荒井ママレの漫画「アンサングシンデレラ病院薬剤師葵みどり」を、「グランメゾン東京」の黒岩勉脚本、「コンフィデンスマンJP」の田中亮演出、石原さとみ主演でドラマ化する「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」。この度、本作に西野七瀬、清原翔、桜井ユキ、井之脇海、金澤美穂が出演することが明らかになった。本作は、連続ドラマ史上初となる病院薬剤師を主人公にした医療ドラマ。石原さん演じる萬津総合病院薬剤部の病院薬剤師・葵みどりが、患者の当たり前の毎日を取り戻すために奮闘する姿を描いていく。そんな本作では、病院薬剤部メンバーによるチームワークが見どころのひとつ。その薬剤部メンバーを、西野さん、桜井さん、井之脇さん、金澤さんが、ひょんなことからみどりと出会う青年を清原さんが演じる。西野七瀬、フジ連ドラ初出演「あなたの番です」で清純な見た目と裏腹に、深い闇を抱えた連続殺人鬼を怪演した西野さんが今作で演じるのは、みどりと同じ薬剤部で働く新人の病院薬剤師・相原くるみ。「医者は無理そうだけど、薬剤師なら自分でもできそうだし、医者ほど責任は生じないだろう」という理由で薬剤師の道を選んだくるみだが、みどりの働く姿を近くで見るうちに、仕事に対する意識が変わっていく…。医療ドラマ初出演となり、石原さんとは初共演となる西野さん。「台本を読むことで、薬剤師の仕事内容を初めて知ることも多くて、ストーリーも面白いので、演じていくのがとても楽しみになりました」と台本の印象を明かし、「私と同じように、薬剤師のお仕事をあまりご存知ない方もいらっしゃると思います。私が演じるくるみは、新人として薬剤師の仕事を覚えていくので、そんなくるみと同じ目線で、薬剤師のお仕事を知っていただきながら、ドラマを楽しんでいただけたらうれしいです」と視聴者へ呼びかけている。桜井ユキ、初共演・石原さとみに叱咤?2019年に出演した作品はドラマ6本、映画4本を数え、いま注目の若手女優・桜井さんが演じるのは、調剤のプロ中のプロ、刈谷奈緒子。作業効率を重んじ、無駄話もせず、淡々と仕事を進めるタイプの病院薬剤師で、つい患者に深入りして時間をかけてしまうみどりとは対照的な仕事スタイル。それゆえ、みどりに対し「仕事が遅い!」と叱咤することもしばしば…。台本を読み、「刈谷の“とがっている部分”や筋が通っているキャラクターは、原作の刈谷像と通じる部分がありました。すごく人間味がありますし、思いやりのある人物だと思っています」とキャラクターの印象を語る桜井さんは、「薬剤師は裏方で目立たない存在だと思っている方もいらっしゃるかもしれません。この作品で関心や理解を深めていただき、実際に働いていらっしゃる薬剤師の皆さんに対する意識や目線が変わればすてきだと思います」とコメントしている。井之脇海「処方箋のようなドラマに」キャリア3年目の若手病院薬剤師・羽倉龍之介を演じるのは、『トウキョウソナタ』でキネマ旬報ベスト・テン新人男優賞など数々の新人賞を受賞し、「義母と娘のブルース」「教場」など話題作にも出演する井之脇さん。今作ではムードメーカーでいじられキャラという役どころを演じる井之脇さんは「羽倉は一生懸命でムードメーカーで、周りに気を配れる人だと思いますが、その一方で人になかなか打ち明けられない悩みもある。その葛藤は見ている方に共感していただけると思います。そんな心の動きも丁寧に演じたいと思います」と意気込み。また「小さい頃入院していた時に、“一番良いのは、毎日笑って、楽しむことだよ”と言われたことを、台本を読んで思い出しました。このドラマが、毎週、みなさんが楽しめる処方箋のようなドラマになるといいなと願っています」と語っている。金澤美穂、ドラマオリジナルのキャラクターにうわさ話が大好きなキャリア4年目の病院薬剤師でドラマオリジナルのキャラクター・工藤虹子を演じるのは「あなたの番です」ではシンイーに扮した金澤さん。「想像をはるかに超える精密さや、コミュニケーション能力が特に大切な職業なんだなと知りました」と本作を通して新たに感じたことを明かし、役柄については「監査など最終確認作業を担当しながら、うわさ話が好きで情報収集を行う、チームの中間的立ち位置の女性です。仕事への緊張感は持ちつつも、チームの中をのびのび行き交うような明るい女性を演じられたらと思います」と話した。清原翔、石原さとみとの共演に「緊張するかも」そして、ひょんなことからみどりと出会う青年・小野塚綾を、現在木曜劇場「アライブ がん専門医のカルテ」に研修医として出演中の清原さんに決定。今回2クール連続で木曜劇場出演を果たすことになる。近年では、連続テレビ小説「なつぞら」や「チート~詐欺師の皆さん、ご注意ください~」、そして先日放送された「恋はつづくよどこまでも」に出演し話題となった清原さん。今作で演じる小野塚は、みどりが病院薬剤師であることになぜか興味を示し、その後も度々みどりの前に現れる謎の人物だ。謎の人物というキャラクターだが、清原さんは「次第に屈折した思いと苦悩を抱えていることがわかってきます。最終的にはそんな小野塚に共感していただけるようなキャラクターになるのではないかと思っています。演じる上で“共感”をひとつのテーマとして演じていきたいです」と役柄についてコメント。主演の石原さんについては「今回、初めてご一緒させていただけてとてもうれしいです。これまで一視聴者としてテレビで拝見していた方なので、緊張するかもしれないです・・・。二人だけのシーンもありますし、“がんばらないと!”って思っています」と心境を語っている。「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」は4月、毎週木曜日22時~フジテレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年02月26日古厩智之監督×脚本・吉田玲子という青春映画の名手がタッグを組んだ、元「モーニング娘。」工藤遥主演『のぼる小寺さん』。この度、クライミングシーンも挿入された本作の予告編が到着した。本作の主人公は、壁を見るとウズウズしてしまう、クライミング部に所属するボルダリングに夢中な女子高生の小寺さん(工藤さん)。今回到着した予告編では、彼女が体育館のクライミングウォールや、川沿いの岩でボルダリングに無我夢中に取り組むシーンからスタート。そして、そんな彼女に密かに心惹かれる、伊藤健太郎演じる卓球部の近藤の表情も印象的に映し出される。また、「小寺さんを見てると、自分も登らなきゃって」と吐露するクライミング部の仲間・四条(鈴木仁)、天を仰ぎながら泣いているようにも見える小野花梨演じるクラスメイトのありか、小寺と向き合いながら照れ臭そうに笑う、吉川愛演じる同級生・倉田梨乃らも登場し、小寺さんを中心に周囲の心が徐々に変化していくような姿が見られる。さらにラストでは、「好きなの?」と笑顔で話しかける小寺に、近藤が戸惑いつつもときめいてしまうコミカルなシーンも登場している。『のぼる小寺さん』は6月5日(金)より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:のぼる小寺さん 2020年6月5日より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開Ⓒ2020「のぼる小寺さん」製作委員会Ⓒ珈琲/講談社
2020年02月20日ブロードウェイ・ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー Season2』のフォトコールが30日にIHIステージアラウンド東京にて行われ、トニー役の村上虹郎/森崎ウィン、マリア役の宮澤エマ/田村芽実、アニータ役のMay J./宮澤佐江、リフ役の上口耕平/小野賢章、ベルナルド役の渡辺大輔/廣瀬友祐が取材に応じた。同作は1957年に初演を迎えて以来世界中で再演を重ねているミュージカルの金字塔。1950年代のアメリカを舞台に、人種問題や移民同士の対立など社会問題を盛り込んだ同時代版「ロミオとジュリエット」となっている。360°回転するエンターテインメント施設「IHIステージアラウンド東京」にて、11月から2020年5月まで7カ月にわたるロングラン公演を3シーズンに分け、異なる日本キャストで上演する。フォトコールでは、「Prologue」(上口、渡辺)、「A Boy Like That」(エマ、May J.)、「One Hand One Heart」(森崎、田村)、「Quintet」(村上、エマ、佐江、小野、廣瀬)の4曲を披露。公演を2日後に控え、通し稽古を行ったという村上は「初日さながらの力の入れ具合で、みんなに『お前大丈夫か』と言われるくらい。これ以上緊張することはないと思います。がんばります」と明かし、森崎は「稽古期間も2カ月くらいあって長いのかと思いきや、もう初日を目の前にして。何よりもカンパニーが1つになってるのを感じていて、1つになっている気持ちのまま初日を迎えたい」と意気込んだ。見どころを聞かれたエマは「全部です。ここだけというのは本当になくて、歌、芝居、踊りどれをとってもこれ以上のものはないんじゃないかというくらい。全員で挑んで、一人ひとりが輝く瞬間があって、いくつあっても目が足りないと思います」と自信を見せる。「Tonight」が大好きだという田村は、「バルコニーが結構高いんですけど、個人的に高いところが苦手で。来日バージョンを見たときにあの上で歌えるのかなって不安だったんですけど、トニーと2人で歌うとなると、怖さもあって吊り橋効果」と笑顔を見せる。田村が「『何かあったらよろしくお願いします』みたいな気持ちになるんです。世界中に私たちしかいない! みたいな気持ちになって楽しいです」とたたみかけると、森崎も「めっちゃくちゃ揺れるんですよ!」と訴える。「手汗びっちょりで、ごめんなさい!」と謝る田村に、森崎は「お互いぬるぬるになって……ぬるぬるって言い方があれだけど!」と慌てた様子に。最終的に田村が「吊り橋効果が良い効果をもたらしてくれて、嬉しいです」とまとめていた。Season2はIHIステージアラウンド東京にて、2月1日〜2020年3月10日に上演される。
