暮らしの中で豊かさや幸せを感じる「モノ」や「コト」を考え、企業が描く“未来”と“身近な未来”を組み合わせ、様々なテーマを研究し、情報発信している川島蓉子さんが所長を務めるifs未来研究所。ブランドの未来を創る分析や、未来のビジョンと交流する場づくり、ワークショップ活動など、“未来”を見据え、多岐に渡る活動を展開する。そんなifs 未来研究所は、活動開始から3年を迎える。5月26日に開催された3周年記念イベントでは、所長・川島蓉子さんが現在手掛けている「未来のここち」と題する3つの研究テーマについて、志を共にするプロフェッショナルたちと語った。ifs未来研究所3周年感謝パーティーには多くの来場者が訪れた■走れる“現代の下駄”を世界に発信「未来のここち×ファッション」プロジェクトでは、“現代の下駄とは?”というテーマでプロダクトデザイナー・松村光さんが登壇。1993年に三宅デザイン事務所入社後、パリコレチームや「PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE」を担当し、2005年に独立後は「BAO BAO ISSEY MIYAKE」などを手掛ける松村さん。川島さんは、「未来のここち×ファッション」を考えた時、長年付き合ってきた松村さんが真っ先に頭に浮かんだとか。これからの日本的デザインを考え、チームで1年ぐらい対話を重ねてプロジェクトがはじまった。文明開化がなかったら、日本のファッションはどうだったか?という問いからハイテク下駄のプロジェクトははじまったしかし、なぜ下駄なのか?「世界が身近になり情報も画一化され、ファッションもオリジナリティを出すのが難しい時代です。文明開化で一気に西洋化したけれど文明開化しなかったら日本のファッションってどうだったかな?って考えてみました。ならば履物は、下駄だろうと。でもすごいハイテク下駄ができているはず」と下駄に結びついたきっかけを話す松村さん。松村さんは、履物の歴史を調べるために福山市の松永はきもの資料館にも足を運び、徹底的に履物の歴史も研究。“現代の生活にもなじむ下駄”への思いを強くする。「伝統の枠組みでつくるのではなく、今の暮らしに取り入れることを考えてつくる。下駄を超える下駄づくりで未来に、世界に、発信していきたいと思っています」と川島さん。形は四角、左右がなく、誰の足にもフィット、さらに走ることもできる!そんなオシャレ下駄が数年後には世界デビューするかもしれない。■ファッションは恋に似ている、ときめく心をデジタルが後押し「デジタル×ファッション」という興味深いテーマでは、ITジャーナリストの林信行さんと三越伊勢丹ホールディングスのIT戦略担当北川竜也さんが登場。ファッションにデジタルをかけあわせることで生み出せる価値、そこにはどんなビジネスが生まれるのか、三者で研究を重ねている。まずは林さんがアップルウォッチ×エルメスやグーグル×リーバイスなどのコラボ事例、また国内外で「デジタル×ファッション」のビッグイベントが毎月開催されている現状を説明していく。そんな現状を踏まえつつ三越伊勢丹の北川さんは「デジタルありきではなく、ファッションがスタートであるべきだと思う」と話し、「お客様がパーソナルデータの取り扱いに対する不安や、ID登録での面倒を感じないような、楽しいだけの体験ができるようなデジタル化に挑戦していきたい」と同プロジェクトへの熱意を語った。川島さんの「ファッションは恋に似ている、そんな気持ちをデジタルにかけあわせるとおもしろいものができるはず」という締めの言葉に二人が深くうなずく。この研究は、今後三越伊勢丹でコンテンツとして展開される予定。恋するコンテンツのローンチが楽しみだ。■ビジネスパーソンの頭をほぐす、東京と佐渡島を舞台にした“未来の学校”東京一極化が進む中、地方での暮らしの豊かさに目を向け、中央と地方の循環をつくることを目指す「地方×未来のここち」。未来研の外部研究員である唐川靖弘さんが、東京と新潟・佐渡島の二拠点を舞台にした、企業の次世代リーダーと未来を描くプロジェクト「未来の学校」をプレゼンテーション。文化や土地が持つエネルギーの素晴らしさだけではなく、日本が抱える少子高齢化などの社会問題を体感できる場としての佐渡島の価値を説く唐川さん。「東京の会議室を離れ、海を渡った佐渡で、ビジネスパーソンが時間を過ごすことで、新たに見えてくるものは多い。異業種の企業人たちが、協働し、ビジネスを通じて新しい価値を創造できるような、場づくりを考えています」と唐川さん。新潟出身の川島さんは、「中央と地方、企業と社会、一過性ではなく、持続性のあるプロジェクトを目指していきたい」と締めくくった。会場では、川島さんが新潟三越伊勢丹とともに企画・開発を手掛けた「NIIGATA越品(エッピン)」シリーズの販売も。食、化粧品、雑貨など、ひと味違った新潟名産はパーティー参加者を楽しませていた。来年度の研究発表では、それぞれどのような成果につながったのか。また新たな未来が生み出されているのか。ifs未来研究所が取り組む、“未来”のカタチに期待が高まる。
2016年06月11日料理長・金野茂氏の海そのものを味わうフレンチ熱海は、新幹線を使って東京から45分、温暖な気候、豊かな湯量を誇る源泉という条件が揃い、古くから開けた温泉地。そんな熱海の伊豆山にある「星野リゾート 界 熱海」は、高台に江戸時代からの伝統を引き次ぐ本館、そして、麓には、歴史を感じる洋館の別館ヴィラ・デル・ソルが。単に温泉旅館というだけではなく、海のオーベルジュを備えた熱海の海の幸を存分に味わえる宿でもあります。クラシカルな別館ヴィラ・デル・ソルの料理長、金野茂氏は、同じ海の幸に恵まれたマルセイユで修行をし、その日の食材を見て調理を決めるという一期一会の海のフレンチが得意。海・山、豊富な食材を深みのある味わいになかでも、夕食のシェフズスペシャリテで出るブイヤベースは、5種類以上の磯魚を使い、本場マルセイユのブイヤベース憲章という決まりごとに従って作られた深みのある一品。メルバトーストに赤ピーマン、ニンニク、オリーブオイル、マヨネーズで作ったルイユソースをつけ、グリュイエールチーズをのせて浸しながら食べる。磯の深い味わいが口の中でゆっくりと広がります。朝も、地元の食材を使ってヘルシーながらボリュームのあるメニュー。山盛りの新鮮野菜のサラダ、ふわっと軽いクラムチャウダー、地鶏有精卵を使った卵料理やハム、サクサクのクロワッサンや香ばしいトーストが。大きな窓からは柔らかな朝の日射しが入り、大海原がすぐそこに。潮騒の音を聞きながらの国の登録有形文化財でもある洋館での朝ごはんは、心地よく、またなかなか得がたい体験であるともいえるでしょう。取材・文/小野アムスデン道子店舗情報店名:星野リゾ—ト界 熱海TEL・予約:0570-073-011住所:静岡県熱海市伊豆山750-6アクセス:JR熱海駅よりタクシーで約5分
2016年06月11日女優のMEGUMIが、東海テレビ・フジテレビ系ドラマ『朝が来る』(毎週土曜23:40~24:35)に出演することが10日、明らかになった。25日放送の第4話から登場し、心の闇を抱える"ワケあり女"を演じる。このドラマは、直木賞作家・辻村深月の今年の本屋大賞にノミネートされた同名小説が原作。主演の安田成美演じる栗原佐都子は不妊治療を経験した後、特別養子縁組という光を得て、長男・朝斗と夫・清和(田中直樹)とともに幸せな生活を送っていたが、ある日、謎の女性(川島海荷)から「私が産んだ子供を返してください」という電話がかかってきたことで、光を失ったもう一人の母の存在が明らかになっていく。闇を抱える女性を演じることに、MEGUMIは「人とのつながりを避けていた人間が人とつながることで、気持ちに変化が生まれるプロセスを大切にしました」と意識。ワケあり女を演じるのは「すごく楽しいです!」といい、「気持ちを考え、広げていく作業が幸せですね」と充実の様子だ。私生活では母親のMEGUMIだが、今作については「親というだけで共感できるところがあります」と感想。闇を抱える役柄とは正反対で、「2人でお風呂に入りながら他愛もない話をするのがとても楽しい」と、幸せな日常を明かしてくれた。
