こんにちは!EVERY DENIMの山脇です。EVERY DENIMは僕と実の弟2人で立ち上げたデニムブランドで、2年半店舗を持たず全国各地でイベント販売を重ねてきました。 2018年4月からは同じく「Be inspired!」で連載を持つ赤澤 えるさんとともに、毎月キャンピングカーで日本中を旅しながらデニムを届け、衣食住にまつわるたくさんの生産者さんに出会い、仕事や生き方に対する想いを聞いています。本連載ではそんな旅の中で出会う「心を満たす生産や消費のあり方」を地域で実践している人々を紹介していきます。「源泉掛け流し」「循環ろ過」。この言葉を初めて耳にするという読者もいると思う。源泉掛け流しとは、地中から湧き出た温泉をそのまま浴槽の湯として常に利用している状態のこと。循環ろ過とは、浴槽の湯を循環器によって洗浄し再利用する方式のことである。源泉掛け流しの温泉は、科学的に健康に良いとされている温泉の効能を活かせる一方で、常に新鮮な湯を使い続けるぶんコストもかかる。逆に循環ろ過方式は、一定量の温泉を繰り返し使用するので資源を有効活用できるぶんコストがカットできる。ただし、循環ろ過に使用する塩素系薬剤は、温泉本来の効能を低下させてしまう。効能だけを考えれば源泉掛け流しの方が好ましいが、資源の確保や施設経営の面を考慮すると、循環ろ過に頼らざるを得ない一面もある。そんなジレンマを抱えたまま、源泉掛け流し、循環ろ過、またはその中間など、様々な施設が混在しているのが国内温泉業界の現状である。そんな中、とにかく良質な温泉を無くさないようにと奮闘する1人の若い女性が水品沙紀(みずしなさき)さん。栃木県日光市にある施設「中三依温泉 男鹿の湯(なかみよりおんせん おじかのゆ、以下、男鹿の湯)」を経営する28歳である。「お湯はいいけれど経営が続けれられなくなっちゃった温泉をとにかく救いたいんです」と語る彼女、20代にして温泉施設を経営することにした決意はどこから来たのだろうか。水品沙紀さん1000ヶ所以上を巡って抱いた温泉経営への想い千葉県出身の水品さんは小さい頃から家族でよく日帰り入浴をしていたのがきっかけで温泉に愛着を持って育った。本格的に温泉巡りを始めたのは大学生の頃。これまでに訪れた施設は全国1000ヶ所以上にのぼる。大学卒業後、温泉施設の運営を手がける「株式会社温泉道場(以下、温泉道場)」に就職。当時新卒を採用していなかった同社だが、温泉業界の改善に取り組みたいという彼女の熱い想いが届き、初の新卒社員として入社する。水品さんはその配属先だった埼玉の温泉で施設を経営するノウハウを学んだそうだ。勤め先だった埼玉の温泉施設は、地元の人が気軽に入りに来れる良い雰囲気の場所でした。施設運営のコンサルティングや再生を手がける温泉道場で働く中で「お湯は良いけど経営がうまくいっていない施設をどうすれば立て直せるか」についてどんどん関心が湧いてきました。想いは徐々に膨らみ、「いつか自分で温泉を経営したい」という強い願いへと変わってゆく。そして温泉道場に勤めて2年半、男鹿の湯との出会いをきっかけに退職。2014年7月から経営不振により休業していた男鹿の湯を再建をすることを決意し、開業に向けてスタートを切った。男鹿の湯は、経営を引き継げさせてもらえそうな施設を調べている中で見つけました。前職で勤めていた埼玉の温泉と水質が似ていたから親近感もあってここに決めたんです。男鹿の湯が位置する栃木県日光市の中三依という地域は、北の福島県会津地方と、南の日光市街を結ぶ交通の要衝だった。栃木県日光市にありながら、気候・風土は会津のよう。はっきりした四季の移り変わりや豊かな山々に恵まれ、最寄り駅である「中三依温泉駅」は浅草から電車で一本と、アクセスもしやすい。地球が語りかけてくるような自然に溢れた温泉大学の卒業論文では「地球と人をつなぐメディアとしての『温泉』」について論じたという水品さん。現代社会において温泉が果たす役割は、人が自然の中に生きることを感じられる点にあるという。湯治(とうじ)という言葉もあるように、古くから温泉は心身のメンテナンスとして機能してきた歴史があります。私自身も毎朝仕事初めの前に必ず入浴してコンディションを高めています。ただし、今の温泉業界の現状では、「温泉」と名がつくからと言って必ずしも効能が期待できるとは限りません。 温泉の定義とは「25℃以上の地下水」と曖昧であり、源泉掛け流しという言葉も濫用され、実態は不確かな施設があることも事実だと教えてくれた水品さん。一経営者として施設を続けていく難しさを承知している彼女は、そのような状況を仕方ないと理解しつつも、自分自身は温泉の質にこだわっていくと熱く語ってくれた。私が良いと思う温泉は山奥であったりと、大体アクセスの不便な所にあって、たくさんの人に知られているとは言えません。その代わりに岩場からすぐ近くで湧いた源泉を掛け流していてお湯も新鮮だし、環境を維持するために地域で大切に守られてきた歴史もあって、とても豊かな場所ばかりです。まるで地球が「はい、できましたよ!」と語りかけてくれているような、本物の自然を味わえる温泉に入り続けること、そしてそんな温泉の存在を広めていくことが、埋もれてしまっている良質な温泉を失わないために、今の私ができる地球と人への何よりの貢献だと思っています。恥ずかしながら筆者は水品さんに出会うまで、温泉業界の現状や源泉掛け流しという言葉も知らなかった。このように新たに興味を持ち、知識を得ようとしていく人にとって、一番の壁は「何が正しい情報なのかわからない」ということだろう。特に健康と名のつく分野においては科学的に裏付いた知識や情報を正確に手に入れることが必要になってくる。しかしそのハードルはなかなか高い。そんな中、水品さんの優しく、力強い語り口は、あっという間に僕を魅了し、もっと温泉について詳しくなりたい、温泉を楽しみたいと思わせてくれた。自分のことはとても謙虚に話す。けれど温泉のこととなると止まらなくなるくらい言葉に溢れ、自信に満ちた表情で楽しい話をしてくれた水品さんを見て、彼女がこれからたくさんの良い温泉を後世に引き継いでくれるんだろうと確信した。中三依温泉 男鹿の湯公式サイト|Facebook2016年4月リニューアルした栃木県日光市の日帰り温泉。温泉をこよなく愛し全国1000件以上を巡った水品沙紀が手がける。「Reborn(生き返る)」をテーマに、温泉の他にも食堂やタイ古式セラピーを併設。EVERY DENIMWebsite|Facebook|TwitterEVERY DENIMとは2015年現役大学生兄弟が立ち上げたデニムブランド。なによりも職人さんを大切にし、瀬戸内の工場に眠る技術力を引き出しながらものづくりを行う。店舗を持たずに全国各地に自ら足を運び、ゲストハウスやコミュニティスペースを中心にデニムを販売している。