2020年01月30日伝説のミュージカル女優ジュディ・ガーランドが亡くなる半年前に行われたロンドン公演の日々を鮮烈に描いた『ジュディ 虹の彼方に』から、予告編が解禁となった。今回解禁された予告編では、『オズの魔法使』のドロシー役でスターとなってから30年が過ぎ、借金を抱え住む家もなくなった、レネー・ゼルウィガー演じるジュディがロンドンでのショーを提案される姿が描かれる。迎えた公演初日、「口がカラカラ。歌えない」と弱音を吐くが、ステージの上では超一流のエンターテイナーの姿を見せ、公演は連日満席。しかし、愛する子どもたちと離れ離れになり、疲労が溜まっていくジュディは終いにはステージで倒れてしまう…。全てを失いつつあるジュディ。しかし、自分が愛される場所はステージしかないと、輝くために、生きるために思いを込め歌唱する「オーバー・ザ・レインボー」。最後は万雷の拍手が響き渡る最後のステージに涙ぐむ彼女の姿で締めくくられ、感動の物語を期待させる予告編に仕上がっている。彼女を演じ、自らもジュディ・ガーランドの大ファンと語るレネーは、正式なリハーサルの1年前からアメリカで歌のコーチとトレーニングを開始。その後、音楽監督のマット・ダンクリーと一緒に4か月のリハーサルを行い、ジュディの動き全てをマスターし、圧倒的な存在感を見せつけている。『ジュディ 虹の彼方に』は2020年3月6日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年12月25日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回はモデルの工藤美桜さんです。「特技は8年間習っていた日本舞踊」と話す工藤さんの素顔に迫りました。カメラの前や舞台の上では、自分が自分じゃなくなるんです。『めざましテレビ』(フジテレビ)の“イマドキガール”を務め、ドラマやCMでも活躍中。「スカウトされ“内向的な性格を変えたい”と思い芸能界に飛び込んだのですが、デビュー当初は緊張のあまり撮影中に倒れたことも…。でも今年舞台で初主演を務め、緊張を忘れて楽しむことができ、変化を実感。この仕事ができてよかったと改めて思う瞬間でした」。目標とする人は、土屋太鳳さん。「映画でご一緒した時、演技はもちろん周りへの気遣いに感動。私もやわらかい空気を作れる女優さんになりたい!」漫画から小説まで。本を読むのが好き。最近は高田純次さんのエッセイやミステリー小説を。振れ幅広いです(笑)。いつだって食べたい!大好物のラーメン。朝起きてすぐ食べに行くこともあります。背脂がのってるラーメンが好き。趣味のドラムでストレス発散。高校生の時に始めました。ドラマで軽音部のドラム担当を演じたことも。くどう・みお1999年生まれ。映画『愛唄 -約束のナクヒト-』などに出演。この夏に舞台、劇団0話『あなたのばん』で主演を務めた。近況はInstagram(@mmio_kudo)でチェック。※『anan』2019年11月27日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子(by anan編集部)
2019年11月22日すらりとした高身長に、長く伸びる手脚、引き締まったボディライン。トレーニングやファスティングで定期的にメンテナンスする、工藤阿須加さん流の“カラダ論”を伺いました。「アクションシーンを演じることは、僕の目標でもありました。やるからには、しっかりカラダを作って、見た目に説得力を持たせたいと思ったんです。自分を追い込むことも大好きなので(笑)」現在放送中のドラマ『ニッポンノワール-刑事Yの反乱-』に出演している工藤阿須加さん。念願だったというアクション満載の刑事役に挑むにあたり、撮影の前からカラダを絞り込んだそう。「いつでもアクションシーンが演じられるように、3年前からキックボクシングを始めたんです。効率よく全身運動ができますし、ストレス発散にもなるのがいいところ。パンチを打つ時に肩甲骨を動かすので、とくに背中が鍛えられた気がします。ドラマが決まってからは有酸素運動の時間を増やして、集中的にカラダを絞りました」大事なシーンの撮影前は“塩抜き”をしてカラダに磨きをかけた。「2日間、食事を断ち、水だけで過ごしました。これは“見せる”カラダを作るため。塩分を抜くことで、余分な水分が排出され、より引き締まって見えるんです」役作りのためだけでなく、日頃からカラダにはかなり気を使っているという工藤さん。お母様が栄養士の資格を持っているだけあり、食事に対する意識の高さは人一倍。「普段の食事は和食がメイン。ご飯も白米ではなく、玄米や十六穀米など、栄養価が高いものを選んでいます。でも本当は、ジャンクなものや甘いものが大好き。食べたくなった時は我慢せずに食べて、そのあと胃を休めるようにしているんです」そんな時に工藤さんが取り入れているのが、酵素ファスティング。「だいたい3日間、長い時で1週間断食をします。その間は酵素ペーストしか摂りません。胃をしっかり休める期間を作ることで、体内がデトックスされるし、代謝も上がります。撮影に入る直前は回数を増やしたこともあって、体重が落ちました」酵素以外にも、不足しがちな栄養素はサプリで補っているという。「普段の食事から摂れる栄養素は限られているので、DHAやEPAなど、足りない栄養素はサプリで補給しています。すぐに効果を実感できるわけではないけれど、人より疲れにくかったり、風邪をひきにくいのは、日々のこういう積み重ねが生きているのかな、と」さらに、毎朝のランも工藤さんが大事に続けている日課だ。「走って汗をかくことでカラダがリセットされたような状態になるし、朝日を浴びると気持ちもスッキリする。精神的なものもカラダに影響してくると思うので、忙しい時でも走るようにしています」最後に、カラダ作りやダイエットに悩む女性たちに向け、工藤さんからこんなアドバイスが。「自分のカラダとしっかり向き合っている女性はとても魅力的ですよね。最初はしんどく感じるかもしれませんが、一回効果を感じられたら自信がつくし、それがモチベーションにもなるので、続けていくうちに楽しくなると思います。あ、でも本当に痩せたかったら、週に1回は自分の好きなものを食べてくださいね。ストレスを溜めるのが一番よくない。そのあと調整すれば大丈夫ですから。僕も今夜は、1週間ぶりに大好きな焼き肉を食べに行く予定です(笑)」くどう・あすか1991年8月1日生まれ、埼玉県出身。現在放送中のドラマ『ニッポンノワール-刑事Yの反乱-』に出演しているほか、主演配信ドラマ『連続殺人鬼カエル男』が来年1月配信開始。ジャケット¥55,000ロングスリーブカットソー¥19,000パンツ¥31,000(以上カズユキクマガイ/アタッチメント代官山 TEL:03・3770・5090)靴はスタイリスト私物※『anan』2019年11月20日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・壽村太一ヘア&メイク・新井克英(e.a.t…)取材、文・菅野綾子(by anan編集部)
