「川畑泰史」について知りたいことや今話題の「川畑泰史」についての記事をチェック! (1/2)
吉本新喜劇の岡田直子、川畑泰史、新名徹郎、島田珠代、声優の仲村宗悟、金田朋子、内田彩が25日、東京・赤坂の草月ホールでコラボ新喜劇『とある神様に異世界転送させられた新喜劇座員がオタク知識(スキル) を振りかざし、無双するみたいです。』の初回公演後に取材会を開いた。吉本新喜劇の座員・岡田が企画した、声優事務所「アクロスエンタテインメント」とのコラボ新喜劇。初回の公演を見事に成功させた岡田は「本当にやる前はとにかく不安しかなくて。本当にどうしようと思ったんですけど、始まってすぐにお客様が新喜劇をちゃんと受け入れてくださった空気感がすごく出ていた。その時点でちょっとガッツポーズが出るぐらい安心しまして。どうにか無事に終えることができたので、本当に皆様、本当にありがとうございました」と話していた。アクロスエンタテインメントからは、仲村(『THE FIRST SLAM DUNK』宮城リョータ役など)、金田(『おしりかじり虫』おしりかじり虫18世役など)、内田(『ラブライブ!』南ことり役など)らが出演。仲村は「新喜劇の皆さんの特別な公演にアクロスエンタテインメントも参加させてもらうことができて、本当にありがたいです。少ないけいこの中で、いろいろ見させていただいたんですけど、笑いに貪欲な人たちがめちゃめちゃかっこいいなと思いました。こうじゃないんじゃないかとか、もっとこうした方がいいんじゃないかっていうのを舞台上でブラッシュアップしていく感じが僕らの声優業にもいっぱいつながっていくものがあるんじゃないかなと思った。すごく勉強させていただきました」としみじみと振り返った。新喜劇はけいこが短いことでおなじみ。コラボ新喜劇とあって岡田は「声優様なので長めに入らせていただいた。23日に(大阪から)入らせていただいて、きのうもけいこ。新喜劇では前代未聞の日数の2日間けいこしました」と力説。きのうの夜に台本を覚えようとした川畑だったが2日間もけいこしたため、自然と頭に入ってしまったという。しかし、仲村は「いやいや…。2日間が不安過ぎて僕らは、もう1日勝手に増やしたんですから。こんな日数でできるのはおかしい!」と苦笑い。声優の仕事は台本を見ながらするために、なかなかせりふが入らなかったそう。内田は「私は最近、iPadを使っているんですけど…。それでも覚えられなかった」と照れながら振り返ったが、川畑から「iPadでどこやっているのかわからなくなっていた」とバラされ赤面。新名からも「本番で(エルフが使う)水の魔法の呪文が合ってなかった」と暴露されて大焦りしていた。同舞台は、あす26日も実施する。
2025年01月25日吉本新喜劇の岡田直子、川畑泰史、新名徹郎、島田珠代、声優の仲村宗悟、金田朋子、内田彩が25日、東京・赤坂の草月ホールでコラボ新喜劇『とある神様に異世界転送させられた新喜劇座員がオタク知識(スキル) を振りかざし、無双するみたいです。』の初回公演後に取材会を開いた。吉本新喜劇の座員・岡田が企画した、声優事務所「アクロスエンタテインメント」とのコラボ新喜劇。初回の公演を見事に成功させた岡田は「本当にやる前はとにかく不安しかなくて。本当にどうしようと思ったんですけど、始まってすぐにお客様が新喜劇をちゃんと受け入れてくださった空気感がすごく出ていた。その時点でちょっとガッツポーズが出るぐらい安心しまして。どうにか無事に終えることができたので、本当に皆様、本当にありがとうございました」と話していた。アクロスエンタテインメントからは、仲村(『THE FIRST SLAM DUNK』宮城リョータ役など)、金田(『おしりかじり虫』おしりかじり虫18世役など)、内田(『ラブライブ!』南ことり役など)らが出演。珠代は「あんなに企画、台本に関わっている岡田直子ちゃんにお願いしていたのに宗悟とのキスシーンがありませんでした」と嘆く。岡田は「ない代わりに裏で『チン』されたことにした!表立ってはできなくて」と身を挺して守ったそうだが、珠代は「そんなのいらないよ」とすねて笑わせた。同舞台は、あす26日も実施する。
2025年01月25日吉本新喜劇の岡田直子、川畑泰史、新名徹郎、島田珠代、声優の仲村宗悟、金田朋子、内田彩が25日、東京・赤坂の草月ホールでコラボ新喜劇『とある神様に異世界転送させられた新喜劇座員がオタク知識(スキル) を振りかざし、無双するみたいです。』の初回公演後に取材会を開いた。吉本新喜劇の座員・岡田が企画した、声優事務所「アクロスエンタテインメント」とのコラボ新喜劇。初回の公演を見事に成功させた岡田は「本当にやる前はとにかく不安しかなくて。本当にどうしようと思ったんですけど、始まってすぐにお客様が新喜劇をちゃんと受け入れてくださった空気感がすごく出ていた。その時点でちょっとガッツポーズが出るぐらい安心しまして。どうにか無事に終えることができたので、本当に皆様、本当にありがとうございました」と話していた。アクロスエンタテインメントからは、仲村(『THE FIRST SLAM DUNK』宮城リョータ役など)、金田(『おしりかじり虫』おしりかじり虫18世役など)、内田(『ラブライブ!』南ことり役など)らが出演。金田は魔法使い役だったが「本当に私すぐ忘れちゃうんで、舞台とかできるかなと思ってたんですけども、皆さんがめっちゃ助けてくださるので本当に皆さんだからできた。本当に楽しい舞台に出させていただいて、すごくうれしかったです。娘が見に来てくれたんですけど『帰りたくない』となっちゃうぐらい面白かったみたいで出させていただいてよかったなって」と笑顔を見せた。そんな金田と絡むシーンが多かった新名は「珠代姉さんと普段新喜劇でお相手させてもらったりするんですけど今回は金田さんと一緒になってナチュラルにヤバい人だなと思った。珠代姉さんは舞台上でヤバくなる人なんですけど、金田さんはナチュラルにヤバくて」と苦笑い。「台本、一文字も合ってない!どう変換してるんですか!」の新名が苦笑いすると金田は「合ってませんでしたっけ?」ととぼける。金田は「なんとなく生きている人なんですよ」と弁明して笑いが起きていた。同舞台は、あす26日も実施する。
2025年01月25日吉本新喜劇の岡田直子、川畑泰史、新名徹郎、島田珠代、声優の仲村宗悟、金田朋子、内田彩が25日、東京・赤坂の草月ホールでコラボ新喜劇『とある神様に異世界転送させられた新喜劇座員がオタク知識(スキル)を振りかざし、無双するみたいです。』の初回公演後に取材会を開いた。吉本新喜劇の座員・岡田が企画した、声優事務所「アクロスエンタテインメント」とのコラボ新喜劇。初回の公演を見事に成功させた岡田は「本当にやる前はとにかく不安しかなくて。本当にどうしようと思ったんですけど、始まってすぐにお客様が新喜劇をちゃんと受け入れてくださった空気感がすごく出ていた。その時点でちょっとガッツポーズが出るぐらい安心しまして。どうにか無事に終えることができたので、本当に皆様、本当にありがとうございました」と話していた。アクロスエンタテインメントからは、仲村(『THE FIRST SLAM DUNK』宮城リョータ役など)、金田(『おしりかじり虫』おしりかじり虫18世役など)、内田(『ラブライブ!』南ことり役など)らが出演。仲村は「新喜劇の皆さんの特別な公演にアクロスエンタテインメントも参加させてもらうことができて、本当にありがたいです。少ないけいこの中で、いろいろ見させていただいたんですけど、笑いに貪欲な人たちがめちゃめちゃかっこいいなと思いました。こうじゃないんじゃないかとか、もっとこうした方がいいんじゃないかっていうのを舞台上でブラッシュアップしていく感じが僕らの声優業にもいっぱいつながっていくものがあるんじゃないかなと思った。すごく勉強させていただきました」としみじみと振り返った。金田は魔法使い役だったが「本当に私すぐ忘れちゃうんで、舞台とかできるかなと思ってたんですけども、皆さんがめっちゃ助けてくださるので本当に皆さんだからできた。本当に楽しい舞台に出させていただいて、すごくうれしかったです。娘が見に来てくれたんですけど『帰りたくない』となっちゃうぐらい面白かったみたいで出させていただいてよかったなって」とにっこり。ただ、金田は直後のトークで迷子になってしまい、『声優と夜あそび』でもコントロールしていた仲村が「全員、何言ってるんだろうと思ってますよ」と絶妙フォロー。会場は爆笑だった。同舞台は、あす26日も実施する。
2025年01月25日吉本新喜劇の川畑泰史が17日、インテックス大阪にて開催中の「KOYABU SONIC 2023」に出演した。この日、公開されていたタイムテーブルでは、初日に続きジェニーハイがトリとなっていたが、終わるムードの中、小籔千豊が「シークレットゲストがスタンバイしてくれています」と発表すると、会場は大盛り上がり。小籔は「盛り上がる準備よろしいでしょうか。ヒント、えげつないぐらい歌がうまいです」などとハードルを上げた。手拍子が起こる中、スクリーンに「川畑泰史」と名前が映し出されると、やや会場の盛り上がりはトーンダウンし、笑いが。登場した川畑は「怒っていいんですよ。あの男はどんだけ丁寧にハードル上げるんですか。本当にすみません…」と申し訳なさそうにしつつ、「さっきの声援を受けて頑張らせていただきたいと思います。よろしくお願いします」と意気込んだ。そして、1曲目で「大阪で生まれた女」を披露。美しい歌声を響かせた。歌唱後、温かい拍手を浴びると、川畑は「ありがとうございます」と感謝。「子供の頃からずっと、こんな人前で歌えたらなと夢に描きながらやってきて、結果芸人になって今年56歳になるんですけど、まさか小籔くんが夢を叶えてくれるとは思いませんでした。人の夢を叶えるなんて小籔くんってすごいなと思います。3年後輩なんですけど、今日から小籔くんには敬語でしゃべりたいと思っています」と小籔に感謝した。2曲目で「大空と大地の中で」を披露。歌い終え、再び拍手が沸き起こると、「ありがとうございました。すいません本当に、ありがとうございました」と恐縮していた。ステージに小籔も登場し、「本当に陳謝します」と頭を下げると笑いが。川畑が「最高のお客さんに助けられました。ほんまに温かかったです。普通怒って帰ってもいい」と言うと、小籔は「コヤブソニックのお客さんは温かい」と語っていた。「KOYABU SONIC」は小籔千豊が主宰する“音楽と笑いの融合”をテーマにしたフェスティバルで、コロナウイルス感染拡大の影響で2020年より中止していたが今年4年ぶりに開催(9月16日~18日、インテックス大阪)。主宰者である小籔がアーティストのラインナップ・会場レイアウトから、コヤソニならではのコラボ企画まで完全にプロデュースしている。
2023年09月17日大阪城公園内にて25日~27日、「Warai Mirai Fes 2023~Road to EXPO 2025~」が開催。2日目の26日に「吉本新喜劇&ずっこけ体験 in Warai Mirai Fes 2023」が行われ、出演した川畑泰史、すっちー、西川忠志、浅香あき恵、諸見里大介がイベント後に取材に応じた。2025年大阪・関西万博に向けた「Warai Mirai Fes」に参加し、川端は「吉本がやっていて新喜劇参加できなかったらどうしようと思っていましたが、参加できてありがたいと思っています」と安堵。「万博に向けて新喜劇、日夜鍛えまくっています。もういつでも、来年来ても大丈夫です」と自信をのぞかせた。SDGsへの取り組みを聞かれると、川端は「メンバー常にSDGs新喜劇のことを考えています」と胸を張る。この日もSDGsを題材に取り入れた新喜劇を披露したが、「我々もやることによって『ちゃんとやらな』という気になりますし、お客さんも見るたびに『よし!』と思っていただけるいい機会になる」と話していた。「Warai Mirai Fes 2023~Road to EXPO 2025~」は一般社団法人チーム関西主催で、8月25日~8月27日の3日間、COOL JAPAN PARK OSAKAを含む大阪城公園内にて開催。2025年大阪・関西万博のテーマでもあるSDGsの達成を旗印に、文化・エンタテインメント・スポーツに関するステージやワークショップ、シンポジウムなど多彩なプログラムを実施し、将来を担う子供たちが未来を体験できるイベントを目指す。
