子育ては大変ですよね。ほぼ24時間365日休みなしで働いているようなものですから、子どもが小さいうちは一時も心が休まる瞬間がありません。出産前に夢見ていた、家族みんながニコニコして幸せに包まれているオシャレ雑誌のような生活はどこへやら。現実は家族に怒りっぱなしで般若のような顔になっていることもしばしば……。思い通りにいかないのが子育てというものですが、中には“理想的”といえるようなママもいますよね。とくにテレビに出ているようなママタレントに憧れている人は少なくないのではないでしょうか?そこで今回は、パピマミ読者の皆さんに“理想のママタレント”について聞いてきました!●理想のママタレントは誰ですか?■理想のママタレントは誰ですか?・1位:北斗晶……20%(51人)・2位:篠原涼子……17%(43人)・3位:里田まい……16%(41人)・4位:くわばたりえ……8%(20人)・同率5位:木下優樹菜……7%(19人)・同率5位:松嶋菜々子……7%(19人)・7位:森高千里……6%(15人)・8位:辻希美……4%(11人)・同率9位:山口もえ……3%(8人)・同率9位:小倉優子……3%(8人)※11位以下は省略※有効回答者数:259人/集計期間:2016年8月10日〜2016年8月11日(パピマミ調べ)●1位:北斗晶『大きな病気をしてもなお、家族のために頑張ってるし、何より世の中のママたちの強い味方だから』(27歳女性/3歳女児のママ)『北斗さんかな。前に叩かれてる辻ちゃんを援護してるのが説得力あって、タフなママだなぁと思った。私もあのくらいのメンタルが欲しい 』(31歳女性/6歳男児のママ)第1位は『北斗晶』さんで20%(51人)となりました!北斗さんといえば、2015年9月に乳がんを患っていることを告白して話題となりましたね。当時は家族でテレビ出演して“なんの影もない明るい家庭”というイメージがあったため、世間に大きな衝撃を与えました。しかし、北斗さんは夫である佐々木健介さんの献身的なサポートを受け、治療しながら家族の生活を支えています。そんな北斗さんは、たびたび常に弱い立場にあるママを擁護するような発言をしており、多くのママの強い味方となっています。タフな精神力と家族を支える優しさを兼ね備える北斗さんは、まさに理想のママといえますね。●2位:篠原涼子『数いるママタレのなかでも、一番“美”を意識している人だと思う。ママなのにあんなにキレイってずるい 』(32歳女性/2歳女児・4歳男児のママ)『40代で2人の子どもがいるのにあの仕上がり……。理想すぎる』(41歳女性/10歳・12歳男児のママ)第2位は『篠原涼子』さんで17%(43人)となりました。2005年に24歳差の俳優市村正親さんと結婚して話題を呼びました。それから2人の男の子を産み、芸能活動をしながら子育てに勤しんでいます。そんな篠原さんがママたちからの人気を集めている理由は、やはりその“美しさ”。体型といい、肌のツヤといい、40代で2人の子持ちとは思えないほど若々しい ですよね。その美貌を保つために、篠原さんは多くの努力をしているようで、・食事は和食が中心・少しでも長く睡眠時間を確保する・ヨガに通う・水をたっぷり飲むなどの美容法を心がけているそうです。子育て中にふと鏡をみて、自分のあまりの老け具合に「誰?」となるのはあるあるですが、篠原さんを見習って自分磨きも頑張るようにしたいですね。●3位:里田まい『料理上手で美人でオシャレで完璧 。こんなママになりたい』(24歳女性/1歳女児のママ)『この人の料理センスは本当に半端ない。一汁一菜の私は見習わないと……』(34歳女性/2・6歳男児のママ)第3位は『里田まい』さんで16%(41人)となりました。以前はおバカキャラとして有名でしたが、今ではすっかり“良妻”というイメージが定着していますね。里田さんは2012年にプロ野球選手の田中将大さんと結婚しました。その後夫のために『ジュニア・アスリートフードマイスター』というアスリートの体作りを支えるための料理作りが習得できる資格を取得。一汁三菜ならぬ一汁六菜 という豪華な食事で夫の活躍をサポートしています。また、2016年の2月には第1子となる長男を出産し、ブログで育児の様子をレポートするなど、母親としても頑張っています。最高の“あげまん”とも言われる里田さん。まさに理想のママです。----------いかがでしたか?ママ業に“正解”は存在しません。自分を信じていればそれがいつか正解になります。しかし、時には他のママのやり方を参考にしたいこともありますよね。そんなときはぜひ、今回ランキング入りした方々を参考にしてみてはいかがでしょうか。【参考リンク】・【アンケート結果(1位〜13位)】理想のママタレントは誰ですか?()●文/パピマミ編集部
2016年08月16日『市村座』が8月11日より開幕した。【チケット情報はこちら】今回のテーマは「父と子」。芝居仕立人情噺『子別れ・下』は、古典落語に市村が動きをつけ、一人芝居として演じる。熊、金坊、女房など、一人とは思えない絶妙な会話の掛け合いと動きだ。熊は自分の過去を後悔し、隠しつつも女房への未練が溢れている。無邪気でおませな金坊は、別れた父と母の距離を肌で感じている。また女房の市村の所作のしなやかさには舌を巻く。鰻屋で夫婦が再会するシーンは、互いの恥ずかしさと嬉しさが交錯し、一気に引き込まれた。ミュージカル俳優として名高い市村だが、芝居の上手さも実感できる。音楽講談『二世たちのコーラスライン』は、『屋根の上のヴァイオリン弾き』の三女チャヴァ、『ミス・サイゴン』のタム、『オペラ座の怪人』『ラブ・ネバー・ダイ』のグスタフと、市村の出演作の子供たちがブロードウェイのオーディションを受けるという奇想天外な物語。講談として、基本、机の前に座って、歌い舞う。馴染みのあるメロディに乗せて、「サンライズ・サンセット」が「賛成、サンキュー」、「アメリカン・ドリーム」が「ブロードウェイ・ドリーム」と歌われるから、遊び心たっぷりだ。ミュージカルの二世たちがただオーディションで出会う話かと思いきや、物語は『コーラスライン』と重なり、チャヴァはキャシー(『コーラスライン』)、グスタフはポール(『コーラスライン』)とオーバーラップしてゆく。グスタフが自らをカミングアウトし、父親である怪人がそれを見守る様は、涙無くしては語れない。市村がかつてポール(『コーラスライン』)も怪人(『オペラ座の怪人』『ラブ・ネバー・ダイ』)も演じていることを知る人は、よりぐっとくるにちがいない。市村は『ラブ・ネバー・ダイ』でグスタフが登場したことから、この話の原案を思いついたという。親子の絆の素晴らしさを受け取ると同時に、この物語はミュージカルを担う次世代への市村からのエールのようにも感じられた。唄入り狂言『ピアフという人』では、ブロードウェイから飛び、打って変わってパリの雰囲気。エディット・ピアフの人生、恋模様を語りで振り返りつつ、ジャック・ピルスの「去りし夢」、ピアフの「水に流して」「群衆」「愛の讃歌」が歌われる。市村の哀愁と色気の帯びた、伸びやかな歌声は、実にシャンソンとよく似合い、場の空気を一変させた。大団円は『俵星玄蕃』。忠臣蔵のサイドストーリーであり、三波春夫の長編歌謡浪曲として有名。市村座の定番でもあり、市村の十八番だ。浪曲、語り、芝居など、この一編にさまざまな要素が含まれている。並大抵の技量では演じきれない難曲だが、市村はエネルギーたっぷりに演じ上げた。東京公演は21日(日)まで東京芸術劇場プレイハウスで上演。その後、大阪、名古屋など全国5か所を巡演する。チケット発売中。取材・文:三浦真紀
2016年08月12日ベトナム戦争を背景に、命を懸けた究極の愛を描くミュージカル『ミス・サイゴン』が、2年ぶりに上演される。【チケット情報はこちら】本作で、市村正親、ダイアモンド☆ユカイと共にトリプルキャストとしてエンジニア役を演じるのが、駒田一。前作で初抜擢され、今作が二度目の出演となる。「初演からこの作品を観てきた」という駒田にとって念願の出演であったが、その年、市村が休演を発表。市村とのダブルキャストでエンジニア役を演じていた駒田は、筧利夫が途中参加するまでひとりでこの大役を務めた。前作では「3度目のオーディションで受かった」と初出演への喜びを語った駒田が、2度目の『ミス・サイゴン』への想いを語った。「前回は市村さんがご病気になって、苦しいのとは違うんだけど、とてつもない重しが乗っかったといいますか。市村さんに甘えるつもりはなかったんですけど、どこかで不安を取り除いていただいてましたし、長い付き合いの中でかわいがってもらってたので、正直精神的に辛かったです」と振り返る。そんな市村の出演は今回で最後になるが、「僕と市村さん、ユカイさんは共演しないんですよ、同じ役なので。そこが寂しいかな。だから今のうち、稽古中にいっぱい楽しみます」と笑顔を見せた。「市村さんが大好きです。だからこそ、同じことをしても勝てるわけがない。それにやっぱり僕は駒田一として生きていきたいですし。今作でまたひとつ、ワンランク上の駒田一のエンジニアを作りたいです。あの時代をああやって生き延びようとした人ってエンジニアだけじゃない。そんな奴ばっかりだったんですよね。その代表と言ったら変ですけど、生きるための鋭さ、いやらしさ、泥臭さを演じながらも、どこか共感が持てるような人物にできれば」さらに、今作で初参加となるダイアモンド☆ユカイには「ちょっと恐ろしい人が来た、という印象があります。ミュージカル界ではないところからいらっしゃることも、僕にとっては本当に楽しみです」と期待を寄せる。「今までとは違った新しい『ミス・サイゴン』ができあがると思いますので、ぜひ楽しみにしていただきたいです。演じる側が苦しんで苦しんだ先に見つけた楽しさを舞台にのせられればなと思っています」(駒田)公演は帝国劇場にて、10月19日(水)から11月23日(水・祝)まで(10月15日(土)からプレビュー公演あり)。その後岩手、鹿児島、福岡、大阪、愛知でも上演される。取材・文:中川實穗
