米倉涼子主演のテレビ朝日系ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』が映画化した『劇場版ドクターX』(12月6日公開)の公開を記念して、27・28日の2日間にわたって、東京・EX THEATER ROPPONGIにて全3公演の『ドクターX感謝祭~最初で最後のファンミーティング!ドクターXファミリーも大集合!!~』を開催。初回公演には米倉、田中圭、内田有紀、勝村政信、鈴木浩介、遠藤憲一、岸部一徳らそうそうたる豪華キャスト陣が集結した。『ドクターX』の大ファンで、第2シリーズにもほんの少しだけ出演していた村上健志(フルーツポンチ)の司会進行で幕を開けた初回公演では、国内外から約900人のファンが集まった。さらに、全国の映画館でライブ・ビューイングも開催され、多くのファンが各地に集まった。そんなファンを楽しませるため、キャスト陣は史上初となる『舞台ドクターX』を上演することに。村上&会場のファンも“医局員役”で参加し、キャスト陣と共に番組名物の大門未知子の初登場&契約締結シーンのリハーサルを舞台上で再現した。しかも、未知子の宿敵・蛭間重勝を演じる西田敏行も、リモートVTRで登場した。そんな中、思わぬハプニングが発生。米倉が未知子の決めゼリフ「医師免許がなくてもできる仕事は一切いたしません」を、「医師免許のない仕事」と言い間違えてNGを出してしまった。内田も「貴重だな~!」と驚いたまさかの失敗に、米倉自身も大慌てで「ごめ~ん!!みんながいるから大丈夫だと思ったら、全然失敗ばっかりでビックリしちゃった(笑)」と平謝り。いつもは見られないお茶目な姿に、会場のファンはますます魅了されていた。初回公演では、米倉&遠藤&鈴木&岸部がそれぞれ、過去シリーズの中から「名シーン&迷シーン」を選んで発表。撮影時の裏話や名物シーンの誕生秘話など、ファン大興奮のマル秘トークが次々と飛び出した。蛭間に翻弄されまくりの御意ドクター・海老名敬を演じる遠藤が「西田さんから、どんなアドリブが出るか分からないんで。命懸けで耐えてるんですよ」と明かせば、遠藤と共に御意三兄弟を演じる鈴木(原守・役)&勝村(加地秀樹・役)も「特に3人のシーンでは、マジで意味の分からないシーンがいっぱいあるんですよ(笑)」、「必ずおかしなことをさせるんだよね」と、楽しそうにボヤキ節。一方、メロンと請求書でおなじみの神原晶を演じる岸部は「もともと台本に『メロンです』というセリフはなかったんです」と告白。晶が劇中で披露した高度なバックスキップ・シーンの裏話も披露し、ファンを驚かせた。そんな中、自らが選んだ名シーンを舞台上で見て、米倉が涙を流す一幕も。その場面は、病におかされた未知子が、師匠である晶の大きすぎる愛に触れた涙の感動シーン。「忘れられないシーンですね。晶さんが苦しんでいたりするシーンで、共に過ごす時間が一番つらい…」という米倉の言葉に、岸部もしみじみ。さらに、2人と交流の深い城之内博美役を演じる内田から「このシーンの後、2人で食事に行ったって、言ってたよね」と、エモい証言も飛び出した。また、キャスト陣と会場のファンは、マニアックな「ドクターXウルトラクイズ」にも挑戦。このコーナーでは、第1問目から田中が“失敗”してしまう。自身が演じる森本光の赴任先を問われるや「覚えてるわけないじゃないですか…」と苦笑い。紆余曲折の末、壮大な不正解となり、会場の笑いを誘った。
2024年08月29日米倉涼子、田中圭、内田有紀、今田美桜、岸部一徳らTVドラマシリーズのキャストが再集結した『劇場版ドクターX』に、染谷将太の出演が決定した。染谷が演じるのは、サイコパスな東帝大学病院の新院長・神津比呂人と、医療機器メーカーのCEOで比呂人の双子の弟・神津多可人。自身初となる一人二役、また手術シーンにも初挑戦する。兄・比呂人は、使えない医者はバッサリと切り捨てるサイコパスな新院長で、シリーズ史上最大の敵。しかし、生まれつき足に障がいを持つ多可人を救いたいと思っている。一方、車椅子生活を強いられている弟・多可人は、生まれつき心臓も悪く、将来完全に機能しなくなるリスクがあるため、完全置換型の人工心臓を開発中。「まさか自分がドクターX の世界に入るなんて夢にも思っていなかったので、とても嬉しかったです!」と本作への出演を喜んだ染谷は、「比呂人と多可人の2人を演じていくなかで、兄弟愛や、命の源のようなものを感じていたので、そのエネルギーがお客さんに伝わったら嬉しいです」とコメント。また、「最初から最後まで笑いと感動が絶えない作品になっていると思います。ぜひ劇場で観ていただきたいです」とメッセージも寄せている。『劇場版ドクターX』は12月6日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:劇場版ドクターX 2024年12月6日より全国にて公開Ⓒ2024「劇場版ドクターX」製作委員会
2024年07月30日“おいしい” “ワクワク” “ハッピー” をお届けするライフコーポレーションは、2010年にオープンして以来、多くのお客様にご愛顧いただいております「ライフ岸部店」を、2021年11月13日(土)に改装オープンいたします。当店が所在するJR京都線「岸辺」駅周辺は、都心部へのアクセスの良さや教育・医療施設の充実面から、小さなお子様を持つニューファミリー層に人気で、人口とマンション開発が増加している地域です。今回の改装では、水産・惣菜売り場に対面調理場を設置し、お買い物がさらに楽しくなる売り場に生まれ変わります。また、ファミリー向けの商品を充実させるほか、レジや袋詰めスペースもリニューアルし、「安全・安心」でスムーズなお会計を実現いたします。装いを新たに、生まれ変わった売り場と豊富な品ぞろえでお客様をお迎えし、地域一番店を目指します。【店舗概要】<店名>「ライフ岸部(きしべ)店」<住所>〒564-0004大阪府吹田市原町4-21-58TEL 06―6330―0101<改装オープン日>2021年11月13日(土)<建物構造>鉄骨造り地上2階建て売り場1階ライフ2階スギ薬局・セリア駐車場平面・屋上<売 り 場 面 積>2,200㎡(うち、ライフ直営は1,500㎡)<店長>本山政徳(もとやままさのり)<従業員数>84人(社員19人、パートナー65人)<駐車台数>80台<営業時間>9:30~24:00(テナント営業時間はライフと異なります)※営業時間は状況により変更になる場合がございます※店舗詳細は をご覧ください【商圏】・店舗から1㎞圏内は、3・4人世帯の構成比が大阪府平均を上回る地域です。・大阪府平均と比較すると、20歳未満の構成比が高く、ファミリー層が多いエリアです。【特徴】■水産・惣菜売り場に対面調理場を導入!対面調理場を新たに設置し、お買い物のワクワク感を演出いたします。人気の「うを鮨」やまぐろコーナーは、売り場を拡大し、選ぶ楽しさもご提供いたします。■ライフで人気の商品・コーナーが岸部店初登場!■お子様も、おとなも、みんなが楽しくお買い物できる売り場へファミリー世帯のお客様が多いため、幅広い年齢層の方にお楽しみいただける売り場を目指します。■「安全・安心」でスムーズなお会計を実現!※画像はすべてイメージです※取り扱い商品が異なる可能性がございます【店内配置図】ライフでのお買い物は「LC JCBカード」がおすすめ!さらに今ならお得なキャンペーンがどどーんと3連発!「LC JCBカード」は、ライフの各店舗をご利用のお客様にとって、一番お得にポイントが貯まるカードです。200円(税抜)につき1ポイントの通常ポイントに加え、LC JCBカードでお支払いいただくと、口座引き落とし時に200円(税込)につき、さらに1ポイントが貯まります。今なら、2022年2月28日(月)まで、ライフの創業60周年と発行5周年を記念して、「LC JCBカード」は新規入会で最大5,000ポイントのプレゼントや、ライフでのお買い物で毎日ポイント5倍などお得なキャンペーンを実施中です。(キャンペーンの詳細は をご確認ください)”「LC JCBカード」を使ってお得にお買い物しないともったいない!”ぜひこの機会にご入会・ご利用ください。『ライフらしさ』宣言!株式会社ライフコーポレーションは、第六次中期計画において当社が目指す姿を『ライフらしさ』宣言!として明文化いたしました。お客様にとっても従業員にとっても『私の生活に欠かせない存在』『私のお店』になりたいという想いと意志が込められています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年11月12日映画『総理の夫』(9月23日公開)の完成披露試写会舞台挨拶イベントが8日に都内で行われ、田中圭、中谷美紀、貫地谷しほり、工藤阿須加、松井愛莉、 嶋田久作、片岡愛之助、 岸部一徳、河合勇人監督が登場した。同作は原田マハ氏による『総理の夫 First Gentleman』(実業之日本社文庫)の実写化作。42歳で史上最年少にして史上初の女性総理となった凛子(中谷美紀)の夫で鳥類学者の相馬日和(田中圭)は、史上初のファーストジェントルマンとして担ぎ上げられてしまい、「政界」という未知なる世界で奮闘する。政治家の原久郎を演じた岸部は「原久郎、"腹黒い"ということで、どういう役かだいたい想像つくと思いますが、楽しい映画になっております」と太鼓判を押す。役作りについて聞かれると「現実の政治の世界の一人ひとりを思い浮かべると、むしろ原久郎の方が人がいいかなという感じで」とチクリ。さらに岸部は「こんな感じの人でやろうと思ったとかは言いにくいんですけど、いっぱいいるような気がしますね」と踏み込み、「特に最近は総裁選とか、いろんなところに出てくるので、この映画を観て興味を持ったら、もっと政治が面白く見れるかなという感じがしました」とアピールした。
