昨夏、日本のミュージカル界を熱狂の渦に巻き込んだ『ムーラン・ルージュ! ザ・ミュージカル』が帰ってきた! バズ・ラーマン監督の大ヒット映画をミュージカル化、トニー賞では最優秀作品賞をはじめ10部門の受賞に輝いた本作を、ゴージャスな世界観もそのままに上演した昨年の日本版。今年も望海風斗、平原綾香、井上芳雄、甲斐翔真ら豪華キャスト陣は続投。東京・帝国劇場で6月20日から開幕した本作の、ゲネプロ(公開通し稽古)の様子をお届けする。1899年のパリ。ボヘミアン(自由と芸術を愛する自由人)や、貴族、遊び人などでごった返すモンマルトルのナイトクラブ「ムーラン・ルージュ」では、連日華やかなショーが繰り広げられていた。そんなある夜、花形スターのサティーン(望海/平原のWキャスト。以下同)と、アメリカからやってきた作曲家クリスチャン(井上/甲斐)は恋に落ちる。だがクラブのオーナー兼興行主のハロルド・ジドラー(橋本さとし/松村雄基)は、デューク(モンロス侯爵、伊礼彼方/K)にサティーンのパトロンになってもらい、経営難を乗り切ろうとする。クリスチャンを愛しながらも、昔馴染みのジドラーや踊り子たちを捨てることはできず、葛藤するサティーン。一方、クリスチャンも画家のロートレック(上野哲也/上川一哉)や、タンゴダンサーのサンティアゴ(中井智彦/中河内雅貴)らと共に、新たなショーを作ることでクラブとサティーンを救おうとするが……。『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』2023年公演より写真提供:東宝演劇部『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』2023年公演より写真提供:東宝演劇部深紅の緞帳やキャストの巨大ビジュアルなどで彩られたロビーを抜け、客席に足を踏み入れるとここにも幾重にも垂れ下がる緞帳とギラギラした電飾、シャンデリアが。両サイドには大きな回る風車と青いゾウが鎮座しているのも、昨年と同じ。舞台には「MOULIN ROUGE」の赤いネオンサインが輝き、一気に『ムーラン・ルージュ!』の世界へと誘われる。『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』2023年公演より写真提供:東宝演劇部ゲネプロの1日目は、平原サティーンと井上クリスチャンの組み合わせ。本作の見どころのひとつは、「19世紀末のナイトクラブ」という設定でありながら、オペレッタを創始したオッフェンバックからザ・ローリング・ストーンズ、エルトン・ジョン、マドンナ、レディ・ガガまで、さまざまな時代を彩ってきた約70もの“人気曲”で綴る点。平原はこのマッシュ・アップ・ミュージカルを、アーティストならではの深みのある声と陰影豊かな表現力で、パワフルに歌い継いでゆく。デュークに対するあしらいはビジネスライクで、いかにもスター然とした趣き。それだけに、クリスチャンへの眼差しが次第に切なさを帯びる様子が胸に迫る。『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』2023年公演より写真提供:東宝演劇部『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』2023年公演より写真提供:東宝演劇部井上演じるクリスチャンは、サティーンへの恋情と共に、素晴らしいショー作品を作ろうと意気込む芸術家としての誇りが伝わってくる。後半でのソロも圧巻だ。幕開きの大ダンスナンバー「Welcome To The Moulin Rouge!」から客席をグイグイと引っ張るのは、ジドラー役の橋本。清濁併せ飲む人物像は橋本の真骨頂だろう。どこか暗い影を漂わせるデューク役のKも印象的。誠実さが伝わるロートレック役の上野、頼もしいサンティアゴ役の中井ら実力派が舞台を固めている。『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』2023年公演より写真提供:東宝演劇部よりパワーアップしたキャスト陣に最後まで引き込まれる続いてゲネプロの2日目は、望海サティーンと甲斐クリスチャンのコンビ。望海は劇中のショーでの登場シーンから、ため息が出るようなゴージャスさをまとう。強気な態度のなかにもふと頼りなげな表情を見せる一方、後半には「Crazy Rolling」を力強く歌い上げるなど、望海の持つ魅力がたっぷりと味わえる。サティーンは、まさにハマり役といえそうだ。『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』2023年公演より写真提供:東宝演劇部『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』2023年公演より写真提供:東宝演劇部クリスチャンを演じる甲斐は、初めての恋にがむしゃらに進んでゆく様子を瑞々しく表現。その一途さゆえに、次第に目の色が変わっていくさまが痛切だ。『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』2023年公演より写真提供:東宝演劇部不器用で憎めない人柄がにじむのは松村ジドラー。経営を立て直そうとする必死な姿に庶民の哀愁が漂う。華やかな立ち姿に傲慢さと酷薄さも感じさせるデューク役の伊礼にも注目したい。ロートレック役の上川とサンティアゴ役の中河内は、コミカル成分が多めの役づくりで観客からは笑いが。それだけに、ここ(クラブ)にあるものはすべて俺のものだと言い放つデュークに、ロートレックがきっぱりと“私たちは誰のものでもない”と返す、ボヘミアンの矜持を示すシーンが胸に響いた。『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』2023年公演より写真提供:東宝演劇部ゲネプロの合間には、キャストによる囲み会見も行われた。望海は「お客様と一緒に作り、盛り上がれる作品。今年はそれを分かった上でスタートできるのが嬉しい」と笑顔。平原もうなずきながら、「海外スタッフチームは『芝居の部分で一番泣けるのは日本版』と言ってくださって」と自信をのぞかせる。『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』2023年公演より写真提供:東宝演劇部「豪華な舞台だけに、チケット代も上がりましたが……」と茶目っ気たっぷりに話すのは井上だ。「その分、それに見合うもの・それ以上のものをお見せしようと頑張っています」と意気込む。昨年、出演後にパリのムーラン・ルージュを訪れたという甲斐は、「雰囲気を味わってきたので、より鮮明に物語をお届けできると思います」と、こちらも気合い充分だ。「一層こってりとしたジドラーをお見せしたい」(橋本)、「僕はあっさりと、でも少し猥雑な部分も加えて」(松村)、「曲の間に(ヒュー!など)客席で声を自由に上げられる、新しいミュージカル」(伊礼)、「作品と、歴史の刻まれた帝劇とがすごくマッチしていると、韓国版のスタッフからも感想が」(K)など、それぞれが多方面から注目されていることを実感している様子。暑い夏、「さらにパワーアップした」(望海)本作は、見逃せない1本と言えそうだ。取材・文:藤野さくら写真提供:東宝演劇部<公演情報>『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』出演:※各役50音順サティーン:望海風斗 / 平原綾香クリスチャン:井上芳雄 / 甲斐翔真ハロルド・ジドラー:橋本さとし / 松村雄基トゥールーズ=ロートレック:上野哲也 / 上川一哉デューク(モンロス公爵):伊礼彼方 / Kサンティアゴ:中井智彦 / 中河内雅貴ニニ:加賀楓 / 藤森蓮華ラ・ショコラ:菅谷真理恵 / 鈴木瑛美子アラビア:磯部杏莉 / MARIA-Eベイビードール:大音智海 / シュート・チェン【アンサンブル(E) / スウィング(S)】※50音順ICHI(E) / 乾直樹(E) / 加島茜(E) / 加藤さや香(E) / 加藤翔多郎(E) / 酒井航(E) / 篠本りの(S) / 杉原由梨乃(E) / 仙名立宗(E)高橋伊久磨(E) / 田川景一(E) / 田口恵那(E) / 茶谷健太(S) / 富田亜希(E) / 平井琴望(E) / 堀田健斗(S) / 三岳慎之助(E)宮河愛一郎(ダンスキャプテン E) / 米島史子(S) / ロビンソン春輝(S) / 和田真依(S)【東京公演】2024年6月20日(木)~8月7日(水)会場:帝国劇場【大阪公演】2024年9月14日(土)~28日(土)会場:梅田芸術劇場メインホールチケット情報:()公式サイト:
2024年06月24日ミュージカル『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』の初日前会見が19日に東京・帝国劇場で行われ、望海風斗/平原綾香、井上芳雄/甲斐翔真、橋本さとし/松村雄基、伊礼彼方/Kが登場した。同作はバズ・ラーマン監督による同名映画のミュージカル化作。2019年7月にブロードウェイで上演され、世界中でヒットしている。1899年のパリで激しい恋に落ちたアメリカ人作曲家クリスチャン(井上芳雄/甲斐翔真)と、ナイトクラブ ムーラン・ルージュの花形スター サティーン(望海風斗/平原綾香)の恋の物語を描く。2022年に日本初上演され、今回が再演となる。○■『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』初日前に望海風斗ら意気込み初演では「お客様も一緒にエネルギーを出してくれて、一緒に熱く盛り上がれる作品」と手応えを感じたという望海。昨年は男役から初の女性役となったため「父は気にしてます。『2階席じゃないと観れない』と言ってます。覚悟が必要みたい。息子が急に娘になったみたいな……」と発言していたが、実際に観た感想については「実は聞いてないです。 みには来てましたし、1階席でもちゃんと観てましたけど、『頑張ってたね』ぐらいしか聞いてないです」と苦笑する。井上は「でもね、あーや(平原)とも喋ってたんですけど、お二人の衣装が“ダルマ”という、宝塚用語なのかな? 水着のような露出の多い衣装が多い。去年は舞台稽古の時から僕たちもびっくりして、『ほとんど何もまとってない、ずっと』と思ってたんですけど、今年はもう何にも思わなかった」と心境を吐露。望海も「慣れましたね。着てる方もそうかもしれない。去年は色々気にする部分もあったけど、今年は『ああ、これね』みたいな。ちょっと懐かしいくらい」と頷き、井上は「お父さん、もう今年はもうだいぶ慣れてると思うてると思います。大丈夫」と気遣っていた。昨年からの変化について、橋本は「1年経って、僕、体型もグレードアップしました。衣装もサイズアップしていて。だから人間って成長するもんだなと」と明かし、「それに伴ってグレードアップしたジドラー(役)を。脂身たっぷりの、こってりとしたジドラーを皆様にお届けできたらなと思います」と意気込む。また井上が「甲斐くん、すぐ大きくなっちゃうんです、体が」と指摘すると、甲斐は「このセットに負けないように筋肉を。象に張り合っている」と、セットの象に対抗。望海が「皆さん大きくなっていて、鍛えているというか。去年やって、ダンサーさんは特にハードな公演なので、どんどん痩せてってしまう部分もあり、体力が持たないので、皆さんやっぱり体を大きくして戻ってきて、稽古場でも感じました」と語ると、井上は「皆さん、衣装をちょっとずつ大きくしてもらったりとか、変えてもらったりとかする。 僕は全く変わらなく、だから何の努力もしてない」と自虐し、望海から「それはそれですごいですよ」と言われていた。東京公演は帝国劇場にて6月20日~8月7日、大阪公演は梅田芸術劇場メインホールにて9月14日~9月28日。※舞台写真は『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』2023年公演より 写真提供:東宝演劇部
2024年06月19日ミュージカル『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』の初日前会見が19日に東京・帝国劇場で行われ、望海風斗/平原綾香、井上芳雄/甲斐翔真、橋本さとし/松村雄基、伊礼彼方/Kが登場した。同作はバズ・ラーマン監督による同名映画のミュージカル化作。2019年7月にブロードウェイで上演され、世界中でヒットしている。1899年のパリで激しい恋に落ちたアメリカ人作曲家クリスチャン(井上芳雄/甲斐翔真)と、ナイトクラブ ムーラン・ルージュの花形スター サティーン(望海風斗/平原綾香)の恋の物語を描く。2022年に日本初上演され、今回が再演となる。○■『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』世界最年長クリスチャンかもしれない井上芳雄昨年に続く再演に、井上は「去年は初めてだったので、皆さん『どんなものかな』というのと、豪華なんですけどその分チケット代も上がって『じゃあどれだけ豪華なんだ』といろんな思いで来たと。で、もっと言うと、今年はちょっとだけまた上がってるんですけど」と触れ、周囲は「絶対言う!」とツッコミ。井上は「いや、これ言った方がいい」と弁解しつつ、「ただ、やっぱり僕たちはそれに見合う以上のものをお届けしようと思って頑張ってます」と自信を見せる。「去年は結果すごく盛り上がって僕たちも嬉しくて今年を迎えられて、 今年は落ち着いて稽古もしましたし、深められてると思いますし。どんどん華やかにはなってると思うんですけど、昨日ゲネを見た関係者の人は『よりドラマも深くなっている』と。今やもう“ノート”というダメ出しの時間は、ほとんどお芝居のダメ出しばっかり。歌や踊りって軽いこと(ダメ出し)しか出ないので、どんどんお芝居も深まっていってます。アンサンブルの皆さんのパフォーマンスも素晴らしくなってるので、よりパワーアップしていると思います」と説明した。さらに井上は「あとはロンドンの『千と千尋』(『千と千尋の神隠し』)に負けないよう。あっちにちょっと話題を取られてる感じあるんだよね。こっちも日本で頑張ってるぞっていう」と対抗心。両方に出演している橋本が複雑そうにしていると「やってる間はこっちに集中していただいて」と釘を刺し、橋本は「もちろんです」と頷いていた。世界中で上演されている同作の中でも最年長でクリスチャンを演じているのではないか、という点については「自分で言ってるだけなんですけど、オーストラリアスタッフから『違うよ』とか言われてないので。『もしかしたら40代のクリスチャンもいたかもね』ぐらい言ってたみたいなんですけど。だから、もうちょっと僕のこと大切に扱った方がいい。 世界最年長だぞ、と。すごくない?」と井上。一方で26歳の甲斐も世界的に若い方だそうで「幅のあるクリスチャンでお届けしてます」と紹介する。「若作りで苦労したことは?」という質問には、「若作りって!」と苦笑しつつ、「舞台を通したら出てくる『俺の若さ』みたいな。うまく言えないですけど、 通しでやる勢いで出てくる何かしらがあると信じてやるしかないです」と語る。平原が「いつもエレベーターで『は〜疲れた、疲れた』と言うんですけど、昨日は言ってなかった。清々しい」と指摘すると、「歌とか動きとか、お芝居も含めてなんとか楽にできないかと思って。省エネじゃないですけど、 別に動き回ることだけが若さじゃないだろう、みたいなところは追求していきたいなと思います」と意気込んだ。東京公演は帝国劇場にて6月20日~8月7日、大阪公演は梅田芸術劇場メインホールにて9月14日~9月28日。※舞台写真は『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』2023年公演より 写真提供:東宝演劇部