2018年05月25日こんにちは!EVERY DENIMの山脇です。EVERY DENIMは僕と実の弟2人で立ち上げたデニムブランドで、2年半店舗を持たず全国各地でイベント販売を重ねてきました。2018年4月からはキャンピングカーで47都道府県を旅しながらデニムを届け、衣食住にまつわるたくさんの生産者さんに出会いたいと考えています。初回の旅は4月5日〜10日。同じく「Be inspired!」で連載を持つ赤澤 えるさんともに、茨城、栃木、群馬県を巡りながら、8日(日)夜には茨城県つくば市のコワーキングスペース「Tsukuba Place Lab」で洋服の販売&トークイベントを開催する予定です。また4月14日(土)には東京で旅の報告会を行います。報告会では旅の途中に仕入れた素材を使用した食事会も併せて行います。本連載ではそんな旅の中で出会う「心を満たす生産や消費のあり方」を地域で実践している人々を紹介していきます。山脇本人とキャンピングカー▶︎山脇 耀平インタビュー記事:『日本中に心を満たす生産と消費を。国内生産率3%のデニムに、誰もが愛着が持てる社会を作る25歳の起業家』今回は旅の始まりを4月に控え、地方にいる様々な人の話を記事にし発信する上で、先人から心構えを聞いておきたい、ということで今回は、ウェブマガジン「ジモコロ」で編集長を務める徳谷 柿次郎(とくたに かきじろう)さんにお話を伺いました。「ジモコロ」とは、地元にまつわる様々な話題を取り上げ、明るく楽しく伝えることで読者の地元愛を掘り起こすウェブマガジン。編集長として全国各地に自ら足を運び、取材を通じて地域の魅力を発信し続けてきた彼は、なぜ自分の地元でもない「誰かの地元」を愛情を持って届けられるのか。そして、それをなぜ東京の人たちにも届けようとするのか。その理由を聞いてみました。山脇本人とあしたのジョーと柿次郎さん地方のモノサシをもっちゃった大阪が地元の柿次郎さん。今から9年前の26歳の時に上京し、編集プロダクション勤務を経て2011年にwebコンテンツ制作を得意とする「株式会社バーグハンバーグバーグ(以下、バーグ)」に転職。上京して数年はまったく地方に興味がなかった彼は、バーグに勤めてちょうど3年目を迎える頃、長野県に旅行したことが「ジモコロを立ち上げよう」と思った最大のきっかけだったという。バーグで働きだしてから3年目くらいのころ、長野の松本へ一人旅しました。やったことのないことがしたくて、唐突に「薪割りをしたい!」ってFacebookに投稿したら「ウチでできますよ」って長野に住む知り合いからコメントがきて、本当に薪割りをすることになったんです。その体験が楽しくて、社内でみんなに報告したり、いろんな所へ旅行するようになりました。この頃から自分が経験した面白いことを経験してない人へ伝えて面白がってもらう楽しさを感じはじめました。それが「ジモコロ」を立ち上げるきっかけでしたねそして2015年5月に「ジモコロ」を立ち上げ、本格的に地方取材をスタートした柿次郎さんは、東京では出会えない人やモノ、文化を知ったという。取材のモチベーションは「自分のため」ジモコロの記事を読むと、話し手の口調や感情がいきいきと伝わってくる。まるで自分も聞き手と同じ場で話を聞いている感覚になるのだ。「取材相手への徹底的な愛情」がなければ書けないこのような記事を生み出す原動力は、自分が経験した面白いことを経験してない人へ伝えて面白がってもらう、という「他人のため」だけではなく、「自分のため」でもあると柿次郎さんは話す。人の話を記事にする上で、究極のモチベーションは相手と仲良くなること。つまり「自分のため」なんです。仲良くなりたいから面白い記事を読みやすく作り、世の中へ広める努力を徹底的にする。記事きっかけでたくさんの人に興味を持ってもらえた、という結果こそが取材相手に対する貢献であり、喜んでもらえる理由だと思う。「自分のため」といっても自己満足で終わるのではなく、まずは目の前の人をどう喜ばせるか。それを何より大切にするのが結果的には聞き手と話し手と読み手みんなのためになると考えています「誰かの地元」を愛情持って届け続ける柿次郎さんがジモコロを通じて、自分の地元ではない“誰かの地元”を愛情持って届け続けられるのには2つの理由があった。1つは、彼が自分の楽しみを第一に考え、その上で関わる相手に対して価値を出すという生き方を貫いているから。もう1つはかつて自分をフックアップしてくれた人たちへの感謝の気持ちを忘れずに持っているから。生きる上で一人一人に本気で向き合ってきたからこそ得られた柿次郎さんへの信頼は、彼がこれから進む道において大きな力になるのだろう。徳谷 柿次郎 / KAKIJIRO TOKUTANITwitter|Facebook|Email|Website株式会社Huuuu代表取締役。おじさん界代表。ジモコロ編集長として全国47都道府県を取材したり、ローカル領域で編集してます。趣味→ヒップホップ / 温泉 / カレー / コーヒー / 民俗学EVERY DENIMWebsite|Facebook|TwitterEVERY DENIMとは2015年現役大学生兄弟が立ち上げたデニムブランド。なによりも職人さんを大切にし、瀬戸内の工場に眠る技術力を引き出しながらものづくりを行う。店舗を持たずに全国各地に自ら足を運び、ゲストハウスやコミュニティスペースを中心にデニムを販売している。
2018年04月05日カルビーから、バレンタインに向けた限定商品「じゃがりこ チョコ味」が登場。2018年1月6日(土)より、全国のセブン-イレブンやイトーヨーカドー等、セブン&アイグループの店舗にて数量限定で発売される。スティックにチョコレートパウダーとチョコ風味粒を練り込んだ「じゃがりこ チョコ味」は、じゃがりこ初のチョコ系フレーバー。通常の「じゃがりこ」商品の平均試作回数30〜40回に対し、80回以上の試作を経て完成に至ったという同商品は、ミルクチョコレートの風味を塩味で引き立てた後引く味わいがポイントだ。【商品情報】「じゃがりこ チョコ味」発売日:2018年1月6日(土)より順次価格:152円(税込)内容量:52gエネルギー:260Kcal販売店舗:全国のセブン&アイグループの店舗 約20,500店舗(セブン‐イレブン、イトーヨーカドー、ヨークベニマル、ヨークマート)※※一部取り扱いがない店舗あり。
2018年01月08日地域限定の定番商品「じゃがりこ地域の味シリーズ」が、2017年10月2日(月)よりコンビニエンスストア、10月16日(月)よりコンビニエンスストア以外で発売を開始する。「じゃがりこ地域の味シリーズ」は、全国各地の"なじみの味"をじゃがりこで再現し、地域ごとに限定で発売する。北海道、東北地区発売の「北海道ザンギ味」は、北海道のソウルフードといわれるザンギを再現。生姜やニンニクに、鶏肉のうまみをギュッと凝縮した食欲そそるフレーバーだ。そして、関東・甲信越・静岡地区で発売される「関東のりだし味」は、関東風のかつおだしと、のりの風味が豊かな味わい。どこか懐かしい香りが、じゃがりこと合わさることで新しさを感じさせる。中部・北陸・近畿地区は、「肉じゃが味」を発売。京都府舞鶴市が肉じゃが発祥の地といわれており、牛肉のうまみとジャガイモの味わいを関西風に仕上げた。最後に紹介するのは、中四国・九州地区発売の「九州しょうゆ味」。甘めの九州しょうゆに、鶏のうまみを加えた、じゃがりことの相性抜群の一品だ。【詳細】じゃがりこ地域の味シリーズ発売日:コンビニエンスストア 2017年10月2日(月)コンビニエンスストア以外 2017年10月16日(月)価格:各150円(税込)前後・じゃがりこ北海道ザンギ味販売エリア:北海道、東北地区・じゃがりこ関東のりだし味販売エリア:関東・甲信越・静岡地区・じゃがりこ肉じゃが味販売エリア:中部・北陸・近畿地区・じゃがりこ九州しょうゆ味販売エリア:中四国・九州地区
2017年09月30日発売以来、絶大な人気を誇るお菓子、じゃがりこ。その美味しさの魅力は、クリスピーな食感。でも、詳しく「美味しさの秘密」を知りたくてもその製造工程は「おしえてあげないよ、ジャン♬」とばかりに謎のベールに包まれているのである(←メーカー違う)。さすがお菓子界の王と言っても過言ではない存在。そう簡単に手の内を明かさないニクいヤツです。そこで、じゃがりこをほぼ毎日食べている「自称・じゃがりこホリック」な私、あやタソが挑戦! 愛するじゃがりこをゼロから手作りしてみました。最初はじゃがりこじゃなかった!じゃがりこの華麗なる変身と軌跡「好きな食べ物は何ですか?」と聞かれたら。私は、かぶり気味に迷わず一直線にこう答えます。「じゃがりこです!!」と。だがしかし、「サラダ味」に限る。発売以来、様々な味のじゃがりこが店頭に並び、ご当地じゃがりこといったレアな味もいただいてきましたが……。やはり、サラダ味。これに勝るものなし。そんなわけで、手作りするのなら目指す味は「サラダ味のじゃがりこ」。これしか考えられません。でもその前に、私がひとりで突っ走っている感が強く出てしまっているので、じゃがりこの歴史について、一緒にお勉強しておきましょう。