長崎県 島原温泉の創立115年を迎えた老舗旅館、ホテル南風楼(運営:株式会社ホテル南風楼)は、2024年3月に一棟貸し 南風楼 別棟 みなみテラスをグランドオープンいたします。約50名様までご宿泊いただける一棟貸しの2階建てホテルです(合計4部屋 会議室含む)。企業研修・スポーツ合宿・大学ゼミ・サークルなどの各種団体旅行に最適な貸切スタイル。正面玄関の隣には、室内から直接つながる開放的な「海の見える屋根付きテラス」を完備。心地よい潮風ときらめく満天の星空のもと食すBBQなど、都会では決して味わえないアウトドア気分をお楽しみいただけます。■2024年3月、まるごと一棟貸しの宿泊施設「みなみテラス」がグランドオープン。みなみテラス外観潮騒が穏やかに時を刻む静かな環境の中、周囲を気にすることなくにぎやかにお過ごしいただけるのも一棟貸しならではのおすすめポイントです。【客室】ご宿泊のお部屋は、畳の大部屋タイプをご用意(3部屋)。いずれも改装したばかり。冷暖房完備の清潔感ある快適な居住空間をお届けします。ひとつ屋根の下、お布団を並べ寝食を共に。お互いの絆を深め合うチームビルディングにも最適です。1階 103号室2階 104号室2階 105号室懐かしい修学旅行気分を味わえるのも大部屋の醍醐味。「客室情報」全3室・1階 103号室:54m2(9m×6m)・2階 104号室:72m2(12m×6m)・2階 105号室:36m2(6m×6m) ※洗面2ヶ所室内完備「客室備品」・大型テレビ 75型・冷蔵庫・金庫・ドライヤー「アメニティ」・バスタオルおよびフェイスタオルをご用意しております。※交換は原則3日に1回です。・その他アメニティ類・館内着のご用意はございません。ご宿泊の際にはご自身でご用意いただきますようお願いします。その他の必要なアメニティなどは事前にご相談ください。・布団敷きはセルフサービスです。みなみテラスホール(1)【会議室(24時間利用可能)】各種研修会・会議・セミナー・分科会・リモートワーク等にご活用いただける会場をご用意。「大会議室」・180m2(15m×12m)「収容人数」・最大100名(スクール形式)「設備」・大型モニター7台(86型2台/75型5台)・Wi-Fi・ホワイトボード・延長コードみなみテラスホール(2)【周辺環境】都会の喧騒から離れ、有明海の潮騒をBGMに疲れたカラダをリフレッシュ。徒歩圏内には緑豊かな公園もあり、ワーケーションにもピッタリ。みなみテラスからの有明海と海浜公園【ご夕食】ご夕食は、ホテル南風楼の食事会場で地元食材をふんだんに使った会席料理もしくはみなみテラスの屋根付きテラスにてBBQやオードブル料理をご用意。ご要望に応じたお料理をご提供いたします。ご夕食時のお飲み物は、ホテル提供の飲み放題プラン(2,500円(税込))もしくは、お客様ご自身にてお持ち込みいただいても結構です。海の見える屋根付きテラスにてBBQ地元食材をふんだんに使った会席料理オードブル料理もご用意可能【ご朝食】ご朝食はホテル南風楼別館1階にてレストランで和洋バイキングをお楽しみいただけます。※受付時間7:00~9:00 9:30終了。レストランで和洋バイキング【温泉】ご滞在中は、ホテル南風楼自慢の「海の見える露天風呂 サウナ&スパリゾート」をお楽しみいただけます。南風楼自慢のサウナ&スパリゾート【ご利用案内】・チェックイン15:00 チェックアウト10:00※チェックイン・チェックアウトはホテル南風楼本館フロントにて行います。・みなみテラス館内は、土足厳禁です(室内スリッパをご用意)。・ロビーテラスの喫煙スペースを除き、全館禁煙です。・ペットのご宿泊は不可です。・自転車貸出有り(本館フロントにてお申し付けください)。・最寄りのコンビニ・スーパーまで徒歩10分程度。【館内設備】「1階」・会議室 180m2(15m×12m):パーテーションで2室に分割可能(90m2×2)・客室 103号室 畳 54m2(9m×6m)・洗面スペース(男女共用)・シャワーブース 男女 各1ヶ所・共用トイレ 男女 各1ヶ所・バリアフリートイレ 1ヶ所・屋根付きテラス(52.5m2/15m×3.5m)・自動販売機1台・駐車場30台・洗濯干しスペース・24Hコインランドリー(5台) 南風楼本館 駐車場共用トイレ 男女1ヶ所洗面スペース(男女共用)屋根付きテラス1階 自動販売機30台の駐車場「2階」・客室104号室 畳 72m2(12m×6m)・客室105号室 畳 36m2(6m×6m)洗面2ヶ所 室内完備・客室 バルコニー「ご料金(税別)」10名まで 1泊10万円~11~20名 1泊18万円~21~30名 1泊24万円~31~50名 1泊35万円~■立ち寄り入浴について受付時間:7:00~23:00料金 :大人1,000円/人 小人(3歳~小学生)600円/人(税込)お得な回数券20枚18,000円 50枚35,000円(税込)注)土・日・祝日 特定日は終日1,800円でございます。※「回数券」および「ご招待券」のご利用は、対象外となる期間がございます。ご利用の際は事前にご確認ください。【ホテル南風楼 施設概要(2024年2月現在)】所在地 : 〒855-0802 長崎県島原市弁天町2-7331-1アクセス: 収容人員: 440人客室数 : 98室(和室22/洋室27/和洋室34/特別室1/半露付TW3/半露付和洋室2/新館露付8)風呂 : 大浴場・露天風呂・サウナ・家族風呂・スチームサウナ施設 : 大広間・会議室・大小宴会場・コンベンションルーム(着席350名)その他 : 庭園貸切風呂・子供プール(深さ50cm)・ガーデンテラスプール(縦3m×横9m×深さ1m)・庭園足湯・インフィニティプール(縦11m×横3m×深さ50cm)・レストラン・和食処・エステサロン・ほんだなcafe紅葉庭園・フィットネスジム・コインランドリー・駐車場<会社概要>名称 : 株式会社ホテル南風楼所在地: 〒855-0802 長崎県島原市弁天町2-7331-1代表者: 田浦 裕一朗URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月27日「平成新山島原学生駅伝」(公称:九州学生駅伝対校選手権大会、実行委員長:片平 誠人)は、12月2日(土)9:30~長崎県島原市営陸上競技場にて、今年も開催されます。