4月4日、ホリエモンこと実業家の堀江貴文氏(51)がXを更新。失言続きの静岡県知事・川勝平太氏(75)について私見を述べた。川勝知事は4月1日、県庁の新規採用職員向けの訓示で「県庁はシンクタンクだ。毎日毎日、野菜を売ったり、牛の世話をしたり、モノを作ったりとかと違い、基本的に皆さま方は頭脳、知性の高い方たち。それを磨く必要がある」と発言。「職業差別だ」として批判が殺到していた。翌2日に開かれた会見では、この発言の真意について「職種が違うということを言っただけ」とし、この発言を報じた『読売新聞』の伝え方が悪いとコメント。そして突如、6月の議会をもって辞職することを発表し、現場の大混乱を招いた。これらの反応を受けてか、川勝知事は3日に辞職会見を決行。発言について謝罪したものの、「言葉のあや、あるいは不十分な表現が、針小棒大な形で批判に結びついた」と撤回はしなかった。そして辞職の理由については、差別発言ではなく「私はリニアの問題は、大きな区切りを迎えたと思っています。ここで仕事が一段落したということで、辞表を提出することになった理由であります」と、説明。川勝知事は’17年以降、リニア中央新幹線の静岡工区の着工について反対する姿勢を貫いており、3月29日にはJR東海が当初予定していた’27年の開業を断念する方針を発表していた。堀江氏は、川勝氏の会見内容を伝えるニュース記事を引用し《邪魔して満足って事なのか。ほんと迷惑だな》と投稿。コメント欄にも堀江氏の私見に賛同する声が寄せられていた。《任務完了したんですね、、、》《図らずも与えられた最大任務はリニア妨害だったということが露呈した1日でありました》《川勝さんのポリシーとして正しいことをしたと思われてるのだと思うのですが、本当に残念です》《結果として静岡県のためになっているのであれば良いですが、ちゃんと評価する必要がありますね…》
2024年04月04日職業差別と取れる発言をしたことで渦中の人となった静岡県の川勝平太知事(75)。再び、その言動が物議を醸している。4月1日、静岡県庁での新規採用職員向けの訓示で「うそ偽りを言わないことが大切。言葉遣いが大切です」と心構えを述べた後に「県庁はシンクタンクだ。毎日毎日、野菜を売ったり、牛の世話をしたり、モノを作ったりとかと違い、基本的に皆さま方は頭脳、知性の高い方たち。それを磨く必要がある」と発言した川勝知事。農業や畜産業、製造業を“知性が低い”とするような物言いに「職業差別だ」との声が相次いだ。しかし、川勝知事は2日に開いた会見で「職種が違うということを言っただけ」として、「(発言の)全体の趣旨を見てほしい」などの言い訳を連発。さらに「メディアのハラスメントが横行していることを憂いております」などといい、『読売新聞』の記者が1日の川勝知事の発言をそのまま読み上げて「これを聞いた県民から、県の広報課に対して『農業や畜産に携わる人の知性が低いということですか。驕った考えですね』という声が多数届いているそうです」と伝えた際にも「それは読売新聞の報道のせいだと思っています」と反論。また『読売新聞』の記者が「昨日知事が言われた発言をそのまま切り取ることなく、お伝えした上で県民の方はそのように取られた」というと、川勝知事は「いや、切り取られたんだと思いますね」「脈略から外れてるんじゃないですか?」と述べた。そして、今後の対応を問われた際、こう述べた。「こういう風潮が弥漫していることに対しましては、憂いをもっております。どうしたらいいのかなと思いまして、よく考えたんですけれども、準備もありますからね。6月の議会をもってこの職を辞そうと思っております。以上です」突然の“逆ギレ辞意表明”に現場は大混乱。記者らから怒号に似た呼びかけも起こったが、川勝知事はそれらに応じることはなく会見を後にした。