カルビーが1994年にじゃがりこの原型とも言われる商品を発売して以来、ロングセラー商品となっている「じゃがりこ」ですが、この世に初めて姿を現した時、「じゃがりこ」は「じゃがりこ」ではなかったのです。さかのぼること、1994年の日本。コンビニでテスト販売開始当時の初代じゃがりこ。名前はまだ「じゃがりこ」ではなく「じゃがスティック」という名前での登場でした。今のようなカップ型のパッケージが主ではなく、箱型とカップ型を実験的に取り扱っていたそうです。そして、スティックは丸みのない、四角いカット。だいぶ、今、私たちが慣れ親しんでいるじゃがりことは異なりますよね。開発者のいろいろな試行錯誤の結果、同時進行していた箱型とカップ型、両方のじゃがスティックのイイトコ取りをして、今の「じゃがりこ」の原形が誕生しました。発売開始の地は新潟!! それ以降、3年をかけて全国展開を完了。現在も、美味しさの追求は怠らず、美味しさを追い続けているカルビーさん。素敵ですね。素晴らしき歴史に泥を塗らないよう、心してじゃがりこをお家で手作りさせていただこうと思います!!その結果、凶と出るか、吉と出るか。ここではまだ、「教えてあげないよ、ジャン♬」(←だからメーカーちがう)では、レッツ・クッキン!!!「手作りじゃがりこ」の材料いざ出陣です。じゃがりこを手作りする際、用意する材料はとってもシンプル。私なりの作りやすい材料と分量はこちら。〜作りすぎて持て余しちゃう!をある程度防げる仕上がりを目指した手作りじゃがりこレシピ〜・じゃがいも…150〜160g・ニンジン…さきっちょ・乾燥パセリ…適量・片くり粉…50g・水…大さじ1〜2程度調味料…塩 小さじ4分の1、砂糖 小さじ4分の1)←お好みでもう少し増やしてもOK。化学調味料を避けている方でなければ、味の素を加えても良し。じゃがいもの量ですが、今回用意した小さめサイズのじゃがいも2つ分で丁度160g弱となります。ニンジン…さきっちょと、書きましたが。1本のニンジンから、使う量はこれだけ。決して、ニンジンが苦手だからというわけではございません。この分量が、あのじゃがりこのオレンジのつぶつぶ感を出せるベストなのです。決してニンジンが苦手だからというわけではございません。この分量が、生地に混ぜこんだ際のマストなのです。決してニンジ(以下同文)じゃがいもは皮を剥いた後、薄くスライス。ニンジンはこれでもかっていうぐらいのみじん切りにいたしましょう。ニンジンをここまで切り刻むのも、味を感じ無くさせるためではなく、手作りじゃがりこの完成度を上げるためですから。スライスしたじゃがいもは耐熱性の器に入れ、ラップをしてレンジで加熱します。600Wで5分が目安。つぶすにはまだかたいようでしたら、少しづつ追加で加熱して様子をみましょう。レンジ加熱でやわらかくなったじゃがいもをフォークでマッシュしていきます。勢いよくフォークを動かすとアツアツのじゃがいものかけらがおでこに飛んでくるのでやめましょう。アッ、アッッツッッ!!ってひとりでキッチンで叫ぶのはとても切ないものがあります。一緒に愛も混ぜ込みましょうボウルに先ほどマッシュしたじゃがいも、みじん切りのニンジン、パセリを合わせます。かるく混ぜ合わせましょう。片栗粉を投下します。そうそう、一気に片栗粉を入れると、最初は片栗粉の粉っぽさに焦ると思います。かなりのポロポロ感に、「入れ過ぎ」という言葉が脳裏をかすめます。私は焦りました。(←イッキに入れた人)なので、様子を見て入れていくのが良いと思います。使用するじゃがいもによって、水分量が異なってきますので、なかなかひとつにまとまらないようでしたらお水をちょこっと加えてください。ですが、ここであまり水を加え過ぎると仕上がりの食感がモチモチしたものになってしまいます。なので、ある程度粉っぽくてもぎゅうぎゅうやっていけばなんとかまとまってくるので、根性と愛で頑張ってください。塩と砂糖を混ぜます。これを見て「あれっ、いったん生地をまとめてから味付けなの!?」ってお思いの方。よく気がつきました。そう、入れ忘れです。ごめんなさい。この時点で調味料を入れても、後戻りできない失敗ではないということを身を以て立証してみました。ちなみに、砂糖と塩はこれぐらい(画像参照)。型抜き・麺棒要らず! じゃがりこの形へと成型このように生地がひとつにまとまったら、ラップを敷いたまな板の上に置きます。その上からさらにラップを乗せてください。生地をラップでサンドイッチするような感覚ですね。そして、生地をのばしていくわけですが。麺棒?のし棒??そんなもの、要りません。手のひらでひたすらプッシュ!!だいたい3〜4ミリの厚さに広げていきます。料理は愛情、ハンドパワーは美味しさへのスパイスです。でも、ちゃんと洗いましょうね。厚さが整ったら、手で全体の形を四角くしましょう。上にかぶせた方のラップをはがし、包丁でカットしていきます。幅は3ミリ程度が綺麗に仕上がります。長さはお好みであえて長くして「Lサイズじゃがりこ」を目指しても面白いかも。カットしたものを、手で丸めて角をとりましょう。この状態はとてももろいので、取り扱いには要注意です。折れます。若干、様子がおかしい形のものもありますが、気にしてはいけません。丸めたものは、こんな感じでお皿に並べていきましょう。芋つぶすとかムリ〜、もっと簡単に生地を作りたい! そんなあなたにもう、わがままさん。叶えましょう、その願い。そんなわがままさんに朗報。あるんです。生のじゃがいもを使うことなく、パッとマッシュポテトを作ることができる魔法のような食材が!これです、これ。熱湯を注ぐだけで混せあわせたらあっという間にマッシュポテト。私が使用したのは、コーンとベーコン入りのタイプですが、じゃがいものみのプレーンタイプもあります。今回は、これでサラダ味以外のじゃがりこも作っちゃいましょう。熱湯を入れてスプーンでグルグル混ぜたらほら簡単。このように具入りのタイプなら、サラダ味にはなりませんが具材を切る工程も省けます。味付けがされている場合は、調味料は砂糖のみ入れてください。そして片栗粉と混ぜ合わせれば、クイックに生地の完成です。ロングサイズにしてみようと思い、通常のじゃがりこよりも長くカットしてみました。カット後は、手でコロコロして断面の角をとります。【いよいよ最終工程】油で揚げよう、レッツ・フライ!!さあ、いよいよ油で揚げて、じゃがりこ最終形態にしていきます。火力は中火。菜箸を油の中に立ててみて小さな泡が出てくるようになったら、まず1本入れて様子をみましょう。しゅわしゅわと泡を立てて油の中で生地が踊るようなら、適温。10〜15本程、入れていきましょう。一気に揚げると生地同士がくっついてしまうので注意。油に投下したらすぐ菜箸でいじりたくなっちゃうところですがはじめのうちはちょっと我慢してください。少し生地の表面がかたくなってきたかな…と思ったら、菜箸で1本1本がくっつかないように離してやります。たまにひっくり返してあげましょう。だんだん、大きかった泡がこのように小さくなってきます。そのまま揚げ続け、ほんのりキツネ色になったら揚げどきです。どうですか、もう「じゃがりこサラダ味」にしか見えません。出来上がりの目安はこれぐらいの色。あまりバッチリ揚げすぎると余熱でさらに色が入ってしまい、ガングロじゃがりこになってしまいますからお気をつけください。ベーコンとコーンのじゃがりこも同様の手順で揚げていきます。乾燥マッシュポテトで作った生地のほうが若干なめらかというか柔らかいですね。もうちょっと片栗粉を足したほうが良かったかも……。無事に二種類のじゃがりこが揚げ終わりました。手前がサラダ味、奥がベーコンとコーン味。香ばしい、良い香り……。揚げたての状態を食べると、原宿などヤングな街にある『Calbee+(カルビープラス)』というカルビーの実店舗で人気のスナック、「ポテりこ」っぽい味も楽しめます。ちなみに「ポテりこ」とは、カルビープラスでしかいただけない、揚げたてじゃがりこのこと。休日には若者で賑わい、行列も発生する程の人気なのです。