俳優の稲垣吾郎が音楽家・ベートーヴェンを演じた舞台『No.9-不滅の旋律-』が、2015年、2018年の上演に続き、ベートーヴェン生誕250周年の今年、再々演されることが決定した。聴力を失いながらも数々の名曲を残し、後世の音楽家達にも多大な影響を与えたベートーヴェン。最後の交響曲「第九番」まで、彼はどんな時間を生きたのか。その波乱と苦悩の生涯を新しい視点と意欲的な演出&音楽表現で描く本作は、演劇と音楽を越境した感動を呼び起こす傑作として初演時から高い評価を得てきた。ベートーヴェン生誕250周年の今年、再々演が決定。12月13日~2021年1月7日に東京・TBS赤坂ACTシアター にて上演される。今回の再々演を企画するにあたり、ベートーヴェンの生誕を祝う記念すべき公演として11月にウィーン・フォルクス劇場での開幕を予定していたが、今なお世界中で猛威を振るう新型コロナウィルスの感染状況を考慮し、ウィーン公演の中止を決断し、東京公演のみ細心の注意を払い上演することとなった。初演からベートーヴェンを演じ、回を重ねるたび新たな生命を吹き込む熱演を見せるのは稲垣吾郎。度重なる人生の困難に翻弄され、自身の身も心も引き裂くような激情でそれらを乗り越える天才の圧倒的な存在感と、人としての繊細な感情の機微を、楽聖が憑依したような迫真の演技で体現してきた稲垣が、表現者としてさらに円熟味を増した今、さらなる演技の深化を見せる。ベートーヴェンを秘書として支えるマリア役は、再演で高い評価を得た剛力彩芽が続投。他にも片桐仁、村川絵梨、岡田義徳、深水元基、橋本淳、奥貫薫、羽場裕一、長谷川初範ら実力派俳優が引き続き盤石のドラマを築く上に、『刀剣乱舞』や『ヒプノシスマイク』などの人気公演で注目を集める前山剛久が新たに座組に加わる。また、幼少期のベートーヴェンは、TBSドラマ『テセウスの船』で殺人鬼を演じ、天才子役と謳われた柴崎楓雅が演じる。稲垣と演出の白井晃氏のコメントは以下の通り。■稲垣吾郎2020年はベートーヴェン生誕250周年。その記念すべき年に、舞台『No.9-不滅の旋律-』を上演し、回を重ねてルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンという天才音楽家を演じられることを、非常に嬉しく思います。2015年の初演時は、これまで演じたどの役とも違う圧倒的な存在感や強烈な個性に戸惑い、悩ましい時間を過ごしました。けれど演出の白井晃さんをはじめ、共演の皆さんがしっかりと支えて下さる中、徐々にベートーヴェンと僕との距離は縮まっていったのです。結果、自分なりのベートーヴェン像が、回を追うごとに確かなものになっていったように思います。俳優の仕事には、その時の自分が役に影響を及ぼすドキュメンタリー的な部分がある。自分の「今」をオリジナル作品で、しかも偉大な音楽家に託して表現する機会もくださった制作の方々には感謝しかありません。実は今回、ベートーヴェンが活躍したオーストリアの首都ウィーンでの公演も予定していました。場所はベートーヴェン没後に建てられた、当時の栄華を残す「フォルクス劇場」です。けれど、その素晴らしい企画は世界を覆う新型ウイルスの脅威により、断念することになりました。加えて国内での創作・上演も、これまで以上に注意を払い、万全の感染予防対策を行ったうえで進めねばなりません。でも、この厳しい状況下だからこそ僕は『No.9』を、一人でも多くの方に届けたいと思うのです。劇中終盤の交響曲第九番、その中で力強く歌い上げられる「歓喜の歌」は作品の白眉であり、世界の平和と幸福を願い、自身の孤独をも昇華しようという作曲家の大いなる祈りが込められています。まさに現状に苦しむ人々に、届けるべき調べと言葉がそこにあるのです。だからこそ迷いなく創作を深め、僕が愛してやまない人間ベートーヴェンを再び舞台で生きることは大きな使命。その先には、再びの「夢」に手が届く日も来るはずです。さらなる未来へと続くこの上演を、多くの方に見届けていただきたいと思います■白井晃この歓喜のドラマは、生きることへの讃歌です。苦しみの中からひと掴みの喜びを見出す物語です。今、演劇は大変厳しい状況に直面しています。再再演の機会に恵まれ、11月にはベートーヴェンの活動拠点だったウィーンでの公演が決まっていました。日本で生まれたベートーヴェンの物語を本場で披露することを楽しみにしてきましたが、残念ながらこのチャンスは未来に持ち越されることになりました。私たちの心は、今、見えない恐怖の前に萎縮してしまっています。しかし、本来、私たちの営みは、生きる意味を見出し、それぞれの喜びを得るためにあるはずです。ですから、私たちは立ち停まることなく前に向けて進む道を選びました。この公演を実現することで皆さんと、この物語を共有するという喜びを、改めて分かち合いたいと思っています。(C)岩田えり
2020年08月26日EXILE/三代目JSOULBROTHERSの岩田剛典が主演を務める、映画『名も無き世界のエンドロール』(2021年新春公開)の新キャストが25日、明らかになった。同作は行成薫による同名小説の実写映画化作。お互いに親がいないキダ(岩田)とマコト(新田真剣佑)は少年期に出会い、支え合いながら平和に生きてきた。しかし、“ある事件”をきっかけに、2人の人生は大きく変わってしまう。自分たちの運命を変えた不条理な世の中に復讐するため、キダは裏の社会、そしてマコトは表の社会で、10年もの時をかけ、社会の底辺から必死でのし上がっていく。岩田演じるキダ、新田演じるマコトと家族以上の固い絆で結ばれた幼なじみのヨッチを演じるのは、『小さな恋のうた』『5億円のじんせい』でヒロイン役を務め、 『屍人荘の殺人』では物語のカギを握る役どころを熱演、ドラマ『荒ぶる季節の乙女どもよ。』(9月8日スタート)、映画『樹海村』(2021年公開)といった主演作品が控える、山田杏奈。過去に受けたいじめによるトラウマを抱えていたが、そんな自分の存在を真正面から受け入れてくれた2人を唯一信頼し、「ずっと一緒にいよう」と誓うも、訳あって2人の元を去らねばならなくなった哀しき女性を演じ切った。大切な幼なじみという関係性に留まらず、2人にとっての“運命の人”になっていく重要な役どころに、「どこか少年らしいボーイッシュな雰囲気を持ちながらも、可憐さを併せ持ち観た人の記憶に残る唯一無二の存在感を放つ」という理由から、キャスティングが実現したという。○山田杏奈 コメント・キダとマコトの”運命の人”ともいえるヨッチの役どころと、役を演じた感想ヨッチはキダとマコトの幼なじみであり、ふたりにとって失いがたいとても大切な存在です。彼女の無邪気でざっくばらんな部分と、一転して危うい部分を大切にしながら演じさせていただきました。・岩田&新田バディとの共演は?お二人とも初めての共演で、緊張もありましたが、佐藤監督の演出とお二人のテンポ感にひっぱられて素敵な間柄を描けたかと思います。・メッセージまさに「衝撃のエンドロール」です。笑私自身どこまで言っていいものかとそわそわしながらコメントを書いております。最後まで前のめりで見ていただける作品になっていると思います! ぜひ楽しみにしていてください。○佐藤祐市監督 コメント山田さんは現場では最年少ということで、恐らく周囲にも気を遣っていたんだろうと思いますがお芝居に入ると、自分の意見を遠慮なくハッキリ伝えてくれる頼もしい部分が大いにありました。なので、こちらもなるべくストレートに伝えようと現場に臨むことが出来て、とても有り難かったです。少し影のある役柄なのですが、明るくお芝居をする中で、それをどう感じさせるかが、彼女の今回の挑戦だったと思いますがそれを見事にやり切り、本当に、これから女優としてドンドン伸びていくんだろうなぁ、と確信させられた感性の持ち主です。
2020年08月25日尾上松也(35以下、松也)えりさんとは家族ぐるみで身内みたいなお付き合いをさせていただいて。渡辺えり(65・以下、渡辺)そうそう、お母さん(元新派女優の河合盛恵さん)とは“えりもりコンビ”で『ぴったんこカン・カン』(TBS系)に出ました(笑)。妹の(春本)由香ちゃんとも今春、舞台『有頂天作家』で共演する予定でしたし。コロナの影響で延期になってしまったけど。松也4年前、舞台『狸御殿』でえりさんと共演させていただいたときは、毎晩のように飲みに行ってましたよね。渡辺あのときは母子役で。新橋演舞場は(故・中村)勘三郎さんゆかりの劇場だったので、私が何度も泣いて演技できなくなる日もあって。そのたびに松也くんがカバーして慰めてくれたんだよね。松也えりさんは大先輩ですけど、本当にどんな新人の方よりも探求心と向上心が強くて、見習わなくてはと驚かされました。渡辺松也くんは明るくて、人を甘えさせてくれる、ドンと来いという大きな親分肌のところがあって、一緒にお芝居してると勘三郎さんのたたずまいを思い出して、すごくうれしいんです。2人は8月21日からの舞台『消えなさいローラ』でも共演する。松也は現在、ドラマ『半沢直樹』に瀬名洋介役で出演中。実は渡辺も大の『半沢』ファンであり、話題は収録秘話へと移っていった。渡辺見てますよ、『半沢直樹』!皆さんの顔芸、すごいよね(笑)。松也ありがとうございます。現場では直前までフェースシールドをつけているので、本番では皆さんのテンションが急にあがるんです(笑)。渡辺7年前の第1作のときから見てたの?松也見てはいましたが、続編への出演が決まってから改めて全部見直しました。やはり、惹かれましたね。香川(照之)さんも(片岡)愛之助さんも、あれだけ大胆な演技をしても『半沢直樹』の中では普通に感じられる。笑えるのに説得力があるじゃないですか。僕も頑張らないとなと心しましたね。今回は残念ながら香川さんと(市川)猿之助さんとは現場が一緒になることがなくて……。渡辺瀬名社長が着ている、あの白いVネックのインナー、すごく似合ってるわよ!松也あの白いインナーはジャイさん(福澤克雄監督)が決めてくださったんです。皆さんスーツが多いなか、瀬名だけがカジュアルなのですが、服装には無頓着、先輩肌ってイメージで選んだそうです。渡辺スティーブ・ジョブズ(アップル社の創業者)をモデルにしたとかあったの?松也いや、原作を読んだ僕のイメージと、ジャイさんの思い描く瀬名像で構築しました。瀬名は正義漢で熱い男ですからね。歌舞伎の諸先輩方の怒った表情を想像したり、どんな演技をされるのかを予想したりしながらつくっていきました。