3月27日に東京オペラシティ コンサートホールで開催される作曲家・湯山昭のトリビュートコンサート『湯山昭の音楽』に向け、坂本龍一、岩井俊二(映画監督)、沼尻竜典(指揮者)からレコメンド・コメントが到着した。湯山昭は「おはなしゆびさん」「あめふりくまのこ」、「お菓子の世界(153重版を誇るピアノ曲集)」といった童謡から器楽曲「マリンバとアルト・サクソフォーンのためのディヴェルティルメント」、「ゆうやけの歌(伝説の男声合唱曲)」「葡萄の歌」などの合唱曲などで知られる、日本のクラシック音楽史上、最も大衆に愛されたと言える作曲家。コンサートには湯山昭ファンを公言してはばからない新垣隆(ピアノ)、林正子(ソプラノ)、上野耕平(サクソフォーン)、池上英樹(マリンバ)、福田廉之介(ヴァイオリン)、ロー磨秀(ピアノ)、THE LEGEND(男声オペラユニット)ら総勢7組の鬼才、俊才プレイヤーたちが結集。湯山昭が書いてきた作品群をトリビュートを込めて演奏する。コンサートの選曲・プロデュースは、“世界中でいちばん湯山昭の音楽を聴いている!”という娘の湯山玲子が担う。チケットは3月17日23時59分まで発売中。■坂本龍一 コメント湯山昭の音楽は、フォーレ、ラヴェル、プーランクの音楽を正統に継承したものだ。しかも常に明確なメロディーとウィットに富んだ変奏があり、器楽曲さえもとても親しみやすい音楽になっている。■岩井俊二(映画監督) コメント昔から僕の中で雨とは好ましい天気で、鬱とは好ましい精神状態だなのだが、その起源を辿るとなぜか頭の中で湯山昭の童謡「あめふりくまのこ」が流れてくる。幼少期に与えられたこのメランコリックな情緒。僕はいまだに雨の中、見えない魚を待ってるかのような気分になる。■沼尻竜典(指揮者) コメント小学校時代に憧れた作曲家はモーツァルトでもベートーヴェンでもなく、湯山昭だった。在籍していた湯山夫人主宰の「こどもの国合唱団」で歌った「四国の子ども歌」「鮎の歌」「駿河の歌」などは、ピアノパートも必死に練習した。「湯山先生のような曲が書きたい!」と作曲の真似事を始めたのもこの頃だ。「マリンバとアルト・サクソフォーンのためのディヴェルティメント」のレコーディングを、父と一緒に特別に見学させていただいた事は忘れ難い。ディレクター、作曲家、奏者の間の火花の散るようなやり取り、休憩時間に交わされる彼らの雑談…何もかもが子供心に大きな刺激となった。これらの経験が、現在の私の音楽活動の礎となったことは間違いない。今もって久我山に足を向けては寝られないでいる。<公演情報>爆クラpresents 湯山昭の音楽 What The World Needs Akira Yuyama3月27日(日) 東京・東京オペラシティ コンサートホール開場 14:15 / 開演 15:00出演:新垣隆(ピアノ) / 林正子(ソプラノ) / 上野耕平(アルトサクソフォーン) / 池上英樹(マリンバ) / 福田廉之介(ヴァイオリン) / ロー磨秀(ピアノ) / THE LEGEND(男声オペラユニット)ナビゲーター:湯山玲子【演奏予定曲 / 演奏者】ピアノ曲集『お菓子の世界』より「序曲・お菓子のベルトコンベアー」他 / 新垣隆歌曲集『子供のために』より「鳴子を弾いても」他歌曲集『カレンダー』より「七月/夏のレセプション」他 / 林正子「愛の主題による三章」「電話」 / THE LEGENDメンバー「マリンバとアルトサクソフォーンのためのディヴェルティメント」 / 上野耕平、池上英樹「ヴァイオリンとピアノのための小奏鳴曲」 / 福田廉之介、ロー磨秀男声合唱曲「ゆうやけの歌」(男声8声編曲版) / THE LEGEND※曲目、演奏者は変更になる可能性があります。【チケット情報】S席:8,800円(税込)A席:7,700円(税込)※全席指定※3歳未満のお子様は入場をお断りさせていただきます。チケット購入リンク:『湯山昭の音楽』ティザー映像『湯山昭の音楽』湯山玲子&新垣隆 コメント映像イベント公式サイト:
2022年02月24日お笑いコンビ・ハライチの岩井勇気、女優の伊藤沙莉が出演する、サントリー食品インターナショナル「ボス カフェベース」のWebムービー「ねこねこキャップでた!」編が22日(9:00〜)、サントリー公式 YouTubeチャンネルにて公開される。「ねこねこキャップ」がノベルティとして付属する同商品の発売(3月8日)に先駆け、数字の2(にゃん)が6 つ揃う2022年2月22日の「スーパー猫の日」に公開される今回のWebムービー。これまでと同様に、岩井と伊藤が夫婦役を演じている。また、「ねこねこキャップ」に店頭で出会えることを告知するポスターにも、岩井と伊藤が出演。ポスターは、期間限定(2月22日〜2月28日)で、東京・渋谷区の“キャットストリート”で掲出される。「ねこねこキャップ」と対面した岩井は、「かわいい! 耳も柔らかくなった感じで以前より“改良”されてますね〜(笑)」とニッコリ。「ボス カフェベース」のボトルに装着された「ねこねこキャップ」を愛でるように撫でながら見つめる姿は、生粋の愛猫家である岩井ならでは。かつて試作品のネコ型キャップを誕生日にプレゼントされた経緯もあり、監督から「このポスター企画は、岩井さんの存在ありきでスタートしてます」と伝えられると、「ありがとうございます!」と満面の笑みを見せ、その表情でポスター撮影に臨んだ。伊藤も初めて触れる「ねこねこキャップ」に興奮気味。リビングで岩井と伊藤が仲良く、キャップを眺めていると、「本当に猫がいるように見える(笑)」とカメラマンがポツリ。「じゃあ、そのまま“背中”を撫でてあげてくださ〜い」など、ボトルを猫として扱うユニークな雰囲気で撮影が続くなか、「お隣りさんに見られたらマズいぞ……(笑)」という岩井のつぶやきで、大きな笑いが起きていた。○■岩井勇気、伊藤沙莉インタビュー――「ボス カフェベース」のボトルを猫に見立てての撮影でしたが、どんな心境でしたか?岩井:けっこう不思議な撮影でしたよ。猫(に見立てたボトル)を撫でたりスリスリしたり。最後は本当に猫みたいに思ってました。連れて帰ろうかな……なんて思ったり(笑)。伊藤:こういうのって不思議で、すごく愛情が湧いてくるというか……一緒に遊んだじゃないですか、ネコジャラシで。すごくいい、かけがえのない時間になりましたね(笑)。岩井:最後だけウソっぽくなる(笑)。でも、この猫の形がまずかわいいですね。(カメラマンが)「もうちょっと背中の方、撫でてください」って。本当に猫と(共演)してるんだっていう指示でしたね。――岩井さんと伊藤さんは夫婦として何度も共演されていますが、“夫婦愛”は温まっていますか?岩井:沙莉ちゃんがテレビとかCMとか出てると、「ウチの嫁、出てるな」みたいな感じです。伊藤:不思議な感覚ですよね。(岩井さんが)某大会に出られた時、「ホラね! ウチの旦那やりますから!」って、やっぱ思っちゃいますよね(笑)。背中叩いて「行ってらっしゃい!」みたいになりましたね、気持ち的には(笑)。岩井:(沙莉ちゃんが)ツイッターでもつぶやいてくれてましたけど、心強いなあって思ってましたね、ボクは。ほっこりしたCMだから、ご年配の方とかに「CMいいな」って言われたり。あと、沙莉ちゃんのお兄ちゃんのオズワルドの伊藤君が「沙莉は渡しませんよ」って、すごい“お兄ちゃん感”出して「ボクの妹ですからね」って言ってくる。伊藤:うわ〜、ダサい! ダサい感じできました(笑)。岩井:いよいよ現実味を帯びてきてますね、この夫婦感は(笑)。伊藤:ははは、確かに(笑)。――ねこねこキャップを触った感想を教えてください。岩井:ボクは前に……サントリーさんに試作というか、誕生日にこのキャップをいただいたんですよ。その時 「なんてすごいんだ!」と。キャップが猫の形になってるので、めちゃくちゃ大事にしてるの。それがこうやって皆さんの手に渡るようになって……これはもう、めちゃくちゃ流行るんじゃないかなって思ってます。しかもボクがもらった時より改良されて、(以前は)“キャップにかぶせるキャップ”みたいな感じだったけど、ねこねこキャップはこのまま注げるから、すごい使いやすくなってるなと思いました。これ、最初にもらったキャップよりちょっとかわいくなってるというか、フォルムが丸くなってんだよ。耳が尖ってたんだけど、ちょっと丸みを帯びたところがかわいくなった。猫に触れた時と(感情が)まったく一緒なんですよね。だから今後はキャップを飼おうかな……なんて(笑)。――「あの夫婦が猫を飼い始めた」というイメージのポスター撮影でしたが、 もし2人で猫を飼ったら、どんな生活になると思いますか?岩井:いちばん思い浮かぶのは……ボクが沙莉ちゃんに言い過ぎて「うるさい!」ってガツンと怒られた後に猫の方に行って「沙莉ちゃんが怖いんだよ〜」っていう感じだと思う。伊藤:なんかエサの時間をすごいキッチリ言ってきそうとか、毛並みをこうやらないととか言ってきそうで、少し面倒くさそう(笑)。「もうしつこい!」ってなりそう(笑)。――カフェベースは店頭で見つけづらいという意見もありますが、 ねこねこキャップを探してくれる皆さんにアドバイスをお願いします。岩井:猫っていろんなところに隠れてますからね。家の中でも見つからない時ありますから、猫を探すような気持でお店で探してもらえれば。伊藤:ワクワクしますね。岩井:「猫ちゃ〜ん」なんて言うと出てきてくれる時ありますから、お店で呼んでみたらいいんじゃないかと思います。伊藤:うん、思いますね(笑)。――2022年2月22日は2が揃う「スーパー猫の日」ですが、猫と一緒にしたいことはありますか?岩井:猫としたいことというか……猫がボクとしたいことをしてあげたいですね。猫ちゃんが「今日一日楽しかった」って思えるような日にしてあげたいですね。――猫好きで有名な岩井さんですが、猫に絡めた撮影が決まった時の気持ちはいかがでしたか?岩井:よくぞ……と。ボクが(猫を)好きだっていうこと知ってくれてるってことだから。カフェベースも好きですし猫も好きですし。猫とコーヒーの相性、いちばん合いますからね(笑)。カフェベースと猫の相性、いちばんいいってボクは思ってますからね。猫も言ってましたしね、「カフェベースの相性がいちばんいいよ」って(笑)。ねこねこキャップもめちゃくちゃかわいいので、猫好きにはたまらないですね〜。
2022年02月22日映像作家の岩井俊二氏が、6日に配信される『7.2新しい別の窓』(ABEMA 毎月第1日曜15:00~7.2時間生配信)にゲスト出演する。稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾によるレギュラー番組『7.2新しい別の窓』。今回、“大の映画好き”であり自身も数々の映画に出演している稲垣が、映画監督や作家をゲストに迎えトークを展開する「インテリゴロウ」に、映像作家の岩井俊二氏が登場。番組での共演経験もある2人が、昨年発刊された岩井氏の最新小説『零の晩夏』を中心にトークを展開する。本作執筆のきっかけに、Twitterで見かけた三重野慶氏の油絵作品があるという岩井氏。自身も高校時代は美術部に所属し、大学は油彩画を専攻していたことを明かし、本作の表紙も手掛けた三重野氏のリアルすぎる油絵の解説とともに本作を紐解いていく。また、本作の一節を取り上げながら、岩井氏のかつての夢や、原作から脚本・監督・編集までを手掛ける岩井氏の作品づくりの極意に迫る。対談を終え、稲垣は「今まで、じっくり2人で話すということがなかったので、久しぶりにお話しさせていただいて、すごくうれしかった」と久々の再会に喜びの声を上げると、印象に残ったトークに“肌”に関する話をピックアップ。「人の肌の描き方って映像の中でもすごく重要で、プロのメーキャップとか編集とかいろんなことも左右すると思うんだけど、そこについて監督の視点から話しがあったのは面白かった」と語り、「小説もすごく素晴らしい作品なので『ななにー』を見ている人にも読んでいただきたい」と呼びかけた。(C)AbemaTV,Inc.
