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渡辺おさむアトリエは、2024年夏に開催された新見美術館(岡山県新見市)での展覧会「渡辺おさむかわいいお菓子の美術館」より、人気作品「Sweet Cat -Cream-」と「ULTRA SWEETS」が同美術館のコレクションに加わったことを発表しました。この収蔵により、渡辺おさむの作品が収蔵された美術館は10館目となり、2024年11月21日に新見市役所で記念セレモニーが開催されました。収蔵作品「Sweet Cat -Cream-」■新見美術館夏の個展で注目を集めた作品が収蔵決定。新見美術館は「Sweet Cat -Cream-」と「ULTRA SWEETS」の2作品を収蔵しました。「Sweet Cat -Cream-」は、可愛らしい猫を生クリームでデコレーションした彫刻作品で、展覧会中に最も注目を集めました。また、「ULTRA SWEETS」は、ポップカルチャーのキャラクターを甘美なデコレーションで仕上げた作品で、幅広い世代から支持を受けています。セレモニーでは、新見市教育長 正村政則氏をはじめとする関係者が出席し、地域とアートをつなぐ重要な一歩として紹介されました。この作品群は、今後の企画展を通じてさらなる価値が発揮される予定です。新見市教育長 正村政則氏■10館目コレクションの意義と次なる挑戦今回の収蔵は、新見美術館のコレクションの多様性を高めるだけでなく、地域文化への貢献も期待されています。渡辺おさむ作品は、見た目の華やかさだけでなく、その背後にある独創的なコンセプトで観る人を魅了します。同館は、これらの作品を活用した展示を企画することで、観客との新たな対話を目指しています。さらに、渡辺おさむアトリエでは、国内外の美術館と協力しながら、今後の展覧会を計画中です。これにより、現代美術の可能性と日本発のアートの発信力がますます高まるでしょう。夏に開催された展覧会写真(1)■新見美術館学芸員 徳山亜希子氏コメント春先に公表する今年一年分の展覧会案内から、渡辺先生の猫の作品を使わせていただいていました。夏休みに合わせて開催した展覧会「渡辺おさむ かわいいお菓子の美術館」は、初日には渡辺先生ご本人にお越しいただき、ドーナツのストラップを作るワークショップを開催するなど、地方の美術館にとって華やかなイベントとなりました。展示ではいろいろな動物の作品がありましたが、早くから目に馴染んでいたこの猫の作品はかわいさもひとしお。この度、当館の収蔵作品のひとつに加わることになり、美術館のコレクションに広がりができたという意味でも嬉しく思っています。本物そっくりのクリームで覆われたこの白猫が、来館者の皆様を驚かせ、そして長く愛されていくよう、新見美術館で大切にしていきたいです。■渡辺おさむについてスイーツデコの技術をアートに昇華させた第一人者として「東京カワイイTV」(NHK)や「徹子の部屋スペシャル」(テレビ朝日)等、多くのメディアに取り上げられています。その作品は、国内はもとより海外でも注目を集め、中国、インドネシア、イタリア、ベルギー、トルコ、アメリカ、韓国などでも個展が開催され、話題を呼んできました。また作品集や著書が出版されたほか、大原美術館や清須市はるひ美術館など国内10ヶ所の美術館に作品がコレクションされています。■渡辺おさむ作品収蔵美術館・大原美術館・清須市はるひ美術館・山ノ内町立志賀高原ロマン美術館・高崎市美術館・おかざき世界子ども美術博物館・平野美術館・大原こども美術館・笠間日動美術館・酒田市美術館・新見美術館渡辺おさむホームページ: ■新見美術館について新見美術館は、1983(昭和58)年に新見市出身で京都在住の横内正弘氏(現在故人)が個人コレクションを新見市に寄贈したいとの申し出があったことが設立の発端です。これをきっかけに、新見郷土美術館建設についての懇談会が設立され、長い間討議、検討の末「新見市にも文化の拠点を」という市民からの強い要望があったことも後押しとなり、平成元年に起工式、平成2年11月1日に開館の運びとなりました。現在では、1,300点余りの作品を収蔵しており、その中心となる富岡鉄斎作品77点は高い評価を受けております。その他、横山大観、竹内栖鳳などの近代日本画から平山郁夫、田渕俊夫、平松礼二、宮廻正明、小田野尚之らの現代日本画家、郷土ゆかりの画家や工芸家の作品などを収蔵しており、一年を通じてさまざまな展覧会を開催しています。新見美術館〒718-0017 岡山県新見市西方361TEL・FAX:0867-72-7851 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年11月25日毎年、年末年始にかかる会期には、新春を寿ぐような楽しいテーマやおめでたい作品で展覧会を企画している東京・広尾の山種美術館で、今年もまた幸福感満載の特別展が開催される。題して『HAPPYな日本美術』。12月14日(土)から2025年2月24日(月・祝)までの開催だ。今回紹介されるのは、まずは日本美術に取り入れられた様々な吉祥の造形だ。不安定な世界情勢が続いている昨今だからこそ、長寿や子宝、富や繁栄など、人々の願いが込められたおめでたい作品を紹介したい——こうした視点で選ばれた作品は、例えば七福神と子供たちの生き生きとした表情が楽しい狩野常信の《七福神図》(山種美術館蔵)や、長寿を象徴する鶴が躍動感あふれる筆致で描かれた伊藤若冲の《鶴図》(個人蔵)、富士山の堂々たる姿を描いた横山大観の《心神》(山種美術館蔵)、そして子孫繁栄を象徴する画題として、子供たちと象が戯れる平和な情景を描いた川端龍子の《百子図》(大田区立龍子記念館)など。七福神や松竹梅、富士山をはじめ、吉祥画題の優品が勢揃いするとともに、2025年の干支にちなんだ「蛇」を描いた作品も登場する。伊藤若冲 《鶏図》 18 世紀(江戸時代) 個人蔵必ずしも吉祥のモティーフではないが、ユーモラスな表現や、幸福感のある情景など、観る者を楽しく幸せな気持ちにさせる力をもった作品も並ぶ。伏見人形が愛らしく列をなす若冲の《伏見人形図》(山種美術館蔵)や、琵琶を弾く蛙の表情がユーモラスな柴田是真の《墨林筆哥》(山種美術館蔵)など、思わず笑みがこぼれてしまう人気の館蔵品が並ぶ。そして、近世と近代の日本の絵画を展示の中心とするこの館では珍しいことに、今回は古代のはにわや仏教美術も登場する。狩猟がうまくいったことを象徴するような古墳時代の《埴輪(猪を抱える猟師)》(個人蔵)や、極楽浄土に棲む想像上の美声の鳥・迦陵頻伽(かりょうびんが)を人の姿で表した室町時代の《迦陵頻伽像》(個人蔵)など、いずれもほっこりせずにはいられない造形だ。《埴輪(猪を抱える猟師)》 5-7 世紀(古墳時代) 個人蔵今回は、古墳時代から近代・現代まで、館蔵品に加え、他館や個人蔵の作品も招聘されている。日本美術の幅広い作品を通して、心温まるひとときを過ごしたい。<開催概要>『【特別展】HAPPYな日本美術 ―伊藤若冲から横山大観、川端龍子へ―』会期:2024年12月14日(土)~2025年2月24日(月・祝)会場:山種美術館休館日:月曜(1月13日、2月24日は開館)、12月29日(日)~1月2日(木)、14日(火)時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)料金:一般1,400円、【冬の割引】大高500円公式サイト:
2024年11月25日夏の終わりとともに木々が紅葉し、赤や黄色の葉が枯れて地面に落ちる様子は、秋の到来を感じさせます。家の周りに落ちた枯れ葉をそのままにしておく人もいれば、きれいに掃除する人もいるでしょう。落ち葉の山をよく見ると…?アメリカに住むジョディ(dognamedstella)さんの家では、毎年秋になると庭に落ちている枯れ葉を集めて山のように積み上げるのだそう。2024年の秋も、彼の庭には大きな落ち葉の山ができていました。そして、その落ち葉の山の動画をInstagramに投稿したところ、なんと約120万件もの『いいね』が集まったのです。理由は…こちらをご覧ください! この投稿をInstagramで見る Stella, Queen of Leaves • Unstable Mabel(@dognamedstella)がシェアした投稿 落ち葉の山と目が合った!!!うず高く積まれた枯れ葉の中に隠れているのは、ジョディさんの愛犬であるステラちゃんとメイベルちゃん。かなり近付いても見つけられないくらい、2匹は完璧に葉っぱの中に埋もれていますね。ステラちゃんとメイベルちゃんは落ち葉で遊ぶのが大好きなのだとか。動画のコメント欄は、爆笑の絵文字でいっぱいになりました。・大笑いした!一体どうしたらこんなに完ぺきに落ち葉の中に身を隠せるんだ!?・この動画を何回見ても笑顔になっちゃう。・こんなかわいい葉っぱの山を初めて見たよ! この投稿をInstagramで見る Stella, Queen of Leaves • Unstable Mabel(@dognamedstella)がシェアした投稿 見事に落ち葉の山の一部となっている、ステラちゃんとメイベルちゃん。もし知らずにそばを通りかかって、2匹が飛び出して来たら、びっくり仰天してしまいそうです![文・構成/grape編集部]