2023年08月26日TBSが立ち上げたドキュメンタリー映画の新ブランド「TBS DOCS」の最新作『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』が、11月25日(金) に公開され、土日のミニシアター興行収入ランキングで第1位を記録した。本作は、2021年に登山界最高の栄誉「ピオレドール生涯功労賞」をアジア人として初受賞し、世界の巨壁に《単独・無酸素・未踏ルート》で挑み続けた伝説のアルパインクライマー・山野井泰史の足跡を、自らもヒマラヤ登山経験のあるジャーナリスト・武石浩明監督が長年追い続け作り上げた作品。今年3月「TBS ドキュメンタリー映画祭 2022」でクローズド上映されたバージョンに約9分の新規カットを追加し、語り手に山好きとしても知られる俳優・岡田准一を迎えて「完全版」として完成した。東京・角川シネマ有楽町にて山野井本人と武石監督登壇による舞台挨拶が行われた11月26日(土) の夜には、1996年に山野井のマカルー西壁挑戦を採り上げたTBS「報道特集」でも「26年前に放送された特集が映画になった」として舞台挨拶の模様とともにニュースに。翌日11月27日(日) には、大阪・シネ・リーブル梅田、名古屋・ミッドランドスクエアシネマでも舞台挨拶を実施。イベントやメディアに出ることも極めて稀な山野井の登場に、各地満場の観客は大いに沸いた。11月26日(土) に行った出口調査アンケートでは、全回答者が「とてもよかった」「よかった」を選び、満足度は100%を記録。88%が「また観たい」と答え、推薦度も93%に上った。「生と死のせめぎあい、命の手触り。かっこいい男からは学ぶことが多い」「また人生を変えるレベルの映画を観てしまったかもしれない……」と絶賛が相次ぎ、9館でスタートした上映館も今後20館以上となる予定だ。なお、角川シネマ有楽町では、山野井がマカルーや沢木耕太郎著『凍』でも知られるギャチュン・カンで実際に使用したダウンスーツ、登山靴、アイスアックスなど登山装具の特別展示を実施中で、ファン必見の記念撮影スポットとなっている。角川シネマ有楽町 特別展示<作品情報>『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』2022年 / 日本 / 109分 / 5.1ch / 16:9語り:岡田准一監督:武石浩明撮影:沓澤安明 / 小嶌基史 / 土肥治朗公式HP:
2022年11月30日本日11月25日(金) より公開の映画『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』を鑑賞した著名人からのコメントが到着した。本作は、3月にヒューマントラストシネマ渋谷にて開催された「TBSドキュメンタリー映画祭2022」でクローズド作品として上映された、登山家・山野井泰史のドキュメンタリー映画『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界』に9分の新規カットを追加した完全版。今回コメントを寄せたのは18名で、先日TBSドキュメンタリー映画の新ブランド「TBS DOCS」のチェアマンに就任した爆笑問題の太田光を筆頭に、登山を愛するお笑い芸人や俳優たち、論説委員、そして山岳界といった錚々たる面々。それぞれ山野井泰史という人物への感銘と、彼の崇高な生き様への驚きを明かしている。■太田光(爆笑問題、TBS DOCSチェアマン)コメント「こんな人生を送っている人がいるのか!」と同い年のクライマーの存在に驚愕!俺たちはどれだけぬるま湯で生きてきたのか…。見ればきっと勇気をもらえるはず。山野井さんに会いたくなりました。私のおすすめの1本です!■市毛良枝(俳優) コメント日本を代表する極限のソロ・クライマー。でも、山野井さんに会うと誰もが彼の人柄に惹きつけられる。魅せられた取材者が伝える彼の歴史とこれからと、よくぞ出会ったパートナー、妙子さんとの暮らし。撮る側と撮られる側の信頼感にともなわれて、厳しい登攀の合間に穏やかな時間が流れる。カメラの前でもいつものままの自然体で語り、ふたりらしい普通の暮らしを見せてくれる。山好きの人はもちろん、すべての人に、山野井泰史という人を見てもらいたい。■野口啓代(プロフリークライマー) コメント私は最初から競技の世界に入ってしまったので、雪山やアルパインの経験はないのですが、登りたいという気持ちや、目標に向かって作戦を立てトレーニングして挑むときの気持ちなど、共感できるところがたくさんありました。山野井さんは、山を登るために生まれてきた方、全クライマーが目指すべき存在。偉大な方と再確認できました。■東野幸治(芸人) コメント山野井さんにとって登山とは?って聞かれたら「生死の狭間で生きる喜びを味わえるのが登山です」って答えるのかな?だがこのドキュメンタリーを観た私が「山野井さんの登山とは?」って聞かれたら「なぜそこまでして登るの?」「なぜそこまでして1人にこだわるの?」「なぜ周りの人達が死んでいくの?」って答えると思います。否定も肯定もできない山野井泰史の登山が!生き方が!命が!たっぷりと描かれてます!観なきゃ損です!是非観てください!■庄司智春(芸人) コメント岩壁を掴みながら一つ一つ上がっていく姿は、自らの命を丁寧に掴みながら生きているみたいで感動しました。凡人の私にはヒヤッとする瞬間が何度もあったが、普通では観ることの出来ない貴重な映像と山野井さんの生き様が生々しく剥き出しに描かれて、衝撃を受けました。生死の境を何度も経験した人がなしえるその達観した人となり。マカルー西壁にアタックした時の夫婦間のシーバーでのやり取りが心打たれました。是非皆さんに観てほしいです。生まれてきたこと、そして生きていくことを、改めて考える事の出来た素敵な作品でした。■阿南健治(俳優) コメントラジオドラマで演じた事で山野井さんを初めて知って、伝えたいと強く思った。この映画を観て、そのリアルさと過酷さに、より山野井さんの事を熱く語り、人に教えたくなった。世界の山々へ単独で挑み、未踏を求め、次々に山を全身で抱きしめ続けて進んで行く、人間、山野井泰史さんの事を。■村井美樹(女優・タレント) コメント何という生命力…!死の淵に立ち、手足の指を失っても、多くの友人を山で亡くしても、それでも垂直の世界へ挑み続ける山野井さんの姿は衝撃的。何度も息を飲み、震えながら映像に見入りました。「あの山に登りたい。ただそれだけ」そう語る山野井さんの眼差しは、少年のようにどこまでも澄んでいて、眩しい。生きることの尊さ、崇高さを感じずにはいられない、凄まじいドキュメンタリーでした。■井之脇海(俳優) コメント“命の手触り”を確かめながら踏みしめる、山野井さんの一歩一歩に、背中を押されて勇気をもらえた。自分の目の前にある、小さな”壁”から乗り越えてみよう。■辰野勇(モンベル代表) コメント人生を山に捧げ、数多くの挑戦を続けてきた山野井氏。等身大の彼を見ることができる貴重なドキュメンタリー作品です。厳しい山行で指を失っても今なお、岩壁に向き合うその姿は見ている人を魅了する。彼の山に対する情熱が直に伝わってくる快作だ。■服部文祥(サバイバル登山家) コメント「内臓が腐るほどの恐怖」「冷静な発狂」現場で発せられた伝説の名台詞が映像に残る。個人の登山史を越えたクライミングの歴史。■平出和也(アルパインクライマー・山岳カメラマン(石井スポーツ所属)) コメントこんなに自分に正直に生きている人を、私は他に知らない。特異な野生本能で未知なる課題に向かう姿は登山家のかがみであり、その足跡はいつも心を奮い立たせてくれる。何よりもストイックな挑戦から生還し続けていることは私の理想だ。長年夢を追い続けているからこそ、生まれる葛藤が記録されている。きっとその中には取り返しのつかない後悔だってあるのだろう。私たちは完璧ではない。だから色んなものを克服しながら生きている。前を向いて生きていくヒントはこの映画の中にある。■元村有希子(毎日新聞論説委員) コメント垂直の世界への、狂おしいほどの憧れと畏れ。生と死。栄光と挫折。そのあわいに身を置き続けてきた山野井さんの生き方が、圧巻の映像とともに描かれ、心を揺さぶられました。マカルー西壁に阻まれてから四半世紀。ギャチュン・カン北壁登頂後の死闘から20年。静かでひたむきな登攀人生の「第二幕」にカメラを向けた武石監督にも拍手を贈ります。■赤ペン瀧川(映画プレゼンター) コメント常人の限界を超える超人であり、挑戦をし続ける努力の天才である山野井泰史。そんな彼の“一途すぎてもはやクレイジー”な部分もしっかり映し出す振り幅広めのドキュメンタリー。最高という言葉しか出てこない。■よこみぞ邦彦(脚本家・「アルパイン・クライマー 単独登攀者・山野井泰史の軌跡」原作) コメント脚本家として山野井泰史とゴルゴの取材で出会って、はや27年にもなる。命綱を使わず登る姿を目の当たりにした。平然と「死ぬかもしれない登山が好きだ」と語っていた。そんな私だが「人生クライマー」で彼を見ていたのはほんの一端だったと思い知らされた。この映画は長年見てきた山野井とは違う世界を見せている。息を飲んで魅せられていた。■MARiA麻莉亜(登山YouTuber) コメント私自身登山YouTuberとして活動していますが、山野井さんは遥か雲の上の存在です。激しい孤独感と達成感と恐怖が単独登攀という究極の挑戦によってさらに研ぎ澄まされるのを映像の緊張感から感じ取ることが出来るようでした。どんな逆境にも負けず好きなことを追求し、戦う姿を見て挑戦する事の楽しさと厳しさを教えてくれる映画でした。■JIN(登山YouTuber) コメント山野井さんの生き様を見て、かっこいいと思わない山好きはいないと思います。この作品ではマカルー西壁挑戦を軸に物語が進んでいき、山で何度も重症を負う山野井さんが出てきますが、そこに後悔が感じられないのは、本当に好きな事を極限まで追い求めてやってきた結果なのだと感じました。山好きならもちろん、それ以外の方でも、人生に大切なものを感じさせてくれる。そんな素敵な作品に仕上がっていると思いました。■山下舞弓(登山YouTuber) コメント山が好きでソロの魔力に取り憑かれた1人のクライマー。長年抱いていたマカルー西壁の挑戦は手に汗握る思いで観ました。常に生と死がせめぎ合う中で命の手触りを感じながら登る山野井さん。その過酷な挑戦には、妻でありパートナーでもある妙子さんの大きな支えを感じました。初登攀にこだわり生涯挑み続けているお二人の生き方に、とても前向きな気持ちになりました。■イタガキ(登山YouTuber) コメント同じ山を楽しむ者として恐縮ながら「一人でやり遂げること」を求める山野井さんに共感を覚えました。単独で山に挑むのは危険を増す行為ではあるのですが、何ものにも代えがたいその達成感はまさに麻薬。孤独や困難が待っていると分かっていてもそれを求めてしまいます。結果として山野井さんは手足の指を失ったりと大変な目には遭っているのですが、それを語るときの屈託のない笑顔がとにかく印象的で、伝説のクライマーとしてはもちろん、一人の人間として魅了されてしまいました。山好きという枠を超えて是非多くの人に見てもらいたい映画です。<作品情報>映画『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』公開中語り:岡田准一監督:武石浩明関連リンク公式HP:::
