ダンス&ボーカルグループ・THE RAMPAGE from EXILE TRIBEの吉野北人、岩谷翔吾、長谷川慎が出演する、アートアクアリウム美術館 GINZAの新CMが、4日より関東エリアで放送される。新CMでは、吉野、岩谷、長谷川がアートアクアリウム美術館 GINZAの館内を楽しむ様子をクローズアップ。金魚が泳ぐ癒しの幻想世界に浸り、3人の笑顔があふれる表情とともに同所の魅力を届ける。「金魚と一緒の撮影は、お互いのコンディションとタイミングが大事で大変だったが、お互いが出演者のように準備して撮影に挑むことができた」と話した3人。優雅に泳ぐ金魚と息を合わせた演技が求められる難しい撮影となったが、撮影チーム全員で金魚と上手くコミュニケーションをとりながら進行した。コメントは以下の通り。■吉野北人実はプライベートで来たことがあり、今回の撮影ではとても縁を感じました。竹の色がグラデーションで表現されている金魚の竹林は、日本の良さが表れていてとても素敵です。真ん中にベッドをおいて寝てみたいです!■岩谷翔吾本当に滝が流れているかのような幻想的な空間でした。泳ぐ金魚の尾ひれが、洋服が揺れ動くような感じで、まるでファッションショーを見ているかのようでした。非日常な世界観に一瞬でトリップできました。■長谷川慎ファーストインパクトがすごく、幻想的な世界観に心が洗われました。両サイドに筒状の水槽が並び、照明の色が変わっていく様子が素晴らしかったです。真っ先にスマホを出して撮影しちゃいました。
2023年03月03日岩谷マテリアル株式会社(所在地:東京都中央区、代表取締役社長・増田 昌義)は、同社が展開する万能調理容器《グルラボ》の新色「オレンジ」を、2022年6月初旬より発売いたします(※注1)。電子レンジやオーブンでの調理をはじめ、冷蔵庫や冷凍庫での保存も可能な「マルチクッキングカプセル」の《グルラボ》は、シリーズ累計206万個の販売を記録(※注2)。在宅時間の増える昨今、高まる家庭での調理需要に伴い、販売実績を伸ばしています。新色「オレンジ」は、初夏のキッチンや食卓に嬉しいビタミンカラーで、しかも手に取りやすい「ラージカプセル」単体の展開。金額も従来品よりリーズナブルな1,780円(税込)での発売となります。※注1:一部店舗では先行販売実施中※注2:2011年9月から2022年3月末までの累計販売個数(カプセル個数の累計)新発売のグルラボ オレンジ/1,780円(税抜1,618円)※使用イメージ■「時短」「簡単」「本格的」で、夏場のキッチン作業を軽減!『煮る・蒸す・茹でる・炒める・炊く』だけじゃない『オーブン調理』もOK!もちろん冷蔵や冷凍も◎本体にフタをセットした状態素材メーカーだからこそ実現できるマルチクッキングカプセル「グルラボ」。さまざまな料理が可能なほか、食材や料理の冷凍・冷蔵など保存にも力を発揮します。時短・簡単・本格的な料理で、気になる夏場の料理時間も快適にサポートします。■マルチクッキングカプセル《グルラボ》の特徴:*車やオートバイにも使用される工業用素材『エンプラ』・『エンプラ(エンジニアリングプラスチック)』の一種である特殊な素材『シンジオタクチックポリスチレン』を使用・軽くて丈夫、優れた衝撃性・耐冷/耐熱温度は-40℃~230℃・冷凍・冷蔵・解凍、さらに電子レンジやオーブンも使用可能*独自の空気調節構造・独自の構造で蒸気を適度に逃し、カプセル内を高圧力に保つことで短時間での加熱が可能*Made in Japan・国内自社工場で製造■《グルラボ》5つの機能:(1)6種類の加熱調理機能煮物・蒸し物・茹で物・炒め物・炊飯・オーブン調理が可能(2)保存容器としての機能冷蔵や冷凍、電子レンジやオーブン調理もOK(3)ミキシングボウル機能滑らかな曲線の内部は、和えたりかき混ぜたりと作業も快適(4)ストレイナー機能空気調整口から湯切りや水切りが可能(5)下ごしらえ機能加熱前の食材に下味をつけるバットの代わりや下ゆでなどに便利パスタなら二つ折りにして電子レンジで茹でることが可能湯切りや水切りもラクラク!和えたり混ぜたりといった作業も快適もちろんそのまま器としても使える余裕のサイズ■《グルラボ》なら、エコでヘルシーな暮らしをサポート!*時短/手早くサッと料理でき、時間や電気も節約*万能/カプセル一つでさまざまな調理プロセスをカバー*ヘルシー/余分な脂を落とし、油なしの調理が可能*エコ/使用する器具が少なく、ラップや水道代、洗剤も節約■マルチクッキングカプセル グルラボ オレンジ/1,780円(税抜1,618円)*原料樹脂 :□本体/スチロール樹脂(シンジオタクチックポリスチレン)□フタ/ポリプロピレン*外形寸法 :W18.8×D16.7×H8.9cm*重さ :161g*容量 :1,320ml*耐冷・耐熱温度:本体/-40℃~230℃、フタ/-40℃~150℃*付属品 :簡易レシピブック※従来品の「ラージカプセル」と同素材・同サイズです本体フタ付属の簡易レシピ(6レシピ)■絶賛発売中!もっともっと料理が楽しくなる《グルラボプラス》□グルラボプラス マルチセット/6,600円(税抜6,000円)作りおきや、保存容器としての使用にふさわしいフルラインナップのセット。183種レシピ掲載のクッキングガイド付属。人数の多いご家庭にもおすすめです。