2021年09月08日米倉涼子(45)主演ドラマ『ドクターX 外科医・大門未知子』(テレビ朝日系)のシリーズ第7弾が、今年10月に放送されると発表された。昨年3月31日付で、前所属事務所「オスカープロモーション」を退社した米倉。「ドクターX」の新シリーズは、独立後初の地上波主演作品となる。番組公式サイトによれば、シリーズ誕生から今年で10年目を迎えた米倉は「絶対に前作を超えるものを作りたい!」と意欲を見せているという。しかし当初はフリーランスの外科医・大門未知子へのイメージが定着し過ぎていたことで、負担を感じていた。「確かに、米倉さんにとって当たり役となった代表作です。いっぽうで大門未知子という役に愛着を抱きつつも、イメージが着きすぎてしまうことを懸念していたようです」(テレビ局関係者)米倉は新シリーズ発表のコメントのなかでも、“イメージの定着”についてこう分析している。《よくよく考えたら、『ドクターX』第一シリーズの未知子って、もっと無口で、今より落ち着きがあったんですよね。セリフも昔は少なくて、基本的に口を開けば『私、失敗しないので』と『いたしません』。それがインパクトにつながって、大門未知子のイメージが定着したと思うんです》そのうえで、《今回の最新シリーズでは原点に戻って、少し落ち着きを取り戻したいなと。この10年の経験を経て、もっと自信を持って、大人になって帰ってきた未知子でありたいなと思っています》とキャラクターの刷新を掲げている。■シリーズが続くほど、女優としての格が上がる’04年以降ほぼ毎年、連続ドラマの主演を重ねていた米倉。しかし’19年10月期の『ドクターXシーズン6』以降、地上波での主演作品はない。独立後に決まった主演作は、今年配信予定のNetflixオリジナルシリーズ『新聞記者』のみとなっていた。そんな米倉は、今年4月26日放送の『しゃべくり007』(日本テレビ系)に出演。日々のモチベーションを上げるために実践しているという「悔しい探し」の対象として、綾瀬はるか(36)を挙げる一幕があった。「綾瀬さんが 3月に出演した『しゃべくり』のオンエアを見て、“自分のトーク力の方が劣っている”と感じたそうです。綾瀬さんといえば、今年1月期に放送された『天国と地獄』(TBS系)で主演女優として大成功を収めました。そんな綾瀬さんに、米倉さんは刺激を受けているようです」(前出・テレビ局関係)そして心機一転で出演を決意した米倉。その判断は、将来的にもプラスに動きそうだ。「米倉さんは独立後、渡米してミュージカルの勉強などをする予定だったといいます。ですがパンデミックが直撃したことで、白紙となってしまいました。いっぽうで米倉さんが『ドクターX』に再び挑戦することは、今後、海外で“日本の大女優”として高く評価される材料となるでしょう。アメリカではドラマのシリーズが続くほど、女優としての格が上がるといいますから。また新シリーズには、内田有紀さん(45)や岸部一徳さん(74)、勝村政信さん(57)といった旧知の仲間たちが集結しています。米倉さんは日本に滞在する間は、『今できることを柔軟にやっていこう』とポジティブにとらえているようです」(舞台関係者)大門未知子の帰還を、多くの視聴者は心待ちにしている。
2021年05月20日米倉涼子が“異色・孤高・反骨の天才外科医”大門未知子を演じる人気シリーズ「ドクターX~外科医・大門未知子~」の第7弾がこの秋、放送されることが決定した。本作は、病院組織で数々の騒動を巻き起こしながらも、外科医の本質である手術や治療を成し遂げるため、一切の妥協を許さず突き進む大門未知子の姿を描いた医療ドラマ。2012年に第1シリーズが放送され、今年ついにシリーズ誕生から通算10年目に突入。今回の第7シリーズの舞台は、100年に1度のパンデミックによって世界中で医療崩壊が起こる中、新局面を迎えた日本最高峰の大学病院「東帝大学病院」。いまや感染治療と内科を最優先し、不要不急の外科手術は延期する方針を採用。かつて花形だった外科は別棟の分院へ追いやられ、メスを使わない「ケミカルサージェリー」を推進する内科が台頭の兆しを見せていた。そんな中舞い戻った未知子は、疲弊しきった医療現場でも怯むことなく、目の前の命を救うべく邁進するのだが、彼女の前にまた “新たな敵”が立ちはだかる…。シリーズを通して未知子役を演じてきた米倉さんは、この長い年月をふり返り「『ドクターX』が始まると最初に聞いたのは、初めてブロードウェイでミュージカル『CHICAGO』に出演するため、ニューヨークに滞在していたときだったんです。そのタイミングを含めて考えると、この10年は自分自身の歴史をものすごく振り返られる時間。まさか大門未知子という1人の女性の歴史が10年続くなんて…! 私の人生設計になかったことなので、ありがたい限りです」としみじみ。新シリーズに関しては「原点に戻って、少し落ち着きを取り戻したいな、と。この10年の経験を経て、もっと自信を持って、大人になって帰ってきた未知子でありたいな、と思っています」と明かし、「セリフ、覚えられるかな(笑)?オペのシーンも視力が最近落ちたので、手元がちゃんと見えるか心配(笑)!でも、コロナ禍でおうち時間が増え、『ドクターX』を動画配信などで見返してくださった方もたくさんいらっしゃったようで、『面白かったです』と言ってもらえて、すごくうれしかったんです。今回は見てくださっている方々同様、私たち『ドクターX』ファミリーのみんなが『ぜひもう一度やりたい』と願い、実現した最新シリーズ。そのパワーが皆さんに届いたらいいな、と思います」とコメントしている。さらに、未知子のほかにも「神原名医紹介所」の仲間、内田有紀演じる城之内博美や岸部一徳演じる神原晶をはじめ、海老名敬(遠藤憲一)、加地秀樹(勝村政信)、原守(鈴木浩介)、さらに前作ラストで東帝大の院長の座を奪われた蛭間重勝(西田敏行)ら、唯一無二の常連メンバーも再結集する。「ドクターX~外科医・大門未知子~」は10月、毎週木曜日21時~テレビ朝日にて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年05月19日俳優の田中圭と中谷美紀がW主演を務める、映画『総理の夫』(9月23日公開)の追加キャスト、ビジュアル、速報映像が23日、公開された。同作は原田マハ氏による『総理の夫 First Gentleman』(実業之日本社文庫)の実写化作。42歳で史上最年少にして史上初の女性総理となった凛子(中谷美紀)の夫で鳥類学者の相馬日和(田中圭)は、史上初のファーストジェントルマンとして担ぎ上げられてしまい、「政界」という未知なる世界で奮闘する。公開日は9月23日に決定し、追加キャストも発表。ファーストジェントルマンとなった日和(田中圭)付きの広報を担当することとなるシングルマザーの「ドS内閣広報担当」富士宮あやかを貫地谷しほり、凛子(中谷美紀)の秘書として活躍する「イケメン総理秘書」島崎虎山を工藤阿須加、日和が働く鳥類研究所で働く「隠れ美人のミーハー鳥類研究員」伊藤るいを松井愛莉が演じる。鳥類研究所のトップである「ゴマすり鳥類研究所所長」徳田実を木下ほうか、「あやしい巨漢フリーライター」阿部久志を米本学仁、「ポーカーフェイス官房長官」小津智祐を嶋田久作がそれぞれ演じ、日和と凛子の周りで起こる数々の出来事に関わることに。さらには、片岡愛之助が「総理の夫の兄でキザな勘違いCEO」相馬多和を、余貴美子が「総理の夫の母で財界の超大物」相馬崇子を、岸部一徳が「腹黒な政界のドン」原久郎を演じ、ベテラン俳優陣が「田中圭&中谷美紀内閣」の脇を固める。この豪華な面々に加え、日和と凛子、そして「総理の夫のアイボー」インコまで登場するキャラクタービジュアル、そして凛子が国会に立つ速報映像も公開された。○田中圭 コメント日和は巻き込まれ型の主人公で、皆様が生きてくれたキャラクターに振り回されてばかりです。だからこそ皆様のお芝居をキチンと受けとる事に専念しましたし、受けていて心地良く、おっかなくて、でもやっぱり面白くて。毎日大変でした。日和は全員から責められるという稀有な存在ですので、出演者皆様のお芝居を沢山感じる事ができたのも幸せでした。癖がすごい皆様、最高でした。是非劇場で、日和の気持ちになって振り回されて欲しいです。○中谷美紀 コメント岸部一徳さんをはじめとする憧れの先輩たちの、柔軟かつゆとりあるお芝居に 支えられて安心感を覚え、初めて共演させていただいた貫地谷しほりさんの緻密 かつ繊細なお芝居に心震わされ、松井愛莉さんや工藤阿須加さんといったお若い 役者さんたちの実直なお芝居から刺激を受けた幸せな日々でした。○貫地谷しほり コメント田中さんとの共演は久々だったのですが気付いたら隠し撮りされたり、変わらない圭くんがそこにいて、圭くんの明るいオーラで現場が和やかに進んでいきました。そして凄い設定にも関わらず思わず納得してしまう中谷さんの総理としての存在感に圧倒されました。楽しい夏になりました。○工藤阿須加 コメントお二人が出演されている作品を昔から観ていたので、今回共演させて頂き、いつか一緒に芝居をしたい! という願いが叶いました。撮影初日に中谷さんから「秘書の雰囲気を醸しだしてるね!」と声を掛けて頂き嬉しかったですし、役との向かい方や佇まいを近くで見せていただいたこと、田中さんはひとつひとつのお芝居の切り替えの速さ、柔軟性、毎回変化される表情を近くで見せて頂いたこと、お二人との時間は沢山勉強させて頂きましたし、素敵な時間を過ごすことができました。○松井愛莉 コメント田中圭さんは初めましてだったのですが、とても気さくに話しかけていただきました!周りを明るくしてくれる太陽みたいな方でした。中谷美紀さんは一度共演させていただいたことがあるので、またご一緒できてとても嬉しかったです!合間で色んなお話ができて、私の演じる役をおもしろいねと笑ってくださいました!いつもご丁寧で美しく、優しい方でした!そんな素敵なお二人とご一緒できて、光栄です。とても濃い時間を過ごすことができました。(C)2021「総理の夫」製作委員会