2022年11月25日映画『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』は、この題名のとおり、クライマー、山野井泰史に焦点を当てたドキュメンタリーだ。少し説明をすると、山野井泰史は登山界では知らない人がいないぐらい著名な世界的なクライマー。世界の巨壁に単独・無酸素・未踏ルートで挑み続けている功績が認められて、昨年の2021年には、登山界のアカデミー賞と言われる登山家最高の栄誉“ピオレドール生涯功労賞”をアジア人として初めて受賞している。いわば生ける伝説のクライマーである彼のここまでの足跡をたどる大仕事といっていい取材に臨んだのは、ジャーナリストの武石浩明監督。山野井氏と出会ってから約30年の時を経て完成させた本作について武石監督について話を聞いた。憧れの山野井泰史との出会いそしてマカルー西壁への挑戦へ『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』まず武石監督は自身もヒマラヤ登山の経験があり、母校立教大学の山岳部監督も務めている。つまり“山”のことをよく知る彼にとってほぼ同世代の山野井氏は憧れの存在だったという。「私自身が登山を本格的に始めたのは大学の山岳部に入ってから。当時、山野井さんはまさにのぼり調子といいますか。次々と難しい山に挑み、単独初登攀を成功させていた。2つしか年齢が違わないので(※山野井は1965生まれ、武石は1967年生まれ)、その山野井さんのチャレンジを山岳雑誌などを通じて僕は同時進行で見ていた。すごいクライマーが出てきたなと興奮しながら雑誌を熟読していた記憶があります」大学卒業後の1991年、武石監督はTBSに入社。そのときから、山野井氏を取材してみたいと思っていたという。「山岳部に入って自分も山登りをやっていたので、山登りのドキュメンタリーを作ることはひとつの夢でした。で、取り上げるとしたら、やはり同世代のクライマーで自分が尊敬できる、しかも手の届かない人物を取材したい。じゃあ誰かと言ったら、僕の中では山野井さん以外はいなかったです」その憧れの山野井氏との出会いは偶然やってくる。「入社1年目の1991年に国内で初めてスポーツクライミングのワールドカップ大会が国立代々木競技場の屋外で開かれた。僕は普通に取材で現場に行っていたんですけど、そこに山野井さんが人工壁を支える足場を組むアルバイトで来ていた。それで声をかけたのが最初の出会いでした。それからいつか取材をと思い続けていました」その願いは数年を経て叶うことになる。「1994年にヒマラヤのチョー・オユー南西壁からの登頂を成功させた翌年に正式に取材をお願いしました。そのチョー・オユーに続いてレディースフィンガー南西壁を成功させた後に、“次は?”と聞いたら、“マカルー西壁だ”との答えが返ってきて、がぜん僕も取材に力が入ったというか。マカル―西壁は、誰も登攀を成し遂げていない“ヒマラヤ最後の課題”。クライマーにとって世界で一番難しい課題に、実力がピークに達している山野井さんが挑む。しかも単独で。たった独りでヒマラヤの最後の課題に挑むとか、正気じゃない。突き抜けすぎている。これはもう絶対に取材したいと思いました」こうして1996年、山野井氏のマカル―西壁への挑戦に同行することになる。ただ、局からの取材許可がなかなか下りなかったという。「企画書を出したら、“これ、(山野井さんが)亡くなっても不思議じゃないよね?”“無謀で危険すぎる”と突き返されました。こちらも引き下がれないので、何度も何度も企画書を書き直して出すんですけど、答えはいつも同じで“NO!”。最後は、事故が起きたときの医療体制やなにかあったときのバックアップ体制みたいなものを構築して、万全を期すということでかけあって、どうにかこうにか許可がおりました」こうしてマカルー西壁の山野井氏の挑戦に同行取材することに。ただ、このチャレンジは失敗に終わる。このときの心境をこう振り返る。「ひと言で心境を表すとボロボロでした。おそらく山野井さんもそうだったろうし、僕もボロボロだった。挑む前、山野井さんは自信満々だった。おそらく勝算があったんだと思います。でも、実際にマカルーの壁の中に入ると、あまりに想定と違ってどうにもならなかった。“これは確実に死ぬ”とも感じたと思います。そのことで山野井さんは打ちひしがれていた。間近にいた僕も同じように打ちひしがれていた。そして、この失敗は、僕の心の中にも澱のように残って、ずっと吐き出せないでいました」25年の時を経て向き合うことで山野井泰史を再定義する『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』今回の『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』は、この約25年前のマカルー西壁への挑戦が基軸。そこに未公開ソロ登攀映像や、父親や友人、同じく登山家である妻・妙子さんへのインタビュー、奥多摩から移住して新居を構えた伊豆での現在の暮らしなどを交えて、山野井の足跡を振り返るとともに彼の人生に迫る。25年という長き時を経て、山野井泰史というクライマーと向き合おうと思った理由を武石監督はこう明かす。「1996年から、今回撮影を再開する2021年までの25年間、たまにお会いしたり、家におじゃまさせていただいたりはしていました。ただ、取材及び撮影をすることはありませんでした。あらためて取材をと考えたきっかけはもうほとんど閃きです。あれから25年が経って、今の山野井さんの人生を俯瞰してみたとき、マカルー西壁の失敗もただの失敗ではないように思えるというか。その後に確実につながっていて、今だったら山野井さんも当時を冷静に振り返ることができるのではないかと思いました。というのも、僕は山野井ウォッチャーで、この間に発表された、たとえば山野井さんのインタビューや対談など、すべてに目を通していたのですが、話の中にちょくちょくマカルー西壁の話が出てくる。マカルー西壁の失敗が山野井さんの心の中にずっとあって、まだ整理できていないように感じました。また、この25年間、そのときどきのトップの登山家がマカル―西壁に挑んでいる。しかし、成功者はおらず、山野井さんが達した高さまで到達した人もいない。そこで、25年目の節目にあらためてマカルー西壁の挑戦を振り返り、山野井泰史に焦点を当てることでなにかが見えてくるのではないかと考えました。山野井さんに最初に話をもっていったら、(マカルー西壁のことは)“思い出すだけで気持ち悪くなる”と言ってましたけどね(苦笑)。ということで、実は僕の中で、今回の作品のひとつの大きな目標は、山野井泰史というクライマーを再定義することでした。実際に再定義できたのではないかと思っています。本人に聞いていませんが、あらためて向き合うことで山野井さん自身も自分の人生で“マカルー西壁”がどういう位置づけだったのか、あの失敗はどういうものだったのかが整理できた気がしています。僕自身もあのときのことをどこか心の中で整理できたところがある。そういう意味で、自分の目標を達成できたと思っていて、みなさんにも山野井泰史というクライマーの人間性や生き方を感じてもらえると思っています」『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』山野井のようなクライマーはもう現れないかもしれない『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』山野井泰史というクライマーにあらためて、どんなことを感じただろうか?「彼のようなクライマーはもう現れないかもしれない。これは映画を観てもらえれば分かるように、山野井さんはお金や名声のためにこのようなチャレンジをし続けているわけではない。本当にクライミングが好きで、それを突き詰めて限界に挑もうとしている。その証拠に、山野井さんはコマーシャリズム(商業主義)を徹底的に排除している。普通はたとえばスポンサーをつけて資金を得て、有名になって名声を得るといったような流れになっていくんですけど、そうならない。実は、山野井さんが尊敬する登山家のヴォイテク・クルティカがそうなんです。で、そのクルティカが今回、この映画にメッセージを寄せてくれたんですけど、そこで“商業主義の時代にあって山野井は特に注目されるべき存在だ”と言っている。それぐらい山野井さんは稀有な存在だということだと思います。それから、普通の人は自分の限界を知ったときにそれを諦めてしまうと思うんです。でも、山野井さんは諦めないというか。たとえば手足の指を失っても、今ある自分の能力の限界を高めて、今できる限界の挑戦に挑もうとする。常に自分が今できるギリギリの限界を探して挑んでいる。奥様の妙子さんがおっしゃっていました。“いまだに世界各地の写真を見て、新たな未踏の壁がないかずっと探している”と。僕との話の中ではこんなことをもらしていました。“南極に未踏の壁があるんだけど、お金がかかりすぎていけない”と(笑)。このように、いまだに他のクライマーがやったことのない挑戦をしようとしている。本当に私利私欲や名誉とかではなく、クライミングを極めようとしている。クライマーとしてもひとりの人間としても唯一無二の存在だと思います。僕にとっては憧れの人で、人として彼のようにありたいというか。彼のような存在になれたらと思いますし、彼に一歩でも近づけたらという気持ちがあります。本人は、“もうあと、(登れるのも)2、3年かな”と言ってますけど、まだまだ続けると僕は思っています」最後にこうメッセージを寄せる。「50代半ばを迎えて、自分が死んでも残り続けるものを作品として残したい、という気持ちがありました。今回の作品はそうなったと自負しています。25年前に一緒に行ったマカルー西壁のことは自分にしか描けなかったと思っています。そのことをテーマにした作品を遺すことができて感無量です。この映画では、ここだけでしか見られない山野井さんに出会えると思います。逆境や失敗があっても、それを乗り越えて、自分の道を歩んでいく山野井さんの姿を見てほしい。きっと、生きることの素晴らしさを実感してもらえるのではないかと思っています」『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』11月25日(金)公開(C)TBSテレビ取材・文:水上賢治撮影:川野結李歌
