STU48結成当時からのキャプテン・岡田奈々の兼任解除コンサート、『STU48岡田奈々ラストコンサート〜Sailing day from NANA~』が3月18日に、神戸国際会館こくさいホールで開催された。2021年9月12日に広島サンプラザホールで行った『STU48 2021夏ツアー打ち上げ?祭(仮)』内で発表された岡田の兼任解除。「立ち上げから係わってきたSTU48を離れるのは寂しいです。伝えたいことはいっぱいありますがSTU48は私にとってずっとずっと大切な宝物です。7枚目のシングルで最後になりますが、奈々だけに7枚目シングルも全力で頑張ります」と想いを伝えてから約半年、このライブがSTU48のメンバーと大切な時間を過ごしてきた岡田のSTU48としての最後のパフォーマンスだ。岡田奈々の影アナから「Overture」へ。そして岡田のSTU48オーディション審査員時からの5年の歴史を振り返る映像から本日の円陣の様子までをまとめた、5年間と今をリアルに感じさせるVTR。そこからステージが始まる。まずは「暗闇」、「ペダルと車輪と来た道と」、「夢力」と3曲続けて披露。「ペダルと車輪と来た道と」では今日の主役は岡田だ!と言わんばかりに瀧野由美子がセンターを譲るシーンやファンからのコメントがぎっしり詰まったフラッグが。これを受け、岡田は「皆さんたくさんの愛をありがとう。今日は最高の1日にしましょう」と感謝を叫ぶ。そこで今村美月が「STU48岡田奈々ラストコンサートついに始まりました〜!奈々さん、ついに今日が来てしまいましたね。今の気持ちを聞いてもいいですか?」と尋ねると、岡田は「明日からもうSTU48のメンバーじゃなくなるなんて想像つかないし、こうしてSTU48全メンバーでステージに立てることは本当に貴重なので最後の最後まで悔いなく楽しみたいと思います」と応答。そして福田朱里が「奈々さんがSTU48を兼任されて約5年間沢山の出来事がありました。私たちメンバーのスマホの中には奈々さんの写真がいっぱいあるはず!そこで今から『岡田奈々思い出写真館』自慢の1枚を紹介したいと思います」と告げてスクリーンに数々の思い出写真が映し出された。その後は「夢は逃げない」「無謀な夢は覚めることがない」「RIVER」「根も葉もRumor」と続ける。「根も葉もRumor」はAKB48の58枚目のシングルで岡田がセンターを務める楽曲だが、STU48バージョンでの初披露となり、その難易度の高いダンスはメンバーにとって挑戦でもあった。続いて本コンサートを作り上げるまでのストーリーや岡田のSTU48としての5年間の活動と歴史、その時その時の気持を伝えるVTRが。「今回のコンサートのテーマはメンバーとの思い出作」なじみの曲から今までやったことのない難しい楽曲を取り入れたりと思い出ばかりでなく挑戦も入り、自分の願望を思いっきり詰め込んだ内容にしているという。岡田がSTU48と向き合ってきた姿勢、これからのSTU48に向けた思いが込められた映像だ。ユニットブロックでは「てもでもの涙」「Confession」「君だけにChu!Chu!Chu!」「アボガドじゃね〜し」「I’m sure.」「街の灯り」と6曲が披露された。セットリストを考えた岡田は「アボガドじゃね〜し」と「I’m sure.」はどうしてもやりたかったと話す。「もう私の趣味で入れちゃいました。沖舞(沖侑果&中村舞)には大人の階段を登ってもらって」と会場を沸かす場面も。そして「涙の表面張力」、「僕たちはシンドバットだ」。続く「誰かがいつか好きだと言ってくれる日まで」では卒業した磯貝花音と薮下楓が登場した。2018年1月31日に発売された1stシングル「暗闇」のType G挿入曲の歌唱メンバー登場という豪華演出に客席には、どよめきと大きな拍手が起きた。パフォーマンス後、磯貝は「奈々さんにお会いするのも皆さんにお会いするのも卒業以来で舞台で喋るのも久しぶりですごく緊張しているんですが一緒に踊れて嬉しかったです」、薮下は「私の卒業コンサートの時にスケジュールの都合で奈々さんこれなくて、もう一緒にステージに立つことはないと思ってたんですけど一緒にパフォーマンスできて嬉しかったです」とコメント。ファンにとっても嬉しいサプライズとなった。「僕たちは今話し合うべきなんだ」と 「思い出のほとんど」を披露後は甲斐心愛からの手紙が読まれる。甲斐はリハーサル時点で涙を流していたという。そこには「STU48には絶対、なあちゃんがいなきゃダメでした。これからのSTU48は、なあちゃんがʻʼ私じゃなきゃダメだったんだʼʻ と胸を張って言えるグループにしていきます。今までグループを背負ってきてくれてありがとう」と決意と感謝が綴られていた。「まだ辞めないで」と駄々をこねる姿に、岡田も後ろ髪を引かれたのか涙が止まらなくなる場面も。その後は「大好きな人」「ヘタレたちよ」「後悔なんかあるわけない」を披露し本編が終了。「ヘタレたちよ」のイントロでは岡田からのメッセージが映し出され、まさにʼʼヘタレたちʼʼだけど頑張ってるメンバーに向けられたメッセージであり、曲とリンクする。また「後悔なんかあるわけない」は7thシングル「ヘタレたちよ」収録曲であり岡田の兼任解除を受けて、秋元康氏が書き下ろした楽曲で、岡田を含めての全メンバーでのパフォーマンスは最初で最後だ。アンコールが始まる。今村が「奈々さんのSTU48としての最後の姿、皆さん目に焼き付けてください」とMCして「瀬戸内の声」でスタート。そして「奇跡という名のストーリー」の歌唱中には今村が「スタッフさんに無理を言ってこの時間を作っていただきました。私が今、手に持っているのはメンバーみんなから集めた“奈々” にちなんだ7色のレインボーローズです。レインボーローズの花言葉は『奇跡』、『無限の可能性』です」とサプライズ。続けて「奈々さんがSTU48に来てくださった奇跡があったからこそ私達STU48は無限大の可能性を感じられて、すごく素敵な思い出がたくさんできました。また33本の薔薇の花言葉には『生まれ変わってもあなたを愛する』です。STU48は奈々さんがいなくなって生まれ変わってしまうし、奈々さんはSTU48から離れて生まれ変わってしまうけど、これからも私達は奈々さんを愛し続けます」と語った。さらに今村は「奈々さんと過ごした約5年間。何もわからない私たちに寄り添って、本当に沢山の事を教えていただき成長することができました。奈々さんの兼任は今日で終わってしまいますが、STU48は5月には夢であった広島グリーンアリーナでの5周年コンサートもあります。前を向いてこれからも進んでいきたいと思います」とした。岡田は「たくさんの方に支えられて、ここまで来ることができました。最高の仲間達に出会えてすごく幸せです!これからのSTU48は皆に託します。自分を信じて前進し続けてください。ずっとずっと見守ってるよ。最後の曲は元気よくいきましょう」とコメントし「出航」を熱唱。旅立ちにふさわしい曲でラストを飾った。最後のMCで岡田は「みんなと離れてしまうのは本当に本当に寂しいですが、今のみんなならこれからも進化し続けられると思います。でもそこには温かいファンの皆さんの応援が必要です。私も、誰よりもSTU48のファンでいます。ファンの皆さんもSTU48のことを常に常に見続けて、愛を届けてあげてください」と改めて感謝の気持ちを届けた。最後は全員で観客に挨拶。温かい拍手に見送られ公演は幕を下ろした。公演終了後に会場内で展示されていた壁掛け写真も外され、正式に岡田のSTU48兼任最後の仕事が終了。岡田は「STU48兼任の話を頂いた時は、1から作り上げるグループに参加させてもらえることにワクワクとトキメキでいっぱいでした。できるなら一生一緒にいたかったけど、お互い甘えていてはいけない!5周年を迎え新しいスタートをきる為にはお互い離れなければいけないと思い、決意しました。STU48からは出航しますがSTU48はいつまでたっても私にとってかけがえのない宝物です」と、最後までSTU48愛を語る。彼女の背中をずっと見て育ってきたSTU48のメンバーたちは、教わった多くを胸にSTU48は新しい航路「STU48第2章」へと出航する。<岡田奈々・コメント>約5年間STU48として活動してきて本当に楽しいことばかりでした。MVだったり、お仕事にくる度に瀬戸内の美しい景色を見て、瀬戸内の美味しい食べ物を食べて、瀬戸内の可愛いメンバーとお喋りして私は本当に心を浄化しにこのグループにきていたのだと思います。ファンの方々もすごく熱くて、AKB48とはまた違った良さがあり、メンバーがピュアで何事にも一生懸命だし、嫌な時は嫌な顔するし(笑)。わかりやすい子達だったので私も可愛がりやすかったし、私に懐いてくれたので、本当にこの5年間みんなと楽しく活動させていただきました。これからSTU48の皆がどうなっていくのかという不安な部分はほとんどありません。この5年間、皆の成長を感じて近くで見てきたので、皆なら大丈夫だなって思ってます。何かあればいつでもステージに呼んでください。観客として皆のステージをこれからも見ていたいし、皆の成長をずっとずっと見守っていたいと思います。私も子離れして、岡田奈々個人としてSTU48で作った思い出を宝物に心に秘め、なにか辛いときは思い出して頑張り続けていきたいなと思います。だからSTU48のファンの皆様にはこれからも皆のことを思って熱く応援してくれたら嬉しいですし、何かSTU48に対しての不安や思うことがあったら私に言ってください。すぐにSTU48のスタッフさんに連絡するので(笑)。いつでもご意見や感想などお待ちしています。これからもSTU48の応援をよろしくお願い致します。以上!STU48の岡田奈々でした!ありがとうございました!!<今村美月(キャプテン)・コメント>この5年間、奈々さんの背中を見て沢山学んできました。何も分からなかった私達に寄り添って頂き本当に沢山の事を教えてくださいました。奈々さんのおかげで成長することができました。奈々さんからキャプテンを引き継いでもう2年が経ちましたが、私は皆を引っ張っていくタイプでも言葉でうまく伝えれるタイプでもなくて、私は奈々さんのように立派なキャプテンを務められているのかな?と不安になったりする時もありますが、奈々さんがSTU48に沢山の愛をくださったので私もSTU48をいっぱい愛していくことでメンバーもファンもついてきてくれるのではないかと信じてバトンを落とさないようにこれからも頑張っていきます。5月には夢でもあった広島グリーンアリーナでの5周年コンサートも控えています。これからのSTU48は皆さんをお腹いっぱいにできるほど満たしていきたいです!<瀧野由美子・コメント>STU48結成当初からずっとグループの柱として存在してくださった奈々さんは、行動で教えてくださることが多かったです。きちんとした挨拶、レッスンの空気感、活動に対する姿勢、奈々さんと会って一緒にいるだけで、自分ももっと頑張らなくてはと思うことが沢山ありました。まだまだ甘えたいし、頼りたいし、これからのSTU48に岡田奈々がいないという事実が受け入れられませんが、AKB48として活動する奈々さんが、STU48として活動してきた時間を誇りに思ってもらえるように、メンバー一同頑張っていきたいと思います。5周年コンサートを広島グリーンアリーナというずっと目指していた場所で行うことができるので、まずはそこを成功させます。成長を見守ってもらえたらいいなと思います。個人的な心残りは今回のコンサート練習期間中、お家に遊びにきてもらう時間がなかったので、また瀬戸内に遊びにきてもらって、今まで行けなかった瀬戸内のいいところを案内したいです。『STU48 岡田奈々ラストコンサート〜Sailing day from NANA〜』日時:2022年3月18日(金)開場18:00 / 開演19:00会場:兵庫県・神戶国際会館こくさいホール出演メンバー:池田裕楽・石田千穂・石田みなみ・今村美月・岩田陽菜・内海里音・岡田奈々・沖 侑果・尾崎世里花・甲斐心愛・川又あん奈・川又優菜・工藤理子・小島愛子・迫 姫華・信濃宙花・清水紗良・鈴木彩夏・高雄さやか・瀧野由美子・田中美帆・谷口茉妃菜・中村 舞・原田清花・兵頭 葵・福田朱里・峯吉愛梨沙・宗雪里香・森下舞羽・矢野帆夏・吉崎凜子・吉田彩良・立仙百佳・渡辺菜月<公演情報>STU48 5周年コンサート「タイトル未定」5月3日(火・祝) 時間未定場所:広島グリーンアリーナ<リリース情報>STU48 8thシングル『タイトル未定』4月13日(水)発売
2022年03月23日1995年にお笑いコンビますだおかだ・岡田圭右さんと結婚したタレントの岡田祐佳さん。長男は岡田隆之介さん、長女は岡田結実さんで、それぞれ芸能界で活躍中!そんな祐佳さんが先日インスタで息子さんとのツーショットを公開、「美男美女!」と話題になっているんです。 息子さんとのツーショットは「イケメンになっちまって!」 この投稿をInstagramで見る 岡田 祐佳(@yukachin719)がシェアした投稿 「隆之介24歳おめでとう」とのインスタには、雪が降る寒空の下で隆之介さんとのツーショットを投稿。24歳を迎えた隆之介さんは祐佳さんの隣で柔らかい笑顔。元夫の岡田さんのお顔をそのまま受け継いだようなキリリとしたお顔立ちの隆之介さん。妹の結実さんも美しく成長しましたが、兄もどこから見ても美形。祐佳さんはチェック柄のマスクとダウンジャケットを着用し、ハリのある目元は年齢不詳な若々しさ。「旅行に一緒に2人でも行ってくれたり、周りの友達が羨ましいと言ってくれる親子関係に感謝」「隆之介の人生何かと波乱万丈で過去嫌な思いとか沢山したけど腐らず素直に育ってくれてありがとう。」との気持ち綴り、外見だけでなく内面も素晴らしく育ってくれた隆之介さん。母と子の深い絆も感じます。続けて、親子でじゃれ合う動画もアップし、外は寒くとも心はポカポカと心があったかくなるような仲睦まじさを見せてくれていました。この投稿には「ゆかさんが若いからカップルに見える!」「イケメンになっちまって〜!」「お母様が若い!そして、美しい。美男美女のお子さんが産まれるはずですね」との声が寄せられ、イケメン息子くんだけでなく美人な母にもびっくりするショットは必見です。1月末には所属している事務所を退所し、再スタート切った隆之介さん。今後の活躍が楽しみです!
