映画『人魚の眠る家』の公開記念舞台あいさつが17日、都内で行われ、篠原涼子、西島秀俊、坂口健太郎、川栄李奈、松坂慶子、斎藤汰鷹、稲垣来泉、堤幸彦監督が出席した。前日に公開初日を迎えた映画『人魚の眠る家』を記念し、主演の篠原らキャスト陣と堤監督が登壇して舞台あいさつ。タイトルにちなみ人魚をイメージしたというドレス姿で登壇して篠原は「娘が人形なのに私が人形になっちゃって……。間違えちゃったなと正直思っています(笑)」と苦笑いも、客席からの「キレイ~!」という黄色い声援に「ありがとうございます。自信を持ってここに立ちたいと思います」と満面の笑顔を浮かべた。篠原は、完成したものを観て5分で涙が流れたといい、「堤監督がスタッフの方と強く作ってくださった作品で、こんなに素晴らしい作品に参加できて奇跡なぐらいです。芸能生活を30年近くやらせていただいていますが、本当に初めての作品だなと思っていますし感謝しています」と感激しきり。また、ドラマで何度か共演している西島について「撮影中はものすごい吹きます。笑い上戸! あとは仕事っぽくないんですよね」と明かすと、横にいた西島は間を入れずに「仕事ですから」と反応するなどまるで夫婦漫才のように息の合った掛け合いも。対する西島は「篠原さんは元気ですね。元気がない時なんてありません。『今回はこの映画のために私抑えなきゃ。真剣に見てもらいたいので』と言っていてこんな感じなので」と暴露すると、篠原は「本当に隠れていいですか。顔だけひょっこりはんみたいに出そうかな。今日は控えめにしなきゃ」と照れ笑いを見せた。舞台あいさつ後半には西島と篠原が演じた夫婦の子供でもある長男・生人役の斎藤汰鷹と長女・瑞穂役の稲垣来泉がサプライズで登壇。斎藤が家族の絵を、稲垣が手紙を読むと篠原は号泣して「涙が出ちゃった。ごめんなさい。すごくうれしいです。(斎藤の絵を見て)撮影の時を思い出しちゃいました。爽やかで元気な感じがあってすごく上手く描けたね。来泉ちゃんもありがとう。私も幸せだったし、来泉ちゃんとお仕事ができて本当に良かったです。また遊ぼうね」と約束すると、隣にいた稲垣の誘いで歌と踊りを一緒に披露するなど、終始和やかの舞台あいさつだった。東野圭吾の作家デビュー30周年小説『人魚の眠る家』を堤幸彦監督が映画化した本作。娘(稲垣来泉)がプールで溺れて意識不明に陥り、過酷な状況に見舞われた離婚寸前の夫婦・薫子(篠原涼子)と和昌(西島秀俊)が下す決断と苦悩を描く。
2018年11月17日女優の篠原涼子が11月17日(土)、都内で行われた主演作『人魚の眠る家』の公開記念舞台挨拶に登壇した。この日は、娘を演じた子役の女の子がサプライズ登壇し、感謝の手紙を朗読。感極まった篠原さんは「私も一緒にお仕事できて幸せだった」を感涙していた。■西島秀俊さんも感涙…と思いきや「涙が引っ込みました」理由は?舞台挨拶には篠原さんをはじめ、西島秀俊、坂口健太郎、川栄李奈、松坂慶子、堤幸彦監督が出席。そして、子役の稲垣来泉ちゃん、斎藤汰鷹くんもサプライズで駆けつけた。「将来は篠原さんみたいに、いつも楽しく笑っていて、お料理が上手なかわいい女優さんになりたい」と手紙を読み上げた来泉ちゃん。父親を演じた西島さんについては「たれ目でスーツが似合う面白い人」と評したが、当の西島さんは「泣きかけたんですけど、(涙が)引っ込みました」と“娘”の評価に苦笑いだった。ちなみに篠原さんが涙を流した際、隣に立つ坂口さんがそっとハンカチを手渡す場面もあった。■篠原涼子さん“人魚ドレス”に恐縮「出しゃばっちゃって、申し訳ありません」この日、ゴールドのスパンコールがまぶしい“人魚ドレス”に身を包んだ篠原さんは、「私が人魚ってわけじゃないのに、なんでかこうなってしまって。出しゃばっちゃって、申し訳ありません」と主演女優なのに恐縮しきり。それでも、客席から「かわいい!」と歓声があがると、「せっかくすてきなお召し物を用意していただき感謝です。今日は自信をもってここに立っていたい」と背筋を伸ばした。■「出会えたことが奇跡」篠原さんの熱演が大きな話題!東野氏の作家デビュー30周年を記念して執筆され、発売からわずか1か月で27万部を超えるベストセラーとなった同名小説を堤幸彦監督が映画化。すでに離婚が決まっていた薫子(篠原さん)と、会社経営者の夫・和昌(西島さん)のもとに、娘の瑞穂(来泉ちゃん)がプールで溺れ、意識不明になったという知らせが届く。医師から脳死を宣告されるなか、夫婦は「脳死を受け入れ臓器を提供するか、心臓死をただ待つか」という究極の二択を迫られる。早くも篠原さんの熱演が高く評価されており、本人も「現場の皆さん、そして東野圭吾さんの熱量が詰まったこの作品に出会えたことは、私にとって奇跡のようなこと」と誇らしげだった。『人魚の眠る家』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:人魚の眠る家 2018年11月16日より全国にて公開Ⓒ2018「人魚の眠る家」 製作委員会
2018年11月17日錦戸亮が月9初主演を務める「トレース~科捜研の男~」に、錦戸さんと初共演となる女優の小雪をはじめ、矢本悠馬、岡崎紗絵、山谷花純らのキャストたちが決定した。元・科捜研、古賀慶による本格科捜研サスペンスコミック「トレース~科捜研法医研究員の追想~」が原作となる本作。小雪さんが演じるのは、錦戸さん演じる“科捜研の男”真野礼二の先輩で、良き理解者である科長・海塚律子。若くして科長を勤め、捜査員たちから一目置かれている存在。一見クールだが実は面倒見がよく、真実を追求するためにルールを無視して暴走する真野の行動を容認し、温かく見守っている。孤立しがちな真野に新人の沢口ノンナ(新木優子)を指導するよう指示し、2人の成長にも期待している。実は真野が抱える陰惨な過去にある“関わり”を持っており、今後、真野の苦悩を理解し、真相を究明するために重要な役割を担うことになる、という。小雪さんは「錦戸さんや船越さんをはじめ、今回共演する方々は初めての方が多く、役柄のキャラクターもそれぞれ深いので、どんな掛合い・展開になるか今から楽しみ」と語り、「捜査が解決に進む過程で、科捜研で繰り広げられる経過など様々な視点からドラマ全体を楽しめたらと思っています」と期待を込めてコメント。■「世にも」岡崎紗絵、『コード・ブルー』山谷花純などの話題の若手もさらに、脇を固める豪華キャスト陣も続々と決定。科捜研の法医科研究員で、仕事の範疇を超えて好き勝手な行動を取る真野を嫌い、ライバル視する相楽一臣役に山崎樹範。同じく研究員の水沢英里には「世にも奇妙な物語 ’18秋の特別編」で川栄李奈との共演が注目を集めた岡崎紗絵。早く結婚退職したいと思っており、定時で帰りたいが、真野が勝手なことをするため仕事が増え、迷惑しているという女性。また、虎丸良平(船越英一郎)の部下となる警視庁捜査一課のキャリア組刑事・猪瀬祐人には、「今日から俺は!!」「ルームロンダリング」「この恋はツミなのか!?」など話題作出演が途切れない矢本悠馬。沢口ノンナ(新木優子)の妹、カンナには『劇場版コード・ブルー- ドクターヘリ緊急救命-』で熱演を見せた山谷花純。姉・ノンナとは東京でふたり暮らし、しっかり者で姉のよき相談相手となる。警視庁鑑識課の刑事、沖田徹には舞台やテレビ、映画に活躍する加藤虎ノ介。科捜研に出入りすることが多いため、研究員たちとも飲み仲間になるが、真野が鑑識の領域にまで口を出してくることが気に入らない。科捜研法医科の堅物な研究員・市原浩には、「グッド・ドクター」などで名脇役として知られる遠山俊也。海塚律子に好意を寄せているため、海塚に気に入られている真野を快く思っていない。そして、警視庁捜査一課長・江波清志には、個性派・篠井英介。物腰は丁寧だが、検挙数が全てと考え、部下を急き立てる嫌味な一課長。所轄から異動してきたばかりの虎丸にも冷たく当たる、という役どころ。科捜研を舞台に繰り広げられる事件の数々、現場に残された痕跡(=トレース)はどんな真実の欠片を示すのか。そこから導き出される鑑定結果とはーー。リアリティーあふれるストーリー展開と、そこに息を吹き込む演技派たちの共演にも注目していて。「トレース~科捜研の男~」は2019年1月7日より毎週月曜日21時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2018年11月14日野外映画上映イベント「調布リバーサイトシネマ(CHOFU RIVER SIDE CINEMA)」が、2018年11月18日(日)に多摩川河川敷で開催される。多摩川河川敷に設置された巨大スクリーンで、無料の映画上映を行う本イベント。川・芝生・電車が一望出来る調布らしい自然の景色が広がる会場で、解放感溢れる映画鑑賞が楽しめる。上映作品は、2018年5月に公開されたばかりの映画『ピーターラビット』。全世界36の言語でシリーズ累計1億5000万部を記録している、ビアトリクス・ポター原作のベストセラー絵本を初めて実写化した作品だ。イベント当日の上映時間は日暮れ時の17時が予定されているが、13時から飲食やDJによるBGMの提供がスタートするので、休日のピクニック気分でゆったりと映画の上映を待つのも良さそうだ。【開催概要】「調布リバーサイトシネマ(CHOFU RIVER SIDE CINEMA)」開催日時:2018年11月18日(日) 13:00~19:00(上映開始17:00)場所:多摩川児童公園自由広場(京王多摩川駅より徒歩約5分)入場料金:無料上映タイトル:『ピーターラビット(日本語吹き替え)※雨天中止。※席の用意は無いため、敷物やキャンプチェアの持参を推奨。© 2018 Columbia Pictures Industries, Inc., 2.0 Entertainment Financing, LLC and MRC II Distribution Company L.P. All Rights Reserved. | PETER RABBIT and all associated characters ™ & © Frederick Warne & Co Limited.