2021年03月23日田中圭と中谷美紀がW主演、日本初の女性総理とその夫・ファーストジェントルマンを描く映画『総理の夫』。本作の追加キャストと共に、ポスタービジュアルと速報映像が解禁。公開日は9月23日(木・祝)に決定した。この度到着した速報映像では、“日本初の女性総理”として神々しい美しさをまとって登場する凛子(中谷さん)。それに対して、出張帰りの無精髭でボロボロの格好の日和(田中さん)は、マスコミの突撃を受けて自身が“日本初の”ファーストジェントルマンとなったことを知り、驚きを隠せない様子。「驚かせてごめん」と言う凛子だったが、“監視”“追っかけ”、さらには“スキャンダル”まで(!?)数々のピンチが日和に降りかかる場面が切り取られている。最後には、自宅の前で警備員に止められ「僕は、総理の夫です!」と日和が声を張り上げるシーンも…。果たして、日和と凛子はこの“歴史を動かす”ピンチをどう乗り越えていくのか!?また、ファーストジェントルマンと新総理を囲む追加キャストが発表。貫地谷しほり演じる「ドS内閣広報担当」富士宮あやかは、ファーストジェントルマンとなった日和付きの広報を担当することとなるシングルマザー。凛子の秘書として活躍する「イケメン総理秘書」島崎虎山を演じるのは、工藤阿須加。松井愛莉が、日和が働く鳥類研究所で働く「隠れ美人のミーハー鳥類研究員」伊藤るいを演じる。そして、その鳥類研究所のトップである「ゴマすり鳥類研究所所長」徳田実を木下ほうか、「あやしい巨漢フリーライター」阿部久志を米本学仁、「ポーカーフェイス官房長官」小津智祐を嶋田久作がそれぞれ演じ、日和と凛子の周りで起こる数々の出来事に関わることに。さらには、片岡愛之助が「総理の夫の兄でキザな勘違いCEO」相馬多和を、余貴美子が「総理の夫の母で財界の超大物」相馬崇子を、岸部一徳が「腹黒な政界のドン」原久郎を演じ、ベテラン俳優陣が脇をしっかりと固める。この豪華な面々に加え、日和と凛子、そして「総理の夫のアイボー」インコ(!?)まで登場するキャラクタービジュアルが到着。個性豊かで“クセが強い”登場人物と、そして彼らに“巻き込まれていく”日和の大騒動を予感させている。原作は、原田マハの20万部超えベストセラー小説。脚本を「私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな」の松田沙也、『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』の杉原憲明が手掛け、『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』の河合勇人が監督する。田中圭コメント日和は巻き込まれ型の主人公で、皆様が生きてくれたキャラクターに振り回されてばかりです。だからこそ皆様のお芝居をキチンと受けとる事に専念しましたし、受けていて心地良く、おっかなくて、でもやっぱり面白くて。毎日大変でした。日和は全員から責められるという稀有な存在ですので、出演者皆様のお芝居を沢山感じる事ができたのも幸せでした。癖がすごい皆様、最高でした。是非劇場で、日和の気持ちになって振り回されて欲しいです。中谷美紀コメント岸部一徳さんをはじめとする憧れの先輩たちの、柔軟かつゆとりあるお芝居に 支えられて安心感を覚え、初めて共演させていただいた貫地谷しほりさんの緻密 かつ繊細なお芝居に心震わされ、松井愛莉さんや工藤阿須加さんといったお若い役者さんたちの実直なお芝居から刺激を受けた幸せな日々でした。貫地谷しほりコメント田中さんとの共演は久々だったのですが気付いたら隠し撮りされたり、変わらない圭くんがそこにいて、圭くんの明るいオーラで現場が和やかに進んでいきました。そして凄い設定にも関わらず思わず納得してしまう中谷さんの総理としての存在感に圧倒されました。楽しい夏になりました。工藤阿須加コメントお二人が出演されている作品を昔から観ていたので、今回共演させて頂き、いつか一緒に芝居をしたい!という願いが叶いました。撮影初日に中谷さんから「秘書の雰囲気を醸しだしてるね!」と声を掛けて頂き嬉しかったですし、役との向かい方や佇まいを近くで見せていただいたこと、田中さんはひとつひとつのお芝居の切り替えの速さ、柔軟性、毎回変化される表情を近くで見せて頂いたこと、お二人との時間は沢山勉強させて頂きましたし、素敵な時間を過ごすことができました。松井愛莉コメント田中圭さんは初めましてだったのですが、とても気さくに話しかけていただきました!周りを明るくしてくれる太陽みたいな方でした。中谷美紀さんは一度共演させていただいたことがあるので、またご一緒できてとても嬉しかったです!合間で色んなお話ができて、私の演じる役をおもしろいねと笑ってくださいました!いつもご丁寧で美しく、優しい方でした!そんな素敵なお二人とご一緒できて、光栄です。とても濃い時間を過ごすことができました。『総理の夫』は9月23日(木・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:総理の夫 2021年9月23日より全国にて公開©2021「総理の夫」製作委員会
2021年03月23日川のほとりで静かに暮らす男たちの、しょっぱく甘い、切なくて笑える日々を描く「川のほとりで」。この度、本作の脇を固めるフルキャストが発表された。多摩川の河川敷にブルーシートの小屋を作って暮らしている通称トシちゃん(綾田俊樹)とBB(ベンガル)。朝は4時から街中で缶集め、夜は電気代節約のために7時には寝るという毎日。のんきに日々暮らしているが、「俺たちは自活するホームレスだ!」というプライドは持っている。そんな2人のもとに、ある小劇団の若手女優ナオが訪ねてくる。次の公演でホームレスのリーダーと恋に落ちるヒロインを演じるので取材をさせてほしいと言うのだ。そして、3人の長い夜が始まった…。本作は、東京・下北沢を拠点とした劇団・東京乾電池の綾田俊樹×ベンガルの伝説的演劇ユニット“綾ベン企画”の舞台「川のほとりで3賢人」をベースに、完全オリジナルストーリーで展開されるホームレスコメディ。本作の舞台となる多摩川河川敷の住人として、BBの家に躊躇なく踏み込み居座る国籍不詳の謎の女“ペマ子”を小泉今日子。河川敷のリーダー的存在“チャメさん”を岸部一徳。ホームレス界のジャンヌダルク“聖さん”を倍賞美津子。舞台版で女ホームレス・馬場マチコを演じた広岡由里子は、同キャラクターで登場。さらに、彼らを取り巻くキャラクターとして、小劇団の女優で、トシちゃんとBBを取材しにやってくるナオを成海璃子。川でトシちゃんとBBが出会う、不思議な青年・鈴木を山田裕貴。区役所福祉課の職員・佐藤を山内圭哉。結婚の報告のため、行方不明の父チャメさんを訪ねてくる娘・優子を臼田あさ美。チャメさんのもとに突如現れる、食品加工会社の経営者・桜井を瀧川鯉昇が演じる。WOWOWオリジナルドラマ「川のほとりで」は4月2日より毎週金曜日23時~WOWOWプライム&WOWOWオンデマンドにて放送・配信(全6話・第1話無料放送)。(cinemacafe.net)
2021年03月04日俳優の結木滉星が、ケイアイスター不動産の新CMに出演することが26日、分かった。新CMは3月1日より関東エリア1都6県で放送され、ケイアイスター不動産のCMギャラリーでは、メイキング映像を含む動画12本が同日に公開される。結木演じる敬愛星(けいあいほし)がケイアイスター不動産に入社し、岸部一徳演じるベテラン社員のトクさんから営業の心得を学ぶ姿を描くストーリー仕立てのCM。採用面接で熱意を伝える敬愛にトクさんが険しい表情を見せる「面接」編、敬愛がなぜこの道を志したのか、亡き母との過去が明らかになる「生い立ち」編、お客様からついに成約をもらいトクさんとお祝いをする「初めての成約」編の、人情味あふれる3編となっている。結木は役どころについて「本当に明るくてポジティブで真面目で、裏表がなくて笑顔が素敵で、ちょっと空気が読めないところもあるけどそれが敬愛星の魅力だと思いました。楽しく演じることを意識しました」とコメント。岸部の印象を「落ち着いている雰囲気とトクさんの雰囲気がマッチしていて素敵だなと思いました」と語り、一緒に撮影した焼肉屋のシーンについては「アドリブだったんですけど、思わず笑っちゃいました! そのシーンがどう使われているか本当に楽しみ」と期待を寄せた。
2021年02月26日秘書たちが“影の軍団”となって悪を成敗する「七人の秘書」の6話が11月26日オンエア。シム・ウンギョン演じるサランが自らと母を捨てた“父親”と再会。リリー・フランキー演じる父親・白鳥との“和解”に感動の声が寄せられている。望月千代を木村文乃が、照井七菜を広瀬アリスが、長谷不二子を菜々緒が、パク・サランをシム・ウンギョンが、風間三和を大島優子が、鰐淵五月を室井滋が、萬敬太郎を江口洋介が、財務大臣の粟田口十三を岸部一徳がそれぞれ演じる本作。目立たぬことを極意とし要人に仕える“秘書”たちとその元締めとなる“影の男”が、副業の人助けで金や権力にまみれた非情な支配者たちを一掃していく痛快ドラマが展開してきた。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。前回、秘書たちの暗躍で“改心”した東京都知事・南勝子(萬田久子)が心筋梗塞で倒れ、サランが病院長秘書を務める慶西大学病院に救急搬送されてきた。勝子の入院を知った粟田口は“日本一のゴッドハンド”として名高い東帝大学病院の心臓外科教授・白鳥六郎(リリー・フランキー)に執刀を依頼する。一方、ラーメン店「萬」に照井が夫とともに青果店を営む康子を連れてくる。康子の夫は心臓に難病を抱えており、手術日がようやく決まったものの、病院から手術を“ドタキャン”されてしまったという。康子の手術を断ったのが勝子の手術を担当する白鳥だと知って怒る秘書たちは、サランから白鳥が自分と母を捨てた父親だと告白され驚く。勝子の見舞いにきた粟田口は勝子に退陣を促すが断られ、白鳥に勝子の手術をわざと失敗するよう持ち掛けてる…というのが今回のストーリー。補助金をカットすることを匂わせ白鳥に執刀させようとする粟田口だが、白鳥は拒否。秘書軍団の手を借りて勝子の手術を成功させるというラストだった。白鳥に知事からの謝礼を渡しにいくサランと三和。帰ろうとするサランを白鳥が呼び止め、自分の娘だと気づいていたことを伝える。「あなたのような外科医になりたかった」というサランに、それと引き換えに多くのものを犠牲にしたと話し「別の方法で人を救える人になって欲しい」と答える白鳥。それを聞き1人号泣するサラン…。サランと白鳥の“和解”に「いつもは、スッキリして終わるのが常だったけど、今日のは「良いドラマ見たな」って感じ」「リリーフランキーが優しく語りかけるシーン泣いた」「2人の会話に思わず目が潤んでしまいました」などの反応が。またシム・ウンギョンさんとリリーさんの演技にも「サランさんと話してるときのリリーさんの優しい顔とアッパーって言いかけた時のサランさんの絶妙な表情。よかった」「リリーさんもシムウンギョンさんの演技もめちゃくちゃ良くて急に映画見てるみたいだった」といった賛辞の声が送られている。(笠緒)
