早いもので2018年も夏が終わり、秋が始まろうとしています。月日の流れはあっという間ですね。あとちょっとしたら年末です。そしてやってきます、恋人たちの祭典クリスマスが。今恋人がいない人も、いるけどちょっと怪しいという人も、今年の年末を「クリぼっち」で過ごさないようにするには、3ヶ月前の今から動き出さなくては間に合いません。「今年こそ、最高に幸せなクリスマスを過ごすぞ!」と決めているなら、他のライバルが動き出す前にアクションを進めていきましょう!■デートから逆算した恋人探しを始めようかといって、「まずは出会いだー!」と闇雲に合コンに参加したり、マッチングアプリをスワイプしまくるのはオススメしません。あなたが思い描いているクリスマスデートはどんな彼氏だったら実現できそうか?そのイメージを膨らませるところから始めましょう。ディズニーホテルに泊まってお姫様気分に浸りたいなら、エスコート上手でかつ激混みのディズニーでも一緒に楽しめそうな、ノリの良い人がいいかもしれません。高級レストランで赤ワインで煮込んだ牛ほほ肉を食べたいなら、ある程度所得の高い男性のいそうなコミュニティーを探す必要があるでしょう。あるいは、お家でまったり七面鳥を食べながらぐうたら過ごしたいなら、真面目でおっとりとした好青年を狙い撃ちすべきです。どんな人とどんなデートをできる関係になりたいのか?そのイメージが具体的であればあるほど、引き寄せる男性も自分の理想に近い男性になっていきます。■「クリスマスまでに恋人欲しい」と言っちゃうのはNGクリスマスデートを明確にイメージしたからといって、「クリスマスまでに恋人が欲しいです!」と自己紹介に加えるのはNGです。がっついているイメージを持たれて、せっかくの出会いを逃してしまうことにもなりかねません。「焦らず、急げ」という言葉がありますが、まさにその通り。焦りは緊張や失敗のもと。余裕を持っている人ほどモテる、という事実を忘れないようにしましょう。ただ、「こんなデートができたらいいなぁ」と理想を語るのはOKです。この際「男性にこうして欲しい」と語るより「男性に(と)こうしたい」と語った方が、自己中心的な感じがしないので好印象です。これによって「この子とは価値観が合いそうだな」と思ってもらえる可能性も高まりますし、逆に「この子とは価値観が合わなそうだな」とマッチングしない男性を遠ざける効果もあるのでオススメです。■使えるものは全部使う、という姿勢が重要理想の彼氏像を考え抜いたら、そんな人を引き寄せそうな出会いには全て手を出すぐらいの気概を持ちましょう。合コン・街コン・パーティー、アプリ、友達の紹介、取引先のビルですれ違ったイケメン、全ての出会いをフルに活用しましょう。世の中は行動したものにのみチャンスが巡ってくるようにできています。ただ単に待っていても絶好のチャンスはいつまで経ってもやってきません。ほとんどの恋は早い者勝ちです。あなたがアクションしない間に、誰かがアクションを起こし、あなたが付き合えるかもしれなかった理想の彼氏に「デートに行きましょ」と声をかけているかもしれません。「そんなにがっついてまで・・・」と尻込みする人もいるかもしれませんが、夢にがっつかないで何にがっつくというのでしょう。どうせクリスマスまでの短期決戦です。3ヶ月と決めたらやれる気がしませんか?まずは今日のワンアクションから。それでは幸運を祈ります。(川口美樹/ライター)(ハウコレ編集部)(鈴木凪沙/モデル)(島崎雄史/カメラマン)(JYO/ヘアメイク)(辻野祐馬/ディレクション)
2018年09月06日「いい女・いい男」という表現がありますけど、何がいい女で何がいい男なのか、いまいちはっきりしないですよね。ぼんやりといい女、いい男と思っていても、定義が曖昧だと自分の行動に取り入れにくいものですが、具体的な指標にすることでそれが目指しやすくなります。僕は仕事がら、いい女とは?いい男とは?をよく考えるので、自分への戒めの思いも含めて「いい女といい男の定義」をハウコレ読者の皆さんにも共有したいと思います。あなたはいい女?それともそうじゃない女?■いい女はNOが言える、いい男はYESを強要しないいい女は「自己主張のはっきりしている人」が多いです。決してワガママであるということではなく、簡単に周囲の意見に流されないということ。彼の好みに自分を合わせようとして自分の性格を殺してしまい、突然の「今日会える?」という無茶ブリにも、好かれたいからという理由で無理して会いに行ってしまう。そんな女性はどちらかというと「都合のいい女」だと言えます。逆に、いい男であれば「彼女の個性を殺してまで自分好みに染め上げよう」なんて微塵も思わないですし、彼女の恋心を利用して自分の欲求を満たそうとしないものです。相手の価値観を大事にし、女性がNOとハッキリ言える安心感を与えられる男こそ、いい男だと僕は思います。言い換えれば、いい男は「ハッキリしない女」が大嫌いですし、いい女は「無理やりハッキリさせようとする男」が大嫌いです。■いい女は会えなくても寂しくないし、いい男は忙しさを言い訳にしない男女のすれ違いあるあるナンバーワンとも言える「会えない」問題ですが、個人的には「会えなくて寂しい」と思う女性も、「忙しくて会えない」と言う男性も、どっこいどっこいでお似合いのカップルだなと思います。なぜなら「どちらも自己都合を優先している」から。相手の気持ち、相手の都合を考えない自己中心的な考えに甘え、「私(俺)の気持ちもわかってよ」と、言葉を尽くす努力を放棄している人たちです。いい女は寂しさを紛らわすために男を必要としないですし、いい男は仕事ができるので「忙しくて会えない」なんていう状況をそもそも作りません。お互いが自立し、お互いが相手の生活を尊重している(結婚していたとしても)からこそ、会えた時の時間を最大限充実させたものにできるんです。■いい女は恋愛「以外」も充実しており、いい男は仕事「以外」も充実しているこういうと女性を敵に回してしまいそうですけど、恋愛に悩んでいる女性に限って、恋愛「以外」に真剣になれるものを持っていないんですよね。だからいつも頭の中は「恋愛」のことばかり。彼氏がいなければ「出会いが!」と叫び、周囲が結婚すれば「幸せが!」と叫ぶ。恋愛に人生を振り回されているんです。いい女は恋愛を「人生を豊かにするオプションのうちの一個」ぐらいにしか思っていません。恋愛なんてなくても幸せ、あったらあったでそれはそれで幸せ。そんなスタンスの人の方が、得てしていい恋愛をするものです。一方の男性の方は、恋愛はおざなりにして仕事だけに精を出している人も多く見受けられます。「仕事に生きる男」というと聞こえはいいですが、裏をひっくり返すと、家庭を省みず不倫と浮気にまみれたボロボロのプライベートを送っている人がゴロゴロいます。(特に経営者や著名人に多い)経済的な成功は必ずしも人生全体としての成功には繋がりません。仕事以外を犠牲にして仕事を充実させても無能の証明にしかなりません。いい男は、仕事も彼女も妻も子どもも、そして自分自身も全部大切にできる男です。■いい女といい男が出会えば、当然いいカップルの出来上がり以上のことをまとめると、いいカップルの定義も自然と浮かび上がってきます。・お互いが自立し自分を大切にしているからこそ、お互いが相手を尊重し大切にできる、それがいいカップル。・会っている時しかラブラブになれないのではなく、会えていない時にこそラブラブになれるのがいいカップル。・2人の恋愛も大事にしながら、2人の恋愛以外も全部大事にできるのがいいカップル。さて、あなたの彼はいい男でしたでしょうか?また、あなたはいい女でしたでしょうか?どちらもYESなら、きっとこの「いいカップル」の定義に当てはまってるはず。もしどちらか、あるいはどちらもNOだったとしても落ち込む必要はありません。もしあなたがいい女になれる素質があるなら、今この瞬間から変わっていけるはずですからね(川口美樹/ライター)(ハウコレ編集部)
2018年09月04日自分のバストにコンプレックスを抱えている女性に、声を大にして伝えたいことがあるんですけどね、「男はいうほど巨乳が好きでは無い」ですよ。いや、これホントなんです。『嘘だ!そんなわけない!昔の恋人に「胸小さいね」とガッカリされた!それ以来、自分の胸に自信が持てなくなった!』とお怒りの方もいると思います。もし胸の大きさで恋愛がうまくいかなかったのだとしたら、男がただのクズだったか、あなたに胸以外の何か別れの原因になるものがあったんです。それは決してあなたの胸が原因で起こったことではないんです。■男性にとっての巨乳は、定食屋の大盛り無料みたいなもの確かに目の前に巨乳の女性が現れたら思わず見てしまうし、ぱっと見の印象なら巨乳の女性の方が惹かれやすい、というのは事実です。何故なら男性は「視覚情報」で恋愛スイッチが入ることが多いから。これは脳がそういう仕組みになっているので、どんなに「貧乳でも気にしないよ」と言う人でも、胸やお尻が大きい女性を見ると自動的に生殖本能が刺激されてしまうのです。ただ多くの男性にとって巨乳は、定食屋の大盛り無料サービスみたいなもので、「あったらあったで魅力的だけど、別になくてもいいもの」なんです。どういうことか?もうちょっと詳しく掘り下げてみましょう。■巨乳を体験した「貧乳でも気にしない派」の人たちの本音かつて仲間内で行われた女子禁制の「おっぱいについて語る会」で話された会話の一部を抜粋してご紹介しましょう。(言い方はかなりマイルドに編集しております)Aくん「巨乳って一度は経験してみたいと思うけど、一度経験してみると、別にそれで満足度が上がるわけではないってわかるよね」Bくん「巨乳ってだけで(エロさの)期待値が上がってんだよね。だからいざ体験してそうでもないと、『なんだこいつ乳だけか・・・』って思ってしまう」Cくん「巨乳じゃなきゃできんことって確かにあるけど、毎回やられたいかっていうとそうでもないな。それよりも相性の方がよっぽど大事やんな」僕「つまり、皆さんの意見をまとめると、巨乳であることよりもよっぽど大事なことがある、ということでよろしいか?」Aくん・Bくん・Cくん「異議なし」■男性が恋人に求めるのは「積極的に楽しむ」姿勢仮に「ワガママボディーの割にベットの上ではマグロな女性」と「控え目ボディーの割にベットの上では積極的な女性」どちらかしか恋人に選べないとしたら、多くの男性が後者を選ぶでしょう。「ワガママボディーで積極的な女性だったら?どうせその子がいちばんでしょ?」と思うことなかれ、その子は「ビッチっぽくて嫌だ」と嫌われる可能性もあるのです。繰り返しになりますが「ワガママボディーで積極的な女性だったら」一度は経験してみたいと思うのは確かに事実としてあります。そこは否定しません。本能だから。ただ男性が女性に(特に恋人に)求めているエロさって、「スタイルや色気」よりも「好奇心や積極性」の方が圧倒的に優先度が高いんです。もし「ワガママボディーしか受け入れらない」という男がいたら、その人は性欲モンスターかメンタル童貞のヤリチンなので、そんな人に無理して好かれなくても良いのではないかと思います。■男性は「卑屈な貧乳」も「傲慢な巨乳」も等しく嫌いです女性の胸の大きさに対する男性の認識って「学歴」のそれに似てると思うんですよね。学歴って確かに高学歴であればあるほど、入り口は「おっええやん」って思います。でも深く突っ込んで見ると「学歴だけ」の人もたくさんいる。就活でも学歴による足切りが行われている一方で、学歴に関係なく優秀な人は必ずどこかに拾われているのも事実です。「私は低学歴だから」って卑屈になってる人がいたら、「学歴を言い訳にしないで努力しろよ」って思いますし、「ワタクシ高学歴ですけど何か?」とふんぞり返っていたら「アホかこいつ」って思いますよね?同じように貧乳だったとしても、それをマイナスと捉えずに「ならでは」の工夫をしている人、別のところで勝負している人は結局モテますし、巨乳にあぐらをかいて努力をしない人は、いつまで経っても本命候補にはなれません。結局は「その事実に対してどういう態度を取るか?」の問題なんです。■豊かな胸よりも豊かな心を目指してくださいソフトバンクの孫さんは自身の薄毛に対してこう言いました。「髪の毛が後退しているのではない、私が前進しているのだ」と。僕は男なのであなたの苦悩はわかりません。でも男だからこそ言わせてください。「あなたの胸が小さいのではない、世間の期待が大きいのだ」と。「豊かな胸」はお金をかければ作れます。でも「豊かな心」はお金をかけても作れません。あなたの価値は胸の大きさでは決まりません。人としての器の大きさで決まります。豊かな胸を誇るよりも、豊かな心を誇りにしてほしい。そのほうがよっぽど「胸を張って」生きていけるのですから(川口美樹/ライター)(ハウコレ編集部)
2018年09月01日女性が「優しくて、誠実で、かっこいい」男性を求めることは、男性が「エロくて、無邪気で、ボン・キュッ・ボンな」女性を求めることぐらい非現実的なことでありますが、中でも「誠実さ」というのは他人に要求するのは非常に難しいものです。なぜなら、この世の中には「全ての人に誠実である人」など存在しないからです。人はみな、誠実に対応する人と、誠実に対応しない人と分けて人間関係を作っています。もちろんその対象が広く、誰に対しても誠実である「ように見える」人はいます。しかしその人でも、例えばすれ違いざまに明らかな故意で肩バンをされたら、「んじゃこのやろう!」と思うことでしょう。逆に、極悪非道の限りを尽くしてきた人が、餓死寸前のところを助けられたとしたら、命の恩人だけには誠実であろうとすることもあるでしょう。■誠実にしたいと思う人と、思わない人がいるつまり、誰かの「誠実さ」の裏には、「その人に対して誠実でありたい」と思わせた誰かが存在しているのです。あなたもきっと「大親友のあの子」のことは裏切らないけど、「職場のムカつく上司」には不誠実な態度を取ることがあるのではないでしょうか。では人がどのような相手に誠実であろうとするかというと、「不誠実であることのデメリットが明らかに大きい相手」だと言えるでしょう。大好きな相手ともなれば、不誠実な対応をして嫌われでもしたら明らかに損失が大きいので、人はできるだけ誠実であろうとするわけですね。■彼はなぜわたしに不誠実なことをするのか?恋人が自分に不誠実な態度を取る理由は、「不誠実な対応をしてもそこまでデメリットがない」と思っているからだ、と言えます。例えばあなたの彼氏が、デートの約束をしていた日に急遽、仕事の都合を優先してデートをキャンセルしたとします。そのとき、彼はその時点では「あなたとのデートをキャンセルする」不誠実さで被るデメリットより、仕事の都合を優先する方がメリットが大きい、と考えたということになります。浮気の場合はもっと単純で、「バレても破局までには至らない」とたかをくくっているか、そもそも「バレない」と思っているからデメリットもないと思っている、というわけです。極端な言い方をすれば、不誠実であってもいいと「舐められて」いるわけです。■誠実さは、備わっているものではなく、関係の中で培うものさて、ここで考えてみてもらいたいことは、あなたは彼に対して本当に誠実であったのか?ということです。されて嫌だなと思ったことは嫌だとハッキリ言いましたか?「こんなこと言うと嫌われるかもしれないな」と思って自分の意見を言わない、という「不誠実な」対応をしませんでしたか?あるいは相手がされて嫌だ思うことをしたことはなかったでしょうか?一点の曇りもなく彼に対して誠実であったと胸を張れるでしょうか。そして、あなたは彼にとって「この人に対しては誠実でありたい」と思うような相手であったでしょうか。そこに対して自信を持ってYESだと言えるのであれば、彼の不誠実さは批判されるべきものでしょう。「別れる」選択肢も視野に入れる必要があります。しかし、自信を持ってYESだと言えないのであれば、自分の彼に対しての誠実さを見つめ直して見る必要があるかもしれません。誠実さは、彼の中にすでに備わっているものではなく、あなたとの関係性の中で培われていくものなのですから(川口美樹/ライター)(ハウコレ編集部)