雲仙・普賢岳噴火災害からの復興につなげることを目的に創始された同大会は、開催地自治体である島原市と九州学生陸上競技連盟が主催する、全国でも珍しい駅伝大会です。コロナ禍を乗り越え、市民ボランティアやOB・OGに支えられて今年も開催。大会の模様は、以下のWebページにてLIVE配信を実施します。 大会ポスター■感謝や想いをつなぐ、PR動画も配信地域の大会機運を醸成し、大会運営を支える方々に感謝を伝える動画を制作、県内外で放映します。また、動画を通して運営を支える「ふるさと納税」の理解と活用を促進し、同大会を通した地域スポーツ振興や、スポーツツーリズムといった多様な関係人口の創出に貢献します。「平成新山島原学生駅伝」は、これまで多くの選手を輩出し、また、学生や市の職員、九州学生陸上競技連盟のみなさまのみならず、市民ボランティアのみなさまによって支えられる同大会は、島原の冬の風物詩として親しまれています。実行委員会では、PR動画を制作し広く配信することで、大会開催を目前に控えた島原市民の視点で、同大会の価値を県内外に訴求します。PR画像1PR画像2PR画像3■PR動画概要・作品名 :「島原学生駅伝 ふるさとの支え」篇・出演 :島原市のみなさま・制作 :株式会社POOL・企画 :株式会社長崎国際テレビ・株式会社POOL・放映期間:2023年11月27日~12月3日・放映 :TVer(首都圏・京阪神)、YouTube・YouTube :【60秒バージョン】 【30秒バージョン】 配信二次元コード■大会概要・大会名 :平成新山島原学生駅伝・公称 :第41回九州学生駅伝対校選手権大会/第23回九州学生女子駅伝対校選手権大会・開催日 :2023年12月2日(土)男子スタート9:30、女子スタート9:50・場所 :島原市営陸上競技場・主催 :九州学生陸上競技連盟、島原市・後援 :長崎県、長崎県教育委員会、島原市教育委員会、島原市スポーツ協会、島原観光ビューロー、島原半島観光連盟、長崎国際テレビ、読売新聞西部本社、スポーツ報知西部本社・特別協賛:星野建設・運営協力:長崎陸上競技協会、島原市陸上競技協会 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年11月30日~7月が旬!島原半島で生産された「ひとりじめBon Bonリッチ」~JA全農は、産地直送通販サイト「JAタウン」のショップ「もぐもぐながさき」で、長崎県産「黒小玉スイカ」を販売しています。長崎の島原半島で生産された「ひとりじめBon Bonリッチ」という品種の黒小玉スイカで、ひとりじめしたくなるほど甘くて美味しいことが品種の由来です。暑さに強く割れにくいのが特徴で、高級感のある黒さと艶があります。また、6月から7月にかけて糖度が増して旬は7月です。カットすると外観の黒さと対照的な鮮やかな紅色が食欲をそそります。シャリシャリとした食感があり、程よい甘さで喉の渇きを潤してくれます。4玉もしくは5玉を4,700円(税込、送料別)で7月17日(月)まで販売中で、7月20日(木)から順次出荷予定です。数量限定販売で売り切れ次第販売終了となりますので、この機会にぜひご賞味ください。黒小玉スイカ長崎県産 黒小玉スイカ※予約商品7/20(木)から順次出荷予定です※ : 【JAタウン】JAタウンは、全国農業協同組合連合会(JA全農)が運営する産地直送通販サイトです。「おいしい日本と暮らそう。」をテーマに、「JAタウン」に出店する全国の農協(JA)などが、各産地で育まれた旬の農畜産物や特産品を、インターネットを通じてお客さまに直接お届けし、食を通じて豊かな暮らしの実現を目指しています。JAタウンイメージキャラクターは「じぇー太」。トップ|【JAタウン】産地直送通販お取り寄せ : 【ツイッターアカウント「JAタウン【公式】」】「JAタウン【公式】」では、全国の産地の旬の農畜産物やお得なキャンペーンの情報を都度発信しています。URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年07月07日「平成新山島原学生駅伝」(公称:九州学生駅伝対校選手権大会、実行委員長:片平 誠人)は、12月3日(土)9:30~長崎県島原市営陸上競技場にて、今年も開催されます。雲仙・普賢岳噴火災害からの復興につなげることを目的に創始された同大会は、開催地自治体である島原市と九州学生陸上競技連盟が主催する、全国でも珍しい駅伝大会です。コロナ禍で一時中止も余儀なくされましたが、市民ボランティアやOB・OGに支えられて今年も開催。今回は、地域の大会機運を醸成し、大会運営を支える方々に感謝を伝える動画を制作、TVCMを始め県内外で放映します。また、動画を通して運営を支える「ふるさと納税」の理解と活用を促進し、同大会を通した地域スポーツ振興や、スポーツツーリズムといった多様な関係人口の創出に貢献します。PR動画「島原学生駅伝 ふるさとの支え」1【感謝や想いをつなぐPR動画配信決定!島原学生駅伝が担う、新たな関係人口創出に貢献】「平成新山島原学生駅伝」は、これまで多くの選手を輩出。全国のOB・OGにとって島原は、かけがえのない「第二のふるさと」と認知されています。また、学生や市の職員、九州学生陸上競技連盟のみなさんのみならず、市民ボランティアのみなさんによって支えられる同大会は、島原の冬の風物詩として親しまれています。実行委員会では、このような同大会が担う地域の関係人口のハブとしての役割に注目。