みなさんは子供の食べこぼしや皮脂汚れ、血液などによる頑固なシミに手こずったことはありませんか。そんなお悩みを解決する商品を生み出したのが、洗濯研究家の平島利恵さん。4児の母親でもある平島さんは、『毎日をご機嫌に過ごしたい』という目標のために、さまざまな便利商品を生み出しています。洗濯研究家として活躍する、平島利恵さんまずは、平島さんがアレルギー体質の息子のために開発した洗濯洗剤『Rinenna #1』をご紹介!価格は1箱、税込み3850円です。頑固な黄ばみ、汗ジミ、子供の排泄物などの人由来の汚れや食事などによるシミをつけ置きするだけで汚れが落ちる洗剤で、繊維を傷めにくくする特徴があります。実際に使用した人からは「洋服の長期保存によるシミが取れた!」「子供が服を汚しても気にならなくなった」など、QOL(クオリティオブライフ)が上がったとの声が続出!もみ洗いなしで洗えるのは忙しい人にとって大きなメリットですよね。『Rinenna #1』で食べこぼしのシミを落とせるか?実際にオムライスを食べた時に、ケチャップとマヨネーズをつけてしまったランチョンマットで試してみましょう。使用するのは『Rinenna #1』と、つけ置きできる大きめの容器です。使い方は簡単。まず40度のお湯1ℓに、1目盛の分量の洗剤を入れてよくかき混ぜます。洗剤が溶けたら、シミのついたランチョンマットをきちんと浸かるように入れて30~60分待つだけ。汚れがひどい場合は、時間を延長しましょう。今回は60分おいて様子を見てみます。つけ置きが終わった状態がこちら。すでにシミが薄くなっていますね!つけ置きが終わったら、汚水ごと洗濯機に入れていつもどおり回すだけ。洗濯後に干すと、どこにシミがあったのかが分からないくらい、きれいになりました!頑固なシミの場合は、何度かこの工程を繰り返すといいでしょう。筆者はほかにも経血などの血液汚れでも試しましたが、きれいになるのはもちろん、気になる臭いも取れました!注意しなくてはいけないのは、『シルク生地に使ってはいけない』という点。『Rinenna #1』には、たんぱく質分解酵素がふんだんに含まれているため、シルクとは相性が悪く生地がボロボロになってしまうので気を付けましょう。『おしゃれ着洗剤 RINENNA Pro 0 #ZERO』で化粧品は落ちる?続いてご紹介するのは、『おしゃれ着洗剤 RINENNA Pro 0 #ZERO』。100g入りで価格は税込み3千円です。こちらはファンデーション、口紅、日焼け止めなど、あぶら染みを落とすことに特化した液体洗剤です。おしゃれ着にも使えるのが嬉しいポイント!褐色の瓶に入っており、スポイトで垂らして塗布して使います。コンパクトで持ち歩きにも便利なサイズなので、出先で予期せぬシミをつけてしまっても安心です。今回は枕カバーについたファンデーションで試してみましょう。使用するのは、洗剤、付属のスポイト、汚れてもいいタオル、洗濯ネット。まず、汚れてもいいタオルを四つ折りにして下に敷き、シミの部分にスポイトで洗剤を垂らします。シミの部分から少しはみ出るくらい塗布し、馴染ませます。10分ほど置くと汚れが少し浮き出てきました。次に枕カバーを洗濯ネットに入れ、いざ洗濯!洗濯機の設定は、汚れと洗剤を完全に落とすために標準よりすすぎを1回多く、3回にしましょう。洗濯の結果がこちら。こちらも、シミのあった場所が分からなくなるほどきれいに!ちなみに、平島さんによると「『おしゃれ着洗剤 RINENNA Pro 0 #ZERO』はプロ仕様の超濃縮中性洗剤です。そのため、紫外線吸収剤を含む日焼け止めを塩素系漂白剤で処理して、ピンクに変色してしまったシミにも使える」とのこと。実際にやってみたところ、こちらも跡形もなく消え去りました!おそるべし洗浄力。ほかにも平島さんが開発したオリジナル商品がたくさんあります。洗濯の悩みがある人は、一度試してみてはいかがでしょうか。洗濯時のポイントもチェック!平島さんのInstagramやYouTubeでは洗濯研究家ならではの視点で、いろいろな洗濯時のポイントが紹介されています。気になった人は覗いてみてくださいね!Instagram:riehirashimaYouTube:@LaundryCHANNELウェブサイト:Rinenna6月の梅雨時期、「部屋干しのスペースがない!」など、季節ならではの洗濯に悩んでいる人は、こちらの記事を参考にしてはいかがでしょうか。「詰め込みすぎはダメ」「窓際では干さないで」プロ直伝!梅雨の洗濯『NG行動』に目からウロコ[文/キジカク・構成/grape編集部]
