島田歌穂による体験型コンサート『Musical, Musical, Musical!!』の第3弾が、東京・名古屋・大阪の3カ所で開催されることが発表された。本公演は、ミュージカル『レ・ミゼラブル』の世界ベストキャストに選ばれ、イギリス王室のエリザベス女王の前で歌を披露した島田が、「沢山の方にもっともっとミュージカルを好きになっていただきたい!」という想いを詰め込み、毎回会場のファンとともに感動の一体感に包まれるコンサート。昨年開催された第2弾では、ミュージカルに登場する世界の女性たちをテーマに、島田が指導した大阪芸術大学の卒業生とともに華麗なステージを披露したほか、コロナ禍における舞台芸術の難しさをミニミュージカルで紹介。最後は『レ・ミゼラブル』の代表曲「民衆の歌」の演奏にファンが足踏みや手拍子で参加し、舞台と客席の一体感を感じる瞬間となった。島田歌穂『Musical, Musical, Musical!!』vol.2 (C)iwaこの感動をもっと多くの方に伝えたいという想いから、初めて名古屋と大阪での開催も決定した今回は、普段はミュージカルにあまり馴染みのない方も楽しめる「ミュージカル映画」をテーマに、一度は耳にしたことがある名曲が、映画にまつわる少し“ため”になるエピソードをまじえながら披露される。またスペシャルゲストとして、東京会場にはミュージカル界の若きプリンス・海宝直人、名古屋・大阪会場には、元宝塚歌劇団トップスターの朝夏まなとが出演する。海宝直人朝夏まなとチケットは現在一般発売中。■島田歌穂 コメントミュージカルの魅力、楽しさを、ぎゅっと詰め込んでお届けする「Musical, Musical, Musical!!」。おかげさまで3回目を迎えさせていただきます。今回は“ミュージカル映画”がテーマです。素敵な名曲の数々とともに、このコンサートならではの特別なひとときを、たっぷりとお楽しみください!<公演情報>島田歌穂『Musical, Musical, Musical!!』vol.37月8日(金) 東京・Bunkamura オーチャードホール開場18:15 / 開演19:00スペシャルゲスト:海宝直人7月16日(土) 愛知・日本特殊陶業市民会館フォレストホール開場16:45 / 開演17:30スペシャルゲスト:朝夏まなと7月31日(日) 大阪・NHK大阪ホール開場16:45 / 開演17:30スペシャルゲスト:朝夏まなと音楽監督:島健構成・演出:下山啓振付:本間憲一 / 広崎うらん演奏:Shimaken & The Brilliant Notesスペシャルサポートメンバー:森内翔大 / 水田千聖 / 寺町有美子 / 仲西陸チケット購入リンク:
2022年06月22日健康サポート薬局である合同会社みどりや薬局(静岡県島田市中溝)はそれぞれ共に健康サポート薬局である株式会社南 みなみ薬局(静岡県島田市南町)、有限会社高橋調剤 高橋調剤薬局(静岡県島田市向島)などと共に2022年6月11日(土)に薬局間をオンラインで結び薬局へ訪れた地域の皆様に交流と認知症予防をはじめ健康増進に係る情報を提供するオンライン認知症カフェを開催いたしました。オンライン認知症カフェの様子(1)【島田市内の健康サポート薬局3薬局による相互連携活動の一環】合同会社みどりや薬局では2017年より島田市初の認知症カフェ「島田オレンジカフェ」(島田市中央町)にて開催しており、2020年の新型コロナウイルス流行以降も規模の縮小やオンラインにて開催をつづけておりました。特にオンラインによる認知症カフェは地域の方をはじめ行政など各方面からもご好評をいただいております。今回は地域の健康増進と認知症予防を推進するために当薬局を含む島田市内の健康サポート薬局が連携をとりながら様々な取り組みを実施していく活動の一環としてオンライン認知症カフェを実施いたしました。※健康サポート薬局とは?:厚生労働大臣が定める一定基準を満たしている薬局として、かかりつけ薬剤師・薬局の機能に加えて、市販薬や健康食品に関すること、介護や食事・栄養摂取に関することまで気軽に相談できる薬局のこと【行政と包括支援センターも参加】今回のオンライン認知症カフェには各健康サポート薬局が立地する地区を担当する包括支援センターと島田市の包括ケア推進課も参画し医療介護と行政が連携し地域のサポートを行います。【当日は各会場に地域の方々が】本認知症カフェはコロナ禍においても地域の健康予防、医療介護サポート、地域との繋がりを止めないための企画でもあり、当日は密を避けるために3つの各会場に3~4名が集まり各薬局がそれぞれ企画を持ち寄り開催いたしました。オンライン認知症カフェの様子(2)<開催概要>日時:2022年6月11日(土) 14時00分~15時00分会場:島田オレンジカフェ(みどりや薬局運営)(島田市中央町15-11)高橋調剤薬局(静岡県島田市向島町4535)みなみ薬局(静岡県島田市南2丁目4-4) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月14日選挙出馬について語った東谷義和氏(YouTubeより)チャンネル登録者数が120万人を突破し、いまだに話題が途切れない東谷義和氏のYouTubeチャンネル『ガーシーch』。最近は新たな芸能人の暴露がなく、新田真剣佑や綾野剛と所属事務所社長に対する口撃が続いており、ここ最近は新たな暴露も停滞気味だ。そんななか飛び出したのが“政界進出発言”だ。NHK党の立花孝志党首に立候補を勧められ、政界進出への意欲が湧いてきたのだという。いわく、自身の影響力を高めることで今後の暴露に対する“芸能界の圧力”に対抗するのだという。しかし、コメント欄は大荒れだった。《みんな暴露を期待しているだけ》、《ガーシーさんの手に入れた影響力は下世話な好奇心に支えれている部分がほとんどだと思う》《勘違いしてる》、など、引き気味の視聴者が多数だ。そんな東谷氏は5月7日の動画でも『二代目井上公造』に指名(?)されている。今月7日、東谷氏がジャーナリストの丸山ゴンザレス氏とコラボした際に、親交のある島田紳助氏からメールが届いたことを明かしていたのだ。「紳助さんからメール来てて、井上公造さんが引退するこのタイミングで『お前のポジション空いたぞ』って言われますね」本人も半ば冗談のつもりなのだろうが、丸山氏から井上氏との対談を促されると、「めっちゃしたい!でもイニシャルトークなしでガチでいきましょうって言います。もう(芸能界を)辞めるんで忖度する必要ないでしょ」とまんざらでもない様子だった。しかし、その“芸能レポーター”という職業の存在が今、危うくなってきていることを彼は知らないだろう。10年前は芸能人の「自宅取材」が当たり前だったがワイドショー華やかなりしころは、各テレビ局、各番組には専属の芸能レポーターがいた。芸能レポーターの主たる仕事と言えば、番組のエンタメコーナーで芸能ニュースの解説をすることだが、彼らが番組の主役となることもあった。週刊誌でスキャンダルが報じられた芸能人に突撃取材を敢行し、本人にとっては触れられたくない話を聞きだしたり、時には独自ネタで張り込みをするなど、記者と同じような取材活動をすることもあった。芸能レポーターはテレビ局に出入りするため、芸能人の生情報を集めやすい環境にあったことも事実だ。どこも報じなかった裏情報をかき集め、テレビで披露するのが芸能レポーターの真骨頂でもあった。だが近年、芸能界を取り巻く環境は大きく変わり、芸能レポーターの仕事にも変化が。「昔はそれで数字(視聴率)が取れたから、少々過激と思われることも思われることもやりました。たとえば、レポーターがスキャンダルを起こしたタレントの家に行ってインターホンにマイクを近づけて取材する光景がよくあったかと思いますが、今はなかなか難しい。そこまでする必要があるのか、とすぐ非難されますし、たとえボカシを入れても視聴者にタレントの自宅が知られてしまう危険がありますしね。そんなことをしたらタレントの所属事務所からすぐクレームが来る」(ワイドショースタッフ)公正取引委員会とジャニーズの件以降は今から約10年ほど前、自宅直撃がみられなくなったのと同じタイミングで、“きわどいネタ”の取り扱いもなくなった。テレビ局が事務所からクレームを受けるのを避けるようになったためだと聞く。芸能レポーターといえども、あくまで番組に雇われて出ている出演者であるため、テレビ局が不利になるような話をすることはできないだろう。あらかじめ芸能リポーターが話せる内容も制限される。「例の公正取引委員会がジャニーズ事務所に注意した件以降、事務所からテレビ局に対して圧力をかけることは少なくなったと言われていますが、その分、忖度が増えただけな気もします」(同・ワイドショースタッフ)インターネットの普及で、タレント自身が発信するようになってからは、披露してもいい情報は探せばネットに出ているし、悪い話はどこにも出せない。またコロナ禍で大きなイベントが中止になったり、囲み取材もなくなっていることで芸能レポーターの仕事はますます厳しい状況に置かれている。「極端な話、取材に行くのはディレクターで事足りるようになったんですよね。最近は囲み取材に芸能レポーターじゃなくてディレクターを行かせるところが多いです。質問できることはだいたい決まっていますし、自局のディレクターじゃなくてスポーツ紙の記者が質問しても映像的には問題ないですしね。人件費も節約になりますから」(情報番組プロデューサー)今後芸能レポーターのニューフェイスが誕生することは望めそうもない。ガーシーには二代目を襲名してもらいたいところだが、「東谷さんがテレビ番組に出演することはまずないでしょうね。詐欺を行ったことなど、自身で犯罪者であることを公言しているのでスポンサー的にNGでしょう。ここ最近綾野剛が出演するCMを指して、起用しているナショナルクライアントを批判したりと、企業のウケも悪いです。ただ、規制の少ないネット系の番組は彼に興味津々だそうです。暴露が落ち着いたらオファーをかける番組もあるとききました」(民放ディレクター)“影響力”の行方やいかに。<芸能ジャーナリスト・佐々木博之> ◎元フライデー記者。現在も週刊誌等で取材活動を続けており、テレビ・ラジオ番組などでコメンテーターとしても活躍中
2022年05月18日『行列のできる法律相談所』に出演していた(左から)磯野貴理子、島田紳助、渡部建今月20周年を迎えた『行列のできる相談所』(日本テレビ系・日曜夜9時)。昨年10月には番組名から“法律”を取り、現在の番組名にリニューアル。王道のエピソードトークバラエティーに舵を切った。「同番組はもともと’00年10月に『絶対に訴えてやるぞ!!芸能人VS弁護士軍団・大爆笑!法律バトル』という特番からスタートしました。’02年4月からレギュラー化され、『行列のできる法律相談所』に。ただ所長役(MC)の島田紳助さんは法律番組をやる気はなかったのか、“史上最強の弁護士軍団”と紹介するところを、自身がやっていた別番組の紹介フレーズである“史上最強の鑑定士軍団”と言い間違えることもあったほど(笑)」と元番組スタッフが経緯を明かす。“お土産トーク”が暗黙の了解「初期こそ法律相談のVTRがありましたが、紳助さんの意向に加えて、トークバラエティー番組に強い菅賢治プロデューサーがチーフになったことで、今の番組の形ができあがっていきました」(元番組スタッフ、以下同)同番組はこれまでゲスト出演者から数々の衝撃告白を引き出してきた。この形ももともとは“紳助パワー”だったとか。「紳助さんの話を引き出す力っていうのは本当にすごくて、それこそ初期は予定なしにゲストがポロッと重大告白をしてしまうなんてことが多かった。最近番宣(番組宣伝)のためのゲストが多いですがそれでもこの番組は伝統があり、ただ出演するだけではなく何かしらトークの“お土産”を用意するのが暗黙の了解となっていきました。その路線が好評だったため、毎回暴露トークテーマを決めてそのエピソードトークができる芸能人を呼ぶという現在のスタイルになったんです」現在は、『本気でケンカした芸能人実名で発表します』(’11年4月17日放送)、『人生を変えたスター』(’20年6月14日放送)など、芸能人の告白スタイルに切り替わっている。番組スタッフや、視聴者が驚いた衝撃告白を振り返る!離婚告白《私、離婚いたしまして……理由といたしましては夫の浮気です》(’09年12月6日放送)―磯野貴理子《もう、離婚しました》(’17年3月26日放送)―小倉優子《こういうことになっちゃいましたけど、いまだに僕は好きなんで》(’21年2月21日放送)―パーマ大佐(お笑い芸人)離婚が噂されている芸能人が告白する場として名高い同番組。これまでの離婚告白で衝撃だったのは?「貴理子さんも小倉優子さんも当時、夫婦の不仲が報じられていて離婚も時間の問題とされていました。貴理子さんは離婚報道が出た当日に同番組内で離婚していたことを発表し、大きな話題を呼びました。これは裏で紳助さんからの助言があったといいます。番組内容を急きょ差し替え、離婚発表にしたんです。小倉さんもその日は『私、根に持ってます』というお題だったのですが、そのゲストトーク中に突然、美容師の前夫との離婚を発表。東野幸治さんや宮迫博之さんも驚いていました。だけどこれも事前にスタッフは知らされていたんです。早く離婚疑惑報道を打ち切りたい小倉さんサイドと暴露をしてほしい番組側でウィンウィンの展開でしたね」離婚発表ありきでお声がかかったのが、パーマ大佐だという。「結婚半年でスピード離婚したという元妻から、離婚の真相が明かされるという番組内容でした。《あの有名芸人が離婚を告白》などと放送前に宣伝して、予想合戦になっていたところ、その芸人がパーマ大佐だったため、視聴者から苦情がきたことも(笑)。また、離婚発表ではありませんが、矢口真里さんの不倫が報じられる数週間前に、婚姻中の中村昌也さんが出演されて、自宅をカメラで撮ってもらったVTRがあったんです。その最中、彼が矢口さんへの文句や舌打ちを連発していて、視聴者はおしどり夫婦だと思っていたので、どうしたんだろう、と……。VTRには“クローゼット”も写っていて今となっては伝説の放送回となっています」(同)結婚発表・公開プロポーズ《僕は“のんちゃん”と呼んでいます》(’17年4月9日放送)―渡部建(アンジャッシュ)《吉川晃司さんに(婚姻届の)証人になってくださいって》(’14年8月24日放送)―金山一彦×大渕愛子《結婚しよう》(’12年8月5日放送)―磯野貴理子の元夫男性《長らく待たせたな申し訳ない。結婚しようか!》(’13年8月18日放送)―後藤輝基(フットボールアワー)《耳だけでなく、全部の毛穴で聞いたって感じですごいうれしかったです》(’20年9月6日放送)―丸山桂里奈記者会見よりも『行列』の方が安心安全「離婚発表をされた貴理子さんですが、3年後に番組内で年下の一般男性からプロポーズされ、結婚します。貴理子さんの新しい恋愛は番組で追っていたので自然の流れでした。この男性との離婚は『はやく起きた朝は…』(フジテレビ系)の中で発表しています。以前の離婚は番組内でイジって笑いにできたようですが、2度目の離婚は笑えなかったようですね。紳助さんもお辞めになった後だったので離婚告白するという義理立てもいらなかったのでしょう。大渕さんと金山さんは出会いも『行列』なんです。その後、共演された『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)で急接近したようですが、発表は『踊る〜』ではなく『行列〜』でした。渡部さんと佐々木希さんは交際が噂されているときに芸人さんがイジって渡部さんが“ネット見ろ”という一連の流れができていました。そのときから結婚するならこの番組で報告するようにスタッフと取り決めをしていたんでしょう」モデルの仁香が16歳年下彼氏に公開プロポーズ(’18年)など、芸能人の結婚報告が多い。珍告白《その話し方どうした?》(’17年3月26日放送)―野村祐希《言葉が出てこなくなったらやめようと思う》(’19年5月12日放送)―マツコ・デラックス「これは野村さんによる幼稚園から幼なじみの女優・土屋太鳳さんへの発言です。この発言でスタジオが凍りついて、土屋さんが“やっぱりぶりっ子キャラをつくっているんだ”などとSNS上で言われてしまい、翌日には野村さんが自身のツイッターで釈明し謝罪する展開になりました。真相はわかりませんがそのときの太鳳ちゃんの顔がちょっと怖かった記憶があります……」(テレビウォッチャー)「マツコさんが、MCの後藤さんから引退の可能性を聞かれてこう答えたんです。この発言がネットニュースになりマツコ引退?と、噂がひとり歩きしましたね」(元番組スタッフ)それにしてもなぜ芸能人は同番組で告白をするのか。「ベテラン出演者がレポーター代わりをしてくれて、どんな話題でもおいしくしてくれます。ツッコまないでほしいところはいじらないし、記者会見するよりもタレント側からしたら“安心安全”なんです。行列で発表したから記者会見は開かなくてもいいという、これほどありがたい発表の場はないですよ」(同)この4月からはMC陣にミュージカル俳優の井上芳雄を迎え、新しい風を吹き込んだ。次に衝撃告白をするのは?