言い訳を連発した上に、突然辞任を発表した川勝知事。その会見内容にネットでは《川勝、逆ギレ辞意表明か。酷い記者会見だったな》《この人完全にやばい》と非難が殺到する事態にーー。また電撃辞任に対して、Xでは《は?ここから逆ギレ辞職というパターンがあるの??大人が!?》《逆ギレ辞職とは…》《川勝知事まじでヤバい人やん…あの発言はさすがに切り取りとか関係ないやろ。怖すぎて怒りとかない。ヤバい人を見てるって感覚でしかない。はよ辞めてくれ。怖いから》と呆れる声も上がっている。さらに、川勝知事の電撃辞任宣言を疑う声も上がっている。川勝知事は’21年10月、参院補選の応援演説で、対立候補の地盤だった御殿場市について「あちらはコシヒカリしかない」「飯だけ食って、それで農業だと思っている」と発言。猛批判を浴びた上に、県は11月に辞職勧告決議を可決。しかし川勝知事は辞職を否定し、12月分の給与などを返上するとしていた。ところが’23年7月に給与が返上されていなかったことが判明し、その際、川勝知事は「熟慮した結果、発言に対するけじめは知事として職責を果たすことだと思い至った。今は諸課題に全身全霊で取り組む」とNHKの取材に対して答えていた。そのため、今回の電撃辞任についてもXでは《完全に辞めるまで信用出来ない川勝》《川勝は実際に辞任するまでは信じられないw》《まあ川勝さんの場合、本当に辞めるまで信じられないが…》と疑う声も相次いでいる。
2024年04月03日またも静岡県の川勝平太知事(75)の“失言”が注目を集めている。リニアの工事をめぐり県内での着工許可を認めず、“リニアを妨害している”として知名度の高い川勝知事だが、失言問題でも度々注目を集めている。最新の“失言”は、4月1日の静岡県庁での新規採用職員向けの訓示でのこと。川勝知事は「県庁はシンクタンクだ。毎日毎日、野菜を売ったり、牛の世話をしたり、モノを作ったりとかと違い、基本的に皆さま方は頭脳、知性の高い方たち。それを磨く必要がある」などと発言。「うそ偽りを言わないことが大切。言葉遣いが大切です」と心構えを述べた後のこの発言は、“職業差別”とも捉えられかねず、批判が殺到している。今回の失言に伴い蒸し返されているのが、過去の失言の嵐だ。‘13年9月には学力調査で県の小6国語Aが全国最低だったことを受けて「教師の授業が最低だということ」と発言。’19年12月には、県議との面談で県の複合施設整備の構想に反対する県議について「県議会にはヤクザもいる、ゴロツキもいる」と発言していたことが発覚し、後に「不適切だった」と陳謝し全面撤回した。’20年10月にも定例会見で、菅義偉元首相の日本学術会議の任命拒否問題について「首相の教養のレベルが図らずしも露見した」「学問をされた人ではない。単位のために大学を出られた」と述べ批判を浴びた。当初「大切なのは学歴ではなく学問」であるとし発言は訂正しなかったものの、後に事実誤認の部分については謝罪した。‘21年6月には知事選中の集会で、女子大生について「顔のきれいな子は賢いことを言わないときれいに見えない」などと容姿と学力を結びつけるような発言をし、後に「すべて撤回ですね」と釈明。そして、’21年10月の参院補選の応援演説で、対立候補の地盤だった御殿場市について、「あちらはコシヒカリしかない」「飯だけ食って、それで農業だと思っている」と発言し猛批判を浴びた。県はこの発言を受け、11月に辞職勧告決議を可決したが、川勝知事は辞職を否定し、12月分の給与などを返上するとした。しかし、’23年7月にこの返上予定だった給与が返上されていなかったことが発覚。批判が再燃し、自民会派の議員が知事不信任決議案を提出するも否決された。この際、川勝知事は「今度、間違えるようなことをしてひとさまに迷惑をかけた時は辞職する」と述べ続投への理解を求めていた。