2020年11月26日名もなき秘書たちと、その元締めとなる影の男が、副業の人助けで非情な権力者たちを一掃していく姿を描く、木村文乃主演の痛快ドラマ「七人の秘書」。11月26日(木)今夜放送の第6話は、リリー・フランキーがゲスト出演し、メインキャストで出演中のシム・ウンギョンとの“芝居バトル”が展開する。第6話では、萬田久子扮する東京都知事が倒れ、パク・サラン(シム・ウンギョン)が病院長秘書を務める慶西大学病院に救急搬送される。知事の入院を知った財務大臣・粟田口十三(岸部一徳)は、“日本一のゴッドハンド”として名高い東帝大学病院の心臓外科教授・白鳥六郎に執刀を依頼するが、その名を聞いたサランは動揺する。一方、ラーメン店「萬」には、東都銀行頭取秘書・照井七菜(広瀬アリス)に連れられ、夫と共に青果店を営む康子が来ていた。心臓に難病を抱える夫の手術日がようやく決まったにも関わらず、突然病院から断られたという。そんな今回の“七人”の敵となるのが、リリーさん扮するスーパードクター・白鳥六郎。さらになんと白鳥は、幼い頃に母とサランを捨てた父親だという。母の死後、白鳥を捜すために日本に来たが、一度たりとも会ってもらえなかったと憎しみを露わにする…。今回の見どころのひとつとなっているのが、リリーさんとシム・ウンギョンとの芝居バトル。シム・ウンギョンについてリリーさんは「一度共演してみたかった女優さん」と言い、「エモーショナルで繊細な演技と姿勢に感動しました。サランと六郎が親子の関係を伝え合う場面は、素晴らしいシーンになっていると思います」と共演をふり返る。シム・ウンギョンは「いろんな作品を拝見させていただき、本当に個性的で繊細なお芝居をされる素敵な方というイメージがありました。カメレオンのように自由自在に芝居されるところがうらやましいと思っていました」とこれまでのリリーさんの印象を明かし、「リリーさんとの共演シーンは少し緊張していたのですが、私の芝居を優しく受け止めてくださってうれしかったです。ちなみに、リリーさんがお父さんだった、という事実は私にとっても衝撃でした(笑)」と共演した感想を語った。さらに、ある企みを知った秘書軍団は、看護師に変装して病院に潜入する。「七人の秘書」は毎週木曜日21時~テレビ朝日にて放送中。(cinemacafe.net)
2020年11月26日木村文乃らが演じる秘書による“影の軍団”が悪を成敗する痛快ドラマ「七人の秘書」の5話が、11月18日オンエア。江口洋介演じる萬、そして大島優子演じる三和、それぞれの過去に多くの反応が寄せられている。本作は「ドクターX~外科医・大門未知子~」シリーズや「ハケンの品格」の中園ミホが脚本を担当し、目立たぬことを極意とし、要人に仕える“秘書”たちとその元締めとなる“影の男”が、副業の人助けで金や権力にまみれた非情な支配者たちを一掃していくというストーリーが展開。木村さんが東都銀行の派遣秘書・望月千代を演じ、広瀬アリスが同じく東都銀行の秘書である照井七菜に、菜々緒が警視庁秘書の長谷不二子に、シム・ウンギョンが病院秘書のパク・サランに、大島優子が都知事秘書の風間三和に、室井滋が情報屋・鰐淵五月に、江口洋介が彼女たちを束ねるラーメン店「萬」店主の萬敬太郎に、彼らが“成敗”する相手の黒幕的存在となる財務大臣の粟田口十三に岸部一徳といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回は三和が秘書を務める東京都知事・南勝子(萬田久子)が公約に掲げていた児童養護施設の新築が撤回され、そこに暮らす子どもたちが居所を失うことに。都知事に怒りをぶつける子どもたちと出会った千代は事情を知って秘書軍団に相談。そんな折、勝子の公約撤回に裏で絡んでいた粟田口が「萬」のラーメン屋に現れる…というのが今回のストーリー。そこで粟田口が口にしたのは萬がかつて粟田口の秘書をしており、収賄で刑務所に入ってたという過去…「萬さんの過去が明らかになってきて、どんどん面白くなってきた」「最大の闇を抱えているのは萬敬太郎(江口洋介)なのでしょう」などの声が。またホテルオーナーの令嬢という立場ながら秘書軍団に加わっている三和の過去も明かされた。「三和さんが何だか一人だけ少し捻くれてトンがってる訳が解った」「三和の色々な面も表情も、振り幅広々たっぷり沢山見る事も出来て、本当に最&高」「今日はギャル優や変顔、手話、荒れる三和さんなど、いろんな表情が見られて最高の回」などの声があがっていた。(笠緒)
2020年11月19日タレントで俳優の岸部四郎さんが亡くなっていたと9月15日に発表された。71歳だった。各メディアによると、死因は拡張型心筋症による急性心不全だという。岸部さんは沢田研二(72)がボーカルを務めるバンド「ザ・タイガース」にギタリストとして参加。78年のドラマ「西遊記」(日本テレビ系)での沙悟浄役など俳優としても活躍し、84年からは朝のワイドショー「ルックルックこんにちは」(同局系)の司会になった。しかし活躍が続くなか、一転する。「『ルックルック』に出演していたころの岸部さんは日本で一番高い家賃として話題になった高層マンションに住み、愛車はベンツ。年収2億円ともいわれていました。しかし、98年に借金が膨らんで自己破産。負債額は4億2000万。一時は電気やガス、水道も止められたそうです」(スポーツ紙記者)13年も続いた「ルックルック」を降板し、所属事務所も解雇された岸部さん。のちに仕事面では挽回し始めたが、その矢先の03年に脳溢血に。そして後遺症の残る身体となった。そんな岸部さんのことを支えたのは、94年に結婚した14歳年下の妻・小緒理さんだった。岸部さんのマネジメントも引き受け、まさに公私ともにパートナーだった小緒理さん。しかし07年4月、43回目の誕生日を目前に心不全で急死した。07年6月、本誌で13年間の夫婦生活を回想した岸部さん。小緒理さんはマネージャーでありスタイリスト、運転手でもあったと告白。その苦労についてこう語っている。「食事の管理から栄養、糖尿にならないようにとか、彼女は熱心でしたね。特別のおにぎりを作って楽屋弁当とかいっさい食べさせない」「本番中は、ずっとスタジオのかたわらで僕の様子を見ているんです。僕が、具合が悪くなったら、ちょっと手を挙げることになっていたんです」「彼女はずっと休まらない。『あなたに付くというのは大変なのよ。普通の人ではできない』って、言ってました」そのため「僕が幸せにできなかったというのは、ものすごく悪い気がしてきてね。そういう思いばっかりなんですよ。嫌な思いをさんざんさせて……」と悔やんだ。08年2月にも再び本誌に登場した岸部さんだったが、傷心のさなかだった。小緒理さんの笑っている写真に話しかける日々だといい、「情けない話だけど、いまのぼくには仏壇を買うお金がないんですよ」と話してくれた。そして、こんな懺悔の言葉を口にしていた。「(「ルックルック」の司会を務めていたころに)きちんと蓄えとけば、こんなことにはならなかった。女房に苦労をかけることもなかったと、いまさら後悔しても遅いんだけど……」08年4月、小緒理さんの一周忌を迎えた。当時の岸部さんは仕事の激減ぶりをつづるなど、その自虐的なブログが話題に。そうしてバラエティ番組を中心に声がかかるようになっていた。その1カ月後。岸部さんは本誌インタビューで仕事が忙しくなってきた半面、小緒理さんの遺影に向かって「逝くのが早すぎたよ」と“文句”を言っていると語った。さらに、こんな展望も明かしていた。「僕がやらなきゃいけないのは、女房のお墓を建てることですよ。岸部家のお墓の敷地内に、僕が死んだら、女房と並んで入れてもらえるようなお墓をなんとか今年中に建てたいと思っています。早くお墓を建ててあげないと、女房がかわいそうやからね」13年12月に行われたザ・タイガースの再結成ライブが最後の公の場となった岸部さん。15年8月には「週刊女性」で、老人ホーム生活を送りリハビリに励んでいるとも報じていた。71年にわたる波乱万丈な生涯を終えたいま、天国で小緒理さんとの再会を喜んでいることだろう。
