映画『ゆとりですがなにか インターナショナル』のプレミアイベントが9日に都内で行われ、岡田将生、松坂桃李、宮藤官九郎、水田伸生監督が登場した。同作は日本テレビ系列で2016年4月期に放送された連続ドラマの映画化作。「ゆとり世代」と社会に括られたアラサー男子3人の物語が、夫婦仲はイマイチ、家業の酒屋も契約打ち切り寸前の正和(岡田)、いまだに女性経験ゼロの小学校教師・山路(松坂)、事業に失敗し、中国から帰ってきたフリーター・まりぶ(柳楽優弥)の前に「Z世代」「働き方改革」「テレワーク」「多様性」「グローバル化」といった新時代の波が押し寄せる。○■松坂桃李、外国人約100人とトークセッション同作のタイトル「インターナショナル」にちなみ、約100人の外国人の前にキャスト、監督が登壇した同イベント。松坂は「今日という日を楽しみにしていました。こんな機会なかなかないので皆さんに今、こうしてお会いできることすごく嬉しく思っております」と笑顔で挨拶した。撮影中に“インターナショナル”を感じた瞬間についてトークが進むと、小学校教師を演じた松坂は「今回インターンということで海外から来た小学校の生徒さんが授業を受けるんですけれども、撮影の合間にお母さんと話をされているときがあって。僕のことを指さしながら喋ってるんですよね。悪口言われてるのかなと、だんだん不安になってきて(笑)。指をさされながらその子と目があったので、とりあえずにこやかに笑っておいたんですけど、本当はなんて言ってたんだろうなと……」とエピソードを披露し、撮影を振り返った。また、イベント中盤には、集まった観客からの質問に直接答えるコーナーを実施。「日本人から見ても変だと思う日本の文化は?」という外国人ならではの質問が飛ぶと、岡田は「謝るのが癖になっている」と回答。「ドラマ版でも何の感情もなく、『失礼しましたと』いうセリフがあったりするので、それはドラマ撮影中もずっと思っていました」と説明していた。さらに、同作で描かれた日本の習慣・文化について質問が続き、「日本人の愛情表現が少ないこと」について話が広がると、岡田は「日本人特有というか、まあ本音をなかなか言うことがないということは確かにあります」と納得した様子を見せる。「僕自身もやはりそういう経験がありまして、言葉に伝えないとわからないって言われたことはある。そこから僕も自分の人生の中で感謝していること、思っていることは常々言葉にして相手に伝えていこうという風にしています」とコメントした。このコメントを聞いた水田監督が「桃李くんは心がけなきゃいけないね」と松坂に水を向けると、女優の戸田恵梨香と結婚している松坂は、「おっしゃる通りで……」とタジタジ。「日本の男性は言わなくてもわかるだろう精神がどこかにあるというか……ただ、言葉にするときは絶対に必要だっていうことを学んで実感してはいるんですが、いざ面と向かって言うとなると、恥ずかしくなってしまうのは日本人特有なのかなと思いますね」と照れ笑いを浮かべていた。
2023年10月09日映画『ゆとりですがなにか インターナショナル』のプレミアイベントが9日に都内で行われ、岡田将生、松坂桃李、宮藤官九郎、水田伸生監督が登場した。同作は日本テレビ系列で2016年4月期に放送された連続ドラマの映画化作。「ゆとり世代」と社会に括られたアラサー男子3人の物語が、夫婦仲はイマイチ、家業の酒屋も契約打ち切り寸前の正和(岡田)、いまだに女性経験ゼロの小学校教師・山路(松坂)、事業に失敗し、中国から帰ってきたフリーター・まりぶ(柳楽優弥)の前に「Z世代」「働き方改革」「テレワーク」「多様性」「グローバル化」といった新時代の波が押し寄せる。○■岡田将生&松坂桃李、海外進出に意欲見せる「そりゃ、飛びつきますよ」今回のイベントは、同作のタイトル「インターナショナル」にちなみ、39の国と地域出身の外国人約100人の前に岡田、松坂らが登壇。会場に漂うインターナショナルな雰囲気に笑顔を見せた岡田は、「こういうイベントがなかなかないので、どういう感じなのかなと思って緊張していたんですけど、皆さんも迎え入れてくれた笑顔がとても嬉しくて、楽しい時間を過ごせたらなと思ってます」と挨拶する。MCから「英語でなにか一言話しますか?」と無茶振りをされると、「あ~大丈夫です~。今日は! 今日は(大丈夫です)……」と手振りを交えてリアクションし、笑いを誘った。改めて、会場の様子について岡田は「海外の映画祭に来ているような感覚。違う違うここ秋葉原だよね? と自分に言い聞かせています」とコメント。続けて、同作について話そうとするもマイクの調子が悪く、松坂がすかさず自身のマイクを手渡しフォローする場面も見られた。また、集まった外国人の観客からの質問に答えるコーナーでは、韓国から来た留学生の男性から「海外からのオファーが来たらどうしますか?」という質問が寄せられる。これに岡田は「そりゃ、飛びつきますよ」と即答し、松坂も「無論、やりたいですね!」と前のめりな姿勢を見せた。さらにMCから「英語が必要になってきます」と言われると、「今日だけ話してないだけなんで!」(岡田)、「普段裏では僕ら英語でやり取りしているんで。今日だけです」(松坂)と息の合ったやり取りを披露し、会場を盛り上げた。
2023年10月09日俳優・岡田将生が、公式Instagramを開設。10月4日、松坂桃李が撮影した写真とともに初投稿し、俳優仲間からも驚きと喜びのコメントが寄せられ、反響を呼んでいる。「初めまして、岡田将生です」と始まる最初の投稿では、“撮影”“松坂桃李”のハッシュタグをつけて、3枚の写真を公開。するとコメント欄では、「え!まぁくん!?まぁくんなの?本物だ!まぁくんだ!まぁくんだぁぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁ」(賀来賢人)、「待ってたよずっと待ってたよ!!!」(柄本時生)、「聞いてないよ。将生。聞いてない。」(生田斗真)などと俳優仲間からの反応が。また、松坂さんは自身のXにて岡田さんのInstagram開設を報告しており、「フォローしました!」、「今から行ってくる」、「桃李くんのXで知りました」、「アシタカ桃李が教えてくれたよ~」とファンからフォロー報告も相次ぎ、“16人だった!”というフォロワーも、いまでは23.7万人となっている(※10/5本記事掲載時点)。来週10月13日(金)からは、岡田さんと松坂さんが出演する映画『ゆとりですがなにか インターナショナル』が上映予定。本作は、2016年4月期に日曜ドラマで放送された「ゆとりですがなにか」の劇場版となっており、キャスト・スタッフが再集結し、30代半ばを迎え、それぞれの人生の岐路に立たされるゆとり3人組を描く。(シネマカフェ編集部)
2023年10月05日『ゆとりですがなにか インターナショナル』のプレミア舞台挨拶が福岡と大阪にて行われ、岡田将生、松坂桃李、水田伸生監督が登壇した。2016年4月に放送された人気ドラマを映画化した本作は、「ゆとり世代」と勝手に社会に括られた、アラサー男子3人が、仕事に、家族に、恋に、友情に、迷い、あがきながらも人生に懸命に立ち向かうストーリー。個性豊かすぎる“ゆとり3人組”を演じる岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥を始めレギュラーキャストが再集結し、その後の彼らの成長が描かれる。公開を間近に控え、10月3日・4日に緊急開催となった福岡・大阪キャンペーン。九州、関西で初お披露目ということもあり「福岡プレミア」「大阪プレミア」と称し舞台挨拶が行われた。キャンペーン1日目となる3日に、岡田さん、松坂さん、水田監督が訪れたのは福岡のT・ジョイ博多。舞台挨拶では、大きな歓声と拍手の中3人が登場。岡田さんが「みなさんにお会いしたくて福岡まできました」と挨拶をすると、水田監督は「福岡に行ってみなさんに会いたいと言ったのは将生くんで、将生くんが行くなら行くよって桃李くんが来てくれたんです。来てよかったと実感しています」と話し、和気あいあいとした雰囲気でスタートした。待望の映画化が決まった時の気持ちを聞かれると、岡田さんは「本当に嬉しかったです。連続ドラマ、スペシャルドラマを経て6年ぶりにまたみなさんと集まって、『ゆとりですがなにか』という映画をつくるのは感慨深いものがあります。桃李さんもいて、今日来られなかった柳楽の優ちゃんもいて、ドラマのときから3人で頑張ってつくっていたので嬉しいです」と話す。松坂さんは「同世代でなにかをつくることが連続ドラマを始めたときにすごく嬉しくて。自分は当時、同世代でつくりあげていた他の作品や、それ以上になればいいなと思って作品に臨んでいたので、こうして映画化までこれたことは嬉しいです」と感慨深い様子で語った。さらにトークは劇場版から参加となった新キャストとの撮影中のエピソードに。岡田さんは「木南晴夏さんが本当に素晴らしくて、お客様も観ていただいたら圧倒されると思います。出来上がったものに途中から入ることはとても難しいことなのですが、手助けをするまでもなく素晴らしいお芝居を目の前でされていたので圧倒されました」と明かす。水田監督は「木南さんは当然素晴らしいんですけど、ほらあの…テントの人。ピヨ!ピヨがコメディ上手なんですよ」と話すと会場が笑いの渦に包まれ、松坂さんは「吉原(光夫)さんは何をしてくるかわからないワクワク感があってハラハラしました。是非観ていただきたいです」とコメント。最後に岡田さんが「福岡のみなさまに会いたくて、来させていただきました。みなさまの顔がみれて本当に嬉しいです。僕らはこの作品が好きで、今起きている色々な社会問題も含めて、笑いに変えて重くならず伝えられる映画になっておりますので、是非みなさまで拡げていただければ嬉しいです。よろしくお願いします」とゆとり愛に溢れた言葉で挨拶した。そしてお客様を背にフォトセッションを行い、会場が大盛り上がりの中、福岡での舞台挨拶は幕を閉じた。さらに一行は、風情ある雰囲気で、常連客から観光客まで多くの人々に愛されている福岡のスポット屋台にてフォトセッションを実施し福岡を堪能した様子。キャンペーン2日目となった4日には、岡田さんと水田監督が大阪を訪れた、TOHO シネマズ なんばで舞台挨拶を実施。プライベートで旅行に行ったことがあるほど仲が良い岡田さん、松坂さん、柳楽さん。そこで、もしゆとり3人組で大阪へ旅行に来るならどこに行きたいか聞かれると、岡田さんは「3人で大阪へ来れるならUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)に行ってジェットコースターに乗りたいです!」と話す。MCから「3人ともジェットコースターは大丈夫ですか?」と質問されると「テーマ―パークは3人で行ったことがないので、そういうのも知りたいので行きたいです!」と答えた。そして岡田さんが「今日観にきてくださった方はドラマをみている方々が多いのかな…?」と会場に問いかけると多くの手が挙がり「めっちゃ嬉しい~!来てよかった~!」と安堵した様子で「ゆとりの作品を好きと言ってくださるみなさんの声を直接聞ける機会があまりなかったので、昨日の福岡に続き本当に嬉しいです。だからこそ映画ではゆとり3人組の山路、まりぶ、まーちんの3人の空気感を観てほしいなと思います」と念願だったファンとの交流に笑顔を見せた。最後は水田監督が「作品づくりで目指しているのはみなさんに笑顔になってもらうことです。『ゆとりですがなにか』という連続ドラマは、日本の中でも図抜けた才能のある脚本家の宮藤官九郎さんの発案で始めたんです。宮藤さんがいきついた答えが、ジェネレーションで括って判断・評価するのではなく、みなが自分らしく生きればいいじゃないか、ということだと思うんです。この映画もその気持ちに一切変わりはないので、最後まで楽しんで観ていただけたら幸せです」と本作への想いを語り挨拶。終始和やかな雰囲気で舞台挨拶は終了した。さらに大阪の観光名所である、とんぼりリバーウォークの道頓堀グリコサイン前にも訪れフォトセッションが実施され、緊急開催となった福岡・大阪キャンペーンは大盛況で幕を閉じた。『ゆとりですがなにか インターナショナル』は10月13日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ゆとりですがなにか インターナショナル 2023年10月13日より全国にて公開©2023「ゆとりですがなにか」製作委員会