2022年11月23日ドキュメンタリー映画『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』が11月25日(金)より公開される。この度、ポーランドの伝説的クライマー、ヴォイテク・クルティカから貴重なコメントが到着。さらにクルティカと山野井泰史の2ショット写真も解禁となった。本作は、今年3月に開催された『TBSドキュメンタリー映画祭2022』で上映され注目を浴びた作品に、9分の新規カットを追加した“完全版”。世界の巨壁に“単独・無酸素・未踏ルート”で挑み続け、2021年に登山界のアカデミー賞、登山界最高の栄誉といわれる「ピオレドール生涯功労賞」をアジア人として初めて受賞したクライマー・山野井泰史の足跡を、未公開ソロ登攀映像や、妻・妙子への取材、関係者の証言などとともに振り返る。メガホンを取ったのは、自らもヒマラヤ登山経験のあるジャーナリスト・武石浩明。公私ともに交流しながら、25年の長期に渡る取材を通して山野井を追い続けた。本作の中で山野井が語っているが、山野井が17、18歳頃に目にした雑誌の記事が、彼に衝撃を与えたという。それは、英雄的なクライマーのヴォイテク・クルティカが太刀打ちできなかったマカルー西壁への印象だった。マカルー西壁は、垂直以上の角度でそびえ立つ標高8400mの山の頂上直下に切り立つ岩壁で、「ヒマラヤ最後の課題」とも言われている。世界のトップクライマーの挑戦をはねのけ続け、クルティカすら成功していない未だに難攻不落の壁。クルティカは山野井にとって「自分よりも山が好きな人物」で、憧れの存在でもある。そんなクルティカも敗退したマカルー西壁は、山野井にとって人生最大の目標となっていく。山野井はクルティカと妻の妙子とともに、2001年にビャヒラヒ・タワー(セントラルタワー) 約5700m(カラコルム)南壁、新ルートを制覇。日本人がクルティカとチームを組んだのは初めてということで、今回クルティカは異例のコメントを寄せた。クルティカは山野井を「信義に厚い野武士」という言葉で表現し、「黒澤映画のヒーローを想い起こす」ともコメント。さらに山野井自身、あるいは山野井のクライミングスタイルについては「偉大で秘めたる芸術」とも形容している。これらの力強い言葉が表すように、本作は世界が認めた“極限の人”の実像に迫る、唯一無二の作品となっているようだ。ヴォイテク・クルティカ「彼を見ていると心地いい」【コメント全文】とても熱のこもった作品ですね。商業主義、消費主義の時代にあって、山野井は特に注目されるべき存在だと思います。ポスターの彼の顔を見ると、黒澤映画のヒーローを想い起こします。人生で最も大切な価値観に忠実に生きる姿に、とても素晴らしい印象を受けました。彼を見ていると、誰もが悩まされるこの世の煩悩や虚栄心から心が洗われる気になります。彼を見ていると心地いいんです。私にとって山野井はこの偉大で秘めたる芸術(※アルパインスタイルでのクライミング)における信義に厚い野武士みたいな存在です。今となってはこの芸術を理解する人があまりに少ないのは悲しいことですが。山野井と妙子が全く変わらずに、驚くほど若く見えるのも嬉しいです。これもまた、彼らの内なるバランスの良さの証明なのかもしれません。『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』11月25日(金)公開©TBSテレビ
2022年11月18日ドキュメンタリー映画『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』が11月25日(金)に公開される。この度、映画プレゼンターの赤ペン瀧川が本作の魅力を紹介する特別動画が解禁された。TBSが立ち上げたドキュメンタリー映画の新ブランド『TBS DOCS』の最新作となる本作は、今年3月、ヒューマントラストシネマ渋谷で開催された『TBSドキュメンタリー映画祭2022』で上映された作品に、9分の新規カットを追加した《完全版》。世界の巨壁に“単独・無酸素・未踏ルート”で挑み続け、2021年、登山界のアカデミー賞、登山界最高の栄誉といわれる「ピオレドール生涯功労賞」を、アジア人として初受賞したクライマー・山野井泰史の生き様を、貴重な未公開ソロ登攀映像や、妻・妙子への取材、関係者の証言などとともに振り返る。俳優・岡田准一が、本作で初めてドキュメンタリー映画のナレーションを担当。自らもヒマラヤ登山経験のあるジャーナリスト・武石浩明がメガホンを取り、公私ともに山野井と交流しながら追い続け、25年にも渡る取材を通して“極限の人”の実像に迫った。この度公開されたのは、映画プレゼンターの赤ペン瀧川が“見逃さないで欲しい注目ポイント3か条”を挙げながら、本作の魅力を紹介する特別動画。山野井の“凄さ”をテンポよく説明しつつ、3つの観点から見どころをわかりやすく解説しており、より本作の公開が待ち遠しくなるような動画となっている。【見逃せない注目3か条】赤ペン瀧川が『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』を解説!また『TBS DOCS』では、「テレビでは伝えきれない、真実や生き様をドキュメンタリー映画として発信する」というプロジェクトのもと、11月1日(火)から30日(水)の1カ月間、シネマ映画.comにて『TBS DOCS ニュースの真実に迫る映画祭』を開催中だ。現在公開中の全6作品の中には、『TBSドキュメンタリー映画祭2022』で上映された『石破茂・嫌われた正論10人の証言』『完黙中村喜四郎~逮捕と選挙』『池袋母子死亡事故「約束」から3年』など、映画祭でしか上映されなかった貴重な作品がラインナップされているほか、『人生クライマー…』の壁紙配布や、『戦場記者』(12月16日公開)の特別映像公開など、オンライン鑑賞チケット購入者への特典も用意されている。『人生クライマー…』からは、さらなる購入者特典として、映画本編の冒頭映像が特別公開されることが決定。すでに映画祭のチケットを購入した人も、これからチケットを購入する人も、11月14日(月)オープンの特別ページにて、劇場公開に先駆けて本編冒頭映像を鑑賞することが可能となっている。『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』11月25日(金)公開『TBS DOCS ニュースの真実に迫る映画祭』作品ラインナップ・『石破茂・嫌われた正論 10人の証言』・『完黙中村喜四郎~逮捕と選挙』・『池袋母子死亡事故「約束」から3年』・『三島由紀夫vs東大全共闘 〜50年目の真実〜』・『生きろ 島田叡−戦中最後の沖縄県知事』・『米軍(アメリカ)が最も恐れた男 カメジロー不屈の生涯』 ※「アメリカ」は米軍のルビ表記©TBSテレビ
2022年11月11日日本を代表するクライマー・山野井泰史に密着取材したドキュメンタリー『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』の完成披露試写会が11月9日、都内で行われた。世界の巨壁に単独・無酸素・未踏ルートで挑み続け、2021年には登山界最高の栄誉である「ピオレドール生涯功労賞」をアジア人として初めて受賞した山野井泰史。その足跡を、貴重な未公開ソロ登はん映像や、同じく登山家である妻・妙子さんへのインタビュー、関係者の証言などを交えながら振り返り、“垂直の世界”に魅せられた男の生き様に迫る。自身もヒマラヤ登山経験のあるジャーナリストの武石浩明が監督を務め、長期取材を敢行。岡田准一がナレーションを担当している。2022年3月に開催された「TBSドキュメンタリー映画祭2022」で上映されたバージョンに、9分間の新規映像を追加した「完全版」が、11月25日から劇場公開されることが決定。完成披露試写会には武石監督をはじめ、登山好きで山野井氏とも親交がある俳優・市毛良枝、東京2020オリンピック銅メダリストでプロフリークライマーの野口啓代が出席した。武石浩明山野井氏とほぼ同世代だという武石監督は、「初めてお声をかけたのが、1991年のこと。20代の頃から撮影させてもらいたいという思いがあったので、こうして映画が完成したのが感無量です」と本作に込めた思いを熱弁。「逆境や失敗を乗り越えて、好きな道を歩んでいく姿を見ていただき、何かに挑戦したい、勇気をもらえると思っていただけるとうれしい」とアピールした。市毛良枝山野井氏の人物像については「子どものようなピュアな気持ちを維持し続けている」と語り、「サービス精神旺盛な方なので、いかに自然体を撮るかを意識した。何度も同じ質問をしてしまうと、臨場感が失われるので、『この質問はここでしか聞かない』という風に決めていた」とドキュメンタリーならではの舞台裏を明かした。野口啓代市毛は「登山家と聞くと特別な存在だと思われがちですが、普段はとっても“普通”でチャーミング」と山野井氏の人柄に触れ、「まあ、確かに登山の話ばかりですけど(笑)、ものすごい岩場の話でも、まるで砂場の話をしている子どものようで」と知られざる素顔も明かした。アスリートの視点から、野口は「純粋な気持ちとモチベーションの高さ、それに尽きない情熱は参考にしたい」といい、「山野井さんは山を登るために生まれてきた、全クライマーが目指すべき存在」だと敬意を示していた。取材・文・写真=内田涼<作品情報>『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』11月25日(金) 公開公式サイト:
2022年11月09日ドキュメンタリー映画 『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』が、2022年11月25日(金)に公開される。本編のナレーションは岡田准一。伝説的登山家・山野井泰史の足跡を辿るドキュメンタリー映画『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』は、日本を代表する登山家・山野井泰史の足跡を辿るドキュメンタリー作品。2022年3月、ヒューマントラストシネマ渋谷にて開催された「TBSドキュメンタリー映画祭 2022」でクローズド作品として上映され、注目を集めた本作が劇場公開される。クライマーの山野井泰史は、2021年、登山界の“アカデミー賞”であり、登山界最高の栄誉といわれる「ピオレドール生涯功労賞」をアジア人として初受賞。ラインホルト・メスナーやダグ・スコット、ヴォイテク・クルティカなどと並び、クライミングの歴史にその名を刻んだ。単行本『CHRONICLE クロニクル 山野井泰史 全記録』が出版され、コミック誌『ビッグコミック』では伝記漫画『アルパインクライマー-単独登攀者・山野井泰史の軌跡-』も連載。まさに登山界の伝説的存在として、今もなお登山への挑戦を続けている。未公開ソロクライミング映像など『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』では、世界の巨壁に《単独・無酸素・未踏ルート》で挑み続けた、極限のクライマー・山野井泰史の足跡を、貴重な未公開ソロ登攀映像や生涯のパートナーである妻・妙子への取材、関係者の証言などとともに振り返っていく。起点となるのは1996年。ヒマラヤ最後の課題といわれる「マカルー西壁」にアルパインスタイル・ソロで挑むという究極の挑戦への密着取材だ。そして、2002年に沢木耕太郎の著書『凍』でも描かれた「ギャチュンカン」登頂後の壮絶なサバイバルを経て、凍傷で手足の指10本を失うことに。2008 年には奥多摩山中で熊に襲われ、重傷を負った。数々のアクシデントに見舞われながらも、“垂直の世界”に魅せられ、挑戦し続ける登山家・山野井泰史の精神を、映し出している。監督は武石浩明、25年にわたり取材監督を務めたのは、自らもヒマラヤ登山経験のあるジャーナリスト・武石浩明。公私ともに山野井泰史と交流しながら、25年にわたる取材を続けた。ナレーションは岡田准一本編を彩るナレーションは、俳優の岡田准一が担当。山岳映画の傑作『エヴェレスト 神々の山嶺』で主演を務め、山好きとしても知られている岡田が自身初となるドキュメンタリー映画のナレーションを務めた。作中では、『エヴェレスト 神々の山嶺』の山岳コーディネーターで友人でもある今井健司の姿も登場しており、岡田が思わず言葉を詰まらせる瞬間も。全編を通して、常に自然と対峙し乗り越えていく“クライマーという存在”への敬意と共感を込めた語りが披露されている。〈岡田准一コメント〉僕自身山好きで、クライマーは憧れの存在。なかでも山野井さんは、混じり気のない眩しい存在で、その純度の高い生き方には美しさを感じます。日本が誇る、知ってもらいたい日本人の一人です。今回、初めて“語り”という形でドキュメンタリー映画に参加しました。本編中にはヒマラヤで行方不明になった知人の姿も映っていて、言葉に詰まってしまう瞬間もありました。極限に挑むクライマーの“魂の震え”を感じ、勇気がもらえるドキュメンタリーです。是非、ご期待ください。〈映画『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』あらすじ〉「誰も成し遂げていないクライミングを成功させて、生きて還る」世界の巨壁に単独で挑み続けてきたクライマー・山野井泰史。彼は2021年、登山界最高の栄誉、ピオレドール生涯功労賞を受賞した。しかし、山野井の挑戦は終わらない。伊豆半島にある未踏の岩壁に新たなルートを引こうとしていた。そして再びヒマラヤにも…。“垂直の世界”に魅せられた男の激しい生き様とは?貴重な未公開ソロ登攀映像とともに振り返り、山野井の生涯のパートナーである妻・妙子への取材も通して問いかける。【詳細】映画『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』公開日:2022年11月25日(金)監督:武石浩明撮影:沓澤安明、小嶌基史、土肥治朗編集:金野雅也MA:深澤慎也音楽:津崎栄作企画・エグゼクティブプロデューサー:大久保竜チーフプロデューサー:松原由昌プロデューサー:津村有紀TBS DOCS事務局:富岡裕一2022年/日本/5.1ch/16:9/109分 製作:TBSテレビ 配給:KADOKAWA
