株式会社いがぐみ(東京都豊島区)主催、『《噺小屋in池袋》水無月の独り看板林家きく麿』が2022年6月22日 (水)に東京芸術劇場シアターウエスト(東京都豊島区)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ ちょっと不思議な人たちが登場して繰り広げられる会話にただただ呑み込まれ、お腹を抱えて笑ってしまうきく麿新作落語。コロナ禍も乗り越えて継続中の4年目となる東京芸術劇場シアターウエストでの独演会、今回は自作の人気シリーズ「スナックヒヤシンス」4のネタ下ろしが決定!ライブならではのコーフンと熱気を今年もぜひお楽しみください。今年のゲストはアコる・デ・ノンノン。ゴージャスな姿でアコーディオンを弾きながらタップに大道芸にと魅せてくれます。きく麿師の新作落語のパワーをどっぷり浴びにいらしてください。クセになりますぞ‼︎開催概要『《噺小屋in池袋》水無月の独り看板林家きく麿』開催日時:2022年6月22日 (水)開場18:00/開演18:45会場:東京芸術劇場シアターウエスト(東京都豊島区西池袋1丁目8番1号 )■出演者林家きく麿/他ゲスト: アコる・デ・ノンノン■チケット料金全席指定:3,700円U-25チケット:2,000円(すべて税込)※U-25チケット:6〜25歳・当日証明書提示・取扱いはいがぐみ、イープラスのみ。※未就学児入場不可主催・企画制作:いがぐみ 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年06月02日STU48結成当時からのキャプテン・岡田奈々の兼任解除コンサート、『STU48岡田奈々ラストコンサート〜Sailing day from NANA~』が3月18日に、神戸国際会館こくさいホールで開催された。2021年9月12日に広島サンプラザホールで行った『STU48 2021夏ツアー打ち上げ?祭(仮)』内で発表された岡田の兼任解除。「立ち上げから係わってきたSTU48を離れるのは寂しいです。伝えたいことはいっぱいありますがSTU48は私にとってずっとずっと大切な宝物です。7枚目のシングルで最後になりますが、奈々だけに7枚目シングルも全力で頑張ります」と想いを伝えてから約半年、このライブがSTU48のメンバーと大切な時間を過ごしてきた岡田のSTU48としての最後のパフォーマンスだ。岡田奈々の影アナから「Overture」へ。そして岡田のSTU48オーディション審査員時からの5年の歴史を振り返る映像から本日の円陣の様子までをまとめた、5年間と今をリアルに感じさせるVTR。そこからステージが始まる。まずは「暗闇」、「ペダルと車輪と来た道と」、「夢力」と3曲続けて披露。「ペダルと車輪と来た道と」では今日の主役は岡田だ!と言わんばかりに瀧野由美子がセンターを譲るシーンやファンからのコメントがぎっしり詰まったフラッグが。これを受け、岡田は「皆さんたくさんの愛をありがとう。今日は最高の1日にしましょう」と感謝を叫ぶ。そこで今村美月が「STU48岡田奈々ラストコンサートついに始まりました〜!奈々さん、ついに今日が来てしまいましたね。今の気持ちを聞いてもいいですか?」と尋ねると、岡田は「明日からもうSTU48のメンバーじゃなくなるなんて想像つかないし、こうしてSTU48全メンバーでステージに立てることは本当に貴重なので最後の最後まで悔いなく楽しみたいと思います」と応答。そして福田朱里が「奈々さんがSTU48を兼任されて約5年間沢山の出来事がありました。私たちメンバーのスマホの中には奈々さんの写真がいっぱいあるはず!そこで今から『岡田奈々思い出写真館』自慢の1枚を紹介したいと思います」と告げてスクリーンに数々の思い出写真が映し出された。その後は「夢は逃げない」「無謀な夢は覚めることがない」「RIVER」「根も葉もRumor」と続ける。「根も葉もRumor」はAKB48の58枚目のシングルで岡田がセンターを務める楽曲だが、STU48バージョンでの初披露となり、その難易度の高いダンスはメンバーにとって挑戦でもあった。続いて本コンサートを作り上げるまでのストーリーや岡田のSTU48としての5年間の活動と歴史、その時その時の気持を伝えるVTRが。「今回のコンサートのテーマはメンバーとの思い出作」なじみの曲から今までやったことのない難しい楽曲を取り入れたりと思い出ばかりでなく挑戦も入り、自分の願望を思いっきり詰め込んだ内容にしているという。岡田がSTU48と向き合ってきた姿勢、これからのSTU48に向けた思いが込められた映像だ。ユニットブロックでは「てもでもの涙」「Confession」「君だけにChu!Chu!Chu!」「アボガドじゃね〜し」「I’m sure.」「街の灯り」と6曲が披露された。セットリストを考えた岡田は「アボガドじゃね〜し」と「I’m sure.」はどうしてもやりたかったと話す。「もう私の趣味で入れちゃいました。沖舞(沖侑果&中村舞)には大人の階段を登ってもらって」と会場を沸かす場面も。そして「涙の表面張力」、「僕たちはシンドバットだ」。続く「誰かがいつか好きだと言ってくれる日まで」では卒業した磯貝花音と薮下楓が登場した。2018年1月31日に発売された1stシングル「暗闇」のType G挿入曲の歌唱メンバー登場という豪華演出に客席には、どよめきと大きな拍手が起きた。パフォーマンス後、磯貝は「奈々さんにお会いするのも皆さんにお会いするのも卒業以来で舞台で喋るのも久しぶりですごく緊張しているんですが一緒に踊れて嬉しかったです」、薮下は「私の卒業コンサートの時にスケジュールの都合で奈々さんこれなくて、もう一緒にステージに立つことはないと思ってたんですけど一緒にパフォーマンスできて嬉しかったです」とコメント。ファンにとっても嬉しいサプライズとなった。「僕たちは今話し合うべきなんだ」と 「思い出のほとんど」を披露後は甲斐心愛からの手紙が読まれる。甲斐はリハーサル時点で涙を流していたという。そこには「STU48には絶対、なあちゃんがいなきゃダメでした。これからのSTU48は、なあちゃんがʻʼ私じゃなきゃダメだったんだʼʻ と胸を張って言えるグループにしていきます。今までグループを背負ってきてくれてありがとう」と決意と感謝が綴られていた。「まだ辞めないで」と駄々をこねる姿に、岡田も後ろ髪を引かれたのか涙が止まらなくなる場面も。その後は「大好きな人」「ヘタレたちよ」「後悔なんかあるわけない」を披露し本編が終了。「ヘタレたちよ」のイントロでは岡田からのメッセージが映し出され、まさにʼʼヘタレたちʼʼだけど頑張ってるメンバーに向けられたメッセージであり、曲とリンクする。また「後悔なんかあるわけない」は7thシングル「ヘタレたちよ」収録曲であり岡田の兼任解除を受けて、秋元康氏が書き下ろした楽曲で、岡田を含めての全メンバーでのパフォーマンスは最初で最後だ。アンコールが始まる。今村が「奈々さんのSTU48としての最後の姿、皆さん目に焼き付けてください」とMCして「瀬戸内の声」でスタート。そして「奇跡という名のストーリー」の歌唱中には今村が「スタッフさんに無理を言ってこの時間を作っていただきました。私が今、手に持っているのはメンバーみんなから集めた“奈々” にちなんだ7色のレインボーローズです。レインボーローズの花言葉は『奇跡』、『無限の可能性』です」とサプライズ。続けて「奈々さんがSTU48に来てくださった奇跡があったからこそ私達STU48は無限大の可能性を感じられて、すごく素敵な思い出がたくさんできました。また33本の薔薇の花言葉には『生まれ変わってもあなたを愛する』です。STU48は奈々さんがいなくなって生まれ変わってしまうし、奈々さんはSTU48から離れて生まれ変わってしまうけど、これからも私達は奈々さんを愛し続けます」と語った。さらに今村は「奈々さんと過ごした約5年間。何もわからない私たちに寄り添って、本当に沢山の事を教えていただき成長することができました。奈々さんの兼任は今日で終わってしまいますが、STU48は5月には夢であった広島グリーンアリーナでの5周年コンサートもあります。前を向いてこれからも進んでいきたいと思います」とした。岡田は「たくさんの方に支えられて、ここまで来ることができました。最高の仲間達に出会えてすごく幸せです!これからのSTU48は皆に託します。自分を信じて前進し続けてください。ずっとずっと見守ってるよ。最後の曲は元気よくいきましょう」とコメントし「出航」を熱唱。旅立ちにふさわしい曲でラストを飾った。最後のMCで岡田は「みんなと離れてしまうのは本当に本当に寂しいですが、今のみんなならこれからも進化し続けられると思います。でもそこには温かいファンの皆さんの応援が必要です。私も、誰よりもSTU48のファンでいます。ファンの皆さんもSTU48のことを常に常に見続けて、愛を届けてあげてください」と改めて感謝の気持ちを届けた。最後は全員で観客に挨拶。温かい拍手に見送られ公演は幕を下ろした。公演終了後に会場内で展示されていた壁掛け写真も外され、正式に岡田のSTU48兼任最後の仕事が終了。岡田は「STU48兼任の話を頂いた時は、1から作り上げるグループに参加させてもらえることにワクワクとトキメキでいっぱいでした。できるなら一生一緒にいたかったけど、お互い甘えていてはいけない!5周年を迎え新しいスタートをきる為にはお互い離れなければいけないと思い、決意しました。STU48からは出航しますがSTU48はいつまでたっても私にとってかけがえのない宝物です」と、最後までSTU48愛を語る。彼女の背中をずっと見て育ってきたSTU48のメンバーたちは、教わった多くを胸にSTU48は新しい航路「STU48第2章」へと出航する。<岡田奈々・コメント>約5年間STU48として活動してきて本当に楽しいことばかりでした。MVだったり、お仕事にくる度に瀬戸内の美しい景色を見て、瀬戸内の美味しい食べ物を食べて、瀬戸内の可愛いメンバーとお喋りして私は本当に心を浄化しにこのグループにきていたのだと思います。ファンの方々もすごく熱くて、AKB48とはまた違った良さがあり、メンバーがピュアで何事にも一生懸命だし、嫌な時は嫌な顔するし(笑)。わかりやすい子達だったので私も可愛がりやすかったし、私に懐いてくれたので、本当にこの5年間みんなと楽しく活動させていただきました。これからSTU48の皆がどうなっていくのかという不安な部分はほとんどありません。この5年間、皆の成長を感じて近くで見てきたので、皆なら大丈夫だなって思ってます。何かあればいつでもステージに呼んでください。観客として皆のステージをこれからも見ていたいし、皆の成長をずっとずっと見守っていたいと思います。私も子離れして、岡田奈々個人としてSTU48で作った思い出を宝物に心に秘め、なにか辛いときは思い出して頑張り続けていきたいなと思います。だからSTU48のファンの皆様にはこれからも皆のことを思って熱く応援してくれたら嬉しいですし、何かSTU48に対しての不安や思うことがあったら私に言ってください。すぐにSTU48のスタッフさんに連絡するので(笑)。いつでもご意見や感想などお待ちしています。これからもSTU48の応援をよろしくお願い致します。以上!STU48の岡田奈々でした!ありがとうございました!!<今村美月(キャプテン)・コメント>この5年間、奈々さんの背中を見て沢山学んできました。何も分からなかった私達に寄り添って頂き本当に沢山の事を教えてくださいました。奈々さんのおかげで成長することができました。奈々さんからキャプテンを引き継いでもう2年が経ちましたが、私は皆を引っ張っていくタイプでも言葉でうまく伝えれるタイプでもなくて、私は奈々さんのように立派なキャプテンを務められているのかな?と不安になったりする時もありますが、奈々さんがSTU48に沢山の愛をくださったので私もSTU48をいっぱい愛していくことでメンバーもファンもついてきてくれるのではないかと信じてバトンを落とさないようにこれからも頑張っていきます。5月には夢でもあった広島グリーンアリーナでの5周年コンサートも控えています。これからのSTU48は皆さんをお腹いっぱいにできるほど満たしていきたいです!<瀧野由美子・コメント>STU48結成当初からずっとグループの柱として存在してくださった奈々さんは、行動で教えてくださることが多かったです。きちんとした挨拶、レッスンの空気感、活動に対する姿勢、奈々さんと会って一緒にいるだけで、自分ももっと頑張らなくてはと思うことが沢山ありました。まだまだ甘えたいし、頼りたいし、これからのSTU48に岡田奈々がいないという事実が受け入れられませんが、AKB48として活動する奈々さんが、STU48として活動してきた時間を誇りに思ってもらえるように、メンバー一同頑張っていきたいと思います。5周年コンサートを広島グリーンアリーナというずっと目指していた場所で行うことができるので、まずはそこを成功させます。成長を見守ってもらえたらいいなと思います。個人的な心残りは今回のコンサート練習期間中、お家に遊びにきてもらう時間がなかったので、また瀬戸内に遊びにきてもらって、今まで行けなかった瀬戸内のいいところを案内したいです。『STU48 岡田奈々ラストコンサート〜Sailing day from NANA〜』日時:2022年3月18日(金)開場18:00 / 開演19:00会場:兵庫県・神戶国際会館こくさいホール出演メンバー:池田裕楽・石田千穂・石田みなみ・今村美月・岩田陽菜・内海里音・岡田奈々・沖 侑果・尾崎世里花・甲斐心愛・川又あん奈・川又優菜・工藤理子・小島愛子・迫 姫華・信濃宙花・清水紗良・鈴木彩夏・高雄さやか・瀧野由美子・田中美帆・谷口茉妃菜・中村 舞・原田清花・兵頭 葵・福田朱里・峯吉愛梨沙・宗雪里香・森下舞羽・矢野帆夏・吉崎凜子・吉田彩良・立仙百佳・渡辺菜月<公演情報>STU48 5周年コンサート「タイトル未定」5月3日(火・祝) 時間未定場所:広島グリーンアリーナ<リリース情報>STU48 8thシングル『タイトル未定』4月13日(水)発売
2022年03月23日1995年にお笑いコンビますだおかだ・岡田圭右さんと結婚したタレントの岡田祐佳さん。長男は岡田隆之介さん、長女は岡田結実さんで、それぞれ芸能界で活躍中!そんな祐佳さんが先日インスタで息子さんとのツーショットを公開、「美男美女!」と話題になっているんです。 息子さんとのツーショットは「イケメンになっちまって!」 この投稿をInstagramで見る 岡田 祐佳(@yukachin719)がシェアした投稿 「隆之介24歳おめでとう」とのインスタには、雪が降る寒空の下で隆之介さんとのツーショットを投稿。24歳を迎えた隆之介さんは祐佳さんの隣で柔らかい笑顔。元夫の岡田さんのお顔をそのまま受け継いだようなキリリとしたお顔立ちの隆之介さん。妹の結実さんも美しく成長しましたが、兄もどこから見ても美形。祐佳さんはチェック柄のマスクとダウンジャケットを着用し、ハリのある目元は年齢不詳な若々しさ。「旅行に一緒に2人でも行ってくれたり、周りの友達が羨ましいと言ってくれる親子関係に感謝」「隆之介の人生何かと波乱万丈で過去嫌な思いとか沢山したけど腐らず素直に育ってくれてありがとう。」との気持ち綴り、外見だけでなく内面も素晴らしく育ってくれた隆之介さん。母と子の深い絆も感じます。続けて、親子でじゃれ合う動画もアップし、外は寒くとも心はポカポカと心があったかくなるような仲睦まじさを見せてくれていました。この投稿には「ゆかさんが若いからカップルに見える!」「イケメンになっちまって〜!」「お母様が若い!そして、美しい。美男美女のお子さんが産まれるはずですね」との声が寄せられ、イケメン息子くんだけでなく美人な母にもびっくりするショットは必見です。1月末には所属している事務所を退所し、再スタート切った隆之介さん。今後の活躍が楽しみです!
