お天気キャスターの池岡星香が14日、東京・新宿のブックファースト新宿店で写真集『Seika』(発売中 3,240円税込 ワニブックス刊)の発売記念イベントを行った。TBS系の情報バラエティー番組『ひるおび!』でお天気キャスターとして活躍中で、清楚系&ビューティーお姉さんとして、グラビアファンからも人気を集めている池岡が初めての写真集をリリース。昨年9~10月にグァムで撮影され、抜群のプロポーションを露わにするなど、セクシーショットが盛りだくさんの1冊となっている。背中が開いたセクシーなワンピース姿で登場した池岡は「昨日は名古屋でイベントをしたんですが、昨日は清楚系の衣装だったので、今日はセクシーな衣装にしてみました。前から見たらそれほど大胆ではありませんが、背中がパックリと見えるところがセクシーかなと思って(笑)」とカメラマンの要望に応じて背中を見せる場面も。同写真集の撮影はグラビア2回目の撮影だったそうで、「写真集初めての経験で正直緊張するのかなと思っていましたが、カメラマンさんがすごくテンションを上げてくださって、リラックスして撮影できました。最終的には音楽を聴きながらノリノリで撮影できました」と振り返り、「100点満点です! もう完璧だなって思います」と自信を見せた。また、写真集を出すことを目標にしていたといいう池岡は「絶対無理だと思ったんですが、それが実際に叶いました。今年も無理かなという目標を立てたいと思います」と前向き。続けて、「身長が高いということもあるので、大きなファッションショーに出てランウェイを歩きたいですね」と2019年の抱負を語った。また、女性としても「話しかけづらいオーラがあると思われるんですけど、実際に話してみると意外にそんな一面があるんだとよく言われます。それはそれでいいことですが、年齢を重ねていくうちに見た目と中身の差を作らないように、見た目通りに身長が高くてスラっとして中身も大人に変わっていけたらなと思っています」と"オトナ化"に意欲を見せていた。
2019年01月15日「フォーブス」誌が「世界で最も稼いだモデルランキング」を発表し、ケンダル・ジェンナーがトップを飾った。同リストはモデルたちの2017年6月1日から2018年6月1日までの推定収入(税引き前)を集計し、ランキング化している。メイクブランド「カイリー・コスメティクス」で巨額の利益を生み出した、妹のカイリー・ジェンナーの収入の7分の1ほどではあるが、2位のカーリー・クロスと圧倒的な差をつけて1位となったケンダル。「エスティ ローダー」、「アディダス」、「カルヴァン・クライン」などの大手企業との契約金が収入の多くを占めるという。ケンダルは昨年も1位であり、収入もほぼ変わりなかった。昨年7位だったカーリーは今年は2位に。「スワロフスキー」のほか、ケンダルと同様に「エスティ ローダー」と「アディダス」の顔を務めている。今年は長年交際していたジョシュア・クシュナーと結婚し、公私ともに最高の1年だったに違いない。3位はクリッシー・テイゲンと、ロージー・ハンティントン=ホワイトリーの2人。クリッシーは調理器具やレシピ本の販売、「リップ・シンク・バトル」の司会のギャラ、ロージーは「マークス&スペンサー」とのコラボラインや自身のビューティーサイト「ROSE INC.」での商品販売の収入が主。■世界で最も稼いだモデルトップ51位ケンダル・ジェンナー約25億円2位カーリー・クロス約15億円3位クリッシー・テイゲン約13億円3位ロージー・ハンティントン=ホワイトリー約13億円5位ジゼル・ブンチェン約11億円5位カーラ・デルヴィーニュ約11億円(Hiromi Kaku)
2018年12月14日松山ケンイチ(32)と染谷将太(25)が人気漫画を実写化したドラマ「聖☆おにいさん」に出演すると、各メディアで報じられた。 原作は累計発行部数1,600万部を誇る「モーニング・ツー」(講談社刊)に連載中のギャグ漫画。主人公は、ブッダとイエス・キリスト。世紀末を無事越えた2人が、都内でアパートをルームシェアしながら下界のバカンスを満喫するという内容だ。 松山がイエス役、染谷がブッダ役。さらには製作総指揮を俳優の山田孝之(34)がつとめ、監督を「銀魂」「勇者ヨシヒコ」シリーズで知られる福田雄一氏(49)がつとめるという。 「ドラマ化するものの、テレビではなく今年新たに立ち上がる動画配信サービスで配信予定だそうです。新規参入するということは、かなりの資金力を持ち話題になりそうなコンテンツもすでに仕込んでいることでしょう。原作ファンも満足いくような作品になりそうだと注目されています」(芸能記者) 松山といえば、12年のNHK大河ドラマ「平清盛」に主演。大河主演で俳優としての格がアップし、その後の出演作がことごとく注目されていた。そんななか16年には、カルト的な人気を誇ったギャグ漫画「珍遊記 -太郎とゆかいな仲間たち-」の実写化に挑戦し話題を呼んだ。 「松山さんが原作の大ファンということもあり、主人公・山田太郎のリアリティをとことん追求しました。原作ではおなじみの全裸や尻出しにも、果敢に挑戦。ところがあまり周囲の評価は高くなく、松山さんはへこんでいました。そのため今回、『珍遊記』の“リベンジ”だと意気込んでいるようです」(映画業界関係者) キャストのみならずスタッフも話題になる面々が集結しており、完成作品が注目される。
2018年02月20日俳優の松山ケンイチと染谷将太が、ドラマ『聖☆おにいさん』に主演することが20日、わかった。松山がイエス、染谷がブッダを演じる。同作は中村光による人気ギャグ漫画を実写化。世紀末を無事越えたブッダとイエス・キリストが、東京・立川でアパートをルームシェアリングしながら下界のバカンスを満喫している様を描く。2013年には森山未來、星野源を声優に迎え、アニメーション映画が劇場公開された。大人気漫画のドラマ化というだけでも話題だが、今回は俳優の山田孝之が製作総指揮を務め、福田雄一が監督を務めることでも注目を受ける。2018年、新たに立ち上がる動画配信サービスにて配信を予定している。イエス役の松山は「福田さんがキリスト役の事は熟知してるので色々聞いて頑張りたいなと思っています」と一言。ブッダ役の染谷は「いつか実写でみたいなと思っていた聖☆おにいさんにまさか参加するとは思ってもみませんでした。しかも、ブッタ役で」と驚きを表す。「松山さん演じるジーザスとどんな掛け合いになるのか、想像するだけでニヤケてしまうのは俺だけでしょうか? まだ撮影もしていないのに、皆様に届ける日が楽しみでなりません」と期待を語った。製作総指揮の山田は「想像しただけでも失禁しそうです。 (少し出てますが)」と"うれション"。「既に悟りを感じさせるお二方の存在感は正にブッダとイエス。日頃の激務に追われる天界での生活から離れ、下界での生活をごゆるりとお過ごし頂きたく思いますが演出は福田雄一監督ですのでタダでは済まないことは容易に想像できます。アーメン」と祈った。監督・脚本を務める福田は「今まで何度も何度も出演をお願いして叶わなかった松山くんと染谷くんで、連載当初から念願だったこの原作を実写化出来ることが、ただただ幸せです!」と気合十分。原作の中村は「松山さんのアガペー溢れるお顔と、染谷さんのアルカイックスマイルが見られるのを、今から楽しみにしています」と期待を寄せた。
