2023年3月9日、元参院議長で元俳優の扇千景さんが食道胃接合部がんのため逝去しました。2020年には、扇さんの夫で人間国宝の歌舞伎俳優、坂田藤十郎さんが他界しています。中村玉緒「兄・藤十郎を支えて頂き本当に有難うございました」故坂田さんの妹であり、俳優の中村玉緒さん。所属事務所を通して義理の姉である扇さんを悼みました。中村は「大変驚いております」とショックを隠せない様子。「2021年10月に兄・藤十郎偲ぶ会にてお会いした際は、とてもお元気そうで、冗談交えお話させて頂いた事を昨日のように覚えております」(原文ママ)と振り返り、「長きに渡り、芝居好きな役者人生一筋の、兄・藤十郎を支えて頂き本当に有難うございました。ゆっくり兄と一緒に休んでください」と天国に呼びかけた。サンケイスポーツーより引用また、扇さんの孫であり歌舞伎俳優の中村壱太郎さんは「祖母は常に芝居のことを気にかけてくれておりました」と感謝の気持ちを文書につづりました。扇さんは天国で坂田さんと再会していることでしょう。ご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2023年03月14日扇千景さんが食道胃接合部がんのため亡くなったと3月13日に発表された。89歳だった。もともと宝塚歌劇団の女優だった扇さんは、’77年に自民党から参議院議員選挙に出馬し初当選を果たした。その後、保守党の党首や国土交通大臣などを歴任し、’04年には女性初の参議院議長に就任。そして’07年に政界を引退した。女優に政治家にと自身の道を邁進した扇さんだったが、プライベートでは人間国宝の歌舞伎俳優・坂田藤十郎さん(享年88)の妻でもあった。2人は’55年公開の映画『海の小扇太』での共演がきっかけとなり、’57年に結婚した。「『夫に“ガスを消せ”と言ったら火事が起こるかも』と扇さんが冗談で言うほど、藤十郎さんは家事を全くしませんでした。その分、家のことは全て扇さんが任されていました。扇さんは議員のときでも、藤十郎さんの地方公演の際には宿泊先のホテルに行き、藤十郎さんの肌着を着る順番に並べたり、次の日に着る和服の準備をしたりしていたといいます。襲名披露公演の際にも国会が始まる前に毎日必ず楽屋に顔を出して、知っているお客たちにきちんと挨拶。そのため藤十郎さんは『立派に梨園の妻をしている』と讃えていました」(全国紙記者)そんな扇さんといえば、“肝っ玉ぶり”が話題になったことも。’02年、藤十郎さんと京都の舞妓との“51歳差不倫”が『FRIDAY』によって報じられたものの、当時国交相だった扇さんは「モテない男を主人に持ちたくない」とコメント。また“お相手”についても「本当にいい娘」と褒めるほどの余裕を見せていた。「“肝っ玉ぶり”を見せたのは、藤十郎さんが絶えず扇さんに愛情表現をしていたからかもしれませんね。藤十郎さんはいつも扇さんに『好きだ』といい、扇さんを怒ることもほとんどなかったそうですから。それに2人はお風呂に入るのも一緒。長男の中村鴈治郎さん(64)と次男の中村扇雀さん(62)も『お似合いの夫婦』と思っていたそうです。’16年、扇さんは乳がんが発覚しました。1週間入院しましたが、その間、藤十郎さんは毎日病院に寝泊まりし、病室から歌舞伎座に通っていたそうです。頼りがいのある姿から、『生まれ変わってもまたこの人の妻になりたい』と扇さんは思ったといいます」(前出・全国紙記者)■銀行から2億円を借金…夫婦で苦難を乗り越える’20年11月、藤十郎さんが老衰で逝去。当時、扇さんは取材陣に対して「『お疲れさまでした』と声をかけたい。私と縁があって63年。互いに一緒にいられたことが幸せでした」と語っていた。また’21年2月の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)では「30年間、国会議員で主人のことをゆっくりみてあげるような暇もなかった」と夫婦生活を回想し、「国会議員を辞めてからは、べったり10年間“新婚”でした。それが余計、胸につかえてね……」と、涙を流しながら話していた。「もともと2人は長男の鴈治郎さんを授かったことで結婚しました。当初、藤十郎さんのお母さんと一緒に京都で暮らしていましたが、その後、銀行から2億円を借りて一家は渋谷で暮らすことに。以降、藤十郎さんは仕事に精を出し、扇さんも女優復帰。2人は夜も寝ないで働いたといいます。苦難を共に乗り越えたからこそ、63年もの間、強く結びついていたのでしょう」(スポーツ紙記者)藤十郎さんの元へと旅立った扇さん。久しぶりの“夫婦の再会”を楽しんでいることだろう――。
