写真家・嶋本丈士の写真展「Still Dreaming moments of leica X vario」が東京・中目黒のレストラン「マルコヴィッチ(Malkovich)」にて1月15日から開催される。この個展では、嶋本がライカ(Leica)のカメラ「ライカXバリオ(Leica X vario)」を使用してポーランド、フランス、チェコを巡って撮影したものが展示される。嶋本はコンセプト「夢が覚めないような感覚。旅先の何気ない一瞬も写真に納めることでその写真を見れば夢に中に戻れる」のもと、白黒のカットを撮り下ろした。なお今展はポスター印刷で、気軽に購入できるようにする。A1サイズ、8,000円前後を予定。初日19時からはレセプションを開催(入場無料)。先着100名にはA2ポスターがプレゼントされる。嶋本は1983年千葉県出身。2007年米・アカデミー・オブ・アート大学の写真科卒業。09年には『スタジオボイス』別冊『日本の100人の写真家』に選ばれる。14年には麹町の取り壊しビルで行われたアートイベント「#BCTION」を主宰した。【イベント情報】Still Dreaming moments of leica X vario会場:マルコヴィッチ住所:東京都目黒区上目黒1-26-1アネックス3階会期:1月15日から常設時間:11:30から15:00、18:00から24:00(土・日曜日、祝日は17時から)
2015年01月13日取り壊しが予定されているビル1棟を美術館として再利用したアートプロジェクト「ビクション(BCTION)」が、9月1日から15日まで、東京・麹町で行われる。主宰は美術家の大山康太郎と写真家の嶋本丈士。都心のデッドスペースである取り壊し予定のビルをアート空間として再利用することで、アーティストが社会に関与出来る機会を広げると共に、表現の場を増やし、更にはマーケティング拡大を目指すことを目的としている。東京・麹町にある某オフィスビル全9フロアを会場に、50組以上の様々なジャンルの若手気鋭アーティストと賛同者達がDIY精神の元、壁や床など建物全体を使って作品を発表。DRAGON76、FRANKIE CIHI、RYUICHI OGINO、SHOGO IWAKIRI、SD duet with NUKEME、MICHINORI MARU、KLEPTOMANIAC 、苦虫ツヨシらが参加する。なお、同プロジェクトは完全予約制となっており、現在公式サイトにリンクされている予約登録サイトから受付中。申し込みをすると、予約完了と共に会場などについての詳細情報が入手出来る。8月31日にはオープニングレセプションが開かれ、プロジェクトの全貌が明かされる。大山康太郎は、京都市立芸術大学を卒業後、ライブペイントパフォーマンス、壁画制作を軸にインスタレーション、キャンバス作品等を発表し活動している。ネイティブジャパニーズ・アイヌとネイティブアメリカン・ハイダから強く影響を受けており紋様、古代の寺院から引用した極彩色パターンなどの要素を組み込んだ作品が特徴。嶋本丈士は、米・アカデミー・オブ・アート大学の写真科を卒業。在米中にアメリカで数々の写真展を開催、企画する。2008年帰国後、新宿のギャラリー「The Artcomplex Center of Tokyo」で大規模な写真展を開催。その翌年には『STUDIO VOICE』の別冊として発行された『日本の100人の写真家』にも選ばれた過去を持つ。近年ではラフォーレ原宿やBLUE NOTE TOKYOでの写真展示を行ったりと精力的に活動をしている。【イベント情報】「BCTION」会場:某オフィスビル住所:東京都千代区麹町某所期間:9月1日から9月15日時間:12:00から20:00入場無料
2014年08月27日