ダンス&ボーカルグループ・AAAの宇野実彩子(37)が4日、自身のインスタグラムを更新。姪っ子たちとの写真を公開した。「姪っ子3姉妹を連れて温泉へバスにゆられて珍道中…」と報告し、移動中の写真をアップ。姪っ子3人に囲まれて座る姿をとらえた4ショットで、にっこり笑顔を見せている。姪っ子たちとは「マジカルバナナ50回くらいやった」と、ゲームをして過ごしたそう。「おばさんは心までポカポカだよ、ありがとう」と、うれしそうにつづっている。この投稿に対してファンからは「わあ囲まれてる可愛い」「右の子宇野ちゃんに似てる!」「どんどんおっきくなってるね」「姪っ子ちゃんにとっては叔母さんじゃなくて可愛いお姉ちゃんだよね」「えぇ 可愛すぎる!!」など、さまざまな声が寄せられた。
2024年04月05日今回は、物語をもとにしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。偽装指示する一流料理店オーナー経営者と料理長がいなくなり経営難になった一流料理店。主人公は一流料理店の新オーナーから、新しい料理長に任命されました。そしてブランド鶏を「安い鶏肉で偽装して」と指示してくるオーナー。主人公は「え?」と驚き反対しますが、オーナーは聞く耳を持ちません。オーナーの指示出典:Youtube「Lineドラマ」オーナーは「飲食業界ならやってる」と悪びれもせず言います。しかしその後、料理の質を確認する調査員が来店すると知ったオーナー。慌てたオーナーは対策を練りました。問題さあ、ここで問題です。調査員が来店すると知ったオーナーはどうしたでしょう?ヒント主人公が従えないような指示を新たにしてきました。みなさんは答えがわかりましたか?正解は…出典:Youtube「Lineドラマ」正解は「調査員用の食材とそれ以外の人用の食材を分別するように指示した」でした。オーナーは偽装がバレないよう食材を分別して料理するよう指示してきました。しかし主人公は、好き勝手するオーナーに従うつもりはありません。「一度失った信用は二度と取り戻せない」とはっきりと指摘する主人公。そして「これが最後の忠告です」と告げるのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(lamire編集部)
2024年04月04日3月30日(土) 13時に公開される熊本県山鹿市の温泉郷・平山温泉観光協会のPR動画『HIRAYAMA ここにあるもの。』に、劇団EXILEの小野塚勇人が出演することが発表された。LDH JAPANはEXILE/EXILE THE SECONDの橘ケンチがSocial Innovation Officerとして活動をけん引する形で、福井市や苫小牧市といった所属アーティスト縁の自治体などとの取組を介して日本創生や社会貢献に注力するなど、これまでも「日本を元気にする」ための動きを全国の各エリアと向き合いながら行ってきた。平山温泉観光協会とも、2021年末に日本酒をライフワークとする橘が地元酒造会社を訪れた際に得た出逢いをきっかけとしてプロジェクトがスタート。2023年3月には、コロナ禍で学校行事の自粛を余儀なくされていた山鹿市立山鹿中学へEXILE THE SECONDとして卒業式コメントを寄贈するなど関係を重ねる中で、今回のPR動画の制作へと繋がっていったという。『HIRAYAMA ここにあるもの。』には、小野塚に加えて地元・山鹿市出身の俳優・芋生悠が出演。平山温泉の泉質はもとより日本の原風景とも言える里山の豊かな自然環境、さらには温泉郷のそこかしこで感じられる人の温もりを表現した内容となっている。また、予告編となるトレーラー映像が公開された。本編は平山温泉観光協会の公式サイトで公開となる。■小野塚勇人 コメントこの度平山温泉観光協会さんのPR動画『HIRAYAMA ここにあるもの。』に参加させていただきました。地元の方たちの想いのもとに作られるという、映画やドラマなど普段とはまた違った作品に携わらせていただいたことで自身も新たな気づきを得られたように思います。演じさせていただいた藤井翼が撮った写真が劇中で効果的に使用されたことで、温泉郷の魅力を静と動の両面で表現できたと思います。また、平山温泉の泉質は本当に独特で滞在中も堪能し尽くしました。ぜひこの作品をご覧いただいた方には一度足を運んでみていただきたいです。何よりも僕自身がまた帰ってきたい、そう感じさせてくれる魅力が“ここにはある”そう思っています。■芋生悠 コメント地元・熊本の平山へ撮影に行くのは新鮮でした。旅館、温泉、自然、美味しい食事とお酒。奇を衒ったような場所ではなく、ナチュラルに、しかし細部までこだわりのある、惚れ惚れとするような場所です。映像の中で少しでもその魅力が伝えられていたらと思います。大切な人と、ぜひ平山へいらしてください。■橘ケンチ コメント以前酒蔵訪問で平山温泉郷に宿泊させていただいたことをきっかけにプロジェクトの立ち上がった、今回のPR動画『HIRAYAMA ここにあるもの。』が完成したことをとても嬉しく思っています。僕自身ライフワークとする日本酒を介して里山や第一次産業と向き合わせていただく機会が多いのですが、平山温泉郷の素敵な風景は今も心に残っており、できあがった映像を観て改めて足を運ばせていただきたいと感じました。ぜひ多くの方々に今作をご覧いただいて平山温泉と接点を持ってくださることを望んでいます。そして、今後もLDH JAPANのSocial Innovation Officerとして様々なエリアの魅力を発信していく機会を増やしていけたらと考えています。『HIRAYAMA ここにあるもの。』予告編<作品情報>『HIRAYAMA ここにあるもの。』公開予定日:2024年3月30日(土) 13:00出演:小野塚勇人(劇団EXILE)/芋生悠/他平山温泉観光協会 公式サイト:
2024年03月29日3月13日に結婚を発表したNEWSの小山慶一郎(39)とAAAの宇野実彩子(37)。発表から5日が経ったが、小山のInstagramにある異変が起きている。結婚を発表した翌日の14日、小山はレギュラー出演している情報バラエティ『よんチャンTV』(MBS)の生放送に登場した。「番組冒頭、共演者から祝福され、『ありがとうございます』と小山さんが頭を下げる場面が。その後は金屏風や花が置かれた“記者会見風”のセットが用意され、小山さんが結婚後の思いなどを語りました」(スポーツ紙記者)ファンの間で物議を醸したのは、生放送の際の小山の左手薬指。小山の左手薬指に指輪が光っているのが見えたのだ。「結婚発表に加えて指輪まで見せられるとなるとファンのショックは大きかったようで、小山さんのInstagramには“アイドルやめたの?”“結婚指輪はドン引き”といった声が寄せられていました。あまりに心ない声が多かったようで、小山さんはInstagramのコメント欄を閉鎖。『よんチャンTV』の生放送後に《番組の皆さんがお祝いしてくれました!》として“HAPPY WEDDING”と飾り付けられた楽屋の写真を投稿していましたが、その投稿以降はコメントできない状態になっています」(前出・スポーツ紙記者)NEWSは昨年、デビュー20周年を迎えたばかり。まだまだNEWSが尽きることはなさそうだ。
2024年03月18日2024年3月13日、アイドルグループ『NEWS』の小山慶一郎さんと、パフォーマンスグループ『AAA』の宇野実彩子さんが、結婚を発表しました。旧・株式会社ジャニーズ事務所であり、芸能事務所の株式会社SMILE-UP.はウェブサイトを更新。小山さんは、同社のウェブサイトで結婚したことについてこのように報告しています。この度、私小山慶一郎は、宇野実彩子さんと結婚いたしましたことをご報告させて頂きます。穏やかで優しい時間を共に過ごしていけたらと思っています。これまで以上に、一つひとつの仕事と真摯に向き合い、精進してまいります。至らない点も多々あるかと存じますが、今後ともご指導ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。FAMILY CLUB Official Siteーより引用また、宇野さんも同日に自身のInstagramを更新。手書きのメッセージを添え、ファンに向けて結婚を報告しました。私、宇野実彩子は2024年3月12日に小山慶一郎さんと結婚いたしましたことをご報告いたします。私は昨年1月に最愛の父を亡くしました。入籍した3月12日は大好きな父の誕生日です。父にどこか似ている彼と温かい家庭を育んでいきたいと思っています。また、これからも人として、そしてアーティストとしてさらなる成長を遂げられるように努力してまいります。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。misako_uno_aaーより引用 この投稿をInstagramで見る 宇野実彩子 - Misako Uno(AAA)(@misako_uno_aaa)がシェアした投稿 小山さんは、2003年に『NEWS』のメンバーとしてCDデビュー、2004年5月にはメジャーデビューを果たしました。また、2014年1月から2018年6月上旬まで、報道番組『news every.』(日本テレビ系)でメインキャスターを務めたほか、さまざまな番組でコメンテーターやMCとしても活躍。宇野さんは、『AAA』のメンバーとして、2005年9月にシングル『BLOOD on FIRE』でデビューしました。同年には『第47回日本レコード大賞』の最優秀新人賞を受賞しています。2020年12月31日以降、同グループは活動を休止しているものの、ソロアーティストとして活動のほか、デザイナーやモデル、YouTuberなど、マルチに活躍をしています。宇野さんの投稿によると、2人が入籍をした3月12日は、2023年に亡くなった『大好きな父親』の誕生日なのだとか。2人の結婚に、ネット上では祝福の声が上がっています!!・ご結婚おめでとうございます!幸せなご家庭を築いてください。・大好きな2人が幸せな形で結ばれて、とっても嬉しい!!・おめでとうございます!ビッグカップルだ!夫婦として新たな人生を歩み始めた、小山さんと宇野さん。2人のこれからの人生が、明るいものになることを多くのファンが願っていることでしょう。ご結婚、本当におめでとうございます![文・構成/grape編集部]
2024年03月13日世界のアマンで料理を出すということ「ここのオファーをいただいたときは、正直困りました。京都で日本料理をやるなんて考えてもみなかったですから、嫌だなって思いましたよ(笑)」そう語るのは【鷹庵】総料理長の髙木慎一朗さん。金沢【銭屋】の店主で、米国留学経験を持つ国際派ですが、修業先は【京都吉兆】。京料理の頂点で学び、その後は数多くの海外シェフたちとのコラボを経験してきた髙木シェフでも、やはり京都で日本料理を出すというのは相当ハードルが高いのでしょう。まして世界のアマンが満を持して開業した京都・鷹峯での日本料理ということになると、かなりの覚悟が必要だったようです。「でもアマンという世界的なブランドには興味がありましたし、7割以上が外国人客と聞いていましたので、自分のキャリアからやれることはありそうだと思いました。鷹峯と言えば本阿弥光悦のイメージが強く、光悦って今でいうプロデューサーみたいな立場じゃないですか。それならできるかと思いまして」と髙木シェフ。そして、<京料理は出さない、京料理と呼ばない><何を食べているかわかる>という大前提を決めたのだそうです。陽が落ちる少し前に到着した我々は、ケリー・ヒル・アーキテクツが手掛けたアマン京都の庭を散策し、それから【鷹庵】に向かいます。【鷹庵】では我々の到着に合わせるように明りが灯されました。シックな黒の壁と温かみのある木のテーブル、そして広いカウンター。今夜はカウンターで髙木シェフに料理をふるまっていただきます。輪島塗のお椀に思いをのせて正月だったので、先付は紅白なますが出てきました。子持ち昆布、あわび、とお節をいただくような感じ。お酒は七本鎗のスパークリング「Awaibuki」。甘酸っぱい泡なので、爽やかなスタートです。お椀は海老芋の白みそ仕立て。白みそがさらっとしていて、やさしい甘さ。海老芋のねっとりした旨みをしっかり引き立てています。何を食べているかが分かるお椀。これが髙木シェフのメッセージです。そしてお椀はもちろん輪島塗。今回被災した場所についての思いも髙木シェフから語られます。お造りはてっさ。焼き白子が添えられます。日高見の純米吟醸といただきます。「てっさは塩とオリーブオイルで召し上がってみてください」とシェフ。やや渋めのオリーブオイルとの相性はすばらしく、てっさをポン酢の味にしてしまうのはもったいないと思う私にとっては、これは好きな食べ方のひとつです。箸休めに出てきたのはブリの握りです。大根おろしと千枚漬けがそえてあります。ブリ大根の寿司バージョンといったところでしょうか、外国の人にもわかりやすいプレゼンだと思います。お皿がユニークなので尋ねると、陶芸家・中村卓夫氏の作だとか。「琳派の趣もあるし、いろんな使い方ができるから」と髙木シェフはかなりお気に入りのようです。合わせてもらったお酒もユニークで、青森・松緑酒造のスッケ。青森の方言で酸っぱいことをそう言うらしく、エチケットに描かれた太宰治が酸っぱい顔をしています。八寸はどうするのかと訊くと、それはやらないのだとか。「やはりお皿のなかの食材数を制限することで、料理に集中してもらえるし、お酒とのペアリングも楽しんでもらえるから」と髙木シェフ。「その分、食材のクオリティを上げて、ひとつひとつしっかり味わっていただけるよう心がけています」。軸足はしっかり、振れ幅は大きくさて、先ほどのフグが竜田揚げになって出てきました。南アのノーブル・ヒルのスパークリングを合わせてもらいます。手を使ってかぶりつきます。寿司もそうですが、素手で料理を口に運ぶという行為も、コースのなかにひとつふたつあったほうが、流れに動きが出て面白いと思います。とくに外国人客が多い日本料理店では、そうかもしれません。高木シェフは語ります。「そうなんです。軸足はしっかり自分が学んできた料理に置きます。でも同時に振れ幅は大きくしてみたいんです。食材だって昔と違います。たとえばキャビアなんかもうしっかり日本料理に定着してますし」。焼物はマナガツオの幽庵焼き。編笠柚子が添えられています。