2018年11月11日上田晋也、藤木直人、森泉の3人がMCを務める日本テレビ系「おしゃれイズム」の11月11日(日)今夜放送回に、女優の篠原涼子がゲスト出演。意外なプライベートなどを語ってくれる。歌手から女優へと転身。「アンフェア」シリーズや「ハケンの品格」などで同世代のシンボリックな存在となると、最近は一人二役で親子を演じた「愛を乞うひと」や主婦から議員になっていく女性を演じた月9「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」などでさらなる進化をみせ、この夏には自身がメガヒットアーティストとなるきっかけとなった小室哲哉プロデュース楽曲をふんだんに使用し、90年代に青春を謳歌した女子高生の仲良しグループを描いた『SUNNY 強い気持ち・強い愛』が公開され、25年以上にわたるその業績が改めて脚光を浴びた篠原さん。そんな人気女優の篠原さんが今回は、“大食い動画でダイエット”“わんぱく盛りの息子たちとケンカの日々”など意外な休日の過ごし方を公開。こだわりの“洗濯モノのたたみ方”や“インスタ映え必至手料理”なども紹介されるという。また11月16日(金)に公開を控える『人魚の眠る家』で俳優・西島秀俊が篠原さんに勘弁して欲しいことを暴露するほか、番組MC・藤木さんとの爆笑ドライブデートなど、篠原さんの素顔が満載の30分になっている。篠原さんが主演を務め、西島秀俊、坂口健太郎、川栄李奈ら豪華キャストを共演に迎える『人魚の眠る家』は11月16日(金)より全国にて公開。「ガリレオ」シリーズや『ナミヤ雑貨店の奇蹟』など、数多くの作品が映像化されている人気作家・東野圭吾の原作小説を「トリック」「SPEC」シリーズなどで知られる堤幸彦監督がメガホンをとって映画化。愛する娘が不慮の事故に遭い、回復の見込みのない深い眠りについたことから当たり前の日常が一変する、ある家族の過酷な運命の物語を描くもので、篠原さんと西島さんが演じる夫婦の娘役で「この世界の片隅に」の晴美役も記憶に新しい子役・稲垣来泉が出演しているのも注目のポイントだ。「おしゃれイズム」は11月11日(日)今夜22時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2018年11月11日フジテレビ系で長年にわたり続いてきた人気シリーズ「世にも奇妙な物語‘18秋の特別編」が11月10日(土)今夜、「土曜プレミアム」枠でオンエア。今回も豪華キャストを迎え、それぞれに個性的な魅力を放つ5本の作品をお届けする。佐野史郎と勝地涼のW主演でおくる「幽霊社員」は、佐野さん演じる存在感ナシの“幽霊社員”・工藤良治と、勝地さん演じる過労死し本物の“幽霊”となった若手社員・里山秀平の2人のクスッと笑えて心温まる友情ドラマ。ほかの社員からも「あんな人、ウチの会社にいましたっけ?」と陰口を叩かれるような存在感ナシの“幽霊社員”工藤良治が過労死したはずの若手社員・里山秀平にある日、会社のトイレで出会い、秀平から「最後の仕事をどうしてもやり切りたいんです!」と協力をしつこくせがまれ、その仕事を渋々引き受けることになってしまう…というストーリー。国仲涼子主演の「あしたのあたし」は、国仲さん演じる退屈な日々を送る主婦・斉木香織がある日、「あしたのあたし」というサイトに興味本位でアクセスすると、自分の姿が画面に現れ映画の予告編のような動画が流れる。すると翌日動画で予告されたことが翌日現実に起こり…というストーリー。今年第二子を出産、今作が産後復帰第1作目となる国仲さんをはじめ、忍成修吾、元「アイドリング!!!」森田涼花、渋谷謙人らが共演する。川栄李奈が本作初出演にして初主演を務める「クリスマスの怪物」は、直木賞作家・朱川湊人の短編集「水銀虫」(集英社文庫)に収録されている「薄氷の日」を映像化するもの。川栄さん演じるジュエリーショップの店員・小野寺奈央はクリスマスイブが近づき、恋人からのプロポーズを期待するのだが、気がかりなのは7年前に起きたある事件を境に、クリスマスイブになると奈央の前に必ず現れるようになった“醜い姿の怪物”の存在。イブの日、ホテルのレストランで食事を終え、先に1人ホテルの部屋へ向かう奈央の前にその怪物が立っていて――という物語。奈央の恋人・緒方良輔を本郷奏多が演じる。坂口健太郎が本作初出演&初主演を務める「脱出不可」は密室サスペンスもの。坂口さんが演じるのは編集者の志倉真司。真司がある日目を覚ますとそこはコンクリートの狭い部屋の中。閉じ込められ途方にくれていると突然、部屋の中にある4つのモニターが起動。1つには真司自身の姿、そのほかのモニターには真司と同じ境遇の男女3人がそれぞれの部屋で困惑する様子が。そして画面の下には“視聴者数”の表示。そこからネットで衆知の環境のなか“脱出ゲーム”がスタートする…というストーリー。『ういらぶ。』などの玉城ティナが主演する「マスマティックな夕暮れ」は、玉城さん演じる凛子が不良少年グループの文哉、一成、大知、宗徳から「てめえ…勉強できるんだったら、ドウシンエン(同心円)の描き方を教えろ!」と突然絡まれる。その理由は仲間を生き返らせるためだった…という物語。YouTubeとタッグを組んだ「ジャニーズJr.チャンネル」で動画を配信、ネットで活躍するジャニーズグループとして独自の存在感を放つ「SixTONES」のジェシー、田中樹、松村北斗、高地優吾が不良グループ役で出演するのも見逃せないポイントだ。土曜プレミアム「世にも奇妙な物語‘18秋の特別編」は11月10日(土)今夜21時~フジテレビ系でオンエア。(笠緒)
2018年11月10日笑福亭鶴瓶がゲストの関係者に自ら事前に徹底取材、サブMCを川栄李奈が担当する「A-Studio」。その11月9日(金)放送回に俳優の志尊淳がゲスト出演、2018年No.1ブレイク俳優に輝いた志尊さんの素顔に鶴瓶が迫る。数々の人気俳優を生み出してきた戦隊モノ「烈車戦隊トッキュウジャー」で“レッド”トッキュウ1号に変身するライト役を体当たりで演じると、芳根京子らと共演した「表参道高校合唱部!」や「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」『先輩と彼女』などでその知名度を広げていき、日本だけでなくアジア圏にその名を知らしめた「きみはペット」や同世代のキャストが集結した『帝一の國』『覆面系ノイズ』などを経て人気若手俳優のひとりとして知られるように。今年に入ると狂気のホスト役でインパクトを与えた「トドメの接吻」に、ゲイの美青年人気マンガ家役で出演した朝ドラ「半分、青い。」。アイドルになって地球侵略する宇宙人を演じた「ドルメンX」など個性的な役柄に挑み、オリコンニュース2018上半期ブレイク俳優ランキング1位に輝くなど俳優としてもさらなる飛躍を遂げた。そんな志尊さんだが予告映像では過去の“ぽっちゃり”時代と母から「1kg痩せたら1,000円あげるから痩せなさい」と言われた“おこずかい制ダイエット”で2か月で18kg痩せたというエピソードを披露する場面も。いまの姿からは想像もつかない志尊さんの過去とは!?いまや老若男女に愛される人気俳優に成長した志尊さんが主演している映画『走れ!T校バスケット部』は現在絶賛公開中。早見あかり、佐野勇斗、戸塚純貴、佐藤寛太、鈴木勝大らフレッシュなキャストが集結「おっさんずラブ」「チアダン」などの徳尾浩司が脚本を手掛け、『青夏 きみに恋した30日』『今日、恋をはじめます』の古澤健監督がメガホンを取って、バスケ強豪高に入学した主人公がいじめをきっかけにいったんはバスケを捨てるが、転校先の連戦連敗の弱小バスケ部で再びバスケの楽しさを思い出していく――という物語を描く。さらに志尊さんはセカンド写真集「23」を11月24日(土)に発売。こちらにも注目が集まりそう。「A-Studio」は11月9日(金)23時~TBS系で放送。(笠緒)
2018年11月09日湯浅政明監督最新作、映画『きみと、波にのれたら』が、2019年6月21日(金)より全国ロードショー。アニメ『四畳半神話大系』にはじまり、2017年には『夜は短し歩けよ乙女』で日本アカデミー賞最優秀アニメーション賞を受賞、『夜明け告げるルーのうた』でアヌシー国際アニメーション映画祭長編コンペティション部門クリスタル賞(グランプリ)を受賞した湯浅政明。『きみと、波にのれたら』は、2017年に怒涛の勢いでその名をとどろかせた湯浅政明による長編オリジナル最新作だ。女子大生と消防士のラブストーリー『きみと、波にのれたら』の主人公は向水ひな子。サーフィンが大好きでその腕前もかなりのもの。明るくあっけらかんとした性格だが、自分の未来については自信を持てずにいる。そんな彼女が、大学入学を機に海辺の街に引っ越した街で、消防士の港に出会い、恋に落ちることから物語は始まる。めでたく結ばれた2人だったが、ある日港は海の事故で命を落としてしまう。大好きな海が見られなくなるほど憔悴するひな子が、ある日ふと二人の思い出の歌を口ずさむと、水の中から港が現れる。「ひな子のこと、ずっと助けるって約束したろ?」再び会えたことを喜ぶひな子だが…。2人はずっと一緒にいることができるのだろうか?港が再び姿を見せた本当の目的とは?どこか共感できる純粋な主人公の気持ちを、そして2人の淡い恋を、湯浅政明作品ならではの鮮やかなアニメーションにのせていく。脚本は『聲の形』『若おかみは小学生!』の吉田玲子スタッフ陣は、湯浅政明監督作品での活躍が記憶に新しい豪華な面々が揃う。脚本は、『夜明け告げるルーのうた』をはじめ、『聲の形』『若おかみは小学生!』の吉田玲子が担当。音楽は、『夜は短し歩けよ乙女』や『リトルウィッチアカデミア』の大島ミチルが手掛ける。キャラクター紹介物語を彩る個性豊かなキャラクター達を紹介。GENERATIONS from EXILE TRIBEの片寄涼太や、『嘘を愛する女』『センセイ君主』に出演した川栄李奈など、豪華声優勢も合わせてチェックしてほしい。雛罌粟 港 (ひなげし みなと) - 声:片寄涼太消防士かつ、ひな子の恋人。正義感が強く仕事でも信頼されている。器用で何でもそつなくこなす。海の事故で命を落としてしまうが、ひな子の歌をきっかけに再び現れる。向水 ひな子 (むかいみず ひなこ) - 声:川栄李奈主人公の大学生。サーフィンが大好きでその腕前もかなりのもの。明るくあっけらかんとした性格だが、自分の未来については自信を持てずにいる。事故で失った恋人・港の姿を唯一みることが出来る人物でもある。雛罌粟 洋子(ひなげし ようこ) - 声:松本穂香港の妹で高校生 誰に対してもぶっきらぼうな態度を取る一方、兄を慕っている。川村 山葵 (かわむら わさび) - 声:伊藤健太郎新人消防士で港の後輩 人懐っこい性格だが、仕事では失敗ばかりを繰り返し、消防士としてはまだ半人前。主題歌にGENERATIONS from EXILE TRIBE主題歌はGENERATIONS from EXILE TRIBEが担当。映画のために書き下ろされた楽曲「Brand New Story」は、物語のキーともなる重要な役割を果たしている。片寄涼太×川栄李奈が2人で口ずさむ“胸キュン”シーンも劇中では、片寄涼太演じる港と川栄李奈担当のひな子が、2人でじゃれあいながら口ずさむ“胸キュン”シーンも登場。もともとは別々に収録されるはずだったが、「2人で歌った方が、より良い空気感を出せるのでは?」という片寄のアイディアによって、この場面の誕生に至った。完璧すぎないメロディや、照れ笑いを抑えながら歌っている2人の歌声は、まるで本物の恋人たちかのよう。背中を後押ししてくれる優しい歌詞、夏にぴったりな爽やかなメロディが、作品にドラマティックな彩りを与えてくれる。作品詳細『きみと、波にのれたら』公開時期:2019年6月21日(金)全国ロードショー監督:湯浅政明脚本:吉田玲子出演:片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、川栄李奈、松本穂香、伊藤健太郎音楽:大島ミチル配給:東宝