2022年05月08日マリエと出川哲朗27年間業界で芸能人の裏の顔をみてきたという東谷義和氏のYouTubeチャンネル『東谷義和のガーシーch【芸能界の裏側】』の勢いが止まらない。開設2ヶ月も経たずに登録者数は98.6万人(4月6日現在)。100万人達成の暁にはまた新たな“爆弾”を落とすと宣言している。すでに城田優や綾野剛ら、彼と親交のあったタレントがプライベートを暴露された。そんななか、3月下旬に配信したYouTubeのライブ配信がネット上で話題になっている。「ガーシーの生放送では視聴者からの質問に答えるかたちで、芸能人のエピソードを話すこともあるのですが、その放送では昨年に話題になった“島田紳助氏の疑惑”について触れたんです」(ウェブメディア編集者)「出川くんがめちゃかわいそう」その話題というのが、2021年4月に紳助氏が番組打ち上げの席で当時18歳だったタレントのマリエに “身体の関係”を持つよう求めていたことを告発された件について。マリエがインスタライブで語ったところによると、同席していた出川哲朗らに“やりなよ”と煽られたという。誘いを断ったことで、出演していたレギュラー番組を降板させられたとも。出川サイドはこれを看過できなかったのか、所属事務所が《番組の収録後の打ち上げで出演者、事務所関係者、番組スタッフなど大勢がいる場では同席したことが一度ありましたが、プライベートで食事に行ったことは一度もなく、お騒がせしているような事実はないと申しております》とコメントを出した。また、同時期に出演した『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)で出川が「僕100%言ってません!もう、ほんとに!ほんとに!」と主張する場面も。そんな1年前の騒動について、東谷氏は「これホンマに言いたい。オレ現場にいたんで」と発言。そして、マリエへの苦言を呈するのであった。「冗談で言うことあるじゃないですか。それを何を思ったのか、過剰に言っているだけです。めっちゃかわいそうなのは、辞めた紳助さんもそうやけど、出川君がめちゃめちゃかわいそうやなと思った。しかも酔っぱらった勢いなのか、よう分からん状況でね。じゃあ持ってこいって話なんですよ証拠を」東谷氏にとっては擁護のつもりだったのだろう。しかし、ネットではこの発言で「本当にあったことだという証明」「冗談でもアウト」といった声が噴出する結果に。「動画でガーシーさんはたびたび、紳助さんへのリスペクトと恩義について語っています。暴露のYouTubeを始めるにあたっても、彼にメールを送っていたそうですよ。自分がメールを送れば返信がくると言っていましたね。マリエさんについて話していた配信も、明らかに擁護するための発言だとわかりますが、逆に“流れ弾”になってしまった」(前出・ウェブメディア編集者)紳助氏は「枕営業の話はしていない」当時、『NEWSポストセブン』は紳助氏もマリエの告発を否定していたと報じている。関係者の語るところによると、マリエとは打ち上げで他の共演者らと同席したことは認めつつも、《2人で酒を飲んだこともないし、電話番号すら知らん。誘ったことなんてない》《マリエさんに向けて枕営業の話をしていた事実はない》と話していたのだという。食い違うそれぞれの主張──。「週刊誌に登場し、“私は嘘をつかない”、“インスタも全部真実です”と主張していたマリエさんですが、映像をみるに、かなり酒に酔っているようにみえました。それもあってか、勢いに任せて十年以上前のことを話す彼女について“なぜ今さら”と懐疑的な目を向ける者もいましたね。また当時、暴露本の出版が控えていた時期だったこともあり、宣伝のための告発だったとみる向きもあった。出川さんの否定で次第に話題はフェードアウトしていったはずなですが、ここにきて再燃することになってしまった」(女性誌記者)紳助氏、出川らの“再炎上”を受けてか、YouTube上ではこんなことも。「ガーシーさんのチャンネルの有料メンバーシップの特典として、動画を“切り抜き”して、アップできる権利があります。マリエさんの件についての切り抜き動画もたくさん上がっていたのですが、『5ちゃんねる』に拡散されてしまって以降、“非公開”の状態になっているものも。ガーシーさんの支持者のなかにも“まずい発言”だったという意識がどこかにあるのかもしれません。記憶力がよく、昔のこともよく覚えていると豪語するガーシーさんは、自身の発言で炎上してしまったについてどのような説明をするのか」(動画クリエイター)広告代理店関係者によれば、今回の炎上で「出川さんの仕事に影響が出ることはないでしょう」とのことだが、結局、真実はどこにあるのだろうか──。
2022年04月07日山之内すず(公式インスタグラムより)司会の島田紳助が優しく出演者に言葉をかける。「我々スタッフが一生懸命、一生懸命捜しました。お母さん……見つかりましたよ」’94年から’01年にかけて放送された番組『嗚呼!バラ色の珍生!!』(日本テレビ系)のハイライトといえる場面だ。生き別れや行方不明になった家族、または大切な人の“捜索”を一般視聴者が番組に依頼。番組スタッフが探し、見つかった場合、感動の対面……というかつてテレビ業界で流行した“人探し・公開捜査バラエティー”。テレビ史を振り返れば、’68年から’87年まで放送された『お昼のワイドショー』の“テレビ公開捜査”(日本テレビ系)、『バラ色の珍生!!』と同時期に放送スタートの『目撃!ドキュン』の“ご対面”(テレビ朝日系)や『完全特捜宣言!あなたに逢いたい!』(同)など、古くは昭和そして平成と、このような“人探し”系の番組が流行った時代があった。それと似たようなスタイルの番組が令和に復活するようなのだが……。芸能人のSNSで「この人知りませんか?」《テレビ朝日さんの特番です(手を合わせた謝罪の絵文字)SNSを使って、名前と写真しか知らない人を探し出せるかというものです(手を合わせた謝罪の絵文字)》そうツイートしたのは山之内すず。「そのツイートの前に、40代から50代くらいの一般人と思われる女性の写真とともに、その人の名前を記し、“この人知りませんか?”と呼びかけるツイートをしていました。このツイートにはさまざまなリプライが付いていましたが、中には“誰々ではないか”というようなリプライもありました」(ウェブライター)当該ツイートはしばらくして削除された。《リプ欄に書いた通り、テレビ朝日さんの特番での企画でした(手を合わせた謝罪の絵文字)情報集まりましたので、消させていただきます(頭を下げた謝罪の絵文字)オンエアの情報公開をお待ちください(手を合わせた謝罪の絵文字)》(山之内すずのツイッターより)コンプライアンス、人を傷つけない笑い……現代のテレビ界、芸能界は強く“モラル”が求められている。「“SNSを使って、名前と写真だけで知らない人を探し出せるか”という番組の企画ですが、ただでさえ拡散力の強いSNSという媒体を使って、しかもそのアカウントはより不特定多数の人が目にする“芸能人アカウント”を使って企画を行うのは、少し現代的な個人情報保護、プライバシー保護の感覚が希薄すぎるのではないかと思います」(ITジャーナリスト) “番組の企画”、であればなんでも良いのか。《情報を拡散することで知らず知らずのうちに犯罪に加担してしまう場合もあるので自分自身も普段から注意していますが、今回は企画として本人の許可を得て拡散させて頂いています》山之内はこのようにもツイートしている。この件に関する彼女のツイートの文面には謝罪を示す絵文字が多用されていた。しかし、本来それを示すべきなのは……。「写真と名前を投稿された人はあらかじめ番組が許可を取った人物でしょうが、SNS上で本当に特定されることで、さらには個人情報が不当に拡散されてしまったら、番組側はどうするつもりだったのか……。コンプライアンスを遵守するために面白い番組が作りづらくなっているなどとも言われますが、配慮がなさ過ぎるのではないでしょうか。過去の“捜索番組”でも、視聴者に情報を呼びかけるものもありましたが、それは“番組宛て”に送られるもので、SNSのような誰でも閲覧できる場所で公開されるようなシステムではなかったはずです」(前出・ITジャーナリスト)テレビ朝日に問い合わせると…事実、山之内のツイートについてはSNS上で以下のような声が一部で上がった。《芸能人とテレビ局の名を使って、名前と写真しか知らない方の個人情報を集めることにどういう意味があるのでしょうか》《すずさんは番組側に言われるがままにツイートしただけだと思いますので、こういう企画を番組にしようとするテレビ局の浮世離れというか、無知さにより、フォロワーに誤解を生んだって感じですね》《思わずRTしてしまいましたが善にも悪にもなり得るものですからそこら辺は強調して伝えてもらいたいです》雑誌に芸能人の自宅住所が掲載されるなど、昭和や平成初期のような、“個人情報”や“プライバシー”というような言葉もなかった時代は今では考えられないようなこともあった。しかし時代は令和である。「“想定外が重なって出演者が怪我をしてしまった”というようなケースは、少なからずテレビ業界では起こってきたことです。当然ながら起こってはいけないことではありますが、それらはあくまで“事故”です。今回のケースはSNSを利用すること、またその拡散力を想定できなかったのであれば、それは番組作りの上で考えが浅はかであるし、想定したうえで行っていたのなら個人情報やプライバシーへの配慮の気持ちが希薄すぎるのではないでしょうか」(芸能ジャーナリスト)テレビ朝日広報部に今回の件を問い合わせると、ひと言のみ回答があった。「複数のご指摘を受けており、内容を精査いたします」番組名及び放送予定日、番組のために投稿した山之内自身にも批判の声が上がっていること、また番組制作スタッフらの本企画におけるプライバシー意識についても問い合わせたが、回答はなかった。しかし問い合わせたその後、この企画については再検討されているようだ。「各所の指摘を受け、企画の放送自体をイチから見直しているようです」(テレビ局関係者)バラエティー番組を生んだ昭和、最大のメディアとして高視聴率争いとなった平成、そして時代は令和。テレビ制作陣の“意識”は果たしてどこにあるのだろうか。
2022年03月26日左上から時計回りでタモリ、久米宏と黒柳徹子、島田紳助、飯島愛さん今春の番組改編に向けて、多くの長寿番組が終了を発表。27年続いた『ガッテン』(NHK総合・水曜19時半)や『アウト×デラックス』(フジテレビ系、木曜23時)など、惜しまれつつ終了となる番組が多い。そこで、過去に“大人気の中”終了し、いま復活してほしいバラエティー番組を30代〜60代の男女1200人に徹底調査。あなたの好きだった番組は入っていますか?◆◆◆第1位『笑っていいとも!』圧倒的に多くの票を集めたのは『笑っていいとも!』(フジテレビ系)。終了から8年たつが人気は根強い。「平日はいいとも、日曜日は増刊号を見るのが日課だった。テレフォンショッキングのゲストや誰から花輪が届いているのかも楽しみに見ていた」(40代、女性)「ダウンタウンやウッチャンナンチャン、さんまが同時にレギュラーだった時期の年末特大号とかは本当に楽しかった」(50代、女性)「学校を休んだときに見ることができるのが楽しみだった。毎日あんな豪華メンバーで生放送していたのがすごい。一度は観覧したかった」(30代、女性)「お昼休みはウキウキウォッチング♪のあの歌を知らない世代が増えてきているのが悲しい」(40代、女性)惜しまれながら終了した『いいとも!』の最終回には、ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、爆笑問題、とんねるずなどが一堂に会したことも大きな話題に。香取慎吾が最終回に放った言葉「なんでいいとも終わっちゃうんですか?」に共感した人は多い。第2位『SMAP×SMAP』続く2位は、今でも毎週月曜になるとツイッターでトレンド入りする『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)。「マー坊、カツケン、ゴロ美とか今でも思い出せるキャラクターがいっぱい。アイドルがやるコントを面白いと初めて思えた」(40代、女性)「『スマスマ』からの『あいのり』(月曜23時)が月曜夜の定番だった。あのころのテレビ面白かったなー」(40代、男性)「今のジャニーズの番組はすべてスマスマがフォーマットを作ったといっても過言ではない」(50代、女性)「ビストロスマップの料理を1度食べてみたかった」(40代、女性)「最後に聞いた『世界に一つだけの花』が悲しすぎた。もう一度明るく楽しい姿を見せてほしい」(40代、女性)寂しい最終回を華麗に塗り替えたい、と願うファンは後を絶たない。第3位『ねるとん紅鯨団』3位は、バブル時代の恋愛バラエティー『ねるとん紅鯨団』(フジテレビ系)。とんねるずが司会する集団お見合い番組だ。ねるとんパーティーなる商売も生まれるほど人気に。「大人になったら応募しようと思っていたのに終わってしまって残念!」(40代、女性)「誰からも選ばれなかったらどうしよう、などと想像しながら楽しんだ」(40代、女性)「スタジオゲストの好みの有名人を聞くのが楽しみだった」(50代、男性)「中森明菜さんがゲストの回のユーチューブを見てゾッとした」(40代、女性)それは’89年6月、ゲストの中森明菜が好みの男性芸能人「山崎努」を間違えて「みやざきつとむ」(東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件の犯人。この当時はまだ未解決事件)と言ってしまい、さらにこの回に約10分間映像と音声が乱れる事故が発生。いまだに謎の現象として多くのオカルトマニアからも再放送を要望されているとか。3位までを見て「気になることがあります」とは、番組制作会社のプロデューサー。「1位から3位まですべてフジテレビの番組なんですよね。この春、人気があるのに終わってしまう『アウト×デラックス』などを見ても、編成側は視聴者のニーズを読めていないのでは?と思ってしまいました」と、フジの編成局に苦言を呈した。第4位『あなたの知らない世界』『ザ・ベストテン』4位以下にはフジ以外の局の番組がようやくランクイン。「今は子どもたちが心霊を学ぶ番組がないので、ぜひ新倉イワオ先生に霊とはなんたるかを教えていただきたい!」(50代、女性)など、男女問わず復活の声が多かったのは『あなたの知らない世界』(日本テレビ系)をはじめとした“心霊番組”。「殺伐とした世の中だからこそ現実逃避したいんでしょうか。不景気や天災などのニュースが続くと、心霊モノが流行るといわれています」とは、前出のプロデューサー。続けて、「心霊が求められる一方で、5位の『知ってるつもり?!』や6位の『目撃!ドキュン』などのヒューマン番組が入っているのも面白いですね。自分よりも大変な思いをしている人を見て励まされたいのかもしれません。人を救うのは人だと教えられた感じがしますね」みな“知らない世界”に連れていってもらいたいのだろうか─。コント番組は「再放送」の希望が多い令和の今では考えられない“お色気番組”が放送されていた昭和・平成のテレビから『トゥナイト2』(テレビ朝日系)と『ギルガメッシュないと』(テレビ東京系)がそろってランクイン。男性4割、女性が6割の得票数だったのが驚き。「『トゥナイト2』はジャーナリストの石川次郎さんがお下劣な内容の番組に節度をもたせていました。レポーター陣も青木愛や、せがわきりちゃんなど、ショートカットでボーイッシュな女の子を出していたのが女性にも受け入れられた理由でしょう。ギャル文化を頻繁に特集していて社会問題にも取り組み、ナンパと硬派をうまく使い分けていましたね。