2024年11月18日モーニング娘。の山﨑愛生が31日、インスタグラムを更新。【画像】モー娘。山﨑愛生&アンジュルム松本わかな、仲良しカフェデートが話題!ハロウィンムード満載のディズニーシーから「Happy Halloween」との投稿をアップ。大きなカボチャやハロウィン仕様のケーキとクッキーで、可愛らしいハロウィンを満喫した様子である。「#パンダさんパワー」も健在で、ファンの注目を集めた。 この投稿をInstagramで見る 山﨑愛生/モーニング娘。'24(@mei_yamazaki.official)がシェアした投稿 ファンからは「めいちゃん可愛い!」「お菓子いっぱい楽しんで!」と祝福コメントが殺到。「北海道に近づいてきたから台風気をつけてね!」と体調を気遣う声も。パンダパワー炸裂の山﨑のハロウィン投稿は、ファンの心を温かくしているようである。
2024年10月31日横須賀美術館では、2024年11月16日(土)より、箱根―横須賀連携企画『アートでつなぐ山と海』の第2弾として、『響きあう20世紀美術彫刻の森美術館×横須賀美術館』を開催する。「アートでつなぐ山と海』とは、目の前に東京湾が広がる横須賀美術館と、箱根の山中に点在する美術館が連携し、各館が所蔵する名品を展示しあうことで、互いの魅力を紹介するプログラム。昨年2023年には、第1弾として箱根ラリック美術館の所蔵作品を紹介する展覧会が開催された。今回は国内初の野外美術館として知られる彫刻の森美術館の名品39点を、横須賀美術館の所蔵品と組み合わせて展示する。国吉康雄《毛皮の女》ほか同館の近現代美術と、ヘンリー・ムーアやバーバラ・ヘップワースなど彫刻の森美術館の作品を時系列に並べ、1880年以降の20世紀美術の変遷を追う展覧会だ。ヴォルス《煉瓦の塔の上に》 1939年彫刻の森美術館所蔵さらにピカソの作品4点が紹介されるのも同展の見どころ。彫刻の森美術館は、世界有数のピカソ・コレクションを所蔵することで知られるが、今回はピカソが最後の妻ジャクリーヌと過ごした1950~60年代の作品を紹介する。また同展では、横須賀美術館のエントランスホールに展示される、三木富雄による3点の巨大な《耳》にも注目したい。三木富雄は、日本の60年代を代表する彫刻家。1962年(昭和37)、初めて耳の作品を制作して以来、40歳で亡くなるまで、いくつもの耳を作り続けた。両館の学芸員によるギャラリートークや、彫刻家の對木裕里(ついき・ゆり)氏による小中学生を対象にしたワークショップなど、関連イベントも予定されている。バーバラ・ヘップワース《待っている四つの形》 1968年彫刻の森美術館所蔵Barbara Hepworth ©Bowness<開催概要>『箱根-横須賀連携企画第2弾 アートでつなぐ山と海 響きあう20世紀美術 彫刻の森美術館×横須賀美術館』2024年11月16日(土)〜 12月22日(日)会場:横須賀美術館時間:10:00~18:00休館日: 12月2日(月)料金:一般1,300円、大高・65歳以上1,100円※所蔵品展(運慶展除く)、谷内六郎館を含む公式サイト:
2024年10月31日モーニング娘。’24の山﨑愛生が15日、自身のインスタグラムを更新。【画像】モー娘。山﨑愛生「あのメンバー」ギュッと抱きしめ「小動物」のような可愛さが話題!「10/14 25:00〜25:30に放送されましたテレビ東京系『ハロドリ。-MUSIC- 』」と綴り、自身が写った写真数枚をアップした。Juice=Juiceの工藤由愛と写った「パンダココンビ」のツーショットが可愛すぎると話題だ。 この投稿をInstagramで見る 山﨑愛生/モーニング娘。'24(@mei_yamazaki.official)がシェアした投稿 この投稿には多くのいいねの他、「パンダコさんお可愛いです」といったコメントが寄せられている。
2024年10月16日モーニング娘。’24の山﨑愛生が6日、自身のインスタグラムを更新。【画像】モー娘。’24山﨑愛生が故郷北海道を感じた東京のある場所とは…?「『モーニング娘。’24 コンサートツアー秋 WE CAN DANCE!』10/5の石川公演&10/6の長野公演ありがとうございました!めっちゃニコニコでした♡羽賀さんおかえりなさ〜い」と綴り、数枚の写真をアップした。同グループメンバーの羽賀朱音と至近距離で向かい合い、互いのほっぺたを人差し指で突っつく仕草のツーショットが尊すぎると話題だ。 この投稿をInstagramで見る 山﨑愛生/モーニング娘。'24(@mei_yamazaki.official)がシェアした投稿 この投稿には多くのいいねの他、「愛生ちゃんもあかねちんも可愛い!!」といったコメントが寄せられている。
2024年10月07日国立西洋美術館で、2025年10月25日(土)から2026年2月15日(日)まで、『オルセー美術館所蔵印象派―室内をめぐる物語』が開催されることが発表された。印象派といえば、戸外の風景を移ろう光とともにとらえた絵画がまず最初に思い浮かぶが、同展では、彼らが多く描いたテーマのひとつである室内の表現に注目。「印象派の殿堂」ともいわれるパリ・オルセー美術館所蔵の作品68点を中心に、国内の重要作品も加えた約100点で、室内をめぐる印象派の画家たちの関心のありかや表現上の挑戦をたどっていく。なお、オルセー美術館の印象派コレクションがこの規模で来日するのは、およそ10年ぶりのこと。また今回は、若きドガの才気みなぎる代表作《家族の肖像(ベレッリ家)》が日本で初めて展示される。さらに、マネ、モネ、ルノワール、セザンヌらの名品も一堂に会し、室内というテーマを通して印象派のもうひとつの魅力を堪能できる機会となりそうだ。<開催情報>『オルセー美術館所蔵印象派―室内をめぐる物語』2025年10月25日(土)~2026年2月15日(日)、国立西洋美術館にて開催公式サイト:
2024年10月01日モーニング娘。 ’24の山﨑愛生が18日、自身のインスタグラムを更新。【画像】「可愛いの三連星」モー娘。’24山﨑愛生公開ショットが話題!「モーニング娘。’24 山﨑愛生写真集『Mei19』発売記念イベント内容は… 個別お話し会になります!」と綴り、自身が写った写真2枚をアップした。白黒のパーカーを着て、公園遊具のパンダの前でお茶目なポーズを取る山﨑が可愛いと話題だ。 この投稿をInstagramで見る 山﨑愛生/モーニング娘。'24(@mei_yamazaki.official)がシェアした投稿 この投稿には多くのいいねが寄せられている。