2022年10月10日11月25日(金)より公開される映画『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』のナレーションを岡田准一が担当することが決定した。登山家・山野井泰史は、2021年、登山界のアカデミー賞、登山界最高の栄誉といわれる、「ピオレドール生涯功労賞」をアジア人として初受賞、ラインホルト・メスナーやダグ・スコット、ヴォイテク・クルティカなどと並んでクライミングの歴史にその名を刻むこととなった伝説的存在。本作は、世界の巨壁に「単独・無酸素・未踏ルート」で挑み続けた、極限のクライマー・山野井泰史の足跡を、貴重な未公開ソロ登攀映像や生涯のパートナーである妻・妙子への取材、関係者の証言などとともに振り返るドキュメンタリー。起点は1996年、ヒマラヤ最後の課題といわれる「マカルー西壁」にアルパインスタイル・ソロで挑むという究極の挑戦への密着取材。その後、山野井をめぐっては、2002年に沢木耕太郎の著作「凍」でも描かれた「ギャチュンカン」登頂後の壮絶なサバイバルがあり、凍傷で手足の指10本を失うことに。2008年には奥多摩山中で熊に襲われ重傷を負うアクシデントにも遭遇。それでもなお“垂直の世界”に魅せられ、挑戦し続ける登山家の魂にカメラは迫っていく。監督は自らもヒマラヤ登山経験のあるジャーナリスト武石浩明。公私ともに山野井泰史と交流しながら追い続けた25年、長期に渡る取材を通して“極限の人”の実像に迫る、唯一無二の作品を作り上げた。時代劇からアクションまで、スケールの大きな役柄に挑戦し続ける日本を代表する俳優である岡田は、山好きとしても知られている。山岳映画『エヴェレスト 神々の山嶺』でも主演を務めた岡田は「山野井さんは、日本が誇る、知ってもらいたい日本人の一人」と、今回“初体験”となったドキュメンタリー映画のナレーションについての想いを語った。本編中には、『エヴェレスト 神々の山嶺』の山岳コーディネーターで友人でもある今井健司(2015年、ヒマラヤで行方不明)の姿も映っており、思わず言葉に詰まってしまう瞬間もあり、その語りには、常に自然と対峙し乗り越えていく“クライマーという存在”への敬意と共感が込められており、観るものの胸に“極限の挑戦”についての深い余韻を残す出来栄えとなった。あわせて公開された映画ポスタービジュアルは、過酷な挑戦を続け、今も尚クライマーとして垂直と闘い続ける人間・山野井泰史の近影を全面に起用。そして、山野井泰史その人を“極限の人”と表現したインパクトあるキャッチコピーが採用されている。【岡田准一コメント】僕自身山好きで、クライマーは憧れの存在。なかでも山野井さんは、混じり気のない眩しい存在で、その純度の高い生き方には美しさを感じます。日本が誇る、知ってもらいたい日本人の一人です。今回、初めて”語り”という形でドキュメンタリー映画に参加しました。本編中にはヒマラヤで行方不明になった知人の姿も映っていて、言葉に詰まってしまう瞬間もありました。極限に挑むクライマーの“魂の震え”を感じ、勇気がもらえるドキュメンタリーです。是非、ご期待ください。『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』11月25日(金)公開
2022年10月07日映画『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』が、11月25日(金)より劇場公開される。この度、新場面写真が公開された。2021年、登山界の「アカデミー賞」や登山界最高の栄誉といわれる「ピオレドール生涯功労賞」をアジア人として初受賞、ラインホルト・メスナーやダグ・スコット、ヴォイテク・クルティカなどと並んでクライミングの歴史にその名を刻むこととなった日本を代表する登山家・山野井泰史。本作は、世界の巨壁に「単独・無酸素・未踏ルート」で挑み続けた彼の足跡を、貴重な未公開ソロ登攀映像や生涯のパートナーである妻・妙子への取材、関係者の証言などとともに振り返る渾身のドキュメンタリーだ。なぜ彼は垂直に魅せられ、人生の全てを登山に捧げてきたのか。公開された場面写真には、伝説のクライマー・山野井泰史のソロ訓練や未踏壁への挑戦の様子などの様子が切り取られている。常に自分に課す目標、それに向かって休むことなく挑戦を続けた若かりし頃の山野井の姿が写る。そして、指を失うという登山家として致命傷とも言える事故後も、彼は自分の現状を受け止め、今やれることへの挑戦を止めない姿勢も必見だ。監督・武石浩明は、TBSテレビ報道局に所属し、自らもヒマラヤ登山経験のあるジャーナリストであり、山野井に魅せられたクライマーのひとり。垂直に魅せられ挑戦し続ける「極限の人」の実像へと迫る唯一無二の作品に期待しよう。『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』11月25日(金)公開
2022年09月30日今年3月に開催された「TBSドキュメンタリー映画祭2022」でクローズド作品として上映され、注目を浴びた『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界』。本作が、さらに9分の新規カットを追加した”完全版”となって、11月25日(金)より劇場公開されることが決定した。2021年、登山界のアカデミー賞、登山界最高の栄誉といわれる、「ピオレドール生涯功労賞」をアジア人として初受賞し、ラインホルト・メスナーやダグ・スコット、ヴォイテク・クルティカなどと並んでクライミングの歴史にその名を刻むこととなった登山家・山野井泰史。山岳雑誌『山と溪谷』読者の「好きな登山家第1位」に選ばれたこともあり、先月には単行本『CHRONICLE クロニクル 山野井泰史 全記録』が出版。コミック誌『ビッグコミック』では伝記漫画『アルパインクライマー -単独登攀者・山野井泰史の軌跡-』も連載中の日本を代表する登山家である。本作は、世界の巨壁に、単独・無酸素・未踏ルートで挑み続けた、極限のクライマー・山野井の足跡を、貴重な未公開ソロ登攀映像や生涯のパートナーである妻・妙子への取材、関係者の証言などとともに振り返る渾身のドキュメンタリー。この度、映画祭で上映された映像に、貴重な現在の山野井の姿などを加え、再編集し、完全版として劇場公開されることとなった。始まりは1996年、ヒマラヤ最後の課題といわれるマカルー西壁にアルパインスタイル・ソロで挑むという山野井の究極の挑戦への密着取材。その後、山野井は、2002年に沢木耕太郎の著作『凍』でも描かれたギャチュンカン登頂後の壮絶なサバイバルを経験し、凍傷で手足の指10本を失うことになった。2008年には奥多摩山中で熊に襲われ重傷を負うアクシデントにも遭った。それでもなお“垂直の世界”に魅せられ、挑戦し続ける登山家の魂にカメラは迫る。マカルー西壁への挑戦から25年、山野井はなぜ登るのか?生と死の狭間で、極限の挑戦の先で、彼が見たものとは?監督を務めた武石浩明は、TBSテレビ報道局に所属し、自らもヒマラヤ登山経験のあるジャーナリストで、山野井に魅せられたクライマーの一人。長期に渡る取材を通して極限の人・山野井の実像に迫りながら、壮大かつ雄大な自然と向き合う山野井の姿に、胸の高鳴りと言葉にできない感動に包まれる唯一無二の作品となっている。<コメント全文>山野井泰史武石さんは、僕の山の記録についてかなり高いレベルで詳しい人です。そして、「僕の求めているもの」についてもよく理解してくれています。去年、マカルー西壁から25年が経って、武石さんから取材したいと連絡がありましたが、いつの間にか映画となってしまいました。私も映画を見ましたが、かなり見やすくなっていると思います。10代の頃、ヨセミテで全員がクライミングに没頭していたあの時代に一緒に登っていた仲間たちが「まだ山野井、あんな馬鹿なことやってんだ!」と呆れながら観てくれたら嬉しいです。武石浩明監督いまや登山界のレジェンドとなった山野井泰史さんですが、40年以上の登山人生の中で、実力が最高のときに挑んだのがマカルー西壁への「究極の挑戦」でした。それは山野井さんが最初で最後にソロクライマーとしての山登りを他人に見せた瞬間でもありました。あれから25年、山野井さんの軌跡と現在を織り交ぜることで、あの「究極の挑戦」がくっきりと浮かび上がりました。人生をかけた目標を持ち、命をかけて限界に挑み続ける山野井さんを見て、何かを感じていただければこれ以上の喜びはありません。『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』11月25日(金)より公開
2022年08月11日NMB48・吉田朱里の発案で実現した音楽番組『MY PLAYLIST 7』が、23日より吉田の公式YouTubeチャンネルにて配信された。NMB48の楽曲の中から、推し曲7曲のプレイリストを“MY PLAYLIST 7”として発表する同番組。「もっともっと歌番組に出たい!」というNMB48の強い思いを吉田が形にし、「歌番組つくってみた」というタイトルでYouTubeに公開された。“毎週オンエア”されており“高視聴率で10年目”と、設定もしっかり練られている。司会を吉本新喜劇・川畑泰史が、アシスタントをメンバーの安田桃寧が務め、オリコン1位を獲得した24thシングル「恋なんかNo thank you!」の選抜メンバーと、派生ユニット・だんさぶる!、難波鉄砲隊其之九、Queentet、LAPIS ARCHが出演した。だんさぶる! からプレイリストを発表したのは、NMB48キャプテンの小嶋花梨。「HA!」は「NMB48が持っている大阪の強い女のイメージが出ていて、一番イキって踊れる」と紹介するも「私は埼玉出身ですけど」と明かす小嶋に「大阪ちゃうんかい!」と川端が鋭くツッコむ。NMB48・10周年企画のファン投票で選ばれた難波鉄砲隊其之九は、山本望叶がプレイリストを紹介するも、塩月希依音が「理由をたくさん書いたのに選ばれなかった」とクレームを入れる一幕も。吉田、渋谷凪咲、村瀬紗英が所属するQueentetは、村瀬がプレイリストを発表。「『儚い物語』はオリジナルメンバーじゃないけど、熱唱したくなります」という意見に、吉田も「あ~、わかる!」と共感。ただ吉田にとっては「一生やりたくないけど、好きな曲」に位置しているという発言も飛び出した。「一生やりたくない」理由は番組内で明かされている。LAPIS ARCHは、休日の1日というテーマで7曲を選んだという梅山恋和のプレイリストを。一番の推し曲「おNEWの上履き」の紹介では、小嶋が「曲中、恋和のジャンプがどんどん高くなって、最初は大の字だったのに、土になった」と、梅山の跳躍を絶賛。川畑とLAPIS ARCHの4人で実際にジャンプにも挑戦した。最後に登場した「恋なんかNo thank you!」の選抜メンバーからは、吉田がプレイリストを紹介。「夢に色がない理由」は「この曲を聴いて号泣しました」と歌詞についての思いを語り、21日より始まった吉田プロデュースの7期研究生公演「Will be idol」の最後の曲にも選んだことを明かした。吉田の卒業について小嶋は「朱里さんが卒業することで危機感もあるけど、メンバーそれぞれ頑張るしかないので、不安はありません」とコメント。白間美瑠も「あかりんが作ってくれた道は大きいです。私も最後の1期生として頑張りたい」と心境を語った。