渡辺大和田役の香川さん、第4話ではほんとに泣いてましたよね。松也香川さんは変幻自在ですよね。あの演技力には頭が下がります。原作では大和田は登場していないので、ドラマの演技はオリジナルなんです。渡辺会社のシーンでも何十人もエキストラ使って、緊張しない?松也僕の役は重要な役だとジャイさんから伺っていたので、撮影初日は緊張しましたね。堺雅人さんとの最初のからみでは堺さんがすごい長ゼリフで、それが完璧だった。専門用語がたくさん入ってるのに、まったくかまずに。そんな堺さんに引っ張られ、僕も負けていられないという気持ちになりました。堺さんは緊張してた僕を見て、『歌舞伎、これから先どうなるの?』とかフランクに気さくに話しかけてくださって。渡辺堺さん、私が演出した舞台にも出てくれたことがあったんですが、打ち合わせに20分遅れてきたから思わず雷落としちゃって。もっとやさしくしとけばよかった(笑)。ほかに印象に残ってるシーンある?松也僕が郷田社長(戸次重幸)のオフィスに乗り込んで詰め寄るシーンです。瀬名社長は短気なのでいきなりぶち切れ、堺さんが体を張って止めに入る場面があったんです。そのとき堺さんが「全然遠慮しないで振り払っていいよ」っておっしゃってくださったので、思いきりできました。「これぞ『半沢直樹』!」って感じでした。渡辺半沢さんとの剣道のシーンも素敵だったわね。松也あのシーンは1日がかりで撮ってたんですよ。道場を去るシーンでは、これからいよいよ反撃開始だと。そう思ったら思わず「うおー!」と口から奇声が出ちゃって!渡辺アドリブでしょ?監督から怒られなかった?松也逆にジャイさんが喜んでくださって、褒められたんです。渡辺それは私も鼻が高い(笑)。『消えなさいローラ』は松也にとって7カ月ぶりの舞台になる。松也僕、えりさんが演出される舞台にまた出演したいと言っていたので、今回ようやく夢がかないました。渡辺松也くんは私が演出した歌舞伎『新版 舌切雀』にも出てくださって、あれが初対面。松也あのときは僕はまだ22歳。当初はセリフもないお役だったのが、勘九郎さんが早変わりで2役勤めるはずが間に合わない。それでもう一つのお役を(片岡)孝太郎さんが勤めることになって、そのお役が僕に回ってきた。稽古中はえりさん、僕のことをかなり我慢してくださってましたよね(笑)。渡辺勘三郎さんに「あの子、大丈夫?」なんて失礼なことを言ったら「いい役者んだから我慢して見てやれよ」と怒鳴られて。稽古終わるころには反省してました。松也2人芝居は僕の人生で3回目。最初に稽古場入ったとき、お芝居ができる喜びでグッときました。1月の新春浅草歌舞伎以降、舞台に立っていませんから。渡辺コロナだから握手もハグもできなかったですけど(笑)。松也今回の舞台はミステリアスで、コメディでもあり、深い話なのでぜひご覧いただきたいです。「女性自身」2020年9月1日号 掲載
2020年08月19日映画『AI崩壊』のブルーレイ&DVDリリース オンライントークライブが19日に行われ、大沢たかお、賀来賢人、岩田剛典、入江悠監督が登場した。同作は2030年を舞台に、天才科学者・桐生浩介(大沢)が開発したAIが突如として暴走し、日本中がパニックに陥る様子を描く。年齢、年収、家族構成、病歴、犯罪歴などの国民の個人情報を完全に掌握したAIが人間の生きる価値を選別し、殺戮を始める。20日のブルーレイ&DVDリリースを控え、新型コロナウイルス感染防止の観点から4人はリモートで集結。さらに、抽選で当たった100名の一般参加者も加えて質問を募るなど、オンラインならではの距離の近さでトークライブが行われた。キャスト陣も1月末の劇場公開以来久々の再会となり、「まさかこういう形で会うとは……」(大沢)、「本当ですね。緊張します」(岩田)と普段と違う様子を見せる。「僕だけ背景が違う」という賀来には、大沢が「賀来君はYouTuberなので大丈夫」といじってみせるなど、和気藹々と始まった。"おうち時間"を過ごしているという現状についても、岩田が「ずっと家にいますね。常に掃除しちゃうので、部屋がずっときれいですね。もうタンスの奥とか普段しないところまで整理整頓がピカピカです」と明かし、入江監督の「僕はシソを育ててます」という告白にも大盛り上がり。質問コーナーでは、一般視聴者がZoomに参加することとなり、興奮を抑えられない様子にキャスト陣が笑みをこぼす場面もあった。撮影中のエピソードに話が及ぶと、他キャストとのシーンがあまりなかった岩田について、大沢は「岩田君に最初に会ったのがクランクインの時で、次に会ったのがほとんどクランクアップだったので、その間どういう風に気持ちを維持してたのかなと思って」と、岩田の様子を見にいったことを明かす。「距離のある役だし、物凄い難しいシーンで、岩田君が決めないといけない日だったので、スタッフも過度な期待をして。岩田君が一人端っこで集中してるのを見に行って、嬉しかったですね。プレッシャーに負けないんだなって感心してました」と称賛すると、岩田は「どんどん日が暮れて焦ってました」と照れる。また、「初日に賀来君と岩田君と同じシーンで。初対面で世間話もしないうちにテストが始まっちゃったので、そこは緊張しました。賀来君も緊張して、顔に出てて、またそれで緊張した」と苦笑。賀来は「これは監督にものを申したいんですけど、いきなり僕が会社の説明を3ページくらいにわたってしなきゃいけないシーンだったんです。緊張もあってつっかえちゃう感じもありつつ、『1発で決めてくれんだろうなあ』みたいな空気で、座長の大沢さんもニヤニヤしながらこちらを見てくるし、緊張がマックスになった」と抗議していた。最後に、オンライントークの感想を聞かれると、入江監督は全国で撮影できたことに感謝しつつ「触れ合うということで演技が生まれてくると思ってるので。またこういう撮影ができる日々が戻ってくることを願っています」としみじみ。岩田は「こういう状況だからこそ距離感の近い感じでオンライントークライブという形で、皆さんに聞いていただけるという機会がすごく楽しかったです。今回の現状とこの映画がリンクしてるなと個人的に思っていて、是非とも今皆さんおうち時間でご覧いただきたいなと思います」と現実とのリンクについての心境も語った。通常のトークや舞台挨拶等ではキャストが横並びになることが多いため、「実際、正面で向き合って話すことがないので、意外と楽しかった」と振り返った大沢。「あるパニックが起きた世の中で自分がどうやって生きてくか考えさせられる映画なので、見てもらえたら本当に嬉しいと思います」と作品をアピールした。
2020年05月19日ブロードウェイ・ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』Season3にリフ役で出演する加藤和樹&木村達成がぴあに登場!共にミュージカル『テニスの王子様』のOBであり、今やミュージカル界に欠かせない存在に成長したふたり。互いへの友情と信頼がにじみ出る先輩後輩トークを楽しんでほしい。※このインタビューは2月に行われました。ダンスでどれだけリーダー感を見せられるかお申込みはこちら(dpia-app://marupi?isLocked=0&marupiId=122e0970-5917-47d3-aabd-e33bde859cec)(撮影/岩田えり、取材・文/横川良明、ヘアメイク/(加藤さん)江夏智也(raftel)(木村さん)馬場麻子、スタイリング/(加藤さん)立山功 (木村さん)部坂尚吾(江東衣裳)衣装協力/(加藤さん)ジャケット、パンツ/The Viridi-anne(The Viridi-annetel 03-5447-2100)、カットソー、靴/CHORD NUMBER EIGHT(GARDEN TOKYO & THE OPEN ATELIER tel 03-3405-5075 )(木村さん)ニット¥20,000(BATONER / BATONER 03-6434-7007)、パンツ¥36,000(T-MICHAEL / UNIT&GUEST 03-5725-1160)※価格はすべて税抜き表示)
2020年03月25日エンリケこと小川えりさんの新刊2月14日、元キャバクラ嬢でタレント、YouTuberの小川えりさんによるスタイルブック『※エンリケ空間』が発売された(※は記号のシャープ)。同書では今注目の小川えりさんがメイクやファッションを初公開しており、A5判で160ページ、宝島社より1,500円(税別)の価格で発売中である。引退したからこそ語れるマル秘情報も岐阜県出身の小川えりさんは、名古屋・錦の老舗高級キャバクラ「アールズカフェ」にてNo.1キャバ嬢となり、エンリケのニックネームで知られている。2018年のバースデー・イベントでは、3日で2億5000万円以上の売り上げを達成したという伝説がある。小川さんは昨年11月にキャバクラ嬢を引退。今一番マネしたい女性として、テレビでも人気で、昨年10月に開設されたYouTubeのチャンネルでは、ヘアメイクやコーディネートなどの動画を公開。開設から約4か月で17万人以上が登録し、Instagramでは46万人以上のフォロワーを集めている。発売された新刊では、次のステージへと進んだ小川さんがメイクやファッションを初公開。SNSなどでは公開していない情報も掲載され、男性だけでなく女性にもモテる秘密がわかるスタイルブックとなっている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※エンリケ空間 - 宝島社の公式WEBサイト 宝島チャンネル