2016年06月10日パンドラ(PANDORA)から2016年夏コレクションが2016年6月2日(木)より発売される。今回のテーマは「東洋と海」。エキゾチックな花々や海の世界から着想を得たデザインは、ポップなムードとクールさが混在する、遊び心あるアクセサリーに仕上がっている。注目したいのは、蓮をイメージした「LEGENDARY LOTUS」と、美しい海の色を表現した「OCEANIC WONDERS 」。「LEGENDARY LOTUS」からはクラシカルな花模様のダングルチャームが登場。亜熱帯のスコールでたっぷりと雫をたたえた蓮の花を、透明感のある深紅のエナメルで表現した。ペンダントやブレスレットのチャームにぴったりの存在感だ。「OCEANIC WONDERS」はうっとりするような美しい海をイメージ。煌くドロップチャームやヒトデのチャームがラインナップする。自由にチャームを組み合わせて自分好みのアクセサリーを楽しむことができる。リゾート感溢れる夏を想起させる、パンドラの新コレクションをぜひ手に入れて。【アイテム詳細】パンドラ2016夏コレクション発売日:2016年6月2日(木)アイテム例:■LEGENDARY LOTUS・ダングルチャーム 7,500円+税■OCEANIC WONDERS・ドロップチャーム 7,500円+税・オーシャン ティック・スターフィッシュチャーム 10,000円+税【問い合わせ先】パンドラ ジュエリー ジャパンTEL:03-5413-4345
2016年06月06日お笑いコンビ・麒麟の川島明と、ピン芸人となった今野浩喜が、4日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『IPPONスカウト』で優勝し、6月11日(21:00~23:10)に放送される本戦の『IPPONグランプリ』に初出場することが決まった。大喜利好きの10名の芸人が、"一本"の数を争って勝者を決める同番組は、ダウンタウン・松本人志が大会チェアマンを務め、2009年に深夜番組でスタートしてから、今回で15回目の放送。川島と今野は、全国のお笑い芸人1,405人が挑んだペーパーテストから勝ち上がり、最後は、川元文太(ダブルブッキング)、こいで(シャンプーハット)、永野というメンバーを破って、初の2人同時優勝で本戦出場を決めた。本戦の収録を終えた川島は「1問目の最初にボタンを押せたのが良かったかもしれないですね。押せていなかったら、雰囲気に飲まれてしまっていたかもしれません」と話し、実力を発揮できた様子。一方の今野は「個人的には、採点される際の、自分の顔のアップが一番嫌でしたね(笑)。途中から、目をつぶっていました」と、同番組独特の演出に手を焼いたようだ。このほか、本戦には、サンドウィッチマンの伊達みきお、ナイツの塙宣之が初出場。秋山竜次(ロバート)、千原ジュニア(千原兄弟)、博多大吉(博多華丸・大吉)、バカリズム、堀内健(ネプチューン)、若林正恭(オードリー)という常連メンバーたちに挑む。さらに、観覧ゲストとして、大地真央、ローラに加え、KinKi Kidsの堂本剛が初出演。堂本はサプライズで大喜利をさせられてしまい、「ちょっと気軽な気持ちで来てしまった」と反省したが、あらためて松本から正式に参戦のオファーがあった場合は「昔からあこがれている大スターですので、『はい』と言いますけれど、放送後、1カ月くらいは芸能活動休止ですかね。たぶんちょっと変になると思うので(笑)」と恐れていた。
2016年06月04日女優の川島海荷が31日、都内のホテルで行われた東海テレビ・フジテレビ系ドラマ『朝が来る』(6月4日スタート、毎週土曜23:40~24:35)の制作発表会見に登場。自身の子供時代を「ゆとりですかね…」と自虐的に振り返った。今作は、安田成美が16年ぶりに連続ドラマに主演。その16年前、6歳だったという川島は、当時の自分を「無気力だったと思います」と振り返り、「ゆとりですかね…」と世代的に分析してみせた。決してヤンチャではなく、クラスでも端の方にいる地味なタイプだったといい、「多くの人に見てもらう仕事をするとは想像しなかったですね」と、芸能界で活躍することになる現状に驚いた。ガールズユニット・9nineを脱退し、女優業への専念を宣言してから初のドラマ出演だが、「いろんなプレッシャーもありつつ、いいプレッシャーを感じて今回ドラマに臨んでいます」と心境を説明。この役のために、人生初の金髪となっているが、「イメージチェンジして、役として自分を見てもらえるようなお芝居を頑張りたいなと思っています」と意気込みを示した。そんな決意の川島に、女優の先輩である石田えりは「かわいいので、早く辞めた方がいいと思います」と毒舌でエール。安田は「うちの子供と同い年くらいで、子供のように見てしまって、これから楽しみだなと思っています」と期待を語った。金髪姿も相まって、すっかり大人らしい一面を見せている川島。しかし、「幸せを感じる瞬間」という質問に、安田が「誰かと一緒に笑っているとき」と回答すると、川島は「答えを準備してたんですけど、安田さんの答えがすごいすてきなので、恥ずかしい…」と前置きし、「現場での朝のおにぎりが、ちまきだったこと」と顔を赤らめながら、あどけない表情を見せていた。このドラマは、直木賞作家・辻村深月の今年の本屋大賞にノミネートされた同名小説が原作。安田演じる栗原佐都子は不妊治療を経験した後、特別養子縁組という光を得て、長男・朝斗と夫・清和(田中直樹)とともに幸せな生活を送っていたが、ある日、謎の女性(川島)から「私が産んだ子供を返してください」という電話がかかってきたことで、光を失ったもう一人の母の存在が明らかになっていく。
2016年05月31日フジテレビ系・東海テレビ制作のオトナの土ドラ第2弾「朝が来る」の制作発表会見が31日(火)都内で行われ、主演の安田成美、共演の川島海荷、田中直樹(ココリコ)、石田えりが出席。16年ぶりに連ドラ主演を務める安田さんは、撮影現場での“座長”としての意外な立ち回りを明かした。直木賞作家・辻村深月による、夫の不妊症や特別養子縁組などをテーマにした同名小説を連続ドラマ化。養子の長男・朝斗と幸せな日々を送っている栗原佐都子(安田さん)は、朝斗の生みの親を名乗る謎の女(川島さん)からの電話をきっかけに、衝撃の過去と対峙することになる。3児の母でもある安田さんは「原作に感動して今回のドラマに参加しようと思った」と16年ぶりの連ドラ主演快諾の理由を語るも、座長の意識を問われると「座長の意識がなくてやらせてもらっているので、申し訳ございません。役に専念しているだけで、座長としては日々の差し入れに専念しています」と照れ笑い。それに田中さんは「差し入れのタイミングが抜群。甘いものがほしいときは甘いものが入ってきて、冷たいものがほしいときには冷たいものがくる。次にいつ差し入れが来るのかソワソワするので、そういう意味では現場が浮足立っている」と笑わせた。家族の反応について安田さんは「至って何もないかのように“今日は仕事?”と聞かれるくらいで、特に反応はないけれど、家に帰ると“大丈夫だった?”