俳優の勝村政信が、テレビ朝日系ドラマ『ドクターX ~外科医・大門未知子~』(10月スタート、毎週木曜21:00~21:54)のスピンオフ作品で主演を務める『ドクターY ~外科医・加地秀樹~』が、地上波で16日(23:15~24:15)に放送されることになった。勝村演じる加治は、『ドクターX』第1シリーズから登場するキャラクター。腕はいいが金に汚い外科医で、今回のスピンオフでは茨城・大洗にある「帝都医科大学付属病院 大洗第8分院」に転勤しているという設定で、加地に反発する新米外科医役の三浦貴大や、お嬢様患者役の宮脇咲良らが共演している。同作は、auの動画配信サービス「ビデオパス」で9月末から全6話で配信されているが、今回の地上波放送ではそのダイジェスト版を放送。本編主演の米倉涼子をはじめ、岸部一徳、鈴木浩介らの主要キャストも特別出演している。なお、スピンオフの地上波放送を記念して、『ドクターY』特製トートバッグのプレゼント企画も実施。今月30日までに「ビデオパス」見放題プランに加入したユーザーが応募でき、抽選で5人に当たる。(C)テレビ朝日
2016年12月09日米倉涼子が主演する現在放送中の人気ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」。この度、12月8日(木)放送の第9話にて、本作に出演中の草刈民代が社交ダンスを披露することが分かった。これは、映画『Shall we ダンス?』(1996年)以来のこと。今回のクールで第4シリーズを迎える本作。米倉涼子演じる天才フリーランス外科医大門未知子のほか、蛭間重勝役西田敏行、城之内博美役の内田有紀、神原晶役の岸部一徳、加地秀樹役の勝村政信といったお馴染みのレギュラー陣のほか、今シーズンから東帝大学病院の新副院長として泉ピン子が登場するなど、新シリーズも話題となっている。今週放送の第9話では、蛭間の妻・華子(藤真利子)率いる「東帝婦人会」と、「慶林大」院長の妻・鮫島律子(高橋ひとみ)率いる「慶林婦人会」が対立!長年ライバル関係にある両婦人会は、社交ダンス大会でもお互いを打ち負かそうと、闘志メラメラ…。そんな中、なぜか「東帝婦人会」の代表として南幾子(草刈民代)が颯爽と登場!華麗なダンスで、会場にいた未知子らの目を瞬く間に奪っていく…。なんと今回、「東帝大学病院」広報部長・南幾子を演じている草刈さんが、映画『Shall we ダンス?』(1996年)以来、約20年ぶりに社交ダンスを披露!多忙なスケジュールの中、3日間を割き猛練習を行ったという草刈さん。長いブランクにも関わらず、思った以上に動けたそうで、ダンスもさらに高い技術が要求されるアップテンポなものに変更。スウィング・ジャズの名曲「Sing, Sing, Sing」に合わせ、超アップテンポなステップでフロアーを一気に舞い抜たかと思うと、鮮やかなターンやリフトも披露。これには会場で見ていた米倉さんも目を輝かせ、思わず「速っ!!」と、台本にはないセリフを漏らしたほどだったそう。映画以来、一度も社交ダンスをしていなかったと言う草刈さんは、「なんでまた『ドクターX』で『Shall we ダンス?』を!?」と驚いたそう。しかし、さすがは世界トップクラスのバレリーナとして活躍していた草刈さん、妥協は一切許さず、なんと『Shall we ダンス?』で草刈さんの元パートナーを演じた社交ダンス界のカリスマ・田中英和を今回のパートナーに指名し、今回蘇る運びとなったのだ。無事に収録を終えた草刈さんは「田中先生はバレエでいうところの『パートナリングが素晴らしいダンサー』。音楽的で圧倒的な力量があるので、私もすごく楽しかったです」と感想を語り、「踊る喜びが表現できれば、見る方も楽しいはず。今回もその気持ちを大切に踊りました。いつも無表情で謎めいている南幾子さんが、さらに謎めくダンス・シーンを、ぜひ皆さんも楽しんでいただければ、と思います(笑)」とメッセージを寄せている。「ドクターX~外科医・大門未知子~」は毎週木曜日21時~テレビ朝日にて放送。(cinemacafe.net)
2016年12月06日木曜ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」の制作発表会見が10月4日(火)、テレビ朝日にて開催され、主演の米倉涼子、出演の泉ピン子、西田敏行、田中道子らが登壇。泉さん、西田さんのベテラン2人が軽快なトークを披露して、会場を沸かせた。同ドラマは、群れを嫌い、権威を嫌い、束縛を嫌い、専門医のライセンスと叩き上げのスキルだけを武器に突き進むフリーランスの天才外科医・大門未知子(米倉)が、手術や治療を成し遂げるため、一切の妥協を許さず突き進む姿を描く人気医療シリーズ最新作。2年ぶりに連続ドラマで復活する同作では、医療の本質を見失って「病院の格付け」に躍起になる“白い巨塔”に、未知子がメスを入れる。未知子に積年の恨みを抱く東帝大学病院の新病院長・蛭間重勝を西田さんが、東帝大学病院の新副院長・久保東子を泉さんが演じる。白衣姿でレッドカーペットを颯爽と駆け抜けて登壇した米倉さんは、「相変わらず、ドクターX・大門未知子をやらせて頂きます。今回も申し分ない仲間たちと一緒に一匹オオカミを貫いていきたいと思います」とあいさつ。「もはや米倉涼子が大門未知子なのではなくて、大門未知子があるから米倉涼子みたいな感じになっているのではないかなと思っています。道を歩いていても、『大門未知子だ!』と言われることが多いので、今後も大事にしていきたいと思います」と、大門未知子への愛着を言葉にした。泉さんが演じる久保東子は、大門未知子にとって“シリーズ史上もっとも危険で、最強の敵”という。米倉さんと火花を散らすことになる泉さんは、マイクを持つと、「ドクターX」シリーズの大ファンであることを明かした。「そこに自分が入って出ているというのがまったく夢のようです。願っていれば通じるのだな」と目を輝かせた。さらに、「他局から木曜9時に引っ越して参りました」と、長年に渡り同じ時間帯で放送されていたドラマ「渡る世間は鬼ばかり」(TBS系)を引き合いに出して笑いを誘った。ミス・ワールド2013日本代表でモデルとして活躍している田中さんは、同作で女優デビューを果たす。田中さんは西田さんが演じる蛭間の秘書・白水里果役だが、泉さんは、西田さんと田中さんの共演シーンの撮影を見ていたようで、「この前、見ていたら、ちょこっとの里果ちゃんの名前をフルネームで呼んだり、役を大きくしてくれていますね、西田さんが」とコメント。泉さんは、西田さんの田中さんに対する「愛情をすごく感じました」といい、「(田中さんが)綺麗だからですよ。これが私だったら言いません」とふくれっ面。泉さんの言葉を聞いた西田さんは、満面の笑みを浮かべて「おっしゃる通りです!」と同意し、一連のやり取りが笑いを誘った。イベントには、出演の内田有紀、岸部一徳、草刈民代、滝藤賢一、吉田鋼太郎、生瀬勝久、勝村政信も出席。リオ五輪で金メダルを獲得した柔道男子90キロ級のベイカー茉秋選手がサプライズで登場し、米倉さんに花束を贈呈した。木曜ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系/木曜午後9時)は、10月13日(木)スタート。(竹内みちまろ)
2016年10月04日俳優・山本裕典が14日、テレビ東京系スペシャルドラマ『模倣犯』(9月21日、22日 21時~)の製作発表記者会見に、共演の中谷美紀、坂口健太郎、清水富美加、岸部一徳とともに登場した。同作は小説家・宮部みゆきのベストセラーを原作に、中谷美紀主演でドラマ化。「第52回芸術選奨文部科学大臣賞」「第55回毎日出版文化賞特別賞」「第5回司馬遼太郎賞」「このミステリーがすごい!2002年版」などを受賞し、発行部数は420万部を突破している。2002年には、中居正広主演の映画版も公開された。坂口演じるキーパーソン・ピースと同級生役を演じる山本は「僕とカズ(満島真之介)とピースの関係性が、信用しているといいますか、BLっぽい。ボーイズ・ラブ」と表現。中谷から「ボーイズ・ラブって何ですか?」と質問が飛ぶと、山本は「男同士の愛情といいますか……」と苦笑しながら説明した。山本が「お姉ちゃんの幽霊を見て指をさすと、ピースが僕の指を優しく包んで、自分の胸に持ってきて『大丈夫だよ』というシーン」について語り、「絶対みんなモニターの前でキュンキュンしてるんじゃん! と思い、すっごい集中しづらかったです」と振り返ると、坂口は「そうなんだ」と驚いていた。更に山本は、メイクや衣装の女性も「キュンとするよね」「このシーンの撮影が楽しみだね」と話していたことを明かした。また中谷は、初共演となる坂口について「なんとなく、ゆるキャラのようなふんわりした感じのイメージ」を持っていたというが、「実はすごく情熱があって、とある映画間の年間会員になっている」と、撮影によって印象が変わったことを告白。「若い方でもこんな方がいらっしゃるんだと思って、未来に希望が持てました」と感心し、「あまりいい映画が作られなくなっているなか、わざわざいい映画を見ようと劇場まで足を運んでらして」と讃えた。そして中谷は「坂口さんのファンの方、女性の方でも男性の方でもどちらでもけっこうですので、ボーイズ・ラブ? でもいいので」と覚えたての言葉を使いつつ、「映画館に足を運んだり良質なドラマを見てくださる方が、坂口さんを通して増えたらいいなと思いました」と、期待を寄せた。一方坂口は、中谷を「一緒に共演してみて、今もまだ印象をもてていないかもしれない」とぽつり。「すごく強い女性に見える時もあれば、すごく柔らかい女性に見えることもあるし、儚く見えることもあれば、すごく愛しく見える時もある」とつかめない魅力を語った。