お酒は田酒の山廃。料理の後半でこのシンプルさ、潔さは気持ちいい。しっかりと日本の料理を感じることができました。「魚は錦の「丸弥太」さんからいただいています。金沢の【銭屋】では父の時代からお付き合いがあり、僕は【吉兆】修業時代にも大変にお世話になった京都を代表する魚屋さんです。丸弥太さんから【鷹庵】も開業時から魚を仕入れることができることになり、それが京都でお店をすることを決断できた大きな理由のひとつ。そのような貴重なご縁や多くの人たちにも支えていただき、【鷹庵】はこの春におかげさまで開業5周年を迎えます」。髙木シェフは修業中に、「どの魚がどのお店に行くかよく見ておきなさい」と丸弥太の女将さんから言われ、それを一生懸命に観察していたそうです。そうすることで、魚そのものや魚屋の仕事のみならず、料亭をはじめどのお店がどんな魚を仕入れるのかという、お店側と料理人の視点でも学ぶことができたのだとか。焼物は黒毛和牛の最高峰ともいわれる平井牛へと続きます。「すき焼きをイメージしてますが、すき焼きって「焼き」じゃなく鍋ですよね。これは「焼き」にしました。鍋で煮るのではなくザブトンをステーキ状に焼いて甘いすき焼きのたれをかけています」。これも分かりやすい。そしてあわせるのはアルマン・ジョフロワのジュヴレ・シャンベルタン。2020年のものでしたが若いうちから華やかな果実味も豊かなワインです。そして最後に、近江蕪の焚合です。いままでの振れ幅を着地させるようなお皿が出されます。昆布だしで炊いた近江蕪に一番だしを張った清らかな一皿です。一息ついたころに、ご飯が出てきました。今日は鰻です。白焼き、ごま、山椒、大葉などの香りもすばらしく、赤だし、香の物とともにしっかりいただきました。お酒は七本鎗のしぼりたて純米です。瑞々しい果物と、髙木シェフが家でもお酒に併せるというチーズをはさんだ干し柿に、ふくよかなマデイラをいただけば、お腹が満たされた後も心地よい時間が流れます。ラグジュアリー・リゾートのアマン京都、そのダイニングの一軒でもある【鷹庵】ではこんな余韻のひとときがぴったりです。やはり最後は抹茶でしめたいという髙木シェフ。ゆっくりとお茶をいただいたころにはもう夜も遅くなっていました。茶の湯を極めた光悦の美意識に自分を重ねてみたい、と願う彼の気持ちが伝わってくるお料理でした。鷹庵【エリア】金閣寺/衣笠/京都市北区【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】20,000円 ~ 29,999円
2024年02月29日11~12月の晩秋に旬を迎える、長イモ。シャキシャキとした食感を楽しめるサラダや、焼いたり蒸したりした料理も絶品です。ただ、ひとり暮らしの人などは、長イモを買ったものの、使い切れずに余らせてしまうこともあるでしょう。そこで、スーパーマーケット『マルエツ』のレシピ紹介用SNSアカウント(@maruetsu1945)は、卵かけご飯にするレシピを提案。熱々のご飯にのせて食べれば、箸が止まらなくなること間違いなしです!『天使のたたき長芋TKG』紹介された作り方は、以下の通り。【材料】・長イモ100g・麺つゆ(3倍濃縮)大さじ1杯・卵1個・ご飯1膳・かつお節適量まず、皮をむいた長イモをビニール袋に入れ、めん棒などで叩いてつぶします。長イモがとろっとしてきたら、麺つゆと卵白を加えてもんでください。温かいご飯を用意し、上に長イモをのせた後、かつお節をたっぷりかけましょう。真ん中にくぼみをつくり、卵黄をのせればでき上がりです!とろっとした長イモに、かつお節の風味、卵黄のまろやかな味わいが、たまらないおいしさ。ご飯を無限におかわりしたくなるでしょう!おろし器を使わず、ビニール袋に入れてたたくため、長イモを直接触らなくて済みます。手がかゆくならないのは、嬉しいポイントですね。また、たたくことで食べた時にとろっとした食感だけでなく、シャキシャキとした食感も両方味わうことができますよ。投稿には「おいしそう!たたくことで食感が残るのがいい」「ラー油をかけてもよさそう。絶対にやってみたい」などの声が寄せられていました。長イモのおいしさを手軽に味わえる、絶品卵かけご飯。ぜひ試してみてください![文・構成/grape編集部]
2023年12月08日上野樹里が7年ぶりに映画主演、林遣都と初共演を果たす映画『隣人X -疑惑の彼女-』。この度、林さん演じる週刊誌記者の笹が、バカリズム演じる副編集長・月村のある行動に激昂し、激しくつかみかかる緊迫したシーンが解禁となった。本作の舞台は、紛争のため故郷を追われた惑星難民Xが溢れ、各国がその対処に苦慮している世界。いち早く受け入れを発表したアメリカに追随するように、日本も受け入れを決定。人間の姿をそっくりコピーして日常に紛れ込んだXがどこで暮らしているのか、誰も知らない…。今回解禁された本編映像は、笹が人目を気にするようにメガネとマスクをして、慌てて編集部に駆け込むシーンから始まる。笹は副編集長の月村を見つけるや否や、腕を掴み問いただす。なかなかXであるという証拠が掴めない中、Xにも固有のDNAがあるのではないかという考えから、編集部内ではDNA鑑定の方向でXを探ることになっていた。そのため笹は体を張ってX疑惑の人物の毛髪を入手していた。その結果を問い詰めると「鑑定があっても意味ねぇだろ」と、腕を振り払い、月村は鑑定すらしていない様子。その言葉を聞いた瞬間に不信感を覚えた笹は激昂し月村の胸ぐらを掴み、「おい!どうしてなんだ!」と怒鳴り散らす…。このシーンについてバカリズムさんは、「掴みかかられるシーンでクランクアップだったので後味が悪く終わるという(笑)シーンが終わるたびに“すみません”と謝ってくれて、本番中もついてるマイクを触らないようにしながら勢いを感じるように、うまく掴みかかってくれました。緊迫感が伝わればうれしいです」とコメント。月村に振り回される役柄の林さんは「この作品で一番悪い人」と言い表しており、月村の存在が週刊誌の情報操作および、笹が追い詰められていく原因に大きく関与していることが伺える。監督の熊澤尚人は、そんな林さんに対し「ご一緒するのは『ダイブ!!』以来15年ぶり」と話し、「当時と比べると成長ぶりが物凄いですよね。演技に向かうタフさと誠実さは怪物級です」と役者として絶賛、この短いシーンだけでも非常に緊張感のある映像となっている。何を持って真実または虚偽であると断定するのか。報道されている内容が全て正しいと言えるのか。何らかのフィルターを通して物事を見ていないか。情報で溢れかえる現代において、本作は情報の取捨選択の重要性も訴えかけている。『隣人X -疑惑の彼女-』は12月1日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:隣人X ‐疑惑の彼女‐ 2023年12月1日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2023 映画「隣人X 疑惑の彼女」製作委員会 ©パリュスあや子/講談社
2023年11月20日ホテルのオープニングには、デュシタニ京都を展開するデュシット・インターナショナルの会長、京都市長、タイ国大使を迎えてテープカットが行われ、歴史の長い日本とタイの文化を美しく融合させたい旨が述べられました。周囲の景観に溶け込む4階建てのホテルは、美しい中庭を取り囲むように147室の部屋が用意されており、いたるところにタイを象徴するアイコンやデザインが取り入れられています。それらが違和感なく京の古い街並みと調和していて、こちらを和ませてくれます。レストランは、注目の【Ayatana(アヤタナ)】をはじめ、鉄板焼き【紅葉(こうよう)】、バー【Den Kyoto】など5店舗あり、スパやインドアプールも完備しています。チェックインして、シャワーを浴び、地下1階にある【Ayatana】に向かいます。【Ayatana】とはタイ語で、仏教哲学上の六感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚、心)の意味だそうで、すべての感覚をダイナミックに体験できる場所にしたい、との思いから。レストランの入口には個々人の扇子が用意されています。エッセンシャル・オイルの香りが沁み込ませてあり、それでまずは一服するという趣向です。それから中庭を抜けてダイニング・エリアに移動し、そこでオーガニック・ハーブの水で手を洗います。これらは一連の儀式のようになっており、それぞれ嗅覚や触覚に潤いを与える構成になっています。今回はバンコクから、【Bo.lan(ボー・ラン)】のオーナーシェフであるディラン・ジョーンズさんが来日して、ウエルカムフードをサーブしてくれました。五味五法のタイ料理メインダイニングは広く、中庭を眺めながらゆっくりと食事ができるようになっています。アミューズは5種類です。それらが精進料理の五味五法(5つの味付け、5つの調理法)にのっとったスタイルで提供されます。使われている器は、一期一会の料理を乗せることを意識してか、日本人の美意識に根ざした「わびさび」を感じさせるデザインになっています。「季節ごとにアミューズは変わりますが、5という数字が意味を持ちます。それは5つの味(甘味、塩味、苦味、酸味、旨味)、食材の5つの色(緑、赤、黒、黄、白)、5つの調理法(焼く、燻す、蒸す、茹でる、生)です」との説明がありました。さて、アミューズですが、5品登場します。まずは、梨とエビの前菜から。薄くスライスした梨の下に、ココナッツやエシャレット、生のエビが入っていて、爽やかな酸っぱさが特徴です。色は白、味は酸味、調理法は生ということでしょうか。次は少し塩辛いライスサラダで、タイ南部で食べられているスタイルだそうです。ライムをしぼっていただきます。確かに南っぽい感じはします。色は緑、味は辛み、調理法はライスだから蒸すですね。卵料理として出されたのは、カラメルココナッツと蟹を卵のネットで包んだもの。食感の面白さとカラメルの甘さが特徴です。これは黄色、甘み、そして揚げでしょうか。松茸とガランガルのレリッシュ。ガランガルは日本の生姜に近い感じです、サンドイッチ風に巻いていただきます。赤色で、松茸の旨味、焼きが調理法で使われています。最後はゴーヤと豚の角煮ですが、鰯の出汁で煮てありゴーヤがスパイスで使われています。沖縄風ですが、ここは色は黒、味は苦み、調理法は煮るが強調されています。お酒ももちろんありますが、最初の3品にはスイカをベースにしたモクテル(ノンアルコール・カクテル)が合わせられ、4品、5品めにはそれぞれ別のものが用意されました。コクを出すために白みそが使われていたり、かなりユニークなものです。それらが、前菜5品の複雑な味わいに添えられて、味の広がりの面白さを感じさせてくれます。私は、ワインとモクテル、両方を合わせてみました。「宿泊予約は今のところ8割くらいが海外のお客様ですが、レストランは日本人の予約のほうが断然多いです。食材はタイから持ってくるものと、京都で我々がつくっている野菜なども取り入れて、お互いのベストミックスを考えています」とスタッフの方が説明してくれます。調味料はすべて手ですりつぶしているそうです。ココナッツも手絞りです。これはおいしさの秘訣ですね。味の振れ幅の妙、それぞれのおいしさそして、ご飯が出されます。ジャスミンライスと日本のお米のブレンドで、これはまた面白い食感と風味になります。わかめやあさりの入ったココナッツスープが添えられ、ご飯に合わせた料理が5品、登場します。『豚肉のサラダ、柿の赤色ドレッシング』『ししとう、唐辛子、バジルで炒めた鶏レバーときのこ』『ビーフリブのぺナンカレー』『豚肉とエビ、ココナッツクリ ームで煮込んだサバ/京野菜各種と、野菜のレッドカレー・フリッター』『タイ東北部風の蒸し魚』今回はこの5品。これらをテーブルの皆で取り分けて食べるスタイルで、五味五法のスタイルはここでも生かされています。思わぬところに感じたことのない刺激が潜んでいて、なかなかユニークな食体験です。味の振れ幅は、その輪郭がつかめないほどに大きいのですが、ちゃんとそれぞれ、「おいしい」に落とし込んでくるところが、さすがだなと感心しました。同時にタイ料理の深さを再認識させられたような気もします。デザートにジャスミンキャンドルで香りをつけた焼き菓子、かき茶などが出てきました。調理を終えた【Bo.lan(ボー・ラン)】のディラン・シェフと、この【Ayatana】のシェフに就任したフェリックス・シュレンバーク・シェフがテーブルに来てくれ、今日の料理やこれからについて話をしました。「バンコクも京都も古い都で伝統がある。それらのいいところをミックスするのはもちろんだけど、その伝統の故郷をいつまでも守るという意味で、サステナブルということにも最大限の配慮をしている」とディランさん。味がかなり複雑だったけど、と訊くと、うなずきながらも、でもこのスタイルは変えないつもりとのことでした。「僕はキャンベラ生まれだけど、タイでは北から南まですべての食材を研究しました。同じようにこれから日本には季節ごとに来て、あらゆる食材を勉強します」と。今のところ彼のお気に入りは京都のおでんだそうです。フェリックスさんはドイツ人で、スイスでパティシエだったそうですが、【Bo.lan(ボー・ラン)】のスーシェフとして働き、タイ料理の魅力に憑かれた人。彼もまた独自の視点で、伝統と最先端のはざまでこれから意欲的にチャレンジしたいとのことでした。レストランを出るとき、ありがとうございました、おやすみなさいの意味を込めたシンキングボールの音がしました。これで一連の食体験の流れが終わるわけです。京都でタイ料理って、ちょっと不思議な感じもしたのですが、意外とマッチしていると感じたのは、やはり伝統の力と、そして若いチャレンジャーたちの国を越えた情熱のなせるわざかもしれません。勉強になりました。Ayatana【エリア】京都駅【ジャンル】タイ・ベトナム料理【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】20,000円 ~ 29,999円