と心配してもらえる」と家族の無言のエールを紹介。幸せな時間は「笑っているとき。友だちでも家族でも現場でも。笑えるときが一番幸せ」とはにかみながら、母親としての忘れられない時間を聞かれると「長男が登校拒否っぽくなったり、下の子がアトピーになったりしたけれど、そういう問題がクリアできた瞬間が忘れられないし、とても良い時間に感じる」と柔和な母親の表情を浮かべた。また川島さんが、安田さんとの初共演に「安田さんは本当にほわほわしたオーラを持った方で、安田さんと喋ると普段早口な自分がゆったりなペースで喋ることが出来る。失礼ながらも癒されています」と感想を漏らすと、石田さんは安田さんに「シリアスな芝居のときに吹かないでほしい。目が合った瞬間にプッとされて…なんなんですかあれは?辞めてください」と天然ぶりにクレーム。当の安田さんは「はい!スイマセン。これからは心を入れ替えます」と謝りつつも「でも石田さん面白いから~」と自由だった。「朝が来る」は、6月4日(土)13時40分よりフジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年05月31日女優の安田成美が31日、都内のホテルで行われた主演ドラマ『朝が来る』(6月4日スタート、東海テレビ・フジテレビ系 毎週土曜23:40~24:35)の制作発表会見に登場。久々の連ドラ座長だが、「日々、差し入れに専念しております」と、独特の意気込みを見せた。安田が連続ドラマの主演を務めるのは、実に16年ぶりだが、「すみません、座長の意識が全く無くて…。ただ役に専念しているだけでして…」と恐縮。座長としては撮影現場への差し入れに注力していることを話した。力を入れているだけあって、この差し入れは好評。夫役を演じるココリコの田中直樹は「差し入れのタイミングが抜群なんです。全員が、次いつ安田さんが差し入れをくれるんだろうと、ソワソワしながら撮影に臨んでいます。そういう意味では、撮影現場は浮き足立っていると思います」と報告した。こうした安田の雰囲気は、現場を和ませているそうで、川島海荷は「安田さんは、ホワホワしたオーラを持った方」と印象を語り、安田と会話すると「自分もゆったりなペースでしゃべるようになった」と、癒やされていることを明かした。一方で、先輩の石田えりからは「シリアスな芝居をするときに、吹かないでほしい」とクレームも。安田は「分かりました先輩、ごめんなさい。これから心入れ替えます」と謝罪したが、吹いてしまう理由を「石田さん面白いから(笑)」と責任を押し付け、石田は「なんで!?」と混乱していた。久々の連ドラ主演だが、夫のとんねるず・木梨憲武ら家族からは「何も反応はないですが、帰ってくると『今大丈夫だった?』と心配してくれています」という。今作は親子の愛を描く作品だが、自身の子供について「長男が登校拒否っぽくなった時とか、一番下の子がアトピーだったりとか問題がある時に、それをクリアできた瞬間は忘れなれない」と、思い出を振り返った。一方、母親については「意味もなく母が大好きで、母が死ぬことだけが怖かった」という安田。「幼稚園の時に母のブローチを勝手に取って形見にして、引き出しにしまって、毎日引き出しを開いては『お母さん死んでも大丈夫』と思っていました」と強い愛情を明かしたが、ふと客観的になり、「なんか殺したいみたいですね(笑)」と苦笑いしていた。このドラマは、直木賞作家・辻村深月の今年の本屋大賞にノミネートされた同名小説が原作。安田演じる栗原佐都子は不妊治療を経験した後、特別養子縁組という光を得て、長男・朝斗と夫・清和(田中)とともに幸せな生活を送っていたが、ある日、謎の女性(川島)から「私が産んだ子供を返してください」という電話がかかってきたことで、光を失ったもう一人の母の存在が明らかになっていく。
2016年05月31日安田成美が16年ぶりに連ドラ主演を務める「朝が来る」。この度、本作の新たなキャストとして、先日、自身が所属するグループ「9nine」からの脱退と女優業への専念を発表した川島海荷が参加することが明らかになった。「子どもを返してください」ある日、突然かかってきた謎の女からの電話。栗原佐都子(安田成美)は出版社に勤める夫・清和(田中直樹)と長男の朝斗と穏やかながら満ち足りた日々を送っていた。実は朝斗は実子ではなく養子だったが、そんなことは関係なかった。長く苦しい不妊治療の末、一度は子どもを諦めた佐都子たち。しかし、ひょんなことから知った特別養子縁組によって光がもたらされたのだ。朝斗のいない生活などもう考えられない。このまま幸せな日々が続いていく。佐都子はそう思っていた。そんなある日、栗原家に一本の電話がかかってくる。「私が産んだ子どもを返してください」息子の母親を名乗る女(川島海荷)からの突然の電話。この電話が、佐都子を過去に引き戻していく。そしてそこには、光を失ってしまったもうひとりの母の存在が――!?原作は、『ツナグ』「鍵のない夢を見る」などの原作者としても知られる、直木賞作家・辻村深月の同名著書。夫の不妊症、特別養子縁組など、現代の日本で一般的になりつつありながらタブー視されがちな問題をリアリティを交えながら描いた、“珠玉の人間ドラマ”だ。キャストには、主人公・佐都子演じる安田さんをはじめ、夫・清和役に田中直樹(ココリコ)、佐都子のママ友・星野理沙役に滝沢沙織ほか、佐津川愛美、石田えり、黒川智花、小野塚勇人らが出演している。そして今回新たに本作に参加することが発表された川島さんが挑戦するのは、佐都子の子・朝斗の生みの親「片倉ひかり」を名乗る“謎の女”役だ。今回安田さんと対峙する重要な役に挑む川島さんは、「自分の生活にはない、全く違う世界だと思うような出来事が起こっていました。でも、もしかしたら身近にあるのではないかと思える出来事や、共感できる部分もありました」と原作を呼んだ感想を語り、「2人のお母さん、栗原左都子と片倉ひかりが出てくるのですが、その2人の姿や生き方に感銘を受け、つくづく母は強いなと思いました」とコメント。また今回人生初の金髪に挑戦した川島さんは「いままで美容院に3時間もいたことがなく未知の世界を経験しました。金髪になってみて鏡に映る自分を見ると、まだ信じられません」と心境を語った。「自分でも新たな挑戦ができる作品になると思っていて、覚悟を決めて自分の役と向き合って頑張っていきたいです」と気持ちを新たにし、さらに安田さんとは初共演ということで「とても嬉しいですし、緊張もしています。安田さんと対峙するシーンはこの物語の重要なシーンのひとつなので…。物怖じせずに思いっきりそこに立ち向かっていきたいと思います」と意気込みを語った。「朝が来る」は6月4日(土)23時40分~東海テレビ・フジテレビ系にて放送開始(全8話予定)。(cinemacafe.net)