2018年08月26日付き合いが長くなると「お互いを異性として見られなくなった」とか「家族みたいになってしまってその気になれない」とかの悩みが出てくることは割とあります。それらの根本の原因は、どちらかが(あるいは両方とも)色気を磨くことを怠ったからに他なりません。以前にも「大人の色気」について一度書かせてもらったのですが()、あちらはどちらかというと一対多に向けて一般的な色気についての話でした。今回は、恋人に感じる色気について論じたいと思います。■肉体的な色気、フィジカル・エロスの力は偉大である例えばマッチョな彼氏が好きで付き合った彼女がいたとして、その彼がどんなに好きだと言っても、肉体改造をサボってお肉だるだるのビールっ腹になってしまったら、やはりそこに色気を見いだすのは難しいと言えるでしょう。これは男性も同じ。もともと痩せていた人が、付き合いを経て必要以上にお肉がついてきてしまうと、どうしても相手に感じる色気は減ってきてしまうもの。人がなぜ整った体型に魅力を感じるかというと、それが「自制心の賜物」だからです。「誘惑に負けないカラダ」だから魅力的なんですね。僕はこの肉体的な要素による色気のことをフィジカル・エロスと勝手に呼んでます。これは努力の成果が見えやすい、比較的鍛えやすい色気ですね。■・ファッションの大切さも忘れずに加えてファッションセンスも大事です。体型が変われば似合う服も当然変わります。イケメンの私服がダサかったら萎えるじゃないですか。それと同じで、セクシーなファッションを意識する、というのはとても大事なことです。(必ずしも露出度の高い服を着ろ、ということではありません)この辺は門外漢なので、ハウコレのファッションカテゴリーを見て磨いてもらえたらと思います。■対人的な色気、ソーシャル・エロスを見落とすなそしてフィジカル・エロスと対をなすものが、対人的な色気。ソーシャル・エロスです。(と勝手に呼んでます)言ってしまえばコミュ力なんですけど、色気を感じるコミュニケーションってのがあるんですね。それは何かというと、オフィシャルとプライベートの「ギャップ」にあります。彼氏視点で言えば「俺にしか見せない顔」があるかどうか、です。例えば、仕事ではめちゃくちゃできる女性、ないしは普段は負けん気の強い女性が、彼氏の前だけめっちゃ甘えてきたり、無邪気に遊んでいるところが見えたりすると、グッとくるわけです。そのギャップが大きければ大きいほど、彼氏は「コイツの本当の顔を知っているのは俺だけ」という思いが強くなり、余計に手放したくなくなってくるのです。王道といえば王道ですが、この王道をやってない人って案外多いですよ。自分にしか見せない顔がある、ということはイコール、それだけ信用されているということを実感できるので、彼氏としてはそれがすごく嬉しいわけです。これは恋人の前だけかわい子ぶって、他の人と接するときは雑になる、といった類のギャップのことではありませんので、そこだけご注意を。■フィジカル・エロスとソーシャル・エロスの関係そしてこの二つは掛け算になっていて、例えばフィジカル・エロスが10点の人でも、ソーシャル・エロスが1点の人だと、色気としては10点の人になります。男性でもいますよね、外見はめちゃくちゃセクシーでイケメンなのに、会話すると中身のない人。そんなイメージです。逆に、フィジカル・エロスが3点でも、ソーシャル・エロスが10点であれば30点の色気になります。単純な話、「俺だけにしか見えない顔が愛おしすぎる」ソーシャル・エロスが10点の女性が、「毎晩でも抱きたい」と思わせるほどの10点満点のフィジカル・エロスを兼ね備えていたら?それはもう最強です。浮気されるなんてことはまずないでしょうね。もちろん100点満点を維持し続けるのは至難の技ですので、そこは目指さなくても問題ありません。大事なのは、彼の反応が薄くなってきたなと思った時に、フィジカルかソーシャルか、あるいは両方か、どちらかを改善しようと思えることです。ということで、僕もそろそろジム通いを開始しようと思います!・・・汗。三十路になりフィジカル・エロスが絶賛低下中です!(川口美樹/ライター)(ハウコレ編集部)
2018年08月24日手前味噌な話で恐縮ですが、僕は妻付き合ってから1年間、結婚してからの1年間、一度も喧嘩をしたことがありません。というか、妻に限らず社会人になってからというもの、誰かと喧嘩した記憶がありません。ただ、怒りの感情は毎日沸いてます。イラっともするし、「ふざけんなよ!」と思うこともあります。加えて何かを我慢しているわけでもありません。言いたいことは言うし、不満は相手にきちんと表明します。それでも、誰かと衝突したり喧嘩をしたことはないのです。今日は、この記事を読んでいるあなたに、生涯誰とも喧嘩せずにハッピーに生きるために僕が実践してきたことを公開します。■激怒にはびっくりするくらいメリットがないと知る僕が誰かに激昂したことがあるのは、小学生の時に一回、高校生の時に一回、大学生の時に一回です。1回目は、一個上の学年の子をグーで殴り鼻血を出させてしまった、暴力による激怒。2回目は、自分へのからかいが度を越していた人たちへの、「ええ加減にせぇよ」という恐喝による激怒。3回目は、サークルの和を乱す勘違い女に対しての怒りを自身のケータイにぶつけるという、「モノに当たる」系の激怒。どれも相手に反省をさせるという意味では一定の効果は得られたものの、自分の心は荒むし、周囲からは恐れられるし、自分の持ち物は壊れるしで、びっくりするぐらいメリットがありませんでした。(あなたにも心当たりがありませんか?)それらの経験から、「怒り」という感情自体は悪いものではないが、「怒ること」はものすごくデメリットの大きい行為だ、ということを学んだのです。■自分の怒りは紙とペンでぶちまけるそれでも自分の怒りが溜まりに溜まって仕方がないときは、まずは紙に書き出します。スマホでもなくPCでもなく、紙に書くのがいいです。なぜならその筆跡や筆圧に感情が乗るからです。文字をデータにしてしまうと自分の感情をいまいち把握できません。紙に書くときは、いい子ぶらずに罵詈雑言の限りを尽くして怒りをぶつけてください。相手が大好きな彼氏だろうと何だろうと遠慮はいりません。「わたしはこんなに怒っているんだ」ということを自分自身が理解するために必要なことですから。そして、これ以上書ききれないと思ったところで、一旦冷静になって読み返してみる。そうすることで自分の一番大事にしたい気持ちに気づきます。それでもハッキリしない場合は、一人カラオケに行って、これまた罵詈雑言の限りをぶちまける。これでほとんどスッキリするはずです。いずれにせよ「わたしは彼にこう言って欲しかったんだ。こうして欲しかったんだ」とわかること、これがこの作業の目的です。では、その大事にしたい気持ちをどのように伝えるのが良いのでしょうか。■やって欲しいことは、感謝の気持ちで育成していく例えば、あなたが彼にもっと「好きだ」と口に出して欲しい、と思っていたとして、一番センスがないのは「もっと『好きだ』って言ってよ」と命令すること。人に何かを「やれ」と言われて、正直に行動を移す人はほとんどいません。上下関係ではなく、対等な関係ならなおさらです。そうではなく「やってくれたことへの最大限の賛辞を送る」のです。もし何処かのタイミングで彼氏からの「好き」を受け取ったのであれば、「わたし、自分に自信がまだまだ持てないから、あなたにそうやって口にしてもらえるとすごく嬉しいし、自分の自信にもなる。言ってくれなかったらわからなかった。恥ずかしかったと思うけど、口に出してくれて本当にありがとう」と、言われた側が恥ずかしくなるほどの感謝を述べましょう。人は他人からの「ありがとう」がもらえることがわかっているものに最もモチベートされるので、そんなにもわかりやすく「ありがとう」を伝えてくれるということがわかれば、放っておいても、またやってくれるようになります。この時に注意したいのは、褒めない、ということ。褒めも確かに一定の効果はあるのですが、褒めるという行為は上のものが下のものを評価する、という側面があるので、人によっては「お前に褒められても嬉しくはない」と感じてしまうことがあります。人を動かすときは、命令よりは褒め、でも褒めよりもっとすごいのがありがとう。これを覚えておいてください。■怒りはあなたの「本当に大切にしたいこと」を教えてくれる毎日生きていれば何かしらの「怒り」の感情が出て来ることは、自然なことです。その怒りに蓋をして見て見ぬ振りをすると、そのうちとんでもない量になって手がつけられなくなります。怒りは、あなたが彼に大切にして欲しいと思っていることへの裏切り、からくることがほとんどです。つまり怒りの感情が出てきたときは、あなたの本当に大切にしたいことに気づくチャンスでもあるのです。言い換えれば、あなたの怒りは「彼とうまくやっていきたい」という想いの現れでもあるんです。それを感情的に相手にぶつけても彼は受け取れません。きちんと受け取りたくなる形にして、伝えるようにしましょう。そうすればあなたは一生、大好きな人と喧嘩をする必要がなくなりますよ(川口美樹/ライター)(ハウコレ編集部)
2018年08月23日彼にとってのかけがえのない存在でありたい。彼のことを本当の意味で支えてあげられる唯一無二の自分でありたい。そう思っているあなたに、今まで誰も教えてくれなかったであろう、究極の癒し術をお伝えしましょう。■世間一般の癒し術は「表面的な」癒しに過ぎない世間一般的に推奨されている癒し術の多くは、「疲れている男性を笑顔で迎えてあげよう」といったような、女性の包容力を訴求するようなものです。他にも、身体をマッサージしてあげるとか、毒吐きのための愚痴に付き合ってあげるだとか、色々癒してあげる方法はいっぱいありますが、それらは「女性もされたら嬉しいこと」ですよね?つまり、自分がされたら嬉しいことをやってあげる、そこに収束されるわけです。もちろんそれは間違っていません。男性が彼女に求めているものが「ソレ」であることは明白ですし、「ソレ」に幸せを感じる男性も数多くいます。しかし、それらはもうすでに情報が出尽くしていて、ハッキリいえば「もうみんなやってること」になってきてしまっており、陳腐化しているといえます。世間一般的に紹介されている癒し術では、表面的な癒ししか与えられていません。実は、彼本人も気づいていない、無意識下で求めている「本当の癒し」が存在するのです。■筆者が本物の安心感に出会ったとき僕がこのことに気づいたのは、まさにその「裏の癒し」を体感する自分の体験があったからです。つい最近まで僕は、とある夢を追いかけていたのですが、それを「諦める」という決断をしました。その夢は、僕が大学を卒業してからの7年間追い求め続けてきたことであり、それを「諦める」ということは、過去の7年間を全て否定することと同じくらい辛いことでした。でも、本当に自分自身と向き合ってみた時に、それが「心から求めていること」ではなくなっていたことに気づいたのです。そして、そのことを気付かさせてくれたのが、他でもない僕の妻でした。僕の妻は、僕が僕の家族にも、恩師にも、そして自分自身にも打ち明けられなかった心の奥底にあった叫びを引っ張り出したのです。気づいたら僕は彼女の膝の上で10分以上もの間、泣き続けていました。非常に苦しく、辛い10分間でしたが、それと同時にものすごい安心感に包まれていたのです。■男性は「強くあれ」と脅されて育ってきたエヴァンゲリヲンの主人公である碇シンジの名言に「逃げちゃダメだ!逃げちゃダメだ!逃げちゃダメだ!逃げちゃダメだ!」というセリフがありますが、世の中の男性は多かれ少なかれ、この呪文を無意識的に自分にかけて生きています。これまでの僕もまさにその典型で「これまで頑張ってきたことをここで諦めたら全てが無駄になるぞ」と自分で自分に「逃げちゃダメだ」と言い続けていたんです。女の子が「お姫様」に憧れるように、男性は小さい頃にほとんどの人が「ヒーロー」に憧れます。その時に「強い男としての理想」を植え付けられます。また親に「男の子なんだからしっかりしなさい」と言われ、学校や職場では「男なら泣くな」と言われながら育ちます。こうして多くの男性が「強くあること」を求められて育ってきたがゆえに、それに一生懸命応えようと「弱い自分であってはならない」プログラムが自動的に働いてしまうのです。■愛しの女性にして欲しいことは「箱」を壊すことヒューストン大学の教授であり、「恥」の研究の第一人者でもあるブレネー・ブラウン氏は、その著書の中でこのようにして男性に植え付けれた「強くあること」の強制的な概念を「箱」に例えて解説しています。イメージはこんな感じです。小さい頃は「男の子なんだから」と言われても、その「箱」の中に入れられても窮屈さを感じず、「男らしさの箱」に入れられたことに気づきません。しかし、身体が大きくなるにつれて、気づいたらその箱の中で身動きが取れなくなってしまい、その箱の中でうずくまるように自分の弱さを押し殺すようになってしまうのです。女性の多くが心の底で「可愛くなくなること」を恐れているように、男性もまた「弱くなること」を心の奥底で恐れているのです。そしてその事に本人は気づいていないのです。僕は、妻にその箱を壊してもらいました。つまり、弱くてもいい、ダサくて惨めでもいい、ということを気づかせてもらったのです。この実体験を経てわかったこと、そして色々な文献を読んで知ったこと、それは男性は「強くなんかなくたっていいんだよ」と言ってくれることを渇望している、ということです。■あなたができること、それは「強さ」を求めないことでは具体的に妻が僕に何をしたかというと、何か特別なことをしたわけではないんです。しかし振り返ってみると、妻は僕と知り合ってからただの一回も僕に「男らしさ」を求めたことがありませんでした。もし、一度でも彼女が僕に「男なんだからしっかりしてよ」的なニュアンスの発言をしていたら、僕は彼女の前で「男らしさの箱」から出る勇気を持てなかったかもしれません。あなたは過去に彼に無意識に「もう、男なんだからしっかりしてよ」って思ってしまったこと、あるいはそのまま言葉にしてしまったことがなかったでしょうか。その何気ない一言が、彼を箱の中に閉じ込めてしまうのです。あなたができること、それは彼を「男らしさの箱」から出してあげること。その時彼は気づきます、「世の中に、こんなに安心できる場所があったのか!」と。それが、彼の心の底で本当に求めている「本当の癒し」の正体なのです。(川口美樹/ライター)(ハウコレ編集部)
2018年08月22日ハウコレ読者の皆さん、こんにちは。今日も恋愛コラム、読んでますか?(本記事を読んでくださって本当にありがとうございます)さて今日は皆さんに、そんな恋愛コラムについて「読みすぎには注意してね」と警鐘を鳴らしたいと思います。■ネガティブテーマのコラムの読みすぎには注意して恋愛コラムはその特性上、「クズ男・ダメ男の共通点」や「浮気している男性が取る行動」といった、ネガティブなテーマを取り上げやすい傾向にあります。「危機感を煽った方が読者にウケやすい」というのがその理由です。これはネットでも雑誌でも本でも同じです。しかしいろんな媒体でそういった情報に触れることに慣れてしまうと、「世の中にまともな男はいないんじゃないか」とか「彼氏は浮気していないだろうか」とか「わたしは恋愛を上手にできる自信が持てない」とか、恋愛に対してネガティブなイメージを持ちやすくなってしまう恐れがあります。これによって必要以上の不安や疑念を生んでしまい、結果的に「幸せになること」という本来の目的からずれた結末を招くことにもなりかねません。そこで今回は、「今ある幸せをきっちり把握し、承認する」というポジティブなテーマを取り上げてみたいと思います。■改善はできることを一個ずつやれば大丈夫僕らライターはいろんな人が読むことを考慮して、いろんな可能性といろんな選択肢を用意して記事を書きます。(この記事もそうですが)ただ一読者であるあなたから見ると「そんなにいっぺんに全部できないよ」と思ってしまうこともあると思うんですね。そういう時は、記事で指摘されていたあなたの「できていないこと」に全部手をつけようとしなくても大丈夫です。その中から「一個」取り組んでみようかな、と思えるものを選んでやってみましょう。この間にまた恋愛コラムを読み漁ってしまうと「あれもしなきゃ、これもしなきゃ」になると頭がパンクして結局何も手をつけられなくなる可能性があります。人間は同じ時間に複数のことをこなすことはできません。まずは、コレと思うもの一個取り掛かる、コレだけでOKです。改善点が一個見つかっただけでも、すごいことです。放っておいたら一生気づけなかったかもしれません。まずは「ここを直そう」と思った自分を褒めてあげてくださいね。■彼はあなたの思うほどひどい男じゃないよ彼との関係を続けていく中で、不信感の一つや二つ抱いたことがあると思います。そんなタイミングで「こんな男は要注意」なんて記事に、その不信感ポイントに刺さる内容が書かれているのを見つけてしまい、「コレ、わたしの彼!どうしよう、やっぱり彼はわたしのこと好きじゃないのかしら!?」と不安に思ったことありませんか?安心してください。それは彼の数ある特徴の中の一個にすぎません。確かにその不信感を抱いたことは事実ですが、それ以外にいいところいっぱいありますよね?100ある個性のうちの、一つや二つの欠点を取り上げて「コレ〜〜〜!!!」と必要以上に意識しすぎると、残りの98個のいいところが見えなくなってしまう可能性があるので注意してください。外野は「騙されてるんじゃな~い!?」とか「ズバリ、それってダメ男じゃ~ん!」とか遠慮なく言ってきますが、惑わされないように。大丈夫、あなたがいい、と思った人なんだから、そこに自信を持ちましょう。彼の本当のところを見極められるのはあなたしかいないんです。■まとめちょっと話が複雑になってしまったと思うのでまとめます。まず前提として、情報は「ネガティブなものの方が拡散されやすい」ということを覚えておいてください。特に恋愛に関しては「わたしの彼はこんなところが最高!あなたの彼もきっと最高の男よ!」と自慢気に語ってくれるライターは少ないです。(自慢かよって叩かれちゃうので)それを前提に恋愛情報をみて、自分のこういうところを直した方がいいな、と思うところがもしあれば、まずは一個、でいいので取り組んでみてください。いっぺんになんでもやろうとしないこと。そして、彼の粗探しに躍起にならないこと。彼も人間、あなたも人間、欠点の一つや二つ、誰にだってあります。それよりもあなたが選んだ彼氏を、あなたがきちんと誇ってあげてください。それが何よりも自分のためになります。あなたの幸せをあなたが認めなきゃ、誰が認めてくれるんだって話ですからね。(川口美樹/ライター)(ハウコレ編集部)