2018年02月20日フリーキャスターでタレントの岡副麻希が18日、東京・渋谷MODIのHMV&BOOKS TOKYOで写真集『Maki Mermaid』(発売中 3,240円税込 小学館刊)の発売記念イベントを行った。写真集『Maki Mermaid』発売記念イベントを行った岡副麻希健康的に日焼けした肌で朝の情報番組『めざましどようび』(フジテレビ系)やバラエティー番組などで活躍中の岡副麻希。そんな彼女の初めてとなる同写真集は、常夏の島・ハワイで撮影された。ハワイの大自然をバックに、いつものあどけない表情からちょっぴり背伸びをした"オトナモード"の姿も披露するなど、彼女の魅力が詰まった一冊となっている。撮影地のハワイを意識したトロピカルな衣装で登場した岡副は「今まで写真がとにかく苦手で、七五三や成人式の前撮りの写真もなくて、いきなりいっぱい自分の写真が出てきたので驚きました(笑)」と当初は戸惑いもあったようだが、「コンセプトは"自由"です。それに私は元々競泳をやっていたので、競泳水着を着て出来るだけ太陽の下で伸び伸びと撮らせてもらいました」と写真集を紹介。お気に入りを「プールで撮った競泳水着の写真」とあげて「本当に筋を伸ばしたくなって、筋を伸ばしたら自然に撮ってもらいました。オフ感満載の1ページです」と説明し、貴重な水着姿のカットは「フィッティングの時は恥ずかしかったんですが、いざハワイへ行ったら開放的なところで出来るということで全然恥ずかしくなかったですね。むしろ爽快感があって最高でした。それもハワイという場所のお陰だと思います」と胸を張った。そんな彼女は、高校野球で強豪の大阪桐蔭高校出身。後輩にあたる藤浪晋太郎投手の話題となり、「ちょうど今はキャンプ中で大変だと思うので、ぜひこの写真集を見ていただいてトロピカルな気分で頑張ってもらいたいと思います」とエール。藤浪投手にも見て欲しいという同写真集は「本当にありのままを撮っていただいたので、(所属事務所が)セントフォースだし1010点(笑)」と満足げだった。
2018年02月19日フリーアナウンサーの岡副麻希(25)が9日、都内で行われた「セント・フォースカレンダー2018」(12月1日発売)の発売記念握手会に、伊藤弘美、阿部華也子と共に登場。イベント前に報道陣の取材に応じ、今年を振り返ると共に来年の抱負を語った。岡副は「今年は仕事面では周りの人に助けてもらってばっかり。普通に会話するのでも一人で完結したことがない。本当に助けてもらった25歳」と2017年を振り返り、「26歳は、自分がもてなされてきた分、少しでももてなす側にもなりたい。助けてもらった分、フォローを入れる側にもなれたら」と話した。また、「2018年は26歳になる。母が私を25歳で産んでいるので、中身も外見もアダルトというか大人になりたい。そのために一生懸命生きたい」と大人の女性を目指すと宣言。そのために、「引っ越したい。まず行動範囲を広げたくて。引っ越して、自転車を勝手、自分の趣味を見つけたい」と自由な発言で笑いを誘い、「あと、お酒いろいろ挑戦したい。少しずつでも飲めるようになりたい」と加えた。今年は、フジテレビ系『痛快TVスカッとジャパン』で演技にも初挑戦。新たに挑戦したいことを聞かれると、「高校生の役をやりたいです。制服が着たい。そのために黒髪にもします。部活に励む人の役をやりたい」と高校生役に興味。また、「高校野球が好きなので、いつか高校野球のお仕事に携われたらいいなと思っています」と話した。そして、制服は何歳までOKだと思うかと聞かれると、「いまだに年齢確認されるくらい幼く見られてしまう」と打ち明け、伊藤から「違和感ないと思う」と言われると、「着せて確かめてください」と要望。サッカーの三浦知良選手が50歳を迎えたときにインタビューしたことを明かし、「50歳だけど年齢を感じさせない。年齢は関係ないんだということを教わったので、それを私も制服を着て証明したい」と意気込みを語った。「セント・フォースカレンダー2018」は、各局で活躍する美人キャスター12人が一同に集結する卓上カレンダー。新井恵理那、皆藤愛子、川田裕美、阿部華也子、小菅晴香、高見侑里、小林麻耶、岡副麻希、柴田阿弥、伊藤弘美、長野美郷、望月理恵が月代わりで登場する。
2017年12月09日フリーアナウンサーの岡副麻希が9日、都内で行われた「セント・フォースカレンダー2018」(12月1日発売)の発売記念握手会に登場。イベント前に報道陣の取材に応じ、親知らずを抜いたエピソードを語った。岡副麻希岡副は今年印象に残っていることとして「親知らずを抜いたこと」を挙げ、「親知らずを抜いた日に永島(優美)アナと三上(真奈)アナとご飯食べに行く約束をしていて、お店でティッシュの入れ替えをしてお店の人にも気を遣ってもらって…」と抜いた当日の様子を説明。「その日は寝たんですけど、次の日枕が血だらけで。でも、唾液の分泌が多いから心配いらないと言われて」と仰天エピソードをさらりと披露した。もう一つ、「TSUTAYAカードを作ってTSUTAYAデビューしたこと」も印象に残っていることとして挙げ、「おすすめの映画を教えてもらって映画を見始めました。その時間がすごく幸せな2017年でした。借り放題入っちゃって」とうれしそうに話した。「セント・フォースカレンダー2018」は、各局で活躍する美人キャスター12人が一同に集結する卓上カレンダー。新井恵理那、皆藤愛子、川田裕美、阿部華也子、小菅晴香、高見侑里、小林麻耶、岡副麻希、柴田阿弥、伊藤弘美、長野美郷、望月理恵が月代わりで登場する。この日の取材には、岡副のほか、伊藤、阿部が出席した。
2017年12月09日「第42回ホリプロタレントスカウトキャラバン」の決勝大会が29日、都内で行われ、沖縄県出身でコスメショップ店員の定岡遊歩さん(21歳)がグランプリに輝いた。深田恭子や石原さとみら数多くのスターを輩出している同オーディション。近年は女性限定のオーディションだが、第42回目を数える今年は1997年の第22回大会以来、実に20年ぶりの男女混合大会で、応募総数3万6,504人が応募した。WEB審査や全国9カ所で行われた地方予選、そして数度にわたる合宿審査を勝ち上がった男女10人のファイナリストが決勝大会に進出。決勝大会ではバラエティー審査と自己PRが行われ、自己PRで小学2年生の時から始めたというピアノを披露した男性の定岡遊歩さんが選ばれた。自分の名前を呼ばれて思わず表情が固まった定岡さんだったが、第1回の同大会でグランプリを獲得した榊原郁恵からトロフィーを渡されて思わず涙。榊原から「ホリプロはまたすごい人を見つけたと思います。すごい期待が掛かっているから頑張って欲しいですね。期待しているから一緒に頑張りましょう!」と温かい言葉をもらった定岡さんは、自分の名前を呼ばれた時のことを「えっ? まじで自分? という気持ちになっちゃいました」と告白。ピアノを弾いた自己PR審査では、審査員のヒャダインから「(ピアノのベダルを)踏みすぎ!」と注意されて「裏で半泣き状態でした」と自信を失くしたようだが、「まさかグランプリになれるとは思っていませんでした。初めて人生で1番をとったので、どうしたらいいか分からないですが、すっごく嬉しいし、今までで一番嬉しかったです」と喜びを爆発させた。2年前にアパレルの仕事に就くために沖縄から上京し、現在はコスメショップで店員として働いている定岡さん。同大会でグランプリとなり、今後は芸能人として注目が集まるが、しばらくは「両方頑張ります」としながらも、「夢はオールジャンルでみんなから愛されるタレントさんになりたいです」と芸能人としての目標も。また、報道陣から「りゅうちぇるに似ている?」と聞かれると「言われるんですけど、違います!」とあくまでもオリジナルであることを強調していた。なお、審査員特別賞には広島県出身の大学3年生・井上祐貴さん(21歳)が受賞。男性がグランプリと審査員特別賞のダブル受賞に輝いたのは、ホリプロスカウトキャラバン史上初めてのことで、男性がグランプリを獲得したのは1991年以来、26年ぶりとなる。