だが川勝知事の舌禍は収まらない。今年3月に磐田市を拠点とするサッカー女子チームが県庁を表敬訪問した際に「磐田というところは文化が高い。浜松よりもともと高かったと発言。“地域差別だ”として物議を醸したものの、「歴史的事実」だとして撤回はしなかった。『読売新聞』よると、静岡県は新年度から、川勝知事の言動把握や危機管理などで適切な対応ができるよう補佐する部長級の新ポストを創設する方向で調整に入ったという。県の努力も虚しく新年度初日からやらかしてしまった川勝知事。SNS上では批判や呆れ返る声が上がっている。《職業差別どころではないリニアの件といい静岡県民キレよう》《このひと、他人を見下す系の失言多くないか?野菜売る方、牛の世話をする方、それぞれプロフェッショナル。県庁職員だけが知性高いわけではない》《静岡県庁は川勝知事が失言しないようにする係を作ります!部長級のえらい人です!→着任初日の朝イチで川勝知事がまた差別発言しちゃいました!》《もうリニアが霞む舌禍の数々》
2024年04月02日7月4日、静岡県の川勝平太知事(74)について、’21年11月に自ら表明していた給与など計約440万円の返上がなされていないことが明らかになった。これに対し、ネット上では批判の声が殺到している。給与返上の発端となったのは、’21年10月の参院静岡選挙区補欠選挙の応援演説でのこと。対立候補が前の御殿場市長だったことから「あちら(御殿場市)にはコシヒカリしかない」と揶揄したところ、差別的だとして、世間から批判が殺到。その後、11月に県議会で史上初となる辞職勧告決議を可決されたものの、川勝知事は辞職を否定し、12月分の給与と期末未手当を返上することを表明していた。ところが各メディアによると、川勝知事は取材に対して今後も返上はしない意向を示しており、「熟慮した結果、発言に対するけじめは職責を果たすことだと思い至った」と説明しているという。川勝知事といえば、遅々として進まないリニア新幹線建設の“元凶”としても知られている。「JR東海が主体となって進めている、品川―名古屋間のリニア新幹線の着工計画に、川勝知事は’17年から繰り返し様々な“注文”をつけています。主な主張内容としては、リニア工事や事前のボーリング調査によって、静岡県にある大井川の水量が減ってしまうことや工事による大量の残土を危惧してのことですが、JR東海は還元案を提示しています。ところが川勝知事は、この還元案の受け入れを拒否。関係する他の県知事や岸田文雄首相、JR東海の株主などの関係者が早急に着工を進めようとする中、執拗に認めない様子に、SNS上でも《もはや嫌がらせでは》という声も上がっています」(全国紙記者)また、今年3月9日にはJR東海の金子慎社長が会見で初めて「静岡工区の着工のめどがたっていない。ここの工区は難しい。いま始めても遅れを取り戻すことができない」と、2027年の開業目標は達成不可能だと明言した。いまだ解決していない「リニア問題」に加えて、明らかになった今回の未返上。返上については、自ら表明したにも関わらず、発覚するまで沈黙を貫いていた川勝知事の姿勢に対して、ネット上では批判の声が殺到している。《静岡県民だけど、本当にふざけてるとしか言いようが無い》《リニアの件もそうですが、自ら発言したことには責任を持っていただきたい。結局、県のトップがけじめをつけると給与返納を発言したのに、それが実行されていないのならば、何を言っても嘘にしか聞こえない。リニア問題も、結局妨害したいだけにしか思えなくなる。もう少し、県のトップとして自覚してほしいものです。できないのならば、潔く辞めていただくのが賢明だと思います》《辞職はしない。