2024年09月20日山種美術館では、2024年9月29日 (日)より、福田平八郎(1892-1974)の没後50年を記念した特別展を12年ぶりに開催する。大正時代から昭和40年代半ばまで活躍した福田平八郎は、斬新な色と形を追求した日本画家。故郷・大分から京都に出て、京都市立美術工芸学校や京都市立絵画専門学校(現・京都市立芸術大学)に学び、1919年(大正8)には、帝展に初入選を果たした。福田のデビュー当時から最晩年までの画業をたどる同展では、その作風の変遷が見どころだ。たとえば彼の初期の代表作《牡丹》(山種美術館蔵)は、徹底した細密描写により写実を極めた妖艶な作品。しかし時代が進むにつれて彼の造形表現は、次第にデザイン的になり、色彩も明快になっていく。絶筆とされる《彩秋遊鷽》(個人蔵)は、抽象画一歩手前の単純化された構図や、ゴーギャンを彷彿とさせる鮮烈な色彩が印象的だ。その他、モチーフの造形の特徴を見事に捉えた《筍》(山種美術館蔵)や、曲線と直線の対比が秀逸な《紅白餅三鶴》(個人蔵)など、初期から晩年にいたる優品を一堂に展示する。福田平八郎《牡丹》1924(大正13)年山種美術館自らの作風を「写実を基本にした装飾画」と語った福田平八郎は、意匠性や装飾性に富んだ琳派の芸術に影響を受けていた。そこで展覧会では、俵屋宗達作と伝えられる《槙楓図》(山種美術館蔵)や、酒井抱一の《秋草鶉図》【重要美術品】(山種美術館蔵)、鈴木其一の《四季花鳥図》(山種美術館蔵)など、琳派の名品も紹介する。近代の福田平八郎と江戸時代の琳派という、ふたつの芸術世界を楽しみ比較することで、福田が琳派から何を継承し、自らのものにしようとしたのかも見えてくるに違いない。伝 俵屋宗達《槙楓図》17世紀(江戸時代)山種美術館10月19日(土)14:00より、明治学院大学教授で山種美術館学芸部顧問、山下裕二氏の講演会を開催。そのほか、きもので来館した人や、他館との相互割引のサービスも行っている。イベントの参加方法やサービスの詳細は、美術館ホームページで確認を。<開催概要>『【特別展】没後50年記念福田平八郎×琳派』会期:2024年9月29日(日)~12月8日(日)会場:山種美術館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)休館日:月曜(10月14日、11月4日は開館)、10月15日(火)、11月5日(火)料金:一般1,400円、大高1,100円公式サイト:
2024年09月10日あべのハルカス美術館は、2024年3月7日(木)に開館10周年を迎えました。10年間の感謝の思いをお届けするとともに、美術館をより身近に感じていただくために、9月7日(土)~9月29日(日)にあべのハルカス美術館を中心に開館10周年記念イベントを開催いたします。あべのハルカス美術館内では、これまでに開催した全52展覧会を学芸員やご来館いただいた皆様の思い出コメントとともに振り返る展覧会ポスターを展示するほか、記念フォトスポットコーナー、来館者参加型のシールアート、過去展覧会の図録閲覧コーナーを設けます。さらに、ミュージアムショップでは、過去展覧会の図録や美術館オリジナルグッズなどを詰め合わせた10周年記念お楽しみ袋を販売いたします。なお、どなたでも気軽に美術館にお越しいただけるイベントとして、期間中は無料でご入館いただけます。また、美術に関するクイズを解きながらあべのハルカス内の4か所を巡るクイズスタンプラリーを開催するほか、 あべのハルカス17階の「soranosu(ソラノス)」他では、美術や今後開催する展覧会に関連するワークショップを開催いたします。今後も東洋・西洋・近現代アートなど多彩なカテゴリーの展覧会を実施し、誰もが気軽に芸術・文化を体験し楽しめる「都市型美術館」を目指してまいります。この機会に是非「あべのハルカス美術館」にお越しください。各イベントの詳細は別紙のとおりです。【開館10周年にあたり館長からのメッセージ】館長 浅野 秀剛あべのハルカス美術館は、「あらゆるアートを、あらゆる人に。」をコンセプトに活動を続け、ようやく、関西の皆様に少しは認知されるようになってきたと思っております。当館は、企画展だけを開催する美術館ですが、そういう館であるからこそ、常に良質な展覧会を開催するべく努力してきました。ときに大阪らしい展覧会ということも考えますが、基本は、あらゆる国の、あらゆる時代の、あらゆる分野の美術を企画の対象とすることです。そして、上質で快適な鑑賞の場を提供する努力をしています。これからもそのようなコンセプトを堅持して活動を続けてまいりますので、引き続き皆様のご来館をお待ちいたしております。【開館10周年イベント 美術館エントランスイメージ】【あべのハルカス美術館 コンセプト】別紙: 参考: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年08月29日ポーラ美術館にて、イベント「Wilderness - Night at Pola Museum of Art」が、2024年9月6日(金)18時より開催される。“音楽×アート”を楽しむポーラ美術館の夜イベント「Wilderness - Night at Pola Museum of Art」は、夜のポーラ美術館で、音楽とともにアートが楽しめる一夜限りのイベント。会場では、イギリス・ロンドン在住のミュージシャンの大森日向子が、日本初となる単独DJ公演を展開する。ライトアップされた美術館の中では、コレクション展や企画展を鑑賞できるほか、開催中の企画展「フィリップ・パレーノ:この場所、あの空」に関するミュージアム・トークを開催。夜の美術館で非日常の鑑賞体験を楽しむことができる。【詳細】ポーラ美術館「Wilderness - Night at Pola Museum of Art」開催日時:2024年9月6日(金)18:00〜場所:ポーラ美術館住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285開館時間:10:00〜21:00(最終入館 19:30) ※イベント当日入館料:大人 2,200円/大学・高校生 1,700円/中学生以下 無料※障害者手帳所有者および付添者(1名まで)は1,100円。※団体割引あり。【問い合わせ先】ポーラ美術館TEL:0460-84-2111
2024年08月18日明治のロングセラー菓子「きのこの山」から、新商品「チョコつけまちがえちゃった!?きのこの山塩チョコ味」が登場。2024年8月13日(火)より、全国のスーパーマーケットやコンビニほかにて発売される。「きのこの山」が塩ミルクチョココーティングの“ジクだけ”に「チョコつけまちがえちゃった!?きのこの山塩チョコ味」は、「日焼けしちゃった?きのこの山のジクココア風味」に続き、チョコレートを脱ぎ“きのこのジクだけ”を用いて、塩味の効いたミルクチョコレートをまとわせた1品だ。手につきにくいコーティングなので、暑い夏でも安心してさくさくと食べ進めることができる。また、通常の「きのこの山」の約2倍となる約60本が入っているのも嬉しい。商品詳細「チョコつけまちがえちゃった!?きのこの山塩チョコ味」発売日:2024年8月13日(火)販売エリア:全国参考小売価格:オープンプライス
2024年08月09日1908年に生まれ、1999年に亡くなった東山魁夷(ひがしやま かいい)は、まさに20世紀を生きた日本画家。その没後25年を記念して、自館が所蔵する魁夷作品を約10年ぶりに全点公開する展覧会が、東京・広尾の山種美術館で開催されている。四季を通じて自然との対話を重ね、詩情豊かな風景画を描き続けた魁夷は、涼やかで透明感あふれるブルーを用いた絵を多く描いたことから、ときに「青の画家」とも呼ばれる。さらに今回は、同館所蔵の他の画家たちによる夏をテーマとした絵画も一緒に並び、猛暑のこの夏、「涼」を運んでくれる作品をゆったりと楽しめる爽やかな展覧会となっている。展示風景東山魁夷《月出づ》1965年山種美術館蔵山種美術館のコレクションは、山種証券の創業者であり、館の初代館長を務めた山﨑種二が収集した作品群を核とする。画家と親しく交流して集めた作品も多いことから、この館の作品解説には、しばしば画家とコレクターとの間の対話や特別なエピソードが記されている。画家自身の言葉の紹介にも力が入れられており、その言葉を手がかりに作品がより身近に感じられることも多い。魁夷もまた、山﨑と親しかった画家のひとりで、春宵の風景を描いた《月出づ》から始まる第1章「東山魁夷と日本の四季」でも、心惹かれるエピソードや言葉が紹介されている。展示風景左から、東山魁夷《白い壁》1952年/《滝素描》1954年頃山種美術館蔵19点が並ぶ魁夷作品のなかでも印象深いのは、京都の風情と季節のうつろいを描いた「京洛四季」の連作だ。「京都は今描いといていただかないとなくなります、京都のあるうちに描いておいてください」という作家の川端康成の言葉をきっかけに始まったという有名なシリーズだ。展示風景東山魁夷《年暮る》1968年山種美術館蔵定宿だった京都ホテルから俯瞰した大晦日の京の町並みを描いた《年暮る》は、特に人気の高い一点。しんと静まりかえった町並みの一面の屋根の上に雪が降り積もった静謐な情景は、深く心に残るものだ。連作なので一気に描かれたと思いがちだが、同年に鷹峰を背に桜を描いた《春静》と《年暮る》を山﨑が入手した後、夏の《緑潤う》は美術館の開館10周年の、《秋彩》は20周年の記念展に出品されたのだとか。