2016年04月26日女優の川島海荷が、6月4日スタートの東海テレビ・フジテレビ系ドラマ『朝が来る』(毎週土曜23:40~24:35、全8回)に出演することが26日、明らかになった。このドラマは、直木賞作家・辻村深月の今年の本屋大賞にノミネートされた同名小説が原作。16年ぶりに連ドラの主演を務める、安田成美演じる栗原佐都子は不妊治療を経験した後、特別養子縁組という光を得て、長男・朝斗と夫・清和とともに幸せな生活を送っていたが、ある日、謎の女性から「私が産んだ子供を返してください」という電話がかかってきたことで、光を失ったもう一人の母の存在が明らかになっていく。川島が演じるのは、生みの親である"片倉ひかり"を名乗り、「子供を返して」と主張する謎の女性。5人組ユニット・9nineを7月で脱退する川島は、今年を「自分の中で分岐点」と捉え、この役のために、人生で初めて金髪に染めるという気合の入りようで、「見た目から役作りさせていただけるのは、役に入り込みやすいのでありがたいです」と語る。東海テレビの松本圭右プロデューサーは「感情の表と裏の表現が非常に難しい役」と説明し、「女優として脱皮してもらって新しい川島海荷像を見せてもらいたいと思っています」と期待を寄せている。また、佐都子の夫である清和役で、ココリコの田中直樹が出演。子供ができないの原因が自分にあることを知ってショックを受けていたが、養子を迎え、家族を守ることを使命と感じている役柄だ。田中は「自分自身も清和を演じていくにつれて、どういう気持ちになっていくのか、どういう風に自分の役が変わってくるのか楽しみです」と語り、松本プロデューサーは「自分の苦しさではなく、苦しんだからこそ出せるやさしさと温かさで、女性たちを見守っていただきたい」と起用の狙いを話す。このほかにも、養子縁組仲介団体・ベビーバトン代表の浅見洋子役を石田えり、出版社に務める清和の部下で、家族に批判的な感情を抱く後藤香澄役に佐津川愛美、佐都子のママ友で頼りになる星野理沙役に滝沢沙織、片倉ひかりとつながりのある男・山本健太役に小野塚勇人、ベビーバトンの寮で14歳だったひかりと同室だった風俗嬢・平田コノミ役に黒川智花が決定。松本プロデューサーは「"人生の夜に迷い込んだ人間に、朝はやって来るのか"というテーマを最後まで楽しんでいただければ」と、見どころを語っている。
2016年04月26日お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史(45)、ココリコの田中直樹(44)、女優の川島海荷(22)が17日、東京・赤坂のTBSで、5月に2週連続で放送されるバラエティ番組『アイ・アム・冒険少年』の収録後に取材に応じた。2014年4月よりレギュラー放送され、レギュラー放送終了後も単発番組として人気を誇る同番組は、地球にあふれる"驚き"を探るバラエティ。5月4日(20:00~22:00)、11日(19:00~22:00)の2週連続で放送される今回も、さまざまな冒険ゲストが世界中でロケに挑み、この日の収録ではロケのVTRを見ながらトークを展開した。収録後の取材では、MCの岡村、田中、川島がそれぞれイチオシのVTRを挙げ、岡村は、タイで巨大エイとキングコブラの捕獲に挑戦した照英のロケを、「凶暴さや太さ、長さ、匂いまで、動物のすべての情報を伝えてくれた。教材になるレベルのレポート力」と絶賛。「そりゃ熱出るわ」と体調不良で収録不参加だったことをいじり、笑いを誘った。田中は、照英と街中で偶然会ったことを明かし、「会った時の笑顔が忘れられない。納得いくロケができて、あとはスタジオを残すのみのタイミングで…。本当にスタジオを楽しみにしているっておっしゃっていたので」とその時の様子を説明。岡村は「伝えたいことがいっぱいあったんでしょうね。明日みんなに伝えられるってなったときに40度の熱が出るって…残念でした」と思いやった。川島は、インスタグラムで日本人最高の30万人のフォロワーを誇る渡辺直美が、オーストラリアでさまざまな動物たちとの2ショット撮影に挑戦したロケをイチオシに選び、「私もインスタをやっているので興味深い」とコメント。田中は、ドローンを自在に操る技術を持つ芸人・谷+1。が、その技術を生かして世界遺産に登録されている絶景を撮影したロケを絶賛し、「歴史的に残っていくような映像が撮れたと思う。素晴らしかった」とたたえた。そのほか、あばれる君と菊池亜美はフィリピンの無人島からの脱出、コロコロチキチキペッパーズのナダルは日本人初となる火口バンジージャンプ、トレンディエンジェルはノルウェーの絶景ポイントでの新ネタ披露に挑戦。ジャングルポケットの斉藤慎二は、南アフリカのサバンナでゾウを相手に体当たりで検証するなど、それぞれ驚きのロケに挑んだ。
2016年04月17日女優の川島海荷が、アイドルグループ「9nine」を7月で脱退することを発表。今後は女優に専念することを明かした。川島さんは2007年に同グループに加入して以来、女優とアイドルの活動を両立させてきたが、6日に行われたライブで同グループから脱退することを発表した。ライブ後に更新したブログで、「9nineの活動は13歳の頃からやらせてもらっていて、いろんな経験をさせてもらいました。わたしの青春は9nineにかけてきたといっても、過言ではないです」と同グループでの活動をふり返った川島さん。しかし2年前に武道館ライブが決まったときから、自分の将来について考え始めていたという。「自分の将来のことを深く考え、このままだといけないかもしれないという危機感をもちました。9nineと女優を両立させていったとしても、どちらも中途半端な状態で終わってしまうんではないかと考えたんです。お芝居はまだまだ未熟だし、自信をもてない自分もいました」と2足のわらじを履き続けることに悩み、その結果、「自分が一番やりたいことを極めて、もっと自信をもってやりたい」と思い至ったという。その「自分が一番やりたいことは」である女優の仕事に専念することを決意した。川島さんはもともと、アイドルより先に2006年7月に放送されたドラマ「誰よりもママを愛す」で子役としてデビュー。「9nine」加入後も2007年8月公開の映画『Life 天国で君に逢えたら』で銀幕デビューを果たし、さらに2009年10月公開の『携帯彼氏』では映画初主演。その後もNHK大河ドラマ「花燃ゆ」や、TBS系ドラマ「SPEC~零~」、映画<a href="">『私の優しくない先輩』</a>など数々の話題作に出演している。さらに今年2月に公開された3Dアニメ映画<a href="">『モンスター・ホテル2』</a>では、オリジナル版でヒロインの声優を務めた米女優セレーナ・ゴメスの吹き替え声優を務めた。川島さんは今後の女優としての活動に「いろんなことに挑戦していきたいし、これにかけていきたいと強く思っています」と意気込みをつづった。(花)
2016年04月07日海の風に吹かれている。透明感のある海草、海のきらめき、潮の匂いよりも、からっとした風の匂いがした。真ん中が空いていて風の通りがいい。【永瀬沙世プロフィール】1978年 兵庫県生まれ。作品展、写真集の発表を日本、ヨーロッパで精力的に行い、5冊目の写真集「PINK LEMONADE」は、ストックホルムの「LIBRARYMAN」から出版、2014年には新作写真集「FOLLOW UP 追跡 -J002E3-」 が出版され、作品展も開催された。現在、次の作品集、展覧会のプロジェクトを進行中。