2018年08月21日こちらの記事は過去に掲載した「恋に役立つ」心理学の3記事をまとめて、編集し直したものです。編集し直したことで、心理学を自分の恋にどう活かすべきか、その新しい視点も見えてきました。出会ってからの期間の長さに合わせて、様々な心理学的効果を紹介しています。過去に読んだことがあるという人も、ぜひもう一度読み直してみてください。きっと新しい気づきがあるはずです。■デートに誘ってもらうための、二人の距離をグッと近づける心理学★初頭効果(第一印象が超重要)一度相手に与えてしまった評価をひっくり返すのは非常に難しいもの。第一印象は良くも悪くも強力です。恋愛において「初対面は特に清潔感が大事」だと言われるのは、相手に対して不快感を与えないことがとても重要だからです。不快感を与えないよう、身だしなみを整える。それは「よく見られたい」という動機で行うものではなく、「自分といる間は心地よくいて欲しい」という配慮から来るものなんです。相手は、その配慮を感じて「この人といると居心地がいいな、もっと一緒にいたいな」と思うようになるのです。★単純接触効果(短い間にたくさん会う)特定の人と仲良くなろうと思ったら、一年間で10回会うよりも、一週間で3回あったほうが親密度が上がります。とにかく接触することが大事なので、挨拶を交わす程度でもOK。ちなみに、LINEでのコミュニケーションも「接触」にカウントされます。短い間にウザがられることなく、いかにその人と接触するか?作戦の練りどころです。★バーナム効果(誰にでも当てはまりそうなことを言う)誰にでも当てはまるような一般的なことを、さも自分だけが言われているかのように錯覚してしまうことをこう呼びます。例えば相手の仕事の相談や愚痴を聞いたなどに、「普段は強がって見えるけど、実は繊細なところもあったんですね」なんて言われると、「この子は、俺のことがよくわかっている・・・(トゥクン)」と思ってしまうのです。★ウィンザー効果(第三者の声をうまく活用しよう)自分の情報は自分が言うよりも、他人に言ってもらったほうが信用されやすくなります。例えば飲み会などで、狙ってる男性には自分からはアプローチせずに、友達に好みのタイプを引き出してもらって「だったら〇〇とかお似合いだよ!」と言ってもらう、などの作戦が考えられます。ただ、その友達があなたのことを心からそう思っていないとヨイショだとバレるので、あなたのことをよく知っている信頼できる友人に頼むのがミソです。■彼に「どうしてもこの子と付き合いたい」と思わせる心理学★ランチョン・テクニック(美味しいランチで好印象)人には美味しいものを共有した相手の印象がよくなる傾向にあります。初回のデートはがっつりプランを練るよりも、(できれば快晴の日で)雰囲気のいいお店にランチに行き、1時間半程度の会話で終わるようにすると、2回目に繋がりやすいです。★ツァイガルニク効果(お楽しみは取っておく)人は不完全なものに対して埋めたくなる気持ちを持っています。ドラマや漫画などで気になるところで終わらせると、続きが気になってまた見てしまう、あの心理ですね。自分のプライベートな部分や人にあまり話さないような話は、「詳しくは今度お会いしたときに話しますね」と行った具合に、お楽しみを2回目以降のデートに引っ張ると、次回会う口実にもなります。★ミラーリング(相手の動きに合わせた行動をとる)カウンセラーが、クライアントさんとの信頼関係と構築するときに意識しているのがミラーリングです。同じメニューを頼む、相手が頷いたときにはこちらも頷く、笑ったときにはこちらも微笑むと行った具合に、相手の鏡のような行動をとると親近感が湧きやすくなります。ただ、何から何まで真似しようとすると不自然なコミュニケーションになりますので、やりすぎ注意です。★自己開示の返報性(自分の弱み→相手の弱みの順番)相手との信頼関係がそれなりに築いてこれたなと思ったら、人には話さないプライベートな自分をさらけ出してみましょう。そうすると相手は「自分を信用して話してくれたんだ」と思い、相手もパーソナルな話題を打ち明けてくれる確率が高まります。「2人しか知らない秘密の共有」は2人の距離をかなり親密のする力があるので、上手に使いたいところです。★黄昏効果(夕暮れ時に人は判断力が落ちやすい)ちなみにもし、自分から告白するつもりなら、夕方を狙うといいと一応は言われています。この時間帯は人の判断力が一番下がる時間帯です。ヒトラーは演説する時間帯を必ず夕方にしていたそうです。ただ告白ぐらいは、あまりせこいこと考えずに直球勝負でいいと思いますけどね!■大好きな彼といつまでも末長く幸せでいるための心理学★希少性の原理(自分を安売りしないことが大切にされるコツ)手に入りにくいものほど手に入れたくなる心理です。「期間限定セール」「残りあとわずか」なんて言葉に弱い女性も多いのでは?恋人だからといってなんでも許してしまっていたら、彼の中で「あなたが安売りされている状態」になってしまいます。「ふざけたことしたらいつでも別れる所存でござる」という態度で接した方が、彼の中でのあなたへの緊張感が高まり、「釣った魚に餌をやらなくなる」こともなくなるでしょう。★一貫性の法則・確証バイアス(自分の狭い価値観で接していないか確認しよう)人には「自分がこうだ」と思ったこと、信じて行動したことには一貫性をもたせたい、という心理が働きます。自分の信念を立証するような情報しか取り入れなくなってしまうため、他の意見を聞き入れにくくなってしまうのです。これを確証バイアスと言います。いったん浮気を疑いだすと全部怪しく思えてくるのも、このバイアスがかかっているためです。「なんだか彼とのやりとりがうまくいかないな」と思ったら自分に確証バイアスがかかっていないか、冷静になってチェックしてみるといいでしょう。★ピグマリオン効果(ポジティブな刷り込みで教育していく)これは先生が生徒に「この子は絶対に成績が伸びるはずだ」と信じて関わると本当に成績が伸び、「この子は頭が悪いからダメだ」と思いながら接すると本当に成績が落ちる、という実験結果から「教師期待効果」とも言われます。「彼には優しいところがある」と自分が思いこみながら行動すると、相手はそんなあなたを見て「優しい自分」を意識します。その刷り込みの結果、本当に優しい人間になっていくわけです。ただこれには時間と忍耐を要しますので、すぐに結果を出そうとしないことが大事です。あなたが彼のネガティブな面を意識しならが接するのか、ポジティブな面を意識しながら接するのか、で彼との関係性が変わっていくということを理解することの方が大事です。★アイメッセージ(感情で相手の行動を促す会話術)アイメッセージとは、相手に何かを要求することなく、相手を動かすことができる可能性のあるメッセージの伝え方です。彼に何かを訴えたい時は命令をするのではなく「自分が感じた感情のみ」を言葉にするようにしましょう。×「浮気したこときちんと謝ってよ!」(命令)◯「わたしすごく傷ついたんだよ」(だから謝れとは言わない)×「もっと〜して言ったでしょ」(命令)◯「~してくれるとすごく嬉しいな」(だからやれとは言わない)×「自信を持って!〇〇君ならやれるよ!」(命令)◯「わたしはどんな時でも応援してるよ」(だから前を向けとは言わない)この方が、彼も「させられた」感覚ではなく自発的な感覚で動けるので、お互いにストレスなく物事を進められます。返報性の原理(されたことは返したくなる)最後に、一番大事なことをお伝えします。今まで紹介してきたもの全部忘れてもいいので、これだけは覚えておいてください。返報性の原理は、「欲しければ、まず与えなさい」というこの世の中を支配する、普遍的な原理原則です。愛してもらいたければまず自分が愛すこと。信用して欲しければまず自分が信用すること。見返りを求めてギブアンドテイクを期待してはいけません。ギブアンドギブアンドギブアンドギブアンドギブアンドギブアンドギブ、、、で気付いたらテイクしてた、みたいなイメージです。■心理学を学ぶ時に注意したいこと最後に、心理学はあくまで目安です。心理学を使えば相手の心を手のひらで転がせるようになる、なんてことはありません。心理学を学ぶことでのメリットは、人の行動(もしくは自分の行動)を理解しやすくなるということです。恋に役立つ心理学と銘打ってありますが「これであの人の心も思うがまま!」となるわけではありませんので悪しからず。人の心の動きを知って自分がどのようすべきか、その行動指針に役立てるようにしてくださいね。それでは、あなたのハッピーライフを心より応援しています!グッドラック!!(川口美樹/ライター)(ハウコレ編集部)
2018年08月20日「彼との関係の中で恋愛が苦しく感じる。うまくいかないことが多くてつらい」あなたは、そんなことを感じたことはないでしょうか?もしそうなら「わたしは彼のこと本当は好きじゃないのかな?」とかあるいは「彼は本当はわたしのこと好きじゃないのか?」などと不安になったことも一度や二度じゃないはずです。「自分で好きで彼と付き合っているはずなのに、どうしてこんなにモヤモヤしちゃうんだろう?」そんな疑問を持っている人は、もしかしたら「~すべき」の呪いに知らず知らずのうちに支配されているのかもしれません。毎日楽しくて幸せな恋愛をするためには、「しなきゃ」恋愛を卒業して、「したい」恋愛を始める必要があります。■「仲良くしなきゃ」ではなく「自然と仲良くなりたい」恋人同士なんだからもっと仲良くしなきゃ、と思って自分の言いたいことがはっきり言えなかったり、変に彼に合わせようとして自分の個性を殺してしまってはいませんか?好きな人に好きになってもらおうとして、自分を殺そうとすると、一時期はうまくいきますが長くは続きません。あなたがあなたらしくいること以上に、恋愛を長続きさせるコツはないんですね。ですから、「彼とは仲良くしなきゃ」という動機で行動するのではなく、「彼ともっと自然に仲良くなるにはどうしたらいいか?」という動機で行動してみてください。そうすればあなたが「自然体であるままで仲良くなる方法」を探し出すはずです。■「私が支えてあげなきゃ」ではなく「彼の力になりたい」「わたしがいなきゃ彼はダメになるの!」というセリフを放った人からダメになっていく、という法則がどうやらあるようですが、これも「しなきゃ」恋愛の義務感がその人を苦しめる典型例です。女性は「自分の夢を追い求めたい」というエネルギーよりも「好きな人の夢を応援したい」というエネルギーが強い人も多いですよね。でもそれが間違った方向に行くと「こんなに尽くしているのにつらい・・・」という見返りを求めた自己犠牲になってしまうのです。そうなる前に、自分が何かをしてあげるのではなく、彼が自分と会うことでやる気になったり、自分と話すことで癒される、そんなパワースポットになるようなイメージを持つといいですよ。パワースポットに行っても、パワーは出るけど、パワースポット自体は何もしてくれないじゃないですか。それでいいんです。そもそも、夢なんて誰に支えられなくても叶える気概がある人間じゃないとどうせ叶えられないですから。■「みんなにモテなきゃ」ではなく「この人を愛したい」20代前半から半ばぐらいまでの年齢の時って、男女問わずいろんな人から好かれたいっていう気持ちがあると思うんですよね。そして、その気持ちの裏側には「嫌われたくない」という気持ちが隠れているものです。そしていわゆる世の中にはびこっているモテテクも、要は「嫌われないための」テクニックにすぎません。誰かを真剣に愛そうと思えば、そして誰かに真剣に愛してもらおうと思えば、そこには「嫌われてもいい」という、嫌われる勇気を持つことが絶対に必要になります。大事なことは不特定多数の人に好かれることではなく、不特定多数の人に嫌われてでも、特定の人を大切にするんだと思うこと、そう思える相手に出会うことです。■「ヤバイ結婚しなきゃ!」ではなく「オッシャ結婚するか!」年齢に危機感を感じて、親からせっつかれて、周囲の結婚報告に焦りを感じて、、、などの自分以外の何かを理由にして結婚を決めるとロクなことになりません。また、「この人は本当に運命の人なのだろうか」とか「私はこの人とやっていけるのだろうか」とか、色々不安に思ってしまう相手の結婚もおすすめしません。あくまで僕の個人的な経験からですが、結婚してうまくいっているカップルは、どちらかが「オッシャ結婚するか!」と決めて結婚したケースがとても多いです。「うまく行くかどうか不安になる」ということは、失敗したくない思いが強いということ。そして失敗したくないという思いの強さは、周囲からどう思われるかを気にしている強さに比例します。周囲からどう思われるかを気にせずに、オッシャ!と勢いで「決められる」、ってことは相手と、相手を好きになった自分に自信が持てる、ということ。そういう人こそ運命の人だと僕は思うのです。■「しなきゃ」恋愛をする人は他人の目を気にしすぎている以上、「しなきゃ」恋愛をしている人あるあるを紹介してきました。他にもいくらでも事例はあるのですが、「しなきゃ」恋愛をしている人の共通点は、自分以外の誰かの目を気にしすぎている、ということ。それが彼氏だったり、親だったり、周囲の友達だったり、世間体というふわっとしたものだったり対象は様々ですが、他人の目を気にしすぎると自分の「したい」恋愛をすることができなくなってしまうんです。あなたが最高に楽しい恋愛を続けるためには、あなたの「したい」恋愛を大事にすること。それがひいては彼氏を、親を、周囲の友達を大事にすることに繋がりますから、自分の「したい」を信じてあげてくださいね(川口美樹/ライター)(ハウコレ編集部)