2018年11月01日元AKB48で女優の川栄李奈が29日、第31回東京国際映画祭の新設部門「GALAスクリーニング」作品として東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズでワールドプレミア上映された映画『人魚の眠る家』(11月16日公開)のレッドカーペットイベントと舞台挨拶に、主演の篠原涼子、西島秀俊、坂口健太郎、山口紗弥加、田中泯、堤幸彦監督と共に登壇。デコルテと背中部分がシースルーになった黒いドレスで上品に肌見せした。東野圭吾の作家デビュー30周年小説『人魚の眠る家』を堤幸彦監督が映画化した同作。娘がプールで溺れて意識不明に陥り、過酷な状況に見舞われた離婚寸前の夫婦・薫子(篠原)と和昌(西島)が下す決断と苦悩を描く。六本木ヒルズアリーナで行われたレッドカーペットイベントでは、ステージ上の大スクリーンに予告編が流れた後、スクリーンが開いてキャストが登場。駆け付けた観客から大歓声が沸き起こった。和昌が経営する会社に勤務する研究員・星野祐也(坂口)の恋人・川嶋真緒を演じた川栄は「私自身、この映画を見て本当に号泣してしまって、こんな素晴らしい作品に自分が交じってみなさんとお芝居できたことを本当に光栄に思います」と感慨深げに語り、「クライマックスのシーンでは、みなさんの熱量がスクリーンからも伝わってきて、涙腺が崩壊するっていうのはこういうことなんだと思って泣いてしまいました」と大号泣したことを明かした。川栄があいさつすると観客から「かわいい!」という声援が。ステージでのトーク終了後には、ほかのキャストとともにファンが待つエリアに移動し、熱い声援が飛び交う中、サインなどファンサービスを行ってファンを喜ばせた。ステージ降壇時には、恋人役の坂口がエスコート。「キャー!」という悲鳴のような歓声が上がった。31回目となる今年の東京国際映画祭は、10月25日~11月3日の10日間にわたって、六本木ヒルズ、EXシアター六本木などで開催。今年新設された「GALAスクリーニング」は、オープニング、クロージング作品と並び、映画祭のハイライトとして注目してほしい作品をセレクトしたもの。GALA(ガーラ)には「祝祭」「特別な催し」という意味がある。
2018年10月30日第31回東京国際映画祭の新設部門「GALAスクリーニング」作品に選出された映画『人魚の眠る家』(11月16日公開)のワールドプレミア・レッドカーペットイベントと舞台挨拶が29日、東京・六本木で行われ、主演の篠原涼子、西島秀俊、坂口健太郎、川栄李奈、山口紗弥加、田中泯、堤幸彦監督が出席。篠原は、胸元が開いたセクシーなドレスで観客を魅了した。東野圭吾の作家デビュー30周年小説『人魚の眠る家』を堤幸彦監督が映画化した同作。娘がプールで溺れて意識不明に陥り、過酷な状況に見舞われた離婚寸前の夫婦・薫子(篠原)と和昌(西島)が下す決断と苦悩を描く。お披露目を迎え、篠原は「すごくこの日を楽しみに待っていました」と感激。「本当に感動できる作品。自分で言ってしまうのはあれかもしれないですが、自信をもってお届けできる、涙が止まらなくて嗚咽になってしまうくらい衝撃的な作品」と熱くアピール。「前の日にセリフの練習をしようと台本を開くんですが、本当に涙が出て感情移入しちゃって、涙を出し過ぎると翌日目が腫れてしまうので抑えめにしたりして、そういうところが難しかったです」と打ち明けた。夫役の西島とは、ドラマ『溺れる人』『アンフェア』に続いて3度目の共演。お互い結婚してからは初の共演となり、篠原は「お互いがプライベートで本当に家族を持って夫婦の役をやるのは初めて。内容も実生活と重なるので、いろんな話をしましたし、すごく考えさせられるものがありました」と話した。また、西島について「深みが増してますますダンディになって色気がムンムンで、日比谷にすごい素敵な(西島の)写真があるんですけど、ずっと見ちゃいました! でも近々会えるから生でいっぱい見てやろうと思いました」と色気を絶賛すると、西島は照れ笑い。一方、西島は篠原について「篠原さんがご結婚されてお子さんが生まれて、実人生で積み重ねてきたことでの重みというか、演技の深さはすごく感じました」と語った。31回目となる今年の東京国際映画祭は、10月25日~11月3日の10日間にわたって、六本木ヒルズ、EXシアター六本木などで開催。今年新設された「GALAスクリーニング」は、オープニング、クロージング作品と並び、映画祭のハイライトとして注目してほしい作品をセレクトしたもの。GALA(ガーラ)には「祝祭」「特別な催し」という意味がある。
2018年10月30日元AKB48で女優の川栄李奈が29日、第31回東京国際映画祭の新設部門「GALAスクリーニング」作品として東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズでワールドプレミア上映された映画『人魚の眠る家』(11月16日公開)の舞台挨拶に、主演の篠原涼子、西島秀俊、坂口健太郎、山口紗弥加、田中泯、堤幸彦監督と共に登壇。坂口の恋人役として「菩薩のような優しさ」を意識したことを明かした。東野圭吾の作家デビュー30周年小説『人魚の眠る家』を堤幸彦監督が映画化した同作。娘がプールで溺れて意識不明に陥り、過酷な状況に見舞われた離婚寸前の夫婦・薫子(篠原)と和昌(西島)が下す決断と苦悩を描く。川栄は「この作品を見て号泣してしまった。それと同時に、こんなに素晴らしいキャストのみなさんと一緒にお芝居をできたことを本当に光栄に思います」と感慨深げにコメント。また、「お母さんに絶対に見てほしいと思って『見てね』と連絡し、今日お母さんも来ているので、泣いて帰ってくれたらうれしいです」と少し照れながら母親が来ていることを明かし、「私が出た映画を完成披露で見せるのが親孝行だとマネージャーさんに言われたので毎回呼んでいます」と話した。川栄が演じたのは、和昌が経営する会社に勤務する研究員・星野祐也(坂口)の恋人・川嶋真緒。和昌から最先端技術を娘の治療に活かせないかと相談を受け、前例のない延命治療に没頭していく星野を心配する役どころだが、「監督に『菩薩のような優しさの人間。優しさを持ってください』と言われたので、そこは意識していました」と演じる上で意識していたポイントを語った。恋人役の坂口については「ちょっとおちゃめなんです。第一印象だとクールなのかなと思っていたんですが、しゃべっていくと…。すごい話しやすかったです」とコメント。また、2人でもんじゃ焼きを食べるシーンの裏話として「坂口さんがガチでめちゃめちゃ食べていました。カットかかっても食べていました」と暴露すると、坂口は「おいしくて」と笑っていた。左から堤幸彦監督、田中泯、坂口健太郎、篠原涼子、西島秀俊、川栄李奈、山口紗弥加31回目となる今年の東京国際映画祭は、10月25日~11月3日の10日間にわたって、六本木ヒルズ、EXシアター六本木などで開催。今年新設された「GALAスクリーニング」は、オープニング、クロージング作品と並び、映画祭のハイライトとして注目してほしい作品をセレクトしたもの。GALA(ガーラ)には「祝祭」「特別な催し」という意味がある。
2018年10月29日東野圭吾の作家デビュー30周年を記念し、出版されたベストセラーの映画化『人魚の眠る家』のGALAスクリーニングが10月29日(月)、「第31回東京国際映画祭」内にて行われ、主演の篠原涼子、西島秀俊らが舞台挨拶に登壇した。■篠原涼子、西島秀俊は「ますますダンディになって、色気がむんむん」映画では初共演だが、これまで二度、作品で共演している篠原さん&西島さん。お互いが結婚し、家庭を持ってからは初めての共演となった。「変わったな」と思うところはあるかという問いに、「実際、篠原さんがご結婚されてお子さんが生まれて、実人生で積み重ねてきたことでの重みというか、演技の深さはすごく感じました。特に今回は家族、子供についての話なので、篠原さんの実人生ごと役に向かっていったのかなと個人的に感じています」と真剣に語った西島さん。一方、篠原さんは「西島くん、深みが増して、ますますダンディになって、色気がむんむんで!日比谷にすっごい素敵な(西島さんの)写真があるからずっと見ちゃったんです。でも近々、会えるから生でいっぱい見てやろう、と思いました(笑)」と、宣言通り西島さんを“ガン見”。西島さんはTIFFの英語通訳者に向かって、「訳さなくていいですよ(笑)!」と慌て伝えながらも、大笑いで応えていた。『人魚の眠る家』は、篠原さんと西島さんが映画初共演で夫婦役に挑む、衝撃と感涙のヒューマンミステリー。離婚寸前の夫婦(篠原さん・西島さん)のもとに、「娘がプールで溺れた」と突然のしらせが届く。急いで病院に駆けつけるも、愛する我が子は意識不明のまま回復の見込みはないと医師に告げられる。状況を受け止めきれず、奇跡を信じる夫婦は、ある決断を下すことにするが、その行為こそが次第に運命の歯車を狂わせていく。■坂口健太郎も、西島秀俊に陶酔!?シリアスなシーンが展開される映画の内容だが、撮影の中で楽しい思い出があるかと聞かれた登壇陣。坂口健太郎は、「家の中でのシーンのときに、子役の子たちがいて。カットがかかると、篠原さんと西島さんが実の親のように、子役の子たちと一緒にはしゃいだり、ダンスしたりしていた。僕は見ているのが楽しくて」と微笑む。さらに、「西島さんはお父さん(役)だし、僕も西島さんになついてる!」と篠原さんばかりか、坂口さんからもラブコールを受け、照れっぱなしの西島さんだった。GALAスクリーニングには、そのほか、川栄李奈、山口紗弥加、田中泯、堤幸彦監督が出席した。『人魚の眠る家』は11月16日(金)より全国にて公開。(cinamacafe.net)■関連作品:人魚の眠る家 2018年11月16日より全国にて公開Ⓒ2018「人魚の眠る家」 製作委員会
