映画『くるみ割り人形』の初日舞台あいさつが29日、東京・千代田区の丸の内ピカデリーで行われ、声優キャストを務めた有村架純、松坂桃李、藤井隆、板野友美と増田セバスチャン監督が出席した。サンリオが制作した本作は、チャイコフスキーの同名バレエ作品を、実写人形劇で描くファンタジー作品。大切な“くるみ割り人形”をネズミの大群にさらわれてしまった少女・クララは、白ネズミの女王に呪いをかけられた人形の国に迷い込む。呪いを解くための戦いに巻き込まれたクララは、大切なものを守るために奮闘する――というストーリーで、映画は3D・2Dともに全国公開中。主人公のクララを演じた有村は、ミニスカートからのぞく美脚で観客を魅了し、「増田さんが作った"カワイイ"世界観を、たくさんの人に観て欲しい。クララを好きになってくれたらうれしいです」と笑顔であいさつ。また、イベントでは、タイトルにちなみ、鏡割り、スイカ割り、瓦割り、くす玉割りの"4大割り"を敢行。瓦割り担当の松坂は、積み上げられた10枚の瓦を前に、「ガチですね……」と不安げな表情を浮かべると、藤井は「何かあったら一緒に裁判に行くから」と苦笑いでフォロー。しかし、本番で、すべての瓦を割る勝負強さを見せた松坂に、観客は歓声を挙げ、有村も「割れるもんなんですね。本当にすごい!」と大興奮していた。トークショーでは、本作のコンセプトである"カワイイ"の話題になり、自身の"カワイイ"ところについて、有村が「小学生の時に好きな人がいたんですけど、バレンタインを渡せなくて自分で食べました」と照れ笑いを浮かべると、増田監督は「好きな人がいたのがショック」と動揺を隠せず。一方、NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』に出演中の松坂は、主演で父親役のV6・岡田准一とプライベートな写真を送り合っていると言い、「最近は、オカマの役をやっていたのでセクシーな格好をした写真を『父上、どうですか?』って送りました。岡田さんは大河の撮影が終わってから山登りをしているみたいで、(登山中の)険しい表情で『可愛いね!』って返ってきました」とエピソードを披露していた。
2014年11月30日3D人形アニメーション『くるみ割り人形』が11月29日(土)に公開を迎え、声優を務めた有村架純、松坂桃李、藤井隆、板野友美、増田セバスチャン監督が舞台挨拶に登壇。松坂さんは公開を記念して“くるみ”ならぬ“瓦”割りに挑戦し、見事に10枚を叩き割って喝采を浴びた。1979年に公開された人形アニメーションを35年の時を経て、最新デジタル技術を駆使して新たなシーンを加えて“リ・クリエーション”。大切な人形を取り返すためにヒロインのクララがめくるめく冒険を繰り広げる。日本の“カワイイ”文化を世界に発信する増田監督の初監督作品ということで、キャスト陣には「自分のかわいいと思うところは?」という無理やりな質問が…。有村さんは「小学生の頃、好きな人がいて、バレンタインにチョコを渡そうと思ったけど、恥ずかしさが勝って渡せなくて自分で食べました…」とかわいいエピソードを披露。松坂さんは、NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」で岡田准一と“親子”役で共演していることに触れ「岡田さんと写真の送り合いっこをしています」と告白。別の映画で松坂さんがオカマの役を演じているときに、そのメイクと衣裳の写真などを送っているそうで「父上、どうですか?と送ると父上から『かわいいね』とかリアクションがあります」と楽しそうに明かした。また、映画で夜、寝ない子どもをネズミに変えてしまう怪人・ジャンカリンの言い伝えが登場するが、このエピソードのような、子どもの頃に聞いた“怖い”エピソードを尋ねると、有村さんは「夜、遅くまで起きてると、“ドア星人”が来ると言われてました。マンションのドアが外れて襲ってくると…。それ以来、夜の玄関がメチャクチャ怖くて」とドア星人の恐怖を明かす。松坂さんは「夜、口笛を吹くとヘビが出る」というわりとよく聞く言い伝えについて、「まさかと思ってたら、夜、自転車に乗ってる時に口笛を吹いたら木からヘビが落ちてきたんです!それ以来、夜は絶対に口笛は吹きません」と苦笑交じりに語った。この日は“くるみ割り”にちなんで、キャスト陣が一人ずついろんなものの“割り”に挑戦。板野さんは鏡割り、藤井さんはスイカ割り、有村さんはくるみの形のくす玉を割ったが、松坂さんだけはかなり本気の瓦割りにチャレンジ!10枚重なった瓦を手袋を着けた左手の拳で見事に叩き割り、これには有村さんや板野さんもビックリ!誰より割った松坂さん本人も驚いた表情で「『ドラゴンボール』のミスターサタンになった気分!」と語っていた。『くるみ割り人形』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:くるみ割り人形 2014年11月29日より全国にて公開(C) 1979,2014 SANRIO CO.,LTD.TOKYO,JAPAN
2014年11月29日年末の国内外の映画賞レースがまもなく発表されていくが、11月28日(金)、第39回を数える「報知映画賞」の全9部門が発表された。毎年、注目を集める「主演男優賞」および「主演女優賞」。「主演男優賞」には、今年ロングランヒットを記録した『永遠の0』で戦時下を懸命に生きた青年を好演した岡田准一が、「主演女優賞」では『紙の月』(公開中)で7年ぶりの映画主演作として話題を呼び、多額横領体当たりの宮沢りえが受賞した。また、同作で「AKB48」卒業後初めて映画出演を果たした大島優子が「助演女優賞」を受賞した。「新人賞」に目を向けてみると、公開後、空前の賛否両論を巻き起こした中島哲也・監督作『渇き。』でヒロインに大抜擢された、小松菜奈が受賞。優等生の裏に潜む狂気を見事演じ切り高い評価を得た。『渇き。』以降も、『近キョリ恋愛』で山下智久の相手役となり、2015年には人気漫画の実写映画化作品『バクマン。』でもヒロイン役を演じている。「特別賞」には、「社会現象として世間に大きな話題を提供した」ことが評価された『アナと雪の女王』、そして「長年の映画界への貢献」として、今年11月10日にこの世を去った名優・高倉健(享年83)に贈られた。<第39回報知映画賞/受賞一覧>■作品賞(邦画):『0.5ミリ』(安藤桃子監督)■監督賞:小泉堯也(『蜩ノ記』)■主演男優賞:岡田准一(『永遠の0』)■主演女優賞:宮沢りえ(『紙の月』)■助演男優賞:津川雅彦(『0.5ミリ』)■助演女優賞:大島優子(『紙の月』)■新人賞:小松菜奈(『渇き。』):登坂広臣(『ホットロード』):西田征史(『小野寺の弟・小野寺の姉』)■作品賞(海外):『ジャージー・ボーイズ』(クリント・イーストウッド監督)■特別賞:『アナと雪の女王』(社会現象として世間に大きな話題を提供したことに対して):高倉健(長年の映画界への貢献に対して)※授賞式は12月中旬を予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:紙の月 2014年11月15日より全国にて公開(C) 2014「紙の月」製作委員会
2014年11月28日小栗旬主演の「BORDER 警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係」や岡田准一主演の「SP」シリーズなどで知られる波多野貴文監督のもと、「江戸川乱歩賞」受賞の同名推理小説を主演・渡部篤郎で連続ドラマ化した「翳りゆく夏」。このほど、本作のキーパーソンとなる20年前に誘拐事件を起こした犯人の娘役に『愛の渦』『シャンティ デイズ365日、幸せな呼吸』など多彩な作品で注目される門脇麦が決定。さらに、風俗嬢を演じる前田敦子を始め、板谷由夏、鶴田真由らが錚々たる女性キャストたちが決定した。原作は、赤井三尋原作の第49回「江戸川乱歩賞」受賞作を、主演の渡部さん、菅田将暉、時任三郎、橋爪功など実力派俳優の出演に迎えて、WOWOW連続ドラマWとして映像化。本作で渡部さんが演じるのは、閑職に追いやられていたものの、20年前にある大病院で発生した新生児誘拐事件の再調査を命じられる、元敏腕記者の梶秀和。そして今回、物語を彩る数々の女性登場人物にも、豪華な女優陣が集結。20年前の誘拐事件を起こし、逃亡中に事故死してしまった犯人の娘であり、物語の舞台となる新聞社に内定が決まった女性・朝倉比呂子を演じるのは、若手実力派女優の筆頭・門脇さん。また、誘拐事件の唯一の目撃者であり、現在は風俗嬢という難しい役どころに挑戦するのは、WOWOWのドラマ初出演となる前田さん。さらに、モデルとしても活躍する能世あんな、実写版『暗殺教室』の葵わかなといった最旬な若手女優とともに、板谷由夏、鶴田真由、森口瑤子、岩本多代、中田喜子など実力派女優が揃い、物語にさらなる奥行きをもたらしていく。門脇さんは、「『翳りゆく夏』のお話をいただき、嬉しい気持ちと同時に、朝倉比呂子という女子大学生が内定をもらうところからこの物語、そして封印された事件の真相が動き出すということで、この役を演じさせていただくことの責任感を強く感じました」と真摯にコメント。「幼いころから誘拐犯の娘という生きづらい運命を背負って生きてきた女の子ですが、素直で聡明で、たまに天然とも思える面白い発言もあったりしてとても魅力的な女性だと思います。過去に生きる大人たちの中で、未来に向かって進んでいこうとする比呂子たち若者がこの物語の希望の存在となれるよう演じられたらと思っています」とも語り、新鋭からベテランまでが顔を揃える本作で物語を牽引する役どころに、並々ならぬ決意を明かしてくれた。日曜オリジナルドラマ「連続ドラマW 翳りゆく夏」は2015年1月18日(日)22:00よりWOWOWにてスタート(※全5話)(text:cinemacafe.net)
2014年11月21日ルーク・エヴァンスを主演に、これまで描かれることのなかったドラキュラの英雄伝説に迫るアクション・エンターテイメント『ドラキュラZERO』が、いよいよ10月31日(金)より全国公開となる。世にあふれる、膨大な数のドラキュラ物語。その“起源”といわれる実在した男ヴラド・ドラキュラの、一国の君主として、また夫として、父としての人物像にも迫った本作では、ヴラド(ルーク・エヴァンス)と妻・ミレナ(サラ・ガドン)との夫婦関係も気になるところ。奇しくも、初の外国人ヒロインが好評のNHK朝ドラ「マッサン」では、エリー(シャーロット・ケイト・フォックス)が夫のマッサン(玉山鉄二)のウイスキーづくりを助けるべく、自身の頭と腕を使い奮闘する姿が描かれている真っ最中。日本には“内助の功”という言葉があるが、夫の成功は妻が影日向になって支えてこそ実現する…という。実は最近の大ヒット作品の共通項ともなっている、“内助の功”に注目した。「マッサン」でスコットランド人のエリーが当初は戸惑っていた、日本ならではの“内助の功”。一方、大河ドラマ「軍師官兵衛」では、黒田官兵衛(岡田准一)の息子・長政(松坂桃季)に対し、糸姫(高畑充希)が戦国の世を生きる妻らしく、時には叱り、時には励まし、自信を与えさせようとする姿が描かれている。また先日、「東京ドラマアウォード2014」でグランプリほか3冠を獲得した「半沢直樹」では、仕事が忙しい半沢(堺雅人)に対し、いつもツンツンしている妻の花(上戸彩)が、バイトのお金で鞄を買ってプレゼントする健気な姿などが人気を博していた。では、15世紀半ばにトランシルヴァニア地方を治め、人々から敬愛されていた君主のドラキュラ夫妻はどうだろうか。エヴァンス演じるヴラドは、横暴なオスマン帝国の侵略から国や家族を守るため、手に入れた強大な力により苦悩することになるが、 “普通”の人間ではなくなってしまった夫を、妻・ミレナは理解し、支えようとする。そんな良妻を演じたサラ・ガドンは、「ミレナはこの映画のモラルの基準となる存在ね。信条にも考えにも揺るぎがないの。彼女の主義が試されるたびに、俎上に乗り、戦うのよ」と語り、役柄の“内助の功”ぶりを分析する。また、監督のゲイリー・ショアは「ヴラドが暗黒面に走ろうとするとき、ミレナは、自身の純粋な美徳と価値観を最後まで押し通し、決して道徳的に退廃はしないんだ」と言う。いかなるピンチであっても、時には自身の意思を貫き、夫を正しい方向に導くことが、支えることへの第一歩といえる。本作で描かれる“ドラキュラ”は、世界中の人がイメージする“クリーチャー”ではなく、家臣や民、そして家族のために命がけで戦う戦士であり、君主であり、闘士で指導者である1人の人間。サラが「戦地に向かう兵士やその妻を考えれば、それは現代の家族にも通じることだということがわかるはず」と語る通り、プレッシャーや責任、葛藤などを抱えた夫とともに妻も苦悩する姿には、リアルな重みを感じずにはいられない。だが、その一方で、「ヴァンパイア映画に出てくる女性は、大抵、禁断の愛や支配欲が絡むことが多いけど、ルークと私の関係はピュアで美しい愛に包まれているの。2人のロマンスはかなり現代的よ!」とも言うように、美男美女の2人の甘いラブロマンスにも期待したいところだ。『ドラキュラZERO』は10月31日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドラキュラZERO 2014年10月31日より全国にて公開(C) Universal Pictures