2022年02月05日長瀬智也2021年3月末でTOKIOとして、ジャニーズタレントとしての活動に幕を閉じた長瀬智也。その後、表舞台から姿を消していたが、9か月たって新たな動きが!「都内のアパレルメーカー『C』に、長瀬さんの窓口ができたんです。気がついたファンの間では、“芸能活動を再開するのでは?”という声があがっていますよ」(芸能プロ関係者)長瀬は一部のメディアで裏方として活動すると報じられたが、“引退”したとは言い難かった。「4月に公式インスタグラムを開設し、7月にはセレクトショップのチラシにモデルとして登場。8月末には、バイク雑誌の表紙も務めました」(同・芸能プロ関係者)そんな長瀬の“窓口”となるのはどんな会社なのだろう。「長瀬さんの友人の男性が経営する会社です。役員には、長瀬さんのお母さんの名前も入っていますよ」(同・芸能プロ関係者)『C』のホームページを見ると、《長瀬智也に関するお問合せにつきまして、下記フォームに必須項目を全てご入力下さい(中略)私的な内容や本人へのメッセージをお預かりするページではございません》と記載されている。私的なメッセージを受け付けるのでなければ、長瀬の仕事の窓口であることは容易に想像できる。■長瀬の“母親”に復帰を尋ねると長瀬は芸能界に復帰するのか。12月中旬、都内のマンションに住み、『C』の役員でもある母親にインターホンで話を聞いた。─長瀬さんのお母さまですよね?「いえ、ちょっと留守にしています。私は留守番しているだけです」女性が出たが、長瀬の母親ではないと話す。だが、以前彼女に取材したときと同じ声。改めて質問した。─智也さんがアパレル会社に窓口を開設しましたが、芸能活動を再開するためでしょうか?「……ごめんなさい。ちょっと私にはわからないね」今度は母親であることを否定しなかった。─『C』の役員にお母さまのお名前が入っていますが、智也さんから何か聞いていますか?「全然聞いていませんよ」さらに質問を続けようとするとインターホンが切れたため、もう一度鳴らしたが、応答はなかった。長瀬が窓口を置くことになった経緯や今後の活動について『C』のホームページに問い合わせたが、期限までに回答はなかった。“アイドル”を辞めた後の長瀬の“進路”はというと……。「モデルとしての活動が中心になるでしょう。長瀬さんは高身長でスタイルもよく、彫りの深い顔立ちですからね。起用すると話題性もあるので、モデルとして申し分ないと思いますよ」(前出・芸能プロ関係者)新たな船に乗り換えた長瀬。その船の向かう先には、何が待ち受けているのか─。
2021年12月26日お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が10日、東京・中央区で開催されたハライチ・岩井勇気のエッセイ集『どうやら僕の日常生活はまちがっている』の大ヒット記念トークイベントにゲストとして参加。本作の中に収録されている短編小説などを評価し、岩井に「また書いてもらいたい」とエールを送った。同作は、岩井にとって2年ぶりとなるエッセイ集の第2弾。発売後に増刷を重ね、6万部を超えるヒットを記録。連載エッセイ22本に加え、書き下ろしのエッセイと短編小説を1本ずつ追加収録している。芥川賞作家の顔をもつ又吉は、岩井が手がけた小説について「面白かった。すごく岩井らしい。岩井そのもの。嫌なことも言うかと思うと、優しいところもある。ほんまに岩井っぽい。だんだん岩井を好きになる仕組み」と称賛。しかし岩井は、執筆活動は「しんどかった」と胸中を吐露。「集中力がもたなかった。確認作業がしんどい。自分のですら読むのが……。(漫才などの)ネタ書く時も、頭で考えているときが一番楽しい。文字にして起こすのがちょっとストレスになる」と話した。それでも又吉は「いやいや、いけるやろ」と励まし、「できれば、また書いてもらいたい」とエールを送っていた。岩井はまた、対談にあたって、又吉の小説『劇場』を読んできたと明かして「(作中主人公が)又吉さんだなっていう部分、けっこうありましたね」と分析。又吉が「あんな変なやつとしておれを見てたんだ」と言うと、岩井は「ぜんぜん見てますね(笑)。なんか意地悪で、『こいつ傲慢だな』と思った」と意見。又吉は「傲慢やと思ってたんや!?」と笑っていた。
2021年11月10日岩井勇気撮影/齋藤周造10万部ヒットの初エッセイから2年、第2弾エッセイを発売したお笑いコンビ、ハライチの岩井勇気。新刊には初めて書き下ろした小説も収録。“本嫌い”という芸人作家の本音に迫る。初エッセイ『僕の人生には事件が起きない』が10万部を超えたお笑いコンビ、ハライチの岩井勇気が第2弾『どうやら僕の日常生活はまちがっている』を発売。前作に続くベストセラーに期待が高まる。「(前作の)10万部に手放しでは喜べないですね。自分では何で売れたのかわからない。エッセイがおもしろいのかどうかも疑わしい。(読者から)おもしろかったと言われましたが具体的なことは知らないです。ユーモアを入れて書いていますが、大爆笑できるほどじゃない。“クスリと笑いました”という声がエッセイとしてはいい評価だったとしても、お笑い芸人でネタをつくっている立場からすると“クスリと笑う”は傷つくし、うれしくない評価です。だからといって“大爆笑しました”“涙を流して笑いました”と言われたら“そんなことあるか”って。漫才のようにリズミカルに書いているつもりなので“読みやすかった”“あっという間に読めた”と言われたほうが納得できたかな」相方の澤部佑やエッセイにも登場する母親の反応も気になるところ。「どっちも読んでないし、渡してもいません。母親はいっぱい買って親戚や知り合いにあげたりしています。でもあるとき“まだ読んでないのよ”というので理由を聞いたら、“熟成させているの”って。意味がわからないですよね。磯野貴理子さんと島崎和歌子さんからは、おもしろかったと言われましたけど俺のエッセイを買って読む人って、あのくらいの年代の女性なのかなって(笑)。うれしかったけど俺のエッセイにたどり着くには相当、活字が好きじゃないとたどり着かないだろうから解せなくて“何で読んでいるんですか? ”と逆に聞いちゃいました」■自分から書きたいとは言ってないエッセイは月刊誌とブックサイトでの連載をまとめたものだが、新作には初めての小説を書き下ろして収録した。「そもそもエッセイは出版社にやってくれと言われたからで、小説も自分から書きたいと言った覚えはないです。もともと本は読まないし、活字を読むと頭が痛くなる。俺のような活字が嫌いな人でもスラスラ読めるように書いているつもりです。もしかしたら、純文学とか好きな人には物足りないかもしれないけど……。出版社の方はいろいろな本をくれるんです。ちょっと読んでみたけど本好きがすすめる本だなって(笑)。そういう本にはしたくないと思って書いています」エッセイみたいな小説を心がけた。「エッセイの延長線上にあるような内容です。小説と謳うとワンランク上、崇高なものにとらえられるのにちょっと腹が立って(笑)。創作においては一緒なのにエッセイのほうが低い評価をされる印象で、何が違うのかと思う。俺が書いたエッセイは小説じゃないのか。垣根を取っ払い、警鐘を鳴らしてやろうと思います」本嫌いだが中学生のときに読んだライトノベル『ブギーポップは笑わない』(上遠野浩平・著)は印象に残っている。「当時のライトノベルに多かった男の願望を詰め込んだような作品とはまったく違って、視点をいろいろ変えて書かれているのがおもしろくて何回も読みました。何であんなにうまく書けるのか、いまでも思うほど。自分には無理ですね」■相方・澤部に発言権はないです前作から2年を経て執筆作業に変化は?「書く時間が早くなりました。最初のころは(一編に)5時間ぐらいかかったけど、いまは2、3時間。内容を無理に誇張することが減って、思ったことをそのまま書いたほうがおもしろいと思うようになり肩の力が抜けました。書くのはリビングかベッドの上です。ゲームに飽きて食事をして、エッセイが暇つぶしと思えるくらい何もやることがなくなったら書くモードに入ります」ネタづくりとも並行する。「エッセイはネタづくりより楽です。ネタは確実に笑いをとらないといけないので緻密さが必要です。文章はダラダラ書いて何か言われても、ダラダラ書いていることに意味があると後づけして言い逃れができる。でもネタはその場で結果が出るものなので難しい。気をつけないと笑いもとらないダラダラ話すだけの内容になるのでネタづくりに支障をきたしています(笑)」快活な印象の相方・澤部とは対照的なコンビで、自身はひねくれキャラのイメージが強い。「学生のときからリア充だったし、自分が暗いと思ったことはありません。友達も多いし、人への垣根もなく人見知りや物怖じしないタイプです。コンビにおいては俺のネタで売れたし、ネタをつくらない澤部に発言権はないので、俺に100%従うようになりましたね」2冊目が発売されたばかりだが、早くも3冊目が計画されている。「1冊目を書いたときに“出版社のゴリ押しで何か賞をとらせてくれ”と言ったんです。でも“エッセイの賞はないです”って。小説は賞がいっぱいあるのに、目指すものがない状態で書かされている。でも文章を書けるようになりたいと思って始めた部分もあります。例えば声明文とか遺書をしっかり書きたい。思っていることが伝わらず、内容がまとまっていないのは嫌だしカッコ悪い。俺のパブリックイメージのためにも(笑)文章はうまくなりたいです。小説家として名をはせることはできないだろうから、エッセイを小説と言い張っているやつになってやろうかと思います」文学界の新星として注目されるかも。■恋愛エッセイは薄味?35歳、独身。その日常を綴ったエッセイには“恋愛”めいたことが登場しない。「恋愛を書く予定は、ないですね。書いてもいいけど薄味になると思います。理由は優先順位が低いから。人生において仕事、お笑いがいちばん。恋愛はだいぶ下です。好きな女性のタイプは、俺のことを好きな女性ですね。俺が好みだと思っても相手が俺のことを好きじゃなかったら興味がなくなる。需要と供給で成り立っているような関係は疲れちゃう。無償の愛をくれる人がいいですね。マザコンだけど、母親を理想と思ったことはないです」(撮影/齋藤周造)
2021年10月03日お笑いコンビ「ハライチ」の岩井勇気(いわい・ゆうき)さんによるエッセイ『どうやら僕の日常生活はまちがっている』(新潮社)が9月28日に発売されました。10万部を突破した前作『僕の人生には事件が起きない』(同)に続く2年ぶりの新作。近所のヨガ教室に行った話や珪藻土マットレスをめぐる母親との攻防など、岩井さんのなんでもない日常をつづり、小説の執筆にも挑戦しています。前編に引き続き、後編では「失敗」や「苦労していないこと」をテーマにお話を伺いました。つまずいた時に自分に合っているかどうかを判断する——前編でいろんなことに挑戦している話を伺ったのですが、時には続かなかったり、うまくいかなかったりすることもあります。岩井さんは「失敗」をどんなふうに捉えていますか?岩井勇気さん(以下、岩井):つまずいた時に、初めて「自分に合っているか、合っていないか」が分かると思うんですよね。つまり、つまずいた後に「どうしようかな?」という努力をしたいのか、それともしたくないのか。正直、自分も潔くやめているものはいっぱいありますよ。例えば、演技はそんなに好きじゃなくて。今のところは、みなさん褒めてくれるんですけど、「いや、ちょっとダメだな」とか「もっとちゃんと演技してよ」みたいなことを言われちゃったら、別に努力はしたくないのでやめます。だから僕に演技をやらせたいんだったら、本当に繊細に扱ってもらいたいですね(笑)。エッセイに関してもガミガミ言われたらやりたくないです。今はギリギリ、何か言われて修正したら、「良くなった」って褒めてくれるのでやってますけど。2回くらい修正が入って「これはちょっと……」って言われたら、その題材はボツにしちゃいます。——それは人から何か言われることにストレスを感じるからですか?岩井:人と話し合って作ることが、好きじゃないんですよね。何かを作る時に、混じりっ気のないものを作りたいんです。他人の手が加わると、急に興ざめしちゃって。僕は、できあがった時に、「すごく良い感じにできた!」というのが一番好きなので。それを、「こうじゃないか?」と言われて、大幅に変えられちゃうと、急に楽しくなくなっちゃう。絶妙なバランスで組み立ててたのに、「もう、僕の作ったものじゃないじゃん……」って。——確かにもともと持っていたスピリットが損なわれる感じがしますね。岩井:他人と話し合って、組み立てていくんだったら、「また新しいものを書いたほうが早いな」って思います。——みんなで一つのものを作っていくことをよしとされる風潮が強いから……。岩井:そういうのありますよね。基本的にハライチは澤部が全部従ってくれるので。——澤部さんはベストパートナーなんですね。岩井:うん、だからこれまでやってこれたのかなと。そう考えると、他人と何かを作ることは、得意じゃないような気がします。「苦労してなさそうだよね」への切り返し方——岩井さんはいろんなインタビューやメディアで、「下積み時代がなかった」「苦労していない」と堂々とおっしゃっています。よく「苦労してなさそう」と言われる私としては、「あまり苦労していないこと」に謎の罪悪感を感じてしまうことがあるので、岩井さんならどう切り返すか聞きたいです。岩井:例えば、金持ちの息子に対して、「もともと、金持ちですよね?」って聞いた時に、「いやいや、そんなことないです!」って返されたほうが、いやらしいと思うんですよ。金持ちという事実には変わりないですから。「そうなんですよ~。ラッキーですわ!」って返されたほうが、すがすがしいなって思うし、そいつのほうが好きになる。だから僕は、「苦労なんかしなくて良かった~!やった~!」って言ってます。そのほうが気持ち良くないですか?——肯定しちゃうんですね。確かにそっちのほうが気持ちいい気がする。岩井:だから、「そうなんだよね、私ってあまり苦労してないんだよね」って言ったほうがすがすがしい気はしますけどね。それに、好感度も高いと思います。僕は心底、あまり苦労しなくて売れてラッキーって思ってますからね。——苦労していないこと自体は悪いことではないはずなのに、「苦労しているほうが(人間として)深みがある」みたいな言われ方をするとなんだか責められてる気分になっちゃって。岩井:それは、後付けですよね?「あれはこういう意味があったんだ」とか、「あれだけ苦労したから、今の私がある」とか、自分に言い聞かせてる感じがないですか?「苦労して嫌だった」で、別にいいと思いますけどね。——そうですね。苦労してないことで無駄に罪悪感を感じることはないんですね。岩井:だって、他人にまったく迷惑をかけてないでしょ?例えば、他人への迷惑で言うと、驚いて「わっ!」って大げさに悲鳴を上げる人とかいるじゃないですか。びっくりするからあっちのほうがよっぽど迷惑ですよ。「悲鳴をあげたら誰かが『大丈夫?』って言って、助けてもらえた人なんだろうな」って思っちゃうんですよ。だから、「僕が苦労しなかったことで他人に迷惑をかけましたか?」と思います。「僕は最高です!」って、ハッキリ言いたいです。だから「そんな、私なんて……」って謙遜してるヤツに、騙(だま)されないほうがいいですよ(笑)。「ここは謙遜しておいたほうがいいんじゃないか」という、打算的なヤツの良くないところというか。僕はあんまり好きじゃないし、せこい印象を受けますけどね。「自分の気持ち」を大事にしないと自分がなくなっちゃう——最後に、読者へメッセージをお願いできますでしょうか?岩井:これってどんな記事になるんですか?——岩井さんのお話を伺っていて、究極のポジティブ論だと思ったんです。みんなスタート地点や生まれ持ったものは違うけれど、なんとか「世界で一番自分が自分をうまく使う」ようにしていくというのが。そのためのヒントを伝えられればと思いました。岩井:「ストレスを天秤にかける」と言いましたが、みんな「自分は本当はどう思っているのか」が、分からなくなっているんです。「他人にどう思われてるか」といったことも、全部混ぜちゃってるので……。「楽しい」とか「つらい」とか、自分の気持ちを混じりっ気なく考えることで、ストレスを天秤にかけることができると思うんですね。本当に単純に、単純でいいんですよ。「楽しい」とか「嫌だな」とか、そういう気持ちは、最終的な判断材料として絶対に必要じゃないかなと思います。——「外からの影響で、自分の気持ちが分からなくなる」ということですか?岩井:そうそう。でも、本当は分かるはずなんです。「心から楽しいのか」「楽しいと思おうとしているのか」は、自分で分かるはずなんですけどね。僕はわりと、そこにいつも従って行動しています。自分の気持ちを判断材料にしないと、自分がなくなっていきますから。——最初におっしゃってた「自伝は書かない」という話にも通じるものがありますね。岩井:そうですね。難しいかもしれないけど、自分の気持ちは大切にしてほしいなと思います。(聞き手:ウートピ編集部・堀池沙知子、写真:宇高尚弘)