2020年11月24日2020年11月現在、社会現象ともいえるほどの人気を博す、漫画『鬼滅の刃』。同年10月16日に上映された映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は、公開からわずか10日で史上最速の興行収入100億円を突破しました。その後も記録を伸ばし続け、同年11月8日時点で興行収入が204億円に到達。スタジオジブリの映画作品『ハウルの動く城』や、英米のシリーズ映画『ハリー・ポッターと賢者の石』の興行収入を上回り、国内興収歴代5位に躍り出たそうです。ケミストリー川畑の『鬼滅イラスト』に反響ツインボーカルユニット『ケミストリー』の川畑要さんがInstagramに投稿している『鬼滅の刃』を模写したファンアートに、反響が上がっています。それでは、川畑さんが描いたイラストを順番にご覧ください。『竈門炭治郎』 この投稿をInstagramで見る 川畑 要 (CHEMISTRY)(@kawabata1979)がシェアした投稿 『鬼滅の刃』の主人公である、『竈門炭治郎(かまど・たんじろう)』の模写作品です。鬼と対峙している場面でしょうか。ピリっと張り詰めた空気まで伝わってきます!『竈門禰豆子』 この投稿をInstagramで見る 川畑 要 (CHEMISTRY)(@kawabata1979)がシェアした投稿 主人公である炭治郎の妹・『竈門禰豆子(かまど・ねづこ)』は、凛とした表情を模写したようです。くっきりとした二重まぶたや透き通った目、竹の線など、細部にいたるまで描かれていました。『煉獄杏寿郎』 この投稿をInstagramで見る 川畑 要 (CHEMISTRY)(@kawabata1979)がシェアした投稿 川畑さんが「心を燃やして模写した」という、映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』にも登場する『煉獄杏寿郎(れんごく・きょうじゅろう)』のイラスト。2つに分かれた眉毛や目力の強さ、炎のような髪型まで見事に模写されていますね!川畑さんの『鬼滅イラスト』を見たファンからは「画力がすごい」「完成度高すぎ」「シリーズ化して!」などの声が寄せられています。歌だけでなく、ファンアートでもファンを唸らせた川畑さん。今後も多彩な才能を発揮し、人々の心を動かしてくれることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年11月14日タレントの西川きよしが18日、京都市内を中心に開催中の「京都国際映画祭2019」(~21日)で行われた「SDGs花月~漫才・落語に新喜劇~」に、「SDGs-1グランプリ」の審査員として登場。イベント後に囲み取材に応じ、同グランプリで優勝したお笑いコンビ・EXITについて語った。「SDGs花月」は、国連が定める「持続可能な開発目標=SDGs」を笑いを通じて伝えるイベント。第1部では、笑福亭鶴笑、かまいたち、アキナ、EXIT、ゆりやんレトリィバァの5組が即興でSDGsが定める17の目標をネタに盛り込み、誰が一番うまくメッセージを伝えることができたかを競う「SDGs-1グランプリ」を開催した。5組はそれぞれ、17の目標のうち2つを盛り込んだ即興ネタに挑戦。EXITは、「飢餓をゼロに」、「質の高い教育をみんなに」の2つを取り入れ、さらに詐欺撲滅も訴える内容に。おなじみのチャラ男キャラも炸裂させて会場を沸かせた。審査には、桂文枝、西川きよしに加え、会場の中から選ばれた観客も参加し、その“お客さん審査員”のプッシュもありEXITが優勝。西川は「僕は17項目を上手にバランスよく使ったのは鶴笑さんだと思いました」と言うも、「(EXITも)頑張っていた」と評価した。また、EXITについて「報道でも読ませていただいたり、そういう意味でもう1回スタートに戻って頑張ろうっていうのは伝わってきます」と再出発の決意を感じたと言い、「男同士のコンビの友情ってすごい」と、2人の絆にも感動しているようだった。EXITは、今月4日に放送されたTBS系『爆報!THE フライデーSP』に出演し、9月発売の週刊誌で兼近の過去の逮捕歴が報じられた件について、兼近本人が真相を赤裸々告白。コンビとしての再出発、そして2人の絆に注目が集まっていた。囲み取材には、吉本新喜劇の川畑泰史、すっちー、酒井藍も参加した。
2019年10月18日10月スタートの月9ドラマ「シャーロック」の第1話に登場するゲストがまた明らかに。松井玲奈、淵上泰史、木下ほうか、平泉成が事件のカギを握るキーパーソンを演じるという。あの「シャーロック・ホームズ」シリーズを原作に、現代の東京を舞台に映像化する本作。原作上のシャーロック・ホームズにあたる誉獅子雄役にディーン・フジオカ、ジョン・ワトソンにあたる若宮潤一役に岩田剛典が決定しており、2人がバディを組んで数々の難事件を解決していく物語となっている。記念すべき第1話で描かれるのは、獅子雄と若宮の出会い。そのきっかけとなるのが、とある事件。病院の中庭で消化器内科医の赤羽栄光(中尾明慶)が遺体となって発見される事件だ。捜査一課の警部・江藤礼二(佐々木蔵之介)は、何者かによって屋上から突き落とされたのではないかと病院関係者へ事情聴取するが、殺されるはずなどないとみな口をそろえる。その様子を静かに聞いていた犯罪捜査専門コンサルタントの獅子雄は、事情調査中にも関わらずその場を静かに立ち去った精神科医の若宮が何か真実を握っているのではないかと察知し、重要参考人として調査を開始する…。この事件のカギを握るキーパーソンを演じるのが、今回発表された4人。元「SKE48/乃木坂46」の松井さんが演じるのは、事件現場の病院で働く看護師で赤羽の遺体の第一発見者・水野麻里。周囲を振り回すような発言をするが、その本性を獅子雄に見抜かれる…。「恋がヘタでも生きてます」『ダブルミンツ』の淵上さんが、獅子雄の興味の対象となる重要なピースを握るジャーナリスト・郡司貴生を演じる。そして、事件現場の病院の警備員で遺体の発見者のひとり、石井太を木下さん。赤羽の医大生時代の担当教授・今井茂樹を演じるのは平泉さん。赤羽の知られざる過去につながる鍵を握る人物となっている。「シャーロック」は10月7日より毎週月曜日21時~フジテレビ系にて放送。※初回30分拡大(cinemacafe.net)
2019年09月26日吉本新喜劇の座長を務める小籔千豊、川畑泰史、すっちー、酒井藍が2日、東京・有楽町のよみうりホールにて行われた「吉本新喜劇全国ツアー2018」東京公演(5月2日・3日)の開演前に取材に応じ、同ツアーの手応えを語った。2019年3月の吉本新喜劇60周年に向けて、3月21日広島公演を皮切りに開催中の「吉本新喜劇全国ツアー2018」。約9年ぶりの全国ツアーで、小籔、川畑、すっちー、酒井の4座長が一堂に集結し、全国各地に笑いを届ける。小籔は3月からツアーをやってきての手応えを聞かれ、「新喜劇は関西のもの、大阪だけのものだと思われていると思うんですけど、お笑いに大阪も東京もないと思っている。今回東日本を回らせていただいたときに死ぬほどウケたので、やっぱりお笑いに差はないと思う」と確信した様子。「(明石家)さんまさんやダウンタウンさんが東京で受け入れられている時点で僕らも頑張れば受け入れていただけるんじゃないかとは常々思っていました」と語った。すっちーも「新喜劇になじみないだろうなっていう東北でも温かい反応があったのでうれしかった」と手応えを口にし、川畑も「ここウケるのかなって思ったところでウケた」と話し、「われわれの時代でできるだけたくさんの人に見ていただきたい」と気合十分。酒井も「行く先々でウェルカムという感じで温かく迎えてくれて感謝しています」とうれしそうに話した。印象に残っている地域を聞かれると、川畑が「お客さんの反応より夜食べたものとか……」と本音をポツリ。すると小籔が「僕は夜のご飯じゃなくて舞台上から見るお客さんの笑顔が」と真面目コメントで笑いを誘い、川畑が「ずるいぞ!」とツッコミ。すっちーと酒井も「食べ歩きに行ってるんじゃない」「仕事ですやん」と乗っかり、盛り上がった。また、小籔は「新喜劇はみんなで笑いとるというか、サッカーチームみたいなもの。みんながウケたほうがいい競技。サッカーでいうとブラジル代表というかギリシャ代表。みんなで点をとりにいくという感じ」と団体競技だと強調。「スベられたほうが腹立つ。ウケられて腹立つはないですね」と語った。
2018年05月02日お笑い芸人の小籔千豊が2日、東京・有楽町のよみうりホールにて、「吉本新喜劇全国ツアー2018」東京公演の開演前に取材に応じ、強制わいせつの疑いで書類送検され、起訴猶予処分となったTOKIO・山口達也の騒動について、新喜劇の座長としてコメントした。小籔千豊川畑泰史、すっちー、酒井藍と共に、4座長そろって取材に応じた小籔。2006年より座長を務めている小籔は、山口についてコメントを求められると「僕たちも集団でやっていますので、世間様にご迷惑をおかけすることがないようにしないといけないなと、改めて身を引き締めるというか……」と話した。そして、「僕も自分に甘い、自分を律してすべてを完璧に生きることはできないタイプですから、わがことのようにお酒に気を付けたい。お酒のせいということでもないですけど、そういうところは身を引き締めないといけない」と注意していくという小籔。また、「川端メンバー、すっちーメンバー、酒井メンバーも気を付けて。お酒とか僕らも打ち上げで飲みますので、そういうのは控えたい」と"メンバー"をつけて笑いを誘い、川端が「何もしてないから。メンバーやけど、ここでメンバー言うたらややこしくなるから」とツッコんだ。2019年3月の吉本新喜劇60周年に向けて、3月21日広島公演を皮切りに開催中の「吉本新喜劇全国ツアー2018」。小籔千豊、川畑泰史、すっちー、酒井藍の4座長が一堂に集結し、全国各地に笑いを届ける。東京公演は5月2日・3日、東京・有楽町のよみうりホールにて開催される。