2016年09月14日女優・中谷美紀が14日、テレビ東京系スペシャルドラマ『模倣犯』(9月21日、22日 21時~)の製作発表記者会見に、共演の坂口健太郎、山本裕典、清水富美加、岸部一徳とともに登場した。同作は小説家・宮部みゆきのベストセラーを原作に、中谷美紀主演でドラマ化。「第52回芸術選奨文部科学大臣賞」「第55回毎日出版文化賞特別賞」「第5回司馬遼太郎賞」「このミステリーがすごい!2002年版」などを受賞し、発行部数は420万部を突破している。2002年には、中居正広主演の映画版も公開された。中谷は「かねてより憧れておりました、宮部みゆきさんの傑作」と気合いは十分。作品について「被害者にも同情を覚えますし、加害者の悲しみも描かれているというのが、本作の醍醐味」と語り、豪華共演者についても「台本読みの段階から心が震えましたし、涙が出そうになりました」と絶賛した。特に清水について「また清水富美加さんに泣かされまして、大ファンになってしまいました」としみじみ振り返ると、清水は驚いた様子で「後でグミを差し上げます」と提案。中谷は「グミはいらないです」と強めに返しながら、「好きです。ファンです」と告白していた。一方清水は、中谷との撮影中印象に残った"肩なめ"シーンのエピソードを披露。肩のアップから他の出演者の表情に近づいていくショットを撮るため、スタッフから「肩を貸してください」と言われた中谷が「なんなりと」と、応えていたという。清水は「『なんなりと』って自然におっしゃられて、かっこいいな、美しいなと思いました」と説明し、「私もいつか『なんなりと』って言う女性になりたいなと思いました」と、憧れを表した。
2016年09月14日ドラマスペシャル 宮部みゆきサスペンス「模倣犯」の製作発表記者会見が9月14日(水)、テレビ東京にて開催され、主演の中谷美紀、共演の坂口健太郎、山本裕典、清水富美加、岸部一徳が登壇。中谷さんが坂口さんを絶賛した。同ドラマは、“劇場型犯罪”を徹底的に描いた現代ミステリーの金字塔とも言われる原作(宮部みゆき)の同名小説で、初のテレビドラマ化となる。映像化は、2002年に公開された映画『模倣犯』以来、14年ぶり。ドラマでは時代設定を現代に置き換えて、未曽有の連続誘拐殺人事件を、被害者家族、加害者家族、警察、マスコミ、そして犯人など、多くの視点から重層的に描く。事件を追うフリールポライターを演じる中谷さんは、「共演者のみなさまにおんぶに抱っこで」と謙遜しながらも、撮影を「緊張感との戦い」とふり返った。そんな中谷さんは、山本さんが共演者の坂口さんや満島真之介との劇中での関係性を「BLっぽい」と表現すると、「BLって何ですか?」と素朴に質問。山本さんが「…ボーイズ・ラブ」と答えると、さらに、「ボーイズ・ラブって何ですか?」と質問を炸裂させ、山本さんをたじろがせる一幕があった。また、同作で中谷さんと坂口さんは初共演を果たした。中谷さんのことをテレビや映画を通してしか知らなかったという坂口さんは、「強い女性に見えるときもあれば、柔らかい女性に見えるときもありますし」、「はかなく見えるときもあれば、すごく愛しく見えるときもあります」と印象を明かした。「大先輩の女優さんなのですが」と恐縮しながら、カメラが回っていないときにも多彩な表情を見せることが「不思議でした」と素直な言葉で表現。中谷さんは、「嬉しいです。『こうだ!』と決めつけられるのが実は苦手なので」とほほを緩ませた。一方、中谷さんは、坂口さんの印象を「ゆるキャラのようなふんわりした感じで、いまの流行りでは“塩顔男子”というらしいのですが、“のれんに腕押し”(=のれんを手で押すように手ごたえがない、という意味)みたいな感じなのかと思ったのです」と事前の印象を告白するも、「実はすごく情熱があって、芯がしっかりしていて」と絶賛。さらに、中谷さんは、坂口さんが年間会員になって映画館にひんぱんに通っているエピソードを紹介。「若い方でもこういう方がいらっしゃるのだなと思いまして、未来に希望が持てました」と感慨深そうにコメント。「いい映画がなかなか作られなくなっているので、そんな中、いい映画を観ようとわざわざ劇場まで行かれる方がここにいらっしゃった」とも。中谷さんは、「映画館に足を運んで下ったり、良質なドラマを見て下さる方が坂口さんを通して増えたらいいなと思いました」と坂口さんのますますの活躍へ期待を寄せた。ドラマスペシャル 宮部みゆきサスペンス「模倣犯」は9月21日(水)22日(木・祝)の夜9時から2夜連続で放送。(竹内みちまろ)
2016年09月14日俳優の勝村政信が、テレビ朝日系ドラマ『ドクターX ~外科医・大門未知子~』(10月スタート、毎週木曜21:00~21:54)のスピンオフ作品で主演を務めることが2日、明らかになった。『ドクターY ~外科医・加地秀樹~』(全6話)と題し、29日から毎週1話ずつインターネットで配信される。勝村演じる加治は、『ドクターX』第1シリーズから登場するキャラクター。腕はいいが金に汚い外科医で、今回のスピンオフでは茨城・大洗にある「帝都医科大学付属病院 大洗第8分院」に転勤しているという設定だ。虫垂炎の代議士の娘と、道で助けた重篤な貧乏な老人が入院するが、加治は代議士の娘の手術を優先しようとする。勝村は、今回の主演に「自分では買っていなかった宝くじが家で当たっていたような感覚です」と驚きを表現。「役柄もカンパニーも土台がしっかりしていますので、作品づくりに関しては何も心配しておりません」と、安心の環境で収録に臨んでいることを語っている。ほかにも、ゆとり世代の新米外科医・岬健太役で三浦貴大が出演。初めて医師役を演じる三浦は「これまでオペされる側を演じることが多かったので、『やっと人の命を救う立場に立てた!』と感慨深いものがありました」と喜びながら、「ちゃんと専門用語を言えるだろうか…」と不安も口にする。さらに、代議士の娘・三船遥香役をHKT48の宮脇咲良が演じ、初めてグループを離れてのドラマ出演。「最初はすごく緊張しました! でも、現場では勝村さんが場を盛り上げてくださるので、緊張もほぐれて楽しい日々を過ごしています」と、充実の様子を報告している。また、『ドクターX』本編から、主人公・大門未知子役の米倉涼子、未知子が所属する「名医紹介所」の所長・神原晶を演じる岸部一徳、加地と仲のいい外科医・原守を演じる鈴木浩介といった常連メンバーも出演。勝村は「シリーズの面白さである人間臭さや、人間としての揺れを表現していきたいです」と意気込んでいる。『ドクターY』は、au「ビデオパス」と「テレ朝動画」で配信される。(C)テレビ朝日
2016年09月02日俳優・坂口健太郎が、テレビ東京系スペシャルドラマ『模倣犯』(9月21日~22日 21:00~)に、ピース(網川浩一)役として出演することが23日、わかった。同作は小説家・宮部みゆきのベストセラーを原作に、中谷美紀主演でドラマ化。「第52回芸術選奨文部科学大臣賞」「第55回毎日出版文化賞特別賞」「第5回司馬遼太郎賞」「このミステリーがすごい!2002年版」などを受賞し、発行部数は420万部を突破している。2002年には、中居正広主演の映画版も公開された。坂口は、主演の中谷と初共演となり、事件の鍵をにぎる悪役を演じることになる。演じるピースについて、坂口は「心の闇、深さを考えていると、今まで演じてきた役の中で一番寄り添えない役」と語りながら、「考え方を理解できるような男ではないとも思っていたので、現場に入って感じるものや(中谷演じる)滋子さんとの空気感を大切にして演じました」と振り返った。さらに坂口は「ピースは色々な"悪役"の要素を沢山持っているので、色々な見え方がしていいだろうと思い、自分なりのピース、坂口健太郎の"網川"を探しながら演じました」と演技について語り、「僕が感じた目が離せなくなるような爽快感、スリル。それを感じてもらえると思います」と自信を見せた。宮部は同作を「私にとっては様々な意味でターニングポイントになった作品」と表現し、「思い入れもあれば後悔もあり、なかなか平らな気持ちで読み返すことができないまま年月を経てきました」と明かす。そして「今回、素晴らしいキャストとスタッフの皆さんによってドラマ化されることを心から喜んでおります」と喜びを語り、「オンエアを楽しみに、指折り数えて待っています」と、期待を寄せた。同作ではさらに、満島真之介、山本裕典、清水富美加、濱田龍臣、杉本哲太、吉田鋼太郎、室井 滋、高畑淳子、岸部一徳、橋爪功といった実力派俳優陣が出演する。
2016年08月23日女優・米倉涼子が主演を務めるテレビ朝日系人気ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』の連ドラ第4弾が、10月からスタートすることが21日、分かった。毎週木曜21時枠で放送される。主人公は、群れや権威、束縛を嫌い、専門医のライセンスとたたき上げのスキルだけを武器に、「いたしません」「私、失敗しないので」のセリフと共に突き進むフリーランスの天才外科医・大門未知子(米倉)。彼女の活躍を描くこの作品は、第1弾(12年)で平均視聴率19.1%、第2弾(13年)は23.0%、第3弾(14年)は22.9%を記録する人気シリーズとなり、今年7月3日には初のスペシャルドラマも放送される予定だ。第4弾で、未知子が派遣されるのは、国内最高峰の大学病院として君臨しながら、隠ぺい行為や医療ミス、派閥闘争などで評価が転落している東帝大学病院。この病院のブランド力を再確立し、強大な権力をわが物にするもくろみで、新院長の座をかすめ取ったのが、未知子に積年の恨みを抱く策略家・蛭間重勝(西田敏行)だった。米倉は、本シリーズについて「いつも支えてくださる共演者やスタッフの存在も含め、すごく居心地のいい作品」と感想。また、「未知子にとって大きな壁となる黒幕やシチュエーションを毎回用意していただき、"心地よさだけに甘んじることのできない緊張感や課題"もたくさんあるので、大好き」と、ぞっこんの様子だ。さらに、シリーズを通して「これまで、そうそうたる大俳優の方々を相手に戦ってきました」と振り返り、「その結果、実を言うと未知子も私自身もちょっとやそっとでは動じなくなってきているんです(笑)」と告白。これを踏まえ、第4弾では「私が『ホントにヤダ!』と感じ、その感情が思わず顔に出てしまうくらいのお芝居をしてくださる方に、ぜひ未知子の強敵として現れていただきたい」と期待を示し、今回は「あまりコミカルになり過ぎず、ちゃんとした医療ドラマとして見ていただける作品にしたい」とアピールした。そんな第4弾には、蛭間を演じる西田のほか、未知子が所属する神原名医紹介所の仲間・城之内博美役の内田有紀や、神原晶役の岸部一徳、外科医・加地秀樹役の勝村政信といった、シリーズでなじみ深いメンバーも引き続き登場。さらに、今回からの新たなキャストも多数出演する予定となっている。視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区。