じゃがりこを作ったら、おうちで行列グルメを食べる感覚まで味わえてしまうという嬉しい発見。手作りじゃがりこ、一石二鳥ですね。本物と見比べてみた「完全に一致!!!」「どっちが本物か、見分けがつかない!!!」……とまではいきませんが。どうですか、この再現力。若干太さが異なってしまったのは、私の包丁さばきのテクニックの甘さが問題。ここ、改良の余地、有りですね。でも、チラ見えするニンジンとパセリのコントラスト。まさに、見た目はじゃがりこそのもの!!軽く感動すらおぼえます。「いただきます」の、その前に。もっとじゃがりこの完成度を高めようと不器用が必死に頑張ってみた結果では、手作りじゃがりこで午後のティータイム。早速、食べてみましょう。……いや、ちょっとまてよ。確かに綺麗にお皿に盛り付けるのもいいけれど。「やはり、じゃがりこの器といえばカップだろう。」そこで、ここに取り出しましたるは、紙コップペンパステルクレヨンこの2つ。何をするのか、ピンときた方、素晴らしい勘の持ち主ですね。そう、じゃがりこのカップも、オリジナルで作っちゃおうというワケ。だがしかし、その作戦には立ちはだかる分厚い壁、大きな問題があったのです。なぜ、“絵が下手な人”のことを“画伯”と呼ぶのだろう『作戦には立ちはだかる分厚い壁、大きな問題』とは?そうなんです。見出しのごとく、そのままです。ワタクシ、絵心が無いのであります。ちなみに「画伯」とは、本来の意味での使用としては、ゴッホやピカソなど素晴らしい画力の持ち主のことを指しますが。ここで言う「画伯」はネットスラング的に用いられる意味の方を指します。簡単に説明すると、『あるテーマ』が与えられて絵を描いたのに、それが本当にそのテーマに沿って描かれたものなのかと疑いたくなるような(ひどい)絵を描く人のこと。例えば、この「うさまる」というキャラクター。のほほんとしたほんわかオーラを放つ愛くるしいキャラクターとして、最近人気です。これを暗記ではなく、見ながら私が描くと、こうなります。あ、私の作品を紹介する前に、娘の作品からご覧いただきましょうか。娘が描いた、うさまる。娘、10歳。小学四年生です。なるほどなるほど、といった感じの仕上がりですね。38歳と4ヶ月の私が描いた、うさまる。見本を見て描きました。どうしてこうなるのかは、未だ原因不明です。で、じゃがりこカップ作製結果。今は、それでもやりきった自分を、褒めてあげたい気持ちでいっぱいです。さあ、このカップにじゃがりこを盛り付けよう!揚げたてだったじゃがりこも、この時点ですごく冷めてるけど……。【まとめ】じゃがりこを手作りしてみた結果、予想を上回る美味しさだったが完全に一致とまではいかなかったお楽しみは最後にとっておこう。と、先にベーコンとコーンのじゃがりこから試食。カップ作りで全精神力と体力を失ったので、いきなり盛り付けがアッサリですみません。瓶をステンシルでペイントしたりすると、オシャレ感はグッと増したはずなのに。でも、そんな時はこう答えましょう。「シンプル イズ ザ ベスト。」これで全ての問題が解決することでしょう。表面カリッとしている!そして中もカリッと……あれ、中は、もちもち??美味しいは美味しいのですが、あのじゃがりこの最大の魅力とも言える「カリッ」とした食感は、内部までは再現できず。無念。でも、これはこれで美味しいのです。もちろん、じゃがりこ感も伝わります。お待たせしました。手作りの、じゃがりこ・サラダ味の登場です。『本物と完全に一致!!』とまではいかずともこの仕上がりは自己満足とはいえ嬉しくなります。「おやつよー♬」ってこれ出されたら、子どもは喜ぶ予感です。では、肝心な味のチェックをいたしましょう。おお!味はじゃがりこ・サラダ味の味がします!!食感は、サクッとした表面、内部は……、あれ、ちょっとしっとり。揚げたての時と違い、冷めてしまったのも残念ポイント。冷めて時間が経つほどに、もちもち感が強く主張してきます。なぜ揚げたてのうちに食べなかったんだ!と自分で自分を問い詰めたい。原因は、「カップ作りでモタついたから」とか、自分自身で即、気づいているけれど、言いません。そして発見したこと。生のじゃがいもでマッシュポテトにする方が美味しくじゃがりこの味に近づくことが判明。やはり、手間ひまって大切なのですね。発売から15年が経ちますが、いまだにライバル商品は出てこないじゃがりこ。その理由は、スナック菓子の命とも言えるカリッとした食感を、再現できないからなのだそうです。実際、私も今回こうしてじゃがりこを作ってみて、生のじゃがいもからあのクリスピーな食感を生み出すことの難しさを実感しました。製造時間にも驚きの秘密が。ポテトチップスは一袋約40分で完成ですが、じゃがりこは1箱の完成までに約2時間30分。ポテトチップスの約4倍の時間をかけ、作っているのです。手間ひまを怠らず、丁寧に時間をかけて作っているからこそ、他社が簡単にはまねできないのでしょう。やはり、「手間ひま」って大切なのだなあ……。誰ですか、生のじゃがいもからマッシュポテト作るのめんどくさいとか言ったのは。あ、私か。やはり、本家本物に勝るものなし。手作りしてみることで、改めて、「じゃがりこ」という商品の開発がどれだけ大変ですごいことなのか、思い知りました。これにめげずに、さらなる改良を重ねながら、手作りじゃがりこのレベルを上げようと誓った私です。余った分は、湿気やすいのでジップロックに入れて保管、それでもはやめにいただきましょう。トースターで温めなおすと冷めても美味しくいただけます。お子様のおやつに、おとうさんおかあさんのビールのおつまみに大活躍してくますよ♬✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎筆者profile名前:ayataso(あやタソ)東京在住・LIMIA公式ライター。小4の娘の方がしっかりしている1978年7月29日生まれで、まだ伸びると思っている身長147センチ(自称151センチ)。映像制作からスタートした職歴でしたがいつの間にかライター業に落ち着いたのは、書く事が楽しいから。ドライブと街散策でいろいろなものを見て回ったり、新しモノ好きなので新商品チェックは欠かさない。お気に入りの情報やニュースを発信する事が好きなのでInstagram、Facebook、Blogは大切なライフパートナー。毎日、じゃ◯りこと言う某お菓子を食べないと機能停止する持病を抱えている。[LIMIA] ayatasoのページ
2016年11月07日カルビーは、1日限定の『じゃがりこ』食べ放題イベントを学生100名を対象に、カルビープラス原宿竹下通り店にて開催する。日時は、2016年11月14日(月)。費用は100円だ。1995年に発売され、ロングセラーとなった『じゃがりこ』。記念すべき100品目のフレーバーとなる『じゃがりこ 塩とごま油味』の発売を祝い、食べ放題イベントが開催される。当日は、30分間『じゃがりこ』の食べ放題が行われるほか、自分だけのオリジナル「『じゃがりこ』Myカップ」の制作やギフト用の詰め放題も実施。さらに、100品目のパッケージ展示も同時に行う。イベントに参加できるのは学生のみ。当日14:00と16:00に整理券配布し、先着100名のみが参加可能となる。【イベント詳細】1日限定の『じゃがりこ』食べ放題イベント開催日:2016年11月14日(月)時間:①14:30~15:00②15:10~15:40③15:50~16:20④16:30~17:00⑤17:10~17:40⑥17:50~18:20⑦18:30~19:00※各回14名(予定)、計100名対象:学生のみ費用:100円※当日14:00と16:00に整理券配布、先着100名。会場:カルビープラス 原宿竹下通り店 2階住所:東京都渋谷区神宮前1-16-8(原宿竹下通り沿い)
