2010年、三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEのパフォーマーとしてデビュー。2013年、舞台『あたっくNo.1』から俳優活動を本格化させ、初主演映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』で第41回報知映画賞 新人賞、第40回日本アカデミー賞 新人賞俳優・話題賞を受賞。俳優としても精力的に活動を続ける岩田剛典。音楽活動と俳優活動を並行させる者へ、時に「二足のわらじ」と偏見まじりの目を向けられることも多い。だが、そんな逆風を反骨心に変え、岩田は着実に役者としての力を養いつつある。その現在地を示しているのが、1月29日(金)公開の映画『名も無き世界のエンドロール』だ。本作で、岩田は新田真剣佑とタッグを組み、裏社会で生きる男・キダを演じている。スクリーンに焼きつけられた孤高の佇まいに、テレビでよく見る「岩ちゃん」の面影はない。きっと本作の岩田を観たら、もう「二足のわらじ」と侮ることはできないはずだ。あそこで涙を流すのはフェイクだと思った「苦しい役ですよね。キダは、生きる希望を失ってしまった男。こんなふうに常に枯れた感じを持っている役は初めてかもしれないです」岩田は、キダとして生きた日々をそう振り返った。「(新田演じる)マコトとは真逆のキャラクター。マコトを支える側の人間として、“受け”の芝居が要求される役でした。しかも、作品自体が仕掛けのあるお話。ちょっとしたリアクションひとつとっても、どちらの意味でもとれる塩梅で表現しなければいけなかった。そこは監督ともすり合わせしながら、細かくこだわってやっていきました」相手の芝居との化学反応が、“受け”芝居の面白さ。その醍醐味を存分に味わえたシーンが本作にもあった。「マコトがキダに対して感情を爆発させるシーンがあるんですけど、そこは特に印象深かったです。ふたりの関係性を示す上でも肝となるシーン。まっけん(新田)との台詞のかぶせ合いを大事にしたいなと思って現場に入ったんですけど。段取り、テスト、本番と重ねていくにつれて、僕たちふたりだけじゃなくて、現場全体がぐっと集中していくような感覚があって、あの空気感は刺激的でした。まっけんの芝居はスマートで、すっと気持ちが入ってくるんですよね。このシーンを演じているときも、ふたりで同じゴールを目指しているんだと感じることができました」この歳でまだ制服を着ることになるとは(笑)キダという役は、気持ちを押し殺すような場面が多い。抑制の効いた芝居が求められる中で、数少ないほっとするシーンが、マコトとヨッチ(山田杏奈)の3人で過ごした高校時代の場面だ。「まさかこの歳でまだ制服を着ることになるとは思わなかったです(笑)。てっきり10代の役者さんでやるんだと思っていたら、まさか全部自分でやるっていう。嘘だろと思いました(笑)。まっけんと山田さんはまだ若いから違和感ないですけど、僕は無理があるだろうと。あそこは、みなさんもお手柔らかに観ていただけたら(笑)」だが、そんな温かいシーンが心に残れば残るほど、キダを待ち構える運命の過酷さに胸が痛む。「いちばん監督とよく話し合ったのは、クライマックスのシーンですね。キダはどんな顔でいたらいいんだろうと現場ですごく悩んで。いきなりあの状況になって涙なんて出るわけないし、それはただのフェイクになる。この映画のすべてがここに集約されると(クランク)インの前から考えていたので、監督とどうしましょうという話はすごくしました」大粒の涙を流せば、確かにドラマティックに見えるかもしれない。けれど、岩田が突きつめたいのは、そんな見せかけのわかりやすさではなく、キダのリアルだ。「監督にそういう話をしたら、監督もそうだよねと同意してくれて。たぶんあのとき、キダの中で葛藤もあると思うけど、マコトに対して理解できるという気持ちもあった気がするんですよ。本当にすごく複雑なシーンで。だから、最終的には表情をどうしようと頭で考えるのではなく、気持ちで臨みました」エンドロールが流れ終わったあと、観客に残るのは決して軽やかなものではないかもしれない。それでも、この時代だからこそこの映画が上映される意味はあると岩田は考えている。「2020年は、いろんな人が辛い思いをした1年でした。おこがましいかもしれないですが、この映画が自分で自分の人生を終わりにしようとしている人たちが立ち止まるきっかけになったらいいなとも思うんです。やっぱり遺された人はすごく傷つくと思うから。いろんなテーマがつまった作品ですが、僕がこの映画を通して届けたいメッセージは、命です」出演作のレビューはめちゃくちゃチェックします芝居は、スポーツのように記録や点数といった明確な指標がない。自身の芝居を深めていくにはどうすればいいのか、はっきりした正解のない世界で、岩田はどう演技と対峙しているだろうか。「まず自分の出演作は必ずチェックします。やっぱり観ると毎回毎回学びがあるんですよ。特にそれを感じたのが『シャーロック』のときで。そこから台詞の間をより意識するようになりました。聞いていて気持ちのいいテンポをつくることだったり、言葉を立たせるところと抑えるところの調整をもっと考えるようになったり。細かいパーツにこだわるようになったのは『シャーロック』をやってから。それまでずっと感情をつくることはできても、その感情をちゃんと観ている人に伝える方法が自分の中で消化できていなくて。そこは『シャーロック』以降の1年で特に意識するようになった部分です」そしてもうひとつが、声を聞くことだ。「お金を払って映画館に来てくれた観客の方や、テレビの前の視聴者のみなさんがどう思ったのかはちゃんと見るようにしています。だからFilmarks(映画レビューサイトのこと)とかめちゃめちゃチェックしますよ。やっぱり映画好きの方がよく投稿しているので、参考になるコメントがたくさんあって。それが、どんなマイナスのコメントでも受け入れるようにしています」そうしたレビューは時に容赦ない言葉も並ぶ。心を削られませんか、と恐る恐る聞いてみると、岩田はにこやかに「削られます」と笑った。「でもそれも仕事のうちだと思うので。なんでもそうですけど、叩かれるうちが華というか、アンチがいてなんぼの世界ですから、そこは本当に気にならなくなっちゃいましたね。自分の気づきになるものだけをちゃんとピックアップして、反省の材料にしています」ちゃんとメンバーに顔向けできるだけのことをやってきた気づけば、三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEもデビュー10周年を迎えた。自らのホームに対する愛着は、ひと言では語りきれないほど深い。「10周年を迎えられてうれしいですけど、うれしいだけじゃないですね。積み重ねてきたな、と噛みしめる感じがいちばん近いかもしれない。バラバラのところから集まった7人が大きな仲違いもなく10年もやれたことがある意味奇跡。10年という年月への感謝はあります」三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEについて語るときの岩田は、映画について語る岩田とはまたちょっと顔つきが違う。どこか柔らかくて、いとしさが自然と表情ににじみ出ている。「僕らにとって、グループは人生。たとえこの先解散しても脱退しても引退しても、三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEと絶対に一生言われ続けるので。こうやってグループ活動ができている時間をより大切にしたいし、ここからどんなエンターテインメントを届けていきたいか、またメンバーと相談してつくっていきたいなと思った10周年でした」そもそも岩田が俳優活動に取り組みはじめたのも、才能豊かなメンバーの中で自分だけが何もないというコンプレックスが出発点。何をすれば、グループの活動に貢献できるか。その答えが、芝居だった。10周年を経て、自らの俳優活動がグループにどれだけ還元できたか。自身の歩みに通知表をつけてもらうと、岩田は少し誇らしげに胸を張った。「僕個人のスキル云々、キャリア云々という意味ではなく、グループに貢献できたかというところで言えば、じゅうぶん及第点じゃないですか。僕のやってきた道のりは、絶対他のメンバーにはできなかったと思うので、やれるだけのことはやったと振り返れるし、ちゃんと顔向けできるかなと」では、俳優・岩田剛典個人としての通知表は?そう質問を重ねると、「うーん」としばらく考えたあと、こう付け加えた。「40点ぐらいかな。まだまだです」大学の考査で言えば「不可」。その辛口の採点が、岩田剛典の向上心の表れだ。いつか合格点を自分に出せるように、これからも気づきと学びを重ねていく。岩田剛典さんのサイン入りチェキを1名様にプレゼント!ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=3b14021b-d314-40ce-b517-676dd952d46d&contentTypeId=2) すると、この記事内に応募ボタンがあります。『名も無き世界のエンドロール』1月29日(金)公開撮影:奥田耕平、取材・文:横川良明
2021年01月27日「EXILE/三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE」のパフォーマーとして絶大な人気を誇る岩田剛典。昨年2020年、デビュー日に行われた10周年ライブでは「号泣」というニュースでも話題を呼んだ。アーティストとしての活躍は言わずもがな、彼のもう一つの顔である“俳優”としての飛躍も凄まじかった。岩田さんが出演した映画作品は、昨年だけでも3本。『AI崩壊』ではトレードマークの人懐っこい笑顔を封印しクールな警察庁の天才理事官役に挑み、『空に住む』では元来のスター性を活かした“悪い男”に、『新解釈・三國志』では自身初のコメディにも挑戦し、それぞれで新しい一面を見せながら演技の幅を着実に広げている。そして今年、2年ぶりの主演作となる『名も無き世界のエンドロール』が1月29日(金)に公開を迎える。そんな俳優・岩田剛典として活躍をふり返る上でマストチェックの作品に迫った。▼初主演作!“植物系王子様”岩田剛典にときめく『植物図鑑 運命の恋、ひろいました 』(16)岩田さんの記念すべき初主演となったのは、恋愛青春映画の名手・三木康一郎監督作。仕事もプライベートもなんだか上手くいかない普通の女の子・さやか(高畑充希)が、ある日お腹をすかせ、生き倒れていた青年・樹(岩田剛典)と出会うことから始まるラブストーリー。そして始まった“半年”という期限付きの2人の同居生活。しかし樹は、名前と、野草に詳しいということ以外は、謎に包まれている。さやかは、知らない世界を優しく教えてくれる樹と過ごすうちに「好き…」という気持ちを募らせていくが、樹は突然さやかの前から消えてしまう。彼には、ある秘密があった――。「EXILE/三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE」のパフォーマー、“岩ちゃん”の愛称で親しまれる岩田さんの爽やかなイメージにぴったりの作品で、ときめかずにはいられない!心が温まり、恋がしたくなる1作。▼熱演っぷりに驚愕!監督からの手紙に思わず涙。観客を見事に騙した『去年の冬、きみと別れ』(18)岩田さん演じる新進気鋭のルポライター耶雲恭介は、彼女との結婚を間近に控え、一大スクープを狙っていた。そんな彼が目を付けたのは、盲目の美女が巻き込まれた焼死事件と、その事件の容疑者である天才写真家・木原坂雄大(斎藤工)だった。事件の真相に近づくにつれて、耶雲も抜けることのできない木原坂の深みにはまっていき、ついには、婚約者の松田百合子(山本美月)まで巻き込まれていく…。伏線が張り巡らされた、予測不能のサスペンス作品だ。瀧本智行監督にみっちりと演技指導を受け、俳優としてのターニングポイントとなったという本作は、それまでの岩田さんのイメージからは想像もつかない“新境地”といえるダークな演技で、2面性を持つ耶雲を見事に演じ切ってみせた。当時行われた舞台挨拶では、監督からサプライズで送られた激励の手紙に感極まって涙する姿も。巧妙な仕掛けと岩田さんの熱演っぷりに騙されること間違いなし!▼華麗なダンスを披露!コメディ演技に初挑戦『新解釈・三國志』(20)いまから1800年前、中華統一を巡り三国“魏・蜀・呉”が群雄割拠していた時代。民の平穏を願い、のちに英雄と呼ばれる一人の男・劉備(大泉洋)が立ち上がった。激動の乱世を経て、物語はやがて魏軍80万vs蜀・呉連合軍3万という圧倒的兵力差が激突する“赤壁の戦い”に突入していく……という超有名歴史エンターテイメント「三國志」を新たな解釈で描いた完全オリジナルのエンタメ超大作。岩田さんは福田作品初参加で、自身初のコメディに挑戦。“鼻につく自称イケメン将軍”趙雲という役どころで、まさかの華麗なダンスで笑いを誘うという、パフォーマーとしてのイメージをも笑いに昇華する振り切った演技に注目。▼2年ぶりの主演!陰と陽2つの顔を披露する『名も無き世界のエンドロール』1月29日(金)公開複雑な家庭環境で育ち、さみしさを抱えて生きてきたキダ(岩田剛典)とマコト(新田真剣佑)は幼なじみ。そこに同じ境遇の転校生・ヨッチ(山田杏奈)も加わり、3人は支え合いながら家族よりも大切な存在となった。しかし20歳の時に、ヨッチは2人の元から突然いなくなってしまう。そんな彼らの元に、政治家令嬢でトップモデルのリサ(中村アン)が現れる。リサに異常な興味を持ったマコトは、彼女に近づくためキダの前から忽然と姿を消す。2年後。マコトを捜すために裏社会にまで潜り込んだキダは、ようやくマコトと再会を果たす。マコトは、リサにふさわしい男になるために、死に物狂いで金を稼いでいた。マコトの執念とその理由を知ったキダは、親友のため命をかけて協力することを誓う。以来、キダは〈交渉屋〉として、マコトは〈会社経営者〉として、裏と表の社会でのし上がっていく。そして、迎えたクリスマス・イブの夜。マコトはキダの力を借りてプロポーズを決行しようとする。しかし実はそれは、10年もの歳月を費やして2人が企てた、日本中を巻き込む“ある壮大な計画”だった――。岩田さんにとって映画主演4作目となる本作。主人公・キダの10年もの年月を演じ、無邪気な笑顔を見せる学生時代から闇の交渉屋として変貌を遂げるまでの2つの顔を見事に表現、爽やかな岩田さんとクールな岩田さんを楽しめる作品となっている。『名も無き世界のエンドロール』は1月29日(金)より全国にて公開。「Re:名も無き世界のエンドロール~Half a year later~」はdTVで1月29日(金)より独占配信(全3話)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:去年の冬、きみと別れ 2018年3月10日より全国にて公開©2018映画「去年の冬、きみと別れ」製作委員会新解釈・三國志 2020年12月11日より全国東宝系にて公開Ⓒ2020「新解釈・三國志」製作委員会名も無き世界のエンドロール 2021年1月29日より全国にて公開©️行成薫/集英社 ©️映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会