2020年02月24日ダンス&ボーカルグループ・EXILE/三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEの岩田剛典(30)。パフォーマーとしても俳優としても大活躍の岩田だが、ニホンモニターによる「2019上半期タレントCM起用社数ランキング」で7位(7社)にランクインするほど、ここ数年でCM出演が急増した。企業の顔となるCMタレントは知名度に加えて好感度や信頼度も必須であり、その高さが伺える。そしてこのたび、新たに吉野家のCMキャラクターに抜てきされ、29日より岩田出演の新CMが全国で放送されることに。多くの人に愛されている吉野家だけに、さらにお茶の間で人気がアップしそうだ。ますます注目の岩田を直撃し、CM出演への思いや個人の活動に対する思いなどを聞いた。○■CMの影響力を実感「驚くほどの反響がある」――2019年の上半期にCM起用社数ランキングにランクインするなど、CMでも大活躍ですね。本当に「ありがたい」のひと言です。今年で芸能の世界に入って10年目ですけど、こうやって一つ一つのお仕事に携わらせていただいてきたことがすべて。その積み重ねだと思っていますし、いつまでも初心を忘れずにこれからも頑張っていきたいなと、節目の年だからこそ改めて感じます。もう新人と呼ばれる年次ではなくなってきましたし、そういう意味でもしっかりと将来を見据えて地に足をつけた活動をしていきたいです。――お茶の間に流れるCMは多くの人たちの目に触れるものだと思いますが、さまざまなお仕事がある中でCM出演をどのように感じていますか?すごく影響力を感じますね。本当に驚くほどの反響があるなと思います。「吉野家の人」って言われ続ける可能性があるくらい大きいお仕事だと思いますし、ありがたいお仕事だと思います。――たくさんCM出演されているということで、責任やプレッシャーも感じますか?そうですね。特に何かを意識するということではないですが、多くの信頼をいただいているということなので、素直にうれしく思います。○■学生時代から通う吉野家CM出演「感慨深い」――今回、吉野家のCMが決まったと聞いたときはどう感じましたか?自分の人生にこんなことが起きるんだなと。それくらい吉野家さんって誰もが一度は目にしたり食べたりした機会があると思っていて、そんな吉野家さんの変わらない味の良さを自分がPRさせていただけるというのはすごく感慨深かったですし、不思議な感覚になりました。でも、学生の時からたくさん食べてきたからこそ伝えられるものがあると、自信はあります!――たくさん食べられてきたんですね!それはもう! 学生時代の通学路にあったので、いろんな思い出があります。部活の帰りにグループで寄ったり、1人で食べたこともあったし、最近でも良く利用させてもらっています。つい1週間くらい前も、夜にお酒を飲んだ帰りに締めで、食べに行きました。たまんないですね!――よく食べるメニューは?もちろん基本的に牛丼ですけど、半熟卵をつける、というのが定番です。あと、ご飯を少なめにして、牛皿を追加して肉を増やしています。――CMの撮影はいかがでしたか?モニターで見ましたが、恥ずかしいくらい自分のドアップがずっと続くので、画が持つかなと(笑)。でも、自分のうなる表情なんかを映像で切り取っていただいていると思うので、これを見て1人でも多くの方に、男性はもちろん、女性のみなさんにも食べてみようかなって足を運んでいただけるきっかけになったらうれしいです。――食べるシーンって難しくないですか?難しいんですよね。ドラマとか映画とかでも食べるシーンって難しくて。正解なんてわからないので、とにかく今回の撮影では勢いよくガッつくようにしました。3日くらい断食していた人が牛丼を目の前にしたときのリアクションくらいのテンションで(笑)。おいしそうだなと思っていただけたら何よりです。――CMに出演すると愛着が湧くものですか?湧きますね。湧くんですよね! 今回も、吉野家さんのお話をいただいてから、今まで以上に食べる頻度が上がりましたから(笑)○■デビュー10周年への思いとLDHグループの強み――パフォーマーや俳優、さらにCMなど、活躍の幅が広がっているなと感じますが、今後個人として挑戦してみたいことはありますか?いろいろ取捨選択しながら挑戦してきたので、新しいことを始めようという、重い腰を上げるような感覚はないですね。なんだかんだ毎年新しいことをやってきたので、今年もやると思いますが、準備期間を考えると去年とかその前から下準備してきていることなので、新しいことをやっているという感覚にはならないです。――とにかく目の前のことに取り組んでいくという感じでしょうか。そうですね。こういうお仕事なので、一つ一つのお仕事での出会いや経験が自分というものを作っていく。だからこそ、自分を必要としてくれる仕事や人に対して真摯に向き合うことしかできないと思っていて、そのスタンスは今年も変わりません。いい結果が出るように、目の前のことにしっかり向き合っていきたいと思います。――10周年の節目ということで特別な思いもあるのでは?それはありますね。面白いことやりますよ! まだ言えないことがたくさんあって、「楽しみにしていてください」としか言えないんですけど、10周年というメモリアルイヤーとして、しっかりとファンのみなさんも盛り上がれる年になります! 安心してついてきてもらえたらなと思います。――知名度も人気も抜群のスターながら、すごい堅実な印象を受けます。ありがとうございます。グループのみんながこういう感じかなと思っています。天狗になったり変わってしまう人があまりいないので、特別な気はしていません。グループに生かされ、いろんなお仕事に生かされてきたという思いもありますし、小さい頃から芸能界にいる人間ではないというのもあるかもしれないです。普段会っている友人なんかはいろいろな業界で頑張っていますし、芸能界に入って自分が変わることはないですね。――EXILEのみなさんも三代目のみなさんも、それぞれ個人でも活躍されていますが、グループにもプラスになっているなと感じますか?それはすごく感じます。今のLDHはまさにそういう団体で、個々の活動や個々の活躍がそのままLDHのイメージをかたどっている。個の力がグループの力になっています。そういうコミュニティーの中にいるので、全員が1人で活動をしている時もちゃんと看板を背負ってやっています。その姿がみんな立派だなと思いますし、素敵な軍団の中に自分もいるので、少しでもグループの活躍につながる何か持ってこられたらなという思いです。■プロフィール岩田剛典1989年3月6日生まれ、愛知県出身。三代目 J SOUL BROTHERSのパフォーマーとして2010年にデビューし、2014年にEXILEに加入。グループでの活動以外に俳優として数々の作品に出演。2016年公開の映画初主演作品『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』では第41回報知映画賞新人賞、第40回日本アカデミー賞新人俳優賞・話題賞、第26回日本映画批評家大賞新人男優賞を受賞。主な出演作にドラマ『砂の塔~知りすぎた隣人』(16)、ドラマ『HiGH&LOW ~THE STORY OF S.W.O.R.D.~』(15)から続く、映画『HiGH&LOW』全シリーズ(16~17)、ドラマ『崖っぷちホテル!』(18)、『シャーロック』(19)、映画『去年の冬、きみと別れ』(18)、『パーフェクトワールド 君といる奇跡』(18)など。1月31日に映画『AI崩壊』の公開を控える。
2020年01月31日桜庭の“異物感”をうまく出せたら俳優・岩田剛典が“覚醒”のときを迎えようとしている。AI(人工知能)が全国民の個人情報・健康を管理し、欠かすことのできないライフラインとなった2030年の日本を舞台に、医療AI<のぞみ>が暴走しテロリストとして逃亡者となるAI開発者桐生(大沢たかお)の逃亡劇を描いたサスペンス超大作『AI崩壊』。岩田が演じるのは、桐生と対立する天才捜査官・桜庭。天才VS天才の頭脳戦が、本作の大きな見どころだ。知的な銀縁眼鏡の下に覗かせる、感情を一切排した眼差し。落ち着き払いながら迷いのない声のトーン。それらのすべてが、MIT(マサチューセッツ工科大学)で博士号を取得した天才肌の桜庭というキャラクターにリアリティをもたらしている。「入江(悠)監督が『桜庭をもうひとつの正義として描きたい』とおっしゃっていて。確かに桜庭の考え方はドライでシステマチックだけど、そのベースには世の中をより良くしたいという厚い正義感がある」AI暴走の犯人として容疑をかけられる桐生。桜庭は、捜査AI<百眼>を駆使し、逃げる桐生を追いつめる。その絶対的な存在感を発するために、岩田はどんなことを心がけたのだろうか。「まずはまばたきを一回もしないでいようと。イメージは、人より体温の低い、低体温な動物のような人間。桜庭は、これだけたくさん登場人物がいる中で、最も人間味の薄い男 。その“異物感”をうまく出せたらと」また、MIT出身というバックボーンに説得力を持たせるためにも、こんなオリジナルのアイデアをプラスした。「海外から帰国した人って、ちょっと人との距離感が違う気がして。だから台本には書かれていないんですけど、初対面で挨拶をするときに握手をしてみようと。普通、警察の人間が事件現場で握手なんてしないと思うんですけど、あえてそうすることで桜庭らしさが 出ればと思った。他にも名刺の渡し方とか、所作についてはいろいろ工夫しました」また、随所に挟まれるリアクションにもこだわりを見せた。「役づくりの段階で、IQが高い人の特徴を調べたりもしました。あまり一貫性はなかったんですけど、意外と変人が多いということがわかって。中でも参考になったのが、頭が良い人は人の思考の二歩も三歩も先を読めるから、想定外のことがほとんどない。だからあまり驚いたり慌てることがないそうなんです。そうした実例も踏まえつつ、桐生がとった行動に対して桜庭がどうリアクションをとるか。かなり細かく計算しながら演じました」入江監督が称賛した岩田剛典の“引き算の芝居”AI研究者として共に天才の領域にいるのが、桐生と桜庭。劇中では「逃げる者/追う者」 という相反する立場だが、このふたりにしか分かち合えないものがあると岩田は考えた。「桜庭は誰の意見も聞かないし、微塵もブレない芯がある男。逆に言うと、自分の部下も含めて誰とも対等に話ができないと思っていた。そんな桜庭にとって、初めて自分と同じ目線で話せる相手が桐生だった。そういう意味では、桐生に会えてうれしいという気持ちがあった気はします」こうした岩田の深い役づくりや読解力に、監督の入江悠も絶賛。岩田の演技を「余計なものを足さない、引き算の芝居」と舌を巻いた。そう監督からの賛辞を伝えると、岩田の表情がうれしそうに輝いた。「まさに引き算の芝居でしたし、それについては撮影に入る前からかなり綿密に考えていました。これだけの作品でキーマンとなる大きな役をいただけたからには、絶対期待に応えたい気持ちがあった。だから、とにかく現場では全神経を集中して、感覚を研ぎ澄ませていました」そう真剣に語る表情には、俳優として確かな自信を深めた手応えが窺える。三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE、EXILEのメンバーとして活動する一方、近年は『 去年の冬、きみと別れ』『パーフェクトワールド 君といる奇跡』『町田くんの世界』など俳優として目覚ましい躍進を遂げる岩田。そのフィルモグラフィーにおいて、この『AI崩壊 』は記念すべき1本として刻まれることになるだろう。『AI崩壊』1月31日(金)全国公開(撮影/奥田耕平、取材・文/横川良明)