2018年05月02日2019年3月の吉本新喜劇60周年に向けて、3月21日広島公演を皮切りに「吉本新喜劇全国ツアー2018」がスタート。ツアーでは小籔千豊、川畑泰史、すっちー、酒井藍の4座長が一堂に集結し、全国各地に笑いを届ける。そこで、昨年7月に吉本新喜劇史上初の女性座長に就任した酒井藍(31)にインタビュー。ツアーへの意気込みや座長になってからの心境の変化を聞いた。○女性座長として奮闘! 目指すは痩せてもおもろい人――あらためて、吉本新喜劇初の座長に就任したときの気持ちをお聞かせください。座長になってもらうって言われたときは、正直ドッキリだと思いました。なりたいっていう気持ちは強かったですけど、嬉しいというより心臓がドキドキして不安の方が大きかったですね。 目だけキョロキョロしてカメラを探しました(笑)。――9カ月たってどんな変化がありましたか?座長になったおかげで自分の力以上のお仕事もいただけるようになって、頑張らなと思うんですけど変わらず不安です。新喜劇で自分の週になると口内炎が治らないんです(笑)。 でも公演が終わる1週間後に治るんですよ。根がビビリなんで。それだけドキドキしてるんです。――座長ってどんな仕事をするんですか?作家さん、社員さんと一緒に台本を作ったり配役を決めたり。舞台では一番セリフが多いですが周りのことも見なくてはいけないです。3館の劇場があって1週間ごとに新作を公演していくので公演中に次の舞台の稽古、並行してその次の台本を作っていったり……。その合間にテレビのお仕事が入ったり。そのスケジュールにまだ全然慣れてなくてパニックになることもあります。「ここでめだか師匠がでてきて……」と言うと、「いえ、この舞台ではめだか師匠でてません!」と言われたり、混乱することがめっちゃあります(笑)。――女性の座長ならではの大変さはありますか?先輩の団員さんが多いんで、みなさん助けてくれます。「忙しいやろ? ちゃんとご飯食べや」とか、女の子として扱ってくれる率が高くなったというか、声をかけてくれることが多くなりました。この体型なんで絶対ごはんは食べてるんですけど(笑)。大変より、ありがたいなあ、感謝やなあという気持ちの方が多いかもしれないです。――酒井さんはぽっちゃり体形も魅力のひとつだと思いますが、ご自身では?座長って1週間絶対に舞台に出ないといけないので、体調を大事にしないといけないんです。なので今、ちょっとずつ減量はしてるんですけど……10キロ痩せても、20キロ痩せてもデブはデブなんですよ私(笑)。でも、この人デブやから、こういうネタをしてるんだじゃなくて痩せててもおもろい人やなって思われるようになりたいです。○4人の座長と挑む全国ツアー――目標にしている先輩座長はいますか?小藪兄さんは、吉本に入ったころから、ボケ方とか舞台での見せ方とかいろいろ教えていただきました。私は小藪兄さんを見てきたから、座長になりたいって思ったんです。新喜劇への思いを聞いたとき「自分は新喜劇が大好きじゃなかったかもしれない……」。そう思うほど、小藪兄さんの新喜劇愛はすごいです。全国ツアーにまわれるのも、今、東京で深夜に新喜劇が放送されてるのも、小藪兄さんが東京で吉本新喜劇を広めてくださったからだと思ってます。――全国ツアーはどんな内容になりそうですか?いつも別の舞台に出ている小籔千豊兄さん、川畑泰史兄さん、すっちーさん、そして私の4人の座長が全員同じ舞台に立ちます。同じ話で進んでいくので、普段の新喜劇では見られないしかけもいろいろ考えてます。新喜劇を見たことがない方はぜひコンビニに行くくらいの軽い気持ちで劇場に来てほしいですね。■プロフィール酒井藍1986年9月10日生まれ、奈良県出身。2007年9月に吉本新喜劇「第3個目金の卵オーディション」に合格し入団。“ぶぅぶぅぶぅ。私、人間ですねん”のギャクで人気が急上昇し、2017年7月、吉本新喜劇で初の女性座長に就任。幅広い世代に人気があり、座員から慕われている。本作が映画初主演となる。
2018年03月22日2019年3月に吉本新喜劇が発足60周年を迎えるが、それを祝して3月21日の広島公演を皮切りに「吉本新喜劇全国ツアー2018」が始まる。新喜劇としては9年ぶりの全国行脚で、小籔千豊、川畑泰史、すっちー、酒井藍の4座長が関西を飛び出して全国にお笑いを届ける。今年2月の記者会見にも登壇、「吉本新喜劇を全国区にしたい」と鼻息が荒い座長が、最近では"すち子"でもおなじみのすっちーだ。全国ツアーへの抱負や座長就任時に救われた小籔の一言、そして、”すち子”や”乳首ドリル”などの誕生秘話を通して、新喜劇への想い、お笑いへのスタイルについても話を聞いた。○9年ぶりの全国ツアーへの思い――9年ぶりの全国ツアーとなりますが、まず座長としての抱負を教えてください。前回の全国ツアーは吉本新喜劇50周年で普通に座員として参加しまして、東京で活躍中の今田耕司さん、宮川大輔さん、小籔さんたちと回りました。今回は来年が60周年ということで、関西を飛び出して全国を回ります。最近はMXさんで中継も流れているので関東の方も劇場に来ていただいたりしていますが、全国的な知名度はまだまだで、東北や北海道などでは知らない方も多いんです。そういう地域の人にも知っていただく、そこが今回の全国ツアーの大きな目標となっていますね。――素人質問で恐縮ですが、座長が6人もいるんですよね。劇団の座長というとひとりのイメージがありますが、いまや約100人の座員もいる大所帯を6人でまとめていると。そうなんですよね。僕も最初座長になった時、「小籔がよかったわ。小籔、辞めてんな?」「あ、君が座長か? 頑張りや!」などと言われたりしましたが、いやいや辞めてないですよと(笑)。なんなら小籔さんの後に川畑さんがおるから、完全にいないもんになってまっせっていうね。今は藍ちゃんも含めて、全部で6人。これ正直、ひとりやと劇場が回らないんです。関西だけでも3つあって、それプラス地方営業となると座員が足らないこともあるほどなんです。○先輩座長・小籔千豊に救われた過去――新喜劇に入った当初、座長になりたかったそうですが、実際に座長になった時、先に座長を務めていた小籔さんの一言に救われたそうですね。僕が座長になる話が小籔さんの耳に入って、「お前、座長に向いていると思うで」と言ってくれたことで、すっごくラクになったんです。周りには「大丈夫か?」と心配する人が多かったですが、小籔さんは違った。おかげで気持ちがすごくラクになりましたね。新喜劇の舞台をやっている時にも、僕はもともと漫才なんで漫才の考えで笑いを取りに行こうとしたら、「お芝居のお笑いの取り方はこうやで」とも教えてくれて。「ヘンに笑いを取りに行かずとも、芝居を続けて最後に取りに行ったほうがいい」とか。小籔さんには公私ともにいろいろと教えてもらっていますね。今でも。――その小籔さんと今では同じ、座長として活躍されています。いや僕は小籔さんにはなれないんですよね。だから僕は真似ではなくて、小籔さんがあまりしないであろうことをする。小籔さんみたいな“大きさ”では言えないようなことを言う。そういう座長を目指しています。それがまた、何人か座長がいるということの意味であるかもしれないとも思っています。○"すち子"と"乳首ドリル"誕生秘話――今日は人気キャラクターのすち子のメイクですが、そのすち子や乳首ドリルなどの芸は、新喜劇に入ってから誕生したのですか?そうですね。乳首ドリルを芸と言っていいかわからないですが(笑)、加入した当時は毎日、劇場でいろいろなことをせなという思いがあったんです。ただ、吉田裕と部室で遊んでいる感覚で、「なんやこれおもろいな」程度の自然発生的なギャグだったんです。でも、確かに面白いので、いずれはみんなに知ってほしいと吉田とは言っていたけれど、いろいろと全国区の番組に声をかけてもらって、ここまでテレビで放送されるとは思ってなかったですね。――確か東京では、ネタ番組でスーツを着て登場しましたよね? サラリーマンが乳首ドリルを始めて衝撃的でした。最初の出演は、そうですね。仮にすち子だった場合、知らん奴が出てきて、見たことないノリで巨乳で、ぐちゃぐちゃになるでしょ(笑)。だからもうしゃべらない人、黙々とね。とにかくまず、あのどことなしの部室のノリをわかってもらおうということが、まずありました。「何が始まる?」「いつ終わんねん?」って、見ている人をおちょくる芸でもある。いまやっている乳首ドリルってお客さんがわかってくれた上でのものなので、意味合いが違ってきています。――すち子は、どうやって誕生したのですか? あの権力に媚びるキャラ設定など、考え抜かれた感もありますが。僕は基本的にひとりでいることが好きで、よくひとりでいろいろなことを考えているんですね。そういうところから来ているんだと思います。彼女は人間のアカン部分を全部出している人で、思っているけれど普通は言わへんことが全部口に出てまう人。だから、全部あるあるなはずなんです。ひどいことを言っていますが、人が思っていることなんですよ。絵に描いたような幸せな家庭に行って、旦那も嫁さんもきれい、でも子どもブスみたいなこと。それってみんな思っているけれど、言うたらアカンことじゃないですか。それを全部言ってしまう人がすち子なんです。――ちょっとすっちーさんの内面が出ているというか、ある意味分身的なのですね(笑)。まあまあ素が出ているとは思います(笑)。けっこう体力的にしんどい時でもすち子を舞台でやり切ると、体がラクになったりしていますから。舞台上はふわっとなれるので、唯一逃げられる場所、出しているんだと思います。だから観ている人も気持ちええらしく、ファンレターですごくお悩み中の方が、「思っていること出してくれるからラクです」「すち子さんみたいになりたいです」って(笑)。ストレスがなくなっていくんでしょうね。○名ギャグも生まれる! 生の舞台の魅力――名キャラクターや芸は、生みの苦しみが伴いそうですが、すっちーさんの場合、ちょっと様子が違いそうですね。新喜劇って、桑原師匠の「ごめんください、どなたですか?」「お入りください、ありがとう」や、チャーリー浜師匠の「ごめんくさい」とか、舞台上で生まれるものがほとんどで、すち子もそうです。こんなことしようって舞台に持って行っても、カタチが変わるんですよね。人数が多いから。逆に舞台上でポン! と生まれて、それが何十年も続くギャグになることもある。ナマものですからね。だから生の舞台を観ていただくと、一番楽しいはずなんです。――そういう意味でも、「吉本新喜劇全国ツアー2018」は楽しみですよね!テレビで観た僕たちのネタに興味を持って、新喜劇に来てくれる人が増えましたので、ちょっとずつではありますが、「新喜劇ってどんなもんやろう?」という反響はありますね。でも、テレビと同じことをやっているようで、実は舞台では同じじゃないんですよね。新喜劇はマンネリの面白さ、定番ギャグとわかっていても笑えるというお笑いですが、テレビはテレビサイズでやっていますし、ステージでも生で観ると日々けっこう変化しています。そういう意味では実は同じものは観られないので、劇場が一番! ぜひ遊びに来てほしいです。■プロフィールすっちー1972年1月26日生まれ。大阪府摂津市出身。本名は、須知裕雅(すち ひろまさ)。お笑いコンビ、ビッキーズのボケとして活動していたが、2007年コンビ解散。ピン芸人として活動後、2007年に吉本新喜劇に加入する。2014年座長に就任。自身の代表的なネタにもなっている大阪のおばちゃんをイメージしている強烈なキャラクターであるすち子をはじめ、吉田裕を相手に繰り出すドリルすんのかいせんのかい(=乳首ドリル)などが人気の持ちネタ。ピンでは、須知軍曹というキャラクターに扮することも。2015年には、すち子の頼りない手下を演じる松浦真也と「すち子&真也」名義でシングルCDデビューも飾っている。
2018年03月21日無題ポカラの町からヒマラヤを3日登った山の頂上で、となりの8500mのお山とお山の間から真横に差し込む。地球で一番最初の朝日をうけて、アーサナのポーズを撮る。YOGA『YOGINI』の表紙撮影の旅でマンダラの絵を買いました。カトマンズで出会ったその絵は宇宙なんですね。大きな世界とミクロの世界が入ってるんだね。今回の作品は、コラージュ作家で美容師のハシケイ君に依頼しました。僕らの写真を曼荼羅のように細かい小路に入りこむような作品にしてくださいというオーダーでした。メインの写真にはDALIのような大きなしっぽ、海底人のような緑の足、頭にシャケの切り身、男のちくびとクロスワードだったり、、、ARTは目的も結果もなく心をワクワクさせてくれる。何かしようとする動作の途中で、時がずれて、入りこんで、思い出したり、心がうれしくなったりすれば成功なんだと思います。童心をたくさんもっている人でありたいです。