2014年10月30日10月も終わりに近づき、 寒い日が増えてきましたね。明日、10月24日(金)~11月21日(金)は、 蠍座生まれの方々の誕生日です。おめでとうございます!(※星座は生まれ時間によってズレることがあります。)蠍座生まれの男性は、ちょっと謎めいた人というイメージがあるのですが、ふとした瞬間に一生懸命な表情を見せることもあり、そのギャップにクラッと来る女性も多いかもしれません。今回は、そんな蠍座男性の素顔に迫ります!≪蠍座の基本傾向は?≫・何事にも粘り強く取り組むタイプ・内に秘めたる想いが強い≪蠍座の恋愛傾向は?≫・じっくりと時間をかけて相手との関係を深める・セックスアピールが強く、スキンシップを好む・独占欲・嫉妬心が強い・過去の恋愛を引きずりやすいここで著名人を例に、蠍座男性の恋愛傾向について、もう少し掘り下げていこうと思います!◆セクシーなイケメンが多い星座蠍座の男性は、エロカッコいい容姿の人が多いです。例えば、SMAPの木村拓哉さん、V6の岡田准一さんは毎年、「抱かれたい男性」アンケートのTOP10にランクインしていますよね。お2人ともどこかミステリアスな感じがしますが、これは蠍座生まれの特徴の一つ。蠍座男性はめったに自分の本心をさらけ出すことがないのです。木村さんは、既婚者なのにプライベートは謎に包まれたまま。岡田さんはあんなにカッコいいのに、これまで恋愛沙汰が派手に報道されることはありませんでした。◆恋人ができると一途に愛するタイプ蠍座男性は一度恋愛にハマると、どっぷりとのめり込む傾向があります。でも、仕事で大きな目標を持っている場合は、恋愛はそっちのけになる方もいます。仕事か恋愛か、両極端になってしまいやすいんですね。岡田さんはここ最近、ドラマや映画の役作りに忙しかったので恋愛どころではなかったかもしれません。同じジャニーズ事務所では、関ジャニ∞の錦戸亮さん、TOKIOの長瀬智也さんも蠍座。こうしてお名前を並べていくと、確かにセクシーで、付き合ったら一途な男というイメージの人が多いような気がしてきませんか?◆蠍座男性は、実は懐が深い俳優の及川光博さんも蠍座生まれです。彼の奥さまは、宝塚出身の女優・壇れいさん。お2人は、約1年半のお付き合いを経てゴールインしました。交際中はケンカしたり、距離を置いたりした時期もあったそうです。けれど、壇さんいわく及川さんは「優しく大きな人」なのだそう。蠍座男性は、本気の女性には時間をかけて、相手の悪いところも受け容れていく懐の深さを兼ね備えています。ナルシストな王子様キャラでブレイクした及川さんですが、裏では粘り強く努力を重ねてきたのかもしれません。≪蠍座女性は、年の差を気にしない?≫蠍座生まれの女性といえば、先日、電撃結婚して世間を驚かせた女優の仲間由紀恵さん。6年間の交際を実らせ、14歳年上の俳優・田中哲司さんと結ばれました。蠍座の女性芸能人には他にも、スザンヌさん(9歳差)、小倉優子さん(13歳差)など年の差婚をしている方々がいます。蠍座男性は、一度本気になればとことん相手にのめり込みますが、女性の場合はその傾向がさらに強いようです。ですから蠍座女性は、年の差ぐらいなら気にならない可能性大。距離や周りからの反対など障害があっても、「この人!」と思えば一途に向かっていくでしょう。≪蠍座男性へのNG言動って?≫異性の友人と比較するような言動はNG。周りに付き合っていることを大っぴらにされるのも嫌がります。≪蠍座男性が喜ぶのは?≫自分だけが必要とされることに大きな喜びを感じるはず!彼の前では少し甘えた仕草でアピールしてみて。≪蠍座男性の前ではこんなファッションを≫ちょっぴりセクシーなファッションで攻めるのがオススメ。ただし、露骨すぎないように注意しましょう。~最後に…蠍座男性のまとめ~深い付き合いを求めるなら、蠍座男性は最高の恋人になるでしょう。でも、重くなりすぎると引かれてしまうので、そこは注意が必要です。蠍座の方とお付き合いしたいときには、ぜひ参考にしてみてくださいね♪みなさんの恋を応援しています!(文=夢実マナ)恋愛専門・タロット占いカウンセラー/占いライター10代の頃からタロットカードに親しみ、いつしかプロの道へ。現在、メール占い、イベントでの対面鑑定を主に活動している。夢実マナの恋愛メール占いセッション!生年月日で占うふたりの恋愛相性【無料占い】
2014年10月23日映画『想いのこし』のスペシャルイベントが10月20日(月)、都内で開催され、主演の岡田将生に子役の巨勢竜也、平川雄一朗監督、劇中の岡田さんらのポールダンスを指導したポールダンス世界チャンピオンのREIKO、同じくダンサーのeMy、MOMO、主題歌を歌う「HY」が来場した。岡田さん、共演の広末涼子が劇中で激しいポールダンスを披露することで、制作時から話題を呼んでいた本作。金と女に目がないガジロウは事故に遭い、軽いケガを負うが、その事故で死んでしまったポールダンサーのユウコと彼女の仲間たちがなぜか彼にだけ見える形で現れる。ユウコらが提示する金に釣られ、ガジロウは彼女らのこの世への未練となっている想いのこした願いをひとつずつ叶えていくことになるが…。この日のイベントは、REIKOさん、eMyさん、MOMOさんの華麗で力強いポールダンスショーで幕を開けた。日本ではあまり知られていないが、ポールダンスはオリンピック競技の候補としてエキシビジョンマッチが行われる“スポーツ”の側面を持つかなり激しいダンスであり、彼女たちの華麗な舞に観客は圧倒された様子だった。その後、監督と共に登壇した岡田さんも「ホントにすごいですね!力強くてエロい!」と興奮気味。岡田さんも劇中で披露しているが「僕もエロくできたか心配になってきました…」と苦笑を浮かべる。だが実際には岡田さんは、普通は1年で覚える大技を、撮影スケジュールもあって猛練習の末に1か月半でマスターしなくてはならなかったそう。「練習できる時間が限られていて、広末さんと一緒にREIKO先生に教えてもらったんですが、最初は(ポールに)のぼることすらできなかったんですよね…」とふり返る。体を支えてポールに密着する内股は擦り切れてボロボロになったそうで「『もののけ姫』の(呪いを受けた)アシタカの腕みたいになってました(苦笑)。『やる』と言ったけど、軽かったなぁ…何でこんなことに…って思っちゃうくらいだった」と苦労をのぞかせた。そんな、岡田さんの過酷な撮影での“支え”となったのが、広末さん演じるユウコのひとり息子を演じた子役の巨勢くんの存在。岡田さんは「ホントにかわいいんですよ!子ども大好きです」と語るが、平川監督曰く「広末さん以上に巨勢くんのことを好きになっちゃって、広末さんに嫉妬してた。めんどくさい奴だった」とのこと。この日はその巨勢くんも来場したが、岡田さんはひと目見るなり相好を崩す。巨勢くんの大人びた口調に岡田さんはタジタジで「お前、大人だな。すごいな…」、「(自分と)同い年だろ?」とどっちが年上か分からないようなやりとりを見せて笑いを誘っていた。クランクアップ後に、岡田さんが巨勢くんを誘って後楽園ゆうえんちに遊びに行ったこともあったそうだが、巨勢くんが「岡田さんはリードしてくれて、頼れるお兄さんでした」と語るとさすがに岡田さんは「そりゃそうだろ!オレ25歳だぞ!」と苦笑交じりに語り、会場は笑いに包まれた。この日は、本作のために映画を観て主題歌「あなたを想う風」を書き下ろした「HY」も駆けつけ、舞台挨拶後には同曲を生で披露し、会場に詰めかけた観客は彼らの演奏と歌声にうっとりと酔いしれていた。『想いのこし』は11月22日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月20日故・黒澤明監督の愛弟子として知られる小泉堯史監督による本格時代劇『蜩ノ記』が観客動員数50万人を突破し、10月16日(木)、東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇にて、小泉監督ほか、主演の役所広司、岡田准一、堀北真希による大ヒット舞台挨拶が行われた。前日には「第38回山路ふみ子映画賞」を受賞したばかり。「日本一早い映画賞」とも言われる同賞を受賞し、賞レースへの順調な滑り出しを決めた小泉監督は、故・黒澤明監督のもとで長年にわたり記録係を務めた野上照代さんから、「これは黒澤先生からもらったと思って」と花束を贈呈されると、破顔して「これは『野上照代賞』だと思って受け取ります」と喜んだ。その一方で、辛口で知られる野上さんは、「小泉監督の作品でこんなにお客さんが入ったのは初めて」とぶちまけ、会場の爆笑を誘う場面も。岡田さんが「本当にカッコいいんですよね!また現場に来ていただけるように、監督にも頑張っていただければ」と笑顔を見せると、「まあ、嬉しい。岡田くんにそう言われたんじゃ」と投げキッスで応え、「映画作りは本当に大変。みなさん、分かってあげてください」と、キャスト・スタッフの苦労をねぎらった。そんな野上さんに対し、小泉監督も「僕が黒澤さんのチーフを続けられたのは、野上さんがずっと相談に乗ってくれたから。監督になってからもシナリオを読んでくれたり、現場にも来てくれたり、まさにスタッフの要。100歳まで頑張ってもらわないと」と感謝し、会場を温かい雰囲気に包んだ。そして、時代劇としては異例のヒットを記録した本作について、「丁寧に作っていけば時代劇を好きになるお客さんも増えると思います。良いものは良いですよね」と語った役所さんは、「出だしに台風が2つも来てちょっと損をしたので、さらにヒットするようにいろいろな方に薦めてください」とユーモアたっぷりに笑顔で観客に呼びかけていた。『蜩ノ記』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:蜩ノ記 2014年10月4日より全国にて公開(C) 2014「蜩ノ記」製作委員会
2014年10月16日現在放映されているNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」では、岡田准一さん演じる黒田官兵衛が日に日にスゴみとシブさを増していき、特に相手とのギリギリの駆け引きや調略シーンはドラマの見どころのひとつとなっている。だが、官兵衛は調略だけでなく、攻城戦でもその才をいかんなく発揮している。そこで今回、歴史上、官兵衛の軍略の真骨頂というべき3つの城攻めについて紹介しよう。○事前準備を周到にすませ、相手の戦意を削ぐ~VS吉川経家 @鳥取城~天下を目指す織田信長に、中国平定を任された羽柴(豊臣)秀吉と官兵衛。1581年(天正9)7月、秀吉は2万の兵を引き連れて、鳥取城を取り囲んだ。対するは、毛利元就の次男である吉川元春も一目置いた、勇将・吉川経家。数の上では圧倒的不利だったが、経家は一縷の望みをかけて籠城戦にのぞむ。しかし、城内の様子を見て愕然とした。命綱である兵糧が、ほとんど残されていなかったのである。実は秀吉は先年、播磨(兵庫県)の三木城攻略の折にも、同様に兵糧攻めを行っていた。城主の別所長治の切腹と城の開城を成し遂げたものの、2年という長期戦となったのも事実で、何とか短期決戦を望んでいた。そして今回の鳥取城攻城にあたり、官兵衛は秀吉にある秘策を献言する。すなわち、1)周辺の米を高値で買い占め、鳥取城に食料を持ち込ませないこと2)鳥取城下の領民を襲って城に逃げ込ませ、備蓄食料の消費を早めることさらに官兵衛は兵糧を運びに来る毛利軍に対処するため、海上の防備を固めて封鎖。徹底的に相手の補給路を断ったのだ。こうして周到に準備を済ませると、秀吉軍は鳥取城を悠々と取り囲む。鳥取城内では次々と餓死者が現れ、飢え苦しんだ兵たちは牛や馬、草を食べ、果ては兵の死肉まで食らう惨状となった。極限の飢餓状態が続いた約3カ月後、経家はついに降伏。2年かけた三木合戦よりも、圧倒的なスピードでの完全勝利となった。ちなみに、ドラマではこの「鳥取の渇殺し(かつえごろし)」はあまりに悲惨な合戦のためか、スッパリと割愛されている。○低湿地帯を利用して城をまるごと沈没~VS清水宗治 @備中高松城~1582年(天正10)3月、秀吉は毛利輝元の属将である清水宗治の守る備中高松城(岡山県岡山市)を攻めた。官兵衛ももちろん従軍し、まずは宗治に投降を促すも宗治は全く応じない。やむなく城攻めとなるが、城は低湿地と川に守られた自然の要害で進軍は容易ではなかった。そこで官兵衛はこの立地を逆手にとり、堤防を築いて川の流れをせき止め、城ごと沈めるという策を編み出す。