2022年02月14日2016年から開催されている、岡田浩暉プロデュースのミュージカルコンサート『I Love Musical』。シリーズ第7弾となる今回は、デビュー30周年を迎えた岡田の節目を祝う楽曲にキャストが勢揃いした。初日の約3週間前、発起人である岡田本人に現在の心境を尋ねてみる。1991年にデビューし、To Be Continued名義で発表したシングル「君だけを見ていた」が俳優として初出演したドラマ『もしも願いが叶うなら』(TBS系:1994年)の挿入歌として大ヒットを記録した岡田。コンサートにはこのドラマで共演したミュージシャンの浜崎貴司が初登場し、「彼とのデュエット含め、ブチ抜きで数曲歌うコーナーを設けています」と岡田の門出に華を添えるという。岡田は、浜崎に対する想いを「同い年でアーティストとしての活動時期も近く、親近感があるんですよね」と語る。続いて「過去・現在・未来にわたっていろんなことを話せる人で、ミュージカル俳優“ではない”僕の側面を引き出してくれる存在ではないでしょうか」と期待を寄せた。折しも今年は岡田がTo Be Continuedを再始動させたタイミングでもある。もちろん、本コンサートには「ミュージカルの敷居を下げ、老若男女たくさんの方に楽しんでもらいたい」という岡田の企画意図も根底に横たわっている。その面を担うのは『I Love Musical』シリーズに出演経験のある石井一孝、泉見洋平、今拓哉、戸井勝海、彩乃かなみ、紫吹淳、沼尾みゆき、林愛夏、北翔海莉(男女別五十音順)といったキャストの面々だ。日替わりで出演する彼らとは“即興”でミュージカルナンバーをつくる目玉企画が用意されている。これは「観客の皆さんにミュージカルを身近に感じてもらうためには“目の前で生まれる瞬間”をお見せすればよいのでは」「いま感じたことが歌になる、というミュージカルの原型を体感してもらいたい」という岡田の考えから。お題の提供方法や作詞・作曲術、歌唱順など鋭意検討中だそうだ。ライブ感あふれる取り組みに、普段とは異なるキャストの表情が垣間見られるだろう。ミュージカルや映像の俳優経験は、歌い手としての岡田にどんな影響を与えたか──。最後にそう尋ねると、「発声法や歌詞の解釈がアーティスト時代より豊かになった」と岡田は笑う。「演じて歌う時は自分を殺すのではなく、役との共通点を常に探しています」「いろんなキャラクターを演じたことで、僕自身の在り方が問われるアーティスト活動の引き出しが増えた気がします」と続き、相乗効果のありがたさを語った。「KOHKI OKADA PRESENTS『I Love Musical 2021』~岡田浩暉デビュー30周年記念~」は、12月24日(金)~26日(日)に東京・第一生命ホールにて。ぴあでは座席指定できるチケットを販売(12月20日まで)。12月21日以降は各公演前日23:59まで購入できる当日引換券を販売する。取材・文:岡山朋代
2021年12月15日岡田健史《髭の岡田健史くんだけはちょっと求めてなかった…》12月4日、岡田健史がインスタグラムのストーリーにヒゲを生やした写真を投稿。ファンの間で賛否が巻き起こっている。「写真には“先日、初めて職質を受けました”という文が添えられていました。これまでの爽やかな印象とのギャップに、ファンが戸惑うのも当然でしょう」(ネットニュース編集者)■事務所社長の剛腕ぶり今年5月に所属事務所との契約をめぐって裁判トラブルになっていたことが報じられた岡田。8月には契約解除の仮処分を求めた件について、公式サイトで和解が成立したことを発表していたが……。「和解発表後に行った仕事は、カレンダー発売を記念して9月に行われたオンラインの個別対面会のみ。10月に公開された映画『そして、バトンは渡された』にもメインキャストで出演しているにもかかわらず、取材や公開イベントにはいっさい登場していません。新たな仕事が決まったという話も聞こえてこないので、業界でも彼の今後を心配する声が上がっています」(テレビ誌編集者)そもそも岡田が契約解除を求めた背景には、所属事務所『スウィートパワー』(岡田は系列の『スパイスパワー』所属)の岡田直弓社長のパワハラにより、多くのスタッフが事務所を去ったためだといわれている。「岡田社長はその確かな審美眼で内山理名さんや堀北真希さんなど逸材を続々と発掘、育成してきました。事務所を立ち上げて間もないころは“起用してもらえるまで帰りません”とテレビ局や雑誌社に内山さんを根気よく売り込んでいたのは有名な話です。部下にも同じような熱意を求めているのでしょうが、今の時代だとパワハラやモラハラと捉えられても仕方ないでしょう。ただ、ここ数年でスタッフの入れ替わりが激しくなっているのは気になるところですね」(広告代理店関係者)スウィートパワーと仕事をしたことのあるテレビ局関係者も、困惑を隠し切れない。「一昨年、ベテランマネージャーが退社したのをきっかけにスタッフの退社が相次ぎました。現在いるスタッフは、ほぼすべてその騒動以降に入社した方だと思います。仕事をお願いするたびに担当者が替わっているような状況で、所属タレントも不安を感じているようです」スタッフが大量退社した影響か、近年同社から独立や移籍するタレントも増えている。■「事務所内で干された」「昨年7月に南沢奈央さんが独立。今年3月には元KARAの知英さんが韓国に活動拠点を移すのを機に移籍しています。4月には高杉真宙さんが独立を発表し、5月にはパニック障害を告白した竹内愛紗さんが引退……と、看板タレントが続々と退社しています。近年は独立するタレントが増えていますが、短期間にここまで退社が相次ぐのは異例でしょう。加えて、岡田さんの契約トラブルもあったので、事務所側に問題があると見る業界関係者は多いです」(前出・広告代理店関係者)岡田は数年かけて、社長自ら口説き落としてデビュー。芸名に社長の名字をつけるほど、期待を寄せていたという。「500人を超えるオーディションを勝ち抜き、TBS系『中学聖日記』で有村架純さんの相手役で鮮烈なデビューを飾りました。その後、地元の福岡放送の単発ドラマやABEMAなどの作品で主演を次々に務めることができたのは、社長自らが熱心に売り込みをしたおかげでしょう」(芸能プロ関係者)放送中の大河ドラマ『青天を衝け』では、主人公である渋沢栄一のいとこである尾高平九郎役を熱演し、ファン層も広がっていたが……。「社長も力を注いでいたぶん、裏切られてしまったという思いが強いようですね。これまでの反動もあってか、裁判トラブル以降は岡田さんのマネージメントをする気力が湧かないようです」(同・芸能プロ関係者)和解したはずの岡田だが、事務所の有料サイト内のブログの更新がないだけでなく、マネージャーのブログ更新も4月から途絶えている状況だ。「公開中の映画『そして、バトンは渡された』に関する告知も行っていないのは、さすがに事務所内で干されていると思われても仕方がないですよね。来年公開の映画『死刑にいたる病』には準主役で出演。通常ならプロモーションの一環でバラエティー番組などに出るはずですが、現在の事務所の対応を見る限り、プロモーション活動も行わないかもしれませんね」(前出・テレビ局関係者)メディアから姿を消してしまった岡田は、今何をしているのだろうか。「裁判トラブル以降に事務所の寮を飛び出してひとり暮らしを始めたこともあり、インスタグラムのストーリーでは、自炊した料理や趣味で描いた油絵やペン画の写真を公開していますね。あれだけヒゲを生やしているということは、今春テレビ朝日系で放送されたドラマ『桜の塔』以降は仕事をしていないのでは」(前出・テレビ誌編集者)■インスタライブでの“ざわつく発言”岡田に新しい仕事が決まっているのか、所属事務所に問い合わせたが、期日までに返答はなかった。そんな中、12月10日深夜、岡田が突如インスタライブの配信を行った。「ヒゲを生やしているのを知らなかったファンの中には、戸惑っている人もいましたね。職質された件を視聴者から聞かれ、“若くてヒゲが生えている男性は薬物を所持していることが多いそうで。3人の男性警官に囲まれました”と答えていました」(前出・ネットニュース編集者)ライブ配信の後半では、少々気になる発言も。「ファンレターを送ったら返事は来るの?という視聴者からの質問に“お手紙や送っていただいたものは、今はいっさい受け取っていないです”と、事務所スタッフとコミュニケーションを取っていないと思われる発言をしていました」(同・ネットニュース編集者)本格的に活動を再開できるのは、契約が切れる再来年の春以降になりそうだ。
2021年12月13日●岡田准一「V6としていただいた賞」 なにわ男子はデビューへの思い語る俳優の岡田准一、アイドルグループ・なにわ男子が6日、都内で行われた「anan FES 2021」に登場。「anan AWARD 2021」で岡田は大賞、なにわ男子はホープ部門を受賞した。2020年に女性週刊誌『anan』創刊50周年を記念し初開催された「anan FES」は、カルチャーやファッションなど、“すべての女性の、いま好きなこと。”を集結させた都市型イベント。時代のムーブメントをみてきた『anan』が、“時代を象徴するスター”を表彰する「anan AWARD」の授賞式を今年も開催した。大賞に輝いた岡田は「『anan』さんは昔から特集をしていただいたりお世話になっているので、(V6を)代表してここにいると思います。グループの写真などが話題になったということでいただいたと思っているので、V6としていただいた賞だと思います。V6は終わりましたけど、V6としてこういう賞をいただけてうれしく思います」と喜びのコメント。10月20日発売の『anan』の表紙に登場したV6の写真は岡田が撮影した。「趣味で写真を撮っていて、解散が決まってからメンバーを撮り続けて、本にするまでというのを自分の中で決めて作品として撮っていたんですけど、その中で『anan』さんも撮ってみないかと言っていただけてうれしかったですね」と振り返り、撮りためてきた写真について「いつかチャリティーとかで本を出せればいいなという思いがあって撮りためていたので、いつか皆さんの元に“解散までの2年間”という本を出せるかなと思います」と話した。また、映画『燃えよ剣』で共演したHey! Say! JUMPの山田涼介について「事務所の後輩ですけど山田くんはとても信頼する役者さん。メインでこれからの時代を引っ張っていく方なので、あまり後輩という感じもない」と述べ、「後輩としてはなにわ男子にしか目が行ってない」となにわ男子に興味津々の様子。「僕たちは光GENJIの最後のライブを見て、そのときデビューだったんです。なにわ男子は僕たちの最後のライブを見に来てくれて、デビューするという、同じサイクルの中にいてくれるグループで、勝手に大好きです。勝手に応援…愛着があるので応援している子たちですね。V6となにわ男子は何かあるのかなと勝手に思っています」と語った。なにわ男子(藤原丈一郎、西畑大吾、大橋和也、高橋恭平、大西流星、道枝駿佑、長尾謙杜)はホープ部門を受賞。西畑は「このような素敵な賞をいただくことができて光栄です。なにわ男子にとって初めての賞の受賞ということで、ホープ……すごく期待してくださっているんだなとひしひしと感じますし、ホープ賞に恥じないなにわ男子でいたいなと思っています」とあいさつし、道枝は「なにわ男子がデビューする年にホープ賞を……今年の顔という賞をいただけて本当に光栄です。来年もさらなる飛躍を目指して全力で頑張ります」と誓った。11月12日にデビューシングル「初心LOVE(うぶらぶ)」をリリースするなにわ男子。大西は「なにわ男子らしさがギュッと詰まっていて、純粋な初心な恋心が描かれている、僕たちらしい楽曲だなと思っています」と語った。イベントにおいて楽曲の振り付けも披露した。そして、藤原は「僕たちなにわ男子は『初心LOVE』という曲でデビューさせていただきます。日本中、世界中にこの曲を届けて、たくさんの人に笑顔になってもらいたいと思います。精一杯頑張りますので応援よろしくお願いします」と呼びかけ、西畑も「12日まで1週間切っていまして、なにわ男子として1週間切った日にちを一歩一歩ファンの皆さんと一緒に歩んでいきたいと思っています。このかけがえのない時間をともに過ごしていただければ幸いです」とメッセージを送った。●大橋和也、岡田准一のリクエストに応え自己紹介2バージョン披露イベント後に、アクター部門を受賞した黒木華、ミュージック部門のCreepy NutsよりDJ松永、アスリート部門の阿部一二三と阿部詩とともに取材に応じた岡田となにわ男子。岡田は「大変うれしい。キラキラされている皆さんの中に一緒に並べてうれしいですし、個人的には阿部兄妹に会えて心では踊っている。本当に応援してます!」と笑顔を見せ、黒木について「なにわ男子の大橋くんにハマっているって。きょう、『ありがとうございます!』ってすごい頑張っていたのに対して華ちゃんが『えらいね』って絶賛していた」と明かすと、大橋は「マジっすか!?」と喜んだ。長尾は「素晴らしい方たちと登壇できてうれしい。事務所の先輩でもある岡田くんと並べてうれしいですし、金メダリストの阿部兄妹と並べてうれしいです。受賞できたうれしさを力にして、僕たちもアイドルとして金メダルをとれるように頑張りたいと思います」と意気込み、西畑が「素晴らしい! 100点です」とにっこり。大西は「大先輩の岡田くんが目の前にいて、めちゃくちゃ緊張しますし、授賞式に出演させていただくのも初めてなので、また新たな一歩を踏み出したなという感じもするので、前列の皆さんは一流の方たちばかりですけど、僕たちも皆さんに追いつけるように頑張っていきたいと思いました」と気を引き締めた。受賞を誰に報告したいか聞かれると、岡田は「母に」と答えた後、「メンバーに伝えます。一応LINEグループ鳴らしてみます」とコメント。道枝は「家族に伝えたい」と話し、藤原は「僕は関西Jr.に伝えたいなと思います。ほかにもAぇ! group、Lil かんさい、Boys be、そして最近、AmBitiousというグループもできまして、ほかにもたくさんいますけど、頑張ったらこんなにも素晴らしい賞をもらえるんだぞと教えてあげたいです」と話した。岡田は、なにわ男子に「キラキラしていてこれからの希望がたくさんあると思いますけど、それぞれの個性を見つけて自覚して楽しんで進んでいきながら、忙しさに負けずに一歩一歩、歩み続けていくことを願います。いろんなことがあると思いますけど、仲間がいるから乗り越えられることもあると思いますので、そういう関係性になれるように頑張ってもらいたいと思います」とエール。“ひらパー兄さん”でもある岡田。関西弁でのエールを求められると、「本当にたくさんの方が応援してくださるグループになってくれると思います。頑張るでおま!」とエールを送り、「使い方、間違っているので」と苦笑い。なにわ男子は「ありがとうございます!」と喜んでいた。また、岡田が「ジャニーズのルールで『くん』っていうのがあるんですけど、10代、20代の子は、40超えている人のことは『さん』と呼ぼうね。ルールがあることはわかっているんですけど、10代20代の子は……うちのほかのメンバーに、『長野さん』、『井ノ原さん』、『三宅さん』だからね。『三宅くん』って言ったら本当に怒られるよ。ということだけは伝えて。40オーバーの人は気をつけてね」とアドバイスする場面も。なにわ男子は「みんなで気をつけよう」「いいアドバイスをありがとうございます!」と感謝した。ムービー撮影の際に、岡田が「大橋、自己紹介は?」とむちゃぶりする場面も。大橋は「プリン食べすぎてお尻プリンプリン! 大橋和也です!」と元気いっぱいに自己紹介し、会場から拍手が。囲み取材においても、岡田は「自己紹介して」とリクエスト。大橋が同じ“プリン”の自己紹介をすると、岡田は「もう一個のほう」と希望し、大橋が「メロン食べすぎてみんながメロンメロン!」と別バージョンも披露すると、「よければ応援してあげてください」と呼びかけていた。
2021年11月06日岡田准一「走る車の窓にしがみついて、屋上から車ごとダイブしたり、今回も岡田さんのアクションシーンがものすごくて……。ジャニーズとは思えない“クレイジー”な演技を見せてくれています」ある映画ライターがそう評するのはV6の岡田准一が主演する映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』だ。■過激なアクションシーンを続けるために「人気コミックの実写版で、’19年に公開された作品の続編にあたります。岡田さんが演じるすご腕の殺し屋、通称“ファブル”がボスから“1年間だけ一般人として生きろ”と命じられる中、裏社会で起こる騒動に巻き込まれるというストーリー。岡田さんは今回、主演だけではなく“ファイトコレオグラファー”というアクションシーンの振付師としても名前がクレジットされているんですよ」(同・前)近接格闘の武術である『カリ』や『ジークンドー』、『修斗』などのインストラクター資格を持つほど、格闘技に精通している岡田。アクションシーンが豊富な今作では“弟子たち”に熱血指導を行ったという。「撮影の約3か月前から“岡田塾”が始まり、週に2~3回ほど出演者が岡田さんから武術を学んだそうです。“アクションは殴る蹴るだけではなくて対話なんだ”と、アツく指導していましたね。共演者の安藤政信さんは、岡田さんの指導に感動して“道場に通わせてほしい”ともらすほどだったとか(笑)」(芸能プロ関係者)ストイックなことで知られる岡田は、食生活にもこだわりを持っている。「20代のころは感覚を鋭くするため、食事を控えて空腹状態にすることが多かった岡田さんですが、現在は“腸”を意識しながら生活しているそうです。健康で強靭な肉体をつくるには“腸がいちばん大切”と考えるようになったと聞きました」(同・前)過酷なアクションシーンを演じる肉体を維持するため、岡田は日々、内臓も意識した“とあるアイテム”をとっているというのだが─。「都内にあるジュース店『L』のプロテイン入りスムージーを飲んで、体調を整えているんです」(岡田の知人)『L』はアメリカのロサンゼルス発で、ハリウッドスターやセレブも御用達の有名店。「岡田さんは、プロテインに加えてアーモンドミルクとバナナ、イチゴやブルーベリーなどが配合されたドリンクがお気に入り。1本320mlほどで価格は税込み1300円。抗酸化作用の高い野菜やフルーツを使用していて、体内の毒素を排出するデトックス効果や腸内環境を整えてくれます」(同・前)“クレイジー”なアクションの裏には、一流のスムージーがあった!