2023年06月29日洗濯研究家として活動している平島利恵さん。「女性の普段の生活を快適に」という想いから、洗濯用洗剤・布ナプキンブランド『Rinenna』(リネンナ)を運営している、株式会社Heulie(ユーリエ)の代表取締役を務めています。かゆいところに手が届く、さまざまな商品を世に送り出している平島さんに、商品の開発秘話を聞いてみました。洗濯研究家の平島利恵さん――株式会社Heulieを始めようと思ったきっかけは?Heulieの始まりは布オムツ店だったんです。2011年の1月に息子が生まれて、その後すぐ東日本大震災に遭いました。その時、赤ちゃんに必要不可欠な紙オムツが全部売り切れてしまって、仕方なく布オムツを使ってみたら「意外といい!」と感じたことがきっかけです。洗ったらまた使えてコスパがいいし、ゴミを捨てる手間もありません。でも、当時売っていた布オムツが全然かわいくなくて…。かわいさもあり、ずっと買い換えなくてよいワンサイズの布オムツが必要だと思ったんです。平島さんが発売した布おむつ――布ナプキンも出産時に考え付いた?はい。お母さんあるあるですが、赤ちゃん自身は愛おしいんですけど、育てるのに慣れていないと身体の痛み、脱毛、不眠など、想定外のトラブルや弊害が起きるもの。出産後、子宮が元の形に戻るまでに1か月程度かかります。その間は安静にして過ごさないといけないんですけど、生理みたいな状態が続いてパンツが汚れるんですよ。使い捨てナプキンを使うと蒸れるので、つけ心地を考えて布ナプキンを買ってみました。最初は肌触りが気に入ったのですが、血液がついてしまうとずっと濡れた服を着ているような不快感があったので、「機能性は高水準のまま、つけ心地がよく、生理中でもサラサラなものがほしい」と思い、開発したんです。――ナプキンは毎月の生理にも使うので、女性にとって生活必需品?そうです。はじめに考えた布オムツは使用時期が限定的ですが、生理は1か月に1回程度来るもの。生理中は使い捨てナプキンでムレるとかゆくなりますが、人前でボリボリかける部位じゃないし、かける状況だとしても、そこからばい菌が入ったら大変です。そこで、布ナプキンも布オムツと同じ頃に商品化を考え始めました。――布ナプキンはどれくらいの期間を経て作られた?結局、納得のいくものができるまでに5年かかったんですよ。なので、発売は布オムツ、洗剤、布ナプキンの順なんです。生理2日目に1日中試作品をつけっぱなしにして、漏れないかどうかの実験をずっとしていました。実験が毎月1回のチャンスしかないので、布ナプキンが完成するまでは「生理2日目が毎日だったらいいのに!」と思っていました(笑)完成までに5年かかった、布ナプキン――自身の出産経験や女性ならではの悩みから、洗剤が生まれた?生理が始まるタイミングでパンツが汚れたら、それをもみ洗いしないといけませんよね。あと母親になると忙しくなるのに、洗濯に関する時間が増えるんです。子供ができて初めて「目に見えないコストがあるな…」と気付きました。うんちや食べこぼしのシミなど、子供の汚れは普通の洗濯では全然落ちません。いちいち揉み洗いをしていたらキリがないので、「この作業をなくせたらタイムパフォーマンスがいいのでは?」と思い立ち、当時はメジャーではなかった『つけ置きの洗剤』を作ろうと思ったんです。――洗剤作りでこだわったポイントは?こちらも友人に試してもらって、全員の汚れが落ちて成功するまでこだわりました。値段だけ見ると市販のものと比べて高いように思えるんですが、もみ洗いなど地味に消費する時間を考えたらスプーン1杯30円ぐらいでできる。そう考えると、何よりもコスパもタイムパフォーマンスもいい洗剤です!