その代り12月分の給与と期末手当は返納すると言い切ったのだから実行すべきじゃないですかね!難癖付けてリニアの工事を中止させているし、今回の件も自己本意だし言ってる事とやってる事の辻褄が合ってない。こんな人柄を知事として選んだ静岡県民はどうなんですかね?議会でしっかり追求して欲しい!》《しかもこれ、給与返上していなかったことを自分から言ったわけでもないのですよね。黙っていればわからないとでもお思いだったのでしょうか。仮にも県のまつりごとを担っている長が、一度公に『返上する』と宣言したのならば、自分の発言には責任を持っていただきたいものです》
2023年07月05日先日発生した台風15号によって大きな被害を受けた静岡県。そのことを受けて9月26日、川勝平太知事(74)が自衛隊に派遣を要請したものの「遅すぎる」と非難されている。23日から24日にかけて、台風15号の影響で記録的な豪雨被害に見舞われた静岡県。住宅が土砂崩れで全壊するなどして、県内では2人が死亡。そして、1人が行方不明になっている。また静岡県は水源である川の取水口に大量のがれきなどが詰まってしまい、深刻な断水も続いている。「静岡朝日テレビ」によると、静岡市清水区では断水の範囲が6万軒以上。早ければ30日ごろの復旧を目指しているものの、いまだ水が引いていないため、いつ作業に取り掛かれるか不透明だという。被害の大きさから24日、静岡県出身の俳優・広瀬すず(24)はInstagramのストーリーズで《地元、、大丈夫か、、大変な事になってしまったけど、、怖かったね、、》と投稿。彼女の姉・広瀬アリス(27)も25日、Twitterで《何か困ってること、必要なものがあればコメントください。出来る限りのことはしたいと思っています。乗り越えましょう》と呼びかけていた。そんななか川勝知事は26日に会見を開き、「午前10時25分、自衛隊に災害派遣要請をした」と明かした。ところがーー。「24日の未明から『静岡県は台風によって甚大な被害を受けている』とニュースやSNS上で叫ばれていました。そんな状況だったことから、土日の2連休が明けた26日になって自衛隊に協力を求めた川勝知事の要請に“遅いのでは”と波紋が広がっています。ロンドンブーツ1号2号の田村淳さん(48)も26日午前にTwitterで、《台風15号で水害を受けた静岡市に自衛隊派遣要請できないのかな?》《なぜ知事はしないのか?できないのか?という意味》ですと疑問を呈していました。さらにTwitterでは『#川勝知事のリコールを求めます』というハッシュタグも起こっており、そこには《有事の際に的確な判断と行動ができない人がリーダーで大丈夫なのか?》といった声が綴られています」(全国紙記者)■静岡市長「週明け、連休明けたら県に要請しようと」要請が“遅い”と批判を浴びる川勝知事だが、陸上自衛隊の公式HP上にある「災害派遣の仕組み」という箇所では、災害が発生すると市区町村長が「災害派遣要請の要求」を都道府県知事などに行い、要求を受けた都道府県知事らが災害派遣要請を防衛大臣または大臣の指名する者に対して行い、自衛隊が派遣されると説明されている。そして26日午前11時に開いた会見で、静岡市の田辺信宏市長(61)は自衛隊の派遣要請について「一昨日の災害対策本部の時からその話はあったんですけれども、昨日、私も現場を視察しましてこれはもう、週明け、連休明けたら県に要請しようと本部会議での決定となりました」とコメント。そして、記者から「もう少し早く出す判断はなかったのか」と問われると「まず何を支援要請をするのか、具体的な中身を固めなければいけない。総合的に協議をし、ふたつの柱、一つは取水口の復旧支援、もう一つは孤立集落の解消を県に対して要請することになったということです」と述べた。しかし、ネットの声は納得がいかない様子だ。Twitterでは、田辺市長に対して厳しい声がこう上がっている。《静岡市長の台風被害への対応遅すぎなのでは…24日未明に発生して丸々2日以上経過してから自衛隊派遣要請って…》《つまり、田辺静岡市長が川勝県知事に要請していなかったってことですな。市長の判断が遅すぎ》《やっと自衛隊の派遣要請を県にお願いしたって、静岡市長の田辺はいつもやること遅すぎ》《ようやく静岡市長が知事に自衛隊派遣要請ですか。遅すぎません?》