2023年10月05日映画『ゆとりですがなにか インターナショナル』の完成披露舞台挨拶が19日に都内で行われ、岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥、安藤サクラ、仲野太賀、吉岡里帆、島崎遥香、木南晴夏、吉原光夫、吉田鋼太郎、水田伸生監督が登場した。同作は日本テレビ系列で2016年4月期に放送された連続ドラマの映画化作。「ゆとり世代」と社会に括られたアラサー男子3人の物語が、夫婦仲はイマイチ、家業の酒屋も契約打ち切り寸前の正和(岡田将生)、いまだに女性経験ゼロの小学校教師・山路(松坂桃李)、事業に失敗し、中国から帰ってきたフリーター・まりぶ(柳楽優弥)の前に「Z世代」「働き方改革」「テレワーク」「多様性」「グローバル化」といった新時代の波が押し寄せる。○岡田将生・松坂桃李・柳楽優弥らがレッドカーペットに登場1,600人の観客に囲まれ、金色の紙吹雪を浴びながらレッドカーペットを歩いてきたキャスト陣。挨拶しようとした瞬間に、松坂から頭を触られた岡田は「どうした? どうした? ついてた?」と、紙吹雪を取ってもらったことを知り「ありがとう。桃李さん、いつもありがとう。助かってます」と感謝する。解除の盛り上がりに「ちょっとびっくりしてるんですけど、今日初めて皆さんに観ていただくということで、緊張しておりますが、どうぞよろしくお願いします」と改めて挨拶した。松坂も「すごい規模感。『ゆとり』でこの規模感はちょっとすごいですね。別に海外ロケもやったわけでもないけど、本当にこれだけ多くの方に来ていただいて感無量です」と驚いた様子。安藤は「扉に入るまで、まさかこんなに会場が沸くと思っていなくて。真ん中の岡田さんは、もう体をくの字にして憂鬱そうに、不安気にいたところから、ここで歓声を浴びて。金色のひらひらを浴びてる3人の姿を見て、太賀と2人で『すげえかっこいいね』って鳥肌立ってました。このメンバーでこんな華やかな場所に立てるとは7年前、思ってもいませんでした」としみじみとしていた。撮影については、岡田が「ちょっと不安だったんです。こんなに時間が空いて、みなさんが求めてくださっているのか? と」と振り返る。さらに岡田は「でもこの2人に支えられて、現場で『ああ、これがゆとりだ』『これを皆待ってるんじゃないか』と思いながら、お芝居をしていたんですけど、どうですか? お父さんみたいな顔で私を見てますけど」と、温かい目で見つめる松坂に気づいた様子。松坂が「いや、嬉しかったよ。君と芝居ができて嬉しかったよ」とお父さんキャラで声をかけると、岡田は「ありがとう、ありがとう」と応じる。そこへ柳楽が裏声で「本当に楽しかったわね」と畳みかけ、岡田は「あれ、お母さん!?」とびっくり。「お母さんよ」(柳楽)、「ああ、お母さん、お久しぶりです」(岡田)、「大きくなったなあ」(松坂)と収拾のつかなくなったやりとりに、吉田が「やめろやめろやめろやめろ! 小芝居やめろ!」とつっこんでいた。
2023年09月19日映画『ゆとりですがなにか インターナショナル』の完成披露舞台挨拶が19日に都内で行われ、岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥、安藤サクラ、仲野太賀、吉岡里帆、島崎遥香、木南晴夏、吉原光夫、吉田鋼太郎、水田伸生監督が登場した。同作は日本テレビ系列で2016年4月期に放送された連続ドラマの映画化作。「ゆとり世代」と社会に括られたアラサー男子3人の物語が、夫婦仲はイマイチ、家業の酒屋も契約打ち切り寸前の正和(岡田将生)、いまだに女性経験ゼロの小学校教師・山路(松坂桃李)、事業に失敗し、中国から帰ってきたフリーター・まりぶ(柳楽優弥)の前に「Z世代」「働き方改革」「テレワーク」「多様性」「グローバル化」といった新時代の波が押し寄せる。○『VIVANT』に出演していた松坂桃李&吉原光夫吉原が挨拶を始めると、岡田が「テント? 絶対テントだ!」と、先日放送を終えたTBS 日曜劇場『VIVANT』ネタでいじる。岡田はさらに同作に出演していた松坂に「あれ!? 別班!? 終わった?」と話を向け、松坂は「終わったか終わってないかは、わかんない」と答えた。その間、一言も話していないことを指摘された吉原は「絡んでくれるのかと思ったら、2人で終わっちゃった」と、岡田と松坂のわちゃわちゃに苦笑。「僕はこれ、嫌いだったんですよ。こんな家族のような絡みを毎回現場でしてるわけですよ。そこに1人『おはようございます』と入っていく毎日が地獄で地獄で仕方なかった」と冗談めかして話す。「ただ1人アウェー。その中で全員と向き合って仕事をしていくことが、今となっては鍛錬になって勉強になりました。本当にありがとうございました」と頭を下げた。
2023年09月19日妻の彩(30)は、夫・将生(33)との間にやっとの思いでわが子を授かり、幸せな妊娠生活を送っていました。子どもが生まれると、彩は慣れない育児に追われ、将生は家族のためにと仕事に奔走。その結果、夫婦間に溝ができ始め、産後レスに……。彩は「なんで私のこと触らなくなったの? 私はしたいよ」と、勇気を出して、夫に切り出しますが、夫からの返答は、「……ごめん」。それから、夫婦間の会話はほとんどない状態が続いていました。ママ友の悠亜と美咲も、夫に対するわだかまりがありました。悠亜は「夫の激務によるワンオペ育児」、美咲は「出産を機にキャリアを諦めたこと」。それぞれが孤独感を持って生活していました。ある日、悠亜が元カレの会社のパーティーに参加すると聞いて、一緒に行くことにした彩と美咲。彩以外のふたりはパーティーを楽しんでいる様子でしたが、彩は、見知らぬ男女が楽しむ場に馴染むことができず、会場をひとりウロウロ……。「私、何してんだろ……」。そんな気持ちで帰宅しました。夫に「今日、何してたの?」と尋ねられたものの、「関係ないでしょ」と冷たい返事をしてしまった彩。夫に黙ってパーティーに出かけたため、「そのうち話さなきゃ」と思いつつ、産後レスの話し合いから夫婦の溝はますます深まり、切り出せずにいました。 後日、ランチへ出かけた彩と悠亜。そこで偶然、パーティーで話していた男性と親密そうに談笑している美咲を見かけます。驚きのあまり、開いた口がふさがらないふたりは……!? 男性との密会の真相は…!? 「ねぇ美咲さん! ごめんね、私たちこの間……その、見ちゃって……」 3人で集まった際、悠亜は率直に話を切り出しました。 「違います違います! 髪に触れていたのは、虫がついていて……」 「なーんだ、じゃあ不倫じゃなかったのか!」 心なしか残念そうな悠亜。 「実は……私、仕事復帰したくて」 お店で話していた男性とは、仕事の話をしていたそう。 「でもたしか、旦那さん反対なんじゃ……」「家にいてほしいってタイプだったよね」 美咲はもともと、バリバリ仕事をこなすキャリアウーマン。職場で出会った夫との結婚をきっかけに、夫の要望に応え、家庭に入っていたのです。 「うん、どうせ反対される。だから決まるまで何も言わないつもりです」 仕事復帰に向けた美咲の意志は固く、夫に黙って話を進めようとしていたのでした。 家事や育児に専念してほしい気持ちから、妻に専業主婦でいることを望んでいる夫。家庭によって考え方はさまざまですが、妻に仕事をしたい意志があるのならば、尊重してほしいところ。美咲が勇気を持って踏み出す一歩を応援したいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター はぐはぐ
2023年09月15日妻の彩(30)は、夫・将生(33)との間にやっとの思いでわが子を授かり、幸せな妊娠生活を送っていました。子どもが生まれると、彩は慣れない育児に追われ、将生は家族のためにと仕事に奔走。その結果、夫婦間に溝ができ始め、彩は「あんなにやさしかった夫が私に触らなくなった」と、やるせない気持ちでいました。 「夫との産後レス」に悩む彩ですが、ママ友の悠亜と美咲にも、夫に対するわだかまりがありました。悠亜は「夫の激務によるワンオペ育児」、美咲は「出産を機にキャリアを諦めたこと」。夫と話し合うこともできず、それぞれが孤独感を持って生活していました。そんな中、ついに「なんで私のこと触らなくなったの? 私はしたいよ」と、勇気を出して、夫に切り出した彩。しかし夫からは、「……ごめん」とひと言……。それから、夫婦間の会話はほとんどない状態が続いていました。ある日、悠亜から突然「今度、元カレと会う」と聞いた彩。「彼の会社のパーティーみたいなものがあって……」と話す悠亜に、「なんだか怪しい!」と感じつつも興味を持った彩は「自分も行く」と宣言しました。 一緒に参加した美咲と言い出しっぺの悠亜は、パーティーを楽しんでいる様子。しかし彩は、見知らぬ男女が楽しむ場に馴染むことができず、会場をひとりウロウロ……。「私、何してんだろ……」。そんな気持ちで帰宅しました。 夫に「今日、何してたの?」と尋ねられたものの、「関係ないでしょ」と冷たい返事をしてしまった彩。夫に黙ってパーティーに出かけたため、「そのうち話さなきゃ」と思っていましたが……。 ママ友が見知らぬ男性と…!? 悠亜と親子カフェに出かけた彩。 「美咲さん来られなくて残念だね」 そんな会話をしながら、お店へ向かう途中……。 「待って……あれ美咲さんじゃない?」 見知らぬ男性と談笑する美咲の姿がありました。 「間違いない……美咲さんだ……」 よく見ると、男性はパーティーのときに話していた人のよう。 男性は美咲さんの髪をやさしく触り、美咲さんは照れるように頬を赤らめていました。 その光景を見た彩と悠亜は、驚きのあまり、開いた口がふさがらないのでした。 ママ友と男性が密会してるとも取れるような現場を目撃してしまった彩。事情はわかりませんが、頬を赤らめ照れる美咲の様子から、不倫などよからぬことが頭をよぎります。 はたして美咲とその男性はどのような関係なのでしょうか。皆さんはもし、男性とふたりで会っているママ友を目撃したら、本人に直接聞いてみますか? 著者:マンガ家・イラストレーター はぐはぐ
2023年09月14日女優の宮崎あおい、俳優の岡田将生が出演する、富士フイルム「アスタリフト」の新CM「列車のふたり 赤の力」編と「列車のふたり リポソーム」編が20日より順次放送される。新CMは、宮崎演じる“何かから逃れるように列車に乗り込む女性”と、岡田演じる“未来から来た男性”の、ふしぎな列車の旅の様子を描く「あしたに、 期待せよ。」シリーズの続編。写真フィルムの開発で培った技術を活用し“実感できる”スキンケアを目指す「アスタリフト」の魅力を、宮崎と岡田のふたりの会話と「あしたに、期待せよ。」 というキャッチコピーで伝える。CM楽曲には、前編に引き続き、松田聖子の名曲「赤いスイー トピー」を使用。さらに、「列車のふたり リポソーム」編には、ふたりが乗車する列車の客室乗務員役として増田明美が新たに登場する、○■宮崎あおい、岡田将生インタビュー(インタビュアー:LiLiCo)LiLiCo:お疲れさまでした。今回は増田明美さんが出演されていますが、共演した感想をお聞かせください。宮崎:お声が……! 耳に本当に気持ちよくて、ずっと聴いていたい素敵なお声でした。あと笑顔と。幸せな空気になりました。岡田:全く同じ感想で、耳が癒されるっていうのは、こういうことなんだっていうくらい、スッと入ってきて、なんてきれいな声なんだ、音なんだ、と思いました。お会いできてよかったです。LiLiCo:岡田さんは“未来から来た男性”を演じましたが、もし明日のことがわかったら何を知りたいですか?岡田:なるべく……なるべくですけど、この仕事をしている上でNGを出したくないんですよ(笑)。どこで(NGを)出すかがわかっていれば傾向と対策ができるのかな、と思って。今日も途中でコーヒーが飲みたくなって、増田さんに「ロールケーキをください」と言わなければいけないセリフで、「コーヒーをください」と言ってしまって(笑)。すごく恥ずかしかったです。宮崎:私はシンプルに天気予報が知りたいな、と。今は天気予報がすごく当たりますが、見ることを忘れて次の日が来てしまうので……。夜になるとピコンって自分の頭の中で「明日は気温が何度で雨が降るかもしれない」「何時頃、雨が降ります」「寒いから上着を持ってね」って勝手に流れてきて、明日がわかったらいいなと思います。洋服も対策ができるかなって。LiLiCo:続編で共演してみて、宮崎さん、岡田さんそれぞれ「実は、意外とこんな人です!」 というエピソードを聞かせてください。宮崎:意外ではないのですが、ものすごく優しい方なんだなと思いました。(扇風機の)自分に向いているファンを止めたんですけど、別のスタッフの方が気をつかってつけてくださったときに、今、私が必要ないんだな、というのを察知して、「止めますか?」と声をかけてくださいました。すごくよく周りを見てアンテナを張っていらっしゃる方なんだなって。物腰がとても柔らかくて素敵な方だなと思いました。優しい(笑)。岡田:優しくないです(笑)。いい環境で皆さんとお仕事をしたいっていう気持ちがあって、ですね。今回、僕がしゃべるシーンが割と多かったので、それを察知してその場でたたずんでくださっていて。ずっとお芝居を一緒にしたいと思っていたので、この作品でご一緒できてうれしかったです。宮崎:ありがとうございます!LiLiCo:続編はこの秋公開ですが、秋に列車に乗ってどこに行きたいですか?宮崎:まだ海外はちょっと遠いので、まずは日本で、個室がついているような列車に乗って、温泉地とか、キレイな景色のところに行きたいですね。その場所でしかできない体験、田植えとか、ぶどう狩りとか。季節を感じるイベントがいっぱいあったらいいなと思います。岡田:やっぱり秋と言えば紅葉もそうですし、食欲の秋なので。僕は東北の方がすごく好きなので、食だけで回れるような列車の旅をしたいです。中からも外からもきれいに……。LiLiCo:視聴者の皆さまへメッセージをお願いします。宮崎:(映像作品である)「あしたに、期待せよ。」の続編が出来上がりました。岡田:赤いスポンジボールのマジックに、ロールケーキ。今回もアスタリフトの魅力をあの手この手で存分にお伝えしております。宮崎:岡田さんの熱い演技にご期待ください。宮崎・岡田:ぜひご覧ください!