2019年11月19日映画『ジュディ 虹の彼方に』が、2020年3月6日(金)に公開。主演を演じたレネー・ゼルウィガーは、第92回アカデミー賞受賞式において主演女優賞を受賞した。伝説のミュージカル女優、ジュディ・ガーランドの感動の実話『ジュディ 虹の彼方に』は、ハリウッド黄金期を支え波乱に満ちた人生を送り、わずか47歳で急逝した伝説のミュージカル女優ジュディ・ガーランドの知られざる感動の実話。ジュディがこの世を去る半年前、1968年の冬に行われたロンドン公演の日々を鮮烈に描き出す。ジュディ・ガーランドとは?ジュディ・ガーランドは、1939年の映画『オズの魔法使』で若くしてスターの仲間入りを果たし、ハリウッド黄金期を支えたミュージカル女優。レディー・ガガとブラッドリー・クーパーが出演した2018年の映画『アリー/スター誕生』の、1954年版リメイク『スタア誕生』で、アカデミー賞主演女優賞にノミネートされている。アメリカやイギリスでは未だに根強い人気を誇るジュディは、圧倒的な演技力とステージパフォーマンスを数多く披露。また、プライベートでは5回の結婚、フランク・シナトラなど数多くのビッグネームとも浮名を流しトップスターとして頂点を極める。しかし、その一方では興奮剤などの薬物コントロールが原因で様々な不調に悩まされ、47歳で薬物の過剰摂取により波乱に満ちた生涯を閉じる。キャスト主演にレネー・ゼルヴィガー主人公のジュディ・ガーランドを演じるのは、『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズの主人公として知られるレネー・ゼルウィガー。「まるで命を燃やし尽くすようだった」と証言されている、ステージの数々を演じ切る。レネー自身がジュディの大ファンであり、なおかつ1969年当時のジュディとレネーの実年齢が同じという奇跡も重なり、レネーはリハーサルの1年前からトレーニングを開始する気合いをみせた。歌はもちろんのこと、ジュディの独特な訛りや声色、そしてステージパフォーマンスの動きもマスターし、圧倒的なカリスマ性を持つスターの姿を見事に体現。劇中の全曲を自ら歌い上げている。オスカー獲得!世界を魅了したレネー・ゼルウィガーまるで本人が乗り移ったかのようなプロフェッショナルな演技は、世界の映画祭でも数々の賞を受賞。第77回ゴールデン・グローブ賞授賞式においては主演女優賞(ドラマ部門)を、全米映画俳優組合賞でも主演女優賞を受賞。さらに日本時間2月10日(月)に発表された第92回アカデミー賞においても、主演女優賞に輝く快挙を遂げた。レネーが劇中で歌唱する「Come Rain or Come Shine」の本編映像も解禁。撮影リハーサルのさらに1年前からハードなトレーニングに挑んだという、レネー渾身の仕上がりとなっている。ステージ上をステップで縦横無尽に立ち回り、圧巻の歌唱力で歌い上げる姿からは、ジュディが完全憑依した様子を垣間見ることが出来る。主演の脇を固める実力派俳優勢その他キャストには、『ラ・ラ・ランド』のフィン・ウィットロックや、ジェシー・バックリー、「ハリー・ポッター」シリーズのダンブルドア役で知られるマイケル・ガンボンなど、多彩な演技派俳優が集結。また、ブラッド・ピット製作総指揮の『トゥルー・ストーリー』で評価された、ルパート・グールドが監督を務める。ストーリー1968年、ミュージカル映画の大スターとしてハリウッドに君臨していたジュディは、度重なる遅刻や無断欠勤により、映画出演のオファーも途絶え、巡業ショーで生計を立てている。住む家もなく借金も膨らんでいくばかりでどん底に立たされたジュディは、幼い娘と息子と暮らす幸せな生活のため、起死回生を賭けてロンドン公演に旅立つ──。詳細映画『ジュディ 虹の彼方に』公開日:2020年3月6日(金)原作:『End Of The Rainbow』監督:ルパート・グールド脚本:トム・エッジ、ピーター・キルター出演:レネー・ゼルウィガー、フィン・ウィットロック、ルーファス・シーウェル、ジェシー・バックリー、マイケル・ガンボン ほか原題:JUDY
2019年11月10日村上虹郎と森崎ウィンが、ブロードウェイ・ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」Season2の主演を務めることが決定(Wキャスト)。ほか、Season2に出演するキャストも発表された。本作は、世界中で再演を重ねているミュージカルの金字塔「ウエスト・サイド・ストーリー」の日本キャスト版。アジア初の没入型エンターテインメント施設「IHI ステージアラウンド東京」で本年11月から2020年5月まで、7か月にわたるロングラン公演を3シーズンに分け、異なるキャストで上演する。この度、来年2月から始まるSeason2のキャストが発表!メインキャラクター(トニー、マリア、アニータ、リフ、ベルナルド)は各シーズンそれぞれWキャストとなっており、主役のトニーは、『ディストラクション・ベイビーズ』「仰げば尊し」に出演、ミュージカル初挑戦となる村上虹郎と、『レディ・プレイヤー1』への出演が話題となった森崎ウィン。ヒロイン・マリア役は、多数のミュージカル作品に出演する宮澤エマと、ミュージカル女優として活動中の田村芽実に決定。「『大丈夫かな?』っていまだに思っているくらい、僕にとっては大挑戦」と心境を明かした村上さんは、本作への参加について「この作品のファンの方も、ミュージカルファンの方も、僕みたいに普段あまりミュージカルに触れていない方々も、映画や舞台もそんなに見たことないという方々にも、本当に大満足していただいてそこからミュージカルおたくになるくらいハマっていただけるように、僕がまずその努力をしてみなさんに心底楽しんでいただけたらいいなと思っています」と力強い意気込みを見せる。また同じくトニー役の森崎さんは「ちょっとずつプレッシャーを感じている自分がいます。一方で、こんなに大きなミュージカル作品は初めてなので、楽しみでしかないという想いもあります。“初”ってわくわくするのですが、その分緊張もします。でも、まさに人生の新たな一歩を踏み出そうとしているこの感じがなんとも言えない。言葉では言い表せない興奮と緊張とわくわくが止まらない、そんな感覚です」と様々な感情が入り交じる現在の心境を語った。さらに、ヒロイン役の宮澤さんと田村さんは「マリア役をやらせて頂くなんて未だに夢の様ですが、無垢な優しさの中に凛とした強さを持つ、ヒロインの中のヒロインに全身全霊で応えたいと思っています」(宮澤さん)、「オーディションには“何としてでもこのチャンスを掴みたい”という強い気持ちで挑みました。数日後、マネージャーから、『マリア決まったよ!』と言われた日は発熱してしまう程嬉しかったです。この作品に出演できる喜びを噛み締め、マリア役を演じる責任を受け止めながらステージに立ちたいと思います」(田村さん)とそれぞれ思いを明かしている。また、アニータ役は本作が女優デビューとなるMay J.と元「AKB48」宮澤佐江。リフ役は舞台を中心に活動する上口耕平と声優で俳優の小野賢章。ベルナルド役は舞台「逆転裁判2」の渡辺大輔と舞台 「戦国BASARA」の廣瀬友祐が演じる。そのほか、田山涼成(ドク役)、山口馬木也(シュランク役)、辰巳智秋(クラプキ役)、岩崎う大(グラッドハンド役)も本作に参加する。ブロードウェイ・ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」Season2は2020年2月1日(土)~3月10日(火)IHI ステージアラウンド東京にて上演。(cinemacafe.net)
2019年10月02日歌手の工藤静香(49)が8月27日、インスタグラムを更新。《40代最後の夏という事で…あっという間だね笑笑笑笑》というコメントと共に、自身のビキニ姿を投稿。ネット上ではファンを中心に大きな反響を呼んでいる。《50代最後の夏写真は水着は無理だし笑笑》と自虐も交えていたが、ファンからは工藤の水着姿を絶賛するコメントが殺到した。《さすが過ぎます!綺麗!!》《しーちゃんヤバすぎます女神さまみたい~スタイル抜群》《す、素敵すぎる!!50代になっても是非アップして欲しいです。》今回の水着姿以外にも、インスタグラムで定期的に日々の料理やガーデニング・散歩の様子などを投稿し新しいファン層を獲得している工藤。以前にネットニュースのインタビューでは「インスタグラムはデビュー30周年の記念にと、2年前からはじめました。ファンからの反応も面白くて、これは新時代の発信方法だな、と。でも実際、機能は全然使いこなせていないと思う」とインスタを始めたきっかけについて笑顔でコメントしていた。また、もうすぐ50歳を迎える自身についても「最近はたまに、顔が変わったとか老けたとか、話題になることもあるんだけど、そもそも私はデビューが17歳くらいで、今はもうすぐ50歳だし、年をとるのが当たり前だと思っています。細かいことは気にしないです」と自然な表情に飾らない態度で淡々と語っていた。トップアイドルとして“昭和”と“平成”を駆け抜け、2000年には木村拓哉(46)と結婚。昨年には次女のKoki,(16)がモデルデビューし、二児の母としての顔も併せ持つ工藤。デビューから変わらない「可憐なプロポーション」と「飾らない人間性」を持ち合わせた唯一無二のアイドルの投稿に、ネット上でも同世代の女性を中心に称賛の声が上がっていた――。《キャ~~工藤静香様がかっこよすぎて惚れる!同い年の私も頑張ろう自分なりにwww》《いや~工藤静香、同じ歳、ビキニスタイルよすぎ、羨ましい~旦那様がキムタクだし》《工藤静香さんが昔から大好きです。娘さんもキレイで羨ましい、、キムタクさんにしか見えないけど親子だから当たり前だよね。工藤静香みたいな49歳になりてぇなぁ。。》これからもファンを楽しませる画像を期待!