飯島愛さん(享年35)がサブ司会を務めた『ギルガメッシュないと』は実は女性も楽しめる番組をコンセプトに始まったんです。愛ちゃんがTバックをはいたお尻を見せたりしていましたが、下品に感じなかったからこそ愛ちゃんは全国区の存在になれた。イジリー岡田さんもこの番組で知名度がうなぎ上りになりましたよね」(前出のプロデューサー)10位『ギルガメ』とわずか23票差で『クイズ100人に聞きました』(TBS系:毎週月曜19時’79年~’92年出演:関口宏ほか)がランクインならず。ほかにも多くの番組が挙がったが、疑問を口にするのは『週刊女性』テレビドラマ座談会でもおなじみ、テレビウォッチャーの神無月ららさん。「ダウンタウンの『ごっつえぇ感じ』(フジテレビ系)などのお笑いコント番組が入っていないのが意外でした」コント番組を挙げた人の多くがつけ足したのが“復活ではなく再放送を見たい”というワード。テレビリサーチスタッフが解説する。「ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、清水ミチコ、野沢直子が出演した『夢で逢えたら』(フジテレビ系)やビートたけし、明石家さんまなどが競演した『オレたち!ひょうきん族』などを見たいけれど、今の彼らやスタッフがやったら面白いかどうかわからない。だから再放送をやってほしい、という声が多かった。確かに昔とても面白かったものを復活させて晩節を汚すのもね……」復活もいいけれど、美しい思い出はそのままにしておきたい!?復活してほしいテレビ番組ランキング1位『森田一義アワー笑っていいとも!』(フジテレビ系:平日お昼12時から)’82年~’14年245票出演者:タモリほか毎週平日の12時から13時まで放送されていたバラエティー番組。新宿スタジオアルタから一般観客を入れて毎日生放送を行っていた。お笑い芸人にとっていいともレギュラーは売れっ子の切符とも言われ、ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、ナインティナインなどがレギュラーを務めた。2位『SMAP×SMAP』(フジテレビ系:月曜夜10時から)’96年~’16年201票出演者:SMAPほか番組前半は「BISTRO SMAP」、後半はコントや音楽コーナーなどで構成されていた。番組終了から6年たつが、いまだに月曜夜は番組名がトレンドに。3位『ねるとん紅鯨団』(フジテレビ系:土曜夜11時から)’87年~’94年147票出演者:とんねるずほかとんねるず司会の一般人による集団お見合い番組。深夜枠ながら平均視聴率は17.3%と高視聴率をマークした。石橋貴明による「タカさんチェック」「大どんでん返し」などが流行語に。4位『あなたの知らない世界』(『お昼のワイドショー』、『午後は○○おもいッきりテレビ』内のコーナー)96票出演者:新倉イワオほか『お昼のワイドショー』『おもいッきりテレビ』内で、夏休みなど子どもの長期休暇になると放映された心霊コーナー。一般視聴者らが体験した恐怖・心霊体験を再現ドラマや取材などを交えて検証し、霊能者が分析する。心霊写真コーナーなどもあり、子どもたちを十分に怖がらせる内容だった。「夏休みの楽しみだった!」(40代、男性)、「おどろおどろしいナレーションや映し出されるみの(もんた)さんの黒光りした顔が今でも耳に、目に焼きついています」(40代、女性)、「心霊写真コーナー、今もトラウマになっています」(40代、女性)4位『ザ・ベストテン』(TBS系)’78年~’89年96票出演:黒柳徹子、久米宏ほか毎週生放送で独自の邦楽ランキング上位10曲をカウントダウン形式で発表し、ランキングされた歌手が披露する音楽番組。“追いかけます、お出かけならばどこまでも”を売りに、アイドルや歌手がいる現地から中継披露するスタイルが話題を呼んだ。新幹線での移動中継は伝説に。「自分の番が終わったアイドルが後ろのソファでどんな話をしているのか気になっていた。好きなアイドルが女性アイドルと話しているのを見てヤキモキしていた(笑)」(50代、女性)、「セットなども意味不明なものがあって面白かった。今はあまり見ないスモークに憧れた」(40代、男性)5位『知ってるつもり?!』(日本テレビ系:日曜夜9時から)’89年~’02年84票出演者:関口宏、水野真紀ほか毎回歴史上の人物を紹介。その人物の生涯を振り返る内容だった。「いつかこの番組に取り上げられたかった(笑)」(50代、男性)、「中国の楊貴妃や西太后などの世界の悪女シリーズが好きだった」(40代、女性)、「江利チエミさんが死ぬ間際酒に溺れていく再現ドラマがなぜかすごく印象に残っています」(40代、女性)6位ヒューマンバラエティー番組『目撃!ドキュン』(テレビ朝日系:水曜夜7時から)’94年~’02年82票出演者:田中律子、ラサール石井ほか『嗚呼!バラ色の珍生!!』(日本テレビ系:毎週木曜夜7時)’94年~’01年は同票。出演者:島田紳助、篠原涼子など人探しバラエティー・公開捜査番組。毎回、生き別れになった肉親や家族、大事な人を探してほしいという視聴者が番組に依頼し、スタッフが探し出した末に感動のご対面が行われた。また『目撃!ドキュン』から「DQN」という言葉が生まれた。「他人の人生をのぞき見した気分でした」(40代、女性)、「世の中にはいろんな人がいるなー、と毎回思っていた」(50代、男性)、「徳光さんが毎回泣くのがうそくさかった(笑)」(50代、男性)7位『トリビアの泉~素晴らしきムダ知識~』(フジテレビ系:水曜夜9時から※深夜番組時代は火曜日1時40分から)’02年~’06年74票出演者:タモリ、高橋克実、八嶋智人ほか“生きていくうえで何の役にも立たないムダな知識、しかしつい人に教えたくなってしまうようなトリビア(雑学・知識)”を視聴者からの一般公募によりトリビアプレゼンターを務める高橋と八嶋がVTRにて紹介し、品評会会長のタモリを筆頭にゲストが品評していく。「当時まだ学生だった安藤美姫選手が“フィギュアスケート選手は目が回らない”というトリビアに挑戦させられていて、可愛いと思った」(40代、男性)8位『どうーなってるの?!』(フジテレビ系:平日9時55分から※10時半からの時期も)’93年~’01年64票出演者:小倉智昭、中村江里子ほか(前番組の『ジョーダンじゃない!?』(’92年~’93年)、後番組の『こたえてちょーだい!』も含む)主婦目線で毎日テーマを掲げ、そのテーマに沿った内容を視聴者から募集し、再現VTRを紹介した。この番組から“再現女優”が有名に。また、番組の後半11時ごろから始まる『夕食ばんざい』(出演:結城貢、佐藤里佳)も結城先生の辛口発言が人気に。「小倉さんの下世話な感じや、当時フジアナだった中村江里子さんの世間知らずな感じがはまっていた」(50代、女性)9位『トゥナイト2』(テレビ朝日系:月曜〜木曜夜11時55分から)’94年~’02年56票出演者:石川次郎、斎藤陽子、乱一世、山本晋也ほかレポーター陣がお色気系の企画を中心にレポート。時には社会派な企画も取り上げた情報番組。レポーター陣の中には国会議員の青木愛も“愛ちゃん”として親しまれていた。乱一世が「トイレはCM中に」と発言したことでスポンサーが激怒するという出来事も有名。「フー、フウフッフー、という番組のテーマソングをもう一度聞きたい」(50代、男性)、「山本監督のラブホテルめぐりが好きでした」(40代、女性)、「『ワンダフル』(TBS系)とよくザッピングしてた」(40代、男性)10位『ギルガメッシュないと』(テレビ東京系)’91年~’98年49票出演者:岩本恭生、細川ふみえ、飯島愛、イジリー岡田ほか“男も楽しめる、女の子のためのエッチ番組”というコンセプトのもとに番組スタート。飯島愛が発掘され、セクシー女優の登竜門的な番組に。平成最後のお色気番組としても有名。「ギルガーメッシュ、という言葉をよくまねしていたけど、いまだに意味がわからない」(40代、男性)、「当時学生だったから見ちゃいけないような気がして大人になった今ちゃんと見たい」(40代、男性)※『Freeasy』にて、’22年2月27日から3月2日に調査実施集計対象者全国30〜60代の男女1200人上位10番組を抽出しています。この春終了する主な番組NHK『ガッテン!』(ためしてガッテン)(’95年~)出演:立川志の輔、小野文惠日本テレビ『今夜くらべてみました』 (’12年~毎週水曜日)出演:徳井義実、後藤輝基、SHELLY、指原莉乃『人生が変わる1分間の深イイ話』 (’08年~毎週月曜21時から)出演:羽鳥慎一、今田耕司※もともとは島田紳助フジテレビ『アウト×デラックス』 (毎週木曜23時から)出演:マツコデラックス、矢部浩之(ナインティナイン)ほか『バイキングMORE』(バイキング) (’14年~:毎週月曜〜金曜11時55分から)出演:坂上忍、ヒロミほかテレビ朝日『上沼恵美子のおしゃべりクッキング』 (’95年~:毎週月曜〜金曜)出演:上沼恵美子
2022年03月14日音楽プロデューサー・島田昌典の還暦記念ライブ『LIVE from ”Great Studio” 2021 〜島田昌典 あざみ野サウンドの世界〜』が、11月3日にぴあアリーナMMで開催されることが決定した。数々のアーティストの楽曲プロデュースやアレンジを務め、日本の音楽シーンで欠かせない存在である島田が還暦を迎える誕生日当日に行われる本公演には、aiko、アンダーグラフ、JUNNA、高橋優、Chage、wacciらが出演。島田率いるGreat Bandの演奏とともに、当日だけのスペシャルアレンジで楽曲が披露される。チケットぴあでは、9月21日23時59分までチケット最速先行受付が行われている。■島田昌典 コメント2014年11月4日に自身の活動30周年として武道館にて<「Great Studio Live at BUDOKAN」〜バラスーシな奴らがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!〜>を開催させていただきました。いきものがかりさん、秦 基博さん、back numberさんの協力をいただき、我ながら感慨深い素晴らしいコンサートとなりました。終わってから皆で「次は還暦にやろう」などと言っていたのですが、実にあっという間にその時を迎えることになりました。あれから7年、その間にも新たなアーティストとの出会いがあり、たくさんの素敵な楽曲が生まれました。そこで還暦を目前にした僕自身、40年近くやってきた編曲プロデュース、自身の音楽を振り返りながら「Great Studio」から生み出されるエモーションと感謝の気持ちのすべてを、皆様の前で改めて披露させていただきたく思っております。主役のアーティスト、創った音を届けてくれるスタッフ、それを聴いてくださる方。その方々すべての存在があってこそ、今日まで僕は音楽を続けてくることができました。思えば、そのひとつひとつが、なんて幸せな巡り合わせだったことか。今回はそうした皆様への恩返し。マジックな1日を地元横浜のぴあアリーナで開催したく考えております。バックを固める面々は、いつも島田サウンドを一緒に創ってくれている素晴らしいミュージシャン達。彼らと共に、その日だけのスペシャルなアレンジ、演奏でお贈りいたします。コロナ禍でのコンサートは非常に厳しい状況ではありますが、音楽は聴いていただける方と時間を共有することによって、思いがけないマジックを生むと僕は感じています。先日もaikoさんのステージを拝見して、そう確信しました。感染対策を十二分にして開催したい所存です。どうぞよろしくお願いいたします。<公演情報>『LIVE from ”Great Studio” 2021 〜島田昌典 あざみ野サウンドの世界〜』11月3日(水・祝) ぴあアリーナMM開場 14:30 / 開演 16:00ゲスト:aiko / アンダーグラフ / JUNNA / 高橋優 / Chage / wacci / and more…※ゲストの出演時間はそれぞれ異なります。チケット:全席指定11,000円(税込)音楽監督:島田昌典演奏:Great BandPf:島田昌典 / Dr:神谷洵平 / Ba:須長和広 / Gt:佐々木“コジロー”貴之 / Gt:浜口高知 / Key:トオミ ヨウ / Per:朝倉真司 / Str:室屋光一郎ストリングス / Sax:庵原良司チケット最速先行受付:9月21日(火) 23:59まで受付URL:お問い合わせ:SOGO TOKYO03-3405-9999(平日12:00-13:00、16:00-17:00)イベント公式サイト:
2021年09月15日2021年7月中旬、直撃を受けるマリエ今年4月、マリエがインスタグラムの動画で暴露した内容は世間に衝撃を与えた。「15年前の18歳のときに、島田紳助さんから“枕営業”を強要されたと訴えたんです」(スポーツ紙記者)マリエの“告発”に同情する声も多かったが、“ある事実”が発覚したのを機に風向きが変わる。「3月にネット上に掲載された対談企画で、4月末か5月初めに本を出す予定があると話していたんです。本の内容は、《(自分が)どういう芸能生活を送ってきたか》《かなり衝撃的な内容がたくさん入っている》など、暴露本をにおわせていたので、“告発は本の宣伝だったのではないか”という声が上がりました」(同・スポーツ紙記者)だが、あれから3か月たったが、いまだに本は発売されていない。なぜ、世に出なかったのだろうか。■一部メディアで「発売は中止」報道も「出版前に、マリエさんのお母さんが地域政党『減税とうきょう』の副代表に就任し、東京都議選に出馬を表明したことが大きかったようです。身内が選挙に出るのに、彼女がそうした本を出したら、影響は大きいので、スケジュールが変更になったのかもしれません」(芸能プロ関係者)しかし、6月にマリエの母は『フライデー』のインタビューで出馬を取りやめたことを告白。母親が出馬をやめたことで、再び“出版プラン”が動き始めたようで─。「マリエさんは世間の反応に手応えを感じているようで、“これは自分の使命だから、中途半端な形で終わらせたくない”と漏らしています。一部のメディアでは、発売は中止になったと報じられていますが、彼女の気持ちは変わらないと思いますよ」(同・芸能プロ関係者)“告発本”の出版について話を聞くため、7月中旬の夕方、都内にある自宅マンションから出てきたマリエを直撃。■本はずっと作っている声をかけると一瞬驚いた様子を見せたが、すぐに硬い表情になり、前を向いて歩き始めた。─お母さまが都議選に出馬したことで、スケジュールが変更になった?「………書籍を出す話はなくなっていません。ずっと作っていますよ」いまも本を出す気持ちがあると話す。─いつごろ発売するのですか?「本の話は事務所に確認していただけますか?ただ、(出版の話は)一度もなくなったことはありませんよ」明言は避けたが、出版することに変わりはないと強調。─以前、本の中身について“刺激的な内容”と話されていましたが、紳助さんのことも書いているのですか?「…………。これ以上取材するのであれば、ぜひ私がやっているお店にも来ていただいて、お店の紹介もしてもらえませんか?」“枕営業”について尋ねると、意味深な笑みを浮かべ、愛車に乗って走り去った。“告発本”には、何が書かれているのだろうか……。