2016年06月22日松本潤演じる超型破りな弁護士・深山大翔を中心に、香川照之、榮倉奈々など個性的な刑事専門弁護士たちが逆転不可能と思われる刑事事件に挑んでいく姿を描くドラマ「99.9-刑事専門弁護士-」が6月19日(日)今夜の放送が最終回となる。刑事事件における裁判有罪率は“99.9%”――。世界一の有罪率を誇るという日本の司法制度だが、たとえ99.9%有罪が確定している事件でも残り0.1%が確定しない限りそれは本当の意味で“事実”に辿り付いたことにはならない。本作では個性的な刑事事件専門の弁護士たちが、その0.1%に隠された事実を追い求め、逆転不可能と思われる刑事事件に挑む姿を描いている。松本さんは本作が日曜劇場主演。香川さん、榮倉さんのほか、彼らが勤務する弁護士事務所の所長に岸部一徳、深山と敵対する検事・丸川貴久役に青木崇高。そして奥田瑛二、片桐仁、マギー、渡辺真起子、藤本隆宏、馬場徹など豪華な面々が出演。ドラマを盛り立ててきた。今夜の最終回は20分拡大版として放送されるほか、ゲストに「KAT-TUN」中丸雄一が出演。中丸さんは連続殺人事件の容疑者・石川陽一を演じる。深山(松本さん)が連続殺人事件の容疑者として逮捕された石川(中丸さん)の弁護を担当することになる。殺害現場に毛髪と血痕が残されていたことで逮捕された石川は、検察の取り調べで犯行事実を認めていた。だが石川は、接見に訪れた深山に、検察の丸川(青木さん)から毎日深夜まで取り調べられ、意識が朦朧としている中で調書にサインをしてしまったと明かした。深山は佐田(香川さん)や彩乃(榮倉さん)らと調査を始めるが、週刊誌のある記事を目にして皆の前から消えてしまい…というのが最終回のストーリー。主演を務めた松本はクランクアップの際「2009年以来7年ぶりにTBSのドラマに帰ってこられてすごく嬉しかったです。この日曜劇場のドラマに出演させて頂けて本当に光栄でした。そして、オリジナル脚本で、オリジナルのストーリーで、チャレンジするドラマを皆さんとできたことが、すごく楽しかったですし、すごい刺激でしたし、現場に来ることが本当に楽しかったです」とコメント。「本当に諦めが悪い人たちが集まったという印象です。キャストもスタッフも本当に追及することの難しさを感じながらも、高みを目指そうとする気持ちを感じました。何か問題が起きた時に、どうやって乗り越えるかということに、皆がひとつになれるすごく良いチームだったと思います」と共演者、スタッフに感謝の言葉を送った。そして「スタッフの皆さん、本当にありがとうございました! また、皆さんと現場でお会いできるのを楽しみにしています!!」と“続編”への意欲ものぞかせた。ついに大友検事正(奥田瑛二)と対峙することになる深山。全ての謎が明らかになる最終回をお見逃しなく。「99.9-刑事専門弁護士-」最終回は6月19日(日)21時~TBS系で20分拡大放送。(笠緒)
2016年06月19日オネエ系映画ライター・よしひろまさみちさんの映画評。今回は、オフビートな笑いを生み出す映画、『団地』です。***このスチールのルックスったら!コレ見ただけでおもろさヤバげなのが伝わるのって、珍しいわよね~。やっぱり藤山直美さんの存在感、ハンパないわ~。関西の喜劇女帝ナオミ、こと藤山さんは、ご存じの通りあまりテレビドラマや映画には出ないお方。普段は舞台が多いんだけど、このほど満を持しての映画主演。しかも、それが彼女の映画界出世作になった『顔』(時効直前で逮捕された強盗殺人犯・福田和子の逃亡劇がモチーフの傑作!)の阪本順治監督との再タッグっつーんだから、これを見逃す手はないわ~!漢方薬局を営んでいた山下清治・ヒナ子夫妻は、店をたたんで団地にお引っ越し。清治は散歩が日課で、ヒナ子はパートに出かける毎日を過ごしていたの。ところが、ある日突然、ひょんなきっかけから、清治は「俺はいなくなったことにしー!」と、台所の床下に隠れちゃう。この時点で「……え?」っていう展開じゃない。床下っていっても、野菜とかしまっておくところよ!(笑)そこから先がこれまたおかしいの。噂大好きな団地の主婦たちは、散歩に出かけなくなった清治のことを気にし始め、蒸発したんじゃないか、とか殺されたんじゃないかとか噂が噂を呼んじゃう。しかもヒナ子にとってはまずいことに、ちょっと変わったスーツの青年が山下家に出入りするようになっていたから、もはやこれはゴシップ好きな団地妻の格好のエサ。自治会でも話題になってしまい、ヒナ子は清治が海外に行ってることにして国際電話を装ってみたり、イイワケに奔走するのよ。警察は介入するわ、マスコミも動くわ、どんどんエスカレートしちゃうの。ほぼ全編が関西弁のセリフだから、余計にお笑いのように見えちゃうかもしれないけど、ドッカンドッカン爆笑するような映画じゃないのよね。そこかしこに仕掛けられたお笑いで、思わずヒヒヒと引き笑いの連続。オフビートの笑いがずっと続くもんだから、一度観たら忘れられない作品に仕上がっていると思うわ。なにはともあれ、この作品で一番スゴイのは藤山さんをはじめとする日本の俳優界の重鎮たちによるクソマジメな演技合戦よ。こんなキテレツなストーリーを、大マジメにやってのけてるから、余計におもしろおかしく見えるのよね。普通コメディ映画ってど派手な笑いのシーンがあったり、肉体的に変なアクションがあったりするもんだけど、この映画にはそれがほとんどないの。エキセントリックな見せ方じゃなくて、団地っていう独特の空間に暮らす人々の生態を描き出すことで、そのユニークさが浮き彫りになるのね。団地ってのが社会の縮図というとらえ方をしているから、むしろここで描かれた事件的なエピソードは全部、社会問題に直結してるのよ。そう考えると、この作品が単なるコメディというよりもブラックコメディだってことにも気づくわよ~。ただし、オチは賛否分かれると断言するわ。なんせ●●●(それまででは考えもつかない代物)が出てきちゃうのよね~…(そこだけ解せないという意見が多いのも事実)あまりにも突拍子もないエンディングが待っているから、思わず「どこかで見逃したことがあったかしら!?」というトラップ。二度見、三度見したくなっちゃうんだから~!◇『団地』(C)2016「団地」製作委員会◇藤山&阪本のタッグは『顔』以来16年ぶり。監督&脚本/阪本順治出演/藤山直美、岸部一徳、大楠道代、石橋蓮司、斎藤工、濱田マリ、麿赤兒ほか6月4日より新宿シネマカリテほか全国ロードショー。※『anan』2016年6月15日号より。文・よしひろ まさみち(オネエ系映画ライター)
2016年06月10日2000年の映画『顔』で映画賞を総なめにした阪本順治監督と藤山直美が再びタッグを組んだ『団地』の完成報告会見が5月26日(木)に開催。阪本監督、藤山さんに共演の岸部一徳、石橋蓮司、大楠道代、斎藤工が出席した。タイトル通り、大阪の近郊にある古ぼけた団地を舞台にした本作。長年、営んできた漢方薬局を店じまいし、団地に越してきた夫婦のヒナ子と清治だったが、清治があることをきっかけに家庭内に引きこもるようになったことから、団地特有のウワサや好奇の目にさらされ…。大阪の人間模様を描きつつ、後半以降は斎藤さんが演じる奇妙な青年・真城を軸に驚愕の展開が待ち受ける本作。藤山さんは、最初に脚本を読んだとき「(阪本監督に)いい医者を紹介したいと思いました。『この人、大丈夫か?』と(笑)」と戸惑いを口にする。いくつもの阪本作品に出演してきた大楠さんも「脚本読んですぐに岸部さんに電話して『監督、頭がおかしくなったんじゃ?』と言いました。ショックでした(笑)」と衝撃を述懐する。阪本監督は「藤山さんをどこまで遠くに連れて行こうか?という発想から生まれた」と説明。藤山さんは「帰ってこれないところまで連れていかれました(笑)」と語るが、それでも阪本監督への信頼は絶大!「学校を卒業して、道端で会っても先生のことは『先生』と呼びますが、阪本監督に『顔』を撮ってもらって、それから(舞台の)楽屋に来ていただこうが、監督は『監督』。不思議な関係ですが、そういう人が役者には必要。私の人生にとっては大変貴重な人です」と語った。奇想天外の物語のカギを握る奇妙な男を演じた斎藤さんは「特殊な役だったんですが、それが強み。唯一、この方々に対峙できる役でした」と役の特殊性の力を借りて、阪本組常連のベテラン勢と渡り合ったと振り返る。特に、藤山さんには「いつも的確にイジっていただき幸せでした」とニッコリ。この日も久々に会って、斎藤さんの出で立ちを見て「『打楽器を忘れた南米のミュージシャンだね』と言われました(笑)」と笑いを誘う。ちなみに、藤山さんは当初、斎藤さんの「工(たくみ)」という名前をカタカナの「エ」だと思っていたとか!この日も、斎藤さんが「抱かれたい男No.1」に選ばれたことをネタに「上手に騙すんやね、女の人を(笑)」とイジり倒していた。『団地』は6月4日(土)より有楽町スバル座、新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月26日初回15.5%、第2話19.1%と高視聴率をたたき出しているTBS系ドラマ『99.9-刑事専門弁護士-』(毎週日曜21:00~)。嵐の松本潤演じる主人公・深山大翔の型破りな捜査、そこからの痛快な逆転劇というドラマのメインストーリーに加え、その過程で見られる登場人物たちのかけあいが視聴者の心をつかんでいるようだ。その一つとして、松本演じる深山と香川照之演じる佐田篤弘のやりとりに注目が集まっている。