうになんなないように!』ってやってねって。最後まで立派な方だったなって……」3月に新型コロナウイルスで亡くなった志村けんさん(享年70)を、こう悼むのは今年で芸能生活40周年を迎える山田邦子(60)だ。2月に開始したYouTubeチャンネル「山田邦子クニチャンネル」でのぶっちゃけトークが好評を集めている山田。次々と暴露動画を公開するいっぽうで、一切広告をつけずに先に旅立った“先輩”をしのぶことも。志村さんが亡くなると、追悼動画を公開し、冒頭のように思い出を振り返っていた。今年4月に新型コロナウイルスでこの世を去った岡江久美子さん(享年63)には特別な思いを抱いているようだ。「私が当時やっていた番組のスタッフと『はなまるマーケット』(TBS系)のスタッフが一緒だったので、第1回のゲストに呼ばれたんです。ドラマでもご一緒しましたし、すごくさばさばしていてスカッとした先輩。乳がんを患ったことも私と一緒です。今は女性の平均寿命も延びて岡江さんなんてまだまだバリバリの現役世代。子育ても終わって、これから仕事に、プライベートに、とエンジョイできる。そんないちばんいい時期だったのに……。本当にコロナが憎いです」最後に今後の目標について聞くと、交友関係を生かした豪華ゲストの登場を企画しているようだ。「親友でイケメン演歌歌手の山内惠介くん(37)は第一候補ですね。惠ちゃんはプリンが大好きなので、一緒にプリンを作って食べてみたい。あとは大先輩・倍賞千恵子さん(78)。倍賞さんには渥美清さん(享年68)や高倉健さん(享年83)の話を聞いてみたいですね」40周年を迎えても、衰えを見せない山田。令和の“邦ちゃんブーム”はすぐそこまで来ている。「女性自身」2020年7月7日号 掲載
2020年06月28日今年2月に開設したYouTubeチャンネル「山田邦子クニチャンネル」が人気を集めている山田邦子(60)。「新日本プロレスは和解したのか!?馳浩さんとの確執について語ります」、「有名タレントが今、『大手芸能事務所を辞める』のは何故?芸能人が続々と事務所を辞めていくワケ。」など、動画では暴露トークを連発している。特に、彼女の広範な交友関係から繰り広げられる「お酒が強い人ベスト10」「凄いと思った後輩芸能人ベスト10」といったランキング企画が好評だという。「やっぱりランキングは人気ですね。自分も力が入るし、見る方もワクワクするみたい。いちばん人気が高かったのは『怖かった人ランキング』ですね」現在、100万回再生近くを誇る4月に公開した「山田邦子が選ぶ怖かった芸能人ランキング!」では、裏話を次々と連発していた。《梅宮辰夫さんは入りが早すぎるから勘弁してほしい》《石原さとみさんは危険な唇をしている》《高岡早紀さんは会ったら殺されますよ。今はもう熟女になられましたけど、今でも会っちゃダメ。なんかフェロモンが違う。もう目が合ったら死にますよ》《深田恭子さんもすごい。心全部もっていかれますよ。万が一何かで会うようなことがあったらもう目をつぶっててください。やり過ごしてください》こうした“忖度なし”の内容に、視聴者から《歯に着せないのがすっきり》《世代じゃなかったけど、山田さんってこんなに面白いのか!》といった世代を超えた絶賛コメントが相次いでいる。歯に衣着せぬ発言に称賛が集まるいっぽうで、“忖度なし”の姿勢にクレームがくることも……。「マッチ(近藤真彦・55)が風邪で休んだって話したんですが、ファンの方から『そのとき集まった人たちにマッチが風邪をうつしたって話になってしまう可能性があります。そういう配慮はないんですか?』とお叱りを受けてしまったんです。そこまで気をつけて喋らないといけないんだと、とても勉強になりました。それ以来、コメントはいつも読んでいます」動画のコメント欄にはエールが並ぶいっぽう、《バカ》《ブス》といった心ない言葉も。しかし、山田は意に介していないようだ。