策が採用されると官兵衛はすぐさま城を囲む堤防の工事を命じ、水攻めの手はずを整えた。梅雨の雨も功を奏してこの歴史的な奇策は成功し、備中高松城は「浮城」と呼ばれるような水没状態に。いよいよ宗治の降伏を待つのみとなったが、ここで秀吉のもとに急報が届く。織田信長が本能寺の変で横死したのだ。「ご運が開けました!」信長の死をむしろ秀吉出世の好機と見た、官兵衛の最も有名なセリフだ。「軍師官兵衛」で岡田准一さん演じる官兵衛は、泣き叫ぶ竹中直人さん扮する秀吉の肩をゆさぶり目をむいて、「お気を確かに! 分かりますか?」と必死に訴えた。顔には笑みすら浮かんでおり、その迫力に「岡田官兵衛渾身の演技」と感じる人も多かったようだ。信長の死を知った官兵衛はすぐさま毛利軍のもとへ和睦交渉に向かい、清水宗治の切腹と引き替えに城内の兵全員の助命を約束した。絶望的な状況の中、兵たちの命を重んじた宗治はその条件を潔く受け入れる。そして水辺に小舟を浮かべて一差し舞うと、腹を切って果てたのだった。自らの命をもって多くの領民を救った清水宗治を悼み、今でも城下では「宗治祭」を催して、その魂に感謝を捧げているという。辞世の句にしたためた通り、宗治の武名と心意気は、まさに高松の地に染み渡ったのである。○厭戦状態を察知し、丸腰でひとり敵陣へ~VS北条氏政・氏直 @小田原城~秀吉は着実に天下統一への足場を固めていく。残す反秀吉勢力は関東の北条家のみだった。1590年(天正18)、上杉謙信・武田信玄の龍虎すら手が出せなかった堅城・小田原城に立てこもり、徹底抗戦を試みる北条氏政・氏直父子に対し、20万ちかくの兵力を持つ秀吉軍は北条の支城をひとつずつ攻め落として小田原城を孤立させ、同時に兵糧攻めも行いながらじりじりと北条軍の士気を下げていく。官兵衛は時を見計らうと、弱り切った北条軍のもとへ陣中見舞いを届けたのち、なんと単身、小田原城に乗り込んだ。肩衣(かたぎぬ)姿で刀を帯びずに、北条氏政・氏直の親子に対面を要求する。放送でも、官兵衛と城主・氏政との和睦開城をめぐる鬼気迫るシーンが注目された。かくして官兵衛は交渉を成功させ、ついに小田原城の無血開城を実現した。ここに、秀吉の天下統一が合い成ったのである。○官兵衛の城攻め、すなわち「戦わずして勝つ」こうしてみると、官兵衛は双方血を流さぬよう、極力戦を避けてきたのが分かるだろう。「戦わずして勝つのが最善の法」というのは兵法書『孫子』の教えだが、官兵衛はそれを見事に体現した。現在でいう「Win-Win」の関係を最善の状態で築こうとしたのである。さて、「軍師官兵衛」はいよいよクライマックス。専横を強めていく秀吉、石田三成との衝突、存在感を増す徳川家康の暗躍と、ますます見逃せない展開だ。今回紹介した各城にはいずれも城趾公園が整備され、鳥取城以外は資料館が併設されている。ドラマの舞台を是非実際に訪れて、官兵衛の戦いの軌跡をたどってほしい。(文・かみゆ歴史編集部 真田明日美)○筆者プロフィール : かみゆ歴史編集部歴史関連の書籍や雑誌、デジタル媒体の編集制作を行う。ジャンルは日本史全般、世界史、美術・アート、日本文化、宗教・神話、観光ガイドなど。おもな編集制作物に『一度は行きたい日本の美城』(学研パブリッシング)、『日本史1000城』(世界文化社)、『廃城をゆく』シリーズ(イカロス 出版)、『日本の寺完全名鑑』(廣済堂出版)、『大江戸今昔マップ』(KADOKAWA)など多数。また、トークショーや城ツアーを行うお城プロジェクト「城フェス」を共催。「かみゆ」「城フェス」
2014年10月16日映画パーソナリティーとして活躍中の伊藤さとりが、オトナ女子ならではの目線で恋に効くオススメ映画を紹介!記者会見や舞台挨拶の裏話もあるかも!?言葉より行動で愛され女子に~『蜩の記』原作は第146回直木賞に輝き、時代小説としては破格の50万部を突破した葉室麟の同名小説「蜩ノ記」。こちらを『雨あがる』で日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した小泉堯史監督が映画化。しかもキャストは名優 役所広司さんと、主演作の『永遠の0』が今年の実写邦画No.1に輝いた岡田准一くん!ある出来事から10年後の切腹とその日までの幽閉生活を申し付けられた、元郡奉公・戸田秋谷(とだしゅうこく)。あと3年で切腹する運命の秋谷を監視することになった青年藩士・庄三郎は、戸田一家と過ごすうちに、村人に愛され尊敬される秋谷の姿から、彼がなぜ、重罪人なのか不審に思い始める......。この物語は、秋谷との日々で、“真の男”としての生き様、“真の正義”や“仁義”について学ぶ庄三郎の成長物語であり、ある家族の愛の物語でもあります。役所さん演じる秋谷は、とにかく文句無しにイイ男!!!当時としては珍しく、食卓の膳を、女性も男性も同じ「間」で、肩を並べて食べることを許す父なわけですよっ!しかも温厚で寛大な心の持ち主。なのに秋谷の罪は、なんとお偉い奥方との不倫疑惑!というんだから、岡田くん扮する庄三郎同様に納得いかない!そんな秋谷の奥様は夫のことをどう思っているのか?観察していると不思議なことに仲良し。余計なことは聞かず、相手を信じ、時々、軽く嫌みを言うくらいで笑ってるよくできた女房!そこまではいかないにしても、仲睦まじくいられる夫婦ってステキ!どうすれば、2人のように夫婦(カップル)円満でいられるのか?男脳と女脳は、わかり合えないと言われているけれど、その理由は両者の脳の構造が異なり、能力もそれぞれ違うから。・女脳=言語能力が高い、全体の状況をすぐにつかめる・男脳=全体のバランスより部分的に特化しがち、数学的、論理的思考が得意なので、言葉で理解し合おうとすれば、すれ違うのは当たり前。長い年月を経た夫婦となると、相手がどんなことを考えているか、今何を欲しているか、阿吽の呼吸でわかってくると言われています。でもそこに至るまでには多くの話し合いをし、衝突もしたに違いなく、全てを乗り越えた結果、その関係が生まれるのです。男性とのコミュニケーションで大切なのは、対話して理解し合おうとするより、相手の行動を見て理解すること。言葉で追いつめるのはかえって逆効果。関係が悪化してくると彼は「会ったら尋問みたいにいろいろ聞かれて、疲れるからイヤだ」と感じてしまいます。彼の行動に、自分への思いやりが感じられたら、女性の得意とする話術で「ありがとう」を言い続けましょう。そうすれば、男性は「俺は良いことをしている」と思い、それが習慣化するもの。イヤな思いをした時は、男性が理解できるよう「端的な言葉」で、うれしい時は、わかりやすい反応をして喜ぶことが、カップル円満の秘訣なのです。あらすじ:群奉行の身で、側室と不義密通し小姓を斬り捨てるという前代未聞の事件を起こした罪で、10年後の夏に切腹すること、また、その切腹の日までに、藩の歴史である「家譜」を編纂し、完成させることを命ぜられた戸田秋谷(とだしゅうこく/役所広司)。その切腹の日は3年後にまで迫っていた。ある日、城内で刃傷沙汰を起してしまった檀野庄三郎(だんのしょうざぶろう/岡田准一)は、家老・中根兵右衛門から、罪を免ずる代わりに切腹の日まで秋谷を監視せよ、という藩命を受ける。監視の内容とは、秋谷の起こした事件が家譜にどう書かれているか報告し、家譜編纂により、藩の秘め事を知る秋谷が逃亡を企てたときは妻子ともども容赦なく斬り捨てよ、というものだった。幽閉中の秋谷を訪ねた庄三郎は、秋谷の妻・織江(おりえ/原田美枝子)、娘・薫(かおる/堀北真希)、息子・郁太郎(いくたろう/吉田晴登)と生活をともにし始める。2014年10月4日(土)全国東宝系にて公開監督:小泉堯史出演:役所広司、岡田准一、堀北真希、原田美枝子他『蜩の記』(ひぐらしのき)()(C) 2014「蜩ノ記」製作委員会伊藤さとり:映画パーソナリティー、心理テストカウンセラー。様々な映画イベントや記者会見のMCを努める映画司会者&映画コメンテーター。年間400本以上の映画を観る。TSUTAYAの店内放送で新作DVD紹介のDJ、Gyao!&ぴあ映画生活&Youtube動画「伊藤さとりと映画な仲間たち」では、監督、俳優、プロデューサー、脚本家らと対談し、映画紹介を行う。Amebaブログ:さとりのひとりゴト あの映画のウラ・オモテTwitter:伊藤さとり@SATORIITO
2014年10月15日「ぴあ」調査による2014年10月3日、4日のぴあ映画初日満足度ランキングは、役所広司と岡田准一が初共演した『蜩ノ記〈ひぐらしのき〉』がトップに輝いた。2位に実話を映画化した感動ドラマ『ミリオンダラー・アーム』が、3位に『X-MEN』シリーズのマイケル・ファスベンダーが、奇妙なかぶり物をしているバンドマンを演じるコメディー・ドラマ『FRANK -フランク-』が入った。その他の写真1位の『蜩ノ記』は、直木賞を受賞した葉室麟のベストセラー小説を基にした時代劇。出口調査では「昔の人の所作やコミュニケーションの取り方、人と人の信頼関係が胸に響いた。日本の伝統を感じる時代劇で、静かだけれど情熱を秘めた良い作品だった」「人間の内面を静かに描いていて、深い感動を覚えた」「全体的に誠実な雰囲気があり、長回しも多く、それに応じた俳優の演技が素晴らしい。夫婦の短くも静かな会話のシーンに古き良き日本を感じた」「期待以上で終盤は涙が止まらなかった。周囲の支えや愛、自己との戦いなど人間の温かみを感じた」「家族愛を感じた。風景がキレイで、今の映画と違ってゆっくりと時間が流れていくので、まるで自分がそこにいるように感じた」などのコメントが10代から80代までの幅広い世代から寄せられた。2位の『ミリオンダラー・アーム』は、野球未開の地だったインドに渡り、“ミリオンダラー・アーム(100万ドルの剛腕)”をもつ選手を発掘しようとする男の奮闘を描いた作品。観客からは「元気になれる映画。自分も仕事で失敗をするが、励みになった」「サクセスストーリーではあるが、成功までの過程が丁寧に描かれていて、結果だけではないのだと大事な事に改めて気付かされた」「主人公の成長する姿に感動した。人との信頼関係であったり、他者との関わりの大切さに気付いた。実話とのリンクも多く、リアリティがあったのもよかった」「異常なまでのハングリー精神と、国を背負う誇りが際立って描かれていて応援したくなった」など、20代から70代までの観客から好評だった。(本ランキングは、10月3日(金)、4日(土)に公開された新作映画7本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2014年10月06日直木賞受賞小説を『雨あがる』の小泉堯史監督が映画化した『蜩ノ記〈ひぐらしのき〉』。役所広司が演じたのは、ある罪による切腹が3年後に迫った郡奉行・戸田秋谷だ。その他の画像その運命の日までに藩の歴史「家譜」を完成させることを命じられた秋谷と、彼の監視役になる青年武士・檀野庄三郎との絆の物語を軸に展開。「秋谷にはとても3年後に腹を斬って死ぬ人とは思えない普通さがありますよね」。そう語った役所に「その境地は理解できましたか?」 と聞くと、「できません」という素直な答えが返ってきた。「だから自分なりに研究するわけですよね。秋谷はどんな人なんだろう? どんな話し方をし、仕事にどう取り組んでいたのだろう? って」。その助けになったのが「小笠原流」の作法や所作だ。「これまで出演した時代劇は浪人の役ばかりで、城務めをしているような役は初めてだったんですけど、小笠原流から背筋が伸びるようなものを教わりましたね」。だが、その作法を覚えるのが大変だった。「特に食事のシーンですね。食べる順番が決まっていて、食べるものによって箸の持ち方も変わるんです。おかずを取るときにほかの食べ物の上を通過させてはいけない、お吸い物を飲むときにお椀から箸の先を出してはいけないという、細かい決まりもある。でも、その統一された作法が登場人物を美しく見せていると思います」。庄三郎役の岡田准一とは意外にも今回初共演だが、「岡田くんは時代劇が似合いますよね」と絶賛。「彼は武士の扮装をしても刀を振っても様になる。武道の先生で、踊りを長年やっているから身体で覚えるようなことは吸収するのが速いんでしょうね」。そんな役所も、本作ではその血を受け継ぐ小泉組の現場で黒澤明監督の映画作りの極意を学んだ。「準備の仕方が違いますよね。スタッフが画に映らないことも勉強し、周到に準備をしているからあり得ないと思うような装飾品はひとつもない。逆に役者がめくるかもしれないから、本の中身も結構書いてあるんです」。「黒澤さんの映画作りは宝物だし、大変な教科書じゃないですか!」と言葉に力が入る。「若い俳優さんたちもこういう映画作り方を知れば、日本映画がもっと豊かになると思いますね」。役所広司という俳優が面白いのは、『蜩ノ記』のような格調高い作品に出演したかと思えば、『渇き。』のような気鋭監督の作品で破天荒な役にも挑戦するところ。「面白そうなことをやっているらしいって聞いたら行ってみたいじゃないですか(笑)。それに、この歳になると立派な人の役が増えてきますけど、ひと色には染まりたくない。映画もお客さんの希望を叶えるものと、お客さんが知らない世界を見せて楽しんでもらえるものの両方があっていいと思います」。そうなると、『ガマの油』に続く2本目の監督作が気になる。「監督はまたやりたいですよ。短い人生、やりたいことをやりたいですよね(笑)」。『蜩ノ記〈ひぐらしのき〉』10月4日(土)より全国公開取材・文:イソガイマサト