2023年10月23日「SHIGUCHI」のオーナーはイギリス生まれのショウヤ・グリッグさん。名宿「坐忘林」を立ち上げた一人として有名ですが、若いころはパンクバンドで活躍した経験もあるというアーティスト。ここは彼の作品を中心に彼が収集した絵画や陶器、古美術品などが展示された森の中の芸術空間になっています。移築された古民家3棟に5つの宿泊施設が用意され、それぞれ地、水、火、風、空と名前が付けられています。ギャラリー・ステイを謳うだけあって、森のなかの美術館に滞在する感覚です。ショウヤさんは言います。「若いころ、息苦しさを感じて旅をするうち辿り着いた北海道で、自転車で4か月かけて北海道を全部回ってみたんです。なによりこの自然に圧倒され、日本人の凄さに圧倒されました。そして歴史を掘り下げていくうち、ここが縄文時代から続く豊かな大地だってことに気づいたんです」。それ以来彼の日本暮らしはもう30年になるといいます。ニセコの地価が暴騰するまえに原野を購入し、そこに自分のアートライフの拠点を創り上げていきました。数年前に開催されたイベント「ダイニング・アウト」で私はここを訪れていますが、羊蹄山を目の前にいただいた、ミラノの徳吉シェフの料理には感動しました。ただそれがショウヤさんの家の庭だったとは。ショウヤさんから見せてもらった作品は、モノクロームの写真を和紙にプリントし、手彩色を加えたものでしたが、水墨画の趣があり、観ているとだんだんと心が落ち着いてくる自分に気づきます。とくに作品の中に占める余白が、私には非常に魅力的に映りました。「日常生活で頭の中は雑音、雑念でいっぱい。でもこの深い自然と対峙しているといろんな気づきがあります。見えないものが見える気がする。作品の余白はそれらを現しているのかもしれない」と彼は言います。目に見えないけど意味のある余白、それは見えているものを引き立てる役割があります。引き算の美学と称して、素材を引き立てるために余計なことをしない日本料理にもつながっていくようです。ギャラリーにはそのほか、北海道の歴史やアイヌ文化を学べる作品も多くあり、宿泊用の部屋にも細部にまで凝った意匠がみられます。滞在者にとって、もうひとつの魅力は、目の前を流れる川の音を聞きながら入るお湯でしょうか。石をくりぬいた湯舟には24時間源泉かけ流しの湯が張られ、ゆったりと外の緑を眺めながら、ぼーっとする時間。この時間こそ至福なのかもしれません。エクスペリエンス・ショウ・ダイニングさて、彼のこんな世界観はどう料理に落とされていくのでしょう。ギャラリーでアペリティフをいただいていたらショウヤさんがディナーに誘ってくれ、私はメインダイニングの円形の大きなテーブルにつきました。メインダイニングの名前は【SOMOZA】、これはショウヤさんの3人の子どもたちの名前を掛け合わせたそうです。ここでも仕口がなされていますね。BGMはここでも静かに流れる川の音。グラナディエゾのグジェールでシャンパーニュをいただいていると、シェフの小関達弥さんが大きな塩釜を持ってきてくれました。蓋をとるとスモーク。中には地鶏と蛸のクロケットや松ぼっくりで燻したほっけの昆布締めなど。縄文をイメージしたインパクトのある料理で、本物の縄文土器が添えられています。「当時の文献や資料を調べ、再現しています。もちろん技法や味付けや食材は現在のもので、当時よりおいしいと思いますが、縄文人が今現れて食べても懐かく感じてくれるようなものをイメージしています」とシェフ。いきなりの縄文スタイル料理には驚きましたが、ショウヤさんはここでの食事を「エクスペリエンス・ショウ・ダイニング」と名付けたいと言いました。自分の世界観を具現化したギャラリーと食がつながると、いろんなイメージやストーリーがうまれるし、それを体験した人には新しい気づきが与えられるはずと。「人間、自然、環境、料理、あらゆるものがつながって面白い動きが生まれたらもっといいんです。生きている映画と同じで、お客がさんが自ら俳優になって動くような空間をつくりたい」。帆立とふきのとうのコンフィに続き、短角牛ミスジが出てきました。牡蛎の燻製と山菜が敷かれ、マグロ節の出汁をかけてしゃぶしゃぶ風にしていただきます。ソムリエは余市を中心にした日本ワインを合わせてくれます。「縄文パン」ですと出てきたのが、やま芋、そば粉、くるみ、たまごなど縄文時代の人がたべていたであろう食材を中心につくられた特製のパン。どことなく懐かしさを感じる味わいです。「すでに当時パンも焼かれていたという証拠が残っています。動物の血を混ぜたりもしていたようです。おそらく専門に料理をする人もいて、栄養価の高い組み合わせを考えたんだと思います」と小関シェフ。そう思って味わうと、遠い昔にイメージが広がります。それを余市の「パンセ」というワインと合わせます。人間は考える葦であると言ったパスカルの著書と一緒で、「考えよ」と言う意味です。意味深ですね。サーモンのベニエが出てきました。これがスペシャリティだとシェフ。鮭はアイヌの人たちには神聖なものですし、それを自分の学んだフレンチの技法で当時の要素を入れながら調理していく作業は、ショウヤさんの行為にも近いものなのでしょう。ニセアカシアとオリーブオイルのヌガーグラッセを口直しでいただいた後は、北十勝ファームの短角牛サーロインの塩釜焼きです。にんにくや生姜や味噌のつまった椎茸や舞茸が添えられます。ソースに蕪の藁焼きが使われ、これもどこか懐かしさを感じるテイストです。お酒が進むとショウヤさんは饒舌になり、イメージは過去に未来に広がります。我々はセックスピストルズと京都の哲学の道と、間宮林蔵とワインと文化人類学と室町時代の話をしているうち、すっかり夜が更けてしまいました。部屋にもどってふたたび静かに風呂に入りました。そこにあるのは夜のとばりの降りた静寂です。聞こえるのは川の水の音だけ。大きな余白の中に自分ひとりだけいる感覚。新たな気づきがあるということ話はこれでもういいのかもしれませんが、やはり朝のことも少し触れておくことにします。朝、少し散歩してから、遅めの食事をいただきました。採れたて野菜や鳥の味噌汁をいただき、笹の葉で巻いた卵焼きにときしらず。シェフと少し話をしました。【ミシェル・ブラス・トーヤ】でキャリアをスタートし、フランスで学んだシェフは、帰国して出張料理人をしていたときにショウヤさんから声をかけられたそうです。ショウヤさんの考えに賛同するところが多かったため、試行錯誤しながらではあるが創造的な料理人生活をおくれているとのこと。とくに先人の叡智をリスペクトしている点が2人の共通点で、そこに自分のクリエーションを入れていけるところが楽しいとのことでした。「土器ができたとき料理は飛躍的に進歩したと思います。それまでは焼くか燻すかくらいだったところに、煮炊きや蒸しといったことが加わって料理のバリエーションは広がりました」とシェフ。「ショウヤさんにはいろんな気づきをもらいました。目の前に笹がいっぱいあることは知ってはいましたが、それを料理に使うとは気づかなかった。彼と働くまでは見えてなかったんですよ。そういうことが今朝の卵焼きにつながったりしています」。新たな気づきという豊かさ。そういった意味ではこういったエクスペリエンスこそが本当の贅沢なのかもしれません。ちょっと幸せな気分でコーヒーをいただいています。SOMOZA【エリア】ニセコ/倶知安【ジャンル】イノベーティブ・フュージョン【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】30,000円 ~
2023年09月27日活動休止中のダンス&ボーカルグループ・AAAの宇野実彩子が25日、楽天モバイルパーク宮城で開催された「楽天×ソフトバンク戦」の始球式を務めた。宇野が始球式を行うのは、2018年6月以来5年ぶりで、この日は楽天ユニフォームにヘソをチラリと見せる白のショートパンツ姿で登場。背番号は自身の名前「実彩子(みさこ)」からとって「335」にした。始球式直前は笑顔を見せつつも、落ち着かない様子でマウンドに上がった宇野。丁寧に頭を下げた後に美脚あらわな左足を真っ直ぐ上げ、右足一本でしっかりと直立するダイナミックな投球フォームを披露。投じたボールは2バウンドでキャッチャーに届き、スタンドは大きな拍手と歓声に包まれた。セレモニアルピッチを終えた宇野は、「ホームベースまで遠かったです。始球式の前に、球団の方とキャッチボール練習をさせていただいたときは届いていたので、悔しいです」と吐露したが、「スタジアムはとても気持ちよかったです。楽天ゴールデンイーグルスのファンの方もソフトバンクホークスのファンの方もみんな温かくて楽しくできました」と充実した表情で振り返った。投球の自己採点は「85点」。5年前の始球式は「60点だった」そうで、「それよりはうまくできたと思います。15足りなかったのは、(ホームベースまでノーバウンドで)届かなかったからです」と、前回からの成長に笑顔を浮かべた。今年はソロ活動5周年の節目の年。9月6日には、ソロ活動5周年記念アルバム『PEARL LOVE』をリリースする。16日からは、新アルバムを引っ提げて全国8都市を回るライブツアーも行う予定で、ソロアーティストとして多忙な日々が続く。今後の意気込みを聞かれると、宇野は「秋から始まるツアーは、ソロ活動5周年の集大成なので、駆け抜けていきます。最高のツアーにして、皆さんと最高の思い出を作りたいので頑張ります!」と気合い十分。東北楽天ゴールデンイーグルスに対しても、「いつもスポーツには勇気をいただいているので感謝しています。怪我に気をつけて、選手生活を楽しんでください」とエールを送り、「私も頑張ります!」と改めて自らを奮い立たせていた。
2023年08月26日ファーム・ドリヴンということ「ENOWA YUFUIN」がユニークなのは、とくに食事に関してファーム・トゥ・テーブルをより進化させた“ファーム・ドリヴン(Farm-Driven)”を謳っているところでしょうか。シェフはファーム・トゥ・テーブルの先駆けとなったニューヨークの【ブルーヒル・アット・ストーン・バーンズ】でスーシェフを務めたチベット出身のタシ・ジャムツォさん。3年前からこのプロジェクトのために来日し、この地で畑をつくるところから始めています。由布岳が見える田んぼのなかにある畑では、シェフみずからスタッフとともに野菜を育て、毎日そこから採れる野菜をベースにメニューをつくっていきます。宿泊施設は全部で19室、タイプ別になっていますが、それぞれ森に囲まれながらゆっくりとお湯につかれるようになっています。高台にあるサウナもすでに稼働しており、これからは他の施設も徐々にオープンしていく予定だとか。お湯につかり、ゆったりとした時間を過ごした後、ディナーはメインダイニングの【JIMGU】でいただきます。「そのまえにアミューズをこちらで」と案内されたのはレストラン脇のインドアガーデン。ここではハーブも育てています。ウエルカムドリンクに合わせ、アミューズを立ったままいただきます。キュウリとソラマメの爽やかなサラダにブロッコリーのディップ。菜園の入口からスタートし、メインダイニングへと誘われるような導線になっています。席に着くとアミューズの最後として、野菜のタルト、自家製チョリソ、オクラの花の天ぷらなどのお皿が出てきました。シャンパーニュとともにいただきます。それからキュウリとメロンの皿と、5種類のチェリートマトのバジルシード乗せ。シンプルですっきりした夏を感じさせてくれます。「朝、僕やスタッフが自家菜園から採ってきたものです」とシェフが説明してくれます。「旬の香りや勢いを大事にしています。なるべくシンプルに飾り付け食材そのもののおいしさを味わってほしいんです」。3年かけて築いた生産者とともに実をくりぬいたズッキーニは中でジェノベーゼのパスタになって登場です。蓋をあけると香りをまとった煙につつまれていて、あたかも朝靄の田園風景を髣髴とさせます。ビーツのソースをうまく使ったトマトのタルタルは、フレッシュトマトとドライトマトの酸味と甘みのバランスがよくて、後を引きます。次に、春キャベツと温泉卵のチェダーチーズかけと、イタリア風なメニューが続き、ワインは白のバリエーションが続きます。5種類のジャガイモをつかった皿が出てきます。バジルとベーコンのソース。それぞれが畑のなかで育っているような構成です。ここで発酵バターと自家製パンが出てきて、ソースをパンに吸わせて綺麗にいただきます。パスタ料理はラビオリです。中はリコッタチーズですが、ラビオリに練り込まれたハーブの香りが素晴らしく、コーンの甘いソースとの相性もとてもいい。スパイシーなスイカのガスパチョで少し舌を整え、魚料理は宇佐で上がったイシダイです。間引いたメロンが添えられていますが、こういった食材も処分することなく積極的につかうとシェフは言います。「我々の畑で採れないものは別の生産者からいただきます。これも3年かけて築いていった成果なんです」。出されたワインはニュージーランド、クレイターリムの若いピノノワール、これまた爽やかなものです。メインは豚の肩ロース。焼きナスが添えられ、枝豆とブルーベリーのソースにルバーブのジャム。まだお腹には余裕があるくらいのボリューム感と思っていたら、このあとまたしっかりとしたサラダが出てきました。やはり畑の野菜で気持ちよくしめてほしいということなのだとか。デザートはアイスクリーム。ヤマモモとパルメザンチーズ、ヤングコーンが使われていて甘みが優しく、下に敷かれた梅酢の酸っぱさとバランスがおいしい。もうひとつはスイカと発酵ズッキーニを使ったアイスでした。お茶をいただき、部屋でふたたびお湯につかります。木々の向こうに星空が広がる静かで優しい夜の時間です。リトリートという贅沢ぐっすり眠った朝は鳥の囀りとともに迎えます。周りを散策し、また朝湯。それから朝食です。朝食もディナーをいただいた【JIMGU】と同じ場所でいただくのですが、朝は光がしっかり差し込み、昨日とはまた違った表情を見せます。3種類のジュースはオレンジ、ニンジン+生姜、ほうれん草+リンゴ。焼きたてのパンと卵料理をいただきます。朝、畑で採れたばかりの野菜がまたおいしいし、パンケーキを出してくれるところがニューヨーク出身のシェフを感じます。自然に囲まれているだけで十分癒された気分になるものですが、そこに自家菜園の取れたて野菜を使ってシェフが料理を振舞ってくれるとなると、これは本当に贅沢な過ごし方、まさにリトリートですね。わずか1泊2日の滞在でしたが、穏やかな気持ちになっている自分を感じました。ENOWA YUFUIN【エリア】湯布院(由布)【ジャンル】オーベルジュ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-