2022年02月14日坂口杏里元タレントの坂口杏里が、2月2日にインスタグラムのストーリーズ(24時間限定公開)で「2/4東京地方検察庁お願いします」「罪はちゃんとつぐなってもらえますように」などと“意味深”な投稿をし、ネットユーザーから心配の声が寄せられていたが、まさに4日、動きがあったようだ。かつての坂口は、バラエティ番組などで活躍するタレントの一人だったが、2016年にセクシー女優としてデビュー。その後は風俗店在籍、バンド活動、YouTuber転身などを経て、近年はSNSで新宿・歌舞伎町のキャバクラやバー出勤を報告している。■「もう笑えない」「2017年4月に元交際相手のホストに対する恐喝未遂容疑で逮捕され、2019年8月には同じ男性の自宅に無断で侵入したとして再び逮捕されています。どちらも不起訴処分となっていますが、2020年11月にはネット上で覚せい剤使用疑惑が浮上したことも。これは、坂口が当時在籍していたバーの関係者がツイッターで、彼女の覚せい剤使用をほのめかし、クビにしたと報告したことによります」(スポーツ紙記者)これを受けて、坂口はツイッターで“店側に監禁されていた”と主張し、「両手両足口縛られ、縛り付けられトイレも行けない、お風呂もまともに入れない顔面なんて殴られてこの前までとてもじゃないけど、外に出れない」と説明しつつ、両手両足が傷だらけになっている写真を公開。しかし、バー関係者のツイッターに、坂口がベッドに腰かけて「たまにはキメて出勤してもいいですか〜?」と叫んでいる動画がアップされると、彼女は「本当にお騒がせ致しました。私は物凄い記憶違いをしていました。記憶が戻って来ました」「本当にごめんなさい」などと投稿したのだった。「結局、坂口の覚せい剤使用疑惑の真相は不明のまま収束しましたが、以降も彼女は同年12月に更新したインスタのストーリーズで妊娠したと明かしたり、ほかの投稿でも定期的に世間の注目を集めてきた。ある種“お騒がせ有名人”のようなイメージが定着しているため、以前からネット上には批判や呆れ声もありましたが、最近は“もう笑えないほど、本気で心配になってきた”という書き込みも目立つように」(前出・スポーツ紙記者)そんな坂口は今月2日、ストーリーズで“茶封筒”を手にした写真に「色々ありすぎて混乱していますが、2/4東京地方検察庁お願いします」というコメントを添えてアップ。詳細は語らなかったものの、続く投稿では、自身の写真と「また笑って過ごせるように罪はちゃんとつぐなってもらえますように」といった文章を公開していた。「ネット上でも“何があったのだろう?”と心配されていましたが、実は4日、坂口はある裁判に被害者の立場で出廷したようです。本人がストーリーズに『東京地方検察庁』と書いていたのは、『東京地方裁判所』の間違いだったようですが、自ら各メディアに対して『裁判があるので来てください』と“予告”していたとか。坂口といえば、昨年4月にもストーリーズで『週刊文春さん連絡ほしいです』と『週刊文春』(文藝春秋)に呼びかけるような投稿をし、『警察にもいきます』と何やらトラブルを抱えていることを匂わせていました」(テレビ局関係者)■坂口と宮迫の“圧倒的な違い”彼女が「文春」に相談しようとしていた内容と、今回の裁判の内容が同じなのかは不明だが、「おそらく、2020年に浮上した覚せい剤使用疑惑や、監禁被害疑惑に関わる裁判ではないかとみられる」(同・前)ということで、今後の展開に注目が集まりそうだ。「ネット上でも、また彼女への心配が相次ぐでしょうね。中には、何か動きがあるたびにニュース化されるという点で、元雨上がり決死隊・宮迫博之と“似ている”と感じてしまうネットユーザーもいるらしく、“宮迫と同じくらい、坂口のことも興味ない”といった書き込みもみられますが、“宮迫には嫌悪感しかないけど、坂口は危なっかしくて本当に心配”“宮迫はもう名前も見たくないけど、坂口の近況は気がかり”という声は少なくないんです」(前出・スポーツ紙記者)宮迫は、2019年に発覚した“闇営業”問題の影響で吉本興業を去った後、YouTubeを主戦場としているが、現在はプロデュースを行う焼肉店「牛宮城」のオープンが遅れ、ネット上ではそれが「宮迫の甘さ」などと炎上している。「今年1月6日には、宮迫が『牛宮城』の改装費用を捻出するため、自分の高級時計を売却する……なんて動画をアップしていましたが、18日公開の動画では、時計を手放さずとも資金はあることが明らかになり、またバッシングを浴びていました。そんな宮迫にしても、坂口にしても、根本的に“ネットで批判されても注目を集めたい”という思いがあるのは間違いなさそう。ただ、宮迫は坂口よりも同情票を集めるのが圧倒的にヘタ。もちろん坂口も、わざわざ同情されるためにトラブルに巻き込まれているとは思いませんが、だからこそ本気で心配されるのでしょう。宮迫の場合、もう炎上商法なのは明らかですからね」(同・前)ともあれ、坂口の裁判で何が明らかになるのか、見守っていきたい。
2022年02月04日2016年から開催されている、岡田浩暉プロデュースのミュージカルコンサート『I Love Musical』。シリーズ第7弾となる今回は、デビュー30周年を迎えた岡田の節目を祝う楽曲にキャストが勢揃いした。初日の約3週間前、発起人である岡田本人に現在の心境を尋ねてみる。1991年にデビューし、To Be Continued名義で発表したシングル「君だけを見ていた」が俳優として初出演したドラマ『もしも願いが叶うなら』(TBS系:1994年)の挿入歌として大ヒットを記録した岡田。コンサートにはこのドラマで共演したミュージシャンの浜崎貴司が初登場し、「彼とのデュエット含め、ブチ抜きで数曲歌うコーナーを設けています」と岡田の門出に華を添えるという。岡田は、浜崎に対する想いを「同い年でアーティストとしての活動時期も近く、親近感があるんですよね」と語る。続いて「過去・現在・未来にわたっていろんなことを話せる人で、ミュージカル俳優“ではない”僕の側面を引き出してくれる存在ではないでしょうか」と期待を寄せた。折しも今年は岡田がTo Be Continuedを再始動させたタイミングでもある。もちろん、本コンサートには「ミュージカルの敷居を下げ、老若男女たくさんの方に楽しんでもらいたい」という岡田の企画意図も根底に横たわっている。その面を担うのは『I Love Musical』シリーズに出演経験のある石井一孝、泉見洋平、今拓哉、戸井勝海、彩乃かなみ、紫吹淳、沼尾みゆき、林愛夏、北翔海莉(男女別五十音順)といったキャストの面々だ。日替わりで出演する彼らとは“即興”でミュージカルナンバーをつくる目玉企画が用意されている。これは「観客の皆さんにミュージカルを身近に感じてもらうためには“目の前で生まれる瞬間”をお見せすればよいのでは」「いま感じたことが歌になる、というミュージカルの原型を体感してもらいたい」という岡田の考えから。お題の提供方法や作詞・作曲術、歌唱順など鋭意検討中だそうだ。ライブ感あふれる取り組みに、普段とは異なるキャストの表情が垣間見られるだろう。ミュージカルや映像の俳優経験は、歌い手としての岡田にどんな影響を与えたか──。最後にそう尋ねると、「発声法や歌詞の解釈がアーティスト時代より豊かになった」と岡田は笑う。「演じて歌う時は自分を殺すのではなく、役との共通点を常に探しています」「いろんなキャラクターを演じたことで、僕自身の在り方が問われるアーティスト活動の引き出しが増えた気がします」と続き、相乗効果のありがたさを語った。「KOHKI OKADA PRESENTS『I Love Musical 2021』~岡田浩暉デビュー30周年記念~」は、12月24日(金)~26日(日)に東京・第一生命ホールにて。ぴあでは座席指定できるチケットを販売(12月20日まで)。12月21日以降は各公演前日23:59まで購入できる当日引換券を販売する。取材・文:岡山朋代
2021年12月15日岡田健史《髭の岡田健史くんだけはちょっと求めてなかった…》12月4日、岡田健史がインスタグラムのストーリーにヒゲを生やした写真を投稿。ファンの間で賛否が巻き起こっている。「写真には“先日、初めて職質を受けました”という文が添えられていました。これまでの爽やかな印象とのギャップに、ファンが戸惑うのも当然でしょう」(ネットニュース編集者)■事務所社長の剛腕ぶり今年5月に所属事務所との契約をめぐって裁判トラブルになっていたことが報じられた岡田。8月には契約解除の仮処分を求めた件について、公式サイトで和解が成立したことを発表していたが……。「和解発表後に行った仕事は、カレンダー発売を記念して9月に行われたオンラインの個別対面会のみ。10月に公開された映画『そして、バトンは渡された』にもメインキャストで出演しているにもかかわらず、取材や公開イベントにはいっさい登場していません。新たな仕事が決まったという話も聞こえてこないので、業界でも彼の今後を心配する声が上がっています」(テレビ誌編集者)そもそも岡田が契約解除を求めた背景には、所属事務所『スウィートパワー』(岡田は系列の『スパイスパワー』所属)の岡田直弓社長のパワハラにより、多くのスタッフが事務所を去ったためだといわれている。「岡田社長はその確かな審美眼で内山理名さんや堀北真希さんなど逸材を続々と発掘、育成してきました。事務所を立ち上げて間もないころは“起用してもらえるまで帰りません”とテレビ局や雑誌社に内山さんを根気よく売り込んでいたのは有名な話です。部下にも同じような熱意を求めているのでしょうが、今の時代だとパワハラやモラハラと捉えられても仕方ないでしょう。ただ、ここ数年でスタッフの入れ替わりが激しくなっているのは気になるところですね」(広告代理店関係者)スウィートパワーと仕事をしたことのあるテレビ局関係者も、困惑を隠し切れない。「一昨年、ベテランマネージャーが退社したのをきっかけにスタッフの退社が相次ぎました。現在いるスタッフは、ほぼすべてその騒動以降に入社した方だと思います。仕事をお願いするたびに担当者が替わっているような状況で、所属タレントも不安を感じているようです」スタッフが大量退社した影響か、近年同社から独立や移籍するタレントも増えている。■「事務所内で干された」「昨年7月に南沢奈央さんが独立。今年3月には元KARAの知英さんが韓国に活動拠点を移すのを機に移籍しています。4月には高杉真宙さんが独立を発表し、5月にはパニック障害を告白した竹内愛紗さんが引退……と、看板タレントが続々と退社しています。近年は独立するタレントが増えていますが、短期間にここまで退社が相次ぐのは異例でしょう。加えて、岡田さんの契約トラブルもあったので、事務所側に問題があると見る業界関係者は多いです」(前出・広告代理店関係者)岡田は数年かけて、社長自ら口説き落としてデビュー。芸名に社長の名字をつけるほど、期待を寄せていたという。「500人を超えるオーディションを勝ち抜き、TBS系『中学聖日記』で有村架純さんの相手役で鮮烈なデビューを飾りました。その後、地元の福岡放送の単発ドラマやABEMAなどの作品で主演を次々に務めることができたのは、社長自らが熱心に売り込みをしたおかげでしょう」(芸能プロ関係者)放送中の大河ドラマ『青天を衝け』では、主人公である渋沢栄一のいとこである尾高平九郎役を熱演し、ファン層も広がっていたが……。「社長も力を注いでいたぶん、裏切られてしまったという思いが強いようですね。これまでの反動もあってか、裁判トラブル以降は岡田さんのマネージメントをする気力が湧かないようです」(同・芸能プロ関係者)和解したはずの岡田だが、事務所の有料サイト内のブログの更新がないだけでなく、マネージャーのブログ更新も4月から途絶えている状況だ。「公開中の映画『そして、バトンは渡された』に関する告知も行っていないのは、さすがに事務所内で干されていると思われても仕方がないですよね。来年公開の映画『死刑にいたる病』には準主役で出演。通常ならプロモーションの一環でバラエティー番組などに出るはずですが、現在の事務所の対応を見る限り、プロモーション活動も行わないかもしれませんね」(前出・テレビ局関係者)メディアから姿を消してしまった岡田は、今何をしているのだろうか。「裁判トラブル以降に事務所の寮を飛び出してひとり暮らしを始めたこともあり、インスタグラムのストーリーでは、自炊した料理や趣味で描いた油絵やペン画の写真を公開していますね。あれだけヒゲを生やしているということは、今春テレビ朝日系で放送されたドラマ『桜の塔』以降は仕事をしていないのでは」(前出・テレビ誌編集者)■インスタライブでの“ざわつく発言”岡田に新しい仕事が決まっているのか、所属事務所に問い合わせたが、期日までに返答はなかった。そんな中、12月10日深夜、岡田が突如インスタライブの配信を行った。「ヒゲを生やしているのを知らなかったファンの中には、戸惑っている人もいましたね。職質された件を視聴者から聞かれ、“若くてヒゲが生えている男性は薬物を所持していることが多いそうで。3人の男性警官に囲まれました”と答えていました」(前出・ネットニュース編集者)ライブ配信の後半では、少々気になる発言も。「ファンレターを送ったら返事は来るの?という視聴者からの質問に“お手紙や送っていただいたものは、今はいっさい受け取っていないです”と、事務所スタッフとコミュニケーションを取っていないと思われる発言をしていました」(同・ネットニュース編集者)本格的に活動を再開できるのは、契約が切れる再来年の春以降になりそうだ。