*セット内容:■ラージカプセル×2■スモールカプセル×2□スクエアディッシュ×1□マルチプレート×1□クッキングガイド(183レシピ)×1グルラボプラス マルチセット/6,600円(税抜6,000円)付属のクッキングガイド(183レシピ/グルラボプラス マルチセット)パッケージイメージ(グルラボプラス マルチセット)□グルラボプラス パーソナルセット/2,970円(税抜2,700円)1~2人前の料理や在宅ランチにぴったり。お手頃価格でお試ししやすいセットです。*セット内容:■ラージカプセル×1□マルチプレート×1□クッキングガイド(20レシピ)×1グルラボプラス パーソナルセット/2,970円(税抜2,700円)付属のクッキングガイド(20レシピ/グルラボプラス パーソナルセット)パッケージイメージ(グルラボプラス パーソナルセット)*原料樹脂:□本体・スクエアディッシュ・マルチプレート/スチロール樹脂(シンジオタクチックポリスチレン)□フタ/ポリプロピレン*ラージカプセル■外形寸法:W18.8×D16.7×H8.9cm ■重さ:161g ■容量:1,320ml*スモールカプセル■外形寸法:W15.6×D13.7×H7.2cm ■重さ:107g ■容量:670ml*スクエアディッシュ■外形寸法:W19.9×D18×H3.2cm ■重さ:118g ■容量:900ml*マルチプレート■外形寸法:W13×D12×H1cm ■重さ:22g*耐冷・耐熱温度:本体/-40℃~230℃、フタ/-40℃~150℃冷蔵庫や冷凍庫にもすっきり収納。そのまま再加熱OK(オレンジ・プラスとも)スタッキング可能で 収納にもかさばりません(オレンジ・プラスとも)■グルラボ公式Instagramオープン!《グルラボ》公式のInstagramでは、レシピやユーザーに役立つ情報を平日毎日配信しています: ■グルラボウェブサイト《グルラボ》ウェブサイトでは、その他のラインナップや製品情報を掲載しています: ■岩谷マテリアルとは“小さなニーズに応え、社会を大きく変えていく”岩谷マテリアル株式会社は、創業以来、合成樹脂や金属をはじめとした多彩なマテリアルを扱い、生活商品から工業・農業用に至る幅広い製品を開発・販売してきました。その事業の根底にあるのは、岩谷グループの理念でもある「世の中に必要なものこそ栄える」という想いです。そしてその理念を基本に、時代が求める価値観を的確に捉え、柔軟に対処する志をもって、様々な製品を生み出してきました。私たちはこれからも、多彩なマテリアルと柔軟な発想力、確かな開発技術を強みに「どんな小さなニーズにも全力で取り組む」会社であり続けます。人に、社会に、地球に。いつの時代も必要とされる企業・岩谷マテリアルに、これからもご期待ください!■会社概要社名 : 岩谷マテリアル株式会社(Iwatani Materials Corporation.)創業年月日 : 昭和29年(1954年)4月5日設立年月日 : 昭和42年(1967年)7月13日株主 : 岩谷産業株式会社 100%代表取締役社長: 増田 昌義事業内容 : 1.合成樹脂・化学品・セラミックス製品および原材料の販売2.フィルムおよび成形品の製造・販売3.金属(鉄鋼・軽金属)、金属加工品の販売4.合成樹脂コーティング加工品の製造・販売5.合成樹脂成形機、包装および包装機械、ならびに農業機器の販売6.家庭日用品、農業資材および園芸用品の販売7.土木資材、建築資材の販売8.上記原材料および製品に係わる輸出入業務URL : ■製品に関するお問い合わせ先岩谷マテリアル株式会社ホームプロダクツ本部 生活用品部 グルラボ課〒104-0033 東京都中央区新川1-4-1TEL: 03-3555-3021(9:00~17:30 土・日・祝日除く)URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月07日●『チア男子!!』で、初めての本格的な映像作品に小説家・朝井リョウによる累計17万部の青春小説『チア男子!!』が実写映画化され、5月10日から公開中だ。朝井が早稲田大学在学中に、男子チアリーディングチームの“SHOCKERS”をモデルに執筆し、漫画化、テレビアニメ化、舞台化など様々な分野で話題を集めてきた同作。幼い頃から柔道を続けてきた大学1年のハル(横浜流星)と、親友のカズ(中尾暢樹)がメンバーを集め、男子チアチームを作り上げていく。今回、実際に作中のチーム「BREAKERS」としてチアリーディングに挑戦する7名の中に選ばれたのが、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEのパフォーマーである岩谷翔吾だ。大学で男子チアを始めるが、いつもそばには「敵わない」と思う存在の幼馴染がいる……という役どころ。普段もボーイズメンバーで活動し、さらに横浜とは高校の同級生だという岩谷に、役に挑んだ際の思いを聞いた。○■挫折を乗り越えて、人として強くなれた――岩谷さんが演じた弦は、個性的なメンバーの中でも、ある種普通の観客が感情移入できる役なのかなと思い、とても印象に残りました。役に共感できたところや、逆に自分と違ったところなどありましたら、ぜひ教えてください。僕が演じた弦は、すごく負けず嫌い。イチロー(総一郎 / 菅原健)という相方的存在がいるんですけど、自分が努力してても超えられない存在が身近にいて、挫折を経験している役柄です。イチローとは1対1で思いをぶつけあうシーンがあり、僕も役作りではTHE RAMPAGEとしての挫折といった実体験をベースにしました。