2014年10月06日映画『蜩ノ記(ひぐらしのき)』が10月4日(土)に公開を迎え、主演の役所広司を始め、岡田准一、堀北真希、原田美枝子、小泉堯史監督が舞台挨拶に登壇した。黒澤明監督の下で長年、助監督を務めた小泉監督が葉室麟の直木賞受賞小説を映画化。ある事件の罪で10年後の切腹とその間に藩の歴史を綴った「家譜」の編纂を命じられた戸田秋谷の元に若き藩士・檀野庄三郎が訪れる。藩からの“見張り役”として送り込まれた庄三郎だったが、徐々に秋谷の人柄に心酔し、その家族とも打ち解けていき…。初日を迎え、晴れ晴れとした表情の役所さん。念願の小泉組への参加となったが「ツイていたと思います。小泉組もそうですがその作品で秋谷という役に出合えたことに縁(えにし)を感じます」と嬉しそうに語る。岡田さんは、劇中の庄三郎と秋谷の関係そのままに役所さんに憧れ、現場でもその立ち居振る舞いに心酔したよう。「主役としての立ち方、そして人としての現場での在り方。黒澤組のスタッフさんたちが、役所さんを見ながら僕に『あれがいい。ああいう人を支えたくなるんだ。お前もああいうふうになれ』と言ってくださいました。その人柄を直に見ることが出来て幸せでした」とふり返る。堀北さんも「いい経験をさせていただきました」と充実した表情。「所作に舞とクリアしないといけないことも多かったですが、いい緊張感の中で臨めたと思います。撮影に入る前に監督とお話をさせていただき(演じた)薫についてたくさん伺い、参考となる本も渡されたのですが、ここまで監督の中にイメージがおありなら、少しでもそこに近づけるように努力しようと思いました」と語る。原田さんは黒澤作品への出演経験もあるが、今回、小泉監督の下に、すでに引退したスタッフも含め、黒澤組を支えた人たちが集結したことについて「懐かしい面々であり、共に戦ってきた仲間です」と嬉しそう。「セットでボーっとした時間を過ごすのが好きなんですが、思いのほか撮影が早く終わってしまって、もう少し長くそこにいたかったというのが本音です」と少しだけ寂しそうに語った。小泉監督は「スタッフはみんな、黒澤監督の教えを受けており、支えてくれるのでやりやすかったです。キャストにも恵まれ、その日、現場に行けば秋国や庄三郎に会えるというのが楽しみでした。そうした雰囲気が『フィルムに出る』と黒澤監督もよく仰ってました」とうなずく。この日は、黒澤組で長くスクリプター(記録係)を務めた野上照代さんが客席で映画を鑑賞したが、コメントを求められると「黒澤さんの声が聞こえます。『小泉、うまくなったな。100点満点やろう』と」と語り、小泉監督は「涙が出てきそうです」と感激。野上さんは撮影現場にも足を運んだそうで、岡田さんはその時の様子について「『頑張れよ!』と言われて帰っていかれて(笑)、カッコいいんです。素敵でした」と目を輝かせていた。『蜩ノ記』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:蜩ノ記 2014年10月4日より全国にて公開(C) 2014「蜩ノ記」製作委員会
2014年10月05日映画『蜩ノ記』に出演する役所広司と原田美枝子が、長年の映画界への貢献を称えられ、東京・日比谷の「合歓(ねむ)の広場」にその手形が飾られることになり、10月4日(土)、共演の岡田准一、堀北真希らに見守られながら舞台挨拶の場で手形作りを行なった。「合歓の広場」は東京・日比谷シャンテ内のある広場で、同館がオープンした1987年以来、映画界に名を残したスターの手形が飾られてきたほか、ゴジラのミニチュア像も設置されている。これまで73名がここに手形を残しており、役所さんにとって師匠にあたる仲代達矢の手形もあるが、日本人俳優として、同所に手形が飾られるのは、1992年6月の緒形拳以来、22年ぶり。また、同一作品出演の2名の俳優が同時に手形をとるのは、今回が初めてのこととなる。壇上で、観客が見守る中での手形作りに原田さんは「照れくさいですね」と語り、役所さんは「光栄です」と喜びを口にする。岡田さんは、本作の撮影、そして劇中の役柄を通じて“師”と仰ぎ、その背中を見つめてきた役所さんが日本映画界の殿堂とも言える合歓の広場にその名と手形を残すことに「僕も嬉しいです」と満面の笑み。堀北さんは劇中の“両親”を前に「歴史的瞬間に立ち会えて嬉しいです」と語る。岡田さんは「僕たちもいつか…」と改めて思いを口にするが、役所さんも「いつか(本作の)家族で並ぶ日が来ると良いですね」と語り、会場は期待を込めた温かい拍手に包まれた。手形を取り終えた役所さんは「横綱になったような気持ちです(笑)」と感想を口にし、原田さんと共に作ったばかりの手形を掲げて写真撮影に臨んだ。なお、こちらの完成した手形は今年11月に合歓の広場に飾られる予定だという。『蜩ノ記』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:蜩ノ記 2014年10月4日より全国にて公開(C) 2014「蜩ノ記」製作委員会
2014年10月05日役所広司と岡田准一が初共演した映画『蜩ノ記〈ひぐらしのき〉』が10月4日(土)より公開されるのを記念して、テレビ東京の狩野恵里アナウンサーと、サムライの姿に変身したテレビ東京のキャラクター“ナナナ”が弊社をPR訪問した。その他の写真映画『蜩ノ記』は、直木賞を受賞し、時代小説としては破格の50万部を突破するベストセラーとなった葉室麟の原作に基づく時代劇。10年後の切腹を命じられた武士と、彼の監視役として藩から派遣された男を軸に、ふたりが築く師弟愛や、彼らと暮す家族の温かくも崇高な絆を描いている。時代劇『蜩ノ記』をPRするため、狩野アナウンサーとともにやって来たナナナは、髷を結い、腰に刀を差した“ナナナ侍”として来社。弊社の受付で記念撮影をし、その後にオフィスを訪問。ふたりをひと目見ようとたくさんの人が駆けつけ賑わう中で、映画のチラシを配りながら本作をPR。ふたりは記念撮影にも快く応じ、オフィスの壁に狩野アナがサインをすると、ナナナもバナナのイラストと共にサインを書き入れた。人気者のふたりをひと目見ようとギャラリーが多く集まったキャンペーンは当初の時間をオーバーするほどの盛況で、惜しまれながら大きな拍手を受けて弊社を去った。『蜩ノ記〈ひぐらしのき〉』10月4日(土)より全国公開
2014年10月03日第146回直木賞を受賞した時代劇小説を映画化した『蜩ノ記〈ひぐらしのき〉』の特別試写会が1日に都内で行われ、初共演を果たした役所広司と岡田准一が出席。同日、「意識的に泣くことで心のデトックスを図る活動」として注目される“涙活(るいかつ)”映画に認定され、「最初はギャグかなと思ったが、(トロフィーを受け取り)結構重みがありますね。光栄です」(役所)、「ありがたいことですね」(岡田)と喜びを語った。その他の写真事件を起こし10年後の切腹を命じられた戸田秋谷(役所)の前に、藩士の檀野庄三郎(岡田)が秋谷の監視役としてやってくる。庄三郎は秋谷のひたむきな生き様や家族愛に触れ、彼が起こした事件の真相を探り始める。舞台あいさつには秋谷の家族を演じる堀北真希と原田美枝子、メガホンを執った小泉堯史監督が同席した。役所は自死が迫るなか、家族との日々を静かに重ねる主人公の姿に「自分で演じていながら、試写を観てずいぶん早い段階で泣いてしまった。特にラストが近づくと『いい家族だな』と涙が止まらなくて…」と自身の“涙活”を告白。岡田が「隣の席で号泣されていた」と明かすと、「岡田君だって泣いていましたよ」と明かしていた。その岡田も「師弟愛、家族愛、夫婦愛が詰まった作品」と感激しきり。役所と原田がふたりきりで愛を確かめ合うシーンを「カメラの後ろで見学させていただいた」といい、「おふたりの芝居や表情の深さがたまらなかった」と振り返った。原田は「息子がサムライの息子として動じちゃいけないと耐える姿に涙した」。秋谷の娘を演じる堀北は「これぞ理想の夫婦だなと思いながら、エンドロールで泣いてしまった」と泣ける本作の魅力をアピール。小泉監督も「素敵なキャストに恵まれて、一緒に仕事ができて良かった」と安どの表情だった。『蜩ノ記〈ひぐらしのき〉』10月4日(土)より全国公開取材・文・写真:内田 涼
2014年10月02日全員とは言わないが「この10年を振り返って」という問いをぶつけると、多くの人からは「あっという間だった」「気が付いたら10年経っていました」といった答えが返ってくる。堀北真希は違った。あっさりと「私にとってはこの10年は長かったです」と口にした。彼女がデビューしたのは11年前。10年はキャリアのおよそ9割を占める歳月なのだから「長かった」という答えは決して不思議ではないのだが、彼女の答えのあまりの迷いのなさにこちらがたじろいでしまう。「デビューした時は中学生でしたからね。中学を卒業して、高校を卒業して、成人になって…。いろいろありました」。柔らかい笑みを浮かべて彼女はそう付け加えた。映画『蜩ノ記(ひぐらしのき)』はある事件の罪を問われ、10年後に切腹することを申し付けられた武士が、静かに己の運命を受け入れ、父として、夫として、ひとりの男として、生きる姿を描いた時代劇。堀北さんは、切腹の日まで藩の歴史である「家譜」の編纂に日々を費やす戸田秋谷(役所広司)の娘で、父の死を覚悟した上で気丈に生きる薫を演じている。メガホンを握ったのは黒澤明監督の下で長年にわたり助監督を務めてきた小泉堯史監督。スタッフにも黒澤組の屋台骨を担ったベテランが名を連ねるが、日本映画界の貴重な財産とも言えるチームでの仕事は、堀北さんに多くの発見をもたらしたようだ。「撮影に入る前にいつも以上に多くの準備をした気がします。舞や所作の稽古もそうだし、衣裳の着物やカツラも、実際に撮影をするわけでないのに、本番と全く同じように着用して映りを見て検討して、また別の日にもう一度、衣裳合わせをしたりしました。監督とも撮影に入る前にたくさんお話をさせていただきました。撮影の前の準備の時間がすごく濃かったです」。逆に撮影が始まると、拍子抜けするほど淡々と撮影は進んだ。それまでに緻密に積み上げ、準備してきたものをカメラの前で出すだけ。その差にも新鮮な驚きを覚えたという。「ここまで準備に時間をかけるなら、撮影も同じようにじっくりと進めていくものかと思っていたんですが、始まってからはサラッと進みました。本番もほぼ一発OKで、カメラも複数で同時にいろんな角度から撮るので、何度も繰り返す必要もなく早かったですね」。撮影前に小泉監督と話し合い、そしてクランクイン後、スムーズに撮影が進む中で、それでも強く監督から求められたのは、現代女性とは違う、江戸時代を生きる女性の奥ゆかしさ。参考文献として、当時の武家の生活や風習について書かれた本や武家に生まれた女性の一生を記した本に目を通した。「やはり、当時は女性が積極的に自分の意見を言うことはあまりないんですよね。特に男性、目上の父親に対して気軽に自分の考えを言える環境ではない。そこは、おしとやかに気恥ずかしさを持って演じてほしいと言われました。庄三郎さん(岡田准一/※秋谷を監視するために藩から送りこまれた武士で、一緒に生活する中で秋谷に心酔していく)とのシーンは何度も『もっと気恥ずかしそうに!』と言われました。私としてはそうしてるつもりなんですが『もっともっと!』と(笑)」。そんな時代の背景もあって、父がいずれは切腹せねばならないことを知りながらも哀しみを内に秘め、静かに家族を支える薫。そんな彼女が普段とは違う行動を見せるのが、父が起こした事件の当事者である、かつて藩主の側室だった松吟尼(寺島しのぶ)に会いに行くシーンだ。「このシーンは薫が自分の思いを伝えるセリフがあったので、薫が何を思っているのかを表現できたらいいなと思っていました。薫としては、父親が不義密通の罪で切腹を命じられたというのがどうしても気になっている部分なんです。それを確認するわけですけど、そこでも決して、直接的な言葉で会話をするわけではないんです。だから、彼女が100%全てを知って納得したわけではないのかもしれないんですが、自分で行動を起こしたことで何か、腑に落ちるところがあったんではないかと思って演じました」。10年後に腹を切ることが決められた秋谷。どれほど思いを巡らせても、現代を生きる我々が彼の心情・心境を理解することはできない。そして、そんな彼が運命を受け入れて日々を過ごす姿は静かに、強く胸を打つ。