2021年08月04日出川哲朗出川哲朗(57)に“災難”が降りかかった。バラエティー番組のドッキリ企画ではない。出川流に言えば、リアルガチの災難だ。■出川哲朗は大物芸能人なのかかつてセレブタレントとして活躍したマリエがSNSのライブ配信で「CM出てるのはマジで許せない。本当に許せない」と告発。彼女によれば、15年前、トップ芸人だった島田紳助(2011年に引退)から関係を迫られた際、同席していた出川がそれを止めなかったことが「許せない」のだという。ただし、出川サイドは「お騒がせしているような事実はない」と否定。また、酒らしきものを飲みながらの告発という彼女の発信方法にも、疑問の声が上がっている。何はともあれ、いまや冠番組を持つまでに成功した出川にとっては久々の逆風。だが、そもそも、彼が「嫌いな男」から「好きなタレント」になれたのはなぜなのか。「紅白」審査員まで務めるほどの“大物”になったころ、よく言われていたのはこんな解釈だ。長年やってきたリアクション芸が認められ、人を傷つけない笑いが時代にもマッチしたこと。そういう自虐的スタンスを貫ける人柄が愛されキャラにつながったこと─。とはいえ、芸や人柄云々よりも、彼を売れっ子にした「理由」がある。それは「面白がりたい」という世間のニーズに徹底的に応えてきたことだ。すなわち、出川とは「面白がられる」ことのプロなのである。これに対し、大半の芸人は「面白がらせる」ことのプロを目指す。そのほうがカッコいいからだが、彼はその才能がないことに気づき「面白がられる」ことを徹底してきた。なぜ徹底できたかといえば、とにかく売れたかったからだ。高校の卒業式の日、彼は同級生たちにこう宣言したという。「俺に5年の時間をくれ!頭出したる。俺に10年の時間をくれ!有名になったる。俺に20年の時間をくれ!頂点取ったる。まあ見とけや!」この野望を実現すべく、バカにされてもケガをしても、なりふり構わず頑張ってきたわけだ。ちなみに、当時の愛読書は矢沢永吉の『成りあがり』。芸能人らしい上昇志向という意味では、紳助たちと同じ精神性だ。実際「“もう絶対成功するんだ”としか思ってなかった」そうで、毛嫌いされても、最終的に認められればいいと考えていたという。「まさか本当にそういう状況になるなんて夢にも思ってなかったですけど、思い返すと“俺、カッコいいな”って(笑)」という「成功」後の発言からは、けっこう悦に入っていることもうかがえる。だが、今回、マリエに告発され、そこに一部の人が同調したことで、彼の現実的な立ち位置が見えてきた。つまり、世間の期待するイメージは腰の低い小物のまま。彼は依然として、テレビなどで災難に見舞われ、あたふたする姿を世間に面白がられる存在なのだ。それゆえ、マリエにもつけ込まれるし、この騒動でもちょっと面白がる人が出てきてしまったのだろう。そこには、リアクション芸が持ち上げられすぎ、やや飽きられてきていたというタイミングも関係していると考えられる。とはいえ、あのリアクション芸が唯一無二のもので、彼が愛すべき人柄なのもおそらく間違いない。騒動が収まればまた、本業で面白がられる存在に戻れるだろう。しばらくの辛抱だ。PROFILE●宝泉 薫(ほうせん・かおる)●作家・芸能評論家。テレビ、映画、ダイエットなどをテーマに執筆。近著に『平成の死』(ベストセラーズ)、『平成「一発屋」見聞録』(言視舎)、『あのアイドルがなぜヌードに』(文藝春秋)などがある。
2021年04月27日出川哲朗かつて島田紳助に“枕営業”を強要されていたというマリエの衝撃告発により、出川哲朗に火の粉が降りかかっている。彼女のインスタライブによれば、出川はその場に同席していたにも関わらず、18歳の少女だったマリエが言い寄られている状況を止めないどころか、“煽った”のだそうだ。「いいじゃんいいじゃん、マリエちゃん、紳助さんとやりなよ、面白いよ」(『日刊ゲンダイ』)と紳助をアシストし、舎弟ぶりをみせていたとの記事も。報道合戦が続くなか、出川の事務所はこの件について「お騒がせしているような事実はない」と否定している。仮にもし出川がその場にいたとして、時の権力者であった紳助を止めることができたかといえば甚だ疑問だ。引退した紳助の代わりに、現在売れっ子でCMも多く抱える出川が集中砲火を受けるというのも、なんだか筋違いな気もするし──。■「抱かれた方がいいのはリアルガチ」2000年代に「抱かれたくない男」ランキングで殿堂入り、ほかにも「嫌いな男」「砂に埋めたい男」など数々の不名誉な称号を与えられてきた出川が一転、好感度タレントの常連になり、老若男女に愛されるようになったのはここ数年のこと。『イッテQ!』を楽しみにしている子どもたちは、出川が“生理的にムリな男”の代名詞だったことを知る由もないだろう。そんな当時を彷彿とさせるフレーズ、《いいじゃんいいじゃん、マリエちゃん》。2006年の彼ならいかにも言っていそうな言葉で、脳内再生も余裕である。記憶の底にあった“嫌われ出川”が喚起されよう。思い浮かべることができるぶん、不思議と現実味が出てきてしまう。しかし、今ネットにアップされているマリエの“告発動画”をみても、その「いいじゃん〜」の箇所がみつからないのだ。これはどういうことだろう。作為的にその箇所だけが切り取られているのか。あるいは、この騒動が急拡散される過程のなか尾ひれがついたか。一方、ネットを探すとこの疑惑のフレーズ以外にも、明らかに本人が言っていない言葉が創作され、シェアされていることがわかった。たとえばこちら。《いやいや、マリエちゃん。紳助さんに抱かれた方が良いのはリアルガチだから》いかにも出川っぽい口調で再現されているが、これに関してはリアルガセだ。騙されてはいけない。事実でない、リアル風な言葉だけがひとり歩きしているといった状態か。この文言は複数の「まとめブログ」に掲載されているが、なかには実際の発言だと信じてしまった人もいるだろう。■玉木マリエパスカルからの“削除依頼”「やばいよやばいよ」「カンベンしてくださいよぉ〜」「マジですいませんマジで」「ぶっちゃけ」──。こうしてみると、誰でも一度は使ったことのあるフレーズなのに、言い方ひとつで『出川語』と化してしまうのは凄いことではないだろうか。しかし、この能力がいまの彼にとって足枷となってしまっているのは事実。現在、視聴できる限りのマリエの告発では、出川がほかの紳助の取り巻きと一緒に、「ヨイショヨイショ」していたと表現されていたが、上述したようなフレーズについては何度見ても確認できなかった。インスタライブ視聴者(約250人ほど)のうちの誰かが証言したのかもしれないが、それも定かではない。拡散力の高い匿名インフルエンサーやマリエを支援する活動家など、さまざまな視点から急速に拡散されゆくうちに、原型がなくなっていった可能性も大きいだろう。現在、一部インフルエンサーがシェアし続けていたYouToube動画のURLを踏むと、《この動画は、玉木マリエパスカルから著作権侵害の申し立てがあったため削除されました》と表示される。この玉木というのはマリエの本名。つまり、本人がアーカイブの削除に奔走していることがわかる。酒に酔いながらライブ配信していた彼女だが、ここまでの大騒動になるとは本人も思いもしなかっただろう。結局、出川のイメージは毀損されたまま、幕引きを迎えてしまうのだろうか。とにかく、拡散力の高いSNSと、創作に強い現実味を帯びさせてしまう『出川語』との相性は良すぎることだけはわかった。本人にとっては迷惑極まりないだろうが。「いいじゃん、いいじゃんマリエちゃん」、“言ってそう”なだけで言っていないと信じたい。〈皿乃まる美・コラムニスト〉
2021年04月20日上下ジャージとゆったりした服装だったが、周囲を警戒して歩いていたマリエ(2021年4月)「ソファーの真ん中に紳助さんがいて、“ヤらせろ”って……」4月4日にマリエがインスタグラムで“告発”した動画は波紋を広げている。「15年前、当時18歳だったマリエさんが、島田紳助さんから“枕営業”を強要され、同席していた出川哲朗さんも“いいじゃん、マリエちゃんヤりなよ”と便乗していたと訴えました。出川さんの事務所は否定するコメントを出しましたが、マリエさんはSNSで《私は嘘をつきません》と反論しましたよ」(スポーツ紙記者)一方、枕営業を持ちかけたという紳助は芸能界を引退しており、一連の騒動に沈黙を貫いている。ただ、今年2月10日に宮迫博之が投稿したユーチューブの動画に電話で出演するなど、親しい芸人との交流は続いているようだ。■師匠の疑惑に宮迫博之は“師匠”の疑惑について、どう思っているのだろうか。4月中旬のある日、都内の自宅から出てきた宮迫を直撃した。――マリエさんが紳助さんに“枕営業”を強要されたという告白について、どう思われますか?「いや、ほんとに何も知らないので……」声をかけると一瞬驚いた様子を見せたが、立ち止まって答えた。――今回の件で、紳助さんに連絡は?「いやいや、するわけないでしょ(笑)。ホンマに1ミリも知りませんよ」質問を重ねていくと、笑顔を見せたが、“枕営業”についてはまったく知らないようだ。「ごめんなさい、何もおもしろい話できなくて……」記者に詫びながら、迎えの車に乗りこみ、走り去った。連日ニュースに取り上げられ、注目の的になっているマリエだが、もうひとり気になる人物が――。■(息子とは)もう関わりたくない「カメラには映っていませんが、男性も一緒にいたんです。ときどき、“出川は長いものに巻かれる”、“芸能界は腐ってる”など、マリエさんを煽るような言動を取っていました。お互いにタメ口で話し、ときどき男性の腕が見切れて映るなど、コロナ禍でもかなり近い距離に座っていたので、ネット上で“この男性は恋人では?”という声があがっていますよ」(芸能プロ関係者)彼は何者なのだろう?「国内外で複数のファッションブランドを展開するアパレル会社で社長をしているAさんです。マリエさんとは、ファッションの仕事をするうちに仲よくなったといいます」(同・芸能プロ関係者)マリエにとって公私に渡るパートナーなのだろう。「ライブ配信中はスッピンでしたし、“枕営業”という女性にとってデリケートなことを話す場に同席していたことからも、彼女が心を許しているのがわかります」(同・芸能プロ関係者)Aさんとは、恋人関係なのだろうか。千葉県にある実家に向かった。4月中旬のお昼ごろ、父親に話を聞いた。――マリエさんの件で、息子さんにお話を聞きたいのですが。「もうここにはいないよ。3年前に嫁と別れちゃってね……」なんと、Aさんは一度結婚していた! 相手はどんな人だったのか。「それがわからないんだよ。何も知らなくて、いきなり別れたって聞かされて……。半年くらい前に外国に行って、それきりだよ」離婚して、音信不通になってしまったという。――いまは、都内にいるのですか?「…………。もう関わりたくないからわからない。連絡も全然取ってないよ」結婚の報告をされず、突然姿を消してしまったことがよほどショックだったのだろう。眉間に深いしわを寄せる。しばらく話していると、家の中から母親が出てきた。彼女にも息子のことを尋ねたが……。「知りません! 私たちは関係ないし、何も聞きたくないです!」強い口調で言うと、父親と家の中に入ってしまった。後日、マリエとの交際や、“告発”を後押しした経緯について、Aさんのアパレル会社に問い合わせたが、期限までに回答はなかった。パートナーなら、バツイチだという“秘密”も共有してる……よね?
2021年04月19日出川哲朗《自殺したかったのは私だけど、被害者はどっち!? つるし上げたかったわけじゃない。何度でも私は言うわ》4月15日、自身のインスタグラムでライブ配信を行ったマリエ。4月4日に“告発”した騒動に触れて、あらためて発言内容が真実であることを主張したのだった。スポーツ紙芸能デスクが解説する。「マリエさんが18歳の時、番組打ち上げの席で島田紳助さんから“身体の関係”を持つことを求められ、同席していた出川哲朗やお笑いコンビ『やるせなす』、また女性タレントらが“やりなよ”と煽っていたというものです。芸能界から“干される”のを覚悟して誘いを断り、実際に番組を降板させられたと主張していました。とはいえ、15年近くも前の話で証拠がなく、当事者とその場に居合わせた者にしかわかりえない話。彼女の言い分だけを鵜呑みにすることはできず、テレビを含めて扱いに慎重になっています」その“当事者”の言い分として、4月15日に配信された『NEWSポストセブン』では、島田紳助氏が関係者に話したこととして、マリエとは打ち上げで他の共演者らと同席したことは認めるも、《2人で酒を飲んだこともないし、電話番号すら知らん。誘ったことなんてない》《マリエさんに向けて枕営業の話をしていた事実はない》と、完全否定したとある。つまりは“言った、言わない”の水掛け論状態。騒動は平行線のまま収まりそうにない。では、マリエが名指しした同席者はどうか。告発から4日後、出川の事務所は本人に確認したとして《お騒がせしているような事実はない》と発表。同様にやるせなすの事務所も続いたのだった。■一本気で曲がったことが大嫌いしかし、出川を古くから知る芸能プロ・マネージャーは「仮にマリエさんの話が真実とするならば」とした上で、「今頃、彼はモヤモヤした気持ちを抱えているかも」と話す。「その頃は、まだまだ“嫌われキャラ”で汚れ仕事も多かった出川さんですが、基本的には一本気でウソや曲がったことが大嫌いな性格。もともと育ちもいいですし、特に結婚してからは周囲に気遣いすることも多くなりましたね。かつては旧態依然だった事務所に対し、後輩のためにギャラ改革を交渉したのも出川さんだったと言います。その相談に乗っていたのも紳助さんだったみたいですが。とにかく、後輩からもいじられるイメージですが、実は芸人仲間からの信頼も厚く、尊敬もされているんです」また、番組スタッフや共演者を懸命に守ろうとする姿もあった。2018年に『週刊文春』が、出川自身も出演する『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)で宮川大輔が出演する企画において“ヤラセ”があったことを報じた時だった。ちょうどこの時、新CM発表会イベントに出席していた出川。当初より囲み取材は予定に入っておらず、イベントが終了して一旦はステージを降りたのだが、自ら再度戻ってきて取材に応じたのだった。「下手な発言はできず、自身にも疑いを向けられる可能性もあるわけで、周囲からも“対応はやめたほうがいい”と止められていたそうですが、出川さんの性格ゆえでしょう。“いや、やっぱりオレ話すよ”と、『イッテQ』出演者で初めて騒動に“男気”対応したのです。そして“本当にスタッフも大輔も、面白い番組を作りたい気持ちで本当に頑張っている”と、涙ながらに懸命に理解を求めた姿が印象的でした。今や、好感度タレントの出川さんですが、おそらくは芸人としてその地位に執着しているわけではないと思います。それよりも自身の働きが後輩や事務所を支えていること、そしてマリエさんの告発との間で葛藤しているのかもしれませんね」(前出・芸能プロ・マネージャー)何が真実なのか、出川本人から語られる日はくるのだろうか。