2023年08月22日新潟一に輝いた鶏料理宝石のように美しい鶏刺し究極のTKGとラーメン新潟一に輝いた鶏料理【my farm to table おにや】は、新設された新潟ガストロノミー・アワードの飲食部門で大賞を受賞しました。自家農園で育てたシャポン(Chapon……去勢したオス鶏)が有名で遠方からも食通が通うお店です。新潟駅から少し離れたかつての花街・古町にあるのですが、夏の夕方には気持ちいい散歩なので駅から歩いて行きました。歩いて30分ほど。看板ひとつない白い建物の入口には小さな鶏のオブジェが置かれています。中はお洒落なカフェ風の作りになっていて、カウンターとテーブル。ワインセラーも充実しています。鶏を七輪で自分で焼くこともできるようですが、今回はさすがにそれはシェフにお任せして、話を聞きながら食事をいただきました。カウンターに座ります。一品目の濃厚な温泉たまごに続いて出てきたのは胸肉とささみ。ビールをいただくことにしました。オーナーシェフの鬼嶋大之さんがカウンター越しに説明してくれます。「昨日絞めたものと今日絞めの胸とささみです。味の違いを試してみてください」。まずは何もつけずに昨日絞めと続いて今日絞めを食べてみました。昨日のものと今日のものとでは全然ちがう弾力感におどろきます。塩を付けると味の輪郭がはっきりし、同時に出された醤油、わさび、しょうがを使う間もなく食べ終えてしまいました。「シャポンのお腹の脂を取り出して、そのまま冷やし固めたものです。試してみてください。手前にあるのはメスのもも肉です」。お腹の脂がバターのように見えて、口の中で溶けるかと思いきや、これは柔らかなレバーのようなテクスチャ―。鬼嶋シェフの養鶏場では鶏を通常の3倍、最低180日以上は飼育するそうです。「時間はかかりますが、自由に動き回れる鶏舎でじっくり育てたほうがもちろん自然でおいしい。だから自分で養鶏所をやるしかなかった」とシェフ。今は数種の地鶏、フランス原産のプレノワール(poulet noir……黒鶏)、に加え、豚も育てているそうです。宝石のように美しい鶏刺しさて刺盛りの登場です。シェフが部位ごとに細かく切り分け、お皿にならべると、宝石のようです。ひとつひとつ、色と形が美しくみずみずしく、食べるのが惜しいくらいです。左から砂肝、砂うち、背肝、レバー、白レバー、きんかん、ハツもと。お皿に乗って後から追加されたのがハツ、鶏みそ。鶏みそは脳みそです。目の前でシェフが取り出してくれるのですが、「この光景が苦手な人もいるんで」と苦笑。これだけ新鮮で上質なものをいただける機会は貴重ですし、感謝の気持ちも生まれます。ワインセラーも気になりましたが、やはり新潟のお酒をいただくことにしました。シェフのおすすめは「越弌」の純米大吟醸。新潟産の五百万石を40%まで磨いた贅沢なもので、フレッシュだが深みのある酸の具合がこの鶏刺しによく合います。砂肝は柔らかく新鮮で、普段食べている印象とはかなり違います。背肝は腎臓ですね。これもレアな部位で、独特の苦みとコクを感じます。レバーはさっき絞めたばかりで実にフレッシュ。つるんと飲み込めてしまいます。かたや白レバーは一日寝かしたもので、すごくコクがある。これは酒が進みます。鶏の脂を塗って蒸し焼きにしたコーンが出てきます。香りが広がります。そして鶏ユッケです。もも肉、むね肉、ささみでつくったユッケは飲み物のよう。部位ごとの食感と旨さをちょうどいい塩加減と生卵で封じ込めた、これまた新鮮だからこそできる絶品のひとつでしょう。次にいただいたのは「雅楽代(うたしろ)」。雅やかな響きの佐渡の蔵元です。先ほどの鶏脂で焼いた野菜に生ハムが添えられます。マンガリッツアかと思って訊けば、「これもうちで育てている豚です。22か月熟成させました。種類はまだ秘密です(笑)」とのことです。シャポンのもも肉を焼いたものが出てきました。噛めば自然な弾力が気持ちいい。肉のしっかりとした味わいと脂との一体感を楽しめます。食感の気持ちよさ、これも旨みに繋がる大きな要素です。「オスは、成長すると肉が硬くなるので、去勢して育てることでメスのようなやわらかさを出せるんです。独自の食感もシャポンの魅力ですね」と、卵管からきんかんが出てくるところを見せてくれながらシェフは語ります。究極のTKGとラーメンそして鶏すきです。甘いタレの匂いがまた食欲そそります。マッシュルームのなめらかさを持つシイタケ、「天恵菇(てんけいこ)」が入ります。(「天恵菇」は徳島で開発されたシイタケですが、魚沼の名物になっています。魚沼の【ファミリーダイニング小玉屋】ではこれの様々なバリエーションが食べられます)すき焼きに欠かせないたまごは地鶏の有精卵。淡い黄身が自然な感じで、白身は力強い。これに鶏肉やネギや天恵菇をたっぷりくぐらせて、いただきます。さっきのユッケのあったかいバージョンにも感じる、たまごの絶妙さ。自然でしなやかで優しい味わいに陶然としてしまいます。こうなると最後は究極のたまごかけご飯、いわゆるTKGですね。鶏すきの残ったたまごにもう一つ新しいたまごを加え、そこに炊き立てのご飯を入れてもらいます。土鍋で炊いたコシヒカリがしっかり米を主張します。この一体感こそまさにこの地ならではのものなんでしょうね。鬼嶋シェフは最初、東京のバーなどで働き、故郷新潟にもどってから鶏に目覚めたのだそうです。自身の焼鳥好きも手伝って、ちゃんとした鶏を育てられたらもっとおいしいものが出せるのではと一大決心をし、養鶏業を始めたのだとか。さて最後のラーメンですね。もうおいしくないわけがありません。デザートのプリンをいただくころには相当時間も過ぎていましたが、お客さんの様々な注文を聞き、雑談をはさみながら同時進行で料理を準備していくオペレーション能力の高さも、見てきて実に気持ちのいいものでした。このあたりは様々な飲食を経験されたなかで培われてきたものなのでしょう。ほろ酔いで古の花街をそぞろに歩き、夜風にふかれて駅に向かいます。信濃川のほとりではいくつかのお店が輝いています。気持ちのいい夏の夜の風景です。my farm to table おにや【エリア】新潟【ジャンル】和食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】15,000円 ~ 19,999円
2023年08月07日取材・文:仲野もも撮影:稲垣佑季編集:錦織絵梨奈/マイナビウーマン編集部仕事でちょっとしたミスをしてしまった。引きずっていてもしょうがないのに、気持ちの切り替えがうまくできない。同僚や上司にちょっと嫌なことを言われても、言い返したり訂正したりできない。「私が間違っているのか?」「これで本当に大丈夫?」と思ってしまうほど自信が無い……。考え方がネガティブで、キャリアや将来に不安を感じてばかりたけど、そんな自分にもうんざりしてる。メンタルの弱い自分を変えたい!どんな時も物怖じしない、自己肯定感の高いギャルみたいなポジティブマインドを手に入れられたらいいのに……!そこで今回は、伝説のギャル雑誌『egg』を復刊させたことで話題の元編集長ギャル・赤荻瞳さんに、メンタルが強くなる方法、“鬼強ギャルマインド”を手に入れる方法を伝授してもらいました!■考えるのは極力好きなことだけ!モヤッとしたときは「一歩引いて」捉えるライターの仲野です。今日はよろしくお願いします!突然ですが、赤荻さんって悩むことや落ち込むことってあるんですか?無いです!(即答)(えっ無いの!?)たとえば仕事で「ちょっとうまくいかなかったな」ってときも、落ち込まないんですか?その瞬間は「やっちゃった」みたいな感じにはなるんですけど、「一回失敗しとけば同じ失敗はしないから、良かったわ」って思うかな。(ポジティブ……!)私は結構引きずってしまうんですよね。人間関係で考えこんでしまうことも多くて、たとえば嫌な言い方をされても訂正したり、言い返したりできないんです。赤荻さんは相手の言い方でモヤッとしたときはどうしていますか?私はモヤッとしてもあまり考えすぎないですね。例えば私も自分が誰かに話したことで、「あの時の言い方はちょっと良くなかったかも」って後から思うときがあるんですよ。それと一緒で、相手も言い方を間違っちゃったのかな、みたいな。ちなみに、その相手は友だちとか好きな人ですか?どちらかといえば上司とか仕事上の関係で悩むことが多いですね。あ~!そしたらマジでその時間もったいないんで、野菜ぐらいに思ったら良いと思います。ジャガイモとか(笑)。ちょっとドライに思われるかもしれないんですけど、極力自分が好きだなって思う人のことしか考えない!いい意味で線引きしてるってことですね。相手をシャットダウンするわけではないんですよ。言い方が気になってしまったときは、「私に」ではなく「みんなに」こういう言い方をする人なんだと思って、それ以上は考えない。ミスしたこともモヤッとしたことも、客観的に、一歩引いて捉えるんですね。はい。ただそういう言い方をする人は結果的に損してしまいますよね。だから、好きな相手だったら「私には良いけど、そういう言い方は良くないと思う」と訂正して、好きじゃない相手は「損しているな」と思ってスルーでOKです。■良かったことを思い出して自己肯定感をアゲる!赤荻さんはギャル雑誌『egg』の編集長からスクールの校長に転身するなど、新しい仕事にチャレンジしていますが、キャリアや将来について不安になることはありますか?不安になることもあまり無いんですよね。ただ緊張することはありますよ。4月にスクールの入学式を行ったのですが、生徒さんはちゃんと予定通りに動けるかな、お辞儀のタイミングは大丈夫かなとか……。心配っていうか、ドキドキしました!そんなときは、どう自分を落ち着かせているんですか?緊張してる時間がもったいないんで、結構遊びに行っちゃったりします(笑)。もう、一旦忘れちゃうことが多いかもしれません。なんだかんだやれることやったし、自分を信じて明日の自分に託す!自信が揺らいでしまうときって無いんですか……?(ネガティブ)無いです!本番にめちゃくちゃ強いって思い込んでるんですよね。考えるのがちょっと面倒くさいっていうのもあるんですけど(笑)。本番に強いと思い込めるようになったきっかけはあるんでしょうか?きっかけというか、緊張するときは良かったことしか思い出してないんですよね!昔、学校の運動会で応援団長をやって優勝できたこととか……。良いことしか思い出してないから、自然と「絶対うまくできる」って思えるのかもしれないです。(陽のオーラがすごい……!)良かったことを思い出すってすごく良いですね!私は緊張したり落ち込んだりしたら、失敗したことを思い出してしまうんですよね。それで余計気分が落ちてしまうのかも……。良いことを思い出せば自然とポジティブになれるし、これならできそうです!ネガティブになったときこそ楽しかったことを思い出して「自分のテンションを上げる」っていうのも大切だなって思います。他にはどんなことをしているんですか?私は下着で一日のテンションが変わるんですよね。上下セットのものを着たり色を合わせたりするだけでファッションにも気合が入るっていうか、がんばろうって思えるんです。そういう小さなことからも自分をアゲています。■ギャルマインドは育むもの!時には周りに甘えるのも大切赤荻さんの陽エネルギーに照らされて私もポジティブになれてきている気がします……!勝手なイメージですけど、ギャルは明るくてポジティブな人が多いと思っているんですが、赤荻さんの周りもメンタル強めな人が多いのですか?どっちかっていうとポジティブでエネルギッシュな人が多いです。でも、私みたいな根っからのポジティブばかりじゃないですよ。ギャルのコミュニティにいるうちに、メンタルが強くなった人がたくさんいます。『egg』の編集長だった時は、モデルになったときはそうでもなかったのに、卒業間近になると「ポジティブになった」「人見知りしなくなった」って言ってくれる子がすごく多かったです。(ネガティブなギャルもいるんだ)ギャルのポジティブさって生まれながらの性質かと思ってました。やっぱり、全員が鬼強ギャルマインドを持ってるわけじゃないんですよね。だから、「何か私だったらこうするけど、気持ち分かるよ」みたいな感じで話を聞いていくうちに、ポジティブな空気に持っていってました(笑)。それをくり返しているうちにギャルマインドが育まれていったって感じかも。ギャルマインドは育てられるんですね……!ネガティブなときは周りからパワーを分けてもらうことも大切だと思うんです。私もスクールの代表になってから、「これで間違っていないかな」って友達に相談するときがあります。とりあえず、不安なときは安心したいじゃないですか(笑)。そんなこともあるんですね!仕事で失敗しちゃったときは「こういう謝り方でいいかな」って同期の子に意見をもらったり、「とりあえずこの子にテンション上げてもらおう!」って話を聞いてもらったり。大丈夫、間違ってないよって言ってもらって、そこでまた自分をアゲてって感じですね。ギャルマインドだと落ち込む部分も1ミリも無いのかなって思ったんですけど、私とも共通するところがあって安心しました。大人になって、周りに甘えたり頼ったりするのもすごく大事だなと思うようになりました。甘える……苦手です……。私も最初は甘えられない長女タイプだったんですけど、やっぱり仕事するようになると助けてもらうことも多いじゃないですか。助けてもらった分、私もいろんな人に返して甘えを循環させていく。「自分だけが甘えてるんじゃない」って思ったら、頼れるようになりました。■誰の心にもギャルマインドが潜んでいる鬼強ギャルマインドを育てるには周りの環境も大切ということですが、社会に出るとギャルの友達が段々少なくなってしまう人も多いと思うんです。たしかに私が『egg』を復活させたとき、ギャルは絶滅したって言われてました(笑)。でもぶっちゃけ、みんな心のどこかにギャルマインドが潜んでいると思うんですよね!そうなんですか!?ギャルって最初はファッションの一つの形だったと思うんですけど、令和になって「このファッションしてたらギャル」って判断できなくなってきたんです。好きな服で好きな髪形でいる、それってすごくギャルだよねって。ギャルに見た目はあまり関係無くなってきているんですね。はい。ですから、周りにギャルがいないってことは、きっと無いはずです。「この一言がギャルだな」みたいな、大人になってから出会う“ギャルじゃない人”にも、ギャルマインドを感じることがあります。気がついていないだけで、誰の心にもギャルがいる。私の中にもギャルがいる……!ってことですね。20歳を過ぎてから、ギャルに目覚めたって人も周りにたくさんいます!それこそ、8月に発売される初の著書『鬼強ギャルマインド 心にギャルを飼う方法』を読んでもらったら、ギャルとの共通点が見つかると思うんです。この考え方は分かるなとか、そういうところからマインドを育てていけば、いつの間にか鬼強ギャルマインドになったってこともあると思います。今日はありがとうございました!私も鬼強ギャルマインドを手に入れられそうです!時にはネガティブな瞬間があっても良いと思いますよ。落ち込んだときとか、「そういえばこんなポジティブなこと言ってた赤荻って奴いたな」って思い出して、元気になってもらったらうれしいです。(……感動!!)◇Information『鬼強ギャルマインド 心にギャルを飼う方法』2023年8月4日(金)発売予定赤荻瞳・著株式会社SDP・刊定価:1,650円(本体・1,500円+税)「まあ、しょうがなくない?」「なんとかなるっしょ!」といった、ギャルが持つ「どこまでもポジティブなノリの良さ」「圧倒的な自己肯定感の高さ」などのギャルマインドが令和の時代に男女問わず幅広い世代から注目されている現代。そんなギャルマインドを身につけ、心にギャルを飼うことで、今より強く前向きでハッピーに生きられる方法を著者の赤荻瞳さんから学ぶことができる一冊です。