2016年11月04日自由気ままな猫がくれるリラックス空間現在きゃりこでは、17種類25匹の猫が朝から晩までお出迎えしてくれます。最初は警戒されてなかなか近寄ってきてはくれず、コチラから近づいてもそっぽを向いて離れていってしまいます…でも、めげないで。それぞれに、ナデてほしい好きな箇所があるとのことなので、スタッフの方に聞いてみるのも仲良くなる近道です。また、部屋に猫の紹介ファイルが置かれているので、そちらも参考にしてみてくださいね。それでもダメなら、おやつでグッと距離を縮めましょう。どれだけツーンとそっぽを向いている子でも寄って来てくれます。嬉しい…。猫カフェでの接し方・注意点!注意してほしいのは、大きな音をたてないこと。猫がびっくりしてしまうので、突然ドタバタと近づいていったり、大きな声を出したりするのはNGです。私たちには見向きもせずに、自由に過ごす猫さま。その空気感が心地よくて、こちらも気が抜けて何だかリラックス。静かな部屋でまったりしている猫を見ながら、穏やかな気持ちになれる時間です。店舗情報店名:猫カフェきゃりこ 吉祥寺店TEL・予約:0422-27-2117住所:武蔵野市吉祥寺本町1-8-2FC吉祥寺ビル2Fアクセス:吉祥寺駅すぐ営業時間:10:00~22:00
2016年09月16日時間に合わせて選べるプランがある猫カフェきゃりこでは、滞在時間によって料金が発生するシステム。平日であれば、最大3時間パックで2,000円。そこから延長料金が発生しますが、3時間半を過ぎた時点でフリータイムの料金へ移行され、そこから何時間いても2,500円。ドリンク飲み放題をつけると+200円、猫のおやつを買うと+300円で、1日いても3,000円程度。さらに、「途中外出」「再入店」も可能!ランチを食べに出かけて、また戻って猫とまったりするのもOKなのです。漫画や本も多く置かれており、電源もあるのでPCでの作業もできます。これは、本当に自分の家にいるような感覚…。実際に、朝から晩まで利用するお客様もいるのだとか。ちなみに、オープンの10時~13時、夕方18時以降は比較的人が少ないとのことなので、静かに過ごしたい方は、この時間帯にぜひ。適度な距離で猫と過ごすのがポイント!こちらから近寄っていくとツーンとしているのに、漫画を読んだりPCで作業したりしていると向こうから寄って来てくれることもある…。そういうあまのじゃくなところが、たまりません。あまり構いすぎず、触りすぎず、見すぎず、適度な距離で猫と過ごしましょう。店舗情報店名:猫カフェきゃりこ 吉祥寺店TEL・予約:0422-27-2117住所:武蔵野市吉祥寺本町1-8-2FC吉祥寺ビル2Fアクセス:吉祥寺駅すぐ営業時間:10:00~22:00
2016年09月15日8月27日公開の映画『ライト/オフ』の公開直前絶叫ドッキリ消灯式が22日、都内で行われ、タレントの"りこぴん"こと永井理子とお笑いコンビ・アンガールズの田中卓志が出席した。『死霊館』『ソウ』シリーズを手掛けたホラー映画の巨匠・ジェームズ・ワンが製作を担当した本作。動画サイトに投稿された映像が、SNSを中心に爆発的な勢いで拡散され、大騒動を巻き起こした実在の映像体験を映画化したもので、2016年最恐ホラーとの呼び声も高い。そんな本作の公開を間近に控えた同イベントに、"日本一かわいい女子高生"と呼ばれてフジテレビ系『テラスハウス』に出演中の永井理子が登場。本作について「本当にホラーが苦手で、始めはホラーを見ることを聞かされてなかったんです。しかも映画館の中で1人で見せられ、1人だから良かったんですけど思わず叫んでしまいました。椅子も揺れてアトラクションみたいでした……この映画を見てから家で電気を消せなくなりました」と恐怖体験を報告した。イベントでは、電気を消したら霊が出てくる本作にちなんで"消灯式"が行われ、電気のスイッチをオフになると長髪姿の田中が出てきて、永井は絶叫。「手がめっちゃ震えてます…」と驚いた永井に対して田中は「いや~りこぴん、カワイイね。驚いている姿もかわいい」とデレデレすると、ドッキリを仕掛けられた永井は「本当に怖い!」と拒否反応を示した。永井を驚かせて満足げな田中は「付き合ってくれるなら付き合いたいですよ。めちゃくちゃカワイイし、目がアーモンドじゃないですか。1番好きな目なんです」とすっかりに入った様子で「りこぴん! 今日会ってまだ数分しか経ってないけど好きになってしまいました! 僕と付き合って下さい」と告白するも、永井から当たり前のように「ごめんなさい」と回答されて肩を落としていた。映画『ライト/オフ』は、8月27日より全国公開。
2016年08月23日女子高生ミスコン2015-2016でグランプリに選ばれた、愛知県出身の“りこぴん”こと永井理子がNETFLIXにて配信中の「TERRACE HOUSE BOYS & GIRLS IN THE CITY」に出演することが決定。4月9日(土)、国立代々木競技場第一体育館にて開催された日本最大級のファッション&音楽イベント「GirlsAward 2016 SPRING/SUMMER」(以下、GirlsAward)にて、スタジオメンバーの南海キャンディーズ・山里亮太と初対面を果たした。「テラスハウス」は、シェアハウスに同居する男女6人の生活を四六時中カメラで追いかけ、彼らの生活にあふれる、誰もが憧れるようなキラキラした青春・友情・恋愛・夢、そして、嫉妬・挫折といった、リアリティー・ショーならではのさまざまな“ドラマ”を記録した人気番組。2012年9月12日から約2年間フジテレビ系列で放送され、地上波終了後も映画『テラスハウス クロージング・ドア』の公開や、新作「TERRACE HOUSE BOYS & GIRLS IN THE CITY」が放映されるなど、その人気は留まるところを知らない。この度テラスハウスの新メンバーに決定したのは、3月22日に行われた女子高生ミスコン2015-2016で応募総数64万人の中からグランプリに選ばれた永井さん。現在通信制高校の4年生になった永井さんは、それまで暮らしていた実家を出てテラスハウスに引っ越しを済ませ、現在は縁もゆかりもない男女5人と共に共同生活をスタートさせている。この日、永井さんはスタジオメンバーとして出演中の南海キャンディーズ・山里亮太と初対面!永井さんの出演決定のニュースを山里さんも知らなかったようで、会場で知らされ驚きを隠せない様子。永井さんは「これまでお母さんとずっと暮らしていたので、いきなり男女共同生活をすることになってビックリしている」と明かした。山里さんは「こんなかわいらしい若い子が、テラスハウスに入ってどうなっちゃうんだろう?多分お父さん感覚で見てしまう」と語った。永井さんは「まだ10日間しか経ってなくて慣れてないけれど、東京でも信頼できる人を探せるように、楽しみたいと思います」とテラスハウスへの意気込みを語った。(text:cinemacafe.net)
2016年04月09日カルビーは26日より12月下旬までの期間限定で、北海道産男爵いもを100%使用した「じゃがりこ GRANDサラダ」をコンビニエンスストアにて先行発売する。コンビニエンスストア以外の店舗では11月9日より販売する。○北海道産男爵いもを100%使用した、発売20周年記念商品1995年10月、女子高生をターゲットとして携帯性に優れたカップ型スナックとして「じゃがりこ」が発売され、今年で20周年を迎える。同商品は、節目の年を迎えるにあたり「原点を振り返り、これからのさらなる飛躍につなげたい」と考え、1995年の開発当時から構想されていた「こだわりの味」を商品化。原材料調達や生産条件などから、量産化が困難だった"幻"の一品が、20年の月日を経て、今回ついに登場となる。北海道産男爵イモを100%使用し、男爵イモ特有のジャガイモの風味を強く感じることができる仕上がりとなる。北海道産男爵イモの収穫時期に合わせて、12月下旬までの期間限定販売とした。通常の「じゃがりこ」ではトヨシロというジャガイモの品種を多く使用しているため、男爵イモならではの品種特性を生かして製造することにとても苦労したという。定番品「じゃがりこ サラダ」のおいしさをさらに追求した、こだわりのポテトサラダ味に仕上げた。「じゃがりこ サラダ」には入っていないコーンで甘みを表現し、オニオンパウダーで味に厚みを出している。パセリの緑色、ニンジンの赤、コーンの黄色の彩り3色が見た目にも楽しさを演出。スティックの長さが通常の「じゃがりこ」の約1.2倍となっており、食べごたえがあるという。内容量72gで、価格はオープン。想定価格は200円前後(税込)となる。