2017年10月29日劇団☆新感線の舞台『髑髏城の七人』で一人二役に挑む松山ケンイチさんが、舞台への思いを明かしました。今年3月にオープンした回転型劇場・IHIステージアラウンド東京。観客席が回る斬新な舞台機構とともに話題なのが、キャスト・脚本・演出を変えながら上演される劇団☆新感線『髑髏城の七人』のロングラン公演だ。第3弾となる今回、小栗旬さんや阿部サダヲさんが演じてきた捨之介に松山ケンイチさんが扮する。「再演とかリメイクって、僕のなかには前作をどうしたって超えられないイメージがあって、普段は腰が引けてしまうんです。でも今回は新感線の舞台にもう一度立たせてもらえる嬉しさの方が強くて、後のことはその時に考えればいいや、と」松山さんを捉えるのは、新感線の舞台の持つポジティブなエネルギー。「僕自身は冷めたところがある人間なんですが、新感線を観ると気分が持ち上げられて、頑張るぞって思える。自分もそっち側になりたいって気持ちにさせられるんです。そのぶん、演じる側にも魂が口から出るくらいのパワーが必要なんですが」『髑髏城の七人』は、天下を手中にしようと暗躍する髑髏党の野望を阻止すべく立ち上がる七人の男女を中心に描く新感線的時代劇。松山さんは、素朴な捨之介役と同時に、冷徹な髑髏党の党首・天魔王という真逆の役の、一人二役に挑む。「自分のなかでそれぞれ役のイメージはできてきているんですが、早替えと同時に、捨之介から天魔王に表現も脳味噌も一瞬にして切り替えないといけないのが難しいです」‘14年の新感線の『蒼の乱』を含め、舞台出演は3作目だが、「一度出てしまったら逃げ場がない」だけに「修行みたいな場」だと語る。「僕は普段カメラに向かって演技していますが、舞台では、お客さんの目ひとつひとつがカメラ代わりなんですよね。こっちに目を向けてもらいたいと思ったら、自分の演技で引き付けるしかない。それだけ技術を必要とする場だと思っています。表情や目線で演技しても、客席からはほとんど見えませんけれど、だからといって細かな芝居をおろそかにすれば空気や佇まいに出てしまうと思うんです。とはいえ、立ち回りのように、映像に比べて大きさを意識しないと伝わらない部分もある。そのさじ加減をどうするかが、いま課されている課題なのかな、と」松山さんは自身を「冷めている」と評するけれど、語る言葉の端々から受けるのは芝居への静かな熱。「仕事において、自分も充実しているという実感を得ることって、すごく大事だと思っているんです。そのためにも真剣にやらないと」まつやま・けんいち1985年生まれ、青森県出身。近作にドラマ『A LIFE~愛しき人~』、映画『聖の青春』。公開中の映画『関ヶ原』のほか9月23日公開の『ユリゴコロ』にも出演。城の絵図面を持っていることから髑髏党に追われていた沙霧(岸井ゆきの)は、通りがかりの浪人・捨之介(松山)に助けられる。傷の手当てのため色街・無界の里を訪れるが…。9月15日(金)~11月3日(金)豊洲・IHIステージアラウンド東京作/中島かずき演出/いのうえひでのり出演/松山ケンイチ、向井理、田中麗奈、橋本じゅん、山内圭哉、岸井ゆきの、生瀬勝久ほかS 席1万3000円サイド席1万2500円(共に税込み)ステージアラウンド 専用ダイヤルTEL:0570・084・617(10:00~20:00)※『anan』2017年9月13日号より。写真・網中健太スタイリスト・五十嵐堂寿ヘア&メイク・勇見勝彦(THYMON Inc.)インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2017年09月09日11月に上海で開催予定の「ヴィクトリアズ・シークレット(Victoria’s Secret)」のファッションショーに、ケンダル・ジェンナーは出演しないようだ。先日、昨年ケンダルと一緒にランウェイを歩いたジジ&ベラ・ハディッド姉妹が、今年もショーに出演することが決定しSNSで興奮を爆発させた。2人の親友でもあるケンダルからも同じ報告を期待していたファンも多かったことだろう。しかし、過去2年に渡って「VSファッションショー」で活躍したケンダルは、「VS」とは異なる下着ブランド「La Perla(ラ・ぺルラ)」のイメージギャラクターに就任したことが明らかになった。「La Perla」は1954年に創業という古い歴史を誇るイタリアの高級下着ブランドだ。「TMZ.com」によれば、ケンダルは「La Perla」と数億円で契約を結んだとのこと。ケンダルはすでに「La Perla」のセクシーな下着に身を包む自分の画像を2枚SNSに掲載し、すっかり「La Perla」の顔になっている。「VS」と「La Perla」は同業のため、ケンダルが「La Perla」の顔である限り「VS」の羽根を背負うことはないのが悲しい現実。とはいえ、今年の「VSファッションショー」には去年のモデルたちのほとんどが再集結するとともに、カーリー・クロスが2年ぶりに出演することをSNSで報告している。ケンダルはいなくとも、ショーは大いに盛り上がりそうだ。(Hiromi Kaku)
2017年09月01日8月17日(木)に初日を迎える『幽劇』主演のダイに挑む橘ケンチを直撃!果たして、痛快スタイリッシュ“ゴースト”ギャングエンターテイメントとは?舞台『幽劇』チケット情報「描かれているのは人間ドラマで、それぞれが抱える物語がクロスオーバーしてひとつの結末に辿り着きます。アクションもあってエネルギーあふれる作品なので、僕らの乱れ散る姿を観てほしいです」初の殺陣にも挑戦している。「刀をしっかり持って演じることは初めてですが、スタイリッシュな動きを意識しています。でも全員がかっこよく戦うのではなく役に沿った殺陣なので、そういった細かいところまで観てほしいです」また、役作りについても、「舞台は客席の方が観たいところを観るものなのでどこから観られてもいいように、今回、ダイとしての立ち姿や歩き方、その場の居方みたいなものをテーマにしています。なぜ、そう在るのか?を考えることがダイを創ることになると思うから。僕自身がダンサーでパフォーマーでもあるので身体表現から入っていくのがあっているんです」と明かした。ダイは4人のギャングのリーダーで仲間を思い、その背中を押す存在だ。メンバーのイクオ(多和田秀弥)、シン(高橋健介)、メツ(田中涼星)について聞いた。「シンは信頼できる参謀的存在で、それがまた健介に似合ってる。メツはボウ(井阪郁巳)という可愛らしい下っ端がいて掛け合いがおもしろくて、でも熱い。イクオはとにかく弾けてます。秀弥は見た目と中身が全然ちがっていて、僕は最近、ますだおかだの岡田さんだと思ってます(笑)」初の共演者たちから大きな刺激を受けている。「桃仙役の荒木宏文くんは役に対する姿勢とか、すべてが役者として在ることに向かっていて、尊敬できる存在です。僕にとって誰かと出会うことがすべて財産で、互いの価値観を深めあい新しいものを生み出すことが喜びだと思っていて、今回もそういった関係を作ることができています。きっと、この舞台を観た方は全員、出演者のファンになってしまうんじゃないかな。それくらい濃くてすてきな空間を届けます」「日本に続き上海でも上演が決まり、海外進出も意識した新たなオリジナルコンテンツの誕生です。まずは初日に向けてギリギリまで煮詰めて、劇場を幽劇色に染めます」と、橘が意気込む本作は、8月17日(木)から23日(水)まで東京・日本青年館ホール 、9月1日(金)から3日(日)まで上海・虹橋芸術中心にて上演。取材・文:おーちようこ