役所さんが演じた秋谷の姿は、堀北さんの目にはどのように映ったのだろうか?「私は、一家の主であり子どもたちの父親であるからこそ、それが出来たのかな?と思います。薫や郁太郎(吉田晴登/※薫の弟)は常に父の背中を見ているわけで、父として秋谷さんはそれを分かっている。だからこそ、大事なことを教えるためにブレずに10年という歳月を過ごすことが出来たのではないかと感じました」。冒頭で彼女のキャリアが11年前に始まったと書いたが、本作で秋谷に心酔し、やがて少しずつ薫に心惹かれていく若き武士・庄三郎を演じた岡田准一とは、まさに11年前に彼女が初めて出演し、いきなりヒロインを演じた映画『COSMIC RESCUE -The moonlight generations-』以来の共演となった。「まず、当時の私のことを覚えているのか分からなくて…本当にただの中学生だったので(笑)。だから『お久しぶりです』と挨拶するのは変じゃないかな?11年前の共演の説明から入った方がいいのかな?とかいろいろ考えたんですが、岡田さんは覚えてくださっていて。私の方は、本当に『子どもの時にお世話になった』という感覚だったので、(当時の思い出が)恥ずかしいとか、そういう気持ちはなかったんですけど、岡田さんは岡田さんで、当時は学校の話とかして『宿題しなきゃ』とか言ってたのに、久々に会ったら一気に大人になっててどう接していいのか分からなかったらしいです(笑)」。そんな話を聞くと、確かに10年という歳月が、彼女にとっては非常に長い時間であったことも納得できる。とはいえ、堀北真希はまだ26歳である。中学の頃から学業と並行して女優業を行なってきたせいか「女優を自分にとって“仕事”と思うようになったのはほんの数年前からです。同級生が働き始めて、それぞれに“職業”を持つようになって、改めて『あ、私にとってはこれが仕事なんだ!』と腑に落ちました」と笑う。その美貌は「クールビューティー」という言葉で表現され、同時にミステリアスなイメージが彼女に付随されていった。どんな役柄にも自然にスッと溶け込んでいく演技力の高さも相まって、素の彼女が何を考え、どんな壁にぶつかり、どんな葛藤を抱えて日々を生き、仕事に臨んでいるのかはスクリーンやTVの画面からはなかなか読み取ることはできない。だから、改めて訊ねた。26歳になった堀北真希にとっての女優という仕事のやりがい、面白さとは?「なかなか…うまくいかないところですかね?」。少しだけ考え込んで、彼女はそう答えた。「なかなかうまくいかないんですよ。うん、なかなかうまくいかない(笑)。たまに、うまくいったなって感じる時もあって、嬉しくてまた頑張ろうって思うし、うまくいかないことが多くて、じゃあ次は頑張ろうって思って…。その日、お芝居をしてみて『今日はうまくいった!思い通りに出来た』と感じる時もあるんですけど、オンエアを見てみたら、自分が思っていたよりも全然うまくできてないこともあったりするんです(苦笑)。でも多分、ずっとうまくいってたら満足してダメになっちゃうと思うんで、そういうものなのかな?と思ってます」。「だから、この仕事を一生続ける」という答えが続くことを期待するも、こちらのそんな思惑はあっさりと裏切られる。「女優は一生の仕事になりそうか?」という問いに、困ったように首を傾げる。「先のことを考えるってことが全然なくて…割といつも成り行きなんですよね(笑)。このお仕事は、誰かに『この役をお願いします』と言ってもらえないと成り立たないんですよ。だから一生、自分が誰かに必要とされて生きていけるのかな?と。いまの自分には分かんないですね」。いや、きっと誓いや意気込みなど必要ない。いまのままで、うまくいかないことに悩みつつ、目の前の仕事に打ち込んでいけば、その時、彼女は大女優になっているはずだ。(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:蜩ノ記 2014年10月4日より全国にて公開(C) 2014「蜩ノ記」製作委員会
2014年10月02日俳優の役所広司と岡田准一が10月1日、共演作『蜩ノ記』の特別試写会に出席した。岡田さんが「試写を観ていたら、横で役所さんが号泣されていた」と暴露すると、役所さんは「岡田君だって泣いていましたよ」と反撃。劇中同様、強い師弟愛(!?)を披露した。前代未聞の不祥事を起こした戸田秋谷(役所さん)は、10年後の夏に切腹し、その日までに藩の歴史である「家譜」を完成させることを命じられる。一方、城内で刀傷沙汰を起こした藩士の檀野庄三郎(岡田さん)は、秋谷の監視役を命じられるが、そのひたむきな生きざまに心揺さぶられる。第146回直木賞を受賞した葉室麟の小説を原作に、役所さんと岡田さんが初共演を果たした。この日、役所さんと岡田さんに加えて、共演する堀北真希、原田美枝子、小泉堯史監督が出席し、「涙活(るいかつ)試写会」と銘打って開催された試写会。 涙活とは、意識的に泣くことで心のデトックスを図る活動だといい、涙活プロデューサーの寺井広樹さんが提唱するもの。このたび、『蜩ノ記』が世界に涙活を広める「全米感涙協会」認定映画第1号となったことを記念し、役所さんに涙のしずくをモチーフにした特製トロフィーが授与された。「今日、(イベントの進行)台本を読んで『これ、ギャグかな』と思った」と役所さん。それでも寺井さんから実際にトロフィーを受け取ると、「結構重いですね。今日映画を観てくださったみなさんの涙とどっちが重いかなあ…。とにかく認定第1号ということで光栄です」と涙、ではなく笑みを見せていた。涙といえば、岡田さんは先日、主演を務めたNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」の撮了会見での“男泣き”が大きく報じられたばかり。岡田さん本人も「つい最近、泣いてしまって」と照れ笑いを浮かべた。また、本作に関しては「小泉監督のために、日本映画界のベテランスタッフさんが集まった。まるで日本映画の歴史を目の当たりにするようで、現場にいるだけで泣ける思いだった。本当に、すごい人ばかりだったんですよ」と涙のエピソードをふり返った。『蜩ノ記』は10月4日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:蜩ノ記 2014年10月4日より全国にて公開(C) 2014「蜩ノ記」製作委員会
2014年10月01日映画『蜩の記』の東日本大震災復興支援チャリティー試写会が9月10日(水)に開催され、美智子皇后陛下が一般の観客と共に映画をご高覧になった。主演の役所広司を始め、岡田准一、堀北真希、原田美枝子、小泉尭史監督が美智子さまのご退席後に報道陣の取材に応じた。葉室麟の直木賞受賞小説を映画化。江戸時代、ある事件で10年後の切腹を申し付けられ、その日まで藩の歴史を記した家譜の編纂を続ける戸田秋谷と、その見張りとして彼とその家族と生活を共にすることになった若き藩士の交流を静かに描き出す。岩手県遠野市で撮影が行われた縁もあって、この日のチャリティ試写会が行われる運びとなり、美智子さまがご臨席。役所さんらは劇場で美智子さまを出迎え、映画を一緒に鑑賞した。美智子さまのご退席後、役所さんらは報道陣が待つロビーへと姿を現したが、一様に「緊張しました…」と語る。役所さんは「こんなに不動の姿勢で映画を観たのは初めてです(笑)」と語り、「皇后さまがこちらに歩いてこられた時は、不思議な風が吹いているかのように感じました。座られると『大きな画面ですね』と仰られたのですが、こちらは緊張でしどろもどろになって、わけの分からないことを…」と苦笑を浮かべる。映画の上映後の様子については「(エンドロールで)小泉監督の名前が出るとみなさんと一緒に拍手をしてくださり『おめでとうございます』と仰って下さいました」と明かした。小泉監督は、上映後のご歓談の中で美智子さまから「素晴らしい映画をありがとうございました」とお言葉をかけていただいたそうで、「優しいとしか言いようがないです。慈愛と優しさに満ちていらっしゃいました」と感激の面持ち。監督が故・黒澤明監督の下で助監督を務めていたことや、キャスト陣一人一人についても美智子さまはご存じだったようで、小泉監督は「一人一人のことを見てくださったことが嬉しいです」と語った。岡田さんは「名前を呼んでいただいて、(自分の存在が)知られているということに戸惑いまして、なんと話していいか分からず…(笑)」と語り、「出ているドラマや映画のこと、武術のことも褒めていただき光栄で、幸せな日だなと思いました」と笑顔を見せる。また、美智子さまは本作が被災地の岩手で撮影されたことについてもとても気にされていたそうで、岡田さんはその姿に「日本の母であり、日本で一番愛されている女性でいらっしゃるということを感じました」と深く感銘を受けたようだった。着物姿の堀北さんをご覧になり、美智子さまは「華やかですね」と仰ったそうで、堀北さんは恐縮しきり。美智子さまがこうして人々と一緒に映画を観る機会はなかなかないが、そこで自身が出演する映画が上映され、一緒に鑑賞することが出来たことに「幸せです」と微笑んだ。原田さんは、劇中の戸田一家の様子について美智子さまから「『いい家族ですね』と褒めていただきました」と嬉しそうに明かした。なお、この日の上映には遠野市の仮設住宅「穀町団地」に暮らす人々を始め、遠野市から15名の被災者が招待された。『蜩の記』は10月4日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:蜩ノ記 2014年、全国東宝系にて公開
2014年09月11日子供の頃に読んだ絵本に登場した「白馬の王子様」。いつか自分の目の前に王子様が現れるかも!? と一度は夢見た女子も多いのではないだろうか?今回は、マイナビニュース会員の女性400名に、「理想の王子様」といえば誰を連想するのか聞いてみた。>>男性編も見るQ.「理想の王子様」といえば誰を連想しますか?1位 三浦春馬 20.5%2位 岡田将生 14.8%3位 羽生結弦 11.0%4位 岡田准一 9.2%5位 及川光博 8.8%Q.上記を選んだ理由を教えてください。■三浦春馬・「肌が白く透き通るようにキレイ」(29歳/医薬品・化粧品/事務系専門職)・「王子様のような雰囲気だけどしっかり男の色気があるところ」(33歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)・「笑顔が爽やか…映画の役柄のイメージで」(34歳/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)・「王子様衣装が似合いそう」(26歳/情報・IT/経営・コンサルタント系)・「自分に自信がある感じがすてき、ナルシシストだと思う」(27歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)・「顔の整い方が100点満点だと思うので」(23歳/医療・福祉/事務系専門職)■岡田将生・「見た目が本当にきれいで王子様のイメージです」(22歳/その他/その他)・「爽やかな笑顔がすてき」(24歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「背が高くてイケメンで優しそう」(23歳/医薬品・化粧品/事務系専門職)・「アニメの王子様の雰囲気に似ていると思います」(31歳/ソフトウェア/事務系専門職)・「『リーガル・ハイ』のときの王子っぷりがステキだった」(27歳/ソフトウェア/技術職)・「笑顔がすてきで、白いタイツも履きこなせそうだから」(30歳/ホテル・旅行・アミューズメント/クリエイティブ職)■羽生結弦・「スケートのイメージだけど、優雅で品があって王子様!という感じがする」(32歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「今年の王子といえばやはり彼でしょう!」