2018年10月29日第31回東京国際映画祭の新設部門「GALAスクリーニング」作品に選出された篠原涼子主演の映画『人魚の眠る家』(11月16日公開)のワールドプレミア・レッドカーペットイベントが29日、東京・六本木ヒルズアリーナで開催され、篠原、西島秀俊、坂口健太郎、川栄李奈、山口紗弥加、堤幸彦監督が登場。篠原は、夫で俳優の市村正親の一言に背中を押されて同作への出演を決めたことを明かした。東野圭吾の作家デビュー30周年小説『人魚の眠る家』を堤幸彦監督が映画化し、篠原と西島が映画初共演で夫婦役に挑んだ同作。娘がプールで溺れて意識不明に陥り、過酷な状況に見舞われた離婚寸前の夫婦・薫子(篠原)と和昌(西島)が下す決断と苦悩を描く。篠原は「とても切ない話。東野圭吾さんのミステリー小説ということで、謎めいたミステリアスなところが描かれたハラハラドキドキする、最後まで緊張感漂う見応えのある作品になっています」と作品の魅力をアピール。「ぜひ期待してご覧になっていただきたいと思います」と呼びかけた。また、夫・市村正親の一言で出演を決意したことを告白。「いろんな思いがありましたけど、最後は主人が背中を押してくれて、『こんなに素晴らしい作品は読んだことがない。こんないい作品をやらないのは損だよ』と言われて、その一言で心が揺れ動かされてやってみようと思った」と明かした。左から堤幸彦監督、山口紗弥加、西島秀俊、篠原涼子、坂口健太郎、川栄李奈31回目となる今年の東京国際映画祭は、10月25日~11月3日の10日間にわたって、六本木ヒルズ、EXシアター六本木などで開催。今年新設された「GALAスクリーニング」は、オープニング、クロージング作品と並び、映画祭のハイライトとして注目してほしい作品をセレクトしたもの。GALA(ガーラ)には「祝祭」「特別な催し」という意味がある。
2018年10月29日篠原涼子と西島秀俊が映画初共演となった『人魚の眠る家』のワールドプレミア・レッドカーペットイベントが10月29日(月)、「第31回東京国際映画祭」内にて行われ、篠原さん&西島さん、堤幸彦監督らが華やかな装いで歩いた。■篠原涼子が告白「主人が背中を押してくれた」全編、娘を想う篠原さんの迫真の演技が光るが、特にクライマックスシーンでは狂気にも似た様相に圧倒される。オファーされたとき、躊躇したという篠原さんは、「いろいろな想いがありました。一番最後は、主人(市村正親)が背中を押してくれた。“こんなに素晴らしい作品は読んだことがない。こんないい作品をやらないのはすごい損”と言われて、心が揺り動かされて」と出演の経緯を明かし、「自分でもいいチャンスに出会えた、この作品を逃したら大変もったいないと思ったので、逆にやらせていただきたいと思いました」と話した。『人魚の眠る家』は、作家生活30年を経て、東野圭吾がたどり着いた同名ミステリーを映画化。離婚寸前の夫婦(篠原さん・西島さん)のもとに、「娘がプールで溺れた」と突然のしらせが届く。急いで病院に駆けつけるも、愛する我が子は意識不明のまま回復の見込みはないと医師に告げられる。状況を受け止めきれず、奇跡を信じる夫婦は、ある決断を下すことにするが、その行為こそが次第に運命の歯車を狂わせていく。■篠原さんの演技に各キャスト絶賛!篠原さんの怪演に負けず劣らず、各キャストも渾身の芝居を見せた。しかし、口を開けば、篠原さんへの賛辞が止まらない。旦那を演じた西島さんは、「最初の段取りの段階で篠原さんがずっと号泣していて。篠原さんをはじめ、みんな本当に集中力がすさまじく、子役の子もカットがかかっても泣きっぱなしで。みんなで慰めるくらい、異様なのめり込んだ現場になっていました」と、その熱気を伝える。共演の坂口健太郎は「現場がすさまじく濃かった。どんどん精神が没入していく不思議な現場でした」とし、川栄李奈は「クライマックスのシーンでは、皆さんの熱量がスクリーンから伝わってきて、“涙腺が崩壊する”のはこういうことかってくらい、本当に泣いちゃいました」とそれぞれの演技を絶賛。篠原さんの妹役となった山口紗弥加は、「薫子さん(篠原さん)のためにため込んだ感情の爆発を見て、息ができなくなった瞬間があって…くらくらして、めまいすら起こしちゃうような。とにかく素晴らしくて、今思い出しても目頭が熱くなる感じでした」と、じっと篠原さんを見つめ微笑み合った。『人魚の眠る家』は11月16日(金)より全国にて公開。(cinamacafe.net)■関連作品:人魚の眠る家 2018年11月16日より全国にて公開Ⓒ2018「人魚の眠る家」 製作委員会
2018年10月29日第31回東京国際映画祭の新設部門「GALAスクリーニング」作品に選出された映画『人魚の眠る家』(11月16日公開)のワールドプレミア・レッドカーペットイベントが29日、東京・六本木ヒルズアリーナで開催され、篠原涼子、西島秀俊、坂口健太郎、川栄李奈、山口紗弥加、堤幸彦監督が登場。坂口に対して「健ちゃーん!」と大歓声が沸き起こった。東野圭吾の作家デビュー30周年小説『人魚の眠る家』を、堤幸彦監督が映画化した同作。篠原涼子と西島秀俊が映画初共演で夫婦役に挑み、娘がプールで溺れて意識不明に陥り、過酷な状況に見舞われた離婚寸前の夫婦・薫子(篠原涼子)と和昌(西島秀俊)が下す決断と苦悩を描く。スクリーンに予告映像が流れた後、6人がステージに姿を現すと、会場の熱気は一気にヒートアップ。特に、「健ちゃーん!」「健太郎!」と坂口への歓声がすごく、MCを務めたフジテレビの笠井信輔アナが、「すいません、ちょっと黙ってもらっていいですか。先に進めたいので」と優しくお願いする場面もあった。坂口があいさつする場面でも、再びファンから「健ちゃーん!」「かっこいい!」と大声援が送られ、坂口は「ありがとうございます」と照れ笑い。そして、「今回ワールドプレミアということで、みなさんにこの作品が届けられてすごくうれしいです」と喜びを語り、「この作品を見たときにいろんな感情が自分の中に残って、みなさんにもいろんな感情で見ていただけたらうれしいです」と呼びかけた。31回目となる今年の東京国際映画祭は、10月25日~11月3日の10日間にわたって、六本木ヒルズ、EXシアター六本木などで開催。今年新設された「GALAスクリーニング」は、オープニング、クロージング作品と並び、映画祭のハイライトとして注目してほしい作品をセレクトしたもの。GALA(ガーラ)には「祝祭」「特別な催し」という意味がある。左から堤幸彦監督、山口紗弥加、西島秀俊、篠原涼子、坂口健太郎、川栄李奈
2018年10月29日女優・川栄李奈が、「世にも奇妙な物語 ’18秋の特別編」の一遍「クリスマスの怪物」にて、シリーズ初出演にして初主演を務めることが決定。さらに、共演に本郷奏多を迎えることも明らかになった。■「クリスマスの怪物」ストーリークリスマスイブが近づき、IT企業社長で恋人の緒方良輔に素敵なホテルディナーを予約してもらったジュエリーショップの店員・小野寺奈央は、その日、良輔からプロポーズされることを期待していた。だが気がかりなのは、クリスマスイブになると必ず現れる不気味な装いの“怪物”の存在。ボロボロのコートを羽織り、背中が大きく曲がっている醜い姿の怪物は、7年前に起きたある事件を境に、クリスマスイブになると奈央の前に必ず現れるようになった。そしてイブ当日、良輔とホテルのレストランで食事を終えた奈央は、良輔から「先に部屋行ってて」と言われ、一人ホテルの部屋へ向かうが、廊下の先にその怪物が立っていて――。■直木賞作家が贈るホラー作品本作は、直木賞作家・朱川湊人の短編集「水銀虫」(集英社文庫)に収録されている「薄氷の日」の映像化。クリスマスイブに主人公の女性に降りかかる恐ろしい出来事を、ホラーテイストたっぷりに描いていく。演出は、本シリーズでこれまで10作品以上を演出してきた岩田和行監督。背筋が凍るホラー作となっているようだ。■川栄李奈、「世にも」初主演作は「放送を見るのが怖い」今作の主人公・小野寺奈央を演じるのは、本シリーズ初出演にして初主演となる川栄李奈。連続テレビ小説「とと姉ちゃん」、「僕たちがやりました」、「崖っぷちホテル!」、「健康で文化的な最低限度の生活」、現在公開中の『恋のしずく』では主演を務めるなど、「AKB48」卒業後も女優として活躍中の彼女が今回演じる奈央は、恋人もいて一見順風満帆に見えるが、実は7年前に起きた“ある事件”のトラウマを抱えている…という役どころだ。台本を読み、「怖かった」と感想を語る川栄さんは、「“過去の行いは、いつか自分に返ってくる”というテーマ性を感じました。台本を読んだとき、“この怪物ってどういう存在なんだろう”っていろいろ想像を巡らせていたのですが、昨日、撮影現場で不気味なルックスを目の当たりにしまして。想像以上に怖かったです(笑)しかも深夜、自宅の前で杖をついた怪物に“赤鼻のトナカイ”を歌われて(笑)クリスマスのハッピーソングのはずが…放送を見るのが怖いですね」と、とにかく怖かった様子。また、「クリスマスってハッピーなイベントですし、クリスマスが待ち遠しくなる季節に放送されますが、“こんな奇妙なクリスマスがあるんだ”って感じながら見ていただければ面白いんじゃないかなと思います。そして、最後の最後までぞっとする展開が連続しますので、目を離さずに見ていただければうれしいです」とアピールしている。■本郷奏多、物語のキーパーソンに「ギャップが大事なキャラクター」さらに、奈央の恋人・緒方良輔役には、2009年放送の「世にも奇妙な物語 春の特別編」の一遍「爆弾男のスイッチ」に出演し、9年ぶり2度目シリーズ出演となる本郷奏多。温厚でスマートな性格のIT企業社長である良輔は、クリスマスイブに奈央のためにホテルディナーを予約するジェントルマンだが、実は物語の行方を左右するキーパーソンという役どころ。「“世にも”らしいストーリー」と本作の印象を語る本郷さんは、「僕が演じる緒方良輔という役柄は、ストーリーの後半に向けて、ギャップが大事なキャラクターだと思っています。ですので、前半と後半で演じ分けできたらなと思いながら演じています」と気になるその役どころについて明かし、「これを見た子供たちが、良い子で過ごしてくれたらうれしいです」とコメントしている。■これまで発表された「世にも奇妙な物語 ’18秋の特別編」放送内容「幽霊社員」佐野史郎と勝地涼がW主演する本作は、クスッと笑えて心温まる友情ドラマ。存在感ナシの“幽霊社員”・工藤良治を「世にも奇妙な物語」10年ぶり10本目の出演となる佐野さん、“本物の幽霊”里山秀平を、勝地さんが演じる。<ストーリー>建設会社の社史編集室でひっそりと働く工藤良治(佐野史郎)は、存在感ナシの幽霊社員。定年まであと4年、余計なことをせず平穏に過ごそうと思っていたそんなある日、過労死したはずの若手社員・里山秀平(勝地涼)に遭遇。