2017年08月16日お昼12時半からの放送にも関わらず、高視聴率を記録している『やすらぎの郷』(テレビ朝日系)。4月3日の初回の視聴率は8.7%、その後も6%以上を推移していて、同時間帯でトップを走っている。 石阪浩二(75)、浅丘ルリ子(76)、加賀まりこ(73)など豪華出演者の共演が話題となっているが、いちばんの見どころは脚本家の倉本聰さん(82)が編んだストーリー。過去の蒸し返しや芸能界とテレビ業界のタブーや風刺など、数々の爆弾がぶち込まれている。5月が終わった時点で見つけた爆弾をランキング形式で紹介しよう。 第5位:倉本聰の自虐ネタ 「センセイ、紫綬褒章までお取りになってんのに、それ位の想像力がわかないの?」(第7話より) 主人公の菊村が紫綬褒章を取っていることを理由にして無理難題を押し付けられたり、バカにされたりするシーンがたびたび登場する。倉本さんは、紫綬褒章の受章者だ。 第4位:元嫁、元カノをキャスティング 「倉本さんの作品なら」と、多くの名優が出演しているが、過去に縁の深い組み合わせも。 石坂浩二演じる主人公が、浅岡ルリ子と加賀まりこが演じる往年の大女優たちと再会するシーン。浅岡が再会を喜んで石坂に抱きつくと、加賀があきれたと天を仰ぐ。浅岡は石坂の元妻。加賀は石坂と交際していたことがある。他にも市川崑監督(享年92)との不倫関係にあったとされる有馬稲子(85)が市川チルドレンの石坂と浅岡と共演するなど、かつてなら考えられない共演が実現。時間の流れはすべてを洗い流すようだ。 第3位:フジテレビを小ばかに 「ここ(湾岸テレビ)の月九枠はさんざんで、起死回生を狙っているんでしょう。福原秀忠、キヨノブ、岡ケン。人気タレントをずらりと並べて」(第14話より) 月9にドラマ枠を持つ湾岸テレビとは、どうみてもフジテレビのこと。倉本さんは『やすらぎの郷』の脚本を当初フジテレビに持ち込んだが、ほとんど検討されずボツにされた経緯がある。劇中では逆に菊村のもとに湾岸テレビから脚本の依頼があるが、興味がないと即断っている。テレビ朝日で実現した『やすらぎの郷』は高視聴率を記録。フジの亀山千広社長(60)退任の一因になったともいわれている。第2位:スターたちの哀しい末路 「大道洋子、思い出してみろ。一時はあんなに売れてたのに、自分の部屋で死体見つかったのは死後1週間経ってからだぜ」(第2話) 川越美和さんが9年前に35歳で孤独死したことが報じられたばかりだが、大道洋子のモデルは’09年に孤独死した大原麗子さん。見つかった時、死後3日経っていた。一世を風靡したスターたちの哀しい末路を見て、倉本さんは『やすらぎの郷』の着想を得た。第1位:テレビ批判 「テレビを今のようなくだらないものにしたのはテレビ局そのものだからさ」(第2話より) 作品を貫徹するテーマのひとつがテレビ局への批判。『やすらぎの郷』はテレビ界に貢献したもののみが入居できるが、テレビ局員にはいっさい資格がない。テレビ局がテレビ界をダメにした元凶だからだ。作中ではスターを作ってはポイ捨てしていく、テレビ業界への批判がたびたび登場する。 作品は全130話。6月に入った時点では、まだ半分も放送されていない。年を取って怖いものがなくなった倉本さんの爆弾はまだまだ仕込まれているはず。
2017年06月04日「この日は当初、木村さん1人でクランクアップを迎える予定でした。ところが松山ケンイチ(32)さん、木村文乃(29)さん、浅野忠信さん(43)らが急遽サプライズで駆けつけてくれたんです。驚いた木村さんは『ビックリしたぁ!なにしてくれんだよ!』と目を丸くして、うれしそうな笑顔を見せていました」(ドラマスタッフ) 3月19日、最終回が放送された木村拓哉(44)主演の『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)。12日放送の第9話までの平均視聴率が14%を超える、今季いちばんの大ヒットドラマだ。 「終始チームの士気は高いまま、最終回まで突っ走りました。木村さんは座長として自腹でスタッフジャンパーを作って配ったり、高級寿司を差し入れしたり、気配りを忘れませんでした。その甲斐あって、チームワークは完璧。現場で毎日欠かさずやっていたのが、その日のシーンについてのブレイン・ストーミング。出演者もスタッフも全員が遠慮なく意見をぶつけあい、それが撮影に生かされたんです。木村さんは自分の出番がなくても控え室に下がらず、ずっとスタジオで撮影に目を配っていました」(前出・ドラマスタッフ) 前出のドラマスタッフはこう続ける。 「家に帰る余裕がない日には、寝袋を持ち込んで、仮眠でしのぐほどの頑張りようでした。第8話の視聴率が15.7%と最高記録を打ちだしたときも、『ヨッシャー!』と木村さんがいちばん喜んでいました」 有終の美を飾った『A LIFE』だが、プレッシャーは大きかった。 「木村さんはドラマが始まった当初、『僕を必要としてくれる人がいてくれるのだったら、これからもものづくりをさせていただきたいと思っています』と周囲に語っていました。これまでの自信満々だった木村さんではちょっと考えられないひかえめな発言です。SMAP解散の影響を本人も気にしていたのでしょう」(テレビ局関係者) しかし当初の心配とは裏腹に、初の“ソロ活動”を成功させた木村。これまで以上に真剣に取り組む木村をみて、『負けていられない』と共演者たちも盛り上がった。 「その先頭にたったのが竹内結子(36)さん。木村さんのことを“先輩”としてすごく立てていました。竹内さんは、現場の雰囲気を少しでも明るくしようとして、『手術室、終始、手術中』という早口言葉を考案。共演者たちに流行させたんです。いちばんうまく言えたのは及川光博(43)さんでした(笑)。竹内さんは差し入れにも気を遣ってくれています。以前持ってきてくれたマンゴープリンなんか絶品でした」(前出・ドラマスタッフ) なかでも木村を慕ってやまないのが松山だという。 「松山さんはとにかく木村さんのことが大好きなんです。まるで、憧れの先輩の一挙手一投足を見逃さない中学生みたいな感じで、ずーっと木村さんにくっついてまわっているんですよ。それを竹内さん、菜々緒(28)さんの2人から『もしかして恋人同士?(笑)』ってからかわれていました」 今クール最高視聴率を叩きだした影には、木村の並々ならぬ努力があった――。
2017年03月21日V6・岡田准一主演の映画『関ヶ原』(8月26日公開)に、松山ケンイチ、壇蜜が出演することが6日、明らかになった。同作は司馬遼太郎の同名小説を実写化。戦国時代に終止符を打った”関ヶ原の戦い”で石田三成(岡田)はなぜ徳川家康(役所広司)に負けたのか、封印された真実をひもとく。三成と淡い恋を育む伊賀忍び・初芽を有村架純が演じ、原田眞人監督がメガホンをとる。松山が演じるのは、会津上杉家の家老・直江兼続。三成とは結託し家康に挑んでいく。原田監督作品『日本のいちばん長い日』にも出演した松山は、「原田監督のユーモアが大好きで、いつも楽しませて頂いてます」と監督について語った。同役は大河ドラマ『天地人』で描かれたことでもおなじみで、様々な俳優が演じているが、松山は「今までの直江兼続像から少し離れたところで楽しくやらせて頂きました」と振り返る。「尊敬する岡田さんと同志といえる間柄を演じる事が出来て、素晴らしい経験をさせて頂きました」と喜びを表した。また、壇蜜は島左近(平岳大)の昔馴染みの尼僧妙善を演じる。短い出演ながらも印象を残すポジションで、「左近さまと三成さまの密談を見守らせていただきました」と役柄について説明した。さらに「壮大な映画の景観を損ねぬようコッソリとおつとめした次第です。どうぞお楽しみください」と謙虚にアピールした。