2016年03月31日アニメーション映画『モンスター・ホテル2』が2月20日(土)に公開を迎え、日本語吹き替え版の声優を務めた山寺宏一、川島海荷、藤森慎吾(オリエンタルラジオ)、稲川淳二がそろって舞台挨拶に登壇した。前作の公開から4年、モンスターたちの社交場“モンスター・ホテル”でのドタバタが再び!前作で運命的な出会いを果たしたドラキュラの娘・メイヴィスと人間のジョナサンがついに結婚し子供も生まれるが…。日本国内のアニメやディズニー作品と比べ、日本では決してメジャーとは言えない本作だが、全米では大ヒットを記録。山寺さんは「絶対に面白いです!僕は『1』も大好きだしドラキュラも大好きでやりがいがありました。前回から『2』があるだろうと思ってたし、もっとメジャーになるべき作品。『モンスター・ホテル』面白いよ、と友人に言ったら絶対に感謝されますよ!」と作品への愛を熱く語る。川島さんは本作で初めて“母親”役を経験。「自分がお母さんになるなんて考えられなかったです。私が見ているお母さん像を想像しながらやりました」と振り返る。本作を機に考えた理想の家族像について「私が3人きょうだいで育ったので、子供は3人ほしいです。甘やかさず、ビシバシと厳しめに体育会系でしつけをしたい!」と意外な願望に会場は驚きに包まれた。川島さん演じるメイヴィルの夫・ジョナサン役で今回、パパを演じた藤森さんは「4年前は『とにかくチャラく』と言われて『キミ、カワウィーね!』とか言ってたんですが、今回はちょっと大人の雰囲気を出そうと思って…。でも『前回通りのチャラ男で』と言われました…」と苦笑い。舞台挨拶後の報道陣との質疑応答で、結婚について話題となり「前の方とは…?」と尋ねられると「別れたよっ!いつまで聞くんだよ(苦笑)!」と怒りをあらわにし「去年の10月の『女性自身』を見てください」となぜか破局をアピールし笑いを誘っていた。今回、初登場となるドラキュラの父で人間嫌いのヴラッドを演じた稲川さんは、プライベートでは長く妻と別居生活を続けていることで知られており「家族」をテーマにした本作を絶賛しつつ「僕は家族はあるけど家庭はないから…」とポツリ。「こないだの1月で26年になりました。向こう(=妻)は僕が住んでるところを知ってるけど、僕は向こうが住んでるところを知らない。給料を妻からもらってるんだけど…」と苦笑交じりに語っていた。『モンスター・ホテル2』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年02月20日今年9月24日、胆管がんのため54歳という早すぎる死を迎えた、女優・川島なお美の素顔に迫る特別番組「独占!初公開!直筆日記と死の直前秘蔵映像!女優・川島なお美物語~余命宣告闘病全記録~」(仮)が、12月24日(木)に放送されることが決定した。最期まで“女優”にこだわり、“女優”として生き抜いた川島さんが、唯一病気の再発を打ち明けていた夫・鎧塚俊彦。今回、鎧塚さんの協力の下、亡くなる直前まで出演する予定だったミュージカル「パルレ~洗濯~」の通し稽古の様子や、数々秘蔵映像が初公開されるという。番組では、徹底的に女優を演じ通した川島さんが、一番素顔に戻れる場所であった自宅を鎧塚さんが紹介。そこでは、写真を丁寧に仕分けしたアルバム、夫のために分かりやすくスケジュールを書き込んだカレンダー、夫が忘れ物をしないように書き残した直筆メモや、彼女の死後初めて発見された直筆の闘病日記も独占初公開。「生きることへの執着」、「がん」への思いが綴られた日記にふれ、2年に及ぶ壮絶な闘病生活を支え続けた鎧塚さんが思いを語る。さらに、川島さんが生前大好きだったという軽井沢の別荘にも訪問。亡くなった翌日に友人たちを招待する予定だったようで、すでにクリスマスの準備も進められていた夫婦の思い出の地で、鎧塚さんが川島さんと最後に交わしたLINEのやりとりを初公開。そこには、川島さんが初めて見せた病への不安や恐怖の言葉が…。突然の舞台降板から、入院、そして死の間際、鎧塚さんにだけ見せた衝撃的な最後の様子が初めて明らかとなる。そのほか、女子大生アイドルとして、「シャンペンNO.5」で歌手デビューしてから、女優としての活躍を続ける中、運命の人・鎧塚さんとの出会い、夫に対して見せた献身的な姿、闘病生活など、人生の全記録をふり返り、両親やゆかりのある人たちのインタビューを敢行。最期まで思い切り“自分らしいシナリオの人生”を生き抜いた姿を探っていくという。「独占!初公開!直筆日記と死の直前秘蔵映像!女優・川島なお美物語~余命宣告闘病全記録~」(仮)は12月24日(木)19時よりフジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年11月26日豊川悦司と鈴木京香がおよそ10年ぶりに共演を果たし、禁断の恋に生きるWOWOWの「連続ドラマW 荒地の恋」から、このほど待望の場面写真が解禁。2016年1月9日(土)からの放送に先がけ、第1話が「WOWOWへGO!12/5(土)は無料放送!」にて先行放送されることが決まった。戦争の爪痕が色濃く残る1947年、詩誌「荒地」創刊のため、北沢太郎(豊川悦司)、三田村貴一(松重豊)、有川信夫(田口トモロヲ)ら戦後日本の現代詩運動の中心となる詩人たちが集まった。それから28年後の1975年、53歳となった北沢は妻の治子(富田靖子)、娘の優有子(川島海荷)、息子の尚に囲まれた彼は、平凡な幸せを慈しみながら、新聞社の校閲部に勤務しながら細々と詩作を続けていた。だが、親友である三田村の妻・明子(鈴木京香)と頻繁に接触を持つようになり、恋に落ちる。北沢は仕事を捨て、家族を残し、同じく家を出た明子と暮らしていく中でこれまでにない情熱と“言葉”を取り戻していく……。豊川さんと鈴木さんが「青春の門―筑豊編―」以来、約10年ぶりにTVドラマで共演を果たす本作は、直木賞作家・ねじめ正一の同名小説を原作にした“荒地”のような人生を生きる大人のラブストーリー。2008年に第1作目「パンドラ」からスタートしたWOWOWの連続ドラマWは、昨年10月より<土曜オリジナルドラマ>と<日曜オリジナルドラマ>の2本枠となり、好評を博しているが、今回、連続ドラマWとしては初めて第1話が先行無料放送されることになった。また、初解禁となった場面写真には、逢瀬のさなかの深刻な表情をとらえた豊川さん演じる主人公・北沢と鈴木さん演じる明子の姿が。さらに、若きころの情熱あふれる詩人たちの姿とともに、松重豊が演じる北沢の親友の三田村と見知らぬ女性の姿もあり、ドラマの展開が気になる写真となっている。戦前、戦中を生き抜いた世代が50代に入り、「残された時間をどのように生き、どのように死ねばよいのか」を自問し、「納得する人生」を真摯に見つめたひとりの詩人の生きざまに、まずは思いを馳せてみて。連続ドラマW「荒地の恋」は12月5日(土)に第1話を先行無料放送、2016年1月9日(土)22:00~WOWOWにてスタート(全5話、第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2015年11月17日京都丹後鉄道では、「海の京都」をイメージした新しい特急車両「丹後の海」の運行が開始される。「丹後の海」は、JR京都駅と京都府北部地域を結ぶ特急車両として運行予定。京都府では7月18日から11月15日まで、同府北部に位置する市町の旅の魅力を発信する「海の京都博」が開催されており、同イベントで高まった北部観光等の需要を拡大することも目的のひとつとなる。車両の設計・デザインはインダストリアルデザイナーの水戸岡鋭治氏が手がけた。車体色は"藍色メタリック"で、多くの人に丹後の海を想起してもらえるように仕上げたという。また、金色のシンボルマークとロゴタイプも配し、なつかしく上品なデザインをイメージしている。車内は、木を使った和のテイストのデザインとのこと。なお、同車両は1編成2両を導入予定。平成27年度中には、さらに1編成2両を導入予定となっている。なお、運行開始日やルート等は追って発表される。Design and Illustration by Eiji Mitooka + Don Design Associates