2024年06月19日ミュージカル『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』の初日前会見が19日に東京・帝国劇場で行われ、望海風斗/平原綾香、井上芳雄/甲斐翔真、橋本さとし/松村雄基、伊礼彼方/Kが登場した。同作はバズ・ラーマン監督による同名映画のミュージカル化作。2019年7月にブロードウェイで上演され、世界中でヒットしている。1899年のパリで激しい恋に落ちたアメリカ人作曲家クリスチャン(井上芳雄/甲斐翔真)と、ナイトクラブ ムーラン・ルージュの花形スター サティーン(望海風斗/平原綾香)の恋の物語を描く。2022年に日本初上演され、今回が再演となる。○■『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』平原綾香が海外と日本の違い語る平原は「初日も開けてないんですけれども、『もう来年はないんだな』という寂しさが強くて。去年は『来年があるから』と思ってたんですけど」とすでに終わりを寂しがる。「去年はオーストラリアの公演を観に行くことができて、今年の4月後半からはニューヨークの『ムーラン・ルージュ!』を観に行ったんですね。2回観に行ったんですけど、ニューヨークの良さ、オーストラリアの良さもありつつ、日本の良さもあるんだなと。海外作品を日本版にリメイクしてというだけじゃなくて、ちゃんと日本でやるための、日本だけの演出もある。演出の方、歌唱指導の方、海外チームが、本当にギリギリまで細かく日本だけの演出をしてくださっているので、 今年はまた来年とは違う、さらに日本だけの公演ができるような気がして、とても楽しみにしています」と期待した。海外公演と日本公演の違いとして「オーストラリアとニューヨークはお客さんのノリが、劇に参加してるような。例えば誰かがちょっといけないことを言ったら『ああ〜』って言ったり」と明かす。「でも、実はそれってとても合っていて。実はこの『ムーラン・ルージュ!』という演目自体が、サティーンが亡くなった後に、クリスチャンが作った劇を上演している。最後、クリスチャンが気持ちを胸にぱっと顔を上げた時に『また2人の物語ができたよ』と言って、サティーンが降りるという演出なので、実は観客はクリスチャンが作った劇を観に行っている。だから、お客さんも出演者の1人なんですね。お客さん参加型というのは、特に海外公演を観ていたら感じました」と違いも。「でも、日本も最高に盛り上がっているので、ぜひ参加していただけたらと思います」と呼びかけた。伊礼も「お客さんが入った途端に歓声がたくさん聞こえてきたのは非常に嬉しく、なかなか日本のミュージカルで声を上げるということはないんですよね。僕は前々からもっと声を上げてもいいんじゃないか、と」と語る。「ちなみに僕は客席にいると、『ヒュー!』『ハー!』と声を上げるんですけど、大体みんなシーンと白い目で見るんです。お金を払ったからには別に 自由に見ていいんじゃないかという僕はシステムでいつも生きてるんですけど。そういう意味では、この作品が日本に上陸したことによって、新しいミュージカルの観劇の仕方が根付いていけばいいなと思う」と盛り上がりに期待。Kも「自分の中でのミュージカルのイメージが変わったんですよね。ミュージカルというか、ロックコンサートのようなお客さんのノリだったり、 音響のデカさだったり、アレンジだったり、そういうものも楽しめる部分がある」と太鼓判を押した。東京公演は帝国劇場にて6月20日~8月7日、大阪公演は梅田芸術劇場メインホールにて9月14日~9月28日。※舞台写真は『ムーラン・ルージュ! ザ・ミュージカル』2023年公演より 写真提供:東宝演劇部
2024年06月19日2024年4月29日、テレビ朝日の弘中綾香アナウンサーがInstagramを更新。産休、育休から復職したことを報告しました。弘中綾香アナが『1泊家族』で復帰2023年5月に第1子を妊娠、同年12月に無事出産したことを公表していた、弘中アナ。2024年4月30日に放送されるバラエティ番組『1泊家族』(テレビ朝日系)で、出産後初めてのテレビ出演を果たすといいます。復帰にあたり、弘中アナはこのような想いをつづっていました。いや~本当待ち遠しかったですね~(自分自身が働くことに対して)復職してから明らかに自分が本来の自分を取り戻しているのを感じてます笑元気になりました皆さまに助けていただきながらですがやれることを少しずつ始めていきたいです!hironaka_ayakaーより引用※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 弘中綾香(@hironaka_ayaka)がシェアした投稿 ジャンルを問わずさまざまな番組で活躍し、多くの人から支持されていた、弘中アナ。「本来の自分を取り戻しているのを感じる」という言葉からは、どれだけ仕事に復帰することを楽しみにしていたのかが伝わってきますね。弘中アナの復帰を待っていた多くのファンからも、喜びと応援の声が上がっていました。・待ってました!いろいろと大変だろうけど応援しています。・弘中ちゃん、おかえりなさい!無理はしないでね。・お仕事との両立は大変だと思いますが、頑張ってください!・復帰するの嬉しすぎる!いつか子育てエピソードも聞きたいな。何事にも誠実に向き合っている印象の、弘中アナ。きっとこれから、子育ても仕事も全力で乗り越えていくのでしょう。多くの人が「無理をせずに頑張って」と応援しているはず。母親となった弘中アナの、今後の活躍に期待したいですね![文・構成/grape編集部]
2024年04月29日5月9日(木) に東京・サントリーホール 大ホールで開催される『Happy Mother’s Day!~母に感謝のコンサート2024 in TOKYO~』の追加出演者が発表された。『母に感謝のコンサート』は、“母親に日常では伝えられない感謝を伝えたい”という想いから2007年に大阪でスタートしたコンサート。今年は、ストーリーテラーの内田也哉子、ホストを務める森山直太朗、オフィシャルピアニストの桑原あいに加え、前回の公演にも出演し、2023年12月17日にデビュー20周年を迎えた、シンガーソングライターの平原綾香の出演が決定した。さらにスペシャルゲストとして、2021年から2022年にかけて放送された朝ドラ『カムカムエヴリバディ』の主題歌「アルデバラン」(作詞作曲:森山直太朗)を歌ったAIが登場する。なお今後も出演者は追加発表される予定だ。<公演情報>『Happy Mother’s Day!~母に感謝のコンサート2024 in TOKYO~』5月9日(木) 東京・サントリーホール 大ホール開場17:30 / 開演 18:30ストーリーテラー:内田也哉子出演:森山直太朗、平原綾香 / and more…スペシャルゲスト:AIオフィシャルピアニスト:桑原あいチケット情報:()公式サイト:
2024年03月24日シンガーソングライター平原綾香が2015年に設立した「平原綾⾹ Jupiter基⾦」のチャリティーコンサート<第8回 平原綾香 Jupiter 基金 My Best Friends Concert〜顔晴れ[がんばれ]こどもたち 〜with Orchestra>が、2024年3月20日に東京国際フォーラム ホールCにて開催された。編成は、ドラム則竹裕之、ピアノ大貫祐一郎、ギター&チェロ伊藤ハルトシ、指揮佐々木新平、演奏洗足学園ニューフィルハーモニック管弦楽団。今回で8回⽬を迎える公演は、運営経費を除いた残⾦のすべて、また(有)OfficeMAMA.の収益⾦および平原綾⾹の出演料、コンサート会場での募⾦活動、そしてチャリティーグッズの製作費を除いた収益のすべてを寄付するというもの。「そのときに最も困っている人にエールを届けたい」という思いから寄付先は毎回変わり、今回は「医療の届かないところに医療を届ける」を活動理念とする認定NPO法人「ジャパンハート」を通じ、令和6年能登半島地震の被災地に対し、避難所での診療所運営と遠隔地への巡回診療で被災地医療支援を行うための支援金として寄付を行う。コンサートは静かなピアノ演奏の中、柔らかなブルーの衣裳で登場した平原の『明⽇』の歌唱から始まった。大きな拍手の中、やさしい歌声とハープの音色で始まり、オーケストラの演奏が加わると、温かで重厚感のある空気が客席を包み込む。そのままアイルランド民謡のカバー『Danny Boy』、『ありがとう』、『Don’t Cry』と続き、耳と心に音楽が満ちていくような時間に浸る。歌い終えた平原が客席に「こんばんは!」と声をかけると、観客も「こんばんは!」と返すとうれしそうな笑顔を見せ、「平原綾⾹Jupiter基⾦ の活動に賛同し、来てくださってありがとうございます。今日はみなさんに感謝の気持ち、そして能登半島地震で被災された方々に届けたいと思います。最後まで楽しんでください」と挨拶。ピアノ伴奏で『からっぽのハート』を歌いあげた。MCでは、Jupiter基⾦のチャリティーコンサートとしては初となるオーケストラも紹介。「私の母校です」と洗足学園のニューフィルハーモニック管弦楽団とのコラボを喜ぶ。さらに今回の寄付先である認定NPO法人「ジャパンハート」の事務局長の佐藤抄氏、高橋茉莉子氏から直接、支援活動の紹介が行われ、恒例の“あーやチャリティーショップコーナー”に。今回のチャリテーグッズは、平原自身がデザインしたオーガニックコットンTシャツ、ポケッタブルバッグに加え、「平原綾⾹ Jupiter 基⾦ Presents 平原まこと 50周年 メモリアルコンサート」Blu-rayも。Blu-rayは、平原の父であり、Jupiter 基⾦コンサートでは募金箱を持って会場に立った平原まことの意思を受け継ぎ、経費を除く販売の収益のすべてを寄付することが紹介された。一部の締めくくりは、『おひさま〜⼤切なあなたへ』と、映画『サウンド・オブ・ミュージック』の楽曲メドレー『The Sound Of Music Medley』。観客はペンライトを振り、ステージと客席が一体感に包まれた。休憩を挟み第二部は『CARMEN〜Je t ’aime!』でスタート。平原のアカペラから始まり、楽器が加わり、平原の口笛も披露され、さまざまな音が重なり引き立て合う音楽の美しさを堪能する。さらに続く『アランフェス協奏曲〜Spain』ではボイス・パーカッションも披露され、『メリー・ポピンズ』でおなじみの楽曲『Supercalifragilisticexpialidocious』は観客も手拍子で参加。楽器や歌はもちろんのこと、人の奏でる音がつくりあげる音楽の楽しさを体感できるような時間となった。平原は「たくさんの方に応援していただいて今回を迎えることができました。本当にありがとうございます。Jupiter基⾦は来年も続けていけるようにがんばっていきたいので、変わらず応援していただけたらうれしいです。そして能登半島地震でいま復興に向けて、一日一日がんばっている人にしっかり届くように、これからも歌い続けていきたいです」と話し、「Jupiter基⾦チャリティーコンサート初のオーケストラということですごく嬉しい」「ここで一度、私たち2人(平原とギターの伊藤)だけで届けて、最後にオーケストラでガツンと終わろうと思います」と、歌とギターによる『マスカット』をしっとりと聴かせ、ラストは基金のタイトルでもある『Jupiter』で壮大に本編を締めくくった。アンコールでは、平原が「このJupiter基⾦を立ち上げて第1回目のコンサートから歌っています」と話す『あなたを忘れない』(ミュージカル『ウィキッド』より)、そして『キミへ』を披露。最後は観客が立ち上がり拍手喝采、平原は想いを届けるようにステージの端から端まで移動しながら手を振り、マイクを通さない生声で「ありがとうございました!」と手を振って終演となった。文:中川實穗写真:hiroki nishioka<公演概要>第8回 平原綾香 Jupiter 基金 My Best Friends Concert〜顔晴れ[がんばれ]こどもたち 〜with Orchestra【日時】2024年3月20日(水祝) 開場17:15 開演18:00【会場】東京国際フォーラム ホールC (東京都)【出演】 平原綾香ドラム 則竹裕之 ピアノ 大貫祐一郎 ギター&チェロ 伊藤ハルトシ指揮 佐々木新平 演奏 洗足学園ニューフィルハーモニック管弦楽団 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年03月22日ミュージカル『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』製作発表が1日に都内で行われ、望海風斗、平原綾香、井上芳雄、甲斐翔真が登場した。同作はバズ・ラーマン監督による同名映画のミュージカル化作。2019年7月にブロードウェイで上演され、世界中でヒットしている。1899年のパリで激しい恋に落ちたアメリカ人作曲家クリスチャン(井上芳雄/甲斐翔真)と、ナイトクラブ ムーラン・ルージュの花形スター サティーン(望海風斗/平原綾香)の恋の物語を描く。○■『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』について語る平原綾香昨年の公演について聞かれた平原は「去年がちょうど歌手デビュー20周年の年だったので、それと重なっちゃったもんだからけっこうバタバタしていて、本番が終わった後に生放送に出なきゃいけなかった。覚えなきゃいけない曲が、YOASOBIの『アイドル』だったんですね。どうしても練習しなきゃいけなくて、声出しがてら歌ってたら、まわりの楽屋の女の子たちがびっくりしたみたいで……」と振り返る。