2017年03月06日1989年のデビュー以降、『レ・ミゼラブル』など数々のミュージカルでメインキャストを務めてきた岡幸二郎が、コンサート『ベスト・オブ・ミュージカルⅢ』を上演する。これは3年前、デビュー25周年を迎えて製作された同名アルバムとコンサートが好評を博したことから、その後も続けられているステージの第3弾。ミュージカルの名曲をフルオーケストラ(日本フィルハーモニー交響楽団)で聴けるという、贅沢な内容も話題だ。岡幸二郎スペシャル・プレミアム・コンサート チケット情報第1部は1927年初演のブロードウェイミュージカル『ショウ・ボート』のコンサート・バージョン。岡は一昨年、〈富山市オーバード・ホール 名作ミュージカル上演シリーズ〉として製作されたこの作品に出演した。「現在の“ミュージカル”の源とも言われているだけに、楽曲の素晴らしさに改めて感銘を受けました」と言うが、「舞台セットの関係で、簡単に上演できない作品というのが分かって。それならばと、今回のコンサート形式での上演を思いついたんです」と本作への想いを明かす。「『ショウ・ボート』が初演された1920年代は、まだ楽曲にクラシック音楽の色が色濃く残っていた頃。実は本作の“コンサート形式の楽譜”というのも存在していたので、それをそのままオーケストラでやってみようということになりました」と岡は話す。これが日本初という貴重な試みとなるが、「一昨年のマリア役・土居裕子さんも出てくださいますし、バスバリトンの三戸大久くんには、あの名曲『オール・マン・リヴァー』を歌ってもらう予定です。このコンサートを観た方に“いつかミュージカルのほうも観てみたい”と思っていただければ本望ですね」と笑顔で語ってくれた。そして第2部では『レ・ミゼラブル』の楽曲を中心に、ミュージカルの名曲を歌い上げる構成。「“レミ”は日本初演30周年ということもあり、せっかくだから(岡が演じた)ジャベールの歌以外にも、バルジャンはもちろん、ファンテーヌ、エポニーヌの曲も歌ってしまおうと思っています(笑)」と茶目っ気たっぷりに岡は話す。そんな挑戦が成立してしまうのも、名曲がもつ“強さ”と岡の表現力、その両方がそろってこそだろう。ここでは若手注目株の中井智彦と渡辺大輔をゲストに迎えて贈る。「ダンスも歌もやる“ミュージカル俳優”という仕事は、日本だとおそらく僕たちの世代が初めて。それが今は、どちらも出来てイケメンでという若手がたくさんいますよね。それは本当に嬉しいことだけれど、そんな彼らにこそ、古くても良いミュージカルをもっともっと知ってほしい」と言う岡。ミュージカル界を牽引し続けてきた岡の、温かい魅力の一端が垣間見られたインタビューとなった。公演は3月28日(火)東京オペラシティ コンサートホール:タケミツメモリアルにて。取材・文佐藤さくら
2017年02月23日モスキーノ(Moschino)とバービーが再びタッグを組み、バービー&ケンのギフトセットを発売。第3弾となる同ギフトセットは、モスキーノ15年フォールコレクションのカラフルで気まぐれなドレスを身にまとったバービー人形と、テレビのテスト信号の縞模様にインスパイアされたタキシードを着用したケン人形。モデルとなったのは、「2015年 MTV video music アワード」のレッドカーペットに登場した、モスキーノのクリエイティブ・ディレクター、ジェレミー・スコットと、モデルのステラ・マックスウェルである。動画引用元: (モスキーノオフィシャルYouTube:
2016年12月06日モスキーノ(MOSCHINO)がバービーと再びコレクションを展開。バービー&ケンのギフトセット第3弾が、2017年1月18日(水)より伊勢丹新宿本店にて数量限定で発売される。人気コレクションの新作では、モスキーノのクリエイティブ・ディレクターであるジェレミー・スコットがモデルに。2015年のMTVビデオミュージック アワードのレッドカーペットに現れたジェレミーの姿が、バービーのボーイフレンド・ケンに落とし込まれた。当日のジェレミー同様、ジャケットルックのケン。テレビのテスト信号を想起させる、カラフルな縞模様をあしらい、上品であるはずのタキシードに新鮮さを投じている。お相手のバービーは、一緒にレッドカーペットに登場した、モデル ステラ・マックスウェルがインスピレーション源に。ヴィクトリアズ・シークレットのショーで魅せるセクシー表情が表現されている。纏うのは2015年秋コレクションのカラフルなドレスだ。【アイテム詳細】モスキーノ&バービー バービー&ケンのギフトセット第3弾 28,000円+税発売日:2017年1月18日(水)※なくなり次第終了。取扱い店舗:・伊勢丹新宿本店住所:東京都新宿区新宿3丁目14-1・モスキーノ公式オンラインストア※モスキーノ公式オンラインストアでは発売中。・伊勢丹オンラインストア※伊勢丹オンラインストアは、1月11日(水)10:00 ~1月13日(金)10:00WEB抽選発売分の応募受付開始。※当選者のみ2017年1月16日(月)メールにて連絡。【問合せ先】マテル・インターナショナル株式会社カスタマーサービスセンターTEL:03-5207-3620(受付時間10:00~16:00)※月~金(祝除く)
2016年12月05日夭折した棋士・村山聖の姿を描いた映画『聖の青春』が11月19日(土)に公開を迎え、主演の松山ケンイチ、東出昌大、リリー・フランキー、柄本時生、森義隆監督が舞台挨拶に登壇。さらに、劇中で東出が演じた羽生善治三冠も来場し、松山と東出に初段の免状を授与した。舞台挨拶その他の写真いずれ名人になることを期待されるも、病で斃れた“怪童”村山聖の生涯を描いており、松山はこの役のために約20キロの増量をしたことも大きな話題となった。公開を迎え、松山は「昨日の夜、目が覚めたんです」と彼にとっては珍しく初日を前に寝付けなかったと告白。「やることなくて、鼻毛でも切るかって鼻毛を切って、肉まん食べて寝ました(笑)」とマイペースに語り、あいにくの雨模様についても「上にいる村山さんのひねくれてるところが出たんじゃないかと思います」と笑っていた。村山の師匠の森を演じたリリーは松山と会うのは撮影以来だが「久しぶりに会ったら痩せてて、師匠としては哀しい気分」と少し寂しそう。なおも「コロコロしてる松山くんの方が好き」というリリーに松山は「ヨメにも言われます(笑)。でも(太ったままだと)村山さんか相撲取りの役かの二択しかなくなる。それで子どもが成人するまで持てばいいけど…」と語り笑いを誘っていた。一方で、リリーは増量ばかりが注目されがちな中、松山の内面に迫る役作りに称賛を送る。映画の中で、村山が森から教わったのは「酒と麻雀だけ」というセリフがあるが、実際、劇中でふたりが麻雀を打つシーンはないにもかかわらず、撮影前に松山はリリーと麻雀をすることをお願いしたそう。「そのために、映画と関係ない新井浩文とピエール瀧が動いてくれた。最後のエンドロールに撮影協力で名前出してもいいくらい」とリリーは語り、松山も「しかも新井さん家で(笑)」と驚きの役作りの一端を明かした。そして、この日はゲストとして村山のライバルで、東出が演じた羽生善治三冠本人が来場。羽生三冠は本作のリアリティを称賛し「映画で村山さんの姿が見られて嬉しかったです」と笑顔を見せた。一方で東出が演じた自らの姿については「自分が出てくるのは気恥ずかしい部分がありますね。生きて(自身が出ている)作品を見られたのは幸福なのかなと思います」と語っていた。そして、松山と東出に、谷川浩司将棋連盟会長、佐藤天彦名人、渡辺明竜王、そして自身の署名の入った初段免状を授与し、会場は温かい拍手に包まれた。『聖の青春』公開中
2016年11月19日公開初日を迎えた映画『聖の青春』の舞台あいさつが19日、東京・有楽町の丸の内ピカデリーで行われ、主演の松山ケンイチをはじめ、東出昌大、リリー・フランキー、柄本時生、森義隆監督、棋士の羽生善治が出席した。公開前から大きな話題を集めていた本作の初日舞台あいさつに、主演の松山ケンイチらキャスト陣と森監督が登壇。主人公の村山聖を演じた松山は、撮影以来の再会となったリリー・フランキーから「本当に痩せたよね。コロコロしている時の松山君の方が好きだな」と指摘されて「よく言われるんです(笑)。嫁(小雪)にも言われたんですけど、(太ったら)村山聖か相撲取りですよ」と自虐的だったが、本作については「原作と出会った時は5年に1本の作品になると思いました。それが撮影をしたら10年に1本となり、撮影が終わったら一生に1本だと思いました。人間としての原動力にもなりましたし、村山さんを愛すことができて幸せでしたね」と充実した表情を見せた。羽生善治役の東出も「将棋って映画になるのか不安でしたが、撮影では一気に吹き飛びました。こんなに素晴らしい台本に出会えたと思って撮影中は没頭できてすごく楽しかったです」と満足げ。舞台あいさつの途中から登場した羽生善治三冠も「映画を見た時に随所随所で村山さんが生活していた場所だったり時代背景だったりとリアルティーや臨場感を大切にして作られていたとひしひしと感じました」と絶賛した。その後、劇中での「もしも神様がいたら何を願う?」というセリフにかけ、登壇者にその答えを求めるコーナーも実施。最初は「パス」と回答を保留した松山だったが、登壇者が一通り回答すると発言を求めて「リリーさんに撮影中に言われてうれしかったのが、『子どもが3人もいるのに童貞臭がすごいよね』と言われ、それは村山さんと共通していると思ったので自信がつきました。確かに20代の頃から童貞俳優と言われてきて、僕自身柄本時生という俳優を発見してから、すごい童貞俳優がいると気づいたので、童貞俳優を取り戻したいです。僕の上を確実にいっていると思いますよ」と答えて会場の笑いを誘っていた。松山ケンイチ主演の本作は、天才棋士・羽生善治を追い詰めた伝説の棋士・村山聖の実話を元にした奇跡の物語。病と闘いながら全力で駆け抜けた村山の29年の生涯を描く。