2015年11月07日WOWOWでは2016年1月9日から豊川悦司主演の連続ドラマ『荒地の恋』をスタートする。原作は2008年に第3回中央公論文芸賞を受賞したねじめ正一の長編小説で、豊川演じる主人公と禁断の恋に陥る女性・明子役を鈴木京香が演じる。物語の舞台は1970年代後半から1980年代。戦前、戦中を生き抜いた世代が50代に入り「残された時間をどのように生き、どのように死ねばよいのか」を自問していた時代。納得する人生とはどういうものなのか真摯に見つめ、もがき生きる詩人・北沢太郎(豊川)は親友の三田村(松重豊)の妻・明子(鈴木)と恋に落ち、仕事や家族を捨て彼女と暮らすが…。主演の豊川は「人がその人生をおくる、まっとうするということがどういうことなのか、仕事、友情、家族、恋、老い、夢、理想…誰もが味わうシンプルで複雑な生きるためのエッセンス、そのすべてが詰まっている話でした。登場する大人たちが織りなす人間模様にどっぷりと浸っていただき、みなさんとはまた違う人生の旅を共に楽しんでいただければ幸いです」とメッセージを寄せている。一方の鈴木も「明子は詩人と芸術を愛さずにはいられない女性です。 穏やかに包み込む母親のような愛情で詩人たちを見守り、時に火のような激しさで自らを傷付けながらも、芸術から離れては生きていけないのだと感じます。優しさと悲しみを静かに背中に滲ませた豊川さんは詩人・北沢そのもので、いつも見とれてしまいます」と、テレビドラマでは約10年ぶりとなる豊川との共演に期待を寄せている。ほか出演は田口トモロヲ、富田靖子、川島海荷、村川絵梨ら。
2015年10月24日映画『娚の一生』など話題作への出演が続く豊川悦司が、大人の恋を描いたねじめ正一による長編小説「荒地の恋」のドラマ化に主演、約10年ぶりに鈴木京香と共演を果たすことが分かった。戦争の爪痕が色濃く残る1947年、詩誌「荒地」創刊のため、北沢太郎(豊川悦司)、三田村貴一(松重豊)、有川信夫(田口トモロヲ)ら戦後日本の現代詩運動の中心となる詩人たちが集まった。それから28年後の1975年、53歳となった北沢は新聞社の校閲部に勤務しながら、ほそぼそと詩作を続けている。妻の治子(富田靖子)、娘の優有子(川島海荷)、息子の尚に囲まれた彼は、平凡な幸せを慈しむ毎日だった。だが、やがて親友である三田村の妻・明子(鈴木京香)と頻繁に接触を持つようになり、恋に落ちる。北沢は仕事を捨て、家族を残し、同じく家を出た明子と暮らしていく中で、これまでにないほどの“情熱”と“言葉”を取り戻す。それぞれが“荒地”の人生を歩んでゆくとも知らずに…。本作は、2008年に第3回中央公論文芸賞を受賞した、ねじめ正一による長編小説をWOWOWがドラマ化。初老の男が許されざる恋に落ちたとき、詩人として、ひとりの人間として、忘れかけていた“情熱”と“言葉”を取り戻してゆくさまを描く。主演を務めるのは、今回が連続ドラマW初主演となる豊川さん。そして、豊川さんと禁断の愛に陥る女性・明子を鈴木が務め、2人のTVドラマでの共演は、「青春の門-筑豊編-」以来約10年ぶり。監督を務めるのは、豊川さんも出演した『居酒屋ゆうれい』(’94)で第18回日本アカデミー賞「優秀監督賞」を受賞した渡邊孝好が務める。今回ドラマ化にあたり、豊川さんは「人がその人生をおくる、全うするということがどういうことなのか、仕事、友情、家族、恋、老い、夢、理想…誰もが味わうシンプルで複雑な生きるためのエッセンス、その全てが詰まっている話でした」と脚本についてコメント。さらに、「北沢太郎という人間がなぜそんなに愛されたのか、その謎に謙虚に向き合っていきたいと思います」と話した。また、「京香さんは誰もが認める日本を代表する女優さんです」と相手役を務める鈴木さんを称賛。渡邊監督には「僕のデビュー作の監督でした。感慨があります。二度目のデビューのつもりでタッグを組みたいと思います」と言葉に力を込めた。鈴木さんは、「明子は詩人と芸術を愛さずにはいられない女性です。穏やかに包み込む母親のような愛情で詩人たちを見守り、時に火のような激しさで自らを傷付けながらも、芸術から離れては生きていけないのだと感じます」と自身の役柄について説明。「何年も前に、信頼する渡邊監督からこの『荒地の恋』のお話を伺ってから、ずっと演じたかった役です」とその意気込みを明かしている。原作者のねじめ氏も「豊川悦司さんが主人公の狂気をどのように演じてくれるのか、鈴木京香さんが小説の明子のイメージをどのように大きく裏切ってくれるのか、大いに期待している」と大きな期待を寄せる本作。大人の2人で贈る許されざる恋は、新春から街を熱くしてくれそうだ。連続ドラマW「荒地の恋」は2016年1月9日(土)22:00~WOWOWにてスタート(全5話、第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2015年10月24日ウェザーニューズは9月25日、9月14日に北極海の海氷の面積が456万km2を記録し、観測史上4番目の小ささとなったと発表した。北極海の海氷は通常7月から8月にかけて急速に融解し、9月に1年で最も小さい面積となる。近年、地球温暖化により、北極海の海氷の年間最小面積は減少傾向にあり、2012年には観測史上最小の328万km2を記録した。一方、北極海の海氷が減ったことで、北極海航路の商業利用や沿岸域での資源開発が活発化している。今回、ロシア側・カナダ側両航路が2年ぶりに開通し、現在も海氷域に入ることなく航行が可能な状態となっている。今後、徐々に海氷の結氷が進み海氷面積が拡大していくが、同社は10月上旬頃まで開通状態が続くとしている。
2015年09月25日ウェザーニューズのグローバルアイスセンターはこのほど、2015年の北極海の海氷傾向を発表した。同社によると、現在、北極海の海氷は約700万平方キロメートルで、1日に約10万キロメートルのペースで融解している。同時期で比較すると、2012年、2007 年、2011年に次いで観測史上4番目に小さい面積とのこと。特にロシア沿岸での海氷の融解が進んでおり、カラ海西部やラプテフ海東部、チュクチ海ではすでに大半の海氷が溶け、開水面となっている。また、カナダ多島海でも昨年以上に融解が進んでいるという。例年9月に記録される最小海氷域面積も、今年は昨年より30万平方キロメートル縮小し、約450万平方キロメートルとなる予想。なお、今シーズンは、東シベリア海の海氷が後退することによって8月中旬にロシア側の北東航路が開通し、昨年は開通しなかったカナダ側の北西航路も9 月初めには開通する見込みとなっている。
2015年08月07日夏のレジャースポットといえば!海やプール!でも海やプールのあとって、髪の毛がパサパサになりませんか…??それは、紫外線や塩分、塩素などの不純物が付着して、髪の水分やタンパク質が押し出されてしまうから。髪表面のキューティクルが剥がれてしまうと、手ぐしも通らないほどゴワゴワになってしまう。でもプールからあがったら、この後はみんなでディナーにいくのに…。そんな時はどうしたらいいのでしょう?●海やプールに入る前まずは、髪用のUVスプレーやトリートメントをしてあらかじめ髪をコーティングしてあげることが大事!しっかりコーティングしておく事で、紫外線から髪の毛を守ることが出来ますし、不純物が髪の直接触れるのを防ぐ事が出来ます。ただ、市販のトリートメントだと水に流れやすくプールの水も汚れてしまうので、天然成分のオイルトリートメントなどを選ぶと良いですね!●海やプールに入った後不純物が付いてしまった髪の毛をサラサラに戻すには、アフターケアが重要!すぐにシャンプーをして塩素や不純物を洗い流しましょう。そして、塩素に触れた髪の毛はキューティクルが剥がれてしまっているかもしれないいので、トリートメントで髪の毛保護してあげます。また、いつもドライヤーはさぼってしまう…自然乾燥が一番~♪なんて方も絶対に髪の毛を濡れたまま放置せずに乾かしましょう!健康的な髪を保つためにも、水気をしっかり取ってあげる事が大切です。いかがですか?今の時期、レジャースポットとして大人気の海やプール。髪の毛のケアにも気をつかって、サラサラヘアを保ちましょう!
