猫の『スプレー行為』というものをご存じでしょうか。猫を飼っていない人は、あまり耳馴染みがないかもしれません。スプレー行為とは、猫のマーキングの1つです。しっぽを高く上げた状態で、後方に向かってスプレー状に排尿することを指し、縄張りをアピールするための行為だといわれています。猫が家の中でスプレー行為をすると、においの処理や後片付けが大変ですよね。対策用のグッズが販売されるほど、猫のスプレー行為に悩む人は多いようです。かけられて嬉しくなるスプレーに反響多くの飼い主さんたちを悩ませる、猫のスプレー行為。陶造形作家の布施猫(@c_a_takurofuse)さんは、困るはずのスプレー行為が『嬉しくなる』作品を制作しました。Twitterに投稿された作品の動画には、絶賛の声が寄せられています。作品名は、ずばり『布施猫式アルコールスプレー』。「欲しい!」というコメントが多く寄せられた動画を、ご覧ください。ついに登場!布施猫式アルコールスプレー!(非売品) あのスプレーのびちゃびちゃ感を再現! あのスプレーをかけられて嬉しくなる日が来るなんて!! pic.twitter.com/1EHoMOf63G — 布施猫 12.11大阪上陸 (@c_a_takurofuse) December 1, 2022 なんと、猫形の陶人形から、アルコール消毒液が噴射される仕組み…!まるで猫のスプレー行為ですが、噴射されるのがアルコール消毒液なら嬉しいですよね。猫がスプレー行為で噴射をする『びちゃびちゃ感』を再現したという、この作品。見た目もかわいく、手指消毒もできるこの作品には、絶賛の声が多く寄せられました。・してやったり顔がなんともいえないけど、それ込みでマジで欲しい!・商品化してほしいです。・すごいリアル…最高。・悪い顔してるのが憎めない、かわいい!こちらの作品は非売品なので購入することはできませんが、多くの猫好きな人の、心を揺さぶったようです。[文・構成/grape編集部]
2022年12月05日ランナーと町民、ボランティアの縁をつなぐ「縁走」小布施を見て楽しみながら走るハーフマラソン「小布施見にマラソン」は、2022年7月17日(日)に長野県小布施町で開催します。小布施の町を「見に」きてほしいという思いが込められたユニークなイベントで、速さを競う大会ではなく、時には立ち止まり、小布施を見て、楽しみながら走ります。大会概要について種目はハーフマラソン。参加資格は、満15歳以上(2022年4月1日現在)です。参加料は、8,800円(高校生:4,400円)。受付は7月16日(土)9時~20時、小布施町北斎ホールで行います。コースは、小布施駅周辺をスタートし、小布施町内の田園、栗やりんごの畑道、土手、民家の軒先を走るなどを巡り、小布施総合公園にゴールします。高低差は100m以下のなだらかで、制限時間も5時間と長めなので初ハーフマラソン参加を考えている人におすすめです。募集期間は、4月21日(木) 23:59(仮エントリー期間)まで。詳細は公式サイトでご確認ください。(画像は公式サイトより)【参考】※小布施見にマラソンの公式サイト
2022年04月18日2020年は神奈川フィルが創立50周年を迎える節目の年。残念ながら新型コロナ感染症の影響により、オーケストラは約80公演の中止を余儀なくされ、ようやく対策を講じて8月から主催公演を再開した。50周年を記念し、予定していた神奈川県内巡回公演は今のところ横須賀公演の中止はあったものの、今のところ予定どおり実施されており、12月に演奏される「第九」公演もその巡回主催公演の一環だ。横浜、川崎、藤沢それぞれの地域で響く第九。この時期だからこそ生で聴きたい演奏会の一つだろう。チェリストであり、指揮者の鈴木秀美氏との「歓喜の調べ」がついに実現!年末の風物詩として、クラシック音楽の代名詞のように言われる第九。今年はコロナ禍において国内の演奏回数が例年の半分以下に落ち込み、様々な影響が懸念されるが、この「第九」は多くの人の心を揺さぶり、光を放ち続け、その音楽的魅力は増すばかり。合唱は「神奈川フィル合唱団」や「洗足学園大学合唱団」を予定していたが、感染症予防の観点からマエストロ自ら選んだ28名の「コーロ・リベロ・クラシコ・アウメンタート」の歌声が響く。ベートーヴェン作品では名作といわれる「運命」「田園」「英雄」などの交響曲を神奈川フィルと共演し、新たな魅力を引き出してきたマエストロ鈴木秀美の手腕に期待は高まるばかり。ソリストには国内外で活躍する実力派中江早希、布施奈緒子、中嶋克彦、氷見健一郎を迎え、2020年を締めくくる歓喜の歌を響かせてくれるだろう。会場となる横浜みなとみらいホールは、2021年1月から約1年10カ月におよぶ改修工事のため休館に入り神奈川フィルとしては休館前最後の演奏会。ミューザ川崎シンフォニーホールでは、来年度から新たに定期演奏会の会場として新たな神奈川フィルを川崎の聴衆に披露する場となり、藤沢市民会館ではオペラが盛んな藤沢ならではの神奈川フィルの新たな魅力を発信していくだろう。[公演情報]特別演奏会ベートーヴェン「第九」横浜みなとみらいホール:12月24日(木)19時開演ミューザ川崎シンフォニーホール:12月26日(土)14時開演藤沢市民会館:12月27日(日)14時開演チケット好評販売中。