悔しい気持ちや葛藤、自分の中にしかないモヤモヤを弦に落とし込んで、うまく役とリンクさせて、感情を爆発させることができました。――具体的にはどんな実体験がベースになったんですか?デビュー前に、グループが一時期、活動休止になってしまったことがありまして……。自分たちの未熟さや至らなさのせいだったんですが、その期間のおかげで、人として大切なことを学ぶことができました。弦も、挫折を乗り越えて、人一倍気配りをしたり、周りに優しく接したりするようになります。自分の弱さを理解して「自分はこうやって生きるんだ」と、成長していった。コンプレックスを乗り越え、自分にできないことがあるからこそ、周囲に優しくできるところが、人として強いなと感じました。――今回はオーディションで役を射止められたんですよね。撮影の1年前にオーディションがあり、なかなか合否が出ず、半年くらいドキドキしました(笑)。オーディションでは、最初全部の役を一通りやって、弦に決まりました。監督にも「なぜ自分だったのか」と聞いたら、「THE RAMPAGEとしての挫折のことを話している時に『弦だ』と思った」言っていただき、初めての本格的な映像作品が『チア男子!!』で、本当によかったと思っています。――本格的な映像作品が初でありながら、そこまで役のことを深く考えていたんですね。初めてだからこそ、「全力でやるしかない」と思っていました。変に背伸びしたりせず、体一つでぶつかっていく、失敗してもいいから挑戦してやる、という気持ちで。「食らいついた」という言葉が、1番合っていたのかなと思います。●横浜流星とは、高校時代にダンスバトルも…!?――高校の同級生である横浜さんも、岩谷さんに「ぜひ演技を続けてほしい」と。うれしいです。流星は、会うたびに「演技を続けなよ」と言ってくれるんです。高校でも本当に仲が良かったので、こうやって映画で一緒に演技をするのは不思議な感じでしたが、流星がいてくれたことが心強かったです。学生時代に同じ授業を受けていて、お互いに何者でもないところから違うフィールドに進み、縁があって一緒に作品に携わることになって……すごく刺激を受けました。「同い年で、こんなに頑張ってるんだな」と、心からリスペクトできましたし、友情が深まりました。――熱いですね! 演技の面では横浜さんが先輩ですが、ダンスなどのパフォーマンスの面では岩谷さんが先輩なのかな、と思いまして。教え合ったりはしていたんですか?ダンスのシーンでは、流星に教えることもありました。流星は高校の時からダンスが好きで、昼休みには僕と2人でダンスバトルをしてたんです(笑)。彼はKRUMPダンスがすきなので、曲をかけながら教えたりすることもありました。流星も音を持ってきて「ダンスバトルだ!」と言ってきて(笑)。自由な感じでした。――それは、すごく見たいです。言えば、やってくれると思います(笑)。――そんな高校生活から、映画で共演…というのは、改めてすごいですね。本当に、考えられないですよね。最初は、お互い照れ臭さがありました。でも、クランクインする頃には、自分も「ハル」と呼ぶようにして、「高校の友達の流星」ではなく、「ハル」として接していたので、照れはなくなりました。――横浜さん演じるハルと、岩谷さん演じる弦は、パフォーマンスでも一番高いところに立つ「トップ」というポジションでもありましたが、そこについてもお話はされていたんですか?トップならではの悩みは2人で共有して、相談していましたし、刺激し合っていました。たとえばジャンプして足を広げる「トータッチ」は先に僕ができたので、流星が少し悔しそうにしてたんですが、僕がスランプになった時には流星がめっちゃきれいにできるようになっていて、切磋琢磨しあってる感じでした。トップ同士ならでは、かつ同級生ならではの肌で伝わるものがあって、練習も楽しかったです。――逆に、先輩やメンバーなどに演技の相談はされたんですか?相方のイチローと感情をぶつけ合うシーンが難関だったので、メンバーの藤原樹にイチロー役をお願いして、練習に付き合ってもらいました。EXILE / FANTASTICS from EXILE TRIBEの佐藤大樹さんにも、クランクインの報告をして、撮影現場の用語や、台本の読み方なども、一から教えていただきました。―― THE RAMPAGE、FANTASTICSさんも試写に来られてたんですよね。感想などは聞きましたか?THE RAMPAGEメンバーのRIKUさん、(武知)海青、やましょーさん(山本彰吾)は目を真っ赤にして試写室から出てきて、「感動しました」と。メンバーからそういう感想をもらえたのが、1番嬉しかったですね。身近な存在だからこそ、メッセージが伝わったということが、本当に嬉しかったです。今後も機会をいただけたら、役者としてもまた挑戦できればと思っています。■岩谷翔吾1997年、大阪府出身。THE RAMPAGE from EXILE TRIBEのメンバー。2016年公開『HiGH&LOW THE MOVIE』(久保茂昭監督)、2017年公開『HiGH&LOW THE MOVIE 2 END OF SKY』にて山王連合ケン役で出演。そのほか、舞台『あたっくNo.1』(17)、朗読舞台『逢いたくて』(17)に出演するなど個人での活動も注目されている。
