日本が生んだ稀代の映画俳優、高倉健の知られざる姿を、マーティン・スコセッシ監督やマイケル・ダグラスら、国内外20名以上の証言で綴る長編ドキュメンタリー映画『健さん』。このほど、その大スターの魂にふれ、力強さと温かみを感じさせる予告編が解禁となった。2014年11月10日、日本映画のひとつの時代が幕を下ろした。“最後の映画スター”高倉健が逝った。1960年代に任侠映画のブームを牽引し、映画館に詰めかけた観客を熱狂させ、主題歌を合唱させ、時には男泣きさせた俳優。スクリーンから発せられる圧倒的な存在感にふれた観客は親しみと敬意を込めて、こう呼びかけた――「健さん!」。しかし、我々は“健さん”を本当に知っているのだろうか?生前に限られたインタビューしか受けなかったこの不世出のスターの素顔は、わずかな情報の中でしか明らかにされていない。彼は何を考え、どう行動し、何を成し遂げてきたのか?本作は、そんな疑問への答えを提示した、高倉健初のドキュメンタリー映画。 ニューヨークを拠点とし、写真家としても活躍する日比遊一が手がけ、その輝かしいキャリアはもちろん、今日もなお活躍し続ける国内外のクリエイター陣の証言から、高倉健の魂とともに、古き良き日本映画の歴史をも辿っていく。解禁された予告編では、在りし日の健さんにゆかりのある、国内外の映画人、関係者が多数登場し、知られざるスターの姿を浮かび上がらせる。ジョン・ウー監督が、『ミッション:インポッシブル2』でトム・クルーズを撮影する際に健さんのスタイルを意識したことを明かせば、『ブラック・レイン』で共演したマイケル・ダグラスも健さんから多くを学んだと語り、マーティン・スコセッシ監督は、「高倉健は本物のアーティストであった」と評する。さらに、国内からは降旗康男監督や山田洋次監督など巨匠監督たちも登場するほか、高倉健の実妹、森敏子氏が母親のエピソードを語るなど、大変貴重な映像が使われている。「漫然と生きる男ではなく、一生懸命な男を演じたい」「どんなに大声を出しても、伝わらないものは伝わらない。むしろ言葉が少ないから伝わるものもある」――。そんな健さんの人生哲学が貴重な証言で綴られ、知られざるスターの姿が浮き彫りとなる予告編を、こちらから確かめてみて。『健さん』は8月20日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月24日この度、故・高倉健の長編ドキュメンタリー映画『健さん』のポスタービジュアルが完成。そして、本作が上海国際映画祭「2016上海・日本映画週間」に出品されることが決定した。2014年11月10日、日本映画のひとつの時代が幕を下ろした。“最後の映画スター”高倉健、逝く――。1960年代のプログラム・ピクチャー全盛期に任侠映画のブームを牽引し、映画館に詰めかけた観客を熱狂させ、主題歌を合唱させ、時には男泣きさせた。スクリーンから発せられる圧倒的な存在感にふれた観客は親しみと敬意を込めて、こう呼びかけた、「健さん!」。しかし我々は“健さん”を本当に知っているのだろうか? 生前に限られたインタビューしか受けなかったこの不世出のスターの素顔は、わずかな情報の中でしか明らかにされていない。彼は何を考え、どう行動し、何を成し遂げてきたのか?監督はニューヨークを拠点とし、写真家としても活躍する日比遊一。そして『ブラック・レイン』で高倉さんと共演したマイケル・ダグラスが当時の思い出や撮影秘話を初披露し、またジョン・ウーら海外の名優、名匠が出演している。映画、そして日本の美学を紐解き、日本映画の黄金期を彩り、今日もなお活躍し続けるクリエイター陣の証言からは、高倉さんの輝かしいキャリアとともに、古き良き日本映画の歴史をも辿っていく。そしてこの度、ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞受賞の『グッドフェローズ』や、『カジノ』、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』などを手掛けるハリウッドの名匠マーティン・スコセッシ監督も出演することが決定。