イメージキャラクターに俳優の堤真一と岡田将生を起用したカクテルテイスト清涼飲料「アサヒ ゼロカク」の新TVCMとして、「春、ゼロカクBar。堤マスター」編 、「春、ゼロカクBar。岡田バーテンダー」編が、それぞれ4月9日(火)からオンエアされることになった。第2弾となる本CMも、堤さんがBarのマスター、岡田さんがバーテンダーに扮し、都会の真ん中に現れる「ゼロカクBar」を舞台に展開。「アサヒ ゼロカク」のちょっとオトナで上質なイメージを演出する。共演は『相棒シリーズ X DAY』や『県庁おもてなし課』の関めぐみだ。ストーリーは、雨の降りしきる夜、「ゼロカクBar」のカウンターにひとりの女性客が寂しげな表情でたたずむところに、2人がレモンテイストの新商品「ゼロカク アイスリモーネ」を差し出しながら、“レモン”にまつわるエピソードを語るというもの。堤マスターは、おどけながらも大人のやさしさがあふれるトークを、岡田バーテンダーは、女性がキュンとしてしまうような甘酸っぱいエピソードをそれぞれ語るのだが、ふたりの掛け合いがオチャメで、女性客も思わず笑顔を取り戻していくという展開になっている。今回は、撮影2回目ということもあってか出演者、スタッフともに「ゼロカクBar」の店員になったつもりで取り組み、堤さんの明るいリードで現場は一体感をさらに増して、スムーズに進んだそう。企画の肝となる、堤さん、岡田さんのセリフの掛け合いのシーンでは、2人と監督がその都度、協議をしながらいろいろなバリエーションにトライ。特に堤さんのセリフでは楽しいアドリブが多く、緊張感のある現場ながら、毎度スタッフも笑いをこらえるのに必死だったそう。また岡田さんは、女性がキュンときそうなセリフをサラリと言う“イケメンバーテンダー”という設定ながらも、普段はこのようなことを言わないそうで、セリフを言った後に、とても恥ずかしそうに顔を赤らめていたとか。「アサヒ ゼロカク」は、アルコール分0.00%にも関わらずお酒らしい味わいが楽しめる新感覚カクテル。すっきりとしたレモンテイストの新フレーバーは、バーテンダー姿がよく似合うカッコイイ2人にもぴったりだ。「アサヒ ゼロカク」新TV-CM「春、ゼロカクBar。堤マスター」篇(15秒)、「春、ゼロカクBar。岡田バーテンダー」篇(15秒) は4月9日(火)~全国にてオンエア。 ※一部地域を除く(text:cinemacafe.net)■関連作品:潔く柔く 2013年秋、全国東宝系にて公開俺はまだ本気出してないだけ 2013年6月15日より全国にて公開(C) 青野春秋・小学館/「俺はまだ本気出してないだけ」製作委員会
2013年04月08日女性にとっての男前はルックス重視!?女性にとって男前とはどんなタイプなのでしょうか。男前=イケメンと単純に割り切れない乙女心。やはり男らしさも男前の条件!では女性がキュンとする男前は日本のいずこに?そこで、514名のマイナビ会員の女性に男前が多そうだと思う都道府県のアンケートを実施しました。みなさんの予想通りでしょうか。ランキングをお楽しみに!>>男性編も見るQ.男前が多そうだと思う都道府県を教えてください(複数回答)1位東京25.9%2位沖縄16.7%3位福岡14.6%4位鹿児島13.6%5位神奈川9.3%■東京・「お金持ちが多いからきれいな奥さんをもらって美しい子供が生まれそう」(32歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「タレント事務所や養成所が多いと思うから」(25歳/食品・飲料/事務系専門職)・「やっぱりファッションに敏感でおしゃれなイケメンが多そう」(30歳/小売店/販売職)■沖縄・「顔が濃くて、マリンスポーツが得意そうだから」(30歳/金融・証券/事務系専門職)・「琉球王朝の墓に行った時のこと、受付のおじさんの顔の彫りが深くて驚いた。聞いたら、王朝の末裔(まつえい)とのこと。本土よりかっこよさそう」(51歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「色黒が多くて大胆でかっこいい人が多そう」(23歳/学校・教育関連/事務系専門職)■福岡・「実際に、周りの福岡出身の男子は目がキリっとした男前が多かったから」(24歳/金融・証券/事務系専門職)・「どっしりとしていてかつ洗練された雰囲気の人が多い気がする」(29歳/金融・証券/事務系専門職)・「イメージですが九州男児は思い切りがよく引っ張っていってくれる感じがするので」(28歳/医療・福祉/事務系専門職)■鹿児島・「おいしい芋焼酎の飲み方を知っていそう」(31歳/医療・福祉/専門職)・「九州男児の中でも一番男っぽいから」(33歳/商社・卸/営業職)・「西郷隆盛のイメージ」(24歳/学校・教育関連/教員)■神奈川・「都市部はシティボーイ、海岸ではサーファーが多そう」(29歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)・「なんとなく都会的でかっこいい人が多そうなイメージがあるから」(23歳/金融・証券/専門職)・「なんだか涼しげな印象があるから」(28歳/団体・公益法人・官公庁/公共施設職員)■番外編:こんな都道府県も男前が多そう!・長崎「私が好きな福山雅治さんの出身地なので」(30歳/医薬品・化粧品/秘書・アシスタント職)・京都「和装の似合う草食系のきれいな男の人が多そう」(24歳/ホテル・旅行・アミューズメント/秘書・アシスタント職)・兵庫「兵庫というか、神戸限定でおしゃれなお坊ちゃまが多そう」(29歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)総評男性編同様、栄えある1位に輝いたのは「東京」でした。女性から見て、洗練されたファッションを身にまといバリバリ仕事をこなす男性を男前だと感じるようです。特に東京にはおしゃれなイケメンが多いとの回答が多く寄せられました。確かに男前で人気俳優の岡田将生さんや速水もこみちさんは東京出身ですね。2位に選ばれたのは「沖縄」。男性編では3位でしたが、女性編では1位の東京に迫る勢いで堂々2位にランキングしました。実際に沖縄旅行で、彫りの深い顔立ちと日焼けした肌にキュンとする女性が多いようです。なかには「首里城を案内してくれる人は特にイケメンが多い!」と具体的な場所を教えてくれた人もいました。3位の「福岡」と4位の「鹿児島」も男性同様、九州男児のたくましい印象が強く男前と感じるようです。ぐいぐい引っ張ってほしい女性の願望が垣間見えますね。福岡を選んだ人は、「どっしりした中にも洗練された雰囲気」といった意見が。また焼酎が有名な鹿児島では豪快にお酒を飲む印象から選ばれたようです。5位の「神奈川」は、横浜のシティボーイと海の湘南ボーイを思い浮かべる人が多かったようで、おしゃれでかっこいい男前のイメージが強いようです。人気俳優の松阪桃李さんも神奈川出身ですね。女性は好きな俳優やミュージシャンの出身地を挙げた人も目立ちました。好きな芸能人がどこの出身地なのか調べてみると自分のタイプがみえてくるかもしれませんね。(文・OFFICE-SANGA寺本亜紀)調査時期:2012年11月12日~2012年11月19日調査対象:マイナビニュース会員調査数:女性514名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【女性編】いい夫婦の日記念!今年結婚した有名人ベストカップルランキング【女性編】百年の恋もさめてしまいそうな行動ランキング【女性編】街中で見かけたらホレそうになる異性ランキング完全版(画像などあり)を見る
2012年12月14日興行収入20.8億円を記録した2007年公開の『舞妓 Haaaan!!!』で超ド級のインパクトを残し、続く『なくもんか』(’09)でも、笑える悲劇とも泣ける喜劇とも言える独特の笑いを創り出し大ヒットへと導いた宮藤官九郎、阿部サダヲ、水田伸生監督の3人が、最新作『謝罪の王様』で再びタッグを組むことが決定した。これでまでも世間をあっと言わせてきた彼らが、今回題材として選んだのはなんと「謝罪」。大小さまざまな6つの物語で構成される本作。架空の職業「謝罪師」を生業とする主人公の黒島譲(阿部サダヲ)が、ケンカの仲裁のような小さなトラブルから、政府を巻き込んだ国家存亡の危機まで、謝罪のテクニックを駆使して解決し、遂には土下座を超える究極の謝罪で日本を救うまでを描く、痛快娯楽ブラック社会風刺コメディに仕上がるという。公開の決定と同時に出演キャストも発表さとなり、東京謝罪センター所長・黒島譲役の阿部さんを始め、井上真央、岡田将生、尾野真千子、高橋克実、松雪泰子、さらには竹野内豊、荒川良々、濱田岳、小野武彦、濱田マリと宮藤官九郎ワールドに、これでもか!という超豪華・個性派俳優たちが名を連ねている。「また水田監督、宮藤さん脚本の映画に呼んで頂いて、ありがとうございます。最初から最後まで面白い人ばっかり沢山出て来る凄い台本でした!」(阿部さん)、「初めは、なんて無茶なお話なんだろうと思いましたが、想像を越える展開と笑いの中に日本人の気質や風刺が練り込まれ、これが宮藤官九郎ワールドなんだ!と度肝を抜かれました」(井上さん)と2人とも脚本家・宮藤さんの才能を手放しで絶賛。宮藤さんからは「阿部くんが役割的に“つっこみ”に徹しているのも新鮮だと思う」と見どころが明かされた。一見オムニバスのように見える6つの物語が時に人間関係、時系列、そして場面ごとに連結し合い、一つの物語として見事な「解決」へと繋がっていく本作。土下座を超える究極の謝罪「土下座の向こう側」とは!?2013年秋、また新たな笑いの旋風が日本中に巻き起こりそうだ。『謝罪の王様』は2013年9月28日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:謝罪の王様 2013年9月28日より全国東宝系にて公開
2012年12月05日「僕等がいた」の原作・小畑友紀や「君に届け」の原作・椎名軽穂ら人気作家たちがこぞって「大ファン」と公言する、少女コミック界の巨匠・いくえみ綾が描く「潔く柔く」(きよくやわく)が、初共演となる長澤まさみと岡田将生を主演に迎えて映画化することが発表された。「Cookie」(集英社)で2004年~2010年に連載され、コミックは全13巻で累計250万部を突破、2009年には第33回講談社漫画賞少女部門を受賞した大人気コミックを原作とする本作。大切な人を失った後、人はどう悲しみを乗り越え生きていくのか?喪失感を抱える主人公たちの“その後”を描く、大人の純愛ストーリーだ。今回の映画化では、原作の数あるエピソードの中でも圧倒的な人気を誇る、クライマックスを飾ったエピソード「瀬戸カンナ」、「赤沢禄」2人の恋模様を描く。幼馴染を事故で亡くし喪失感を抱えたまま大人になっていく主人公・瀬戸カンナ役には、『そのときは彼によろしく』以来6年ぶりの純愛映画主演となる長澤さん、そして、小学生の頃に事故に遭い、一緒にいた女の子を死なせたことに強い罪悪感を抱くもう一人の主人公・赤沢禄(ロク)には岡田さんが抜擢されたが、意外にも今回が初共演となる2人。その意気込みを訪ねてみると、「元々原作のファン(登場人物達の思いや言葉、ストーリー展開、着ている洋服…もう全てが大好きです!)だったので、私で大丈夫かなと不安になりましたが、『前向き』に進む主人公の姿に私も勇気づけられたのを思い出して、私にもできるかなと頑張ってみようと思いました」(長澤さん)、「今回演じさせて頂く赤沢禄という役は大人の顔と子供の顔をあわせ持つ、とてもかわいらしく、魅力的な役です。原作の世界観を大切にしつつ、映画ならではの新たな『潔く柔く』を、長澤さんと一緒につくりたいと思います」(岡田さん)と気合十分の様子。『ただ、君を愛してる』(’06年)、『僕の初恋をキミに捧ぐ』(’09年)、『パラダイス・キス』(’11年)などで若者たちの恋を描いてきた新城毅彦がメガホンを取ることに。今回の映画化に原作者のいくえみさんも、「動いて音の出るもの、無音の切り取った画を見せるもの、それぞれの素晴らしさがあると思います。初めての映像化に期待と不安が渦巻きます。原作より面白かったらどうしよう、という…。でも、とてもとても楽しみです!」とコメントを寄せている。長澤さんと岡田さんの初共演にも期待が高まるが、そんな2人の切ない恋に落ちる姿を想像するだけで、胸ときめく女子は多いはずだ。『潔く柔く』は2013年秋、全国東宝系にて公開。■関連作品:潔く柔く 2013年秋、全国東宝系にて公開