2021年06月23日結婚を発表した、声優・山寺宏一と岡田ロビン翔子(岡田の写真は公式Twitterより)31歳という年の差婚が大きな話題を集めた、声優・山寺宏一とタレント・岡田ロビン翔子との結婚。もしかしたら今回の報道で初めて岡田の名前を知った人もいるかもしれない。現在28歳の岡田ロビン翔子は、アップフロントグループの女性アイドルグループ『チャオ ベッラ チンクエッティ(2015年まで旧名・THEポッシボー)』のメンバーとして、18年の解散まで活動した。グループの結成は2006年。モーニング娘。やアンジュルムらが所属するアップフロントの女性アイドル集団・ハロー!プロジェクトの、当時の研修生「ハロプロエッグ」からの選抜メンバーで結成されたグループで、岡田はのちにリーダーに就任している。夫となる山寺宏一は、言うまでもない超大物声優。今回の結婚報道を受け、一部では、「ちょっと待って、アップフロントって、モー娘。以外のほうが大物と結婚してない!?」という不思議な傾向が指摘されている。■モーニング娘。の結婚相手はその例のひとつが、現在東北楽天ゴールデンイーグルスで活躍する田中将大投手と2012年に結婚した、里田まいだ。里田は2002年から『カントリー娘。』の一員として活動していた。もう一人はハロプロのソロタレントとして活動後、女優に転身、そして2018年に現在スペインで活躍するサッカー選手・柴崎岳と結婚した真野恵里菜。「どちらもお相手は世界で活躍し、誰もが知る大物アスリート。里田も真野も、もちろん知られた存在でしたが、失礼ながら結婚相手との認知度や格差が明らかで驚いた人は多かった。いまではどちらも円満なようで、憧れられる夫婦となっています。また、今回結婚を発表した山寺さんも、知らない人はいないのでは、という大物声優。一方、ロビンさんはあまり知名度がなく“玉の輿”と言えるのではないでしょうか」(芸能ジャーナリスト)いっぽう、アップフロントでもっとも人気を誇った歴代モーニング娘。の主なメンバーのお相手に目を向けてみると……。・中澤裕子→IT関連企業社長の一般人・福田明日香→一般人男性(離婚)・石黒彩→真矢・安倍なつみ→山崎育三郎・後藤真希→一般人男性・矢口真里→元モデル男性(前夫は俳優の中村昌也)・加護亜依→一般人男性(過去に離婚)・辻希美→杉浦太陽・石川梨華→読売ジャイアンツ・野上亮麿・藤本美貴→庄司智春・高橋愛→あべこうじ誰と結婚したのか、その肩書きや収入などで優劣をつけるものではないが、世界で活躍した経験のある、前述の田中将大投手、柴崎岳選手、山寺宏一と比べてしまう。この傾向について、あるアイドルウォッチャーはこう語る。「国民的人気アイドル、しかもグループのエース格の人気メンバーともなると、やはりいろいろな制約もあり、交際自体が難しいこともあります。女性アイドル側の熱愛スクープをとろうと、マスコミに張り付かれることもありますしね。有名なアイドルであればあるほど、“大物”男性たちも声をかけにくいのかもしれません」とはいえ、運命を感じて結婚まで至った2人なら他人がとやかく言うことではない。3度目の結婚となった山寺宏一。1度目は2歳年下、2度目は17歳年下、そして3度目の岡田ロビン翔子とは31歳の差がある。年を追うごとに奥さんがどんどん若くなり、世の男性を勇気づけ、世の女性を驚かせている。今度こそは円満であることを願いたい。〈取材・文/渋谷恭太郎〉
2021年06月18日岡田将生あの岡田将生がついにフライデーされてしまった。《岡田将生&フジ鈴木唯アナ コロナ禍で育む「巣ごもり愛」》岡田が高級外車で彼女を迎えに行ったところのツーショットや、車内での和気藹々とした様子もバッチリ。彼の家で巣ごもりデートというのがふたりの定番パターンらしい。スカウトを受けて高校生のときにデビューし、もう芸歴15年にもなる岡田だが今回が初の熱愛スキャンダルとなる。■「一緒に住まねえ?俺と」どうしょうもないほどの美形にすらっとした長身、天然っぽい言動に常にオファーの絶えることのない演技力。完璧にみえる彼にこれまで熱愛報道がひとつも出てこなかったことは、世間からも長らく不思議がられていた。巨大匿名掲示板『2ちゃんねる(現・5ちゃんねる)』では長い年月をかけて、こんな噂が根強く広まっている。「岡田将生はロリコン」そんな事実無根の“決めつけ”が『2ちゃん』を中心に出回りはじめたのは2012年。『王様のブランチ』で、映画の撮影現場で共演した子役・吉田里琴(当時12才・現在の芸名は吉川愛)にプロポーズめいた発言をしていたオフショットが放送されたことに端を発している。里琴ちゃんの撮影最終日、そろりと後ろから近づいた岡田はこう口を開いた。「愛おしくてしょうがない。一緒に住まねえ?俺と。なんでもするよ」当時の映像を確認すると、たしかにそこはかとなくガチトーンが漂っているような……。もちろんこれは映画の宣伝のためにオンエアされたもので、『岡田将生プロポーズ疑惑』と題されていることも含め、情報番組的な演出の一環であろう。本当にロリコンならテレビで流すわけがない。当然、『ブランチ』のスタジオではこのVTRを巡って、イジりの集中砲火を受けたのだが、対する彼の言い訳はというと、「本当に大好きで、お父さん的感覚なんですよ。本当に可愛くてなんでもしてあげたくなるような感じで。そうするには一緒に住むしかないなと思って」そう語る様子はなぜか挙動不審に見えるし、言葉のチョイスもなんだか不思議。端的にいえば、バラエティー慣れしておらず、返しが下手なんである。『ブランチ』スタッフは当時23歳だった岡田将生の“対応力”を測り間違えてしまったのだ。■無味乾燥なWikipediaこの一件が衝撃的すぎたのだろう。その後も2017年にテレビで親友・ハライチ澤部の娘に“メルちゃん(女の子向けの着せ替え人形)のキッチンのおもちゃを買ってあげた”というエピソードを披露すれば、ネットでは「嬉しそう、やっぱりロリコン」と言われ、女優とのキスシーンの画像を貼られては「顔が嫌そう」とイジられてきた。こんなエピソードが次々に切り取られて、アーカイブされていった結果、“岡田将生ロリコン説”が補完されてきたわけだ。10年以上もロリコン呼ばわりされてきたのには、「あんなにモテそうなのに熱愛が出てこなかった」こと以外に、“キャラの薄さ”も影響していたと思う。ときたま番宣でテレビに出てくる彼をみていても、その言動はいたって無難で、雰囲気から察することができるのもどうやら“天然で純粋そう”といった人の良さそうなところばかり。ツイッターやインスタなどSNSもやらず、発信が少ない姿勢も人物像が定まらない原因だろうか。佐藤健(熱愛多数のモテ男)や松坂桃李(ガチオタク)など、同年代の俳優たちが個性あふれる人柄を世に轟かせるなか、天然で純粋なだけではどうも印象が弱かったのかもしれない。それを示しているのが岡田将生の『Wikipedia』。芸能界入りのきっかけや受賞歴などはズラズラと列挙されているのだが、あれだけ活動しているというのに性格や人柄をあらわす『人物』の項目が存在しない。ここまで全くエピソードのない無味乾燥なウィキ、人気俳優としてはきわめて珍しい。■岡田将生の結婚願望そんな岡田の素を出さない気質は、ネット民からすれば無地のキャンパスだったのだろう。あれだけ美形でキラキラしている芸能人なのに、それ相応の行動が伴わない“素材の良さ”が、ロリコン色に染められていった所以ではないか。そのようにして彼は “イジられキャラ”を獲得したのである。しかしながら、イジられるということは同時に、“愛されキャラ”であることも意味する。「天然で純粋そう」、そのこと自体が好かれるに足る理由なのかもしれない。『2ちゃん』のスレッドに書き込まれている内容からもその空気は伝わってこよう。彼の愛されるパーソナリティは、今回の熱愛報道にも色濃く反映されている。というのも、そもそも今回スクープされたのは、“彼女の家まで車で迎えにいっていた”からにほかならない。本来、自宅でのデートであれば彼女に「ウチに来て」で済みそうなものだが、こと岡田の場合は“わざわざ相手の家までお迎えにあがり自分の家まで車を走らせる”というコースを辿る。なんと、記事にはこの描写が3度も登場するのだ。本来もっと警戒すべきともいえるイケメン俳優にも関わらず、しかもこのご時世にこうも2ショットを撮られてしまうのはなんだか間が抜けているというか、愛らしいとしか言いようがない。そして証明されたのは、好きな女に簡単に「一緒に住まねえ?」などと言うような男でないこと──。2021年1月に放送された『ボクらの時代』に出演し、結婚願望について問われた岡田は「自分が地に足ついてないから……」としながらも、「子どもは好きだからねぇ〜。そういう機会があったら突然(結婚)しちゃうかもね」と照れながら答えていた。『FRIDAY』によれば“付き合って半年ほど”とあるので、ちょうど交際が始まった時期と重なる。ここにきてようやく「子どもが好き」が別の意味を持って立ちのぼってくるのである。〈皿乃まる美・コラムニスト〉
2021年06月11日所属事務所と係争中の岡田健史若手俳優・岡田健史(22)が事務所とモメている。退所するための契約解除を求めて、係争中だ。■トラブルと見えてきた人格岡田は2018年、高校卒業と同時に芸能界入りして、半年後にドラマ『中学聖日記』(TBS系)でデビュー。その後も順調にキャリアを重ね、現在はNHK大河ドラマ『青天を衝け』や『桜の塔』(テレビ朝日系)に出演中だ。大河では、主人公・渋沢栄一のいとこ役である。にもかかわらず、この騒動。5月27日発売の『週刊文春』はその背景に「奴隷契約」があると書き立てた。「最初の一年半は給料ゼロ」で、最近の月給も「手取りで15万円」だという。渋沢栄一が3年後に新たな顔となる1万円札15枚分だ。しかも、仕事の内容に口を出すことができず、マネージャーも頻繁に交代しているという。ちなみに、岡田が所属するのはスパイスパワー。堀北真希や桐谷美玲、黒木メイサらを輩出したスウィートパワーの男性部門だ。グループ全体を束ねる女性社長はやり手として知られ、ジャニーズ事務所などとも太いパイプを持つ。その一方で、社長のセクハラやパワハラといった問題も報じられており、そのせいか不明だが人材流出も起きている。結婚が理由の堀北やパニック障害の治療が目的だという竹内愛紗はともかく、高杉真宙に知英といったタレントの退所や契約解消が相次ぎ、そして今回の岡田のトラブルである。ただ、岡田にも「人が変わってしまった」という見方が。デビューからとんとん拍子で売れたため、ちょっと天狗になっていると感じる人も業界にはいるようだ。では、岡田健史とはどういう人なのか。印象的だったのは、今年4月『あさイチ』(NHK総合)に出演したときの発言だ。高校の野球部時代に撮ってもらった「めちゃくちゃいい写真」があちこちで紹介されていることについて「ちゃんと許可とってるのかなって」と切り出し、「いろんなとこで使われてるけど、その方にお金入っていいぐらいだと僕は思うので、ちょっとそこが心配です」と語った。金銭的なことなど、ちゃんとしたいタイプなのだろう。■野球選手への「尊敬の気持ち」また、彼は今年、日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞。3月の授賞式では、プロ野球界の大選手・落合博満の名言を引用してスピーチをした。落合は現役時代、日本では初の年俸調停を起こして球団と闘った男だ。さらにいえば、前出の『週刊文春』記事には、事務所社長のセクハラ疑惑報道のあと、彼が周囲に「不信が確信に変わった」と漏らしたという話が出ている。これは松坂大輔投手の名言「自信が確信に変わった」の影響と考えられる。もっとも、影響を受けるのも無理はない。彼は高校3年まで本気でプロ野球選手を目指していた。中学1年のときから、現事務所から誘いを受けるも断り続け、大学でも野球を続けるつもりだったという。それが高校最後の夏、県ベスト8に終わり、助っ人として参加した演劇部で全国大会に出場。そこで芝居の魅力に目覚めたわけだ。そういうことがなければ、今ごろはまだどこかの大学で白球を追いかけていたかもしれない。そんな彼が夢見たプロ野球界は、高卒新人でもいきなり1億円の契約金を手にできる世界。もちろん、そこには活躍できる期間が短く、大ケガをしたら即おしまいという特殊な事情が関係している。一方、芸能界もまた、特殊な事情のある世界だ。売り出すために膨大な費用がかかるため、最初は薄給にとどめて、先行投資の回収を優先。そのぶん、売れなくなってからも功労者として長年面倒を見たりする。吉本興業やジャニーズ事務所は、このやり方で成功してきた。そこには所属タレントの浪費グセを抑えるとか、若いうちに大金を持つのはよくないからといった配慮も働いているわけだが──。当然、疑問を持つ者もいる。たとえば、嵐の松本潤は若いころ、小栗旬らとの交友を通して、収入の違いに驚いたという。岡田の事務所も吉本やジャニーズのようなやり方だと思われ、彼はそうでない事務所との収入差にショックを受けたのかもしれない。まして、彼の事務所は歴史が浅く、功労者として長年面倒を見てもらっているような先輩もいない。また、彼と同学年にはヤクルトの4番・村上宗隆選手や西武のクローザー・平良海馬投手のようにプロ野球でバリバリ活躍して稼いでいる人もいる。違う世界とはいえ、自分もバリバリ活躍しているはずなのになぜ、という気持ちになっても不思議はない。■何事にも全力で……なお、これまでの発言を見ていると、彼は金銭面だけでなく、芝居についてもちゃんとしたいタイプであることがわかる。高校3年の夏に演劇をやって芝居の魅力に目覚めたことを振り返り、こんな話をしている。「なんともいえない感情になって、そのときの感情を言語化することが僕の今のひとつの目標でもあるので、それを追い求めてまた、挑戦していって、作品を通して感動や勇気を与えられるような人間になりたいなと思ってます」(『ノンストップ!』フジテレビ系)こういう人なので、作品にもとことんこだわりたいのだろう。前出の「人が変わってしまった」という見方は、そのこだわりが災いして「生意気」というイメージにつながったということかもしれない。問題は、そういうイメージが業界全体に広がってしまうことだ。彼に非がなかったとしても、売れてからまもない時期での所属をめぐるトラブルはリスクが高い。記憶に新しいところでは、女優・のんの例もある。契約期間中に独立したため、仕事を干され、能年玲奈からの改名を余儀なくされた。現在も地上波テレビでの活動には苦労している。だからこそ、岡田も裁判で決着をつけたいのだろう。ただ、理想をいえば、話し合いによる円満な独立が望ましい。事務所とは5年契約らしいので、まだ2年近くある。このままこじれると、俳優生命にも関わってきそうだ。PROFILE●宝泉 薫(ほうせん・かおる)●作家・芸能評論家。テレビ、映画、ダイエットなどをテーマに執筆。近著に『平成の死』(ベストセラーズ)、『平成「一発屋」見聞録』(言視舎)、『あのアイドルがなぜヌードに』(文藝春秋)などがある。