本作は、個性的な刑事専門弁護士たちが、ぶつかり合いながらも逆転不可能と思われる刑事事件に挑むリーガル・エンターテインメント。松本が、99.9%刑が確定してしまった案件でも、残された0.1%の事実を納得するまでとことん追求する型破りな若手弁護士・深山大翔を演じている。深山(松本)は、斑目法律事務所の所長・斑目春彦(岸部一徳)にスカウトされ、同事務所の刑事事件専門のチームで働くことに。そこで弁護士の佐田(香川)、立花彩乃(榮倉奈々)とチームを組むことになり、長年の相棒であるパラリーガルの明石達也(片桐仁)らにも協力してもらいながら、事件解決に全力を注いでいく。深山とタイプの異なる佐田は、依頼人への接見で生い立ちから聞いたり、一見関係なさそうに思えるところにまで聞き込みに出かけたりする深山のスタイルを批判。佐田が深山に怒りをぶつける場面がたびたび見られるが、結果にもつながっているそのスタイルを認めつつある。そんな2人の関係性の変化はドラマの見どころの一つ。深山は何かひらめいた時にオヤジギャグを放つのだが、それに対する佐田の反応にも変化が見られる。最初は見下すようにスルーしていた佐田が、第2話ではオヤジギャグに一人反応し、こっそり笑うようになったのだ。この佐田の反応がツイッター上でも話題に。「松潤と香川照之の掛け合いは毎回楽しみ。特に佐田ひとりだけ、ツマラないギャグに反応しているのが、ちょっとツボ」「松本潤さんと香川照之さんとの息がぴったりだなあ!オヤジギャグへの反応演技が絶妙」「香川照之の顔芸さすが。松潤のつまんないおやじギャグにこっそりウケてるのかわいかった」といった声が上がっている。第3話は本日1日放送。深山と佐田のかけ合いに今後どんな変化が見られるのか、注目だ。(c)TBS
2016年05月01日2000年、各映画賞を総なめにした傑作『顔』の藤山直美と阪本順治監督が再びタッグを組んだ最新作『団地』。このほど本作に出演している斎藤工が、「大事なお願いがあってきました」と一礼するところから始まる、ユーモアたっぷりの『団地』式劇場鑑賞マナーCMが解禁となった。家業の漢方薬局を畳み、団地に越してきたヒナ子(藤山直美)と清治(岸部一徳)の山下夫婦。住人たちは、自治会長の行徳(石橋蓮司)と妻の君子(大楠道代)、クレーマーで次期会長を狙う吉住(宅間孝行)に、暇を持て余した奥さま連中…。ある日、些細な出来事でヘソを曲げた清治が、「僕は死んだことにしてくれ」と床下に隠れてしまう。夫の姿が消えても淡々とパートに通い続けるヒナ子の言動に、隣人たちの妄想は膨らむばかり。さらに、妙な立ち居振る舞いの青年・真城(斎藤工)が山下家を訪れて…。藤山さん、岸部一徳、大楠道代、石橋蓮司ら阪本組常連組をはじめ、ひとクセもふたクセもある個性派キャストが集結し、阪本監督書き下ろし完全オリジナル脚本の会話劇を繰り広げる本作。さまざまな人生が交差する“昭和の象徴”=団地という“小宇宙”を舞台に、ごく平凡な夫婦の全然普通じゃない日常を、独特のオフビートな感覚で描き出す。そんな本作から到着したのは、思わず吹き出さずにはいられないユーモアたっぷりの劇場鑑賞マナーCM。映像は、いつもの色気を封印したかのような斎藤さん演じる真城が団地を訪れ、「大事なお願いがあってきました」と深々と一礼して幕を開ける。<井戸端会議禁止!><ドン!ってやらない!><面白い時は笑ってね><もちろんフォークダンス禁止>などの劇場鑑賞マナー(?)に、面白可笑しい本編のシーンを巧みに組み合わせてあり、観客にマナーを呼びかけている。軽快なリズムに乗った本編映像は、団地ならではの人々のつながりや光景が描かれ、本作の世界観を垣間見ることもできる。なお、本マナーCMは、上映館の有楽町スバル座、新宿シネマカリテほか、全国の『団地』公開劇場(一部劇場を除く)で観ることができるというから、チェックしてみて。『団地』は6月4日(土)より有楽町スバル座、新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月26日嵐の松本潤が弁護士役に初挑戦するTBS系ドラマ『99.9-刑事専門弁護士-』(毎週日曜21:00~)が4月17日よりスタートする。松本演じる主人公・深山大翔はどんな人物なのか。松本と『花より男子』(同局)などでもタッグを組んだ本作の瀬戸口克陽プロデューサーに聞いた。松本が演じる主人公・深山大翔は、99.9%刑が確定してしまった案件でも、残された0.1%の事実を納得するまでとことん追求する型破りな若手弁護士。そんな深山の衣装は、紺色のスーツ一つだけだという。「毎朝、洋服を選ぶことに悩を使いたくない。ほかでいろんなことを考えているから、服に関しては同じものを着ると決めている」と瀬戸口氏はその理由を明かし、「設定上は同じスーツを3着持っているということにしている」と加えた。そして、「服はずっと同じだけれど、その代わり、調味料にはすごくこだわる男なんです」と説明。「深山は、考えごとをしたい時や事件のことを整理したい時に料理をするんですが、マイ調味料の棚もあるし、マイ調味料を持ち歩いているという設定」と明かし、「自分がこだわることにはとことんこだわるキャラクターにしています」と語った。特に好きな調味料を聞くと「アイオリソースかな」と瀬戸口氏。ちょい足しして料理をおいしくするというキャラクターで、毎回いろんな調味料が出てくるそうだ。ちなみに、登場する調味料については、「何を足したらおいしいのか、プロ目線でアドバイスいただいています」と専門家の意見を反映しているという。本作は、個性的な刑事専門弁護士たちが、ぶつかり合いながらも逆転不可能と思われる刑事事件に挑むリーガル・エンターテインメント。深山とチームを組むことになる弁護士・佐田篤弘役には香川照之、佐田同様に深山に振り回される弁護士・立花彩乃役には榮倉奈々、そのほか、岸部一徳、片桐仁、マギー、渡辺真起子、青木崇高、奥田瑛二らが出演する。
2016年04月17日4月17日スタートのTBS系ドラマ『99.9-刑事専門弁護士-』(毎週日曜21:00~)の舞台挨拶が14日、都内で行われ、嵐の松本潤とラーメンズの片桐仁のやりとりに爆笑が起こった。本作は、個性的な刑事専門弁護士たちが、ぶつかり合いながらも逆転不可能と思われる刑事事件に挑むリーガル・エンターテインメント。松本が、99.9%刑が確定してしまった案件でも、残された0.1%の事実を納得するまでとことん追求する型破りな若手弁護士・深山大翔を演じ、片桐は、20年間勉強し続けているも弁護士になれていない伝説の男で、深山の業務を補助するパラリーガルとして働く明石達也を演じる。個性的なキャラクターを演じる片桐は「うざかったですか?」と観客に問いかけ、「深山の10歳上なのに部下。兄貴的部下を演じます」と説明。松本が「兄貴だと思ってないと思いますけど」とツッコんで笑いを誘うと、「こっちは思ってますんで」とはね返し、「深山を見守っていく役というつもりでいたんですけど、1人浮足立っていたのでざわっとした」と苦笑した。そして、片桐が「弁護士になれるか…なれる気がしないんですけど」と話すと、松本は「5話でいなくなりますよね?」と再びいじり、片桐は「ちょっと!」と動揺。「そうならないように最後まで生き続けていきたいと思います」と意気込むと、笑いが起こった。片桐はまた、「もっとこうしたらいいんじゃないかっていうアドリブがバンバン採用されていくので正直びっくりしている」と告白。「(第1話を)見てみたら本当に採用されていて、ヤベーやつだなと思いながら見ました」と自身もそのキャラに驚いているそうだ。舞台挨拶には、主演の松本潤をはじめ、榮倉奈々、青木崇高、片桐仁、マギー、渡辺真起子、奥田瑛二、岸部一徳が出席した。
2016年04月14日女優の榮倉奈々が14日、都内で行われたTBS系ドラマ『99.9-刑事専門弁護士-』(4月17日スタート/毎週日曜21:00~)の舞台挨拶に登壇した。松本潤演じる弁護士・深山大翔とチームを組む弁護士・立花彩乃役の榮倉は、弁護士を演じることよりも「"プ女子=プロレス女子"のシーンに悪戦苦闘している」と告白。「最初は本当に手探りだった」と戸惑ったそうだが、「デスクにプロレスグッズがたくさんあって、それを眺めていたら少し好きになってきちゃった。調べてみようかな」と興味が出てきたという。そして、「(松本演じる)深山にワザをかけるシーンは?」と聞かれると、「あるかもしれないですね」と答え、松本も「こうご期待です」とコメントしていた。また、現場について「すごく楽しませていただいています」と話し、「1カ月と1週間くらいたったんですけど、香川さんが1週間くらいいらっしゃらなくて、今すごい寂しい」と現場からしばらく離れている香川照之への思いを打ち明け、「チーム感っていうのができあがっていたんだなと実感している」と語った。すると松本が、「片桐さんじゃ埋まらないですか?」と片桐仁をいじり、片桐も「僕じゃダメですか?」と質問。榮倉が「え!?」と返すと、会場から爆笑が起こった。本作は、個性的な刑事専門弁護士たちが、ぶつかり合いながらも逆転不可能と思われる刑事事件に挑むリーガル・エンターテインメント。松本が、99.9%刑が確定してしまった案件でも、残された0.1%の事実を納得するまでとことん追求する型破りな若手弁護士・深山大翔を演じる。舞台挨拶には、主演の松本潤をはじめ、榮倉奈々、青木崇高、片桐仁、マギー、渡辺真起子、奥田瑛二、岸部一徳が出席した。