2021年01月26日岩田剛典、新田真剣佑、山田杏奈、中村アンが映画『名も無き世界のエンドロール』の魅力を語り尽くす特別番組「魅力完全公開SP」と「Re:名も無き世界のエンドロール ~Half a year later~配信記念特番」がYouTubeで公開。撮影から約2年ぶりに再会したキャスト陣が本作を目にした感想や、ここでしか聞けない撮影現場で見つけた意外な一面などを明かしている。「魅力完全公開SP」では、お笑い芸人の「カミナリ」をMCにメインキャストの岩田さん、新田さん、山田さん、中村さんの4人が集結。実は撮影現場で4人全員が同時に集まることはなく、本映像の収録で2年ぶりの再会となったが、そんなブランクを感じさせないほど息ぴったり。本編映像やメイキング映像に加えて、岩田さんは「(初号試写で)山田さん、中村さんと一緒に観たのですが、2人の顔を見たら放心状態だった(笑)。見終わった後椅子から立ち上がれないほど」と“衝撃のラスト20分”について熱弁。さらに「まっけんは硬い床の上などどこでも寝れる」など撮影中に見つけたお互いの意外な部分を暴露するひと幕も。また、新田さんは、「自分が出演した作品で初めて2回も観てしまった。とても面白かったです」と自ら大絶賛し作品をアピール。映像の中盤には本作の主題歌を担当したシンガーソングライター・須田景凪が「ゆるる」制作への思いを語ったコメント映像も盛り込まれている。なお、dTVチャンネルとひかりTVで配信される内容は、放送版には収録しきれなかった未公開トークも収めた特別バージョンになる。「配信記念特番」では、映画についての岩田さんと新田さんの2ショットインタビュー映像に加え、映画のラストから半年後のキダ(岩田さん)の姿を描くオリジナルドラマについての見どころを語る岩田さんの単独インタビューを収録。岩田さんはオリジナルドラマでは「映画とはまた違ったストーリー展開でキダの別の一面を楽しんでいただける」とアピールする。さらに、久々だったというガンアクションシーンの撮影やドラマオリジナルキャストの松井愛莉と金子ノブアキとの共演についてもふり返っており、初披露となるメイキング映像もふんだんに使用され作品の魅力が盛り沢山の内容となっている。『名も無き世界のエンドロール』は1月29日(金)より全国にて公開。オリジナルドラマ「Re:名も無き世界のエンドロール~Half a year later~」はdTVにて映画公開と同日1月29日(金)より独占配信(全3話)。「名も無き世界のエンドロール 魅力完全公開SP」は2月4日(木)まで全国の放送局にて、1月27日(水)21時~はひかりTV&dTVチャンネルでも放送・配信。「Re:名も無き世界のエンドロール ~Half a year later~配信記念特番」はdTVサイトにて無料配信。(text:cinemacafe.net)■関連作品:名も無き世界のエンドロール 2021年1月29日より全国にて公開©️行成薫/集英社 ©️映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会
2021年01月25日岩田剛典と新田真剣佑が演じる幼馴染が壮大な計画を繰り広げる『名も無き世界のエンドロール』。本作の公開を前に、主演の岩田さんの3歳からの“リアル幼馴染”であるバンド「I Don’t Like Mondays.」のYUとの特別対談が実現した。岩田さん演じるキダと新田さん演じるマコトが10年もの月日を費やして“ある壮大な計画”に挑む本作。この度、特別対談が実現したのは、岩田さんとは“リアル幼馴染”で、現在も家族のような深い親交が続いている唯一無二の親友、「I Don’t Like Maondays.」のヴォーカル担当・YU。この2人は、今夜1月22日放送の岩田さんが地元・名古屋を訪れる「アナザースカイII」(日本テレビ系)で初共演することも発表されている。お互いに「ガン」「YU」と呼び合う2人の空気感が伝わる対談では、幼馴染から岩田さん演じる”キダ”というキャラクターをどう見たのか。幼馴染でありながらお互いが才能を活かしたアーティストで日本中を席巻している2人は、いま何を考えているのか。映画の中の“キダ”と“マコト”のような強い絆で結ばれた2人の注目の初対談となっている。★リアル幼馴染が観た『名も無き世界のエンドロール』YU:映画観ました。(岩田さんは)冷徹な中にも熱い親友を想う気持ちが裏側に流れている主人公。それってすごい本当のガンっぽいなぁと思いました。さすがにあそこまで冷酷ではないですが(笑)ガンは結構クールに見えたりドライな部分もあるけど、深いところに流れてる血液のような熱い友情を大切にするタイプなので、リンクしている部分があるなと思って。演じてる、というよりは自分が持っているものを吐き出すような演技だったなと思いました。岩田:嬉しいですね。実際「観たよ」って連絡ももらって。こうやって冷静に分析して言われるのはさすがに恥ずかしいけど!(笑)今回のキダは職業こそ”交渉屋”っていう設定なんですけど、原作小説の中でも“小心者で心優しく穏やか”な人物として幼馴染の(新田さん演じる)マコトと対比されて描かれているので、いまYUが言ってたみたいに意外と自分と大きくかけ離れてるところはなかったです。友情だったり、幼馴染がピンチになった時に助けたいっていうのは当然僕の中にもあるので、気持ちが分かるというか。確かにそこまで大きく自分の中で変えながら役に向き合わないといけない現場ではなかったです。★名古屋で共に過ごした幼馴染が、お互いを刺激しあうアーティストに成長岩田・YU:(お互いの最初の印象は)覚えてない(笑)。岩田:まだ赤ちゃんの時ですよ!小学校通い出す前なので。YU:彼は相当ヤンチャでしたね。ヤンチャでもあるんだけど、勉強もできましたし、絵も上手かった。高校生の時は、『名も無き』のキダみたいに爽やかじゃなくて、もっとイカツイ系だったような(笑)。岩田:YUは一緒に受験戦争を戦った戦友。休み時間に僕が親が作ったお弁当食べてる時に、よく温かいカレー食べてて羨ましかった(笑)。YU:その当時から受験戦争なのに変なライバル意識もなく、居心地が良かったよね。岩田:自然でいられる存在でした。育った環境も似ているし、共通点がこんなにも重なる幼馴染がいてくれて幸せです。知り合って何十年経つけど、大人になって久々に会った時にカラオケで歌ってるYUが一瞬誰か分からなくて。「YU、こんなに歌うまかったっけ?ちょっと待てよ…!」と。その時は嫉妬(笑)。YU:僕もガンが三代目(J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)として既に活躍してる時期に久々に会って、順風満帆に行ってるだろうと勝手に想像してたけど、実は会ってなかった期間に彼なりの苦悩や試行錯誤があったという話を聞いて。もちろん一緒に遊びに行って楽しい幼馴染ではあるけど、仕事の面でも刺激をもらえる友人が近くにいてくれるのは本当にありがたいことだなって思っています。岩田:YUは同世代で同じ業界に入って、しかも幼馴染っていうのが他にいないので。シンプルにすごく応援してますし、小さい頃から知ってるけど、作詞の才能とか感性とかは「こんなこと考えながら生きてるんだ」って不思議な感じがあって。元々YUは色んな国やアートとか、音楽も好きだし、自分のインスピレーションを掻き立てられるものを探している人なんですよ。僕も好奇心旺盛で常に自分にインプットできるものを探しているところがあるので、そういうところはシンパシーを感じるし、似た空気を持ってる幼馴染だからこそ、自分が持ってないものを持ってるところが疎ましくも思う。純粋にそれで自分の活動の基盤を築いてるっていうのは本当にリスペクトしています。『名も無き世界のエンドロール』は1月29日(金)より全国にて公開。「Re:名も無き世界のエンドロール~Half a year later~」はdTVで1月29日(金)より独占配信(全3話)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:名も無き世界のエンドロール 2021年1月29日より全国にて公開©️行成薫/集英社 ©️映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会
2021年01月22日EXILE/三代目JSOULBROTHERSの岩田剛典が主演を務める、映画『名も無き世界のエンドロール』(2021年1月29日公開)の特別対談が22日に公開された。同作は行成薫による同名小説の実写映画化作。問題のある家庭で、淋しさを抱えて育ったキダ(岩田剛典)とマコト(新田真剣佑)。そこへ同じ境遇の転校生・ヨッチ(山田杏奈)もまじわり、少年期から成人まで、3人は支え合いながら生きてきた。だがある時、ヨッチは2人の前から突然消えてしまう。それから10年もの月日が流れ、キダとマコトは表と裏それぞれの世界を、死に物狂いでのし上がっていた。全ては、世界の片隅で生きてきた彼らとは住む世界の異なる「ある女性」にプロポーズをするため。しかし、実はそれは日本中をも巻き込んだ、ある壮大な計画だった。今回公開されたのは、強い絆で結ばれた幼馴染の物語である同作にちなみ、岩田と3歳からの”リアル幼馴染”で、現在も家族のような深い親交が続いている唯一無二の親友・I Don’t Like Mondays.のヴォーカル担当・YUとの特別対談。きょう22日放送の『アナザースカイⅡ』(日本テレビ系)で初共演することも発表されている。互いに「ガン」「YU」と呼び合う2人の空気感が伝わる初対談は、幼馴染から岩田演じる”キダ”というキャラクターをどう見たのか、幼馴染でありながらお互いが才能を活かしたアーティストで日本中を席巻している特別な2人がいま何を考えているのか、語り合う内容となっている。○特別対談YU:映画観ました。(岩田は)冷徹な中にも熱い親友を想う気持ちが裏側に流れている主人公。それってすごい本当のガンっぽいなぁと思いました。さすがにあそこまで冷酷ではないですが(笑)ガンは結構クールに見えたりドライな部分もあるけど、深いところに流れてる血液のような熱い友情を大切にするタイプなので、リンクしている部分があるなと思って。演じてる、というよりは自分が持っているものを吐き出すような演技だったなと思いました。岩田:嬉しいですね。実際『観たよ』って連絡ももらって。こうやって冷静に分析して言われるのはさすがに恥ずかしいけど!(笑)今回のキダは職業こそ”交渉屋”っていう設定なんですけど、原作小説の中でも”小心者で心優しく穏やか”な人物として幼馴染の(新田演じる)マコトと対比されて描かれているので、いまYUが言ってたみたいに意外と自分と大きくかけ離れてるところはなかったです。友情だったり、幼馴染がピンチになった時に助けたいっていうのは当然僕の中にもあるので、気持ちが分かるというか。確かにそこまで大きく自分の中で変えながら役に向き合わないといけない現場ではなかったです。岩田・YU:(お互いの最初の印象は)覚えてない(笑)岩田:まだ赤ちゃんの時ですよ! 小学校通い出す前なので。YU:彼は相当ヤンチャでしたね。ヤンチャでもあるんだけど、勉強もできましたし、絵も上手かった。高校生の時は、『名も無き』のキダみたいに爽やかじゃなくて、もっとイカツイ系だったような(笑)。岩田:YUは一緒に受験戦争を戦った戦友。休み時間に僕が親が作ったお弁当食べてる時に、よく温かいカレー食べてて羨ましかった(笑)YU:その当時から受験戦争なのに変なライバル意識もなく、居心地が良かったよね。岩田:自然でいられる存在でした。育った環境も似ているし、共通点がこんなにも重なる幼馴染がいてくれて幸せです。知り合って何十年経つけど、大人になって久々に会った時にカラオケで歌ってるYUが一瞬誰か分からなくて。『YU、こんなに歌うまかったっけ? ちょっと待てよ…!』と。その時は嫉妬(笑)YU:僕もガンが三代目(J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)として既に活躍してる時期に久々に会って、順風満帆に行ってるだろうと勝手に想像してたけど、実は会ってなかった期間に彼なりの苦悩や試行錯誤があったという話を聞いて。もちろん一緒に遊びに行って楽しい幼馴染ではあるけど、仕事の面でも刺激をもらえる友人が近くにいてくれるのは本当にありがたいことだなって思っています。岩田:YUは同世代で同じ業界に入って、しかも幼馴染っていうのが他にいないので。シンプルにすごく応援してますし、小さい頃から知ってるけど、作詞の才能とか感性とかは『こんなこと考えながら生きてるんだ』って不思議な感じがあって。元々YUは色んな国やアートとか、音楽も好きだし、自分のインスピレーションを掻き立てられるものを探している人なんですよ。僕も好奇心旺盛で常に自分にインプットできるものを探しているところがあるので、そういうところはシンパシーを感じるし、似た空気を持ってる幼馴染だからこそ、自分が持ってないものを持ってるところが疎ましくも思う。純粋にそれで自分の活動の基盤を築いてるっていうのは本当にリスペクトしています。