2021年09月30日お笑いコンビ「ハライチ」の岩井勇気(いわい・ゆうき)さんによるエッセイ『どうやら僕の日常生活はまちがっている』(新潮社)が9月28日に発売されました。10万部を突破した前作『僕の人生には事件が起きない』(同)に続く2年ぶりの新作。近所のヨガ教室に行った話や珪藻土マットレスをめぐる母親との攻防など、岩井さんのなんでもない日常をつづり、小説の執筆にも挑戦しています。エッセイの執筆のほかにもマンガ原作、芝居など次々と新しいことに挑戦している岩井さんにお話を伺いました。前後編。“身削り自叙伝”を書かない理由——2年ぶりの新刊ですが、前作と比べていかがでしたか?岩井勇気さん(以下、岩井):前作よりも、肩の力を抜いて書けたような気がしますね。「面白く書かなきゃ」とか、「起承転結をしっかりしなきゃ」とか、「ちゃんとした話にしよう」とか、そこまで深く考えなかったかもしれないです。——テーマの探し方は変わってないですか?岩井:何も変わってないですね。“何も起きていない”ことをテーマに書いているので。——まえがきで「身削り自叙伝を書くのはやめた」とおっしゃっていましたね。岩井:誰の自伝であっても、何となくみんな興味があるじゃないですか。でも、前作のタイトル同様、自分の人生で何か大事件が起こっているわけでもないので。それを大げさに、“山あり谷あり”みたいに書くのが、全然好きじゃないんです。それに、自伝は今まであったことを書くことなので、自伝を書いちゃうとこれから書く題材がなくなってしまう。それは結局、ストックを減らしてるだけですよね。言いたくもないのに、自分の中から何かを無理やり絞り出すような状態になりたくないんです。「無限に題材がある日常にしたほうがいいんじゃないか」と思っていて。——コロナ禍での執筆だったと思うのですが、何か思うところはありましたか?岩井:正直、「やることがあって逆に良かった」という感じですね。みんなが自粛してて、テレビの収録も全然なくなった時に、執筆も含めてやることが結構あったんです。別にやりたいこともないのに、YouTubeを始めなきゃいけない状況じゃなくて、良かったと思ってます(笑)。——今回は、小説にも挑戦されています。個人的な感想ですが、エッセイと地続きな感じで「この本はエッセイだと思っていたけれど、実は小説だったのかな?」と思いました。岩井:よく分かりましたね。全部小説だと思ってくれていいんですよ。僕は、小説もエッセイも一緒だと思っていてそこを意識して書きました。だって、世間では「小説家のほうが偉い」と扱われるじゃないですか。でも、エッセイだって、「小説かな?」と思ったら、そう思えるじゃないですか。だから、一緒でしょうということです。——発売にあたり、ファン投票で帯を決める「“帯”総選挙」なども企画されています。これは、岩井さんのアイデアなんですか?岩井:いや、僕じゃないです。ファンの人は、どんな帯でも買ってくれると思うので。でも、この機会に少しでも帯に興味を持ってもらえたら…………って今言おうとしたんですけれど、正直「帯に興味を持ってもらって、どうするんだろう?」って、今思いました(笑)。——でも、投票で決まった初版の帯デザインでは、岩井さんが10代の頃に思い描いた一人暮らしの世界を実際に再現されていましたよね?岩井:そうですね。エッセイみたいなものも書きましたし僕はそんなに効果はないと思ってるけど、やってみないと文句は言えないので。「やってみたらいいんじゃないですか?」というスタンスでいろいろやってます。文句を言うなら“深めの文句”を言いたい——岩井さんは執筆以外にも、ゲームやマンガの原作を手がけたり、ドラマやCMに出演されたり、さまざまなことに挑戦されています。「まずはやってみる」って感じなのでしょうか?岩井:「文句を言うなら、やってから言おう」と思っているので、一回やってみるんです。だって、やらないと“浅めの文句”になるじゃないですか。やっぱり、“深めの文句”を言いたいので。——深めの文句!岩井:やった人間だからこそ、分かる文句もあるじゃないですか。やらないでも文句は言えるけど、やってからの文句のほうが面白くないですか?それを、バシッと言いたいんです。——日常生活でもちょこちょこ新しいことに挑戦されてますね。1人でヨガ教室行った話が面白かったです。岩井:いつも別の自分が自分を見ていて、ずっと客観視してるんです。例えば、1人で新しい教室に行くのって怖いですよね?1人で行く時って、誰も味方がいないじゃないですか。でも、誰も味方がいないことを客観視すると、「なんで30過ぎの男が、1人でこんなところに来てるんだろう?」と思えるので、それなりに楽しめてます。——前回のインタビューでも芸人を始めてから客観的に自分を見るようになったっておっしゃっていましたね。岩井:僕はいつも、ストレスを天秤にかけるんです。自分の中では、「イジられてつらいな」というストレスよりも、イジられることで面白くなっている状況のほうが大事なんですよね。「自分がつらいストレスと、面白い状況がなくなるストレスのどっちが高いんだろう?」って考えたら、面白い状況がなくなるほうが嫌なので。——結婚式のスピーチを忘れて大遅刻したエピソードもありましたが、普通だったら行けないですよね。でも、よく勇気を出して駆け付けたなーって。岩井:結婚式に行くのを忘れてて、ギリギリになっちゃうけど行かなきゃいけない状況って、人生でなかなかないじゃないですか(笑)。しかも自分がスピーチを頼まれてるのに。「行ったらどうなっちゃうんだろう?」というのは、行くしか知るすべがないですよ。こんなレアなことはないと思ったし、行ったらどうなっちゃうのか知らないほうが嫌だなと思って。もちろん、申し訳ないっていう気持ちはあったけど、「俺、どんなこと言われちゃうんだろう?」っていう興味のほうが、優先度が高かったので行きました。——つい面白いほうに行っちゃうんですね。世界で一番自分が自分をうまく使いたい——なんでもない日常をちょっとでも面白く捉えようとする岩井さんのスタンスっていいなあと思います。「手持ちのカード」でいかに自分の人生を面白くするかみたいな。岩井:人はみんなスタート地点が違いますからね。そもそも最初から、平等じゃない。でも、もし世の中すべての人が、僕の能力と体を与えられたら、世界で一番自分が自分をうまく使えるようになりたいんですよ。——「世界で一番自分が自分をうまく使う」ってめちゃくちゃいい言葉ですね。究極のポジティブ論というか……。岩井:だから例えば、「お前の見た目と恵まれた環境だったら、俺はもっとデキるけどな」とは思いますね。芸能界に入って、イケメンでお金を稼げてないヤツって意味分かんないなって。イケメンだったら、それだけでお金を稼げるのに……。稼ぐすべなんて、いっぱいあるじゃないですか。——そうか、自分を最大限に上手く使うためにいろいろなことに挑戦しているということですか?岩井:そうですね。一回やってみないと分かりませんし、やらないという選択はあまりしないです。例えば、ご飯を食べてて、「うわっ!おいしくない!一口食べてみなよ」って言った時に、かたくなに食べないヤツとか腹立つんですよね。何の話にもならないじゃないですか。つまんないヤツだなって思います。だから、いつもとりあえず何でもやってみる。だから、僕はフットワークが重そうで軽いんですよ。※後編は9月30日に公開します。(聞き手:ウートピ編集部・堀池沙知子、写真:宇高尚弘)
2021年09月28日お笑いコンビ・ハライチの岩井勇気が27日、都内で行われたエッセイ集第2弾『どうやら僕の日常生活はまちがっている』(新潮社)刊行記念囲み取材に出席した。累計10万部を突破した前作『僕の人生には事件が起きない』から2年ぶりとなる今作は、「小説新潮」「Book Bang」の人気連載エッセイ22本に書き下ろしエッセイを1本追加。さらに自身初の小説作品も書き下ろしで収録した全24編となっている。岩井は「1冊目で割とエッセイを書けるようになったなと思っていたんですけど、2冊目はすんなり書けた。2冊目が本当のスタート、2冊目が1冊目というか、1冊目は素振りで2冊目が本試合というか……」と前作からの成長を表現。「(前作は)素振りで10万いっちゃったなというのがありますね」と話して笑いを誘った。自身初の小説作品については、「エッセイの延長線上で書いた。エッセイの書き方で小説書けたなという感じです」とのこと。ピースの又吉直樹に、エッセイと小説の違いを聞いた際に「労力的には同じだけど、小説家のほうが手厚く扱われる」と言われ、「確かにな」と納得したというエピソードも披露し、小説として扱われることを期待した。前作は『僕は友達が少ない』、今作は『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』というライトノベルのタイトルを意識したことも告白。「似ているとよく言われるんですけど、まさにパクったんですよね」とぶっちゃけ、「向こうは『俺ガイル』って略されますけど、こちらは『僕ガイル』って略してもらえたら」と呼びかけた。相方の澤部佑には、自身のエッセイ本を渡していないという。「澤部さんは制作する側の人間じゃないですし、澤部さんから高評価をいただいてもうれしくない。逆に、澤部に刺さっちゃったんだってがっかりする部分もあるので、そういった意味で渡してないですね」と、ここでも岩井らしいトークで笑わせた。自分から今作を送ったのは、島崎和歌子と磯野貴理子。前作を、岩井が渡したわけでもなく自ら読んで「面白い」と言ってくれた2人だそうで、「この第2弾のエッセイは島崎和歌子さんと磯野貴理子さんに捧げるエッセイにしたいと思っています」と語った。
2021年09月27日岩井志麻子と華原朋美週刊女性の対談をきっかけに、華原朋美が慕うようになったのが、作家の岩井志麻子。実は以前から華原の夫であるOさんと面識があったという岩井が、入籍直後の心境を華原にズバッと斬り込んだ!岩井朋ちゃん、入籍おめでとう!朋ちゃんに対しては日本国民みんなが、ちょっと危なっかしい親戚の子みたいに思ってますよね。だからみんな、とりあえずよかったねーって思ってますよ。私もですけど。華原ありがとうございます。先生、この前のクルージングライブに来てくださって、どうもありがとうございました。全然知らされてなかったから、本当にびっくりしてすごく泣いちゃいました。先生に会うと、いつも勇気づけられるんです。「私は、このままでいいんだ」って。先生に会えたのも、私と彼の財産です。■いつの間にか住み着いていた夫岩井私はいつものヒョウの格好で駆けつけさせていただいたわけですけど。お客さんも温かくてね。歌手デビューからのファンの方が大半だったとか。華原そうなんです。最近は若い子も増えてきているんですけど、私のこれまでを全部知ってる方たちがほとんどでしたね。岩井しかし、ダーリンは、マネージャーさんなわけでしょう。しかも前からの知り合いだったと。今、こうして公私共に朋ちゃんを支えてくれるわけですから、私たちも安心ですよ。華原そうですね。息子もすっかりなついてますし。最初から「パパ、パパ」って。今回の結婚も、息子にとっての関係が決め手だったと思います。岩井そうよね。家族って、血がつながっているからうまくいくってわけじゃない。他人が一緒になって、そこから作り上げていくものだから。そのうえ朋ちゃんのダーリンは、朋ちゃんの立場をよーくわかって結婚した人だから、朋ちゃんと息子さんを幸せにしてくれるでしょうよ。華原でも、恋愛期間のときめきみたいなのはなくって。いつの間にか家に住み着いていたんです。「え、いつまでいるの?」みたいな。私もなぜか彼のご飯作ってるし。岩井妖怪「ぬらりひょん」ですか!いや、見た目はぜんぜん違うけど(笑)。華原そうですね(笑)。でもイケメンじゃないから……。岩井がっしりしてるし、頼りがいはあるじゃないですか。結婚式のときに朋ちゃんをお姫様抱っこできそうじゃない。そうそう、お子さんもう1人欲しいのよね?今度はどちらを?華原女の子ですかね。息子─、男の子はすごく可愛いんですよ。でも今度は女の子を育ててみたいです。でも旦那、イケメンじゃないから、女の子は男親に似るっていうじゃないですか。年ごろになってね、いろいろ気にしたりしたら……。岩井いやいやいや。華原まあ、気がすむように整形とかさせてあげればいいかな、って。岩井メイクとかもあるでしょうに!なにはともあれ、ダーリンはすごく可愛がってくれるでしょうねえ。華原そうだと思います。彼、誰に対してもすごく優しいんですよ。私にはいろいろ仕事を取ってきてくれるし。自慢の彼です。でも身体が心配で……。岩井確か3歳下ですよね。華原そうなんです。でも脂っこいものが大好きで。最近は私が食事の管理をしてるんですね。高血圧で大変だから、実家の母に教えてもらった、玉ねぎの皮のスープを大量に作って、毎日飲ませたりしています。うちの父も高血圧で、母が以前から栄養管理をしているので。岩井YouTubeでも披露しているけど、朋ちゃんお料理得意ですものねー。でも、朋ちゃんも焼き肉とかラーメンとか好きでしょ?必ず替え玉するとか。華原はい!でもたまにならいいんですけどね。■結婚式ではアノ名曲を歌う?岩井食の好みが合うっていうのも、長続きする秘訣ですよ。で、どんな結婚式をしたいんですか?せっかくだから、ものすごい結婚式をしてほしいわ~。新郎新婦が、氷川きよしさんみたいな龍に乗るとか。華原そうですね。海のそばの会場で、純白のウエディングドレスで。みんなの前でキスをして、お姫様抱っこをしてもらって……。泣いちゃうかな。いや、もう昔みたいに動じることもないと思うので、泣くってことはないような気がします。むしろただただうれしいような。岩井そこで、花嫁自らが『I’mproud』を歌うとか。華原それ、私も考えてるんですよ。私がみんなのために歌うんです。来てくださいね!岩井楽しみだわ~。私は朋ちゃんたちのために、ヒョウの格好で『てんとう虫のサンバ』を歌いたいわ!いわい・しまこ作家。1964年、岡山県生まれ。少女小説家としてデビュー後、『ぼっけえ、きょうてえ』で’99年に日本ホラー小説大賞、翌年には山本周五郎賞を受賞。2002年『チャイ・コイ』で婦人公論文芸賞、『自由戀愛』で島清恋愛文学賞を受賞。コメンテーターとしても活躍。最新刊は『でえれえ、やっちもねえ』(KADOKAWA刊)で、『ぼっけえ、きょうてえ』の続編的作品となる。