公演の話ではなかったため、井上が「そんな思い出ですか!?」とツッコみ、平原は改めて「今年は私にとってもミュージカルデビュー10周年の年だから、とにかく『ムーラン・ルージュ!』1本で、これにかけて。お漬物で言ったらサティーン漬けだけど、古漬けくらい染み込ませて、お送りしたいなと思います」と意気込み。井上は「なんで漬物で言ったのかわからないですけど、気持ちは伝わりました」と納得していた。衣装についても、平原は「とにかく赤いでしょ? 牛の気持ちがわかる。本当に高揚感で『うお〜!』ってなっちゃう」と表し、井上は「自分が赤いの着てても牛の気持ちがわかる!? 大変じゃない? 自分に向かって!」とツッコミ。25年2月でいったん休館し、リニューアルを迎える帝国劇場については「私は帝劇の匂いが好きで。臭いって意味じゃないですよ。入った途端に匂いを嗅ぐと演劇スイッチがグッと入るような気がして、あの匂いが大好きなんですね。リニューアルされてもぜひ匂いだけは引き継いでいただいて。新築の匂いしたらなんか違うってなると思うの」と平原。井上は「あーや(平原)の演劇スイッチが入らない可能性もあるもんね。おおごとですよ」と訴え、平原は「調香師の人に嗅いどいてもらって、(作成した香水を)シューっと。それくらいしないときっと帝劇じゃなくなっちゃう」と希望していた。平原はさらに「身にまとう布の面積がとても少なかった。20年の歌手人生の中でも1番少なかったんです。親戚や家族、友達から大丈夫なのか、本当にいいのかと。だってずっと下着じゃない?」と思い出を語る。「でも不思議と慣れていったのは、ずっとクラシックバレエを習っているからで、レオタードに慣れてるので意外にスコスコしなかった」という独特の表現で、「スカスカに近いですか?」(井上)、「スースーする?」(望海)を物議を醸した。それらの疑問を振り切った平原は「蝶々のシーンが好きですね。緑のシャンデリアの時。メデューサのイメージで、妖艶というよりもクリスチャンを捉えて食べちゃうくらいの強さを持った、目に何も宿っていない怖いサティーンをイメージしてるんですけど、あのシーンはクリスチャンの妄想なので、なんでも演じられたのが楽しかったですし、蝶々になれるなんてなかなかないから、嬉しかったです」とまとめる。井上は「最後、幼稚園生みたいなかわいい感想でありがとうございます」と拾い、結果的に平原の発言ほとんどにツッコミを入れていた。写真提供:東宝演劇部
2024年02月02日ミュージカル『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』製作発表が1日に都内で行われ、望海風斗、平原綾香、井上芳雄、甲斐翔真が登場した。同作はバズ・ラーマン監督による同名映画のミュージカル化作。2019年7月にブロードウェイで上演され、世界中でヒットしている。1899年のパリで激しい恋に落ちたアメリカ人作曲家クリスチャン(井上芳雄/甲斐翔真)と、ナイトクラブ ムーラン・ルージュの花形スター サティーン(望海風斗/平原綾香)の恋の物語を描く。2022年に日本初上演され、今回が再演となる。○■『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』製作発表に望海風斗、平原綾香、井上芳雄、甲斐翔真登場昨年の公演について、望海は「もう覚えてない、あまり」と苦笑しつつ、「夢だったんじゃないかなと思うくらい非現実的な毎日だったんですよね。劇場の“赤”もそうですし、作品の内容もそうですし、夢の中で生きてた感覚なので」と心境を表す。同作の大ファンだという甲斐は「大好きですもん。2023年の秋にフランスのパリで観て来ました」と笑顔で、望海は「グループLINEにもパリに行った様子を送ってくれて」と明かす。井上は「(パリに行くのは)田代万里生か甲斐翔真。ちなみに田代万里生は出てないのに、『ムーラン・ルージュ』に行って、みんなにお土産配る。『あれ、万里生出てた?』って」とその場にいない田代いじりも。甲斐は「手元に(お土産が)来た時には、僕もうフランスに行ってた」というも、甲斐からのお土産はなかったそうで、平原は「全然もらってない」と訴えていた。物語の舞台になった本場の「ムーラン・ルージュ」に行った感想について、甲斐が「ショーでした。こっちは『ザ・ミュージカル』でしたけど、本場のはもっと“ナイト感”でした。高揚感があって、クリスチャンの気持ちがわかったんです!」と語ると、井上から「やっと?」というツッコミも。井上は「始まる前から詳しいし、やってる時も超楽しそうだった」と回顧しつつ、今夏の公演に対し「甲斐くんなんか、汗かきすぎてなくなるんじゃないですか? 実体が」と心配していた。井上自身は昨年の公演について「ぼんやりとした感覚ですね。『あんな若い役をよくやってたな』という。落差酷いですよ。舞台上ではキラキラ感を出そうとやってる分、終わった瞬間の疲れが」と苦笑。平原が「帝劇のエレベーターで会うと『疲れた、疲れた』と言ってた」と指摘し、井上は「なけなしの若さ。甲斐くんは溢れ出るもの、自前のやつがありますけど、(自分は)絞り出して。今年残ってんのかなという一抹の不安がありますよ」と弱音を吐く。望海が「そう言いながらも、本番始まったらやるじゃないですか。袖ですごいなと思って」と励ますと、井上は「そりゃやりますよ、仕事ですから!」と主張し、「いくら疲れてたとしても1回始まるとテンションがうわっ! てどんどん上がっていくみたいな作品の独特の魅力がありますよね」とまとめた。Wキャストの印象の違いについて聞かれると、甲斐は「望海さんはみんなで肩を取り合った真ん中にいて『一列になっていこうぜ』って感じ。平原さんは、あーや(平原)が行った道にみんながついて来てしまう感じ。放っておけない」と表現。逆にクリスチャン2人の印象を聞かれると、平原が「(望海は)すごい思い出すのに時間がかかって」と暴露し、井上が「いったん『イザボー』のことは忘れてもらっていいですか」と促す一幕も。改めて平原は「シーンで例えると、『Crazy Rolling』の時が違うなと思ってて、芳雄さんは裏切りがあったとしても、話し合ったら許してくれそうな感じ。だけど、翔真くんは銃で撃たれそうな感じ。話せないかなって。ヒートアップする場所が違う」とコメント。「思い出したんです」という望海は、「あーやと私に対してのクリスチャンも違うんじゃないかな、人が変わったら皆さんの動くものが違うのかなと思って。2幕のリハーサルシーンでの感情の漂わせ方も、芳雄さんはストレートに出すから『周りに気づかれちゃうからどうにかしなきゃ』『どうやって止めよう』となる、突っ走るタイプのクリスチャン。翔真くんのクリスチャンは負のオーラを全身から漂わせる、滲ませタイプ」と表す。甲斐が「陰湿ってことですか?」と尋ねると、望海は「陰湿とかじゃなくて! 出し方が違って、止め方が違ったなという印象があった。同じ怒りとか負のオーラでも出し方が違う」と説明した。改めて公演の意気込みについて聞かれると、井上は「体力的なこともありますし。2幕の冒頭で飛ばされるやつ、『クリスチャントス』と呼ばれている。あれやめたいんですよね。今年の目標はあれをやめる」とジョークを飛ばす。さらに「この先日本でも何十年も再演が続く作品になっていけるように。定着するかどうか、3回目4回目があるかは今年の再演にかかってると思う」と語り、「久しぶりの知人が『チケット取って』と連絡してくれるような作品に。もうそういう特別な作品になってると思うんですけど、確実にするべく、『やっぱすごいね』とお客さんに思ってもらえるようにしたいなというところが今年の目標です」と意気込んだ。東京公演は帝国劇場にて6月20日~8月7日、大阪公演は梅田芸術劇場メインホールにて9月14日~9月28日。写真提供:東宝演劇部
2024年02月02日待望の再演が決定した『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』の制作発表会見が2月1日(木)、都内で行われ、昨年版から続投する望海風斗と平原綾香、井上芳雄と甲斐翔真が抱負を語った。バズ・ラーマン監督による映画『ムーラン・ルージュ』を、アレックス・ティンバース演出によってさらにパワーアップさせ、めくるめく世界へと観客をいざなうミュージカル。2023年6月24日に東京・帝国劇場で日本初演のプレビュー公演の幕を開け、8月31日の千穐楽まで全85回上演された。このたび約1年の時を経て、2024年6月から9月にかけて、帝国劇場と大阪・梅田芸術劇場メインホールで再演される運びとなった。『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』2024年版メインビジュアルムーラン・ルージュの看板スターだが、病に冒されているサティーン役を演じる望海と平原は、初演について「夢だったんじゃないかと思うほど、非現実的な時間。物語の内容もそうですし、(公演中は)夢の中に生きていて、今はそこから覚めた感覚」(望海)、「私にとっては歌手デビュー20周年と『ムーラン・ルージュ』が重なったので、バタバタした記憶が」(平原)と回想した。物語の生みの親であるラーマン監督からは「日本版が一番泣ける」という言葉が届いたといい、望海は「ブロードウェイ版は、結構最後ギリギリまで、お客様が爆笑するが、日本では二幕の後半から、お客様が入り込んでくださった。悲劇性が強いのが、日本の特徴なのかなと」と分析。ちなみに好きな楽曲を問われると、望海が「Your Song」、平原は「Firework」を挙げていた。一方、サティーンと恋に落ちる作家志望の青年・クリスチャンを演じる井上は、「あんな若い役をよくやったいたなと(笑)。舞台上でのキラキラ感と、終わった後の落差がひどくて。なけなしの若さで頑張ったが、今年は若さが残っているか」と自虐コメント。それでも、「一度始まると、うわーとテンションがあがるのが、この作品の魅力」だと語り、「去年も盛り上がったが、今後何十年と続き、定着するには、再演が重要」と気合をみなぎらせた。同じくクリスチャン役を務める甲斐は、昨年秋に本場フランスのムーラン・ルージュに足を運んだといい「体験として大きな収穫。クリスチャン自身がフランスに上陸した気持ちを想像できたので、(役柄の)解像度と言葉の説得力は、23年を優に超えたい」と意気込んだ。本公演は、2025年に建て替えのための休館を発表している現・帝国劇場(1966年開場)のクロージングラインナップに名を連ねており、数多くの帝劇出演を誇る井上は、「ぜいたくですが、自分にとっては家と言いますか、ホーム感がある。(一時)なくなるのは、想像もつかず、さみしいですが、積み重ねての今ですから、最後の日まで記憶をなくす覚悟で臨みたい」と決意表明。平原は「帝劇の匂いが好き。あの匂いに触れると、演劇スイッチが入る」と語り、「リニューアルされても、ぜひあの匂いだけは引き継いでもらいたい」と笑いを誘っていた。取材・文:内田涼<公演情報>『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』2024年6月20日(木)~8月7日(水) 東京・帝国劇場2024年9月14日(土)~28日(土) 大阪・梅田芸術劇場 メインホール【キャスト】※各役50音順サティーン:望海風斗 / 平原綾香クリスチャン:井上芳雄 / 甲斐翔真ハロルド・ジドラー:橋本さとし / 松村雄基トゥールーズ=ロートレック:上野哲也 / 上川一哉デューク(モンロス公爵):伊礼彼方 / Kサンティアゴ:中井智彦 / 中河内雅貴ニニ:加賀楓 / 藤森蓮華ラ・ショコラ:菅谷真理恵 / 鈴木瑛美子アラビア:磯部杏莉 / MARIA-Eベイビードール:大音智海 / シュート・チェン【アンサンブル(E) / スウィング(S)】※50音順ICHI(E) / 乾直樹(E) / 加島茜(E) / 加藤さや香(E) / 加藤翔多郎(E) / 酒井航(E) / 篠本りの(S) / 杉原由梨乃(E) / 仙名立宗(E)高橋伊久磨(E) / 田川景一(E) / 田口恵那(E) / 茶谷健太(S) / 富田亜希(E) / 平井琴望(E) / 堀田健斗(S) / 三岳慎之助(E)宮河愛一郎(ダンスキャプテン E) / 米島史子(S) / ロビンソン春輝(S) / 和田真依(S)チケット情報:()関連リンク公式サイト::::
2024年02月02日「驚きと学びの連続」弘中綾香さんは2022年9月に同い年のベンチャー企業社長と結婚したことを発表。今年5月に第一子妊娠を公表し、9月7日から産休入りしていました。12月4日、Instagramで「先月無事に第一子を出産しました」「元気な女の子で、すくすくと育っています」と報告した弘中さん。笑顔でパフェを持っている産前の写真も載せています。「出産は何もかもが想像以上でしたし、育児は驚きと学びの連続で目まぐるしく毎日が過ぎていきます」と綴って慌ただしい日々を送っていると明かしつつ、「慣れないことも多いですが、色んな方に助けていただきながらなんとか頑張っています」と、周囲のサポートを受けながら育児に励んでいるようです。マタニティの衣装も可愛かった♡弘中さんは妊娠中、Instagramで「マタニティ期衣装 」をたびたび公開。お腹を締め付けないようなデザインのふんわりとしたワンピースが多く、真っ青なワンピースを着用している写真では「身体全体どんどん丸くなってきてドラえもん味が増してます」とコメントしていました。出産が近くなるにつれてお腹が大きくなり、似たようなことを感じた人もいるのではないでしょうか。また、夏用の半袖ワンピースを着用している写真では「お腹キツくなくて着やすいけど、綺麗めのワンピースってありそうでない」「こちら伸びる生地で大変ありがたいです(マタニティ過ぎても着られるしね)」とも。妊娠中、着る機会が増えるという人も多いであろうワンピースですが、デザインのみならず生地選びも大切ですよね。産後、女性の体調は急変化産後の女性は、ホルモンバランスや環境の変化、疲労などにより、身体も心も不安定な状態です。また、産後は時に感情の起伏が大きくなり、涙もろくなったり、イライラしやすくなることも。これは誰にでも起こりうるので、パートナーをはじめとした周囲の理解が大切です。また、出産や産後に「パートナーから大事にされなかった」と感じたことが、長く心のしこりとして残ったという人も少なくありません。そこで特にパパに意識してほしいのが、「ママの話を聞く」「ママに睡眠・休息の時間を作る」「ポジティブな声かけと行動をする」こと。育児や家事の分担で産後の女性の負担を減らすことももちろん大事ですが、子育ての大変さを理解・共感して労うこと、話を聞くことで、安心を与えたり気持ちを整理する手助けをしたりできます。そして女性側も、育児も家事もひとりで完璧にこなそうとせず、周りの人に頼りながら肩の力を抜いていきましょう。参照:【助産師監修】産後ママの過ごし方。身体の回復、生活リズムはどうなるの?#読む両親学級