マーティン監督は、劇中で長年連絡を取り合いながらも、共に仕事をすることがかなわなかった無念や、高倉さんとの出会いなどの思い出を語り、偲ぶ姿が映し出されるようだ。このほど解禁されたのは、マイケル、ヤン・デ・ボン、山田洋次など、上段には在りし日の高倉さんゆかりの映画人、関係者の名前が綴られ、下段には過去に数々の高倉さんの肖像を世に発表し、話題を呼んだ福山小夜の絵が使用されているポスタービジュアル。そして本作のタイトル“健さん”という文字を書いたのは、日本を代表する書家であり、「旭日小綬章」を受章した中野北溟、デザインは長友啓典が手掛けた。高倉さんの力強さと温かみを感じさせると同時に、彼を偲び本作に出演する面々から、未だに高倉さんが我々の心の中で生き続け、胸を熱くさせていることに圧倒させられるビジュアルとなっている。なお本作は、「第19回上海国際映画祭」の正式イベントである「2016上海・日本映画週間」にて、本作の出品が決定。本作のほかにも、オープニング作品として『人生の約束』をはじめ、『暗殺教室』『HERO』『呪怨-ザファイナル‐』『図書館戦争 THE LAST MISSION』『ギャラクシー街道』『縁 The Bride of Izumo』と、魅力溢れる8作品が勢揃い。また、熊本で発生した地震の復興を願い、今回は熊本県をロケ地とした行定勲監督の『うくつしいひと』が特別上映される。そして、上海国際映画祭レッドカーペッド、日本映画週間オープニングセレモニーなどに当日、日比監督の参加も予定されている。『健さん』は8月20日(土)より公開にて公開。(cinemacafe.net)
2016年06月03日シンガーソングライター上北健が4月16日に東京・日本橋三井ホールにてワンマンライブ「上北健 HALL LIVE IN TOKYO "僕と君が、前を向くための歌"」を開催。2015年12月末のツアー以来、4か月ぶりのワンマンコンサートに約700人のファンが会場に駆けつけた。【チケット情報はこちら】同公演のチケットは即日ソールドアウト、満員の熱気の中ライブはスタート。昨年リリースしたアルバム『SCOOP』の収録曲を中心に新曲も披露、MCで熊本へのエールも送りながら、映像演出も交えて全16曲を熱唱した。アンコールで登場した上北より、夏にミニアルバムのリリースと、全国ツアーを行うことが発表されると観客から大歓声が起こった。ツアーは「上北健 1st mini-album “TIDE” Release TOUR 2016」と題し、8月27日(土)大阪・梅田AKASOを皮切りに、初の仙台公演を含めた4都市の全国ワンマンツアーとなる。チケットの一般発売は7月16日(土)午前10時より。なお、一般発売に先駆けて、オフィシャルHP先行を実施中。受付は5月1日(日)午後10時まで。取材・文:西山英治■上北健 HALL LIVE IN TOKYO "僕と君が、前を向くための歌”4月16日 日本橋三井ホールセットリスト1 ミスト2 クロス・ストリート3 泣いていたから4 Phototaxis5 本音の手紙6 アイニイキル※acoustic ver7 ゆらぎ8 上昇9 false color10 緑閃光11 DIARY12 ブルータウン13 空が繋いだ14 COMPASS15 フラワーパズル<アンコール>16 心根~心音※弾き語りver■上北健 1st mini-album “TIDE” Release TOUR 20168月27日(土)umeda AKASO(大阪府)9月4日(日)LIVE HOUSE enn 2nd(宮城県)9月10日(土)ボトムライン(愛知県)9月17日(土)草月ホール(東京都)