なんと里山は、幽霊となって工藤の前に現れたのであった。「最後の仕事をどうしてもやり切りたいんです!どうか力を貸して下さい!」と懇願された工藤は、里山がやり残した仕事を渋々引き受けることに…。「あしたのあたし」本作は、国仲涼子が主演する不思議で不気味なファンタジードラマ。第二子を出産し、今作が産後復帰第1作目となる国仲さんが主人公の主婦、その元カレ・小野寺修二を忍成修吾が演じる。<ストーリー>主婦・斉木香織(国仲涼子)は、ある日、スマホ画面に現れた“あしたのあたし”というものに興味本位でアクセスした。すると、いきなり香織本人の姿が画面に現れ、映画の予告編のような動画が流れ始める。そしてその中で、元カレ・小野寺修二(小野寺修二)と再会を果たす香織。まるでラブストーリーのような展開だ。翌朝、いつもと変わらない日常が始まり、すっかり動画のことなど忘れかけていた香織だが、目の前に修二が本当に現れ…。土曜プレミアム「世にも奇妙な物語 ’18秋の特別編」は11月10日(土)21時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2018年10月27日笑福亭鶴瓶がゲストの関係者に自ら事前に徹底取材、サブMCを川栄李奈が担当する「A-Studio」の10月26日(金)今夜の放送回は俳優の成田凌がゲスト。出演作2作の公開を控える人気俳優の素顔とは!?美容学生時代にモデルオーディションから芸能界入り。「She」「ブスと野獣」などへの出演を経て、「逃げるは恥だが役に立つ」で石田ゆり子の部下役を演じ話題を集め、『L -エル-』や実話をベースに松坂桃李、菅田将暉、横浜流星、杉野遥亮らと共演した『キセキ -あの日のソビト-』などが立て続けに公開。一気に人気俳優への階段を上ることに。昨年春には「人は見た目が100パーセント」で念願の美容師役を演じ、夏には人気シリーズ「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 3rd season」に新人フェロー役で抜擢。同作は映画版も驚異的ヒット中といまや最も勢いのある俳優のひとりになった。そんな成田さんが「宝物のような作品」と語るのが今年春に公開された映画『ニワトリ★スター』。番組では全てをさらけ出したという『ニワトリ★スター』での壮絶な(!?)撮影の思い出や、番組サブMC川栄さんの現在のマネージャーがなんと成田さんの高校の同級生だという意外なつながりまで、様々な話題で盛り上がる。今年だけで先述の『ニワトリ★スター』に『ラブ×ドック』『劇場版コード・ブルー』『ここは退屈迎えに来て』と怒涛のごとく出演作が公開されている成田さん。この先も黒木華、野村周平、夏帆、東出昌大らと共演、とある古書堂の店主が、古書にまつわる数々の謎と秘密を解き明かしていく三上延のベストセラーを映画化した『ビブリア古書堂の事件手帖』が11月1日(木)より全国にて公開。また北川景子、千葉雄大、田中圭らとの共演で、スマホ社会の恐怖を描いた志駕晃の人気小説を映画化する『スマホを落としただけなのに』も11月2日(金)に公開される。成田さんの撮影秘話から意外な友人関係まで新たな一面が垣間見られそうな「A-Studio」は10月26日(金)今夜23時~TBS系で放送。(笠緒)
2018年10月26日映画『恋のしずく』の公開記念舞台あいさつが21日、都内で行われ、主演の川栄李奈が瀬木直貴監督とともに登場した。前日に公開初日を迎えた川栄は「本当に公開できてすごくうれしいです。皆さんに見てもらえるのが楽しみだなという思いで昨日を迎えました」と初主演作の公開に満面の笑みを浮かべて、「日本酒のお話だとマネージャーさんに言われたんですが、私は日本酒を普段も飲まないし詳しくもないので大丈夫ですか? と聞いたら、まさにそういう役だからと言われました。(川栄が演じた)詩織も私自身もお酒作りを学ばせてもらいました」と振り返った。初の主演については「すごく不思議な感じでしたね。本当に周囲の方に助けられたと実感しています」と周囲に感謝しつつ、「(座長として)何も意識しなかったので申し訳ないなと思いました(笑)。張り切ってやるぞ、ということもなかったです。でもキャストの皆さんは親戚が集まった感じだったので気負うことなくできました」と自然体で撮影に臨めたという。そんな川栄について瀬木監督は「お芝居になると声のトーンや目の開き方一つとっても想定外の動きをされるんです。全く違う角度からアプローチしてくるので新鮮でしたね。アドリブも結構あって、カットをかけたくありませんでした。いつまでもお芝居を見たくなる素敵な女優さんでした」と絶賛していた。本作は、今年2月21日に急死した大杉漣さんの遺作でもある。瀬木監督が「ここに大杉漣さんがいるような気がします。多くの方に見ていただけることが弔いになると思いますので、少しでも多くの方に見ていただき、漣さんの演技を目に焼き付けて欲しいです」と観客に訴え、川栄も「キャストや監督をはじめとするスタッフさん皆の思いが込められています。もちろん大杉さんの思いも込めて作りましたので、皆さんの心に残っていただけたら嬉しいです」とアピールしていた。川栄李奈の映画初主演作となる本作は、東広島市・西条を舞台に、日本酒嫌いのリケジョ女子大生・詩織が、日本酒の酒蔵へ研修に行くこととなり、酒作りを通じて人生の喜びや出会いと別れを経験しながら成長していくヒューマンドラマ。
2018年10月22日東野圭吾による小説『人魚の眠る家』が実写映画化。キャストに篠原涼子と西島秀俊、監督に堤幸彦を迎え、2018年11月16日(金)に全国の劇場で公開される。東野圭吾のベストセラーミステリーを実写化東野圭吾の作家デビュー30周年を記念して書かれた原作『人魚の眠る家』は、発売から1か月で発行部数27万部を記録したベストセラー小説。愛する子供に訪れた“脳死”という悲劇に直面し、究極の選択を迫られた夫婦を主人公に、過酷な運命を背負うことになった二人の先に待つ衝撃と感涙の結末を描くヒューマンミステリーだ。篠原涼子と西島秀俊が夫婦役で共演過酷な運命に翻弄されながら、狂気ともいえる行動でわが子を守り抜こうとする母親、播磨薫子を演じるのは、篠原涼子。そして、子を思う親として妻・薫子の常軌を逸した姿に深く苦悩していく夫・和昌役を、西島秀俊が務める。主演の篠原涼子は、「初めて原作を読んだときから、同世代の子どもを持つ親として自分だったらどう向き合うのか?薫子の様に強くなれるだろうか?なかなか答えの出ないテーマの作品だと、ずっと心の中に残っていました。そんな作品に堤監督、旦那さん役の西島秀俊さんを始めとするスタッフ、キャストの方々と共に向き合えるのは運命かもしれません。映画の中で答えを見つけたいと思います」と、子供を持つ親として、本作にかける思いを語っている。また西島秀俊も、「愛する子供の命の選択を迫られるという東野圭吾さんの意欲的な作品に、主演の篠原涼子さんと、夫役として本作でご一緒できることが今から楽しみです。初参加となる堤組で、この深い人間ドラマに真正面からぶつかっていきたいと思います。」とコメントを残している。映画『人魚の眠る家』に彩りを添えるのは、豪華俳優陣たち。西島秀俊演じる播磨が経営する会社で研究員として働くのは、坂口健太郎演じる星野祐也。『今夜、ロマンス劇場で』『ナラタージュ』など出演作が続く人気俳優が、娘の命を救うための治療について相談をうける難しい役どころにチャレンジする。また、星野の恋人役川嶋真緒には川栄李奈。AKB48卒業後、高い演技力で女優へと転身。映画『嘘を愛する女』『デスノート Light up the NEW world』とヒット作に度々参加する川栄は、恋人を心配する心優しい女性を演じきる。播磨和昌の父親役は田中泯、篠原涼子演じる播磨薫子の母親役は松坂慶子が担当。薫子の妹・美晴役は山口紗弥加、薫子の娘に向き合う医師・進藤は田中哲司が演じる。『トリック』『SPEC』の堤幸彦が監督メガホンを取るのは、『トリック』シリーズや『SPEC』シリーズなどで知られる日本映画界の鬼才・堤幸彦。時代の空気を掴むエンターテイメント作を放つ一方、本作同様に東野圭吾の小説を原作とする『天空の蜂』などで骨太な人間ドラマも手掛ける堤監督は、「考えれば考えるほど“他人事”ではない。心して取りかかります」と、本作に対する意気込みをコメント。残酷な状況下で迫られる究極の選択、根底から揺るがされる善悪の価値観など、“東野ミステリー”の真骨頂とも言える要素の詰まった作品の実写化に挑む。ジョルジオ アルマーニが西島秀俊の衣装を全面協力本作では、2017年から現在までジョルジオ アルマーニの最高峰ライン「メイドトゥメジャー」の広告モデルを務めている西島秀俊のため、ジョルジオ アルマーニ(Giorgio Armani)が衣装協力をしている。西島秀俊は、本作では多くの苦悩を抱えるIT機器メーカー社長・播磨和昌を演じている。会社や自宅でのシーンをはじめスーツを着用するシーンが多く、それらはすべてジョルジオ アルマーニによるもの。2ボタンのダークネイビーノッチドラペル3Pスーツ、ブラックのチェスターコート、タイ、シャツなどのバリエーションが選ばれた。ストーリー2人の子を持つ播磨薫子(はりま・かおるこ:篠原涼子)とIT機器メーカーを経営する夫・和昌(かずまさ:西島秀俊)。娘の小学校受験が終わったら、離婚すると約束した夫婦のもとに、突然の悲報が届く。娘の瑞穂(みずほ)がプールで溺れ、意識不明になったというのだ。回復の見込みがないわが子を生かし続けるか、死を受け入れるか。究極の選択を迫られた夫婦は、和昌の会社の最先端技術を駆使して前例のない延命治療を開始する。治療の結果、娘はただ眠っているかのように美しい姿を取り戻していくが、その姿は薫子の狂気を呼び覚まし、次第に薫子の行動はエスカレートしていく。それは果たして愛なのか、それともただの欲望なのか。過酷な運命を背負うことになった彼らの先には、衝撃の結末が待ち受けていた。作品情報映画『人魚の眠る家』公開時期:2018年11月16日(金)監督:堤幸彦脚本:篠﨑絵里子原作:東野圭吾「人魚の眠る家」(幻冬舎文庫)出演:篠原涼子、西島秀俊、坂口健太郎、川栄李奈、山口紗弥加、田中哲司、田中泯、松坂慶子