2019年05月14日カッパ(Kappa)より、ドレスキャンプ(DRESSCAMP)のデザイナー・岩谷俊和が手掛ける新コレクション「カッパ ジー(Kappa G)」がデビュー。2018年8月下旬より、カッパ正規取扱店舗にて発売される。デビューシーズンとなる2018年秋冬コレクションは、「ゴルフウェア」と「60年代モード」がキーワード。当初ばゴルフウェアの新企画として始動したが、岩谷俊和の独創的な色彩感覚が織り成す、装飾的でパワフルなデザインが新たな世界観を作り出し、新コレクションとして展開されることとなった。スポーツウェアの雰囲気にアートな要素を加えたメンズ、ウィメンズウェアが展開される。カラフルで幾何学的な模様を施したジャケットやスカート、パーカー、スウェット、ストライプのパンツ、大胆なロゴを施したトップスなどが展開される他、カラーブロックのバッグも登場。シックなトーンの赤やネイビー、紫などを使った、レトロとモダンの雰囲気を併せ持ったアイテムが揃う。【詳細】新コレクション「カッパ ジー」発売時期:2018年8月下旬取扱場所:カッパ正規取扱店舗【問い合わせ先】フェニックス クリエイティブ セレクト ストアTEL:03-5778-4006
2018年08月30日第9回岩谷時子賞 授賞式が11日に都内で行われ、受賞者が登壇した。「岩谷時子 Foundation for Youth」にピアニストの黒木雪音、「岩谷時子賞 奨励賞」にサクソフォン奏者の上野耕平、俳優の古川雄大、「岩谷時子賞 功労賞」に演出家・石井ふく子、「岩谷時子賞 特別賞」に女優の大地真央、「岩谷時子賞」に女優の松たか子が選ばれ、プレゼンターを市毛良枝が務めた。同賞は稀代の作詞家であり、越路吹雪を支えたマネージャーとしても知られる岩谷時子の名を冠し、音楽・芸術に功労のあった個人・団体を表彰する。授賞式では黒木が「エチュード ヘ長調 Op.10-8」、上野が「ニューシネマパラダイス」、古川が「僕こそ音楽」(ミュージカル『モーツァルト!』より)、大地が「ラストダンスは私に」のライブパフォーマンスを披露した。「この賞をいただいたからには、これからもっともっと表現者として成長していけるように日々精進していきたい」と意気込む古川。授賞式後の取材では「賞というものをもらったことがなくて、初めていただく賞がこの素晴らしい賞で幸せな気持ち」と心境を表した。また、1月からドラマ『越路吹雪物語』で越路吹雪役を演じていた大地は「初舞台から45周年、という年に素晴らしい賞。『越路吹雪物語』にも主演して、喜びの年となりました。これからも歌とお芝居と、この賞に恥じないようにますます精進していかなきゃ」と気合いを新たにする。賞を受け取る際にはドラマで岩谷時子役だった市毛とハグし、「私の"時さん"の市毛さんから手渡ししていただいたこと、一生忘れられない思いです」と喜んだ。一方、松は「とてもうれしいです。が、なんで私なんだろうという思いのまま、ここにきてしまいました。本当はそんなことじゃいけないんでしょうが」と恐縮。ドラマ『カルテット』の主題歌やNHK連続テレビ小説『わろてんか』主題歌なと、音楽活動も充実していたが「このような賞をいただいていいのだろうかという思いで、どうしてもそこから抜け出せません。良かったんだなと思えるような自分に、もうちょっと時間をかけてなりたいと思います」と今後への思いを表した。これを受けて、審査委員である作曲家の都倉俊一は「満場一致で決めたことでございます。八面六臂のご活躍だけじゃなくて、皆さんが松さんから受け取る癒やしみたいなあたたかさ、アーティストとしての存在も大きな一つの要素になっていると思います」と受賞理由を説明。「ぜひ堂々と受け取っていただければ」と促すと、松は「すいません……」と苦笑する。授賞式後の取材では、「ミュージカルも最近そんなにやってなくて、本当にいいのかなと思いつつ、『もっと頑張れ』という風に受け取ります」と振り返った松。「また、これを励みに頑張っていかなきゃなと思うように、やっとなれました」と語った。
2018年06月11日越路吹雪の『愛の讃歌』やミュージカル『レ・ミゼラブル』などの訳詞、さらに加山雄三や郷ひろみら名だたる歌手たちへの作詞提供で知られる故・岩谷時子。その遺志を汲み、音楽・演劇関係の功労者と、新たな人材に向けて授与されるのが「岩谷時子賞」だ。第8回となる今年、受賞者の加山雄三や斉藤由貴らが顔を揃えるなかで「岩谷時子賞奨励賞」を受賞したのが、発達障害のあるピアニストとしてメディアでも注目の野田あすかだ。その受賞式が6月12日、都内ホテルで行われた。野田あすか チケット情報「発達障害」は生まれつきの脳機能障害だが、知的障害が伴わない場合は家族も気づかないことがあり、単に“人とコミュニケーションが出来ない人”“空気を読めず衝動的な行動をする人”として集団生活になじめないことが多い。その苦悩から、鬱病やパニック障害などの二次障害を引き起こすこともしばしばだ。野田も4歳からピアノを習い、宮崎大学に進学したが、それまでにいじめや転校、自傷などを経験。大学を中退し、ようやく「広汎性発達障害」の診断を受けたのが22歳の頃。その後は宮崎学園短期大学で本格的に音楽に取り組んだことで、見事に才能が開花した。24歳で受賞した第12回宮日音楽コンクールのグランプリを筆頭に、35歳になる今日まで受賞歴は多数。2015年と2016年にはCDブックを上梓し、今春、東京で行われた2日間のリサイタルは満員を記録し、大阪に続き、7月1日(土)には野田の地元・宮崎でもリサイタルを予定している。車椅子に乗って登壇した野田は、プレゼンターの市村正親から記念のクリスタルを受け取ると、さっそく光にかざして大喜び。