「それも商売。『はい、がんばりま~す』『応援よろしく!』なんて書いて返しているんです」そんな山田へ、特別、本誌に向けて「大嫌いな芸能人ベスト5」をお願いすると、「怒られたりして……」と言いながらも答えてくれた。「一番はやっぱり面と向かって『殺したる!』って言われたやっさん(横山やすしさん・享年51)ですかねえ」前出の「怖かった芸能人ランキング」では横山やすしさんと共演した際の怖かったエピソードも語っていた。《大阪の番組のメーク室に入ってきていきなり『なんだお前!』って。私のことを敵だと思ったのか、大阪に私が来たことが気に入らなかったのか『ぶっ殺したるわ、お前なんか!』って。殺されちゃいやだと思って収録をやめて即、東京に帰っちゃった》第2位にランクインしたのは惜しまれつつも昨年、この世を去った伝説のロックンローラー。「最後は大の仲よしになりましたけど。『ひょうきん族』などでの悪ふざけを『山田さん、いいかげんにしてくださいよ』って何回も呼び出されて凄まれた内田裕也さん(享年79)が2位かなあ」そして3位は“因縁”の大人気後輩芸人だ。「私が太田プロをやめるときに『根性なし!』とかみついてきた有吉弘行(46)ですね。“そんなことをお前に言われる筋合いはないんだよ!”って今でも思っています。4位は『やまかつ』のメンバーで何度も一緒に仕事したマーシー(田代まさし・63)かな。覚醒剤で逮捕されて、出てくるたびに応援しようと思うんだけど、また捕まっちゃうから……」5位には意外な大御所俳優の名前も飛び出した。「名高達男さん(69)とはくだらないことが理由で大げんかしたことがあるんです。私が座長だったんですけど、『こんな心の小さい座長なんかについていけない』って言われて私も『はぁ?』ってなっちゃって。今は和解して、仲よしですけどね」「女性自身」2020年7月7日号 掲載
2020年06月26日「今の芸能界にご意見番がいますか?意外といないんですよ!アッコさん(和田アキ子・70)も、ほかのご意見番といわれた方々も年を取っちゃって。滑舌も悪いし、ネットでネタ拾ってるだけだしね?」記者も思わず苦笑いするほど、あっけらかんとぶっちゃけるのは先日、還暦を迎えたばかりの山田邦子(60)だ。’80年代から’90年代にかけて、『オレたちひょうきん族』や『邦ちゃんのやまだかつてないテレビ』(ともにフジテレビ系)などで一時代を築いた山田。昨年6月には長年所属した太田プロダクションを退社し、今年で芸能生活40周年となる山田だが、コロナ禍に悩まされているという。「コロナで40周年のお祝いイベントがぜんぶ延期かキャンセルになっちゃって。今ごろは舞台中だったんですけど、それもなくなって。コロナは憎いですよ!」そんななか、ふたたび山田への注目が集まっている。今年2月に開設したYouTubeチャンネル「山田邦子クニチャンネル」が今、各所で話題を呼んでいるのだ。「北野武さん(73)や木村拓哉さん(47)といったこれまでに共演した大御所芸能人との秘話からアンジャッシュ・渡部建(47)の不倫といった最新の芸能ニュースまで次々と斬り込んでいく動画が好評です。すでに60本以上の動画を公開し、総再生回数は470万回を超える反響ぶりです」(ITジャーナリスト)2月21日に中居正広(47)がジャニーズ事務所退所を発表した際には、すぐさま「山田邦子が知るSMAP時代の中居正広との裏話」と題された動画をアップ。共演した際の思い出を振り返りながらSMAP解散についてこう語った。「仲悪かったのかなあ。話をまったくしないのか、いつからそうなったのか。あのころ子どもだったSMAPにインタビューしたとき本当に仲よさそうだったし、時の流れというか……」また、「有名タレントが今、『大手芸能事務所を辞める』のは?」と題された回では、昨年6月に退所した太田プロダクションについてもバッサリ。《私もやめましたよ。理由?嫌だったから》山田が、今、YouTubeを始めた背景には芸能界を長年生き抜いてきた山田ならではの使命感があった――。「今の芸能界全般のことや時事ネタをちゃんとれるのは意外と私なのかなって。あるときふっと思って」これだけの反響となると、動画の広告収入も期待できそうだが意外にも……。「それがゼロ、まだ一銭も入ってないんです。チャンネル登録者数がある程度増えてから収入になるみたいで。だからそろそろじゃないかな。あたしも楽しみなの(笑)」「女性自身」2020年7月7日号 掲載