2023年03月14日2023年3月13日、俳優であり元参院議員の、扇千景(おうぎ・ちかげ)さんが亡くなったことが分かりました。89歳でした。サンケイスポーツによると、扇さんが息を引き取ったのは同月9日。食道胃接合部がんのため、東京都内の病院で亡くなったとのことです。扇さんは1954年に宝塚歌劇団で初舞台を踏み、退団後は歌舞伎役者の4代目坂田藤十郎さんと結婚。一時は芸能活動から離れていましたが、俳優として活躍の場を広げ、1977年には参議院議員通常選挙で初当選し、政界デビューを果たしました。政治家として国土交通大臣や運輸大臣、建設大臣などに就任するほか、女性初となる旭日大綬章や桐花大綬章を受章しています。また、女性で初めて参議院議長に就任したのも、扇さんでした。俳優、そして政治家という2つの分野で活躍してきた、扇さん。ネットからは「昭和の功労者がまた1人旅立ってしまった」「俳優としても、政治家としても素晴らしい人だった」といった声が上がりました。扇さんのご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2023年03月13日中川大志主演の「ボクの殺意が恋をした」第7話が8月22日オンエア。田中みな実演じる千景と水野美紀演じる詩織の対峙シーンに「めっちゃ熱い」などの声が集まるとともに、藤木直人演じる丈一郎の復活も話題を呼んでいる模様だ。身体能力100点、ルックス100点、しかし最高に“間が悪い”男虎柊が、ある日育ての親である男虎丈一郎を何者かに殺される。幼い頃から何かと柊の面倒を見てきた刑事の綿谷詩織から、実は丈一郎が裏で警察が法で裁けない相手を消す“殺し屋”をしていたと聞かされた柊は、自分も殺し屋となって丈一郎の仇を取ろうと決意する。しかし丈一郎を殺したとされる美人漫画家・鳴宮美月は、自分の初恋相手、葉山葵だった…という本作。男虎柊に中川さん、葉山葵に新木優子、美月を暗殺しようとしていたが、一転守る側となった八乙女流星に鈴木伸之。柊の前に突如現れた“許嫁”の莉奈に松本さん。表向きは美月のアシスタントとして振る舞う水瀬千景に田中さん。美月の編集担当、風岡樹生に中尾明慶。警察の殺し屋組織“SOS”の綿谷詩織に水野さん。男虎丈一郎には藤木さんといったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。柊に撃たれそうになったところを流星に助けられた葵は、流星を千景のもとへ連れて行く。そこで流星は千景が本物の“鳴宮美月”だと明かされる。一方、柊も詩織から鳴宮美月の正体が千景であることを聞かされていた。千景は恋人の武尊(小池徹平)をSOSに殺されていた。武尊は葵の生き別れの兄で、葵もまた千景とともに“復讐”に参加する…しかし彼女たちの本当の復讐相手は丈一郎ではなかった。実は詩織こそ事件の黒幕。詩織は自分の不正を暴こうとした武尊を殺し、流星に美月殺害を依頼。さらに不正をただそうとした丈一郎を殺したのも彼女だった…というのが今回のストーリー。これまで隠されてきた謎の数々が一気に明かされた詩織と千景のフェンス越しの対峙シーンに「田中みな実vs水野美紀めっちゃ熱い」「黒幕っぽそうな田中みな実vs黒幕っぽそうな水野美紀の戦い良いな」「これは水野美紀さんと田中みな実さんが豹変しないタイプの奪い愛」などの反応が集まる。そんななかラストでは亡くなったはずの丈一郎が詩織の前に現れる。丈一郎が生存していたことに「一気に内容も進んで丈一郎さんも生きててと色々ありすぎて頭が追いつかない」など驚きの声とともに、丈一郎を演じる藤木さんに「ラストに少し姿を見せただけで視聴者の注目を全部持っていくさすがの存在感」といった感想も。また葵を抱きしめ「好きだ」と告白、「僕の全てをかけると誓う、守らせてくれ」と想いを伝えたうえで柊の自宅に乗り込み、自分との会話を葵に聞かせ、柊に本当は丈一郎を殺してないことを伝えるよう促す流星の行動にも「デス・プリンス良いやつやん」「自分で当て馬認定してしまったデスプリンスが急に恋しくなってきた」といった声が送られている。(笠緒)