2018年08月18日「彼は私のことをどう思ってるんだろう?」「お互い大好きだったらいいと思うけど、彼の態度がちょっとドライだから心配」そんな不安を抱えたことはありませんか?実は男性が本当に大切なパートナーに取る態度って、親友に対する態度とすごく近しいものがあるんです。男同士の友情を紐解いていくと、あなたの彼にとっての理想の彼女がどんな存在なのか、案外わかりやすくなるんですよ。彼が、親友に接するのと同じような態度で接してもらえているか?それが彼のあなたへの好意を計る指標になるんです。■私たち付き合ってるんだよね?なんてイチイチ聞かない女性同士では『私たち友達だもんねっ』と友情を確認することがあるようですが、男性同士で「俺たち友達だもんな」と友情を確認することは壊滅的にありません。『お前がどう思おうが俺はお前を大事に思っている』ということを「確認し合わない仲」に男性は安心感を覚えます。恋人であることをイチイチ確認されると男性は「そんなこと言わなくてもわかるだろ」とゲンナリしてしまうのです。■デートの誘いを平気で断れる。それでも切れない絆があるふと男友達から来た飲みの誘い。その日はあいにくNG。それでも「悪りぃ、その日はNGだわ」で終われる関係、それが親友との関係性です。恋人とのデートのお誘いであっても、極端に言えばですが、「この日空いてる?」「予定あり」「り」(了解の略)で終わってしまえる関係を、男性は心地よく感じます。え?「会えなくて寂しい」って?それは思ってもあまり彼氏に言わない方がいいかも。「おいおい勘弁してくれよ」って思われてしまう可能性が高いです。■同情は不要。変な気を遣わずに笑い飛ばしてくれる多くの男性にとってプライドは傷つけられたくない大事な宝物。自分が傷ついたときは、変に気を遣われると、プライドに傷がつき「慰められている自分、情けない」と思ってしまうことも。彼氏が凹んでいる時こそ、彼女はいつも通りの笑顔で、たわいもないことを一緒に笑ってあげてください。その笑顔を見ることで『ありがてぇ、凹んでる場合じゃないな』と彼女のためにも前を向こうと思うのです。■隠し事の一つや二つはある。詮索しないのが吉どんなに信頼し合っている親友同士でも隠し事の一つや二つあるもの。『二人の間に隠し事なんて何一つないぜ』という関係よりも『向こうが話しかけてこない限り詮索しない』関係の方が信頼を強く感じます。ですから彼女には「恋人なんだからなんでも話して」と言われるよりも、「恋人同士”だからこそ”言いたくないことは言わなくてもいいんだよ」と言われた方が、かえって本音を話そうと思うものです。■なんでも話せる関係、ではなく、なんでも聞ける関係「この人にならなんでも話せる」というのは信頼関係が薄くても作れる関係です。でも「この人になら遠慮なくなんでも聞ける」というのは信頼関係が暑くなくては作れない関係です。なんでも聞けるということは「それだけ踏み込んだ会話ができる」ということ。あなたの彼は、あなたのことについて遠慮なくなんでも聞いてきてくれていますか?■親しき仲にも礼儀あり、お互いを尊敬し合っている男性にとって、本当に気を遣わない関係はただの友達。親友には敬意を払い、礼儀を絶対に忘れません。あなたが彼にとって手放したくない存在であれば、あなたのことを小馬鹿にしたり、見下したりは絶対にしません。逆にあなたは、自分が大親友にしないようなことを彼氏にしてしまってはいませんか?■当たり前にそこにいるからこそ、特別な存在になっている親友同士の仲は付き合いが長くなるほど、当たり前のように日常の中に溶け込みます。でもその「当たり前になっていること」にこそ「特別感」を感じるもの。非日常の中にある恋愛ではなく、日常の中にある恋愛が男性にとっての「特別な恋愛」です。もちろん、女性にとってもそうだと思いますけどね。(川口美樹/ライター)(ハウコレ編集部)
2018年08月17日先日、TwitterからのDMで、こんなご相談をいただきました。(プライバシーに配慮し、多少のフェイクが入っています)・一度付き合って別れたけど、また付き合い始めた・しかし彼は何度も同じ女性との浮気を繰り返している・自分は彼に弱みを握られているために、別れを切り出すとその弱みを盾にして、もう助けてやらないと脅してくる・浮気相手の女性から誹謗中傷を含めたLINEが送られてきた・彼は浮気相手の女性を「自分のことをわかっている」女性だと正当化し、浮気を止める気配はない・自分と付き合っている以上は、浮気はしないでほしいが、上記の事情で強くは言えない。非常に苦しい。どうしたら良いか?こういった客観的な状況だけ聞かされると「そんな酷い男なんてサッサと別れなよ!何で付き合っているわけ!?」と思われるかもしれませんが、実はここには複雑な心理が働いているんです。■大きなストレスを抱えた時に出る、自己洗脳という心理例えばブラック企業に勤めている人の心理状況に置き換えるとわかりやすいかと思います。・辞めようとすると、「こんなことで音をあげているようならどこにいっても役立たずでお払い箱にされるだけ。雇ってもらっているだけありがたいと思え」などと脅してくる。・サービス残業、休日出勤は当たり前。寝る暇も休む暇もなく働かされ続ける。・給料も少なく、手当てなどもない。こういう状況になった時、心の弱い人は自分にかかるストレスとリターンのアンバランスを調整するために、「やりがい」や「自己成長」を感じるようになってしまいます。要するに「自分はこんなに辛い思いをしているのだから、どこかにやめたくない理由があるはずだ」と思い込み、ありもしない「やりがい」を感じるようになってしまうんですね。そして「仕事ができない自分が悪いんだ。今はじっと堪えよう。仕事ができるようになれば一人前として扱ってもらえるはずだ」と実現しない妄想に期待を抱いてしまうのです。冒頭の相談者さんも同じ心理が働いていると考えられます。「こんなに酷いことをされているのに離れられなのは、彼のことがまだ好きだからだ。わたしが我慢すればいつか彼も改心してくれるかもしれない」と、こう考えてしまうんです。しかし、その「やせ我慢」はいつか限界を迎えます。人によってはうつを引き起こしてしまうことにもなりかねません。■ストレスフルな状況を抜け出すにはどうしたらいいの?これはその人の状態や、置かれている状況によって適切な回答が異なるので、ここで一概に「こうしたらいいよ」と言えません。しかしその一助となるのは、「誰かに話を聞いてもらうこと」です。誰かに自分の置かれてる状況を説明することで、「いかに自分が異常な環境にいるか」を客観的に捉えることができます。今回の相談者さんも、「こんな話を身近なひとにできなくて、本当にしんどかったので今回話すことができてよかったです。」とおっしゃっていました。どこかの相談ダイアルに電話してもいいし、TwitterでDMを送ってもいいし、まずは話してみること。そうするとどうすべきかは自ずと見えてきます。■おまけ。ひどいことをやめない彼の心理って?ちなみに、彼がどうして彼女をいじめるようなことをやめないのか?好きな女がいるならソイツとくっつけばいいじゃないかと思った人もいると思うので、その心理も解説しておきます。おそらく彼も、日常生活で仕事かプライベートか、ものすごくストレスを抱えながら生きています。そのストレスを発散させるために、離れられないとわかっている彼女を利用して、「自分が優位であること」を感じようとしているんです。自分が弱い人間でいたくないので、自分よりも弱い人間を飼い殺しにして、グラッグラの自尊心をなんとか保とうとしているのです。同情はしませんが、彼もまた「可哀想な人」だと言えるでしょうか。(川口美樹/ライター)(ハウコレ編集部)
2018年08月16日僕が前に営業の仕事をしていた時に、顧客の心理がどうしたら好意的に傾くのか、色々な心理学を通して学んだことがありました。そしてそれを「対・女性」に応用して、もしかしてこうしたらモテるんじゃないのか、ということを検証してみたことがあります。結果として非常に効果が高かったですし、異性としてみられ、人から好意を寄せてもらうための、自分の中での「王道パターン」的なものも出来上がりました。ところで、僕は妻と出会って二年が経ちましたが(交際1年・夫婦生活1年)、この2年間でその出来上がったモテテクを妻に対して使った記憶があるのは、初めましてでお茶した時だけです。それ以降はモテテクや心理学的な知識を使おうと思ったことすらないというか、そもそもパートナーとの幸せを築く過程で、それを登場させる必要のあるシーンがないんですよね。■モテテクとはつまりCMのようなもの世の中にはいろんなモテテクや男ウケのための情報がたくさんあふれていますが、あれらの全ての目的は、「最大公約数的にたくさんの人から好かれやすくなること」であって、「特定の一人から愛されること」ではないんです。そこをごっちゃにして、「将来は素敵な旦那さんと幸せな家庭を築くぞ」と思ってるのに、一生懸命「女磨きよ!」と息巻いている人のいかに多いことか。モテテクとは言うなれば、あなたという商品のCMです。「わたしってこんな人ですよ」という商品のスペックを最大限に演出して「買ってみよう」と思わせること、それがモテテクの目的なんです。でも実際に買ってみると、「なんだこれ」と思う商品もありますよね。過大広告というか、「全然効果ないじゃん、このサプリ!嘘つき、痩せるって言ったじゃん!」みたいな。モテにも同じことが言えて、モテる人が実際に「幸せ」という結果を提供してくれるかどうかは全くの別問題。モテテクの延長に、幸せはないんですよね。モテ山と幸せ山は、全然違う別の山なんです。幸せ山の頂にたどり着こうと思ったら、モテ山の頂を極めた人であっても、一から登り直さないといけないんです。■要するに、どうすると幸せになるの?って、思いますよね。でも、人によって何を幸せと感じるのか、そこに答えがないので「こうすれば幸せになれるよ!」と一概に言えないことがなんとも歯がゆいところです。ただ、幸福度が高い人の共通点はお伝えすることができます。その共通点とは「幸せを感じるハードルが極端に低いこと」です。道端に咲いている花を綺麗だなと感じる心、好きな人と手をつなげることを当たり前だと思わず喜びを感じられる心、どんなに辛いことがあっても、最終的には「よかった」と思える心を、幸せな人はみんな持っています。これはパートナーがいる人もいない人も同じ。独身だから、既婚だからというステータスは関係ありません。独身者なら一人でいることに幸せを感じればいいし、パートナーがいるなら二人でいることに幸せを感じればいい。全ては自分の気持ち次第です。極端なことを言えば、彼氏に二股かけられていても、「わたしの人生は最悪だわ」と思うひとが不幸になり、「おかげで彩りのある人生になるわ」と思う人が幸せになる、ということなんです。幸せのハードルを下げるということは、言い換えれば「周囲の状況がどうであれ、自分は積極的に幸せであること選択する」ということでもあるんです。■モテは一対多の関係性の中に、幸せは一対一の関係性の中にあるかと言って、モテテクを学ぶ必要がない、というわけではありません。恋愛市場においては否応無しに「あの子よりも可愛いこと」を求められます。そこには他者との比較があり、競争があり、選ばれるための努力が欠かせません。CMをしてアピールしていかなければ人の目に止まることすらないので、お付き合いが始まるまでには、モテテクを磨くことが有効であることは間違いがありません。しかし、一度お付き合いが始まればそれ以上CMをする意味はありません。そのあとは、ひたすら「選んでくれた」人との対話が続いていきます。独身なら自分のとの対話、パートナーがいるなら相手との対話をこなしていくこと、それが幸せの山を登るということです。じゃぁその対話って?という話はまた別の機会に。今回の記事の目的は、モテと幸せが全然違うものだということ、まずはそれを理解してくれれば大成功です。(川口美樹/ライター)(ハウコレ編集部)
2018年08月15日所詮、男は顔で女性を選ぶんでしょ!とお怒りのそこのあなた、ちょっと落ち着いて話を聞いてください。確かにあなたの彼が道行く美女に気を取られたり、タレントを見て「この子は本当に可愛いよな」なんて言ったりするのを見ると、「それって私が可愛くないってこと!?」思いたくなるのも仕方がないかと思います。でも、一部の「美女と付き合うことでしか自信をモテないヤリチン」を除いて、多くの男性は「別に美女と付き合いたいと思っているわけではない」のです。■男は基本バカだけど男だってバカじゃない美女を目の前にして興奮しない男性は(ほとんど)いません。「あんな美女と一度は交際してみたいものだ」と素直に思いますし、そんな美女と付き合える俺、に憧れがないわけでもありません。ただ、それはちょうど女性たちがイケメンを目にした時に「眼福だわ・・・」「尊い・・・」と思うのと同じ感覚であり、「そこまで本気じゃない」んです。ある程度社会経験を積んだ男性なら「美女」と付き合えたからって大した自慢にならないことも知っていますし(それが自慢できるのは大学生ぐらいまででしょうか)、言い方は悪いですが「美しさのみを売りにしている」女性の性格が、お世辞にもいいとは言えないことも知っています。それでも「美女」に反応してしまうのは、一種の条件反射のようなものなのです。決して恋心からきてるものではなく、美味しそうな飯テロ画像を見たときに「うまそうだな」と思ってしまうぐらいの感覚のものなんです。■男性が「かわいい」と思うのは顔ではなく甘える仕草実際に男性が交際している女性のことを「かわいい」と思うポイントは顔ではありません。朝の寝ぼけた発言だったり、突然の甘えんぼうな態度だったり、「自分にしか見せないOFFの状態」にとてつもなく愛情を感じるものです。それは「夜」の時も同じこと。普段から性にオープンな女性がいざという時に恥じらう時、逆に普段は控えめな女性がいざという時に積極的になる時、男性はこの「自分にしか見せてない一面」を「かわいい」と思うのです。ちなみに服の袖を掴むとか、上目遣いをするとかは王道すぎるので狙ってる感じが出てしまい、引かれる可能性がありますので甘える時はご注意を。■男性が「かわいくない」と思うのは卑屈な態度逆に男性が「かわいくないなコイツ」と思うのは、そう言った男性の言葉を真に受けすぎて、「どうせ私はかわいくないですよ」と卑屈になる女性です。優しい男性なら「そういういつもりで言ったんじゃないから」と笑顔でフォローしてくれるかもしれませんが、心の中で「めんどくせぇ女だな」とか「このネガティブオーラか一刻も早く解放されたい」思っています。とにかく卑屈になるのはやめておきましょう。全然かわいくないです。彼が「この子かわいいよね」って言ったら「私もそう思う!めっちゃかわいいよね」って共感すれば「いい子だなぁ」って思いますよ。それでもし「〇〇もこの子みたいになってよ」なんて茶化してきたらどうするかって?「あなたが生田斗真みたいになってくれるなら考えておくよ」とでも返しておけばいいんです。(川口美樹/ライター)(ハウコレ編集部)