2016年04月22日2014年に亡くなった高倉健さんの俳優としての在り方に焦点を当てたドキュメンタリー映画『健さん』の製作が決定したことが11日、明らかになった。2016年春の完成を予定している本作には、『ウォール街』(88年)でアカデミー賞主演男優賞を受賞、製作を担当した『カッコーの巣の上で』(76年)ではアカデミー賞作品賞を含む主要5部門を受賞するなど、俳優業だけでなくプロデューサーとしても多くの実績を残すマイケル・ダグラスが登場。『ブラック・レイン』(89年)で高倉さんと共演した当時の思い出や撮影秘話を初めて明かす。また、高倉さん主演『君よ憤怒の河を渉れ』(76年)の西村寿行氏による同名原作の再映画化作『追捕 MANHUNT』でメガホンを取ることが発表されたジョン・ウーも出演を快諾。かねてより大ファンと公言していた高倉さんへの思いを語っている。このほか、当時『ブラック・レイン』の撮影監督を務め、キアヌ・リーヴス主演『スピード』シリーズやアンジェリーナ・ジョリー主演『トゥームレーダー2』でメガホンを取ったヤン・デ・ボン、高倉さんが出演した『ザ・ヤクザ』(74)やロバート・デ・ニーロ主演『タクシードライバー』(76年)の脚本を手がけてきたポール・シュレイダーら、世界の名優・監督陣のインタビューを通じ、新たな「高倉健像」を浮き彫りにしていく。さらに、高倉さんの40年来の付き人である西村泰治氏が、プライベートのエピソードも紹介。中でも、西村氏の息子の結婚式に高倉さんが内緒で出席し、祝辞を述べる場面は、高倉さんの人としての優しさが垣間見え、本作の見どころの一つとなっている。監督は、ニューヨークを拠点に活動しており、写真家としての作品が世界の著名なコレクションに収蔵されている日比遊一。高倉さんが遺した言葉や作品を通して、国際的な視点から、映画や日本人の美学をひもといていく。「高倉健さんという一人の人間の在り方は、どんなに時代が変わっても日本人として忘れてはならない矜持そのもの」と話す日比監督。「健さんファンに見ていただきたいのはもちろん、『健さん』を知らない若い世代の人たちにとっても『映画俳優、高倉健』との忘れられない出会いになることを、心から願っております」と希望を口にした。
2016年04月12日2014年11月に亡くなった映画俳優・高倉健に迫る長編ドキュメンタリー映画『健さん』の製作が発表になった。写真家・映画監督の日比遊一がメガホンを執り、マイケル・ダグラスやジョン・ウーらのインタビューを通し、日本が生んだ稀代の映画俳優の知られざる姿を浮き彫りにする。その他の写真『健さん』は、外国映画にも積極的に出演し続けた高倉健の俳優としての在り方に焦点を当てた記録映画で、ダグラスは『ブラック・レイン』で共演した当時の思い出や撮影秘話を初めて明かし、大の高倉健ファンを公言し、『君よ憤怒の河を渉れ』の西村寿行による同名原作を再映画化する『追捕 MANHUNT』(香港=中国合作・邦題未定)を監督するジョン・ウーは、健さんへの思いを存分に語っているという。そのほか、『ブラック・レイン』の撮影監督を務めたヤン・デ・ボンや、高倉健が出演したハリウッド映画『ザ・ヤクザ』で脚本を担当したポール・シュレイダー、そして40年来の付き人である西村泰治氏が、高倉健の貴重なプライベートのエピソードの数々を紹介する。日比監督は「高倉健さんという一人の人間の在り方は、どんなに時代が変わっても日本人として忘れてはならない矜持そのものだと思います。健さんファンに観ていただきたいのはもちろん、“健さん”を知らない若い世代の人たちにとっても“映画俳優、高倉健”との忘れられない出会いになることを、心から願っております」とコメントを寄せており、インターナショナルな視点から、映画の美学、日本人の美学、ひいてはアジアの美学を紐解いていくドキュメンタリー映画になるという。『健さん』2016年全国公開