2021年09月18日『永遠についての証明』で野性時代フロンティア文学賞を受賞した岩井圭也さん。最新作『水よ踊れ』は激動の香港を題材にした小説だ。水のように自由に生きよ。熱いメッセージを感じる青春in香港。「香港返還のとき、私は10歳でした。街や土地って貸したり借りたり返したりできるんだ…と、小学生なりに違和感があったんですね。そのインパクトだけは残っていて、本格的に小説に挑戦し始めた24歳くらいから、香港はいつか題材にしたいと思っていた大きなテーマでした」激動の香港と、その街にしがみつくように生きているマージナルな人々を、岩井さんはひとりの日本人青年の目を通して描き出した。主人公の瀬戸和志は、香港大学建築学院にやって来た交換留学生。父の仕事の都合で、かつてこの地に4年間住んだことがある。再びやって来たのには理由があった。将来のために建築を学ぶことと、17歳のときに旺角(モンコック)のビルの屋上から墜落した初恋相手・梨欣の死の真相を突き止めること。その過程で和志と関わるベトナムから流れてきた少女トゥイや、梨欣(レイヤン)の兄や弟、名物教授のディラン・フンに傾倒しているクラスメイトのパトリックやフンに反発しているアガサなど、境遇も思惑も生き方も違う人間たちが交錯する。「ルーフトップスラム(天臺屋)、ケージハウス(籠屋)など、作中に登場する香港の建築事情は、私自身も調べ直して大きな衝撃を受けたことですね。香港の階層を端的に可視化している。なので、主人公が事件をめぐってただ観察するお客さんであってほしくなかった。そこで、和志にもマージナルな要素を宿命づけることで、香港の外と内、両方の視点を持てる人物になってくれるのではないかと考えたんです」少しずつ暴かれていく真相も見事だが、それ以上に、保釣(ほちょう)運動が高まりを見せていた返還目前の香港の空気感がリアルだ。その中で叫ばれていたスローガンも、物語を揺さぶる。「私が特に好きなのは、天安門事件の記念碑〈國殤之柱(ピラー・オブ・シェイム)〉に刻まれた〈老人はすべての若者を殺せない〉という言葉なんですね。オレが力尽きても誰かが倒す。そう信じる心でもあるし覚悟だと、見たときに感動したんです。当時の香港って、摩擦しまくっていて衝突しまくっていて、だから街中に熱が生じていたんでしょうね。その変化を追って、回想の物語から現代の香港の状況へ。いちばん書きたかった最終章へとつながった手応えがあります」このカタルシスを味わって。岩井圭也『水よ踊れ』 フン教授のモデルは、ル・コルビュジエ。彼の都市計画や建築への思いが、物語に有機的に作用している。建築論が好きな読者もハマりそう。新潮社2420円いわい・けいや作家。1987年、大阪府生まれ。2018年、『永遠についての証明』で野性時代フロンティア文学賞を受賞し、デビュー。他の著作に、『夏の陰』『プリズン・ドクター』『文身』がある。※『anan』2021年9月8日号より。写真・土佐麻理子(岩井さん)中島慶子(本)インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2021年09月06日日々面白いもの探しに余念のないカルチャーを偏愛する、お笑いコンビ・ハライチの岩井勇気さんに、これから人気&注目が高まりそうなサブジャンルと作品を教えていただきました!人間以外の種族が登場する異種族系アニメーション多才に活躍の場を広げるお笑いコンビ・ハライチの岩井勇気さんは、「地上波放送のアニメを全部見ている」と言うほど、アニメ好きとしても知られている。そんな岩井さんが注目するのは人間が主人公ではない、人と獣が組み合わさった種族が登場するアニメ。「近年で言えば『けものフレンズ』が流行りましたが、〝ケモナー〞と呼ばれる、獣要素のある獣人のようなキャラクターが好きな人たちが一定数おり、僕もその一人。毎回異種族や獣人のジャンルのアニメが始まると、登場キャラクターの体に異種族(獣)の割合が何%くらいあるのかを見てしまいます。また、人間の生活を異種族に落とし込んで描くストーリーもあれば、異種族と人間の関わり方を描いた作品、異種族ならではの悩みに焦点を当てたものもあったりして、どれもストーリーに一捻りがあり、物語としても純粋に面白いものが多いのも特徴。生まれながらの種に対するコンプレックスや、種族が異なる関係性ならではの切なさなど、この設定でしか描けない壮大なストーリーに注目してほしい。人の体に対して獣人や異種族が何割くらいのキャラクターが好きなのか、自分なりに見つけるのも一つの面白がり方としておすすめ。ちなみに僕は65%くらい獣の、〝獣多め・人少なめ〞が好き」RECOMMEND ANIMATION LIST『BEASTARS』擬人化された肉食獣と草食獣が共同生活をする、青春群像劇。「狼である主人公のレゴシは兎のハルに恋をするが、“草食獣を食べたい”という衝動で葛藤する。食殺(肉食獣が草食獣を食べること)は法で禁止されているが、水面下で張り詰めている獣たちの共同生活にドキドキする」。BEASTARS 2nd Blu-ray DVD vol.1初回生産限定版好評発売中。Blu-ray:7480円DVD:6380円板垣巴留(秋田書店)/BEASTARS製作委員会『ソマリと森の神様』「人間が迫害され、絶滅寸前まで追い込まれている世界で、森の番人であるゴーレムがソマリという人間の女の子を拾い育てる。ゴーレムにはほとんど感情はないが、ソマリが『おとうさん』と呼んで接しているうちに、親心のようなものが芽生えてくる心温まる話。二人に関わる異種族のものたちのストーリーも毎回泣ける感動作」。各動画サービスで配信中/原作コミックス~発売中暮石ヤコ/コアミックス/ソマリと森の神様プロジェクト,mixer『ビジネスフィッシュ』「バラエティ番組でも活躍するクリエイターが作った作品。サラリーマンやOLの会社内での話なのだが、登場人物は首から上が魚や、海老、イカと様々。話にエッジが利いており、現代の社会問題や、男と女の関わり合いについても切り込んでいる。社会に対して色んなことを考えながらも一生懸命人生を頑張らないとなぁ、と思える作品」。DVD発売中/各動画配信サービスで配信中ビジネスフィッシュ製作委員会いわい・ゆうき7/29発売の恋愛アドベンチャーゲーム『君は雪間に希う』を原作・プロデュース。また8/2発売『ヤングマガジン』の新連載「ムムリン」では漫画原作に初挑戦。※『anan』2021年7月28日号より。(by anan編集部)
2021年07月31日長瀬智也「今日届いた折り込みチラシを読んで驚きましたよ!まさか長瀬さんが広告モデルをやっているなんて思いませんでした。本当にさらっと出てきているんですから」こう驚くのは渋谷区在住の40代の主婦Aさん。見せてくれたのはアメカジを中心に取り扱うセレクトショップ『FREAK’S STORE(フリークスストア)』渋谷店が出した夏服の広告チラシだ。チラシはあえてチープ感を含ませた“昭和”を思わせるレトロ調のデザインで、数人のモデルが掲載されている。なんと、そこには“コーチジャケット(25,300円)”“Tシャツ(8,530円)” などを着てポーズをとっている長瀬の姿が。複数人いるモデルのひとりとしてチラシのなかでポーズを決めている。モデルとしてビシッと決めているというよりは、遊び心あふれる表情が印象的だ……。「3月末でジャニーズ事務所から独立した長瀬さんは、長年メンバーだったTOKIOからも離れることに。独立後に開設したというインスタグラムのアカウントを覗くと、ギター、スケボーに釣り……と趣味を楽しむ日常の写真がたくさんアップされていました。“裏方になる”というかたちで独立した彼ですが、その言葉どおり、表舞台で活躍する様子はこれまでまったく感じられませんでした」(芸能プロ関係者)■ジャニーズ時代からの企画だったそんな彼が久しぶりに公の場に登場したわけだが、特に彼のSNSから何かしら発信しているわけもない。チラシを見るかぎり、『チャレンジャー』と『マジックナンバー』ふたつのアパレルブランドのコラボ商品の宣伝と打たれており、“令和3年、謎の共同企画スタート!!”の文言も。7月24日から販売がスタートする。「実はアパレルブランド『マジックナンバー』を手がけるプロサーファーで俳優の中村竜さんと長瀬さんはともに同ブランドの共同開発をしているんです。 ふたりは数人のスタッフとともに7月6日午前、開店前の『フリークスストア渋谷店』に来店。“これは盛り上がるぞ〜”とようやく実現した企画にノリノリな様子だったそうです。チラシは店頭では配っておらず、7月5日の新聞折込で渋谷区限定で配布されたんだとか。この企画、長瀬さんがジャニーズ事務所に所属していたころから企画が持ち上がっていたようですが、コロナ禍などの影響もあって、ようやくこのタイミングでのリリースしたと聞きます」(ファッション業界関係者)かねてからアパレルブランド経営者らとの親しい交流が報じられるなど、ファッション業界とのつながりが濃い長瀬。アイドル時代から“業界人”たちとさまざまな活動を行っていたようだ。「2015年には長瀬さんがひそかに加入している『THE SISSY BARS』という覆面ロックバンドのライブがありました。結成は2011年ごろのはず。メンバーは長瀬さん、有名ブランド『NEIGHBORHOOD(ネイバーフッド)』のファッションデザイナー・滝沢伸介さん、長瀬さんを担当するという美容師、バイク仲間の2人をあわせた5人。もちろん長瀬さんはギターボーカルです。“謎のバイカーロックバンド”という触れ込みで、バンド名の由来はバイクの背もたれのパーツである“シーシーバー”からきているみたい」(音楽業界関係者)広告チラシで世間を賑わせた長瀬、ファン待望の歌う姿が見られる日も近い!?
2021年07月07日長瀬智也3月末でジャニーズ事務所から独立した長瀬智也。長年メンバーとして活動したTOKIOからも離れ、名実ともにひとりになった生活を謳歌している。独立後に開設した『Instagram(インスタグラム)』のアカウントを覗くと、ギター、スケボーに釣り……と趣味三昧っぷりが投稿されている。手越祐也、山Pといったほかの“辞めジャニ”たちが独立後すぐに動画配信、海外ドラマ進出など新たな仕事をスタートさせたのとは対照的だ。「アパレルブランドやショップとのコラボアイテム制作の話はあるそうなんですが、本人も“今年は無職です”と周りに宣言していますから。本格的に仕事を始めるのは、まだ先」(アパレル会社関係者)『インスタ』でもっとも目につくのはバイク関連の投稿。長瀬が長年バイクの改造に夢中になっているのは有名な話だが、独立後はその改造バイクを駆って、サーキットでレースに出場することも。ちなみに長瀬の父親も、かつてプロのレーサーだった。「長瀬さんもずっと“レースに出てみたい”と言っていたんですけど、事務所から“危険だから”と禁止令が出ていて。でも、その縛りもなくなりましたし、ついこの間“バイクレース界のレジェンド”にも、わざわざ会いに行ったそうですから、本気でレースに参戦していくのかも」(前出・アパレル会社関係者)■バイクにつぐ“次なる趣味”まさか本当にレーサーに!?その“レジェンド”ことバイク部品メーカー『ヨシムラ』の吉村不二雄社長に真相を尋ねたが、けんもほろろに、「友達の紹介で“来たい”っていうから来ただけだよ。彼がバイク好きみたいで、“『ヨシムラ』も好きだ”って言うから。それだけ!」そんな“バイク大好き”長瀬だが、最近そのバイクよりも大事にしているものが。あれだけ多趣味を見せびらかしている『インスタ』にも登場させていないそれとは─。「植物なんです。彼、アクティブな趣味ばっかりだったから意外でしょ?」(知人)無論ただの植物ではない。「マダガスカル原産の“パキプス”という希少種です。根から幹にかけてボールのように大きくなる“塊根植物”と呼ばれているジャンルの植物で」(同・知人)今、こうしたレア植物の収集が世界的なブームになっており、入手困難な品種や年月をかけて大きく育った個体は、コレクターの間で高値で取引されている。長瀬が通う植物専門店の関係者いわく「長瀬さんのも、かなりの大型個体」だったそうで、気になるお値段は?「30万円くらいしたそうですよ。ただ、見かけによらずとにかく繊細で、ちょっと水やりや日の当て方を間違うと、すぐ枯れたり腐っちゃうんだって。だから長瀬くん、つきっきりで面倒を見ています(笑)。“恋人なんじゃないの?”っていうくらい大事にしていて」(前出・知人)このぶんだと、結婚のほうもまだまだ先、ですね……。
2021年06月12日元プロ野球選手の里崎智也氏が1日、元AKB48・板野友美のYouTubeチャンネル『友chube 【板野友美】』にゲスト出演。オフシーズンの過ごし方について、自身の考えを語った。この日公開された動画「【元プロ野球選手コラボ】里崎さんに相談したら神アドバイス連発でした【対談】」で、オフシーズンの過ごし方について質問された里崎氏。オフの間、自主練はしていたか? と問われると、「そういう人は言ってやった方がいい。たかが2週間練習しなくてダメになるんだったら、1年間何してたんや! って。俺は、実績あるときもないときも、思い切ってガッツリ休む派だった」と言い、「カラダを休めるのも大事だけど、心のオフが大事。心がしっかり休んだって思えたら、練習を始めるときに、早くやりたい! とか、やらなきゃ! ってう切り替えができる。心のオフができないと、仕方ねーなっていう感じで行くから、入りのテンションが全然違う」と、その理由を説明した。また、現役時代のオフシーズンは、家族との時間を大切にしていたそうで、「家族がいたら、1年間自分1人で頑張ってきたわけじゃないじゃん。家族のオフも過ごさせてあげなきゃいけない。だから、2週間くらいは海外旅行したりとか、どこかに行ったり」と、家族思いの一面を吐露。今年1月に、東京ヤクルトスワローズの高橋奎二投手と結婚したばかりの板野が、「ハワイに行きたい」と話すと、「1番良い時期があるんですよ。12月2週目からクリスマス前までは、みんな休みじゃないし、世界どこでも人が少ないし安い。ハワイだとホノルルマラソンが終わってから、クリスマス前が1番安いんですよ」と、笑顔でアドバイスしていた。
2021年06月08日「EXILE/GENERATIONS from EXILE TRIBE」白濱亜嵐主演「泣くな研修医」の5話が5月22日オンエア。25歳の末期ガン患者、石井の言葉に共感の声が上がるとともに、石井が“最後の外出”で向かった目的地にも感動のコメントが送られている。現役外科医・中山祐次郎のデビュー作でもある同名小説にオリジナル要素を加え、地方の大学医学部を卒業して上京、熱い情熱を持って一人前の医師になることを目指し、都内総合病院の外科で研修することになった白濱さん演じる研修医・雨野隆治と、同僚の研修医たちの青春群像劇となる本作。隆治と同期の研修医には総合病院の次男で、庶民の苦労が分からないお坊ちゃんの川村蒼に野村周平。医学部を出た後、一般企業で働いた経験があり、エリートじゃない人間の悩みが分かる滝谷すばるに柄本時生。幼いころ両親が離婚、貧困を経験したため「強くなくては、生きていけない」と思っている中園くるみに恒松祐里といった顔ぶれ。また研修医たちを指導する佐藤玲に木南晴夏。消化器外科副部長の岩井智也に高橋和也。25歳の末期ガン患者、石井直太朗に須賀健太。息子が交通事故で重症になった山下武に木村昴といったキャストも共演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。隆治は石井から「半日だけでいいから外出させてほしい」と頼まれる。隆治は佐藤に相談、許可をもらうことができたが、それはこの機会を逃すと次はないという理由からだった。だが拓磨(潤浩)が再び嘔吐、緊急治療のため石井の外出に同行できなくなってしまい、くるみが代わりに同行することに…というのが今回の展開。くるみが同行すると聞いてテンションが上がる石井。「今日はどこに行きましょうか」とくるみに聞かれた石井はノートを開く。そこに書かれていたのは散歩、買い物、お茶…など当たり前の事ばかり。驚くくるみに石井は「当たり前のことがしたいんです」と答える。5話の冒頭でも“病気になると当たり前のことが夢になる”と話していた石井…視聴者からは「ほんっっっとにそうなんよなぁ当たり前が夢になるんよ」「当たり前って幸せだよね」と共感の声が上がる。外出の帰りにケーキを買った石井は、その足で徳田(清水ミチコ)の病室へ向かう。日本の健康番組のDVDを外国人に渡すなど、隆治たちから怪しまれていた徳田だが、それは外国人に日本の健康番組を見て役立ててもらおうという想いから。彼女を母親のような存在だと語る石井は、驚く徳田に「外出だから“お見舞い”に来た」とケーキを渡す。そんな石井のサプライズに涙する徳田…「最後の外出をした石井さんの、くるみ先生との外出で心を動かされる様子が逐一愛おしくて」「原作のイシイさんは悲しいお話だったので、ドラマで幸せなひとときが持てて、救われる思いです」「今日の話もとても良かった。こういう患者想いのお医者さんが担当してくれると安心するだろうな」などラストにも感動のコメントが送られている。(笠緒)