2016年07月28日旗揚げから間もなく20年。市村正親が語り、唄い、踊る、エンターテインメントショー「市村座」が帰ってくる!演出の高平哲郎を相棒に、ミュージカル、落語、シャンソンなど市村が俳優人生で身体に叩き込んできたすべてを新たな創造力で練り上げ、笑いたっぷりで贈る一人舞台だ。「市村座 2016」チケット情報前回公演から12年、お客様からは度々「市村座はまだ?」と聞かれていたとか。その間、市村の頭にあるアイデアが浮かぶ。ヒントは『オペラ座の怪人』の続編『ラブ・ネバー・ダイ』だ。「あの怪人ファントムに子どもがいた!という話。そこから名作の登場人物の二世たちがブロードウェイに来たらおもしろいなと」。そして誕生したのが、今回の音楽講談『二世たちのコーラスライン』だ。数々のミュージカルナンバーから、「おいしいところだけつまんで、似て非なるものに練り上げ、絶妙にひとひねりして歌います」。『ミス・サイゴン』あり『オペラ座の怪人』あり、羽織袴でビシッときめた市村が名曲で紡ぐ、爆笑必至の感動巨編となりそう。「親と子」をテーマにもうひとつ、古典落語の名作『子別れ』を芝居仕立てで立体的に披露する。「志ん朝さんと談志さんの『子別れ』を織り交ぜて市村版で」。さらに伝説の歌姫、エディット・ピアフの生涯を市村バージョンで、シャンソン珠玉の名曲とともに上演する。「ピアフの愛した男たちのいい曲もあるので歌いたいと思っています」。冒頭はおなじみの口上だ。「お久しぶりの近況報告と自画自賛(笑)」。そしてラストはファンお待ちかねの『俵星玄蕃』。赤穂浪士を題材にした三波春夫の名曲を、市村が完全に“自分のもの”にして歌い上げる。客席からは“おひねり”が飛ぶ、飛ぶ。盛りだくさんで仕掛けたっぷり、サービス精神も全開。そして今回は、他界した演劇仲間へのメッセージも込めたいと語る。「蜷川幸雄さん、坂東三津五郎さん、中村勘三郎くん、彼らの思いを持って、これからも俳優人生を生きていきます。市村の芸、人となり、愛嬌、情熱をお見せして、お客様の笑顔につなげたい」。市村正親という名優は芸術に真摯で真面目、そのすべてが詰まった圧巻のステージで、変わらないパワーに触れたい。公演は8月11日(木・祝)から21(日)まで東京芸術劇場 プレイハウスにて上演。その後、大阪、名古屋など全国5か所を巡演する。チケット発売中。取材・文:大西美貴
2016年07月20日ミュージカル『ミス・サイゴン』の製作発表が6月20日、都内で行われた。『レ・ミゼラブル』のクリエイティブチームが、ベトナム戦争を背景に“究極の愛”を描き出し、世界的に大ヒットしている作品。出演は市村正親、駒田一、ダイアモンド☆ユカイら。ミュージカル『ミス・サイゴン』チケット情報日本では1992年の初演以降、通算1368回上演されているが、混乱のサイゴンでアメリカン・ドリームを追い求めしたたかに生きるフランス系ベトナム人・エンジニア役を日本初演からずっと演じているのが、市村正親。複数キャストで交互出演するシステムだが、800回以上エンジニアとして舞台に立っている“ミスター・サイゴン”だ。だが市村は2014年の前回公演時、5回演じたのみで胃がん闘病を発表し、降板。今回はそのリベンジ出演になるが「前回は胃がんでしたが、今回はガンガン行きますよ!」と軽口を叩き、絶好調っぷりをアピール。同時に市村は、今回がエンジニアとしてのファイナルステージとなることを発表。「25年前のこの作品のオーディションの時、劇団四季を辞めたばかりで、この役を勝ち得ないと今後の舞台生活はないと必死な思いで受けた。スタッフによると、それが生き延びることに必死なエンジニアと重ったそうです。それからだいぶたちましたが、今回どういうエンジニアを作らなければいけないのか。もう一度演技プランを強く考え、ベトナム戦争に巻き込まれていく必死な彼を作りたい。そうすれば、どんな方がエンジニア役に来ても、僕のエンジニアを超すことは絶対にありえない」と、最後の挑戦もギラギラの闘志を見せた。エンジニア役は、ほかに駒田一、ダイアモンド☆ユカイ。駒田は前回、市村降板を受けしばらくの間ひとりでこの役を支えた。「前回はエンジニアが必死に生きたというより、役者・駒田ががむしゃらに頑張った記憶しかない。今回は地に足をつけて頑張りたい」と駒田。今回初参加のユカイは「ミュージカルど素人ですが、しぶとく生き続けるエンジニアのごとく、しぶとく皆さんについていきたい」と話した。駒田が「(市村は)ミュージカル界の怪人であり、模範である大先輩」話すなど、共演者からも市村を慕う声が次々と上がったが、「『ミス・サイゴン』は来年ブロードウェイでもリバイバル版が開幕するんですよ。ということで(日本版を卒業したら)ブロードウェイを目指そうかと!」と冗談交じりに話す市村に、会場から大きな拍手が上がっていた。ほか、ヒロイン・キム役に、ロンドンでの『ミス・サイゴン』25周年記念公演で同役を演じたキム・スハが参加するなど、話題豊富(キム役は笹本玲奈、昆夏美とトリプルキャスト)。公演は帝国劇場にて、10月19日(水)から11月23日(水・祝)まで(10月15日(土)からプレビュー公演あり)。チケットは10月公演分が7月23日(土)、11月公演分が7月30日(土)に一般発売開始。その後岩手、鹿児島、福岡、大阪、愛知でも上演される。
2016年06月21日俳優の市村正親が20日、都内で行われた舞台『ミス・サイゴン』製作発表に登場した。同作は1992年に初演をむかえて以来、日本での通算上演回数は1368回を重ねる。ベトナム戦争陥落間近のサイゴンを舞台に、愛と別離の物語が繰り広げられる。この日はエンジニア役の市村、ダイアモンド・ユカイ(“・”は六芒星)、駒田一、キム役の笹本玲奈、昆夏美、キム・スハ、クリス役の上野哲也、小野田龍之介、ジョン役の上原理生、パク・ソンファン、エレン役の知念里奈、三森千愛、トゥイ役の藤岡正明、神田恭兵、ジジ役の池谷祐子、中野加奈子と、16名のプリンシパル・キャストが勢ぞろいした。2014年の公演では、市村に初期の胃がんが発覚し、開演後に降板が決定。会見では、当時を思い出した笹本が涙を見せる場面もあったが、病気を乗り越え見事に復活した市村は「前回は胃がんだったけど、今回はガンガンいきますよ」とジョークを飛ばし、キャスト陣を笑わせた。初演から25年間エンジニア役を務め続け、会見で共演者から「ミスター・サイゴン」「演劇の巨人」「ミュージカルの怪人」と様々な二つ名で呼ばれた市村は、今回を「ファイナル・ステージ」と銘打ち、同作から卒業することとなる。自ら「ミス・サイゴンの主」と名乗った市村は「ロンドンの『ミス・サイゴン』が今度ブロードウェイで開くという話を聞きまして。日本を最後にして、ブロードウェイを目指そうかなと」と語った。また、ダイアモンド・ユカイがミュージカル初挑戦となるが、市村は「ユカイちゃんね、緊張しまくってるんですよ。ロックンロールのくせに」と暴露。「あんまり僕を意識しないで、自分の役を追求すればいい」とアドバイスをおくった。さらに、自分の役作りについては「今まで考えたことないくらいに、強く演技プランを考えながらやっていこうと思います。そうすれば、どんな人が来ても僕のエンジニアを越せないと思います」と自信をのぞかせた。
2016年06月20日小栗旬や藤原竜也をはじめ、現在第一線で活躍する俳優・女優たちを厳しくも愛を持って育ててきた故・蜷川幸雄。多種多様なキャスティングと独創的で強烈な演出で“世界のニナガワ”としてその名を轟かせた蜷川さんの傑作舞台「彩の国シェイクスピア」シリーズ全22作品が、映像配信サービス「dTV」にて独占配信中だ。去る5月12日、惜しまれつつも80歳でこの世を去った世界的な演出家、蜷川さん。“演劇界の革命児”とも呼ばれ、国際的にも高く評価された舞台演出家として文化勲章も受賞するなど、数々の功績を残してきた。現在、dTVの「シアターチャンネル」では、そんな巨匠による傑作舞台「ロミオとジュリエット」をはじめとした名作を配信中。さらに、映像配信サービスでは初めてとなる「彩の国シェイクスピア」シリーズ全22作品を独占配信がスタートしている。現在は夫婦となった市村正親と篠原涼子が初共演した名作悲劇「ハムレット」をはじめ、小栗さんが主演を演じ、男性俳優のみが集結した“オールメール・シリーズ”の名作「お気に召すまま」や「間違いの喜劇」、阿部寛、藤原さんらが出演し、シェイクスピア作品の中でも特に人気が高いローマ悲劇「ジュリアス・シーザー」、唐沢寿明、田中裕子、長谷川博己などによる「冬物語」など、数々の名作を名優たちの演技と共にもう一度楽しむことができる。<配信タイトル>(全22作品)「十二夜」「リチャード三世」「ハムレット」「ペリクリーズ」「タイタス・アンドロニカス」「間違いの喜劇」「マクベス」「お気に召すまま」「コリオレイナス」「恋の骨折り損」「オセロー」「リア王」「から騒ぎ」「冬物語」「ヘンリー六世」「じゃじゃ馬馴らし」「アントニーとクレオパトラ」「シンベリン」「トロイラスとクレシダ」「ヘンリー四世」「ヴェニスの商人」「ジュリアス・シーザー」蜷川幸雄「彩の国シェイクスピア」シリーズはdTVにて配信中。(text:cinemacafe.net)
2016年06月16日"恋愛観"も"結婚観"も、最近は随分と多様化していますよね。そんな中、近年ブームのひとつとなっているのが「年の差カップル」。大きく年齢差のあるカップルは、特別珍しい存在ではなくなりつつあります。一昔前までは「年の差カップル」といえば「中年男性&若い女性」という組合せが鉄板でしたが、今は「熟女&若い男性」なんて組み合わせも見られます。さまざまな生き方を認める現代では、年の差恋愛もひとつの生き方や愛の形として容認されて、周囲から温かい眼差しが注がれるようになってきたのかもしれません。今回はそんな「年の差カップル」について、占星術の観点でどのような特徴が見られるのか、占いサイト『前世からの約束』の監修者である占い師・波木星龍先生に教えていただきました。年齢差のある恋って、やっぱりどこかロマンティック。「運命の人」感が強いですよね。あなたにその予兆はあるでしょうか?年の差カップルが成立しやすい状況って?もともと年齢差のあるカップルというのは、相手に対して「癒し」や「経済力」、「包容力」を求める場合に成立しやすいものだったりします。幼い頃の家庭環境に寂しさを感じていたというケースもあるようです。多くの場合、一方が「甘え」、他方が「可愛がる」形になるでしょう。ただし、年齢を必要以上に意識する人には向いていません。ちなみに上でも下でも、「年の差カップル」は「7歳以上」離れている場合が該当し、それ以内である場合は一般的なカップルとなります。それでは実際のカップルを例に占星術のホロスコープ(生まれたときの惑星の配置図)でどんな特徴が出ているか、見ていきましょう。占星術では、惑星同士の配置やアスペクト(天宮上における惑星同士の"角度")などから恋愛傾向、2人の相性を占うことができます。男性の方が年上の場合ここでは2組のカップルに登場していただきます。①市村正親さん(67)と篠原涼子さん(42)この2人の場合は「24歳」の年齢差がありますが、結婚後もとても仲良く暮らしているのは、双方とも「年の差カップル」にふさわしい惑星の配置だからです。篠原さんのホロスコープには、「女性が年上男性を求めやすい」配置がたくさん。火星と冥王星、火星と土星、月と木星がそれぞれアスペクトしています。逆に市村さんは、「男性が年下女性を求めやすい」配置。金星と木星、金星と冥王星、金星と海王星のアスペクトを持っています。さらに2人の場合、男性側の「太陽」と女性側の「月」とが、見事に天球上で"一体化"しているのです。②HIROさん(47)と上戸彩さん(30)この2人は「16歳」の年齢差がありますが、結婚後の上戸さんは大人の女性としての輝きを増しているようです。この2人も、「年の差カップル」にふさわしい惑星の配置をしていて、上戸さんは「女性が年上男性を求めやすい」火星と冥王星、火星と海王星、月と木星のアスペクトを持っています。HIROさんも「男性が年下女性を求めやすい」金星と木星、金星と海王星、金星と土星のアスペクト。さらにこのカップルは、「幸運の惑星」である「木星」が、相手側の「太陽」に対して0度、120度の角度を織りなしているのです。