2019年08月28日歌手の工藤静香が、6月14日(22:00~)に放送されるニッポン放送『工藤静香のオールナイトニッポンGOLD』でパーソナリティを務めることが決定した。工藤にとって、2年ぶりの『オールナイトニッポン』となる。工藤は、6月12日に11年ぶりとなるカバーアルバム『Deep Breath』をリリースし、6月から7月にかけてライブツアー『工藤静香Acoustic Live Tour 2019 POP IN 私とピアノ~Deep Breath~』を開催するなど、精力的に音楽活動を行っている。そうした中で、音楽活動を中心とした近況を話してもらいたいとニッポン放送側がオファーし、今回の特番が実現した。工藤は、ニッポン放送で1988年から1994年まで『工藤静香 Yes, It’s You』『工藤静香 素敵にFeel So Good』の2つのレギュラー番組を担当しており、それ以降も特番を担当。直近では、2017年8月に『オールナイトニッポンGOLD』特番を担当している。今回の放送では、垣花正アナウンサーをアシスタントに、最近の近況やInstgramを使っている際のエピソードなども語られる予定だ。工藤は「自分の家のリビングで話しているような感じの2時間になると思います。静香の部屋に遊びに来たつもりで、皆さんぜひお聴きください!」とコメントした。
2019年05月31日ダンス&ボーカルグループ・Da-iCEの工藤大輝がパーソナリティを務めるTBSラジオ『TALK ABOUT』(毎週土曜 22:00~24:00)が、BS-TBSで連動番組をスタートさせることが13日、明らかになった。『TALK ABOUT』がラジオブースから飛び出し、テレビ進出。『TALK ABOUT+』(毎月最終日曜 10:30~11:00)と題して、BS-TBSで5月5日から放送される。また、動画配信サービス「Paravi(パラビ)」でも配信予定だ。番組では、ラジオの生放送で盛り上がった特集を深掘りし、その後を独自で取材する。今後は、これまでの番組ゲストを迎えた公開録音や、イベントも展開予定だ。
2019年04月13日新色が限定発売コスメブランド『舞妓はん』より発売されている「虹の光パウダー」に、新色が登場することが分かった。発売開始は2019年1月29日。一つでハイライトにもチークにもなり、アイシャドウとしても使えるマルチアイテムの新色。「虹の光パウダー02恋空色」という、乙女心をくすぐるネーミングだ。今だけの限定色を、この機会に試してみてはいかがだろうか。「虹の光パウダー02恋空色」について「虹の光パウダー」は名前の通り、7色の偏光パールを配合。肌のくすみをカバーしながら美しい輝きを与える。さらに桜色、赤色、橙色といった暖色系のパールを多めに配合したことにより、肌にほどよい血色感を与え、かわいらしさも演出。薄塗りでも肌をキレイに仕上げてくれる上、一日中キープしてくれるので美しい肌を長い時間楽しむことができる。密着オイルと美容液成分でキレイが続く素肌のような美しさを作り出す秘密は、光透過パウダー。さらに密着オイル配合により、薄塗りでも崩れず、キレイが続く。桜の花エキスやユキノシタエキスなど、6種の美容液成分を配合し、肌を内側からも美しく魅せてくれる。チークやハイライトとして使えば、肌に自然な赤みを与え、アイシャドウとして使ってもほのかに色づく目元が美しい。さっと塗るだけで一日キレイをキープでき、魅力的な女性に仕上げてくれる理想のアイテムと言えるだろう。春だけの限定色を、この機会に試さなくてはもったいない。(画像はプレスリリースより)【参考】※ノエビアグループのプレスリリース
2018年12月17日声優の工藤晴香が16日、1st写真集『910hr』(発売中 3,000円税抜き 講談社刊)の発売記念イベントを行った。アニメ『BanG Dream!』(バンドリ!)の氷川紗夜役など声優として活躍している工藤晴香が、初めての写真集を発売。今年10月に初めて訪れたという沖縄でロケが行われ、これまで見せたことがない無邪気な表情や無防備で大人っぽいグラビアカットが収録されるなど、意欲に充ちた1冊となっている。工藤は「すごく海が綺麗でしたね。沖縄に行った方からはよく聞いていたお話でしたが、想像以上に青くて透明で、空も青くてブルーの印象が強い場所でした」と振り返り、初めての写真集を手にして「元々10代の頃にファッション雑誌の専属モデルをしていましたが、その後に声優に転身し、今29歳という20代最後の歳にこういった写真集が出せて本当にうれしかったです」と笑顔を見せた。写真集については「肌が出ているワンピースやミニスカートもそうですが、普段は着ないような服も着させてもらいました。初めての沖縄ということもあって、今まで行ったことがない場所で撮影するという新しい挑戦の1冊になったと思います」と紹介し、「応援してくださるファンの方はもちろんですが、私のことを知らない方にも見ていただきたいと思います」とアピールした。同写真集は1万字にも及ぶ彼女のロングインタビューも掲載されている。29歳ということで結婚についても話しており、「30歳までに結婚したい」という願望も語っているが、「あと3カ月ぐらいで30歳になってしまいます。実現不可能なことは分かっていますが、子供の頃から言い続けてきたことなので、今回も言っちゃいました」と照れ笑い。今後の活動については「映像のお仕事にも興味があります。今回、写真集を出すにあたり、たくさん写真を撮られるのが久しぶりだったので、改めてポージングの勉強をもう一度研究し直したいなと思いました」とモデルやグラビアに意欲を見せ、具体的な仕事として「女優さんは背が低いのでちょっと難しいかな。CMや広告のお仕事は気になっています」と話していた。
2018年12月16日アイドルグループ・仮面女子の川村虹花が、31日にさいたまスーパーアリーナで行われる格闘技イベント『Cygames presents RIZIN 平成最後のやれんのか!』に参戦することが13日、東京・秋葉原での仮面女子の公演でサプライズ発表された。川村は、アイドル活動をしながら、昨年12月3日の『DEEP JEWELS 18』で総合格闘技デビューを勝利で飾り、現在プロ戦は4戦2敗という成績。昼はジムでトレーニングを積み、夜はライブに出演する“二刀流”として活躍し、今月1日の『DEEP JEWELS 22』の試合後、年末の『RIZIN』出場をアピールしていた。この日の公演に、RIZINの榊原信行実行委員長がサプライズで登場し、川村の参戦を発表。榊原氏は「『RIZINに出たい』と言うんで『なめてるのかな』と思ったんです」と率直な心境を明かしながら、「実力だけで言うとまだまだ出れるレベルではないかもしれないけど、気持ちの部分ではどうですか? やれます?」と問いかけると、川村は「はい!」と即答した。川村は「今は本当に夢のような気持ちでフワフワしてるというか、本当に現実なのかと思うくらい緊張しています」と声を震わせながら、「目標として掲げて頑張ってきたけど、いざ想像すると、私が出ていいのかっていうくらい素敵な大舞台。さいたまスーパーアリーナのあのリングで試合ができるっていうのは、本当に限られたファイターしかできない貴重な舞台なので、全力で頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします!」とファンに呼びかけた。また、公演後に取材に応じた川村は「(試合で)勝って(夜の仮面女子の)カウントダウンライブに出れたらうれしいです」と、大みそか1日の間での“二刀流”に意欲。対戦相手はKRAZY BEEのあい選手で、朝9時試合開始される『RIZIN 平成最後のやれんのか!』の第1試合に登場する。
2018年12月14日木村拓哉と工藤静香の次女でモデルのKoki,が12日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われた「BVLGARI AVRORA AWARDS 2018」のゴールデンカーペットセレモニーに、ブルガリのアンバサダーとして登場した。シースルー素材を用いた透け感のある超ミニドレスに、ブルガリのジュエリーを身につけて登場し、抜群のスタイルを披露したKoki,。ブルガリのジュエリーについて「撮影では何度もつけさせていただいていますが、このような会場でつけるのは初めてなのでワクワクしています」と話し、「ジュエリーは夢を与えてくれて自分に自信をもたせてくれる大切な存在」と語った。また、将来どんな女性になりたいか聞かれると「母のような女性になりたい」と答え、「お母さんはいつも私のことをサポートしてくれて、自分より私のことを先に考えてくれて大好きです」と感謝の思いを語った。同アワードは、創造力、知性、才能に満ちあふれ、多くの人々にインスピレーションを与える女性を表彰するもの。今年は、女優の杏、AMBUSHデザイナーのYOON、女優の福島リラ、MIYAVIの母・石原裕子、宇宙飛行士の向井千秋、建築家の妹島和世、小説家・エッセイストの林真理子、有職彩色絵師の林美木子、指揮者の西本智実、音楽家のコトリンゴの10人が受賞した。ゴールデンカーペットには、受賞者に加え、それぞれの推薦者や授賞式MC担当の中村アン、さらに、山田優、森星、マギー、西内まりやなど豪華な顔ぶれが華を添えた。