2021年08月23日中川大志主演、新木優子、鈴木伸之らが共演する「ボクの殺意が恋をした」第5話が8月8日放送。視聴者からは“鳴宮美月の正体”について田中みな実演じる千景、水野美紀演じる詩織を中心に様々な憶測が飛び交う事態になっている。本作は身体能力100点、ルックス100点、しかし最高に“間が悪い”殺し屋になった男虎柊を中川さんが演じ、柊が育ての親、男虎丈一郎を殺され、その仇を取るべく殺し屋となって、丈一郎の仇である漫画家の鳴宮美月を討つため彼女に接近するのだが、殺すどころか恋してしまい、さらに美月が初恋相手の葵だったことが判って…というスリリング・ラブコメディドラマ。中川さんはじめ、大人気漫画「ハリネズミ探偵・ハリー」の原作者で、これまで一切表に顔を出さない完全にベールに包まれた大人気漫画家だったが、漫画大賞受賞を機にメディアの前にも顔を現すようになった鳴宮美月こと葉山葵に新木さん。表の顔は世界をまたにかける人気モデルだが、裏の顔は芸術的な殺し方に強いこだわりを持つ天才肌の殺し屋“デス・プリンス”で、美月を殺害しようとする八乙女流星に鈴木さん。美月のチーフアシスタントだが、美月が葵だと知っていた水瀬千景には田中さん。表は警視庁生活安全課所属の準キャリア刑事だが、実は法では裁けない人間を闇に葬り去る殺し屋組織“SOS”を束ね、幼い時から何かと柊の面倒を見てきた綿谷詩織に水野さん。鳴宮美月のデビュー時からの担当で、〆切通りに原稿を上げさせる忠実な仕事人間の風岡樹生に中尾明慶。清掃会社を経営しながら裏ではSOSのトップエージェントとして活動、美月の返り討ちで帰らぬ人になってしまった男虎丈一郎に藤木直人といった顔ぶれが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。葵が美月になりすました経緯を聞いた柊は、秘密を知っていたはずの千景を問い詰めるが、千景もまた美月には会ったことがなく、向こうから一方的に連絡が来るだけだと答える。葵になりすましを辞めさせ、清掃会社の事務所に匿う柊だが、詩織は葵が丈一郎を殺したという疑惑は消えていないと答える。そして幾度も美月暗殺に失敗した流星も、任を解かれることに。そんななか、新たな刺客が葵を襲う。葵のもとに駆けつけた柊は仮面の刺客を倒すが、それは詩織が送り込んだ殺し屋で、詩織は丈一郎殺害現場が映された防犯カメラの映像を科捜研に鑑定してもらったところ加工の形跡はなく、映像に映り込んだ葵は丈一郎殺害犯だと言い放つ…というのが今回のストーリー。新たな展開にSNS上では“鳴宮美月の正体”について様々な憶測が飛び交うことに。[どう考えても田中みな実が鳴宮美月でしょ」「やっぱり田中みな実なのか…?」などの声が上がる一方、「千景さん(田中みな実さん)と思っていたけれど、綿谷詩織さん(水野美紀さん)が何気に…」「ミステリーの定石だと、黒幕は最初から登場してた人物ってことになるから、来週から登場する許嫁ではないと思うんだが…。1番怪しいのは今のところ水野美紀なんだよなぁ」「詩織さん柊の意見に対して聞き分け良すぎだし、どんどんラスボスなんじゃないかという疑念が深まる」など詩織が美月なのではと推測する視聴者も。なかには「そもそも藤木さんとあおいちゃんが繋がってて、本物の美月がやっぱり黒幕なのか、藤木が美月なのか」と丈一郎生存説を唱える視聴者や「詩織ちゃんと丈ちゃんの子供が鳴宮美月とか」といった声も。後半に向けて視聴者の謎解き合戦も過熱している模様だ。(笠緒)