2016年11月19日映画監督に、出演役者の印象を伺っていく「監督は語る」シリーズ。今回とりあげるのは、松山ケンイチ(31)だ。2002年に俳優デビューしたのち、映画『男たちの大和 YAMATO』『デスノート』など様々な作品で注目を受け、以降TV・映画で話題作に出演し続けている。2016年も『の・ようなもの のようなもの』『珍遊記-太郎とゆかいな仲間たち』『怒り』と立て続けに出演作が公開。幅広さに”怪優”とも称される。最新作『聖の青春』(11月19日公開)では、29歳で夭逝した棋士・村山聖を演じるために大幅な増量を含めた役作りを行ったが、監督からはどのように見えていたのか。○松山ケンイチの印象とにかく、圧倒的な技術を持っているんです。でも、技術が高すぎるんじゃないかという懸念もありました。というのも、29歳で死ぬ村山聖を演じてもらうときに、俳優の魂と村山聖という人間が渾然となったものが、最後にふっと残るような作品にしたいというビジョンがあったんです。しかし当初は松山くんの上手さが前に出過ぎてしまうと、魂を覆い尽くしちゃうんじゃないかという不安がありました。だから、松山くんの技術に助けられながらも、その技術を少しずつ引き剥がしていこうと思っていました。そのための最終兵器として、最後の対局を3時間の長回しで撮ることは、念頭にありました。どうやったら松山くんに「村山聖」としてその場を生きてもらえるか、最初は探り探りでしたが、中盤を超えてから、彼の持っている俳優としての幹の太さがどんどん機能してきて。村山聖に没入して、とりつかれているように演じながら、俳優としてどう見せなきゃいけないかも無意識に考えることが出来る。最後の対局の撮影では、その能力の高さに、度肝を抜かれましたね。○撮影現場での様子結構、押し引きはしましたね。僕が松山くんの技術を外そうとしていたことは伝えてないし、もちろんその技術にも助けられていたんです。でもこの映画全体を見た時に、そのまま最後まで走らせてはだめだぞと思っていたので、あえて何テイクも重ねたところもあれば、テストなしでいきなり撮ったシーンもあります。また、実際に村山聖が生きた場所を回って撮影して行ったことや、村山聖を知る人たちが現場を訪れてくれたことなどもいい影響になって、だんだん僕が求めている部分が伝わっていったようには思います。最後の対局に向けて具体的なアプローチをしながら、言葉にせず彼と対話できていたと思うし、それを彼が直感的に受け止めてくれたのだと思います。○映画『聖の青春』でのおすすめシーン最後の対局や、羽生さんと二人きりの食堂のシーンもすごく気に入っていますが、細かいところでいうと、部屋を探しているシーンとか、羽生さんを食事に誘うシーンとか、村山特有の茶目っ気が見えるシーンは、松山くん彼の技術と発想がいかんなく発揮されています。古本屋さんでお釣りをもらうときに、横を向きながらもらっている感じも、演出ではなく、彼のアイディア。アイディア豊富ですし、それがどう見えるかもよくわかっているんです。羽生さんを食事に誘うシーンは、「校舎裏でデートに誘ってる感」がありましたね(笑)。校舎裏に呼び出して、「あの、この後……」みたいなイメージで、大好きです。(C)2016「聖の青春」製作委員会
2016年11月19日「SMAP」香取慎吾と「アンタッチャブル」山崎弘也がゲストとともにロケで様々な街を訪れる「おじゃMAP!!」の11月16日(水)放送回に、俳優の松山ケンイチとタレントでモデルのりゅうちぇるがゲストとして登場。様々な“○○放題”の旅に挑む。今回は「激安!コスパ最強!!詰め放題&盛り放題におじゃMAP!!」と題し、都内~東京近郊のいろいろな“○○放題”のお店にロケに繰り出す。1000円で“松茸詰め放題”のお店や、100円で制限時間内に着せられた洋服を獲得できるという“着せ放題”のお店。唐揚げ“詰め放題”、高騰中の野菜が“詰め放題”など、驚きの“○○放題”が人気のお店が続々登場。香取さん、山崎さんはもちろん、番組初登場となる2人も主婦にもみくちゃにされながら「○○放題」に挑戦、松山さんの負けず嫌いな一面も明らかになっていくほか、移動中には「聞き放題」ということで、香取さんが2人に普段聞けない質問をぶつけていく。今回ゲストで登場した松山さんの主演最新作となる映画『聖の青春』は11月19日(土)から丸の内・新宿ピカデリーほかで全国公開。29歳でこの世を去ったプロ棋士・村山聖の、病と闘いながら将棋に全人生を懸け、全力で駆け抜けた生涯を描いた感動のノンフィクション作品で、主人公の村山聖を松山さんが、聖の最大のライバルである羽生善治を東出昌大がそれぞれ演じるほか、聖の弟弟子・江川貢に染谷将太、聖の師匠・森信雄にリリー・フランキー、母・村山トミコに竹下景子、安田顕、柄本時生、鶴見辰吾、北見敏之、筒井道隆らが出演する。幼少期から腎臓の難病・ネフローゼを患いながら将棋に人生を賭けていた村山聖。そんな中、同世代の棋士・羽生善治が前人未到のタイトル七冠を達成、聖は強烈に羽生を意識し、ライバルでありながら憧れの想いも抱く。そして聖は、将棋の最高峰であるタイトル「名人」になるため、いっそう将棋に没頭し、並居る上位の先輩棋士たちを下して、快進撃を続ける。やがて、聖の身体にがんが見つかる。聖は将棋を指し続けることを決意するが――。松山さんの私生活トークや、りゅうちぇるさんの意外なプライベートなども語られる「おじゃMAP!!」は11月16日(水)今夜19時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2016年11月16日2016年カンヌ国際映画祭でパルムドール(最高賞)を受賞した巨匠ケン・ローチ監督の『I, DANIEL BLAKE』が、『わたしは、ダニエル・ブレイク』として2017年3月、日本公開されることが決定した。舞台は、イギリス北東部ニューカッスル。大工として働く59歳のダニエル・ブレイクは心臓の病を患い、医者から仕事を止められる。国の援助を受けようとするダニエルだったが、複雑な制度が立ちふさがり、必要な援助を受けることができない。悪戦苦闘するダニエルだったが、シングルマザーのケイティと彼女の2人の子どもを助けたことから、交流が生まれる。貧しいなかでも、寄り添い合い絆を深めていくダニエルとケイティたち。しかし、厳しい現実が彼らを次第に追いつめていく――。前作の『ジミー、野を駆ける伝説』を最後に、映画界からの引退を表明していた社会派の巨匠ケン・ローチが、現在のイギリス、そして世界中で拡大しつつある格差や貧困にあえぐ人々を目の当たりにし、どうしても最後に伝えたい物語として引退を撤回してまで挑んだ本作。複雑な国の制度に翻弄され、人としての尊厳を踏みにじられ、貧困に苦しみながらも、助け合い生きていこうとするダニエルとケイティ親子との心の交流は、世界中に感動と涙を届け、カンヌ国際映画祭では見事、『麦の穂を揺らす風』(’06)に続く2度目のパルムドールを受賞した。今年6月、EU離脱を決めたことも記憶に新しいイギリスでは、10月21日より公開されており、ケン・ローチ作品史上最大のヒットを記録。