またナプキンを漬け置きする時、正直汚れた水って触りたくないですよね。だから、浸け置きした水ごと洗濯機の中に入れて『汚れをなかったことにできる仕様』にしたのもこだわったポイントです。――忙しい人に優しい商品。洗剤の成分にもこだわりがある?あえてオーガニックの優しい洗剤ではなく、洗浄力を重視しています。というのは私の経験を元にしていて、肌の弱い我が子のために作った洗剤といっても過言ではないからです。私は子供が4人いるのですが、長男が一番アレルギー体質で皮膚が弱かったんです。特に添加物アレルギーがひどく、身体に入れるものはオーガニックでないとダメなんです。飲食店の前を通ると、臭いだけで添加物の有無が分かるほど敏感。だから私も、「洗剤も優しいものに変えないといけない」と思い込んで優しいものに変えたんですが、なんと症状が逆にひどくなってしまったんですね。実は優しい洗剤を使うと、汚れの落ち方もマイルドなんですよ。だから汚れがしっかり落ちずに残っていて、余計肌トラブルが悪化してしまいました。私と同じように悩んでいる母親は多くいるから、「肌の弱い赤ちゃんにも十分対応できる洗剤を作りたい」という想いも詰まっています。『Rinenna』を使う際も、「身体が弱い子供に関しては、すすぎの回数を増やして3回以上にするのがおすすめ」と語る平島さん。実際に、息子さんの服はすすぎ3回を実践して、症状がずいぶん改善したのだそうです。――開発事業をしていて、大変なところは?私は開発のポリシーとして、『世の中にないものしか作らないこと』に決めているんです。すでにあるものは別の開発者が苦労して作ったものだから、作る必要はないでしょう。しかし、新しいものは知ってもらうことにすごい時間とお金がかかるんです。今でこそオキシクリーンを使った『オキシ漬け』などが話題になっていますが、あれは世間に浸透するのに3年ぐらいかかっています。商品を開発し、啓蒙活動をして広く知ってもらうことが一番大変だと思います。――今後の目標は?私が目指してるものは、『毎日をご機嫌に過ごしたい』ということ。そしてこれからも「女性だったらやって当たり前だよね」という固定観念をなくす商品を作る会社にしていきたいです。現在、おしゃれ着や布バッグ、傘など撥水加工のある商品を開発中の平島さん。どれも雨の日に快適に使えるような商品だそうです。平島さん発案のアイディア商品が販売される日が今から楽しみですね!Instagram:riehirashimaYouTube:@LaundryCHANNELウェブサイト:Rinenna[文/キジカク・構成/grape編集部]
2023年05月30日E・レシピで活躍する料理家にスポットを当て、料理家としての想いとレシピをお届けする【料理家の素顔】。第1回は、Eレシピで800件を超えるレシピを公開しているお馴染みの金丸利恵さん。料理研究家への道のりと想いや子育て中のママやパパへのメッセージを伺いました。「家庭料理」をいかにヘルシーに、美味しく作るかのヒントがいっぱいです。栄養学の知識が詰まった金丸さんの献立レシピもぜひあわせてチェックしてみてください!■人生のアンテナは常に「食」に向いていた●料理の本にときめいた小学校6年生小学6年生の時、仕事を始めた母が帰宅するまでにご飯を作っておこうと、自宅にある料理本を見ながら家にある材料で料理を作るようになったんです。本の中には今まで出会ったことがない、お店でしか食べられない味が再現されていて、とても驚いて、楽しくなった記憶があります。それから高校になるまで料理もお菓子もいろいろなものに挑戦しました。●5年間で2,000メニューを開発料理好きが高じて、栄養科の短大に入学。卒業後はコントラクトフードサービスの会社に就職しました。厨房で給食管理、衛生管理の業務を5年間行った後、ついに念願だったメニュー開発を担当! レシピ作成の基本を習得しながら開発したメニューは5年間で2,000メニューです。同時に、パン作りを習い、発酵の面白さを学び、昔から大変興味があったスパイスを使って、自己流のカレー研究をしつつ、スパイスコーディネーターマスターの資格も取得しました。結婚・出産を経て、2人の息子を育てながら、栄養コラム、レシピ提案などの仕事を少しずつ再開。