2022年09月26日問題発言によって議会で辞職勧告が可決されるなど、何かと話題を呼ぶ静岡県の川勝平太知事(73)。そんな川勝知事が数ヶ月前に放っていた発言が、またも物議を醸している。問題となる発言があったのは今年6月、静岡県知事選挙の期間中に川勝知事が富士市内で行なった集会でのこと。中日新聞などによると、川勝知事は12年前に学長を務めていた静岡文化芸術大学の女子学生について、こう発言したという。「十一倍の倍率を通ってくる。みんなきれいです。めちゃくちゃ顔のきれいな子はあまり賢いことを言わないとですね、なんとなく、もうきれいになる。きれいに見られないでしょう。ところが全部きれいに見える」女子学生の容姿と学力に関係があるとするかのような川勝知事の発言。これだけでも十分に不適切に思えるが、驚きの発言はさらに続く。新東名高速道路の建設現場に学生を連れて行った際のことを振り返り「そうすると、工事現場の監督は、変なおっさんでなく、かわいい女の子が気に入ったんでしょう。それで『また来ます』なんて言ったら『また来てください』って、翌日から仕事がはかどり。それでですね、平成二十四年四月十四日に一年半前倒しでできたんですよ。なぜか、そういう相乗効果」と、ダメ押しのように工事の進捗と女性の容姿を結びつけるかのような発言をしたのだ。川勝知事は、10月の参院静岡選挙区補欠選挙の応援演説で、対立候補の前御殿場市長に対抗するかのように「あちらにはコシヒカリしかない」と揶揄。差別的だとして、辞職勧告を受けたばかり。今回の発言は6月のものだが、批判が高まるなか“再燃”した形だ。これらの発言に対し、SNS上では《女性蔑視だ》《工事現場の人を馬鹿にしている》と非難が殺到。川上知事は批判を受け、発言を認め「すべて撤回ですね。本当に恥ずかしいことになりました」と釈明している。次々と問題発言が飛び出す川勝知事に対し、辞職を求める声が相次いでいる。《川勝知事の女性蔑視・差別発言の内容を見ると、土木を丸ごと馬鹿にしてるレベルで酷い。土木や建設業界が女性の活躍に取り組んできたのが台無しだ》《地域差別だけじゃなくルッキズムにまで染まっていたのか。これはもう辞職ものだね。もうイエローカードは出てるわけで》《静岡県民は今すぐに川勝をリコールしてくれ》コシヒカリ発言について「年末にかけて猛省し、来年には生まれ変わったような人間になるよう、富士山に誓った」と語っていた川勝知事。生まれ変わるのがもう半年早ければ、状況は変わっていたかもしれない。
2021年12月03日昨年上演された『PEACE HILL 天狗と呼ばれた男~岡部平太物語~』に続く第2弾『PEACE HILL2~東京オリンピック奮闘記~岡部平太物語』。上演を前に、岡部平太が「平和台(ピースヒル)」と名付けた平和台陸上競技で制作発表が行なわれた。岡部は、明治24年糸島生まれ。幼いころからスポーツ万能で、上京して加納治五郎に師事。その後アメリカに留学し、日本スポーツ界に初めて「理論的なトレーニング」を紹介するなど活躍した。戦争で愛息・平一を失った彼は、戦後、GHQに掛け合い現・平和台陸上競技場を建造。名前には息子の名前の一文字を使い、平和への思いも込めた。脚本・演出はギンギラ太陽’sの主宰・大塚ムネト。劇中では加納治五郎役を演じる。