(24歳/自動車関連/事務系専門職)・「外見が理想の王子様そのもので、性格も頭も良さそう」(32歳/医療・福祉/専門職)・「歳が下すぎるけど、職業柄衣装もキラキラしている」(31歳/小売店/販売職・サービス系)・「王子というとまだ少年っぽいイメージがあるのと、踊りのテーマなど」(28歳/団体・公益法人・官公庁/その他)■岡田准一・「昔から好きすぎて、理想の男性になっているので」(28歳/団体・公益法人・官公庁/技術職)・「容姿端麗、スポーツ万能だから」(23歳/機械・精密機器/事務系専門職)・「ストイックで寡黙な感じだけどしゃべるとおもしろいところが良い」(22歳/その他/その他)・「顔もかっこいいし人として(性格)も男らしそうだから」(27歳/その他/秘書・アシスタント職)・「『SP』でかっこよかったから」(45歳/小売店/販売職・サービス系)■及川光博・「ミッチーは永遠の王子」(30歳/不動産/専門職)・「ロマンチックな事をたくさんしてくれそうだから」(33歳/アパレル・繊維/クリエイティブ職)・「王子様にふさわしい風貌」(27歳/その他/その他)・「白馬も似合うキラキラ系だから」(25歳/運輸・倉庫/営業職)・「容姿も身のこなしも徹底した王子様だと思う」(28歳/情報・IT/技術職)■そのほか・番外編・「GACKT: 容姿も内面から出ている雰囲気も私にとって完ぺきなので」(50歳以上/建設・土木/技術職)・「生田斗真: 彩り王子はやばい、アリエールの白衣姿もやばい」(28歳/学校・教育関連/その他)・「向井理: あの笑顔とスタイルの良さとややSっぽいところがたまりません」(33歳/医薬品・化粧品/事務系専門職)・「三浦翔平: 生で見たらめちゃくちゃきれいで王子様のイメージにぴったり」(29歳/その他/その他)・「いない: 二次元のキャラが理想だけど、現実的に考えると理想の王子様はいないから」(22歳/その他/その他)■総評女性が連想する「理想の王子様」ランキング、第1位は「三浦春馬」で、2割を超える女性からの支持を得た。美形で背が高くてスマート、スラリと伸びた手足、色白で透き通るようにキレイな肌。いかにも「王子様の衣装が似合いそう」な褒め言葉がズラリ。優しいオーラで全てを包み込んでくれそうな笑顔にキュンとしてしまった女性も多いよう。映画・ドラマの役柄のイメージから「爽やかさが半端ない」との声も寄せられた。2位は「岡田将生」が続いた。「きれいな顔立ち」「色白で美しい」「背が高くて線が細い」「白いタイツも履きこなせそう」などなど、絵本やおとぎ話の世界に登場する王子様のイメージにぴったりだと考える人が多かった。「爽やか」「可愛い」「くったくがない」など、その笑顔も人気を集めた。3位は日本フィギュア界の若きエース「羽生結弦」がランクイン。小顔でスタイルがよく、中性的な美しさは「漫画のキャラみたいで理想的なルックス」とのこと。氷上を舞う姿は、優雅で品があり、キラキラした衣装も相まって"氷上の王子"という言葉がぴったり当てはまるようだ。4位は「岡田准一」だった。「知的で容姿端麗」「笑顔がステキ」「言動ともに上品」など、外見のイメージだけではなく、「守ってくれそう」「男らしそう」といった、強さと頼もしさを支持する声が寄せられた。5位は元祖"王子様キャラ"との呼び声が高い「及川光博」。容姿も身のこなしも徹底した王子様っぷりに、「王子と言ったらミッチーしかいない」との声が多数寄せられた。「理想の王子様なんていない」「人間は必ずマイナス面もある」という現実的な回答もあった今回のアンケート。あなたの理想とする王子様はランクインしていただろうか?調査時期:2014年3月27日~2014年4月7日調査対象:マイナビニュース会員調査数:女性400名調査方法:インターネットログイン式アンケート
2014年05月02日「ソチオリンピック」が盛り上がっている現在、同年代の選手が活躍する姿を見て「すごい!」と感じている人は多いのではないでしょうか。そこで今回は、主に30代の男性を対象に、「一番すごい!」と思っている著名人について伺いました。いわゆる「松坂世代」などを含む彼らが、“同世代で一番すごい”と思う人は誰なのでしょうか?■トップアスリート、中でも野球とサッカーに人気が集中!やはりどの世代にとっても“トップアスリート”は憧れの象徴。中でも野球選手とサッカー選手を推す声が多く上げられました。『松坂大輔』・努力が身になった人(ホテル・旅行・アミューズメント/33歳)・松坂世代という言葉を作るぐらいの影響力を持って活躍したこと(情報・IT/27歳)・甲子園優勝からWBC2大会連続MVPなど実績が段違い。(機械・精密機器/31歳)・実力社会を勝ち抜いてきた典型例だと思うから。(運輸・倉庫/34歳)最も多く票を集めたのはなんと『松坂大輔』投手。甲子園決勝でのノーヒットノーラン、高卒新人での最多勝、WBCで2度のMVP……その圧倒的なスター性は「松坂世代」という言葉を生み出したほど。とりわけ80年前後に生まれた方にとっては文句なしに同世代の象徴と言えるのではないでしょうか。『イチロー』・自分にストイックで、プロ意識が高いところ(アパレル・繊維/35歳)・努力と才能で、長期間メジャーリーグで活躍しているから。(情報・IT/39歳)・プロ意識やメジャーとしての記録と記憶。(建設・土木/42歳)次いで野球選手で支持を得たのは『イチロー』選手。やはりその孤高のスタイルに象徴されるストイックさ、プロ意識の高さは、男心に「格好良い」と思わせるものがあるようです。世界的な実績を持っているうえ怪我に強く、長く結果を残し続けている点を尊敬する声も見られました。『中村俊輔』・ベテランになってからもプレーの内容が衰えず、トップレベルで活躍しているところ。(建設・土木/33歳)・去年の活躍は全盛期を思わせる素晴らしい活躍だったし、まだまだプレイできそうなくらい元気だから(その他/34歳)・体にキレがあるし、普通の30代はあそこまで動けない。(情報・IT/34歳)・一流の著名人として心から尊敬(団体・公益法人・官公庁/31歳)サッカー選手で最も多かったのは『中村俊輔』さん。かつてヨーロッパを渡り歩き、ベテランとして日本で戦っている今もなおプレーの衰えを感じさせないところが尊敬を集めている理由のようです。あのプレースキックはいつ見ても惚れ惚れしますね!『澤穂希』・1つのことで世界一になることはとても偉大なことだから(小売店/31歳)・女性としても、人間としてもかっこいい。(情報・IT/30歳)・チームを引っ張って行ってるところ(不動産/39歳)次いで多かったサッカー選手は『澤穂希』さん。2011年のFIFA女子ワールドカップにて、なでしこJAPANが優勝した光景を覚えている人は多いことでしょう。サッカーというメジャースポーツで、日本人が世界を制した、その象徴たる澤選手はやはり人気のようです。他には『松井秀喜』さん、『中田英寿』さん、『長谷部誠』さんらの名前を挙げる声が見られました。本当に甲乙つけがたいですね!■俳優・女優の2トップはこのお二人!『岡田准一』・人気を維持している。(学校・教育関連/26歳)・いつまでも第一線でいるから(小売店/33歳)・人気で実力があるところ(医療・福祉/27歳)男性俳優で最も票数を多く集めたのは『岡田准一』さん。数多くの人気ドラマや映画作品に出演し、今年は大河ドラマの主役を務めています。「イケメンの鑑」という声もあり、30代男性にとってカッコよさのシンボルの一人なのかもしれません。『菅野美穂』・年齢を感じさせないかわいさ(食品・飲料/30歳)・いつまでも変わらない容姿でありながら深みが出てきているからすごい。(団体・公益法人・官公庁/36歳)・実際に会った時の行動や仕草が可愛らしくて驚いた。(人材派遣・人材紹介/36歳)女優で人気が高かったのは『菅野美穂』さん。20代の頃と変わらない可愛らしさを維持しつつ、30代ならではの深みが出てきているのが人気の理由のようです。それにしても、実際に会えた人、うらやましすぎです!■その人ならではの個性が光る芸能人・文化人『滝川クリステル』・同年代とは思えない(建設・土木/32歳)・オリンピックのプレゼンのおもてなし(電機/33歳)2020年東京オリンピック招致成功――このおめでたいニュースの中で、とりわけ存在感を放っていたのが『滝川クリステル』さん。日本の魅力を伝えるプレゼンテーションの象徴である「お・も・て・な・し」の言葉は流行語大賞にも選ばれました。『有吉弘行』・仕事ゼロのどん底から這い上がって、現在、活躍しているところ(その他/33歳)今やバラエティ番組には欠かせない存在となっている『有吉弘行』さん。猿岩石時代の絶頂から一転して仕事ゼロの不遇の時期を過ごし、そこから這い上がって現在の地位を築いたところを「すごい!」と言う声が目立ちました。『尾田栄一郎』・ワンピースを描く偉大な作者なので。(学校・教育関連/30歳)・あれだけのヒット作を生み出したから。(39歳/その他)文化人枠としては『ワンピース』(集英社)の作者・『尾田栄一郎』先生。ちょうど今の30代が中高生くらいのころに「週刊少年ジャンプ」での連載が始まり、国民的な人気コミックへの階段を駆け上っていた同作品。その作者がいま39歳とあっては、「すごい!」と思われるのも頷けますね。他にも本当に沢山の名前が挙がり、『櫻井翔』さん、『長瀬智也』さん、『妻夫木聡』さん、『堀江貴文』さん、『岩瀬大輔』さん、『水樹奈々』さん、『荒川静香』さん、『北島康介』さん……など本当にバラエティ豊か。まさに回答者の数だけ「すごい人」がいる、といった結果になりました。いかがだったでしょうか。同年代で誰が一番すごいと思う?――そう聞かれて思い浮かべた人。それが誰なのか、なぜその人なのかを考えてみると、自分がふだん大切にしている価値観や、いつまでも憧れにできるものが改めて見えてくるのかもしれません。【アンケート対象】調査時期:2014年1月24日~2月6日調査対象:マイナビニュース会員(独身男性限定)調査数:182人調査方法:インターネットログイン式アンケート
2014年02月13日あの人ちょっといいなと思っていても、周りから「あいつだけはやめておけ!」なんて言われちゃうことってありますよね。でも、止められれば止められるほど、彼のいいところしか見えなくなってしまったり。そういうケースでは、実際に付き合ってみたら、他の人が言っていた通りどうしようもないダメ男だった…という場合が少なくないようです。が、100%そうと決まっているわけではないし、反対に周囲の評判は良くても、恋人としてはNGな人っていう場合もあるのではないでしょうか。付き合う前に、いえ、できれば好きになる前に、相手がどんな人かを見極められたらいいと思いませんか?そこで、今回は東洋占術研究家で、顔風水(全ての人に備わっている“顔力”を目覚めさせ、魅力を引き出したり、相手の内面を見抜いたりする占い)を考案した鈴木香月さん監修のモバイルサイト「運くらべ◆鈴木香月」より、相手の人間性や恋愛傾向が一瞬でわかる手軽なチェック方法をご紹介します。――――――――――【目頭を見ればわかる!あの人の恋愛傾向】顔風水では、上下のまぶたで人の心の裏表がわかる、という考え方をします。上まぶたは陰陽でいう陽にあたり、表の性格を表していて、下まぶたは陰で裏に隠れているその人の特性を示すのです。今回注目してほしいのは目頭。鏡で自分の目を見るもよし、写真などで気になる彼や友達の目を観察してみるのも面白いでしょう。【A】上がり気味の目頭目頭を見たとき、上方に上がり気味の人は「愛欲の相」と言われ、幅広い人気を得やすい相です。愛情が豊かなので、対人関係でなく恋も盛んなタイプ。ただ、気をつけたいのが結婚後。結婚してからも刺激を求めて不倫してしまう人もいるなど、恋多き相なのです。結婚相手や恋人がこのタイプの人は要注意!逆に自分がこの相を持っている、という人は一途さを意識して。――芸能人でいうと福山雅治さん、沢村一樹さん、成宮寛貴さんなど。V6の岡田准一さんも、どちらかというと目頭が上がり気味ですよね。みなさん、日本を代表するイケメンですが、優しそうでちょっと独特の色気をお持ちの方だと思います。「結婚してからも刺激を求めて…」という特徴は、唯一の既婚者だけれど、エロ男爵としてのキャラを確立している沢村さんを見ると納得。気になる彼がこういう目の持ち主だった場合は、将来浮気するかもってことを心に留めておいたほうがいいかもしれません。--------------------------------【B】下がり気味の目頭逆に目頭が下がり気味の人は愛情に縁の薄いタイプ。自己中心的になりがちなので、人間関係でトラブルになりやすい相です。自分がこのタイプ、という場合は、ハイライトを目頭側に上がり気味に乗せることで、相の持つ力を弱めることができます。男女ともに、人とのコミュケーションを意識して過ごすことで運気がアップしていくでしょう。――芸能人でいうと要潤さん、松田龍平さん、綾野剛さんなど。現在、NHKの朝ドラ『ごちそうさん』に出演中の東出昌大さんなんかも目頭が下がり気味といえるでしょうか。こちらはみなさん、キリッとしていて独自の世界観を持っていそうな方が揃いました。東出さんは共演者の杏さんと熱愛報道が出ているので、「自己中心的になりがち」などの特徴を見るとちょっと心配。この顔相に支配されることなく、幸せな関係を築いていってくれたらいいですよね。――――――――――気になる彼の目頭は上がり気味でしょうか、それとも下がり気味でしょうか。すぐには思い出せないようなら、PCやスマホに入っている写真を拡大してじっくり見てみるといいかもしれません。会った時に見る場合は、相手の目を直視しすぎて「怖いよ」なんて言われないように気をつけてくださいね。(文=Kawauso)