2012年11月20日第3回ポプラ社小説大賞特別賞を受賞した「風待ちのひと」でデビューし、女性を中心に高い人気を誇る作家・伊吹有喜の人気小説「四十九日のレシピ」が映画化されることが決定し、このほど永作博美、岡田将生ら豪華キャスト陣の出演が明らかとなった。ある日、熱田家の母・乙美(おとみ)が突然亡くなった。2週間後、生きる気力を失っていた夫・良平の元に、派手な格好のイマドキ女子・イモが訪れる。イモは乙美から頼まれていた四十九日までの細々とした家事などを引き受けに来たと言い、乙美が残したという「レシピ」の存在を伝える。そこへ夫との関係に終止符を打ったという、東京で生活を送っていた娘の百合子が帰ってくる。良平と百合子、それぞれ心に傷を負った親子が、最愛の妻、そして母であった乙美の人生をふり返りながら、立ち直っていくまでの四十九日を温かく描く感動作だ。本作は、2011年にNHKでドラマとして放送された人気作品。監督は永山絢斗主演の『ふがいない僕は空を見た』がトロント国際映画祭に正式出品されるなど世界でも注目を浴びる、新進気鋭の女流監督・タナダユキ。今回発表されたキャスト陣には、主人公・百合子に『八日目の蝉』で2011年度日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を始め、数多の賞を総ナメにした実力派女優・永作博美。原作を読んだという永作さんは、「泣いて、笑って、とても優しく朗らかな読後感でした。作中で描かれている四十九日を成功させたいと思いました」と早くもやる気満々の様子。また、そのほかの主要キャストには、百合子の父・良平役に石橋蓮司、日系ブラジル人のハルというこれまでにない役柄に挑む岡田将生、そして『ヒミズ』でヴェネチア国際映画祭最優秀新人俳優賞を獲得した二階堂ふみが、熱田家に突然現れる派手な不思議少女・イモ役を演じる。さらに、岡田さんとは『アントキノイノチ』からの再共演となる原田泰造が、百合子との関係が冷めてしまった夫・浩之を演じるなど豪華俳優陣が名を連ねることとなった。昨今、NHKドラマから映画化される作品が続いているが、昨年大ヒットとなった『八日目の蝉』もその1本。40代を迎えた永作さんの好演に、再び日本中が涙させられそうだ。『四十九日のレシピ』は2013年全国公開を予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:四十九日のレシピ 2013年11月9日より新宿バルト9・有楽町スバル座ほか全国にて公開(C) 2013映画「四十九日のレシピ」製作委員会
2012年10月31日累計400万部突破の大人気コミックを岡田将生と剛力彩芽でドラマ化した『未来日記-ANOTHER:WORLD-』。未来を奪い合う究極のサバイバルに参加する主人公の大学生を演じた岡田が、“自分の未来は自力で切り拓く”というテーマを若い世代に感じてほしいと語った。その他の写真自分の未来がわかる “未来日記”という携帯アプリをダウンロードした若者たちが、生死を賭けたサバイバルゲームに強制参加することになるサスペンス。同じ“未来日記”の所有者を殺さなければ生き残れない残酷なルールに若者たちは戸惑うが、そこには“自分の未来は自力で切り拓く”という真のテーマがある。「ちょうど僕も同じことを考えていた時期があって、大学を中退して今の仕事に専念した当時を思い出しました。先が見えないことが怖くて不安で。未来を知りたいと思ったこともありましたね」と自身もテーマに感情移入したという。「だから僕と同世代、若い人たちに観てほしいと撮影中は思っていました」。岡田演じる星野新太は、就活もロクにせず毎日を惰性で消費する大学3年生だ。「誰でも彼のようにダラダラしている時期ってありますよね。実際僕も第1話は昔の自分を見ているようで恥ずかしかったです(笑)」と新太と自身を重ねる岡田。やがて幸か不幸か、戸惑う新太の前に同じく“未来日記”を所有する美少女・古崎由乃(剛力)が現れ、死が迫っていることを痛烈に意識することに。人生に対して、真剣に向き合うハメになるのだ。「新太にとって平和なシーンって、実は第1話だけでした(笑)。ただ、突然自分の未来が変わることって現実に起こり得ると思うので、そのメッセージは伝わればいいなと思っていました」。若手俳優として活躍する岡田は第1話の新太のような昔の自分に勝った“勝ち組”だが、本作と出会ったことで意識を改める機会にもなったという。「まだちょっと、どうにかなるって考えちゃう瞬間がありますね(笑)。そうじゃなくて、自分のビジョンを持って、それに向かって走っていく人がカッコいい。そういう男になれたらいいなと改めて思いました」。『未来日記-ANOTHER:WORLD-』10月5日(金)発売Blu-ray BOX(初回限定版)DVD BOX(初回限定版)取材・文・写真:鴇田 崇
2012年10月04日現在、大ヒット公開中の女子必見の話題作『映画 ひみつのアッコちゃん』。本作で主演を務めた綾瀬はるかを始め、共演の岡田将生などキャスト陣の素顔がたっぷりと収められた、メイキング映像がシネマカフェに到着した。これまで3度にわたってアニメ化された赤塚不二夫の人気漫画を初めて実写化。鏡の精にもらった魔法のコンパクトで22歳のOLに変身した10歳のアッコちゃんが、倒産の危機にある化粧品会社を救うべく奮闘する姿を描く。誕生から50年、いつの時代も女子たちの乙女心を掴んできた「ひみつのアッコちゃん」。そんなステキな作品が原作とあって、撮影の舞台裏もかなり楽しそう!綾瀬さんや岡田さんが子供たちとジャンケンをしていたり、吹石一恵がおもちゃで一緒に遊んでいたりと和気あいあいとした撮影風景が映し出される。また別のロケ現場では、メイキング撮影担当のカメラマンから綾瀬さんがカメラを奪取!?少女版アッコちゃんを演じた吉田里琴ちゃんやスタッフを無邪気に追いかける素顔は、まさに好奇心旺盛な劇中のアッコちゃんそのまま。そんな無邪気すぎる綾瀬さんに、岡田さんが爆笑しながら「小学生か!」とツッコむなんとも微笑ましい一幕も。そのほかにも、婦人警官にサッカー選手、ナースにバレエダンサーと、本作の見どころの一つである綾瀬さんのキュートな変身姿も満載!さらに、アッコちゃんの決めゼリフ「ラミパス、ラミパス、ルルルルル~」に四苦八苦する姿まで、実に様々な“素”の顔を覗くことができるこちらの映像。さらに、『映画 ひみつのアッコちゃん』の公式サイトでは、ほかにも5本のメイキング映像が公開中とのこと。本作をもう劇場で観たという人も、まだ観れていない人も、『映画 ひみつのアッコちゃん』に秘められたひと味違った魅力がたくさん詰まったこちらの映像をチェックしてみて!『映画 ひみつのアッコちゃん』は全国にて公開中。公式サイト:※こちらのメイキング映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:映画 ひみつのアッコちゃん 2012年9月1日より全国にて公開© 赤塚不二夫/2012「映画 ひみつのアッコちゃん」製作委員会
2012年09月20日『映画 ひみつのアッコちゃん』が9月1日(土)に公開を迎え、主演の綾瀬はるかを始め、岡田将生、吹石一恵、大杉漣、吉田里琴、香川照之、川村泰祐監督が都内劇場で行われた舞台挨拶に登壇した。これまで3度にわたってアニメ化された赤塚不二夫の人気漫画を初めて実写化。鏡の精にもらった魔法のコンパクトで22歳のOLに変身した10歳のアッコちゃんが、倒産の危機にある化粧品会社を救うべく奮闘する姿を描く。これまでにも舞台挨拶や記者会見の場で、数々の天然キャラっぷりを発揮してきた綾瀬さんだが、この日はヒールの高いブーツで登場して早々、2度にわたってつまづきそうに!晴れの舞台での痛恨の失敗に恥ずかしそうに、頭を抱え「気を抜いてました」と苦笑を浮かべていた。岡田さんはこれがツボにハマったようで大爆笑。自分の挨拶の番が来ても笑いが止まらず、苦しそうに身をよじらせていた。吹石さんはこんな光景も見慣れた様子。「現場でも綾瀬さんと岡田くんが、『私の方がしっかりしてる!』、『僕の方がしっかりしますよ』と言い合ってるのを『ふーん、そうなんだ』という感じで見守ってました」と現場での2人のやりとりを暴露。里琴ちゃんは撮影の思い出として「初日に綾瀬さんが誕生日プレゼントをくれて、岡田さんは私がチョコが好きなのを知って買ってきてくれました」と嬉しそうに明かしてくれた。サングラスにスーツの“鏡の精”を演じた香川さんは「『テクマクマヤコン』、『ラミパスラミパス』のセリフが言えて幸せ。顔はほとんど見えませんが、あのセリフを言えるってだけで素晴らしい役をいただけたと思います」と喜びを語った。大杉さんは劇中で、アッコちゃんが変身した精神年齢10歳の演技を披露し話題を呼んだ。「60歳を迎えての第1作目がこれで、良いか悪いかは別としてメモリアルな作品になりました(笑)」とちょっぴり複雑?一方でほかの役を演じられるなら?という問いに「許していただけるならアッコちゃんをやりたい。大阪のオバちゃんもどきで10歳を演じられたら」と語り喝采を浴びた。「続編に出たいか?」という問いにはキャスト全員がイエスの答え。川村監督は「もう1回、綾瀬さんのアッコちゃんが見てみたい。大杉さんのアッコちゃんはスピンオフで(笑)」と意欲を見せていた。『映画 ひみつのアッコちゃん』は全国にて公開中。■関連作品:映画 ひみつのアッコちゃん 2012年9月1日より全国にて公開© 赤塚不二夫/2012「映画 ひみつのアッコちゃん」製作委員会