2018年08月13日恋愛をしていると「自分はこんなに頑張っているのに、どうして相手はこの気持ちに応えてくれないんだろう」と思うことがありますよね。中には「休みの日は彼のスケジュールに合うようにいつも調整している」人や、「過去の浮気を水に流した」人、「できるだけ彼の好みの人間になるようにメイクもファッションも勉強した」人もいるかもしれません。そんな努力をしている中で、彼が冷たい態度をとったり冷めた発言をしたりすると、頭の中の何かがプツンと切れて、ヒステリックになってしまう気持ちもわからないではありませんん。ですが、恋愛(に限らず全ての人間関係)というものはそもそも見返りを求めた時点で失敗するようにできてしまっているんです。なぜなのか?今日はこのテーマについて掘り下げてみましょう。■彼に好かれたい一心で、、、って本当にそう思ってる?献身的な彼女と冷淡な彼氏、この関係を客観的にみると、どうしたって男のクズっぷりが際立ちますが、その中身をのぞいてみると、どちらも「相手を思い通りにしたい」というエネルギーで支配しようとしている構図がみて取れます。彼女側は彼に好かれたい一心で色々な努力をしています。時には辛い感情を抑えて、じっと我慢をすることもあるでしょう。「彼のためなら、多少の我慢は必要だわ!」「彼に喜んでもらうためにもっと努力しなくちゃ!」「彼もいつかこの気持ちに応えてくれるはず!」全ては彼に喜んで欲しいから。・・・いえ、ちょっと待ってください。その彼氏のためを思う気持ち(For KARESHI マインド)は本当に心の底からそう思っているのでしょうか?もしかして心の奥底では「彼の好意を独占したい」と思ってはいないでしょうか。「この満たされない思いを彼からの好意で埋めたい」「彼からの好意によって、自分を承認しようとしている」「彼に見捨てられたらまた一人ぼっちになってしまう」そんな思いが隠れていることはないでしょうか?実は自分の埋まらない承認欲求を満たすために、彼の好意を搾取しようとはしていないでしょうか?もし思い当たるなら、あなたは彼氏のためと言いながら、実は「わたしのため」に彼に尽くしているのかもしれません。(For WATASHI マインド)■人の思いには作用反作用の力学が働いているもしそうだとしたらあなたの思いは実は彼の方向を向いているようで、実は自分の方に向かっているのかもしれません。彼の好意を自分の元にグイッと引っ張り、引きずり込もうとしているイメージです。この時、彼氏の方にはその彼女むきのベクトルとバランスを取るための、反対の力が働いています。この力は彼氏側の彼女の好意を独占しようとする思いから生まれているものです。「支配欲を満たそうと女性を蔑ろに扱う」「プライドを保つため言いなりになる人を求める」「都合のいい関係で自尊心を満たそうとする」彼にそんな様子が伺えたとしたら、それはあなたのFor WATASHI マインドが、彼のFor WATASHI マインドを引き起こしてしまっている可能性が高いのです。つまりお互いが「俺の(わたしの)思い通りになれよ!」という思いのエネルギーで引っ張りあっている綱引きのような状態になっているのです。これはどちらが先に始めたかという問題よりも、お互いがそういう癖を持って恋人に接していると、自然とその綱引きが始まってしまうものなのです。■思いが打ち消し合うフラットな状態がいい関係この綱引きが行き着く先は、どちらかの精神がボロボロになるまで続くか、綱の強度に限界がきてある日突然プッツリ切れるかのどちらかです。こういう理由で、「自分が頑張る代わりに相手にこうなって欲しい」という見返りを求める人間関係(特に恋愛)はうまくいかなくなります。ではどうすればよかったのか?答えは簡単。自分の方に向いていたベクトルを相手の方に向ければいいのです。例えば、「毎日の些細なことに感謝し合ったり」、「相手が困っているときには進んで力になろうとしたり」、「パートナーの価値観を尊重する」そういった行動をとることです。見返りを求めずに(←これ超重要)ただただ相手のためになると思うことをする、そうすると相手もそれを感じ取って同じエネルギーをこちらに向けてくれます。え、そうしたら同じ力同士がぶつかって打ち消しあってしまうんじゃないかって?それでいいんですよ。本当の信頼関係は、信頼することにエネルギーを使わない関係、ですからね。あくまでフラットに信頼しあい、あくまでフラットに愛し合う。いい意味で「お互いが普通であること」。それが恋人同士の理想の関係です。恋愛に非日常を求めている時点で、いい関係は築けないと思った方がいいかもしれませんね。(川口美樹/ライター)(ハウコレ編集部)
2018年08月12日浮気を繰り返す彼に、やめてと何度も言っているのに治らない。反省している様子を見て結局は許してしまう自分にも嫌気がさすけれど、やっぱり彼のことが好きだから強くは言えない。そんな気持ちの狭間で揺れている女性たちへ、この記事を贈ります。■なぜ、人は浮気をするのか?まず客観的な意見を知るために、「浮気ぐせ」で検索してみました。ネット上の意見をまとめるとざっくりこんな感じです。「浮気は快感。女性にとってのスイーツと同じで、一度『気持ちいい』感覚を覚えてしまうと、ドーパミンという快感を司るホルモンの中毒性によって、またその快感を得ようと自制心が効かなくなってしまう」「また、テストステロンという男性ホルモンが支配欲求、つまり『俺はすごいんだぞ』と思いたい欲求を掻き立てるために、こんなにたくさんの女性にモテている俺、を実感したくて浮気に走ってしまう」確かになるほどと思わされるものではありますが、「で?どうしたらいいの?」という解決にはなかなか結びつきません。もっと根本的の原因は男性でも女性でも「中途半端な自信をモテていることで補填しようとする心理」にあります。■浮気をするのは中途半端に自信がある人これは正確な統計データはなく、あくまで僕個人の体験・知見に紐づく推測ですが、男性でも女性でも「自分に自信がない」と自覚している人はあまり浮気をしません。逆に「適度にモテて来た経験がある」「周囲から見るとそれなりに自分に自信がある」人が浮気をしやすい傾向にあります。なぜなら「浮気できる程度の自信があるから」です。顕著なのは芸能人ですね。僕は実際にその業界にいたので「そんな美人の奥さん(彼女)がいて何が不満なの!?」と思うような事例をわんさか見てきました。彼ら(彼女ら)は自分に中途半端に自信があるがゆえに、付き合っている人にバレないように、かつ別の人と関係が持てると過信してしまうのです。そういう人は、外では一生懸命働いて、対人関係のストレスや世間からの視線と闘って、理想の自分であろうするパフォーマンスが上手なので、案外周囲からの評価は良かったりします。でもその自信は実はハリボテのお城で、裏側を覗くとスッカスカであることがほとんどです。本当は「何も心配いらないよ、大丈夫、あなたはそのままで十分に素晴らしいんだよ」という一言が欲しくて欲しくてたまらないんです。でも誰も(そして自分ですらも)それを言ってくれない。だからそのハリボテのお城の裏側が覗かれないように、キラキラの装飾で誤魔化そうとしてしまうんです。ただし、それで本当の自信が満たすことはできず、浮気をしてしまう人は何度でも浮気を続けてしまう、というわけです。■人の行動原理「快不快原則」を活用しようでは浮気をやめられる人とやめられない人の差は何でしょうか?この差を分ける境界線は、その人の中の「浮気に対する不快感の強さ」にあります。人の行動原理を突き詰めていくと、快を得るか、不快を避けるかの2つの選択肢しかありません。(心理学用語で「快不快原則」などと呼ばれます)つまり、浮気をすることで得られる「快」よりも、浮気をすることで味わう「不快」の方が大きいと認識している人は浮気をしないということです。あなたがやめてと言っているにも関わらず彼が浮気をやめないのは、まだ彼の中で「浮気をしたら受けるダメージが少ない」と(ぶっちゃけ)思っているからです。ですから、本当にやめさせたいと思うなら「次やったら絶対に別れる」と断言するなり、「反省の色が見られない限りもう会いません」と突き放すなりして、彼に「浮気=不快」のイメージを植え付けないといけないのです。■浮気で失う価値は2億円!?以前、愛妻家で知られる土田晃之さんが、「不倫をしたら愛する子どもと妻と家も手放さなくてはいけない。養育費や慰謝料も含めると総額2億円ぐらい失うことになる。2億円の価値のあるSEXってある?」といった旨の発言し大きな話題となっていました。僕はこの発言を見たとき「浮気に対する不快の度合い」がガツンと上がりました。何より恐れたのは社会からの信用を失うこと。これは2億円などという安い金額で買えるものではありません。僕は自分の意志をあまり信用していないので、意識的に2ちゃんねるの「復讐スレ」を見て、「浮気するとマジでろくなことにならない」という認識を強めるトレーニングをしています。こういった浮気のリスクの話を何気ない会話の中で繰り返し、彼の中で浮気に対する不快感を増幅させていくのも手段の一つとして考えられます。■最良の解決策は彼が自分を愛せるようになること、だけど・・・もちろん理想の解決策は、彼自身がハリボテのお城を崩して、そのままの自分を受け入れられるようになることだと思います。そうすれば浮気をする理由もなくなるので、自然と浮気グセは消失します。なぜなら「そんなハイリスクなことしなくても十分に満たされているから」です。ただこれには時間がかかります、他人である彼女側ができることがものすごく限定的です。献身的な愛で彼の自己肯定感が生まれる可能性はゼロではありませんが、ものすごく低いです。それよりも報われない思いをして、あなたの自己肯定感が削られる方が問題です。今の関係が辛いと思ったら一旦距離を取ることも大事な戦略の一つ。彼の浮気ぐせを直させるよりも前に、あなたの心を整える方が先決です。浮気で傷ついた時には、まず自分を大事に思うことを優先してくださいね(川口美樹/ライター)(ハウコレ編集部)
2018年08月11日こんにちは、夫として2年生の川口美樹です。自分が「夫」になって痛感していること、それは「いい彼氏といい夫は全く違う」ということです。彼氏として意識することと、夫として意識することが全然違うのです。そこで僭越ながら、あなたの彼氏よりも一足先に夫になった僕の方から、あなたの彼氏を未来の素敵な夫に育て上げるために、今からできることをお伝えしておきます。■いい彼氏といい夫の違いと、その前に、いい彼氏といい夫がどう違うのか、簡単にお伝えしておきます。どちらがいい悪いということではなく、役割に違いがある、ということです。(両方できたら理想)・いい彼氏はときめきをくれ、いい夫は安心をくれる・いい彼氏は相談に乗ってくれ、いい夫は話し合いを持ちかける・いい彼氏はデートに一生懸命、いい夫は(家事を含めた)仕事に一生懸命・いい彼氏は気前よくお金を使い、いい夫はお金の無駄遣いに厳しいこうやって比較すると、なんとなくその違いの輪郭がみえてこないでしょうか。ではその輪郭をハッキリさせていくためにも、いい夫の具体的な育て方をお伝えしていきましょう。ちなみに、これからご紹介していくことは、彼が将来夫になろうがなるまいが、やっておくと彼との絆が深まるものばかりですので、「結婚はまだ考えてないかな」と思う人でもやっておく価値があると思いますよ。■一緒に料理を作る機会を増やそうお家デートの際には是非恒例行事として取り入れていただきたいぐらい重要度の高いことだと僕は思います。できれば食材の買い出しから一緒にいくようにするといいでしょう。特に実家生活の長い彼氏、一人暮らしをしていても料理をしない彼氏の場合、「食材にかかるコスト意識」が低いです。彼女が「今日はトマトが安いよ!」「見て、お肉がセールだって!」と食材を吟味している姿を見て、「飯を作るっていうのはそういうことか」と学んでいきます。そして料理を作るときは、彼氏を子どもだと思って、具体的に何をどうするという指示をしてください。上手にできたら「上手~!」と褒めてください。(料理好きな彼氏は除く)そして出来上がった料理を食べながら「美味しい」と満面の笑みで微笑んでください。その笑顔が男の料理上達へのモチベーションになります。最初は手がかかって「ええい!シャラクセェ!」と全部自分でやりたくなりますが、そこはグッと我慢。やらせて、褒める。この一見面倒な時間が、将来のあなたの家事負担を減らします。投資だと思ってください。■積極的に話し合い(議論)の場を設けよう恋人同士では遠慮して言いたいことを言えなくても、なんとなく流すことはできますが、夫婦になったらそういうわけにはいきません。言いたいことは言っていかないと共同生活なんて到底できません。ラブラブな今のうちに「お互い本音で話せる土壌」を作っておくことをお勧めします。例えば彼氏のちょっとした言動であなたが傷ついたなら、傷ついたと表明すべきです。ただし、彼に悪気がないことも多分にあるので、相手の主張もきちんと聞くこと。双方の主張を付き合わせて、お互いの落とし所を探っていく。練習だと思って今のうちにやっておきましょう。これをやっておくと、彼の人生のバックボーンや価値観がどのように形成されてきたのかがよくわかるので、是非とも日常に取り入れていただきたいです。■将来のお金について、彼の考えを聞いてみよう上の議論にも関係するところですが、実際にお互いのファイナンスリテラシーが弱かったり、社会人経験が浅かったりすると議論にもならないので、まずは話を聞いてみるのがいいでしょう。もし彼が20代で、30代・40代での収入アップを望んでいなかったら、危機感を持った方がいいでしょうね。(それは彼女側にも言えることですが)もし彼が何も考えていないようだったら、隣で必死こいてお金の勉強をしているところを見せつけましょう。勘のいい彼氏なら、「あれ、俺このままじゃまずいのかな?」って気づいてくれるはず。■いい彼女といい妻の違いもし、あなたが今の彼と将来幸せな家庭を築いていきたいなと本気で思うなら、次のチェックリストを心の付箋にメモっておいてほしいなと思います。・いい彼女はときめきをくれ、いい妻は安心をくれる・いい彼女は相談に乗ってくれ、いい妻は話し合いを持ちかける・いい彼女はデートに一生懸命、いい妻は(家事を含めた)仕事に一生懸命・いい彼女は気前よくお金を使い、いい妻はお金の無駄遣いに厳しいそう、夫婦はお互い様なんです。幸せな家庭を築いていくには、お互いがいい彼氏であろうとし、いい彼女であろうとし、いい夫婦になっていこうとする意識が重要なんです。未来の自分を決定するのは未来の自分ではなく、今の自分なんだということを覚えておいてくださいね。(川口 美樹/ライター)(ハウコレ編集部)
2018年08月10日僕らが普段いろんなネットサービスを使うとき、その人の行動の痕跡は「ログ」として残っています。どうやら現代の女性たちは、その「ログ」から様々なヒントを得て、彼の浮気を暴いているようです。その容疑者特定とプロファイリングは、さながら映画で見るFBI捜査官のよう。LINEのやりとり?彼の部屋に現れた女物のアイテム?急にオシャレに目覚める?いえいえ、そんな「いかにも」な証拠は優秀な犯人なら現場に残しません。犯人すらも残したと気づかない証拠を、FBI女子はその高いITスキルを駆使して暴き出すのです。■Instagram・Facebook・Twitterから人物特定インスタでもフェイスブックでも彼の投稿は全てチェック。その中でいいね!やコメントの登場回数が多い女性をリストアップします。その女性のインスタアカウントを、自分だとはわからないようなアカウントからフォロー。時にはコメントをしてコミュニケーションを図る事も。そこで彼とその女性との投稿のタイミング、投稿内容、位置情報などに共通点がないかをチェックします。人によっては、その浮気相手と思われる女性のアカウントIDが特徴的であれば、そのIDでTwitterで検索をかけ、該当するアカウントがあればそのフォロワーを確認。そこで彼氏の「裏アカウント」を発見することもあるようです。ネット上の行動パターンって、毎日ランダムに使用しているように見えて、実はパターン化してることが多いんです。ですから毎日つぶさにチェックしていると、「アレ、いつもはこの時間帯につぶやいているのに、今日はなんの投稿もないな・・・」という違和感に気づくことができるんだとか。恐怖。■Googleの検索履歴から彼の新たな興味関心をチェック例えばデート中などに「なんか電波悪いからスマホかしてくれない?調べ物したいの」と言いながら彼からスマホを借ります。「LINEのやりとりも消したし、写真も撮ってないから安心だ」と余裕しゃくしゃくな彼を尻目に、FBI女子はさりげなく調べ物をするフリをして検索履歴をチェックします。そこで自分とは行っていないレストランや、普段彼が聴かないアーティストの名前などを見つけたらメモします。そのメモをもとに、前述の浮気が疑われる女性がSNSなどで、そのレストランやアーティストについて言及している投稿ないかを確認します。つまり浮気相手が「このレストラン・ないしはアーティスト」について彼と会話をしたのではないか、というストーリーを想像して逆算しているわけです。驚愕。■Googleマップで「行った場所」の履歴を確認Googleマップには「タイムライン」という機能があるのをご存知でしたでしょうか。Googleマップのロケーション履歴をONにしていると、Googleマップを使っていつどこに訪れたのか、その履歴が克明に出てくる機能です。新宿の歌舞伎町、渋谷の円山町、五反田エリア、鶯谷界隈など、ご存知ホテル街に行っていたとしたら、いわゆる「一発アウト」な情報が載っているわけですね。戦慄。■スマホは個人情報のパンドラの箱身の毛もよだつとはまさにこのこと。そこまで徹底的に調べる人も怖いですが、それだけの情報がネット上に残っているというのもまた怖いですね。スマホの中身は、一個セキリュティを突破すれば、そこはもう個人情報のパンドラの箱。ギリシア神話のパンドラの箱は開けると人類が不幸に見舞われ、最後に希望が残りますが、スマホというパンドラの箱は、カップルを不幸にした挙句、最後に残すのは絶望です。この記事を読んで「その手があったか!」と思った人は、できればそのパンドラを開けて欲しくないですし、「うわ、やばい!」と思った人は、是非ともセキュリティをガチガチにしてください。知らぬが仏。この世の中には知らない方がいいこと、知られない方がいいことがある、と肝に命じましょう。(川口美樹/ライター)(ハウコレ編集部)