2020年01月28日1月31日(金)から公開の映画『AI崩壊』で天才捜査官・桜庭を演じている岩田剛典さんのサイン入りチェキを1名様に!応募はぴあ(アプリ)にて2月4日(火)まで受付中。ぜひご応募下さい!お申込みはこちら(dpia-app://marupi?isLocked=0&marupiId=179dd4c1-b6b8-4400-8099-fe9c55f4c82d)
2020年01月28日ダンス&ボーカルグループ・EXILE/三代目J SOUL BROTHERSの岩田剛典が、牛丼チェーン「吉野家」の2020年のテレビCMに出演することが27日、明らかになった。岩田が出演する新CM第1弾は、29日11時より全国で放送される(一部エリアを除く)。学生時代から吉野家によく通っているという岩田が出演する新CM第1弾「がっつく牛カルビ定食」篇は、仕事終わりの夜、吉野家に来店した岩田がタイトル通り「牛カルビ定食」をがっつり食べる様子を捉えたもの。当初は品良く手を合わせて「いただきます」と言っていた岩田だが、食べ始めると迷わず牛カルビをご飯の上にがっつりとのせ、大胆に口を開けて夢中でかき込む。豪快な食べっぷり、至福の表情や思わず発したリアルなコメントが見どころとなっている。岩田は「本当に驚きました。学生時代から通い詰めた吉野家さんなので、まさかこんなお話をいただけるなんて夢のようでしたし、でも、今まで食べてきた自負があるのでしっかりと吉野家の牛丼の良さを伝えられる自信はあるなと勝手ながら思っています」とコメント。第1弾CMについて「恥ずかしいくらいにどアップが多い」と照れた。定食を口いっぱいに頬張るシーンでは、監督やスタッフが「食べる姿が美しすぎる!」と大絶賛。岩田は「普段以上に男らしく、荒々しく、3日位断食した末の人のような食べっぷりを見せる」とコツを明かした。定食を食べた後の感想は、自身がアドリブで発した言葉。数種類の台詞や言い方の変化の中で、実際にCM本編で採用された心からの「うまっ…」が出ると、監督も思わず指でグッドポーズ。ラストの決め台詞「ラッキー」のテイクでは、監督から「高めのテンションで」という要望があったが、なかなか思うようなものが撮れず。そこで自らクールなパターンを提案し、岩田らしくかっこいい「ラッキー!」が飛び出すと、当初とは違うパターンながら見事CM本編で採用された。なお、岩田の起用理由について同社は「まっすぐで芯の通った魅力を持つ方であり、常に真面目にストイックに表現者としてダンスパフォーマンスや演技などに打ち込む姿勢は当社の歴史や方針と重なる部分があると感じたためです」と説明。「日頃吉野家をご愛顧くださっている皆様に加えて女性やご家族はじめ幅広い世代が吉野家を利用するきっかけとなることを期待しています」としている。
2020年01月28日たとえAIが命の選別を始めたとしても、この笑顔を消すことなどできないはず。岩田剛典が見せる柔らかい笑顔には、それほどのパワーがある。ただし、役のためなら持ち前の笑顔を封印することも。『AI崩壊』で岩田さんが演じた警察庁の天才理事官・桜庭誠は、頭脳派ゆえにクールで、シビアで、笑顔を見せはするものの、そこには計算がある。演じた役は「自分には全くない要素」「ここまで頭脳派の役をやったことがなくて。ちょっと優秀なくらいではなく、MITで博士号を取得し、警察庁の理事官にまで上り詰めた超エリートの天才。『どんな人?』と思いました(笑)。想像がつかなかったんですが、その人間性の中に冷たさみたいなものがあるんじゃないかと思って。目はギョロッとしているけど動かず、低温な感じ。と同時に社交性もあって、人たらし的な部分を持ち合わせている。すべて計算なんですけどね」。「海外生活が長く、いろんなものを見てきたからこその社交術を持っている」ともいう桜庭は、国民の生活を支える医療AIの開発者・桐生浩介(大沢たかお)に対しても社交性を発揮。しかし、医療AIの突然の暴走を受け、桐生こそがテロリストだと断定する。「監視用のAIを駆使し、逃亡した桐生を追い詰めていくんです。でも、監視モニターのスクリーンに映し出される映像は別撮りで。何も映っていないグリーンバックを前に芝居をしていました。『この位置に大沢さんが映っている予定です』なんて指示は受けるけど、実際は…無(む)。新境地でしたね(笑)。微妙なニュアンスが問われることもあれば、瞬き1つが意味を持ってしまうこともあって。眼球の位置にも気をつかいました」。桐生を迅速に追い詰める捜査術はスマートで、容赦ない。「ここまでクールになれないし、実際の僕は結構ヌケているし…。自分には全くない要素だったので、桜庭を演じるのは難しかったです」と言いながら見せる笑顔は、やはり桜庭のそれと異なる。自身と役の距離は、「遠くもなく、近くもなく、ほどほどがいい…かも?」だそうだ。「日常の延長にある役のほうが想像はしやすい…。いや、かえって難しいか…。難しい問題ですね。ただ、遠いほうが新鮮ではあるかもしれない。僕自身は人との距離感があまり近くないので、桜庭の近さは新鮮でした。はじめましての相手なのに、『ぐいっ』って。でも、新鮮であればあるほど、説得力を持たせられるかどうかは不安になります。ちゃんと、天才捜査官に見えていました?だとしたら、よかったです(笑)」。難しい役や求められることには「集中力が必要」2019年は、人気者だがヒネくれた高校生になったり、探偵助手を務める元精神科医になったり。そして2020年の始まりは、天才捜査官。そういえば昨年、三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEの仲間であり、短編映画で演技に初挑戦した今市隆二がこんなことを言っていた。「いろんな役をやっていて、岩ちゃんはすごい」と。「あの映画の隆二さん、素敵でしたよね」と顔を綻ばせつつ、メンバーからの称賛の言葉と向き合う。「いろいろ演じさせていただける年齢になってきたのかなとも思います。それって、僕にとってはすごく嬉しいこと。役というよりは、作品の幅かもしれないですね。『AI崩壊』なんて、まさにそう。大きなプロジェクトで、僕好みの題材で、最高に魅力的でした。だからこそ、どんな役を演じるかより、どんな作品の中にいるかが大事にもなってきていて。ここ3年くらいかな?そう考えるようになったのは」「『どんな役を演じたいですか?』とよく聞かれるんですが、あんまりないかも。『どんな監督と組みたいですか?』なら無限に出てくるんですけど。もちろん、作品の幅が広がる分だけ、役のハードルも年々上がっています。難しい役が多いし、求められることも増えてくる。そこに対してクオリティを落とさず、しっかり打ち返していく。集中力が必要だなと思っています」。「集中力」という言葉に重みがあるのは、このインタビューを行ったのが「シャーロック」のクランクアップ翌日だから。「夜中まで撮影していて。ラストシーンはワンカットの長回しで…って、別の作品の話になっちゃった(笑)。失礼しました」と軽やかに話すが、「しっかり打ち返し」、この場にいるのだろう。今後の作品で組みたい監督は?「ハードでしたけど、体力があるうちに無理はしないと。本当は、もっともっとやりたいくらいなんです。EXILEと三代目の活動がありますから、お話をいただいたのにスケジュールが合わない作品もあって。こればっかりは出会いですね。でも、隆二さんもそうだし、仲間が年々増えている感覚はあって。僕の場合、お芝居の話を共有できる相手は、パフォーマーの先輩で言うと(EXILE)AKIRAさんであることが多かったです。最近はEXILE TRIBEのみんなもお芝居の世界に触れている人がだいぶ増えたから、会話ができますよね。先輩としても、後輩としても。『みんな、もっとやって』と密かに思っています(笑)」。いろいろな作品、いろいろな役に望まれる年齢になり、「もっともっとやりたい気持ち」もある。あとは、1日が24時間以上、1年が365日以上になるのを願うだけ?最後に、先程の発言を受けての問いを投げてみた。どんな監督と組みたいですか?「是枝裕和さん。白石和彌さん。蜷川実花さんには写真を撮っていただいたことはありますけれど、映画でご一緒したことはないのでぜひにと思います。(大ファンを公言している)クリストファー・ノーランが日本で何か撮ってくれないかなあとも思うし。まだまだ続きますよ(笑)」。(text:Hikaru Watanabe/photo:You Ishii)■関連作品:AI崩壊 2020年1月31日より全国にて公開©2020「AI 崩壊」製作委員会
2020年01月27日グラビアアイドルの北見えりが4日、東京・秋葉原のソフマップで最新イメージDVD&ブルーレイ『Bizarre fruit 奇妙な果実』(発売中 DVD:4,180円税込 ブルーレイ:5,280円税込 発売元:M.B.Dメディアブランド)の発売記念イベントを行った。フェティッシュ分野で精力的な活動を行っている北見えりは、上からB88・W55・H89というスレンダーボディーにFカップバストが魅力の19歳。グラビア以外では、海外でもモデルとして活動している。そんな彼女のグラビア3作目となる同DVDは、今年7月に都内で撮影。ソリッドなシチュエーションとしてラバー、全身タイツ、マイクロビキニ、バキュームベッドの4つのフェティシズムを表現するなど、これまでのグラビアDVDとは異なった世界観を演出している。DVDでも着用したというラバー系の衣装姿で登場した北見は「今回のDVDは設定やストーリーは特になく、全編イメージ映像で構成されています。シーン的にはマイクロビキニを来て全身に光を浴びたり全身タイツを着てシュールな動きをしました。それに黒のキャットスーツも着ました」と解説。苦労したシーンは「特にないですね。恥ずかしかったシーンも全然なかったです。バキュームベッドのシーンは半分寝てました(笑)」と冗談交じりに笑みをこぼし、セクシーなシーンについては「ラバーの光のテカリがオススメですよ。光を当ててラバーの良さを表現しました。ラバーマニアの方は見て欲しいですね。それに今回の衣装はすべてオーダーですよ」と話すなど、衣装のこだわりがオススメだという。グラビア以外ではラバーの衣装を着て活動しているという北見。「DVDに限らずラバーを着て活動しています。ドイツやオーストリアとかでモデルとして活動しています。12月には大きな個展を原宿でやるんですよ」とちゃっかりアピールし、「今後の目標は救急車を買うこと! なぜかって、撮影のために買うんですよ~」と天然ぶりも発揮していた。