2021年05月23日「EXILE/GENERATIONS from EXILE TRIBE」白濱亜嵐主演、野村周平、柄本時生らが共演でおくる「泣くな研修医」の3話が5月8日オンエア。白濱さん演じる隆治の涙と、ラストシーンで流れる主題歌「konomama」のタイミングに感動の声が集まっている。本作は地方の大学医学部を卒業して上京、熱い情熱を持って一人前の医師になることを目指し都内総合病院の外科で研修することになり、過酷な毎日を送りながら成長していく研修医・雨野隆治を白濱さんが演じ、雨野と同僚たちの姿を描く青春群像劇。雨野の同期の研修医として、八王子にある総合病院の次男で過保護な両親に“将来は医師になるように”と育てられ、庶民の苦労が分からないお坊ちゃんの川村蒼を野村さんが、医学部を出たが一般企業に就職、サラリーマンとして働いたが、もう1度医学の道を歩もうと考えた滝谷すばるを柄本さんが、幼いころに両親が離婚、貧困を経験し「金がすべてだ」「強くなくては、生きていけない」と思っている中園くるみを恒松祐里がそれぞれ演じる。研修医たちに鬼のような罵声を浴びせ厳しい指導をおこなう佐藤玲役で木南晴夏。佐藤に学歴コンプレックスを抱き、一方的にライバル視している鴨下修一役で吉田ウーロン太。“手術の鬼”という異名を持つ消化器外科副部長の岩井智也役で高橋和也も出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。3話では隆治がカンファレンスで、胃がんで入院、認知症も進行している87歳の患者・森山の治療方針を提案するが、先輩医師たちは手術を行わずBSCでいく方針を決める。納得いなかい隆治は抗議するが、佐藤はこれまで苦しんできた患者をさらに苦しませるのは医者のエゴだと突き放す。一方、くるみは担当する膵頭部にガンが見つかったシングルマザーの患者から、娘の中学受験まで治療を待ってほしいと言われる。先延ばしにすればリスクが高まってしまうためなんとか説得しようとするが…というストーリーが展開。若い頃将棋の王位戦で優勝するほどだった森山。隆治は蒼、滝谷の力を借り森山と対局。負けてしまうが、転院する森山が落とした将棋の駒を拾った際、これまでコミュニケーションが取れなかった森山が感謝の笑顔を見せたことに涙する…。このラストに「最後の森山さんの笑顔で泣いてしまった…それ見たら私も患者さんを笑顔にしたいなって改めて思うことが出来ました!」「森山さんの笑み、雨野の涙、そこにkonomamaがかぶさったところで、涙腺決壊でした」といった反応が集まる。特に「konomama」のタイミングが涙だった」「エンディングで流れてくるkonomama今回はいつもより心に染みた」など、DOBERMAN INFINITYが歌う主題歌「konomama」に注目するコメントも多数投稿されている。(笠緒)
2021年05月09日白濱亜嵐主演、野村周平、柄本時生らが共演する「泣くな研修医」の2話が5月1日放送。医師たちの“パワハラ”ぶりに「可哀想すぎ」「キツい」など怒りの声が上がるなか、木村昴の出演にタイムラインが沸いている。現役外科医・中山祐次郎のデビュー作となる同名小説を原作に、ドラマ版では原作にはない主人公の同期たちも登場、“医師なのにまだ何も分からない研修医のリアル”を描いていく。地方の大学医学部を卒業して上京し、熱い情熱を持って一人前の医師になることを目指し、都内総合病院の外科で研修することになった白濱さん演じる研修医・雨野隆治に白濱さん。総合病院の次男で過保護な両親に“将来は医師になるように“と育てられたお坊ちゃんの川村蒼に野村周平。医学部出身だが一般企業に就職、企業に馴染めず再び医学の道を歩み出した滝谷すばるに柄本時生。幼いころに両親が離婚、貧困を経験した中園くるみに恒松祐里。強い口調で指導を行う医師の佐藤玲に木南晴夏。佐藤にコンプレックスを抱きライバル視している鴨下修一に吉田ウーロン太。消化器外科の副部長・岩井智也に高橋和也。もう少しで看護師長になるベテラン看護師の吉川文枝に西尾まり。若手ながらもしっかりとしている看護師の相沢千夏に奥山かずさ。コテコテの関西弁を使う放射線科医師の藤堂浩司に山口智充といった顔ぶれが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。親子3人が乗っていた車が高速道路で事故に遭い、10歳の男の子、山下拓磨(潤浩)が腹壁破裂の重症で牛ノ町総合病院に搬送されてくる。呼ばれた隆治は緊張しながらも気合いが入るが、佐藤や吉川たちはいつも通り。搬送された拓磨を前にすると周りの先輩医師や看護師がきびきび動くなか何もできず、挙句の果てには手術直後には傷跡を見て気絶してしまう。そんななか、腕を骨折した拓磨の父・武(木村昴)が現れ、隆治を質問攻めに。焦った隆治は「ここ数日が山場」と伝えてしまい、武をどんどん不安にさせてしまう…というのが今回のストーリー。木村さんの登場に「木村昴さん出てきてびっくりした」「お父さん役なんか新鮮」「息子のことが心配で追いかける姿が胸に迫るものもありつつ、少しコミカルな掛け合いもあって(ウォォ木村昴さん凄い…!)と惚れ直しました」などの声が上がる。一方、前回に引き続き、常に怒鳴ったり、人格否定に近い言葉で罵るなど、雨野たちに対する指導医たちのふるまいに「研修医の時に嫌だったことたくさん思い出した」「医療現場ってリアルあんな感じよね」などのコメントも続々と投稿されている。(笠緒)
2021年05月02日「EXILE/GENERATIONS from EXILE TRIBE」白濱亜嵐主演の土曜ナイトドラマ「泣くな研修医」が4月24日からスタート。1話を見た視聴者からは白濱さんの医者姿に「新しい」「新鮮」という声とともに、「仕事頑張ろうって思えた」などの反応も送られている。地方の大学医学部を卒業して上京し、熱い情熱を持って一人前の医師になることを目指し、都内総合病院の外科で研修することになった白濱さん演じる研修医・雨野隆治が、同僚の研修医たちと共に成長していく姿を描く青春群像劇となる本作。雨野の同期たちとして、東京生まれ東京育ち、八王子にある総合病院の次男で過保護な両親に“将来は医師になるように“と育てられ、庶民の苦労が分からないお坊ちゃんの川村蒼に野村周平。医学部を出たが一般企業に就職、サラリーマンとしても優秀ではなかったため、エリートじゃない人間の悩みが分かる滝谷すばるに柄本時生。生まれも育ちも足立区。幼いころに両親が離婚、貧困を経験し「金がすべてだ」「強くなくては、生きていけない」と思っている中園くるみに恒松祐里。研修医たちを一人前の医師に成長させるべく厳しい指導をおこなう佐藤玲に木南晴夏。学歴コンプレックスがあり佐藤のことを一方的にライバル視している鴨下修一に吉田ウーロン太。“手術の鬼”という異名を持つ消化器外科の副部長、岩井智也に高橋和也といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。1話では腹痛で救急外来にやってきた14歳の女の子をアッペ(=虫垂炎)だと考えた雨野が、玲に報告すると“子宮外妊娠”の可能性を指摘される。玲が女の子に質問すると妊娠の可能性があると返答、雨野は驚く。その後岩井から彼女の手術を執刀しないかと言われ、有頂天になるも本番では緊張する雨野。いざメスを入れるとなったところで玲が引き継ぐ。実は緊張感を感じさせるための“オペドッキリ”だったことがわかり…というストーリーが展開。「途中めっちゃハラハラしてやばかったww」「30分ドラマとは思えないくらいの内容」など緊迫感あふれる展開を賞賛する声とともに、「第1話から亜嵐くん頑張ってた自分も実習頑張ろう」「私も仕事頑張ろうって思えた!」など本作に元気づけられたという反応も。また白濱さんの研修医姿にも「新しい白濱亜嵐を見れた気分」「亜嵐くんの医者姿新鮮でめっちゃ良かったぁ」「白濱亜嵐は良い演技するから、これから俳優としてもっと活躍してほしい」などの声が送られている。(笠緒)
2021年04月25日元千葉ロッテでプロ野球解説者の里崎智也氏が14日、公式YouTubeチャンネル『Satozaki Channel』で、動画「あの件について、皆さんはどう思いますか?」を公開。「炎上するかもしれない」と前置きしながら、高校野球の球数制限について異論を唱えた。「1週間500球」という投手の球数制限が初めて適用された今年の春センバツ。「そもそも僕は、球数制限なんていらんやん論者です。私たちはゴリゴリやりますっていうチームと、私たちは球数制限してゆっくりやりますって、それを判断して選んでいけばいいんじゃないの?」という持論を展開した里崎氏は、「めちゃくちゃ不平等なんですよ」と真っ向から批判。1回戦の日程が遅くなるほど、球数制限を受ける可能性が高くなるため、「トーナメントのくじ運で、不平等さがあり得過ぎる」「1回戦の1日目と最後だと、この不平等さってすごくない?」と怒りを込めた。「優秀なピッチャーが1人しかいなくて、投げれなくて敗退する。みんな甲子園を目指して頑張ってるなかで、全力を出して負けたんだったら納得いくけど、それで負けるのはちょっと切ないというか」と、心境を吐露した里崎氏。「そもそも1週間500球いかないような日程にすればいいんちゃう?1週間に2試合しかなかったら、500球は絶対にいかない。不平等さもないじゃん。余裕をもってやっていくと、エースが投げれないっていうことが明らかに減るじゃん」と、余裕をもった大会スケジュールであれば球数制限は必要ないと言い、「あー! もう反対!」と声を振り絞った。さらに、「ピッチャーを多く作らなきゃいけないから、私立とかお金がある学校が青田買いで人を集めまくる」「そうなると、公立に人が集まらなくて勝てなくなる」といった懸念も。投手のケガ予防のために採用された球数制限だが、「大人がやるべきことは、子供たちの未来を明るくするために、色んな選択肢を与えてやるのが一番いいと思う。何かに不平等が起きるのが一番ダメ。球数制限のおかげで、成長できるところをできなくなった、アピールできるところをできなくなった。それで未来をつぶしてる可能性も十分ある。そういうのを考えた方がいい」と強い口調で語った。「1週間500球」という球数制限をなくして、スケジュールに余裕のある日程で大会を開催することを提案した里崎氏。視聴者からは、「おっしゃる通りだと思います!」「シンプルかつベストの正解」「筋が通り過ぎて納得しかなかった」「ぐうの音も出ないくらいのド正論」といった賛同のコメントが集まっているほか、高校球児の気持ちに寄り添った考えに、「ルール決める人より、子供の事を考えてるように感じる」といった声も寄せられている。
2021年04月18日長瀬智也らしき男性が《産卵が始まってそろそろかな》4月12日、神奈川県の芦ノ湖にボートを浮かべて釣りをする男性の写真が、とあるインスタグラムに投稿された。見覚えあるワイルドな風貌の持ち主は、元TOKIOの長瀬智也そのものだ。「4月3日に開設したとみられるインスタには、バイクやギターの写真、さらにはベースを弾く姿が動画で収められています。いずれも写っているのは長瀬さんと思われる人物で、アカウントも彼の名前をもじったもの。たとえ本人のものでなくとも、プライベートで近しい人物が投稿しているのは明らかでしょう。3月31日をもってジャニーズ事務所を退所。昨年7月の発表時には“裏方に回る”としていた彼ですが、こうして“顔出し”していることから完全に表舞台から姿を消すわけではなさそう」(ネットニュース編集者)■フォロワーは現在5万人ドラマ『俺の家の話』(TBS系)、そして『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)で“仕事納め”をしただけに、現在は“フリー”の身として気のおけない仲間たちと休息を楽しんでいるのだろう。彼の近況を知ることができる、ファンにとって貴重な場になりそうだ。フォロワーは現在5万人を超えている。3月をもってKing & Princeを脱退、ジャニーズを退社した岩橋玄樹も4月1日に即、インスタ開設して話題になっている。4月12日には海外と思われる場所からの投稿だった。「超人気グループに属しながらも、持病のパニック障害の治療のために2018年から活動休止していた岩橋くん。かつてはステージに立つにも“スイッチを入れ替えなくてはならない”と話していた彼だけに、こんなに早く活動を始めるとは思いませんでした。自分のペースで発信できるSNSは彼にとってちょうどいいツールなのかも」(アイドル誌編集者)一方で、昨年10月にジャニーズから独立した山下智久も、再始動を報告したのはインスタだ。その後もプライベートショットだけでなく、『ブルガリ』のアンバサダー就任などの芸能活動も伝えている。ほかにも赤西仁、錦戸亮、今井翼、渋谷すばる、最近でも手越祐也がやはり、退社を機にインスタを開設。なぜ、彼ら“辞めジャニ”はインスタを含めたSNSに走るのか。「彼らがインスタを始める理由として3つ考えられます」とは芸能ジャーナリストの佐々木博之氏。「1つ目は、近年こそネット事業への進出がめざましいジャニーズですが、そもそも数年前までは個人のSNSは原則禁止とされてきた経緯があります。ジャニーズを辞めても仕事はしなくてはなりませんし、そんな中で、自分を示す、露出する場所を自分で作る必要があるわけです。そうなると、まずは画像メインのインスタが始めやすいんでしょうね」これまでは事務所によってテレビなりコンサートなりの場が用意されてきたが、「これからは自分で仕事を取らなければならない」のだ。それに関連した2つ目の理由は、「若者はみな、インスタなどのSNSを使っています。若者向けのビジネスを取り扱う広告マンやスポンサー企業も起用の際には、フォロワー数などでハッキリと影響力がわかる個人SNSアカウントを判断材料の一つとしています。“インフルエンサー”として一般人のアカウントでさえもオファーが舞い込むように、芸能人にとってもビジネスをするうえで不可欠なツールになりつつあるのです」■完全に“裏方ではない”の声も最後の3つ目が「承認欲求」だ。「そもそも目立ちたい、見られたい、気にされたい欲求があるから芸能人になるわけです。そんな承認欲求を満たしたいがために、そこ(SNS)にいく可能性はありますね。長瀬さんもいざ芸能界から離れたら寂しくなったのかも(苦笑)。でも、当初は“裏方に”という話でしたが、実際はそうでもないとの声も聞こえてきます。ドラマ出演の話があれば受けないわけではなく、また、所属はしなくとも『株式会社TOKIO』との合流もあると見られていますよ」そのうち、“長瀬のインスタ”にTOKIOが揃うこともある!?