2021年12月13日●岡田准一「V6としていただいた賞」 なにわ男子はデビューへの思い語る俳優の岡田准一、アイドルグループ・なにわ男子が6日、都内で行われた「anan FES 2021」に登場。「anan AWARD 2021」で岡田は大賞、なにわ男子はホープ部門を受賞した。2020年に女性週刊誌『anan』創刊50周年を記念し初開催された「anan FES」は、カルチャーやファッションなど、“すべての女性の、いま好きなこと。”を集結させた都市型イベント。時代のムーブメントをみてきた『anan』が、“時代を象徴するスター”を表彰する「anan AWARD」の授賞式を今年も開催した。大賞に輝いた岡田は「『anan』さんは昔から特集をしていただいたりお世話になっているので、(V6を)代表してここにいると思います。グループの写真などが話題になったということでいただいたと思っているので、V6としていただいた賞だと思います。V6は終わりましたけど、V6としてこういう賞をいただけてうれしく思います」と喜びのコメント。10月20日発売の『anan』の表紙に登場したV6の写真は岡田が撮影した。「趣味で写真を撮っていて、解散が決まってからメンバーを撮り続けて、本にするまでというのを自分の中で決めて作品として撮っていたんですけど、その中で『anan』さんも撮ってみないかと言っていただけてうれしかったですね」と振り返り、撮りためてきた写真について「いつかチャリティーとかで本を出せればいいなという思いがあって撮りためていたので、いつか皆さんの元に“解散までの2年間”という本を出せるかなと思います」と話した。また、映画『燃えよ剣』で共演したHey! Say! JUMPの山田涼介について「事務所の後輩ですけど山田くんはとても信頼する役者さん。メインでこれからの時代を引っ張っていく方なので、あまり後輩という感じもない」と述べ、「後輩としてはなにわ男子にしか目が行ってない」となにわ男子に興味津々の様子。「僕たちは光GENJIの最後のライブを見て、そのときデビューだったんです。なにわ男子は僕たちの最後のライブを見に来てくれて、デビューするという、同じサイクルの中にいてくれるグループで、勝手に大好きです。勝手に応援…愛着があるので応援している子たちですね。V6となにわ男子は何かあるのかなと勝手に思っています」と語った。なにわ男子(藤原丈一郎、西畑大吾、大橋和也、高橋恭平、大西流星、道枝駿佑、長尾謙杜)はホープ部門を受賞。西畑は「このような素敵な賞をいただくことができて光栄です。なにわ男子にとって初めての賞の受賞ということで、ホープ……すごく期待してくださっているんだなとひしひしと感じますし、ホープ賞に恥じないなにわ男子でいたいなと思っています」とあいさつし、道枝は「なにわ男子がデビューする年にホープ賞を……今年の顔という賞をいただけて本当に光栄です。来年もさらなる飛躍を目指して全力で頑張ります」と誓った。11月12日にデビューシングル「初心LOVE(うぶらぶ)」をリリースするなにわ男子。大西は「なにわ男子らしさがギュッと詰まっていて、純粋な初心な恋心が描かれている、僕たちらしい楽曲だなと思っています」と語った。イベントにおいて楽曲の振り付けも披露した。そして、藤原は「僕たちなにわ男子は『初心LOVE』という曲でデビューさせていただきます。日本中、世界中にこの曲を届けて、たくさんの人に笑顔になってもらいたいと思います。精一杯頑張りますので応援よろしくお願いします」と呼びかけ、西畑も「12日まで1週間切っていまして、なにわ男子として1週間切った日にちを一歩一歩ファンの皆さんと一緒に歩んでいきたいと思っています。このかけがえのない時間をともに過ごしていただければ幸いです」とメッセージを送った。●大橋和也、岡田准一のリクエストに応え自己紹介2バージョン披露イベント後に、アクター部門を受賞した黒木華、ミュージック部門のCreepy NutsよりDJ松永、アスリート部門の阿部一二三と阿部詩とともに取材に応じた岡田となにわ男子。岡田は「大変うれしい。キラキラされている皆さんの中に一緒に並べてうれしいですし、個人的には阿部兄妹に会えて心では踊っている。本当に応援してます!」と笑顔を見せ、黒木について「なにわ男子の大橋くんにハマっているって。きょう、『ありがとうございます!』ってすごい頑張っていたのに対して華ちゃんが『えらいね』って絶賛していた」と明かすと、大橋は「マジっすか!?」と喜んだ。長尾は「素晴らしい方たちと登壇できてうれしい。事務所の先輩でもある岡田くんと並べてうれしいですし、金メダリストの阿部兄妹と並べてうれしいです。受賞できたうれしさを力にして、僕たちもアイドルとして金メダルをとれるように頑張りたいと思います」と意気込み、西畑が「素晴らしい! 100点です」とにっこり。大西は「大先輩の岡田くんが目の前にいて、めちゃくちゃ緊張しますし、授賞式に出演させていただくのも初めてなので、また新たな一歩を踏み出したなという感じもするので、前列の皆さんは一流の方たちばかりですけど、僕たちも皆さんに追いつけるように頑張っていきたいと思いました」と気を引き締めた。受賞を誰に報告したいか聞かれると、岡田は「母に」と答えた後、「メンバーに伝えます。一応LINEグループ鳴らしてみます」とコメント。道枝は「家族に伝えたい」と話し、藤原は「僕は関西Jr.に伝えたいなと思います。ほかにもAぇ! group、Lil かんさい、Boys be、そして最近、AmBitiousというグループもできまして、ほかにもたくさんいますけど、頑張ったらこんなにも素晴らしい賞をもらえるんだぞと教えてあげたいです」と話した。岡田は、なにわ男子に「キラキラしていてこれからの希望がたくさんあると思いますけど、それぞれの個性を見つけて自覚して楽しんで進んでいきながら、忙しさに負けずに一歩一歩、歩み続けていくことを願います。いろんなことがあると思いますけど、仲間がいるから乗り越えられることもあると思いますので、そういう関係性になれるように頑張ってもらいたいと思います」とエール。“ひらパー兄さん”でもある岡田。関西弁でのエールを求められると、「本当にたくさんの方が応援してくださるグループになってくれると思います。頑張るでおま!」とエールを送り、「使い方、間違っているので」と苦笑い。なにわ男子は「ありがとうございます!」と喜んでいた。また、岡田が「ジャニーズのルールで『くん』っていうのがあるんですけど、10代、20代の子は、40超えている人のことは『さん』と呼ぼうね。ルールがあることはわかっているんですけど、10代20代の子は……うちのほかのメンバーに、『長野さん』、『井ノ原さん』、『三宅さん』だからね。『三宅くん』って言ったら本当に怒られるよ。ということだけは伝えて。40オーバーの人は気をつけてね」とアドバイスする場面も。なにわ男子は「みんなで気をつけよう」「いいアドバイスをありがとうございます!」と感謝した。ムービー撮影の際に、岡田が「大橋、自己紹介は?」とむちゃぶりする場面も。大橋は「プリン食べすぎてお尻プリンプリン! 大橋和也です!」と元気いっぱいに自己紹介し、会場から拍手が。囲み取材においても、岡田は「自己紹介して」とリクエスト。大橋が同じ“プリン”の自己紹介をすると、岡田は「もう一個のほう」と希望し、大橋が「メロン食べすぎてみんながメロンメロン!」と別バージョンも披露すると、「よければ応援してあげてください」と呼びかけていた。
2021年11月06日岡田准一「走る車の窓にしがみついて、屋上から車ごとダイブしたり、今回も岡田さんのアクションシーンがものすごくて……。ジャニーズとは思えない“クレイジー”な演技を見せてくれています」ある映画ライターがそう評するのはV6の岡田准一が主演する映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』だ。■過激なアクションシーンを続けるために「人気コミックの実写版で、’19年に公開された作品の続編にあたります。岡田さんが演じるすご腕の殺し屋、通称“ファブル”がボスから“1年間だけ一般人として生きろ”と命じられる中、裏社会で起こる騒動に巻き込まれるというストーリー。岡田さんは今回、主演だけではなく“ファイトコレオグラファー”というアクションシーンの振付師としても名前がクレジットされているんですよ」(同・前)近接格闘の武術である『カリ』や『ジークンドー』、『修斗』などのインストラクター資格を持つほど、格闘技に精通している岡田。アクションシーンが豊富な今作では“弟子たち”に熱血指導を行ったという。「撮影の約3か月前から“岡田塾”が始まり、週に2~3回ほど出演者が岡田さんから武術を学んだそうです。“アクションは殴る蹴るだけではなくて対話なんだ”と、アツく指導していましたね。共演者の安藤政信さんは、岡田さんの指導に感動して“道場に通わせてほしい”ともらすほどだったとか(笑)」(芸能プロ関係者)ストイックなことで知られる岡田は、食生活にもこだわりを持っている。「20代のころは感覚を鋭くするため、食事を控えて空腹状態にすることが多かった岡田さんですが、現在は“腸”を意識しながら生活しているそうです。健康で強靭な肉体をつくるには“腸がいちばん大切”と考えるようになったと聞きました」(同・前)過酷なアクションシーンを演じる肉体を維持するため、岡田は日々、内臓も意識した“とあるアイテム”をとっているというのだが─。「都内にあるジュース店『L』のプロテイン入りスムージーを飲んで、体調を整えているんです」(岡田の知人)『L』はアメリカのロサンゼルス発で、ハリウッドスターやセレブも御用達の有名店。「岡田さんは、プロテインに加えてアーモンドミルクとバナナ、イチゴやブルーベリーなどが配合されたドリンクがお気に入り。1本320mlほどで価格は税込み1300円。抗酸化作用の高い野菜やフルーツを使用していて、体内の毒素を排出するデトックス効果や腸内環境を整えてくれます」(同・前)“クレイジー”なアクションの裏には、一流のスムージーがあった!