2020年06月25日女優の岡江久美子さんが4月23日、新型コロナウィルス感染による肺炎で死去した。63歳という若さだった。3月29日に亡くなった志村けんさん(享年70)に次ぐ芸能人の死去。日本中に悲しみが広がっている。各メディアによると、岡江さんは4月3日に発熱し6日に容態が急変。緊急入院した後にICUで人工呼吸器を装着し、その後PCR検査を受けて陽性と診断されたという。また所属事務所は、岡江さんが19年末に乳がん手術を受けていたことも明かしている。今年1月末から2月半ばまで放射線治療を受けていたという。岡江さんは75年に『お美津』(TBS系)でデビュー。90年代後半に情報番組『はなまるマーケット』(TBS系)で司会を務め、『天までとどけ』(TBS系)では大家族の母親役を好演しお茶の間から人気を博した。最近では18年の『きみが心に棲みついた』(TBS系)にも出演していた。45年間にわたる芸能生活を過ごした岡江さん。あまりにも早すぎる死に、過去の共演者や親交のある著名人たちから悲しみの声が相次いでいる。『終着駅シリーズ』(テレビ朝日系)で岡江さんと夫婦役を演じた片岡鶴太郎(65)は、ブログで《えーっと、絶句のまま、言葉を失いました!余りに唐突で!余りにショックで!!》と驚嘆。《もう何十年も夫婦役で御一緒してきた岡江久美子さんが!!?まだ、私の隣には、岡江久美子さんの体温も、御声も、若く美しい御顔も、存在して居ります!!?》と惜しんだ。『はなまるマーケット』で岡江さんと共演したこともあった、演歌歌手の藤あや子(58)も悲しみを露わにした。Twitterで《岡江久美子さんの訃報を知り大変ショックを受けています》と切り出し、《昨年、行きつけのお寿司屋さんで偶然お会いした時とても気さくに話しかけてくださり今度一緒にごはん行きましょうって約束してくださったのに》と振り返った。続けて《悲しくて 悲しくて…新型コロナウイルスが本当に憎いです心からご冥福をお祈りいたします》とつづった。タレントの山田邦子(59)はブログで、《いやーー!!岡江久美子さんが………絶句です》と切り出した。自身が乳がんで闘病した経験と重ね、《放射線治療は毎日病院に通うのでどこでどう感染したのかはわかりませんが、おそらく乳がん手術は成功したから放射線治療に進んだはずだから、残念過ぎます。最後までがんばったんだと思います。つらい、つらすぎます》と偲んでいる。
2020年04月23日タレントの山田邦子が23日、自身のブログを更新。同日、新型コロナウイルスによる肺炎のため亡くなった女優の岡江久美子さんを追悼した。山田は「訃報」と題してブログを更新。「いやーー!!岡江久美子さんが………絶句です」と書き出し、「放射線治療は毎日 病院に通うのでどこでどう感染したのかはわかりませんが、おそらく乳がん手術は成功したから放射線治療に進んだはずだから、残念過ぎます。最後までがんばったんだと思います。つらい、つらすぎます」と悲痛な思いを吐露した。その後、「ショックです」と題して再び更新。「岡江さん、銀座のクラブにもゴルフ場にも、行ってなかったって。タバコも吸ってなかったって。煙を吸わないように気をつけてたって。がん治療がんばってたって」と無念の思いを記し、「遺骨になるまで会えないって。遺骨になっても、ご家族も濃厚感染者なのでしばらくはダメだって。悲しい」とつづった。