2012年09月02日先日、大盛況のうちに幕を閉じた野外映画祭「星空の映画祭」。シネマカフェでは、今年初めてオフィシャル・メディアパートナーとして同映画祭を応援するため、映画祭史上初となる1泊2日のオフィシャルツアーを開催した。まだ知らないあなたのために、映画祭の見どころを映画祭を初体験した参加者の声を交えてご紹介!8月18日(土)・19日(日)の1泊2日にわたり敢行されたこちらのバスツアー。長野県諏訪湖周辺にある伊勢神宮と並ぶ名パワースポット・諏訪大社に参拝し、夕方に会場の原村に到着。素敵なご夫婦が夏限定で運営するペンションで、長野県産の野菜をふんだんに使った夕食で腹ごしらえをし、一同は映画祭へ!だが、野外で映画の上映が行われるこの日は午前中からまさかの豪雨…。すると諏訪大社のご利益か、夜になると夕方まで降り続いた雨がうそのように晴れあがり、会場へと向かう人々が夜空を見上げて歓喜する姿があちらこちらで見られた。この日上映されたのは、小栗旬と岡田将生主演で大ヒットを記録した『宇宙兄弟』。ばっちりと晴れあがった夜空の下で観る壮大な“宇宙”の物語とあって、この体験で感じた「ロマンチック度」を聞いてみると参加者の8割以上の人が、100点満点中「100点」以上をつけていた。今回このツアーに参加したメンバーは全員、同映画祭に参加するのはこれが初めて。特に恋人や夫婦での参加が目立っていたが、「大切な人とロマンチックな時間は過ごせましたか?」という質問には、参加者全員が「はい」と回答。さらに、「とにかく良かった!星空が一面に広がっていて感動しました」(20代・女性)、「(上映作品の)画面が暗くなったときや、空のシーンになったとき、森や空との一体感を味わえ、そのときの星がとてもキレイ!大自然の中で笑ったり泣いたり、感情を共有できるところがいい」(20代・女性)と、満点の星空の下で観る映画に大感激だった様子がうかがえる。そのほかにも「映画も星空も、東京でもいつでも見れるものですが、同じものでも美しさや自然の中で感じるそれらは、いつもよりもすごくすごく素敵でした!」(20代・女性)、「本当に最高のシチュエーションです!!自分を見直すきっかけにもなりました」(20代・男性)と、“非日常”の体験に興奮する声も。さらに、「(山の上は)ちょっと肌寒いので、つい隣の人とくっつきたくなる(笑)」と同行者との急接近も期待できる効果も(?)。標高1,300メートルの山上での開催とあって、真夏にも関わらず参加者同士が熱々のコーヒーを手に身を寄せ合う微笑ましい姿も見られた。例年に比べて動員数が大幅に増加し、当初予定していた人数を大きく上回り4,000人超が参加する大盛況となった今年の「星空の映画祭」。この隠れた名スポットに、来年こそはあなたもぜひ参加してみては?特集「シネカフェくんのふらっと映画祭」「星空の映画祭」公式サイト■関連作品:宇宙兄弟 2012年5月5日より全国東宝系にて公開© 2012「宇宙兄弟」製作委員会
2012年08月31日化粧品会社に勤める男を演じたが、本音では「ナチュラルな方がいい」と“ノーメイク派支持”を明かす岡田将生。ちなみにこの言葉、男性からしたら100%褒め言葉なのだが、女性の中には「せっかくいつも時間をかけてキレイになってるのに…」と受け取る人もいる“男性の無意識な無神経要注意ワード”なのだとか。それを伝えると「そうなんですか!?」と驚愕しつつ、「そう言われても…」と子供のように口をとがらせる。岡田さんにそんな表情でそう言われたら大方の女性が「しょうがないなぁ」とメロメロになること間違いないと思うが…。まもなく公開の『映画 ひみつのアッコちゃん』はアッコちゃんという“子供”の視点を通して、仕事とは何か?大人とは何か?をユーモラスに描き出す。岡田さんにとってその答えとは?言わずと知れたギャグ漫画の巨匠・赤塚不二夫の原作コミックを現代風にアレンジした本作。魔法のコンパクトで22歳に成長した自分に変身したアッコちゃんが、思いもよらない発想で傾きかけた化粧品会社の復活に力を注ぐ。岡田さんが演じた尚人は、若くしてヒット商品を開発したこともあるエリート社員。デパートの化粧品売り場で偶然出会ったアッコちゃんを企画開発室のバイトとして採用する“王子様”的存在である。「アッコちゃんに説明するセリフが多くて大変でした(苦笑)。アッコちゃんから見て、尚人の佇まいや話し方を情熱的に魅せるということは一番気をつけていたところですね」。精神年齢10歳のアッコちゃんの“正論”が、会社という組織の歪んだ“常識”を打ち破っていく様は痛快。アッコちゃんのような女性に惹かれるか?と聞いてみると「常に物事を新鮮に捉える女の子っていいなと思います。子供だからこその発想ですが、一緒にいて飽きないでしょうね」と肯定的な答えが返ってきた!そのアッコちゃんを演じた綾瀬はるかとは『プリンセス トヨトミ』に続く共演。「小学生の役ということで子役の(吉田)里琴ちゃんと話をしてしゃべり方や動きについて勉強していて、そういうところは尊敬してます」と持ち上げつつも、「やっぱり綾瀬さんは、綾瀬さんでした(笑)」と撮影現場での様々なエピソードを明かしてくれた。「朝、撮影が始まってもお昼のことしか考えてないんですよ。『今日のご飯どうしよう?A定食にしようか?B定食にしようか?』って(笑)。それから尚人がアッコちゃんに母親の話をするシーンで、アッコちゃんがイスをクルクル回しながら近づいてくるんですが、勢い余って僕にぶつかって、後ろのテーブルの物も全部落としちゃったんです。以前から知っているので何となく『やりそうだな』と思っていたら、『やっぱり』という感じで。スタッフさんも多分やるだろうと思ってたみたいで、対応がすごく早かったです(笑)。これはもう何度も紹介されている話ですが、『プリンセス トヨトミ』のときも大阪城のことを“お寺”と言ったり…そういうのが忘れられないんです。もうそれが当たり前のような感覚になっていて(笑)。アッコちゃんに似てる?そういうところはあると思います、全部じゃないですが」。一方で、岡田さんも自らについて「まだまだ大人とは言えない」と言う。「僕、短気なんですよ。だから自分の思い通りに行かないと自分自身にイラッとしてしまいます。タイムスケジュールをしっかり決めたりするんですが、30分以内に掃除しようと決めたのに40分かかったらイラッとします(苦笑)。そういうところは本当に子供です」。さらりとなかなか想像できない素顔を明かしてくれたが、仕事において「常に100%に近づこうとする」という姿勢に繋がっているポジティブな部分と言えそう。改めて俳優という仕事をする上での原動力を尋ねると「出会い」という答えが返ってきた。「まだ出会っていない監督やスタッフさん、俳優さん…まだまだ知らないことがたくさんあります。『この人と一緒にやれたら』と思うとその場を一生懸命頑張れます。それから何より、芝居をしていて楽しいと思うことが多いです。その分、挫折も多いですが…。今回もみんなが100%を目指す現場で、僕もその思いで付いていくという感じですごく刺激的でした。昔は集中力を持続できなくて、台本を読み始めても、飽きてしまって最後まで読めなかったんです。そう考えると少しは大人になったのかな(笑)」。いま現在、一緒に仕事をしたい監督、気になる同世代の俳優を尋ねるとしばし思案――。「つい最近『桐島、部活やめるってよ』を観たんですが、吉田大八監督とお仕事させてもらいたいと思いましたね。同世代の俳優については…うーん、あまりそういうことを考えることがないんですよね。意識はするけど“ライバル”という風にも思わないし。強いて言うなら三浦春馬くんですかね。よく一緒に飲むんですが、まだ共演経験はなくて『やってみたいね』ということは時々、話題にのぼります」。今年は2クールにわたって連続ドラマの主演を務めたのに加え、1年を通じて放送されるNHKの大河ドラマ(「平清盛」)にも出演し、ナレーションまで務めた。「1年を通してということで、意気込みも含めてこれまでとは違う思いはあります。ただ、いまのところ自分の中で何か変わったということは感じてないですね。終わった後に気づくのかもしれないですね」。自分でも測りきれないような変化を待つ――そんな静かな笑みが浮かんでいた。Hairmake:TOKI(fleuRir)/Stylist:Yusuke Oishi(DerGLANZ)(photo/text:Naoki Kurozu)■関連作品:映画 ひみつのアッコちゃん 2012年9月1日より全国にて公開© 赤塚不二夫/2012「映画 ひみつのアッコちゃん」製作委員会
2012年08月30日9月1日(土)から公開される『映画 ひみつのアッコちゃん』のプレミアムイベントが28日に都内で開催され、主人公アッコちゃんを演じた綾瀬はるかをはじめ、岡田将生、吹石一恵、塚地武雅、香川照之と、川村泰祐監督らスタッフが登場。綾瀬ら出演者は“魔法のコンパクト”で変身したい姿を観客に披露し、イベントを盛り上げた。その他の写真本作は、赤塚不二夫の名作漫画『ひみつのアッコちゃん』誕生50周年を記念して実写化。小学校5年生のアッコちゃんが、22歳の女性に変身し、仕事に恋に奮闘する姿を完全オリジナル・ストーリーで描く。「中学生の時になりたかった」というパティシエに変身した綾瀬は「クリームをうにうにっとしたいなあと思っていました。お菓子はここ10年くらい作ってないので、今夜作りたいと思います(笑)」と笑顔。「今、フットサルにはまっている」という岡田は、「これはレプリカではなくて、本当に日本代表の方に配られるユニフォームなんです。“MASAKI”と入れていただきました。日本のエースになりたいです!」と宣言。ランドセルを背負い、小学生になりきって登場した香川は、「アッコちゃんの名前は、“加賀美あつ子”というのですが、私の母は香川阿都子(浜木綿子)といいます。他人とは思えません。私の母もアッコちゃんですよ!」と話し、会場をわかせた。原作者・赤塚不二夫の娘である赤塚りえ子氏もかけつけたこの日。今回の映画化について山口雅俊プロデューサーは「日本は今、すごく元気がないので、国民的漫画『ひみつのアッコちゃん』は、日本が元気になるヒントになるだろうと思って、進めてきました」と語り、綾瀬は「本当にキラキラした夢のある世界なので、存分に浸って楽しんでください」と本作をPRした。『映画 ひみつのアッコちゃん』9月1日(土)より、全国ロードショー
2012年08月29日赤塚不二夫の代表作を実写映画化した『映画 ひみつのアッコちゃん』の完成披露試写会が8月28日(火)、都内で開催され、主人公・アッコちゃんを演じる綾瀬はるか、共演の岡田将生、吹石一恵、塚地武雅(ドランクドラゴン)、香川照之とメガホンをとる川村泰祐監督が舞台挨拶に登壇した。この日、キャスト陣はコスプレで“なりたい自分”に大変身!綾瀬さんはパティシエ、岡田さんはサッカー選手、吹石さんが制服の可愛いウェイトレス、塚地さんが漫画家、そして香川さんが「子どもに戻ってやり直したい」という理由で“小学生”になりきり、会場に駆けつけた2,000人のファンを喜ばせた。誕生50周年を迎える原作コミックは、小学5年生の主人公・アッコちゃんが鏡の精からもらった“魔法のコンパクト”を片手に「テクマクマヤコン…」と呪文を唱え、なりたい姿に変身する設定が人気を博した。今回の映画版は、完全オリジナルストーリー。メイクやオシャレが大好きな小学5年生のアッコちゃんが魔法のコンパクトで22歳の女性(綾瀬さん)に変身し、運命的に出会ったエリートサラリーマン(岡田さん)のために買収問題に巻き込まれた化粧品会社の危機に立ち向かう姿を描く。綾瀬さんは子どもの頃からパティシエになりたかったそうで、「早速、今日何か作ってみようかな」とご機嫌。最近フットサルにハマっているという岡田さんは、背番号10番のエースナンバー・ユニフォームに喜びを噛みしめていた。吹石さんは「中学時代からこのお仕事をしているので、バイトをしたことがなくて…。ぜひ可愛い制服で“配膳”したい」といい、イメージ通りの衣装に自然と笑顔がこぼれていた。また、往年の漫画家スタイルで登場した塚地さんの夢は、もちろん漫画家。「小さな頃に、キャベツ型のロボットがダメな少年を助けるというとても“独創的”な漫画を描いていた。それに子ども時代は“バカボン”と呼ばれていましたし」と笑いを誘った。最も観客にインパクトを与えたのが、黄色い帽子にランドセル姿の香川さん!本人もまんざらではない様子だったが、だんだん我に返ったのか「うちの子どもに見せられないな…」と苦々しい表情を浮かべていた。『映画 ひみつのアッコちゃん』は9月1日(土)より全国にて公開。■関連作品:映画 ひみつのアッコちゃん 2012年9月1日より全国にて公開© 赤塚不二夫/2012「映画 ひみつのアッコちゃん」製作委員会