PR動画を制作し広く配信することで、大会開催を目前に控えた島原市民の視点で、同大会の価値を県内外に訴求します。また、動画を通して、これからも若者の未来を育む契機や、第二のふるさとに恩返しするきっかけを創造。地域スポーツ振興や、スポーツツーリズムといった多様な関係人口の創出に貢献します。PR動画「島原学生駅伝 ふるさとの支え」2PR動画「島原学生駅伝 ふるさとの支え」3■PR動画概要・作品名 :「島原学生駅伝 ふるさとの支え」篇・出演 :島原市のみなさま・制作 :株式会社POOL・企画 :株式会社長崎国際テレビ・株式会社POOL・放映期間:2022年11月26日~12月3日・放映 :TVCM(長崎国際テレビ)、TVer(首都圏・京阪神)、YouTube・YouTube :【60秒バージョン】 【30秒バージョン】 PR動画「島原学生駅伝 ふるさとの支え」4【島原から離れた場所でも、熱戦を視聴可能!今年も、YouTubeにて大会をライブ配信決定】大会実行委員会では、コロナ禍の新しい生活様式を取り入れたスポーツ観戦の方法として、昨年からYouTubeでのライブ配信を行っています。大学名や選手名の表示はもちろん、デッドヒートが繰り広げられるレースの様子をアナウンサーが実況中継。また、陸上経験者による解説や、大会公式Twitterでのリアルタイムでの大会状況を行います。感染対策を徹底した沿道での応援はもちろん、スマートフォンや自宅のスマートTVなど島原を離れた場所でも観戦が可能です。■大会YouTubeライブ配信概要・配信日時 :2022年12月3日(土)9:30頃・配信場所 :大会公式ホームページ内( )・大会公式Twitter:@shimabaraekiden YouTubeライブ配信【12月3日(土)9:30号砲、市民と学生がつくる「平成新山島原学生駅伝」とは】「平成新山島原学生駅伝」とは、九州学生陸上競技連盟と島原市が主催する大学駅伝大会。1998年から雲仙・普賢岳噴火災害からの復興につなげることを目的に開催されています。雲仙普賢岳や有明海、島原城といった島原の名所を襷でつなぐ風光明媚なコースでは、多くの市民のみなさんが声援を送ります。また、九州各県の大学生選手が一堂に会する同大会は、『大学三大駅伝』の一つである出雲全日本大学選抜駅伝競走(通称:出雲駅伝)の出場資格を獲得する登竜門でもあります。■大会概要・大会名 :平成新山島原学生駅伝・公称 :第40回九州学生駅伝対校選手権大会/第22回九州学生女子駅伝対校選手権大会・開催日 :2022年12月3日(土)男子スタート9:30、女子スタート9:50・場所 :島原市営陸上競技場・主催 :九州学生陸上競技連盟、島原市・後援 :長崎県、長崎県教育委員会、島原市教育委員会、島原市スポーツ協会、島原観光ビューロー、島原半島観光連盟、NIB長崎国際テレビ、読売新聞西部本社、スポーツ報知西部本社・特別協賛:星野建設・運営協力:長崎陸上競技協会、島原市陸上競技協会 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月25日島原の里浜ガストロノミーコロナがもたらした影響のひとつに、地方の魅力が再発見されたということがあげられます。移動が制限されたため地元や国内が深掘りされ、古き良きものが見直される傾向がありました。島原もひょっとしたら、そんなディスティネーションのひとつだったのかもしれません。でも、それがなかったとしても、このレストランの価値は、じわじわと全国に浸透していったことでしょう。長崎県島原市、東京起点で考えるとアクセスが困難な浜辺に佇むレストラン【Pesceco(ぺシコ)】。「里浜ガストロノミー」を標榜するシェフ、井上捻浩(いのうえたかひろ)さんは30代半ばの方で、小さいころから鮮魚店を営む父の魚を自分が料理してみたいという思いを持っていたのだとか。「山も川も急なので大地の養分がぜんぶ海に流れてしまう。それをプランクトンが食べ、いりこが食べる。ここの海は本当に豊かな恵みです。僕はこの地の恵みを料理を通して表現したいんです」始終笑顔を絶やさない井上シェフの言葉です。海に面した建物のなかに入ると、借景に海を取り込んだ窓のある部屋を通ります。前回は昼に来たので、それがジェームズ・タレルのアートのように感じたのですが、今回は夜なので、サンセットの海が広がる南の国のバーの風情を感じました。カタクチイワシの塩漬け「エタリ」のタルトから始まる「浜辺の散歩」カウンターに座り、シャンパーニュをいただきながらのアミューズ。まず登場する「浜辺の散歩」と題された3品は、この地の伝統食であるカタクチイワシの塩漬け「エタリ」のタルトから始まります。そしてウニ、イカといったこの浜辺で獲れる恵みがそれぞれフィンガー形式で登場し、まさに目の前の浜辺を歩いているような気分になります。ヴァン・ナチュールと「がんぱのガネダキ」「野草と貝」「野草と貝」と題された皿では、こう貝という巻貝が使われます。地元では幸貝と書いて幸せをもたらす貝と言われることもある美味しい貝で、それに自生するクレソン、冷たいいりこ出汁がかかっています。おばあちゃんの白あえからのヒントだとシェフ。春っぽい苦みの皿にワインはオーストラリアのサトウ・ワインズのリースリングが添えられます。「波紋のように」と題された皿は、オコゼと米のサラダ。茹でたお米を酸を含ませた玉ねぎとあえた酢飯に、魚醤と浅炒りのごま油でマリネしたオコゼの肝とウニと肝和えを忍ばせています。泡は目の前の海で取れた昆布を煮出した昆布水です。オコゼの肝が味に深みを醸し、浜辺の波のような昆布の泡ともにスプーンで救っていただきます。余市はモンガク谷の「桧」が出てきました。セパージュを見るとピノ・ノワールが76%の淡い複雑さを残したフレッシュなワインです。「牡蛎/スープ」続いて牡蛎のスープです。原木シイタケ、パルマハムを山の湧き水で煮てつくった地味豊かなスープです。