2018年12月12日様々な分野の第一線で活躍する人物に迫るドキュメンタリー「情熱大陸」の11月25日(日)オンエア回は、俳優の村上虹郎に密着。“サラブレット”として輝きを超え、いまひとりの俳優として強い存在感を放ち出した期待の俳優の知られざる素顔とは!?1997年、俳優の父・村上淳とミュージシャンの母・UAの間に生まれた村上さん。東京に生まれ神奈川県のシュタイナー学園で学び、沖縄暮らしを経てカナダ留学。その留学中に河瀬直美監督の『2つ目の窓』で俳優デビューを飾ると同作でカンヌ国際映画祭デビューを果たし、第29回高崎映画祭・最優秀新人男優賞を受賞。その後2016年夏クールのドラマ「仰げば尊し」では不良グループのリーダー格を演じ新田真剣佑、北村匠海、太賀、佐野岳らと共演、多くの視聴者に感動を巻き起こし、2017年には映画『武曲 MUKOKU』で第41回日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞。この夏に放送された「この世界の片隅に」では戦火に翻弄される青年を熱演、来年には映画『チワワちゃん』、舞台「ハムレット」も控えるなど、いま期待の若手俳優だ。村上さんは自身の生まれや育ちについて「親の七光りですか?僕、虹郎っていうくらいなので俳優として七色以上に光りたいです」と明るく答える。母・UAさんの持つ独特でエキゾチックな雰囲気と、父・淳さんの端正な顔立ちを受け継いで若手俳優の中でも群を抜いた存在感を放つ村上さんは、その強い存在感ゆえにとかく「そのままの自分」を求められることが多いのだとか。“自分”を保ったまま“役”という別人格になるというというのは容易ではないが「フィクションを作っているから本当は自分を曲げないといけない。本来、フィクションは全部曲げているって思うんです。でも、だからこそ僕は特に、一番“自分の真ん中”にいなきゃいけないと思う」と語る村上さん。彼にとって演技することや表現することとは何か?若手実力派俳優の知られざる素顔をカメラが追う。村上さんが主演、父・淳さんとの共演も話題となっている映画『銃』は現在公開中。原作は芥川賞作家・中村文則のデビュー作で、同作を数々の伝説的作品を生み出してきた奥山和由がプロデュース、『百円の恋』『嘘八百』の武正晴監督がメガホンをとり映画化。村上さんが拳銃を拾ったことで、その銃に支配され狂気に駆られていく主人公の大学生・西川トオルを演じ、トオルの大学の友人・ヨシカワユウコに広瀬アリス、トオルのもとを訪れる刑事にリリー・フランキー、そのほか日南響子、新垣里沙、岡山天音ら個性派俳優が揃った。「情熱大陸」は11月25日(日)23時~TBS系で放送。(笠緒)
2018年11月25日歌手の工藤静香(48)が11月20日、自身のインスタグラムで熱唱する自撮り動画を公開。衰えない歌唱力に、ファンから「かっこいい」と称賛の声が寄せられている。動画で歌っているのは、工藤本人が「愛絵理」名義で作詞を手掛け、’94年にリリースされた21枚目のシングル『Blue Rose』。工藤は「笑笑この歌は初めて自分で、全プロデュースした曲だったので、とても大切にしています」とコメントを添えている。これまでも来月に控えるディナーショーの練習風景を「#工藤静香ディナーショー」のハッシュタグをつけて公開していた工藤。同曲がセットリストに入っているかは定かではないが、ファンたちは「セトリに入ってるんですかね?」「ドキドキしてきました!」と期待を高めている。そして変わらぬ歌声には、「かっけー!の一言」「声量すごい!パワフル!」「歌声変わらない!」と反響が。現在、動画は8万回以上再生されている。
2018年11月20日芥川賞作家・中村文則の処女作を原作とし、銃に魅入られた男・トオルの狂気をスリリングに描いた『銃』。村上虹郎さんに熱烈な出演オファーを送ったのは、企画・製作を手掛けた奥山和由さん。奥山さんは、深作欣二監督の『いつかギラギラする日』や北野武監督の『ソナチネ』などを手掛けた日本映画界のレジェンド。虹郎さんは、キャストとスタッフが誰ひとり決まっていない段階で、出演を快諾したそう。「奥山さんはお金のためだけに映画を作りません。自分が観たいと思った映画を、奥山さんの心意気に共感したキャストとスタッフで作るというスタイル。僕も奥山さんに共感し、憧れを抱いていたので、出演することに迷いはありませんでした」武正晴監督は、そんな虹郎さんの演技に魅了されたそう。“表情から立ち振る舞い、雰囲気、何から何まで本当に驚いた”と手放しで大絶賛。「武監督から、細かい演技指導はありませんでした。撮影現場では、僕自身がトオルとして存在していて。役を作るというよりも、自分の中に湧き出る感情を表現しました」トオルの危うさを男の色気全開で表現した虹郎さん。とりわけ、銃を構えるシーンは官能的。「色気を出す演技をしようと思ったことはありませんが、俳優に色気は必要だとは思っています。色気のない俳優にはなりたくないです」『銃』には観客の度肝を抜く、とっておきのサプライズも。トオルと対峙する「オッサン」を熱演したのは、虹郎さんの父親で俳優の村上淳さん。虹郎さんのデビュー作『2つ目の窓』以来の親子共演を果たした。「お互いをよく知っている者同士でお芝居をするのは難しかったです。相手が親父だからこそ、僕にとって意味のあるハードルでした。『オッサン』がトオルを執拗に挑発するセリフは、親父のアドリブ。本編を観て、俳優・村上淳を改めて尊敬しましたし、僕の演技を良いほうへ引っ張ってくれたと思っています。親父は僕の演技を褒めてくれ、ふたりで“良い作品に出合えてよかった”という話をしました。実は撮影当初、トオルとして『オッサン』と向き合ったとき、“一瞬、息子の顔をした”と親父に突っ込まれて(笑)。そのカットは本編には使われていませんが、無意識のうちに息子としての感情が顔に出たのかもしれません」17歳で俳優としてデビューした虹郎さんは、現在21歳。役者として急成長を続け、天才と評されることも少なくない。「天才とは自分の才能に気付き、伸ばしていく人だと思います。すべての人が才能を持っていて、それを伸ばしていけば、天才になれる。僕は今の環境に生まれたことで、才能を伸ばす機会に恵まれました。そこはラッキーだったと思います」20歳の夏に撮り終えた『銃』が、早くも20代最初の代表作となりそうな虹郎さん。今後の目標は、役に深みを出し、役の幅を広げていくこと。「僕の俳優人生において、『銃』は序章の終わりを告げるものだと思っています。これからは年齢的にも違和感なく学生以外の役を演じることができる。仕事を詰め込みすぎず、深みのある役作りをして、役の幅を広げながら、人としての余白を大切にしていきたい。どんどんまわり道をしていきたいですね」『銃』銃を拾った男の理性が崩壊していくさまを描いたサスペンス映画。企画・製作/奥山和由監督・脚本/武正晴出演/村上虹郎、広瀬アリス、リリー・フランキーほか11月17日よりテアトル新宿ほか全国公開。©吉本興業むらかみ・にじろう1997年3月17日生まれ、東京都出身。カンヌ国際映画祭出品の主演作『2つ目の窓』で俳優デビュー。出演映画『チワワちゃん』が来年1月18日公開、5月には舞台『ハムレット』に出演予定。カットソー¥30,000(YOHJI YAMAMOTO/ヨウジヤマモト プレスルームTEL:03・5463・1500)シューズ(beruf Harajuku TEL:03・6427・6563)その他はスタイリスト私物※『anan』2018年11月21日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・Ryohei Matsudaヘア&メイク・TAKAIインタビュー、文・田嶋真理(by anan編集部)
2018年11月15日木村拓哉さんと工藤静香さんの次女でモデルのKōki,さんがファッション誌の表紙で華々しくデビューを飾り、有名ブランドのアンバサダーになるなど、さまざまなメディアを騒がせています。木村拓哉さんと工藤静香さん、一見パパ・ママという印象が薄いですが、どのようなパパ・ママなのでしょうか。ウーマンエキサイトアプリの「おやこ診断」( iOS / Android )で木村拓哉さんと工藤静香さんのパパの傾向とママの傾向を診断してみました。【パパの傾向】木村拓哉 1972年11月13日動物系診断:『ふところ深く浮世離れした人』 地球グループ どうどう組のコアラお子さんとは、ぶつかることで磨き合う関係になるでしょう。思うように動いてくれずイライラが募るかもしれませんが、攻撃的にならないよう気をつけましょう。お子さんはやや神経質に思えるので、人に好かれる魅力的な人物に育てたいと思うでしょう。お子さんの繊細さを理解するよう努力し、常に愛情を示しましょう。【ママの傾向】工藤 静香 1970年4月14日動物系診断:『夢を追い続ける寂しがり屋』 太陽グループ すくすく組のチータお子さんとはぶつかり合いながら、お互いに磨き合う親子関係になります。お子さんが活発で少々強引なところがある子どもに見えたり、やや気が短いように感じて気になるかもしれません。協調性のある社交的な人になるよう子育てに取り組むでしょう。子育てを通じてあなた自身は、今までより大胆になったり活動的になります。木村拓哉さん・工藤静香さん共にパパ・ママとして意外と子どもに情熱的のようです。ぶつかり合いながらお互い磨きあう良い関係のようですね!無料でも有料でも楽しめる!ウーマンエキサイトアプリ内「おやこ診断」無料でダウンロードできるウーマンエキサイトのアプリ内診断サービス。家族の生年月日と性別を登録すると、以下の診断を無料(一部有料)で楽しめます。<無料>■あなた(パートナー)の本質診断・基本正確・行動パターン・感覚パターン・同じ本質を持った有名人■子どもの本質診断・基本正確・行動パターン・感覚パターン・同じ本質を持った有名人<有料>■あなた(パートナー)の本質診断・あなたから見たパートナーの関係性・母親としての傾向・子どもから見たイメージ■子どもの本質診断・やる気にさせる方法・思春期の行動と対処法・叱り方、褒め方・得意分野・才能・能力適正<有料コンテンツ料金>・大人: iOS/Android 600円・子ども: iOS 1,080円/Android 1,000円 ※アプリ内で一度ご購入いただいた診断結果はいつまでも閲覧できます。※診断結果は買い切りとなり、月額料金は発生しません。>>iOSアプリのダウンロードはこちら iOS ウーマンエキサイトアプリ >>Androidアプリのダウンロードはこちら Android ウーマンエキサイトアプリ おやこ診断の詳細はこちら↓みんなのおやこ診断体験↓