2012年08月28日赤塚不二夫の代表作を実写映画化した『映画 ひみつのアッコちゃん』の完成披露試写会が24日、都内で開催され、主人公・アッコちゃんを演じる綾瀬はるか、共演する岡田将生とメガホンを執る川村泰祐監督(『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』)が舞台あいさつに登壇。「もし魔法のコンパクトがあったら?」と質問された綾瀬は、「空が飛べて、首が長い恐竜がいいですね」と即答。「空が飛べても、鳥じゃダメです、質感が…」と驚きの変身願望を明かした。その他の写真誕生50周年を迎える原作コミックは、小学5年生の主人公・アッコちゃんが鏡の精からもらった“魔法のコンパクト”を片手に「テクマクマヤコン…」と呪文をとなえ、なりたい姿に変身する設定が人気を博した。今回の映画化は、完全オリジナルストーリー。メイクやおしゃれが大好きな小学5年生のアッコちゃんが魔法のコンパクトで22歳の女性(綾瀬)に変身し、運命的に出会ったエリートサラリーマン(岡田)のために買収問題に巻き込まれた化粧品会社の危機に立ち向かう姿を描く。綾瀬は「最初は『えっ?』って思いました。アッコちゃんは小学生だから、もっと若い人が演じるのかと。でも魔法で22歳の大人になると聞いて、なるほどと思いました」。それでも「10歳だった頃、物事をどんな風に感じ取っていたのか、ほとんど思いだせなくて…。だから10歳のアッコちゃんを演じる里琴ちゃん(子役の吉田里琴)にいろいろと話を聞きました」と役作りには苦労した様子。一方、岡田は「サラリーマン役なので、ネクタイがきつかったです。本当にサラリーマンの皆さんは大変だと思いました。僕にはできない(笑)」とこちらも苦労を振り返っていた。そんな二人に対し、川村監督は「綾瀬さんと岡田さんが出演するなら、きっと楽しい作品になると思った。日本広しといえど、アッコちゃんを演じられるのは綾瀬さんしかいないし、岡田さんはアッコちゃんの初恋相手として、さわやかでかっこいい」と太鼓判を押した。映画では鏡の精を香川照之が演じるほか、谷原章介、吹石一恵、塚地武雅、大杉漣、もたいまさこ、鹿賀丈史ら豪華キャストが顔を揃える。『映画 ひみつのアッコちゃん』9月1日(土)全国ロードショー
2012年07月25日『映画 ひみつのアッコちゃん』の完成披露試写会が7月24日(火)、都内で開催され主演の綾瀬はるか、岡田将生、川村泰祐監督が舞台挨拶に登壇した。過去3度にわたってアニメ化されてきた赤塚不二夫の国民的漫画を、現代風にアレンジして実写化。魔法のコンパクトで心は10歳のまま、22歳の女性に変身したアッコちゃんがOLとして大活躍する。綾瀬さんと岡田さんは夏らしく涼やかな浴衣姿で登場。心は10歳のアッコちゃんを演じるにあたり、綾瀬さんは「10歳の頃、どうだったかを思い出そうとしても思い出せなくて、(10歳のアッコちゃん役の)吉田里琴ちゃんとお話しして『こういうとき、どうリアクションするの?』とか教わりながらやりました」と明かす。アッコちゃんは化粧会社のOLになるが、綾瀬さん自身、10歳のときは「お化粧のことなんてまだ興味がなかった」と告白。「アッコちゃんはおませさん。女子力高いですね」と感心した様子だった。岡田さんは、アッコちゃんの“白馬の王子様”とも言えるエリートサラリーマン・早瀬尚人を演じるが、心は10歳のアッコちゃんを相手に丁寧にしゃべらないといけないシーンが多く、「セリフが多かったです」と苦笑い。サラリーマン役も「ネクタイがきつくて大変だなと思いました。僕には絶対になれないですね」と音を上げていた。2人の共演は一昨年撮影が行われた『プリンセス トヨトミ』以来。岡田さんは自らの演技について「背伸びしながら演じてるところがありました。演じながら『ムリしちゃってるな、おれ』と思ってました(苦笑)」とふり返る。綾瀬さんは、そんな岡田さんの背伸び具合について「気づいてました。でも遠くから見守ってました」と余裕の表情で語り笑いを誘った。そんな2人に監督は「日本広しと言えども、アッコちゃんを演じられるのは綾瀬さんだけだし、尚人を演じられるのも岡田くんだけ」と称賛を送った。また、もしも魔法のコンパクトで変身できるなら?という質問に、岡田さんは「歴史が好きなので」ともっともらしい前置きを挟みつつ「源頼朝になりたい」と出演中のNHK大河ドラマ「平清盛」で演じている頼朝への変身を希望。すかさず綾瀬さんは、自身が主演を務める来年の大河ドラマ「八重の桜」を念頭に、「八重さんになりたいですね。そろそろ撮影に入るので(笑)」とすでに新作のことで頭がいっぱいの様子?さらに綾瀬さんは「それ以外では恐竜になりたいです。空が飛べて首が長いのがいいです」といきなり人間以外の変身願望を吐露。監督に「鳥じゃダメなの?」と聞かれると、「ダメです。質感的に恐竜じゃないと」と妙なこだわりを見せ、会場は笑いに包まれた。『映画 ひみつのアッコちゃん』は9月1日(土)より全国にて公開。■関連作品:映画 ひみつのアッコちゃん 2012年9月1日より全国にて公開© 赤塚不二夫/2012「映画 ひみつのアッコちゃん」製作委員会
2012年07月24日炎天下での野外フェスに海水浴にバーベキューと、夏を満喫する遊びは多種多様だが、夏しか体験できない映画イベントがあるのはご存知?シネマカフェでは、今年で開催27回目を迎える野外映画祭「星空の映画祭」とのコラボレーションを実現。同映画祭史上初となるオフィシャルツアーを敢行する。長野県原村の八ヶ岳自然文化園を会場に毎年夏に行われる「星空の映画祭」は、その名の通り、満点の星空の下で映画を鑑賞するという夏ならではの開放感とロマンが味わえる野外型のイベント。野外映画館としては、日本で一番標高の高い映画館として開始当初より人気を集めたが、DVDの普及やシネコンの台頭により、2006年に一旦幕を閉じた。しかしその後、「映画には人間を、地域を元気にさせる力がある」という強い思いが実り、ボランティアでの運営により2010年に再開。夏の風物詩として再び、密かに高い注目を集めている。これまでも日本全国の映画祭を応援してきたシネマカフェでは、今年初めてオフィシャル・メディアパートナーとして同映画祭を応援!本映画祭にとって初の試みであるオフィシャルツアーを日本有数の旅行代理店「JTB」の協力を得て、8月18日(土)・19日(日)の1泊2日で開催することとなった。同映画祭では35ミリフィルムでの上映にこだわりを見せており、今年は『ニュー・シネマ・パラダイス』などの往年の名作から本年度アカデミー賞を賑わせた『ヒューゴの不思議な発明』や日本の美しい風景を描く『ももへの手紙』など、厳選された作品が上映されるが、こちらのツアーでは、大ヒット記録更新中の『宇宙兄弟』を鑑賞できる。宇宙を舞台にした、小栗旬&岡田将生扮する兄弟の奮闘と感動の物語、星空の下で観るのにピッタリの作品となっている。八ヶ岳の麓で上映を行う同映画祭。夏でも夜は涼しく、澄んだ空気がより一層星たちを瞬かせる幻想的な空間で観る映画は、都会の劇場では味わえない特別な体験となるはず。ぜひ、大切な人と一緒に特別な思い出を作ってみては?cineamacafe.net×「星空の映画祭」オフィシャルツアー「星空の映画祭」期間:8月5日(日)~8月26日(日)会場:長野県・原村八ヶ岳自然文化園野外ステージ※雨天決行、ただし雷雨・濃霧時は中止。雨よけテントあり。各自、雨具を要持参。公式サイト:特集「シネカフェくんのふらっと映画祭」■関連作品:星空の映画祭 [映画祭] 2012年8月5日(日)~8月26日(日)まで長野県・原村八ヶ岳自然文化園野外ステージにて開催ニュー・シネマ・パラダイス© 1989 CristaldiFilmヒューゴの不思議な発明 2012年3月1日よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開© 2011 Paramount Pictures Corporation. All rights reserved.ももへの手紙 2012年4月21日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2012『ももへの手紙』製作委員会宇宙兄弟 2012年5月5日より全国東宝系にて公開© 2012「宇宙兄弟」製作委員会
2012年07月23日小栗旬&岡田将生主演の映画『宇宙兄弟』が、7月19日(木)から韓国で開催される第15回富川(プチョン)国際ファンタスティック映画祭のプチョン・チョイス部門に出品されることが発表された。その他の写真小山宙哉の同名コミックを基に、宇宙を目指す兄弟の姿を描いた本作は、5月5日に封切られ、現在、観客動員数100万人、興行収入15億円を突破する大ヒットを記録。今回、出品が決まった同映画祭は、毎年7月に韓国の富川市で開催され、主に韓国、アジア、その他海外から、ホラー、スリラー、ミステリー、SF、ファンタジー映画が出品される。その中でプチョン・チョイス部門は、より新しい進歩的な映画的精神を競う部門で、過去には中島哲也監督の『告白』が審査委員賞を受賞している。選考の理由について同映画祭の担当者は、「有名な漫画を原作にして作られた映画『宇宙兄弟』は、この種のジャンルでは弱いとされる“ドラマ”の構成に非常に密度があり、強い感動を与える作品としてオリジナリティを感じた」とコメント。本作を手がけた森義隆監督は「映画『宇宙兄弟』は、海外の映画祭では今回が初めての上映。日本で人気を博しているコミックを原作としたこの映画のトーンや、テーマへの視点がどのように韓国の方々に受け止めてもらえるのか、とても楽しみであり、少し不安です」と答えつつも、「“宇宙”と“兄弟”というテーマは、どう転んでも万国共通のテーマ。新鮮な感想をどんどん吸収できる、とても有り難い機会だと思っております」と意気込みを語っている。本作は、兄・ムッタ(小栗)と宇宙飛行士になった弟・ヒビト(岡田)のふたりが、少年時代の約束を果たすべく、互いに宇宙を目指して奮闘する姿を描く。『宇宙兄弟』公開中
2012年06月19日綾瀬はるかが「体は22歳、心は小学生」としてアッコちゃんを演じると話題の『映画 ひみつのアッコちゃん』。『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』など、人気コミックの実写化には定評のある川村泰祐氏が監督である。今回、そのイメージ写真が公開された。主演の綾瀬はるかはこの難役を、ポップコーンがはじけるように演じ、小学生ならではの表情、リアクションを随所に織り交ぜながら、共感指数の高いヒロインを作り上げた。相手役には、綾瀬とはヒット作『プリンセス トヨトミ』でも共演している岡田将生。『アントキノイノチ』、『宇宙兄弟』、大河ドラマ「平清盛」と進境著しい若き演技派が、どこか少年の面影を残しているエリート社員、早瀬尚人の影をナイーヴに体現、綾瀬はるかのアッコとのジョイントで、奇想天外な設定から、味わい深い人間ドラマを生み出している。また、谷原章介、吹石一恵、塚地武雅、大杉漣、もたいまさこ、鹿賀丈史、そして香川照之ら、芸達者な面々が脇を固め、この物語に笑いと深みを与えている。女の子ならではの変身願望を叶えるポップな映像、トキメキとスラップスティックに彩られた楽しいアクション、企業の裏側を爽快に風刺する斬新な視点。それらがミクスチャーされたこの作品は、ファッショナブルでア・ラ・モードな感覚に満ち、私たちを「ありそうでなかった」ハートフルな世界へと連れ去っていく。9月の公開が楽しみである。作品情報『 映画 ひみつのアッコちゃん 』(C)赤塚不二夫/2012「映画 ひみつのアッコちゃん」製作委員会9月1日(土)全国ロードショー