2023年09月14日妻の彩(30)は、夫・将生(33)との間にやっとの思いでわが子を授かり、幸せな妊娠生活を送っていました。子どもが生まれると、彩は慣れない育児に追われ、将生は家族のためにと仕事に奔走。その結果、夫婦間に溝ができ始め、彩は「あんなにやさしかった夫が私に触らなくなった」と、やるせない気持ちでいました。 「夫との産後レス」に悩む彩ですが、ママ友の悠亜と美咲にも、夫に対するわだかまりがありました。悠亜は「夫の激務によるワンオペ育児」、美咲は「出産を機にキャリアを諦めたこと」。夫と話し合うこともできず、それぞれが孤独感を持って生活していました。そんな中、ついに「なんで私のこと触らなくなったの? 私はしたいよ」と、勇気を出して、夫に切り出した彩。しかし夫からは、「……ごめん」とひと言……。それから、夫婦間の会話はほとんどない状態が続いていました。ある日、悠亜から突然「今度、元カレと会う」と聞いた彩。「彼の会社のパーティーみたいなものがあって……」と話す悠亜に、「なんだか怪しい!」と感じつつも興味を持った彩は「自分も行く」と宣言しました。 そして「夫に説明しないと」と思いながらも、ぎくしゃくした関係から素直になれず、「用事がある」とだけ伝え、パーティーに出かけます。美咲も同じように、夫と気まずい空気の中、出てきたようでした。 しかし、きらびやかな雰囲気のパーティーを目の当たりにした3人は、「今日は楽しみましょう!」と気持ちを切り替え、張り切って参加し……。 怪しげなパーティーで… 男女がそれぞれ会話を楽しみ、活気あふれるパーティーで、ひとりその様子を眺めていた彩。 「なんか……あの2人いい感じだよね……?」 悠亜と美咲はパーティーに馴染み、楽しんでいる様子でした。 会場をひとりでウロウロとしていた彩は、参加者の女性がつけていたブローチが目に留まります。 「そういえば、こういうの好きだったなぁ〜」 子育てが始まり、気に留める余裕もなくなっていましたが、以前はアクセサリーが好きだったことを思い出す彩。 「私、何してるんだろ……」 帰宅後、夫から「今日、何してたの?」と尋ねられるも、産後レスについての話し合いにモヤモヤが続いていた彩は、「……関係ないでしょ」と冷たく接してしまいます。 そして、いつもひとりで気持ちを吐き出している浴室へ向かいました。 湯船に浸かりながら、空想の天使と会話する彩。 「夫に内緒にしておくつもり?」 パーティーへの参加を夫に黙っている彩は、天使からの問いに、「そのうち言うよ……」と力なく答えるのでした。 きらびやかなパーティー会場で、「そういえば、アクセサリー好きだったな」と物悲しい気持ちになる彩。子育て中は、自分の好きことは後回しになりがちですよね。日々、育児や家事、仕事に追われる毎日。彩のように、頭から消えていても、ふとしたときに思い出すなんてこともあるかもしれません。 皆さんは、落ち着いたら再開したいと思っている趣味や、娯楽などはありますか? 著者:マンガ家・イラストレーター はぐはぐ
2023年09月13日妻の彩(30)は、夫・将生(33)との間にやっとの思いでわが子を授かり、幸せな妊娠生活を送っていました。子どもが生まれると、彩は慣れない育児に追われ、将生は家族のためにと仕事に奔走。その結果、夫婦間に溝ができ始め、ある晩、彩は「あんなにやさしかった夫が私に触らなくなった」と、ひとりやるせない気持ちでいました。育児や家事に疲れ果て、夫からは「お疲れさま」のひと言もなく、孤独を感じていた彩。気分転換に出かけた子育て支援センターで、子ども同士の月齢が近いママ・悠亜と美咲に出会います。それぞれ夫に対するわだかまりを話し合い、意気投合。しかし、本音をさらけだすことはできずにいました。彩は「夫とのセックスレス」、悠亜は「夫の激務によるワンオペ育児」、美咲は「出産を機にキャリアを諦めたこと」。 夫と話し合うこともできず、それぞれが孤独感を持って生活している中、彩は「なんで私のこと触らなくなったの?」と、夫に切り出しました。 「出産に立ち会って怖くなった。傷は大丈夫なのかとか考えちゃって……」と話す夫に、「もう大丈夫だよ! 私はしたいよ……」と勇気を出して伝えた彩。しかし夫からは、「……ごめん」とひと言……。溝が深まってしまったふたりは……。 夫に黙ってママ友と…!? しばらく夫と口を聞いていなかった彩。悠亜に話を聞いてもらっていると、悠亜から驚きの言葉が飛び出します。 「……実は私、今度元カレと会うんです」 「えっ!?」 驚く彩に、「もちろんふたりで会うわけじゃないですよ」と釈明する悠亜。 「彼の会社のパーティーみたいなものがあって、気分転換にいいかなって……」 彩は内心、「めちゃんこ怪しくない?」と疑っていましたが、「そのパーティー、私も行っちゃダメかな?」と口走ります。 帰宅後、いつものように空想の天使と会話する彩。 「なんであんなこと言ったのか……」 口を衝いて出てしまった言葉に、少なからず後悔しながらも、夫に話そうと声をかけました。 「あのさ……」 しかし、パーティー当日、夫に「用事がある」とだけ伝えて来た、彩の姿が。美咲は夫に正直に話したものの、すごく不機嫌にされたそう。 「でもまぁ……」 きらびやかな雰囲気のパーティー会場を見渡し、ほほ笑む3人。 「今日は楽しみましょう!」と、張り切って参加するのでした。 やましいことがなくとも、子どもを任せてパーティーに行くとなると、パートナーに言いづらい気持ちは、わかるような気がします。彩のように夫婦の関係が良好でない場合、なおさらそうなのではないでしょうか。 しかし、たまには息抜きも大切! せっかくパーティーに参加したのですから、3人には楽しんでほしいですね。皆さんは、遊びに行くことをパートナーに言いづらいと感じるときはありますか? 著者:マンガ家・イラストレーター はぐはぐ
2023年09月12日岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥らがドラマ版から続投する映画『ゆとりですがなにか インターナショナル』より、第2弾特報映像が公開された。「ゆとり世代」と社会に括られたアラサー男子3人を中心に描かれる、笑いあり、涙ありの痛快社会派コメディ「ゆとりですがなにか」シリーズ。ドラマ放送時にはSNS上で「心の叫びを代弁してくれている!」という声も多かったが、本作でも働き方改革やテレワーク、コンプライアンス、グローバル化など、現代社会の日常が描かれ、社会の荒波の中で戦う全ての人が共感すること間違いなしだ。今回公開された特報映像は、ドラマの最終話で結婚した正和(岡田さん)と茜(安藤サクラ)のシーンからスタート。本作では2児の娘の両親になっているが、「煮詰まるんです…夫といると特に夜」と区役所での茜の突然の暴露に、娘をあやしながらも大慌ての正和。時を経た2人の夫婦仲がイマイチな様子が伺える。また、正和、山路(松坂さん)、まりぶ(柳楽さん)らのゆとり3人組が、我々も直面しているであろう新時代の波や人生の試練に奮闘している姿、“ゆとりモンスター”山岸がZ世代の新入社員・平田(加藤清史郎)にパワハラ動画を撮られ、訴えられてしまいそうになる姿も見られる。『ゆとりですがなにか インターナショナル』は10月13日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ゆとりですがなにか インターナショナル 2023年10月13日より全国にて公開©2023「ゆとりですがなにか」製作委員会
2023年09月09日映画『ゆとりですがなにか インターナショナル』の公開を前に、8月24日(木)明日より、2016年4月期に放送されたドラマ「ゆとりですがなにか」の「TVer」配信がスタートする。岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥が、“ゆとり第一世代”と呼ばれる1987年生まれのアラサー男子を演じる、宮藤官九郎脚本ドラマ「ゆとりですがなにか」。3人の仕事、家族、恋、友情を、笑いあり涙ありのヒューマンドラマとして描かれている。食品会社勤務の坂間正和を岡田さん、小学校教師・山路一豊を松坂さん、11浪中の風俗店客引き・道上まりぶを柳楽さんが演じるほか、仲野太賀、安藤サクラ、吉田鋼太郎、島崎遥香、北村匠海らが出演している。また、10月13日(金)からは映画が公開。ドラマ版のキャストが再集結しているほか、木南晴夏、吉原光夫、上白石萌歌、加藤清史郎が新たに参加しているのも注目だ。今回の配信決定に、SNSでは「TVerでの配信嬉しい~」、「TVerで配信してくれるの最高すぎる絶対映画見に行く」、「絶対配信してくれると信じていたありがとう」と喜ぶファンの声が見られた。ドラマ「ゆとりですがなにか」TVer無料配信スケジュール1~3話:8/24~10/314~5話:9/8~9/206~7話:9/20~10/28~10話:10/2~10/13SPドラマ前編:9/20~10/2SPドラマ後編:10/2~10/13『ゆとりですがなにか インターナショナル』は10月13日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ゆとりですがなにか インターナショナル 2023年10月13日より全国にて公開©2023「ゆとりですがなにか」製作委員会
2023年08月23日映画『ゆとりですがなにか インターナショナル』の完成報告会見が23日に都内で行われ、岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥、宮藤官九郎(脚本)、水田伸生(監督)が登場した。同作は日本テレビ系列で2016年4月期に放送された連続ドラマの映画化作。「ゆとり世代」と社会に括られたアラサー男子3人の物語が、夫婦仲はイマイチ、家業の酒屋も契約打ち切り寸前の正和(岡田将生)、いまだに女性経験ゼロの小学校教師・山路(松坂桃李)、事業に失敗し、中国から帰ってきたフリーター・まりぶ(柳楽優弥)の前に「Z世代」「働き方改革」「テレワーク」「多様性」「グローバル化」といった新時代の波が押し寄せる。○『ゆとりですがなにか インターナショナル』というタイトルも実は…宮藤は映画化の経緯について「別の作品の打ち上げの時に、桃李くんが『ゆとりの“ハングオーバー!”でできませんかね?』と言われて、いいなと思ってそのまま水田さんにお伝えして、『じゃあ海外ロケだ』『インターナショナルってタイトルつけましょう』と、そこまですごい早く決まったんですよ。だけどコロナがあったりとかで、話してるうちに『海外に行かなくても、日本にいっぱい外国の人が来てるし、いつもの八王子から高円寺の間でインターナショナル感が出せるんじゃないか』となって、『海外行くのやめましょう』って」と説明。松坂が「ぐっと縮まりましたね」と苦笑すると、宮藤は「海外に行くつもりだったという意味での『インターナショナル』。海外に行けなかった人たちなんです」と明かし、岡田は「いらないじゃないですか!」とツッコミ。宮藤は「名残ですね。『インターナショナル』は残ってますが、全然行ってないです」とまとめていた。一方で柳楽は中国帰りという設定もあり「僕は中国語のセリフがたくさんありまして、なかなか覚えられないんですよね、難しくて。ただシーンとしてまとまると、ちゃんと面白い雰囲気になってるな、頑張ってよかったなと感じました」と述懐。「全然文法とかがわからないので、耳で覚えてきそれをひたすら練習しました」という柳楽に、岡田も「すごかったです。『さすが柳楽優弥』と思うくらい完璧で、ストイックな方なので、素晴らしいなと思いました」と絶賛する。柳楽が「謝謝」とお礼を言うと、岡田が「そこだけインターナショナルが残ってるんですね」と気付き、宮藤も同意していた。