ごろんと大きな牡蛎は旨味の塊で、それをスープとともにいただきます。ワインがスパイシーにも感じ、面白い組み合わせです。ワインはナチュール系のワインを、それも軽やかで遊びごころの多いものを合わせてくるのも、ぺシコの個性的なところでしょう。井上シェフと奥様の息の合った連携も微笑ましいシェフがスライサーで生ハムを切り始めます。カウンターの中は奥様との2人作業。息の合った感じが微笑ましい。井上シェフが魅力的なのは笑顔で幸せそうに料理をつくること。それが伝わってくるんですね。あつあつの太刀魚のフリットに生ハム。デラウエア感満載のワインはスーパーデラックス2019です。ジュース感覚で合わせます。この一品だけで行列ができる専門店が開けそうな気がします。「fish&ham」料理が好きで、ワインが好きで、いつもワインとどう合わせるか考えてるという井上さん。つい飲みすぎてしまうこともしばしだとか。次のワインはドメーヌ・グロス、アルザスのソービニヨンブラン。「ワインが主張しすぎないようバランスを常に考えています。そのへんやはり魚料理には日本ワインは魅力的だと思いますが、この料理はこれでいってみてください」と井上さん。「がんぱのガネダキ」です。今回のメニューのなかでは一番意味不明だったものです。がんぱ?ガネダキ?何それ?みたいな。要は、<がんぱ=棺桶、ガネ=蟹、ダキ=炊き>ですと。棺桶?「フグのことなんですよ。関西でテッポウって言うじゃないですか。隠語です。死ぬリスクがあっても食べたいというくらいおいしかった魚です。それを梅干しとニンニクの葉で甘く煮る郷土料理があるんですが、その再構築です。ガネはカニのことですが、炊いてるとぶくぶく泡が出て、それがカニの泡に見えるところから来たみたいです。今回はタタキにしたフグを梅干しを入れた酒、ニンニクの葉のオイル、乳酸発酵した大根でサラダ風に仕立てました。ザボン、大根の花もアクセントに」。ミネラリーなワインも手伝ってか、日本の郷土料理が軽やかな羽根を持って海を渡ってくるような、ファンタジーを感じてしまう料理でした。「がんぱのガネダキ」一期一会の記憶後半か、箸休めか、次に出てきたのはガネ。カニです。「多比良ガネ/手延素麺」「地元の多比良ガネという渡蟹です。僕が小さいころから食べてきたもので、それと島原の手延素麺でつくったカニ素麺です。まさに自分たちを育ててくれた食材。そういうものがいろいろあって、伝統的な料理法もたくさんあります。僕はそれらを受け継いで自分なりに考え表現して、未来に伝えていきたいんです」。カニ素麺はブルゴーニュのアリゴテとともに登場し、カニの甲羅を開けると、その下には美しい麺が蟹肉とともに光っています。内子が入ったメスです。カニの旨みをたっぷりと吸った冷たい素麺は、体の火照りを抑えてくれます。料理はぜんたいフレッシュで若々しい。ワインのセレクトもそうです。そこに淡い苦みも程よく加わり、女性に人気の理由も分かる気がします。どこか青春を感じる。「鮑/アスパラ」そして鮑の料理です。合わせるのはアスパラ。ヨーロッパの春ですね。ワインはフランス・ジュラから醸造者ジェローム・アルヌの名を冠したGAのサヴァニャン100%のもの。シェリーとかマルサラにちかい感じで、ナッティで余韻が長いもの。肝ソース、磯のフレーバーとあわせていただくと、また茫洋とした春の海の風景が広がります。ここでようやくパンが出てくるのですが、うるち米を椿から取った酵母で発酵させたもので、もっちりとした食感に香りがすばらしい。ソースを全部すくっていただくのに最適な感じです。「クエ/たまねぎ」井上さんが藁焼きを始めました。いい香りが広がります。クエの登場です。ワインはオーストラリア南西部はホッフキルシュのザ・ブラン、オレンジっぽいニュアンスです。絞めて3日ほどのまだ水分が残ったクエの炭焼きに新玉ねぎのローストが添えられます。「ソースが去年の熟成発酵させた玉ねぎと、今年のものとを混ぜてつくってます」。時間差で訪れる香りと味の面白さ。その香りにつつまれたクエの優しく甘い脂にもうひとつの甘みを湛えた玉ねぎが寄り添い、やさしいエンディングです。最後に鍋が登場しました。「記憶」と題された締めのおじやです。「今日つかったすべての魚から取ったスープでつくりました。最初はそのまま、2杯目はカニを入れて召し上がってください」ワインはハンガリーのケークニュレ。わずか3時間ほどカウンターに座っていただけですが、じんわりといろんなことが頭をよぎっていきます。ほどよい眠気は、今夜の記憶を定着させるか、はたまた忘却の波にさらわれて消えていくのか。こんな儚さが、一期一会の食事の魅力に違いないと思ったり。だいだいでつくる生キャラメル鈴木ファームの薫り高き花茶に、はっさくとミルクのデザート。最後にはだいだいでつくる生キャラメルをいただきました。「僕の料理はすべて記憶のなかにしまい込んだいただきものなんです」と井上さんはいいます。素敵な言葉です。pesceco【エリア】雲仙/島原【ジャンル】イノベーティブ・フュージョン【ランチ平均予算】20,000円 ~ 29,999円【ディナー平均予算】20,000円 ~ 29,999円