2021年06月03日東映株式会社会長の岡田裕介氏が急逝された。映画俳優としてデビューしたのち、プロデューサーに転じ、その後東映に入社、社長、会長を歴任された。映画に生きた岡田氏を悼み、樋口尚文さんに追悼文をご寄稿いただいた。(編集部)樋口尚文(映画評論家・映画監督)慶應ボーイからテレビドラマへ岡田裕介氏が逝った。岡田氏といえば東映グループの会長だが、70年代を知る映画ファンにとっては俳優としての活躍が忘れ難い。そもそも「岡田裕介」というのは俳優活動をしていた時の芸名であって、本名は岡田剛である。銀座界隈でも年季の入った東映本社の、決して大きいとは言えないエレベーターで試写室に行こうとすると、昼食を終えた社員たちの後からぐいぐい乗りこんできた岡田氏が、至近距離で緊張するみんなに「おまえ元気か」「おまえ何やってんだ」と聞いてまわるシーンになぜか何度も遭遇し、「この人があの『赤頭巾ちゃん気をつけて』の薫クンなんだよな」といつも俳優時代とのギャップに驚いていた。俳優・岡田裕介の誕生は東大闘争の1969年に遡る。岡田の父は当時40代半ばにして東映の映画製作のトップである企画製作本部長から映画本部長になったばかりの岡田茂で、長男の裕介こと剛は千代田区番町小学校から都立日比谷高校というエリートコースを歩んでいたが、一浪中の69年に東大入試は中止となり、慶應大学商学部に進んだ。そんな慶應ボーイの岡田剛が夏休みに京都に滞在していた際、テレビプロデューサーの逸見稔に声をかけられて、NET(現、テレビ朝日)のナショナルゴールデン劇場『レモンスカッシュ4対4』で高峰三枝子扮する評論家女史の三男坊の大学生を演じたのが、俳優・岡田裕介の初仕事だった。逸見稔は松下電器のスポンサー側プロデューサーとしてテレビ番組の製作を任され、ナショナル劇場の『水戸黄門』『大岡越前』などのヒットシリーズを生んだことで知られるが、岡田茂にはフジテレビのテレビ映画『銭形平次』の制作を依頼して以来の縁があった。映画興行の不振とテレビの台頭を受けて、岡田茂は経営的観点から東映京都撮影所のステージを積極的にテレビ映画にも貸し出して批判を受けることもあったが、そんな折に子息の剛が奇遇にもテレビ界にスカウトされてテレビドラマでデビューを果たしたというのは、なんとも象徴的な出来事だった。『赤頭巾ちゃん』そのままの銀幕デビューさて、テレビから出発した岡田裕介が映画俳優となったのは、翌70年にくだんの『赤頭巾ちゃん気をつけて』を東宝が森谷司郎監督で映画化、一般公募の公称五千人のなかから主役の薫役に抜擢された時であった。前年、作家・福田章二が庄司薫とペンネームを変えて発表し、芥川賞を受賞した原作の主人公は、まるで岡田裕介そっくりのプロフィールだったので、これはもうハマり役だった。この時分の岡田裕介は、「カンロク」どころか「うらなり」という言葉を画にしたような雰囲気で、繊細でもぞもぞと大人になれない若者というカラーで売っていた。それが高度成長も学園闘争も終わってシラけ出した社会の「踊り場」感覚にぴたりとハマッて、いわゆるニヒルで優しい世代の申し子的な存在だった。それゆえに71年から72年にかけて岡田裕介は『初めての旅』『二人だけの朝』『その人は炎のように』、そしてふたたび庄司薫原作『白鳥の歌なんか聞こえない』といった、傷つきやすく優しい青年像を東宝作品で演じ続ける。1974年の恩地日出夫監督『しあわせ』と、『初めての旅』と同じ曾野綾子原作のNETドラマ『誰のために愛するか』が、この時期に歓迎された岡田の「ナイーヴな主人公」イメージの掉尾を飾るものだろう。ところで興味深いのは、こうして岡田裕介がニヒルに社会と折り合いをつける「無害なやさしい青年」像で映画、ドラマで人気を得ていた71年、父の岡田茂は東映の社長となって(当時の邦画界は大映の倒産、日活のロマンポルノ路線への転換など興行低迷による激動期にあったが)、テレビではあり得ないバイオレンスやセックスを題材にした危うい魅力をはらんだ企画(実録やくざ路線や東映ポルノ路線)に大胆に舵をきった。それは、岡田裕介のカラーを定着させた東宝のジェントルな暖簾の色とは正反対の、きわどい活力に満ちていた。実際、75年に岡田裕介が主演した東映『実録三億円事件 時効成立』は、父が製作トップで息子が主演という異色作だが、まさに東映なら岡田裕介はこう使う、というキワモノ的な面白さに満ちた作品だった。経営者として思う「東映の血」この後も、『ブルークリスマス』『ねらわれた学園』『魔の刻』などで80年代半ばまで俳優・岡田裕介のキャリアは印象的に継続されるが、70年代半ばからすでにプロデューサーとしての活動は始められていた。72年からの東宝『にっぽん三銃士』シリーズに出演して懇意になった岡本喜八監督が75年にATG作品『吶喊』を撮った際、岡田は主演と製作を兼ねて監督を支えた。この後、毎日放送と角川春樹事務所、東映が組んだ『人間の証明』「野性の証明」『白昼の死角』などのテレビシリーズでも岡田はプロデューサーにクレジットされ、78年の深作欣二監督『宇宙からのメッセージ』を経て『赤頭巾ちゃん気をつけて』の森谷司郎監督が80年に東映で撮った高倉健、吉永小百合主演の『動乱』からは映画作品のプロデュースも本格的に手がけるようになった。88年に東映に入社、1990年に東京撮影所長、2002年に東映社長となった岡田だが、プロデューサー、そして経営者として父・岡田茂(若き日は自宅で酒を飲んで怒鳴り合っていたという風説もあるが)をどう見ていたか、という点が興味深い。2016年に東映の社史編纂室がまとめた「東映の軌跡」で岡田裕介は、70年代のきわどい東映カラーに岡田茂が傾斜していったのは、あくまでテレビでは無理な興行価値を探った結果のことで、父の企画のアウトロー志向、不良性感度志向は「好み」ではなく経営者としての「確信犯」だという。しかも東映は作品世界にとどまらず直営館にもそのカラーがあって固有の「東映ワールド」を築いていた。それがゼロ年代以降のシネコン時代にあっては各社の作品と劇場のカラーも無害に画一化され、まさに岡田裕介はティ・ジョイというシネコン運営のための会社を興すこととなり、父の流儀のはっちゃけた興行の時代にピリオドを打った。だが「東映の軌跡」では、そんな岡田裕介がこのシネコンによる興行画一化の時代だからこそ、東映らしいヤバい企画、危うく妖しいB級映画を生み出すべきだと檄を飛ばしている。近年の白石和彌監督『孤狼の血』などが70年代の岡田茂時代の荒々しい東映クレジットを冠して往時の実録路線のルネッサンスを試みていたのは、その思いのあらわれであったはずだ。ところで岡田裕介は『天国の駅』『夢千代日記』『霧の子午線』『北の零年』から目下制作中の『いのちの停車場』まで吉永小百合主演作のプロデュースでも知られるが、ある時銀座の古びた名画座に吉永が現れて、たまさかカードしか持ち合わせておらず木戸銭の支払いに窮することがあった。恐縮するモギリがどうぞそのまま入館してくださいと言っても吉永は「それはいけません」と固辞し、誰かに申し訳なさそうに電話した。すると岡田裕介が笑いながら東映の社長室から千円札を握りしめて数寄屋橋から走ってきたという。微笑ましい逸話を思い出しつつ、合掌。樋口 尚文(ひぐち・なおふみ)1962年生まれ。映画評論家/映画監督。著書に『大島渚のすべて』『黒澤明の映画術』『実相寺昭雄 才気の伽藍』『グッドモーニング、ゴジラ 監督本多猪四郎と撮影所の時代』『「砂の器」と「日本沈没」70年代日本の超大作映画』『ロマンポルノと実録やくざ映画』『「昭和」の子役 もうひとつの日本映画史』『有馬稲子 わが愛と残酷の映画史』『映画のキャッチコピー学』ほか。監督作に『インターミッション』『葬式の名人』。新著は『秋吉久美子 調書』。
2020年11月21日2020年11月18日、東映グループ会長の岡田裕介さんが亡くなりました。71歳でした。サンケイスポーツによると、岡田さんは急性大動脈解離のため東京都内の病院で亡くなったといいます。俳優や映画プロデューサーとしても活躍した東映グループ会長の岡田裕介(おかだ・ゆうすけ、本名剛=つよし)さんが18日午後10時58分、急性大動脈解離のため東京都内の病院で死去した。71歳。京都市出身。葬儀・告別式は近親者のみで行う。サンケイスポーツーより引用俳優や映画プロデューサーとしても活躍した岡田さん。映画『赤頭巾ちゃん気をつけて』や『玄海つれづれ節』に出演、主演映画『吶喊』では兼任でプロデューサー業もこなしました。また、日本アカデミー賞第35回~42回の8年間にわたっては、名誉会長を務めていました。岡田さんのご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2020年11月20日俳優の岡田義徳(おかだ・よしのり)さんが、2020年8月19日にインスタグラムを更新。1歳になる長男とのツーショットを公開しています。岡田義徳の親子ショットに「似ている!」岡田義徳さんは長男と水族館に遊びに行った時の写真を投稿。眉間にシワを寄せ、いかつい表情の息子に「メンチを切っておりますなー」とツッコミを入れています。 View this post on Instagram いつぞや一緒に水族館に行った時。 メンチ切っておりますなー。 メンチ切っておりますなー。 #我が子#メンチ#水族館#お散歩#子育て A post shared by 岡田義徳 (@yoshinori_okada_44) on Aug 18, 2020 at 7:36pm PDTクリクリした目が、岡田義徳さんにそっくり!将来はイケメンに育つこと間違いなしですね。投稿を見たファンは「かわいい」「大きくなりましたね」とコメント。プライベート感満載な親子ショットに「ほっこりした」という声も寄せています。・表情が豊かになって、成長しましたね。やっぱり似ています!・めちゃくちゃかわいいです!癒される…。・将来はパパ似のイケメンになることが確実ですね。何をしていてもかわいい。岡田義徳さんはほかにも愛する長男の写真をインスタグラムに投稿しており、子煩悩であることをうかがわせています。 View this post on Instagram 昼ご飯を食べに来て何か酸っぱいものを食べた模様。 #我が子#酸っぱい#変顔#昼ご飯 A post shared by 岡田義徳 (@yoshinori_okada_44) on Aug 13, 2020 at 2:29am PDT View this post on Instagram BG〜身辺警護人〜第四話 ご覧になってくださった方々。 ありがとうございました。 自分もリアルタイムで見る事ができました。 髭を剃って家に帰ると、我が子が父を認識するのに1日くらいかかりました。笑笑 最近、我が子ともに髪を切りさっぱりです。 #BG#BG身辺警護人#木村拓哉#斎藤工#岡田義徳#ありがとう第四話#我が子#お散歩#髪切った A post shared by 岡田義徳 (@yoshinori_okada_44) on Jul 11, 2020 at 6:49am PDTこれからも俳優としてはもちろん、一家を支える素敵な父親としての姿も見せてほしいですね。岡田義徳と妻・田畑智子の馴れ初めや結婚生活は?親子3ショットが話題に![文・構成/grape編集部]
2020年08月20日原作・岡田麿里、漫画・絵本奈央の大ヒット漫画「荒ぶる季節の乙女どもよ。」が、昨年7月から放送されていたアニメ化に続き、9月よりMBS/TBS ドラマイズム枠でドラマ化されることが決定。山田杏奈と玉城ティナがW主演を務める。「別冊少年マガジン」(講談社)にて連載されていた本作は、文芸部に所属する女子高校生5人の物語。変わり者の多い文芸部は他の生徒からは“掃き溜め”と揶揄され、部員は皆、色恋沙汰とは縁遠い学生生活を送っていた。ある日、文芸部で「死ぬ前にしたいこと」について語り合っていたとき、部員の一人が投じた「セックスです」という発言をする。その瞬間から彼女たちは、これまで目を逸らしてきた自らを取り巻く“性”に向き合い、“性”に振り回される日々が始まるのだった...。主人公の小野寺和紗を演じるのは、初主演映画『ミスミソウ』が話題となり、『小さな恋のうた』で第41回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞、今後も主演映画が待機する期待の女優・山田杏奈。そして、菅原新菜役には映画『Diner ダイナー』『惡の華』でヒロインを演じ、第44回報知映画賞新人賞に輝くなど、モデル、女優と幅広く活躍する玉城ティナ。山田さんが演じる小野寺和紗は、幼なじみの典元泉との“とある事件”をきっかけに、ますます性に思い悩み始める文芸部の高校1年生。そして、和紗と同級生ながらも大人びており、ミステリアスな雰囲気の菅原新菜は、文芸部で「死ぬ前にしたいこと」について語り合っていたときに「セックスです」という一言を投じた張本人で、学内でうわさの美少女。さらに、この2人が所属する文芸部の部長、曾根崎り香役に、「Seventeen」専属モデルで女優としての活躍も期待される横田真悠。和紗の大親友の文芸部員・須藤百々子に、1歳から子役として芸能活動をスタートしており、確かな演技力に定評のある畑芽育。そして、自身で小説も執筆しており謎の作家オーラを醸し出す文芸部2年・本郷ひと葉役に、ドラマ「だから私は推しました」の出演で一躍話題となった田中珠里が出演。新進気鋭の注目女優5人が“荒ぶる”女子高生の世界を創り出す。そして、メガホンをとるのは、きゃりーぱみゅぱみゅや「ジェニーハイ」など個性的でスタイリッシュなアーティストのミュージックビデオも数多く手掛け、「映像作家100人 2020」にも選ばれた若手映画監督・酒井麻衣。セカンド監督には、学生時代に製作した『溶ける』が第70回カンヌ国際映画祭に日本史上最年少で正式出品を果たした井樫彩。この若き女性監督2人が“馬鹿げていて、滑稽で、愛おしい”少女たちの繊細な性の世界を赤裸々に描く。また、脚本は本作の原作者でもある岡田氏が自ら執筆。自身の原作の漫画作品を、昨年放送されたアニメの脚本に加え、実写ドラマの脚本も手掛けるのは岡田氏も初の試み。原作・アニメとは異なった、実写ドラマにマッチした「荒ぶる季節 の乙女どもよ。」の世界を再構成する。「キャストの皆さんが役柄にぴったりすぎて...思わず変な声が出てしまいました! 皆さまにもぜひ、テレビの前で変な声をだしていただきたいです」とコメント。さらに、各界の著名人からコメントも到着。性と自意識の衝突というテーマを「岡田さん&絵本さんが女の子の側から描くとなるほどこうなるのか!と思いました」という押見修造は、「セックスや性欲や愛、といった言葉に収まりきらない、名前をつけたくないような剥き出しの情動を、物語の中で再現し肯定する試みのように感じました。それを生身の役者さん達が演じるとき、よりムズムズとゾクゾクと、そしてキラキラと伝わってくるものがある予感がします」と期待を寄せている。山田杏奈/小野寺和紗役和紗は、戸惑いながらも真っ直ぐ進んでいく様がとても魅力的な子だと思いました。十代の一瞬のゆらぎを、勢いを大切に、かつ柔軟に表現していきたいです。今までにないようなドラマになるのではないかと思います。個性豊かで愛らしい文芸部員たちの「荒ぶる」様を是非楽しみにしていてください!玉城ティナ/菅原新菜役脚本を読んだ時に一番新菜に共感しました。彼女の突拍子のなさ、かわいらしさ、冷静さ、奥底に抱える矛盾を、ひとつひとつ取り出していきながら、しかし異質な存在ではなくあくまでも一女子高生として描ければと思っています。文芸部、私も学生だったら入りたかったな。横田真悠/曾根崎り香役オーディションに受かったと報告を受けたときは、とても嬉しく、ワクワクしたことを覚えています。原作の漫画やアニメを見て、曾根崎はいろんな面を持っている女の子だと感じました。一瞬で何十個もの言葉やフレーズが頭の中で動いているような、強がりで、正義感や真面目さも持ちつつ、高校生ならではの新鮮な姿を大切に演じたいと思っています。荒ぶる私達の純粋な気持ちを、青春を、一緒に感じていただけたら嬉しいです。畑芽育/須藤百々子役愛おしいこの文芸部の一員として今回実写ドラマに出演させていただけること、とても嬉しく光栄に思います。思春期ならではのもどかしくて甘酸っぱい大切な瞬間を、もーちんの切ないながらも美しい感情を全力で表現していきます。「荒ぶる季節の乙女どもよ。」9月の放送を楽しみに待っていてください。田中珠里/本郷ひと葉役出逢いや言葉で少しずつ少女から大人へと変わっていく姿や、其々の個性の豊かさに、きっと登場人物の中の誰かに共感して応援したくなる様な作品です。この作品に対するスタッフさんの計り知れない想いを感じています。その想いに応えられるよう、まだまだ未熟な自分に対する悔しさと弱さを乗り越えて本郷ひと葉を全身全霊で演じます。沢山ぶつかって忘れられない存在になるように荒ぶっていきたいと思います酒井麻衣監督私は、思春期にグリム童話を読んで、性に目覚めました。その頃の私は、性に向き合う事に後ろめたさがあり、友達に「赤ちゃんてどうやってできるか知ってる?(ニヤニヤ)」と聞かれて「コウノトリさんが運んでくるの」と義務的に言わなければいけない気がしていたのです。あの荒ぶっていた季節の記憶が、漫画を読んだ時に一気に弾けました。タイムカプセルを開けたかの様に、性に振り回されていた酸っぱさが蘇ってきました。誰もが通ってきた(今通ってる方もいるであろう)性を知る瞬間の戸惑いと、大人の階段を登っていくドキドキを、愛をもって届けたいと思います。ドラマイズム「荒ぶる季節の乙女どもよ。」は9月8日より毎週火曜、MBS:24時59分~、TBS:25時28分~にて放送。TBSでの放送終了後から、TSUTAYAプレミアムにて独占配信。(text:cinemacafe.net)