2023年08月23日映画『ゆとりですがなにか インターナショナル』の完成報告会見が23日に都内で行われ、岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥、宮藤官九郎(脚本)、水田伸生(監督)が登場し、司会を日本テレビ 石川みなみアナウンサーが務めた。同作は日本テレビ系列で2016年4月期に放送された連続ドラマの映画化作。「ゆとり世代」と社会に括られたアラサー男子3人の物語が、夫婦仲はイマイチ、家業の酒屋も契約打ち切り寸前の正和(岡田将生)、いまだに女性経験ゼロの小学校教師・山路(松坂桃李)、事業に失敗し、中国から帰ってきたフリーター・まりぶ(柳楽優弥)の前に「Z世代」「働き方改革」「テレワーク」「多様性」「グローバル化」といった新時代の波が押し寄せる。○岡田将生、松坂桃李・柳楽優弥は「世代No.1の3人」水田監督はドラマ放映時について「キャスティングの打ち合わせをして第一希望の3人に『当たって砕けろ』という気持ちで、まず無理だろうと思ったわけですよ。当時からどう見てもライバル関係にあるこの世代No.1の3人ですから。それが実現して顔合わせで揃ってくれた時の緊張感、もう絶対これしくじれないなと。ほかのドラマもそう思ってしくじるんですけど、これはしくじれないなと本当に思って」と振り返る。「約7年ぶりに再会すると見事に成長して圧が強くなっていて。力が入るかなと思ったら本当にすんなり撮影できて、この3人の共感力と順応性の高さ、あっという間に7年前に戻ってくれた現場でした」と語った。さらに水田監督は「3人について申し上げると、現場での阿吽の呼吸が生まれる理由は、とてつもない深い準備をして来るんですよ。みなさんも含めて全ての職業に1番大切なのは質の高い準備だと思うんですけど、この3人は頭抜けてると感じますし、お互いに影響し合ってるんだと思うんです」と熱弁。「桃李くんが柳楽さんに『優ちゃんすごい』とボソッと言ったのを記憶しているし、将生くんほど主演俳優なのに共演者を気遣う俳優は見たことないし、優弥くんほど妥協しない俳優を見たことない」と絶賛する。一方で、実際に“ライバル”という感覚があるのか聞かれると、岡田は「なんか僕、友達だと思ってました……」とゆるめの回答で会場も爆笑。岡田は「いや、めちゃくちゃライバルです」と乗っかりつつ、「みなさんの作品を見て刺激させられる俳優でありたいし、友人でありたいとは思います。以前インタビューで、松坂桃李さんが『岡田将生はライバルだ』みたいな記事を見たんですよ。『そっか、ライバルって言った方がいいんだ』って。ライバルですよ」と取り繕った。松坂は「僕も2人のことを友とも思えるし、ライバルというか、この作品を7年前もやってSPもやって、青春みたいな感覚でもいるし、本当に気になる2人ですね、ずっと」と表す。「それは変わらないだろうなとも思うし、仕事もプライベートでも『どんなことしてるのかな?』と気になる2人のような、そういう存在」という松坂に、柳楽も「僕もそう思います。より成長している姿で会えてるというのが、強烈ですよね。刺激的な仲間だなと感じます」と同意していた。3人の共通点としては、岡田が「みんな気遣いの人」と挙げるが、松坂は「ごはん行く約束をしますと、日にちが決まらない、気遣いすぎて。場所も決まらない。気遣いすぎて」と苦笑。松坂は「あれもいいねこれもいいな、そっかそっかそうだよね〜、ふわ〜って、気遣いすぎて何も決まらない」と説明し、岡田は「そこに安藤サクラさんがいるとピシッと決まる。『何が食べたいの!? これ!? いついつ!?』って」と明かしていた。
2023年08月23日映画『ゆとりですがなにか インターナショナル』完成報告会見が8月23日(水)に都内にて行われ、出演する岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥、脚本の宮藤官九郎、水田伸生監督が出席した。最初の挨拶で岡田さんの「岡田ですがなにか」から始まり、終始わいわいと賑やかに行われた会見にて、岡田さんは「今までで一番楽しく会見できてる!」とリラックスの表情を見せていた。『ゆとりですがなにか インターナショナル』は、2016年4月期に放送された連続ドラマ「ゆとりですがなにか」の劇場版。第67回芸術選奨文部科学大臣賞を受賞し、その年のドラマ賞を総なめにして人気を博した「ゆとり」チームが、7年ぶりに再集結した。野心がない、競争意識がない、協調性がない「ゆとり世代」と勝手に名付けられた坂間正和(岡田さん)、山路一豊(松坂さん)、道上まりぶ(柳楽さん)が30代半ばを迎え、人生の岐路に立たされたさまを、笑いあり涙ありで描く。松坂桃李ドラマの共演を機に、プライベートでも付き合いのあるキャスト3名。映画化が決まる前、松坂さんは「ドラマ、スペシャルドラマ、次(があるかも)と聞いたとき“連ドラいくか!”と3人で話していて」とふたりに振ると、柳楽さんは「…した?」とハテナ顔。岡田さんも「した…か!」と返し「覚えていない」とゆるゆるな雰囲気を醸す。柳楽優弥しかし、柳楽さんは「このメンバーで、俳優としても、実生活も一緒に成長して数年たつ感覚は貴重なので、より大切な仲間だなって思いました」と言い、岡田さんも「ただただうれしく、また集まってお芝居できる楽しさ、うれしさがあって。ご褒美だなと思いながらこの現場には臨んでいました」と、松坂さんと柳楽さんに囲まれ目じりを下げていた。岡田将生ドラマから演出を手掛けている水田監督は、3人の稀有な俳優の存在感について語った。「僕が思っているこの3人は、ワールドカップの日本代表のゴールゲッター。ポジションを入れ替わりながら、目くばせもしないでゴールを決めてくれる存在。現場では阿吽の呼吸が生まれるけど、その理由はとてつもない深い準備をしてくるから。この世代の俳優の中でもずば抜けている。3人がお互いに影響し合っていると思う」と大絶賛。水田監督の俳優評をもじもじと聞いていた俳優勢だったが、感想を聞かれると岡田さんは「僕、(ふたりを)友達だと思っていた(笑)」と言い、登壇陣も大爆笑。岡田さんはすぐさま「めちゃくちゃライバルです!! でも根底に友達があって。皆さんの作品を観て刺激させられる俳優だし、友人でいたい」と言い換えていた。松坂さんは「ずっと気になるふたり、仕事もプライベートも」、柳楽さんも「僕もそう思います。成長している姿で会えているのが強烈。刺激的な仲間という感じがします」と、しみじみと固い絆を確かめ合っていた。『ゆとりですがなにか インターナショナル』は10月13日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ゆとりですがなにか インターナショナル 2023年10月13日より全国にて公開©2023「ゆとりですがなにか」製作委員会
2023年08月23日映画『ゆとりですがなにか インターナショナル』の完成報告会見が23日に都内で行われ、岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥、宮藤官九郎(脚本)、水田伸生(監督)が登場した。同作は日本テレビ系列で2016年4月期に放送された連続ドラマの映画化作。「ゆとり世代」と社会に括られたアラサー男子3人の物語が、夫婦仲はイマイチ、家業の酒屋も契約打ち切り寸前の正和(岡田将生)、いまだに女性経験ゼロの小学校教師・山路(松坂桃李)、事業に失敗し、中国から帰ってきたフリーター・まりぶ(柳楽優弥)の前に「Z世代」「働き方改革」「テレワーク」「多様性」「グローバル化」といった新時代の波が押し寄せる。○『VIVANT』ネタでいじられる松坂桃李まさか映画化するとは思っていなかったという松坂だが、水田監督から「“別班”だから」と、放送中のTBS系日曜劇場『VIVANT』(毎週日曜21:00~)ネタでいじられると、「違う局なんで、今!」とツッコミ。さらに岡田が「敵か味方か、味方か敵か」と畳み掛けると、松坂は「いやその、ありがとう、見てくれて。ありがとうございます」とお礼を言っていた。改めて松坂は「居酒屋でくだ巻いてる3人の話が映画になるのかって緊張したよね」としみじみ。柳楽も「どれだったっけ、自分? って。だけどすんなりと入れましたし、このメンバーで、俳優としてもそうですけど、実生活も一緒に成長して数年経ってるような感覚は貴重なのでより大切な仲間だなと思いました」と特別な思いを感じているという。岡田は「本当に皆さんと同じ意見で、ただただ嬉しく、またみんなで集まってお芝居ができる楽しさと嬉しさ、ご褒美だなと思いながら、臨ませてもらった」と振り返る。現在の状況についても「これまでで1番楽しく会見できてる。こんなに安心してこの場に座っていられるのは本当に嬉しく思っています」と語った。
2023年08月23日女優の宮崎あおいと、俳優の岡田将生が出演する、富士フイルムのスキンケアブランド「アスタリフト」の新CM「列車のふたり ナノテクノロジー」編が26日より全国で放送される。○■宮崎あおいと岡田将生がふしぎな列車旅2人が初共演を果たすCMは、宮崎演じる“何かから逃れるように列車に乗り込む女性”と、岡田演じる“未来から来た男性”が偶然出会い、ふしぎな列車の旅が始まるというストーリー。松田聖子の名曲「赤いスイートピー」が使用され、監督は映画『世界から猫が消えたなら』を手掛けた永井聡監督が務めた。撮影では、トレンチコートにサングラス、ウィッグで“変装”して撮影現場に登場した宮崎が、リアルに再現された列車の美術セットに興味津々。壁や扉の手触りを確認しながら「すごい」と驚きの表情を見せていた。演技のリアリティを追求するために実際に重い荷物が詰め込まれたキャリーケースを持ってタラップを上がるシーンでも「大丈夫ですよ」と笑顔で撮影に臨んだ宮崎。一方説明台詞が多いため、やや緊張の面持ちだった岡田だが、待機時間に宮崎とトークを弾ませる中でリラックスムードに。宮崎がプライベートで楽しんだ列車旅のエピソードを披露すると、岡田さんも「僕も行ってみたいなぁ」とニッコリ。「この列車もけっこう揺れて面白いですね」と“撮影現場での旅”を楽しんだ。また、ウィッグを外すシーンでは、宮崎の髪が一瞬で自然な状態に戻るよう入念にヘアメイクする必要があるため、撮影スタッフの表情に緊張が走った。しかし宮崎はスタートの合図と同時にバサッとウィッグを外す思い切りのいい演技を見せ、わずか2テイクで難度の高いシーンをクリアした。さらに「映画のように入念に作り込んだCM」ということで、映画コメンテーターのLiLiCoが撮影現場へ。2人へのインタビューも担当した。○■宮崎あおい&岡田将生インタビュー(聞き手:LiLiCo)LiLiCo:お疲れさまでした。撮影を終えた感想をお聞かせください。宮崎:あっという間に終わってしまった気がします……楽しかったので。(岡田さんと)いろいろお話もできましたし。岡田:僕も、あっという間に終わってしまって…。(宮崎さんと)お話ができて本当によかったです。宮崎:「どんなテレビ観ているんですか?」とか。共通の番組を観ていたりして、ちょっと親近感を覚えました(笑)。岡田:わりとドキュメンタリー系が多くて……あと体育会系というか「競い合う系」ですね(笑)。