2021年01月22日行成薫の小説を原作とした、岩田剛典&新田真剣佑の初共演作『名も無き世界のエンドロール』より、2人をとらえたメイキングカットが公開された。何よりも強い絆で結ばれた幼なじみのキダとマコトをそれぞれ演じる岩田さんと新田さん。10年もの歳月をかけて表と裏それぞれの社会でのしあがり、住む世界の違うある女性に近づき、プロポーズをしようとしていたが、実はそれは日本中を巻き込む“ある壮大な計画”だったのだ。過去と現在が激しく行き来しながら、ラストの20分で真実が繋がっていくという仕掛けが見どころの本作。今回到着した写真では、過去パートである学生時代の一幕と、ある壮大な計画を実行するために2人がそれぞれ「闇の交渉屋」と「実業家」へと変貌を遂げた現在パートの撮影現場が写し出されている。学生時代の楽し気なムードと、一方で真剣な顔つきを見せる、印象の異なる2人の表情。ラストシーンの撮影に向け、現場も緊張感が高まっていったことが感じられるようだ。また、佐藤祐市監督が「過去と現在の違いを表現するために、大切な思い出が詰まった過去のシーンは”暖色のアンバー系”に、ある壮大な計画に向かって邁進する現在を”寒色のブルー系”のトーンで撮影しました」と語る通り、比較してみると色のトーンの違いを確認することができる。さらに、計画の準備を進める基地となる、現在パートのマコトの部屋の全貌も公開。色彩の違いは美術セットにも反映されており、マコトの部屋はカーテンやソファー、絵画まで青系で統一。成功を収めたマコトは、一等地のタワーマンションで暮らしているが、その部屋はどこか冷たく、寂しい雰囲気が漂っている。『名も無き世界のエンドロール』は1月29日(金)より全国にて公開。オリジナルドラマ「Re:名も無き世界のエンドロール~Half a year later~」はdTVにて1月29日より独占配信。(cinemacafe.net)■関連作品:名も無き世界のエンドロール 2021年1月29日より全国にて公開©️行成薫/集英社 ©️映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会
2021年01月21日六本木けやき坂通りに止まった1台の車。そこから降りてきたのは、三代目J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEの岩田剛典(31)。彼は20代とおぼしき女性を伴っていた。岩田を知る映像制作関係者はこう語る。「慶應大学を卒業していて頭の回転も速く、誰に接するときにも笑顔なので、もちろん女性にも人気がありますし、男性の先輩たちからもかわいがられています。“恋の噂”は多いのですが、これまでプライベートで女性とのツーショットを撮影されたことはなかったと思います」本誌が六本木ヒルズで岩田を目撃したのは、1月中旬の休日。すでに日は落ちていたが、岩田はキャップやマスクに加えて、サングラスも着用していた。女性は腰近くまで伸びるロングヘアと大きな瞳が特徴的な、女優・今田美桜似の美女。歩きながら岩田が木々のイルミネーションを見つめると、同じように女性も見上げて、顔をほころばせる。岩田は“完全防備”だったが、オーラまでは隠しきれなかったのか、すれ違う人々の視線はこのカップルに集まりがちだった。「2人で仲よく話しながら歩いていました。でも女性が、視線に気づいたのでしょうね。『みんなが見てるよ』というように、男性の肩をポンッとたたくと、彼は話すのをピタリとやめたんです」(六本木ヒルズに来ていた女性)ヒルズ内の映画館を訪れていたようだ。到着から2時間半ほど後に、けやき坂通りで迎えに来ていた車に乗り込み、岩田と女性は六本木を後にした。ちなみに、この時間帯には『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が上映されていた。鬼滅の大ファンで、公開してすぐに見に行ったという岩田。本誌が目撃した“デート”について、所属事務所に問い合わせると、担当者からは次のような回答があった。「(女性は)友人とのことです」だが芸能関係者は岩田の女性の好みについてこう語る。「“ロングヘアで鎖骨と首のラインがキレイな人”が好きだと語っています。性格については“ホッとさせてくれる味噌汁のような女性”が理想のタイプだそうです」本誌が目撃した女性も、かなり該当するように思えるのだが……。また岩田はかつて週刊誌のインタビューでこう語っている。《映画って、すごくデートに最適だと思うんですよ、日ごろ、まったく違う環境で生活していても、その時間は同じものを見るじゃないですか。そのあと、ごはんに行って、同じ話題で盛り上がれる。距離が縮まる感じがします》(『週刊女性』’17年9月12日号)この日の映画観賞で2人の距離はどれほど縮まったのだろうか。「女性自身」2021年2月2日号 掲載
2021年01月20日主演の岩田剛典をはじめ、新田真剣佑、山田杏奈、中村アン、佐藤祐市監督が映画『名も無き世界のエンドロール』公開を直前に控えた1月19日(火)、大ヒットを祈願するとともに、ラスト20分に明かされる本作のテーマ、人と人との“絆”にちなみ、勝負の神様、縁結びのご利益もある東京・神田明神に集結し、“絆結び”大ヒット祈願イベントを行った。いよいよ公開を10日後に控え本作のヒット祈願と、本作が多くの方と良縁に結ばれることを願い祈祷を行ってきたばかりの岩田さん、新田さんら。まずは、主演の岩田さんが登壇者を代表し、どんな想いで祈祷をしてきたかを漢字1文字で書をしたためることに。MCから準備は良いか聞かれると「自信ないです(笑)」と控えめな表情だが、いざ筆をとると真剣な表情で一画一画丁寧に筆を走らせる岩田さん。想いを込めて書き上げたのは「絆」のひと文字。その達筆ぶりにマスコミ陣から歓声があがると「練習なしの一発本番で挑んだんです!緊張しました」と安堵の表情に。絵を描くことが好きで芸術にも慣れ親しんでいる岩田さんは味のある堂々とした仕上がりに満足気の様子。「絆」にした理由については、「キャストスタッフ含めてみんなで決めたんですが、作品のテーマが“大切な人との繋がり”なのでこれしかないだろう!と満場一致で決まりました」と岩田さん。その書を見た新田さんも「すっごいかっこいい!習っていたのかと思った」と感想を述べると「いや、習っていないです!今日が初めてくらい(笑)」と一同を驚かせた。続けて、「岩田ちゃんは意外とナイーブな面がある」と言う佐藤監督も「力強い文字を書いてくれるとは思わず驚いた!」と大絶賛を贈った。中村アン、「危険なビーナス」でもタッグの佐藤監督に「“縁”を感じました」続いて、その「絆」に絡めて“絆”と“縁”についての話題に。中村さんが「実は、佐藤祐市監督とはこの撮影の後すぐTBSドラマの『危険なビーナス』の現場でも一緒だったんです。“縁”を感じましたね」と話し、それに対して、佐藤監督は「(この現場で難しい役を乗り越えてくれたので)全幅の信頼をおいて現場に入れました」とふり返った。また、昨今新型コロナの再流行を受けてなかなか会いたい人に会えず、コミュニケーションが取りづらい状況の中、絆を感じるために意識していることがあるかというMCからの質問に対して、山田さんは離れて暮らす両親へ「毎日電話はするんですけど、帰省はできないのでちょっといい果物やお肉を取り寄せて送ったりしていました。美味しいものを食べて楽しんでもらえたらと思って」と家族想いのエピソードを披露。新田さんは「僕は、電話ではなくテレビ電話をします。でも、(親友から)やめてくれといわれるんです(笑)。だから気安くテレビ電話はしないようにしましょう」と呼びかけて会場を笑いで包むと「実は、ハミガキをしながらテレビ電話をするんですよ」と明かし「そりゃ嫌がられるよ(笑)」と皆からツッコミをされ、さらに笑いを誘った。岩田さんは「会いたいタイミングで会えないからこそ久しぶりの人と連絡をすることが増えた」と中学の同窓会をリモートで行ったエピソードを披露。「これだけ時間が経つと、太った人や見た目変わっちゃったな~と思うこともあるし、職業や環境も違ってくるけど、いざ話し始めると当時のままで話ができて、関係値は時間が経っても変わらないのだと気づきました」と明かす。最後に、佐藤監督が「色んな宣伝文句が飛び交っているけど、劇場では頭を真っ白にして観ていただきたいです!そうすれば、キャスト達の熱い想いを感じていただけると思います!」と話し、岩田さんは「監督同様に頭を真っ白にして観ていただきたいですし、物語の根底にある“愛”や“絆”を感じて欲しい」とメッセージを贈り、イベントを締めくくった。『名も無き世界のエンドロール』は1月29日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:名も無き世界のエンドロール 2021年1月29日より全国にて公開©️行成薫/集英社 ©️映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会
2021年01月20日岩田剛典(EXILE、三代目J SOUL BROTHERS)が1月19日、東京・千代田区の江戸総鎮守・神田明神で行われた単独主演作『名も無き世界のエンドロール』の“絆結び”大ヒット祈願イベントに出席。勝負の神様とも称される同所で、映画のテーマである「絆」の文字を豪快に書き上げた。書道未経験ながら、同席した共演者から腕前を褒められると「練習なしのぶっつけ本番。めちゃくちゃ緊張しました。照れくさいな」と笑みを浮かべていた。イベントには共演する新田真剣佑、山田杏奈、中村アン、佐藤祐市監督が出席。新田は「(書道を)習っていらっしゃるのかと。ものすごくかっこ良かったです」と岩田の達筆ぶりにほれぼれした様子。また、佐藤監督は「ナイーブな方なので、もっと繊細な字を書くと思っていた。男らしい、太くて勢いがある字でびっくり」と驚きを隠せない様子だった。不遇の少年時代を過ごし、互いに支え合いながら育ったキダ(岩田)とマコト(新田)が10年の歳月をかけ、表と裏それぞれの社会でのし上がり、日本中を巻き込む“ある壮大な計画”を実行する。行成薫の同名小説を映画化した。岩田は「映画公開まであと10日。たくさん取材を受けさせていただき、この映画はプロモーションが難しいと感じたが、頭を空っぽにして映画館に来ていただくほうが、良さを体感していただける」とアピールしていた。トークの話題が“絆”に及ぶと、岩田は「会いたい人に、会いたいタイミングで会えない」とコロナ禍での不自由を憂いつつ、「逆に久しぶりの友だちと連絡をとった」。中学時代の同級生とリモート同窓会も開いたそうで、「立場や職業、見た目が変わっちゃったやつもいますけど(笑)、会話をすれば当時の関係値。同級生は歳をとっても変わらないんだなと思った」としみじみ語っていた。初共演となる新田とは、第40回日本アカデミー賞の新人賞を揃って受賞した縁もあり「まっけん(新田)とはちょっと年齢が離れていますが、人懐っこくて、撮影初日から意気投合し、撮影もスムーズだった。頼もしかったし、演じやすかった」と役柄同様の絆を披露。新田も「アカデミー賞のこともありますし、ご縁を感じますね。岩田さんはお兄さんのような存在であり、本当に王子様そのままでした」と振り返った。取材・文・写真=内田涼『名も無き世界のエンドロール』1月29日(金)公開