2016年04月12日日本を代表する映画俳優・高倉健が逝去して、早くも1年が経った。この度、高倉さんの知られざる姿を描く、高倉健長編ドキュメンタリー映画『健さん』の製作が決定。現在快調に製作が進んでおり、今年春の完成を予定していることが明らかになった。『鉄道員(ぽっぽや)』<a href="">『あなたへ』</a>など邦画史上に残るヒット作に出演し、享年83歳でこの世を去った高倉さん。 いまもなお映画の追悼上映や、旧交を深めた人々による回想が絶えることなく続き、改めて高倉さんが遺したものの偉大さは計り知れない。ニューヨークを拠点とし写真家としての作品は世界各国の著名なコレクションにも収蔵されている日比遊一が監督を務める本作では、高倉さんが遺した言葉や作品を通して、インターナショナルな視点から、映画の美学、日本人の美学、ひいては、アジアの美学を紐解いていくという。日本映画のみならず、外国映画にも積極的に出演し続けた高倉さんの俳優としての在り方に焦点を当てる本作には、『ウォール街』でアカデミー賞主演男優賞を受賞、『カッコーの巣の上で』ではアカデミー賞作品賞を含む主要5部門を受賞し、プロデューサーとしても多くの実績を残すハリウッドの名優マイケル・ダグラスも出演。『ブラック・レイン』で高倉さんと共演した当時の思い出や撮影秘話を、初めて明かすという。さらに、高倉さんが主演した『君よ憤怒の河を渉れ』の西村寿行による同名原作の再映画化である『追捕 MANHUNT』(香港 =中国合作・邦題未定)を監督することが発表された世界的名匠・ジョン・ウーは、かねてより大の高倉健ファンを公言しており、本作への出演も快諾。その思いを存分に語っている。そのほかにも、『ブラック・レイン』の撮影監督を務めたヤン・デ・ボンや、『ザ・ヤクザ』で脚本を担当し、数々の作品の監督でも知られるポール・シュレイダーなど、高倉さんを知る世界の名優・監督陣のインタビューを通じ、新たな「高倉健像」を浮き彫りにする。さらに本作では、40年来の付き人である西村泰治氏が、高倉さんの貴重なプライベートのエピソードの数々を紹介。中でも、西村氏の息子の結婚式に高倉さんが内緒で出席し、祝辞を述べる場面は、高倉さんの人としての優しさが垣間見える本作の見どころのひとつとなるようだ。この度の製作決定にあたり、日比監督は「高倉健さんという一人の人間の在り方は、どんなに時代が変わっても日本人として忘れてはならない矜持そのものだと思います。健さんファンに観ていただきたいのはもちろん、『健さん』を知らない若い世代の人たちにとっても『映画俳優、高倉健』と忘れられない出会いになること、心から願っております」とコメントを寄せた。世界の名優&名匠によって初めて明かされる “健さん”の知られざる姿。 いまもなお多くの人の心に残る高倉さんの偉大さを、本作を通して改めて感じることができそうだ。『健さん』は2016年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:あなたへ 2012年8月25日より全国東宝系にて公開(C) 2012「あなたへ」製作委員会
2016年04月12日「肉が食べたい! 」と思ったら、それだけで頭の中がいっぱいになってしまい、メールの文面に気がついたら「お世話肉なります」とか書いちゃう経験って肉好きならありますよね。……ありますよね! だけど、そこで気になるのはカロリー。肉とカロリー。この切っても切り離せない問題に最終解答を与えるメニューが東京・水天宮の「よね家」にあった。茅場町などのビジネス街にもほど近いけど、古い町並みを残す水天宮。そんな街を走る半蔵門線の水天宮前駅から歩いて5分程度のところにあるのが「よね家」。この店の名物ランチこそが、肉とカロリー問題に最終解答を与えてくれる「鳥わさ丼」だ。鳥わさというと、あっさりとしながらもピリッとした風味がたまらない。焼き鳥店などにあると、酒飲みなら歓喜の余りに小躍りしちゃうメニュー。それを丼スタイルで提供するようになったのは「10年ほど前から」と教えてくれたのは店員の米山さんだ。「もともと、大将が居酒屋である当店のランチメニューを考えた際にできあがったメニューなんですよ。ランチは限定50食の鳥わさ丼のみですが、ランチが開始されて以来、皆様にご好評いただいています」。それではと早速、「鳥わさ丼 並」(920円)をオーダーすると、丁寧に盛り付けられた美しき肉の山がやってきた。○「コリコリ & ツーン」に箸が止まらない切り込みの入った鶏肉がごはんの上に山のように盛り付けられ、さらにその上に菊の花、赤シソの芽、シソの千切りがのり、何より眩い輝きを放つワサビもこんもり。