2015年10月16日マッチョバスツアー、マッチョカフェで話題沸騰中のイケメンマッチョ芸人ことコアラ小嵐(超新塾)が7月31日(金)、「フジテレビpresents 素敵なスマートライフ」と題したセミナーイベントの講師を務める。お笑いユニット超新塾・ぬわらしとして芸人活動をしながら、趣味である筋トレを続け、2014年のベストボディジャパンでファイナリストにもなった経験を持つコアラ小嵐。そんな彼が3年余りで作り上げた肉体美についてのエピソードトークや、肉体改造のみにとどまらない筋肉の魅力を存分にレクチャーする。身体を鍛えたいと考えている人、過去にボディメイクにチャレンジしたが挫折・失敗した人、筋肉好きの女性の皆さんなど、筋肉に興味の有る人はぜひ受けてみてはいかが。「フジテレビpresents 素敵なスマートライフ」ではその他、個性的な講師を迎えてセミナーを開講中。コアラ小嵐と同日の7月31日(金)に人気料理家山脇りこが「料理上手になるコツ」を講義するほか、8月22日(土)には美尻王子の異名をもつバレエダンサーでファッションモデルの竹田純がトークとエクササイズをとおして「真の美しさ」についてレクチャーする。会場はいずれも東京・シダックスホールにて。
2015年07月10日ぱど人と街研究所はこのほど、東京・神奈川・埼玉・千葉在住の20~70代の主婦656名を対象に実施した、「家事も仕事も子育てもばっちりこなしそうな芸能人」に関する調査結果を発表した。調査期間は2014年12月19日~26日。○仕事も家庭もパーフェクトな女性芸能人1位に「北斗晶」「家事も仕事も子育てもばっちりこなしそうな女性芸能人は?」と質問したところ、「北斗晶」が断トツの1位に。ブログで料理や子育ての記事を見て、「ちゃんと朝食を作っている」「子供と仲がいい」と評価され、主婦たちの支持が集中する結果となった。また、家族や家事に関するテレビ番組への出演が多く、家庭的な"肝っ玉母ちゃん"のイメージを持たれていることが伺えた。以下、2位「松嶋菜々子」、3位「江角マキコ」と続き、いずれも仕事と家庭との両立をしっかりとこなしていそうなイメージがあるとのことだった。同様に「主夫」についても聞いた結果、1位は「つるの剛士」で、「子煩悩そう」「イクメン代表」といったコメントが目立った。2位は、テレビ番組の料理コーナーに出演している「速見もこみち」。3位には「料理が得意そう」「器用そう」といったイメージから「向井理」が選ばれる結果となった。○家事・仕事・子育てを参考にしている芸能人は?次に、「家事」「仕事」「子育て」という各項目に分けて、それぞれ参考にしている芸能人について尋ねたところ、「家事」については「松居一代」が1位に。"マツイ棒"でお掃除上手のイメージが強く、すぐに真似できる具体的なテクニックを参考にしている人が多いよう。以下、2位「北斗晶」、3位「小倉優子」が選ばれ、いずれも料理の評判が高かった。さらに「家事を手伝ってもらいたい芸能人」についても尋ねた結果、「松居一代」、「北斗晶」、「ギャル曽根」がTOP3となった。続いて「仕事」編。1位に輝いたのは、アナウンサーの「水卜麻美」だった。いつも笑顔の彼女の姿勢を参考にしているとのこと。以下2位「米倉涼子さ、3位「綾瀬はるか」がランクインとなり、仕事への取り組み方や姿勢を参考にしているという人が目立った。ちなみに、一緒に仕事をしてみたい芸能人には、「福士蒼汰」、「綾瀬はるか」、「西島秀俊」が選ばれている。最後は「子育て」編。1位は「北斗晶」が選ばれ、「叱ることはちゃんと叱り、褒めるところは褒めてのばし、子供とちゃんと向き合っているところが良い」とのこと。次いで2位「辻希美」、3位「くわばたりえ(クワバタオハラ)」と続き、TOP3は子供への愛情を感じるようなブログが人気の芸能人が並んだ。また、育児の相談をするなら、「北斗晶」、「尾木直樹(尾木ママ)」、「関根勤」とのこと。「優しく厳しい意見をくれそう」というコメントが多く、厳しい意見も受け止めようという、子育てに熱心な主婦たちの姿勢が垣間見える結果となった。
2015年02月25日カルビーとセブン-イレブン・ジャパンはこのほど、「じゃがりこ GRAND(グラン)サラダ」「かっぱえびせん オマール海老のビスク味」を、セブン-イレブン店舗で発売した。限定販売の予定。○クリスマスシーズンに向けた、特別感のある味わい両商品は、人気の味に"より上質な素材"を使用した大人も満足できるスナック。「じゃがりこ GRANDサラダ」は、カルビーで初めて男爵いもを100%使った「じゃがりこ」。男爵いもの持つ"ほくほく"とした食感や風味に、コーンやオニオンパウダーの具材を加えて実現した深みのある"こだわりの"ポテトサラダ味とした。スティックの長さが通常の「じゃがりこ」の約1.2倍になっているため、食べ応えも十分という。内容量72gで、価格は198円(税込)。「かっぱえびせん オマール海老のビスク味」は、オマール海老をじっくりとソテーし、香味野菜やトマトと合わせた「ビスク」の味わいを表現した「かっぱえびせん」。生地サイズを通常の「かっぱえびせん」の半分に設定し、スープの味がより感じられるように工夫しているという。内容量55gで、価格は138円(税込)。販売は、全国のセブン-イレブンにて。一部取り扱いのない店舗がある。
2014年12月05日今やスナック菓子の代表格とまでになったカルビーの「じゃがりこ」。1995年の発売以来、さまざまな味が登場していますが、皆さんが好きになった味はどれなのでしょうか。全国のマイナビニュース会員にアンケートを実施しました。調査期間:2012/9/28~2012/10/1アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 1,000件(ウェブログイン式)1位サラダ…44.9%2位チーズ…11.4%3位じゃがバター…5.4%圧倒的な人気を誇るサラダに次いで人気だったのは、販売当初からのラインナップである定番味。また、4位以下にはさまざまな限定味が僅差でランクインしていました。では、定番味の人気の理由と、4位以下に登場した限定味を見てみましょう!■やっぱり王道!サラダ・「食べ続けていても飽きがこない味だから」(女性/30歳)・「軽くてとまらなくなる」(女性/25歳)・「定番で、一番いいと思うから。嫌いな人はいないと思う」(女性/30歳)全体の半数に迫る人が、一番好きな味に挙げたサラダ。じゃがりこの「顔」として確固とした地位を得ているようです。まさに横綱!■じゃがバタは湯を入れればマッシュポテト?チーズ・じゃがバター・「チーズ。じゃがりこに限らず、チーズ味が好きなので」(女性/32歳)・「チーズの臭みが好き」(男性/33歳)・「じゃがバター味はお湯を入れて戻したときに、自然なマッシュポテトになるから」(男性/26歳)・「本当のじゃがバターを食べているようで美味しい」(女性/31歳)サラダ味に次いで人気だったチーズとじゃがバター。特にチーズはサラダと同じくLサイズも発売されているあたり、影で売り上げを支える立役者のようです。■今しか食べられないのに美味しすぎ!?期間限定味・「たらこバター。期間限定だったけど美味しかったから3回は食べた。たらこバター味のパスタを食べたくなる」(女性/28歳)・「ジャーマンポテト。若干辛めで酒のつまみにちょうど良いから」(女性/25歳)・「ツナマヨポテト。酸味とコクのバランスが完ぺきだった」(女性/24歳)人気のあまり復刻した商品も。