約20年をかけて四季の作品を揃えた画家とコレクター、そして美術館の濃密な関係がうかがい知れる。展示風景左から、東山魁夷《緑潤う》1976年/《春静》1968年山種美術館蔵ブルーが美しい《緑潤う》は、同展では来場者もスマホでの撮影が可能となっている。もうひとつ、今回特に注目されるのは、幅9メートルを超える大作《満ち来る潮》。1968年、皇居の新宮殿のために壁画《朝明けの潮》を完成させた魁夷に対し、一般の人々が気軽に見られる場所にもその壁画を偲べる作品を描いてほしいと山﨑が依頼したものだ。当初、引き受けるのを躊躇したという魁夷の言葉からは、画家の誠実さがにじみ出ている。同じ構図にすると差し障りがあるし、描くための情熱も湧いてこない。だが、あまり違うものになってしまうと、依頼の趣旨にそむくことになる、というのだ。展示風景東山魁夷《満ち来る潮》1970年山種美術館蔵「満ち来る潮」の画題は、『万葉集』からとったという。結局、思案の末に魁夷が思いついたのは、新宮殿の壁画がゆったりとした波の動きを描いたものだったのに対し、美術館のための作品では、満ちてくる潮が岩にしぶきを上げる動的な構図にするということだった。新しい意欲をもって制作に向かった魁夷は、岩に打ちつける白波の躍動感が際立つ鮮烈なエメラルドグリーンの海原に、金とプラチナの箔や砂子を散らした装飾性豊かな大作を描いた。今回は、岩や波のスケッチや、同じ構図の小下図なども一緒に並び、見比べながら鑑賞できるのも興味深い。展示風景《満ち来る潮》とスケッチが並ぶ展示風景左から、結城素明《夏渓欲雨》1940年/同《躑躅百合》1930年/川合玉堂《早乙女》1945年山種美術館蔵第1章ではまた魁夷の師の川合玉堂や結城素明、そして一緒に研鑽を積んだ友人画家たちの作品紹介があり、また第2章「日本の夏」では、浮世絵版画から現代の日本画まで多彩な作品が並ぶ。川端龍子が高価な群青の絵の具を約3.6キロも使ったという大迫力の《鳴門》や横山大観の《夏の海》など「海」をテーマとしたもの、夏の花々を描いたもの、夏を舞台とした物語絵、夏らしい風物をモチーフとしたものなど、同じ夏でもテーマや画風は様々だ。展示風景川端龍子《鳴門》1929年山種美術館蔵屋台の虫売りの女性と子どもたちを描いた愛らしい作品もあれば、急な夕立で雨宿りをする市井の人々をとらえた屏風の大作もある。蚊帳をつろうとして、ふと蛍に気づいた女性の優美な姿を描いた上村松園の美人画など、バラエティに富む優品を楽しめるのが、同展の魅力のひとつだ。展示風景池田輝方《夕立》1916年山種美術館蔵展示風景左から、上村松園《夕べ》1935年/同《蛍》1913年山種美術館蔵涼みながら作品鑑賞を堪能した後は、併設のカフェで一息つくのもお薦めだ。展示作品をイメージしたオリジナルの和菓子が人気を集めているが、今回は、魁夷の《満ち来る潮》の岩と波をモチーフにした和菓子も登場。絵を思い浮かべながら、美味を味わいたい。Cafe椿のオリジナル和菓子魁夷のほか、大観、土牛、玉堂、古径の作品をイメージしている。取材・文・撮影:中山ゆかり<開催概要>特別展『没後25年記念東山魁夷と日本の夏』2024年7月20日(土)~9月23日(月・振休)、山種美術館にて開催公式サイト:
2024年08月02日栄養たっぷりで濃厚な味わいが特徴のアボカド。調理する際、種を取るのに苦労したことがある人も多いでしょう。包丁を使うとケガの心配があり、スプーンを使うと実が崩れてしまう恐れがあります。ライフハックや便利な裏技を紹介しているボム(bom_kosodate_lifehack)さんのInstagramより、簡単なアボカドの種の取り方を紹介します。アボカドの種は手だけで取れる!一般的なアボカドの種の取り方は、『種に包丁の刃元を刺して、ねじりながらはずす』というもの。しかしこのやり方では、『種に包丁が刺さらない』『指をケガしてしまう』といった可能性があります。ボムさんが提案しているのは、指を使って種を押し出す方法です。まずアボカドに縦方向に包丁を入れて、種に沿ってぐるっと一周切り込みを入れます。そしてアボカドを両手で持って軽くねじりながらパカッと半分に割りましょう。種が付いているほうのアボカドを両手で持って、種側を下に向けます。次に両手の親指で皮側から種を押し出すと、種がポロンと取れるはずです。種を取る際には包丁を使わないので、子供と一緒にやってみるのもいいでしょう。なおアボカドに切り込みを入れる作業は、子供ではなく大人がやってあげてください。種の取り方に驚きの声が多数!『種を押し出して取る』という裏技には多くのコメントが寄せられていました。・こんな方法があるとは驚きです。・包丁で種を刺して取るのが怖かったので、次から指で押して見ます。・この方法なら子供にもお手伝いしてもらいやすいですね。安全かつきれいに種を取れる裏技、アボカドを調理する際に取り入れてみてください。※再生ボタンを押すとInstagram上で動画が再生されます。 この投稿をInstagramで見る ボム | 今すぐ役立つ子育てライフハック(@bom_kosodate_lifehack)がシェアした投稿 [文・構成/grape編集部]
2024年07月27日近代・現代の日本画を中心に、近世の絵画や浮世絵も含めた優れた日本美術のコレクションで知られる東京・広尾の山種美術館で、館が所蔵する東山魁夷(ひがしやま かいい/1908–1999)の作品を全点公開する展覧会が、7月20日(土)から9月23日(月・祝)まで開催される。昭和を代表する日本画家・東山魁夷は、四季を通じて自然との対話を重ね、様々な風景画を描いた。海や山、湖や森といった自然の風景から古都の町並みにいたるまで、美しい色彩で詩情豊かに描き出された作品は、没後四半世紀を経た今も人々から愛され続けている。山種美術館の初代館長の山﨑種二は才能ある画家たちと親しく交流し、支援をすることに熱意があったが、東山魁夷もそうした画家のひとりだった。今回特に注目すべき幅9メートルを超える大作の《満ち来る潮》(山種美術館蔵)は、皇居新宮殿の装飾のために魁夷が描いた代表作と同趣の作品の制作を種二が依頼した逸品。普遍的な日本の海のイメージと伝統的な日本絵画の装飾性が融合したダイナミックかつ清明な作品と、その下絵も合わせて目にできるのも興味深い。東山魁夷《満ち来る潮》1970(昭和45)年山種美術館蔵また、作家・川端康成の言葉を契機に、魁夷が京都の風情と季節のうつろいを格調高く描いた、やはり代表作である「京洛四季」(山種美術館蔵)の連作も見どころのひとつとなっている。同展では、魁夷の所蔵作品を10年ぶりに全点公開すると同時に、浮世絵から近代・現代日本画に至る所蔵品のうち、夏をテーマとした名品や、涼しさの感じられる優品を選りすぐって展示するという。北斎や広重の風景画や、日本の海と銀色の月を描いた横山大観の《夏の海》(山種美術館蔵)、青い浴衣姿の女性の一瞬のたたずまいをとらえた上村松園の《蛍》(山種美術館蔵)、初夏の訪れを告げる花菖蒲を瑞々しく描いた小林古径の《菖蒲》(山種美術館蔵)など、目にも涼やかな作品群が並ぶ。横山大観《夏の海》1952(昭和27)年頃 山種美術館蔵今年も猛暑の厳しい夏となりそうだが、魁夷の美しい風景画をはじめとした清々しい作品に親しみつつ、涼やかな美術館で爽やかなひとときを優雅に過ごしたい。<開催概要>『【特別展】没後25年記念東山魁夷と日本の夏』会期:2024年7月20日(土)~9月23日(月・祝)会場:山種美術館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)休館日:月曜(8月12日、9月16日、9月23日は開館)、8月13日(火)、9月17日(火)料金:一般1400円、【夏の学割】大高500円、中学生以下無料(付添者の同伴が必要)公式サイト:
2024年07月19日明治のロングセラー菓子「きのこの山」から、夏限定で「日焼けしちゃった?きのこの山のジクココア風味」が登場。2024年7月16日(火)より全国のスーパーやコンビニほかにて販売される。「きのこの山」がチョコを脱いだ“ジクだけ”に!「日焼けしちゃった?きのこの山のジクココア風味」は、チョコレートを脱ぎ、ココア風味のクラッカーでできた“きのこのジク”だけの夏限定菓子。暑い日でもチョコレートが溶けることを気にせず楽しめる。また通常の「きのこの山」の約2倍の容量が入っているのも嬉しいポイント。シンプルなクラッカーの味わいなので、冷たいアイスのトッピングに使用するなど、楽しみ方も無限大だ。【詳細】日焼けしちゃった?きのこの山のジクココア風味 248円発売日:2024年7月16日(火)取扱い店舗:全国