2021年06月23日結婚を発表した、声優・山寺宏一と岡田ロビン翔子(岡田の写真は公式Twitterより)31歳という年の差婚が大きな話題を集めた、声優・山寺宏一とタレント・岡田ロビン翔子との結婚。もしかしたら今回の報道で初めて岡田の名前を知った人もいるかもしれない。現在28歳の岡田ロビン翔子は、アップフロントグループの女性アイドルグループ『チャオ ベッラ チンクエッティ(2015年まで旧名・THEポッシボー)』のメンバーとして、18年の解散まで活動した。グループの結成は2006年。モーニング娘。やアンジュルムらが所属するアップフロントの女性アイドル集団・ハロー!プロジェクトの、当時の研修生「ハロプロエッグ」からの選抜メンバーで結成されたグループで、岡田はのちにリーダーに就任している。夫となる山寺宏一は、言うまでもない超大物声優。今回の結婚報道を受け、一部では、「ちょっと待って、アップフロントって、モー娘。以外のほうが大物と結婚してない!?」という不思議な傾向が指摘されている。■モーニング娘。の結婚相手はその例のひとつが、現在東北楽天ゴールデンイーグルスで活躍する田中将大投手と2012年に結婚した、里田まいだ。里田は2002年から『カントリー娘。』の一員として活動していた。もう一人はハロプロのソロタレントとして活動後、女優に転身、そして2018年に現在スペインで活躍するサッカー選手・柴崎岳と結婚した真野恵里菜。「どちらもお相手は世界で活躍し、誰もが知る大物アスリート。里田も真野も、もちろん知られた存在でしたが、失礼ながら結婚相手との認知度や格差が明らかで驚いた人は多かった。いまではどちらも円満なようで、憧れられる夫婦となっています。また、今回結婚を発表した山寺さんも、知らない人はいないのでは、という大物声優。一方、ロビンさんはあまり知名度がなく“玉の輿”と言えるのではないでしょうか」(芸能ジャーナリスト)いっぽう、アップフロントでもっとも人気を誇った歴代モーニング娘。の主なメンバーのお相手に目を向けてみると……。・中澤裕子→IT関連企業社長の一般人・福田明日香→一般人男性(離婚)・石黒彩→真矢・安倍なつみ→山崎育三郎・後藤真希→一般人男性・矢口真里→元モデル男性(前夫は俳優の中村昌也)・加護亜依→一般人男性(過去に離婚)・辻希美→杉浦太陽・石川梨華→読売ジャイアンツ・野上亮麿・藤本美貴→庄司智春・高橋愛→あべこうじ誰と結婚したのか、その肩書きや収入などで優劣をつけるものではないが、世界で活躍した経験のある、前述の田中将大投手、柴崎岳選手、山寺宏一と比べてしまう。この傾向について、あるアイドルウォッチャーはこう語る。「国民的人気アイドル、しかもグループのエース格の人気メンバーともなると、やはりいろいろな制約もあり、交際自体が難しいこともあります。女性アイドル側の熱愛スクープをとろうと、マスコミに張り付かれることもありますしね。有名なアイドルであればあるほど、“大物”男性たちも声をかけにくいのかもしれません」とはいえ、運命を感じて結婚まで至った2人なら他人がとやかく言うことではない。3度目の結婚となった山寺宏一。1度目は2歳年下、2度目は17歳年下、そして3度目の岡田ロビン翔子とは31歳の差がある。年を追うごとに奥さんがどんどん若くなり、世の男性を勇気づけ、世の女性を驚かせている。今度こそは円満であることを願いたい。〈取材・文/渋谷恭太郎〉
2021年06月18日岡田将生あの岡田将生がついにフライデーされてしまった。《岡田将生&フジ鈴木唯アナ コロナ禍で育む「巣ごもり愛」》岡田が高級外車で彼女を迎えに行ったところのツーショットや、車内での和気藹々とした様子もバッチリ。彼の家で巣ごもりデートというのがふたりの定番パターンらしい。スカウトを受けて高校生のときにデビューし、もう芸歴15年にもなる岡田だが今回が初の熱愛スキャンダルとなる。■「一緒に住まねえ?俺と」どうしょうもないほどの美形にすらっとした長身、天然っぽい言動に常にオファーの絶えることのない演技力。完璧にみえる彼にこれまで熱愛報道がひとつも出てこなかったことは、世間からも長らく不思議がられていた。巨大匿名掲示板『2ちゃんねる(現・5ちゃんねる)』では長い年月をかけて、こんな噂が根強く広まっている。「岡田将生はロリコン」そんな事実無根の“決めつけ”が『2ちゃん』を中心に出回りはじめたのは2012年。『王様のブランチ』で、映画の撮影現場で共演した子役・吉田里琴(当時12才・現在の芸名は吉川愛)にプロポーズめいた発言をしていたオフショットが放送されたことに端を発している。里琴ちゃんの撮影最終日、そろりと後ろから近づいた岡田はこう口を開いた。「愛おしくてしょうがない。一緒に住まねえ?俺と。なんでもするよ」当時の映像を確認すると、たしかにそこはかとなくガチトーンが漂っているような……。もちろんこれは映画の宣伝のためにオンエアされたもので、『岡田将生プロポーズ疑惑』と題されていることも含め、情報番組的な演出の一環であろう。本当にロリコンならテレビで流すわけがない。当然、『ブランチ』のスタジオではこのVTRを巡って、イジりの集中砲火を受けたのだが、対する彼の言い訳はというと、「本当に大好きで、お父さん的感覚なんですよ。本当に可愛くてなんでもしてあげたくなるような感じで。そうするには一緒に住むしかないなと思って」そう語る様子はなぜか挙動不審に見えるし、言葉のチョイスもなんだか不思議。端的にいえば、バラエティー慣れしておらず、返しが下手なんである。『ブランチ』スタッフは当時23歳だった岡田将生の“対応力”を測り間違えてしまったのだ。■無味乾燥なWikipediaこの一件が衝撃的すぎたのだろう。その後も2017年にテレビで親友・ハライチ澤部の娘に“メルちゃん(女の子向けの着せ替え人形)のキッチンのおもちゃを買ってあげた”というエピソードを披露すれば、ネットでは「嬉しそう、やっぱりロリコン」と言われ、女優とのキスシーンの画像を貼られては「顔が嫌そう」とイジられてきた。こんなエピソードが次々に切り取られて、アーカイブされていった結果、“岡田将生ロリコン説”が補完されてきたわけだ。10年以上もロリコン呼ばわりされてきたのには、「あんなにモテそうなのに熱愛が出てこなかった」こと以外に、“キャラの薄さ”も影響していたと思う。ときたま番宣でテレビに出てくる彼をみていても、その言動はいたって無難で、雰囲気から察することができるのもどうやら“天然で純粋そう”といった人の良さそうなところばかり。ツイッターやインスタなどSNSもやらず、発信が少ない姿勢も人物像が定まらない原因だろうか。佐藤健(熱愛多数のモテ男)や松坂桃李(ガチオタク)など、同年代の俳優たちが個性あふれる人柄を世に轟かせるなか、天然で純粋なだけではどうも印象が弱かったのかもしれない。それを示しているのが岡田将生の『Wikipedia』。芸能界入りのきっかけや受賞歴などはズラズラと列挙されているのだが、あれだけ活動しているというのに性格や人柄をあらわす『人物』の項目が存在しない。ここまで全くエピソードのない無味乾燥なウィキ、人気俳優としてはきわめて珍しい。■岡田将生の結婚願望そんな岡田の素を出さない気質は、ネット民からすれば無地のキャンパスだったのだろう。あれだけ美形でキラキラしている芸能人なのに、それ相応の行動が伴わない“素材の良さ”が、ロリコン色に染められていった所以ではないか。そのようにして彼は “イジられキャラ”を獲得したのである。しかしながら、イジられるということは同時に、“愛されキャラ”であることも意味する。「天然で純粋そう」、そのこと自体が好かれるに足る理由なのかもしれない。『2ちゃん』のスレッドに書き込まれている内容からもその空気は伝わってこよう。彼の愛されるパーソナリティは、今回の熱愛報道にも色濃く反映されている。というのも、そもそも今回スクープされたのは、“彼女の家まで車で迎えにいっていた”からにほかならない。本来、自宅でのデートであれば彼女に「ウチに来て」で済みそうなものだが、こと岡田の場合は“わざわざ相手の家までお迎えにあがり自分の家まで車を走らせる”というコースを辿る。なんと、記事にはこの描写が3度も登場するのだ。本来もっと警戒すべきともいえるイケメン俳優にも関わらず、しかもこのご時世にこうも2ショットを撮られてしまうのはなんだか間が抜けているというか、愛らしいとしか言いようがない。そして証明されたのは、好きな女に簡単に「一緒に住まねえ?」などと言うような男でないこと──。2021年1月に放送された『ボクらの時代』に出演し、結婚願望について問われた岡田は「自分が地に足ついてないから……」としながらも、「子どもは好きだからねぇ〜。そういう機会があったら突然(結婚)しちゃうかもね」と照れながら答えていた。『FRIDAY』によれば“付き合って半年ほど”とあるので、ちょうど交際が始まった時期と重なる。ここにきてようやく「子どもが好き」が別の意味を持って立ちのぼってくるのである。〈皿乃まる美・コラムニスト〉
2021年06月11日所属事務所と係争中の岡田健史若手俳優・岡田健史(22)が事務所とモメている。退所するための契約解除を求めて、係争中だ。■トラブルと見えてきた人格岡田は2018年、高校卒業と同時に芸能界入りして、半年後にドラマ『中学聖日記』(TBS系)でデビュー。その後も順調にキャリアを重ね、現在はNHK大河ドラマ『青天を衝け』や『桜の塔』(テレビ朝日系)に出演中だ。大河では、主人公・渋沢栄一のいとこ役である。にもかかわらず、この騒動。5月27日発売の『週刊文春』はその背景に「奴隷契約」があると書き立てた。「最初の一年半は給料ゼロ」で、最近の月給も「手取りで15万円」だという。渋沢栄一が3年後に新たな顔となる1万円札15枚分だ。しかも、仕事の内容に口を出すことができず、マネージャーも頻繁に交代しているという。ちなみに、岡田が所属するのはスパイスパワー。堀北真希や桐谷美玲、黒木メイサらを輩出したスウィートパワーの男性部門だ。グループ全体を束ねる女性社長はやり手として知られ、ジャニーズ事務所などとも太いパイプを持つ。その一方で、社長のセクハラやパワハラといった問題も報じられており、そのせいか不明だが人材流出も起きている。結婚が理由の堀北やパニック障害の治療が目的だという竹内愛紗はともかく、高杉真宙に知英といったタレントの退所や契約解消が相次ぎ、そして今回の岡田のトラブルである。ただ、岡田にも「人が変わってしまった」という見方が。デビューからとんとん拍子で売れたため、ちょっと天狗になっていると感じる人も業界にはいるようだ。では、岡田健史とはどういう人なのか。印象的だったのは、今年4月『あさイチ』(NHK総合)に出演したときの発言だ。高校の野球部時代に撮ってもらった「めちゃくちゃいい写真」があちこちで紹介されていることについて「ちゃんと許可とってるのかなって」と切り出し、「いろんなとこで使われてるけど、その方にお金入っていいぐらいだと僕は思うので、ちょっとそこが心配です」と語った。金銭的なことなど、ちゃんとしたいタイプなのだろう。■野球選手への「尊敬の気持ち」また、彼は今年、日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞。3月の授賞式では、プロ野球界の大選手・落合博満の名言を引用してスピーチをした。落合は現役時代、日本では初の年俸調停を起こして球団と闘った男だ。さらにいえば、前出の『週刊文春』記事には、事務所社長のセクハラ疑惑報道のあと、彼が周囲に「不信が確信に変わった」と漏らしたという話が出ている。これは松坂大輔投手の名言「自信が確信に変わった」の影響と考えられる。もっとも、影響を受けるのも無理はない。彼は高校3年まで本気でプロ野球選手を目指していた。中学1年のときから、現事務所から誘いを受けるも断り続け、大学でも野球を続けるつもりだったという。それが高校最後の夏、県ベスト8に終わり、助っ人として参加した演劇部で全国大会に出場。そこで芝居の魅力に目覚めたわけだ。そういうことがなければ、今ごろはまだどこかの大学で白球を追いかけていたかもしれない。そんな彼が夢見たプロ野球界は、高卒新人でもいきなり1億円の契約金を手にできる世界。もちろん、そこには活躍できる期間が短く、大ケガをしたら即おしまいという特殊な事情が関係している。一方、芸能界もまた、特殊な事情のある世界だ。売り出すために膨大な費用がかかるため、最初は薄給にとどめて、先行投資の回収を優先。そのぶん、売れなくなってからも功労者として長年面倒を見たりする。吉本興業やジャニーズ事務所は、このやり方で成功してきた。そこには所属タレントの浪費グセを抑えるとか、若いうちに大金を持つのはよくないからといった配慮も働いているわけだが──。当然、疑問を持つ者もいる。たとえば、嵐の松本潤は若いころ、小栗旬らとの交友を通して、収入の違いに驚いたという。岡田の事務所も吉本やジャニーズのようなやり方だと思われ、彼はそうでない事務所との収入差にショックを受けたのかもしれない。まして、彼の事務所は歴史が浅く、功労者として長年面倒を見てもらっているような先輩もいない。また、彼と同学年にはヤクルトの4番・村上宗隆選手や西武のクローザー・平良海馬投手のようにプロ野球でバリバリ活躍して稼いでいる人もいる。違う世界とはいえ、自分もバリバリ活躍しているはずなのになぜ、という気持ちになっても不思議はない。■何事にも全力で……なお、これまでの発言を見ていると、彼は金銭面だけでなく、芝居についてもちゃんとしたいタイプであることがわかる。高校3年の夏に演劇をやって芝居の魅力に目覚めたことを振り返り、こんな話をしている。「なんともいえない感情になって、そのときの感情を言語化することが僕の今のひとつの目標でもあるので、それを追い求めてまた、挑戦していって、作品を通して感動や勇気を与えられるような人間になりたいなと思ってます」(『ノンストップ!』フジテレビ系)こういう人なので、作品にもとことんこだわりたいのだろう。前出の「人が変わってしまった」という見方は、そのこだわりが災いして「生意気」というイメージにつながったということかもしれない。問題は、そういうイメージが業界全体に広がってしまうことだ。彼に非がなかったとしても、売れてからまもない時期での所属をめぐるトラブルはリスクが高い。記憶に新しいところでは、女優・のんの例もある。契約期間中に独立したため、仕事を干され、能年玲奈からの改名を余儀なくされた。現在も地上波テレビでの活動には苦労している。だからこそ、岡田も裁判で決着をつけたいのだろう。ただ、理想をいえば、話し合いによる円満な独立が望ましい。事務所とは5年契約らしいので、まだ2年近くある。このままこじれると、俳優生命にも関わってきそうだ。PROFILE●宝泉 薫(ほうせん・かおる)●作家・芸能評論家。テレビ、映画、ダイエットなどをテーマに執筆。近著に『平成の死』(ベストセラーズ)、『平成「一発屋」見聞録』(言視舎)、『あのアイドルがなぜヌードに』(文藝春秋)などがある。