常に労働者や社会的弱者に寄り添い、彼らを取り巻く厳しい現実と、それでも明日を懸命に生きようとする人々の明るさや温かさ、底力を描き続けてきた監督の集大成であり、最高傑作との声が相次いでいる。そして、衝撃的な大統領選を終えたばかりのアメリカでは、12月25日に公開を控えている。早くもアカデミー賞ノミネートを確実視する声が続出するなど、作品への賞賛はとどまるところを知らない。また、2017年は『夜空に星があるように』(‘67)での長編映画デビューから50周年を迎えるケン・ローチ記念イヤーでもある。決して遠い国の出来事ではない本作の、満を持しての日本公開を楽しみにしていて。『わたしは、ダニエル・ブレイク』は2017年3月18日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月10日俳優の川岡大次郎が、テレビ朝日系バラエティ番組『イチから住』(毎週日曜18:30~18:57)で、9日の放送から栃木・那須高原での田舎暮らしに挑戦する。芸能人がゆかりもない地方に移住して、その田舎暮らし体験に密着する同番組。今回は川岡が、将来の本格移住を見据え、"おすすめの移住先25選"にも選ばれる栃木・那須塩原市に移住する。移住初日は、まず先輩移住者に出会って、その暮らしぶりを聞いて期待に胸を膨らませ、温泉宿に宿泊。翌日からは住居選びを開始し、550坪の敷地、別荘地の2LDK、地元住民の薪ストーブのある家など、さまざまな物件を見てまわる。今後は、生活基盤を整えて、那須塩原ならではの仕事を探す予定。川岡は「都会派の妻は、最初は『エッ!?』と驚いていました」というが、「僕も30代後半になりましたが、同世代の人たちの中には近い未来、移住を考えている人も多いと思う。そんな方々に向けて、住んでみたからこそわかる那須塩原のよさを伝え、移住ってよいなと思ってもらえるような時間にしたい」と意気込みを語っている。
2016年10月02日第69回カンヌ国際映画祭授賞式が5月22日夜(現地時間)に開催され、イギリスの名匠ケン・ローチ監督の『I,Daniel Blake』(原題)が最高賞パルムドールに輝いた。2006年の『麦の穂を揺らす風』以来、10年ぶり2度目のパルムドール受賞となったケン・ローチ。『I,Daniel Blake』は、心臓病で失業した木工職人ダニエルと、貧困にあえぐシングルマザーのケイティが生活保護を求めるものの拒まれ、窮地に陥る姿を描く。社会主義者として知られるケン・ローチは「貧困にあえぐ人々に取材した作品で、このような豪華な場にいるのは、やや違和感がありますが」と前置きしつつ、「カンヌ映画祭を支える労働者の人々に感謝します」とスピーチした。社会保障システムの欠陥を告発しつつも、『天使の分け前』に通じるユーモアもあり、観客、評論家の評価も高く、納得の結果となった。次席にあたるグランプリは、カナダの若き天才グザヴィエ・ドランの『It’s Only The End of the World』(原題)に贈られた。一昨年『Mommy/マミー』で審査員賞を受賞したグザヴィエは、さらなる名誉に感激の涙をぬぐった。本作はギャスパー・ウリエル、マリオン・コティヤール、ヴァンサン・カッセルらフランスのオールスターで描く、秘密を抱えた家族のドラマ。受賞者会見でグザヴィエは「いままでは観客はどう思うのか、ということを考えていたが、これからは自分に忠実でありたい」と語った。監督賞はクリスチャン・ムンジウとオリヴィエ・アサイヤスの同時受賞。アサイヤスが『アクトレス~女たちの舞台~』に続いてクリステン・スチュアートを起用した『Personal Shopper』(原題)は心霊映画だったためか現地での評価が低く、『マッドマックス怒りのデスロード』のジョージ・ミラー率いる審査員団の意外な選択に記者席からはブーイングが起きた。このほかの主な受賞作は以下の通り。パルムドール『I, Daniel Blake』ケン・ローチ(イギリス)グランプリ『It’s Only The End of the World』グザヴィエ・ドラン(カナダ)監督賞『Graduetion』クリスチャン・ムンジウ(ルーマニア)監督賞『Personal Shopper』オリヴィエ・アサイヤス(フランス)脚本賞『The Salesman』アスガル・ファルハーディー(イラン)審査員賞『American Honey』アンドレア・アーノルド(イギリス)男優賞『The Salesman』シャハーフ・ホセイニ(イラン)女優賞『Ma’ Rosa』ジャクリン・ホセ(フィリピン)(photo / text:Ayako Ishizu)
2016年05月23日アイドルが一般人に手を出すとこうなる…という悪いお手本をハリー・スタイルが実行してしまったようだ。ハリーとケンダル・ジェンナーがキスをしてカリブ海で休暇を楽しんでいた年末年始、悲しみに暮れている1人の女性がいた。彼女の名前はメーガン・スミス、24歳。「1D」のプライベートジェットのキャビンアテンダントだ。メーガンがハリーとの関係について「The Sun」紙に語った。「あの頃、私はハリーと2日間素敵な時間を過ごし、空港を発つ際に彼とケンダルがヨットでくつろぐ2ショット写真を見たんです」。自分と付き合っていながらケンダルとも交際していることを知ってショックを受けたメーガン。ハリーは「年末年始は家族と友だちと過ごしたよ」と悪びれもせず言っていたそうだ。そこに、ケンダルという当時の彼女もいたというのに。メーガンさんは当初ハリーと付き合う気が全くなかったのだが、ハリーがしつこいくらいに積極的で根負けしたと言い、「私がすぐに『イエス』と言わなかったから彼も『落としたい』と思ったのかも」と振り返る。二股男ではあるものの、交際中のハリーはすこぶる優しく、そこが「好きだった」とメーガンさんは言う。彼女の母親が脳卒中で倒れた際、CAとしての仕事をハリーとボディーガードで分担し、メーガンさんを座らせ紅茶を入れ、毛布で身体を温かく包んで「心配ないよ」とリラックスさせてくれたという…。一般人との火遊びには要注意!(Hiromi Kaku)
2016年04月06日新ユニット「大槻ケンヂとイヤホンズ」による、オンラインゲームパブリッシャーのGameBankから今春配信予定のスマートフォン向けアクションRPG『BLADE -ブレイド 天から堕ちる千の刃-』のテーマソング「現象のブレイド」が、2016年4月20日(水)より配信開始となることが決定した。「大槻ケンヂとイヤホンズ」は、本作のテーマソングを提供するために、ロックバンド「筋肉少女帯」「特撮」のボーカリストである「大槻ケンヂ」と、本作に登場するキャラクターボイスを担当する新人声優ユニット「イヤホンズ」により結成されたスペシャルユニットで、新曲「現象のブレイド」は、作詞を大槻ケンヂ、作曲・編曲は、特撮やCOALTAR OF THE DEEPERSで活躍するNARASAKIが担当。本作の世界観、ストーリーになぞらえた力強い歌詞とサウンドが特徴的な楽曲となっている。楽曲情報と合わせて、ジャケット写真も公開。ゲームを題材にした人気漫画「ハイスコアガール」の作者である押切蓮介氏による、「大槻ケンヂとイヤホンズ」の描き下ろしイラストとなっている。また、2016年4月19日に、『BLADE -ブレイド 天から堕ちる千の刃-』のリリース発表イベントが都内某所にて開催されることが決定し、「大槻ケンヂとイヤホンズ」の登壇も発表された。ゲームの紹介やテーマソングの紹介など、ここでしか聞けない情報が公開予定となっており、BLADE公式Twitterにて、抽選で50名が招待される。(C) GameBank Corp. / (C) 2016 4:33 Creative Lab.Copyright (C) 2016 ACTIONSQUARE. ALL Rights Reserved.