2021年01月19日映画『名も無き世界のエンドロール』(1月29日公開)の“絆結び”大ヒット祈願イベントが19日に神田明神で行われ、岩田剛典、新田真剣佑、山田杏奈、中村アン、佐藤祐市監督が登場した。同作は行成薫による同名小説の実写映画化作。問題のある家庭で、淋しさを抱えて育ったキダ(岩田剛典)とマコト(新田真剣佑)。そこへ同じ境遇の転校生・ヨッチ(山田杏奈)もまじわり、少年期から成人まで、3人は支え合いながら生きてきた。だがある時、ヨッチは2人の前から突然消えてしまう。それから10年もの月日が流れ、キダとマコトは表と裏それぞれの世界を、死に物狂いでのし上がっていた。全ては、世界の片隅で生きてきた彼らとは住む世界の異なる「ある女性」にプロポーズをするため。しかし、実はそれは日本中をも巻き込んだ、ある壮大な計画だった。祈願を終えたキャスト陣を代表して、岩田がその場で筆を持って習字を行う。「ぶっつけ本番です」という岩田だが、達筆っぷりに登壇者陣も驚き。「嬉しいんですけど。そんな風に言っていただけると」と照れていた。「絆」という文字については「キャストとスタッフみんなで話し合って決めたんですけど、この作品の大きなテーマでもある人と人とのつながり、大きな絆ということで。この作品を表すならこの一文字しかない」と決定。新田は「ものすごいかっこよかったです。本当に習われてるのかと思いました」と絶賛し、岩田は「ありがとうございます。照れくさいな、なんか」と苦笑していた。佐藤監督も「僕はもっと下手だと思ってたんですけど」と茶化しつつ、「岩ちゃんってナイーブだしあんまり強くドーンとやる人じゃないので、もっと繊細で細い字なのかなと思ったら、すごく男らしく太く勢いのある字を書いていただいたので、僕もそれはびっくりします」と驚きを表した。新田は岩田の印象について「テレビで見ていた王子様そのままだったんですけど、お話しさせていただくにつれ、お兄ちゃんのような存在で」と感謝し、「映画の中では幼馴染みという設定なんですけど、ものすごく(作品を見て)2人が楽しそうでした。見ていて笑顔になると思います」と太鼓判。岩田も「僕も今回初共演というところで、まっけん(新田)とどういう風にコミュニケーションをとって行こうかな、年齢もちょっと離れていたりする中でどんな感じで現場に入って行こうかなと考えていたんですけど、まったく杞憂でした」と振り返る。「初日から意気投合してスムーズに撮影が進んでいったので、頼もしかったですし、やりやすかった。まっけんが人懐っこい弟みたいに思えて、それもご縁。絆を作品の中で生めたのは嬉しかったですね」と語った。最後には境内でフォトセッションも。寒風吹き荒ぶ中、岩田は手をこすり、新田は夜空に「ああ〜!」と叫ぶ状況となるも、笑顔でイベントを終えた。
2021年01月19日昨年末、これまで成田凌や岩田剛典、松坂桃李、高良健吾、オダギリジョーらが受賞してきた日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞の石原裕次郎新人賞を『望み』で受賞した岡田健史。ブレイクランキングの上位に名を連ね、新ドラマ「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」での“チャラ男”大学生役ではまた新たな一面を見せている。そんな岡田さんが「ABEMA」オリジナルの「MILLENNIAL/ミレニアル」で初めてドキュメンタリー番組に出演、人知れず抱える苦悩や学生時代のエピソードを明かしている。新人ながら有村架純の相手役に大抜擢され、視聴者を夢中にさせた「中学聖日記」から2年、成長を続ける岡田さんの“原点”がそこにある。初主演ドラマはSNS時代の“いま”を映す「フォローされたら終わり」1999年5月12日生まれ、福岡県出身。現在21歳の岡田さん。2018年10月期のTBS系ドラマ「中学聖日記」で1年にわたるオーディションから黒岩晶役を掴んだ。いざドラマが始まると、その凜々しい顔立ちや品を感じさせる大人びた佇まいの反面、TV初出演&ドラマ初出演で俳優デビューの初々しさが役柄とも相まって視聴者の注目を集めた。物語に沿うように少しずつぎこちなさが溶け、演技力を身につけてきたことも伺えた。その約1年後、2019年10月より配信された「ABEMA」オリジナルドラマ「フォローされたら終わり」では連続ドラマ初主演を果たす。小川紗良、中尾暢樹、松田るか、ゆうたろう、犬飼貴丈ら期待の若手俳優たちが顔をそろえ、スマホ世代の中で過去のある理由から“SNS嫌い”になった異質な存在の主人公・仲村壮太郎を好演。社会人役のスーツ姿もなかなか様になっていた。同作は最終回の10分拡大を除き、1話15~16分とスピード感のある現代的なSNSサスペンスでイッキ見にもおすすめ。怒涛の活躍となった2020年、2021年も初挑戦が続くさらに昨年は3月公開の映画『弥生、三月-君を愛した30年-』に加え、FOD連続ドラマ「いとしのニーナ」外山厚志役で主演を務め、いくえみ綾の世界観にも染まると、NHKBSプレミアム「大江戸もののけ物語」では時代劇に初挑戦。話題を呼んだTBS系ドラマ「MIU404」では、感情が高ぶった瞬間につい博多弁になってしまう警察官僚の息子で新人キャリアの九重世人役に。綾野剛と星野源の凸凹バディやベテランの橋本じゅんから影響を受けまくり、刑事としても、また役者としても成長していく姿が印象的だった。11月公開『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』では再び綾野さんと共演。今年3月19日(金)公開予定、大ヒットドラマの映画化『奥様は、取り扱い注意』では綾瀬はるかの“親友”珠里役に。さらには、初の大河ドラマも控え、2月14日(日)より放送開始予定「青天を衝け」では吉沢亮演じる渋沢栄一の従弟・尾高平九郎役を務める。岡田健史の“原点”、役者になろうと決めた瞬間とは“ミレニアル世代”の視聴者に向けた「ABEMA」オリジナルドキュメンタリー「MILLENNIAL/ミレニアル」の初回に登場している岡田さん。21歳・秋、まだ解禁されていない新作の撮影現場で、これまで演じたことのない難役に挑戦している姿を映し出す。その素顔とリアルな本音を収めようとするドキュメンタリーのカメラに対しても、岡田さんは常に真摯だ。プロ野球選手を夢見ていた高校生が役者になろうと決めた瞬間や、そのために泣きながら両親を説得し上京したことなど貴重なエピソードが語られ、初めてカメラの前で見せる意外な趣味も。学生時代の"モテ秘話"も臆せず明かす。一見、順風満帆にスター街道を走ってきたように思えるが、表には出さない(見せない)必死さを口にする岡田さん。映画『望み』でキーパーソンとなる規士役に岡田さんを起用した堤幸彦監督が語る、彼にしかない“強み”は誰もが納得するところだろう。そのストイックな姿勢と信念に裏打ちされた眼差しの強さ。「岡田くんのことがますます好きになった、彼の未来が楽しみ」とファンからも声が上がるように、これからの俳優・岡田健史には期待しかない。(text:Reiko Uehara)
2021年01月18日岩田剛典、新田真剣佑が“表裏一体”のバディ、山田杏奈、中村アンが2人のヒロインを演じる『名も無き世界のエンドロール』。この度、岩田さん演じるキダが裏社会の交渉屋として暗躍する姿をとらえた、緊張感漂うシーンの本編映像が解禁された。“ある壮大な計画”のため、命をかけて幼なじみのマコト(新田さん)に協力することを誓ったキダは、交渉屋として培った能力を活かし、手段を選ばずマコトに力を貸す。マコトは、住む世界の違う女性・リサ(中村さん)に近づくため表社会で必死にのし上がったが、リサに恋人がいることを知り、2人を別れさせて欲しいとキダに依頼する…。今回解禁された映像では、キダがリサの恋人の部屋に忍び込み、暗闇の中から姿を現すところからスタート。キダを演じる上で、本作の原作の一節に登場する映画『レオン』のジャン・レノをイメージして役作りをしたという岩田さんの低く響く「おかえり」の声はジャン・レノさながらの渋さで、交渉相手を瞬時に恐怖に陥れる。キダはリサと別れるよう交渉を始めるが、男がそれを拒むと、「いやなら殺すかどうかも視野に入れて交渉しなくちゃいけなくなる…」と男を壁にドンと押し付け、額に銃を突きつける――。別アングルからアップで抜かれた岩田さんの表情は、普段の爽やかなイメージからは想像もつかないほど冷淡で殺気を帯びている。岩田さんの新たな一面となるダークな演技は必見だ。『名も無き世界のエンドロール』は1月29日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:名も無き世界のエンドロール 2021年1月29日より全国にて公開©️行成薫/集英社 ©️映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会
2021年01月14日三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE、EXILEのパフォーマー・岩田剛典と新田真剣佑が出演する映画『名も無き世界のエンドロール』が1月29日(金)に公開される。この度、岩田が演じる裏社会の交渉屋・キダの姿を捉えた本編映像が公開された。本作は行成薫の同名小説を映画化するもの。親がいないという共通点を持ち、支え合いながら生きてきたキダとマコトが社会の底辺からのし上がっていくというあらすじだ。「闇の交渉屋」としてのし上がっていくキダ役を岩田、表舞台でのし上がっていく会社経営者・マコト役を新田、物語のカギを握るふたりのヒロイン役には山田杏奈と中村アン。また石丸謙二郎、大友康平、柄本明などベテラン勢も集結した。公開された映像では、キダがリサ(中村)の恋人の部屋に忍び込み、暗闇の中から姿を現すところからスタート。岩田はキダを演じる上で本作の原作の一節に登場する『レオン』のジャン・レノをイメージして役作りをしたという。岩田の低く響く「おかえり」の声はジャン・レノさながらの渋さで、交渉相手を瞬時に恐怖に陥れる。キダはリサと別れるよう交渉を始めるが、男がそれを拒むと、「いやなら殺すかどうかも視野に入れて交渉しなくちゃいけなくなる……」と男を壁に押し付け、額に銃を突きつける。別アングルからアップで抜かれた岩田の表情は、普段の爽やかなイメージの岩田からは想像もつかないほど冷淡で殺気を帯びている。岩田の新たな一面が発揮されたダークな演技にも注目だ。『名も無き世界のエンドロール』2021年1月29日(金)公開
2021年01月14日1月22日(金)より公開の映画『さんかく窓の外側は夜』で、初共演にして“心霊探偵バディ”という新たなジャンルに挑んだ岡田将生と志尊淳。本作をはじめ、今年相次いで公開されるバディが活躍する映画に迫った。霊が“祓える男”冷川(岡田さん)と、霊が“視える男”三角(志尊さん)が運命の出会いによって、“心霊探偵バディ”を組み、除霊という特殊能力を使って怪奇事件に挑む本作。2人は特殊能力を持つという共通点を除けば、性格も行動も正反対の凸凹コンビ。冷川は凄腕の除霊師ながら、どこか常識離れしていてクールな印象の男。一方、三角は心優しく、常識的な書店で働く普通の青年。岡田さんと志尊さんは正反対のキャラクターを演じながらも、除霊シーンでは息ぴったりの演技を見せており、今回の初共演をきっかけにクランクアップ後も仲良しになったという2人が醸し出すバディ感は見逃せない。バディ映画はこれまでも数多くのヒット作があり、その多くがシリーズ化している。代表的な洋画には、シリーズ4作の日本興行収入が100億円を超える『メン・イン・ブラック』(1997~)や、天才的な発想の探偵と常識人で義理堅い助手のコンビが活躍する『シャーロック・ホームズ』(2009~)シリーズなど。また、ディズニーの名作『トイ・ストーリー』(1995~)もウッディとバズの凸凹コンビが活躍する。邦画では、ドラマシリーズから根強い人気を誇る『相棒』(2008~)がお馴染み。近年では熱血刑事と草食系刑事の活躍をコミカルに描いた『ラストコップ THE MOVIE』(2017)、昨年、連ドラ・映画・Hulu配信のメディアミックスで話題となった『ブラック校則』(2019)などが挙げられる。さらに、今年公開作品でもバディ映画は注目のラインアップが勢揃い。岩田剛典×新田真剣佑の『名も無き世界のエンドロール』(1月29日公開)や、藤原竜也×竹内涼真の『太陽は動かない』(3月5日公開)などが公開予定。いずれも初顔合わせの豪華なバディを堪能でき、今年は“バディ映画”が豊作となりそうだ。『さんかく窓の外側は夜』は1月22日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:太陽は動かない 2021年3月5日より全国にて公開©吉田修一/幻冬舎 ©2020 映画「太陽は動かない」製作委員会さんかく窓の外側は夜 2021年1月22日より全国にて公開©2021映画「さんかく窓の外側は夜」製作委員会©Tomoko Yamashita/libre名も無き世界のエンドロール 2021年1月29日より全国にて公開©️行成薫/集英社 ©️映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会