2021年06月03日ソニャル・デントロ・デ・ラ・ティエラ(土の中で夢をみる)。まるで歌や呪文のようにも響くスペイン語のタイトル岡田杏里さんの『Sonar dentro de la tierra /土の中で夢をみる』展は、日常とは異なるもう一つの風景の中へ、私たちを連れ出してくれるようだ。プリミティブな色彩の世界に没入。幅10mの壁画作品も登場。岡田杏里さんは1989年生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科を卒業後、メキシコ、グアテマラへ留学。現在は日本とメキシコを拠点に制作しており、今回はポーラ美術振興財団の助成を受けた若手作家として、その活動を紹介するための場所「アトリウム ギャラリー」に絵画、立体作品が展示される。目に飛び込んでくるビビッドな色彩は、闇を思わせる黒とのコントラストによっていっそう際立つ。そのモチーフはラテンアメリカの自然や古くから伝わる神話を連想させ、観る人を引き込んでいく。メキシコはマヤ文明、アステカ文明をバックグラウンドとして、独自の世界観や死生観を育んだ土地。そのスピリットが彼女を通して現代に花開いたといえるのかも。注目は縦3m、横幅10mに及ぶ壁画のインスタレーション。メキシコは20世紀初頭、メキシコ革命をきっかけに壁画運動が起こった地だ。岡本太郎氏による渋谷駅の大壁画《明日の神話》が制作された場所でもある。その系譜に連なろうとする作家がどのような物語を描き出すのか。期待とともに見届けたい。《Sonar dentro de la tierra》2021年アクリル/カンヴァス45×106.7cm作家蔵 ©Anri Okada《ヒトの心の構造について》2019年アクリル/カンヴァス60×50cm個人蔵©Anri Okada『Sonar dentro de la tierra /土の中で夢をみる』ポーラ美術館1F アトリウム ギャラリー神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285開催中~9月5日(日)9時~17時(入館は16時30分まで)会期中無休無料TEL:0460・84・2111※『anan』2021年5月5日-12日合併号より。文・松本あかね(by anan編集部)
2021年05月03日「乳白色の肌」の技法で知られる画家・藤田嗣治の作品を集めた展示「フジタ―色彩への旅」が4月17日(土)から9月5日(日)にかけて神奈川・箱根町のポーラ美術館で開催される。世界的な画家になることを夢みて1913年、26歳で渡仏したレオナール・フジタ(藤田嗣治・1886-1968)は、旅先で目にした風景や人物、異国の歴史や風俗などに創作のインスピレーションを求めた。1920年代にパリ画壇の寵児となったフジタは、その後も旅によって新たなモティーフや群像表現のための構図と、色彩豊かな表現手法を開拓していく。本展はフジタの旅とそれにともなう色彩の変遷に焦点をあて、フジタの生涯の旅路と画業の展開を改めて紹介するものだ。フジタといえば「パリ」や「乳白色の肌」、「猫」などのワードを連想するが、実は1930年頃から世界中を旅し、旅先をアトリエとして色彩豊かな作品を数多く描いている。とりわけ1930年代前半から中頃までの中南米や日本国内、中国への旅では、その土地の歴史や風俗、民具、建築などへの関心を高め、現地でのスケッチや旅先で撮影した写真、自ら収集した民俗資料などを画面に取り込むことによってオリジナリティに溢れる絵画を制作した。またポーラ美術館は2019から2020年度に「乳白色の肌」の手法による2点の油彩画(『坐る女』、『イヴォンヌ・ド・ブレモン・ダルスの肖像』)と、連作「小さな職人たち」の中の1点である『猫のペンション』を新たに収蔵。特に1921年制作の『坐る女』は「乳白色の肌」を編み出して間もない頃の肖像画であり、滑らかな絵肌と墨による繊細な輪郭線、柔らかなぼかしによって素朴な雰囲気の漂う作品だ。1922年のサロン・デ・ザンデパンダン展に出品された可能性の高い、フジタの初期の代表的な作品の1点である。連作「小さな職人たち」は、フジタが戦後パリで暮らしたアパルトマンの壁を飾るために制作した色彩豊かな壁画だ。15センチメートル四方の各パネルには、かわいらしい子どもたちが古き良きパリの職業人たちに扮する主題などが油彩で描かれている。フジタは手仕事に打ち込む名もなき職人(アルティザン)たちの姿に自らを重ねていたのだった。ポーラ美術館では、115点ほど飾られていたパネルのうちの96点を収蔵。今回の展示では、この作品群を一挙公開する。さらにフジタは訪れた旅先で、しばしばそれらをファインダー越しにとらえてきた。本展ではフジタが収集した品々のほか、1930-1940年代に中南米~日本を中心に撮影された写真を厳選して紹介されるという。■展示情報「フジタ―色彩への旅」4月17日(土)~9月5日(日)会期中無休会場:ポーラ美術館出品点数:約220点(会期中に展示替えあり)入館料:大人1,800円、シニア割引(65歳以上)1,600円(他の割引との併用不可)大学・高校生1,300円、 中学生以下 無料※団体15名様以上割引※上記料金で常設展示もご覧いただけます。<同時開催>「HIRAKU Project vol. 11」・岡田杏里『Sonar dentro de la tierre / 土の中で夢をみる』旅する画家が日本とメキシコで制作した作品(新作を含む)を展示。縦75cm×横75cmのカンヴァスを33点ほど組み合わせて実現される、 壁画のインスタレーションが見どころ。<常設展示>・モネ―光のなかに(会場構成:中山英之)・ポーラ美術館の名作絵画・ラファエル・コランと黒田清輝―20年目の邂逅・近代陶芸陶芸家たちの古典復興
2021年02月17日4月17日(土)から9月5日(日)の期間、ポーラ美術館(神奈川県・箱根町)の現代美術を展示するスペース「アトリウム ギャラリー」にて、 『岡田杏里「Soñar dentro de la tierra / 土の中で夢をみる」展』が開催される。開館15周年にあたる2017年に現代美術作家の活動を紹介する「アトリウム ギャラリー」を新設し、芸術表現と美術館の可能性を“ひらく”という趣旨の展示「HIRAKU PROJECT」にて、公益財団法人ポーラ美術振興財団の助成を受けた作家を紹介しているポーラ美術館。第11回目となる今回は、日本とメキシコを拠点に活動を展開し、現実と幻想、現代性と土着性など相反する要素を鮮やかな色彩で表現するアーティスト・岡田杏里の新作を展示する。本展の目玉となるのは、縦75cm×横75cmのカンヴァスを33点ほど組み合わせて実現される壁画のインスタレーション。 およそ縦3m×横10mもの大きさに及ぶこの壁画では、メキシコの地で想を得た幻想的な森を舞台として、植物や生物、そして人間の形象が交錯する。風土や環境、すなわち自然と生命との関係をめぐるテーマは、岡田がこれまで主たる関心のもとに追求してきたもの。「土の中で夢をみる(= Soñar dentro de la tierra)」という展覧会のタイトルは、先史時代から育まれた豊かな文化の残るメキシコでの滞在を通じて、作家自身のテーマが迎えた新たな展開を示している。本展では、岡田がメキシコで制作した最新の33点の作品によるインスタレーションを中心に、他の絵画作品や立体作品なども合わせて紹介。岡田はメキシコやグアテマラへの留学を経て、訪れた土地の文化や風習、非日常の風景、先住民の神話や詩を行き来しながら作品を描くようになったという。 森羅万象を意識した旅と生活をおくる中で、現代社会を危惧し、自然への向き合い方を問い直す彼女が手掛ける、色鮮やかな絵画やインスタレーションを通して鑑賞者の中に眠っていた原始的な感覚が呼び起こされる体験を堪能してほしい。【開催概要】『岡田杏里「Soñar dentro de la tierra / 土の中で夢をみる」展』会期:4月17日(土)〜9月5日(日)会場:ポーラ美術館1F アトリウム ギャラリー主催:公益財団法人ポーラ美術振興財団 ポーラ美術館<岡田杏里プロフィール>1989年埼⽟県生まれ。2016年に東京藝術大学大学院美術研究科を卒業。2014年石橋財団国際交流油画奨学生としてメキシコ、グアテマラへの留学や、2016年ポーラ美術振興財団在外研修員として、ベラクルス州立大学美術研究所(メキシコ)での研修を経て、2019年からはメキシコ国立自治大学UMAMに留学、以降日本とメキシコを拠点に活動。 国内外での個展、グループ展、滞在制作の他、2014年以降は壁画アートプロジェクト「ヘキカキカク」を通じてメキシコ、グアテラマ、ネパールなど世界各国でパブリックアートとしての壁画を制作するなど、多方面で活躍をみせる。作家ウェブサイト:
2021年02月08日東映株式会社会長の岡田裕介氏が急逝された。映画俳優としてデビューしたのち、プロデューサーに転じ、その後東映に入社、社長、会長を歴任された。映画に生きた岡田氏を悼み、樋口尚文さんに追悼文をご寄稿いただいた。(編集部)樋口尚文(映画評論家・映画監督)慶應ボーイからテレビドラマへ岡田裕介氏が逝った。岡田氏といえば東映グループの会長だが、70年代を知る映画ファンにとっては俳優としての活躍が忘れ難い。そもそも「岡田裕介」というのは俳優活動をしていた時の芸名であって、本名は岡田剛である。銀座界隈でも年季の入った東映本社の、決して大きいとは言えないエレベーターで試写室に行こうとすると、昼食を終えた社員たちの後からぐいぐい乗りこんできた岡田氏が、至近距離で緊張するみんなに「おまえ元気か」「おまえ何やってんだ」と聞いてまわるシーンになぜか何度も遭遇し、「この人があの『赤頭巾ちゃん気をつけて』の薫クンなんだよな」といつも俳優時代とのギャップに驚いていた。俳優・岡田裕介の誕生は東大闘争の1969年に遡る。岡田の父は当時40代半ばにして東映の映画製作のトップである企画製作本部長から映画本部長になったばかりの岡田茂で、長男の裕介こと剛は千代田区番町小学校から都立日比谷高校というエリートコースを歩んでいたが、一浪中の69年に東大入試は中止となり、慶應大学商学部に進んだ。そんな慶應ボーイの岡田剛が夏休みに京都に滞在していた際、テレビプロデューサーの逸見稔に声をかけられて、NET(現、テレビ朝日)のナショナルゴールデン劇場『レモンスカッシュ4対4』で高峰三枝子扮する評論家女史の三男坊の大学生を演じたのが、俳優・岡田裕介の初仕事だった。逸見稔は松下電器のスポンサー側プロデューサーとしてテレビ番組の製作を任され、ナショナル劇場の『水戸黄門』『大岡越前』などのヒットシリーズを生んだことで知られるが、岡田茂にはフジテレビのテレビ映画『銭形平次』の制作を依頼して以来の縁があった。映画興行の不振とテレビの台頭を受けて、岡田茂は経営的観点から東映京都撮影所のステージを積極的にテレビ映画にも貸し出して批判を受けることもあったが、そんな折に子息の剛が奇遇にもテレビ界にスカウトされてテレビドラマでデビューを果たしたというのは、なんとも象徴的な出来事だった。『赤頭巾ちゃん』そのままの銀幕デビューさて、テレビから出発した岡田裕介が映画俳優となったのは、翌70年にくだんの『赤頭巾ちゃん気をつけて』を東宝が森谷司郎監督で映画化、一般公募の公称五千人のなかから主役の薫役に抜擢された時であった。前年、作家・福田章二が庄司薫とペンネームを変えて発表し、芥川賞を受賞した原作の主人公は、まるで岡田裕介そっくりのプロフィールだったので、これはもうハマり役だった。この時分の岡田裕介は、「カンロク」どころか「うらなり」という言葉を画にしたような雰囲気で、繊細でもぞもぞと大人になれない若者というカラーで売っていた。それが高度成長も学園闘争も終わってシラけ出した社会の「踊り場」感覚にぴたりとハマッて、いわゆるニヒルで優しい世代の申し子的な存在だった。それゆえに71年から72年にかけて岡田裕介は『初めての旅』『二人だけの朝』『その人は炎のように』、そしてふたたび庄司薫原作『白鳥の歌なんか聞こえない』といった、傷つきやすく優しい青年像を東宝作品で演じ続ける。1974年の恩地日出夫監督『しあわせ』と、『初めての旅』と同じ曾野綾子原作のNETドラマ『誰のために愛するか』が、この時期に歓迎された岡田の「ナイーヴな主人公」イメージの掉尾を飾るものだろう。ところで興味深いのは、こうして岡田裕介がニヒルに社会と折り合いをつける「無害なやさしい青年」像で映画、ドラマで人気を得ていた71年、父の岡田茂は東映の社長となって(当時の邦画界は大映の倒産、日活のロマンポルノ路線への転換など興行低迷による激動期にあったが)、テレビではあり得ないバイオレンスやセックスを題材にした危うい魅力をはらんだ企画(実録やくざ路線や東映ポルノ路線)に大胆に舵をきった。それは、岡田裕介のカラーを定着させた東宝のジェントルな暖簾の色とは正反対の、きわどい活力に満ちていた。実際、75年に岡田裕介が主演した東映『実録三億円事件 時効成立』は、父が製作トップで息子が主演という異色作だが、まさに東映なら岡田裕介はこう使う、というキワモノ的な面白さに満ちた作品だった。