2020年04月23日新型コロナウィルス感染症の感染予防および拡散防止のため中止・延期が発表された首都圏、関西、中部エリアの主なステージ公演のリストです。他にも中止・延期する公演(期間)がありますので、最新情報は各公演の公式サイトなどでご確認下さい。演劇・ミュージカルニットキャップシアタ―『カレーと村民』京都公演【公演中止】6月18日(木)~6月23日(火)※2021年3月9日(火)~3月11日(木)に延期予定【会場】THEATRE E9 KYOTO公式サイト()ミュージカル『ヘアスプレー』【公演中止】6月14日(日)~7月13日(月)【会場】東京建物ブリリアホール、 梅田芸術劇場 メインホール、梅田芸術劇場 メインホール公式サイト()シェイクスピア・シアター『リア王』【公演中止】6月10日(水)~6月14日(日)【会場】吉祥寺シアター公式サイト()ふぉ~ゆ~ meets 梅棒『Only 1, not No.1』【公演中止】6月7日(日)~7月19日(日)【会場】シアタークリエ、 サンケイホールブリーゼ、 名古屋市公会堂公式サイト()六月新派公演『東京物語』【公演中止】6月7日(日)~6月28日(日)【会場】三越劇場公式サイト()劇団昴『The Weir -堰-』【公演中止】6月4日(木)~6月21日(日)【会場】Pit昴 サイスタジオ大山第一公式サイト()梅沢富美男劇団特別公演研ナオコ芸能生活50周年【公演中止】6月5日(金)~6月27日(土)【会場】明治座公式サイト()KAATキッズ・プログラム2020『二分間の冒険』【公演中止】7月17日(金)~8月30日(日)【会場】KAAT 神奈川芸術劇場 大スタジオ、 滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホール 中ホール、 穂の国とよはし芸術劇場PLATアートスペース、 神戸文化ホール 大ホール公式サイト()文学座『昭和虞美人草』【公演中止】6月9日(火)~6月28日(日)【会場】紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA、 兵庫県立尼崎青少年創造劇場 ピッコロシアター 大ホール公式サイト()cube presents『欲望のみ』【休演期間】6月13日(土)・6月14日(日)【会場】本多劇場、穂の国とよはし芸術劇場PLAT、兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール公式サイト()『麻実れい芸能生活50周年記念コンサート』三重奏~Rei Asami Trio~【公演中止】6月30日(火)【会場】ヤマハホール公式サイト()Kawai Project『ウィルを待ちながら ~インターナショナル・ヴァージョン』【公演中止】7月4日(土)~7月12日(日)【会場】こまばアゴラ劇場公式サイト()幻灯劇場『盲年』東京公演【公演中止】7月30日(木)~8月2日(日)【会場】こまばアゴラ劇場公式サイト()『錆色のアーマ』外伝 -碧空の梟-【公演中止】6月4日(木)~6月28日(日)【会場】Mixalive TOKYO (ミクサライブ東京) Theater Mixa公式サイト()劇団四季『キャッツ』(貸切公演)【公演中止】7月9日(木)【会場】キャッツシアター公式サイト()『未練の幽霊と怪物』ー挫波(ザハ)敦賀(もんじゅ)ー【公演中止】6月3日(水)~6月24日(水)、6月27日(土)・28日(日)、7月4日(土)・5日(日)【会場】KAAT 神奈川芸術劇場 大スタジオ、穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール、兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール公式サイト()『ある馬の物語』【公演中止】6月17日(水)~7月12日(日)【会場】世田谷パブリックシアター公式サイト()時速246億 