2023年08月04日古民家でいただく日本酒と蕎麦の魅力目白通りを少し入ったところにある築百年になろうかという古民家をリノベーションした店舗は実に風格があり、靴を脱いで部屋にあがると小さな庭の緑が目に優しい。何人も入れる大部屋と、4人用の小部屋があります。1階が店舗で、店主の納剣児さん夫妻は2階に住んでいるのだとか。時間をかけてじっくり探してようやく見つけた場所なんだそう。それにしてもしっとりとした気持ちのいい空間です。古い日本家屋の魅力です。庭の緑を愛でながら、日本酒と蕎麦前をいただきます。日本酒は今っぽいセレクションで、仲居さんが詳しく説明してくれます。今回いただいたのは、「玉川」純米吟醸「澤屋まつもとultra」純米大吟醸「初亀」純米吟醸「新政佐藤卯兵衛」純米「田中六十五」純米「写楽」純米吟醸「而今」純米吟醸「田酒」特別純米などなど。季節によって日本酒のメニューも変わり、量も五勺から頼めます。蕎麦前に合わせて少しずついただくのもいいでしょう。ワインもオンリストされています。まずは蕎麦がきが出てきます。粗挽きの蕎麦がきは埼玉県三芳町の在来種。香りを楽しんだあと、塩と山葵を少しつけていただきます。お酒は英国人が杜氏を務めることで有名な京都は木下酒造の「玉川」、純米吟醸からスタートです。ほどなく、前菜ですと用意されたのが、蕎麦前の全部盛りとでもいう一皿。含め煮にしたぜんまい、にしんの昆布煮、板わさは和歌山の南蛮焼き蒲鉾で、酒粕仕込みのわさび漬けのせ、粕味噌漬けにしたクリームチーズ、茨城の平飼い無投薬の鴨ロース、薬味が入った焼き味噌、枝豆、西京味噌に漬け込んで焼いた車エビなど、どれも定番中の定番のような一品ですが、一つ一つ時間をかけて丁寧につくられたものばかり。お酒も進みます。車エビに合わせてと、独特な果実香が魅力の静岡酵母でつくる「初亀」の純米吟醸をいただいていたら、出汁巻き卵の登場です。これも欲しい一皿です。それから鶏モモ肉の醤油麹焼き。在来種の一味をかけるのですが、これが予想以上の辛さでなかなかフレッシュです。蕎麦を三枚手繰って日本酒好きの人たちのなかで雄町を愛する人をオマチストというらしいです。なかでも岡山産は雄町のルーツということで、備前雄町には一種特別な響きがあるようです。その備前雄町の「写楽」をいただきます。一枚目の蕎麦の登場です。長野の乗鞍の十割です。塩を少しつけて手繰ります。蕎麦をいただく表現は難しく、昔からいろいろ語られるところですが、汁につけて一気に……というよりは、塩をつけて手繰りたくなる顔つきの蕎麦なのです。それだけ香りが魅力的なのかもしれません。二枚目は鳥取は伯耆町の在来種の玄挽き蕎麦。こちらは少量の汁で手繰ってみました。これもいい感じです。粋がって蕎麦汁を付けない話は落語などでもよく聞くところですが、汁は少量で十分。香り高い蕎麦は余計なことをしないほうがいいということがよく分かる瞬間です。三枚目はせいろ、成田の在来種で、これは温かいあさり蕎麦として出されました。お酒で火照った体を二枚の冷たい蕎麦で落ち着かせ、最後にいただく温かいあさりの蕎麦。ほっとします。デザートはそば茶プリン。白ワインの樽で熟成させた万寿泉を合わせていただきました。蕎麦と日本酒のフルコースでした。満腹で外へ出ると、外はまだ明るいのです。風も気持ちいいし、このままもう一軒……といった流れになりそうです。夏の夕暮れの大好きな時間。蕎麦おさめ【エリア】目白【ジャンル】そば【ランチ平均予算】2,000円 ~ 2,999円【ディナー平均予算】10,000円 ~ 14,999円
2023年07月20日日本でも大人気の映画『プラダを着た悪魔』。アン・ハサウェイ演じるジャーナリスト志望の主人公が、鬼のように厳しいファッション誌編集長のもとで成長していく物語だ。そんな『プラダを着た悪魔』の現実版ともいえる求人が話題を呼んでいる。原作となった小説を書いたローレン・ワイズバーガーは、かつてアメリカのファッション雑誌『Vogue』で女性編集長アナ・ウィンターのアシスタントとして働いていた。アナ・ウィンターはカリスマながら非常に仕事にストイックなことで有名な人物のため、『プラダを着た悪魔』の鬼編集長のモデルではないかといわれているのだ。ワイズバーガー自身は、アナがモデルであることは否定しているものの、二人の編集長の雰囲気はあまりにそっくりである。そんななか、日本でも注目を集めているのが『Vogue』を発行するアメリカのコンデナスト社のホームページに6月13日ごろに掲載された”求人情報”だ。そこには、「Vogue編集長およびグローバルコンテンツ最高責任者のアシスタント(Assistant to the Editor in Chief- American Vogue and Global Chief Content Officer)」との記載が。つまり、アナ・ウィンターのアシスタント。まさに『プラダを着た悪魔』の主人公と同じような職種なのだ。気になる詳細はというと、勤務地はニューヨーク、仕事内容は編集長のスケジュールの調整を含む”戦略的なカレンダー管理”から始まり、電話・メール対応、会議室の予約や端末のセットアップ、資料の準備/印刷、出席者の調整など、あらゆる社内会議の手配、オフィスのメンテナンス。くわえて、「あらゆる事柄において、心の知性、判断力、思慮深さ、機密性を発揮すること」「問題を予測し、回避する能力を実証すること」他多数……。とにかく多岐にわたり“ハード”に見える。応募のための最低条件は、大学の学位、G Suiteに習熟していること、国境を越えてあらゆるレベルの人々と快適に連携できる口頭でのコミュニケーション能力、文法や校正能力など、優れた文書コミュニケーション能力、優れたマルチタスクスキルと時間管理スキル……などなど、こちらもハードルの高そうな項目がずらり。最も気になる給与については、《予想基本給は 60,000 ドルから 80,000 ドル》とのこと。1ドル141円として日本円に換算すると、年収846万~1128万円となる。SNS上でこの求人を見た日本のユーザーは、このアシスタントの給与水準に戸惑う声があがっている。《アシスタントとはいえマンハッタンでこの給料はプラダを着させてくれない悪魔なのでは……》《今の物価考えたら給与が安すぎなのではないかと思ってしまうのだが実際どうなんだろう》《NYでこの給料は安すぎでしょ》お金では得られない体験ができそうだ。
2023年06月21日等身大の姿が魅力的なアンジュルムは、その存在こそがまさに「BIG LOVE」。ここでは、松本わかなさん、平山遊季さん、川村文乃さん、橋迫 鈴さんにインタビューした内容を紹介します。――まず、今回の特集「ご自愛」にちなんで、みなさんのご自愛術を教えてください。川村文乃(以下、川村):私はメンバーの動画をよく見てます。ちょっと疲れていても、みんなが大笑いしていたり、ふざけているところを見ると、自然と笑顔になるし元気が出ますね。橋迫 鈴(以下、橋迫):わかります!私もアンジュのグループLINEにある変顔アルバムで元気をもらってます(笑)。松本わかな(以下、松本):私は料理ですね。野菜をひたすら千切りして、炒めているうちにだんだんかさが減っていくのを見てるとリラックスできます。川村:切るのにおすすめの野菜は?松本:ナスです!スーッと包丁が入る感じが心地いいし、玉ねぎとかよりも散らかりにくくて好きです。平山遊季(以下、平山):家事繋がりになるけど、私は掃除です。心の整理にもなるし、やった後は達成感があるので。昨日も家で勉強した後、結構遅い時間まで掃除をしちゃいました。――今、隣にいるメンバーを甘やかすとしたら?川村:わかなちゃんのことは、普段から甘やかしちゃうからな~(笑)。おいしいものを食べるのが好きなので、行列ができる人気のお菓子屋さんでケーキとかを買ってきて食べさせてあげたいです。松本:うれしいな~!私がぺい(平山)を甘やかすなら、どうしよう…。この間、ぺいと二人で箱根に行ったんですけど、私が先輩だからかちょっと遠慮が感じられたので(笑)、今度は思いきりぺいの行きたいところ、やりたいことを言ってもらって、私を振り回してほしいです!平山:箱根も楽しかったですよ!そうしたら次は、京都でお寺巡りをしたいです(笑)。松本:行きたい!平山:私が橋迫さんを甘やかすとしたら、落ち着いた場所より、遊園地や動物園など賑やかなところに一緒に行ってはっちゃけたいですね。橋迫:いいね!私は川村さんか…。魚をさばくのが上手なので、さばき応えのあるマグロやカツオを用意してあげたいですね(笑)。川村:気合入れてさばきます!――ではアンジュルムの中で愛情表現が大きいと感じる人は誰ですか?川村:私はやっぱり、上國料(萌衣)さん。「これ良かったよ」「あれかわいかった」みたいにいろいろ教えてくれるし、人にはもちろん、すべてのものに対して愛が深いな、と思います。松本:私も上國料さんです。日頃から言葉にして愛を伝えてくれるので。橋迫:私も上國料さん(笑)。「愛情表現が大きい」っていうとどうしてもそうなりますね。平山:私は佐々木(莉佳子)さん。上國料さんと一緒で、良かったところをすぐにストレートに伝えてくださるんです。すごく周りを見ている方で、何かあったときはすぐに声をかけてくださるので、愛を感じます。――anan読者に癒しのメッセージを贈るとしたら?川村:自分軸で生きて、っていうことですかね。私自身、人目を気にしすぎるところがあるんですけど、譲れないものや好きなものを大切に生きたほうがいいと思います。松本:好きなものを素直に口に出して情熱を注いで。私もそうしてます。平山:どんなときも自分を大事に。意見を押し殺して我慢したりせず、自分を苦しめないでほしいです。橋迫:自分の好きなところをたくさん見つけてください。私も自分を好きになってから心が疲れなくなったので。周りと比べないで。川村:大事だね!――最後に、アンジュルムとして今後、どうあり続けたい?川村:竹内(朱莉)さんが教えてくれた「とにかく楽しむ」っていうことを続けていきたいですね。橋迫:竹内さんっていつも楽しんでるから、周りにいる私たちまで楽しくなるんですよね。川村:ね!竹内さんがしていたように、どんなときも小さな楽しいことを見つけて笑顔でいたら、アンジュルムはもっといい方向にいくんじゃないかなと思います。松本:本当!私はなんでも全力で取り組むことを大切にしていきたいです。全力でパフォーマンスして、ふざけるときは全力でふざける竹内さんみたいに。平山:たしかに(笑)。橋迫:メンバーの笑顔が大好きなので、これからも笑顔が絶えないグループでいられたらなと思います。ANGERME2009年4月に前身の「スマイレージ」が結成。その後’14年にフランス語のange(天使)とlarme(涙)を組み合わせた「アンジュルム」に改名。32ndシングル『アイノケダモノ/同窓生』が発売中。また、リーダー・竹内朱莉さんの卒業公演『ANGERME CONCERT 2023 BIG LOVE 竹内朱莉 FINAL LIVE「アンジュルムより愛をこめて」』は6月21日に横浜アリーナで開催。写真左から、まつもと・わかな2007年9月1日生まれ、神奈川県出身。料理が得意。「コクを出すために、すき焼きのたれとはちみつをよく使います。お店の味を再現する企画とかやってみたいな」ショートブラウス¥8,980(エピヌepine.am@gmail.com)上に重ねたビスチェ¥23,100(ベリーブレイン TEL:06・6531・6363)イヤーカフ¥26,400(アンダー ザ ローズ)ひらやま・ゆき2006年7月25日生まれ、神奈川県出身。愛称ぺいぺい、ゆったん。「今回のツアーは、竹内さんの想いが詰まった曲がいっぱいで、10人の楽しい思い出がたくさんできました」ワンピース¥25,300(スモールカーサフライン/カーサフライン表参道本店 TEL:03・6447・5758)イヤリング¥34,980(オウシーナン/ススプレス TEL:03・6821・7739)ブレスレット¥4,950(アンドクラウド TEL:0120・555・235)かわむら・あやの1999年7月7日生まれ、高知県出身。2021年、全国鮪解体師協会の「1級マグロ解体師」の資格を日本人女性として初めて取得。高知県観光特使、高知市PR大使でもある。ブラウス¥33,000(ベリーブレイン)デニムパンツ¥26,500(ガールズソサエティ)カチューシャ¥85,800(ジェニファーベア/ザ ヘア バー トウキョウ TEL:03・3499・0077)ベルト¥14,850(サンシア/CPRトウキョウ TEL:03・6438・0178)はしさこ・りん2005年10月6日生まれ、愛知県出身。爬虫類好きでカードゲーム愛好家。最近楽屋で遊ぶ用の推しゲームはテンポのいい『ピット』。愛称りんちゃん。デニムミニワンピ¥11,000(ジュエティ TEL:03・6408・1078)スカーフ¥2,290(マンゴ)バングル¥5,280(ルイエン)※『anan』2023年6月21日号より。写真・倉本侑磨(Pygmy Company)スタイリスト・伊藤ミカ(衣装)YUUSUKE ISHII(プロップ)ヘア&メイク・鈴木海希子KATO(TRON)徳永 舞(BEAUTRIUM)取材、文・大澤千穂小泉咲子古屋美枝撮影協力・PROPS NOWバックグラウンズ ファクトリー(by anan編集部)