2018年08月08日バチェラー・ジャパン、すごく人気だそうですね。一人の男をかけて何十人もの女性が競い合う。そんなシチュエーションは現実には起こらないものの、恋敵へのあからさまな足の引っ張り合いは、現実でも見たことのあるようなリアルもののようです。この世の中には競争原理が働いています。控えめで奥手な女性よりも、積極的で蠱惑(こわく)的な女性の方が、恋愛市場において恋人を作りやすいのは間違いないでしょう。その競争原理ゆえに、普段からわたしはあの女には勝った、負けたとある種の「勝敗」を意識している女性も少なくありません。しかし、僕はどんな状況にあっても恋愛に「勝ち負けの概念」を持ち込むべきではないと考えます。■恋敵への勝ち負け、恨みつらみで疲弊します一番わかりやすいのは恋敵。恋人がいない人にとっては、自分以外の全ての女性は恋敵になる可能性がありますね。またすでに彼氏のいる人でも、もしかたら彼の職場の仕事のできる女上司やかわいい後輩、彼氏の元カノが恋敵になることもあるかもしれません。いずれの場合にせよ、彼との関係が近しい女性を目の敵にして「わたしの方が恋人にふさわしいわ」とか「ぐぬぬ、目の上のたんこぶめ」などと思わないことです。なぜそれがよくないかというと、「自分が誰かよりも優れていないと安心できない」という精神状態を生むから。その精神状態では心が安心する暇がないので、疑心暗鬼にもなるしいずれ自分への自信も失います。あなたは彼に「誰かよりも優れているあなた」ではなく、「他の誰とも替えのきかないあなた」を好きになってもらっていなくてはなりません。どんな美少女が来たって、どんなに性格のよく頭の切れる人が来たって、なんの心配もないわ、だって彼は『他の誰でもないわたし』が好きなんだから、とはっきり言える状態を目指すべきなのです。■弱い自分を責め続けると、無気力かつ卑屈になりますそしてもう一人の強敵であり、みなさんを日々苦しめているであろう大敵、「弱い自分」。彼氏に言いたいことが言えない自分、彼の浮気を疑ってしまう自分、何事にも自信が持てない自分。そんな自分を「敵」にしてなんとかして打ち負かしてやろう、って思ってしまっていませんか?これもやめた方がいいですよ。「どうしてわたしはいつもこうなんだ!バカバカ!」と自分を責めると、弱い自分はさらに力を増してあなたの思い通りにならないように抵抗しようとして来ます。弱い自分に負ける感覚が続くと、無気力かつ卑屈になりやすくなり、日常生活に支障をきたすようにすらなりかねません。■弱い自分は無理に勝とうとしなくて良い弱い自分に出会った時は、打ち負かすのではなく、なだめて認めてあげるようにしましょう。「大丈夫、いつかきちんと言えるようになるよ。」「疑ってしまう気持ち、わかるよ。それだけ好きってことじゃん」「自信なんてみんなないから気にすんな」そんな具合に、あたかも親友かのように、弱いあなたをあなた自身が許してあげてください。そうすることで弱い自分のダークなエネルギーは少しずつ弱まっていきます。そうなると自然と、彼にはっきり主張する勇気も湧くし、彼を信じられるようにもなるし、自分に自信が持てるようになっていくのです。■恋愛においては負かす相手はいない方がいい以上の理由から、僕は恋愛において「負かすべき相手など存在してはいけない」と考えています。どこかの誰かよりも可愛くなる必要なんてないし、きになるアイツよりも優れている必要もありません。弱い自分もひっくるめて、こんな自分を選んでくれた彼にひたすら感謝。もうそれで十分じゃないですか。(川口美樹/ライター)(ハウコレ編集部)
2018年08月06日仕事柄、割と女性誌を読むことがあるんですけども、どのファッション誌にも「愛されなんちゃら・モテなんちゃら」の特集が組まれているのを見ると、「いや、そういうのは別に欲してないんだけど」を首を傾げてしまいます。これは自分がおかしいのかと思って、周囲の男性10人ぐらいに聞いてみたところ、やはり「え、今、女性ってこんな細かい努力してるの!?こんなこと気にしたことないけど」という声が10人中10人の回答でした。もちろん、類は友を呼びますので、僕の周りがそのような価値観の人間が多い、という傾向がある可能性がありますが、おそらく多くの男性の感覚に近いものではないかなと思います。■ファッションやメイクは減点はあるものの加点は少ない女性のファッションやメイクについて、何人かの男性に意見を求めると総じて返ってくるのは、「すっぴんとメイク顔のギャップが激しすぎるとがっかりする」とか、「TPOや年相応じゃない服装にはひく」という意見。逆に「これは良かった、高く評価したと思うメイクやコーデは?」と聞いても、「・・・」と誰も答えられない。(ファッション関係や美容関係に勤めている男性は除く)つまり、多くの男性は「減点ポイント」にはうるさいですが、「加点ポイント」にはことごとく無頓着なのです。もちろん、「薄めのチークが入っていた方が可愛い」とか「ぷっくりした唇が好き」というのは確かにありますが、別にそれでその人の評価が上がるかというと、そうでもないのが本音です。誤解を恐れずに言えば、有れば嬉しいけどないなら別に構わない、程度のものです。だからこそ、愛されメイクやモテコーデという言葉に、「別にそこまで気にしたことないけど」と違和感を覚えるのです。■(まともな)男性が見てるのは品性では、男性が見てるのはどこかというと、これはすでに付き合っている女性に対しても言えることなのですが、一言で言えば「品性」という言葉に集約されるでしょうか。これは男性に限った話ではないと思いますが、特に男性は自分の恋人が「だらしない、無知な、空気を読めない、パートナー」と周囲に認識されることをものすごく嫌います。別にプライベートな空間でだらしなくしている分には構わないし、二人きりの時はバカっぷり全開でも良いのですが、「公の場に出した時に恥ずかしい彼女ではあって欲しくない」という思いが強いんです。ですから「愛され」や「モテ」を目指した装いよりも、「清潔」であり「知的」である装いを目指した方が好感度は高いです。■「愛されること」を目標にしないでほしい恋愛コラムニストとして強く危惧しているのは、そういったメディアの「何かにつけて愛され女子になろう」マウンティングを浴び続けることによって、世の中の女性が文字通り「愛されること」を目指してしまうということ。愛されることを目的にすると、ビックリするぐらい愛されなくなります。なぜなら自分が愛することがおざなりになるからです。相手からどうしたら好意的に見られるのか?という意識でメイクやファッションを気にしすぎてしまうと、相手を気にしているようで実はベクトルが自分にしか向かなくなってしまうのです。女性にとってのメイクやファッションが「必ずしも男性に向けたものではない」ということは理解しているつもりです。その場合であっても「かわいく見られるための」ものよりも、「不快感を与えないための」ものを目指した方が、巡り巡って「愛されること」に繋がると思えてならないのです。(川口美樹/ライター)(ハウコレ編集部)
2018年08月05日「わたしは彼に喜んでもらいたいと思って色々しているのに、彼はどうしてわたしの気持ちに応えてくれないんだろう」とある飲み会で知り合いがそんな愚痴をこぼしており、周囲の女性が「わかるわ」「ホントそれ」と激しく相づちを打っていました。僕はその光景を横目に見ながら、心の中で「”そう思っているから”でしょうに」とツッコミつつ唐揚げとハイボールに舌鼓を打っていました。■忘れてはいけない前提:愛は常に一方通行である愛し合っているカップルと聞くと「感謝や気遣い、好意や優しさに溢れ、いつまでもラブラブチュッチュな関係」と言った、二人の周囲にハートマークが飛んでいるようなイメージが浮かぶと思います。そのイメージが「愛を交換し合っている」ように錯覚させているのだと思うのですが、実際に愛し合っているカップルはお互いが一方通行の愛を飛ばし合っているだけなのです。いえ、もはや本人たちは「愛を飛ばしている」とすら認識していないと思います。それが周囲から愛し合っていると認識されているだけで。ホンモノの愛はすごく地味で、されたことにすら気づかないほど日常に溶け込んでいます。もし一方が「これだけ”与えている”のに、”返ってこない”」と感じているのなら、その”与えているもの”の正体は「愛」ではなく、ただの「好意」です。■好意は返ってくることがあるが、愛は返ってくるものではない人間には「好意の返報性」という法則が働くので、与えられた好意には(それが純粋な気持ちから来ていない見せかけの好意であっても)返さなきゃという心理が働きます。実際に、経験上「与えれば返ってくる」と思っている人も多いと思います。(例えばバレンタインデーのチョコに対するホワイトデーのお返しとか)しかしその法則は「愛」には通用しません。なぜなら「愛」は、与えた側にも“与えた”という認識がないので、与えられた側も“与えられた”と気づかないために、返しようがないのです。ですから、冒頭の彼女のように「返ってくることを期待している」時点で、本当に愛し合うことなんてできないのです。もちろん、あとあとになって「あの時あの人がしてくれたことは愛ゆえのものだった」と気づくことはありますが、本人にそれを伝えても「そんなことしたっけ?」と覚えていないことがほとんどです。■ただし、見返りを求める努力は悪いものではない周囲から「愛し合っている」と思われている行為は、本人たちからすれば「愛?そんなこと考えたことない。ただそうしたいからそうしている」程度のものでしかありません。「彼が愛してくれない」と悩んでいる人は、彼に「何か」を期待しすぎているのかもしれません。見返りを求めている可能性も高いです。ただ誤解しないでほしいのは、見返りを求めて頑張ることは悪いことではありません。僕だって読者さんの反応がほしいと思ってこの記事を書いていますし、どうしたら読者さんが僕の記事を好きになってくれるかを真剣に考えています。これらの行為は「喜んでもらいたい」「ありがとうって言われたい」という承認欲求からくるものなので、至極当然の行為だと思います。(“愛”の領域で仕事ができる人なんているのでしょうか笑)■愛してほしいと思わなくて済む相手と出会うことが大事大事なことは、見返りを求めないことではなく、見返りなんかなくてもいいと思える相手に出会うことです。僕らは聖人みたいに「隣人を愛しなさい」と言われても「はいわかりました」とはなりません。どうしたって愛せる人間と頑張っても愛せない人間がいます。その人を愛せるかどうか、は努力というよりも、マッチングによる部分が非常に大きいのです。では、そんな相手にどうしたらマッチングできるのか?■「わたしはもうすでに愛されまくっている」と自覚せよそこで大事になるのが「愛してほしい」と思わないで生きることなんです。愛してほしい、という動機で恋愛を始めるから、マッチングしてしまう人も「愛してほしいと思っている人」になってしまうのです。足りないもの同士は奪い合い、満ちてるもの同士は与え合います。もしあなたが彼(今付き合っている“彼”ではないかもしれません)からの愛を望むのであれば、愛を望むような生き方をやめ、自分はもうすでに愛されていると信じなくてはならないのです。そうすれば、マッチングする相手も自ずと「満たされている」相手になります。満たされている同士がマッチングするからこそ、満たされているカップルになるんですよ。(川口美樹/ライター)(ハウコレ編集部)
2018年08月02日メディアは日々僕たち(私たち)に「美しくあること」を強要してきます。特に女性の場合は顕著でしょう。愛されボディになるためにダイエットの必要性を説き、愛されメイクを完成させるためにメイク技術の向上を迫ります。それゆえ、自分の外見に必要以上のコンプレックスを抱えている女性がたくさんいます。僕は男ですが、その人たちの気持ちが少しだけわかります。それは僕が過去に、毎日マスクして大学に通うほどのニキビを顔中に作り、コンプレックスの塊になっていた時期があるからです。■コンプレックスは人を卑屈にする実際、完治までに3年の月日と150万円ぐらいの費用と要しました。僕のキャンパスライフは、有名なお医者さんに通い、バイト代の半分ぐらいを高い治療費と化粧水代に突っ込むための日々となったのです。当時は毎日外に出るのは苦痛で仕方ありませんでした。しかも「俳優」を目指してましたから二重のショックで、人に会うたびに(「うわー、ニキビひどいぃ」とか思われてるんだろうな・・・)とか勝手に疑心暗鬼になって人とのコミュニケーションを避けてました。鏡をみては凄惨な気分になる毎日に、明るくハッピーに生きられるのであればいっそのこと、皮膚移植手術でも受けようかと思ったぐらいです。当然、治療中は恋愛に対して臆病になり、好きな人ができても話しかけることすらできません。しかも周りは俳優の卵である「イケメンと美女」の集団です。その手の話題に溢れかえっていました。僕は何度自分の不幸を呪ったかわかりません。■コンプレックスの陰に自分を好きになれるポイントがある僕は今でこそ自分の顔を好きになることができましたが、当時「周囲とは比較しないで。自分の顔を好きになればいんだよ」なんて言われたら、「うっさいわボケ」と殺意を抱いていたことでしょう。ですから、この記事を読んでも「好きになれる顔なら苦労してないんじゃボケ」と殺意を抱く人もいるかもしれません。ただ、自分の経験から一つ言わせてもらえるのだとしたら、自分の顔に対する認識は、客観的な評価に左右されているようで、実は極めて主観的だということです。周囲がどう言おうと、本人が気に入らなければ気に入らない。逆に気に入っていればナルシストばりに好きになってもいいのです。そのことに気づいてから、僕は毎日鏡をみて口にする言葉を「ニキビだらけの不細工」から「このニキビがなくなったらめっちゃイケメンなんじゃないか」という言葉に変えました。実際に、ニキビが目立つところを手で隠したりしながら「ほら、ここの眉毛の角度、アゴのシャープさ、素材自体は良い。ニキビさえ消せればモテるはず!」とニキビ治療へのモチベーションに変えていったのです。結果、ニキビが治った頃にはもうすっかり「俺の顔のイケメン具合やばいな・・・」と勘違い(?)を起こすまでになっていました。あの時のニキビ治療が無ければ、僕は今ほど自分の顔を好きになることができなかったかもしれません。実は「自分の顔が嫌い」というコンプレックスの裏には、「自分の顔が好きになれる」ポイントが隠されているのです。■自分の顔を好きになるための手段はなんだっていい世の中は想像以上に残酷なので、人は否応無しに「顔」で判断されます。「信頼に値する人間かどうか」を(美醜でというよりは)「顔から滲み出る雰囲気(顔つき)」で判断されています。ですから「顔から滲み出る雰囲気」を良くすることによって、仕事でも恋愛でもいろいろなことが好転するようになります。そしてその「顔から滲み出る雰囲気を良くする」のが、「自分の顔が好きである」という主観的な認識なのです。自分の顔が好きになれるなら、僕は手段は問わなくて良いと思います。メイクで盛りまくってもいいし、お金をかけて整形してもいい。もちろん賛否両論あると思いますが、僕は整形しないまま嫌いな自分の顔に苦しめられるよりも、整形して自分の顔を好きになれた方がよっぽどハッピーだと思います。大事なことは「わたしはわたしのこの顔が好き」と思えているかどうかなのです。そのための手段はなんだっていいのです。■自分の顔を嫌いな状態を放っておかないで僕は、メディアがいう「ありのままの自分を好きになろう」という言葉を信じません。「ありのままの自分が好きになれないなら、手を加えて、ありのままでない自分を好きになったほうがいい」。そう思えることもまた「その人らしさ」だから。そこに正解はないと考えます。もし、あなたがいま自分の顔が好きでないなら、その状態を放っておいて欲しくないなと思います。その認識はあなたを卑屈にさせ、幸せからあなたを遠ざけます。繰り返しますが、手段は重要ではありません。結果、自分の顔を好きになっていることの方がよっぽど大事なのです。(川口美樹/ライター)(ハウコレ編集部)(兼島彩香/モデル)(お多福/カメラマン)(上杉光美/ヘアメイク)(辻野祐馬/ディレクション)