2020年09月16日2020年8月28日、俳優やタレントとして活躍していた岸部四郎さんが亡くなっていたことが明らかになり、悲しみの声が上がっています。タレントの岸部四郎さんが死去「悲しすぎる」「本当にさびしい」『西遊記』で共演した堺正章、西田敏行がコメント岸部四郎さんが沙悟浄役として出演したテレビドラマ『西遊記』(日本テレビ系)では、歌手でタレントの堺正章さんが孫悟空役を、俳優の西田敏行さんが猪八戒役を務めました。堺さんは、岸田さんの訃報を受け、ドラマ『西遊記』で共演した当時を振り返り、このようにコメントしています。仲間を失った堺は無念の胸中を吐露。「四郎ちゃんには西遊記で沙悟浄役を頑張って頂いた思い出が大きく残っています」と在りし日の姿をしのんだ。サンケイスポーツーより引用また、西田さんも、「シローちゃんの沙悟浄、最高だったよ」と、岸田さんをしのびました。ともに時代を駆け抜けた西田は「人生の絶頂とどん底を経験したシローちゃん!現世の旅を終えてパライソに旅立ったんだね」と、ポルトガル語で天国、楽園を意味するパライソを用い、コメント。「シローちゃんの沙悟浄、最高だったよ」と懐かしみ、「数多の役者いるけれど、あんなチャーミングな沙悟浄を演じられる役者はシローちゃんだけです。あん時の幸せそうなシローちゃんの顔しか思い浮かばないよ」と悼んだ。サンケイスポーツーより引用3人が共演した『西遊記』のファンからは、さまざまな声が上がっています。・『西遊記』は私の幼少期のお気に入りの番組でした。沙悟浄が一番好きだったなぁ。・岸部さんといえば、『西遊記』の沙悟浄でしょう。関西弁の沙悟浄は最高でした。・岸部さんが演じる沙悟浄が大好きでした。当時、『西遊記』の放送を、家族で楽しみにしていたことを思い出します。大切な思い出をありがとう。独特な雰囲気で多くの人を魅了していた岸部さんの姿は、今後も多くの人の心の中に残り続けることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年09月16日俳優やタレントとして活躍していた岸部四郎さんが、2020年8月28日に亡くなっていたことが明らかになりました。71歳でした。グループサウンズ「ザ・タイガース」のメンバーで、テレビの司会者や俳優としても親しまれたタレントの岸部四郎(きしべ・しろう)さんが8月28日午前4時33分、拡張型心筋症による急性心不全のため千葉県内の病院で死去したことが15日分かった。サンケイスポーツーより引用また、葬儀は近親者のみで行ったとのことです。岸部四郎さんは、ボーカルを沢田研二さん、ベースを兄の岸田一徳さんが務めるバンド『ザ・タイガース』でギターを担当。また、1971年に『ザ・タイガース』解散した後には、俳優としてテレビドラマ『西遊記』(日本テレビ系)で沙悟浄役を熱演し、ワイドショー『ルックルックこんにちは』(日本テレビ系)では司会を担当するなど、幅広く活躍していました。岸部さんの訃報に、ネットではさまざまな声が上がっています。・味のある役者さんがまた1人、この世を去られた。とても残念です。・え、ウソでしょ。信じられない…。大好きでした。・役柄も素敵だったし、『ザ・タイガース』も好きでした。本当に悲しい。長年にわたり、芸能界で唯一無二の存在感を放ってきた岸部四郎さん。ご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2020年09月15日「好きな俳優さんばかりいて、どのシーンも楽しかったです。なかなかほれちゃう現場でしたね」石橋蓮司(78)が18年ぶりに主演する映画『一度も撃ってません』(7月3日全国公開)で、元人気ミュージカル女優を演じている桃井かおり(69)。本作は、伝説のヒットマンと噂される小説家・市川進(石橋)をめぐるハードボイルドコメディ。石橋演じる市川と、桃井演じる元人気ミュージカル女優は、50年来の旧友という設定だが、実際に2人の交友も長年に及んでいるという。「私が初めて出演した映画で共演してからのお付き合い。アヒルが初めて見たものを親と思ってしまうように、彼の背中を見ながら俳優生活を送ってきました。石橋蓮司という人は、思想や会話がとても粋だし、かわいいところもあって、日本の映画界でいちばんしゃれてる男(ひと)だと思います」出演者はほかにも、大楠道代(74)、岸部一徳(73)、江口洋介(52)、妻夫木聡(39)など、豪華俳優たちが脇を固めている。「隅々まで主役級の俳優さんたちが配役されているんですが、それを撮りまとめたのが阪本順治監督(61)。監督は原田芳雄さんの最後の映画も撮っていますが、私たちベテラン俳優をうまく映画に生かしてくれる稀有な存在だと思います」「女性自身」2020年7月14日号 掲載
2020年07月06日「寒い時期の撮影で、体はキツいし、お酒は飲めない。主演といっても何もいいことなかった(笑)」そう語るのは、『一度も撃ってません』(近日公開)で約18年ぶりに映画の主演を務めた石橋蓮司(78)。ハードボイルド気取りの売れない小説家・市川進をときに渋く、ときにコミカルに演じている。サングラスやトレンチコートがこれほど似合う役者はいないと感心しつつも、まるで時代遅れの主人公に思わずクスッと笑ってしまう。「市川には昭和の男のこだわりみたいなものがあって、時代に合わせて自分自身の路線を変えられない。非常に不器用だと思いますが、それも昭和の人間のよさだと思って面白がってくだされば、と」さらに、本作は’70年代を生きた人間たちの群像劇とも語る。まだ30代だった当時を振り返った。「あの時代の若者は、日米安保条約に対する反対運動が盛んな社会情勢にあって、自分の居場所を模索していました。作家や建築家など表現者ともなればなおさら、自分のスタイルを作ろうと必死でしたよ。自分たち役者も、自分が何者であるかを自身の表現で主張しないと相手にしてもらえなかった。そういう意味では、個性が際立つ、セクシーな時代だったと思います」共演は、市川の50年来の旧友を演じる岸部一徳、桃井かおりなど、石橋の戦友たちが顔をそろえた。「聞けば、監督に『石橋蓮司最後の主演作だから出てくれ』と頼まれたらしい(笑)。まあ、それは冗談ですけど、もともとは、いまは亡き原田芳雄の家に集まっていたとき、かおりたちと盛り上がって生まれた話。撮影中は“俺ら、まだやってるぞ!”と、芳雄に報告するような気持ちで演じていました」今作では妻に頭が上がらない市川を演じたが、実生活の妻で女優の緑魔子との力関係を聞くと。「妻が強いかな、激しい人ですから。自分が不養生で酒やタバコもやるもので、よく叱られます。市川みたいな感じですよ(笑)」夢は、妻と旗揚げした「劇団第七病棟」の公演を復活させること。「廃校などを劇場に改築して公演するというスタイルでやってきましたが、今の時代、場所を確保するのがなかなか難しい。場所が借りられて、お客さんが望んでくださるのであれば、もう1回、老体にむちを打ってでもやりたいです」最後に、つねに第一線で活躍するための秘訣を聞いた。「飽きないように、自分に言い聞かせること。慣れることなく、何事も面白がるのが一番です」「女性自身」2020年5月5日号 掲載
2020年04月27日4月24日(金)より公開を予定していた映画『一度も撃ってません』が、新型コロナウイルスの感染拡大状況を考慮し公開延期が決定した。配給のキノフィルムズは、「作品の公開を楽しみにお待ち頂いていた皆様には心よりお詫び申し上げます」とした上で、今後の公開予定は決定し次第改めて発表、「公式HPおよび公式Twitterでもお知らせいたします」としている。本作は、『半世界』も記憶に新しい阪本順治監督のもと、18年ぶりの映画主演となる石橋蓮司に、大楠道代、岸部一徳、桃井かおりほか、柄本明&柄本佑、佐藤浩市&寛 一 郎の親子共演が実現し、豊川悦司、江口洋介、妻夫木聡、井上真央ら豪華俳優の出演が話題となっている。(text:cinemacafe.net)■関連作品:一度も撃ってません 近日公開©︎2019「一度も撃ってません」フィルムパートナーズ
2020年04月09日4月24日公開の映画『一度も撃ってません』の完成報告会が9日、都内で行われ、石橋蓮司、大楠道代、岸部一徳、桃井かおり 佐藤浩市、江口洋介、妻夫木聡、新崎人生、井上真央、 渋川清彦、前田亜季、小野武彦、阪本順治監督が出席した。石橋蓮司が、阪本順治監督からの熱いラブコールを受けて18年ぶりに主演を務めることになった本作。殺しの依頼を受けるが、実はハードボイルド小説のネタ集めをしている売れない小説家役を石橋が熱演している。主演の石橋は「キャスティングを見た時にとてつもない方が出ることになって、どうやってこの人たちを説得したの? と。きっと石橋蓮司の遺作になるかもしれないと監督や製作部が言って集めたんじゃないかと思いますね。生前葬のようにやらせてもらいましたよ。皆さん、長い間お世話になりました」と茶目っ気たっぷりで笑いを誘った。続けて、「主演といっても朝は1番早いし終わるのも最後だし飲めなかったし、ちっとも良いことなんてなかったですね。二度とやりたくないですよ」と苦労も語った。石橋を主演にとの流れを作ったという桃井は「遺作にしようとしたんじゃなくて、(『大鹿村騒動記』の)原田芳雄さんの最後の笑顔を阪本監督が自力で撮ってくれたのは、日本映画界で1番良い話だと思うんです。でも残念なのは死ぬと分かって撮るんじゃなくて、元気なうちに力を発揮させるという流れなんですよ。これで蓮司さんが死んじゃうと、阪本監督が撮ると死んじゃうことになるじゃない。だから絶対に死ねない訳です」とユーモアを交えつつも「楽しかったですね。本当に一緒にいて楽しかったです。一丸となって作ったので惚れちゃう現場だったしすごく幸せでした」と石橋や共演者と過ごした撮影期間を振り返った。また、本作で息子の寛一郎と本格初共演を果たした佐藤浩市は「僕は説明セリフが多いんですよ。2~3回NGを出しまして、冷ややかな目で息子に見られました(笑)」と苦笑いを浮かべながらも「ありがたいというか、寛一郎も現場を楽しんでくれたので、彼にとっては良かったと思います」と父親の一面も。そんな佐藤について桃井は「すごくいいパパなんですよ。テレビに映っている浩市さんは全部嘘。ただのいいパパなんです」と息子を思う佐藤本来の姿を明かし、石橋は「寛一郎とやれて、僕は(佐藤の父である)三國連太郎さん、浩市、寛一郎と3世代共演したことになったね」と自慢げだった。映画『一度も撃ってません』は、4月24日より全国公開。