丼から、鶏肉をつまみあげると切れ込みからプルプルとしたレアな部分が覗く。鶏肉の下には海苔とゴマがたっぷりとまぶされたごはん。見るからにウマそうな気配である。鶏肉を口に入れると、ワサビの辛味と香りがツーンと鼻と口を突き抜けていく。鶏肉の食感は、火が通っている部分とレアな部分とで異なり、レアな鶏肉のコリコリ感がたまらない。また、鶏肉なのであっさりはしているが、素材本来の滋味をしっかりと堪能できる。醤油ダレの染みたごはんも合わせてかきこむと、渾然とした旨味が襲い掛かってくる。ワサビ自体も本ワサビを混ぜて使っているとのことで、辛味の中に甘味が感じられて、箸が止まらなくなること間違いなし!「鶏肉はレアな部分もあるので、鶏専門の肉問屋さんにその日の中で一番新鮮なものを選んでいただいたムネ肉。問屋さんで皮や脂を極力取り除いていただいたあとに、さらに仕込みの段階できれいに処理をしています。それを湯煎し、氷水につけて水分を入れて、切り込みを入れて……と仕込みには3時間くらいかけているんですよ。そのため、ランチ開始の11時45分から限定50食としています」。限定50食、納得です! こんなに肉がおいしくて、しかもヘルシーという奇跡を起こしているんですから!「そう言っていただけるとありがたい限りです。女性の方はもちろん、高齢の方にも『肉なのに軽く食べられる』と喜んでいただいていますね。あとはスポーツマンの方などにも筋力トレーニング後の食事にぴったりだと言っていただいたことがあります」。罪悪感なく肉がたっぷり堪能できるこの「鳥わさ丼」、すべての人にオススメだ!!※価格はすべて税込(文・A4studio牛嶋健)
2015年09月29日「最近、本当に疲れやすくなった……」とお悩みのあなた。そんなスタミナ不足をフォローするために日夜、栄養剤を胃に流し込んでやいませんか。否! 断じて、否!! 人間は食って、元気になるのが基本である。そこで大量の肉と野菜を食って元気になれると人気の「スタミナじゅうじゅう焼き」を紹介しよう。もちろん大盛りだ!○東中野の名店からのれん分けして27年都内一長い商店街という戸越銀座。そこから程近い地下鉄都営浅草線の戸越駅から徒歩30秒程度にある創業26年の「千徳」。第二京浜道路沿いに位置し、車で通った際に行列を見たこともあるという方もきっと多いに違いない。「千徳」は18時から深夜2時までの営業。そのため、「基本的には仕事帰りの方や地元の常連さんがいらっしゃることが多いですね」と話してくれたのは店長の千徳秀一さん。なんでもこの店、来店客は「男性が8割で、女性はカップルか家族連れがほとんど」だそうだ。そんな仕事終わりの疲れきった男性たちがこぞって注文するというのが「スタミナじゅうじゅう焼き」というメニュー。「ウチのお客さんは大体、これですね。一応中華料理屋なのでラーメンとかもあるんですけど、1日に5杯出るか出ないか(笑)」。そんな千徳店長に「スタミナじゅうじゅう焼き」の由来を聞いてみると、「先代の店長である父が、東中野の『大盛軒』という店で働いていて。そこの名物が『鉄板麺』というメニューなんですけど、父が独立した際に『スタミナじゅうじゅう焼き』と名づけ直したんです。スタミナっていっても生卵が入っているだけ。父が子供のころってやっぱ生卵が貴重だったらしく、食べたら精がつくって信じられていたんですよ。昭和っぽいですよね(笑)」。いや、分かる。れっきとした昭和生まれ、昭和育ちの記者からしてみたら、それだけでもうスタミナ! では早速、半ラーメンとライスがセットになっている「スタミナじゅうじゅう焼きセット」(940円)と、あわせて人気という「ジャンボ餃子」(300円)をオーダー。○カメラのレンズが曇るほどの猛烈な蒸気準備してもらっている間にカウンターで目に付いたのがドデカいタバスコの瓶。中華料理屋にタバスコとはかなり珍しい……。「そのタバスコは『スタミナじゅうじゅう焼き』に掛けるとまた風味が変わっておいしいんですよ。緑の瓶はハラペーニョ。