2020年07月30日岡田晴恵(ワタナベエンターテインメントのHPより) このコロナ禍、連日テレビやラジオに引っ張りだこの人物といえば、白鴎大学教育学部の岡田晴恵教授。その岡田教授が先日、大手芸能事務所『ワタナベエンターテインメント』に所属したことが発表された。するとネットには、「勘違いしてほしくない」「本人のためにやめといた方がいい」「ギャラは倍増だろうな」「タレント気取り」といったネガティブな言葉がずらりと並び、ギャラに関する憶測も広がった。■所属するうえでのメリットはここ数年を見ても、林修、ひふみんこと加藤一二三や元東大王・伊沢拓司、『あさイチ』で活躍した柳澤秀夫、元NHKアナウンサー・登坂淳一など、大手芸能事務所に所属を決めた文化人たちは多く、中にはタレントと変わらぬ活躍を見せている人もいる。なぜ、「文化人」である彼らは、テレビなどで活躍するようになると芸能事務所に所属するのだろう?「よく“結局、金なんじゃないか”なんて言われたりもしますが、事務所に入ったからといってギャラがいきなり増えるということは、ほとんどないですね」そう答えるのは、大手芸能事務所の文化人担当者(以下同)。所属の理由については、「やっぱりスケジュール管理が大きい」と話す。「これまではご自身でテレビ局のスタッフや出版社の方とコンタクトを取ってお仕事の調整をしていたのが、メディアに多く出演するようになると、生放送やスタジオ出演もありつつ、翌日や翌々日の打ち合わせをしているところに、さらに電話やメールがきて……と、かなり大変になってきます。あと、制作陣から無理なお願いをされたときや、受けたくない仕事の依頼があったときでも、今後の関係もありますから直接だと断りづらい。けど所属していると、会社が“壁”になってくれる。そういったメリットも考えられますね」でもなぜ、わざわざ「芸能」事務所に?「これまでの経験からいいますと、いわゆる専門家だけをマネージメントしているところではなく、役者もいる、バラエティーに出演しているタレントもいる大きな事務所だと、今までとは違った分野での活躍が期待できます。会社側も、先生方の本業を生かしつつ、様々なステージでの展開を提案していくので、例えば今は報道番組しか出てない方でも、教養バラエティーとか、露出を拡大していける可能性が出てくるわけです。そういう期待の意味も込めて、スキルアップのために、一度、マネージメント契約を交わすという方も少なくないですね」そんな中、やはり気になるのが「ギャラ」について。ネットでは「ギャラが倍増になる」なんて噂も……。■急に跳ね上がることは「ない」「まず、タレント価格と文化人価格って全然違うんですよ。冠番組を持っていたり司会者レベルになると話は別ですが、“文化人枠”ってなぜか安い。しかも報道系や情報ワイド系とかバラエティーとか、だいたい一律で金額が決まっていて、制作側もいろんなタレントとかとの兼ね合いも見て、“文化人で1時間ならこのくらい”という基準を元に予算オーバーしないようにキャスティングしているので、仮に10万円だった人が急に“20万円で”なんてなったら、次から使われなくなります(笑)。マネージメント契約を交わし、すぐに出演料を大幅に上げていくことは、大手でも難しいと思います」テレビに出ることで“タレント気取り”なんて言われることもあるが、懐事情としてはそういうわけにもいかないようだ。「打ち合わせとか資料作りとか、そういう拘束されているぶんを、多少、肉付けしてくださいってことはあります。でも、たとえギャランティが安くてもテレビに出たりすることで、著書などを出版したときは大きな宣伝にもなって実売にもつながりますから。そもそも本業がある方たちなので生活に困ることはまずありません。あとは、なんといっても何かトラブルがあったときに会社がちゃんと対応してくれるというのが大きいんじゃないでしょうか。たまにフリーでやられている方で見かけるんですが、収録で契約するCMの競合となる商品を持ってしまったとか、一つ間違えれば違約金が発生してしまうようなことも、マネージャーがついてるとちゃんとチェックが入る。本人を守る仕事もしてますので、そういった意味でも事務所に入るメリットは大きいと思いますね」コンプライアンスに厳しく、そして「SNS炎上」も起きやすい昨今。自身を守るためにもまずは業界の“プロ”に身を委ねるということは正しい選択なのかもしれない。
2020年07月27日本日6月18日(木)16時からNetflixで独占配信されるアニメーション映画『泣きたい私は猫をかぶる』と、ヨルシカが書き下ろした主題歌『花に亡霊』を360度/VR映像に収めた完全オリジナルミュージックビデオが、auスマートパスプレミアムで公開された。『泣きたい私は猫をかぶる』は、『ペンギン・ハイウェイ』で第42回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞、ファンタジア国際映画祭今敏賞(ベストアニメーション賞)を受賞したスタジオコロリドの最新作。監督を務めたのは、『美少女戦士セーラームーン』シリーズ、『ケロロ軍曹』シリーズなども手がけた佐藤順一と、スタジオジブリで『千と千尋の神隠し』に携わった柴山智隆。脚本は、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『心が叫びたがってるんだ。』『空の青さを知る人よ』の岡田麿里が担当した。完成した映像は、映画に登場するゴンドラに乗り込み、ムゲたちが通う中学校や猫の世界、花火など、映画に出てくるシーンを360度体験できるVRミュージックビデオとなっている。なお、このミュージックビデオの短縮版はYouTubeでも公開中。映画を観る前に、作品の世界観を体験してほしい。『泣きたい私は猫をかぶる』VR MUSIC VIDEO ~SONG BY ヨルシカ『花に亡霊』~配信期間:2020年6月18日(木)10:00~2020年8月31日(月) 23:59対象ユーザー:auスマートパスプレミアム会員URL: ()※視聴デバイスは【スマホ及びスマホ装着型のVRゴーグル】となります。VRゴーグルがない場合でも、スマホのみでご覧いただける仕様となっております。※スマホはYouTubeアプリでご覧ください。映画『泣きたい私は猫をかぶる』VR MUSIC VIDEO~SONG BY ヨルシカ『花に亡霊』~ 短縮版アニメーション映画『泣きたい私は猫をかぶる』Netflixにて6月18日(木)16時より全世界独占配信(c) 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会()
2020年06月18日映画やドラマ漬けの生活を送っている人にとって、過去の名作をじっくり鑑賞するのというのは楽しみ方のひとつですが、いっぽうで新作を待ちわびるときのドキドキ感も何にも代えがたいもの。そんななか、話題のアニメ『泣きたい私は猫をかぶる』がいよいよNetflixにて全世界独占配信スタートとなります。そこで、本作についてこちらの方にお話をうかがいました。主演を務めた女優の志田未来さん!【映画、ときどき私】 vol. 303新進気鋭のアニメーションスタジオとして注目を集めている『スタジオコロリド』の最新作は、かぶると猫に姿を変えることができる不思議なお面を手にした中学生の少女とクラスメイトの少年との物語。劇中で志田さんは、「ムゲ」というあだ名で呼ばれている主人公・笹木美代の声を担当しています。今回は、アニメファンであり、『借りぐらしのアリエッティ』や『風立ちぬ』などでも声優を務めた経験のある志田さんに、作品の魅力や見どころについて語っていただきました。―まずは、脚本を読んだときの印象から教えてください。志田さんお面をつけて猫になり、好きな人に会いに行くというストーリーだけで、気持ちがワクワクしました。しかも、日常の風景がありつつ、ファンタジーな要素もあるので、すごくおもしろい作品になるだろうなと思いました。―演じられたムゲについては、いかがですか?志田さんすごく明るいけど、ちょっと空回りしている部分もあるのかな、と最初は感じました。でも、実は登場人物のなかで一番大人な考えを持っているキャラクター。想いを寄せる日之出に対する気持ちがまっすぐなところも、すごくステキだなと思います。―そんなムゲと志田さんの声は見事にリンクしていたと思いましたが、演じるうえで意識したのはどのあたりですか?志田さん収録の前に、1日リハの時間を作っていただいたので、そこで監督から「声を作りすぎないように」など、いろいろなアドバイスをいただけたのはよかったです。あとは、普段の私は声が低めなので、少し若々しい女の子の感じを出すように意識して演じました。いままでにない難しさを感じることもあった―今回は、ムゲが変身した猫の太郎のパートも演じられていますよね。これまで声優のお仕事をされたなかでも、動物の役は初めてだったのでは?志田さん台本をいただいたときは、まさか自分が声を入れるとは思ってもいなかったので、リハのときに、監督から「猫の声も練習してきてね」と言われて初めて知り、すごく驚きました(笑)。家でもかなり練習しましたが、かなりハードルは高かったです。―その際、何かを参考にして練習されたのですか?志田さん猫の映像を見たとかではなく、これまで声のお仕事をしたときと同じように、自分の声を録音して聞く、という方法で練習しました。とはいえ、最初に「ニャー」と言ったときは、緊張と恥ずかしさから、正直これでいいのかなと……。でも、監督から「いいね」と言っていただけたので、よかったです。―猫の声以外にも、苦労したシーンはありましたか?志田さんムゲが家族に対して感情を爆発させるシーンがあるんですけど、そこは「もう猫のままでもいいや」と思ってしまうきっかけであり、大切に演じなければいけない場面だったので特に難しかったです。声に感情を乗せるという意味でも、1人で感情を爆発させなければいけないという意味でも苦労しましたが、それを時間内に収めなければいけない難しさも同時にありました。何度か録り直したあと、最後は映像なしで自分の気持ちに向き合って録るという方法にも初めて挑戦したほどです。―これまで声優としていろいろな役を演じてきた志田さんでも、それほど苦労したシーンだったんですね。実際に完成した作品を見たときのお気持ちはどうでした?志田さん映像がとにかくきれいなので、どのシーンも印象的だなと感じました。そのなかでお気に入りを挙げるなら、日之出が太郎を抱きかかえるシーンで見せる崩れた笑顔。本当にステキで、すごく好きです。感謝や好きな気持ちを表すのは大切なこと―日之出くん、カッコイイですよね!ちなみに、日之出くんのようなタイプの男の子がもしクラスにいたら、気になりますか?志田さんなりますよね(笑)。日之出は大人びているように見えて、実はそうではなくて、いろんなことに葛藤があって迷っている子ですから。あと、ムゲに見せるクールな感じと、太郎に見せる優しい顔の表情にもギャップがあって、かわいいなと思います。―ただ、日之出くんのように、なかなか思っていることを口に出さない男性というのはどうですか?志田さん私は自分のことでいっぱいいっぱいですし、気持ちを察したりとかもあまりできないので、できれば口に出してほしいなと思います。やっぱり言葉にしないとわからないこともありますから。―そういう意味でも、この作品で思っていることを口に出すことの大事さを改めて感じましたか?志田さんそうですね。ムゲのように本当は違うのにマイナスの方向に受け止めてしまったり、自分のなかだけで考え込んでしまうこともありますが、感謝を伝えたり、好きだという気持ちを表すことの大切さを今回、改めて感じました。―ムゲも一見言いたいことを言えているようで、本当に言いたいことは言えない葛藤を抱えていました。志田さんは言いたいことは言えるタイプですか?志田さん私も中学生のときはムゲのように言えなくて、モヤモヤが自分のなかで募って、家族に当たってしまうこともありましたが、いまは結構言いたいことは言えてると思います。―年齢や経験を重ねたのもあると思いますが、そういうふうになれたきっかけはありますか?志田さん自分が思っていることを言ったことによって、必ずしも嫌われるわけではないと考えられるようになったことがきっかけだったかもしれません。学生のときはみんなからわがままだと思われるのが嫌で言えなかったんですけど、周りの人たちが自分に対してしっかりと愛を持って接してくれていることがわかったので、それからは自分の気持ちもきちんと出せるようになりました。家族や友達と話しているときに幸せを感じる―それはステキな気づきですね。ちなみに、学生時代はどんな子でしたか?志田さんムゲのようにやんちゃな子というよりも、わりと淡々と目の前のことをこなしていくような感じだったかなと。忙しかったのもありますが、おそらく自分のやりたいことがまだあまりわかっていなかったのかもしれないですね。そのあと学校を卒業して、学生という肩書に甘えられなくなってから、心境が変わったところはあったと思います。―なるほど。それでは、タイトルの『泣きたい私は猫をかぶる』にかけておうかがいしますが、志田さんが泣きたいときはどうやって乗り越えていますか?志田さん私は泣きたいときは、泣きますね(笑)。こんなに悲しくてつらいんだというのを誰かにわかってもらいたい気持ちがあるので、家族の前で泣くことはあります。―それを家族が受け止めてくれることで、嫌な気持ちも解消されるんですね。志田さんそうですね。もともとすごく泣き虫だというのもありますが、誰かにわかってもらえて、言葉をかけてもらえれば安心できますし、それによって周りに支えられていると感じられて、自分自身の気持ちを持ち上げることもできるので、あまりひとりで抱え込んだりはしないです。―では、ムゲのようにお面で何かになれるとしたら、何になりたい?志田さんいまは鳥になって空を飛びたいです。自由に動き回りたいので(笑)。―確かに、空なら何の心配もないので鳥はいいですね!そんなふうに、こういう状況だからこそ、心境の変化があると思いますが、いま一番幸せを感じる瞬間は?志田さんなかなか会えない家族や友達とテレビ電話をしているときに感じます。これまでは、必要なことがあるときに連絡するのが多かったですが、最近は今日あったことを話したり、近況報告をしたり。そういうことを言い合えることが幸せですし、目の前にはいなくても、つながっている感じがするのもいいですよね。家にいる時間で自分を知ることができた―そうですね。そのほかに、ストレスが溜まったときにしていることといえば何でしょうか?志田さんあまりストレスは溜めないほうなのですが、天気のいい日にベランダに椅子とテーブルを置いて、外でご飯を食べて、カフェのテラス席にいるような気分を味わったりしていました。そういうことが、もしかしたらストレス解消につながっているのかもしれないです。―体を動かすのもお好きだそうですが、健康のために心がけていることはありますか?志田さん友達がトレーナーをしていて、筋トレメニューを送ってくれたので、それを一生懸命黙々とひとりでこなしています(笑)。そうすると、けっこう汗をかきますし、家の中にいても運動している感覚にはなりました。―運動は大事ですよね。新たに始めたことやハマっていることもあれば、教えていただきたいです。志田さん掃除を念入りにするようになりました。いままで手行き届かなかったぶん、意外と汚れてるところがあったので……。おかげで家がすごくきれいになって、居心地もよくなりました。あとは、いままでまったくしてこなかったお菓子作りを始めました。ケーキやクッキーを焼いたりしていますが、いつかオシャレなお菓子を作れたらいいなと思うので、もう少し極めてみようかなと。そんなふうにいままでできなかったこともできるようになったという意味では、自分を知れる時間になったと感じています。多くの人の癒しとなる作品であってほしい―それでは最後に、作品を楽しみにしている方々へ向けてメッセージをお願いします。志田さん今回は劇場での公開が延期になり、Netflixでの独占配信となりましたが、映画は観てくださる方がいてはじめて完成するので、もともとの公開日に近い日程でみなさんにお届けできることをうれしく感じています。しかも、日本だけでなく全世界での配信。海を越えてひとりでも多くの方にご覧いただけるのは、光栄なことでもあります。人と人とのつながりや人の優しさ、愛といったことについて描いているので、みなさんにとって癒しになればいいなと思いますし、大切な方と一緒に観ていただきたい作品です。あとは、映像のきれいさとムゲが猫になったときのかわいさも、ぜひ楽しんでください。インタビューを終えてみて……。癒し系の笑顔が印象的で、どんな質問も気さくに答えてくださる志田さん。今回苦労したという猫の声は、誰もがキュンとしてしまう悶絶級のかわいさです。さすが志田さんと言わずにはいられないほど、はつらつとしたムゲの声とのギャップとともに、ぜひ注目してみてください。日常生活で沸き起こる感情に共感!思春期だけでなく、大人になっても、泣きたいときやすべてを投げ出したくなってしまうときはあるもの。そんなときにこそ、自分に素直になって、相手に気持ちを伝える大切さを教えてくれる本作は、きっと新たな一歩を踏み出す勇気を与えてくれるはずです。ストーリーいつも明るくて、陽気な中学二年生の美代。空気を読まない言動で周囲を驚かせ、クラスメイトからは「ムゲ(無限大謎人間)」というあだ名で呼ばれていたが、実は周りに気を使い、自分の感情を抑えて日々を過ごしていた。そんなムゲが、熱烈に想いを寄せるのは、クラスメイトの日之出賢人。毎日果敢にアタックをするも、まったく相手にしてもらえないままだった。ところが、ムゲにはある秘密があった。それは、かぶると猫に姿を変えることができるというお面で猫の太郎となり、日之出の家に通っていること。そんな生活を楽しんでいたムゲだったが、徐々に猫と自分との境界があいまいになってしまうことに……。引き込まれる予告編はこちら!作品情報Netflixアニメ映画『泣きたい私は猫をかぶる』6月18日(木)より、Netflixにて全世界独占配信出演:志田未来花江夏樹小木博明山寺宏一監督:佐藤順一、柴山智隆脚本:岡田麿里企画:ツインエンジン制作:スタジオコロリド製作:「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員© 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会