2021年04月16日マリエ4月4日マリエが自身のインスタライブで「18歳(’06年)のころに島田紳助氏から肉体関係を迫られた」という衝撃告白をし、芸能界がざわついている。話によると、その場にいた出川哲朗やお笑いコンビ『やるせなす』もマリエに関係を持つように勧め、島田氏からは「仕事はなくなるがそれでもいいか?」と念を押されたという。いわゆる“枕営業”だが、出川とやるせなすの両事務所がすでに否定しており、真相は定かではない。実は島田氏、’11年にも『アサヒ芸能』に“枕強要を要求した過去”があったことを、当時人気のあった女性芸能人の名前も交えつつ報じられている。しかし、あのころはまだインターネットが今ほど普及しておらず、週刊誌を読む人も限られており、特に『アサ芸』はコアな読者が多いため報道が広がりを見せることはなかった。■10年もわいせつ行為を受けて……’17年にハリウッドで大物プロデューサーや俳優のセクハラが問題になったとき、梅沢富美男は出演した番組のなかで、《こんなことは昔からじゃないの。私、言っていいなら喋るけど。こんなことやっているやつはいっぱいいるよ。気をつけろ、本当、テレビ局も映画監督も》と発言したこともあったが、今も、芸能界でそういった悪しき風習はまかり通っているのだろうか──。実は、近年にもそういった被害を告発してきた芸能人たちがいる。’18年には女優・グラビアアイドルの石川優実が芸能界の“性接待”を1万字もの長文でネット上に告発している(現在は削除済み)。告発後にインタビューを受けて、当時の心境についてこのように語っていた。《ふと、何年か前にしてしまったあの枕営業のようなことを思い出すと、しばらく考え込んでしまいます。もう終わったことですので、どうすることもできません。心の中でもやもやした気持ちを持ったまま、日々過ごしていました》(『文化通信特報版』)今年の3月にはタレントの垣内りか(旧芸名・愛内里菜)が所属事務所のプロデューサーによるセクハラで精神的苦痛を受けたとして、1000万円の損害賠償を求めたという報道もあったばかりだ。当時、彼女は約10年にもわたって、プロデューサーだった男性から2人きりになるよう求められるなどして、わいせつ行為を受け続けた。次第に過呼吸やめまいに悩まされるようになり、歌手活動を引退してしまうことに。■告発の流れ、広がるかつい先日、私も仕事でそのような話を耳にしたばかりだ──。あるグラビアタレントの女性は、仕事を始めてすぐのころ、某芸能プロの社長から唐突に「枕営業は大丈夫だよね?」と聞かれたという。その社長は現在、準強制わいせつの容疑で逮捕され、懲役2年6か月の判決が下されている。テレビでも報道されていた。マリエは『週刊文春』の取材に対し、改めて「全部真実」と語ったと、14日配信の『文春オンライン』が報じている。この流れは芸能界を変えるのだろうか。「これまでだったらこのような話は次第に騒がれなくなって風化していくのですが、今回はどうなるか注目している人は多いです。芸能プロの関係者やテレビ局の人間で身に覚えのある人はいますので、マリエに触発されて声を上げるタレントが出てくるんじゃないかと戦々恐々としています。しかし、枕営業に応じた側も“結局は仕事をもらっている”ケースが多いので、そこまで告発するタレントは増えないのかもしれませんが……」(キー局プロデューサー)時代は変わった。マリエのSNSは瞬く間に拡散した。たとえ芸能界で“よく聞かれる話”であろうと決して許されるものではない、マリエの告白にそんなエールを送る人も増えている。<芸能ジャーナリスト・佐々木博之> ◎元フライデー記者。現在も週刊誌等で取材活動を続けており、テレビ・ラジオ番組などでコメンテーターとしても活躍中。
2021年04月14日モデルのマリエが13日、インスタグラムを更新し、24日に都内でイベントを開催することを発表した。今月4日、インスタグラムのライブ配信で、タレント時代の島田紳助さんから18歳の頃に枕営業を求められたと告発したマリエ。11日には「Yes it’s happened in that day. Thank u for your memory.」の英文に加え、日本語でも「そうですその日の打ち上げでの出来事でした。私は嘘をつきません」と投稿していた。この日は「大切なお知らせ」として、「Self hummingプロジェクト」開始を報告。「selfhummingとは、、、self-harmは日本語で【自傷/自傷する】を意味します。selfharmにhummingを合体させたのがこのコミュニティの名前の由来です」と説明し、「今自分と戦っているみんなにハミングができる毎日が訪れる日を願ってつけたこの名前“セルフハミング”プロジェクト!」と発足の経緯にも触れた。その第1弾として、24日にトークイベントを開催するという。また、「摂食障害による10年間の月日を語った動画は現在25万回再生を超え、驚くほどの賛同の声・これまでに本当に沢山のメッセージをいただいております」と、1日にアップした動画の反響に感謝も。「誰にも言えなかった苦しみ、誰に言っても理解されなかった悲しみ、一人で閉じこもり震えていたあの頃。私はコミュニティーが欲しかった。今私が当時の私には想像もできないくらい強くなった毎日の幸せを、絶対に諦めちゃいけないという強いメッセージと共にシェアします。言えない怖さよりも、言ってはいけない世界が広がっていることが恐怖だ。BUT THE FEAR IS NOT AN OPTION! 恐怖を選択肢にしてはダメだ。前へ進もう!人生をデザインしよう」と呼びかけている。
2021年04月14日モデルのマリエが11日、インスタグラムを更新し、「私は嘘をつきません」とメッセージを発信した。「Yes it’s happened in that day. Thank u for your memory.」の英文に加え、日本語でも「そうですその日の打ち上げでの出来事でした。私は嘘をつきません。」と投稿。歌手・マドンナが2016年の「ビルボード・ウーマン・イン・ミュージック・アワード」で「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」を受賞した際のスピーチ動画も添えた。マリエは4日、インスタグラムのライブ配信で、タレント時代の島田紳助さんから18歳の頃に枕営業を求められたと告発。同席した出川哲朗、お笑いコンビ・やるせなすらが島田さんを制止しなかったなどと主張した。これを受け、出川が所属するマセキ芸能社は9日、公式サイトを通じて「先日SNSの生配信で女性タレントが発言された内容について出川本人に確認したところ、番組の収録後の打ち上げで出演者、事務所関係者、番組スタッフなど大勢がいる場では同席したことが一度ありましたが、プライベートで食事に行ったことは一度もなく、お騒がせしているような事実はないと申しております」と釈明。やるせなすの所属事務所・ワタナベエンターテインメントも同日、公式サイトに声明文をアップし、「先日女性タレントの方がSNSにて生配信された内容についてやるせなすに事実確認を行いましたところ、番組収録後の打ち上げで複数の出演者、番組スタッフらと1度だけ当該の女性タレントの方と同席したことはございますが、配信の中で話されているような事実はなかったことを確認いたしました」とマリエの告発内容を否定していた。
2021年04月11日タレントの武井壮が、9日と11日にYouTube公式チャンネル『武井壮百獣の王国』で行った生配信で、芸能界の不正疑惑問題に言及した。9日の生配信で、視聴者から「マリエさんが島田紳助さんにパワハラをされたという動画を出しました。日本の芸能界について話してほしいです」との声が寄せられ、「今はあまりそんなことないよ。昔はそういうことがあったんでしょうね。俺はそういう現場を見たことがないからあまり分からないけど、昭和・平成とかの初期ぐらいの頃とかそんなこともあったのかな」とコメント。「コンプライアンスとか今ほど厳しくない時代だったから、100%パワハラで無理矢理体を要求して番組に出させるみたいな感じということよりも、お互いのしがらみがあったんじゃないの? でも、今の芸能界はそういうことをやったらすぐに終わるから。今はそんなこと無理じゃない? パワハラをして女の子を自分の手ごめにして、『なんとか俺の番組に出すから』なんて、今はほぼ無理じゃない?」と投げかけ、「『芸能界はそんなところだ』と言われても、全然そんなところじゃないですよ。すごい健全なところだし」と主張した。そして、「結局お仕事をしているのは人間同士。芸能界が本当に力のある人間だけが、上からの順位で番組に出ているとかではないですから。当然、使う側も作る側も出る側も人間の好き嫌いがあって」「(互いの)要望が噛み合った人が出ていると僕は思っているので、仕事をいっぱいもらっている人はそういうふうに人に呼ばれやすい、人が呼びたいと思っている人が出ていると思う」と分析。「面白いとか能力が高いとかいろんな見識があるとか、そういった人たちが今は求められている時代だと思うので、そんなにおかしなことでテレビ出演は決まってませんし、芸能事務所とテレビ局がガチガチで人を干したりするのは、昔のように横行している時代は終わったと思う」と推測した。11日の生配信では、この「芸能界は健全なところ」発言に対して、視聴者から「理想論というか空論」と指摘され、「そりゃあ、そうだよ」と認めた武井。その発言の真意について、「どんな業界もそうだけど、全員が健全じゃないと『健全』とは言えないのかな? と俺は思うけどね。どんな業界でも不正をしてしまう人はいるし、政治もそうだし、教職もそう。警察官や会社員だって不祥事、違法行為もする。でも、芸能界で不祥事やあまり美しくないニュースが流れた時は目立つのよ。世の中の人の目にすごく触れるから、すごい悪いところみたいに思われがちだけど、俺がそういうコメントをしたのは別に『芸能界の全員が健全でクリーンな場所ですよ』というためではなく、一部そういう人たちもいるかもしれないよねということ。一部でそういう風紀が乱れたり、違法行為をしたり、そういう人たちがいるのはもう分かってるじゃん。ニュースになったりしてるんだから。そんなこと、俺だって分かってる」と訴えた。さらに、「そんなこととは無縁に誠実に仕事に向き合っている人も、どの業界も一緒だけどいるから。みんながそういう汚い思いで仕事をしている業界じゃない。そこに腹が立っているのよ」と吐露。「それはマリエがどうとか、関係無しで話をしているのよ。マリエが発言をして、誰かが救いの手を差し伸べるのは全然良いことだと思う。本当にそんなことがあるなら、悪しき慣習だから無くしていくべきだと思う」とマリエが告発した思いにも寄り添いつつ、「俺が『芸能界はそんな場所じゃないよ』と言っているのは、『全員がそんな人間じゃないよ』ということ。そんなことを全くせずに、ちゃんと仕事をとっている人は山のようにいるし、そんなことで出演者と付き合ってない制作の人も山ほどいて、すてきな思いで仕事をしている人もすごくたくさんいるから」と理解を求めた。また、「俺は年間1,000本ぐらい番組とか芸能の仕事をやって、10年間で1万本ぐらい出ているけど、そんな汚い仕事の取り方したことは1度もないし、そんな現場を生で見たことは1回もない」と自身の経験も踏まえ、「そんなの(不正行為)が芸能界の当たり前じゃないし、それがもしいたとしたら、そっちが異常な話」「『全員が聖人』だなんて言っていることではない」と補足してこの話題を締めくくっていた。
2021年04月11日芸能事務所のワタナベエンターテインメントは9日、公式サイトを通じ、お笑いコンビ・やるせなすを巡る騒動についてコメントした。同社は「やるせなすに関するSNSでの配信内容について」のタイトルで、「先日女性タレントの方がSNSにて生配信された内容についてやるせなすに事実確認を行いましたところ、番組収録後の打ち上げで複数の出演者、番組スタッフらと1度だけ当該の女性タレントの方と同席したことはございますが、配信の中で話されているような事実はなかったことを確認いたしました」と説明。「お騒がせいたしましたことをお詫び申し上げます」と謝罪し、「今後とも変わらぬご支援のほど、よろしくお願い申し上げます」と結んでいる。また、やるせなすの石井康太も自身のブログで、「お騒がせ致しました」と題し、同社名義での同じ声明文をアップしている。事の発端はモデルのマリエが4日、インスタグラムのライブ配信で、タレント時代の島田紳助さんから18歳の頃に枕営業を求められたと告発。同席した出川哲朗、やるせなすらが島田さんを制止しなかったなどと主張し、9日には出川の所属事務所・マセキ芸能社が「先日SNSの生配信で女性タレントが発言された内容について出川本人に確認したところ、番組の収録後の打ち上げで出演者、事務所関係者、番組スタッフなど大勢がいる場では同席したことが一度ありましたが、プライベートで食事に行ったことは一度もなく、お騒がせしているような事実はないと申しております」と否定していた。
2021年04月10日芸能事務所・マセキ芸能社は9日、公式サイトを通じ、お笑い芸人・出川哲朗を巡る騒動についてコメントした。同社は「今回の騒動について」と題し、「先日SNSの生配信で女性タレントが発言された内容について出川本人に確認したところ、番組の収録後の打ち上げで出演者、事務所関係者、番組スタッフなど大勢がいる場では同席したことが一度ありましたが、プライベートで食事に行ったことは一度もなく、お騒がせしているような事実はないと申しております」と説明。「改めてお騒がせしたことをお詫び申し上げますとともに、今後とも変わらぬご指導のほどお願い申し上げます」と呼びかけている。事の発端はモデルのマリエが4日、インスタグラムのライブ配信で、18歳の頃にタレント時代の島田紳助さんから枕営業を求められたと告発。同席した出川らが、島田さんを制止しなかったなどと主張していた。
2021年04月09日ゆきぽよこと木村有希(24)が3月18日から20日にかけて複数のスポーツ紙で取材に応じ、再起を誓った。友人男性・X氏が彼女の自宅でコカインを使用し、逮捕されていたと今年1月に「週刊文春」で報じられたゆきぽよ。しかしその“謝罪行脚”に、ネットでは厳しい声が上がっている。記事をアップしたのは、日刊スポーツ、サンケイスポーツ、スポーツ報知、東京スポーツの4社。かつてテレビを通して「今まで付き合った5人のうち4人が逮捕されている」と明かしていた彼女だが、日刊スポーツでは「そういう話はしない」と宣言。さらにサンケイスポーツでは「周囲の人たちに支えられていることを忘れずにお仕事を続けたいです」と再起を誓っている。しかし“挽回ならず”の様子だ。ネットでは《世間の目は甘くない》《一度ついた悪いイメージを払拭するには相当な覚悟が必要》《需要があるのか疑問》との声が上がっている。「ゆきぽよさんに辛辣な意見が集まるのには、理由が4つあります。1つ目は逮捕されたX氏との関係性です。ゆきぽよさんは1月、『サンデージャポン』(TBS系)でX氏について『しつこく付きまとわれていた』と語っています。あくまで『友人の1人』としていますが、『そんなひとを自宅に出入りさせる?』との指摘が相次いでいます」(芸能関係者)■X氏との関係性、過去の発言、ギャップの喪失、そして復帰スピードさらに「今まで付き合った5人のうち4人が逮捕」という過去のエピソードも尾を引いているようだ。「事件の影響で、この発言に再び注目が集まりました。いわば“身から出た錆状態”。『もう言わない』と宣言していますが、『イメージは戻らない』と厳しい声が上がっています。またギャル系タレントは“意外とちゃんとしてる”というギャップに魅力を感じる人が多い。ですが今回の件で、『全然ちゃんとしてない』との声が上がるように。こうした2点も、ゆきぽよさんの復帰に否定的な声が上がる理由となっているようです」(前出・芸能関係者)そして、4つ目は“復帰宣言までの早さ”だ。「これまで芸能界では、反社会的人物と関わったことで“即アウト”な案件がありました。島田紳助さん(64)は11年に引退しましたし、『闇営業問題』の宮迫博之さん(50)や田村亮さん(49)は活動を再開するのに半年ほどの時間を要しました。いっぽう、ゆきぽよさんは2ヵ月で復帰宣言。そのため、『早すぎる』との声が多数上がっています」(前出・芸能関係者)こうした4つのポイントから窮地に立たされているゆきぽよ。しかし、まだ24歳。今後、芸能界で生き抜いていく方法はないのだろうか。「これまで彼女は“ぶっちゃけキャラ”として人気を博してきました。ですが今後は、『ぶっちゃけキャラだから』という理由で起用するメディアは多くないでしょう。たとえば17年に暴言騒動で世間をにぎわせた元政治家の豊田真由子さん(46)は、このコロナ禍に論理的で的確なコメントでイメージを挽回。以前よりも評価が高まっています。ゆきぽよさんもこれからは、自分にしか持てない強みを持つことが大事でしょう」(スポーツ紙記者)