2016年04月14日嵐の松本潤が14日、都内で行われた主演ドラマ『99.9-刑事専門弁護士-』(4月17日スタート/TBS系 毎週日曜21:00~)の舞台挨拶に登壇した。本作は、個性的な刑事専門弁護士たちが、ぶつかり合いながらも逆転不可能と思われる刑事事件に挑むリーガル・エンターテインメント。松本が、99.9%刑が確定してしまった案件でも、残された0.1%の事実を納得するまでとことん追求する型破りな若手弁護士・深山大翔を演じる。キャストの登場に大歓声が沸き起こり、ステージに熱い視線が注がれる中、松本は現場の雰囲気について「楽しいです!」とコメント。「みなさん芸達者な方々なので、たくさん刺激をもらいます。みんなが何かプラスαしたいと思っていて、自分も何ができるかなと探しながらやっている」と話し、「非常に刺激のある環境」と語った。そして、初の弁護士役を演じるにあたって、書物を見て今の裁判制度について調べたり、実際に弁護士に話を聞いたりしたことを明かし、「それをきっかけに、こういう風に深山を演じられたらというビジョンが見えた」と説明。「リアルだなと思っていただけるとうれしい」と期待した。また、演じる深山とは「若干自分の性格と似ている。0.1%にこだわるとまではいかないですけど」と笑い、似ているポイントは「細かいところ」と分析。「こだわりはじめると細かくなっていくのは似ている」と話すと、榮倉奈々と片桐仁も「細かいです」とうなずいていた。さらに、「若い世代の方にも、日曜劇場のファンの方にも楽しんでいただける、両方の要素が入った作品になったと思っています」と手ごたえ。「これだけすてきな方たちと仕事できることを日々うれしく感謝しながら撮影していきたい」と感謝の言葉を述べ、「このタイミングでこの作品に出会えたことをうれしく思っています。自信作です!」と力強くアピールした。舞台挨拶には、主演の松本潤をはじめ、榮倉奈々、青木崇高、片桐仁、マギー、渡辺真起子、奥田瑛二、岸部一徳が出席した。
2016年04月14日経済の長期低迷、デフレ脱却もままならぬ中、かつての高度経済成長期の象徴ともいえる”団地”が、いま映画界でちょっとしたブームになっている。当時、地方から都市部へ移り住む人の流れに合わせて各地に次々と建設されたが、時代の移り変わりとともに、その一帯がどこか取り残されたかのような印象を受ける不思議な建物、“団地”。奇しくも、この春からそんな“団地”を舞台に、名監督や新進クリエイターたちが三者三様のアプローチで描いた映画が続々と公開される。■藤山直美×阪本順治監督『団地』…「うわさのコインロッカーや!」阪本順治監督の書き下ろし完全オリジナル脚本に、稀代のコメディエンヌ・藤山直美を再び主演に迎えて贈る会話劇<a href="">『団地』</a>。映画ファンが待ち望んだ新作でありながら、多くの観客の予想を遥かに上回る物語の企画の発端は、藤山さんのスケジュールがぽっかり空いたことから。撮影スケジュールの兼ね合いもあり、ワンシチュエーションものが良いということで、ふと監督の脳裏に“団地”を舞台にした本作のクライマックスシーンが浮かんだことからスタートした。さまざまな人生が交差する団地という“小宇宙”を舞台に、ごく平凡な夫婦の全然普通じゃない日常を、独特のオフビートな感覚で描きだす。藤山さんの新境地ともいえる、未知なる魅力を引き出した“妄想としゃべくりのハーモニー”には、岸部一徳、石橋蓮司、大楠道代、宅間孝行、さらに斎藤工など、クセとアクの強いキャスト陣も集結する。■単身高齢者を追うドキュメンタリー『桜の樹の下』…「故郷を離れ、流れついた」神奈川県・川崎市にある市営団地に暮らす単身高齢者たちを追ったドキュメンタリー。戦前から工業都市として発展した川崎は、高度経済成長期に多くの労働者を抱え、当時の公営団地は地方などから来る若き働き手の、そして現在では単身高齢者の受け皿となっている。孤独を感じつつも毎日を生き、そして自らの死とも向き合う高齢者たち。団地で暮らす4人の高齢者たちにカメラを向け、彼らの日常、思いを切りとった本作は、山形国際ドキュメンタリー映画祭2015の日本プログラムに正式出品され、大きな話題を呼んだ。監督を務めるのは、20代の女性監督・田中圭。■阿部寛×是枝裕和監督『海よりもまだ深く』…「パパはなりたいものになれた?」<a href="">『海街diary』</a><a href="">『そして父になる』</a>の是枝裕和監督が、<a href="">『歩いても 歩いても』</a><a href="">『奇跡』</a>に続いて阿部寛と3度目のタッグを組んだ『海よりもまだ深く』。阿部さん演じる主人公の良多はある台風の日、別れた妻(真木よう子)や1人息子と、母(樹木希林)の暮らす団地で一夜を過ごすことになる。本作の主な舞台としなったのは、是枝監督が9歳から28歳まで実際に暮らしていた東京都清瀬市の旭が丘団地。本作について是枝監督は、「登場人物は皆、“こんなはずじゃなかった”という思いを抱きながら、夢見た未来とは違ういまを生きている大人たち。映画の舞台である団地も建設された当時は思いもしなかったであろう、老人ばかりの現在を生きている。本作はそんな等身大の人々のいまに寄り添ったお話」とコメントを寄せている。コメディ、ドキュメンタリー、人間ドラマと異なったスタイルだが、それぞれの“団地”描写の中に込められた、その限られた空間にしか醸し出すことのできない日々の暮らし。まさに昭和の象徴であり、失われた家族や地域のカタチが色濃く残る“団地”。その個々の思い出や人間関係、時間と空間の“濃密さ”が、クリエイターたちを刺激し、惹きつけるのかもしれない。『団地』は6月4日(土)より有楽町スバル座・新宿シネマカリテほか全国にて公開。『桜の樹の下』はポレポレ東中野ほか全国にて順次公開。『海よりもまだ深く』は5月21日(土)丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月05日「嵐」松本潤が弁護士役に初挑戦する4月期放送のTBSドラマ「99.9-刑事専門弁護士」。この度4月24日(日)放送の第2話にて、風間俊介がゲスト出演することが明らかになった。深山大翔(松本潤)は、お金にならない刑事事件ばかりを引き受ける貧乏弁護士。ある日実績を買われ、日本4大法律事務所の1つ、斑目法律事務所の所長・斑目春彦(岸部一徳)からヘッドハンティングされる。パラリーガルの明石達也(片桐仁)とともに移籍した深山であったが、バディを組むはずの室長・佐田篤弘(香川照之)は、大企業の顧問弁護士を務め巨額の利益をもたらしてきた民事のトッププレーヤー。斑目からの条件に渋々異動を了承したものの、金にならない刑事事件には全く興味が無い様子だ。さらにチームのもう一人の弁護士である立花彩乃(榮倉奈々)も、斑目の命によりこれまでの業務とは全く畑違いの刑事事件ルームに嫌々入ることになってしまった弁護士だった。そんなチームのもとへ、ある殺人事件の弁護依頼が舞い込む――。本作は、個性的な刑事専門弁護士たちが、ぶつかり合いながらも逆転不可能と思われる刑事事件に挑んでいく物語。キャストには、主人公の型破りな若手弁護士・深山大翔役の松本さんをはじめ、香川照之、榮倉奈々、岸部一徳、青木崇高 、奥田瑛二、片桐仁、マギー、渡辺真起子、藤本隆宏、馬場徹ら個性豊かなキャストが勢ぞろいしている。そして、今回第2話にゲストとして出演する風間さんが演じるのは、口論となった男を、もみ合いの末にナイフで殺害してしまう山下一貴役。山下は、たまたま立ち寄った居酒屋で、酒に酔い大騒ぎをする木内という男を注意すると外に連れ出される。そこで、逆上してナイフを出してきた木内を、もみ合った末に奪ったナイフで殺害してしまったのだ。当然、山下は正当防衛を主張しているが、弁護士を担当することになった松本さん演じる深山は、その証言に違和感を覚え、彼ならではの捜査を始める…。ドラマ、映画、舞台に加え、人気ア二メ「遊☆戯☆王」シリーズでは主人公の声を務め、声優としても活躍する風間さん。本作については「事件が起きた時にニュースや記事になるのは表面上だけで、その奥に隠されている人間の心だったり、事実だったりということをすごく丁寧に深堀していく、すごく見応えのあるドラマだなと思います」と語り、ドラマを絶賛。また山下という役柄について「殺人を起こしてしまった男なのですが、主人公の深山と触れ合うことで、彼の奥にあるものが明かされていきます」と話し、「今回の役をしっかり演じたら、このドラマがシリーズ化されたとしても二度と出演ができないはずの役なので、二度目の出演がないように、しっかり刻みにいきたいなと思っています」と笑顔で意気込みをコメントした。「99.9-刑事専門弁護士」は4月17日(日)21時~TBSにて放送開始。(cinemacafe.net)
2016年03月29日「嵐」の松本潤主演で贈る、連続ドラマ史上初となる刑事専門弁護士に特化したドラマ「99.9-刑事専門弁護士-」。この度4月の放送を前に、本作の主題歌に「嵐」の「Daylight」が決定した。深山大翔(松本潤)は、お金にならない刑事事件ばかりを引き受ける貧乏弁護士。ある日実績を買われ、日本4大法律事務所の1つ、斑目法律事務所の所長・斑目春彦(岸部一徳)からヘッドハンティングされる。パラリーガルの明石達也(片桐仁)とともに移籍した深山であったが、バディを組むはずの室長・佐田篤弘(香川照之)は、大企業の顧問弁護士を務め巨額の利益をもたらしてきた民事のトッププレーヤー。斑目からの条件に渋々異動を了承したものの、金にならない刑事事件には全く興味が無い様子だ。さらにチームのもう一人の弁護士である立花彩乃(榮倉奈々)も、斑目の命によりこれまでの業務とは全く畑違いの刑事事件ルームに嫌々入ることになってしまった弁護士だった。そんなチームのもとへ、ある殺人事件の弁護依頼が舞い込む――。キャストには、主人公の超型破りな若手弁護士・深山大翔役の松本さんをはじめ、深山とひょんなことからチームを組むことになる弁護士・佐田篤弘役に香川照之、佐田同様に深山とチームを組むことになる立花彩乃役に榮倉奈々、深山と佐田を引き合わせるキーマンで、事務所の所長のやり手弁護士・斑目春彦役に岸部一徳、深山と敵対する検事・丸川貴久役に青木崇高、そしてそのほか奥田瑛二、片桐仁、マギー、渡辺真起子、藤本隆宏、馬場徹らが脇を固めている。今回本作の主題歌に決定した「Daylight」は、僅かな可能性にも果敢に挑む強さとやさしさを透明で温かなメロディーが包み込んだ、ドラマの世界観にもリンクした「嵐」ならではのメッセージソングとなっている。さらに「Daylight」には、松本さんたっての希望から、シングルの表題曲としては「Face Down」以来4年ぶりとなる櫻井翔のラップも収録されていることもあり、櫻井さん作詞のラップが、楽曲をさらに力強くしているようだ。また、5月18日(水)にリリースされる主題歌が収録されたシングル「I seek/Daylight」の通常盤には、4月23日(土)よりスタートする、8年ぶりのアリーナツアーのテーマソング(新曲)も収録。大野智主演ドラマ「世界一難しい恋」(日本テレビ)の主題歌「I seek」と本主題歌とで、約3年ぶりとなる両A面シングルが発売される。「99.9-刑事専門弁護士-」は4月17日(日)21時~TBSにて放送開始。(cinemacafe.net)