女性の方が年上の場合こちらも2組のカップルを例にお話します。③吉田美和さん(51)と鎌田樹音さん(31)この2人は20歳の年齢差。結婚後も順調そうです。ちなみに吉田さんは初婚(事実婚でしたが)で、旦那様と死別されています。けれども、吉田さんはもともと「女性が年下男性を求めやすい」火星と天王星、金星と海王星、金星と水星のアスペクトを持っていました。そして鎌田さんは、「男性が年上女性を求めやすい」月と土星、金星と火星のアスペクトを持っています。さらに2人の場合、「愛の惑星」であるお互いの「金星」の位置が、ぴったり一体化しています。④秋本奈緒美さん(53)と原田篤さん(37)15歳の年齢差があるカップルです。結婚されてかなりの年数が経ちました。秋本さんは「女性が年下男性を求めやすい」金星と天王星、金星と水星、太陽と金星のアスペクトを持っています。そして原田さんは「男性が年上女性を求めやすい」月と金星、火星と木星のアスペクトを。さらにこの二人の場合は、「愛の惑星」である「金星」と、「幸運の惑星」である「木星」が、互いにアスペクトし合っているのが特徴です。こんな風に、年の差恋愛を実らせる男女は、お互いのホロスコープにそういった相手を求める傾向が顕れるようです。年の差があることが、より幸せな恋や結婚を導いてくれるタイプの人もいるはず。男女どちらが年上の方がいいかも、人それぞれでしょう。さらに愛の惑星「金星」や幸運の惑星「木星」の関わり方も重要なポイントに。ホロスコープは実に多くを語ってくれますね。~古今東西のあらゆる占いに精通し、確かな実績と実力を持つ本格占い師~波木星龍(なみきせいりゅう)鑑定暦30年以上、延べ5万人以上の鑑定実績をもつ本格占い師。古今東西のあらゆる占術に精通している。対面鑑定のほかに「正統占い教室」という占い教室を主宰し、数多くの有名占い師を生み出している。『占星学秘密教本』(魔女の家BOOKS)、『江戸JAPAN極秘手相術』、『神占開運暦』(八幡書店)など著書も多数執筆。
2016年06月14日今月4日(土)より公開中の綾瀬はるか主演映画『高台家の人々』。この度、本作の原作者・森本梢子からの絶賛コメントと、森本氏イチオシの“妄想シーン”の描き下ろしイラストが到着した。口下手で不器用な女子・平野木絵(綾瀬はるか)は、得意の“妄想”で何かと自分の世界に入り込みがち。ある日、木絵の勤めるオフィスに名門「高台家」のイケメンエリート・高台光正(斎藤工)が転勤してくる。決して交わるはずのない2人。しかし、不思議なことに光正は木絵に惹かれていく。それにはある理由が…。光正は人の心を読める“テレパス”だったのだ。心を読めるがゆえに人間関係に辟易していた光正にとって、木絵の奇想天外な妄想と、純粋で温かい心の声は心地よかった。順調に交際する2人に名家“高台家”という壁が立ちはだかる。釣りあわない恋だと2人の関係を許さない光正の母。そして“テレパス”が2人の関係を変えていくことに――。キャストには、主人公・木絵役の綾瀬さん、木絵の妄想を読み取るテレパシー能力を持つ名門一家“高台家”の長男・光正役の斎藤工を始め、水原希子、間宮祥太朗、大地真央、市村正親といった豪華キャスト陣が出演している。「ごくせん」「デカワンコ」などのヒット作で知られる森本氏の同名コミックが原作の本作。コミックは全国3000店の書店員が選ぶ「NEXTブレイク漫画RANKING BEST50」で第1位に輝くなどいま人気を博している。そんな森本氏からは「はじめに映画化のお話をいただいた時には、正直ワクワク半分、ハラハラが半分でした。『妄想シーンはどう表現するんだろ?』『テレパスはどう表現するんだろ?』相当難しいだろうな、と心配もあったのですが、映画を観て心配は吹き飛び、なるほどなーと感心もしました。とても面白く、素敵な作品だと思います」「何より綾瀬さん、斎藤さんをはじめ、キャストが最高で、ひとりひとりを魅力的に演じてくださり、私はとても幸せです」と絶賛のコメントも寄せられた。そして今回、そんなコメントに加えて到着したのは、森本氏イチオシの“妄想シーン”イラスト。この場面は、綾瀬さん演じる木絵が妄想する大正時代風のワンシーンとなっており、本作のために描き下ろされた貴重な1枚となっている。なお、このイラストは6月15日(水)発売の「月刊YOU」(集英社)にて掲載予定だという。今月、いよいよ全国312スクリーンで公開された本作。劇場には40代夫婦から、ティーン層まで女性を中心に幅広い年齢層の動員がみられ、今後は平日、そして特に水曜のレディースデーは大きな動員が予想される。作品の評判も高い本作は、息の長い興行が期待できそうだ。『高台家の人々』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)
2016年06月07日人気漫画を映画化した『高台家の人々』の初日舞台あいさつが6月4日に、都内で行われ、主演の綾瀬はるかをはじめ、共演する斎藤工、水原希子、間宮祥太朗、大地真央、市村正親、土方政人監督が出席。綾瀬は「朝もはよから、ご来店ありがとうございます。あっ、ご来場ですね…」と天然な“綾瀬節”で観客に感謝を伝えた。舞台あいさつその他の写真一方、斎藤は4月に亡くなった歌手・プリンスさんの代表作『パープル・レイン』を連想させるゴージャスな衣装で登場。髪型やひげも80年代のプリンスさんにオマージュを捧げ、首から下がるストールには、ペイズリー柄があしらわれるこだわりようだった。そんな斎藤は先月行われた本作の完成披露イベントを振り返り、「妄想をテーマに、ただ思ったことを言っただけで、ネットニュースの見出しが『エロ全開』になってしまって…。自分が作品の足を引っ張る男なんだなと自覚した」と反省しきり。それでも「自覚はないですが、エロの看板を掲げていると通りやすい部分があるので、しばらくは掲げてみるつもり」と路線継続を表明していた。『ごくせん』『デカワンコ』の森本梢子による人気ラブコメディ漫画を実写化。妄想好きなサエないOL・木絵(綾瀬)と、先祖代々受け継がれるテレパシー能力をもった名家の長男・高台光正(斎藤)が織りなす恋愛模様に、高台家の人々が立ちはだかる。セレブ家である高台家にちなみ、舞台あいさつでは3億円のティアラが用意され、斎藤が綾瀬の頭に乗せる場面も。「輝きに重みがありますね。さすが3億円。工くんの手から緊張が伝わる」(綾瀬)、「鼻の中に(ティアラを)入れるボケも考えていたが、絶対手を放しちゃいけないと注意され…」(斎藤)とド緊張していた。同日、本作が6月11日から中国・上海市で開催される第19回上海国際映画祭パノラマ部門に正式招待されることが発表された。『高台家の人々』公開中取材・文・写真:内田 涼
2016年06月04日映画『高台家の人々』が6月4日(土)に公開を迎え、主演の綾瀬はるかをはじめ、斎藤工、水原希子、間宮祥太朗、大地真央、市村正親、土方政人監督がそろって舞台挨拶に登壇した。「デカワンコ」「ごくせん」で知られる森本梢子の人気漫画を映画化した本作。妄想好きのOL・木絵と人の心が読める高台家の御曹司・光正の恋がコミカルに描き出される。綾瀬さんは映画を見終えたばかりの観客を前に開口一番「今日は朝もはよから“ご来店”いただきまして…」と語り、「あ、ご来場ですね…(笑)」とさっそくのボケで会場を笑いに包む。斎藤さんも綾瀬さんに便乗して「ご来店いただき(笑)」と語るが、自身、先日の完成披露試写会での発言が“斎藤工、エロ全開!”などとニュースになったことに触れ「自分が作品の足を引っ張る男なんだなと自覚してます…」と苦笑い。この日は、キャスト陣がそれぞれ、撮影中やプロモーション期間を通じて感じた共演陣の謎や真の姿(?)についてトークを展開したが、斎藤さんは「綾瀬さんがキスシーンの撮影の直前に、待合室で激しくモノマネに熱中してた」と暴露。それはなぜか中島みゆきのモノマネだったそうで、綾瀬さんは深夜まで及んだ撮影における「気分転換」のためだったと説明するが、斎藤さんは「かなりのクオリティでビックリしました」と明かす。水原さんは「プロモーション期間を経て、斎藤さんの謎が深まりました。何を考えているのかよくわかんない。優しいお兄ちゃんのようで、ずっと頭の中はHなことを考えてるんですか?」と質問。斎藤さんは報道陣に向けて「ペンを走らせないで!」と懇願するが、大地さんがさらに、斎藤さんが休憩中に照明が大地さんに強く当たった時、大地さんがまぶしくないようにとすぐに配慮したエピソードを明かし「すごいジェントルマンだなと思ったんですけど、あれはエロで、下心があったんでしょうか?あっても別に私はいいんですけど…」とさらなる追い打ちをかける。斎藤さんは苦笑交じりに「(エロの)自覚はないけど、エロの看板を掲げていると通りやすい部分があり、しばらくは掲げてみようと思ってます」と自身の言動について説明していた。この日は、由緒正しい高台家にふさわしい、3億円のティアラが用意され、映画の続きさながらに斎藤さんの手で綾瀬さんに“戴冠”!ずばり、斎藤さんに映画さながらにいまの綾瀬さんの心の内を読んでもらうと斎藤さんは「『お昼何食べようかな?』ですね」と予想するが、綾瀬さんは「先ほど、おにぎりを2個いただいたので、お腹はすいてないんですが、昨日、切ったばかりなのにまた前髪が伸びてる。早いな…と思ってました。ティアラの重みのせいですね(笑)」と最後まで天然ボケで会場を笑いに包んでいた。『高台家の人々』は6月4日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月04日6月4日(土)より全国にて公開される『高台家の人々』に出演している斎藤工が、6月1日(水)今夜放送されるフジテレビ系バラエティー「TOKIOカケル」にゲスト出演することがわかった。「TOKIOカケル」は城島茂、山口達也、国分太一、松岡昌宏、長瀬智也ら「TOKIO」メンバーが、毎回登場するゲストと大人の駆け引きを駆使して色々なオリジナルゲームやトークを展開。心理戦で競い合うゲームがメインのためTOKIOと駆け引きを繰り広げるゲストの“素顔”が浮き彫りになるところが評判を呼んでいる。今回、斎藤さんを迎えて行われるのは番組の人気企画“生まれて初めて聞かれました”。TOKIOメンバーがあらかじめ“斎藤さんがいままで聞かれたことがないであろう質問”を考案。斎藤さんはその質問が記入されたカードを引いて答えていく。今回は、斎藤さんに起きたパリでの“逆ナンパ”体験といった過去のエピソードや知られざる素顔が明かされる。斎藤さんが出演している『高台家の人々』は「ごくせん」「デカワンコ」などの原作者として知られる森本梢子のコミックを実写映画化した作品。斉藤さんの恋人役として綾瀬はるかが出演するほか、水原希子や間宮祥太朗、大地真央、市村正親と豪華俳優陣たちの共演も見どころ。口下手で不器用な女子・平野木絵(綾瀬さん)は、得意の“妄想”で何かと自分の世界に入り込みがち。ある日、木絵の勤めるオフィスに名門「高台家」のイケメンエリート・高台光正(斎藤さん)が転勤してくる。 決して交わるはずのない2人。しかし、不思議なことに光正は木絵に惹かれていく。