2021年03月22日お笑いコンビ・オリエンタルラジオの藤森慎吾が2日、次長課長の河本準一、タカアンドトシのトシと出演するYouTubeチャンネル「こうもトシんご」で、相方の中田敦彦がかつて『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)で司会の島田紳助さんに怒られたことを明かした。「【島田紳助】伝説の芸人"島田紳助"さんについて語ります!!【エピソード】」と題して公開された動画で、藤森は「オリラジでいうと、1回事件みたいなのがあって。『行列』の収録中に1回、あっちゃん(中田)がめちゃくちゃ怒られたことがあって」と切り出した。藤森は「お互いの意思疎通の問題だと思うんですけど。紳助師匠って1人で回して、こういうトスを上げたら、こういうふうな返しをしてほしいみたいなのがあるので。あっちゃんはあっちゃんで自分の組み立てたプランがあって、それを紳助師匠の前で披露して笑ってもらうことにかけてた」と説明し、「そこが上手くかみ合わなくて、『いやお前、どういうつもりや』って」と振り返った。そして「その後、どうなったかというと、もちろん謝りに行ったんですけど、あっちゃんは実質、紳助師匠との共演はそこからなかったです。あっちゃんはずっとそれをちょっと心残りというか」としつつ、「ついこないだ宮迫(博之)さんのチャンネルでお声で出演されたときに、『おー、あっちゃんか! よう頑張ってやってるな!』ってポンって言ったんですよ。当然それをあっちゃんも見てて、すごいあっちゃん的にもうれしかったみたいです」と話していた。
2021年03月03日ラサール石井。「番組に出ていなかったら芸能界にはもういないかも」と苦笑い1980年代は“楽しくなければテレビじゃない”というキャッチフレーズでフジテレビが絶好調だった。中でも『オレたちひょうきん族』(以下、ひょうきん族)は1981年にスタートした今も語り継がれる伝説のバラエティー番組。コント赤信号のメンバーとして出演していたラサール石井。「『ひょうきん族』は漫才系の出演者が多くて、コント主体の僕らははじめ縁がなかったんですよ。大人気だった『THE MANZAI』や昼番組の『笑ってる場合ですよ!』の流れで出演者が決まっていった番組だったんです。出たくても出られなかったから憧れがありました。でも、事務所の石井光三社長が”キミたちを最初に使ってくれたのは日テレ。恩があるさかい、日テレの番組に出てくれ”と言うんです。それが真裏の『ダントツ笑撃隊!!』。わずか10回で終わりになりました(笑)」その後、石井社長が『ひょうきん族』のプロデューサーに直談判。念願叶い、ゲスト枠での出演が実現した。『ザ・ベストテン』(TBS系)をパロディーにした“ひょうきんベストテン”というコーナーに出演し、シャネルズ(後のラッツ&スター)のモノマネを披露。「彼らは黒塗りだったから、僕らは白塗りで(笑)。赤信号の3人に社長も加わった4人で、プールサイドで歌う本物のシャネルズを脅かすっていう企画でした。われわれが出ていってちょっかいを出すとプールの片側がどんどんせり上がって斜めになり、耐えきれなくなってみんな落ちる、っていう(笑)。それが全部セットなんです。番組制作にものすごいお金をかけることができた時代。年間の予算が当初は1億円だったそうなんですが、最終的に2億円使ったそう。でも視聴率が絶好調だったので局も怒るに怒れず、翌年は使った以上の予算がついたと聞きました」赤信号のモノマネは好評で、また出演のオファーが。「今度はシブがき隊の役でした。それがウケて、“ひょうきんベストテン”でシブがき隊をやるときは必ず呼んでくれるようになったんですよ。そして、とうとうレギュラーに。オープニングに顔が出て、名前も載るんです。ヒップアップの島崎俊郎さんたちと並んで紹介されるのが本当にうれしかった」■ギャラがびっくりするほど安い『ひょうきん族』に出演していたのはビートたけし、明石家さんま、島田紳助、片岡鶴太郎、山田邦子といった、勢いのある若手のお笑い芸人たち。赤信号もその仲間入りをしたことになる。ただ、1つだけ大きな問題が……。「ギャラがびっくりするほど安くて。僕らは3人で2万3000円。しかも事務所の取り分もあるから、1人分はその4分の1(笑)。だいぶたってからディレクターに言われたんです。“キミらずっとこんな安くやってたんだな、びっくりした。上げといたからね”って。期待するじゃないですか。でも確認したら4万6000円。えーっ、倍にしただけかよって(笑)。でも僕らだけじゃなく、さんまさんやたけしさんもそこまで高くなかったと聞きました」ギャラが安い上に、拘束時間が異常に長かった。「毎週水曜日に2つのスタジオを使って、朝8時から夜中の2時くらいまでずっと拘束されていました。撮影時間だけでも10時間くらいになったと思いますよ。それを1時間に縮めるんだから面白くないはずがないですよね。朝スタジオ入りしてヒップアップやウガンダさんと同じリハ室で出番まで待機。長くて大変だったけど、楽しい時間でした」■お笑いスキルが鍛えられた一流の芸人が集まっていたから、お笑いのスキルが鍛えられた。楽屋でもトークを競いあっていたという。「さんまさんの楽屋は個室だったんですが、ひとりでいて我慢できる人じゃないですから(笑)、いつも西川のりおさんたちの楽屋に遊びに行ってたんですね。そこに僕らも入っていってトークをしまくるんです。さんまさんたちを笑わせようとして自然に話力がアップしていきました。さんまさんに“キミ、トークうまいな”なんて言われると本当に嬉しくて。『ひょうきん族』が終わったあともさんまさんは覚えてくれていて、日テレの番組にレギュラーで呼んでもらったこともあります」楽屋の何気ない雑談から、人気キャラクターが生まれることも。「さんまさんの『パーデンネン』や、島崎俊郎さんの『アダモステ』などは、楽屋でなんとなく話していたところから話が膨らんで。翌週にはキャラクターとコントの台本が出来上がっているんです。スピード感のある現場でしたね」リハーサルを重ねて本番を迎えると、今度はアドリブ合戦が始まる。「何回もリハーサルをやっていると、スタッフが慣れて笑わなくなっていくんですね。だからリハーサルでも本番でもぜんぜん違う動きをしたり、セリフを話したりするんです。照明やセットも無視して好き放題やっちゃうのを全部撮る。それまでの撮影の常識をどんどん壊していったんですよ。スタッフが撮影中に笑ったのをそのまま放送するスタイルは『ひょうきん族』が初めてだったと思います。番組内でディレクターさんやカメラマンさんに平気で話しかけるのも、今ではいろいろなバラエティー番組で使われていますが、当時は新しかった。どんどんタブーを打ち破っていって、それが世間にはカッコよく見られていたんです」『ひょうきん族』の前にお笑いの絶対王者だったのが、裏番組の『8時だョ!全員集合』(TBS系)。でも、あまり見るすることはなかったという。「意識する暇がありませんでしたね。その時間は『ひょうきん族』のオンエアを見ていました。どこがカットされたか確かめるんです。出演したコーナーがごっそりなくなっていたこともありましたから(笑)」『全員集合』は1985年に終了。『ひょうきん族』の勢いに押される形で幕を閉じた。「テレビの常識をみんなで壊していった番組でしたね。そういうところが知的に見えて、ユーミンやYMO、サザンオールスターズといったアーティストも出演してくれました。新しいお笑いが生まれる場所になら出たい、って思ってくれていたそうなんです」『ひょうきん族』が最先端を走っていたあの頃。日本が輝いていた時代だった。
2021年02月18日吉本新喜劇のベテラン女優・島田珠代大阪発の”おばちゃんタイフーン”が今、日本を席巻(せっけん)中!17歳で吉本興業に入り、新喜劇で30年の経歴を持つ大ベテラン女優、島田珠代(50)。『相席食堂』(テレビ朝日系)で千鳥が絶賛、放送後TwitterなどのSNSでもトレンド入りした彼女のギャグ「パンティーテックス」「おばちゃんダンス」。止まらないギャグとキレッキレの声と動きに、多くの人が元気をもらった! その”再ブレイク”をきっかけに『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)など、メジャー番組にいま引っ張りだこに。何かと憂鬱(ゆううつ)なことが続くこの時代……。50歳を越えてなお若々しく、お笑いの最前線にいる珠代姉さんに、元気をもらいに直撃しました!■珠代姉さんに直撃!「珠代!パンティーテックス!」前述したとおり、このギャグはSNSでバズり、声をサンプリングした作品や、老若男女がまねして踊る動画が次々とアップされた。日本に”テックス旋風”が吹き荒れる中、台風の目である彼女は驚くほど自然体だ。「最近『すごいですね』って言われるんですが、私自身はブレイクしている感覚がないんです。そんな”すごいですねシャワー”を浴びてしまったら、今までみなさんにお届けしていたパンティーテックスじゃなくなってしまうような気がして……。“パンティーテックス”は芸人・島田珠代じゃなくて、人間・島田珠代に前からあったものなんです。小さいころから『珠代! ごはんだテックス!』と口癖のように口ずさんでいたメロディーで。その程度のものやから、みんな笑わへんやろうなって思ってました。新喜劇だったら、ちゃんと笑いを取る方程式でいかないとお客さんが笑ってくれないんですけど、『パンティーテックス』は飾ってないというか、私の『髄』にあったものなんです。むしろここまで新喜劇外でもウケてくれて、びっくりやら、うれしいやらですね」空想の世界に浸ることが好きで、ネタはそこから自然発生的に生まれるという。「子どものころは寝る前に、お布団の上を『誰にも邪魔されない私だけの土地』にして、ここにディズニーランドがあって、ここに大好きなうどん屋さんがあって……って配置したり、私特製のおうどんを想像して、つるつるつる~って食べたりしていました。今でもそういうふうに想像をふくらませてネタを考えています」■下ネタすら上品に、譲らない全力姿勢吉本新喜劇で、島田がほかの団員に追随を許さない点といえば、「壁にぶつけられるまでギャグを止めない」ところだ。若手はもちろん、ベテラン芸人でもしばしば困惑するほどギャグを放出し続ける。「ずっと……やっちゃいますね。笑い声というご褒美をいただくと、ますます拍車がかかってしまいます。若手の後輩くんが困ってるのを見るのもすごく気持ちいい。でも新喜劇って一定の時間をみんなで分け合うんで、ぶつけてもらうことでわれに返ることができて、スパッと終わらせてるんですよね」舞台の上では共演男性に恋心を抱き、相手の股間からアロマやマイナスイオンを感じたり、恋敵の女優とダンスバトルを繰り広げることも。「そのときだけ、いつも『本当に相手を好きになる』。それだけです。本当に好きだと、女性は男性にこうなるんだって。尽くして……愛して……。私の恋愛観も入ってますけど(笑)」「パンティーテックス」はもちろん「ボインボインボイ~ン」や「珠代のおっぱいチョモランマ」など、胸や股間を使った下ネタ寄りのギャグも多く持つ彼女だが、不思議とお茶の間OKなのはなぜ?「単純に下ネタを連呼すればいいものじゃない。また、どこかに照れがあったり、やらされてる感があると、お客さんって笑わないんですよ。下ネタをいかに可愛く、上品に、共感を持ってもらえるかが大事なんじゃないかな、と」時折、新喜劇の客席の最後列で観劇し、役者の表情や動きがどこまで見えるかを確認したり、お客の反応を見ているという。下ネタのさじ加減も努力の賜物(たまもの)なのだ。■珠代姉さんの「恋愛事情」50歳を越えてもエネルギッシュで若々しく、海外では女性虐待を心配されるほど激しい”壁バーン”を、大きなケガもなく数十年と続けている珠代姉さん。さぞやジム通いなどで肉体管理にいそしんでいるのでは……と思いきや、特別なことは一切しておらず、身体を動かすのは舞台上くらいだという。「実は一回だけ捻挫(ねんざ)をしたことがあります。一回転して壁にぶつけてもらうときに、一回転半回させた人がいて(笑)。柔軟性と足首のふんばりには自信があったんですけど……」柔軟性の源だというのが、大好物だという「お酢」。楽屋にもマイボトルを持ち込むほどだとか。「穀物酢が小さいころから本当に大好きです。なんにでも酢をかけて食べたいタイプで。お茶漬けならぬ“お酢漬け”もやります。お酢って疲労回復にいい成分が含まれているというし、いつも酢を摂ってたおかげで、壁にぶつけられても大きなケガとかしなかったんやないかなと思います」舞台とお酢と同じく、ないと生きられないもの、それが「恋愛」。実は今も熱愛中なのだとか。「いま好きな人は3つほど上の一般の方です。よく行く飲み屋さんで知り合ったんですけど、カウンターの端っこにその人がいて、混んでたんでつめて……つめて……つめて……お客さんが来るたびにつめていったら、その人の隣になって、それでお話して、気が合って……」新喜劇のワンシーンを想起させるようなドラマティックな出会いから、お付き合いはもう4年続いているという。「ゴールイン」も時間の問題?「ん~、私ももう2回ほど離婚してるし~、相手の方の年齢も年齢なんで、結婚とかは急いでは考えずに、いまはお互いを高め合えるように……(笑)」落ち着いた大人同士の恋、うらやましい……。「外にはホンマにウソみたいな出会いが待っているものです。私自身もまだ信じられないくらいです。今はさすがに難しいですけど、出会いが欲しいという人は、コロナがおさまってから、積極的に出歩いてみてください!」現役真っ盛り。50歳を越えてますます勢いを増していく珠代姉さん。「年取ると見た目も残念になっていくし、それと向き合うときがいちばんしんどいと思うんです。でも私は目をつむって、シワとかたるんだお腹とかの今の自分の外見を全部とっぱらっう。そして自分の魂は可愛くてみんなに愛されるフワッフワのぬいぐるみちゃんみたいなんだとイメージをするんです。そんな”魂磨き”をしていると、外見とは違う内面の自分の美しさに、周りが気づいてくれるはずですよ」すべては「心構え」ひとつ。それが珠代流。「『私なんて……』って思ってるみなさんは、この記事を読んだ瞬間に『年をとらない』と決めてください。私は33歳くらいから止めてます。思えばホンマに止まります。面倒なことって自分を好きになるための戦いです。髪を染めたりとかホンマしんどいけど、大切な自分をもっと好きになるために、戦いましょう!」悲しいとき苦しいときは「パンティーテックス!」と大声を出すのもおすすめ。さあ、珠代姉さんにあやかって、今日から年齢を止めましょう!■いま、吉本イチいい女と評判の島田珠代に聞きたい10の質問●好きな男性のタイプは?「王子様っぽい、凛とした上品な人が好きです。大阪人より東京の方のほうがタイプ。“でんがなまんがな”の人はもうイヤなんです(笑)」●現在のライバルは?「最大のライバルはお客様です。顔は笑っても声が出ていないお客様には、声出して笑ってもらえるまでがんばります」●自分の身体で自信のあるところは?「やはり……おっぱいですね。芸人としては、トータルで4等身くらいな感じがよかったんやと思います」●実践している美容法・健康法は?「舞台の上で表情をいろいろ作らなきゃいけないので、顔をものすごく大胆に普段から動かしています」●最近、身体の変化で悩みはある?「昔よりもすごくやきもちを焼くようになりました。好きな方に対しても“もう、いつもより帰ってくるのが遅かった~!いつもなら5分なのに8分かかってる~”みたいに不満を言っちゃうというか。もしかしたら50歳あたりから来る……年齢特有のやつかな?と思ってネットで調べたら“嫉妬に効く漢方”っていうのがあったんで、それを服用したらなんとなく収まってきました」●舞台で演じてる際に意識していることは?「劇場で、2階席の後ろの方まで、すべての人に声が届くように……。芸人が一生懸命やるっていうのもかっこ悪いんですけど、でもまず一生懸命やるっていうことを心がけています」●共演男性たちをどう見ている?「自分のためのステップ」●ファッション・スタイルに対するこだわりは?「膝下が短いので、ショートパンツとか膝上のスカートを履くようにしてます。恋愛がうまくいっているときは服をよく買いますね。2年着てない服は処分します」●素の自分でいられる瞬間は?「おうちでひとりで、aikoさんのライブのDVDとかを観ながら、ちょっとしたお刺身と、缶チューハイを2本だけ飲むって決めているんです。……500mlを2本です。至福のときですね」●恋とはあなたにとって人生のスパイス?メインディッシュ?「メインディッシュです。恋とか人を愛することは、私にとって食べることや息をすることと一緒で……恋すること、愛することでいくらでも立ち上がれる。なんだか自分でも怖いですね」PROFILE●しまだ・たまよ●1970年、大阪府吹田市生まれ。17歳で吉本入りし、22歳で『笑っていいとも!』レギュラーに。現在は主になんばグランド花月の吉本新喜劇の看板女優として活躍。アイドルグループ『吉本坂46』のメンバーでもある。(取材・文/高松孟晋)