2016年03月25日『顔』の監督・阪本順治×主演・藤山直美がコンビが贈る最新作『団地』。このほど、何かとウワサの絶えない団地を舞台にさまざまな人間模様が交錯する本作から、“妄想としゃべくりのハーモニー”を奏でる予告編が解禁。阪本組初参加の斎藤工も、なんとも奇妙な登場の仕方をしていることが分かった。とある事情で家業の漢方薬局を畳み、団地に越してきた山下ヒナ子(藤山直美)と夫の清治(岸部一徳)。住人たちは、自治会長の行徳(石橋蓮司)と妻の君子(大楠道代)、クレーマーで次期会長を狙う吉住(宅間孝行)に、暇を持て余した奥さま連中。ある日、些細な出来事でヘソを曲げた清治が「僕は死んだことにしてくれ」と床下に隠れてしまう。夫の姿がぱったり見えなくなっても淡々とパートに通い続けるヒナ子に、隣人たちの“妄想”は膨らむばかり。さらに、妙な立ち居振る舞いの青年(斎藤工)が山下家を訪れ…。数々の映画賞を総なめにした『顔』から16年、阪本監督が書き下ろす完全オリジナル脚本の会話劇は、さまざまな人生が交差する大阪近郊の古ぼけた団地が舞台。予告編映像には、「阪本監督が撮ってくれるなら」と久々にスクリーンへ復帰した藤山さんをはじめ、岸部一徳、石橋蓮司、大楠道代ら阪本組常連にして最強と言うべきカルテットが集結。「死んだことにしてくれ!」とヘソを曲げ突然床下へ潜ってしまった夫・清治。「最近、姿を見ていない」と口を揃える、距離感の近すぎる隣人たちの好奇心、妄想はとどまることなく加速し続け、ついには失踪説まで流れ出し、緊急会議をひらく始末…。そんな中、今回、阪本組初参加となる斎藤さん演じる青年も謎の言葉を発しながら、異質な存在感を放って登場。また、大阪弁のテンポの良さが会話の応酬にさらなる拍車をかけていき、庶民劇でありながら、大胆不敵な大どんでん返しをも予感させていく。予告編でナレーションを務めているのは、大阪を代表するラジオパーソナリティとして知られ、本編にも声の出演で参加を果たしている大ベテラン、浜村淳。浜村さんは本作について「ウソもマコトも、団地ではうわさの広まり早すぎる。笑わせ泣かせ怖がらせ、ああ、家の団地も良く似てる」とコメント。DANCHI――。それは、なんでもありえる昭和の集合住宅にして、ウワサが転がる“小宇宙”。稀代のコメディエンヌ・藤山さん演じるヒナ子も思わず「団地っておもろいなあ」とつぶやいてしまう、観客巻き込み型の秘密共有エンターテイメントを、ここから目撃してみて。『団地』は6月4日(土)より有楽町スバル座、新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月23日藤山直美が主演を、阪本順治が監督を務める映画『団地』の予告編映像が公開になった。大阪近郊にある昭和のムード漂う団地を舞台にした作品だ。予告編映像藤山と阪本監督は『顔』でタッグを組み、高い評価を得たが、16年ぶりに再タッグを組んだ本作は、ごく平凡な夫婦が予想外の出来事を描く異色コメディだ。藤山演じるヒナ子と夫の清治(岸部一徳)は昭和のムード漂う団地に引っ越してきたが、ある事件をきっかけに夫は「僕を死んだことにしてくれ」と床下に隠れてしまう。夫の要求を受け入れたヒナ子は夫が消えても普通の日常を送ろうと振舞うが、そのことが隣人たちの妄想をかきたて、団地に騒動が巻き起こる。本作は、テンポのよい会話で独特の世界観を描き出していく作品で、予告編でも団地で暮らす人々がひたすらに“しゃべりまくる”のが大きなポイントだ。また、藤山、岸部のほかにも石橋蓮司、大楠道代、斎藤工らが出演し不可思議で濃いキャラクターを演じており、これまでにない会話劇になっているようだ。『団地』6月4日(土) 有楽町スバル座、新宿シネマカリテほか全国ロードショー
2016年03月23日映画賞を総なめにした傑作『顔』から16年、日本演劇界が誇る舞台女優・ 藤山直美と阪本順治監督が再びタッグを組んだ最新作『団地』が、6月4日(土)より公開されることが決定。そして本作のポスタービジュアルがついに解禁された。とある事情で家業の漢方薬局を畳み、団地に越してきたヒナ子(藤山直美)と清治(岸部一徳)。住人たちは、自治会長の行徳(石橋蓮司)と妻の君子(大楠道代)、クレーマーで次期会長を狙う吉住(宅間孝行)に、暇を持て余した奥さま連中。 ある日、些細な出来事でヘソを曲げた清治が「僕は死んだことにしてくれ」と床下に隠れてしまう。夫の姿が消えても淡々とパートに通い続けるヒナ子の言動に、隣人たちの 妄想は膨らむばかり。さらに、妙な立ち居振る舞いの青年(斎藤工)が山下家を訪れて…。『顔』は喜劇女優・藤山さんを主演に、佐藤浩市、豊川悦司ら豪華キャストを迎え、実在した女性逃亡犯の内面を圧倒的リアリティーで再現した異色の犯罪映画。また映画は「日本アカデミー賞」「毎日映画コンクール」などでその年の日本国内の映画賞を総なめにした。その『顔』のコンビが再びタッグを組んだ本作は、“団地”を舞台にある秘密を抱えた夫婦を描く物語で、主人公ヒナ子役の藤山さんを筆頭に、夫・清治役に岸部さん、自治会長夫妻行徳と君子役に阪本組常連の石橋さんと大楠さん、クレーマー・吉住役に宅間さん、ヒナ子の家に出入りするミステリアスな男・貴史役に斎藤さんが好演する。そのほか竹内都子、 濱田マリら個性派キャストが脇を固めている。本作は、観客の予想を気持ちよく覆す、新たなテイストの人間ドラマとなっており、様々な人生が交差する“団地”という空間で、ごく平凡な夫婦のアリエナイ体験を軽快な会話劇で描く、ちょっぴりブラックかつ滋味に溢れる、まさに“妄想としゃべくりのハーモニー”を描いている。そして今回解禁されたポスターは、「【DANCHI】なんでもありえる昭和の集合住宅。ウワサが転がる小宇宙。」というコピーと共に、主人公ヒナ子を演じた藤山さんと、そしてなぜか床下から這い出る夫・清治を演じる岸部さんの姿が目を引くビジュアルとなっている。『団地』は6月4日(土)より有楽町スバル座、新宿シネマカリテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年03月15日連続ドラマ史上初の刑事専門弁護士の巻き起こす痛快逆転劇を描くドラマ「99.9-刑事専門弁護士-」。本作で、自身初の日曜劇場主演を務める「嵐」の松本潤の代表作「花より男子」が、この度、「春休み!!特別編集版」として放送決定!毎放送後には、「99.9-刑事専門弁護士-」の特別映像に加え、キャスト陣に直撃する現場レポートが放送されるという。探偵役や料理人役、御曹司役など様々な役どころを演じてきた松本さんが、自らが納得するまでとことん追及する超型破りな若手弁護士・深山大翔役を演じる本作。共演者には、深山とひょんなことからチームを組むことになる弁護士・佐田篤弘役の香川照之と、佐田同様に深山とチームを組むことになる立花彩乃役の榮倉奈々、そのほか「相棒」シリーズの岸部一徳、「龍馬伝」「平清盛」の青木崇高、多方面で活躍する奥田瑛二、片桐仁、マギー、渡辺真起子ら豪華俳優陣が名を連ねる。この度、初弁護士役に挑戦することで注目を集める松本さんの代表作ドラマのひとつ「花より男子」&「花より男子2(リターンズ)」が、「春休み!!特別編集版」として放送されることが決定。「花より男子」は、少女漫画誌「マーガレット」(講談社)にて連載された神尾葉子氏による人気コミック。超お金持ち名門高校に通う主人公の貧乏少女が、学園を牛耳る御曹司4人組「F4」とぶつかり合い、様々なトラブルに巻き込まれながらも、持ち前の明るさと雑草魂でたくましく生きていく姿が描かれた痛快青春ラブストーリーだ。2005年、松本さんをはじめ、いまや大河ドラマ「花燃ゆ」で主演を務め上げる井上真央や小栗旬、松田翔太、阿部力ら若手俳優たちを迎えて実写化ドラマ化。シーズン2、劇場版まで制作され人気を博した。今回の特別編集版では、2005年10月期放送「花より男子」を、3月12日(土)14時~、13日(日)15時~、19日(土)15時~、20日(日)15時~の4回に渡り放送。2007年1月期放送「花より男子2(リターンズ)」を、4月2日(土)16時~、3日(日)16時~、9日(土)14時~、16日(土)16時~、17日(日)14時~の5回に渡り放送される。また、放送の最後には、4月17日(日)21時からスタートする日曜劇場「99.9-刑事専門弁護士-」の特別映像や、主演・松本さんが共演者たちに直撃する現場レポートを、放送日ごとに異なるバリエーションで放送することも決定。名作ドラマと、期待度MAXの最新ドラマの特別映像を一気に堪能できることになりそうだ。日曜劇場「99.9-刑事専門弁護士-」は4月17日(日)21時よりTBS系にて放送。「『花より男子』春休み!!特別編集版」は3月12日(土)から4月17日(日)まで、土・日曜の午後帯にて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年03月10日連続ドラマ史上初の刑事専門弁護士の巻き起こす痛快逆転劇を描く「99.9-刑事専門弁護士-」にこの度、「嵐」の松本潤が主演を務めることが明らかになった。併せて共演に香川照之、榮倉奈々らが参加することが分かった。深山大翔は、お金にならない刑事事件ばかりを引き受ける貧乏弁護士。