「綺麗です、ありがとうございます」と挨拶すると、ピアノの前に移動。そこで再びマイクをとると、「私はプロのピアニストとしてスタートしたばかり。こんな立派な賞をいただけたのは、もしかしたら岩谷先生が『あなたは周りに幸せをもらったから、今度はたくさんの人が“生きていて幸せだな”って思える音楽を伝えていってね』とおっしゃっているのかなと思いました」と素直な胸中を語った。続いて演奏は、「どんな人でも毎日が楽しいという人はいない。哀しみを乗り越えるのも大切かもしれないけれど、どっぷり浸ることでいつか希望が見えてくるという気持ちを込めました」という自作曲『哀しみの向こう』。薄明かりの中を進むような、繊細で切ない旋律から、後半は次第に明るさを増していく曲調が印象的だ。最後に登壇した審査委員で作曲家の都倉俊一からは、「僕もいろんな音楽を聴いてきたけれど、野田さんのは心にジーンとくるピアノ。よく“その人の経験が音色に表れる”というが、このことだなと思った」との言葉が聞かれた。野田だからこそ出せる音色の数々。今後のさらなる活躍に期待したい。取材・文佐藤さくら
2017年06月16日“夏まつり”をテーマに、ファッションを通して日本を元気にする「元気祭り with Kansai Yamamoto」が2016年6月29日(水)から7月5日(火)まで、伊勢丹新宿店で開催される。世界的に活躍するデザイナー・プロデューサーの山本寛斎とタッグを組んだ本イベント。期間中は、伊勢丹新宿店がまるごとお祭り会場へと姿を変える。■本館1階=ザ・ステージカンサイヤマモト(Kansai Yamamoto )の1点もののショーピースをはじめ、今回のために制作されたクチュールラインやカプセルコレクションが三越伊勢丹限定で登場。クチュールラインからは、スーベニア・ジャケットやTシャツ、そしてロンドンでファッションショーを開催した彼の代表的な作品がリバイバルされる。■本館2階=TOKYO解放区好きなデザインをプリンターでプリントできるTシャツを販売するほか、団扇といった夏祭りを盛り上げるアイテムを一堂に揃える。更に、写真家のレスリー・キーが昨年手がけた「日本元気プロジェクト2015」の作品が会場内に展示される。■本館3階=ウエストパーク/プロモーション国内外で活躍する日本人デザイナーたちが、山本寛斎をトリビュートした1点もののコレクションを発表。ドレスキャンプ(DRESSCAMP)の岩谷俊和、クリスチャン・ダダ(CHRISTIAN DADA)の森川マサノリ、プラスチックトーキョー(PLASTICTOKYO)の今崎契助などが参加する。他にも、7階で開催される日本酒イベント「ISETAN SAKE マルシェ」や屋上で行われる「ISETAN BONDANCE2016」、さらにデザイナーたちの豪華トークショーにも注目したい。なおイベントは、今後京都伊勢丹、銀座三越、日本橋三越本店にも巡廻する予定だ。【開催詳細】元気祭り with Kansai Yamamoto開催期間:2016年6月29日(水)〜7月5日(火)※本館2階=TOKYO解放区のみ7/12日(火)まで開催会場:伊勢丹新宿店 住所:東京都新宿区新宿3−14−1TEL:03-3352-1111■トークショー・山本寛斎 & 勅使河原茜日時:7月2日(土)14:00〜15:00場所:本館2階=TOKYO解放区・山本寛斎 & ドレスキャンプ 岩谷俊和日時:7月2日(土)16:00〜16:45場所:本館3階=ウエストパーク・山本寛斎 & 高橋靖子 & 鋤田正義日時:7月9日(土)14:00〜14:45場所:本館2階=TOKYO解放区※予定は変更になる可能性あり■巡廻予定・6月29日(水)〜7月5日(火) JR京都伊勢丹 3階=特設会場・7月20日(水)〜26日(火) 銀座三越 3階=グローバルメッセージ・8月3日(水)〜9日(火) 日本橋三越本店 本館2階=スペース#2
2016年06月27日ドレスキャンプ(DRESSCAMP)の2016年秋冬コレクションが発表された。今季のテーマは「Animals(アニマルズ)」。ブランドらしいヴィヴィッドな色彩の中に、動物たちが現れた。ダイレクトに動物を表現するのは、ヒョウ柄やクロコダイルの型押し、そしてボリューミーなファーなど。ヒョウ柄はアウターからトップス、ボトムスまで、様々なアイテムに落としこまれている。ワンピースに関しては、フリルスリーブとチェリーの形に切り抜かれた裾によってガーリーさを加え、バランスをとる。一方クロコダイル柄は、鮮やかなメタリックカラーを使用し、とことんワイルドに。国内生産にこだわるダウンシュラフ・メーカー「ナンガ(NANGA)」とのコラボレーションによるダウンジャケットシリーズも、インパクトのあるレオパード柄で仕上げた。なお今シーズンはこれに限らず、メイド・イン・ジャパンに注目し、ほとんどのアイテムの素材に国内のものを採用している。そんなジャングルライクな世界観の中に、ロックテイストを感じさせるのは、存在感のあるスターモチーフ。星条旗を彷彿させるデザインや、大胆なサイズ感であらゆるウェアに散りばめられている。デザイナー・岩谷俊和は「今後ドレスキャンプの定番モチーフにしたい」と語った。さらに、メンズウェアにはミュージシャン デヴィッド・ボウイの曲「ヒーローズ(Heroes)」の歌詞がコートの裾や、ブルゾンの背中など随所に綴られた。アクセサリーにも目を向けたい。ボリューム感が目を惹くメンズの牛皮スリッポンシューズは、左右に異なる色のネオンベルトが取りつけられ、野生的な着こなしと相性抜群だ。