2020年03月10日『新・仁義なき戦い。』『エルネスト もう一人のゲバラ』『団地』など様々な世界の中に潜む“人間の本質”や“男”を描くことに定評を得てきた阪本順治監督の最新作『一度も撃ってません』の公開が決定。主演は石橋蓮司、共演には大楠道代、岸部一徳、桃井かおりを迎える。市川進はハードボイルドを気取っているが、いまや全く原稿が採用されない時代遅れの作家。そんな彼には旧友・石田和行から依頼を請け負う伝説の殺し屋・サイレントキラーというもう一つの顔が。だが、彼自身はもっぱら狙う標的の行動をリサーチするだけで、実際の殺しは今西友也が行っていた。ある日、石田が中国系のヒットマンから命を狙われ、市川にも身の危険が迫る。そんな市川の行動に不信を抱いた妻の弥生は、夫の浮気を疑って市川の立ち回り先を調べ始める。一方、市川はヒットマンを返り討ちにするため今西を探すが、見つけた今西は酔って仕事ができない状態。市川行きつけのバーに現れた弥生は、市川と旧知の女性・玉淀ひかるに夫との仲を問い詰めた。そこにやってきたヒットマン。そして一度も人を撃ったことがない殺し屋・市川が入ってきた…。阪本監督が新たに描いた男は、昼間は妻にタジタジ、ハードボイルド気取りばかりでなんだか頼りない小説家、しかし夜になると伝説の殺し屋なのではと囁かれる人物。昼と夜とで別の顔を持ち合わせるこの市川進/御前零児(ペンネーム)を演じるのは、今回18年ぶりの映画主演となる石橋さん。「昔僕たちが若い時代に作っていた映画のように、アイデアを出し合ってやれた現場でした」と撮影をふり返った石橋さんは、「夢を諦めながらも必死にしがみついていく我々世代の大人達の話です。言ってみれば、“昭和の時代の挽歌”というのでしょうか」「この映画は、お利口さんに生きる事ができず不器用で、でも心情的には熱いものがあって、時代に合わせて生きていく事ができない人間たちの物語です。それが昭和の人間の良さであり、”悪さ”とも思う」と本作を説明している。そして共演にも豪華俳優が決定。夫の夜の顔を知らずに生きてきたしっかり者の市川の妻・弥生役には、『顔』『大鹿村騒動記』の大楠さん。これまでも多くの阪本監督作品に出演をしている岸部さんが、市川に殺しを依頼する市川の学生時代からの旧友・石田和行役。市川と石田の旧友であり、かつてはミュージカル主演女優として活躍をしていた玉淀ひかる役には、今作が阪本組デビューとなる桃井さんが演じる。なお、脚本は「探偵物語」シリーズや『野獣死すべし』の丸山昇一が担当。阪本監督とは『行きずりの街』(’10)以来、9年ぶりのタッグとなる。『一度も撃ってません』は2020年4月、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2019年12月04日岸部一徳、深津絵里、香川照之が、藤山直美主演の新春ドラマスペシャル「最後のオンナ」に出演することが分かった。主人公を取り巻く個性的なキャラクターたちを演じる。おかき屋の老舗「皆川堂」。現社長・皆川雄一郎は、外面はいいが家では無愛想でケチ。そんな父の立ち振る舞いにイライラする雄一郎の娘・小百合もまたかなりの毒舌で見栄っ張りな性格だ。似た者同士の親子に、婿で専務の大介はいつも気を揉んでいる。そんな折、雄一郎は亡き妻の墓参り中に浅草でスナック「ビーナス」を営む山田美奈子(藤山直美)と出会い、お茶に誘うという意外な行動に。というのも、彼女は初恋の人に瓜ふたつだったのだ。そんな運命の出会いから1か月。大介は、スナックに入り浸り美奈子と仲良さげにする雄一郎を偶然目撃。やがて美奈子と雄一郎の交際が発覚する…。現在放送中の「ドクターX~外科医・大門未知子~」などに出演するベテラン個性派俳優・岸部さんが演じるのは、スナックのママ・山田美奈子と恋仲になる皆川雄一郎。藤山さんとの共演が夢だったという実力派女優・深津さんが、雄一郎の娘・小百合。そして、怪演が度々話題となる香川さんが、小百合の夫で入り婿・大介を演じる。岸部さんは「僕にとっては久しぶりの恋愛だったので(笑)…直美さんとは夫婦はありましたが、そういう“恋”関係の役はなかったのかな?久々に会ってドキドキしながら言葉がうまく出ないみたいな気分を味わって楽しんでいます」と撮影の様子を明かし、「何といっても藤山直美さんを楽しんでいただきたい」と視聴者へメッセージ。「いつか直美さんとご一緒したいと秘かに思い続けていたので。やっと叶いました」と喜んだ深津さんは、「最近には珍しいホームドラマなので、日常の何でもないことをさりげなく伝えられたらと思っています」と意気込んでいる。さらに、テレビ東京のドラマ初出演となった香川さんは「直美さんと一徳さんのコンビはすごい憧れで。それぞれと共演させて頂いたことはあるんですけど、このお二人が一緒の現場っていうのは初めてだと思うんです。お二人が作る世界観に反応することが第一で、役作りはいらないとすら言えるかもしれないです。直美さんとのお芝居は、今までの経験では完全に『スポーツ』なので、反応と、一瞬のアイデア、そこに向かっていくスピードと、いつ蹴り込むかシュートだけを狙っています。つまり、作るというより反応する、ライブ感のほうに神経を傾けるのがこの現場では最優先すべきことかなと思いました」と役作りについて語っている。テレビ東京開局55周年特別企画 新春ドラマスペシャル「最後のオンナ」は2020年1月6日(月)20時~テレビ東京系にて放送。(cinemacafe.net)
2019年11月22日笑福亭鶴瓶と上白石萌歌がMCを担当、関係者への徹底取材からゲストの知られざる素顔を掘り起こしていく「A-Studio」の8月2日(金)今夜放送回に、あいみょんが初登場。「Heaven?~ご苦楽レストラン~」の主題歌「真夏の夜の匂いがする」もSPバージョンで披露する。家族の影響もあり作詞作曲を始め、高校在学中にYouTubeで歌った映像を見たいまの事務所がコンタクトしたことがきっかけでデビュー。インディーズでの活動を経て2016年に「生きていたんだよな」でメジャーデビューすると一躍大人気に。昨年リリースの「マリーゴールド」が1億回以上のMV再生数を記録、「NHK紅白歌合戦」に初出場を果たすと、2月には弾き語りスタイルで日本武道館ライブも大成功させるなど、広い世代から支持されるシンガーソングライターとなったあいみょんさん。そんなあいみょんさんだが、大ヒットとなった「マリーゴールド」は“一人歩き”していると言う…。名曲を世に送り出す前と後での自身の創作に対する心境の変化とは!?俳優・菅田将暉とは楽曲でコラボするなど深い交流を持っているあいみょんさん。「深夜の代々木公園で誕生した」という菅田さんとのコラボ曲の“制作秘話”も語られるほか、さらに子ども好きな素顔から、6人姉弟の次女ゆえの苦悩と感謝、ギターを始めたきっかけやビール片手にギターで作曲する自宅でのプライベートな姿も明らかに!またあいみょんさんと菅田さんが出会うきっかけを作ったというスタイリストの女性や、大阪・梅田で路上ライブに挑戦していた時代をよく知るプロモーターに鶴瓶さんが極秘取材。貴重な写真とともにあいみょんさんのルーツに迫る。今回、あいみょんさんは好評放送中の火曜ドラマ「Heaven?~ご苦楽レストラン~」の主題歌「真夏の夜の匂いがする」をオーケストラも参加しての番組スペシャルバージョンで披露してくれるとのことで、こちらもお見逃しなく。あいみょんさんが主題歌を担当している「Heaven?~ご苦楽レストラン~」は、石原さとみが、「心ゆくままにお酒と食事を楽しみたい」という己の欲求を叶えるためだけにフレンチレストラン「ロワン・ディシー」のオーナーとなった、謎の人脈と豊富な資金を持つ主人公・黒須仮名子を演じる。福士蒼汰、志尊淳、勝村政信、段田安則、岸部一徳、大重わたる、松本ししまるといった俳優陣が共演する。「Heaven?~ご苦楽レストラン~」は毎週火曜22時~TBS系で好評放送中。「A-Studio」は8月2日(金)今夜23時~TBS系で放送。(笠緒)
2019年08月02日石原さとみ主演、福士蒼汰、志尊淳らが出演して人気コミックをドラマ化した「Heaven?~ご苦楽レストラン~」の第3話が7月23日にオンエア。福士さん主演の「仮面ライダーフォーゼ」を始め「金田一少年の事件簿」など数々の“ネタ”にネットが大きく沸いている。石原さんが本作で演じるのは、「心ゆくままにお酒と食事を楽しみたい」という己の欲求を叶えるためだけにフレンチレストラン「ロワン・ディシー」のオーナーとなった、謎の人脈と豊富な資金を持つ黒須仮名子。仮名子がスカウトした“笑顔が苦手”で前の店を辞めることになったシェフドラン・伊賀観を福士さんが、元・美容師見習いで無邪気なコミドラン・川合太一を志尊さんが演じるほか、「ロワン・ディシー」の従業員・堤計太郎に勝村政信、段田安則、岸部一徳、大重わたる、松本ししまるといった俳優陣が出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。川合が“山田”という名字の客を3組、同じ時間で予約を入れてしまったこともあり「ロワン・ディシー」は大混乱。さらに仮名子が転倒した際に客の傘と名札を間違えてしまい、ある夫婦が大事にしていた傘が紛失してしまう。そこに観の母親・勝代(財前直見)が来店。勝代は観を長崎に連れ帰ると言い出す。仮名子と勝代はそれぞれの都合で観を自分のそばに置いておきたいと主張。仮名子は観を取り返すと言い出し、東京観光中の勝代を探しに行く…というのが今回のおはなし。今回は石原さん演じる仮名子や志尊さん演じる川合らが「キター!」と叫ぶシーンが幾度も登場。これは「仮面ライダーフォーゼ」で福士さんが演じた主人公のセリフを彷彿させるもので、特に川合を演じる志尊さんも「烈車戦隊トッキュウジャー」からブレイクした“特撮出身”俳優という事もあり、志尊さんの「キター!」には「トッキュー1号が宇宙キタ━(゜∀゜)━!をフォーゼの横で叫ぶというこの興奮シーン」「フォーゼの前でトッキュウジャーに「キターー!」をやらせるドラマ」といった反応が多数寄せられている。さらに仮名子が「じっちゃんの名にかけて!」と人気ドラマ「金田一少年の事件簿」の名セリフを口にする場面や、ゲスト出演した財前さんの代表作「お水の花道」のパロディと思われるシーンも盛り込まれ、「さらっと平気でぶっこんでくるとことかほんともう最っ高」「まさか石原さとみ様から「じっちゃんの名にかけて」のセリフが聞けるなんて」など、視聴者は数々の“ネタ”で大いに盛り上がっている模様だ。(笠緒)