2021年01月12日主演に岩田剛典、共演に新田真剣佑を迎える『名も無き世界のエンドロール』ほか、2週にわたり連続3本の出演作が公開される山田杏奈。このほど、1月8日に二十歳となった山田さんの表情にフォーカスした本作の新場面写真とコメント映像が到着。また、佐藤祐市監督がこの若き才能について語った。本作で岩田さん演じるキダと新田さん演じるマコトと強い絆で結ばれ、2人の”壮大な計画”の鍵を握るヒロイン・ヨッチを演じるのが山田杏奈。孤独な境遇で育ち、キダ(岩田さん)とマコト(新田さん)と、3人でお互いを支え合うようにして生きてきた幼馴染のひとり・ヨッチ。いつもはマコトと共にキダにドッキリを仕掛け、無邪気な笑顔で周りを明るくする太陽のような存在の彼女だが、ふとした瞬間に辛い過去が垣間見える。山田さんは自身の役柄について「キダとマコトとヨッチの3人で本当にかけがえのない時間の中で、ヨッチも2人との関係をすごく大事にしている。自分の中の信念を強く持っていて、キダとマコトといるときはお姉ちゃんみたいなところもある魅力的な人」と語る。山田さんは強い信念を持って幼馴染の2人を愛情深く見守るヨッチを、次々と表情を変えながら演じきり、監督はじめスタッフたちの度肝を抜いた。本作を手掛けた佐藤監督は、スリリングなサスペンスを描く手腕に定評があり、TVドラマから映画化され日本中を席巻した「ストロベリーナイト」シリーズや、各話放送ごとにSNSで考察が盛り上がったことも記憶に新しい「危険なビーナス」も手掛けた大ベテラン。佐藤監督は本作の物語の鍵を握る重要なヨッチ役のキャスティングを、実際に山田さんに会って決めたという。「山田さんはまだお若いですが、自分の役どころを明確に掴んでいて、最初にお会いした時から質問してくるところもすごく的を得ていました。それと同時に、監督としては一番怖い存在でもありました。繊細な表現力が必要なシーンでも理解が早く、さらにお芝居に入ると自分の意見もハッキリと伝えてくれる頼もしい存在。これからどういう風に成長していくのかすごく楽しみです」と語り、数々の名俳優たちを演出してきた佐藤監督でさえも思わず恐れるような唯一無二の表現力に最大級の賛辞を送りながら、彼女の未来にもエールを送る。2018年にオーディションで勝ち取った初主演映画『ミスミソウ』が公開されるやいなや、その内容と共に山田さんの体当たりの演技が口コミを呼び、小規模公開ながらスマッシュヒットを記録。2019年は映画『小さな恋のうた』での演技が評価され、第41回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞。着実に俳優としてのキャリアを重ね、昨年末に公開された主演映画『ジオラマボーイ・パノラマガール』でも恋に恋する女子高生のハルコをチャーミングに演じきった。そして先日20歳の誕生日を迎えたばかりにも関わらず、芸歴は既に10年目に突入。山田さん自身、20歳を迎えることについて「学生じゃなくて仕事をしている役も増えていくと思いますし、役を通じて色んな職業のことを知ったり、お芝居をすることが増えると思うので、楽しみにしています!」と未来に期待をのぞかせる。今年は、1月29日(金)からヒロインのヨッチ役で出演した本作が公開されると、翌週2月5日(金)には主演作にして『犬鳴村』に続く【恐怖の村】シリーズ第2弾『樹海村』、そして土屋太鳳&田中圭との共演が話題の『哀愁しんでれら』と続々出演作が公開され、才能溢れる20歳の勢いはますます止まらない。監督と真剣に役について会話するメイキング映像では、20歳を迎え、さらに役の幅を広げていくことが確実な心強い姿も見てとれる。果たして彼女はどのようにヨッチを演じきったのか、そしてヨッチの存在はキダとマコトの人生にどう関わっていくのか。2021年は、“山田杏奈”の名を覚えておいて損はない。『名も無き世界のエンドロール』は1月29日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:名も無き世界のエンドロール 2021年1月29日より全国にて公開©️行成薫/集英社 ©️映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会
2021年01月11日岩田剛典と新田真剣佑が初共演する映画『名も無き世界のエンドロール』の完成報告会見が1月7日(木)に開催。サプライズ満載の本編にちなみ、岩田さんや新田さんらが二十歳を迎える山田杏奈にバースデーサプライズを行った。完成披露上映会として観客を入れる予定だったが、安全を第一に考え配信イベントへと変更。「本来はお客様との開催でしたが、無観客での開催となってしまったことお詫びいたします。今日は配信もされるということで、画面の向こうの皆さんと繋がっている時間を精一杯楽しみたいと思います。よろしくお願いします!」と岩田さんが挨拶すると、「マコトを演じた新田真剣佑です。今日は楽しんで行ってください!」(新田さん)、「いろいろお話でたらと思います。配信で見てくれている皆さんありがとうございます!」(山田さん)「リサ役を演じた中村アンです!よろしくお願いします!」(中村アン)とそれぞれ中継カメラに手を振った。岩田剛典、新田真剣佑&山田杏奈と同級生役も「意外と違和感なく」岩田さんが演じたのは、裏社会に身を置く交渉屋として危ない橋を渡っていきながらもマコトと共に計画を遂行していくキダ。「本当は心優しく穏やかな人物なんだけど、とある出来事をきっかけに人柄が丸ごと変わってしまう。“大人の時期”と“学生時代”のコントラストを表現できるように意識しました」と岩田さん。また、ブレザーを身に纏い学生時代も演じたことについて「幼なじみを演じたまっけんと山田さんとの学生シーンは、一番年上だし(馴染めるか不安で)考え過ぎていましたが、現場に入ったら意外と違和感なく、初日に連絡先を交換したり、和気あいあいとした雰囲気の現場で2人には感謝している」と撮影をふり返った。キダと共に10年間の壮大な計画を進めていくマコトを演じた新田さんは、「10年前から現在が描かれていて、過去を明るく出来ればラストが生きてくると思ったので、10年前のシーンはスクリーンを見てくれている人を笑顔にできるように意識して演じてましたね」と述懐。キダとマコトの幼なじみで鍵を握るヒロイン・ヨッチを演じた山田さんは「過去のパートにしか出ていないんですが、“衝撃のラスト”に深く関わっているのでヨッチという役を存在感のあるものにしたかった」とコメント。キダとマコトが10年の歳月をかけて近づこうとする政治家令嬢リサを演じ、これまでのイメージを覆すような熱演を見せている中村さんは「監督に撮影に入る前に『(演じきれるか)不安です!』と正直にお伝えしたんですけど『大丈夫、大丈夫、大丈夫!』って言って下さって、無事(撮影現場の)神戸に向かえました」と背中を押してくれた佐藤祐市監督に感謝を述べた。“天真爛漫”新田真剣佑「岩ちゃんと呼ばせていもらってもいいですか!」本作が初共演である岩田さんと新田さんは、お互いの印象を聞かれると「まっけんは、イメージ通りの明るくて天真爛漫。撮影の最後の方には年の離れた兄弟のようだった」と岩田さんが仲の良さをアピール。新田さんもそれに続き、「クランクインして間もないころに岩田さんに『すみません!岩ちゃんと呼ばせていもらってもいいですか!』とお話しして、それ以降ずっと“岩ちゃん”と呼ばせてもらってます」と仲を深めるきっかけとなったエピソードを披露した。また、本作のメガホンをとった佐藤監督が、「さっき中村さんが『マスコミの皆さんを笑わそう!私が、今回のニュースヘッドラインをかっさらう』って意気込んでてね」と舞台袖でのエピソードを暴露するひと幕も。「そう今日はお客さんがいないからマスコミの方を笑わそうって話したんだけど、誰も賛同してくれなくて(笑)」とマスコミ陣を笑わせ、サービス精神旺盛な一面をみせた。今年の抱負は「エンタメ業界も復活して欲しいという希望を込めて」イベント中盤には、本作の「ラスト20分の真実」というキャッチコピーにちなんで、始まったばかりの今年をどう締め括りたいか、それぞれに新年の抱負を発表。中村さんは「ピアノを継続する」という抱負を挙げ、「元々習っていて、最近離れていたんですけど、また弾く機会があったので続けたいなと思って。集中力を高められるし、(自分は)アクティブなイメージがあるけど知的な雰囲気も出していきたい」とイメージチェンジへ意気込み。山田さんは「運動好きになる」として「私、運動をするんですけど、なかなか運動が続かなくて…そもそも運動を好きにならなくちゃいけないんだと気付いて…、続けられるよう運動の魅力を見いだせたらなと…」と悩みをぽろり。日頃から体を動かしている岩田さん、新田さんは、「興味があるものから始めていけばいいんじゃないかな」「目標を持つのがいいんじゃないのかな」とそれぞれアドバイスを贈った。そんな新田さんは「笑顔」を挙げ、「今年笑顔で終えるために仕事をひとつひとつ頑張る、という意味での笑顔です」と説明。最後に岩田さんは「復活」を挙げ、「昨年から(新型コロナの影響で)各業界の皆さんが苦しい状況で、自分もエンタメの携わらせてもらっている中でグループ活動もしているので、ライブであったりお客様と同じ環境で楽しめるものがあまりできなくて、発信したいものを100%では届けられない年でしたよね。まだ『復活』というには早いかもしれないけど、今年一年が終わるころには本当にエンタメ業界も復活して欲しいという希望を込めて『復活』にしました」と新型コロナの収束への切実な願いを語った。さらに終盤には、観る者を惑わすサプライズが登場する本作ならではの企画が登場。岩田さんと新田さんが声を揃え、「そうなんです!実は、サプライズがありまして…、せ~の山田杏奈さん!お誕生日おめでとう!」と明日1月8日に二十歳の誕生日を迎える山田をサプライズでお祝い!ケーキを模した美しいフラワーアートが贈られた山田さんはとびきりの笑顔を見せて喜びながら、「(誕生日)前日だからな~と思っていたんですけど、意外と誰も何も言ってくれなくてちょっと寂しいなと思ってたんです(笑)」と明かし、「こうしてサプライズしてもらえて嬉しいです!ありがとうございます!」と感謝。イベントの締めくくりには、岩田さんが「脚本をいただいてからこの映画が公開されるまで2年近くあったのですが、間もなく皆さんにお届けできることうれしく思います。サスペンスではありますが、自分としては、究極の純愛ラブストーリーと思っています」と語り、配信を見守る観客にメッセージを贈っていた。『名も無き世界のエンドロール』は1月29日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:名も無き世界のエンドロール 2021年1月29日より全国にて公開©️行成薫/集英社 ©️映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会
2021年01月08日映画『名も無き世界のエンドロール』(1月29日公開)の完成報告会見が7日に都内で行われ、岩田剛典、新田真剣佑、山田杏奈、中村アン、佐藤祐市監督が登場した。同作は行成薫による同名小説の実写映画化作。問題のある家庭で、淋しさを抱えて育ったキダ(岩田剛典)とマコト(新田真剣佑)。そこへ同じ境遇の転校生・ヨッチ(山田杏奈)もまじわり、少年期から成人まで、3人は支え合いながら生きてきた。だがある時、ヨッチは2人の前から突然消えてしまう。それから10年もの月日が流れ、キダとマコトは表と裏それぞれの世界を、死に物狂いでのし上がっていた。全ては、世界の片隅で生きてきた彼らとは住む世界の異なる「ある女性」にプロポーズをするため。しかし、実はそれは日本中をも巻き込んだ、ある壮大な計画だった。初共演となった新田について、岩田は「まっけんとは、数年前の日本アカデミー賞の新人賞を受賞させていただいた時に面識はあったんですけど、今回が現場では初共演ということで。でもメディアで見るイメージまんま、すごく明るくて天真爛漫なんだなと思いましたし、現場がおわる頃には、年の違う兄弟みたいな感覚になれたかな。人懐っこい弟、じゃないですけど、関係値が築けたんじゃないかな」と良い関係となった様子。一方新田は、「クランクインして間もない時に『すいません、岩ちゃんって呼んでもいいですか』と言わせていただいて、それ以降はずっと岩ちゃんと呼ばせていただいている」と明かす。「この3人が幼なじみなんですけど、山田杏奈ちゃんはその時18歳。年のレンジはあるんですけど、前からずっと知り合いなんだろうなという雰囲気がちゃんと出てましたね。それを見てほっこりしていました」と振り返った。イベントではそれぞれ2021年の抱負も発表したが、「ピアノを継続する。アクティブなイメージを、知的な方に」(中村)、「運動好きになる。運動しなきゃって常々思ってるんですけど、続かなくて、運動の楽しさを見出せたら」(山田)と語っていく中で、新田はスクリーンの「笑顔」という言葉に疑問があるらしく、「もともともうちょっと長かったんですよ。『今年を笑顔で終えるために一つ一つ頑張る』という」と苦笑。「仕事が終わり新しい仕事になり、考えることがたくさんある。頭がパンパンになる前に、一つ一つの目の前にある仕事を頑張ろうという意味でございます」と説明した。「復活」という抱負を挙げた岩田は、「昨年から各業界の皆様が本当に苦しい状態の中、自分たちもエンタメのお仕事にたずさわらせていただいている中で、ライブイベントなども思うように100%で表現できる年ではもうなかった。今の情勢で復活というと気が早い気がしますけど、1年が終わる頃にはエンタメも復活してもらいたいし、映画館も復活してもらいたい」と祈りを込めた。最後には、8日に20歳の誕生日の迎える山田に向けて「せーの、お誕生日おめでとう!」と、岩田と新田の2人がサプライズも。「全然気づかなかったけど、意外と誰もあんまり言ってくれなくて寂しいと思っていた」という山田に、岩田は「ハタチって人生に1回しか来ないので! まあどの年も1回しか人生に1回しか来ないですけど、特別な年にして欲しいです」、新たは「僕も成人してまだ4歳なので何も言えないですけど、いろんなことに挑戦して失敗を恐れずに頑張ってください!」とエールを送った。