2018年02月20日吉本新喜劇、史上初の女性座長に就任した酒井藍が26日、大阪・なんばグランド花月で新座長就任公演を行った。公演前には、酒井を囲んで内場勝則、辻本茂雄、川畑泰史、すっちーの先輩座長が登場し、口上を行った。内場は「酒井藍が新座長に昇格するという通達を会社から受けまして、『イーーッ!?』と驚いたのですが…」と自身のネタをあいさつに盛り込み、これに乗った酒井やほかの3座長が声を合わせて「イーーッ!?」と叫ぶギャグコラボを披露。すっちーは"さ・か・い・あ・い"の5文字を使ったあいうえお作文で「"さ"わやかで、"か"しこくて、"い"い人で…」と持ち上げたが、最後の"い"で「意地汚い!」とオチをつけて笑いを誘うなど、新座長の門出を笑いで祝福した。本編の新喜劇には、4座長のほか、島田一の介、Mr.オクレ、浅香あき恵らベテラン勢、吉田裕、松浦真也、森田まりこなど人気座員が出演。酒井が扮する"うどん屋のダメ店員"を巡るドタバタコメディで会場を盛り上げた。終演後の会見に出席した酒井は「幕が上がった瞬間、股間がムズムズしました!」と独特の表現で興奮を語り、「終わってホッとするかと思ったんですけど、今も始まる前と同じでずっとドキドキしてます」と緊張がおさまらない様子。「暑がりの汗っかきなのに、体が全然温まらない」と緊張状態は朝から続き、珍しく食欲もなかったという。酒井は「朝ごはんも、はちみつレモン1本と、東京ばな奈2個とフィナンシェ2個しか食べられなかったですね」とその小食ぶり? を明かして笑わせた。「今まで通り、先輩のみなさんにいっぱい助けていただいた」と公演を振り返り、「座長のスタートラインにやっと足を載せられたという気持ち。『座長になった!!』という実感はまったくないです」という酒井。「楽屋でも先輩が全力でサポートしてくれた。あき恵姉さんは『大丈夫よ』とずっと励ましてくださっていたし、まりこ姉さんは持参のカメラで私を撮ってくれていて、親戚のオバハンみたいでした(笑)」とほほえましい舞台裏を明かし、「緊張もありましたが、舞台は楽しかった。それはお客さんにも伝わっていると思うので、やっている私たちもお客さんも楽しい気持ちになれる新喜劇を作っていきたい」と意気込んでいた。なお、新座長就任公演は31日まで開催。また、この公演の模様はMBSテレビの特別番組『よしもと新喜劇 酒井藍座長就任記念SP』(29日 12:54~15:50 ※関西地区のみ放送)にて放送される。
2017年07月27日サブカル界のカリスマ・中村明日美子が描く「ダブルミンツ」が、初夏より実写映画化されることが決定。主演には淵上泰史と「BOYS AND MEN」の田中俊介を迎え、ただならぬ男たちの関係を鮮烈に演じていく。「女を殺した――」ある日突然、壱河光夫(淵上泰史)の携帯電話にかかってきた高飛車な声の主は、高校時代の同級生でいまはチンピラになっている市川光央(田中俊介)だった。高校の新クラスで出会った同じイチカワミツオの音の名前を持つ2人だったが、冷酷で高飛車な光央(須賀健太)にいつしか光夫(川籠石駿平)は下僕となり逆らえない主従関係となっていた。 数年を経て、衝撃的な再会をした光夫と光央だったが、かつての隠微な記憶が忘れられない光夫は、逆らうことなく共犯者となった。だがそれは高校の頃の主従関係でない、新しい形の関係へと姿を変えていく…。原作は、少女漫画、ボーイズラブ(BL)など、その作風に多くの熱狂的ファンを得ている中村氏の同名作品。中でも彼女が描く「同級生」は、昨年アニメが劇場上映され大きな話題となったが、本作は高校時代に強者と弱者の主従関係となっていた同じ音の名前を持つ2人の男が、時を経て衝撃的な再会をしたことで、その関係は次第に新しい関係に変わっていき、やがて取り返しのつかない犯罪の世界へ墜ちていく姿を描いている。なお、中村明日美子原作作品では、今回初の実写映画化となる。そんな衝撃作の主演を務めるのは、『花宵道中』『僕だけがいない街』などに出演し、今作が初主演作となる淵上さん(壱河光夫役)と、2016年日本レコード大賞新人賞を受賞した「BOYS AND MEN」のメインメンバーで、『白鳥麗子でございます!THE MOVIE』『サムライロック』など俳優としても活動する田中さん(市川光央役)。田中さんは「原作を初めて読んだ時の衝撃はいまでも覚えています。ダブルミンツが持つ不思議な魅力。狂気的で、一見理解し難い光夫と 光央の関係性。でも、そんな2人から放たれる空気感が本当に美しく、そこには紛れもない愛があると感じました」と語り、「責任感を強く感じ、全身全霊をかけ、本気で挑ませていただきました」とコメントを寄せている。そして監督を務めるのは、『下衆の愛』でロッテルダム国際映画祭ほか30以上の海外の国際映画祭で上映されて話題を呼んだ内田英治。「どつかれた感じではなく、刺された感覚。すぐさまこの作品を映画化したいと思った。凄まじいマンガである」と原作を読んだ感想を語り、「中村明日美子さんの頭を覗いてみたいと思い、2年に渡り脚本のやりとりをした」と今回悲願の実写化決定だと明かす。また原作の中村氏は、当初実写化は無理だろうと思っていたそうだが、「ほとんど不可能だろうと思ったキャスティングも、思いがけず熱心で情熱を持った方々に演じていただいて、この作品は本当に幸運でした」と感謝を述べ、「原作を読んでくださった方々にもご満足いただける内容になったと思います」と太鼓判を押している。さらに主演の2人のほかにも、高校時代の高圧的な光央役に須賀健太、 『アンチポルノ』主演で話題の冨手麻妙、『想いのこし』の川籠石駿平、『そして父になる』『そこのみにて光輝く』の高橋和也、『踊る大捜査線』シリーズの小木茂光が脇を固める。『ダブルミンツ』は初夏よりシネ・リーブル池袋ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年01月31日映画『にがくてあまい』が9月10日(土)に公開を迎え、主演の川口春奈をはじめ、林遣都、淵上泰史、桜田ひより、中野英雄、石野真子、草野翔吾監督がそろって初回の上映前の舞台挨拶に臨んだ。小林ユミヲの人気漫画を原作に、ひょんなことからひとつ屋根の下で暮らすことになった野菜嫌いのOLと、ベジタリアンのゲイの青年の奇妙な共同生活をコミカルに描き出す。川口さんと林さんは、本作で初共演となったが、川口さんの「どうでしたか?」という問いかけに林さんは「今日は、クレオパトラみたいで話しかけづらいですが…(苦笑)」と撮影現場とは全く違う川口さんのムードに気圧され気味…?川口さんが「それ、ほめ言葉なの?」と迫ると「ほめてます(笑)!」とうなずき「川口さんもそうですが、面白いユニークな方たちばかりの現場で、そのいい雰囲気が作品の中で生きていると思います」とふり返る。川口さんも「穏やかな現場でした。怖い人はひとりもいなかったです」とにっこり。一方、林さんとの濃厚な絡みを披露している淵上さんは、そのシーンについて「いい味でした(笑)」とニンマリ。林さんも、淵上さんの言葉を受けて「いい味でしたよ…(苦笑)」とうなずき「台本からは想像もできない濃厚な…接吻(笑)!」と忘れられない味(?)を述懐する。川口さんは、この2人との共演シーンも多かったが「林さんは、意外とまんざらでもない感じが見てて伝わってきました」と証言。「男らしさと中世的な部分がいい具合のバランスでした」と称賛していた。なお、本作は日本だけでなく香港、韓国でも公開されることが決定!さらに台湾、タイ、シンガポールとも配給の契約を進めている最中であり、加えてシンガポール日本映画祭、ハワイ国際映画祭でも上映されることが発表された。『にがくてあまい』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年09月10日吉本の大御所から人気の若手までが漫才、落語、コント、吉本新喜劇を繰り広げる看板寄席「グランド花月」が、再び東京で開催。東京・吉本興業本社で発表記者会見が開かれ、新喜劇を率いる川畑泰史座長、NON STYLE、横澤夏子が登壇した。東京グランド花月 チケット情報「東京グランド花月」に初登場する川畑座長は、「大阪のメンバーだけで新喜劇をできるのが初めてで、池野めだかさんや諸見里大介くんも一緒に来ます。面白かったと思ってもらえる新喜劇を確実に作れると思うので楽しみにしてください」とPRした。前回までは、すっちー座長が新喜劇を率い、また8月には小藪一豊座長公演が東京で開かれたばかり。他の座長との違いを訊ねられると、「ふたりはボケで僕はツッコミなのでスタイルが違います。僕の場合は周りの人にどんどんボケてもらって、どんどんツッコんでいく。こんなタイプの新喜劇もあるんやというのを観ていただけたら」とコメント。さらに、「カウスボタンさんや(桂)文珍師匠のあとに新喜劇がいつも通りあるので、そのいつも通りを東京の方に観ていただきたい。東京で新喜劇が浸透しているのを信じて、大阪とおんなじ気持ちでやらせていただきます」とアピールした。過去3回の「東京グランド花月」にすべて出演しているNON STYLEはこれで皆勤賞。「皆勤するつもりはなかったんですけどね」と井上裕介が笑わせると、石田明も「なぜ我々が皆勤かと言いますと、この東京グランド花月っていうのを、言い出したのが、僕なんですね」と言ってさらに沸かせた。今回初出演の横澤は、「嬉しい限りです。うふふ」と控えめ。女優としてドラマにも出演している横澤は、「ネタでずっといい女ぶってたら、ドラマでもいい女になって。大丈夫かなって」とちょっと心配気味。それを聞いた井上は、「ドラマ観てますけど、完璧に横澤夏子ですよ。消えてない」とツッコミ。さらに、井上が「誰とラブストーリーしたいの?」と訊くと、「田中圭さん!」と横澤は即答し、記者たちを爆笑させた。「東京グランド花月」には、他にも、オール阪神・巨人、ザ・ぼんち、FUJIWARA、博多華丸・大吉、トレンディエンジェル、ハリセンボン、コロコロチキチキペッパーズらが日替わりで出演する。9月29日(木)から10月2日(日)までの4日間にわたりサンシャイン劇場にて上演される。チケット発売中。取材・文:門 宏
2016年09月08日女優で双子姉妹の三倉茉奈、三倉佳奈が、MBSテレビの特番『よしもと新喜劇 真夏の大感謝祭4時間ぶち抜きSP』(8月2日 12:54~)で7年ぶりにドラマ共演を果たすことになり17日、主演の吉本新喜劇座長・すっちーと大阪市天王寺区の安居神社でドラマの成功を祈願した。茉奈・佳奈姉妹が出演するのは、特番内で放送されるホラー・コメディドラマ。本人役で登場するすっちーのストーカー騒動をきっかけに、吉本新喜劇の座員たちが怪奇現象に巻き込まれていく。佳奈の役どころはすっちーの"ストーカー"、茉奈は物語のカギを握る"謎の女"役。「大坂夏の陣」の真田幸村軍にまつわる歴史ミステリーの要素も盛り込まれることから、幸村最期の地といわれる安居神社で撮影の安全とドラマの高視聴率を祈った。ドラマでの共演はNHK連続テレビ小説『だんだん』(2008~09年)以来となる"マナカナ"。茉奈は「以前は2人でいるのが当たり前だったけど、最近ではひとりずつの仕事が多いので、一緒にいるのが不思議な感じ」と心境を。佳奈も「久しぶりなので、2人で面と向かって芝居するのが恥ずかしい」と語り、「めっちゃテレる」と姉妹で笑い合うなど相変わらずの仲睦まじさを見せていた。私生活では、今年4月に佳奈が第2子となる長男を出産。今作が復帰後初のドラマ出演となる。茉奈は「私は完全に"伯母バカ"。姪っ子、甥っ子がすごくかわいい」と溺愛ぶりを報告。佳奈は「ドラマと関係ない話やん(笑)」とツッコミながらも「久々のドラマなので気合いが入ります。力を合わせていいものを作りたい」と意気込みを明かした。一方、本格的なドラマに初挑戦するすっちーは「普段は新喜劇でオバチャンの役をやっていますが、久々に普通の男性役。とりあえず、監督に『大丈夫?』と聞きました」と不安を漏らし、「撮影の終了時間が"30時"と書いてあったんですけど、なんやこれ!って(笑)。ドラマの世界ではよくあるんですか?」と戦々恐々。おなじみの"すち子"役では未体験のシリアスな演技にも挑むといい、「監督からダメ出しされて、38時ぐらいになってしまうかも?」と心配していた。また本作には、すっちー以外の吉本新喜劇の座員たちも本人の役で出演し、稽古風景など舞台裏も描かれる。「浅香あき恵、末成由美あたりは、普段からホラー的な要素がある」と笑わせたすっちーは「新喜劇の日常の様子に非日常のホラーも加わり、興味深い歴史的な要素もある。すごく見応えのあるドラマです」と見どころをPRした。なお、『よしもと新喜劇 真夏の大感謝祭4時間ぶち抜きSP』は3部構成。すっちー主演のホラーコメディドラマのほか、小籔千豊、川畑泰史、すっちーの3座長が出演するスペシャル新喜劇、座員たちが出演するバラエティー企画を送る。
2016年07月18日