2023年06月18日横浜赤レンガ倉庫1号館(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)、特定非営利活動法人アルファルファ、一般社団法人 天使館主催、『平山素子×笠井叡「フーガの技法」を踊る』(横浜公演)が2023年9月2日 (土) ~2023年9月3日 (日)に横浜赤レンガ倉庫1号館(神奈川県横浜市中区新港1丁目1番1号)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ 平山素子×笠井叡「フーガの技法」を踊る 横浜公演チケット発売開始!平山素子×笠井叡 「『フーガの技法』を踊る」が、6月15日(木)、16日(金)の愛知県芸術劇場での公演を経て、9月2日(土)、3日(日)には横浜赤レンガ倉庫1号館で上演されます。現在チケット発売中。DANCE DANCE DANCE @YOKOHAMA 2021の「エリア50代」で初演された、笠井叡振付・平山素子のソロダンス『J.S.バッハ作曲“フーガの技法”1.2.6.9番によるダンス』が、スケールアップして再誕!チケットの入手困難だったステージが、待望の劇場公演です。今回、音楽は生演奏で、クラシック、JAZZ、ポップス…と様々なフィールドで活動を展開する、片山柊(愛知公演)、佐藤浩一(横浜公演)という2人の若手ピアニストを迎え、ダンスと音楽で『フーガの技法』というバッハの最高傑作に挑みます。笠井と平山の2人が全14曲を踊るノンストップの60分!プロフィール笠井叡 Kasai Akira / 演出・振付・ダンス43年生まれ。60年代に若くして大野一雄、土方巽と親交を深め、東京を中心に数多くのソロ舞踏公演を行う。71年に天使館を設立、多くの舞踏家を育成する。79年~85年ドイツに留学し、ルドルフ・シュタイナーの人智学、オイリュトミーを研究。帰国後も舞台活動を行わず15年間舞踊界から遠ざかっていたが、94年に「セラフィータ」で舞台活動を再開。01年初演「花粉革命」は代表作として世界各都市で上演を果たす。ソロ作品の他、ジャンルを超えたアーティストとのコラボレーションにも積極的に取り組んでいる。著作に『天使論』『聖霊舞踏』『神々の黄昏』(現代思潮社)、『金鱗の鰓を取り置く術』『戦略としての人智学(高橋巌共著)』(現代思潮新社)、細江英公撮影・笠井叡舞踏写真集『透明迷宮』(平凡社)。第64回 芸術選奨 舞踊部門受賞。【公式サイト】 平山素子 Hirayama Motoko / 演出・ダンス静謐さと昂揚を自在に奏でるダンサーとして観客の熱い支持を集め、2006年ボリショイ劇場バレエ団にてS.ザハロワに『Revelation』を提供し、振付家として頭角を現す。07年『Life Casting』で朝日舞台芸術賞、09年2台ピアノ版によるデュオ作品『春の祭典』で芸術選奨文部科学大臣新人賞、江口隆哉賞を受賞。16年に発表した、スペイン・バスク地方やアイヌ伝承音楽とコラボレートした『HYBRID』は欧州ツアーでも好評を博し、新境地を拓く。18年パーカッショニストの加藤訓子のソロ演奏による、S・ライヒの「ドラミング」にソロダンスで挑む『DOPE』を発表。22年音楽舞踊劇「IZUMI」では三味線奏者の本條秀慈郎、アイヌ・ウポポを唄う床絵美との新作を発表するなど、音楽家との共演も多数。洗練されつつ開拓心を失わないアーティストとして日本のダンスシーンをリードする存在である。筑波大学体育系准教授。【公式サイト】 佐藤浩一 Sato Koichi / ピアノ (横浜公演)1983年生まれ。 神奈川県横浜市出身。 バークリー音楽大学卒業。 ジャズ/即興/室内楽/ポストクラシカル/ポップス/映画音楽など幅広いフィールドで活動。 繊細なタッチで研ぎ澄まされた音色を放つピアニストとして、伊藤ゴロー、福盛進也、挾間美帆m_unit、原田知世、象眠舎などに参加。 映画「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」(2020年)、映画「ラーゲリより愛を込めて」(2022年)、TVアニメ「青のオーケストラ」(2023年)の劇中音楽のピアノ演奏を担当。 また作曲家としても数多くの楽曲を発表、2021年には全て自らの作曲による2枚組のアルバム『Embryo』をnagaluからリリース。 ソロピアノによるDisc1と弦楽カルテットを含むアンサンブルによるDisc2からなるこの作品で、唯一無二のピアニズムと作曲家/編曲家としての魅力を存分に発揮。 編曲家としてはWith ensemble、林部智文など多くのシンガーのアレンジを手掛ける。【公式サイト】 公演概要『平山素子×笠井叡「フーガの技法」を踊る』公演期間:2023年9月2日 (土) ~2023年9月3日 (日)会場:横浜赤レンガ倉庫1号館(神奈川県横浜市中区新港1丁目1番1号)■出演者平山素子笠井叡佐藤浩一(ピアノ)■スタッフ舞台監督:河内 崇照明:藤本隆行音響:山口宜大宣伝美術:TAKAIYAMA inc広報:林 慶一制作:山口佳子、三五さやか企画制作:特定非営利活動法人アルファルファ主催:横浜赤レンガ倉庫1号館(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)、特定非営利活動法人アルファルファ、一般社団法人 天使館■公演スケジュール9月2日(土)17:00開演9月3日(日)14:00開演※開場は、開演の30分前です。※開演後は入場をお待ちいただく場合があります。■チケット料金前売一般:4,500円U25:3,500円高校生以下:2,500円ペアチケット:8,000円(公式サイトのみ取り扱い)当日5,000円(全席自由・税込)※5歳以下入場不可※カンフェティ取扱は前売券のみ 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年06月08日活動休止中AAA(トリプル・エー)のメンバー宇野実彩子さん(36)はキュートなルックスやファッション、メイクなど女子から憧れの存在に。先日、自身のインスタグラムにお腹の見えるセットアップを着て美くびれを披露したところ注目が集まっているようです。早速チェックしてみましょう!グリーンカラーの大胆セットアップから覗く美くびれに注目 この投稿をInstagramで見る 宇野実彩子 - Misako Uno(AAA)(@misako_uno_aaa)がシェアした投稿 「トークショーの新衣装だよ。プリザーブドフラワーを顔にも体にもつけた春メイク。大胆なセットアップで、ジム行ってて良かったコーデ」と春っぽさ全開のセットアップファッションを公開。ブリザーブドフラワーを付けたメイクやおだんごヘアもとてもお似合いで真似したくなった方も多かったのでは。コメント欄には「岡山TSで見た実彩子の腹筋背筋がカッコ良すぎて筋トレ始めました」「元々ほっそ!!って思ってたけど、努力されてるんだなぁっていうのがわかるウエスト腹筋ライン」「きれいすぎる、、、うつくしい」とジムに行って鍛えてたという腹筋に注目が集まっていました。年を重ねるたびに可愛さを増している実彩子さん。次はどんな姿を見せてくれるか楽しみですね!あわせて読みたい🌈「最高だあああああ」「美しいビーナス」美くびれの谷まりあさんに反響
2023年05月11日贅沢な小旅行穏やかな春を感じさせる日でした。40階にあるレストランからは、東京のビル群が広く見渡せます。席に着くと、今日はシャンパーニュだけで料理の流れを構成するということで、「ベレッシュ・エ・フィス」のリストが配られました。「ベレッシュ・エ・フィス」はモンターニュ・ド・ランスで一番標高の高い1級リュード村で1847年より続く醸造家です。そして今回は5代目ラファエル・ベレッシュさんが来日し、自社のシャンパーニュを「ビオデナミで自然な味わいとテロワールを感じてもらうため、マロラティック発酵せずドサージュも最小限。ピュアな果実味を感じていただけるのでは」と説明してくれました。田中一行シェフのレストラン【racine】も近いことですから、シャンパーニュ地方のテロワールを感じるにはいい組み合わせです。さて、アペリティフとして出てきたのが、両シェフによるレンズ豆のシリーズでフムス、キャビア、チュールにはアマゴの畳イワシが添えられ、それとホロホロ鳥のタルトレット。シャンパーニュはピノノワール、ムニエ、シャルドネで構成されるブリュット・レゼルブのマグナムが注がれます。マグナムは瓶内の空気量が通常より多く熟成がゆっくりなのでよりおいしく感じます。アミューズはパースニップとセップを使った小皿と、もうひとつはタラバガニ。ボイルしたタラバガニにビネグリット、ヨーグルト、バジルのソース。これは田中シェフの手になるものです。田中シェフは、フランスで日本人として史上最年少でミシュラン2つ星に輝いた人で、ランスでは基本その土地のもの、大量流通しない地元の小規模生産者の食材やお酒を使うことで高い評価を受けています。綺麗な一皿です。蟹の香りが立ち上がります。合わすのはロゼ・エクストラ・ブリュット・カンパニア・レメンシス2018。タラバガニの凝縮した旨さを若々しいロゼが引き立てます。アントレはバターソテーしたホタテのポアロソース。トリュフの香りに包まれています。白そばの実が粘り気を出し、エシャレットとからんで面白いテクスチャーです。これはマルコンシェフのスペシャリテだとか。マルコンシェフはキノコの魔術師とか秘境の3つ星とか言われています。人口200人ほどのオーヴェルニュの小さな村に世界中の食通を呼べる実力者で、地元の伝統を重んじ、サステイナブル・キュイジーヌにも積極的です。シャンパーニュは、エクストラ・ブリュット・ル・グラン・プルミエクリュ2014。シャルドネとピノノワールですが、白亜の土壌のしっかりしたミネラル感がホタテによく合います。ヒラメの料理とウサギの料理が出るから、それに合わせてほしい、とエクストラ・ブリュット・アイ・グランクリュ2014が出されます。アイは村の名前で、ここのグランクリュを購入してつくった代表作のシャンパーニュです。ピノノワール80%、シャルドネ20%のパワフルなもの。「貝を煮詰めたブイヨンを感じる」とベレッシュさん。確かにマリンアロマのようなものを感じます。ヒラメの料理は田中シェフのもの。野菜の彩りが美しく、バターナッツのソースが薫り高く、どこかフランスの郊外の田園風景と重なってきます。田中シェフのレストラン【racine】では1回の食事で25皿ほどの料理を出し、月に一度そのメニューを変えるのだとか。またひと月のなかで日々変わっていくものも多いため、あえてスペシャリテのようなものは用意しないそうです。ウサギの料理はマルコンシェフのもの。竹串には肝臓、腎臓が。肩から腰にかけての肉はほうれん草に包まれ、円柱状に盛り付けられた肩肉など、あらゆる部位が雑穀の上で一体化して表現されています。これも同様に田園風景が広がります。そこにグランクリュを合わせます。これも素晴らしい土壌のなせる業でしょう。複雑味が豊かで余韻があります。テロワールとともに生きるそしてメインはうずらの料理です。田中シェフの手になるもの。美しいトリュフを纏い、優しい香りが立ち上がります。そこにブリュット・ルフレ・ダンタンのマグナム。「祖父の時代からつくっている手法でつくっています。熟成期間も短くすっきりしていますが、これがこの土地の昔ながらのシャンパーニュなんです」とベレッシュさん。テロワールとともに生きた生産者へのオマージュですね。温かく柔らかなうずらの料理に寄り添います。食事の余韻を残しながらのデセールは2品。パイナップルとココナッツの一皿と、林檎とモリーユの一皿。モリーユのデセールは珍しいかもしれません。蜂蜜でコンポートした林檎にモリーユが添えられ、マスカルポーネ、林檎のソルベ、栗のチュイル。モリーユのリキュールが添えられます。これも野趣に富むフランスの田園を感じます。ミルクリキュール、セップのマカロン、チョコレートタルト、林檎とライムなどミニャルディーズとコーヒーをいただいたころには、もう陽が傾き始めていました。厨房での作業を終えたシェフが出てきて、話を聞きました。午後の豊かな数時間、シャンパーニュとオーヴェルニュをめぐる小旅行でした。ベッラ・ヴィスタ【エリア】永田町【ジャンル】洋食【ランチ平均予算】6,000円 ~ 7,999円【ディナー平均予算】20,000円 ~ 29,999円
2023年03月28日京菓子・亀屋良長は、春限定の和菓子を亀屋良長 本店や亀屋良長 ジェイアール京都伊勢丹店ほかにて発売。“苺や桜”を使った春限定の和菓子京菓子・亀屋良長から、心華やぐ春にぴったりな、苺や桜を使用した和菓子がお目見え。中でも注目なのは、“いちご⼤福”をイメージした「いちご摘み」だ。“いちご⼤福”をイメージした羊羹ホワイトチョコレート⼊りの⽩⽺羹の上に、もっちりとした⾷感の「餅⽺羹」をセット。さらに、甘みと酸味のバランスが絶妙な苺「紅ほっぺ」やミカン、⽩桃を重ねて琥珀羹を流し⼊れた、見た目にも華やかな和菓子となっている。人気の「スライスようかん」に甘酸っぱい“ベリー味”また、パンに乗せ、トーストして楽しむシート状の羊羹「スライスようかん」に、春限定のベリー味「スライスようかん 春のベリー」が仲間入り。ようかんは、いちごとラズベリーを⽩あんに合わせた「ベリー⽺羹」と丹波大納言小豆を使用した「⼩倉⽺羹」の半分ずつとなっており、1枚で2つの味を楽しめるのが嬉しい。本物の“桜”を閉じ込めた羊羹「円⼭の桜」は、本物の“桜”を閉じ込めて、京都の桜景⾊を表現した和菓子だ。桜の塩漬け⼊りの餅⽺羹の上に、琥珀羹を流して、花びらをかたどった美しい⽺羹を浮かべている。桜型の和三盆の詰め合わせなどそのほか、桜の焼印入りのしっとりとした焼き菓子「烏⽻⽟まんじゅう さくら」や桜型の和三盆を詰めた「暦 花⾒⽉」など、春に味わいたい品々がラインナップする。【詳細】亀屋良長 春限定の和菓子販売期間:〜2023年4⽉中旬「スライスようかん 春のベリー」は3⽉15⽇(水)より店頭販売開始。取扱店舗:亀屋良長(本店、ジェイアール京都伊勢丹店)、高島屋京都店、大丸京都店、公式オンラインショップ※⾼島屋京都店、⼤丸京都店は⼀部商品のみの販売商品例:・いちご摘み 1,296円・スライスようかん 春のベリー 594円( 2枚入)・円⼭の桜 1,080円・烏⽻⽟まんじゅう さくら 195円(1個)・暦 花⾒⽉ 1,080円