2023年12月05日2023年12月4日、テレビ朝日の弘中綾香アナウンサーがInstagramを更新。無事に第1子を出産したことを報告しました。同年5月に妊娠を公表し、秋から産休に入っていた、弘中アナ。初めての出産に加えて、生活の中心だった仕事を休むことにも不安を覚えていたといいます。報告によると、弘中アナが出産をしたのは同年11月。幸い母子ともに健康であり、生まれたのは女児とのことです。初めての出産を経験し、弘中アナはこのように想いをつづりました。出産は何もかもが想像以上でしたし、育児は驚きと学びの連続で目まぐるしく毎日が過ぎていきます。慣れないことも多いですが、色んな方に助けていただきながらなんとか頑張っていますhironaka_ayakaーより引用 この投稿をInstagramで見る 弘中綾香(@hironaka_ayaka)がシェアした投稿 医療が発達した現代でも、出産は命がけであり、個人差はあれど母体の心身はダメージを負うもの。しかし弘中さんは、産前に撮影した笑顔の写真とともに、「みなさんも年末に向けて忙しないとは思いますが、2023年のラストスパートを駆け抜けていきましょう!」とパワフルな応援のメッセージを添えて出産を報告しました。いつも朗らかな雰囲気で、輝く笑顔がチャームポイントの弘中アナ。今回の報告からも、その人柄が伝わってきますね。弘中アナのおめでたい報告に、多くの人から祝福する声が寄せられています。・弘中さん、本当におめでとう!素敵な笑顔に安心しました。・いい笑顔!きっと、赤ちゃんもかわいい子なんだろうな。・また、復帰後にテレビ番組で姿を見れる日を楽しみにしています!きっと娘さんも、母親である弘中アナに負けないくらい笑顔が素敵な人に育つのでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年12月04日世の中を震撼させた名曲「Jupiter」でデビューし、今年の12月で20周年を迎える平原綾香。これまで数々のコンサートやイベントのステージ、メディア出演の場に立ち、そのたびに一層磨かれ、エモーショナルな歌声を披露してきた。そしてその声の響きは、活動の場をミュージカルの世界にまで広げることで、さらに叙情的な魅力を持つようになった。この20年間で新たな分野への挑戦、最愛の父との別れを経た彼女の現在地は、ここから10年、また20年先の平原綾香が立つべき方向をきちんと捉えている。──デビュー20周年が目前です。平原さんはデビューからとにかく止まらずに走り続けているイメージがありますが、ご自身としてはどんな20年でしたか?次から次へといろんな課題が来るので、続けるとか止まるということについて、考える暇もなかったです。性格的に目の前のものに没頭してしまうタイプだから、今まで仕事して「疲れた」とか思ったことがなくて。もちろん身体は疲れているから、普通なら「休まなきゃ」とか思うんでしょうけど、私はそこらへんがもしかしたら不得意なのかもしれません。気づいたときには限界を超えてしまっていることもありました。──セーブすることを忘れてしまうのは、自分が思う以上に深掘りしすぎてしまったり、根を詰めすぎてしまうことが多いからでしょうか。うん、そういうときもあります。完成形までいっているのに、「この歌でいいのか?」って思い悩んだり。特にデビュー当時は、こだわらなくていいところと、こだわらなきゃいけないところというのがわからなかったんです。全部完璧にしなきゃいけないと思っていて。でも、いつしか自分の完璧と人の完璧は同じではないんだと気づいて、そこからコンサートツアーとかも気が楽になったんですよね。今は、自分が置かれている環境の中でどうやったら自分が楽しめるか、それをどうすればお客さんに共有できるのかというところにフォーカスを当てられるようになったんです。──そう思えるようになったのは、デビューから何年くらい経ってからですか?10年かかりました。私はもともとサックス奏者だったのでデビューするまでそんなに喉を使ったことがなかったし、サックスの奏法で歌を歌っていたから、人一倍の努力が必要だったんです。それでもやっぱり人前で歌うことが恥ずかしくて、自分が歌手だと思えるようになるまでに10年かかったんですよね。たぶんそこまでが、自分の中での下積み。私はみんなが普通は持ってる貴重な下積み経験を、「Jupiter」から始めたんです。でも、たくさんトレーニングを受けてからデビューしていたら、自分のしたい表現はできていなかったかもしれない。歌い方を自分で掴み取ることができてよかったなと思っています。──そして、ミュージカルやドラマなど、様々なことに挑戦されてきました。エネルギッシュで好奇心旺盛な平原さんは、新しいものに挑戦することに抵抗なさそうですよね。もともとサックス奏者だった私が歌手になること自体、チャレンジでしたから(笑)。この20年間、本当にいろんなことにトライさせていただきました。それまでと違う世界にいざ飛び込んでみると、世界がパーッと広がるんですよね。歌を歌うというチャレンジから始まって、次にミュージカルで誰かを演じるというチャレンジがやってきて、しかもオペラ歌手の役で。でも、その発声法を研究することで、ポップスが歌いやすくなったんです。ほかにも、スケートを滑りながら歌うという役を経て、滑らない床がどれだけ歌いやすいかを知ったり(笑)。新しい世界に挑戦するたびに、感謝できるものが増えていきました。──“歌”というものに対して、こういう歌を歌いたい、こうやって届けたいと思い描いていたものの形は、この20年で変わりました?変わってないかもですね。私は昔から洋楽が好きですが、デビュー当時の私はスタッフに「英語のかっこよさに頼らないで、日本語でちゃんと伝えられる歌手になる」と言ったそうです。歌詞の譜割りや歌い方で、同じ歌詞でも伝わり方がまったく違うので、デビュー曲の「Jupiter」の制作時もかなりこだわりました。海外作品のミュージカルに出るときは日本語訳の歌詞を、どれだけ英語を聞いたときと同じカッコよさで伝えられるかを研究します。これって、海外作品の日本上演においては、実はとっても大事な自分の任務なんです。なので、そういった自然なこだわりは、今も変わってないです。デビュー翌年の2004年に中越地震があったときに、新潟県の避難所から「Jupiter」のリクエストがラジオ曲にたくさん届いたと知った時は、何か私の中で歌うことの意味を授けてもらったような気持ちになりました。初めて自分の歌う意味や、どんな歌を歌っていきたいのかを教えてくださったのが、傷ついた人たちだったんですね。そこから、自分の歌やメッセージには社会的責任がある、と思って歌ってきたんです。そういう歌に対する根底の部分は今も何も変わってないんですよね。──その確固たる指針があるからこそ、新しいことにも臆せず向かえるんでしょうね。実は、あんまり深く知らないというのも、いいみたいです(笑)。たとえば2019年のラグビーワールドカップで国歌斉唱をやらせていただいたときも、なぜか私は、自分の国歌なんて誰も見てないだろうと思っていたんですね。私はただ、選手のみなさんと東日本大震災で傷つきながらも釜石鵜住居復興スタジアムというラグビー場を作られた方々や町の人々の思いを背負っていたので、その人たちのために歌おうと思っていたから緊張もなく、本番前にいつもの昼寝をしていたのですが、さあ出番だと思って外に出たらものすごい数の人が見てて、あれ?ってなったんですね。もし、歌う目的を忘れて見え方だけを気にしすぎていたら、ものすごく緊張していたのかも。きっと、“この人のために歌いたい”とか、そう思う気持ちって自分を救うんだなって思うんです。あと、私の父が、もともと緊張しないタイプで、私もそれを受け継いでるんです。父に、なぜ緊張しないのかを聞いたら、「僕はどうやって奏でようか、どうやって届けようかばかりを考えてるから、緊張する暇がないんだよ」と言ってて。自分がどう見えたいかではなく、どんな音楽を奏でたいか、どんなふうに届けたいかというのは、すべて自分に主導権があること。相手がどう思うかよりも自分がどうありたいかなので、緊張しないんですよね。相手の望む完璧は自分の完璧じゃないんだから、あとはそこでどうベストを尽くせるか、なんです。そういう謙虚な気持ちで歌を歌うことってすごく重要。この20年間で数多の窮地を乗り越えてきたので、まだまだでもあるんですけど、経験を積むことって大切だなと強く感じています。──9月から20周年を記念したツアー『平原綾香 20th Anniversary Concert Tour 2023 〜 Walking with A-ya 〜』が始まります。どんなツアーになりそうですか?20年間の私をお届けするというのも重要だと思うんですけど、今はベストアルバムではない新作のアルバムを作っていますし、やっぱり新曲入りのライブにしたいなと思っています。私がこの20年間背負ってきたもの、そこで獲得してきたものを新しい歌に乗せることが20周年の見せ方だと思っているので。今、ミュージカルの合間にレコーディングしているので、声帯にはかなり頑張っていただかなきゃいけない状況なんですけど(笑)、まあ、それもよしというか。生きて、歌えていることだけですごく幸せなんです。私、父を亡くして初めてそういうことを実感できたんですよね。私の父は一切弱音を吐かず、辛さも感じさせない人だったんですけど、私がいまミュージカルで演じている役も、最期まで弱音を吐かずに愛を貫く人物で、どこか父と重なるんです。そのおかげでとてもリアリティを持って演じられているし、とても楽しくて。そういうミュージカル歌手の平原綾香も、音楽家としての平原綾香も全部詰め込んだものを、新しいアルバムとこのツアーでお届けできたら本望ですね。Text:川上きくえPhoto:吉田圭子<ライブ情報>『平原綾香 20th Anniversary Concert Tour 2023 〜 Walking with A-ya 〜』9月23日(土・祝) 埼玉・和光市民文化センター(サンアゼリア)大ホール9月24日(日) 東京・たましんRISURUホール(立川市市民会館)大ホール9月30日(土) 群馬・太田市民会館 ホール10月1日(日) 神奈川・相模女子大学グリーンホール 大ホール10月9日(月・祝) 千葉・市川市文化会館 大ホール10月14日(土) 愛知・豊川市文化会館 大ホール10月15日(日) 兵庫・神戸国際会館 こくさいホール10月21日(土) 埼玉・サンシティ越谷市民ホール 大ホール10月28日(土) 埼玉・羽生市産業文化ホール 大ホール11月4日(土) 広島・ふくやま芸術文化ホール リーデンローズ 大ホール11月6日(月) 福岡県キャナルシティ劇場11月12日(日) 長野県東御市文化会館 サンテラスホール11月18日(土) 栃木・とちぎ岩下の新生姜ホール(栃木文化会館)11月19日(日) 神奈川・茅ヶ崎市民文化会館 大ホール11月24日(金) 宮城県東京エレクトロンホール宮城11月25日(土) 茨城県水戸市民会館グロービスホール12月3日(日) 新潟県長岡市立劇場大ホール12月9日(土) 愛知県日本特殊陶業市民会館 フォレストホール12月15日(金) 静岡・静岡県コンベンションアーツセンター グランシップ 中ホール・大地12月16日(土) 東京都東京国際フォーラム ホールA12月24日(日) 大阪・フェスティバルホールチケット料金:7,500円★詳細はこちら:★9月12日(火) 23:59まで2023年12月16日(土)東京国際フォーラム公演のチケット先行受付実施中チケットについてはこちら:()<リリース情報>平原綾香 20th Anniversary Album『A-ya!』9月23日(土・祝) リリース【収録予定楽曲】1. Back to Life2.Don’t Cry3. It’s You (여러분) feat. Ayaka Hirahara4. This is Me ~A-ya Version~5. Disney Music Parade Theme Song feat. Ayaka Hirahara6. Lone Star7. Wedding Day8. MOSHIMO (如果说) Japanese & Chinese Version9.からっぽのハート公式サイト:
2023年09月05日『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』のプレビュー公演を迎えた6月24日、会場となる帝国劇場で、各キャラクターをダブルキャストで務める望海風斗と平原綾香、井上芳雄と甲斐翔真、橋本さとしと松村雄基、伊礼彼方とKの8名が、絢爛豪華な劇中衣装で取材に応じ、意気込みを語った。バズ・ラーマン監督による映画『ムーラン・ルージュ』を、アレックス・ティンバース演出によって、パワーアップさせ、めくるめく世界へと観客を誘うミュージカル。ムーラン・ルージュの看板スターだが、病に冒されているサティーンを演じる望海は「早くお客様を、この素晴らしい世界観にお連れしたい」と声を弾ませ、同じくサティーン役の平原も「人を愛すること、気持ちを相手に伝えることがどれだけ素晴らしいか。感動しながら、ここまで生きてきました」と早くも役柄への思い入れは格別だ。ゴージャスで露出も多い衣装について、望海は「実は父親はちょっと気にしていて(笑)、2階席じゃなければ見られないと言っている」と告白。平原は、ジム通いで体力づくりに励んでいることを明かした。そんなサティーンと恋に落ちる作家志望の青年・クリスチャン役の井上は、「日本人が演じるムーラン・ルージュを、日本でどう迎えられるか楽しみ」と期待のコメント。甲斐も「待ちきれないですね」と念願の開幕に胸を高鳴らせた。左から)望海風斗、井上芳雄、橋本さとし、伊礼彼方先日、ミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』の製作発表会見に出席した堂本光一が、「心配なのが『ムーラン・ルージュ!』に予算を取られすぎて、こっちに回ってこないこと」と発言し、話題になったばかり。この件について、取材陣から問われた井上は「光一君の方も、しっかり予算は取っていると思いますけど(笑)」と思わず苦笑い。「もちろん、こちらも心配になるくらいお金がかかっている。20年以上、帝劇に立たせていただいているが、規模が違います。お弁当もめっちゃ(種類が)出るし!」とスケールの大きさに圧倒されていた。「橋本さんの大らかさと華やかさ、ユーモアと自由さを見習っている」(松村)、「松村さんは立ち位置とか、すごく厳密なんですね。僕、数字とか弱いんで(笑)」(橋本)とムーラン・ルージュの支援者であるデューク(モンロス公爵)役のダブルキャストも息ピッタリ。ムーラン・ルージュの支援者、デューク(モンロス公爵)役の伊礼は、「耳も感性もいいので、パッと盗んで、アレンジして自分のものにしてしまう」と、ダブルキャストを務めるKの吸収力を絶賛した。左から)K、松村雄基、甲斐翔真、平原綾香取材会には、来日中のラーマン監督も駆けつけ、「昨日、ゲネプロを拝見しましたが、非常にエキサイティングで素晴らしかったです」と太鼓判。「私が書いたので、物語は知ってはいるんですが、日本語の魅惑的な響きを通して、確かに真実が語られていると伝わりました」と日本版キャストのパフォーマンスを称賛した。バズ・ラーマン監督(中央)と望海風斗(右)、平原綾香(左)取材・撮影・文=内田涼<公演情報>『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』2023年6月29日(木)~8月31日(木) 帝国劇場※プレビュー公演:6月24日(土)~28日(水)チケット情報はこちら:
2023年06月24日『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』のプレビュー初日前取材が東京・帝国劇場にて24日に行われ、望海風斗、平原綾香、井上芳雄、甲斐翔真、橋本さとし、松村雄基、伊礼彼方、K、バズ・ラーマンが登場した。同作はバズ・ラーマン監督による同名映画のミュージカル化作。2019年7月にブロードウェイで上演され、世界中でヒットしている。1899年のパリで激しい恋に落ちたアメリカ人作曲家クリスチャン(井上芳雄/甲斐翔真)と、ナイトクラブ ムーラン・ルージュの花形スター サティーン(望海風斗/平原綾香)の恋の物語を描く。劇場の作り込まれた姿を見て、平原は「毎日見てても毎回感動します」、望海は「観る方がびっくりするというか。あの中に入ると世界観、セットに助けられてやってるんですけど、昨日ゲネを観させてもらって、客席から見るとこんなにすごいのかと」と驚いた様子。今回は声を出すことも可能ということで、井上は「さとしさんと雄基さんのジドラーという役が出てくる瞬間、拍手と歓声がないと本人たちもやる気が……」と説明し、登場シーンを再現する橋本を見ながら「(拍手と歓声がないと)ちょっとあまりにも辛いですよね。少なくともそこだけでも頑張っていただけたら。盛り上がるところいっぱいあるので」とお願いした。クリスチャン役の甲斐は「ゲネプロを拝見した時に、物語をクリスチャンが始めるんですけど、泣けたんです。なんでかというと『この世界が日本にやってきたんだ』『そしてこれを日本の観客の皆さんに届けられる場所ができたんだ』というのが鳥肌もので、待ちきれないですね」と感想。これに対し同じくクリスチャン役の井上は「冒頭の僕の演技で泣いたのかなと一瞬思ったんですけど……全然いいんです。『もう、翔真〜』と思いながら聞いてたらそっちかと思って」と苦笑する。「Wキャストを意識するか」という質問が投げかけられると、戸惑う甲斐に、井上は「僕がWキャスト意識するという芸風でやってるので。今回みんなかわいい、リスペクトしあってる。俺の歴史の中ではすごくいい方です」「年齢が全然違いますし、学ぶところも刺激を受けるところもあります」と軽妙なトークで盛り上げた。サティーン役の2人については、平原が「何度もごはんに行ってる。ずっとバレエ教室が一緒だったので、高校生の時から一緒にレオタードで踊ってました」と明かし、望海も「すごい再会なんです」と頷く。「再会してもレオタードだった」という平原は、「こんなあらわな姿を見せる日が来るとは思ってなかったけど、本当に美しい。衣装も靴もヘッドセットもキャスト全員オーダーメイドで、みんなの体にぴったり合うような。スタッフが全部手作業でやってくれてるので、衣装も見どころです」とアピール。宝塚歌劇の男役トップスターだった望海は「宝塚を辞めて、この格好で舞台に出るというのが、特にファンの方の心が心配ですけど、気にならないくらい、この世界観にマッチしてると思います」と太鼓判を押す。一方、井上が「お父さんは気にしてるんだよね」と話を振ると、望海は「父は気にしてます。『2階席じゃないと観れない』と言ってます。覚悟が必要みたい。息子が急に娘になったみたいな……」と説明し、井上は「お父さんの心が心配」と気にかけていた。ジドラー役の2人については、松村が「Wキャストが初めてなので、バディである橋本さとしさんに本当に助けていただいて、憧れと尊敬を持っている」と言ったものの、実は反面教師の面もあるとつっこまれ、橋本は「立ち位置とかすごく厳密なんですね。僕、そういう数字とかに弱いので、ナンバーに立てって言われたら、12番か14番か数字がわかんなくなるんですけど。松村雄基さんがばっちり稽古中から完璧な状態で仕上げてくださって」と感謝する。松村の「ジドラーという役は華やかでおおらかで、とてもユーモアのある人なんです。さとしさんは演じなくてそのままおおらかでユーモアがあってチャーミング。見習ってるんです。あの自由さ、台本にとらわれない」という言葉に、井上がすかさず「褒め言葉です」とフォローを入れた。デューク役の伊礼は、WキャストのKに芝居を教える場面もあったそうで、Kは「本当に伊礼さんとご一緒させてもらって良かった。(舞台が)2回目なので、何を見て勉強すればいいいのかもわからないんですよ。すごくいいお手本で、自分なりにレスポンスを交わしたりしてたんです。今日もプレビューなので、しっかり盗もうかな」と語る。また伊礼は演じる役について「新しいヒール役がきました。ミュージカル界のヒール役といったら伊礼彼方ですから。貴族枠、ヒール役、クズ枠、これぜひ伊礼彼方」と主張。NHK連続テレビ小説『らんまん』での高藤役も話題となったが「今すぐさらってしまいたか!」とセリフも披露するサービス精神を見せる。今回も「同じようなシチュエーションなんですよ。主役の恋敵で、朝ドラでもけっこう嫌な役」と紹介し、朝ドラでは「奪えなかった。逃げられたんですよ」と言いつつも、『ムーラン・ルージュ!』では「舞台が始まったら役者のものですから」と野望を覗かせた。この日は同作の生みの親であるバズ・ラーマン監督がサプライズ登場。前日のゲネプロを観たという監督は「日本語はわからないけど、本当に見てて素晴らしい訳だったのではないか。ユーモアは全部は伝わりませんけど少し伝わってきましたし、最後の悲劇的な場面がとっても感動的で、たぶん私が観た『ムーラン・ルージュ!』の中で1番感動した舞台だったと思いました」と絶賛する。「日本で1番楽しみなのは、有名なアーティストが訳詞をされたこと。特にユーミン(松任谷由美)さん。月曜日にお会いするので本当に楽しみにしています」と語った。公演は東京・帝国劇場にて6月29日〜8月31日(プレビュー公演は6月24日〜26日)。舞台写真提供/東宝演劇部
2023年06月24日『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』のプレビュー初日前取材が東京・帝国劇場にて24日に行われ、望海風斗、平原綾香、井上芳雄、甲斐翔真、橋本さとし、松村雄基、伊礼彼方、K、バズ・ラーマンが登場した。同作はバズ・ラーマン監督による同名映画のミュージカル化作。2019年7月にブロードウェイで上演され、世界中でヒットしている。1899年のパリで激しい恋に落ちたアメリカ人作曲家クリスチャン(井上芳雄/甲斐翔真)と、ナイトクラブ ムーラン・ルージュの花形スター サティーン(望海風斗/平原綾香)の恋の物語を描く。22日に行われたミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』の製作発表で、堂本光一が「『ムーラン・ルージュ!』(『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』)に予算をとられすぎてこっちに回って来ないんじゃないか」と心配していた件について聞かれると、井上は「ちょっと東宝の人を呼んでもらっていいですか?」と苦笑。「そうは言っても、光一くんの方にはちゃんと予算取ってると思います。始めての翻訳物のミュージカルに光一くんが出るのも大きなトピックなので、しっかりやられると思う」とフォローした。一方で井上は「ただこの『ムーラン・ルージュ!』は心配になるくらいお金かかってて、僕も20年以上帝劇に出てるんですけど、この気合いの入り方は見たことないし、入口とか、いつも精一杯やってもらってますけど、今回総力を結集してというか、決死の覚悟というのか、何があったんだろうというくらい」と驚いた様子。「規模が違いますし、お弁当もめっちゃ出るし、選べる。いつもAもBもないですからね」と周囲を笑わせる。さらに「とにかく本気で取り組んでらっしゃるのがわかるし、そうしないと成立しない作品だというのはやってみて思いました。大きなセットもあるし危険もあるし、安全を確かめながら時間をかけながら。チケット代が高いのは話題になってましたけど、中にいるとこれはかかって当然だな、と。それでも賄えるかなというくらい豪華なので。世界中で『ムーラン・ルージュ!』やってますけど、日本が1番チケット代抑えてるらしいんですよ。もし世界のどこで観るんだと思ったら日本で観た方が得」とアピールした。伊礼も「『オンリーガール』というシーンがあるんですけど、演出家も振り付け家も、そのシーンのたびに『90秒しか着ないサティーンの衣装がどれだけ高いか』と熱弁するんです。90秒のためだけに作ってるらしいです」と明かし、平原も「言えないくらい」と肯定していた。公演は東京・帝国劇場にて6月29日〜8月31日(プレビュー公演は6月24日〜26日)。
2023年06月24日2023年5月31日、テレビ朝日のアナウンサーとして活躍している弘中綾香さんが、Instagramを更新。第1子の妊娠と、秋頃に産休に入る予定であることを報告しました。これまで生活の中心だった仕事を休むことに不安も心配もありますが、体調第一で過ごせればと思います。お休みに入るまでは精一杯頑張りますので、どうぞ宜しくお願いいたしますhironaka_ayakaーより引用 この投稿をInstagramで見る 弘中綾香(@hironaka_ayaka)がシェアした投稿 弘中アナウンサーは、英語コーチングサービスを提供する、株式会社プログリットの岡田祥吾社長と、2022年9月に結婚。2023年5月現在は、同局のバラエティ番組『激レアさんを連れてきた。』や『あざとくて何が悪いの?』などに出演しています。報告を受け、ネット上には祝福の声が相次ぎました。・おめでとうございます!どうか無理はなさらず、ご自愛ください!・弘中さんのいない『激レアさんを連れてきた。』が想像できない…さびしいけど、産休から戻って来るのを待ちます。・無事に出産できるよう祈っております。いつも応援しています!弘中アナウンサーが母子ともに、健康に出産することを多くの人が願っています。[文・構成/grape編集部]
2023年05月31日6月より帝国劇場で上演される『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』日本初演。望海風斗、平原綾香、井上芳雄、甲斐翔真ら豪華キャストも話題を呼んでいる本作を、韓国エンタメのスペシャリスト田代親世さんに語っていただきました。韓国で観て、大好きになったミュージカル『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』。いよいよ日本版が上演されるとあって、その期待とともに、作品の見どころを、大きく4つに分けて語ります。つかみが素晴らしい!『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』の舞台は、劇場に足を踏み入れた瞬間から別世界に導かれます。わぁ~って思わず声に出てしまうくらいの想像を超えた豪華さときらびやかさに、これからどんな舞台が繰り広げられるのだろう?という期待感が高まります!Original Broadway cast of Moulin Rouge! The Musical. Photo by Matthew Murphy.プレショーでは、画家のロートレックが描いたムーラン・ルージュのポスターから抜け出してきたようなセクシーな踊り子や紳士に扮した俳優たちが登場して、退廃的な雰囲気を表すように、まったりとしたスローな動きでムーラン・ルージュの世界観を作り出すのです。そしてふたりの踊り子によるマジックのようなパフォーマンスをスタートに、主人公クリスチャンが現れて、彼の、幕を持ち上げていく仕草で本格的な舞台の幕が上がり、「チャッ、チャッ、チャッ、チャッ」とリズムが刻まれる音が鳴ると、うわぁ、いよいよ始まる~と胸の高鳴りは最高潮に!踊り子たちやムーラン・ルージュの興行主ハロルド・ジドラーが現れて、フレンチカンカンが華やかに賑やかに繰り広げられ、ムーラン・ルージュの世界に一気に引き込まれていきます。Original Broadway cast of Moulin Rouge! The Musical. Photo by Matthew Murphy.ここまで、まだ本編が始まったばかりなのに、すでに大満足な気持ちにさせられるのがすごいんです。パッチワークのような音楽遣いの魅力既存の曲をまるっと使うジュークボックスミュージカルというジャンルがありますが、『ムーラン・ルージュ』は、既存の複数の曲を部分的につなぎ合わせてメロディーにしていくマッシュアップ方式のミュージカル。これは映画が登場した時からそうだったけれど、2001年の原作映画は1970~90年代のメガヒットポップスでつくられていたのを、ミュージカルでは、2001年以降新たにヒットした曲がたくさん追加されています。これがよくできていて、登場人物の想いやセリフに合わせて、そこにぴったりの歌詞の曲を部分的に持ってきたり、つなぎ合わせたりと、よく見つけたね~という感じで上手にハマっているのです。Original Broadway cast of Moulin Rouge! The Musical. Photo by Matthew Murphy.エルトン・ジョン、シア(SIA)、ビヨンセ、レディー・ガガ、アデルなどなど70曲以上のポップソングが出てきますが、特に1幕ラスト、クリスチャンがサティーンに熱い思いを伝えるときのラブメドレーには20曲余りの曲がマッシュアップされています。たとえ洋楽に疎い人でも、絶対に「あ、これはあの曲だ!」とわかるような耳になじみのある曲がちょっとずつパッチワークのように見事につなぎ合わされて出てくるので、聴いていて面白くて楽しいです。誰もが共感できる王道ストーリーの勝利余命いくばくもない踊り子と純粋な作曲家の恋。でも彼女は自分の家族ともいえるムーラン・ルージュの仲間のために経営難を救うべく金持ちのパトロンに身を任せることに。