赤より酸味とハーブのような風味があるので、さっぱりと食べたいときにオススメです」。千徳店長のアドバイスをいただいている間にも、コンロにのせられた鉄板が煙を上げるほど熱せられて、山盛りのキャベツと蒸し焼きの豚肉がどっさり。さらにニラ、ニンジン、そして生卵が割り入れられる。そこに千徳店長曰く「秘伝のタレ」を回しかけると……、「じゅううううううぅっ!!! 」とすさまじい勢いで蒸気が上がる。メニュー名にも納得していると、目の前にセットが到着。写真を撮ろうにもカメラのレンズが曇りまくる……。○ヘビーと思いきや、あっさり!?「熱いうちに生卵を割ってかき混ぜてくださいね。また、タバスコも熱いうちにかけるのが……」。了解です! 箸で生卵をつつき割り、タバスコをガンガンふりかけると目がっ、目がぁぁぁっ!!!「オススメなんですけど、タバスコの蒸気も出るので至近距離で浴びないように気をつけてください」。……了解です(先走り過ぎました)。ともあれ、熱々のじゅうじゅう焼きを口に運ぶと、香ばしさもあるキャベツの甘みと豚肉の旨み、さらにちょっと酸味のきいたタレが渾然となって、めちゃウマ。ふりかけたタバスコの辛味も鉄板で熱せられたせいかキツくなく、酸味のあるタレと生玉子のまろやかさとの相乗効果で、どんどん食欲を増進させる。メニュー名にスタミナと銘打たれているから、かなりヘビーなものを想像していたが予想外にあっさりとした後味だ。セットについてきた半ラーメンは、平打ちのちぢれ麺。半ラーメンのはずなのに麺量が90gと多いのも嬉しいが、歯ごたえも程よく、これまたあっさりとしたスープとも相性抜群。「ちなみに、ライスも麺も『スタミナじゅうじゅう焼き』も3倍の量がある『メガ盛りスタミナセット』(1,500円というものもあるんですけど、正直オススメできないんですよ。以前社会人ラグビーの選手の方が頼まれたのですが、そんな方ですら残されちゃうほどの量があるので(笑)」。確かに、この3倍の量は難しいかも……と思いながらも、普通量バージョンに関しては双方ともにスルスルと入っていき、完食! 残されたのは確かな満腹感のみ!!「実際、『スタミナじゅうじゅう焼き』はキャベツの量がかなり多く、豚肉も一度、蒸し焼きにしているので脂が抜けているので意外とヘルシーなんですよ。見た目以上にぺろりと食べられると、お客様には良く言っていただきますね」。量もかなり食べられて、ヘルシーかつスタミナもバッチリつけられる「千徳」の「スタミナじゅうじゅう焼き」。最近、疲れ気味な方は仕事帰りに立ち寄って、明日への活力を取り込むべし!※価格はすべて税込(文・A4studio牛嶋健)
2015年06月25日佐藤健と神木隆之介を主演に迎え、「デスノート」の大場つぐみ×小畑健コンビの傑作漫画を実写化する映画『バクマン。』。このたび、2015年10月に公開を迎える本作のティザービジュアルが解禁となった。高い絵の才能を持つ、真城最高(サイコー)。巧みな物語を書く、高木秋人(シュージン)。クラスメイトの亜豆美保(アズキ)への恋心をきっかけに、二人はコンビを組み、週刊少年ジャンプの頂きを目指す。編集者・服部に見いだされた最高と秋人。次々と生み出されていく漫画。だがそこに立ちはだかるジャンプ編集部。新進気鋭のライバルたち。そして突如現れ、遥か先を走り始めた若き天才漫画家・新妻エイジ。果たして二人はジャンプの頂点に立つことができるのか――。『モテキ』で日本映画の新たな地平を切り開いた鬼才・大根仁監督がメガホンを握り、週刊少年ジャンプ連載を目指す高校生漫画家(作画担当)・真城最高を佐藤さん、真城とコンビを組む(ストーリー担当)同級生・高木秋人を神木さんが演じる本作。佐藤さん扮する最高が恋心を抱くヒロイン・亜豆役を小松菜奈、最高&秋人と「ジャンプ」連載をめぐり白熱の戦いを繰り広げる最強ライバル、新世代の天才マンガ家・新妻エイジ役に染谷将太が参戦。そのほか最高&秋人コンビの仲間でありライバルとなる漫画家役として、長髪にニット帽がトレードマークの漫画家・福田真太役に桐谷健太、異色系漫画家・平丸一也役に新井浩文、遅咲き漫画家・中井巧朗役に皆川猿時。