2018年10月18日笑福亭鶴瓶がゲストの関係者に自ら事前に徹底取材、サブMCを川栄李奈が担当するトークバラエティー「A-Studio」の10月12日(金)放送回に俳優の阿部寛がゲスト出演する。80年代半ば、モデルとしてデビューした阿部さんは1987年公開の『はいからさんが通る』で俳優業に進出、一躍“トレンディ俳優”として人気となる。その後は舞台「熱海殺人事件」などで経験を積み、独自の個性を持った脇役としての地位を確立。00年代に入ると仲間由紀恵と共演した「TRICK」シリーズや映画化もされた「HERO」シリーズなどで再びメインストリームに躍り出て、『チーム・バチスタの栄光』や「新参者」シリーズなど人気作に続々主演。映画『テルマエ・ロマエ』シリーズでは日本人ながら古代ローマ人を演じ大きな話題を呼んだほか、最近では『恋妻家宮本』『のみとり侍』などで渋みの加わった芝居をみせるなど、いまや日本映画界になくてはならない存在となった。阿部さんといえばその長身と日本人離れした顔立ちはもちろん、重厚で心地よい低音ボイスも魅力だが、今回のトークでは自身の声について「自分で聞こえてるもんだと思ってるんだけど、オンエア見ると何言ってるかわかんないんですよ。自分が」と衝撃告白。自分では“ボソボソとしたしゃべり”が聞き取りづらいと語る阿部さんに鶴瓶さん、川栄さんはどんな反応を示す!?今回のゲストの阿部さんが主演を務めるドラマ「下町ロケット」の新シリーズがいよいよ放送開始。2015年に放送され大きな感動を呼んだ前作から3年、今度は佃製作所の主力商品となっているロケットエンジン用バルブシステムの納入先である帝国重工の業績悪化、主要取引先からの非情な通告、そして番頭・殿村に訪れた危機などまたしても佃製作所が予期せぬトラブルにより窮地に陥っていく。主人公・佃航平役の阿部さんをはじめ、土屋太鳳、竹内涼真、安田顕、徳重聡、和田聰宏、今野浩喜、中本賢、谷田歩、イモトアヤコ、真矢ミキ、木下ほうか、立川談春、倍賞美津子ら続投組に新キャストも加わり、豪華な布陣で新たな佃製作所の挑戦を描き出す。日曜劇場「下町ロケット」は10月14日(日)21時~TBS系で放送開始。「A-Studio」は10月12日(金)23時15分~TBS系で放送。(笠緒)
2018年10月12日今、映画やテレビ、CMにとひっぱりだこの女優・川栄李奈さん。10月20日に公開される『恋のしずく』は、彼女にとって初めての主演映画としても話題になっている。「主演と聞いて、もちろん今までにやったことがないので、すごくありがたいと思いました。キャストのみなさんがいい方ばかりで、本当に救われたんです。現場では変に気を張ることなく過ごせたし、小市(慢太郎)さんをはじめ、まるで親戚のおじさんのような気持ちで会っていました(笑)。クランクイン初日は、酒蔵を楽屋としてお借りしていたのですが、そこにコタツが置いてあって。みんなで囲みながらお昼を食べたり、『なんかいいね~』と話したことが思い出に残っています」演じる橘詩織は農業大学に通う3年生。ワイン好きながら、意に反して、酒蔵へ実習に行くことになる。「私も詩織と同じで日本酒が苦手なので、演じやすい部分はあったと思います。ただ、役を通してお酒が造られる過程を見て、完成までの苦労や酒蔵の方の深い愛情、長い歴史などを学びました。日本酒に対するイメージはどんどん、いいものへと変わっていきました」映画の撮影は広島県で行われた。「私たちが撮影をしていた東広島は、酒蔵や、湯気が立ちのぼる煙突があったりと、ものすごくきれいな所でした。このあいだの豪雨で被害を受けた地域もあると思うのですが、映画には美しい景色が映り、残っているので、地元の方にはぜひ観てもらいたいです。撮影のときにも、たくさん協力してくださって…。毎日のように差し入れをいただいたし、お肉屋さんが持ってきてくれたお肉を焼いたりと、本当に楽しかった。おかげさまで、めちゃくちゃ太りましたけどね(笑)。もちろん、美味しいお酒も持ってきてくれるので、共演者の方たちは毎日のように飲んでいましたね。なかでも宮地(真緒)さんは日本酒が好きで、ずーっと飲んでいた記憶があります(笑)」本作は、先ごろ亡くなられた大杉漣さんの映画としての遺作でもある。「大杉さんはすごく優しい方で、役に対して自分から提案をなさるなど本当に真面目に向き合っていて、学ぶところがたくさんありました。関係者全員が同じように思っていると思います。大杉さんの優しさや温かさ、お芝居への熱量がこもっているので、そこも見てほしいです」演技のお仕事が「大好き」だという川栄さん。「自分とは違う人になれる喜びがあります。私自身は喜怒哀楽を出さないタイプなので、お芝居で泣いたり笑ったりすることが、ストレス発散になっています。あとは、いろいろな人に出会えること。ひとつの作品が終わるたびに新しい作品や違う人と出会って…という繰り返しで、それが楽しいです。興味があるのは“人対人”のやり取りが描かれた、心が温まる作品。私が人が好きということも、影響しているかもしれません。『恋のしずく』もそうですが、家族の物語や人間味が感じられる作品に出演して、観る人に感動してもらえるような演技をしたいですね」かわえい・りな1995年2月12日生まれ。神奈川県出身。映画『人魚の眠る家』(11/16公開)、『泣くな赤鬼』(来年公開)に出演する。『A‐Studio』(TBS系)のサブMCをつとめる。ワンピース¥30,000(YEAH RIGHT!!/YEAH RIGHT TEL:03・6427・8612)ベスト¥21,000(zaziquo)『恋のしずく』日本酒の蔵へ実習に来た詩織は、蔵元(大杉漣)や、やる気のない息子の莞爾(小野塚勇人)、厳格な杜氏の坪島(小市慢太郎)たちと出会う。そのことをきっかけに、彼らの人生は転がり始め…。10月20日から全国公開。©2018「恋のしずく」製作委員会※『anan』2018年10月17日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・武久真理江ヘア&メイク・遠藤真稀子(UM)インタビュー、文・重信 綾(by anan編集部)
2018年10月11日〆切り:10月19日(金)日時:10月29日(月)夕刻場所:都内某所東野圭吾のベストセラー小説を、篠原涼子と西島秀俊が夫婦役を演じて映画化する『人魚の眠る家』が11月16日(金)に公開される。「TRICK」シリーズや『天空の蜂』を手がけた堤幸彦監督によって実写化する本作では、初共演となる篠原さんと西島さん。2人の脇を固めるのは、坂口健太郎、川栄李奈、田中泯、松坂慶子ら。こちらの公開に先駆けて、キャストが登壇する『人魚の眠る家』レッドカーペットセレモニーに5組10名様をご招待。※キャスト・スタッフによる登壇イベントを予定しております。※こちらの招待で本編はご鑑賞いただけません。イベントのみの観覧となります。※イベントは、予告なく変更になる場合がございます。ご了承ください。※詳細な時間や場所は、当選をもってお知らせいたします。※当選者の方は、試写会鑑賞後、作品の感想をお持ちのSNSアカウント(TwitterやInstagram、Facebookなど)やブログなどにご投稿いただきますようお願い申し上げます。応募する(text:cinemacafe.net)■関連作品:人魚の眠る家 2018年11月16日より全国にて公開Ⓒ2018「人魚の眠る家」 製作委員会
2018年10月09日公演初日を迎えた舞台『カレフォン』の記者会見と公開稽古が4日、東京・有楽町のオルタナティブシアターで行われ、廣瀬智紀、川栄李奈、戸塚純貴、柳美稀、山崎樹範、演出の鈴木おさむが出席した。鈴木おさむのオリジナル作品を自ら演出担当した同舞台は、何をやってもうまくいかない日々を過ごす派遣OLの茜(川栄李奈)が主人公のラブファンタジー。茜の古いスマホが突然鳴り出した。声の主は2年前に亡くなったはずの恋人・駿(廣瀬智紀)。茜は駿からの電話で少しずつ前を歩き出す、というストーリーとなっている。廣瀬は「1カ月みっちり稽古をしてきましたので、それをどれだけ自分たちがお客様に届けられるか、ドキドキとワクワクでいっぱいです」と公演が待ち遠しい様子で、廣瀬とダブル主演を務める川栄も「5人しかいないので稽古の中でも意見を言い合ったり表情が分からなかったら山崎さんがやってくれたりするので、和気あいあいかつ団結しながら稽古ができました。それが皆さんに伝わればいいですね」とアピールした。同舞台が初舞台となる柳は「思考回路が停止するほど緊張しているんですが、自分が出せるものを出していけるように頑張っていけたらと思います」と意欲。そんな柳に対して山崎は「僕は今年に入って舞台は5本目。だいぶ温度差がありますね」と柳の緊張を解くなど、ベテランらしい気配りも見せた。自ら手掛けたオリジナル作品を演出した鈴木は「今回は女性が見ても絶対に泣けるラブストーリー。昨日のリハーサルでは女性スタッフが爆泣きしていたのでこれはイケると思っています」と手応えを掴んでいるようたが、「1カ月稽古をして、川栄さんの心の中におじさんが住んでいることが分かりました。心の中のおじさんを捨てて恋愛を思いっきりやってもらったら大成功すると思うんですけど」と川栄に注文も。鈴木に名指しされた川栄は「このキャスト、男性が女性っぽくて女二人が男っぽいんです。逆にバランスが良いと思いますよ」と持論を展開していた。舞台『カレフォン』は、10月4~21日(8・15日は休演)に東京・有楽町のオルタナティブシアター、10月27日に大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、10月31日に広島・はつかいち文化ホールさくらぴあ、11月3日に埼玉・ウェスタ川越 大ホール、11月6日に仙台・電力ホール、11月11日に北海道・七飯町文化センター パイオニアホール、11月13日に北海道・わくわくホリデーホール(札幌市民ホール)にてそれぞれ公演される。
2018年10月04日稀代のベストセラー作家・東野圭吾作家デビュー30周年を記念して書かれた話題の同名小説を、篠原涼子と西島秀俊の初共演で描く『人魚の眠る家』。 この度、カップル役を演じている坂口健太郎と川栄李奈のデートショットが公開された。篠原さんと西島さんが夫婦役に挑み、過去にも東野圭吾原作である『天空の蜂』の監督も務めた堤幸彦がメガホンをとった本作。この度、坂口さん演じる星野と彼の恋人を演じる川栄さんの実力・人気を兼ね備えた俳優の2人による劇中のデートショットが初解禁となった。本作で坂口さんが演じるのは、西島さん演じる和昌が経営する会社に勤務する研究員・星野祐也。前例のない娘の延命治療に、最先端技術を活かせないかと和昌に相談される星野を、坂口さんは「星野は、今の日本の技術の中でも未到達の領域を手掛ける研究者なので演じるのが難しかったです。自分は全能だと思っているんだけど、全能ではないのもわかっているというか。その全能感を作りだしたのは薫子さん(篠原さん)でもあるから、人に作られた全能感を持っていたんだろうなと思いますね」と分析する。一方、川栄さん演じる星野の恋人・川嶋真緒は、星野とは結婚の約束をしているが、結婚はそっちのけで狂気的なほど研究にのめり込んでいく星野を心配する役どころだ。川栄さんは「真緒は物語の中では播磨家を客観的に見ている登場人物の一人で、恋人の星野のことを一番に考え待ち続ける、心が広く優しい女性です。撮影ではなるべくごく普通の女の子として演じるように心掛けました」と役作りについて語った。そして解禁された星野と真緒のデートショットの数々には、もんじゃ焼き、回転寿司、イタリアンと恋人としてのデートを重ねる様が切り取られている。しかし、星野の表情は、研究にのめり込みすぎるあまり、心ここにあらずといった様子。そしてその星野を心配そうに見つめる真緒も印象的で、播磨家による娘の延命によって運命を狂わされる未来を予想させる。暗雲が漂う2人の関係も劇場で見届けてみて。『人魚の眠る家』は11月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:人魚の眠る家 2018年11月16日より全国にて公開Ⓒ2018「人魚の眠る家」 製作委員会