パトロンに隠しながら秘密の恋を展開していくのだけど、病気も進行し、果たしてふたりのロマンスはどうなるのか?というストーリー。韓国ドラマに例えるなら、ロマンチックラブストーリーからコメディーになって、恐ろしい公爵の横やりでサスペンスが入ってきて、最後は切ない愛に涙~という、誰もがわかりやすく共感できる王道のドラマチックラブ。Karen Olivo as Satine and Aaron Tveit as Christianラストは毎回、涙の大洪水になるのですが、そのあとのスペシャルカーテンコールがものすごく楽しいので、出ていた涙が引っ込んでしまいます。笑って泣いて、最後は盛り上がってと、本当に気持ちよく感情が動かさせられてとっても楽しい時間が過ごせます。Karen Olivo as Satine and Aaron Tveit as Christian and the company of Moulin Rouge! The Musical歌で聴かせて目で楽しませるパフォーマンスの魅力が満載!Karen Olivo as Satine and Aaron Tveit as Christianロマンチック好きとしては、1幕で、クリスチャンがサティーンに「Your Song」を歌う場面が大好き。金で愛を売っていたサティーンが、クリスチャンの純粋な思いに思わず心を持っていかれる場面。こんな風にロマンチックに歌われたら誰しもほだされてしまいます。ダンスの見どころは、2幕冒頭の「Backstage Romance」が圧巻の見せ場。サンティアゴとニニのふたりの情熱的な秘密の恋のパフォーマンスは、セクシーで大人のただれた愛のような世界が繰り広げられ、そこにダンサーたちが加わって、アクロバット的なダンスもあって、わぁお~っと興奮してしまうシーンになっています。Ricky Rojas as Santiago and Robyn Hurder as Niniそして2幕の歌の聴きどころは、クリスチャンが革のロングコートを着たところから!愛するサティーンが公爵と一夜を共にするのを堪えなければならないという、嫉妬で悶え苦しむ感情を爆発させて「El Tango de Roxanne」という激情的な歌とパフォーマンスを展開するので、観ごたえも聴きごたえも抜群です。私はキャスト違いでリピートしたらハマってしまい、結局10回観てしまいました。観るほどに自分なりの見どころがみつかっていく、それくらい飽きない舞台です。見逃さないでくださいね!『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』Behind The Scenes<プロフィール>田代親世(たしろ・ちかよ)韓流ナビゲーター。韓流解説、韓流イベント司会の第一人者。YouTube「ちかちゃんねる☆韓流本舗」で楽しい韓流情報を配信中の他、公式サイト「田代親世の韓国エンタメナビゲート」、動画の「韓ドラ・マスター親世と尚子の感想語り」を運営。会員制の韓流コミュニティ【韓流ライフナビ】を主宰し、韓流サロン、韓国ミュージカルツアーを開催している。<公演情報>『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』2023年6月29日(木)~2023年8月31日(木)※プレビュー公演:2023年6月24日(土)~2023年6月28日(水)会場:東京・帝国劇場6・7月公演:チケット発売中8月公演:5月20日(土) 11:00より一般発売★8月公演のぴあアプリ先行抽選受付中!受付期間:2023/05/12(金) 18:00~2023/05/17(水) 23:59詳細は コチラ()
2023年05月12日6月24日(土) から8月31日(木) にかけて帝国劇場で上演される『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』のメインビジュアルが公開された。本作は、バズ・ラーマン監督による映画『ムーラン・ルージュ』を、アレックス・ティンバース演出によってさらにパワーアップさせ、めくるめく世界へと観客をいざなうミュージカル。19世紀にオペレッタを創始したオッフェンバッハから、ローリング・ストーンズ、エルトン・ジョンやマドンナをはじめとする20世紀のヒット曲、さらにレディー・ガガの楽曲など160年以上にわたるポピュラーミュージック約70曲が散りばめられている。ムーラン・ルージュの看板スターだが、病に冒されているサティーン役を望海風斗と平原綾香、サティーンと恋に落ちる作家志望の青年・クリスチャン役を井上芳雄と甲斐翔真がそれぞれ演じる。またムーラン・ルージュの支配人、ハロルド・ジドラー役で橋本さとしと松村雄基、サティーンの幼馴染でショー作家のトゥールーズ=ロートレック役で上野哲也と上川一哉、ムーラン・ルージュの支援者、デューク(モンロス公爵)役で伊礼彼方とK、アルゼンチン人振付家、サンティアゴ役で中井智彦と中河内雅貴、ムーラン・ルージュのダンサー、ニニ役で加賀楓と藤森蓮華が出演する。左から)望海風斗、平原綾香左から)井上芳雄、甲斐翔真<公演情報>『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』6月29日(木) ~8月31日(木) 帝国劇場※プレビュー公演:6月24日(土) ~28日(水)『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』ビジュアル【キャスト】※各役50音順サティーン:望海風斗 / 平原綾香クリスチャン:井上芳雄 / 甲斐翔真ハロルド・ジドラー:橋本さとし / 松村雄基トゥールーズ=ロートレック:上野哲也 / 上川一哉デューク(モンロス公爵):伊礼彼方 / Kサンティアゴ:中井智彦 / 中河内雅貴ニニ:加賀楓 / 藤森蓮華ラ・ショコラ:菅谷真理恵 / 鈴木瑛美子アラビア:磯部杏莉 / MARIA-Eベイビードール:大音智海 / シュート・チェン【アンサンブル(E) / スウィング(S)】※50音順ICHI(E) / 乾直樹(E) / 加島茜(E) / 加藤さや香(E) / 加藤翔多郎(E) / 酒井航(E) / 篠本りの(S) / 杉原由梨乃(E) / 仙名立宗(E)高橋伊久磨(E) / 田川景一(E) / 田口恵那(E) / 茶谷健太(S) / 富田亜希(E) / 平井琴望(E) / 堀田健斗(S) / 三岳慎之助(E)宮河愛一郎(ダンスキャプテン E) / 米島史子(S) / ロビンソン春輝(S) / 和田真依(S)チケット情報はこちら:関連リンク公式サイト::::
2023年04月20日2023年夏に帝国劇場で上演される『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』の全キャストが発表された。本作は、バズ・ラーマン監督による映画『ムーラン・ルージュ』を、アレックス・ティンバース演出によってさらにパワーアップさせ、めくるめく世界へと観客をいざなうミュージカル。19世紀にオペレッタを創始したオッフェンバッハから、ローリング・ストーンズ、エルトン・ジョンやマドンナをはじめとする20世紀のヒット曲、さらにレディー・ガガの楽曲など160年以上にわたるポピュラーミュージック約70曲が散りばめられている。本作の上演に向けて全キャストのオーディションを敢行。その結果、ムーラン・ルージュの看板スターだが、病に冒されているサティーン役は望海風斗と平原綾香、サティーンと恋に落ちる作家志望の青年・クリスチャン役は井上芳雄と甲斐翔真がそれぞれ務めることとなった。またムーラン・ルージュの支配人、ハロルド・ジドラー役で橋本さとしと松村雄基、サティーンの幼馴染でショー作家のトゥールーズ=ロートレック役で上野哲也と上川一哉、ムーラン・ルージュの支援者、デューク(モンロス公爵)役で伊礼彼方とK、アルゼンチン人振付家、サンティアゴ役で中井智彦と中河内雅貴、ムーラン・ルージュのダンサー、ニニ役で加賀楓と藤森蓮華が出演する。<公演情報>『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』2023年夏 帝国劇場『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』ビジュアル【キャスト】※各役50音順サティーン:望海風斗 / 平原綾香クリスチャン:井上芳雄 / 甲斐翔真ハロルド・ジドラー:橋本さとし / 松村雄基トゥールーズ=ロートレック:上野哲也 / 上川一哉デューク(モンロス公爵):伊礼彼方 / Kサンティアゴ:中井智彦 / 中河内雅貴ニニ:加賀楓 / 藤森蓮華ラ・ショコラ:菅谷真理恵 / 鈴木瑛美子アラビア:磯部杏莉 / MARIA-Eベイビードール:大音智海 / シュート・チェン【アンサンブル(E) / スウィング(S)】※50音順ICHI(E) / 乾直樹(E) / 加島茜(E) / 加藤さや香(E) / 加藤翔多郎(E) / 酒井航(E) / 篠本りの(S) / 杉原由梨乃(E) / 仙名立宗(E)高橋伊久磨(E) / 田川景一(E) / 田口恵那(E) / 茶谷健太(S) / 富田亜希(E) / 平井琴望(E) / 堀田健斗(S) / 三岳慎之助(E)宮河愛一郎(ダンスキャプテン E) / 米島史子(S) / ロビンソン春輝(S) / 和田真依(S)関連リンク公式サイト::::
2023年02月02日テレビ朝日の弘中綾香アナウンサーが、3日に放送されたテレビ朝日系バラエティ番組『激レアさんを連れてきた。』に出演し、一般男性と結婚したことを報告した。番組の最後に弘中アナは「私から本当に私的なお知らせがあります」と切り出し、“激レアさん”を紹介するかのように、「結婚しました!!」と書いたボードを披露。突然の報告に若林正恭は「ちょっと待って、事態が飲み込めないんだけど。告知だと思ったら!」と驚くが、弘中アナは「結婚したという告知です」と笑顔を見せる。若林は「おめでとうございます」と祝福しながらも「そういえば俺が結婚報告したとき、(結婚した理由などの質問への返答に)『普通だな』って言われたけど、弘中ちゃんも普通だな!」とささやかな仕返しを。弘中アナは「そうですね」と頷きながら、「すみません、ありがとうございます皆さん」とスタッフへも恐縮しながら感謝を述べた。9月30日、一般男性と結婚したことを局を通して発表した弘中アナ。「私事で大変恐縮ですが、先日かねてよりお付き合いしていた方と結婚いたしました。今後も変わらず仕事は続けていく予定です。突然のご報告となりましたが、温かく見守ってくださいますと幸いです」とメッセージを寄せていた。2013年4月入社の弘中アナは入社1年目で音楽番組『ミュージックステーション』の5代目サブMCに就任し、2018年まで5年間担当。現在は『激レアさんを連れてきた。』、『あざとくて何が悪いの?』、『ノブナカなんなん?』など数々の番組に出演している。インスタグラムのフォロワー数は100万人を超える人気を誇り、今月14日には雑誌『ダ・ヴィンチ』(KADOKAWA)での2年以上にわたる連載をまとめたエッセイ集『アンクールな人生』を発売した。同番組は、TVerやTELASAで見逃し配信中。
2022年10月03日9月30日にテレビ朝日は、弘中綾香アナウンサー(31)が結婚したことを発表した。局を通じて、弘中アナは「今後も変わらず仕事は続けていく予定です。突然のご報告となりましたが、温かく見守ってくださいますと幸いです」とコメント。お相手は一般人だという。「現在、弘中アナは『激レアさんを連れてきた。』『ノブナカなんなん?』『あざとくて何が悪いの?』(全てテレビ朝日系)などにレギュラー出演。可愛らしい見た目と、サバサバした物言いが視聴者に好評で、『ORICON NEWS』の好きなアナウンサーランキング1位を‘19年から‘21年まで3年連続で獲得しており、名実ともにテレビ朝日の看板アナウンサーです」バラエティ番組を中心に活躍する弘中アナだが、たびたび番組内で結婚に対する持論を披露してきた。‘19年8月7日に放送された『ひろなかラジオ』(AbemaTV)で、「結婚していない私は欠陥品なのでは?と思ってしまいます」という視聴者の悩みに対し、「逆に自分に何か足りないからみんな結婚するんじゃないの?」といい、こう続けていた。「『あぁ……私、これから大丈夫かな?』とか思ったときに、相手の方と一緒になることによって人生をまた前向きに生きていくと思えて結婚するんじゃないですかね?」自身の冠番組『ノブナカなんなん?』では結婚に関して、現実主義的な発言も。「‘20年に番組内で、“売れているけど顔が千鳥のノブ(42)”と“売れていないけどイケメン俳優”どちらと結婚するか尋ねられた際、『正直に言っていいですか?売れてる人!(笑)結婚は生活、生活はお金ですから』と言いきっていました」結婚後の“弘中節”も楽しみだ。
2022年09月30日テレビ朝日の弘中綾香アナウンサーが30日、一般男性と結婚したことを局を通して発表した。2013年4月入社の弘中アナは入社1年目で音楽番組『ミュージックステーション』の5代目サブMCに就任し、2018年まで5年間担当。現在は『激レアさんを連れてきた。』、『あざとくて何が悪いの?』、『ノブナカなんなん?』など数々の番組に出演している。インスタグラムのフォロワー数は100万人を超える人気を誇り、今月14日には雑誌『ダ・ヴィンチ』(KADOKAWA)での2年以上にわたる連載をまとめたエッセイ集『アンクールな人生』を発売した。視聴者へは、3日放送の『激レアさんを連れてきた。』(23:15~※一部地域除く)で報告する。■コメント全文私事で大変恐縮ですが、先日かねてよりお付き合いしていた方と結婚いたしました。今後も変わらず仕事は続けていく予定です。突然のご報告となりましたが、温かく見守ってくださいますと幸いです。