2020年06月17日バラエティ番組はもちろん、ドラマの主演も務めるなど、タレント以外の活躍も目立つ岡田結実さん。彼女が、お笑いコンビ『ますだおかだ』の岡田圭右さんの娘であることは、今や誰もが知るところでしょう。父と娘の共演を望む声は珍しくないものの、以前から2人は『共演NG』が出ているというウワサが…。2020年6月12日放送のバラエティ番組『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)では、2人の共演NGについて、娘である岡田結実さん本人が真実であると認めた上で、理由を明かしました。父の意志なんですけど、もちろん。私もちっちゃい頃から芸能界やるなら「お前だけの力でやれ。俺の力は借りるな」っていわれて、(親子であることを)いわないって方向性でやっていたので。父のほうからNGじゃないですけど、『崖に落とす』じゃないですけど…「いわずに、どこまでやれるのか知れ」。ダウンタウンなうーより引用今でこそ2人が親子であることは知られた事実ですが、もともと、岡田結実さんは中学3年生頃まで父の存在を隠していたのだといいます。岡田圭右さん自身も、あえて娘の芸能活動に協力しない姿勢を示していたのは、周囲に「親の七光り」といわせないための配慮だったのかもしれません。また、番組中では世間に親子であることが周知されている現在、岡田圭右さん側から許可が出れば、親子共演の可能性はあるのかを問う声も。しかし、岡田結実さんは「今だからこそ嫌」ときっぱり否定。その理由についても語りました。今までやらずに頑張ってきたじゃんって。私、ネタとか名前とか出しちゃってるけど、共演はしないで頑張ってきたのにいきなり変えるって、「お父さん意志弱くない?」って思っちゃうので。ダウンタウンなうーより引用なお、決して2人の親子仲は悪くないそうで、「仲はいいです」と岡田結実さん。しかし、再度親子共演を否定するその姿勢に、視聴者からはさまざまなコメントが寄せられています。・コメント力も高いし、好きなタレントさん。これからも頑張ってほしい!・初めて岡田結実さんを知った時には、すでに岡田圭右さんの娘ってイメージがついてたからなぁ…。でも、その後の活躍は彼女自身の努力の賜物だと思う。・その意志はかっこいい。けど、やっぱりいつか親子共演が見てみたい!さまざまな二世タレント・俳優が活躍する現在の芸能界の中でも、群を抜いて人気、知名度ともに高い岡田結実さん。そこには、岡田結実さん自身、幼い頃からひたむきに努力を続けてきたからこその、プライドや誇りがあってのものなのかもしれません。[文・構成/grape編集部]
2020年06月14日スパイク・リー監督待望の最新作『ザ・ファイブ・ブラッズ』、劇場公開から急きょ配信となった新作長編アニメ『泣きたい私は猫をかぶる』などのNetflix映画に加え、「フラーハウス」「13の理由」「クィア・アイ」といった人気ドラマやリアリティ番組の新シーズンなど、Netflixの6月最新ラインアップが発表された。スパイク・リー監督最新作『ザ・ファイブ・ブラッズ』6月12日配信アカデミー賞受賞のリー監督最新作は、ベトナム帰還兵の男たち4人が、埋蔵金と戦死した隊長の遺骨を探して戦争の過酷な記憶が残るベトナムを再び訪れる物語。だが、そこで目にしたのは、彼らの想像を超えた戦火によって生み出された衝撃の事実だった。戦死した隊長を『ブラックパンサー』のチャドウィック・ボーズマンが演じ、デルロイ・リンドー、クラーク・ピータース、ノーム・ルイス、イザイア・ウィットロック・Jr.の4人がアフリカ系退役軍人役に、そのほか、ジャン・レノ、『リチャード・ジュエル』ポール・ウォルター・ハウザーらも登場。スタジオコロリド『泣きたい私は猫をかぶる』6月18日配信『ペンギン・ハイウェイ』のスタジオコロリドが贈る長編アニメーション映画第2弾。猫の世界を通して繰り広げられる、“私”を見つける青春ファンタジー。監督は佐藤順一と柴山智隆、脚本は岡田麿里、志田未来と花江夏樹のW主演も話題。最終シーズンへ「フラーハウス:ファイナル・シーズン」6月2日配信世界中が愛した大人気シリーズがついに最終シーズンへ。ジミーとステフが赤ちゃんを連れて帰宅、愛する家族たちや友達が見守る中で2人は初めての子育てに大奮闘、ファン必見の笑いと涙のフィナーレを迎える(※日本語字幕先行配信、吹替は追って配信予定)。“ファブ5”が帰ってくる「クィア・アイ:シーズン5」6月5日配信日本にもやってきた、大人気の人生改造リアリティ番組が待望のシーズン5へ。今回我らが“ファブ5”が向かうのはアメリカ東海岸の都市フィラデルフィア。涙と笑いが溢れるセルフケア大作戦が、ステイホームで疲弊した心を癒やしてくれそう。クレイたちの将来は…「13の理由:最終シーズン」6月5日配信社会現象を巻き起こした人気シリーズがついに最終シーズンへ。高校生活最後の年、卒業を控えたクレイやリバティ高校の仲間たち。それぞれ過去の秘密が今後に影響しないように画策を図るが…。ライアン・マーフィーがクリエイター「ザ・ポリティシャン:シーズン2」6月19日配信ベン・プラット、グウィネス・パルトローら出演のコメディシリーズがシーズン2へ。NY州議会上院議員選に出馬したペイトンだが、裏切り、寝返り、3人婚など相変わらずの泥仕合だらけ!6月の韓流ドラマ「賢い医師生活」6月4日配信『EXIT イグジット』チョ・ジョンソク、「応答せよ1994」ユ・ヨンソクら人気キャストと「刑務所のルールブック」の監督が組んだ、アジアでも話題の新作韓国ドラマ。時と共にそれぞれの人生を歩んでいた医学部出身の親友出身の親友5人の元に1本の電話がかかってくる…。キム・スヒョン「サイコだけど大丈夫」6月20日より毎週新着エピソード配信兵役を終えた韓国人気俳優キム・スヒョン主演のラブロマンス。愛を信じられず、兄の世話だけに身を捧げる介護士ムンは、女性児童書作家のコに出会う。心に傷を抱え互いに癒し合う2人が愛の形を紡ぎ出す。そのほか、ポン・ジュノ監督映画が新たなドラマシリーズとなる「スノーピアサー」は5月25日配信、「嵐」のドキュメンタリー「ARASHI’s Diary -Voyage-」は「第8話 SHO’s Diary」が5月29日配信に配信される。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング泣きたい私は猫をかぶる 2020年6月18日よりNetflixにて全世界独占配信© 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会
2020年05月23日女優・志田未来と人気声優・花江夏樹がW主演したアニメーションスタジオ「スタジオコロリド」が贈る長編アニメーション映画第2弾『泣きたい私は猫をかぶる』が、劇場公開ではなく、Netflixにて6月18日(木)より全28言語で世界独占配信されることが決定した。本作は、いつも明るく陽気で、空気を読まない言動で周囲を驚かせ、クラスメイトから「ムゲ(無限大謎人間)」というあだ名で呼ばれる女子中学生・笹木美代の恋を描いた、オリジナル青春ファンタジー。監督は、「美少女戦士セーラームーン」「おジャ魔女どれみ」など90年代アニメを支えてきた日本アニメ界の重鎮・佐藤順一と、スタジオジブリを経て現在はスタジオコロリドにて映像作品に参加、本作で長編監督デビューを飾る柴山智隆。脚本は、日本中が涙した大ヒット作『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』をはじめ、『心が叫びたがってるんだ。』『空の青さを知る人よ』ほか自身が監督を務めた『さよならの朝に約束の花をかざろう』など確かな描写力で定評のある脚本家・岡田麿里。主人公のムゲ/笹木美代役を演じるのは、実力派女優でありながらアニメファンを公言、声優へのリスペクトも強いことで知られ、これまで『借りぐらしのアリエッティ』『風立ちぬ』などの話題作にも出演している志田未来。もう一人の主人公で、ムゲが思いを寄せる日之出賢人役を演じるのは、「東京喰種トーキョーグール」「鬼滅の刃」など人気アニメーション作品に多数出演、声優界で絶大な人気を誇る花江夏樹。多感で繊細な中学2年生のムゲと日之出を、2人がW主演で務め、主人公・ムゲを「猫」世界へと導く謎のお面屋・猫店主に山寺宏一、ムゲと日之出の担任教師に小木博明(おぎやはぎ)らが出演する。この度、Netflixでの配信決定を受けて、W主演の志田さんと花江さん、両監督からコメントが到着!また、本作が“大切な人の存在に気づくことのできる作品”ということから、「届けたいあの人へ」をテーマにした動画メッセージリレーも作品公式ツイッターで公開中。志田未来「皆様の心に少しでも癒しをお届けできたら」この度、劇場公開からNetflix独占で配信されることが決定致しました。様々な作品が公開延期を決めている中、今作を楽しみに待ってくださっている皆様に無事にお届けできることが決まり、安心と嬉しさでいっぱいです。外に出ることも難しく制限が多い生活の中、楽しい気持ちになれることの一つがエンターテインメントだと思います。そして、映画は観てくださる方がいて、本当の完成だと思っています。お届けする形は変わってしまいましたが、一人でも多くの方に観ていただきたいです。最後に、今作は人の温かさや相手を想う気持ちがたくさん詰まった作品なので、皆様の心に少しでも癒しをお届けできたら嬉しいです。花江夏樹「大切な人を思い浮かべながら、幅広い世代の方に観て頂きたい」日之出賢人役の花江夏樹です。この度、泣きたい私は猫をかぶるが劇場公開ではなくNetflixでの配信となりました。映画館で観られないのは残念ですが、家の中にいる事が多い今の状況の中 配信という形で皆様にお届け出来るのはいい事なのではないかと思います。泣き猫は人と人の想いの大切さ、気持ちを伝えたり、一歩前に踏み出す勇気を感じる作品です。大切な人を思い浮かべながら、幅広い世代の方に観て頂きたいそんな素敵な作品です。配信をお楽しみに!監督:佐藤順一「作品にこめた大切なものは配信でも届ける事ができる」『泣きたい私は猫をかぶる』は、タイトルにもあるようにお面をつけて猫に変身したり、猫だけが住んでいる猫島なんていうファンタジー要素もありますが、実はとても身近で日常の中に普通にある感情を描く物語です。主人公のムゲ、クラスメイトや家族、さらには猫島の猫たちなど、映画の中のキャラクターと出会う事で、自然と自分や周りの人の事をふと考え、親しいはずの人の知らない部分や本当の心に想いをはせる…そんな体験をしていただける映画になっているはずです。素敵な音楽やヨルシカさんの素晴らしい歌とともに、作品にこめた大切なものは配信でも届ける事ができると信じています。是非この機会に何度でもご覧頂ければうれしいです。監督:柴山智隆「この映画を必要としてくださる方々へ何としても届けたい」現在、多くの映画関係者の皆様が新型コロナウイルスによる影響を受けていることと思います。延期を決めたものの今も公開の目処が立っていない作品、撮影がストップしている実写の撮影現場も少なからずあるそうです。予定通りの公開が難しいと知らされたとき、この映画を必要としてくださる方々へ何としても届けたい、と思いを強くしました。Netflixで配信させていただけることに感謝をしております。世界中の方々と同時に公開の瞬間を迎えられることが今は楽しみです。そして『泣き猫』がみなさんの日々の暮らしの一助になれたなら光栄です。一人でも多くの方にこの映画が届くことを願うばかりです。Netflixアニメ映画『泣きたい私は猫をかぶる』は6月18日(木)よりNetflixにて全世界独占配信。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング泣きたい私は猫をかぶる 2020年6月18日よりNetflixにて全世界独占配信© 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会
2020年04月30日ヨルシカが、6月5日(金)全国ロードショーの長編アニメーション映画『泣きたい私は猫をかぶる』に書き下ろした主題歌「花に亡霊」のMVを公開した。ヨルシカは、ボカロP・コンポーザーとしても活動中の”n-buna(ナブナ)”と女性シンガー”suis(スイ)”によるバンドで、一切の顔出しをせずにMV総再生回数3億回、YouTubeチャンネル登録者130万人以上、昨年発売した2ndアルバム『エルマ』がオリコン初登場3位を記録するなど大注目のニューカマー。今回ヨルシカが主題歌「花に亡霊」と挿入歌「夜行」を担当する映画『泣きたい私は猫をかぶる』は、『ペンギン・ハイウェイ』(2018)で世界中から賞賛の声を浴びた新進気鋭のアニメーションスタジオ「スタジオコロリド」が贈る長編アニメーション映画第2弾。「ムゲ(無限大謎人間)」というあだ名で呼ばれるちょっと変わった中学2年生の笹木美代(ささき・みよ)と、ムゲが思いを寄せるクラスメイトの日之出賢人(ひので・けんと)を巡る物語が描かれる。ムゲこと笹木美代の声を志田未来、日之出賢人の声を花江夏樹が担当する。「花に亡霊」MVのディレクターを務めたのは、これまでヨルシカのMVを数度手掛けてきた“ぽぷりか”氏。映画本編のムゲと日之出の手つなぎシーンや浴衣姿での“キスシーン”といった、2人の関係性が気になるシーンに加え、太陽に照らされる大木、 「猫社」と書かれた鳥居など、物語の鍵を握るシーンの一部も登場するので、ヨルシカのファンだけでなく映画を楽しみにしている人も必見だ。ヨルシカ「花に亡霊」MVぽぷりか氏は、「映画本編とは違ったヨルシカのMVらしい空気感が出るようにという意図のもと編集しており、表現豊かなムゲの表情や仕草と、後ろ姿ばかりであまり表情の読めない日之出君が何を考えているのか、イメージしながら見ていただけると嬉しいです。」とコメント。また、映画でW主演を務める志田未来と花江夏樹からもコメントが届いている。志田未来 (笹木美代 / ムゲ役) コメント自分に素直になれない気持ちや抑え込んでしまっている気持ちをゆっくりと解放してくれるようなヨルシカさんの美しい歌声と、儚くも抑揚のあるメロディーがとても素敵な曲だと思いました。私自身、学生時代のあの夏を思い出して甘酸っぱい気持ちになりました。ムゲの真っ直ぐなところや純粋さを意識してお芝居をしていたので、ヨルシカさんの曲がムゲの気持ちとマッチしていて、物語をさらに深く感じさせてくださると思いました。花江夏樹 (日之出賢人役) コメント泣き猫の雰囲気にとても合った音と切なくもすっと入ってくる歌声がとても素敵だと思いました。歌詞が作品とリンクしていて思わず涙がこぼれてしまいますね。ムゲが大人になっていく姿と段々力強くなっていく音が重なって惹き込まれてしまいました。「花に亡霊」は、泣き猫にぴったりな楽曲だと思います!ヨルシカ プロフィールボカロPであり、コンポーザーとしても活動中の”n-buna(ナブナ)”が女性シンガー”suis(スイ)”を迎えて結成したバンド。2017 年より活動を開始。2019年8月に発売したは 2nd Full Album「エルマ」 はオリコン初登場3位を記録し、各方面から注目を浴びる。n-buna が生み出す文学的な歌詞とギタ ーを主軸としたサウンド、suisの透明感ある歌声が若い世代を中心に支持されている。「花に亡霊」 リリース情報4月22日(水)配信スタート配信サイト()映画情報作品タイトル :「泣きたい私は猫をかぶる」2020年6月5日全国ロードショー配給 : 東宝映像事業部コピーライト : © 2020「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会出演 : 志田未来、花江夏樹、小木博明、山寺宏一監督 : 佐藤順一、柴山智隆脚本 : 岡田麿里公式サイト()© 2020「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会