2021年02月13日お笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之が10日、自身の公式YouTubeチャンネル「宮迫ですッ!【宮迫博之】」で、島田紳助さんと電話でトークを繰り広げた。「【神回】島田紳助師匠が電話出演してくれました【ガチ】」と題して公開された動画で、宮迫が島田さんに電話をつないだ。そして「今、YouTubeの動画を回しているんですけど、お声の出演だけっていいですか」と聞くと、島田さんは「おう…別にええけど…(笑)」と快諾した。島田さんは最近の芸能界について、「(事務所を)辞められるようになったんやな。民主的になってきた。芸能界どんどん変わって、そうなっていったら、みんな辞めていくよな」と語ると、宮迫は「まあまあ僕が開いた記者会見あたりから、きっかけになってしまっているのかなっていうことに関しては、芸能界の方々に申し訳ないなとは思ってはいるんですけど」と話した。そして島田さんが「あとは義理を感じる会社やったか、感じひんかった会社かって、個人の感じの違いやもんね」と言うと、「僕は感じております。感じておりますので、何とかしたいなと今、もがいております」と宮迫。それに対して、島田さんは「でも吉本戻った方がええよ。戻ってから辞めんのやったら辞めたらええねん。なんか変な感じで辞めてるからよくないわ」とアドバイス。さらに島田さんは、自身については「辞めてからもいろいろ声かけていただくけど。ネット見てたら、『復帰を画策してる』みたいなの書いてあったけど、1ミリも戻ろうと思ったことないよな」と話していた。
2021年02月11日歌手で俳優の上地雄輔が5日、自身のYouTube公式チャンネル「上地雄輔の遊Tube」で島田紳助さんの引退直前のエピソードを初めて明かした。ゆかりのある人物の名前が書かれた札を箱の中から引き、エピソードを披露する企画。前回は松坂大輔投手についての秘話が語られていた。冒頭「島田紳助」と書かれた札を引き当てると「うわー!」と驚きながらも笑顔を見せ、「“お父ちゃん”ですね」と、いつものように島田さんを呼ぶ。出会いはフジテレビ系『クイズ! ヘキサゴン』。「おバカブームを作って頂き、『羞恥心』っていうグループで紅白に出させて頂いたりとか」ときっかけを挙げ、家に遊びに行ったり食事に連れて行ってもらったりと交流を深めていったことを思い浮かべる。そして、その人柄を「やっぱりあの人天才だから、未だに尊敬してるし大好きだし、何がすごいって、『説得させる力』があるんだよね」と評し、クイズで珍回答を出したときも笑いに変えて納得させる力があったと振り返った。島田さんは2011年8月に引退会見を開いたが、上地はその直前に島田さん宅を訪れ、慰留していた。「(引退を)止めたよ」「(これまで)しゃべってない」と切り出し、会見前の胸中を「嫌な予感がしたんだよ」と告白する上地。メールで「何かあったの?」と聞くと「大丈夫や、雄輔の気にすることやない」と返ってきたが、いつもと様子が違うことを察し、その後も返信がなかったことから島田さんの家に駆けつけた。「めちゃくちゃ嫌だったもん。自分が一緒に仕事したい、っていうのももちろんあるし、同じ仕事してるからこそ話せる内容とかテンションってあるじゃない。未だに大好きで会ったりするけど、少なからず、同じ世界にいてほしいっていうのがあったから、めちゃくちゃ悲しかったし……」と吐露しながら、「宝じゃん」と存在の大きさを噛み締める。上地にとっての島田さんは「礎ですね」。今回の動画では、「バラエティの俺を作ってくれた人」である恩人への思いが、最後まであふれていた。1日には上地のTwitterで2ショットを公開。「【SPゲスト】超大物ゲストがカメラマン!! 最強の一般の方が登場!!【上地雄輔】」という動画では正体が明かされていないものの、島田さんらしき人物がカメラマンを担当し、上地と息の合ったトークを繰り広げている。
2021年01月06日お笑いコンビ・ココリコの遠藤章造が11日、自身の公式YouTubeチャンネル「ココリコ遠藤のヘンなカタチ」に公開した動画で、2011年に芸能界を引退した島田紳助さんと連絡を取り合ったことを明かした。「【ご報告】遠藤の動画を見て島田紳助さんから連絡がきました【上地雄輔コラボ】」と題して公開した動画で、遠藤はゲストとして招いた上地雄輔と対談。遠藤は10月16日に公開したYouTube動画の中で、紳助さんの著書『島田紳助100の言葉』(ヨシモトブックス)を愛読していると明かしており、「東野(幸治)さんから急にLINEが来て、『紳助さんが遠藤のYouTubeを見て喜んでたで。連絡してみたら?』ってきて。紳助さんの連絡先知らないから教えていただいて。ドキドキしながら紳助さんに連絡させていただいたんですよ」と振り返った。そして「紳助さんからすぐ返信いただいて。『元気でやってるか。頑張れよ。時間がもし合えば、飯でも行こうか』って。めっちゃありがたいやん」と感謝した。遠藤が「雄輔はいまだに紳助さんと会う?」と聞くと、上地は「はい。会いますよ。ほんとにたまにですけど、連絡もしてるし。いまだに面白い。すごい楽しい」と明かした。そして遠藤は「YouTubeやっててよかったなと。10年ぶりぐらいに紳助さんとコンタクト取れたことがYouTubeってすごいなって。本当にやってて良かった」としみじみと述べ、「来年は紳助さんと、もちろん公の場じゃなくて、プライベートで1回、雄輔交えてお食事したい」と願望を口にした。
2020年12月14日東京の新しい結界を形作るといわれる5つの神社。反時計回りにお参りすることで、悪運を除けて良縁を結ぶという、島田秀平さん流「逆さ詣で」のやり方とは?都内のパワースポットを結ぶことで円=縁が強まる!?「原宿の母」に才能を見出され「代々木の甥」の名を与えられた手相芸人の島田さんは、東京の神社の新しい巡り方を提唱している。「陰陽五行説に基づいて選ばれた『新東京五社』といわれる、東京大神宮・神田明神・水天宮・金刀比羅宮・日枝神社。この5社を地図上で繋ぐとできる円が、皇居、そして東京の新たな結界を形作っているといわれています。どこも近年パワースポットとして人気の場所ですが、よりパワーを強めるためにおすすめしたいのが、島田流・新東京五社逆さ詣で。時間に逆行するように反時計回りにお参りすることで“永遠・若返り”などの効果が。縁結びの神社である東京大神宮を拠点にスタートするのがいいでしょう。人が集う寺社にはパワーが集まり、その場所に行き人の流れを作ることで結界の力を強化するので、コロナ禍の日本を守るのに繋がることも期待できます」逆さ詣でを強化するポイントは?「午前中に寄り道せず一気に回ること。公共交通機関を使ってOK。天赦日、一粒万倍日などの吉日を選ぶのも。来年の初詣なら、そのふたつが重なる1月16日にさらなるご利益が」島田流・新東京五社逆さ詣で「スタート&ゴール地点のおすすめは、恋愛のパワースポットとして有名な東京大神宮。恋愛以外の縁結びにも強力なご利益が。ここの恋みくじは出会う相手の干支や星座まで細かく書いてあるので、恋に迷ったときの強い味方。日枝神社は江戸城の裏鬼門を守るため、江戸時代に現在の場所に移転。恋愛で相手との仲を深めたいときや、家庭円満などのご利益に霊験あらたかな神様です。金刀比羅宮は香川県にある金刀比羅宮の分社ですが、高層ビルと一体化している都会的な神社。夜はゴールドにライトアップされるなど“金”の気を強く感じるパワースポットです。水天宮は安産&子宝の神様。ここの子宝いぬを撫でると安産や子授け、成長のご利益が。人気アニメの聖地でもある神田明神は、商売繁盛や仕事運向上を願う参拝者が多く、大企業の重役などの初詣スポットとして賑わいます」木:東京大神宮東京都千代田区富士見2‐4‐1土:日枝神社東京都千代田区永田町2‐10‐5金:金刀比羅宮東京都港区虎ノ門1‐2‐7水:水天宮東京都中央区日本橋蛎殻町2‐4‐1火:神田明神東京都千代田区外神田2‐16‐2しまだ・しゅうへい2002年に「原宿の母」に弟子入りし、芸人の傍ら手相を学ぶ。現在は手相芸人としても活躍。新東京五社に触れた近著に『島田秀平のニッポン開運ライン』(神宮館)。※『anan』2020年12月16日号より。取材、文・さかいもゆる(by anan編集部)
2020年12月13日スターバックス(Starbucks)は、御所人形の老舗として知られる島田耕園人形工房とコラボレーションした招き猫など7種の商品を、スターバックス リザーブ ロースタリー 東京にて2020年12月14日(月)から数量限定発売する。京都の地で日本の人形の伝統を創りつづけてきた島田耕園人形工房。中でも御所人形は、江戸時代に作られ、参勤交代の大名に返礼品として贈られたものだ。スターバックスとのコラボレーションでは、「日ごろより健康でいることの大切さ」や「大切な人と一緒に過ごすことが出来ることのへ幸せ」への願いを込めた御所人形や招き猫などを用意する。御所人形の瓢箪持「六瓢息災」は“無病”とかけて六つの瓢箪を装飾。招き猫は、京都東山地区の店舗で販売されている JIMOTO made Series「縁起物チャーム」にもある招き猫三毛をモチーフにして制作された。いずれもよく見ると、スターモチーフや茶色のエプロンなど、ロースタリー 東京らしいディテールがあしらわれている。その他、2021年の干支である“丑(うし)”を象った土鈴も販売。“魔除け”や“縁起物”として作られてきた土鈴に、幸せを象徴するとも言われる黒い牛のモチーフを採用。さらに、“浄化”を意味する麻の緒の持ち手を加え、縁起の良いアイテムに仕上げた。土鈴の他、白丑、赤丑の置物も登場する。【詳細】スターバックス リザーブ ロースタリー 東京×島田耕園人形工房発売日:2020年12月14日(月)~ ※なくなり次第終了場所:スターバックス リザーブ ロースタリー 東京住所:東京都目黒区青葉台2-19-23※購入数制限あり。販売開始初日は、1人1商品につき1点まで。翌日以降は、1人1商品につき10点まで。・島田耕園人形工房 瓢箪持「六瓢息災」 70,000円+税・島田耕園人形工房 「三福」 60,000円+税・島田耕園人形工房 招き猫「三毛」 30,000円+税・島田耕園人形工房 干支(丑)土鈴 4,000円+税・島田耕園人形工房 小御所人形「瓢箪持 三拍子」 3,500円+税・島田耕園人形工房 干支(丑)置物 白丑/赤丑 各3,000円+税【問い合わせ先】TEL:0120-336-388(10:00~18:00 年中無休、国際電話、IP 電話からは 03-5745-5890)
2020年12月10日スターバックスは、1859年(安政6年)創業「島田耕園人形工房」とのコラボレーションを昨年に続き今年も発表。12月14日より、スターバックス リザーブ® ロースタリー東京にて、7種のコラボアイテムが発売される。スターバックス リザーブ® ロースタリー 東京×島田耕園人形工房未来への想いが重なるコラボレーションスターバックスと島田耕園人形工房との縁は、京都二寧坂の“畳のあるスタバ”でも知られる、「スターバックスコーヒー京都二寧坂ヤサカ茶屋店」の向かいに工房があることから始まった。このスターバックスコーヒー京都二寧坂ヤサカ茶屋店には、五世島田耕園氏作のグリーンエプロンをした招き猫が飾られている。御所人形の老舗として知られる島田耕園人形工房は、京都の地で日本の人形の伝統を創りつづけてきた工房。この“御所人形”というのは、ぽっちゃりした肉付き、真白な肌、小さな手足に大きな顔、ちんまりとした目鼻立ちのかわいらしい幼児の姿そのままに作られている人形で、江戸時代に創作され、大名が参勤交代のおりに京都の御所や公卿達に贈り物をした返礼に贈られたもの。御所人形そのものがおめでたいものであり、吉祥感を感じるつくりを大切にしているが、今回の人形は、特に、“日ごろより健康でいることの大切さ”や、“大切な人と一緒に過ごすことが出来ることのへ幸せ”への願いを込めて制作されている。コラボ商品7種のラインアップ新たな年も健康で、幸せの多い年となることを願い制作されたコラボアイテム。スターバックス リザーブ® ロースタリー 東京らしいスターモチーフや茶色のエプロンを付けた招き猫などを含む7種のラインアップをご紹介。島田耕園人形工房 招き猫「三毛」(3万円)昨年に続き登場した“招き猫”は京都東山地区の店舗で販売されているJIMOTO made Series『縁起物チャーム』にもある招き猫三毛をモチーフとして制作された。商売繁盛の縁起物として有名な「招き猫」。右手を挙げると金運を、左手を挙げると人を招き「千客万来」の御利益があるとされている。島田耕園人形工房 瓢箪持「六瓢息災」(7万円)「御所人形」を象徴するぽっちゃりした肉付き、真っ白い肌、小さな手足に大きな顔の人形は、瓢箪をもっている。2020年未曾有の病が流行し、今まで以上に健康であることを強く意識した年。六つの瓢箪=無病とかけて、人々が健康に過ごすことのできる日常を願い、御所人形に想いが込められている。島田耕園人形工房「干支(丑)土鈴」(4,000円)2021年の干支である“丑(うし)”のかたちをしたコロコロという心地よい音色の土鈴。土鈴は古より“魔除け”や“縁起物”として作られていたもの。黒い牛は天神様の使いとされており、幸せの象徴とも言われている。また、持ち手の麻の緒は古来より“浄化”を意味しており、家庭の安全と幸せな時間を願うアイテムとなっている。島田耕園人形工房「三福」(6万円)桐の台座に並んだ3体の御所人形をセットに。左:笠を被った笠童子は病や怪我から身を守ることを願う人形。中央:頭に金色の牛を乗せた人形は牛頭(ごず)天王で、牛頭天王は、疫病退散を願う人形。右:福の前掛けをかけた福童子は、人々の家庭に多くの幸せがもたらされることを願う人形。島田耕園人形工房 小御所人形「瓢箪持 三拍子」(3,500円)3つの瓢箪を下げた小さな御所人形。古来は水や薬を入れて使っていた瓢箪は末広がりの形をしていることからも健康を守り、縁起のよいものとして考えられている。「三拍子そろった」という言葉は、かつて、おめでたいときや神事に演奏される小づつみ、大づつみ、太鼓の三つの楽器拍子を指しており、三拍子と同じ響きであることから瓢箪を三つそろえると縁起がよいものとされている。島田耕園人形工房 干支(丑)置物「赤丑」(3,000円)島田耕園人形工房 干支(丑)置物「白丑」(3,000円) 2021年の干支・丑(うし)の置物。幸せな一年になるように願いをこめ、人形が制作されたた。白い丑は富の象徴とされ、ご家庭へ多くの福がもたらされるよう願いが込められています。赤い丑は魔を払う色とされ、疫病退散と健康への願いが込められています。その年の干支を家やオフィスなどいつも自分が過ごす場所に置くと一年が幸せになるといわれているので、ぜひ、インテリアの一つして取り入れてみては。販売開始初日は、1人1商品につき1点までの販売制限が設けられる。翌日以降、1人1商品につき10点まで購入可能に。スターバックス リザーブ® ロースタリー 東京のコーヒーとともに、愛くるしい人形をめでる豊かなひとときを。【店舗情報】スターバックス リザーブ® ロースタリー 東京住所:東京都目黒区青葉台2-19-23営業時間:7:00〜23:00定休日なし>>その他のスターバックスの記事はこちらから