いろいろなところに行ってみたり、日本から飛び出す番組……ですね(笑)。LiLiCo:今回の撮影は列車に乗って壮大な場所を旅するというストーリーですが、どんな気分でしたか?宮崎:ロケに出ているような気持ちになれたのはお芝居しやすいのでよかったです。素晴らしい(美術)セットでした。列車も揺らしてくださって。岡田:セットにお芝居を助けていただくことがすごく多いので……今回は列車も揺れていたので、その中で“少しずつ揺れ動く心”を表現できている気がして、「素敵だな~」と思いながらやらせてもらいました。LiLiCo:今回の撮影で特に印象に残ってることは何でしょうか。岡田:「アスタリフト」の魅力を宮崎さんにお伝えするセリフがものすごく多かったので、「宮崎さんにちゃんと伝わってるといいな」って思いながら演じていました。お伝えしているところが本当に多かったので、それが印象的でした。宮崎:「がんばれ!」って思いながら見守っておりました(笑)。LiLiCo:(感情の)強弱を入れないで(セリフを)話すのも難しいですよね。宮崎:(セリフの)量もありますし、ポイントになる言葉を観ている方に伝えなきゃいけないですし。それを意識しつつ……でも動きもたくさんあったので。「大変だけど楽しそうだな」と思いながらやっていました。LiLiCo:今回の大作を盛り上げてくれるのは松田聖子さんの名曲「赤いスイートピー」。とても素敵な曲で私も大好きなんですけれども、かわいい歌詞ですよね。宮崎:撮影中、自分の中でずっと流れていたんです。壮大で重厚感のあるビシっとしたセットですが、松田聖子さんの「赤いスイートピー」の軽やかな印象がこの作品をよりよく盛り上げてくださるんじゃないかと思って、出来上がりが楽しみになりました。LiLiCo:視聴者の皆さまへメッセージをお願いします。宮崎:今回、私たちは「アスタリフト」が贈る(映像作品である)「あしたに、期待せよ。」に出演させていただきました。岡田:偶然、列車の中で2人が出会い、そこから始まる旅がどんな旅になるか注目です。2人:ぜひご覧ください!
2023年08月18日妻の彩(30)は、夫・将生(33)との間にやっとの思いでわが子を授かり、幸せな妊娠生活を送っていました。子どもが生まれると、彩は慣れない育児に追われ、将生は家族のためにと仕事に奔走。その結果、夫婦間に溝ができ始め、ある晩、彩は「あんなにやさしかった夫が私に触らなくなった」と、ひとりやるせない気持ちでいました。育児や家事に疲れ果て、夫からは「お疲れさま」のひと言もなく、孤独を感じていた彩。気分転換に出かけた子育て支援センターで、子ども同士の月齢が近いママ・悠亜と美咲に出会いました。それぞれ夫に対するわだかまりを話し合い、意気投合した3人。しかし、本音をさらけだすことはできずにいました。 彩は「夫とのセックスレス」、悠亜は「夫の激務によるワンオペ育児」、美咲は「出産を機にキャリアを諦めたこと」。 夫と話し合うこともできず、それぞれが孤独感を持って生活している中、彩は……。 ついに、夫と話し合い…!? 夫・将生とのセックスレスに悩み、気持ちが晴れない彩。将生に「なんでずっと話さないの?」と尋ねられましたが、黙り込んでしまいます。 「言ってくれないとわからないよ」と詰め寄る将生にしびれを切らした彩は、「じゃあさ……」と切り出しました。 「なんで私のこと触らなくなったの……? 子どもが生まれてから1回も」 彩の問いかけに、動揺する将生。しばらく沈黙したあと、「出産に立ち会って怖くなった……」と話しました。 「なんか、もう傷は大丈夫なのかなとか考えちゃって……」 「もう大丈夫だよ! 私はしたいよ!」 正直な気持ちを伝えた彩は、「将生は……したくないの?」と思い切って尋ねました。 「……ごめん」 気まずそうに答えた将生に、彩は「もういい」とその場から去るのでした。 セックスレスについて話し合うことになったふたり。デリケートな話題ということもあり、彩は勇気を出して切り出したのではないでしょうか。皆さんはどんなことでも、夫婦で話し合うことが大切だと思いますか? それとも、話題によっては話し合う必要はないと考えますか? 著者:マンガ家・イラストレーター はぐはぐ
2023年08月08日妻の彩(30)は、夫・将生(33)との間にやっとの思いでわが子を授かり、幸せな妊娠生活を送っていました。子どもが生まれると、彩は慣れない育児に追われ、将生は家族のためにと仕事に奔走。その結果、夫婦間に溝ができ始め、ある晩、彩は「あんなにやさしかった夫が私に触らなくなった」と、ひとりやるせない気持ちでいました。育児や家事に疲れ果て、夫からは「お疲れさま」のひと言もなく、孤独を感じていた彩。気分転換に出かけた子育て支援センターで、子ども同士の月齢が近いママ・悠亜と美咲に出会いました。3人でお茶をしていると、話が盛り上がり、それぞれの夫の話に。仕事を優先している3人の夫は、育児する妻をいたわったり、育児に参加することが少なく、夫に対する不満がたまっていました。「夫婦の関係性は、産む前に戻りたい」そんな話題になり、彩は、「子どもが生まれてから、そういうことが一切なくなった」と、心に引っかかっていた、セックレスのことを告白。 美咲も同じような状況でしたが、悠亜には上にもうひとり子どもがいることがわかりました。そして、「子どもが生まれてから、全部断ってて……」と話す美咲に、「私もそういうとき、あったよ〜」と共感する悠亜。 ふたりの会話に「そうだよね」と合わせていましたが、彩の場合、夫とのコミュニケーションを求めていたのは彩のほうでした。 「やっぱり普通はママが断るパターンだよね……」「本当のこと、言えなかったな……」 胸が締め付けられる思いで、とぼとぼと帰宅する彩。一方、悠亜と美咲は……。 悩みをひとり抱え込むママたち… 「帰りました〜」 お茶のあと、上の子の幼稚園へお迎えに行く悠亜。子どもと話しながらも、「まぁ、みんなそれぞれの悩みがあるよね……」と彩と美咲との会話を思い出していました。 「でもきっと……みんな今頃、パパも一緒に育児してるんだよね」 なかなか寝付けず、ぐずる子どもをあやしながら、思いを巡らせる悠亜。 「私……なんでこんなにひとりなんだろう」 日付も変わったころ、子どもを寝かしつけた悠亜は、ひとりうなだれていました。 一方、職場結婚した美咲は、仕事から帰った夫の話を聞いていました。楽しそうに職場での話をする夫に、「あのころは楽しかったな……」と夫と働いていたときのことを思い出します。 職場でキャリアを積んでいましたが、夫の要望に応え、結婚を機に家庭に入った彩。 「なんで私だけ……!」 美咲もやるせない気持ちで夜を過ごすのでした。 夫とのコミュニケーション不足に悩む彩ですが、悠亜と美咲にもそれぞれ悩みがありました。ワンオペに孤独を感じたり、家庭に入りキャリアがストップしてしまったことに憤ったり……。結婚や出産を機に生活が変わり、ひとり悩む女性は多いのかもしれません。 今回の場合、ひとりで解決するのは難しい問題ばかり。一番の味方であるはずのパートナーに悩みを相談し、わかり合えることを願うばかりです。 著者:マンガ家・イラストレーター はぐはぐ
2023年08月07日岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥が、それぞれの岐路に立つ個性豊かな“ゆとり3人組”を演じる映画『ゆとりですがなにか インターナショナル』から、3人組をはじめドラマでお馴染みの坂間家の面々、仲野太賀演じる“ゆとりモンスター”こと山岸ら、“ゆとりワールド”炸裂な場面カットが一挙に解禁された。今回解禁となるのは、“さかまっちチャンネル”と書かれたボードをそばに置きYouTuberに挑戦する正和(岡田さん)。外国人転校生の保護者と握手を交わす山路(松坂さん)。人差し指を立て満面の笑顔で「どんだけ~!」ポーズをするまりぶ(柳楽さん)のゆとり3人組をはじめとした、本作のハチャメチャぶりが伝わってくる、“ゆとりワールド”炸裂な場面カット13点。娘2人を育てる正和と茜(安藤サクラ)の夫婦やドラマでお馴染みの坂間一家。上半身だけスーツを着てリモートワークをしている“ゆとりモンスター”こと山岸(仲野さん)の姿も!さらには、子豚を抱え驚いている様子の正和。レストランでなぜか麻生(吉田鋼太郎)とリモートを繋いでいる山路。「いいものが撮れた!」と言わんばかりの表情でカメラを構え撮影をしているまりぶ、といった気になるシーンも。個性豊かすぎる世界観はまさに「ゆとりですがなにか」らしさながら、アップデートされていく彼らの賑やかな場面カットばかりとなっている。『ゆとりですがなにか インターナショナル』は10月13日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ゆとりですがなにか インターナショナル 2023年10月13日より全国にて公開©2023「ゆとりですがなにか」製作委員会
2023年08月07日妻の彩(30)は、夫・将生(33)との間にやっとの思いでわが子を授かり、幸せな妊娠生活を送っていました。子どもが生まれると、彩は慣れない育児に追われ、将生は家族のためにと仕事に奔走。その結果、夫婦間に溝ができ始め、ある晩、彩は「あんなにやさしかった夫が私に触らなくなった」と、ひとりやるせない気持ちでいました。そんな中、育児や家事に疲れ切っていた彩は、泣き続ける息子につい怒鳴ってしまいます。帰宅した将生に弱音をこぼすと、将生は彩をいたわる様子もなく、「俺も疲れたよ……」とひと言。将生の態度にモヤモヤが止まらず、逃げるようにお風呂に駆け込みます。「もう疲れた」と空想の天使に愚痴ってしまう彩。湯船に浸かり、落ち込んでいました。気分転換に子育て支援センターに行くと、子ども同士の月齢が近いママ・悠亜と美咲に出会いました。 3人でお茶をしていると、話が盛り上がり、それぞれの夫の話題に。仕事を優先している3人の夫は、育児する妻をいたわったり、育児に参加したりすることが少なく、夫に対する不満がたまっていました。 「夫婦の関係性は、産む前に戻りたい」そんな話をしていると……。 ママ友に本音を隠したワケは… 職場結婚の美咲。もともとバリバリ働いていたものの、夫の要望に答え、現在は仕事を辞め専業主婦なのだそう。 それぞれの夫との関係性について話していたとき、彩は心に引っかかっていた、セックスレスのことをこぼしました。 「変な話、子どもが生まれてから、そういうことが一切なくなって……」 「わかります! 一緒」 美咲も同じような状況でした。 「2人目なんてとてもじゃない……」と話していると、「うちは実は……上にお姉ちゃんがいます」と悠亜が告白。 その後、ふたりと別れた彩は、お茶をしている際の会話を思い出していました。 「子どもが生まれてから、全部断ってて……」「私もそういうとき、あったよ〜」 ふたりの会話に「そうだよね」と合わせていましたが、彩の場合、夫とのコミュニケーションを求めていたのは彩のほうでした。 「やっぱり普通はママが断るパターンだよね……」「本当のこと、言えなかったな……」 胸がキュッとなる彩。とぼとぼと帰宅するのでした。 夫とのコミュニケーション不足に悩んでいた彩。他のママは夫との触れ合いを拒否していたことから、「普通はそうだよね」と落ち込んでしまい、本音を話すことができませんでした。 産後、夫との性生活に悩むママは多いのではないでしょうか。一般的にはママが拒んでしまうイメージを持たれがちですが、彩のように“夫側が拒否する”という逆パターンの夫婦も多いのかもしれませんね。皆さんは、夫とのコミュニケーションについて、ママ友に本音を話せますか? 著者:マンガ家・イラストレーター はぐはぐ