2023年03月16日2022年の暮れ、コペンハーゲンを旅しました。コペンハーゲンはいまや世界の食通が集う場所で、日本でも有名な【Noma(ノーマ)】をはじめ、世界のベストレストランの常連がこの小さなエリアに集まっています。(ちなみに2022年のランキングでも【Geranium(ゲラニウム)】(1位)、【Alchemist(アルケミスト)】(18位)、【Jordnær(ヨーネア)】(38位)はコペンハーゲンにあるレストランです)。今回の旅では【ノーマ】、【ゲラニウム】、【アルケミスト】で食事することができました。それぞれ個性的で時代をリードするレストランですが、ここでは【ノーマ】のランチ風景を綴ろうと思います。レネ・レゼッピ・シェフとの再会北欧料理を世界的に有名にし、多くの影響を与え続けてきた【ノーマ】は、レネ・レゼッピさんという革命的なシェフが率いる新北欧料理(ニュー・ノルディック・キュイジーヌ)のお店です。8年前に東京でポップアップをしたときには、生エビに蟻を乗せ、高級レストランで蟻を食べさせるのか、と話題になりました。おりしも2023年3月に京都でのポップアップ(エースホテル京都)を発表したばかりでしたので、そんな話も聞けたらいいなと思い、出かけたのです。市内からバスに乗り、少し早く着いたらウエイティング・ルームでちょうどレネ・シェフが暖炉に焚火をくべているところで、8年前の東京の話などすることができました。レネさんは当時すごく尖がっている印象でしたが、久しぶりにお会いしたら随分落ち着いた感じになっていました。テーブルに案内されてからも、しばらく彼は私のテーブルで話をしてくれました。京都に行くのがすごい楽しみだと彼は繰り返し、8年前の蟻のようなサプライズは?との問いには、笑って答えません。でもきっと何かやってくれるんでしょうね。2022年冬のランチメニューよりさて、ランチメニューは「Game & Forest Season 2022」というもので、初冬の北欧の森の柔らかな光の中を散策しているような構成でした。トナカイのハツ(心臓)という【ノーマ】らしい小品からのスタートです。照り焼きテイストでソースもマヨネーズ風なので、わかりやすいおいしさです。以下、写真とともに流れを見てください。そしてすぐに頭骸骨に入ったカスタードソースに花粉を詰めたもの。これは日本の【Inua(イヌア)】でいただいた味を髣髴とさせます。次は夏に取ったフルーツを乾燥させたものを戻して野兎のオイルを添えたもの。次はトナカイのシビレ(胸腺)と苔を揚げたもので、添えられたカシスのソースも素晴らしく、シビレのふわっとパリっとした食感とソースの甘みにうっとりしてしまいます。ワインのセレクトも好みでした。ジュラのワインをいただき、クリスティアン・チダ のヒンメル・アウフ・エルデンも登場。次はノロジカのサンドウィッチ、蜜蝋入り。冷たいスープは苔などの森のエキス。甘みのある肉サンドに寄り添います。これもNomaっぽいトナカイのラグー、ペニス入りです。ハーブが強く刺激的。【イヌア】のシェフだったトーマスさんもこちらに戻っていて、テーブルに来てくれ、再開の握手をします。さっきの頭骸骨料理はやはり彼の手になるものでした。次は、昆布かと思いきや、うずらの卵を野草の酢漬けでくるんだもの。野沢菜のような感じ。ここからトーンが少し変わってきました。そしてカボチャを鰹節のように料理したもの、白スグリソースです。これから2つはデザートっぽい感じです。マリネしたヘーゼルナッツとキャビアに、もうひとつは伝統的なタコ焼きのようなデザートをアレンジし、熊肉で皮をつくったもの。ハーブの香りにつつまれて優しい食感です。そしてバラの果実やリンゴの昆布茶漬け。そしてまた肉に戻ります。メインは名物の鴨料理。日本酒・鍋島を合わせてくれました。トリュフ香のする日本料理の趣です。手でソースを付けて口に入れると、鮨をいただくような感じになるから不思議です。もうひとつの肉料理は、ノロジカのグリル。これが締めになりました。デザートは2品。クランベリー、プラムとアイスクリーム・ソース。芥子の実が入っています。もうひとつはトナカイの血の入ったキャラメル。コーヒーをいただきます。残念なお知らせが落ち着いたころ、日本人でスーシェフをつとめる高橋惇一さんがテーブルに来てくれて、ラボなど案内してくれました。優雅で気持ちのいい昼下がり、森のエキスをいっぱい吸った気分です。それからしばらくして【ノーマ】が閉店する知らせが届きました。これだけのクオリティのものを維持していくことの難しさを、改めて知らされた気もします。これからは形態を変えての再出発となるのでしょうが、賛否両論さまざまに語られてきた【ノーマ】。さすがに閉店となると寂しいです。即日完売したと言われる京都のポップアップは、きっとファインダイングの歴史に残るイベントになるのでしょうね。
2023年02月23日3月17日(金) より全国公開される映画『長ぐつをはいたネコと9つの命』より、“長ぐつをはいたネコ”プスの軌跡を振り返る特別映像が公開された。本作は、『シュレック』シリーズから飛び出した、帽子に羽根飾り、マントと長ぐつがトレードマークのレジェンド剣士ネコ“プス”を主人公とした映画『長ぐつをはいたネコ』シリーズの第2弾。先駆けて公開を迎えた各国での世界累計興行収入は4億ドルを突破(約540億円 ※1ドル=135円換算)し、第80回ゴールデングローブ賞(アニメ映画賞)、第50回アニー賞(作品賞)、第95回アカデミー賞(長編アニメ映画賞)にもノミネートされた。日本語吹替版には、キレキレでモフモフな賞金首のレジェンド剣士プス役を山本耕史、プスの元カノで今は気まずい関係のキティ役を土屋アンナ、プスの敵キャラで「3びきのくま」を引き連れた女の子・ゴルディ役を中川翔子、冒険仲間となるネコに変装したイヌのワンコ役を小関裕太、ゴルディの“弟”くまのベイビー・ベア役を木村昴、鋭い眼光でプスを狙う賞金稼ぎ・ウルフ役を津田健次郎が演じるなど、個性豊かなキャラクターたちにピッタリの豪華キャストが集結している。映像は、「俺様が何者か知らないだって? 仕方ない……教えてやるとするか」という言葉に続き、グラス一杯のミルクをペロペロとあおって「“長ぐつをはいたネコ”だ!」と言い放つ主人公プスの姿から幕を開ける。プスの名が世界中に知れ渡るきっかけとなったのは、「シュレック」シリーズの第二弾『シュレック2』(04)。続編ではシュレックの退治を目的として初登場し、シュレックを退治するどころか早々に捕まえられてしまうも殺されることなく命拾いをさせてもらいシュレックに忠誠を誓った。プスはそのまま仲間の一員となり、“凄腕の泥棒猫”である自らのスキルや、持ち前のキュルルンお目目を駆使しながら冒険の手助けをしていく。すっかりシュレックたちと家族のような絆を作り上げたプスは『シュレック3』(07) にも登場。再び旅に出ることになった一行はその途中で出会った魔術師マーリンに魔法をかけられ、ドンキーとプスの身体が入れ替わるというハプニングに見舞われる。「もう二度とこの肉体を失うもんか!」と振り返るプスのナレーションに続いて映像に映し出されるのはまんまるに太ったボディとピンク色の首輪でインパクト抜群の長ぐつをはいたネコの姿。これにはプスも「おっと……! 無理だった」と苦笑い。シリーズ最終章の『シュレック フォーエバー』(10) では、シュレックがペテン師に騙されて“別次元”に飛ばされてしまう展開が描かれる。そこでは誰かの飼い猫になり、わがままボディへと変貌した“別次元”のプスが登場。見た目や身分が変わってもロマンスの専門家としての頭脳は健在で、シュレックとフィオナの愛を見抜くほか、わがままボディを携えながらのアクションやダンスもこなしていく。単独作品『長ぐつをはいたネコ』(12) では、プスがシュレックに出会う前へと遡り、捨てネコだったプスを拾った人間のママとの思い出、トレードマークである長ぐつに隠されたエピソードや幼なじみのハンプティ・ダンプティとの固い友情、そして“スリの天才”のネコ・キティとの出会い、さらには街の滅亡を阻止したプスが英雄ネコとして親しまれるようになっていく過程など、プスの知られざる過去が描かれる。最新作では、9つあった命がうっかりラスト1となったプスが命の惜しさから長ぐつとマント、そして帽子と剣を封印し、ただの家ネコになってしまうというまさかの展開に。しかし、どんな願い事も叶う「願い星」の存在を聞いたことで再奮起し、プスのラス1の命を狙う賞金稼ぎのウルフや願い星を追うライバルたちに邪魔されながらも、道中で出会ったネコに変装したイヌのワンコと元カノのキティとともに「願い星」を探す大冒険へと飛び出す。「長ぐつをはいたネコ」のれきし<作品情報>『長ぐつをはいたネコと9つの命』2023年3月17日(金) 全国公開監督:ジョエル・クロフォード本国声の出演:アントニオ・バンデラス、サルマ・ハエック日本語吹替版キャスト:山本耕史、土屋アンナ、中川翔子、小関裕太、木村昴、津田健次郎【ストーリー】長ぐつをはいたお尋ね者の賞金首ネコ、プス。剣を片手に数々の冒険をし、恋もした。でも気付いたら、9つあった命はラスト1に。急に怖くなり、賞金首のレジェンドの看板を下ろして家ネコになることにしたが、プスを狙う敵の急襲で、平和な生活は壊される。そんな時、どんな願い事も叶う「願い星」の存在を聞き、再奮起。命のストックを求める旅の道中、プスが出会ったのは、ネコに変装したイヌのワンコと、かつて結婚も考えた気まずい元カノ・キティ。そこに、「願い星」の噂を聞きつけた手強い奴らもモチロンやってきて、前途多難な予感しかない。やれやれ、次死んだら、ほんとに終わりなのに。うっかり死ねない大冒険が 今、幕を開ける。公式HP:公式Twitter:公式Instagram:
2023年02月22日京菓子・亀屋良長から、2023年バレンタインに向けた新作菓子が登場。亀屋良長 本店や亀屋良長 ジェイアール京都伊勢丹店ほかにて発売される。亀屋良長の2023年バレンタイン2023年の亀屋良長のバレンタインは、ユニークでほっこりする菓子7種が揃う。中でも、お湯を注ぐとホットココアになる和菓子「chocolat 笑(ショコラショー)」には注目だ。ココアの干菓子は、100年以上前の“犬型”を使用してつくられたかわいらしいフォルム。スキムミルクでできた竹の干菓子と一緒にお湯を注ぐと、ミルキーなココアが完成する。人気No.1「スライスようかん」に限定のカカオ味亀屋良長で人気を誇る「スライスようかん」には、バレンタイン限定のカカオ味を用意。ようかんをパンにのせてトーストすると、とろっと溶けてフォンダンショコラのような味わいだ。ようかんは、インド産カカオ&定番の丹波大納言小豆を使用した小倉の半分ずつになっており、1枚で2つの味を楽しめる。その他には、カカオやホワイトチョコレートと掛け合わせて生まれた、「cube チョコレート小餅」や「カカオ豆羊羹」、「ほのほの 黒糖ショコラ」などのバレンタイン和菓子がラインナップする。【詳細】2023年バレンタイン菓子販売期間:~2023年3月下旬販売店舗:亀屋良長(本店、ジェイアール京都伊勢丹店)、高島屋京都店、大丸京都店、公式オンラインショップ※高島屋京都店、大丸京都店は一部商品のみの販売。商品例:・chocolat 笑(ショコラショー) 1組 648円・スライスようかん CACAO 2枚入 594円・cube チョコレート小餅7個入 864円・カカオ豆羊羹1箱 1,728円・ほのほの 黒糖ショコラ1個 216円
2023年02月03日AAAの宇野実彩子とお笑いタレントのお見送り芸人しんいちが13日、都内で行われた「CHANGE YOUR LIFE! 2022」グランプリ決定記者発表会に出席した。今年が2回目の開催となる「CHANGE YOUR LIFE! -美容師はエンターテイナーだ。-」は、今だからこそできる美容師のためのコンテストをスローガンとしたSNS型美容師コンテスト。インスタグラムを活用して、モデルのビフォーアフターを比較し、見た目の変化やその変化の幅、さらに、そのモデルの人生まで変えてしまうようなカットやカラーがほどこされているかなどを審査し、この時代だからこそのNo.1美容師を決定する企画となっている。コンテスト名にちなみ、自身の人生が変わった出来事を尋ねられると、宇野は2002年に受けたエイベックス・オーディションを挙げ「それを受けていなかったら今この場にはいないので、まさに人生の扉が開いた瞬間ですね」と回顧し、今回の会場の雰囲気が当時のオーディション会場と似ているそうで「今回は(特別)審査員でしたけど、あのときは審査される立場だったので、すごく懐かしく、みなさんの気持ちもわかるというか、思い出しましたね」としみじみと語った。一方、しんいちは「バチッとハマる話なんですけど」と自信ありげに話し始め、2年前の自身の写真パネルを手にすると、とある方のアドバイスで髪型を変え、黒髪だった髪を金髪にし、服装も変えたこと明かし、「髪型と髪色を変えたことで徐々に仕事が増えていくんですよ。ネタは変わってないのに、ネタもちょっとウケ出すんですよ。それでR-1グランプリ2022で優勝して、マジで髪型で人生が変わったんです」と打ち明け、気持ちの変化もあったそうで「自分はアーティストなんじゃないかって思いだしたら、それで芸人さんには嫌われたんですけど、その勘違いが舞台でウケたんですよ。見た目を変えて気持ちが変わるのは大事だなと気づきました」と力強く語った。また、今年のクリスマスの予定を聞かれると、宇野は甥っ子に会いにいくそうで「サンタさんはできるだけ多いほうがいいなということで、出動命令が出たので、3姉妹にプレゼント持って帰ろうかなと思っています」と声を弾ませ、しんいちがついて行きたいという雰囲気を出すと「来ないで!」と断固拒否しつつ、「プレゼントは配送してください」とお願いして笑いを誘った。そしてしんいちは「営業が入っているので、たぶん芸人と一緒に鍋パでもするのかなと思います」と明かし、宇野は「楽しそうー!」と声を上げたが、しんいちから誘われると「行きません!」と拒否した。さらに、来年挑戦したいことを尋ねたれると、ソロデビュー5周年を迎える宇野は「トークショーツアーを新しくやったり、ライブのツアーもあったりと盛りだくさんな5周年なので、めでたい活動がみなさんにいろんなところで目に耳に届くような音楽活動をしていきたいと思っています」と意気込み、しんいちは「歌ネタをこの5年、6年やっているんですけど、コントはやっていないので、コントとかもやってみたいなと思いましたね」と吐露し、宇野から「1人でコント?」と聞かれたしんいちは「1人でコントです。『キングオブコント』に出ます? "宇野しんいち"で」と誘ったが、宇野は「やりません! 気になっただけです(笑)」と全力で拒否していた。