さらに、最高&秋人の才能を見抜き、2人を支えるジャンプ編集部・服部哲を山田孝之、そんな2人を陰で見守るジャンプ編集部編集長・佐々木役をリリー・フランキー、主人公・最高の叔父で漫画家の川口たろうを宮藤官九郎ら豪華キャストが集結している。メインキャスト陣が発表され、少しずつ全貌が明らかになってきた本作だが、このたび解禁となったのはファン待望のティザービジュアル!主演の2人にフューチャーし、「描く。」、「ジャンプの頂点へ。」と力強いコピーが印象的なビジュアルとなっている。2人が手に持っているイラストはなんと、原作者である小畑氏が今回のために特別に描き下ろしたものだそう。実力派俳優陣が脇を固め、ますます盛り上がりを見せる本作。いったいどのような作品に仕上がるのか?期待は高まるばかりだ。『バクマン。』は10月3日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月13日人気テノール歌手・錦織健がプロデュースし、自らも出演する「錦織健プロデュース・オペラ」の第6弾として、モーツァルト《後宮からの逃走》が、2~3月に全国7都市で上演される(全8公演)。「錦織健プロデュース・オペラ」は、ビギナーも気楽に楽しめるエンタテインメントとしてのオペラ上演を理想に掲げて2002年にスタートした、彼曰く「旅まわりの一座」。抵抗なくオペラに入るためには笑いが一番と、毎回喜劇を題材にした作品を採り上げている。何事も同じだと思うけれど、初体験にはなるべく上質なものを勧めたい。「オペラは初めて」という観客も重視しているからこそ上演クオリティにはこだわっている。日本のトップクラスの歌手たちに「座長」の錦織自身が声をかけて集めるキャストはいつも豪華な顔ぶれ。加えて、稽古の質の高さと内容の濃さは、オペラ歌手たちの間でも評判になっているほどだという。若い頃からテレビのバラエティ番組でロックやポップスを熱唱したりと、オペラを囲む垣根を取り払って広い層のファンを獲得してきた錦織ならではの経験と熱意と本気が結実したプロジェクトと言ってよいだろう。《後宮からの逃走》は「ジングシュピール」と呼ばれ、歌と歌をつなぐたくさんのセリフによって物語が進行してゆくタイプの作品。今回は歌の部分は原語のドイツ語だが(日本語字幕つき)、セリフは日本語で上演するからわかりやすい。わりに単純な物語なので、特別な予習なしでも理解できるはずだ。筋さえわかってしまえばあとは歌芝居。モーツァルトの軽快で美しい音楽と声の魅力を、耳が感じるままに楽しもう。実は歌い手にとってはかなり技巧的で難しい曲も多いのだけれど、観る側としてはそれも大きな楽しみのひとつだ。オペラの筋は、公演タイトルに添えられた錦織発案の「ハーレムから助け出せ!」というキャッチコピーのとおり、スペイン貴族の青年ベルモンテが、誘拐された恋人コンスタンツェを奪還すべく、トルコの後宮(ハーレム)に単身乗り込むという、恋と冒険の物語。最後には大どんでん返しのハッピーエンドが待っている!文:宮本明
2015年02月05日バドミントン・潮田玲子&Jリーガー増嶋竜也のアスリート愛7日、写真週刊誌フライデーが8日発売の紙面でバドミントンのロンドン五輪女子代表、潮田玲子(28)J1の増嶋竜也(27)のお泊まり愛を明らかにした。「フライデー」によると、潮田の自宅で2日間の“お泊まり愛”や、潮田の愛犬の“お散歩デート”を報じているという。お笑いの「たむけん」がTELで確認8日、朝日TV「おはよう朝日です」に出演しているたむらけんじが、この日の朝、親しくしている増嶋に直接TELを入れて確認したところ、二人の交際を認めていたとコメント。今年に入って交際スタートしたという二人の事務所は、本人に任せてあるとして交際を否定をしていないことから、美男美女のアスリートカップルが誕生したと考えられる。増嶋竜也2011年より柏レイソル所属でディフェンダーといして活躍。千葉県出身、市立船橋高校卒業。その甘いマスクから女性ファンが多いという。元の記事を読む
2012年06月11日