2023年08月06日妻の彩(30)は、夫・将生(33)との間にやっとの思いでわが子を授かり、幸せな妊娠生活を送っていました。子どもが生まれると、彩は慣れない育児に追われ、将生は家族のためにと仕事に奔走。その結果、夫婦間に溝ができ始め、ある晩、彩は「あんなにやさしかった夫が私に触らなくなった」と、ひとりやるせない気持ちでいました。そんな中、育児や家事に疲れ切っていた彩は、泣き続ける息子につい怒鳴ってしまいます。帰宅した将生に弱音をこぼすと、将生は彩をいたわる様子もなく、「俺も疲れたよ……」とひと言。将生の態度にモヤモヤが止まらず、逃げるようにお風呂に駆け込みます。「もう疲れた」と空想の天使に愚痴ってしまう彩。翌日、気分転換に子育て支援センターに行くことにしました。気分転換のはずが、支援センターでは息子を追いかけ回し、疲労困憊。彩がげっそりしていると、支援センターにいたママ・悠亜に声をかけられました。悠亜とは最寄りの駅が同じことがわかり、連絡先を交換することに。さっそく翌日、ふたりで支援センターに行くことになりました。 支援センターで絵本の読み聞かせが始まりましたが、泣き止まない子どもに困り果てているママに目を奪われるふたり。帰り際、先ほどのママが、まだ泣き続けている子どもをあやす様子を見かけ、悠亜は……。 ママ同士、共感の声に救われる 泣き止まない子どもに困り果てた様子のママに、思わず声をかけた悠亜。 「こんにちは! 今、何カ月ですか?」 そのママの子どもは9カ月。月齢が近いことがわかると安心したのか、「今日初めて参加したんですけど、ずっと泣いちゃってて……」と切り出すママ。 「全然普通ですよ! ママが大好きなんだもんね〜」 悠亜の言葉に、思わず涙ぐむママ。お茶に誘い、3人でゆっくり話すことになりました。 子どもの月齢が近いママ同士、共感できることが多く、話が盛り上がります。そして、それぞれの夫の話に。 仕事を優先し、育児をしているママに「お疲れさま」のひと言もない、激務で子どもと全然遊んでくれないなど、それぞれの状況を語り合う3人。 「子どもはかわいいけどね……」「子どもができる前といろいろ変わったなって思うよね……」「夫婦の関係性は産む前に戻りたいっていうか……」 3人とも、同じような理由で夫に対する不満がたまっているのでした。 子育て支援センターで困っているところ、「大丈夫ですよ」と声をかけられ涙ぐんだママ。「周りに迷惑をかけていたらどうしよう」「みんな楽しく遊んでるのに……」など、子どもが泣き続けていると、いろいろなことを考えてしまいますよね。そんなとき、人から気持ちに寄り添った言葉をかけられると、安堵して涙ぐんでしまう気持ちはよくわかります。 子育てをしていると、共感したり、時には愚痴を言い合ったりできる存在は貴重。今回のことをきっかけに、3人が互いに支え合えるような関係性を築いていけるといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター はぐはぐ
2023年08月05日妻の彩(30)は、夫・将生(33)との間にやっとの思いでわが子を授かり、幸せな妊娠生活を送っていました。子どもが生まれると、彩は慣れない育児に追われ、将生は家族のためにと仕事に奔走。その結果、夫婦間に溝ができ始め、ある晩、彩は「あんなにやさしかった夫が私に触らなくなった」と、ひとりやるせない気持ちでいました。そんな中、育児や家事に疲れ切っていた彩は、泣き続ける息子につい怒鳴ってしまいます。帰宅した将生に弱音をこぼすと、将生は彩を労る様子もなく、「俺も疲れたよ……」とひと言。将生の態度にモヤモヤが止まらず、逃げるようにお風呂に駆け込み、彩は空想の天使と会話を始めました。「もう疲れたの!」と愚痴をこぼしていると、「ワンオペの巣窟、行ってみたら?」と天使に勧められ、子育て支援センターに足を運ぶことにした彩。 しかし、支援センターでは、お友だちのおもちゃを取ってしまったり、行ってはいけないところに入ろうとしたりする息子を追いかけ回し、疲労困憊。げっそりしてしまった彩はが帰ろうとすると、支援センターにいたママ・悠亜に声をかけられました。 悠亜とは最寄りの駅が同じことがわかり、連絡先を交換した彩は……。 支援センターで困惑するママを見かけ… 初めて支援センターに行った日の夜、疲れ果てて湯船に浸かっていた彩。声をかけてくれたママ・悠亜のことを思い出していました。 すると悠亜からメッセージが入ります。 「明日、駅前の子育て支援センターに一緒に行きませんか?」 次の日、彩は悠亜と合流し、支援センターへ行くことに。 支援センターでは職員による絵本の読み聞かせが始まり、子どもたちは絵本に夢中。一方彩と悠亜は、近くに座るママに目を向けていました。 「はいはい、大丈夫だよ……大丈夫だからね……」 泣き止まない子どもを一生懸命あやすママ。 「ずっと泣いてる……!! 大変そう……!」 そんなことを考えていた彩。大変そうなママが気になりつつも、悠亜と支援センターを後にすることに。 出入り口で悠亜と話していると、先ほどのママを見つけます。 泣き続ける子どもに困り果てている様子のママ……。彩と悠亜は思わず顔を見合わせるのでした。 支援センターなど、子育てをするママが集まる施設で、子どもがぐずってしまい困り果てるママを見かけたことがある方、出先で泣き止まない子どもに手を焼いた経験がある方は、多いのではないでしょうか。 大変さがわかるからこそ、彩はそのママが気になってしょうがない様子でした。皆さんは、子どもが泣き続けて困っているママが近くにいた場合、どうしますか? 著者:マンガ家・イラストレーター はぐはぐ
2023年08月04日妻の彩(30)は、夫・将生(33)との間にやっとの思いでわが子を授かり、幸せな妊娠生活を送っていました。子どもが生まれると、彩は慣れない育児に追われ、将生は家族のためにと仕事に奔走。その結果、夫婦間に溝ができ始め、ある晩、彩は「あんなにやさしかった夫が私に触らなくなった」と、ひとりやるせない気持ちでいました。そんな中でも子どもの世話は待ったなし。慣れない育児や家事にげっそりしていた妻は、泣きじゃくる息子が投げたおもちゃが顔に当たり、思わず怒鳴ってしまいました。 「うるさいって言ってるでしょ!!」 怒鳴り声にビクッと怯え、泣き出すわが子に、我に返った彩は「ごめんね、ママ怖かったよね」とわが子を抱きしめました。 そんなとき、仕事から帰った将生。彩が「今日、本当に大変だったの……。ごはんも全然食べないし、ずっと泣いてて……」と弱音をこぼすと、将生は、「そっか……俺も疲れたよ……」と言い、息子を抱き上げました。 将生の言葉に、モヤモヤが止まらない彩。思わずお風呂に逃げ込むと……。 わらにもすがる思いで駆け込んだ先で… 湯船に浸かりながら、ひとり落ち込んでいた彩。 「まぁたお風呂に入ってるの?」 空想の天使が彩に声をかけました。「ワンオペ風呂じゃゆっくりできないの! とにかくもう疲れたの」と愚痴をこぼすと、「じゃあさ、ワンオペママの巣窟、行ってみたら?」と提案されました。 勇気を出して、親が子どもを遊ばせるために集まる施設に出向いた彩。 しかし彩は、お友だちのおもちゃを取ってしまったり、行ってはいけないところに入ろうとしたりする息子を追いかけ回し、疲労困憊。 「めちゃくちゃ疲れた……誰とも話せなかった」 ぐったりしていると、息子がおもちゃを取ってしまったお友だちのママに、声をかけられました。 「電車で来てるんですか?」と聞かれ、最寄りの駅を答えると、同じ駅を利用していることが判明。 「連絡先交換しましょ!! 悠亜っていいます!」 悠亜の無邪気な笑顔に、彩は「かわいい……」と心の中でつぶやくのでした。 気分転換に子育て施設を訪れ、どっと疲れてしまった彩。「子どもを追いかけ回していたら、あっという間に時間が過ぎていた……」というのは、幼い子どもと外出する親にとって、“あるある”なのかもしれません。 最終的に彩は、声をかけられたママと連絡先を交換することになりました。皆さんは、子育て施設でママ友ができた経験はありますか? 著者:マンガ家・イラストレーター はぐはぐ
2023年08月03日妻の彩(30)は、夫・将生(33)との間にやっとの思いでわが子を授かり、幸せな妊娠生活を送っていました。子どもが生まれると、彩は慣れない育児に追われ、将生は家族のためにと仕事に奔走。その結果、夫婦間に溝ができ始め……。やっとの思いで授かったわが子。夫と共に喜びを分かち合い、人生で一番幸せな時間と感じる妊娠生活を経て、無事に子どもが生まれたものの……!? 待望のわが子との生活は… 妻の彩(30)は、夫・将生(33)との間に授かったわが子に、人生で一番の幸せを感じていました。 無事、出産終え、初めての育児に追われる彩。一方の将生は、家族の未来を見据え、仕事に奔走していました。 お互い新しい環境に慣れない日々の中、コミュニケーション不足を感じていた彩。 「あんなにやさしかった夫が、私に触らなくなった」 そんな悩みはあるものの、わが子の対応に必死な毎日です。 余裕がない中で、泣きじゃくる息子が投げたおもちゃが顔に当たり、思わず怒鳴ってしまった彩。 「うるさいって言ってるでしょ!!」 怒鳴り声にビクッと怯え、泣き出すわが子に、我に返った彩は「ごめんね、ママ怖かったよね」とわが子を抱きしめました。 「あれ、どうしたの?」 仕事から帰った将生が不思議そうに、彩と子どもを眺めます。 「今日、本当に大変だったの……。ごはんも全然食べないし、ずっと泣いてて……」 すると将生は、「そっか……俺も疲れたよ……」とひと言。 将生の言葉に、モヤモヤが止まらない彩。「もういい……お風呂入ってくるから」とその場を去ります。 将生は彩が機嫌を損ねた理由がわからず、ぽかんとするのでした。 慣れない育児に疲弊し、思わず子どもに怒鳴ってしまった彩。幼い子どもを育てている親であれば、気持ちを理解できる出来事なのではないでしょうか。愛するわが子であっても、四六時中泣き声を聞いていると、ストレスがたまるのは当然です。さらに、夫婦関係がうまくいっていないなど、さまざまな要因が重なってイライラしてしまうこともありますよね。 泣き出してしまったわが子をすぐさま抱きしめた彩。皆さんはわが子への対応に後悔し、反省した経験はありますか?著者:マンガ家・イラストレーター はぐはぐ
2023年08月02日映画『1秒先の彼』(7月7日公開)の公開記念舞台挨拶が8日に都内で行われ、岡田将生、清原果耶、荒川良々、羽野晶紀、山下敦弘監督、宮藤官九郎(脚本)、柊木陽太、加藤柚凪が登場した。同作は監督・山下敦弘と脚本・宮藤官九郎が初タッグを組み、台湾のヒット映画『1秒先の彼女』をリメイクした。京都を舞台に、何をするにも人より1秒速いハジメ(岡田将生)と、1秒遅いレイカ(清原果耶)の“消えた1日”を巡る物語を描く。七夕の後ということで、キャスト陣は涼しげで大人な浴衣姿で登場。この日はハジメとレイカを演じた2人の子役もサプライズ登場し、会場を沸かせた。加藤は手紙の中で「蚊を捕まえられないところは、レイカちゃんと似ています。家に小さい虫がいると捕まえようとするけど、映画の中の子供のレイカちゃんみたいになっちゃいます。大人のレイカちゃんはどうですか? 蚊は捕まえられますか?」と質問。清原は意外な問いかけに驚きつつ「捕まえられるようになりました」と答え、改めて「手紙を書いてくれるなんて思ってなくて。本当に顔を合わせる程度しか会えてなかったので、すごく嬉しいです」と喜んでいた。カンヌで脚本賞を獲った『怪物』でも話題の柊木は、岡田に「今は変顔は得意ですか? 僕は、この撮影で変顔するのにとても苦労しました。どうやったら面白く演じられるんだろうとしばらく悩みました。岡田さんみたいに、クセのある役でも憎めない愛されキャラを演じられるように頑張りたいです」と手紙を読み上げる。岡田は「手紙って素敵だなと思いました。本当にどの方からいただいても、手紙というものはなんかすごく心に沁みるなと思いました」としみじみとしつつ、変顔については「後で、裏でね。ここではやらない」と苦笑していた。