2021年04月13日バイクをいじる長瀬智也《TOKIO・長瀬智也、ジャニーズ事務所退社へ》と報じられてから7か月余り─。アイドルとして、ロック・バンドのボーカルとして、存在感を放つ俳優として30年間走り続けてきた男が、ついに表舞台から降りる時が来た。3月31日、長瀬はTOKIOを脱退し、ジャニーズを退所。芸能界からも引退する。「長瀬さんは、7、8年前……TOKIOの20周年のころから“辞めたい”と考えていたみたい。何をしても“ジャニーズのアイドル”という冠がついてまわるのが窮屈になったんでしょうね。山口達也さんの事件で音楽活動ができなくなったことも大きかった」(テレビ局関係者)最近では仕事へのモチベーションも低下していたという。冠番組『ザ!鉄腕DASH!!』(日本テレビ系)では、長瀬だけ出演シーンがない、ということが何度もあった。「今年の正月特番『ザ!鉄腕!元日!DASH!!』の収録には参加したんですが、そこでもひと悶着あったんです。メンバーで餅つきをするシーンの撮影があったんですが、長瀬さんだけ、あからさまにその輪からはずれていて。松岡昌宏さんに“長瀬もやれよ!”とうながされて、しぶしぶ」(番組制作会社関係者)■長瀬の母を訪ねると……ほかのメンバーとの“すきま風”がささやかれたことも1度や2度ではない。「仕事で地方に移動する際も、メンバーとは別の飛行機で帰ってきたり。だからグループ脱退やジャニーズを辞めるというのは想定内でしたけど、まさか、こうもあっさり引退しちゃうとは……。本当に芸能界にもTOKIOにも未練がないんだなって。長瀬さん、もうTOKIOに戻る気はないでしょうね」(芸能プロ関係者)活動終了に先駆けて、長瀬の“最後のドラマ”として話題になっている主演作『俺の家の話』(TBS系)も大団円を迎えた。長年疎遠だった父を介護するために引退を決断したプロレスラー、長瀬扮する観山寿一が日々奮闘する中で、父父と子の絆が再生していくという物語だ。脚本は長瀬の代表作『タイガー&ドラゴン』でタッグを組んだ宮藤官九郎が書き下ろした。「長瀬さんが、この作品を最後に選んだのはクドカンさんが脚本を書いたからというだけではないんです。制作発表の会見で長瀬さんも言っていましたが“寿一は自分と重なる部分がある”と。それがオファーを受けた大きな理由」(テレビ局関係者)というのも長瀬自身、家庭環境では「恵まれた」とはいえない幼少期を過ごしてきたからだ。両親は長瀬が小学3年生のころに離婚。以来、長瀬と姉、母との3人暮らしに。長瀬は女手ひとつで育て上げてくれた母のことを、普段から気にかけている。「2月14日“バレンタイン・デー”はおふくろさんの誕生日だそうで。だから、智也がおふくろさんにチョコレートを渡すのがバレンタインの長瀬家の恒例になっているんだって。ただ……5年ほど前から、おふくろさんの体調が思わしくないそうでね。前から“俺がおふくろの家の近くに住んで、いろいろ支えてあげたいんだよね”と話していたから、これからは、おふくろさんと一緒にいる時間も増えるのかもしれないね」(長瀬家の知人)東京都内で暮らす長瀬の母を訪ねると、インターホン越しに話を聞かせてくれた。「コロナがこうなってから、(長瀬には)1年近く会ってないです。ずっと自粛自粛で外出もできないし、体調も万全じゃないですし。最近は全然テレビも見なくなっちゃったけれど、『俺の家の話』は見てます。もちろんですよ」■交際していた相武紗季を連れて長瀬の最後のドラマを楽しみにしている人物がもうひとりいる。長瀬の父だ。離婚以来、離れ離れで暮らしている父は今年74歳を迎える現役のタクシードライバー。「もう20年以上乗務しているベテランだよ。少し髪は薄いけど、背が高くて目鼻立ちも彫りが深いのは、息子さんに似てる。ちょっと天然ボケっぽいところも似ているかもね(笑)」(同じタクシー会社に勤務する同僚ドライバー)3月26日、「夜勤務」だという父を訪ねたが、出勤予定日だったにもかかわらず不在。金曜日の夜といえば、タクシードライバーにとっては書き入れどきのはずだが……。「最近、長瀬さん金曜日は出社しないんだ。“息子さんのドラマ見てるからじゃない?”って、みんなで噂しているよ(笑)。やっぱり自慢の息子さんなんだろうね。お客さんに“私、長瀬智也の父親なんですよ”って、つい名乗っちゃうこともあるんだって」(同・同僚ドライバー)長瀬が、営業所に挨拶に訪れたこともあったという。「だいぶ昔“息子が相武紗季さんを連れて挨拶に来てくれて”“向こうの親御さんにも会ったんだ”なんてうれしそうに話していたことあったよ。休みには息子さんと2人きりで飲みに行ったりもしているって言ってたし、仲いいよね」(別の同僚ドライバー)実は父も、かつて息子同様に華やかな世界で活躍していたという経歴の持ち主。「親父さんはタクシードライバーになる前、プロのレーシングドライバーだったんです。大会で何度も優勝して、アマチュア選手から自動車雑誌で特集が組まれるくらいのスター選手にまで上り詰めて。でも、結婚とほぼ同時に突然、引退しちゃったの。レーシングチームの仲間は“まだやれる”って引き留めたんだけれど、本人は“もうやりきったから”ってパッと辞めちゃってね……。智也が車やバイクにのめり込んでいるのは、やっぱり親父さんの影響なんだろうね」(前出・知人)今回の大きな決断にも、父の生き方が少なからず影響を与えているのかもしれない。長瀬はある月刊誌のインタビューで、車とレースに夢中だった父との関係をこう振り返っている。《自分の好きなことばっかしで、ちょっと寂しかった、でもそういうお父さんを今は“男らしい。俺もそういうふうになりたいなあ”と思う(中略)好きなことを極めたいのはお父さんと似てる》知らず知らずのうちに“カッコいい憧れの男”の背中を追いかけていた長瀬。そのインタビューの最後は、こう結ばれていた。《やっぱ自分が本当にやりたいことをやるって最高だよ。けっこう度胸いるけどね》
2021年03月30日3月28日に放送された『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)の3時間スペシャル。3月いっぱいでジャニーズ事務所を退所する長瀬智也(42)の出演は、この日を持って最後となった。番組では3,000歩以内で目的地を目指す、「3000歩でTOKIOは全員集合できるか」が企画された。今回の目的地は、東京・後楽園ホールの“お花見会場”。そんななか、“ある演出”に心を打たれた視聴者が続出している。城島茂(50)、国分太一(46)、松岡昌宏(44)は、「3,000歩以内」でお花見会場を目指した。いっぽう長瀬は、かつて日本一周をしたソーラーカー「だん吉」の修理からスタート。整備された懐かしの愛車で、目的地へと向かった。4人が合流すると、プロジェクションマッピングに桜の花びらが舞い散る映像が映し出された。そこへ城島が「だん吉」のヘッドライトを点灯。そしてメンバー4人をかたどった切り絵をかざすと、“5人”並んだ影絵が映し出されたのだ。すると松岡は、「えっ待って?」「5人映ってる。どういうこと?」と驚嘆。4人が静かに見つめるなか、長瀬が「いいじゃん、どうせ5人なんだから」と沈黙を破った。その一言で場の空気は明るくなり、松岡は「もともとはな」とコメント。国分も「なるほどね」と納得の様子を見せていた。最後の締めくくりとなったこのシーンに、Twitterでは《すごく感動する》《TOKIO全員集合は、この影絵のことなんだねと号泣》などとコメントが続々。■オンエアには元メンバーの山口達也も「5人の影絵以外にも、この日のオンエアは元メンバーである山口達也さん(49)の映るシーンがいくつも流れました。山口さんは18年に起こした騒動で、グループを脱退。契約を解除された後もメンバーと連絡を取り合いながら再起を目指していました。ですが、昨年9月に酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕。寝耳に水だった4人は大変、ショックを受けたといいます。TOKIOは山口さんのベースが“基軸”だったともいいます。山口さんが抜けたことで、バンドとして活動ができないことに長瀬さんは落胆していました。とはいえ、『鉄腕DASH』はデビュー直後の95年にスタートした冠番組。番組を通じ、5人は絆を深め合っていきました。それだけに、長瀬さんの“グループ愛”が率直に表れたのでしょう」(スポーツ紙記者)各メディアによると、山口は昨年11月に謝罪文を発表。アルコール依存症の克服に努めてきたことを明かし、「真摯にその罪を償っていく所存です」と綴られていたという。26年間の歴史に一区切りをつけた「鉄腕DASH」。“全員集合”の演出に、山口も胸を打たれたのではないだろうかーー。
2021年03月29日長瀬智也撮影/週刊女性写真班あらかじめ引退作品とわかっているドラマは珍しい。長瀬智也(42)の主演作『俺の家の話』(TBS系)もその1つとなった。長瀬は3月いっぱいでジャニーズ事務所を離れ、事務所からは「裏方としてゼロから新しい仕事の形を作り上げていく」と発表された。■長瀬がやるから笑えて、泣ける引退作品らしく、長瀬の持ち味や考え方が十分に生かされたドラマになった。脚本を書いているのはクドカンこと宮藤官九郎氏(50)でチーフプロデューサーは磯山晶氏(53)。2人と長瀬はTBS系『池袋ウエストゲートパーク』(2000年)以来の長い付き合いで、気心が通じているからだろう。まず長瀬にしかこなせないであろうギャグがふんだんに盛り込まれた。例えば長瀬が演じるプロレスラー・観山寿一は第1話で「フェイズ?」と言うと、迷子になって困惑する少年のような表情になり、そのまま動かなくなった。そこまでの経緯を説明したい。まず父親で人間国宝の能楽師・寿三郎(西田敏行)が倒れた。それなのに長女で塾講師の舞(江口のりこ)と次男で弁護士の踊介(永山絢斗)がカネの話ばかりしていたから、寿一が怒鳴り飛ばす。ところが舞から「ウチら、そんなフェイズじゃないから」と反撃される。寿一は長男ながら25年ぶりの帰宅で、2年前にも寿三郎が倒れたことを知らなかった。長男失格。寿一はそれを恥じ、猛省すべきなのだが、「フェイズ」の意味が分からず、ポカンとしたまま。怒っていたはずなのに、瞬時に腑抜けになった。見る側は大笑い。長瀬はキャラクターを一変させるのがうまく、それを生かしたギャグは一級品。生まれ持ったセンスがある。泣かせる演技も巧み。第7話で寿三郎の認知症が進行した。別れた元妻のユカ(平岩紙)と親権を争っている息子の秀生(羽村仁成)を寿三郎に会わせてやりたい。寿一はリモート画面を通じ、顔を歪めながら、ユカに切々と訴えた。「秀生の将来のこととか、そんな悠長なこと言ってられなくなったつーか……会いたいときに会わせてやりたいつーか……1分1秒でも長くいさせてやりたいつーか……」グッときた。長瀬という役者は不器用で愛に溢れた男をやらせたら天下一品である。長瀬の演技は笑わせるし、泣かせる。簡単なようで、それがどちらも出来る役者はそういない。これまで長瀬は「本業はTOKIOというバンドの一員」と繰り返し強調してきたので、自ら演技力を自慢したことは一度としてない。だが、日本を代表する西田さえ格別の評価を与えている。「俳優としてのポテンシャルは限りなく高いものがあると思っています。本人も頑張っていますし、表現者として素晴らしい役者」(『俺の家の話』ホームページより)ここまで評価される役者の引退作品ながら、このドラマは拍子抜けするほどそれをPRしていない。「これで引退」「これで見納め」と煽ったら、間違いなく視聴率は上がるだろうが、やらないのは長瀬のプライドなのだろう。■アピールはせずにやることはやる「男気」チーフプロデューサーの磯山氏は放送開始前、次のように語っていた。「このドラマは、長瀬くんと長期にわたって相談してきた企画であり、彼本人の思いもたくさん詰まっています」(TBS公式リリースより)恋愛の描き方が淡泊なところにもそれは現れている。長瀬はTBS系『ごめん、愛してる』(2017年)などへの出演歴はあるものの、恋愛ドラマを避けてきた。「恋愛に左右される男なんてだせぇと思っていた」(読売新聞朝刊、2017年7月23日付)『ラブとエロス』(1998年、同局)から『ごめん――』まで実に20年も恋愛ドラマに出演しなかった。長瀬ファン、ドラマファンの間ではよく知られた話だ。『俺の家の話』では8話で寿三郎の介護ヘルパー・さくら(戸田恵梨香)の求愛を受け止め、長瀬ファンやドラマファンを驚かせたが、9話と10話で見事に肩すかしを食らわせ、長瀬ドラマの規定路線に。最終回ではキスシーンがあるようだが、恋愛の描写はやはり淡泊なものになるだろう。「よく男性から声をかけてもらう。うれしいですよね」(サンケイスポーツ、2013年10月5日付)長瀬の女性人気は絶大だが、本人は男性から惚れられる男を目指してきたのだ。長瀬の考えは第6話にも表れていた。家族旅行として福島県いわき市のハワイアンズへ訪れた。長瀬にとって同県は約束の地である。東日本大震災後、TOKIOのメンバーたちと県の農林水産物応援企画「ふくしまプライド。」のCM、ポスターに登場してきた。完全にノーギャラだった。その上、福島は西田が愛してやまない故郷でもある。東日本大震災10年目に合わせてロケに臨んだのは間違いない。そもそも近年のホームドラマでロケを行ってまで家族旅行を描く作品など皆無なのである。だが、これも引退作品であることをPRしないのと同じく、わざわざアピールしていない。長瀬らしい。さて、ジャニーズ事務所を離れたあとの長瀬はどうなるのか。昨年7月に本人が「芸能界から次の場所へ向かいたい」とファンクラブ会員に向かって宣言したとおり、転身して作詞・作曲などクリエイター活動を行う。ジャニーズ事務所もそう言っているのだから、これは動かない。ほかの事務所に移るという話もない。なにより、長瀬のこれまでの半生は有言実行なのだ。TOKIOのメンバーと1年も話し合って決めたことでもある。長瀬の音楽的才能は高く買われている。TOKIOの作品のうち、『リリック』『東京ドライブ』など20曲以上の作詞作曲を手掛けた。クリエイターとしても成功するだろう。ただし、まだ若い。TOKIOはジャニーズ事務所の藤島ジュリー社長(54)が初めて直接手掛けたバンドで、長瀬との関係は良好だから、その気になったら長瀬の事務所復帰も他事務所への所属も簡単だろう。まずはクリエイター・長瀬の成功を祈るばかりだ。高堀冬彦(放送コラムニスト、ジャーナリスト)1964年、茨城県生まれ。スポーツニッポン新聞社文化部記者(放送担当)、「サンデー毎日」(毎日新聞出版社)編集次長などを経て2019年に独立