2018年07月31日インターネットの記事、SNSのつぶやきなどで定期に話題になる「ゴムをつけない男」。彼らはなぜにここまでに糾弾されているのでしょうか。コンドームの生産で有名な「オカモト」が行った調査によると、(妊活時以外での性交時に)コンドームを「絶対つける」と回答した人は36.7%しかおらず、63.3%は「着けない」ないしは「時と場合によっては着けないかもしれない」と回答したそうです。あなたの彼(とあなた)は36.7%の人でしょうか。それとも63.3%の人でしょうか。AV男優のしみけんさんはその著書、『SIMIKEN'S BEST SEX最高のセックス集中講義』の中で、「コンドームもつけないような男がいたとしたら、別れてください。別れなかったとしても、そのようなリスク計算ができない人は、絶対人生どこかで失敗します」と書いています。僕は、この意見に100%同意です。その本の中では詳しく書かれてはいませんが、この「リスク」について考えていない人が多すぎる、と個人的に思っています。■コンドーム未装着による二つのリスク今さらいうまでもないことですが、コンドームを装着しないことによるリスクは、「希望しない妊娠」と「性病」です。(装着をしても100%の避妊成功率・性病予防にはなりませんが)妊娠のリスクに関しては、低用量ピルの服用の方がコンドームよりも避妊成功率が高いため、彼女がピルの服用をして避妊をしている、というカップルもいるようですが、このカップルは性病のリスクを全く考えていないと思われます。クラミジアなどの性病は、男性が罹患していなくても、性交の結果彼女が罹患するということも十分にありえますし、放っておくことで不妊症のリスクを抱えることにもなります。また、万が一妊娠したとして産むことになれば「希望しない人」にとっては間違いなくリスクですし、仮に中絶という手段をとったとしても10万円近いコストと、彼女の心に深い傷を負わせるというお金では解決できない問題を発生させることにもなりえます。■リスクを想定せずその場の快楽を求めている「計算のできない」男そう言ったリスクを考えずに、やれ「つけない方が気持ちがいいから」とか、やれ「つけると勃たなくなってしまう」とのたまう男性のいかに多いことか。もし、これを読んでいるあなたの彼が同じことを言っていたとしたら、しみけんさんではありませんが、僕も別れることをお勧めします。ちょっと想像すれば、ちょっと検索をすればわかるリスクを考えず、「自分が気持ちいいから」という理由だけでその場の意思決定をする。そういった行動パターンは、SEX以外にも現れます。例えば、職場でちょっとムカついたことがあるから勢いで会社を辞めてしまうとか、将来のために貯金しようと話したのにギャンブルに走ってたといった行動も、同じ思考性から生まれるものです。■リスクを彼女にぶん投げて責任を負おうとしない男そしてコンドームをつけようとしない男性は、男さえつければ解決する問題を放棄し、そのリスクコントロールを彼女にぶん投げている男性だと言えます。つまり、リスクを計算する気もなければリスクを背負うつもりもない男、ということ。問題が起きたら全て彼女のせいにする。世の中にはリスクのないリターンはほぼありませんので、リスクを負わないということはリターンもない、ということ。こんな男性と付き合っていいことありますかね?そして何より、その行動の全てが物語っていますが、コンドームをつけないということは、相手のことを大事に思っていないということに他なりません。■一度、避妊について真剣に話し合ってみようこの記事を読んでいる方の中に「私の彼はゴムはつけないけど、めちゃくちゃ私のことを大切にしてくれている」と思う女性がいた時のことを考えてかいておきますが、それは彼が「諸々もリスクを知らないだけ」だと思います。普段から、こういったネットで見た記事や本で学んだ知識をシェアして、お互いの知識を高め合うことがすごく大事です。一通り勉強した後で、それでもつけない人がいるなら、すみません、言い方は悪いですが、「バカである」と言わざるをえません。女性は遠慮して言えないことも多いようですが、言って雰囲気が悪くなるならそれまでの関係だったってことですから、どっちにしろ「つけて」と言った方がいいでしょう。したら気まずい話ほどしなくてはいけない話であり、遠慮したくなる発言ほど遠慮してはいけない発言です。まずは勇気を持って「話すこと」を心がけて見てくだいね。(川口美樹/ライター)(ハウコレ編集部)
2018年07月30日先日、DJあおいさんの恋愛相談記事を読んでいたら、放任主義の彼から愛情を感じないと相談している人がいました。”沢山のことで自由にさせてくれる反面、「本当に愛されてるのかな・・・。」「自分に興味ないのかな・・・。」と不安や寂しさに見舞われる事も度々あります。愛情表現や優しさが全く無いという事ではないのですが、これまで嫉妬や不安を表現してくれる事から愛情を感じていた部分もあり、それが全く無い事から不安に感じてしまいます。”(引用元:DJあおいのお手をはいしゃく)気になるDJあおいさんの回答はサイトに飛んでいただくとして、ぼくはこの「これまで嫉妬や不安を表現してくれる事から愛情を感じていた部分もあり、それが全く無い事から不安に感じてしまいます」の部分に強烈に違和感を覚えました。■人はなぜ恋人に対して「嫉妬」するのか?嫉妬心が起こる根底には、「自尊心が傷つけられる可能性への恐れ」があります。また嫉妬心は「自分の立場を脅かす可能性が高い人」に抱くことが多いです。つまり恋愛で考えると、彼氏の好意が自分ではない誰かに取られることで「自分=彼女という立場が危ぶまれ、彼に愛されているはずの自分という自尊心が傷つけられる」可能性を考えてしまい、嫉妬心が生まれてくるというわけですね。つまり、自尊心を自分で満たせている人はそもそも嫉妬心を抱かないんです。自尊心を「その人に好かれていること」に依存しているから嫉妬してしまうんですね。■彼氏からの嫉妬は愛情の裏返しではないこのように恋人に対して抱く「嫉妬」の感情は、愛情からくるものではありません。たまに嫉妬は愛情の裏返し、なんて言い方をする人もいますが「でたらめを言うのもたいがいにせい」と言いたくなります。前にも書きましたが、本当に愛しているなら、その人がどのような行動に出ても束縛しないですし強制もありません。ですから周囲からすると放任主義のように見えますし、関心がないのかもとも思えますが、それはその人のことを信用しているから、そうしているのです。逆に嫉妬心をあらわにしているということは、相手を愛していないということ。むしろ自分自身を愛してもらいたくて仕方がない人が持つ感情こそが、嫉妬なのです。■嫉妬「してもらえない」ことへの不安の払拭の仕方冒頭の相談者さんは、嫉妬がないこと自体に不安を覚えているようですが、これも嫉妬心を抱く人同様に、「自尊心の欠乏」から来ています。自分で自尊心を満たせないから、恋人からの嫉妬心を都合よく解釈して「私は必要とされているんだ」と思い込んでいるわけです。もしこれを読んでいるあなたが、相談者さんに深く共感している人であるなら、「特に何も言ってこない彼に感謝の意をのべる」というのが、自尊心を満たすための最善策になると思われます。つまり、正直に全部言えばいい。・前の恋愛では嫉妬されることで愛情を感じていた。・だからあなたの放任的なスタンスに戸惑っている。・でもそれが信用の上での行動だということもわかる。・わたしのことを信用してくれて本当にありがとう。こんなこと言われたら彼氏はたまらなく嬉しいはずです。彼氏も彼氏で、「束縛しすぎるのはよくない。嫉妬心は相手を苦しめるかもしれない」と思って感情を表に出さないようにしている可能性もあります。彼女の気持ちを理解し、前よりも意識して気にかけてくれるようになるかもしれません。もしあなたが「嫉妬されないこと」に不安を感じなら、その思いを彼に共有してみてください。二人の絆が深まることは間違いありません。(川口美樹/ライター)DJあおいのお手をはいしゃく:(ハウコレ編集部)
2018年07月29日かの成功哲学の祖ナポレオン・ヒルが書いた世界的な名著『思考は現実化する』。その本で言われていることを一文で要約すると「あなたの思っていることがそのまま現実になっているよ」ということ。これは心理学的にもある程度実証されていることで、その一つに予言の自己成就という現象があります。■予言の自己成就とは?予言の自己成就とは、「たとえ根拠のない予言(=噂や思い込み)であっても、人々がその予言を信じて行動することによって、結果として予言通りの現実がつくられるという現象のこと」 (コトバンクより引用)例えば、ある銀行に「破産寸前だ」という嘘の噂がたつと、それを信じた預金者がこぞって預金を下ろしてしまい、結果本当に破産してしまう、といったものです。(日本でも豊川信用金庫事件、という事件が実際に起きました)ポイントは「その予言を信じて行動する」というところ。「思考が現実化する」否定派の人は「思ったことが現実になるなら、今頃私は億万長者じゃ!」という反論をしますが、そもそも自分が億万長者になることを信じていないので、億万長者になるための行動をしないが為に、億万長者になっていないのです。この予言の自己成就によって「思考が現実化」する現象は、恋愛における様々なシーンで起こっています。■彼氏の浮気を疑うと彼氏が本当に浮気する女の勘はよく当たる、と言いますが、見方を変えると「その予感が浮気を生んでいる」とみることもできます。つまり、「彼は浮気をしているんじゃないか」という予言を信じた彼女が、彼氏のスマホをのぞいたり、異性と話しただけで不穏な雰囲気を醸し出すようになったりすることで、彼氏が息苦しさを感じて実際に浮気をしてしまうという仕組み。彼女は「やっぱり浮気してたんだわ、キー!!」と怒るようですが、実はその浮気は彼女の思考が作り出していたのです。(もちろん全ての浮気がこのケースではありません)■出会いがないと嘆く人に限って、出会いのチャンスを逃している「いい出会いがない」と思い込んでいる人が合コンに行った時、そのメンツがイマイチだと「やっぱりいい出会いがない」と思い、その場を適当に過ごして終わります。一方で「いい出会いに恵まれている」と信じている人は、同じ合コンに参加しても「こいつらの友達にいい男がいるかもしれない」と考え、合コン中に「いい出会いのタネ」を(無意識的に)探します。結果、前者は出会いのキッカケを知らずしらずのうちに失い、後者はいろんな人のネットワーキングを伝って「いい出会い」にまでたどり着きます。この場合、どちらも予言の自己成就をしています。■結婚の話を切り出すのが怖くて、気づいたら別れてた長年お付き合いしていたカップルが別れて、片方が次の恋人とあっさり結婚するケース。女性側は「てっきり彼もそのつもりだと思っていた」とか「なんとなくその話をすると嫌がられる気がして話し出せなかった」と言いますが、これは「嫌われたくない」という思いからくるもの。ある種「すがるような」その態度を、彼氏は確実に感じ取っています。彼氏はその「意思決定を依存されている感じ」に嫌気がさして別れを切り出すわけです。彼女側には「結婚の話を切り出して別れることになったらどうしよう」と思っている訳で、結果的に結婚よりも今の現状に優先度が置かれています。つまり、口では結婚したいと言っていても、今の関係を崩してでもしたいとは思っていないんです。だから結婚に至らない。モロに思考が現実化しています。逆に、本気で結婚を決めている人なら「結婚の話を切り出して別れるなら、そもそもそういうことだ」と割り切ってさっさと結婚の話を切り出します。結果、その人と別れることになっても次か、次の次ぐらいで結婚することになります。■いつもうまくいかないと思うひとが、いつもうまくいかない理由予言の自己成就による「思考の現実化」の仕組みがなんとなくわかってきたのではないでしょうか。恋愛がうまくいかないと嘆いている女性(男性もですが)の原因は、まさにその「うまくいかない」という予言にあるのです。「どうせ私なんて」という思いが卑屈な態度を取らせ、「大して可愛くもないし」という思いが化粧やオシャレをサボらせ、「彼がわたしの思いを汲み取ってくれない」というわがままな考えが彼の思いを汲み取ろうとする意欲を失わせているのです。まずはその「うまくいかない」という思い込み(予言)を捨てることです。そして自分が叶えたい現実のため予言を積極的に選択し、それを信じて行動することです。もし、「いや、わたしには当てはまらないんじゃないか?」とか「こういうケースはどうなんだろう?」と思ったら、気軽にTwitter(@Kawaguchi_AAA)へDMを飛ばしてくださいね。ディスカッションしましょう!それでは!(川口美樹/ライター)
2018年07月28日『人は見た目が9割』という本がかつてベストセラーになったことがありました。外見よりも内面を磨くことを教えられてきた人たちにとっては、ある種ショッキングなできごとだったようです。本書の内容や様々な批評はAmazonに譲るとして(僕はこの本は読んでいません)、自分の経験として「人を外見から判断した方がいい」と今のところ結論づけています。とはいえ、内面を重視しない、というわけではありません。むしろ内面を重視してきたが故に、外見で判断するようになった、と言った方が正確でしょうか。■外見にはその人の人間性がびっくりするぐらい出るここでいう「外見」とは、いわゆる「顔立ちの良し悪し」や「身体のプロポーション」のことだけではなく、表情、日常的に使っている言葉の選び方、姿勢や立ち振る舞いなど、仲良くならなくても見えるその人の特徴、のことを指します。内面を重要視する人は、そういった「何気ない一言、ふとした時の表情、とっさに出る言葉」にその人の内面(人格・大切にしている価値観・過去の経験など)がモロに反映されることを経験上知っています。そんなこと当たり前じゃないかと思われるかもしれませんが、おそらく今みなさんが思われている以上の細かさで、その人の人間性を見抜きます。■彼氏の情報をもらえると大体の彼氏の傾向性が掴める手前味噌な話で恐縮なんですけれども、書いていることの信ぴょう性を高めるために、先日受けた相談の一部をお見せします。僕は相談者さんの彼氏さんに会ったこともなければ、具体的な人間性も聞いていません。(少なくともこのメッセージを送った段階では)彼女さんの悩んでいる内容と、彼との関係性、および実際に彼氏が放ったセリフなどから、「彼氏はきっとこんな感じの人で、こんなコンプレックスを抱えていて、彼女をこんな感じに思っている」という予想が立てられるんです。これはおそらく人の相談に乗ってきた経験から、頭の中でいくつかのパターンがデータで蓄積されていて、Googleみたいに検索できるようになっているんだと思います。ちなみにこれは僕の特殊能力でもなんでもなく、人を見抜く力のある人は大体持っているものです。(ビジネスの世界では、人事職とか営業職で結果出している人が持っているケースが多いです)■外見から得られる情報を侮ってはならない話を戻しましょう。このように人の内面を嫌というほど見てきた人にとっては、外見は内面以上にその人の内面を物語ります。言い換えれば、実際の外見そのものがそこまで重要なのではなく、その外見を生み出しているその人の内面が、その外見を通してバレてしまっている、ということです。「見た目の清潔感を大事にしよう」といったようなアドバイス、よく聞きますよね。あれは、恋愛において「見た目が清潔であること」が大事だからではなくて、「初めましての人に不快感を与えないように、見た目を清潔にするようにしよう」という日々の心がけが透けて見えるから大事だと言っているのです。以上が、僕が「人を外見から判断した方がいい」と結論づけている理由です。(川口美樹/ライター)(ハウコレ編集部)(兼島彩香/モデル)(お多福/カメラマン)(上杉光美/ヘアメイク)(辻野祐馬/ディレクション)