2024年07月13日東京から車で約1時間の千葉県市原市にある市原湖畔美術館は、2013年、人工湖の高滝湖のほとりに誕生した美術館だ。この美術館を5名のアーティストとともに「よ〜く観察する」というコンセプトで企画された興味深い展覧会が、7月20日(土)から9月23日(月・祝)まで同館で開催される。実はこの館の建物は、美術館として建設されたものではない。1990年代のバブル経済のただ中に設計され、バブル崩壊後に竣工した観光・文化施設「水と彫刻の丘」をリノベーションしたもので、建物内には数々の謎が残されているそうだ。例えば、カーブを描いて重なり合うコンクリート壁、行き止まりの道など……。同展では、5名の作家がその謎と戯れながら館を観察し、作品をつくっていく。特定の場所ならではの美術作品や手法を「サイト・スペシフィック」と呼ぶが、同展ではこれをもじり、湖畔の美術館の建築空間や環境から着想を得た作品や展開方法を「レイクサイドスペシフィック」と名付け、展覧会名としたという。左:「市原市水と彫刻の丘」竣工写真( 1995 年撮影)Ⓒ市原湖畔美術館 右:「市原湖畔美術館」( 2013 年撮影)Ⓒ Tadashi Endo5名の取り組み方は様々だ。森洋樹は、美術館までの道のりで目にした山や川、湖、ダム、ビル、家などをモチーフに、館までの風景を木彫で表現する。館にふり注ぐ光ゆえに、建物や周辺環境の表情が変わることに注目した石田真澄は、撮り下ろし写真でインスタレーションを制作。光岡幸一は、文字を書いたテープを建物に貼る手法を用いて「新たな導線」をつくり、美術館で過ごす人々の認識や動きを変えていく。一方、トモトシは、引っ越し業者が壁や床に傷をつけないように養生する技術を応用し、建物の鋭角な部分を「やわらかく」、つまり「ほんわか」させていく試みを展開。また、BIENは、約9メートルの吹き抜けに建物の骨組みを現出させることで、リノベーションの痕跡を可視化する。トモトシ《停滞のトレーニング》2021 年 Ⓒ YAKUSHI Kunihiro(参考図版)美術館の謎に真っ向から迫るのは館の学芸員だ。30 年前の建築計画には、空中デッキや湖上の回廊など、バブル期らしい案が存在していたとか。当時の資料から時代性をとらえ、建築としての館の魅力に改めて迫る試みは、関連展示『学芸員の美術館観察』に結実した。会場には、来館者が自らの発見を絵や言葉で表現できる「絵日記コーナー」も設置される予定だ。「観察」や「絵日記」など、夏休みらしいキーワードとともに、市原湖畔美術館で夏のひとときをゆったり楽しく過ごしてはいかがだろう。<開催概要>『レイクサイドスペシフィック!―夏休みの美術館観察』会期:2024年7月20日(土)~9月23日(月・祝)会場:市原湖畔美術館時間:10:00〜17:00、土曜・祝前日は9:30 〜 19:00、日祝は9:30〜18:00(入館は閉館時間 30 分前まで)休館日:月曜(祝日の場合翌平日休)料金:一般1,000円、大高・65 歳以上800円公式サイト:
2024年07月09日2024年6月9日(日)より、栃木県の宇都宮美術館では、「大川美術館コレクションによる20世紀アートセレクション-ピカソ、ベン・シャーンからポップ・アートまで」展を開催する。群馬県にある大川美術館のコレクションのなかから、20世紀アートの名品の数々を紹介する展覧会だ。群馬県桐生市の水道山中腹に位置する大川美術館は、地元出身の実業家、大川栄二が約40年に渡り収集した近代日本洋画コレクションを中心に展示する美術館だ。マルエツ株式会社(旧サンコー)や株式会社ダイエーオーエムシー(旧ダイエーファイナンス)など、名だたる企業の代表取締などを歴任した大川栄二は、週刊誌の表紙絵から収集を始め、自らを「サラリーマン・コレクター」と称して通史にとらわれない、個性的な個人コレクションを確立した。清水登之《祭之図》1918年今回はそのコレクションから、20世紀に誕生した芸術の多彩な表現を紹介する。20世紀の初頭、ピカソとブラックが創始したキュビスムや、第一次世界大戦後にパリに集ったモディリアーニ、藤田嗣治らエコール・ド・パリ。さらにマックス・エルンストらが参加したシュルレアリスム、第二次世界大戦後、アンディ・ウォーホルやロイ・リキテンシュタインがアメリカで開花させたポップ・アート、そして社会派の芸術家ベン・シャーンの作品など、個性豊かな65名の作家による全123点を展示する。アンドレ・ドラン《窓の静物》1948年頃20世紀を代表する芸術の潮流を辿り、多彩な表現を楽しめることはもちろん、個人が作品をコレクションするという行為の魅力を改めて伝える展覧会になるに違いない。<開催概要>『大川美術館コレクションによる 20世紀アートセレクション ―ピカソ、ベン・シャーンからポップ・アートまで』会期:2024年6月9日(日)〜8月18日(日)会場:宇都宮美術館時間:9:30〜17:00(入館は 16:30まで)休館日:月曜(7月15日、8月12日は開館)、7月16日(火)、8月13日(火)料金:一般1,000円、大高800円、中小600円公式サイト:
2024年05月30日世界に名だたる大都市として独自の文化を育んできたパリ、東京、大阪の3都市で、優れた近代美術のコレクションを築いてきた3つの美術館、パリ市立近代美術館、東京国立近代美術館、大阪中之島美術館。この3館のコレクションから共通点のある作品を選び、「トリオ」を組んで構成するユニークな展覧会が、5月21日(火)から8月25日(日)まで、竹橋の東京国立近代美術館で開催される。セーヌ川のほとりに建つ1930年代の壮麗な建築を拠点とするパリ市立近代美術館は、15,000 点以上の近現代作品を収蔵するパリの重要な文化施設のひとつ。東京の中心・皇居のお濠を前に建つモダン建築の東京国立近代美術館は、19世紀末から現代までの幅広いジャンルの日本美術の名作と海外作品を合わせ、13,000点以上の所蔵品からなる国内最大級のコレクションを誇る。一方、2022年に水の都・大阪市の中心部に開館した大阪中之島美術館は、19世紀後半から今日に至る日本と海外の代表的な美術とデザイン作品を核としながら、地元大阪の芸術活動にも目を向け、多岐の領域に及ぶ6,000点以上の作品を所蔵。斬新な建築が、大阪の新たなランドマークともなっている。アンリ・マティス《椅子にもたれるオダリスク》1928年、パリ市立近代美術館photo: Paris Musées/Musée d’Art Moderne de Paris(トリオ、テーマ<モデルたちのパワー>より)同展は、各々の個性と共通点をもつ3館が、主題やモチーフ、色や形、素材、作品誕生の背景など様々な視点から34のテーマを抽出し、時代や流派、あるいは洋の東西を越えて、そのテーマに最も合った作品を1点選んでトリオを構成・展観する試みだ。「川の流れる都市風景」「空想の庭」「モデルたちのパワー」「日常生活とアート」などのテーマで選ばれた34組のトリオのために、20 世紀初頭から現代まで、西洋と日本で活躍してきた 110 名のアーティストが集結。約150点の出品作のうち、初来日作が32点に及ぶ。各館を代表する作品はそれぞれに見応えがあるが、とりわけ同展で興味深いのは、並んだ3点を見比べ、共通点や相違点を探すといった楽しみがあること。同テーマで東西の巨匠が描いた絵からは、どんなことが見えてくるのか?マティスとモディリアーニと萬鉄五郎のモデルたちの競演、佐伯祐三とバスキアのストリートアート対決など、実際に並んだ作品を見ることで新たな気づきが得られる同展は、自身が見て感じたことを誰かに話したくなるような楽しみをはらんでいる。この機会に、モダンアートの新たな見方を堪能したい。萬鉄五郎《裸体美人》(重要文化財)1912年、東京国立近代美術館(トリオ、テーマ<モデルたちのパワー>より)展示期間:5月21日~7月21日/8月9日~8月25日)<開催概要>『TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション』会期:2024年5月21日(火)~8月25日(日)会場:東京国立近代美術館時間:10:00~17:00、金土は20:00まで(入館は閉館の30分前まで)休館日:月曜(7月15日、8月12日は開館)、7月16日(火)、8月13日(火)料金:一般2,200円、大学1,200円、高校700円公式サイト:※9月14日(土)より大阪中之島美術館に巡回