2021年03月26日現在、第3話まで放送されている長瀬智也(42)主演の『俺の家の話』(TBS系)。長瀬演じるプロレスラー・観山寿一が能楽の人間国宝である父・寿三郎(西田敏行)を介護するため、リングを離れて実家へ戻ることから始まるホームドラマだ。本作で見どころの一つである、長瀬のプロレスシーンに圧倒される視聴者が急増しているという。「第1話から長瀬さんは、迫力あるプロレス技を披露しています。リングを離れた寿一は、父の介護と能の練習に奮闘。ところが第3話では、金策のために現役時代の所属団体に覆面レスラー『スーパー世阿弥マシン』として復帰しました。ハンドスプリング(跳ね起き)から対戦相手の頭を両脚で挟み込んで投げ飛ばすなど、長瀬さんは難易度の高い技を披露しているのです」(テレビ誌ライター)そんななか注目を集めているのは、「ガンバレ☆プロレス」所属の翔太選手(32)が2月5日に投稿したツイートだ。《これだけは一人でも多くの人に知って欲しい。スーパー世阿弥マシーンのプロレスシーンは全て長瀬さん本人です》本ドラマはDDTプロレスリングの木曽大介レフェリー(43)が監修し、翔太選手もプロレス興行シーンにおいて撮影協力している。現場を知る翔太選手のツイートに、《てっきり吹き替えかと思ってました》《長瀬智也すごいな》など反響が広がっている。■プロレス界も長瀬に熱視線そんななか「NEWSポストセブン」は9日、“ジャニーズ伝説の振付師”であるボビー吉野さん(62才)のインタビュー記事を掲載。吉野さんは「レッスンも長くやっていたし、少年隊のバックダンサーをやっていたぐらいなんで、むしろうまい」などとTOKIOのダンスのスキルを絶賛している。そんなTOKIOのメンバーである長瀬の身体能力の高さは、これまでダンス以外でも注目を浴びてきた。「長瀬さんはスケボーやサッカーも得意で、身体能力が高いことはファンの間では周知のこと。5年前に『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)で空手対決を行った際は、相手の胸元の位置までジャンプして蹴りを決めていました。ドラマ内でのパフォーマンスにも、衰えを一切感じさせません。共演した蝶野正洋(57)さんも、『プロレス業界から引っ張りだこになると思う』と熱視線です」(テレビ局関係者)本誌は昨年12月上旬、本ドラマの撮影現場をキャッチ。そこにはプロレスのコスチュームをまとい、がっちりとした体格の長瀬が佇んでいた。彼が最もこだわっているのはプロレスのシーンだというが、その熱量はドラマに説得力をもたらしているようだ。「プロレスのシーンは、主に長瀬さんの意向が取り入れられているといいます。『世阿弥マシーン』が能面を着けて登場するのも、ストーリーに添った彼のアイデアなのでしょう。なんでもこなす長瀬さんは『スーパーマンじゃない』と苦笑するそうですが、周囲の期待を大きく超えてくるとも。そんな本作のテーマは介護。脚本を書いた宮藤官九郎さん(50)は、長瀬さんに『長男の悲哀を表現できるはず』と語っていました。等身大で演じる長瀬さんから滲み出る“現実味”や家族を思う気持ちは、視聴者から共感を呼んでいます」(制作関係者)
2021年02月09日主演ドラマ『俺の家の話』(TBS系)がスタートし、プロレスラーの役作りのために3カ月で約12キロ増量したことが話題になっている長瀬智也(42)。3月でジャニーズ事務所を退所する彼の個性的すぎる俳優人生を振り返ります。そこには、老若男女問わず誰をも引き寄せてしまう、唯一無二の魅力がありました――!【’95年7月】ドラマ『カケオチのススメ』家庭教師の彼女(永作博美)を持つ浪人生を演じた。当時16歳。ドラマの制作発表には子犬を抱っこしながら登場。【’96年1月】ドラマ『白線流し』卒業式に学帽の白線とスカーフを川に流す儀式をもとに作られた青春群像劇。連ドラ初主演ドラマで繊細な高校生役を。【’97年7月】ドラマ『D×D』特殊能力を持つ2人の青年が、数々の怪事件を解決していくサスペンスホラー。岡田准一との共演が話題となった。【’98年7月】ドラマ『ラブとエロス』未亡人のカスミ(浅野温子)のかわいい年下彼氏・次郎を熱演。このドラマの影響で年下彼氏が女性の憧れに。【’00年4月】ドラマ『池袋ウエストゲートパーク』宮藤官九郎と初めてタッグを組んだドラマ。渡辺謙に小雪、窪塚洋介と、錚々たるメンバーのなか主演を務めた。【’05年4月】ドラマ『タイガー&ドラゴン』ヤクザが落語に目覚め、弟子入りして奮闘する物語。岡田准一とW主演。落語ブームの火付け役となった作品。【’05年4月】映画『真夜中の弥次さん喜多さん』しりあがり寿の人気漫画の実写化。歌、ダンス、お色気ありのドタバタ時代劇。中村七之助との共演も話題に。【’06年7月】ドラマ『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』ヤクザの組長を目指す27歳の真喜男(長瀬)が、ひょんなきっかけで高校生になるというはちゃめちゃコメディ。【’07年10月】ドラマ『歌姫』笑って泣けるラブストーリー。会見では共演の高田純次が得意の適当発言をし大爆笑。豪快な笑顔も長瀬の魅力のひとつ。【’13年1月】ドラマ『泣くな、はらちゃん』漫画の中のキャラクターが現実世界に生きている女性に恋をする物語。ロケ地巡りがはやるほどの人気ぶりだった。【’13年10月】ドラマ『クロコーチ』昭和の未解決事件“三億円事件”を追いかけながら、政治家の弱みを握って恐喝する悪徳刑事役を演じた。【’16年6月】映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』こちらも宮藤官九郎監督・脚本の超絶地獄コメディ。長瀬の演じた鬼は元々人間だったという深いメッセージも。【’17年7月】ドラマ『ごめん、愛してる』韓国で社会現象を起こしたドラマのリメーク。不遇の人生を送っていた男が初めて本気で人を愛するラブストーリー。「長瀬さんは宮藤官九郎さんとの出会いによって、イケメン王道路線からキャラ変し、役者としての幅を広げられましたね」そう語るのは『ジャニーズは努力9割』を著書に持つ、元祖ジャニヲタの霜田明寛氏。「ご本人が『僕はドラマに育ててもらったし、好きなんです』と話されていましたが、実際にずっと連ドラで活躍されていますね。役者を始めたころは『白線流し』で繊細な青年を、『ラブとエロス』では年下彼氏を演じ、王道路線だった長瀬さん。しかし『池袋ウエストゲートパーク』で“素人童貞”を演じ、ジャニーズではなかった“非モテ系”を確立しました。その後、二宮和也さんが童貞役を演じるなど、後輩たちに新しい道を作りました」そんな霜田氏の印象にとくに残っているのは、『泣くな、はらちゃん』だという。「顔芸がすごかったし、そもそも人間の役でもなかった(笑)。ついにここまできたか、と。物語のピュアな代弁者でありながら、色気を出したり消したりできる類まれな魅力の持ち主です」クドカンとの作品についてはこう続ける。「ただ面白いだけじゃない。登場人物の背景が奥深く描かれています。『俺の家の話』はまさに2人の集大成、介護や相続など社会問題を詰め込みながら説教臭くなく、純粋に楽しめます。長瀬さんは後輩から慕われ、年上の人からも好かれてカリスマ性も持っている。今後もその人柄と才能を発揮されるでしょう」「女性自身」2021年2月16日号 掲載
2021年02月05日長瀬智也(’19年11月『NHKスペシャル食の起源』取材会)3月末でジャニーズ事務所を退所するTOKIOの長瀬智也だが、退所前最後となる主演ドラマ『俺の家の話』(TBS系)が1月22日よりスタートする。ジャニーズ事務所の発表では退所後は「裏方としてゼロから新しい仕事の形を作り上げていく」とし、俳優として活動するかは明言されていない。バラエティーでは天然キャラを発揮、お茶の間でも愛される長瀬だが、俳優としてのキャリアは28年に及ぶ。■『白線流し』の美少年から『IWGP』でヒーローに「14歳のとき『ツインズ教師』(’93年・テレビ朝日系)で俳優デビュー。俳優としての最初のブレイクは17歳で主演を務めた『白線流し』(’96年・フジテレビ系)でしょう。天涯孤独な身で、定時制高校に通う少年を演じ、少女漫画から飛び出てきたような美貌と繊細な演技に注目が集まりました。その後、’05年まで2年ごとにスペシャルドラマが放送されました」(テレビ誌ライター)長瀬作品のファンでありコラムニストの吉田潮さんも『白線流し』は印象的だったという。「定時制に通う長瀬は、昼間の学校で同じ席に座る医者の娘(酒井美紀)と交流しはじめるという物語。ある種の格差でもあり、異種学園ものであり、愁いと憂いのある初々しい長瀬を思い出します。私だけじゃないんだと思った記憶があるくらい、『白線流し』が好きだという中年のおじさんおばさんが多いこと。ある一定の年齢層にとても響くドラマでしたが、あれは第二の『北の国から』と言えなくもない」(吉田さん)そんな長瀬のひたむきで儚げな美少年像を覆したのが、脚本家・宮藤官九郎との初共作となった『池袋ウエストゲートパーク』(’00年・TBS系)。社会問題になっていたカラーギャングの抗争を軸に、“池袋のトラブルシューター”として難事件を解決する主人公・真島マコトが当たり役に。暴力的な内容に苦情が殺到したというが、長瀬演じるマコトのビジュアル・内面のカッコよさは同世代の若者に衝撃と影響を与えた。「“めんどくせー!”とボヤきながらその人柄と行動力で問題を解きほぐしていく長瀬のリアルな熱血漢ぶりは、’00年代の新しいヒーロー像になりました。当時は多くの男子がマコトに憧れ、マコトと同じ携帯の着信音『Born to Be Wild』にするのが流行りましたね(笑)。20年経っても風化しない面白さに加え、脇のキャストも今では主役級の俳優ばかりということもあって、“伝説のドラマ”と語り継がれています」(テレビ誌ライター)街中で「マコっちゃん!」と役名で呼ばれることが急増し、長瀬本人もインタビューで「ターニングポイントになった作品」と語っている。そして何より、頼れる男のくせに漢字が読めなかったり物を知らなかったりと、宮藤脚本の味つけとうまくマッチングした長瀬の“おバカキャラ”が花開いた作品だった。■長瀬らしい“素直さ”や“一途さ”これ以降、5年タームで宮藤作品の主演を続けている。映画『真夜中の弥次さん喜多さん』(’05年)では同性愛者、ドラマ『タイガー&ドラゴン』(’05年・TBS系)ではヤクザ兼落語家、ドラマ『うぬぼれ刑事』(’10年・TBS系)では刑事、映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』(’16年)では地獄の鬼と、人間以外の役柄も演じて振り幅の広さを見せる。吉田さんは最も好きな長瀬作品に『うぬぼれ刑事』を挙げる。「“やさぐれているが目はきれい”“男性ホルモンは多そうなのに俺様感や、やらかし感がない”“女性に頭が上がらない、というか最低限の敬意をしっかりもっている”などなど、長瀬のイメージはいろいろですが、『うぬぼれ刑事』こそ彼そのもの。家まで買っておきながら婚約者に逃げられ、惚れっぽいために容疑者の女性に毎回恋をしてしまうという刑事の役でしたが、そのバカバカしさの中に一途さがあり、“純愛ドラマ”だったと信じています」(吉田さん)『タイガー&ドラゴン』や、脚本家・岡田惠和が長瀬のために書き下ろしたドラマ『泣くな、はらちゃん』(’13年・日本テレビ系)でも、その“らしさ”が爆発しているという。「『タイガー&ドラゴン』は落語に魅せられたヤクザを演じましたが、落語家(西田敏行)を脅迫して落語を教わるという“素直さ”や“一途さ”がありました。反社会的な人間でありながら“人として大事な部分”をちゃんと持ち合わせている“優しさ”も伝わる。魅力的なクズだったと思います。『泣くな、はらちゃん』は漫画のキャラクターが現実の世界に飛び出してきて、作者である生身の女性に恋をするというファンタジーですが、その設定が長瀬にぴったりで。要するに純粋で常識のないキャラクターなので、そのおかしさもあるし、一途に恋をする姿というのも“長瀬っぽさ”全開なわけです」(吉田さん)■一生懸命やって「笑われてる」ほうがいい『TOO YOUNG TO DIE!』では地獄の赤鬼でバンド・地獄図(ヘルズ)のボーカル&ギターのキラーKを演じたが、KISSよろしく全顔を真っ赤にペイントし、牙をつけて奇抜な衣装……ともはやジャニーズアイドルの面影は一切ない。こんな規格外のキャラクターを違和感なく演じてしまうのが長瀬のすごいところ。宮藤はインタビューで《どんな無理な設定でも、絶対面白くしてくれる》と俳優として絶大な信頼を寄せていることを明かしている。対して、長瀬は振りきれた演技をする理由をインタビューでこう語っている。《僕がやる手だてっていうのはギリギリまでやるっていう、それしかなくて。それが『どうすれば一番伝わるか』ってことに対する僕の答えなんですよね》(『CUT』’05年4月号)コミカルなセリフの間や言い回しなど、笑いに対する“勘のよさ”も抜群だが、長瀬は自分が前に出てガシガシ笑いをとる、というスタンスとも違う。《『人を笑わせてやる』みたいなのはヤなんですよね。自分がすっげえバカなこと一生懸命やって『笑われてる』ほうがいい。