2011年からは特定保健指導の仕事、メタボリックシンドロームや糖尿病の重症化予防の指導、地域で料理教室、食育講座、離乳食講座、市民向けのイベントなどを行なっています。コロナ禍には、ダイエット指導や食事による不調改善に力を入れるため「分子栄養学(オーソモレキュラー)」の認定カウンセラーの資格を取得。栄養に関するコラムやレシピはエビデンスのある情報発信を心がけています。■「美味しさだけ」を追求しない私が考えるレシピは、「美味しさだけ」の追求はありません。実は脳が美味しいと感じる「甘み」「油」「旨み」は積み重なると身体が悲鳴を上げてきます。脳を幸せにする「ハレ(非日常)」の美味しさとは違う、日々の三度の食事では滋味を感じる、身体も心もホッとするような美味しさを、素材の力を生かして表現できたらいいなと考えています。とはいえ、素材の味を引き出すには、素材そのものの力と調理テクニックが必要。良い素材を吟味するあまり、食費が高額になることもあります。そのため、味がぼやけてしまったり手間がかかりすぎると判断したときは、便利な調味料なども使います。食材に関しても、スーパーでも買える食材、旬の食材を使い、作りやすさ、続けやすさを重視した、毎日のおうちごはんを提案していきたいと思っています。●「家庭料理の正解」はその人の中にあるレシピ提案の仕事をしていると、何度も試作を作ることがあります。食材の切り方やわずかな加熱時間の違いで、食感が変わったり、調理器具や熱源によって、仕上がりが異なることがあるんです。同じレシピでも、その人の調理方法や使う器具などのチョイスにより、味もそれぞれなんです。しかし、それが「家庭の味」なんだと思います。みんな違ってみんな良い、正解はその人の中にあるのではないでしょうか。●金丸家のおうちごはんわが家では、一汁2菜、主菜&副菜を揃えることを基本としています。野菜を買う時は、栄養密度の濃い緑黄色野菜を優先し、毎食何かしら入れたり、不足しがちなキノコ類、海藻類も毎日おみそ汁に入れています。ご飯は7分づきを長年食べています。また、「みそ」「塩麹」「しょうゆ麹」「合わせ酢」「めんつゆ」「ラー油」「コチュジャン」などの調味料は自家製です。大変だと思われるかもしれませんが、一度にたくさん作れて、添加物が一切入っていないので、味が美味しく、安心です。最近は、麹の素晴らしさにまたハマり、いろいろと作っています。■一度、身につけた料理技術は一生モノまず小さなお子さんを育てながら、家事もこなし、お仕事もされてるママやパパは1日何時間あっても足りないくらい忙しいと思います。そんな中、家族のために1日2〜3回の食事を準備するのは本当に大変なこと。決して当たり前なことではありません。ですから、それができた日は100点!とご自身を称えてほしいです。自炊できたらプラス10点、カラダ思いの献立ができたらプラス20点と「加点方式」で考えるといいかもしれませんね。●味覚の体験は子どもの財産さらに、子育て中のママさんにお伝えしたいのは、出された食事を「いただきます」と感謝し、なんでも美味しく食べられる、それがその子の財産となる、ということです。小さいお子さんは味覚も食感も経験値が少なく好き嫌いが多いものです。ですが、離乳期、幼少期のあらゆる味覚の体験が、その先の生活に影響を与えます。「食べないから作らない」より「食べてもらう工夫」をすると、料理のスキルが抜群に上がり、一度、身につけた料理技術は一生モノです。お子さんが小さいうちは料理の腕を磨くチャンス! 「ワタシの料理の技術を上げるためにウチに来てくれたのね」とお子さんに感謝し、ネットや本のレシピを見て、さまざまな料理に挑戦してみてくださいね。お子さんの好みを熟知してるママやパパはお子さんの一番のシェフです。 ■栄養指導の知識が詰まった 金丸利恵さんの献立レシピ5選金丸さんのこれまでの栄養指導の実績と経験が反映されたレシピは、身近な食材を使って手軽に作れます。いずれも栄養バランスが考え抜かれたヘルシーで親しみやすい料理なのも魅力です。そんな金丸さんが考案する大満足の献立レシピを5つご紹介しましょう。