川本成ソロ公演『独学』【公演中止】6月24日(水)~6月28日(日)【会場】劇場MOMO公式サイト()群像劇『神野新田物語』 第2話:開拓の時代(明治29年〜昭和10年)【公演中止】7月4日(土)・5日(日)【会場】穂の国とよはし芸術劇場PLAT公式サイト()スーパー歌舞伎II『ヤマトタケル』【公演中止】7月28日(火)〜9月25日(金)【会場】IHIステージアラウンド東京公式サイト()夏木マリ 印象派 NEO『The Last of Pinocchio ピノキオの終わり』【公演中止】6月3日(水)~6月27日(土)【会場】世田谷パブリックシアター、 ロームシアター京都(京都会館)、 高崎芸術劇場 大劇場公式サイト()知らない星『だったらもう、どうにでもなれよ』【公演中止】6月4日(木)~6月7日(日)【会場】花まる学習会王子小劇場公式サイト()近藤芳正 Solo Work『ナイフ』【公演中止】6月5日(金)~7日(日)、6月9日(火)・10日(水)、6月20日(土)・21日(日)、6月26日(金)~29日(月)【会場】水戸芸術館ACM劇場、近鉄アート館、穂の国とよはし芸術劇場PLAT、松竹芸能 新宿角座公式サイト()『山田邦子の門 2020~クニリンピック~』【公演中止】6月6日(土)・6月7日(日)【会場】ABCホール公式サイト()シタチノ『いえないアメイジングファミリー』【公演中止】6月10日(水)~6月14日(日)【会場】劇場MOMO公式サイト()第18回『朗読の日』【公演中止】6月20日(土)・6月21日(日)【会場】博品館劇場公式サイト()どんどんチェリー第3回公演【公演中止】6月10日(水)~6月14日(日)【会場】劇場HOPE公式サイト()宝塚星組 グランステージ『エル・アルコン-鷹-』/Show Stars『Ray-星の光線-』【公演中止】6月12日(金)~7月1日(水)【会場】神奈川県民ホール 大ホール、宇都宮市文化会館 大ホール、愛知県芸術劇場 大ホール、梅田芸術劇場 メインホール公式サイト()ひげ太夫『タイトル未定』【公演中止】6月23日(火)~6月28日(日)【会場】テアトルBONBON公式サイト()宝塚宙組 ミュージカル『アナスタシア』【休演期間】6月5日(金)~6月30日(火)【会場】宝塚大劇場公式サイト()『ケンジトシ』【公演中止】6月5日(金)~7月5日(日)【会場】紀伊國屋ホール、 サンケイホールブリーゼ公式サイト()宝塚星組 ミュージカル『シラノ・ド・ベルジュラック』【公演中止】6月8日(月)~7月4日(土)【会場】TBS赤坂ACTシアター、 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ公式サイト()ブロードウェイ・ミュージカル『天使にラブ・ソングを…(シスター・アクト)』【公演中止】7月7日(火)~7月26日(日)【会場】東急シアターオーブ公式サイト()ファンタジック・オーケストラミュージカル『スサノオと美琴~古事記~』【公演中止】6月6日(土)・6月7日(日)【会場】東京建物ブリリアホール公式サイト()ダンス/バレエ『トリニティ・アイリッシュ・ダンス』【公演中止】6月21日(日)、6月22日(月)、7月4日(土)、7月5日(日)【会場】堺市民芸術文化ホール(フェニーチェ堺) 大ホール、武蔵野市民文化会館 大ホール、Bunkamuraオーチャードホール、神奈川県民ホール 大ホール公式サイト()川村毅作・演出『4』【公演中止】6月13日(土)・6月14日(日)【会場】京都芸術劇場 春秋座 特設客席公式サイト()マシュー・ボーンの『赤い靴』【公演中止】6月17日(水)~6月28日(日)【会場】東急シアターオーブ公式サイト()ニューヨーク・シティ・バレエ団 