2016年04月16日伊勢丹新宿店が創業130周年を記念して、サマンサタバサ(Samantha Thavasa)とコラボレーションを行った。同店では現在、「Isetan×Samantha Thavasa“DREAM”~サマンサタバサからの夢の贈り物~」と題し、3月22日まで各階で様々なコラボアイテムを展開してる。会期初日の3月16日には、伊勢丹新宿店閉店後にサマンサタバサの新作バッグコレクションを披露するファッションショーが開催された。特別ゲストとして、来日中のミランダ・カーが登場。「Miranda Kerr for Samantha Thavasa」のハンドバッグ、ボストン型バッグを身に着けてウォーキングし、会場を沸かせた。この企画の総合プロデューサーを務めるのは、日本人クリエーターの三浦大知(Daichi Miura)。同店本館1階のショーウィンドウから本館6階まで“夢”をテーマとした空間を演出する。同店1階ザ・ステージでは、同ブランドのミューズであるミランダ・カー(Miranda Kerr)をはじめ、国内外で活躍する注目デザイナーやスタイリスト、タレントとコラボレートした“DREAM(夢)”のアイテムが一堂に集結。「Miranda Kerr for Samantha Thavasa」の人気シリーズの限定カラーや、今春からミューズに就任したタレントの中村アンとのコラボレーションバッグのほか、EXILEのTAKAHIRO や、DRESSCAMPのデザイナー岩谷俊和らとのコラボレーションアイテムも発売される。尚、会期中、同店1階ザ・ステージで税込3万2,400円以上購入の各日先着100名には、同ブランドの人気シリーズ「エムシュシュ」のミニミニバッグチャームがプレゼントされる。同店2階イーストパークには、16AWシーズンより本格ローンチされる、サマンサタバサの新アパレルブランドとなる、トゥ レスト(TU L’EST)が先行発売されるほか、同店6階ウエストパーク/ザ・ステージにはサマンサタバサ初のキッズラインとなる、ドリームサマンサキッズ(Dream Samantha Kids)のアイテムも紹介。同店5階センターパーク/ザ・ステージではスタイリスト山脇道子がプロデュースする「Dream Samantha Room」が発売される。このほか、同店地下1階のカフェ エ シュクレ/マ・パティスリーには、サマンサタバサの人気キャラクター「アイミーベア」をパティスリー エチエンヌが立体ショコラに仕上げた特別なスイーツも発売される。
2016年03月17日弦の調べがドレスキャンプ(DRESSCAMP)16SSメンズ、ウィメンズコレクションのランウェイに響いた。15日、会場となった渋谷ヒカリエホールAでは、満場の観客がデザイナー岩谷俊和が描く優美な世界を見つめた。今シーズンのテーマは「SWEET」。相反するものがあることで、よりいっそうその甘さが引き立つように、ファーストルックに登場した漆黒のドレスの胸元には、淡いピンクの優美な花が大胆に飾られた。ルックには、実に多様な表情の「花」が登場。ビビッドで生命力を感じる色彩の小花柄、エアリーで水彩画のようなタッチの花柄が、洋服のフォルムにさらに表情を加えていく。メンズのルックでも、大きく花ひらいた薔薇やアネモネの柄を用いたアイテムが印象に残った。絢爛な色彩が溢れた後、後半は黒一色のルックが登場。今回、そのクリエーションを支えたのは、大正4年に京都・壬生(みぶ)に創業した黒染めを得意とする染め屋「株式会社京都紋付」。“深黒”と呼ばれる程に、卓越した技で染めの技術がランウエイでも際立っていた。ファッションが街並に色を添えていると感じる時がある。そのファッションで、街を行き交う人々が、街に息吹を与えているとさえ思うことがある。今回、ドレスキャンプのショーを通じて、ファッションが持つそんな生命力=生きる力のようなものを感じた。
2015年11月05日三陽商会が、5月20日、15-16AW婦人服展示会および記者説明会を開催した。同社ブランドの「トゥー ビー シック(TO BE CHIC)」は、新ディレクター岩谷俊和による初のコレクションを発表した。新ディレクター就任後初となるトゥー ビー シックの15AWウィメンズコレクションは、1950年代をテーマに、大人のシックを利かせたアイテムを展開。Iラインのチュニックドレス、バレルラインのアウター、フレアスカートなどのクラシカルでエレガントなシルエットに、オリジナルプリントを施してモダンな要素を加えた。2003年に「ドレスキャンプ(DRESSCAMP)」でデビューした岩谷は、装飾的でパワフルなデザインにより独自の世界観を構築してきた。注目のデザイナーを迎えたトゥー ビー シックは、これによりブランド価値の向上と新規顧客の獲得を目指す方針。また、展示会全体としては、他ブランドや異業種とのコラボ企画が多く見られた。トゥー ビー シックは、帽子ブランド「AKIO HIRATA」やアクセサリーブランド「アトリエ染花」とのコラボ商品を、また「マッキントッシュ フィロソフィー (MACKINTOSH PHILOSOPHY) 」は、ロンドンの人気ブックストア「magMA BOOKS」とのコラボ商品を発表した。さらに、三陽商会全社においては、社会貢献活動の一環として行われている再生羽毛「グリーンダウン」の普及活動を下期の中核事業のひとつとしてあげられるだろう。昨年、国内で初めて衣料品に再利用ダウンを使用して大きな反響を呼んだが、今春から組織を一般社団法人化し、「Green Down Project」として新始動した。