経営者として思う「東映の血」この後も、『ブルークリスマス』『ねらわれた学園』『魔の刻』などで80年代半ばまで俳優・岡田裕介のキャリアは印象的に継続されるが、70年代半ばからすでにプロデューサーとしての活動は始められていた。72年からの東宝『にっぽん三銃士』シリーズに出演して懇意になった岡本喜八監督が75年にATG作品『吶喊』を撮った際、岡田は主演と製作を兼ねて監督を支えた。この後、毎日放送と角川春樹事務所、東映が組んだ『人間の証明』「野性の証明」『白昼の死角』などのテレビシリーズでも岡田はプロデューサーにクレジットされ、78年の深作欣二監督『宇宙からのメッセージ』を経て『赤頭巾ちゃん気をつけて』の森谷司郎監督が80年に東映で撮った高倉健、吉永小百合主演の『動乱』からは映画作品のプロデュースも本格的に手がけるようになった。88年に東映に入社、1990年に東京撮影所長、2002年に東映社長となった岡田だが、プロデューサー、そして経営者として父・岡田茂(若き日は自宅で酒を飲んで怒鳴り合っていたという風説もあるが)をどう見ていたか、という点が興味深い。2016年に東映の社史編纂室がまとめた「東映の軌跡」で岡田裕介は、70年代のきわどい東映カラーに岡田茂が傾斜していったのは、あくまでテレビでは無理な興行価値を探った結果のことで、父の企画のアウトロー志向、不良性感度志向は「好み」ではなく経営者としての「確信犯」だという。しかも東映は作品世界にとどまらず直営館にもそのカラーがあって固有の「東映ワールド」を築いていた。それがゼロ年代以降のシネコン時代にあっては各社の作品と劇場のカラーも無害に画一化され、まさに岡田裕介はティ・ジョイというシネコン運営のための会社を興すこととなり、父の流儀のはっちゃけた興行の時代にピリオドを打った。だが「東映の軌跡」では、そんな岡田裕介がこのシネコンによる興行画一化の時代だからこそ、東映らしいヤバい企画、危うく妖しいB級映画を生み出すべきだと檄を飛ばしている。近年の白石和彌監督『孤狼の血』などが70年代の岡田茂時代の荒々しい東映クレジットを冠して往時の実録路線のルネッサンスを試みていたのは、その思いのあらわれであったはずだ。ところで岡田裕介は『天国の駅』『夢千代日記』『霧の子午線』『北の零年』から目下制作中の『いのちの停車場』まで吉永小百合主演作のプロデュースでも知られるが、ある時銀座の古びた名画座に吉永が現れて、たまさかカードしか持ち合わせておらず木戸銭の支払いに窮することがあった。恐縮するモギリがどうぞそのまま入館してくださいと言っても吉永は「それはいけません」と固辞し、誰かに申し訳なさそうに電話した。すると岡田裕介が笑いながら東映の社長室から千円札を握りしめて数寄屋橋から走ってきたという。微笑ましい逸話を思い出しつつ、合掌。樋口 尚文(ひぐち・なおふみ)1962年生まれ。映画評論家/映画監督。著書に『大島渚のすべて』『黒澤明の映画術』『実相寺昭雄 才気の伽藍』『グッドモーニング、ゴジラ 監督本多猪四郎と撮影所の時代』『「砂の器」と「日本沈没」70年代日本の超大作映画』『ロマンポルノと実録やくざ映画』『「昭和」の子役 もうひとつの日本映画史』『有馬稲子 わが愛と残酷の映画史』『映画のキャッチコピー学』ほか。監督作に『インターミッション』『葬式の名人』。新著は『秋吉久美子 調書』。
2020年11月21日2020年11月18日、東映グループ会長の岡田裕介さんが亡くなりました。71歳でした。サンケイスポーツによると、岡田さんは急性大動脈解離のため東京都内の病院で亡くなったといいます。俳優や映画プロデューサーとしても活躍した東映グループ会長の岡田裕介(おかだ・ゆうすけ、本名剛=つよし)さんが18日午後10時58分、急性大動脈解離のため東京都内の病院で死去した。71歳。京都市出身。葬儀・告別式は近親者のみで行う。サンケイスポーツーより引用俳優や映画プロデューサーとしても活躍した岡田さん。映画『赤頭巾ちゃん気をつけて』や『玄海つれづれ節』に出演、主演映画『吶喊』では兼任でプロデューサー業もこなしました。また、日本アカデミー賞第35回~42回の8年間にわたっては、名誉会長を務めていました。岡田さんのご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2020年11月20日俳優の岡田義徳(おかだ・よしのり)さんが、2020年8月19日にインスタグラムを更新。1歳になる長男とのツーショットを公開しています。岡田義徳の親子ショットに「似ている!」岡田義徳さんは長男と水族館に遊びに行った時の写真を投稿。眉間にシワを寄せ、いかつい表情の息子に「メンチを切っておりますなー」とツッコミを入れています。 View this post on Instagram いつぞや一緒に水族館に行った時。 メンチ切っておりますなー。 メンチ切っておりますなー。 #我が子#メンチ#水族館#お散歩#子育て A post shared by 岡田義徳 (@yoshinori_okada_44) on Aug 18, 2020 at 7:36pm PDTクリクリした目が、岡田義徳さんにそっくり!将来はイケメンに育つこと間違いなしですね。投稿を見たファンは「かわいい」「大きくなりましたね」とコメント。プライベート感満載な親子ショットに「ほっこりした」という声も寄せています。・表情が豊かになって、成長しましたね。やっぱり似ています!・めちゃくちゃかわいいです!癒される…。・将来はパパ似のイケメンになることが確実ですね。何をしていてもかわいい。岡田義徳さんはほかにも愛する長男の写真をインスタグラムに投稿しており、子煩悩であることをうかがわせています。 View this post on Instagram 昼ご飯を食べに来て何か酸っぱいものを食べた模様。 #我が子#酸っぱい#変顔#昼ご飯 A post shared by 岡田義徳 (@yoshinori_okada_44) on Aug 13, 2020 at 2:29am PDT View this post on Instagram BG〜身辺警護人〜第四話 ご覧になってくださった方々。 ありがとうございました。 自分もリアルタイムで見る事ができました。 髭を剃って家に帰ると、我が子が父を認識するのに1日くらいかかりました。笑笑 最近、我が子ともに髪を切りさっぱりです。 #BG#BG身辺警護人#木村拓哉#斎藤工#岡田義徳#ありがとう第四話#我が子#お散歩#髪切った A post shared by 岡田義徳 (@yoshinori_okada_44) on Jul 11, 2020 at 6:49am PDTこれからも俳優としてはもちろん、一家を支える素敵な父親としての姿も見せてほしいですね。岡田義徳と妻・田畑智子の馴れ初めや結婚生活は?親子3ショットが話題に![文・構成/grape編集部]
2020年08月20日岡田晴恵(ワタナベエンターテインメントのHPより) このコロナ禍、連日テレビやラジオに引っ張りだこの人物といえば、白鴎大学教育学部の岡田晴恵教授。その岡田教授が先日、大手芸能事務所『ワタナベエンターテインメント』に所属したことが発表された。するとネットには、「勘違いしてほしくない」「本人のためにやめといた方がいい」「ギャラは倍増だろうな」「タレント気取り」といったネガティブな言葉がずらりと並び、ギャラに関する憶測も広がった。■所属するうえでのメリットはここ数年を見ても、林修、ひふみんこと加藤一二三や元東大王・伊沢拓司、『あさイチ』で活躍した柳澤秀夫、元NHKアナウンサー・登坂淳一など、大手芸能事務所に所属を決めた文化人たちは多く、中にはタレントと変わらぬ活躍を見せている人もいる。なぜ、「文化人」である彼らは、テレビなどで活躍するようになると芸能事務所に所属するのだろう?「よく“結局、金なんじゃないか”なんて言われたりもしますが、事務所に入ったからといってギャラがいきなり増えるということは、ほとんどないですね」そう答えるのは、大手芸能事務所の文化人担当者(以下同)。所属の理由については、「やっぱりスケジュール管理が大きい」と話す。「これまではご自身でテレビ局のスタッフや出版社の方とコンタクトを取ってお仕事の調整をしていたのが、メディアに多く出演するようになると、生放送やスタジオ出演もありつつ、翌日や翌々日の打ち合わせをしているところに、さらに電話やメールがきて……と、かなり大変になってきます。あと、制作陣から無理なお願いをされたときや、受けたくない仕事の依頼があったときでも、今後の関係もありますから直接だと断りづらい。けど所属していると、会社が“壁”になってくれる。そういったメリットも考えられますね」でもなぜ、わざわざ「芸能」事務所に?「これまでの経験からいいますと、いわゆる専門家だけをマネージメントしているところではなく、役者もいる、バラエティーに出演しているタレントもいる大きな事務所だと、今までとは違った分野での活躍が期待できます。会社側も、先生方の本業を生かしつつ、様々なステージでの展開を提案していくので、例えば今は報道番組しか出てない方でも、教養バラエティーとか、露出を拡大していける可能性が出てくるわけです。そういう期待の意味も込めて、スキルアップのために、一度、マネージメント契約を交わすという方も少なくないですね」そんな中、やはり気になるのが「ギャラ」について。ネットでは「ギャラが倍増になる」なんて噂も……。■急に跳ね上がることは「ない」「まず、タレント価格と文化人価格って全然違うんですよ。冠番組を持っていたり司会者レベルになると話は別ですが、“文化人枠”ってなぜか安い。しかも報道系や情報ワイド系とかバラエティーとか、だいたい一律で金額が決まっていて、制作側もいろんなタレントとかとの兼ね合いも見て、“文化人で1時間ならこのくらい”という基準を元に予算オーバーしないようにキャスティングしているので、仮に10万円だった人が急に“20万円で”なんてなったら、次から使われなくなります(笑)。マネージメント契約を交わし、すぐに出演料を大幅に上げていくことは、大手でも難しいと思います」テレビに出ることで“タレント気取り”なんて言われることもあるが、懐事情としてはそういうわけにもいかないようだ。「打ち合わせとか資料作りとか、そういう拘束されているぶんを、多少、肉付けしてくださいってことはあります。でも、たとえギャランティが安くてもテレビに出たりすることで、著書などを出版したときは大きな宣伝にもなって実売にもつながりますから。そもそも本業がある方たちなので生活に困ることはまずありません。あとは、なんといっても何かトラブルがあったときに会社がちゃんと対応してくれるというのが大きいんじゃないでしょうか。たまにフリーでやられている方で見かけるんですが、収録で契約するCMの競合となる商品を持ってしまったとか、一つ間違えれば違約金が発生してしまうようなことも、マネージャーがついてるとちゃんとチェックが入る。本人を守る仕事もしてますので、そういった意味でも事務所に入るメリットは大きいと思いますね」コンプライアンスに厳しく、そして「SNS炎上」も起きやすい昨今。自身を守るためにもまずは業界の“プロ”に身を委ねるということは正しい選択なのかもしれない。
2020年07月27日バラエティ番組はもちろん、ドラマの主演も務めるなど、タレント以外の活躍も目立つ岡田結実さん。彼女が、お笑いコンビ『ますだおかだ』の岡田圭右さんの娘であることは、今や誰もが知るところでしょう。父と娘の共演を望む声は珍しくないものの、以前から2人は『共演NG』が出ているというウワサが…。2020年6月12日放送のバラエティ番組『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)では、2人の共演NGについて、娘である岡田結実さん本人が真実であると認めた上で、理由を明かしました。父の意志なんですけど、もちろん。私もちっちゃい頃から芸能界やるなら「お前だけの力でやれ。俺の力は借りるな」っていわれて、(親子であることを)いわないって方向性でやっていたので。父のほうからNGじゃないですけど、『崖に落とす』じゃないですけど…「いわずに、どこまでやれるのか知れ」。ダウンタウンなうーより引用今でこそ2人が親子であることは知られた事実ですが、もともと、岡田結実さんは中学3年生頃まで父の存在を隠していたのだといいます。岡田圭右さん自身も、あえて娘の芸能活動に協力しない姿勢を示していたのは、周囲に「親の七光り」といわせないための配慮だったのかもしれません。また、番組中では世間に親子であることが周知されている現在、岡田圭右さん側から許可が出れば、親子共演の可能性はあるのかを問う声も。しかし、岡田結実さんは「今だからこそ嫌」ときっぱり否定。その理由についても語りました。今までやらずに頑張ってきたじゃんって。私、ネタとか名前とか出しちゃってるけど、共演はしないで頑張ってきたのにいきなり変えるって、「お父さん意志弱くない?」って思っちゃうので。ダウンタウンなうーより引用なお、決して2人の親子仲は悪くないそうで、「仲はいいです」と岡田結実さん。しかし、再度親子共演を否定するその姿勢に、視聴者からはさまざまなコメントが寄せられています。・コメント力も高いし、好きなタレントさん。これからも頑張ってほしい!・初めて岡田結実さんを知った時には、すでに岡田圭右さんの娘ってイメージがついてたからなぁ…。でも、その後の活躍は彼女自身の努力の賜物だと思う。・その意志はかっこいい。けど、やっぱりいつか親子共演が見てみたい!さまざまな二世タレント・俳優が活躍する現在の芸能界の中でも、群を抜いて人気、知名度ともに高い岡田結実さん。そこには、岡田結実さん自身、幼い頃からひたむきに努力を続けてきたからこその、プライドや誇りがあってのものなのかもしれません。[文・構成/grape編集部]