2022年05月31日長崎県 島原温泉の創立113年を迎えた老舗旅館、ホテル南風楼(運営:株式会社ホテル南風楼)の露天風呂テラスに「フィンランド式セルフロウリュウサウナ」が完成しました。最大の特徴は、海に突き出した大きな窓。雄大な有明海の大パノラマを眼下に望む圧倒的な解放感は、きっと忘れられない光景に。また、女性サウナには天窓(トップライト)設けてあり、昼間は澄み切った青空や流れる雲の様子、夜はきれいな星空をご堪能いただけます。そらのサウナ1■2022年3月、「うみのサウナ」「そらのサウナ」がグランドオープン!室内は、総ひのき張り。コンパクトなコージーサイズ(縦160cm×横330cm~8名様まで利用可)。アツアツに熱せられたサウナストーンに島原湧水がジュワジュワ~パチパチジィジィ~と弾け飛び、これまでに感じたことのない強烈な熱波があなたに襲いかかります。そらのサウナ2【コンセプト】コンセプトは、「うみ」と「そら」に「ととのう」~絶景のフィンランド式セルフロウリュウサウナ~見渡す限りの海と空に浮遊する唯一無二の絶景ロケーションで、爽快感抜群のサウナライフをお楽しみください。ここは外の世界から完全に遮断された無空間。余計なものはいらない。何も考えず、ただただ自分と向き合う。見えるのは海と空。聞こえるのは心地よいロウリュウの音、ただそれだけ。【水風呂】・「全国名水百選 島原のひんや~り天然湧水100%の源泉かけ流し」サウナ室のすぐその先には、一人用の水風呂(信楽焼の陶器風呂:直径70cm×深さ58cm)が海にせり出すように設置され、絶景のクールダウンをお届します。・水質は普賢岳の麓より湧き出すカルシウムたっぷりのなめらかな肌触り優しい島原湧水。静かに身をゆだねると火照ったカラダをまろやかに包み込み癒してくれます。島原の自然の恵みをお楽しみください。■浴槽のサイズ:直径70cm×深さ58cm■水温:キンキンの16~17℃島原のひんやり天然湧水風呂【海の見えるととのいテラス】・露天風呂から海にせり出したようにつくられた海の見えるととのいテラス。COLEMANのインフィニティチェアが海向きに並んでいる光景は爽快そのもの。・目の前がすぐ海という稀な立地だからこそなせる「海」と「空」がひとつにつながる幻想的な景色。絶え間なく繰り返される波音と心地よい潮風に身を任せ、これまで味わったことのないお客様史上最高の「ととのい」をぜひ、ご体験ください。海の見えるととのいテラス【南風楼を楽しむ温泉巡り】1.絶景のインフィニティ露天風呂・早朝の露天風呂に広がる感動。お天道様が昇る山の向こうは天照大御神の命により天皇の先祖が天下った天孫降臨神話の宮崎高千穂の地。 日本のルーツに想いを馳せながら島原の海から見る美しい温泉朝日をご堪能ください。絶景のインフィニティ露天風呂2.展望大浴場開放的な大浴場の大きな窓ガラスからは大海原を望め、昼も夜もお楽しみいただけます。大きな湯船でほっこり。日ごろの疲れを癒してください。展望大浴場3.美泡風呂・きめ細やかな泡があなたに極上の癒しを。浴槽の床全体に敷き詰められた、信楽焼の陶板から湧き出すきめ細やかな気泡が全身をまろやかにやさしく包み込み、まるでお湯の中に浮かんでいるような心地よさをお楽しみいただけます。美泡風呂4.シルキーバス≪女性風呂限定≫・ミルクのような純白なお湯に包まれた、きめ細やかでなめらかなミクロの泡のお風呂でまるで雲の上に乗るようなココでしか味わえない夢心地の潤い体験をお楽しみください。シルキーバス《女性風呂限定》5.ジャグジー&ジェットバス≪男性風呂限定≫・気泡の優しい刺激がカラダ全体を包み込む癒しの空間目の前に広がる雄大な有明海を眺めながら疲れたカラダをほぐしてください。ジャグジー&ジェットバス《男性風呂限定》6.おひとり様用、フィンランド式セルフロウリュウ(詰めると2名様までご利用可)≪男性風呂限定≫・室内は、総ひのき張りのコンパクトサイズアツアツに熱せられたサウナストーンに島原湧水がジュワジュワ~パチパチと弾け飛び、これまでに感じたことのない熱波があなたを襲う。おひとり様用、セルフロウリュウサウナ7.総ひのきサウナ(オートロウリュウ)・心地よいひのきの香りに包まれたしっとりした空間で発汗作用・疲労回復・アロマ浴をお楽しみください。総ひのきサウナ(オートロウリュウ)8.スチームサウナ・サウナ内は、湿度が高いことで「お肌」はもちろん、「喉」や「髪」に対しても優しい空間を実現、低めの温度設定(40℃前後)となっているため、暑いサウナが苦手な人でも大丈夫!スチームサウナ島原のひんや~り、天然湧水風呂・普賢岳の麓より湧き出すカルシウムたっぷりの滑らかな水質が火照ったカラダに優しく馴染みます。サウナ後のクールダウンにまさに最適。お肌に優しい島原の自然の恵みをお楽しみください。まだ見ぬ快感!アンダー15℃キンキンの冷たさ!水風呂■立ち寄り入浴について受付時間:7:00~23:00料金 :大人1,000円/人 小人(3歳~小学生)600円/人(税込)お得な回数券20枚18,000円 50枚35,000円(税込)※「回数券」および「ご招待券」のご利用は、対象外となる期間がございます。ご利用に際に事前にご確認ください。【ホテル南風楼 施設概要(2022年3月現在)】所在地 : 〒855-0802 長崎県島原市弁天町2-7331-1アクセス: 収容人員: 390人客室数 : 95室(和室19/洋室27/和洋室34/特別室1/半露付TW3/半露付和洋室2/新館露付8)風呂 : 大浴場・露天風呂・サウナ・家族風呂・スチームサウナ施設 : 大広間・会議室・大小宴会場・コンベンションルーム(着席350名)その他 : 庭園貸切風呂・子供プール(深さ50cm)・ガーデンテラスプール(縦3m×横9m×深さ1m)・庭園足湯・インフィニティプール(縦11m×横3m×深さ50cm)・レストラン・和食処・エステサロン・ほんだなカフェ紅葉庭園・フィットネスクラブ・コインランドリー・駐車場<会社概要>名称 : 株式会社ホテル南風楼所在地: 〒855-0802 長崎県島原市弁天町2-7331-1代表者: 田浦 裕一朗URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月03日長崎県 島原温泉の創立113年を迎えた老舗旅館、ホテル南風楼(運営:株式会社ホテル南風楼)のグランピングatチャペル(グラチャペ)に水着着用のジャグジーバスが完成しました。目の前に広がる雄大な有明海を眺めながら癒しのほぐし効果を楽しみ、夜には水中照明によるライトアップ効果で、湯面がまるで海上から浮かび上がっているような幻想的な非日常空間をお楽しみいただけます。■2021年10月、チャペル隣接の専用テラスにジャグジーバスを設置し、さらに進化しました。