来日公演 2020~子どもたちの新しい明日へ~【公演中止】6月4日(木)・6月9日(火)【会場】ロームシアター京都 メインホール、オーチャードホール公式サイト()長嶺ヤス子『Jacob Guerrero y yasko』【公演中止】6月8日(月)~6月10日(水)【会場】あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)公式サイト()歌舞伎・能・狂言第50回記念特別公演 堺市民能【公演中止】7月18日(土)【会場】堺市民芸術文化ホール(フェニーチェ堺) 大ホール公式サイト()第71回 京都薪能 ー地水火風―【公演中止】6月1日(月)・6月2日(火)【会場】平安神宮公式サイト()6月能楽鑑賞教室『寝音曲・殺生石』【公演中止】6月22日(月)【会場】国立能楽堂公式サイト()超歌舞伎【公演中止】6月2日(火)~6月24日(水)【会場】京都四條 南座公式サイト()お笑いつじたく Vol.2【公演中止】7月18日(土)・7月19日(日)【会場】愛知県産業労働センター ウインクあいち公式サイト()落語/演芸上尾特選寄席 林家三平 噺家生活30周年記念公演【公演中止】7月12日(日)【会場】上尾市文化センター 大ホール公式サイト()おねうち花の木寄席 柳亭市馬独演会【公演中止】6月24日(水)【会場】名古屋市西文化小劇場公式サイト()方正 独演会【公演中止】6月12日(金)【会場】梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ公式サイト()6月文楽鑑賞教室、6月文楽鑑賞教室 Discover BUNRAKU、6月文楽鑑賞教室 大人のための文楽入門【公演中止】6月5日(金)~6月18日(木)【会場】国立文楽劇場公式サイト()その他古典芸能など令和2年6月雅楽公演『管絃 王朝の遊び』【公演中止】6月20日(土)【会場】国立劇場 小劇場公式サイト()石見神楽国立劇場公演【公演中止】8月25日(火)【会場】国立劇場 大劇場公式サイト()※他にも中止・延期する公演がありますので、公式サイトなどでご確認下さい。■チケットぴあからのお知らせは こちら()Information新型コロナウイルスに関する政府機関からの最新情報はこちらをご参照ください。内閣官房新型インフルエンザ等対策室HP(新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応について)⇒ こちら()厚生労働省HP⇒ こちら()外務省HP⇒ こちら()厚生労働省検疫所HP⇒ こちら()
2020年04月10日今年も多くの偉大なスタ―が、たくさんの思い出をわれわれに残してこの世を去った。そんな故人と親交が深かった方々から届いた、愛あふれるラストメッセ―ジを紹介。題して、「大好きなあなたへ最後のラブレタ―」ーー在りし日の姿に、心からの哀悼の意を表して。■高島忠夫さん(享年88・俳優、タレント・6月26日没)へ。山田邦子(59・タレント)気さくで朗らかーー。右も左もわからぬデビュー当時から歌番組や特番の司会、クイズ、バラエティ番組での共演などでご一緒させていただき、晩年まで公私ともに本当に仲よくさせていただきました。つくづく使い勝手のいいピン芸人でデビューしてよかったと思いました。俳優、司会、歌手、タレント、英語もしゃべって、作曲もして、まさに元祖マルチ。そして何よりもルックスがよく、主役でありスタ―のオ―ラ、風格も兼ね備わっていて、すべてがお手本。一緒にいると自分まで大スタ―の仲間入りをしたかのような錯覚をして、うれしかったです。その後デビューしてきた2人の息子さんのどちらとも共演し仲よくしていたら、心配性の忠夫さんから、「2人とも付き合うのはやめてね」と言われ、噴き出してしまいました。