2020年06月14日坂口杏里ホストにハマってセクシー女優デビュー、さらには知人ホストへの恐喝未遂で逮捕され、ストリッパーデビューするもドタキャン。元交際相手の男性宅に侵入して2度目の逮捕──。演出過剰なレディースコミックかのごとき“波乱”の生きざまをみせているのはご存じ、坂口杏里。直近の釈放後すぐにユーチューバーデビューを果たすも、ここ2か月間は動画をいっさい更新していない。かと思えば、Twitterで「50万円でパパ活(?)」を匂わせるような投稿を連投。そういった行動すべてがネットで話題になるのは、もはや彼女のライフワークとなっている。それが“炎上商法”として利益になっていなさそうなのも、また悲哀なのであるが。そんななか、驚きのスクープが飛び込んできた。写真週刊誌『FLASH』(3月17日号)で、元関西ジャニーズJr.の千葉良祐(現在はメンズアイドルグループ『B2takes!!』のメンバーとして活動している)との“お泊まりデート”が報じられたのだ。《坂口杏里に手を出した“勇者すぎる”元ジャニアイドル》これまで“勇者すぎる”という見出しが躍ったこと、あっただろうか。ノリが軽すぎるし、なかなか意味深だ。誌面では、千葉が住むマンションからふたりが出てきて、そのまま歩いて外食チェーン店の『なか卯』に入り、遅めの夕食をとった様子が書かれている。そして、そのままいちゃつきながら夜の街へ繰り出したのだとか。また『なか卯』で食事をする様子もがっつりと掲載され、彼らの座る席の壁にはデカデカと『テリヤキ和風ハンバーグ定食690円』の文字。シャンパンタワーとは対極にある語感だ。それにしても、「アイドルも庶民的なチェーン店で食べてるんだ〜、逆に好感度上がったかも!」と千葉のファンがSNSに投稿するよりも先に出てくるのは、「あの坂口杏里とお泊まり!?」の衝撃のほうに違いない。となると、昨年『B2takes!!』のメンバーとしてアイドルデビューしたばかりの千葉の前途が思いやられる。いまや坂口杏里は一挙手一投足がネットニュースに取り上げられるという“人生それ自体がコンテンツ”状態に陥っているからだ。『坂口杏里の男』としてのイメージがついてしまうのはメンズアイドルとして、プラスに働くわけがない。■いまだに更新され続ける“元カレ・小峠”杏里といえば’14年に交際が報じられ、間もなく破局したバイきんぐ・小峠英二の名前があげられがちだ。しかし、もう5年以上も前の話にもかかわらず、いまだに「ふたりが付き合っていた」イメージは忘れ去られないでいる。同年にはロッチのコカドケンタロウと岸明日香の熱愛もスクープされたのだが、遠い記憶の彼方といったところだろう。その違いは何か。それは杏里本人が“ネタを何度もコスり続けてきた”から(テレビや雑誌といったメディアの要求も大いにあるけれど)にほかならない。昨年、雑誌『SPA!』(’19年12月10日号)でYouTuberデビューについて語ったインタビューでも、記者から「小峠との交際が報じられたこともあった」と話を振られると、《もともと私のほうがファンだったんですが、スポーツ新聞とかには「美女と野獣カップル」みたいに書かれて……。ただ、別れてからのほうが「お兄ちゃん」というか、「年上の友達」というか、いい相談相手になってもらっていました》と、数年前の記憶を掘り起こしつつ、さらにネタをアップデートしてみせる。まさに人生コンテンツ化の極み。そして、そのようにして情報が更新され続けるせいか、小峠もテリー伊藤との雑誌対談で“元カノについて”質問を受けていた。なんとこれは今年に入ってからの話。いつまで聞かれ続けるねん。その一部を抜粋したい。《テリー「あの時はどうして(杏里と)別れちゃったの」小峠「つきあった期間は半年ぐらいなんですが、後半はほぼ会ってなかったんですよ」テリー「それは何か理由があったの」小峠「何でしょうね、会うタイミングをつかめなかったというか……決定的な理由はないんですよ。でも、後半は気持ちが冷めていたんだと思います」》(『アサヒ芸能』’20年1月16日号)交際期間はたったの数か月で「決定的な理由」があるわけでもなく、なんとなく別れたにもかかわらず、令和の時代になっても繰り返される杏里と小峠の元カレ・カノ話──。今回スクープされてしまった千葉くんの場合はどうなるのだろうか。お泊まりエピソードをコスられ続けるのか、否か。今後を見守っていきたい所存である。〈皿乃まる美・コラムニスト〉
2020年03月03日2018年のTBS系ドラマ『中学聖日記』で注目を集めた俳優・岡田健史が、2020年2月14日に『岡田健史カレンダー2020.04 - 2021.03』(東京ニュース通信社)を発売する。岡田にとって初となるカレンダーは、4月はじまりの卓上形式。“20歳の等身大の自分”をテーマに、街中でのナチュラルな表情やハウススタジオでのリラックスした様子、夜のシチュエーションでのクールな姿など、様々な岡田を両面刷りで浮かび上がらせる。また、写真と日付部分を取り外せるため、季節や気分に合わせて気に入った写真を飾ることも可能。撮影風景を収めた付属DVDでは、俳優として、一人の男性として成長著しい“今”の素顔を捉えている。岡田は、「この度、岡田健史初のカレンダーを発売させて頂くことになりました」と報告。「今回の撮影はスタッフの皆さんと話し合いながら今の岡田健史を切り取って頂きました」と現場を振り返り、「写真と日付部分がセパレートになっているので、気分に合わせて写真を選んで頂き、皆様と一緒に素敵な1年間を過せたらいいなと思っています」とアピールしている。
2019年12月15日岡田眞澄さんの3番目の妻との子である岡田朋峰(左)と、2番目の妻と長男・岡田眞善(右)選ばれるのは、美しさのみならず、聡明さと品性を兼ね備えた女性。そして何より、深い愛をもって社会に貢献することができる“心の美しさ”を持った女性かどうか─。11月12日、都内で開催されたのは、世界で最も美しい女性が決まる『2019ミス・インターナショナル世界大会』だ。「’60年に始まり、今年で59回を迎える歴史ある大会です。今回は、世界各地から予選を勝ち抜いた82人が出場しました。国際社会に貢献しようとする志の高い女性たちが“美と平和の親善大使”として集い、互いに交流を深めることを目的としています」(テレビ局関係者)■活躍に眉をひそめる義兄今年の日本代表として出場したのは、’06年に亡くなった俳優の岡田眞澄さんの娘である岡田朋峰。「彼女は眞澄さんが3度目の結婚のすえに、26歳年下の女性との間に生まれました。普段は都内の大学に通いながら、テレビ局でアルバイトをしているとか。“夢はキャスターになって報道に携わること”と話していたので、将来のための勉強なのでしょう」(スポーツ紙記者)ミス・インターナショナルは、過去に眞澄さんが長年、司会を務めていたこともあり、娘の朋峰にとっても縁のある大会。彼女にとって、偉大な父に続くための第一歩というところだろうか。しかしファイナリストの15人を絞る段階で、彼女は落選。それでも気落ちした様子はなく、大会後のインタビューでは、愛する亡き父のことを語っていた。「日本代表に選んでいただき、父に会えると思い、進んできました。これから私の進む道は父の背中を見てではなく、父が見ることのできなかった道を進んでいきたいと思います」優雅な振る舞いで、まさに“ミスインター日本”にふさわしい彼女。しかし、この活躍に眉をひそめている人物がいる。彼女の義兄・岡田眞善だ。「彼は眞澄さんの2番目の妻である、藤田みどりさんとの間に生まれました。栃木のラジオ番組『水曜B・E・A・T』などを担当する人気ラジオDJです」(ワイドショー関係者)昨年、朋峰がミス・インターナショナル日本代表に選ばれた際に、眞善はひどく動揺していたという。「今年に入っても、世界大会の開催が近づくにつれて、朋峰さんが再びテレビに露出し始めると“見るに堪えない”と周囲に話していました」(同・ワイドショー関係者)眞善がこれほどまで怒りをあらわにするのは、眞澄さんと眞善の母親との離婚時に、ある“嘘”が関係しているという。真相を確かめるため眞善を直撃すると、当時のことを少しずつ思い出しながら、ゆっくりと話し始めた。■弟の死に関わる真澄さん「父は“映画を撮るために離婚したい。失敗したら莫大な借金を抱えてしまうから”と言ったんです。映画はお金がかかるから、慰謝料も養育費もいっさい求めないでほしいと言われ、母は応じる約束を交わしました。それなのに、一部の人たちには離婚の理由を“妻が出ていった”と話していたこともあったんです」父の嘘にも我慢していたがすぐに新しい女性と結婚。眞善たち一家と縁を切るため、相手の女性の婿養子に入り、姓も“鑓田(やりた)”に変えたのだ。「それでも母は“私たちはもう岡田なんだから、この姓を守っていくしかない”と言って、僕たちを守り続けてくれました」(眞善、以下同)彼には2人の弟がいたが、いちばん下の弟は他界している。その弟の死にも、眞澄さんが関わっているという。「弟が初めてプロデューサーを務める舞台に出演すると約束していたのに、父は直前になって“娘の運動会があるから出ない”と言いだした。弟は数億円もの負債を抱え、どうしようもなくなって自殺に追い込まれてしまったんです。“お母さんには何もしてあげられなかったけど、僕の遺族年金を使ってください。僕にできる最大の親孝行です”という遺書を残していました」父親である眞澄さんだけではなく、その怒りが朋峰の活動にも向けられるのは、いったいなぜなのだろうか。朋峰が出場した世界大会の結果を伝えると、次のように語った。「落選して当然だと思いますよ。これで選ばれたら、ミス・インターナショナルの選考基準を疑ってしまいます。彼女は配慮に欠けるし、自分の行いが他人に及ぼす影響力というものをまったく理解できていません」■「なんで岡田姓を名乗れるの?」眞善は、朋峰が岡田姓を名乗って大会に出場し、“岡田朋峰”として表舞台に立つことに悲痛な思いを抱えていた。「僕ら一家の心をどれだけ踏みにじればいいのかという話です。都合のいいときだけ“岡田”を名乗る彼女の神経は本当に理解しかねます。彼女に岡田を名乗る資格はいっさいないんですから」彼女が表舞台に出ることを否定するわけではないという。「芸能界で活躍したいという夢があるのなら、僕がそれを止める権利はない。でも“鑓田朋峰”という名で、自分自身の実力で闘っていくべきだと思います。“子どもに罪はない”と言う人もいますが、人はある程度、宿命を背負って生まれてくるものです。それをまったく気にとめず、自分のやりたいように好き勝手生きている人は誰ひとりとしていないと思いますよ」朋峰の行動は、眞善たち一家を傷つけているというのだ。「母は、彼女がミス・インターナショナル日本代表として選ばれたとき、心の底から怒りと悔しさをにじませていました。夫に裏切られ、自分の息子を亡くしているんですから当然です。“なんで岡田をやすやすと名乗れるの?”と信じられない様子でしたね。事情を知らないラジオのリスナーさんから“妹さん、出場おめでとう”なんてコメントが来たこともありました。彼女が“岡田”を名乗って活動すれば、そういった声を避けては通れないんですよ」眞善は最後に、声を絞り出すかのようにこう言った。「彼女が、なぜ岡田姓で出場することに決めたのかを、僕は本当に聞きたいんです」朋峰の所属先になっている一般社団法人 国際文化協会に今回の経緯を伝え、岡田姓で出場した理由を聞くと、「ノーコメントです」との回答だった。娘が“岡田朋峰”として活躍すればするほど、息子との溝は深くなるばかり。眞澄さんは天国で何を思うのだろうか……。
2019年11月18日岡田健史が主演を務めるSNSサスペンスドラマ「フォローされたら終わり」に、若手俳優の猪野広樹が出演することが分かった。本作は、「中学聖日記」でデビューした岡田さんの連続ドラマ初主演作。とある行動がきっかけで秘密にしてきた全てが丸裸にされてしまう、吉田恵里香脚本によるSNSサスペンスドラマだ。岡田さんをはじめ、中尾暢樹、松田るか、ゆうたろう、犬飼貴丈ら若手が集結した本作に新たに出演することが決定したのは、2.5次元舞台や『JK エレジー』『映画刀剣乱舞-継承-』などにも出演する猪野さん。本作では、チャンネル登録・フォロワー数100万人越えの絶大な人気を誇るYouTuberのミズキ役に挑戦。小川紗良演じるヒロイン・青柳ゆまが務めるPR会社の広告塔としてゆまと共に仕事をする役柄だ。猪野さんは本作について「SNSが当たり前になった時代だからこそ、撮れる作品になりました。ほんの20年前までは理解できなかったこの『当たり前』をのめり込んで見て頂ける分、ある意味俯瞰でご覧いただける作品になってると思います」とコメント。また「この物語がどこに向かうのか、毎話15分間のドキドキをお楽しみ下さい。これから20年後、この『当たり前』はどうなっていくのでしょうか」と視聴者へ呼びかけている。「フォローされたら終わり」は10月27日(日)22時~8週にわたり(1話15分×2話ずつ、全16話)AbemaSPECIAL チャンネルにて配信。(cinemacafe.net)
2019年10月15日住居侵入の疑いで逮捕された元タレントの坂口杏里が1日、YouTubeチャンネル「坂口杏里チャンネル」を立ち上げた。第1弾は「皆様へのお詫び」と題して、今回の逮捕について謝罪した。動画では「坂口杏里です。今回の件に関して世間を騒がしてしましまして、本当に申し訳ありません。えー…」と言葉に詰まって約20秒の間を置いた後、「こういうことになってしまったのは、もう仕方がないというか、今何を言ってもしょうがないので、この配信を見てくださった方に私は本当のことをすべてお話をしたいという一心なのですけども、ちょっとまだ気持ちの整理も全然ついてなくて、っていう形なんですけども、今回私に携わってくれたお仕事の関係者だったり、っていう方にはもちろん、そして弁護士さんにはもちろん、お金の面でももちろんですし、これからどんなことでも恩を返す気持ち、ただそれだけです」と、現在の心境を説明。「本当にこの配信を見てどう思うかっていうのは個人差があると思うんですけど、協力してくださった皆さんにもご恩をお返しする方向でやっていきたいと思います。一般の方に迷惑をかけてしまったこと、深くお詫び致します」とあらためて謝罪した上で、「もう一度チャンスがあるならば、私もマイナスから始めていきたいと思っています。なのでよろしくお願いします。本当に申し訳ありませんでした。では」と、涙で鼻をすすりながらメッセージを寄せた。関係者によると、この「坂口杏里チャンネル」では、今後も動画を配信していく予定だという。