ある日実績を買われ、日本4大法律事務所の1つ、斑目法律事務所の所長・斑目春彦からヘッドハンティングされる。パラリーガルの明石達也とともに移籍した深山であったが、バディを組むはずの室長・佐田篤弘は、大企業の顧問弁護士を務め巨額の利益をもたらしてきた民事のトッププレーヤー。斑目からの条件に渋々異動を了承したものの、金にならない刑事事件には全く興味が無い様子だ。さらにチームのもう一人の弁護士である立花彩乃も、斑目の命によりこれまでの業務とは全く畑違いの刑事事件ルームに嫌々入ることになってしまった弁護士だった。そんなチームのもとへ殺人事件の弁護依頼が舞い込む。依頼人は運送業の経営者で、ネットショップ社長が殺害された事件の殺人容疑として逮捕されたが、本人は酒に酔っていて事件当日の記憶がなく事件の関与を否定。しかし検察庁の調べによると、指紋のついた凶器などの状況証拠に加え動機も充分。まさに犯人である条件が揃っていた。検察は有罪確実な案件しか起訴しないから日本の刑事事件は起訴されると99.9%有罪になる。検事出身の佐田は、容疑者に罪を認めさせ反省を示した上で情状酌量を探る道を探すのが弁護士の仕事だと深山に促す。だが、深山は「肝心なのは調書より事実。99.9%有罪が確定していても、0.1%に事実があるかもしれない」と諦めない。そして深山の頭には、ある可能性が浮かんでくる――。主演には、日曜劇場初主演となる「嵐」の松本さん。探偵役や料理人役、御曹司役など様々な役どころを演じてきた松本さんは、今回自らが納得するまでとことん追及する超型破りな若手弁護士・深山大翔役で初の弁護士役に挑戦する。そして共演者には、深山とひょんなことからチームを組むことになる弁護士・佐田篤弘役の香川さんと、佐田同様に深山とチームを組むことになる立花彩乃役の榮倉さん。意外にも松本さんとは初共演となる香川さんは、敏腕弁護士だが真逆のスタンスの深山とぶつかり合いながら仕事を進めていく役どころ。そして榮倉さんは、上昇志向が強い努力型の秀才だが、努力していることを出さずにデキる女を装う役を好演する。また深山と佐田を引き合わせるキーマンで、事務所の所長のやり手弁護士・斑目春彦役に「相棒」シリーズの岸部一徳、深山と敵対する検事・丸川貴久役に「龍馬伝」「平清盛」の青木崇高、そして、俳優のほかにナレーター、映画監督など多方面で活躍する奥田瑛二が、豪腕で鳴らし有罪率100%を誇る名声に満ちた次期検事総長候補・大友修一役を演じる。そのほか、斑目法律事務所のパラリーガルとして片桐仁、マギー、渡辺真起子が、斑目法律事務所・企業法務担当弁護士役に藤本隆宏、その部下役に馬場徹が脇を固めている。最後の瞬間まで諦めず事実を追い求めていく主人公と、真逆のスタンスで生きてきた利益至上主義の個性派弁護士たちが繰り広げる本作。多彩なキャストたちが共演することでどんな化学反応が起こるのか放送が楽しみだ。<以下、キャストコメント>■松本潤(深山大翔役)今回、このお話を頂いたときは素直に嬉しかったです。初めて弁護士役を演じることになりますが、僕も弁護士役を演じられる年齢になったのだなと実感しました。また、『花より男子』で一緒に仕事をさせて頂いた瀬戸口プロデューサーからオファーを頂けたことも嬉しかったですね。今回の作品は新たなチャレンジになると思っています。台本を読んでみて、トリックの面白さや人間関係の描き方がとても面白かったです。監督が描かれたい世界観に、自分も入っていけたらいいなと思っています。また、数多くの良い作品が生まれてきた日曜劇場で、主演に抜擢して頂けたことは非常に光栄です。今は正直プレッシャーよりも楽しみの方が大きいですね。真実は100人いれば100人分それぞれ違いますが、事実はたった1つしかありません。0.1%の可能性の中で、 たった1つの事実を必死に見つける。そこまでして何故その事実を見つけるのか。それが今回のテーマだと思っています。0.1%に賭ける思いや、行動に込められた思いを視聴者の方々に伝えたいです。月曜日から明るい気持ちで自分の人生と向き合えってもらえると嬉しく思います。是非ご覧ください。■香川照之(佐田篤弘役)私が演じる佐田は、松本さんが演じる深山とは距離感があり、同じ方向を向いているとは言い難い役柄です。深山は型破りな弁護士であるため、僕は逆にフォーマルな弁護士を楷書で演じるつもりで今はいます。作品として、ドラマ性だけが高く突出することは痛快ですが、実際の弁護士像とかけ離れないよう注意し、そのことがどうキャストの間で化学反応を生んでいくのか、楽しみにしています。■榮倉奈々(立花彩乃役)私が演じる彩乃は、自分自身を出来る女だと思っているのですが、深山にペースを乱されていく役柄です。松本さん演じる深山にかき乱される場面で、ドラマのリズムが出たら良いなと思っています。松本さんとは共演させて頂くことが多いのですが、何も変わってないなと思われないように頑張ります。今回、新しい関係性での共演なので、新しい気持ちで演じたいと思っています。日曜劇場「99.9-刑事専門弁護士-」は4月17日21時~TBSにて放送開始。(cinemacafe.net)
2016年02月25日文豪・夏目漱石が亡くなってから100年という節目を迎える2016年に、「嵐」の二宮和也を主演に迎え、そのほか超豪華俳優陣が集結し名作小説をドラマ化する新春ドラマスペシャル「坊っちゃん」。この度、映像化されるたびにその時代を最も彩る女優が演じてきたマドンナ役を、松下奈緒が演じることが分かった。「親譲りの無鉄砲で子どものころから損ばかりしている」という一文で始まる「坊ちゃん」。漱石の教師時代の実体験をベースに描かれた本作の舞台は明治時代。住み込みの女中・清から「坊ちゃん」と呼ばれている青年が主人公となる。短気で暴れん坊だが、うそが嫌いで直情型の正義感を持つ型破りな江戸っ子・坊ちゃんが、四国は松山の旧制中学校に数学の教師として赴任をすることに。そこで生徒や同僚の教師・赤シャツ、学校外の松山の人々とぶつかり合い大暴れする痛快なストーリーで、発表から100年以上経ったいまでもなお、世代を超えて多くの人を魅了し続けている漱石の代表作の一つである。先日、二宮さん演じる坊っちゃんを取り巻く登場人物たちを、古田新太、及川光博、八嶋智人、山本耕史、岸部一徳ら豪華キャスト陣が担当することが発表され、WEBでは、残る人気キャラクター“マドンナ役”を誰が務めるのか注目が集まっていた。「色の白い、ハイカラ頭の、背の高い美人」で、出会った坊っちゃんを「なんだか水晶の珠を香水で暖ためて、掌へ握ってみたような心持ち」にさせたと原作で表現されているマドンナを今作で務めるのは、NHKドラマ「ゲゲゲの女房」で一躍お茶の間の人気者となり、その年の「第61回NHK紅白歌合戦」で司会を務めた女優・松下奈緒。今回のドラマ化にあたりオリジナル設定が加わっており、町一番の美人で皆から「マドンナ」と呼ばれている彼女はミルクホールの女給として働いている。そして山本さん演じる英語教師のうらなりとひそかに思い合っているのだが、及川さん演じる教頭の赤シャツもマドンナを好いており、切なく、そして激しい三角関係が繰り広げられていく。そして策略家の赤シャツの悪だくみにより、うらなりは窮地に陥っていくのだが…。これまで映像化されるたび、加賀まりこや松坂慶子、松原智恵子など、その時代に最も輝き、いまや大ベテランとなっている女優たちが演じてきた“マドンナ役”を務めることについて松下さんは「実はとてもプレッシャーに感じていました。ですが、自分なりのマドンナを演じたい、演じようと思いました。また、この時代の女性像も大切にしました」と、新マドンナ創造へ意欲をみせ、「二宮さん演じる坊っちゃんの言動や信念に背中を押してもらったり、強くなれたりしていきます。マドンナもその一人です。見てくださる方にも同じ気持ちになっていただけるとうれしいです。マドンナの恋も是非楽しみにしていただけたら」と本作の見どころを語った。「坊っちゃん」は2016年1月3日(日)21時よりフジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年11月30日文豪・夏目漱石が亡くなってから100年という節目を迎える2016年に、「嵐」の二宮和也主演で21世紀初めて、名作「坊っちゃん」のドラマ化が決定。この度、物語の舞台となる学校の教師陣に超豪華俳優陣のキャスティングが発表。二宮さんにとっては全員がドラマ初共演となる。有名な「親譲りの無鉄砲で子どものときから損ばかりしている」という一文で始まる「坊っちゃん」は、漱石の教師時代の実体験をベースに描かれた小説。時は明治、住み込みの女中から「坊っちゃん」と呼ばれている青年が主人公。短気で暴れん坊だが、嘘が嫌いで直情型の正義感を持つ型破りな江戸っ子・坊っちゃんが、四国は松山の旧制中学校に数学の教師として赴任をすることになり、そこで同僚の教師たち、生徒たちとぶつかり合い大暴れする、笑いあり涙ありの痛快なストーリーだ。漱石の代表作のひとつともいえる本作の教師陣には、漱石没後100周年にふさわしく、さらに新春ドラマだからこそ実現した豪華俳優陣が集結。赴任早々、坊っちゃんの下宿の世話をしてやり、坊っちゃんと同じくらい正義感が強く真っすぐな気性で、騒動の折は何かと坊っちゃんと行動を共にする相棒的な存在、アダ名を「山嵐」という数学の主任教師を、演技派俳優・古田新太が演じる。「坊っちゃんは、激情型で熱い人。対して山嵐は冷静な人なので、なるべく熱を上げず、飾り気の無い堅い人をやろうと思っています」と話し、「坊っちゃんとの掛け合いや、一緒に怒るところなど、二宮さんのお芝居がテンションを上げてくれるので、二宮さんとは非常にやりやすいですし、おいらも役を作りやすいです」と二宮さんとの芝居の感想を語った。一方、坊っちゃんと山嵐の2人と敵対し、学校で唯一の文学士でプライドが高い西洋かぶれの教頭を、及川光博が演じる。通年、赤シャツを着ているため、坊っちゃんから「赤シャツ」とあだ名をつけられ、本作でも1、2を争う強烈なキャラクターについて及川さんは「まさか夏目漱石の作品に参加できる日が来るとは…。