2021年01月07日岩田剛典(三代目J SOUL BROTHERS、EXILE)が1月7日、都内で行われた単独主演作『名も無き世界のエンドロール』の完成報告会見に共演する新田真剣佑、山田杏奈、中村アン、佐藤祐市監督とともに出席。2021年の抱負を「復活」とし、「昨年は同じ空間で、生で直接届けるという表現が100%思うようにはできなかった。今の情勢から、少し気が早いような気もしますが、今年が終わる頃にはエンタメが復活してほしい」とコロナ禍におけるエンタテインメント再興への強い願いを明かした。当初は有観客での完成披露上映会が予定されていたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、急遽無観客での生配信スタイルで会見を実施。岩田は「画面の向こうにいる皆さんとつながっている時間を、精いっぱい楽しめれば」と無念そうな表情を浮かべていた。行成薫の同名小説を映画化。不遇の少年時代を過ごし、互いに支え合いながら育ったキダ(岩田)とマコト(新田)が10年の歳月をかけ、表と裏それぞれの社会でのし上がり、日本中を巻き込む“ある壮大な計画”を実行する。岩田は裏社会で暗躍する交渉屋という役どころで、「当然、今まで演じたことのない役柄ですし、ストーリーテラーでもあるので、作品の軸としてキャラクターを成立させることを考えた」と役作りを回想。若き日の出来事がきっかけで、人生が一変するという設定で「キダは心優しく、穏やかな人柄だったが、人間まるごと変わってしまう。そのコントラストを表現できるよう、大きく演じ分けることを意識した」と話していた。出演オファーから約2年を経て、ついに作品の完成報告を迎え「感慨深いです。サスペンスはもちろん、命の重みを伝える究極の純愛ストーリー。ぜひ劇場の大スクリーンで体感していただければ」とアピールにも熱が入った。初共演となる新田とは、第40回日本アカデミー賞の新人賞を揃って受賞した“縁”もあり「まっけん(新田)はイメージまんまで、すごく明るく天真爛漫。撮影が終わる頃には、人懐っこい弟のような存在になっていた」と目を細める場面も。新田も「今回ご一緒させていただくことになり、まず“がんちゃん”と呼んでいいですかと(笑)。撮影中は、がんちゃんと呼ばせていただいた」と強い絆を結んだ“秘策”を振り返った。取材・文・写真=内田涼『名も無き世界のエンドロール』1月29日(金)公開
2021年01月07日コロナ禍ですっかりなくなってしまったドラマや映画の打ち上げ。現在、公開中の映画『新解釈・三國志』の打ち上げを本誌は目撃していた。行われたのは“コロナ前”、2019年5月のことである。都内の中華ダイニングで一次会が開かれ、主演の大泉洋(47)をはじめ、ムロツヨシ(44)、岩田剛典(31)、岡田健史(21)らキャストが集結。スタッフも含めると、その数120人ほどだったようだ。本作は中国を舞台にした歴史書物「三國志」にまつわるエピソードを、福田雄一監督(52)が自由な解釈で映像化したオリジナルストーリー。よって、打ち上げ会場も中華ダイニングだったのだろう。ちなみに大泉は以前、とあるドラマの打ち上げでの失敗談がある、とラジオ番組で語っていた。「主演の女優さん(篠原涼子)がご挨拶しているときにベロベロに酔っ払っちゃって、若手の俳優(岡田将生)にちょっかいかけてギャーギャー騒いで、すごく怒られた」。この日はというと――。一次会が終わると歩いてカラオケもあるダイニングバーへ。二次会に参加したのは30人ほどのようだ。お開きになったのは、日付けも変わった深夜1時半ごろ。出てきた大泉は、少々足取りがフラついている。送迎車まで歩く間に何度も後ろを振り返りながら手を振り、見送るキャストやスタッフに大声でなにかを伝えていた。陽気そのものだった。打ち上げに参加したスタッフは当日の様子を振り返る。「豪華キャストによる作品でしたが、それだけにスケジュールがなかなか合わず、打ち上げは欠席となったキャストも多かったんです。小栗旬さんもその一人。大泉さんも“小栗さんと現場で一度も一緒になることがなかったから打ち上げでは会えると思っていたのに”と、最初のうちはとても残念がっていました。けれど、お酒が入るといつにも増して愉快になるタイプなので(笑)、福田雄一監督やムロさんはもちろん、スタッフにも分け隔てなく話しかけ、冗談を飛ばしたりと、常に会話の中心にいて楽しそうでしたね」この打ち上げから約1年半後の12月11日、映画は公開された。「公開翌週の興行収入ランキングでは『鬼滅の刃』に負けてしまい惜しくも2位。『鬼滅』ブームが圧倒的すぎました」(前出・映画スタッフ)12月23日に行われたヒット御礼舞台挨拶に登壇した大泉自身も、「『鬼滅』がなかったら1位も夢でなかったのに」と笑いを交えながら語っていた。「1位こそとれませんでしたが興行収入はいいんです。それに大泉さんのおかげで、打ち上げが楽しかった(笑)。また打ち上げができるような時世になるといいですよね」(前出・映画スタッフ)大泉といえば今年の『NHK紅白歌合戦』の白組司会を務める。未曾有の自体に見舞われた2020年だったが、この年の瀬はお茶の間を盛り上げてくれるに違いない!
2020年12月29日主演に岩田剛典、共演に新田真剣佑を迎え、『ストロベリーナイト』『累‐かさね‐』などを手がけてきた佐藤祐市が監督を務める『名も無き世界のエンドロール』。まさにクリスマス・イブが舞台の重要な冒頭シーンの本編映像が解禁、“ドッキリ”を仕掛けたという2人の会話が登場している。本作の冒頭シーンは、まさにクリスマス・イブが舞台となっている。幼馴染のキダ(岩田さん)とマコト(新田さん)が、10年にも及ぶ”ある壮大な作戦”の最終章をスタートさせる重要な場面だ。キダが歩いているのは、クリスマス・イブできらびやかにライトアップされた人通りの多い繁華街。なぜかサンタクロースのコスチュームに身を包んでおり、待ちゆく人たちは物珍しそうに振り返るものの、格段気に留めている様子はない。キダは電話の向こうのマコトと何かを確かめるように少し会話を交わし、「神様がたまには世の中の為になることしろって言ってるんじゃない?クリスマス・イブなんだから」とマコトがキダをからかうと、キダは「神様なんているかよ」とすかさず反論する。短い会話だが、いたずら好きのマコトと、いつもマコトに”ドッキリ”に掛けられてしまうキダの普段の関係性が垣間見えるシーン。会話の最後には「キダ、お前にもドッキリ仕掛けといたからな」と、こんな時でもキダへのドッキリを匂わせるようなマコトの台詞も。伏線だらけの物語に、このオープニングシーンがどのように関わっていくのか…ますます、想像が膨らむ映像となっている。なお、本シーンのロケ地となったのは神戸・元町の実際の街並み。まさにクリスマス・イブといった風景だが、実際の撮影は昨年の8月に行われた。夏真っ盛りの暑い中での撮影だったが、特別に冬季限定の豪華なイルミネーションをメインストリートにあたる大丸神戸店の東側に設置し、人で溢れ返るクリスマス・イブの風景を作り出した。本作ではほかにもポートタワーや旧居留地など神戸の名所が度々登場している。『名も無き世界のエンドロール』は2021年1月29日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:名も無き世界のエンドロール 2021年1月29日より全国にて公開©️行成薫/集英社 ©️映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会
2020年12月24日三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE、EXILEのパフォーマー・岩田剛典と新田真剣佑が出演する映画『名も無き世界のエンドロール』が2021年1月29日(金)に公開される。この度クリスマスイブに合わせ、冒頭シーンの本編映像が公開された。本作は、行成薫の同名小説を映画化するもの。親がいないという共通点を持ち、支え合いながら生きてきたキダとマコトが社会の底辺からのし上がっていくというあらすじだ。「闇の交渉屋」としてのし上がっていくキダ役を岩田、表舞台でのし上がっていく会社経営者マコト役を新田、キダとマコトの幼なじみヨッチ役を山田杏奈が演じる。主題歌は須田景凪が書き下ろした「ゆるる」。公開されたのはキダが、10年にも及ぶ“ある壮大な作戦”の最終章をスタートさせる重要なシーンだ。キダが歩いているのは、クリスマスイブできらびやかにライトアップされた人通りの多い繁華街。何故かサンタクロースのコスチュームに身を包んでおり、待ちゆく人達は物珍しそうに振り返るものの、格段特に気に留めている様子はない。キダは電話の向こうのマコトと何かを確かめるように少し会話を交わし、「神様がたまには世の中の為になることしろって言ってるんじゃない?クリスマス・イブなんだから」とマコトがキダをからかうと、キダは「神様なんているかよ」とすかさず反論する。短い会話だが、いたずら好きのマコトと、いつもマコトにドッキリにかけられてしまうキダの普段の関係性が垣間見えるシーンだ。会話の最後には「キダ、お前にもドッキリ仕掛けといたからな」と、こんな時でもキダへのドッキリを匂わせるようなマコトの台詞も。伏線だらけの物語に、このオープニングシーンがどのように関わっていくのか、公開までの約1カ月間、想像が膨らむ映像となっている。なお、本シーンのロケ地となったのは神戸・元町の実際の街並み。まさにクリスマスイブといった風景だが、実際の撮影は昨年の8月に行われた。夏真っ盛りの暑い中での撮影だったが、特別に冬季限定の豪華なイルミネーションをメインストリートにあたる大丸神戸店の東側に設置し、人で溢れ返るクリスマス・イブの風景を作り出した。本作では他にもポートタワーや旧居留地など神戸の名所が度々登場するので、映画の中で束の間の旅行気分を味わえるかもしれない。『名も無き世界のエンドロール』2021年1月29日(金)公開
2020年12月24日中村憲剛の偉大さはイベント名を見ても理解できる。12月21日に行われた引退セレモニーの正式名称は『おフロの恋人! LOTTE presents 中村憲剛引退セレモニー&優勝報告会』である。勝点83、26勝、88得点、得失点差57、2位に勝点18差、最少敗戦3試合などなど、記録尽くめで史上最速優勝を果たした川崎フロンターレの優勝報告会の前に、引退セレモニーと謳われているのだ。名前だけではない。2時間半ほどのプログラムの中で、鬼木達監督や谷口彰悟主将のあいさつなど優勝報告セレモニーは15分ほど。時間配分も大半は引退セレモニーが占めた。福田紀彦川崎市市長より市民栄誉賞が授与された (C)J.LEAGUE等々力陸上競技場に1万3000人を集めるなどセレモニーは異例の規模で行われたが、決して華美ではなかった。中村がどれだけクラブ・川崎市に愛され、中村がどれほどクラブ・川崎市に愛されていたかわかるあたたかいイベントであった。式はホームタウン活動で親交が深かった中原消防署や中原警察署、河川協力団体のとどろき水辺の楽校、フロンターレ算数ドリルで関わった川崎市立有馬小学校の関係者が感謝の言葉を並べてスタート。キングカズこと三浦知良をはじめ、川島永嗣、ジュニーニョなど盟友・戦友たちもビデオメッセージを送った。福田紀彦川崎市市長から市民栄誉賞が授与され、36名ものクラブOBも登壇した。さらに本人も登場。チームメイトからのメッセージ、家族からの花束贈呈、スキマスイッチ常田真太郎、SHISHAMOからのあいさつ、川崎市の小学生からの手作りシャーレのプレゼントなど、涙あり、笑いあり、感動ありのラインナップとなった。中村憲剛引退セレモニーに1万3000人が集った (C)J.LEAGUEエース・小林悠は涙ながらに「苦楽をともにした憲剛さんと初めて優勝した時を超える感動はこの先も絶対にない。一緒に抱き合って喜び合えたことが本当にうれしかった。憲剛さんがいなかったら、今の僕は絶対にないと断言できます。僕にとって大きな存在でした」と感謝の念を表した。長男・龍剛くんは「中村憲剛選手の18年間のサッカー人生は出来すぎでした。悲しい時も悔しい時もともに乗り越えてきた家族として、ありがとうと伝えたいです。引退、おめでとう。そして、ありがとう」と12歳とは思えぬクオリティの手紙を披露した。中村は集まったゆかりのある人々、チームメイト、クラブ関係者、そしてファン・サポーターに感謝の言葉を並べた。「みんながありがとうと言ってくれたけど、ありがとうと言いたいのは僕の方。何でもない大学生を拾ってくれたフロンターレには感謝しかありません。僕はフロンターレで学んだ。それは地域密着、『川崎市のみなさんを笑顔に、元気にする』こと。自分がただサッカーをやっていればいいという発想の人間だったら、ここまでプレイヤーとして続けられなかったと思うし、フロンターレもここまで大きくなることはなかったと思っている。