2018年10月15日イーチ × アザー(EACH X OTHER)の2019年春夏ウィメンズコレクションが、フランス・パリで2018年9月28日(金)に発表された。虹色グラデカラーのスーツからスタートショーの幕開けは、マニッシュなパンツスーツの登場から。シックなスタイルとは似つかわくないスポーティなサングラスを纏っている。ジャケットは、モデルの華奢な身体に対して大きめでボックスシルエットが特徴。ショルダーラインから身頃にかけては深いブルー~ソフトなブルーに移り変わっていて、合わせたクロップドパンツまで繋がると、ブルーからイエローそしてピンクへと変わる、虹のようなグラデーションカラーとなっている。このファーストルックは、今季を象徴するようなピース。スーツ・スポーツのエッセンス・レインボーグラデ―ションカラーの3つのキーワードが、様々なアプローチで形を変えて繰り返し登場していく。プレイフルなスーツスタイルスーツスタイルは、そのフォーマルなスタイルを拭いさるように鮮やかな色彩をのせた。パンツは踝丈でカットオフしてみたり、フレアなブーツカットタイプにしたりして、フォルムに遊びを加える。ジャケットは全面にゴールドスタッズやストライプ模様を配したり、ブランドタグをボタン位置に取り付けたりと、デザインアプローチを変えつつも、いずれもビックサイズで揃えている。白シャツもアレンジスーツと名コンビの白シャツもアレンジ、ボタン位置を変えてアシンメトリーなトップスへ。さらに白シャツをドレスに変えて、リボンとギャザーを入れてリデザインしたものもある。ブラトップ&スパッツでスポーツMIXスポーツのエッセンスはトレーニングウェア風のアイテムの起用が際立った。スーツのインナーをブランドロゴ入りのブラトップに変更したり、ドレスの下にスパッツを差したり。また、ナイロンのようなテクニカル素材でドレスを作るアレンジも散見。スカート部分の前を切り取ったオリジナルのシルエットで、中央に配したジップがアクティブな印象を添えた。幸福感に満ちたカラーパレットレインボーの鮮やかカラーは、ライダースジャケットやサイドライン入りパンツ、ブラウスなど様々なピースに起用。その幸福感にあふれたムードは、他のパレットにも生かされ、ヴィヴィットなピンクや鮮やかなレッドも今季のパレットに加わっている。
2018年10月01日村上虹郎(21)が8月10日放送の「A-Studio」(TBS系)に出演。母であるUA(46)からの深すぎる愛について明かした。俳優デビューが決まった当時、カナダに住んでいた村上。村上を日本へ送り出す際、空港でUAは心配のあまり泣きながら説教したという。UAの思いが次々と溢れた結果、予約していた飛行機に乗り遅れるというハプニングも。さらに村上は「親子じゃなかったら結婚してるのに」とUAから言われたとも明かした。「村上さんのデビュー作『2つ目の窓』を手がけたのはカンヌ国際映画祭の常連・河瀬直美監督(49)。それまで演技経験のなかった村上さんですが、河瀬監督は主演に大抜擢。村上さんの唯一無二の存在感を大絶賛しています」(映画関係者)様々な人々を魅了してやまない村上は、今年に入ってからもウェス・アンダーソン監督(49)の「犬ヶ島」や現在放送中のドラマ「この世界の片隅に」(TBS系)といった話題作に出演。評価は右肩上がりだ。小泉今日子(52)も村上に魅了されたうちの1人。小泉は16年12月の舞台「シブヤから遠く離れて」にちなんだ本誌のインタビューで、共演者である村上について「すてきな声」と絶賛。またその魅力について、役柄も踏まえてこう語っている「ベテランの人たちの中で、ちゃんとそこに立つ男らしさや男気のようなものを感じますし、すごくまじめなんじゃないかな。いろいろなことを考えてその場に立っているというか。思春期の少年が持っている揺れや、実在感のない、触ろうとしたら透けてしまうような危うさを持つナオヤという役を、一生懸命表現しようとしている姿がすてきです」これからも魅了してほしい!
2018年08月13日特攻隊に志願した兄弟と彼らを囲む人々の姿を描く舞台『大きな虹のあとで~不動四兄弟~』が、8月3日に開幕。それに先がけ公開ゲネプロが行われた。【チケット情報はコチラ】昨年の初演が好評を博し、わずか1年での再演となった本作。芸能事務所・研音の若手俳優が出演する作品で、初演に続き市川知宏と入江甚儀、今作から上杉柊平と瀬戸利樹が四兄弟を演じる。そのほか女学生役は矢作穂香、桜田ひより、喜多乃愛が続投、山賀琴子は舞台初挑戦となる。また彼らを見守る大人たちを演じるのは津枝新平、愛原実花、合田雅吏。演出は秦秀明(TEAM DD)、脚本はニイボシアタル(TEAM DD)。物語の舞台は戦時中。特攻隊として日々訓練に励む不動四兄弟の月(市川)、空(上杉)、大地(入江)、草太(瀬戸)は、戦況下にありながらも、彼らの父が遺した"不動家家訓"のお陰で、月は笑い、空は夢、大地は恋に生き、草太はそんな兄達を心から慕う毎日。彼らの叔母(愛原)の茶屋で女学生たちと交流したり、上官の詩の朗読に悶絶したり、彼らの周りには笑いの絶えない“奇跡のような時間”が流れていた。しかしそんな四兄弟に、ついに出撃の命令が下る――。重くなりがちな戦争ものだが、コミカルな芝居、テンポのいい掛け合いでストーリーが進む本作。序盤で描かれる大地の恋に奮闘する姿や兄弟でじゃれる姿は、今を生きる若者たちと差はなく、だからこそ時折まざりこむ「今の戦況で人を好きになってる場合じゃないんだけど」という言葉や、叔母が彼らを気遣う言葉など、戦時中ならではの“当たり前の考え”がショッキングに浮かび上がってくる。出撃命令が下ってからの時間は、死を目の前にした兄弟をはじめ女学生や大人たち誰もが熱演。残り少ない時間のなかで、それでもなお人を思いやること、大切にすること、愛すること……無駄だと言ってしまえばそうかもしれないことと必死で向き合う彼ら。そこに込められた想いがなにを残すのかということが、まっすぐに届く時間だった。切なく思わず涙が出るようなシーンもあるが、この作品はそれを“舞台上の出来事”にしないところが印象的。彼らの台詞や芝居によって観客に“自分たちは今、舞台上と地続きの時間に生きている”と認識させる瞬間が何度もあり、それにより“泣ける話”で終わらせず、“かつて懸命に生きた彼らからの問いかけ”として作品が存在していると感じた。その問いかけへの答えは観た人それぞれで違うはず。ぜひ劇場で見つけてほしい。公演は8月7日(火)まで東京・シアターサンモールにて上演中。取材・文・撮影:中川實穗
2018年08月03日俳優の横浜流星が、カルテット主演を務めた映画『虹色デイズ』(公開中)のトークイベント付き限定上映に、飯塚健監督とともに登場した。同作は水野美波による累計300万部突破の人気コミックを実写化。『別冊マーガレット』(集英社)連載にもかかわらず男子高校生4人組(佐野玲於、中川大志、高杉真宙、横浜流星)が主人公で、彼らの友情と恋を描く。撮影中に1台ずつ渡されたスマホで互いの写真を撮っていたという4人。横浜は、スクリーンに映し出された数々のオフショットを見ながら思い出を振り返る。冒頭のプールにジャンプするシーンでは一番打点が高かったものの、だんだん寒さに震えるようになり、「スタッフさんが作ってくれた(暖をとるための)命の湯がなかったら冗談抜きで死にそうになってましたね」と明かした。撮影中は「命の湯」にテーブルを持ち込み食事までしていたという。飯塚監督は「流星は『絶対、俺は行きます』と話をして、(ジャンプに)行ってくれて。『あのジャンプでメシ3杯はいけるね』と話してた」と告白する。さらに、他のショットではつよぽん(高杉)の部屋のセットに写っているポスターを見て「『時をかける少女』って、流星のジャンプっぽいよね」と思いついた様子。横浜は「『時をかける青年』できますかね?」と尋ね、監督から「『時をかける流星』でいいんじゃない?」と提案されていた。初めて会ってから4年が経つという2人だが、飯塚監督は横浜について「どんどん目にする機会が増えてって、確実にステージが上がって行ってる」と称賛。「自分たちが向けているカメラのフレームの中に流星がいるというのが、グッときたんですよ。たくましくなった。けいちゃんという役は立ち位置も難しいので」と振り返り、「すごく、視野広くなったんだなって感じがしました」と明かした。また、飯塚監督が「ちょっととらわれない役、パンチ効いた、エッジの効いた役をやりたいんだろうなというのはなんとなく思う。今、すごく模索してるんだろうな」と指摘すると、横浜も頷く。「少女マンガの作品もやっていきたいしですし、求められることをやっていきたいですけど、イメージを決めつけられたくなくて。いろんな作品をやっていきたいなというのはすごくあります」と心境を吐露した。横浜は、目指す役者像について「求められる人にはなって行きたいな。そのために実力をつけてコツコツやっていきたい。人気だけが先回りして、実力が追いつかないのが一番嫌なので」と語り、「いろんな作品に出て、いろんな顔を見せていけたらいいな」と希望を表した。アーティスト活動も行なっているが、「学ぶこともたくさんあると思うので、やったからには、得たものもお芝居に行かせたらいいなと思いますし、逆にお芝居で経験したものをアーティストの方にも出していけたらいいなと思います」と意気込んだ。