2020年12月07日(左上から時計回りで)押尾学、山口百恵、吉澤ひとみ、山口達也、森且行、安室奈美恵、木下優樹菜、島田紳助上半期だけで多くの有名人が引退を発表した2020年。元AKB48の渡辺麻友など、まだ人気のさなかにいるアイドルが突然引退を発表する一方で、木下優樹菜のように、雲隠れ同然の去り方をする人も。週刊女性連載陣の芸能ウォッチャー宝泉薫がこれまで引退したあの人たちの去り際をプレーバック!■最も美しい芸能界引退とは芸能史上、最も美しい引退をしたのは誰か。そんなアンケートをしたらいまだに1位は山口百恵だろうか。歌手としても女優としても脂ののりきっていた21歳のとき、《愛する人が最も安らぎを感じる場所になりたかった》(自叙伝『蒼い時』より)として、結婚とともに家庭に入ることを決断。引退コンサートでは最後にマイクを置いて去るというけじめのパフォーマンスを行い、それ以降、復帰はしないというスタンスを継続している。こうして自らの引退を美しい「作品」にしたのだ。そんな彼女の成功は、一種の流行を生んだ。都はるみや森昌子も寿引退(都は事実婚)で続こうとしたし、それを夢見て泥沼にハマったのが中森明菜だ。また、統一教会の合同結婚式で「神の花嫁」となって以降、引退状態となっている桜田淳子のような人もいる。ただ、百恵以降、彼女を超える美しい引退はなかなか見当たらない。それ以前には、原節子がいるのだが、これはまた別格だ。映画の黄金時代に小津安二郎監督作品のヒロインとして活躍したこの美人女優は、小津の死とともに43歳で銀幕を去った。そのまま独身を貫き「永遠の処女」と呼ばれながら、95歳で亡くなるまで神秘的な存在であり続けたのである。そんな美しい引退と、そうでもない引退を比べると、その違いがはっきりと見えてくる。惜しまれ続けること、そしてスキャンダラスでないことが重要だ。その点、今年5月に引退した元AKB48の渡辺麻友はこの先、美しく語り継がれていく可能性がある。恋愛禁止というルールに苦しむアイドルも多いなか、ノースキャンダルを貫き、「健康上の理由で芸能活動を続けていくことが難しい」という同情するしかない事情からの決断。同じAKB系のアイドルでも、総選挙の際に結婚宣言をして、ひんしゅくを買った須藤凜々花とは対照的だ。こちらは翌年、結婚して、そこから9か月後に引退したが、ほとんど話題にならなかった。また、今年3月にはタレントのブルゾンちえみが引退。ただし、やめるのは芸人で、今後は本名の「藤原史織」として環境問題などについての発信をしていくという。一発屋枠で生き延びようとする芸人が多いなか、斬新かつ思い切りのいい選択だ。これにひきかえ、ちょっと痛かったのが俳優・高岡蒼佑の引退だ。《すべて出し尽くし、演りきりました》と語ったものの、テレビ局批判やケンカによる逮捕など、度重なるスキャンダルで追い込まれたようにも見えた。しかも、《本日(8月3日)を境に、俳優業をやる事は永遠に御座いません》とまで断言。山本裕典のように、同じくスキャンダルの蓄積で1度引退しながら復帰して、コロナ禍のクラスター問題で悪目立ちしてしまった人もいるだけに、高岡の今後も心配だ。とまあ、引退といってもさまざま。ここからはジャンル別に、その悲喜こもごもを見ていくとしよう。■アイドルや子役、引退の明暗まずは、アイドル・子役編。若くして世に出たぶん、若くして引退する人もいる。例えば、森且行のケースだ。子どものころからの夢だったオートレーサーに、22歳で転向。折りしも『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)が始まった翌月のことで、SMAPは国民的グループへと飛躍しつつあった。その後はオートレースひと筋に活動してきたが、2017年には新しい地図の3人とネットテレビでの共演が実現している。久々の共演といえば、この年、別の元ジャニーズも話題になった。’90年代後半のJr.黄金期を滝沢秀明らとともに担った小原裕貴だ。こちらの引退はタッキーよりもはるかに早い。人気実力とも申し分なく、世代的には嵐のメンバーになっていてもおかしくなかったが、正式デビューしないまま、2000年にJr.を卒業。3年後に大手広告代理店に就職した。が、かつて出演した『ぼくらの勇気未満都市』(日本テレビ系)の続編が作られるにあたって、この作品のみで復帰。二宮和也は自身のラジオで、「すごくない?一般の人がドラマに出る。現場も裕貴くんに合わせてスケジュールが組まれてる。有休、ほとんど使ったらしいよ」と、興奮していたものだ。男性アイドルではほかに、西尾拓美のようなパターンも。CHA-CHAで活躍後の’96年に引退。その翌年、西村知美と結婚し、現在は飲食店のオーナーだ。また、今年5月にはw-inds.の緒方龍一が「心身症」を理由に活動を休止した。女性アイドルでは、橋本奈々未の引退がいまどき珍しいものだった。乃木坂46に入った目的が自身と家族の経済的苦境からの脱出だったため、そのメドがついたことで卒業。引退の事情で明暗が激しく分かれているのが、ハロプロ(ハロー!プロジェクト)系である。吉澤ひとみのように不祥事(飲酒運転と轢き逃げ)で芸能界を去った人もいれば、松浦亜弥のように結婚で活動休止した人もいる。ただし、あややはこのとき、《今年の冬で12年の付き合いになりますが、私の青春には、すべて彼がいます。悲しいこと、辛いこと、嬉しいこと、楽しいこと全部です》と、デビュー数か月後から交際していたことまで明かしてしまった。彼女に青春を捧げた男性ファンには、泣きたくなった人もいたことだろう。最近は、尾形春水がモーニング娘。時代のダイエット経験をユーチューブで告白。その流れでワイドショーに取り上げられたりしている。ただ、ハロプロファンのなかには、引退した人が昔の看板を利用しているとして快く思わない人もいるようだ。その点、意外と潔かったのが、幼児教育の道に進むため、3年前に引退した、ももちこと嗣永桃子。アイドル活動をしながら、大学で教員免許も取得していたという。ところで、ももちと同じ道を今、目指しているかもしれないのが、大橋のぞみだ。ジブリ映画『崖の上のポニョ』の主題歌でブレイク。NHK紅白にも2年連続で登場した国民的子役だが、小学校卒業を機に引退してしまった。そこには、自他ともに認める恥ずかしがり屋な性格に加え、同じく子役をやっていたという祖父の《あまり長くいちゃ駄目。ボロボロになってから辞めても、普通の社会の常識とか身についてないからその後の人生が大変》(『週刊文春』)という助言が影響していたようだ。そんな彼女は9歳のとき「保育園の先生になりたい!」と語っていた。とはいえ、まだ21歳。人生はこれからだ。■理由が笑えない人も芸人・タレント編続いて、芸人・タレント編。面白さが売りといっても、引退理由が笑えるとは限らない。2011年に数々の人気番組を抱えながら、突如引退した島田紳助の場合、暴力団との交際報道がきっかけだ。ただ、それまでにも女性マネージャーへのパワハラや後輩芸人・東京03への恫喝といった騒動を起こしており、自ら潮時を察しての決断にも思えた。とはいえ、この引退で困ったのは本人よりもmisonoや野久保直樹、山田親太朗といった『クイズ!ヘキサゴンII』(フジテレビ系)に出演していたおバカ系タレントだろう。後ろ盾を失って、軒並み失速するハメに。一方、紳助はそれまでに稼いだお金で悠々自適の生活だし、復帰待望論もある。悠々自適の生活といえば、紳助が師と仰ぐ上岡龍太郎もそうだ。ただし、こちらは不祥事が原因ではなく、自らの公約を実行しただけだった。それは、芸能生活40年、2000年の春になったら隠居するというもの。以来、表舞台に姿を見せたことはない。しかし、最近『おかべろ』(フジテレビ系)でその近況が明かされた。実は兄弟漫才師のミキは上岡の甥にあたり、法事の際のあいさつをミキの母(上岡の妹)がこっそり録音したのだという。それを聞かされたミキのふたりいわく、昴生「まんまでした。パペポ(『鶴瓶上岡パペポTV』日本テレビ系)のときの」亜生「もう、すらすらすらすらーっと。読んでるみたい、何かを」立て板に水のようなよどみのないしゃべりは、78歳の今も健在のようだ。が、上岡のようなキレイな去り方は珍しい。なかには、大橋巨泉のように「セミリタイア」という言葉を使ってテレビにちょくちょく出続け、閉店セールを年中やっていると揶揄された人もいる。目立つのはやはり不祥事で引退というパターンだ。そのひとりが、山口達也。MCを務める『Rの法則』(NHK Eテレ)に出演していた未成年タレントへの強制わいせつ事件で引退した。この番組には10代後半の少年少女が多数出演しており、そこには後輩ジャニーズもいたが、これが原因で打ち切り。この件がなければ、田中樹やジェシーももっと早くブレイクしていたかもしれない。ほかにも、羽賀研二(未公開株詐欺と恐喝)やキングオブコメディの高橋健一(女子高生の制服の窃盗など)が不祥事で消えた。また、今年7月には、ユッキーナこと木下優樹菜が引退。原因は昨年、姉が勤務していたタピオカ店の店長を恫喝したことと不倫報道だ。謹慎を経て、活動再開を発表した5日後に決断という迷走ぶりも不可解だった。3年前には、江角マキコが不倫報道に対応するなかで引退。彼女は今年も、別の不倫で騒がれている。しかし、不祥事はそれ以前にもあった。長嶋一茂との「落書き」トラブルだ。これは2012年、長嶋家の壁に「バカ息子」という落書きがされたことについて、2年後、江角のマネージャーが自分の仕業だと告白したというもの。これが打撃となり、引退時には仕事は激減していた。皮肉なのは、長嶋が売れ続けているため、この落書き騒動がよくネタになり、これで引退したかのようなイメージが存在することだ。もっとも「不倫で引退」と「バカ息子」で引退、どちらが江角にとって好印象かは不明だが!?■ドラマチックな引き際?役者編では、役者の引退はどうか。国民的ヒロインとまで呼ばれる「朝ドラ女優」にも意外とあっさりやめた人がいる。例えば『梅ちゃん先生』の堀北真希。これはまぁ、寿引退という、最近では珍しい百恵パターンだが、謎めいていたのが『おんなは度胸』の桜井幸子だ。それ以降も『高校教師』(TBS系)など野島ドラマの常連として活躍したあと、結婚、離婚を経て、2009年にこんなコメントを発表した。《十数回海外の仕事を頂き、また、数回の海外留学の経験をさせて頂きました。これらの経験が契機となり、数年間考えた末に今回の決断に到りました》今後は《より一層社会的見聞を広め、社会に貢献できる個人を目指していく》という。その2年前には朝ドラ『オードリー』の岡本綾が引退。事務所によれば、本人から、「女優として内から引き出すものがなくなり、表現者としての限界を感じている。1度、自分自身を見つめ直す時間がほしい」という申し出があったという。ただ、スキャンダルとの関連も取りざたされた。これは前年、中村獅童が飲酒運転で検挙された際、元・交際相手の岡本が同乗していたというもの。獅童はその約1年前に竹内結子とできちゃった結婚しており、メディアは三角関係か、という見方もした。ちなみに、竹内は岡本の2作前の朝ドラ『あすか』のヒロインでもある。女優ではほかに、宝生舞が10年前に引退。《これからの人生、『宝生舞』としてではなく、 また『役』としてでもなく自分自身をしっかりと確立させるため、この度の決断に至りました》というのが理由だった。桜井や岡本にも通じる「自分探し」引退である。一方、男性の役者では不祥事、それも犯罪絡みの引退が目立つ。加勢大周は覚せい剤取締法で逮捕されたことから、成宮寛貴は薬物疑惑を報じられたことから、芸能界を去った。成宮はゲイ疑惑が報じられたことにもショックを受けたようで、《この仕事をする上で人には絶対知られたくないセクシャリティな部分もクローズアップされてしまい、このまま間違った情報が拡がり続ける事に言葉では言い表せないような不安と恐怖と絶望感に押しつぶされそうです》と、表明。現在は自らデザインした商品のプロデュースなどを行っている。また、11年前に合成麻薬を一緒に服用したホステスが死亡した事件で引退した押尾学は、今年、再注目された。コロナ禍による再放送ブームで『やまとなでしこ』(フジテレビ系)が放送され、彼の出演シーンも映ったのだ。ただ、本人は芸能界復帰をあきらめ、定職についているらしい。■名曲を残していった歌手編最後は、歌手編。おバカタレントとして再ブレイクしたために、演歌歌手としてのアイデンティティーが揺らぎ、引退したのが香田晋だ。「精神科にも通っていましたから。バラエティー番組では明るく振る舞っていたけど、僕の心の中はズタズタで」(『週刊女性』)その後、飲食店経営を経て、現在は僧侶になっている。また、バンドなど音楽グループの場合、解散によって全員もしくは一部メンバーが引退することになりがちだ。女の子バンド・ZONEは2005年に解散。その後、再結成されたこともあったが、活動中なのはMAIKO(現・MAI)のみである。今年6月、妊娠したことがニュースになった。そして、ここ数年、最もインパクトのある引退をしたのが安室奈美恵だろう。2017年9月、40歳の誕生日に1年後の引退を発表。『NHK紅白』での歌唱で瞬間最高視聴率を記録するなど数々の伝説を作り、芸能生活の有終の美を飾った。が、彼女の心に引退の2文字がよぎったのはこのときが初めてではない。1999年に実母が義弟(母の再婚相手の弟)にあたる男性に殺害された際《もう歌うことも『安室奈美恵』でいることもやめたいと思った》と振り返っている。彼女は一時期、母の命日や息子の名前をタトゥーにしていた。無残なかたちで死別した母と、シングルマザーとして育てる息子のことは何より大事なのだろう、それが2年前の引退にも影響を与えたのではないか。というのも、彼女の決断は、もうひとりの伝説的歌姫の引退を思い出させるからだ。その歌姫とはちあきなおみ。『喝采』で日本レコード大賞にも輝いた名歌手だが、1992年、夫が病死したことを機に、芸能活動を停止し、表舞台にもいっさい登場しなくなった。ちなみに『喝采』は恋人を亡くした歌手の哀しみを描いた曲。ちあき自身にもその時点で似た経験があり、歌うことに抵抗を示したという。そこに、最愛の夫の死まで加わったことで、彼女は人生を切り売りするような歌手という仕事に、耐えられなくなったのかもしれない。安室の場合も、母が殺された12日後に生の歌番組に出演。そんな歌手としての生き方に疲れ、本当の幸せについて自問自答を繰り返してきたのではないか。その結果、たどりついたのが40歳を区切りに公人としての歌手をやめ、私人として生きるという選択だったとも考えられる。そんな安室やちあきの引退は、哀しくも美しい。冒頭で、美しい引退の条件に「惜しまれ続けること」と「スキャンダラスでないこと」を挙げたが、もうひとつ加えてもよさそうだ。それは、「本当の幸せのための決断であること」である。PROFILE●宝泉 薫(ほうせん・かおる)●作家・芸能評論家。テレビ、映画、ダイエットなどをテーマに執筆。近著に『平成の死』(ベストセラーズ)、『平成「一発屋」見聞録』(言視舎)、『あのアイドルがなぜヌードに』(文藝春秋)などがある。
2020年08月28日