本当にそういった意味でフロンターレに拾ってもらって心からよかったと思っているし、この18年間、本当に感謝の気持ちしかない。頼もしい後輩たちにフロンターレは任せて、僕は先のステージに進みたい。今日の景色は一生忘れません。本当に感謝しています。フロンターレ、最高です」胴上げの回数はもちろん背番号にちなみ14回 (C)J.LEAGUE場内一周では神輿にものった (C)J.LEAGUEチームメイトたちによって背番号と同じ14回を2セット胴上げされた中村は場内を一周。ファン・サポーターとの別れを惜しんだ。セレモニーを終えた後、中村は記者会見に登場し、「もう何だろ。すごいことが起きたんだなと。感情が揺さぶられて、心地よい疲労感で気持ちよかった。一生忘れられない光景がまたひとつ増えました。本当に引退するんだなと」と率直な感想を語った。さらに「夢見心地。今もフワっとしている。本当に感謝しかない。本当に幸せ者だなと。入れてくれたのもそうだし、ここまで大きく育ててくれたのもそう。僕も還元していかないといけない」と続けた。泣いたことを指摘されると、「泣かない方がおかしい(笑)。感情を揺さぶられすぎて、わけがわからなくなかった。みんなの思いがありがたすぎて。基本泣き虫だから、案の定泣きました」と頬を緩めた。チームを代表してメッセージを送る小林悠(川崎フロンターレ) (C)J.LEAGUE小林からのメッセージについて質問されと、「いつ泣くかなと見ていたが、あいつにしか話せない話をしてくれたので、僕も感極まった。僕の方こそ感謝している。彼が優勝させてくれたんで」と言い、龍剛くんの手紙について問われると、「息子の文章力の高さにちょっと引いた(笑)。彼が息子であることを僕は誇りに思う。もちろん妻もふたりの娘もそう。4人がいなければ、僕はここまでがんばれなかった。心の底から感謝している」と振り返った。サッカーを志す子どもたちへメッセージも送った。「僕自身足が遅かったり、体が小さかったりと劣等感を持っていた。劣等感を武器に変えることで道が切り開けて、40歳までやれた。可能性に蓋をせずに、毎日毎日トレーニングしていけば誰でも必ず道は開ける。受け入れてくれる素晴らしいクラブが川崎にはあると伝えたかった」次なる夢の日本代表監督について、コメントを求められると、「過程を経て、タイミングが合って初めてなれるもの。そうなるには本当に勝たないといけないし、評価されないといけない。自分から目指しますなんて軽々しく口にできないが、目指すのは自由」と口にした。大いなる目標の前に、目の前に迫った目標がある。もうひとつのタイトル『天皇杯』である。次なる戦いに向けて、中村は「今日は感情を揺さぶられすぎたので、今日は切り替えられない。明日トレーニングがある。明日からしっかり切り替えていきたい。みんなとサッカーできるのもあと10日。まず準決勝に向けてしっかり準備をして全力で向かっていきたい。(国立での決勝については)正直そこまで考えていない。相手のあることなので、勝てる保証はどこにもない。準決勝、等々力でやるのは最後。そこで全力を尽くすことしか考えていない」とキッパリ。中村憲剛の勇姿が見られるのも最大あと2試合 (C)J.LEAGUE中村憲剛は、そして川崎フロンターレは12月27日(日)・等々力陸上競技場での『天皇杯』準決勝でブラウブリッツ秋田×福山シティFCの勝者と対峙し、1月1日(金・祝)・国立競技場での『天皇杯』決勝を目指す。準決勝のチケットは予定枚数終了、決勝のチケットは12月26日(土)午前10時より一般発売。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)チケット情報
2020年12月22日行成薫原作映画『名も無き世界のエンドロール』のオリジナルドラマ「Re:名も無き世界のエンドロール~Half a year later ~」が「dTV」にて配信されることが決定した。オリジナルドラマでも、映画同様岩田剛典が主演を務める。映画では、幼なじみのマコト(新田真剣佑)と表裏一体のバディとなり、10年という歳月をかけて日本中を巻き込むある計画を実行していく闇の交渉屋・キダを演じているが、ドラマでは映画のラストから半年後のキダの姿を映し出す。彼の前に現れた1人の女性との出会いを通し、命を賭けた交渉に再び臨んでいくというストーリーだ。マコトとの意外な繋がりを持つ謎の女性・ミチル役として松井愛莉。ミチルが働く裏組織のトップ、ケイ役として金子ノブアキが出演。新田さん、山田杏奈、石丸謙二郎、柄本明と映画出演キャストも再び集結している。原案は、原作者の行成さんが書き下ろし、監督も映画同様に総監督として佐藤祐市が務め、ドラマとしてもう一つのエンドロールを作り上げた。到着した特報映像では、キダが交渉屋を名乗るシーンや、ケイと互いに銃を向け合う緊迫した場面が映し出されていく。そして、差しこむ夕日を背景にキダが写るポスタービジュアルも公開。またそこには、「映画を観る前には絶対に観ないでください」と注意を促すコピーも添えられている。主演の岩田さんは「映画を観た後、キダはあの後どうなってしまうのか?というところがしっかり描かれている映画本編と繋がったストーリー展開が最大の見どころだと思います。松井さん、金子さんという魅力的なキャストの方々にも参加していただき、映画のその後の物語をdTVで配信できるという贅沢な取組みになっているので、映画を観た後、ドラマも楽しんでいただきたいです」とコメント。ドラマオリジナルキャストの松井さんは「すごく難しい役で最後まで悩みました。普段は明るく振る舞うミチルですが、抱えている過去、そしてミチルを取り巻く世界は闇が深いです」と役柄について語り、「闇の部分がここまでどん底くらい深い役は自分自身演じたことがなかったので不安でしたが監督と沢山話し合い、精一杯ミチルを演じました」と撮影をふり返る。同じくドラマオリジナルキャストの金子さんは「あぁ、これは僕にオファーが来そうな役だなぁと思いました(笑)」と役の印象を明かし、「所謂夜の街の在り方も時代と共に変わって来ています。今となっては前時代的に映るかもしれないこの舞台を、楽しんで頂ければ幸いです」とメッセージを寄せている。●「Re:名も無き世界のエンドロール~Half a year later~」あらすじ日本中を巻き込む計画を実行したあのクリスマス・イブから半年後。キダの下に1通の依頼が舞い込んでくる。それは、ある男を組織から助け出してほしいというものだった。依頼に向かう中、キダは謎の女性・ミチルと出会う。ミチルはキダに向かって「1日あれば世界は変わる」と、幼なじみのヨッチが大事にしていたあの言葉を投げかけるのだった。幼なじみ3人しか知るはずのない言葉を口にしたミチルに興味を抱いたキダは、彼女の素性を突き止めようとする。彼女は、恐怖で人を支配する裏組織のトップ・ケイに妹を人質に取られ、無理やり働かされる身で、実はマコトとの意外な繋がりを持った女性であった。運命を感じながら、彼女に心を開き始めるキダだったが、ケイに2人の関係がばれてしまいミチルは組織に捕らわれてしまう。ミチルを救い出すため、キダは命を賭けた交渉に再び立ち上がる。「Re:名も無き世界のエンドロール~Half a year later~」は2021年1月29日(金)21時~dTV独占配信(全3話)。『名も無き世界のエンドロール』は2021年1月29日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:名も無き世界のエンドロール 2021年1月29日より全国にて公開©️行成薫/集英社 ©️映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会
2020年12月18日2021年1月29日(金)に公開を控える岩田剛典主演の映画『名も無き世界のエンドロール』のラストから、半年後の世界を描いたオリジナルドラマ『Re:名も無き世界のエンドロール~Half a year later~』が公開と同日に映像配信サービス「dTV(R)」にて独占配信されることが決定。併せてドラマの特報映像とポスタービジュアルが公開された。『名も無き世界のエンドロール』は、「第25回小説すばる新人賞」を受賞した行成薫による同名傑作小説を原作に、岩田と新田真剣佑という今を時めくふたりの俳優が表裏一体のバディを演じるサスペンスエンタテインメント。映画ではキダ(岩田)が幼なじみのマコト(新田)と10年の歳月をかけて、日本中を巻き込むある計画を実行していく様が描かれる。オリジナルドラマでは衝撃のラストから半年後に突然現れた女性との出会いをきっかけに、キダが再び命を賭けた交渉に臨んでいく。また、オリジナルドラマでマコトとの意外な繋がりを持つ謎の女性・ミチル役を演じるのは、近年では俳優として注目されるモデルの松井愛莉。さらに、ミチルが働く裏組織のトップで、恐怖で人を支配するケイ役を、ミュージシャンとしても熱狂的な支持を獲得し、カリスマ的なオーラを放つ金子ノブアキが演じる。新田、山田杏奈、石丸謙二郎、柄本明といった映画出演キャストも再び集結。原案はキャラクターたちの生みの親である原作者の行成が書き下ろし、映画の続きを丁寧に描写した。監督も映画同様に総監督として佐藤祐市が務め、映画の世界観はそのままに、ドラマとして“もう一つのエンドロール”を作り上げる。なお、本作の主題歌も映画と同様に須田景凪の「ゆるる」だ。併せて公開された特報映像では、キダが「交渉屋だ」と再び名乗る姿や銃を構えケイ(金子)と向き合う緊迫感あるアクション、涙を流す場面などが切り取られた。豪華なキャストと迫力あるシーンも相まって、“もう一つのエンドロール”がさらに劇的な物語になっていることを期待させる。またポスタービジュアルには、差しこむ夕日を背景にこちらを振り返ろうとしているキダの姿と、「映画を観る前には絶対に観ないでください」という気になるコピーも。その言葉通り、ぜひ映画を観た後にオリジナルドラマを視聴してほしい。◆オリジナルドラマ『Re:名も無き世界のエンドロール~Half a year later~』特報映像<岩田剛典(主演 / キダ役)コメント>Q:映画から半年後という設定の本作ですが、主人公・キダを演じる上で意識したことはありましたか?A.:ドラマは、映画のラストから半年後の設定ということで脚本を読ませてもらって、演じた自分としても納得できるキダのその後が描かれていたので自然と(役に)入っていけました。映画とドラマの撮影は1年以上開いていましたが、演じてみたらすぐに思い出せたので意識したことはあまりなかったです。映画本編でいろんな出来事を経験したキダという人物が、ドラマの始まりではどういう精神状態なのかという入り口の部分を特に大切にしました。Q:「映画を観る前は絶対に観ないでください」というメッセ―ジがありますが、本作の見所やここに注目してほしい、という点を教えてください。A:映画を観た後、キダはあの後どうなってしまうのか?というところがしっかり描かれている映画本編と繋がったストーリー展開が最大の見どころだと思います。松井さん、金子さんという魅力的なキャストの方々にも参加していただき、映画のその後の物語をdTVで配信できるという贅沢な取組みになっているので、映画を観た後、ドラマも楽しんでいただきたいです。<ドラマオリジナルキャスト:松井愛莉(ミチル役)コメント>Q:岩田さんと共演した感想を教えてください。A:岩田さんとは初めましてだったので緊張もありましたが、空きの時間に沢山話かけてくださりとても優しい方でした。Q:本作の脚本を読んだ時の感想、ミチルをどのように演じようと思ったかを教えてください。A:すごく難しい役で最後まで悩みました。普段は明るく振る舞うミチルですが、抱えている過去、そしてミチルを取り巻く世界は闇が深いです。それでもキダと出会い、世界を変えようともがくミチルの葛藤を表現できるようにしました。闇の部分がここまでどん底くらい深い役は自分自身演じたことがなかったので不安でしたが監督と沢山話し合い、精一杯ミチルを演じました。Q:本作の見どころを教えてください。A:映画を見てから見るとミチルの台詞がリンクしたり、マコトやキダの台詞を深く感じられると思うので、映画を見て、映画の「あの日」の後どうキダが生きているのか、そしてミチルと出会い、その関係性の中でどうストーリーがどう動いていくのか、楽しんで貰えたらうれしいです!<ドラマオリジナルキャスト:金子ノブアキ(ケイ役)コメント>Q:岩田さんと共演した感想を教えてください。A:初共演ではないので、信頼して身も心も預ける事が出来たと思います。素晴らしい座長です。Q:本作の脚本を読んだ時の感想、ケイをどのように演じようと思ったかを教えてください。A:あぁ、これは僕にオファーが来そうな役だなぁと思いました(笑)有難い事です。ベストを尽くせば必ず力になれると思いました。感謝しています。Q:本作の見どころを教えてください。A:所謂夜の街の在り方も時代と共に変わって来ています。今となっては前時代的に映るかもしれないこの舞台を、楽しんで頂ければ幸いです。【放送概要】オリジナルドラマ『Re:名も無き世界のエンドロール~Half a year later~』(全3話)配信開始日:1月29日(金)21:00よりdTVにて独占配信開始公式サイト: 映画『名も無き世界のエンドロール』1月29日(金)より公開