それにはある理由が。光正は人の心を読める“テレパス”だったのだ……というストーリー。妄想癖のある地味で冴えないOLと人の心が読める名家のイケメンエリートが繰り広げるコミカルなラブストーリーを楽しんでほしい。「TOKIOカケル」は6月1日(水)23時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2016年06月01日いよいよ夏本番、ビアガーデンシーズンが到来!都内の商業施設の屋上やテラスではビアガーデンが続々とスタート。開放的な空間でわいわいと盛り上がれるビアガーデンは、二人の距離を縮めたい時のデートにもぴったり。今月の映画は、「ごくせん」「デカワンコ」など数々の映像化ヒット作品の原作者として知られる森本梢子の原作漫画を実写映画化した『高台家の人々』。綾瀬はるか、斎藤工が恋人役で共演し、水原希子や間宮祥太朗、大地真央、市村正親と豪華実力派俳優たちがキャスティングされた話題作だ。口下手で不器用な女子・平野木絵(綾瀬さん)は、得意の“妄想”で何かと自分の世界に入り込みがち。ある日、木絵の勤めるオフィスに名門「高台家」のイケメンエリート・高台光正(斎藤さん)が転勤してくる。 決して交わるはずのない二人。しかし、不思議なことに光正は木絵に惹かれていく。それにはある理由が…。光正は人の心を読める“テレパス”だったのだ。妄想癖のある地味で冴えないOLと人の心が読める名家のイケメンエリートが繰り広げるコミカルなラブストーリーをカップルで楽しんでみて。デートにもぴったりの映画×ビアガーデンのおすすめスポットには、ラグジュアリーホテルのテラスでビアガーデンが楽しめるちょっとリッチな六本木コースと、ショッピングモール内の映画館とビアガーデンがセットで楽しめるカジュアルな二子玉川コース、アメリカンBBQのビアガーデンとフード&アパレルショップがマルシェ感覚で展開するトレンディな池袋コースの3つをピックアップした。1つ目の六本木コースは、「グランド ハイアット 東京」のステーキハウス「オーク ドア」で開催中の、ちょっとリッチなビアガーデンを楽しむプラン。カクテルをはじめ、ドラフトビール、ワイン、ソフトドリンクのフリーフローとともに、カリビアン風のハムとチーズを挟んだサンドイッチなど、キューバやカリビアンの人気フードを好きなだけ楽しめるビアガーデンは満足度高し。食べ放題・飲み放題込みで、料金は一人6,800円(レギュラープラン)~。映画館は、ホテルに隣接する六本木ヒルズのTOHOシネマズ六本木で。2つ目の二子玉川コースは、二子玉川ライズの中央広場で開催となる開放感あふれるビアテラス「FUTAKO TAMAGAWA RISE Premium BEER FARM」で、カジュアルにビアガーデンを楽しむプラン。「ザ・プレミアムモルツ」4種類の生ビールと個性あふれる“クラフトセレクト”シリーズを、スペイン王室御用達グルメストア「マヨルカ」のタパス5種盛り合わせや特製ホットドッグなど、グルメなバルメニューと楽しんで。映画は、同施設内の109シネマズ二子玉川へ。3つ目の池袋コースでは、4月末にルミネ池袋9Fにオープンした「THE ROOFTOP BBQ BEER GARDEN」に注目。5月27日(金)より、フードスタンドやアパレルショップが並ぶ8Fのコミュニティフロア「THE ROOFTOP FLEA」が新たに加わり、2フロアからなるマルシェ感覚のBBQビアガーデンがスタート。“FARM to GRILL”をコンセプトに、契約農家から仕入れる素材を使用し、スモーク料理やケイジャンチキン、ホットソースなど、アメリカのフードカルチャーを散りばめたBBQは、6月30日(木)までコース料金が割引に!フードメニュー8品のスタンダードコースが4,000円、デザート付き10品のプレミアムコースで4,500円(飲み放題も込み)とお得だ。また、コミュニティフロアでは「GOOD MEAL SHOP」の先行販売アイスクリームなど、話題店の限定スイーツなども登場するので併せてチェックを。映画は、サンシャイン60通り東急ハンズ手前にある池袋HUMAXシネマズで観られる。デートにもおすすめのビアガーデン。映画の感想を語り合いながら、飲んで食べて楽しい時間を過ごせば、二人の夏もヒートアップしそう!『高台家の人々』は6月4日(土)より全国にて公開。(text:Miwa Ogata)
2016年05月31日2016年5月中旬の深夜、女優の篠原涼子さん(42)が、隠れ家バーにて夜通しママ友会を楽しんでいた模様を、5月30日発売の『週刊ポスト』が報じました。記事によれば、深夜2時半ごろに入店した隠れ家バーにて、ママ友らしき女性たちと朝までお酒を楽しんでいたとのこと。飲み会の途中で一人の女性が「常に恋していたい!旦那以外と!」と発言すると、篠原さんはそれに反応するように「この指輪だって買ってきてくれて~。人生、また始まるかな~」と夫以外からのプレゼントを思わせる意味深な告白。同記事では、後日、マネージャーが「子どもからの贈り物」だと説明していますが、どこかザワつく発言であることはたしかです。●自由過ぎる篠原涼子、ネットでは賛否両論2005年に俳優の市村正親さんと結婚し、2児のママとしても知られる篠原さんですが、当時、一部では“不倫略奪婚”との批判もありました。また、最近では4月28日の『女性セブン』で篠原さんと俳優の江口洋介さん(48)との“深夜密会”を報じられたばかり。なにかと奔放な行動が話題になっている篠原さんに対し、ネットでは『ママ友の集まりで明け方まで飲み明かすとかいう時点でもうね…』『芸能人は普通とは常識違うのかもしれないけど、既婚者が真夜中まで飲んだくれながら女同士で旦那以外と恋愛したいなんて会話しねーよ。いい年してどんだけ下品でバカなの』『もしかして江口洋介との密会も本当に不倫だったのか?』『実際に不倫しないけど友達同士でこういう会話くらいする』『願望告白するぐらいほっといてあげなよ』『子供が寝てる時間、家で見てくれる人がいるなら飲みに行ったって良いでしょ』と、賛否両論。実際に不倫しているかどうかは別としても、深夜の飲食店でこのような“ぶっちゃけトーク”をすることについて意見が分かれているようです。江口さんとの密会を境に私生活が注目されているいま、篠原さんはしばらく軽率な行動を控えておくのが賢明だと言えそうです。【画像出典元】・篠原涼子の最新情報 JAPAN MUSIC ENTERTAINMENT/●文章/パピマミ編集部
2016年05月31日「ごくせん」「デカワンコ」などで知られる森本梢子が手掛ける人気漫画を、綾瀬はるかと斎藤工を主演に迎え実写映画化した『高台家の人々』。このほど、数々の映画連動作品を配信してきた映像配信サービス「dTV」では、映画で描けなかった“高台家”の新たな恋の物語を描いたdTVオリジナルドラマ「高台家の人々」を独占配信する。5月某日、シネマカフェでは撮影現場に潜入、主演の小松菜奈から手ごたえを聞いた。映画『高台家の人々』の連動プロジェクトとして制作された本作は、映画から30年前、高台家の若かりし頃の母・由布子と父・茂正Jr.(通称マサオ)が結ばれるまでの恋物語。映画とドラマを見比べても、また、どちらから先にみても楽しめるような粋な作りに仕上がっている。物語は、由布子の友人の奈緒がマサオと交際するところからスタートする。祝福する由布子だったが、ほどなくしてマサオの浮気が発覚。その後、あろうことかマサオは由布子に交際を申し込んできて、由布子は血相を変えて怒鳴りマサオを軽蔑する。そして社会人になった二人はもう会うこともなかったが、1本の電話が運命を変えていく…。そんな主人公の由布子を小松さんが、マサオを間宮さんが演じる。撮影が行われた場所は、都内のビルスタジオ。社会に出て総合商社勤めとなった由布子の職場のシーンで、いかにも30年前の設定らしく、壁には貼り紙があったり、机や椅子も時代を感じるものが周到に準備されていたりと、タイムスリップしたような感覚に陥る。小松さんもリクルートスーツ姿で現場入り。よく読み込んでいるらしい付箋がいくつもついた台本を熱心に何度も確認し、セリフをそらで言えるよう練習していた。上司にちょっと口答えをするようなシーンでは、気が強い由布子らしく、クールな表情や淡々とした台詞の言い回しが特徴的。しかしながら、本番前のテスト時に台詞を噛んでしまった小松さん。「ごめんなさい、すいません」と謝りつつも、はにかむその笑顔はまだあどけなさの残る20歳の素顔そのままで、製作スタッフも思わずキュートさにニコニコしていた。この日はクランクアップということで、なんとサプライズで間宮さんも現場に駆けつけた!これには小松さんもビッグスマイルを見せ、互いに苦労をねぎらいながらも、仲睦まじい様子で撮影をふり返っていた。以下は、二人からのコメント。■小松菜奈私はdTVのドラマ版から「高台家の人々」に参加させていただきましたが、明るい現場でとても楽しかったです。でも、最初はセリフが多くて大変で、私が足を引っ張ってしまったんじゃないか!とか、このままじゃ映画で由布子を演じた大地真央さんに申し訳ない!とか、少し心配していましたが。現場で皆さんのお芝居を見て、「このシーンの時にはこういう表情するんだ」とか、とても勉強になった現場で、最後は少しは納得できる由布子が演じられたんじゃないかな!と思いました。(間宮さんとは)今回初めて共演させていただいて、最初はどんな人なのかなと思っていたんですけど、実は凄く明るくフレンドリーな方でした。私がお芝居でテンパっていても「大丈夫だよ」と言ってくださって、とても優しかったです。ただただ、いい人でした。■間宮祥太朗ただただいい人ってことは、要するに“ただのいい人”ってこと?(笑)映画版では高台家の母・由布子に大地真央、父・茂正Jr.(マサオ)に市村正親と実力派の俳優たちが顔をそろえたが、ドラマ版では今をときめくフレッシュな組み合わせの小松さんと間宮さんが張り切って演じており、二人が醸し出す甘酸っぱい空気感が画面を通して伝わる。恋が芽生える瞬間に感じるときめきは、いつの時代も変わらないと証明してくれるような作品だ。dTVオリジナルドラマ「高台家の人々」は6月より、dTVにて配信予定。映画『高台家の人々』は6月4日(土)より全国にて公開。(cinamacafe.net)