海が見える水着着用のジャグジーバスジャグジーバス1ジャグジーバス2ジャグジーバス3ジャグジーバス4ゆったりサイズのジャグジーバス(直径1.6m)を設置。温度管理はもちろん、床底からブクブクと湧き出る気泡が刺激し、つかれたカラダを芯からほぐしてくれます。グランピングatチャペル(グラチャペ)建物は、今まさに大海原へ出航するクルーズ船をイメージ。眼前に広がる空と海が織りなす大迫力の景色をお楽しみいただけます。【コンセプト】コンセプトは「グランピングatチャペル」、略して「グラチャペ」。特徴は何といっても、この建物「実はチャペルなんです!」チャペル一棟、丸ごと、使い放題!!目の前に迫る朝日の光景は忘れられない旅行の思い出になること間違いなし!誰にも気兼ねなく自由気ままな屋内型グランピングをお楽しみいただけます。【南風楼がだからできるグラチャペの5つの特徴】1.雨天時も安心!ホテルの快適性とキャンプのワクワク感を同時に体験!グラチャペの過ごし方お泊りいただく客室はオーシャンビューチャペルを丸ごと一棟貸切。インドアの快適性はもちろん、アウトドアの解放感、そして、温泉旅館のくつろぎ感の全部をいいとこどり!雨・風だって、暑さ・寒さだって、苦手な虫だって全然気にならない!キャンプ初心者のファミリーや女子会などのグループ旅行にぴったり。一日一組限定だから気にすることなく快適なキャンプ体験をお楽しみいただけます。また、「どうしても屋外がいい!」という方は、テントをそのまま専用テラスに移動することも可能です。グラチャペトイレ・シャワー2.手ぶらでOK!テントを含むキャンプ用品から夕食(BBQ/飲み物)朝食(快適レストランで和洋バイキング)まで、全て当館にて用意。夕食は豪華BBQご夕食は、チャペル隣接の海の見えるウッドテラスでBBQ!新鮮な食材はもちろん、コンロなども全てスタッフがご用意。お一人様コンロでご自分のペースでゆっくりお召し上がりください。※雨天時はレストラン・ガーデン・テラス(屋根付)でのBBQとなります。また、小学生様はお子様ランチをご用意します。朝食バイキングご朝食は、ボリューム満点!和洋バイキングを海の見えるレストランにて快適にお召し上がりいただけます。アウトドア派の方にはテラス席もご用意しております。3.温泉でリフレッシュ海の見える天空の露天風呂南風楼自慢の天空の露天風呂で源泉掛け流し温泉をご利用いただけます。ジャグジー風呂などの多彩な浴槽の他、ドライサウナ・スチームサウナもあり、温泉旅館ならではの癒しをお届けします。さらに2021年7月にフィンランド式セルフロウリュウも完成。※男性風呂限定フィンランド式セルフロウリュウ(男性専用)室内は総ひのき張りでコンパクトなコージーサイズ(縦140cm×横115cm)。お1人様でソロサウナを楽しむもよし、親しい友人数人と楽しむのもよし(同じグループであれば3名様まで利用可)。4.グランピングならではのアウトドア体験も盛りだくさん!本棚・キッズプール・テントサウナ宿泊専用のガーデンテラスでのBBQはもちろんのこと、およそ1000坪の庭園にはブランコ、夏季限定キッズプール(深さ50cm、利用期間6/1~10/31)、今はやりのテントサウナ(別料金)があり、ロビーには1,500冊以上の雑誌・小説・コミックがあるので一日中遊び放題!5.無料の館内イベントが盛りだくさん!各種ゲーム・庭園足湯・喫茶コーナー太鼓の達人・マリオカート・射的ゲーム・卓球・ビリヤード・ダーツ・ファミコン等、お楽しみいただけます。その他、ロビーの喫茶コーナーやキッズコーナー、動物ふれあい広場、庭園足湯も無料でご利用いただけます。「アウトドア研修会」会社やゼミ・サークルなどの研修会にもピッタリ!外に飛び出し、いつもと違った開放的な雰囲気だからこそ築くことが出来るチームワークがあるはず!パチパチと燃えるキャンプファイヤーを囲めば、心の距離も縮まり自然と会話も弾んでくる!コワーキングスペース24時間利用できるコワーキングスペースも完備。■立ち寄り入浴について受付時間 7:00~23:00料金 大人1,000円/人 小人(3歳~小学生)600円/人(税込)お得な回数券20枚16,000円 50枚30,000円(税込)※「回数券」および「ご招待券」のご利用は、対象外となる期間がございます。ご利用の際は事前にご確認ください。【ホテル南風楼 施設概要(2021年10月現在)】所在地 : 〒855-0802 長崎県島原市弁天町2-7331-1アクセス: 収容人員: 390人客室数 : 95室(和室19/洋室27/和洋室34/特別室1/半露付TW3/半露付和洋室2/新館露付8)風呂 : 大浴場・露天風呂・サウナ・家族風呂・スチームサウナ施設 : 大広間・会議室・大小宴会場・コンベンションルーム(着席350名)その他 : 庭園貸切風呂・子供プール(深さ50cm)・ガーデンテラスプール(縦3m×横9m×深さ1m)・庭園足湯・インフィニティプール(縦11m×横3m×深さ50cm)・レストラン・和食処・エステサロン・ほんだなcafe紅葉庭園・フィットネスクラブ・コインランドリー・駐車場<会社概要>名称 : 株式会社ホテル南風楼所在地: 〒855-0802 長崎県島原市弁天町2-7331-1代表者: 田浦 裕一朗URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月08日4月7日より舞台『魔界転生』が上演される。2月24日、天草四郎役を演じる小池徹平と演出を手がける堤幸彦が由縁の地である島原・天草を巡り、慰霊・鎮魂の祈りを捧げた。『魔界転生』は、1967年(昭和42年)に『おぼろ忍法帖』として単行本化された、山田風太郎の人気伝奇小説で、壮大なスケール、雄大な歴史ロマン、そして、奇抜かつ摩訶不思議な展開、時空を超えたアクションエンタテインメント作。1981年の映画化以降、舞台、漫画・アニメ、ゲームなど、数多くのジャンルでリメイクされている。