「どっちかなら、いいんですか?」「うん」。また噴き出しちゃいました。「安心してください、どちらも大好きな弟です!」「いえ~い!」。懐かしいエピソ―ドです。私が好きだったのは忠夫さんですよ!(寿美さんには内緒)私の父は早くに亡くなってしまったので、同い年の忠夫さんを頼って、たわいのないことでも、ことあるごとに相談にのっていただきました。いつも明るいアドバイスをありがとうございました。ある晩、明日の政宏くんとのデュエットの譜面みたんだけど、こっちのハモリのほうがよいのでは?と電話の向こうでピアノを弾く忠夫さん。こちらも受話器に向かって、あ~あ~歌って、真面目というか(笑)。ある日は、ちょっと付き合って、ということで出かけたBARで政伸くんの彼女らしい、という女性を遠くから観察。「どう思う?」って、ほっときなはれ!笑ったなぁ。ご自宅でおいしいものもたくさんごちそうになりました。お手紙もたくさんいただきました。たくさんかわいがっていただいて本当に幸せでした。ありがとうございました。もう1回会って一緒に言いたいなぁ。いえ~い!「女性自身」2019年12月24日号 掲載
2019年12月21日5月31日、お笑いコンビ・平成ノブシコブシの吉村崇(38)が、自身のInstagramで誕生日を迎えた有吉弘行(45)の写真を投稿。有吉が山田邦子(58)を連想させる「925」のロゴTシャツを着ており、ファンから反響を得ている。吉村は「お師匠さんお誕生日おめでとうございます」と有吉の誕生日を祝い。続いて「流石の姿勢品のある座り姿流石のTシャツ」とコメント。写真には、パンダとHAPPY BIRTHDAYのバルーンをバックに、お馴染みの“おばショット”という膝に手を添え微笑む有吉の姿が。また、有吉の着ている白いTシャツには赤い字で「925」とロゴが入っており注目を集めた。この投稿にファンは「おめでとうございますクニコTシャツ(笑)」「925→山田さんのことかな?さっすがー」「シャツのセレクト、さすがですよね~」と有吉の誕生日へのお祝いコメントとともに、925のロゴを山田邦子ではないかと推察するコメントが寄せられた。また、そんな有吉に対し「山田くにこさんをいじり倒してますね」とのツッコミも見られた。所属事務所・太田プロの先輩である山田邦子が、ブログで事務所への不信感を投稿したことを受け、自身のラジオ番組で山田が事務所を辞めるであろうという発言をしていた有吉。これに対し山田は「有吉が悪い!」と指摘し、番組やメディアを介し論争が続いていた。
2019年05月31日ビデオリサーチが年に2回実施している「テレビタレントイメージ調査」。40年にわたり行われている同調査から、平成の人気タレントを10年ごとに振り返ってみた。○男性タレント人気ランキング平成がスタートした89年の男性タレントは、1位:西田敏行、2位:武田鉄矢、2位:中村雅俊と、俳優陣がトップ3を独占。それが10年後の98年には、1位:所ジョージ、2位:明石家さんま、3位:ナインティナインと、バラエティタレントに様変わりし、以降もお笑い芸人たちの台頭が目立つ。そんな中でさんまは、89年4位、98年2位、08年4位、18年5位と、30年にわたってトップ5に入る“怪物”ぶり。サザンオールスターズの桑田佳祐も、89年13位、98年17位、08年6位、18年10位と、トップ20をキープしている。この2人は同級生で現在63歳だが、次の令和時代もどこまで活躍を見せてくれるのか、楽しみだ。○女性タレント人気ランキング女性タレントの89年は、浅野ゆう子と浅野温子の“W浅野”がなんと同率で1位。他にも、当時のトレンディドラマ人気を反映する女優陣らがランクインする中、4位にお笑い芸人の山田邦子が入っている。当時の山田は、出演していた『オレたちひょうきん族』が終了(89年10月)しながら、自らの冠番組『邦ちゃんのやまだかつてないテレビ』(いずれもフジテレビ)をスタートさせるという絶頂期を迎えていた頃だ。女優の吉永小百合は、89年3位、98年11位、08年6位、18年19位と、30年にわたってトップ20をキープ。映画やCMがメインの活動の場となり、平成に入ってテレビ番組の出演はほとんどないものの、「テレビタレントイメージ調査」で高い人気を維持している。