2012年06月01日映画監督や製作に携わるクリエイターから、配給・宣伝に携わるディストリビューターまで、映画業界に数多くの人材を輩出している映画学校「ニューシネマワークショップ」(以下、NCW)。今年4月に設立15周年を迎えたのを記念して、5月13日(日)、同校の出身で、今月公開の『宇宙兄弟』、『ガール』という話題作をそれぞれ手がけた森義隆監督と深川栄洋監督の2人によるセミナーが開催。日本映画界を引っ張る2人が「映画監督になるには!」をテーマに熱い持論を交わした。『狼少女』(’05/深川監督)と『ひゃくはち』(’08/森監督)で、共に20代で長編劇場用映画でデビューを果たし、30代に突入してからメジャー配給映画の監督として抜擢された2人。元々はどちらも監督志望ではなく、深川監督は脚本、森監督は演劇俳優を志していたそうだが、映画作りに興味を抱きNCWの門を叩いたという。実践の授業の中で2人が特に学ぶことが多かったと明かすのが、役者の演出。「“役者の資質をどれだけ役に引っ張ってこられるか?”を常に考えていた。現場で起こる“生モノを大事にしたい”という考えはいまに繋がっている」(森監督)。NCW卒業後は実家の稼業を継ぎながら、自分で制作費を集めるなどプロデューサー的な動きをしながら監督として映画制作にチャレンジし続けてきた深川監督は、間もなく公開となる映画『ガール』の撮影について、「日本版『SEX and the CITY』を作りたいと聞き、男の自分には向いていない作品ではないかと一度オファーを断った」ことを告白。だが、プロデューサーから言われた「そう思っているのは君だけ」という言葉に納得し、監督することを決意、女性誌や女子会への参加でとことん女性のことを研究したそう。さらに、撮影中にはストレスで肺気腫になりながらも現場に出てやり遂げたという涙ぐましい苦労も。一方、同校卒業後はテレビ番組制作会社に入りドキュメンタリーを制作してきた森監督は、NCW時代の映画に主演した友人との再会をきっかけに、2007年『ひゃくはち』の撮影をスタート。本作が「宇宙兄弟」の原作者と編集者の目に留まり、直々に映画化のオファーがあったという。本作の撮影では、40分にも及ぶ長回しやアドリブの撮影も行ったといい、“生モノ”を大事にしたいという監督のこだわりを垣間見せた。今後の活動については、次回作の製作がほぼ決まっているという森監督は「これまではマイルドな描写で間口の広い作品を作ってきたので、次は自分の照れをとっぱらって(登場人物の)人格を、より深いところまで掘り下げられるような作品を目指したい」とコメント。深川監督は、新境地を開いた『ガール』の後は「少し充電期間に入りますが、5年計画くらいでまた新たなチャレンジをしていくつもり」と抱負を語った。これからの日本映画界を背負って立つ2人の活躍から目が離せない!『宇宙兄弟』は現在、全国東宝系にて公開中。『ガール』は5月26日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:ガール 2012年5月26日より全国東宝系にて公開© 2012 "GIRL"Movie Project宇宙兄弟 2012年5月5日より全国東宝系にて公開© 2012「宇宙兄弟」製作委員会■関連記事:岡田将生、“兄”小栗旬からのサプライズの感謝の手紙に涙!深川栄洋監督、撮影中は香里奈、麻生久美子らのガールズトークにタジタジ?麻生久美子、出産後初の母親役はパンクロッカー!『グッモーエビアン!』特報解禁小栗旬&岡田将生、『宇宙兄弟』興収30億円も射程圏内のロケットスタートに浮き足立つ!『宇宙兄弟』新井浩文×濱田岳インタビュー「目をつけるとこが一緒なんです(笑)」
2012年05月17日現在公開中の映画『宇宙兄弟』の大ヒット御礼舞台あいさつが15日にTOHOシネマズ 六本木ヒルズで行なわれ、主演の小栗旬と岡田将生、森義隆監督が登壇した。その他の写真小山宙哉の同名コミックを基に、宇宙を目指す兄弟の姿を描いた本作は、5日に封切られ、10日間で60万人を動員。興行収入は8億円を突破するロケットスタートを切った。今回のイベントは主演ふたりからの提案だといい、小栗自らが司会を務めるユニークな進行となった。小栗が「撮影現場は、監督やカメラマン、スタッフさんたちのプライドの闘いで殺伐としていて、岡田くんは気まずそうだった」と明かすと、岡田は「気まずかったですね…戸惑いはありましたが、監督の姿を見て、僕自身も闘わないと、と思った」と振り返った。そんな岡田に対して森監督は「精神的にも体力的にも追い詰められた状態で演じる岡田くんは、見上げた役者魂だった」と称賛した。さらにこの日はお互いへ宛てた手紙を披露する場面も。岡田は「プライベートでも、いつも仕事の悩みの相談にのってくれて、本当に兄貴ができたようでした。いつかまた共演させてください」と小栗へ。続いて、小栗が「不安と葛藤の中で駆け抜けてきた撮影の日々。君のヒビトでなければ、僕のムッタは存在しなかった。すべて君なしではありえなかったし、君が隣にいてくれて本当によかった。岡田くんのような弟ができて幸せです」と読み上げると、岡田は感極まった表情を見せていた。『宇宙兄弟』公開中
2012年05月16日映画『宇宙兄弟』の大ヒット御礼舞台挨拶が5月15日(火)、都内劇場で行われ、小栗旬と岡田将生、森義隆監督が登壇。最後にサプライズで小栗さんが用意した手紙に、岡田さんが感動して涙する一幕もあった。「週刊モーニング」(講談社刊)にて連載中の人気同名漫画の映画化で、仕事をクビになり、かつての夢だった宇宙飛行士を目指して奮闘する兄のムッタ(小栗さん)と、現役宇宙飛行士で月面に旅立つ弟のヒビト(岡田さん)の姿を描く。この日の舞台挨拶は、5月5日(土・祝)の初日舞台挨拶終了後に岡田さんが「また舞台挨拶をやりたい」と言い出したことから実現したそうで、なんと小栗さん自らがMCとなって進行役を務めた。森監督は「予定がなかったのでひと息つくために沖縄に行こうと思ってたんですが、飛行機をキャンセルして来た」と明かし、これには言い出しっぺの岡田さんも「複雑ですね、嬉しいけど…」と苦笑いを浮かべていた。昨年4月に撮影が始まり、1年余りが過ぎてこの日の舞台挨拶が本作に関わる最後の仕事となるが、岡田さんは「撮影が終わって宣伝をずっとやらせてもらって、1年くらい『宇宙兄弟』のことを考えている自分がいた。よかったなと思うし、楽しい日々でした」と述懐。これに“MC”小栗さんから「当たり障りのないコメントですね」とツッコミが入り、会場は笑いに包まれた。小栗さんは「いまだから言えるけど」と前置きした上、現場の雰囲気について「クランクインして、1か月経たないくらいで岡田くんが入って来たんですが、僕のところに近づいてきて『この現場ってずっとこういう感じなんすか?』って。いろんな人が『こんなんじゃダメだ。こうするぞ!』という感じで、監督はそこでひとりで戦っていて、現場は殺伐としてたんです」と明かす。岡田さんも「気まずかったです(苦笑)」と頷きつつ、「監督が戦ってる姿を見て、僕も戦おうと思った」とふり返った。そして、最後の締めの挨拶になって、岡田さんは「旬くん、今日僕は手紙を書いてきました」とニッコリ。「これまで時計を盗まれたり、指輪にドレッシングかけて口の中に入れられたりしたけど(苦笑)、お世話になったので」とポケットから白い封筒を取り出した…が!観客の前で読むのが急に恥ずかしくなったのか「やっぱり家に帰って見てください」と言い出して、客席からは「えー?」とブーイングが…。何とか思い直して岡田さんは照れながらも手紙を朗読。「本当の兄貴ができた気持ちでした」と小栗さんへの思いを伝えた。これには小栗さんも「素敵な“弟”を持って幸せです」と語った。さらに小栗さんは「実は僕も手紙を書いてきました!」とニヤリ。実は岡田さんが手紙を書いてきたことを事前に知らされ、サプライズ返しとばかりに小栗さんも手紙を執筆してきたとのこと。サプライズを仕掛けたつもりが、逆に自分だけ何も知らされていなかった岡田さんは驚愕の表情で「何だよぉ…」とうなだれた。小栗さんは“兄”として「キミが隣にいてくれてよかった」と岡田さんへの感謝の思いをユーモアたっぷりに伝え、岡田さんはこらえきれずウルウル…。慌てて涙をぬぐい、客席は温かい拍手に包まれた。『宇宙兄弟』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:宇宙兄弟 2012年5月5日より全国東宝系にて公開© 2012「宇宙兄弟」製作委員会■関連記事:小栗旬&岡田将生、『宇宙兄弟』興収30億円も射程圏内のロケットスタートに浮き足立つ!『宇宙兄弟』新井浩文×濱田岳インタビュー「目をつけるとこが一緒なんです(笑)」【シネマモード】日本の「家族」を感じる映画vol.2『宇宙兄弟』×兄弟の関係『宇宙兄弟』&『ガール』の監督が登壇! NCWクリエイティブセミナーに6名様ご招待岡田将生×小栗旬主演『宇宙兄弟』試写会に30組60名様をご招待
2012年05月16日「ぴあ」調査による5月5日公開の映画・満足度ランキングは、小栗旬&岡田将生主演の『宇宙兄弟』がトップに輝いた。2位に赤ちゃんに密着したドキュメンタリー『ベイビーズ~いのちのちから~』が、3位にアンディ・ラウ、リー・ビンビンらが出演したミステリー作品『王朝の陰謀 判事ディーと人体発火怪奇事件』が入った。その他の写真1位の『宇宙兄弟』は、小山宙哉の同名コミックを基に宇宙を目指す兄弟の姿を描いたドラマ。出口調査では「夢を持ちにくい世の中でこの映画には夢があって感動した」「コメディ要素が強い作品だと思ったが、泣いてしまうほど感動的な場面があって、元気をもらえた」「大人でも夢を叶えることができると勇気づけられた」「兄弟の絆がカッコよかった」「夢を信じ続ける大切さを教えてくれるので子どもにオススメ」などの声があがり、家族連れでの来場者も多く世代を超えて高い支持を集めた。2位の『ベイビーズ…』は、アメリカ、ナミビア、モンゴル、日本で生まれた4人の赤ちゃんを追った1年間の記録。劇場には妊婦さんの姿もあり、アンケート調査では「それぞれの文化ごとに子育ての環境が全然違っていて興味深い」「日本では考えられないような環境でも子どもは元気に育っていて赤ちゃんの生命力を感じた」「環境や文化は違うものの、それを越えた命の育ちかたや普遍性を感じた」など、女性を中心に好評だった。(本ランキングは、2012年5月5日(土)に公開された新作映画3本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2012年05月07日俳優の小栗旬と岡田将生が5月5日、東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇で行われた主演作『宇宙兄弟』の初日舞台あいさつに、“兄弟”の幼少期を演じた中野澪くん、中島凱斗くんらと共に登壇した。配給の東宝によると、興行収入30億円突破も狙える“ロケット発進”だそうで、小栗も「大ヒットしそうな予感で、若干浮足立っています」と興奮気味。子どもの日にちなみ「子どもたちに見て欲しい映画です」とアピールした。その他の写真本作は、週刊『モーニング』誌で連載されている小山宙哉の同名コミックを豪華キャストで実写化。会社をクビになり無職になった兄・ムッタ(小栗)と宇宙飛行士になった弟・ヒビト(岡田)のふたりが、少年時代の約束を果たすべく、人生の紆余曲折を経験しながらも、互いに宇宙を目指して奮闘する。舞台あいさつには小山氏と、メガホンをとった森義隆監督も出席した。岡田は「毎日毎日、呼吸困難になりそうなくらい辛い撮影でしたが、こうやって初日を迎えて、観てもらえて嬉しい」と感無量の面持ち。小栗との“兄弟愛”は健在で、「こういうお兄ちゃんを持つと、すごく大変」と照れ笑いも見せた。この日は“アフロ&茶髪”という宇宙兄弟との共通点にちなみ、調味料のCMで小栗&岡田とタッグを組んだお笑いコンビ・トータルテンボスの藤田憲右と大村朋宏が乱入する場面も。「僕の知り合いで娘さんにヒゲが生えている人がいるので、ぜひ観にきてほしい」と話す小栗に対し、藤田が「うちの娘、ヒゲ生えてなくね!?」と返すやりとりには客席も大爆笑。小栗が「ニセ宇宙兄弟です」と紹介すると、大村は「監督がなぜ僕らを起用しないのかと恨んだけど、本編を見たら彼(=藤田)は宇宙飛行士になれませんし、僕だったら月で死んでますね」と“本物”の熱演に敬意を表していた。『宇宙兄弟』公開中