2023年07月08日取材・文:渡邊玲子撮影:大嶋千尋編集:鈴木麻葉/マイナビウーマン編集部ヘアメイク:小林麗子スタイリスト:大石裕介衣装:ジャケット、シャツ、パンツ、ミュール(全てNEEDLE)岡田将生さんと清原果耶さんがダブル主演を務める映画『1秒先の彼』が7月7日に公開されました。本作は、『天然コケッコー』などで知られる山下敦弘監督が、脚本家の宮藤官九郎さんと初タッグを組み、台湾映画『1秒先の彼女』をリメイクしたラブストーリー。男女のキャラクター設定を反転 & 舞台を京都に移し、何をするにも1秒早いハジメと、1秒遅いレイカによる“消えた1日”を巡る物語を、ファンタジックに描き出しています。今回、何をするにも1秒早いハジメを演じた岡田さんは、実はせっかちで主人公に共感するところもあったそう。そんな岡田さんは、他者とコミュニケーションを図る上でどんなことを心掛けているのでしょうか。ハジメとの共通点や、人付き合いにおける心境の変化についてお話を伺いました。■生粋の京都人「ハジメ」を演じる苦労――本作は台湾映画『1秒先の彼女』の日本版リメイクですが、お声がかかった時はどう思いましたか?最初は“日本版では男女を反転させる”と知らずに台湾版を観たので、てっきり自分は男性側を演じるものだと思っていたんです。後から聞いてビックリしました(笑)。台湾版では時差(タイムラグ)のある男女のファンタジックなラブストーリーという、ちょっと奇抜な設定のお話ではあるんですが、美しい台湾の景色がたくさん登場するとても素敵な映画で、「ロケ地巡りのツアーがあったら参加したいな」と思ったくらいです。個人的には、これまで恋愛映画をあまり観てこなかったので、なおさらグッときた部分もあるのかもしれないですが、最後の方で思わずホロリときてしまって……。30代になって観たからこそ、より心に沁みるものがあった気もします。――日本版の舞台は「京都」ということで、映画のなかではとても流暢な京都弁を話されていますよね。演じる上で苦労した点や意識した点はありますか?前半パートを僕が演じるハジメくんが担っていて、後半パートは清原(果耶)さん演じるレイカちゃんが中心になる構造なので、スムーズにバトンタッチをすることが今回の僕の使命だと思って演じていたんです。そのためには、関西出身の方が聞いても違和感を覚えないような自然な京都弁を話せるようにならないと……という大きな壁があって(苦笑)。とにかくそこだけは精一杯頑張りました。このキャラを標準語で演じるとさすがにちょっと浮いてしまう気がするんですが、京都弁を話すことでハジメくんが「ちょっと憎たらしいけど愛せるキャラクター」になるんじゃないかなと思ったんですよね。レイカちゃんとの掛け合いのシーンでは、会話のズレをあえて楽しむことを意識しながら演じていました。■人より1秒早い「ハジメ」との共通点――今回、何をするにも人より1秒早い「ハジメ」を演じていますが、岡田さんが考える「ハジメ」とはどんな男性でしょうか?特殊な人のように映るかもしれませんが、人よりタイミングがちょっと早いだけで、それほど普通の人と変わらない男性という印象でした。――岡田さん自身は、ハジメと共通する部分はありますか?こう見えて僕は、プライベートではどちらかと言えばせっかちで、割とスケジュール通り進めたいタイプ。友達と待ち合わせるときも相手より先に着いて、「早く来い、早く来い」と思っている方なんです(笑)。だから、どこか共感できるところもありました。――映画のなかでは、ハジメ視点で観ているときには気づかないことも、人より1秒遅いレイカ視点で観ると、もどかしく感じるシーンもありました。岡田さんご自身は、タイミングが合わずに言いたいことを心に秘めてしまった経験はありますか?ありますね(苦笑)。せっかちではあるんですが、僕はハジメくんとは違ってもともとそんなに口数が多いわけではないので、黙っていると「いまこう思ってるんでしょ?」って勝手に想像されて、誤解を受けることが結構あって。友人とご飯を食べているときに、「あ、いまちょっと気を遣われているんだろうな」と感じて、そこから関係性が変わってしまう瞬間もありましたし……って、今もまたどんどん暗いトーンになってきちゃいましたけど(笑)。僕はただのほほんと暮らしていたいだけなんですけどね。――「せっかちだけど、のほほんと生きたい」という、どこか矛盾しているところが人間らしいです(笑)。そうですね(笑)。僕は「いつも笑顔でいられる元気な人」というイメージを持たれることが多いのですが、実際は元気なキャラではなくて(笑)。仕事場ではよくしゃべって明るく振る舞っている分、その反動もあるのかもしれないですね。■無理をしないことで生きやすくなった今――現実でも、人それぞれの生活テンポがあると思います。自身とテンポが違う人と出会った時、岡田さんならどのように接しますか?お芝居をしていても、相手の俳優さんによっては「あ、この人とは気持ちよくお芝居ができるな」とか「ちゃんと会話ができるな」と感じることがあったりするのですが、それができた時って、やっぱり完成した作品を観てもシーンの強度が増している気がするんです。それに気づいてからは、作品をよりよくするためにも、なるべく自分の方から相手に想いを傾けるようにしているので、そもそもあまりズレを感じることがないんですよね。――なるほど。では、お仕事では人に合わせるのは苦ではないということですね。そうですね。基本的には僕から相手に合わせることの方が多い気がしますが、なかには、向こうから合わせてくださる方もいらっしゃるんです。そういう時はもう、全力で甘えます(笑)。――プライベートではどうですか?プライベートでは「自分とは生き方のリズムやテンポが合わないな」と感じる人とは、無理してまで会わなくなってきているところもあって(笑)。そういうスタンスの方が、僕は生きやすい気がします。気疲れしてまで誰かと一緒にいる必要はもうないんじゃないかなって。そう思うようになってから、少しずつ生き方を変えようとしています。――具体的にどんなタイプの人だと自然体でいられますか?俳優で言うと、松坂桃李さんとは本当に仲が良くて。二人でご飯を食べに行くこともあるんですが、会話が弾まなくても空間が満たされるというか、馬が合うんですよね。むしろ僕が一方的にしゃべっている時は、桃李さんが「うんうん」って黙って聞いてくれて、逆に桃李さんがしゃべっている時は、僕が黙って聞いているような感じが多いというか。何も意識しないで一緒にいられる関係性が、僕にとって理想的なんです。――なるほど!自然とテンポが合うんですね。テンポの合わない二人を描いたこの映画の趣旨とはちょっと違ってきてしまうような気がしなくもないですが……(笑)、あくまでも僕個人の感想としては、プライベートではタイミングが合う人と一緒にいられる方が、なんだかんだやっぱり居心地がいいですね。――最後に、映画『1秒先の彼』の見どころを教えてください。僕的には5分に1回ぐらいクスクス笑えるポイントがあって、「やっぱり宮藤さんの脚本には独特の笑いがあって面白いな」と改めて感じる作品です。止まった京都の街並みも本当に美しくて、「場から生まれる空気感はカメラに映るものなんだな」としみじみ感じました。オリジナル版を観た僕が「台湾に行ってみたい」と思ったように、映画『1秒先の彼』も「京都に行ってみたい」と感じていただける映画になったのではないかなと思います。『1秒先の彼』何をするにも人より1秒早いハジメ(岡田将生)と1秒遅いレイカ(清原果耶)の“消えた1日”を巡る物語。郵便局の窓口で働くハジメは、街中で路上ミュージシャン・桜子の歌声に惹かれて恋に落ち、花火大会デートの約束をするも、目覚めるとなぜか翌日に。その秘密を握るのは、毎日郵便局にやってくる、何でも 1 秒遅いレイカのようで……。©2023『1秒先の彼』製作委員会
2023年07月07日年齢を重ねていく中で、人間の感性や好みは変わっていくもの。以前はおいしいと思わなかったものが好物になったり、学生の頃はさほど仲良くもなかった知人となぜか意気投合したり。映画の見方も然り。10代の頃は見向きもしなかったジャンルの作品に惹かれたり、若い頃であれば何気なく聞き流していたかもしれないセリフが心に刺さったり…。今年、34歳を迎える岡田将生も、そんな変化を自らの内に感じつつ、それをポジティブに捉えている。20代の頃はプライベートで恋愛映画を観ることはほとんどなかったというが、30を超えて、期せずして恋愛映画に心を揺り動かされことが増えたという。台湾で大ヒットを記録した映画『1秒先の彼女』もそんな作品のひとつ。何をやるにも他人よりワンテンポ早いヒロインと、常にワンテンポ遅いバス運転手の恋模様を描いたこの作品に岡田さんは深く感動したという。そして、同作を男女の設定を反転して京都を舞台にリメイクした『1秒先の彼』が制作され、岡田さんは他人より常に1秒早い郵便局員・ハジメを演じている。岡田さんにとって本作が特別なのは、まず日本版リメイクの脚本を、映画『謝罪の王様』、ドラマ「ゆとりですがなにか」など、コメディ作品における岡田さんの新たな魅力を引き出してきた宮藤官九郎が執筆しているという点。そしてもうひとつ、監督を務めるのが、岡田さんにとって10代で初めて映画のオーディションを経て参加した『天然コケッコー』の山下敦弘監督であるということ。実に16年ぶりとなる山下組は岡田さんに何をもたらしたのか――? 16年前の思い出と合わせてたっぷりと語ってくれた。台湾版とは男女の設定が逆「日本的な笑いみたいな部分が含まれて」――オリジナル版の台湾映画『1秒先の彼女』をご覧になった感想をお願いします。感動しました。設定は奇抜なんですけど、それを映画に全て収めていて、これは脚本そのものもきっと素敵だったんだろうなということがすごく伝わってきました。純粋に映像も美しくて、台湾に行ってみたいなと心の底から思えるような映画で、それこそロケ地巡りツアーみたいなのがあったら、回ってみたいなって思うくらい素晴らしかったですし「これをどうリメイクするんだろう?」という思いもありました。僕は最初、男女の設定を逆にするということを聞いていなくて、男性の方を中心に見ていたので、その後に、(男女を反転させると)聞いて「そうだったんだ!」と思ってちょっとびっくりしました。でも本当に素敵な映画でした。多分、20代のときに観ていても、いまぐらいの感動はなかった気がして、純粋にあの2人の思いに30代になってグッときてしまって。それは監督ともそういう話をして「なんかちょっとウルッときてしまったんです」と。20代のときって、なんかちょっとひねくれてて、あんまりそういう映画を観てなかったせいなのか、最近、そういう作品を観ると、また見え方が変わってきたなと思います。