2016年05月28日徳井義実、後藤輝基、指原莉乃の3人が司会を務め、ある共通点を持ったゲストを招いてトークを繰り広げるバラエティ「今夜くらべてみました」が24日(火)今夜放送され、映画『高台家の人々』に出演している斎藤工がゲストとして登場する。今夜の放送は「世田谷生まれの斎藤工VSトリオ THE 上京してきた女」ということで、都会生まれの斉藤さんと地方出身の宮崎宣子、DJ KAORI、朝比奈彩の3名の女性を比較する。宮崎県出身の宮崎さんは自身の“田舎の知恵”を都会育ちの斎藤さんに体験してもらうことに。続いてDJ KAORIは出身地の高知県四万十町で次世代のDJ KAORIを捜索、するとある美少女を発見する。また淡路島出身の9頭身モデル・朝比奈さんが“いま会いたい”という地元の世界チャンピオンがサプライズ登場。果たして何のチャンピオンなのかは放送を見てのお楽しみ。さらに、女性陣をメロメロにさせた斎藤さんの“方言”も見逃せない。今回ゲストで登場した斎藤さんが出演している映画『高台家の人々』は6月4日(土)より全国にて公開。本作は「ごくせん」「デカワンコ」などをヒットさせた森本梢子の人気コミックの映画化作品で、綾瀬はるか演じる地味で妄想癖のある冴えないOLと、斎藤さん演じる人の心が読める“テレパス”能力を持った長身イケメンエリートが繰り広げるラブストーリーをコメディタッチで描く。出演は斉藤さん、綾瀬さんのほか、水原希子、間宮祥太朗、大地真央、市村正親、シャーロット・ケイト・フォックス、夏帆、坂口健太郎、大野拓朗、塚地武雅、堀内敬子といった豪華キャストが脇を固める。さらに主題歌は女子が共感する歌詞で支持を集める西野カナが担当。本作のラブストーリーを甘酸っぱく彩っている。「今夜くらべてみました」は日本テレビ系で24日(火)23時59分~放送。(笠緒)
2016年05月24日女優・小松菜奈が、綾瀬はるかの主演で映画化される『高台家の人々』(6月4日公開)と連動した、映像配信サービス・dTVのオリジナルドラマに出演することが17日、発表された。映画の原作は、『ごくせん』や『デカワンコ』などで知られる森本梢子氏の同名漫画。平凡で口下手ながらも、頭の中では事あるごとに妄想を繰り広げる内気なOL・平野木絵(綾瀬)を主人公に、元華族・高台家の長男で人の心が読めてしまう光正(斎藤工)との出会いを通じて、2人の"不釣り合いな恋"を描く。それと同じタイトルを冠したオリジナルドラマには、小松のほか、映画から斎藤と間宮祥太朗が出演。土方政人監督をはじめ、制作スタッフも再集結する。描かれるのは、映画の30年前、若い頃の高台家の母・由布子(小松)と父・茂正Jr.(マサオ/間宮)が結ばれるまでの恋物語。素直な性格ゆえに、思ったことがすぐ口に出る由布子と、大学で"王子様"と評されるほどの人気を誇るも全く空気が読めないマサオ、特徴的な2人のエピソードが映される。小松は、「コミックの実写化はやっぱり難しい部分もあります」と前置きしながら、「今回は特に映画の世界観もあるのでそこも大事にしつつ、由布子さんマサオさんが出会った頃を想像しながら楽しみたい」とコメント。間宮との共演については、「相談しながら現場での2人の空気感や世界観を感じながら演じられたら」と意気込んでいる。そんな間宮は、映画と連動したサイドストーリーを配信することで「『高台家の人々』という作品が盛り上がり、より皆さんに楽しんでいただけるのでは」とアピール。映画本編では市村正親が務めている高台家の主の若い頃を演じることについては、「市村さんが作った底抜けに明るくて真っ直ぐでみんなに愛して貰えるキャラクターに近づこうと思います」と狙いを語った。dTVオリジナルドラマ『高台家の人々』は6月より配信スタート。映画は、同月4日より公開される。(C)2016森本梢子/集英社・映画「高台家の人々」製作委員会
2016年05月17日綾瀬はるか、斎藤工、水原希子らが出演する6月4日(土)公開の映画『高台家の人々』。この度、本作と連動したオリジナルドラマが、6月よりdTVにて独占配信されることが分かった。ドラマには、小松菜奈、間宮祥太朗、斎藤さんら豪華キャストを迎え、土方政人監督をはじめとする映画製作スタッフも再集結し、映画では描かれない原作の人気ストーリーを映像化するようだ。人の心が読める“テレパス”の能力を持つ高台家の三兄弟。その能力ゆえナーバスになる事も多いが、同じ能力を持つ高台家の叔母・アンから、30年前のエピソードが語られる。――30年前。名門私立大学の4年生でテニス一筋のスポ根少女・由布子(小松菜奈)は、オックスフォードから編入してきた高台茂正(通称:マサオ/間宮祥太朗)の存在を知る。ある日、由布子の友人の奈緒がマサオと交際する事になり祝福するが、その直後にマサオの浮気が発覚。由布子が仲裁に立ち2人を復縁させるも、わずか1週間で破局し、マサオはすぐに由布子に告白をする。怒り心頭の由布子は怒鳴りまくしたて、マサオを軽蔑するのだが…。「ごくせん」「デカワンコ」の森本梢子による、現在も「月刊YOU」(集英社)にて連載中の同名人気コミックが原作。全国3,000店の書店員が選ぶ「NEXT ブレイク漫画 RANKING BEST50」(2015年度)で第1位に選ばれるなど、ブレイク必至の大人気作品だ。映画は、口下手で不器用な“妄想”が大好きなヒロイン・平野木絵役の綾瀬さんをはじめ、人の心が読める“テレパス”のイケメンエリート会社員・高台光正役の斎藤さん、高台家の長女・茂子役に水原さん、次男・和正役に間宮さん。そのほか、大地真央、市村正親と、豪華な顔ぶれが勢揃いしている。そして今回dTVドラマでは、映画では描かれていない、由布子(大地さん)とマサオ(市村さん)が結ばれるまでの若かりし頃の恋物語が描かれる。素直な性格故に、思ったことがすぐ口に出る由布子と、その美貌故に大学で“王子様”と人気を博すものの、空気が読めないマサオ。そんな父 と母の意外な恋愛エピソードが、恋するすべての人の“しあわせ”を導くカギとなっている。キャストには、30年前の由布子役に、『渇き。』で「日本アカデミー賞」新人俳優賞を受賞した小松さんがdTVオリジナルキャストで登場。そしてマサオは、映画では光正の弟である和正を演じている間宮さんが一人二役を好演する。さらに、映画で長男・光正役を演じる斎藤さんも加わり、映画と同じく豪華キャストの共演が実現した。今回出演が明らかになった小松さんは「映画にも出演されてる間宮祥太朗さんがいらっしゃるので相談しながら現場での2人の空気感や世界観を感じながら演じられたらいいなと思います」と語り、「コミックの実写化はやっぱり難しい部分もありますし、今回は特に映画の世界観もあるのでそこも大事にしつつ、由布子さんマサオさんが出会った頃を想像しながら楽しみたいです!」と意気込みを語った。一方、映画とドラマ両方に出演する間宮さんは「本編で市村さんが演じてらっしゃる役なので、出来るだけ若い頃に似てるようにと意識をしながら、そして、市村さんが作った底抜けに明るくて真っ直ぐでみんなに愛して貰えるキャラクターに近づこうと思います!」とコメントを寄せた。これまでも映画と連動したドラマが多数配信してきたdTV。『アイアムアヒーロー』『テラフォーマーズ』といった話題作とタッグを組みいずれも話題を集めてきたが、今回も話題の映画とのタッグとあって、こちらの配信も楽しみだ。dTVオリジナル ドラマ「高台家の人々」は2016年6月、dTVにて配信予定。映画『高台家の人々』は6月4日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年05月17日市村正親と大竹しのぶ。日本の舞台俳優として最強のコンビで上演されたブロードウェイ・ミュージカル『スウィーニー・トッド』が、4度目の上演を果たす。作品は、18世紀末のロンドンに実在したという恐怖の理髪師をモデルに描く、痛快だが哀しい復讐の物語。音楽は、現代ミュージカルの巨星スティ-ヴン・ソンドハイム。この作品は演出の宮本亜門が「一番好きなソンドハイム・ミュージカル」であり、大竹しのぶも「独特の音楽の世界がクセになる感じで、ずうっとやりたいぐらい楽しい!」と、今回の再演を喜ぶ。大竹を直撃、作品の魅力と意気込みを聞いた。ブロードウェイミュージカル「スウィーニー・トッド」チケット情報物語は衝撃的だ。無実の罪で流刑となり、脱獄してロンドンに戻った理髪師がスウィーニー・トッド(市村)と名乗り、元の店の階下でパイ屋を営む昔なじみのミセス・ラヴェット(大竹)と手を組んで、復讐を始める。正体を知る人間を次々とカミソリで首を切って殺し、死体は人間ミンチにしてパイ屋へ。ロンドン一まずいと評判のパイ屋は肉不足を解消、かくして行列のできる店に!独特のソンドハイムの音楽のなか、舞台セットを立体遊戯具のように巧みに使う演出。大竹はこの作品の魅力を「音楽が素晴らしいです。最初は、この音、間違ってるんじゃないの?と思うような音楽ですけど、音が全部計算されていて、深い。表面ではすごくきれいなバラードを歌いながら、その下では不気味な音が鳴っていたり。とても難しい音を出さなくちゃいけなくて大変でしたけど、だんだんおもしろくなってくるんです」。物語と役柄については「すっごく恐ろしい話を笑いながら楽しくやるところが魅力的。『殺しちゃいましょっ』って、恐ろしいことを笑顔で歌って(笑)。怖い話ですけど、楽しいんです。ミセス・ラヴェットは最初からスウィーニーを『好き好き』と思っていて、好きよ、楽しいわ、お金いっぱい、ハッピー!みたいな感じ(笑)。ドキドキして、最後はそんなぁ!!って(笑)」。2007年の初演では、ミュージカルはほとんど初めてながらこの作品に挑戦した。4度目となる今回は「もっと歌がうまくなりたい。芝居でしゃべるように歌うには、すごい技術がいるので、私、ほんとに頑張らなくちゃ。これまで観ていただいた方には、ソンドハイムの音楽を、さらにパワーアップしてお届けしたい。初めてご覧になる方には、これがミュージカルだったと思ってもらえるようなワクワク感を渡したいと思っています」。初回から大阪公演の会場はシアターBRAVA!。「劇場の思い出は、やはりここで何度も公演した『スウィーニー・トッド』が一番多いです」と語る大竹の想いを乗せ、これを最後の演劇公演としてシアターBRAVA!は5月末に閉館する。公演は、5月13日(金)から15日まで大阪・シアターBRAVA!、5月20日(金)から22日(日)まで愛知・愛知県芸術劇場 大ホールにて上演。チケットは発売中。取材・文:高橋晴代
2016年05月13日俳優の市村正親が、12日に亡くなった演出家の蜷川幸雄さんに対して、所属事務所を通じて追悼のコメントを発表した。現在67歳の市村は「50歳でリチャード三世で初めて演出して頂きました」と、蜷川さんとの初タッグ作品を挙げる。その後、53歳で演じたハムレットについて「イチ(市村)でハムレットをやりたいと言われ、こんなに光栄な事はありませんでした」と綴った。更に市村は「蜷川さんの代表作NINAGAWA・マクベスをやらせて頂きました」と2015年に出演した蜷川作品に触れ、「最後の演出でしたが、ニーナと出会う事が出来て本当に役者としてシェークスピア俳優にさせて頂きました。感謝してもしきれません」と故人への謝意を表しながらも、「悔しいです! 淋しいです!」と思いをにじませた。■市村正親コメント50歳でリチャード三世で初めて演出して頂きました。その後ハムレットを53歳。イチでハムレットをやりたいと言われ、こんなに光栄な事はありませんでした。そして蜷川さんの代表作NINAGAWA・マクベスをやらせて頂きました。渾身の魂からの演出に心から感謝です。最後の演出でしたが、ニーナと出会う事が出来て本当に役者としてシェークスピア俳優にさせて頂きました。感謝してもしきれません。運命を呪います。しかし現実を受け止め、これからは天国からの演出に心を傾けたいと思っています。悔しいです! 淋しいです!