2012年05月07日800万部を超える大人気コミックを実写映画化した『宇宙兄弟』が5月5日(土・祝)に公開初日を迎え、主演の小栗旬、岡田将生、中野澪、中島凱斗と原作者の小山宙哉、森義隆監督が舞台挨拶に登壇した。本作は、幼い頃に夢見た宇宙飛行士になるために奮闘する努力型の兄・ムッタと、天才肌の弟・ヒビトの姿を描いた壮大な兄弟ドラマ。原作コミックは現在も「週刊モーニング」(講談社刊)誌上で連載中だが、映画はオリジナルのエンディングを迎える。全国322スクリーンで封切となり、興行収入30億円も見込めるロケットスタートを切った本作。その報せは小栗さん、岡田さんの耳にも入っており、2人とも「浮き足立ってます!」と挨拶。試写会などでの反応をふり返った小栗さんは、「岡田くんには申し訳ないけど、『これは小栗旬が支えた映画だね』と言ってもらった。いつもは『ダメだ』と言う父にも、『面白かった。すごく良かった』と言われた」と上機嫌で明かし、観客の笑いを誘った。さらに、こどもの日にちなみ、宇宙をイメージした青の羽織袴で登壇した小栗さんに対し、宇宙服をイメージしたオレンジの羽織袴で登壇した岡田さんは「『笑点』にこのまま出られそう。正直、着るまで似合うか不安だったんですけど、似合ってますか?」と自虐的なコメント。小栗さんに「今日は月面からじゃなくて、チャーザー村から来ましたね」とからかわれ、顔を真っ赤にして大笑いした。そんな浮き足だった2人とは対照的に、小栗さんの子供時代を演じた中野くんは「撮影は1年前だったので、声も変わって身長も伸びちゃいましたが、もじゃもじゃは健在です。かつらじゃなくて、地毛です」と堂々たる挨拶。すると、岡田さんの子供時代を演じた中島くんも「映画は面白かったですか?」と観客に語りかけるなどして、小栗さんたちを「映画同様、小ムッタ、小ヒビトに支えられた舞台挨拶になっちゃった」と反省させた。一方、会場の日劇で十数年前にチケットもぎりのアルバイトをしていたという森監督は「登壇する側として帰ってこれて感慨深い。撮影が予定されていたのが震災の一週間後からだったので、撮るべきなのか悩みながらも物語と向き合ってきた。こうして観てもらえるだけで嬉しい」と感無量。この日も締切に追われ寝不足だという小山さんが、「漫画は静止画だけど、頭の中には映像がある。“監督は僕の頭の中を知っているのか?”と思うぐらいイメージ通りだった」と、その手腕を絶賛すると嬉しそうな表情を見せた。そして最後に、小栗さんが「子供たちも観に来てくれて嬉しい。ヒゲの生えた娘さんのいる知り合いにも観に来てほしい」と語ると、客席からお笑いコンビ・トータルテンボスの藤田憲右さんと大村朋宏さんが「ヒゲ生えてなくね!?」と乱入。「宇宙兄弟」とコラボレートした「味の素」のCMやテレビ番組などで共演したことから小栗さんが招待したためで、小栗さんから「ニセ宇宙兄弟です」と紹介されると「なんで監督は僕らを起用してくれないのかと。でも、本編を観て、僕らでは無理だったと分かった」と悔しがり、会場を盛り上げていた。『宇宙兄弟』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:宇宙兄弟 2012年5月5日より全国東宝系にて公開© 2012「宇宙兄弟」製作委員会■関連記事:『宇宙兄弟』新井浩文×濱田岳インタビュー「目をつけるとこが一緒なんです(笑)」【シネマモード】日本の「家族」を感じる映画vol.2『宇宙兄弟』×兄弟の関係『宇宙兄弟』&『ガール』の監督が登壇! NCWクリエイティブセミナーに6名様ご招待岡田将生×小栗旬主演『宇宙兄弟』試写会に30組60名様をご招待小栗旬、結婚後初の公の場に!堤真一は「見習いたい」と結婚願望を告白!?
2012年05月07日小栗旬と岡田将生が主演を務める映画『宇宙兄弟』の森義隆監督が映画の公開を前にインタビューに応じた。その他の写真これまで多くのドキュメンタリー作品を手がけてきた森監督。初の長編映画で絶賛を浴びた『ひゃくはち』は実話に基づいた作品だったが、今回は累計発行部数800万部を超える人気漫画が原作。「映画にしかできないことをやろう」という思いで実写化に取り組んだという。例えば原作では登場人物に内面描写で語らせるシーンが多くを占めるが「それを映画でそのままやってもモノローグだらけの漫画のダイジェスト版にしかならない。逆に漫画になくて映画にあるものは何かと言えば、俳優たちの生身の肉体。俳優に動いてもらうことでそこは乗り越えられると思った」と俳優の表現力への信頼を口にする。兄・ムッタ(小栗)と弟・ヒビト(岡田)が直接顔を合わせるシーンが決して多くはないのも本作の特徴。だが、不思議と2人を隔てる物理的な距離以上に心理的な意味での“近さ”に強く惹きつけられる。監督は「ドキュメンタリー時代から人物を描く上で一貫したやり方なんですが…」と前置きし、「岡田にカメラを向けつつも、そこにはいない小栗を撮る。逆も然り。2人の人物を撮るときにその間にあるものを撮るということを大切にした。実際、120ほどのシーンの中で2人のシーンは5シーンくらいしかないんですが、観た後に『そんなに少なかった?』と思ってもらえると思います」と自信をのぞかせた。映画ならではの表現を実現するために、撮影では俳優を追い込んだ。ムッタが子供の頃にヒビトと訪れた原っぱに再び足を運ぶシーンでは、夜中の12時に撮影を開始してテイクを繰り返すうちに「気が付いたら陽が昇っていた」という。一方で「僕自身、頭の中に明確な正解を持ってるわけでもないんです」とも言う。「僕も一緒に迷ってるんですよね(苦笑)。あの原っぱでムッタが『おれは宇宙に行きたい』という内なる思いをセリフで口に出したら台無しになる。彼の中には僕も説明できないいろんな要素が詰まってるはずなんです。『小栗ならもっと行ける。ここで行ければこの先のムッタはもう一段高いところで作っていけるはず』と限界まで粘りましたが、そうやってムッタを一緒に探した過程がその後のシーンでも絶対に活かされていると思います」。もう一人の主演・岡田に関しては「小栗旬を軸としたときに今、その小栗を本気で嫉妬させられるのは岡田将生」とこれまた絶大な信頼を寄せる。その岡田について強く印象に残っているのは初号試写を観終えての彼の反応だったという。「『感動した』と言うから『どこに?』と尋ねたら『ムッちゃんがこんなに僕のことを思っててくれたことに』って言うんです。彼はヒビトを演じただけでなく、彼自身としても映画の中を生きたんでしょうね」。ドキュメンタリーで生の被写体を撮り続けてきた監督にとって、そのひと言は嬉しい言葉だったに違いない。『宇宙兄弟』5月5日(土)より全国ロードショー取材・文・写真:黒豆 直樹
2012年05月02日異色のツーショットである。片や気弱そうで、でもどこか憎めない“いい人”のイメージが強い濱田岳。片や若手・中堅俳優陣の中でも“イヤな奴”を演じさせたら天下一品の新井浩文。タイプは正反対なれどともに個性派俳優として高い支持と評価を集める2人が映画『宇宙兄弟』で初共演を果たした。しかも単なる共演ではなく、小栗旬演じる主人公・ムッタや麻生久美子扮する才女・せりからと共に宇宙飛行士を目指すライバル同士の役柄であるから、これが面白くないわけがない!果たして現場の雰囲気は?…というか2人の仲は!?公開を前に、当代一の個性派2人の貴重なツーショットインタビューをお届け!本作の森義隆監督は、主要キャストの中でも最も若い濱田さんが「精神年齢はおれたちよりも高そう(笑)」と語っていた。この日もインタビュールームに入ってきた濱田さんを見るなり新井さんは「今日も貫禄あるね」とニヤリ。そのひと言に周囲のスタッフからも笑いが起きる。濱田さんと新井さんが演じたのは、ムッタ、せりか、ケンジ(井上芳雄)、福田(塩見三省)と共に宇宙飛行士選抜第3次試験に臨む候補生の古谷と溝口。新井さんが演じた溝口は飛行機パイロットで、冷静沈着な性格の持ち主だが、競争心が強くその言動で不協和音を響かせるところも。ムッタたちとは一線を画したクセの強いキャラクターであり、一見、これまで新井さんが数多く演じてきた“イヤな奴”の系統に属するタイプに見えるが…。「最初にムッタと話をするときから、観客が『こいつは…』と思うアクの強さはあるんだけど、一方で高学歴のパイロットで最終試験の6人に残る優秀な男ですからね。キレるにせよインテリなりのキレ方ってあると思うんですよ。普段から暴力に生きてない人がキレるとどうなるか?『落ち着いてますよ』って敬語のトーン強めて怒りを露わにしたりという部分は意識してましたね」。森監督とは同い年。「それも初めての経験だったので嬉しかった」とふり返る。「監督からは役柄についてそんなに細かい話はなかったんですよね。監督に『ウチ、イジったら伸びるよ』って言ったんだけど、そんなにイジってもらえず寂しかったです(笑)。逆に普段なら、監督をイジったり暴言吐いたりはしないですが、今回は『負けてられない!』という気持ちもあったのでガンガンいきました。監督は元々、ドキュメンタリー出身で『リアルに』ということを最初に言ってたんです。僕が本番で一度、ものすごくリアルな感じでセリフを噛んだことがあって、個人的に大好きな噛み方だったんですが(笑)、『これはリアルを追及する監督ならOKだろ』と思ったら『はい、噛んだからもう1回』ってあっさり言われたんです。マイク付けたまま『リアル志向じゃねーのかよ、おい』ってつぶやいたら『うるせーよ』って返ってきて、そういうやり取りが嬉しかったし刺激になりましたね」。一方の濱田さんは、“いい人”のイメージを180度転換。演じた古谷は霊長類の研究を専門とする青年だが、思ったことを全て吐き出してしまう強気な関西人。これまでとタイプの異なる役柄で小栗さんや新井さんにガンガンと言いたいことを言うのはさぞや楽しかったのでは?「いや、楽しむ余裕はなかったですよ。関西弁の演技はとにかく難しくて。