2022年09月30日12月1日にオープンする新劇場『music&theater I’M A SHOW TOKYO、YURAKUCHO』(日本語表記:アイマショウ)の第1弾ラインナップが発表された。「I’M A SHOW OPENING SPECIAL SERIES」と題したオープニング期間中、初日の12月1日と2日は立川志の輔による『志の輔らくご』が開催。また、NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』の音楽監督を務め、米米CLUBのメンバーであり、BIG HORNS BEEを率いる金子隆博(フラッシュ金子)が、「I’M A SHOW」ならではの多彩なステージを展開する『金子隆博 produce 東京バンスキング 〜有楽町で I’m a show!〜』を12月8日から11日にかけて行う。さらに12月24日・25日のクリスマスには、12月にデビュー20周年を迎える平原綾香が、聖なる歌声を極上のストリングスユニットとともに聖夜を飾るスペシャルなコンサートを開催。そのほか南佳孝による『松本隆を歌う 〜いつもこころに冒険王〜』や、藤巻亮太のコンサートも予定されている。「I’M A SHOW」は、日本のエンターテインメントの聖地である日劇跡地に建つ有楽町マリオンの別館7階(現・オルタナティブシアター)にオープン。座席数は392席となっており、最後列でも出演者の息遣いを間近に感じられる空間で、音楽も演劇も没入感たっぷりに楽しむことができる。クリエイティブディレクターは箭内道彦が務める。■I’M A SHOW OPENING SPECIAL SERIES12月1日(木)・2日(金) 『志の輔らくご』立川志の輔12月3日(土)・4日(日) 三浦宏規×内海啓貴 ~Live~12月8日(木) 『金子隆博 produce 東京バンスキング 〜有楽町で I’m a show!〜』ビッグバンド night “復活!日劇のビッグバンド”12月9日(金) 『金子隆博 produce 東京バンスキング 〜有楽町で I’m a show!〜』カムカムエヴリバディ&ジャズ night12月10日(土) 『金子隆博 produce 東京バンスキング 〜有楽町で I’m a show!〜』エンターテイメント&ジャズ night12月11日(日) 『金子隆博 produce 東京バンスキング 〜有楽町で I’m a show!〜』ジャズ&歌謡 night12月13日(火) intoxicate presents “EVENT 0433” 渡邊琢磨アンサンブル12月14日(水) 南佳孝 松本隆を歌う 〜いつもこころに冒険王〜12月16日(金) 熊谷駿ジャズコンサート『BEBOP EXPRESS 2022』12月17日(土) City Bossa Show Vol.212月18日(日) にんじん 1st ONEMAN LIVE『ギターよりあなたと』powered by overprint12月24日(土)・25日(日) 平原綾香 X’mas Acoustic Concert ―HOLY VOICE ON HOLY NIGHT―12月29日(木) Ryota Fujimaki『The Premium Concert 2022』<会場情報>music&theater I’M A SHOW TOKYO、YURAKUCHO12月1日(木) オープン東京都千代田区有楽町2丁目5番1号 有楽町マリオン(有楽町センタービル)別館7F【アクセス】JR 山手線「有楽町駅」中央口・銀座口より徒歩3分東京メトロ有楽町線「有楽町駅」D7出口より徒歩3分東京メトロ丸ノ内線・日比谷線・銀座線「銀座駅」C4出口より徒歩3分東京メトロ日比谷線・千代田線・都営地下鉄三田線「日比谷駅」A0出口より徒歩3分【座席数】392席(車椅子スペース2台)公式サイト::
2022年09月14日ミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』の製作発表が6日に都内で行われ、大貫勇輔、平原綾香、May’n、小西遼生、伊礼彼方、上川一哉、植原卓也、上田堪大、清水美依紗、三浦涼介、福井晶一、永井大、石丸さち子(演出)が登場した。原作:武論尊、漫画:原哲夫による大ヒット漫画をミュージカル化作する同作。二千年の歴史を誇る北斗神拳の伝承者となったケンシロウ(大貫勇輔)が、南斗孤鷲拳伝承者のシン(植原卓也・上田堪大/Wキャスト)に婚約者・ユリア(平原綾香・May’n/Wキャスト)を強奪され、胸に七つの傷を刻まれる。さらに世紀末覇者・拳王を名乗り、混沌とした世界を恐怖で支配しようとする兄・ラオウ(福井晶一・永井大/Wキャスト)から世界に光を取り戻すべく救世主として立ち上がる。今回ラオウ役の永井はミュージカル初挑戦。この日はWキャストの福井と共に「揺るぎなき信念」の歌唱を披露したが、「歌の方もすごく恐怖というか不安というか、たくさん抱えながら臨みました」と緊張している様子。「非常にお腹が痛くなる日々が続いて、稽古場に行く前に、歌を歌わなければいけないという時に限って痛くなる」とプレッシャーが体調にも出ていたが、「徐々に皆さんのキャラクターを知ることによって、少しずつ光が見えてきたなというところまで導いてくださって今に至るんです」と振り返った。さらに永井は「座長である大貫くんが皆さんを引っ張ってくれて、ケンシロウとして構えてくれる。そんな存在でいてくれるので、本当に頼り甲斐がある方だなと改めて思っています」と感謝。「年齢的にも大貫さんとちょうど10個違うんですが、戦いがあったりして、自分も体が動くなと思ってはいたんですけど、大貫さんの動きを見たら圧巻というか、体力と運動能力がすごい。自分の出番がない時に動きを見てるだけでも刺激になったり勉強になったりする日々を過ごしております」と絶賛した。同じくラオウ役の福井は、永井について「素晴らしい身体能力と吸収力、初ミュージカルとは思えない本当に堂々とした素晴らしい方」と太鼓判。「永井くんと一緒にラオウイズムを叩き込んでこの先に挑めることを幸せに感じています」と語った。
2022年09月06日ミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』の製作発表が6日に都内で行われ、大貫勇輔、平原綾香、May’n、小西遼生、伊礼彼方、上川一哉、植原卓也、上田堪大、清水美依紗、三浦涼介、福井晶一、永井大、石丸さち子(演出)が登場した。原作:武論尊、漫画:原哲夫による大ヒット漫画をミュージカル化作する同作。二千年の歴史を誇る北斗神拳の伝承者となったケンシロウ(大貫勇輔)が、南斗孤鷲拳伝承者のシン(植原卓也・上田堪大/Wキャスト)に婚約者・ユリア(平原綾香・May’n/Wキャスト)を強奪され、胸に七つの傷を刻まれる。さらに世紀末覇者・拳王を名乗り、混沌とした世界を恐怖で支配しようとする兄・ラオウ(福井晶一・永井大/Wキャスト)から世界に光を取り戻すべく救世主として立ち上がる。製作発表ではスペシャルメドレーとして「抗いようもなく(リプリーズ)」(人々)、「宿命」(宮川浩)、「兄弟の誓い」(小西遼生・宮川浩・一色洋平・百名ヒロキ)、「抗いようもなく」(三浦涼介・清水美依紗)、「揺るぎなき信念」(福井晶一・永井大)、「ただ愛のために」(植原卓也・上田堪大)、「心の翼リプリーズ」(清水美依紗・渡邉蒼・山崎玲奈・桑原愛佳)、「願いを託して」(小西遼生・三浦涼介)、「この命が砕けようと」(平原綾香・May’n・AKANE LIV)、「ヴィーナスの森」(伊礼彼方・上川一哉)、「氷と炎」(平原綾香・May’n)、「心の叫び」(大貫勇輔)と12曲が披露された。2021年に初演を迎え大きな話題を呼んだ同作は中国公演を予定していたものの、コロナ禍で中止に。日本での再演も中国へ行く計画のために決定したものだったが、代わりに今回の公演が中国に配信されることになったという。大貫は「残念な気持ちを共有したんですけど、中国で配信できることが決まって、またいつの日か中国公演、さらにヨーロッパとかアメリカとか、いろんな国でできたらいいなという思いも持ちながら」と意欲を見せる。演出の石丸は再演について「よりシンプルに、よりダイナミックに。お客さまに愛されて育って行った作品なので、本番中に客席で感じていたこと、日々の本番を重ねる中で俳優たちと『次があったらこうしたいね』と言っていたことを少しずつ積み立てていった」と明かす。「1幕最後の、ケンシロウが救世主として覚悟を決めるシーンはもう一つ飛べるんじゃないかと話をしておりまして、今回は大貫さんが初演を演じきった時からずっと持っていたものを加え、自身が振り付けしました。その振り付けに合わせて、音楽も新しく用意しました」と新たな見せ場もあるという。ヒロイン・ユリア役の平原は「できればケンシロウがやりたかった」と発言し、大貫が「ダブルキャストで……?」と提案。平原は「ケンシロウは何かに打ち勝って体得、成長していく役なのがうらやましかった。ユリアは最初から完成されている女性で、常に待ち続ける。こういう大役をやるのは難しくもあったんですけど、これからもっとお稽古に励んでいく所存ですので」と説明し、「1番ケンシロウをやりたいのはMay’nさん」と紹介すると、May’nは「いつでも、鍛えておりますので」と腕の筋肉を強調した。今回初参加となる小西は、同作のカンパニーについて「ちょっと怖かったです。もともといるメンバーの熱量がハンパなくて、高校1年生の時にバスケ部に入ろうと体育館の扉を開けるんだけど、あまりの怒号に扉をそっと閉めてバスケはやらなかったという過去があったので、思い出してしまいまして、慣れるまで様子を見ながら少しずつ上げて上げて、ようやく一緒の空気を吸えるようになった」と表す。この発言は「僕も初めてお稽古場に参加させていただいた時は皆さんの熱量に圧倒されました」(上川)、「小西さんとずっと共感しあって、やばいね、やばいねと話してた」(清水)、「とにかく最初の顔合わせ、ホン読みから熱がすごいんです。パイプ椅子の上で演技したり」(永井)と続々共感を呼び、続投組の上田も「いまだから言えるんですけど、初演の時にマジで怖くて、稽古に行く時の足が重くて……それくらい苦しかったりしたんですけど、稽古場で先輩方、仲間たちに愛で包まれてて、本番でまたお客さまと育んで行った作品」と告白していた。歌唱披露では「皆さん、お待たせしました」と登場しダンスでも盛り上げた伊礼は、小西から「ディナーショーみたい」と言われつつ、「初演はゼロから作る面白さがありましたけど、再演は続投組の熱意が込められてるものですから、新しいメンバーはついていくのは大変だったんだろうと思いまして。小西くんのお話を聞いても相当嫌だったんだろうなと……」と語り、小西は「いやとは言ってないよ」とツッコミ。伊礼節は止まらず、演出の石丸も太鼓判を押したレイの新たなシーンについては「レイのシーンがまあよくなってるんですよ! よかったわね三浦くん! 三浦くんが素敵なのよ。うらやましくて嫉妬しちゃう! なぜあのシーン、僕にやらせてくれなかったのか」と大声で会場の笑いを誘う。さらに伊礼は「僕は今、(ミュージカル『ミス・サイゴン』で)ベトナムにいるんですよ。アメリカンドリームを掴んでる最中なんですけど、ベトナムの役もジュウザもテンション高くて、前回はレイとジュウザで心のバランスが取れてたんですけど、今はものすごい陽なんですよ。暗い男たちばっかりの話でしょ? ジュウザが出た時には素敵な箸休めになったら」と期待を煽った。そんな伊礼について、三浦が「伊礼さんとお会いするのがすごく楽しみで、稽古場にいたたらなかなかお会いできなくて、ちょっとしてから遅れて入られていたんですけど、すごく暑苦しいというかなんというか……」といじると、伊礼は「おいおい言葉選べや、製作発表だぞ!」とツッコミ。また植原は「僕は前回に引き続き出演させていただいてるんですけど、稽古のスタートライン、基準値が高いところがあるなというのは感じまして、僕自身も気合を入れ直してシーンと向かい合って戦っていきたい」と意気込み、上田は「たっくん(植原)とは今回も同じく続投なので、相変わらず仲良し全開」と和気藹々とした姿を見せていた。ラオウ役の福井も「男ども一人ひとりをぶっ倒していくわけですけど、本気にさせることが僕の使命だと思っている。ケンシロウが愛をつかんでそして目覚めていく過程においてラオウは重要な圧倒的な存在だと思うので、初演に引き続き突き詰めていきたいと思います」と気合十分。本番に向けて食事制限と筋トレを欠かさないという大貫は「1幕最後が1分10秒くらいで、本当にしんどいんですけど、軽くなればなるほど楽になってきているので、もうちょっと軽くして楽になればなと思いながら日々頑張っております」と、公演のための体づくりについても明かした。東京公演はBunkamura オーチャードホールにて9月25日〜30日、福岡公演はキャナルシティ劇場にて10月7日〜10日。
2022年09月06日LA DIVAがニューアルバム『LA DIVA -TV LIVE-』を2月16日にリリースすることが決定した。森山良子、平原綾香、新妻聖子、サラ・オレインの女性ボーカル4人からなるLA DIVAは、フジテレビの音楽番組『MUSIC FAIR』から生まれたボーカルユニット。アルバムには2018年に同番組での初披露から2021年11月までに披露された数々の名曲カバーの中から、「AMAZING GRACE」「BOHEMIAN RHAPSODY」等の洋楽曲に加え、昨年12月に放送された『2021 FNS歌謡祭』でも披露し話題を呼んだ中島みゆき「時代」など全18曲を収録。さらに同番組の音楽監督を務め、今回の編曲も多数手がけている武部聡志氏とメンバーのSpecial Interview Bookも収められている。また、LA DIVAのコンサート『SHIONOGI MUSIC FAIR presents LA DIVA again』が4月8日に東京・Bunkamuraオーチャードホールで開催されることも発表された。チケットは各メンバーのファンクラブサイトで先行受付が行われている。<リリース情報>LA DIVA『LA DIVA -TV LIVE-』2022年2月16日(水) リリース価格:税込4,400円※武部聡志氏とのSpecial Interview Book付きLA DIVA『LA DIVA -TV LIVE-』ジャケット【CD収録内容】01.「BOHEMIAN RHAPSODY」作詞・作曲:Freddie Mercury編曲:武部聡志02.「Circle of Life」作詞:Tim Rice 作曲:Elton John 編曲:武部聡志03.「Beauty and the Beast」作詞:Howard Ashman 作曲:Alan Menken 編曲:武部聡志04.「もののけ姫」作詞:宮崎駿 作曲:久石譲 編曲:武部聡志05.「言葉にできない」作詞・作曲:小田和正 編曲:武部聡志06.「ひこうき雲」作詞・作曲:荒井由実 編曲:武部聡志07.「A LOVER’S CONCERTO」作詞:Sandy Linzer 作曲:Denny Randell 編曲:武部聡志08.「SILLY LOVE SONGS」作詞・作曲:Paul McCartney / Linda McCartney 編曲:島 健09.「I’LL BE THERE」作詞・作曲:Berry Gordy, Jr. / Hal Davis / Bob West / Willie Hutch 編曲:武部聡志10.「AIN’T NO MOUNTAIN HIGH ENOUGH」作詞・作曲:Nickolas Ashford / Valerie Simpson 編曲:武部聡志11.「AMAZING GRACE」作詞:John Newton 作曲:Traditional 編曲:島 健12.