2016年05月13日6月4日公開の映画『高台家の人々』のレセプションパーティーイベントが10日、東京・六本木ヒルズで行われ、主演の綾瀬はるかをはじめ、斎藤工、水原希子、間宮祥太朗、シャーロット・ケイト・フォックス、大野拓朗、塚地武雅、大地真央、市村正親が出席した。『ごくせん』や『デカワンコ』など次々とヒット作を世に送り出している人気漫画家、森本梢子の同名漫画を『謎解きはディナーのあとで』(2013年)の土方政人監督が実写映画化した本作。口下手で不器用な妄想好きなヒロインの木絵(綾瀬はるか)と人の心が読めるイケメンエリート・高台光正(斎藤工)の恋を描いた新感覚ラブコメディーだ。この日は本作のタイトルでもある名家「高台家の人々」が主催するレセプションパーティーと称して、キャスト陣がドレスアップして登場。主演の綾瀬は「愛が溢れる可愛い作品になったと思いますので、みなさん楽しみにしていて下さい」とアピールし、演じた木絵について「本当に心の中を見てもチャーミングで心が澄んだピュアな方。演じていてとても気持ちよかったです」と満足げ。その木絵は妄想大好きな女の子だが、「光正さんと駆け落ちするという妄想が一番好きです。(時代設定が)大正時代なんですけど、『何とかでがんす』というのが好きですね」と振り返った。また、綾瀬は妄想について「ひとりでマンションに住んでいるんですけど、マンションで柴犬を飼うとどうなるかという妄想をしています。廊下がフローリングなので、滑っちゃうかな? とか(笑)。犬が欲しいんですけど、面倒を見られないので飼えないんです。だから、飼ったら……という妄想をしますね」とコメント。一方の斎藤は「僕はすぐ人を全裸に妄想するので、(会場にいた)全員全裸です」と爆弾発言。また、タイトルにちなみ、「自身の家族は?」という質問に綾瀬が「至って普通ですよ。平々凡々。犬と猫が一匹ずついて、最近姪っ子が生まれました。そんな感じで暮らしています」と普通の家庭を強調し、斎藤は「全裸を妄想するのは親の遺伝子からきていると思います。斎藤家は基本半裸。しかも下だけ半裸なんです。あえて下だけでシュールな絵面が永遠と続くんですよ。副題は『解放』かな。18禁でR指定がつきますよ。今度15分の短編を作ります!」と下ネタ全開だったで綾瀬ら共演陣を驚かせていた。映画『高台家の人々』は、6月4日より全国公開。
2016年05月10日映画『高台家の人々』の完成を記念し5月10日(火)、レセプションパーティと銘打ってイベントが開催。綾瀬はるか、斎藤工、水原希子、間宮祥太朗、大地真央、市村正親、大野拓朗、シャーロット・ケイト・フォックス、塚地武雅がドレスアップしてレッドカーペットを歩いた。「ごくせん」「デカワンコ」などドラマ化もされたヒット作で知られる森本梢子の同名人気漫画を実写化。人の頭の中が見えてしまう能力を持つ一族・高台家の御曹司とユーモアあふれる妄想壁のあるOLの恋を描く。この日は会場に招待された一般のファンもドレスアップしてキャスト陣をお出迎え!白いリムジンに乗った綾瀬さん、斎藤さんらが到着し、レッドカーペットに姿を見せると会場は悲鳴のような歓声に包まれた。“妄想”が重要なカギを握る本作とあって、トークでも各キャストが普段からしている妄想を披露!綾瀬さんは「ひとり暮らしのマンションで柴犬を飼うとどうなるか」を妄想することが多いという。ペットはほしいが「ひとり暮らしで面倒を見れないので…。フローリングの廊下で滑るところとか…飼ったらどうなるか想像してます」と明かす。“No.1セクシー俳優”斎藤さんはやはり妄想もセクシー!?「人を全裸で想像する」と告白!斎藤さんは客席とステージ上を見渡し「みなさん、ドレスアップして来ていただいてますが、(斎藤さんの妄想の中では)みなさん全員、全裸です!共演の方も(シャーロットさんの)通訳の方もみんな全裸イメージです」と語り会場をわかせていた。さらに斎藤さんは映画のタイトルにちなんで『斎藤家の人々』という映画を撮るなら?という質問に「(斎藤家の人々は)基本、みんな半裸!18禁のR指定ですね。しかも、下だけ半裸です(笑)。副題は『解放』で」とノリノリで語っていたが、この回答でイベントが終了となったため「これで終わりかよ…!」と申し訳なさそうに苦笑を浮かべていた。映画について綾瀬さんは「愛があふれるかわいい作品になってます」と語り、斎藤さんも「いまの日本に最もふさわしいキュートでポップな映画です」とアピールした。『高台家の人々』は6月4日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月10日綾瀬はるかを主演に迎え、同名大人気コミックを実写映画化する『高台家の人々』。この度、イタリアで開催されているヨーロッパ最大のアジア映画祭「第18回ウディネ・ファーイースト映画祭」コンペティション部門の作品として、4月24日(現地時間)に本作が上映され、出演する斎藤工が舞台挨拶を行った。「ごくせん」「デカワンコ」など数々のヒット作で知られる森本梢子による、現在「YOU」(集英社)にて連載中の同名コミックが原作。全国3,000店の書店員が選ぶ「NEXTブレイク漫画RANKING BEST50」で第1位に輝く大人気コミックだ。キャストには、口下手で不器用な分“妄想”が大好きな主人公・木絵役の綾瀬さん、木絵の妄想を読み取るイケメンエリート・光正役には斎藤さん、そして水原希子、間宮祥太朗、大地真央、市村正親、坂口健太郎という超豪華キャストに加え、現在放送中の芦田愛菜とW主演のドラマ「OUR HOUSE」にも出演するシャーロット・ケイト・フォックスも登場する。先日24日(現地時間)、会場である新ジョバンニ劇場にて17時30分から行われた上映には、約1,000人を超える観客がつめかけ場内は満席に。客層は幅広く、10代~20代の男女から、ウディネ映画祭に長年通っているという50代~60代の地元の観客まで様々な映画ファンが集結していた。上映前の舞台挨拶では、初のイタリアに、もちろん本映画祭も初参加となる斎藤さんは、イタリア語で「みなさん、こんばんは!」と挨拶。また、ウディネに来た感想を問われると、「劇場のすぐ近くで食べた生ハムがとてもおいしかった」とコメントし、会場内からは歓声が溢れ、和やかでアットホームな雰囲気に包まれていた。さらに最後にはイタリア語で「ウディネ最高!」と大きな声で思いを伝えると、観客からは大きな拍手沸き起こっていた。そして上映後、多くの女性から囲まれた斎藤さんは、笑顔でサインや写真撮影に応じ、イタリアでも日本に劣らない人気ぶりを発揮し、その色気でイタリア女性たちを虜にしていた。すべてを終えた後、斎藤さんは、「3、4階席から笑い声が降ってくるようでした。この作品の大事な“妄想”シーンで、多くの観客が笑ってくれていて、次の“妄想”シーンがいつかいつか待ちわびている様子が伝わってきて嬉しかった」と喜びを語り、「改めて、映画というのは世界の共通言語だと感じましたし、この映画が一つの架け橋なれば」と確かな手ごたえを感じていた。『高台家の人々』は6月4日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年04月26日「ごくせん」「デカワンコ」の森本梢子が新たに描き下ろし、全国3,000店の書店員が選ぶ「NEXTブレイク漫画RANKING BEST50」で第1位に輝いた人気コミックを、綾瀬はるか、斎藤工ら豪華キャストを迎えて実写映画化する<a href="">『高台家の人々』</a>。この度、イタリア開催のウディネファーイースト映画祭コンペティション部門にて本作の上映が決定!併せて、斎藤さんが現地入りをすることが明らかとなった。冴えなくて、口下手で、ぼーっとしたOLの平野木絵(綾瀬さん)。「特技:妄想」「趣味:妄想」。気づけば妄想して、自分の世界に入り込んでいる。ある日、木絵の勤める会社に、元華族で不動産や保険会社などを持つ高台家の長男、高台光正(斎藤さん)がニューヨーク支社から転勤してきた。長身でイケメン、さらに祖母がイギリス人という見た目もさることながら、東大卒、オックスフォードに留学経験もあるという完璧すぎるプロフィールをもつ光正と、接点があるはずもない木絵。しかし、そんな光正がいきなり木絵を食事に誘ってくる。木絵は、何故気に入られたのか分からぬまま仲を深めていくが、光正の笑うタイミングを見ていると、どうも自分の馬鹿馬鹿しい妄想を覗かれているような気がしてならない…。そう、光正には、誰にも言えない“テレパシー能力”があった。人の心を読めることで人間関係に辟易としていた光正にとって、楽しくて・面白くて・馬鹿馬鹿しくも思える妄想をする木絵と過ごす時間は、癒しの時間。何より、木絵の純粋な心に惹かれていく光正だったが…。数々の作品で名コメディエンヌぶりを見せつけ、<a href="">『海街diary』</a>の繊細な演技で本年度の主要映画賞の主演女優賞を数多く受賞した綾瀬さんと、<a href="">『無伴奏』</a>や<a href="">『団地』</a>『種まく旅人~夢のつぎ木』など快進撃が止まらない斎藤さんが恋人同士を演じることでも話題の本作。さらに、水原希子、間宮祥太朗、大地真央、市村正親、シャーロット・ケイト・フォックス、夏帆、坂口健太郎、大野拓朗、塚地武雅、堀内敬子といった豪華キャスト陣が集結することでも注目を浴びている。そしてこの度、『高台家の人々』がウディネファーイースト映画祭コンペティション部門にて上映されることが決定。同映画祭は、イタリア北部の美しい古都・ウディネで開催される映画祭で、日本をはじめ中国、韓国、香港など東アジア・東南アジアの作品をヨーロッパに紹介することを主旨とし、大作からミニシアター系の作品まで幅広いジャンルの良作を選出している。そして今年で18回目を迎える本映画祭に、映画好きで知られ、過去様々な映画祭に参加してきた斎藤さんも現地入りすることが決定。