あの閉じられた空間の6人の中で変な関西弁使ったら映画をシラケさせちゃいますからね。まずそういうプレッシャーがありました。いまふり返ると新鮮な経験だったなと思いますけどね。役についてはグイグイとモノを言うしキツイ方言でもあるので、チンピラみたいにならないように気を付けました。新井くんも言ったようにあの場にいるだけのクレバーさは持っている男なので。黙々と作業している姿を見てもらえれば、そこにいる理由を感じてもらえるかなと思います」。改めて、初めて同じ作品に参加してみての互いの印象や感想を聞いてみると「あの、やっぱり…新井さんのパブリックイメージってあるじゃないですか…(笑)」とおずおずと切り出したのは濱田さん。「怖かった?」という新井さんの問いかけに「怖いよ(笑)」と素直に頷く。「最初は本当に緊張しましたよ。『どうしよう?』って思ってた(笑)。でも、あの6人でセットの外に出たときに一番長く話してくれたのが新井くんなんですよ。人ってギャップに弱いでしょ?そこにやられたというか…(笑)。みんな先輩という状況の中で、おかげで楽しく過ごさせてもらいました」。6人の候補者が月面の基地を模した密室で10日間にわたって生活する選考試験の中で、古谷と溝口がそれぞれのキャラを全開にしてやり合うシーンもあるが、濱田さんは楽しそうにふり返る。「あのケンカのシーンでも僕は振り切って攻めていかなくちゃいけない。また新井くんがそれをどうクールにいなすかがポイントで。いつ肩透かしくらわされるのかってドキドキしつつも安心して挑めたし、ブチ切れられたと思います」。一方の新井さんにとって、濱田さんは以前から共演してみたい俳優だったという。「ウチは(濱田さん主演の)『アヒルと鴨のコインロッカー』が大好きで、そのときからずっと一緒にやってみたかった。実際に共演してみたら岳くんは、監督から入る修正に対する反応がすごく速かったです。キュッと切り替わるのはすごいなと思ってました」。さらに新井さんはいたずらっぽい笑みを浮かべながら、自身と濱田さんのこんな共通点を教えてくれた。「いつも周りをよく観察してるんですよ。誰かがミスったりしたときに、よく岳くんと目が合って、無言で『いまの見てた?』って(笑)。目をつけるとこが一緒なんですよ」。濱田さんも思い当たる節がいくつもあるようで「目が合うと吹き出しそうになるんですよ。おかげであの過酷な状況を楽しめたと思います」と語る。ムッタはもちろん、溝口も古谷も人生の半ばにして自らの夢のために新たな挑戦を決意し、実行に移した男たちである。現実には20代、30代と年齢を重ねる中で夢を諦める者が世の大半を占めるが、彼らはそんな世間の常識に左右されることなく夢を追いかける。新井さんや濱田さんも、歩んできた道は違えど夢を追い、走り続けている。己の道を選ぶことに迷いや不安はなかったのだろうか?新井さんはそんな問いに静かにかぶりを振る。「ウチはそういう考え方が理解できないですね。『仕事に繋がらない』『飯が食えない』と言って諦める人はいますが、ウチは『それなら死んでもいい』という思いでやって来た。どうせみんな死ぬんだから、自分の人生好きなことをやりたい、好きなことしかやりたくないって人間なので。そういう思いでやって来ていまがあるし、楽しくてしょうがないです」。濱田さんは子役としてキャリアを積んだのち、10代後半より再び俳優としての道を歩み始めいまに至る。「特殊な世界だから単純に比べられないけど」と前置きした上でこう語る。「僕は9歳で子役を始めたんですが、職人が集まってひとつの方向に行くという撮影の現場が本当に楽しかったんです。子供ながらにそこに混ぜてもらえるのも嬉しかったし。再びやり始めたとき、その楽しさが色褪せてなくて、9歳のときと同じ気持ちでできた。だからその気持ちが続く限りやりたいって思うし、もし僕がつまんない大人になっちゃって、その気持ちが薄れてきたらそれは引き際だと思ってます。努力が必ずしも報われるわけでもないし、ノルマも正解もない理不尽な世界だけど、それが楽しいし好きだからやれてるのかなと思ってます」。向き合い方やアプローチの仕方に違いはあれど、2人に共通するのは夢への温度とこの世界に生きる覚悟。今回、ようやく交錯した2人の個性派の歩む道が、願わくはまた時を置いて再び交わらんことを!(stylist:norihitokatsumi/photo&text:Naoki Kurozu)■関連作品:宇宙兄弟 2012年5月5日より全国東宝系にて公開© 2012「宇宙兄弟」製作委員会■関連記事:【シネマモード】日本の「家族」を感じる映画vol.2『宇宙兄弟』×兄弟の関係『宇宙兄弟』&『ガール』の監督が登壇! NCWクリエイティブセミナーに6名様ご招待岡田将生×小栗旬主演『宇宙兄弟』試写会に30組60名様をご招待小栗旬、結婚後初の公の場に!堤真一は「見習いたい」と結婚願望を告白!?『宇宙兄弟』主題歌をコールドプレイが担当!小栗旬「マジっすか!?」
2012年05月02日正直に言えば、アポちゃん見たさでした。映画『宇宙兄弟』の原作漫画を手に取ったのは、主人公の一人が飼う犬、パグのアポちゃん見たさ。かなり面白い物語であるという話は聞いていたのですが、要するに初めの期待値はそんなものだったのでした。ところが、いまではすっかりハマってしまいました。先に宇宙飛行士になった弟・ヒビトと、かつての夢を思い出し、弟の背中を追いかけ始めた兄・ムッタの物語は、JAXAやらNASAやら、月面やらが舞台になり、頭脳明晰な人物たちが登場しているにもかかわらず、どこかオフビートでゆるい。でもそれなのに、時折、涙すらこぼれるほどにジーンとくるような感動を覚える始末。その緩急のバランスが絶妙で、心をわしづかみにしてくれるのです。物語の中心となるのが、兄弟の関係性。2人は、仲の良い兄弟であり、最良のライバルです。子供の頃から宇宙好きで、幼いころに「二人で宇宙飛行士になろう、二人で一緒に宇宙に行こう!」と誓ったため、先に夢を果たした弟は、いつしかその夢を忘れた兄が、自分を追いかけてくるのを静かに待っているのです。印象としては、デキの良い弟と、いつも一歩先を越されるダメな兄という間柄の2人。実はムッタもなかなかの逸材であることが追って明らかになるのですが、どこか抜けている印象を与えるので、他人はその素晴らしさに気づきにくいのが特徴です。弟のヒビトが、誰からも愛され、その才能を簡単に認められるタイプであるのに対し、兄のムッタはそばに彼のずばぬけた資質を見抜き、適所に配することができる人物がいてこそ輝く人物と言えるのかもしれません。こういう兄弟の場合、家庭内もしくは社会でデキの良い弟ばかりが可愛がられ評価されると、兄が横道にそれていく…ということにもなるのでしょうが、この家族の場合、父も母も心に余裕のある人々で、それぞれを個性的に伸び伸びと育てることに成功した模様。そのおかげで、ムッタは弟の陰になって卑屈になることもなく、車業界で生きているのです。家族の関係を物語る、ちょっと面白いエピソードがあるので、ここでご紹介しましょう。ヒビトが大活躍し、メディアにも頻出しているちょうどそのとき、ムッタはある理由から職を失ってしまうのですが、そんな兄に対しても、母は「“働かざる者、食うべからず”が家訓だ」と言って、ホールケーキを父・母・ムッタの家族3人で分けるときにも、薄~いひと欠片しかあげない始末。とにかく、両親の非情なまでに公正な接し方が微笑ましい。実は案外できないことですよね。つい出来の良い子を引き合いに出し「○○を見習いなさい!」と言ってしまったり、兄弟格差を嘆いて、デキの悪い兄を腫物にでも触るように扱ったりするのがありがちな行為。兄弟だって、個性や才能が違うはずなのに。でもこの一家では、これまでも別段、弟ばかりをひいきするでもなく、兄をなじるわけでも同情するわけでもなく、あくまでも健全に平等に扱ってきたことが伺えるのです。そんな親に育てられたせいでしょうか。ムッタは、自分とはデキが違う弟に多少の劣等感は覚えながらも、素直に応援し、誇りに思っています。ただ、兄が素直にそう思うことができ、卑屈にならずに済んだのは、両親だけでなく、弟のおかげでもあります。子供の頃から兄を慕い、兄の凄さを一番知っていて、それに疑いを持ったこともない弟の心が、兄を信じ続けているのです。兄に、かつての夢を思い出させ、宇宙飛行士という第二のスタートを切らせるのも弟なら、数々の難関を突破し宇宙飛行士に選ばれると信じている唯一の人物も弟。「兄ちゃんはすごいんだ」と信じて疑わない瞳を前に、兄は常に威厳を保っていられるのです。先日、とある場所であるこんなサッカー兄弟の話を聞きました。兄である語り手曰く、弟は現在、大学在学中でプロを目指しているのだとか。高校もサッカーの有名校へ通い、中心選手として活躍していたのだと。弟はサッカーをする兄の背中を見て、ボールを追い始めたそうですが、兄は体格に恵まれずある時点でサッカーから引退し、いまは全く別のジャンルで活躍中。ただ、弟にとって兄は永遠の憧れのようで、高校在学中、後輩たちに兄の話をしていたようなのです。それが分かったのは、すでにサッカーを辞めた兄が、弟の高校に練習を見に行ったときのこと。兄がグラウンドに足を踏み入れると、後輩たちがワーッと寄ってきて「○○さんのお兄さんですね!」と目を輝かせたと言います。この話だけで、私はこの兄弟の素敵な関係性が目に見えるような気がしました。いったい、弟はどれだけ兄の自慢をしていたことでしょう。そして、後輩たちはその話にどれだけ胸を躍らせたことでしょう。辿る道は同じでなくても、どちらかが夢へと遠回りしたとしても、こんな絆で結ばれた兄弟がいれば、きっと互いに高め合っていけるはず。この話を聞きながら、良き兄弟、良きライバルであり続ける2人を育てた親御さんの愛情までも、強く感じられました。ちょうど、映画『宇宙兄弟』を観たばかりだった私は、この兄弟にも羨望をしたのを覚えています。現在、17巻まで出ている原作のすべてを語りきれない映画では、兄弟、家族の素晴らしい関係性に焦点が絞りこまれています。原作ファン、アポちゃんファンとしては、やや物足りない感、ラストの衝撃(なんでこんなところまで描いちゃったの!)など、いろいろ言いたいことはありますが、家族、兄弟の絆の素晴らしさを語るには十分な作品だったと思います。この映画が気に入った方にはぜひ、よりディープな“宇宙兄弟”体験をしていただきたく、原作の大人買いを強くお勧めします。宇宙飛行士という仕事の裏側、優秀な人物たちのお茶目な一面を覗かせてくれる作品でもあり、全く縁がないと思ってきた世界にも、興味と親しみがぐんと増すこと間違いなし。「キャプテン翼」が、多くのファンタジスタを生み出したように、「宇宙兄弟」もきっと、宇宙に憧れる多くの少年少女を生み出すのではないかと思っています。その中に、ムッタやヒビトのような兄弟・姉妹もいて、家族飛行士が生まれたら…そんなことを考えるのも、なんだか楽しいのです。(text:June Makiguchi)■関連作品:宇宙兄弟 2012年5月5日より全国東宝系にて公開© 2012「宇宙兄弟」製作委員会■関連記事:『宇宙兄弟』&『ガール』の監督が登壇! NCWクリエイティブセミナーに6名様ご招待岡田将生×小栗旬主演『宇宙兄弟』試写会に30組60名様をご招待小栗旬、結婚後初の公の場に!堤真一は「見習いたい」と結婚願望を告白!?『宇宙兄弟』主題歌をコールドプレイが担当!小栗旬「マジっすか!?」小栗旬&岡田将生の写真が最後のスペースシャトル「アトランティス」号に搭載!