本公演は、10万人の動員を記録し、大ヒットとなった初演から2年4カ月ぶりの待望の再演となる。演出を再び堤が手がけ、脚本は演劇界の重鎮・マキノノゾミが担当。ド派手なアクション、変幻自在なフライング、LEDによる映像効果を駆使し、令和版の新しい『魔界転生』を創り上げる。魔界から蘇った剣豪に果敢に立ち向かう主演の柳生十兵衛役は、テレビドラマ『遺留捜査』、舞台『Q』などで抜群の演技力と存在感を魅せる上川隆也が続投。また、十兵衛たちに立ちはだかる最大の強敵・天草四郎役は、『キンキーブーツ』や『キレイ』など、話題作に次々と出演し、舞台での活躍も目覚ましい小池が演じる。そのほか、藤原紀香、村井良大、木村達成、田村心、岐洲匠、宇野結也、財木琢磨、山口馬木也、渡辺大、浅野ゆう子、松平健らがキャストに名を連ねた。小池と堤は、作品にゆかりのある九州の地を来訪。最初に訪れたのは、島原の乱の主戦場となった世界遺産でもある原城跡(長崎県南島原市)。原城落城そして天草四郎没後383年にあたる2021年、天草四郎のものと伝わる墓前で、慰霊・鎮魂の祈りを捧げ、舞台の成功を祈願した。その後、一行は、天草四郎の生まれ故郷である熊本県天草市へ移動。天草キリシタン館や天草四郎公園、天草四郎ミュージアムなどを巡った。島原、天草を訪れたふたりのコメントは以下の通り。天草四郎役:小池徹平「(「島原の乱」は)実際にどんなものだったのか、どれくらい激しい戦いだったのかなって思いますし、原城跡に来ることによって、ああこういう所だったんだ、っていう想像が、はるかに膨れ上がった気がします。舞台で表現するにあたっては、今日は非常に大事な一日になったのではないかと思います。天草四郎を演じる者として本当に光栄です」「コロナ禍で舞台が中止になるということも経験していますし、この状況の中で、初日の幕を開けるまでがどれだけ大変なのか、そこに向けて今は気を付けるべきことがすごく多くある思います。最後まで気を抜かずに、やらせていただくつもりですし、何より今、こうやって(実際に天草四郎が立った)この場所に来られているので、確実に一歩ずつ、初日に向けて歩みを進めているんだっていう実感もすごく沸いています」演出:堤幸彦「この空気、太陽、海の風、におい、鳥のざわめき、この時期ですと、そろそろ桃や桜も芽吹き始める、自然の力みたいなのものを感じますし、383年前もきっと同じだったと思います。そこで、天草四郎を筆頭に数万の一揆軍が、ここで世界を揺るがすと言ってもいいくらいの決起をした、この平和な空気の中でそれが行われたっていうことが、舞台を作っていく上で重要なスタートポイントになるんじゃないかなと思っています」「(コロナ禍は)舞台を表現していくためには非常に否定的な条件、状態ではありますけれど、その中でも知恵を振り絞り、エンターテイメントの力を皆さんにお見せしたいです。前回は人間のマンパワーでもって舞台を大きく動かしていくステージでしたが、今回は、例えば多面的に動き回るLEDの映像や、かなりハイテクな舞台にすることにより、人と人との接触を少しでも減らしていったり、今の時代に適応する、変化した令和版での再演という風に考えています」『魔界転生』原作:山田風太郎(角川文庫刊)演出:堤幸彦脚本:マキノノゾミ出演:上川隆也、小池徹平、藤原紀香、村井良大、木村達成、田村心、岐洲匠、宇野結也、財木琢磨、山口馬木也、渡辺大、浅野ゆう子、松平健ほか愛知公演:2021年4月7日(水)~11日(日)刈谷市総合文化センター福岡公演:2021年4月16日(金)~28日(水)博多座東京公演:2021年5月4日(火)~28日(金)明治座大阪公演:2021年6月2日(水)~10日(木)新歌舞伎座愛知公演:チケット発売中福岡公演:チケット一般発売3月13日(土)~東京公演:チケット一般発売3月13日(土)~大阪公演:チケット一般発売4月3日(土)~企画・製作:日本テレビ
2021年02月24日長崎県の南島原市に、長野小学校塔ノ坂分校を改修した新たな観光スポット「南島原食堂」が10月9日にオープンしました。特産品の手延そうめんが魅力です。食堂が誕生したきっかけ南島原の手延そうめんといえば、県民なら誰もが知る特産品です。しかし、これまで南島原にはその特産品を食べられる場所がほとんどありませんでした。そこで生まれたのが南島原食堂です。廃校となった長野小学校塔ノ坂分校に新たな命を吹き込み、この食堂を観光拠点と位置付けて、食堂を中心に市内を活性化したいとのことです。ここでしか味わえない16種の「おかえりそうめんセット」「おかえりそうめんセット」は、南島原のオリジナルレシピから16種の素麺を1口ずつ味わうことのできる、見た目も楽しく食べておいしい南島原食堂だけのオリジナルメニューです。また、新鮮な野菜や果物を使ったスムージーも提供し、訪れる人を楽しませてくれます。プレゼントキャンペーンも!市の花であるひまわりの種プレゼントキャンペーンも実施されます。食堂に来ていただきtwitter、Facebook、Instagramのいずれかで、「#おかえりなさいそうめん」とつぶやいていただくと、ひまわりの種をプレゼントしてくれます。食堂営業時間・営業日所在地:南島原市西有家町長野442111時~17時10月: 9日、16日、23日、30日11月: 6日、13日、20日、27日12月: 4日、18日1月: 8日、22日2月: 5日、19日3月: 5日、19日Webサイト「南島原食堂」