以下のレシピを参考にして、心と身体がよろこぶ毎日の食事づくりに活かしていきましょう。■腸内環境を整える! 「長芋と豆乳のシチュー 玄米ターメリックピラフ添え」「第二の脳」と言われている腸の環境を整えれば、インタービューティーの輝きを導き出すことも可能に。デトックス食材の長芋、ブロッコリー、ターメリックと、腸のお掃除をする玄米やもずくを使ったこちらの献立レシピは良いこと尽くし! 一人473キロカロリーでダイエットにもピッタリです。低カロリーで満足感があります。玄米がない場合は、白米や雑穀米を使っても問題ありません。お好みの野菜をトッピングしても良さそうですね。普段より少しだけ時間をかけて、内側からキレイになれる美味しい料理を作ってみませんか? ■具だくさんで栄養たっぷり「混ぜご飯&鶏団子とタケノコの煮物」新鮮なタケノコを手に入れたら、ぜひ作りたいのがこちらの献立レシピ。タケノコの下の部分は混ぜご飯で使うので、タケノコを丸ごと味わえます。タケノコ、ニンジン、シイタケ、 油揚げ、板コンニャクの入った混ぜご飯は、ご飯より具が多いのが特徴。一杯で栄養満点です。噛む回数も増えるので、カロリー消費量の増加や食べすぎ防止にも役立ちます。また、タケノコの煮物は、鶏団子の出汁が効いた上品な味わい。どちらの料理も多めに作っておき、翌日のお弁当に入れても良さそうです。無理のない範囲で、食材と調味料を揃えて作ってみたいですね。■ソースに生トマトを使うのがポイント! ご飯が進む「エビと豆腐のチリソース」高カロリーになりがちな中華料理ですが、こちらの献立レシピであれば、カロリーを抑えることができます。ポイントは、チリソースに生トマトを使うこと、エビと豆腐を油通しでなく湯通しすること。また、材料のナスをあらかじめ電子レンジで3分加熱すれば、吸油率を少なくできますよ。ヘルシーなおつまみにも最適。シメジとナメコの中華スープには、お好みで白ネギを飾ってくださいね。1人351キロカロリーで、美味しくお腹を満たせます。食べすぎた次の日や、サッパリとした中華料理が味わいたくなったら、ぜひお試しを。■本格的な味を堪能できる「だし香るショウガ風味のトロミうどん」気温が高まるにつれて、冷たいものを摂取する機会が増えますよね。しかし、それが原因で胃腸に負担をかけてしまうことも。こちらの献立レシピなら、心も体もやさしく温めてくれます。本格的な出汁の香りとショウガの風味がたまりません。あんかけは腹持ちが良いので、うどんを量を少し減らすことも可能です。食べ進めていくうちに、体の内側からホカホカしてきますよ。キレイなかきたまを作りたいのなら、トロミをつけてから卵を流してくださいね。ぜひ副菜の「ニラみそダレ」も作って、うどんと一緒に味わいましょう。■アンエイジング効果が期待できる! 「納豆パスタアマニオイルがけ」アンチエイジング効果大のアマニオイルは、乾燥させた亜麻の種から搾油したオイルで、オメガ3などの含有量が豊富。昨今は健康オイルとして注目を集めています。そんなアマニオイルを納豆パスタにかけていただきましょう。カロリーを抑えたい場合は、パスタの麺にエノキを混ぜてください。和のスーパーフードである納豆、昆布も入れるので、健康美を追求したい人にも最適です。キヌアとロマネスコのナッツ和え、チアシードのみそ豆乳スープも作って、パスタと一緒に味わえば、低カロリーでありながらも、栄養たっぷりのヘルシー献立を実現できますよ。■金丸利恵さんについて管理栄養士、分子栄養医学研究会 認定カウンセラー、食生活アドバイザー、国際薬膳食育師、スパイスコーディネーターマスターの資格など多彩な資格を持つ、おうちごはん研究家の金丸さんは、「作る人と食べる人の絆を結ぶおうちごはん」をテーマに、簡単で楽しく、美味しい料理を提案。メニュー開発、レシピ提案、執筆活動のほか、離乳食や幼児食などの食育活動、料理教室、ブレンドスパイスワークショップなどのスパイス活動、マンツーマンの減量指導も行っています。コロナ禍をキッカケにオンライン料理教室をスタート。栄養のことを考えず、好きなものを作るチートデイ料理教室、スパイス好きが集まる料理教室も計画中。
2021年06月18日