西洋かぶれのハイカラ野郎のペテン師、赤シャツを演じます。初春の楽しいひとときを過ごしていただけますよう、心をこめて赤いシャツを着ます!」と意気込みをコメント。また、赤シャツの腰巾着で、いつも赤シャツの太鼓持ちをしていることから「野だいこ」とアダ名をつけられる画学教師を、八嶋智人が演じる。「赤シャツという巨大な権力にコバンザメのようにくっついているのが野だいこ。お話をいただいたときに、僕にピッタリな役だな、と思いました。コバンザメ感は充分、僕にはありますし、そうやってこの芸能界を生きてきました。ドラマでは坊っちゃんの存在により、野だいこに、どんな変化があるのか?というところも楽しみに見ていただきたいと思います」と役との共通点を明かした。そんな教師の中で、お人好しで気が弱く、いつも顔色が悪いため、坊ちゃんから「うらなり」とあだ名をつけられた英語教師を山本耕史が演じる。うらなりは町一番の美人とひそかに思いあっているのだが、実は赤シャツもその女性を横恋慕しており、赤シャツの悪巧みにより、うらなりは窮地に陥っていく…。山本さんは「エネルギーあふれる皆さんの中で、一人だけ、たたずまいがひ弱と言うか気弱です。しかし心の中で思いを秘めた、ストレートでピュアな役でもあります。この時代だからこその情熱を、素敵に演じられればいいな、と思います」と役作りについて語った。最後に、そんな一癖も二癖もある教師たちをまとめる校長を岸部一徳が演じる。自分の意見を言うことはめったに無く、何を考えているか分からないため、坊っちゃんから「狸」というあだ名をつけられるが…。「狸というあだ名の通り、何を考えているか分からない、全てを教頭に任せているような人に見えるけれど、坊ちゃんを通してドラマ全編を見たとき、狸が世の中をどう見ていたか、教育、学校をどう考えていたか、そして何が人間にとって大切な事なのかが分かると思います。でも…やっぱり分からないような狸にしたいかな」と述べた。超豪華俳優陣の集結について二宮さんは「家族や親戚が一同に会するのが、お正月の良いところだと思いますが、ドラマを制作している側も、これだけの方々を集めるのは、お正月じゃないとできないのだろうな、という顔ぶれがそろっていると思います。お正月のすごさを知りました。この方々が2時間、画面に居続けるということだけでも、このドラマの見どころ」と驚きのコメントを寄せた。現在、愛媛県松山市の道後温泉でのロケをはじめ、日本各地で撮影中。明治の世界をリアルに復活させながら、新しい21世紀版「坊っちゃん」の仕上がりを期待して待ちたい。新春ドラマスペシャル「坊っちゃん」は2016年1月3日(日)21時よりフジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年11月04日WOWOWが贈る社会派ヒューマンドラマ「連続ドラマWしんがり~山一證券最後の聖戦~」。その主演に、WOWOWドラマではおよそ4年振りとなる江口洋介を迎え、萩原聖人、林遣都、真飛聖、勝村政信ら個性豊かな演技派俳優の共演が実現。また、迷走する巨大企業の内情を描いた映画『沈まぬ太陽』でメガホンを取った若松節朗が、監督を務めることが分かった。1997年4月。山一證券の常務取締役・梶井(江口洋介)は、業務監理本部(ギョウカン)本部長に就任する。ギョウカンとは社内監査を行なう部署だが、社内では左遷社員が追いやられる“場末”と呼ばれていた。そんな梶井の異動初日に、大蔵省証券取引等監視委員会(SESC)の調査が入ることに。当時の金融業界は、総会屋への利益供与問題で大きく揺れていた。梶井は、営業考査部部長・花瀬(佐藤B作)やその部下・中西(矢島健一)、秘書の蒲生(真飛聖)に社内調査を指示。そんな中、監査部の瀧本(萩原聖人)と吉岡(林遣都)は、渦中の総会屋との関係を示す資料を見つけてしまう。一方、会長の有原(岸部一徳)らはSESCの調査に対し余裕の表情を見せるが、副社長の片瀬(光石研)だけは不安な表情。梶井や同期の林(勝村政信)もまた、上層部が何かを隠しているのではないかという疑念を抱く――。本作は、ジャーナリストで元読売新聞記者・清武英利のノンフィクション「しんがり 山一證券 最後の12人」(講談社刊)を原作に、当時、日本を震撼させた山一證券の自主廃業をドラマ化。誰もが予想だにしなかった巨大金融企業の破綻は、日本経済に大きな打撃を与えただけでなく、終身雇用の終わりを告げる事件ともなった。自主廃業の要因となった2,600億円の簿外債務は、いつ、どのように生まれ、どのように隠し続けられたのか。最後まで“沈没船”となったこの会社に踏みとどまり、真相究明と顧客への清算業務を続けた社員たちこそが、社内から“場末”と呼ばれ、煙たがられた部署の者たちだった。理不尽な会社の不正への怒りを胸に、すべての社員、顧客、そして家族のため、使命感で自らを奮い立たせた、“しんがり”たちを描く本作で、主演を務めるのは、『天空の蜂』『人生の約束』など数々の映画やドラマで活躍する江口洋介。WOWOWドラマでは「連続ドラマWパンドラIII 革命前夜」(’11)以来、およそ4年振りの主演となる。江口さんは、「最初に原作を読ませていただいて、12人の社員の方々が成し遂げたことの凄さに感銘を受けました」と、まず原作の印象に触れ、「山一證券の破綻を追ったドキュメンタリーではなく、人々の心に響く作品になるようにどうすればよいのか、スタッフと話しながら一歩ずつ制作しています」とコメント。自身が演じた梶井達彦というキャラクターについては、「梶井のような上司や政治家がいたら社会は変わるだろうな、という他人任せな考え方自体が違うのではないかと思います。お互いのバイブレーションや情熱をぶつけ合って、共に高めあっていく。そのことが出来たから、エリートでもなく特別でもない普通の社員たちが大企業消滅の真相究明と清算業務を成し遂げられた…そこに面白さがあるように思います」と分析。その深い人間関係は「『人の山一』と呼ばれた山一證券には、そもそも存在していたものだと思うので、その人間味のある感じがドラマで表現できたらと思います。梶井も仲間に助けられ、ここまでたどり着いたのです。変わり者だった男が仲間と出会い、人間らしくなって、それを息子も感じ取っていくのだと思います」と、梶井という人物に触れた。「梶井のように自分のことを顧みず、会社の不正を暴いていく、というのは会社愛でもあり、仕事に対しての責任、愛情、プライドがもの凄くあるように感じます。それは逆にいうと幸せなことかもしれない。それによって人は強くなると思います。不正を暴くというのは正義ではなく、情熱や愛情が人を動かしていくのだ、というのが根底にあることを感じとっていただけたらと思います」と語り、言葉に思いを込めた。さらに、若松監督は、「特出した強いリーダーが仲間を引き連れて上層部の不正に立ち向かうシンプルな題材です。山一證券の倒産は社会に強い衝撃を与えました。その事件を借りて男たちが激しく葛藤する姿はバブル崩壊時を懐かしみ、また爽快です。知らなかったノンフィクションの醍醐味は相当に面白いです。自主廃業、倒産という結末が待ち構える中、“しんがり”と呼ばれた数人の仲間たちにはかなりの困難がありますが、ドラマはどんどんヒートアップして面白い。巨象に立ち向う蟻たち社員の生き様に感動していただけると思います。どうぞご期待下さい」と語り、「江口洋介なくして語れない、そのくらい彼に演じていただけて光栄です」と、主演の江口さんの熱演に、手応えを覗かせている。「連続ドラマWしんがり~山一證券最後の聖戦~」は9月20日(日)22:00~よりWOWOWにて放送開始(全6話、※第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2015年07月14日俳優の江口洋介が、9月20日にスタートするWOWOWの連続ドラマ『しんがり~山一證券 最後の聖戦』(全6話、毎週日曜22:00~)に主演することが14日、明らかになった。同作は、プロ野球・読売巨人軍の球団代表を解任され、現在はジャーナリストとして活動する清武英利氏のノンフィクション小説が原作。四大証券の一角を占めるも、2,600億円の帳簿外債務が原因で突然自主廃業した山一證券で、最期まで真相究明と顧客への清算業務を続けた"しんがり"たちを描く作品だ。江口が演じるのは、この"しんがり"たちのリーダー・梶井。山一證券の常務取締役として、社内監査を行う業務監理本部の本部長に就任するが、異動初日に、大蔵省証券取引等監視委員会(SESC)の調査が入るという事件が起きる。この調査に、会長の有原(岸部一徳)らは、余裕の表情だが、副社長の片瀬(光石研)だけは不安な表情を浮かべており、梶井や同期の林(勝村政信)は、上層部が何かを隠しているのではないかという疑念を抱く。梶井は、営業考査部部長・花瀬(佐藤B作)や、その部下・中西(矢島健一)、秘書の蒲生(真飛聖)に調査を指示。そんな中、監査部の瀧本(萩原聖人)と吉岡(林遣都)が、渦中の総会屋との関係を示す資料を見つける――。原作の清武氏が「ドラマに向いていないと思っていた」と語っていた作品だが、江口は「ドラマ向きではないものを、どういう風にドラマらしくしていけばよいのか。山一證券の破綻を追ったドキュメンタリーではなく、人々の心に響く作品になるようにどうすればよいのか、スタッフと話しながら一歩ずつ制作しています」と、地道な努力を語る。その上で、江口は「不正を暴くというのは正義ではなく、情熱や愛情が人を動かしていくのだ、というのが根底にあることを感じとっていただけたら」とメッセージを寄せている。演出を担当する若松節朗監督は「このドラマは江口洋介なくして語れない」と、江口の演技を絶賛。岡野真紀子プロデューサーも、江口を「天性の明るさと爽快感を持ち、人を魅了するパワーと説得力を持っています。そして、母性のような父性のような、無条件の温かさを持っている」と評価し、主人公・梶井の役は「江口洋介さん以外には思い浮かびませんでした」と、理想通りのキャスティングに喜びを語っている。(C)WOWOW
2015年07月14日