2019年09月02日坂口杏里(28)が元交際相手の自宅マンションに侵入したとして8月28日、警視庁に逮捕された。坂口容疑者は今年3月、「今夜解禁!ザ・因縁」(TBS系)に登場。5年ぶりのテレビ復帰となった上に、5月には「全力!脱力タイムス」(フジテレビ系)にも出演。芸能界復帰への道を歩んでいたために、Twitterでは失望する声が上がっている。毎日新聞によると27日、坂口容疑者と元交際相手の男性はタクシーに同乗していた。タクシーを降りた坂口容疑者は男性を追いかけてマンション内の部屋の前まで行ったが、部屋に入ることを拒まれた。坂口容疑者が「部屋のドアで手を挟まれた」と110番したところ、容疑が浮上。坂口容疑者は調べに対し「納得できません」「タクシー代を返してもらおうと思った」と話しているという。17年4月にも同じ男性に「ホテルで撮影した写真をばらまく」とメッセージを送り、現金3万円を脅し取ろうとした疑いで逮捕された坂口容疑者。いっぽう今年6月に放送されたザ・ノンフィクション「ワケあって…坂口杏里」(フジテレビ系)では遺書を用意し自殺未遂を図ったと赤裸々に告白する姿や、坂口容疑者の母・良子さん(享年57)の墓前で「ママのところに行きたいなとか思うんだよね」と明かしながらも「一生懸命がんばるから見ててください」と話すシーンが。“生きること”に苦闘する姿が大きな反響を呼んでいた。そのため、Twitterでは坂口の逮捕にこんな声が上がっている。《坂口杏里また逮捕!?ノンフィクションで頑張る宣言してたやんか》《ノンフィクション見て、坂口杏里に同情して泣いた俺にバカと言ってやりたい》《本当にお母さん天国で悲しんでるぞ…ノンフィクションの墓参りはなんだったんよ…》
2019年08月28日イベントの告知ページには中川とのツーショットが掲載されていた(左から、中川パラダイス、坂口杏里)風俗店での勤務やストリップ劇場『浅草ロック座』でのデビュー……6月30日に放送された『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系)の「ワケあって…坂口杏里」は多くの人に衝撃を与えた。■お騒がせ2世のあきれた“行動”「女優の坂口良子さんの娘としてタレントデビューした杏里さんでしたが、良子さんの死後はアダルトビデオに出演したり、ホストへの恐喝未遂事件を起こしたりとすっかり“お騒がせ”なイメージが定着してしまいました」(スポーツ紙記者)同番組も、本来はもう少し杏里の芸能活動がきちんとしてから放送するつもりだったようだ。「担当ディレクターが転勤することになってしまったので、お蔵入りしてしまうのがもったいないということで、急いで放送したようです」(フジテレビ関係者)放送から3週間ほどがたった7月19日には、大阪のライブハウスでイベントに出演することになっていた。「中川パラダイスさんのトークイベントのゲストとして、杏里さんの出演が決定していました。しかし、当日行ってみるとゲストが後輩芸人に代わっていたので、どうしたのかなと思っていたんです」(イベントに参加した男性)突然の変更に、スタッフは謝罪や返金対応のアナウンスに追われたという。いったい何があったのか。「この日、開始の1時間ほど前に、中川さんのLINEに杏里さんから“逆流性食道炎で駅に行く途中で吐いてしまって動けないです”と連絡があったそうです」(イベント関係者)逆流性食道炎の痛みはそうとうなもの。本当に体調不良だったら、しょうがないような気もするが、「イベントに駆けつけた後輩芸人のひとりが“杏里ちゃんは今日、東京のデリヘル(風俗産業の一種)に出勤してますよ”と、ネット上の情報を発見。出勤時間は午後4時から深夜の1時までと、イベントの時刻と完全にかぶっていたんです……。これには中川さんも苦笑いでしたね」(同・イベント関係者)決まっていた仕事をドタキャンして、風俗店への出勤を優先させてしまう……。そんな杏里について、坂口家を昔からよく知り、杏里の芸能界デビューのキッカケも作った恩人ともいえる芸能プロ関係者は、週刊女性に複雑な胸中を吐露してくれた。「やみくもに芸能界復帰を目指したいという考えは甘いと思います。例えば、音楽をやりたいならダンスもボイストレーニングもやったほうがいい。できないことを一生懸命頑張る姿に、その生き方に助けてくださる人が現れると思います。今の彼女は、見ていてもどかしい。良子ちゃんも嘆いていると思います」イベントの9日後には、新宿・歌舞伎町の路上で泥酔して寝そべっているところを通行人に目撃されている。芸能界にカムバックできる日はいつになるのだろうか……。
2019年08月07日元タレントの坂口杏里が6月30日深夜、自身のTwitterを更新し、密着取材を受けた同日のフジテレビ『ザ・ノンフィクション』(毎週日曜14:00~ ※関東ローカル)の放送を受けて、心境をつづった。番組では、最愛の母・良子さんを亡くし、ホストクラブにハマり、借金を背負い、芸能界から姿を消し、夜の仕事を始め、逮捕までされてしまった杏里に密着。ストリップショーの降板、再起をかけたチャリティーイベントの出演見送り、さらには自殺を図ったことまで、赤裸々に現在の姿を伝えた。坂口は、Twitterで「ザ・ノンフィクション見ていただけたでしょうか? 人生、何度でもやり直せます。遅いことなんてありません。私もリアルタイムで見てママが映る度に涙がでました。みなさん、もう一度言います、人生何度でもやり直せます」と強調。続けて、「生きていて良かったよ。あのまま遺書書いたまま、自殺未遂して、でも生きててよかった。でもたまにママに会いたいよ!」と本音を吐露した。
2019年07月01日岡田准一6月16日に『おしゃれイズム』(日本テレビ系)にゲスト出演した岡田准一。番組では“ストイック”なイメージを持たれがちな岡田が、「最近はこのストイックがひとり歩きしてヤバイです」とイメージだけが先行していることに困惑していると、本音トークを展開。身体も鍛えておりアクションシーンも自分でこなすストイックさから、最近ではサムライと軍人の役しかこないと嘆いていたのだが、ひとつ気になることが。’17年12月に宮崎あおいと結婚し、昨年10月に第一子が誕生したはずなのに、家庭や子どもの話にいっさい触れなかったことだ。かつてジャニーズタレントは、そう簡単に結婚できないと言われていた。また、たとえ結婚できたとしても家庭の話を公の場で話すことはタブーとされていた。プライベートをさらすことでファンの夢を壊してしまうことになるし、ファン離れが加速する危険性も出てくるからだ。しかし、昨今では家庭を持つジャニーズタレントが増えてきた。しかも彼らが家族の話をすることに拒否反応を示すファンも少なくなってきている。V6もメンバー6人中4人が既婚者だ。■話が蒸し返されるのを恐れてあれほど、家族に触れること、触れられることを避けていた木村拓哉でさえ、最近は柔軟さを感じるようになった。テレビ番組で次女・Koki,について触れ、娘の家庭でのエピソードを披露したり、モデル活動について言及したりとオープンな姿勢をとるようになった。井ノ原快彦や国分太一も家族の話をすることがある。となれば、同番組で岡田が妻や子どもの話をすることを期待したファンもいただろう。しかし触れられなかったのには理由があるのだ。「彼の結婚があまりイメージのいいものではなかったからです。妻である宮崎あおいとは、当時まだ彼女が高岡蒼佑(現・奏輔)と婚姻関係にあるときから交際するという、不倫・略奪婚でしたから。岡田さんの家庭の話をすることによってその話が蒸し返される恐れがあって、テレビ局もジャニーズ事務所に忖度しているのです。特に岡田さんの場合はピリピリしているんだとか」(ワイドショースタッフ)岡田が宮崎との熱愛・密会が報じられたとき、すでに宮崎・高岡の夫婦関係は破綻していたとみられていたが、それでも不倫には違いない。考えてみれば、これまで熱愛や結婚を報じられたジャニーズタレントで、不倫・略奪が報じられたのは岡田が初めてだ。結婚が報じられたとき、高岡より岡田の方が宮崎の夫にふさわしいと、祝福したファンもいたが、多くのファンは納得しなかった。また、ファンクラブの会員宛に結婚報告の手紙を出した際、“クリスマスイブ必着”の日付指定だったことから、「なぜこの日に!」とファンの怒りを買って炎上した一件もあった。テレビ局だけでなく、岡田自身も家族の話をすることに懸念(けねん)があるのだろう。彼が妻や子どもの話を笑顔で語れる日はいつになるのだろうか。<芸能ジャーナリスト・佐々木博之>◎元フライデー記者。現在も週刊誌などで取材活動を続けており、テレビ・ラジオ番組などでコメンテーターとしても活躍中。
2019年06月21日元タレントの坂口杏里さん(28)が4月16日、自身のインスタグラムを更新したことが話題になっている。坂口さんは《昨日#taクリニックでやったバッカルファット!頬の脂肪をちょっと取りました》とつづり、自身から摘出したと思われる頬の脂肪の画像を投稿。だがこの画像がグロテスクだとして、インスタのフォロワーから苦情が殺到している。《流石にこれはちょっと気持ち悪いです》《いくら話題になるからって配慮ない写真あげちゃだめだと思う》《載せるならせめてワンクッション入れて欲しかったです。1枚目に閲覧注意と書くとか》《お昼どきにこれは投稿しないほうが良かったよ》そうした投稿のほぼすべてに対して坂口さんは《ごめんなさい》と返信。だが、現時点で記事は削除されていない。坂口さんといえば、3月の“鼻水動画”も炎上。花粉症により鼻水が止まらず、坂口さんの唇まで鼻水がダラダラと垂れる動画に《汚い》《女として終わってますよ》といった苦情が殺到していた。芸能界復帰を望むなら、もう少し配慮のある投稿を心がけたほうがよさそうだ。
2019年04月16日元タレントで芸能界復帰を目指している坂口杏里さん(27)が3月8日、インスタグラムを更新。新宿・歌舞伎町のホストクラブで男性から暴行され、右手薬指と小指を折るけがをしたと明かした。先月19日に「ドアに指を見事に挟み、薬指と小指を、ぽっきんと折ってしまいました」と骨折についてつづっていたが、この日はレントゲンの写真とともに「事実を全て書きます」と真相を暴露した。坂口さんは「某ホストクラブの30歳半ばの男性が酔ってだかわからないですが、いきなり蹴りくらわされ、髪を引っ張られ、手を踏まれ、全治3、手術、入院、プレートが抜けるまでは半年から一年」と暴行を受けたことを告白した。「これから芸能界復帰なのにもかかわらずこんな悲惨な事になるなんて想像もつきませんでした。とにかく生活に不自由すぎて笑えないです」と悲痛な思いを吐露。「ドアに手を挟んじゃいましただなんて、隠していて申し訳ありません」と謝罪した。これまで被害届を出さず、真相を隠していた理由については「それは彼の生活の為です」と説明。「ただ私も人間なんで色々あり、今日のこの文面が全ての骨折の理由です。今さらすみません」と経緯を明かした。そして「また歌舞伎町行って飲んでるお前が悪い、などたくさんの誹謗中傷をされてもかまいません。ただ私は事実を書きたく伝えたかっただけです」と覚悟をつづっている。しかし、ネットの反応は冷ややかだ。フォロワーからは「恥ずかしい奴だな」「また売名行為?」「正直応援してましたが、もう手に負えません」といった辛辣なコメントが寄せられている。
2019年03月08日’17年、当時勤務していたキャバクラ店から出てきた坂口杏里坂口杏里がネットニュースを賑わせ、またもや話題となっている。2月19日、坂口はSNSで全治3ヶ月の骨折をし、手術が必要だと明かした。そして、その翌日、ライブ配信されたWeb番組後の記者会見で、“元カレ”小峠英二が芸能界復帰を目指す坂口について聞かれ、「もし復活するのであれば、頑張ればいいんじゃないですか」とコメント。■すべてマイナスに働いているとは限らないこれに坂口が過剰反応。SNSで《墓場まで持って行くつもりでしたが、この何年もネタにされ、堪忍袋の尾(ママ)が切れました》と、交際中に小峠が浮気していたことを暴露したのだ。たしかに、小峠の会見での発言は「知りませんよ。どうぞ勝手にやってください」とも受け取れるのだが、彼は記者に聞かれたから答えたまでで、何も答えずにいたらそれはそれで、「元カノに対して、小峠は冷たい」なんて言われかねない。芸能界は一筋縄ではいかないのだ。この流れを受けて、ネット上では坂口に対するブーイングの嵐が巻き起こった。しかし、この“炎上”が彼女にとってすべてマイナスに働くとは限らない。SNSがなかったころ、芸能ニュースの発信媒体は主に雑誌か新聞で、それを後追いするのがテレビ・ラジオだった。あの時代だったら、彼女が再びメディアに登場することはなかっただろう。せいぜい“あの人は今”で扱われるくらいだ。しかし、今はSNSを使えば自分から“ニュース”を発信できるようになった。彼女は、この件について、メディア批判とも取れる発言もSNSでしているが、ならば、いちいちSNSで反応しなければいい。あえて発信することに、彼女の自己顕示欲と“計算高さ”を垣間見ることができる。それはそれで、タレントとして必要ではあるのだが。こうして取り上げられること自体、彼女はまだまだ“ニュースとなるくらい気にかけられている”存在だともいえよう。故・坂口良子さんの娘として芸能界入りするも、セクシー女優に転身、さらにキャバクラに転職して、現在は風俗店に勤務という“波乱万丈”の人生それ自体が注目の的になっている。ただ、今は“叩かれているだけで仕事に繋がっていない”というのが現状だ。彼女をうまくコントロールしてマネージメントできる存在さえあれば、この炎上をうまく活かすことができると思うのだがーー。セクシー女優から人気タレントになるケースはあれど、元タレントが“艶物”の世界に身を投じた末に再ブレイクを果たす、という事例はまだないだろう。“Uターンブレイク”とでもいうのだろうか……!<芸能ジャーナリスト・佐々木博之>◎元フライデー記者。現在も週刊誌等で取材活動を続けており、テレビ・ラジオ番組などでコメンテーターとしても活躍中。
2019年03月03日