2019年11月06日ディーン・フジオカと岩田剛典が現代のホームズとワトソンに扮する月9ドラマ「シャーロック」の第4話が10月28日放送。岩田さん演じる若宮の“ツンデレ”ぶりに「可愛い」の声が殺到、視聴者からは“ワト宮”なる愛称まで誕生している模様だ。推理小説の金字塔「シャーロック・ホームズ」シリーズの舞台を現代の東京に置き換え、ディーンさんがフリーランスの犯罪コンサルタントの誉獅子雄を、岩田さんが獅子雄のアシスタントで元精神科医の若宮潤一をそれぞれ演じ、このバディが数々の難事件を解決していく本作。2人のほかレストレード警部にあたる捜査一課の江藤礼二を佐々木蔵之介が、江藤の部下の小暮クミコを山田真歩が、獅子雄の情報屋となるレオをゆうたろうがそれぞれ演じる。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回は獅子雄と若宮がボクシングの試合を観戦していると、メインイベントの世界チャンピオン・梶山裕太(矢野聖人)が行方不明に。控室に乗り込むと江藤も現れ、梶山が殺人の嫌疑がかかっていると言う。試合の1時間前に殺害された男はかつて事件を起こし服役していた。その事件の被害者となった女性・細谷優子は梶山の担任教師で、梶山の子を妊娠し、ひそかに学校を辞めていて、生まれた息子もいま、梶山と同じジムでボクシングをしていた。実はジムの会長・石橋卓也(金子ノブアキ)は優子に想いを寄せていて、優子から預かり選手として育てていた梶山に優子を奪われ、ボクシングでも追い抜かれた嫉妬から、梶山を陥れるため男を殺害した…という物語だった。積極的に捜査に参加、これまで以上に“バディ感”が増した若宮だが今回もまたまた獅子雄に振り回されてしまう…。「手伝わないからな!」「ほんと手伝わないからな!」と繰り返す若宮の姿に「若宮ちゃん弄ばれてるwかわいいな」「若宮が可愛いのなんのって……」など視聴者から“かわいい”の声が殺到。なかには「ワト宮くんのツンデレが可愛すぎ」と“ワト宮”なる愛称で呼ぶ視聴者まで。一方の獅子雄もラストでは金子さん演じる石橋のパンチをよけ、コートで石橋の目の前を遮るなどリングで互角に渡り合う。コートをマントに見立てた獅子雄の姿に「獅子雄のマント芸(?)本当にカッコイイ」「マントパフォーマンス?」などの声も上がっている。(笠緒)
2019年10月28日ダンス&ボーカルグループ・EXILE/三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEの岩田剛典が出演するUHA味覚糖「コロロ」新テレビCM「裏切りの果物農家」篇(15秒)が、21日より全国で放送される。また、30秒バージョンも「コロロ」の公式サイトで先行公開された。今回のCMシリーズは、岩田演じるぶどう農家のひとり息子・たかのりが、本物のぶどうしか認めない厳格な父に、コロロが大好きなことを告白できずに葛藤するヒューマンドラマ風のCM。岩田のポケットから、隠していたコロロが落ちてしまい驚愕する様子や、岩田が動揺のあまり、かなり無理のあるボケを繰り出すシーンなど、普段は見ることができない岩田の“挙動不審”なコミカル全開のCMに仕上がっている。CMでは、岩田が意を決して父になにかを告白しようと「父さん、あのさ!!」と立ち上がると同時に、岩田のポケットからコロロが転がり落ち、岩田はコロロを隠すために「あっ!」と慌てて畳に突っ伏す。想定外の展開にパニックになってしまった岩田は、その場をなんとか取り繕おうと勢いよく起き上がり、父に向かってコロロを目に当て「目玉落ちちゃって!!!」と必死のボケを繰り出し、声を荒げて怒っていた父も思わず言葉を失ってしまう。コロロが岩田のポケットから落ちてしまうシーンでは、本番前に「あ~想像しただけで笑える!!」と監督に話していた岩田だったが、いざ本番になると、岩田の演技を見て、スタッフが先に吹き出してしまい、「も~マジで! みなさん笑わないでくださいよ。ほんとに! 絶対つられて笑っちゃう!!」と嘆く岩田。さらに、監督から「コロロが見つかってしまった時の驚きをもっとオーバーにしてほしい」という要望を受け、岩田は「あ!!」と力強く驚くも、自分の演技のわざとらしさにセリフの途中で口元が緩み、NGを出してしまう。一番の見どころである岩田がコロロを目玉に見立ててボケるシーンでは、「やばいぞ、これ(笑)」とつぶやきつつ本番に臨む岩田。台本上は「目玉落ちちゃって!!」というボケをしてこのシーンはOKなはずだったが、監督はカメラを回し続け、この無理があるボケに対して思わず父から「たかのり、大丈夫か・・・?」と声がかかると、岩田も「なにが? 全然大丈夫だよ!」「父さん話を続けてよ」とノリノリでアドリブを続け、岩田の挙動不審すぎる演技に笑いが起こった。撮影後、岩田は理想の父親像を告白。CMの父は伝統を重んじるような人物だが、「僕は逆に伝統を重んじない父親になりたいですね」と真逆のようで、「いろんな物事を昔の固定概念で縛ってしまったりすると、若い世代の一つ可能性をつぶしてしまったりするのではないかなと。若い世代の人たちには若い世代の人たちの悩みがあるし、その人たちにしか湧き出てこないようなアイデアがいろんなものを感じるうちに芽生えてくると思うんですよね。それを一方的な感情で成長をせばめたくないなという想いがあるので、もし父親になるとするなら、なるべく伝統を重んじない父親になりたいかなと思います」と語った。
2019年09月18日新月9ドラマ「シャーロック」でディーン・フジオカ演じる主人公とバディを組むことになる岩田剛典が、先日本作のクランクインを迎えた。そして、初医師役に挑戦する岩田さんの役衣装姿も公開された。先日、都内某所にて撮影を開始した本作。主人公・誉獅子雄役のディーンさんに続き、彼とバディを組むことになる精神科医・若宮潤一を演じる岩田さんもついにクランクイン!マリーナベイエリアにて行われた今回の撮影では、爽やかな青空が広がり、撮影日和に。岩田さんは「いよいよ始まったなと実感しています。ディーンさん、西谷監督はじめ今作で初めてご一緒する方が多い現場なので、いい意味で緊張感をもって臨ませていただきました」とクランクインした感想を明かす。また「きっとこれからあっという間だと思います。オンエアがどんどん追いついてきてタイトなスケジュールになってくると思いますけど(笑)、そんな“連ドラあるある”の状況でも楽しい現場にしていきたいですね」と笑顔で語った。今回岩田さんが演じるのは、原作上の“ジョン・ワトソン”にあたる、都内の病院に勤務する精神科医・若宮潤一。冷静かつスマートな常識人で端から見ると善良な人物に映るが、幼い頃から“良い子”の仮面をかぶって生きてきたナイーブな性格の男。そして初の医師役となる岩田さん。スチール撮影では、白衣に眼鏡姿をお披露目。「白衣姿は初です。まさか医師の役がこんなにも早く来るなんて、と新鮮な気持ちで白衣に袖を通しました」と感想を明かし、「もしかしたら、白衣を着るシーンはそこまで多くないかもしれませんが、病院のシーンでは医師らしく、ちゃんとした人間であると思ってもらえるような演技をしていきたいです」とコメントしている。さらに「コミカルな演出や掛け合いが見どころの一つになるんじゃないかと思っています。ボケとツッコミができるような楽しいコンビをディーンさんと築いていけたらいいですね」と話しており、2人の掛け合いにますます期待が高まる。「シャーロック」は10月7日より毎週月曜日21時~フジテレビ系にて放送。※初回30分拡大(cinemacafe.net)
2019年09月06日8月7日に東大和市で開幕し、関西や九州、東北を巡って好評を博してきた舞台が、いよいよ東京・下北沢の本多劇場で本日8月28日に幕を開ける。渡辺えり率いるオフィス3○○(さんじゅうまる)の『私の恋人』。小説家・上田岳弘による三島由紀夫賞受賞作を、脚本・演出を手がける渡辺と、新進気鋭の作曲家・三枝伸太郎が音楽劇へと紡ぎあげた。主な出演者は、のん、渡辺、そして小日向文世の3人。30もの役柄を、たった3人きりで演じきるという試みに注目だ。つまり、3人とも何らかの形で、舞台上に出づっぱりということ。さっきまでいたいけな少女を演じていた俳優が、突然オジサンになって再登場なんていうことが、演劇的表現の中では実に軽々と行われる。そしてもうひとつの見どころは、今回が初舞台となるのんの初々しさと、百戦錬磨の渡辺と小日向の円熟味のコラボレーション。「甘じょっぱい」とか「酸っぱ辛い」とか、複雑な旨味に満ちているはずに違いない。描かれる物語も、そんな表現手法にぴったりの世界観である。時空を超えて生まれ変わり続ける「私」の物語だ。遥か10万年前、クロマニョン人だった頃の「私」の想い。第2次世界大戦前、ベルリンで暮らすユダヤ人だった頃の「私」の想い。そして現代、日本に生を受けた「私」の想い……。演劇は、時空を超え、あらゆる境界線を超えることのできる自由な表現の場。そこで躍動する俳優たちの底力を、存分に楽しめる舞台である。9月8日(日)まで。文:小川志津子