2015年07月26日いよいよ海開き♪海はとっても楽しいけれど、紫外線・WP対策はもちろん、コスメを持ち歩けないのでいかに「お直しいらず」のメイクをするかが大切ですよね!?矢崎まなちゃんが、水着&サングラスにピッタリの、一手前加えた海メイクを教えてくれました!メイクのコツ・ポイント下地やファンデを薄くすることで、ヨレ防止に。RMKのパウダーファンデは、皮脂コントロールとSPFの効果が入ってるので、日焼けもメイク直しもしたくない海にピッタリ!アイメイクを崩れにくくするために、アイシャドウベースを使う。MACのアイシャドウベースはパールが入っているので、持ち・発色が良くなるだけでなく、太陽の下でとってもキレイ!メイクのヨレが気になりにくいようにアイラインは目尻だけにする。チークの持ちを良くする為にクリームチークとパウダーチークを重ねる。海ではUVケアにも写真を盛るにも、サングラスが必須!眉毛と目をできるだけ近くしてハーフっぽくすると、サングラスがより似合います。リップとグロスを重ねれば、自然とモチもUP!このメイク動画のノーカット版と使用コスメ詳細を見る
2015年06月28日幻冬舎は6月30日と7月1日に、サッカーの川島永嗣選手を講師に迎えたセミナーを、東京都渋谷区で開催する。川島永嗣選手は、大宮アルディージャ、名古屋グランパス、川崎フロンターレを経てベルギーリーグへ移籍し、現在は名門スタンダール・リエージュに在籍している。サッカーワールドカップは、南アフリカ、ブラジルの2大会に出場した。6月30日の「GINGER STYLE セミナー」は女性限定のセミナーで、「世界共通のコミュニケーション」をテーマに行う。7カ国語を操る川島選手が、「語学とは」「学習方法」「生活や文化への適応」「視野の広げ方」「気持ちの継続のしかた」「夢」をキーワードに、自身が実践してきたことを語る。7月1日には、GOETHE Biz salon(ゲーテ ビズ・サロン)のイベント「世界で闘う」を開催。川島選手はサッカー選手として活躍する傍ら、金融、不動産、経営についても学んでいる。ここまで貧欲に学び続けているのは、世界で闘う中で得た「気付き」があったからであるという。セミナーでは、川島選手が身につけたコミュニケーションのための「語学」、最高のパフォーマンスを発揮するための「準備」、自分のゆくべき道を選ぶ「決断」、尽きることのない「情熱」などのスキルをどのように身につけていったのかを語る。両セミナーとも、会場はクラシカ表参道。GOETHE Biz salonへの参加費は4,000円~で、申し込みには会員登録が必要となる。GINGER STYLEセミナーへの参加費は3,500円(一般価格)となっている。共に税込み。
2015年06月11日5人組パフォーマンスガールズユニット9nineが、4月29日(水・祝)大阪・BIGCATより全国ツアーを開催する。【チケット情報はこちら】同ツアーは、全国12会場で開催。ツアーファイナルは、7月18日(土)に東京・日比谷野外大音楽堂で行なわれる。同会場で9nineがワンマンを行なうのは約2年ぶり2度目。9nineは、女優としても活躍する川島海荷が所属するパフォーマンスガールズユニット。昨年8月に行なわれた初の日本武道館公演を成功させるなど、人気を集めている。6月17日(水)には、同公演の模様を収めたライブDVD&Blu-ray『9nine DREAM LIVE in BUDOKAN』と、17枚目のシングル『HAPPY 7 DAYS』のリリースが決定している。ツアーの4月29日(水・祝)大阪公演から6月13日(土)福岡公演までのチケットは発売中。また、日比谷野外大音楽堂公演のチケット一般発売は5月2日(土)午前10時より。なお、同公演のチケット一般発売に先がけて、先行抽選プレリザーブを実施中。受付は4月20日(月)午前11時まで。■「9nine Live Circuit 2015」4月29日(水・祝)BIGCAT(大阪府)5月2日(土)仙台CLUB JUNK BOX(宮城県)5月3日(日)柏PALOOZA(千葉県)5月6日(水・祝)名古屋クラブクアトロ(愛知県)5月10日(日)cube garden(北海道)5月23日(土)ナミキジャンクション(広島県)5月24日(日)KYOTO MUSE(京都府)5月30日(土)F.A.D YOKOHAMA(神奈川県)5月31日(日)HEAVEN`S ROCKさいたま新都心VJ-3(埼玉県)6月7日(日)NEXS Niigata(新潟県)6月13日(土)DRUM Be-1(福岡県)7月18日(土)日比谷野外大音楽堂(東京都)■ライブDVD&Blu-ray『9nine DREAM LIVE in BUDOKAN』6月17日(水)発売初回仕様:スリーブケース付き【初回仕様限定盤】(Blu-ray)6,900円+税【通常盤】(Blu-ray)6,900円+税【初回仕様限定盤】(DVD)5,900円+税【通常盤】(DVD)5,900円+税■シングル『HAPPY 7 DAYS』6月17日(水)発売【初回生産限定盤A】(CD+DVD)1,700円(税込)【初回生産限定盤B】(CD+フォトブック)1,200円(税込)【通常盤】(CD)1,000円(税込)
2015年04月13日スポーツワンはこのほど、4月11日と12日に開催される都市型ファンランイベント「バブルラン2015 in 千葉」に、女優などで活躍する川島海荷さんが所属する「9nine」が出演することを明らかにした。同イベントは、ランニングイベントとパーティークリエイター・afromanceがプロデュースする元祖泡パーティー「泡パ」とのコラボレーション企画。当初は4月12日のみの開催予定であったが、エントリー受付開始からわずか24時間のうちに参加希望者が定員に達したため、急きょ前日の4月11日も追加し、2日間開催することとなった。当日は、県立幕張海浜公園の会場内の全長約3kmに及ぶコース上に、大量の泡を放出するバブルマシーンを設置。参加者たちはその中を泡まみれになりながら走り、ゴールを目指していく。また、ゴール地点には、DJやアーティストによるパフォーマンスとバブルマシーンを組み合わせ、参加者が踊りながら泡まみれになる野外大型泡パーティーも開催する。ゲストには、女性5人からなるパフォーマンスガールズユニット・9nineをはじめ、音楽グループ・m-floの☆Taku Takahashi氏や13歳のDJ・DJ☆AkirA、「泡パ」のアイドル・泡ドルなど、2日で10組が出演する。参加料金は6,900円(税込)。3月20日まで同イベント公式ページで受け付ける。
2015年03月19日女優の川島海荷(20)が、創業400年を迎える柳屋本店のヘアオイルブランド『柳屋 あんず油』の新イメージキャラクターに就任し21日、都内で行われた発表記者会見に出席。現在大学3年生の川島は「合コンとか興味はありますが、勇気がなくて行けないです」と学生生活を明かし「一度もモテ期がきたことがないので、モテたいですね」と茶目っ気たっぷりに微笑んだ。【全身ショット】川島海荷、ミニスカートで美脚を披露同社の育毛剤ブランド『フレッシュトニック』のイメージキャラクターを務めるサッカー日本代表・川島永嗣選手から「W川島で盛り上げていきましょう」とビデオメッセージを贈られた川島は「光栄です。お会いしたことはないですが、一方的に好きだったのでうれしくもあり動揺しています」と感激。もともとサッカーが好きだったといい、アジア杯グループリーグでは3試合連続の無失点で3連勝を飾った川島選手へ「すごくかっこいいです。勢いにのって、私も“川島”として運気にのりたい」と笑顔を見せていた。会見では、今まで一度も髪を染めたことがないという美しい黒髪を持つ川島へ、『最も黒髪の似合う美人大賞』を贈呈。「大学生になって周りが髪を染めだして染めようかなって誘惑もありましたが、ここまできたら染めないでいくのも自分らしくていい」と話していた。