2021年08月09日TVアニメ『ONE PIECE』の主題歌も好評な5人組ダンス&ボーカルグループDa-iCE。グループのパフォーマーで、俳優としても活躍中の岩岡 徹さんが、グループやメンバーの魅力について語ります。自分にとってDa-iCEは奇跡みたいなもの。好奇心旺盛で、熱しやすく冷めやすいタイプ。僕自身は、自分の性格をそう分析しています。興味を持ったものにはすぐにのめり込むけれど、どれも半年も続いたことがない(笑)。大学を卒業してせっかく就職した会社も、パフォーマーになるという夢を追うために1か月で辞めてしまいましたし…。だからこそ、僕にとって9年も続いているDa-iCEって奇跡みたいなものなんです。このグループの魅力は、なんといってもボーカル二人の化学反応感にあると思います。個性のまったく違う二人なので、その実力は本当に胸を張れる部分で。僕自身のダンスについては、まだまだ努力が必要ですが、なるべく一曲一曲の世界観を大事にしたいとは思っています。曲によって“別人が踊っている”と受け手の方に捉えていただけたら、ダンサー冥利に尽きますね。ただライブの時は、会場の空気感だったり、その瞬間の感情に任せたいと思っているので、あまり頭で深く考えないようにしています。なので正直、同じパフォーマンスはできないし、同じ日は二度と来ない。そういう信念みたいなものは自分自身の中に常にある気がします。Da-iCEとして活動していて、僕がいちばん楽しいと感じるのはライブをしている時ですし、毎回ツアーの初日はワクワクが止まらないのですが、今年はそのライブがグループ結成以来はじめて中止になってしまったので、改めて考えさせられることが多かったです。自粛期間中は踊ることから一切離れていたので、ブランクも大きくて。曲の振付をリモートで知る、というのもはじめての経験でした。そんな状況の中で新曲をリリースできるのは本当にありがたいこと。表題曲の「DREAMIN’ON」はTVアニメ『ONE PIECE』の主題歌でもあり、聴いた人が元気になれる曲に仕上がっているので、気持ちが落ちがちな日々にもこの曲を聴いて、みんなが少しでも顔を上げてくれたら嬉しいですね。1987年6月6日生まれ、千葉県出身。パフォーマー。俳優としても活動し、今年公開された映画『居る場所』では主演を務めた。シャツ¥34,000(08sircus/08book TEL:03・5329・0801)パンツ¥43,000(UMBER/STUDIO FABWORK)その他はスタイリスト私物ダイス2011年に結成、’14年にメジャーデビュー。高音ボイスが魅力のツインボーカルとパフォーマー3人による5人組ダンス&ボーカルグループ。フジテレビ系アニメ『ONE PIECE』の主題歌にもなっているニューシングル『DREAMIN’ ON』が発売中。※『anan』2020年9月2日号より。写真・的場 亮スタイリスト・塚本隆文ヘア&メイク・宮川 幸望月 光取材、文・保手濱奈美瀬尾麻美小泉咲子撮影協力・STUDIO BASTILLE(by anan編集部)
2020年08月30日5人組ダンス&ボーカルグループ・Da-iCEの岩岡徹と和田颯が4日、都内で行われたdTVオリジナルドラマ『婚外恋愛に似たもの』(配信中)の七夕試写ライブイベントに登場。同ドラマで2人が演じたBL(ボーイズラブ)シーンを再現した。6月22日より配信中の同ドラマは、容姿も職業も収入も性格も生活ランクも異なる5人の女たちが、35歳という年齢と、アイドルユニット・スノーホワイツのファンであるという共通点から偶然出会い、階級(ヒエラルキー)を超えて友情を育み、助け合い、それぞれの人生を見つめ直す物語。この日のイベントには、アイドルオタク役に初挑戦した栗山千明、安達祐実、江口のりこ、平井理央、富山えり子、そして、5人が追っかけるアイドルグループ・スノーホワイツのメンバーを演じた岩岡、和田、太田将熙(DearDream)、増子敦貴、聖貴が出席。スノーホワイツの5人は、劇中歌「LaLaLa…」を生披露した。また、富山演じる片岡真弓がBL作家ということで、ドラマの中でスノーホワイツのメンバーのBL妄想シーンが登場することが発表され、和田の頬に岩岡が左手を添えている場面写真が公開されると、招待されたファンは大興奮。そして、ファンの要望に応えて2人がそのシーンを再現すると、黄色い歓声が響き渡った。2人は「目がキュンでした」「尊いジルさまでした」と撮影を振り返り、「思い出しましたね、このときの撮影を」と懐かしそうに話した。7月7日に迫った七夕にちなんで、“観客が登壇者にお願いしたいこと”を叶える企画も実施。その中に「スノーホワイツの投げキッスがほしい」という願いがあり、5人は一人一人投げキッスを披露し、ファンを喜ばせた。前列左から江口のりこ、平井理央、栗山千明、安達祐実、富山えり子、後列左から太田将熙、増子敦貴、岩岡徹、和田颯、聖貴
2018年07月04日