2019年08月28日渡辺えりが脚本・演出、出演する「私の恋人」。8月7日に東京・東大和市民会館ハミングホールでのプレビュー公演からスタートし、兵庫、鹿児島、山口、福岡にて上演。 8月22日(木)岩手・久慈市文化会館 アンバーホール 大ホールにて、8月25日(日) 山形・やまぎんホールにて、そして8月28日(水)~9月8日(日)東京・本多劇場と、渡辺えり、小日向文世、のんが、新作を携えて全国を周る。【チケット情報はこちら】本作は、今年、第160回芥川賞を受賞するなど注目を集める作家・上田岳弘が2015年に発表し、三島由紀夫賞を受賞した同名小説を原作にした音楽劇。恐るべき正確さで世界の未来図を洞窟の壁に刻んだクロマニョン人、第二次大戦中に収容所で絶命したユダヤ人、そしてそのふたりの生まれ変わりとして平成日本を生きる「私」井上由祐が、理想の女性を胸に10万年の時空を超えてつづる恋物語を、渡辺ならではの時空を自在に行き来する、まるでパッチワークのようなファンタジーに包み込んだ。そして原作とともに舞台が、衣装の早替えやコミカルな展開の影に浮き彫りにするのは今も昔も変わらぬ戦争という愚行であり、強者が弱者を苦しめるといった構造に対する心の痛みだ。今作ではかねてより渡辺作品への出演を熱望していた小日向文世、のんを迎え、3人の役者が時空や30もの役を演じるという趣向で上演される。小日向の硬軟自在な演技、初舞台にも関わらず伸び伸びと立っているのん、そしてユーモラスな演技と深みのある歌で惹きつける渡辺、それぞれが魅力的に舞台を作り上げている。初日を終え、今回が初舞台となるのんは「すごく緊張しましたし、早替えも初めての事でセリフが飛んだらどうしようと不安もありましたが、その大変さも含めて、緊張を楽しむことができたと思います」とコメント。「稽古と違って実際に観客の皆さんの前に出るのは緊張するしアドレナリンが出る。その中で、NG出たらもう1回ができない緊張感を味わえるのは役者としてかなり重要な事ですよね。そして、小日向さんとえりさんの舞台上での演技を間近で体感できるのはしびれます。こんな最高の初舞台は他になかったと思う。その分、私自身ももっともっと深めていかないとつまんない演技で終わっちゃうという危機感はありますが、本当に役者として嬉しい時間をかけている。そういう充実感がすごいです。ワンステージごとにブラッシュアップして、舞台の上で自由に生きられるように頑張ります」と意気込んだ。またこのたび、本多劇場9月4日(水)19時が追加公演として決定。8月20日(火)10時よりチケットぴあにて販売。この機会をぜひお見逃しなく。
2019年08月19日女優の渡辺えりが、脚本・演出を務める新作舞台『私の恋人』を上演する。今年芥川賞を受賞した上田岳弘の三島由紀夫賞受賞作『私の恋人』を下敷きに、独自の恋物語を描き出す。共演に小日向文世、本作が初舞台となるのんを迎え、3人で30もの役を演じ分ける。約15曲の楽曲で綴るユニークな音楽劇だ。オフィス3○○「私の恋人」チケット情報主人公の“私”は、博愛の精神に満ちた「理想の恋人」に出会うまで、輪廻転生を繰り返し、10万年もの時空を生き続ける。クロマニヨン人からユダヤ人、そしてフリーターとして現世に生きる井上由祐に至るまで。恋人探しの一方で、浮き彫りになるのは無くならない戦争の歴史だ。SF的世界観から本質を炙り出す手法は、渡辺戯曲とも共通する。渡辺は、上田が描くテーマにも共感するという。「大きく言えば人類愛ですよね。なぜ人間は同じ過ちを繰り返すのか。いま断捨離が流行っていますが、忘れてはいけないような過去まで全部捨てるような時代になっている。合理化や分業化が進み、誰もが自分の保身に走ったり、日本人の良さである思いやりや情の部分が消えつつあるなと。そこを今回はお節介おばさんのように問い直したい。原作からは一部だけをお借りして、残りの9割は私の創作です(笑)」。原作通りにやれば「5時間は必要」な10万年の恋物語も歌やダンス、ユーモアを盛り込み、約1時間40分に凝縮する。情報量満載の展開だが「わけの分からなさを楽しんで」と渡辺。「だって、のんちゃんが主人公や彼が飼っている猫になったり、今お母さん役だった小日向さんが、次はお父さん役で出てくるわけですから。そこは笑って楽しんで。ピカソやマグリットも、パッと見は何の絵かは分からないけど、惹かれるから見るでしょ。それの演劇版です(笑)」。30年来の付き合いになる小日向は「段取りで芝居をしない信頼のおける役者」。一方、のんは天才肌の女優として一目置く。「一緒に映画や舞台を見に行っても視点が面白く、表現する言葉の選び方も天才的。センスだと思うんですけど。シュールでグロテスク、少しはみ出したものに惹かれる嗜好も似ていて、年齢差を感じさせない魅力がある」。のんは初舞台を目標に、以前から歌や踊り、英会話の特訓に勤しんでいるという。「猫背気味だった姿勢も直しましたから、努力家です。今は映像で流した方が楽だし儲かる時代だけど、一回しかない公演に命懸けてやる人もいる。色々と選択肢がないとつまらない。役者が目の前で汗を流しながら演じる、こんな贅沢は演劇だけですから。面白いと思いますよ」。公演は8月9日(金)、10日(土)兵庫県立芸術文化センター、8月28日(水)から9月8日(日)まで本多劇場にて上演。その他、地方公演あり。チケット発売中。取材・文:石橋法子
2019年07月29日渡辺えりが主宰するオフィス3○○の新作『私の恋人』で、女優・のんが初舞台を踏む。かねてより渡辺作品への出演を熱望していたという小日向文世とともに、のん、渡辺のたった3人で30役を演じきるという異色の音楽劇。渡辺とのんに話を聞いた。チケット情報はこちらのんの魅力を「あざとさがない。でも演技に狂気がある、奥底に何か闇みたいなものが見えるところが『あまちゃん』で共演したときから好きなんですよ」と語り、今回の出演は「やっと」だと喜ぶ渡辺。のんの方も同じ気持ちのようで「ドラマで共演した後も、お食事に誘っていただいたり、お話させていただいたりしていて。そのたびに「出てよ!」と言ってくださっていました。私も「出たいです」と答えていたのですが、今回本当に声をかけていただけました!」と嬉しそうに話す。そのやってみたい、という前向きな気持ちは、初舞台の不安を大きく上回ったようで「えりさんの舞台は本当に素敵なんですよ。哲学的な言葉遊びと、ぐねぐねっと時空を飛び越えていくあの感じに、胸が高鳴ります。人を混乱させる、悪夢のようなファンタジーを作る方。えりさんご本人は、乙女の心があって、一方で破天荒でもある。“乙女と破天荒がせめぎあっている”ところが素敵です。もちろんえりさんと小日向さんとご一緒するというのは、重ねてきたものの差が大きすぎて、こりゃ大変だぞ!と思いました。でも勉強になるし、なによりも楽しそう!と思ってしまったんです。これはもう、やるしかないなと」と力強く話す。原作は芥川賞作家、上田岳弘の同名小説。渡辺は昨年、同じく上田作品『塔と重力』をベースにした『肉の海』を上演した。「もともと『私の恋人』が、私の戯曲『ガーデン』とテーマと構成が似ているなということがきっかけで交流が始まりました。『肉の海』では30人の出演者で上田さんの小説をベースにした物語をやったのですが、今度は3人で上田作品の登場人物全役をやったら面白いのではとパっとひらめいちゃったんですよ(笑)」と渡辺。物語はクロマニョン人、大戦中のユダヤ人、平成日本を生きる青年……と、10万年の時を超え3つの人生を生きた“私”を中心に描かれる壮大なドラマ。「悲惨な戦争が繰り返され、人類の滅亡が繰り返されていく。それをなんとか止められないか……という、深い人類愛の話だと思っていますし、そこを目指していきたいです」。渡辺に見どころを尋ねると「とにかく今まで見たことがないような、面白くて破天荒で、だけど心がキュッとなるようなものになります。あと、のんちゃんの歌も見どころ。5曲くらい歌ってもらいますし、ギターも弾いてもらいます!」とのこと。のんも「演技の中で歌ったり踊ったりするのは初めて。でも実はミュージカルに出たいなとずっと憧れていて、数年前からバレエも始めたんです。……あと、えりさんには「男の子をやってもらうよ、低い声出してね!」とも言われています。男装するの、大好きなのでそれも楽しみ」と期待を話した。国民的朝ドラ女優と、小劇場界の重鎮のタッグは一体どうなるのか。公演は8月28日(水)から9月8日(日)に東京・本多劇場にて。ほか各地公演あり。
2019年06月18日「今年から初めて本気で」終活を始めた渡辺えり(64)。地元・山形で暮らす認知症の両親の影響だという。今後の人生設計を語る――。「今、64歳なのですが、今年から初めて本気で終活を考え始めました。きっかけは、やはり両親です。父が93歳、母が89歳で体は健康なのですが、2人とも認知症を患っています。症状は父が軽く、母が重いため、今、地元・山形で別々の老人ホームに入っています。山形新幹線で片道3時間で往復できるようになりましたから、毎月、日帰りでも時間をつくって帰るようにしています」そう話す渡辺。昨年創立40周年を迎えたオフィス3○○(さんじゅうまる)を主宰、日本劇作家協会会長も務める彼女は『ぴったんこカンカン』(TBS系)などテレビ出演に加え、現在も大阪松竹座の『三婆』に出演するなど精力的に活動。私生活では4月に23年間連れ添った俳優・土屋良太(52)と離婚したばかりだ。「心機一転、引っ越しをしたばかりなんです。広いところから狭いところに移ったので、荷物が入り切らなくて。本や資料だけでも手元に置いておくものと大学に寄付するもの、田舎に送るものと、選別できていない段ボールがまだ50箱もあって。新居では開くところもないありさまなんです。元劇団員たちが土日に来てくれますが、この分では1年以上かかりそうです」「私は太ってるからため込むタイプなんです(笑)」と語る渡辺。「今回の引っ越しで、ずいぶんスリムになりました。服とかいらないものは手伝いに来てくれた人にあげました。姪っ子にもずいぶん送りました。だけど、やっぱり舞台衣装などはまた使うと思うから、それは山形に送ろうと思ってます。実は60歳を過ぎたら地元で演劇塾を開こうと以前から思っていて、故郷に稽古場にできる古家を買ってあったんです。父の入居しているホームはそこから歩いて30分ぐらいのところにあります。まだ実際に始めていないのは、60歳になっても自分がまだまだ元気だったから。今は仕事があるから東京に住んでいますが、70歳過ぎたら山形に移り住もうと。月謝2,000円で10人ぐらい、子どもたちに芝居を教えようかなと思って……」いったん劇団を解散したとき、早稲田大学の演劇博物館に衣装や小道具は全部寄付したという。「今回もあげるところは決まっているのですが、全部送ったら地元の演劇塾はどうなるんだと思って。だから一部は山形に持ってきます。主宰するオフィス3○○公演も、来年までは東京・本多劇場でやりますが、再来年からは小劇場に戻って、自主制作でコツコツやろうと思っています」数年後に向け、今はさまざまなものの整理と今後のお金の算段を考えていて心身ともにフル回転で、慌ただしい日々を送っている。「でも、私は恵まれているんです。田舎で少女のころから思い描いていた夢は、みんなかなっています。大ファンのジュリー(沢田研二)とは舞台『フィガロの結婚』で共演しました。劇作家の唐十郎さんとも舞台『少女仮面』でご一緒できました。美輪明宏さんとも、縁があって改名するきっかけまでいただきました」唯一かなっていないのが『世界平和』。今夏、渡辺が主宰するオフィス3○○の舞台『私の恋人』は、渡辺自身も足を運び、ガス室や焼却炉などを見てきた、ドイツのミュンヘンにナチスがユダヤ人を隔離するため造ったダッハウ収容所がモチーフだ。「簡単ではないことはもちろんわかっていますけどね。私は5歳のとき山形市内に引っ越して小学校に入った途端、いじめに遭っています。あまりのショックに2年間もひきこもり状態になりました。夢と現実のギャップを知り、不平等な世界や矛盾を知り、だからこそ、演劇の夢を追うようになりました。世間にはすごく貧しくていじめられてる人と、金持ちがいることが許せませんでした」演劇を志し、18歳で上京したとき、是が非でもこの“格差”をなくしたいと思ったそう。「両親は私が山形大学に進学し、音楽教師になってほしかったそうです。母は合格発表を一緒に上野まで見に来てくれたのですが、帰りの列車の中で『娘を手放さなければならないのはバチが当たったからだ』と号泣したことを後で打ち明けられました。私が演劇をやめられないのは、まだ『世界平和』の夢を達成できていないから。これからもやり続けて、ジワジワ効く漢方薬のように、若い人たちにも“平和”への思いを感じてほしいと強く願っています」