2018年10月02日廣瀬智紀と川栄李奈のW主演×鈴木おさむ作・演出の舞台「カレフォン」が10月4日(木)に開幕する。切ない“泣き恋”を描く本作の稽古場に潜入した。【チケット情報はこちら】何をやってもうまくいかない日々を過ごす茜(川栄)の今はもう使っていないスマホから聞こえてきたのは、2年前に病気で死んでしまったはずの恋人・駿(廣瀬)の声だった――という本作。5人芝居で、廣瀬と川栄に加え、茜の職場の社長の息子・桐生陸を戸塚純貴、茜の同僚・花田裕美を柳美稀、茜の上司・玉木健一など複数役を山崎樹範が演じる。稽古が始まって約1週間というこの日は前半の稽古が行われていた。派遣社員として働く茜は覇気がなく、元ヤンの同僚・裕美(柳)と、SNSの裏アカウントに愚痴を書き込む嫌みな上司・玉木(山崎)と共に、どんよりとした空気漂うクレーム課で働いている。どこか諦めた雰囲気の川栄は、これまで舞台で見せてきたどの役柄ともまた違う姿だ。駿の高校時代もまた諦めムードが漂うシーン。野球部のエースだった彼が、他人の夢を背負わされた結果、怪我で未来が閉ざされるという悲しい展開で、自分を追い詰めた相手に嫌みを言う廣瀬は、冒頭でみせる茜にやさしく接する姿からは想像もつかないような表情や言動をみせる。そんなふたりを取り巻く、戸塚、柳、山崎。戸塚は有能でやる気溢れる社長の息子を、柳は気は強いがサバサバとした茜の同僚を、生き生きと演じ、茜の淡々とした日々をテンポよくみせていく。山崎は、茜の現職場の上司に加え、駿の野球部時代のコーチや、茜と駿が出会ったバイト先の上司などさまざまな役をインパクト大に演じわけ、ひとつひとつで笑いを起こしていた。それぞれの過去や現在を描くなかでも、駿と茜の恋が始まり深まっていくシーンは本作ならではの見どころのひとつ。惹かれ合い、互いが見せる変化、特に心を閉ざしていた駿からふいにこぼれる笑顔は、これぞ恋愛ものの醍醐味!とでもいいたくなるような威力があり、それに対して茜の戸惑いながらも滲み出る嬉しそうな表情も魅力的。そのぶんその後の展開がより辛くなること必至ではあるが、ふたりの甘い変化にぜひ注目してほしい。大塚愛初となる書き下ろし舞台主題歌『Dear, you』も楽しみな舞台「カレフォン」は、10月4日(木)から21日(日)まで東京・オルタナティブシアターで上演。その後、大阪、広島、埼玉、宮城、北海道を巡演する。取材・文・撮影:中川實穂
2018年09月26日10月20日公開(広島県は10月13日より先行公開)の映画『恋のしずく』の完成披露舞台あいさつが25日、都内で行われ、主演の川栄李奈をはじめ、小野塚勇人、中村優一、瀬木直貴監督が出席した。川栄李奈の映画初主演作となる本作は、東広島市・西条を舞台に、日本酒嫌いのリケジョ女子大生・詩織が、日本酒の酒蔵へ研修に行くこととなり、酒作りを通じて人生の喜びや出会いと別れを経験しながら成長していくヒューマンドラマ。農大に通う大学3年生の主人公・詩織に川栄、詩織が実習にやってくる乃神酒造の蔵元の息子・莞爾役に劇団EXILEの小野塚勇人、詩織をサポートする農家の娘・美咲役に宮地真緒、酒造会の若手ホープ・有重一紀役に中村優一ら豪華なキャストが脇を固める。本作で映画初主演を果たした川栄は「私はすごく人見知りで、皆さんと仲良よくなれるか不安でしたが、初日からこたつでみんなとご飯を食べながら仲良くなれました。まるでお正月に親戚が集まったように。撮影初日からすごく入りやすかったです」と撮影前の不安が一掃されたという。劇中で演じた詩織については「普通の女子大生だったので、そんなに意識はしませんでした。お酒作りを学ぶのに皆さん苦労されたと思いますが、私の役は何も知らない状態だったので、"川栄李奈"としてもお酒作りを学ぶ感覚だったし、すごく色々学ばせてもらいました」と自然体で撮影に入れたようで、「お酒作りって本当に大変だなと改めて思いました。お酒作りのシーンでは10kg以上もの樽を担いだり降ろしたりしながら、熱い中を触ったりと本当に大変でしたよ。お酒を作る人の大変さには愛情が入っているんだと実感しましたね」と杜氏たちの苦労が身に沁みた様子だった。本作は今年2月21日に急死した大杉漣さんの遺作。劇中で大杉さんは乃神酒造の蔵元であり莞爾の父親役を演じた。故人との思い出を問われた川栄が「私は割とお話しました。撮影の合間に縁側で日向ぼっこしながら写真を撮っていただいたり、同じシーンでは自分のことよりも他の人のことを気にかけてくれるところがすごく印象的でしたね。大杉さんとしても役としても周りに一番気を配ってくれて、すごく嬉しかったです」と大杉さんと過ごした時間を懐かしみ、「大杉さんの思いがスクリーンから伝わっていればいいなと思います」と故人を偲んだ。映画『恋のしずく』は、10月20日より全国公開。10月13日より広島県先行公開。
2018年09月26日笑福亭鶴瓶がゲストの関係者に自ら事前に徹底取材、サブMCを川栄李奈が担当するトークバラエティー「A-Studio」。9月14日(金)今夜の放送回は俳優の伊藤健太郎をゲストに迎えてのオンエア。注目の俳優・伊藤さんの素顔に鶴瓶さんが迫る。2014年に放送されたドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」で本格的に俳優デビューすると、鈴木亮平、永野芽郁、坂口健太郎らと共演した『俺物語!!』や、広瀬すず、中条あやみら若手女優が集結した『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』、野村周平、黒島結菜、平祐奈らと共演、超能力を持った少年を演じた『サクラダリセット』2部作、村上虹郎、新田真剣佑、北村匠海、太賀ら同世代の俳優たちと共演した「仰げば尊し」などに出演。いま最も熱い視線が注がれる俳優のひとりである伊藤さん。そんな最旬イケメンの伊藤さんがこれまでの出演作でのエピソードなどを鶴瓶さん、川栄さんとトーク。予告映像では初めて出演した「昼顔」で初のキスシーンを経験したことなどを話しており、その際の心境などに迫るトークが展開する模様。フレッシュな伊藤さんの素顔と内面とは!?放送をお楽しみに。今夜のゲスト、伊藤さんが出演する映画『コーヒーが冷めないうちに』は「本屋大賞2017」にノミネートされた川口俊和の感涙小説の実写化作品。過去に戻れるとうわさの喫茶店「フニクリフニクラ」を舞台に描く本作。有村架純が「フニクリフニクラ」で働く心優しい女性・時田数を演じる。伊藤さんはそんな数に想いを寄せる美大生・新谷亮介役で出演する。そのほか「フニクリフニクラ」の常連で三十路前のキャリアウーマン・清川二美子役で波瑠、留学と二美子の狭間で悩む優秀なエンジニア・賀田多五郎役で林遣都、実家は旅館を経営しているが、自身は家を出て自分の店を経営する平井八絵子役で吉田羊なども出演。映画『コーヒーが冷めないうちに』は9月21日(金)から全国東宝系にて公開。「A-Studio」は9月14日(金)23時~TBS系で放送。(笠緒)■関連作品:コーヒーが冷めないうちに 2018年9月21日より全国東宝系にて公開©2018 映画「コーヒーが冷めないうちに」製作委員会
2018年09月14日10月25日(木)より開幕となる「第31回東京国際映画祭」の“顔”となる3作品が決定。オープニング作品には『アリー/ スター誕生』、GALAスクリーニング作品には『人魚の眠る家』、そしてクロージング作品には『GODZILLA 星を喰う者』が選ばれた。■オープニング作品『アリー/ スター誕生』(12月21日公開)映画祭の開幕を飾るオープニング作品に選ばれたのは、先日行われたヴェネチア国際映画祭やトロント国際映画祭でも絶賛された、レディー・ガガ主演、ブラッドリー・クーパー主演&監督作品『アリー/ スター誕生』。映画初主演のガガが、スターになることを夢見る主人公・アリーを、ブラッドリーが本作で監督デビューを果たし、さらにアリーの才能を見出すロックスターのジャクソンとしてガガと共に主演。アリーが華やかなショービジネスの世界で愛と挫折を経験しながら、スターへの階段を駆け上がっていく様子を描いた心揺さぶられる圧巻のドリーム・エンターテインメントだ。■GALAスクリーニング作品『人魚の眠る家』(11月16日公開)今年初の試みとなる「GALAスクリーニング」は、オープニング・クロージング作品に並ぶ上映で、映画祭期間中のハイライトとして、観客および世界に注目してほしい作品をセレクト。今回選ばれたのは、東野圭吾作家デビュー30周年を記念して書かれたベストセラー小説を、堤幸彦監督の手によって映画化した『人魚の眠る家』。愛するわが子の悲劇に直面し、究極の選択を迫られた夫婦の運命とは…。篠原涼子と西島秀俊が夫婦役で映画初共演するほか、坂口健太郎、川栄李奈ら若手実力派も参加している。■クロージング作品『GODZILLA 星を喰う者』(11月9日公開)そして最後を飾るのは、静野孔文と瀬下寛之が監督を務める「ゴジラ」映画史上初の3DCGアニメーション作品『GODZILLA』三部作の最終章『GODZILLA 星を喰う者』。第一章『GODZILLA 怪獣惑星』、第二章『GODZILLA 決戦機動増殖都市』に続く最終章では、超科学が生み出した<メカゴジラシティ>をも焼き尽くし、地上の覇者となった究極の生命<ゴジラ・アース>と高次元怪獣<ギドラ>がついに激突する!なお、声の出演として、宮野真守、櫻井孝宏、花澤香菜ら人気実力派が顔を揃えている。「第31回東京国際映画祭」は10月25日(木)~11月3日(土・祝)六本木ヒルズ、EXシアター六本木(港区) 、東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場(千代田区)にて開催。(cinemacafe.net)■関連作品:アリー/ スター誕生 2018年12月21日より全国にて公開© 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC人魚の眠る家 2018年11月16日より全国にて公開Ⓒ2018「人魚の眠る家」 製作委員会GODZILLA 星を喰う者 2018年11月9日より全国にて公開©2018 TOHO CO., LTD.