2012年04月25日小栗旬&岡田将生主演の映画『宇宙兄弟』が、5月5日(土)から公開されるのを記念して、本作とファミリーマートがコラボレーションしたオリジナル商品が24日(火)から全国のファミリーマートで発売される。そこで、ぴあ映画生活編集部でオリジナル商品の試食会が行われ、甘党・辛党と好みも様々な20、30代の女性3名が、率直な意見を交わした。コラボ商品の写真このほど発売されるタイアップ商品は、“黒とろろ昆布おむすび(梅ごはん)”、“ドライカレーおむすび”、“星のきらめきチョコデニッシュ”、“ロケットエクレア”、“空と宇宙のゼリー”の5アイテム。試食会で最も人気だったのは、主人公・ムッタの天然パーマを見立てたパッケージがインパクト大な“黒とろろ昆布おむすび(梅ごはん)”で、「さっぱりとした口あたりと、梅のカリっとした食感が絶妙」「ヘルシーだから男女年齢問わず人気なのでは」と全員の意見が一致した。また、「ピリ辛がいい」と“ドライカレーおむすび”を推す声があがれば、「ボリューム満点なのに甘さ控えめ」と“星のきらめきチョコデニッシュ”を推薦する声も。“ロケットエクレア”は、中に入っているナッツ入りチョコ棒が特徴で「頭から食べていくと、色んな味が楽しめておすすめ」とカタチも味も好評を博した。また、見た目、味ともに特徴のある“空と宇宙のゼリー”は、ブルーハワイ味のゼリーにパンナコッタが組み合わさっており、月に見立てた濃厚なアルフォンソマンゴーのゼリーが目を引く。「ジュレが入ったゼリーは歯ざわりも良くて爽やかな味わい。これからの季節にピッタリでは」との声があがった。全国のファミリーマートでは、これらのオリジナル商品が発売されるだけでなく、対象商品500円以上を購入して応募すると、映画のオリジナルグッズなどが抽選で当たるキャンペーンも実施。期間限定のオリジナル商品を味わって、ひと足はやく映画『宇宙兄弟』の世界を堪能してみてはいかがだろうか。本作は、会社をクビになり無職になった兄・ムッタ(小栗)と宇宙飛行士になった弟・ヒビト(岡田)。少年時代に宇宙を目指す約束を交わしたふたりが、人生の紆余曲折を経験しながらも、互いに宇宙を目指して奮闘する姿を描く。『宇宙兄弟』5月5日(土)より全国ロードショー※映画『宇宙兄弟』×ファミリーマートのコラボ商品は、一部地域及び一部の店舗では取扱いの無い場合があります。
2012年04月24日赤塚不二夫の人気コミックを、綾瀬はるかと岡田将生共演で映画化した『映画 ひみつのアッコちゃん』に登場する鏡の精を香川照之が演じ、ほか谷原章介、吹石一恵、塚地武雅、大杉漣、もたいまさこ、鹿賀丈史に加え、堀内敬子、内田春菊、肘井美佳、柿澤勇人、子役の吉田里琴が出演することが発表された。その他の写真漫画『ひみつのアッコちゃん』は、小学5年生のアッコちゃんが鏡の精からもらった魔法のコンパクトに“テクマクマヤコン…”と呪文を唱え、様々な人物に変身して事件を解決する物語。原作誕生50周年記念作品として製作される本作は、10才のアッコちゃん(吉田)が22才の女性(綾瀬)に変身して大手化粧品会社で働き、エリート社員・尚人(岡田)との恋や仕事に奮闘する姿を描く。鏡の精はアニメ版では女性だったが、原作の設定では黒色のスーツにサングラスとソフト帽を身につけたスパイのような風貌の男であることから、本作では香川がその役柄を演じることが決定。ほか、谷原は尚人の会社の専務役、吹石はその同僚のキャリアウーマンでアッコちゃんの恋のライバル役、大杉は尚人の会社の前社長役として出演。もたいと鹿賀は物語の鍵を握るキーパーソンとして登場する。原作やアニメ版では見られなかった、大人の女性に変身したアッコちゃんの活躍が期待できそうだ。『映画 ひみつのアッコちゃん』9月1日(土)全国ロードショー
2012年04月12日今年、誕生50周年を迎える漫画家・赤塚不二夫の代表的少女マンガ「ひみつのアッコちゃん」を綾瀬はるかを主演に実写映画化した『映画 ひみつのアッコちゃん』が9月より公開となる。このほど、アッコちゃんこと主人公・加賀美あつ子を取り巻く超豪華キャストが意外な役どころと共に明らかとなった。1962年に少女漫画誌「りぼん」で連載開始されて以来、少女たちの“大人の女性になりたい”という女子願望を突く内容で人気を集め、3度もテレビシリーズとして放送された名作の待望の映画化。10歳の女の子・加賀美あつ子が鏡の精にもらった魔法のコンパクトで22歳の自分に大変身し、大手化粧品会社のエリート社員と恋に落ち、彼と共に会社のピンチを救うべく大奮闘を繰り広げていく。アッコちゃんの恋の相手を岡田将生が演じることも話題を集めたが、今回、発表された新たなキャストたちも人気・実力を兼ね備えた一癖も二癖もある俳優たち。アッコちゃんと運命的な出会いを果たす尚人(岡田さん)が勤務する大手化粧品会社の専務には谷原章介、アッコちゃんの恋のライバルとなるOLを吹石一恵、会社の前社長に大杉漣が扮することに。さらに、今回の発表で最も衝撃的な配役となったのが、アッコちゃんに魔法のコンパクトを授ける“鏡の精”。原作漫画にしか登場しないこのキャラクターに選ばれたのは名優・香川照之!原作のキャラクターそのまま…いや、このビジュアルをご覧いただければ分かる通り、サングラスとタキシードで渋みを増しての仕上がりとなっている。このほかにも堀内敬子(あつ子の母親役)、吉田里琴(10歳のあつ子)、内田春菊(総理夫人役)、塚地武雅(守衛役)に加え、もたいまさこと鹿賀丈史が物語の重要な鍵を握るキーパーソンとして出演するとのこと。この錚々たるキャスト陣が、劇中でどんな化学反応を見せてくれるのか?『映画 ひみつのアッコちゃん』は9月1日(土)より全国にて公開。■関連作品:映画 ひみつのアッコちゃん 2012年9月1日より全国にて公開© 赤塚不二夫/2012「映画 ひみつのアッコちゃん」製作委員会■関連記事:“綾瀬はるか版”『ひみつのアッコちゃん』ポスター&特報が解禁!綾瀬はるか主演で「ひみつのアッコちゃん」映画化!初恋相手役に岡田将生
2012年04月12日累計750万部を突破し、現在も「モーニング」(講談社刊)に連載されている小山宙哉の同名人気コミックを実写映画化した『宇宙兄弟』のジャパンプレミアが3月28日(水)、東京国際フォーラムで開催され、主演を務める小栗旬と岡田将生、共演の堤真一、濱田岳、新井浩文、井上芳雄、塩見三省、森義隆監督が舞台挨拶を行った。小栗さんは、女優でタレントの山田優との結婚を発表して以来、公の場に立つのは初めて。駆けつけた女性ファンから「おめでとう」コールが飛び出すと、満面の笑みで「ありがとうございます」とお礼の挨拶。それでも完成披露の場とあって「あんまりその話題になるのもアレなんで(笑)、映画のことをちゃんと伝えてもらえれば」と真摯に語った。幼い頃に宇宙飛行士になると誓い、約束通りに宇宙飛行士になった弟・ヒビト(岡田さん)と、子供時代の夢に再チャレンジする無職の兄・ムッタ(小栗さん)の奮闘を軸に、魅力的なキャラクターたちの感動ドラマが人間味たっぷりに描かれる。米NASAケネディ宇宙センターでの大規模なロケ、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の全面協力を得た約3か月にわたる撮影を敢行。世界的人気を誇るロックバンド「コールドプレイ」が主題歌を日本映画に初提供する。「すげー面白い映画に仕上がった。夢と興奮が詰まった内容。監督、やりましたねえ」(小栗さん)、「夢見ることはいいことなんだと感じてもらえれば。今回、初めてカッコイイ岡田将生を見てもらえるんじゃないかと」(岡田さん)と“打ち上げ”目前の本作に自信をのぞかせる。一方、宇宙飛行士選抜を担当するJAXA職員を演じた堤さんは「若い人たちがね、キラキラ輝いている作品」と夢を追う若者たちの奮闘に思わずしみじみ。「それに若い方は(演技が)お上手」と共演した小栗さんらに賞賛を贈った。映画のテーマは“夢”。ということで、いま抱いている夢を質問されると「僕も小栗くんを見習って、結婚したい」と願望を明かす場面も。小栗さんの結婚に、すっかり刺激を受けた様子の堤さんだった。『宇宙兄弟』は5月5日(土・祝)より全国東宝系にて公開。■関連作品:宇宙兄弟 2012年5月5日より全国東宝系にて公開© 2012「宇宙兄弟」製作委員会■関連記事:『宇宙兄弟』主題歌をコールドプレイが担当!小栗旬「マジっすか!?」小栗旬&岡田将生の写真が最後のスペースシャトル「アトランティス」号に搭載!『宇宙兄弟』に麻生久美子&堤真一が出演!“ブラック・ジャック”岡田将生、脚フェチ告白の仲里依紗に振り回されっぱなし?岡田将生が若き日のブラック・ジャックに!手塚治虫の名作ドラマ化共演に仲里依紗
2012年03月28日