2018年07月27日俳優の中川大志が24日、都内で行われた映画『虹色デイズ』(公開中)のトークイベント付き限定上映に、飯塚健監督とともに登場した。同作は水野美波による累計300万部突破の人気コミックを実写化。『別冊マーガレット』(集英社)連載にもかかわらず男子高校生4人組が主人公で、男子高校生たち(佐野玲於、中川、高杉真宙、横浜流星)の友情と恋を描く。今回は、チャラ男のまっつん役の中川と飯塚監督が2人きりで語り合うことに。飯塚監督は、3作目にして初の長編映画でのタッグとなった中川について初めて会った時のことを振り返る。オーディションに来た中川はすでにドラマでも騒がれていたため「ちょっと調子乗ってる時期なんじゃないの」と思っていたところ、「全然そんなことなくて、ドラマにも出てもらうことになって、とても面白かった」と好印象だったという。一方中川は『虹色デイズ』で男子チームを引っ張っていくまっつん役について、「まっつんみたいな役はあんまりなかった」としみじみ。「セリフとセリフの間に、合いの手をやっていくことが多い。台本に書き起こされていない『はいはいはい』みたいなノリは、リハーサルからいろいろ試して、意識して、やってたところ」と振り返った。また、もう一度見て欲しいシーンとして、中川は、まりっぺ(恒松祐里)と土手であんまんを分け合うシーンをピックアップ。「初めて見える松つんの表情や一面が出てくるところ」と説明する。すると飯塚監督が「結構あんまん、食べてもらったんですよ。お昼休憩後に食べるシーンで、弁当普通に食ってるけど大丈夫かな? と思ってたんです」と撮影を振り返る。中川は「そのあと後悔しましたね。予想以上に結構(あんまんを)食ったし、あんまんの皮が口の上のところに張り付いちゃって、台詞言えねー! みたいな。水分持ってかれるから難しかった」と苦笑した。その場に集まったファンにキュンとしたシーンを聞くと、「土手のシーンで、座ってる下にマフラーを敷くところ」と回答。中川は「あれも台本になかった。リハの1回目をやった時に監督から『敷いてみる?』と提案があって、現場で生まれたんですよ。あれが好きということで。ありがとうございます」と感謝する。また別のファンが「最後の『おい! おい! おい!』というところ」と若干モノマネをしながら答えると、「あれはもう僕が勝手にふざけてやったやつなんですけど、面白かったですか? 嬉しい!」と喜ぶ中川。「自分が勝手にやったものを見てくれてるって嬉しいですね」と、ファンの着眼点に嬉しそうな様子だった。
2018年07月24日映画『虹色デイズ』(公開中)の"虹の日"舞台挨拶が16日に行われ、佐野玲於(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、中川大志、高杉真宙、横浜流星、飯塚健監督が登場した。同作は水野美波による累計300万部突破の人気コミックを実写化。『別冊マーガレット』(集英社)連載にもかかわらず男子高校生4人組が主人公で、男子高校生たちの友情と恋を描く。7月16日は、716=七色の日、ということで虹の日に設定されていることから、この日に舞台挨拶が行われた。イベントではキャストへのサプライズで、飯塚監督からの手紙が読み上げられた。「大作を書いてきましたよ」という監督だが、取り出した紙に4人は「ちっちゃ!」「買い物のメモくらい!」と総ツッコミ。実はこの紙は飯塚監督の小ボケで、実際に取り出された長文の手紙が改めて読み上げられる。焼肉、リハーサルや衣装合わせ、撮影を通して「本当に仲良くなってくれた」と4人をねぎらう飯塚監督は、一人一人についての印象を語りあげた。飯塚組に初参加となった高杉については「スケジュール的な問題で、リハーサルに参加できないことも、真宙が一番多かったもんね。だからこそ、ちゃんと知っています。家で一人で他の3人の声を思い出しながら、相当な想像力を使って、役を立体化してくれたこと」と明かす。「逆に、ピッチやリズム、間の取り方など、自分の苦手としていることも伝えてくれた」「その若さで臆することなくウィークポイントをさらけ出せることが本当に素晴らしいと思います」と称えた。また横浜については「気づけばもう5年も前のことになりますね」と初対面の時を振り返り、「あの頃、『今後俳優部としてやっていくかわからないです』と言っていたのを覚えています。どうですか? 22歳の今、定まったでしょうか?」と質問すると、横浜は真剣な表情に。飯塚監督は「本当はあの時点ですでに、流星の腹積りは定まっていたんじゃないか。だからこそ近年の活躍なんじゃないか。その負けん気が、今回の役にも良い作用を及ぼしてくれました」と感謝の気持ちを表した。飯塚監督は「当時16歳のあなたはブイブイ言わせてる頃でした」と、中川との初対面も振り返る。しかし「売れてきた若手特有のスタッフに嫌われる感じが全くなくて、芝居に真剣な一人の若者でした」と印象を語る。今回は3作目のタッグとなったが「俺がトライを提示して、大志がそれに答えてくれる。そんなキャッチボールが充実した時間でした。またしましょう」と呼びかけた。最後に、パフォーマーが本業の佐野に対して、初めて一緒にやった作品での「クランクアップした直後、俺は『芝居を続けろ、向いてるから。またやろう』といった気がします」というエピソードを披露すると、佐野も覚えていたようでうんうんと頷く。今回の撮影について「ツアーをやりつつの俳優の仕事はさぞ大変だったと思います。無論そんなことはおくびにも出さず、ちゃんと俳優部として現場に立とうとしていた姿は、俺たちスタッフ、全員に伝わってます」と語る。「一応だけど、また言っておきます。芝居を続けてください。いつかまたやろう」と改めて語りかけた。監督からはさらに、4人への卒業証書も渡されたが、そこには「卒業(仮)」の文字が。映画がヒット中なこと、さらに台湾と韓国での公開が決定したことを聞かされると、キャスト・監督ともに喜びを表した。最後に佐野は「自分の人生にとっても大きなことでした」と作品について語る。「たくさんの方々に届けて、より一人の男として、それぞれの道でまた成長して、みんなで集まった時に誇ってもらえるような人間になりたいし、高め合える存在になりたいと思います」と4人の方向性を示した。
2018年07月16日佐野玲於(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、中川大志、高杉真宙、横浜流星がカルテット主演を務める映画『虹色デイズ』(公開中)のメイキング映像が13日、公開された。同作は水野美波による累計300万部突破の人気コミックを実写化。『別冊マーガレット』(集英社)連載にもかかわらず男子高校生4人組が主人公で、男子高校生たちの友情と恋を描く。6日より全国公開中の同作は、公開初週の週末興行成績にて映画ランキング新作第1位の大ヒットスタートを切った。また、ぴあ映画初日満足度90.8点(7/7ぴあ調べ)を獲得し、10代男女の鑑賞満足度は97.0%(大変満足+満足の合計 7/6~7/9松竹WEB調査)だという。SNSでは「こんな青春時代を送ってみたかった」「男子高校生4人の掛け合いが最高」といった絶賛の声が寄せられた。4人が醸し出す男子高校生のリアルな空気感は、撮影がはじまる4カ月以上前から行われたリハーサルにて徹底的に作り込まれ、キャスト自身も「撮影期間そのものが青春だった」と振り返った。メイキングでは、チャラくて女好きなまっつん(中川)がクラスメイトの女子と戯れるシーンからはじまり、滝藤賢一演じる強面の田渕先生が制服の乱れを厳しく指導する場面など、飯塚監督の演技指導と共に、男子高校生の日常が次々と再現されていく。撮影の合間に仲良く談笑しポーズをとる4人のわちゃわちゃショットが収められた一方で、杏奈(吉川愛)に対する気持ちが煮え切らないなっちゃん(佐野)にイラついたまっつんが喧嘩をふっかけ、4人の友情に亀裂が入る真剣なシーンも。さらに飯塚監督が佐野に自転車の乗り方を指導し、佐野が練習に励む姿など、キャスト陣が真摯に役に向き合う姿も収められている。