2014年01月19日とうとう大晦日ですね。この1年、弊サイトcocoloni PROLOをご愛顧いただいたことを心から感謝いたします。そしてみなさま、1年間お疲れさまでした。2013年はどんな年だったでしょうか?疲れた心と体には栄養をあげ、フレッシュな気持ちで新年を迎えたいものですよね。心の栄養といえばイケメン!運気のリフレッシュには占い!ということで、今夜放送の『第64回NHK紅白歌合戦』(NHK総合)に審査員として出演する岡田准一さんの2014年上半期の運勢をチェックしてみたいと思います。1月5日スタートの大河ドラマ『軍師官兵衛』(NHK総合)では主演を務める岡田さん。戦国時代に織田信長、豊臣秀吉に重用されたという負け知らずの天才軍師役を楽しみにしている方も多いのでは?今回用いる占いは≪自由が丘の母が占う2014年上半期の運勢恋愛・仕事・結婚まで≫。世田谷マダムの口コミで話題騒然!「1年以内に結婚できた」と噂の、暖かな母系占い師・安芸実さんによる、前向きな気持ちになれる占いです(こちらは、基本的には女性向けに作られていますが、男性の運勢を占ってもOK)。その鑑定結果を一部ご紹介します!~占った内容~岡田准一さん(1980年11月18日生まれ)の2014年上半期の運勢■2014年上半期の総合運真面目な気分になりますし、向上心が高まります。2014年上半期はまっすぐに進んでいくべき時となるでしょう。しかし、最初からうまく行くとは限りません。予想外の事態の発生、周囲の反対にあうことも考えられます。(中略)応援や後押しを受けることができれば、成功する確率は上がります。やがて、大きな成果を上げることができますし、岡田准一さんの努力も認められるでしょうね。この時期の努力はしっかりと身につきます。――仕事でもプライベートでも、これから少し大変なことがあるのかもしれません。でも応援や後押しがあれば大きな成果を上げられる、とのことですから、大河ドラマがヒットし、俳優としての輝きをさらに増すことになるのではないでしょうか。■復縁の可能性について過去を懐かしく思い出すことが増えます。気持ちが高まり、復縁への期待が増すでしょう。2014年上半期、復縁を狙うなら相手に合わせる姿勢が必要です。(中略)態度が煮え切らないからといって、やきもちを焼いたり、嫉妬心をあらわにすると、せっかく近づいた心が離れていってしまうでしょう。焦らないことですよ。――忙しい中で復活愛に向けた動きが?多忙だからこそ、一息つきたい時には懐かしい人のことを思い出してしまうのかも。ところで、女性は一般的に、年齢が上がるほど復活愛を求める傾向にあるそうです。なぜなら、元カレなら既に人となりを知っていて楽だし、時間をかけずに結婚までこぎつけられそう、というイメージがあるから。その前提があるので、もし復縁したら結婚までは早いかも?ちなみに岡田さん、【スピード婚の可能性】も「十分にある」ようなので、本当に電撃婚のニュースが飛び込んでくる可能性もなきにしもあらず?あのイケメンを過去に射止めたのが誰なのか…が気になりますが、今後の恋愛模様も見逃せませんね。■上半期に気をつけるべきこと発展の運気が巡っていますが、いきなり強気な態度に出ることは賛成できません。年が明けたばかりの段階では、控えめな態度を維持したほうがよいでしょう。(中略)この上半期、岡田准一さんは人当たりがよく、仕事も好調。多くの人に注目されるでしょう。みんなの支持を得ることができますから、強引な態度をとる必要はないのです。周囲と協調しながら進めていけば、これほど心強いことはないでしょう。何事も順調に進んでいきますし、予想以上に好ましい展開になっていきますよ。――仕事が好調で多くの人に注目されるって、役者としては最高ですね!ぜひこのアドバイスを参考にして「予想以上に好ましい展開」を手に入れていただきたいと思います!この他、【キャリアアップ運】は「好調」、【母からのメッセージ】には「評価が上がる」、【上半期に高まるあなたの魅力】には「知的な雰囲気が漂う」など、素晴らしい占い結果が出ていたので、ますますの活躍を期待できそうです。12月公開の映画『永遠の0』も初登場1位と大ヒット。今まさに俳優として脂が乗っている岡田さんの今後がとても楽しみですね!現在cocoloni PROLOでは、岡田准一さんの運勢を占った≪自由が丘の母が占う2014年上半期の運勢恋愛・仕事・結婚まで≫を公開中。みなさんも知りたいことがギュッと詰まった占いを試して、来たる新年に備えてはいかがでしょうか?(文=編集J)自由が丘の母が占う2014年上半期の運勢恋愛・仕事・結婚まで
2013年12月31日映画『永遠の0(ゼロ)』が12月21日(土)に公開初日を迎え、主演の岡田准一、三浦春馬、井上真央、原作者の百田尚樹、山崎貴監督が舞台挨拶に登壇し、約900名もの観客にスタンディングオベーションで迎えられた。原作は、刊行から7年で470万部突破の大ベストセラー。「原作がこれだけ読まれているのは、時代に求められているから」と語った岡田さんは、「苦しい役でした。山崎監督が本当に神がかっていて、『どうしようかな?』と思うことがあると、自分から言わなくてもアドバイスしてくれる。心を読まれていると思うほど心が通じていて、監督についてこれてよかったです」と山崎監督に感謝。さらに、井上さんも「私は(撮影期間の)最初と最後に撮影があったので、時間を置いてからまた現場に行ったのですが、監督たちが神がかった感じでした」と、山崎監督始め撮影現場の鬼気迫る様子を明かすと、この日、客席で映画を観ていたという百田さんも、「これが7回目の鑑賞でした。試写室は小さいですから、大画面で観て本当に感動しました。最高の映画でした。山崎監督は日本一の監督です!」と山崎監督を大絶賛した。それに対し、山崎監督は「僕が原作を読んだ頃はまだ文庫になる前でそんなに売れていなかったのに、映画をやらせていただくことが決まってからどんどん売れてプレッシャーに。エラいものに手を出してしまったと思いました(笑)。脚本を書き始めたのが2012年のクランクインの1年前なので、ここまで長かったです」と、笑って回想。三浦さんが「どんどん成長していく健太郎を演じていて、すごく頼もしかったし、気持ち良かった。自分が今ここにいる意味を知りたくなるようなパワーが込められた映画なので、僕と同じ世代の人にこそ観てほしい」と力強く語りかけると、岡田さんも「時代を積み重ねた愛のある作品。劇場で愛を体験してほしい」と笑顔で呼びかけた。なお、2014年のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」で岡田さんが、2015年の大河ドラマ「花燃えゆ」で井上さんがそれぞれ主演を務めることから、来年の抱負を聞かれた岡田さんが「井上さんにいいパスが出せれば」と語ると、井上さんが「いいパスではなく、そこそこのパスをいただければ。いいパスだとプレッシャーがかかってしまうので(笑)」と返す一幕も。大河主演俳優のエール交換に会場は拍手と笑いに包まれていた。『永遠の0(ゼロ)』は全国東宝系にて公開中。(小島弥央(cinema名義))■関連作品:永遠の0 2013年12月21日より全国東宝系にて公開(C) 2013「永遠の0」製作委員会
2013年12月21日気になるあの人の名前の裏側に隠された秘密は?開運アドバイザーの安斎勝洋先生が、話題のあの人の姓名を鑑定します。歌手・映画・ドラマなどマルチに活躍している岡田准一さん。大河ドラマ主演で2014年の日本の顔となる彼の今後の仕事や恋愛は?人気アイドルグループ「V6」の岡田准一さん。演技派と言われ、2014年の大河ドラマ『軍師官兵衛』の主演に抜擢されるなど、近年は俳優としての活躍が話題となっていますね。「格闘技と歴史のオタク」を自認する岡田さんの武将姿を、今から心待ちにしている人も多いことでしょう。12月21日に零戦のパイロットを主人公とした映画『永遠の0』が公開。2014年には、本格的な殺陣に初挑戦したという『蜩ノ記』の公開も控えています。演技の他、CM出演やドキュメンタリー番組のMCでも注目を集める彼の今後の展望や恋愛傾向を解き明かします。岡田准一(人15地11外9総24)1980年11月18日生まれ~節目・転機について~33歳は種まきの時期。さらなる飛躍に向けて地道に足固めをしましょう。責任感の強さを表す「人運の15」を持っています。物事への好き嫌いがハッキリしたタイプでもあります。「地運の11」があるため、一見頼りなさそうに見えたとしても、意志は強いでしょう。また、鋭い観察眼の持ち主と言えます。「外運の9」を持っている人は、考え方や行動がスマートですが、やや我を張りやすい部分があるようです。恋愛においては、いわゆる“長い春”と呼ばれる、結婚を意識しないだらだらした付き合い方をすると、破局する傾向が見られます。「24」の数は智力・成功などを意味する大吉数。「総運の24」があるので金運や才能に恵まれています。適応能力も高く、どんな状況でも切り抜けられるスキルをお持ちです。---------------~全体のバランス~穏やかで人当たりの良い方です。基本的に自分は自分、人は人だと考えていて、他人を蹴落とすタイプではありません。そういった人柄のおかげか、いざという時でも不思議と周囲から助けてもらえるでしょう。責任感が強く、決められたことをきちんとこなします。また、観察眼が鋭く、その場その場の判断が的確なので誰からも信頼されるのではないでしょうか。一歩ずつ着実に進み成長していけるので、人生において大きな失敗はなさそうです。思い描いた通りの人生を歩んでいくはずです。~恋愛について~その場の感情だけで行動することはないので、ベタベタせず、大人の落ち着いた恋愛ができる方だと言えます。自然と自分がリードするような恋愛が多くなりそうですが、決して亭主関白にはならないでしょう。好みのタイプはハッキリしていて、美人系よりもかわいい系・癒し系の女性を選ぶ傾向にあります。でも、外見ではなく中身重視なので、しっかりした人を選ぶでしょう。会話の中で相手の言葉の内面を裏側まで分析し、価値観や将来性が合うかどうかを冷静に観察した後、いいなと判断したら押していきます。自分と価値観の似た、やや古風な女性を好む方でもあります。それは例えば、夜遅く帰った日でも、岡田さんに負担を感じさせることなく、ごく自然に寝ずに待っているような女性。或いは待っているうちにソファーで眠ってしまうような女性だと思います。将来もし結婚されたら、奥さまと一緒に子育てを楽しむことができそうです。父親としての威厳を保ちつつ、子煩悩なパパになるでしょう。~アドバイス~多くの可能性を秘めたお名前です。アイドルや役者として活躍されていますが、創作力があるので、今までと違うジャンルのクリエイティブなお仕事に挑戦するのもおすすめです。たくさんのことを経験し、吸収することで、より人間味が増し、他の人では出せない味のある人物になれるでしょう。今後のご活躍が楽しみです。>>安斎勝洋のワイドショー姓名鑑定 目次ページへ姓名は総運・天運・人運・地運、外運の5つで構成されています。・総運…すべての画数の合計⇒一生を司る総合的な運勢・天運…苗字だけの画数の合計⇒先祖代々から受け継がれてきた、一族が共有する宿命・人運…苗字の最後と名前の頭文字の画数の合計⇒思春期(13歳頃)から、さまざまな影響を受けて形成される性格・地運…名前だけの画数の合計⇒生まれてからの後天的な基本運勢・外運…苗字の頭文字と名前の最後の1文字、または2文字の合計⇒周りから受ける影響。自分を中心とした周囲の吉凶ただし、姓名判断では、天運を除く四運で運勢を判断します。天運は天から授かった先祖代々の宿命を表すものであるため、その人自身の判断には用いません。監修者紹介開運アドバイザー安斎勝洋(あんざいかつひろ)昭和20年東京生まれ古くから伝わる「姓名学」「風水学」「九星占術」等を学び、開運アドバイザーとしての仕事をスタート。 30年以上に及ぶ数々の個人鑑定などで、多くの人間と接することにより、姓名・生年月日・住環境と、その人間の運勢との関係を独自の統計データとしてファイル。時代に沿ったかたちで数のもっているより細やかで深い意味を分析した“安斎流 姓名判断”と中国風水をもとに、日本の風土や生活様式に合ったかたちで日常生活に活用できる“安斎流 風水”を確立。メディアではTBS系「悪魔のささやき」フジテレビ系「笑っていいとも!」のレギュラーを経て、ワイドショーやバラエティ番組内での出演、番組名の鑑定、雑誌「an・an」の人気占い特集など、テレビ・雑誌・新聞・ラジオと多方面で活躍中。インターネットサイト「安斎流 姓名判断」や手軽に活用できる携帯サイト「安斎流 開運鑑定」を監修。モバイルサイト「安斎流 開運鑑定」「笑っていいとも!」をはじめTV出演多数!芸能人の鑑定や著書も多く『開運アドバイザー』として有名な安斎勝洋(あんざいかつひろ)先生の本格姓名鑑定サイトです。名前で分かる恋愛、結婚、仕事のこと、安斎流でアドバイスいたします。子育てに役立つ子どもの姓名鑑定、お部屋の開運度チェックなど新コーナーも続々公開中!