2019年07月24日石原さとみ演じる風変わりなフレンチレストランオーナーを主人公にしたコメディードラマ「Heaven?~ご苦楽レストラン~」の第2話が7月16日オンエア。様々なフレンチメニューを味わう石原さんの姿に「食べ芸が秀逸」「フレンチ食べたくなる」などの声が集まっている。「心ゆくままにお酒と食事を楽しみたい」という己の欲求を叶えるためだけにフレンチレストラン「ロワン・ディシー」を開店した黒須仮名子を石原さんが演じるほか、“笑顔が苦手”で前の店を辞めることになったシェフドラン・伊賀観には福士蒼汰、そんな伊賀に憧れる元・美容師見習いで無邪気なコミドラン・川合太一には志尊淳。「ロワン・ディシー」で働く堤計太郎には勝村政信、働いた店が次々と潰れる不運の天才シェフ・小澤幸應には段田安則、元・銀行員のソムリエ・山縣重臣には岸部一徳、コックの月川陽平に大重わたる、高遠大地に松本ししまる、小澤ファンの客に矢柴俊博、上田遥らが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。注目の2話はシェフの小澤にフォーカスしたストーリーが展開。開店から1か月が経過した「ロワン・ディシー」だが店内には閑古鳥が鳴いていた。仮名子はシェフ・小澤に「最近の料理にはパンチが足りない」と指摘するが実は小澤は弱気になると味が薄くなる性格だった。しかも小澤はこれまで働いた7つの店を次々と潰していた。そんなある日、仮名子が仕込んだ小澤にまつわるネットニュースを見た客から予約が。1人あたり5万円という破格の予算にとまどう小澤だが、仮名子の助言で“自由”にコースを振る舞う。実は今回の客は小澤の“初めてのファン”となった会社社長だった…というもの。試行錯誤しながらコースメニューを作り上げていく小澤と、それを試食する仮名子に「料理美味しそうすぎてこの時間帯やとほんと飯テロ」「石原さとみが美味しそうに呑む。食べる。素晴らしい。むくむく食欲が湧く」「石原さとみさんの食べ芸とワイン飲み芸が秀逸」「ドラマ見てたらフレンチ食べたくなる」などの声が多数寄せられる。前回は石原さんの衣装が大きな話題となったが、今回はそれに加え石原さんの食べっぷりも大きく注目された様子。次回は伊賀の母親が登場、伊賀を地元に連れ帰ろうとする母親と仮名子、“似たもの同士”の対決が繰り広げられる模様。「Heaven?~ご苦楽レストラン~」は毎週火曜22時~TBS系で放送中。(笠緒)
2019年07月17日石原さとみが風変わりなフレンチレストランのオーナーに扮して主演を務めるTBS系火曜ドラマ「Heaven?~ご苦楽レストラン~」が7月9日から放送開始。1話を見た視聴者からは石原さんの衣装の豪華さや、まさかのゲスト(?)に多くの反応が集まっている。佐々木倫子の同名コミックをドラマ化する本作。石原さんがフレンチレストラン「ロワン・ディシー」オーナーの黒須仮名子を演じ主演するほか、“笑顔が苦手な”シェフドラン・伊賀観に福士蒼汰、伊賀に憧れる元・美容師見習いの無邪気なコミドラン・川合太一に志尊淳。そのほか「ロワン・ディシー」の従業員として牛丼屋の店長を5年務めていた店長・堤計太郎に勝村政信、人に言えない秘密を抱えている不運の天才シェフ・小澤幸應に段田安則、元・銀行員ソムリエ・山縣重臣に岸部一徳が、また物語の鍵を握る謎の紳士役で舘ひろしも出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。1話では真面目な性格で営業スマイルができない伊賀が仮名子にスカウトされ、「ロワン・ディシー」を訪れるが開店3日前にも関わらずトイレもなく、自分以外全員素人という状況に驚くものの、覚悟を決め開店準備を進めるうちに充実感を感じていく。なんとか開店を果たした「ロワン・ディシー」だが、仮名子のまさかのミスで客が1人も来ないという事態に。それでも仮名子が電話で友人たちを呼び開店記念パーティーを開催する…というストーリーが展開した。1話を見た視聴者からは「石原さとみのハイブランド衣装見てるだけでも楽しい」「開始20分なのに石原さとみちゃんの衣装既に6着?すごい」「「衣装がめちゃんこ可愛い」など、石原さんの着用する衣装の豪華さと美しさに見惚れたという声が多数。石原さんといえば「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」「高嶺の花」といったこれまでの主演作でも衣装の豪華さが話題となったが、今回も衣装に注目が集まっている模様。また「ロワン・ディシー」の隣には「やすらぎ会館」という斎場があり、そこのトイレをレストランのトイレとして使用させてもらおうとするシーンでは、サンシャイン池崎らしき遺影が一瞬映る場面も。これにも多くの視聴者から「サンシャインさんwwwえ、いいの?いいの?(笑)」「サンシャイン遺影?」「遺影がイエーーーィッ!」などのツッコミが殺到していた。「Heaven?~ご苦楽レストラン~」は毎週火曜22時~TBS系で放送中。(笠緒)
2019年07月10日「嵐」櫻井翔と有吉弘行が司会を務めゲストの願望・疑問・悩みを解決・実現していく「櫻井・有吉THE夜会」の6月20日(木)今夜放送回に、この夏の新ドラマ「Heaven?~ご苦楽レストラン~」から俳優の志尊淳がゲスト出演する。「ミュージカル・テニスの王子様2ndシーズン」や「烈車戦隊トッキュウジャー」などで若手俳優ファンには知られた存在だった志尊さん。『帝一の國』『覆面系ノイズ』などへの出演で俳優として急成長を遂げると、怒涛の展開が毎回視聴者を釘づけにした「トドメの接吻」や連続テレビ小説「半分、青い。」への出演で広い知名度を獲得。『バンブルビー』では吹き替えも務めるなどその活躍の場を広げ続けている。今回は“美しすぎる俳優”として多くの人を魅了する志尊さんの幼少期から現在に至るまでの友人を徹底取材。学生時代の最強モテ伝説や、見た目からは想像もつかない衝撃の素顔を明らかにしていく。また読者モデルとしてデビュー、その後バラエティへの出演でそのキャラクターが人気となり、YouTuberとしても活動を開始した藤田ニコルもゲスト出演。番組ではニコルさんの過去と現在を徹底比較、病み期から脱却し大人になった現在の夜の過ごし方、爆買いした私物も大公開。さらに藤田さんが嫌いだった因縁の相手がスタジオに登場。一体誰!?志尊さんが出演するドラマ「Heaven?~ご苦楽レストラン~」は、「動物のお医者さん」で知られる佐々木倫子の漫画「Heaven? ご苦楽レストラン」が原作。墓地の中に建つフレンチレストランを舞台に、風変わりなオーナーと個性あふれる従業員たちが巻き起こすコメディードラマになっている。店を繁盛させる気など毛頭なく己の欲求を叶えるためだけに店を開いた超変わり者の主人公・黒須仮名子を石原さとみが演じる。仮名子がオーナーのフレンチレストラン「ロワン・ディシー」の“笑顔が苦手な”シェフドラン・伊賀観役に福士蒼汰を迎え、伊賀に憧れる元・美容師見習いの無邪気なコミドラン・川合太一役に志尊さん。さらに勝村政信、段田安則、岸部一徳らも出演する。「Heaven?~ご苦楽レストラン~」は7月9日(火)22時~TBS系で放送開始。「櫻井・有吉THE夜会」は6月20日(木)今夜22時~TBS系で放送。(笠緒)
2019年06月20日米倉涼子がフリーランスの外科医・大門未知子に扮する人気ドラマシリーズ「ドクターX~外科医・大門未知子~」が、2年ぶりに復活決定。第6シリーズとして10月に放送開始する。本シリーズは、大門未知子が病院組織で数々の騒動を巻き起こしながらも、外科医の本質である手術や治療を成し遂げるため、一切の妥協を許さず突き進む姿を描いた医療ドラマ。2012年に第1シリーズが放送され、2013年の第2シリーズから2017年の第5シリーズまでは全て平均視聴率20%以上を記録する大ヒットシリーズだ。第5シリーズのラストでは、未知子が後腹膜肉腫で余命3か月と診断されたももの、そこから奇跡の生還を遂げ、スピンオフドラマ「ドクターY~外科医・加地秀樹~」では、キューバで元気に過ごしている姿を見せた。今回放送が決定した最新シリーズでは、未知子がついに日本に帰国し、第4&5シリーズで未知子が派遣されていた国内最高峰「東帝大学病院」が再び舞台に。かつてないほどの大赤字に見舞われていた「東帝大学病院」。倒産寸前の白い巨塔にやってきたのは、「ハゲタカ」の異名を持つ投資家のニコラス・丹下。世界でも指折りの企業再生のプロである丹下が打ち出す再生プランとともに、「東帝大学病院」は経営再建の道を歩み始める。しかし、それは一方で“医療の合理化”を迫られるということでもあり、病院はリストラやコストカットという現実にも直面。命のやりとりをする医療現場は、ビジネス最優先となり、ますます政治と権力争いの場へと変貌を遂げていく。そんな中、丹下に呼ばれてやってきた未知子が、新たな権力争いが激化するこの場所で、またも孤高の戦いに挑む!「最近では街中などでも、『米倉涼子だ』と言われるよりも『大門未知子だ』と言われることのほうが多くなりました」と語る米倉さんは、「この2年間、1か月に20回くらいはいろいろな方に『ドクターX』やらないの?って聞かれたりしていましたが、私自身もそろそろ(『ドクターX』のメンバー)みんなと会いたいなって思っていたので、うれしいです!」と放送決定を喜ぶ。しかし「ただ、なにせ2年ぶりなので腕が鈍っていないかだけが心配です(笑)。私、加地先生役の勝村政信さんよりブランクがあるんですよ!彼は、昨年『ドクターY』をやっているので…。だから加地先生には負けないようにしなきゃって思っています(笑)」と不安を語りつつ意気込み。「2年ぶりの『ドクターX』――ちょっと緊張していますが、自由で力強い大門未知子で帰ってきたいと思います。『令和も私、失敗しないので!』」とコメントしている。もちろん未知子だけでなく、お馴染みメンバーも再集結!神原名医紹介所の仲間、内田有紀(城之内博美役)、岸部一徳(神原晶役)をはじめ、遠藤憲一(海老名敬役)、勝村政信(加地秀樹役)、鈴木浩介(原守役)、前作ラストで収賄疑惑をかけられ東京地検特捜部に逮捕された蛭間重勝(西田敏行)も登場する。さらに、群れを好み、金を愛し、腹腔鏡のスキルと要領の良さだけを武器に突き進む外科医・加地秀樹を主人公にしたスピンオフドラマシリーズ「ドクターY~外科医・加地秀樹~」が、第4シリーズにしてついにゴールデン帯に進出することも決定。この秋、全国ネットの日曜プライム枠で2時間ドラマとして放送される。「ドクターX~外科医・大門未知子~」は10月、毎週木曜日21時~テレビ朝日にて放送予定。(cinemacafe.net)