「前作は、戦争の恐怖にただ耐えるしかない人々が、最後に手を取り合って進むこと決意をする物語。今回は、少しずつ前に進み始める人々の姿を描きます。その辺りが現状とも少し重なる感じがしますね」。演出並びに主人公・岡部平太を演じるのは、大塚が「劇団を率いるその姿と岡部が重なった」と言う劇団ショーマンシップの座長・仲谷一志。「『東京2020オリンピック』の動向も見据えながら」作っていくと言うエンディングにも注目だ。前回は3部構成の大作だったが、今回は見どころをぎゅっと凝縮。戦争で開催されなかった1940年の東京オリンピック。強化コーチに就任するも病気で参加できなかった1964年の東京オリンピック。そして「東京2020オリンピック」という3つのオリンピックを柱に描く。「東京オリンピックという新たな切り口を入れつつ、人見絹江ら女性選手の指導にもいち早く力を入れた彼の人生が一から分かる物語になっています。新エピソードも満載なので、自分としてはほぼ新作。前作をご覧になっていない方でも楽しんで頂ける内容となっています」と大塚。一方、仲谷は「岡部の桁外れな人生は、36年の役者人生くらいでは全然追いつけない。演じるというより岡部そのものに触れたい」と抱負を語った。この日は、大塚が岡部の存在を知ったという原作本「PEACE HILL」の著者・橘京平氏や、キャラクターデザインを担当した谷口亮氏(東京2020オリンピック・パラリンピックの公式マスコットデザイナー)、岡部剛二氏(岡部平太氏の甥)、重松森雄氏(岡部平太の薫陶を受け1965年ボストンマラソンで優勝)ほか豪華ゲストが続々登場。重松氏がスターターを務め、大塚、仲谷両名がアンカーを走った “決意の対抗リレー”でも盛り上がった。出演者を代表して落語家・立川生志は「僕のアドリブ次第で上演時間が1時間50分とか1時間35分になるかも(笑)。岡部平太という人が福岡にいた、そして平和台を作った。その物語をみんなのパワーで伝える舞台です。ぜひ観てください」と笑顔で締めくくった。公演は6月3日(木)~6日(日) 西鉄ホールで上演。チケットは発売中。
2021年04月21日両陛下は7月24日から28日まで、那須御用邸で静養された。皇太子さまご一家も8月には例年、須崎御用邸や那須御用邸で過ごされている。 皇族の方々が「夏休み」を過ごされる場所といえば、皇族の別荘ともいえる御用邸だ。葉山御用邸(神奈川県)、那須御用邸(栃木県)、須崎御用邸(静岡県)の3つの御用邸があるが、それぞれにどんな特色があるのだろうか。 両陛下が最も頻繁に訪れるのが葉山御用邸。3つの御用邸のうち最も皇居から近く、ご友人も多いからだという。 御用邸は海岸に面しており、両陛下が散策されることもある。6月のご静養の際には海岸にいた親子連れの海水浴客からサーフィンをしていた青年にまで、両陛下がお声がけされていた。 いっぽう、皇太子さまご一家が好まれているのは那須御用邸だという。登山好きの皇太子さまご一家は、御用邸に近い茶臼山や朝日岳に登られることも。 敷地内はたいへん自然豊かで、植物学者でいらっしゃった昭和天皇が『那須の植物』という本を執筆されたほど。’11年には「那須平成の森」として御用邸用地の約半分が一般に開放された。 静岡県下田市の須崎御用邸も、葉山と同じく海に面しているが、こちらはプライベートビーチ。愛子さまは昨年「バタフライ以外は全部泳げるようになりました」と出迎えた川勝平太静岡県知事に話していて、海水浴は楽しみにされているようだ。 ちなみに御用邸までの移動手段は、葉山へは自動車、那須へは新幹線、須崎にはE655系という列車が使われる。皇太子さまご一家がご乗車になるときには1車両が貸切りとなり、両陛下がご乗車の場合は全車両が貸切りの「お召し列車」となる。
2017年08月07日