2022年12月13日生産者、作り手、食べ手のシアワセな関係目の前で一からつくる新鮮なパスタ自家製ハムのバリエーションの凄さ生産者、作り手、食べ手のシアワセな関係【パルコフィエラ】とは公平な場所を意味するイタリア語だそうで、生産者、作り手、食べ手のバランスが公平なことを望んで修行先のおばあちゃんにつけてもらったそうです。「でもイタリアで1年しか修行していないから、イタリア料理を名乗っちゃいけないって思ってて」とシェフの中條大輔さんは笑います。ちょうど1年ぶりに来ました。当時よりハムや調味料が増えている印象です。中條さんは、北海道の食材を中心に生産者の顔が見える料理を、自家製の珍しい調味料と独自の技術で出してくれます。とくに後半の自家製ハム、サラミなどは、イタリアのバーケル社のスライサーで丁寧に1枚1枚スライスされ、そのバリエーションの多さも驚きのひとつなのです。シャンパーニュでまずは喉を潤します。窓が開け放たれているので函館本線の列車の音がかなりうるさい(笑)。なんか不思議な感じです。最初はツブ貝と桃の前菜です。アスパラのピュレに入る肉厚のツブ貝は香り高く火が入り、酢酸発酵した桃はとろける甘さ。食感のコントラストがすばらしい。乗せられたストラッチャテッラやじゅんさいが爽やかさを後押しします。合わせるワインは基本的にナチュールで、パルティーダ・クレウスの「ビネッロ ブランコ」。スペインの白ですが、オレンジのニュアンスです。次に出てきた茶わん蒸し風の料理は、鱧のだし。焼いた茄子、毛ガニが入っていて、イカのしょっつるが効いています。コーンやハマグリの粉が風味を添えて美味。ゆっくりと味わっている間にシェフはパスタをつくりはじめました。目の前で一からつくる新鮮なパスタ目の前で丁寧に一からつくられるパスタは、乳酸発酵させたフルーツトマトに濃厚な玉子がからんだもの。それにからすみ、3年熟成のパルメジャーノがかかっています。生トマトを齧っているようなフレッシュなパスタには、南アの白。それからブルゴーニュはセクスタンの赤。果実味を感じる2017のヴィンテージは、トマトを引き立ててくれます。カウンター6席のみのこじんまりとしたお店ですが、シェフひとりでワイングラスの上げ下げまですべてをこなすので、時間はかかります。その分、お酒は進みますね。メヌキのソテーです。メヌキは北海道の金目鯛とも言われる高級魚です。ブイヤベースソースには発酵レモンとバターが使われています。ヤングコーンは蒸して髭の部分だけ油をくぐらせていて、パクチーとケールの粉がかかっています。全体が炭火の香りにつつまれていて、香ばしい一皿です。シェフはけっこう詰めて研究するタイプの人で、最近何をしているのかと訊いたら、ナノ粒子の水を使った昆布水やシイタケだしなどを研究中らしく、精度があがると何も手を加えない魚料理が出せそうだと語ります。ラングドックの赤が出てきて、栗山町の菅野牧園のいちぼの炭火焼です。万願寺が添えられています。経産牛だといいますが、すっきりとした味わいのものです。オリジナルのガストリックソースが梅風味で、マスタードもいい感じ。結構お腹がいっぱいになったかと思ったらシェフが一言、「はい、では前菜はおしまいです(笑)」。これはお決まりのセリフでしょうかね。自家製ハムのバリエーションの凄さ後半は自家製ハムのバリエーションを愉しみます。エミリア・ロマーニャの赤、「カミッロ ドナーティが」出され、自家製ハムが並びます。ハムは1枚1枚丁寧にスライスされ、手渡しされたりします。まずは余市の豚を使ったモルタデッラ。軽やかで何枚でも行けそうな感じ。「鹿児島のふくどめ小牧場のと食べ比べてみてください」ともう1枚。いいものは土地のものだけじゃなく広く取り入れたいとのことでした。そしてグアンチャーレ。薫り高い脂が優しくとけていきます。カチッと冷えたヴェネトの白、「ビアンコ・クレスタン」。余市のキュウリのフリットにまかれたスペック(燻製生ハム)も出てきます。シェフが土鍋を見せます。「そのうちここでシャリ切りとかやらかしそうで」と笑います。ご飯と生ハムも何かやるのかと思いきや、シェフはそれでモッツァレラをつくり始め、今度はそこにプロシュートを乗っけました。このへんは定番でしょうか。ワインはボジョレの赤、「フィリップ・ジャンボン」。そのあとチョリソーが3種類。薄くスライスされたチョリソーは後を引きます。最後に出たチョリソーにはニセコとフランスの唐辛子が使われていて辛い後味で終了。最後のドルチェは、その辛さを優しく包んでまろやかに開放してくれるミルクのジェラート、というよりはこれから流行るとも言われているカッサータでしょうか。シチリアではドライフルーツなどが入っているアイスですが、ここでは余市のブドウが使われています。グラッパの香りがいいですね。料理ごとにワインを変えてくれましたが、あまり料理にワインを寄せる気はないというのがシェフの考えのようです。私もペアリングはいろんな出会いを愉しめばいいものと理解しています。1年前よりいろいろ進化している印象の【パルコフィエラ】。ここは定点観測的に訪れてみると面白いと思います。
2022年12月07日ピアニストの上原彩子が令和4年度文化庁長官表彰を受賞した。文化庁長官表彰は、文化活動に優れた成果を示し国の文化の振興に貢献した者、または日本文化の海外発信、国際文化交流に貢献した者を文化庁長官が表彰するもの。上原は、2002年のチャイコフスキー国際コンクールピアノ部門で日本人として初めて優勝。国内外で高い評価を集めており、近年は演奏だけでなく後進の指導も積極的に行っている。今年デビュー20周年を迎え、記念プロジェクトとして、チャイコフスキー1番とラフマニノフ2番の2大協奏曲を原田慶太楼指揮日本フィルハーモニー交響楽団と共演したライヴ録音をリリース。来年度からは、デビュー30周年となる2032年に向けて、ベートーヴェンのソナタ全曲に取り組んでいく予定だという。上原彩子アーティストページ
2022年12月02日積水ハウス株式会社より、これからの家づくりをテーマに家づくりの各領域に精通するメディア編集長が対談、今後の家のあり方を模索する動画「住まいの未来予報」が10月25日(火)より公開されました。生活者の「疑問」や「あるある」を、メディア編集長が代弁積水ハウスでは、家づくりの参考になる情報を定期発信していますが、2022年春には、家を建てた・これから建てる男女1,000人を対象に独自調査を行い、家づくりで議論されそうな「疑問」や「あるある」を顕在化、男女間や年代によって異なる価値観を分析し家づくりのトレンドとして発信しました。またユーザーの「疑問」や「あるある」に答えるインタラクティブなオンラインイベント「SEKISUI HOUSE DAY」シリーズも展開しています。今回公開した動画は、1,000人調査をベースに導き出された生活者の「疑問」や「あるある」を、各領域に精通したメディアの編集長同士がその意見の代弁者となり議論し、理想の家づくりへの道筋を見つけ出すという試みで、Lightning、AERA、Esquire、Forbes JAPAN、BRUTUS、レタスクラブのメディア協力の下に制作されました。対談のテーマは、調査やイベントの中でも特に男女間・夫婦間でも関心の高かった「子育て」「リモートワーク」「キッチン」の3つ。異なる価値観の読者層を持つ男女の編集長3組が、白熱した議論を展開しています。それぞれの編集長が考える各テーマの現状とこれから、そしてそれを実現する理想の間取りやスペースの在り方に関して忌憚のない意見が交わされた今回の対談。議論の中身が視聴者の抱える悩みを解決に導くひとつのヒントになるかもしれません。そして、この対談の裏では積水ハウスの設計士がスタンバイし、それぞれの編集長が求める住空間を、ディスカッション内容も採り入れながらその場で設計、提案していきます。それぞれの編集長たちの意向がどのような間取りで実現されるのか、また両者の異なる意見がどのように融合し、さらなる理想像へ昇華されるのかが動画で明らかになります。子育て・リモートワーク・キッチンをどう考える?動画のテーマは3つ。それぞれ編集長たちが熱く語り合います。【テーマ:子育て】 Lightning × AERA「寄り添う?自由?子育てどうする?」Lightning 編集長 小池彰吾 / AERA 編集長 木村恵子【テーマ:リモートワーク】 Esquire × Forbes JAPAN「次世代リモートワークの姿とは?ワークスペースはどう変わるか?」Esquire デジタル 編集長 小川和繁 / Forbes JAPAN Web 編集長 谷本有香【テーマ:キッチン】 BRUTUS × レタスクラブ「みんなが幸せになれる、理想のキッチンとは?」BRUTUS 編集長 田島朗 / レタスクラブ 編集長 前田雅子これから家を建てようと思っている人、リフォームを考えている人はもちろん、引越しの予定がある人にも参考になるかもしれません。動画を見ながら、一緒に家づくりについて考えてみませんか。【参考】※特設サイト URL
2022年10月28日札幌に現れた国際派鮨店オープン間もないお店の暖簾をくぐると、威勢のいい声がこちらを迎えてくれます。綺麗に磨かれたカウンター席につき、乾いた喉を潤そうとメニューを見ると、そこにはラーデベルガー・ピルスナーの名が。ドイツ最初の首相ビスマルクが愛飲したというザクセン州の古典的なビールを最初に出すなんて珍しいと思い尋ねると、親方は若いころミュンヘンで暮らしていたという。「修行したのは日本ですが、鮨屋やりたいと思ったのは暮らしてたのはドイツだったんで、そんな思いもあってドイツビールを用意してみました。もちろんお酒は、日本酒中心に、各種用意しています。」テンポよくいくつかつまみが出てきます。つまみは写真禁止です。いつも同じものを出すわけじゃないし、お客様にマンネリ感を与えるのも嫌だし、とのことでしたので、少し書くにとどめます。ムギイカやマコガレイの昆布締め、メヌキなど10品ほどをいただきました。食材は北海道の季節のものを中心に、日本中から取り寄せているそうです。印象的だったのは、虎杖浜の毛ガニをほぐした上にイバラ蟹の内子をかけたもの。それと、根室のもずく、襟裳のツブ貝、積丹のバフンウニをトマトのジュレで合わせたもの。いずれも内子やもずくのおいしさが際立っていました。合わせてもらったお酒は「吉田蔵 u 百万石乃白」、「紀土純米大吟醸」、「写楽純米吟醸」など爽やかな印象です。なぜ北海道で鮨屋を、と訊くと、縁はなかったが奥様が湧別出身だったということ。ただ北海道に魚を仕入れるルートはなく、食べ歩きながらコネづくりをしたとのことです。「今は豊洲を通さないで日本中からネタ引っ張ってますが、いずれは北海道ものだけでやりたいですね」と親方。鰊の握りの旨さに驚くさて握りです。萩の白イカからスタート。焼津の金目鯛、カスゴと続きます。カスゴは酢おぼろ締めです。萩の白イカ焼津の金目鯛カスゴそして、網走のおおすけ。天然のキングサーモンです。背側と腹側の2種類を同時にいただきます。背側の旨みと腹側の脂味が同時にしゃりと絡んで、上質な鮭の一体感が味わえます。おおすけもなかなか出会えません。ケイジより珍しいかもしれません。こういうのが味わえるのが北海道の魅力です。しゃりはハツシモという岐阜のコメ。粒が大きくて甘い。酢は赤と白を使い分け、煮切は、まぐろ、ヒカリモノ、白身、イカなどネタによって変えているようです。「大間のまぐろです。今までイカ食べてたから味が出なかったですが、ようやくイワシとかサバを食べ始めて酸味と風味が出てきたと思います。」砂ズリも出てきました。筋が厚くて柔らかく脂がよく乗っています。肉厚の鰊です。北海道らしい握りが出てきました。「鰊って、握って旨い魚なんですよ。でも骨の手当てが大変だからあまり皆やりたがらない。東京は夏はシンコに行っちゃってますけど、札幌の夏はこれだと思うんですよね。」と親方は嬉しそうです。確かにこれだけ厚く丁寧に握ってもらうと、鰊の旨さが際立ちます。そして積丹のムラサキウニとバフンウニの軍艦。ムラサキウニのクリーミーな感じとバフンウニの甘さが程よく合わさって美味。牡蛎のつまみをはさんで、ミディアムレアな茹で感のいいエビ、スイカの奈良漬、でアナゴです。「対馬のアナゴを使います。皮目が旨いので何度も炊いて旨みを中に凝縮させてます」と、ふっくらした濃いめの味のアナゴで締め。世界を見て来た親方ゆえ、接客もスマートだし、これはまた札幌の鮨をひとつ前に進める店になるのではないかと思いました。最後の会計も明朗で、頼んだお酒や追加分までちゃんと記載されています。このへんにも国際派の片鱗は見て取れます。鮨 草平【エリア】円山公園/西28丁目【ジャンル】鮨・寿司【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】20,000円 ~ 29,999円
2022年10月17日日常では何かと理不尽なことも多く、モヤモヤするような出来事はありませんか?今回は実際に募集したそんなモヤモヤを吹き飛ばしてスカッとさせてくれるエピソード「子どもに怒鳴る医院長」を漫画にしてご紹介します!「子どもに怒鳴る医院長」出典:lamireまだ泣いているのか?出典:lamire怒鳴り続ける医院長…出典:lamire医院長の奥さんが…!出典:lamireそれを聞いた医院長は…出典:lamire奥さんが医院長にはしっかりお説教、子どもにはシールを渡していてとても素晴らしい対応でした!大人でも痛い治療に耐えた子どもには怒鳴り声ではなく称賛をあげたいですね♪以上、スカッと体験談でした。次回の「スカッと体験談」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを漫画化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。(lamire編集部)(イラスト/緋龍高弘)"
2022年10月16日