2013年12月19日「V6」の岡田准一が主演する感動巨編『永遠の0』の完成披露試写会が2日、東京・有楽町の東京国際フォーラムで行われ、岡田をはじめ、三浦春馬、井上真央、濱田岳、新井浩文、染谷将太、三浦貴大、上田竜也、山崎貴監督が舞台あいさつに立った。岡田は「命を削りながら、大切に撮影した作品。たくさんの愛が詰まっている」と胸を張り、駆けつけたファン5000人に作品をアピールしていた。その他の画像原作は現在までに累計発行部数400万部を突破している百田尚樹氏の同名小説。特攻により戦死した天才パイロット・宮部久蔵(岡田)の60年間封印された真実が、現代を生きる孫の健太郎(三浦春馬)によってひも解かれる。岡田が演じるのは天才零戦パイロットでありながら、“海軍一の臆病者”と呼ばれた謎多き男という役どころで「当時を生きた方々に認めていただきたいという気持ちもあり、しんどい役ではありました」と振り返り、「壮大な愛を受け継いでいく物語。皆さんにとっても大事な作品になれば」と語りかけた。片や、現代を生きる青年を好演した三浦は「すごく刺激を受けた」と、橋爪功、平幹二朗、今年5月に亡くなった夏八木勲らベテラン勢との共演に感激しきり。4年前に他界した祖父は、戦時中に多くの仲間を失ったと明かし「自分のルーツに触れる機会にもなった」としみじみ。久蔵の妻・松乃を演じる井上は「戦争ものを敬遠される方もいると思うが、誰かを大切に思う気持ちは、時代を超えて共感できる。ぜひ女性にも観ていただければ」と話した。人気コミック「寄生獣」の映画化でも話題を集める山崎監督は、「悔しいほどに感動して泣いてしまった。ぜひ映画化という形で“対抗”したかった」と原作との出会いを述懐。2012年夏、猛暑の中で撮影に臨んだスタッフ、キャストの労をねぎらっていた。『永遠の0』12月21日(土)、全国東宝系ロードショー
2013年12月03日岡田准一(V6)が12月2日(月)、主演作『永遠の0(ゼロ)』の完成披露試写会に出席。共演した染谷将太を「可愛くてしょうがない」と評し、「撮影中『この映画は、君にかかっているよ』と追い込むと、いいリアクションをしてくれた」とデレデレだった。百田尚樹の同名ベストセラーを映画化。現代を生きる青年が、誰よりも「生きて帰りたい」と願いながらも戦場に赴き、いまの自分と同じ年で特攻に散った祖父の人生について調べ上げていくさま、60年の時を超えて明かされる深い“愛”を壮大なスケールで描き出す。東京・有楽町の東京国際フォーラムで開催された完成披露試写会には、5,000人のファンが駆けつけ、岡田さんや染谷さんを始め、出席した三浦春馬、井上真央、濱田岳、新井浩文、染谷将太、三浦貴大、上田竜也、山崎貴監督に熱い声援を送った。岡田さんは“帝国海軍一の臆病者”と称された天才零戦パイロット・宮部久蔵を演じ、「しんどい役でした。当時を知っていらっしゃる方に認めてもらいたいという思いがあったので」と胸中を告白。その分、本作への思いは格別で「壮大な愛の物語。現場が命を削りながら、大切に撮りあげた作品なので、みなさんにとっても大事な作品になれば」と期待を寄せていた。現代を生きる青年役の三浦さんは、戦時下に生きた自身の祖父のエピソードを披露しながら「自分のルーツに触れるきっかけになった」と感慨深げ。また、田中泯、橋爪功、今年5月に亡くなった夏八木勲さんらと共演し、「素晴らしいキャリアを積み上げたみなさんのお姿に、刺激を受けました」としみじみ語った。また、井上さんは久蔵の妻・松乃を演じており「誰かを大切に思う気持ちは、時代を超えて共感できる部分。愛に包まれた絆を感じられる作品なので、ぜひ女性にも観ていただければ」とアピールしていた。『永遠の0』は12月21日(土)より全国東宝系にて公開。(内田涼(cinema名義))■関連作品:永遠の0 2013年12月21日より全国東宝系にて公開(C) 2013「永遠の0」製作委員会
2013年12月02日日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)は約65年の歴史を持つ手帳ブランド「能率手帳」を「NOLTY」ブランドへと変更、11月14日に初のCM発表会を行った。同社は女性向けブランド「PAGEM」も合わせ、年間1,100万冊の手帳を販売。「手書きの大切さ、可能性を広げ、より多くの人に使ってもらうためにTVCMを展開することにした」(同社 取締役 張士洛氏)という。発表会には同社が事業部をあげて考え抜いたCMキャラクターとして「若いころから本を読んで、心に残った大切な言葉を書き記す知的な面とともに、アグレッシブで躍動的なイメージを持ち、男の中の男を演じる」(張氏)タレント 岡田准一さん(V6)が登場。自身の手帳に対するこだわりのトークを繰り広げた。○岡田さんの手帳へのこだわりとは?ステージ上には、実際のNOLTY手帳を横10倍×縦10倍にした「100倍NOLTY」が登場。岡田さんの11月、12月の実際の予定が書きこまれており、例えば11月14日は11時から大河ドラマの会見、15時半からNOLTY記者会見、17時から都内スタジオでTV番組収録といった忙しいスケジュール。また11月18日は誕生日ということだが、地方でロケの予定だという。岡田さんは「かっこいい大人は手帳をつける、というイメージがあります。予定を書き込めたり、思い出を振り返ったりできるのがいいですよね」「地方に行ったときには手帳にチケットを貼ったりして、思い出を残しています」と自身の使い方を披露した。また、出演映画の公開日などの大切な日も必ず手帳に書きこみ、カウントダウンしているそう。「1年間を通して、手で書くって大事な作業だと思います。どんどん変化していることが振り返れたり、手で書いてある方が鮮明に思い出せたり。手で書いている姿もかっこいいですよね」と、デジタル時代における「手書き」の良さについて、こだわりがある様子だった。2014年は実家に帰り、「甥っ子を連れてひらかたパークへ行きたい」「おま!」と語った岡田さん。「手帳は、思っていることや、夢、実現するぞと思うことを書く場所でもあります。実現できたら丸をするとか、楽しいことをたくさん書いて使っていけたら」とトークを締めくくった。
2013年11月14日カップルの付き合いも長くなってくると、夜の営みはだんだんとマンネリ化、やがて回数も少なくなってくることもままあることです。だからといって、カレに「エッチしたい・・・・・・」と大胆に言う勇気のない女性へ朗報。カレと一緒に観るだけで、だんだんと“そういう雰囲気”になりいつの間にかベッドイン、という恋愛映画があるというのです。今回は、女子にモテるため、なんと1000本もの映画を観たという映画マニアでもある非モテ・ライターの塚田牧夫さんにそんな映画を5本紹介していただきました。■1.『バニラ・スカイ』「完璧と形容するしかないほど美しいトム・クルーズの顔に、悲劇が起こってしまうこの作品。“大切なものの儚さ”を教えてくれるこの作品を観たあとの男子は、そばにいる大切な存在、そうアナタを、やさしく抱きしめるでしょう」あとは、カレがトムクルーズの格好よさに嫉妬してしまわなければ問題なしですね!■2.『東京タワー』「江國香織さんの小説を映画化したこの作品、4人の男女の不倫がテーマになっています。とくに、黒木瞳さん演じる美人人妻と岡田准一さん演じる大学生の間の不倫の背徳感は、観ていて心打たれます。終始流れるオトナな雰囲気に、自然と観ている側もいい感じになるはずですよ」これを観て、カレの浮気性が目覚めなければいいのですが・・・・・・。■3.『ゴースト/ニューヨークの幻』「事件に巻き込まれて命を落とした不遇な男性が、幽霊になってからも恋人を守り続けようとしますが、生と死の壁は乗り越えられず、互いに触れ合うことはできないという切ないストーリー。観終わったあとには、カレはたまらずアナタの肌に触れてこようとするはずです」観賞中から手をつなぎ始め、終わったころにはベッドインなんてのもアリかもですね!■4.『ショコラ』「フランスのある村に訪れチョコレート店を開いた女性が、一人ひとりに合わせた絶妙なチョコレートのチョイスで村人たちを虜にしていくお話。ネタバレは避けますが、映画を観終わったころにはカレは、自分に与えられた最高の“チョコ”であるアナタを味わいたくて仕方がなくなっているはずですよ」ヨーロッパではチョコレートというと、潜在的にエロティックなイメージがある食べ物らしいですよ。■5.『エターナル・サンシャイン』「これはエッチな気分になるというより、カップルの愛が深まる作品。お互いがお互いを忘れるために、記憶除去手術を受けるという、観る前から泣いてしまいそうな悲しいラブストーリーで、2人の愛を強めましょう」この映画を観れば、2人の愛も“エターナル(永遠)”ということですね。■おわりにいかがでしたか?今回ご紹介したものだけでなく、多くの恋愛映画はカップルの恋を再燃させるのに一役買ってくれます。カレとのマンネリを感じたら、アナタも自宅で映画デートを試してみるのもオススメです。ちなみに官能小説家の私としては、カレと一緒にアダルトビデオを観るのもお勧めしたいです。上の映画を観ても、カレが無反応な場合には「AV観ない?」と誘ってみましょう。(小川沙耶/ハウコレ)【取材協力】※塚田牧夫・・・ライター。モテない中年。家電、電子小物などガジェット系を専門に雑誌・ウェブで活躍する傍ら、遅すぎるモテ期を自らの手で到来させるべく、日夜モテる男子にモテ指南を受け、情報収集にいそしんでいる。モテ用ツイッターアカウント@tsukadamakio<おすすめ記事>・男が触られるとムラムラしちゃう体の部位とは?・女子だってエッチしたい!妹系女子の萌える誘い方・5選・性的興奮を高める!ムードのあるセックスのはじめ方
2013年09月26日まだまだ暑い日が続きますが、暦の上では秋になりました。秋といえば、食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋と様々な物事がはかどる季節とされていますが、今回、テーマにするのは、「読書の秋」です。普通、読書ってひとりでするものですよね。もし、ふたりで読書ができて、しかもラブラブになれたらどうですか?実は、そんなサービスがあるんです。それは、「オーディオブック」。これは、書籍の内容をプロの声優やナレーターが朗読してくれるサービスです。パソコンやスマホ、iPod等で再生可能な音声データ(MP3)を購入するので、いつでもどこでも聴くことができます。ひとつのイヤホンをカレと分け合って聴けば、自然に密着もできて、ラブラブになれること間違いなし!普段、本を読まないカレも、音楽のように気軽に聴ける朗読なら一緒に楽しめることでしょう。今回は、代官山にいたイケメンたちに、オーディオブックサービス「FeBe(フィービー)」のなかから、女の子と一緒に聴きたいラブストーリーを選んでいただきました。■「東京タワー/江國香織」「恋はするものじゃなく、おちるものだ」のキャッチコピーのもと、累計47万部以上のセールスと、V6の岡田准一と黒木瞳の主演で映画化もされたベストセラー作品。東京タワーが見える街での大学生と人妻のせつない恋を描いた物語です。オーディオブックは効果音も入っているので、ふたりの恋が盛り上がるにつれて、足音や雨音といった音声ならではの演出も。絶対に外さない鉄板の1本です。■「神様のカルテ/夏川草介」2010年に本屋大賞2位。2011年には嵐の櫻井翔と人気女優の宮崎あおいの豪華キャストで映画化もされた珠玉の名作。ひとりの若い医師と彼を支える人々の姿を描いた心温まる本作のテーマは、「癒し」。ナレーションは、『ルパン三世 カリオストロの城』のクラリス、『風の谷のナウシカ』のナウシカを務めた実力派声優の島本須美。あの声が嫌いな男はいません。何かに疲れているカレと一緒に聴いて、そのあと元気が出るゴハンを食べにいきましょう。きっと、素敵なデートになるはずです。■「ロミオとジュリエット/シェイクスピア」「ハムレット」「ヴェニスの商人」「真夏の世の夢」・・・シェイクスピアの名作タイトルは知っているけど読んだことがないって方も多いんじゃないでしょうか?確かに古典は読みづらい表現も多いので、敬遠してしまう気持ちも分かります。しかし、この作品は70分で完結するので、集中力の続かないカレにもピッタリ。気がつけば、ロミオとジュリエットの悲恋に夢中になっていることでしょう。聴き終わったら、「私のロミオは、●●くんだよ」と言ってあげるとより効果的かも!?■「雨と夢のあとに/柳美里・演劇集団キャラメルボックス」「もしも、愛する人を残して死んでしまったら・・・。自分の死を受け入れ、安らかに旅立つことができるのか?」そんな設定のもと、“人が人を思う気持ち”を繊細に描いた、芥川賞作家の柳美里さん渾身のラブストーリー。人気劇団キャラメルボックスにより舞台化もされ話題となったこの作品が、舞台のキャストそのままにオーディオブック化。実力派俳優たちの熱演に、思わずカレも涙することでしょう。聴き終わったら、優しく抱きしめてあげましょう。■「ハートフルセックス/加藤鷹・中谷彰宏」先日引退を発表したカリスマAV男優の加藤鷹さんと、鷹さんの出演作品に感銘を受けた人気作家の中谷彰宏さんが、本当に幸せなセックスをするためのコツを72項目に渡ってまとめた本作。「セックスに必要なのは、テクニックではなく、ハートだ」と語る2人。例えば、「女は体でなく空気に感じる」「イった後の数分が勝負」「相手を好きになると、男も女もMになる」など、一緒に聴けばカレの女ゴコロの理解度も一気にアップしそうな内容ばかり。肩が触れ合う距離で聴いてるから、オーディオブックそっちのけでムフフな展開になっちゃったりして・・・。■まとめ今回、オススメしたのは、2人で左右のイヤホンを分け合って聴く方法ですが、この場合、カレに渡すのは左耳のイヤホンにしましょう。その理由は、左耳から入った言葉は、感情の動きを担っている右脳に訴えかけるから。左耳から聴こえてくるラブストーリーは、カレの右脳を直撃し、カレは一気に恋愛モードになること間違いなしです。読書の秋に、カップルで楽しめる“聴く読書”は、いかがでしょうか?(高尾龍一/ハウコレ)
2013年09月06日