2015年05月22日三陽商会のウィメンズブランド「トゥー ビー シック(TO BE CHIC)」のディレクターに、ファッションデザイナーの岩谷俊和が就任した。岩谷は03年に「ドレスキャンプ(DRESSCAMP)」でデビューして以来、装飾的かつパワフルなデザインで独自の世界観を開拓してきた。04年には第22回毎日ファッション新人賞や、第6回モエ・エ・シャンドン新人デザイナー賞を受賞。08年にブランドを去り、自身のブランド「イワヤフォードレス33(IWAYA FOR DRESS 33)」を立ち上げたが休止。12年よりドレスキャンプに復帰し、東京コレクションでランウエイショーを行っている。トゥー ビー シックは5月に15AWコレクションを発表予定。これが岩谷による初コレクションとなる。
2015年03月27日2月18日発売のDVD『放送禁止 劇場版 洗脳~邪悪なる鉄のイメージ~』発売記念発表会が17日、東京・虎ノ門のポニーキャニオンで行われ、長江俊和監督、グラビアアイドルの高崎聖子、倉持由香、鈴木咲、清水みさとが出席した。同DVDは、2003年にフジテレビで放送され、大反響を呼んだカルト深夜番組『放送禁止』の劇場版第3弾。"脱洗脳"をテーマに、洗脳が解けるまでをとらえた貴重な映像やその映像の中に隠された真実をドキュメンタリータッチで描く。昨年の劇場公開時に本作をファンと一緒に鑑賞するというイベントに参加したポニーキャニオングラドル映画宣伝部の高崎聖子、倉持由香、鈴木咲、そして新たに加入した清水みさとがDVD応援団として登場。高崎が「今回の作品をイベントで見させてもらった時、私の頭では理解できないことが多かったんですが、DVDで見たら色んな仕掛けがあってよくわかりました」と感想を述べ、倉持も「大どんでん返しがあって衝撃でしたね。DVDで見返すと2回目の真実とかもあり、また違った面白さを感じることができました。各所に散りばめられた謎や伏線を回収して欲しいです!」とアピールした。また、本作を手掛けた長江監督は「リアリティーを追求しました。脚本作りから撮影、キャスティングまで神経を使いましたが、シナリオは基本的に俳優さんには見せません。セリフ通りに喋ると演技している感じが出ますので、アドリブというか役になりきってもらいました」と撮影秘話を明かした。イベント中には長江監督に色仕掛けで映画出演を懇願したグラドルたち。長江監督は「倉持さんは主演映画をたまたま見ましたが、演技が素晴らしかったです。機会があったら是非ご一緒したいですね」と好印象の様子。それを受けた倉持が「私たちはフォロワー数もすごいので告知力には自信があります!」とアピール、高崎も「今から頑張って歌とダンスのレッスンに通いますのでどうかよろしくお願いします!」と次回作にミュージカルを考えているという長江監督に懇願するなど、グラドルたちのアピール合戦が繰り広げられた。
2015年02月18日岩谷産業とセブン-イレブン・ジャパンは12月10日、店舗併設に関する包括合意書を締結し、2015年に、東京都と愛知県に水素ステーションとセブン-イレブンの併設店舗を順次オープンすると発表した。セブン-イレブン店舗では、純水素型燃料電池を活用した店舗の環境負荷低減に関する実証実験を行い、小売店舗における燃料電池活用の将来性について検証する。両社は、「商品」「サービス」「クリーンエネルギー」を1カ所で提供することができる地域インフラとしての拠点づくりを目指していく。岩谷産業は今年7月、国内で初めてとなる「商用水素ステーション」が兵庫県尼崎市に完成している。
2014年12月11日岩谷産業は10月14日、名古屋工業大学の安井晋示 准教授の技術指導のもと、上田石灰製造との共同で、デジタルカメラ、天体望遠鏡のレンズに使われる光学結晶材料の原料となるフッ化カルシウム(蛍石)の合成技術を確立したと発表した。蛍石は、現在、天然資源として中国から全量輸入に頼っているが、品質のバラツキや価格変動が激しく光学結晶材料メーカー(光学レンズメーカー)では安定的な調達が課題となっていた。新技術は、粉末の炭酸カルシウムを、特殊バインダーを用いて直径5mm、長さ10mm程度の円柱形状に造粒し、これをフッ化水素ガスと反応させることで、高純度のフッ化カルシウムを人工的に合成するというもの。同技術のポイントは、造粒した特殊バインダーを含む炭酸カルシウムの粒を、表層部のみならず芯部までフッ化水素と接触させ完全にフッ化反応させること、および合成したフッ化カルシウムの純度が99.95wt%以上という高純度であることの2点。特に光学結晶材料は極微量の不純物が存在するだけで、光の吸収特性や結晶強度に大きな影響を与えることから各種不純物濃度が規定されている。同技術では、シリコン、マグネシウムなどの不純物を数十ppm程度以下に抑えて製造することができるという。同社は、「今回の開発で人工蛍石の量産化にめどが立ったことから、今後は多くの会社に採用いただけるようレンズメーカーおよび鉄鋼メーカーを中心に同製品のPRおよび需要開拓を行い、早期の事業化を目指してまいります」とコメントしている。