――台湾版と男女の設定を逆にして、宮藤官九郎さんが執筆された『1秒先の彼』の脚本を読まれての印象は?まず設定を京都にしたっていうのが絶妙で素晴らしいなというのがあって、ハジメくんも京都弁でやらせてもらってるんですけど、これを標準語でやるとちょっと浮いてしまう可能性があったけど、京都弁でやることによって、より一層、ハジメくんがちょっと憎たらしいけど愛せるキャラクターになっているなと思います。それには、京都の方が聞いても違和感のないように滑らかな京都弁でやらなきゃいけないという大きな壁はあったんですが…(苦笑)。あとはやっぱり宮藤さんの笑いというか、リメイクすることによって日本的な笑いみたいな部分がものすごく含まれてて、やっぱり宮藤さんのホンは面白いなと思いながら読ませていただきました。映画デビュー作以来、16年ぶり山下敦弘監督作品への出演――映画デビュー作『天然コケッコー』以来、実に16年ぶりの山下敦弘監督の作品への出演となりました。感慨深いです。本当に感慨深くて、あんなに緊張した現場もないですけど(笑)。巡り合わせでまた、しかも宮藤さんの脚本でやれるなんて、こんなに嬉しいことはないなと思いながら、その中で、成長した姿を見せるというわけではないですけど、ひとりの俳優として監督と真摯に向き合うことで、より緊張感を増すというか…。ひとつひとつ言葉を自分の中で選択しながら、会話をしていったんですけど、やっぱりどこかで「がっかりされたくない」という思いもあって、それはすごく複雑な感じなんですけど…。でも、監督の演出の意図を感じながら映画を作るということに関しては、他の映画とは全然、思いが違うというのはありますね。――山下監督とは今回、どんな会話をされたんでしょうか?桜子役のオーディションがあって、そこに呼ばれて、ハジメくんとして相手役の方と演技する時間があったんですけど、最初の30分くらいはそこでハジメくんの演出を受けてました(笑)。それはそれで初めての経験で山下監督に「オーディションに来てほしい」と言われて行ったものの、自分の中でまだキャラクターが固まっていなかったんですが、でも、その時間がすごくよくて、みなさんとお会いしてお芝居する時間が楽しかったですし、ハジメくんの新しい一面がどんどん出てきました。あの時間が今回の映画で活きた気がします。――改めて、当時10代で、映画の現場に足を踏み入れた『天然コケッコー』の現場は岡田さんにとってどういう経験だったんでしょうか?たくさんの諸先輩方のお話を聞くと「デビューの頃の作品を超えることはできない」とみなさん、口を揃えておっしゃるんです。その意味がなんとなく、わかってきたところがあって、純粋な気持ちでカメラの前に立つことがなかなかできなくなってくるんですね。回数を重ねるたびによこしまな気持ちがわいてきて(苦笑)、見せ方とかを考えている時点で絶対的に(デビュー当時の気持ちに)勝てないんです。僕は(『天然コケッコー』を)見返すことができてないんです。どこか構えてしまって、公開時に映画館で観て以来、観てないんです。ありがたいことに何回か、(リバイバルで)流してくださる劇場があったんですけど、行こう行こうと思いつつ、行けなかったんです。山下監督とも「何かイベントがあればお声を掛けてほしいです」という話もしたんですけど、それくらい自分にとっては“原点”と言える作品で、ずっと超えられないもの、死ぬまで身体に残っていく作品のような気がしています。――当時、山下監督に言われて心に残っている言葉や忘れられない思い出があれば教えてください。当時、まず“映画監督”という存在を僕は知らなかったんですが、山下監督はだいたい現場でカメラ横で、なぜか口を隠しながら芝居を見てるんですね(笑)。モニターではなく自分の目で僕らの芝居を見てくれていて、その安心感は今回の現場でも感じましたが、『天然コケッコー』の時もそうだったので、僕にとって “監督”というのは、そうやってカメラ横で見る人なんだと思っていたんですけど、他の現場に行ったら、そういう監督はあまりいなくて…(笑)。もちろん、現場でモニターではなく、自分の目で芝居をジャッジする監督はいらっしゃいますけど。今回、この映画が始まった時、カメラ横にいる監督を見てなんだか嬉しくなりました。当時はまだデジタルではなくフィルムだったので「お前、フィルムだぞ!」と言われても、何のことか僕はわからなくて…。「デジタルと違って何回もやり直しが利かない」という、一発、一発の重要性をあの現場で教えていただきました。その後、デジタルが増えて「フィルムで撮ったことある?」とよくいろんなスタッフさんに聞かれるんですけど「デビュー当時に、フィルムで撮っていただきました」と言うと、みなさん「そうか、よかったな」とおっしゃってくださるんです。そういう時代を知っていることがいまにも活きていると思います。その後も何度かフィルムで撮っていただいた作品はありましたが、やっぱり緊張感があるし「フィルムっていいなぁ」って思いますよね。あの時は、季節が移り変わるのを待って、1か月空けて、また秋に撮影するということをやったんですけど、そういう撮影方法も、いまではいろんな事情でなかなかできないことだし、あんなに恵まれた環境で撮影をさせていただいてもらっていたことは、いまでも経験として良かったなと思いますね。今回もやっぱり、山下監督とのお仕事は何にも替えがたいもので、やってよかったなと思いました。一瞬、迷ったんです。監督とこの作品をやること――果たしてこの作品でいいのか? この役でいいのか? など思うことがあって、でもこの作品とこの役でもう一度、山下監督と出会って、映画をつくることは、僕にとって今後に活きていく経験になったんじゃないかと思います。歳を重ね、感じる変化「求められることのレベルも変わってきて…」――何をするにも周りよりも“1秒早い”ハジメを演じましたが、岡田さん自身は同じようにせっかちなタイプですか? それとも“1秒遅い”レイカのようにのんびりしたタイプですか?僕はどちらかというとせっかちなタイプですね。仕事の時はわりとゆったりやりたいんですけど、プライベートの時はスケジュール通りに進まないとダメで(笑)、友達と待ち合わせするにも早く行ってしまいます。――昨今、映画を早送りで視聴する人が増えたり、“タイパ(タイムパフォーマンス)重視”ということが叫ばれがちです。一方、映画の中で、登場人物のひとりが「世の中のスピードについていけなくて…」ということを言いますが、効率化の波にせきたてられて生きる中で、その言葉に共感する人も多いのではないかと思います。そうですよね。僕自身、台本を読んで共感する部分ではありました。生活のいろんな部分で効率化によってすごく助けられているし、快適さを感じるんですけど、全てが効率化されていってしまう中で「ついていけない」と感じる部分もあります。だからこそ「丁寧な暮らしをしよう」というのは日々の中でなるべく心がけていますね。朝食の時間、お昼の時間、掃除の時間、映画を観る時間――余裕を持って生活できるようにと心がけていますし、ちょっとアナログな生活をしてもいいんじゃないかと思いますね。――オリジナル版を観ての感想で、もし20代の頃に観ていたら、印象が変わっていたかもということをおっしゃっていましたが、10代、20代の頃と比べて、感性や考え方の変化を感じますか?ちょっとずつ感じるようになってきましたね。そもそも観る作品も、20代の頃はプライベートで恋愛映画を観ることがほとんどなかったんですけど最近、たまにそういう作品を観ると、人が人を想う気持ちが、より鮮明に自分の体の中に入ってくるのを感じます。今回、台湾のオリジナル版を見ると、主人公の家族たちが父親がいない生活をしていて、前面に明るさを押し出しつつも、どこか根底に「父の不在」という哀しみを共有しているところがあって、そんな家族の姿を見ているだけでウルッと来ちゃったんですよね。日本版でもレイカちゃんが、手紙でハジメくんに想いを伝えようとする部分でグッと来たんですけど、それは20代では感じられなかったことかもしれないなと思いますね。恋愛映画って、いろんな面が見えてくるんですよね。登場人物たちがいろんな表情を見せてくれて、それを面白いって思えるようになったのかなと思います。――仕事面でも30代になって、変化を感じますか? 岡田さん自身ももちろん、周囲に求められることや役柄も変わってきている部分はあると思いますが…。すごく変わったと思いますね。求められることのレベルも変わってきて、毎回「超えられるかな?」と心配になりながらやってますけど…(苦笑)。ここ最近、関わる作品ひとつひとつに重みを感じるというか、責任という意味でもそうですし、この作品における自分の役割やポジション、任せられる幅が20代とは全然違うと思うし、単に主人公というだけでなく、物語のキーパーソンとなる役や、周りを動かす役だったり、変わってきたなと感じています。――今回、この作品への出演を「一瞬、迷った」とおっしゃっていましたが、本作に限らず、作品への出演を決断する上でどんなことを大切にされていますか?絶対的に大事なのは脚本のクオリティなんですけど、最近は少しずつ“人”になってきました。「誰と」という部分がすごく重要で、今回は山下監督との縁がありましたが、そういう縁は大切にしたいなと思います。どの作品でも人との出会いがありますが、誰と一緒にやるがで、自分がどんな影響を受けるか、ということを以前よりも考えるようになったと思います。ヘアメイク:小林麗子/スタイリスト:大石裕介衣装クレジット:ジャケット、シャツ、パンツ、ミュール(全てNEEDLES)(text:Naoki Kurozu/photo:Jumpei Yamada)■関連作品:1秒先の彼 2023年7月7日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2023『1秒先の彼』製作委員会
2023年07月04日山下敦弘監督最新作『1秒先の彼』よりメイキング写真が解禁された。本作は、岡田将生、清原果耶W主演、宮藤官九郎脚本の山下敦弘監督最新作。京都を舞台に、テンポの違う男女による“消えた1日”を巡る物語を描く。この度解禁されたメイキング写真では、『天然コケッコー』以来16年ぶりのタッグとなった岡田さんと山下監督の姿も捉えられている。イベントで山下監督は「お互い若い頃を知っていて、久しぶりに会って照れてしまった」と語っていたが、撮影現場ではお互いの信頼度がさらに増したといい、解禁となった写真では山下監督から真剣に演技指導を受ける岡田さんの姿や、監督自らが岡田さんに直々にポーズを示してみせる場面も切り取られている。ほかにも、映画の鍵を握るバス運転手を演じた荒川良々の楽しそうな笑顔や、郵便窓口でワンテンポ早いハジメとワンテンポ遅いレイカのタイミングを探る岡田さんと清原さん、弾き語りを練習する桜子役の福室莉音とその姿をケータイで撮影する岡田さんの姿があり、岡田さんと清原さんをはじめ出演者全員が「とっても優しくて楽しい現場だった!」と口を揃えて語っていたように、ほがらかな空気感漂う撮影現場の様子が垣間見える。『1秒先の彼』は7月7日(金)よりTOHO シネマズ日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:1秒先の彼 2023年7月7日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2023『1秒先の彼』製作委員会
2023年07月02日