2020年12月14日布施明が毎年行っている、恒例の秋春ツアー。年をまたいで継続中である、この『AKIRA FUSE LIVE 2017-2018ROUTE 70 -来し方行く末‐』の終盤戦を飾る東京公演が、来る3月10日(土)、Bunkamuraオーチャードホールにて開催される。すでに10年以上も毎年行っているという、この恒例の秋春ツアーの意味について、彼はこんなふうに語っている。【チケット情報はこちら】「やっぱり、自分にとっては、ライブがメインなんですよね。テレビとか音源とかいろいろ活動はあるけど、もともとジャズ喫茶と言われた場所から出てきた男なので(笑)。お客さんを前にして歌うっていうのが、やっぱり好きなんです。あと、ライブっていうのは、本当に“生き物”なんですよね。同じ曲を歌っていても、その年、その月で、どんどん変わっていく。そこが自分で歌っていても、すごく面白いところなんです」“ROUTE 70 -来し方行く末-”とサブタイトルのつけられた今回のツアー。そこには、彼のどんな思いが込められているのだろうか。「実は、このツアーの最中に70歳になりまして。で、そういうのをうたったほうがいいって、スタッフは言うんだけど、自分の年齢なんて声高に言いたくないじゃないですか(笑)。なので、“ROUTE 70”……“国道70線”みたいな言い方にさせてもらって。で、“来し方行く末”っていうのは、まさに今まで来た道と、これから行く先みたいなものです。今まで来た道は、もう変えることはできないけれど、それを全部認めた上で真似しないことが大事というか。やっぱり、僕ら団塊の世代の人間は、1ミリでもいいから前に行きたいみたいな思いが、すごく強いんですよね」2015年に、デビュー50周年を迎えた布施。その伸びやかで圧倒的な歌声は、今も健在だ。『君は薔薇より美しい』、『霧の摩周湖』、『シクラメンのかほり』、『My Way』など、ヒット曲や人気曲を披露することが、あらかじめ告知されているこのライブ。しかしそれは、50周年のときのような、いわゆる集大成然としたライブとは、少々趣が異なるようだ。「50周年のコンサートで、ひとつ集大成みたいなものをやったから、今回もそういうことをちょっとは意識しようと思ったんだけど……結局そうはならなかったね(笑)。僕自身、やっぱり歩み続けているわけだから。今年は、新しいアルバムを出せるよう、今いろいろと準備をしているので、今回のライブでは、そのあたりの変化を見てもらえたら嬉しいです。あと、今回のツアーは、去年の8月の終わりから同じメンバーでずっとやっているので、この春のライブは間違いなくいいものになると思います」チケットは発売中。取材・文:麦倉正樹
2018年02月14日今年、デビュー50周年を迎えた布施明が、『デビュー50周年記念コンサート ~次の一歩~』と題した東名阪ツアーを開催。5月9日(土)、ツアーファイナルとなるコンサートを東京・東京国際フォーラム ホールAにて開催する。【チケット情報はこちら】1965年、『君に涙とほほえみを』でデビュー。伸びやかで力強い歌声で人気を博し、『霧の摩周湖』、『恋』、『愛は不死鳥』など、ヒット曲を次々と発表。1975年、『シクラメンのかほり』が大ヒットし、日本レコード大賞などその歳の音楽賞を総なめ。『NHK紅白歌合戦』に過去25回も出演するなど、華やかな50年の音楽人生を布施はこう語る。「デビュー曲『君に涙とほほえみを』を聴き返すとね、17歳の少年が必死こいて歌っててすごく良いんです。いま、どんなに上手に歌っても敵わない(笑)。あれから50年経ちますが、歩みを止めて振り返ることは怖くて出来ないですね。常に1歩でも半歩でもいいから前に進みたいという気持ちだけで、ここまで来たような気はします」(布施)今年の3月には自身のヒット曲に加え、『次の一歩へ』など未発表の新曲も加えたアルバム『布施明 50周年記念セルフカバー プレミアムセレクション~思いの丈すべて込め~』をリリース。札幌交響楽団やビッグバンドが演奏した曲から、ギター1本で聴かせる曲まで幅広い楽曲を収録。デビュー50年の思いの丈をすべて込めた今作に、なみなみならぬ音楽への愛と情熱を感じる。「僕はどんな作品も完成した瞬間、安心するのと同時に「ああすれば良かった」と反省が始まるんです。そこで今回、50周年というきっかけにやり残したことを取り戻しに行くという気持ちで今作を制作したのですが、完成してみると、やはり後悔が残るんですね(笑)。でも、それがまた次の1歩を踏み出させてくれるし、超えることのできない地平線を超えるため、これからも歩き続けていくんだろうと思うんです」(布施)今年3月、昨年より行われていた全国ツアー『AKIRA FUSE LIVE 2014-2015 ~次の一歩へ~』が大盛況のうちに幕を閉じ、『デビュー50周年記念コンサート ~次の一歩~』を直前に控えた布施。“次の一歩”となる、東名阪ツアーはどんな内容になるのだろうか?「今回はこれまで歌ってきた曲をなるべく“無事”に聴いて頂きたいと思っています。年齢を重ねて歌声もサウンドも変わっていますが、何十年も前に聴いて下さった時の風景や映像を無事にみなさんの頭の中に映しだせたら嬉しいですね。今回はいつも一緒にやっているバンドに管楽器隊や、ヴァイオリニストの篠崎正嗣といった素晴らしいメンバーを加えて最高のステージを目指しますので、楽しみにして下さい」(布施)チケットは発売中。取材・文:フジジュン
2015年05月01日