2014年10月15日21日、「アッシュ・ぺー・フランス(H.P.FRANCE)」は、メンズセレクトショップ「デコデボネア(DECOdeBONAIR)」を青山の骨董通りにオープンした。住所は東京都港区南青山5-7-17小笠原流会館地下1階。「或る男の日常の美意識」をコンセプトに、デコ・ファッション・アート・ビューティーの観点から、大人の男性へ向けた“生活様式”を提案する。ターゲットは35から50代の洗練されたグラマラスな男性。「1人でもパートナーと一緒でも訪れることの出来る、今までにない男性のためのお店が作りたかった」と、バイヤー兼ディレクターの上尾智昭氏は語る。彼はHPH GINZAのバイヤーを務めた後、一時京都で和服を着て隠遁していたという。「洋服は十分という気分だった。それ以外のビューティーや雑貨など、生活を彩るものも重要。弊社の社長に呼び戻されて、この店をやりたいと相談された時、ヨーロッパのデコラティブなものとニューヨークの洗練されたものに、日本の美しさ、中東のエキゾチックなムード、そして僕のような着流し姿がすべて合うような店を提案した」そして実現した店内は、あえて内装の仕上げをせず、壁面・天井ともにむき出しの空間。ショップとエキシビションスペースに分けられている。ショップスペースに什器のように置かれたソファやテーブル、絵画などはすべて売り物で、全体の価格帯は3,000から300万円までと幅広いラインアップ。ウエアは、「ドレスキャンプ(DRESSCAMP)」を始めとした買い付け商品とオリジナルアイテムを展開。オリジナルは、身幅は大きめだが、すっきり見えるシルエットでデザインされている。アッシュ・ぺー・フランスならではのアクセサリー類が充実する他、ドイツでデザイン賞を受賞した日本の茶器ブランドやアスティエ・ド・ヴィラットの食器類といったこだわりのアイテムが並ぶ。エキシビションスペースは約3週間ごとに展示内容が入れ替わり、オープニングを飾っているのは植物学者をコンセプトに活動するユニット「ボタニスト(BOTANIST)」によるエキシビション。太陽光の届かない空間でも数ヶ月に1度の水分で育つ水草を試薬瓶に封じ込めた「ボトル(BOTTLE)」が展示・販売される。9月10日からは、ドレスキャンプの岩谷俊和がパリに挑戦していた頃のオートクチュールドレスを展示する。その次はクリストフ・コパンの展覧会を予定している。「“知的刺激”をキーワードとした新感覚ショップ。ミックス空間で旅をしているような感覚を味わってほしい」と上尾氏。営業時間は12時から19時半。日・月曜日定休。
2013年08月23日ファッション誌『装苑』の創刊77周年と文化学園創立90周年を記念した、『装苑』と「装苑賞」その歩み展が、9月28日まで東京・代々木の文化学園服飾博物館で開催されている。同展は『装苑』創刊号から最新号までの850冊と「装苑賞」受賞作品84点を展示。それぞれが果たした役割やその歩み、日本ファッションの動向を振り返り、更なる飛躍のヒントを探ることを目的としたもの。1階では『装苑』を展示。最新のパリコレクション情報を紹介するようになった50年代や鷲尾いさ子などの日本人モデルを起用した80年代、ファッションだけでなく建築やグラフィック、映画なども紹介するようになった2000年代など、日本のファッションと共に歩んだ同誌の歴史を紹介している。2階ではこれまでの装苑賞受賞作品を時系列で展示。高田賢三、山本耀司、山本寛斎の各氏の作品から、故熊谷登喜夫氏や故安部兼章氏の作品、14SSからイッセイミヤケ・メン(ISSEY MIYAKE MEN)のデザイナーに就任した高橋悠介の作品までを見ることができる。また、会場奥では、岡田眞澄氏が司会を務めた映像など最終審査会のダイジェスト映像も紹介している。初日の3日には装苑賞受賞者であるコシノジュンコや津村耕佑の他、ドレスキャンプ(DRESSCAMP)の岩谷俊和、ソマルタ(SOMARTA)の廣川玉枝、イッセイミヤケの宮前義之、ネ・ネット(Né-net)の高島一精なども来場。津村氏は「当時もアンチファッションというつもりでデザインしていた。機械の配線図とアフリカから発想したグラフィックを紐で表現するなど、形はシンプルでテキスタイルに凝っている。今の受賞作品達も変わっていないですね」と話した。【イベント情報】『装苑』と「装苑賞」その歩み展場所:文化学園服飾博物館住所:東京都渋谷区代々木3-22-7新宿文化クイントビル1階会期:9月28日まで時間:10:00から16:30(7月19日、9月27日は19:00閉館、入場は閉館30分前まで)休館日:日曜日、祝日、8月11から18日(7月28日、8月4日は開館)入場料:一般500円、大高生300円、小中生200円
2013年07月05日4月4日、第37回菊田一夫演劇賞と、第3回岩谷時子賞が発表された。菊田一夫演劇賞は、大衆演劇の中で優れた業績を残したスタッフ、キャストに贈られる、日本有数の演劇賞。今回は『国民の映画』『ベッジ・パードン』『90ミニッツ』の作・演出が認められ、三谷幸喜が演劇大賞に選ばれた。そのほか、演劇賞には米倉涼子、石丸幹二、瀬奈じゅん、宝塚星組の柚希礼音。演劇賞特別賞には、こまつ座、司葉子が選出された。また、岩谷時子賞は日本の音楽・演劇界の明日を担う人材や、その向上・発展に功労のあった人物・団体に授与されるもの。こちらは現在、世界的に注目が集まっている由紀さおりが受賞。また岩崎宏美、平幹二朗が特別賞を、瀬奈じゅんが奨励賞を受賞した。瀬奈じゅんは、菊田一夫演劇賞と岩谷時子賞をW受賞したことになる。
2012年04月04日