2024年05月16日展覧会「横尾忠則 寒山百得展」が、兵庫・神戸の横尾忠則現代美術館にて2024年5月25日(土)から8月25日(日)まで開催される。2023年に東京国立博物館でも開催された巡回展だ。伝説の詩僧「寒山」と「拾得」をテーマにした絵画102点本展で展示されるのは、唐の時代の中国に生きたとされる、伝説上の詩僧の寒山と拾得をテーマした横尾忠則の絵画。中でも、2021年9月から2023年6月の間に制作された最新作を中心とする102点が紹介される。寒山と拾得とは?人物像に不明な点が多い寒山と拾得。世俗から離れて詩作に耽る一方、ぼろきれを身に着けて奇行に走ったという逸話から、“風狂”の詩僧と捉えられており、いつしか文殊菩薩と普賢菩薩の化身として神聖視されるようにもなった。こうした不思議な人物像に魅せられ、俵屋宗達や与謝蕪村など様々な芸術家が作品を残してきている。横尾忠則ならではの現代的なアレンジその中で横尾忠則の作品を特徴づけるのは、現代的なアレンジだ。例えば、寒山が持つ巻物をトイレットペーパーに、拾得が持つ箒を掃除機に変えて描くなど、独自の視点で翻案した新たなイメージを展開している。さらに、“マラソンランナー”に寒山と拾得の要素を取り入れた絵画や、マドリードのスペイン広場に立つドン・キホーテとサンチョ・パンサの像をモデルにした絵画など、大胆に発想を飛ばした作品も展示。横尾忠則ならではの変幻自在な表現に注目だ。【詳細】展覧会「横尾忠則 寒山百得展」会期:2024年5月25日(土)〜8月25日(日)時間:10:00〜18:00(最終入場 17:30)場所:横尾忠則現代美術館住所:兵庫県神戸市灘区原田通3-8-30休館日:月曜日 ※ただし、7月15日(月・祝)・8月12日(月・振休)は開館、7月16日(火)・8月13日(火)は休館料金:・通常 一般 700円/大学生 550円/70歳以上 350円/高校生以下 無料・団体 一般 550円/大学生 400円/70歳以上 250円/高校生以下 無料※団体割引は20名以上で適用。※予定が変更となる場合がある。※予約制なし【問い合わせ先】横尾忠則現代美術館TEL:078-855-5607(総合案内)
2024年05月12日2024年5月12日(日)より、山種美術館では、『【特別展】犬派?猫派?―俵屋宗達、竹内栖鳳、藤田嗣治から山口晃まで-』を開催する。古来、日本美術には様々な動物が登場してきたが、そのなかでも犬と猫が描かれた江戸時代以降の日本の絵画を紹介する展覧会だ。同展の見どころは、なんと言っても、犬と猫を描いた名作が集結することに尽きるだろう。なかでも注目したいのは、今回初公開となる《洋犬・遊女図屛風》(17世紀、江戸時代、個人蔵)。当時日本では珍しかった洋犬を遊女とともに描いた、極めて貴重な作品だ。その他、琳派の祖・俵屋宗達や、奇想の系譜で有名な伊藤若冲、長沢芦雪らが描いた、ころころとかわいらしい仔犬の図、また愛猫家で有名な浮世絵師・歌川国芳やエコール・ド・パリの画家・藤田嗣治による、美女と猫の作品なども紹介。《洋犬・遊女図屛風》17 世紀(江戸時代) 個人蔵さらに自らの愛犬ムクとモルをモデルにした川端龍子の《立秋》《秋縁》(ともに大田区立龍子記念館蔵)、大人気の現代作家・山口晃の、鶴を捕獲しようと画策する猫たちの姿をユーモラスにあらわした《捕鶴圖》(山種美術館蔵)など、バラエティ豊かな作品が展示される。川端龍子《立秋》1932(昭和 7)年大田区立龍子記念館蔵また山種美術館のレジェンド猫といえば、竹内栖鳳の《斑猫》【重要文化財】(山種美術館蔵)だが、本作は子犬たちが無邪気にじゃれ合う長沢芦雪の《菊花子犬図》(個人蔵)とともにスマートフォンでの撮影が可能。この機会にぜひ、かわいい名品を自身のスマホに収めたい。その他特集展示として、菱田春草の初公開作品《柏二小鳥》を筆頭に、横山大観や上村松園の花鳥画の名品も紹介する。日本人がいかに古くから動物に親しみ、愛してきたかがわかる同展は、アートファンはもちろん、犬や猫をはじめとする動物好きの心を、一瞬にして溶かしてしまうに違いない。<開催概要>『【特別展】犬派?猫派? ―俵屋宗達、竹内栖鳳、藤田嗣治から山口晃まで―』会期:2024年5月12日(日)~7月7日(日) ※会期中展示替えあり会場:山種美術館休館日:月曜時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)料金:一般1,400円、大高1,100円※きもの割引あり公式サイト:
2024年04月30日南米のコロンビアで、バス停のそばを通りかかった人が、地面にあふれたゴミ山の上に何かがあるのに気が付きました。大きなゴミ箱のそばに紙やプラスチックなどのゴミが散乱していて、そこに明らかにゴミではないものがあったのです。それは…2匹の子犬。ガリガリに痩せた子犬たちが力尽きたように横たわっていたのでした。親切なその人はすぐに動物保護団体『イスラ・アニマル』に連絡し、スタッフの女性たちが現場に駆けつけたそう。子犬たちは生きていましたが、見るからに健康状態が悪かったといいます。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る Fundación Isla Animal(@isla.animal)がシェアした投稿 子犬は2匹ともオスで、ベトくんとエンリケくんと名付けられました。2匹は栄養失調であるだけでなく、お腹に寄生虫がいて、皮膚病にもかかっていたのだとか。そのまま放っておいたら、幼い2匹の命の火が消えてしまうのは時間の問題だったかもしれません。周りには母犬も、ほかの子犬たちもいなかったことから、2匹はこの場所に捨てられたと思われるそうです。『イスラ・アニマル』はInstagramで「ベトとエンリケは、この国で亡くなっていく何百万匹もの動物たちと同じ運命にありました。彼らは幸運にも天使に出会い、救われたのです」と2匹のことを紹介。すると、コロンビアの動物たちの過酷な現状に、悲しみの声が上がりました。・まだこんなに小さいのに…。かわいそうに。・ひどい人間のせいで、こんな世界で生きなくてはならない動物たちを思うと、心が痛む。・コロンビアの悲しい現実だ。この子犬たちを助けてくれてありがとう。投稿によると、2匹が見つかったコロンビアのカルタヘナという都市では、このようなことが毎日のように起きているとのこと。野犬が多すぎてすべてを保護することは難しいため、ベトくんとエンリケくんは幸運だったといいます。また、保護されてもコロンビアではいい里親を見つけるのも非常に困難なのだとか。それでも『イスラ・アニマル』のスタッフたちは1匹でも多くの犬を救うために活動し続けています。ゴミのように捨てられたベトくんとエンリケくんが元気になって、愛情深い家族が見つかるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2024年02月29日港区白金台にある松岡美術館では、2024年2月27日(火)より6月2日(日)まで、前後期にわけて『日本の山海』展を開催する。日本の豊かな山と海を描いた作品を、志賀重昂(しがしげたか・1863~1927)の流麗な文章とともに紹介する展覧会だ。政治家、評論家としても活躍した志賀重昂は、明治・大正時代を代表する地理学者。近代化が進んだ明治時代には、信仰や生活のためではなく、登山という西洋式のレジャーや調査研究のために山に登る人が増えていたが、そうした流れに拍車をかけたのが、1894年に志賀重昂が出版した『日本風景論』だった。古典文学からの引用や,地理学の術語を駆使し、日本の風土が欧米に比べていかに素晴らしいかを情熱的に述べた本書は、日本人の景観意識に変革をもたらしたと言われている。その影響は当然、芸術家にも及び、同館創立者・松岡清次郎の芸術観にも影響したことは想像に難くない。その仮説のもと、同展では、松岡が収集した作品を、志賀の文章を踏まえて鑑賞する。まず山を描いた作品では、霊峰・富士を描いた作品に焦点を当て、江戸時代の狩野常信から昭和の小松均まで9点を紹介する。日本一の名山、神国日本の象徴、平和の象徴、と時代ごとに変わる富士山のイメージとともに楽しみたい。また海を描いた作品では、竹内栖鳳の海景画と寺崎廣業による浜松図屛風を展示する。「西の栖鳳、東の廣業」と言われたほど、当時の日本画壇をけん引したふたりの、独自の表現に注目だ。なお同展では、館蔵の東洋陶磁コレクションからアジア各地の陶磁器の魅力を約50点で紹介する「アジアのうつわ」を同時開催。さらに通年企画として、古代エジプトの神々の小像を展示する「古代エジプトの美術平穏と幸せの願い」も開催されている。<開催概要>『日本の山海』会期:2024年2月27日(火)〜6月2日(日) (前期は4月14日(日)まで、後期は4月16日(火)から)会場:松岡美術館時間:10:00〜17:00、第1金曜は19:00まで(入館は閉館30分前まで)休館日:月曜日(祝日の場合翌平日)料金:一般1,200円、25歳以下500円公式サイト:
2024年02月13日東京国立近代美術館では、「美術館の春まつり」を2024年3月15日(金)から4月7日(日)まで開催する。桜など春にちなんだ作品が集結桜の開花時期に合わせて、東京国立近代美術館で開催される毎年恒例の「美術館の春まつり」。期間中は、所蔵品ギャラリーの所蔵作品展「MOMATコレクション」にて、桜をはじめとする花を描いた作品などを含めた作品約200点を、12の展示室ごとにテーマを設けて様々な切り口から紹介する。会場では、春の時期のみ公開する東京国立近代美術館の代表作のひとつ、川合玉堂による重要文化財《行く春》、雨に濡れる吉野の桜を描いた菊池芳文《小雨ふる吉野》などを展示。また、木の枝や桜など自然を対象とした絵を多く描いた現代作家・児玉靖枝の《ambient light - sakura》のほか、“樹”をモチーフにし続けてきた日高理恵子、20世紀に活躍したスイスの画家、パウル・クレーらによる春にちなんだ作品も鑑賞することができる。開催概要「美術館の春まつり」会期:2024年3月15日(金)~4月7日(日)会場:東京国立近代美術館住所:東京都千代田区北の丸公園3-1開館時間:10:00〜17:00(金・土曜は20:00まで)※入館はいずれも閉館30分前まで※同時開催の企画展「中平卓馬火―氾濫」■所蔵作品展 「MOMATコレクション」会期:2024年1月23日(火)~4月7日(日)会場:4-2階 所蔵品ギャラリー観覧料:一般 500円、大学生 250円※金・土曜日の17:00以降は一般 300円、大学生 150円※高校生以下および18歳未満、65歳以上、障害者手帳の所持者と付添者は無料※所蔵作品展入館当日にかぎり、コレクションによる小企画「新収蔵&特別公開|ジェルメーヌ・リシエ《蟻》」も観覧可■同時開催・企画展「中平卓馬火―氾濫」会期:2024年2月6日(火)~4月7日(日)会場:1階 企画展ギャラリー観覧料:一般 1,500円、大学生 1,000円※高校生以上および18歳未満、障害者手帳の所持者と付添者は無料※企画展入館当日にかぎり、所蔵作品展「MOMATコレクション」、コレクションによる小企画「新収蔵&特別公開|ジェルメーヌ・リシエ《蟻》」も観覧可・コレクションによる小企画「新収蔵&特別公開|ジェルメーヌ・リシエ《蟻》」会期:2024年1月23日(火)~4月7日(日)会場:2階 ギャラリー 4※所蔵作品展「MOMATコレクション」の観覧料で鑑賞可【問い合わせ先】TEL:050-5541-8600 (ハローダイヤル)
2024年01月26日あべのハルカス美術館では、日本美術や西洋美術、現代アートなど多彩な展覧会を開催しています。2024年度は4月より「徳川美術館展 尾張徳川家の至宝」、7月より「あべのハルカス美術館開館10周年記念 広重 ー摺の極ー」の開催を予定しております。(既報のとおり。詳細は別紙参照)上記2本の展覧会に続き、新たに2024年度後半に開催する展覧会が決定しましたのでお知らせいたします。「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」会 期 :2024年10月12日(土)~2025年1月5日(日)共 催 :読売テレビ、産経新聞社開 催 趣 旨 :19世紀後半、モネへの酷評に始まるも西洋美術の伝統を覆した印象派。フランスに留学していた画家たちは、革新的な表現手法を持ち帰り各国で独自に展開していきました。本展では、1898年にアメリカ・ボストン近郊に開館して以来、早くから印象派の作品を収集してきたウスター美術館の所蔵品を中心に出品。とくにアメリカにおける印象派の諸相に注目し、その衝撃と影響をたどります。This exhibition was organized by the Worcester Art Museum※上記の画像データは貸出が可能です。ご希望の方はお問合せください。また、事前に原稿の確認が必要になります。(画像の使用は、本展覧会をご紹介いただく媒体に限ります。ご使用後は破棄をお願いします。)※開催1ヶ月前を目処に詳細なプレスリリースを皆様のもとへお送りします。別紙: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月12日アメリカのミネソタ州の住宅地に、変わった見た目の動物が目撃されました。その動物は全身の毛がほとんどなく、肋骨が見えるほど痩せていたといいます。心配した住民が庭にワナを仕掛けたところ、その動物が再び現れました。その動物は賢くて警戒心が強く、なかなかワナの中に入ってくれなかったそう。しかし、根気よく粘った結果、ついに捕獲に成功します。住民は動物を野生動物保護団体『ワイルドライフ・リハビリテーションセンター・オブ・ミネソタ(以下:WRC)』に連れて行きました。その不思議な見た目の動物の正体は…皮膚病にかかったキツネ。ダニによって感染する疥癬(かいせん)という皮膚病によって毛が抜けてしまったのです。またしっぽを骨折していたため、先端を少し切断する必要がありました。こうしてキツネは『WRC』で治療をしてもらった結果、見違えるように回復。43日後に山へと帰っていったのです。山でキャリーケースから飛び出したキツネは、そのまま走り去るかと思われました。ところが数メートル先で立ち止まって振り返り、お世話になったスタッフたちの顔を見つめたのです。まるで「助けてくれてありがとう」と伝えているようですね。『WRC』は投稿で「患者は私たちにお礼をいうことはできませんが、このキツネがケースから飛び出した瞬間、世話をしていた人たちを振り返った瞬間は、私たちにとって忘れられない思い出です」とつづっています。この動画には驚きの声が上がりました。・こんなに美しいキツネだったなんて驚いた!・感動した。「ありがとう」というように振り返る姿を見て、涙が出たよ。・「あれ、みんなは行かないの?」って思っているように見える。名残惜しそうに何度も振り返っていたキツネは、自分を救ってくれた人たちと別れたくなかったのかもしれません。野生動物がこんなふうに感謝の気持ちを示してくれるなんて、感動的ですね。[文・構成/grape編集部]
2023年12月04日「miffy café tokyo」(ミッフィーカフェ トーキョー)が、東京・代官山に2023年11月11日(土) にオープンした。代官山に新たなトレンドスポットが誕生代官山駅の目の前にミッフィーの常設カフェがオープン。ミッフィーの絵本がそのまま東京の街に現れたような、可愛らしくおしゃれなカフェです。デザインやロゴは、ユニクロ、楽天、セブン-イレブンなどを手がけるクリエーター佐藤可士和氏が手がけ、トレンドスポットになること間違いなし。お店の前にはミッフィーのスタチューも置いてあり、代官山を楽しむ大人だけでなく、子ども連れでもしっかり楽しめます。正方形がポイント!カフェ限定グッズミッフィーカフェ トーキョーのオリジナルグッズも登場します。ハンドタオルや布コースター、イラストカードは、正方形なのがポイント。他の絵本と違う、ミッフィー絵本の特徴である正方形をグッズでも表現しています。ミッフィー絵本のイラストやミッフィーカフェ トーキョーのロゴがプリントされています。可愛く子ども心をくすぐられるミッフィー絵本の世界観がそのままグッズになりました。普段の生活をちょっとミッフィー色にしてくれるグッズを、ミッフィーの世界観の店内でゆっくり選べます。絵本から飛び出したカフェメニューカフェメニューも、ミッフィーの絵本のような四角くカラフルなプレートで提供されます。ボリュームあるミートボールのプレートは、ミッフィーの顔に焼かれたパン付き。ミッフィーの絵本から飛び出してきたような可愛いメニューです。サンドウィッチプレートは、白く四角いプレートに、赤・緑・黄色の3カラーのミッフィーをデザイン。シンプルな2カラーのサンドウィッチプレートにミッフィーのシルエットが浮かぶ映えメニューです。フィナンシェはテイクアウトもOK特に人気になりそうなのが、フェイスフィナンシェ。ミッフィーの顔がそのままフィナンシェになりました。長い耳もしっかり再現されています。プレーンとキャラメルの2色で、店内ではドリンクとセットで提供。さらにテイクアウト販売も行います。道路沿いにテイクアウトカウンターがあり、フィナンシェやクッキー、ドリンクを注文可能。代官山の街に、焼きたてフィナンシェの香りが漂います。<店舗情報>「miffy café tokyo」(ミッフィーカフェ トーキョー)所在地:東京・代官山駅ビル 1F営業時間:8:30~20:20年間休日:不定休※営業時間の確認などは、カフェ公式サイトをご覧ください。Illustrations Dick Bruna (C)copyright Mercis bv,1953-2023