「TIME TO SAY GOODBYE(CON TE PARTIRÒ)」作詞:Lucio Quarantotto / Frank Peterson 作曲:Francesco Sartori 編曲:島 健13.「The Voice ~“Jupiter” English Version~」作詞:Andreas Carlsson 作曲:Gustav Holst 編曲:島 健14.「You Raise Me Up」作詞:Brendan Graham 作曲:Rolf Lovland 編曲:島 健15.「SMILE」作詞:Geoffrey Parsons / John Turner 作曲:Charles Chaplin 編曲:武部聡志16.「CARUSO」作詞・作曲:Lucio Dalla 編曲:武部聡志17.「MY WAY」作詞:Gilles Thibaut / Paul Anka 作曲:Claude Francois / Jacques Revaux 編曲:島 健18.「時代」作詞・作曲:中島みゆき 編曲:武部聡志【先着予約購入特典】・CDショップ:「ポストカード」LA DIVA『LA DIVA -TV LIVE-』CDショップ特典:ポストカード※特典は数に限りがございますので、発売前でも特典プレゼントを終了する可能性がございます。※一部取り扱いの無い店舗やウェブサイトがございます。ご予約・ご購入の際には、各店舗の店頭または各サイトの告知にて、特典の有無をご確認ください。※各種イベントやコンサートでのご予約購入は対象外となります。・Amazon.co.jp:メガジャケットアルバム予約リンク:<ライブ情報>SHIONOGI MUSIC FAIR presents LA DIVA again4月8日(金) 東京・Bunkamura オーチャードホール開場 17:45 / 開演 18:30【チケット情報】全席指定:10,000円FC先行:1月4日(火) 11:00~1月12日(水) 23:59一般発売:3月6日(日) ~お問い合わせ:キョードー横浜TEL:045-671-9911(日・祝日を除く11:00〜18:00)イベントオフィシャルサイト:<番組情報>フジテレビ『MUSIC FAIR』毎週土曜日18:00~18:30 オンエアオフィシャルHP:オフィシャルTwitter:
2022年01月04日《父は、私にとってサックスの師匠であり私の歌のルーツであり、最愛で、最高の父でした。まだ実感がありません。ずっと心の中に父が生きています》自身の公式HPで追悼コメントを発表した歌手・平原綾香(37)。実父で日本を代表するサックス奏者の1人である平原まことさんが11月26日に逝去したのだ。享年69。平原にとって、まことさんは幼いころから憧れの存在であり続け、音楽の道に進むきっかけでもあったという。月刊誌のインタビューで彼女はこう語っていた。《客席からみあげるパパは、きれいな照明の中にいて、「サックス、平原まこと!」と紹介されると、逞しい腕で楽器を軽々と持ち上げるーー。ただただ憧れてずーっと見つめていた。保育園児にして「パパみたいな音楽家になる。この道を継ぐんだ!」と決意したものだ》(『文藝春秋』’12年6月号)逝去により、まことさんは胃がんとの闘いを続けていたことも明らかになったが、実は本誌は闘病中の一家の様子を目撃していた。’20年5月上旬、一家は東京都内にある有名大学病院の「腫瘍センター」を訪れていたのだ。医師の診断はかなり深刻なものだったに違いない。まことさんが診察を受けている間、平原と、まことさんの妻・A子さんは待合室のソファに座っていた。しかし、不安と悲しみが込み上げてきたのか、平原が母の膝の上で泣き崩れることも。薬を院内の薬局で受け取り、病院を出るときの平原の目は涙のために腫れていた……。「平原家は綾香さんのお姉さんでシンガー・ソングライターであるAIKAさんも含め4人家族。まことさんはこの世代の男性には珍しく、育児にもとても協力的で、保育園送迎も担当していました。また彼は家族の時間を大事にしていて、平原家の家族ルールとして“朝ごはんは4人そろって食べること”を決めていました。まことさんは前夜の帰宅がどんなに遅くとも、いっしょに朝ごはんを食べていたそうです。そんなまことさんのご体調が心配だったのでしょう。綾香さんは忙しいスケジュールのなか、まことさんの外出にも付き添うようにしていたのです」(平原家を知る音楽関係者)■本人の希望でがん闘病は公表しなかっただが、まことさんのがん闘病は、身内のごく一部にしか知らされておらず、1年半にわたって秘められてきた。それは、まことさんの強い希望だったようだ。病院で平原一家を目撃した後、本誌はまことさんや平原の所属事務所に事実確認を申し入れた。すると、当時の担当者は、まことさんの病状についてこう語ったのだ。「家族で腫瘍センターを訪れていたこと、また、まことさんが病気であることは事実です。しかし療養の経過は順調で、まことさんは近日中にライブも控えています。本人は“知り合いの音楽関係者たちやスタッフたちに、自分の体調のことで心配をかけたくない”という気持ちでいるのです」本誌は、まことさんの意向をくみ、体調回復後に再度相談をするということで、当時は闘病について報じることはなかった。だがコロナの猛威が増していくなか、まことさんが体調不良を隠してまで、出演を熱望していたライブは延期に。コロナ禍もなかなか収束せず、逝去するまで、まことさんがステージに立つ機会は訪れなかったのだ……。まことさんの壮絶ながん闘病の支えになっていたのが、“綾香ともう一度共演したい”という思いだったという。前出の音楽関係者によれば、「まことさんと綾香さんは、『平原綾香ライブ with 平原まこと』という親子ライブを開催していました。がんが判明する直前の、’20年3月に千葉県市原市で開催予定だった親子ライブはコロナのために’21年1月に延期。さらに’22年1月に再延期となってしまっていました。まことさんにとって、綾香さんと2人でステージに上がるという目標は闘病の励みになっていたようです。実現できなかったことを本当に残念に思います……」冒頭の追悼コメントで、平原は父が導いてくれた音楽への思いについても語っている。《父が表現してきた音楽の真髄に手を伸ばし、たくさん勉強しいつか掴み取りたいと思います。そして、いつか、平原まことのような音楽家になります》幼い日に見た、逞しい腕でサックスを演奏するまことさんの姿はいまも平原の胸の内で輝き続けているのだーー。
2021年12月09日ミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』の製作発表が28日に都内で行われ、大貫勇輔、平原綾香、May’n、加藤和樹、小野田龍之介、植原卓也、上田堪大、川口竜也、白羽ゆり、松原凜子、渡邉蒼、山崎玲奈(※崎はたつさき)、近藤華、一色洋平、百名ヒロキ、伊礼彼方、上原理生、福井晶一、宮尾俊太郎、演奏のフランク・ワイルドホーン(作曲)、村井一帆(音楽監督補)、演出の石丸さち子、ホリプロ代表取締役会長兼社長 堀義貴、司会の登坂淳一アナウンサーが登場した。原作:武論尊、漫画:原哲夫による大ヒット漫画をミュージカル化作する同作。二千年の歴史を誇る北斗神拳の伝承者となったケンシロウ(大貫勇輔)が、南斗孤鷲拳伝承者のシン(植原卓也・上田堪大/Wキャスト)に婚約者・ユリア(平原綾香・May’n/Wキャスト)を強奪され、胸に七つの傷を刻まれる。さらに世紀末覇者・拳王を名乗り、混沌とした世界を恐怖で支配しようとする兄・ラオウ(福井晶一・宮尾俊太郎/Wキャスト)から世界に光を取り戻すべく救世主として立ち上がる。製作発表ではキャスト陣が「揺るぎなき信念」(ラオウ役:福井晶一&宮尾俊太郎、シン役:植原卓也&上田堪大)、「心の翼」(ケンシロウ役:大貫勇輔、バット役:渡邉蒼、リン役:山崎玲奈&近藤華、マミヤ役:松原凜子、トヨ役:白羽ゆり、ミスミ役:安福毅)、「願いを託して」(トキ役:加藤和樹&小野田龍之介、レイ役:伊礼彼方&上原理生)、「ヴィーナスの森」(ジュウザ役:伊礼彼方&上原理生)、「兄弟の誓い」(トキ役:加藤和樹&小野田之介、青年トキ役:百名ヒロキ、青年ラオウ役:一色洋平、リュウケン役:川口竜也)、「氷と炎」(ユリア役:平原綾香&May’n)、「心の叫び」(ケンシロウ役;大貫勇輔)の7曲を披露し、最後にはケンシロウ役の大貫が「アタタタタタ! 北斗百裂拳! お前はもう死んでいる」と決め台詞を見せた。曲を手がけたワイルドホーンは『デスノート THE MUSICAL』の成功が今作につながったことを明かし、 「11年前、僕は漫画というものを知りもしませんでした。今、2人の息子が『すごいおしゃれ! 漫画のミュージカル書いてるの? と言ってくれます」と喜びを表す。ホリプロ 堀会長は「『ホリプロ、本気か?』と言われております。ホリプロの本気をお見せする新しい機会だと思っておりますし、この作品で作る我々と観るお客さん、どちらも一片の悔いもない作品になると思います」と自信を示した。主演の大貫は、最初に話を聞いた時は「『どんな風になるんだろう』という驚きからの、『僕がケンシロウですか!?』という二段の驚きで始まり、台本を読んだ時は話が全然入ってこなくて」と苦笑する。「そこからチラシの撮影があって、色んな方の力をお借りして写真ができたときに初めて『あ、ケンシロウになれるかもしれない』と光が見えてきて、楽曲も本当に素晴らしい曲ばかりで、光が大きくなって確信に変わって行きました。稽古が進むにつれて大変なことはあるけど、沢山の力を借りて『できるかもしれない』と日々思っている今という感じです」と手応えを感じている様子。ヒロイン・ユリア役の平原は「お話をいただいたときは私がユリアをやったらお笑いになるんじゃないかとものすごく不安に思いました……」と言いつつも、「オリジナルミュージカルとして携わっていけると感じた時に、なかなかできることではないから、させていただきたいなと思いました」と意欲十分。同じくユリア役のMay’nは「日頃から私はトレーニングをめちゃくちゃ続けているので、ついに私の筋肉を見せる時が来たと思ったんですけど、ユリアは戦わないと言うことで」と残念そうにしながらも「キックボクシングを普段やっていて、心技体を全て鍛えるスポーツなので、心の部分を活かせたらいいなと思っています」と意気込んだ。元々作品が好きだったキャストも多く、加藤や伊礼は「北斗の拳ごっこ」をしていたというエピソードも。伊礼は「顔面抜き、それ以外はどこを叩いても蹴ってもいい『北斗ごっこ』をしていたので、ケンシロウのアタタタタも負けないくらい上手なんですけどね」と対抗心も垣間見せる。上原は「"あべし"から"ひでぶ"から沢山の名言を再現しますので、楽しみにしていてください」と紹介し、周囲は「名言?」と若干疑問を示す空気になるも、「稽古場で聞いた時は素晴らしい"ひでぶ"にみんな拍手してました」と語り、「僕と伊礼さんは南斗水鳥拳なので、飛びます」と見どころもアピール。ふだん2.5次元ミュージカルを中心に活動している上田は「『グランドミュージカルですか?』という感覚で、事前稽古から常に緊張の中」と苦笑しつつ、「シン役が植原卓也くんでほっとした」と、同い年だというWキャストの植原と助け合っているようだった。最後に大貫は「本当に白熱した稽古の中、台本を読んでそれぞれイメージした世界が現実となって表れたときに、予想さえも超えた感動だったり発見だったりがある」と明かす。「歌をやっと皆さんに聞かせられて、この日を迎えられたことが嬉しいですし、ここからどんどん磨きがかかって、もっと洗練された素晴らしいものがお披露目できるのではないかと思っています」とメッセージを贈った。
2021年10月28日重岡大毅主演「#家族募集します」の最終話が9月24日放送。平原綾香演じる倫子の“歌声”に絶賛の声が上がるとともに、仲野太賀演じる蒼介の「俺はありがとうに囲まれてるぞ」というセリフに「良い言い回し」「叫びたい」など感動の声も殺到している。悩みや秘密を抱える新米シングルファーザー&マザーたちが、共に過ごすなかで家族になっていく姿を描いてきた新時代のホームドラマとなる本作。妻のみどりが海外で事故死、シングルファーザーとして5歳の息子・陽を育てている赤城俊平を重岡さんが演じるほか、小学校教師をしながら5歳となる娘・雫を育てている桃田礼に木村文乃。住み込みで働いているお好み焼き屋の「にじや」をシェアハウス化する小山内蒼介に仲野太賀。シンガーソングライターを目指しながら、6歳の息子・大地を育てるなかで「にじや」にやってきた横瀬めいくに岸井ゆきの。8歳の娘・いつきを預かることになり「にじや」の“家族”となった黒崎徹に橋本じゅん。本当の家族の存在が明かされた「にじや」の店主・野田銀治に石橋蓮司。亡くなった俊平の妻で絵本作家をしていた赤城みどりに山本美月といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。蒼介が何かを抱えていることを察した俊平は「今度は自分が話を聞く番だ」と蒼介に語りかける。蒼介から銀治の見舞いに一緒に来て欲しいと言われ病院へ向かった俊平は、銀治が息子の妻・久実子(ヒコロヒー)と話しているのを目にする。銀治の家族の問題を解決すると、銀治の家族がにじやに戻ってくることになり、そうなれば礼やめいく、黒崎とのにじやでの暮らしは終わってしまう。一方「にじや」には黒崎の元妻でいつきの母、黛倫子(平原綾香)が現れ…というのが最終回の展開。「大地くんママの歌、聞いて欲しい」といういつきの言葉がきっかけで、めいくは倫子の前で歌うことに。その後、いつきを連れにじやを後にする倫子は、いつきに頼まれめいくが歌った「君の声が聞こえる」を歌う…平原さんの歌声に「さすがプロ。歌うま。平原さん」「平原綾香さんの歌をドラマでしかもあの歌を聞けるなんて贅沢すぎる」「平原綾香の演技だけでなく歌唱まで聴ける贅沢なドラマ」など、絶賛の声が相次いで投稿される。そして俊平たちは銀治の息子・達也(宇野祥平)と久実子ら“本当の家族”が「にじや」に戻ってきてもらうため、自分たちが「にじや」から出て行くことを決める。最後にベランダに集まった俊平、礼、めいくは蒼介に「ありがとう」と言葉をかけていく。その言葉を受け蒼介も「俺はありがとうに囲まれてるぞ!」と叫ぶ…。この「ありがとうに囲まれてる」というセリフにも「俺はありがとうに囲まれてるぞー!!!てめっちゃいいな、、、叫びたい」「ありがとうに囲まれてるっていいなぁ~いいなぁ~素敵」「良い言い回しやなぁ~」「なんて…なんて………幸せなドラマなの…」といった感想が。視聴者からも「でっかい愛しっかり受け取りました」「蒼ちゃんありがと!!」「私のありがとうも受け取れ~~!」など蒼介への感謝の言葉が次々と送られている。(笠緒)
2021年09月25日