そうするとすっげえ自分もワクワクしてくる》(同上)常にエンジン全開で、車体が壊れそうになるほどフルスピードで走りきる。それが長瀬の俳優としての流儀なのだろう。■「透明な容器」として役者に向いている吉田さんは長瀬の俳優としての魅力をこう分析する。「あれだけ濃い顔立ちに完璧なルックスなのに、“男としての弱さや幼さ”を前面に出すのがあまりに上手すぎて、“自己評価が低い”と思わせる。そこが俳優としての魅力ではないかと思います。“弱みを見せない正義の味方”が活躍しがちな日本のドラマで、しかもジャニーズ事務所の所属とくれば、大方は“賢くて特異な才能をもっていて、必ず周囲から一目置かれる存在に描かれる”わけですが、長瀬は別格というか別枠で描かれることが多い。しかも“よく泣く”。男泣きとかむせび泣きとかそんなカッコいい泣き方ではなく、顔をゆがめておいおい泣く、みたいな。みっともなさと情けなさが満タンの泣き顔が多いです」(吉田さん)完璧に見えても誰だって欠陥を持っている、長瀬はカッコよさを封印してそんな“人間らしさ”を表現するのが誰よりもうまい。だから共感を呼び、愛されるのだろう。「けっしてセリフ運びが素晴らしいとか活舌がいいとか、技術的なことが褒められる人ではない気がします。自己評価が低いぶん、“透明な容器として役者に向いている”という話。芸能人、ましてやジャニーズといえば、“俺が俺が”と目立って光って輝いて、がナンボの世界ですよね。その中で“何者でもない自分”というのが、すがすがしくて気持ちいいのかも」(吉田さん)■「親の介護」という等身大のテーマに挑む5年ぶりに宮藤とのタッグが実現した『俺の家の話』。ピークを過ぎた長瀬演じるプロレスラーが、能楽の人間国宝である父(西田敏行)の介護のために現役を引退し、名家の長男として家族と謎の女性ヘルパーを巻き込んで介護と遺産相続を巡るバトルを繰り広げるというストーリーだ。「もともと、役柄に対してはビジュアルの細部までこだわりをもつ長瀬さんですが、今回はプロレスラーの役作りで体重を12キロも増やしたというのだから、並々ならぬ気合いが見てとれますね」(テレビ誌ライター)42歳、人としての深みが増してきた長瀬が「親の介護」という等身大のテーマでどう立ち回るのか、吉田さんも期待を膨らませる。「親の介護が必要になったとき、自分は、家族はどう対処するのか。そこには悲劇も喜劇もありますし、愛憎もあります。きれいごとではない話になるだろうな、でもお涙頂戴にはならずに笑わせて、意外なところでホロリとさせてくれるだろうなと期待しています」(吉田さん)過去に長瀬は、インタビューで俳優としての矜持をこう語っていた。《けっして適当になんてできない。身を削ってでもやり遂げる責任が、自分をはじめとして送り手側にはある。そういう気持ちは常に忘れないようにしてきたし、これからも変わることはないです》(『SKYWARD』’08年12月号)これが俳優として最後の作品、とならないことを願うばかり。『俺の家の話』での長瀬智也の演技が、楽しみで仕方ない。
2021年01月22日「ザ!鉄腕!元日!DASH!!」の放送を記念して、「TOKIO」長瀬智也主演のドラマ「泣くな、はらちゃん」と「彼女が死んじゃった。」を本日12月24日(木)正午から「Hulu」「TVer」(日テレTADA含む)で配信開始した。2013年1月に放送された「泣くな、はらちゃん」は、長瀬さんが漫画の主人公・はらちゃんを演じる、岡田惠和脚本のドラマ。安い居酒屋で酒を飲み、クダを巻く男・はらちゃん。それが、はらちゃんの設定。漫画を描いているのは、かまぼこ工場で働く女性・越前さん。日々の生活で溜まった恨み辛みをこめて、日記代わりにこの漫画を描くときが、彼女にとってホッとできる時間だ。しかし、恨み言ばかり言わされて、なんだかモヤモヤしていたはらちゃんは、ある日奇跡が起こり、現実の世界に飛び出した。初めて見る、素晴しい現実の世界に一つ一つ感動しながら、はらちゃんは、一人の女性に恋をする――というストーリー。長瀬さんのほかにも、「MIU404」への出演も話題となった麻生久美子が越前さんを演じるほか、丸山隆平、忽那汐里、賀来賢人、菅田将暉らが出演している。2004年1月放送の「彼女が死んじゃった。」は、原作:一色伸幸/作画:おかざき真里による漫画のドラマ化。たった一晩過ごしただけの嘘みたいに好みの女がなんと死んじゃった!?主人公(長瀬さん)のもとに現れたのは、彼女・ゆかり(木村佳乃)の妹で、人付き合いが苦手な女子大生の玲子(深田恭子)と、自称ゆかりの婚約者で豆知識が豊富な、すし職人・良夫(香川照之)。ゆかりが残した携帯電話のメモリーを頼りに人々を訪ねることになった、おかしな3人組。死の理由を探す旅で、中途半端に生きていた3人は、自分の日々の尊さを知り再生していく。湘南を舞台にコメディタッチで繰り広げられる、切ないけれども笑える新感覚ラブストーリーだ。なお、「Hulu」では全話一挙配信、「TVer」では10日間おきに次話を無料で配信していく。(cinemacafe.net)
2020年12月24日都内のスポーツ施設前に長髪を後ろで束ねた長身の男性が。12月上旬の寒空の下で、たばこをくゆらせていた長瀬智也(42)。顎ひげが伸びワイルドな風貌になっていた。黒のパーカを羽織っていたが、ボトムスはド派手!なんと、パンツの両サイドに青と黄色のヒラヒラとした飾りがついている。彼は’21年1月スタートのドラマ『俺の家の話』(TBS系)でプロレスラーを演じるが、そのコスチュームということのようだ。「同作は長瀬さん演じるプロレスラーが、父親の介護を機に遺産相続バトルを繰り広げるというストーリーです。戸田恵梨香さん(32)や西田敏行さん(73)といった豪華俳優陣が脇を固めます」(ドラマ関係者)ドラマの脚本を務めるのは宮藤官九郎(50)。長瀬とは’00年、宮藤にとって初の連ドラ『池袋ウエストゲートパーク(以下・IWGP)』(TBS系)以降、幾つもの話題作をともに作り上げてきた盟友同士だ。「長瀬さんは来年3月末で約30年所属していたジャニーズ事務所を退所します。一部では、俳優を引退し、裏方に回ると報道されています。つまり、『俺の家の話』は俳優・長瀬智也として“最後のドラマ”になるかもしれないのです」(芸能関係者)これまで何度もタッグを組んできた宮藤と、有終の美をかざりたいということなのだろうか。「昔から宮藤さんは長瀬さんの演技を絶賛して、『僕の伝えたいことをうまく視聴者に伝えてくれる』と言っています。いっぽう長瀬さんも『宮藤さんの作品にはすべて出たい!』と語っていたほど相思相愛なんです。そのような歴史があり、長瀬さんは『ジャニーズ最後の作品は宮藤さんと!』と熱望したため、今回のドラマが実現しました。気合も十分に入っており、近年はツーブロックのイメージが定着していたものの、久々に髪を伸ばしロン毛に。さらには、筋トレと食事によりプロレスラー並みの体格を作り上げ、役作りは完璧です」(前出・ドラマ関係者)宮藤との20年にわたるタッグの集大成ともなる『俺の家の話』。2人は男同士の“熱い約束”を交わしたという。「2人による初めての作品『IWGP』は平均視聴率14.9%と高い数値を記録し、社会現象にまでなりました。2人は『20年越しにIWGPを超えよう!』と誓い合い、さらに結束を固めたようです」(前出・ドラマ関係者)『IWGP』では長髪が印象的だった長瀬。伸ばした髪には2人で初心に戻り、“最後のドラマ”を成功させたいという願いも込められているに違いない。「女性自身」2020年12月29日号 掲載
2020年12月16日12月5日よりLINE NEWS VISIONにて公開される [Alexandros]×岩井俊二監督の初タッグ作品『夢で会えても』のメインビジュアル、場面写真、メイキング映像が公開された。今作『夢で会えても』は、 [Alexandros]がコロナ禍の制作した楽曲「rooftop」に込めた想いと岩井俊二監督の世界観、そして“縦型動画”ならではの映像表現が織りなす、ミステリアスで迷路のようなショートムービー。岩井俊二監督のもと、メンバーが初めて演技に挑んでいる。[Alexandros]×岩井俊二『夢であえても』場面写真『夢であえても』メイキング映像以下URLより『夢で会えても』LINE公式アカウントを友だち追加することでご覧いただけます。そして今作の題材にもなった楽曲「rooftop」が、来年1月20日にリリースされるベストアルバム『Where’s My History?』に収録されることも併せて発表された。作品詳細ショートムービー『夢で会えても』12月5日(土)より、LINE NEWS VISIONにて全8話が順次公開予定[Alexandros]が今年6月にデジタルリリースした初のコンセプトアルバム『Bedroom Joule』に収録された「rooftop」に着想を得、岩井俊二監督が脚本を書き下ろしたオリジナルのショートムービー。「ぜひ岩井監督と作品づくりを」という[Alexandros]川上洋平たっての希望から、今回のコラボレーションが実現した。「rooftop」に[Alexandros]が込めたのは、この時代において誰しもが抱えている漠然とした“不安”や“迷い”、そして、だからこそ浮かび上がる人と人との繋がり、空間を分かち合うことの尊さ。[Alexandros]の想いと、岩井俊二監督の世界観、そして“縦型動画”ならではの映像表現が織りなす、ミステリアスで、まるで“迷路のような”映像作品となった『夢で会えても』。コロナによって変わってしまった、私たちが生きるこの“特別な時代”を映したこの作品で、[Alexandros]はどこに辿り着くのかーー。<ストーリー>突然、歌詞の続きが書けなくなったバンドのボーカル「ヨウ」のもとに現れた謎の「女」。「女」の言葉により、「ヨウ」は自分のからだに起きた信じられない異変に気がつく。そして「女」は「ヨウ」に言った。『はやく、大切なモノを捨てないとーー』。「ヨウ」、「女」、そしてバンドメンバーの「シン」「ダイ」「ショー」の視点が複雑に絡み合い、夢と現実が折り重なったまるで迷路のような世界で、彼らが辿り着く先とはーー。<キャスト>ヨウ / 川上洋平ダイ / 磯部寛之シン / 白井眞輝ショー / 庄村聡泰女 / 穂志もえか2016年、約4000人の応募者の中から「講談社 ミスiD2016」グランプリを獲得。2018年には映画『少女邂逅』で初主演を果たす。2020年、石原さとみ主演の人気ドラマ『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』では、病気への不安や葛藤を抱えながらも前を向く白血病患者役を演じ話題となった。岩井俊二監督作品には、2020年7月に公開された映画『8日で死んだ怪獣の12日の物語』に続き二度目の出演となった。「女」役 / 穂志もえか配達員 / 足立理刑事A / 城明男刑事B / 細井学刑事C / 大橋典之刑事D / 林雄大刑事E / 石川啓介ヨウ役 / 川上洋平ダイ役 / 磯部寛之シン役 / 白井眞輝ショー役 / 庄村聡泰リリース情報Best Album『Where’s My History?』『Where’s My History?』ジャケット2021年1月20日(水) リリース予約はこちら: 【通常盤】(2CD)税抜3000円【初回限定盤】(2CD+DVD) 税抜4,300円【初回限定盤】(2CD+Blu-ray) 税抜4,700円<収録曲>※順不同2枚組全33曲[A]盤・風になって(SUBARU XV TVCMソング)※新曲・ワタリドリ(映画『明烏』主題歌/アサヒビール『アサヒ ザ・ドリーム』CMソング / SUBARU XV TVCMソング)・月色ホライズン(アクエリアスCMソング)※CD初収録あまりにも素敵な夜だから(NHKドラマ10『ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル~』主題歌)※CD初収録・Philosophy(NHK [Alexandros]18祭曲)※CD初収録・rooftop他、多数収録全17曲[C]盤・温度差 ※新録・For Freedom ※新MIX・Starrrrrrr・Run Away・You’re So Sweet & I Love You他、多数収録全16曲<初回限定盤特典>・特典映像「The Rest Is History」メンバー4人が、それぞれ自身のルーツから10周年を迎えた今、バンドへの想い、音楽への想いを赤裸々に語るロングインタビューで構成。[Alexandros]のHistoryを紐解く60分超の貴重なドキュメンタリー映像・BOX仕様ケース・歌詞ブックレット・セルフライナーノーツBest Album『Where’s My History?』ユニバーサルミュージック特設サイトライブ情報[Alexandros] 10th ANNIVERSARY LIVE at 国立代々木競技場 第一体育館"Where’s My Yoyogi?"▼日程2021年1月19日(火)・20日(水)▼会場国立代々木競技場 第一体育館▼開場 / 開演開場17:30 / 開演18:30▼チケット料金:税込8,800円(全席指定)※年齢制限:小学生以上チケット必要 / 未就学児入場不可※枚数制限:2枚まで【チケット先行受付】■[Alexandros] CREW先行(一次)10/13(火)12:00〜10/18(日)23:59■[Alexandros] CREW先行(二次)10/20(火)12:00〜10/25(日)23:59■mobile先行10/27(火)12:00〜11/01(日)23:59▼問い合わせライブマスターズ株式会社 03-6379-4744株式会社ディスクガレージ 050-5533-0888VIP PARTY 2018 at ZOZO MARINE STADIUM(YouTube期間限定公開)[Alexandros]オフィシャルHP
2020年12月04日