2019年06月11日テレビ朝日では5月12日(日)夜に「日曜プライム」枠で人気ドラマ「相棒」シリーズの劇場版第一作『相棒-劇場版-絶体絶命!42.195km東京ビッグシティマラソン』をオンエアする。「相棒」シリーズは優秀だが変人ゆえ警視庁内の窓際部署「特命係」の係長をしている杉下右京が、そのたぐいまれな推理力と、配属されてきた“相棒”とのコンビネーションで事件を解決していく刑事ドラマ。昨年秋から「season17」が放送されているほか、本作を含め劇場版もスピンオフ含む計5作が公開されている。記念すべき最初の劇場版となる本作は2008年5月1日に公開されロングランヒット、当時大きな話題となった。主人公の杉下右京にはお馴染み水谷豊、そして初代“相棒”である亀山薫には寺脇康文。さらに鈴木砂羽、川原和久、六角精児、岸部一徳、木村佳乃、西村まさ彦、原田龍二、松下由樹、津川雅彦、本仮屋ユイカ、柏原崇、有森裕子、岸谷五朗、平幹二朗、西田敏行ら豪華なメンバーが集結。東京郊外の巨大なテレビ塔で元ニュースキャスター・仲島の遺体が発見される。そこには「f6」という暗号めいた記号が。警視庁特命係の右京と薫は小包爆弾のターゲットとなった衆議院議員・雛子(木村さん)の警備を命じられる。雛子は爆発物で襲われるもなんとか難を逃れ海外視察へと出発。しかしその襲撃現場には「d4」という記号が残されていた。右京と薫は会員制のSNSで「処刑リスト」という掲示板を発見。仲島と雛子の事件が予告されていたことを知る。掲示板には2週間前に事故死した判事の名前も残されており、その現場には「e4」という記号が。右京は暗号がチェスの手を示す棋譜記号であると確信、一連の事件には関連があると推理する。独自に捜査を始めた右京は「処刑リスト」を管理者から乗っ取ったという謎の人物と真剣勝負へ。そしてゲーム終了と同時に驚愕の事実が発覚する…という展開。往年の「相棒」ファンにとっては、水谷さんと初代“相棒”寺脇さんのコンビネーションが懐かしく、最近のファンにとっては、いまだ人気が衰えないシリーズの記念すべき作品が新鮮に届くはず。思い思いにその魅力を確認してみては?日曜プライム枠『相棒-劇場版-絶体絶命!42.195km東京ビッグシティマラソン』は5月12日(日)21時~テレビ朝日系で放送。(笠緒)■関連作品:相棒−劇場版−絶体絶命!42.195km東京ビッグシティマラソン 2008年5月1日より全国東映系にて公開© 2008「相棒−劇場版−」パートナーズ
2019年05月12日水谷豊さん(66)が監督・脚本を務めた映画『轢き逃げ-最高の最悪な日-』(配給:東映)が5月10日からロードショー公開。監督作品は、’17年公開『TAP-THE LAST SHOW-』に続く2作目となる。前作はけがで引退を余儀なくされた元タップダンサーが、閉館する劇場のために、若手ダンサーを育成して最後の公演に挑むというエンタテインメント作。2作目にはサスペンスというまったく毛色の違う作品を選んだ。「次の作品をやることになったとき、プロデューサーが『水谷さんが思うサスペンス。それが見たい気がする』と、言ってくれた。そこで、自分のなかにどんなものがサスペンスの世界としてあるのか、ちょっと考えてみようというのが始まりでした」それから、2日ほどたって浮かんできたのが、主役の宗方秀一(中山麻聖・30)と森田輝(石田法嗣・29)の姿だった。「2人は学生時代からの付き合いで、同じ会社に就職します。でも、片方は憧れられる存在で、もう片方はおもしろく振る舞ってもり立てるという役柄。こういう関係はよくあることだけど、ちょっとした嫉妬心やいたずら心が、大きな事件を招いてしまう。そこが始まりでした」結婚式への打ち合わせに急ぐ秀一が運転する車が、人気のない路地裏で若い女性をはねてしまうところから物語は始まる。輝のささやきで、2人はその場から逃げ去ってしまうのだが――。水谷さんは’52年7月14日、北海道で生まれた。7歳のときに東京へ移り、12歳で児童劇団に入団。その後、’68年放送の手塚治虫原作の実写ドラマ『バンパイヤ』のオーディションで主役の座を射止めた。高校卒業後はアメリカに行くつもりだったが、父親が勤めていた会社が倒産し、渡米を断念。とりあえず大学進学を目指すことになった。「その時点で、役者は一度辞めていたんです。完全に辞めたのに、大学を落ちて、ちょうどバイトもしなきゃいけないというときに、たまたま、僕が役者を辞めたことを知らないプロデューサーから声がかかった。『どうだ、仕事は?監督と会わないか』って。知っている世界だし、バイトとしてならいいかって、19歳のときにまた始めたんですよねぇ。だから、よく言うんですけど、それからもう50年、バイトを続けているんですよ(笑)」役者復帰した直後の“バイト”が伝説刑事ドラマ『太陽にほえろ!』(’72年)。初回で犯人役を演じて、注目を集めた。’74年、故・萩原健一さん(享年68)と組んだ『傷だらけの天使』は、視聴者の心に強いインパクトを残した名作となった。しかし、役者としての成功を素直に喜ぶことができなかった。「『傷だらけの天使』を始める前に、『これが終わったら、役者は辞めます』と、言っていたんですよ。僕はこの世界に長くいない。長くいる世界じゃないと思っていましたから。大学を落ちて、4年です。もう、別の世界に出合わないといけないという思いでした。ただ、辞めようとすると、なんかヒットするもんですねぇ」’76年、映画『青春の殺人者』で、キネマ旬報賞主演男優賞を受賞。’78年には主演した学園ドラマ『熱中時代(教師編)』が大ブレーク。水谷さんの演じた北野広大は、理想の教師像として、日本中の親や子どもたちの憧憬を集めた。それでも「別の世界」を求める気持ちは微動だにしない。タップダンスに心がひかれたのも、20代のころだ。「『TAP』を市川崑監督(享年92)のところに持ち込んだのは、29歳のころ。脚本家の市川森一さん(享年70)に相談して、監督にお会いして、『TAP』の構想をお話しさせていただきました。一昨年、映画化した作品とは違います。そのときは、自分が踊るつもりでしたから」’82年のドラマ『あんちゃん』、’83年の『事件記者チャボ!』で共演した、元キャンディーズの伊藤蘭さん(64)と、36歳のときに結婚。そのころになっても「別の世界」への憧れは消えずにくすぶっていた。そんな水谷さんを変えたのが、娘・趣里さん(28)の誕生だった。’90年9月、38歳になっていた。「役者というのは、自分でこの仕事を一生やると決められない。基本的には、オファーがあっての仕事です。自分で一生、続けられないかもしれない仕事を本業といっていいんだろうか、とかね。そんな思いに駆られたりするんです。ただ、娘ができたときには、やっぱりね……。どこまでできるかわからないけれど、できる限りやってみようかな、と」映画『轢き逃げ』で、水谷さんは、監督・脚本だけでなく、轢き逃げされて亡くなった被害女性の父親・時山光央役を演じている。肩を落とし、少し丸めた時山の背中からは、ある日突然、娘を失った父親のぼうぜん自失と傷心の深さがにじみ出る。犯人たちが逮捕され、刑事が娘の遺品を渡しに来るが、その中に携帯電話がなかったことを時山は不審に思う。事件のあの日、娘に何があったのか。突き止めようとする時山の鬼気せまる行動は、観客の心をわしづかみするはずだ。《私は、もう(娘が)帰ってこないこともわかっています、でも、やっぱり親として……》劇中で、父親としての時山の思いを受け止めるのが、水谷さんの“盟友”岸部一徳さん(72)演じるベテラン刑事、柳公三郎だ。「柳も離れて暮らす娘がいます。警察として時山に過激なことはしてほしくない。でも、一方で、気持ちが痛いほどわかる。そんな役を完璧に表現してくださいました」時山の娘である望は劇中で28歳の誕生日を迎える。「僕にも娘がいますからね……。時山が娘を亡くして抱いた気持ちは、僕のなかにも自然に、よぎっていきます」取材直前の3月1日、趣里さんは日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。昨年公開された菅田将暉(26)とW主演の映画『生きてるだけで、愛。』で、自らの精神的な弱さに苦しむ難役を演じきったことが評価された。娘の映画を見た感想を水谷さんはこう語った。「僕も試写を見せていただいて……。『あぁ、いままで何も言ってこなくてよかったな』、と思うぐらいいい映画でした。感動しましたねぇ。そんなときにふと、娘がこの仕事を選んで『まぁ、よかったな』という気持ちになるんです」
2019年05月09日