2016年04月06日アークダイニングは1月25日、「じゃが肉めし」(税込640円)、「じゃが肉皿定食」(税込740円)を「岡むら屋」全店舗で期間限定発売した。期間は、2月下旬までを予定。両商品は、北海道産のじゃがいも(男爵いも)を使った新メニュー。じゃがいもとしらたきを合わせ、大鍋で牛バラ肉、豆腐とともに煮込んでいる。みそベースの味をしっかりと染み込ませ、ご飯がすすむ一品に仕上げたとのこと。
2016年01月27日故・森田芳光監督の伝説的劇場デビュー作『の・ようなもの』の35年後を、松山ケンイチや北川景子、伊藤克信、尾藤イサオ、でんでんといった森田作品ゆかりの豪華キャストにより映画化した『の・ようなもの のようなもの』。本作から、“落語家”松山さんが師匠の娘役の北川さんが見守る中、一席を披露する本編シーンが到着した。マジメすぎる落語家“のようなもの”出船亭志ん田(松山ケンイチ)。師匠の自宅に住み込み修行中だが、全然パッとしない。同居している師匠の箱入り娘“のようなもの”、夕美に秘かな想いを寄せているが、いつもイジられっぱなし。ある日、志ん田は師匠から、かつて一門にいた兄弟子・志ん魚(伊藤克信)を復帰させるため探し出すように命じられる。しかし、ようやく見つけ出した志ん魚は、もう二度と落語はやらないと誓い、のんびりと暮らしていた。彼の心を動かすべく、何もかも真逆な2人の共同生活が始まるが…。『の・ようなもの』以降、森田作品を助監督として支え続けた杉山泰一が、“人間ってやっぱり面白い!”という森田監督が追求したテーマを踏襲しつつ、メガホンを取った本作。今回届いた映像では、松山さん扮する生真面目なばかりでサエない落語家・志ん田が、銭湯寄席で「初天神」を披露している。観客の中には、志ん田がひそかに想いを寄せる夕美役を演じた北川さんや、近所の主婦に扮した内海桂子師匠がおり、楽しそうに見守っているが…。だが、その志ん田の落語は、夕美から「相変わらず、下手くそだね」とのキツいダメ出しをくらうことに。志ん魚も交え3人でアイスをほおばるが、志ん田は志ん魚の落語に「杓子定規がぽきっと折れたんです」と影響を受けたことを打ち明ける。皆、何かになりたくてでもなりきれない、まさに“の・ようなもの”たちだらけの現代。前向きに明日に向って生きていく楽しさや素晴らしさを、志ん田と志ん魚の関係から改めて気づかされる“脱力系”青春映画を、本映像からご覧あれ。『の・ようなもの のようなもの』は新宿ピカデリーほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:の・ようなもの のようなもの 2016年1月16日より新宿ピカデリーほか全国にて公開2016,日本,松竹
2016年01月24日俳優の松山ケンイチが1月6日に、東京・台東区の銭湯「有馬湯」で行われた主演作『の・ようなもの のようなもの』のヒット祈願イベントに出席。本作で落語家を演じ、「落語が大好きになりました。ぜひ、この映画をきっかけに落語にも関心を持ってもらえれば」と“落語愛”をアピールした。その他の写真2011年に急逝した森田芳光監督のデビュー作である『の・ようなもの』(伊藤克信主演)の35年後を描いた“続編”的な完全オリジナルストーリー。30歳で脱サラし、落語家になった主人公・出船亭志ん田(松山)と、彼を取り巻く個性豊かな面々の人間模様を軽妙に描く。この日は劇中に描かれる「銭湯寄席」を再現する形で、一般の観客も交えたトークイベントを実施。松山は「普段は決して経験できない芝居で、今でもはっきり覚えている。落語は聞くのと、やるのとでは全然違いました」と亡き恩師の思いを受け継ぐ本作の撮影をしみじみ振り返った。イベントには松山をはじめ、本作にも出演する伊藤克信、前作に近所の主婦役で登場した内海桂子、杉山泰一監督、三遊亭小遊三が出席した。今年93歳になる桂子師匠は本作にも出演しており、「35年ぶりですか。すごいなあ。そりゃ、93歳になるのも当たり前」と笑いを誘い、「いい男が芸をやるのは難しい。笑えないからね。でもよくやっていた」と松山の落語家ぶりに太鼓判。一方、松山は「師匠の一言一言が重く、受け止められないほど」と恐縮しきりだった。『の・ようなもの のようなもの』2016年1月16日(土)より、新宿ピカデリーほか全国公開取材・文・写真:内田 涼
2016年01月06日松山ケンイチ、北川景子が、故・森田芳光監督の命日である12月20日(日)、森田組のスタッフ&キャストが再集結して製作された『の・ようなもの のようなもの』の公開を記念して、新宿末廣亭の高座に登壇し、ネタを披露した。『の・ようなもの のようなもの』は森田監督デビュー作で落語家を主人公にした『の・ようなもの』の続編として、亡き森田監督とゆかりのあるスタッフ、キャストが集結。サエない脱サラ落語家の志ん田が、かつての兄弟子を探す旅時の中で己の生きる道を見つけていくさまをユーモラスに描く。この日は、松山さん、北川さんに加え、35年前の『の・ようなもの』の主演を務め、今回の『の・ようなもの のようなもの』にも出演している伊藤克信、森田監督の愛弟子で、メガホンを握った、杉山泰一監督も登壇した。松山さんは、別作品の役作りのためか、普段よりもふっくらとした顔つき、体つきで、和服姿に貫禄が感じられる。本作で落語家を演じるにあたり、映画の撮影中にこの末廣亭に客として落語を見に来たそうだが、この日は高座から客席を見下ろす形となり「『面白いこと言わなきゃ…』って気持ちになって緊張しますね」と苦笑交じりに語る。映画の中で披露するネタに関して、この日の司会を務めた古今亭志ん丸に指導を受けたそうだが「(ネタを)見せたら『(突き放すような口調で)いいんじゃないですか?それで』としか言わないので、怖いんですよ。自分次第なんだなと練習しました。『(優しく)そういう感じ、方向性でいいと思います』とか言われたら、調子に乗ってたかも。いい指導法だと思います。子どもの習い事でもそうしようと思います(笑)」と振り返った。艶やかな着物姿の北川さんは、そんな松山さんの劇中の落語について「本物の落語家さんみたいでした。直前まで私と世間話してるんですよ。『大丈夫かな?』と思ってたけど、いざ上がると憑依したみたいで…」と絶賛!落語をする男性について「かっこいいです!」と満面の笑みを浮かべて語っていた。この日は、せっかく高座に上がったからには…ということで、それぞれ「○○とかけて、■■のようなものととく」という謎かけを披露!北川さんは「落語とかけまして、オシャレのようなものととく。その心は…どちらもセンス(扇子)が必要です」と見事に観客の笑いを誘う。松山さんも「青春とかけまして、エスプレッソのようなものととく。最後に苦みが残ります」と決め、客席からは温かい拍手がわき起こった。『の・ようなもの のようなもの』は2016年1月16日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:の・ようなもの のようなもの 2016年1月16日より新宿ピカデリーほか全国にて公開2016,日本,松竹
2015年12月21日