2018年09月12日平成28年、大相撲秋場所の14日目。千秋楽を待たずに大関・豪栄道の幕内最高優勝が決まった。大関角番(※)からの全勝優勝は、これが史上初めて。絶対王者の白鵬が全休とはいえ、他の上位陣を完璧に抑え、次点の遠藤にも星2つの差をつけ、圧倒した。※大相撲の本場所で負け越しした場合に、その地位から陥落するという状況を指す。通常は、現役大関の力士に対して用いられる。大関は二場所連続で負け越すと関脇に陥落する決まりがある。■女性の相撲ファン=スー女、とは限らない基本的に春場所以外の場所中の土日は、午後の予定がなければ、NHK BS2の幕下取り組みから観始める(もちろん地元大阪で開催される春場所は、チケットさえ手に入れば現地入り)。ぼーっとテレビを眺めて手仕事をすすめたり、歓声が沸き上がると音量をあげて解説をよく聞いてみたり。相撲を見始めたのは、本当に小さな頃だった。両親の影響を受け、隔月のテレビ観戦が当たり前になり今に至るけど、好きな力士以外のことはよく知らないし、力士を見て「かわいい」と思うことはない。世間では相撲好きな女性のことを、スー女という言葉で表すのが定着してきた。けれど、私は単なる相撲好きな「ミーハー」ではあって、オタクでもスー女でもない。できれば相撲界を見守る相撲ジャーナリストでありたいのだ。■いつの間にか、「気になるひと」になっていた豪栄道を“推し”始めたのは、2010年に発覚した野球賭博問題で彼が謹慎を受けたあと、腐らずにがんばっているところに惹かれたから。自分のホームグラウンドである大阪出身だということもあるし、ちょっと昔のガキ大将風の顔立ちも私好み。さらに言うと、実は猫好きという自分との共通点にも萌え、気づくとなにかにつけて気になる存在になっていた。豪栄道は野球賭博問題以前も、一度、西の関脇にまで上がったことはあるが、三役に定着はできなかった。それもあって、謹慎があけてからの躍進は嬉しかった。「勝てる相撲」をとることが多くなった。反省を糧にしたのだろう。2012年、再び関脇にあがった後は、一度も落ちていない。14場所、しっかりと関脇を維持し、大関昇進後は実に24場所もの間、大関を維持し続けている。■7回も訪れたピンチ。でも、大関であり続ける凄さただし、その間、実に7回の角番を迎えていることも付け加えておこう。この通算の角番記録は、現行制度になって以降ワースト4位。4年間で7回という回数は、在位場所数に対する比率でいうと、約3割(照ノ富士の3.5割、栃東の3.3割に次ぐ悪成績)。それだけ高い頻度で角番を迎えても、一度も陥落せずに大関でい続けている。そもそも大関とは、勢いにのって横綱に上がるか、力尽きて陥落していくか、そのどちらかに駒を進めるひとつ前の、いわば通過点。それが三役最高位である大関だ。そう考えている人も多いはず。だから、豪栄道のように一度も陥落せずに大関であり続けることは、最近では珍しいのではないか。ここ数年、他の大関は上に上がったか、陥落したかのどちらかだ。現大関である高安も、栃ノ心も大関昇進は最近のことだもの。■優勝してほしいけど……引き裂かれる状況平日は終業後に日本相撲協会のHP で取組結果を確認するのが、大人になってからの習慣となった私だが、その年の秋場所は10日目を過ぎたあたりから、胸がざわついていた。だって、あの豪栄道が単独で、しかも全勝でトップを走っているんだもの。いても立ってもいられずに、ワンセグ機能付きの古いスマホを持ち出し、こっそりデスクで無音視聴をしていたほど。11日目を終え、豪栄道は、次点3名に星2つの差をつけてトップ。まだわからない。追う3人に邪念を(テレビ越しに)送りつけたいところだけど、その3人とも好きな力士だというこの状況。誰が優勝しても嬉しいけど、私の豪ちゃんになんとか初優勝を!そんな思いでいっぱいになっていた。■豪栄道、涙の初優勝を見届けた決して油断はできない。なぜなら私は、相撲に限らず真剣に応援すると、8割方、贔屓筋が負ける、という嬉しくない体質の持ち主なのだ。豪栄道の優勝がかかった12日目、13日目の大切な取組は、残業中のデスク脇にこっそり置いたスマホのワンセグ放送を、なるべく凝視しないように薄目で見守った。運命の14日目(この日は土曜日なので自宅でテレビを目の前に薄目をあけて観戦)。私の心配をよそに、テレビの中の豪栄道は玉鷲を気持ちよく寄り切り、千秋楽を待たずに涙の初優勝を決めた。翌日も確実な相撲をとり、晴れて全勝優勝を成し遂げた。薄目だった上に、ソファのクッションに顔をほとんどうずめていたから、ライブではほとんど見れていなかったけれど。私の豪栄道、やるやん!ネットにあがっていた取組を、後から何度も繰り返し観て、優勝を噛みしめた。■冷静と情熱の間、くらいの温度しかしなぜだろう。全勝優勝という偉業を成しとげたというのに、さすが豪栄道!強いぜ豪栄道!次も優勝して綱取りだ!という祭り気分にはなれなかった。とても静かに、「来場所も調子がいいと良いな」、「来場所も調子よかったら、綱取りなんかもめざせるといいね」。そんな冷静な気分。なんとなく少しだけ夢み心地。近年だと、白鵬や、日馬富士、朝青龍の全勝優勝を見てきたけれど、あのときに感じた威勢の良さや強い興奮はなかった。もともと私は「判官贔屓」だ。いつも何かにつけて、負けそうな方を応援してきた。国別対抗戦なら自国の応援をするが、他国同士の試合なら、間違いなく負けている方を応援する。勝率や順位における下位のものだけでない。相撲のような体重区分がないスポーツなら、俄然、小兵力士派。ベテランと新人の対決なら、新人を。王者と挑戦者の対戦なら、もちろん挑戦者を。けれど今思うと、その判官贔屓が、豪栄道の相撲にはハマらなかった。絶対負けないだろうと思う若手にコロッと負けたり、この横綱には勝てないだろうという相手に突然勝ったり、予想をはるかに超えた結果を豪栄道は残してきた。両刃の剣。良いときと悪いときの波が、とても激しく入れ替わるのだ。相手が誰であっても、豪栄道がんばれ――そう思わせる何かが彼にはあるのだ。■私、恋してる?勝つか負けるかいつもドキドキの取り組みを見せつけられる。この「これまでの男とはなんか違うわ」的な感覚で動揺する私……。そうか私、豪栄道に「恋」をしているのか!そう認めてしまうといろんなことに合点がいく。勝つと嬉しいし、負けるともっとがんばれって思うけれど、勝ち続けて全勝優勝なんかして目立ってしまったら、私の豪栄道がみんなから惚れられてしまう。好きな男の雄姿は見たいが、好きな男がたくさんの女子に囲まれるのを見るのは嫌だ。あまり騒がないようにしなくては。落ち着け私。とばかりに冷静さを取り戻してしまう。そうだこれは「恋」に違いない。あれ、そうなると私もただの「スー女」なのだろうか。■巡業で豪栄道に会えたら……実はこの秋、初めての巡業デビューも考えている。もしも豪栄道がその日の巡業に参加していて運よく会えたとき、私は世間のスー女の大先輩たちに混ざって、キャッキャできるのだろうか。地方巡業の楽しさは、母親から聞いていて「お土産の座布団に、サインしてもらったのよ~」と自慢されたことがあるが…。先日縁があり、とある力士を取材して記事を書き上げた。けれど、たとえいつか機会に恵まれたとしても、相手が豪栄道だったら絶対にやり遂げられない。何も聞けないし、何も書けないに違いない(隠し撮りはしたことあるけれど)。結局私は、ジャーナリストにもスー女にもなり切れない、ただただ豪栄道に恋する、中途半端な相撲ファンなのだ。Text/siro大阪在住。書く人であり、編む人でもある。得意分野は着物、落語、相撲、編み物、工作とヘルスケア界隈の関連法規。noteに元大関、照ノ富士に行ったインタビュー「大関をたった14場所で陥落した男」を掲載。画像/Shutterstock
2018年09月10日春夏に引き続き、フルレングスのワンピースが流行の兆し。花柄、刺繍、ペイズリー柄など、レトロ感溢れるフォークロア調のデザインを、川栄李奈が着こなします。クラシカルなドレスに、ニットアイテムを重ねて。イエローの花柄が目を引く薄手のワンピースを、秋らしいニットにレイヤード。ブラックの太ベルトが引き締め役に。ワンピース¥38,800(カルバン・クライン ジーンズ/カルバン・クライン カスタマーサービスTEL:0120・657・889)ニットトップス¥20,000(アール ジュビリー/ショールーム セッションTEL:03・5464・9975)ベルト¥7,900(デシグアル/デシグアル ストア ハラジュクTEL:03・5467・2680)イヤリング¥16,000(クロディーヌ・ヴィトリー/アッシュ・ぺー・フランスTEL:03・5778・2022)ストール¥49,000(ジェーン・カー/ゴールディ アッシュ・ぺー・フランスTEL:03・5778・2022)トレンドの透け感素材に、小花の刺繍をオン。メッシュのレース素材とエンブロイダリーのデザインも、黒を選べばシックに。ライダースジャケットでロックなスパイスも投入。ワンピース¥72,000ブーツ¥37,000(共にケイト・スペード ニューヨーク/ケイト・スペード ジャパンTEL:050・5578・9152)ライダース¥98,000(シシ/シジェーム ギンザTEL:03・6263・9866)バングル(3本セット)¥3,900(デシグアル/デシグアル ストア ハラジュク)ペールトーンの柔らかな色合いで魅了。発色の美しいワントーンドレスは、センターに連なるボタンがアクセント。ふかふかのボリュームマフラーやファーバッグをプラスして、さらにフェミニンさを後押し。ワンピース¥39,000(アール ジュビリー)バッグ¥24,000(アシーナ ニューヨーク)共にショールーム セッションマフラー¥29,000(ドメニコアンドサビオTEL:03・6452・3135)ブーツ¥8,900(チャールズ&キース/チャールズ&キース ジャパンTEL:03・4405・4420)エキゾティックな柄×チェックの組み合わせが秀逸!大胆にプリントされたペイズリー柄が印象的なワンピースを主役に。トライバルな空気を感じるタッセルつきのニットワンピースを袖や裾から覗かせて、縦のシルエットを強調。ワンピース¥49,000中に着たニットワンピース¥89,000(共にミュラー オブ ヨシオクボ TEL:03・3794・4037)ピアス(両耳セット)¥32,000(イオッセリアーニ/アッシュ・ぺー・フランス)ブーツ¥8,500(チャールズ&キース/チャールズ&キース ジャパン)かわえい・りな1995年2月12日生まれ。神奈川県出身。女優。10月4日より、鈴木おさむ書き下ろしの舞台『カレフォン』に主演。また、10月20日より、初主演映画『恋のしずく』が公開予定。※『anan』2018年9月12日号より。写真・三保谷洋平スタイリスト・坂井麻衣ヘア&メイク・遠藤真稀子(UM)(by anan編集部)
2018年09月05日