2019年06月09日映画『月極オトコトモダチ』初日舞台挨拶が8日に都内で行われ、徳永えり、野崎智子、山田佳奈、穐山茉由監督が登場した。同作は、「男女の友情ってレンタルできるの?」をテーマに、夢と現実の間で悩む男女が織りなす不思議な「関係性」を描いた物語。初の映画単独主演となる徳永えりが、男の“レンタル友達”を利用するWEBマガジン編集者の望月那沙を演じている。作品にちなみ、「男女の友情は存在すると思うか」と聞かれると、徳永は「私は思います」ときっぱり。山田も「あると思います」と同意し、その場の女性全員が「男女の友情」アリ派だったために、穐山監督は「けっこう女性は、存在すると思う人は多いですよね」と納得する。監督は「私はあるよりで、ちょっと『ないかな』と思うことももちろんあるんですけど、グレーなところがすごく好きで、ボーダーラインを行き来する感じは、ずっとテーマとして持っている」と明かした。徳永は「男女とか、友情愛情という境界線は、本人たちが決めればいいと思うんです。自分がどう生きていきたいかというのも選択肢のひとつ」と同意。「本人たちの中で友情があって、しっかり絆があると思ってる以上は、他人がとやかくいうことではないと思うので、穐山さんの描かれた世界観は共感できますし、新しい提示な気がします」と作品への共感を表した。また、この日は「レンタル男友達」役の橋本淳が舞台中で欠席だったものの、「レンタル男友達を利用したいか」が話題に。徳永が「レンタルしてまで友達が欲しい派ですか?」と尋ねると、野崎は「1回やってみたいなと思いました」と答える。徳永は作品ポスターを見ながら、「ずるいですよね。これが来るんですよ? あっちゃんが来るならねえ」と納得していた。
2019年06月08日EXILE TRIBEのクランプダンスクルー“(R)AG POUND(ラグパウンド)”のAKIRA、NAOKI(小林直己)、GUN(岩田剛典)、MANDY(関口メンディー)、REO(佐野玲於)が出演するNTTドコモのCMシリーズ“星プロ”の最新作「ダンスな出会い」篇が、5日より全国で放送される。新CMは、いまいち人気が出ない「星プロの3匹」の事務所を訪れた5体のフラワーロックが、“(R)AG POUND”のAKIRA、NAOKI、GUN、MANDY、REOに変身し、キャラの弱さを指摘され落ち込んでいたドニマルのキャラを、激しいダンスパフォーマンスで引き出すストーリー。それぞれの特徴を巧みに捉えた、「見るからにヤバそうなフラワーロック」の個性的な表情と、5人のパフォーマーが全力で踊る、「クランプ」というパワフルさに定評のあるダンスに注目だ。新CMでは、NTTドコモとLDH JAPANの新たなコラボレーションや各キャンペーンをPR。LDH所属アーティストの公式グッズを取り扱う「EXILE TRIBE STATION TOKYO」「EXILE TRIBE STATION OSAKA」やLDH所属アーティストのライブ会場グッズ販売などが、dポイントがたまる・つかえる店舗「dポイント加盟店」「d払い加盟店(街のお店/ネット)」に加わり、また、4月5日~5月31日の期間中に特設サイトから応募すると、抽選で1万人にオリジナルdポイントカードをプレゼントするキャンペーンも実施する。※(R)AG POUNDの(R)は、○囲みのRが正式
2019年04月05日ダンス&ボーカルグループ・EXILE/三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEの岩田剛典が22日、都内で行われた新しい「本麒麟」完成披露会に、元AKB48でタレントの小嶋陽菜、お笑い芸人の土田晃之とともに登場した。今年1月中旬製造品より、本麒麟の強みである“ビールに近い卓越したうまさと品質”が強化され、パッケージも一新して新登場。完成披露会では、生まれ変わった本麒麟を3人が体験した。岩田は、「差し色で本麒麟の赤が…」と本麒麟に合わせたファッションで登場。「お酒大好きなんです」と言い、新しくなった本麒麟について「本当にうまい。飲んだあとのすっきり感もありつつ、コクがあって飽きない。何缶でもいけそうな気がしました」と絶賛した。どんなシーンで本麒麟を飲みたいか聞かれると「家とかですかね。最近後輩も増えてきたので家に呼んで乾杯してもいいかな」と答え、「最近は家が多いかもしれないです」と告白。また、「GENERATIONSの片寄涼太とは今週飲みに行く約束をしています」と笑顔で明かした。
2019年02月22日「EXILE/三代目J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE」の岩田剛典が、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」ブランドの新アンバサダーに就任したことが分かった。「EXILE/三代目J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE」のパフォーマーとしてだけでなく、『去年の冬、きみと別れ』『パーフェクトワールド 君といる奇跡』「砂の塔~知りすぎた隣人」「崖っぷちホテル!」など俳優としても活躍中の岩田さん。今月中旬にパリで開催された、メンズアーティスティック・ディレクターのヴァージル・アブローによる、待望のセカンド・コレクションをお披露目する「2019秋冬メンズ・ファッションショー」にも出席していた岩田さん。フロントロウでナオミ・キャンベルや俳優のティモシー・シャラメ、ラッパーのオフセットなど、世界各国のゲストと共に躍動感あふれるランウェイを体感したという。今回の就任に際し、岩田さんは「恐れ多くも、数年間の活動を経ましてルイ・ヴィトンのアンバサダーに迎えて頂けたことを大変光栄に思うと共に、心から感謝致します」とコメント。さらに、「ルイ・ヴィトンはいつの時代においても人々の憧れであり続けているブランドでありながらも、変化を恐れない挑戦的でクリエイティブな姿勢には僕も『表現』を生業とする一個人として目が離せません」「ルイ・ヴィトンの世界を広く伝えていく、その一端を担えることを僕自身も楽しみにしています!」と意気込みを述べている。(cinemacafe.net)
2019年01月30日演技派女優、渡辺えり(63)&キムラ緑子(57)コンビによる舞台「有頂天」シリーズの新作『喜劇有頂天団地』(新橋演舞場にて12月1~22日まで、京都四條南座にて’19年1月12~27日まで)公演が決定!今回のテーマは「隣人戦争」。私生活でも仲よしな2人の、爆笑“井戸端会議”をどうぞ!■舞台で、現場で、ドラマで……あのイケメンに胸キュン!キムラ「昨日、朝ドラ『半分、青い。』で知り合った俳優さんが所属する『劇団男魂(メンソウル)』の舞台を見てきたの。すごくよかった!」渡辺「イケメンなの?」キムラ「個性的な役者さんがそろってて、座長さんが色っぽかった。すごくオススメ!」渡辺「ドリちゃん、前に西島秀俊さんとも共演してたでしょ。一緒にお風呂入るシーン撮ったとかで」キムラ「10年も前のことですよ」渡辺「かっこいい!とか言ってたじゃない」キムラ「ずいぶん前だから忘れちゃった(笑)。私、最近のこともよく覚えてないの」渡辺「私が今オススメなのは伊藤健太郎くん。かっこいいわよね。去年、大阪公演のとき、彼の出演してたドラマ『アシガール』(NHK)が放送されてたの。ドラマ見たさに、舞台が終わったらみんなと飲まずにすぐホテルに帰ってた。健太郎くんに恋しちゃったら、(相手役の)黒島結菜さんが私に見えてきちゃって。キュンキュンしてたわ~(笑)」キムラ「21歳の黒島さんに(笑)」渡辺「彼にぜひ、お会いしたい。でも、共演できても恋人役はこないわよね」キムラ「あら、私はドラマ『僕のヤバイ妻』(フジテレビ系)で高橋一生さんと夫婦役やりましたよ。偽装でしたけど。でも、最後は愛されちゃうの。いい役だったわ」渡辺「一生さんて何歳くらい?」キムラ「37歳。一生さんて、いい意味で、ちゃんとハッキリ自分の意見を言う人。私たちがずっと困っているけど言いにくかったことを『それってダメですよね?』ってサラッと代弁してくれて」渡辺「かっこいい~!」キムラ「それも嫌な感じではなくてね。若いのにステキなの。ブレークするのは当然だと思う」渡辺「彼がまだ若手のときに、私が演出した舞台『瞼の母』に出演してくれて、おとなしくて真面目な人だな、って印象だった。私のこと『怖い人』って勘違いしてたけど、ちゃんと訂正してくれた?」キムラ「ちゃんと話してますよ。えりさんの話をすると盛り上がるから、つい、いろいろ話しちゃう」■前澤社長みたいな、お金持ちと知り合いたい渡辺「ZOZOTOWNの人とか話題になってるじゃない。前澤社長」キムラ「今すごく気になる人。アーティストを月に連れていくとか言ってた。不思議な人ですよね」渡辺「何人か連れていくって?」キムラ「1人100億円で8人」渡辺「え~?どうやってそんなに稼いでるの?」キムラ「ITで、洋服を売ったりしてますよね」渡辺「うちの劇団に寄付してくれないかしら。1億、2億だけでもいいから」キムラ「月よりも先にお願い、って感じですよね」渡辺「そんなお金持ち知り合いにいないからね。周りは貧乏人ばっかり(笑)」キムラ「おかしい~~(爆笑)」渡辺「お金持ちの友達がいたらこんなに苦労してないし。前澤さん、よろしくお願いします!」