期間限定にしておくのがもったいないような気もします。■大人だけの楽しみ?お・と・な じゃがりこ・お・と・な じゃがりこのジンジャーチキン。辛口で後を引くおいしさだから」(女性/28歳)・「レモン&ペッパー。お酒にもあうから」(女性/26歳)・「アンチョビ&ガーリック。ワインに合う!」(男性/30歳)何をもってお・と・なと名付けられているかは不明ですが、もしかするとお酒の相性なのかもしれません。■地方限定味も大人気!・「関西限定のねぎ焼き味。つまみになるから」(女性/30歳)・「東海限定の手羽先味。おみやげでもらってめちゃくちゃ美味しかったので」(男性/29歳)・「東北のずんだ。程よくしょっぱくて、ずんだが入っていて美味しい。ずんだ餅や枝豆が好きなので」(女性/26歳)ほかにも全国でさまざまな味が発売されている地方限定味。お土産でもらうとうれしい気持ちになりますよね。味の好みは人それぞれ。とはいえ、よくここまでさまざまな人たちに愛される味を考えつくものです。「じゃがりこ愛好家」の筆者としては、これからも多くの人に愛され、ロングセラー商品となってくれる味が出てくれるとうれしいです。(山本莉会/プレスラボ)
2012年11月24日前編では、吉祥寺にある猫カフェ「きゃりこ」の猫たちをご紹介した。後編では、前編でご紹介できなかった猫たちを紹介したい。赤い服を着て窓辺でくつろいでいるのは、アビシニアンという種類の女の子で、名前はアリスちゃん。ブルーの淡い毛色が美しく、大きな耳が特徴だ。運動量がかなりあるそうで、「どう猛なハンター」の異名も持つアリスちゃん。この日は寝起きだったためか、とてもゆったりとした動作だった。そっとおでこをなでてみると、とても気持ちよさそうな顔をしてくれた。大きな窓から見える空を見上げているのは、ラガマフィンという種類の女の子・プラムちゃんだ。まるでライオンの赤ちゃんのような見た目で、ふわふわの毛が特徴的である。失礼して下から撮影してみた。かわいいマズル(口元)の下には、ふさふさの胸毛が。少し大きめの猫ちゃんだが、狭いところに挟まるのが大好きだそうだ。ここでとても短い足の猫ちゃんが登場。マンチカンという種類の女の子で、名前はポコちゃん。この種類の猫の中には、短足の特徴がでない猫もいるが、ポコちゃんは見事にマンチカンらしい足を持っていた。短い足でヨチヨチと歩く愛らしい姿に、たくさんのお客さんが魅了されるという。足が短いため、高いところに登るのが苦手だそうだ。子猫のような足取りで店内を歩くポコちゃん。体全体を使って懸命にヨチヨチ歩く姿は、なんとなくペンギンの歩き方を連想させる。こちらへトコトコと歩いてきたのは、アメリカンショートヘアの桃ちゃんだ。アメリカンショートヘアーといえば、グレーと黒の色が一般的であるが、桃ちゃんは「カメオタビー」という珍しい毛色を持つ。シャイでおとなしい性格の女の子だという。オーソドックスな色合いのアメリカンショートヘアーもいた。祭ちゃんという女の子。ひな祭りの日にやってきたので、この名前になったという。とても面倒見の良い性格で、猫カフェのボス的な存在だそうだ。ここで息を飲むほどの美猫が登場。ノルウェージャンフォーレストキャットという種類で、名前は「みかん」ちゃんだ。ふわふわの毛並みが特徴で、特に胸のあたりの毛がかなりモフモフしている。丁寧にブラッシングされているらしく、滑らかな手触りの毛並みだった。一見、このみかんちゃんかと見間違える猫もいた。名前はよつば君。マンチカンという種類の男の子だ。みかんちゃんとは違い、顔の白い部分が少し少ないのが特徴。マンチカンという種類のため、とても短い足をしている。座ってしまうと、足がほとんど毛に隠れてしまうほどだった。悠然とこちらに歩いてくるのは、ノルウェージャンフォーレストキャットという種類のショコラちゃん。2月14日のバレンタイン生まれであることが名前の由来だという。足の先が白く、まるで靴下を履いているかのような前足をしていた。豊かなたてがみを持ち、その白さが目にまぶしい。「触ってもいいですか?」と許可をとり、そーっとおでこを触ってみる。下を向いてゴロゴロと喉を鳴らす姿は、威厳あふれる見た目に反してまるで子猫のようだった。店内には猫のグッズがたくさん置いてある。猫のクッションやぬいぐるみなど。お客さんからプレゼントされることもあるという。猫と遊ぶためのおもちゃも用意されている。中には少しほつれているものもあり、猫たちが元気いっぱい遊んでもらっているのがよくわかる。■店名猫カフェきゃりこ■住所東京都武蔵野市吉祥寺南町1-5-7雪ビル4F■営業時間10:00~22:00(ラストオーダー21:15)■料金平日は1時間1,000円、土日祝は1時間1,200円■ウェブサイトこちらから■備考入店は小学校5年生から【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月27日JR吉祥寺駅から徒歩で2分歩くと、猫の写真だらけのにぎやかな看板が見えてくる。吉祥寺にある猫カフェ「きゃりこ」。連載一回目で紹介した新宿の猫カフェの姉妹店だ。手を洗い、店内に入る。かなり広々としており、猫と思い切り遊ぶことができそうだ。漫画の種類も豊富で、ゆったりと過ごすことができる。店内にある木箱の中に、中型の猫がいた。エキゾチックショートヘアという種類の女の子で、まるこちゃんという。美しいブルーの毛色を持っているため、同じ毛色であるロシアンブルーという猫に間違えられることも。少々気が弱い性格で、おとなしい女の子だという。店内には大きなキャットタワーが設置され、ふと見てみるとドームの中で猫がくつろいでいた。スコティッシュフォールドという種類の女の子で、名前はちょこちゃん。スコティッシュらしい折れた小さな耳が特徴だ。名前の由来を聞いてみると、バレンタインデーにやってきたので、「ちょこ」と命名されたという。いつもはよく寝ているそうだが、この日は運のいいことに起きている姿を見ることができた。足元にものすごくモフモフな猫がやってきた。ペルシャ猫の玉子ちゃんで、読み方は「たまこ」だという。ペルシャらしい鼻ぺちゃの顔が愛らしく、そっと触れてみると絹のような極上の手触りだった。ソファでくつろいでいるのは、セルカークレックスという種類の「れんにゅう」ちゃん。珍しい種類の猫で、最大の特徴は「巻き毛」。天然パーマのように美しいウエーブのかかった毛を持ち、触れてみると羊のようなモコモコとしたさわり心地だ。吉祥寺店では一番年下の猫ちゃん。末っ子ならではの甘えん坊な性格だそうだ。お鼻をツンと触ってみると、キョトンという顔をされた。しばらく猫をめでていると、じーっとこちらを見つめてくる猫がいた。名前はくるみちゃん。アメリカンカールという種類の女の子だ。その名の通り、耳がくるんとカールしているのが特徴。上から見ると、耳が後ろにぺたっと倒れているのがわかる。お座りをしてしっぽをくるんと巻きつけているのは、おせちちゃんという猫。ロシアンブルーという種類の女の子だ。名前の由来は、1月1日生まれだからとのこと。グリーンの瞳が美しい猫ちゃんだ。舌をしまい忘れてボーっとしているのは、ララちゃんという猫。ラグドールという種類で、とても温和な女の子だそうだ。猫が苦手とするシャンプーやドライヤーにもものおじすることなく、おとなしくじっとしているという。顔を近づけてお腹のにおいをかいでみると、日なたぼっこをしていたのか、太陽の優しいにおいがした。店内には大きな鍋がおいてあり、猫が中でくつろいでいた。ラガマフィンという種類の男の子で、名前はライム君だそうだ。温泉につかっているおじさんのようなポーズで、鍋に入っているライム君。とても賢い子で、「お手」をすることができるそうだ。この日は気が乗らなかったのか、残念ながら「お手」をしてもらうことはできなかった。仕方なく鍋の外に出ている小さな手に触れて、「お手」のまね事をしてみる。柔らかくて温かな肉球が最高だった。顔がものすごくかわいい猫がこちらを見ていた。