2018年07月25日“If you love two people at the same time, choose the second. Because if you really loved the first one, you wouldn’t have fallen for the second.”-Johnny Depp「もし2人の人を同時に好きになったら、二番目に好きになった人を選びなさい。なぜなら本当に最初の人を愛しているなら、二番目に好きになった人に恋をするはずがないのだから。」(ジョニー・デップ)待て待て待てい!いくら世界のジョニー・デップのお言葉だからといって、そう簡単に納得していい問題ではありませんよ!ちなみにジョニー・デップは、実際に何人もの女性と交際・婚約・破局を繰り返しているので、その言葉通りに生きているのかもしれないですが、その是非はさておき、僕たち凡人が真似をしていい発言ではない、というのが個人的な見解です。さて、デップの名言はさておき、浮気や不倫なども含めて、2人の異性を同時期に好きになってしまうことは、長い人生の中ではままあることです。そんな時「彼はここがこうでこういういいところがあるし、もう一方の彼はまた違ったところで魅力的で、どっちかなんて選べない!」と嘆く人が多いのも事実。他人が言っていると「贅沢言ってんじゃねぇ!」と叩きたくなりますが、いざ自分ごとになると苦しんでしまうものなのだとか(友人談)。そんな時、ジョニー・デップではない僕たちはどんな基準で相手を選んだらいいのか、その決断をするための方法をいくつかお伝えしましょう。■ケース1:ポリアモリーであることを疑う詳しくは「ポリアモリー」でググって欲しいのですが、複数同時交際を是とする価値観を持っている人たちがいます。彼ら彼女らは、当事者全員が恋人にまた別の恋人が存在することを認めた上で交際をしています。あなたももしかしたらポリアモリーなのかもしれません。であれば、2人同時に本当に好きになってしまうことは別におかしなこと、不道徳なことではありません。ただし、ポイントは相手にもその価値観を認めてもらう必要があり、ともすればどちらにも認めてもらえずにお別れになるリスクもある、ということ。ネットにはいろいろな体験談が転がっていますので、それをじっくり読んでみて「自分はどうなのか?」と考えてみるのがいいでしょう。■ケース2:無い物ねだりな自分を疑うもしすでに恋人がいて、その不満を補うような相手を好きになってしまった場合、、、例えば『元々の彼は家族のような仲で安心感もあるけど、その分ときめきも減り夜の方はレスになりがち・・・その分新しい彼は、その彼のような安心感はないけど、ときめきが止まらない!、、、甲乙つけがたいわ!』みたいなケースです。これはまずいです。いますぐにその考え方を是正することをオススメします。こういった人たちと前述のポリアモリー(及びそれに準ずる考え方の人たち)との明確な違いは、「条件で恋人を選んでいる」という点です。ポリアモリーの人たちが、全ての相手に対して「誰かとの比較ではなくて、その人の人間性をそのまま愛している」のに対し、浮気性な人は「今彼と新彼を比較してどっちがよりふさわしいか?」という条件付きの眼鏡で相手を見ています。そのままどちらかを選んでも、結局はその選んだ相手に不満がたまり、その不満を解消できそうな別の人に乗り換える、という恋の転勤族になってしまいます。心当たりがある人は、「今彼の優しさに甘えている自分はいないか」、「今彼を好きになった初期の気持ちを忘れてはいないか?」、「私は今彼に対してできる限りの努力をしたのだろうか?」と根詰めて考える必要があります。■ケース3:どっちとも付き合わない(ないし別れる)二者択一で悩んだ時に使うオススメの思考法、「そもそもその二択しかないんだっけ?」戦法です。ケース2では自分の問題に焦点を当てていますが、相手の問題に焦点をあててみると、意外と「よくよく考えたらどっちもビミョーなのでは?」という結論にいたることもあります。恋は盲目とも言いますし、その「2人同時に好きになっちゃった」状態自体が、恋に恋している状態である可能性もあります。ジョニー・デップ風にいうなら、「もし2人の人を同時に好きになったら、両方とも別れなさい。なぜなら本当に2人共を愛しているなら、2人同時に恋をするはずがないのだから。」ということです。■2人の人を同時に好きになってしまったら?まとめます。もしも、2人(あるいは3人以上)の人を好きになってしまった時の思考法は以下の3つです。複数同時交際の価値観を持っている可能性を疑う無い物ねだりな性格を是正するどっちとも付き合わない、ないしは別れるもし記事を読んでわからないこと、質問・疑問などありましたらTwitter(@kawaguchi_AAA)までDMを飛ばしてくださいね。それでは!(川口美樹/ライター)(ハウコレ編集部)
2018年07月23日自己承認マンとは?説明しよう!自己承認マンとは、自己承認が苦手な人のためにエスティーム星からこの地球にやってくる、自己承認のノウハウを教えてくれるヒーローである。彼を呼ぶことによって、どんな些細なことでも自己承認ができるようになり、自分を愛することができるようになるのだ!それじゃあ早速、みんなで声を出して読んでみよう!せーの、『自己承認マ〜〜〜〜〜〜ン!!』■自己承認マンが教える自己承認のコツーあ、自己承認マン!自己承認のコツを教えて!「僕を呼んでくれたのは君かな。よく呼んでくれた。なかなかできることじゃないぞ?すごいじゃないか!」ーえ、もう承認してくれた!?「あたりまえさ。自己承認のハードルは低ければ低いほどいいんだ。究極的には今息をしてる段階で自己承認をするといい。『わたし・・・呼吸してる・・・!!素晴らしい』そう思えるようになること、それがゴールだ」ーでも、そんなの当たり前すぎて自分を褒めてあげることなんてできないよ!「地球人あるあるだね。いいかい、地球人は誰かと比較して幸せを感じたり、人を貶したり、自分を褒めたりする変わった生き物なんだ。そんなくだらないこと他の生物がやってると思うかい?みんな自分が生きるので必死さ。他人の事を気にする余裕があるのは地球人ぐらいなもんだね。」ーい、言われてみれば、そうだけど・・・「君が君のことを、どうしようもないと思うことでも褒めてあげること。それによって誰かが傷つくかい?誰かに迷惑がかかるかい?」ーでも、勘違い野郎だと思われるかも・・・「勘違い、大いに結構だ!そうやって『勘違い野郎だ』と言っている人に限って、自分を結果でしか承認できない勘違い野郎なんだ。君の憧れの人は、君のその自分を好きになろとする努力をバカにすると思うかい?」ーしないよ!そんなことしない!「そうだろう。なら、自信を持って勘違い野郎になろう。」ーうん、そうだね!・・・具体的にはどうしたらいいの?「まずはゲームだと思って自己承認できるポイントをなんでもいいから探してみよう。歯を磨いたら『サボらないわたしすごい』、道端で綺麗な花を見つけたら『なんて幸運なわたしすごい』、会社を休んだら『自分の体を大切にできるわたしすごい』、もし恋人がいるなら『世の中には恋人がいない人もいるのだから、それだけでわたしすごい』と思えばいい。(でも、間違ってもTwitterには呟くなよ)」ーそれならわたしにもできそう!でも、それで本当に自分を好きになれるの?■自己承認マンを呼ぶ目的は、自己承認をクセにすること「残念ながらこれには個人差があるんだ。でも、大事なことは、こういった一見馬鹿げた妄想を日常に取り入れることで、その思考のクセを身に付けることにあるんだ。」ー思考のクセ?「思考は、地球で言うところのパブロフの犬、条件反射なんだ。自信が持てない人は、条件反射で、物事の悪いところに目がいってしまうクセを持っている。そのクセを『物事の良いところに目を向けるクセ』に変えることが目的なんだよ。」ーそうだったんだ・・・その悪いクセのせいで、わたしこんなに辛かったのかも。「お、新しい気づきを得たね!そういうときはどうするんだっけ?」ーあ!え〜と、わたし、そんな気づきが得られるなんてなんてラッキーなの!すごい!この記事をクリックした自分を褒めてあげたいわ!!とかかな?「グレート!その調子だ!!(いま別の誰かの声を代弁したようだったが・・・)」ーありがとう、自己承認マン!わたし、できそうな気がする!■自己承認できたら、募金をしてみよう「よし、じゃあお金を払ってくれるかい?」ーえ、お金を取るの!?「僕にじゃない。コンビニで10円でもいいから募金してみて欲しい。これは、自己承認をした、という事実を自分に刷り込むための儀式だよ。」ーどうしてそんなことする必要があるの?「多くの人は、ハードルの低い自己承認をかたち上は真似するけど、そのことを心から信じきれていないんだ。だから『自分は自己承認をしたんだ』と信じるために身銭をきる。そうすると『せっかく募金したんだから自己承認しなきゃ損だ』と思うようになるんだ。」ーなるほど。募金したらまたその行為で自己承認できそうだね!「ははは!その通りだ!そうやって”自己承認サイクル”を回しているうちに、だんだんそれが当たり前になり、気づいたらいろんなことを『ま、いいか。わたし十分にすごいし』で片付けられるようになっているはずだよ。」ーそうなれたら本当にすごいね!でもできそう!「今日から早速、君も実践してみてくれよな!辛くなったらいつでも呼んでくれたえまそ!れではまた会おう!!」(川口美樹/ライター)(ハウコレ編集部)(林侑里奈/モデル)(お多福/カメラマン)(上杉光美/ヘアメイク)(辻野祐馬/ディレクション)
2018年07月22日都合のいい女の6つの特徴1、簡単にカラダを許してしまう2、今日会える?に応じてしまう3、「忙しい」を理由に会えないことが多い4、お家デートが多くなりがち5、手間とお金がかけられていない6、突っ込んだ質問をすると嫌な顔をされる要するに、手間隙かけずにできるだけ安いコストで、自分の都合に合わせたスケジュールで性欲を満たしてくれる女性が「都合のいい女」となるわけですね。「経験人数の多さ」で自分の価値を見出そうとする男性の自信のなさと、人から求められることで自分の価値を見出そうとする女性の自信のなさの、需要と供給のマッチングによって出来上がるのがこの「都合のいい女」です。■本命への昇格は原則ないと思った方がいいよく都合のいい女から本命に昇格することはできるのか?といったような質問を受けるのですが、基本的にはそれは起こらないと思っていた方がいいでしょう。二番手はあくまで二番手であり、一番手がいなくなってもそこからは昇格せず、別の一番手候補が補充されるシステムになっています。そしておそらく本命への昇格を望む人たちも、「ないとは思ってるんだけど」と頭ではわかっていながら、「これだけ彼を想ってきたのだからもしかしたら振り向いてくれるのでは・・・」という思考が、その微粒子レベルの可能性に期待させてしまうのです。中には、浮気相手から本命になった女性の成功体験を都合よく解釈している人もいますが、あれは「別の一番手候補が現在の一番手を超えた」事例ですので、真に受けない方がいいでしょう。■なぜ「都合のいい女」になる人が後を絶たないのか?都合のいい女にならないようにするためには、本命になれるようにように努力するのではなく、そういう態度で接してくる男を相手にしない、というのが一番の予防策になります。インフルエンザみたいなもので、イザかかってしまうと治療までに痛みと苦しみを通過しなくてはいけません。ですので、普段から免疫力をつけておき、仮にウイルスが近づいてきても倒せる状態にしておく必要があるのです。ただし「都合のいい女」を見つけるのが得意な男性は、初回のエッチにこぎつけるまで、「優しく気遣いに溢れ、紳士的な態度をとり、胸キュンワードをばらまく」ことが多いので、恋愛に対して免疫力の低い人は、その本性の見分けられないことも多いのです。これだけいろんなところで「そいつは地雷だぞ!」と警鐘が鳴らされていても、いつまで経っても「都合のいい女」にはまってしまう女性が後を絶えないのは、こういった背景があったりするのです。■「脱!都合のいい女」への特効薬万人に共通する解決策としては、やはり「実際に付き合うまではエッチをしない」と胸に刻むことだろうと思います。色々考えてみましたが、やはりこれが一番です、やっぱり。本当に付き合いたい女性が相手なら、それで男が離れていくことはありません。それで離れていく男なら「その想いはたかが知れていた」ということです。ただし、そのスタンスを公言するのは控えた方がいいと思います。その人のキャラにもよりますが、「誰もお前を狙ってねぇよ」と突っ込まれ、せっかくの出会いを遠ざけることになりかねません。またこれは実際に「ヤってしまった」後でも有効なので、「やっぱり彼女としての関係を築きたい。それができないのであればあなたとは関わらない」とハッキリ明言すべきでしょう。ちなみに僕は「それでも私は彼のそばにいたい。都合のいい女でもいいわ」と思う人は責めません。それはそれで一つの愛情表現の形ですし、需要と供給がマッチしているので他人がとやかくいう問題はないと思います。問題はそのふりをしながらも「いつかは本命に・・・」という気持ちがある状態。この状態では誰も幸せにならないので、できるだけ早く脱することをお勧めします。(川口美樹/ライター)(ハウコレ編集部)
2018年07月21日世の中には「いい出会い」信仰が蔓延っているようです。確かに出会いとは不思議なもので、まるで神様に引き合わせれたかのように、偶発的にかつ必然性を持って目の前に現れるものです。しかし、多くの人がその「光」の部分だけに注目し、裏側にある「影」の部分を知りません。■いい出会いとは奇跡ではなく、確率である元も子もないことを言うようですが、いい出会いなんてものは、奇跡でもなんでもなく実は確率の問題です。10人の人間と話すよりも、100人の人間と話すよりも、1,000人の人間と話した方が、自分にピッタリの人間に出会える確率が上がるだけの話なのです。これは恋愛以外の話に置きかえても同じ。小説なら、色んな作家の色んな作品を読んでみて、自分の好みがわかるようになるし、なぜその作品が好きなのかを明確に説明できます。仕事でもそう。一つの職種しか経験したことがない人と、営業もマーケティングも総務も人事も経験したことがある人と、どちらが自分の好きな仕事を見つけられるのか、いちいち解説するまでもないでしょう。「好き」の周りには、数多くの「好きじゃない」がくっついているものなんです。むしろ「好きじゃない」があるおかげで、「好き」の輪郭がハッキリするのです。■いい出会いには、自己分析が欠かせないただし、闇雲に物量だけをこなしていても意味がありません。色んな人と会話してみて「なんか嫌だな、なんとなく合わないな」と感じたら、それが「なぜなのか?」をきちんと自分なりにかみ砕いてメモしておく必要があります。スマホのメモ帳でもいいですが、できれば紙に手書きで書いた方が脳への定着率があがります。より強く記憶したい場合は、誰かにアウトプットすることです。そうすることで、「自分はこういう人間が好きじゃない」データが蓄積されて、そういった人を避けるようになるので、自然と好きじゃない人に出会わなくなっていきます。すると今度は、「好きかもしれない」人たちとの出会いが増え、「ひょっとするとこいつかもしれない」という予想の精度が上がっていくのです。■奇跡的な出会いは、出会いの屍の積み重なった上にあるこのように、「いい出会い」の裏には、その100倍以上の「よくない出会い」が転がっています。「いい出会い」を果たした人は、その「よくなかった出会い」をなかったことにするか、本人すら気づいていないケースもあるので、はたから見るとその存在に気づきにくいものです。騙されてはいけません。「いい出会い」をした人は、その手前に仕事かプライベートでか、数多の人間とのコミュニケーションを重ねた結果、世の中にはいろんな人間がいることを知り、自分はどんな人間を許せるか、どんな人間を許せないかという基準を持っているのです。だから、こいつだ!と思った瞬間に、ガッと掴んで離さない瞬発力を持っているのです。■主体的に出会いにいくことが大事これがいわゆる「いい出会い」にたどり着くまでのプロセスです。そうはいっても、「あの子はそんなにたくさんの人に会っていないのに、理想の相手に出会っているわ」と思うような人が1人や2人思い浮かぶかもしれません。それは、その人のパートナーの方がたくさんの人に出会っていて、その人を捕まえたケースだと思います。もし、2人とも本当に偶然に出会ったのだとしたらそれこそ本当の奇跡です。きっと前世で相当の徳を積んだのでしょうね。いずれにせよなんの参考にもなりません。前世で徳を積まなかった僕たちは神様の采配を待たずに、自らの足で運命の出会いを模索していく必要があるのです。と、なんやかんや言ってきましたが、もし記事を読んでわからないこと、質問・疑問などありましたらTwitter(@kawaguchi_AAA)までDMを飛ばしてくださいね。それでは!(川口美樹/ライター)(ハウコレ編集部)
2018年07月19日