4月24日(現地時間)に上映、斎藤さんが舞台挨拶を行う予定だ。一風変わったラブコメディがイタリアでどうのように評価されるのか、期待して待ちたい。『高台家の人々』は6月4日(土)より全国東方系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月13日宮本亜門が演出するブロードウェイミュージカル『スウィーニー・トッドフリート街の悪魔の理髪師』が、今年で4度目の上演を迎える。2007年の初演から青年トバイアスを演じ続けているのは、武田真治。「役の幅が広がり、大人の扉を開いてくれた」という役柄について聞いた。ブロードウェイミュージカル「スウィーニー・トッド」チケット情報18世紀末のロンドンを舞台に、無実の罪で流刑され、愛する人を失った理髪師のスウィーニー・トッド(市村正親)が、パイ屋のラヴェット夫人(大竹しのぶ)と共謀し、商売道具のカミソリで人を殺して人肉パイを作り復讐するという物語。武田はラヴェット夫人を手伝う孤児のトバイアスを演じる。年齢不詳の青年だが「彼の純粋ささえ表現できていれば、年齢は特に気にしていない」という。同じ役を4回も重ねるのは、武田にとって「最長記録で大冒険。映画版では子役が演じていた役を僕は43歳で演じているぞ!というギャップもにじみ出れば」と笑うが、初演時には苦労したそうだ。「ミュージカルはこの作品が2本目で、しかも1本目は誰もが憧れる、様式美を徹底的に教え込まれた『エリザベート』のトート役。トバイアスはその真逆で、不作法でどちらかというと可愛らしいタイプ。亜門さんに『こんな役やっていたら彼女が出来ない』とまで言い放ちました(笑)。亜門さんは『そうか、困ったね』と笑っていらっしゃいましたが」。虐げられた最下層の役が理解できず「僕の履く靴に、亜門さんが血糊を付けて包帯を巻き、足が壊死したという設定にし、ドブネズミのようなキャラクターを引き出してくれたんです」。幕が開けると、トバイアスが『誰だか分らなかった』と言われ大評判になった。しかし、2回目の公演では足の不自由な設定はなくなった。「こんなもんだと形で演じているように思われたのかもしれない。心で演じなくてはいけないと亜門さんがハードルをさらに上げて下さった。今はもうその設定は僕に任せてくれています」。体を鍛え、その筋肉美でも知られる。「20代で顎関節症になるまで、僕は人より多くのものを与えられ、それだけで表現者として生きていけると思い込んでいた」。しかし、病気を克服するために体を鍛えて「痛みを知る」ことで、今までの自分は「人の痛みを知らない、ただのわがままなヤツだった」と認識したと言う。それは舞台にも通じる。「自分ひとりでは何も生み出せないと思い知った。お客様も含め全体との調和が必要なミュージカルに出会えて本当にラッキーでした」。スウィーニー・トッドは、愛する人を失った痛みから復讐が止められない。トバイアスはその復讐を断ち切る鍵となる。「復讐の連鎖を止めることは大切ですが、幕が閉じた後、事件が全てトバイアスのせいにされてしまうのではないかと気になるんです」。ラストシーンは衝撃的だが、武田は舞台終了後のトバイアスに思いを馳せている。4月14日(木)から5月8日(日)まで東京芸術劇場 プレイハウス、5月13日(金)から15日(日)まで大阪・シアターBRAVA!、5月20日(金)から22日(日)まで愛知県芸術劇場 大ホールにて上演。チケットは発売中。取材・文:米満ゆうこ
2016年04月08日現代ミュージカルの巨星、スティーヴン・ソンドハイムの傑作を宮本亜門が演出。市村正親、大竹しのぶという名優の主演で、2007年、2011年、2013年に上演されたブロードウェイ・ミュージカル『スウィーニー・トッド~フリート街の悪魔の理髪師~』が、4度めの幕を開ける!ブロードウェイミュージカル「スウィーニー・トッド」チケット情報18世紀末のロンドン、高名な判事に妻子を奪われ、無実の罪を着せられた理髪師が、脱獄をし、名をスウィーニー・トッドと変え、復讐の機会を狙う。その協力者となるのが、ロンドン一まずいと悪評のパイ屋のおかみ、ミセス・ラヴェットだ。トッドの企みを隠しながら、パイ屋も繁盛をする。そのためにふたりが考えだした、とんでもない作戦とは…!?ロンドンに実在したと言われる理髪師に扮するのは、市村正親。「またこの複雑でおもしろい作品で、ソンドハイムの音楽に身を委ねることができる。役者冥利に尽きますね」と、うれしそうに語る。大ベテランの市村も、初演時には、独特の変化の多い曲に苦労したのだとか。「非常に難しいのに、やっているうちに心地よくなる。多彩な変化が、ドラマチックな物語を表していて、まさにソンドハイムのミラクルが体感できる作品なんです」。トッドの残酷な運命を予感させるように、不安げなメロディで幕が開き、物語はスリリングに展開する。血なまぐさいトッドの企みを、ブラックジョークへと変え、コミカルな笑いで盛り上げるのがラヴェット役の大竹しのぶだ。「しのぶちゃんあっての『スウィーニー・トッド』」と市村が言うように、大竹のおかみぶりは、豪快でお茶目。憎しみの炎をたぎらせる市村のトッドと絶品のコンビで、観客をぐいぐいと引っ張っていく。ふたりがカミソリと鉈を手に歌い上げるシーンは、恐ろしくもおかしく、盛り上がりどころのひとつだ。恐怖と笑いが交錯する物語は、ハラハラドキドキの連続で目が離せないと市村。「特に2幕の後半はスピーディで見事です。あり得ない話だけどリアリティもあって、このハラハラドキドキ感は観る甲斐ありですよ」。宮本演出のもと、市村、大竹の巧みなタッグに見事なアンサンブルを添えるのが武田真治、芳本美代子、田代万里生、斉藤暁、安崎求ら個性派の共演者たち。いずれも本作品の出演経験者で、「芝居も歌も確実に深まっています。みんな音符に追われるのではなく、物語の中で生きている感じ」。2007年から10年が経ち、市村はふたりの子どもを持つ父親に。「僕自身も父になって、トッドの妻子を思う気持ちがリアルに体感できるようになりました。トッドは頭では妻と娘を思いながら、手ではすごく残忍なことをやっている。その二面性でお客様がジレンマに陥って、よりハラハラドキドキするような舞台にしたい。今回がファイナルだと思って、悔いのないよう、そしてお客様が喜んで下さるよう、精一杯つとめます」。東京公演は4月14日(木)から5月8日(日)まで東京・東京芸術劇場にて上演。その後、大阪、名古屋を巡演。取材・文:大西美貴
2016年04月07日市村正親と大竹しのぶがW主演、宮本亜門が演出を手掛けるブロードウェイミュージカル『スウィーニー・トッド』の公開稽古が行われた。2007年、2011年、2013年と3度にわたり、市村と大竹がW主演を務めてきた本作だが、今回の2016年度版がこのコンビでは最後となることが市村の口から発表された。ブロードウェイミュージカル『スウィーニー・トッド』チケット情報本作は18世紀のロンドンに実在したという恐怖の理髪師をモデルにした、痛快で悲しい復讐のストーリー。妻と娘と共に幸せに暮らしていた理髪師ベンジャミン・バーカー(市村)は、ある日、妻を横恋慕する判事ターピン(安崎求)に無実の罪を着せられ、流刑に処せられる。15年後、街に戻った彼は、かつての自分の店の1階で今もパイ屋を営むラヴェット夫人(大竹)から、妻が狂死し、娘はターピンの養女になっていることを知らされる。怒りに燃える彼は「スウィーニー・トッド」と名乗り、再び理髪店を開店。ターピンへの復讐の機会を狙いながら、彼の正体を知る人間を次々と殺し、その肉を使ってラヴェット夫人はパイを焼く――。公開稽古で披露されたのは、オープニング曲の『スウィーニー・トッドのバラード』。亡霊たちが「スウィーニー・トッド」とは何者かを歌うナンバーで、その圧倒的なステージに稽古場は一気に不穏な空気に包まれた。公開稽古後の囲み取材には、市村、大竹、宮本が出席。市村が「僕としのぶさんの『スウィーニー・トッド』はファイナルです。うぅ」と泣きまねすると、すかさず宮本が「前回もファイナルって言ってた気がしたけど」とツッコミ。市村は「今回は本当のファイナルです」と断言した。宮本は「ふたりの人生のすごみが役に入り込んできて、だから毎回唸るような作品の濃さになっていく。このふたりが最後っていうのは演出家としても悔しいですよね」と悔やんだ。市村「ドラマはちょっと強烈だけども痛快な爽快感がある話です。亜門ちゃんの演出で、僕としのぶさんとカンパニーで、最高のものをお見せしたい」大竹「音楽も素晴らしいし、怖いだけじゃなくてワクワクして笑えるところもある楽しい作品。劇場という空間の中で、違う世界に連れてってもらえると思います」宮本「大人しかできない、本物が観たい人に観てほしいミュージカルです。特にこのふたりのコンビはこれが最後なので、演劇ファン、ミュージカルファン、映画ファン、劇場に行ったことない人にも必ず観てほしい。すごい瞬間をお届けできると思います」ブロードウェイミュージカル『スウィーニー・トッド』は4月14日(木)から5月8日(日)まで東京・東京芸術劇場にて。その後、大阪、名古屋を巡演。取材・文:中川實穗