2015年01月21日『海猿』シリーズでもお馴染み、日本で最も海が似合う俳優(!?)・伊藤英明が、南太平洋の海でザトウクジラの親子に迫るドキュメンタリー「伊藤英明が大接近!奇跡の海のザトウクジラ ~いのちの星の親子たち~」が、1月24日(土)に放送される。このほど本作から、伊藤さんが実際に潜り、ザトウクジラと大接近した様子を捉えた特別映像がシネマカフェに到着。親子愛にあふれるクジラの子育てを見守った伊藤さんから、興奮のコメントが到着した。地球上で起こる奇跡の光景をカメラに収めることにチャレンジする海外ドキュメンタリー紀行(CBCテレビ制作)の最新作として、伊藤さんがナビゲーターを務める本作。今回、伊藤さんは、世界でも数えるほどしかないザトウクジラと泳げる海で、夏場、出産から子育てをするザトウクジラの姿を追う。大ブレイクした役柄さながらに自らもダイビング・ライセンスを持ち、世界の海に潜っている伊藤さんは、いまだ多くの謎に包まれているクジラの子育てに迫るため、南太平洋に浮かぶ島・トンガ王国へ。トンガは、世界で最もクジラに近づくことができる場所とされ、伊藤さんにとって“トンガでザトウクジラに遭遇すること”は“死ぬまでにやることリスト”に入っているほど、関心あることだったという。毎年7~10月の間、南極海から北上してきたザトウクジラが、出産、子育て、交尾をする“クジラの海”、トンガ。ホエールスイム(鯨と泳ぐこと)が許されている、世界でも数少ない海域としても知られている。伊藤さんは、毎年クジラの撮影をしているプロカメラマン越智隆治氏とタッグを組み、クジラの“子育ての海”で世界的にも貴重といわれる授乳シーンを狙い、10組以上の親子クジラを撮影。その中でも、心を許してくれたザトウクジラの親子を間近で撮影することに成功した。トンガの海で生まれた子クジラが、どのように母乳を飲み、成長し、冷たい南極の海に耐えられる体に成長するのか。大迫力の映像から、海に生きる巨大なほ乳類の子育ての謎親子クジラの姿を追いながら、親子の絆やつながりに想いを馳せてみて。■伊藤英明コメント「地球上でも貴重な、クジラと泳げる国トンガ。今回この海で、実際クジラと泳ぎ、そして間近に迫るクジラと同じ時間をともにしたことは、そうそう経験できることではないですし、まだこんな場所があったのか と感動しました」。「子育ての姿を間近に見て、同じほ乳類として、親子の愛、絆を感じました。 自分よりも何倍も何倍も大きな生物と同じ時間を共有することはすごく貴重な経験でもあり、さまざまなことを考えさせられる時間になりました。まだいませんが、もし自分にも子どもがいたら、見せてあげられればと思いました」。「伊藤英明が大接近!奇跡の海のザトウクジラ ~いのちの星の親子たち~」は1月24日(土)14時~15時24分、TBS系全国28局ネットにて放送予定(一部地域を除く)。(text:cinemacafe.net)
2015年01月19日JR東日本水戸支社はこのほど、老朽化した水戸線川島駅と常磐線内郷駅の駅舎改築工事に着手すると発表した。新しい川島駅は、「調和する駅 ~地域とつながり、自然を感じる~」をコンセプトに設計。地域にあふれる自然の要素を駅舎に取り込み、ゆるやかで広い木造屋根で、雄大な山並みと木の温かみを表現。待合室はガラス窓を広く取り、鬼怒川の水のような透き通った空間とする。木造平屋建てで、延床面積72.8平方メートル、待合スペース21.9平方メートル。10月20日頃に着工し、2015年1月中旬には供用開始の予定。2月下旬には既存駅舎取壊しを完了する。内郷駅の設計コンセプトは、「遺構こみち ~地域の歴史と遺構を想う駅~」。選炭場や貯炭場など、かつての常磐炭鉱の産業遺構が多く残る内郷地区の歴史を伝えるべく、それらの産業遺構を連想させる石造りに似せた壁を広場側に配置し、壁と駅舎の間に「こみち」のような空間を整備。「こみち」を通して、訪れる人が地域の歴史と遺構に想いを巡らせるような駅舎をめざす。木造平屋建てで、延床面積68.7平方メートル、待合スペース23.4平方メートル。11月上旬着工、2015年2月下旬一部供用開始の予定。3月上旬に既存駅舎取壊し完了、3月下旬に全体供用開始の見込みだ。
2014年10月20日●言いたいことをすぐにパッと言えたら……WOWOWで10月19日からスタートする連続ドラマW『株価暴落』は、池井戸潤の小説が原作の金融サスペンス。爆破テロのターゲットにされた経営再建中の巨大スーパーを巡り、銀行員をはじめ、経営陣、警察などさまざまな人たちの思惑が激しくぶつかり合う。主人公である銀行マン・板東洋史を演じた織田裕二に話を聞いた。――まずは今回演じられたキャラクターについての感想をお聞かせ下さい。目的や信念に向かって真っすぐに進む主人公・板東の姿は、私たちが思い浮かべる織田さんのイメージとオーバーラップする部分が多々あるように感じられました。「台本に書かれた文字だけで見ると、確かにハッキリとした物言いは似てるかもしれないけど、板東の場合は『我慢』が先について来るんですよね。我慢して我慢して、これだけは相手に伝えないといけないから言っているのであって、自分とは全然違っているから…疲れるんです(笑)。そりゃ、言いたいことをすぐにパッと言えたら楽じゃないですか」――ということは、必然的に"耐える"演技が多かったということでしょうか。「僕が演じる板東は審査部の審査役という重要なポジションにいますが、高嶋政伸さん演じる企画部の副部長・二戸は板東の意見とは真っ向から対立している。相手の都合も分かり、自分の都合も考え、でも、ここだけは伝えないといけない、というところに来ていた板東はようやく発言するわけです。しかも、ストーリーは二つの部署の単なる意見の相違かと思っていたら、実はそうではなかったというところが面白いと思います」●描かれてるテーマは決して遠い世界の話ではない――縦に横にと、複雑に絡み合う登場人物の思惑と人間関係が、この作品の見どころの一つということですね。「組織ではよくあることですけど、板東は銀行のトップである頭取から、自分のしていることに対して『ダメだ』と言われるんです。『気持ちは分かるが、逆のことをしろ』と。当然、頭取命令ですから従わざるを得ないんですけど、頭取もはっきり『ダメ』とは言わないんですよ。『柔軟な対応を取れ』というように、言葉に含みがある。それは『もっといいアイデアがあるなら使わなくはない』とも受け取れる。ぶつかり合いつつも、相手の気分を害さずに、うまく事を進める…難しいですよね。そんな簡単にできるのならどうぞやって下さいと。でも、そういう上からの無茶ぶりって、よくありますよね(笑)」――ストーリー全体を見渡すと、単なる企業モノではないスケールの大きさと深さを感じました。「ひとつの会社が潰れれば、そこで働く人たちだけでなく、その家族にも大きな影響を及ぼすじゃないですか。ならば、間違っているんだけど会社を潰さないよう延命処置しよう、ガンの病巣を取り除く手術はせずに薬でごまかそう、とする。ちょっとそれはある意味、今の日本のやり方に似ているのかもしれない。良く言えばソフトランディングかもしれないけど、悪く言うと負の遺産をずるずると後輩たちに押しつけているのではないかと」――金融サスペンスの形をとりながら、現代日本の問題を浮き彫りにしているということでしょうか。「このドラマで描かれていることは、決して遠い世界の話ではないと思うんです。今の時代を生きる自分たちにも関係している、みんなが考えなければいけないことですよね。国民一人あたりの借金が約800万円と言われてますけど、実感がないじゃないですか。どんどん与党が変わって『ムダを排除した』といっても、結局どうなんだろう…? と。でも、他人事ではないんですよね」●「一人、ネクタイをゆるめている」という描写――自分のことだけでなく、他の人や身の回りの出来事について考えるきっかけになればいいと。「過去に作ってきた法律やルールが違うんじゃないかと、今、疑問に思い始めていますけど、実は僕らも同じことをしてしまっているのではないか、とも思うんです。そして後々、孫の代になって『おじいちゃん、おばあちゃんの世代はなんであんな法律を許したの?』と聞かれるかもしれない。その時、ただ『ごめんなさい』と謝るのか、それとも…。僕たちの身の回りには、ホントはもっと議論しなければいけない問題がたくさんあるように思うんです」――そういった状況を踏まえ、ドラマの中で板東という存在をどう見せていきたいと思いますか?「最近では会社員の方もあまり社員バッジをしないそうですが、板東はあえてバッジをしている。これは組織の中の歯車の息苦しさを象徴していますよね。あと、台本には『一人、ネクタイをゆるめている』という描写が多いんですが、それを見て、あ、彼は息苦しいんだなと。上司や融資先相手の外行きの顔が多く、息が詰まりそうな中、部下たちの前でネクタイをちょっとゆるめたりする。そんな彼がふっと気持ちを抜いた時、人間らしさというか素顔を少しでも見せることができれば。あとはひたすら我慢です(笑)」――余談ですが、ドラマファンとしては石橋凌さん、石黒賢さん、鶴田真由さんといった、かつて織田さんが共演された役者さんたちとの顔合わせには感慨深いものがあります。「気がつくと石橋さんとは20年くらい、石黒さん、鶴田さんとも長いお付き合いになりますよね。中でも、竜雷太さんに関しては、やっぱり『太陽にほえろ!』のゴリさんを見て育った世代ですから、僕も非常に感慨深かったです。それだけでなく、竜さんの芝居に対する姿勢にとても驚きました。あれだけの先輩にもかかわらず、あれほどのモチベーションや熱意で芝居に臨んでいるなんて。竜さんだけでしたからね、本番OK後、監督に『もう1回やらせて下さい』と申し出たのは。自分もああいうふうにいたいな、と思いました」出演はほかに高嶋政伸、瀬戸康史、川島海荷、平山浩行、竜雷太、鶴田真由、板尾創路、石黒賢、石橋凌。連続ドラマW『株価暴落』は10月19日(22:00~)WOWOWプライムにてスタート。全5回(初回無料放送)。
2014年10月18日