2018年07月13日映画『虹色デイズ』(公開中)の公開記念舞台挨拶"虹色七夕祭り"が7日に行われ、佐野玲於(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、中川大志、高杉真宙、横浜流星、吉川愛、恒松祐里、堀田真由、飯塚健監督が登場した。同作は水野美波による累計300万部突破の人気コミックを実写化。『別冊マーガレット』(集英社)連載にもかかわらず男子高校生4人組が主人公で、男子高校生たちの友情と恋を描く。女子チームから「写真撮り合ったりしてて、ラブラブでした」と撮影中の様子を明かされた男性陣。SNS用に1人1台ずつスマホを渡され写真を撮り合っていたという。佐野が「1人500枚ずつあるんですよ。真宙にいたっては、ほとんど俺の写真」と語ると、高杉も「いっぱい撮った!」と頷いた。高杉は「だって、面白いことしてくれるんですもん」と説明すると、中川が「そこの2人何なんですか?」と抗議。佐野が「多分、俺のこと好きなんだと思う」と推測すると、中川も「友情を超えた何かがある」と予想し、佐野は「わかんないよ。あるかもよ」とニヤリとして見せた。また、7月7日の七夕にちなみ、一人ずつ願い事を発表していくことに。佐野が「この映画がたくさんの人の心に残りますように」と発表すると、周囲からも「さすが座長」と称賛の声がかかる。佐野が「個人的には、ちょっとバカンスしたいなあ。海外の島」と希望し、できるなら高杉と2人で……と先ほどのやり取りを引きずっている様子。高杉が「だったら4人で行きたい」と言うが、中川は「俺らは遠慮しとくよ」と引いてみせた。さらに「恋する皆に虹がかかりますように」とロマンチックな中川、「また虹色デイズのメンバーで撮影が出来ますように」と真剣な高杉、「虹色デイズ、大ヒットしますように」と掲げ「玲於と一緒だからね。すいません」と謝る横浜と願い事が続く。横浜は「ウユニ塩湖に行きたい!」とも語り、中川が「じゃあ一緒に行こうよ。そっちの2人(佐野・高杉)はバカンスで、こっち(中川・横浜)はウユニ塩湖で」と組み合わせが分かれたようだった。女性陣は、「セレーナ・ゴメスと、DNCEに会いたい」(吉川)、「20歳になる友達の誕生日を祝いたい!」(恒松)、「誘惑に負けませんように」(堀田)とそれぞれ個性的な願い事を発表。最後に飯塚監督が「ディズニーランドが超空いてたら嬉しい!」と個人的な願いだったために、周囲からは「ちょっと止めて!」「別でお願いしてもらっていいですか!」と総ツッコミだった。
2018年07月07日美しき親子の共演5月の華々しいデビューが大きな話題を呼んだモデルのKoki,が、4日にInstagramを更新。母で歌手の工藤静香とのツーショットを初めて披露した。詳細は綴られていないものの、「CHANEL」のロゴの前でポーズを決めるKoki,の姿のほか、写真に添えられたタグなどから、彼女がパリで行われたCHANELのショーに訪れていたことが予想できる。ここに母である工藤も同行していたのだろう。Instagramには、フリンジが特徴的な白いミニドレスをまとったKoki,の隣に、カジュアルなパンツスタイルをゴージャスに着こなす工藤が微笑む写真が掲載されている。デビューの際には、Koki,の健康的で若さの輝く美脚に注目が集まったが、クロップドパンツから少しだけのぞく工藤の脚も負けじと美しい。美の遺伝子を感じさせる1枚となっている。CHANELのミューズとの交流もKoki,はさらに、パリのモデルでCHANELのミューズを務めるカロリーヌ・ド・メグレとのショットも公開した。ハイブランドのショーを観覧し、超ビッグモデルとも交流を持ったKoki,。信頼できる母と共に、貴重かつ充実したパリでの時間を過ごしたようだ。(画像はInstagramより)【参考】※Koki,Instagram
2018年07月06日佐野玲於(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、中川大志、高杉真宙、横浜流星が演じる男子高校生4人が、本気で恋する青春ストーリー『虹色デイズ』。その公開にちなみ、“男子だって本気で恋する”青春恋愛映画をピックアップした。■「友達になって下さい」から始まるピュアな恋…『一週間フレンズ。』(2017年)高校2年の長谷祐樹(山崎賢人)は、初めて会った日から惹かれていた同級生・藤宮香織(川口春奈)に、思い切って「友達になって下さい」と声をかける。だが、香織は必死で祐樹を拒む。実は彼女には、“友達のことを一週間で忘れてしまう”という記憶障害があった。そんな彼女と毎週友達になることを決めた祐樹は、香織と交換日記をはじめ、距離を近づけていくが…。祐樹のまっすぐな想いと、これでもかというほどにピュアすぎる2人の恋に胸がアツくなること間違いなし!■浜辺美波&北村匠海の高校生活が眩しい…『君の膵臓をたべたい』(2017年)“泣ける小説”として2016年本屋大賞第2位を受賞したベストセラー小説を、浜辺美波、北村匠海、北川景子、小栗旬といった豪華キャストが競演し実写化。高校時代のクラスメイト・山内桜良(浜辺さん)の言葉をきっかけに、母校の教師となった“僕”。彼は教え子と話すうちに、眩しいまでに懸命に生きた彼女と過ごした日々を思い出す。北村さん演じる過去の“僕”と小栗さん演じる現在の“僕”の視点から紡がれる、誰もが想像できない結末はハンカチ必携の感動ラブストーリー。■音楽を通じて成長し、恋をする…『四月は君の嘘』(2016年)母の死をきっかけにピアノが弾けなくなった天才ピアニスト・有馬公生(山崎賢人)と、勝気で自由奔放なバイオリニストの宮園かをり(広瀬すず)が、互いの才能を認め合い成長していく姿を、切ない恋模様を交えて描いた作品。かをりの独創的な演奏に触れた公生は、ピアノと母との思い出と向き合うようになるが、かをりは誰にも言えない秘密を抱えていて…。公生の幼なじみで彼に恋心を抱く澤部椿(石井杏奈)、かをりが恋をする渡亮太(中川さん)との恋や友情にも心揺さぶられる1作となっている。■4人の恋と友情にときめきが止まらない!…『虹色デイズ』(7月6日公開)そして、いまをときめく若手俳優4人がカルテット主演を務める『虹色デイズ』は、ちょっとおバカでお騒がせな男子高校生4人の友情と恋を描く。ピュアで元気な愛されキャラのなっちゃん(佐野さん)、チャラくて女好きなモテ男のまっつん(中川さん)、秀才で超マイペースなオタクのつよぽん(高杉さん)、いつもニコニコだけど実はドSな恵ちゃん(横浜さん)は、いつも一緒の仲良し男子高校生。恋に奥手ななっちゃんが同級生の杏奈(吉川愛)に片想いしたことで、4人の日常に変化があらわれ…!?水野美波による同名コミックを映画化するにあたり、本作のプロデューサーは、原作の男子高校生の目線で描かれる青春ストーリーという斬新さに惚れ込み、企画をスタートさせたという。少女漫画の実写化作品が飽和状態を迎えたいまだからこそ、本作のような青春映画を世に送り出そうと、満を持しての実写化が実現。オファーを受けた「荒川アンダー ザ ブリッジ」や「REPLAY&DESTROY」などで知られる飯塚健監督は、原作を一読し、「俗に言う少女漫画のフォーマットではなく、自分に声を掛けていただいた意味を理解した」と快諾。男性目線での群像劇を数多く手掛けてきた飯塚監督が描く青春ストーリーは、“男子目線で語られる恋”として公開前から期待を集めている。友情、恋、進路…仲間と一緒に笑ったり悩んだりする、たった一度の青春。ありふれたようで特別な時間を過ごす4人に、きっとあなたも自分が過ごした“あのころ”を重ね合わせたくなるはずだ。『虹色デイズ』は7月6日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:一週間フレンズ。 2017年2月18日(土)より全国にて公開© 2017 葉月抹茶/スクウェアエニックス・映画「一週間フレンズ。」製作委員会君の膵臓をたべたい 2017年7月28日より全国東宝系にて公開© 2017「君の膵臓をたべたい」製作委員会虹色デイズ 2018年7月6日より全国にて公開© 2018『虹色デイズ』製作委員会
2018年06月29日特攻隊に志願した四兄弟の姿を描く舞台『大きな虹のあとで~不動四兄弟~』。芸能事務所・研音の若手俳優の熱演が光り、初演から1年という早さでの再演が実現した。そこで引き続きの登板となる市川知宏と入江甚儀、さらに今回からの参加となる上杉柊平、瀬戸利樹の4人に話を聞いた。【チケット情報はこちら】初演時について、「やり切った感がある」、「みんなで一致団結して完走した」と振り返る市川と入江。“戦争”という不幸な歴史を背景に、当時の若者たちの夢と青春の日々を懸命に生き抜いた彼らにとって、この作品は忘れ得ぬ1本になっているよう。「今まで観た舞台の中で1番、感動しました」と話すのは、観客のひとりだったという瀬戸。また上杉は演出家からの「戦争ってものを考える足がかりにしたい」という言葉に触れ、「大きな責任を背負ったなと実感しています」と気を張る。2年連続の上演になったことには、「再演をやる意味が絶対にある作品だと思います」と市川。入江は「僕らの熱や伝えたいっていう必死さが、この作品の評価に繋がった気がします」と分析する。「やっぱりわかりやすさだと思います。すごくシンプルかつストレートに、みんなの想いが舞台から伝わってきましたから」とは上杉。瀬戸も「若い人たちに戦争というものを知ってもらうためにも、僕ら世代がやるということが大事だと思います」と力を込める。4人はそれぞれ、長男の月を市川が、次男の空を上杉が、三男の大地を入江が、四男の草太を瀬戸が演じる。市川は「再演から参加のふたりをしっかり見守りつつ、月としては初演でのことはすべて取っ払って、ゼロからつくり上げる気持ちで取り組みたいです」と意気込む。入江は「舞台表現としてさらにしっかり伝わる方法を探っていきたいです」と述べ、「空がいたということをしっかり残せるような取り組みをしていきたいです」とは上杉。瀬戸は末っ子らしく「3人におんぶになって…」と笑みを浮かべつつ、「そこで受けたものを100パーセントお客さんに返していけるよう頑張ります」と続ける。舞台に対してハードルを感じている人も多い中、「ぜひ気軽な気持ちで観に来ていただけたら」と上杉。入江も「自信をもって言いますが、この夏の舞台の中で1番美男美女が出ている作品です!」と笑ったあと、姿勢を正し「ただ観終わったあとには必ず何かが残る作品になっています。ぜひ観に来てください」と力強い口調でアピールした。公演は8月3日(金)から7日(火)まで、東京・シアターサンモールにて。チケットは発売中。取材・文:野上瑠美子
2018年06月05日