2023年11月20日皆さんはルールを守らない人に困ったことはありますか? 今回は「私有地」にまつわる物語を紹介します!イラスト:モナ・リザの戯言『無許可で私有地に侵入した男』先祖代々受け継いできた山を、管理している主人公。そんなある日、1台のバイクが走り回って山を荒らしていました。主人公は「ここは私有地!不法侵入よ!」と運転手の男性に注意します。すると男性は「わかりました〜、すみません」と返事をして去っていきました。しかし後日、孫と山で遊んでいると再びバイクの音がして…。「げっ」出典:モナ・リザの戯言「ば、バイク!?まさかこの間の!?」と絶句した主人公。男性は「許可をもらっている」と嘘をつき、仲間を引き連れていたのです。主人公に見つかり慌てた男性は逃げようとして、バランスを崩して孫に激突してしまいます。孫にケガをさせたことに気がつき、焦って逃げた男性。しかしすぐに仲間に捕まり、男性は警察に連れていかれました。その後、仲間の証言もあって男性が故意に侵入したことが証明されます。示談することになり、男性は自分の行動を後悔したのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※この物語はフィクションです。(lamire編集部)
2023年11月06日入谷【Inoubliable】上野【Chanfe Tokyo/シャンフェ東京】上野【鮨尽誠】上野【中国料理古月池之端本店】上野【ブラッスリーレカン】入谷【Inoubliable】本格フレンチを厳選ワインと堪能。スタイリッシュな店内も話題に美しいロゼ色、柔らかな食感の『仔羊のロティ』モダンフレンチの【Inoubliable】は東京メトロ・入谷駅から徒歩2分。長野県産の「野菜」や北海道産「ミルキーポーク」など、生産者が真心込めてつくりあげたこだわり食材をふんだんに使用した、独創的な世界観を表現する逸品がそろいます。オシャレな雰囲気の中、至福のひと皿が堪能できるはず。U字方のカウンターはひとりにもカップルにもオススメ。居心地抜群北欧のカフェを思わせるカジュアルな雰囲気の店内に設置されるのは、12席のカウンター席と8席のテーブル席。木調の温かみのある空間は一人でもリラックスできる雰囲気で、西洋絵画に親しんだ後などにピッタリのお店です。フランス産のものを中心にセレクトしたワインとおいしい料理で寛ぎの時間を過ごしてみては。Inoubliable【エリア】上野【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】4000円【ディナー平均予算】8000円【アクセス】入谷駅 徒歩2分上野【Chanfe Tokyo/シャンフェ東京】厳選素材を革新的なメニューで提供。アイデア光る魅惑のコースワンタンの皮で包んださつま芋をサクッと素揚げした『芋の天ぷら』上野・不忍池近く。東京メトロ・上野駅から徒歩10分の【Chanfe Tokyo/シャンフェ東京】は、独創性あふれるコース料理が堪能できるダイニングバー。魚介類は朝一番に豊洲へ出向いてシェフ自らが目利きするなど、素材のクオリティを徹底重視。洗練と華やかさを備えた盛付けは目にもおいしい限りです。計算された照明が心地よく、席に着いた瞬間から日常を忘れさせてくれますカウンター席を中心に、ゆったり過ごせるソファ席も用意。落ち着いた雰囲気に一輪挿しの花を添えるといった空間づくりの妙は、特別な日を過ごすのにピッタリです。席数には限りがあるので、予約して訪ねるのがベター。カリフォルニア産を中心とした70種以上のワインも自慢です。Chanfe Tokyo/シャンフェ東京【エリア】湯島【ジャンル】ダイニングバー【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】6000円【アクセス】上野駅 徒歩10分上野【鮨尽誠】目利きの素材で旬のおまかせ握りを満喫。個室の夜景も思い出に旬素材の逸品料理を織り交ぜた『特上おまかせ握りコース』各線・上野駅からの徒歩1分という絶好アクセス。【鮨尽誠】は大将自らが厳選した新鮮な魚介類を、一つ一つ工夫を凝らして丹念に仕上げた料理の数々が自慢。名店で修業を重ねた職人が織り成す握りと、旬素材を活かした一品料理が存分に楽しめます。おまかせ握りコースで味わうのがオススメ!凛とした空気感が漂うカウンター席。店主との会話が緊張をほぐします落ち着いた和の空間の中心は洗練されたカウンター席。店主のおもてなしも心地よく、鮨店のカウンターデビューにもピッタリです。4名からの小グループから利用できる個室は夜景も見事。旬が香るコース料理と相性抜群の日本酒やワインも取りそろえるなど、ドリンクメニューも充実しています。鮨尽誠【エリア】上野【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】3000円【ディナー平均予算】8000円【アクセス】上野駅 徒歩1分上野【中国料理古月池之端本店】レトロムードに包まれた一軒家レストランで出合う、体にやさしい会席中国料理中国と日本の精進料理の長所を掛け合わせた『夜の精進料理コース』東京メトロ・根津駅から徒歩3分。JR上野駅からも徒歩圏内の【中国料理古月池之端本店】。昭和初期から残る風情あふれる一軒家で味わえるのは、伝統的な技法を駆使した斬新な会席風の中国料理。1つのコースに20もの野菜を盛り込むこだわりは、「栄養薬膳大師」の資格をもつ実力派ならではです。襖を外せば大広間としても使える座敷席。多彩なシーンに活躍します豊かな緑に包まれた閑静な一角に立つ一軒家は、まさに大人の隠れ家。店内には、座敷席や畳のテーブル席など趣の違う大小5つの個室があり、特別なひとときを過ごすのに最適です。昭和初期の建具なども活かしたレトロな雰囲気も魅力的。博物館帰りに、展示の話題を語り合うのにオススメです。中国料理古月池之端本店【エリア】上野【ジャンル】中華料理【ランチ平均予算】5000円【ディナー平均予算】12000円【アクセス】根津駅 徒歩3分上野【ブラッスリーレカン】歴史を刻んだ旧貴賓室でいただく、エスプリが香り立つフランス料理魚介のうまみたっぷり。スペシャリテ『末竹シェフの特製ブイヤベース』JR上野駅の改札口を出てすぐという好立地。【ブラッスリーレカン】は、駅に残る旧貴賓室を利用したクラシックなレストランです。テーマは「自由に楽しむもう一つのフランス料理の世界」。各国から厳選した素材でコース料理だけでなく、日本の季節感を大切にアラカルトも豊富にそろえます。由緒ある旧貴賓室を活かした空間は、都会の喧騒を忘れさせてくれる存在昭和7年に造られたアールデコ様式の店内は、当時のままのレトロなインテリアが残るエレガントな雰囲気に満ちています。テーブル席とソファ席を含め座席は全56席で、貸切りも可能。特別な時間が流れる空間は、美術館での余韻にひたるにはベストな選択です。ワインの品ぞろえにも自信あり。ブラッスリーレカン【エリア】上野【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】3000円【ディナー平均予算】6000円【アクセス】上野駅 徒歩1分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2023年10月16日