2020年04月22日女優・志田未来と人気声優・花江夏樹がW主演し、岡田麿里が脚本を務めたアニメーション映画『泣きたい私は猫をかぶる』の本予告映像と本ビジュアルが到着。追加キャストとして山寺宏一、小木博明(おぎやはぎ)の参加も明らかになった。今回到着した映像では、主人公・笹木美代(ムゲ)が思いを寄せるクラスメイト日之出賢人(声:花江さん)と猫が戯れるシーンからスタート。切なくてちょっと不思議な本作の世界観を覗くことができる。また、ムゲを「猫」世界へと導く、物語のカギを握る猫店主役にベテラン声優の山寺宏一。ムゲや日之出の学校の担任・楠木先生役を小木博明が担当することも決定。今回演じた役柄について山寺さんは「不気味で、トボケてて、掴みどころが無い、なんともユニークなキャラクターです。演じていて本当に楽しかったです」と印象を明かし、「主人公二人の揺れ動く心情、日常の風景、摩訶不思議な猫の世界、どれもが繊細かつ丁寧に描かれている素敵な作品です。悩み多き多感な10代はもちろん、いろんな世代の方々に観て頂きたいと思います!」とメッセージを寄せている。そして、本作の演出家が大ファンという理由で、小木さんをイメージして作られた楠木先生。生徒思いでマイペースな性格も小木さん自身を彷彿とさせるキャラクターに仕上がっている。小木さんは「僕をキャスティングしてくれるスタッフの気がしれないと思いました(笑)」と言いつつ、「実は最初オファーをいただいたときに、当て書きだということを事前にお聞きしました。キャラクターの楠木先生が眼鏡かけているし、ちょっと歳をとっていて、太った感じにみえたし、なんだかそれも僕っぽく再現されていたので、半信半疑ではありましたがその気持ちでアフレコにのぞみました。ですので、キャラクターの見た目が僕に似ているものですから、そのまんまでやらせてもらいました。正直、アフレコを終えた今でも半信半疑です。笑」と収録をふり返っている。さらに予告編では、本作の主題歌も解禁。主題歌は、若者から圧倒的な支持を受けるアーティスト「ヨルシカ」の書き下ろし楽曲「花に亡霊」。ムゲの日之出へのまっすぐな想いをより一層引き立て、物語をより深くより鮮やかに紡いでいる。「ヨルシカ」は、これまでに顔出しを一切していないにも関わらずMV総再生回数が2.9億回を突破するという驚異の超大型“ネット系ブレイクアーティスト”。今回の主題歌について「ヨルシカ」は、「ヨルシカとしての作品性をそのままアウトプットしたものでもあり、この映画の創造力とぶつかり合って輝くような、独立した二作品が綺麗に調和を保っているような、そんな景色を作る音楽になっていればと、そう願っています。映画館で鑑賞出来ることを一つの楽しみにしています」とコメントしている。同時に解禁された本ビジュアルは、日之出と猫、そしてムゲが描かれた1枚。猫と遊ぶ日之出を見つめるムゲの表情は、嬉しそうだが、どこか切なさを感じるビジュアルになっている。『泣きたい私は猫をかぶる』は6月5日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:泣きたい私は猫をかぶる 2020年6月5日より全国にて公開© 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会
2020年03月10日テレビを見ながら、宝塚式エレガントを身に付けよう!2020年3月2日(月)から、NHK Eテレの「まる得マガジン」において、初嶺麿代の宝塚式エレガントレッスン」がスタートする。元宝塚歌劇団男役の初嶺麿代が、美と品格を磨く方法をレクチャー。宝塚の考え方やメソッドを取り入れたレッスンに注目だ。放送は3月2日(月)から3月5日(木)までと、3月9日(月)から3月12日(木)までの21:55から22:00まで。再放送は3月9日(月)から3月12日(木)までと、3月16日(月)から3月19日(木)までの11:55から12:00までを予定している。2月25日(火)から、NHKテキスト「初嶺麿代の“宝塚式”エレガントレッスン 」の販売がスタート。販売価格は628円。Amazon.co.jp等で購入することができる。タカラジェンヌのような品格ある美しさを目指している人や、きれいな所作を身に付けたい人などにおすすめだ。元宝塚歌劇団男役スター 初嶺麿代初嶺麿代は、静岡県出身。1994年に宝塚歌劇団に入団。中性的な魅力で人気を集める。2007年4月に退団した後は、舞台、映画、ドラマなどで活躍した。2014年6月に、自身のスタジオ「Dance&FitnessStudioHatsuNe」をオープン。女性の美と健康をサポートすることに力を入れている。(画像は初嶺麿代オフィシャルブログ「Hatsune’s Time 初嶺的日々」より)【参考】※初嶺麿代オフィシャルブログ「Hatsune’s Time 初嶺的日々」※NHK公式ホームページ※Amazon.co.jp
2020年02月28日志田未来と花江夏樹が主演を務める「スタジオコロリド」長編アニメーション映画第2弾『泣きたい私は猫をかぶる』の公開が決定。特報映像とティザービジュアルも到着した。ストーリークラスで「ムゲ(無限大謎人間)」というあだ名で呼ばれる、自由奔放でちょっと変わった中学2年生の笹木美代。ムゲは熱烈に想いを寄せるクラスメイトの日之出賢人に毎日、果敢にアタックを続けるが全く相手にされない。めげずにアピールし続ける彼女には、誰にも言えないとっておきの秘密があった。大好きな日之出のそばにいられる唯一の方法、それは猫になって会いにいくこと。人間のときには距離を取られてしまうが、猫のときには日之出に近づける日々。猫として長く過ごすほど、いつしか猫と自分の境界があいまいになっていく。このままずっと、彼のそばにいたい。でも、“私”に戻ることができなくなる――。「スタジオコロリド」最新作『ペンギン・ハイウェイ』で第42回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞、ファンタジア国際映画祭 今敏賞(ベストアニメーション賞)を受賞した新進気鋭のアニメーションスタジオ「スタジオコロリド」が贈る本作は、奔放で繊細な主人公・ムゲが、恋するクラスメイト・日之出と唯一素直に向き合える魔法と出会う、ちょっと不思議な物語。今回、「美少女戦士セーラームーン」シリーズの佐藤順一と、スタジオジブリで『千と千尋の神隠し』に携わった新進気鋭のクリエイター・柴山智隆がW監督。脚本は、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『心が叫びたがってるんだ。』の岡田麿里。キャラクターの繊細な心情の描写に定評がある岡田さんが、渾身のオリジナルストーリーで物語を鮮やかに描き出す。志田未来×花江夏樹が共演主人公のムゲこと笹木美代、猫・太郎を演じるのは、『借りぐらしのアリエッティ』『風立ちぬ』などスタジオジブリの長編アニメーション映画で声の出演も果たしている志田さん。もう一人の主人公・日之出賢人は、「ダイヤのA」小湊春市役や「四月は君の嘘」有馬公生役、「東京喰種トーキョーグール」金木研役など数々のキャラクターを演じてきた実力派声優の花江さんが務める。演じるキャラクターについて「本当に明るくて、まっすぐな女の子」と印象を明かした志田さんは、「今時珍しいくらい自分の気持ちを素直に出す子なので、観ていてすごく気持ちのいい子です。ただ、周囲からの愛に気づけていない幼い部分があったり、学校などで見せる外の顔と自分の部屋にいる時に見せる内の顔にギャップも見られます」と魅力を語る。花江さんは「すごく雰囲気がいい作品というか、日常をきりとっているんですけど、すごくファンタジーがあって、そこの絶妙な感じがすごく素敵」と作品の印象を話し、日之出については「日之出は思っていることを全面に出せない男の子で、将来の夢とかこれから先の未来をどう進んでいくか、まだ決めかねている。中学生らしいといえばらしいのですが、ムゲから日之出に向けられた気持ちに、なかなか気づいてあげられなかったりとか。そういう思春期真っただ中の、男の子だなと、思います」とコメントしている。「本当は――」猫にも注目の特報映像猫のお面を持って落ちていくムゲのシーンから始まる本映像。あることから猫に変身できる不思議なお面を手にしたムゲは、猫になって大好きな日之出に会いに行く。日之出の部屋に行ったり、胸に飛び込んだり、愛情を全身で表現する猫・太郎。しかし、魔法のような時間は長くは続かず…。映像美も覗ける映像となっている。クリエイター陣コメント佐藤順一監督もし猫だったらもっと楽に生きられるかもしれない。まわりにあわせて自分の心にふたをしたり元気なふりをしたり、笑顔をはりつけたりしなくていいから。うまくやれなくて波立つ心を絶えず隠して陽気にふるまう少女を志田未来さん、波立つ心を自ら押さえつける少年を花江夏樹さんが、自然さとヒリヒリした痛みが同居する二人を鮮やかに演じてくれました。柴山智隆監督「ムゲと日之出と猫たちを、煙突の立ち並ぶこの街にありありと描きたい。まだ見ぬ”となりの世界”も」佐藤監督をはじめ、信頼できるスタッフと試行錯誤しながら少しずつ積み上げていく作業は面白く、スリリングな毎日でした。ムゲたちが生きる世界と時間を少しでも身近に感じていただけたら嬉しいです。脚本・岡田麿里佐藤監督の匠の技と、柴山監督の作品への深い愛情、スタッフひとりひとりの日々の情熱により、どこか懐かしい作品が生まれました。主人公のムゲというあだ名は、無限大謎人間の略です。謎の多い状況のなか、謎と思われているムゲの成長を、劇場でご覧いただけたら幸いです。『泣きたい私は猫をかぶる』は6月5日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:泣きたい私は猫をかぶる 2020年6月5日より全国にて公開© 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会
2020年01月28日『ペンギン・ハイウェイ』のスタジオコロリド、第2弾長編アニメーション映画『泣きたい私は猫をかぶる』が、6月5日(金)に劇場公開されることが決定。あわせて、キャスト、スタッフが発表され、特報映像が公開された。『借りぐらしのアリエッティ』『風立ちぬ』など、スタジオジブリの長編アニメーション映画で声優として活躍した志田未来。アニメ『鬼滅の刃』の主人公・竈門炭治郎(かまど・たんじろう)役や、『東京喰種 トーキョグール』アニメシリーズで主人公・金木役を務めた花江夏樹が、それぞれ本作の重要な役を演じる。監督を務めるのは、『美少女戦士セーラームーン』シリーズ、『ケロロ軍曹』シリーズなども手がけた佐藤順一と、スタジオジブリで『千と千尋の神隠し』に携わった気鋭のクリエイター柴山智隆。脚本を『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『空の青さを知る人よ』の岡田麿里が務める。志田が演じるのは、クラスで「ムゲ(無限大謎人間)」というあだ名で呼ばれる、ちょっと変わった中学2年生、笹木美代。彼女はまっすぐで熱烈な恋に落ちている。思いを寄せるクラスメイトの日之出賢人(花江)に毎日、果敢にアタックを続けるが全く相手にされない。それでもめげずにアタックを続ける彼女には、誰にも言えないとっておきの秘密があった……。公開された特報映像は、ゆれ動く気持ちと不思議な世界が交差する内容。ひょんなことから猫に変身できる不思議なお面を手にしたムゲは、猫になって日之出のところへ会いに行くことに。猫の姿だと一心に愛でてくれる日之出に対して幸せな気持ちを募らせていくムゲは、日之出の部屋まで会いに行ったり、胸に飛び込んだりと愛情を全身で表現する。果たしてムゲは“本当の自分”を見つけることができるのか?キャスト、スタッフのコメントは以下の通り。■志田未来(笹木美代、猫・太郎役)●出演が決まった際の感想今回、ムゲ役をやらせていただけると聞いて、びっくりしました。 さらに花江さんとご一緒させていただけるということで、すごくプレッシャーも感じましたが、本当に嬉しかったです。●演じたキャラクター“ムゲ”について本当に明るくて、まっすぐな女の子だなと思いました。今時珍しいくらい自分の気持ちを素直に出す子なので、観ていてすごく気持ちのいい子です。ただ、周囲からの愛に気づけていない幼い部分があったり、学校などで見せる外の顔と自分の部屋にいる時に見せる内の顔にギャップも見られます。 そんなムゲの全てが魅力的に描かれていると思いました。●観客へメッセージこの作品は、一歩踏み出す勇気をあたえてくれる作品になっていると思います。ムゲが猫になった姿もとっても可愛いらしいので、是非楽しみにしていてください。■花江夏樹(日之出賢人役)●出演が決まった際の感想すごく雰囲気がいい作品というか、日常をきりとっているんですけど、すごくファンタジーがあって、そこの絶妙な感じがすごく素敵な作品だなと思いました。結構猫が出てくるんですけど、僕すごい猫がめちゃくちゃ好きなので、これは運命的な作品かなと思いまして、すごく演じられるのが楽しみでしたし、志田さんとこうして共演することもすごく光栄だなって思いました。●演じたキャラクター“日之出”について日之出は思っていることを全面に出せない男の子で、将来の夢とかこれから先の未来をどう進んでいくかって、まだ決めかねている。中学生らしいといえばらしいんですけど、ムゲから日之出に向けられた気持ちに、なかなか気づいてあげられなかったりとか。そういうちょっと思春期真っただ中の、男の子だなと、思います。そこが彼の良さでもあるのですが、そこからどう気持ちが変わっていくかとか、意思がだんだんかわっていって、ひとりの少年からだんだん青年みたいな気持ちに移りかわっていくところが、魅力的だなっていう風に思います。●観客へメッセージこの作品には、コミュニケーションをするときに、あと一言言えたらどれだけ楽になれるかという、誰にでもある気持ちやメッセージが込められています。日常をきりとったきれいな映像の中で、猫の世界に行ったり、猫になってしまったりという現実離れしたファンタジーの要素も加わったすごく面白い作品なので、是非楽しみにしていてください。■監督:佐藤順一もし猫だったらもっと楽に生きられるかもしれない。まわりにあわせて自分の心にふたをしたり元気なふりをしたり、笑顔をはりつけたりしなくていいから。うまくやれなくて波立つ心を絶えず隠して陽気にふるまう少女を志田未来さん、波立つ心を自ら押さえつける少年を花江夏樹さんが、自然さとヒリヒリした痛みが同居する二人を鮮やかに演じてくれました。■監督:柴山智隆「ムゲと日之出と猫たちを、煙突の立ち並ぶこの街にありありと描きたい。まだ見ぬ“となりの世界”も」 佐藤監督をはじめ、信頼できるスタッフと試行錯誤しながら少しずつ積み上げていく作業は面白く、スリリングな毎日でした。 ムゲたちが生きる世界と時間を少しでも身近に感じていただけたら嬉しいです。■脚本:岡田麿里佐藤監督の匠の技と、柴山監督の作品への深い愛情、スタッフひとりひとりの日々の情熱により、どこか懐かしい作品が生まれました。主人公のムゲというあだ名は、無限大謎人間の略です。謎の多い状況のなか、謎と思われているムゲの成長を、劇場でご覧いただけたら幸いです。『泣きたい私は猫をかぶる』6月5日(金)より公開