メインクーンという種類の猫で、名前はミミちゃん。あまりに整った顔つきに驚かされる。メインクーンは猫の種類の中では大型種に分類されるが、女の子であるためか、ミミちゃんはずいぶんと小柄だった。両足の先が白くなっており、靴下を履いているように見える。店内には、真っ白な猫もいた。スコティッシュフォールドの女の子で、名前はチロルちゃん。折れた耳が特徴で、ムチムチのボディーのため、丸まって眠るとお餅のようにも見えた。「白い悪魔」という異名を持つほどのワガママなお姫様だそうだ。おすましポーズをきめているのは、りんちゃんというソマリの女の子。フォーンという毛色だそうで、光の加減で色合いが変化し、とても美しかった。「りんちゃん」と声をかけてみると、「にゃー」と返事をしてくれる。鈴を転がしたような透き通った声で、耳にとてもここちよい。じーっと上目使いで見上げているのは、エジプシャンマウという珍しい種類の女の子。名前はいちごちゃん。甘えん坊な性格だそうで、よくほかの猫ちゃんにくっついているという。しばらくカメラを見つめていたが、飽きたのかせっせと毛づくろいを始めた。■店名猫カフェきゃりこ■住所東京都武蔵野市吉祥寺南町1-5-7雪ビル4F■営業時間10:00~22:00(ラストオーダー21:15)■料金平日は1時間1,000円、土日祝は1時間1,200円■ウェブサイトこちらから■備考入店は小学校5年生から次回は、猫カフェ「きゃりこ」吉祥寺店レポートの後編をお送りします。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月20日前編では、新宿にある猫カフェ「きゃりこ」の猫たちをご紹介した。後編では、前編でご紹介できなかった猫たち(特に大型種)を紹介したい。床で上手にお座りしていたのは、アビシニアンという種類の「ナッツ」君。アビシニアンは、エチオピア原産の猫で、美しいアーモンド形の目が特徴だ。「ナッツ」君は、運動神経が抜群の男の子で、少し興奮すると他の猫ちゃんを追いかけて遊びに誘ったりするという。キャットタワーの上でぼーっとしていたのは、エジプシャン・マウの女の子、「えのき」ちゃんだ。エジプト原産の種類で、美しいスポットの模様が人気だという。ちなみに、「マウ」とはエジプト語で「猫」という意味だそうだ。「えのき」ちゃんは警戒心のない子だそうで、おなかがすくと、ご飯をほしがってウロウロと歩くという。スッキリした顔立ちのわりに、ポコンと少しだけでたおなかがチャームポイントだ。ふとソファに視線を移すと、毛づくろい中の猫と目が合う。ラガマフィンの「ラム」ちゃんという女の子だ。見事な八割れの模様を持っており、フサフサの胸毛はまるでライオンのたてがみのようにも見える。夜になると、同じラガマフィンの猫ちゃんとの追いかけっこをして遊ぶそうだ。猫らしいポーズをきめているのは、短い足で有名なマンチカンの「陸」君。マンチカンなのに足が長いのが特徴的だ。控えめな性格で、なでられるのが大好きだとか。しゃがんで「こんにちは」とあいさつをしてみると、なぜかペロリと舌を出した。キョトンとした表情が愛らしい。この「陸」君の兄弟である「空」君が、カーペットの上でくつろいでいた。マンチカンの男の子で、「陸」君とは違って足がとても短い。しかし、この短い足でも、他の猫と同じように高いところに難なく登ることができるという。「陸」君と同じく控えめな性格で、少し気が弱いところがあるそうだ。おもちゃに埋もれながら上目使いをしているのは、シンガプーラという種類の女の子、「しじみ」ちゃんだ。シンガプーラとは、シンガポール原産のかなり小さい猫で、大きくても体重は2.7キロほどにしかならないという。「しじみ」ちゃんはとても甘えん坊な性格だそうで、他の猫ちゃんとくっついていることが多いという。ちなみに、兄弟の名前は「あさり」君だそうだ。まん丸なお顔でこちらを見ているのは、「ちょろ」ちゃん。アメリカンショートヘアにしては珍しい毛色で、サビ柄にも似た毛並みが美しい女の子だ。他の猫ちゃんととても仲が良く、じゃれて遊ぶのが大好きだそうだ。少し不機嫌そうなじと目の猫ちゃんがいた。アメリカンショートヘアの「みこし」ちゃんだ。胸のあたりをかいてもらうのが大好きな女の子で、元気いっぱいに日々を過ごしているという。12月25日生まれなので、「三太」君という名前のこの男の子。マンチカンという種類で、とても気が弱く優しい性格の猫ちゃんだそうだ。真っ黒でツヤツヤの毛波がすばらしかったが、カメラが自動的に「夜景モード」に切り替わってしまって撮影が難しい猫ちゃんだった。カメラを持つ腕にすり寄ってきたのは、こんがりとした額の猫ちゃん。アビシニアンの女の子で名前は「小麦」ちゃんだ。とても小柄で運動神経が良く、人間の肩にも簡単に登ってしまうという。カメラが珍しかったのか、大きな目でしばらくじっと見つめていた。そして、猫カフェ「きゃりこ」の猫たちの中でも特に人気の高い子が登場した。メインクーンという大型種の男の子、「ヒュウガ」君だ。マイペースな性格で、一人で遊ぶことも多いという。真正面から見てみるととても威厳のある顔つきだが、横から見てみると途端にベビーフェイスになる。しばらくおなかの毛づくろいをしていたが、終わった後に舌をしまい忘れているなど、少しおちゃめなシーンも見ることができた。この「ヒュウガ」君と同じ種類の男の子、「タイガ」君も人気が高いという。小型のライオンかと思えるほど威風堂々とした容姿を持っており、体重は猫カフェ「きゃりこ」の中で一番重いという。その大きさは比べてみると一目瞭然。しっぽもかなり太く、大型種ならではのものだ。この猫カフェには、ほかにも大型種がいる。ノルウェージャンフォレストキャットという種類の男の子で、名前は「はるまき」君というそうだ。おやつをもらった後はよく床で動かなくなっているという。毛色と同じゴールドの瞳が、まるで琥珀のようでとても美しかった。「こんにちは」と声をかけてみると、ゴロリと横になった「はるまき」君。起こさないようにそーっとおなかを触ってみる。あたたかくて柔らかく、ふわふわのおなかが最高だった。店内は、猫たちと気持ちよく触れ合えるようかなり広々とした造りになっている。小さなテーブルと、ふかふかのソファがあり、お客さんが移動しやすい配置となっている。猫じゃらしも種類は豊富で、自由に使うことができる。お店の人気メニューは、「フォンダンショコラケーキ」で、お値段は300円。アイスカフェラテ(200円)と共に注文するお客さんも多いとのこと。ショコラの中には、トロリとしたチョコレートソースがたっぷりと練りこまれており、ほろ苦いビターの味を楽しむことができる。また、クリームチーズケーキ、エビのトマトクリームパスタ、ふわとろ玉子のオムライスなども人気のメニュー。猫をめでながら、おいしいランチでおなかを満たすことができるという。食事スペースは猫と遊ぶスペースと完全に隔離されており、広々としたカウンターから、ガラス越しに猫を見ることができる。飲食スペースには、猫がいないかわりに、たくさんの猫グッズがあった。お店の猫たちの写真も多く、猫好きにはたまらない空間だ。猫カフェ「きゃりこ」の客層は実に幅広く、学生さんからお年を召した方まで訪れるという。お店の人にコンセプトを尋ねてみると、「何かのついでにぶらりと立ち寄れるカフェ」だという。「買い物や映画など、帰りがけに気軽に訪ねて、猫たちと触れあっていただきたい」と店員さんは語った。■店名猫カフェきゃりこ新宿店■住所新宿区歌舞伎町1-16-2富士ビルディング5階と6階■営業時間10:00~22:00(ラストオーダー21:15 年中無休)■料金平日1時間1,000円土日祝1時間1,200円。10分ごとに150円の延長料金がかかるとのこと。※入店は中学生以上から。詳細は同店ウェブサイトから。東京都町田市の猫カフェ「ねこのみせ」の取材レポートをお送りします。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月08日