2016年10月17日長崎県の南東部、橘湾(たちばなわん)と有明海に挟まれた島原半島。世界有数の活火山・雲仙岳(うんぜんだけ)を擁しており、その中心都市が島原市だ。ここに一風変わった食べ物がある。その名は「いぎりす」。ロンドンオリンピックが開催されるイギリスと関係あるのか、いったいどういう食べ物なのか現地で調査した。この「いぎりす」、考えていても仕方ないので手っ取り早く島原温泉観光協会に尋ねてみた。すると「島原に伝わる郷土料理ですよ。おばあちゃんが昔から作ってくれていた懐かしい味ですね」と同協会の下田香奈さん。しかし、郷土料理なのに「いぎりす」とはますます混乱する。「有明海で採れる”いぎす草”という海草を使った料理で、いぎすがなまっていぎりすになったそうです」。なるほど、素材の名前が由来だったわけだ。でも、どんな味なの?「うーん、うまく説明できないのですが、これという特徴のある味ではありませんね。冠婚葬祭や人が集まるときのおもてなしに振る舞われるハレの日の料理で、年配の方には今も喜ばれていますよ」。これは食べてみるしかない。そこで、島原市内で唯一「いぎりす」を食べさせてくれるという郷土料理店「中屋」を紹介してもらった。訪ねてみると、島原城を目の前に望む昔ながらのみそ蔵を改装した店で、おかみさんが手作りの料理でもてなしてくれる。早速頼んでみると、薄茶色の四角いかまぼこのようなものが運ばれてきた、中に小さく刻んだ具が入っている。「いぎす草は有明海で6月ごろに採れる海草です。その乾燥させたものを鍋で煮て溶かし、味つけした野菜や魚を入れて固めたのがいぎりすです」。いぎす草自体は味がないそうで、中に入れる具材がおいしさのポイントになるとか。中屋では細かく刻んだニンジンと白身魚を煮てほぐしたものを入れている。かつては各家庭で作られていたが、手間がかかることから今では手作りすることは少なくなったという。ではでは、いただいてみよう。ひと口目の感じは少しざっくりしたもの。磯の香りが漂うが、味の印象はぼんやりしている。そこで酢じょうゆをつけてみた。おっ、味が引き締まり、具材の野菜や魚の風味が口の中に広がる。さらにふた口、三口と食べ進めると塩加減もちょうどよく感じられてきて、酒の肴にいけそうだ。色々調べてみると、いぎりすのルーツは四国の今治地方に伝わる「いぎす豆腐」であることも分かった。島原の乱で人口が激減した島原を復興させるために、江戸幕府が大規模な移住政策を行い、四国地方から大勢の人と文化が流入。特産の手延べそうめんも、小豆島(しょうどしま)から持ち込まれた技術によるものだ。島原地方にはいぎりすのほか、小さな白玉団子を湧き水で作ったシロップで食べる「かんざらし」やサツマイモの粉を使う、うどんのような「六兵衛」など、ユニークな郷土料理がある。長崎島原に来た際はこちらもいっしょに味わってみたい。住所:長崎県島原市城内1丁目1186交通:島原鉄道島原駅から徒歩5分営業時間:10:00~17:00定休日:木曜席数:20席駐車場:2台いぎりす315円(多人数での利用の場合は前もって連絡を)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月22日長崎県の南東部、橘湾(たちばなわん)と有明海に挟まれた島原半島。世界有数の活火山・雲仙岳(うんぜんだけ)を擁しており、その中心都市が島原市だ。ここに一風変わった食べ物がある。その名は「いぎりす」。ロンドンオリンピックが開催されるイギリスと関係あるのか、いったいどういう食べ物なのか現地で調査した。この「いぎりす」、考えていても仕方ないので手っ取り早く島原温泉観光協会に尋ねてみた。すると「島原に伝わる郷土料理ですよ。おばあちゃんが昔から作ってくれていた懐かしい味ですね」と同協会の下田香奈さん。しかし、郷土料理なのに「いぎりす」とはますます混乱する。「有明海で採れる”いぎす草”という海草を使った料理で、いぎすがなまっていぎりすになったそうです」。なるほど、素材の名前が由来だったわけだ。でも、どんな味なの?「うーん、うまく説明できないのですが、これという特徴のある味ではありませんね。冠婚葬祭や人が集まるときのおもてなしに振る舞われるハレの日の料理で、年配の方には今も喜ばれていますよ」。これは食べてみるしかない。そこで、島原市内で唯一「いぎりす」を食べさせてくれるという郷土料理店「中屋」を紹介してもらった。訪ねてみると、島原城を目の前に望む昔ながらのみそ蔵を改装した店で、おかみさんが手作りの料理でもてなしてくれる。早速頼んでみると、薄茶色の四角いかまぼこのようなものが運ばれてきた、中に小さく刻んだ具が入っている。「いぎす草は有明海で6月ごろに採れる海草です。その乾燥させたものを鍋で煮て溶かし、味つけした野菜や魚を入れて固めたのがいぎりすです」。いぎす草自体は味がないそうで、中に入れる具材がおいしさのポイントになるとか。中屋では細かく刻んだニンジンと白身魚を煮てほぐしたものを入れている。かつては各家庭で作られていたが、手間がかかることから今では手作りすることは少なくなったという。ではでは、いただいてみよう。ひと口目の感じは少しざっくりしたもの。磯の香りが漂うが、味の印象はぼんやりしている。そこで酢じょうゆをつけてみた。おっ、味が引き締まり、具材の野菜や魚の風味が口の中に広がる。さらにふた口、三口と食べ進めると塩加減もちょうどよく感じられてきて、酒の肴にいけそうだ。色々調べてみると、いぎりすのルーツは四国の今治地方に伝わる「いぎす豆腐」であることも分かった。島原の乱で人口が激減した島原を復興させるために、江戸幕府が大規模な移住政策を行い、四国地方から大勢の人と文化が流入。特産の手延べそうめんも、小豆島(しょうどしま)から持ち込まれた技術によるものだ。島原地方にはいぎりすのほか、小さな白玉団子を湧き水で作ったシロップで食べる「かんざらし」やサツマイモの粉を使う、うどんのような「六兵衛」など、ユニークな郷土料理がある。長崎島原に来た際はこちらもいっしょに味わってみたい。住所:長崎県島原市城内1丁目1186交通:島原鉄道島原駅から徒歩5分営業時間:10:00~17:00定休日:木曜席数:20席駐車場:2台いぎりす315円(多人数での利用の場合は前もって連絡を)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月11日