2020年01月28日2018年のTBS系ドラマ『中学聖日記』で注目を集めた俳優・岡田健史が、2020年2月14日に『岡田健史カレンダー2020.04 - 2021.03』(東京ニュース通信社)を発売する。岡田にとって初となるカレンダーは、4月はじまりの卓上形式。“20歳の等身大の自分”をテーマに、街中でのナチュラルな表情やハウススタジオでのリラックスした様子、夜のシチュエーションでのクールな姿など、様々な岡田を両面刷りで浮かび上がらせる。また、写真と日付部分を取り外せるため、季節や気分に合わせて気に入った写真を飾ることも可能。撮影風景を収めた付属DVDでは、俳優として、一人の男性として成長著しい“今”の素顔を捉えている。岡田は、「この度、岡田健史初のカレンダーを発売させて頂くことになりました」と報告。「今回の撮影はスタッフの皆さんと話し合いながら今の岡田健史を切り取って頂きました」と現場を振り返り、「写真と日付部分がセパレートになっているので、気分に合わせて写真を選んで頂き、皆様と一緒に素敵な1年間を過せたらいいなと思っています」とアピールしている。
2019年12月15日『ジョゼと虎と魚たち』の劇場アニメーション映画が、2020年12月25日(金)に公開。車いすのジョゼと大学生・恒夫の純愛ラブストーリー芥川賞作家・田辺聖子の代表作である『ジョゼと虎と魚たち』は、2003年に妻夫木聡×池脇千鶴主演で実写映画化されたことで注目を集めた人気作。車いすのジョゼと、どこにでもいる大学生の恒夫を主人公に、2人の恋の行方を喜びや痛みを交えて瑞々しく描きだした物語は、国内のみならず海外においても高い評価を得た。監督にタムラコータロー今回そんな人気作の劇場アニメ版を手掛けるのは、『おおかみこどもの雨と雪』の助監督や、『ノラガミ』シリーズで監督を務めたタムラコータロー。アニメ映画においては、本作で初監督デビューを飾る。豪華クリエイター勢が集結また脚本は『ストロボ・エッジ』の桑村さや香、キャラクターデザインは『妖狐×僕 SS』『クジラの子らは砂上に歌う』の飯塚晴子が務めるほか、アニメーション制作は『鋼の錬金術師』や『僕のヒーローアカデミア』など人気作を手掛けるボンズが担当。キャラクター原案は、岡田麿里原作「荒ぶる季節の乙女どもよ。」の作画や、テレビドラマ化もされた「それでも僕は君が好き」も手掛けた絵本奈央が務める。絵本は「ダ・ヴィンチ」2月号より連載開始となるコミカライズ版も手掛ける。登場キャラクター『ジョゼと虎と魚たち』の物語を彩る登場人物を紹介。『ソニック・ザ・ムービー』でも主人公の声優を務めた人気俳優・中川大志や、『宇宙でいちばんあかるい屋根』の主演映画公開も控えている清原果耶など、キャラクターに命を吹き込む豪華キャストにも注目だ。鈴川恒夫(CV:中川大志)大阪の大学に通う 4 年生。メキシコに生息する魚に魅せられ、海洋生物学を専攻している。卒業後に留学するべく、ダイビングショップをはじめいくつものバイトを掛け持ち中。ジョゼと出会い、彼女の祖母からあるバイトを頼まれることになる。ジョゼいわく、「タダ飯食いに上がり込んで来たんや」。ジョゼ(CV:清原果耶)愛読書にちなんで、自らを「ジョゼ」と名乗る。祖母とふたり暮らしで、車椅子で生活している。好きなことは本を読むことと絵を描くこと。ほとんどを家の中で過ごしているため外の世界への憧れが強く、魚のように好きな場所へ泳いでゆく空想に浸っている 。可愛らしい見た目と裏腹に口が悪い。恒夫いわく、「フワフワしたカッコしてるクセ、口を開くとチクチクチクチク。アマクサクラゲかよ!」。主人公をとりまく登場人物二ノ宮舞(CV:宮本侑芽)恒夫がバイトしているダイビングショップの後輩。魚の水中写真を撮ることが好き。恒夫に想いを寄せているが打ち明けられずにいる。松浦隼人(CV:興津和幸)恒夫と同い年のバイト先の友人。お調子者でノリがいい。舞の恒夫に対する気持ちに気づいている。岸本花菜(CV:Lynn)ジョゼが恒夫と共に訪れた図書館の司書。フランソワーズ・サガンが好きで、初めて出会ったジョゼと小説の話で意気投合する。山村チヅ(CV:松寺千恵美)ジョゼの祖母。何かと頑固で「外は恐ろしい猛獣ばかり」が口癖。他人を避け長い間二人だけで暮らしていた。西田店長(CV:見取り図・盛山晋太郎)恒夫がバイトしているダイビングショップの店長駅員(CV:見取り図・リリー)ストーリー趣味の本と想像の中で、自分の世界を生きるジョゼ。幼いころから車椅子の彼女は、ある日、危うく坂道で転げ落ちそうになったところを、大学生の恒夫に助けられる。海洋生 学を専攻する恒夫は、メキシコにしか生息しない幻の魚の群れをいつかその目で見るという夢を追いかけながら、バイトに明け暮れる勤労学生。そんな恒夫にジョゼとふたりで暮らす祖母・チヅは、あるバイトを持ち掛ける。それはジョゼの注文を聞いて、彼女の相手をすること。しかしひねくれていて口が悪いジョゼは恒夫に辛辣に当たり、恒夫もジョゼに我慢することなく真っすぐにぶつかっていく。そんな中で見え隠れするそれぞれの心の内と、縮まっていくふたりの心の距離。その触れ合いの中で、ジョゼは意を決して夢見ていた外の世界へ恒夫と共に飛び出すことを決めるが…。詳細アニメ映画『ジョゼと虎と魚たち』公開日:2020年12月25日(金)※当初2020年夏に公開予定だったが延期となった。原作:田辺聖子監督:タムラコータロー脚本:桑村さや香キャスト:中川大志、清原果耶、宮本侑芽、興津和幸、Lynn、松寺千恵美、盛山晋太郎、リリーキャラクター原案:絵本奈央キャラクターデザイン・総作画監督:飯塚晴子コンセプトデザイン:loundraw(FLAT STUDIO)主題歌:Eve「蒼のワルツ」(TOY’S FACTORY)アニメーション制作:ボンズ配給:松竹/KADOKAWA製作:『ジョゼと虎と魚たち』製作委員会
2019年12月06日岡田眞澄さんの3番目の妻との子である岡田朋峰(左)と、2番目の妻と長男・岡田眞善(右)選ばれるのは、美しさのみならず、聡明さと品性を兼ね備えた女性。そして何より、深い愛をもって社会に貢献することができる“心の美しさ”を持った女性かどうか─。11月12日、都内で開催されたのは、世界で最も美しい女性が決まる『2019ミス・インターナショナル世界大会』だ。「’60年に始まり、今年で59回を迎える歴史ある大会です。今回は、世界各地から予選を勝ち抜いた82人が出場しました。国際社会に貢献しようとする志の高い女性たちが“美と平和の親善大使”として集い、互いに交流を深めることを目的としています」(テレビ局関係者)■活躍に眉をひそめる義兄今年の日本代表として出場したのは、’06年に亡くなった俳優の岡田眞澄さんの娘である岡田朋峰。「彼女は眞澄さんが3度目の結婚のすえに、26歳年下の女性との間に生まれました。普段は都内の大学に通いながら、テレビ局でアルバイトをしているとか。“夢はキャスターになって報道に携わること”と話していたので、将来のための勉強なのでしょう」(スポーツ紙記者)ミス・インターナショナルは、過去に眞澄さんが長年、司会を務めていたこともあり、娘の朋峰にとっても縁のある大会。彼女にとって、偉大な父に続くための第一歩というところだろうか。しかしファイナリストの15人を絞る段階で、彼女は落選。それでも気落ちした様子はなく、大会後のインタビューでは、愛する亡き父のことを語っていた。「日本代表に選んでいただき、父に会えると思い、進んできました。これから私の進む道は父の背中を見てではなく、父が見ることのできなかった道を進んでいきたいと思います」優雅な振る舞いで、まさに“ミスインター日本”にふさわしい彼女。しかし、この活躍に眉をひそめている人物がいる。彼女の義兄・岡田眞善だ。「彼は眞澄さんの2番目の妻である、藤田みどりさんとの間に生まれました。栃木のラジオ番組『水曜B・E・A・T』などを担当する人気ラジオDJです」(ワイドショー関係者)昨年、朋峰がミス・インターナショナル日本代表に選ばれた際に、眞善はひどく動揺していたという。「今年に入っても、世界大会の開催が近づくにつれて、朋峰さんが再びテレビに露出し始めると“見るに堪えない”と周囲に話していました」(同・ワイドショー関係者)眞善がこれほどまで怒りをあらわにするのは、眞澄さんと眞善の母親との離婚時に、ある“嘘”が関係しているという。真相を確かめるため眞善を直撃すると、当時のことを少しずつ思い出しながら、ゆっくりと話し始めた。■弟の死に関わる真澄さん「父は“映画を撮るために離婚したい。失敗したら莫大な借金を抱えてしまうから”と言ったんです。映画はお金がかかるから、慰謝料も養育費もいっさい求めないでほしいと言われ、母は応じる約束を交わしました。それなのに、一部の人たちには離婚の理由を“妻が出ていった”と話していたこともあったんです」父の嘘にも我慢していたがすぐに新しい女性と結婚。眞善たち一家と縁を切るため、相手の女性の婿養子に入り、姓も“鑓田(やりた)”に変えたのだ。「それでも母は“私たちはもう岡田なんだから、この姓を守っていくしかない”と言って、僕たちを守り続けてくれました」(眞善、以下同)彼には2人の弟がいたが、いちばん下の弟は他界している。その弟の死にも、眞澄さんが関わっているという。「弟が初めてプロデューサーを務める舞台に出演すると約束していたのに、父は直前になって“娘の運動会があるから出ない”と言いだした。弟は数億円もの負債を抱え、どうしようもなくなって自殺に追い込まれてしまったんです。“お母さんには何もしてあげられなかったけど、僕の遺族年金を使ってください。僕にできる最大の親孝行です”という遺書を残していました」父親である眞澄さんだけではなく、その怒りが朋峰の活動にも向けられるのは、いったいなぜなのだろうか。朋峰が出場した世界大会の結果を伝えると、次のように語った。「落選して当然だと思いますよ。これで選ばれたら、ミス・インターナショナルの選考基準を疑ってしまいます。彼女は配慮に欠けるし、自分の行いが他人に及ぼす影響力というものをまったく理解できていません」■「なんで岡田姓を名乗れるの?」眞善は、朋峰が岡田姓を名乗って大会に出場し、“岡田朋峰”として表舞台に立つことに悲痛な思いを抱えていた。「僕ら一家の心をどれだけ踏みにじればいいのかという話です。都合のいいときだけ“岡田”を名乗る彼女の神経は本当に理解しかねます。彼女に岡田を名乗る資格はいっさいないんですから」彼女が表舞台に出ることを否定するわけではないという。「芸能界で活躍したいという夢があるのなら、僕がそれを止める権利はない。でも“鑓田朋峰”という名で、自分自身の実力で闘っていくべきだと思います。“子どもに罪はない”と言う人もいますが、人はある程度、宿命を背負って生まれてくるものです。それをまったく気にとめず、自分のやりたいように好き勝手生きている人は誰ひとりとしていないと思いますよ」朋峰の行動は、眞善たち一家を傷つけているというのだ。「母は、彼女がミス・インターナショナル日本代表として選ばれたとき、心の底から怒りと悔しさをにじませていました。夫に裏切られ、自分の息子を亡くしているんですから当然です。“なんで岡田をやすやすと名乗れるの?”と信じられない様子でしたね。事情を知らないラジオのリスナーさんから“妹さん、出場おめでとう”なんてコメントが来たこともありました。彼女が“岡田”を名乗って活動すれば、そういった声を避けては通れないんですよ」眞善は最後に、声を絞り出すかのようにこう言った。「彼女が、なぜ岡田姓で出場することに決めたのかを、僕は本当に聞きたいんです」朋峰の所属先になっている一般社団法人 国際文化協会に今回の経緯を伝え、岡田姓で出場した理由を聞くと、「ノーコメントです」との回答だった。娘が“岡田朋峰”として活躍すればするほど、息子との溝は深くなるばかり。眞澄さんは天国で何を思うのだろうか……。
2019年11月18日映画『空の青さを知る人よ』(10月11日公開)の公開記念舞台挨拶が20日に都内で行われ、吉沢亮、吉岡里帆、若山詩音、長井龍雪監督が登場した。同作は、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『心が叫びたがってるんだ。』を世に送り出したアニメーションチーム・超平和バスターズ(長井龍雪・岡田麿里・田中将賀)の最新作。高校2年生になる相生あおい(声:若山詩音)は姉のあかね(声:吉岡里帆)とともに暮らしていたが、ある日姉の元カレである金室慎之介(声:吉沢亮)の高校生時代=しんのが13年前から現れ、恋をしてしまう。そんな中、31歳の慎之介とあかねは久しぶりの再会を果たそうとしていた。大人にこそ刺さるという同作に、吉岡は「観に来た人を全肯定する力がある気がします。あたたかく包み込んで背中をポンと押してくれるような、優しい強さが詰め込まれてると思うので、ふらっと劇場に来てほろっと泣いて、浄化されるんじゃないかな。『あなたは素晴らしいんです!』と言ってるような気がするので、そういうところを感じ取りに来てくれたら」と勧める。若山は「世の中に疲れたとか傷ついてしまったとか、そういう経験がある人にこそ、『劇場であたたまりにきたらどう?』って勧めたいです」と誘い文句を考え、長井監督は「僕の父が70菜なんですけど、『初めてお前の作ったもの、いいと思ったよ』と言われた」と明かした。同作は「シッチェス・カタロニア国際映画祭にも選出され、吉沢、吉岡、長井監督がスペインを訪れたが、吉岡は「タイトルが出た時点でうわ〜って拍手が起こって。言葉の壁とか文化の壁も超えて、人として心動いてるんだと感じました。前の席の老夫婦の方が、終わったあとに涙ぐんで『よかったよ〜』ということを多分スペイン語で言ってくれてるような気がしました」と喜ぶ。また吉沢は「舞台挨拶が終わったあとにみんなで食べにいったレストランで食べたイカ墨のパエリアがめちゃくちゃうまかったです」と振り返ると、吉岡は「バゲットにトマトのペーストを塗って、そこに生ハムを乗せて食べたときに『スペイン、永住あるかもな〜』ってなりました」と、移住を考えるほどのおいしさだったことを明かした。
2019年10月20日映画『空の青さを知る人よ』(10月11日公開)の公開記念舞台挨拶が20日に都内で行われ、吉沢亮、吉岡里帆、若山詩音、長井龍雪監督が登場した。同作は、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『心が叫びたがってるんだ。』を世に送り出したアニメーションチーム・超平和バスターズ(長井龍雪・岡田麿里・田中将賀)の最新作。高校2年生になる相生あおい(声:若山詩音)は姉のあかね(声:吉岡里帆)とともに暮らしていたが、ある日姉の元カレである金室慎之介(声:吉沢亮)の高校生時代=しんのが13年前から現れ、恋をしてしまう。そんな中、31歳の慎之介とあかねは久しぶりの再会を果たそうとしていた。アニメ映画だが「大人に刺さる」と評判だという同作。吉沢は「キャラクターがいっぱいいるし、必ずどこかに共感していただける部分がある。最終的にはポジティブな気持ちで追われるし、すごい感情を揺さぶってもらえる作品な気がするので、男性も女性もいろんなことに悩んでる人が見たら刺さるものがあるのかなと思います」とアピールする。また同作は「シッチェス・カタロニア国際映画祭にも選出され、吉沢、吉岡、長井監督がスペインを訪れたが、吉沢は「いやもう、すごかったですよ。お客さんの反応とか。日本の『こち亀』のくだりで爆笑が起こるんです。『こち亀、知ってるんだ』って」と明かす。「日本の文化を知らないと笑えないところで笑いが起こっているし、熱を感じるし、日本を愛してるんだってことがビンビンに伝わってきました」と喜んでいた。さらに、吉沢が「個人的なことですけど、(作品の)最後のライブ会場、(秩父)ミューズパークというところが実は、仮面ライダーで初めて(『仮面ライダーフォーゼ』で仮面ライダーメテオに)変身した場所なんです。それをシッチェスで監督から教えていただいて、運命的なものを感じました」と明かすと、会場も驚きに包まれる。長井監督も「『フォーゼ』を見返しました。『ここだ〜!』って」と興奮した様子だった。
2019年10月20日