2016年04月06日口下手な“妄想女子”と人の心が読める悩み多き“テレパス王子”の不器用だけど、可笑しくて、愛おしい恋の物語を描く映画『高台家の人々』。綾瀬はるかをはじめ、斎藤工、水原希子、間宮祥太朗ら人気俳優勢揃いで贈る本作の主題歌を、女性からの圧倒的な支持を得る西野カナが担当することが決定した。人一倍口下手で、不器用なOL・平野木絵(綾瀬はるか)。「特技:妄想」「趣味:妄想」。ある日務める会社に、元華族で不動産や保険会社等を持つ名家・高台家の長男、高台光正(斎藤工)がニューヨーク支社から転勤してくる。長身でイケメン、さらに祖母がイギリス人という見た目もさることながら、東大卒、オックスフォードに留学経験もあるという完璧すぎるプロフィールをもつ光正と、接点があるはずもない木絵。しかし、そんな光正がいきなり食事に誘ってきた。木絵は何故気に入られたのか分からぬまま仲を深めていくが、光正の笑うタイミングを見ていると、どうも自分の馬鹿馬鹿しい妄想を覗かれているような気がしてならない。そう、実は光正には人には言えない秘密、“テレパシー能力”があった。楽しくて・面白くて・馬鹿馬鹿しくも思える妄想をする木絵と過ごす時間は、癒しの時間。何より木絵の純粋な心の中に惹かれていく光正。順調な関係を続ける木絵と光正だったが、木絵に立ちはだかる名家“高台家”。二人の関係を許さない光正の母、光正を想い続ける女性、そして何よりも“釣り合わない恋”が木絵を不安にさせていく――。原作は、「ごくせん」「デカワンコ」など数々の映像化作品を誇る森本梢子による、集英社「月刊YOU」連載の同名漫画。「ショムニ」『謎解きはディナーのあとで』などの監督を務めた土方政人がメガホンを取り、脚本をNHK大河ドラマ「花燃ゆ」の脚本を手掛けた金子ありさが担当。ドラマ「わたしを離さないで」出演中の綾瀬さんをはじめ、ドラマ「臨床犯罪学者 火村英生の推理」で主演を務める斎藤さん、「家族ノカタチ」の水原さん、『ライチ☆光クラブ』の間宮さんほか、大地真央、市村正親、シャーロット・ケイト・フォックス、大野拓朗、夏帆、坂口健太郎、塚地武雅というバラエティ豊かなキャスト陣が集結し、一風変わった傑作ラブコメディを創りあげる。この度、本作の主題歌を西野さんが担当することが決定。西野さんは、映画『ヒロイン失格』主題歌の「トリセツ」など、これまで数々の映画・ドラマの主題歌を担当している。今回、本作のために書き下ろされた主題歌のタイトルは「You & Me」。楽曲を聴いた綾瀬さんは「内気なんだけど妄想はじける木絵さんの頭の中や恋する気持ちが現れてるように感じて、とっても素敵な曲です」と感想を寄せた。西野さんは本楽曲について「カップルの間に自然と生まれるルールや『どっちもどっち』というお互いの性格を描いた曲です。恋人にまつわるエピソードは、皆さんそれぞれだと思いますが“長所”も“短所”も全部含めて『相性』として受け止めるカップルを表現しました」と解説した。公式サイトでは、西野さんの主題歌を使用した予告映像が公開。本映像は、3月12日(土)より全国の劇場にて順次放映予定だ。『高台家の人々』は6月4日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月10日「クレヨンしんちゃん」のTVシリーズと劇場版ほか、「AKB48」グループのLIVE映像、賞レースを席巻するオリジナルドラマ「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」などを多数配信しているAmazonプライム・ビデオ。このほど、2015年の『映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記(スペースヒーローズ)』の配信を3月11日(金)よりスタート、『映画ドラえもん』シリーズ歴代35作品を配信にて楽しめるようになった。ヒーローに憧れるドラえもんたち5人は、ひみつ道具「バーガー監督」とヒーロー映画を撮影していた。すると、地球に不時着していたポックル星人のアロンに本物のヒーローと間違われて宇宙へ連れていかれる。到着したポックル星は、一見、発展した豊かな星のようだったが、その陰では宇宙海賊のある恐ろしい計画が進行していた。ドラえもんたち「銀河防衛隊」は、ポックル星を救うことができるのか…!?『映画ドラえもん』35周年記念作となった本作は、ヒーロー映画作りのつもりが本物の宇宙海賊と戦うことになってしまったドラえもんとのび太たちの冒険を描く。宇宙海賊の首領の声を市村正親、海賊の女幹部を声優初挑戦の観月ありさが務めたことも話題となった。Amazonプライム・ビデオでは現在、国民的アニメ「ドラえもん」の映画シリーズとTVシリーズを配信中だが、今回、2015年に劇場公開された同作も加わることになり、1980年の『のび太の恐竜』から続く歴代の映画シリーズ35作品が、一挙に配信でも楽しめることになった。なお、大ヒット公開中の通算36作目となる最新作『映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生』公開キャンペーンとして、Amazonでショッピングすると、「ドラえもん」仕様のBOXでランダムにお届けするサプライズサービスも好評実施中だという。『映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記(スペースヒーローズ)』は3月11日(金)よりAmazonプライム・ビデオにて配信開始。『映画ドラえもん』シリーズは配信中。(text:cinemacafe.net)
2016年03月08日突然ですが、芸能界には歳の離れたご夫婦がたくさんいます。演劇部門には、市村正親さん×篠原涼子さんの24歳差婚。最近ですと、田中哲司さん×仲間由紀恵さんの14歳差婚なんかもニュースを賑わせましたよね!いずれもラブラブなビックカップルとして有名です。そこで今日は、ドラマニアな筆者がこの冬改めて注目している“歳の差カップル”の魅力を一挙ご紹介。見ると思わず「年上の恋人が欲しくなる」あの作品をピックアップしてみました。■“古臭さ”が癖になる!?父親だと「ウザイ」けれど、彼氏なら「胸キュン」に今クール、“歳の差カップル”という言葉からまず連想されるのは、火10ドラマ「お義父さんと呼ばせて」でしょう。遠藤憲一さん演じる大道寺保は51歳、独身。「ザ・昭和」な男前精神の持ち主、毎日コツコツと中小企業の営業業務をこなすサラリーマンです。そんな保の恋のお相手となるのが、23歳のお嬢様・花澤美蘭(蓮佛美沙子)。なんと彼女の父親(渡部篤郎)が保と同じ51歳ということで、さあ大変!タイトルの通り、毎週「君にお義父さんと呼ばれる覚えはない!!」という怒号が飛び交っています。渡部さん演じる父・一郎は、保とは正反対=今風のチョイ悪親父タイプ。会社では部下に自分のことを“アントニオ”と呼ばせており、デキる男の代表としてビジネス雑誌に取り上げられるほど。事あるごとに保の古風な考えに突っかかっていくので、彼らの恋愛は前途多難と言えそうです。しかしながら、見ていて「彼ならば、美蘭のことは絶対に幸せにしてくれる」「私も保っちゃんみたいな男性についていきたい」そうホッとさせてくれるのが、スゴイところ。仕事も恋も、とにかく何事にも熱い情熱を持って接する保。本来この年齢であれば、酸いも甘いも経験済みの達観オーラがあってもおかしくありませんが…そこを平気で「美蘭さんの笑顔を守っていきたい」と彼女の親相手に愛の告白をしたり、「格好悪い自分を認めることも大切なんだ」な~んて臭い台詞で兄弟にお説教しちゃうんですから(笑)。もし同じことを、先入観的に反発心を持ってしまう相手(父親や、会社の上司など)に言われた場合、ついついウザイ&重い意見としてフィルタリングしてしまう内容であっても、“尊敬できる年上彼氏”が言うならすんなり聞き入れられちゃうのが乙女心!アントニオのような刷新的な考えが悪いとは決して思いませんが、知らないうちにシャットダウンしてしまっている古き良き考え方を見直すことも時に必要なのかもしれないと学ばされるこの作品。多数派の意見が必ずしも古い意見を淘汰する理由にはならないということを、51歳・渋かっこいいオジ様の背中から教えてもらえます。そんなやり取りを見守る、愛犬・チワワの太郎くんの可愛らしい飽きれ顔にもご注目!癖になる掛け合いをじっくりとお楽しみください。■いくつになっても「心は少年」“おじ様”だって恋に悩む――その背中が愛おしい続いて頭に浮かぶのが、ドラマ24枠にて放送中の「東京センチメンタル」。各世代の女性たちから「東京の色んなデートスポットを知ることができる」「大人の紳士デートを疑似体験できて面白い」と、主演・吉田鋼太郎さんの渋~い魅力が話題を集めています。吉田さんと言えば今年一月、私生活で22歳下の一般女性と4度目の結婚をしたことでもニュースになりましたよね~。まさにそんなプライベートがそのままドラマになったかのような作品とあって、非常に興味深い!本作は、言問橋で和菓子屋を営む55歳・バツ3男性・久留里卓三(吉田さん)の4度目の恋のお相手を探す物語。(…なんだかとってもリアル(笑))マドンナたちとの出会い方は様々ですが、毎話違うお相手と東京の町を歩き、写真を撮り、食事をしてデートを楽しんでいきます。個人的にとても印象に残っているのが、元「AKB48」川栄李奈さんの回。21歳、超年下女子とデートすることになった久留里は「どうしたら“オジさん”に見られず、新鮮に恋してもらえるか」と思案を巡らせます。しかし本当はそんな心配をする必要なく、川栄さん演じるなつみはすでにメロメロ。久留里の頑張りが裏目に出て、逆に「私にはこんな素敵な“オジ様”足元にも及ばない…」と去っていってしまうのです。このことからも分かるように、もしかしたら私たちは“歳の差”など他人の目を気にし過ぎて、直感的に恋をするリスクから逃げているのかも!?吉田さんの背中は公私共に、「恋ってもっと素直でいいんだよ」そう教えてくれている気がしてなりません。本作にはプライベートでも仲良しな小栗旬さんが、恋のアドバイス役として登場。客観的にそうした恋のあるあるをナビゲートしてくれていますので、合わせて要チェック!以上、この冬大注目“歳の差カップル”が登場するドラマまとめでした。仕事の疲れが出てしまいがちな火曜日と金曜日。「オジ様たちの愛ある喝」という極上の癒しに触れてみてはいかがでしょうか。(text:Yuki Watanabe)
2016年03月06日