2020年12月18日吉田羊をはじめ、永山絢斗、滝藤賢一、光石研、三浦友和らお馴染みキャストが集結したシリーズ最新作「コールドケース3 ~真実の扉~」の放送が先日スタート。この度、第2話以降の予告編が公開中、新たな場面写真も到着した。シリーズ初の試みとなった“前後編”で構成された第1話の「鼓動(前編)」の衝撃的なラストがいま話題となっている中、その後編となる第2話から最終話までを網羅した映像が新たに公開中だ。各話に登場する豪華ゲストも話題の本作。映像では、第2話に登場し物語の鍵を握る緒形直人、トロフィーを手に微笑む有村架純と拍手で讃える岩田剛典のモノクロ映像、涙ながらに声を荒げる山口紗弥加、高杉真宙に抱きしめられる黒木華などのシーンを確認することができる。「あなたが抱えていることを話して」と吉田さん演じる百合のセリフや、何やら争う場面、“冤罪”という気になる言葉も登場している。今回到着した場面写真は、第5話以降の緊迫感あふれる場面が切り取られている。「連続ドラマW コールドケース3 ~真実の扉~」は毎週土曜日22時~WOWOWプライムにて放送中、WOWOWメンバーズオンデマンドにて見逃し配信中。(cinemacafe.net)
2020年12月14日映画『新解釈・三國志』(12月11日公開)の公開前夜祭 オンラインイベントが10日に行われ、大泉洋、ムロツヨシ、賀来賢人、岩田剛典、小栗旬、福田雄一監督が登場した。同作は、西暦約200年の中国・後漢の時代を舞台に、魏・呉・蜀の3国が中国の覇権を巡り群雄割拠していた史実をまとめた『三国志』を、新解釈で描く歴史エンターテイメント作。大泉が「蜀」の武将・劉備玄徳を演じ、チーム蜀の諸葛亮孔明をムロツヨシ、関羽を橋本さとし、張飛を高橋努、チーム暴の黄巾を山田孝之、呂布を城田優、董卓を佐藤二朗、チーム妻の黄夫人を橋本環奈、小喬を山本美月、チーム舞の趙雲を岩田剛典、貂蝉を渡辺直美、チーム魏の曹操を小栗旬、荀彧を磯村勇斗、夏侯惇を阿部進之介が演じる。完成報告会見では大泉とムロ以外全員パネルだったが、今回キャストが集まり、大泉は「なかなかね、旬ちゃんが忙しくて来れなかったから。ずっと『来ないの?』と言ってたんですけど、やっと来てくれて。でも来たら来たで小栗旬の映画に見えちゃうからね!」とぼやく。ムロも「来てほしいと思ってたんですけど、ツーショットも洋さんと旬ちゃんになっちゃうから。今まではずっと洋さんとムロだったんですよ! 急に旬になった! 旬と洋になっちゃったから!」と訴えていた。小栗は「来れて良かったです。大泉さんはかなり久しぶり」と喜びつつ、「僕、誰も撮影で会ってない。映画見て、みんなこんなことしてたんだなあって」と苦笑する。大泉と共演した『救命病棟24時』を思い出し、「当時は楽屋も2人で一緒で」と言う小栗に、大泉は「『洋ちゃん、鍵置いてくね。先帰るから』って言ってたんだ」と懐かしんでいた。福田組初参加となる岩田は「コメディ自体初めてのチャレンジだったんですけど、すごく難しいなという感想がありつつ、現場で共演者の皆さんに助けていただきながら、楽しく撮影できました」と振り返る。毎回バックライトとスモークを背負う演出のため、大泉から「岩ちゃんが出ると撮影が押すんだよな。明かりがつくのに時間かかるから」と暴露されていた。イベントは韓国・台湾・香港ともつながっており、「キャスト全員人気が高いですよ」と言う香港サイドに、大泉が「とはいえ、キャストの中で一番人気があるのは誰ですか?」と尋ねると、「1番人気があるのはやはり大泉洋さんです」という回答に。大泉は「素晴らしい! 香港行きたいな〜! 気持ち良くなっちゃった! わかってる!」と大喜びとなる。また、台湾では上映会も行われ、質問コーナーには渡辺演じる貂蝉のコスプレをした気合の入ったファンも。「大泉洋、小栗旬、大好き〜!」と日本語で叫んだファンは、「どうして渡辺直美さんはいらっしゃらなかったんですか!?」とまさかの質問でキャスト陣は爆笑。大泉が「あの人ニューヨークなのよ」と答えると、ファンも「そうですか」と納得していた。
2020年12月10日映画『新解釈・三國志』(12月11日公開)の公開前夜祭 オンラインイベントが10日に行われ、大泉洋、ムロツヨシ、賀来賢人、岩田剛典、小栗旬、福田雄一監督が登場した。同作は、西暦約200年の中国・後漢の時代を舞台に、魏・呉・蜀の3国が中国の覇権を巡り群雄割拠していた史実をまとめた『三国志』を、新解釈で描く歴史エンターテイメント作。大泉が「蜀」の武将・劉備玄徳を演じ、チーム蜀の諸葛亮孔明をムロツヨシ、関羽を橋本さとし、張飛を高橋努、チーム暴の黄巾を山田孝之、呂布を城田優、董卓を佐藤二朗、チーム妻の黄夫人を橋本環奈、小喬を山本美月、チーム舞の趙雲を岩田剛典、貂蝉を渡辺直美、チーム魏の曹操を小栗旬、荀彧を磯村勇斗、夏侯惇を阿部進之介が演じる。ムロは最初の挨拶で「いよいよ日本では明日12月11日公開ということで、それに合わせまして、先ほど18時に結婚の方を発表させていただきましたけど、本当にこれからどんどん幸せになっていきます。映画に合わせての発表となりました」と語り、周囲は爆笑。「結婚したの?」と聞かれると、ムロは「先ほど、戸田恵梨香さんと松坂桃李さんが……とぅーりーが」と説明し、大泉が「あんたじゃないでしょ?」と尋ねると、「僕じゃないけど、一応この映画に合わせたということで。おめでとうございます」と乗っかっていた。ムロと戸田は2018年のドラマで共演し、夫婦役に。それ以来バラエティ番組などでも仲の良い姿を見せていた。
2020年12月10日俳優の綾野剛が、2021年4月2日より公開される映画『ホムンクルス』に主演することが1日、明らかになった。原作は2003年~2011年まで『ビッグコミックスピリッツ』で連載され、累計発行部数400万部超えとなった山本英夫氏による同名漫画。異形の姿をした登場キャラクターのビジュアル描写や独創的な内容から、9月の実写化情報解禁時にも驚きや不安、そして期待の声でタイトルワードがトレンド入りし話題に。本作は、記憶も社会的地位もなくした主人公が、頭蓋骨に穴を開ける禁断の実験「トレパネーション」を受ける。それ以来、男の左目には人間の心の歪みが異形として見えるようになり、自らの記憶に隠された衝撃の真実と共に狂った運命の歯車が動き出していく……。“人間の正体”がリアルに映し出される衝撃的サイコミステリー。今年夏のTBS系ドラマ『MIU404』や映画『ドクターデスの遺産-BLACK FILE-』での活躍が記憶に新しい綾野が主演に抜てきされ、『呪怨』シリーズ、映画『犬鳴村』など、国内外で活躍する日本ホラー界の巨匠・清水崇監督がメガホンを取る。撮影は2019年12月から2020年1月に、物語のスタート地でもある、高層ビル群がそびえ立つ東京・西新宿を含む東京都内などで行われた。さらに本作は、企画段階よりNetflixでの全世界独占配信が決定。日本国内のみ全国の劇場で、鑑賞環境の整った劇場公開用の特別素材にて先行公開する。綾野は「全てが初めてでした。世界観も、表現も、生き方も。僕が山本英夫先生の漫画の世界に初めて触れた時、今までに出会った事のない感覚や悍ましさ、人間の奥底に眠る境地がそこにありました。映像作品となる本作にもその世界は確かに存在しました」と作品についての印象を語り「世界は瞳に映るモノ、見えているモノが全てでは無いという事実をお届けします」と意気込みを見せた。清水監督は「どこのどんな文化圏の人にも通じる“人の脆さ”や“距離感”、その“交差”や“生きる価値観”などを本作で少しでも見つめ直したり、共有してもらえたら…と思います」と本作のメッセージをアピール。「10年経った今、まさか実写映像で見られるとは……とっても嬉しいです!!」と喜びの声をあげたのは原作者・山本氏。「しかも、〝魂〟を視る主人公を、綾野剛さんが演じてくれるとはピッタリだと思いました! 他の俳優陣も豪華キャストで……はよ見せて」と、自身も今後のキャスト発表を楽しみにしているコメントを寄せた。
2020年12月01日世界的人気ドラマ『コールドケース』日本版の第3シーズン『連続ドラマ W コールドケース3 〜真実の扉〜』が、WOWOW開局30周年記念作品として、12月5日(土)より放送される。この度、本作に登場する神奈川県警捜査一課メンバーが、“WOWOW”に加入していない被疑者を追うという内容のミニドラマ映像が公開された。前シリーズからのキャストに加え、江口洋介や緒形直人、戸田菜穂、井之脇海、有村架純、岩田剛典、松原智恵子、若林豪、仲村トオル、音尾琢真、松澤匠、織田梨沙、山口紗弥加、久保田紗友、赤楚衛二、黒木華、高杉真宙、駿河太郎、竹原ピストル、水野美紀ら毎話を彩るゲスト陣も発表され、話題を呼んでいる本作。この度公開された映像では、神奈川県警捜査一課のオフィスで、光石研演じる金子が受けた電話から被疑者が“WOWOW”に入っていない“緊急事態”が判明。滝藤賢一演じる立川、永山絢斗演じる高木たちが一斉に「何故入らないのか!」と憤りを露わにする。そして三浦友和演じる本木が至急現場へ向かうよう、吉田羊演じる石川百合に命じると、「必ず説得します」と気合十分。そして高木とともに現場へ向かう途中で「あなたは入るわよね?」とこちら側を挑発するように幕を閉じる。ドラマの劇中同様に白熱した(!?)捜査一課メンバーの姿が確認できる映像に仕上がっている。さらにもう1本、吉田羊演じる神奈川県警捜査一課の女性刑事・石川百合と永山絢斗演じる同捜査一課・高木信次郎が“WOWOW”に入っていない被疑者と取調室で対峙するパターンのミニドラマも公開。過去にも同被疑者と対峙していたふたり。まだ“WOWOW”に入っていないことに呆れながらも、「いい度胸してる」と説得を試みる百合。「もう3作目だぞ」と信次郎も威圧するが、最後は「大丈夫、まだ間に合う」と優しくフォロー。百合がパワーアップしたシーズン3を「1秒たりとも見逃せないわよ」とアピールして幕を閉じる。こちらは被疑者を前に熱く火花が散る(!?)映像に仕上がっている。さらに12月1日(火)からは待望の新シリーズ放送を記念した、『「コールドケース 3」放送記念スペシャルトーク番組 〜捜査一課5人の小部屋〜』のスペシャルダイジェスト版放送もスタート。レギュラーキャストが捜査一課を抜け出し大集合。番組の裏側を5人による赤裸々トーク、未公開映像盛りだくさんでお届けする特別番組となっている。各話エピソードトークの完全版は、毎話初回放送直後からWOWOWメンバーズオンデマンドで限定配信される。番組制作を担当したWOWOWの廣瀬は「完全版でしか見ることのできないメイキング映像や、レギュラーキャスト5人によるタレコミは要チェックです!放送とあわせてご覧いただければ『シーズン3』をより楽しんでいただけること間違いなしです」と注目ポイントを話している。『連続ドラマ W コールドケース3 〜真実の扉〜』12月5日(土)よりWOWOWプライムにて放送スタート毎週土曜22時〜全10話 / 第1話無料放送
2020年11月30日岩田剛典主演のサスペンスエンターテインメント『名も無き世界のエンドロール』より、シンガーソングライター・須田景凪の書き下ろし主題歌「ゆるる」の音源が初公開される本予告編が到着した。若い世代を中心に支持を集める若手シンガーソングライターの須田さんのエモーショナルな歌声が彩りを添える本映像では、青春時代を謳歌する幼なじみ3人、キダ(岩田さん)、マコト(新田真剣佑)、ヨッチ(山田杏奈)のシーンからスタート。しかし、どこにでもありそうな日常から雰囲気は一転、スリリングに展開していく。裏社会で交渉人となったキダと表社会でのしあがったマコトの目的は、マコトが政治家令嬢でモデルのリサ(中村アン)にふさわしい男になり、彼女にプロポーズすること。目的を果たそうとするシーンや、怒鳴り合うキダとマコトの2人、そしてマコトとリサが揉み合う場面も登場している。主演を務めた岩田さんは「一言では言い表せないような、切なさと、幼なじみ同士の強い友情に感動しました。とにかく面白かったので、ストーリーが分かった上で見ても細かい演出が鮮やかで見事だったので、何度観に行っていただいても見応えのある、素晴らしい作品ができたと思います」と本作へ自信をみせ、見どころの“ラスト20分”については、「ラストシーンは自分自身でも思い出深くて、撮影前の緊張感や、自分だけでなく、皆でいいシーンに仕上げようという現場の緊張感が、ストーリーの緊張感ともマッチした撮影になったので、ぜひ劇場で体感してほしいと思います」とコメント。また主題歌については「こんなにも、映画の世界観を表現していただけるなんて、思ってもいなかったです」と感想を述べ、「この作品は観る人によって色々な感じ方があるのかなと思っているのですが、見終わった直後は、なかなか気持ちが消化できないと思いますが、エンドロールで流れる主題歌を聞いて、冒頭からのシーンを全部思い返して、色々と自分の中で整理した後に、劇場を出て、友達とご飯を食べたりお茶を飲んだりしながら、『名も無き』のアフタートークで盛り上がってもらいたいと思います」と話している。『名も無き世界のエンドロール』は2021年1月29日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:名も無き世界のエンドロール 2021年1月29日より全国にて公開©️行成薫/集英社 ©️映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会
2020年11月17日