2018年11月26日EXILE/三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEの岩田剛典が出演するコーセーのスキンケアブランド「雪肌精」の新テレビCM「雪肌精 僕と一緒に、SAVE the BLUE」編が、12月7日より全国で放送される。それに先駆け、「SAVE the BLUE」キャンペーンサイトにて、11月20日よりCMおよびWEB限定ムービーが公開された。コーセーは「雪肌精」を通じ、毎年7、8月のキャンペーン期間の売り上げの一部を沖縄のサンゴ育成活動などに寄付するとともに、海の環境保全と啓発活動に取り組む、雪肌精 「SAVE the BLUE」プロジェクトを展開中。今年、活動10年目を迎え、12月より新たに冬の活動キャンペーンを開始する。「雪肌精 SAVE the BLUE 冬のキャンペーン」は、12月1日から2019年1月31日までをキャンペーン期間とし、購入された「雪肌精」シリーズ対象商品の容器の底面積分の合計に相当する面積の植樹費用をNPO法人「森は海の恋人」へ寄付し、東北エリアの森林保全に取り組む。新CMは、サンゴ保全活動にちなんで沖縄の海を舞台に9月に撮影を実施。三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE feat.Yellow Clawの楽曲「RAINBOW」にのせて、岩田が水着姿で透き通るようなきれいな海に潜ったり、サンゴの養殖をレクチャーされたりする様子を描いており、さわやかな笑顔や真剣な表情などさまざまな表情が見られる。CMの最後には「あなたが美しくなると、地球も美しくなる。僕と一緒に『SAVE the BLUE』しませんか?」とメッセージ。岩田が実際に沖縄を訪れ、サンゴの株分けを体験する様子も見どころとなっている。岩田は「オールロケだったのですが、沖縄の強い日差しを浴びて大自然を感じながら、開放的な気持ちになりました! 時期は9月下旬でしたので平成最後の夏を感
2018年11月20日「EXILE/三代目J Soul Brothers」岩田剛典を新たにキャンペーンアンバサダーとして迎えた新CM「雪肌精 僕と一緒に、SAVE the BLUE」篇が12月7日(金)より放映、キャンペーンサイトにてCM動画が先行公開された。今回のCMは、今年で10年目の雪肌精「SAVE the BLUE」プロジェクトの一環で、12月より新たに始まる冬の活動キャンペーン。「三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE feat.Yellow Claw」の「RAINBOW」にのせて、岩田さんが美しい海に潜ったり、サンゴの養殖のレクチャーを受けたりする様子が映し出される。本CMは、沖縄の海を舞台に9月に撮影が行われ、まず海に潜るシーンからスタート。真剣に何度もトライし、合間には、小魚と戯れる無邪気な一面もあったとか。撮影では日焼けしないように気を付けていたという岩田さんは、「オールロケだったのですが、沖縄の強い日差しを浴びて大自然を感じながら、開放的な気持ちになりました!時期は9月下旬でしたので平成最後の夏を感じられた楽しい撮影現場でした」とふり返る。また、「沖縄の海と空とサンゴ、大自然の美しさが感じられる爽やかな世界観」が今回のCMの見どころだと言い、自身の“美容”については「美容とまで言えるか分かりませんが、自分は肌が乾燥しがちな方なので、スキンケアはしっとりタイプを選ぶようにしています。身体のコンディションが良くない時のパフォーマンスは気持ちが乗らなくなってしまうので、人前に出る時は自信を持って最大限のパフォーマンスが出来るよう日頃からコンディションを整えるように気をつけています」とこだわりを語っている。なお、キャンペーンサイトではウェブ限定ムービーも公開。岩田さんがサンゴを触り、実際にサンゴの株分けを体験する様子を見ることができる。新CM「雪肌精 僕と一緒に、SAVE the BLUE」篇は12月7日(金)~18日(火)全国にてオンエア。(cinemacafe.net)
2018年11月20日女優の徳永えりが25日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われた第31回東京国際映画祭(TIFF)のレッドカーペットイベントに登場した。「日本映画スプラッシュ」部門に選出された『月極オトコトモダチ』で主演を務めた徳永は、穐山茉由監督、芦那すみれらとレッドカーペットに登場。ジョルジオ アルマーニのブラックロングドレスで大人の色気を放った。同作は、「男女の友情ってレンタルできるの?」をテーマに、夢と現実の間で悩む男女が織りなす不思議な「関係性」を描いた物語。初の映画単独主演となる徳永えりが、男の“レンタル友達”を利用するWEBマガジン編集者の望月那沙を演じている。31回目となる今年の東京国際映画祭は、10月25日~11月3日の10日間にわたって、六本木ヒルズ、EXシアター六本木、東京ミッドタウン日比谷などで開催。映画祭の顔となる「コンペティション部門」では、国内外から集まった1,829本の中から16作品を選出し、日本からは阪本順治監督×稲垣吾郎主演『半世界』と今泉力哉監督×岸井ゆきの主演『愛がなんだ』の2作品が選ばれた。撮影:蔦野裕
2018年10月26日映画『パーフェクトワールド 君といる奇跡』(10月5日公開)の大ヒット御礼舞台挨拶が24日、都内で行われ、岩田剛典(EXILE/三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE)、杉咲花、有賀リエ(原作者)、阿部一雄(原作のモチーフとなった建築士)が登場した。同作は講談社『Kiss』にて連載中の、有賀リエによる同名コミックを実写映画化。インテリアデザイン会社に就職した川奈つぐみ(杉咲)は、高校の先輩であり初恋の人・鮎川樹(岩田)と再会するが、樹は事故で車イスに乗る障がい者になっていた。2人は困難を乗り越え絆を深めていく。すでに映画を4回見ているという阿部は、「いろんな映画やドラマで車イスのものを見てたんですけど、物足りなさを感じていた」と明かす。同作への助言も行っているが「リアル感を大事にしてほしかった。原作に描かれている言葉や表情に、リアル感を出してほしいとお話しして、非常にそれが出てた」と絶賛。「操作だけではなく、有名な"岩ちゃんスマイル"の中にある、少し影になった表情がうまかった」と改めて作品への感想を語った。原作の有賀も、「私の方が勉強になったところがありまして」と意外な一言。「漫画を描いていると、自分や編集さんの中で考えた表情を作っていくんですけど、映像になった時に、『岩田さんはこういう仕草、こういう表情をするんだ』『花ちゃんはこういう抑えた表情で演技をするんだ』と、学ぶことがたくさんありました」と感謝していた。またイベントでは、作品にちなみ、「最近起こった奇跡」という質問をされた2人。岩田は「この作品が公開されて、学生時代の同期から、『映画を観た』と連絡をもらった」と話し始める。その同級生は大学時代、ラグビーの夏合宿の途中で脊髄を損傷、車イス生活をしているという。岩田は「『この映画が公開されることがすごく嬉しい』と、何年ぶりかに連絡をもらった」と明かし、同級生から「岩田が、車イスやバリアフリーなどの問題を、若い世代に知ってもらえる機会を作ってくれたことが嬉しい」と言われたことを告白した。岩田は「その同級生は、この映画を女の子とのデートに使うと言ってましたけど」と笑顔を見せつつ、「彼の夢は、富士山に登ること。高尾山には登れたみたいなんですけど、特殊な器具や人の手が必要で、来年富士山に登るという計画を実現させるために頑張ってる途中」と語る。さらに「大人になって、この作品を通じて同級生と繋がれたのは奇跡だと思いました」「自分の携わった仕事で、少しでも力になれたのが実感できた。すごく嬉しかったんです」と熱弁し、会場からも自然と拍手が起こっていた。一方、杉咲は「今の素敵なエピソードを聞いて、非常に難しいんですけど」と苦笑しつつ、「ずっとラジオ番組を持つのが夢だったんですけど、最近ようやく自分の冠番組を持てたことが奇跡的」と話を披露。岩田も「いつかゲストで出してください」とあたたかい目線を送っていた。
2018年10月24日EXILE/三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEの岩田剛典が、20日より全国で放送される新食感グミ「コロロ」新CMで、宇宙飛行士や武将、保育士など、6シチュエーションに挑戦している。同CMのテーマは「56人の岩田剛典」。本物の果実のような食感と味わいの「コロロ」の魅力を、岩田がパターンごとにキャラクターや表情、セリフを変えながら多角的に表現している。56パターンにわたる撮影の中で岩田が演じ分けたシチュエーションは、シリアスな雰囲気の「宇宙編」、凛々しい姿の「時代劇編」、やさしい笑顔の「保育士編」など、合計6種類。メガネにジャケットというシックなスタイルから、宇宙服、甲冑まで幅広い衣装で、それぞれまったく違う表情を見せている。撮影ではアドリブでセリフを加えたり、初めて着たという甲冑の着こなしについて意見を出したり、より良い作品を制作するため積極的に取り組んでいたという岩田。真剣な顔の傍ら、「保育士編」で共演した子供たちと楽しそうに会話をするなど、リラックスした表情も。さらに、「宇宙編」で着用した宇宙服は岩田がずっと着てみたかった衣装だったそうで、「夢が叶った!」と宇宙服特有のグローブの作りなど、細かいディティール一つひとつを確認しながら、生き生きと取り組んでいたという。なお、公式サイトでは、新CM全56パターンに加えて、6つのシチュエーションが少しずつ楽しめる総集編を公開。さらに、岩田が今回の撮影の感想などについて語っている特別ムービーも紹介する。
2018年10月18日