2019年04月17日「大橋巨泉さんのような冠番組を目標に頑張っていたんです。うれしかったですね。番組の企画を毎回考えるのも楽しかった」今年で芸能生活40周年を迎えた山田邦子(58)。ゴールデンタイムで、『邦ちゃんのやまだかつてないテレビ』(フジテレビ系)、『山田邦子のしあわせにしてよ』(TBS系)、『邦子がタッチ』(テレビ朝日系)など、冠番組を持った唯一の女性ピン芸人であり、NHK「好きなタレント調査」では8年連続第1位。’80年代から’90年代にかけてレギュラー番組を数多く抱え、多忙を極めた。「(「好きなタレント調査」の)上位に上がってくると皆の扱いがよくなってきました。ギャラが上がったり、銀行に行くとお菓子が出てきたり(笑)」山田邦子のあと、ゴールデンタイムで冠番組を持つ女性ピン芸人はいない。“ガラスの天井”を突き破る女性芸人は、もう出ないのだろうか。「今の女性芸人は体張って、すごく頑張ってる。私は“汚れ”が好きで、体張るのも好きなんだけど、事務所が結構NGでした。落とし穴に落ちるとか、顔にバンッとケーキを投げられるとかやりたくって、うらやましい。それに仲間がたくさんいますよね。私はずっと1人だったから、いいなあと思います。『日本エレキテル連合』は自分でネタを作って面白いと思います。あとはガンバレルーヤよしこ(28)。あのコはすごい、太刀打ちできない。大砲で打ち上げられて、10メートルくらいドーンと飛んで見事にプールにダイブするときなんて、カメラ目線で笑いながら飛んでいったんですよ。あれはできないわ。今でも脳裏に残っている。悲惨な感じがしないところがすごい。ちょっとジェラシーですよ。私もやりたいのに、誰も私に飛んでくれと言ってこない(笑)」今年は舞台『山田邦子芸能生活40周年記念公演「山田邦子の門」』(東京公演・紀伊国屋サザンシアター TAKASHIMAYA・5月22~29日/名古屋公演・名古屋市青少年文化センター アートピアホール・6月5~6日)も控えている。「昔、女子プロレスラーだった人が主人公のコメディ。歌と踊りがふんだんに出てくるショー仕立てでイケメンもたくさん出てきます。最近はプロレスラーもイケメンぞろいで、女性ファンが増えているんです」40周年を迎えて思うこと――。「’07年に乳がんになり、今応援してくださっている方、大好きと言ってくださる人たちと、一緒に仕事ができることが大事なんだなと気がつきました。生き方が丁寧になって充実感が違ってきましたね。今は桜を見てもな~んて奇麗なの。すごいなあって感動のしっぱなし。早期発見で治療もうまくいきましたが、毎年、あと何回、桜を見られるのかなって思いますね」病気がきっかけで芸能界の友人と「スター混声合唱団」を結成、団長として全国各地でチャリティコンサートを開催している。最近はファンたちとの「女子会」も。「きっかけは断捨離です。おびただしい数の衣装やアクセサリー、スカーフ、昔のレコードがあるので、バザーをするとファンの方は喜んでくれるの。こないだは皆で横浜散策。女子会という名のファンミーティングですね。今もいろいろな企画を考え中です」そして今後は――。「『11PM』と『プレイガール』をプラスしたような番組をやりたい。あとは物だけではなく頭の中も整理しなくては。来年還暦ですから、なんでも取っておくと、頭の中に入る余裕がなくなっちゃう、後は笑って過ごすこと。くよくよしても一日、笑っても一日。笑ってるほうが私に合ってるしね!」
2019年04月01日